5周目

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「くえっ…いや…ほんま何言うてんのこいつさっきから…」

浜田「これテレビで流してあかんやつちゃうの…？」

6周目

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「……あっ、よく見たら画面の端んとこに名前書いとるやん」

浜田「 クロ…」

「ボーイフレンドも遂に出た」

浜田「あっ！終わってもうた！」

7周目

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「…クロエ…ルメール書いとるなぁ…」

浜田「この上のとこの声ってなんやねん？この病気みたいな声出しとる奴ってことか？」

浜田「えーと…」

「ボーイフレンドも遂に出た」

浜田「チッ！なんやねん！腹立つなぁもう～！」

全員「新春キャンペーン実施中！！！」

浜田「おっ」

浜田「…なんかこれさっきのやつと違ない？」

「ミス・モノクロームです」

浜田「はっ？」

「ボーイフレンドも遂に出た」

浜田「…なんやえらいパンチ効いた名前の奴おったなぁ…」

浜田「…」

浜田「そんなんどうでもえぇからさっきのパツキンはよ出せやボケコラぁ！」

8周目

全員「新春キャンペーン実施中！！！」

浜田「…｣ﾆﾀｧ

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「声…丹下……桜…？」

浜田「なんやジョーみたいな名前やけども」

浜田「ってかこんな発音普通外人ちゃうん？これ日本人ちゃうの？」

浜田「まぁどこのあばずれか知らんけども」

浜田「声だけはまぁまぁええんちゃうの」

浜田「んっ｣ ﾌﾞｯ

「Amebaスマホ♪」

浜田「あっ？」

(^q^)「やっとぅ、きましたねぇ」

浜田「あれっ、こいつさっきの奴ちゃうん？」

(^q^)「ふたりだけのぉ、ひみつぅ、ですよぉ」

浜田「ンフッwww」

「はいっ！お口チャーーーーッ」

浜田「あっ？」

浜田「なんやこいつ」

浜田「誰やこいつ、おい、こいつ誰や、芸人なんか！？」

浜田「…」

浜田「チッ…このガキほんましばいたろかこのボケェ…」

ガキの使い楽屋

浜田「何や今日もヘイポーの企画かいな」

田中「みたいですねぇ～」

遠藤「なんか最近ヘイポーさんとショージさんでローテーションしてますね」

浜田「もぉ～めんどくさいから適当に山ちゃんしばいといたらええんちゃうの？」

山崎「え”ぇ”っ！！」

浜田「んもぉ～いちいち叫ぶなやぁ～」

山崎「こないだもゴボウでめちゃくちゃにされたばかりじゃないせすかー！」

浜田「ンナハハッ！冗談やて！冗談やぁ言うとるやん！」

浜田「・・・」ﾌﾞｯ

山崎「・・・」

遠藤「テレビでもつけましょか」ﾎﾟﾁ

浜田「あぁ～っなんか最近だっるいわぁ～」

「Amebaスマホ♪」

浜田「！」

(^q^)「ふたりだけのぉ、ひみつぅ、ですよぉ」

浜田「フッｗｗ」

山崎「・・・」

遠藤「・・・」

田中「・・・」

「はいっ！お口チャーーーーッ」

浜田「チッ」

山崎、遠藤、田中「！？」

(^q^)「けんさく、けんさくぅ」

浜田「遠藤」

遠藤「あっ、はっはい」

浜田「今の奴って誰か知ってる？」

遠藤「あっいやー・・・誰だったかな」

田中「名鑑に書いてはるんちゃいます？」

遠藤「ザキさん、ちょっとそこの名鑑とってくれはります？」

山崎「あいよー」

遠藤「・・・」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

遠藤「あっありましたわ、こいつですわ」

浜田「誰やねんあいつ」

遠藤「オジンオズボーンの篠宮って奴ですね、松竹の奴みたいですね」

浜田「どれ」ﾋｮｲ

浜田「誰やねんこいつ」

遠藤「オジンオズボーンの篠宮って奴ですね」

遠藤「こいつ、なんかしたんですか？」

浜田「いや別にちょっと気になったから聞いてみただけやけども・・・」

松本「ういーっ」ｶﾞﾁｬ

浜田「おう」

松本「今日またヘイポーやで」

浜田「そやな」

松本「よいーしょっと・・・」

浜田「・・・」

全員「新春キャンペーン実施中！！！」

浜田「！」

「ミス・モノクロームです」

浜田（なんや憎たらしい、こっちの方かいな）

松本「なんやのこれ」

山崎「最近流行ってるゲームみたいですよ、もうずっとCM鳴り響いてますわー」

松本「あー、なんかあれやろ、あのー、金つぎ込んでってー、なんか買ってー、みたいなやつちゃうん？」

田中「まあ～大体そんな感じですね」

松本「うーっわ、しょーもなっ」

松本「なに？金出して画面の向こうのタレ買っとんのかいな？どうなん？それ？」

浜田「まあーそれで楽しめてる奴らがおるからええんちゃうの」

松本「これ、作ってる側はえらい儲けとるやろな」

浜田「田中お前こういうの詳しいやろ、どないやねん」

田中「ど、どうっていうと？」

浜田「やってみた感想とかなんかそういうのあるやろが、お前こういうの多分詳しいやろ」

田中「いや～、僕やってないです、すんません」

田中「最近テレビでよく流れてるな～ってことくらいしか」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

浜田「あっ？」

田中「・・・」

浜田「・・・」

松本「ヒヒッｗｗｗ」

全員「新春キャンペーン実施中！！！」

浜田「！」

(^_^)「椎名心実ですっ」

田中「言ってるそばからきましたよ」

(-_-)「なお……」

浜田（あれ？これ振袖着てるっちゅうことは・・・）

松本「こないな流れんのかいな」

(≧-≦)「いちごです」

山崎「もう、バンバンですよ」

(＾_＾)「文緒です」

松本「しっかし目でかすぎちゃうｋ」

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「！」

松本「・・・」

松本「・・・」

浜田「・・・」

(^_^)「Amebaで検索検索っ！」

松本「浜田なににやついとんねん」

浜田「あっ！？」

浜田（マジかや・・・このハゲなにぬかしとんねん・・・！）

浜田「な、なんもにやついてることあらへんがな・・・」

松本「わっる～い笑みうかべとったで、ヤクザの企んどる顔や」

山崎「んがはははｗｗｗ」

田中「あっあっあっ」（引き笑い）

浜田「んふっｗなに言うとんねんお前は」

遠藤「悪魔でしたね、あれは悪魔の笑みでしたｗ」

浜田（別に怪しまれてはないみたいやな・・・）

松本「いや～～、しかし」

松本「１人変なのおったよな？」

浜田「あー、ああ・・・」

浜田（このガキ、なんで俺にふんねん！）

松本「あかんｗｗ思い出したら笑うてきたわｗｗｗ」

松本「ちょっｗｗちょっと真似してええかｗｗ？ヒッヒｗｗｗ」

浜田（このハゲほんま・・・！）ﾋﾟｷィ

松本「なおー↑」

浜田「？」

松本「イッッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒｗｗｗｗｗｗｗ」

松本「なおー↑」ｷﾘｯ

山崎「ぶふぅっｗｗ」

田中「んっんっんっんっ」

遠藤「居てはりましたねｗｗなんかそんなのがｗｗ」

松本「なおーてｗｗあかんｗｗｗなんか知らんけどツボ入ってもうたｗｗｗｗｗｗｗｗ」

松本「イッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒャッヒャｗｗｗｗｗｗｗ」ﾌﾟィ～

松本「あかんｗｗｗ屁出てもうたｗｗｗｗ」

浜田（なんとか大丈夫みたいやな・・・）

浜田（しかしこいつ、突っ込むとこそこなんか？）

浜田（・・・まあええわ）

自宅

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「フッｗｗｗ」

浜田「・・・」

「ボーイフレンドも遂に出た」

浜田（松本がもしあそこでこいつの真似してたら、俺はどうなってたんや？）

浜田（松本をしばいてたんか？）

浜田（・・・どないしてんねん俺は？いい年して）

浜田（・・・病気や）

浜田（こんなんじゃ仕事にも支障でる、もう考えひんようにしよ）

浜田「もう寝るわ」

浜田「あーーーーあぁ、今日もごっつ疲れたわぁーー」ﾌﾞｯ

浜田「ｚｚｚ」

浜田「・・・？」

浜田「どこやねんここ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

浜田「あっ」

浜田（まーたガキかなんかのドッキリかいな・・・いいかげん何回目やっちゅーねんこのパターン）

浜田（まあとりあえずリアクションだけはちゃんととっとくか）

浜田「それにしたって、なーんもないなぁ」

？？？「やっとぅ、きましたねぇ」

浜田「あっ？」

(^q^)「・・・」

浜田「うあああぁっ！！？」

浜田（なんであいつがここにいんねん！？ガキのドッキリちゃうんか？）

(^q^)「どぅかぁ、しましたかぁ？」

浜田「あっ」

浜田「夢やな」

浜田「なんやねんお前」

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「知っとるわボケ！」

浜田「お前誰に断って人の夢に出てきとんねん！」ﾊﾞｼｯ

(^q^)「いたっ」

(^q^)「どうしてぇ、あたまたたくですかぁ？」

浜田「どうもこうもあるかボケェ！お前のせいでこっちはエライ目負うとんねん！」

浜田「おらっ、ここから出てけやっ、コレッ」ｹﾞｼｯ

(^q^)「いたいっ」

(^q^)「おしりぃ、けるなんてぇ・・・ひどうぃですよぅ・・・」

浜田（あかん、いつものノリの感じでやってたら泣き出してもうた）

(^q^)「うっうっうっ・・・」

浜田「あー、まぁ、アレや」

浜田「俺もちょっとやりすぎたとこあるわ、すまん」

(^q^)「いたぁずらはいけませんよぉ」

浜田（なんやねんこいつ）

浜田「せやけどお前ほんまなんでここにいんねん」

(^q^)「はまたさんがぁずっとぅおもってくれてたからぁですよぅ」

浜田「浜田や」

浜田（やっぱそういうことなんか・・・俺がこいつの事ばっか考えてたからそれが夢に出てきてしまったんやな・・・）

浜田（それにしてもＣＭの情報しかあらへんのに、ようペラペラ喋りよるなぁ）

浜田（これも俺がこいつのキャラを作り上げてるってことなんか）

浜田（自分ながらきっついわ）

浜田「まー、とりあえずな、俺はお前の事は忘れなあかんねん、」

(^q^)「えっ」

浜田「仕事に支障出すかもわからんしな、何言うてるかもわからへんし」

(^q^)「・・・」

(^q^)「きらいですかぁ？」

浜田「はっ？」

(^q^)「はまたさんはぁくおえうえーーーるのことぉ、きらぁいですかぁ？」

浜田「浜田や」

浜田「・・・」

浜田（俺は何をひっかかっとんねん、こんなん夢やで？もっかいどつきまわして髪の毛引っ張り回したらええんちゃうんか？」

(^q^)「・・・」ｸﾞｽ

浜田（あぁ～また泣きべそかいとるし・・・どないせえっちゅうねん）

浜田（・・・）

浜田「お前はどないやねん・・・」

(^q^)「えっ？」

浜田「お前はどないやぁ言うてんねん」

(^q^)「だいすぅきぃ、ですよぅ！」

浜田「！」

浜田（あかんあかんあかんあかん、こらあかん）

浜田（夢の中のもんのしかも、マンガのキャラやぞ？ワシは何を動じとんねん？）

(^q^)「はまたぁさんはぁ？」

浜田「！！」

浜田「・・・」

浜田「まぁ、嫌いではないん・・・ちゃうか・・・」

(^q^)「きらいじゃないていうことはぁすきっていうことですねぇ！！」

浜田「ちょっ！」

(^q^)「りょーおもいっていうことぉですねぇ！くおえうえーーーるうれしいですよぅ！」

浜田「ま、待てコラッ、何勝手にはしゃいどんねんボケッ」

(^q^)「これはぁ」

浜田「？」

(^q^)「ふたりだぁけのぉ、ひみつ、ですよぉ？」

浜田（あっ、あかん、これやられてもうたわ、すまん、なつみ）

しばらくして

浜田「そしたらな、そこで山ちゃんがケツブリィン!って出してなｗｗｗ」

(^q^)「それはとってもぉユニークですねぇ！」

浜田「ンナッハッハッハッハッハッハｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(^q^)「はまたさんのぉおはなしぃとってもたのしぃでぇす！」

浜田「ナッハッハｗｗｗそうかそうかｗｗｗｗ」ﾌﾞｯ

(^q^)「んもぅ！きたぁないでぇすよぅ！」

浜田「ンッフッフッｗｗｗごめんごめんｗｗｗ」

浜田（なんやこれ、喋ってみると割りとええ娘やんけ・・・なに言うてるかわからへんけど）

浜田（これたしかゲームやったっけ？ちょっとやってみてもええんちゃうかな・・・）

？？？「好きだー！好きだー！大好きだーー！！！！」

浜田「あっ？」

？？？「あーーーーーーん！イイィィィヤァァァァァ！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

浜田「なんや頭おかしいのがきたで」

(^q^)「なんかこぅわい、ですよぅ」

？？？「期待するからねぇ！！イィイィエェェェェェ！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

浜田（あれっこいつ、こないだＣＭ出てたクソガキちゃうんかい・・・？）

浜田（たしか・・・名鑑で調べてもらった・・・オジンなんとかいうのの篠宮言う奴や！）

篠宮「惚れさせてごめんねええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

(^q^)「きゃあっ！」

浜田「っておいコラッ、何しとんねん！何触っとんねん！」

(^q^)「はまたさぁん、たすけてぇくだぁさい」

篠宮「かえるかえる！！とのさまがえるぅぅぅぅぅぅぅぅう！！！！！」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

浜田「お前さっきっから何言うとんねん！？ってかなんで全裸やねん！？」

(^q^)「いやぁあああ」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

篠宮「はい！お口チャーーーーーーーーーーック！！！」ｽﾙｽﾙｽﾙ

(^q^)「きゃああああああ」ｽﾙｽﾙｽﾙ

浜田「待て待て待て！！なに脱がしとんねん！！」

浜田「あ～あ～あ～・・・お前そんなとこに指入れて・・・」

浜田「こらこらこら！腰振んなや！！腰振んなぁ言うとるやろ！！！！」

浜田「ボケェェェェェェェェ！！！！！」ｶﾞﾊﾞァｯ

浜田「・・・」ﾁｭﾝﾁｭﾝ

浜田「朝か・・・」

浜田「そういや夢やってんな・・・」

浜田「今日はＤＸの収録や、支度せんと」ﾃﾚﾋﾞﾎﾟﾁ

浜田「・・・」ﾜｲﾜｲ

全員「新春キャンペーン実施中！！！」

浜田「おっ」

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田「ンフッｗ相変わらず何言うてるかわからんな」

浜田（せや、昨日の悪夢は所詮夢や、俺の気持ちは変わらんのや・・・！）

「ボーイフレンドも遂に出た」

浜田（これってゲーム屋行けば買えるんよな？）

浜田（明日オフやしちょっと行ってみるか。人に頼めるもんでもないしな）

ダウンタウンＤＸ収録控え室

浜田（くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）

浜田「あかん、頭から離れんようなってしまった」

浜田「しかし、誰か他にあのゲーム持ってる奴おればいろいろな事聞きやすいねんけどなぁ」

浜田「あれっ、あっ？」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

浜田「あかん、さっき松本んとこ寄った時に携帯置いてきてしまったわ、取りいかな」ｶﾞﾁｬ

浜田「うーっす」ｶﾞﾁｬ

松本「？　どないしてん」

浜田「いや・・・ちょっと携帯忘れてしもてん・・・」

？？？「オツカレサマデース！！」

浜田「うあっ、びっくりした、何やお前ら」

松本「今日収録で一緒やし、俺らと絡むのも初めてやから挨拶にきたってんな？」

？？？「はい！後で浜田さんの所にも行こうと思ってたんですけど」

浜田「ふーん　あ、そう」ｺﾞｿｺﾞｿ

松本「えーと、名前なんやったっけ？」

？？？「松竹芸能から来ましたオジンオズボーンの篠宮と高松いいます！今日はよろしくお願いします！！」

浜田「んーあぁよろしくね」

浜田「・・・」

浜田（ん？今こいつらなんて言うた？しの・・・みや・・・？）

松本「あーそうそう、そうね、オジンオバンね」

篠宮、高松「オジンオズボーンですよーｗｗｗ」

浜田（こいつちゃうんかい・・・今目の前にいるこいつちゃうんかい・・・！顔もそのまんまやないか・・・！）

篠宮「んじゃ松本さん浜田さん、僕たちはそろそろ失礼します　また後で・・・」

浜田「くぉらあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」ﾊﾞｼｰﾝ！

篠宮「あいだっ！」

浜田「あっ」

篠宮「？？？えっ・・・え・・・？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

高松（あかん・・・なんか知らんけどキレさせてもうた・・・もう終わりや・・・）ｵﾄﾞｵﾄﾞ

浜田（あかん、やってもうた）

浜田（あーやばいな、なんて言ったらいいかなんも思いつかへん）

篠宮「・・・？・・・？・・？？？」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

松本「ンァッハッハッハッハｗｗ」

松本「まあ浜田がわざわざスリッパまで使って頭はたいた言うことは、君ら見込みある言うことちゃうんか？」

篠宮「え・・・？」

松本「浜田アレやもん、ぱっと見で気に入らん奴は即効無視やもん、な？」

浜田「・・・うん、まぁ、」

浜田「頭にハナクソがついとった、ゴメン」ﾆｺｯ

篠宮「い、いいえ・・・」

松本「ンッヒッヒッｗｗｗまぁせやったらしょうがないわなぁｗｗ」

篠宮「は、はい・・・」

高松「すいません、僕たちそろそろ・・・」

浜田「あぁっ！ごめんな忙しいところ時間くわせてな！まぁ頑張りや！」

篠宮、高松「はい！失礼します！」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

浜田「・・・」

松本「唐突すぎるわ」

浜田「せやってんノリでやってもうてん」

松本「どういうノリやねん」

浜田「知らん」

松本「たぶんあいつらかーなーり、意味不明やったと思うで、あの流れ」

松本「俺も自分で喋ってて意味分からんかったもん」

浜田「ンフッｗそない言われてもなぁ」ｶﾞｻｶﾞｻ

松本「あー、お前のスマホあれちゃうか、あのー、ポットの脇に落ちてるやつ」

浜田「あーあーあー、あれやわ、あんなとこ置いててんなぁ」

ダウンタウンＤＸ収録終了、帰り

浜田（くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）

浜田「もう収録中もずっっっと頭で鳴り響いてたわ」

浜田「しかしあいつらには悪いことしたなぁ」

浜田「収録中もなんかひきずってるみたいやったし、まぁ放送には差し支えないやろうけど」

浜田「そもそもあのＣＭが悪いんやな、いきなり野郎が出てきたらそらああなるやろ」

浜田「まあ、ええわ」

浜田「明日ゲーム買いに行く前に、帰ってパソコンで情報収集や」

浜田「まだ知らんことだらけやからな」

浜田「・・・」

浜田（今日も夢ん中に出てくんのかな・・・？）

自宅

(^q^)「いたぁずらはいけませんよぉ」

浜田「ンハッｗｗ」

浜田（家でメシ食いながらテレビ見てれば自然とＣＭが流れてくれるから違和感無く見れるわな）

浜田「ごちそーさまー」

浜田（さて、さっそく情報収集やな、あんま見られへんようにせんと・・・）

浜田「なつみー、ちょっとパソコン借りるでー」

浜田「えーと、まず何から調べてみたらええんやろなぁ・・・」

浜田「・・・」

浜田「あいつの名前でも入れてみるか・・・」

浜田「く・・・ろえ・・・るめ・・・－る・・・と」ｶﾁｬｶﾁｬ

浜田「ほーっ、フランス人なんや」

浜田「あっ、なるほど留学でこっちきとるわけなんやなぁー」

浜田「意外とタッパあるんやな・・・」

浜田「なんやねん嫌いな食べもん奈良漬って」

浜田「ん・・・？」

浜田「あーそういや声ついとるんやったな、ジョーみたいな名前の」

浜田「あーそうそう丹下桜や」

浜田（一番の魅力はあの声やからなぁ）

浜田（あんな声出せるんそうそうおらんだろうけどどんなんやろうなぁ）

浜田（ＡＫＢとかそういう感じのアイドルやろなぁ、設定も高校生やし）

浜田「ちょっと気になってきた、調べてみよ」

浜田「たん・・・げ・・・さ・・・くら・・・」ｶﾁｬｶﾁｬ

浜田「検索」ｶﾁｯ

浜田「えーと・・・」

浜田「えっ」

浜田「誰やねんこのおばちゃん」

浜田「はっ？」

浜田「たんげさくら１９７３年生まれ・・・？」

浜田「待て待て待て待て」

浜田「４０歳て・・・」

浜田「」

そのときワシの中で何かが音を立てて崩れた

ウィキペディア言うやつ見ると生年月日が事細かに書いていた

画像検索をすると本人の顔がたくさん出てくる

けしてブサイクではない、まあまあ整っている方なんじゃないかと思うほどだが

やはり年相応の何かを感じざるにはいられないのであった

この声優はなんも悪くない、なんも悪くないのだが

自分とさほど年の変わらないおばんの声に一喜一憂してた自分が途端にむなしく感じた

もう何も考えたくないほど

ワシはパソコンの電源を落とし、この行き場の無い気持ちをどうしてやろうかと思い

近くにいたなつみの頭を勢いで叩いてやろうかと思ったが、すんでの所で止めた

それからというもの、

当然彼女は夢に現れることは無かった

例のＣＭは流れるものの

特に喜ぶことも、自己嫌悪に浸ることも無く、

何言ってんだこいつ、と心の中でツッコミをいれるのであった



いままでとなんら変わりない日常が続いている

ガキの使い楽屋

浜田「うーっす」ｶﾞﾁｬ

山崎　遠藤　田中「ｵﾂｶﾚｻｰｯｽ」

浜田「ふーうっ・・・」

浜田「・・・」

松本　山崎　遠藤　田中「・・・」

浜田「・・・お前らさっきっからうつむいて何黙っとんねん」

浜田「なあ松本」

松本「ん、んー、ちょっと待って・・・」

浜田「いや待ってやあらへんがな」ｶﾞﾀｯ

浜田「うつむいて何してるんやー、言うとんねん・・・」ﾉｿｯ

浜田「なんや携帯いじっとるんかいな」

松本「・・・」

浜田「お前何やねんそのマンガのキャラ・・・ん・・・？」

浜田（なんやねんこの絵なんか見覚えあるで・・・）

松本「ガールフレンド（仮）言うゲームやねんけど」

浜田「はっ！？」

松本「こないだここの楽屋でＣＭ流れてたやろ？あれで気になってちょっとやってみたらはまってもうてｗｗｗｗ」

浜田「なんやねんそれ・・・」

山崎「僕らも松本さんやってるからちょっとだけやってみるかーみたいな感じで始めたんですけど」

遠藤「見事にはまっちゃいましたね」

浜田「お前らもかいな！？」

松本「いやー、お前も誘おうかと思ったんけど、お前あん時ごっっつ興味なさそうやったもんなぁ」

浜田「んー、いや・・・」

松本「だってお前あん時にやついてたんもあのＣＭでにやついてたんちゃうんやろ？」

浜田「あ、あたりまえやろ・・・てかにやついてへんわ！」

松本「いや～、しかし見てくださいよこの・・・これ！」ｶﾁｬ

浜田「あっ？」

松本「見吉奈央、ワシのスケや」

浜田「それお前マネとかして散々バカにしてた奴やんけ！」

松本「バカにしてへんわ！あれはそのぉ～～～～、リスペクト言うやつや！」

松本「なおー↑言うてただけやん。なおー↑て、イッヒッヒｗｗｗ」

浜田「笑とるやん自分」

田中「僕の心美ちゃんも負けてませんよ～」

遠藤「お前そういう感じ好きやもんな」

松本「遠藤のはなんやったっけ？あのぉ～～～」

遠藤「小瑠璃ちゃんですね」

松本「そうそう、あれちょっと千秋っぽいもんな」

浜田「フッｗ」

浜田「ていうかお前らそれ店で買ってきたんかいな？」

松本「は？」

山崎「店？」

遠藤「あぁ浜田さんちゃいます。これスマホでダウンロードしてできるやつなんですよ」

浜田「そんなんＣＭで言ってへんやったやんけ」

遠藤「まぁそりゃＣМでは言ってませんけど、ねぇ？」

松本「ってか普通そんなんわかるやろぉ～！」

田中「でもけんさくけんさく、は言うてましたよね？」

浜田「せやったかなー・・・」

浜田「ってかな！お前らな！これ声当ててんのみんなババァやからな！？しかも俺らと大して変わらん歳の！」

浜田「その辺わかっとんのかいな！？」

松本「いや別に、ババアちゃうやろ、いってもたしか４０くらいやろ」

浜田「ババアやんけ」

松本「第一、俺らと変わらん歳って１０コ程も下やんけ！ワシらもう５０やぞ！」

松本「別に俺らのオカンがやってるわけちゃうんやからええやんけ、気にしすぎやねんお前は」

遠藤「浜田さん、ここは引きましょ」

浜田「お、おお・・・」

山崎「ちょっとちょっとー！僕の彼女だけスルーしないでくださいよー！」

浜田「チッ　なんやねん」

松本「あぁ～お前のなんやったっけ？」

山崎「クロエ・ルメールちゃんですよー！」

浜田（は！！！！！？？？？？？）

松本「あのカタコトの奴やったっけ」

山崎「それがまたいいんですよー！不慣れな日本語で一生懸命喋ってくれるのがー！」

松本「いつかホウセイマイフレンド言ってくれるかもしれんしな？」

山崎「あぁー！それいいですわぁー！絶対欲しいですわぁー！」

遠藤「僕やったら絶対笑いますけどねｗｗ」

田中「んっんっんっんっんっ」

松本「てかあいつ声やばない？」

遠藤「あぁーちょっと何言ってるかわかりませんよね」

松本「ああーやばい、ごっつマネしとうなってきた」

山崎「ちょっとやめてぇーｗｗｗ」

松本「あかん！もうやるわ！」

松本「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田（このハゲ・・・あんとき完全にスルーしとったくせに・・・！）

松本「ンッヒｗｗ大丈夫？これ滑ったみたいになってない？」

遠藤「松本さん、残念ながら」

遠藤「僕の方が上手いです」

遠藤「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

田中「僕も負けませんよ～」

田中「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

浜田（このガキら・・！）

山崎「ちょっとやめてぇー！人の彼女で遊ばないでぇー！」

山崎「一番上手いのは僕なんやから！」

山崎「くおえうえーーーるえうおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ﾊﾞｼｰﾝ！

山崎「いたぁっ！！」

浜田「・・・」ｹﾞｼｯ！ｶﾞﾝｯ！

山崎「いだだっ！！」

浜田「・・・」

山崎「いたぁ～・・・」

遠藤「えっ浜田さんどうしました？」

浜田「並べ」

田中「えっ、並ぶ？」

浜田「そこに横一列になって並べ」

松本「なんかめっちゃキレとるやん・・・」

浜田「いいからはよ並べ！」

山崎「こわぁー・・・」

浜田「並べ並べ」

松本「並びました」

浜田「おう」

浜田「・・・」ﾆﾀァ

松本「なんで笑とんねん・・・」

浜田「お前らには悪いけども今日これをすれば全てがすっきりするような気がする」

浜田「そしたら、それが、全てが終わったら、俺も、仲間に入れてくれや」

松本（なに言うとんねん？こいつ）

浜田「難しく考えすぎてたっちゅうことやな」

松本「んで、なにをおっぱじめようっちゅうねん」

浜田「ビンタ」

松本　山崎　遠藤　田中「はっ！！！？」

浜田「ンナッハｗｗｗ」ﾌﾞｯ




～fin～