6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:08:07.92 ID:1NLOdF4x0.net[2/13]
リト「なんだ……それ?」
ララ「う~ん、実はよくわからないんだよね~ 失敗作のガラクタを組み合わせたら偶然できちゃった!」
リト「そ、そうか……(なんにせよララの発明品で問題が起きなかったことはない……ここは慎重に……)」
ナナ「おーい!リト!」ガチャリ
リト「うわぁ!」
ポチ
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:11:15.11 ID:1NLOdF4x0.net[3/13]
ナナ「ん……?何ドアの前でころんでるんだ?」
リト「お前がいきなり扉をあけるからだろ! ……それより」ごくり
シーン
リト「な、なにも起きないみたいだな……」
ララ「う~ん、やっぱり失敗作だったのかな~ ちょっと残念……」
リト「おい!」
そのころ米花町では
コナン「おい!公園でサッカーしようぜ!」
元太「おう!」
光彦「いいですね!」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:15:37.88 ID:1NLOdF4x0.net[4/13]
光彦「歩美ちゃん!そこでシュートです!」
歩美「うんっ! えい!」
ぱすっ
光彦「ナイッシューです!歩美ちゃん!」
歩美「は、はいった~!やったよ!えへへ」
コナン「くそ……光彦のやつ……いちゃつきやがって…… 元太、手筈どおりに頼むぞ」コソコソ
元太「おう」コソコソ
光彦「じゃあ次はコナンくんからですね!」
コナン「おう……くくく」
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:19:35.04 ID:1NLOdF4x0.net[5/13]
コナン「フッ……!フッ……!」シュパッシュパッ
歩美「わぁ!抜かれちゃったぁ!」
灰原「やるわね」
光彦「まかせてください!コナンくんはボクがとめます!」
コナン「ククク……来ると思ってたぜ……お前ならな……」
コナン「だが、それがお前の最初で最後の過ちだ!」
キック力増強シューズ!!!!!!!!!
ドッカーーーーーーーーーーーン
光彦「うっわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:25:38.26 ID:1NLOdF4x0.net[6/13]
光彦「ああああああああああああああああああ!!!!!!」
元太「やばいぞ!光彦が地球から遠ざかっていく!」
灰原「早急に手を打たないと手遅れになるわ!」
歩美「どうしよう……!」
コナン「お前ら……冷静になれよ!」
元太「!」
灰原「!」
歩美「!」
コナン「俺たちがあいつを信じてやれないで……誰が信じるっていうんだ?!」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:28:49.60 ID:1NLOdF4x0.net[7/13]
元太「光彦を……」
灰原「仲間を……」
歩美「信じる……!」
光彦「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
コナン「そうだ……あいつはまだ、諦めたわけじゃない!」
光彦「ああああああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
光彦「とまれええええええええええええええええええええええええええええ!!」
現在光彦4万フィート
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:35:56.21 ID:1NLOdF4x0.net[8/13]
光彦「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
光彦「(息が……息ができません……!」
光彦はとどまることなく地球から遠ざかっていく。光彦が高さを認識できたのは4万フィートが限界だった。そこからはどれだけ上ったかわからなくなった。
気づいたら、光彦は宇宙にきていた。もう光彦はいうまでもなく、コナンや元太ですら生還は絶望的……そう考えていた
だが、その次の瞬間、巨大なロボットが現れたのだ
コナン「……!?なんだ……あれは!」
~ナナ「おーい!リト!」ガチャリ~
~リト「うわぁ!」~
ポ チ ッ !!!!!!!!!
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:48:15.21 ID:1NLOdF4x0.net[9/13]
次の瞬間、光彦が不思議な光に包まれて大気圏に突入する!!!!!!
光彦「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」ボオオオオオオオオ
コナン「おい!光彦が燃えてるぞ!」
元太「くそ!どうにかなんねーのか!」
光彦「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ボオオオオ
灰原「円谷くんが……大気圏に突入した……!」
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 00:56:09.88 ID:1NLOdF4x0.net[11/13]
ボオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
光彦「ハァッ……ヒュー……コヒュー」ボオオオオオオオオオオ
光彦「…………コニュー」ボオオオオオオオオ
光彦「…………シュー」ボオオオオオオオオオ
光彦「……」ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
コナン「みつ……ひこ……」
元太「くそ……ッ!こんなのって……ありかよ……!!」
歩美「光彦くぅん……!」
灰原「円谷くん……」ホロリ
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/25(日) 01:00:30.09 ID:1NLOdF4x0.net[12/13]
光彦の葬儀はその後しめやかに執り行われた。
死体は地表に落ちるまでに燃え尽きてしまったため、棺おけにはあいつが大事にしていたグローブとサッカーボール、
そして、小さなロボットの人形がいれられた。
俺たちはいつまでも忘れない。宇宙という広い空を目指して飛んだ友のことを。
あいつがあの瞬間、紛れも無くこの世界で一番自由な男だったことを。
FIN
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