1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:17:41.41 ID:IOAykev3i
がちゃ


雪歩「おはようございまー……あれ?」

美希「……zzz」

雪歩「美希ちゃん、寝てる」


雪歩「そのままだと風邪ひいちゃうよ…」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:21:17.65 ID:IOAykev3i
雪歩「えっと…あったあった」

雪歩「んしょ…と」


ふぁさ


美希「んゅ……zzz」

雪歩「プロデューサーの仮眠用の毛布だけど、いいよね」

美希「……ぇへへ……」

雪歩(なんだか嬉しそうな寝顔…)


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:26:48.48 ID:IOAykev3i
美希「…はにゅ……」

雪歩「にゅ?」

美希「……い」

雪歩「はにゅい?」

美希「……zzz」

雪歩「どんな夢見てるのかなぁ」


雪歩「……」

美希「………ぇへへ」

雪歩「やっぱり、美希ちゃん可愛いなぁ」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:33:53.81 ID:IOAykev3i
雪歩「私なんてひんそーで……ううん」

雪歩「マイナス思考は駄目って、プロデューサーも言ってたよね」



美希「んん…」

雪歩「ひう!?」

美希「ハ……あれ? 雪歩なの」

雪歩「お、おはよう……」

雪歩「ごめんね…起こしちゃった?」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:40:47.64 ID:IOAykev3i
美希「ううん、だいじょーぶ……あふぅ」

雪歩「お茶淹れてくるね」

美希「よろしくなの~」


ぱたぱた


美希「…あ、毛布」

美希「雪歩がかけてくれたのかな?」

美希「…えへへ」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:47:54.99 ID:IOAykev3i
雪歩「はい、どうぞ」

美希「ん~っ、いい香り」

美希「そうだ!」

雪歩「どうしたの?」


美希「はい、これ」

雪歩「…?」

美希「ミキの手作りおにぎりだよ」

美希「一緒に食べよ?」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 07:54:43.84 ID:IOAykev3i
もぐもぐ

ずずっ


美希「はぁ……美味しい」

雪歩「うん、さすが美希ちゃん特製おにぎりだね」

美希「トーゼンなの!」

美希「雪歩の淹れたお茶も美味しいよ?」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:06:05.67 ID:IOAykev3i
美希「ミキが男の子だったらゼッタイ放っておかないのにな」

雪歩「お、男の人だったら怖くて話しかけられないよ…」

美希「そういえばそうだったの…」

美希「じゃあ、ミキのメイドさんになってもらおうかな」

雪歩「ええ!? め、メイド…」

美希「バッチリ似合うかも!」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:18:06.27 ID:IOAykev3i
美希「でね、春香は専属のパティシエにして」

雪歩「春香ちゃんまで……」

美希「憧れのハニーとキラキラした生活を送るんだ!」

雪歩「はにー?」

美希「ハニーはハニーだよ」

雪歩「えっと、つまり恋人?」

美希「うん」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:23:46.96 ID:IOAykev3i
美希「今のところ、プロデューサーがいいセンいってるかも」

雪歩「プロデューサー……」

美希「雪歩もプロデューサーだったら怖くないんだよね」

雪歩「う、うん」

美希「ズバリ! それは恋なの!」

雪歩「………え?」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:30:13.18 ID:IOAykev3i
雪歩「恋だなんて……違うよぉ…」

美希「じゃあ、ミキがもらっていっちゃうね」

雪歩「あ! その…」

美希「やっぱり恋だと思うな」

雪歩「恋……ううん!」

美希「じゃあ…」

雪歩「あ、だ…ダメ!」


美希(なんだか楽しくなってきたの)


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:38:59.22 ID:IOAykev3i
美希「雪歩のハツコイ応援作戦なの!」

雪歩「ええ!?」

美希「パッと舞ってガッとやってチュッと吸ったらハーンなの!」


雪歩「ぜんぶ無理だよぉ…」

美希「オンナは度胸だと思うな!」

雪歩「度胸……うん、そうだよね!」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:44:04.44 ID:IOAykev3i
雪歩「私、やってみるよ」

美希「うん、頑張ってね……あふぅ」

雪歩「あ、まだ眠い?」

美希「うん……もう少し眠るの」

雪歩「うん、お休み」




美希「……まくらが欲しいな」

雪歩「え?」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:49:34.31 ID:IOAykev3i
雪歩「えっと……そうだ」


ぽんぽん


雪歩「はい、どうぞ」

美希「失礼します~」


ぽふっ


雪歩(やっちゃった…膝枕)

美希「あ、すっごく気持ちいい…」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 08:57:47.70 ID:IOAykev3i
美希「これ、プロデューサーにやってあげればイチコロだと思うな」

雪歩「そうかなぁ…」

美希「あ、頭撫でて?」

雪歩「うん」


なでなで


美希「ふあ……」

美希「……これ…きもち……zzz」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 09:02:52.84 ID:IOAykev3i
雪歩「もう寝ちゃった…」

美希「……zzz」

雪歩「ふあ……ぁ」

雪歩「私も少し眠ろうかなぁ…」



……

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 09:06:38.43 ID:IOAykev3i
……


P「お疲れ様で…」

小鳥「しーっ」

P「……どうしたんです、音無さ…」

小鳥「……」


雪歩「……zzz」

美希「……zzz」



P「仲良さそうに眠ってますね」

小鳥「しばらく寝かせておいてあげましょう」

P「そうですね」



おしまい