1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 15:58:04.28 ID:cy76jdcu0
真「いつも雪歩にお茶を淹れてもらってるからたまにはボクもお返ししないと」
真「でも本格的なお茶の淹れ方って知らないんだよなあ、ボク…」
真「よし、じゃあ普段お茶に使わないモノを使ってボクだけのオリジナルを作ろう!」
真「>>4と>>7と>>9と>>13と>>15を使おう」
真「でも本格的なお茶の淹れ方って知らないんだよなあ、ボク…」
真「よし、じゃあ普段お茶に使わないモノを使ってボクだけのオリジナルを作ろう!」
真「>>4と>>7と>>9と>>13と>>15を使おう」
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 03菊地真
posted with amazlet at 17.03.20
菊地真(CV:平田宏美)
日本コロムビア (2015-04-22)
売り上げランキング: 13,679
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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:01:10.57 ID:AVKLYHHT0
静岡産の良い茶葉
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:02:13.50 ID:r1TRtHon0
台湾烏龍茶
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:02:36.06 ID:QhJHSCV90
真の汗
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:07:48.37 ID:QhJHSCV90
しょうが
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:08:24.86 ID:SVMD1SzI0
ハム蔵
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:15:48.88 ID:cy76jdcu0
真「静岡産の良い茶葉と台湾烏龍茶とボクの汗としょうがとハム蔵を使おう」
真「よし、まずは通販で買った静岡の茶葉と台湾烏龍茶をやかんに入れて…」パラパラ
真「冷蔵庫にあったしょうがも入れよう」ボトボト
真「あとはボクの汗とハム蔵か…」
真「そういえば今日は響もオフだったはず」
真「響の家まで走っていけば汗も出るしハム蔵もゲットできるな」
真「行ってきまーす!」ガチャ
真「よし、まずは通販で買った静岡の茶葉と台湾烏龍茶をやかんに入れて…」パラパラ
真「冷蔵庫にあったしょうがも入れよう」ボトボト
真「あとはボクの汗とハム蔵か…」
真「そういえば今日は響もオフだったはず」
真「響の家まで走っていけば汗も出るしハム蔵もゲットできるな」
真「行ってきまーす!」ガチャ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:26:31.81 ID:cy76jdcu0
~我那覇宅~
響「ほらハム蔵、ごはんだぞ~」
ハム蔵「ヂュイヂュイッ」パクパク
響「おー、今日も元気そうだな!」
ピンポーン
響「ん?誰だろこんな時間に」
真『おーい響ー!遊びにきたよー!』
響「え?真か?」ガチャ
響「どうしたんだこんな朝早くに」
真「いやあ、ちょっとハム蔵を借りたくて」
響「ほらハム蔵、ごはんだぞ~」
ハム蔵「ヂュイヂュイッ」パクパク
響「おー、今日も元気そうだな!」
ピンポーン
響「ん?誰だろこんな時間に」
真『おーい響ー!遊びにきたよー!』
響「え?真か?」ガチャ
響「どうしたんだこんな朝早くに」
真「いやあ、ちょっとハム蔵を借りたくて」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:30:02.54 ID:cy76jdcu0
響「ハム蔵を?どうしてまた」
真「ボク最近写真にハマっててさ」
真「ボクの家でハム蔵を撮りたいなーって」
真「やっぱりだめかな?」
響「そんなことないぞ!真は友達だからな!」
響「はら、ハム蔵だ。可愛く撮ってね!」
真「うわあ、ありがとう!明日事務所で返すよ!」
真「じゃあね!」ガチャ
響「うん、バイバイだぞ!」
真「(ごめんね響…)」
真「ボク最近写真にハマっててさ」
真「ボクの家でハム蔵を撮りたいなーって」
真「やっぱりだめかな?」
響「そんなことないぞ!真は友達だからな!」
響「はら、ハム蔵だ。可愛く撮ってね!」
真「うわあ、ありがとう!明日事務所で返すよ!」
真「じゃあね!」ガチャ
響「うん、バイバイだぞ!」
真「(ごめんね響…)」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:37:19.28 ID:cy76jdcu0
~菊地宅~
真「よし、ハム蔵をゲットしたよ!」
真「汗も沢山かいたな…」
真「この汗をタオルに吸わして…」
真「それをやかんの上で絞る…!」ギュウウウ ボタボタボタ
真「最後にハム蔵をやかんに… ってうわ!?」
ハム蔵「ヂュイ!ヂュイヂュイ!」バタバタ
真「こ、こら!あばれるな!」
真「(身の危険を察知しているのか…?)」
真「よし、ハム蔵をゲットしたよ!」
真「汗も沢山かいたな…」
真「この汗をタオルに吸わして…」
真「それをやかんの上で絞る…!」ギュウウウ ボタボタボタ
真「最後にハム蔵をやかんに… ってうわ!?」
ハム蔵「ヂュイ!ヂュイヂュイ!」バタバタ
真「こ、こら!あばれるな!」
真「(身の危険を察知しているのか…?)」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:44:12.42 ID:cy76jdcu0
真「このままでは…」
真「仕方ない、ごめんハム蔵!」ドスッ
ハム蔵「ヂュ」パタン
真「ふう、秘孔を突いてなんとか大人しくさせられたよ」
真「さて、ハム蔵をやかんに入れて…」ポイ
真「水を入れて…火を付ける!」ボウッ
真「よし、これで完成だ」
真「雪歩の喜ぶ顔が目に浮かぶよ…フフフ」
真「仕方ない、ごめんハム蔵!」ドスッ
ハム蔵「ヂュ」パタン
真「ふう、秘孔を突いてなんとか大人しくさせられたよ」
真「さて、ハム蔵をやかんに入れて…」ポイ
真「水を入れて…火を付ける!」ボウッ
真「よし、これで完成だ」
真「雪歩の喜ぶ顔が目に浮かぶよ…フフフ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:52:16.09 ID:cy76jdcu0
~翌日~
真「よし、水筒に昨日作っておいたお茶を入れて、と」トクトク
真「あ、そうだ、ハム蔵持っていかないと」ヒョイ
真「いってきまーす!」ガチャ
~事務所~
真「おっはようございまーす!」ガチャ
雪歩「あ、真ちゃんおはよう」
真「おはよう雪歩!」
雪歩「あ、お茶淹れるね、真ちゃん」
真「その必要はないよ、雪歩」
雪歩「え…?」
真「ジャーン!今日はボクがお茶を作ってきたのさ!」
雪歩「え!?真ちゃんが!?う、嬉しい!」
真「よし、水筒に昨日作っておいたお茶を入れて、と」トクトク
真「あ、そうだ、ハム蔵持っていかないと」ヒョイ
真「いってきまーす!」ガチャ
~事務所~
真「おっはようございまーす!」ガチャ
雪歩「あ、真ちゃんおはよう」
真「おはよう雪歩!」
雪歩「あ、お茶淹れるね、真ちゃん」
真「その必要はないよ、雪歩」
雪歩「え…?」
真「ジャーン!今日はボクがお茶を作ってきたのさ!」
雪歩「え!?真ちゃんが!?う、嬉しい!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:58:03.09 ID:cy76jdcu0
真「うん、早速飲む?」
雪歩「じゃ、じゃあいただこうかな…///」
真「よし、コップに注ぐから待っててね」トクトク
真「はい、どうぞ!」
雪歩「(これが真ちゃんのお茶…)」
雪歩「(一体何を入れたんだろう…>>35色のお茶なんて初めて見たよ)」
雪歩「(しかも>>37の匂いがするなんて…)」
雪歩「じゃ、じゃあいただこうかな…///」
真「よし、コップに注ぐから待っててね」トクトク
真「はい、どうぞ!」
雪歩「(これが真ちゃんのお茶…)」
雪歩「(一体何を入れたんだろう…>>35色のお茶なんて初めて見たよ)」
雪歩「(しかも>>37の匂いがするなんて…)」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:59:25.20 ID:es2fqwTo0
虹
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 16:59:36.69 ID:AVKLYHHT0
野生
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:07:40.30 ID:cy76jdcu0
雪歩「(虹色で野生の匂い漂うお茶…)」
雪歩「(動物のダシでも使ったのかな…?)」
雪歩「(虹色は…油…かな?)」
雪歩「(ううぅ、飲むのが恐いよぅ…)」
雪歩「(でも…)」チラ
真「?」ワクワク
雪歩「(真ちゃん凄いこっち見てる…)」
雪歩「(そうだよ、真ちゃんは私の為に作ってきてくれたんじゃない…!)」
雪歩「(飲まないのは…友達失格だよね!)」ゴクゴク
雪歩「…!?」
真「ど、どうかな雪歩?」ドキドキ
雪歩「>>46」
味の感想
雪歩「(動物のダシでも使ったのかな…?)」
雪歩「(虹色は…油…かな?)」
雪歩「(ううぅ、飲むのが恐いよぅ…)」
雪歩「(でも…)」チラ
真「?」ワクワク
雪歩「(真ちゃん凄いこっち見てる…)」
雪歩「(そうだよ、真ちゃんは私の為に作ってきてくれたんじゃない…!)」
雪歩「(飲まないのは…友達失格だよね!)」ゴクゴク
雪歩「…!?」
真「ど、どうかな雪歩?」ドキドキ
雪歩「>>46」
味の感想
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:11:44.58 ID:cy76jdcu0
再安価
>>58
>>58
58: 【大凶】 2014/03/01(土) 17:12:05.99 ID:TMvZwQz00
●●の味
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:20:20.37 ID:cy76jdcu0
雪歩「●●の味がする」
真「え!?」
雪歩「真ちゃん、その、聞き辛いんだけど…」
雪歩「お茶に●●入れた…?」
真「そ、そんなわけないよ!大体●●なんて誰のを…あ」
雪歩「あ…?」
真「い、いや!なんでもない!(もしかしてハム蔵がやかんの中で●●しちゃったのか…?)」
響「はいさーい!」ガチャ
真「え!?」
雪歩「真ちゃん、その、聞き辛いんだけど…」
雪歩「お茶に●●入れた…?」
真「そ、そんなわけないよ!大体●●なんて誰のを…あ」
雪歩「あ…?」
真「い、いや!なんでもない!(もしかしてハム蔵がやかんの中で●●しちゃったのか…?)」
響「はいさーい!」ガチャ
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:31:59.86 ID:cy76jdcu0
雪歩「あ、おはよう響ちゃん」
真「あ、響!良いところに!」
響「おー、真どうした?ハム蔵は可愛く撮れたか?」
真「う、うん、それよりさ響」
響「うん?」
真「ハム蔵ってその…●●するの?」
響「●●?しないぞ、もう去勢してるからな」
真「そ、そうなんだ…(じゃあ雪歩が感じた●●の味って一体…?)」
雪歩「真ちゃん?どうしたの?」
真「あ、なんでもないよ」
真「そう言えば雪歩、」
雪歩「どうしたの真ちゃん?」
真「なんで『●●』の味ってわかったの?」
雪歩「そ、それは…>>
①枕営業してるから
②白子と●●って同じ味なんでしょ?
真「あ、響!良いところに!」
響「おー、真どうした?ハム蔵は可愛く撮れたか?」
真「う、うん、それよりさ響」
響「うん?」
真「ハム蔵ってその…●●するの?」
響「●●?しないぞ、もう去勢してるからな」
真「そ、そうなんだ…(じゃあ雪歩が感じた●●の味って一体…?)」
雪歩「真ちゃん?どうしたの?」
真「あ、なんでもないよ」
真「そう言えば雪歩、」
雪歩「どうしたの真ちゃん?」
真「なんで『●●』の味ってわかったの?」
雪歩「そ、それは…>>
①枕営業してるから
②白子と●●って同じ味なんでしょ?
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:32:32.46 ID:cy76jdcu0
ごめん安価>>86
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:34:18.65 ID:Z0S72LEBO
kskst
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:34:21.49 ID:vp8vPKts0
1
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:44:34.38 ID:cy76jdcu0
雪歩「実は私…してるの」
真「してるって…何を?」
雪歩「……枕営業」
真「え…?」
雪歩「ほら、私、まだFランクアイドルでしょ?」
雪歩「だからテレビに出たいなら、番組のディレクターさんの言うことを聞けって…」
雪歩「お城みたいなホテルで、コップいっぱいに入れられた液体を渡されて『ほら、これが男の●●だ、いっぱい飲め』っていわれて…飲んだことがあるの」
真「そ、そんな…」ワナワナ
真「してるって…何を?」
雪歩「……枕営業」
真「え…?」
雪歩「ほら、私、まだFランクアイドルでしょ?」
雪歩「だからテレビに出たいなら、番組のディレクターさんの言うことを聞けって…」
雪歩「お城みたいなホテルで、コップいっぱいに入れられた液体を渡されて『ほら、これが男の●●だ、いっぱい飲め』っていわれて…飲んだことがあるの」
真「そ、そんな…」ワナワナ
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 17:54:58.10 ID:cy76jdcu0
雪歩「…って」
真「?」
雪歩「そういう内容の漫画をこの前音無さんが描いてたの」
真「うん?」
真「?」
雪歩「そういう内容の漫画をこの前音無さんが描いてたの」
真「うん?」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:00:44.78 ID:cy76jdcu0
雪歩「でね、その漫画で私が『これが●●…白子みたい…』って言わされてたの」
真「うん」
雪歩「それでさっきの真ちゃんのお茶が、その●●の色に似てたの」
真「うんうん」
雪歩「いざ飲んでみたら味も白子っぽかったから、間違って●●って言っちゃったの…ごめんね、心配させちゃって」
真「ううん、雪歩は何も悪くないよ!」
真「全ては●●を虹色で描くような腐れ妄想行き遅れ●●ババア事務員が悪いんだ!」
雪歩「ま、真ちゃん///」
響「あのー…」
真「うん」
雪歩「それでさっきの真ちゃんのお茶が、その●●の色に似てたの」
真「うんうん」
雪歩「いざ飲んでみたら味も白子っぽかったから、間違って●●って言っちゃったの…ごめんね、心配させちゃって」
真「ううん、雪歩は何も悪くないよ!」
真「全ては●●を虹色で描くような腐れ妄想行き遅れ●●ババア事務員が悪いんだ!」
雪歩「ま、真ちゃん///」
響「あのー…」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:01:37.26 ID:cy76jdcu0
真「ん?どうしたんだい響?」
響「そろそろハム蔵を返して欲しいぞ」
真「あ!!(わ、忘れてた…!朝カバンに詰め込んでからそのままだ…!)」
真「ちょ、ちょっと待っててね(頼む!生きててくれ…!)」ガサゴソ
真「あった!」
ハム蔵の状態>>117
①生きてる
②死んでる
響「そろそろハム蔵を返して欲しいぞ」
真「あ!!(わ、忘れてた…!朝カバンに詰め込んでからそのままだ…!)」
真「ちょ、ちょっと待っててね(頼む!生きててくれ…!)」ガサゴソ
真「あった!」
ハム蔵の状態>>117
①生きてる
②死んでる
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:02:09.63 ID:es2fqwTo0
2
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:06:49.45 ID:cy76jdcu0
真「はい…響」
響「おお!元気にしてたか!?ハム蔵!」
響「…ん?」
真「」ビク
響「ハ…ム…蔵…?」
ハム蔵「」チーン
────響が手渡されたもの、それは
既に動かぬ死体となったハム蔵であった
響「おお!元気にしてたか!?ハム蔵!」
響「…ん?」
真「」ビク
響「ハ…ム…蔵…?」
ハム蔵「」チーン
────響が手渡されたもの、それは
既に動かぬ死体となったハム蔵であった
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:15:58.94 ID:cy76jdcu0
響「…」
真「…ごめん響」
真「殺すつもりはなかったんだ」
響「わかってるさー…」
響「真が…殺しなんて…そんなことするはずないもんね…」
真「本当にごめん…!」
響「はは、もういいよ、いくら謝ったってハム蔵はもどってこないさ」
響「それに…生きている者はいつか必ず死ぬ」
響「ハム蔵は、死ぬのが少しだけ早かっただけさ」
真「響…」
雪歩「響ちゃん…」
真「…ごめん響」
真「殺すつもりはなかったんだ」
響「わかってるさー…」
響「真が…殺しなんて…そんなことするはずないもんね…」
真「本当にごめん…!」
響「はは、もういいよ、いくら謝ったってハム蔵はもどってこないさ」
響「それに…生きている者はいつか必ず死ぬ」
響「ハム蔵は、死ぬのが少しだけ早かっただけさ」
真「響…」
雪歩「響ちゃん…」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:20:15.61 ID:cy76jdcu0
響「そういえばさ」
真「?」
響「この匂いはなんだ?」
雪歩「この匂いって…?」
響「うん、」
響「静岡産の良い茶葉と台湾烏龍茶と真の汗としょうがとハム蔵が合わさったような匂いだぞ」
真「?」
響「この匂いはなんだ?」
雪歩「この匂いって…?」
響「うん、」
響「静岡産の良い茶葉と台湾烏龍茶と真の汗としょうがとハム蔵が合わさったような匂いだぞ」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:25:09.27 ID:cy76jdcu0
真「そ、それって…」
響「わかるのか?」
真「このお茶じゃないかな?」
雪歩「え?」
響「うわ…虹色だぞこのお茶…でも確かにここから匂いが漂ってくるぞ」クンクン
真「実はこれ、静岡産の良い茶葉と台湾烏龍茶とボクの汗としょうがとハム蔵をダシにして作ったお茶なんだ」
響「わかるのか?」
真「このお茶じゃないかな?」
雪歩「え?」
響「うわ…虹色だぞこのお茶…でも確かにここから匂いが漂ってくるぞ」クンクン
真「実はこれ、静岡産の良い茶葉と台湾烏龍茶とボクの汗としょうがとハム蔵をダシにして作ったお茶なんだ」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:29:45.93 ID:cy76jdcu0
雪歩「え…?」
雪歩「じゃ、じゃあさっきせいs…じゃなくて白子の味がしたのは」
雪歩「ハム蔵ちゃんのだってこと…!?」
真「え!?だってハム蔵は去勢してるはずじゃ」
雪歩「真ちゃん、白子は●●じゃなくて○○だよお」
真「え、そうなの!?」
響「それよりも…」
真「どうしたの響?」
響「もしかしたらハム蔵を…生き返らせられるかもしれない」
雪歩「じゃ、じゃあさっきせいs…じゃなくて白子の味がしたのは」
雪歩「ハム蔵ちゃんのだってこと…!?」
真「え!?だってハム蔵は去勢してるはずじゃ」
雪歩「真ちゃん、白子は●●じゃなくて○○だよお」
真「え、そうなの!?」
響「それよりも…」
真「どうしたの響?」
響「もしかしたらハム蔵を…生き返らせられるかもしれない」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:35:26.43 ID:cy76jdcu0
雪歩「!?」
真「どういうことだよ響!?」
響「このお茶からはハム蔵の匂いがする」
響「つまりハム蔵を煮込んでダシをとったということだ」
真「すごい…全部正解だよ響」
響「えへへ、自分完璧だからな」
響「さて、今このお茶にはハム蔵のエキスが濃縮されている」
響「勿論ハム蔵の魂も、ね」
真「それってつまり…!」
真「どういうことだよ響!?」
響「このお茶からはハム蔵の匂いがする」
響「つまりハム蔵を煮込んでダシをとったということだ」
真「すごい…全部正解だよ響」
響「えへへ、自分完璧だからな」
響「さて、今このお茶にはハム蔵のエキスが濃縮されている」
響「勿論ハム蔵の魂も、ね」
真「それってつまり…!」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:42:08.55 ID:cy76jdcu0
響「そう、」
響「このお茶を全部ハム蔵の体内に入れれば、ハム蔵に魂が再び宿る」
響「そういうわけさ」
真「…!!」
響「勿論、100%成功するとは限らない」
響「でもやってみる価値はあると思う」
真「ボクもそう思う!」
雪歩「わ、私も…!」
響「このお茶を全部ハム蔵の体内に入れれば、ハム蔵に魂が再び宿る」
響「そういうわけさ」
真「…!!」
響「勿論、100%成功するとは限らない」
響「でもやってみる価値はあると思う」
真「ボクもそう思う!」
雪歩「わ、私も…!」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:47:08.56 ID:cy76jdcu0
響「よし、じゃ、やろう」
響「ハム蔵の死体を机に置いて」
雪歩「う、うん」ポト
響「お茶を自分に渡してくれ」
真「はい」
響「よし…じゃあ入れるぞ」
真&雪歩「うん…」
響「さあ…ハム蔵の魂よ…今こそ返りなさい」トクトク
響「主の元へと…」!」トクトクトク
響「ハム蔵の死体を机に置いて」
雪歩「う、うん」ポト
響「お茶を自分に渡してくれ」
真「はい」
響「よし…じゃあ入れるぞ」
真&雪歩「うん…」
響「さあ…ハム蔵の魂よ…今こそ返りなさい」トクトク
響「主の元へと…」!」トクトクトク
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:53:31.90 ID:cy76jdcu0
雪歩「ど、どう…?」
響「まだだ…」
真「!?ハム蔵の体が輝きだした!?」
ハム蔵「」ピカアアアアアアアアアアアアア
雪歩「きれい…」
響「虹色…魂の色だな」
ハム蔵「」シュウウウウウウ
真「あ…光が薄れてく…」
響「終わった…」
響「これで目を覚ませば成功」
響「覚まさなければ…運命だったということさ」
ハム蔵「>>154」
①生き返る
②生き返らない
響「まだだ…」
真「!?ハム蔵の体が輝きだした!?」
ハム蔵「」ピカアアアアアアアアアアアアア
雪歩「きれい…」
響「虹色…魂の色だな」
ハム蔵「」シュウウウウウウ
真「あ…光が薄れてく…」
響「終わった…」
響「これで目を覚ませば成功」
響「覚まさなければ…運命だったということさ」
ハム蔵「>>154」
①生き返る
②生き返らない
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 18:56:16.92 ID:vp8vPKts0
2
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:03:55.02 ID:cy76jdcu0
真「ど、どう…?」
ハム蔵「」チーン
雪歩「動かない…ね」
響「ああ…」
響「でもこれでいいんだ、ハム蔵の寿命は今日、神様がそう決めたってことだから」
雪歩「響ちゃん…」
響「それに」
響「ハム蔵はまだ死んでないさー」
真「それってどういう…」
響「生き物が死ぬとき…」
響「それは心臓が止まったときじゃない」
響「皆に忘れられたときさ」
真「…!」
ハム蔵「」チーン
雪歩「動かない…ね」
響「ああ…」
響「でもこれでいいんだ、ハム蔵の寿命は今日、神様がそう決めたってことだから」
雪歩「響ちゃん…」
響「それに」
響「ハム蔵はまだ死んでないさー」
真「それってどういう…」
響「生き物が死ぬとき…」
響「それは心臓が止まったときじゃない」
響「皆に忘れられたときさ」
真「…!」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:11:24.27 ID:cy76jdcu0
響「だから真、雪歩、二人にお願いがある」
真「え?」
雪歩「な、何かな…?」
響「ハム蔵のこと、いつまでも忘れないでいてほしい」
響「そうすれば…、ハム蔵は二人の心の中で生きていられるから」
響「それだけで、ハム蔵は喜んでくれるさ」
真「響…」
雪歩「響ちゃん…」
響「ほら、二人共いつまでくらい顔してるんだ!」
響「765プロのアイドルに暗い顔は似合わないぞ!!!」
真「へへっ…そうだね響!」
雪歩「辛くても笑顔…だね!」
真「え?」
雪歩「な、何かな…?」
響「ハム蔵のこと、いつまでも忘れないでいてほしい」
響「そうすれば…、ハム蔵は二人の心の中で生きていられるから」
響「それだけで、ハム蔵は喜んでくれるさ」
真「響…」
雪歩「響ちゃん…」
響「ほら、二人共いつまでくらい顔してるんだ!」
響「765プロのアイドルに暗い顔は似合わないぞ!!!」
真「へへっ…そうだね響!」
雪歩「辛くても笑顔…だね!」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:15:13.31 ID:cy76jdcu0
雪歩「(響ちゃん…笑ってる…)」
雪歩「(本当は一番辛いはずなのに…)」
雪歩「(あれ…?)」
雪歩「(そういえば)」
雪歩「(私…あのお茶…)」
雪歩「(飲んだ…よね?)」
雪歩「(本当は一番辛いはずなのに…)」
雪歩「(あれ…?)」
雪歩「(そういえば)」
雪歩「(私…あのお茶…)」
雪歩「(飲んだ…よね?)」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:18:06.98 ID:cy76jdcu0
雪歩「オエッ」ビチャア
響「!?」
真「ゆ、雪歩!?一体何を!?」
真「ハム蔵にゲロをかけるなんて!!」
雪歩「私思い出したの」
響「何を?」
雪歩「最初に…そのお茶を一口飲んでたことを!」
ひびまこ「!!!!!」
響「!?」
真「ゆ、雪歩!?一体何を!?」
真「ハム蔵にゲロをかけるなんて!!」
雪歩「私思い出したの」
響「何を?」
雪歩「最初に…そのお茶を一口飲んでたことを!」
ひびまこ「!!!!!」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:24:06.43 ID:cy76jdcu0
雪歩「だから…この私が飲んだお茶を吐いてハム蔵ちゃんにかければ…!」
雪歩「欠けていた魂が満たされるはず…!!!」
雪歩「どう!?」
真「!?ハム蔵がまた光り始めた!?」
響「それも…」
響「さっきより光が強い!!!?」
ハム蔵「」ビカアアアアアアアアアアアアアアア
雪歩「すごい…ひかり…」
真「これが…生命…」
響「…!」
雪歩「欠けていた魂が満たされるはず…!!!」
雪歩「どう!?」
真「!?ハム蔵がまた光り始めた!?」
響「それも…」
響「さっきより光が強い!!!?」
ハム蔵「」ビカアアアアアアアアアアアアアアア
雪歩「すごい…ひかり…」
真「これが…生命…」
響「…!」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:25:40.12 ID:cy76jdcu0
雪歩「あ…」
ハム蔵「」シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ
真「また光が…消えて…」
響「ハ、ハム蔵!」ダッ
ハム蔵「」
雪歩「ハム蔵ちゃん…!」
ハム蔵「」
真「ハム蔵…!!」
ハム蔵「」
ハム蔵「ヂュイ」
ハム蔵「」シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ
真「また光が…消えて…」
響「ハ、ハム蔵!」ダッ
ハム蔵「」
雪歩「ハム蔵ちゃん…!」
ハム蔵「」
真「ハム蔵…!!」
ハム蔵「」
ハム蔵「ヂュイ」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:30:31.92 ID:cy76jdcu0
真「……!!!!!」
ハム蔵「ヂュイ!ヂュイヂュイ!」タッタッタッ
雪歩「やっ…」
ハム蔵「ヂュイ?」
雪歩&真「やったあああああああ!!!!!!!!!」
真「ハ、ハム蔵が…!」
雪歩「生き返った…!!」
真「嘘じゃないよね!?ボクの幻じゃないよね!?」
雪歩「嘘でも幻でもないよお!私にも…見えるよ…!」
雪歩「ハム蔵ちゃんが動いている光景が…!」
ハム蔵「ヂュイ!ヂュイヂュイ!」タッタッタッ
雪歩「やっ…」
ハム蔵「ヂュイ?」
雪歩&真「やったあああああああ!!!!!!!!!」
真「ハ、ハム蔵が…!」
雪歩「生き返った…!!」
真「嘘じゃないよね!?ボクの幻じゃないよね!?」
雪歩「嘘でも幻でもないよお!私にも…見えるよ…!」
雪歩「ハム蔵ちゃんが動いている光景が…!」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:35:53.63 ID:cy76jdcu0
真「よかった…」
真「よかったね、響も…」
真「響…?」
響「う、うぅ…」ボロボロ
響「はむぞおお…」ボロボロ
響「うわああああああん!!!!!」
響「よかった…よかったぞ…!」
響「うう…ひっく…」
雪歩「響ちゃん…やっぱり辛かったんだね…」
雪歩「でも、もう抑えなくていいんだよ…!」
響「はむぞおお…はむぞおおお…」スリスリ
真「ハハッ、響、ハム蔵くすぐったそうだよ?」
ハム蔵「ヂュイイイ…」
真「よかったね、響も…」
真「響…?」
響「う、うぅ…」ボロボロ
響「はむぞおお…」ボロボロ
響「うわああああああん!!!!!」
響「よかった…よかったぞ…!」
響「うう…ひっく…」
雪歩「響ちゃん…やっぱり辛かったんだね…」
雪歩「でも、もう抑えなくていいんだよ…!」
響「はむぞおお…はむぞおおお…」スリスリ
真「ハハッ、響、ハム蔵くすぐったそうだよ?」
ハム蔵「ヂュイイイ…」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 19:42:28.12 ID:cy76jdcu0
────今日も765プロには笑いが絶えない
────たくさんのアイドルの笑い声と共に聞こえるのは、
「うわーん!またハム蔵が逃げたぞー!」
「ヂュイ!」
────太陽のような少女の悲鳴と、一匹のハムスターの鳴き声だ。
完
────たくさんのアイドルの笑い声と共に聞こえるのは、
「うわーん!またハム蔵が逃げたぞー!」
「ヂュイ!」
────太陽のような少女の悲鳴と、一匹のハムスターの鳴き声だ。
完
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