1: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 13:54:25.29 ID:5Cs6VK+Q
海未「全く、どうして貴方はいつもいつも……」
まんぞくさん「 -ω-」 ゲプッ
海未「聞いているのですか!?」
まんぞくさん「-ω-」
海未「くうっ…満足そうな顔をして」
海未「せっかく餌を分けていたのに…全部食べてしまっては駄目じゃないですか」
まんぞくさん「-ω-」 Zzz…
海未「もう…」
まんぞくさん「 -ω-」 ゲプッ
海未「聞いているのですか!?」
まんぞくさん「-ω-」
海未「くうっ…満足そうな顔をして」
海未「せっかく餌を分けていたのに…全部食べてしまっては駄目じゃないですか」
まんぞくさん「-ω-」 Zzz…
海未「もう…」
6: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 14:09:46.49 ID:5Cs6VK+Q
海未(皆さんこんにちわ。園田海未です)
海未(最近、私の家の庭が新しくなりました)
海未(母上が『子猫がいっぱい遊びに来るような素敵なお庭にしたいですね』と父上に持ちかけた所、とても立派な園庭が出来ました)
海未(それからというもの、母上が餌を庭に置き、それを野良猫が食べに来て、その猫と戯れる…と言うような日常が園田家に生まれたのですが…)
まんぞくさん「-ω-」 Zzz…
海未「とんだ曲者までおびき寄せてしまった様です……」
海未(最近、私の家の庭が新しくなりました)
海未(母上が『子猫がいっぱい遊びに来るような素敵なお庭にしたいですね』と父上に持ちかけた所、とても立派な園庭が出来ました)
海未(それからというもの、母上が餌を庭に置き、それを野良猫が食べに来て、その猫と戯れる…と言うような日常が園田家に生まれたのですが…)
まんぞくさん「-ω-」 Zzz…
海未「とんだ曲者までおびき寄せてしまった様です……」
10: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 14:25:19.80 ID:5Cs6VK+Q
母君「海未さん」
海未「あ、母上……」
母君「あらあら、またいらしてたのですね」
海未「はい。……何時もの様に餌をペロリと」
母君「くすくす、沢山食べる元気な子ですね」
海未「ですが、こうも毎回平らげられてしまっては餌の補充が……」
母君「よいではないですか」
母君「こうして毎日我が家に訪れて、私達に癒しを与えてくれる」
母君「それだけでもありがたいと思いませんか?」
海未「はぁ……そうですね」
海未「あ、母上……」
母君「あらあら、またいらしてたのですね」
海未「はい。……何時もの様に餌をペロリと」
母君「くすくす、沢山食べる元気な子ですね」
海未「ですが、こうも毎回平らげられてしまっては餌の補充が……」
母君「よいではないですか」
母君「こうして毎日我が家に訪れて、私達に癒しを与えてくれる」
母君「それだけでもありがたいと思いませんか?」
海未「はぁ……そうですね」
16: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 14:34:06.55 ID:5Cs6VK+Q
母君「ふふ、私も餌を買ってきた甲斐がありますね」
海未(毎度毎度高級なかりかりを買ってくる必要もないと思うのですが…)
ピンポーン
ウミチャーン!アーソボー!
チュン!
母君「あら、お友達ですか?」
海未「穂乃果とことりですね。今日は出掛ける約束をしていましたので…」
母君「そうですか…気をつけて行って下さいね」
海未「はい、では行って来ます」 スクッ
まんぞくさん「-ω-」 スクッ
ポテポテポテ……
海未「わ、私が居なくなると同時に出て行きましたよ彼…」
母君「あら……ふふっ、海未さんの事が大好きなのでしょうね」
海未「私はそうでもありません……ふぅ」
海未(毎度毎度高級なかりかりを買ってくる必要もないと思うのですが…)
ピンポーン
ウミチャーン!アーソボー!
チュン!
母君「あら、お友達ですか?」
海未「穂乃果とことりですね。今日は出掛ける約束をしていましたので…」
母君「そうですか…気をつけて行って下さいね」
海未「はい、では行って来ます」 スクッ
まんぞくさん「-ω-」 スクッ
ポテポテポテ……
海未「わ、私が居なくなると同時に出て行きましたよ彼…」
母君「あら……ふふっ、海未さんの事が大好きなのでしょうね」
海未「私はそうでもありません……ふぅ」
20: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 14:51:35.44 ID:5Cs6VK+Q
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
海未「ただいま帰りました……誰も居ない様ですね」
海未「……ん、机にメモ用紙が」 ペラッ
『海未さんへ。あの人がいんたーねっとであすれちっくたわーなる物を見つけて頂きましたので、これからアマゾンへ買いに行ってきます』
海未「アマゾンですか…またどうしてそんな遠い場所に」
ミャァ
海未「…おや」
しろねこさん「・ω・」
海未「ふふっ……こんにちわ。こっちに来ませんか?」
しろねこさん「 ・ω・」 トテトテ
海未(……中々懐いてくれませんね) ホロリ
・・・・・・・・・
・・・・・
海未「ただいま帰りました……誰も居ない様ですね」
海未「……ん、机にメモ用紙が」 ペラッ
『海未さんへ。あの人がいんたーねっとであすれちっくたわーなる物を見つけて頂きましたので、これからアマゾンへ買いに行ってきます』
海未「アマゾンですか…またどうしてそんな遠い場所に」
ミャァ
海未「…おや」
しろねこさん「・ω・」
海未「ふふっ……こんにちわ。こっちに来ませんか?」
しろねこさん「 ・ω・」 トテトテ
海未(……中々懐いてくれませんね) ホロリ
31: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 15:30:27.75 ID:mppxhAKf
海未「……おや」
まんぞくさん「-ω-」 ゲフッ
海未「あっ!あなたはまた餌を全部食べて!」
まんぞくさん「 -ω-」
海未「くっ……餌を置いてるお前が悪いと言わんばかりの顔をして……」
海未「貴方のはこっちのお皿ですからね!こっちは白猫さんの分です!」
まんぞくさん「-ω- 」……
海未「……何ですかその物欲しそうな目は」
海未「駄目ですよ。これは絶対あげませんから」
しろねこさん「 ・ω・」テクテク
海未「え?もう帰るのですか?まだ全然居て頂いても……」
海未「……行ってしまいました」
まんぞくさん「 -ω-」ジュルリ
海未「だ、駄目です。居なくなったからと言ってこれはあなたの物になりません」
まんぞくさん「 -ω-`」
海未「そ、そんな悲しい顔をしても駄目です!」
まんぞくさん「-ω-」 ゲフッ
海未「あっ!あなたはまた餌を全部食べて!」
まんぞくさん「 -ω-」
海未「くっ……餌を置いてるお前が悪いと言わんばかりの顔をして……」
海未「貴方のはこっちのお皿ですからね!こっちは白猫さんの分です!」
まんぞくさん「-ω- 」……
海未「……何ですかその物欲しそうな目は」
海未「駄目ですよ。これは絶対あげませんから」
しろねこさん「 ・ω・」テクテク
海未「え?もう帰るのですか?まだ全然居て頂いても……」
海未「……行ってしまいました」
まんぞくさん「 -ω-」ジュルリ
海未「だ、駄目です。居なくなったからと言ってこれはあなたの物になりません」
まんぞくさん「 -ω-`」
海未「そ、そんな悲しい顔をしても駄目です!」
39: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 15:52:29.41 ID:mppxhAKf
海未「……結局食べられてしまいました」
まんぞくさん「 .,-ω-」ゲフッ
海未「もう、あまり食べ過ぎるのは良くありませんよ」
海未「お腹なんてこんなにふっくらして……」フニフニ
海未「……」フニフニ
海未「……」フニフニ
海未「……ふぁ」フニフニ
海未「……はっ!?」
海未「いけません……あまりの触り心地の良さに意識がっ」
まんぞくさん「-ω-.,」?
海未「あ、いえ。何でもありません」
まんぞくさん「 .,-ω-」ゲフッ
海未「もう、あまり食べ過ぎるのは良くありませんよ」
海未「お腹なんてこんなにふっくらして……」フニフニ
海未「……」フニフニ
海未「……」フニフニ
海未「……ふぁ」フニフニ
海未「……はっ!?」
海未「いけません……あまりの触り心地の良さに意識がっ」
まんぞくさん「-ω-.,」?
海未「あ、いえ。何でもありません」
46: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 16:44:57.85 ID:mppxhAKf
海未(……そう言えば、私に身体を触らせてくれるのはこの方だけですね) サスサス
まんぞくさん「-ω-」
海未(他の方はいつも……)
・・・・・・・・・・・・
海未「ねこちゃーんうみですよー♪」デレデレ
しろねこさん「 #・ω・」 フシャ-!!
たてじまさん「#>ω<」ギニャァ!!
ぷりんすさん「从#廿_廿从」ヴェェ!!
海未「ふえぇ……」
・・・・・・・・・・・・
海未「……」グスン
海未「……貴方は嫌がらないのですね」サスサス
まんぞくさん「-ω-」Zzz……
海未「ただ鈍いだけですか……クスッ」
まんぞくさん「-ω-」
海未(他の方はいつも……)
・・・・・・・・・・・・
海未「ねこちゃーんうみですよー♪」デレデレ
しろねこさん「 #・ω・」 フシャ-!!
たてじまさん「#>ω<」ギニャァ!!
ぷりんすさん「从#廿_廿从」ヴェェ!!
海未「ふえぇ……」
・・・・・・・・・・・・
海未「……」グスン
海未「……貴方は嫌がらないのですね」サスサス
まんぞくさん「-ω-」Zzz……
海未「ただ鈍いだけですか……クスッ」
57: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 19:25:08.78 ID:5Cs6VK+Q
海未「……」 ウトウト
海未「…んぁ」
海未「…いつの間にか寝ていました」
海未「猫達は…やはり誰も居ませんか」
海未「まぁ餌皿が空っぽなら来る理由がありませんものね……ふぅ」
海未「……ん?」
海未「…何ですかのこの煮干は」
海未「捨てていった…?にしては丁寧に置いてありますね」
海未「…よく分からないので、袋に詰めておきましょう」
海未「…んぁ」
海未「…いつの間にか寝ていました」
海未「猫達は…やはり誰も居ませんか」
海未「まぁ餌皿が空っぽなら来る理由がありませんものね……ふぅ」
海未「……ん?」
海未「…何ですかのこの煮干は」
海未「捨てていった…?にしては丁寧に置いてありますね」
海未「…よく分からないので、袋に詰めておきましょう」
58: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 19:32:34.96 ID:5Cs6VK+Q
-次の朝-
海未「ふんっ!…はっ!」 ブンッ! ブンッ!
海未「……ふぅ、今日はこのくらいにしておきましょう」
海未「さて、シャワーを」
ギャー!
ミャーッ!
ギーッ!ギャーッ!
海未「…やけに庭が騒がしいですね?」
海未「何かあったのでしょうか……」
海未「ふんっ!…はっ!」 ブンッ! ブンッ!
海未「……ふぅ、今日はこのくらいにしておきましょう」
海未「さて、シャワーを」
ギャー!
ミャーッ!
ギーッ!ギャーッ!
海未「…やけに庭が騒がしいですね?」
海未「何かあったのでしょうか……」
59: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 19:44:58.90 ID:5Cs6VK+Q
ガシャガシャ! ガチャン!
とびみけさん「 #・ω・」 ギーッ!
きじとらさん「・ω・# 」 ミ゛ャーッ!
海未「ちょっと!貴方達何をしているのですか!?」
ギャーッ!
ウ゛ミャー!
海未「餌の取り合い!?一体何故…」
海未「…!」
海未「……お皿の餌が、全然減っていません」
とびみけさん「 #・ω・」 ギーッ!
きじとらさん「・ω・# 」 ミ゛ャーッ!
海未「ちょっと!貴方達何をしているのですか!?」
ギャーッ!
ウ゛ミャー!
海未「餌の取り合い!?一体何故…」
海未「…!」
海未「……お皿の餌が、全然減っていません」
62: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 20:00:09.22 ID:5Cs6VK+Q
海未「おかしいです……普段なら朝は空っぽに」
海未「……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
母君「あら……」
海未「母上、どうかなされました?」
母君「いえ、今日はお皿の中の餌の減りが普段より遅いと思いまして…」
海未「ん……本当ですね」
母君「……あっ、もしかして」
母君「用意した餌がいつもの餌ではないからでしょうか」
海未「はい?」
母君「ほら、昨日海未さんに餌を買ってくる様頼みましたよね?」
海未「は、はい…母上が何時も買っているかりかりを知らなかったので、コンビニで普通のものを…」
母君「……ふふっ」
海未「母上?」
母君「おそらくあの方は、違いの分かる方なのでしょうね」
海未「???」
海未「……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
母君「あら……」
海未「母上、どうかなされました?」
母君「いえ、今日はお皿の中の餌の減りが普段より遅いと思いまして…」
海未「ん……本当ですね」
母君「……あっ、もしかして」
母君「用意した餌がいつもの餌ではないからでしょうか」
海未「はい?」
母君「ほら、昨日海未さんに餌を買ってくる様頼みましたよね?」
海未「は、はい…母上が何時も買っているかりかりを知らなかったので、コンビニで普通のものを…」
母君「……ふふっ」
海未「母上?」
母君「おそらくあの方は、違いの分かる方なのでしょうね」
海未「???」
63: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 20:11:02.16 ID:5Cs6VK+Q
海未(……確かあの時も、誰かが庭で暴れたような散らかり方をしていました)
海未(おそらくあのふくよかな彼が来なかった分、猫達が餌を取り合っていたのですね)
海未(私が昨日用意した餌も、以前買って余っていた安い物……)
海未(彼が餌を食べなかった事で、強気な性格の猫達が取り合いの争いを始めた…?)
海未「……そんな馬鹿な」
ミ゛ャー!フシャーッ!
ギーッ!ギャーッ!
海未「!」
海未「考えるのは後です!早く止めないと!」
海未「貴方達!やめて下さい!」
海未(おそらくあのふくよかな彼が来なかった分、猫達が餌を取り合っていたのですね)
海未(私が昨日用意した餌も、以前買って余っていた安い物……)
海未(彼が餌を食べなかった事で、強気な性格の猫達が取り合いの争いを始めた…?)
海未「……そんな馬鹿な」
ミ゛ャー!フシャーッ!
ギーッ!ギャーッ!
海未「!」
海未「考えるのは後です!早く止めないと!」
海未「貴方達!やめて下さい!」
65: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 20:15:58.99 ID:5Cs6VK+Q
とびみけさん「 #・ω・」 ギーッ!
きじとらさん「・ω・# 」 ミ゛ャーッ!
ガシャガシャ! ガチャン!
海未「っ!このままでは…」
海未「貴方達いい加減に」
ボテ ボテ
( -ω-) ……
海未「…えっ?」
きじとらさん「・ω・# 」 ミ゛ャーッ!
ガシャガシャ! ガチャン!
海未「っ!このままでは…」
海未「貴方達いい加減に」
ボテ ボテ
( -ω-) ……
海未「…えっ?」
67: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 20:33:34.46 ID:5Cs6VK+Q
まんぞくさん「 -ω-」 ボテボテ
海未「あ、あの」
まんぞくさん「 -ω-」 ……
ガツガツボリッボリッムシャムシャボリボリボリグチョグチョボロボロバクバクニゴニゴボリボリボリッ!!
とびみけさん「( ゚д゚ )」
きじとらさん「( ゚д゚ )」
海未「( ゚д゚ )」
まんぞくさん「.,-ω-」 ゲフッ
まんぞくさん「 .,-ω-」 ジャアノ
テクテク…
海未「あ、あの」
まんぞくさん「 -ω-」 ……
ガツガツボリッボリッムシャムシャボリボリボリグチョグチョボロボロバクバクニゴニゴボリボリボリッ!!
とびみけさん「( ゚д゚ )」
きじとらさん「( ゚д゚ )」
海未「( ゚д゚ )」
まんぞくさん「.,-ω-」 ゲフッ
まんぞくさん「 .,-ω-」 ジャアノ
テクテク…
74: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 21:04:04.09 ID:5Cs6VK+Q
海未「……ぜ、全部平らげて」
とびみけさん「 ・ω・」 カエルニャ
きじとらさん「・ω・ 」 ハイニャ
テクテク…
海未(…餌が無くなると他の猫も帰って行きました)
海未(……)
海未(ふくよかさん、貴方は……)
ウミチャーン!キタデー!
ニャーッ!
海未「…はっ!?い、いけません!今日は希と凛と練習する約束でした!」
海未「す、すみませーん!すぐ準備しますから中に入ってください!!」
とびみけさん「 ・ω・」 カエルニャ
きじとらさん「・ω・ 」 ハイニャ
テクテク…
海未(…餌が無くなると他の猫も帰って行きました)
海未(……)
海未(ふくよかさん、貴方は……)
ウミチャーン!キタデー!
ニャーッ!
海未「…はっ!?い、いけません!今日は希と凛と練習する約束でした!」
海未「す、すみませーん!すぐ準備しますから中に入ってください!!」
76: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 21:31:09.05 ID:5Cs6VK+Q
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
海未「ただいま帰りました」
母君「お帰りなさい海未さん」
海未「母上、戻られていたのですね。あすれちっくたわーは買えましたか?」
母君「それが…アマゾンにはあすれちっくたわーはないのだそうです」
海未「えっ?」
母君「おかしいですね…ちゃんといんたーねっとで調べたのですけど」
海未「母上、もしや騙されたのでは……」
母君「そんな……」
海未「気をつけてください。私の友達が」
凛『うそはうそであると見抜けない人でないと(インターネットを使うのは)難しいにゃ』
海未「と言っていましたので」
母君「はい……気をつけますね」
・・・・・・・・・
・・・・・
海未「ただいま帰りました」
母君「お帰りなさい海未さん」
海未「母上、戻られていたのですね。あすれちっくたわーは買えましたか?」
母君「それが…アマゾンにはあすれちっくたわーはないのだそうです」
海未「えっ?」
母君「おかしいですね…ちゃんといんたーねっとで調べたのですけど」
海未「母上、もしや騙されたのでは……」
母君「そんな……」
海未「気をつけてください。私の友達が」
凛『うそはうそであると見抜けない人でないと(インターネットを使うのは)難しいにゃ』
海未「と言っていましたので」
母君「はい……気をつけますね」
78: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 21:39:40.83 ID:5Cs6VK+Q
海未「……おや」
まんぞくさん「 -ω-」 ゲフッ
海未「…またいらしてたのですね」
母君「この子、すごいのですよ」
母君「今日は海未さんが買ってきた餌でしたのに、ぺろりと食べてしまわれたのです」
海未「……」
母君「どうしてでしょうね……ふふっ」
まんぞくさん「 -ω-」 スクッ
ポテポテ…
海未「ちょっと待って下さい」
まんぞくさん「 -ω-」 ゲフッ
海未「…またいらしてたのですね」
母君「この子、すごいのですよ」
母君「今日は海未さんが買ってきた餌でしたのに、ぺろりと食べてしまわれたのです」
海未「……」
母君「どうしてでしょうね……ふふっ」
まんぞくさん「 -ω-」 スクッ
ポテポテ…
海未「ちょっと待って下さい」
79: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 21:46:58.55 ID:5Cs6VK+Q
まんぞくさん「-ω- 」
海未「…その餌では満足していないのでしょう?」
海未「猫が無理して遠慮する必要なんて何処にもありません」 ゴソゴソ
コトッ
まんぞくさん「-ω- 」 …!
海未「今朝のお礼です」
海未「今は貴方以外誰も居ませんから、どうぞお食べください」
母君「あらあら…海未さんお刺身なんて随分と豪華ですね」
海未「…まぁ、そこのスーパーの割引品なので」
まんぞくさん「-ω- 」 ……
ポテポテ…
ズイッ
まんぞくさん「-ω- 」 ヨジヨジ ギュウ
海未「……!」
海未「…その餌では満足していないのでしょう?」
海未「猫が無理して遠慮する必要なんて何処にもありません」 ゴソゴソ
コトッ
まんぞくさん「-ω- 」 …!
海未「今朝のお礼です」
海未「今は貴方以外誰も居ませんから、どうぞお食べください」
母君「あらあら…海未さんお刺身なんて随分と豪華ですね」
海未「…まぁ、そこのスーパーの割引品なので」
まんぞくさん「-ω- 」 ……
ポテポテ…
ズイッ
まんぞくさん「-ω- 」 ヨジヨジ ギュウ
海未「……!」
86: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 22:24:46.11 ID:5Cs6VK+Q
母君「あ、あらあら…海未さんも罪なお人ですね」
母君「餌で懐柔してしまうだなんて……将来大物になるのでしょうね」
海未「ち、違います!これはただのお礼で…」
まんぞくさん「-ω-,,」 スリスリ
海未「ひゃっ!?く、くすぐったいです!もうっ!」
母君「ふふふ……海未さん」
母君「猫というのはとても自由な生き物です」
母君「時に私たちの期待を裏切るような事をしてしまいますが、彼らに悪意などありませんし反省する事も少ないでしょう」
海未「……」
母君「…ですが、それ故に愛くるしいのです」
母君「己を持ち、自分を信じ、常に自己の為に行動する」
母君「これは、横並びになりがちの私達人間にはとても難しい生き方……確固たる意思の持ち主である証拠です」
母君「私達は、この猫達から大切な何かを学ばなければいけないのかもしれませんね」 クスッ
海未「……この方はその様な立派な考えを持ち合わせていない様に見えるのですが」
母君「くすくす…要は好かれている子とを誇りに思って良いということです」
まんぞくさん「-ω- 」 ギュウ
海未「……もう、しょうがない方ですね」 ナデナデ
海未「」
母君「餌で懐柔してしまうだなんて……将来大物になるのでしょうね」
海未「ち、違います!これはただのお礼で…」
まんぞくさん「-ω-,,」 スリスリ
海未「ひゃっ!?く、くすぐったいです!もうっ!」
母君「ふふふ……海未さん」
母君「猫というのはとても自由な生き物です」
母君「時に私たちの期待を裏切るような事をしてしまいますが、彼らに悪意などありませんし反省する事も少ないでしょう」
海未「……」
母君「…ですが、それ故に愛くるしいのです」
母君「己を持ち、自分を信じ、常に自己の為に行動する」
母君「これは、横並びになりがちの私達人間にはとても難しい生き方……確固たる意思の持ち主である証拠です」
母君「私達は、この猫達から大切な何かを学ばなければいけないのかもしれませんね」 クスッ
海未「……この方はその様な立派な考えを持ち合わせていない様に見えるのですが」
母君「くすくす…要は好かれている子とを誇りに思って良いということです」
まんぞくさん「-ω- 」 ギュウ
海未「……もう、しょうがない方ですね」 ナデナデ
海未「」
88: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2015/04/12(日) 22:38:01.10 ID:5Cs6VK+Q
-次の日-
まんぞくさん「,,-ω-」 ゲフッ
海未「ああっ!また両方のお皿を平らげてしまって!」
海未「二つ食べていはいけないと何度言えば!」
まんぞくさん「-ω- 」 ……
ヨジヨジ
まんぞくさん「-ω-.,.」 ギュウ
海未「だ、駄目です…そんな抱きついてきても許しませんよ…!」
まんぞくさん「-ω-。」 スリスリ
海未「うっ…///」
海未「…もしかして私、舐められてませんかね」 ナデナデ
まんぞくさん「 -ω-」 ゲフッ
海未「ああもう!私の目の前でゲップをしないで下さい!」
~終わり~
まんぞくさん「,,-ω-」 ゲフッ
海未「ああっ!また両方のお皿を平らげてしまって!」
海未「二つ食べていはいけないと何度言えば!」
まんぞくさん「-ω- 」 ……
ヨジヨジ
まんぞくさん「-ω-.,.」 ギュウ
海未「だ、駄目です…そんな抱きついてきても許しませんよ…!」
まんぞくさん「-ω-。」 スリスリ
海未「うっ…///」
海未「…もしかして私、舐められてませんかね」 ナデナデ
まんぞくさん「 -ω-」 ゲフッ
海未「ああもう!私の目の前でゲップをしないで下さい!」
~終わり~
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