コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 前編 

コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 後編

コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 前編 

コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 後編 

コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編 

コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】 後編 

コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGP…間に合うか?」 セームベル「知らなーい」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGP…間に合うか?」 セームベル「知らなーい」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGPね」幸子「せいぜい頑張りなさい庶民」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPね」幸子「せいぜい頑張りなさい庶民」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編 

コナミ「WRGP準決勝か」 龍亞「勇気と力をドッキング!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGP準決勝か」 龍亞「勇気と力をドッキング!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGPも大詰め」レイン恵「…時間…が…無い‥」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGPも大詰め」レイン恵「…時間…が…無い‥」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「WRGP決着」ホセ「我々は未来を救わねばならぬ」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「WRGP決着」ホセ「我々は未来を救わねばならぬ」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編

コナミ「アーククレイドル…?」あげは「な、なにあれ!?」 前編 

コナミ「アーククレイドル…?」あげは「な、なにあれ!?」 後編

コナミ「ゾーンめ……」ゾーン「希望など…無いのです」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「ゾーンめ……」ゾーン「希望など…無いのです」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編 

コナミ「人生という名の」遊星「ライディングデュエル!」【タッグフォース】 前編 

コナミ「人生という名の」遊星「ライディングデュエル!」【タッグフォース】 後編 

コナミ「ネオドミノシティは平和だなぁ」【遊戯王5Dsタッグフォース】 前編 

コナミ「ネオドミノシティは平和だなぁ」【遊戯王5Dsタッグフォース】 後編


5: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:12:55.10 ID:K3ZFcbxN0
 


あらすじ

ダークネスの侵攻が始まった、クロウがダークネスの世界に囚われてしまったのだった




ポッポタイムガレージ



コナミ「そんな急いでどうした…」



遊星「君たちは……」



岬「はあ……はあ……」



手島「はーーーー…はーーー…た、大変だ!」



遊星「落ち着いてくれ、いまミルクを用意する」ザッ



コナミ「まあ座れよお前ら」


6: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:21:25.57 ID:K3ZFcbxN0


…………


遊星「なんだって……サテライトの人々が……?」



コナミ「まさか……」



岬「俺たちの地区の人間はほとんど消されちまったようだぜ…」



手島「くそおお…………」



遊星「………………君たち以外みんなか…」



岬「ああ……俺たちは助けてもらったおかげで助かった…」




コナミ「誰にだ………?」



岬「…………う…!記憶にねえ……」



岬「まさか……」



遊星「!」



手島「うわ……!嘘だろ……俺様も覚えてねえ……そんな…!」



コナミ「!」バッ  ぴっぴっぴっぴ…



コナミ(ジャックは名前が登録されている、あいつじゃない…十六夜も鬼柳も無事か……)ぴっぴっぴ

7: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:29:53.11 ID:K3ZFcbxN0



コナミ「……」(………!クロウの名前が消えてる………あいつか…)



コナミ「まさかクロウが………くそ……!」



コナミ(遊星に伝えるか…)チラ



遊星「……」




コナミ「遊星…」



遊星「わかってる……俺の大切な仲間が消されたんだ…」



遊星「俺は……!」



コナミ「そういえば、敵の姿はどうだった?」



岬「敵は…全身真っ黒でグラサンをつけてたぜ…」



手島「あと何人にも増えるんだよ、消えたりあらわれたりもした…」



コナミ「まじで化け物じゃねーか……」



手島「あといつもダークネスがどうとか言ってたな…」



遊星「………ダークネスか…」



8: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:36:59.48 ID:K3ZFcbxN0


コナミ「とにかく無事でよかったぜ……ここで休めよ」



岬「ああ……」



手島「くそぉ…」



コナミ(マーサハウスのアドレスが消えてたし…岬たちも何も言わない……あそこもアウトか……)



遊星「………………………」



遊星「コナミ、俺は市役所に行ってくる」




コナミ「市役所…牛尾達に会うんだな」




遊星「ああ、セキュリテイの力を貸してもらおう」



コナミ「でも協力してくれるかな…記憶がないから異常事態だってことも気づいてないかもしれないぜ…」



遊星「そろそろそれも限界なはず………牛尾達はバカじゃない、気づくはずだ…ネオドミノシティの人口が少なすぎることに」



コナミ「そうか…たしかに名前は消えても紙なら余白は残る…違和感あるもんな」




9: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:42:11.40 ID:K3ZFcbxN0


遊星「じゃあ…」ザッ



コナミ「俺は……他の奴らの所に行ってくるか…無事なら助けないと…」



岬「ああ、じゃあ俺たちはここで待ってるぜ…」



遊星「頼めるか?」




手島「ま、まかせとけよ……!!」




……………………



中央広場



ツァン「…………」



ツァン「………そんな……ありえない…」



ツァン「う………なんで……なんでこんなことに………っ…」



ツァン「う……っ」




ツァン「うあああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!」




10: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:48:30.38 ID:K3ZFcbxN0



ツァン「ああああああ…………!」



キザン「ツァンはなぜ泣いているんだ?」



ヤリザ「なんかアドレス表見たら数が滅茶苦茶減ってたらしいでござるよ」



ミズホ「なんと……」



ツァン「どうして………こんなことにっ」ガク



シナイ「もともと数が少なかったアドレス表が…今や見るも無残…」



ザンジ「あーあ………ウイルスに感染されたでござるか…」



ツァン「そ、そんなことあるもんか…!」



ツァン「うう………ていうかかなりまずいよこれ…大会関係者とかの番号もあったのに…」ぴっぴっぴ



11: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 01:57:09.47 ID:K3ZFcbxN0



ツァン「このままじゃプロとしての仕事が…」



ツァン「この前エントリーされていた大会も中止になったし…はあ…」



ミズホ「しばらくは休みですね…」



ツァン「そうなるね………」



ツァン「あーあ……なんで所々消えてるんだろ……原さんとか…」ぴっぴ…



ヤリザ「ツァン殿、ちょっと相談があるでござる」



キザン「俺もだツァン」



ツァン「なによ」



ヤリザ「シナイとミズホがうるっさいのでござる、毎晩毎晩デッキボトムで」



ヤリザ「いちゃいちゃしおって、ストレスがたまるでござるよ」



シナイ「な………!!?」



ミズホ「お、夫とイチャイチャして何が悪い!!」



ヤリザ「するなら堂々とすればいいでござる!それをこそこそデッキボトムで隠れて、武士の風上にも置けんわ、はい切腹ー!」



ツァン「それは君たちの間で解決してよね」



12: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 02:02:11.90 ID:K3ZFcbxN0



キザン「ツァン、こっちは真面目な相談だ」



ツァン「なによ……」



キザン「最近、この街の人が少なすぎると思わんか?」



ツァン「……そうかなー…そうだとしてもボクは構わないけどね、過ごしやすいし」



キザン「中央広場も、いつもより人が少ないだろう」



ツァン「曇りだからじゃない、雨警戒して」



キザン「………」


シエン「ツァン」にゅっ


エクスカリバー「……」にゅっ



ツァン「うわ、2000超えの二人がどうしたのよ」



シエン「今まで黙っていたことがあるのだ」

13: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 02:09:03.63 ID:K3ZFcbxN0


ツァン「なによ次から次へと」



シエン「先日からこの世界によからぬことが起きている」



ツァン「……………」



シエン「お前には悪いが、我々は内緒で調査していた」



シエン「あそこの家もあそこの家も………誰も人が住んでいない、ゴーストハウスと化している」



ツァン「……どういうことよ」




シエン「まだわからん……だが人が消えている」



ツァン「旅行とかじゃなくて?」



シエン「ああ……だからここも人が少ないのだ」



エクスカリバー「何より厄介なのは、誰もそのことに疑問を抱かないことだ、この人一人が一週間音信不通なだけで大騒ぎする世界でだ」



エクスカリバー「何かが記憶改竄を行っているのだ」




14: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/02(木) 02:17:00.75 ID:K3ZFcbxN0



ツァン「………なにそれ……」



シエン「それに気づいた我々は六尺瓊勾玉の加護でお前に影響が無いようにした」



ツァン「……………」



ツァン「シエンが言うとなんか現実味あるね」



シエン「とにかく、一人でいるのは危険だ、頼りになる仲間と一緒にいたほうがいい」



ツァン「そうなんだ………わかったよ」



エクスカリバー「路地裏なども避けろ」



29: </b> ◇y.Y/h1wyXqKb<b> 2014/10/04(土) 15:58:40.07 ID:5kYIO52M0


ブオオォ―――――――――



ツァン「ん……?」



コナミ「!あ、ツァン」



キキィイイイッ



コナミ「どうしたのよ慌てて」



コナミ「無事だったか、流石だな」



ツァン「なんかほめられたし…」



シエン「これはいい、この男についていけツァン」




コナミ「あ、精霊のシエン…」


30: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:12:45.00 ID:5kYIO52M0


ツァン「え……?」



シエン「お前が好いているこの男なら問題なかろう」



ツァン「は……?ば、ばっかじゃん!?す、好きとか!」



ツァン「わ、笑えるー!!」



コナミ「それにしても…にぎやかなやつらだな」



ヤリザ「コナミ殿は何をそんなに急いでいたでござるか?」



セームベル「すっげー精霊の数」



ジェネクスコントローラー「ギ―――」



キザン「貴様らも元気そうだな」



セームベル「腹は減ってるけどねー」



31: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:32:44.06 ID:5kYIO52M0



……………………………



ツァン「コナミも異変に気づいてたんだ…」



コナミ「ああ、何人か消えてるからな…」



ツァン「なんでボクたち覚えてるんだろうね…」




コナミ「それはまだわからんが、一緒にいこうぜ、遊星のガレージで作戦会議だ」




ツァン「うん、仕事もないし、いいよ」



コナミ「だがその前にKURUMIZAWAによって店長や恵の安否を確認しないと」



ツァン「わかった、ボクのDホイールも持ってくるよ」



コナミ「雪乃も早く探さねえとなー…」



コナミ「まだ名前があるから消えちゃいないだろうがな」



33: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:42:30.19 ID:5kYIO52M0


…………………


カードショップKURUMIZAWA



店長「はあ………困ったなあ…」



恵「……………」



店長「まさかカードがデュエルディスクに反応しなくなるなんて…」



店長「この前までなんともなかったのに……なんで」




恵「これでは……売り物にならない……」



店長「そうだな…………はー…」



三郎「にゃー……」



店長「なんか客も全然来ないし…」



恵「…………なぜ………日に日に生体反応が減っていってる……?」



34: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:49:05.17 ID:5kYIO52M0



「それは、ダークネスの世界に招待されたからさ」



店長「ん?だれ?」



恵「!…」



ミスターT「カードが反応しなくなったのは漆黒のカードとなったから、そしてそれこそが我々の存在を支えている」ばららっ



店長「うわ!反応しないカードから黒い男が…」



恵「生体反応なし…人間ではない……!」



ミスターT「恐れることはない、ふふふふふ」



ミスターT「我々は仲間じゃないか」



店長「な、何を言ってるんだ…?」



恵「!店長……ここは逃げるべき…」





35: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:54:09.24 ID:5kYIO52M0



ミスターT「むだだ、逃げられると思うかね」


ミスターT2「ふふふ…」バララッ


ミスターT3「ふふふ………」バララッ



店長「うわ!ふ、増えた………」



恵「く…………………」





……………………………


キキイイイイッ



コナミ「着いた、この店に来るのもなんか久しぶりな感じ…」



ツァン「……なんか静かじゃない?」



コナミ「まあ俺がバイトしてた時も客来ないときは全然だったし」ガタッ




36: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 16:58:28.92 ID:5kYIO52M0


カランカランカラン



コナミ「店長ー恵ー」



スタスタスタ



ツァン「………」スタスタ



シ――ン



コナミ「…開けっ放しで留守か……?」



コナミ「不用心な………」



ツァン「……なんか違和感」



シエン「ツァン…このショップのカード…力が失われている…」



ツァン「え…?」



キザン「危険な気配がするな…」


37: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:03:44.56 ID:5kYIO52M0


コナミ「………まさか、消されちまったのか……」



ツァン「コナミ、シエンたちがここは危険だって!」



コナミ「俺もそう思う!さっさと出よう!」ダッ



セームベル「撤退じゃー!」



ヤリザ「おおおーーーーーーー!!!」




ミスターT「待ちたまえ」バサアアッ



コナミ「!?うおおお…?」キキイイッ



ツァン「と、突然出てきた……!?」



ミスターT「ふふ……やあ」



コナミ「真っ黒なおっさん……不審者か…」



ツァン「まさか…あんたが…」


39: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:12:46.20 ID:5kYIO52M0


ミスターT「君はなかなか鋭いな…ふふふ」



ミスターT「ここにいた者たちはみなダークネスの世界の一部となった」



コナミ「!店長と恵を消しやがったのか…!」



ミスターT「おや、なぜ覚えている………?」



ツァン「な、何者よあんた!」



ミスターT「どうやら君たちも何かの加護を受けているようだな…ふふ、厄介な」



コナミ「てめえら………」ザッ…



コナミ「なんでこんなことを!クロウもてめえらが消したんだろ!」



ミスターT「クロウホーガンかね?ふふ、まあそうなるかな……」



ツァン「クロウも……?それってやばい相手なんじゃ……」



ミスターT「彼は苦労したよ、普通の私では勝てないからね、5体しかいない強力な個体を使わせてもらった」



コナミ「クロウしたって……ダジャレのつもりかてめえ!クロウはそのダジャレに辟易してんだよ!」



ミスターT「そんなつもりはなかったんだがね」

41: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:22:16.58 ID:5kYIO52M0


ツァン「さっきから……こいつ人間じゃないね…」



コナミ「ああ……ファッションセンスも人間離れしてるしな…」



シエン「ここは引くぞ!」



ミスターT2「おおっと」バサアッ



ミスターT3「逃げられるかな?」バサアアアッ



コナミ「増えた!」



ツァン「うわああ……」



ミスターT「さあ……ダークネスの世界に来るのだ…ふふ…」



コナミ「ち……こうなりゃいつもの…」



シエン「邪魔だ!」ズバアッ



エクスカリバー「シャアッ!」ザクッ



ミスターT「ぬう!…精霊の力か……」 バラララッ



ツァン「!あいつらにはシエンたちの攻撃が効くんだ……」

43: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:31:03.53 ID:5kYIO52M0


コナミ「よし、いくぞツァン!」ダッ



ツァン「うん!」タッ



ミスターT「ぬううう…………」



ミスターT「逃げられたか…………」バララッ



………………



ツァン「ふう………危なかったね」



コナミ「ああ、だがこれで、尋常じゃなくやばい事態だってことがわかったな」



ツァン「………レインさんと店長は…」



コナミ「猫の三郎もな……多分消されちまった、名前もアドレスから消えてるし…」ぴっぴ…




ツァン「く……」



コナミ「他の連中もマジで心配になってきた!行こうぜ!」



ツァン「そ、そうだね!」


45: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:46:28.17 ID:5kYIO52M0


…………………………

大学前



アキ「…………」スタスタ



アキ「ふう…」



アキ「遊星ったら……突然ネオドミノシティに来てくれなんてメールを…」



アキ「まったく……学生なのよ私は…予定を考えてほしいものね」



アキ「ここからネオドミノシテイまで近くないんだから」




アキ「ふう………まあ……遊星の事だから何かあったのでしょうね」



アキ「……………いそいで用意をしないと」



アキ「……ふふ」


アキ「結局行く気満々ね私は……」



46: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:49:12.24 ID:5kYIO52M0


アキ「………」



スタスタスタ……



アキ「………今日はとりあえず…一旦アパートに…」



スタスタスタ……



アキ「…………………」



ガッ



アキ「!っつ……!?」



アキ「な、なに………!?」



アキ「これは………石……こんなものを背中に……」



アキ「!だ、誰?」

47: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 17:55:08.48 ID:5kYIO52M0


「……………」



アキ(!小さい子供……あの子が?)



アキ「君、何でこんなことを!?」



「うるさい黒薔薇の魔女!」



アキ「!?」



「お前のせいで、僕のお父さんとお母さんは……うっ……ううう…!」



アキ「な、何で……あ、あなたは…」



「お前のせいで僕たちの家族は滅茶苦茶だ!この魔女め!」ビュッ



アキ「ちょ……!い、痛い……やめて……!」



「お父さんたちのほうがずっと痛かったんだ!くそ、くそーー!」びゅっ びゅっ



アキ「うっ…!お、お願い話を聞いて……!」



「うるさい!同じ目にあわせてやる!」

48: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 18:00:02.39 ID:5kYIO52M0


バシッ バシッ



アキ「う…!ぐ……い、痛い……お願いやめて…!」



「黙れ!このっ!」



アキ「く…!」ダッ



「あ!まて!黒薔薇の魔女!」



たったったったったっ……



「…………」にや



……………………



近くの公園



アキ「はあ……はあ……はあ……はあ……」



アキ「うう………」グスッ…

49: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 18:05:03.90 ID:5kYIO52M0



アキ「…………はあ……はあ……」



アキ「そう……そうだわ……私は取り返しのつかないことをしてしまった……」



アキ「償わなくてはならないこともわかってる……快楽のままに暴れてしまったことを……」



アキ「だからこそ…医者になって…それ以上の人々を救いたい……」



アキ「ごめんなさいぼうや……」グスッ



「………」ザッ



アキ「………?」



「……」



アキ(今度は……女の子…?)




51: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 18:10:37.13 ID:5kYIO52M0


「ねえ………」



アキ「……私……?」



「そうよ黒薔薇の魔女」




アキ「!……」



「あんたが医者になって人を助ける…?」



「ずいぶん勝手なことを言うのね」



アキ「う………ぁ………」



「普通そんな面の皮が厚いこと言えないわ」



「そんなことをして自分の悪行が許されるとでも思っているの?」



「何人もの人があなたをいまだに怨んでいるのよ」



アキ「やめて……わかってるの……」


52: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 18:20:04.01 ID:5kYIO52M0


アキ「私のカルマは消えない……だからこそ…このままではいけないの……」



「魔女はどこまで行っても魔女よ、変わることなんてできないわ」



アキ「違うわ、遊星たちと出会って私は変われたの!遊星が私を救ってくれたの!」




アキ「私は決めた……医者になって……より多くの人を救ってみせるって…!」



「そんなことしてももう遅いのよ」



アキ「え………」



「あなたがこれから何人救っても、恨みは消えない、何人も病院送りにして…」



「あなたは覚えてないだろうけど……何人も取り返しのつかない怪我を負ったわ」



「私の弟も、母も、ね…」



「私たちは許せないのよ、魔女が人を救うなんてほざいていることが」



53: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/04(土) 18:26:19.22 ID:5kYIO52M0


アキ「う………」



アキ「あ……ぁあ……」



アキ「ごめんなさい………ごめんなさい……」



アキ「う………………ううぅ」ボロボロ…



「……………」



「………」にや



「…安心して」



アキ「え…………」



「私と一緒に来れば、そんな悲しみから解放してあげる」



「もう悲しむことはないわ…」



アキ「…………一緒…に…」



「そう…ダークネスの一部になるの…」



「そこならあなた一人が悲しむことなんてない、皆平等な喜び、苦しみ」



アキ「………………………」

71: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 10:38:23.01 ID:qksrxAif0


アキ「……………」



ズズズ………



ミスターT「ははは……さあ」



ミスターT「共に行こうじゃないか、ダークネスへ」



アキ「……………………」ズズズズズズ……



ミスターT「きっと気に入るさ、ふふふふ……」



バララララッ



シュゥゥゥウウ……



ミスターT「ふふ………深いトラウマを持つ人間はやりやすい」



ミスターT「厄介な5Dsの一人をこうも楽に取り込めるとはね」


72: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 10:45:20.01 ID:qksrxAif0



ミスターT「この分なら予想よりも早く侵略できるかもしれんな」



バララララッ



…………………………




ネオドミノシティ市役所 受付



遊星「牛尾!」   ウイ―――ン



受付「あ、遊星様、いらっしゃいませ」



遊星「牛尾に会わせてくれないか、深影さんでもいい」




受付「え……わかりました、連絡を取ってみます」ぴっ




遊星「……」




……………



ウィーーーーン


牛尾「なんだよ遊星、こっちは仕事中だぞ」

73: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 10:55:14.91 ID:qksrxAif0



遊星「牛尾、お前……気づいているんじゃないのか?」



牛尾「………何がだ」



遊星「集団失踪事件だ、セキュリティなら異変に敏感なはずだ」




牛尾「…………あっちで話そうぜ」



………



牛尾「確かに違和感は感じてたぜ…人がいなくなってるってな」



遊星「………」



牛尾「おそらく俺の同僚も消えてるな…最近仕事量に比べて人員数がまるで足りてねえんだ」



遊星「ジャックの話じゃミスターTと名乗る男が接触してきた、そいつが怪しい」




牛尾「ふう………………また厄介なことになってきたぜ…」




74: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 11:05:48.62 ID:qksrxAif0



牛尾「記憶から消えるってのは厄介だよな……犠牲者の数を把握できねえし……」



遊星「ああ、俺の知らない間に絆を奪われると思うと…怒りが湧いてくる」



遊星「牛尾、対策本部を設置しよう、これ以上奴らの好きにはさせるわけにはいかない」



牛尾「そうだな……」



牛尾「だが……これだけの怪事件だ…下手すればパニックになるぜ」



牛尾「セキュリティにだって肝の小せえ奴がいるんだ」



牛尾「俺が信頼を置いている奴だけで事件にあたるとなると、相当数が少なくなるぞ…」



遊星「……………」



牛尾「まあ、イェ―ガー市長や深影さんと相談してみる、あとでまた連絡するよ」



遊星「………わかった」



75: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 11:26:19.89 ID:qksrxAif0



ウイ―――――ン



遊星「………………」



遊星「く………」



…………………………………



ネオドミノシティ 繁華街   20:00



コナミ「………」



ツァン「ずいぶん暗くなってきたね…」



コナミ「ああ、なんか…いつもの喧噪さがないな…」



ツァン「多分消されちゃったんだね…まだみんな気付いてないけど、そのうちパニックになっちゃうんじゃないかな…」



コナミ「くそ……暗いと危険だぞ、あの変 がいつ出てくるか…」



ツァン「見つかりやすいからってDホイールをガレージに置きに行ったのがとんだタイムロスだったね……」






76: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 11:36:21.52 ID:qksrxAif0



コナミ「どうする…残ってる仲間に片っ端から電話してきてもらうか」



ツァン「いいけど……あんたがやりなさいよ…」



ツァン(あまり電話したことない人をいきなり呼び出すとか無理だし、難易度高いし…)



ヤリザ「ツァン殿………」



コナミ「わかったよ……」ぴっぴっぴ…


コナミ「!…」



ツァン「どうしたの?」



コナミ「十六夜の名前が……消えてる」



ツァン「!うそ……十六夜さんがやられたの…………………?」



コナミ「くそ………これ遊星が知ったら………覚えてないかもしれないけど……」



ツァン「5Dsが二人も…」


77: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 11:40:36.65 ID:qksrxAif0



コナミ「………」



ツァン「…」



コナミ「今は無事な奴を心配しよう……」



ツァン「うん……」



コナミ「…」ぴっぴっぴ…



プルルルルルル……



コナミ「!うお……電話かかってきた、雪乃だ…」



ツァン「タイミングいいね…」



ピッ



コナミ「よう、どうした?」



78: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 11:51:28.02 ID:qksrxAif0



雪乃『こ、コナミ……!よ、よかった……出てくれて……』



コナミ「ん?」



雪乃『た……助けてほしいの……い、今…誰かに追われてるみたいで…』



コナミ「!ああ、わかった…場所は?」



雪乃『逃げ回ってアカデミア高等部の屋上に出たところよ…物陰に隠れてるわ…』



コナミ「そうか…ずいぶん逃げたな…すぐ行くが、スタンガンがあったんじゃないのか…?」



雪乃『それが……追ってきてるのは一人じゃないの…うう………こ、怖いわ……』



コナミ「なに…」



雪乃『わからないの…二人かもしれないし三人かもしれないし…それ以上かも…』



コナミ「まさか………わかった待ってろ」ぴっ




79: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 12:06:34.86 ID:qksrxAif0


コナミ「ツァン!雪乃がやばい、行くぞ!」



ツァン「え……!?ど、どうしたのよ藤原さん」



コナミ「おそらくKURUMIZAWAにいた奴に追われてる!このままじゃ消される…!」



ツァン「ええ……ど、どこよ」



コナミ「アカデミアだ!」ダッ



ツァン「ううっ」ダッ



コナミ「久々に全力疾走!」ダダダッ



ツァン「は、早ー!」



……………………



デュエルアカデミア 



コナミ「近くにいて助かったぜまったく……高等部はどっちだっけか……」


81: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 12:25:21.32 ID:qksrxAif0


ツァン「こっちだよ!」たったった



コナミ「そうか、多分屋上にいるはずだ!」ダッ




ツァン「夜の学校ってなんか不気味…」



コナミ「……………!あ」



ミスターT「おや」



コナミ「やっぱりか変 めー!!」




ツァン「この犯罪者!」



ミスターT「ははは、もしかして彼女は君たちのお友達かね?」



ミスターT「だとしたら残念だったな」



コナミ「!まさかすでに」



ミスターT「そろそろさ、この建物に隠れてるのは分かってるんだ」



ミスターT「大勢の私でしらみつぶしに探している」


82: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 12:34:10.18 ID:qksrxAif0



コナミ「そうか、まだ間に合うな…!」



ツァン「うん!」




ミスターT「ここは通せんな」



キザン「らああああああ!!」ゾシャッ



ミスターT「ぬう……!」



コナミ「満足式突入法!」ダッ


ゴロゴロゴロゴロ



ミスターT「く……かなりの身体能力…逃げられたか…」



ツァン「よし………コナミが行った……」



ミスターT「まあいい、この先にも私は何人もいる」



ミスターT「この私は君を取り込むことにしよう」


ツァン「!」




83: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 12:42:46.20 ID:qksrxAif0


シエン「ツァンをやらせはしないぞ…」



エクスカリバー「我が命に代えても!」



ヤリザ「そういうことでござる」



ミスターT「ふふ……それならデュエルで決めようじゃないか」



ツァン「デュエル……」



ミスターT2「私も混ぜてもらおうか」バサアッ



ツァン「また増えた!」



ヤリザ「に、二対一をやろうというのか…!」



ミスターT2「くくくく………受けるまでここから出ることはできんよ」



ミスターT「それとも自分から我らの一部となるかね?」



84: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 12:53:55.14 ID:qksrxAif0



ツァン「く……」



シエン「ツァン、受けてやれ、我らがこんな雑兵に負けるものか」



ツァン「……」



エクスカリバー「主のノリの良さを見せつけてやろう」



ツァン「そうだね、こんな奴らに負けてたまるか」



ツァン「二人まとめてかかってきなよ!」



ミスターT「ほう…確かに我々はそこまで強くはない、だが二人がかりでも勝てると?」



ミスターT2「面白いな、ふふふふ…」



ツァン「そのかわり先行はボクがもらうよ」カシャッ



91: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:17:53.03 ID:qksrxAif0


ツァン「………」



ミスターT「よかろう」ぼぼぼぼぼっ



ミスターT2「LPは全員4000のバトルロイヤルルールだ、一ターン目は全員攻撃できない」ぼぼぼぼっ




ツァン「わかった」サッ  手札5




ミスターT「デュエル!」



ツァン「ボクのターン、手札から永続魔法、六武の門を発動!」バッ



《六武の門/Gateway of the Six》 †
永続魔法(制限カード)
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを2つ置く。
自分フィールド上の武士道カウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を適用する。
●2つ:フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」または「紫炎」と名のついた
効果モンスター1体の攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●6つ:自分の墓地に存在する「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。




ツァン「さらに魔法カード、増援!」ガッ



《増援/Reinforcement of the Army》 †
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。





93: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:24:32.75 ID:qksrxAif0



ツァン「デッキから真六武衆ーカゲキを手札に加える」



ツァン「そして魔法カード、紫炎の狼煙!」バッ



《紫炎の狼煙/Shien's Smoke Signal》 †
通常魔法
自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。



ツァン「デッキから六武衆の影武者を手札に加える」ざっ




ツァン「真六武衆ーカゲキ召喚!」バッ



《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。




カゲキ「ぬん」



ツァン「効果発動、手札から六武衆の影武者を特殊召喚!」バッ



《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。



影武者「……」

94: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:29:12.18 ID:qksrxAif0


ミスターT「チューナーモンスターか…」



ツァン「いくぞー……☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ



キュインキュインキュイン



☆3+☆2=☆5  カッ




ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ




《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(準制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。



シエン「けあああああ!」攻2500



ミスターT2「一ターン目からシンクロか…」



ツァン「さらに、ここで六武の門の効果発動!」バッ



六武の門「武士道カウンター×6」





96: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:36:04.88 ID:qksrxAif0



ツァン「武士道カウンターを4取り除くことで、デッキから六武衆一体を手札に加える」武士道カウンター6→2



ツァン「加えるのは六武衆の師範!」ザッ



ツァン「師範は、場に六武衆が存在するとき特殊召喚できる!」バッ



《六武衆の師範/Grandmaster of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 800
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。


師範「はっ」攻2100



ツァン「そしてもう一度六武の門の効果を発動、武士道カウンターを4取り除き…」武士道カウンター4→0



ツァン「加えるのは真六武衆ーキザン!」ザッ



ツァン「このモンスターも特殊召喚できる!」バッ



キザン「はああっ」攻1800→2100


《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。


98: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:46:31.77 ID:qksrxAif0


シエン「……」攻2500


師範「……」攻2100



キザン「……」攻2100




ミスターT「これは……」



ツァン「倒してみなよ、カードを二枚セットしてターン終了!」バッ  手札0



ミスターT「ドロー!」シュッ  手札6



ミスターT「シエンの効果は、魔法トラップを無効にする……厄介だな」



ミスターT2「我々が結束するしかないな」



ミスターT「わかった、モンスターをセット、さらにカードを二枚セットしてターン終了だ」バッ  手札3








99: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 19:57:59.09 ID:qksrxAif0



ミスターT2「私のターン」シュッ  手札6



ミスターT2「私もカードを二枚セットしてターン終了だ」バッ  手札4



ツァン「ボクのターン!」シュッ




ミスターT「いまだ、速攻魔法発動、サイクロン!」カチ



《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ミスターT「私は六武の門を破壊する!」ギャオオオォッ




ツァン「!シエンの効果発動、サイクロンを無効にする!」バッ



シエン「ちゃあああああああっ!」




ミスターT2「ふふふふ、ならば私はそれにチェーンして、トラップを発動する」カチ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ツァン「!」


100: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 20:09:34.54 ID:qksrxAif0


ミスターT2「悪いが何としても六武の門hは破壊させてもらう!」 手札3



ピシャアアアアアアアアア!



ツァン「甘い!カウンタートラップ発動、六尺瓊勾玉!」カチ



《六尺瓊勾玉/Musakani Magatama》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手が発動した、
カードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。



ピキィイイイイン!!!



パァァ―――――――――――――ン!



ミスターT「何……!」



ツァン「六武衆がいるとき、破壊効果を無効にして破壊する、これで門は守られた!」



ツァン「六武衆ーヤリザを召喚!」バッ



《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。


101: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 20:14:57.71 ID:qksrxAif0



ヤリザ「初陣でござる!」



ツァン「これで六武の門のカウンターは4!」



ミスターT「く……だが私はトラップを使う!」カチ



《激流葬/Torrential Tribute》 †
通常罠
モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールド上のモンスターを全て破壊する。



ザバアアアアアアアアアアアン!!!



ツァン「な……!」



ミスターT「私のセットモンスターも死ぬが、六武衆も全滅してもらう!」



ミスターT「シエンの身替わりも使えまい!」




ヤリザ「登場したばかりで…………!」ドゴ――――――――ン!!!





102: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 20:24:12.77 ID:qksrxAif0


ザザアアアアアアアン……………



ツァン「………………」



ミスターT「ふう、厄介なモンスターだが、処理した」



ツァン「師範が破壊されたとき、墓地の六武衆を一体手札に加える……ボクはヤリザを手札に」さっ 手札1





ミスターT2「君に出せるカードはない」




ツァン「…………トラップ発動」カチ



《究極・背水の陣/Backs to the Wall》 †
通常罠
ライフポイントを100ポイントになるように払って発動できる。
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスターを
可能な限り特殊召喚する。(同名カードは1枚まで。
ただし、フィールド上に存在する同名カードは特殊召喚できない。)




ミスターT2「なに!」




ツァン「ボクのLPを100にすることで、墓地の六武衆は蘇る!」LP4000→100



シエン「うおおおおおお!」



師範「ちゃあああああ!」



影武者「ふっ」


キザン「おらあああああ!」


カゲキ「ふおおおおっ!」



103: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 20:31:38.25 ID:qksrxAif0


ミスターT「!……」



ミスターT2「な……」



ツァン「ボクは☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ!



☆3+☆2=☆5  カッ


キュインキュインキュイン



ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ 



シエン「くあああああああああ!!」攻2500



ミスターT「二体目のシエンだと……!」



ミスターT2「これでは……」



ツァン「さらに六武の門の効果発動!武士道カウンターを2取り除くことで六武衆モンスターの攻撃力を500アップする!」



ツァン「ボクは武士道カウンター8つをすべて使いシエン二体を強化!」バッ 武士道カウンター8→0



シエン「はあああああああっ!」攻2500→4000



シエン「おああああああ!」攻2500→3000





104: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/05(日) 20:36:33.96 ID:qksrxAif0



ミスターT「な、なんだとお…!」




ツァン「バトル!攻撃力4000のシエンであんたを攻撃!」バッ



シエン「あああああああああっ!!」ギャオオオオッ




ミスターT2「く…………トラップ発動、ミラーフォース!」



シエン「無駄ぁああああああああ!!!」ドゴ――――――――ン!!



ミスターT「ぬああああああっ!」LP4000→0  ピー――――――




ツァン「続けて残りのモンスターであんたを攻撃!」バッ



シエン「はあああ!」攻3000


キザン「おらああ!」攻2100



師範「かああ!」攻2100



ドゴ――――――――ン!!



ミスターT2「うあああああああ!」LP4000→0 ピー――




ツァン「ふ、やったね」ぐっ

125: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:16:09.74 ID:vHDfH62h0




ミスターT2「…………く」



ミスターT「やるな……」



バラララララッツ



ツァン「……消えた」



ツァン「…………」カシャッ



ツァン「ふう…………あとはコナミに任せて、外で待ってよう」たったった



ツァン「またいつ現れるかわからないし」




……………………



屋上 物陰



雪乃「……………………」



126: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:20:27.99 ID:vHDfH62h0


雪乃「……く、来るなら来なさい……」



雪乃「スタンガンの餌食にしてあげるわ………!」




雪乃「うう…………」ぶるぶる……



ザッ



雪乃「!」



ザ………ザッザッザ……



雪乃「来たわ………」



ザッザッザッザ……………



雪乃「…………!」シャッ




127: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:25:21.42 ID:vHDfH62h0



バサアアアッ



雪乃「!?」スカッ



雪乃(あ、あれ…?いないわ……じゃあ足音は…?)



ミスターT「危ないじゃないか、ふふふ」



雪乃「!う、うしろに…」バッ




ミスターT「ふふふふふ」



雪乃「あ、あなたは一体……お姉さんの体が目的なの!?」



ミスターT「勘違いしないでくれたまえ、我々は君を乱暴する気はない」



ミスターT「共にダークネスに来てほしいだけさ」



雪乃「ダークネスですって………」


128: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:29:40.46 ID:vHDfH62h0



ミスターT「とてもいいところだよ……ふふ」



ミスターT「さあ……」



雪乃「い、いやよ……!」



ミスターT「みな最初はそういうのさ……」



雪乃「…!」ゾッ…



雪乃「っく…!」ダッ



ミスターT2「おっと」バララッ



ミスターT3「ふふ………」バララッ



雪乃「な!?……」

129: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:37:57.80 ID:vHDfH62h0



雪乃「…………お、同じ人が……三人……?」



ミスターT「やはり今回もデュエルで説得するしかないかな」ぼぼぼぼぼっ



ミスターT3「そうだな」ぼぼぼぼぼっ




ミスターT2「ふふ……」



雪乃「な、なんなの……!?」



雪乃「く……」ザリ……



ミスターT「屋上に逃げたのはまずかったな、逃げ場がない」



ミスターT2「そもそも逃げることはないんだがね、悲しい話だ」




ミスターT3「さあ……デュエルをしようじゃないか」



雪乃「こ……来ないでちょうだい……」



130: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:49:13.35 ID:vHDfH62h0



ザ…ザ…


雪乃「!」ダッ



ミスターT「やれやれ……」



ミスターT2「逃げることないだろう」



雪乃(このまま下の階に…!)ガチャッ



ザッ……



雪乃「……!」



ミスターT4「はははは………」ザッ



雪乃「よ………四人目……?」



ミスターT「あきらめたまえ、ふふふ…」




131: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 19:57:13.28 ID:vHDfH62h0


雪乃「あ……う……」



ミスターT「デュエルしようじゃないか」ザ……ザ…



雪乃「た、……助けて……」



ミスターT2「助けてとは、何回も言うが我々は敵ではないのだよ、ふふふ」



ミスターT3「我々はミスターT…真実をつげるものさ」



雪乃「助けて………コナミ………」



ミスターT「?」



ミスターT2「コナミ、とは?」



ポキャッ



ミスターT4「ぬおっ…!?」グリン………どさっ




雪乃「!……」



ミスターT「!な……首が180度捻転した……?」



ザッ…



コナミ「俺だぜ」

133: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:06:11.32 ID:vHDfH62h0



ミスターT「………君か」



ミスターT2「まさか間に合うとは…」



ミスターT「私を実力で倒すとは……」



雪乃「こ、コナミっ………!」



コナミ「またせたな雪乃、無事でよかったぜ!」



雪乃「信じていたわ…!」ぎゅーっ




ミスターT「どうやら下の私は敗れたようだな」



ミスターT4「油断した………」ゴキゴキ……



コナミ「やっぱり生きてたか…人間じゃねえな」







134: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:11:58.12 ID:vHDfH62h0



コナミ「俺が来たからには雪乃をてめえらの好きにはさせねえぞ」



ミスターT「ほう、面白いな」



ミスターT2「どうするというのかな、君が」



ミスターT「我々から逃げられると思うかね」



ミスターT3「入口は固めているぞ……」



雪乃「ううう……」ぎゅーっ



コナミ「…………」



コナミ「サテライト時代の血が騒ぐぜ……」



ミスターT「ふふ、まさか暴力かね?」



ミスターT4「不覚を取ったが、我々は暴力で倒せる存在ではないぞ」



コナミ「………」


135: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:20:08.13 ID:vHDfH62h0



コナミ「雪乃、しっかり掴まっとけよ」




雪乃「勿論よ……!」ぎゅー




ミスターT「?……」



コナミ「ちゃっ!」ダッ!



ミスターT「なに…扉とは逆方向へ…」



ミスターT2「そっちに道はないぞ」



雪乃「こ、コナミ……?」



コナミ「飛び出すぞ雪乃」ダッ




雪乃「!こ、ここは4階よ…!?」




ダァンッ!

136: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:26:07.03 ID:vHDfH62h0


ミスターT「なんと!」



ミスターT2「死ぬ気か……!」



雪乃「~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」ギュオオオオオオオ……



コナミ「……!」ギュオオオオオ



コナミ「着地するぞ!」



雪乃「ちょっ……!」



ダアアンッ!!



コナミ「…………」シュウウゥ………



雪乃「…………こ、コナミ……大丈夫」




コナミ「……問題なし、逃げるぞ!」ダッ!




雪乃「流石ね!」



ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダ……



140: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:31:49.81 ID:vHDfH62h0


ダダダダダッ



ツァン「………」




ツァン「ん?」



コナミ「ツァン、待たせた!逃げるぞ!」ダダダッ



ツァン「え!?い、いきなり…?」タッ



雪乃「ツァンさん…!」



ツァン「あ、藤原さん!無事でよかったよ」たったった



雪乃「ありがとう………!」



コナミ「逃げろ―――――!」ダッダッダッダ



ツァン「それにしてもお姫様抱っこかー、そっかー…」



ツァン「別にうらやましくないからねっ!」たったったったった


141: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:37:59.24 ID:vHDfH62h0



ミスターT「……」



ミスターT「く………」



ミスターT2「まあいいさ、いずれ同じ運命」



ミスターT3「そうだな」



バラララララッ  

バララララララッ



………………



ツァン「……はあ…はあ…」



コナミ「ここまでくれば大丈夫だ」



雪乃「ええ……それにしてもさっきのは何だったの…」



コナミ「ああ…ガレージで詳しく話すよ、いこうぜ」



雪乃「………………わかったわ」




142: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:43:35.34 ID:vHDfH62h0



………………………



サティスファクションタウン  同時刻



崖の上




鬼柳「♪~~~」



鬼柳「♪~~~~♪~~」



たったった


ウエスト「鬼柳にいちゃーん」



鬼柳「ウエスト……もう夜遅いぞ、寝ろよ」



ウエスト「へへ、いいじゃんいいじゃん」



鬼柳「怒られても知らねえぞ」




144: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/06(月) 20:49:27.66 ID:vHDfH62h0



スタスタ…



鬼柳「♪ー……」



ウエスト「………」




鬼柳「……」


ウエスト「………?」



鬼柳「おい」


ウエスト「え、何?」



鬼柳「お前は誰だ?」




ウエスト「え!?な、なんてこと言うんだよ鬼柳兄ちゃん!ウエストだよ!」



鬼柳「嘘をつくな、俺の眼はごまかせねえぞ」



鬼柳「満足の悪魔が俺に語り掛けてくるんだよ」



ウエスト「………」

169: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:31:13.09 ID:V3aeVFQP0



鬼柳「…」ザッ…



ウエスト「…………」



鬼柳「さっさと正体を現せ」



ウエスト「…………」



ウエスト「ふふふ……」


バサアアアアアアッ



鬼柳「!………な、カード……消えた…」



鬼柳「なんなんだあいつは……」



鬼柳「!本物のウエストたちは…」




鬼柳「ちっ」ダッ



たったったったったったったった…



170: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:34:05.06 ID:V3aeVFQP0


……………………


サティスファクションタウン



だっだっだっだっだっだっだ……



鬼柳「!」ザザッ



しーーーーーーーーーーーん……



鬼柳「…電気がついてねえ……人の気配もねえ…」



鬼柳「おいウエスト、ニコ!おっさん!メイ!みんなどこ行った!」



鬼柳「……ちっ!」ダッ




ガチャッ


鬼柳「おい!いないのか!?」



鬼柳「……………」




171: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:38:04.27 ID:V3aeVFQP0


鬼柳「……なんだこれは」



鬼柳「俺が崖に行ったのがわずか2時間ほど前…」



鬼柳「たった二時間で…町民全員が神隠しだと…?」



鬼柳「普通じゃねえ……こんなこと……」



鬼柳「………」



鬼柳「まるでダークシグナーの生贄みたいに影も形も…」



鬼柳「まさか新たなダークシグナー……?」



鬼柳「くそっ…」がりがり



「ダークシグナーとは違うさ、心配しないでくれ」



「それにしても、記憶があるのかね」



鬼柳「!」バッ




172: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:42:05.71 ID:V3aeVFQP0


ミスターT「ふふ……」



ミスターT2「そう悲観するな」



鬼柳「!てめえらかぁぁぁああーーーーーー!!」



ミスターT「怖い怖い、ふふふ」




鬼柳「町民をどうした!」



ミスターT「ダークネスの世界に案内したよ」



ミスターT2「君もぜひ一緒に」



鬼柳「ふざけんな!てめえら普通の人間じゃねえな!」



ミスターT「それはこっちのセリフさ、君も何かの加護を受けているようだね」




ミスターT「うっすらと見えるよ、竜の姿が」




173: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:48:12.25 ID:V3aeVFQP0



鬼柳「それは満足の化身だ」



ミスターT「そうかね、ふふ」



ミスターT2「我々も学習してね、君たちのような者たちは厄介で普通の私ではどうやら太刀打ちできない」



鬼柳「ごちゃごちゃ言ってないで俺の質問に答えろ!ニコたちをどうした!」



鬼柳「ダークネスの世界ってのは何だ!」



ミスターT「素晴らしいところさ」



鬼柳「いい加減にしろ……死のダンスを踊りてえのか?!」



ミスターT2「ふふふ………会いたいのなら我々とともに来るがいいさ」



ザッ


ジャラララララララララッ

ガショ―――――ン!!



ミスターT2「ん……何かなこれは」




174: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:53:16.66 ID:V3aeVFQP0



鬼柳「デュエルアンカーだ、腕を吹き飛ばされたくなかったら質問に詳しく答えろ」ギシ……



ミスターT「ふふふ、血気盛んで困る」



ミスターT2「こんなものでは私は縛れんよ」ジャラ……



鬼柳「なんだと……」



ミスターT「ふふふふふ…」


バララララララッ

バララララッ



カシャンッ



鬼柳「!また消えやがった……カードになって……」



鬼柳「くそ…!逃がすか!」ダッ



………………………



鬼柳「はあ………はあ……」たったったったったった…



鬼柳「街のどこを見ても電気がついてねえ…マジで全員消えているのか…」



鬼柳「おい!でてこい!」

176: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 20:58:10.43 ID:V3aeVFQP0



鬼柳「……………」



ミスターT「ここだよ」



鬼柳「!てめえ……」



ミスターT「彼女が見えるかね」ぐいっ



ニコ「き、鬼柳さん……!」



鬼柳「!ニコ……」



ニコ「鬼柳さん助けて……!」



鬼柳「ニコ…!みんなは…」



ニコ「みんな…この人たちに消されてしまったんです!」



ミスターT「ご名答、そして君もだ、ふふふ」



鬼柳「てめえ!」



ニコ「鬼柳さん!鬼柳さ――――――――ん!!」



バラララララララララララララッ



177: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:03:37.58 ID:V3aeVFQP0


バサアアアアアアア………



鬼柳「!」



ミスターT「ふふ、彼女もまた、ダークネスの一部となった」



ミスターT「悲しいかね?」



鬼柳「この野郎………!!」



ミスターT「彼女と再開するには、君も来るしかない」



鬼柳「許さねえぞ…………好き勝手やりやがって」



鬼柳「ぶっ潰してやる!!」



ミスターT「ぶっ潰すと、面白い、デュエルするかね」



ミスターT「喜んで受けようじゃないか」



ミスターT「だが、君には特別な相手を用意しよう」



バラララアアアアッ


178: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:11:04.57 ID:V3aeVFQP0



鬼柳「!?…………消えやがった…」




ゴオオオオオオオッ……バサアアッ



ミスターT「ふふ………やあ」



鬼柳「………なんだよ、何も変わってねえぞ」



ミスターT「光栄に思ってくれ、君は私の中でも五人しかいない特別な個体で相手をしよう」



鬼柳「なんだと…………」



ミスターT「ちなみに君の仲間であるクロウ・ホーガンも我々に敗北したよ、ふふふ…」



鬼柳「な……クロウが……チームサティスファクションのメンバーがてめえらなんかに…!嘘をつくんじゃねえ!」



ミスターT「嘘じゃないさ………ふふふ……見るかね?」



鬼柳「なにをだ……」



ミスターT「ダークネスと同化するためにいま彼は深層心理で苦しんでいる、その映像をだ」



ぐにゅうううううううん……………………



鬼柳「これは……」



181: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:16:07.83 ID:V3aeVFQP0



…………………………………



MC『クロウ選手負けたぁああーーーーーーーーーー!!!』


MC『これで6連敗、一体どうしてしまったというのかーーーーーーー!!!』




ブ――――――――――ブ――――――――――!!



クロウ『く………ちくしょう……!』



『なにやってんだてめえーーーーー!!!』


『さっさとやめちまえバ――――――カ!!』



『なにが子供たちに夢を与えるだ!てめえには無理だーーーー!!』



クロウ『くう……ぅ………ガキども………すまねえ……』



MC『このままではプロ引退も遠くないぞクロウ選手!今後の巻き返しを期待だ―――――!』




クロウ『…明日マーサハウスにガキどもに会いに行こうと思ったが……とてもいけねえな…』


183: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:21:43.11 ID:V3aeVFQP0


プルルルルル……



クロウ『…マーサから電話か…』


クロウ『はあ……もしもし』ピッ



マーサ『クロウ、大丈夫かい?』



クロウ『今の試合、テレビで見てたのか?』


マーサ『ああ、調子が悪いみたいじゃないか』



クロウ「へ……すまねえ…こんな俺なんかじゃ……明日合わせる顔がねえ』



マーサ『何言ってるんだい!このバカ!」



クロウ『ううっ…』



マーサ『あんたが頑張ってることなんてみんな知ってるさ、ここから巻き返せばいいんだよ』



マーサ『子供たちもクロウに会いたがっているんだ、息抜きもかねて来ておくれ』



マーサ『少しゆっくりしていきなよ』



クロウ『マーサ………』



クロウ『……へ、マジでありがとうな……』ぐすっ



クロウ『いつまでたっても子供だねぇ、泣くんじゃないよこの子は』



クロウ『うるせえよっへへ…』




184: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:34:12.30 ID:V3aeVFQP0


………………………



クロウ『………』



『旧サテライトエリアの孤児院が全焼、住んでいた住民全員が焼死する事件が起こりました』



『近所の住民の証言によりますと深夜、黒い人影が目撃されているようです』



『焼け跡からは金品などがなくなっていたことから、セキュリテイは何者かが窃盗を行った際、証拠隠滅のため火をつけたと見て捜査を行っています』



『セキュリテイは発火場所、犯人の特定などを急いでる模様です』



『……怖い事件ですね…しかも焼け跡からはパーティグッズが大量に出てきたそうで、なにか祝い事でもやろうとしていたのでしょうか…』


『どうでしょう……続いてのニュースです』



クロウ『………』



クロウ『ぁああ…………ぁあぁ……』




…………………………………………………………



鬼柳「………………おい、なんだ…これは」







186: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:41:02.76 ID:V3aeVFQP0


ミスターT「ショッキングだろう、救いのない状況をリピートさせて心を折るのさ」



ミスターT「いずれ心は絶望に染まりダークネスと一体化する」



鬼柳「……………」



鬼柳「……………てめえは救えねえ野郎だな」



鬼柳「ここまで不愉快になったのは初めてだぜ!くそッたれが!」



ミスターT「そう吠えないでくれたまえ、デュエルで決着をつけようじゃないか」



鬼柳「速攻でぶっ潰してやる、来い!」ガシャッ



ミスターT「ふふ……これがなんだかわかるかな」



バサアアアアアアッ



鬼柳「!…そいつは、Dホイールか………?」



ミスターT「流行にあやかって真似てみたのさ」


187: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:44:16.60 ID:V3aeVFQP0


鬼柳「……ライディングデュエルか…」



ミスターT「そうさ、町の西入口で待っているよ、ふふふふ」



ブオオオオオオ―――――――――――――――!!


鬼柳「っく……!ま、待ちやがれ……」



ォオオ―――――――――――………



鬼柳「野郎…………」



鬼柳「クロウ……俺が満足させてやるぜ…まってろ!」



鬼柳「俺の満足号でな!」





……………………



ミスターT「…………」



ミスターT「………ん」




188: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:48:05.39 ID:V3aeVFQP0


ゴオオオオ――――――――――――!!!



ミスターT「来たか……」



キキイイイイイイッ!!



シュウウゥ………



鬼柳「……………」



ミスターT「よく来てくれたよ、怯えずにね」



鬼柳「てめえはこれからインフェルニティの地獄に落とす、怯えるのはてめえだよ」



ミスターT「強い言葉を使うじゃないか、ふふふ…」



ミスターT「私をそう簡単に倒せると思わないことだ」



鬼柳「ごちゃごちゃいってんじゃねえ!いくぞ!!」




鬼柳「ライディングデュエル、アクセラレーション!!!」



ギャオオオ――――――――――――!!!



189: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:52:23.21 ID:V3aeVFQP0



ミスターT「ふふ…」ゴアアアア――――――――――



鬼柳「!…」ゴオオオオオオ



ミスターT「コースはこの街をぐるりと一周でいいだろう」



鬼柳「もんだいねえよ、さっさと始めるぜ!」



鬼柳「先行はてめえだ!」LP4000



ミスターT「いいだろう、ふふ」LP4000



ギュウウゥゥ――――――――――――――――ン




ミスターT「私のターン、レスキューラビットを召喚だ」バッ


《レスキューラビット/Rescue Rabbit》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。




ラビット「ピョー――ン」

191: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 21:58:25.18 ID:V3aeVFQP0


鬼柳「ウサギ……?」



ミスターT「効果発動、このモンスターを除外することで、デッキから同名レベル四以下通常モンスターを二体特殊召喚する」



ミスターT「わたしは二体のセイバーザウルスを特殊召喚!」バッ



《セイバーザウルス/Sabersaurus》 †
通常モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻1900/守 500
おとなしい性格で有名な恐竜。
大草原の小さな巣でのんびりと過ごすのが好きという。怒ると怖い。



セイバー「あああああっ」×2



鬼柳「二体のモンスターだと……!どうする気だ……」


ミスターT「ふ……私は二体のセイバーザウルスでオーバーレイ!」バッ



ズギュイ――――――――――――ン!!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」




鬼柳「なに…エクシーズだと……そいつは…」



ミスターT「あらわれろ、エヴォルカイザー・ドルガ!」バッ




192: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/07(火) 22:02:43.58 ID:V3aeVFQP0


《エヴォルカイザー・ドルカ/Evolzar Dolkka》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1700
恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。



ドルガ「シャラァアアアア!」攻2300



鬼柳「エクシーズ召喚……!コナミやツァンと同じ………」



ミスターT「常識にとらわれないのが私のデュエルでね、ふふ」



ミスターT「さあ、どうするかな、カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3




鬼柳「関係ねえ……!俺は俺の満足で突き進むまでだ!」



鬼柳「チームサティスファクションリーダーとして、てめえは許さねえ!」




214: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:09:03.39 ID:jcbWD+r90



ブオオォ――――――――――――――!!



鬼柳「ドロー!」シュッ 手札6



鬼柳sc0→1
ミスターTsc0→1



鬼柳「エクシーズモンスターの効果は未知数……だが出方を伺う気はねえ」



鬼柳「スナイプストーカーを召喚!」バッ



《スナイプストーカー/Snipe Hunter》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 600
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
サイコロを1回振り、1・6以外が出た場合、
選択したカードを破壊する。



ストーカー「ききっ」



ミスターT「ほう」



鬼柳「効果発動!手札を一枚捨てサイを振る、1か6以外ならカードを一枚破壊する!」手札4  さっ




215: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:15:48.34 ID:jcbWD+r90


鬼柳「狙いはエヴォルカイザードルカだ!」



ミスターT「ならば私はドルカの効果発動」



鬼柳「!」



ミスターT「オーバーレイユニットを一つ取り除き効果モンスターの効果を無効にして破壊する!」ザッ



キュピイ――――――――――――ン!!



ドルカ「キャアアアア!」oru2→1



ストーカー「ぐっ!?」ドコ―――――――ン!



鬼柳「しまった……効果無効効果か!」



ミスターT「残念だったな……ふふふ」




鬼柳「く……カードを1枚セットしてターン終了だ」バッ  手札3



ミスターT「ドロー!」シュッ 手札4



鬼柳sc1→2
ミスターTsc1→2



ミスターT「知っているよ君のデッキは、ハンドレスコンボを使うらしいね」



216: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:23:52.05 ID:jcbWD+r90


鬼柳「ち……」



ミスターT「インフェルニテイモンスターは強力だが、コンボはいともたやすく止まる、それが唯一の弱点だな」



ミスターT「私はモンスターをセット」バッ



ミスターT「そしてバトルフェイズだ、エヴォルカイザードルカで攻撃!」バッ



ドルカ「カアアアアアアッ!」攻2300



鬼柳「そんなもん通すか、トラップ発動!」カチ



《因果切断/Karma Cut》 †
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してゲームから除外する。
この効果によって除外したモンスターと同名のカードが相手の墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全てゲームから除外する。


鬼柳「手札を一枚捨て、エヴォルカイザードルカを除外する!」バッ  手札2



ぐにゃあああああああああああ…



ドルカ「アアアアアアアア!!!!」



ミスターT「おや……」





217: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:30:24.86 ID:jcbWD+r90



鬼柳「ざまあみやがれ!」



ミスターT「だがトラップ発動!」カチ


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。



ミスターT「甦れセイバーザウルス!」



セイバー「………」攻1900



鬼柳「なに!」



ミスターT「攻撃だ!」


ドシャアアアアアッ!!



鬼柳「ぐううっ……!」LP4000→2100 ギャギャギャッ!!



ミスターT「一度攻撃を止めたからと言って、安心するのは早いな」



ミスターT「カードを一枚セットし、ターン終了だ」サッ 手札2



鬼柳「この程度なんでもねえよ…!」シュッ 手札3


鬼柳sc2→3
ミスターTsc2→3



219: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:41:49.66 ID:jcbWD+r90


鬼柳「…墓地のゾンビキャリアの効果発動だ!」バッ



ずずずずず………


《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



鬼柳「手札一枚をデッキの一番上に戻し、墓地から特殊召喚!」バッ  手札2



ミスターT「なるほど一番上か」



鬼柳「カードを一枚セットし、インフェルニティネクロマンサーを召喚!」バッ



《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。


ネクロマンサー「ききききき」攻0



220: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:46:44.30 ID:jcbWD+r90



ミスターT「ふう…怖いな」



鬼柳「ネクロマンサーの効果でこいつは守備表示に変わる!」



ミスターT「そして効果で墓地のモンスターを蘇生する気だろう、手札も0だ」



ミスターT[しかしそうはいかない、手札からエフェクト・ヴェーラーを使う!」バッ  手札1



《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時にのみ発動できる。



ヴェーラー「stop!」



ネクロマンサー「きえええ!?」



鬼柳「な………!」


ミスターT「ハンドレスコンボ、させるわけにはいかんな、ふふ」



鬼柳「く……だが想定内だ!俺は☆3のネクロマンサーに☆2のゾンビキャリアをチューニング!」バッ 



☆3+☆2=☆5  カアッ




221: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 21:53:27.23 ID:jcbWD+r90


鬼柳「シンクロ召喚、アルマデス!」バッ



《幻層の守護者アルマデス/Armades, Keeper of Boundaries》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻2300/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。



アルマデス「はっ!」攻2300



ミスターT「シンクロしてきたか…」



鬼柳「セイバードラゴンを攻撃だアルマデス!」


ギャシャーーーーーーン!!




ミスターT「く……」LP4000→3600



鬼柳「へ………その程度で俺が止められるか…ターンエンドだ」手札0



ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札2


鬼柳sc3→4
ミスターTsc3→4





224: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:04:26.62 ID:jcbWD+r90


ミスターT「私はセットモンスターをリリースし、エヴォルダーテリアスを召喚!」バッ



《エヴォルダー・テリアス/Evolsaur Terias》 †
効果モンスター
星6/炎属性/恐竜族/攻2400/守 600
このカードが「エヴォルド」と名のついたモンスターの
効果によって特殊召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は500ポイントダウンする。


テリアス「かあああっ!」攻2400



鬼柳「攻撃力2400………!」



ミスターT「さらにsp-エンジェルバトン!」バッ




《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。



ミスターT「カードを二枚引き……」シュッ



ミスターT「一枚捨てる」サッ  



鬼柳「どうする気だ……」


ミスターT「トラップ発動、進化の特異点!」カチッ


《進化の特異点/Evo-Singularity》 †
通常罠
自分の墓地から、「エヴォルド」と名のついたモンスター1体と
「エヴォルダー」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
エクストラデッキから「エヴォルカイザー」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、
選択したモンスターをその下に重ねてエクシーズ素材とする。



228: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:11:06.92 ID:jcbWD+r90



メキャアアッ……!



鬼柳「!?」



ミスターT「このカードは、自分の墓地のエヴォルダーとエヴォルドでエヴォルカイザーのエクシーズ召喚を行う!」



鬼柳「墓地からエクシーズだと!」




ミスターT「さらにこのカードの効果でレベルは関係ない」



ミスターT「私は墓地のエヴォルダーディプロドクスとエヴォルドゲフィロスでオーバーレイ!」



ズキュ―――――――ン!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」


ミスターT「あらわれろエヴォルカイザーソルデ!」バッ



《エヴォルカイザー・ソルデ/Evolzar Solda》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守1000
恐竜族レベル6モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードはカードの効果では破壊されない。
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
そのモンスターを破壊する。



ソルデ「シャアアアーーーーーーー」攻 2600



229: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:18:05.40 ID:jcbWD+r90


ソルデ「………」ズズズ………



鬼柳「またエクシーズモンスター……!しかも攻撃力2600だと!」



ミスターT「ははははは、君のアルマデスは2300、勝ち目はない」



ミスターT「このターンで勝負はおしまいだ、テリアス、アルマデスを破壊しろ!」



テリアス「!」攻2400


アルマデス「!」攻2300


ドドドドドドドドドドドドドッ



鬼柳「なめるんじゃねえぞ……!この鬼柳京介がこんなところで負けるか!」


鬼柳「トラップ発動、ミラーフォース!」バッ


《聖せいなるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。



ピキーーーーーン



ミスターT「無駄だ!!」



鬼柳「!」




230: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:23:33.96 ID:jcbWD+r90



ソルデ「!」ピキーーーーーン!



テリアス「!?」ド――――――ン!!



鬼柳「ソルデが死なねえ!?」



ミスターT「オーバーレイユニットを持つソルデは、効果では破壊されない!」



ミスターT「アルマデスを攻撃だソルデ!」バッ



ドキャ――――――ン



鬼柳「っぐああ……!」LP2100→1800 ザザザアアアアッ



ギャギャギャギャギャッ!!



ミスターT「はっはっはっは!」



鬼柳「ぐ……」




ミスターT「無駄ではなかったな、生き残ったのだから、ふふ、失礼」



ミスターT「私はこれでターン終了だ」手札1







231: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:28:45.26 ID:jcbWD+r90


鬼柳「……俺のターンだ」




ミスターT「君の手札は0、フフフ……」



ミスターT「ハンドレスコンボ……期待しているよ」



鬼柳「ドロー!」シュッ  手札1



鬼柳「俺が引いたのはインフェルニティデーモン!」バッ




鬼柳「こいつは手札0で引いたとき、特殊召喚できる!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。



デーモン「はあああああ!」攻1800



ミスターT「ははははははは!知っていたさ!」



ミスターT「ゾンビキャリアで手札を戻した時から目星はついていた!」



ミスターT「シンクロさせる気はない!エヴォルカイザーソルデの効果発動!」



鬼柳「!」


233: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:34:50.94 ID:jcbWD+r90



ミスターT「オーバーレイユニットを一つ取り除き、特殊召喚したモンスターを破壊する!」


ソルデ「!!!」oru2→1




キュイイイイイイイ……



ドゴ――――ン!




鬼柳「ぐああああ………!」



ミスターT「インフェルニティデーモン破壊!」



ミスターT「残念だよ……真髄をもっと見られると思ったのだが」



鬼柳「まだだ、デーモンの効果は生きている!デッキからインフェルニティカードを手札に加える!」ザッ




鬼柳「モンスターをセットして、ターンエンドだ!」バッ  手札0



ミスターT「悪あがきかね、はははは…」

234: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:42:25.92 ID:jcbWD+r90



ミスターT「私のターンだ」シュッ  手札2


鬼柳sc5→6
ミスターTsc5→6



ミスターT「悪あがきは見苦しいな、鬼柳京介」



鬼柳「……」



ミスターT「ダークネスとともに来るのだ、エヴォルダーケラトを召喚」バッ



《エヴォルダー・ケラト/Evolsaur Cerato》 †
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1900/守1400
このカードが「エヴォルド」と名のついた
モンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は200ポイントアップする。
その後、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分のデッキから「エヴォルド」と名のついた
モンスター1体を手札に加える事ができる。


ケラト「キャアアアア!!」



鬼柳「攻撃力1900………」



ミスターT「バトルフェイズだ、ソルデでセットモンスターを攻撃!}



ソルデ「シャアァァァ!!」攻2600




235: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 22:54:05.20 ID:jcbWD+r90


鬼柳「!」



ガキイイイイィン!!!



ミスターT「何!」



インフェルニティガーディアン「………」守1700



ソルデ「…………?……」シュウウ……



《インフェルニティ・ガーディアン/Infernity Guardian》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在する
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。



ミスターT「まさか……2600のソルデで勝てないモンスターだと!」



鬼柳「インフェルニティガーディアンは、手札0の時戦闘、効果では破壊されねえ!」



ミスターT「くう………そんなことが…」



ミスターT「だがまあいい……」


ミスターT「そのモンスターを除去するのにそう時間はかかるまい…ターン終了だ」


237: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:01:31.75 ID:jcbWD+r90


鬼柳「ドロー!」シュッ  手札1



鬼柳sc6→7
ミスタ―Tsc6→7


鬼柳「……カードをセットしてターンエンドだ」サッ



ミスターT「ははは、やはりな、特殊召喚モンスターを破壊するソルデの前ではどうしようもない」



ミスターT「私のターンだ!」シュッ  手札2


鬼柳sc7→8
ミスタ―Tsc7→8




ミスターT(!……はははは)



ミスターT「ソルデがいるかぎり問題はない、カードを一枚セットしターン終了だ」



鬼柳「なんだよ、てめえもガーディアンを突破できねえじゃねえか」



ミスターT「そうおもうかね?」



鬼柳「………」





238: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:06:32.21 ID:jcbWD+r90



鬼柳「ドローだ!」シュッ  手札1



ミスターT「この瞬間、ガーディアンは無敵の効果を一瞬失う!」



ミスターT「貰った、トラップ発動!」カチ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



鬼柳「!」



ミスターT「手札を一枚捨て、ガーディアンを破壊!」



ピシャアァァァアアン!!!!



ガーディアン「アアアアアアアアアアアア!!!」



ド―――――ン!


鬼柳「ぐ……」

239: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:09:23.58 ID:jcbWD+r90



ミスターT「最後の壁をうしなったね」手札0



鬼柳「……sp-エンジェルバトン発動!」バッ



《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》 †
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。




ミスターT「君もか」



鬼柳「!」シュッ



鬼柳「…………一枚捨てるぜ」サッ




ミスターT「ふふふ……」



鬼柳「助かったよてめえが早とちりしてくれてな」


ミスターT「なに……?」


240: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:14:11.92 ID:jcbWD+r90


鬼柳「拝ませてらるぜ…真髄をな」



鬼柳「あらわれろインフェルニティミラージュ!」バッ


《インフェルニティ・ミラージュ/Infernity Mirage》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。



ミラージュ「ききっ」



ミスターT「そいつは…」



鬼柳「インフェルニティの起爆剤だ、効果発動!」



鬼柳「手札0の時、リリースすることで墓地のインフェルニティを二体特殊召喚する!」



ゴアアアア――――――――――!!




ミスターT「特殊召喚か…ははは!」


鬼柳「甦れ、デーモン、ネクロマンサー!」バッ





242: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:18:33.14 ID:jcbWD+r90



デーモン「はあああっ」攻1800


ネクロマンサー「くっひひひひひ」守2000



ミスターT「この瞬間!エヴォルカイザーソルデの効果発動!」バッ



ソルデ「!」きゅぴ――――――ん!!!  oru1→0



ミスターT「特殊召喚したモンスターを破壊する!二体とも消えろ!」バッ



ギャオォオオオオ!!



ミスターT「さあ、こんどは何をデーモンで加える?なんであろうと……」



鬼柳「気の早い野郎だ、カウンタートラップ発動!」バッ



《インフェルニティ・バリア/Infernity Barrier》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。



バシュウウ―――――ン!!!



ミスターT「な……!」



248: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:25:31.70 ID:jcbWD+r90


鬼柳「バリアがデーモンたちを守る、死ぬのはてめえのモンスターだ!」



バリバリバリバリバリバリ!!!


ソルデ「アアアアアアアアアア!?」ド――――――ン!!



ミスターT「しまった……ソルデが……!」



鬼柳「邪魔もなくなったところで、ここからが俺の満足だ!デッキからインフェルニティブレイクをサーチし、セット!」バッ



鬼柳「ネクロマンサーの効果発動!甦れインフェルニティリベンジャー!」バッ



リベンジャー「きー!」



《インフェルニティ・リベンジャー/Infernity Avenger》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、
「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが
相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる。



ミスターT「チューナー……!」



鬼柳「☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆1のリベンジャーをチューニング!!」バッ



☆4+☆3+☆1=☆8  カアッ



鬼柳「漆黒の帳下りし時、冥府の瞳は開かれる、舞い降りろ闇よ!シンクロ召喚!」



250: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:30:01.16 ID:jcbWD+r90


鬼柳「ワンハンドレッドアイドラゴン!!」バッ



《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン/Hundred Eyes Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
闇属性チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル6以下の
闇属性の効果モンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
このカードはこのターンのエンドフェイズ時まで、
この効果を発動するためにゲームから除外した効果モンスターと
同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「地縛神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。



ワンハンドレッド「クアアアアアアアアア!!!」



ミスターT「なんだ……このモンスターは……!」



鬼柳「まだだぜ、効果発動、こいつは墓地の☆6以下闇属性モンスターを除外することで、同名カードとなり効果を得る!」



鬼柳「俺はインフェルニティミラージュを除外!」バッ



鬼柳「ミラージュとなったワンハンドレッドアイドラゴンをリリース!効果を発動する!」



鬼柳「墓地のデーモンとネクロマンサーを特殊召喚!」バッ



デーモン「さあああああ!」


ネクロマンサー「くふふふ」

253: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:36:21.54 ID:jcbWD+r90



鬼柳「デーモンの効果でもう一枚インフェルニティブレイクをサーチする、セット!」ガショッ



鬼柳「ネクロマンサーの効果発動!墓地のインフェルニティ・ビートルを特殊召喚!」バッ



ビートル「ブ――――ン」


《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。



鬼柳「ビートルの効果発動!リリースすることで同名モンスターを二体特殊召喚する!」




ビートル「ぶーーん」


ビートル「ぶーーん」



鬼柳「いくぜ……☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆2のビートルをチューニング!」バッ



☆4+☆3+☆2=☆9





258: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:41:55.26 ID:jcbWD+r90



カアッ


鬼柳「シンクロ召喚!トリシューラ!」バッ



《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手の手札・フィールド上・墓地のカードを
それぞれ1枚までゲームから除外できる。



トリシューラ「キャアアアア!!」攻2700



ミスターT「1」



鬼柳「効果発動、てめえのフィールド、墓地、手札から一枚ずつ除外する!」



鬼柳「手札はないが、場のケルト、墓地のテリアスを除外!」



ジャアアアアアアアアア!!



ミスターT「ぐ………!」




259: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/09(木) 23:48:12.69 ID:jcbWD+r90



鬼柳「これでてめえの場はがら空きだ!」



ミスターT「おのれ………!こんなことが!」



ビートル「ぶーーん」攻1200



トリシューラ「………」攻2700



ミスターT「ぐうう……うううう……」LP3600



鬼柳「クロウの仇をとらせてもらうぜ……!」



鬼柳「クロウを倒した奴にも伝えろ!死神がてめえを狙っているとな!」



鬼柳「ビートルとトリシューラで攻撃だ!」



ギャアアアアア――――――――――――ン!!!



ミスターT「うあああああああああああーーーー!!!!」LP3600→0  ピー――――



ギャギャギャギャギャギャギャッ!!!



鬼柳「サティスファクショ――――――ン!!」




277: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:12:33.92 ID:dQcnXh6E0



ガシャアア―――――――――――ン



ミスターT「バ、バカな…………私が…」



鬼柳「!」キキイイイイッ



ミスターT「くそ………!…」



バサササササササササササッ



鬼柳「………」シュウウゥ…………



鬼柳「消えた…………やったか…」



鬼柳「……だが、町民は戻らねえのか…くそったれ」



シ――――――――ン……



鬼柳「みんな……町長がすぐに助けてやるからな……」




278: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:18:33.16 ID:dQcnXh6E0


鬼柳「……」




鬼柳「とりあえず……シティに行くか……」




鬼柳「コナミや遊星と合流したほうがいい……」




ブウウウウウウ……



ブオオォ―――――――――――ン!!!





………………………


ミスターT「まずいな…まさか強力な私が負けるとは…」




ミスターT2「鬼柳京介……ここまでやるとは」




ミスターT3「強力な個体は復活できないのが難点だな…」



ミスターT「うむ………のこりは四体……」



ミスターT5「なに……問題ない、我々に対抗できるデュエリストはわずか数人」





279: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:24:34.94 ID:dQcnXh6E0


ミスターT「そうだな…」



ミスターT「それと…あのカードの居所は分かったか?」




ミスターT6「全力で捜索中だ」




ミスターT「そうか……まあいい、とりあえず一人でも多く取り込むことを目的としよう」



ミスターT2「そうだな」



ミスターT3「そうだな」




バササササササササササササッ




……………………



ネオドミノシティ  トップス



海野財閥本社



社長室


幸子「………」カタカタカタ…



280: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:29:19.91 ID:dQcnXh6E0



幸子「…………」カタカタ…



幸子「ふう………」



幸子「疲れましたわ……」



幸子「コーヒーが飲みたいわ……じいや」



シ―――――――ン



幸子「……じいや……いないのかしら」



幸子「しかたないですわね」カタッ



てくてくてく……



幸子「……………」



こぽこぽこぽこぽこぽ………



幸子「♪ー」



ウイ―――――ン



じいや「ゆ、幸子様っ!!」




幸子「!?」びっくう!

281: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:33:33.33 ID:dQcnXh6E0



がっしゃーーーん!!



幸子「あっつ…!!……熱いですわ……!!」




幸子「くう………じいや、驚かせないでくださる!」




幸子「まったくあなたほどの方が……どうしたのです慌てて……」ふきふき…




じいや「こ、これを……!」ぺらっ……



幸子「ん……?その紙は」



幸子「……海野財閥の社員名簿…」ぺラッ




じいや「に………逃げ……っ……」




幸子「?じいや」



バササササササササササッ




幸子「!?なっ……」

283: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:37:33.76 ID:dQcnXh6E0



幸子「か、カードに………う………」



幸子「なんですの……いままで目の前にいた人は………?」



幸子「この名簿は……」パラララララッ



スゥゥゥウウ………



幸子「!?」



ゥウ…………



幸子「な………なにが……社員の名前が…消え……」




幸子「………な、なにかやばいですわ……!」




ダアアアクネエエエエエエス………




285: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:40:50.87 ID:dQcnXh6E0



バサササアアアアアアッ…



ミスターT「………ふむ」




ミスターT2「………」きょろきょろ…




ミスターT「………ふむ……大きい建物だが、全員取り込んだようだな」




ミスターT2「そうだな……次に行こうか」




ミスターT「うむ」



バササァアアアアッ



シュゥゥゥウウ……………




シ――――――――――――ン



シュタッ!



幸子「はあ………はあ……………」



287: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:47:43.31 ID:dQcnXh6E0


幸子「な、なんだったの……今のは…」



幸子「コナミたちの修行で鍛えた握力で天井に張り付いていなかったらどうなっていたか…」




幸子「全員取り込んだといっていましたわ……」




幸子「まさか………本社の人間全員さっきの人のように……?」




幸子「……」ゾッ



幸子「これは…………まずいかもしれないわね」




……………………………



ポッポタイム ガレージ



コナミ「……」



雪乃「……」


ツァン「…」



岬「…」



手島「…」





290: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 21:52:51.34 ID:dQcnXh6E0



雪乃「そんな……人が消えるなんて…」



コナミ「俺もビビった…」



ツァン「さっきの奴にみんな消されちゃうんだ…」



手島「くそ……なんなんだよあいつら…」



岬「ダークネスだとか、ミスターTとか、わけわかんねえけど」



雪乃「記憶ごと奪われる……のは事実…」



コナミ「ああ……精霊の力かわかんねえけど…俺とツァンは覚えてるみたいだ」



ツァン「……藤原さん、聞きにくい事だけどさ……」



雪乃「……?」



ツァン「親の名前覚えてる?」




292: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 22:00:56.70 ID:dQcnXh6E0



雪乃「…………」



雪乃「……どうやら消されてしまったようね…」



ツァン「そう………ごめん……」



ツァン「はあ……この調子じゃボクの親も……記憶が残るのは判別ができないから…」



コナミ「そうだな、でもケータイ見ればいいだろ」




ツァン「あ、そうか」ぴっ



ツァン「……………消えてる……」




コナミ「………そうか………」



岬「ちっ……ちまちま消えた奴を数えてても仕方ねえ!」



岬「肝心なのは消えた奴らを取り戻す方法があるかどうかだろうが!!」がたっ



293: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 22:16:35.63 ID:dQcnXh6E0



コナミ「ああ!そうだな!」



ツァン「でもどうやってよ?」



コナミ「…………あいつを捕まえて縛り上げて吊し上げて尋問する!」



ツァン「でもあいつ消えるじゃん」



コナミ「そうなんだよなー……」




雪乃「こんなことが起こっていたなんて……」



コナミ「やっぱ気づきにくいもんだよな…記憶もないと」



岬「くそお………」



手島「むかつくぜぇ…」



ガチャッ



294: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/10(金) 22:28:07.91 ID:dQcnXh6E0






コナミ「む…」



遊星「ただいま…」



コナミ「無事で何よりだぜ遊星」



遊星「………コナミ……五人だけか?」



コナミ「ああ…もう深夜だからな、これ以上は危険だと思ってな」



遊星「そうか……連絡したみんなはまだ来ないのか」



コナミ「牛尾の所に行ってたわりにはえらく帰るの遅かったな」



遊星「ああ、この二人を迎えに行っていたんだ」



さっ



龍亞「コナミー!」



龍可「久しぶりね!」




コナミ「おお、お前ら…」



307: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 21:48:31.66 ID:asjiPBsm0



……………………………



コナミ「まったく無事でよかったな」



龍亞「遊星から全部聞いたよ」



龍可「またとんでもないことになってきたわね…」



ツァン「本当だよまったく…」



遊星「残りのみんなも明日には集まると思う、今日はもう遅いから寝たほうがいい」



雪乃「一人でいるのは危険だものね……一人でも多く連れてこないと」



岬「つーか…寝床はどうすんだよ、これから増えるんなら足りねーぞ」



遊星「ハンモックを吊るさ」



手島「今日はもう疲れたぜ……」



ツァン「ボクも……なんか眠くなってきた」

308: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 21:55:13.55 ID:asjiPBsm0



雪乃「私もよ……」



コナミ「じゃあねるか」



龍亞「うん、俺たちもそうするよ」



遊星「この人数ならベッドで足りるはずだ、二階で休んでくれ」



龍可「わかったわ」


手島「ふぁあ……」



コナミ「…………」



岬「コナミ、おまえは?」



コナミ「ちょっと遊星と話すことがあるから」



岬「……」



ツァン「ちょっと、女子と男子で分けてよね」



遊星「それなら問題ない、二部屋ある」




309: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 21:59:24.69 ID:asjiPBsm0



手島「じゃ、いこーぜ」スタスタ



龍亞「お休み遊星、コナミ」



龍可「お休み」



遊星「ああ」



スタスタ………

バタンッ



岬「……」



コナミ「岬よ、お前も疲れただろ、寝とけ」



岬「……はー……てめぇ……」



岬「………無理すんなよ」スタスタ   バタン



コナミ「…………察しがいい奴だな」




310: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:03:43.88 ID:asjiPBsm0



遊星「……」



コナミ「…………行くか」



遊星「ああ、深夜にも奴らは活動を続けるはずだ……一人でも助けたい」



コナミ「パトロールの始まりだな……」



遊星「体力が持つのは俺たちくらいだからな」



コナミ「途中もし俺の知り合い見つけたら連れてきていいか?」



遊星「ああ、好きにしてくれ」



……………


ブウゥゥゥウウ……



遊星「行くぞ!」


コナミ「合点!」



ブオオォ―――――――――――ン




311: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:10:53.01 ID:asjiPBsm0


………………………………


同時刻

ナスカ



ボマー「………………」



ボマー「………」



ザッ



ボマー「…………何者だ」



「!」



ボマー「私の瞑想の邪魔をするな」



「深夜の荒野に一人ぼっちでなにをしているのかと思ったら……邪魔をして悪かったね」



ボマー「……こんな深夜の荒野で一人で歩いているとは珍しいな」



ボマー「私になにか用か?」



312: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:20:29.61 ID:asjiPBsm0




「ふふ、私はミスターT……」



ミスターT「君とデュエルがしたい」



ボマー「私とデュエルを……?どういう目的だ」



ミスターT「目的かね…君の救済かな」



ボマー「なんだと……」



ミスターT「君には素晴らしい世界をプレゼントしたい」



ボマー「…………帰れ、お前からは邪悪な気配を感じる」



ミスターT「ひどい言われようだ」



ボマー「……………」



ミスターT「だが悪いがデュエルは強制参加だよ」



ボボボボボボボボボボボボボッ



ボマー「なに………?」


313: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:28:03.09 ID:asjiPBsm0



ボマー「これは………」



ミスターT「なつかしいかね?」



ボマー「貴様………!」



ミスターT「君は良く知っているだろう、ダークシグナーの地上絵だ」



ボマー「く……………」



ミスターT「真似てみたんだよ、地上絵とはいってもごらんのとおり小さい円だがね」



ボマー「どうしてダークシグナーの事を………そしてこれを私の前で見せるということは」



ミスターT「知っているよ、君が元ダークシグナーということはね」



ボマー「どこでそれを知った!」



ミスターT「記憶を除けば簡単なことさ」



ボマー「…………只者ではないな」




315: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:32:33.08 ID:asjiPBsm0



ミスターT「ふふふふ…」



ボマー「貴様の目的は何だ!」


ミスターT「気になるなら、デュエルで勝ったら教えてあげよう」



ボマー「く………」



ミスターT「やる気が出たかな?」



ボマー「…………いいだろう、デュエルを受けよう」



ミスターT「君ならそういってくれると思っていたよ」




ボマー「だがこの忌まわしい炎は消すのだ!ナスカの大地が泣いている!」



ミスターT「おや……アニミズムかね?ふふ、まあいい……」




シュウウゥウン…………


ボマー「……消えたか」


316: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:38:44.36 ID:asjiPBsm0



ミスターT「さあ……始めよう」ぼぼぼっ




ボマー「………」カシャッ



ミスターT「君たちダークシグナーやシグナ―は手強いということを学んだからね、こっちも全力でつぶさせてもらおう」



ボマー「手強い……その言い方だと、他にも誰かと戦ったのか…」



ミスターT「ふふ…クロウ・ホーガン、知っているだろう?」



ミスターT「彼は私に敗北したよ」



ボマー「!なんだと……クロウが……」



ミスターT「他の私が鬼柳京介や、ジャックアトラスと戦ったが、退けられてしまった」



ミスターT「十六夜アキは戦うまでもなかったな」」



ボマー「戦うまでもなかった……?彼女をどうした!?」



ミスターT「ダークネスと一体化したよ……これ以上は君が負けてからのお楽しみだ」



ボマー「!……デュエル!」

318: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:47:00.82 ID:asjiPBsm0



ミスターT「ふふふ…」LP4000



ボマー「……」LP4000



ミスターT「先行は私だ、モンスターをセット」バッ



ミスターT「さらにカードを一枚セットしてターン終了だ」バッ  手札3



ボマー「……私のターンか」シュッ  手札6



ボマー「しかしどうする……クロウを倒したほどの奴……あのセットモンスター何かある」



ミスターT「そういえば、君は何かの加護を受けているのか?」


ボマー「なに……?」



ミスターT「いや。なんとなくね」


ボマー「ナスカの聖なる力が……我々の村を守ってくださっていると信じている」



ミスターT「そうか……」(記憶があるのはそのためか)



ボマー「……よし」



320: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 22:56:41.42 ID:asjiPBsm0


ボマー「私は融合カードを発動する!」バッ



《融合/Polymerization》 †
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。



ミスターT「ほう…」



ボマー「手札のヴォルカニックバレットとマジックリアクターAIDを融合!」



ミスターT「ならば、永続トラップ、マクロコスモスを発動!」バッ



《マクロコスモス/Macro Cosmos》 †
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。


ぐにゃあああああ……



ミスターT「これで墓地に行くカードは除外される、さらにヘリオスを召喚しよう」バッ



《原始太陽ヘリオス/Helios - The Primordial Sun》 †
効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントになる。




ボマー(バレットの効果がつかえないか……ならば!)




ボマー「あらわれろ、重爆撃禽 ボム・フェネクス!」バッ



《重爆撃禽 ボム・フェネクス/Blaze Fenix, the Burning Bombardment Bird》 †
融合・効果モンスター
星8/炎属性/炎族/攻2800/守2300
機械族モンスター+炎族モンスター
自分のメインフェイズ時、フィールド上に存在するカード1枚につき
300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
この効果を発動するターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



321: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:02:54.02 ID:asjiPBsm0



フェネクス「クカカカカ!!」攻2800



ミスターT「攻撃力2800とは、守備で良かったよ」



ヘリオス「……」守200



ボマー「私は貴様のセットモンスターは危険だと判断した、悪いが戦いはしない」



ミスターT「ほう…」



ボマー「だが!カードを二枚セット!」バッ  手札1



ボマー「ボムフェネクスの効果発動!」バッ



ボマー「攻撃を放棄し、フィールドのカード一枚につき300Pダメージを与える!」



ミスターT「なに!」


ミスターT「フィールドにあるカードは6枚、よって1800のダメージを食らえ!」




フェネクス「バアァァアアアッ!!!」ドシュウウ――――――――ン



ドゴオ―――――――――――ン!!



ミスターT「うおおおおっ……!」LP4000→2200  ゴオオオオオッ……

322: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:09:15.52 ID:asjiPBsm0



ボマー「この火力で勝負をつけてやる、ターンエンドだ!」



ミスターT「く……ドロー!」シュッ



ミスターT「!……ふ、いいカードを引いたよ」



ミスターT「魂吸収を発動!」バッ



《魂吸収/Soul Absorption》 †
永続魔法
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
1枚につき500ライフポイント回復する。



ミスターT「さらに封印の黄金櫃!」




《封印の黄金櫃/Gold Sarcophagus》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを1枚選んでゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、
この効果で除外したカードを手札に加える。




ミスターT「デッキのカードを一枚除外する……私が選ぶのはネクロフェイス!」バッ


《ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。



ネクロフェイス「くけええええええええええ」



ボマー「ぬ……!?」

325: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:22:56.48 ID:asjiPBsm0



ミスターT「このカードが除外されたとき、お互いのデッキからカードを5枚ずつ除外する!」



ボマー「デッキ除外……だと」



ミスターT「さあ」シャッ  デッキ32→27



ボマー「……」すっ  デッキ34→29



ミスターT「そして魂吸収で私はLPを回復する!」パァァ  LP2200→8200



ボマー「!………」



ミスターT「ふふふ……カードを一枚セットし、ターン終了だ」バッ  手札1



ボマー「私のターンだ!」シュッ  手札2



ボマー「闇の誘惑を発動!」バッ


《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。


ボマー「カードを二枚引き、闇属性モンスターを除外する…」スッ




328: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:36:46.91 ID:asjiPBsm0
>>323  ミスった…指摘ありがとう… あと分かりにくかった、闇の誘惑はリバースからの発動です



ボマー「……ガンナードラゴンを捨てる」サッ  手札3


ボマー「プロミネンスドラゴンを召喚!」バッ



《プロミネンス・ドラゴン/Solar Flare Dragon》 †
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1500/守1000
自分フィールド上にこのカード以外の炎族モンスターが存在する場合、
このカードを攻撃する事はできない。
自分のターンのエンドフェイズ時、
このカードは相手ライフに500ポイントダメージを与える。



プロミネンス「こおろろろろ」攻撃1500



ボマー「ゆくぞ……フェネクスの効果発動!」バッ



フェネクス「シャアァァァアア!!!」ドシュウウ―――――ン!!



ボマー「フィールドには8枚のカードがある、よって2400のダメージだ!」


ボコ――――――ン!!


ミスターT「おうううう……!」LP9200→6800  ゴオオオオオッ






330: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:42:12.54 ID:asjiPBsm0


ボマー「さらに、手札から魔法カード、サイクロンを発動!」バッ




《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ギャオオオォォオオオオ!!


ボマー「マクロコスモスを破壊!」バッ



ミスターT「それは予測できていたよ、宮廷のしきたり発動!」カチ



《宮廷のしきたり/Imperial Custom》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーは「宮廷のしきたり」以外の
フィールド上に表側表示で存在する永続罠カードを破壊できない。
「宮廷のしきたり」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。



パァァ――――――――ン


ボマー「ちっ……」


ミスターT「簡単には割らせんよ、サイクロンは無効だな」



ボマー「プロミネンスドラゴン!ヘリオスを攻撃!」ばっ



ドゴ――――――ン!



ヘリオス「!?」守1000




331: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/11(土) 23:47:06.99 ID:asjiPBsm0



ボマー(おのれ…………墓地が除外されたらやりにくい…)



ミスターT「ふふ……ちまちまカードが除外されているおかげで、私のLPは回復するよ」LP7800



ボマー「……ターン終了だ、プロミネンスドラゴンの効果で500のダメージを与える!」



ボシュウウッ



ミスターT「ふふ……」LP7800→7300



ボマー「……ターン終了だ!」手札1



ミスターT「闇の誘惑か………私も引きたいものだ…」



ミスターT「まあ焦らず行くとしよう」




340: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 20:38:13.61 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「私のターン」シュッ  手札2



ミスターT「セットモンスターをオープン!」バッ


《ニードルワーム/Needle Worm》 †
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600
リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。



ニードルワーム「うじゅじゅ」



ミスターT「君のデッキを五枚捨てる」



ボマー「く………」  さっ  デッキ26→21



ミスターT「さらに私は回復する」ぱあ LP7300→9800



ミスターT「ニードルワームをリリース、黄金のホムンクルスを召喚!」バッ


《黄金のホムンクルス/Golden Homunculus》 †
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×300ポイントアップする。




ホムンクルス「ォオオオオ……」攻1500→4200



ボマー「な……」


341: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 20:45:33.64 ID:w9D/e2+A0


ミスターT「デッキ破壊だけではないのだよ」



ミスターT「このモンスターは自分の除外カード一枚につき300攻撃力アップする」LP10300



ミスターT「君のボムフェネクスを超えた、破壊させてもらう」



ボマー「くそ…」



ミスターT「バトルだ、ボムフェネクスを攻撃!」



ボムフェネクス「!?」攻2800



ホムンクルス「オオオオオオ!!」



ボマー「させん、トラップ発動!」カチ



《フェイク・エクスプロージョン・ペンタ/Fake Explosion》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
モンスターはその戦闘では破壊されず、
ダメージ計算後、自分の手札・墓地から
「サモン・リアクター・AI」1体を選んで特殊召喚する。



バチイイイン!!!



ボマー「くう…

342: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 20:50:41.25 ID:w9D/e2+A0


ザザアアアアアアアッ



ボマー「モンスターは戦闘では破壊されん…!」LP4000→2600



フェネクス「くかかかっ」



ボマー「さらに、手札からサモンリアクターAIを特殊召喚!」バッ 手札0




《サモン・リアクター・AIエーアイ/Summon Reactor・SK》 †
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2000/守1400
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、
相手モンスター1体の攻撃を無効にできる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する、
このカードと「トラップ・リアクター・RR」
「マジック・リアクター・AID」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、
自分の手札・デッキ・墓地から「ジャイアント・ボマー・エアレイド」
1体を選んで特殊召喚する。


AI「ブ―――――ン」攻2000



ミスターT「破壊をまぬがれたか…ターン終了だ」手札1  LP10800



ボマー「私のターン!」シュッ  手札1




343: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:04:06.93 ID:w9D/e2+A0



ボマー「ブラックボンバーを召喚!」バッ



《ブラック・ボンバー/Black Salvo》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻 100/守1100
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地から
機械族・闇属性・レベル4のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。



ボンバー「……」



ボマー「私は☆5のサモンリアクターに☆3のブラックボンバーをチューニング!」



キュインキュインキュイン



☆5+☆3=☆8  カアッ


ボマー「シンクロ召喚、スクラップドラゴン!」バッ



《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。
選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。



スクラップドラゴン「ォアアアアアアア!」





344: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:12:15.37 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「厄介なモンスターだな……」



ボマー「スクラップドラゴンの効果発動、私のプロミネンスドラゴンと、貴様のホムンクルスを破壊する!」



キュイイイ―――――――ン



ゴシャ――――――――――ン!!!



ゴオオオオオ…………



ミスターT「く……」LP12800



ボマー「これで壁モンスターは消えた…チャンスだ」




ボマー「スクラップドラゴン、攻撃だ!」



ド――――――――ン!!


ミスターT「おおお………!」LP12800→10000



ボマー「さらにボムフェネクス!」


ボムフェネクス「クカカカカカカ!」攻2800



ギャアアア――――――ン



ミスターT「く……」LP10000→7200 ザザアアアアッ…

346: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:22:09.19 ID:w9D/e2+A0



ボマー「私はターン終了だ」手札0



ミスターT「さすがにやるね……」



ボマー「回復にも限界が来ているようだな、貴様のデッキ破壊よりも早くLPを削ってやる」



ミスターT「私のターン」シュッ



ミスターT(DDダイナマイトが来れば一発なんだが……)



ミスターT「このターン、ネクロフェイスが手札に加わる!」ザッ  手札3



ボマー「!」



ミスターT「私は魔法カード、カオスグリードを発動」バ



《カオス・グリード/Chaos Greed》 †
通常魔法
自分のカードが4枚以上ゲームから除外されており、
自分の墓地にカードが存在しない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。


ミスターT「二枚ドローする!」シュッ  手札4



ミスターT「ふむ……」





348: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:39:54.13 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「……………ふふふ」



ミスターT「ボマー…私のLPを削りきるといったね」LP7700



ミスターT「やれるものならやってみるがいい、闇の誘惑、私も使わせてもらう」バッ




《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。



ミスターT「さらに二枚ドロー」シュッ



ミスターT「除外するカードは、ネクロフェイス!」バッ  手札5


ネクロフェイス「くけけけけけけけけけけけけけけけけ」



ミスターT「お互い5枚ずつ除外する!」  デッキ21→16



ボマー「…………」デッキ20→15



ミスターT「魔法カード、カオスエンド発動!」バッ


《カオス・エンド/Chaos End》 †
通常魔法
自分のカードが7枚以上ゲームから除外されている場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在する全てのモンスターカードを破壊する。




349: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:46:07.52 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「モンスターすべてを破壊する!」バッ



ボマー「なんだと……!!」



ボゴオオオン!!!!



ボマー「ぐ………!スクラップドラゴンとボムフェネクスが……!」



ミスターT「そしてみたまえ、私のLPを」LP15200



ボマー「LP……15200だと……」



ミスターT「手札0、フィールド0の状況で削り切れるかね?」



ミスターT「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ   手札3



ボマー「私は……負けるわけにはいかない……ドロー!」シュッ  手札1





350: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 21:52:53.07 ID:w9D/e2+A0



ボマー「…………来るのが遅いが……」



ボマー「大嵐発動!」バッ


《大嵐/Heavy Storm》 †
通常魔法(制限カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。




ビュー―――――――――――――――!!



ボマー「魔法トラップをすべて破壊する!」



ミスターT「ならばトラップ発動!」カチ



《闇次元の解放/Escape from the Dark Dimension》 †
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



ミスターT「除外ゾーンからネクロフェイスを特殊召喚!」バッ



《ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。


ネクロフェイス「けけけえええええええ」攻1200



ミスターT「魂吸収と宮廷のしきたりは破壊されるが、マクロコスモスと闇次元の解放は残る」



ミスターT「ふふふ、残念だよある意味」




351: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 22:04:03.11 ID:w9D/e2+A0



ボマー「ぐ………ターン終了だ」



ミスターT「私のターン」シュッ  手札4



ミスターT「サイバーヴァリーを召喚」バッ  


《サイバー・ヴァリー/Cyber Valley》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを除外して発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、バトルフェイズを終了する。
●自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードと自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して除外し、その後デッキからカードを2枚ドローする。
●自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のカード1枚を選択して発動できる。
このカードと手札1枚を除外し、その後選択したカードをデッキの一番上に戻す。




ヴァリー「きゅろろろろろ」



ミスターT「このモンスターとネクロフェイスを除外し、二枚ドローする!」シュッ  手札5



ミスターT「そしてネクロフェイスが除外され効果発動!デッキから5枚捨てる!」  デッキ13→8



ボマー「………」デッキ14→9



ミスターT「もはやまな板の上の鯉だな、はははは」

352: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 22:14:48.57 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「あと数回ネクロフェイスを行き来すればお互いのデッキが0になる」



ミスターT「そうすれば君のターンでドローできなくなり、君は負ける」



ミスターT「だがそんな長々と私のターンを行うのは可哀想だ、ふふ」



ミスターT「今いいカードを引いた、これで終わらせよう」



ミスターT「カードを一枚セットしてターン終了」バッ  手札4



ボマー「…………ドロー!」シュッ  手札1




ミスターT「さらばだ」カチ



《D.D.ダイナマイト/D. D. Dynamite》 †
通常罠
相手が除外しているカードの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。




ボマー「!………………く」



ボゴォオオオオ――――――ン!!!



ボマー「ぐあァァアアアア……!!!!」LP2600→0  ピー――――




353: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 22:27:24.96 ID:w9D/e2+A0



ゴオオオオオオオオオ……………



シュウウゥ…………



ボマー「…………………おのれ……」




ミスターT「ははは………………ようこそ」



バサササササササササササッ



シュゥゥゥウウ…………



ミスターT「ふう…………」



ミスターT「なかなかの火力だったな」



ミスターT「だが残念だったな、ふふ」




ザッ………



ばささささささっ



ミスターT2「そっちは終わったか?」



ミスターT「ああ」



354: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 22:30:06.65 ID:w9D/e2+A0



ミスターT「そちらは?」


ミスターT2「ここら辺の村の人間は全員取り込んだ」



ミスターT「よし」



ミスターT2「次に行くとしよう」



ミスターT「ああ」



バササササササササササッ


バサササササササッ



………





…………………


ネオドミノシティ



繁華街  3:15



355: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/12(日) 22:37:39.90 ID:w9D/e2+A0




ふらふら……



あげは「う……ううん……」



あげは「おかしいよ……こんな…」



あげは「お母さんとお父さんの名前が思い出せない……顔も……」



あげは「ううう……………家に誰もいないし………どうなってるの…」



ザ……ザ……



あげは「探さないと………うう………」



あげは「誰か……誰か助けて」



ザ……ザ……



ミスターT「ダァァァァァクネェェェス………」



?「………」こそっ



372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/16(木) 20:16:14.27 ID:NeFkL64M0



スタ……スタ………



あげは「……」


あげは「あの店もあの店も閉まってる…」



あげは「こんな活気のない街じゃなかったはずなのに…」



あげは「………………」



あげは「KURUMIZAWAは………あ、開いてる」



カランカラン



あげは「………?」



あげは「あれ………店員さん?………いない、開けっ放しで留守…?」



あげは「誰だっけ………知り合いだったはず………」



373: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:23:06.80 ID:NeFkL64M0



しーーーーーーん



あげは「……………」


あげは「帰ろう、なんか悲しいし」



スタ……


あげは「カードも置きっぱなしで……よく盗まれないね」



あげは「はあ………」



ばさささささささっ



あげは「!……」



ミスターT「ダァァァァァクネェェェェェェス」



あげは「……………か、カードから人が……」




374: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:28:55.53 ID:NeFkL64M0



ミスターT「ふふふ」



あげは「あの………?」



ミスターT「怖がることはない、君を救いに来た」



あげは「え…………」



ミスターT「さみしいのだろう、一人が」


ミスターT「理解不能の恐怖を感じているのだろう?」



あげは「う…………」



ミスターT「共に来るがいい、その悲しみを消してあげよう」


ミスターT「忘れてしまった人たちにも再開できるぞ」



あげは「な………なにを……」



375: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:34:26.29 ID:NeFkL64M0



ミスターT「私は味方だよ」



あげは「味方って…………」


あげは(なんて怪しい風貌………ボクの危険信号が警報を鳴らしてるよ)



あげは「あ、あの、ボクお使いの途中なんで、失礼しますね」


ミスターT「……」


たったったった………



ミスターT2「逃がさんよ」ばささささっ



あげは「!!!?…………ふ、ふえた」



ミスターT「あまり一般人に時間は使いたくないんだ」



ミスターT「悪いが強制連行させてもらう」





376: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:38:29.07 ID:NeFkL64M0



あげは「強制連行……!」(この人本当にやばい…!)



あげは「ひっ」ダッ



ばさささっ



ミスターT3「おっと」ガシ



あげは「は、放して!」



ミスターT「ふふふふふダァァァァクネェェェェス………」



あげは「うわあああ……!」


あげは(こんな深夜に動き回るんじゃなかった………なにこれ……!)


あげは(思えばこんな時間に店が開いていることがおかしかった……頭がぼーっとしてたんだ……!)



あげは(ダークネスって……?一体何をされるの………)



あげは「た、たすけて…!」

377: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:42:16.06 ID:NeFkL64M0


ミスターT「ダァァァァクネェェェス」



ミスターT2「ダァァァクネェェェェェス」



あげは「い、嫌……!やめてよ!」



がしっ


あげは「もごっ!?」



ミスターT3「身をゆだねるのだ、ふふふふふふふふ」



あげは「ッ……た………助けッ……て……」



ミスターT3「ダァァァァクネェェェェェス」



シュピ――――――――――ン



ミスターT「ぐおっ!」パァァン!



ミスターT2「何事だ!」



378: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:46:23.67 ID:NeFkL64M0



ザザッ



あげは「はあ……はあ……う…?」



ミスターT「我々を攻撃できるものなど……」ばさささ……



ミスターT「さっきの帽子の男か!」



あげは「あれは…………!」



ミスターT2「君は誰だ?」



「私ですか……」



「私は正義と破滅の女神……」



ゆま「ダークネスゆまです!」じゃーーーーん!



幸子「…………」



ミスターT「ダークネス……だと」

379: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:53:02.91 ID:NeFkL64M0



あげは「ゆまちゃん……海野さんも!」



ミスターT「どういうことだ……その仮面はダークネスの仮面……」



ミスターT「なぜそれを持っている…!」



ゆま「これは……ホセおじいちゃんからもらいました」



ミスターT2「ホセ………だと」



ミスターT「イリアステルの三皇帝か………」



ミスターT「奴め………我々の存在に感づいていたのか」



ゆま「貴方たちがダークネスの分身だということは知っています、その目的も!」



ゆま「私たちの友達をこれ以上取り込ませはしません!」



幸子「………………」


384: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 20:57:25.67 ID:NeFkL64M0


あげは「……取り込む……?」




ミスターT「………面倒なことになったな」



ミスターT2「ああ」




ミスターT3「一度退いて話し合いしたほうがいいな」


ミスターT「そうだな」



ばさささささささっ



シュウウゥ……………



幸子「!逃げましたわ」



ゆま「大丈夫です、あれは雑兵、倒したところで無駄ですから」



ゆま「それより青葉さん、大丈夫ですか!」たっ




385: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:02:42.36 ID:NeFkL64M0


たったったったった



あげは「う…………ゆまちゃん?」



ゆま「はい、ダークネスゆまです!」



幸子「危ないところでしたわね」



あげは「な、なにがなんだか……」



ゆま「詳しいことは後で…」



幸子「海野の隠しシェルターに身を隠しましょう、あそこなら見つからないかもしれない」



幸子「食料も三か月分ほどありますわ」



あげは「か、隠れるって………さっきの奴らから……?」



幸子「当然ですわ」



ゆま「行きましょう、海野さん、案内してください!」

386: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:07:48.89 ID:NeFkL64M0


…………………………

ネオドミノシティ


トップス  海野財閥隠しシェルター



ガシャンッ



幸子「ふう…………やっと腰を下ろせます」



ゆま「危なかったですね……青葉さん」



あげは「う、うん…………」



幸子「布団にシャワールーム、電波もとおってます、不自由はないはずですわ」




ゆま「そうですね…」



あげは「あの……さっきの奴らって……?」



ゆま「はい……私が知ってることをお話ししますね」





389: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:17:34.39 ID:NeFkL64M0



……………………………………



あげは「……………そんな……人が消されてる…?」



ゆま「はい、ダークネスは自らが住まう虚無の世界に人を取り込んでいます」



ゆま「最終的な目的はこっちの世界とダークネスの世界を一体化させることです……」



幸子「……………」



あげは「な、なんでそんなことを………」



ゆま「わかりません………」



幸子「宮田さん、先ほどから世界中の支社からカードがデュエルディスクに反応しなくなったと報告が殺到しています」



幸子「今回の事件と関係があるのですか?」



ゆま「……それはおそらく、そのカードたちが闇に染まったからです」



390: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:24:23.38 ID:NeFkL64M0



ゆま「デュエリストの思いが込められていないカードは漆黒のカードとなり、ダークネスに囚われます…」



ゆま「そのカードたちはデュエルディスクに反応しなくなり、さっきのダークネスの分身の体を構成する一部になるんです」



あげは「だからさっきカードからあの人が出てきたように見えたんだ……」



幸子「く……………早く何とかしないと海野の信用にかかわりますわ……」



幸子「さっきからお父様の顔が思い出せない……おそらくやられましたわね…」



ゆま「………」



あげは「ゆまちゃん………どうすればいいの…」



ゆま「最優先するべきは……これを見てください」バララッ





392: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:32:36.68 ID:NeFkL64M0



あげは「ん……これはカード?」



幸子「何枚ありますの?」



ゆま「現在96枚です、全部で100枚あるはずなんですけど…」



ゆま「100枚集めることで合体して一枚のカードになるんです」



ゆま「これは闇のカードといって、ダークネスもこれを探しているはずです」



ゆま「なぜなら、ダークネスが虚無の世界とこっちの世界を一体化させるにはこのカードが必須だから……」



ゆま「……ってホセおじいちゃんが言っていました……」



あげは「え……じゃあ危険じゃん、さっさと破くなり捨てるなりして集まらないようにしないと!」



ゆま「いえ……闇のカードはズタズタにしてもすぐ復活します……」



ゆま「なによりこっちが先に集めればそのカードは強力な武器になるはずです」



幸子「まったく非現実的な」


394: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:37:54.89 ID:NeFkL64M0


ゆま「なので、のこり四枚、はやく集めちゃいましょう」



あげは「でもどこにあるかわかってるの?」



ゆま「任せてください、このダークネスの仮面は探査機になります」さっ



幸子「急がないと……一枚でも敵側に取られたら面倒ですわ」



ゆま「はい………でもすこし休まないと体が持ちませんからね」



ゆま「もう明け方ですし……ちょっと睡眠をとらないと限界です……」



あげは「確かに………う……」ふら



幸子「そうですね…布団を用意しましょう、こっちの部屋にありますわ」



…………………………………




395: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:51:49.19 ID:NeFkL64M0



ネオドミノシティ   ポッポタイム  7:00



ブオオォ――――――――――!!!


ブオオォ―――――――――!!


キキイイイッ



コナミ「ふう……」かぽ



遊星「……」ウィィ――ン



コナミ「ダメだ、見つけられなかったぜ」



遊星「俺もだ……奴ら…隠密に行動しているのか」



遊星「やはりセキュリテイィの応援は必要だな…」


ザッザッザッザ…


396: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/16(木) 21:58:40.69 ID:NeFkL64M0


コナミ「そういえば…遊星、飯は大丈夫か…?」



遊星「ああ、フォーチュンを開発した際にイェーガーから大金をもらった」



遊星「全員の飲食を世話できるくらいは軽々な」



コナミ「へー…すげえ……」


遊星「どう散らそうか迷ってたところなんだ、ちょうどいい」



コナミ「散らすなんて表現俺も言ってみてぇえ…」



遊星「ふふ…」



ババババババババババババババババババ!!!



コナミ「!?な、なんだ」




遊星「ヘリ…!?……何者だ…この広場に下りるつもりだ…」




ハラルド「久しぶりだな遊星、コナミ」ババババババババババ



コナミ「あ!」



遊星「お前は……ハラルド!」





414: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:18:32.67 ID:Dt+3/csE0



……………



ハラルド「ここにいると思ったよ」


遊星「どうしてお前が?」



コナミ「懐かしいな」



ハラルド「勿論ダークネスの件だ」



遊星「!やはり接触していたか」



ハラルド「ああ、なんとか跳ね除けたが、ブレイブとドラガンがやられてしまった……」



遊星「…………すまない、俺は覚えていないんだ」



ハラルド「そうか…………WRGPで共に戦った戦友たちだ」



遊星「となると……神の使い手か!」



コナミ「三極神でもやられるのかよ……」



ハラルド「二人の住居に行ってみた、みんな消えていたよ」



ハラルド「彼らほどの兵を倒す使い手が敵にいるのだ…」



415: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:22:52.81 ID:Dt+3/csE0



コナミ「マジかよ………」



遊星「ハラルド、お前が記憶の影響を受けないのはルーンの瞳の力か?」



ハラルド「ああ、その通りだ」



コナミ「ルーンの瞳が仲間になってくれたら心強いぜ」



ハラルド「私もだ、君たちに出会えてよかった」



ハラルド「チーム5Dsと満足は全員無事なのか?」



コナミ「満足は無事なんだが…」



遊星「……コナミ、気にするな」



コナミ「ああ………クロウと十六夜がやられた……可能性が高い」



ハラルド「なんということだ…………」



ハラルド「私が戦った相手にそれほどのポテンシャルはなかったはずだが……」



416: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:28:45.56 ID:Dt+3/csE0



遊星(……クロウ……十六夜……)



遊星「っく…………だめだ……思い出せない……」



ハラルド「私以外にも影響を受けない人物がいるのはありがたい」



コナミ「ふ……銀龍のおかげかな……」



ハラルド「ほかのメンバーとは一緒にいるのか?」



コナミ「ジャックと鬼柳が来ねえんだよ、そろそろだと思うんだが」



ハラルド「………まさかすでにやられたのでは」



コナミ「それはない、アドレスが残ってる」さっ



ハラルド「そうか…………」



遊星「とにかく、ガレージの中に案内しよう、ハラルド」



ハラルド「すまない」

417: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:32:41.73 ID:Dt+3/csE0



ばささささささささっ



遊星「!」


コナミ「!」


ハラルド「!」



ミスターT「ふふふ……これはこれは」



ハラルド「貴様!」



遊星「カードが集まって人に、コナミ、これは…」



コナミ「あれがミスターTってやつだ!みんなを消してる元凶の」



遊星「なんだと!」



ミスターT「チーム5Dsの不動遊星、ラグナロクのハラルド、そして満足のコナミか……」



ミスターT「厄介なのが集まっているじゃないか」




418: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:39:03.24 ID:Dt+3/csE0



コナミ「あの野郎……!」



コナミ「遊星、やばいな……ガレージが見つかったかも」



遊星「いや…………俺たちはここで話していただけだ…拠点まではバレていないはず」



遊星「何より、俺は奴を無事で返すつもりはない!」



ハラルド「我々三人を前にその余裕、よほど自信があるのか」



ミスターT「ふふ…………たしかに通常、私では君たちには勝てない」



ミスターT「強力な個体にバトンタッチとするところだが……」



ばささささささっ



ミスターT「ふふふ………私が戦おうじゃないか」



コナミ「何言ってんだ…」



ハラルド「どうやら………同じ外見でも実力に差がある奴がいるようだな」




419: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:44:46.66 ID:Dt+3/csE0



ハラルド「デュエルがしたいようだな…」



コナミ「よし……ならば」



遊星「待ってくれ、ここは俺が行く」ざっ



コナミ「なに、遊星」



ハラルド「大丈夫か……今の君は怒りの度合いが高すぎる……冷静になるんだ」




遊星「わかってる………任せてくれ……」



遊星「………奴らのせいで俺たちの仲間は………許すことはできない!」



ミスターT「おや、きみはもっと冷静な男だと聞いていたんだが」



ミスターT「ふふふ、ずいぶん熱くなっているじゃないか」



遊星「お前は喋りすぎる!俺とデュエルだ!」



420: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 18:56:15.57 ID:Dt+3/csE0



ミスターT「ふふ、いいだろう、不動遊星を倒せば戦況は大きく傾く」



ミスターT「デュエルだ」ブワァアアアアア…



コナミ「!なんだ……黒い膜に囲まれたぞ…」



ハラルド「………勝たなければ我々は抜け出せないようだな」



遊星「関係ない、みんなのため俺は勝つ!」



シュゥゥゥウウウン………



ミスターT「行くぞ、デュエルだ!」



遊星「!」カシャッ



ミスターT「先行は私がもらった……」



ミスターT「精霊界から連れてきたモンスターの力……試させてもらおう」



424: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:23:38.07 ID:Dt+3/csE0



ミスターT「私はマドルチェ・マジョレーヌを召喚!」バッ



《マドルチェ・マジョレーヌ/Madolche Magileine》 †
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。



マジョレーヌ「やー!」



コナミ「なんだ……ずいぶんメルヘンなモンスターだな……」



ミスターT「効果発動、デッキからマドルチェ・エンジェリーを手札に加える」サッ



ミスターT「カードを一枚セットし、ターン終了だ」手札4



遊星「マドルチェマジョレーヌ…………初めて見るカードだ……」



ハラルド「…………」



遊星「俺のターンだ!」シュッ  手札6



遊星「あらわれろ、スピードウォリアー!」バッ



《スピード・ウォリアー/Speed Warrior》 †
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 900/守 400
このカードの召喚に成功したターンの
バトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。
このカードの元々の攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。



スピードウォリアー「ハッ!」ギャアアアアアアン




426: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:29:50.82 ID:Dt+3/csE0



遊星「スピードウォリアーは、召喚したターンのバトルフェイズのみ攻撃力を倍加する!」



遊星「バトルだ!ソニックエッジ!」



スピードウォリアー「へアアア!」攻900→1800


マジョレーヌ「いやー!」攻1400



ド―――――――ン!!


ミスターT「くう……」LP4000→3600



コナミ「よし!大したことねえあいつ!」



ハラルド「………」



ミスターT「マドルチェモンスターは破壊され墓地に行くとき、デッキに戻る」シュッ


  
遊星「カードを一枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札4




428: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:36:41.02 ID:Dt+3/csE0



ミスターT「私のターン」シュッ  手札5



ミスターT「マドルチェエンジェリーを召喚!」バッ



《マドルチェ・エンジェリー/Madolche Anjelly》 †
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
また、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、
次の自分のターンのエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
「マドルチェ・エンジェリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


エンジェリー「うふふ」攻1000


ミスターT「エンジェリーの効果発動、リリースすることでデッキからマドルチェモンスターを特殊召喚できる」すっ



ミスターT「あらわれろマドルチェ・ホーットケーキ!」バッ


《マドルチェ・ホーットケーキ/Madolche Hootcake》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守1100
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
また、自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをゲームから除外し、
デッキから「マドルチェ・ホーットケーキ」以外の
「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「マドルチェ・ホーットケーキ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


ホーットケーキ「ほーーーー」攻1500



ミスターT「さらに、ホーットケーキの効果を発動、墓地のエンジェリーを除外することで、デッキからマドルチェモンスターを特殊召喚する!」 ザッ






429: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:42:14.19 ID:Dt+3/csE0


ミスターT「出すのは……マドルチェメッセンジェラート!」バッ



《マドルチェ・メッセンジェラート/Madolche Messengelato》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分フィールド上に「マドルチェ」と名のついた
獣族モンスターが存在する場合、
デッキから「マドルチェ」と名のついた
魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。



メッセンジェラート「やああっ」攻 1600



遊星「く……一気に二体のモンスターを」



ミスターT「まだだ、メッセンジェラートは特殊召喚した時自分フィールドに獣族モンスターがいるとき、デッキからマドルチェ魔法トラップを一枚手札に加える」



ミスターT「私はマドルチェシャトーを手札に加え、発動する!」バッ



《マドルチェ・シャトー/Madolche Chateau》 †
フィールド魔法
このカードの発動時に、
自分の墓地に「マドルチェ」と名のついたモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全てデッキに戻す。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「マドルチェ」と名のついた
モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
また、「マドルチェ」と名のついたモンスターの効果によって、
自分の墓地のモンスターがデッキに戻る場合、
デッキに戻さず手札に戻す事ができる。



パァァアアア…………




432: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:48:59.80 ID:Dt+3/csE0



コナミ「な…………なんだこのフィールド魔法は」



ハラルド「菓子の国か…………」



遊星「………」



ミスターT「このカードがある限り、マドルチェは攻撃力が500アップする」



メッセンジェラート「やー!」攻撃1600→2100



ホーットケーキ「ほー!」攻1500→2000



遊星「く…………」



コナミ「げええ!マジかよ!」



ハラルド「攻撃力2000超えが二体か……」



ミスターT「やはり強い、ふふふ………勝てるぞ」


ミスターT「バトルだ、メッセンジェラートでスピードウォリアーを攻撃!」バッ








435: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:53:58.06 ID:Dt+3/csE0


メッセンジェラート「やあああーーー!」攻2100



スピードウォリアー「!!}攻900



遊星「そうはいかない、くず鉄のかかし発動!」カチッ



《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。




遊星「攻撃を無効にし、再びセットすることができる!」



ミスターT「はははは、甘いぞ、カウンタートラップ発動!」カチ



《マドルチェ・ティーブレイク/Madolche Tea Break》 †
カウンター罠
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
魔法・罠カードの発動を無効にし、そのカードを持ち主の手札に戻す。
自分フィールド上に「マドルチェ・プディンセス」が存在する場合、
さらに相手フィールド上のカード1枚を選んで破壊できる。



シュパァァ―――ン!



遊星「なに!くず鉄のかかしが手札に……」



ドゴ――――――ン!!



遊星「くああああっ……!」LP4000→2800  ザザアアッ




440: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 19:59:04.12 ID:Dt+3/csE0



ミスターT「スピードウォリアー撃破」



コナミ「がら空きになっちまった……」



遊星「こいつ………強い」



ミスターT「ホーットケーキ!不動遊星にダイレクトアタックだ!」




ホーットケーキ「ほーーーー!」



遊星「手札から、速攻のかかしを捨て、効果発動!」バッ



《速攻のかかし/Swift Scarecrow》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。




ギャキイイイイイイイン!!!


ミスターT「!…」


遊星「バトルフェイズを終了する…」




442: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 20:19:56.61 ID:Dt+3/csE0


コナミ「あぶねえ………」



遊星「く…………」



ミスターT「まあいい、カードを一枚セットしてターン終了だ」手札3 バッ



遊星「俺のターンだ!」シュッ 手札5




遊星「魔法カード、調律を発動!」バッ



《調律/Tuning》 †
通常魔法
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。



遊星「デッキからクイックシンクロンを手札に加え、デッキから一枚墓地に送る」サッ



ADチェンジャー



遊星「!よし」







444: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 20:24:43.77 ID:Dt+3/csE0


遊星「クイックシンクロンは、手札のモンスターを墓地に送ることで特殊召喚できる!」



遊星「ボルトヘッジホッグを墓地に送り、あらわれろ!」バッ



《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星5/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりに
シンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とするモンスターの
シンクロ召喚にしか使用できない。



クイック「ひゃーお!」




遊星「さらに、墓地のボルトヘッジホッグは自分フィールドにチューナーモンスターが存在するとき、特殊召喚ができる!」


《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



ヘッジホッグ「きゅー」



コナミ「黄金コンボだ……!」




445: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 20:29:48.09 ID:Dt+3/csE0


遊星「俺は☆2のボルトヘッジホッグに☆5のクイックシンクロンをチューニング!」バッ



☆2+☆5=☆7

キュインキュインキュイン   カアアツ



遊星「集いし思いがここに新たな力となる、光さす道となれ!シンクロ召喚!」



遊星「燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」バッ



《ニトロ・ウォリアー/Nitro Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1800
「ニトロ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、
このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ
1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した
ダメージ計算後に発動できる。
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示にし、
そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。


ニトロウォリアー「じゃあああああ!」



ハラルド「よし……攻撃力2800、敵を超えた」



ミスターT「く……」



遊星「ここで墓地のADチェンジャーの効果発動、このカードを除外することでモンスターの表示形式を変更する」サッ



遊星「マドルチェ・メッセンジェラートを守備に!」



メッセンジェラート「うう!?」守1500



446: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 20:37:57.51 ID:Dt+3/csE0


《ADチェンジャー/A/D Changer》 †
効果モンスター
星1/光属性/戦士族/攻 100/守 100
自分のメインフェイズ時に、
墓地のこのカードをゲームから除外し、
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの表示形式を変更する。




ミスターT「………」


遊星「バトルだ、ニトロウォリアーでマドルチェ・ホーットケーキを攻撃、ダイナマイトナックル!」



ボゴオオ――――――ン!!



ミスターT「く………!マドルチェシャトーがあるとき、デッキに戻るマドルチェは手札に戻る!」手札4  LP3600→2800


コナミ「なんだと……それじゃあモンスターがあふれんばかりに……」



遊星「まだだ!ニトロウォリアーは表側守備モンスターを攻撃表示にして、もう一度攻撃ができる!ダイナマイトインパクト!」


ぐぐぐぐ…


メッセンジェラート「うぐぐ」攻2100



遊星「叩き込め、ダイナマイトナックル!」


ドガ―――――――――――ン!!!



ミスターT「くあああ……!メッセンジェラートも手札に戻る……!」LP2800→2100



コナミ「よっしゃ全滅だ!」



遊星「モンスターをセット、さらにカードを一枚セットして、ターンエンドだ」バッ  手札1





447: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/17(金) 20:39:48.25 ID:Dt+3/csE0

ここまででー


遊星  手札1  リバース1  セットモンスター1   ニトロウォリアー


ミスターT  手札5  マドルチェシャトー  リバース1

463: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 14:44:37.18 ID:dib3XpYJ0
>>458 そうだった  ニトロウォリアーの攻撃順を変えてホーットケーキは生き残ったということで



ミスターT「私のターン」シュッ  手札5



遊星「いくら倒しても手札に戻るモンスターたち……厄介な相手だ」



ミスターT「ふふふふ……マドルチェ・ホーットケーキをリリースして、マドルチェ・プディンセスを召喚!」バッ



《マドルチェ・プディンセス/Madolche Puddingcess》 †
効果モンスター
星5/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、
このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。



プディンセス「きゃほー」攻1500



コナミ「攻撃力1500だと……シャトーがなけりゃ1000じゃねーか」



ハラルド「強力な効果があるのだろう……」



ミスターT「プディンセスでセットモンスターを攻撃!」バッ






464: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 14:50:17.05 ID:dib3XpYJ0


プディンセス「やあーー!」



遊星「トラップ発動、くず鉄のかかし!」カチ



《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。



バチイイ――――――ン!



プディンセス「おっとっと」



ミスターT「やはりそうか……カードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札2



コナミ「嫌な感じだな……伏せカード三枚」



遊星「俺のターン!」シュッ   手札2



遊星「シンクロンエクスプローラーを召喚!」バッ



《シンクロン・エクスプローラー/Synchron Explorer》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 0/守 700
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
「シンクロン」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


エクスプローラー「キヒヒ」



遊星「効果により、墓地のクイックシンクロンを特殊召喚する!」



クイック「きゃー!」




465: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 14:54:18.77 ID:dib3XpYJ0



遊星「さらに、チューニングサポーターを反転召喚!」バッ



《チューニング・サポーター/Tuningware》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 300
このカードをシンクロ召喚に使用する場合、
このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
このカードがシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。


サポーター「よっ」



遊星「☆1のチューニングサポーターと☆2のシンクロンエクスプローラーに、☆5のクイックシンクロンをチューニング!」バッ


☆2+☆1+☆5=☆8  

キュインキュインキュイン  カアッ



遊星「集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます、光さす道となれ!シンクロ召喚!」



遊星「粉砕せよ、ジャンクデストロイヤー!」バッ



《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。



デストロイヤー「オアアア!!」




466: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 15:01:54.59 ID:dib3XpYJ0



コナミ「でた……強力モンスター!」



遊星「ジャンクデストロイヤーは、シンクロ素材となったチューナー以外のカードの数だけカードを破壊することができる!」



遊星「俺はプディンセスとお前のセットカード一枚を破壊する!タイダルエナジー!」



デストロイヤー「ちゃあああああああ!!}バシュンバシュン!



ミスターT「ち………!だが私は破壊対象となったトラップカード、安全地帯を発動する!」カチ



《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、
戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。
また、そのモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。



ミスターT[このカードの対象をニトロウォリアーに選択!」



コナミ「ああー!あれは場を離れるとき対象カードを道ずれにするカードだ……!」



プディンセス「いやー!}ド――――ン



ニトロ「ぐっは!!」ド――――ン




467: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 15:11:43.85 ID:dib3XpYJ0



ゴオオオオオ…


ミスターT「プディンセスは手札に戻る」サッ



遊星「く……だがまだジャンクデストロイヤーがいる!」



遊星「いけ、ジャンクデストロイヤー、ダイレクトアタックだ!デストロイナックル!」



デストロイヤー「アアアアアアアア!!!」攻2600



ミスターT「甘い甘い、トラップカード発動!」カチ



《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。




遊星「!く………」



コナミ「あれよく見かけるよなー」



ハラルド「まあ便利だから、仕方ないだろうな…」



遊星「俺はカードを一枚セットして、ターン終了」バッ  手札1

(チューニングサポーターで一枚ドローしてました)


468: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 15:19:25.10 ID:dib3XpYJ0



ミスターT「私のターン」シュッ  手札4



ミスターT「よし……私はトラップカードを発動する!」カチ


《マドルチェ・ハッピーフェスタ/Madolchepalooza》 †
通常罠
手札から「マドルチェ」と名のついたモンスターを
任意の数だけ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。



遊星「!」



ミスターT「手札から可能な限りマドルチェモンスターを特殊召喚できる」


ミスターT「あらわれろ!」バッ



マドルチェ・プディンセス「きゃほー」


マドルチェ・メッセンジェラート「やああ!」


マドルチェ・マーマメイド「やっ」



マドルチェ・バトラスク「ふうっ」



遊星「一気に四体のモンスターだって……!」






469: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 15:24:41.19 ID:dib3XpYJ0


コナミ「マジかよ……」


ハラルド「だがジャンクデストロイヤーを超えるモンスターは存在しない……プディンセスに何らかの効果があれば別だが」



ミスターT「ここからさ……私は☆4のマーマメイドとバトラスクでオーバーレイ!}バッ   


ズキュ―――――――――ン!!!



遊星「何!」




ミスターT「二他のモンスターでオーバーレイネットワークを構築……エクシーズ召喚!」バッ



ド―――――――――――ン!!!



ミスターT「クイーンマドルチェ・ティアラミス!」バッ



《クイーンマドルチェ・ティアラミス/Madolche Queen Tiaramisu》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/天使族/攻2200/守2100
「マドルチェ」と名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「マドルチェ」と名のついたカードを2枚まで選択して発動できる。
選択したカードをデッキに戻し、
戻したカードの数まで相手フィールド上のカードを選んで持ち主のデッキに戻す。



ティアラミス「ほほほー」攻2200→2700




470: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 15:31:13.17 ID:dib3XpYJ0



コナミ「エクシーズ召喚だって!?」



ハラルド「どういう…ことだ……?」



遊星「なんだ………そのモンスターは……」



ミスターT「ふふふふ……驚いたかね」



ミスターT「通常エクシーズ召喚が行えるのは強力な5体の私だけだが……」



ミスターT「精霊界からモンスターを連行してきた私は使いこなすことができるのだ……」



コナミ「精霊界から連行……ってことはそのモンスターたちはカードの精霊か!」



ミスターT「その通り」



セームベル「ああー!そういえばあっちの世界で見たことあるかもあの子たち」



コナミ「マジか……」



ハラルド「異世界の召喚法か……それは」



475: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:02:44.70 ID:dib3XpYJ0
>>474 そうだったんですか   ミスターTのターンのエンドフェイズに戻るんだと思ってた、すいません。このまま進んでしまおう



遊星「攻撃力2700……ジャンクデストロイヤーを超えてきたか…」



ミスターT「それだけではない、私はティアラミスのエクシーズ効果発動!」バッ



ティアラミス「やー!」  パキュイイイ――――――――ン!!! oru2→1



遊星「!」



ミスターT「エクシーズ素材を一つ取り除き、墓地のマドルチェカードを二枚デッキに戻し発動する!」



ミスターT「私はマドルチェホーットケーキとマドルチェマーマメイドを戻し……」ザッ




ミスターT「相手カードを二枚までデッキに戻す!」バッ



コナミ「やっべえ!」



ハラルド「遊星!」




477: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:11:11.89 ID:dib3XpYJ0



遊星「そうはいかない、手札からエフェクト・ヴェーラーの効果発動!」ザッ



《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 †
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。


ヴェーラー「stop!」



ミスターT「なに!」



ティアラミス「あらー」



遊星「ティアラミスの効果をこのターン無効にする!」



コナミ「よっし!」



ミスターT「ち……だが、バトルだ!ティアラミスでジャンクデストロイヤーを攻撃!」



遊星「トラップ発動、くず鉄のかかし!」カチ



《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。



バチ――――――ン!!



ティアラミス「きゃー」


479: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:15:07.45 ID:dib3XpYJ0



コナミ「くず鉄がきいてるな……」



ミスターT「まだだ、プディンセス、攻撃!」



プディンセス「きゃほほーーーー!」攻2300




ミスターT「墓地のモンスターがいなくなったことで攻撃力が800アップしている!」



遊星「だがまだジャンクデストロイヤーのほうが高い!ダイナマイトナックル!」



ゴシャ―――――――ン!!



プディンセス「いたーーーーーい!」



ミスターT「く……プディンセスの効果発動、モンスターと戦闘した時カード一枚を破壊する!」LP2100→1800



ミスターT「消えろジャンクデストロイヤー!」



ド――――――――――――ン!!!



遊星「そういう効果か…!」




480: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:19:15.62 ID:dib3XpYJ0



コナミ「デストロイヤーがやられた……」



ミスターT「破壊されたプディンセスは手札に戻る」手札1



ミスターT「マドルチェメッセンジェラート!ダイレクトアタックだ!」



メッセンジェラート「やああああ!」攻撃2100



ザシュッ



遊星「く………」」LP2800→700



ハラルド「遊星がここまで追い詰められるとは……」




遊星「くそ………」



ミスターT「ふふふふ………ティアラミスの効果を止めたおかげで生き延びたな……」



ミスターT「だが次のターン、テイアラミスの効果は復活する、それで終わりだ」




482: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:26:40.98 ID:dib3XpYJ0



ミスターT「私はターン終了、ハッピーフェスタで場に出たメッセンジェラートはデッキに戻る」ひゅん



遊星「俺のターン…」



遊星「ドロー!」シュッ  手札1



遊星「よし、ジャンクシンクロンを召喚!」バッ



《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択して
表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。



ジャンクシンクロン「わあーーー!」



遊星「このモンスターは、召喚時墓地の☆2以下のモンスターを特殊召喚できる」



遊星「甦れスピードウォリアー!」



スピードウォリアー「ハアッ!」




483: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:32:32.19 ID:dib3XpYJ0



ミスターT「シンクロ召喚か、無駄だ、そのレベルでは」



遊星「まだだ、リバースカードオープン!エンジェルリフト!」カチ



《エンジェル・リフト/Graceful Revival》 †
永続罠
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。



遊星「墓地からシンクロンエクスプローラーを特殊召喚する!」バッ



エクスプローラー「ほほおおおっ」



ミスターT「!」



遊星「☆2のスピードウォリアーとシンクロンエクスプローラーに、☆3のジャンクシンクロンをチューニング!」バッ



☆2+☆2+☆3=☆7  カアッ



遊星「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く!光さす道となれ!シンクロ召喚!」



遊星「いでよ、ジャンクアーチャー!」バッ


《ジャンク・アーチャー/Junk Archer》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2300/守2000
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターをゲームから除外する。
この効果で除外したモンスターは、
このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。




485: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:36:58.32 ID:dib3XpYJ0


アーチャー「へああっ」



コナミ「こいつは……」



遊星「ジャンクアーチャーは、一ターンに一度モンスターを除外する!}



ミスターT「なに!」



遊星「ティアラミスを除外しろ、ディメンジョンシュート!」



アーチャー「ちゃっ!」バシュ



ティアラミス「ああああーーーーー」ぐにゃああああ



ミスターT「しまった、oruもすべて取り除かれる…!」



遊星「そんなことを気にしている暇はない!ジャックアーチャー!奴にダイレクトアタックだ!」



遊星「スクラップアロー!」



アーチャー「しゃあっ!」バシュッ  攻2300



どすっ



ミスターT「ば、バカな…………!」LP1800→0  ぴーーーーーーー




486: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:42:12.93 ID:dib3XpYJ0



コナミ「おお、勝った!」



ハラルド「心配することなかったようだな」



……………………




ミスターT「くそ………やはりまかせるべきだったか……」がく……



遊星「消したみんなを元に戻すんだ!ミスターT!」



ミスターT「ふふ………またあおう」


コナミ「あ、消える気だ遊星!」



遊星「まて!」




ばささささっさささっ



遊星「おい!待つんだ!」



ハラルド「無駄だ遊星、消えてしまった」




遊星「くそ………」



488: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:45:44.91 ID:dib3XpYJ0


遊星「すまない……逃がした」



コナミ「気にすんなよ」



ハラルド「ああ、周りの膜も消えた、どうやらアジトはばれていないようだしね」



遊星「………」


ハラルド「大勢来られると厄介だ、案内してくれないか」




ハラルド「色々放さなくてはならないことがあるからな」




遊星「そうだな……ガレージに案内しよう、こっちだ」


ザッ




ざっざっざっざっざっざ……




コナミ「……ん?」



489: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 17:56:21.24 ID:dib3XpYJ0


マジョレーヌ「あいつどっかいっちゃったよ、これからどうすんの!」



メッセンジェラート「むりやり連れてきておいて………」



マーマメイド「とんでもない人ですわ…」



プディンセス「のどかわいたのどかわいたーーーー!」



バトラスク「お姫様、ティーの用意ができました」


プディンセス「褒めてつかわす!」



ティアラミス「困ったわねー」



コナミ「なんだおまえら」



マジョレーヌ「!うわわわ!あいつこっちきたわ!」



シュ―バリエ「お姫様には触れさせないぞ!」さっ



クロワンサン「帰れワン!」



コナミ「………」

493: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 18:02:52.44 ID:dib3XpYJ0



コナミ「おまえらおいて行かれたのか」



マーマメイド「そういうことになりますね……」



マジョレーヌ「元の世界に帰りたい………」



メッセンジェラート「同じく………」



プディンセス「かわいいやつめー」なでなで


ミィルフィーヤ「♪~」



ポンッ



セームベル「ははははは、可哀想な奴らだー」



シュ―バリエ「あ!」


バトラスク「みたことある方ですね」


エンジェリー「長らく行方不明だったセームベルさんじゃないですか」



セームベル「おーっす、あたしのこと知ってたんだ―」



494: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 18:08:49.58 ID:dib3XpYJ0



…………………………………



コナミ「……なるほどな、幸せに暮らしていたとのに無理やり連れてこられたのか………」



ティアラミス「そうなんです……」



コナミ「可哀想に」



マジョレーヌ「そう思うんなら助けてよ!」



バトラスク「城に早く帰らないと残ってるみんなが心配で」



プディンセス「眠いー」



メェプル「眠いめぇ……」



コナミ「あんまり焦燥感伝わらねえんだけど」



マジョレーヌ「こいつらはのんびり屋だから!」



セームベル「同情するよー」



シュ―バリエ「ありがとう……」



495: ◆y.Y/h1wyXqKb 2014/10/18(土) 18:14:52.06 ID:dib3XpYJ0



コナミ「異世界か………セームベルがいたところなら、このカイバーマンからもらった次元の裂け目でたどり着けるかもな」


マーマメイド「え………」



コナミ「でもそのためにはサイコパワーに頼らなきゃなんねえんだよな………」



プディンセス「zzzzz」もふもふ


メェプル「zzzzz重いめぇ」



ティアラミス「お願いです……どうか私たちを助けてください」



マジョレーヌ「助けて~!」



コナミ「まあ………できれば助けてやりたいが、パトロールもあるし………」



コナミ「だがツァンに押し付けるわけにもいかねえし………仕方ない」



コナミ「ネオドミノシティ収容所行ってみるか………」



コナミ「ディヴァインのサイコパワーもこの事件に役立つかもしれんし」