侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2 その3

351: ◆tdNJrUZxQg 2022/12/27(火) 11:41:55.99 ID:0yMsBTVK0

■Chapter060 『リナと璃奈』 【SIDE Yu】





──無事航海を終えてウラノホシのたどり着いた私たちは、行きと同様、そこから“そらをとぶ”でセキレイへと移動。

私たちが飛び立って行ったツシマ研究の前に戻ってくると──


かすみ「──侑せんぱぁぁぁぁいっ!!」

侑「わぁ!?」
「ブイ!!?」


かすみちゃんが抱き着いてきて、尻餅をつく。


かすみ「遅いから心配してましたぁ……おかえりなさいです……」

侑「ふふ……ただいま、かすみちゃん」
 「ブイ♪」

リナ『ただいま♪』 || > ◡ < ||

かすみ「はい♪ リナ子とイーブイもおかえり♪」


子犬みたいに嬉しそうに笑うかすみちゃんの頭を撫でていると、


彼方「おかえり~、侑ちゃん♪」


彼方さんも近付いてきて、私たちにいつものニコニコ笑顔を向けてくれる。


侑「はい! ただいまです!」

果南「ふふ、熱い歓迎だね♪」

鞠莉「果南、善子、曜も。お疲れ様」

善子「だーかーらー……!! 何度言えばわかるのよ!! ヨハネって言いなさいよ!!」

曜「あはは……」

鞠莉「それで……どうだった?」


鞠莉博士が果南さんにそう訊ねると、


果南「もちろん、完遂してきたよ。侑ちゃんの活躍でね♪」


そう言いながら、果南さんが親指で後ろを指差すと──


 「ウォーーーッ!!!!」


ウォーグルの足に括りつけた紐の先に、タライくらいのサイズの水槽があり、その中に、


 「フィー♪」


マナフィがいた。


果南「そっちは?」

かすみ「ギラティナ捕まえてきちゃいましたよ! こっちもミッションコンプリートです!」

海未「──両作戦、共に成功ということですね」


そう言いながら、海未さんが研究所の方から歩いてくる。