【ウマ娘】トレセン学園にて【安価・コンマ】 前編 

【ウマ娘】トレセン学園にて【安価・コンマ】 後編 

【ウマ娘】トレセン学園にて その2【安価・コンマ】 前編 

【ウマ娘】トレセン学園にて その2【安価・コンマ】 後編

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 16:20:23.08 ID:8N9zMKHj0
オークス当日、控室にて



ブラトレ「今日のレースはマヤノトップガンを始め強者が揃っている。もちろん油断はできない」



ハルウララ「昨日言ってた通り先行で走ればいいんだね!」



ブラトレ「マヤノトップガンが逃げる可能性もある、そうなればウララに有利だ」



ハルウララ「もし凄い勢いで逃げたら追いかけた方がいい?」



ブラトレ「そうだな…残り1000mで差が縮まっていないなら早めにスパートをかけていこう」



ハルウララ「また体力を使い切って倒れたりしないかな…」



ブラトレ「倒れるくらい走るのは悪いことじゃない。ライブのことは俺が頭を下げるから気にしなくていい」



ハルウララ「…うん!全力で頑張ってくるね!」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 16:30:43.75 ID:QH49DVoY0
立て乙
クリーク、ダスカ、ウララの三人が先行で逃げのマヤノを追う形に

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 16:46:09.73 ID:8N9zMKHj0
レース序盤



ハルウララ(マヤノちゃんが逃げた!)



スーパークリーク(予想通りの展開ねぇ)



ダイワスカーレット「……」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんは渡さないマヤが勝って独占するんだ」ズズズッ



ハルウララ(すごく黒いオーラが見える気がする…よくないことを考えながら走ってるんだろうな)



スーパークリーク(逃げたマヤノトップガンと私を含め先行の三人の争いになりそうね)

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 16:49:26.91 ID:8N9zMKHj0
ハルウララ(ウオッカちゃんはどうだろうまだ警戒しなくていいのかな)



ダイワスカーレット「……」



スーパークリーク(もう内を閉めるんですか?随分と早い気がしますけど)



ハルウララ(前にスカーレットちゃんが!)



ダイワスカーレット「こんなレースに勝っても意味ないでしょ。それがわかってて必死に走る理由が分からないわよ」



ハルウララ「意味はあるよ!私が生きているのはこの世界なんだから!前の世界は関係ない!」



ダイワスカーレット「じゃあアタシを追い抜いてみなさいよ、絶対に無理に決まってるけど」



下2 このあとどうなったか

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 16:58:42.78 ID:yNp7RHtH0
ウララとスカーレットが喋っている間にウオッカが差して来たマヤノはスカーレットからこいつ自身のトレーナーになんか執着してるのに勘付く

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 17:35:08.75 ID:04vA/9DtO
レース中盤



ウオッカ「なにゴチャついてやがる!こんなの差してくれって言ってるもんだろ!」



スーパークリーク(スカーレットさん達に気を取られてウオッカさんに抜かされてしまいました…)



ハルウララ「絶対負けないもん!」



ダイワスカーレット「やるだけ無駄なのよ」



マヤノトップガン「…この感じ知ってる。マヤのトレーナーちゃんのこと考えてる子がいる」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんのことをたぶらかそうとしてるのは誰?」



ゾクッ



ダイワスカーレット「……っ」



スーパークリーク(スカーレットさんのスピードが急に落ちましたね)

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 17:37:30.98 ID:04vA/9DtO
マヤノトップガン(お前か、お前か、お前か!!)



ダイワスカーレット(なにかが…頭に響く…!)



ハルウララ「ここだっ!」



スーパークリーク(スカーレットさんをうまくかわしましたね)



ウオッカ「あとはマヤノトップガン!」



スーパークリーク(私を含めて四人で争うことになりそうね…まだ伏兵は残っているかしら?)



下2 このあとどうなったか

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 18:03:15.58 ID:KZbkVpLNO
マヤノトップガンが速さの向こう側に到達してハルウララも一瞬だけ向こう側を垣間見る

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:15:17.68 ID:eGlpS5OH0
『トレーナーちゃんはマヤのもの』



マヤノトップガン「他の誰にも渡さない」



『マヤを一番初めに選んでくれた。それは運命なんだよ』



マヤノトップガン「桐生院も樫本も敵!トレーナーちゃんに近付くメスは全員敵!」



『マヤだけを見てもらえばいい』



マヤノトップガン「マヤだけを見てればいい!」



「『ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:17:20.79 ID:eGlpS5OH0
ドドドドッ



ウオッカ「なんだよ逃げの癖にここから伸びるのか?!」



スーパークリーク「とても追いつけません…」



ハルウララ「まだぁぁーーー!」



ウオッカ「な、なんだよどいつもコイツも?!どんな末脚してやがんだよ!」



スーパークリーク「もしかしたらウララさんなら…」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:20:43.41 ID:eGlpS5OH0
ハルウララ『……なんだろうこの感じ。不思議な気分だなぁ』



「……」



ハルウララ『私が走ってる先頭のマヤノちゃんを必死においかけてるみたい』



ハルウララ『なんで私は走っていないんだろう?身体は走ってるけど心は走ってないのかな?』



ハルウララ『一緒に走れたら楽しいだろうな今までよりずっと楽しいよ』



「……」



ハルウララ『でももうすぐゴールだから終わっちゃうね、もっと走りたかっなぁ』



下2 コンマ
奇数 ハルウララ
偶数 マヤノトップガン
ゾロ目 まさかの

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:21:53.09 ID:OAZRLC3R0
ksk

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:35:01.56 ID:eGlpS5OH0
決着



マヤノトップガン「……ごぼっ!!」



ハルウララ「……」



ウオッカ「はぁ?!なんか血が飛んできたぞ!」



スーパークリーク「マヤノちゃんが吐血…いえ鼻血が口に回ったのね」



マヤノトップガン「は、あ……え…?!」



マヤノトップガン「マヤ…最後どうなって……げほっ!」



ウオッカ「なにも覚えてねぇのかよ…」



スーパークリーク「もしかすると速さの向こう側に行っていたのかもしれませんね」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:38:44.41 ID:eGlpS5OH0
ハルウララ「……」



ウオッカ「コイツもそうなのか?レース終わったってのにずっと遠くを見てるぞ」



スーパークリーク「ウララさん、ウララさん」



ハルウララ「……あ!レースは?!私最後どうなったの?!」



ウオッカ「信じられねぇ一気に二人もかよ」



スーパークリーク「相乗効果もあったかもしれませんね最後の二人のデッドヒートは凄かったです」



ウオッカ「あそこには飛び込めなかったそれくらい凄い勢いだったよな」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:42:20.03 ID:eGlpS5OH0
マヤノトップガン「嘘?!マヤが負けたの?!」二着



ウオッカ「ゴール手前で失速してたからな、まあ鼻血が原因だろ」四着



スーパークリーク「早く治療を受けてきて下さいね」三着



ハルウララ「私が…一着なの……?」一着



マヤノトップガン「嘘だぁぁぁぁ!!トレーナーちゃんへの想いは……げぼっ!」ビチャッ



ウオッカ「興奮するな鼻血が止まんないだろ」



ハルウララ「勝った……マヤノちゃんに勝ったんだ!」



下2 このあとどうなったか

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 19:46:47.63 ID:tyIxHUka0
マヤノトレがマヤノを優しく抱きしめてお姫様抱っこでそのままスズカの病院にGo。



スカーレットが涙目で噛み締めた表情で見ている

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:03:23.85 ID:eGlpS5OH0
マヤノトレ「……マヤノ」



マヤノトップガン「トレーナーちゃん違うの!マヤの気持ちはこんなものじゃなくて!」



マヤノトレ「病院へ……行こう…」



マヤノトップガン「わ……ぁ…!」



ウオッカ「なななななな?!」



スーパークリーク「お姫様抱っこは女の子の憧れよねぇ」

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:09:49.18 ID:eGlpS5OH0
ダイワスカーレット「……」ギリギリ



ハルウララ「スカーレットちゃん、やっぱりマヤノトレ…ううん不審者のことをー」



スーパークリーク「マヤノさんの分もライブを頑張りましょう」



ウオッカ「マヤノの分は繰り上げになんのか?」



スーパークリーク「そうなってもいいよう準備はしておいて下さい」



ハルウララ「…うん、今はライブを楽しんでこよう」



下2 このあとどうなったか

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:14:57.21 ID:aDOGke/q0
やっぱり競バもいいけど楽しそうに踊る姿が一番だよなぁとなった観客達
とかなりの盛り上がりを見せた

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:24:11.04 ID:eGlpS5OH0
ライブ中



「競バもいいけど楽しそうに踊る姿もいいよなぁ」



「ライブのチケット代を競バで稼ぐのが効率いいかもな」



「チケット代は来年度から値下がりするらしい。これで適正価格になるな」



「それならまた来てもいいな」



「ライブとレースはセットじゃないと物足りない奴も多いって聞くぞ」



「そこは好みなのかもしれないよな~」



「ーー」



「センターで踊ってるのが桜花賞で踊れなかったウマ娘か」



「彼女見たさで客も集まったかもしれないな」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:30:53.20 ID:eGlpS5OH0
ライブ後



ハルウララ「トレーナーさん!またG1勝ったよ!!」



ブラトレ「凄い…凄いぞウララ!」



ハルウララ「えへへへ、マヤノちゃんにも勝ったし大満足!」



ブラトレ「G1を連続で取ることの凄さは知っている。それをウララがやってのけるとは…」



ハルウララ「キングちゃんが言ってた速さの向こう側…かな?それっぽい感覚にもなったよ」



ブラトレ「どうやったんだ?!」



ハルウララ「ええっとね…うーん言葉では説明しにくいけど、凄く集中してたのは確かかな」



ブラトレ「そうか……ウララは前の世界から能力を引き継いでいる。心も度胸が据わっているし技は一緒に磨いてきた」



ハルウララ「心技体がバランス良くなってたのかな?」



ブラトレ「全てがブライアンにも使えるとは限らないがヒントにはなる。早速知らせてやろう」



下2 このあとどうなったか

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:36:23.30 ID:OAZRLC3R0
ブライアンの元に行く途中『前の世界から能力』を引き継いでいるという自分の発言に、あれ?これ結局自分じゃなくてマヤノトレの育て方が優秀なだけだったのでは……?と頭に余儀ってしまうブラトレからの>>34

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:47:16.95 ID:eGlpS5OH0
移動中



ブラトレ(前の世界から能力を引き継いだ……これは結局自分じゃなくマヤノトレの育て方が優秀だったんじゃないのか?)



ブラトレ(ウララはその時は走るのが苦痛だと言っていたが必要最低限のことは…)



ハルウララ「そんなことないよトレーナーさん」



ブラトレ「なにも言っていない」



ハルウララ「考えてることくらいわかるよ、私が勝てたのは全部トレーナーさんのお陰だからね」



ハルウララ「間違ってもあんな陰キャのお陰なんかじゃない!あんな奴は女の子に刺されちゃえばいいんだよ!!」



ブラトレ「お、おう」



ハルウララ「今度会ったらビンタする!G1勝ったから許されるもんね!」



ブラトレ「許さることは無いんじゃないかな…」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:52:38.15 ID:eGlpS5OH0
トレーナー室にて



キングヘイロー[スカーレットさんのことはわかりました。どんなことが起こっても彼女の目の前では目覚まし時計を使いません]



ナリタブライアン「私も警戒しておこう」



キングヘイロー[それにしてもウララさん、二人きりで会うなって言われてたのに約束を破ったわね……]



ハルウララ「それは…ごめんね…」



キングヘイロー[私がトレーナーとうまぴょいしなくちゃいけないのかしら?]



ナリタブライアン「やめろ!」



キングヘイロー[なによ冗談に決まってるじゃない]



ナリタブライアン「トレーナーは私のものだ!他の誰にも渡さない!!」



ハルウララ「ブライアンちゃんって最近掛かり気味だよね、それが原因で調整もうまくいってないの?」



ナリタブライアン「元はと言えばお前らのせいだろうが!!」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 20:56:57.18 ID:eGlpS5OH0
ナリタブライアン「トレーナーをうまぴょいで責めるのは私のストレス発散なんだ!それを禁止にされてみろ、欲求不満は溜まるばかりだ!」



ナリタブライアン「それに加えてお前たちのせいでトレーナーがウララとうまぴょいだと?!ふざけるな!!」



ブラトレ「落ち着けブライアン」



ナリタブライアン「黙れ!!私に干渉してきたのはお前だ!お前が最後まで責任を持て!」



ナリタブライアン「私を不安にさせるな!私に搾取され続けろ!私が現役でいる間は私がルールだ!」



ナリタブライアン「そうなると知っていてお前は私を選んだ!その責任を果たせ!」



下2 このあとどうなったか

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:05:21.61 ID:aDOGke/q0
「落ち着け、気を静めろブライアン」
と言いながら鼻のテープ剥がして弱気モードにさせてから。
「分かった、搾取されてやるだが次のダービーで一着になったらだ。次のダービー能力を開花させたアグネスタキオンが出るらしい」

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:16:26.71 ID:eGlpS5OH0
ブラトレ「落ち着け、気を静めろブライアン」


ビッ



ナリタブライアン「!!」



キングヘイロー[急に静かになりましたけどなにがあったの?]



ハルウララ「トレーナーさんがブライアンちゃんのシャドーロール剥がしちゃった」



キングヘイロー[あら……]



ナリタブライアン「ううううううぅ…トレーナーぁ……」



ブラトレ「わかった、好きなだけ搾取されてやるだが次のダービーで一着になってからだ」



ハルウララ「そんなこと言っていいの?最悪の場合は腹上死しちゃうよ?」



ブラトレ「次のダービーにはアグネスタキオンが出るらしい。噂によると脚が完成したそうだ」



ブラトレ「彼女に勝てるならブライアンには何も心配要らない。それくらいできなければ俺も好き放題される気はない」



ナリタブライアン「いやぁ……勝てないよぉ……」



キングヘイロー[とても同一人物とは思えませんわよ]

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:21:31.21 ID:eGlpS5OH0
ブラトレ「もちろん負けるつもりは無い。だがあのアグネスタキオンが相手なら良くて善戦だ」



ハルウララ「レースの勘はブライアンちゃんより無さそうだし、勝つチャンスは沢山あるよね?」



ブラトレ「無い。あってワンチャンスだと考えている」



キングヘイロー[そこまでの速さですのね]



ブラトレ「アグネスタキオンがまともに走れるならその速さはサイレンススズカを超える。簡単に勝てるはずがない」



ブラトレ「向こうは差しでくることはわかっている。わかっていても勝てない…」



ナリタブライアン「勝つ……勝つから……鼻の…返して…」



ブラトレ「ウララに次いでG1を獲ってもらいたい。ブライアンの調整は最後まで足掻くぞ」



下2 このあとどうなったか

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:26:49.68 ID:zNG7CRVao
タキオン以外にも二冠目を狙うオペラオーやオグリキャップなど有力な敵は多いとブラトレ
勝つにはブライアンにも速さの向こう側に行くことが必要で、足りないのは心だと

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:33:06.59 ID:PheYWUcx0
>>45+スピードやスタミナだけじゃなく心の訓練もしていくぞ!と張り切るブラトレ

その頃、病院では
スズカ「マヤノトップガンを速さの向こう側に、元会長の脚を治し、アグネスタキオンを完成させた…いいわ貴方のトレーニング受けてやるわよっ私を速さの向こう側の向こう側に連れて行って見なさいっ」
マヤトレ「(急になんだこいつ…)」
スズカがマヤトレをトレーナーと認めトレーニングを受ける覚悟決めた

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:38:27.66 ID:eGlpS5OH0
ブラトレ「アグネスタキオン以外にも二冠目を狙うオペラオーやオグリキャップなど有力な敵は多い」



ブラトレ「そんな相手に勝つにはブライアンにも速さの向こう側に行くことが必要になってくる」



ブラトレ「ブライアンに足りないものは心だ。目覚まし時計を三つも使った時のことを忘れたか?」



ブラトレ「あの時もブライアンの心の弱さが原因だった。スピードやスタミナだけじゃなく心の訓練もしていくぞ!」



ナリタブライアン「するから……返してぇ…」



ハルウララ「シャドーロールを取るとこうなるのも心の弱さが原因かもね」



キングヘイロー[野菜嫌いもそうかもしれませんわよ]



ブラトレ「ビワハヤヒデにも甘やかされたはずだ、子どもの頃からの積み重ねが原因かもしれない」

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:43:31.35 ID:eGlpS5OH0
病院にて



サイレンススズカ「マヤノトップガンを速さの向こう側に到達させて、元会長の脚を治し、アグネスタキオンの脚を完成させた」



サイレンススズカ「いいわ貴方のトレーニング受けてあげる。私の脚も完成させて」



マヤノトレ「……」



サイレンススズカ「私は向こう側にはもう辿り着いてる、けど脚が耐え切れない」



サイレンススズカ「アグネスタキオンよりは簡単なはずだからしっかりしなさいよ」



マヤノトレ「……」



サイレンススズカ「また黙ったままなに?そういう 癖なの?」



マヤノトレ「先に謝っておく……すまない……」

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:48:56.57 ID:eGlpS5OH0
ガチャッ



マヤノトップガン「またメスが増えたの?そんなにマヤにヤって欲しいんだ」



ツインターボ「マヤノ…病院に刃物は絶対にダメだから……」



シンボリルドルフ「トレーナー君から離れるんだ」



アグネスタキオン「おやおや速さの向こう側に行こうとも怪我は避けられないんだねぇ。この薬を飲んでみるかい?」



サイレンススズカ「……」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんは永遠の愛を誓ってくれたんだよ、マヤをお姫様抱っこしてくれたから」



ツインターボ「違う……ううう…違うからマヤノ……」



アグネスタキオン「君と走れる日が楽しみだよ、早く治るといいねぇ」



シンボリルドルフ「なあトレーナー君、今日は何時に帰る?私が晩御飯を作ろうじゃないか」



マヤノトレ「……うん」



下2 このあとどうなったか

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 21:58:30.33 ID:OAZRLC3R0
「私はこの男や、貴女達と仲良くする為にトレーニングを受けるんじゃない。脚を完成させる為よ!」
と、宣言マヤ、ルナは「まぁ、恋愛とか興味なさそうだし」いいかとなる

しかしターボは確信していた「こいつ絶対堕ちるな」とだが賢いターボは命が惜しいので発言はしなかった
いいから早く弁当食べさせてくれと嘆くタキオン

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:08:08.49 ID:eGlpS5OH0
数分後



サイレンススズカ「私はこの男や貴女達と仲良くする為にトレーニングを受けるんじゃない、脚を完成させる為よ」



アグネスタキオン「ふぅん成程ねぇ。私の脚は一足先に完成したが、彼女もすぐに完成するだろうねぇ」



マヤノトップガン「よく見たら恋愛とか興味無さそうだし別にいっか!」



シンボリルドルフ「退学するまでにサイレンススズカと時間を共にできるのは悪くない」



ツインターボ(ターボ知ってる、こんなこと言う奴がすぐに堕ちる。絶対そのうちトレーナーとうまぴょいしてドロドロになるんだ)



ツインターボ(ターボは賢いからそんなこと口に出さない。マヤノがナイフ振り回す未来が待ってるから何も言わない)



アグネスタキオン「さて、もう話しは終わったね?トレーナー君のお弁当を早く食べさせておくれよぉ。いつもみたいにあーんもしておくれよぉ」



マヤノトップガン「あ?」



ツインターボ(胃が……キリキリする…)

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:11:06.54 ID:eGlpS5OH0
翌日、某所にて



ハルウララ「学園の外に出てきたけどなにをするんだろう。ブライアンちゃんの心の弱さ対策なのはわかるけど」



ハルウララ「ダービーまで時間が無いから多少の荒療治は覚悟しないとって言ってたけど、なにが起こるのかな」



ハルウララ「私も来てるってことは手伝うんだよね?それとも他に理由があるの?」



ハルウララ「うう…なんでトレーナーさんとブライアンちゃんは遅れてるの?一人だと凄く不安だよ」



ハルウララ「早く来てよトレーナーさん…ブライアンちゃんも…」



下2 このあとどうなったか

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:15:30.61 ID:MA9Sbsyko
サラダビュッフェに連行されてきたブライアン
衆人環境で野菜を食わせる荒療治だ
何気にブラトレの両サイドの席はキングウララが陣取りプレッシャーになる

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:20:09.00 ID:18eDwfa0O
↑+ビワハヤヒデもあらゆる逃げ道を防いで協力している

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:41:02.07 ID:eGlpS5OH0
ガチャッ



ブラトレ「遅れてすまない、キングを迎えに行ってたんだ」



ハルウララ「キングちゃんはまだ入院してないといけないんでしょ?」



キングヘイロー「外出許可はもらってきたから心配ないわ」



ハルウララ「そこまでするんだ……」



ブラトレ「まだまだ、これで全員じゃないからな」



ビワハヤヒデ「私たちが最後だったか」



ナリタブライアン「……」



ハルウララ「こんな大勢で一体なにをするっていうの…?」

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:44:36.95 ID:eGlpS5OH0
サラダビュッフェにて



ハルウララ「あ…うん……そっか野菜か…」



ブラトレ「ブライアンにはここで満腹になるまで食事してもらう」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「妹を甘やかしたのは姉である私だ、責任を取る」



キングヘイロー「サラダビュッフェって初めてですけど…」



ブラトレ「金は俺が出すから気にしないでくれ。ただしウララとキングは俺の隣に座るんだ」



ハルウララ「ブライアンちゃんにプレッシャーをかけるんだね」



ブラトレ「場合によっては抱き着くくらいなら揺さぶりをかけてもいいぞ」



ハルウララ「うん!ブライアンちゃんの為ならなんでもするよ!」



下2 どうなったか

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 22:55:35.40 ID:OAZRLC3R0
「美味い、美味い!」と勢い良く食べ始めるブライアン…だがよく見たら豚しゃぶサラダの豚しゃぶ部分しか食べてなく。仕方ないからウララがブラトレに頬っぺにチューして揺さぶらせるついでにキングも動揺

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:03:03.11 ID:eGlpS5OH0
ナリタブライアン「美味いなこれは」



ビワハヤヒデ「流石だなブライアン、野菜嫌いは既に克服していたか」



ブラトレ「いや……この前もトンカツのキャベツを俺に押し付けてきたが」



キングヘイロー「待ちなさい!貴女、豚しゃぶサラダの豚しゃぶ部分しか食べてないじゃない!」



ナリタブライアン「肉肉肉肉肉肉」



ハルウララ「ブライアンちゃんがお肉モードになっちゃったね」



ブラトレ「仕方ない…ウララ、頼めるか?」



ハルウララ「うん!任せておいて!」

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:07:16.38 ID:eGlpS5OH0
チュッ



ナリタブライアン「?!」



ハルウララ「ブライアンちゃんが悪いんだよ、お肉ばっかり食べるから」



キングヘイロー「こここここ、このヨーグルトは独特な風味ですわねぇ!」



ビワハヤヒデ「君が食べているのはドレッシングだ、ヨーグルトじゃない」



ハルウララ「早く野菜を食べないと次は口にチューして、その後トレーナーさんとうまぴょいだからね」



キングヘイロー「早く食べなさいブライアン!一刻も早く!」



ナリタブライアン「ぐ……!!」



ブラトレ「辛いだろうが頑張れ精神を鍛えるにはこれが最適なんだ」



下2 このあとどうなったか

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:10:05.69 ID:R71+rDbKo
食べてみたら意外にいけたドレッシングありだと食べられるようだ
先入観を捨て去る心を手に入れ柔軟な思考が少し身についた

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:11:49.90 ID:P6AeCumJO
↑+ハヤヒデが感動してブラトレを見直しより協力的になってくれるようになる

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:20:25.19 ID:eGlpS5OH0
ナリタブライアン「ぐうぅぅぉぉぉあああっ!」



キングヘイロー「食べた!食べましたわよ!!」



ハルウララ「ただサラダを食べるのに凄い叫んでるね」



ナリタブライアン「……ん?なんだ、意外にいけるぞ…」



ブラトレ「どういうことだ?本当に克服していたのか?」



ナリタブライアン「そんなことは無い…しかし食べられる。なんだこれは」



キングヘイロー「……ひょっとしてドレッシングじゃないの?」



ハルウララ「キングちゃんが動揺して直で食べてたドレッシングをブライアンも使ってるね」



キングヘイロー「このドレッシングはそのままでも食べられるくらい風味がついているから、サラダにかけるとより美味しいでしょうね」



ナリタブライアン「演技じゃない、このドレッシング有りだと食べられるぞ」



ブラトレ「先入観を捨て去る心は手に入れたか…?」



ハルウララ「柔軟な考えも身に付いたかもね!」

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:28:37.61 ID:eGlpS5OH0
ビワハヤヒデ「感動したぞブラトレ君!ブライアンが野菜を食べられるようになるとは!」



ビワハヤヒデ「君にならブライアンを任せられる。協力が必要ならいつでも声をかけてくれ!」



ブラトレ「お、おぅ」



ナリタブライアン「このドレッシングは市販しているのか?」



キングヘイロー「売ってなくても似たようなものは作れると思いますわ」



ハルウララ「これでブライアンちゃんの心は鍛えられたね!」



ブラトレ「こんな簡単で鍛えられたのか…?」



ナリタブライアン(トレーナー。私はお前の指示に従っで嫌いな野菜を食べた)ヒソヒソ



ナリタブライアン(次は私の番だ、わかっているな?)



ブラトレ(いやこれはブライアンの心を鍛える…)



ナリタブライアン(この後は覚悟していろ。手加減は一切無いからな)



下2 このあとどうなったか

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:40:23.86 ID:OAZRLC3R0
ダービーで一着といったがその前にブラトレはこってりしっぽり搾り取られる事に…ウララ、キングは今回はブライアンちゃんも頑張ったしダービーもまだ時間あるしと許してくれた

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:41:38.76 ID:Lm5Xoksz0
>>67+同時刻の別の席では
「最近、チームメイトが怖いぞ…」
「なら、辞めちゃえば?」
「みんなは怖いけどトレーナーはいい奴だから嫌いではないぞ…ターボ強くなれたし」
ツインターボが最近ナイスネイチャに悩み相談に乗ってもらっていた

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:47:07.19 ID:eGlpS5OH0
ハルウララ(ブライアンちゃんが搾取する側の顔してる。ダービーで一着って言ってたのに)



キングヘイロー(でも今回だけは許してあげます。ダービーまで少しありますし、よく頑張りましたから)



ビワハヤヒデ(この妹はいつ見ても可愛い、完璧な存在だ!)



ナリタブライアン(情け無い声を出しながら気絶するまで搾り取ってやる。その後首を絞めて無理矢理起こしてやる)



ブラトレ(もうあれはやめてくれと…)



ナリタブライアン(覚悟していろトレーナー。もう私は止まらないからな)

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:51:48.60 ID:eGlpS5OH0
別のテーブルにて



ツインターボ「最近、チームメイトが怖いぞ…」



ナイスネイチャ「最近っていうかずっとじゃん。嫌なら辞めちゃえば?」



ツインターボ「みんなは怖いけどトレーナーはいい奴だから嫌いじゃない…それにターボは強くなれたし!」



ナイスネイチャ「けど中等部で胃薬使うようなチームって論外だと思うけど?」



ツインターボ「うう……あそこに居るとずっと胃がキリキリするぞ…」



ナイスネイチャ「だから今日もお肉とかじゃなくてサラダのお店に来てるんでしょ?」



ツインターボ「お肉…食べれない……胃に優しいもの…食べる」



ナイスネイチャ「ネイチャさんとしてはターボに嫌な思いはして欲しくないんだよね」

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/13(月) 23:56:08.42 ID:eGlpS5OH0
ナイスネイチャ「元会長さんに言っても無駄なんでしょ」



ツインターボ「ルドルフも頭おかしい…」



ナイスネイチャ「唯一まともっぽいのがスズカだけど、堕ちるのは目に見えてる」



ツインターボ「ネイチャ…ターボどうしたらいい?」



ナイスネイチャ「構うからダメなんじゃない?一回無視して走りにでも行ったりしたら?」



ツインターボ「一回それやってみた!けど帰ってきたらトレーナー室が血溜まりになってた!!」



ナイスネイチャ「ごぶっ」



ツインターボ「タキオンの薬でなんとかなったけど…あんなのもう見たくない!ターボが止めないともっと酷いことになる!」



ナイスネイチャ「ターボの所のチームって地獄みたいな所じゃん…」



下2 このあとどうなったか

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:04:18.59 ID:ZRetglpP0
居心地よくなるようにさ、逆に気を許せる子を作ったらいいんじゃない?

いやいや、もうトレーナーウマ娘沢山抱えてるし

そうじゃなくてー、スズカはまだまともなわけじゃん?スズカに色々話してスズカの友達になったらいいんでない?ネイチャさんはそう思うけど

えー?スズカと?

そう、それにお互い逃げだし学べるところもあるんじゃないかなぁ

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:12:16.07 ID:x3av+hd20
ナイスネイチャ「次からヤバい時はあたしを呼びなよ、数合わせ位にはなるっしょ」ナデナデ



ツインターボ「んんぅ」



ナイスネイチャ「本当に耐えられないならこっちに来てもいいし。あたしのトレーナーはちょっと頼りないけどいい人だからさ」



ツインターボ「ん……もうちょっと頑張る」



ナイスネイチャ「頑張れ!ターボが活躍するとこ見てるのはあたしも嬉しいから応援してる!」



ツインターボ「えへへ…ありがとうネイチャ!」



ナイスネイチャ「いえいえ~ネイチャさんはこれくらいならいつでもできますから」

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:17:33.89 ID:x3av+hd20
食事後



ナイスネイチャ「さて、ターボは帰ったみたいだしネイチャさんが動いてあげますかね」



ナイスネイチャ「この前授業中にお腹が痛くて保健室に行ったって、ターボは隠してるけどあたしは知っちゃってるんだよねぇ」



ナイスネイチャ「今までそんなこと一回も無かったのに、あのチームに入ってから身体の調子が悪くなってるじゃん」



ナイスネイチャ「原因はわかってるしマヤノトレにガツンと言っとかないと!ターボの元祖保護者として当たり前だよね~」



ナイスネイチャ「住所は聞いてきたら今から行く!ターボに苦労ばっかかけてるのを反省させる!」



ナイスネイチャ「ターボの暗い顔は世界一見たくない!それをわかってもらえるまでネイチャさんは帰りません!」



ナイスネイチャ「…なんて、キャラじゃなかった?でも行くと決めたから行くしかないし」



下2 このあとどうなったか

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:26:23.21 ID:DycQjhKj0
ネイチャがマヤノトレの家に行くと
マヤノ、ルナ、タキオンが私物を持ち込んで溜まり場になってた
マヤノトレ「来た理由は分かってる、ターボの事……最近辛そうにしてる…原因は分かってるのに構ってあげられてない…ターボはもう辞めた方がいい……これターボにやらせてたトレーニングメニュー。ターボを頼んだ」
マヤノトレがターボの退部届とトレーニング表をネイチャに渡す

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:35:26.34 ID:x3av+hd20
マヤノトレの部屋にて



ナイスネイチャ「この狭い部屋で何人暮らししてるのかってくらい荷物で溢れてるけど」



マヤノトレ「マヤノ達が…勝手に私物を持ち込むんだ…」



ナイスネイチャ「トレーナーなら注意するのが普通だと思うけど?」



マヤノトレ「注意したら…刺された…」



ナイスネイチャ「それはもう警察に相談するやつじゃん!」



マヤノトレ「大丈夫だ…深くは刺さない…タキオンの塗り薬で…なんとかなる…」



ナイスネイチャ「絶対なんとかならないやつだって…」



マヤノトレ「君が来た理由は分かってる…ターボが最近辛そうにしてる…その原因は分かってるのに…どうにもできない…」



ナイスネイチャ「それトレーナーとして失格じゃない?」



マヤノトレ「ああ…だからターボは君に任せる…」

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:39:07.57 ID:x3av+hd20
マヤノトレ「これはターボの…トレーニングメニュー…君のトレーナーに渡してくれ…」



ナイスネイチャ「そんな簡単に渡してもいいんだ?」



マヤノトレ「これが…俺ができるせめてもの償い…」



ナイスネイチャ「ふーん」



マヤノトレ「ターボの弱点は克服した…あとはどれだけ頑張れるかだ…」



マヤノトレ「ターボには強くなって欲しいが…辛い思いはして欲しくない…」



マヤノトレ「ターボの面倒を見てくれていた…君にだから託せる…」



下2 ナイスネイチャのセリフか行動

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:50:04.45 ID:uqjn1din0
ターボのトレーニング表見て驚愕。こいつこんな冴えない見た目なのに天才か?こいつがスズカ育てたら大変な事になるじゃと思うネイチャ。本来ならもっとガツンと言うべきなんだろうがこのトレーニングは自分にも役に立つと考え貰うことに

「分かった、ターボに伝えとく…ターボあんたの事嫌いじゃなかったよ」
「すまない、自分が二流いや、三流なばかりに」

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 00:55:17.43 ID:x3av+hd20
ナイスネイチャ(こ……こんなトレーニングをターボがしてたの?!これじゃ逆噴射も改善して当然じゃん!)



ナイスネイチャ(こんな冴えない見た目してるのに本当に天才とか?そうじゃなきゃあり得ない)



ナイスネイチャ(マヤノトレがサイレンススズカを育てたら大変な事になるじゃ……アグネスタキオンなんか敵じゃなくなるかも)



ナイスネイチャ(ああもう!本当ならもっとガツンと言うべきなのに、このトレーニングは自分にも役に立つから欲しい!)



ナイスネイチャ「…わかった、ターボに伝えとく」



マヤノトレ「ありがとう……」



ナイスネイチャ「言っとくけどターボはあんたの事嫌いじゃなかったから」



マヤノトレ「それも…わかってるんだ…」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 01:01:24.11 ID:x3av+hd20
バシッ



マヤノトレ「……」



ナイスネイチャ「ビンタされる理由はわかるでしょ?」



マヤノトレ「ああ…」



ナイスネイチャ「わかってるならこれでお終い。こっちもこれ以上追求しないから」



ナイスネイチャ「ターボが速く走れても顔が濁ったままのは絶対嫌。あんたの所に居た時より伸びが悪くてもターボは渡さないから」



マヤノトレ「もちろんだ…」



ナイスネイチャ「この二流トレーナー!担当くらいきちんと躾しろっ!」



マヤノトレ「本当に…申し訳なかった…」



ナイスネイチャ「はぁ…もういいから。ターボ怒るかな…けど理由話したら納得してくれるよね?」



ナイスネイチャ「胃がキリキリしなくなったって喜んでくれるはず…うん、喜んでくれるって信じよう」

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:18:30.21 ID:AxQq3eG+0
トレーニング場にて



ナイスネイチャ「マヤノトレのトレーニングはどんな感じ?」



ネイチャトレ「凄いとしか言いようが無いよ、こんな効率よく鍛えられるトレーニングなんか思いつかない」



ネイチャトレ「ターボのトレーニング表でここからここまでは基礎、それ以降は逃げに特化したトレーニングになってる」



ナイスネイチャ「つまりこの基礎の部分はネイチャさんにも使えるってことだ」



ネイチャトレ「このトレーニング表をじっくり研究してネイチャ用のトレーニングを考えるよ。だからそれまではこのマヤノトレの基礎のトレーニングをしよう」



ナイスネイチャ「このまんまでいいの?」



ネイチャトレ「下手なアレンジを加えない方がいいと思う。僕なんかが口を出せる代物じゃないよ」



ナイスネイチャ「そういう正直なとこは嫌いじゃないけど、もう少し頼りにしたいのも本音かな~」

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:25:18.89 ID:AxQq3eG+0
ツインターボ「ネイチャ……」



ナイスネイチャ「急な話しでごめんねターボ。でもターボのことを考えたらこれしか無いかなって」



ツインターボ「うん…」



ネイチャトレ「あらためまして宜しくねターボ。マヤノトレが渡してくれたトレーニング表があるからそれを使って練習しよう」



ツインターボ「……ターボ頑張る」



ナイスネイチャ「そんな暗い顔してないでトレーニングトレーニング!もうお腹が痛くなることも無いからね!」



ツインターボ「今日……タキオンが走る…」



ネイチャトレ「アグネスタキオンが出走する日本ダービーはありますね。それが見たいんですか?」



ツインターボ「……」



ナイスネイチャ「ん~~…トレーナー、今から間に合う?」



ネイチャトレ「飛ばせば間に合います」



ナイスネイチャ「じゃあ今日のトレーニングはそれ!日本ダービーを見に行くことだから準備してターボ!」



ナイスネイチャ「言いたいことあるならそこで言えばいいし、レース場に行くよ!」



下2 このあとどうなったか

97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:32:07.50 ID:EGZAM5ir0
「ターボ………本当ならマヤノトレを救いたかったぞ……トレーナーいい奴だいい奴過ぎる元会長やタキオンに手を差し伸べたり普通しない。でもトレーナーに手を差し伸べる人は誰もいないぞウララやリトルココン、他のトレーナー達もみんなトレーナーの悪口ばかり可哀想だ心に大きな穴が開いてるんだトレーナーには……マヤ達も桐生院さん達も本当はトレーナーの事気付いてないぞ……」


ターボがマヤノトレの心情を語る。

98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:49:11.07 ID:AxQq3eG+0
レース場への道中



ツインターボ「「ターボ………本当ならマヤノトレを救いたかったぞ……トレーナーはいい奴……」



ツインターボ「いい奴過ぎるから元会長やタキオンに手を差し伸べたら。でもトレーナーに手を差し伸べる人は誰もいない」



ツインターボ「ウララやリトルココン、他のトレーナー達もみんなマヤノトレの悪口ばっかりで可哀想だ」



ツインターボ「ターボにはわかる、マヤノトレには心に大きな穴が開いてるんだ……」



ツインターボ「マヤノ達も桐生院達もマヤノトレの本当のことに気付いてないぞ……」



ナイスネイチャ「あーうん、本当にターボはいい子だわ。マヤノトレのことをそこまで考えてるのはターボだけ」



ナイスネイチャ「他のウマ娘も人間もあの人の表面しか見てない。心に穴が空いていようが関係ない、だって内側を見てないから」



ナイスネイチャ「元会長なんか救われたくせにそんなことも分かってないなんて。だからあんな不正とかしちゃったんでしょ」

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:52:30.48 ID:AxQq3eG+0
ナイスネイチャ「レースには間に合うからマヤノ達にビシッと言ってやりなよターボ!」



ツインターボ「怒られないかな…」



ナイスネイチャ「ネイチャさんに任せといてくれればいいから。今日から同じチームなんだし!」



ツインターボ「ネイチャが刺されたりするかも……」



ナイスネイチャ「気合いでよけるから大丈夫!もし刺されてもタキオンの薬があるでしょ!」



ツインターボ「……」



ナイスネイチャ「さあもうすぐ着くからマヤノトレの所までダッシュ!」



下2 このあとどうなったか

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 16:58:15.53 ID:7lCwb0D70
師匠いい子や。

ネイチャ達がいくとマヤノトレとスズカは走らせる事の天才、走る天才という事で滅茶苦茶ウマが合った二人をジーと見つめるマヤノ達

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 17:21:24.68 ID:mqdNx7KZO
レース場、控え室にて



ナイスネイチャ「よし着いたーー」



サイレンススズカ「速さの向こう側に到達する必要は無いっていうの?」



マヤノトレ「必ずしも必要とは限らない…大逃げならばペース配分が大事だ…」



サイレンススズカ「どんなペースで走っても私が先頭を明け渡すことはないわ」



マヤノトレ「ペースの問題じゃない…身体への負担が…」



アグネスタキオン「今日は私のレースだというのにずっと二人で喋っていて気分が良くないねぇ」



シンボリルドルフ「この二人は相性が良過ぎる。危険だな」

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 17:25:26.28 ID:mqdNx7KZO
マヤノトップガン「…あ!!裏切り者がいる!!」



ツインターボ「ひっ」



ナイスネイチャ「そんな言い方って無いんじゃない?」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんのトレーニング表持って行ったのはマヤ知ってるから!」



シンボリルドルフ「それはあまり良くないことだな」



アグネスタキオン「情報漏洩というのは厄介だねぇ記憶を消す薬を飲ませた方がいいんじゃないかい?」



ナイスネイチャ「すぅぅ……黙れ!!」



サイレンススズカ「……」



マヤノトレ「ターボ…?」



ナイスネイチャ「あんた達に言いたいことがあるからってわざわざ来てあげたから!さっきから自分のことばっかりでバカじゃない?!」



ナイスネイチャ「よく聞いときなよおたんこニンジン達!」



下2 このあとどうなったか

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 17:34:12.88 ID:uqjn1din0
「アンタ達が好きなのは彼じゃない結局自分自身なんだよ!!本当にマヤノトレが好きならもっと周りを彼を見てあげなさいよ!!」

「アンタもアンタも言いたいことあるならもっとハキハキ喋りなさいよ!優しければいいってもんじゃないよ!?」


ネイチャの心からの説教で気付かされるマヤノ達

「(どうしよう、そんな風に思ってなかったが)」
肝心のマヤトレは誹謗も称賛も他人の感情論の人なのでそこまで深く考えてなかったがいい機会なのでみんなに説教でみんなの心動きチームがついに纏まる

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 18:07:27.10 ID:x3av+hd20



ナイスネイチャ「「アンタ達が好きなのはマヤノトレじゃない!結局自分自身なんだよ!!」



ナイスネイチャ「本当にマヤノトレが好きならもっと周りを、彼を見てあげなさいよ!!」



マヤノトップガン「好き放題言ってくれて…!」



シンボリルドルフ「いや…彼女の意見が正しいだろう」



アグネスタキオン「ふぅん」



ナイスネイチャ「アンタも言いたいことあるならもっとハキハキ喋りなさいよ!優しければいいってもんじゃないの!」



マヤノトレ(心に穴か……そんなことは無かったんだが。そこまで深く考えたこともなかった)



マヤノトレ(誹謗も称賛も他人の感情だ、自分が干渉できることじゃない。だが…いい機会だから皆と話しておこう)

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 18:17:32.81 ID:x3av+hd20
マヤノトレ「ターボありがとう…そこまで俺のことを考えてくれていたんだな…」



マヤノトレ「俺のことを本当に…心配してくれたのはターボが初めてかもしれないな…」



マヤノトップガン「嘘っ!!マヤは毎日トレーナーちゃんのこと考えてる!」



マヤノトレ「考えた結果が…あれか……俺の部屋は…どんどん私物で溢れてきている…」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんの側に居たいからなの!」



マヤノトレ「俺は…頼んでいない…」



マヤノトップガン「ひぐっ…!」



マヤノトレ「ナイスネイチャが言ってくれたように…自分のことを先に考えているんだな…」



マヤノトップガン「違う違う!違うのぉぉぉ!!」



マヤノトレ「俺はトレーナーで…君たちは担当だ…それ以上の関係は望まない…」



シンボリルドルフ「……」



マヤノトレ(これで少しはマシになるといいんだが)



下3 このあとどうなったか

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 18:26:56.42 ID:xv6YY0Yw0
「ターボは敵情偵察をしたんじゃないか?」
なんてんで、彼女を許すようマヤノトレを
説得するシンボリルドルフ

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 19:16:06.67 ID:x3av+hd20
シンボリルドルフ「トレーナー君に私は助けられたのに、また自分の事ばかり考えていた。君のことが好きなら君の気持ちを考えるべきだった」 



アグネスタキオン「私も少し甘えすぎていたかもしれないねぇ」



サイレンススズカ「そう、あくまでトレーナーと担当でいいのよ。走るのにそれ以上の感情はいらないわ」



ナイスネイチャ(あ、スズカさんやっぱり堕ちるわ。ドロっドロのズブズブになるのが見える)



マヤノトップガン「認めない…マヤは絶対に認めないから!!」



バターンッ



アグネスタキオン「やれやれ彼女が一番子供かもしれないねぇ」

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 19:20:52.65 ID:x3av+hd20
マヤノトレ「マヤノとは付き合いが一番長い…すぐに受け入れられないかもしれない…」



ナイスネイチャ「だからって放っておいていいわけないじゃん」



ツインターボ「ターボが行く…もうすぐタキオンのレースでしょ?」



アグネスタキオン「もう余裕は無いねぇ」



シンボリルドルフ「私たちも手伝うぞ」



ツインターボ「ううんマヤノとはターボが話す。こうなったのはターボのせいだから」



ナイスネイチャ「ほんとにターボは良い子過ぎるよ。こんなトレーナーには勿体なかったよ、うん」



マヤノトレ「…ターボ、マヤノを頼む…」



下2 このあとどうなったか

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 19:46:46.34 ID:uqjn1din0
「走る前から色々あったが頑張ってきて……」
「完成した貴女の脚見せて貰うわ」
「これとそれは話が別だからね、見ていた前」
と、激励を送りつつタキオンを見送り。遂にダービー、開始

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:05:24.75 ID:x3av+hd20
レース直前



マヤノトレ「走る前から色々あったが…頑張ってくるんだ…」



サイレンススズカ「完成した貴女の脚を見せて貰うわ」



アグネスタキオン「これとそれは話が別だからねぇ、私の走りを見ていたまえ」



シンボリルドルフ「サイレンススズカを超える走りを期待しているぞ」



アグネスタキオン「ふぅん期待するだけなら勝手だからねぇ」

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:09:51.98 ID:x3av+hd20
レース場にて



「「……」」



アグネスタキオン「なんだか視線を感じるねぇ」



ナリタブライアン「注目されていて当然だ、お前が走るから観客も満員だぞ」



アグネスタキオン「まともに走っていないのに注目されるとはねぇ」



ナリタブライアン「お前に素質が誰よりもあるのは見ていて明らかなんだろう」



アグネスタキオン「期待されるのは悪い気はしないねぇ」



ナリタブライアン「相手が誰であろうと私には関係ない」



アグネスタキオン「君は最近勝ちから遠いようだが準備は万全なのかい?」



ナリタブライアン「私に揺さぶりはもう通用しない」



アグネスタキオン「ふぅん」



下2 レースの展開を

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:20:24.09 ID:B0AoY1Pbo
レース直前にナリタタイシンからアドバイスを受けていたブライアン
同じくらいの体格だから参考になればと

レース中は二冠を狙うオペラオーが先行策に打って出ており、オグリキャップがタキオンを徹底マーク
ブライアンとタキオンは足を溜める

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:30:22.04 ID:x3av+hd20
ナリタブライアンの回想


ナリタタイシン(ーー差しのコツはこんなもんかな。同じくらいの体格だから参考になると思うけど)



ナリタブライアン(ありがとう助かった)



ナリタタイシン(けどなんで急に差しのコツなんか聞きにきたわけ?)



ナリタブライアン(アグネスタキオンに勝つにはそれしかない。先行で走っても最後に差される)



ナリタタイシン(へぇーそこまで速いんだ)



ナリタブライアン(勝つチャンスは一瞬だ、あいつがレース慣れしていない隙を突くしかない)

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:36:14.48 ID:x3av+hd20
レース序盤



テイエムオペラオー「ダービーはボクのものさ!」



オグリキャップ「アグネスタキオン……」



アグネスタキオン(ふぅんマークされていると走り辛いねぇ)



ナリタブライアン(これだけ囲まれても顔色一つ変えないとはな)



アグネスタキオン(外でも内でも私には関係ない、誰も私の脚についてこれないだろうからねぇ)



ナリタブライアン(アグネスタキオンより早く仕掛ければ勝機はある)



下2 レースの展開を

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:44:03.36 ID:a9jPOA+w0
オグリや周りの隙を見つけたタキオンがそのまま一気に先行でぶっちぎりトップに

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:50:34.31 ID:x3av+hd20
レース中盤



テイエムオペラオー「はーっはっはっ!」



ナリタブライアン(まだオペラオーが先行する展開か)



オグリキャップ(このまま位置をキープだ)



アグネスタキオン(ふぅん、少し早いがまあいいだろう。お先に失礼させてもらうよ)



ドドドッ



オグリキャップ「なに…?!」

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 20:55:53.95 ID:x3av+hd20
ナリタブライアン(なんだと?!この距離からスパートをかけるのは無謀だ!)



アグネスタキオン(ふふぅん)



テイエムオペラオー「なんということだ!ダービーの主役はボクじゃなかったのか!」



アグネスタキオン(脚が軽い、まだ飛ばせるねぇ)



ナリタブライアン(違う……あれはスパートじゃない…ただペースを上げただけだ……)



ナリタブライアン(何バ身離されるんだ…?これを相手に勝たなければいけないのか……?)



アグネスタキオン(周りに誰も居なくなって走りやすくなったねぇ)



ナリタブライアン(あいつは…化け物だ……)



下2 このあとどうなったか

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:01:42.49 ID:7u+BrKiXO
ナリタブライアンの横をハルウララとキングヘイローの幻影が駆け抜けていき、ナリタブライアンは速さの向こう側へと辿り着いた

131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:05:15.42 ID:uqjn1din0
>>130
+早さの向こう側ブライアンと脚完成タキオンの一騎討ちに両者互角のスピードに

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:13:52.50 ID:x3av+hd20



ナリタブライアン『ん…なんだ……ダービーを走っていたはず…』



ハルウララ『……』



キングヘイロー『……』



ナリタブライアン『どうしてお前らがいる?なぜ私の横を走っている?』



ハルウララ『……』



キングヘイロー『……』



ナリタブライアン『どこに向かって走っているんだ?私もそこに行けばいいのか?』



ブラトレ『ブライアン』



ナリタブライアン『トレーナー……私は……」



ブラトレ『こっちだ』



ナリタブライアン『そこに行けばいいんだな、そうすれば私も……』

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:17:32.89 ID:x3av+hd20
ゾクッ



アグネスタキオン「…なにかを感じるねぇ」



ナリタブライアン「……」



アグネスタキオン「おやおや、君も差しで脚を溜めていたんだねぇ」



ナリタブライアン「……」



アグネスタキオン「まさか君は…向こう側に到達したのかい?」



ナリタブライアン「……」



アグネスタキオン「仮想スズカ君と思えば丁度いい、本気を出させてもらうよ」



下2 コンマ
奇数 ブライアン
偶数 タキオン
ゾロ目 まさかの

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:19:34.13 ID:a9jPOA+w0
どっちがかっても

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:28:58.61 ID:x3av+hd20
コンマ奇数、ブライアン



ナリタブライアン「……ん?」



アグネスタキオン「速さの向こう側に到達した感想はどうだい?」



ナリタブライアン「あれが…そうだったのか」



アグネスタキオン「記憶が朧げにしかないのかい?」



ナリタブライアン「呼ばれた気がしたんだ。向こう側から声がした」



アグネスタキオン「ふぅん?」



ナリタブライアン「トレーナーが、ハルウララたちが私を呼んだんだ」



アグネスタキオン「仲間との絆というヤツかもしれないねぇ」



ナリタブライアン「あれが速さの向こう側……」



アグネスタキオン「スズカ君は一人でその領域に達したが信頼できる仲間がいるとまた違うかもしれないねぇ」

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:34:38.41 ID:x3av+hd20
アグネスタキオン「スズカ君は心技体を揃える為に心を殺していたそうだが、君はそんなことをする必要はないねぇ」



アグネスタキオン「一バ身か、次はこの差は埋めてみせるよ」



ナリタブライアン「あぁ待っているぞ」



アグネスタキオン「敗北……そうかこんな気持ちなのか。まともに戦えたことがなかったから味わうのは初めてだよ」



アグネスタキオン「私もあの領域に到達できなければ勝てない、それが今回の収穫だねぇ」



ナリタブライアン「やったぞ…私はやったんだ!これを使い熟せれば私はもっと速くなる!」



下2 このあとどうなったか

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:46:42.74 ID:P3nPqIzMo
ブライアンが凄い勢いでブラトレに向かってくる
約束の件かと思ったら勝利に興奮してるようでレースに純粋に向き合ってる事に凄い嬉しくなるブラトレ

150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:53:04.88 ID:x3av+hd20
控え室にて



ナリタブライアン「トレーナーーー!!」



ブラトレ「お、おう…よく頑張ったな」



ナリタブライアン「あの感覚だ!私も速さの向こう側に到達できたんだ!」



ブラトレ「本当か…?」



ナリタブライアン「あれがあったからアグネスタキオンに勝てたんだ!心技体が全て成長した結果なんだ!」



ブラトレ「そうだな…うん。ブライアンはよく頑張った!アグネスタキオンに勝つとは流石だ!」



ナリタブライアン「トレーナーのお陰で勝てたんだ!これからも宜しく頼む!」



ブラトレ(これまで以上に純粋にレースに向き合ってくれている。心が成長したことは間違いないだろう)

151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 21:58:09.07 ID:x3av+hd20
ピーポーピーポー……



ナリタブライアン「救急車の音か、誰か怪我をしていたか?」



ブラトレ「レースとは関係ない、誰かが飛び降りたらしい」



ナリタブライアン「私の勝利に水を差すような迷惑な話しだな」



ブラトレ「死んではいないそうだ、そこまで気にする必要はない」



ブラトレ「その感覚を忘れないうちに帰って記録に残そう。レースの映像を見ればより鮮明に覚えられるかもしれない」



ナリタブライアン「ライブも終わった、帰ってじっくり見直す」



下2 このあとどうなったか

153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:02:35.10 ID:uqjn1din0
マヤノが飛び降りて大怪我でもう走れない身体になってしまった。マヤノトレは絶望に落ちるがスズカがマヤトレに目覚まし時計を渡した
「記憶引き継ぎがある貴方なら使えるはずよ」とだけ言い残した

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:09:20.71 ID:x3av+hd20
病院にて



ツインターボ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!マヤノを止められなかったぁぁぁぁぁ!!」



ナイスネイチャ「最っ低……わざわざターボの目の前で飛び降りるなんて…」



シンボリルドルフ「あの高さなら死ぬことは無いと知っていたはずだ。ターボに対する嫌がらせだったんだろう」



サイレンススズカ「……」



マヤノトレ「マヤノどうして……そこまで本気なら…最初から……」



シンボリルドルフ「彼女はもう二度と走れない。嫌がらせの代償にしては大き過ぎたな」



ツインターボ「マヤノぉぉぉぉぉぉ!!ごめんなさいぃぃぃ!!」



ナイスネイチャ「ターボはなにも悪くないから、あんな奴のこと早く忘れな」

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:12:53.38 ID:x3av+hd20
サイレンススズカ「マヤノトップガンが飛び降りたこと、後悔してるの?」



マヤノトレ「当たり前だ…彼女を止められれば…」



サイレンススズカ「ならこれを貴方に渡すわ」



マヤノトレ「目覚し時計……」



サイレンススズカ「記憶の引き継ぎがある貴方なら使えるはず。代償はどうなるか知らないけど」



サイレンススズカ「貴方が使わないならそれは返して、私は使わないから」



サイレンススズカ「死ぬ程後悔してるならそれを壊して。そうじゃないならこのは話しは忘れて」



下2 このあとどうなったか

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:16:43.35 ID:aUI5Dfae0
目覚ましを叩き壊すとレース前に戻った(ただしレースの結果は変わらない)

ターボ達より先に屋上に行きマヤノを止めマヤノトレのマヤに対しての愛を告白から    キス(ターボ達に見られる)

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:18:26.97 ID:x3av+hd20




目覚まし




163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:21:41.72 ID:x3av+hd20
マヤノトレ「ここは……?」



シンボリルドルフ「キョロキョロしてどうしたんだトレーナー君」



マヤノトレ「すまない…後は頼む…」



シンボリルドルフ「タキオンのレースが始まるぞ?」



マヤノトレ「……」



シンボリルドルフ「どこに行くんだトレーナー君?!」


164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:25:35.62 ID:x3av+hd20
屋上



ツインターボ「ここで話しって…マヤノ、少し怖い」



マヤノトップガン「ターボは悪くないよ」



マヤノトップガン「けどマヤはどうしても許せない。ずっとあのままでよかったのに」



ツインターボ「マヤノトレは良くない!あんなの可哀想で…」



マヤノトップガン「マヤのことは可哀想じゃないんだ?」



ツインターボ「違う、違うんだマヤノぉ…」



マヤノトップガン「もうターボになにを言っても無駄だよね」



マヤノトップガン「だから一生忘れない傷をつけてあげる」



ツインターボ「ひっ!!」



マヤノトップガン「…そうやって身構えるのを待ってたの。じゃあね」



ツインターボ「あ、あっ!!飛び降りるのはやめろぉぉーーー!」

165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:29:40.70 ID:x3av+hd20
マヤノトレ「待て!!」ガシッ



ツインターボ「マヤノトレ!」



マヤノトップガン「どう…して……?トレーナーちゃんがここに…?」



マヤノトレ「マヤノは俺を選んでくれた……そのことは何度感謝してもお釣りがくる…」



マヤノトレ「これが……俺の気持ちだ……」



マヤノトップガン「ん……!!」



ツインターボ「き……きす…してるぅ……うう…」



マヤノトレ「マヤノ……」



ツインターボ「うぅぅ…見てるこっちが恥ずかしくなってくるぞ……」



下2 このあとどうなったか

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:34:34.67 ID:tSqM2oiF0
とろける表情をしているマヤノすると突然覆面被った男(元タマモトレ)がルナトレの差し金で三人を突き落とそうとするもマヤノトレの桐生院流格闘術からの回し蹴りでノックアウトした

169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:43:47.38 ID:x3av+hd20
マヤノトップガン「ぷぁ……ぁ…」



ツインターボ「糸…引いてるぅ……」



マヤノトレ「今はこれで我慢してくれないか…その代わりマヤノの走りを…全力で高みに連れて行く…」



マヤノトップガン「ふぁい……」



ツインターボ「マヤノがトロトロだぁ…」



わぁぁぁぁぁ……



マヤノトレ「レースも…丁度終わったか…」



ツインターボ「タキオンが勝ったかな?」



マヤノトレ「いいや…勝ったのはナリタブライアンだ…」



ツインターボ「見てないのにわかるのか?」



マヤノトレ「俺には…わかるんだ…」

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:46:55.75 ID:x3av+hd20
控え室にて



アグネスタキオン「ブライアン君が速さの向こう側に到達するとは予想外だったよ」



シンボリルドルフ「普通ならお前が勝っているレースだったな」



サイレンススズカ「……」



アグネスタキオン「モルモット君そういえばマヤノ君はどうしたんだい?」



マヤノトレ「先に帰った…もう話しは終わった…」



アグネスタキオン「ふぅんなら良いんだよ。帰って反省会といこうじゃないか」



下2 このあとどうなったか

171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:50:32.61 ID:B0AoY1Pbo
その夜ブライアンの走りを何度も繰り返して再生するサイレンススズカ
なんとなく速さの向こう側の種類が違う気がする

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 22:53:29.56 ID:uqjn1din0
>>171
+マヤノトレが目覚まし時計の礼を伝え彼女を抱き締めるマヤノトレ「必ず、君の脚を完成させる。まず早さの向こう側のスピードを通常の走りで出せるようにする」

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:01:36.43 ID:x3av+hd20
同日夜、トレーナー室にて



サイレンススズカ「……」



マヤノトレ「まだ今日のレースを見ていたのか…もう帰るんだ…」



サイレンススズカ「ブライアンと私じゃ速さの向こう側の種類が違う気がする、それを確かめたいの」



マヤノトレ「見てわかるものなのか…?」



サイレンススズカ「それを確かめたいから何度も見ているの」



マヤノトレ「……そうか」



サイレンススズカ「タキオンが抜け出した直後に向こう側に到達してる…この一瞬の間になにが…」



マヤノトレ「スズカ……君は覚えていないだろうが…お礼を言わせてくれ…」

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:05:16.84 ID:x3av+hd20
サイレンススズカ「お礼を言われる筋合いは無いわ」



マヤノトレ「本当にありがとう……」



サイレンススズカ「ひぃっ?!急に抱きつかないで……!」



マヤノトレ「必ず君の脚を完成させる…速さの向こう側に耐えうる脚を…」



サイレンススズカ「抱き着きながらボソボソ話さないで……ひっ…!」



サイレンススズカ「そこ……ぁ…敏感なの……!」

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:07:16.91 ID:x3av+hd20
サイレンススズカ「脚に力が…入らない……!」



ガクッ



マヤノトレ「おっ……と…」



サイレンススズカ「ん、ぁ……なんで押し倒すのよ…」



マヤノトレ「すまない…こんなつもりじゃ…」



サイレンススズカ「ひゃ…っ……あ…どこ、触って……」



マヤノトレ「あ、あぁ……すまない…」



下2 このあとどうなったか、もしくはスズカのセリフが行動

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:12:54.45 ID:emU0ftdG0
スズカが触られて向こう側にイッた瞬間にスズカのトレーニング+脚の完成をふと閃くトレーナー
その瞬間スズカに押し倒され逆ウマぴょい

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:28:40.45 ID:x3av+hd20
マヤノトレ(この感触はスズカの脚か早く手をどけないとな)



サイレンススズカ「~~っ!」



マヤノトレ(脚が震えている?まさか痛めてしまったのか?)



サイレンススズカ「あ……っ!」



マヤノトレ(震え……?そうだ筋肉には緩和も必要だ。逃げの脚は常に全力で筋肉を使う)



マヤノトレ(ターボの逆噴射を克服する為に研究していたことがスズカにも役立つらこれを利用すればスズカの脚は完成する)




サイレンススズカ「……この!」



マヤノトレ「んっ?!どうして俺が下敷きになっているんだ?」



サイレンススズカ「私の弱い所ばっかり責めて…!何のつもりなのよ!」



マヤノトレ「あ、いや……」



サイレンススズカ「覚悟しなさい!」

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:30:39.82 ID:x3av+hd20
うまぴょいうまぴょいうまぴょい



うまぴょいうまぴょいうまぴょい



うまぴょいうまぴょいうまぴょい




182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:34:36.60 ID:x3av+hd20
翌日、トレーナー室にて



シンボリルドルフ「説明してくれるかいトレーナー君」



マヤノトレ「……」



マヤノトップガン「どうしてスズカからトレーナーちゃんと同じシャンプーの匂いがするのかな?」



マヤノトレ「……」



アグネスタキオン「あのサイレンススズカもうまぴょいの誘惑には勝てなかったんだねぇ!」



サイレンススズカ「……」



マヤノトップガン「浮気……前提なんだ…確かにマヤ……そこは聞かなかったもんね…」



マヤノトレ「……」



アグネスタキオン「モルモット君は速さの向こう側だけじゃなく快楽の向こう側にも連れて行ってくれるんだねぇ!」



シンボリルドルフ「もうこうなったらローテーションでトレーナー君を使おう、それしかない」



下2 このあとどうなったか

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:42:19.24 ID:P3nPqIzMo
ブライアンがウララキングに仲間でありライバルである2人がレースに現れ追い抜くことしか考えられなかったから向こう側に辿り着けたと伝える
ウララはマヤノトレへの憎しみ、キングはウララへの執着を抑えた先に心の完成があるだろうとブラトレは推測

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:52:25.48 ID:x3av+hd20
ブラトレのトレーナー室にて




ハルウララ「うらら~ん!」



ブラトレ「今日は機嫌がいいな」



ハルウララ「どっかのクズが自爆したような気がするから!」



キングヘイロー「ウララさんの口からそんな言葉は聞きたくありません…」



ブラトレ「本題に入るぞ、ブライアンがレース中に見た二人の幻影。それを追い抜くことしか考えられなかったから向こう側に辿り着けたんだな?」




ナリタブライアン「この二人は仲間でありライバルだ。突然走り去られたら追いかけるのが普通だ」



ブラトレ「結果的にそれが正解だった。その瞬間ブライアンは壁を越えたんだろう」



ハルウララ「ブライアンちゃんにとって私たちが壁だったの?」



ブラトレ「二人にとって失礼なことを言うが許してくれ。ブライアンは恐らく今までライバルとすら思っていなかったんじゃないか?」



ナリタブライアン「否定はしない。タイムの最下位と謹慎明けのウマ娘をライバルと思えるはずがなかった」

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:56:18.85 ID:x3av+hd20
ブラトレ「ところが最近の活躍を見てブライアンは焦りもあったが別の感情も生まれていた」



ブラトレ「二人をライバルであり仲間だと認める。これは簡単なことじゃない」



ブラトレ「ずっと一匹狼だったブライアンが仲間の存在を認めたんだ。心の大きな壁を越えたと言えるだろう」



ナリタブライアン「安い言葉だが絆というものもあの時感じた。だから二人だけじゃなくトレーナーも現れたんだ」



キングヘイロー「な、なんだか照れますわね…」



ハルウララ「ブライアンちゃんが信頼してくれたのは嬉しい!」



ブラトレ「今のブライアンは心技体揃った状 だと言える。これは二人にも応用できるはずだ」

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/14(火) 23:59:35.88 ID:x3av+hd20
ブラトレ「ウララはマヤノトレへの憎しみ。キングはウララへの執着を抑えた先に心の完成がある」



ハルウララ「あのクズを許せっていうの?」



ブラトレ「クズ呼ばわりしているようじゃ無理だな」



キングヘイロー「ウララさんは今のままでも十分じゃありません?」



ブラトレ「ウララはマヤノトップガンを倒すという目標を達成した。だがまだ有マが残っている」



ブラトレ「有マはブライアンも走るんだぞ?完璧な状 のブライアンに勝つ為には同じ状 になるしかない」



ハルウララ「う……」



キングヘイロー「ウララさんへの執着……」



ブラトレ「これからはいつものトレーニングに加えて心をもっと鍛えよう。速さの向こう側に到達する為には必要なことだからな」



下2 このあとどうなったか

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/15(水) 00:05:48.52 ID:gHimQnb10
ウララもマヤノトレが自称神の言う『Pの加護』でおかしくなったのは分かっているし、この世界では善人なのは理解出来ているが許すことが何故かできない。
その頃
マヤトレのトレーニングによりスズカの周回タイムが更に上がり学園中ざわざわ状 

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/15(水) 00:19:48.58 ID:9g3bf/Ws0
ハルウララ(マヤノトレは悪魔が言ってた『Pの加護』でおかしくなったのは分かってるし、この世界と前の世界では性格は違う」



ハルウララ(それは理解出来てるのに絶対に許すことはできない。あいつを見るだけで殺意が生まれてくる)



ハルウララ(これもあの悪魔のせいだ、アレは私がマヤノトレに復讐する所を見たいからこの世界に私を飛ばした)



ハルウララ(私は無条件でマヤノトレを恨むようにされている。それに打ち勝たなきゃいけない)



ハルウララ(悪魔に勝たなきゃ私は強くなれない……諦めない、絶対に勝ってみせる!)無駄な努力だよね



キングヘイロー(ウララさんへの執着……とりあえず産卵xxxは絶対にしちゃいけません)



キングヘイロー(どこまでなら許されるのかしら?飲尿はセーフよね?直飲みはアウト?)



キングヘイロー(ああぁウララさんとのうまぴょいしか考えられない!まずはこれを改善しなくてはいけません…)

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/15(水) 00:22:58.45 ID:9g3bf/Ws0
トレーニング場にて



ざわざわ……



アグネスタキオン「ほう、非公式だが規定周回のタイムが縮まったねぇ」



サイレンススズカ「……」



アグネスタキオン「モルモット君は優秀だねぇスズカ君のタイムをもう縮めるとは」



サイレンススズカ「……」



アグネスタキオン「君は彼の優秀さを身をもって知ってるからねぇ!」



サイレンススズカ「……」



アグネスタキオン「で、どうだった彼とのうまぴょいは?よければ
感想を聞かせておくれよぉ」



下2 サイレンススズカのセリフが行動

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/15(水) 00:27:31.81 ID:BaBt5A/R0
「えぇ………優秀ね彼……トレーナーとしての腕も、うまぴょいの腕もね!!顔に似つかわしくない程デカく硬かったわよ!!!」(若干ヤケクソ気味に)

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/15(水) 00:36:14.86 ID:9g3bf/Ws0
サイレンススズカ「えぇ………優秀ね彼……トレーナーとしての腕も、うまぴょいの腕もね!!」



アグネスタキオン「ほほぉ」



サイレンススズカ「不審者顔に似つかわしくない程大きくて硬かったわよ!」



アグネスタキオン「決してナニが大きくて硬いとは聞かないからねぇ」



サイレンススズカ「もういいでしょう?!トレーニングに戻るから!」



アグネスタキオン「掛かってしまっている状 であの速さとは流石だねぇ。愛…スズカ君の場合は肉愛は力になるんだねぇ」



アグネスタキオン「元会長の脚が良くなったのもひょっとしてそれが原因かもしれないねぇ」



アグネスタキオン「今度モルモット君を薬で眠らせてうまぴょいしてみてもいいかもしれないねぇ」



アグネスタキオン「うまぴょいが関係無いとしても彼には不思議な力があるのは確かなようだからねぇ」



アグネスタキオン「ダービーが始まる直前に感じた空間のうねり。あれもきっとモルモット君が絡んでいるに違いない」



アグネスタキオン「研究すべきことが多くて素晴らしいよ、本当に退屈しなくていいねぇ」

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:15:03.02 ID:6biNnrp80
トレーナー室にて



ブラトレ「日本ダービーも終わって次のレースを考えなければいけない。キングは療養を続けるから二人をどうするかだ」



ブラトレ「ウララはG1を狙うなら安田記念があるがダートの帝王賞もある。マヤノトップガンに勝ったいまならダートのG1を目指してもいいだろう」



ブラトレ「ブライアンは宝塚記念があるが無理にG1を狙う必要も無いが、速さの向こう側に到達した実力を発揮するのもいいだろう」



ブラトレ「ここまで来れば本人たちに選んでもらった方がいいだろう。俺に任せるというのならG1を目指す」



ブラトレ「しかしG1を狙うとなると、全生徒が参加するトーナメントに全力は出せない」



ブラトレ「開催されるのは7月から8月の夏休み中だ。前後の調整も考えると二人は軽く流してもらうことになる」



ブラトレ「キングの復帰をトーナメントにするのは悪くない…いや、そこまで待つのはレース勘が鈍ってしまうか?」



ブラトレ「キングはもう退院して学園には登校している。三人とよく話し合う必要があるな」



下2 このあとどうなったか

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:25:59.16 ID:zcTns78d0
三人と話し合いブライアンは宝塚記念、ウララはダートの帝王賞、キングは夏のエキシビションマッチを復帰戦になった。そして三人に以前トレーナー会議でスペシャルウィークの目覚まし時計が盗まれたことも話す自分たち以外にも目覚ましが起こす時間移動に気付いている者がいるかもという話に

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:42:42.74 ID:6biNnrp80
話し合いの結果



ナリタブライアン「私は宝塚記念を目指す。G1でもう一度速さの向こう側に到達させる」



ハルウララ「私はダートの帝王賞!芝も楽しいけど一番楽しいのはダートだもん!」



キングヘイロー「私は夏のエキシビションマッチを復帰戦にします。予定より治りが遅いので調整に時間を使いたいわね」



ブラトレ「これで次の目標は決まった、あとはそこに向けてトレーニングを続けるだけだが少し気になることがあったんだ」



ブラトレ「トレーナーの会議で知ったんだがスペシャルウィークの目覚まし時計が盗まれたんだ。盗難事件にはしないと言っていたが盗まれたものが目覚まし時計…」



ハルウララ「私たち以外にも目覚まし時計のことに気付いてる子がいるのかな?」



キングヘイロー「そうでなければ目覚まし時計なんかわざわざ盗みませんよね」



ナリタブライアン「これからのレース結果は全て変えられる可能性があるということか」



ハルウララ「時間が戻るだけだから結果は変わるとは限らない。でも誰がどう動くかわかってるレースなら勝ちやすいよね」

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:48:44.85 ID:6biNnrp80
ブラトレ「スペシャルウィーク以外にも目覚まし時計を盗まれたという情報はある。誰かが集めているとも考えられるな」



ナリタブライアン「仮の話しだが100個目覚まし時計を集めて使ったらどうなる?」



ハルウララ「全部やり直しだと思う…この学園に入る前…もっと前まで戻るんじゃないのかな」



キングヘイロー「まさかその人が生まれる前まで戻るなんてのことは…」



ハルウララ「受精卵にまで戻るかもしれないよ。でも一度に100個なんて使ったら代償が考えられないくらい辛いよ」



ブラトレ「地獄を見ることになるだろうな」



ハルウララ「地獄に堕ちてでも戻りたいならそうするかも。私だって戻れるなら…戻るから」



ナリタブライアン「私の日本ダービーの結果も安心できないのか」



ハルウララ「できないよ。レースの結果を研究して3つくらい同時に使えばレースの前まで戻れる。またブライアンちゃんが勝てるとは限らない」

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:52:57.33 ID:6biNnrp80
ブラトレ「目覚まし時計を使うとこの記憶も一切全てが無かったことになるんだな?」



ハルウララ「だから自分以外目覚まし時計を使ったかどうかわからないの。こうやって話してる現在もいつ無かったことになるかわからない」



キングヘイロー「あらためて目覚まし時計の危険性を知りましたわね…」



ナリタブライアン「誰かが盗んでいることは確実だ、なら持ち物検査や部屋を調べるようトウカイテイオーに掛け合ってみる」



キングヘイロー「え"っ?!」



ナリタブライアン「…今のうちに見られてマズイものは避難させておけ」



ハルウララ「キングちゃん私に隠れてまた変な玩具買ったでしょ……もうやだぁ…」



下2 このあとどうなったか

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 16:59:53.65 ID:WPt08kTD0
持ち物検査や部屋を調べてスズカが少し怪しいのでは?という話にそもそもスズカがいつ日本に帰ってきたのかなど学園や生徒会長のテイオーは聞いていなかった

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 17:16:28.04 ID:bgXnUk4j0
抜き打ち調査後



シリウスシンボリ「怪しいのはサイレンススズカだな」



ナリタブライアン「私も同じ意見だ」



トウカイテイオー「報告書は読んだけどどうして?怪しいものはなにも無かったんだよね?」



シリウスシンボリ「何も『無さ過ぎ』るんだよ」



ナリタブライアン「あのオグリキャップでさえタマモクロスの私物を隠し持っていた。都合の悪いものは一つや二つあって当たり前だ」



トウカイテイオー「あ……そっか…」



シリウスシンボリ「しっかりしてくれよ会長さんよぉ」

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 17:20:10.42 ID:bgXnUk4j0
トウカイテイオー「そもそもサイレンススズカがいつ帰ってきたなんかボク知らないよ!」



シリウスシンボリ「トレーナー連中からも聞いたがいつの間にやら帰国してきたってよ」



ナリタブライアン(サイレンススズカが目覚まし時計を盗んで使っていたのなら説明がつく。抜き打ち調査も目覚まし時計を使えば奴にとって無かったことになる)



トウカイテイオー「じゃあサイレンススズカに話しを聞いてくる!」



シリウスシンボリ「なにも無いのが怪しいからって道理が通るわけねぇ」



ナリタブライアン「正当な理由を探すより見られると都合の悪いものを隠す場所を探した方が早い」



トウカイテイオー「うう…ならそっちは任せたから!ボクはサイレンススズカを調べるから!」



下3 このあとどうなったか

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 17:57:29.62 ID:jfthR4Yno
マヤトレに話を聞くもいいように言いくるめられてしまうテイオー
自分が聞いておくからと

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 18:16:51.62 ID:bgXnUk4j0
マヤノトレのトレーナー室にて



マヤノトレ「彼女は海外を周っていた…私物が少ないのは当たり前だ…」



トウカイテイオー「だからってなにも無いのはおかしいよ」



マヤノトレ「何も無かったんだから…生徒会としてはそれでいいだろう…?」



トウカイテイオー「ぐ……」



マヤノトレ「俺から話しを聞いておく…それでいいだろう…」



トウカイテイオー「わかった…証拠も無いし今日はここで引いておくよ」

222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 18:21:32.47 ID:bgXnUk4j0
数分後



サイレンススズカ「急に呼び出してなに?マヤノがまた病んでたわよ」



マヤノトレ「目覚まし時計を…返すんだ…」



サイレンススズカ「……」



マヤノトレ「抜き打ち調査で…目覚まし時計が見つかったあと…スズカが使ったな…」



マヤノトレ「どこに隠したか…そこまではわからない…だがスズカが持っているのはわかる…」



マヤノトレ「俺にできることがあるなら…なんでもする…だから目覚まし時計を…持ち主に返すんだ…」



下3 サイレンススズカのセリフか行動、その他起こったこと

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 18:37:35.83 ID:E9s8BWzm0
「貴方……ダービーの時私の目覚ましを使ったわよね?スペシャルウィークから盗んだ物が一つ壊れていたわ……貴方よね?」
「捨てずに取っておいて良かったわ。貴方も共犯者よ。このままじゃ一緒に学園追放ね。どうする?一緒に戻って隠蔽手伝ってくれるかしら?」

スズカが目覚ましを2つ取り出して一緒に部屋点検前に戻って共に隠蔽するように促す

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 18:54:08.09 ID:bgXnUk4j0
サイレンススズカ「貴方……ダービーの時、目覚ましを使ったわよね?スペシャルウィークから盗んだ物が一つ無くなっていた」



サイレンススズカ「ナリタブライアンを勝たせてどういう目的があったの?」



マヤノトレ「レースでは使っていない…マヤノを助ける為に使った…」



サイレンススズカ「どっちにしろ貴方が使っていたことに変わりない、貴方も共犯者よ」



サイレンススズカ「私は貴方に盗むように指示されたと告発する。そうされたくなかったら手伝ってくれない?」スッ



マヤノトレ「目覚まし時計が二つ…」



サイレンススズカ「二人同時に戻れるかは知らないけど貴方が戻ったなら私に協力しなさい。抜き打ち調査があると言えばこの記憶がなくても私は信じる」



サイレンススズカ「なんでもするって言ったわよね、なら私に協力して」

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 18:58:45.83 ID:bgXnUk4j0
マヤノトレ「一つ聞きたい…目覚まし時計は…持ち歩いていたのか…?」



サイレンススズカ「残りは近くの駅のコインロッカーに入れてあるわ、急だったからそれが限界」



マヤノトレ「一体何個…盗んだんだ…」



サイレンススズカ「残りは10個。けどまだ足りないからそのうち盗むわ」



マヤノトレ「もう止めるんだ…あれは多用していいものじゃない…」



サイレンススズカ「貴方が決めることじゃないでしょう私の脚を完成させるには必要なのよ」



サイレンススズカ「もう話しは終わり早く時計を壊して抜き打ち調査の前に戻りましょう」



下3 このあとどうなったか

228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:02:54.67 ID:sG0vmYk5o
マヤトレの悪夢はウララを不意に殺ってしまうもの
メンタル大ダメージを食らって動けないでいるとベテランスズカ先輩から所詮夢になるんだからまともに取り合うのは無駄よと(見方によってはアドバイス)

230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:10:51.59 ID:oSt1j8f30
ここで告発されてクビになりマヤノを育てられなくなるのは困るのでマヤノトレ悪役になるのを決意。「貴方のそういう素直で優しい所好きよ」とスズカに言われほっぺにチュー。二人で記憶を持ったまま持ち物検査、部屋点検より少し前に戻る戻ると>>228からのどうやって隠蔽するかを考える

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:25:34.43 ID:bgXnUk4j0
マヤノトレ(スズカに告発されてクビになればマヤノを育てられなくなる。それだけは回避したい)



マヤノトレ(こうなってしまってはやることは一つだ。スズカの提案に乗るしかない)



マヤノトレ「わかった…協力しよう」



サイレンススズカ「貴方のそういう素直で優しい所が好きよ」チュッ



マヤノトレ「……」



サイレンススズカ「さあ一緒に戻りましょう、目覚まし時計をどこに隠すか今のうちから考えておいてよ」



ガシャーン
ガシャーン

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:26:24.08 ID:bgXnUk4j0




\u76ee\u899a\u307e\u3057





233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:30:49.24 ID:bgXnUk4j0
抜き打ち調査前



サイレンススズカ「……ふぅ。貴方も一緒に戻ってこれたのね」



マヤノトレ「ぐ……ぅ…お……おぉ…」



サイレンススズカ「…貴方も夢を見たのね」



マヤノトレ「ウララを…俺の手で……そんなつもりは……」



サイレンススズカ「ただの夢にまともに取り合わないで」



マヤノトレ「ダメだ……殺すつもりなんかなかったんだ…」



サイレンススズカ「たかが夢に本気になってる場合じゃないわよ早く目覚まし時計を隠しに行きましょう」



下3 このあとどうなったか

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 19:53:20.95 ID:KbMGVZn10
残り10個なら5個はスズカ自身が持ち疑われても自分のだと言えばいい、残り5個はマヤノトレが所持。お互い『裏切らない』を約束するスズカが自分を裏切ったら目覚ましを使って告発すると言う。裏切らなければ所持した目覚ましは絶対に使わないしスズカが使っても文句言わない

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:08:44.91 ID:VMd16Q1rO
抜き打ち調査後



サイレンススズカ(残り10個なら5個は私が持っていればいい。疑われても自分のだと言える)



サイレンススズカ(残りの5個はトレーナーに渡しておいた。お互い裏切らないと約束しておけばこれが一番いい方法)



サイレンススズカ(彼が裏切ったら目覚ましを使って告発する。裏切らなければ渡した目覚ましは使わせないと約束した)



サイレンススズカ(これでなにがあっても問題無い。目覚まし時計を隠しておく場所も見つかって良かった)



サイレンススズカ(目覚まし時計をわざわざ使った甲斐があった。残り10個になってしまっても良かった)

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:13:29.76 ID:VMd16Q1rO
サイレンススズカ(目覚まし時計の問題は解決したけど別の問題が残った)



マヤノトレ「う……うぅ…」



サイレンススズカ(トレーナーがここまで『夢』に耐性が無いとは思わなかった、あれからまだ蹲ったまま)



サイレンススズカ(トレーナー室に居る限りは大丈夫だけどずっとこのままじゃ問題がある)



サイレンススズカ(抜き打ち調査でアグネスタキオン達が引っ掛かったから暫く誰も来ない。もしかすると今日は来れないかもしれない)



サイレンススズカ(それなら…やることは一つしかないわね)



サイレンススズカ「シャワーは浴びてないけど我慢して。すぐにその夢を忘れさせてあげるから」



下3 このあとどうなったか

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:18:57.45 ID:sG0vmYk5o
人間がウマ娘に勝てるはずがない、と抵抗虚しく逆ぴょい
最中も事後も結局沈んでるままのマヤトレの 度に流石にイラッと来て身体は正直だったわねと挑発するスズカ

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:33:06.42 ID:VMd16Q1rO
うまぴょい後



マヤノトレ「…………」



サイレンススズカ「…」イラッ



サイレンススズカ「私とのうまぴょいは不満だったの?」



マヤノトレ「そういうわけじゃない…」



サイレンススズカ「そうよね身体は正直だったわ、学園内でよくうまぴょいなんかできたものね」



マヤノトレ「スズカが襲うから…」



サイレンススズカ「なら抵抗すればよかったのよ、それなのに大きくして気持ちよくなったのは貴方」



サイレンススズカ「余韻に浸る暇があるならトレーニングのことを考えて、私の脚を完成させる為に頭を使って」

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:40:58.80 ID:VMd16Q1rO
ガチャッ



アグネスタキオン「抜き打ち調査とは酷い目にあったよぉ、アレやコレな薬を没収されてしまったねぇ」



サイレンススズカ「あ…」



アグネスタキオン「ふぅん、トレーナー室に入った途端凄い匂いがするねぇ」



アグネスタキオン「さっきまでうまぴょいしてたかの匂いだねぇ濃厚過ぎるねぇ」



マヤノトレ「……」



アグネスタキオン「私は問い詰めるつもりは無いがマヤノ君が危ないかもしれないねぇ」



サイレンススズカ「抜き打ちに引っかかってまだ来れないでしょう」



アグネスタキオン「来れないのがマズいんだねぇ、彼女は何本ものナイフを所持していたんだよ」



アグネスタキオン「うまぴょいが終わってスズカ君の匂いをプンプン匂わせながらモルモット君はこのあと呼び出されるんだねぇ」



アグネスタキオン「こんなに愉快なことはないねぇ、ウマ娘とトレーナーの関係はうまぴょい前提という仮説を信じたくなるねぇ」



下3 このあとどうなったか

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:55:59.51 ID:R4uuCG6Ko
スズカ「手伝いなさい、こいつを徹底的に洗濯するわよ」
タキオン「そんな時間は無いんじゃないかねぇ。それよりもここに臭いが酷いがそれだけの栄養剤があるんだが」

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 20:57:40.43 ID:E9s8BWzm0
>>245+案の定生徒会から呼び出しを食らったマヤノトレ。刃物所持、不正元会長、マッドサイエンティスト、悪の権化ベテトレのスズカ、そして生徒に手を出す女装趣味トレーナー。なんだこの問題児しかいないチームはと生徒会面々にお叱りを受ける。マヤはハイライトオフでマヤトレを見てる。マヤトレは夢の事やまたマヤノを裏切ってしまったケジメを付けると言ってマヤノの刃物で自分の  を切り落とそうとするも全員に止められる。

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 21:49:08.01 ID:VMd16Q1rO
生徒会室にて



ナリタブライアン「お前が呼び出された理由はわかっているな」



マヤノトレ「予測はできる…」



トウカイテイオー「刃物所持にマッドサイエンティストに無断渡航のサイレンススズカ」



シリウスシンボリ「不正をやった元会長に生徒に手を出す女装トレーナー。ウマ娘もトレーナーも問題児しかいねぇな」



トウカイテイオー「ここは秩序あるトレセン学園なんだ、いくら速くてもルールを破れば退学になるよ」



マヤノトップガン「……」ギリギリ



マヤノトレ「マヤノ…生徒会長を睨むな…」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんを悪く言うのは許さない…」



ナリタブライアン「悪く言わせているのはお前だ、学園に刃物を持ち込んでどういうつもりなんだ」

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 21:55:01.21 ID:VMd16Q1rO
シリウスシンボリ「良くて停学、最悪は退学だろうな」



マヤノトップガン「やってみたら?その瞬間全員道連れだから」



ナリタブライアン「お前ごときにやられるはずがない」



マヤノトップガン「なに言ってるの?道連れにするのはトレーナーの方だから」



トウカイテイオー「は?」ズズズッ



マヤノトップガン「はぁ?」ズズズッ



ナリタブライアン「…っ」



シリウスシンボリ「すげぇプレッシャーだな、側に居るだけで当てられそうになる」



マヤノトレ「俺が悪いんだ…またマヤノを裏切ったケジメを…」



シリウスシンボリ「お前がどうこうできる問題じゃねぇだろ、役立たずは黙ってな」



ナリタブライアン「……生徒会としてこの問題は適切に対処するからな」



下2 このあとどうなったか

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:06:16.51 ID:sG0vmYk5o
この状況で「退学とか外から嗅ぎ付けられる処分はトレセンのイメージ的にどうなん?」と交渉を仕掛ける神経太え奴のお陰で全員謹慎とチーム仲を修復する為の猶予貰えた
変わらないなら全員学園追放と釘を刺される

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:11:14.50 ID:9fTZ5bWJ0
↑+スズカ「いいわ。もし退学になったらこの男やマヤノ、タキオンを連れて競バにでも行こうかしら。私は走れればそれでいいのよこのトレーナーや周回タイム1位、2位の私やマヤノ、脚を完成させたタキオンが競バに行ったらこの学園は終わりね。それでもいいの?」

話を聞いていたスズカが入ってきて生徒会をメンバーをわざと挑発する。

253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:20:59.37 ID:VMd16Q1rO
サイレンススズカ「こっちは全員退学でも構わないわよ」



ナリタブライアン「どこから聞いていた」



サイレンススズカ「最初からよ。もし退学になったらこの男やマヤノ、タキオンを連れて競バに行くだけ」



サイレンススズカ「私は走れればそれでいい、トレセン学園に所属する意味は無いのよ。マヤノトレや私たちが競バに行ったらこの学園は終わりね」



サイレンススズカ「それでもいいのなら今すぐに退学にしなさい。ひょっとしてそんなこともできないの?」



シリウスシンボリ「へぇ、ここまで挑発されてどうすんだよ」



ナリタブライアン「決めるのは私じゃない生徒会長だ」



トウカイテイオー「……」

254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:26:07.58 ID:VMd16Q1rO
トウカイテイオー「キミ達は全員謹慎。その間にチーム全員の改善をして」



トウカイテイオー「それができないならキミ達はいらない。こっちは猶予をあげてるのにそれを拒否することになるから」



トウカイテイオー「これ以上の譲歩は一切しない。まだ交渉したいって言ったらその瞬間にこの学園から追放する」



シリウスシンボリ「だとよ、妥当な結果なんじゃねぇか?」



マヤノトレ「謹慎は俺もか…」



ナリタブライアン「当たり前だお前がちゃんと管理していればこんな問題は起きていない」



マヤノトップガン「……殺してやる」ボソボソ



マヤノトレ「マヤノ…俺たちが悪いんだ…」



サイレンススズカ「謹慎の期間が長くなるなら私は海外に行くから。そこもちゃんと考えておきなさい」



下2 このあとどうなったか

256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:42:23.67 ID:E9s8BWzm0
謹慎中のマヤノトレはマヤノ、タキオン、ルナ、スズカの4人を連れて田舎に帰省そこでトレセンも競バも潰す第三勢力になると言わんばかりにガチ修行に入る貯蓄もあるのでタキオン研究室を作ったりする。


しばらくマヤノトレ達は出番おやすみ
駄目だったら最安価で

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 22:58:39.68 ID:VMd16Q1rO
某所にて



マヤノトップガン「ここがトレーナーちゃんの田舎…」



アグネスタキオン「恐ろしくなにも無いねぇ」



シンボリルドルフ「何も無いならトレーニングに集中できるということだ」



サイレンススズカ「どこでもやることは変わりないわ」



マヤノトレ「謹慎中はレースに出れない…それならトレーニングをやり込むしかない…」



マヤノトレ「マヤノ達の復帰戦で…その実力を示そう…」



アグネスタキオン「これは私たちにとってチャンスでもあるねぇ」



シンボリルドルフ「一から鍛えるにはちょうどいいだろう」



アグネスタキオン「それもあるがここにはモルモット君と私たちしかいないんだ」

258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:01:55.85 ID:hK5UdMhn0
アグネスタキオン「桐生院やたづなさんといったxxxx達がここには来れないからねぇ」



マヤノトップガン「!!」



シンボリルドルフ「謹慎中はローテーションの間隔を狭めてもいいだろう」



サイレンススズカ「一番は私よ」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんはマヤのだもん!」



アグネスタキオン「ここには誰も来ないんだ、一人だけでモルモット君とうまぴょいする必要は無いねぇ」



シンボリルドルフ「ほぅ」



アグネスタキオン「これは謹慎中にチームの仲は良くなるかもしれないねぇ」

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:06:27.30 ID:hK5UdMhn0
トレセン学園にて



ブラトレ「マヤノトレ達が謹慎とは驚いたな…いやある意味当然か?」



ブラトレ「俺たちのチームは全員なにも無い……とはいかなかったな」



キングヘイロー「うぅぅ…ごめんなさいぃぃ……」



ブラトレ「俗に言う大人の玩具を隠し持っていたか。中等部でそれはマズかったな」



キングヘイロー「ウララさんと……楽しむ為に……買ってしまったの……」



ブラトレ「ブライアンのお陰で謹慎にはならずに済んだ。だからこうやって反省文を書いてるんじゃないか」



ブラトレ「これくらいで済んでよかったんだ、うん」



下2 このあとどうなったか

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:23:17.75 ID:r6RAdX/Zo
理事長の帰国の日程が決まる

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:36:28.76 ID:KqjcYTVv0
速報っ!



ブラトレ「お前たちも既に聞いたかもしれないがあらためて知らせる。理事長の帰国が決まった」



ナリタブライアン「夏休みに行われるトーナメントの決勝戦の日に帰ってくる」



ハルウララ「じゃあ私たちが使ってる最新式トレーニング機器も皆んな使えるようになるんだね!」



ブラトレ「俺たちの講習が終わり次第全員が使えるようになる。それに伴ってあのトレーニング機器は暫く使えない」



キングヘイロー「最近学園内で工事車両を見かけたんだけどそれが理由なのね」



ブラトレ「最新式トレーニング機器が大量に用意されたジムのような建物が建てられるんだ」



ハルウララ「すごーーい!」

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:40:47.86 ID:KqjcYTVv0
ブラトレ「ウマ娘だけの使用は禁止される。トレーナーありきでないと危険なものもあるからな」



ナリタブライアン「学園としてはプラスに働くが私たちにとってはプラスが無くなる」



ハルウララ「凄く鍛えられる機器を皆も使うんだもんね」



ナリタブライアン「私たちが伸びたように他の奴らも力をつける。これからは更に油断ができなくなる」



キングヘイロー「この一流の私は元々油断なんてしてませんわ!」



ハルウララ「油断しないのはいいけど変なことばっかり考えないでね」



キングヘイロー「ごめんなさい……」



ブラトレ「トーナメントでいい所を見せられそうなのはキングなんだ、理事長の前で良い走りができるよう頑張ってくれよ」



下2 このあとどうなったか

266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/16(木) 23:56:13.77 ID:1yu0VsRl0
オグリサイド
タマの入院、レースではブライアン、タキオン、オペラオー等に惨敗、トレーナーとウマが合わなくなってきた、非公式とは言え圧倒的なタイムを叩き出し自分含め周りに見せつけたスズカの存在、タマの私物没収など色々な事が重なりスランプ気味で伸び悩むオグリキャップ。
トレーニングの天才のマヤトレに敵なのを承知でトレーニングの秘訣を聞こうと思ったが謹慎中なのを知りブライアン達三人を速さの向こう側に行かせたブラトレに話を聞きに行く

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:16:05.47 ID:xJzfC7KV0
トレーナー室にて



オグリキャップ「恥を忍んでお願いしたいことがある。ブライアンたちにどんなトレーニングをしていたのか教えて欲しい」



ブラトレ「どうして俺なんだ?オグリトレと上手くいっていないのは聞いているが、俺である必要は無いだろう」



オグリキャップ「本当はマヤノトレに聞こうとした、だが彼らは謹慎中でこの学園から居なくなっていた」



ブラトレ「消去法で俺のところに来たのか、まあそれはどうでもー」



オグリキャップ「ハルウララをG1で連続で勝たせた手腕は本物だ、誰でも良かったわけじゃない」



ブラトレ「なら最初から俺の所に来ればよかった…となるな」




オグリキャップ「私を責めても良いことはない」



ブラトレ(地方から移籍してきただけあって大したものだ、全く動じることがない)

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:26:28.70 ID:xJzfC7KV0
ブラトレ「タマモクロスの入院にレースでは負けが続いている。色んなことが重なってスランプに陥っているだけじゃないのか」



オグリキャップ「それだけじゃない…タマが大切にしていたぬいぐるみを没収された…」



ブラトレ「心理的なものはレースに大きく作用する、タマモクロスが退院すればきっとスランプから抜け出せる」



オグリキャップ「タマの退院は今年中は無理だ…」



ブラトレ「なら来年頑張ればいいじゃないか」



オグリキャップ「本気で…言っているのか……?」



ブラトレ「俺はナリタブライアンのトレーナーだ、ライバルが伸び悩むならそれでいい」



オグリキャップ「それでもー」



ブラトレ「トレーナーだ。ライバルとの戦いはレース場でだけ行われるものじゃない」



ブラトレ「アドバイスは無理だ、特に君にはしたくない」



ブラトレ「君は大きく伸びる可能性を秘めている。俺が担当で無いのなら教えたくはない」



下2 このあとどうなったか

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:36:41.81 ID:jW2RM/juO
オグリとブラトレが話してるのを見かけてしまったオグトレ
オグリが何か悩んでいるのに自分を頼ってくれない悔しさを感じると共に薄々気付いていた自分のコミュニケーション軽視をまず直そうと考え、食事に誘ってみる

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:45:27.93 ID:xJzfC7KV0
トレーナー室の外にて



オグリトレ「……そんなことを考えていたのかオグリ」



オグリトレ「どうして俺を頼ってくれない。なぜその男を頼るんだオグリ」



オグリトレ「…わかっている原因は俺なんだろう。コミュニケーションに問題があると昔から言われていた」



オグリトレ「気まずくなったまま改善しないのも俺のせいだ、これを機によく話し合うしかない」



オグリトレ「タマの様子も良くなってきている、それと合わせていけばちゃんとコミュニケーションをとれるだろう」

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:50:45.18 ID:xJzfC7KV0
ガチャッ



オグリキャップ「な……」



オグリトレ「話しは聞いていたぞオグリちゃんと話しをー」



オグリキャップ「盗み聞きをしてどういうつもりだ!」



オグリトレ「オグリ…?」



オグリキャップ「お前はそこまで落ちぶれたのか!どこまで私を怒らせるつもりなんだ!」



オグリトレ「なにを怒っているんだオグリ、そうだ昨日タマの見舞いにー」



オグリキャップ「タマに近付くなと言っただろう!!」



オグリトレ「……」



オグリキャップ「もう二度私に近付くな!お前との関係もこれまでだ!」



オグリトレ「どうして…なぜこうなるんだ…?」



下2 このあとどうなったか

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 00:59:05.50 ID:e+pCl8Eu0
クリーク、イナリがオグリとオグトレに「契約解消ってこれからどうするつもりですか?」「全員で一度タマのところ行くぞきっちり話し合わないといけねぇ!」と喝を入れる

276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/17(金) 01:16:04.88 ID:xJzfC7KV0
スーパークリーク「随分と大きな声が聞こえてきましたけど大丈夫ですか?」



オグリキャップ「放っておいてくれ」



スーパークリーク「契約解消ってこれからどうするつもりですか?」



オグリキャップ「考えていない」



イナリワン「ええい全員でタマのところ行くぞ!きっちり話し合わないといけねぇだろ!」



オグリキャップ「コイツはタマに会わせたくない」



イナリワン「ごちゃごちゃ言ってねぇで行くんだよ!迷惑かけたなブラトレさんよ!この詫びはまた今度な!」



「……」



イナリワン「許してくれるとは流石だな!」



スーパークリーク「なにも言ってないと思いますけど…」



イナリワン「細かぇことはいいんだよ!さっさと病院行くぞっ!」

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 18:46:23.42 ID:/kG4QmAoO
病院にて



タマモクロス「なんや全員で来たと思ったらまた揉めとるんか」



イナリワン「オグリトレとオグリキャップが揉める原因を作ったのはタマモじゃねぇか!」



スーパークリーク「責めることはしませんが当事者が居なければ話しは進みません」



タマモクロス「オグリがオグリトレと契約切るんやったら好きにしたらええやん」



オグリキャップ「タマ……」



タマモクロス「うちは今年は無理なのは当たり前やけど来年以降もわからん。ウチありきでこのチームにおるんやったら辞めるのがオグリの為や」



オグリトレ「俺はオグリキャップを手放したくない」



タマモクロス「そう言うんやったら最初からそれらしい行動をしとかなあかんかったやろうな」

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 18:51:31.87 ID:/kG4QmAoO
タマモクロス「ウチが心肺停止になったのオグリに言うてなかったんやろ?信頼してるんやったら言うのが当然や」



タマモクロス「レースに支障が出るとか思ってる時点でオグリのことを信頼できてない」



オグリトレ「信、頼…オグリを……」



タマモクロス「オグリもトレーナー任せにしとったことは落ち度やろうな。自分で考えて行動せなあかんかった」



オグリキャップ「そう、だからもうトレーナーには頼らない。一人でもできる…いやルールが変わったから誰か他のトレーナーの世話になる」



タマモクロス「ウチからはなんとも言われへんけど、一つ言えるのはウチを理由にすんな」



タマモクロス「タマのせいとかタマの為って言う選択肢を取ったらウチはリハビリも何もせんと引退する」



タマモクロス「ウチのことを考えてくれるのは嬉しいけど理由にするのは違うやろが」



タマモクロス「ウチから言えることはこれくらいや、あとは本人らが考えてや」



下2 このあとどうなったか

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:06:45.63 ID:EsVLBCJP0
「分かった………オグリを信頼してオグリの考えを尊重する。契約破棄を認める…ここで引き留め続けてもお互いのためにならないだろう…イナリもクリークも辞めたければ辞めてもいい。でも辞めないなら面倒を見続けるのを約束する」


292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:13:48.21 ID:kE7GqNDX0
オグリトレ「分かった………オグリを信頼してオグリの考えを尊重する」



オグリトレ「オグリとのトレーナー契約は破棄する。ここで引き留め続けてもお互いのためにならない」



オグリキャップ「……」



オグリトレ「イナリもクリークも辞めたければ辞めてもいい。でも辞めないなら面倒を見続ける」



オグリキャップ「……元気にしてるんだぞタマ」



ガチャッ



イナリワン「お前はよぉ!!普通そこは引き留める所だろうが!」



オグリトレ「これでいい。俺はトレーナーがどんな存在でどういう役割なのかを全くわかっていなかった」



オグリトレ「不純な考えでしかトレーニングも考えられなかった。こんな俺に彼女を引き留める資格はない」



オグリトレ「なにもかも俺が未熟だったせいだ。俺の都合でオグリキャップの走りを止めるべきじゃない」

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:21:39.79 ID:kE7GqNDX0
トレーナー室にて



ブラトレ「また俺の所に来ても答えは同じだぞ」



オグリキャップ「私を…チームに入れて欲しい」



ブラトレ「断る」



オグリキャップ「私は伸びると言ってくれたじゃないか!」



ブラトレ「それとキミを担当することはなにも関係ない」



オグリキャップ「頼む!私は勝ちたいんだ!」



ブラトレ「勝ちたいのならマヤノトレ……いや今は謹慎中だったか。ならゴルシトレが居る」



ブラトレ「俺は担当がG1を制しトレーナーとして名を挙げるつもりは一切ない。ブライアンの為にトレーナーをやっていると言い切れる」



ブラトレ「キングヘイローやハルウララは例外だ、俺が担当でなくとも二人とも伸びていた」



ブラトレ「四人を担当するとなるとブライアンの育成に支障が出る可能性がある。それにキミに使える時間も限られる」



ブラトレ「以前より条件が悪くなることはほぼ確実なのにうちに来るのか?それでもいいというなら担当になってやろう」



下3 オグリキャップのセリフや行動

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:32:02.06 ID:gmmNADIb0
「そうか…っすまなかったならゴルシトレやスペトレ、中堅トレ……謹慎中のマヤノトレ一応声を掛けて見る」

ブラトレはこれ以上いらないわなマヤノトレのとこいったらガチの厨パになるな

298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:39:01.61 ID:kE7GqNDX0
オグリキャップ「「そうか……すまなかった、ならゴルシトレやスペトレ、中堅トレ……謹慎中のマヤノトレに一応声を掛けてみる」



ブラトレ「マヤノトレの居場所は俺は知らない、理事長代理なら知っているはずだ」



オグリキャップ「……ありがとう」



ブラトレ「キングヘイローとハルウララの担当をしていなければキミの担当を喜んでしていた」



ブラトレ「勝負は時には運も必要だ、実力だけがレースで発揮されるとは限らない」



オグリキャップ「…そうか」



ブラトレ「ブライアンのライバルとして期待している。もし全員に断られたら俺がキミを引き取ってもいい」



ブラトレ「キミを担当したいというトレーナーは他にもいる。わざわざ俺を選ぶことは無いんだからな」

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:42:57.69 ID:kE7GqNDX0
ゴルシトレのトレーナー室にて



ゴルシトレ「話しはわかった、セガの素晴らしさを世に伝えたいんだな」



ライスシャワー「なにも合ってないよお兄さま」



ゴールドシップ「お前がゴルシ様の乗りについてこれるとは思わねぇな」



オグリキャップ「できることならなんでもする。だから私をレースに勝たせてくれ」



メジロマックイーン「トレーナーさんはどうお考えですの?」



ゴルシトレ「ぶっちゃけ四人は辛い。けどやれないことは無いって感じ?」



ライスシャワー「疑問系で返されても困るんじゃないかな…」



ゴルシトレ「あ、お前がきたらうちのチームはダート走れるようになるのか。これはお得かもしんねぇな」



ゴルシトレ「よしわかった、一回試しでトレーニング参加してみろ。それでどうするか決めるわ」



下3 このあとどうなったか

301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:50:04.02 ID:pMEnWV5go
ゴルシがハジケてもオグリが天然で返してくるので、こいつはやべぇ逸材だと感嘆するゴルトレと宇宙猫状 のライスシャワー

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:51:17.55 ID:SFOlH9cfO
>>301
ダート路線でとりあえず行くことに

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 19:58:39.25 ID:kE7GqNDX0
トレーニングコース、ダート



ゴルシトレ「ほぉ~んダートのコースってこうなってんのか」



メジロマックイーン「私はトレーニングの一環で走ったことはありますけどーー」



ゴールドシップ「おら、練乳のチューブだ」



メジロマックイーン「んんんーーーー!!」



ライスシャワー「マックイーンさん直飲みは血糖値が凄いことになっちゃうよ!」



ゴルシトレ「とりあえず一本走ってみてくれ、どんなもんか見たい」



オグリキャップ「わかった」



ドドド……

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:02:57.60 ID:kE7GqNDX0
オグリキャップ「私の走りはどうだった?」



ゴールドシップ「なんつーかウェット感があれだよな」



オグリキャップ「ウェットティッシュなら持っているぞ」



ゴールドシップ「なんで持ってんだよ」



オグリキャップ「ダートで併走してると顔に土や泥が飛んでくるからだ。ほら」スッ



ゴールドシップ「おま……!それは赤ちゃんのお 拭きじゃねぇか!」



オグリキャップ「成分はウェットティッシュと同じで値段が安いんだ」



ゴールドシップ「そんなの経費で落ちるだろうがよ!」



オグリキャップ「ケーキ…お腹が空いたな」



ゴルシトレ「ガチの天然ってこんなのか」



ライスシャワー「会話が成り立ってないけど話しが続くのは凄いね…」



ゴルシトレ「こりゃ面白いことになるかもな。ゼロカロリー式セガ理論が完成する日が近付くかもな」



下3 このあとどうなったか

306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:08:19.91 ID:FTLBiIOTO
オグリのローテーションは安田と帝王賞どちらも出走させることに
中長距離しかいないメンバーなのでマイルとダートを1人で引き受けさせようとする

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:11:00.08 ID:Q0occC4W0
>>306
+
ゴルシトレオグリの加入を正式に認める。 

ゴルトレ「亡くなったフンギャロの分まで頑張ってく貰おうじゃねえか」
ゴルシ「惜しい奴を亡くしたな」
「死んでませんから!」とフクキタルとフキキタトレが現れる

309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:26:17.22 ID:kE7GqNDX0
ゴルシトレ「オグリキャップ!お前の世話を見てやってもいいが条件がある。お前が走るのはマイルとダートだ!」



オグリキャップ「どちらも走れるから問題ない」



ゴルシトレ「よしじゃあ決まりな!お前は次の安田と帝王出るからそのつもりで練習しとけ!」



ゴールドシップ「これでトレーナー含めたら五人か、これでフォーメーションEまで完成するなぁ!」



ゴルシトレ「オグリは亡くなったフンギャロの分まで頑張ってく貰おうじゃねえか」



ライスシャワー「えええ?!ライスお葬式出てないよ!」



マチカネフクキタル「きょえええーーー!そもそも死んでませんから!」



ゴルシトレ「お~噂をすればってやつだな」

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:31:39.57 ID:kE7GqNDX0
オペトレ「オグリキャップさんは貴方の所に入るんですね」



メイショウドトウ「救いがあったんですね~」



マチカネフクキタル「シラオキ様のお告げがありませんでした!私たちの所には来ない運命だったんです!」



ゴルシトレ「エセ宗教は俺の所より、そっちの方がよかっただろ?」



マチカネフクキタル「結果的にそうなりました!シラオキ様のお告げとは逆になりましたけどこれで大吉です!」



オグリキャップ「彼女もこのチームに入ろうとしていたのか」



ライスシャワー「そうなんだけどお兄さまがセガ理論に宗教はいらないって断ってたの」



オグリキャップ「宗教…シュークリームに似ているな」



メジロマックイーン「シュークリーム?!」



ゴールドシップ「お前はまだ練乳チュッチュッしてろ」

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:36:24.17 ID:kE7GqNDX0
テイエムオペラオー「こんな所に居たのかいトレーナー君!」



オペトレ「どうした我が覇王!!」



ゴルシトレ「うわ出た」



テイエムオペラオー「今日のトレーニングはボクが美しく輝く為の併走じゃないか!このままではボク一人で舞台を独占してしまうよ!」



オペトレ「それも素晴らしいがキミにはもっと相応しい舞台がある!そう、併走ですら勝ってしまうオペラオーだ!」



マチカネフクキタル「シラオキ様~~今日のトレーニングのラッキーアイテムを~~!」



メイショウドトウ「ああっ!!シューズと間違えてスリッパを履いてましたぁ!」



ゴールドシップ「見てるだけで腹一杯になる」



ゴルシトレ「いくら俺でもコイツらには勝てないわ」



下3 このあとどうなったか

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 20:52:48.43 ID:EsVLBCJP0
病院ではゴルトレがオグトレにオグリは自分のチームに入ったと連絡しオグトレはそれを承諾した
「改めて聞くがタマやイナリ達はどうする?」
「ウチはアンタのとこ辞めるつもりないで、この前見舞い来た時面倒見る言うたもんな?」
「こうなったら、アンタが優秀なとこオグリに見せてやりな!」
「これからはオグリちゃんの分も四人で頑張りましょう~」

オグトレは三人の為に頑張り信頼しオグリの用に失敗しないように誓った

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 21:35:20.63 ID:ZtlKeLX60
病院にて



ゴルシトレ「セガがハード開発から撤退したように、オグリキャップは俺の担当になった」



オグリトレ「オグリを頼んだ」



タマモクロス「えらいアッサリしとるけどほんまにええんか?」



オグリトレ「ゴルシトレなら任せられるからだ」



ゴルシトレ「オグリはいいがエセ関西弁はどうすんだ?」



タマモクロス「ウチはアンタ以外世話になるつもりないで。この前見舞い来た時面倒見る言うたもんな?」



オグリトレ「全力でタマを育てあげる。オグリに後悔させてやるくらい強くしてみせる」



タマモクロス「その域や頑張ってな!」



ゴルシトレ「いい話しに聞こえんだけどエセ関西弁はこのままだとマズイぞ。トレセン学園には復学できないからな」



タマモクロス「それは……」

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 21:41:57.57 ID:ZtlKeLX60
ゴルシトレ「一年以内の復学は認められないってのがトレセン学園の主張だ。競バに 尾を振ってペナルティ無しで戻れたらおかしいもんな」



ゴルシトレ「学校は私立に通ってんだろ?そこからの転校もあるし問題だらけだな」



タマモクロス「今年は走られへんから来年…また受験するとか考えてるよ。それしか無いやろし」



ゴルシトレ「お前、来年受かると思うか?体ぶっ壊しておいて元通り走れると思ってんのか?」



タマモクロス「なにが言いたいんや」



ゴルシトレ「走るのは引退してそのまま私立に通ってろよ。俺のセガ理論によればお前が前みたいに走れるまで二年はかかる」



タマモクロス「二年って、ほんなら……」



ゴルシトレ「二年後に受験すりゃ受かるだろうがオグリとは走れないだろうな。まあ諦めた方が早いと思うぞ」



下3 このあとどうなったか

318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 22:03:07.18 ID:F9jaoZqpO
ほならウチは…トレーナーになる!ウチみたいに道を間違える娘が出てこんよう教える先生になったる!と私立に通うことを考える
ただ、オグリと共に走れなくなるのが心残りでもある

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 22:12:07.46 ID:K9F3frNI0
>>318+オグトレ「なら、俺がトレーナーとしてトレーナーについてタマを指導する。本当だったら俺も私立に転勤して色々するべきだろうが。スーパークリークとイナリワンを見ないといけないからなでも毎日お前の元には来る…オグリとのレースはすまない流石にどうする事もできない…」

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 22:26:22.90 ID:/kG4QmAoO
タマモクロス「それやったらウチはトレーナーになる!ウチみたいに道を間違える娘が出てこんよう教える先生になったるわ!」



オグリトレ「あの学校ならその道を目指すことはできるな」



タマモクロス「オグリと一緒に走れなくなるのは心残りやけど仕方ない。いつまでもウジウジしてられへんからな!」



オグリトレ「俺が先輩としてトレーナーについてタマを指導できるよう勉強する。スーパークリークとイナリワンを育てながら基礎をやり直すと思えばいい」



オグリトレ「ただ…オグリとのレースはどうにもできない。復帰まで二年もかかるなら不可能だ」



タマモクロス「しゃあないよこれはウチへの罰なんや。でも諦めるなよってことをゴルシトレはウチに言いたかったんやろ?」



ゴルシトレ「いいや全然違うが?なにトレーナー目指すとか言ってんだろうなって思ってた」



タマモクロス「はあ?」

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 22:31:10.88 ID:/kG4QmAoO
ゴルシトレ「今まで通り中距離長距離を走るなら二年って話しだろ?短距離ならそこまで時間かかんないって」



タマモクロス「そんなこと言うてへんやないか!」



ゴルシトレ「話しは最後まで聞けよ、せがた三四郎も怒るぞ」



オグリトレ「タマはすぐ復帰できるのか?!」



ゴルシトレ「短距離走るなら今年中にはなんとかなるだろ。ただオグリキャップとは走れねぇけどな」



ゴルシトレ「ハッキリ言うがお前はもう二度と中距離以上のレースは走れねぇ。セガが任天堂に勝てないのと同じだ」



ゴルシトレ「トレーナー目指すのは勝手だが俺が言いたかったのはそれだから。じゃあ俺はゼロカロリーだからトレセンに帰るわ」



下3 このあとどうなったか

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 22:52:22.47 ID:EsVLBCJP0
タマは短距離を走りつつトレーナーを目指す事を決意してオグリトレとお互い一やり直そうと誓い合い。ついでに「ゴルトレ、セガが任天堂に勝てないと言ったなアメリカではメガドライブは任天堂の売り上げを一時期上回ったぞ」とSEGA豆知識を披露してやる

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:05:12.68 ID:4h9q4Ppq0
タマモクロス「短距離走れるようになっても変わらへん。ウチは短距離を走りつつトレーナーを目指すで!」



オグリトレ「俺も一からやり直す。もうオグリキャップのような別れ方は二度としない」



ゴルシトレ「はいはい頑張れよ~」



オグリトレ「最後にこれだけは言っておいてやる。セガが任天堂に勝てないと言ったが、海の向こうでメガドライブは一時は上回ったぞ」



ゴルシトレ「チッチッチッ、向こうではジェネシスだ。それに一瞬勝っただけでお世辞にも勝利とはいえないんだよ」



タマモクロス「セガの話しはもうええから早く帰れや!」

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:09:42.14 ID:4h9q4Ppq0
トレーナー室にて



オグリキャップ「タマは走れるようになるんだな!」



メジロマックイーン「短距離だけでも本当に走れますの?」



ライスシャワー「脂肪が少ないと短距離に有利だから大丈夫じゃないかな」



ゴールドシップ「コイツのマッサージがあればなんとかなるだろ」



ゴルシトレ「俺のスペシャルマッサージで脚はなんとかなるだろうな」



オグリキャップ「トレーナーが…やるのか」ピクッ



ゴルシトレ「なんだ不満だってのかああん?」



メジロマックイーン「私がまた走れるようになったのはこの人のお陰、実力は保証しますわ」



オグリキャップ「だが…」



ゴールドシップ「なんだよ不満があるなら言ってみろよぉ」



ライスシャワー「もしかしてお兄さまが男の人だから…かな?」



オグリキャップ「トレーナーといえども気になる」

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:12:37.46 ID:4h9q4Ppq0
ゴルシトレ「なんだよ信用ねぇな…って担当になったばっかだからすぐは信用できねぇな!」



ゴールドシップ「すぐに他人を信用すると詐欺に合っちまうからそれで正解だぜ!」



オグリキャップ「ウマ娘といっても今のタマは入院中だ、人間でも襲うことはできる」



ゴルシトレ「そんなことしねぇって」



オグリキャップ「信じたいが…」



ゴルシトレ「じゃあわかった、とっておきの秘密を教えてやるよ」



下2 ゴルシトレのセリフや行動

330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:17:03.90 ID:K9F3frNI0
俺は人間は人間同士、ウマ娘はウマ娘同士で恋愛するべきだと思ってるから
ウマ娘に 的感情は持たないから安心しな

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:26:51.07 ID:4h9q4Ppq0
ゴルシトレ「俺は人間は人間同士、ウマ娘はウマ娘同士で恋愛するべきだと思ってるからな。ウマ娘に 的感情は持たないから安心しな!」



オグリキャップ「だが……」



オグリキャップ「……」



オグリキャップ「人間同士はわかる。ウマ娘同士で恋愛……?」



ゴルシトレ「俺は彼女はトレーナーになる前に居たっきりだ」



オグリキャップ「あぁ…」



ゴルシトレ「彼氏は去年まで居たぞ」



オグリキャップ「……」



オグリキャップ「……」



オグリキャップ「ん"?」



ゴルシトレ「お前もそんな顔すんだな、貴重なもん見たわ」

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/18(土) 23:32:16.53 ID:4h9q4Ppq0
ゴールドシップ「トレーナーの元彼ってこの学園に居るんだろ?確か同期で芦毛の担当してたよな」



オグリキャップ「ゴルシトレと…オグリトレは同期で…私は…芦毛……」



オグリキャップ「……」



オグリキャップ「……」



ー全てを理解したオグリキャップー



オグリキャップ「ぁぴゃ」



ドサッ



メジロマックイーン「オグリさんのどこから声がしましたの?!」



ライスシャワー「白目剥いて倒れちゃったよ!」



ゴールドシップ「あー面白れ~」



ゴルシトレ「オグリキャップも中々いい具合に浸かりそうだな」



下3 このあとどうなったか

336: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:05:08.64 ID:AXwVFIPm0
トレーナー室にて



ハルウララ「キングちゃんを矯正しようと思うの」



ブラトレ「……どうしてそうなったとは言わない」



ハルウララ「今のところ強制はしてこないけど、ジリジリ色んなこと布教してくるの…」



ハルウララ「私の    なら飲めるとか言い出したからすっごく不安で……」



ブラトレ「ウララはキングを受け入れるつもりだが限度がある。そう言えればいいんだがな」



ハルウララ「受け入れるって言った瞬間にもう…ナニがどうなるかわかんないよ」



ブラトレ「その後のセリフは聞くまでもなくウララはとんでもないことになるだろう」



ハルウララ「お願いトレーナーさん!キングちゃんにそれとなく注意してあげて!」



ブラトレ「これもトレーナーとしての仕事だ、やれるだけやってみる」

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:07:37.13 ID:AXwVFIPm0
ウララ退室、キング入室



キングヘイロー「私に話したいことって怪我についてかしら?」



ブラトレ「ウララとの関係についてだ」



キングヘイロー「う……」



ブラトレ「基本的にウララはキングを受け入れるそうだが限度がある。勝手にアレコレ考えるのはやめてくれと言っていた」



キングヘイロー「なら…」



ブラトレ「変なことを布教するのも無しだ」



キングヘイロー「そんな!!」



ブラトレ「刷り込みのようにひたすら同じことを言い続けるのもやめて欲しいそうだ」



キングヘイロー「私はどうすればいいというの?!」



ブラトレ「普通の恋愛をしろ」



キングヘイロー「…………はい」

338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:13:36.60 ID:AXwVFIPm0
ブラトレ「そんなに 的なことに興味があるのか?」



キングヘイロー「私は幼い頃からそういった知識は悪だと教わってきました。でもそれは間違いだったんです!」



ブラトレ「間違いと言い切るのはどうだ…?」



キングヘイロー「興味を持つのがいけないということは無いでしょう!」



ブラトレ「相手の同意がなければ暴力になるんだぞ」



キングヘイロー「うう…っ!」



ブラトレ「そこで妥協案を用意した。ウララでなくて俺で代用できることがあるなら使ってくれていい」



ブラトレ「ウララとブライアンに相談してどこまで許せるのかを話し合う。それならお互い問題ない」



ブラトレ「ウララとキングの仲は裂きたくない。どういう選択が最適なのかじっくりと考えてくれ」



下3 このあとどうなったか

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:21:18.60 ID:Twkh+cfI0
その頃、生徒会メンバー+テイオートレが会議中学園内の風紀が乱れに乱れまくってる事、マヤノトレ面々は更生するだろうか、もう退学にしてしまえばいいなどと話し合っている、テイオートレは「更生して帰ってきて貰わないと困る、マヤノトレはウマ娘を育てる天才事実育てたウマ娘は三着以下を取った事ないあんなのが競バに行ったらおしまいだ」と語る

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:28:46.22 ID:AXwVFIPm0
生徒会室にて



トウカイテイオー「学園内の風紀が乱れに乱れまくってる事についてもっと掘り下げるべきだと思う!」



ナリタブライアン「マヤノトレたちは更生すると思うか?」



シリウスシンボリ「あんな奴ら退学にしちまえよ」



テイオートレ「更生して帰ってきて貰わないと困るの、マヤノトレはウマ娘を育てる天才だから」



テイオートレ「あの人が育てたウマ娘はほとんど三着以下を取った事がない。あんな人が競バに行ったらおしまいよ…」



トウカイテイオー「なんでトレーナーが落ち込んでるの?」ズズズッ



テイオートレ「ひっ!」



ナリタブライアン「お前はいい加減精神科で治療を受けろ。その情緒不安定は異常だ」



シリウスシンボリ「こんなのが生徒会長やってんだから学園は乱れまくって当然だな」

344: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:34:25.39 ID:AXwVFIPm0
シリウスシンボリ「抜き打ちで没収した私物のうち半分以上が    グッズ!とんだ風俗学校だな!」



テイオートレ「そんなに多かったの……」



ナリタブライアン「その中で  で使うが半分、あとの半分は 行為で使われるものだった」



トウカイテイオー「…わかった、恋愛禁止にするしかない」



シリウスシンボリ「そんなことやったら一発で終わりだな」



ナリタブライアン「暴動が起きて死傷者も出る」



トウカイテイオー「トレーナーはやらせないけど?」



ナリタブライアン「暴れて誰かをやるんじゃない、心中だ」



トウカイテイオー「あ……」



テイオートレ「前のテイオーなら恋愛禁止ってなった瞬間…私のこと殺してたでしょ?」



トウカイテイオー「うん……滅多刺しにして殺してた」



テイオートレ「ひぃ……」

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:39:58.85 ID:AXwVFIPm0
ナリタブライアン「秩序は必要だが禁止にすると学園が終わる」



シリウスシンボリ「うまぴょいを禁止にしろとは言わないんだな?」



ナリタブライアン「……」



シリウスシンボリ「お前もトレーナーとお楽しみだからなぁ!」



トウカイテイオー「わかった、学園内ではうまぴょい禁止。破ったらレース出場停止でどう?」



テイオートレ「謹慎でも悪くないと思うけど…」



トウカイテイオー「抜き打ち検査の結果も同時に公表する!これでみんなも異常なのがわかってくれるはず!」



シリウスシンボリ「そんな簡単にいけばいいんだけどな」



下2 このあとどうなったか

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:43:22.39 ID:71Cd37o1o
アグネスデジタルが真っ白になっているのを目撃するブラトレ御一行

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:46:29.90 ID:qP5a+PeS0
>>346+バクシンオーやニシノフラワーなど一部のウマ娘達がクーデターを起こしていた

348: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:52:16.74 ID:AXwVFIPm0
掲示板



先日の抜き打ち検査の結果、学生が持つには相応しくない道具を持っている学生が数多く居ました


トレーナーと担当、ウマ娘同士の恋愛は自由ですが節度を持って行動するように


具体策として学園内でのうまぴょいを今後一切禁止します。これを破った場合レースへの出場は認められません



生徒会長トウカイテイオー

349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:56:17.00 ID:AXwVFIPm0
学園内にて



キングヘイロー「……」



ハルウララ「新しい校則は一部の子に大ダメージみたいだね」



ナリタブライアン「そのようだな」



アグネスデジタル「燃えた……燃え尽きました……もう二度と…うまぴょいの波動を…」



ハルウララ「デジタルちゃんは放っておいていいんじゃないかな。問題はこっちだし」



サクラバクシンオー「こんな校則は委員長として認められません!!」



ニシノフラワー「トレーナーさんとのうまぴょいを禁止されてしまうなんて…」



ナリタブライアン「中等部でトレーナーとうまぴょいする方が異常なんだからな」

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 00:59:24.81 ID:AXwVFIPm0
ハルウララ「そもそも学園内でしなかったらいいんだよ?」



サクラバクシンオー「刺激が足りません!!」



ニシノフラワー「私がトレーナーさんとしているのはお なのでうまぴょいじゃありません」



ナリタブライアン「そんな理屈が通るはず無いだろう」



ハルウララ「あのさ…そんなに学園内でうまぴょいしたいの?」



サクラバクシンオー「はい!!」



ニシノフラワー「学園の中じゃないとドキドキしませんから」



ナリタブライアン「コイツらと話していると不安で仕方ない」



下2 このあとどうなったか

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 01:12:41.43 ID:Twkh+cfI0
トレーナーとうまぴょいする(予定)だったエルコンドルパサー、スペシャルウィーク、意外にもブルボンなどもクーデターに加わりみんなで生徒会に抗議しに行く事にこんな連中を見たキングは反省して>>339

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 01:23:20.78 ID:AXwVFIPm0
ミホノブルボン「クーデターを起こしましょう」



ハルウララ「ブルボンちゃんまで!」



エルコンドルパサー「こんなの許せまセーーン!」



スペシャルウィーク「トレーナーさんと濃厚なうまぴょいをトレーニングゴールドシップに毎日するんです!」



サクラバクシンオー「生徒会長に抗議しに行きましょう!!」



ニシノフラワー「こんなのは認められません」



キングヘイロー「私……この人たちと同じでしたのね…」



ハルウララ「客観的に見てどう?」



キングヘイロー「反省します……」

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 01:31:35.81 ID:AXwVFIPm0
数分後



バクトレ「頼むからクーデターなんかやめてくれ、な?」



ニシノトレ「生徒会の言うことは最もじゃないか」



サクラバクシンオー「私のことを嫌いになったんですね…」



バクトレ「そうじゃない、むしろ好き…」



「中等部の子に告白してる……うわ…」



バクトレ「ぐ……」



ニシノフラワー「やっぱり私みたいな子供じゃ嫌ですよね」



ニシノトレ「そうじゃない…中等部相手にうまぴょいがな……」



ニシノフラワー「レースに負けて落ち込んでいた私をトレーナーさんが抱いてくれたことは忘れません」



「  コンだ…」
「犯罪者じゃないの?」



ニシノトレ「あぁぁ……」

355: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 01:39:40.19 ID:AXwVFIPm0
サクラバクシンオー「私をこんな身体にしたのは貴方じゃないですか!」



ニシノフラワー「お にこんな使い方があるだなんて知りませんでした」



バクトレ「もういいから!な?ちゃんと二人で話し合おう」



ニシノトレ「これ以上人前で話すのはあまり宜しくないからな」



ナリタブライアン「一応奴らにも罪悪感はあるようだな」



エルコンドルパサー「これを機にヤっちまうしかないデェス!」



スペシャルウィーク「任せておいて下さい!」



ナリタブライアン「少しは守る意思くらい見せろ……全く」



キングヘイロー「トレセン学園って結構…アレなんですのね」



ナリタブライアン「どいつもコイツもどうしてこうなるんだ」



359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:33:01.20 ID:AXwVFIPm0
トレーニング場にて



ゴールドシップ「お前って面倒くさい性格してるけど身体は正直だよな」



ゴールドシップ「そんなにがっつくなよオグリトレ、俺とのうまぴょいがそんなに嬉しいのか?」



ゴールドシップ「ああ俺が求めていたものはコレだ女なんか俺には必要ない」



ゴールドシップ「こうしてトレセン学園に薔薇の花が一輪咲いた…」



オグリキャップ「ああああああああああああ」



メジロマックイーン「からかうのはよしなさいゴールドシップ」



ライスシャワー「オグリさんはこういう話し苦手だったんだね…」



ゴルシトレ「腐った米みたいに好きって奴の方が少ないだろ」



ライスシャワー「ライスがね…腐ってるのは否定しないよ」

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:38:05.06 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「からかうのはいいが嘘はダメだろ。大食い、今の話しは嘘だからな」



オグリキャップ「そ……そうか安心した。いくらなんでもー」



ゴルシトレ「攻めは俺だ、アイツは男相手でも  ねぇよ」



オグリキャップ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」



ライスシャワー「オグリさんバグっちゃった…」



ゴールドシップ「おもしれ~やっぱコイツチームに入れて正解だな!」



メジロマックイーン「程々にしておきなさいよ」



ゴルシトレ「安田記念にバグったまま出してやるのも面白くなるだろうな」



下2 このあとどうなったか

361: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:43:20.12 ID:71Cd37o1o
うまぴょい問題で揺れてる他チームのことを考えて念の為、お前らはしてないよなはい次行こうとゴルトレさん

362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:46:38.38 ID:0O5nhnEIo
>>361
おしとやかモードで動揺するゴルシだがゴルトレに一瞬で見抜かれ次のターゲットへ

364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:54:21.39 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「そういや  コントレーナーが二人謹慎になったのは知ってるだろ?アレのせいでこっちも忙しいだよ」



ゴルシトレ「念の為聞いとくがお前らはしてないよな、はい次ー」



ゴールドシップ「ええそんなことございませんわ」



ゴルシトレ「はいダウト~~」



ライスシャワー「ゴールドシップさん…?!」



ゴールドシップ「なんのことだかサッパリわかりませんわね」



ゴルシトレ「相手は誰だこのやろぉ、まさか学園内に相手がいんのかぁ?」



ゴールドシップ「土星が呼んでいるので今日は失礼させていただきます」



ゴルシトレ「次の玩具見つけたぞ良かったな大食い!」



オグリキャップ「あ"、ああ」



ライスシャワー「まだちょっとバグってるね」

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 19:57:24.32 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「腐り米は知ってたのか」



ライスシャワー「知ってたらお兄さまに言ってるよ!」



ゴルシトレ「じゃあパクパクは?」



メジロマックイーン「知るわけありませんわよ」



ゴルシトレ「ほぉん…こりゃ相手は学園の外だな。ここでのことは嫌でも耳に入るしな」



ライスシャワー「デジタルさんの能力を使えばすぐにわかるもんね」



ゴルシトレ「アイツの後をつけられる存在はこの世に存在しない。ハッキリさせたいがゴルシから言い出さないと無理だな」



メジロマックイーン「そっとしておきましょう、今まで支障が無かったんですし」



下3 このあとどうなったか

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 20:15:08.13 ID:sZ/hs2h10
ゴルシと絡みが多いエイシンフラッシュとそのトレーナーを見つけたのでデリカシーなく「お前ら、ウチのゴルシのうまぴょい相手知らん?」と聞く

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 20:49:05.85 ID:AXwVFIPm0
トレーニング場にて



ゴルシトレ「エイシンフラッシュとそのトレーナーじゃねえか」



エイシントレ「随分と変な呼び方をしますね」



エイシンフラッシュ「今日はゴールドシップさんは居ないんですね」



ゴルシトレ「そのゴルシで聞きたいことあるんだよ。お前ら、ウチのゴルシのうまぴょい相手知らねぇ?」



エイシントレ「貴方ねぇ!デリカシーってものが無いの?!」



ゴルシトレ「そんなタイトルセガから出てねぇぞ」



エイシンフラッシュ「この人から真面目な答えを期待する方がおかしいですから」

370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 20:54:36.94 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「●はなんか知ってんのか?」



エイシンフラッシュ「知っていても貴方には言いません」



エイシントレ「ウマ娘の恋愛は自由でしょ貴方みたいなのが干渉する理由はー」



ゴルシトレ「  コン二人が謹慎になっただろ。それでうちのチームは大丈夫か確認とったらゴルシがダウトだった」



エイシンフラッシュ「学園の外でのプライベートまで関係あるんですか?」



ゴルシトレ「担当がどうなってるか把握しとけって言いやがるんだよ。お前も聞いただろ?」



エイシントレ「確かにそれは事実だけど学園には黙ってあげていればいいじゃない」



ゴルシトレ「相手が人間なら怪我させることあるかもしれないだろ?そこまで考えてあんだよ」



ゴルシトレ「根掘り葉掘り聞くとは言ってねぇ、どこの誰とうまぴょいしてんのか知っときたいだけだ」



下3 このあとどうなったか

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:04:08.49 ID:0O5nhnEIo
プライベートは個人の自由、ヤバい話が流れてきている訳でもないですし、となんか頑ななフラッシュ

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:24:04.12 ID:AXwVFIPm0
エイシンフラッシュ「プライベートは個人の自由です、変な話しが流れてきている訳でもないですし」



ゴルシトレ「お前は知ってて言うつもりは無いってことだな」



エイシントレ「変な話しがないなら問題無いじゃないの」



ゴルシトレ「いーやそこまでして隠すのが気に入らねぇ。なんとしてでも突き止めてやる」



エイシンフラッシュ「あのゴールドシップさんを秘密を探れるとは思いません」



ゴルシトレ「俺もそう思うが諦めるのはまだ早い。とれる手段は全部使ってやる」

375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:28:53.16 ID:AXwVFIPm0
トレーナー室にて



ライスシャワー「パソコンでなにをしてるのかなお兄さま?」



ゴルシトレ「ドローンだと気付かれるから衛星からゴルシを追ってるんだよ」



ライスシャワー「そんなことできるの?」



ゴルシトレ「セガの衛星なら簡単に乗っ取れるからな」



ライスシャワー「犯罪だよ?!」



ゴルシトレ「パスコードは…せ、が、た……よしいけた。どれどれ、ゴールドシップはどこにいやがる?」



下2 このあとどうやったか

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:32:00.89 ID:Twkh+cfI0
ゴルシはタマモが通っている私立学校でモブOと揉めていた。

モブOのモチーフがオルフェーヴルならゴルシとなんかあってもいいはず

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:44:22.20 ID:AXwVFIPm0
暫くして



ゴルシトレ「やっと見つけたと思ったらゴルシの野郎誰かも揉めてやがるな」



ライスシャワー「ここって私立の学校だよね、ライス知ってるよ」



ゴルシトレ「あん?ウマ娘も居るのかよ」



ライスシャワー「走らないウマ娘の子も沢山いるから」



ゴルシトレ「私立の学校でウマ娘と揉めたかったのか?ゴルシらしくねぇな」



ライスシャワー「痴話喧嘩かもしれないよ…?」



ゴルシトレ「アイツはそんなことを人前でやるヤツじゃねぇ。いつもの格好で乗り込んだってことはこのウマ娘はイジられてるだけか」

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:48:22.69 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「お、移動し始めたな。やっぱりここが本命じゃなかったな」



ライスシャワー「ここに近い所が目的地かもしれないね」



ゴルシトレ「それはある。目的地に行くついでに人をおちょくるのはゴルシの習慣だ」



「……」



ライスシャワー「こっち見た?!お兄さまゴールドシップさんが!」



ゴルシトレ「セガの衛星を持ってしてもゴルシを探ることは不可能か」



「……」



ライスシャワー「手を振ってマンホールの中に降りていったね……」



ゴルシトレ「エイシンフラッシュを問い詰めた方が早いな、ゴルシはどうやってもボロを出さねぇし」



ゴルシトレ「仕方ねぇこっちも全力でやってやるか」



下2 このあとどうなったか

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 21:56:12.63 ID:tJ88Jzz40
「この  ●衣装野郎!ゴルシの事教えないと貯金箱の中身全部ジンバブエドルに変えるぞ!」
とエイシンフラッシュの貯金箱を人質に色々聞き出そうとする

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:06:20.32 ID:AXwVFIPm0
トレセン学園内にて



ゴルシトレ「この  ●衣装野郎!ゴルシの事教えないと貯金箱の中身を全部ジンバブエドルに変えるぞ!」



エイシンフラッシュ「なんて卑劣なことを!」



ゴルシトレ「おらおらぁ!今日の為替市場はどうなってんだぁ?!」



エイシンフラッシュ「ううう…!」



ゴルシトレ「ジンバブエに学校を建てられなくなかったら吐けぇ!」



エイシンフラッシュ「…嫌です!ゴールドシップさんのことは何も喋りません!」

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:13:36.28 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「そこまでして守る理由はなんなんだよ?」



エイシンフラッシュ「言えません!」



ゴルシトレ「ゴルシとはそこまで仲よく無いだろ?」



エイシンフラッシュ「言えません!!」



ゴルシトレ「そこまでして隠すってことは相当ヤバくね?バレたら謹慎どころじゃ済まねんじゃねぇ?」



ゴルシトレ「まさかアイツパパ活でもしてんのか?っていうかそれしか無いんじゃねぇのかよ」



ゴルシトレ「学園の外だろうがパパ活は一発アウトだ、ゴルシに現役中は止めとけって言っといてくれ」



下2 このあとどうなったか

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:17:14.93 ID:71Cd37o1o
彼女の名誉にかけて違うと言うエイシンフラッシュとじゃあなんだって言うんだとジンバブエの学校支援募金NGOの電話番号を表示させながら言うゴルトレで押し問答に

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:19:31.60 ID:Twkh+cfI0
>>384+実はゴルシ競バで120億事件を起こしていた

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:25:50.36 ID:AXwVFIPm0
エイシンフラッシュ「彼女の名誉を傷付けるようなことを言わないで下さい!絶対にそんなことはしていません!」



ゴルシトレ「じゃあなんだよ」



エイシンフラッシュ「それは……」



ゴルシトレ「おらこれはジンバブエの学校支援募金の電話番号だ。もう電話してやるぞ」



エイシンフラッシュ「うううっ…!」



ゴルシトレ「パパ活じゃねぇならママ活か?ゴルシが金を払ってんたな」



エイシンフラッシュ「絶対に違いますから!!」

389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:32:48.33 ID:AXwVFIPm0
私立校にて



モブO「ゴルシ…ふざけやがってぇ~」



モブ「オルフェ…」



モブO「この名前で呼ぶな!」



モブ「ひぃっ!」



モブO「あのレースは八百長に決まってる…ゴルシにオッズが集中したのを知ってわざと出遅れたんだよぉ」



モブO「100億のバ券が紙くず……ふざけやがってぇ!」



モブ「あの…」



モブO「あぁ?」



モブ「ターゲットが…マンホールの中に逃げました…」



モブO「追いかけなかったのぉ?」



モブ「で、でも……」



モブO「役立たずには罰」



グサッ



モブ「あああああああぁぁーーーー!!」



モブO「次は二回刺すからねぇ」



モブ「ひ、ひ、ひぃぃ……!」

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 22:37:42.24 ID:AXwVFIPm0
モブ「あの…ボスがゴールドシップを追っているのは八百長で得たお金が欲しいからですよね?」



モブO「それ以外ないよぉ」



モブ「私はお金は得ていないと思うんです」



モブO「その理由は~?」



モブ「自分が三着以内に絡まなければバ券は荒れます。けどレースの結果までは操作できません」



モブO「じゃあなんでアイツはあんなことしたのぉ?」



モブ「競バへの嫌がらせしかありません」



モブO「ふぅ~ん」



モブ「貴女が彼女を痛めつけようとしていることに変わりありません。捕まえ次第ボスに引き渡します」



モブO「ちゃんと捕まえてくるんだよぉ」



下2 このあとどうなったか

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:02:17.64 ID:x5n7pcIv0
追われるゴルシをゴルシトレが最強の鈍器ゲームキューブを追手に投げつけてゴルシ救出
ゴルシのせいでベテラン、ルナトレの競バサイドはピリピリ状 

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:11:09.22 ID:AXwVFIPm0
「出口は固めた」



「こっちには居ない」



「奴は袋のネズミだな」



ゴールドシップ「やっちまったなまさか出口が一つしか無いとは思ってなかったぜ」



ゴールドシップ「地下を経由しちまったからアイツはもう見れねぇだろうし、四面楚歌ってやつかあ?」



ゴールドシップ「……」



ゴールドシップ「どうしよう…」ボソッ



「ぐぁ!!」



「どうした?!」



「わからない!何かが飛んで……ぐはぁっ!」



ゴールドシップ「な…?」

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:15:45.61 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「これで全員か、もう大丈夫だぞゴルシ」



ゴールドシップ「お、おう」



ゴルシトレ「ゲームキューブを携帯してて良かった、これ以上硬い鈍器は無いからな」



ゴルシトレ「で、コイツらは誰?」



ゴールドシップ「競バの…奴らだ。ゴルシちゃんに因縁つけてきやがった」



ゴルシトレ「命知らずな奴らだな」



ゴールドシップ「いやぁ~まさかあたしが助けられるとはな!サンキューなトレーナー!」



ゴールドシップ「偶然ここまで来たんだろ?いや~やっぱりゴルシちゃんはついてるなぁ!」



ゴールドシップ「いや偶然じゃないぞエイシンフラッシュから話し聞いてきたから」

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:20:26.80 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「お前は競バのウマ娘のなんか変な奴とベテラントレーナーに狙われてるんだろ?」



ゴルシトレ「そんな状 で外出すんなと言いたいが会いたい奴が居るなら仕方ないよなぁ~」



ゴールドシップ「うるさい」



ゴルシトレ「おいおい命の恩人にそれは無いんじゃないのかぁ?」



ゴルシトレ「ここまで来たんなら俺にも会わせてもらうからな!さあ行こうぜ!」



下2 このあとどうなったか

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:29:45.82 ID:Twkh+cfI0
ゴルシが会いたかったウマはモブJ(ジャスタウェイをモチーフの架空馬)。会いに行こうとするもモブO達に先回りされていた。
ゴルシ曰くモブOはトーセンジョーダンと同じで何か気に食わないらしい

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:38:59.71 ID:AXwVFIPm0
某所にて



モブJ「お久しぶりですねゴールドシップさん」



ゴールドシップ「最近忙しくて会いにこれてなくてごめんなさいね」



ゴルシトレ「うわやべ、ウケるんだけど」



ゴールドシップ「……」ドゴッ



ゴルシトレ「いいパンチがミゾオチにぃ!ふぅぅ!」



モブJ「そちらの騒がしい方はどちらなんでしょう?」



ゴールドシップ「え~…友人みたいなもの?ですよ。この近くで会ったので折角だからと連れてきましたの」



モブJ「まあそうでしたのね」



ゴルシトレ「この紅茶うめぇ高い味がすっぞ」

402: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:45:35.81 ID:AXwVFIPm0
ゴルシトレ「あ、俺トレセン学園のトレーナー。マサラタウンから来たんだぜ!」



モブJ「トレーナー…?ゴルシさんまさか……」



ゴールドシップ「違います彼は私のトレーナーです。貴女をもう一度走らせようとなんかしていません」



モブJ「ですよね…最近競バの方々の勧誘がしつこくて困っていましたから」



ゴルシトレ「トレセン学園で見かけたことは無いからお前は地方で走ってたのか」



モブJ「ゴールドシップさんが走ることを止めろと言いませんが引退は近いはずです。引き際は後悔しないで下さいね」



ゴールドシップ「勿論です」



ゴルシトレ「ゴルシにそう言ってるお前はどうなんだよ、脚を見る限りまだ走れるぞ。引退するのは早かったんじゃね?」



下2 モブJのセリフや行動

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/19(日) 23:53:09.17 ID:x5n7pcIv0
脚の方は大丈夫なんですが私疲れが溜まりやすく、熱発、蕁麻疹もしばしば、体調不良での出走回避も多くてレースを出来るような身体じゃないんです……

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:01:30.77 ID:FdPsGrPg0
モブJ「貴方の言う通り脚の方は大丈夫なんですが、私は疲れが溜まりやすく、熱発、蕁麻疹も……」



モブJ「体調不良での出走回避も多く、レースを出来るような身体じゃないんです」



ゴルシトレ「ならうちのパクパクみたいに走るのを月一にすりゃいいじゃん」



モブJ「パクパク……?」



ゴールドシップ「メジロマックイーンさんのことです。彼はメジロのお嬢様も担当しているんです」



モブJ「このような人がメジロ家の……?」



ゴルシトレ「セガはワールドワイドな会社なんだよ」

406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:06:01.90 ID:FdPsGrPg0
モブJ「そもそもメジロマックイーンさんは脚を壊したはずではありませんでしたか?」



ゴルシトレ「それを俺が治したんだよ。とりあえず月一では走れるようにはなったぞ」



モブJ「信じられません……あんな酷い怪我をしたのに…」



ゴルシトレ「やっぱG1で三着以内に入らないとニュースで名前呼ばれねぇな。パクパクはもう少し頑張らせるか」



モブJ「貴方はどうして彼女を走らせるんですか?そこまでしてトレーナーとしての名誉が欲しいんですか?」



ゴルシトレ「なに言ってんだお前、パクパクが走りたいからって言うから走らせてやってんだよ」



ゴルシトレ「いま引退したら後悔しかない、脚はどうなってもいいからもう一度有マで走らせてくれって言うからだ」

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:10:16.87 ID:FdPsGrPg0
ゴルシトレ「ゴルシだってそうだもう引退が迫ってる中でまだ諦めてねぇ」



モブJ「本当なんですかゴールドシップさん?」



ゴールドシップ「ええ……」



ゴルシトレ「現役にこだわるのはしがみ付いてると感じる奴もいるが、俺からしたら出し切ってないように見えるんだよ」



ゴルシトレ「レトルトカレーも最後までルーを絞るだろ?それと同じだ」



モブJ「レトルトカレー…?」



ゴルシトレ「かぁーー!これだからお嬢様はよぉ!レトルト食品もわかんねぇのか!」



ゴルシトレ「要は走れなくなる前に引退するんじゃなくて、後悔が無くなるまで走れってのが俺の考え方だ!お前にはわかんねぇだろうな~」



下2 このあとどうなったか

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:16:37.50 ID:9UNzzS5Eo
考え込むJ
これのいうことはお気になさらず、あなたの心が決めた様にすればいいのですとゴルシ
帰り際ちゃったり連絡先渡してるゴルトレ

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:19:51.18 ID:rQEyS26s0
>>408+「私トレセンの生徒じゃないのに……それにセガよりハドソン派だけどいいのかしら……」


410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:27:23.11 ID:FdPsGrPg0
モブJ「後悔が無くなるまで走る……」



ゴールドシップ「コレのいうことは気にせず、貴女が決めた様にすればいいんですよ」



ゴールドシップ「これ以上彼が居てもややこしいだけなので今日は帰ります、また今度ゆっくりお話ししましょう」



ガチャッ



ゴルシトレ「よしゴルシは出ていったな。これ俺の連絡先な」



モブJ「私はトレセン学園の生徒じゃないのに……」



ゴルシトレ「トレセンじゃなくても走れるだろうがよ」



モブJ「それにセガよりハドソン派だけどいいのかしら?」



ゴルシトレ「敵の敵は味方だろ?いつでも連絡待ってるからな」

411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:32:10.35 ID:FdPsGrPg0
帰り道にて



ゴールドシップ「何も聞かねぇのかよぉ、かえって不気味だそ」



ゴルシトレ「大体わかるから聞く必要がない。ゴルシがトレセン学園に入るまでの同級生なんだろ?」



ゴールドシップ「……」



ゴルシトレ「お前が育ちいいのは知ってるからあんなお嬢様とマブダチになれる。それ以上の情報はいらねぇよ」



ゴールドシップ「どうするつもりなんだよ」



ゴルシトレ「どうもしねぇよゴルシがパパ活やって無いならそれでいい。俺が謹慎になる心配もねぇしな」



ゴルシトレ「トレーニングサボった分、帰ったらマッサージな。お前も管理怠ったらパクパクと同じなんだから気を付けろよ」



下2 このあとどうなったか

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:41:41.86 ID:d+ZNHKgpo
聞こえないくらい小声で言ったお礼を耳敏く聞き返されて何時もの1.5倍ドロップキックで照れ隠し

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 00:50:30.31 ID:FdPsGrPg0
ゴールドシップ「…………ありがと」ボソッ



ゴルシトレ「あぁんなんだってぇ?」



ゴールドシップ「なんでもない」



ゴルシトレ「なんでお礼を小声で言うんだよおらぁ!もっと堂々と言ってこいよ!」



ゴルシトレ「あの熱かった頃のセガみたいによ!ドリキャスが売れると信じてた頃みたいによぉ!」



ゴールドシップ「……よし」



ゴルシトレ「おいどこ行くんだ学園にー」



ゴールドシップ「おおおおぉらぁ!!」



ドゴッ



ゴルシトレ「おおおおーーーー!凄いドロップキックだぁ!」



ゴールドシップ「バーーーーーーーカ!ゴルシちゃんの本気はこんなもんじゃねぇからな!」

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 16:14:37.89 ID:usmqeWuh0
トレーニング場にて



ブラトレ「安田記念の結果はオグリキャップの圧勝だった。強力なライバルであるサクラバクシンオーとニシノフラワーが出走を拒否したのも原因ではあるだろうがな」



キングヘイロー「私が出走していれば勝てていたレースだったのに!」



ハルウララ「怪我をするとこういうこともあるから無理は絶対にいけないね」



ナリタブライアン「オグリキャップの新しいトレーナーであるゴルシトレが生徒会と理事長に意見書を提出した。安田記念でオグリキャップが勝ったから意見は通りやすいだろうと言っていたがそんなことはない」



ナリタブライアン「普段から意味不明の奴だ、真面目に読むつもりは無かったが理事長は食いついた。その意見を採用すべしとメールが届いたんだ」



ブラトレ「その意見というのが夏のトーナメントを外部生も走れるようにしてくれというものだった。理事長としてはトーナメントが盛り上がるならそれで良しという判断だ」

426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 16:21:30.39 ID:usmqeWuh0
ナリタブライアン「ゴルシトレはトレセン学園外で走らせたいウマ娘が居るようだ。だからそんな意見を出してきたんだ」



ブラトレ「秘密兵器だとか土星の使者だとか相変わらず言っていることはわからない。だがゴールドシップとエイシンフラッシュは知ってるようだ」



ハルウララ「二人の知り合いの子かもしれないね!」



キングヘイロー「外部生が相手であろうと全力で走ることには変わりありません」



ブラトレ「トレセン学園を志望しているウマ娘が参加してくれるのはいいが、競バの連中も参加してくることは考えられる」



ナリタブライアン「エントリーの時点で競バのウマ娘は除外すればいいと思っていたが、理事長は全員許可するようにとのことだ」



ブラトレ「バクシンオー達がトレーナーの謹慎に反対してストライキを行っているし、新しい校則の準備もある。生徒会に負担がかからないよう応募者は全員参加にしたんだと思うぞ」



ナリタブライアン「そうだといいが理事長の考えは偶に訳がわからない時があるからな…」



下2 このあとどうなったか

428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 16:29:15.04 ID:j85R0Apq0
競バサイドではトレセンがやる夏のトーナメントで自分達も参加できると知り「舐めやがって」「望み通り参加してぶっ潰してやる」と意気込みモブO、K。
スズカやルドルフやタキオンそのトレーナー等が参加するなら参加すると言うD

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 16:41:34.52 ID:usmqeWuh0
競バ場にて



モブK「聞いたかよトレセンのトーナメントの話し」



モブO「舐めてるよね~」



モブK「誰でも参加して下さいだぁ?望み通り参加してぶっ潰してやるよ」



モブO「ぶっころぶっころ~」



モブD「サイレンススズカ達が出るなら私も参加します。彼女らのトレーナーに用がありますから」



モブK「確かマヤノトレっていうんだろ?そこまで良いトレーナーなのかよ」



モブD「ルナトレなんかよりも素晴らしいトレーナーです。彼に指導されればどんなウマ娘でも重賞に勝てるでしょう」



モブO「それは大袈裟だよ~」



モブD「大袈裟なんかじゃありませんあの人は凄い人なんです」

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 16:45:58.00 ID:usmqeWuh0
モブK「衝撃さんがそこまで惚れ込むとはさぞかしイケメンなんだろうな」



モブD「茶化すな負け犬!!」



モブO「ルナトレも十分凄いと思うけどぉ?」



モブD「私の走りに無駄があることを知っててルナトレは矯正しようとしない。一秒でも速くなるならその方がいいに決まっているのに!」



モブK「お前の走りは見てる奴に衝撃が走るっていうからな。競バを盛り上げる為には必要な走りなんだろうよ」



モブD「マヤノトレに教わりたいマヤノトレに指導を受けたいマヤノトレに会いたい!」



モブK「おいおい…これってアレなんじゃねぇの?」



モブO「恋と興味は紙一重って言うからねぇ~」



下3 このあとどうなったか

433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 17:21:40.73 ID:FJTdEoaH0
「前にマヤノトップガンのトレーニングをたまたま見たら彼は一切無駄のない効率の良い素晴らしいトレーニングをしていたんですよ!」と熱弁するモブDを興味なさそうに聞き流すO、K


今の話をこっそり聞いていたルナトレが「スズカといいモブDといい何故あの男にそんなに惹かれる?」内心ブチギレのルナトレ。事故に見せかけてあの男を殺害しろと部下に命令。

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 17:49:59.54 ID:YM78sj9fO
モブD「マヤノトップガンのトレーニングをたまたま見たら、一切無駄のない効率の良い素晴らしいトレーニングをしていたんですよ!」



モブD「あの人が私専用のトレーニングを考えてくれたら確実に私は速くなれる!」



モブK「あ~はいはいわかったよ」 



モブO「そっちは好きにすればいいよぉ、私たちはトーナメントに出るからねぇ」



モブK「競バを休みながら調整しとくか、お前はどうする?」



モブO「同じ考えみたいだねぇ~」



ルナトレ「……気に食わないですねぇ」ボソッ

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 17:55:13.50 ID:YM78sj9fO
ルナトレ「スズカといいモブDといい何故あの男にそんなに惹かれるんでしょうか」



ルナトレ「僕のトレーニングは悪くないのに、なにが違うのかサッパリわかりません」



ルナトレ「仕方ありません、憂さ晴らしも兼ねてマヤノトレさんには痛い目にあってもらいましょう」



ルナトレ「彼らは現在マヤノトレさんの故郷で謹慎中です。周りにはなにもなく週一でマヤノさんが買い出しに行っている所まで調べてあります」



ルナトレ「その買い出しの最中に事故に遭ってもらいましょう。死ななくても構わないので確実に轢いて欲しいですね」



ルナトレ「マヤノトレさんの周りには監視カメラもなにもありません。こちらで用意したレンタカーや盗難車で轢けば捕まることはありません」



ルナトレ「早速手配を進めましょう。どうなるか楽しみですねマヤノトレさん」



下3 このあとどうなったか

439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 18:14:13.80 ID:T8nyDzpt0
マヤノトレ買い出し中に後ろから突っ込んでくる車に轢かれ即死。これを見た悪魔さん面白がり目覚まし時計を使えなくし彼の死を変えられないようにした

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:02:26.74 ID:FdPsGrPg0
とある田舎道



マヤノトレ「ウマ娘の食べる量は凄いな……人間の一ヶ月分を一週間で消費するとは…」



マヤノトレ「周りに何も無いからトレーニングに集中できる…できてしまうから腹が減る…」



マヤノトレ「食っては走るを繰り返す…最高のトレーニングには間違い無いが…」



マヤノトレ「避妊具や精力剤を…段ボールで買うのはどうなんだ…」



マヤノトレ「マヤノ達が結託して…一晩で二人同時…これは辛い……」



マヤノトレ「贅沢な悩みかもしれないが…ウマ娘の体力を考えると…」



ブーン……



マヤノトレ「おっと…車が……」



マヤノトレ「な…避けたのに……こっちにー」



グシャッ

443: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:06:35.09 ID:FdPsGrPg0
「どうだ」



「内臓が飛び出てる、このまま放っておけば死ぬ」



「当たり所がよかったな、車はそこまで壊れてないぞ」



「壊れた所を修理してオークションに出す。格安設定にしておけばすぐに売れる」



「監査カメラも無し、目撃者も無し」



「チョロい仕事だったな帰るぞ」



「……」


「…」



下3 このあとどうなったか

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:29:41.90 ID:T+vdx06Z0
そもそもマヤノトレは明らかに物語の鍵的な存在なんだから殺しちゃ駄目だろ。


懐に持っていた目覚ましを残った力を振り絞り叩き壊して買い出し前に。買い出しのとき四人も連れて行く事にこれなら手出し出来ないはず
手出して来てもトレーナーLOVEの四人にボコられる

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:36:07.18 ID:FdPsGrPg0
(俺はどうなったんだ?)



「死んだんだよ」



(ウララ……)



「私が殺すはずだったのに」



「こんなつまらない死に方するなら私が殺したかった」



「許さない」



「こんな結末は許さない」



ガシャーンッ



(目覚まし時計……)



(そうか……俺は懐に一つ……忍ばせていた…)



(それが…車に轢かれたことで……壊れて…)

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:36:51.49 ID:FdPsGrPg0




きひ
目覚まし



きひ

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:42:51.46 ID:FdPsGrPg0
田舎道にて



アグネスタキオン「全員で買い物とは珍しいねぇ」



シンボリルドルフ「気分転換にはちょうどいい」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんの隣はマヤが歩くから」



サイレンススズカ「その役目は私よ」



マヤノトレ(あれが事故ならこれで回避できている。全員で買い物に行ったから時間がズレている)



マヤノトレ(あれが俺を狙ってきたものなら迂闊に手は出せないはずだ。これでとりあえずは安心だ)



マヤノトレ(殺されるくらいの恨みは…ハルウララか。こんなことをするとは思えないが他に覚えがない)



マヤノトレ(これでどうなるかだな……)



下3 このあとどうなったか

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 19:54:24.25 ID:FJTdEoaH0
車がスズカとマヤトレ目掛けて突っ込んできたがマヤノトレがスズカを庇って腕を軽症、当て逃げした車を今ので好感度カンストしたスズカと三人が鬼の形相で追いかけ運転手達を引き釣り下ろしてこの世の地獄を見ることに

458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:00:18.64 ID:FdPsGrPg0
ブーン……



マヤノトレ(やはりそうか目標は俺か!!)



マヤノトレ「スズカ危ない!」



サイレンススズカ「え…きゃっ!」



マヤノトレ「うっ!」



マヤノトレ「トレーナーちゃん!!」



ブーン……



シンボリルドルフ「当て逃げか」



アグネスタキオン「ナンバーは覚えたが追いかけた方が早いねぇ」



サイレンススズカ「な、なんで私なんかを庇ったのよ…ウマ娘は人間より頑丈なのに…」



マヤノトレ「大切な…存在だからだ……う…」



マヤノトップガン「腕を怪我したのトレーナーちゃん?!」



マヤノトレ「軽い怪我だ……」



サイレンススズカ「…………好き」



シンボリルドルフ「ん?」



サイレンススズカ「追いかけるわよ」



アグネスタキオン「任せておきたまえ!」

460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:04:10.89 ID:FdPsGrPg0
「クソ!しくじった!」



「こんな田舎道じゃ100キロも出せねぇ!追いつかれる!」



「「「「……」」」」ドドドドド…



「来たぁぁぁー!!」



「こうなりゃぶつけてやる!」



アグネスタキオン「そんな小回りのきかないものでどうするつもりだい?」



シンボリルドルフ「たかが車で逃げ切れると思うな」



ドガッ



「なんだ?!」



「上に誰か乗ったぞ!」

461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:10:06.98 ID:FdPsGrPg0
サイレンススズカ「大好きなあの人を傷付けた」



マヤノトップガン「地獄すら生ぬるいよね」



「なんだなにをするつもりなんだ?!」



ガシャーンッ!



「フロントガラスが蹴り破られたぁ!」



マヤノトップガン「殺す殺す殺す殺す殺す殺す」



サイレンススズカ「絶対に許さない」



「あーーー!前がぁ!!」



キキィーーーッ



サイレンススズカ「ふんっ」



マヤノトップガン「……」



ドゴーン…



シンボリルドルフ「壁に突っ込んで爆発したか」



アグネスタキオン「助ける義理は無いねぇ」



サイレンススズカ「あの人は私が守る」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんに手を出させない」



下3 このあとどうなったか

464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:16:20.49 ID:T+vdx06Z0
人が良いマヤノトレは自分を一度殺した彼らを助けて病院に連れていき誰の差し金が聞く事に
ksk

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:23:27.71 ID:FdPsGrPg0
病院にて



「う、うう…?」



「ここは……」



マヤノトレ「目が覚めたようだな」



「な……」



「……」



マヤノトレ「悪いがこっちはアレが事故じゃないことを知ってる。俺を狙ってやったことも知っている」



マヤノトレ「誰の差し金なのか教えてくれないか?」



「……」



「……」

466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:28:15.96 ID:FdPsGrPg0
マヤノトレ「相手が悪かったとしか言いようがない。素直に喋ってくれないなら彼女たちが相手をすることになる」



マヤノトレ「四人のうち一人はマッドサイエンティストで何を飲まされるかわからない」



マヤノトレ「もう一人は自分の為なら不正は当たり前に行う。君たちのカルテくらい改竄してしまうだろう」



マヤノトレ「別の一人は速さに全てをかけている。全身の骨を砕かれるかもしれない」



マヤノトレ「そして最後の一人は……頭がおかしい。俺の為に死ぬウマ娘だ。君たちは最低でも殺される」



マヤノトレ「素直に喋ってくれるなら殺されることは無いはずだ。だから全てを話して欲しい」



下3 このあとどうなったか

469: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:44:10.05 ID:EtmOa5HXo
演技でもなく前述したウマ娘、いや鬼達が病室になだれ込もうとするのを必死で説得する姿に怖気づいて身の安全と引き換えに話すと言っちゃう

470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 20:55:50.31 ID:FdPsGrPg0
ガチャガチャ



マヤノトレ「すまない少し待っていてくれ」



バギッ



シンボリルドルフ「なぜ待つ必要がある」



アグネスタキオン「実験台が二人も手に入るとはねぇ」



サイレンススズカ「許さない」



マヤノトップガン「欠片も残さず切り刻んでやる」ギラッ



「「……」」



「喋ります…」

471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 21:01:45.24 ID:FdPsGrPg0
トレセン学園にて



樫本理子「生きていて良かったですマヤノトレさん…!」



マヤノトレ[とうとう競バが動いてきたようです…恐らく謹慎中の自分なら楽に仕留められると思ったんでしょう…]



マヤノトレ[狙われたままトレセン学園に帰るわけにはいきません…謹慎が明けても自分はここに残ろうかと思います…]



樫本理子「ダメです帰ってきて下さい!学園には貴方が必要なんです!」



マヤノトレ[生徒を巻き込むわけにはいきません…ですからー]



樫本理子「ううう…」



マヤノトレ[理事長代理…泣いているんですか…?]



樫本理子「お願いですから帰ってきて下さいぃ……貴方と会いたいんです……」



樫本理子「貴方と過ごした夜が忘れられない…貴方ともう一度話したいんです…」



樫本理子「あ……そうか…私が辞めればいいんですね…寿退社ということでマヤノトレさん…」



マヤノトレ[なぜそうなるんでしょう……]



下3 このあとどうなったか

474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 21:11:18.76 ID:dy2jkdjio
サトノダイヤモンドやキタサンブラックの実家、キングの実家、メジロ家等にマヤトレの身柄を匿ってくれないか要請する理事長代理

476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 21:21:24.44 ID:FdPsGrPg0
学園内にて



サトノダイヤモンド「キングヘイローさんも理事長代理からのお話しを聞きましたか?」



キングヘイロー「マヤノトレさんを匿って欲しいとの話しなら聞きましたわね」



メジロマックイーン「その話しはメジロ家にも打診がありましたわ」



モブA「私の家にも連絡があったみたい。競バの悪い人に狙われてるって理事長代理が泣きながら電話してきたって」



サトノダイヤモンド「職員の危機に涙を流す…素敵な上司ですね」



キングヘイロー(ロクでもない理由なのが想像できるわね)



モブA(あの絶倫男、きっと理事長代理ともうまぴょいしたんだろうなぁ)



メジロマックイーン(パフェが食べたいですわパフェが食べたいですわパフェが食べたいですわ)

477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 21:27:13.64 ID:FdPsGrPg0
モブA「匿うってなったら一番広いメジロ家が妥当かな?」



メジロマックイーン「パフェ?」



モブA「へ?」



サトノダイヤモンド「護衛力でいえばサトノグループが勝っていますね」



キングヘイロー「私の家は人を匿うには向きません…」



モブA「前にビターちゃん達を助けてもらったサトノグループが実績もあるし、何かあった時に一番対処しやすいね」



サトノダイヤモンド「ではこちらで匿う用意をしておきます。マヤノトレさん達の謹慎が明け次第こちらが回収しますね」



下3 このあとどうなったか

480: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 21:46:07.89 ID:FJTdEoaH0
りこちゃんがサトノグループが匿ってくれる事をマヤトレに泣きながら報告。
「理子さん、貴女が僕を学園に必要と言ってくれたように貴女も学園にリトルココン達に必要な存在なんです……一緒にリトルココン達をあんな目に合わせたベテランや競バと戦いましょう」
泣くりこちゃんを泣き止ます為にそういうと必要だと言われてりこちゃんヘヴン状 でりこちゃんを下の名前で呼んでいる事がマヤ達にバレておしおき逆ぴょい。

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:05:43.03 ID:FdPsGrPg0
数日後



樫本理子[貴方の身柄はサトノグループが匿ってくれる事になりました]



マヤノトレ「ありがとうございます…理子さん、貴女が僕を学園に必要と言ってくれたように…貴女も必要な存在なんです……」



樫本理子[うぅ……]



マヤノトレ「泣かないで下さい…共にリトルココン達を…あんな目に合わせた奴ら…競バと戦いましょう…」



樫本理子[あぁ…っ!私と……共に…?!]



マヤノトレ「はい……共に…」



樫本理子[うううぅ……!嬉しい……プロポーズを貴方にしてもらえるなんて…!]



マヤノトレ「え?なんですか?電波が悪くてー」



マヤノトップガン「ギルティ」



マヤノトレ「……」

482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:09:45.88 ID:FdPsGrPg0
アグネスタキオン「電話線は切っておいたよぉ」



シンボリルドルフ「理事長代理を下の名前で呼ぶとはどういうことだ。私のことはこれからずっとルナと呼べ」



サイレンススズカ「一番は私」



ガバッ



マヤノトレ「うぁ…!」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんとずっとキスするもん」



シンボリルドルフ「私は順番待ちだな」



アグネスタキオン「特別仕様の精力剤を作っておいてよかったねぇ。これで丸一日モルモット君は硬いままだねぇ」



サイレンススズカ「あぁ……凄いぃ…」



マヤノトップガン(絶対誰にも渡さない)



アグネスタキオン「地獄とはこういうことを言うのかもしれないねぇ」



下2このあとどうなったか