1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:35:42.44 ID:/rGslU7p0
智紀「そう。読んで字のごとくな大会。龍門渕開発中の地下都市でだけど」

久「ふーん、それに参加してほしいと?」

智紀「今回は全国雀士に参加してもらっている。龍門渕主催の大会だから商品も豪華」

和「なんで雀士限定なんですか…」

まこ「まあまあ、都合があるんじゃろ」

久「面白そうね」




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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:36:32.46 ID:/rGslU7p0
まこ「久、まさか参加する気か?」

久「当然よ。こんな面白そうな大会見逃せないわ!」

智紀「これがチラシ」

久「ふんふん。アイドルとプロデューサーの二人一組で参加。優勝賞品は一千万円+龍門渕全面バックアップによるアイドルプロデュース。みんなも今日からアイドルだ!…これだけ?」

智紀「詳細は大会会場で通達する」

まこ「なんでプロデューサーが必要なんか?」

智紀「それ用の企画をするから、としか言えない」

優希「おお!一千万あればタコスがたっくさん買えるじぇ!」

久「まあ一千万円なら参加してもいいかもね」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:37:03.48 ID:/rGslU7p0
久「和!プロデュースさせて頂戴!あなたなら勝てるわ!」

和「でません。咲さんはどうするんですか?」

咲「私もいいかな」

久「なによ、乗り悪いわね」

優希「そうだじぇ!こんな面白そうなことめったにないじょ!」

智紀「…宮永さん」

咲「なんですか?」

智紀「実は…あの宮永照も参加してる」ボソッ

咲「お姉ちゃんが!?」

智紀「そう。咲ちゃんに会いたいって言ってたかも」

咲「…和ちゃん、協力してくれない?」

和「咲さん?」

咲「私…アイドルとして参加します!」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:37:35.64 ID:/rGslU7p0
優希「おお!いつになく咲ちゃんがやる気だじょ!」

京太郎「咲がアイドルなんて想像できないな」ハハハ

和「黙れ」ガスッ

京太郎「」グハッ

和「もちろんです!全力で支援します!プロデューサーとして!」

和(私が咲さんのプロデューサー…パートナー…婚約者…ここがゴールだったのですか)

久「あらら、和がとられちゃったか。どうしようかしら…」

美穂子「私にお任せください!」バンッ

まこ「うおっ!」

久「み、美穂子!?なんで清澄に!?」

美穂子「細かいことはどうでもいいです」

美穂子「私と組みましょう!大丈夫です!必ず優勝できます!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:38:25.93 ID:/rGslU7p0
久(…なるほど、美穂子か。もしかしたら勝てるかもしれないわね)

久「いいわよ、一緒に頑張りましょう」

美穂子「上埜さん」パアア

美穂子(私が上埜さんのプロデューサー…パートナー…婚約者…ここがゴールだったのですか)

久「私はちょっと主催者さんに話しがあるからこれで失礼するわね。行くわよ、智紀さん」

智紀「わわわ、何で…」

美穂子「…はっ!待ってください上埜さーん」タッタッタ

優希「ふふ~ん、それじゃあ私も。犬!私をプロデュースさせてやってもいいぞ」

京太郎「悪いな優希、実は俺もう他の人に誘われてるんだ」

7: !ninja 2014/02/22(土) 18:38:58.32 ID:/rGslU7p0
優希「え?」

京太郎「俺も打ち合わせあるからこれで失礼するな」

優希「そんな…」

まこ「優希」ポン

優希「染谷先輩…」

まこ「わしにお主をプロデュースさせてくれんかのう?」

優希「染谷先輩が?」

まこ「そうじゃ。丁度うちの店もそろそろ改装を行おうと思っていたんじゃ。なにより優希なら本気で優勝が狙えそうだからのう」

優希「分かったじょ、絶対優勝だー!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:39:55.85 ID:/rGslU7p0
~阿知賀~

玄「こんなチラシを見つけたですのだ」

憧「なにこれ?麻雀部アイドル大会?」

玄「そうですのだ。優勝賞品は一千万だって」

憧「へえ、面白いわね」

灼「参加する気なの?」

憧「うーん、どうしよっかなー」

穏乃「参加しよう!」バンッ

憧「し、シズ?」

穏乃「和も出るらしいんだ!アイドル大会で、和と勝負するんだ!」

憧(また和和って)ムウウ

シズ「憧?どうしたの?」

憧「…いいわ。私がプロデュースしてあげる!」

シズ「おお!さっすが憧!話が分かる!」

憧(プロデューサー=パートナー=婚約者。和には譲らないわよ)メラメラ

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:40:27.03 ID:/rGslU7p0
玄「うーん、私はパスかな。見てる方に忙しくなりそうなので」

灼「私も…」

晴絵「参加しよう!灼!」

灼「は、はるちゃん?」

晴絵「大丈夫!灼の可愛さなら絶対に優勝できる」ガシッ

灼「はるちゃん…嬉しい…//」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:41:17.53 ID:/rGslU7p0
晴絵(一千万…丁度いい臨時収入だわ)フッフッフ

晴絵「なーに、私のレジェンドプロデュースが加われば鬼に金棒、猫に小判さ!」

玄「よっ!流石赤土先生ですのだ!」

憧「猫に小判って…」

晴絵「まあまあ、細かいことは気にしなーい」

玄「みんな参加するようですし私達も参加しますか、お姉ちゃん」

宥「わ、私はいいよ~」フルフル

玄「まあまあ、松実館の為だと思って一緒に頑張ろう」フンスッ

宥(玄ちゃん…お家のことを考えるだなんて、こんなに立派になって)

宥「分かったよ、頑張ろうね!」

玄「やるからには狙うは優勝!勝つぞー!」

シズ晴絵「おーー!」

憧「…暑苦しい」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:42:04.10 ID:/rGslU7p0
関西弁変かもだけど許して

~姫松~


洋榎「と、言うわけや。みんなで参加しようやないか!」

由子「面白そうなのよー」

漫「一千万ですか、ずいぶん豪勢ですね」

洋榎「せやろ~、それにこの可愛い洋榎ちゃんなら優勝間違いなしやで!」

洋榎「というわけや恭子!うちをプロデュースさせたるわ!」

恭子「なんで私が」

洋榎「恭子そういうの得意そうやんか。なあ~お願いや~」スリスリ

恭子「もう、分かりましたよ。しょうがないですね…」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:42:52.26 ID:/rGslU7p0
赤阪「だめやで~」ガシッ

恭子「むぐぅ」

洋榎「なっ!恭子になにすんねん!」

赤阪「末原ちゃんはうちがアイドルとして育成するんや、ほな大会で会おうな~」ボスン

漫「な、なんですかこれ!?煙幕!?」ケホッケホッ

洋榎「相変わらず神出鬼没やな」

由子「でもどうするのよー」

漫「…絹ちゃん。うちと一緒に出場せえへん?」

絹「え?私?」

漫「絹ちゃんはスタイルもいいし顔もいいしアイドルにぴったりだと思うわ。たぶん優勝狙えるで」

絹「そんな~//」テレテレ

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:43:32.14 ID:/rGslU7p0
洋榎「おいおい、うちを忘れんな」

漫「え…でも額が額なんで本気で勝ちに行くつもりなんで」

洋榎「どういう意味や?」ピキピキ

由子「絹ちゃんの方が可愛いのよー」

洋榎「ぐはぁっ!」

絹「お、お姉ちゃんも可愛いよ」

漫「まあまあ、そこらへんにして。今のうちに作戦を立てておきましょう」グイグイ

絹「お姉ちゃんごめんな。そうゆうことやからうちいってくるわ」

洋榎「絹ぅ、絹ぅ…由子、うちをプロデュース…」

由子「私は参加しないのよー。それに負け馬に乗る気もないのよー」

洋榎「由子のバカーーーー!」ウワーン

由子「…やっぱ洋榎はいじられてる時が一番可愛い」ホッコリ

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:44:24.89 ID:/rGslU7p0
~宮守~



豊音「№1アイドルだって!みんなで参加しようよ!」

シロ「…だる」

塞「へえ、結構大きな大会みたいね」

豊音「しかも地下都市だって、ちょー面白そうだよー」

エイスリン「ワタシモ、デル!」

豊音「それならエイスリンさんは私がプロデュースするよー」

エイスリン「ウン!ガンバロウ!」

胡桃「ふーん、塞は出ないの?」

塞「ははは、私はアイドルって柄じゃないし。シロはどう?」

シロ「ダルそうだからパス」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:45:15.99 ID:/rGslU7p0
豊音「えー!最後の思い出作りにでようよー」

エイスリン「」カキカキ

シロ「…一緒に出たいってこと?」

エイスリン「」コクッ

豊音「ダメ?」ウルウル

シロ(…だるいけどエイスリンと豊音だけで参加させるともっとだるくなるかも)ハァ

シロ「はぁ、わかった。参加するよ」

エイスリン「」パアア

豊音「やったー!で?どっちで?誰と出るの?」

シロ「別にどっちでもいいけど、出来ればプロデューサーで参加したいな」

塞「」ウズウズ

胡桃(全く塞は…しょうがないな)

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:46:10.90 ID:/rGslU7p0
胡桃「サボりがちなシロに人の管理なんてできないでしょ。しっかり者の塞にプロデューサーやってもらえば?」

シロ「アイドル…だるい」

胡桃「シロが参加するっていったんだからそのぐらい聞きなさい。塞もいい?」

塞「え?え?」

胡桃「返事は?」

塞「は、はい!よろしくお願いします」

シロ「…わかった。だるくない程度に頑張ろう」

エイスリン「クルミハ?サンカシナイノ?」

胡桃「…あっ。そうだ!トシさんに頼めば」

塞「今留守にしてるよ」

胡桃「そんな…」

シロ「…とりあえず会場にいけばいい。もしかしたらペアのいない人がいるかも」

エイスリン「ウン!イッショニイコウ!」

胡桃「うう、納得いかないけど分かった」

豊音「よーし!みんな、勝とうね!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:47:05.10 ID:/rGslU7p0
~白糸台~


照「これに参加する」

菫「なんだこれは?…麻雀部№1アイドル?どういうことだ」

照「優勝してお菓子いっぱい」

菫「はぁ、勝手にしろ。私は知らん」

照「まって」ガシッ

菫「離せ」

照「これは二人一組の参加」

菫「私は出ないと言っているだろ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:48:24.49 ID:/rGslU7p0
淡「そんなときの淡ちゃん」ズザー

照「どうしたの淡?」

淡「私がペアで参加するよ!」

照「いいの?」

淡「うん!どうやら穏乃も出るみたいだし、丁度リベンジマッチってことで」

照「淡がアイドルをやってくれるの?」

淡「ふふーん。この淡ちゃんにまかせなさーい!」

照「うん。淡はとっても可愛いからアイドルにぴったりだと思った」

淡「そんなー//褒めてもなにもでないよー//」

菫「全く、好きにしろ」

菫(…しかし阿知賀も参加するのか。ということは宥も…べ、別に興味はないけどな!」

照「何言ってるの?」

菫「はっ!な、何でもない!」タッタッタ

淡「どうしたんだろ?」

照「さあ?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:49:20.44 ID:/rGslU7p0
~千里山~


ふなQ「こんな大会が開かれるようですよ」

セーラ「なになに、麻雀部№1アイドル決定戦?」

竜華「へー面白そうや。怜、出てみたら?」

怜「体の弱いうちじゃ無理や。竜華こそ出てみたらええやん」

竜華「え~、アイドルなんて照れてまうわ//」

ふなQ「まあ部長のアイドル姿も見たいですけど、今回は…」ジー

セーラ「な、なんや?」

怜「あー」

竜華「なるほど」

セーラ「なに納得しとんねん!うちは絶対でえへんからな!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:50:13.09 ID:/rGslU7p0
ふなQ「」パチパチ←アイコンタクト

怜「」コクッ

怜「…げほっげほっ」

セーラ「え?怜どうしたんや?」

ふなQ「だ、大丈夫ですか!?園城寺先輩!」

怜「ふなQ、うちはもうだめや…」

ふなQ「そんな、しっかりしてください!今すぐ病院に」

怜「ええんや、もう治る手はないんやから」ゲホッ

ふなQ「そんなことないです!手術すればきっと」

怜「その手術…一千万もかかるんや…そんなお金はどこにも…」

竜華「ウワーコノタイカイノユウショウショウヒン1000マンモアルースゴイナー」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:51:13.74 ID:/rGslU7p0
ふなQ「でも、アイドル大会で優勝なんて…」

セーラ「…本当に、本当にその金があれば怜は助かるんやな」

怜「え?」

セーラ「ふなQ、頼む!うちをアイドルにしてくれ」ドゲザッ

竜華「えー」

ふなQ「先輩…私は厳しいですよ…」

セーラ「かまへん、思いっきりしごいてくれ!」

怜「なあ、セーラって将来大丈夫やろか」ヒソヒソ

竜華「流石にこれは罪悪感感じるけど今更引けんよなぁ」ヒソヒソ

ふなQ「さあ!一緒に優勝ですよ!」

セーラ「怜の為に絶対勝つで!」

29: 泉ェ…忘れてたようだ 2014/02/22(土) 18:52:12.89 ID:/rGslU7p0
~龍門渕~


透華「目立ってなんぼ、目立ってなんぼの世の中ですわ!」オホホホホ

純「やっぱり透華も参加するのか」

透華「もちのロンですわ!原村和にリゾンベですわよ!」

智紀「でも原村和はアイドルとしては出ないみたい」

透華「なんですって?」ピクッ

智紀「どうやらプロデュースの方見たい」

透華「…ふふっ、面白い、面白いですわ」

国広「と、透華?」

透華「同じ土俵で勝負して白黒つけましょう!今回は私もプロデューサーとして参加しますわ!その方が私の性にもあっていますし」

透華「そうと決まればアイドル…アイドルですか…」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:52:59.91 ID:/rGslU7p0
国広「衣なんてどう?優勝できそうな逸材だけど」

透華「いいですわね。衣ー!」

智紀「衣はいない。どうやら他の参加者と出るよう」

透華「こ、衣が私たち以外と!…これは喜ぶべきなんでしょうね」

国広「透華、どうするの?」

透華「問題ナッシングですわ!一!私にプロデュースされなさい!」

国広「えーー!僕が!?」

透華「そうです。一は可愛いですし、一芸にも秀でています。アイドルという面では衣より万人受けすると思いますわ」

国広「で、でも人前にるのはちょっと…」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:53:51.06 ID:/rGslU7p0
透華「一、やってくれますわね」ガシッ

国広(わわっ//顔近いよ//)

国広「うう、わかったよ//」プシュー

透華「よし、そうと決まれば早速傾向と対策ですわ!」

純「全く国広君も大変だな」ハハハ

智紀「純も私と参加する」ガシッ

純「え?」

智紀「嫌だとは言わせない。もし断ったらこの前の失敗を透華に言いつける」

純「わわっ、わかったよ。でも俺はアイドルなんて柄じゃないぞ?」

智紀「大丈夫、手は打ってあるから」フッフッフ

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:54:44.87 ID:/rGslU7p0
~鶴賀~


ゆみ「頼むムッキー!何も言わず私とこの大会に出てくれ」ドゲザ

ムッキー「うむぁ?麻雀部アイドル大会?なぜ私と?東横さんとじゃだめなのか?」

ゆみ「モモは今回はちょっと…」

ムッキー「蒲原部長は?」

ゆみ「蒲原はどうやら別の人と出るようなんだ」

ムッキー「…うむ。よかろう」

ゆみ「本当か!?アイドルで出てくれるか!?」

ムッキー「うむ。ゆみの頼み、答えよう」

ゆみ(やった!これであれを間近で見られるぞ!)

桃子「…先輩、モモは知ってるんですからね。絶対に食い止めてみせるっすよ」ギリッ

桃子「夜道には気を付けるっすね」ユラァ

ゆみ「それでは、一緒に対策を立てようか」

ムッキー「うむ!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:55:30.74 ID:/rGslU7p0
…………………………………………………


ムッキー「…すっかり遅くなってしまったな。早く帰らねば」

ムッキー「うっむぁうっむぁアイドル~♪」

桃子「…むっちゃん先輩」

ムッキー「…なんだモモ?さっきから私をつけたりして」

桃子「気付いてたんですか」

ムッキー「それは…そんなに殺気を発していればな」

桃子「それじゃあ、わざわざ言う必要もないですよねっ!」ズバッ

ムッキー「ふっ、私にナイフ程度が通じるとでも?」サッ

桃子「さっすがむっちゃん先輩です」

ムッキー「この私に刃を向けたこと、後悔するがいい」

ムッキー「剛掌波ぁ!」ゴオオ

桃子「!?」

ムッキー「…手加減はした。もうそんな真似はやめるんだな」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:56:16.42 ID:/rGslU7p0
桃子「…まだ、終わってませんよ?」

ムッキー「な!?なん…だと…!無傷!?」

桃子「あなたは知らない。私の愛を」

桃子「レ だったら、正気でなんかいられない」

ムッキー「―――な、に?」

桃子「レ だったら―――とても立ってなんていられない」

桃子「……レ だという事は、この世界すべてが否定するようなあやふやで脆く崩れ去ってしまうようなものだ。社会の味方なんて無いに等しいし、法なんて今にも落ちてきそう」

ムッキー「なにを―――何の事を言っているんだ、おまえ」

―――それが、レ という事なんだ。

桃子「レ とホ は背中合わせでいるだけで、永遠に、顔を合わせることはないものだろ」

桃子「―――教えてやる。これが、ホ を○すっていうことだ」

ムッキー「じ、地面が!うむぁあああ!」

桃子「…待っていてください、先輩」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:56:47.86 ID:/rGslU7p0
ゆみ「む、ムッキーが入院!?」

香織「そ、そうみたいです」

ゆみ(弱ったこれでは計画が…では妹尾に頼んで)

桃子「その必要はないっすよ、先輩♪」

ゆみ「も、モモ!いたのか」

桃子「その大会なら私と先輩で出ましょうよ」

ゆみ「い、いや。しかし…ちょっとまってくれ」prrrr

ゆみ「…そうだ、私だ…うん…そうか、なら…」

桃子「…だれと話してるっすか?」

ゆみ「い、いやぁちょっと友人とな。わかったよモモ。一緒に出よう」

桃子「わーい!やったっすよー!」

ゆみ(多少計画はずれたが、問題ない。待っていてくれ、バラ色の世界)グッ

桃子(先輩…必ず救い出して見せるっす)

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:57:30.44 ID:/rGslU7p0
~会場~


恒子『さてついに始まりました!全国麻雀部№1アイドル決定戦!実況は福よかじゃない福与恒子と!』

健夜『す、健やかじゃない小鍛治健夜でお送りします…ってなんで私たちが実況と解説してるの!?』

恒子『まあまあ、仕事が貰えてるんだから感謝しなきゃ。それともなに?すこやんも出たかったの?』ニヤニヤ

健夜『でないよ!流石にアイドルなんてやってられる年じゃないし!』

はやり「ぅぐっ」

恒子『まあアラフォーのすこやんじゃ体が動かないかー』

健夜『アラサーだよ!もうこのネタはいいよ!』

恒子『はい、会場があったまってきたところで今回のルールを発表しましょう』

健夜『あったまってきてるのは私だけだよ!』

恒子『はいはい、進めますね。この地下都市は生活に関するものは一定程度揃っています。まずは各々レッスン期間を設けます。期限は一週間です。トレーニングルームなどご自由にご活用ください』

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:58:25.94 ID:/rGslU7p0
恒子『そしてトレーニング期間が終わった後アピールタイムです。ここで行われる項目はこちら!』ババン

ファッション審査
水着審査
キャラ審査
歌唱力&ダンス審査

健夜『こーこちゃん、キャラ審査っていうのは?』

恒子『ああ、それはその人の特技のような、まあ自由なアピールタイムってことです。芸能界はトークや演技もあるわけですよ』

恒子『そして、このアピールタイムの審査員はこちら!』

菫「公平なジャッジを行おう」キリッ

ちゃちゃのん「先輩アイドルとして厳しく見ていくんじゃ」

やえ「にわかは相手にならんよ!」

はっやり~ん☆「ア イ ド ルのはやりだよ~☆」

誠子「ガッツを期待しています」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:58:57.25 ID:/rGslU7p0
恒子『アピールタイムでスタートが大きく変わってきますので気合い入れていきましょう』

恒子『そしてその後に芸能活動です。最終的に私たちのようにモニターで見ている人たちの投票で予選の勝敗を決めます』

恒子『そこで人数を絞り、最後にトーナメントで勝敗を決定いたします』

健夜『トーナメント?何をするの?』

恒子『そこでの内容は今は言えませんなぁ』フッフッフ

健夜『こーこちゃん…麻雀のほうでもこれぐらい仕事してくれると助かるんだけど…』

恒子『それでは、皆さんのご活躍期待していまーす!』

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 18:59:45.84 ID:/rGslU7p0
和「ふんふむ、トレーニング期間ですか。アピール項目にあったトレーニングをしていきましょうか」

咲「私歌も運動も苦手だよぅ」

和「いえ、咲さんにはまずファッションからですね」ボタボタ

咲「え?でもファッションなんて鍛えようもないし、少しでも実力を付けた方がいいんじゃ…」

和「ぬぅあにをいってるんですか咲さん!」ビチャッ

咲「和ちゃん、鼻血拭いて」

和「物事はまずは形からです!咲さんにはアイドルとしての自覚が足りません!」

咲「そ、そうなのかな?」

和「そうです!歌なんてただの飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ」

咲「そうは思わないけど…わかったよ。和ちゃんの指示に従うね」

和(うっひょ~!着せ替え放題タッチし放題セクハラ…もといスキンシップし放題!こんなチャンス見逃せませんよ!)

和「うひひ、そ、それではい、行きましょうか、咲さん」ハアハア

咲「うん!絶対勝とうね」ニコッ

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:00:27.21 ID:/rGslU7p0
末原「…で?これは何ですか?代行」

赤阪「なにって水着審査で着る水着やん」

末原「この6-2すえはらっていうのは?」

赤阪「そっちのニーズに合わせてみたんや」

末原「…帰ります」スタスタ

赤阪「まってや~末原ちゃ~ん」ズルズル

末原「はぁ、なんなんですか」

赤阪「善野監督」

末原「はい?」

赤阪「善野監督一向に良くならんね」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:01:01.90 ID:/rGslU7p0
末原「…それが何の関係があるんですか」

赤阪「ちょっと知り合いに腕のいいお医者さんがおるんや」

末原「脅迫ですか」

赤阪「べっつに~、ただ思い出しただけや」

末原「…この水着では出ませんからね」

赤阪「さっすが末原ちゃん、話がわかる☆」

末原「年を考えてください」

赤阪「ひっど~い。じゃあこっちの紐のやつは…」

末原「着ません!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:01:55.00 ID:/rGslU7p0
洋榎「来てみたはええけど恭子は見つからんし…どないしよか」

胡桃「はぁ、みんなはレッスン忙しそうだし…暇だなぁ」

洋榎「ん?」

胡桃「あ、姫松の…」

洋榎「そっちは宮守の…」

胡桃「五月蝿い人」

洋榎「なんでや!愛宕洋榎や!」

胡桃「知ってる。なんで一人でいるの?参加しないの?」

洋榎「実はな…きいてくれるか?」カクカクシカジカ

胡桃「ふんふむ、そうなんだ」

洋榎「そっちも一人やないか」

胡桃「私もペアがいなくて…」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:02:49.03 ID:/rGslU7p0
洋榎「ふーん、結構可愛いのに。誘いなかったんか?」

胡桃「か//可愛い//」

洋榎「うちほどではないけどなー」

胡桃「」イラッ

洋榎「なあ胡桃」

胡桃(いきなり呼び捨て…)

胡桃「なに?」

洋榎「うちと一緒に組まへん?」

胡桃「え?」

洋榎「ペアいないんやろ?なら一緒に一発当てようや!」

胡桃「でも…」

洋榎「あんた結構しっかりしてそうやしプロデューサーやらせたるわ」

胡桃(うーん、でもここまで来たのに参加しないってのはもったいないよね)

胡桃「わかった、組もう」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:03:38.01 ID:/rGslU7p0
洋榎「ほんまか!やった!これで優勝はうちらのもんや!」

胡桃「そうと決まれば、私達は出遅れてるし早速練習しよう」

洋榎「おお!やる気やな。歌か?ダンスか?うちは結構運動には自信あるで。見た目は全くいじる必要ないしな!」

胡桃「まずはその五月蝿い性格から!」ビシッ

洋榎「え?性格?」

胡桃「そう。そんなんじゃすぐに出禁になるし仕事も取れない」

洋榎「ええやん、うちみたいなのの方がテレビ映えするで?」

胡桃「芸能界は写ってる時だけじゃないの!営業第一なんだから」

洋榎「そんな細かいことええや~ん。仲良うやろうや」

胡桃「まずは茶道、書道、華道から」ズルズル

洋榎「そ、そういうのは嫌やー!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:04:53.24 ID:/rGslU7p0
ハギヨシ「はい、今日のところはここまで」

京太郎「はぁぁ、疲れたー」グデー

ハギヨシ「随分上達しましたね」

京太郎「いやいや、ハギヨシさんの指導のおかげです」

ハギヨシ「京太郎君は元から芸能の素質がありましたから。見た目も問題ありませんし歌もダンスも完璧です。アピールするところも多くありますし最初の関門は楽々乗り越えられるでしょう」

京太郎「ははっ、そこまで行ってもらえると安心します」

京太郎「でもなんで俺をプロデュースしようと思ったんですか?ハギヨシさんがアイドルで出れば優勝確実でしょう?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:05:26.08 ID:/rGslU7p0
ハギヨシ「そんなことはありませんよ。私にはそんな力はありませんし。…少し情けない話になるのですが」

京太郎「なんです?」

ハギヨシ「お嬢様方もご立派になられて、その…手を焼くこともなくなり、寂しいと言いますか…」

京太郎「…ぷっ、あははははは」

ハギヨシ「お恥ずかしい限りです」

京太郎「根っからのお世話焼き気質だったんですね。まあ俺もいろいろお世話になっていますし感謝していますよ」

ハギヨシ「京太郎さん…」

京太郎「よし、優勝目指してこれからもご指導のほどよろしくお願いします」

ハギヨシ「はい、こちらこそ」ニコッ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:06:21.91 ID:/rGslU7p0
智紀「…いい、いいよあの二人」ハアハア

純「全く、これが見たかっただけなんじゃないだろうな?」

智紀「半分正解」

純「はあ、俺はレッスンしてるからな」

智紀「結構やる気」

純「うるせえ//やるからには全力だよ!」

智紀「レッスン内容は向こうに伝えてあるから、頑張ってね」フリフリ

智紀「…遅かったね」

ゆみ「ああ、少々手間取ってな。…あの二人か」

智紀「うん。どう?」

ゆみ「大会優勝…いや、世界が狙えるな」

智紀「私もそう思う。今こそ来たね」

ゆみ「ああ、創ろうじゃないか」

ゆみ智紀「「私達の楽園を!」」

桃子(…ばれてないとでも思っていたんっすか?そんな計画打ち壊してやるっす)

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:07:34.40 ID:/rGslU7p0
恒子『さーて、ついに一週間が経過しました!それでは、アピールタイムに移ります!』

恒子『皆さん存分に実力を発揮してください!』

恒子『トップバッターは…愛宕絹恵さんです!』

絹「ど、どうもー」カチコチ

健夜『モデルのような子が来たね』

恒子『でも少々動きがぎこちないぞー?緊張しているのか?』

絹(はっ!いけないいけない。私はヴィジュアルメインで行くんだった。立ち振る舞いは特に重点的に練習したんだから)

絹「」ピシッ

恒子『おおっと!決まればモデルさん顔負けなレベルだね』

恒子『カジュアルな感じなのに落ち着きが見て取れて大人っぽさを感じます』

健夜『…そうだね』

健夜(あれで高校生か…)

恒子『まあまあ、すこやんもそれはそれで需要あるから』ポンポン

健夜『…ありがとう』

恒子『さーて、審査員の評価はいかに!』

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:08:46.98 ID:/rGslU7p0
菫「ファッションにあまり詳しくはないが自分にあった服装ができていると思うぞ」8点

ちゃちゃのん「うーん、ちゃちゃのんはもっと可愛い服装の方が好きじゃな。でも似合っていると思うぞ」7点

やえ「王道的だな。王者の私に挑んでくるか」6点

はっやり~ん「う~ん、私ももっとフリフリな服が好みかも」5点

誠子「あのような服装では掴むところが多すぎる。動きづらいし私は好まないな」2点

絹「うぅ、そんなぁ」

恒子『おおっと、審査員からはそれほど芳しい評価は得られなかったようです。初めだから評価が低くなっているのかもしれません』

健夜『いや、最後の人のは明らかにおかしいよね』

恒子『やはり個性が重要ということなのか。それでは次、国広一さんです!』

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:10:07.54 ID:/rGslU7p0
国広「」スタスタ

国広(ファッションについては特に自信がある項目。ここで稼がないと!)

健夜『これは…放送していいんの?』

恒子『まあ全国麻雀でも永水の人とかいたから多少はね』

健夜『いやあれファッションなの!?ほとんど裸でしょ!?いつの時代の流行なの!?』

恒子『ちっちっち、甘いなすこやんは。結構あんな感じの服ってあるんだよ。こういう場では目立ってなんぼだからね』

健夜『審査員さん!審査員さんはどうなの!?』

菫「な、なんだあれは//ほとんど裸じゃないか」チラチラ 6点

ちゃちゃのん「あんな恰好で恥ずかしくないんかのう」チラチラ6点

やえ「なかなかにわかには出来ないことを…できるな」7点

はっやり~ん「もうちょっとフリフリな感じにすればストライクなんだけどね☆」9点

誠子「泥を塗りたくれば多少は…」5点

恒子『おおっと、なかなかの評価ですね』

健夜『…もういいよ。これアイドルじゃなくて色物だよね』

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:11:42.16 ID:/rGslU7p0
恒子『さてお次の方は、井上純さんです、どうぞ!』

純「よ、よろしく」キラン

恒子『ななななーんと!イケメンが登場です!』

健夜(素敵)ポッ

恒子『井上さんは女性と聞いていましたが、どうやら登録に間違いがあったようです』

純「俺は女だ!」

はっやり~ん「純さ~ん、良ろしければこの後一緒にお食事でもどうですか~」スリスリ

健夜『発 してんじゃねえよ』

恒子「いやー男装ですか、予想外ですね。しかし似合っているのでアリなのでしょうか?審査をどうぞ!」

菫「う~ん、男装はちょっと。似合ってはいるが」6点

ちゃちゃのん「はぇ~こんな女性もいるんじゃのう」7点

やえ「小細工か、にわかだな」5点

はっやり~ん「私的にはそっちもあり☆」10点

誠子「なかなか恵まれたガタイだ。ぜひ活かしてもらいたい」8点

純「なんか複雑だな…」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:13:37.73 ID:/rGslU7p0
恒子『いやはや、予想外でしたね」

健夜(私もあとで食事に誘ってみようかな)ソワソワ

恒子『すこや~ん?』ジー

健夜『な、なにかな?』

恒子『…次に移りましょう。いつもと打って変わって乙女姿で登場!江口セーラさんです!』

セーラ「よ、よろしゅう//」

健夜『…ふりっふりですね』

恒子『はい、おとぎの国からでも来たんでしょうか』

セーラ(うぅ、うちにこんなの似合うわけないやん)カアア

セーラ(でもふなQの指示には従う!絶対に怜の病気を治して見せるんや)グッ

はっやり~ん「かっわいい☆」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:14:32.40 ID:/rGslU7p0
やえ「いや、衣装だけではない。あいつはオトメにとって最も重要なものを持ち合わせているだと!?」

やえ「奴は…奴は持っているのか!恥じらいというものを!」

ちゃちゃのん「恥じらい?」

やえ「そうだ、こんな大会に出てくるようなやつは少なからず自分に自尊心を持って出てくる。そこが甘えとなり外面に隙が生まれるのだが…やつは天然でそこを埋めている」

誠子「あの眼は、覚悟をした者の眼だ。しかし、なかなかよい肉体だな。ほどよくバランスが取れている」

恒子『それでは審査をどうぞ!』

菫「私もあんな服が着たいかも」ボソッ7点

ちゃちゃのん「なんだか凄そうじゃのう」8点

はっやり~ん「好み☆」8点

やえ「才能も実力のうちだな」8点

誠子「ただあの服は動きづらそうだな」8点

健夜『なかなか高得点ですね』

恒子『可愛いは正義という結果でしたね』

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:15:40.64 ID:/rGslU7p0
恒子『さて、次に行きましょう。次は、鷺森灼さんです!どうぞ!』

灼「よろしくお願いします」ペコリ

恒子『こ、これは…たぬT!たぬTです!この場でなんと大胆な!』

健夜(可愛い)

恒子『高校生とは思えません!流石のすこやんでもこれは無いと思うでしょう』

健夜『え?そう?』

恒子『…アラサー実家暮らしは放っておいて審査員の評価を聞きましょう』

健夜『ひどい!』

菫(か、可愛い…いかんいかん)

菫「流石にこれは…子供っぽいかもな」6点

ちゃちゃのん「子供っぽいのう」3点

やえ「いや、私は可愛いと思うぞ」アセアセ 9点

はっやり~ん「この前番組で着てる子がいたね~、幼稚園児だけど☆」5点

誠子「動きやすくていいじゃないか」8点

灼「うわ~ん!はるちゃ~ん!」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:16:37.44 ID:/rGslU7p0
健夜『絹恵さんより高いのは納得いかないね』

恒子『うん、私でもちょっと不安になってきたよ。それではどんどん行きましょう、お次は松実宥さんです!どうぞ』

宥「さ、寒い」ガタガタ

恒子『うん、まあ無難な格好だね。なんであんなに震えてるのかな?』

健夜『松実宥さんは寒がりだという情報があるけど』

恒子『寒がりといってもあの服で寒いとかはないでしょう』

健夜『極度の寒がりみたいで。というかさっさと終わらせてあげて』

恒子『分かりました、審査員の評価をどうぞ!』

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:17:12.94 ID:/rGslU7p0
ちゃちゃのん「うん、可愛いと思うぞ」7点

やえ「にわか」3点

はっやり~ん「う~ん、もっと肌を見せていいと思うな☆」5点

誠子「部長!落ち着いて!」4点

菫「黙れ誠子!私は裸と裸で宥と温めあうんだ!待っていてくれ、宥ぅ!」ドタバタ 10点

宥「寒い…もう…むり…」ガクッ

菫「宥ぅぅぅぅぅぅぅ!」

健夜『もうコメントさえ貰えないんだけど…』

恒子『は、はははは!どんどんいきましょう!ハハハハハハ!』

健夜(もうやけだね)

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:18:31.01 ID:/rGslU7p0
………………………………………………


恒子『…色々ありましたがそれでは最後、愛宕洋榎さんです!』ハアハア

健夜『IHではとっても元気な子だという印象があったね。そこを活かしてくるのかな?』

洋榎「よろしくお願いいたします」フカブカ

恒子『なんと!着物での登場です!』

健夜『立ち姿が綺麗だね。着物って歩きづらそうだけど姿勢も崩さず凛としてるね』

恒子『これは高得点が期待できます!』

菫「うん、素晴らしい。是非ともうちの部員も見習ってもらいたいところだ」9点

ちゃちゃのん「こういう女性は美しいのう。というかあれが本当に洋榎か?」8点

やえ「う、うむ。王者の風格がでているな。私ほどではないが!」8点

はっやり~ん「ええ~私あんまり好みじゃな~い」4点

誠子「着物は自分の足の動きを隠すのに最適です。あれ程の動きが出来ればそれも容易でしょう」10点

恒子『おおっと!高得点ですね!』

健夜『このメンバーでこの得点はなかなか見られないよ。最後にうまくきめたね』

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:19:45.86 ID:/rGslU7p0
恒子『それでは第二ラウンド。キャラ審査に移ります。各々自由なアピールを見せてください』

健夜『えっと、最初は薄墨初美さんです。どうぞ』

初美「よろしくですよー」

恒子『おおっと 女です!またしても 女!これは全国の大きなお友達も期待を隠せません』

健夜『本当に放送コードに引っかかるようなことだけはやめてくださいね』オロオロ

初美「むぅー。そんなことしませんよー。私のアピール、鬼門を開きまーす!」

恒子『はい?』

初美「えい」ギィィィ

百鬼「グアアアアアアア」

ちゃちゃのん「ひ、ひぇぇぇぇ!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:20:41.31 ID:/rGslU7p0
恒子『ちょ!?えええええええ!?』

健夜『へえ、流石巫女さんだね』

恒子『そんなこと言ってる場合じゃ!こわ、壊れるってスタジオが!』

菫「シャープシュート」ザシュッ

はっやり~ん「スターライト、ブレイカァァァァ!」ドゴォ

誠子「霊能的CQC」ガガガッ

やえ「ハハハハハハ!百鬼夜行を統べる王、小走やえだぁ!」ドドドドド

ちゃちゃのん「なんなんじゃ、なんなんじゃ」ガクガクブルブル

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:21:34.82 ID:/rGslU7p0
健夜『みんな楽しそうだけど?』

恒子『流石の私でもこれはツッコミたいんだけど、もう何が何だか』

健夜『それでは審査に移りましょう』

菫「ふう、なかなか愉快な相手だったよ」7点

ちゃちゃのん「怖い…みんな怖い…」1点

やえ「フハハハハ!愉快愉快!愉悦愉悦愉悦!」10点

はっやり~ん「もう、迷惑かけちゃ、めっ☆ですよ」4点

誠子「知識が役に立ったな。少し物足りなかったが」7点

健夜『こんなものかー。私は結構面白いと思ったんだけど。今度トレーニングしてみようかな?』

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:22:42.97 ID:/rGslU7p0
恒子『ははは、は、次、次行きましょうか。大星淡さんです!』

淡「はい!」ビシッ

恒子『さて、どんなアピールを見せてくれるのでしょうか。さっきがさっきだっただけに不安を隠せません』

淡「大星淡、髪をあやつりまーす!」

淡「」ウネウネウネウネ

恒子『…だけ?』

ちゃちゃのん「おお!すごいすごい!どんな手品なんじゃ?」パチパチパチ

淡「手品じゃないよー」

はっやり~ん「地味☆だね☆!」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:23:57.12 ID:/rGslU7p0
淡「なに?」ピクッ

菫「まあ、アイドルというよりはただのビックリ人間だな」

誠子「鍛錬が足りないぞ。動きが鈍い」

淡「なにさなにさ!いいもん、てるーにやめろって言われてたけど使っちゃうもん!大星淡、ブラックホールだしまーす!」

恒子『え?』

淡「えい」ゴオオオオオオオオオ

ちゃちゃのん「ギニャーー!」

菫「ば、馬鹿!やめろ淡!」

はっやり~ん「キャー!スカート   ちゃうー☆」

恒子『ちょっとー!本当にやめてー!』

やえ「ニワカハアイテニナランヨー」ゴオオオオ

ちゃちゃのん「ああ!やえが吸い込まれるー!」

誠子「…全く仕方のない奴だ。私に任せろ」チャキッ

誠子「磁気鍍装・蒐窮 電磁抜刀『穿』!!!」ズバァァァン

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:24:38.23 ID:/rGslU7p0
……………………………………………


菫「全く、馬鹿!」ゴン

淡「~~~いったーーい!」

菫「それは使うなと照にいわれてるだろうが!」

ちゃちゃのん「照に言われてる」プププ

菫「…お前も大概神経の太い奴だな」

恒子『ええっと、審査…審査をどうぞ…』

健夜『こーこちゃん大丈夫?何かあったの?』

菫「点はやらん」1点

ちゃちゃのん「結構面白かったのう。また味わってみたいかも」9点

やえ「お、王者はうろたえない」ガクガク9点

はっやり~ん「う~ん、独創性はあったかも」8点

誠子「また腕を上げたな。日々の鍛練を欠かさないことだ」9点

健夜『へえ、これでも点がこれだけとれるんだ。私も出来るけどね』

恒子(なんで…こんな目に…)

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:25:56.18 ID:/rGslU7p0
恒子『次…次に…行きましょう』

健夜『えっと、加治木ゆみさんです。どうぞ!』

恒子(まともな人でありますようにまともな人でありますように)

ゆみ「よろしく」シャラララーン

健夜『うひょー!』

恒子『なんと中世の王子のような服装で登場だー!宝塚のようだー!』

菫(うっ、嫌な思い出が)

ちゃちゃのん「恰好いいんじゃ」ポー

はっやり~ん「う~ん、はやりの好きなタイプとはちょっと違うかなー?」

ゆみ「では、寸劇をやります」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:26:48.22 ID:/rGslU7p0
ゆみ「~~~~」

はっやり~ん(ふーん、まあまあだね)

ゆみ「~~~~~」

はっやり~ん(これは…なかなか…)

ゆみ「~~~~~~」

はっやり~ん(…勇ましい。ああいう人に引っ張ってもらいたいな)

ゆみ「私は、君が欲しい!」

はっやり~ん「アヘェ!」

桃子「先輩!最高っす!」

桃子「やばっ」サッ

ゆみ(ん?今モモの声が聞こえたような?)

ちゃちゃのん「い、いい話じゃ」ヒッグヒッグ

菫(ちょっと感動してしまったではないか)ホロリ

健夜『ヒッグ、それでば、ヒッグ、審査員のみなざんどうぞ』グスッ

恒子『泣くほどだった?』

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:27:42.20 ID:/rGslU7p0
恒子(でもよかったまともな人で。ちょっと持ち直せたよ)ホッ

菫「まるで本当に会ったことのように真に迫っていたよ」9点

ちゃちゃのん「感動なんじゃ」10点

やえ「まあ素人にしては上出来だな」7点

はっやり~ん「べ、別にあんたのことなんてどうとも思ってないんだからね!」 0点

誠子「私はどうもあのような格好は好かないな。威厳の面では分かるが私はソルジャーなのでな」4点

恒子『おおっと!なんと40点台です!これはすごい!』

健夜『あとでサインをもらわないと!』

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:28:30.10 ID:/rGslU7p0
恒子『はいはい、落ち着いて落ち着いて。では次、高鴨穏乃さんです』

シズ「よろしくお願いします」

恒子『ええっと、高鴨さんからはすでにこちらでリクエストを受けています。何でも、どんな動物とでも仲良くなるとか』

シズ「はい!毎日山に行っているうちに動物の気持ちがわかるようになりました」

誠子「山籠もりか。私も昔やったものだ。しかし動物と仲良くしようとは思わなかったな。なかなかの度胸だ」

健夜『えっと、動物というと、犬とか猫とか…』

恒子『まさか、アピールポイントで言ってくるぐらいだからそんなものじゃ満足できないよ』

健夜『ちょ!まさかあんまり危険な動物は呼んでないよね!?』

恒子『う~ん、まあ大丈夫じゃない?ヒグマのヒー君です、どうぞー』

ヒー君「グオオオオオオ」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:29:37.48 ID:/rGslU7p0
菫「うわああああ!」

ちゃちゃのん「ひょええぇぇぇぇ!なんでさっきからこんなのばかりなんじゃー!」

誠子「ヒグマか、暖かそうな毛皮だな」チャキッ

ヒー君「グオオオオオ」

シズ「やめてください」

誠子「なぜだ?」

シズ「この子は別に私たちに危害を加えませんよ。どうやらお腹も満腹で少し運動したいようです」

誠子「そんなことがわかるのか?」

シズ「ええ。こういう子とはよく遊んでいたので」

シズ「一緒に遊びませんか?この子も人数が多い方が嬉しいようです」

ヒー君「グオ」コクッ

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:30:39.52 ID:/rGslU7p0
ちゃちゃのん「むりむりむりむり」ブンブン

はっやり~ん「ん~大きい子とはあんまりね~。子供なら可愛いんだけど」

誠子「面白そうだな」スクッ

菫「正気か亦野!?」

誠子「双方の歩み寄りの大切さ、身に染みてるつもりです」

やえ「ふん、丁度いい遊び相手だな」

シズ「じゃあだるまさんがころんだでもしましょうか。じゃんけんほい!」

やえ「ヒー君以外はパーか。ヒー君が鬼だな」

誠子「やるからには負けないぞ!」

ヒー君「グオ♪」

健夜『もうどこから突っ込めばいいのやら…』

恒子『まあまあ、無事に終わりそうでよかったじゃん』

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:32:17.72 ID:/rGslU7p0
健夜『そもそもヒグマなんか呼ばないでよ!』

恒子『はーい、楽しむのはまた今度にしてくださいねー。ヒー君と遊びたいなら私の家に来てくれていいから』

健夜『って、こーこちゃんのペットなの!?』

恒子『それでは、審査を!』

菫「う、うん。すごい特技だな」7点

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんも欲しいのう」7点

やえ「なんだ。また遊ぼうな、ヒー君」8点

はっやり~ん「動物さんとお話できるなんてか~わ~い~い~☆」8点

誠子「高鴨、これを」スッ

シズ「なんです?」

誠子「私の名刺だ。ぜひ私と一緒の番組に出てくれ」10点

恒子『おおっと!なんとこのアピールタイム内であの人気番組、世界の果てまで行こうぜQのオファーだー!』

健夜『いいスタートダッシュだね』

シズ「はい!ぜひ!」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:33:51.43 ID:/rGslU7p0
………………………………………………


恒子『キャラ審査が終了しました。さて、続いて水着審査に移りましょう!』

健夜『これはファッションとどう違うの?』

恒子『ファッションは自分をどう活かせるか、水着は単純にプロポーション、容姿ってことになるかな?』

健夜(スタイルの良さか)ズーン

恒子『もうフォローもめんどくさいのでさっさと進めていきましょう。トップは小瀬川白望さんです』

シロ「だるい」グデー

恒子『どうやら小瀬川さんはめんどくさがりのようです。でもそんな性格の割には整った体つきをしていますね』

はっやり~ん「普段はどんな手入れに力を入れているのかな?」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:35:08.97 ID:/rGslU7p0
シロ「別に何も…休んでるだけ」グデー

恒子『おおっと!敵です!これは全女性の敵だー!』

健夜『…若いっていいよね』ズズーン

恒子『ああ!すこやんしっかり!』

菫「もっときっちりしたらどうなんだ」3点

ちゃちゃのん「うらやましいのう」7点

やえ「にわか」3点

はっやり~ん「○ね☆」1点

誠子「光るものがあります」8点

恒子『やはり審査員の評価も低いです』

健夜「だよね!許せないよね!」ゴゴゴゴゴ

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:40:40.59 ID:/rGslU7p0
すみませんさるくらいました
中途半端ですがここまでにしておきます

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:43:46.01 ID:/rGslU7p0
恒子『はいはーい、次に行きましょうねー』

健夜『…こーこちゃんはどう思うの?』

恒子『え?いや、私も顔を出すのが仕事だから結構気を使ってるよ』アセアセ

健夜『ふーん…どんな努力を?』

恒子『えっと…その…プライバシーです☆』

健夜『やっぱり、こーこちゃんも敵なんだね』

恒子『す、すこやん?顔怖いよ?ほらほらスマイルスマイル!老けるよ?』

健夜『うるさーい!』ガシャーン

恒子『わあああ!すこやんがキレたぁ!?』


………しばらくお待ちください………

ぎりぎりここで区切りってことですみません

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 19:56:26.97 ID:/rGslU7p0
>>113そうなん?ならゆっくり投稿すれば大丈夫かな?続けます

咏『と、言うわけでこれからは私たちが解説実況をやっていくよ』

えり『なにがというわけなんですか』

咏『わっかんねー』

えり『』イラッ

咏『まあまあ、さっさと進めようよ』

えり『そうですね、では次の出場者は末原恭子さんです』

恭子「ど、どうも」

えり『高校生らしい可愛らしい水着ですね』

咏『うーん、この子のペアいくのんだっけ?』

えり『えっと、赤阪郁乃さんですね』

咏『そうかー、いくのんにこの子が来たらこれを押すように頼まれてるんだよね』

えり『え?』

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:01:39.72 ID:/rGslU7p0

咏『えい』ポチッ

恭子『』バッシャァ

えり『す、末原さんに突現水が!?いったい何をしたんですか!?』

咏『知らんし。押せ以外にはなんもいわれてないからね~』

恭子「うぅ、いったいなんや…ってなんやこれ!?」

咏『おおっと!末原選手の  が溶けているーーーー!』

えり『いや、溶けているー!じゃなくて、放送!放送やめて!』

恭子「いやーー!」タッタッタ

咏『ありゃりゃ、帰っちゃった。それじゃあ審査の方に行きましょうか』

えり『…もういいです』

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:03:08.98 ID:/rGslU7p0
えり『…もういいです』

菫「う、うん//私は見ていないぞ」8点

ちゃちゃのん「ちゃ、ちゃちゃのんもじゃ//」7点

やえ「   …王道だな」9点

はやり「色目使ってんじゃねえぞごらぁ!」1点

誠子「特になし。健康的でいいんじゃないか?」5点

咏『ここまでやってこの点数はいたたまれないね』

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:05:02.53 ID:/rGslU7p0
えり『は、ははは。次、次いきましょう。松実宥さんですどうぞ』

宥「さ、寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い」ガチガチガチガチ

咏『これは…さっさと審査に移った方がいいね』

えり『いや、そんなことより病院に!白目向いてますよ!』

誠子「くっ、今度ばかりは仕方ない。部長!一緒に温めて…」

菫「…わが生涯に一片の悔いなし」ボダボダボダボダ

誠子「ぶ、部長おおおお!」

えり『なんで来て早々こんなのばかりなんですかーー!』(絶叫)

咏『わっかんねー、すべてがわっかんねー』

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:08:00.86 ID:/rGslU7p0
咏『水着審査は中止になりましたー』

えり『そうですね』

咏『そして審査員の一人が倒れたため急遽代理の審査員を用意しました、松実玄さんです!』

玄「よろしくですのだ」ペコリ

咏『松実宥さんが辞退したとのことでこちらに入ってもらいました』

えり『そうですね』

咏『いやー波乱続きだけど気を取り直していきましょう!それではラスト!アイドルと言ったらなんといってもこれ!歌唱力審査です!』

えり『そうですね』

咏『トップバッターは天江衣さんです!拍手ー!パチパチパチ』

えり『そうですね』

咏『…おーいえりちゃーん。戻ってきてよーちゃんとやるからさー』

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:11:20.75 ID:/rGslU7p0
衣「天江衣だ!歌は私の十八番だぞ!」

咏『おお!自信満々の登場です!さてさて、どんな歌声が聴けるのでしょうか』

衣「歌います、どんぐりころころ!」

咏『はい?』

衣「どんぐりころころ どんぶりこ♪ お池にはまって さあ大変♪」

咏『この場で童謡!?全てがわっかんねー!いや、マジで!』

えり『はわわ!』ズキューン

咏『え?』

ちゃちゃのんはっやり~ん菫「はわー!」ズキューン

咏『ええ~』

誠子『私は…今までこの命の光を守ることが出来たのだろうか』ツー

咏『えええ~』

衣「やっぱりお山が 恋しいと♪ 泣いてはどじょうを 困らせた♪」

衣「以上です」ペコリ

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:13:31.44 ID:/rGslU7p0
咏『え、えーっと』

えり『それでは、審査員の評価に移りましょう』キリッ

菫「これもアイドルの一つの形かもしれないな」8点

ちゃちゃのん「感動した」9点

やえ「ただ歌えばよいというものでない。もっとどんぐりの気持ちになって歌うといいな」6点

はっやり~ん「ぜひうちの番組に!」10点

誠子「ありがとう…また一つ、戦う理由が生まれた」10点

えり『予想通りの高得点ですね』

咏『そ、そうなの?』

えり『それでは次に行きましょう、エイスリン・ウィッシュアートさんです!』

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:15:47.08 ID:/rGslU7p0
エイスリン「ヨロシクオネガイシマス」ペコリ

咏『…まあいいか、海外から来てる人だね。日本語大丈夫なのかな?』

エイスリン「ニホンゴ、マダニガテ。デモウタハアニメミテベンキョウシタ!」

咏『おお!海外で人気のアニメ、ドラゴンボールとかかな?』

えり『女の子なんですから、CCさくらとかじゃないですか?』

エイスリン「ウタイマス、SOUL'd OUTノ、To All Tha Dreamers」

咏『え?』

エイスリン「ッアァアアララッアッアァァ」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:18:53.96 ID:/rGslU7p0
咏『…マジで?』

えり『でも流石英語の部分はうまいですね』

エイスリン「Just believe in yourself YEAH!!」

咏『う、うん良かったよ』パチパチ

えり『そ、それでは、審査員方、審査をどうぞ』

菫「まあ…いいんじゃないか」7点

ちゃちゃのん「はぇー、凄いのう」9点

やえ「うむ、にわかの発音ではないな」8点

はっやり~ん「エイスリンちゃん可愛いんだからもっと可愛い曲がいいなー」5点

誠子「アニメは良く知らん」5点

咏『意外な選曲だったねぇ。確かに焼きたてジャパンは人気あるかもだけど』

えり『さて、どんどん行きましょう。お次は…二人?竹井久さんと福路美穂子さんです』

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:21:33.61 ID:/rGslU7p0
久「どもどもー」

美穂子「よろしくお願いします」

咏『なんで二人?さっきまでは別々で出てたよね?』

えり『えっと、彼女たちはお互いがお互いのプロデューサーでアイドルのためペア審査もオーケーということです』

久「そうよ、ちゃんと確認はとってあるわ」

美穂子「それでは歌います、プリキュア・メモリ」

久「ラブリィ プリティ イエイ! かわいい♪」

美穂子「プリキュアいっぱい メモリー♪」

咏『なんとプリキュアです!二人という利点をよく生かしていますね』

玄「ふおお、踊るとおもちが…おもちがぁ!」

はっやり~ん「うーん、あの金髪の子ぜひうちの番組で働いてもらいたいね」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:23:19.60 ID:/rGslU7p0
久美穂子「ラララプリキュア♪」

咏『いやー素晴らしい歌と踊りでした。それでは、審査員さんどうぞ』

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんもプリキュアは好きじゃ。楽しい感じが伝わってきたぞ」8点

やえ「私の方が上手いな。だが気持ちは入っている」7点

はっやり~ん「私も今度踊ってみようかな☆」8点

誠子「もっと基礎体力をつけるといい」5点

玄「おもちランクAとCですか。なかなかですのだ」8点

えり『きゃーーー!プリキュアーー!』

咏『え?』

えり『…コホン//何でもありません//』

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:25:44.52 ID:/rGslU7p0
えり『さて次に移りましょう。須賀京太郎さんです』

咏『男性の参加者は少ないからねー。どんな歌を披露してくれるのかな』

京太郎「須賀京太郎です。よろしくお願いします」

京太郎「♪~」←なんか激しいダンスナンバー

咏『おおお!』

えり『素人とは思えませんね』

誠子「あの動きの中で声が乱れていない。相当に基礎が出来ている」

はっやり~ん「須賀くーん、このあと一緒に食事にいきませんかー☆」

ちゃちゃのん「いや、高校生に手を出したら犯罪じゃろ」

桃子(…ふふふ、ついにこの時が来ました。ここであいつが大きなミスをすればすべてが終わる)

桃子「えいっ」ポイッ←バナナの皮

京太郎「おわ!」ズルッ

誠子「…無駄だ」

京太郎「あぶねっ」グッ

桃子「なに!?」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:28:01.70 ID:/rGslU7p0
咏『おおっと、ハプニングです!なんと会場にバナナの皮が!』

えり『いや、おかしいでしょう。なぜバナナの皮?しかし問題なく続けていますね』

誠子(当然だな。誰が鍛えたのだか知らないが、あいつの重心、まるで地面に根がはっているようだ)

京太郎「♪~。ありがとうございました」

えり『トラブルがありましたが無事終了しました。それでは審査をどうぞ』

ちゃちゃのん「うん、あれだけ激しい動きだったのに体の先まで動きが行き届いて完成度の高さが覗えたぞ」8点

やえ「にわかではないな」9点

はっやり~ん「きゃー!須賀くーん!」10点

誠子「普段からよく足腰を鍛えているのだろうな」10点

玄「…いうことはありません」1点

咏『おお!流石の高得点!』

えり『…あの代理の審査員、審査する気があるんですかね』

咏『まあまあ、気にせずどんどん行こう!』

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:31:19.03 ID:/rGslU7p0
えり『次は、宮永咲さんです』

咲「よろしくお願いします」ペコリ

咏『なんだか普通の子が来たね』

ちゃちゃのん「地味じゃのう。アイドルには向いてないんじゃないか?」

はっやり~ん「う~ん、もっと派手さがないとすぐに埋もれちゃうぞ☆」

咲「大丈夫ですよ」ゴゴゴゴゴ

やえ(な、なんだこのオーラはッッッ!)

咲「歌います、I Want」

咲「まるで荒れる波濤のように 背筋つらぬき 心狂わす出逢い」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:33:31.91 ID:/rGslU7p0
ちゃちゃのん(な、なんじゃこの歌は、自然と体が…)グググ

はっやり~ん(し、子宮に響くぅぅぅ) 

やえ「お、王者がこんな小娘なんぞに」ググググ

誠子「これは…教官!教官ではありませんか!」

咲「そこに跪いて!」

誠子「Yes sir!」orz

やえちゃちゃのんはっやり~ん「ははー!」orz

咲「もっと啼いてみせて!」

はっやり~ん「あひいいぃぃぃ!」 
咲「求めて 翔べる 翔べる どこまで!」

咏『いやー力強い歌声だったね…ってえりちゃんなにしてるの?』

えり『何でもないです、それでは審査に移りましょう』orz

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:36:34.95 ID:/rGslU7p0
ちゃちゃのん「な、舐めたこと言って申し訳ありませんでした!」10点

はっやり~ん「あひぃぃぃぃ」10点

やえ「この王者が屈するとは」10点

誠子「教官!もっと!もっと私に!」10点

玄「成長の見込みなし」1点

咏「なんと40点台を超えましたー!」

えり『…審査員席がちょっと放送できない感じになってしまいましたね』

咏『あのぐらいの歳が一番 欲が強いから仕方ないね。審査員席については今に始まったことじゃないし』

咏『次に移ります。お次は…』

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:40:21.73 ID:/rGslU7p0
……………………………………………
えり『はい、ありがとうございました』

咏『さて、ついにここまでやってきましたね。これが最後の審査です。片岡優希さんどうぞ!』

優希「よろしくだじぇ!」

咏『おお!元気があっていいですね』

優希(染谷先輩、終に特訓の成果を見せる時がきたじょ)

~回想~

優希「うう、私歌は苦手だじょ」

まこ「ん~、一週間で鍛えるのは難しいのう」

優希「やっぱり歌は捨てて今からでもなにか特技を…」

まこ「待ちんさい。あんさんの元気さは歌で活かすのが一番じゃ」

優希「でも…」

まこ「大丈夫。ちょっと古いけど、このゲームをやってみんさい」

優希「おお!見たことあるじぇ」

まこ「音楽は音を楽しむものじゃ。あんさんが楽しめば周りもついてくる。とにかく、気に入った曲を楽しんでくるんじゃ」

優希「染谷先輩…わかったじょ!」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:43:28.62 ID:/rGslU7p0
~回想終了~

優希(染谷先輩、ありがとう。私はもっともーっと音楽が好きになったじょ)

優希「歌います、I gotta believe!」

♪~

はっやり~ん「おお!懐かしいね!」

ちゃちゃのん「なんじゃこの曲?」

やえ「…名作だよ。私もよくやったものさ」

優希「Somebody say ho!」

はやりやえ「Ho!」

優希「Say ho! ho!」

はやりやえ誠子「Ho! Ho!」

優希「Say Ho! Ho! Ho!」

はやりやえ誠子いちご「Ho! Ho! Ho!」

優希「Now scream!」

はやりやえ誠子いちご玄「WAAAAAooooo!」

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/22(土) 20:49:50.29 ID:/rGslU7p0
………………………………………………


咏『いやー楽しかった楽しかった』

えり『そうですね。そういえば審査は?』

ちゃちゃのん「偶にはみんなで歌うのもいいのう」

はっやり~ん「ちょっと昔を思い出しちゃったよ」

やえ「ふっ、王者も孤独ではない…か」

誠子「こういうノリ、日本では久しぶりだったな」

玄「ワォ!」ピョン

えり『ま、こんな終わり方もいいかもしれませんね』

咏『それでは、これでアピールタイム終了です!お疲れ様でしたー!』

カン