1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:51:53.72 ID:m3O8c4HG0
\カンパーイ/

八幡  (うげぇ・・・・だりぃ・・・・・断りゃよかった・・・・)

モブ女「比企谷くん大学はどこなの?」

八幡「一応・・・そこの国立の法経済学部です・・・(ビ  うぜぇだりぃ・・・)」

モブ女「そ、そうなんだ・・」

八幡(だりぃだりぃだりぃだりぃだりぃ。帰って録画したプリキュア見りゃよかったよ)

八幡(もういい、飲み放題なわけだし酔っ払ってやる・・・)

八幡「すいませんー!生もう1杯ください」

八幡(全く、ゼミのやつに強気に誘われてしまって断れなかった俺が馬鹿だった・・)


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:52:39.19 ID:m3O8c4HG0
??「遅れてごめーん!!」

モブ女「ユイ遅いよー!!」

??「由比ヶ浜結衣でーす!遅れてごめんなさい!」

八幡(げ・・・・由比ヶ浜が来るとは・・・・・・・・・)

モブ男「・・・・んでこいつは同じゼミの比企谷くん。」

結衣「こ、こんばんは、、、」

八幡「こ、こんばんは・・・」

八幡(あー気まずいぞ気まずいぞ・・・マジ帰りてぇ・・・・)



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:54:48.58 ID:m3O8c4HG0
八幡「ちょっと・・トイレに・・・・」コソコソ

モブ男「・・・んーー?飲み過ぎちゃったか―???」キャハハハハ モブオクンスゴーイww ソンナコトネーヨ


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トイレ前

八幡「はぁ・・・・帰りてぇ・・・・・合コンなんか二度とゴメンだ・・・」

結衣「ヒッキー久しぶりっ!」

八幡「おう、卒業式・・・以来だな・・・・」

結衣「ゆきのんと同じ大学なんだよね?ゆきのんと会ったりする?」

八幡「まあ、挨拶程度だ。キャンパス同じでも学部は違うからな」

結衣「そ、そうなんだ(((」

八幡「そろそろ俺戻るわ・・」

結衣「あ、うん・・・」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:56:30.35 ID:m3O8c4HG0
モブ男「比企谷くん大丈夫ぅーー?吐いてたりしないよねぇ??」

八幡「あ、おう。吐いてない。大丈夫だ。」



結衣「と、隣・・・いいかな???」

八幡「お、おう。いいぞ。」

結衣「ヒッキーこの後暇?一緒にちょっとどうかな??」コソコソ

八幡「なんでだよ・・俺帰りてぇよ・・・・」コソコソ

結衣「えーっ。久しぶりに会ったしちょっと話そうよー」コソコソ

八幡「しょーがねーな。ちょっとだけだぞ・・・」コソコソ

八幡(まあ、卒業式以来だしなぁ。ちょっと話すぐらいいいだろう。)


モブ男「んじゃーこれにてお開きってことでぇ!!あとは各自でどうぞー!」

ネー!コレカラカラオケイコーヨ!イイネイイネ!

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:57:51.38 ID:m3O8c4HG0
結衣「ヒッキー!!」

八幡「おう、、、、、、」

結衣「どこ行こっか?居酒屋とかでいいかな?あ、バーとかおしゃれでいいかなー!?」

八幡「居酒屋でいいだろ・・・・・」

結衣「んじゃ居酒屋にしよっか!」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:58:31.57 ID:m3O8c4HG0
ラッシャイマセ―!!コチラヘドウゾー!

八幡「とりあえず生で・・」

結衣「あ、あたしはカルーアミルクで!」

結衣「ヒッキー、なんかちょっとだけ明るくなった?」

八幡「そんなことねぇ。大学生活で必要最低限のコミュニケーションは取るようにしているだけだ」

結衣「そ、そうなんだ(( あ、さいちゃんとかとは会ったりしてる?」ゴクゴク

八幡「ああ、戸塚とはたまに遊びに行くよ・・・」ゴクゴク

結衣「なんかまたみんなで集まりたいよね―!ヒッキーも同窓会来なよー!」ゴクゴク

八幡「まあ忙しくてなぁ・・・・(同窓会とかそういうノリが大嫌いなんだけどな)」ゴクゴク

八幡「あ、すいません。ハイボールください」

結衣「あ、あたしもハイボールで!」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 01:59:41.64 ID:m3O8c4HG0
翌朝・八幡のアパート


八幡「ん・・・・頭いてぇ。きのう飲み過ぎたな・・・・」

結衣「・・・・ん・・・あれ・・・ここどこ・・・・」

結衣「ってぇ!ヒッキー!なんでヒッキーがいるの!!」

八幡「ここは俺んちだからな・・・・」

結衣「え、なんでヒッキーんちにあたしがいるの??」

八幡「帰ろうと思って駅までタクシー乗ったらお前が泥酔して起きなくてしょうがなく連れて帰ってきた」

結衣「あ・・・・・・ごめん・・・・」

八幡「何も変なことなんてしてねーからな。ただ起きないから寝かせといただけだ。」

結衣「・・・・別に、ヒッキーなら・・・・」ボソッ

八幡「あ?なんか言ったか?」

結衣「もう!なんでもないよ!」プン

八幡(なんで怒ってんだよ・・・)



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:00:51.74 ID:m3O8c4HG0
結衣「そういえばヒッキーお家大学近いけど一人暮らしなんだね」

八幡「ああ、親が転勤になっちまってな。小町が大学生になってから一人暮らしだ」

結衣「そうなんだ・・・小町ちゃんはどこに住んでるの?」

八幡「ああ、あいつは都内に住んでるよ。大学が都内だからなぁ」

結衣「そっかぁ・・・・」
八幡「んで・・・由比ヶ浜授業じゃないのか???」

結衣「あ・・・・授業だけど今日は休もうかなぁ。もう始まっちゃてるし。ヒッキーは?」

八幡「俺は今日は授業じゃないしバイトもない」

結衣「ならゆきのんに会いに行こうよ!」

八幡「ぇ・・・・・それは勘弁して下さいよ・・・・」

結衣「えー!いいじゃん。あたしも久しぶりにゆきのんに会いたいし!」

結衣「ヒッキーゆきのんのLINE知ってる?」

八幡「知るわけねーだろ。あいつのメアドすら知らない。」

結衣「あ、そっかー。んじゃあたしメールしてみるね!」

八幡(行くって言ってないんだけどなぁ・・・・・・)



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:02:01.71 ID:m3O8c4HG0
八幡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んで、どこに行くんだ?」

結衣「ゆきのん午前中で終わるらしいから1時に千葉駅前のスタバ!」

八幡「お前・・・大学西千葉なんだぞ1駅移動しなきゃいけないじゃねーか・・・」

結衣「あーでも、なんかわかりやすいところがいいじゃん!」

八幡「お、おう。そうか・・・」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:02:46.91 ID:m3O8c4HG0
午後1時 千葉駅前のスタバ

雪乃「ひ、久しぶりね。由比ヶ浜さん。比企谷くん。」

結衣「あ!ゆきのんやっはろー!久しぶりだねっ!」

雪乃「そ、そうね。3年ぶり・・・かしら・・・比企谷くんはそうでもないけれど。」

八幡「そうだな。たまに大学で会うからな」

雪乃「それで・・・なんで2人は一緒にいるのかしら?まさか・・・」

結衣「あ、昨日ね!たまたま合コンで会っちゃってねー」

雪乃「あら、比企谷くんも合コンに参加できるようになったのね。何があったのかしら?」

八幡「なにもねーよ。大学生活で必要な最低限のコミュニケーションを取っていたら流れでな・・」

雪乃「あらそう。でも比企谷くんが流れで合コンに参加するとは意外だわ」

結衣「2人共変わらないねー高校の時と一緒だよー」

雪乃「あらそうかしら?」

八幡「ああ、お前のその毒舌なところ全く変わってねーよ」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:04:09.70 ID:m3O8c4HG0
数時間後

雪乃「あの・・申し訳ないのだけれども、私これから用事があるから・・・」

結衣「そうなんだ!また今度一緒に遊ぼうね!」

雪乃「ええ、また今度会いましょう。」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:05:36.84 ID:m3O8c4HG0
結衣「そういえば平塚先生恋人できたのかな?」

八幡「由比ヶ浜お前・・・・それ絶対に平塚先生の前で言うなよ・・・・」

結衣「あ、、、、、うん・・・・・」

ピロリン

八幡「噂をすれば・・・・平塚先生からLINEだ・・・」

平塚【比企谷くん、今晩は開いていますか?津田沼のなりたけにラーメン食べに行きませんか?】

結衣「平塚先生どうしたって??」

八幡「ああ、ラーメン食べに行かないかってよ。お前も来るか?」

結衣「あ、ごめん・・・ちょっと用事があるから帰らなきゃいけないんだ・・・」

八幡「そっか、じゃあな・・」

結衣「あ、待って!ヒッキーLINE教えてよ!」

八幡「お、おう。いいけど・・・」

結衣「んじゃまたね!」

八幡「おう。」

【】はLINEとかメールだと思って下さい


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:08:50.64 ID:m3O8c4HG0
午後8時 津田沼

平塚「おう比企谷。呼び出して悪かったな。」

八幡「いえ、そんなことないです。でもどうして・・・」

平塚「いやぁ、ただ暇だったしどうせお前も暇だと思ってな」

八幡「そうっすかw」

ラッシャイマセ―

平塚「ギタギタで」

八幡「俺もギタギタで」

ズルズルッ ズルズルッ

平塚「そういえば由比ヶ浜とは連絡取ったりしてるのか?」

八幡「ああ、昨日数年ぶりにたまたまあって今日もさっきまで・・・・」

平塚「そうか!まあ大学が違うから数年ぶりなのも仕方が無いのかもな」

平塚(奉仕部3人揃って同じ大学にいけてたらな。雪ノ下と比企谷も打ち解け合うことができたかもしれないなぁ)

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:10:10.15 ID:m3O8c4HG0
ガタンゴトンガタンゴトン

結衣【ヒッキー!今日はありがと!今度またご飯行こうね!!】

結衣(久しぶりにヒッキーと会って楽しかったなぁ・・・・)

結衣(やっぱ・・・・ヒッキーのこと忘れられない・・・・)

結衣(卒業式の時に伝えられなかったけれど・・あたしは・・・・今でもヒッキーのことが好き)

マモナクーシンジュクーシンジュクー


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:11:26.47 ID:m3O8c4HG0
数日後

ピロリン!

結衣【やっはろー!】

八幡【おう。どうした】

結衣【ヒッキー今から暇?】

八幡【別に暇だがどうした】

結衣【今津田沼に来てるんだけどヒッキーご飯食べに行こ!】

八幡【断る】

結衣【えー!あたしなかなか千葉に来ないんだからちょっとぐらいいいじゃん!】

八幡【しょうがねーな。ちょっとだけだからな】

ちなみにガハマさんは都内の大学設定

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:12:13.72 ID:m3O8c4HG0
八幡(はぁ・・・現在、23時30分、ちょっとだけだからといったつもりがこんな時間になってしまった)

八幡(今、由比ヶ浜は隣でずいぶんと酔っ払っている)

八幡「おい由比ヶ浜、そろそろお前電車なくなるんじゃねーのか?」

由比ヶ浜「えーもうそんな時間んー?ヒッキー今何時?」

八幡「11時半だ、お前家帰れるのか?」

由比ヶ浜「あ、やっばい!急がないと」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:13:24.26 ID:m3O8c4HG0
津田沼駅

結衣「電車あるけど・・・家までだとりつかないや・・・・」

八幡「全く、エースの脇にネカフェあるからそこで朝まで待てば?」

結衣「ヒッキーひどいっ!女の子にネカフェで一晩あかせとか普通いわないよ!」

八幡「はいはい、でもどーすんだ?タクシーは高すぎて使えんだろ」

結衣「ヒッキーんち泊めてよ。ヒッキーんちまでは電車あるし」

八幡「お前ヘコヘコと男の家に泊まろうとするとかマジビ  だな」

結衣「ビ  言うな!まだ私は (ytyy な、なんでもない!!とにかく泊めてよ!」

八幡(こいつビ  のくせしてまだ  なのか意外すぎだわ)

八幡「まー電車ねーししゃーねーか。これが最後だからな」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:14:52.23 ID:m3O8c4HG0
結衣「ヒッキーコンビニでお酒買ってこうよ」

八幡「なんでだよもうお前十分に酔っ払ってるわ」

結衣「まだ大丈夫だよー。せっかくなんだしいいじゃん!」

八幡「はぁ・・・好きにしろ」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:16:41.02 ID:m3O8c4HG0
八幡(結局缶チューハイ数本を買い込んで俺の家にやってきた)

八幡(こいつは警戒心というものがないのか。いくらなんでも男の家だ)

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結衣(ちょっと酔っちゃってるけど・・・今なら言えるかも・・・・)


八幡「なぁ由比ヶ浜、お前には警戒・・」

結衣「ねぇヒッキー・・ヒッキー、好きな人とかっているの??」ゴクゴク

八幡「いや・・・別に居ないけど・・・」

八幡(なにこれフラグ?え?由比ヶ浜俺のこと好きなの?いや待て、今までそれで何度失敗してきたと思ってるんだ)

八幡(由比ヶ浜が俺のことを好きなんて、あるはずがない。由比ヶ浜が好きなのは葉山みたいなイケイケな奴だろう)

結衣(・・・やばい。ちょっと酔いが回り過ぎかも・・・どうしよう)

結衣「ヒッキー・・・あたしね・・・・・・・・・・」ドクッドクッ

八幡(由比ヶ浜が上目遣いで迫ってくる・・・これはちょっとやばい。ちょっとどころかとってもやばい)

八幡「おい、由比ヶ浜、近い。近い。大丈夫かお前」ドクッドクッ

結衣「私は高校の時から・・・・ヒッキーのこと・・・・」ドクッドクッ



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/15(水) 02:19:36.39 ID:m3O8c4HG0
八幡 (まさか・・・・ゴクッ)ドクッドクッ

結衣「好・・・・」ガクッ・・・

結衣「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz」

八幡(・・・・・・・・このタイミングで寝るかよ普通)

八幡(はぁ・・・・・・・)

八幡(全くしょうがない。寝かしといてやるか)

八幡(・・・・・・・・・・・でも、俺の青春?ラブコメはまだ終わってないのかもしれない。)