夕方
ダイニングルームで食糧庫にあったというチーズを齧りながら、お湯を飲む
エール「厨房は真っ先に掃除をしたんですよ。調理器具は一通りそろってました」
エール「水道もこの通り普通に使えました!」
エール「食糧庫の食べ物は腐っていたものが多かったので殆ど廃棄しました…日持ちする発酵食品と保存食くらいしか残っていません」
エール「報告は以上です!ロフ様はどこを掃除していましたか?」
ロフ「俺はこの屋敷の主人のモノと思われる書斎と、地下室を掃除した」
ロフ「まず書斎。かなり立派で、この屋敷に住んでいた主人の趣味が窺えたよ」
ロフ「次に地下室。地下室は何故か子供部屋だった。玩具やぬいぐるみは残っていたがこの屋敷に住んでいた人については何もわからなかったよ」
ロフ「どちらも荒らされている形跡も無く、掃除は楽だったね」
ロフ「俺からは以上だよ」
エール「ありがとうございました。う~ん…となると、当面の目標は食料の確保…ですかね」
ロフ「幸いお金は少しある。数日は持つだろう」
エール「ユーリさんに感謝、ですね」
489: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 20:51:33.88 ID:OJPNuhD7o
美味しそうにチーズを頬張るエールを見つめる
所作の一つ一つがロフの心を揺さぶっていた
ロフ(食事をする姿もまた…美しい)
ロフ(……こうして落ち着いて向かい合うのは、初めてかな)
ロフ(折角の機会だ、何か話そう)
ロフ(どんなことを話そうか?)
会話or行動orイベント
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
490: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 20:53:37.01 ID:bT0rJy/F0
今後についての考え(追ってのことやら)
491: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:01:25.32 ID:OJPNuhD7o
>>490採用:今後についての考え
これからはテンポを重視して範囲安価の制限時間を、安価を出してから十分以内とします
範囲が埋まっていなくてもその範囲以内の安価で進行します
493: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:10:16.56 ID:OJPNuhD7o
ロフ「今日中に掃除を終わらせる…として。君は今後についてどう考えている?」
エール「どうって…えっと…取り敢えず食べ物を明日買いに行きましょう」
ロフ「俺達を追う追手についてはどうする?アレについても解決しなければ満足に町を歩けない」
エール「……そうでしたね…その問題もありました」
エール「う~ん…そもそもどうして追われているんでしたっけ?」
ロフ「分からない。だが、やはりあの男を殺した報復と考えるのが一般的じゃないだろうか」
エール「あ、謝ったら許してもらえませんかね?」
ロフ「…無理だろうね」
エール「ですよねぇ……………あっ!あの!」
ロフ「どうかしたかい?」
エール「思ったんですけど、あの追っ手の人たちって朝に会いました?」
ロフ「……今のところは、会っていないな」
エール「ロフ様があの追っ手の人たちはやましいことがあると睨んでいたじゃないですか、それなら昼間から襲いに来る事は無いんじゃないでしょうか?」
エール「実際に今日の朝も昼も襲われませんでしたし」
エール「……まぁ本音を言えば、あんまり深く考えずにお外を歩きたいなぁって思ってるだけなんですけどね」
エール「どうでしょうか?」
エールの言葉に、顎に手を当て少し考え込む
494: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:16:18.47 ID:OJPNuhD7o
ロフ「……確かに、一理あるかもしれないね」
ロフ「不安に怯えすぎて窮屈に生きるのは辛い」
ロフ「もし出会っても、今のところ返り討ちに出来ているしね」
ロフ「朝と昼になら人もたくさんいる。人ごみに紛れていればそうそう襲われないかもしれない」
ロフ「楽観的な考えだが、俺も君と穏やかな楽しい日々を過ごしたいと思っていたところだよ」
ロフ「試しに明日の朝、街に買い物に行こうか」
エール「本当ですか!?ありがとうございます!!」
エール「えへへ…本当はとっても楽しみにしてたんですよ!異世界の町を歩くなんてそうそう経験できませんから」
ロフ「それは良かった。それじゃあ明日の為に…」
エール「はいっ!お掃除を終わらせちゃいましょう!!」
休憩を終え、再び掃除に戻った
495: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:18:35.13 ID:OJPNuhD7o
ロフ(掃除を再開しようか)
ロフ(エールは玄関を掃除すると息巻いていた)
ロフ(俺はどこを掃除しようか?)
1、客室
2、たくさんの部屋
3、倉庫
4、自由安価(場所指定)
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 21:25:59.60 ID:6MHvhPXSO
1
499: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:30:10.57 ID:OJPNuhD7o
>>498採用:1、客室
ロフ(客室か…)
ロフ(他の部屋に比べて明らかに生活感を感じさせない)
ロフ(あまり使われたことが無いという事だろう)
ロフ(この部屋には何もなさそうだな)
そう思い、掃除を始めた
イベント判定
6以上で発生
直下コンマ
500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 21:30:36.64 ID:9uBzU4MDO
あ
501: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:33:05.96 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:4 イベント不発
ロフ(……ここの掃除は終わったな)
ロフ(別の場所に向かおう)
1、玄関を手伝う
2、たくさんの部屋
3、倉庫
4、自由安価(場所指定)
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 21:36:29.90 ID:Ra+C2+lto
1
505: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:42:19.33 ID:OJPNuhD7o
>>504採用:1、玄関を手伝う
ロフ「一人では大変そうだね。俺も手伝うよ」
エール「あ、わざわざありがとうございます」
ロフ「礼は必要ないよ、二人で掃除をしているのだから」
エール「ふふっ、そうでしたね。では、埃は全て掃き終えたので拭き掃除をしましょう!」
エール「とっても広いので大変ですけど、よろしくお願いします」
ロフ「ああ、分かったよ」
ぞうきんを絞り、汚れを落とす作業に入った
イベント判定
6以上で発生
直下コンマ
506: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 21:44:07.61 ID:6MHvhPXSO
あ
507: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 21:49:37.78 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:1 イベント不発
エール「……はぁ…いい汗かきましたね」
ロフ「お疲れ様。もう日が暮れてしまった、決して外には出ないようにね。明かりも最小限に」
エール「分かりました!」
ロフ「後は俺がやるから、君は休んでいてくれていい」
エール「いえいえそんなわけには行きません!私もまだまだ頑張りますよ!」
エール「二人で掃除をしているのですから…ね?」
ロフ「……ああ、君がそういうのなら」
ロフ「それなら俺は……」
1、たくさんの部屋
2、倉庫
3、自由安価(場所指定)
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 21:54:23.54 ID:9uBzU4MDO
1
511: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:01:25.82 ID:OJPNuhD7o
>>509採用:1、たくさんの部屋
ロフ「俺は西側、たくさん部屋が並んでいただろう?」
ロフ「恐らく使用人やこの屋敷に住んでいた人たちの部屋だと思う。それらの掃除に移る」
ロフ「君は倉庫を頼むよ。先に終わったら手伝いに行く」
エール「了解です!ロフ様も無理をなさらないで下さいね!」
西側に向かい、一番手前の部屋の扉を開く
ロフ(中々広いな、これが五つ六つ……)
ロフ(……これは骨が折れそうだな)
イベント判定
1-3 何もなし
4-6 悲鳴
7-9 雰囲気の違う部屋
直下コンマ
512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 22:01:46.62 ID:3Qe1Uumdo
ここ
514: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:13:18.83 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:2、何もなし
ロフ(……思ったより時間がかからなかったな)
ロフ(どの部屋も、綺麗に整えられていた)
ロフ(………もしかすると、この屋敷の住人は引っ越しをしたのか?)
ロフ(いやしかし…それならば書斎にあった本も、食糧庫に大量に余っていた食材も説明がつかない)
ロフ(少なくとも、この屋敷には誰かが住んでいて…何らかの理由で屋敷を出た時に『過去』を匂わせるものだけを全て持ち去っていったという事か?)
ロフ(……後で考えることにしよう)
約束通り、エールが掃除をしている倉庫に向かった
倉庫は薄暗く、かなりモノが多いので苦戦しているようだった
ロフ「手伝いに来た。俺の方はもう終わった」
エール「そ、そうですか。早かったですね。私の方はまだ…こんな感じで……」
ロフ「一人で大変だっただろう。少し休憩するといい」
そうして、一旦エールが腰を落ち着けて体を休める
ロフが倉庫の掃除に取り掛かった
イベント判定
4以上で何かを発見
直下コンマ
515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 22:13:57.55 ID:3Qe1Uumdo
ここ
517: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:19:53.64 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:5 何かを発見
見つけたモノは
1、薄汚れた手記
2、不自然な色の壁
3、一冊の本
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 22:20:18.97 ID:6MHvhPXSO
1
521: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:30:23.69 ID:OJPNuhD7o
>>518採用:1、薄汚れた手記
ロフ(………ん?)
乱雑に置かれた木箱を持ち上げ整理していると、木箱の背に隠れていた何かを見つけた
箱をいて、手に取る
ロフ(……手帳か?)
埃をかぶり、泥に濡れ、何かの汚れがこびり付いた汚い手帳
気になってページを開く
ロフ(……予定がびっしりと書き込まれている。この屋敷の執事のモノのようだな)
ロフ(…全て事務的な用事だけ…………ここだけ字が汚いな)
ちょうど真ん中のページの辺り、走り書きのような汚い文字で何かが書き込まれている
その内容は……
522: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:38:33.66 ID:OJPNuhD7o
ロフ(…『ご子息様がご主人様の事を知ってしまった。もう取り返しのつかないことになっている。ご子息様は全てを綺麗さっぱりなかったことにするおつもりだ』)
ロフ(『私の身も危ない。倉庫のバリケードが持つかどうか分からない。直ぐに私も――』)
ロフ(ここで文字が途切れている)
ロフ(ふむ、この屋敷の事がようやく少しだけ見えてきたな)
ロフ(この屋敷に人が居ない原因は…十中八九この屋敷の主人の息子)
ロフ(あの地下の子供部屋に住んでいた子供か?)
ロフ(この手記を残した執事に、かなり恐れられていたようだが…)
ロフ(この手記…大事にとっておこう)
丁寧に懐に仕舞いこみ、掃除を再開した
523: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:44:28.04 ID:OJPNuhD7o
夜
エール「お疲れさまでしたぁ!!凄いです!まさかこんな広いお屋敷を丸一日で掃除できただなんて驚いちゃいます」
ロフ「元々、各部屋はそれなりに綺麗だったからというのもあるだろうね」
エール「お庭は全然手を付けていませんけど…それは次の機会にということで……」
エール「ふっふっふ、じゃじゃ~ん!!」
謎の効果音声と共に、エールは何かを取り出した
エール「お酒です!今日一日、お疲れさまでした。そんな二人のご褒美です!」
エール「ちょっと味見したんですけど、いい具合に熟成されていたんですよ~」
エール「魚は干し肉とチーズだけですが一緒にいただきましょう!」
エール「………あ、もしかしてお酒はお嫌いでしたか?」
ロフ「…………」
飲酒判定
1ほど弱い、9ほど強い
直下コンマ
524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 22:45:22.71 ID:6MHvhPXSO
あ
527: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:50:56.89 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:1 メチャクチャ弱い
ロフ(普段はお酒を滅多に飲まない)
ロフ(好きか嫌いかと問われれば嫌いと答えるだろう)
ロフ(だが…今回は…今回だけは話が違うっ!)
ロフ(俺の女神が、声色を弾ませて子供のようにはしゃいだ笑顔を見せていた)
ロフ(その笑顔を……俺は裏切れない)
ロフ「あまり強くは無いけど、頂くよ」
エール「そうですかぁ…良かったぁ……ささ、グラスをどうぞ」
トクトクとガラスのグラスに赤色の液体を注いでいく
エール「今日は一日、お疲れさまでした!!」
ロフ「ああ、お疲れ様。今日はもうゆっくりとしよう」
グラスを鳴らし、液体を喉に押し込んだ
エールのお酒判定
1ほど弱い、9ほど強い
直下コンマ
528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 22:51:18.89 ID:9uBzU4MDO
あ
529: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 22:59:24.63 ID:OJPNuhD7o
直下コンマ:9、とっても強い
エール「………ん…はぁ…おいしいですねぇ」
ロフ「ん…んぅ……ふぅ…そうだね」
エール「結構度が強いみたいですねぇ、こういうお酒もいいですよね!」
ロフ「………うん…そうだね」
エール「………?顔色が悪いですよ?」
ロフ「なぁに…心配いらないよ。少し、酔いやすいというだけだから。お酒は好きだ」
エール「そうですか、それならジャンジャン飲みましょう!!もう眠っちゃうくらい飲みましょう!!」
意を決して飲み干されたロフのグラスに、追加のお酒が注がれた
ロフ(……気をしっかりと持て、せめて…せめてこのボトルを飲みきるまではっ!)
エール「あ、いっぱいあるので気にせず飲んでくださいね」
ロフ「……ふ、ふふふ…そうかい。それは楽しみだ」
何本ものボトルを掲げるエールの前に、ロフは体裁を整えるだけで精一杯だった
ロフが酔った時の癖
1、直ぐ寝る
2、凄い絡んでくる
3、開放的になる
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 23:06:46.53 ID:4VZo49eAo
4泣き上戸
533: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 23:18:13.62 ID:OJPNuhD7o
>>530採用:4、泣き上戸
ロフ「……ふっ…くぅ……くふっ…!」
エール「ろ、ロフ様!?ど、どうしましたか!?大丈夫ですか!?」
ロフ「……いや…あまりにも幸福だと思ってね」
ロフ「はぁ…美しい……美しいよ…俺の女神」
ロフ「君はどうしてそんなにも俺の求めたものなんだい?」
エール「ふ、普段以上に意味が分かりませんよ!?どうして泣いてるんですか!?」
ロフ「はぁ……くっ………幸せだ」
ロフ「俺はきっと……君に出会うために生まれてきたんだ」
ロフ「君の目を、君の肌を、君の髪の毛を、君の唇を、君の声を………俺だけのモノにしたい」
エール「へ?な、ななななななな…!」
ロフ「愛しているよ……俺の女神」
突然泣き出したかと思えば、突然エールの手に頬ずりをして、突然机に突っ伏した
エール「は、はわわわ……ロフ様…ここまで御酒に弱かっただなんて…」
エール「び、ビックリしてしまいました…」
ロフを抱えて寝室に行こうとしたが、細身に似合わず重くて持ち上げられなかった
結局、その突っ伏した体勢のまま毛布を一枚かけてあげた
エール「……ふふふ、こうしてみると…中々可愛い顔かもしれません」
エールはロフの無防備な寝顔を肴に酒盛りを再開した
※三日目(裏)終了
534: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 23:21:43.04 ID:OJPNuhD7o
四日目開始
視点:リメロン
朝
朝食を食べながら、新聞を読み進める
リメロン(何か変わったことは……)
コンマ判定
6以上で何かを見つける
直下コンマ
535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 23:25:29.03 ID:6MHvhPXSO
あ
536: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 23:32:49.97 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:3 特になにも無し
出勤中
リメロン(ねえねえナキ。私が読んでた新聞見た?)
ナキ(見ておらんな。何かあったのか?)
リメロン(ほら、あの事件の事が載ってたんだけどさ私が事態を納めたって書かれてなかったんだよ!!)
ナキ(そうか)
リメロン(そうかじゃないでしょ!酷くない!?)
ナキ(私の知ったことではないな)
リメロン(あ~あ…新聞載りたかったな~インタビューとかして欲しかったな~)
ナキ(……やれやれ…)
イベント判定
5以上で発生
直下コンマ
537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 23:33:47.74 ID:bT0rJy/F0
2
539: ◆7m3grp2dM2 2015/03/28(土) 23:39:41.57 ID:OJPNuhD7o
コンマ判定:4 イベント不発
ロイヤル「……それでは、よろしくお願いしますね」
リメロン「はいは~い!」
いつも通り、警備につく
リメロン(………いつも通り暇だなぁ)
リメロン(折角図書館に来てるんだし、本読んでて過ごしたいなぁ)
ナキ(怒られるだろう。我慢しろ)
リメロン(……はぁ…とっととあの男2人を探したいのになぁ)
ナキ(そう焦るな、あいつらはきっと夜に動く。夜が本番だ)
会話or行動orイベント
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/28(土) 23:40:41.45 ID:bT0rJy/F0
ナキとナタナウルと会話
544: ◆7m3grp2dM2 2015/03/29(日) 20:37:59.92 ID:nVHJv23No
【契約者について】
観測者世界(今回の舞台となっている世界)を支配している神『クァルゼブ』が、世界中を眺めまわしてチョイスした者達
クァルゼブが常に持っている分厚い本『神智の書』に名前が記された者だけが、契約者となれる
それ故に、なんの力も無い有象無象はそもそも『契約者』にはなれない
『契約者』に選ばれている者は、基本的に『導師』からの『契約』を断ることはできない
しかし、例外も存在しておりその場合はクァルジイが直談判をして力を貸してもらえないかを聞きに行ってくれている
『導師』が契約を結ぶ際、『契約者』を選ぶことはできないが種族を指定するくらいならできる家系もある
『契約者』の種族には数字が割り振られており、その数字が高いものほど高い適応能力を持つ者でなければ『契約』を結ぶことは難しい
適応能力が高い者であれば、種族の指定や契約を結ぶ相手を指定しなくとも高い数字が割り振られた種族を呼び寄せやすい
『契約』をしている『導師』が死んだとき、『契約者』は元居た世界に送還される
それ故に、あまりにもそりが合わない相手は殺してしまう『契約者』も存在する
基本的に知能がある『契約者』は、この世界の知識を与えられているためそれなりの礼儀はある
勿論、我が強くそんなことを気にしない者もいる
587: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 20:49:34.57 ID:Q4sVSXj0o
サタナウル「ね~え~何お話してるのかな?私も混ぜて~」
突然真上からサタナウルの声と共に、両肩に手を置かれた
リメロン「うひゃう!?も、もう!ビックリするじゃないですか!」
サタナウル「驚かせる気は無かったんだけどな~、悪巧みでもしてたの?」
リメロン「違いますよ、早く仕事が終わらないかな~って」
リメロン「今日はちょっとやりたいことがあるんですよ」
サタナウル「へ~何するの~?」
リメロン「秘密でっす!」
サタナウル「……………」
ナキ「私からも言えぬな。プライベートな話ゆえな」
サタナウル「むぅ…………じゃあ、当ててみよっか」
リメロン「えっ!?そ、それってどういう…」
ナキ「そのようなことが出来るのか!?」
サタナウル「ふっふっふ……当ててあげる。貴女達のやりたいことは………」
コンマ判定
1-3 見当違い
4-6 違ってるけど気になる話題
7-9 図星
直下コンマ
588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:51:32.22 ID:Q4sVSXj00
a
589: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:01:36.66 ID:Q4sVSXj0o
コンマ判定:2 見当違い
サタナウル「……ズバリ!逢引きね」
リメロン「………は?」
サタナウル「え、違うの?」
リメロン「全然違いますよ!!」
サタナウル「だってだって、人には言えないプライベートな事なんでしょ?恋人との逢引き以外無いよね?」
リメロン「そういうのは娯楽小説の中でだけです。私はもっと真面目な…」
ナキ「おい、言い過ぎるでない。主人は一言多いからな。口を滑らしかねん」
リメロン「…はいはい。そういうことだから、ゴメンねサタナウルさん」
リメロン「因みに私の恋人誰だと思った?」
サタナウル「エド」
リメロン「ぜぇっっっっっったいありえませんので!!」
サタナウル「そうやって嫌うっていうのは気にしてるって事、つまりは好意の裏返しなんだよ。恋愛小説でよくある」
ナキ「はっはっは!確かにな、主人の好きな恋愛娯楽話のような関係だ」
リメロン「違うちがーう!現実は違うのー!そういうの求めてないから!!もっと優しくって気遣い出来るイケメンを所望します!!」
サタナウルとナキと理想の異性像について熱く語り合った
590: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:05:21.34 ID:Q4sVSXj0o
昼
昼食の休憩を貰って図書館を出る
リメロン(今日は何を食べよ~かね~)
ナキ(私の食べられるものなら何でも構わんぞ)
リメロン(ナキって雑食じゃん)
ナキ(失礼な。完全に肉食だ)
町をフラフラと歩いて目ぼしい物を探して歩いた
イベント判定
1-3 大荷物の少女
4-6 大きな背中
7-9 目立つ少女
直下コンマ
591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:06:48.08 ID:3TwER+61o
たあっ
592: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:09:49.91 ID:Q4sVSXj0o
コンマ判定:8 目立つ少女
契約者判定
1、人間
2、亜人
3、怪物
4、魔法使い
5、人間(特殊)
6、悪魔
7、英雄
8、悪魔(強)
9、神
0、special
直下コンマ
593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:11:19.37 ID:loDZd6TDO
あ
594: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:13:46.11 ID:Q4sVSXj0o
コンマ判定:7、英雄
1、神殺しと謳われた英雄
2、反逆の英雄
3、なりそこないの英雄
4、守護騎士の英雄
5、神と同化した英雄
6、二人で一人のお伽噺の英雄
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:19:35.85 ID:+RdtJrBeo
2
599: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:31:27.75 ID:Q4sVSXj0o
>>596採用:2、反逆の英雄
町を歩いていると、異様に目立つ3人組を見つけた
身長は180cmはあろうかという長身の黒いローブを羽織った者
そして真ん中を歩く少女より10cmほど高い身長の少女
その二人に挟まれて歩く、何故か自信満々な顔の少女
その三人組を、リメロンはよく知っていた
「くっそ…なぜこの私が…こんな無様な姿を晒さなければならない」
両の手に持たされた荷物を睨みながら、憎々しげに黒いローブの者が呟く
「ふふーん当然ですっ!アナタは契約者で、私は『導師』なのですからね!」
無い胸を張って鼻を鳴らして真ん中の少女が言う
「『見習い』のね。ついでに言えば、ヨルは私のパートナーだから。アンタの契約者は私よ、勝手を言わないでくれる。これだからお子ちゃまは…」
ドヤ顔の少女の胸をペシペシと叩きながら、ローブの者と反対側に立つ少女が諌める
往来を闊歩する、異様に目立つ三人組
『リリス・エルグラート』とその契約者『アリス』そしてそのアリスの契約者の『ヨル』であった
600: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:43:14.53 ID:Q4sVSXj0o
リリス「私はもうとっくに大人の仲間入りしてるんですけど!?18歳なんですけど!!」
アリス「だから何よ。振る舞いを兼ね備えてこそ大人っていうのよ」
アリス「アンタには風格も体格も性格もどれもこれも大人には程遠いわね」
リリス「た、体格は生贄ですぅー!くそぅ…胸の成長を犠牲にしてしまったせいで骨格自体の成長が止まって身長も止まってしまうなんて……」
リリス「さすがの私にも見抜けませんでした…」
アリス「アンタ馬鹿ね。バーカバーカ」
リリス「ムッキー!!馬鹿とは何ですか馬鹿とは!!」
アリス「事実よ事実。現実を受け止められないから子供だって言ってるのよ。や~いバーカ」
リリス「うが~!ぐるるるる!!」
ヨル「止めろアリス。……はぁ…貴様ら揃って精神が幼すぎるな」
リリス「うっさいクソジジィ!!!」
ヨル「この私にクソと言ったな貴様!!ジジィでもない!!万死に値するぞ脆弱な人間風情が!!」
リリス「ひっ!……あ、アリス!なんとかするのです!!貴女のパートナーが私に反抗していますよ!」
アリス「自分の言葉の責任くらい自分で取る事ね」
往来のど真ん中で、恒例の様なやり取りが繰り広げられている
町を行きかう人々から露骨に近くを歩くことを避けられているが、全く気が付く様子はない
601: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 21:46:20.56 ID:Q4sVSXj0o
リメロン(……この明らかに目立ってる奴ら…どうしよう)
リメロン(知り合いだし、明らかに迷惑になってるし、一言何か言うべきかな?)
ナキ(正直に言わせてもらう。私はアレと関わりたいとは思わない)
リメロン(………珍しく気が合うね)
リメロン(どうしようかな?)
1、声をかける
2、華麗にスルー
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
604: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:49:32.79 ID:Q4sVSXj00
3,リリスたちから声をかけられる
605: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:01:38.85 ID:Q4sVSXj0o
>>604採用:3、逆に声を掛けられる
リリス「あ、リメロンさんです。おーい!私ですよー!リリスでーす!!」
ブンブンと元気よくリメロンに向かって手を振っている
リメロン(こっから逃げられない?)
ナキ(無理だろうな。完全に私たちは関係者だ)
リメロン(ちくせう…何故気づかれた…)
ナキ(首に蛇巻いてる図書館騎士など精々主人位のものだ)
とぼとぼと、重い足取りでリリスたちに近づく
リメロン「こんにちは、リリス…」
リリス「あれあれ?どうしたのですか?元気がありませんねぇ…私の可愛い顔でも見て元気を出してくださいよ!!」
リメロン「ええい五月蠅い。お前の所為だ」
リリス「うひゃああ!」
リリスの顔にさらに腹が立ち、ワシャワシャと乱暴に髪を乱す
しかし、指通りが滑らかな髪は形を崩してもすぐに元に戻る
それに腹が立って更に乱暴にこねくり回す
606: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:08:22.24 ID:Q4sVSXj0o
リメロン「……ふぅスッキリした…」
リリス「突然なにをするんですか!?あ~もう…私のキュートなストレートヘアーがぐちゃぐちゃです…」
リメロン「癖っ毛な私への嫌味か」
ナキ「主人の寝起きは凄いからな。無理やり紐で纏めているが」
リメロン「だまらっしゃい」
リメロン「え~と…そうそう、リリスたち三人。さっきから道の真ん中で騒ぎ過ぎよ。他の人たちの迷惑にならないようにしてよね」
リリス「ですってアリスさん」
アリス「アンタの事に決まってんでしょ」
ヨル「貴様ら二人の事だ」
リメロン「アンタら3人って言ったでしょ…」
深く深く、リメロンは溜息をついた
607: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:13:30.24 ID:Q4sVSXj0o
あれから、一応は反省をしたようで全員で昼食をとることにした
とは言っても、ヨルだけは何も口にしていないが
リリス「庶民っぽい雰囲気ですね。私には似合いませんねぇ…」
アリス「店の文句は止めなさい。これだから貴族って奴は…」
リメロン(私も貴族だけど馴染みの店なんだけどなぁ…)
会話のちょっとしたことで、リリスとのお家格差を思い知らされるリメロンだった
会話安価
1、最近、変わったことが無いか聞いてみる
2、最近の施設の様子
3、自由安価(発言した人の名前も書く)
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 22:15:21.39 ID:Fc15UgTWO
1
611: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:22:16.14 ID:Q4sVSXj0o
>>609採用:1
リメロン「最近さぁ、変わったことない?」
リメロン「リリスの家って大地主だし、なんかあったら教えてほしいんだけど」
リリス「内緒です。他の家の人に情報を漏らすなんてそんなへまはしませんよ。舐めないで下さいよねっ!」
リメロン「騎士として、町の様子を聞き込みするのは当然の行為なんだけどな~」
リメロン「例え貴族様でも、その土地を守ってる人間は地主じゃなくて騎士なんだよ?」
リメロン「普通に考えて、私に情報を流すのは当たり前じゃない?」
リメロン「寧ろ私に積極的に教えるべきだと思うんだけど」
リリス「……ん、んむぅ…言われてみれば……そっちの方が正しい気もします……」
リメロン「ちょ、ちょっと待ってくださいね…」
簡単に口車に乗せられたリリスが、グルグルと思考を巡らす
コンマ判定
1-3 下らない情報
4-6 既に知っている情報
7ー9 初耳
0 ???
直下コンマ
612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 22:22:49.65 ID:3TwER+61o
せいや
613: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:36:17.04 ID:Q4sVSXj0o
>>611の最後の発言者はリリスでした……脳内で変換しておいてください…
コンマ判定:5 既に知っている情報
リリス「あ、何でも最近。怪しい二人組の情報が良く寄せられてきます」
リメロン「…詳しく聞かせて」
リリス「詳しくはこっちもよく知らないのです。家出した大貴族の息子の行方を探しているらしいのです」
リメロン「ふ~ん……家出したっていうそいつの名前は?」
リリス「それはですね…………アレ?…う~ん…うん?………んんん?」
リメロン「どうしたの?」
リリス「お、おかしいですねぇ…ど忘れしたみたいです」
リメロン「何よそれ?その年でもう忘れっぽいの?」
リリス「う、うむぅ……と、取り敢えずその怪しい二人組の事です。どうにも情報による人相が一致しないんです、ですが皆一様に怪しいと口を揃えて言うんです」
リリス「複数居るんだと踏んでいるのですが、変装の可能性もありますね」
リメロン「……そっか、何処に出没するとかは聞かない?」
リリス「聞きませんねぇ…発見個所はバラバラです。この町に潜伏してるとは思うのですが」
リメロン「……うん、ありがとね。参考になったかも」
リリス「いえいえ、これも地主の娘として当然のことをしたまでなのです!!」
むふー、と得意げに鼻を鳴らす
そんなリリスを無視し、リメロンはリリスの情報を脳内でずっと考えていた
コンマ判定:5 既に知っている情報
リリス「あ、何でも最近。怪しい二人組の情報が良く寄せられてきます」
リメロン「…詳しく聞かせて」
リリス「詳しくはこっちもよく知らないのです。家出した大貴族の息子の行方を探しているらしいのです」
リメロン「ふ~ん……家出したっていうそいつの名前は?」
リリス「それはですね…………アレ?…う~ん…うん?………んんん?」
リメロン「どうしたの?」
リリス「お、おかしいですねぇ…ど忘れしたみたいです」
リメロン「何よそれ?その年でもう忘れっぽいの?」
リリス「う、うむぅ……と、取り敢えずその怪しい二人組の事です。どうにも情報による人相が一致しないんです、ですが皆一様に怪しいと口を揃えて言うんです」
リリス「複数居るんだと踏んでいるのですが、変装の可能性もありますね」
リメロン「……そっか、何処に出没するとかは聞かない?」
リリス「聞きませんねぇ…発見個所はバラバラです。この町に潜伏してるとは思うのですが」
リメロン「……うん、ありがとね。参考になったかも」
リリス「いえいえ、これも地主の娘として当然のことをしたまでなのです!!」
むふー、と得意げに鼻を鳴らす
そんなリリスを無視し、リメロンはリリスの情報を脳内でずっと考えていた
614: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 22:43:48.54 ID:Q4sVSXj0o
夕方
図書館内で、警備に戻る
リメロンは珍しく真剣な顔つきで立っている
リメロン(……あのさ、ナキ。さっきのリリスからの情報なんだけど)
ナキ(あの『シンデレラ』と言っていた男たちなんじゃないかという話だろう)
リメロン(察しが良くて助かるよ。私もそう睨んでるんだけど…)
ナキ(人相が毎回違う…か。どういうことなのだろうな?やはり変装か?)
リメロン(分からない。異世界の契約の力かもしれないし…本当に怪しい二人組がたくさんいるのかもしれないし…)
ナキ(なんにせよ、あまり状況は進展していない…か)
リメロン(家出した男を探しているらしいって言ってたけど、その肝心の家で男が誰か分からないんじゃあ追うのも難しいね…)
ナキ(なんとか割り出せないのか?)
リメロン(分かんない。知り合いじゃないと、よっぽど有名じゃない限り知らないからね…)
これからの事に、真剣に頭を悩ませていた
会話or行動orイベント
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 22:50:03.81 ID:g5vX9nq90
ロイヤルに相談してみる
617: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:00:29.93 ID:Q4sVSXj0o
十分以上経過したので>>616を採用
リメロン「ねえねえロイヤル君。ちょっといい?」
ロイヤル「……仕事中に雑談ですか?それとも仕事の用事で?」
リメロン「私用…なんだけど、大事な話なんだ」
リメロン「最近怪しい二人組が人を探してるって聞いてさ、私も騎士として知っておきたいなと思って」
リメロン「家出した貴族の息子らしいんだけど、何か知らないかな?」
ロイヤル「……少し待っていてくださいね」
リメロンの真剣さをくみ取り、ロイヤルはどこかへ向かった
コンマ判定
5以上で知っている
司書 +5
??? -3
直下コンマ
618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 23:06:27.70 ID:loDZd6TDO
あ
619: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:17:03.35 ID:Q4sVSXj0o
コンマ判定:0 クリティカル
暫くすると、ロイヤルが戻って来た
手には新聞を持っていた
ロイヤル「二日前の朝刊です。ここに記事が載っています」
リメロン「え~と…何々、隣町の新聞かぁ……『グリン家の次男』………え!グリンの家の導師が家出したの!?」
リメロン(グリンなんて大貴族じゃない。私でも知ってる…)
ロイヤル「理由は分かりませんが、そうみたいですね。ここ最近で貴族が家出と言えばこの記事位でしょうか」
リメロン「……あ、でもどうして名前が伏せられてるの?」
ロイヤル「そこは私も気になっていたんです。因みにこれのコピーがこれなんです」
リメロン「どうしてコピー……って、え!?」
ロイヤルに手渡されたコピーには、『グリン家の次男』という文字すら消されていた
620: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:23:56.18 ID:Q4sVSXj0o
ロイヤル「名前が載っている方は魔法で保護をしていて、『何者にも書き換えができないように』してあるんです」
リメロン「そ、そんなことが出来たんだ」
ロイヤル「…本来は秘密なのですが、書き換えの保護の魔法は司書に与えられた権限の一つです。普段、皆様にお貸ししているのは全てコピーなんですよ」
リメロン「そ、そうだったんだ。それにも驚きだけど…これは…」
ロイヤル「ええ、何かが影響して書き換えが行われています。実際、この私にもこの人物の名前が思い出せません」
リメロン「それってつまり、物理的な書き換えじゃなくって超常現象って事!?」
ロイヤル「恐らくは異世界の力ではないかと…」
ロイヤル「何かが作用して、『グリン家の次男』という存在を抹消しようとしていることだけは事実です」
ロイヤル「…お力になれましたか?」
リメロン「うん…うん!!ありがとう!本当にありがとね!!」
リメロン「やっぱり司書様は頼りになるなぁ!」
強くロイヤルの背中を叩いて礼を言った
ロイヤルは、とても嫌そうな顔をしながらも黙って叩かれていた
621: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:27:50.72 ID:Q4sVSXj0o
夜
図書館警備を終え、お屋敷に帰る帰り道
リメロン「漸く夜だね」
ナキ「だな」
リメロン「どうしよっか?」
ナキ「探すのではないのか?」
リメロン「う~ん……」
1、予定通り、あの男2人を探す
2、一旦帰り、準備をしてくる
3、予定変更でどこかに寄り道
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
622: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 23:28:11.78 ID:aU2QfTmAo
2
625: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:37:18.23 ID:Q4sVSXj0o
>>622採用:2
一度お屋敷に戻り、夕食をとる
リメロン「う~ん…何が必要かなぁ…はむ」
リアス「…お嬢様、食事中にメモを取るのはお止めください。マナーが悪いですよ」
リメロン「堅いこと言わないでよ、ちょっと真剣に考えてるんだからさ」
リメロン「これも仕事仕事。騎士としてのね」
リアス「お嬢様は図書館騎士では?」
リメロン「それはそれ、これはこれだよ。私はやると言ったらやるからね!分かったらあっち行ってて」
リアス「………畏まりました」
不服そうに眉を顰めながら、リアスはダイニングルームを出た
リメロン「さて…と何を持って行こうかな?」
持って行くもの(現在の装備は図書館騎士の紋章が入ったマントのみ)
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 23:39:37.72 ID:+RdtJrBeo
家宝のなんかすごい剣
629: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:51:22.53 ID:Q4sVSXj0o
>>626採用:
リメロン「剣持って行こうかな」
ナキ「あまり使わんと言っていなかったか?」
リメロン「宝剣だよ?なんか加護ありそうじゃない?」
ナキ「随分フワフワした理由だな…まぁ、それでも構わん早く行こう」
リメロン「分かってるって。ご馳走様!」
リメロン「リアスー!ちょっと見周り行ってくるー!!」
リアス「はい?あの、お嬢様!!」
仏頂面のリアスが珍しく大声をあげているが、無視して外に飛び出した
リメロン「さてさてさ~て…見つかるかなぁ……」
私は………
1、グリン家の近くを重点的に歩いた
2、隣町を中心に周った
3、あの事件のあった民家を中心に周った
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 23:53:31.80 ID:loDZd6TDO
1
633: ◆7m3grp2dM2 2015/03/31(火) 23:56:19.89 ID:Q4sVSXj0o
>>632採用:1
グリン家の近くを重点的に周る
イベント判定
1-3 笑い声
4-6 怪しい二人組
7-9 聞き覚えのある声
直下コンマ
634: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 23:57:21.76 ID:aU2QfTmAo
l
642: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 21:21:59.14 ID:aTYem+E7o
遅い足取りの男が二人
全く同じ服装で、高低差のある背格好
何がとは言えないが、異様な雰囲気を纏っているように感じられた
リメロン(…あれが、リリスの言っていた二人組かな)
ナキ(恐らく…な。成程確かに、怪しいとしか言いようのない二人組だ)
リメロン(取り敢えず、話しかけてみよっか)
ナキ(警戒は怠るなよ)
リメロン(分かってるって)
腰にさした剣の柄を握り、二人組の男に話しかけた
643: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 21:29:17.94 ID:aTYem+E7o
リメロン「ちょっといいかな」
リメロンの言葉に、二人組が同時に立ち止る
何故か此方を向こうとはしない
リメロン「私は騎士、この辺に怪しい二人組の報告を受けて見回りをしていたの」
リメロン「貴方達がその噂の二人組なんじゃないかと思ってるんだけど」
二人組は、静かに固まっている
リメロン「グリン家を中心に周ってて正解だったわね。貴方達、グリン家の次男を探しているんでしょう?」
カマをかけずに直球に言葉をぶつける
男2人に動揺は無く、静かに固まったまま
まるで人形のように感じられた
リメロン「ねえ、聞いてるの?ちょっと…」
苛立ちからか、リメロンは背の低い方の男に近づき肩を叩いた
コンマ判定
4以下で……
身体能力 +2
直下コンマ
644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 21:29:41.90 ID:0T3hzmFio
たかく
645: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 21:43:05.88 ID:aTYem+E7o
コンマ判定:0 クリティカル
男の肩に手が触れた瞬間
人形のようだった男が俊敏な動きで体を翻す
大きく裂けた口がニタリと笑みを浮かべていた
男の手には鋭い刃物が握られていたのだ
小さな体を更に屈め下からリメロンの腹に向かって捻り込むようにナイフを突き出した
鮮血が飛び散る
ナイフを強く握る男の手が宙を舞って地面に落ちる
リメロンが逆手で鞘から引き抜いた剣には血がべっとりと張り付いていた
リメロン「騎士を舐めすぎじゃない?相手の力量も見極められないなら暗殺なんて向いてないよ」
一歩遅れてリメロンに迫りくる巨体の男
その岩の様な両腕が振り下ろされるも、順手に持ち変えられた剣に滑らかに手首を両断される
646: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 21:48:54.81 ID:aTYem+E7o
リメロン「ナキを使うまでも無かったね」
ナキ「剣を持ってきて正解だったな、私の目にもとまらぬ早業。お見事だ」
リメロン「ま~ね~、これも騎士の嗜みってやつよ」
出血を止めようと必死に蹲る男2人
素早く手当てしなければ、直ぐに死に至るだろう
だがしかし、騎士がその行く手を阻む
リメロン「死ぬ前に答えなさい。そうすればナキの神通力で止血くらいはしてあげる」
リメロン「アナタ達は誰?目的は何?」
背の小さな男が顔をあげる
奇怪なほど、大きく真っ赤な口を吊り上がらせる
ケタケタケタと不気味な笑い声をあげる
堅い木を打ち鳴らすような奇妙な笑い声
647: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 21:55:14.18 ID:aTYem+E7o
リメロン「な、何よ…気持ち悪いわね」
リメロン「早く言いなさい!死ぬわよ!?」
男は狂ったように首を回す
カタカタカタと不気味な音が鳴り響く
ナキ「…!様子がおかしい!!」
リメロン「見れば分かるわよ!!」
ナキ「早く殺せ!!切り落とした手首が動いている!!」
リメロン「なっ!?嘘でしょ!?」
切り落としたはずの腕が地面で踊っている
カチカチと刃物と地面が擦れあう
大きな両手が高く跳ねた
血を撒き散らし、リメロンに迫る
リメロン「くっ!」
迫りくる手を切り伏せ、不気味な笑い声をあげる男2人の首を落とした
648: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:02:10.84 ID:aTYem+E7o
パッタリと音が止む
「ク…キキ……ギギギ…」
最後まで笑い声をあげ、男2人は絶命した
リメロン「死んだ……かな?」
警戒しながら血に濡れた剣をマントで拭い、鞘に納める
深く安堵の息を吐いた
リメロン「……あー…もう……怖かったぁ…」
ナキ「仕方あるまい。あんな怪奇現象、私でもめったに見ない」
リメロン「……折角見つけたのに殺しちゃったなぁ…どうしよ?」
ナキ「…そうだ………この死体をリリスに引き渡すというのはどうだ?何か解るやもしれん」
リメロン「えー?あの子にそんな知識あるかなぁ?」
ナキ「ならば司書殿に引き渡すのはどうだ?このまま放っておいてもいい方向には転がらぬだろう」
リメロン「それは…そうかもだけど…」
改めて、リメロンは死体を見た
649: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:10:22.64 ID:aTYem+E7o
リメロン「…………あれ?」
リメロン「……なんか、変じゃない?」
恐る恐る、リメロンは死体の着ていた服を掴む
あっさりと、何の重みも無く持ち上げられた
ナキ「っ!…死体が…ない!?この一瞬でか!?」
リメロン「わ、分かんない…えっと頭は…」
辺りを見回し落とした首を探す
首のあった場所には、何故か仮面が置かれていた
リメロン「………なんだろ、これ」
手に持って観察してみる
真っ赤な紅のぬられた大きな口が特徴的な仮面
殺した男にそっくりの顔だった
650: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:15:40.37 ID:aTYem+E7o
落ちていた二つ目の仮面も、両腕を切り落とした大きな男によく似ている気がした
リメロン「……体が消えて、服だけが残って、首は仮面と挿げ替えられた」
ナキ「……どういう…ことだ?」
リメロン「こ、こういう超常現象こそナキの領分なんじゃないの?」
ナキ「…呪術の傀儡か?はたまたカラクリ人形か。魔法…幻……ううむ…さっぱり分からん」
リメロン「なんなんだろ…これ?」
首を捻りながら、仮面をマジマジと観察するナキとリメロン
その背中を静かに見つめる視線が一つ…
コンマ判定
5以上で気付く
身体能力 +2
??? -2
直下コンマ
651: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 22:16:28.90 ID:OwbgJLuKO
ててん
654: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:26:24.56 ID:aTYem+E7o
コンマ判定:0 クリティカル
リメロン「……ッ!」
マントを翻し後ろを振り返る
それと同時に鞘から剣を引き抜き横薙ぎに振る
キンッ
と金属同士がぶつかる音
数秒後、地面にナイフが突き刺さる
ナキ「投げナイフ…恐らく毒が塗られていたな」
リメロン「暗殺者…かな?」
リメロン「目的は恐らく………この仮面」
ナキ「…どうやら予想以上に厄介な者に目をつけられたな。相手は見えたか?」
リメロン「バッチリ。身長は低め、全身黒尽くめ、身体つきから女っぽい」
リメロン「逃げた方向も見えたよ。どうする、追いかける?」
ナキ「私としてはさっさとこの面だけでも回収して逃げた方が得策だと思うが…主人の判断に委ねよう」
リメロン「それじゃあ……」
1、仮面を持って素早く帰る
2、わざと遠回りして後をつけさせないように帰る
3、追いかける
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 22:27:08.76 ID:0T3hzmFio
2
658: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:40:20.66 ID:aTYem+E7o
>>655採用:2
服を持ち去るか悩みつつも、仮面を二枚だけ回収して走り去る
ナキ(待て、こっちは屋敷と反対方向だぞ?)
リメロン(こっちで合ってるって。屋敷まで後をつけられたら大変でしょ?)
狭い路地と細い道だけをあえて選びながら全力で逃走する
建物の陰に体を隠すことを意識して、リメロンの屋敷までたどり着いた
リメロン「………はぁ…はぁ…はぁ…疲れた……」
リメロン「後をつけられてなかった?」
ナキ「私の感覚に狂いが無ければ、撒けた筈だ」
ナキ「よくやったな主人、大手柄だ」
リメロン「ありがとー……ああ…疲れた……もう歩けないかも」
ナキ「私が部屋まで運んでやるから、着替えは自分でしてくれよ」
ナキはリメロンの首から降り、体を自室に居る時の大きな姿に変えてリメロンを咥えて屋敷の中に入っていった
659: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 22:41:10.23 ID:aTYem+E7o
深夜
視点選択
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 22:45:01.96 ID:S+pvavcf0
エンラ
663: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:07:31.11 ID:aTYem+E7o
>>660採用:エンラ
夜の町を一人で歩く少年が一人
エンラ「……今日は静かだな」
エンラ「…そろそろ帰るか、ティエルが起きてきたら困る」
少年は何か言葉を小さく呟いた
指先から黒い炎が灯る
その炎で右手の手の甲を撫でようとして…手を止める
エンラ「………世の中には…見なくていいたくさんのものがある」
エンラ「見られたからには、消さなくっちゃな」
エンラが後ろを振り向けば派手な服を着た男が一人
男は慌てて走り出す
エンラ「………『煉獄の蒼焔』」
右の掌から放たれた炎が男を包み込む
強烈な寒気が男の体を拘束する
息すらできない極寒の炎
エンラ「悪いねおっさん。……『不惑の紫焔』」
紫色の炎を纏った掌が男の顔面を掴む
声無き悲鳴と共に、男は意識を手放した
664: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:13:15.78 ID:aTYem+E7o
エンラ「完全に油断してたな…悪いことをしちまった」
エンラ「いやでも、こんな時間にこんな派手なカッコーで歩いてるって悪い奴に違いない。そういうことにしとこう」
眠っている男を壁に立てかけ、その場を去る
エンラ「早く帰ろ…」
小走りでティエルの屋敷を急ぐ
屋敷の裏庭で周りを十分に見回して、誰も居ないことを確認する
エンラ「……よしっ…今度は大丈夫かな」
エンラ「………『裏切りの黒焔』」
左の人差し指と中指に黒い炎が灯る
その指で右手の甲を撫でた
そこには、先ほどまで消えていたティエルとの『契約刻印』が刻まれていた
※四日目終了
665: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:14:09.56 ID:aTYem+E7o
四日目(裏)
視点選択
1、ロフ・グリン
2、エミリー
3、暗殺者の一日
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
667: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 23:14:42.66 ID:UMKxxn6ro
2
670: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:27:41.69 ID:aTYem+E7o
>>667採用:2、エミリー
朝
エミリー「…………」
差し込む朝日に顔を顰め、毛布を蹴り飛ばす
ゆっくりと起き上がり、リビングに向かった
トシヒサ「おはようエミリー。飯の用意はできている、早く顔を洗って来い」
エミリー「…ウザい」
どっかりと椅子に座り、手掴みでパンと目玉焼きを一緒に喰らう
勢いよく食べ過ぎ、半熟だった目玉焼きの君が口元を伝うが気にせず食べ進める
牛乳でパンを無理やり喉奥に流し込み、最後にカリカリに焼かれた香ばしいベーコンをゆっくりと味わった
トシヒサ「汚いぞ」
ハンカチで汚れたエミリーの口元を拭う
エミリー「ふんっ…別に良いだろ。あとで顔洗うし」
そう言いつつも、黙ってトシヒサに口を拭われていた
671: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:34:09.23 ID:aTYem+E7o
食後のデザートに可愛く飾り切りされたフルーツと、コーヒーをエミリーに渡す
そのコーヒーにエミリーは残っていた牛乳をたっぷりと入れて、口をつける
エミリー「コーヒーにリンゴってどうなの?」
トシヒサ「ホントはケーキの一つでも焼いてやりたかったがそんな時間も無くてな、許せ」
トシヒサ「しかし…そんなに俺のデザートが楽しみだったんだな」
エミリー「違うよクソ…勝手に勘違いすんな」
トシヒサ「明日のデザートの要望を聞いておこう」
エミリー「…………クルミのクッキー。甘すぎない奴」
トシヒサ「…わかった。お安い御用だ」
エミリーの言葉に薄く笑った後、トシヒサも朝食を食べ始めた
672: ◆7m3grp2dM2 2015/04/02(木) 23:37:37.13 ID:aTYem+E7o
トシヒサ「町の地理は覚えたか?」
エミリー「…大体はな。昔住んでたし」
エミリー「…でも、まだまだ準備をしないとな」
トシヒサ「わかった」
トシヒサ「今日はどうする?昨日も引っ越しを理由に施設に行くことを休んだが、今日も休むか?」
エミリー「…………」
1、今日も休んで準備を進める
2、施設に行く
3、休んで別の事をする
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/02(木) 23:38:36.84 ID:UMKxxn6ro
2
682: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 20:54:56.27 ID:a5jgG+W1o
プロフィール公開
リリスは微修正版
名前:リリス・エルグラード
性別:女
職業:学生、導師見習い
適応能力:7
身体能力:4
精神力:5
家系階級:9
【キャラ設定】
18歳
ロングの薄青髪の貧 、ドヤッ顔がよく似合う
典型的なお嬢様な性格をしており少々傲慢、イタズラ好きでありよく誰かをからかっている。
しかし逆に自分が攻められるのは苦手、よく思い付きで行動する
大貴族出身でありそれを誇りに思ってるが、厳しい家風からあまり家にいることを好んでいない
そのため学校も卒業できるレベルであるがなかなか卒業に踏み込むことが出来ないでいる
契約者は『アリス』
彼女に対して信頼を感じているが、友達感覚でありイマイチ彼女の凄さを理解していない
ヨルに対しては苦手意識があるが、直接危害を加えられたことは無いので嫌いというわけではない
【特殊能力】
『契約:英雄』
反逆の英雄『アリス』と契約を結んでいる
適応能力の高さから、アリスの魔力を自分のモノとして扱える
『生贄:胸の成長』
貧 がコンプレックスである彼女にとって将来の希望を完全に消し去ってしまうのは血の涙を流す程の苦渋の選択であった
『完全記憶能力』
一度でも見たものを決して忘れることなく完璧に記憶できる能力
リリスは微修正版
名前:リリス・エルグラード
性別:女
職業:学生、導師見習い
適応能力:7
身体能力:4
精神力:5
家系階級:9
【キャラ設定】
18歳
ロングの薄青髪の貧 、ドヤッ顔がよく似合う
典型的なお嬢様な性格をしており少々傲慢、イタズラ好きでありよく誰かをからかっている。
しかし逆に自分が攻められるのは苦手、よく思い付きで行動する
大貴族出身でありそれを誇りに思ってるが、厳しい家風からあまり家にいることを好んでいない
そのため学校も卒業できるレベルであるがなかなか卒業に踏み込むことが出来ないでいる
契約者は『アリス』
彼女に対して信頼を感じているが、友達感覚でありイマイチ彼女の凄さを理解していない
ヨルに対しては苦手意識があるが、直接危害を加えられたことは無いので嫌いというわけではない
【特殊能力】
『契約:英雄』
反逆の英雄『アリス』と契約を結んでいる
適応能力の高さから、アリスの魔力を自分のモノとして扱える
『生贄:胸の成長』
貧 がコンプレックスである彼女にとって将来の希望を完全に消し去ってしまうのは血の涙を流す程の苦渋の選択であった
『完全記憶能力』
一度でも見たものを決して忘れることなく完璧に記憶できる能力
683: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 20:56:21.58 ID:a5jgG+W1o
名前:アリス
性別:女性
種族:英雄(人間)
強さ:6 それなりに腕の立つ魔法使い。彼女の真骨頂は彼女が作成した魔道具にある
年齢26歳
身長は150cm
とても長い金髪を一つにまとめたサイドテール
瞳の色は青
非常に勝気でプライド高い性格で、自身の魔法に絶対の自信を持っている
語気も荒く、意図せずことで他人と対立しやすい性格
尊敬できる人に対しては上から目線で溺愛するという癖がある
貧民の生まれで、貴族に対して強いコンプレックスがあったが、今ではあまり偏見の目で見ていない
世界に反逆をした英雄であり、『絶対』を乗り越え『完全』を破壊した魔法使い
とある友人を救い出すために長い年月をかけて自らの腕を磨き、最悪の魔『ヨル』と手を組み
創世の皇『ジェランダル』の『完全世界』に穴を穿った
ただの人の身でありながら世の理を覆したことが、英雄としてごく一部の人間に称えられた
だが世間的な評価はヨルと手を組んだ禁術使いの魔女であり、悪しき存在として語られることが多い
しかし、彼女にとって唯一の友人と共に生きる世界こそが全てであり、世間の評価は一切気にしていないようである
基本的に誰に対しても冷たい彼女だが、その友人の前でだけはとても幼い子供のような性格になるらしい
ヨルとは手を組んだ仲だが、『相棒』であり『友人』では決してないらしい
現在の契約者のリリスの事は、馬鹿だと思っており、幼いころの自分に少し似ているところが堪らなく嫌いらしい
好きなものは飴玉と唯一の友達
嫌いなものは馬鹿と金持ち
【特殊能力】
『種族:英雄(人間)』
人間でありながら、世の理を打ち砕いた英雄
契約の執行により彼女の魔力と魔法を引き出せるが、戦闘向けの魔法は苦手である
運動はもっと苦手
『魔法』
基本世界の魔法を扱う
得意魔法は解析の魔法と魔道具の作成
『魔道具:クロコアイトの耳飾』
『成功』『勝利』『飛躍』などの意味を持つ魔石
魔力を通わせば針の様なナイフに変質する
『魔道具:『偽典・堕天の契約書』』
堕天した者、つまりは悪魔を使役する契約書
ジェランダルの持つ『神智の七つ道具』のうちの一つの写し
この世界の契約と違い、契約は強制であり力の制限はない。つまりは簡単に契約相手を制御できないため、多大な危険が伴う
『魔神器:『偽神槍・極夜』』
自らの体に打ち込まれたヨルの奇跡の一部を使って作り上げた神器
世界に穴を穿つ奇跡を引き起こす
性別:女性
種族:英雄(人間)
強さ:6 それなりに腕の立つ魔法使い。彼女の真骨頂は彼女が作成した魔道具にある
年齢26歳
身長は150cm
とても長い金髪を一つにまとめたサイドテール
瞳の色は青
非常に勝気でプライド高い性格で、自身の魔法に絶対の自信を持っている
語気も荒く、意図せずことで他人と対立しやすい性格
尊敬できる人に対しては上から目線で溺愛するという癖がある
貧民の生まれで、貴族に対して強いコンプレックスがあったが、今ではあまり偏見の目で見ていない
世界に反逆をした英雄であり、『絶対』を乗り越え『完全』を破壊した魔法使い
とある友人を救い出すために長い年月をかけて自らの腕を磨き、最悪の魔『ヨル』と手を組み
創世の皇『ジェランダル』の『完全世界』に穴を穿った
ただの人の身でありながら世の理を覆したことが、英雄としてごく一部の人間に称えられた
だが世間的な評価はヨルと手を組んだ禁術使いの魔女であり、悪しき存在として語られることが多い
しかし、彼女にとって唯一の友人と共に生きる世界こそが全てであり、世間の評価は一切気にしていないようである
基本的に誰に対しても冷たい彼女だが、その友人の前でだけはとても幼い子供のような性格になるらしい
ヨルとは手を組んだ仲だが、『相棒』であり『友人』では決してないらしい
現在の契約者のリリスの事は、馬鹿だと思っており、幼いころの自分に少し似ているところが堪らなく嫌いらしい
好きなものは飴玉と唯一の友達
嫌いなものは馬鹿と金持ち
【特殊能力】
『種族:英雄(人間)』
人間でありながら、世の理を打ち砕いた英雄
契約の執行により彼女の魔力と魔法を引き出せるが、戦闘向けの魔法は苦手である
運動はもっと苦手
『魔法』
基本世界の魔法を扱う
得意魔法は解析の魔法と魔道具の作成
『魔道具:クロコアイトの耳飾』
『成功』『勝利』『飛躍』などの意味を持つ魔石
魔力を通わせば針の様なナイフに変質する
『魔道具:『偽典・堕天の契約書』』
堕天した者、つまりは悪魔を使役する契約書
ジェランダルの持つ『神智の七つ道具』のうちの一つの写し
この世界の契約と違い、契約は強制であり力の制限はない。つまりは簡単に契約相手を制御できないため、多大な危険が伴う
『魔神器:『偽神槍・極夜』』
自らの体に打ち込まれたヨルの奇跡の一部を使って作り上げた神器
世界に穴を穿つ奇跡を引き起こす
684: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 20:58:00.52 ID:a5jgG+W1o
名前:ヨル
性別:無し
種族:悪魔(神)
強さ:12 この世の半分である『闇』を引き起こす力を持つ。これでも全盛期には及ばない
年齢は数えきれない
身長は180cmくらい(人間時)
柔らかくなびく長い黒髪と夜色の瞳を持つ
性別の判断がつかない顔立ちであり、とても冷たい雰囲気を漂わせている
その声は聖母のように甘く、地獄の底から響いているかのような錯覚を受ける
基本世界の神話における創世記より存在する世界最古の存在
この世界全てを形作ったジェランダルと、全てに意味を与えたエールと同時に存在し
ジェランダルがこの世全ての光であり、ヨルがこの世全ての闇であった
ヨルもまた世界の理を創る力を持ち、世界の全てを自らの物にしようとするが
ジェランダルに敗れ、冥界に追放される
敗れてなおその闇は深く、世界に一生残る闇となった。その闇は彼の名をそのまま使い『夜』と名付けられた
自信家で傍若無人な性格で力を失った今でもそのあり方は変わっていない
非常にプライドが高く、かなり怒りっぽい
常に自分が作り出した『闇』で体を覆っている。日光に直に当たると体が溶けるらしい
反逆の英雄『アリス』と手を組み、決死の覚悟で唯一の友を救い出した
その反逆の際に、ジェランダルの力が弱まり封印された力の半分ほどを取り戻した
基本的に全てを見下した性格だが、その友人にだけは対等に接しているらしい
アリスの事は信頼できる『相棒』ではあるが『友人』では決してないらしい
リリスの事は喧しい小娘という印象しかない。守ってやる義理も無く契約者でも無い為、本気でどうでもいい存在だと思っている
しかし、アリスのいう事なら聞かなくもない
好きなものは自分と唯一の友人
嫌いなものは太陽の光
【特殊能力】
『悪魔(神)』
世界最古の悪魔であり神
世界の半分、『闇』そのものである
世の理を作るほどの強大な力を持つ
『神通力』
『創造』を引き起こす奇跡
全盛期ほどではないが、太陽の光が無ければなんでもありの無敵の力を誇る
性別:無し
種族:悪魔(神)
強さ:12 この世の半分である『闇』を引き起こす力を持つ。これでも全盛期には及ばない
年齢は数えきれない
身長は180cmくらい(人間時)
柔らかくなびく長い黒髪と夜色の瞳を持つ
性別の判断がつかない顔立ちであり、とても冷たい雰囲気を漂わせている
その声は聖母のように甘く、地獄の底から響いているかのような錯覚を受ける
基本世界の神話における創世記より存在する世界最古の存在
この世界全てを形作ったジェランダルと、全てに意味を与えたエールと同時に存在し
ジェランダルがこの世全ての光であり、ヨルがこの世全ての闇であった
ヨルもまた世界の理を創る力を持ち、世界の全てを自らの物にしようとするが
ジェランダルに敗れ、冥界に追放される
敗れてなおその闇は深く、世界に一生残る闇となった。その闇は彼の名をそのまま使い『夜』と名付けられた
自信家で傍若無人な性格で力を失った今でもそのあり方は変わっていない
非常にプライドが高く、かなり怒りっぽい
常に自分が作り出した『闇』で体を覆っている。日光に直に当たると体が溶けるらしい
反逆の英雄『アリス』と手を組み、決死の覚悟で唯一の友を救い出した
その反逆の際に、ジェランダルの力が弱まり封印された力の半分ほどを取り戻した
基本的に全てを見下した性格だが、その友人にだけは対等に接しているらしい
アリスの事は信頼できる『相棒』ではあるが『友人』では決してないらしい
リリスの事は喧しい小娘という印象しかない。守ってやる義理も無く契約者でも無い為、本気でどうでもいい存在だと思っている
しかし、アリスのいう事なら聞かなくもない
好きなものは自分と唯一の友人
嫌いなものは太陽の光
【特殊能力】
『悪魔(神)』
世界最古の悪魔であり神
世界の半分、『闇』そのものである
世の理を作るほどの強大な力を持つ
『神通力』
『創造』を引き起こす奇跡
全盛期ほどではないが、太陽の光が無ければなんでもありの無敵の力を誇る
685: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:01:46.66 ID:a5jgG+W1o
ヨル様に追記
『神器:闇』
自らを象徴する神器である闇
名を『ヨル』
全てを飲み込む無限の闇そのもの、触れたもの全てを飲み込む
アリスの手助けが無ければ、全盛期ほどの力は無い
長らくお待たせしました、更新再開でございます!!
『神器:闇』
自らを象徴する神器である闇
名を『ヨル』
全てを飲み込む無限の闇そのもの、触れたもの全てを飲み込む
アリスの手助けが無ければ、全盛期ほどの力は無い
長らくお待たせしました、更新再開でございます!!
688: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:11:46.74 ID:a5jgG+W1o
エミリー「……施設に行く。欠席し過ぎると怪しまれる可能性がある」
トシヒサ「分かった。行ってくるといい」
トシヒサ「俺もついて行こうか?それとも俺一人で準備を進めるか?」
エミリー「…………」
1、一緒に施設に向かう
2、別行動を取らせる
3、契約執行状態で意識を常に繋げたまま別行動を取らせる
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 21:14:24.95 ID:/kaJZSUdO
2
692: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:21:40.00 ID:a5jgG+W1o
>>690採用:2、別行動を取らせる
エミリー「施設はアタシ一人で行く。お前は勝手にしてろ」
トシヒサ「わかった。あまり危険なことはするなよ」
エミリー「…施設に居れば、早々危険は巡って来ない」
トシヒサ「それでもだ、俺はとても心配症だからな」
トシヒサ「何時迎えに行けばいい?」
エミリー「来なくていい。一人でここまで帰ることくらいはできる」
トシヒサ「…そうか。わかった、それじゃあ早く着替えをしてきなさい」
エミリー「チッ…言われなくてもするつもりだったよ」
コーヒーを飲み干して、支度をするため洗面所に向かった
693: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:22:20.71 ID:a5jgG+W1o
視点選択
1、エミリー
2、ミナカミ・トシヒサ
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 21:22:41.00 ID:I4IfJJsDO
1
697: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:35:24.85 ID:a5jgG+W1o
>>695採用:1、エミリー
トシヒサを置いて家を出る
いつもと違う朝の景色、しかし戸惑うことは無かった
懐かしい…慣れ親しんだ風景だった
施設に向かう途中、たまたま知り合いと出会う
ティエル「あ、おはよーエミリーちゃん」
エミリー「…おはようティエル」
ティエル「もう一人暮らしには慣れた?…ってそっかトシヒサさんも一緒だったね。迷惑かけてな~い?」
エミリー「…かけてない」
ティエル「本当かな~?エミリーちゃんはとっても我儘さんだから、ちゃんとトシヒサさんには感謝の言葉を言ってあげないと駄目だよ?」
エミリー「…アタシの勝手にアイツがついて来るだけだ」
ティエル「もう…駄目だよそういう言い方」
ティエルと共に、施設を目指した
698: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:41:52.23 ID:a5jgG+W1o
『導師』育成の授業を、エミリーは頬杖をつきながら聞き流す
エミリー(…退屈だ)
エミリー(授業の内容なんて、『導師の心得』なんかを反復して教え込むだけ)
エミリー(立派な導師…ね。ふん…洗脳教育みたいなものだ)
エミリー(支配する者の心得なんかアタシに入らない。必要なのは…力だけだ)
エミリー(『導師』も『貴族』も、『義務』とか『思想派閥』なんかも…心底どーでもいい……)
エミリー「………はぁ…」
遠くを眺め、ため息を吐き退屈な時間が終わることだけを祈った
699: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:45:19.32 ID:a5jgG+W1o
昼
座学の授業を終え、休憩の時間になる
殆どの人たちが昼食のために町に向かう
食堂もあるにはあるが、不人気だ
理由は味
エミリー「…………昼食…か」
1、食堂で適当に済ます
2、町に出る
3、家に帰る
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
701: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 21:45:36.99 ID:q4rHHM1ro
1
703: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 21:56:17.91 ID:a5jgG+W1o
>>701採用:1
エミリー(……食堂で適当に済まそう)
エミリー(味なんてたいして気にならないしな)
エミリー「……まっず…」
誰も居ない広い広い食堂の真ん中で、食べたことも無い謎の物体が挟まれたサンドイッチを苦々しい面持ちで齧った
704: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:04:22.15 ID:a5jgG+W1o
夕方
エミリー(午後からは卒業試験演習)
エミリー(やる事と言えば、人によって全く違う)
エミリー(例えば医者の『契約者』と契約をしているのなら、その能力を生かせるかどうかの試験)
エミリー(医者と契約をしているのに騎士になろうとしたって、能力の持ち腐れだ)
エミリー(ティエルは試験演習を受けていない。何故ならそもそも契約執行状態にすらなれないからだ)
エミリー(『適応能力向上プログラム』とかいうのを受けているらしい。もともと適応能力が高めだったらしいアタシは何をしているのか知らない)
エミリー(アタシの場合の試験演習は、正直何でも良かったので騎士を選んだ)
エミリー(戦いについて学べるのかと思ってたら、そういう技術は本人の努力に丸投げだ)
エミリー(基本的にクソつまらない騎士としての心得を延々と聞かされる)
エミリー(そのくせ試験内容は教官を倒すことときた。……理不尽だ)
705: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:11:05.71 ID:a5jgG+W1o
エミリー(……文句ばかりを並べたが、実を言えばアタシはこの授業を受けていない)
エミリー(理由は当然、今日は『契約者』が居ないから)
エミリー(この理由で授業を受けれない、または受けないという奴は意外と多くいる)
エミリー(『契約者』は協力者であって、奴隷ではない。『契約者』が自由に行動をしたいときもある)
エミリー(それ故に、『契約者』同伴じゃない導師は試験演習をしない。させてもらえないという方が正しいが)
エミリー(……まぁ、アタシみたいにそれを利用してサボろうって考えてる奴らも数名居るけど)
そんなこんなで、契約者同伴ではないエミリーは施設を出て町に来ていた
今日の分の授業は終わり、自由時間だ
エミリー(……これからどうするか?)
1、適当に町をぶらつく
2、家に帰る
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
707: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 22:12:54.33 ID:38jTOW3yo
1
709: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:15:50.98 ID:a5jgG+W1o
>>707採用:1、適当にぶらつく
なんとなく、町をぶらつくことにした
イベント判定
1-3 厄介な奴ら
4-6 見覚えがある顔?
7-9 トシヒサと遭遇
0 新聞
直下コンマ
710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 22:16:09.74 ID:3rZc95yJ0
a
711: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:28:00.40 ID:a5jgG+W1o
コンマ判定:4 見覚えのある顔?
町をぶらついていると、一際目立つ男女の二人組を見つけた
「わー!わー!凄い!凄いですねこれ!これ、これ何っていう名前なんですか!?」
「それはね、クレープというお菓子だ。やろうと思えば俺でも作れるよ」
顔に生クリームをつけながら興奮した面持ちでクレープを頬張る銀髪の女
その女の顔についたクリームを慈しむような視線でハンカチで優しく拭う長身痩躯の男
その二人は、誰もが振り向く美しい容姿であり、触れてはいけないと思えるほどの異様な雰囲気を醸し出していた
人目も全く意に介さず、いちゃつき合う二人組の横を通り過ぎる
その男女2人の顔を見た時、エミリーは何故か違和感を覚えていた
エミリー(…あの二人…どこかで見たような)
コンマ判定
1-3 気のせい
4-6 女の顔
7-9 男の顔
0 両方
直下コンマ
712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 22:30:40.07 ID:38jTOW3yo
ふ
713: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:40:15.26 ID:a5jgG+W1o
コンマ判定:7
エミリー(……さっきの男の顔…どこかで見たような)
エミリー(………………そうか、眼鏡を掛けていたからすぐに思い出せなかったのか)
エミリー(あの肌の色、そしてあの髪の毛に長身痩躯)
エミリー(………見覚えがある)
エミリー(………どこで見た?昨日まで町の地理を頭に叩き込んでいるときか?)
エミリー(…違う気がする)
エミリー(………絵だ。変な奴らがあの男の似顔絵を持っていたんだ)
エミリー(この男を知らないかと尋ねられたな)
エミリー(…………まぁ、アタシには関係ないか)
エミリー(どーでもいいしな)
違和感の正体が分かり、少しだけすっきりとした気持ちで町をぶらついた
714: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:46:28.04 ID:a5jgG+W1o
夕方
家に戻ると、トシヒサが夕飯を作って待っていた
椅子に座り、夕食をとる
エミリー(…コイツ、料理美味かったんだな)
エミリー(いや、昼飯が酷過ぎただけか)
トシヒサ「今日の学校はどうだった?楽しかったか?」
エミリー「普通。いつも通り、クソみたいな時間だった」
トシヒサ「そういうな。ああいう同年代の人間が集まる場所というのは良い事だ」
トシヒサ「たくさん友達を作ってたくさん遊んで思い出を作るべきだ」
エミリー「くだらない…アタシにはそんなものはいらない」
トシヒサ「……そうか」
顔には出さないが、トシヒサの声色は落ち込んでいるように聞こえた
会話orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 22:48:11.74 ID:38jTOW3yo
トシヒサには友達と呼べる人はいるの?
718: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 22:57:41.11 ID:a5jgG+W1o
>>716採用:
エミリー「…アンタにも友達はいたのか?」
トシヒサ「たくさん居た。俺の故郷…俺の生まれ育った町に居る人みんなが友達だった」
エミリー「…………冗談だろ?」
トシヒサ「…少し話を盛ってしまった。正確に言えば町に住み全ての人と知り合いだった」
トシヒサ「勿論、友人も数多くいた」
エミリー「ふ~ん……」
トシヒサ「俺の事を知りたがるのは珍しいな」
エミリー「……別に…なんとなくだよ」
トシヒサ「エミリーの友達は、ティエルとリメロンか?」
エミリー「……だからなに?少ないって言いたいのか?」
トシヒサ「友達は数じゃない。どれだけ心を通わせられたかという事の方が重要だ」
エミリー「…あっそ」
トシヒサ「因みに俺はエミリーにとっての友達か?」
エミリー「口煩い使用人」
トシヒサの友達の話を聞きながら、食事をした
719: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 23:00:48.07 ID:a5jgG+W1o
夜
トシヒサ「さて、今日も町に出るか?」
エミリー「………」
トシヒサ「準備は殆ど済んでいる。地理もだいたい覚えた」
トシヒサ「後はエミリーの言う…奴が出るのを待つだけ」
トシヒサ「どうする?」
1、目的の為、町に出る
2、今日は別の事をする
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
722: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 23:03:13.85 ID:kfkYF/+WO
2
723: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 23:06:48.38 ID:a5jgG+W1o
>>722採用:2、今日は別の事をする
エミリー「今日は街に出なくていい。別の事をする」
トシヒサ「そうか、わかった。何をするんだ?」
エミリー「今日は……」
1、何もしない。体を休める
2、鍛錬
3、新聞を読む
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
724: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 23:07:53.35 ID:e1HzQwVto
3
729: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 23:18:30.10 ID:a5jgG+W1o
>>724採用:3、新聞を読む
エミリー「…溜まった新聞を読み終わらせる」
トシヒサ「そうか、そうだな。常々邪魔だと思っていた。危うく処分するつもりだった」
トシヒサ「コーヒーでも淹れて来る。今朝のリクエストにも応えよう」
エミリー「……ああ」
机に上、かき集めた山の様な数の新聞を一つ手に取って目ぼしい記事を探した
イベント判定
1-3 不審死
4-6 相次ぐ似たような事件
7-9 目的の記事
直下コンマ
730: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 23:18:47.02 ID:UhCDfFEKO
よ
731: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 23:35:42.10 ID:a5jgG+W1o
コンマ判定:2、不審死
エミリー(………不審死…か)
コーヒーを啜りながら、ある記事を読み進める
エミリー(顔の皮を引き剥がされ、箱詰めになって発見された…)
エミリー(いくつか、同じ内容の記事がある。同一人物の記事も多いけど…これに似た状況で4名ほど殺されてる)
エミリー(顔の皮を剥ぐ…ね、気持ち悪い猟奇殺人鬼か)
エミリー(それ以外にも、原因不明で多くの一般人が死体で見つかっている)
エミリー(ここ五日ほどで10名。行方不明が4名)
エミリー(あまりにも数が多すぎる気がする)
エミリー(『アイツ』の仕業は半分ほど…それ以外にも厄介な奴らが居るらしい)
エミリー「……チッ…アタシの邪魔をするようなら…纏めて殺してやる」
トシヒサ「物騒なことを言うな。ほら、クッキーだ」
エミリー「………」
無言でクッキーの皿を奪い取り、新聞を更に読み進めた
732: ◆7m3grp2dM2 2015/04/07(火) 23:36:52.46 ID:a5jgG+W1o
※四日目(裏)終了
状況判定
1-3 ???
4-6 平和
7-9 何かを見つけた
直下コンマ
733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/07(火) 23:37:11.77 ID:3rZc95yJ0
あ
747: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 20:31:04.80 ID:QSAzRXJzo
※リメロン視点
五日目
朝
トーストを齧りながら、ぼんやりと仮面を眺める
昨日の事を頭の中で繰り返し思い浮かべる
リメロン(白塗りの顔に耳の辺りにまで引かれた真っ赤な口紅の不気味な面)
リメロン(もう一つは四角い形に白塗りで黒い日除けが塗られてる)
リメロン(う~ん……一見普通のお面なんだけどなぁ…)
リメロン「被ってみたら何かが起こったり…」
顔にお面を当てる
しかしなにもおこらない
リメロン「…………う~ん…なんなんだろ、これ」
不思議に思いながら、仮面をマジマジと観察した
五日目
朝
トーストを齧りながら、ぼんやりと仮面を眺める
昨日の事を頭の中で繰り返し思い浮かべる
リメロン(白塗りの顔に耳の辺りにまで引かれた真っ赤な口紅の不気味な面)
リメロン(もう一つは四角い形に白塗りで黒い日除けが塗られてる)
リメロン(う~ん……一見普通のお面なんだけどなぁ…)
リメロン「被ってみたら何かが起こったり…」
顔にお面を当てる
しかしなにもおこらない
リメロン「…………う~ん…なんなんだろ、これ」
不思議に思いながら、仮面をマジマジと観察した
748: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 20:32:14.25 ID:QSAzRXJzo
今日は……
1、通常任務
2、特別任務
3、仕事なし
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 20:38:34.45 ID:jgG9IdgMO
1
752: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 20:49:59.59 ID:QSAzRXJzo
>>750採用:1、通常任務
リメロン「はぁ~あ…こんな人が真剣に考え事してる時にも仕事なんてね~やだやだ…」
ナキ「仕方なかろう。仕事は主人の都合に合わせるはずもない」
ナキ「そも、主人は考え事をしておらずとも仕事を面倒がっていたではないか」
リメロン「そ、そんなことないよ!私だって志願して騎士になったんだし、騎士としての誇りはあるもん」
リメロン「……でも、ちょ~っと図書館騎士は退屈だったかなぁなんて…」
ナキ「採用されたときの自分を思い出してみろ。今の姿を見て幻滅されるぞ」
リメロン「だってだって…凄い格式高い威厳あるお仕事だけど……遣り甲斐薄いんだよね。ただ立ってるだけでお金貰えてさ」
リメロン「これなら普通に騎士様やってた方が楽しかったかなぁって」
ナキ「どうせ主人の事だ、騎士になったらなったで忙しすぎて『図書館騎士が羨ましい~』と言い出しかねんな」
リメロン「………悔しいけど言い返せない」
万が一の為に仮面を持ち歩きながら、図書館まで向かった
イベント判定
1-3 特になし
4-6 風の噂
7-9 目立つ人
直下コンマ
753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 20:57:00.50 ID:es1+ZtOLO
ほん
754: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:00:47.85 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:0 クリティカル
イベント選択
1、風の噂
2、目立つ人
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:01:44.99 ID:sMAIjBerO
1
758: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:11:40.89 ID:QSAzRXJzo
>>756採用:1、風の噂
図書館に向かう途中
おばさんたちの大きな声の内緒話が聞こえてきた
「ねえ聞いた?隣町の話」
「聞いたって何をよ。というよりどの話の事?」
「全部よ全部!突然話しかけてくる不審者が増えたって話と、それと…あの例の『殺人鬼』よ」
「スメルだかスマルとかいうアレね。怖いわよね~…こっちはこっちで怖いこと起きてるし」
「時計修理屋のご主人、亡くなったって聞いたけど死ぬ前の日、なんだか様子がおかしかったんだって」
「アタシが聞いたのは派手な服を着た怪しい男が道端で寝てたって聞いたわよ」
「「いやねぇ~…」」
そう、おばさんたちの話は締めくくられた
リメロン(……なんだか色んなことが起きてるなぁ…)
ナキ(……………だな)
リメロン(エミリーも変なタイミングで引っ越してきたもんだよ)
ナキ(………だな)
759: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:18:33.87 ID:QSAzRXJzo
仕事中
いつもの通り、図書館の中をグルグルと周りながら警備をする
リメロン(さっきのロイヤル君の話聞いてた?)
ナキ(ああ、隣町の警備を増強する話か)
ナキ(主人かエド殿が臨時であちらの警備に当たるかもしれないそうだな)
リメロン(どっちがあっちに向かわせられるのかな?)
ナキ(分からんよ。ただ、どちらにせよ忙しくなるだろうな)
ナキ(臨時警備は言うに及ばず、図書館騎士の仕事も交代制じゃなくなるわけだからな)
リメロン(ああ…そっか。う~ん…どちらかと言えばあっちに行きたいかも)
リメロン(私達って多分、隣町の不穏な事件のことに関わってるだろうからね)
ナキ(こういう時は意欲的なんだな)
リメロン(これでも騎士としての誇りは捨ててないからね)
暇をつぶしながら、警備を続ける
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
762: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:27:33.48 ID:4x5ctHIKO
ちょっぴりサボる
763: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:34:27.93 ID:QSAzRXJzo
>>762採用:ちょっぴりサボる
リメロン(ちょっとサボろっか?)
ナキ(は?待て主人、何処に行く気だ!)
リメロン(いいからいいから♪)
ロイヤルの目を盗み、上階まで駆け上がる
向かった先は天井裏の書庫
少し埃っぽいが、丸窓からの眺めがとてもいいことを知っていた
リメロン(ま、気分転換だよ)
ナキ(…少しだけだぞ)
リメロン(分かってるって♪)
蜘蛛の巣を払いのけながら、窓までたどり着く
一気に扉を開けば、爽やかな温かい風が入って来た
イベント判定
1-3 怪しい人影
4-6 突風
7-9 珍しい姿
直下コンマ
764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:35:50.16 ID:4x5ctHIKO
怪しさ
765: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:43:52.24 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:6 突風
リメロン「うわぁっ!」
麗らかな陽気に当たり、気持ちよく日向ぼっこをしていた時
突然突風に襲われる
慌てて窓を閉め、辺りを見回す
リメロン「うわっちゃあ…舞ってるねぇ…」
突風に煽られ、乱雑に敷き詰められていた書庫の本や紙が埃と一緒に散らばってしまった
ナキ「言わんこっちゃない。早く片付けるぞ。司書殿にどんなお小言を貰うか分からん」
リメロン「だね。……乱雑詰まれてたし、取り敢えずそれっぽくすればいいか」
飛び散ったものを拾い集める
イベント判定
4以上で発生
直下コンマ
766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:44:19.01 ID:B/h58IT+o
ふん
767: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:53:13.42 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:1 イベント不発
トントントン
足音が近づいてきた
リメロン(や、ヤバい!来てるよ!!)
ナキ(間に合わんな。素直に謝る準備をしておけ)
そうこうしている内に、書庫の扉が開かれた
そこに居たのは予想通りロイヤル・アルフォード
リメロン「やっ…あの…これはですね…そのぅ」
ロイヤル「……私も手伝いますから。早く片付けましょう」
リメロン「え?う…うん……お、怒らないの?」
ロイヤル「…………」
何も言わず、無言でロイヤルは片付けを始めた
不思議に思いながら、リメロンも後を追って片付け始めた
768: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 21:57:07.20 ID:QSAzRXJzo
昼
昼食のために街に出ている
リメロン「……ロイヤル君、変だったよね。いつもなら絶対くどくど説教するのに」
ナキ「主人は言っても聞かないと学習したのではないか?」
ナキ「呆れて物も言えないという状況かもしれないな」
リメロン「ううん…そうかもだけど……そうでもなかったような…」
少しだけ違和感を覚えながらも、飯屋を探すことに集中した
イベント判定
1-3 騒ぎ
4-6 見慣れない二人組
7-9 知り合いを発見
直下コンマ
769: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:57:33.72 ID:J4ouuCJnO
あ
770: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:05:01.60 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:2、騒ぎ
人々の流れがある一点に集中しだしていることに気づき、視線を動かす
人々が注目する先では、煙が上がっていた
リメロン(…この状況…前と似てる)
そう思いながら、人の波をかき分け走って煙の上がっている場所に向かった
コンマ判定
奇数で暴れる異形の男、偶数で終わっていた
直下コンマ
771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:06:16.26 ID:vt1LPDRkO
ぽん
772: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:20:35.59 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:偶数
リメロン「騒ぎを聞きつけ華麗に参上っ!!……って、あれ?」
煙が上がっていた場所にたどり着くと、既に建物の消火作業に移っていた
リメロン(ただのボヤだったのかな?)
近くに居る適当な人にここで何があったのか話を聞いてみる
話を聞いたオジサンが指をさした場所、そこにはぐちゃぐちゃの肉が建物に突き刺さっていた
リメロン「な、なにあれ?」
オジサン「なんか綺麗なニーチャンがあっこに突き刺さってる怪物を殴り飛ばしたんよ」
リメロン「だ、誰がやったか分かります?」
オジサン「う~ん…わっがんねぇ。あんな綺麗な顔した男、一度見れば忘れられんよ。だから、ここじゃあ見ない顔なんじゃねえかな」
リメロン「何処に居るかは分かりますか?」
オジサン「いんや、すぐどっか行っちまった」
リメロン「そう…ですか。ありがとうございます」
オジサンとの話を打ち切り、一旦考え込む
リメロン(ただのボヤ騒ぎじゃ無くってどうやら何かあったらしい)
リメロン(あそこに突き刺さってる肉が、オジサンの言う怪物なんだろうね)
リメロン(それを実行した人はこの場にはもういないっぽいけど……)
リメロン(私は……)
1、実行したという綺麗なニーチャンを探した
2、死体をくまなく調べた
3、周りの人に聞き込みを続けた
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:22:10.78 ID:s/XRMItVO
3
776: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:37:32.75 ID:QSAzRXJzo
>>774採用:3、周りの人に聞き込みを続けた
メモを取りながら、周りの人から話を聞いた
リメロン(一通り聞いて回って纏めればこんな感じかな…)
・突き刺さってる怪物は焼けた家の主人
・火を噴く怪物だったらしい(ドラゴン?)
・死傷者は怪物のみ
・怪物を殺した男は20代前半で色黒金髪(眼鏡を掛けていた?)
・その男は銀髪の女の人を連れていたらしい
・どちらも目を引く容姿らしい
リメロン(…う~ん…一先ずいえることは前私たちが対処した事件と同じっぽいね)
ナキ(十中八九そうだろうな)
リメロン(またドラゴンだよ。何か理由があるのかな?)
ナキ(かもしれないな。ここまでくれば関連がありそうだ)
リメロン(そして謎の男の人)
ナキ(とても美しい顔立ちという事は分かったが、誰も見たことが無いというとはな。他所から来たのだろうか?)
リメロン(その可能性が高いと思う)
ナキ(……どうする、そろそろ昼が終わりそうだが)
リメロン(う~ん…う~~ん……もうちょっとで消火作業が終わるっぽいから家の中調べていきたいけど…)
ナキ(仕事に遅れるわけにもいかんな)
リメロン(う~ん……)
1、仕事を優先
2、好奇心には勝てなかったよ
3、一旦ロイヤルに許可を貰いに行く
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:41:53.78 ID:s/XRMItVO
3
781: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:49:50.81 ID:QSAzRXJzo
>>779採用:3、
ロイヤル「……それで、その事件の真相を探るためにも休憩時間を延ばしてほしい…と」
リメロン「駄目かな?」
ロイヤル「…貴女の仕事は何ですか?」
リメロン「と、図書館騎士です…」
ロイヤル「それならば、やるべきことがあるでしょう」
リメロン「で、でも…その…大事な事なんだよ!」
ロイヤル「貴女が行かなくともこの町に住む騎士の方が調べを進めて行くと思うのですが」
リメロン「う、う~ん…それはそうなんだけどさ」
リメロン「どうしても信頼できる情報が欲しいから自分の目で確かめたいんだよね。私にしか分からない事もあると思うしさ」
ロイヤル「………」
リメロン「どうしても…だめ?」
ロイヤル「………………」
ロイヤル感情判定
1-3 ダメ
4-9 代役
0 許可が下りる
直下コンマ
782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:50:14.02 ID:B/h58IT+o
こ
783: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:56:18.37 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:2
ロイヤル「却下します。貴女の言い分はさっぱりわかりません」
ロイヤル「真面目に仕事に戻って下さい」
そう冷たく言い放たれ、ロイヤルは書庫の整理に戻っていった
ナキ(仕方あるまいよ主人。熱意はあったが道理が足りん)
リメロン(くっそ~…あの薄情者め!)
ナキ(言っておくが司書殿の言い分の方が正しいと思うぞ。見に行くなら夜にしろ)
リメロン(……だね…)
渋々と警備の仕事に戻る
784: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 22:59:08.51 ID:QSAzRXJzo
夕方
リメロン(そういえば事件に夢中で昼ご飯忘れたね)
ナキ(水ならいくらでも貰えるだろう。我慢しかあるまい)
リメロン(はぅ~……とっとと時間過ぎないかな~)
ナキ(止めることならいくらでもできるがな)
リメロン(便利な筈なのに今この状況では全く必要ないね…)
ナキと会話をして空腹を紛らわせながら、警備を続けた
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いモノを採用
785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:59:55.71 ID:Gm1cw94J0
泥棒侵入
788: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 23:12:40.51 ID:QSAzRXJzo
>>785採用:泥棒
ロイヤル「リメロンさんッ!!」
突然声が上から降ってくる
それとほぼ同時に本を抱えた男が階段を飛び下り走り出す
ロイヤル「窃盗犯です!!取り押さえて!!」
リメロン「分かったよ!!」
リメロン「…契約執行……我が肉体に神の奇跡を!!」
契約の力を発現させて、走り去ろうとする窃盗犯の背中を捉える
リメロン「喰らいつけ!『神憑き』!!」
永遠の奇跡によって、窃盗犯の足に向かって地面から蛇が飛び出す
コンマ判定
5以下で逃げられる
永遠の奇跡 +3
直下コンマ
789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 23:12:58.07 ID:s/XRMItVO
とん
790: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 23:21:16.97 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:7+3 捕縛完了
一匹の蛇が窃盗犯の足に喰らいつく、その傷口から血が吹き出す
そしてその血が蛇のような形を持ち、上へ上へと昇っていくように喰らいついて行く
全身から血を噴出させ貧血と苦痛によって倒れ伏す
リメロン「ほいっと拘束完了」
犯人の腕を捻りあげ、その腕を背中に置いて圧し折るつもりで踏みつけた
奇跡を終わらせ流血を止める
窃盗犯から抵抗の気配はない
リメロン(…ビビって動けなくなったか?それとも気絶かな?)
怪しみながらも契約状態を解き、ロイヤルが下りてくるのを待った
791: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 23:27:23.91 ID:QSAzRXJzo
ロイヤル「ありがとうございました。やはり図書館騎士に選ばれた方です。とても頼りになります」
リメロン「まぁね~♪本気を出せばこんなもんよっ!」
リメロン「んでさ、コイツどうするの?」
ロイヤル「一先ず本を回収しましょう」
倒れた際に犯人が落した本をロイヤルが丁寧に拾う
ぺらぺらと頁をめくり、小さく頷いた
ロイヤル「…どうやら欠損は無いようですね」
リメロン「そ、そんなことも分かるんだ…」
ロイヤル「司書ですから」
ロイヤル「……それより…この不届きもの、どう始末をつけてあげましょうか」
ロイヤルは窃盗犯の頭巾を抜き取った
コンマ判定
1-3 小汚い男
4-9 ???
0 ???
直下コンマ
792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 23:31:38.98 ID:dq7a2x9yO
あ
793: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 23:42:50.17 ID:QSAzRXJzo
コンマ判定:8
頭巾を取り払った瞬間―――
カラン
と硬い何かがぶつかる音がした
リメロン「ッ!?こ、これって……」
ロイヤル「仮面…ですね」
不思議そうに首を傾げるロイヤル
ただ疑問に思うロイヤルとは対照的に、リメロンは激しく動揺していた
リメロン(こ、これって…昨日の!?)
ナキ(……どういうことだ。まさか私たちが居ることを知ってか?)
リメロン(な、なんで!?昨日はちゃんと撒けたって言ってたじゃん!)
ナキ(私を信じてくれ。嘘はついていない。つけられているような気配も視線も感じなかった)
リメロン(じゃあどうしてこの…昨日ととても似ている状況が起きてるの!?)
ナキ(…似ているでは片づけられないな。恐らく同一人物だろう)
リメロン(やっぱり尾行されて…)
ナキ(落ち着け主人。動揺し過ぎだ)
落ち着いた口調にナキに宥められ、少しづつ落ち着きを取り戻していく
794: ◆7m3grp2dM2 2015/04/10(金) 23:52:01.78 ID:QSAzRXJzo
ナキ(尾行された可能性は薄いと思っていい。恐らく偶々だ)
ナキ(用があったのは図書館の本だろう。もし私達に気付いているなら隣町の図書館に狙いを変えたはずだ)
ナキ(何故なら私たちは昨日、この仮面の持ち主と思われる暗殺者を見かけたからな)
ナキ(普通なら、リスクが高い此方の図書館を狙わないだろう。恐らくあちら側は私たちは『隣町の騎士』だと勘違いしているのではないか?)
ナキ(それならば、昨日隣り町で見かけた奴らがわざわざこの町の図書館を狙ったかの理由ができる)
ナキ(そうだろう?)
リメロン(…………そう…だね。ありがとう。落ち着いた)
リメロン(ナキの言う通り、わざわざこの図書館を狙ったのは、隣町で見た私達を恐れての可能性が高い気がする)
リメロン(だけどその予想は外れで、こっちに私たちが居た。しかも窃盗は失敗して実行したのが誰か予見さえてしまっている)
ナキ(そうだ。逆にこの状況は相手の出鼻を挫いた形になっている。チャンスなのだ)
リメロン(そうだね。冷静に…何をするべきかを考えよう……)
1、仮面の説明をロイヤルにする
2、仮面の事は白を切り、盗まれそうになった本について聞いてみる
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 23:53:05.82 ID:LnSZ4DXT0
1
798: ◆7m3grp2dM2 2015/04/11(土) 00:04:25.47 ID:Jt8wq52io
>>796採用:1
ロイヤル「……体も無い…」
ロイヤル「これはどういう事なんでしょう…」
リメロン「それは私から説明するよ」
ロイヤル「っ!?知ってるんですか!?」
リメロン「うん……まぁ知ってるっていうほど詳しくは無いんだけど」
そうして、昨日あったことをそのまま話す
暗殺者の事、怪しい二人組が仮面と衣服を残してもぬけの殻になったこと
そして、それが今の状況と酷似していることを話した
証拠として昨日からずっと持ち歩いていた仮面を見せる
リメロン「…目的は分からない。けど、多分碌な奴じゃない」
リメロン「暗殺者の姿も捉えたけど…この仮面の事だけはどうしてもわからないんだよねぇ…」
ロイヤル「…成程…俄かには信じられない話ですが…今この場でリメロンさんの話通りの事が起きた以上、信じるしかありませんね」
ロイヤル「その仮面の謎について、良ければ私が調べておきましょうか?」
リメロン「ホントに!?司書様に調べてもらえるなら心強いよ!」
ロイヤル「ですので、一時的にその仮面を私に預けてくれませんか?」
私は………
1、仮面を渡した
2、やっぱりやめた
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
799: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 00:04:47.79 ID:W8bGrCGjo
1
800: ◆7m3grp2dM2 2015/04/11(土) 00:19:14.74 ID:Jt8wq52io
>>799採用:1、仮面を渡した
※十分ルール適応
リメロン「助かるよ~。いや~やっぱり持つべきものは優しい上司だよね」
ロイヤル「まったく…調子がいいんですから」
そうして、リメロンはロイヤルに仮面を手渡した
ロイヤル「お預かりしました。引き続き、警備をお願いします」
リメロン「うん、まっかせといて!!」
ロイヤル「私は暫くこの仮面について調べますので」
ロイヤルはそう言ってどこかに行ってしまった
その背中を見送り、リメロンは気を引き締めて警備に戻った
802: ◆7m3grp2dM2 2015/04/11(土) 00:20:59.57 ID:Jt8wq52io
夜
日も暮れ、書庫に居たロイヤルに帰りの許可を貰って帰宅する
その道中
ナキ(どうする、あの事件があった場所に行くか?)
リメロン(そうだねぇ……)
1、行く
2、行かない
3、別の場所に寄り道する
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
805: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 00:24:26.95 ID:W8bGrCGjo
2
806: ◆7m3grp2dM2 2015/04/11(土) 00:27:50.43 ID:Jt8wq52io
>>805採用:2、行かない
リメロン(やっぱり行かない)
ナキ(む?どうしたのだ?主人にしては珍しい)
リメロン(あんま理由は無いけど、なんとなくだよ)
リメロン(今日くらいは早めに帰ってメイドたちを安心させてあげようかなって)
ナキ(成程な、いい所もあるじゃないか)
リメロン(最近は心配かけ過ぎちゃったしね)
そう思い立ち、早足で自宅に戻った
イベント判定
7以上で発生
直下コンマ
807: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 00:28:52.11 ID:BRPpJ/Hmo
7
814: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 20:38:31.86 ID:veiWCLfEo
夜
自室に戻って体を休める
リメロン(夕方にあの仮面人間が窃盗に入って来たのは逆に幸運だったかもしれない)
リメロン(あの現場を見てもらわないとあの仮面人間の現象は説明しにくかったからなぁ…)
リメロン(ロイヤル君は司書だし、よっぽどの事が無い限り正体を見抜いてくれるはず!)
リメロン(そういえばあの仮面人間、何の本を盗もうとしたんだろ?確かめておけばよかったな…)
そんなことを考えながら、ベッドの上で寝返りを打つ
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 20:44:48.79 ID:ynquBuFNo
本棚の配置をおもいだしてみる
818: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 20:53:32.22 ID:veiWCLfEo
>>816採用:本棚の配置を思い出してみる
※十分ルール採用
リメロン「……………」
何となく違和感を抱き、自室の本棚の配置を確かめる
今朝の本の配意を思い出しながら、今の本棚と照らし合わせてみた
リメロン「…………」
コンマ判定
3以下でいつもと違う
直下コンマ
819: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 20:55:04.64 ID:BxFoMcQoo
あ
821: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 20:59:44.23 ID:veiWCLfEo
コンマ判定:4
リメロン「…ああそっか、一冊増えてたんだ」
リメロン「違和感の正体はそれか…」
ナキ「何を独り言を言っておるんだ?」
リメロン「いやさぁ本棚が何かいつもと違う気がしてさ」
リメロン「この前買った『異世界童話全集』が増えてたから違和感があっただけだったよ」
ナキ「よくそんな細かいことを覚えていたな」
リメロン「いつも見てるから違和感覚えやすいと思うんだけど。……ってそっかおじいちゃんの記憶力とは無縁な話だったね」
リメロン「ごめんね、厭味だったね」
ナキ「その言葉が一番の嫌味だ。私は記憶力が悪い方じゃない…はずだ」
リメロン「いひひっごめ~んね」
それからシンデレラだけを読んでそのままだった『異世界童話全集』を最初から読み始めた
822: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 21:00:55.96 ID:veiWCLfEo
深夜
視点選択
1、怪人『スマイル』
2、ロイヤル・アルフォード
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 21:07:24.64 ID:n+uRmSHEo
2
826: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 21:21:49.38 ID:veiWCLfEo
>>825採用:ロイヤル・アルフォード
深夜
図書館には人影が三つ
フワフワと宙に浮かぶサタナウル
そのサタナウルの下に、向き合う男女が一組
一人はこの図書館の司書、ロイヤル・アルフォード
そしてもう一人は……
ロイヤル「どうして私が貴女の尻拭いをしなければならないんですか」
そう言ってロイヤルは目の前の相手に、3枚の仮面を手渡した
???「偶々、偶然だった。『マスク』の手違いでこっちの図書館に仮面を一枚行かせてしまった」
ロイヤル「本当は隣町の図書館を狙うつもりだったんですね。まったく、本を盗もうとするだなんて恥を知りなさい」
???「私には関係の無い事。今更遅すぎる」
ロイヤル「でしたね………『クー』、貴女は暗殺者ですものね」
ロイヤルと話すこの少女こそ、仮面の所有者であり、昨日リメロンを襲った暗殺者である『クー』だった
827: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 21:31:37.23 ID:veiWCLfEo
ロイヤル「そもそも、本が目的なら素直に借りに来ればよかったのでは?」
クー「貴方に知らせず、秘密裏に行うつもりだった」
ロイヤル「なるほど、だけどこうしてバレテしまったので白状したというわけですね」
ロイヤル「…貴女があの組織の人間でなければ、本を盗む不届きものなど今ここで始末したのですがね」
クー「ごめんなさい」
ロイヤル「………はぁ、素直に謝られると調子が狂いますね…」
ロイヤル「それで、この本は持って行きますか?」
クー「ありがとう」
ロイヤル「しかし、意外ですね。アナタ方がこんな本を必要としてるだなんて」
ロイヤルは、夕方クーが盗もうとした本を手渡した
本の題名は『目上の人への正しい作法』
クー「ご機嫌取りが次の大事な仕事だから」
ロイヤル「……アナタ方も、意外と大変そうですね」
クー「そう、とっても大変」
クーは受け取った本を懐にしまう
828: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 21:47:14.78 ID:veiWCLfEo
ロイヤル「リメロンさん…この図書館の図書館騎士にはどういう説明をするべきですか?」
クー「…当然、私の事を伏せて置いて。適当に誤魔化してくれればそれでいい」
ロイヤル「……分かりました。適当に誤魔化しておきます」
クー「助かる。それじゃあ、バイバイ…同士」
小さく手を振り、クーは俊敏な動きで去っていった
サタナウルがロイヤルの背中に抱き付く
ニコニコと、とても楽しそうな笑顔だった
サタナウル「ロイヤルったらイケないんだ~!あんなに優しくて頼りになるリメロンちゃんを裏切るんだ~」
ロイヤル「裏切ったつもりはありません。もともと仲間ではありませんから」
サタナウル「ひゅ~ひゅ~!ロイヤルってばくーるだね!悪者っぽいよ!!」
サタナウル「もうね、私も悪魔的に楽しくなってきちゃったよ!!」
ロイヤル「口を滑らさないようにしてくださいね。アナタは頭が緩いんですから」
サタナウル「でもでも~、ロイヤルは~あんなにいい子なリメロンちゃんを裏切って心が痛まないわけ?」
ロイヤル「…私はこれでも、悪魔と契約を交わしていますからね」
サタナウル「ひゃ~怖い怖い♪ロイヤルのそういうとこけっこー好きだよ」
ロイヤル「それと、勘違いしてほしくないことがあります」
ロイヤル「私はあの組織と手を組んでいますが……いつだって『正義』の味方ですから」
そういってロイヤルは仮眠室に入っていった
※五日目終了
829: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 21:48:48.28 ID:veiWCLfEo
五日目(裏)
1、ロフ・グリン
2、クー
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
832: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 21:52:21.85 ID:BxFoMcQoo
1
833: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 22:04:41.85 ID:veiWCLfEo
>>832採用:1、ロフ・グリン
朝
ロフ・グリンの朝は早い
確実にエールより先に目を覚まし、数十分間女神の寝顔をみて体からエネルギーを呼び覚ます
美の化身の麗しい安らかな姿を存分に堪能したあと、鏡の前で完璧に身支度を整える
目つきの悪さを隠すための伊達眼鏡をかけ、厨房に向かって朝餉の支度を始めた
食糧庫に残っていたチーズと、昨日町に行って盗…頂いたパンと卵とベーコンを簡単に調理する
それと同時進行で紅茶をポットでしっかりと蒸らし、エールの眠る寝室に向かう
優しく肩を揺らし、耳元で囁く
ロフ「おはよう、もう朝だ。起きてくれ」
エール「……ん…んぅ…」
くぐもった甘いと息を漏らし、エールは目を覚ました
寝ぼけ眼のエールの手を取り、ロフは洗面所に案内をした
834: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 22:11:26.10 ID:veiWCLfEo
大きなダイニングルームで、二人きりで隣り合って食事をする
エール「はぁ…いいですねぇ…こういう豪華な朝食って」
ロフ「そうかい?俺の家ではこれじゃあ少ない方だった」
エール「う~んそれじゃあ…昨日までより!豪華な朝食です!」
ロフ「ああ、それなら正しい言い方だ。君の心を少しでも満たせたのなら嬉しいよ」
エール「はい!とっても満足です!!」
子供のような無邪気な笑みで、手掴みでトーストを齧る
それを実子に向けるかのような慈しむ瞳で、恍惚にロフは眺めていた
エール「そういえば、昨日の事なんですけど」
ロフ「昨日は………」
二人で、昨日あったことを思い出す
1、町であったこと
2、屋敷で見つけたモノの事
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 22:14:24.87 ID:f8ltaOqy0
2
838: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 22:21:23.69 ID:veiWCLfEo
>>836採用:2、屋敷で見つけたモノの事
屋敷で見つけたモノ
1、この屋敷に住んでいた人について分かりそうなモノ
2、この屋敷で何が起こっていたのかの記録
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
839: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 22:24:34.90 ID:Wk4R6/tZO
2
842: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 22:54:26.23 ID:veiWCLfEo
>>839採用:2、この屋敷で何が起こっていたのかの記録
※十分ルール適応
ロフ「これが見つかったな」
ロフが取り出したのは、昨日書斎で見つけた一冊のノート
エール「そう、それです。どんなことが書かれていたんですか?私には教えてくれなかったから気になってて…」
ロフ「ふむ……」
パラパラと頁をめくる
このノートには主人のモノと思われる筆跡が残されていた
その内容は
・『導師信仰派』と『基本世界信仰派』の起こした事件
・『ギルド』と呼ばれる組織の主な構成員
・『グリン家』と『エルグラート家』、この二つの屋敷の見取り図
・上記の両家が支配する地域一帯に住む住人の名前と、住んでいる場所の地図
そして、何より目を引いたのが
ロフ(『シンデレラ』と名付けられた『過剰適応者』の存在の事)
ロフ(過剰適応者……異常なまでに高い適応能力を持つ者)
ロフ(この項目の下にいくつもの名前が書かれていた。そして、半分ほど…名前の上から線掛けをされていた)
ロフ(書かれている名前の人物には全て姓が無い。恐らく一般人の名前だ)
ロフ(この線掛けをされている人物の名前、その全ての人間がこの地域に住んでいた人の名前だった)
ロフ(更にいえば、全員…『行方不明』になっている)
ロフ(……この家の主人は、かなりキナ臭いことに首を突っ込んでいたようだ)
843: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:03:17.55 ID:veiWCLfEo
エール「あの!教えて…くれませんか?」
ロフ「……この通り、この辺りに住む人とこの周辺の地図だよ」
見せても問題ないと思った箇所だけ、エールに見せる
ロフ「この家の主人は貴族だ。もしかすれば地主と仲が良かったのかもしれないね」
エール「地主ではないのですか?」
ロフ「この地図に書かれた地域の地主は別に居る。俺の家と俺の家の知り合いだ」
エール「そう…だったんですね。もしかしたらこの家の事も地図に書いてませんか!?」
ロフ「残念ながら範囲外だった」
エール「そう…ですか……」
しょんぼりと項垂れるエールの姿に心を痛めながらも、ロフはこれでいいのだと自分に言い聞かせる
ロフ「これで満足かな?」
エール「あ、はい。ありがとうございました」
ロフ「礼を言われるほどじゃない。俺も少し意地悪だった。見せるほどでもないと思ったが隠すほどでもない内容だったね」
ノートを閉じて、丁寧に懐にしまう
ロフ(…君には世界の汚い部分なんて見てほしくないからね。見せられるのはあの部分だけだ)
ロフ(穢れを知らない俺の女神…君の心も体も全て純潔のままで居てもらいたいから)
844: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:05:51.41 ID:veiWCLfEo
昼食を終えて、和やかなティータイムを過ごす
ロフ(…実に平和な朝だ。追われている身とは思えないな)
ロフ(まだ庭には手を出していないが、屋敷の掃除は十分)
ロフ(昨日の買い物で、食料品もある程度揃っている)
ロフ(さて…これから何をしようか?)
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 23:07:45.29 ID:f8ltaOqy0
散歩に出かけてみる
848: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:18:30.74 ID:veiWCLfEo
>>847採用:散歩に出かけてみる
エールにせがまれ、昨日のように町に出ていた
買い物はせず、町を見て回る散歩だ
少しだけ辺りを警戒しながらも、昨日は何事も無く過ごせたため
ロフも心に余裕をもって散歩を楽しんでいた
イベント判定
1-3 ???
4-6 風の噂
7-9 怪しい二人組
直下コンマ
849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 23:19:24.85 ID:rq0vGPSO0
あ
850: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:27:56.72 ID:veiWCLfEo
コンマ判定:5、風の噂
図書館の近くを通り過ぎた時、談笑を楽しむご婦人方の会話が聞こえてきた
「ねえ聞いた?隣町の話」
「聞いたって何をよ。というよりどの話の事?」
「全部よ全部!突然話しかけてくる不審者が増えたって話と、それと…あの例の『殺人鬼』よ」
「スメルだかスマルとかいうアレね。怖いわよね~…こっちはこっちで怖いこと起きてるし」
「時計修理屋のご主人、亡くなったって聞いたけど死ぬ前の日、なんだか様子がおかしかったんだって」
「アタシが聞いたのは派手な服を着た怪しい男が道端で寝てたって聞いたわよ」
「「いやねぇ~…」」
そう、ご婦人方の会話は締めくくられたかのように見えた
その婦人の一人が何者かに肩を叩かれた
細い目をした優しい雰囲気の青年
「ちょ~っといいっすか~?」
「あら、どなた?」
「自分、ちょっと他所から来たもので友人と逸れちゃったんすよ。こんな顔なんですが…」
そう言って懐から青年が一枚の似顔絵を取り出す
その似顔絵に書かれている顔を見た瞬間、ロフはエールの手を強く引き薄暗い角を曲がった
851: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:33:30.03 ID:veiWCLfEo
エール「え、ええ?あの…ど、どうかしたんですか?」
ロフ「足を止めないで、アイツらが居た」
エール「アイツらって…もしかして!」
ロフ「ああ、俺を探している奴らだ。まさかこっちの町にまで手を伸ばしていただなんて…」
ロフ「……もう、俺と一緒にこの町を歩けなくなるかもしれないな」
エール「そう……ですか……」
エール「仕方…ありませんよね」
ロフ「ごめんよ…俺の所為で……こんなにも早く、アイツらの手がこっちにまで回ってきているとは予想外だった」
エール「謝らないで下さい。寂しいですけれど、私一人でも買い物に行けますから!」
健気な笑顔を見せるエールの姿に、罪悪感を覚えながらも足を止めることなく人が少なくなる場所まで歩いた
852: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:40:55.64 ID:veiWCLfEo
昼
※強制イベント発生
ロフ「そろそろ…大丈夫かな」
エール「だと、いいですね…」
ロフ達がたどり着いたのは町の中心から離れた住宅地
仮住まいの屋敷とは反対方向だが、遠回りして森を通りながら屋敷に戻ろうと提案をしようとしたときだった
一軒の家から轟音と共に火の手が上がる
その家に視線を向ければ、玄関から子供を抱えた小太りの主婦が慌てて出てくるさまが見えた
そして、少し遅れて玄関から…異形の姿の人型の怪物が現れた
エール「あ、あの怪物…!あれがあの家の人たちを襲ったのでしょうか?」
ロフ「だろうね…」
エール「ゆ、許せません!!」
エールの大声に、赤い鱗の怪物が反応をした
ロフは……
1、先手必勝。行動される前にやる
2、エールをさがらせて身構えた
3、『契約』の力を発動した
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 23:43:57.61 ID:iCxZSAxdO
1
857: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:50:59.63 ID:veiWCLfEo
>>855採用:1
ロフは力強く地面を蹴った
たったの一蹴り
たったの一歩で、ロフは数メートル離れていた怪物の眼前に迫った
怪物は定まらぬ視点で、唸りながら口を開く
ロフ(火でも吐くのか?やらせない!)
怪物の目の前に着地し、勢いを殺さないままその場で半回転
渾身の力を込めた回し蹴りを怪物の脇腹に叩き込んだ
「グブオオオオオオオオオオオオ!!!!」
断末魔の叫びをあげながら、喉まで出ていた炎を空に向かって放つ
猛烈な勢いで真っ直ぐ先の家の壁に突き刺さる
怪物は、蹴りの衝撃でグチャグチャになっており原形をとどめていない
858: ◆7m3grp2dM2 2015/04/12(日) 23:55:27.99 ID:veiWCLfEo
エール「………へ?」
ロフ「終わったよ、怪我は無いかい?」
エール「あ、ありませんよ。それよりロフ様、常々凄い身体能力だと思ってははいたのですが…何をしたんですか?」
ロフ「何って…蹴りを入れただけだよ」
エール「ロフ様は…人間ですよね?」
ロフ「勿論人間だよ。大した取り柄のない落ちこぼれのね」
騒ぎを聞きつけた人たちが次々と集まってくる
ロフ「人が集まって来た、早くこの場を離れよう」
エールの手を取り、急いでその場を離れた
867: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 20:56:10.11 ID:2p76vkoHo
昼
人に出会わないように遠回りをして仮住まいのお屋敷に戻った
昼食を食べながら、会話をする
エール「…これからはロフ様と一緒に町に行けないのでしょうか?」
ロフ「…難しいだろうね。俺と一緒に居るところを見られたというだけで、君も危険な目に会いかねない」
エール「これからは一人でお買い物に行かないといけないんですよね……寂しいです」
ロフ「………ごめんよ」
エール「…あ、あの…変装などをするのはどうでしょうか?」
エール「眼鏡だけじゃなくって帽子をかぶって髪の色を隠したり、お化粧して肌の色を誤魔化すとか……どうでしょうか?」
エール「その…私一人で街を歩くのは…怖くって……」
ロフ「……君にそう言って貰えたことが何よりも嬉しいよ」
ロフ「俺なりに努力する。けれど、それでも危険な目に会うかもしれない…それでもいいかな?」
エール「はい!そんなこと、承知の上です!私だって神通力とか使えますから平気ですよ!!」
エール「ロフ様もお強いんですから、ちょっとやそっとの障害なら問題ありません!!」
ロフ「……ありがとう。俺も、君を一人にはしたくなかったから、そう言ってくれて安心した」
※これから外に出るときは常に危険が付きまといます。変装をすれば危険度が下がります
868: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 20:59:56.91 ID:2p76vkoHo
ロフ(……変装道具、この伊達眼鏡以外となると特に持ち合わせていない)
ロフ(帽子は…お屋敷の布を集めて加工して作れるかもしれない)
ロフ(化粧品………屋敷の中を探せば見つかるかもしれない)
ロフ(仮面の類なら倉庫で見たことがある気がするな……)
ロフ(……そんな回りくどいことをせずに、町で目ぼしいものを頂いて来るという手もあるが…)
ロフ(さて、これからどうしようか?)
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 21:03:21.94 ID:sdwikdjkO
今日は屋敷に引きこもる
872: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 21:11:03.34 ID:2p76vkoHo
>>869採用:屋敷に引き籠る
ロフ(…さっきの事件で、町は騒がしいことになっていることだろう)
ロフ(今日は屋敷に引き籠っていよう)
ロフ(…さて……やる事と言えば…)
1、庭の掃除に取り掛かる
2、更にこの屋敷について調べてみる
3、優雅にお茶を楽しみながら、本を読む
4、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 21:13:55.87 ID:1EkpKyiDO
2
876: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 21:25:29.27 ID:2p76vkoHo
>>873採用:2、更にこの屋敷について調べてみる
ロフ(…この屋敷について、まだ見つかるはずだ。もっとよく調べてみよう)
ロフ(あの主人の手書きのノートに書かれていた、『グリン家』の見取り図…かなり正確だった)
ロフ(グリン家を懇意している家と言えば限られてくる)
ロフ(そう…例えば『エルグラート』のような地主や、司書家系の様な位の高い家の筈だ)
ロフ(だが、そんな家がこんな状態になっていれば騒ぎになっているはずじゃあないのか?)
ロフ(執事のメモには『ご子息様が全てを無かったことにするつもり』とあったが、果たして世間に知られずにそんなことが可能なのか?)
ロフ(そんなことが可能な『契約者』という可能性もある…が)
ロフ(………そのご子息とやらにつながる情報でもあればいいのだが…)
書斎にこもり、本棚を一から探っていった
イベント判定
5以上で何かを見つける
直下コンマ
877: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 21:26:02.29 ID:1EkpKyiDO
あ
878: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 21:48:00.62 ID:2p76vkoHo
コンマ判定:9 発見
本棚を探っていると、題名のない一冊の本が目についた
手に取って項をめくる…
ロフ(……『シンデレラの実験記録』…か)
ロフ(『シンデレラ』とは、主人のノートに書いてあった過剰適応者の事だろう)
その本に記されていたのは『過剰適応者』を探し出す実験の記録であった
どうやらこの家では、『契約の力』を使い定期的に子供を攫っていたようだ
そして、その子供を地下室に閉じ込め契約をさせて経過を観察するという物
ロフ(……この実験『多重契約』が目的か)
ロフ(一人の『導師』が複数の『契約者』と契約を結ぶ、それが『多重契約』)
ロフ(『契約』だけならば、なんとかなるかもしれないが『契約執行』によって力を引き出すとなると話が変わってくる)
ロフ(適応能力が低ければ契約者が一人だけであっても暴走の危険がある)
ロフ(たとえ道具を使ったとしても、その道具に適応させる中和剤として導師の適応能力が必要となる)
ロフ(契約を安定させるために、俺のように膨大な代償を必要とされる場合もある)
ロフ(『契約』とは誰にでもできるが、相応の能力と知識が必要とされる危険な行為。だからこそ、『導師育成施設』が存在する)
ロフ(この家で行われていた実験は『被験者の肉体』のみを生贄とし、その一つの生贄に複数の契約者を契約させようとしていた)
ロフ(当然と言えば当然だが、全て失敗で終わっている)
ロフ(……こんな実験…一体どんな目的が…?)
ロフ(………目的などない貴族の道楽か?)
ロフ(まだまだ、この家について知る必要があるようだな)
『シンデレラの実験記録』のノートを、ロフは丁寧に保管した
879: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 21:51:30.37 ID:2p76vkoHo
夜
書斎を調べていると、かなり時間がたっていたらしく日が暮れていた
少し遅めの夕食をエールと取り、今はお互いダイニングルームでくつろいでいる
ロフ(エールは今日もお酒を飲んでいる)
ロフ(あの日以来、俺にはあまり酒を勧めなくなった)
ロフ(気を使われているのかもしれない……)
ロフ(………何をしようか?)
会話or行動orイベント安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 21:53:56.69 ID:ypVHroivO
エールと基本世界についての何気ない雑談を
883: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:20:23.27 ID:2p76vkoHo
>>880採用:
ロフ「なあエール。君は基本世界に居た時どんな暮らしをしていたんだ?」
エール「ん~…そうですねぇ基本的に天界に居ましたよ」
ロフ「天界…か。神の住まう居城…どんな場所なのか興味がある」
エール「天界はですねぇ、基本世界とはちょっとまた違う場所に存在するんですよ」
エール「『基本世界』や『観測者世界』と言ったような無限に存在する宇宙、それらは全て平行して横並びに存在している『時間』に則った世界です」
エール「それらの世界は始まりを与えられ、終わりに向かっていく『経過』が存在します」
エール「『時間』という絶対の流れが基本となっている世界なのです」
エール「それらと違って、天界と冥界は一つ上の次元と言いますか…『経過』が存在しない世界なんです」
エール「とっても説明しにくいんですが『創世の光』に満たされた空間で、いつでもどんなことでも可能で、常に無限に広がる世界を観測している世界なんです」
エール「我々は高次元の存在で『時間に縛られない存在』…これが『神』と呼ばれる者達です」
エール「こういう下の次元に降りてくるときには、ワザと自分の存在を下の次元に合わせているんです」
エール「何故かというとですね、気を抜くと時間の流れに置いていかれそうになっちゃうんですよね」
ロフ「…!そんなことが起こるのか……それは、どんな感覚なんだ?」
エール「時が止まるっていうんですかね、時間の流れに逆らうことになるのでピタッと静止します」
ロフ「……それは不思議な感覚だろう」
エール「あはは、ですねぇ」
エール「私は一応最高神だったのでずっと天界でボーっと基本世界で起こっている事象を観察しているだけでしたよ。とっても…退屈でした」
エール「……いえ、退屈という感情すら感じないほど…『何もない』…虚ろなというか、そんな感じでした」
エール「だから、この世界でロフ様と色んなことをして、色んなものを見るのとっても楽しいんです!」
ロフ「………そうか、だから君は…これほどまでに輝く美しさを放ち続けられているんだろうね」
酒のおかげか饒舌なエールと、天界の事を聞いた
かなり難解な内容であったが、初めて聞く天界という場所についてロフも興味をそそられているようだった
884: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:25:41.52 ID:2p76vkoHo
五日目(裏)終了
六日目開始
視点:リメロン
朝
いつものように目を覚まし、朝食にありつく
リメロン(…最近は寝坊してないな)
リメロン(このリズムがずっと続けばいいけど)
リメロン(さ~てと…今日は確か……)
今日の仕事
1、通常任務
2、特別任務
3、仕事なし
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
886: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:26:35.72 ID:5dt2KuJuO
2
888: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:38:31.22 ID:2p76vkoHo
>>886採用:2、特別任務
オーベル「お嬢様、お手紙が届いていました」
リメロン「手紙?誰から?」
オーベル「エルグラート様からです」
リメロン「え、エルグラートって隣町の大地主じゃない!?わ、私にどんな用なの…」
リリスかもしれない、と思いながら怖々と手紙を開く
その内容を大まかに説明するなら…
リメロン「『多発する怪事件に対する警備強化』か…」
ナキ「ほう、良かったな主人。行きたいと言っていっただろう」
リメロン「いやぁまさか本当に来るとはね」
オーベル「お受けするのですか?」
リメロン「うん。え~っと……確かあっちの町で別の騎士と合流するっぽいね」
オーベル「……隣町で一人の騎士が亡くなられたと聞きました。くれぐれも、御身を一番に考えて行動してください」
リメロン「だいじょ~ぶって。私、これでも強いんだから!!」
889: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:41:38.84 ID:2p76vkoHo
直ぐに朝食を食べ終えて支度をする
護身用と、格好の為にも家宝の剣を持って行くことにした
リメロン「よし…それじゃあ……」
1、直ぐに隣町で待っているという騎士と合流する
2、行く前に、ロイヤルに会いに行く
3、行く前に、ティエルに会いに行く
4、行く前に、エドに会いに行く
5、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:44:18.56 ID:wi+a02DGo
1
895: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:51:38.95 ID:2p76vkoHo
>>892採用:1
リメロン「それじゃあ行って来まーす!!」
支度をしてすぐに、隣町にへと向かった
隣町の中心にある、一際高い時計塔
そこが待ち合わせの場所だった
隣町で距離があるという事で、少し早めに屋敷を出たのだった
イベント判定
1-3 特になし
4-6 声を掛けられる
7-9 見知った顔を見つける
直下コンマ
896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:52:10.39 ID:5dt2KuJuO
ほい
897: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 22:55:53.41 ID:2p76vkoHo
コンマ判定:9
誰を見つけた?
1、ティエルとエミリー
2、エド
3、トシヒサ
4、ロイヤル
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:57:39.65 ID:A8z9vBTWO
4
901: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:07:52.85 ID:2p76vkoHo
>>900採用:4、ロイヤル・アルフォード
図書館の前を通った時に、声を掛けられた
声を掛けてきた相手はロイヤル・アルフォードだった
ロイヤル「今日から特別任務と聞きました。図書館の事は私とエドさんに任せて、自らに与えられた使命に精勤してくださいね」
リメロン「ああ、わざわざそのために外に出てきてたの。ありがとね、頑張るよ!!」
ロイヤル「昨日の仮面の件なんですが、正体が分かったかもしれません」
リメロン「本当!?さっすが司書様!で、その正体は?」
ロイヤル「『導師』の仕業でしょうね。確実にこの世界の力ではありません。『異世界』の力です」
ロイヤル「もう少し詳しく調べてみるつもりですが、一先ずその報告だけ」
リメロン「そっかぁ…分かった。もっと詳しく分かったら教えてね」
リメロン「あ、そうそう。エドの奴に真面目に仕事しろよって言っておいてね。ロイヤル君に迷惑かけんなよって」
ロイヤル「それを貴女が言いますか…まぁ、言うだけ言っておきますよ」
リメロン「それじゃあ、行ってくる!」
大きく手を振ってロイヤルと別れた
902: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:16:16.73 ID:2p76vkoHo
隣町の時計塔にたどり着く
そこには既に鎧をまとい、騎士の紋章が描かれたマントを羽織った騎士が居た
赤い髪の毛に、泣きぼくろが特徴的な儚げな美人
一目でその相手が誰かを理解した
その騎士とリメロンは知り合いだったのだ
リメロン「フェーリルー!久しぶりじゃん!!」
フェリル「おっす!リメロン!!」
親しげに抱き合い、挨拶を交わす
そこに居た人物は、フェリル・キューブリック
『導師育成施設』で出会った友人であった
リメロン「まさか一緒の任務だとは思わなかったよ!」
フェリル「ああ!私も嬉しいよ!!」
ブンブンと強く振り回すように握手を交わした
903: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:17:10.15 ID:2p76vkoHo
フェリルの契約者の選択
契約者判定
1、人間
2、亜人
3、怪物
4、魔法使い
5、人間(特殊)
6、悪魔
7、英雄
8、悪魔(強)
9、神
0、special
直下コンマ
904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 23:17:59.30 ID:vBpmxTN80
あ
905: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:22:47.42 ID:2p76vkoHo
コンマ判定:0、special
ちょっとパワーバランス調整のために再コンマとさせて頂きます
申し訳ありません
1、人間
2、亜人
3、怪物
4、魔法使い
5、人間(特殊)
6、悪魔
7、英雄
8、悪魔(強)
9、神
0の場合10の位のコンマを参照とする
直下コンマ
906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 23:23:18.26 ID:LMZN/uuE0
ほ!
909: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:28:32.33 ID:2p76vkoHo
>>907
騎士側がオーバースペックになりそうだったので…
ナキ&リメロンだけでも結構な強さなんですよ
コンマ判定:6、悪魔
×、かつて神と呼ばれた羊
2、かつて神と呼ばれた蝙蝠
×、かつて神と呼ばれた夢
4、かつて神と呼ばれた犬
5、かつて神と呼ばれた猫
6、かつて神と呼ばれた烏
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 23:28:55.55 ID:vBpmxTN80
4
915: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:48:31.45 ID:2p76vkoHo
フェリルの足元には大きな口を開けて欠伸をする『契約者』である『ミィ』が体を丸めていた
リメロン「ミィも久しぶり、元気にしてた?」
ミィ「ミィは見ての通り元気だにゃあ…番犬なのにお外に連れ出されてとっても辛いにゃあ……」
リメロン「あっはは、いつも通りみたいだね」
フェリル「まぁな、こんなんでも幸運と安全の象徴だ。それなりに頼りになる」
ワシワシとフェリルがミィの頭をかく
ミィは気持ちよさそうに眉を細めた
リメロン「それで本題の仕事の話なんだけど」
フェリル「ああそれな、そうだったそうだったこれから仕事だった」
リメロン「しっかりしてよ…現地の騎士に仕事の説明をしてもらうように指示されてたんだから」
フェリル「だ~いじょ~ぶって。私もそんなにバカじゃあないよ」
フェリル「仕事の内容は2人で街をグルグル巡回。あと怪しい奴の職質とか」
フェリル「以上!!!」
リメロン「…………ねえ、ミィこれで合ってる?」
ミィ「だいたい合ってるにゃあ。……というかミィは仕事の内容覚えてないにゃあ」
ナキ「…………なあ主人よ、私は果てしなく不安だぞ」
リメロン「私もよ…」
頭に?を浮かべている相棒に、がっくりと肩を落とし溜息が出た
916: ◆7m3grp2dM2 2015/04/14(火) 23:58:30.64 ID:2p76vkoHo
リメロンはしつこく質問をして、フェリルから何とか正確な仕事の情報を引き出した
リメロン(警備班は二組に分かれていて、私とフェリルは『夕方~深夜』が担当らしい)
リメロン(早朝から昼にかけては仮眠と休憩の時間だそうだ)
リメロン(基本的に2人で行動をすることを強く言われているらしい)
リメロン(多分、オーベルが言っていた騎士で死者が出たのが原因っぽいね)
リメロン(休憩中でも、臨時や緊急時には個人の判断で行動してもいいとの事)
リメロン「……つまり私達って、今寝る時間なの?」
フェリル「だね!!」
リメロン「デカい声で何言ってんの……もう…フェリルは眠たくないの?」
フェリル「もうね、すっごい眠い!」
リメロン「……とっとと自宅に帰って寝なさい。夕方になったら迎えに行ってあげるから」
フェリル「それじゃあお言葉に甘えて寝てくるよ!お休みリメロン!!」
完全に寝てしまっているミィをおんぶして、フェリルは自分の住むお屋敷に帰っていった
917: ◆7m3grp2dM2 2015/04/15(水) 00:00:44.10 ID:nD2LQ+OYo
リメロン「私はさっきまで寝てたからあんまり眠くないなぁ…」
ナキ「そうは言うが、深夜はずっと警備だぞ。仮眠位とっておいた方がいいんじゃないか?」
リメロン「う~ん…そうだなぁ……」
1、仮眠をとる
2、別の行動を取る
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:02:32.43 ID:myAcjprDo
2見回る
921: ◆7m3grp2dM2 2015/04/15(水) 00:06:49.41 ID:nD2LQ+OYo
>>920採用:2、見回る
リメロン「一回、町を見て回ろっか」
リメロン「あんまりこっちの町に顔を出すことも無かったし、大体の地理を把握するためにもさ」
ナキ「…それもそうだな。情報を集めることは大切だ」
リメロン「じゃあ、しゅっぱーつ!」
ナキと共に、町を見回ることにした
イベント判定
1-3 大荷物の少女
4-6 目立つ奴ら
7-9 怪しい集団
直下コンマ
922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:07:10.97 ID:kyv24j6J0
あ
929: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 20:40:05.52 ID:aZX120+Xo
プロフィール公開(微修正)
名前:クー
性別:女
職業:暗殺者
適応能力:5
身体能力:8
精神力:8
家系階級:1
年齢 19
黒髪のショートで引き締まった体つき、変装のためウィッグや伊達眼鏡を付けてることもある。
服装は動きやすいものを愛用しているが、普段は体型が分からないように布の多い物を着ている
仕事時は冷静に目標の殺害のみを考えるが、それ以外の時は受け身な性格である。
貧しい農家に生まれ、子どもの頃に飢饉で家族を亡くし、自身は瀕死の所を養父に救われた。
それ以後養父の言うことを第一にし、暗殺者になるべく育てられた。
導師の技術は養父の部下に教えられ、14歳の時に契約した。
養父が指定した人物の殺害を仕事としている
【特殊能力】
『契約:人間(特殊)』
謎の人間『マスク』と契約を結んでいる
契約によって変幻自在の変身能力と、仮面を消費して操り人間を創りだせる
『暗殺術』
体術や武器をつかって相手に致命傷を与えられる
『生贄:ある時点以後の寿命』
将来養父が死亡した時点で自身も死亡する
930: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 20:40:36.22 ID:aZX120+Xo
名前:マスク
性別:男
種族:人間(特殊)
強さ:5
【キャラ設定】
黒いマントを羽織っており仮面を常に身に着けている。
仮面は毎日、本人の気分によって付け替えられている。
飄々とした性格で演技がかった口調で喋るため非常にうさんくさい。
生い立ちは謎に満ちており、本人に聞いても毎回違う答えが返ってくるため完全に不明。
唯一分かっているのは、男性であるということのみだが信憑性に欠ける。
名前は常に仮面をつけていることから周りからそう呼ばれ始め、それを気に入って使っている。
そのため本名ではない。
仮面の下の素顔は簡単にさらしてくれるが、毎回違うためどれが本当なのか分からない。
契約相手であるクーですらもその素顔を知らない
【特殊能力】
『人間(特殊)』
自分の姿形全てを別の人間にすることができる。
老人から子どもまで、男にも女にもなれる。
腕を6本に増やすなど普通の人間とは言えない容姿になることも可能。
体型も自由自在で、それに合わせて身体能力を向上させることもできる。
『仮面舞踏会』
持っている仮面を贄に分身を生み出す。
分身の数や性能は導師の強さによる。
性別:男
種族:人間(特殊)
強さ:5
【キャラ設定】
黒いマントを羽織っており仮面を常に身に着けている。
仮面は毎日、本人の気分によって付け替えられている。
飄々とした性格で演技がかった口調で喋るため非常にうさんくさい。
生い立ちは謎に満ちており、本人に聞いても毎回違う答えが返ってくるため完全に不明。
唯一分かっているのは、男性であるということのみだが信憑性に欠ける。
名前は常に仮面をつけていることから周りからそう呼ばれ始め、それを気に入って使っている。
そのため本名ではない。
仮面の下の素顔は簡単にさらしてくれるが、毎回違うためどれが本当なのか分からない。
契約相手であるクーですらもその素顔を知らない
【特殊能力】
『人間(特殊)』
自分の姿形全てを別の人間にすることができる。
老人から子どもまで、男にも女にもなれる。
腕を6本に増やすなど普通の人間とは言えない容姿になることも可能。
体型も自由自在で、それに合わせて身体能力を向上させることもできる。
『仮面舞踏会』
持っている仮面を贄に分身を生み出す。
分身の数や性能は導師の強さによる。
931: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 20:41:22.35 ID:aZX120+Xo
名前:フェリル・キューブリック
性別:女
職業:騎士
適応能力:7
身体能力:7
精神力:7
家系階級:7
【キャラ設定】
21歳
赤髪ボブカットの女性、見た目は儚げな美人で泣きボクロが特徴
うっかり屋でアホの娘であり所謂残念美人、行動力はあるが空回り気味、テンションが高く声がでかい
割りと何でも出来るが器用貧乏、家事も普通にこなせる、くっ殺ネタを多用する
リメロンとは同級生であったが卒業時期が違う、会う回数は減ったが友人としてリメロンを好ましく思っている
学校で学んでいた頃と現在を比べて物思いにふけることがあるが騎士としての仕事には誇りを持っている
契約者は幸運と安全の悪魔『ミィ』
ミィの事は完全に飼い犬のように扱っている
たまに一緒に散歩をしてやることが趣味
【特殊能力】
『契約:悪魔』
幸運と安全の悪魔『ミィ』と契約を結んだ
契約によってミィと体が同化し、悪魔の驚異的な身体能力と『領域』の魔力を扱うことが出来る
『生贄:涙』
どんなに苦しくてもどんなに悲しくても決して泣くことはない。
しかし感情はあるのにそれを涙という行動で晴らすことの出来ない苦しみを当時の彼女は何一つ解っていなかった
『騎士装備一式』
キューブリック家に伝わる装備で、それぞれに神秘性が付与されていて硬度が普通の装備と比べて桁違い
932: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 20:42:19.65 ID:aZX120+Xo
名前:ミィ
性別:女性
種族:悪魔
強さ:8 かつて神と呼ばれた犬。幸運と安全の象徴であり『領域』の魔力を操る
身長は165cmくらい。常に体を屈めているため、低く見られやすい
少し硬い滑らかな黒い体毛を持ち、ピンと立ち上がる犬の耳が特徴的
顔立ちは鼻が高めで犬と人間のちょうど中間くらい
かつては家守の象徴として奉られていた番犬の姿の神であった
悪魔に落とされた今でもそのあり方は変わっておらず、少々性格が自堕落になった程度である
基本的には面倒くさがり屋な性格であり、家から一歩も動きたがらない
番犬の神であったため、守護するべき場所を離れることを嫌がっているのかもしれない
忠誠心という感情は薄いが、懐いた相手を大切に思う気持ちくらいはある
命令が無ければ一日中寝ているほど、寝る事が好き
契約相手であるフェリルの事は声が大きくて少し苦手だが、悪い人ではないと分かっているので渋々仕事に付き合っている
たまに散歩に誘われるが、本当はとても迷惑している
しかしフェリルの楽しそうな顔を見るとどうしても嫌だと言えず、散歩に付き合っている
余談だが、基本世界では悪魔となっている今でも幸運と安全の象徴として玄関に置物が飾られることがよくある
悪魔であるはずなのに人々に嫌われていない非情に珍しい悪魔
【特殊能力】
『悪魔』
幸運と安全の番犬と呼ばれる悪魔
『領域』という魔力を持ち、それを自在に操ることが出来る
935: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 20:55:35.78 ID:aZX120+Xo
町を見て回っているととても怪しい集団を見かけた
「もうシュウさん、昼間っからお酒はまずいっすよ!」
「うっせえ馬鹿!そうでもしてねーと正気を保てねーんだよ!!」
糸目の気の弱そうな青年が、派手な服を着た空の酒瓶を持った御ことを窘めている
「兄貴もシュウさんになんか言ってやってくださいよ~」
「チッ…しゃあね~な。オラ!シュウ!何時まで落ち込んでやがんだ!!シャキッとしろ!!」
兄貴と呼ばれたオールバックの強面の男が、シュウと呼ばれている男から酒瓶を取り上げてその頭を叩く
「………………」
「クツクツクツクツクツ……」
その騒がしい三人の男の後ろで、死んだ目のやけに大きい服を羽織った少女と、奇妙な笑い声をあげる仮面を被った男?が歩いている
936: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:04:20.11 ID:aZX120+Xo
>>934
そればっかりは時期が合わなければ仕方ないっすね……
また次の物語の時に是非とも参加してください
リメロン(……ろ、露骨に怪しい集団…!)
ナキ(人を見た目で判断するな……と言いたいが、さすがの私にも怪しく見えるな)
糸目の青年とオールバックの男はキッチリとした礼服を身に纏っており、全体的な統一感の無さも怪しさに拍車をかけていた
ナキ(声でもかけてみるか?職質も仕事の内なのだろう?)
リメロン(ええ!?嫌だよ、アレに関わりたくないし…)
リメロン(それに怪しいけど何か悪いことしてるわけじゃないし……)
ナキ(主人は不思議な性格だな、力があるというのに妙に臆病だ)
リメロン(それとこれとは話が別。私だって女の子なんだし…)
目を合わせ無いようにこっそりと様子を窺いながら、怪しい集団とすれ違う
コンマ判定
5以上で何かを見つける、7以上で更に判明
直下コンマ
そればっかりは時期が合わなければ仕方ないっすね……
また次の物語の時に是非とも参加してください
リメロン(……ろ、露骨に怪しい集団…!)
ナキ(人を見た目で判断するな……と言いたいが、さすがの私にも怪しく見えるな)
糸目の青年とオールバックの男はキッチリとした礼服を身に纏っており、全体的な統一感の無さも怪しさに拍車をかけていた
ナキ(声でもかけてみるか?職質も仕事の内なのだろう?)
リメロン(ええ!?嫌だよ、アレに関わりたくないし…)
リメロン(それに怪しいけど何か悪いことしてるわけじゃないし……)
ナキ(主人は不思議な性格だな、力があるというのに妙に臆病だ)
リメロン(それとこれとは話が別。私だって女の子なんだし…)
目を合わせ無いようにこっそりと様子を窺いながら、怪しい集団とすれ違う
コンマ判定
5以上で何かを見つける、7以上で更に判明
直下コンマ
937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:04:51.38 ID:42UClY2h0
ほい
938: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:15:57.24 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:8 慧眼
何事も無くすれ違い、十分に距離を取れた辺りで振り向く
ナキ(どうした主人?職質する気になったのか?)
リメロン(…あの5人、仮面の男を除いて全員導師だ)
ナキ(それは本当か?)
リメロン(すれ違ったとき、契約刻印が確認できた)
ナキ(そうか…いくら主人でも導師を四人同時に相手するのは骨が折れそうだな)
リメロン(荒事にならなければそんな必要はないんだけどね)
リメロン(あの4人、貴族ってわけでもなさそうだったよね?)
ナキ(確かに、二人だけしっかりとした服を着ていたが外を歩く服ではないからな。逆に浮いているように見えた。残り二人は言わずもがな)
リメロン(……………)
1、危険を承知で尾行する
2、やめておく
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
941: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:19:06.93 ID:42UClY2h0
1
942: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:25:16.71 ID:aZX120+Xo
>>941採用:1、危険を承知で尾行する
リメロン(尾行するよ)
リメロン(作戦は『いのちだいじに』で)
ナキ(契約状態になっておくか?)
リメロン(う~ん…目立ち過ぎて尾行には向かないからなぁ…)
リメロン(危なくなったら頼むよ)
ナキ(私の制限されている能力でどこまで守ってやれるか分からんが、善処しよう)
リメロン(よしっ!尾行開始!!)
一定以上の距離を保って、尾行を開始した
コンマ判定
3以下でバレる
??? -1
距離 +2
直下コンマ
943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:26:35.21 ID:AF8MYNs5o
たあっ
946: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:32:45.26 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:1+1 バレチャッタ
尾行を始めて数分足らず
突然少女が後ろを振り向いた
目が合ってしまい、思わず立ち止まってしまう
リメロン(や、ヤバい!怪しまれたか!?)
少女はオールバックの男に何か耳打ちして、此方に向かって歩いてきた
リメロン(ね、ねえこれバレチャッテルよね?)
ナキ(…確実だろうな。完全に目が合ってるぞ)
リメロン(ど、どうする?)
1、慌てて逃げる
2、あえて立ち向かう
3、普通を装ってごまかす
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:34:09.65 ID:w9+1t0zEO
1
950: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:40:35.37 ID:aZX120+Xo
>>949採用:1
リメロン(………ここでとるべき行動は一つ)
リメロン(逃げるしかないッ!!!!)
踵を返し、全速力で走りだす
……出そうとしたその目の前には、いつの間にか仮面を被った大量の人間に囲まれていた
リメロン「ッ!先回りされてたか!」
ナキ「しかもこの仮面……もしやあの暗殺者か」
リメロン「とにかく逃げるよ!!」
仮面人間のいない細い路地を見つけ、慌てて駆け込んだ
一心不乱に駆け出す
コンマ判定
1-3 オールバックの男と糸目の男
4-6 派手な服を着た男
7,8 暗殺者
9、0 逃走成功
尾行結果 -2
直下コンマ
951: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:41:49.62 ID:2jPo7GcQO
大成功
952: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:52:37.31 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:2-2
「おおっと、ここは通さねーぜ騎士様よ」
細い路地の先には、オールバックの男と糸目の青年が立ちはだかる
どうやらあの少女が耳打ちをした時に、既に誘導を始めていたようだ
リメロン「まんまと誘い込まれたってわけね…」
オールバック「そーいうことだ。騎士の癖にこそこそと俺らを嗅ぎまわってた罰だぜ」
リメロン「私とやるっていうの?そこを通せば、見逃してあげるわよ」
オールバック「プッ…クハハハハ!!さすがは騎士様だ、随分と腕に自信があるようじゃねーか」
リメロン「三秒以内に私の視界から消えなさい!」
オールバック「いい度胸だ!!やるぞオルト!!」
オルト「え?二人でやるんすか?俺一人で十分っすよ、フレアの兄貴はそこで見ていてください」
フレア「いいや、この騎士様には現実ってもんを理解させてやる必要がある。完膚なきまでにここで叩く」
「「「契約執行!!!」」」
三人の声が重なり、臨戦態勢に入った
※戦闘が開始されます
953: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 21:54:02.22 ID:aZX120+Xo
フレアの契約相手
1、豪快に笑う大男
2、鋭い目つきの青年
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
955: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 21:55:50.93 ID:Kh/cID95O
1
958: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:03:25.65 ID:aZX120+Xo
>>955採用:1、豪快に笑う大男
オルトの契約相手
1-3 亜人
4,5 魔法使い
6-8 怪物
9,0 悪魔(強)
直下コンマ
959: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 22:04:08.41 ID:42UClY2h0
あ
960: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:06:29.05 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:1、亜人
契約者の選択
1、戦いに憑りつかれた鬼
2、罪に染められしエルフ
3、真理を探究する龍人
4、ラストワン
5、誇り高き吸血鬼
6、清廉なるエルフ
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いものを採用
961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 22:07:03.95 ID:+2bNmMHlo
4
964: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:21:10.61 ID:aZX120+Xo
>>961採用:4、ラストワン
名前:リメロン・アスバール&ナキ=カンナギ
適応能力:7 並大抵の契約相手では体調に異常をきたさない
身体能力:8 人間レベルでトップクラスの身体能力を持つ
精神力: 9 決して屈しない強靭な心を持つ
強さ:9 永遠を司る奇跡を引き起こす
総合評価:9
1-3 失敗
4-9 成功
0 クリティカル
のコンマ表を使用
特殊能力
『契約:神(龍神)』
耐久値2倍
-補正を受け付けない
戦闘補正+2
『神通力』
相手に-3の戦闘補正
相手の戦闘判定に勝ったとき、相手の-補正の数だけ追加ダメージ
クリティカルで相手は常に2桁コンマ判定で低い方を使用する
毎ターン相手に-補正を追加する(最大-3)
相手の戦闘判定下限突破(-の数値になる、この場合失敗扱いとする)
相手との戦闘判定差が11以上の時、勝利する
『神器:鱗』
耐久値が0の時に発動
966: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:29:50.55 ID:aZX120+Xo
名前:フレア&グラン・レイ・キングダム
強さ:7
1 ファンブル
2-4 失敗
5-7 成功
8,9 成功大
0 クリティカル
のコンマ表を使用する
【特殊能力】
『契約:英雄』
耐久値+8
戦闘補正+1、成功以上で更に+2
-補正を2まで無効とする
有利判定時更に+1の補正
不利時、一度だけもう一度判定ができる
逃走判定+2
『アマサカノホコ』
成功大以上で戦闘判定勝利時、コンマ判定÷3の追加ダメージ
967: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:36:04.02 ID:aZX120+Xo
名前:オルト&ミネア
強さ:6
1 ファンブル
2-4 失敗
5-8 成功
9 成功大
0 クリティカル
のコンマ表を使用する
【特殊能力】
『契約:獣人』
耐久値+5
戦闘補正+1、成功以上で更に+1
3回連続成功以上で相手に負傷判定を追加
有利時に更に+1
相手の逃走判定に-3
『ラストワン』
不利時に戦闘補正+2
負傷時に戦闘補正+2
判定差が5以上でなければ敗北しない
戦闘判定以外の耐久値減少では敗北しない
968: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:44:13.36 ID:aZX120+Xo
【戦闘のルール】
耐久値が存在し、基本値は8。耐久値は身体能力が6以上で補正が付く
耐久値が0になれば敗北
戦闘最大ターンは6ターン
6ターンを超えれば強制的に勝利判定に移行する
耐久値が半分以下になった時、逃走判定が発生する場合がある
今回は2対1の戦闘の為、フレア⇒オルトの順番で戦闘判定を行います
『リメロン』耐久値:12×2=24
『フレア』耐久値:11+8=19
『オルト』耐久値:11+5=16
直下コンマ:リメロン戦闘判定
契約 +2
人数補正と不利補正を打消し
↓2コンマ:フレア戦闘判定
契約 +1
神通力 -3
有利 +2
人数補正 +1
970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 22:45:07.78 ID:+2bNmMHlo
てやー
971: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:49:56.58 ID:aZX120+Xo
※ルール補足。基本的にコンマ上限は10。上限突破の特殊能力があった場合のみ例外とする
コンマ判定:9+2 疑似クリティカル
コンマ判定:8+1 成功大
リメロン、クリティカルによって+3。フレア成功大以上の為+4
10+3-9+4=0
耐久値変動なし
『神通力』により、次回以降のフレアとオルトの戦闘判定が2桁コンマで数値が低い方を採用する
コンマ判定:9+2 疑似クリティカル
コンマ判定:8+1 成功大
リメロン、クリティカルによって+3。フレア成功大以上の為+4
10+3-9+4=0
耐久値変動なし
『神通力』により、次回以降のフレアとオルトの戦闘判定が2桁コンマで数値が低い方を採用する
972: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 22:59:44.83 ID:aZX120+Xo
リメロン「我が身に神の奇跡を!!」
フレア「我が両腕に英雄の加護あれ!!」
オルト「我が肉体に獣の怒りを!!」
三名同時に契約状態に移行した
全員が肉体を代償とした契約
先に行動を起こしたのはリメロンだった
リメロン「範囲指定!!『永遠』の奇跡よ降り注げ!!」
リメロン「『神荒れ』!!」
リメロンの真上を中心に巨大な雲が覆う
渦を巻く雲から円を描くように霰が降り注ぐ
渦を巻く雲の外周からは光が降り注ぎ、空間を分断する
リメロン「絶対に逃がさない!!こっからは神の領域よ!!」
直下コンマ:リメロン戦闘判定
契約 +2
人数補正と不利補正を打消し
↓2コンマ:オルト戦闘判定
契約 +1
有利補正 +1
人数補正 +1
神通力 -4
974: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 23:00:38.60 ID:+2bNmMHlo
l
975: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:05:20.06 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:5+2 成功
コンマ判定:6-1
>>2桁コンマ判定で低い方を採用
オルト成功以上で更に+1
7-(5-1)=1
16-1=15
『オルト』耐久値:15
976: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:14:05.58 ID:aZX120+Xo
リメロンが剣を引き抜く
見据える相手は巨大な矛を持つオールバックの男
リメロン(………相手の契約は両腕のみ。警戒するべきはあの矛だけ)
ジリジリとゆっくりと間合いを詰める
オルト「フッ!」
音も無く壁を蹴り、一瞬のうちに真後ろに移動した猫耳の男の爪が襲い掛かる
リメロン「甘過ぎる」
オルトの動きよりもさらに早く迫りくる爪に剣を振るう
オルト「ッ!!」
が、相手も危機を察知し剣筋を紙一重でかわす
オルトの頬には薄い切り傷が増えていた
リメロン「言ったでしょう、ここは神の領域だって」
オルト「……兄貴」
フレア「そんな目してんじゃねえ。強気でいけ、そうじゃねーとそれこそやられちまう」
直下コンマ:リメロン戦闘判定
契約 +2
人数補正と不利補正を打消し
↓2コンマ:フレア戦闘判定
契約 +1
神通力 -5
有利 +2
人数補正 +1
978: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 23:15:53.74 ID:QnQHmsFl0
a
981: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:21:00.19 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:3+2 成功
コンマ判定:4-1 失敗
フレア失敗の為更に-1
5-(3-1)=3
19-3=16
戦闘判定勝利で-補正分の追加ダメージ
※オルトの分も忘れていたので一緒に計算
16-5=11
15-4=11
『フレア』耐久値:11
『オルト』耐久値:11
状況リセット。有利補正消滅
982: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:32:34.16 ID:aZX120+Xo
ナキ(支配権を譲ってくれ、派手にやる)
リメロン(頼んだ!)
一瞬だけ意識が落ち、肉体支配権がナキに移行する
リメロン「湧け!嵐よ!!」
ナキの号令に従い、雲が更に大渦を巻き、暴風が吹き荒れる
霰と霰が擦れあい小さな電気が生まれていく
剣を掲げた瞬間、大気を引き裂く怒号と共に落雷が落ちる
リメロン「眼前を払え!『神薙ぎ』!!」
暴風を纏い落雷を伴った、嵐の奔流がフレアとオルトを襲う
フレア「グッ…オオオオオオオ!!」
強烈な風は動くことすらままならない自然の拘束具
避けることが出来ずに吹き飛ばされる
ナキ(もう一息だな。何とかなりそうだぞ)
リメロン「二人係だってのに大したことないわね」
嵐の中で、純白の騎士がニヒルに笑う
直下コンマ:リメロン戦闘判定
契約 +2
人数補正を打消し
↓2コンマ:オルト戦闘判定
契約 +1
神通力 -6
人数補正 +1
984: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 23:33:29.00 ID:QnQHmsFl0
あ
986: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:36:56.02 ID:aZX120+Xo
コンマ判定:4+2 成功
コンマ判定:00 ダブルクリティカル
強制状況リセット
次回以降、2桁コンマの数値が低い方を採用を無効とする
987: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:44:09.99 ID:aZX120+Xo
オルト「オアアアアアアアアアアアア!!!!!」
獣のような猛りをあげて、真っ直ぐオルトがリメロンに向かって走る
霰に体を削られながらも一歩も足を止めずに前進する
オルト「ガァッ!!」
リメロン「だから甘いっての!」
真っ直ぐに伸ばされた鋭い爪を今度は完璧に両断する
しかし…
オルト「そっちこそ甘く見てんなよ!!!」
跳ね飛ばされた腕を即座に反対の手で掴み、リメロンの喉元につきたてる
リメロン「なっ!馬鹿じゃないの!!」
突き立てようとした腕を更に縦に両断しながら、腕を掴んでいたもう片方の腕すらもバターのように縦に裂く
しかし、それでもオルトの特攻は止まらない
オルト「グルアアアアア!!!!」
両腕を犠牲にし、リメロンの右肩に喰らいつく
その右肩にはナキが同化していたのだ
988: ◆7m3grp2dM2 2015/04/16(木) 23:53:31.17 ID:aZX120+Xo
リメロン「うっそでしょう!!は…なれなさい!!!」
無防備な腹に真っ直ぐ蹴りを入れて無理やり引き離す
リメロン「くっううぅ……」
引き離した際に肩の肉の殆どを持って行かれ、激痛で思わず蹲る
痙攣で震える左腕で、右肩に触れる
リメロン「……か…『神結び』」
抉られた傷口の表面の肉を絡ませ合い、無理やり止血をする
だが、止血に意識の殆どを使ったため『神荒れ』の効果が途切れてしまった
オルトは噛み千切った方の肉を吐きだし、跳ね飛ばされた片腕を口に咥え、フレアに合図を送る
フレア「……チッ…仕方ないな」
フレアはオルトを抱き上げ、リメロンに背を向ける
フレア「今日はここまでしとくぜ騎士様よ。お前の顔、覚えておく」
リメロン「ま、待ちなさい…!」
ナキ(馬鹿か主人!止血に集中しろ!!)
リメロン「で、でも!」
ナキ(私の問題でもある。抵抗するつもりなら無理に意識を乗っ取ってでも治療を再開させる)
リメロン「………ちっくしょう…」
フレアの背中を憎々しげに見つめ、見送った
※戦闘が終了しました
989: ◆7m3grp2dM2 2015/04/17(金) 00:02:15.45 ID:fhoPf+lVo
リメロン「……ええ本当にやるの?」
ナキ(私を信じろ。上手くいく)
リメロン「……………クッ!」
神経の殆どを持って行かれ、力が入らずダランとした右腕を剣で切り落とした
リメロン(痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!)
ナキ(落ち着け主人!契約状態ならば問題なく可能な筈だ)
ナキ(私は『永遠』を司る、『不死』の象徴だ。ゆっくりと言葉を唱えろ)
リメロン「……はぁ…はぁ………廻れ廻れ輪の如く」
リメロン「繋がれ…環の如く」
リメロン「『永遠』の如く…命果てることなく…」
切り落とした腕を傷口に当てる
すると、異常なむず痒さと共に失った肉が再生し、切り落とした右腕と繋がった
990: ◆7m3grp2dM2 2015/04/17(金) 00:07:28.43 ID:fhoPf+lVo
リメロン「…………」
恐る恐る指を動かす
リメロン「ッ――!!痛いじゃん!!」
ナキ「当たり前だ!」
契約状態を解き、ナキが体から這い出てきた
リメロン「うわーん痛いよぅ!!」
ナキ「泣くな!子供ではあるまいし、まだ直ったばかりで馴染み切ってないだけだ」
リメロン「利き腕なんだよ!?これでどうやってご飯食べろって言うの!?」
ナキ「我慢するしかあるまいよ。そも、切り落とした腕が復活するなぞ普通では起こりえない奇跡なのだぞ?これはその代償と思え」
ナキ「右腕がなくなるよりはるかにマシだろう?」
リメロン「それは…そうだけどさぁ……」
リメロン「痛いし、取り逃がすし、もう散々だよ…」
涙目で、大きく溜息を吐く
991: ◆7m3grp2dM2 2015/04/17(金) 00:10:52.60 ID:fhoPf+lVo
ナキ「あのオルトと呼ばれた男の最後の特攻は鬼気迫るものがあった。あそこまで体を犠牲に出来るとは思わんよ」
リメロン「もうほんっと…怖かった……」
ナキ「だが、あそこまでの負傷だ。致命傷は免れまい」
リメロン「だといいんだけどねぇ……」
痛みのあまり、しばらくその場で座り込み、心が落ち着くまで待つことにした
994: ◆7m3grp2dM2 2015/04/17(金) 00:28:40.78 ID:fhoPf+lVo
昼
なんとか歩けるまでに回復し、右腕を庇いながら町を歩く
リメロン(当然と言えば当然だけど、仮面人間はいないね)
ナキ(もとより誘導が仕事だったのだろうな。あの人のいない場所に誘い込んだあたり、騒ぎは避けたかったのだろう)
リメロン(……あの仮面人間、あの少女が操っていたのかな?)
ナキ(恐らくな。主人の目が確かならあの娘も『導師』、司書殿の読み通りというわけだ)
リメロン(…あの少女、あの時の暗殺者かな?)
ナキ(……確証はないが、確率はかなり高いはずだ)
リメロン(その暗殺者とあのフレアとオルトとかいう奴らがグルだとはねぇ……)
リメロン(な~んか考えることが山積みで大変かも)
ナキ(取り敢えず、夜に備えて今の内に休んでおけ)
リメロン(だね…)
1、どこかに体を休めに行く
2、英気を養うためにご飯を食べる
3、自由安価
安価↓3の中で最も2桁コンマの数値が高いモノを採用
997: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/17(金) 00:33:19.87 ID:AiGVUtvMo
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