1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:21:25.33 ID:x2Xog/AW0
アハト翁「 かねてよりブックオフの100円コーナーで探索させていたBLEACH全巻が、今朝、ようやく届けられた」

アハト翁「 この品を媒介とすれば、英霊として、およそ考え得る限り最強のサーヴァントが招来されよう。切嗣よ、そなたに対するアインツベルンの、これは最大の援助と思うがよい」

切嗣「 痛み入ります。当主殿」

~私室~

アイリ「まさか、本当にこんなものを見つけてくるなんて……」

切嗣「なんてこった、傷1つない。これがブックオフでの探索品だって?」

切嗣「……」

アイリ「大お爺さまの贈り物が、ご不満?」

切嗣「まさか。他にこれほどの切り札を手にしたマスターはいないだろうさ」

切嗣「これだけゆかりの品として完璧な聖遺物があるなら、間違いなく召喚に応じるのは目当ての英霊になるだろう」

切嗣「問題はその最強戦力をどうつかいこなせばいいかなんだ…」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:24:57.37 ID:x2Xog/AW0
切嗣「──汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──!」

───夜の森に、闇に閉ざされた石畳に、いま強烈なる上半身の男の声が響き渡る。

師匠『問おう。アンタがオレを招きしマスターか』


    ~TITE/ZERO~

 師匠

筋力A魔力B
耐久D幸運D
敏捷C宝具?

保有スキル
ポエムEX  鬼道A+ 完現術B

宝具 斬魄刀



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:28:05.68 ID:x2Xog/AW0
~冬木市~

アイリ「ここが、切嗣の生まれた国……」

アイリ「ごめんなさいね、師匠。私がマスターの代わりで」

師匠「構わん。勝利のための作戦ならむしろそうするべきだろうさ」

アイリ「──ありがとう。師匠と旅が出来たのは、とっても楽しかったわよ。あなたの上半身、いくら見てても飽きないし」

アイリ「私、外の世界を出歩くのは、これが初めてなの」

アイリ「もちろん、外の知識は切嗣に教えてもらったけどね。それでも本当の世界が嬉しくて、ついはしゃぎ過ぎちゃったみたい…。ごめんなさいね」

師匠「オレとて、この街は初めてだが──それでもエスコートは男の役目だろう。及ばすながら努力しよう」スッ

アイリ「──ありがとう」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:31:13.75 ID:x2Xog/AW0
師匠「ん?」

アイリ「……敵のサーヴァント?」

師匠「あぁ」

~倉庫~

ランサー「よくぞ来た。どいつもこいつも腰抜けばかりでな。俺の誘いに応じた猛者は、おまえだけだ」

ランサー「その清澄な上半身……セイバーとお見受けしたが、如何に?」

師匠「まぁ、そんなところだ。そんなことより始めるぞ!」

ランサー「それでは──いざ」

師匠「マスター、オレの上半身はアンタに任せる」

アイリ「……わかったわ。師匠、この私に勝利を!」

師匠「───卍解『鐵拳断風』!!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:34:16.93 ID:x2Xog/AW0
~コンテナの山の影~

切嗣「舞弥、引き続きアサシンの監視をしてくれ。僕はランサーを観察する」

舞弥「了解」

切嗣「……では、師匠のお手並み拝見としようか。」

切嗣「!?」

舞屋「どうしました?」

切嗣「師匠の霊圧が……消えた?」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:39:33.14 ID:x2Xog/AW0
~倉庫~

アイリ「そんな、師匠!」

師匠「うっ、あのホクロ、頭が…」グラッ

アイリ「あのホクロは女性にしか効かない魅力の魔術。それに師匠の対魔力はBランクのはずよ!」

ランサー「何故効いたかは知らんが、こうもあっさりだと興ざめだな。トドメだ」ヒュ

 パシッ

ランサー「!?」

師匠?「君がディルムッド・オディナ君だね?」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:42:50.98 ID:x2Xog/AW0
ランサー「貴様は…一体??」

師匠?「今回調教する少年はオディナ!」

ランサー「な!?うぉおお!やめ──」

~数分後~

ランサー「貴様らは……そんなにも……。そんなにも勝ちたいか!?そうまでして聖杯が欲しいか!名利に憑かれ、騎士の誇りを貶めた亡者ども……その夢を我が血で穢すがいい!聖杯に呪いあれ!その願望に災いあれ!」

ランサー「いつか地獄の釜に落ちながら、このディルムッドの怒りを思い出せ!!」

師匠?「堕ちたな」

アイリ「嘘…でしょ」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:46:01.25 ID:x2Xog/AW0
師匠「正気を失っていたか…。まぁいい次だ」

師匠「聖杯に招かれし英霊は今、ここに集うがいい!なおも顔見せを怖じるような臆病者は、このオレの侮蔑を免れぬものと知れ!」

シーン…

師匠「チィ、煽りが足りないか。ならば」

師匠「 才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ!」

スススススゥ!!!!

アイリ「!?」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:50:59.20 ID:x2Xog/AW0
ギルガメッシュ「そこまで死に急ぎたいか?雑種!」

ライダー「そこまで煽られては出ない訳には行かんのう。のう坊主?」

バーサーカー「アーサーァァアア!」

師匠「ようやく面白くなってきたな」

~帰り道・車~

アイリ「ひどい目にあったわ…」

師匠「結局、だれとも決着はつかなかったな。それと──」

アイリ「どうしたの?師匠」

師匠「どうやら記憶が少しばかり混乱しているようだ。オレがよく使う何本かの斬魄刀の開放やら術やらができねぇ」

アイリ「(やっぱりブックオフじゃ無理があったのね…)」

師匠「──面へ出やがれ 侘助?」
師匠「──砕けろ 鏡花…ガラス?」
師匠「──私は──返済する?」

アイリ「重症ね…」

師匠「マスター、車を停めてくれ!」

アイリ「サーヴァントね!」キキィ

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:54:59.29 ID:x2Xog/AW0
キャスター「あの凛々しき上半身…嗚呼、間違いない!ジャンヌゥ、麗しの我が聖処女よ!」

アイリ「師匠、この人あなたの知り合い?」

師匠「──全く知らねぇんだが」

キャスター「…おおぉ、ご無体な!この顔をお忘れになったと仰せですか!ジャンヌ!」

キャスター「ん?よく見ればただのおっさんではないか!」

キャスター「なんと嘆かわしい!私の期待を裏切るとは、神はどこまで残酷な仕打ちを!」

キャスター「宜しい。ならばひときわ色鮮やかな絶望と慟哭で、神の庭を染め上げてやろうではないですか!」スゥ

師匠「消えたか」

アイリ「なんだったの?一体」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 19:58:21.18 ID:x2Xog/AW0
ゴゴゴゴ

師匠「ん、川の方からキャスターの気配が!それもさっきまでの比じゃねぇぞ!」

師匠「マスター、行くぞ!」

アイリ「行くぞって、どうやって行くの?」

師匠『ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ 』フワッ

アイリ「飛んだ!?」

~未遠川~

海魔ウネウネ

師匠「まさか、これほどとはな…。仕方ねぇ、さっさっと片付けるか」

師匠「──卍解 『千本桜景厳』」ヒラヒラヒラ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:02:13.69 ID:x2Xog/AW0
ザザザザザザザ!!!!!!!!

海魔ウネウネ

キャスター「フハハ、効きませんよぉ!」

師匠「チィ、斬った側から再生しやがる。きりがねぇな」

アイリ「師匠、切嗣からの伝言よ!対城宝具を使えって!」

師匠「対城宝具か。承知した」

師匠「─卍解 『天鎖斬月』!」チャキィ

師匠「オオオオオオォ!!」ゴゴゴ

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:05:50.13 ID:x2Xog/AW0
アイリ「 輝けるかの剣こそは、過去現在未来を通じ、戦場に散っていくすべての兵(新連載)たちが、
今際のきわ(打ち切り)に懐く哀しくも尊きユメ
──『看板』という名の祈りの結晶。

その意思を誇りと掲げ、その信義を貫けと糾し、いま常勝の王は高らかに、手に執る奇跡の真名を謳う。
其は──」

師匠「月牙ァァ──天衝オオオォ!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドド!

キャスター「 おぉ、ォ……
あぁ、間違いない。これは、ジャンヌと共に歓喜の祝福を経た輝き…
──私は、一体…」

チュッドーン!!!

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:09:04.78 ID:x2Xog/AW0
~衛宮邸~

師匠「大丈夫か?マスター」

アイリ「大丈夫よ…あなたは聖杯戦争を続けて…」

師匠「それが命なら従うが…」

~数日後~

舞弥「マダムが…サーヴァントに…」ガクッ

師匠「チィ、連れ去られたか!」バッ

~外~

師匠「見つけたぞ、ライダー!」

師匠『 僕はついてゆけるだろうか

君のいない世界のスピードに 』

師匠の素早さが爆発的上昇した!

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:12:08.91 ID:x2Xog/AW0
~橋~

師匠「追いついたぞ、ライダー!」

ライダー「ん?」

師匠「マスターがいない?サーヴァント違いか?」

ウェイバー「どうしたんだ?あいつ?」

ライダー「何があったか知らんが、まぁいい。貴様との決着をつけようぞ!」

師匠「なら、てめぇを倒してさっさと追うまでだ!」

ライダー「 集えよ、我が同胞!今宵我らは、最強の伝説に勇姿を記す!」

ザアアアアアアアアア!!!!!!

ライダー「敵は万夫不当の上半身!相手にとって不足なし。──いざ益荒男たちよ、原初の英霊に我らが覇道を示そうぞ!」

益荒男たち「然り! 然り! 然り!」

師匠「己の軍勢を召喚する固有結界か ──来るがいい、覇軍の主よ」

ライダー『AAAALaLaLaLaLaLaie!!!』

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:15:24.05 ID:x2Xog/AW0
師匠「兵どもよ、弁えていたか? 夢とはやがてことごとく醒めて消えるのが道理だと」

師匠「 征服王。さあ、見果てぬ夢の結末を知るがいい。このオレが手ずから理を示そう」

師匠「 目覚めろ!お前に相応しき舞台が整った!いざ仰げ──卍解『 金色疋殺地蔵』!」

益荒男たち「何だ?あの怪物は!?」

モワァァァン

益荒男たち「ぐっ、これは…毒?」バタバタ

師匠「 致死毒を半径100間に撒く卍解さ」

固有結界シューン

師匠「ほう、固有結界が解除されたか。何らかの解除条件を満たしたか」

師匠「しかし、あの毒から逃れるとは流石だなライダー」

ライダー「……」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:18:34.75 ID:x2Xog/AW0
ライダー「 そういえば、ひとつ訊いておかねばならないことがあったのだ。
──ウェイバー・ベルベットよ。臣として余に仕える気はあるか」

ライダー「 ──あなたこそ、ボクの王だ。
あなたに仕える。あなたに尽くす。どうかボクを導いてほしい。
同じ夢を見させてほしい!」

ライダー「うむ、よかろう 。生きろ、ウェイバー。すべてを見届け、そして生き永らえて語るのだ。
貴様の王の在り方を、このイスカンダルの疾走を!」

ライダー『AAAALaLaLaLaLaie!!!』ヒュ!

師匠「雷鳴の馬車 糸車の間隙
光もて此を六に別つ

縛道の六十一『六杖光牢』」ガシィ!!

師匠 ザシュッ

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:21:45.83 ID:x2Xog/AW0
師匠「夢より醒めたか?征服王」

ライダー「 ……ああ、うん。 そうさな……此度の遠征も、また……存分に、
心躍ったのぅ……」シュン

師匠「 君がライダーのマスターだね?」

ウェイバー「 違う。ボクは──あの人の臣下だ。死ぬ訳にはいかない!生き永らえて彼の王の疾走を語るんだ!」

師匠「──そうか。暇があったら集英社を訪ねるがいい。オレが漫画を描いてやる」

ウェイバー「─────必ず」グスッ

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:24:49.78 ID:x2Xog/AW0
~1時間後~

師匠「チィ、やはりマスターは見つからんか…」

アサシン スススススゥ

師匠「そういえばいたな…アサシン」

アサシンたち「──他愛なし」クツクツ

師匠「他愛なしはテメーだ」

師匠「──卍解 残火の太刀」ゴォ

師匠「残火の太刀南 『火火十万億死大葬陣』」オオオオォ…

アサシンたち「──これは!?」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:27:54.62 ID:x2Xog/AW0
師匠「 今まで斬り捨てた者達の灰に熱を与え亡者として一時的に蘇らせ、敵を塵となるまで追い詰める!それが英霊であろうともなぁ!!」

ランサー「 …悲恋繚乱~グラニアに捧ぐ。見せよう。戦場に咲いた、これが、徒花の心」

ライダー「…集えよ我が同胞」

セイバー「シロウ、おかわりを要求します!ハッ、ここは!?」

キャスター「……おぉジャンヌゥ…」


師匠「── 地獄が俺に縋りついてるぜ」

ドドドドドドドドドド!

アサシンたち「何…だとぉ…」シュン

師匠「───他愛なし」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:33:24.69 ID:x2Xog/AW0
ブーブーブー

師匠「ん?マスター切嗣からの電話か」カチャ

師匠「 ハロー ハロー
ぼくから世界へ
応答願います
ぼくらのコードは正しくつながっていますか?」

切嗣「師匠、アイリは会館にいる。至急、向かってくれ」プツ ツーツーツー

師匠「 システムオールグリーン
コミュニケーションは不全───か」

~会館・駐車場~

師匠「ここか。ん!?」

チュッドーン

バーサーカー「アーサーァアア!!」

師匠「バーサーカーか…」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:36:28.51 ID:x2Xog/AW0
~会館~

言峰「──来たか、衛宮切嗣」スッ

切嗣「……」カチャ

~会館・駐車場~

バーサーカー「アーサーァァアア!」ババババ!!!

師匠「チィ、機関銃か!」車の影ヒョイ

師匠「まずはあの銃をなんとかしねぇとな…」

師匠「───卍解 神殺鎗」ズオオオオ

銃カキィン!!

師匠「よし! 神殺鎗『無踏連刃』」ドドド

バーサーカー  シュシュシュ パシィ!

師匠「白刃取り…だと!?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:39:38.84 ID:x2Xog/AW0
師匠「ぐっ、魔力ももう残り少ねぇ。斬魄刀の開放ももうできねぇか…。」

師匠「バーサーカーにはブックオフ・ジ・エンドも効かねぇだろうし…仕方ねぇ」

師匠「 巨人の一撃(エル・ディレクト)!」

バーサーカー パシィ

師匠「くっ!?やられ…」

~隅の方~

間桐雁夜「もぅ、限界だ…」ポテッ

~会館・駐車場~

バーサーカー「!?」

師匠「動きが鈍った?──今だな」

師匠 悪魔の左腕(ブラソ・イスキエルダ・デル・ディアブロ)シャキィ

師匠「 魔人の一撃(ラ・ムエルテ)!」ドン!!

バーサーカー「アーサーァアア…」シュン

師匠「終わったな…」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:42:48.47 ID:x2Xog/AW0
~会館・聖杯前~

師匠「アレが聖杯…」ヨロヨロ

ギル「待ちわびていたぞ!ポエマーよ!」

宝具ドドドドド!

師匠「くっ!」カキキキキキキィィン!!

ギル「よくぞ、有象無象を間引いてきた!貴様はこの我様が自ら手を下してやろう!!」

師匠「このままでやられ…」

切嗣 スッ

師匠「(マスターか!?よし、令呪の瞬間移動で奴の隙をつけばあるいは──」

切嗣「令呪を以って師匠に命ず─」

切嗣「宝具にて、聖杯を破壊せよ」

師匠「な!?」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:45:59.40 ID:x2Xog/AW0
師匠「──卍解…天鎖斬月…」

ギル「馬鹿な──何のつもりだ!?」

師匠「マスター、何故…」

切嗣「令呪を以って重ねて命ず─師匠、聖杯を破壊せよ!」

師匠「月牙…天衝オオオオォ!!」

聖杯 カッ!!

師匠「魔力切れ…か……」シュン

聖杯ゴポゥ!!

切嗣「!?馬鹿な──なんだこれは!?」

ギル「ぬおおおおおお!!」

ドドドドドドドドドド!



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/20(金) 20:49:03.30 ID:x2Xog/AW0
~10年後~

声が出なかった。突然の出来事に混乱していたのだろうか…。

いや、そうじゃなかった…。ただ目の前の男に。そのあまりの上半身に。

───俺は、言葉を失っていたんだ。

     ~Fate/tite night~

師匠「問おう。アンタがオレのマスターか─」

                完