1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 20:38:15.83 ID:INZydpa80
真美「千早おね→ちゃん」

千早「ん…? 真美、どうかした?」

真美「千早おね→ちゃんと、あんまり話したことないから話そうと思って!」

千早「そういえばそうね でも私はてっきり」

真美「てっきり?」

千早「亜美が竜宮小町のイベントで出かけて暇だから、今日残ってる私のところに来たのかと思ったわ」

真美「ぎくっ そ、そんなわけないじゃ→ん…」

千早「そうよね それで 何を話すの?」

真美「千早おね→ちゃんの日常について!」

千早「なによそれ… 聞いても面白くないわよ」

真美「いいんだよ→ 千早おね→ちゃんの日常が知りたいだけだし!」

千早「そう… 長くなるわよ…」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 20:43:46.62 ID:INZydpa80
真美「えっ 話してくれるの?」

千早「聞きたいといったのは真美じゃない それに、確かに今暇だから…」

真美「わ→い! じゃん、千早お姉ちゃんメモ!」サッ

千早「メモるほどでもないと思うけど… そうね 具体的にどういうことが聞きたいの?」

真美「帰ってから何やってるのかな→?とか、朝起きてから家を出るまでどういう順序で準備するのかな→?とか」

千早「し、質問形式にしなくてもわかったわ… じゃあ前者から」

真美「わくわく!」

千早「仕事が遅かった日は… 大体ごはん食べて、お風呂入って… 後はライブの撮影または録音を聞き直して反省したり…」

真美「ではではっ!お風呂ではどこから洗いますか!?」

千早「そうね、大体は首だけどよく歩いた日は足からとか… ってそこ重要かしら」

真美「ううん、あんまり重要じゃないよ→」

千早「くっ… 何故聞いたの…」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 20:47:50.81 ID:INZydpa80
真美「好きなばんごはんは何でしょうか!?」

千早「記者風なのは好きでやってるの?」

真美「え?うん 普通に聞いたらなんか恥ずかしいよん…」

千早「どこに恥ずかしさを感じたのかしら… まぁいいわ さっきの質問の後者についてだけど」

真美「おぉっ 千早お姉ちゃんが自分から答えようとしてくれてる!」

千早「聞きたいといったのは真美じゃない」

真美「ごめんなさ→い… 同じ言葉で怒らないでよ→」

千早「ふふっ 別に怒ってはないわ… それで、えーとなんだったかしら」

真美「朝起きてから家を出るまでどんな感じ!?」

千早「ああ 起きてから… まずはお手洗いにいって…」

真美「そ、そこから!?」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 20:53:07.44 ID:INZydpa80
千早「そして洗顔… それでカロリーメイトか何かを軽くつまんで…」

真美「カロリーメイト? 朝それしか食べないの?」

千早「ええ 朝ってそんなに食べたくないから…」

真美「真美はいっつも朝からバクバク食べるよ!」

千早「元気でいいわね 真美らしいわ」

真美「あ、ごめん止めちゃった… それでそれで!?」

千早「良いわよ別に 次は…歯を磨いて、着替えて… 髪をとかして 持ち物を確認したら出るわね」

真美「聞いた感じでは30分くらいしか、かかりませんな→」

千早「そうかしら 1時間くらいかかるけど」

真美「千早お姉ちゃん…なににそんなに時間かかってるの…?」

千早「えっ… それはまぁ 色々あるじゃない そこは秘密よ」

真美「とっぷし→くれっと?」

千早「それは四条さんのお株」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 20:57:33.42 ID:INZydpa80
真美「そういえばお姫ちんと言えばね」

千早「ええ 四条さんがどうかしたの?」

真美「千早お姉ちゃんも瑠璃の歌姫って言われてるんだよね?」

千早「そういえば最近そんな呼称がついたみたいね あまり興味ないけど…」

真美「どうしよう…」

千早「どうかした?」

真美「千早お姉ちゃんもお姫ちんだ…」

千早「わりとどうでもいい悩みね」

真美「重要だよ! そういうこと言うと差をつけるために"おちん姫"って呼んじゃうよ!?」

千早「それはかなり心の底からやめてほしいわ」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:02:26.57 ID:INZydpa80
真美「おちん姫おちん姫!」

千早「……」プイ

真美「あっ ごめんなさい…」シュン

千早「…そ、そんなに怒ってないわ」
千早(ちょっと可愛い)

真美「真美もそんなに落ち込んでないわ?」

千早「…くっ! そういえば真美、今日は仕事は?」

真美「ないよ→ 亜美が来たから一緒に来ただけ 千早お姉ちゃんは?」

千早「…まぁ私もないんだけど… レッスンに行くくらいね」

真美「千早お姉ちゃんは真面目ですな→」

千早「真美も歌のレッスン出たほうがいいわよ ほら、たとえばいつの間にか亜美より全然うまくなってるとか」

真美「あ、それいいね! …なんか亜美がどんどん先に行っちゃう気がするから…最近不安なんだよね…」

千早「真美……」

真美「な、なんちゃって 嘘だよ!」

千早「大丈夫よ 真美だって…こう…可愛いもの」

真美「…えっ」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:08:15.45 ID:INZydpa80
千早「…はっ 私は何を言ってるのかしら…」

真美「びっくりした… 千早お姉ちゃんからそんな言葉が出るなんて… 実はドッキリ好きですな→?」

千早「…え、ええ!実はドッキリ好きなのよ」

真美「だよねー…… 亜美に勝ってること、ないのかな…」

千早「う……その… 焦らなくても大丈夫よ 真美だって、いずれ亜美くらい人気になれるわよ」

真美「………」

千早「本当に不安で不安で仕方なくて… どうしようもなくなったら、相談して 聞くだけならいくらでもできるから」

真美「………」

千早「ほ、ほら あまり落ち込まれると困るわ…? 気晴らしに外でも歩く?」

真美「ぷぷっ 千早お姉ちゃん、優しいですな→!」

千早「…くっ! またやられた…真美!」

真美「でもありがと→ね 本当に千早お姉ちゃんは"お姉ちゃん"って感じするよ」

千早「ん… …そう、それはよかったわ」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:12:51.33 ID:INZydpa80
真美「よ→し 本当にどっか行こうよ!」

千早「えっ、本当に行くの…? いいけどあまり長くは出られないわよ?」チラッ
千早(5000円あった 大丈夫そうね)

真美「んふふ→ 今夜は返さないぜ→」

千早「それは困るわね」

真美「真面目いやん!」

千早「…あまり冗談とかに乗れなくて… ごめんなさいね、真美…」シュン

真美「えっ…嘘だよ? 千早お姉ちゃんはそういうところがいいんだと思うよ!」

千早「…ふふっ かかったわね」

真美「や、やり返された→ やりますな!千早お姉ちゃん!」

千早「真美はまだ甘いわよ!」

真美「きびし→」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:17:18.09 ID:INZydpa80
千早「どこに行くの? 私、この辺りはあまり詮索してないから知らないんだけど」

真美「千早お姉ちゃんはどこに行ってもまずコンビニ探しそうだもんね」

千早「う… 鋭い…」

真美「じゃん!まずここ! このアクセサリー屋ね、すごくいい髪留め売ってるんだよ!」

千早「へえ… あ、このヘアバンド洗顔のときによさそうね」

真美「千早お姉ちゃん… ファッションをわかってませんな→」

千早「じゃあ、これって普段外でつけるの? 派手すぎない?」

真美「家の中で顔洗うときにつけてても変だよ?」

千早「…たしかに」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:23:11.01 ID:INZydpa80
真美「あ、これ亜美に買ってこっと!」

千早「自分のは?」

真美「実は今日は真美もあまりお金ないから… でも亜美が喜んでくれればいいのさ→ これくださ→い!」スタタタ

千早「…そうは言っても… 真美だって欲しいでしょうに」

千早「400円か 確かに中学生のときは痛手だった記憶はあるわ」

千早「……つい2週間前くらいが誕生日だったはずだし 不自然ではないわよね」

千早「…念のため、ヘアバンドを一緒に買ってフェイク、と」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:29:01.15 ID:INZydpa80
真美「いや→! 相変わらず良い物売ってたよ→ 通にはたまらない店ですぜ…」

千早「真美は、なに通なの?」

真美「えっ、えっと… アクセ通!」

千早「へぇ…」

真美「ホントだよ!?」

千早「そんなに本気で聞いたわけじゃないから大丈夫よ 真美も実は真面目ね」

真美「ぐぬぬ 千早お姉ちゃんはやっぱり手ごわい!」

千早「私は一筋縄では行かないわ なにせ… いえなんでもないわ」

真美「なにせ? 気になる→!」

千早「…ふふっ よく昔は人間観察してたから 発言の穴とか見つけるの得意なのよ… 会話してる中学生とか見て"ふふっ…あの子バカね"とか考えたり」

真美「わ→っ 千早お姉ちゃんが"わるもの"の顔してる! 帰ってきて→」

千早「いえ、まぁ冗談だけど」

真美「ぐぬぬ!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:34:04.76 ID:INZydpa80
千早「そういえばもうお昼だけど ごはんは?」

真美「まだだよ→ 食べてっちゃう?」

千早「ええ 予定がない分、お弁当とかないだろうし」

真美「でもお金が…」

千早「少しなら出せるから」

真美「ホント!? じゃあね、じゃあね…」

千早「…あまり高いところは無理よ お金足らなくて出られないとかまずいから」

真美「サイゼにしよ→」

千早「さいぜ… ああサイゼリアね」
千早(安いところにしてくれるあたり、やっぱり真美っていい子よね)

真美「あそこなら安くいっぱい食べられるよ!」

千早「私はそんなに食べないわ…」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:41:27.41 ID:INZydpa80
-さいぜ-

千早「好きなの、どうぞ? 3つくらいまでならいいわよ …食べられれば」

真美「真美だってそんなに食べないよ→ …うんとね、このドリア!」

千早(一番安いのじゃない… 気配りすぎよ)
千早「もう少し高いものでいいわよ 遠慮しないで」

真美「真美はこのドリアが好きだからいいの→ じゃあ、あとこのサラダみたいなのも…」

千早「それでいいならいいけど… ああこれ美味しそうね 私はスパゲティにしようかしら」

真美「今時の子は"パスタ"って言うんですぜ」

千早「それは総称でしょう? スパゲティはスパゲティよ スパゲッティー 極端な話、それでマカロニとか出てきたらどうするのよ」

真美「千早お姉ちゃん怖い… 極端すぎだよぉ」

千早「あっごめんなさい… "最近の言葉"ってつい、イライラするところが多いから…」

真美「千早お姉ちゃん、なんか厳しいおじさんみたいだね」

千早「そ、その例はキツいわね」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:47:42.76 ID:INZydpa80
――――

真美「ドリンクバーはよかったのに…」

千早「どうせ外で飲むことになるわ ならここで飲んだほうがいいじゃない」

真美「そっか… じゃあ、いただきます!」

千早「ふふっ 私が作ったんじゃないけど…どうぞ」

真美「うん!おいし→」

千早「いいわね、真美は美味しそうに食べられて… 私はこの間、春香のお菓子試食中に顔を見られただけで"まずいかな…?"って言われたわ」

真美「ま、まずそうに食べてたってこと?」

千早「そうじゃないかしら 実際は美味しかったんだけど…」モグモグ

真美「う→ん… 目細めて、下向きながらゆっくり食べてるとあんまり美味しそうには見えないね…」

千早「となると 目を大きく開いて、上向きながら早く食べればいいのかしら」

真美「そういうことじゃないよ!」

千早「冗談よ 真美のほうがかかりやすいわね」

真美「忘れた頃にやられた→」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 21:53:05.50 ID:INZydpa80
千早「うん 外食もたまにはいいわね」

真美「あんまり外で食べないの?」

千早「外で食べると、食事中は食事のみって感じで嫌なのよ」

真美「家でもそうだよ→」

千早「家だとほら 好きな音楽を流しながら食事、のように… "ながら食事"ができるから」

真美「真美はやると怒られるよ→ ごはん中に何か起きたらどうするんだ→って」

千早「…そう 私は怒られる人がいないから そういうときにいいわね」

真美「…あっ ごめんね千早お姉ちゃん…」

千早「気にしてないわ 怒られてる間が幸せ…なんだと思うし」

真美「…うん……」

千早「さて、私はこのままレッスンにいくけど 真美は?」

真美「真美は1回事務所に戻るよ→ 亜美が帰ってくるかもしれないし!」

千早「…そう じゃあ、また きっと明日ね」

真美「うん!ごはんありがとう! バイバ→イ!」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:02:03.73 ID:INZydpa80
-レッスン用個室-

千早「さて… 肺活量が落ちたのかしら、最近伸びが悪い…」

千早「あー…あー… あーーーーーーーー…」

千早「ふぅ… やっぱり短くなってる 0.2秒くらい」

千早「あっ 髪留め渡すの忘れたわ」

千早「…明日でいいわね …それにしても…」

千早「真美って結構可愛いわね 私がこんなだから尚更かもしれないけど」

千早「……きっと亜美との差がついて不安っていうのは本心よね」

千早「竜宮小町…か 何故真美を選ばなかったのよ…律子」

千早「いえ、真美を選んだら今度は亜美が同じ状況になるか…」

千早「ってレッスンしないと… あー…あー… なくことーならたやすいけーれどー」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:09:00.34 ID:INZydpa80
-後日-

真美「はい亜美! ちょっと遅いけど誕プレだよ!」

亜美「えっ!亜美なんにも用意してないよぉ… ごめんね真美…」

真美「い→のい→の! それよりライブがんば!」

亜美「ありがとう! おうっがんばる→」

律子「亜美ー そろそろ行くわよ」

亜美「あ→律っちゃん! いえっさ→!」

律子「真美も今日は撮影あるでしょう? そろそろ出ないと間に合わないわよ」

真美「行くよ→ 亜美、またね」

千早(…っ 真美…)

真美「あ、千早お姉ちゃん どしたの? ぼ→っとして」

千早「あ… いえ、ぼーっとなんてしてないわ」

真美「そうかな→? 固まってたよ→」
 

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:14:35.99 ID:INZydpa80
千早「真美 これ」スッ

真美「えっ、なにこれ あけていい?」

千早「ええ…どうぞ」

ガサゴソ
真美「あっ!これ亜美にあげたやつの色違い!千早お姉ちゃん、買っててくれたの?」

千早「ええ よかったら使って さっきの…誕プレってものね」

真美「ありがとう! 超使っちゃうよ→!」 

千早「…亜美は竜宮に入れてもらったって言うのに…真美だけ我慢するなんておかしいから」ボソ

真美「え… 千早お姉ちゃん…?」

千早「昨日考えてみたんだけど 真美、色々我慢してるでしょう? 私にはわかるわ」

真美「…ん… でもそれで亜美が喜んでくれるし…」

千早「私は真美も平等に喜ぶべきだと思う 真美だけ我慢するなんておかしい」

真美「…ど、どしたの千早お姉ちゃん…?」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:19:40.86 ID:INZydpa80
千早「真美… 真美は、双子と言っても一応お姉さんだからって そういうことするの?」

真美「……だって 亜美はまだ全然しっかりしないから こういうときは真美がちゃんとしないと…」

千早「それがおかしいわ 亜美が先にその… で、出てきたら亜美が姉だったわけでしょう?」

真美「そうだけど でも2人ともしっかりしてないと… いつまでもちゃんとしない気がするから」

千早「…真美なりに考えてるのは分かるわ でもね 意識しなくても、勝手にちゃんとしてくるものなのよ」

真美「そうかな 真美、しっかり者になるかな?」

千早「なるわ …だからその 今は…我慢しなくていいと思うわ 昨日のドリアだってそうよ」

真美「…っ…」ダッ

千早「ま、真美!」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:23:32.79 ID:INZydpa80
千早(っ、ちょっと攻めるように言ってしまったかしら…)

千早「待って真美 まだ言いたいことは終わってないわ」

真美「…が、我慢しなかったら きっと亜美がやる気なくなっちゃう気がするよ…」

千早「いいじゃない それくらいでやる気なくすなら亜美が悪いのよ 真美はちゃんとやれてるじゃない 違う?」

真美「うん… …真美、どうすればいいのかな…」

千早「そうね …真美が妹になればいいのよ」

真美「無理だよ… 決まっちゃってるもん、真美が姉で亜美が妹って」

千早「…いいえ 私の妹になればいいのよ」

真美「……えっ 千早お姉ちゃんの?」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:27:35.11 ID:INZydpa80
真美「い、いいの? っていうかなれるのかな…?」

千早「真美の考え方次第じゃないかしら 真美が私を姉だと思ってくれれば…」

真美「…ん やってみるよ! ちは… ううん、お姉ちゃん」

千早「ええ…」

真美「甘えてもい→の?」

千早「もちろんいいわよ あ…でも人が多いところでは避けたほうがいいかしら… 色々な意味で」

真美「そ、そだね…わかった!」

千早「ふふっ 元々、妹みたいなものだったけれど なんだかいいわね」

真美「へへ…お姉ちゃんか→ へへ…」

千早(かわいい)



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:32:59.54 ID:INZydpa80
-事務所-

真美「ん→ お姉ちゃん 宿題教えて!」

千早「…真美は本当に仕方ないわね… どこ?」

真美「ここと、ここ… 全然わかんないよ→」

千早「ああ… これは確かに2年生レベルね いい? まず代入って単語からなんだけど…」ブツブツ

真美「わ、わかんない… お姉ちゃん説明早いよ→」

千早「えっ…そうだった? ごめんね真美…」

千早「…考えてみれば、こんな問題出すからいけないのよ… 聞く相手がいない生徒にはどうさせる気だったのよ…」イラッ

真美「…お姉ちゃん?」

千早「真美、ちょっと先生に電話して お姉ちゃんが言ってあげるわ」

真美「わ→っ そこまでしなくていいよ! モンスターペアレンツだよ!」

千早「親じゃなくて姉の立場で言うから問題ないわ」キリッ

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:36:33.59 ID:INZydpa80
真美「ふぃ→ ありがと! できたよ→」

千早「良くできたわね 偉いわ」ナデナデ

真美「え、えへへ→…」

春香「あれー? なんか千早ちゃん、お姉さんみたいだね?」

千早「そう見えるかしら」

春香「あはは、ごめん… "みたい"ってだけだから気にしないで?」

千早「いえ 見えるなら重畳よ 私、真美の姉になったから」

春香「…はい?」

千早「ふふっ 分からなくてもいいわ」

真美「ね→っ?」

千早「…ねーっ」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:41:39.97 ID:INZydpa80
真美「あ、そういえば今日はあの髪留めつけてるよ? 似合う→?」

千早「ふふっ 真美に似合わない髪留めなんてないから安心しなさい…」

真美「どこのイケメンですか→!」

千早「…うん 似合ってるわ よかった」

真美「そ、そう? じゃあすごいつけまくるね!」

千早「ええ、是非つけまくって」

真美「真美も何かお姉ちゃんにあげたいな→」

千早「私は2月だから… まだまだよ」

真美「ぐぬぬ じゃあクリスマスだ!」

千早「それもかなり後じゃない…」

真美「あげられないよ…」シュン

千早「その可愛さで十分よ」

真美「なにそれ…はずいよ!///」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/04(月) 22:43:23.37 ID:INZydpa80
真美「ん…そういえば おなかすいた」

千早「…確かに 私も少しすいたわ」

真美「またサイゼいこ→?」

千早「いいわね …今度は本当に好きなもの頼んでいいからね」

真美「ドリアにするも→ん」

千早「真美? 好きなもの頼まないと怒るわよ?」

真美「姉バカだよ→ お姉ちゃん!」タタタッ

千早「あ… 待ちなさい真美!」

千早「…ホントに真美は、可愛いわ」

おわり