1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:17:24.76 ID:GaPUdwn80
田中「のんびりでいいなら書くけどさ~」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:24:38.32 ID:GaPUdwn80
ドォン

アルミン「な、何だ?」

田中「んも~?地震~?」

アルミン「」ガタガタ

田中「んも~、何がみ~え~る~の~?ア~ル~ミ~ン~」

アルミン「そんな!!あの壁は…2mだぞ」

田中「奴だよ~、や~ま~ね(巨人)~だ~よ~」

超大型山根「」

ドォン

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:30:10.70 ID:GaPUdwn80
アルミン「ありえない…山根は最大でも1.8mのはず!2mの壁をジャンガジャンガで壊すなんて!」

田中「おわあああ、動くよ~!」

超大型山根「ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガ」

ドォン

ミカサ「壁に…穴を空けられた」

アルミン「逃げるぞ二人とも!!」

田中「ええ~?ちょ、んも~、腰が抜けちゃったよ~、担いで~ミ~カ~サ~」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:34:20.98 ID:GaPUdwn80
田中「おわあああああ!!」

ミカサ「」ビクッ

田中「壁の破片が飛んでった先にう~ち~が~!」

ミカサ「!」

田中「俺の育てた苔があるのに~!!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:39:46.67 ID:GaPUdwn80
タッタッタッタッ

田中「んあ~、も~、家が潰れてるよ~、ちょ、や~ま~ね~」

ミカサ「はあはあ」

田中「んも~、俺の苔ど~すんの~」

田中母「卓志かい?」ピクピク

田中「ちょ、な~に~?ええ~?お母さんなんで瓦礫の下敷きに~?」

田中母「」ピクピク

田中「ちょっと~、ミ~カ~サ~、ど~すればいいの~?」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:43:09.35 ID:GaPUdwn80
ミカサ「田中そっち持って、この柱をどかす」

田中「え、あ、ちょっと」

ミカサ「いくよ、せーの」

田中「あ、ちょっ、いたいいたいいたい」

ミカサ「あ、ごめん」

田中「んも~、ちょっとはこっちのタイミングに合わせてよね~、ミ~カ~サ~」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:49:32.97 ID:GaPUdwn80
山根「」

ズシンズシン

ミカサ「田中急いで、山根が来た」

田中「だ~か~ら~、無茶なこと言わないの~」

田中母「田中!ミカサを連れて逃げなさい!」

田中「んも~、俺も逃げたいよ~、お母~さ~ん~、早く一緒に逃げようよ~」

田中母「母さんの足は瓦礫に潰されて、ここから出れても走れないでしょ?」

田中「んも~、ミ~カ~サ~が~担いで走るよ~」

ミカサ「」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 21:58:17.54 ID:GaPUdwn80
山根「」

ズシンズシン

田中母「二人とも逃げて!」

ダッ

田中母「ハンネスさん!駄目、山根と戦っては駄目!」

ハンネス「!?」

田中母「卓志たちを連れて逃げて!お願い!」

ハンネス「……!!」

ハンネス「確実に二人だけを助ける方法をとるか、山根と戦って全員を助ける賭けに出るか!!」

ハンネス「田中のかーちゃんの願いに応えるか、俺の恩返しをするか、俺は…」

山根「にやり」

ハンネス「うわああああああ!!気持ち悪いいいいい!!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:03:17.71 ID:GaPUdwn80
ハンネス「田中、ミカサ、行くぞ!」

田中「え?ちょと~、ハンネスさ~ん?」

ミカサ「!?」

田中「まだ、俺の苔ど~すんの~?」

ミカサ「お母さん…」

山根「」

ズシンズシン

田中母「卓志、ミカサ、生き延びて、アンガールズを組むのよ!!」

ヒョイ

山根「パクッ」

田中「あ、ちょ、お母さ、や~ま~ね~」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:07:34.40 ID:GaPUdwn80
田中「んも~、折角集めた苔が~、あとお母さ~ん」

ミカサ「もうあの家には二度と帰れない」

田中「ど~してこんなことすんの?や~ま~ね~」

ミカサ「これからどうする?」

田中「ええ~?なんか俺が山根を駆逐しなきゃいけない流れになってない~?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:18:54.19 ID:GaPUdwn80
五年後

教官「本日諸君らは訓練兵を卒業する、その中でも成績上位10名を発表する」

田中「これに呼ばれれば俺も内地で過ごせるんだ~」ドキドキ

教官「首席ミカサ、二番ライナー、三番ベルトルト、四番アニ」

田中「次かな~?」ドキドキ

教官「五番ジャン、六番マルコ、七番コニー、八番サシャ、九番クリスタ」

田中「あれ~?おかしくな~い?」

教官「十番アルミン、以上10名」

田中「ええ~?ちょっと~、俺アルミンよりも下なの~?ねぇ~ア~ル~ミ~ン?」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:25:13.33 ID:GaPUdwn80
田中「んも~、い~な~、君たち10番以内で~、ど~せ憲兵団に入るんでしょ~?」

ジャン「当たり前だろ、何のために10番以内を目指したと思ってんだ」

マルコ「俺も憲兵団にするよ」

田中「君たちは~?」

ベルトルト「僕は憲兵団を志願するよ」

アニ「私もだけど」

田中「んも~、なんでみんな憲兵団なの~?俺に譲ってくれてもい~い~で~しょ~?」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:30:27.42 ID:GaPUdwn80
ジャン「は?お前なに言ってんだ?」

田中「そんだけ優秀なら山根くらい倒せるでしょ~?んなら譲ってよ~」

ジャン「はあ?」ピキピキ

田中「ねぇ~、ア~ル~ミ~ン代わってよ~」

アルミン「え?ちょっとそれは」

田中「んも~、ならミカサでもいいよ~」

ミカサ「」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:34:12.57 ID:GaPUdwn80
グイッ

ジャン「いい加減にしろよ田中」

プチプチ

田中「あ、ちょ、髪の毛引っ張らないで~、いたいいたい抜けちゃうか~ら~」

ジャン「あ、ああごめん」

田中「はい、ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガ」

ミカサ「」クスッ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:40:08.13 ID:GaPUdwn80
ライナー「その辺にしとけ、忘れたのかジャン?田中のコント成績は今期のトップだぞ」

ジャン「くっ!」

田中「ジャンガジャンガジャンガジャンガ」

ミカサ「」

ヒョイ

田中「あ、ちょっと~、降ろしてよ~、ミ~カ~サ~」

ミカサ「」

田中「あ、も、ちょ、どこ連れてくの~?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:44:34.28 ID:GaPUdwn80
田中「ねぇ~、ミカサの配属希望は~?」

ミカサ「私は調査兵団にする」

田中「ええ~?首席なのに~?」

ミカサ「あなたはどうせ調査兵団に配属されるから、私も調査兵団にしよう」

田中「」

ミカサ「田中は私がいないとジャンガジャンガのキレが悪い」

田中「ええ~?山根と戦うのにジャンガジャンガは関係ないでしょ~?」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:51:00.20 ID:GaPUdwn80
次の日

田中「ええ~?調査兵団にするの~?」

コニー「おまえとジャンが昨日ジャンガジャンガしてたのが教官にばれて、調査兵団行きだとよ」

田中「んも~、ち~が~う~でしょ~、あれはジャンが~」

ビュウウウウウ

超大型山根「」

田中「おわあああああ!!」ビクッ

超大型山根「」ビクッ

田中「や~ま~ねぇ~、五年ぶり~」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 22:57:38.68 ID:GaPUdwn80
コニー「か、壁が壊されちまったぞ!早く塞がないと!」

田中「ちょ、助け~て~、ミ~カ~サ~」

ミカサ「ごめん、後衛部隊に配属された」

田中「んも~、な~ん~で~?」

奇行種山根「」

ズシンズシン

コニー「奇行種だ!逃げろ!」

ガシッ

田中「あ、ちょ、足掴まないで~、や~ま~ね~」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:02:47.57 ID:GaPUdwn80
アルミン「田中!」

コニー「よせ、アルミン!田中はもう駄目だ!」

田中「んも~、や~ま~ね~、は~な~し~て~」

奇行種山根「」

アルミン「くっ、ごめん田中」

田中「えっ?あ、ちょ、見捨てないで~、んも~」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:06:36.96 ID:GaPUdwn80
アルミン「大変だ!」

ミカサ「どうしたのアルミン?」

アルミン「田中が、山根に捕まった」

サシャ「そんな…」

アルミン「どうしよう、僕は田中を見捨てて…」

ミカサ「アルミン落ち着いて、今から助けに向かおう…」

ジャン「よし、みんなミカサに続くぞ!」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:11:40.61 ID:GaPUdwn80
田中「ちょ、も~、放して~」

グググ

山根「」

田中「んも~、そんな引っ張ったら服伸びちゃうでしょ~?」

山根「………あ、ああ……ごめん…ごめん」

田中「え?」

山根「よくぞ…無事で…アンガールズの…民…」

田中「や、やまねぇ~?」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:20:56.20 ID:GaPUdwn80
田中「いま、喋ったの~?やまねぇ~?」

山根「たなか…」

田中「俺、山根と意思疎通してるの~?」

山根「うう…たなか…」

田中「んも~、山根はなんなの~?どうして俺の苔を潰したの~?」

山根「う…うう…」

田中「なんで最近テレビで見かけないの~?なんで俺だけピンで活動してるの~?」

山根「うう…うう…」ブチッ

ブチッブチッブチッブチッ

田中「ちょ、や~ま~ね~、髪の毛引っ張らないでよ~」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:25:58.33 ID:GaPUdwn80
山根「うう…」ブチッブチッ

田中「やっぱり、女性に訴えられたのが原因~?」

山根「ううう…」ブチッブチッ

田中「ちょっと~そんな怒らないでよ~、や~ま~ね~、いたいいたい」

山根「そこには…触れちゃ…いけ…ない…」

ブチッブチッブチッ

田中「ちょっと~、これ以上抜かないでよ~!や~め~て~」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:31:28.73 ID:GaPUdwn80
ミカサ「田中!?」

アルミン「ひ、酷い、こんなにハゲ散らかして…」

田中「」グスン

ジャン「泣くほど怖かったのかよ、情けないな」

田中「ち~が~う~の~」

ミカサ「?」

田中「山根が怒って、アンガールズ解散するってぇ~」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 23:37:07.01 ID:GaPUdwn80
田中「や~ま~ね~」グスングスン

ミカサ「田中、泣かないで」

田中「え?」

ミカサ「みんな、配属希望は決まった?」

アルミン「え?こんな時になに?」

ミカサ「私はアンガールズに配属希望する」

田中「ええ?」

ミカサ「田中と二人でアンガールズ配属を希望する」

田中「ミ~カ~サ~、あ~り~が~と~、うわあああああああん」

需要ないんでおわり

引用元: アンガ田中「ええ~?山根を駆逐しなきゃいけないの~」