1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 19:37:03.93 ID:0z+/KuXw0
高木「諸君、明日は修学旅行だ!念のために注意事項をもう一度――」

春香(そうなんです!ついに明日は待ちに待った修学旅行!)

高木「――以上。くれぐれも他校との揉め事は避けてくれたまえ。876は問題ないとは思うが961――」

春香(美味しい食べ物!観光!地域のお土産!温泉!夜のお喋り!移動の時間も色々楽しみだなー)

春香(旅行先で芽生える恋とか……キャー!!)



春香「……」ホワホワ

千早「春香、もうとっくに話終わったわよ」

春香「あ、あれっ?」




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 19:48:34.10 ID:0z+/KuXw0
春香「千早ちゃん、準備もう終わった?」

千早「ええ、一昨日ぐらいには」

春香「はやいなー、私まだ荷物まとめてないよー」

千早「一応ね、不足している物があったら困るから」

春香「ふふっ、とか言いながら本当は楽しみで待ち切れずに……」

千早「そ、そんなはずないじゃない!私は早め早めの行動をしてるだけで!」

春香「冗談だってばー」



春香「ふんふんふーん♪荷物多いなー」ガサゴソ



春香「よーし!忘れ物チェーック!!」

春香「ある……ある、入ってる……完璧!」



春香「時計を念のため2つセットして……」

春香「これで大丈夫!明日のためにおやすみなさいっ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:00:38.28 ID:0z+/KuXw0
ジリリリリ

春香「うぅん……」

春香「時間は……良かった、予定通り」



春香「よいしょ、ちょっと重いかな……」

春香「それじゃあ行ってきまーす!」



春香「うぅ……ちょっと寒い」

千早「おはよう、春香」

春香「あれ、千早ちゃん早いね。私一番乗りかと思ってたのに」

千早「べ、別に興奮して眠れなかったとか、期待しすぎて早く来ちゃったとかそういうのじゃないわよ」

春香「へぇー」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:12:43.95 ID:0z+/KuXw0
高木「うむ、皆揃ったようだ。ではバスに乗ってくれ」



小鳥「はーい、皆さんおはようございまーす!バスガイドの音無小鳥と申します!」

小鳥「短い間ですがよろしくお願いします」

パチパチパチ



小鳥「ここからしばらく高速道路です。景色も変わり映えしないので皆さんご自由にー」

千早「……適当ね」

真「あのバスガイドさん、視線がちょっと怪しいような……」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:19:29.07 ID:0z+/KuXw0
響「自分トランプ持って来たんだー!」

春香「おー!流石響ちゃん!」

真「気が利くぅ!」

雪歩(私も持って来たんだけどなぁ)

千早「じゃあ定番の大富豪からね」



春香(ここは……勝負に出るしかない……!)

春香「革命!!」バン

雪歩「じゃ、じゃあ私も革命で」

響「ナイス雪歩!」

真(うぅ、この手札じゃ革命してくれた方が良かったのに……)

千早(落ち着きなさい、冷静にやればまだ勝機は……)

小鳥(むふふ)ジー

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:24:22.96 ID:0z+/KuXw0
春香(こっちかな)スッ

千早「……」パァー

春香(じゃあこっちは)スッ

千早「……」ショボーン

春香「はい!ババはこっちだね!あがり!」

千早「くっ……何で何回やっても負けるの……」

響(正直千早になら100回やっても勝てそうだ……)

真(顔に出やすいってレベルじゃないよ)

雪歩(気付いてないのかな)

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:29:59.61 ID:0z+/KuXw0
春香「うーん、トランプも飽きちゃったね」モグモグ

千早「そんなこと無いわ!もう一回!」

真「じゃあ気分転換にUNOでもする?」

響「そうだね、じゃあトランプは終了ー」サッサッ

千早「ぁ……」

雪歩「ま、また部屋とか帰りのバスでやろうね」

千早「そう……」

小鳥(微笑ましくて涎が出ちゃう)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:34:42.69 ID:0z+/KuXw0
響(さっきドロー4を使ったんだからもう持ってる筈が無い!)

響「いっけー!ドロー4!」

春香(が、その考えは甘いよ響ちゃん)

春香「じゃあ私もドロー4で」

真(ふっ、そう簡単にボクが攻撃を受けるとでも?)

真「ドロー2」

雪歩(流石にこれ受けたら痛いかな)

雪歩「ドロー4とドロー2で」

千早「……全部で何枚?」

春香「ど、ドンマイ千早ちゃん!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:39:50.34 ID:0z+/KuXw0
響(千早のテンションだだ下がりだぞ……)

春香(学校でトランプとかしないからこんなに弱いなんて知らなかった……)

真(ボクもあまり頭使うの得意じゃ無いけど流石にここまで……)

雪歩(千早ちゃんまだ『UNO!!』って言った事ない気が……)

千早「もう1回」

響「えっ!?も、もう良いんじゃないか?景色も楽しもうよ」

千早「もう1回」

春香「じゃ、じゃあもう1回ね」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:47:58.71 ID:0z+/KuXw0
雪歩(千早ちゃんの手札には黄色が多め)チラッ

春香(皆、黄色中心でカードを出すように)チラッ

響(了解)コクッ

真(任せて!)



千早「こ、これで手札が残り1枚!ふふっ!」パァァー

春香「ほら!あれ言わなきゃ!」

響「思いっきり大きな声で!」

真「さあ!」

雪歩「お腹に力を入れて!」

スゥー

千早「U N O!!!!!!!」



春香(バスの中の視線が皆千早ちゃんに。その後千早ちゃんは気にすることなくルンルン気分で続けて最下位に)

春香(バスガイドさんが『カメラがおしゃか……』と言っていたのは関係無いと思います)

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 20:48:33.83 ID:0z+/KuXw0
バスの死闘編終わり

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:05:25.08 ID:URgMzrIm0
美希「あふぅ。お腹いっぱいなの。ミキ眠いからもう寝るね。おやすみー」

亜美「うあうあ~! ミキミキ寝るの早すぎだよー!」

真美「夜はこれからっしょー!?」

美希「Zzz…」

亜美「し、しんでる……」

真美「きれいな顔してるだろ。すっぴんなんだぜ、これ」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:09:02.04 ID:URgMzrIm0
春香「ふたりともー! トランプするよー」

真「美希もう寝ちゃったの? さすがだなぁ」

響「バスのなかであれだけ寝てたのにな!」

真美「トランプなにすんの?」

真「ババ抜きでしょ?」

響「自分、大富豪得意だぞ!」

春香「えっ、七並べじゃないの?」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:12:27.73 ID:URgMzrIm0
亜美「……ふっ。諸君らは実に幼稚だな」

真美「なん……だと……? まさか貴様、"アレ"を始める気か……!」

亜美「そうとも。戦争を! 一心不乱のまくらなげ戦争を!」ザッ

真美「よろしい。ならば戦争だ」ザッ

亜美「いよいよもって死ぬがよい。そしてさようなら」ブンッ

真美「当たらなければどうということはない!」サッ

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:14:33.80 ID:URgMzrIm0
春香「へぶっ!?」

響「はっ春香ァーっ!?」

真「よくも……よくも春香をっ!」ビュンッ

亜美「おっふ!」

真美「亜美ィーっ!」

亜美「俺の骨は、琵琶湖に流してくれ……」

響「ここは京都だぞ」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:17:33.65 ID:URgMzrIm0
春香「……ふふっ。あはは、あははは! 畏れ、敬い、崇め奉りなさい! そこに跪い――むがっ!」バタリ

真美「撃墜一」ピッ

亜美「飛べない豚はただの豚だ」

響「いくぞ真! 獅吼滅龍閃ッ!」ゴオッ

真「くらえ! ティロ・フィナーレ!」ズバアッ

春香「」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:19:29.13 ID:URgMzrIm0
亜美「プロデューサーさん! あと二人ですよ、あと二人!」

真「……どうやら相手はボクたちを相手に勝つつもりらしいよ」

響「ここは共闘するって場面みたいだな!」

亜美「やるよ! 真美!」ギュ

真美「おうともさ! 亜美!」ギュ

亜美「魂の共鳴ッ!」 真美「フュージョン!」バッ

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:22:04.02 ID:URgMzrIm0
春香「う……いたた」ムクリ

響「ぶはっ! やったなぁ!」

亜美「鉄砲玉の響殺人事件!」

真美「迷宮入りだYO!」

真「二人とも! ボクが相手だ!」

春香「後ろががら空きだよっ―――あッ!?」コケッ

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:25:55.20 ID:URgMzrIm0
ガラッ

律子「コラー! 静かにしなさ――……」ボフッ

春香「あ……」

亜美真美「「はるるんそりゃないよ→!」」

真「ボクはやめようっていったんだよ!?」

響「じ、自分はやってないぞ……?」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:26:34.98 ID:0z+/KuXw0
りっちゃん先生

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:27:33.81 ID:URgMzrIm0
律子「……は・る・かぁ~?」

春香「ごめんなさぁーいっ!」

美希「Zzz…」



おしまい

115: 誰も書かないの…? 2012/10/27(土) 22:25:22.06 ID:H15LmFQ50
響「くふっ」

真美「? どしたの、ひびきん」

響「んーん。なんか、こういうのって、修学旅行の夜って感じだなって」

真美「そうかも。じゃあもっとそれっぽいこと話そーよ」

響「それっぽいこと?」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:27:14.99 ID:H15LmFQ50
真美「うん。あのね、ひびきんはさ……、好きなひととか、いる?」

響「すっ、好き!?」

真美「ひびきん! しぃーっ!」

響「ご、ごめん」

真美「で、どうなの?」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:32:05.34 ID:H15LmFQ50
響「え、えっと、自分は、……」

真美「うんうん」

響「~~っ! わかんないぞ!」

真美「えーっ」

響「うぅ……。じゃあ、そういう真美はどうなの?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:36:31.37 ID:H15LmFQ50
真美「ま、真美!? うぅーん……」

響「い、いるの? だれだれ?」

真美「真美だけいうのはヤだな~。真美がいったらひびきんも教えてくれる?」

響「お、あ、う……、い、いいよ!」

真美「約束だよ! それじゃねー、真美が好きなのは……」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:40:10.71 ID:H15LmFQ50
響「……ごくり」

真美「亜美だよー☆」

響「うがーっ! そういうのいいからぁっ!」

真美「ごみんごみんなんかひびきん面白かったから」

響「どういうことだ!?」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:45:00.80 ID:H15LmFQ50
真美「兄ちゃんだよ」

響「えっ?」

真美「……真美、たぶん兄ちゃんのことが好きなんだと思う」

響「そ、そっかー」

真美「よくわかんないけど、兄ちゃんのことを考えるとドキがムネムネするっていうか……」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:47:39.32 ID:0z+/KuXw0
ふむ

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:50:35.81 ID:H15LmFQ50
響「そ、そっかー」

真美「兄ちゃんに会いたいなって思うし、会うと嬉しいんだけど、なんだか恥ずかしくて」

真美「兄ちゃんに褒められると幸せーって感じだし、会えないと、切ないし……」

響「そ、そっかー」

真美「ひびきん?」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:55:50.84 ID:H15LmFQ50
響「そ、そっかー」

真美「もうっ! ひびきんの番だかんね!」

くすくす

真美「えっ?」

雪歩「ごめんね、二人があんまり楽しそうだから」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:04:43.03 ID:ZLGk3qFS0
真美「ゆきぴょん、起きてたんだ」

雪歩「うん。この時間はいつも、詩を作ってるんだ」

響「そ、そっかー」

雪歩「響ちゃんだいじょうぶ?」

響「も、もちろん! 自分、完璧だかりゃな!」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:09:22.13 ID:ZLGk3qFS0
真美(噛んだ……)

雪歩(響ちゃん可愛い……)

響「な、なんだ? 完璧だぞっ!」

雪歩「それでね、真美ちゃん」

響「雪歩!?」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:14:45.47 ID:ZLGk3qFS0
雪歩「恋ってね、甘いだけじゃなくて、辛かったり、悲しかったりすることもあるの」

雪歩「涙が出ちゃうくらい、どうしようもなくなっちゃうこともあるの」

雪歩「どうしたらいいんだろう、どうしてこうなったんだろうって、こうじゃなければいいのにって思って眠れなくなることもあるの」

雪歩「こんな気持ちになるなら、好きになんかならなければよかったって、そう思ってしまうこともあるの」

真美「ゆきぴょん……」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:21:18.94 ID:ZLGk3qFS0
雪歩「でもね。それでも、恋って素敵なことだと思う。恋する気持ちは止められないよね」

真美「うん、真美はそう思うよ」

雪歩「真美ちゃん。誰かを好きになる、って気持ちを大切にしてね」

真美「うん……。ありがと、ゆきぴょん」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:28:20.22 ID:ZLGk3qFS0
真美「むにゃあ……真美は、おねえさんだからぁ……Zzz」

雪歩「ふふ。真美ちゃん寝ちゃったね」

響「うん。……あのさ、」

雪歩「?」

響「さっきの話って、雪歩のことなのか?」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:12:55.65 ID:+A/cmSuX0
雪歩「ヒミツ、だよ」

響「えぇーっ教えてよーっ」

雪歩「だめだよ。響ちゃんの気持ちと同じで、ヒミツなの」

響「!」カァッ

146: ごめんありがと 2012/10/28(日) 00:22:18.46 ID:+A/cmSuX0
雪歩「ふふっ。響ちゃんも、がんばってね」

響「うん……! ありがとな、雪歩」

雪歩「それじゃあ、おやすみ。響ちゃん」

響「雪歩、おやすみー」
おしまい

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:50:58.33 ID:czIwVLKC0
P「もう皆寝まったかな?」

律子「ええ。全部屋の消灯確認しました。」

P「さすが、委員長は仕事が速いな。」

P「今日一日色んな班まとめたりして疲れただろ。特別にちょっとごほうびだ。」つお菓子

律子「あっ これって、確かここら辺の名産のお菓子ですよね!」

P「ああ。お前時間の管理とかでろくにお土産買えてないんじゃないのかなって思ってさ。」

律子「そ、そんなことはありませんよ。まぁ、貰っておきますけど…」

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:56:20.32 ID:czIwVLKC0
P「おう。」

P「にしても、皆楽しそうにはしゃいでたなぁ。」

律子「そうですねぇ。」ニコニコ

P「まぁバス内でバトルが起きたときはどうなるかと思ったけどな。」

律子「ふふ。皆なんだかんだで、まだ遊びたい年ですからね。」

P「律子だって同い年だろ。」

律子「年齢だけを見ればそうですね。」

P「よく言うよ。土産屋でぬいぐるみ3個も買って布団の傍に侍らせt」

律子「わっ わっ!違うんです!それは…そう、家族へのお土産ですって!」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:01:10.62 ID:czIwVLKC0
P「はっはっは。そうムキになるなって。俺はお前のそういう年相応なとこを見るとむしろ安心するんだよ。」

律子「もう・・・  安心、ですか?」

P「皆に頼られる委員長。結構お前大変な仕事いくつも抱えてるじゃん。」

律子「クラスの為ですから。」

P「そういうとこがちょっと気がかりなんだよ。いつか体壊さないかなー、とか思って。」

律子「…心配してるなら素直に言ってくださいよ。」

P「俺も担任なんだから頼ってくれていいんだぞ。」

律子「ちょっと頼りがいが無いですね。」

P「ガーン」

律子「ふふっ 嘘ですよ。 じゃあ今度、お願いしますね。」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:05:55.88 ID:czIwVLKC0
P「あ、ああ。任せろ。」

律子「先生、今日はいつに無く饒舌ですね。まさかとは思いますけど…」

P「ん?」

律子「」ズイッ

P「な、なんだ?そんなに近づいて・・・」

律子「すぅ… はぁ… 軽く酔ってるじゃないですか。」

P「うっ  面目ない。」

律子「お茶、淹れましょうか?確かティーバッグありましたよね。」

P「頼めるか?」

律子「ええ。」スッ


律子(まったく、教師が修学旅行で飲酒って… 音無先生じゃあるまいし。)

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:10:16.22 ID:czIwVLKC0
律子「えい」

律子「むぅ・・・」

律子「はっ」

律子「くぅ… あと少し…」


P「律子?どうしたんだ?」

律子「なんでもないです。」

律子「やっ」

P「んー? ああ、なんだ、戸棚に手が届かないのか。」

律子「ち、違います!」

P「あはは。律子って意外とちっちゃいのな。」

律子「うぅ・・・///」

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:15:41.68 ID:czIwVLKC0
P「いいよ。ほら。俺が取るから。」

律子「いいですっ 自分で取れますから!」

P「意地っぱりだなぁ。おい律子、そんなに背伸びしたら」

律子「?  あっ うぁっ」グラッ

P「おっと 言わんこっちゃない。」ダキッ

律子「あっ…」

律子(顔が…物凄く近くに…///)

律子「す、すみません。」

P「あ、いや、その 怪我なかったか?」

律子「え、ええ。」

P「…」

律子「…」


170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:19:05.32 ID:czIwVLKC0
律子「きょ…今日はもう遅いですし帰りますね。」

P「あ、おう。気をつけてな。ゆっくりやすめよ。」

律子「はい。」

P「おやすみ。」

律子「おやすみなさい。」ガチャ バタン



律子「はぁ…私、何意識してんだか…」

律子「先生のばかー」

171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:21:38.03 ID:czIwVLKC0
律子「あ、でもまだ明日も旅行は続くんだっけ。」

律子「明日は先生、お酒飲んでないといいなぁ。」


律子「先生、私頑張ってるかな?」

律子「なら、ちょっとくらい夢みたって、いいですよね。」


律子「ふふっ ちょっと明日が待ち遠しいな。」


おしまい

192: 誰か書く人いたら書いて 2012/10/28(日) 03:19:59.18 ID:xghpz0ln0
千早「昨晩はなんだか盛り上がっていたらしいわね」

春香「やーもう、まくらなげであんなに白熱するとは……」

千早「春香の高笑いがこっちの部屋にまで聞こえてきたわ」

春香「えぇっ!? は、恥ずかしいな……」ブクブク

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:27:53.74 ID:xghpz0ln0
春香「ち、千早ちゃんはどうしてたの?」

千早「水瀬さんや高槻さんとおとなしくおしゃべりしてたわ」

春香「騒いでたのは私たちだけだったんだね……」

千早「いえ。隣の部屋も相当にぎやかだったわね」

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:34:44.13 ID:xghpz0ln0
春香「隣って、たしかあずささんと貴音さんと、」

千早「律子ね。あずささんが酔って歌っていたみたい」

春香「うわあ」

千早「とっても感情がこもっていて、圧巻だったわ」

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:40:33.68 ID:xghpz0ln0
ガラッ

美希「いっちばんなのーっ! あれ? 春香と千早さんだ」

真「残念だったね美希。ふたりとも、おはよう」

千早「おはよう。美希、真」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:46:21.39 ID:xghpz0ln0
春香「おはよっ。千早ちゃんが一番だよ!」

美希「さすが千早さん、早起きなの。ミキはさっき起きたところ、あふぅ」

真「ボクは朝のランニングから帰ってきたんだ」

美希「あはっ☆ 真クン背中流してあげるのーっ」グイグイ

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:55:30.48 ID:xghpz0ln0
真「ちょっ、美希!? あたってるから!」

千早「くっ……」

春香「ふはー、空が青いねー」

春香「もう修学旅行も終わりかぁ……。早かったなぁ」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:01:35.37 ID:xghpz0ln0
真「美希の髪、すごいさらさらしてるなぁ~」

美希「いやん、真クン、くすぐったいの」

千早「楽しい時間はすぐに過ぎるわね」

春香「うん! すっごく楽しかった!」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:06:57.71 ID:xghpz0ln0
千早「……またどこか、みんなで遊びに行きたい。そう思うわ」

春香「そうだね。また、みーんなで!」


おしまい

引用元: 春香「プロデューサーさん、修学旅行ですよ!修学旅行!」