1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 20:21:59.90 ID:i5UbqpwKO
一夏「ダメなんだ・・・今まではなにも考えてなくても動いたのに」

一夏「内定出てた企業からもISに乗れないなら意味がないって、内定取り消されたよ・・・」

シャル「そ、そんな」

一夏「卒業したら結婚するって約束だったけど、当分は無理だと思う」

シャル「・・・」

一夏「ISが使えないとなると給料だって下がるだろうしさ・・・」

シャル「・・・そうだね」

一夏「特別な男じゃなくなっちまったけど・・・これからも一緒にいてくれるか?」

シャル「えっと・・・急なことで驚いちゃって」


シャル「考える時間が欲しいな」

一夏「・・・あぁ、わかった」

引用元: 一夏「IS乗れなくなった・・・」シャル「えっ?」

 

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 20:33:31.99 ID:i5UbqpwKO
数日後

シャル「あのね、色々考えたんだけど・・・僕達いったん距離を置くべきだと思うの」

一夏「・・・そうか。じゃあ別れよう」

シャル「うん・・・」



翌日 そこには元気にISを乗りこなす一夏の姿が


シャル「えっ、なんで・・・?乗れなくなったんじゃないの?」

一夏「・・・千冬ねえに卒業したら結婚するって言ったら、じゃあ試しにああ言ってみろって」

一夏「本性がわかるからってさ」

シャル「な、なにそれ!騙したの!?」

一夏「・・・シャルはISに乗れる俺が好きなんだな」

シャル「違うよ!!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 20:49:55.90 ID:i5UbqpwKO
シャル「酷いよ・・・こんな騙すみたいなことして、ぐすっ」

一夏「ごめんな」

シャル「でもよかった。本当に心配したんだよ?」

一夏「・・・」

シャル「えへへ、これで約束通り卒業したら結婚できるね」

一夏「いやもう別れただろ」

シャル「え?」

一夏「流石にこの変わり身を見たらさ・・・もうなに言われても無理だよ」

シャル「あっそう。あーあ、失敗したな」


セシリアの場合

一夏「IS乗れなくなったんだ・・・」

セシリア「えっ?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:02:03.36 ID:i5UbqpwKO
一夏「ダメなんだ・・・今まではなにも考えてなくても動いたのに」

一夏「内定出てた企業からもISに乗れないなら意味がないって、内定取り消されたよ・・・」

セシリア「まあ・・・」

一夏「卒業したら結婚するって約束だったけど、当分は無理だと思う」

セシリア「あら、どうしてですの?」

一夏「どうしてって、IS乗れないんじゃ普通の会社に就職しないといけないしさ、そうしたら給料だって安いし」

セシリア「そんなことはまったく問題ありませんわ」

一夏「いやでも」

セシリア「そうですわ!わたくしの会社に就職したらよろしいじゃありませんか♪」

セシリア「そうしたらおうちでも会社でも一緒にいられますわ~♪なんて名案なんでしょう!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:17:35.53 ID:i5UbqpwKO
一夏「すまん!嘘なんだ!」

セシリア「うそ?」

一夏「ISは普通に使える。ほら」ジャキッ

セシリア「・・・どうしてそんな嘘をついたんですの」

一夏「うっ、あの・・・どんな反応するかなって思って」

セシリア「本当は?」

一夏「IS乗れる特別な人間じゃなくなっても一緒にいてくれるかためs」

セシリア「・・・っ」ジワッ

一夏「すまんなんでもするから泣かないでくれ!!」

セシリア「ぅっ、もう一夏さんなんて知りません!!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:31:12.84 ID:i5UbqpwKO
箒の場合

一夏「IS乗れなくなった・・・」

箒「・・・なに?」

一夏「ダメなんだ・・・今まではなにも考えてなくても動いたのに」

一夏「内定出てた企業からもISに乗れないなら意味がないって、内定取り消されたよ・・・」

箒「そうか・・・」

一夏「卒業したら結婚するって約束だったけど、当分は無理だと思う」

箒「・・・そうだな。ISに乗れないんじゃ大学にいってもいいんじゃないか?」

一夏「んっ?」

箒「結婚するのは大学を出て、しっかり働いて貯金をしてからでもいいじゃないか」

一夏「あの・・・俺がIS乗れなくなってショックじゃないのか?」

箒「わたしはむしろ喜ばしいと思うぞ」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:38:24.12 ID:i5UbqpwKO
箒「お前はISに乗れるせいでなにかと危険な目にあってきたからな」

箒「これからは二人でゆっくり出来るじゃないか」

一夏「箒・・・結婚しよう!」ギュッ

箒「結婚は先になったんだろう?」

一夏「いやすぐ結婚だ!子供は野球チームが出来るくらい欲しいな!」

テンションが上がりすぎた一夏は翌日普通にISに乗り

箒に殴られた

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:47:02.25 ID:i5UbqpwKO
ラウラの場合

一夏「ISに乗れなくなった・・・」

ラウラ「なに?」

一夏「ダメなんだ・・・今まではなにも考えてなくても動いたのに」

一夏「内定出てた企業からもISに乗れないなら意味がないっt」
ラウラ「見せてみろ」グイッ

一夏「あっ、ちょまっ」

ラウラ「ふむ」シュルッカチッ

ラウラ「・・・データを見るかぎりなんの異常もないようだが、動かしてみろ」

一夏「・・・」グイッ

ラウラ「問題ないじゃないか」

一夏「・・・あ、あれー直ったのかーよかったー」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/30(火) 21:53:25.50 ID:i5UbqpwKO
鈴の場合

一夏「IS乗れなくなった・・・」

鈴「はあ!?」

一夏「ダメなんだ・・・今まではなにも考えてなくても動いたのに」

一夏「内定出てた企業からもISに乗れないなら意味がないって、内定取り消されたよ・・・」

鈴「そんなの漢方飲んで爆竹投げれば治るわよ!ほら飲んで」グイッ

一夏「ぼえっまずっ!!」

鈴「それっ」シュボッ



鈴は爆竹に驚いたカラスの群れに教われて死んだ

一夏は中国産の漢方を飲んで病気になった


終わり