~ガ○ト~

響「少し前にな、実家から荷物が届いたんさ」

美希「ふむふむ」

貴音「ほほう」

響「開けたらな、お米とゴーヤとな」

みきたか「ふむふむ」

響「豚さんの頭が入ってた…」

みきたか「」

響「心臓止まるかと思ったぞ…自分、豚肉あんまり得意じゃないのに…しかも頭が丸々…」

美希「沖縄の人達は豚さんを丸々一頭食べるって聞いてはいたけど…」

貴音「それは…夢に出そうですね…」

響「で、プロデューサーにあげた」

美希「押し付けた…じゃなくて?」

貴音「と、取り敢えず…たいとるこぉるを致しましょう」

美希「分かったの♪せーの!」

妖精「ファミレスフェアリー!」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『テレビの前の皆様、こんにちは♪『ファミレスフェアリー』始まりましたぁ♪本日もガ○トさんから、765プロの2大人気ユニットの1つ『フェアリー』と、ナレーションの萩原雪歩がお届けしますぅ♪』

ナレ『あ、ミミガーとか、慣れると美味しいですよ♪』

美希「プロデューサーは何て?」

響「知り合いの肉屋さんに捌いてもらったらしいぞー」

貴音「…賢明な判断かと…」

響「だな」

THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 03 Xs
Xs[萩原雪歩 (CV.浅倉杏美)、星井美希 (CV.長谷川明子)、菊地真 (CV.平田宏美)、水瀬伊織 (CV.釘宮理恵)]
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628: >>1 2013/03/30(土) 09:33:51.47 ID:O6DK3AMAO
響「ていうか、お米とか送って貰わなくても、今はちゃんとやっていけてるぞ!」

美希「それはテレビを通さずに、直接言って欲しいな」

響「う…」

貴音「家族とは、親とはそういうものなのですよ、響。何時まで経っても子供が心配なのです」

響「うー…」

美希「という訳で、そろそろ本日のゲストを紹介するの!」

貴音「『食』『家族』というおぉぷにんぐとぉく、この両方に関係しているげすとは…」

やよい「うっうー!こんにちは!高槻やよいですっ!」ガルーン

美希「という訳で、本日のゲストは765プロの高槻やよいなの!」

やよい「はい!今日はよろしくお願いしまーすっ!」

響「…」

貴音「真、やよいは可愛らしいですね」

やよい「えへへー♪ありがとうございm」

響「やよいぃぃ!」ガバッ!

やよい「ふわぁ!?」

響「あーもう!あーもぉお可愛いなぁぁやよいは可愛いなぁぁぁぁもぉぉぉお!」ナデナデナデナデ

やよい「はわ?はわわ?ひ、響さん?」

貴音「ひ、響が壊れました…」

美希「め、メーカー保証期間は過ぎちゃってるの…」

貴音「それは困りましたね…」

響「自分は家電製品じゃないぞ!」

やよい「うう…えーと…」

629: >>1 2013/03/30(土) 09:34:19.09 ID:O6DK3AMAO
ナレ『は、早くもやよいちゃんが置き去りにされてますぅ…あ、ゲスト紹介しないと…』

ナレ『本日のゲストは、765プロのマスコット的アイドル、高槻やよいちゃんですぅ♪』

ナレ『純真無垢を体現しているかのような素直な良い子ですぅ』

ナレ『妹キャラっぽく見られがちですが、実は大家族の長女、お姉ちゃんなんですぅ』

ナレ『アイドルを始めた理由は「家計の足しになれば」という家族思いな優しい子ですぅ』

ナレ『家事も共働きのご両親に変わってやっていたり、弟さんや妹さんの面倒を見てあげたり…そのおかげで家事全般が得意で、中でも料理は神業レベルとまで言われてますぅ』

ナレ『家事能力の高さと純粋さ、可愛らしさから、『765プロお嫁さんにしたいランキング1位』に最近選ばれました♪』

響「あぁぁやよいは可愛いなぁ…」ホオズリ

やよい「ひ、響さん…落ち、落ち着いて下さいぃ…」

貴音「ひ、響が…美希、響が…ああ…!」

美希「うん…もう手遅れなの…」

やよい「えぇっ!?ひ、響さん、どうしたんですか!?」

美希「『やよい中毒』…765プロで、3人目の発症者なの」

やよい「…ふぇ?」

貴音「な、何と…何という…くぅ…!」

630: >>1 2013/03/30(土) 09:35:03.38 ID:O6DK3AMAO
美希「最初はデコちゃん…」

やよい「伊織ちゃんとは仲良しです♪」

貴音「続いて千早…」

やよい「千早さんは歌が上手くて、とーっても格好いいです♪」



~ちはやけ~

千早「出掛ける前に良い事を聞けたわ」

春香「千早ちゃん、そろそろ局に行く準備するよー」

千早「はーい」



~○スト~

美希「そして…フェアリーのダンス兼はいさい担当…我那覇響なの…」

響「はいさい担当って何さ!?ダンス担当は分かるけど!」

貴音「こう…はいさーい!とする担当です」

響「挨拶!普通の挨拶!」

やよい「響さんははいさい担当だったんですねー!」

響「ほら信じちゃった!やよいは純粋だから信じちゃった!」

美希「そういえば響、今日はツインテールなんだね」

響「いきなり話を変えるなぁぁ!」

やよい「う…?」

ナレ『はい!ではここで付いていけてないやよいちゃんと、先週の放送を見ていない方に説明しますぅ♪』

ナレ『先週の放送は水瀬伊織ちゃんをゲストに迎えて、『髪型』についてトークしました』

ナレ『その時に、フェアリーの3人がした髪型でどれが良かったかをメールで投票して頂き…響ちゃんが1位になりましたぁ♪』

631: >>1 2013/03/30(土) 09:35:45.42 ID:O6DK3AMAO
ナレ『なので、響ちゃんは先週皆様に御披露目したツインテールにしてる…のですが…』

響「何で2人して前回の髪型なんだよ!」←ツインテール

美希「えへっ♪」←二つ結き+伊達眼鏡

貴音「ふふ…♪」←ハーフアップ(お嬢様結び)

やよい「皆さん可愛いですー♪」ニパー

美希「あぅ、これはいけないの」

貴音「響が壊れたのもわかります…」

響「だろ?だろ!?」

やよい「う?」

美希「やよいは可愛いって事なの」

やよい「はぅ、あ、ありがとうございます~」

貴音「やよい、顔が赤いですよ?」

やよい「だ、だって…照れちゃいます…」

響「やぁよぉいぃぃぃぃぃ!」ガバッ

やよい「うにゃ!?」

響「可愛いなぁ…やよいは可愛いなぁ…」ナデナデナデナデ

やよい「はわわわ」

美希「これは重症なの…」

貴音「ええ…」

ナレ『こんな響ちゃん、初めて見ますぅ』

響「本当はな?髪型変えるのは自分だけだったんだぞ…なのに、美希と貴音も結局髪型変えて、先週の企画と視聴者の意見を無駄にしたんだ…」ムギュー

やよい「はぅう」

美希「酷い言われ方なの」

貴音「予想以上に大破しておりますね」

美希「はぁ、困ったもんなの…」

632: >>1 2013/03/30(土) 09:36:14.13 ID:O6DK3AMAO
ナレ『響ちゃんの豹変っぷりに皆が困惑しながらも、漸く本日のお題を発表ですぅ』

美希「えーっと…番組に届いたメールを読むね?」

貴音「ええ、お願い致します」

響「任せたぞ」

やよい「はい!お願いしまーす!」

美希「『765プロの高槻やよいちゃんは、大家族の大黒柱となって頑張っている、と聞きました。えらいなぁって思います。フェアリーの皆様は、御家族に何かしてあげた事などはありますか?』だって」

やよい「えらい、かぁ…えへへ、ありがとうございまーす」ガルーン

響「家族…かぁ」

貴音「そうですねぇ」

美希「2人は実家から離れて暮らしてるから、たまに寂しくなったりはしない?」

響「自分はこっちにも家族がいるから平気だぞ!」

貴音「私は独り暮らしではありますが、たまにじいやが生活を見に来ますし、実家も響ほど離れてはおりませんので」

響「それに…美希と貴音、それに765プロの皆もいるから、寂しさなんか感じないぞー!」

貴音「ふふ…響の言う通りですね。私も美希や響や仲間がおります。寧ろ、今の生活は忙しいながらも楽しく感じております」

やよい「うっうー!響さんも貴音さんも、ありがとうございます!」ガルーン

633: >>1 2013/03/30(土) 09:36:42.49 ID:O6DK3AMAO
響「…美希?下向いてどした?」

美希「」ブワッ

ひびたか「」

やよい「み、美希さん!?」

美希「びびぎぃ…だがねぇ…」

響「誰か分からないぞ?」

貴音「美希、どうしたのです?」

美希「あのね…ぐすっ…ミキ、嬉しいの!とっても嬉しいの!今までも響と貴音は大好きだったけど、もっと大好きになったの!一生一緒なのーっ!」ギュー

貴音「きゃあ!?…み、美希、急に抱きついてきたら、驚くではありませんか」ナデナデ

響「ちゃんと受け止めてやる貴音は凄いな」

やよい「響さんは受け止めてあげないんですか?」

響「美希のが身体が大きいから、自分だと受け止め切れずに倒れちゃうんだ」

やよい「なるほどー」

美希「じゃあ響は抱き締めてあげるの!」ニパ

響「はいはいありがとうだぞー」

貴音「響、顔が赤いですよ?」

響「うるさい」

やよい「ふふ、響さんも美希さんも貴音さんも、すごーく素敵な関係ですー!」ウッウー

妖精「」テレテレ

ナレ『本当…961プロ時代からのユニットですし、3人での活動期間も長いですから、本当に仲良しさんですぅ』

貴音「ふふ…これが765ぷろの強さです。団結力…何者にも負けぬ、強さの証…」

634: >>1 2013/03/30(土) 09:37:10.71 ID:O6DK3AMAO
貴音「」クワッ

みきひびやよ「」ビクッ

貴音「」ピンポーン

響「ここで!?」

美希「イイハナシダナノーだったのに!?」

貴音「美希…その、イイハナシダナノーというのは、何なのですか?」

やよい「う?うぅ?」オロオロ

美希「カンドー的な空気の時に言うの」

響「やよいー、何か食べるかー?」

やよい「え?あ、あの…」

響「あ、これメニューだぞー」

やよい「あ、はい、ありがとうございます…」

美希「全く、今日は珍しく注文しないなーって思ってたら、あんなタイミングで…」

貴音「注文するのを怠っておりまして…空腹に耐え切れませんでした」

美希「注文を怠るって何なのなの!?普通、怠るとは言わないの!」

響「何でも頼んでいいぞー。自分が何でも奢ってやるからなー」ナデナデ

やよい「はわわ!そ、そんなのダメですー!」

響「いいんだぞー、気にしないでいいんだぞー、好きな物、食べていいんだぞー」ナデナデ

やよい「はぅ…」

ナレ『か、カオスですぅ…それと、髪型も同じだから、響ちゃんが何か妹を甘やかすお姉ちゃんみたいに…』

美希「ふぅ…怒ったら疲れたの…デコちゃんはいっつも疲れないのかな~?」

ナレ『疲れてると思うよ…きっと』

635: >>1 2013/03/30(土) 09:37:50.87 ID:O6DK3AMAO
貴音「店員殿…」

貴音・店員「中華麺」

店員「ですね?」ニコ

貴音「…!やりますね、店員殿…しかし…」

店員「?」

貴音「それを、3つ…お願いします…!」

店員「くっ…数までは分からなかった…」

響「あ、店員さん。自分、このデミグラスハンバーグのドリンクバーのセット、ライスは普通でお願いします!」

やよい「あ、あ、あの…じゃあ私、このぐりゅりゅぷれーとをお願いします!」

美希「(噛んだの)」

貴音「(噛みましたね…)」

店員「(噛んだ…可愛いなぁ)」

響「やよいは可愛いなぁもぉ~」ナデナデ

やよい「はぅ…」

店員「グリルプレートはセットはお付けしますか?」

やよい「あ、えっと…ごはん下さい!」

店員「はい、ライスのセットですね(めっさ可愛いわぁ…)」

響「ドリンクバーのセットで」

店員「はい、承りました(姉妹みたい…2人とも可愛らしい)」

美希「…はっ!ミキ、決めてなかったの!」アワワ

美希「えっと、えっと…ごめんなさい、また後で注文しますなの…」アホゲヘニョーン

店員「はい、決まりましたら其方のボタンでお呼び下さい(美希ちゃんも可愛らしいわぁ)」

ナレ『店員のお姉さんが幸せそうですぅ』

636: >>1 2013/03/30(土) 09:38:19.35 ID:O6DK3AMAO
美希「あぅ~…」

ナレ『5分後、美希ちゃんはミートドリアのドリンクバーセットを頼みましたぁ』

~お食事中~

やよい「うっうー!沢山おかずがありますー!どれから食べよーかなー?」ニコニコ

美希「やよいは可愛いの」

貴音「可愛らしいですねぇ」

響「」←可愛過ぎて言葉が出ない

ナレ『響ちゃんがなんくるある状況に…』

やよい「えへへ…ありがとうございます」

美希「そういえば、やよいってファミレスとか来るの?」

やよい「んー…前まではうちはそんな余裕が無かったんで来ませんでした。今は、私もお父さんもお母さんも忙しかったりして、皆にご飯を作ってあげられない事も多くて、たまに来ますよー」

貴音「今の話を聞く限り、生活は多少楽にはなったのですか?」

やよい「はい!お仕事も沢山頂けますし、お父さんとお母さんもお仕事が出来るよーになりましたし!あ、今お父さんもお母さんも、伊織ちゃんのお家の所で働いてるんですよー!」

美希「デコちゃんの…じゃあ、執事さんとメイドさんなの?」

やよい「いえいえ!お父さんは運転手さんで、お母さんは伊織ちゃんとかのご飯を作ってるって聞きました!」

貴音「ほほう?」ピクッ

637: >>1 2013/03/30(土) 09:39:00.01 ID:O6DK3AMAO
響「何だ?どうしたんだ?貴音」

貴音「つかぬ事をお聞きしますが…やよい、貴方は誰に料理を習ったのですか?」

やよい「え?お母さんですよ?自分で勉強もしましたけど、基本的には殆どお母さんですー!」

貴音「つまり…水瀬伊織は、高槻やよいの料理の師とも言える、母君の作る手料理を毎日食べている…と」

みきひび「っ!?」

やよい「そういえばそうなりますー!もやし祭りの時のソースも、お母さんから習いました♪」

妖精「っ!?」

ナレ『伊織ちゃん…いいなぁ』

美希「デコちゃん…ズルいの!」ムキー!

貴音「水瀬伊織…戦をしたいのですね…大きな戦を…」ギリッ…!

響「…竜宮小町vsフェアリーか…望む所だぞ…」ビキィ…!

やよい「」

ナレ『ああ…あずささんや亜美ちゃんの預かり知らぬ所で、竜宮小町vsフェアリーが勃発しようとしている…』



~竜宮小町の楽屋~

伊織「」

亜美「いおりん…こりゃあ、デカい戦になっちまうYO…」

あずさ「あ、あらあら…喧嘩は良くないわぁ…」オロオロ

亜美「因みに、亜美もフェアリーに付こうかな?あんな美味しい物を毎日食べてるとか、いおりんズルいし」

伊織「何だってのよ!全くもう!」

638: >>1 2013/03/30(土) 09:39:46.57 ID:O6DK3AMAO
~ガス○~

やよい「け、喧嘩はダメですよ!」ワタワタ

美希「むぅ…やよいに言われたら仕方ないの」

貴音「ですね」

響「だな」

ナレ『今、テレビの前でイライラしてる伊織ちゃんが目に浮かびますぅ…』

美希「そーそー、家族の事なんだけど」

やよい「はい?」

美希「プロデューサーがやよいの妹をスカウトしに行ったって聞いたんだけど、本当なの?」

やよい「かすみですか?えっと…」

貴音「本当なのですね?」

やよい「本当ですー」

響「全く…まだプロデュースするアイドル増やす気か?ま~た身体壊すよ?」

<大丈夫だ、問題ない

美希「あー、間違いなく倒れて巻き戻しパターンなの」

貴音「あのお方は話を聞きませんからね」

響「一番良い栄養剤を頼む」

美希「そして渡される双海飯」

貴音「それはまだ時間が早いですよ?」

美希「そう?」

響「そだよ」

やよい「えっと…かすみについては、この後の生っすかで、しょーげきてきなはっぴょーがありますです!」←カンペを読んだ

美希「何て展開の読みやすい引き延ばし…」

貴音「分かりませんよ?全く予想外の事があるかもしれません」

響「美希のお姉さんが…とかな」

639: >>1 2013/03/30(土) 09:40:40.41 ID:O6DK3AMAO
美希「お姉ちゃんがデビュー…いや、いけなくもなさそうだけど…今の仕事が向いてるらしいから、多分無理なの」

貴音「そうなのですか?」

美希「本人が言ってたの。因みに、スカウトはされたらしいよ?」

響「まーた765プロのアイドル育成中毒者にか?」

美希「と、876プロとCSプロ」

貴音「何と…」

やよい「凄いですー!美希さんのお姉さん、きっと美人さんなんですねー!」

響「CSプロ…あそこならデビューも有り得なくないから恐ろしいな」



~CSプロ~

モバP「ははは!断られたし、流石にそんな事はあり得ないよ!なぁ、みん…な?」

ちひろ「有り得るわね…」

凛「間違いなくある」

早苗「公務員辞めた私が言うんだから、有り得るわね…」

モバP「え?何?皆がアイドルになったのは俺が強制した訳じゃないよね?」

アイドル達「言葉巧みに…」

モバP「詐欺師扱い!?」

早苗「何?逮捕する必要あり?」

モバP「もう無いでしょ!?逮捕権!」

※一般的に、警察官以外には他者を逮捕、拘束する権利はありません(緊急時の拘束はやむなし(自衛手段の場合))



~ガス○~

美希「貴音って、兄弟姉妹はいたっけ?」

640: >>1 2013/03/30(土) 09:41:38.10 ID:O6DK3AMAO
貴音「おりません」

やよい「そうなんですかー…私、兄弟沢山いるから、1人って寂しそうな気がしちゃいます…」

貴音「ふふ…やよいは優しいのですね」

やよい「えへへ…」

貴音「確かに…昔は兄弟姉妹が欲しいとは思っておりましたが…今は思いませんね」

響「そーなのか?」

貴音「ふふ…今はこんなに可愛らしい妹達や、姉達や兄のような存在とも言える方々がおりますので」

響「貴音…」

美希「」ジワッ

やよい「あ、美希さん泣かないで下さい!」アワワ

貴音「ふふ…」

響「ごめんな、感動的な話の時に…プロデューサー!自分の視界に入る所で号泣すんな!鼻水出てるし!」

<ブビー!…えぐ、ひっぐ

響「鼻かむなぁぁ!」

美希「大の大人の男の人が、引く位の号泣なの…」

やよい「ぷ、プロデューサー!またちーんして下さい!鼻出てます!」

貴音「私、あそこまで男性が号泣する様を見た事ありません」

響「あーあー!もぉ~…ほら、紙上げるから鼻かみなって!」

<ありがど…

ナレ『プロデューサー、嬉しかったんですね…私も、四条さんみたいな頼もしくて素敵なお姉さんがいると思ったら嬉しいですぅ』

美希「家族かぁ…響は?」

641: >>1 2013/03/30(土) 09:42:47.25 ID:O6DK3AMAO
響「何が?」

美希「家族」

響「えっと、兄貴と母親がいるぞ。父親は小さい頃に海の事故で亡くなったけど」

美希「あぅ…何かごめんなさいなの…」

響「小さい頃の事だから、気にしないでいいぞー。まだ本当に小さかった時だし」

美希「うん…」

貴音「…うちなーぐちで言わないのですか?最近は、うちなーぐちを以前よりは使っていないようですが」

響「最近知ったんだけどな、本土の人達にはうちなーぐちは全く伝わらなくて、デビュー当時からのファンの人達は特になんだけど」

響「自分が何か言う度に言葉をネットで検索したり、わざわざうちなーぐちの解説本みたいのを買って調べたりしてくれてたみたいで…そんな大変な思いしてまでって思ったら…」

貴音「自分が標準語を出来るだけ話そう、と」

響「うん」

やよい「響さん、偉いですー!」

響「ふふん、自分、完璧だからな!」

美希「偉いの!」

響「おー」

美希「…露骨過ぎるの!」

響「じょーだんじょーだん。ありがと、美希」

美希「どーいたしまして♪」

響「まだ不安定だけど、標準語も頑張ってみるさー」

美希「あ、思い出したの!」

やよい「どーしたんですか?」

642: >>1 2013/03/30(土) 09:43:15.63 ID:O6DK3AMAO
美希「確か、響のお兄ちゃんってプロデューサーに似てるって、前に言ってたの!」

響「あ、そういえば言ったかも」

貴音「実際、似ておられるのですか?」

響「うん。うちの兄貴は見た目はもっと色黒で、がっしりしてて、身長はプロデューサーよりもちょっと低いかな?で、プロデューサーよりも無愛想で、無口」

美希「ふむふむ」

響「でも、自分よりも他人を優先したり、優しい所だったり、無尽蔵の体力の持ち主なのはそっくりかな」

貴音「あ、あの方並みの体力をお持ちなのですか?」

響「朝4時から9時までは漁、そっから那覇に本社がある旅行会社でやってるダイビングのインストラクターとして17時まで働いて、17時から22時まで実家の民宿で働いてる」

みきたかやよ「」

響「それを、日曜日とかダイビングのお客さんがいない時以外は毎日」

美希「凄いの…」

貴音「凄まじい体力ですね…」

やよい「うっうー!とっても働き者さんです!凄いですー!」

美希「ねー響、お兄さんの写真とかないの?」

響「えっと、これ」

ナレ『一般人の方なので、テレビには写せません。ご了承下さい』

貴音「これは…!」

美希「ま、マッチョなの…!」

643: >>1 2013/03/30(土) 09:44:06.60 ID:O6DK3AMAO
やよい「す、凄い筋肉ですぅ…」

響「兄貴が高校生の時な、苛められてた子を助けようとしたら、「逆立ちして校庭の100メートルあるトラックを1周したらやめてやる」って言われて、それをやってのけた後に「まだ、やるかい?」って聞いて、沖縄最強の男とか言われて困ってたって、兄貴の友達から聞いた」

美希「響のお兄さんって、薫って名前じゃないよね?」

ナレ『任侠立ちとかしそうですぅ』

貴音「体力も筋力も…ずば抜けておりますね」

やよい「正義のヒーローみたいですぅ」

響「本人は無表情なだけで、実際は不良は怖かったし、逆立ちをやった時は「腕が筋肉痛で上がらなくなるくらいに限界だった」って」

美希「無表情も考え物なの」

響「無表情のまま、前のめりに突然倒れて何かと思ったら、風邪で40度の熱があったとか、割と危険なエピソードもあるからね…」

貴音「何と…」

やよい「よ、よんじゅうど…38度くらいでも凄く辛いのに…」

響「それが普通だぞ」

貴音「響のお母様は、どのようなお方なのでしょう?」

響「民宿やってて、明るい人だぞ。ほら、これが写真」

美希「わー!美人なのー!」

貴音「小麦色の肌が健康的ですね」

644: >>1 2013/03/30(土) 09:44:43.76 ID:O6DK3AMAO
響「兄貴は母親似で、自分は父親似だって聞いたな」

美希「そうだね。お兄さんのがお母さんに似てるかも」

貴音「響もですが、お母様も笑顔がとても可愛らしいのですね」

響「そ、そかな?」

やよい「はい!響さんの笑顔は、可愛らしいですー!」

響「やよいの方が可愛いし元気になるぞー」ナデナデ

やよい「ありがとうございます♪」

美希「貴音はお父さんとかお母さんの写真は無いの?」

貴音「父はあまり表に顔を出したがらないので…母の写真ならば、この前帰郷致しました時に撮影したものが此方に…」

美希「!?」

響「なっ!?」

やよい「す、凄い美人です…」

美希「このお母さん、普通にモデルとか女優しても通用するレベルなの…」

響「お、恐るべし…四条家…」

やよい「着物がとっても似合ってますねー」

美希「和服美人…素敵なの」

貴音「こんなに誉められて、母も喜びます」

響「美希の両親の写真は無いのか?」

美希「うん。実家も近いし、写真は持ってないの。あ、お姉ちゃんならあるかな?一緒に撮ったのだけど」

響「スカウトされた経験もあるお姉さんか」

美希「なの」

貴音「確か…教員を目指しているとか」

645: >>1 2013/03/30(土) 09:45:10.63 ID:O6DK3AMAO
美希「うん。去年、小学校の先生になれたみたいなの」

やよい「わあ!そうなんですかー!」

貴音「おめでとうございます」

響「美希のお姉さん、おめでとうございますだぞ!」

美希「えーっと、これかな?ミキと一緒に撮ったヤツなの」

響「おぉ~!似てるぞ~!」

美希「当たり前なの」

貴音「可愛らしい方ですね」

美希「なの。でも、ミキより真面目で頭も良くて、しっかり者なの」

やよい「美希さんも大人になったら、お姉さんみたいになるんですかねー?」

美希「どうかな?多分、ミキの方が●●●●はおっきいけどね」

響「それはどーでもいいぞ」

美希「そっか」

貴音「美希のお父様とお母様は、確か公務員をしてらっしゃいましたよね?」

美希「うん。何してるかまでは知らないけど…パパは国家公務員、ママは地方公務員…だったと思ったけど」

響「凄いんだなー」

美希「良く分からないの」

やよい「公務員はお給料が安定してるって聞きました!でも、頭が良くないとダメっていうのも聞きました!」

美希「ミキには無理なお仕事なの」

響「何故に諦める」

美希「お勉強、嫌いだもーん」

響「まぁ、自分も好きじゃないけど」

646: >>1 2013/03/30(土) 09:45:39.10 ID:O6DK3AMAO
貴音「そういえば…めぇるの内容に、何かしてあげたか?とありますが…響と美希の2人は、親孝行はしていますか?」

やよい「あれ?あの…私は…」

貴音「やよい、貴方は十分に家族の為に尽力しておりますよ」ナデナデ

やよい「あ、ありがとうございます♪」

響「えーっと…自分は…あんまりこういう所で言わない方が良いんだろうけど、先月末に実家の民宿の改築費を出した」

貴音「以前はもう少し貯金してから…と言ってませんでしたか?」

響「そうなんだけど、兄貴から「もうそろそろ改築しなきゃな」ってメールきてさ。貯めてたお金を全額送った」

美希「全額!?」

貴音「そ、それでは生活などは…」

響「勿論、今月と来月暮らせる分位は残して。自分、そこまで馬鹿じゃないぞ…」

やよい「で、でも、そしたら大変じゃないですか?」

響「前はもっと切り詰めてたし、小鳥に相談したら家族のご飯代を今月と来月だけ、前みたいに事務所が支援してくれるって言ってくれたし、なーんも問題ないぞ?」

貴音「そうですか…言って下されば、私も援助致しましたのに」

美希「ミキもなの」

響「それじゃ、意味が無いんだ」

やよい「意味が無い、ですか?」

647: >>1 2013/03/30(土) 09:46:16.24 ID:O6DK3AMAO
響「そ。自分、我が儘言って東京から出て来たから…成功した、とはまだまだ言えないかもだけど、それでも此処までこれた。だから、「こんなにテレビ出たりCD出したり、ちゃんとアイドルやれてるぞー」って安心させたかったし、恩返しをしたかったんだ」

貴音「響…貴方はやはり、凄い人です」

美希「なの。でもね、それで家族のご飯代を支援してもらったら、ちゃんとやれてるとは…」

響「い、いいの!たまたま!今月と来月だけ、たーまーたーまー!」

やよい「うっうー!なら、響さんにも後で節約術を教えちゃいますねー!」

響「本当か?ありがとな、やよいー」

やよい「どういたしましてですー!」

貴音「美希はどうなのですか?」

美希「えーっと、春香の真似して、パパとママに旅行をプレゼントしたの!」

響「お姉ちゃんは?」

美希「お姉ちゃんは「親孝行したいなら、パパとママにちゃんとあげなさい」って」

貴音「良いお姉さんですね」

美希「うん。それで、3泊4日の温泉旅行をプレゼントしたの!…春香よりグレードは下がるけど…」

やよい「気持ちが大切なんです!美希さんのご両親が喜んでたら、それで問題ないです!むしろおっけーです!」

648: >>1 2013/03/30(土) 09:46:52.56 ID:O6DK3AMAO
美希「そっか」

貴音「美希、ご両親は喜んでおりましたか?」

美希「泣いて喜んでたの」

響「ばっちりじゃないか!」

美希「そかな?なら…良かったの!」

やよい「やりましたねー!美希さん、あれやりましょー!」

美希「なの!」

やよい「はい!たーっち!」

やよみき「いぇい!(なの!)」

貴音「ふふ…」ピンポーン

響「もう間を置く事すらしないんだな」

やよい「あわわ、まだ食べられるんですか?」

美希「寧ろ、貴音にしてはかなり抑えたペースなの」

やよい「」

貴音「今日はやよいがおりますので、あまり驚かせてはいけないな…と、注文のぺぇすを落としております」

響「もう驚いてるから、無駄な配慮だったな」

貴音「…面妖な」

美希「今更なの」

貴音「…ならば、気にせず注文するとしましょうか」

やよい「そ、そんなに食べたら、太っちゃったりしませんか?」

妖精「」グサーッ!

やよい「あ、あれ?」

ナレ『や、やよいちゃんの言葉がザックリ心を抉ってきましたぁ…わ、私も気を付けないと…』

美希「うぅ…なかなか痛烈な一撃なの…」

響「だ、ダンスレッスン頑張ろう…」

貴音「わ、私とて、気を付けては…」

649: >>1 2013/03/30(土) 09:47:43.19 ID:O6DK3AMAO
美希「いや、貴音は絶対気にしてないの」

響「気にしてる分量じゃないしな」

貴音「…美希も響も、いけずです…」

やよい「あぅ…私、何か酷い事を言ってしまったみたいですー…」

美希「やよいは気にしないでいいの。これは毎週お昼ご飯をファミレスで過ごし、あろう事か早めの晩御飯まで食べ、余裕があったら毎食後にデザート食べちゃうミキ達の、ユユしき問題なの」

響「デザートはミキだろ…下手したら、デザートだけとか…」

貴音「あの」

美希「貴音は言う資格ないの」

響「貴音はガ○トさんにしたら上客だぞ。毎回一万円近く食うからな」

貴音「うぐ…」

やよい「い、いちまんえん!?」

貴音「不思議とそれくらいの金額になっているのです…あ、店員殿、和服はんばぁぐ、ライス大盛で」

やよい「また頼んでますよー!?」

美希「やよい、貴音は今日はこれでも遅い方なの」

やよい「えぇ~…」

響「下手したら頼んだ物が来る前に追加する、別名『追い注文』をするからな」

やよい「はわー…す、凄いですー…」

貴音「」ドヤァ

響「いや、誉めてはいないぞ」

貴音「」シュン…

美希「(ちょっと可愛いの…)」

ナレ『可愛いですぅ』

650: >>1 2013/03/30(土) 09:48:23.02 ID:O6DK3AMAO
やよい「い、いちまんえん…うちの家族全員分くらいですよ…」

美希「高槻家って、何人家族だっけ?」

やよい「お父さんとお母さん、私とかすみと長介と浩太郎、浩司、浩三の8人家族ですー!」

美希「つまり、高槻家の摂取量=貴音の摂取量=高槻家の総重量=貴音の体重という事にn」

貴音「なりません!私はそこまで重くはありません!」

響「美希が貴音を弄るとは…珍しいぞ」

ナレ『普段は3人でゲストさんとかを弄りますからね…これが、やよいちゃんマジック…』

やよい「でもでも、貴音さんがたっくさん食べるのは前から知ってましたし…」

響「やよい、そのフォローは間違いだ」

やよい「あぅー…」

貴音「あのお方の視線が、とても痛い…」

美希「実は、さっきデザート多いって言われた時には、ミキがその視線を感じたの…」

貴音「美希…お互いを斬りつけ合うのはやめましょう」

美希「不毛だったの」

響「不毛なのは最近のプロデューサーの頭h…何でもありません」

やよい「わ、ワカメとか昆布が良いらしいですよ?」

<ぬわぁぁあ!

美希「断末魔の悲鳴が聞こえたの…」

貴音「強烈な一撃でした…今のはとどめとなりましたね…」

651: >>1 2013/03/30(土) 09:49:21.40 ID:O6DK3AMAO
響「てか、自分が悪かったぞ…そこまで気にしてるなんて」

貴音「…私から見たら、其処まで…その、減っているようには見えないのですが」

美希「最近たまに気にしてるけど、プロデューサーってもうすぐ30でしょ?多分、年齢的に一般男性が抜ける当たり前位の量しか抜けてないの。プロデューサー、そういう所はやたら気にするからそう思えるだけだと思うの」

響「うーん…正直、プロデューサーって毛が多すぎる方だよな」

やよい「あの…たまに仮眠室から寝起きで出て来るのを見ましたが…ちょっとライオンさんみたいでした」

響「荒ぶってたか」

美希「多分あの人並みに荒ぶってたの」

やよい「ああ、えーっと…真美にこの前DVDを借りたんですけど、あの人ですね」

貴音「おい、麺くわねぇか?」←パイ生地をわざわざ作ってきたのに無駄になった位のトーンで

美希「」ブフッ

響「」ブフッ

やよい「」ブフッ

<律子が「私が食べます!」って…

貴音「」ブフッ

ナレ『び、微妙に…微妙に似てた…くふふ…お腹痛い…』

ナレ『あ、後撮りのナレーションですが…毎回ここを見直すと笑ってしまって、ちゃんとナレーション出来ませんでした…ごめんなさい…』

652: >>1 2013/03/30(土) 09:50:00.15 ID:O6DK3AMAO
~フェアリーの皆とやよいちゃんが立ち直るまで、暫くお待ち下さい~



~♪(あのクラシック)

nice boat「」←渓谷を悠々進むあのボート

社長、黒井「ティン☆カ○ベルっ!」←またあのコスプレしてる、良い歳した真っ黒いオッサン2人

ナレ『またやってる!?しかも増えた!?く、黒井さんはこの業界から引退なさったのに、何を無理矢理引っ張り込んで…は?うちの社長が声かけた?本人も丸くなってて乗り気だったぁ!?…うぅ…やりたい放題ですぅ~…』



~フェアリーとやよいちゃんが漸く落ち着きました~

美希「こ、呼吸困難で死ぬかと思ったの…」

響「被害が自分達だけじゃなく、アレ知ってるお客さんと店員さんまで再起不能になる所だったし…」

やよい「ひ、ひがいじんだい、です…お腹痛い…」

貴音「ふふ…く、くふふ」←まだ笑ってる

美希「やめて貴音!また再発するから!」

貴音「は、はい…んん!…ふぅ…失礼致しました、心を乱してあのような無様な姿をお見せしてしまいました」ペコリ

貴音「しかし…それでも私は!一生フェアリー致しまs」スパーン!

美希「やめなさいなのっ!」

貴音「いたい…」

やよい「貴音さん…イメージが…」

653: >>1 2013/03/30(土) 09:50:33.44 ID:O6DK3AMAO
響「大丈夫、貴音はこの番組が始まる以前から、ラジオで大分はっちゃけてた」

美希「テレビになって映像がある分、威力は倍以上になってるけどね」

やよい「そ、そうだったんですか…」

響「で…『家族』ってお題は、さっきまでの会話でいいのか?」

美希「いいと思うな。この番組はそんなにきっちりとした番組じゃないしー」

貴音「型破りな番組も必要です」

響「型破りなアイドル、が正解な気もするぞ」

美希「一番型破りなのは貴音なの」

貴音「何と」

響「この番組とドラマやライブじゃ違い過ぎるよなー」

やよい「はい…」

貴音「女にはみすてりあすな部分がある物ですよ?」

美希「…ミステリアスというより、フリーダムなの」

響「コミカルでもある気がする」

貴音「…面妖な」

ナレ『第3回目にして、お題に沿ったトークがそれほどされていない気がする『ファミレスフェアリー!』ですが…後半は大丈夫なんでしょうか…心配ですぅ…』

ナレ『あの、何で皆さん目を逸らすんですか…?あの…い、嫌な予感しかしませぇぇん!』

ナレ『と、兎に角…後半はCMの後、ですぅ』

響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル

660: >>1 2013/03/30(土) 20:56:30.12 ID:O6DK3AMAO
>>657
マジすか…どこかで一人っ子だって聞いたような聞かなかったような…

>>658
アイマス2の年の4月から3年の設定です
皆、学年が3つ上がっており…

春香、千早、響…高校卒業済み&成人式

雪歩、真、貴音、律子…成人

美希、伊織、やよい、亜美、真美→高校生

あずさ→24歳

小鳥→さ(ピヨー!)

>>659
毎月行われるランキングで、ネットでの投票制で集計され…今月初めてやよいがあずさと春香を抑えて1位に
2位は春香(2票差)、3位はあずさ(6票差)、4位は響(298票差)、5位は美希(1033票差)…となります

なお、何故か5位に秋月涼が入りましたが、除外となります

669: >>1 2013/04/02(火) 15:06:10.99 ID:q3zAxIVAO
◆貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル

ナレ『765プロの高槻やよいちゃんをゲストに迎えた本日のお題は、『家族』と『食』について!…なんですけど』

ナレ『…『家族』については掘り下げたような、全く掠りもしてないような…』

ナレ『と、兎に角、やよいちゃんとフェアリーの3人のトークの続きですぅ』

やよい「私の妹や弟達も、もう大分大きくなりました!」

響「やよいがもう高校生だもんな…」

貴音「私はお酒を窘める年になりました…」

美希「この前、貴音が凄い笑顔の小鳥とあずさと律子に拉致されてたのを見て、ミキは二十歳になったら絶対あの人達には近付かない事を心に決めたの」

響「…特にあずさと小鳥な」

やよい「お酒って、美味しいんでしょうか?」

貴音「…楽しくはなります。味も良いものや、香り、色合いなども楽しめます…ですが」

みきひびやよ「ですが?」

貴音「…飲む相手によっては…翌日になって…中学生時代の原因不明の高熱、じいやのでこぴん以外で初めてあれだけの苦痛に苛まれました…」

ナレ『小鳥さんは、次の日高木社長から直々にお説教されてましたぁ』

みきひびやよ「うわあ…」

670: >>1 2013/04/02(火) 15:06:39.09 ID:q3zAxIVAO
やよい「私…お酒が怖いです…」

響「自分もだぞ…」

美希「ミキもなの…」

貴音「私も…あれ以来殆ど…」

ナレ『完全にトラウマになってますぅ…』



~竜宮小町の楽屋~

伊織「あずさ…アンタ、私達の知らない所でフェアリー潰しを敢行してたなんて…」

あずさ「ち、違うわよ~!そんなこと、してないわ~!」

亜美「あのお姫ちんがあれだけ怯えるって、相当だよ?」

あずさ「…(や、やっぱり貴音ちゃんにはブランデーは早かったかしらぁ…)」←初めて酒を飲む貴音にワイン→ブランデーという鬼の如き所業をした

律子「…(可哀想に…まぁ、私も日本酒を貴音と2人で空けて、意識飛んだけど)」←一番最初に撃沈した



~ことりけ~

小鳥「…カクテルを飲ませ過ぎたかしら…それとも、焼酎?」←トドメを刺した張本人



~ガ○ト~

美希「春香と千早さんも逃げてたし…」

響「真は犠牲になったらしいぞ…」

貴音「雪歩も春香も千早も、そして響も美希もやよいも…是非逃げ切って下さい…」

ナレ『が、頑張りますぅ…お、お酒は楽しく飲まないと、ですぅ』←実は真の介抱をしたので、惨状を知っている

響「ど、努力はするぞ…うん…」

671: >>1 2013/04/02(火) 15:07:08.83 ID:q3zAxIVAO
美希「大丈夫なの…近付かないから」

やよい「わ、私も…家事が出来なくなったら困りますから…」



~竜宮小町の楽屋~

あずさ「あら?メール…」

律子「私もだわ…」

P『後で話がある』

あずりつ「」サーッ←血の気の引く音

※なお、小鳥さんには「机の中の薄い本は焼却しますね」とのメールが届いたそうな

~ガス○~

美希「そーいえば、トークテーマって何だっけ?」

響「『家族』と『食』だな」

美希「『食』は、貴音が自分の『四条美食倶楽部』で語ればいいの」

貴音「語りますよ?毎回、あらゆる料理について、げすとと共に」

やよい「うっうー!私も前に出演しました!」

貴音「ええ…やよいが料理人相手にもやしすぺしゃるで無双をした回でしたね」

美希「なにそれ見たいの」

響「あの放送日は、自分は響チャレンジのロケで、美希はイタリアでモデルとしてショーに出てたからな」

ナレ『凄かったですよー。プロの料理人の方がガックリと膝をついてましたから…』

ナレ『因みに、私もお茶の回で、春香ちゃんはお菓子の回、あずささんは家庭料理の回で出演しました♪』←それぞれに専門家達を撃沈している765プロのアイドル達

672: >>1 2013/04/02(火) 15:07:40.77 ID:q3zAxIVAO
美希「『家族』と『食』…家庭料理?」

響「となると、やよいはもやし祭りかな」

やよい「そうですねー!やっぱり高槻家名物はもやし炒めに特製ソースのもやし祭りですー!」

美希「あれ美味しいよねー♪最初にデコちゃんが「あれは一生に一度は食べなきゃ損する」とか言い出した時は、何があったのかと思ったの」

響「正直、ただのもやし炒めでしょ?とか侮ってた」

貴音「食べ物に関しては私も思う所がありましたし、もやしと言えばやはりらぁめんに彩りを添える物…程度の甘い認識でした」

やよい「たかがもやし、されどもやしです!」

美希「なの。たかがもやしと思って食べたら…参りました、なの」

響「むちゃくちゃ美味しかったんだよなー。あれは本当に驚いた」

貴音「食べた瞬間に、自分の認識の甘さと知識が井の中の蛙だったと、思い知らされました」

やよい「えへへ…な、何か照れちゃいます…」

美希「あのソースはもう別物として、もやしは何か特別なものなの?」

やよい「いえ?特売の安売り品なんで、値段的な意味では特別ですけど…」

響「凄いな…それからアレが出来るんだもんなぁ…」

貴音「もはや魔法としか言いようがありません」

673: >>1 2013/04/02(火) 15:08:13.50 ID:q3zAxIVAO
やよい「えっと…皆さんは何か家庭の味!とか思い出の味!みたいのってありますか?」

貴音「らぁm」

響「ラーメンは違うだろ!東京出て来てから初めて食べたって言ってたじゃないか」

貴音「そうるふーどです」

美希「何を言ってるのか、良く分からないの…ミキはねー、お姉ちゃんと一緒に作ったおにぎりかな?」

響「おにぎり?美希の大好物じゃないか」

美希「うん。あのね、ミキが小さい頃にパパもママもお家を留守にする事があったのね」

貴音「ふむ」

美希「で、ミキのパパとママはミキにすっっごく優しかったから、2人がいない事が寂しくて寂しくて、ミキはそれに耐えられなくて泣き出しちゃったの」

響「うん」

美希「そしたらね、お姉ちゃんがミキの頭を優しく撫でながら、「お姉ちゃんと一緒におにぎり作ろう?」って」

やよい「優しいお姉ちゃんですねー…」

美希「で、お姉ちゃんと一緒におにぎり作って、お姉ちゃんが作ったお味噌汁と一緒に食べて、一緒にお風呂に入ってくれて、一緒のベッドで寝てくれて…」

美希「いつの間にか寂しくなんかなくなってたの。あのね、ミキがおにぎり好きになったのが、実はその時なの」

響「そうなのか?」

674: >>1 2013/04/02(火) 15:08:50.19 ID:q3zAxIVAO
美希「うん。おにぎりは具が沢山選べるからって言うのもあるけど、お姉ちゃんと一緒に作って、一緒に食べたって思い出があるから、大好きなの♪」

響「意外にも良い話だったぞ」

美希「一言多いの」

響「あはは、ごめんごめん」

やよい「素敵なお話でした…美希さんはお姉さんが大好きだから、おにぎりも大好きなんですねー」

美希「そうかも」

貴音「真、良い話でした…少し、羨ましく思える程に」

美希「貴音…今は、貴音が寂しさを感じない位の仲間がいるの!」

貴音「ええ…そうでしたね」



~はるちは楽屋~

春香「ええ話や…」

千早「ほんま、ええ話やないの…なぁ、春香はん?」

春香「ほんまやなぁ…こらぁええ話やで…」

P「何でこの子らは嘘臭い関西弁喋りながら、さめざめと泣いてるんだろう」



~ガス○~

響「…やっぱり自分はゴーヤチャンプルーとかになるんだけど…」

やよい「だけど?」

貴音「ふむ?」

響「小さい頃にな、近所にお婆ちゃんが1人で暮らしてたんさ」

美希「ふんふん」

響「でな、そこの庭にお婆ちゃんの趣味の小さな農園があったんさ…でも、真っ赤なトマトが実を付けてて」

やよい「わあ…」

675: >>1 2013/04/02(火) 15:09:19.91 ID:q3zAxIVAO
響「そのトマトをさ、お婆ちゃんの所にお使いに行ったりすると、氷水につけたまんま、出してくれたんだー…そのトマト以上に美味しいトマトは、自分の中ではまだ食べた事ないや」

貴音「大切な故郷の思い出なのですね」

響「うん…小さい頃で、兄貴もまだ小学生位だったと思う」

やよい「そのお婆ちゃんは…」

響「自分が小学生の頃に亡くなった。小さかったけど、お婆ちゃんに会えなくなるって分かってたからかな?すっごく悲しかったさ」

美希「そか…残念だなー。ミキもそのトマト、食べてみたかったなー」

響「ふっふーん、すっごく美味しかったぞ」

美希「そか♪」

響「うん…あ、ごめんな。故郷の事を思い出してたら、急に思い出したんだ。暗い雰囲気になっちゃったな」

貴音「いえ…とても良い思い出でしたよ」

響「えへへ…貴音はどうだ?故郷の味とか…」

676: >>1 2013/04/02(火) 15:10:02.83 ID:q3zAxIVAO
貴音「そうですね…あれはまだ私が故郷である京都にいた頃です…」

美希「回想?」

やよい「ほわほわほわーんってなって、小さい頃の貴音さんが…」

響「あるある」

ナレ『四条さんの思い出…どういうものなんだろうなぁ』

四条「そう、あれはたしか…」

四条「…」

みきひびやよ「?」

四条「」ピンポーン

みきひびやよ「」

ナレ『』

四条「…ふぅ」

美希「何なのなの…」

やよい「う~…?」

響「思い出すだけでお腹減るのか…」

貴音「双海飯を」

響「あ、あのコーナーの時間か」

美希「すっかり忘れてたの」

やよい「えーっと、亜美と真美のコーナーですね?」

ナレ『そ、そういう事なので、亜美ちゃんと真美ちゃんの『ファミレスフェアリーインタビュー!』のコーナーです!』



~VTR~

亜美「こんちゃーっす!双海姉妹の妹の方、双海亜美でーす!」

真美「こんちゃーっす!双海姉妹の姉の方、双海真美でーす、か?」

テロップ[質問!?]

亜美「答えは此方の番組用メアドにメールしてねー」

真美「正解者の中から抽選で、番組プロデューサーのおっちゃんから何かプレゼントを」

テロップ[注:しません!]

677: >>1 2013/04/02(火) 15:10:30.47 ID:q3zAxIVAO
亜美「んでさ→、亜美、ちょろーっと小耳に挟んだんだけど」

真美「ふむ、申してみるがよい、亜美大臣」

テロップ[王族?]

亜美「兄(C)さ、まーた新しい子をスカウトしたんだって」

真美「あのアイドル育成中毒者め…」

テロップ[貴方達のプロデューサーですよ]

亜美「しかも、亜美達より年下」

真美「ロリコンまで発症していたか…」

亜美「隔離しなきゃね、もう」

テロップ[貴方達のプロデューサーですよ(2回目)]

亜美「一応さ、知ってはいるけど…発表は生っすかでするんだって」

真美「インパクト狙いか…おのれ!姑息な!」

テロップ[敵?]

真美「ま、そんなんはさておき」

亜美「亜美達は今日もシャバダバのように働くのだ!」

テロップ[注:馬車馬、らしいです]

テロップ[似てるのは雰囲気だけじゃん!]

亜美「という訳で、いつもの秘密基地に行くぞ、真美隊員!」

真美「ラジャったぜ!亜美隊員!」

亜美真美「とやっ!」ピョイン

亜美真美「…」

亜美「で、ここで編集が入って」

真美「何時もの更衣室に行ったら、ジャンプして…」

亜美「着地する瞬間と繋いでもらう、と」

テロップ[しません 編集スタッフ]

678: >>1 2013/04/02(火) 15:11:06.41 ID:q3zAxIVAO
~亜美真美秘密基地(更衣室)~

亜美真美「」ピョイン

亜美真美「っと」スタッ

亜美真美「」ドヤァ

テロップ[うざっ!]

真美「さて、いつもの秘密基地に到着~」

亜美「何時もの確認、行くよ→!」

真美「パトランプ!良し!」

亜美「折り畳み机!良し!」

亜美真美「パイプ椅子…あれ?」

テロップ[!?]

亜美「パイプ椅子じゃない!」ヒャホーイ

真美「事務椅子だ!しかもコロコロ付きだ!」ヒャホーイ

テロップ[タイヤ付きの椅子になりました]

亜美「これは…第1回の視聴率より第2回のが良かったからだ!」

真美「そこに気付くとは…お主、天才か」

ナレ『えーっと…確かに第1回より第2回の方が視聴率高いんですが、関係ないそうですぅ』

亜美「この調子で行くと、いつか豪華な食事が付くね!」

真美「机も社長が使うようなデッカい机になるかな?」

亜美「なるなる!」

真美「パトランプもでっかくなって」

亜美「なるなる!」

真美「ロケバスなんかも出て!」

亜美「うんうん!」

真美「専用の監視ルームが作られるYO!」

亜美「ヒャッハー!」

真美「…スタッフの兄(C)達が目を逸らしよる件について」

亜美「…うぬぅ」

679: >>1 2013/04/02(火) 15:11:34.04 ID:q3zAxIVAO
亜美「…世知辛い世の中だね…」

真美「真美達…家から近いからって、ここに直接来てるしね…チャリンコで」

テロップ[現場にチャリで直行直帰する人気の双子アイドル]

亜美「つーか、昨日普通にここにご飯食べに来たし」

真美「そーそー。パパもママも忙しいからって、ここにね」

テロップの質問「昨日は何を食べましたか?」

亜美「和風ハンバーグのスープセット」

真美「同じく」

テロップ[双海飯じゃないのかよ!]

亜美「そんな訳で、またパトランプを眺める仕事…の前に!」

真美「」サッ

真美「うん、大丈夫」

亜美「配線、良し!」

真美「先週の二の舞だけは避けねばならぬ」

テロップ[本当にすみませんでした… スタッフ一同]

亜美「さて、後は座して待つのみ!」

真美「うむ!」



~10分後~

真美「いえーい」ガーッ!ガーッ!

テロップ[走]

亜美「いえーい」ガーッ!ガーッ!

テロップ[走×2]

テロップ[静かに待ってて下さい!]



~15分後~

亜美「トイレ行ってくる→」

真美「亜美→、アイドルはトイレ行かないYO→」

テロップ[アイドルはトイレ行かない(名言)]

亜美「そっか→」

真美「そだよ→」

680: >>1 2013/04/02(火) 15:12:05.82 ID:q3zAxIVAO
亜美「そしたらね→、お花畑にお花摘みに行ってきま→す…片っ端からな!」クワッ

テロップ[片っ端からはダメ!]

真美「あ、そしたら真美も行く→」

テロップ[え?]

亜美「2人でやれば、お花畑の花を全部引っこ抜くのもすぐだね!」

真美「おうさ!ただの草原にしてやらぁ!」

テロップ[何の為にだよ!]

亜美「う…い、急ごう…」パタパタパタ…

真美「ま、待って…」パタパタパタ…

テロップ[…あれ?]

テロップ[いや、2人で行っちゃったら…]

パトランプ<ダイスキハーニー♪(ピカピカ)

テロップ[!!!]

テロップ[鳴ってますよー!]

パトランプ「…」

テロップ[停止]



~数分後~

真美「いやはや、危ない所でしたな」

亜美「全くですな」

スタッフ「あ、さっきパトランプ回っちゃってたよ…」

亜美真美「」

スタッフ「い、行こうか、インタビュー」

亜美「い、急ごう!」

真美「お姫ちんなら3分かからずに食い尽くしちまうYO!」

テロップ[四条さんでは無いから大丈夫です]



~店内~

亜美「あ、サイン入りお皿をあげた姉(C)!」

真美「双海飯を頼んだお客さん、どこ!?」

店員「あそこ、ほら、14番の席の人」

681: >>1 2013/04/02(火) 15:13:06.17 ID:q3zAxIVAO
客A「美味しい♪」

客B「うん」

亜美「…何か見た事あるね→」

真美「…めっちゃ見た事あるね→」

店員「お知り合い?」

亜美「亜美と真美のクラスメート」

真美「うん」

店員「」

真美「あいつら、付き合ってたんだ→」

亜美「んっふっふ→♪こいつぁいいネタだぜ」

真美「幼なじみから恋人か…何とありがちな」

テロップ[王道]

亜美「さてさて、明日の学校、楽しみだねぇ」ニヤリ

真美「そうだねぇ」ニヤリ

店員「悪い笑顔ね…2人共…」

テロップ[邪悪な笑みを浮かべるアイドル]

亜美「じゃ、そぉゆ→訳で…」

真美「突撃だ→!」


~14番席~

女「昨日のドラマ、予約出来てなくて…」

男「ああ、三浦あずさ主演のやつ?」

女「そーそー!それ!もー、楽しみにしてたのにさー!」

「あずさ姉ちゃんのファンなの?」

女「そうだよー…って、あれ?」

真美「よ→兄ちゃん、可愛い子連れてんじゃんよ→」

テロップ[絡!?]

男「な、ふ、双海の…姉!?」

亜美「妹もおるでよ」

女「亜美!?な、何して…」

真美「チミ達こそ、な→にをしてるのかにゃ→ん?」ニャーン

亜美「あれかにゃ→?で・い・と?」ニャーン

テロップ[猫化×2]

682: >>1 2013/04/02(火) 15:13:35.28 ID:q3zAxIVAO
男女「」マッカ

亜美「おーおー、ウブだね→」ニヤニヤ

真美「だが、双海姉妹は容赦はせん!」

男「な、何するつもりだよ!?」

亜美「明日の学校の話題は」

真美「チミ達が独占だぜ!」

亜美真美「やったね!」Σd←Wサムズアップ

テロップ[双子の悪魔]

男「ちょ!?ま、待て!落ち着け!」

女「は、話せば分かるわ!だから亜美も真美も落ち着いて!」

テロップ[大慌て]

亜美「ならば!」

真美「今食べている、その双海飯の」

亜美「感想を聞かせて頂こうか!」

女「これ、やっぱりアンタ達が開発とかに関わってたの?」

真美「うんにゃ、うちのパパ」

女「パパ…あ、双海先生!」

亜美「そそ、双海医院長こと、うちのパパ」

男「で、その感想を聞いて回ってる訳か」

真美「そういうコーナーでね」

男「コーナー…あ」

カメラマン「」ヒョコ←隠れてた

他スタッフ「」ヒョコ←隠れてた

男女「」

亜美「良かったね!君達の仲はブーブーエスから各地域に放送されるよ!」ニコッ

真美「やったね!」ニコッ

テロップ[悪魔の笑み]

女「ちょ…いや、ま、待って!だってまだ御両親に御挨拶もしてないよ!」

テロップ[それは早くない?]

683: >>1 2013/04/02(火) 15:14:01.32 ID:q3zAxIVAO
男「いや、あの…だって、え?」

テロップ[混乱中]

亜美「ファミレスフェアリー!って番組、教えなかったっけ?」ハテ?

真美「そこに亜美と真美が久しぶりに2人揃ってコーナー持ってるよーって」

男「あ、あまりにお前らがフランク過ぎるし学校でも普通だから忘れてた…」

女「そうよね…アンタ達、765プロのアイドルだもんね…しかも亜美は竜宮小町だし、真美は人気モデルだし」

真美「そだよ→」

亜美「忘れてたとか…せっかく友人の為にあずさ姉ちゃんからサイン貰ってきてあげよ→かと思ったのn」

女「超お願いします」ペコー

テロップ[被せ気味に全力で頭を下げる女子高生]

亜美「うむ、宜しい」

テロップ[偉そうですね…]

真美「そっかー、あずさ姉ちゃんのファンだったのか→…女子高生だからミキミキ辺りだと思ってたけど」

テロップ[貴方も女子高生な上に、カリスマモデルの1人ですよ?]

女「真美…アンタね、気付いてないかもだけど…他のクラスの子はアンタを目指してる子もいるんだよ?」

真美「ん?物真似王になりたいの?」

テロップ[ちげーよ]

男「女だから、女王じゃね?」

テロップ[そこじゃねーよ]

真美「そ→だった」

684: >>1 2013/04/02(火) 15:14:31.39 ID:q3zAxIVAO
女「多分そこじゃないよ、ツッコミ入れるところ」

男「マジか」

女「マジ」

真美「真美か」←自分を指差しながら

女「真美」

亜美「亜美か」←自分を指差しながら

女「亜美」

女「そして、私だ」

4人「HAHAHAHAHA!!!」

テロップ[何だこれ?]

店員「(良く分からない…若い子達に付いていけない…)」←27歳のお姉さん

亜美「そ→だ、仕事しなきゃ」

男「あ、そういや双海姉妹は仕事してんだったな」

真美「これでお金を貰ってます」

女「因みにおいくらほど…」

亜美「…」ポチポチ←スマホの電卓機能

亜美「こんくらい」

テロップ[こらぁぁ!]

男「…大変なんだな」

真美「汚い大人達が、何たら税だと天引き…亜美も真美も、ここにはチャリ通勤さ…」

女「世知辛いわね…」

亜美「ま、いちいち局行ってロケバスで来るのが面倒だからだけど!」

女「だと思った!」

4人「HAHAHAHAHA!!!」

テロップ[仕事をしろ]

真美「で、どう?双海飯は」

男「いきなり仕事し始めよった…」

女「えっとね…ヘルシーだけど意外にボリュームもあって」

真美「それでいて、まったりとした舌触りで」

男「だが、後味がサッパリ」

685: >>1 2013/04/02(火) 15:14:58.36 ID:q3zAxIVAO
亜美「クリーミィで」

男「そんな双海飯を食べられる私達は、特別な存在だと思いました」

女「ヴェル○ースオリジナルになっちゃったじゃないの!」

男「す、すまん…」

亜美「ちかたないね」

真美「ちかたない」

テロップ[ちかたなくねーよ!]


~お会計~

女「えっと、本当に美味しかったです♪」

男「結構ボリュームもあったし、美味かったッス」

亜美「という余所行きコメントを残す…」

真美「馬鹿ップルであった…」

女「誰が馬鹿ップルかー!」

亜美「真美隊員!退散だー!」ダッシュ

真美「おー!」ダッシュ

女「まちなさーい!」ダッシュ

男「…置いていかれた…」ポツーン

テロップ[男の扱いなんてそんなもんだよ…]

ナレ『インタビューに協力してくれた亜美ちゃんと真美ちゃんのクラスメートのお二人、ありがとうございましたぁ♪』



~○スト~

響「アイツ等は無事にあのコーナーを終わらせられないのか?」

貴音「あの2人らしい、と言えばらしいのですが…」

やよい「あ、あの後どうしたんでしょうか?」

美希「…あ、ちゃんと帰ってきたの?なら良いの」

響「帰って来なかったら、それこそ大問題だけどな」

686: >>1 2013/04/02(火) 15:15:28.22 ID:q3zAxIVAO
美希「で、貴音の思い出の味って?」

貴音「ふむ…皆に聞きたい事が御座います」

美希「なぁに?」

やよい「何でも答えますよー!」

響「そういう事言うと、下着の色とか聞いてくる変態共が出て来るぞ。あっちにいる男連中とかな」

テロップ[しませんよ! スタッフ一同]

やよい「白ですよ?」

妖精「」

ナレ『』

  ざわ…  
      ざわ…

響「お前らー!ざわざわすんなー!」

やよい「あれ?」

美希「やよい、そういうのは答えたらダメなの…」

やよい「えぇー!?」

貴音「…なかなかに爆弾発言をしますね、やよいは」

やよい「あぅぅ…」

ナレ『あ、あの、えっと…と、取り敢えず、皆落ち着いて…』

美希「いい?やよい…もうそういう質問されても、答えたらダメなの」

やよい「はい…」

響「聞かれたら、「水瀬財閥と四条家が総力を上げて貴方のお家に行きます」って言うんだぞ」

やよい「へ?伊織ちゃんと貴音さんのお家が来るんですか?」

貴音「意味は考えず、そう言いなさい」

ナレ『東と西の支配者に近い存在が動く…日本のどこにも逃げ場が無くなりますね』

ナレ『因みに…(株)萩原組も動きますぅ♪』

687: >>1 2013/04/02(火) 15:16:09.75 ID:q3zAxIVAO
貴音「さておき…皆は『『たぬきうどん』というと、何を想像致しますか?」

響「え?えーっと」

やよい「緑の…」

美希「うん。ミキもそれなの」

響「自分もだぞ」

貴音「お蕎麦屋さん等で注文した事は?」

やよい「無いかも…」

美希「無い…かな?」

響「あ、自分あるぞ!天かすが入ってた!」

ナレ『そうですね。天かすが入っているのはたぬきですぅ』

貴音「ふむ…すたっふの皆様もそうですか?…頷いておりますね」

美希「それがどしたの?」

貴音「私の故郷の京都では、『たぬき』を頼むと、刻んだ油揚げに葛餡がかけられたものが出されるのです」

美希「へ?」

響「な、何で葛餡?」

やよい「それも美味しそうですけど…何か不思議な感じです!」

貴音「ふふ…良い反応です。特に、あちらのすたっふの皆様が実に良い反応ですね」

ナレ『え?な、何で葛餡なんですか?』

貴音「地方による違い…というものでしょうね。京都は盆地という地形の為、冬はとても寒い場所です」

貴音「なので、身体を温め、かつ冷めにくい葛餡をかけたもの…という形になったのかもしれませんね」

みきひびやよ「おぉ~…なるほど~…」

688: >>1 2013/04/02(火) 15:17:13.85 ID:q3zAxIVAO
貴音「他にも、大阪でも違うものが出て参りますよ」

ナレ『大阪では、油揚げをのせたものを「たぬき」と言うそうですぅ…へ~…知りませんでしたぁ』

貴音「食の文化もまた、それぞれの地方の気候や風土、特産品などによって変化し、より良い形に進化を遂げていくものなのです」

貴音「それは、先人達の確かな知恵、それを受け継いだ人達による新たな知恵により、日々進化をしていきます…」

貴音「…『四条美食倶楽部』、本日は御時間となりましt」

響「番組が違~う!」

美希「なにいつの間にか自分の番組にしてるの!この番組は『ファミレスフェアリー!』なの!別に食について語る番組じゃないの!」

響「何をさらっと〆のトークを始めてるんだ!途中から「おっかしいなぁ~?」とは思ったけどさ!」

やよい「あ、あの!『お料理さしすせそ!』も、絶賛放送中です!」

美希「番宣する時間じゃないの!」

やよい「」ニパッ♪

響「やりきった、みたいな良い笑顔しない!」

貴音「」ドヤァ

美希「貴音も何でどや顔してるの!?」

響「勝手に番宣して~!…『我那覇響のワールドアニマル』も宜しくだぞ!珍獣ハンターなあの芸人さんも出てるからな!」

美希「響まで~!」

689: >>1 2013/04/02(火) 15:18:03.98 ID:q3zAxIVAO
美希「…しまった!ミキの番組はなかったの!真美と一緒に出てるファッションショー位なの…うぐぐ」

響「それ、十分に凄いけどな」

貴音「ええ」

美希「む~…」

やよい「そうですよ!私にはモデルさんなんて出来ませんよ!?」

貴音「こまぁしゃる出演も765ぷろでは一番ですし」

美希「…」

美希「」ニヘ

響「(機嫌治ったな)」

貴音「(真、可愛らしいですね)」

やよい「うっうー!笑顔が1番です!」

ナレ『美希ちゃん可愛い♪』

美希「」コホン

美希「貴音は」

貴音「はい?」

美希「貴音は、たぬきうどんが家庭料理で良いの?」

貴音「いえ」

響「ですよねー」

やよい「豆知識を披露したかっただけなんですね…」

美希「ま、そんな事だと思ったの…」

貴音「家庭の味…やはり京野菜を使った料理でしょうか。母が料理好きで、色々と作っておりましたから」

響「京野菜かー」

美希「独特だよね、京野菜って」

やよい「こっちでもスーパーに並んでますけど…ちょっとお値段が高くて手が出しにくいかなーって…」

貴音「そうですね…今は生産する農家が減り、形や大きさ等も制限があるので、出荷量も少ないらしいのです…」

690: >>1 2013/04/02(火) 15:18:29.49 ID:q3zAxIVAO
やよい「勿体無いですよね…多少形が崩れてても、味にそれほどの差がある訳じゃないでしょうし…」



~はるちは楽屋~

春香「そーだそーだ!どうせ調理するんだし、いいじゃん!」

千早「本当に主婦ドルね、貴女…」

春香「だってぇ…千早ちゃんには栄養のバランスを考えた、美味しいご飯を作ってあげたいんだもん…でも、最近はお野菜高いし、ちょっと考えちゃうんだよね…」

千早「そ、そう…」

春香「だからね!不揃い品とか傷物でも、お料理に使えば問題ないのに、売れにくいからとか理由を付けてたら、私達もせっかく作ってくれてる農家の人達も困るって、春香さんは日々嘆いているんです!」フンスフンス

千早「春香、鼻息。でも、確かにそうよね…春香が私の為を思ってくれてるなら、余計に」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」

P「あのー、そろそろ生っすかの収録が…あ、いや、まだ大丈夫だから睨まないで…もう少し経ったら呼びに来るよ…」

P「(何であの子らは隙あらばいちゃつくようになっちまったんだ…つーか、春香と千早の稼ぎなら野菜位普通に買えるだろうに)」

P「まさか…アイツ等、ギャンブルに手を出して借金が…」←後で制裁されるフラグ

691: >>1 2013/04/02(火) 15:19:19.36 ID:q3zAxIVAO
~ガス○~

美希「でも、そーゆーのはやっぱり売られないんだよね?」

響「そうだな。そういう野菜を仕入れてコストを落としたりしてる飲食店はあるけどな」

美希「それ以外は…」

貴音「農家の方々が食べたり…後は、処分されてしまうようです」

やよい「うー…勿体無いです…」

響「勿体無いぞ…」

美希「うん…勿体無いの…」

貴音「ですね…何とかならないものでしょうか…」

4人「う~ん…」

やよい「スーパーにあれば買うんですけどね」

響「自分もだぞ。家族のご飯代を考えたら、少しでも節約出来た方がいいし…」

美希「なら、やよいと響が直接農家の人と話してみるとか?」

ひびやよ「それだ!」

美希「これなの!?」

貴音「それは…上手く行くんでしょうか…」

ナレ『え?えーっと…この番組を見ていらっしゃる農家の皆様、やよいちゃんや響ちゃんに野菜を安く卸しても良いという方がいましたら、ご連絡下さい』

ナレ『って、いいんでしょうか…農協さんを通さないと…あ、その辺は後回しですか…』



~はるちは楽屋~

春香「う、家にも…」

P「本番だっつーの!行くぞ、主婦ドル!」←既に千早に殴られ、フラグ回収済み

692: >>1 2013/04/02(火) 15:20:21.69 ID:q3zAxIVAO
~○スト~

響「おっ?そろそろ終わりの時間みたいだぞ」

美希「何かスタッフさんが農協に電話してるみたいなの」

貴音「本気…なのですね」

やよい「もし叶ったら、嬉しいなー♪」

響「そだな。期待して待ってよう」

やよい「はーい♪」

美希「それじゃ、『ファミレスフェアリー!』今週はここまでなの!」

貴音「げすとは、高槻やよいでした」

やよい「うっうー!ありがとうございましたー!」ガルーン

響「ほいじゃまた来週!せーのっ」

4人「まったねー♪」

ナレ『『ファミレスフェアリー!』第3回は、ゲストに高槻やよいちゃんを迎えてお送りいたしました♪この後は『水谷ラボ ~PCのお勉強会~』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは、また来週ですぅ♪』

やよい「あ、さっきのお野菜の話なんですけど…」

やよい「もやしは、もう既に沢山の方から頂いてます!本当にありがとうございました!」ガルーン

響「ああ…やよいは可愛いなぁ」

美希「可愛いの」

貴音「真、可愛らしいですね」

やよい「えへへ♪」

693: >>1 2013/04/02(火) 15:27:49.79 ID:q3zAxIVAO
以上です。

ロボ耳千早「しじょーさんには妹さんがいる…ちぃ、覚えた♪」ハイ!

春香「」ブバッ

小鳥「」ブバッ

P「春香ー、小鳥さんと違って輸血パック無いんだから、早めに医者行けよー?」

春香「あーい…」

千早「」オロオロ


捏造エピソードは続きますが、これからも宜しくお願い致します

700: >>1 2013/04/07(日) 09:06:20.32 ID:BQ6ZTQUAO
~ガ○ト~

貴音「」ピンポーン

美希「タイトルコールの前にくるとは思わなかったの」

響「追い注文に続いて新たな技、『先手注文』だな」

貴音「攻撃は最大の防御也…守りに入ってはいけません。隙あらば攻めねば…」

美希「ガ○トさんは敵じゃないの」

響「店員さんも忙しいんだから、隙を窺うな」

貴音「面妖な…」

響「取り敢えず、注文前にタイトルコールしちゃうぞ」

美希「なの。せーの」

妖精「ファミレスフェアリー!」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『皆さんこんにちは!『ファミレスフェアリー!』ですよ!『ファミレスフェアリー!』…えへへ、春香ちゃんの真似してみました♪ナレーションの萩原雪歩です』

ナレ『第4回、本日も何時もと同じガス○さんに場所をお借りしてお届けしております♪』

美希「この番組をやっててね、ミキは分かった事があるの」

響「何が分かったんさ?」

美希「ミキ達って、沢山の人が応援してくれてるおかげで、テレビやラジオ、雑誌に映画…色んな所に出てるでしょ?」

貴音「ええ…皆様の応援があってこそ、私達がここにいられるのです」

響「ありがとうございます!だぞ!」

701: >>1 2013/04/07(日) 09:06:55.31 ID:BQ6ZTQUAO
美希「ありがとうなの!」

美希「で」

美希「ファンの人達も沢山いて、ミキ達を応援してくれるでしょ?」

ひびたか「」ウンウン

美希「だから、こういう所でロケは大変なんじゃ…って思ってたけど、案外騒ぎにはならないもんだなーって思ったの」

貴音「ふむ…そうですね、収録中にさいんを求められたり、そういった「芸能人がいる事で、周りの一般人の皆様や、雑誌協力をしてくれたり、ロケで周囲にあるお店に迷惑がかかる」といった事態が、起きていないようです」

響「ファンの皆は確かにお店の中にはいるけど、皆がルールとマナーをキチンと守ってくれてるんだな!良い事だぞ!」

美希「ガス○さんの方でも、毎回収録日にはこの席と他の席を離してから仕切りをしてくれるとか、色々工夫してくれてるし…色んな人が助けてくれて、ファミレスフェアリー!は成り立ってますなの」ペコリ

響「どしたんさ、突然…」

美希「何となく…こう、ふと思ったから」

貴音「良いと思います。感謝の気持ちは伝わりにくいものですから、きちんと言葉に出して伝える事が大切です」

美希「そだね♪」

響「さーて、そしたら今日のゲストを呼んでみるかー!」

美希「はーい♪」

702: >>1 2013/04/07(日) 09:07:25.50 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「では、本日のげすとを紹介…したいのですが…」

みきひび「?」

貴音「…現在、捜索中です」

ナレ『…ゲストが誰か知ってる私は予想がついてましたけど…収録始めちゃうんですね』

美希「何なのなの…」

響「もう誰か分かったな…酷いネタバレだぞ」

美希「というか、待たずに収録を始めるのもどうなの?」

響「それが『ファミレスフェアリー!』だぞ」

美希「どんな番組なの…これ…」

響「『ファミレスフェアリー!』だぞ」

美希「…もういいの」

貴音「さて…では、げすとを探索している間に…」チラッ

店員「?」←注文を聞きに来ていた

貴音「本日のげすとが見付かるまでの緊急げすと…」

貴音「何時も私達の無茶な注文を聞いて頂いております…」

美希「無茶って自覚はあったんだ」

貴音「…私達!の!」

響「巻き込まれ事故だぞ…」

貴音「まにゅあるにあるが故にやり遂げる、いわばぷろふぇっしょなる…がす○の店員殿です」

店員「え?」

ナレ『えぇ~っ!?』

響「あまりに無茶振り過ぎるだろ」

美希「普通なら出禁レベルなの」

店員「いや…」

貴音「注文を…げすとを一つ」

店員「あ、あの…」

703: >>1 2013/04/07(日) 09:07:55.03 ID:BQ6ZTQUAO
美希「ゲストを注文してゲストが来たら、オファーしてる人達は苦労しないの」

響「何でもあると思い過ぎだぞ。ガ○トに求める事が多過ぎる」

店員「と、当店はガ○トですので…げ、ゲストはありません…なんちゃって…」

ナレ『…へ?』

妖精「」ヒソヒソ←審議中

店員「なんなんですか~!私はただのバイトなんですー!」

ナレ『あぁ!?ご、ごめんなさいぃ~!』

美希「ごめんなさいなの」

響「流石に無茶振りだったぞ」

貴音「申し訳ありません、悪ふざけが過ぎました」

店員「うぅ…そ、それで…」

妖精「?」

店員「あの、ご注文は…?」

美希「ミキ、凄いプロ根性を見たの」

響「見上げたガッツだぞ」

貴音「…では、店員殿のぷろふぇっしょなる魂にお答えしなければなりませんね…」

ナレ『嫌な予感しかしません…』

貴音「…宜しいですね?美希、響」

美希「何だか分からないけど、いいよ」

響「貴音、常識の範囲内でな?」

貴音「」コクリ

貴音「店員殿…このはんばぁぐ類を全て一人前ずつ下s」

響「常識の範囲内でって言っただろ!」

美希「メニューにある1品じゃなくて、1グループを丸々注文とか、聞いた事無いの!」

704: >>1 2013/04/07(日) 09:09:25.66 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「残したり致しませんよ?食事を残すというのは極刑に値する、それが私のぽりしぃでありますので」

美希「何言ってるの?このめんよーな人は…」

響「残す残さないじゃなくて、量!」

貴音「涼?」

響「それは、今外で走り回りながらゲストを探し回ってる敏腕プロデューサーのいとこ!」

貴音「彼は最近漸く真実を話したようですね」

美希「可愛いと思ってたらオトコノコ、イケメンなのにオンナノコ…アイドル業界はどーかしちゃってるの…」

響「アイドル業界はまさに世紀末だな…」

貴音「たっぽいたっぽい、ですね?」

店員「ご、ご注文を」

美希「大変だから繰り返さなくていいの…お姉さん、本当にごめんなさいなの」

響「ご迷惑お掛け致します…」

貴音「では、ご迷惑分はでざぁとを」

響「ちょっと黙れ」

貴音「なんと」

美希「ミキは後でいいの…テーブルに乗らないし…」

響「自分もだぞ…」

貴音「…では、ご飯は一つにまとめて下さい」

店員「か、かしこまりました…」

ナレ『四条さん…文字通り、底の知れない人ですぅ…主に胃袋が…』



~はんばぁぐ祭り、開催に御座います~

美希「うわあ…」

響「…酷いな」

705: >>1 2013/04/07(日) 09:09:59.84 ID:BQ6ZTQUAO
ナレ『…テーブルに所狭しと並ぶハンバーグ達に…』

皿「」どどん!←まるで漫画のように山になったライス

貴音「壮観…ですね」

響「圧巻…だぞ」

美希「…悪夢とも言えるの」

<お待たせしましたーっ!

美希「このタイミングで…」

響「だけど、来たなら呼ばないと…今日のゲスト!竜宮小町の三浦あずささーん!」

あずさ「す、すみません!迷ってしまって遅れ…て…」

美希「あずさがフリーズしたの」

響「仕方ないさー」

貴音「」モッフモッフ←めっさ食ってる

あずさ「あ、あらあら…お食事中だったのね…タイミング悪かったかしら~?」

美希「気にしないでいいの…食事自体は収録中にしてるし…」

響「ただ、この量は流石に初体験だけど…」

貴音「」ゴックン

貴音「ようこそいらっしゃいました、あずさ」

あずさ「あ、うん…今日は遅れてごめんなさい。宜しくお願いね~」

美希「も、もう何時ものあずさに戻ったの…」

響「あずささんも結構マイペースだからなー。この異様な空間には飲まれにくいのかもなー」

あずさ「…け、結構凄いのね…焼いたハンバーグと色んなソースの匂いが混ざると…」

美希「あ~…やっぱりダメだったの…」

706: >>1 2013/04/07(日) 09:10:26.37 ID:BQ6ZTQUAO
響「…暫く我慢して…貴音の食べる速度なら、段々減っていくから…」

あずさ「え、ええ、分かったわ」

貴音「ひほひれたへはふれ」モッフモッフ

ナレ『四条さん…ハム蔵ちゃんみたい…』

響「食べながら喋らないっ!」

貴音「」コクン

美希「という訳で、竜宮小町の三浦あずさをお呼びしての、今日のトークテーマは?」

響「…えーと、あずささん関連で一番多かった質問を選んだらしいんだけど…多分これはトークテーマにしにくいぞ」

美希「どんなの?」

響「『運命の人は見つかりましたか?』だってさ…」

美希「運命の…人…」

あずさ「っ!」

響「…アイドルがする話じゃないぞ。別に恋愛禁止!なんてわざわざ言わないけど…正直、恋愛してる余裕なんか無いし…忙し過ぎて」

あずさ「(響ちゃん…そうよね…私は美希ちゃんや皆から、Pさんを奪った女なのよね…皆は優しいから何も言わないけど…)」

美希「(プロデューサーはもうあずさの物なの…ミキがここでダメになったら、プロデューサーにもあずさにも迷惑かかるの…)」

貴音「…」モッフモッフ

貴音「」チラッ

響「?……!」

~カメラストップ~

AD「どうしました?我那覇さん」

響「うん…」

707: >>1 2013/04/07(日) 09:10:53.89 ID:BQ6ZTQUAO
響「ち、ちょっとだけ具合が悪くなっちゃって…」

AD「えっ!?マジすか!?大丈夫すか!?」

律子「響!?大丈夫なの!?」

貴音「」ゴックン

貴音「すみません…私が注文したはんばぁぐの量があまりに多くて、響の顔色が悪くなっていたのに気付いたものですから…」

響「ごめんなさい…前から豚肉以外は大丈夫だったんだけど、この量の景色と匂いはちょっと厳しかった…」

美希「響…大丈夫?」

響「美希…ちょっとトイレに付いてきて…ごめんね」

美希「ううん、気にしないで…」

貴音「響、本当にすみません…」

響「気にするなって。こういうノリも『ファミレスフェアリー!』のノリなんだし…ちょっと自分も完璧度が足りなかったんだぞ」

美希「ぷふっ…完璧度って、何なの?」

響「ゲーム的に言うと、自分だけにある特殊ステータスだぞ。完璧度が高いと、色々強くなるんさー」

美希「あは☆そしたらミキは…」

響「すいみん不足度」

美希「何それー!」酷いの!



~女子トイレ~

美希「着いたの」

響「美希」

美希「なぁに?」

響「顔に出てたぞ」

美希「っ!」

響「やっぱりなー」

美希「ごめんなさいなの…」

708: >>1 2013/04/07(日) 09:11:21.54 ID:BQ6ZTQUAO
響「ううん…仕方ないさー。事務所でも、一番プロデューサーに懐いてたしなー…」

響「ま、何ていうか…自分も美希もアイドルだから、恋愛経験値は低いけど…」

響「」ナデナデ

美希「ひびき…」

響「今、プロデューサーもあずささんも幸せなんだしさ…すぐには無理でも、仲間なんだから…心から祝えたら、いいよね」

美希「…うん」

響「お?泣かないのか?」

美希「もー泣かないの!それで、プロデューサーにミキをフッた事を後悔させてやる位、キラキラで素敵な女の子になってやるの!」フンス

響「そか、期待してるぞ!リーダー!」

美希「まっかせるのー!」

響「(…美希はもう、最高にキラキラしてるぞ。完璧な自分が認めてる位にな!)」



~一方、収録中断している座席~

律子「…貴音」

貴音「ええ、すたっふの皆様には私が…」

あずさ「違うわ、律子さん…」

律子「あずささん?」

あずさ「貴音ちゃん…この休憩は、美希ちゃんの為よね?」

貴音「…はて?」

あずさ「隠してもダメよ?私は皆よりお姉さんなんだもの、それ位分かるの」

貴音「そうですね…貴女や律子嬢に隠す意味もありませんね」

律子「あー…そういう事ね…」

709: >>1 2013/04/07(日) 09:11:51.10 ID:BQ6ZTQUAO
あずさ「…」

律子「分かったわ。私が上手く話つけるわ。幸い、ここには生っすかのスタッフさんばかりだし、分かってくれるはずよ。上手くいけば…響チャレンジも無茶が減って泊まりのロケが減れば…響を休ませてあげられそうだし」

貴音「…流石で御座います…感服致しました」

律子「誉めても何にも出ないわよ?」

貴音「ふふ、それは残念です」

律子「期待してたんかい!…くふふ」

あずさ「律子さん…貴音ちゃんも、ごめんなさい…」

律子「なーに言ってんですか、あずささん。私は竜宮小町…貴女達のプロデューサー。メンタル面もケアして、常に最高のパフォーマンスが出来る状態にしてあげるのが仕事ですよ?」

あずさ「はい…ありがとうございます」ニコッ

律子「うん!相変わらず麗しい笑顔です!」

あずさ「もう!…うふふ」

貴音「さて…では私は2人が戻る前に、食べてしまいましょう」

皿「」どどん!←まだ聳え立つライスの山

プレート「」ズラーッ!←未だに総面積の8割を支配するハンバーグ達

律子「いや、流石に無理でs」

貴音「」パクパクモグモグパクパクモグモグ

あずさ「あ、あら~…凄い早さだわ~…」

律子「これが、貴音の本気…」

710: >>1 2013/04/07(日) 09:12:20.59 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「」ゴックン

貴音「まだまだ…本気を出したら…」

律子「出さんで宜しい!」

あずさ「あらあら」

美希「ただいまなのー!」

響「スタッフの皆さん、ごめんなさい」

番組P「いやいや、気にしないでいいよー。響ちゃんにはいつも響チャレンジで無理させてたし、具合が悪い時は助け合いだよ」

響「ありがとうございます、番組Pさん」

美希「あずさ」

あずさ「美希ちゃん…なぁに?」

美希「…」

美希「」ニパッ♪

あずさ「っ!」

あずさ「…」

あずさ「」ニコッ

貴音「(…流石、美希です。貴女がりぃだぁで良かったです)」パクパクモグモグパクパクモグモグ

美希「貴音、お腹壊すよ?そんなに急いで食べると…」

貴音「」ゴックン

貴音「ふふ、心配いりません…私は『この程度』で体調を崩したりは致しませんよ」

あずさ「この…程度…?」

美希「あずさ…貴音の食に対する能力を侮ったらダメなの。多分、貴音はガチで平気なの」

あずさ「す、凄いわ~、貴音ちゃん」

貴音「」パクパクモグモグパクパクモグモグ

貴音「」ピース



~機材トラブルで一部カット、という事になりました~

美希「しゅーろく再開なの!」

響「で、トラブルの間に」

711: >>1 2013/04/07(日) 09:12:50.73 ID:BQ6ZTQUAO
あずさ「あらあら」

貴音「」フゥ

美希「完食しよったの…」

響「…乗り切らない程のハンバーグと、山のようになっていたライスが…無い…」

あずさ「あら?貴音ちゃん、ほっぺにソースがついてるわ」フキフキ

貴音「むぷ…ありがとうございます」

美希「そんで、今日のトークテーマなんだけど…」

あずさ「うーん…内緒、という事で」

美希「だよねー」

響「アイドルとして、この質問に「イエス」と答えるのは危険だと思うぞ?」

貴音「女優、なら良いのでしょうか?」

あずさ「どうなのかしら…アイドルでも女優でも、そういう事に敏感な方もいらっしゃるし…やっぱり、運命の人が出来たって発表する時は…相応の覚悟が必要だと思うわ」

美希「覚悟、かぁ」

あずさ「うん。内緒の関係なんかいつまでも続かないだろうし。露出が多い仕事だから、余計に難しいと思うわ~」

貴音「…あずさ、必要以上の露出は、貴女の場合ははみ出る場合がありますので、控えるべきかと…」

あずさ「服装の話じゃないわよ~?」

貴音「何と」

響「まぁ…あずささん位になると、ポロリは『ある』からな」

あずさ「だ、断定しないで~…気を付けてるから平気よ~」

712: >>1 2013/04/07(日) 09:13:28.12 ID:BQ6ZTQUAO
美希「あずさって、服とか下着のサイズ探すのって大変じゃない?」

あずさ「そうなのよ~…今は大きい人も増えたからサイズがあるけど」

響「…ちょっと待って、あずささんって、今のサイズになったのはいつ位?」

あずさ「えっと…91になったのは…高校生の時だったかしら~?」

みきひび「」

貴音「大きいさいずの洋服は、本当に少ないのです…私も服が限定されてしまいますから…」

響「規格外だな…」

美希「ミキもそう思うな」

響「いや、美希も十分に規格外だぞ?中学生で86とか87って…」

美希「響位のサイズが普通なのかな?」

あずさ「ん~…身長と体重と3サイズを年齢の平均に当てはめた方がいたらしいのだけど…」

貴音「どうでしたか」

あずさ「うちの事務所の子達の大半は規格外らしいわ~…」

貴音「面妖な…」

あずさ「確かに、他の子よりはちょっと大きかったかもしれないけど、規格外は無いと思うのよね~」

貴音「真、その通りですね」

響「うちの規格外2人が何か言ってるぞ」

美希「ちょっととか、そんなレベルじゃないと思うな」

響「衣装のサイズは全員特注だけど…あずさと貴音は毎回自分達よりも高いらしいぞ」

713: >>1 2013/04/07(日) 09:14:18.19 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「そうなのですか?」

あずさ「えっと…どうして?」

響「使用する布材の量と、良すぎるスタイルに合わせる技術が必要なんだってさ」

貴音「何と…」

あずさ「し、知らなかったわ~…」

美希「普通、あんまり衣装の値段は気にしないからね~」

響「美希もスタイル良くて、身長に合わせて買うと絶対にキツいらしいじゃないか」

美希「なの…だから、可愛い服を探すのが大変なの」

響「恐ろしいな、765プロの規格外トップ3は…」

ナレ『わ、私も皆から比べたらひんそ~でちんちくりんで…』

ウワーユキホチャンヤメテー!ウワーン!ウマッテマスー!ヌワーッ!ヤメテー!

※ナレーションを録音するスタジオに穴を掘ろうとするのを止めている為、暫くナレーションは入りません

あずさ「うーん…事務所に御迷惑をお掛けしていただなんて~…」

貴音「とは言っても、小さくは出来ませんからね…」

響「2人は身長もあるからしょうがないさー」

美希「…響はちっちゃいからサイズ合わせg」

響「ちっちゃい言うな!」ウガー

あずさ「うふふ、可愛いわよ?響ちゃんも美希ちゃんも」

貴音「そういえば、律子嬢もかなりのないすばでぃだったはず」

<余計な事は言わんでいい!

714: >>1 2013/04/07(日) 09:16:01.04 ID:BQ6ZTQUAO
美希「照れてるの」

響「みんなー、いま秋月律子は耳まで真っ赤だぞー」

<アンタ達…

美希「ミキ、ハリセンは良くないと思うの」

響「穏便に、穏便に行こう、な?」

あずさ「あら~…」

貴音「あずさ、これがふぇありぃなのです。驚きましたか?」

あずさ「…貴音ちゃんに一番びっくりしてるけれどね…」

貴音「なんと…」



~お仕置き、完了~

貴音「さて…美希、響、大丈夫ですか?」

美希「あぅ~」プシュー

響「えぅ~」プシュー

あずさ「あ、あら~…ダメかも…大丈夫?2人とも…」

貴音「暫くそっとしておきましょう…ところで、先週の生っすかを見て頂いた方は分かるかと思いますが…765ぷろに新たな仲間が増えましたね」

あずさ「本当ねぇ…まさか、本気でやるとは思わなかったわ~」

貴音「司会進行の春香と千早は全く知らなかったようですね」

あずさ「そうみたいね~。先週のこの番組を見て、まさかとは思ったらしいけど…」

貴音「そのすぐ後には生っすかが放送されますからね」

あずさ「やよいちゃんの妹、高槻かすみちゃんの765プロからのアイドルデビュー…実は、やよいちゃんにも内緒でレッスンをしてたらしいわ~」

715: >>1 2013/04/07(日) 09:16:28.38 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「全く…あの方にも困ったものですね」

あずさ「そうね~、私達にも内緒だったんだもの…困ったものだわ~」

美希「う~…あのハリセンはダメージがおかしいの…」

響「あれ、鉄板じゃないだろうな…」

あずさ「2人とも、大丈夫?」

美希「主に頭の頭痛が痛いの」

あずさ「え?」

響「だな、こう…頭の頭痛が痛いな」

あずさ「え?え?」

貴音「あずさが混乱しております、2人ともやめなさい」

みきひび「はーい」

あずさ「あ、あら?」

貴音「話を戻して…高槻かすみについてです」

美希「もうね、やよいと並んだ時の可愛さったら無いの。あんな妹が欲しかったの」

響「2人とも自分んとこに連れて帰りたい、いや連れて帰る」

貴音「通報されますよ、響」

あずさ「響ちゃんはやよいちゃんが大好きだものねぇ」

響「あんな可愛い子が人間な訳が無い。あれは天使」

美希「我那覇さん」

響「何ですか、星井さん」

美希「1、1、0…はい」

響「?」

美希「自首」

響「しない!別にやましい事もしてない!」

美希「いや、犯罪は事前に防がないと…」

響「犯罪行為はしてないだろ!」

美希「だから事前に…」

716: >>1 2013/04/07(日) 09:17:07.90 ID:BQ6ZTQUAO
響「しないから平気だ!全く…」

あずさ「あ、これ生っすかの時の、やよいちゃんとかすみちゃんのツーショット写真よ」

響「…間に挟まれたい…」

あずさ「1、1、0…と。はい」

響「だから自首しない!犯罪行為はしない!」

美希「ま、まさかあずさまで乗っかるなんて…予想外だったの」

あずさ「うふふ♪私、良く楽屋でこの番組見てるもの~♪」

貴音「なるほど…」

あずさ「」ピンポーン

貴音「」

あずさ「ふふ、このタイミングよね?」

美希「あ、あずさ恐るべし…なの」

貴音「わ、私のあいでんてぃてぃが…」

響「そんなアイデンティティ、捨て去れ」

店員「お待たせしました~」

あずさ「たらこパスタ下さい♪」

美希「ミキ、ミートドリア!」

響「前回も頼んでなかった?」

美希「ミキの中で、今ミートドリアが熱いの!きてるの!」

響「そっか…自分、このシーザーサラダにドリンクバーセットで、パンをお願いします。あと、コーンポタージュで」

貴音「私は」

美希「まだ食べるつもりなの!?」

あずさ「あ、あの量のハンバーグとライスを食べたのに?」

貴音「ふふふ…私に不可能という文字はありませんよ?」

717: >>1 2013/04/07(日) 09:17:33.14 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「さぁ店員殿、中華麺を」

響「貴音、四条家のじいやさんから伝言」

貴音「」ビックゥ!

響「『お嬢様、あまり暴飲暴食が過ぎるようでしたら、今一度教育を受け直して頂かなくてはなりませんね』だって」

貴音「ふ、ふふ…な、な、なじぇに響がじいやから伝言を受け取っていりゅのでしゅか…あ、ああああり得ましぇん」カタカタカタカタカタ

響「噛みっ噛みだな」

あずさ「貴音ちゃん?大丈夫?」

美希「あずさ、番組見てるなら知ってるだろうけど、貴音はじいやさんが最大の恐怖なの」

あずさ「春香ちゃんがちょっと冗談言っただけで凄かったものね…」

美希「因みに、あの時のはちゃんと弁償したらしいよ」

響「何でかって?先週、真のサイクリングアイドルで、自分と真はどこに行ってたと思う?」

貴音「っ!?」

美希「お土産の生八つ橋、美味しかったの!」

あずさ「桜餡は季節的にもピッタリで、本当に風流だったわ~」

貴音「…ま、ま、まさか…」

響「いやー、ずっとユニット組んでるから挨拶しに行ったけど、四条家はでっかいんだなー」

貴音「な、なんと…なんと…」ガクッ

響「という訳で店員さん、以上でいいです」

店員「かしこまりましたー」

718: >>1 2013/04/07(日) 09:18:01.32 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「」ショボン

美希「貴音が可愛くなったの」

あずさ「ちょっと可哀想だけど…」

響「ま、それはさておき…かすみはいつから本格的に始動するのかな」

美希「響、やよいとかすみの事が好き過ぎるの。ちょっと引くの」

響「え?いや、そんな事は…」

貴音「」ウワァ…

響「な、ちょ…貴音ぇ!」

美希「」ウワァ…

響「美希もか!?」

あずさ「」ウワァ…

響「あ、あ、あずささんまでぇ~!?」

貴音「響…765ぷろで一番怒らせにくい、心が海のように広いあずさがここまで引いてしまうのです…」

美希「相当なの。お茶の間が凍り付くレベルなの。家族でテレビ見てたら●●●●シーンが流れた時くらい「うわぁ…」なの」

響「そんなに!?あの、チャンネル変えようとも言い出しにくいし、でも変えないと嫌~な沈黙だし、にっちもさっちもいかない、あの状態くらい!?」

美希「なの」

貴音「にっちもさっちも幸子も杏もきらりもにょわ~☆といかない、あれですね」

響「それ、前にやっただろ!いや、にょわ~☆は可愛いけども!あと、こっそり杏を足すな!ていうか、よその事務所のアイドルをネタにするのをよせ!」

美希「そだね、流石に危険なの」

719: >>1 2013/04/07(日) 09:18:29.35 ID:BQ6ZTQUAO
あずさ「765プロに抗議の電話が来るかもしれないわ~」

貴音「そうですね…配慮が足りませんでした」



~CSプロ~

モバP「寧ろ、もっとやって下さい」

ちひろ「名前が一気に売れますからねぇ」

杏「わ、私は働かないぞ!幸子やきらりみたいに急激に仕事が増えても、働かないぞ!」

モバP「大丈夫だ、きらりが迎えに行く」

杏「」

<キラリニオマカセッ☆

<ウギャー!

モバP「にょわ~☆(物理)」



~ガ○ト~

美希「で、気まずくて●●●●シーンこと我那覇さん」

響「そんな呼び方するなぁぁ!」ウガー

あずさ「あらあら~」

貴音「しかし、新たな仲間が増えた事で、事務所内でも新たなゆにっとが作られたり、再編などの動きはあるのでしょうか?」

あずさ「どうかしら~?聞いてみる?」

響「だな。律子~」

<はぁ!?また!?

美希「そ~だよ~」

響「準レギュラーの律子~」

律子「いつから準レギュラーになったの!?私はプロデューサーだって言ってんでしょ!?」

響「でも出て来てるじゃんか」

律子「だ、だって!番組Pさんが「律っちゃん、ゴー!」って背中押したのよ!」

美希「向こうで物凄く良い笑顔してるの」

720: >>1 2013/04/07(日) 09:19:00.23 ID:BQ6ZTQUAO
貴音「確か律子嬢の昔からの大ふぁんでしたね、番組P殿は」

あずさ「あら?カンペが…まあ!律子さん、番組Pさんって、律子さんのファンクラブの会員証を持ってらっしゃるんですって♪」

律子「え゛?」

美希「見せて見せてー♪」

響「突然フレームアウトする番組MCと、それを普通に受け入れて撮影するスタッフ…」

律子「私がフレームインしてる時点で間違ってるんだけど…あ、テレビの前の皆様、こんにちは。竜宮小町のプロデューサーの秋月律子です」

<おーたむ~ん☆?可愛い名前なの!

律子「いやぁぁぁ!な、名前を読み上げるなぁぁぁぁ!」

響「り、律子が取り乱しまくりだぞ」

あずさ「あ、あらあら…落ち着いて、律子さん…」

律子「お、おお落ち着いていられませんよ!」

あずさ「…あっ!」

響「どしたの?あずささん」

あずさ「秋月→秋、月→オータム、ムーン→おーたむ~ん☆…な、なるほどぉ♪」テッテレー

律子「解説すんなぁぁあ!」

あずさ「あ、あら~?い、いけませんでしたか~?」

貴音「…なるほど!律子嬢の名字から!」

律子「だからぁぁ!」

響「天然2人が悪意の全くない素ボケで、律子を公開処刑してるぞ…」

721: >>1 2013/04/07(日) 09:19:39.73 ID:BQ6ZTQUAO
<なるほどなの!名字を英語にして、更にアイドルオタクさん達のコアなメガネフェチ層から始めたから、おーたの部分はオタクって言うのにもかかってるんだ!

律子「美希ぃぃぃぃぃい!戻ってきなさぁぁぁぁい!」

響「つまり…あ、ADさん、そのカンペ、ちょっと貸して」

響「」キュキュキュッ

律子「…何してるの?ひびk」

響「こうだな」

・秋月→おーたむ、むーん

・おたく→おーた

・可愛い部分→☆

A.おーたむ~ん☆

響「な?」

たかあず「おぉー!」

律子「もう、何なのよぅ…当時の私だって、必死に考えたのよぅ…どや顔でファンの皆に発表したわよぅ…」ドヨンド

貴音「り、律子嬢…その、可愛らしいと思いますよ?」

あずさ「え、ええ、とっても良いと思いますよ♪」

律子「あはは…」

美希「ただいまなのー♪」

律子「お か え り …」

美希「oh…」

響「美希…かわいそうに…」ソローッ…

律子「」ガシッ

響「っ!?」

律子「ど こ に 行 く の ?」

響「い、いや、自分、喉乾いたからドリンクバーにだな…いた、痛い痛い!肩痛い!握力強いから!」

貴音「さ、さて…では、あずさ、私達はどりんくばぁに…」

722: >>1 2013/04/07(日) 09:20:06.15 ID:BQ6ZTQUAO
あずさ「え、ええ、そ、そうn」

律子「貴 音 ?」

貴音「」ビクッ

律子「あぁずぅさぁさぁぁぁん?」

あずさ「」ビクッ

律子「」ニコッ



~暫くお待ち下さい~

スパーン!×4

<にゃーっ!?×4



~ガス○~

美希「」クスン

貴音「」プシュー

あずさ「あぅ…久しぶりにハリセンされたわ~…」クスン

響「頭が腫れ上がっちゃうぞ…」ヒリヒリ

律子「反省しなさい!…で?なんだっけ!?」

美希「今後の事務所の展開なんかをお聞かせ願いたいのですが」

響「み、美希のキャラクターが崩壊した…!」

貴音「恐怖…!圧倒的恐怖…!」

あずさ「み、美希ちゃん?」

律子「…えっと、まだ発表出来ない事があるわ。事務所内で会議したり、本人達の意見と合わせてスケジュール調整して、正式な場を設けた上で…近い内に発表しなきゃならない事があるわ。だけど…また追々ね」

美希「生っすかで発表するの?」

律子「いえ、ちゃんと記者会見をするわ」

響「な、何か重大な事になりそうだぞ…」

貴音「よ、予想外でしたね」

あずさ「あ、あらあら~…(多分、私の事かしら…覚悟を決めましょう…)」

律子「ま、アンタ達にも話して、それからよ」

723: >>1 2013/04/07(日) 09:20:38.99 ID:BQ6ZTQUAO
美希「分かったの」

響「了解だぞー」

貴音「心得ました」

あずさ「はぁい」

律子「それじゃ…あ、テレビの前の皆様、大変お見苦しい所をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした…」



~律っちゃん、フレームアウト~

美希「番組Pさんの会員証、ナンバーが一桁だったの」

響「凄いな…ガチの大ファンなんだな」

貴音「律子嬢は、引退した今でも多くのふぁんの方がいらっしゃるのですね…」

あずさ「凄いわね…律子さん」

響「自分達もそんなファンの人達がいてくれたらいいな!」

貴音「ええ、そうですね」

美希「なら、ミキ達ももっと頑張るの!」

妖精「おー!」

あずさ「うふふ♪」

美希「でも、記者会見って、何を発表するんだろう?」

響「新しいユニットじゃないか?」

貴音「ふむ…現在、ゆにっとを組んでいないのは、春香、千早、真、雪歩、真美、やよい…そして、高槻かすみとなりますね」

美希「うーん」

あずさ「春香ちゃんと千早ちゃんと真ちゃんは、以前限定ユニットを組んだわよね」

貴音「765ぷろに移籍する切欠にもなりましたね」

響「自分達が経験不足だったとはいえ、今でも凄いユニットだよな」

724: >>1 2013/04/07(日) 09:21:26.19 ID:BQ6ZTQUAO
あずさ「うーん…春香ちゃん、やよいちゃん、かすみちゃん…とか」

響「春香が引っ張る感じかな?」

美希「春香と同じユニット…かすみ、プレッシャーに負けちゃわないかな…」

響「よし、却下」

貴音「うわぁ」

響「それ、さっきやっただろ!」

美希「真クン、真美、かすみとか?」

あずさ「真ちゃんの運動量にかすみちゃんがついていけるかしら…うちの事務所だと、響ちゃん位しかついていけないのに…」

響「自分だってギリギリだからな…」

美希「もう、こんがらがって分かんないの…」

響「早いな!?」

貴音「やはり、高槻姉妹と真美でしょうか」

あずさ「あらあら♪平均年齢が若いわね♪」

美希「あずさも十分若いけど?」

響「うん、実年齢聞いたら間違いなく誰も信じないし」

貴音「あずさは昔から可愛らしいので、最近は私と同い年位に見られがちですよね」

あずさ「貴音ちゃんは大人っぽいんですもの…普段は可愛らしいのに、ドラマとかで見せる妖艶さはズルいわ~…」

貴音「ふふ…ありがとうございます」

美希「ユニットの話に戻るけど…既存のユニットを組み直す…とかって、有り得るのかな?」

貴音「ふむ…有り得なくは…」

725: >>1 2013/04/07(日) 09:22:03.25 ID:BQ6ZTQUAO
響「…自分だろ?やよいだろ?かすみ…と」

美希「欲望のままに語り過ぎなの。引くの」

響「引くなー!」

貴音「…あずさと私と美希で…」

響「何で自分を外したんさ!引くからか!?」

貴音「いえ、3さいずの合計数が多い順に」

響「なるほど…さ、流石にあずささんに勝ち目はないぞ」

あずさ「あ、あら~」

美希「ミキと千早さんと春香なの!」

響「おー、生っすかMCトリオかー」

貴音「なるほど…バランスは良いかもしれませんね」

あずさ「そうね~、とっても良いと思うわ~」

美希「あとは…ミキとデコちゃんと春香とか」

響「フェアリーと竜宮のリーダー+春香か…限定ユニットとかでやったら盛り上がりそうだな」

貴音「響と真と亜美などは…」

美希「ダンスがとんでもない運動量になりそうなの…」

響「スローテンポのを入れれば、3時間くらいぶっ通しでライブ出来そう」

あずさ「さ、3時間…ずっとダンスしてたら倒れちゃう…」


ナレ『あ、あの!すみませんでした…ナレーション復活ですぅ』

ナレ『新しいユニットを想像するトークは尽きませんが…一旦CMですぅ!』

美希「ファミレスフェアリー!なの!」←ジングル

 
732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/08(月) 05:24:56.24 ID:PTNjfFGAO
>>731

響「あ、あれは…その、黒井社長が、そうしろって…服の上から図ったし…ぐすっ…じ、自分…嘘つきたくて…ひっく…ついだわげじゃ…ないんだ…しんじで…うわぁぁぁぁん!」

美希「なーかしたー、なーかしたー」

貴音「>>731殿がなーかしたー」

美希「りーつこーにー言ってやろー」

貴音「おーにぐんそーに言ってやろー」

響「うわぁぁぁん!」

ちびき「…だぞ…う、うぅ…」←たまたま近くにいた

みきたか「(アカン)」

ちびき「ぅ…ひっく…ふぇぇぇぇぇん!」

\シャー!×8/\グォアアア!/\クケェェェッ!/\ダブルバイセップス!/

美希「何か違うのがいるの」

貴音「ああ、某にぃそっくすふぇちの…」

美希「中の人なんかいないの」

735: >>1 2013/04/08(月) 21:07:04.17 ID:PTNjfFGAO
~居酒屋~

律子「…」

P「…何スかね?これは…」

小鳥「私が一番聞きたいんですけど」


[765ぷろ いん 居酒屋 (題字:四条貴音)]


律子「えーと…テレビの前の皆様、こんにちは。765プロで竜宮小町などのプロデューサーをしております、秋月律子です」

P「あ、えと…765プロでプロデューサーしてます、Pです」

小鳥「えと、765プロで事務員をしております、音無小鳥です…じゃなくて!何なんですか!?これは!」

P「律子や小鳥さんはまだいいじゃないスか!元はアイドルなんですから!俺は完全な一般人ですよ!?」

律子「小鳥さんなんて、かつてはあの日高舞と競り合ってた方ですし」

小鳥「わー!それ秘密!ひーみーつー!」

P「その時の映像がこちらです」

小鳥「いやぁぁぁ!」



~VTR~

小鳥「みんな~♪今日は私と舞ちゃん、2人のコンサートを楽しんで行ってね~♪」キャピピーン

舞「最高に楽しいコンサートにしよーねー!」キャピピーン♪



~居酒屋~

律子「」←悶絶中

小鳥「な、何でこんな…こんな公開処刑あるか!しかも舞ちゃんまで巻き込んで!業界から消滅する気かっ!?」ウワーン

P「いやー、時代を感じますが…やはり2人とも素晴らしいオーラだ」

736: >>1 2013/04/08(月) 21:07:40.48 ID:PTNjfFGAO
小鳥「もう触れないで…」

律子「楽しんでいってね~♪」キャピピーン

P「ぶふっ!微妙に似せてくんなよ!」

小鳥「何故に…何故にこんな辱めを…」

P「まぁまぁ、あんなに笑ってやがる、秋月律子ちゃん(18)の映像、どぞー」

律子「」



~VTR~

律子「みんな~☆今日は律子の為に集まってくれてありがとー♪」

\リッチャーン!/\イインチョー!/\エブフリャー!/

律子「こら~!いまエビフリャー言った人!叱っちゃうぞ☆」

\シカッテクレー!/\フンデクレー!/\イインチョーサイコー!/

律子「えへへ☆ありがとー♪それじゃ、一曲目行くよっ!」



~居酒屋~

P「秋月律子ちゃん(18)、デビュー当時の映像でした」

律子「違うの…あれはまだ迷走してたの…自分で方向性すら定まっていなかったの…一時の気の迷いなのよ…」

小鳥「叱っちゃうゾイン☆」キャピルーン

律子「ゾイン☆なんて言ってません!捏造しないでください!」

P「因みに、今の2つ映像は、今後の為に勉強として765プロのアイドル全員に見せておりますです」

りつぴよ「」

P「大爆笑してたな、春香と千早と響が」

律子「あ、あいつら~っ!」

小鳥「おのれ仲良し同学年トリオめぇ~!」

737: >>1 2013/04/08(月) 21:08:14.57 ID:PTNjfFGAO
P「亜美真美は早速物真似のレパートリーに加えようとしてたな」

律子「あの双子は…!公開したら許さん!」

P「後は苦笑いだったり、色々」

小鳥「退職届を書く日が来たわね」

律子「独立する日が来たわね」

P「まぁ待ちなさい、ご両人」

りつぴよ「何ですか…!?」

P「いや、何も泣かんでもええやないの…このVTRの提供は、高木社長と飲み友達で暇人の黒井さんだ」

律子「ターゲットが決まったわね」

小鳥「黒井さん…今度は歴史から消さなきゃいけませんか…」

P「と、暗黒面に落ちてる2人は放置して…この番組は、普段皆様に応援していただいている765プロのアイドル達、それを影で支える我々プロデューサーと事務員さん」

P「3人が話せる限界までの裏話をする…そんなマニアックな層を狙った番組です」

P「我々は3人とも成人、しかもこれは深夜枠なので…765プロのあるビルの一階にある「たるき亭」から、酒ありでお届け致します」

P「…と、カンペが出てました」

律子「話せる限界…と言われても…」

小鳥「ふむー…ファミレスフェアリー!みたいに、うちの事務所に来てるメールとかからお答えしますか」

P「そっスね~」

738: >>1 2013/04/08(月) 21:08:47.52 ID:PTNjfFGAO
律子「…って、もうフリップあるんですか?」

小鳥「この前、生っすかのディレクターさんが来たのは、この為だったのね…」

P「しかもアイドル別に…じゃあ、まずは春香のから…」

1.春香ちゃんが転ぶのはキャラ?ガチ?
2.はるるんの交友はどこまで広い?
3.今後の活動方針などは?

P「なるほど」

律子「昔は春香のプロデューサーをしていたプロデューサー殿、お答えどーぞ」

P「まず1番目、ガチです」

小鳥「ガチなんですよねー」

律子「何であんなにコケますかね」

P「アイツな、常に全力過ぎる上に、慌てん坊なのと、バランス感覚が悪い。普段はそうでもないんだが、慌てたり走り出そうとするとダメなんだわ」

律子「ふむ…一歩目からフルパワーで走り出しますからね」

小鳥「イメージと身体の動きがズレてるのかしら…」

P「まぁ、最近はかなり減りましたが、ガチです、と」

律子「次ですね…交友?」

P「アイツの友達の多さは異常。765プロ関係と家族以外の番号入れたら、友達と、知り合いになったアイドルだけで携帯の電話帳が足りないらしくて、業界関係者の一部は手書きの手帳に、自宅と765プロの番号は暗記したとか」

739: >>1 2013/04/08(月) 21:09:19.20 ID:PTNjfFGAO
小鳥「ふわー…凄いですね…」

P「結局手帳忘れたら洒落にならんからと、スマホで新規メール作成して、そこに関係者やらの電話番号を書き込んで保護してるらしいです」

律子「私もそれなりに電話帳の登録件数は増えてますが…ちょっと凄いですね」

小鳥「春香ちゃんの交友録と言えば…後はあの手帳ですね」

P「サイン手帳ですか?」

小鳥「はい…ファミレスフェアリー!を見てから、私も気になって調べてみたんですね?」

律子「へ~、どうでした?」

小鳥「億は流石に言い過ぎですが…数百万の単位は超えるだろうと…」

P「うへぇ…」

律子「つまり…どう低く見ても一千万はする、と…」

小鳥「数少ないSランクアイドルな上に、今では絶対に手に入らないサインや、まだデビュー前の765プロの皆とのプリクラまでありますからね、あの手帳」

P「恐るべし、天海春香交友録」

律子「そういえば、引退ギリッギリの私のサインやら、現役時代のを思い出しながら書いた小鳥さんのまであるとか」

小鳥「ありますね…多分あれは現存する数少ない私のサインです」

P「そら価値も上がるわな…」

<いらっしゃいませー

P「お、ゲストが来たかな?」

740: >>1 2013/04/08(月) 21:09:48.22 ID:PTNjfFGAO
律子「ゲスト?」

小鳥「誰かしら…あずささんとか?」

舞「やっほー☆」

律子「」

小鳥「」

P「ようこそいらっしゃいました。ゲストの日高舞さんです」

舞「こんばんはー♪いやー、今日はうちに絵里ちゃんと春香ちゃんが泊まりに来ててねー!来るのが遅くなっちゃった。ごめんね?」

P「いやー、大丈夫すよ。ゆるーい番組ですし、舞さんに文句言える奴ぁいないですよ」

舞「いるわよ?そ・こ・に」

P「ああ、そこで放心してる…」

舞「さて…もう我慢出来ないし、いいか」

P「は?」

舞「こっとりちゃぁぁぁん!久しぶりぃぃぃぃぃ!」ガバッ!

小鳥「ほぁあ!?ま、ままま舞ちゃん!?」

舞「ん~!嬉しいなぁ!小鳥ちゃんにまた会えるなんて!」

小鳥「わ、私も嬉しいけど、いいの!?忙しいだろうし…」

舞「忙しいのは…基本的に私は愛の事や家事優先だし、あの春香ちゃんを育て上げたプロデューサー君ともちゃんと話をしてみたいし…」

舞「私に最も近付いたと言われてた律っちゃんにも会いたかったし~」

律子「な、そ、そんな!わ、私が近付いたなんて!全然!全く!」

P「何この狼狽え方、見たこと無い。誰この子」

741: >>1 2013/04/08(月) 21:10:23.21 ID:PTNjfFGAO
舞「何より…小鳥ちゃんに会えるなら、他の仕事なんかしてらんないわよ!」

小鳥「え、えぇ~!?わ、私、そんなにレアキャラじゃないよ?765プロに来れば、普通に事務してるし…」

舞「そ~なのよね~…ま、この前こーっそり歌を聞きに行ったけど…やっぱり私より上手い気がするのよね~」

小鳥「な!?き、聞いたの!?って、舞ちゃんのが遥かに売れてたじゃない!」

舞「売り上げと上手い下手は比例しないわ」

小鳥「むむむ」

舞「はぁ…相変わらず後ろ向きなんだからー、うりうりー」

小鳥「や、ちょ、太ももグリグリしないでよー!」

舞「…年取って、余計に●●くなったわね、小鳥ちゃんの足」

小鳥「年取ったって言うな~!」

P「視聴者の皆様、今、私とスタッフは凄まじい光景を見ています…伝説の日高舞と、日高舞の認めたライバルの音無小鳥がじゃれあう姿です」

律子「超永久保存版ですよ、これは」

P「因みに、日高舞さんはとあるハリウッド映画に出ないか?という交渉の場をサクッとキャンセルして此方にいらして下さいました」

律子「は、ハリウッド映画!?」

舞「そーよ。何か良く分かんないけどさ、またアメリカお得意のヤツよ」

742: >>1 2013/04/08(月) 21:10:49.61 ID:PTNjfFGAO
小鳥「お得意の?」

舞「どーん!ぼかーん!うわー!みたいな?派手にアクションシーンしたり…ほら、アイツらってさ、何か爆破させないと気が済まないでしょ?後はやたら死人だすとか、銃でやたら撃ち合ったり…」

小鳥「た、確かに多いけど…」

舞「あと、CG。CGにすんなら、私に肖像権使用料だけ払いなさいっての。そしたら後は好きにCGで作って、それから見せに来たらいいのにね?面倒くさい」

律子「でも、それでアウトだったら…」

舞「肖像権使用料を返して出演は無かった事になるわね」

律子「ですよねー」

小鳥「相変わらずね、舞ちゃん」

舞「相変わらずですよー」

小鳥「相変わらずで…嬉しい」

舞「んふふー♪私の魅力がよーやく分かったかねー?」

小鳥「あら?舞ちゃんは昔から魅力的よ?」

舞「ありがと♪」

P「何で深夜枠でこれやるんスか?ゴールデンならすげー視聴率取れたんじゃ…え?まさか2つ返事で日高舞から出演OKが来るとは思わなかった?…なるほど」

律子「普通は無理だと思いますよ…」

舞「そうかしら?私、嫌なら断るけど、楽しそうなら普通にOKだすけど?」

P「なら、生っすかに…」

律子「待てい」

743: >>1 2013/04/08(月) 21:11:24.48 ID:PTNjfFGAO
舞「あれ、面白いわよねー!あ、この前はうちの愛を呼んでくれてありがとね」

P「春香の希望でして。愛ちゃんも、うちのアイドルの何人かと仲良くなってくれて、良かったです」

律子「プロデューサー殿、アナタはウチのアイドル達を潰す気ですか!?」

P「え、いや…」

律子「忘れたとは言わせませんよ!春香と舞さんのライブバトル改め処刑ライブの件を!」

小鳥「あはは…あれ、凄かったわよね~」

律子「そりゃ、小鳥さんは現役時代に仲良かったから大丈夫だったかもしれませんが…私ですら足がガクガクになったんですよ!?」

舞「あら?この綺麗なあんよが?」サワサワ

律子「ひゃん!?突然触らないで下さいよぅ!ビックリするじゃないですか!」

舞「はーい。律っちゃん怖ーい」

律子「いいですか!プロデューサー殿!あのライブで亜美真美を始めとして、うちのアイドルがしばらく自信を無くしたのを忘れたとは言わせませんよ!?」

P「あ、生追加で」

律子「聞けぇぇぇ!」

舞「私、冷酒ー」

律子「舞さんまでっ!?」

小鳥「すいませーん、焼き鳥盛り合わせ追加でー」

律子「もーいいです」

舞「あ、千早ちゃんと一緒に歌いたいかも」

744: >>1 2013/04/08(月) 21:11:51.80 ID:PTNjfFGAO
~ちはやけ~

千早「」

美希「…ち、千早さん?」

千早「美希、私は暫く海外に行くわ」

美希「国外逃亡!?」

千早「歌だけなら負けないって自信はあるわ。だけど、あの人とパフォーマンスで勝負したら…私、きっと心が折れる」

美希「…分かる気がするの」



~たるき亭~

舞「わ、ここのお料理美味しい!」

小鳥「でしょ!?」

舞「いいなー。小鳥ちゃんは仕事終わりにこーんな美味しいもの食べてるんだー。いいなー」

P「でも、今日は春香がそちらにお邪魔してると…」

舞「春香ちゃんの真骨頂はお菓子にあり、よ。料理は勿論絶品だけど、あの子のお菓子食べたら…そこいらの洋菓子店のなんか食べられないわよ…マジで」

律子「春香の手作りお菓子の中毒者が、ここにも…」

P「俺は美味いとは思うが、そこまでかどうかは分かんないんだよなぁ…」

舞「こーゆー男には、春香ちゃんのお菓子とかは勿体無いわね」

小鳥「そうね」

律子「霞でも食ってろと」

P「酷い!」

律子「で、忘れてましたが…今後の春香の活動方針などは?」

P「あー…それだけどねー」

律子「?」

P「春香のやりたいようにやらせたいんだわ」

745: >>1 2013/04/08(月) 21:12:22.62 ID:PTNjfFGAO
律子「ほほう」

P「アイツ、Sランクになるまでも、なった後もさ…全力で走りっ放しだっただろ?」

小鳥「そうでしたね…寝る間も惜しんで…」

P「で、アイツが倒れて…俺さ、すげー後悔したんですわ」

舞「…その辺りを見抜けないのは、キミがまだまだだったって事よ?プロデューサー君」

P「はい…」

舞「ま、結局は他人だし、ましてや男と女。考え方なんかぜーんぜん違うのは仕方ないけどね」

P「本当、情けないっす」

律子「ま、まぁ…あの頃はうちは皆忙しさでおかしくなってましたから…」

P「で、さ…漸く思い出した。アイツは「皆で楽しく、皆を楽しく」って目標に向かって、まだ進んでる」

P「だけど…もうアイツを知らない人はいないって位有名になった今…俺がしてやれるのは何かって考えて…」

P「結論として、無茶させない。間違いは指摘してやる…位かなと。もう、進んでいく道を作ってやる必要は無いと思うんだわ」

P「アイツは1人で道を見つけて、歩いていってる…それを俺は、邪魔したくないからな」

P「だから、今後の活動方針とは言えないが…『アイツのペースで、アイツが見つけた道を進む』…そのサポートをしてやる、かな?」

746: >>1 2013/04/08(月) 21:13:02.76 ID:PTNjfFGAO
律子「お刺身盛り合わせ下さ~い」

舞「冷酒もう一本~」

小鳥「生追加でー」

P「本当酷いなアンタら!」



律子「という事で、お時間です」

P「久しぶりに超熱く語ったのに…ちくしょー…」

律子「エンディングなんだから、いつまでも落ち込んでないで…」

舞「あ、小鳥ちゃん!メアドおせーて」

小鳥「いいよー♪」

律子「そこの2人!アドレス交換は後にして下さい!」

まいぴよ「律っちゃん、怖~い」クネクネ

律子「(大先輩じゃ無かったらハリセンものだわ…)」

律子「と、兎に角…この番組は超不定期で唐突に放送されます」

律子「次回は本当に未定ですので、我々もどうするかは知りません」

律子「では皆様、またいつかお会いしましょう」ペコリ

舞「じゃー小鳥ちゃんの家で飲もー!」

小鳥「え!?う、家はダメ!」

P「腐海ですからね」

律子「エンディング位しっかりしてくださぁぁぁい!」



765プロin居酒屋

おしまい

752: >>1 2013/04/10(水) 20:17:12.11 ID:rB1WecJAO
響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル

ナレ『本日の『ファミレスフェアリー!』ゲストは竜宮小町の三浦あずささん!』

ナレ『最初から迷子になっちゃうってトラブルがありましたが…無事到着!』

ナレ『更には機材トラブルで撮影が中断したり、その…私が、ナレーション中に穴掘っちゃったり…』

ナレ『自分でやっちゃったのも含めて…トラブル続きですぅ』

ナレ『で、トークは新たなアイドルの高槻かすみちゃんを含めた、今後の765プロの事についてですぅ』

貴音「皆、紙とぼぉるぺんはありますか?」

美希「うん」

響「あるぞー」

あずさ「ええ」

貴音「では、765ぷろの所属あいどるの中から、三人一組のゆにっとを作って、書いてみて下さい」

美希「理由とか売りもあるといいかも」

響「今あるフェアリーと竜宮のメンバーも含めてもOK」

あずさ「うふふ♪何だか楽しいわ~」

ナレ『あ、私もやってみよう♪』



~数分後~

美希「うーん…」

響「結構難しいな」

貴音「欲望のままに書き出せば良いでは無いですか」

響「引かれるっていう天丼の流れしか見えないからやらない」

あずさ「あらあら~」

753: >>1 2013/04/10(水) 20:17:41.53 ID:rB1WecJAO
美希「…うん!ミキ、出来たの!」

あずさ「私も出来たわ~」

響「うー…よし、これでいいかな」

貴音「皆、終わりましたね?では…誰から発表しましょうか」

美希「ミキから!」

貴音「では、美希からお願い致します」

美希「はーい!ミキはね~…こんな感じ!」

・ミキ、千早さん、春香=生っすかなの!

・あずさ、春香、やよい=この3人のお料理番組があったら、毎回ゲストに行くの!

・真クン、ミキ、雪歩=真クンハーレムなの!やったね♪

・あずさ、ミキ、雪歩=あんまりお仕事で一緒にならないから、ユニット組んでみたいの!

・響、かすみ、やよい=…引くの…お茶の間が絶対零度なの…


美希「なの」

響「オチ!オチに使うな!」机バンバン

美希「仕方ないの」

響「仕方なくない!全く…」

貴音「次は私が…」

・伊織、やよい、雪歩=百年経っても変わらぬ間柄…それを優しく見守る雪歩

・春香、あずさ、やよい=是非、私と暮らして頂きたい

・真、響、やよい=抜群の運動神経の真、だんすの天才の響、意外にも体力のあるやよい…どんなすてぇじを見せて頂けるか、楽しみです

・かすみ、真美、雪歩=未知数の可能性

754: >>1 2013/04/10(水) 20:18:09.86 ID:rB1WecJAO
・響、やよい、かすみ=壱、壱、零

貴音「と、このようになりました」

響「オチ!だからオチ!なんで自分をオチに持ってくるんさ!」

あずさ「あらあら…ねぇ貴音ちゃん、この…下から2番目の『未知の可能性』って?」

貴音「ええ…高槻かすみはまだデビュー間もないので、今はまだ未知数です」

あずさ「そうね」

貴音「真美や雪歩は、既に独自のすたいるを確立しつつあります」

あずさ「真美ちゃんはモデル、雪歩ちゃんは女優さんね」

貴音「ええ、彼女達は…正式にゆにっととして活動した事が無く、今は1つの職に特化した活動をする彼女達と、まだ未知数で真っ白な高槻かすみ…彼女達がゆにっとを組んで活動を始めた時…果たしてどうなるのか…私はふと、気になったのです」

あずさ「なるほど…そうね、お互いを刺激しあっていって…特化した所が伸びるのか、お互いがお互いの分野にも挑戦するのか…かすみちゃんが2人のどちらかを追うのか、2人から英才教育を受けるのか…」

貴音「765ぷろにおいて、真美は美希以上にもでるに、雪歩は私やあずさ以上に演劇に集中して活動しておりますし、何か新しい可能性が生まれるのでは…と、以前春香と話した事が」

755: >>1 2013/04/10(水) 20:18:45.90 ID:rB1WecJAO
美希「ああ、やっぱりなの」

響「うちの影のプロデューサーになりつつある、天海・D・春香さんか…」

あずさ「D?」

貴音「Dあるm」

美希「それはいけない!なの」

響「どんがらのD」

あずさ「あ、ああ…」



~はるちは楽屋~

春香「何故に影のプロデューサーなんて呼ばれ方を…」

千早「春香、今日の番組前の打ち合わせ、誰が出たの?」

春香「プロデューサーさんは響ちゃんのお迎え、律子さんは竜宮小町のお迎えにいってたから…私しか出れなかったの」

千早「…それで番組スタッフさん達は何て?」

春香「…「春香ちゃんいるなら大丈夫だからいいや」って…」

千早「もう影になれないくらいにプロデューサーしてるじゃない」

春香「あれー?…あ、でも千早ちゃんだけのプロデューサーになるならいいかも…」

千早「は、春香ったら!…馬鹿」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」



愛「あ、あの…」

絵里「完全に…2人の世界?」

愛「げ、ゲストに出させてもらえるから挨拶に来たのに…ど、どーしましょー?」

絵里「ん~…放置?」

絵里「声かけてもアレだから…他の人の所に行きましょう」

愛「はぁい…」

756: >>1 2013/04/10(水) 20:19:17.43 ID:rB1WecJAO
~ガス○~

貴音「次はどちらが発表致しますか?」

あずさ「私、いいかしら~?」

響「いいぞ~」

あずさ「こんな感じになりました~♪」

・やよいちゃん、春香ちゃん、私=お料理番組とかやってみたいなぁ

・かすみちゃん、千早ちゃん、真ちゃん=かすみちゃんは、魅せ方はこれからレッスンしないと身に付かないし、個々で違うから仕方ないけれど…これなら歌は千早ちゃんから、ダンスは真ちゃんから学べるかなって

・亜美ちゃん、真美ちゃん、春香ちゃん=新!竜宮小町!

・伊織ちゃん、亜美ちゃん、私=正直な事を言うと、私にはこのユニット…竜宮小町以外は考えられないんです

・響ちゃん、やよいちゃん、かすみちゃん=1、1、0、 はい☆



あずさ「はい、携帯電話よ~♪」

響「だからオチ!1つ前で泣きそうになってた律子の涙が引っ込んじゃったじゃないか!」

<な、泣きそうになってなんか…

あずさ「あらあら~…律子さん、ごめんなさい…」

<謝らないで!謝ったらまるで泣きそうだったと認める事に…

美希「じゃ、最後は響なの」

響「おー、完璧な自分は、完璧な組み合わせだぞ!」

貴音「響」

響「ん?」

貴音「」ニコッ

757: >>1 2013/04/10(水) 20:20:00.63 ID:rB1WecJAO
響「?」ニパッ

貴音「」ピンポーン

響「」

美希「今の笑顔はなんだったの…」

あずさ「さ、流石は貴音ちゃんねぇ…」

貴音「ばりえぃしょんもあまり無いのです。そろそろねた切れ、という状態です」

美希「メタいの」

貴音「後は…ばく転しながらか、誰かの頭で押す以外には…」

あずさ「ず、随分派手なのかバイオレンスなのが残っちゃったのね…」

美希「ミキ、来週はピンポンある側には座らないの」

響「自分の完璧なユニット構成…」

貴音「店員殿、双海飯を」

美希「ああ…もうそんな時間だったの」

あずさ「亜美ちゃん、このコーナー好きみたいよ~」

響「好き勝手出来るからな」

ナレ『え、えと、響ちゃんの発表の前に、亜美ちゃんと真美ちゃんの『ファミレスフェアリー!インタビュー』のコーナーですぅ』

ナレ『…私、まだ出来てないですぅ…』



~VTR~

猫の着ぐるみ「…」

テロップ[!?]

猫の着ぐるみ「…!…!」オロオロ

テロップ[誰?]

亜美「」ニュッ←画面下から

テロップ[!?]

亜美「こんちゃ→っす!双海姉妹の妹、双海亜美で→す!」

猫の着ぐるみ「」ペコ

猫の着ぐるみ「♪」フリフリ←手を振ってる

758: >>1 2013/04/10(水) 20:20:26.58 ID:rB1WecJAO
亜美「よっしゃ!そしたら早速…秘密基地にゴ→!」

猫の着ぐるみ「」ゴー

テロップ[だからその猫は誰!?]

テロップ[真美さんは本日はあれ(猫の着ぐるみ)で行くようです]



~亜美真美秘密基地(更衣室)~

亜美「ちわ→」ガチャ

真美「やっほ→」

テロップ[あれ?]

猫の着ぐるみ「」ノソノソ

テロップ[!!?]

亜美「真美、早いね→!」

真美「亜美が寝坊したんじゃんか」

亜美「い、言わないでよ→!」

テロップ[亜美さん、現場入りに20分の遅刻でした]

亜美「ちょ→立ち漕ぎしたYO…」

真美「真美も結構ギリギリだったから、起こしてる余裕無かったんだ…すまぬ」

猫の着ぐるみ「…」ナデナデ

亜美「おお…慰めてくれるのかい?」

真美「優しいなぁ…」

テロップ[だからそれ誰だよ!?]

亜美「さて、いつもの確認からしようか」

テロップ[その前に着ぐるみの中身!]

真美「机よし!椅子のコロコロもよし!パトランプは…」

真美「配線もよし!」

亜美「じゃ、また今日もパトランプを眺める仕事をしようか」

テロップ[インタビューが仕事です]

猫の着ぐるみ「…」

亜美「あ、忘れてた」

猫の着ぐるみ「っ!」ガーン

759: >>1 2013/04/10(水) 20:20:53.02 ID:rB1WecJAO
真美「一番早く現場入りしてたのに…」

亜美「じゃ、猫ちゃん脱いでもい→よ!」

?「はふぅ…」スポッ

テロップ[!!!]

亜美「暑かった?」

?「はい…」ヌギヌギ

真美「中に保冷剤貼ってあるんだけど、やっぱ厳し→よね→」

亜美「という訳で!先週の生っすかでデビューした、我が765プロの新たな仲間!」

真美「やよいっちの実の妹!高槻かすみっちだ→!」

テロップ[かすみちゃんだー!]

かすみ「あ、あの!た、高槻かすみです!宜しくお願いします!」ガルーン

テロップ[ガルウィングキター!]

亜美「なんと、中学生ですよ!真美さん!」

真美「もう若さがフレッシュで溢れ返って駄々漏れさ!」

テロップ[何て?]

かすみ「き、緊張するぅ…」

亜美「はっはっは→!まぁ気楽に行こ→よ!」

真美「深呼吸して、深呼吸!」

かすみ「すぅ~…はぁ~…」

亜美「落ち着いた?」

かすみ「はい!」

真美「んっふっふ~♪どーせパトランプ回るまで暇だし、お話しよ?」

かすみ「はい♪…あの…」

亜美「ん?どったの?かすみっち」

かすみ「2人とも…お姉ちゃんみたいな感じで…優しいなぁって」ニコッ

亜美真美「っ!!!」

760: >>1 2013/04/10(水) 20:21:27.02 ID:rB1WecJAO
亜美「お、おぉお…」

真美「お…お…」

テロップ[お?]

亜美真美「お姉ちゃん…」

かすみ「?」

亜美真美「」ニヘラ

亜美「んっふっふ~♪かすみっち~、「お姉ちゃん」に何でも言ってみ~?」ギュウ

かすみ「わっ!?」

真美「あ、こら!ずるいぞ亜美!…かすみっち~、お腹空かない?喉乾かない?「お姉ちゃん」がなーんでもしてあげるよ~?」ナデナデ

かすみ「ふわぁ…」

テロップ[お触りは禁止ですよ!]

パトランプ<ダイスキハーニー♪

テロップ[注文キター]

亜美「かすみっちは可愛いなぁもう」ムギュー

真美「かすみっちを甘やかすのは仕方ない。お姉ちゃんだからね!」ナデナデ

ナレ『亜美ちゃんも真美ちゃんも、ずーっと皆より年下だったから、かすみちゃんにお姉ちゃんって言われたのが嬉しかったんだね…って!ランプ光ってるよ!』

スタッフ「パトランプ付いてるよ」

亜美「ぬ?」

真美「む?」

かすみ「」グッタリ←可愛がられ過ぎ

亜美「ふむー、じゃあ行こうか」

真美「だね→」

かすみ「あぅ…い、インタビューですね?」

亜美「うむ」

真美「まぁあれだ、「お姉ちゃん」達に任せておきたまへ!」

亜美真美「んっふっふ~♪」

761: >>1 2013/04/10(水) 20:21:54.48 ID:rB1WecJAO
テロップ[限りなく不安しか残らない…]

亜美「ゴー!」

真美「ゴー!」

かすみ「…え?」

亜美真美「」ジーッ

かすみ「ご、ごー!」

亜美真美「かぁいいのぅ」ニヘラ

かすみ「は、早く行きましょう!」

テロップ[不安が的中しそうだ…]



~店内~

店員「あら?…あなたはたしか、先週デビューしたばかりのやよいちゃんの…」

かすみ「はい!高槻やよいの妹の、高槻かすみです!宜しくお願いします!」ペコリ

店員「宜しくお願いします」ペコリ

テロップ[礼儀正しいかすみちゃん]

亜美「さてさてー、本日の我々のイケニエは…と」

テロップ[生け贄!?]

真美「哀れな子羊よ…泣き喚くが良い!」

テロップ[白昼のファミレスで何をする気だ!?]

かすみ「あっ、あちらのお客様ですか?」

店員「ええ、そうよ」

テロップ[ちゃんと仕事をする新人アイドルと]

亜美「塩をちょい足ししてみようか?瓶一本分位」

真美「ソースもちょい足しだね、そしたら」

テロップ[悪事を企む先輩アイドル]

テロップ[一本はちょい足しとは言いません]


かすみ「あ、あの…それじゃ、行ってきますです!」

店員「頑張ってね」

かすみ「はい!」

762: >>1 2013/04/10(水) 20:22:25.11 ID:rB1WecJAO
~客席~

かすみ「あ、あの!」

客「はい?」

かすみ「あのですね…わ、私、高槻かすみっていいます!」

客「はぁ…」

かすみ「い、今、ファミレスフェアリー!って番組で、インタビューのコーナーがあるんです」

客「あ、最近始まったヤツ?」

かすみ「はい!」

客「それで、インタビューって?」

かすみ「双海飯を頼んだ方に感想を聞いてるんです」

客「なるほど~。それで、インタビューに来たんだ」

かすみ「はい!」

客「元気いいね」

かすみ「お姉ちゃんに言われたんです。挨拶や返事は大きな声でって」

客「お姉ちゃん…高槻…あれ?まさか高槻やよいちゃんの…」

かすみ「はい!妹です!」

客「へ~!そっかそっか、デビューしたんだね~…あ、感想か…えーっと、素材も凝ってるし、味付けも薄味で良いかも。僕は好きだけど、濃い味付けが好きな人には物足りないかもね」

かすみ「なるほどなるほど…でも、味付けが濃かったらコンセプトから外れちゃうかもしれませんから」

客「そうだね。身体の事を考えた味付けに素材…でも量も結構あるし、美味しい。良いと思いますよ」

かすみ「元気になれそうですか?」

客「ええ」

763: >>1 2013/04/10(水) 20:22:56.36 ID:rB1WecJAO
かすみ「良かった~…あ、ご協力ありがとうございました」ガルーン

客「いえいえ」

かすみ「これ、インタビューに答えて下さった方へって…ガス○全店舗で使える割引券です!」

客「おっ、ありがとう!助かるなぁ」

かすみ「割引券って、あると本当に助かりますよね♪…あ、ではありがとうございました!」



~店内~

かすみ「ただいま戻りました!」

亜美「おかえりー」

真美「うんうん、良く出来てたね」

テロップ[何もしてない先輩アイドル]

かすみ「き、緊張しました…」

店員「…初めてでインタビュー出来て、割引券まで渡せて…偉いわね」

かすみ「えへへ」

亜美「あれ?割引券渡すってシステム、いつからだっけ?」

真美「今週からなんじゃない?」

テロップ[実は初回からありました…]

亜美「ま、いーか」

真美「うん、じゃあそろそろ〆ますか」

テロップ[仕事しろ]

かすみ「あ、あの、初めてで上手く出来たか分かりませんが…」

亜美「パーフェクトだ、かすみっち」

真美「うむ、もう教えられる事は何も無い」

テロップ[何も教えてないでしょ?]

亜美「んじゃ、ちょうど時間になったので…今日はこの辺で!」

764: >>1 2013/04/10(水) 20:23:31.10 ID:rB1WecJAO
真美「ほいほい、そしたらかすみっち、さっき教えた通り、せーので挨拶ね?」

かすみ「はい!」

真美「せーの!」

亜美真美かすみ「まったねー!」

ナレ『インタビューにご協力頂いた皆様、ありがとう御座いました♪』



~ガス○~

美希「…やりやがったの」

響「まさかのかすみだったな」

貴音「また我々に黙ってこういう事を…」

あずさ「あ、亜美ちゃんも真美ちゃんも、何にもしてなかったわ~…」

美希「かすみは初めてなのに、良くやれたの」

響「だな。緊張して何も喋れないかと思ったけど…」

貴音「流石はやよいの妹です。それに、元々頭の回転が早そうな子でしたから…きちんと教わった通りにこなせたのでしょう」

美希「さて、律子」

<あによ?

響「判決は?」

<(サラサラサラ~)はい、これ

貴音「はて…っ!?」

あずさ「た、貴音ちゃん?」

貴音「読み上げます…亜美、真美…有罪です」

美希「だと思ったの」

響「VTRの途中から、律子がハリセンで素振りを始めたからな」

貴音「怒りで字が歪んでおります…」

あずさ「り、律子さん…亜美ちゃんも真美ちゃんも悪気は無かったはずだから…」

<だから?

765: >>1 2013/04/10(水) 20:24:22.36 ID:rB1WecJAO
あずさ「…て、手加減してあげて下さい…」

美希「流石のあずさも、あの威圧感には勝てなかったの…」

響「何人か葬ってきた目だからな、あれは」

<誰がだ!

貴音「響、貴女のボケに関しては切り込んでいく勇気と姿勢には、頭が下がります」

響「ありがとう☆」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

響「ん?」

スパーーン!!!

響「ふぎゃ!?」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

<(パシッ)

美希「か、回転しながらハリセンが飛んできて…」

貴音「響の顔面を叩いて、回転しながら戻っていった…」

あずさ「ぶ、ブーメランみたいだったわ~…」

響「ぶ、物理法則を無視した攻撃をするなっ!自分、アイドルだぞ!?顔面は無しだろ!?春香じゃあるまいし!」

ナレ『今や伝説となっている、『天海春香ダンボール芸』だね…』

ナレ『あの放送の後、沢山の芸人さんから「あんなんズルい」「春香ちゃんは俺らの仕事を取る気なんか!?」「あんだけおもろいハプニングして、ええリアクションして…尊敬します」などの御意見が、765プロに寄せられましたぁ』

ナレ『千早ちゃん曰わく「あの時顔に受けた風圧と後ろにのけぞる春香は、今でも思い出すし、夢に出るわ」だそうです…』

766: >>1 2013/04/10(水) 20:25:11.39 ID:rB1WecJAO
響「うぐぐ…」

美希「律子はもう…ミキ達の知ってる、優しくて真面目なパイナポーじゃなくなったの…もっと人間離れした技を極めた、バイオレンスで凶暴な何かになってしまっt」

(ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…スパーーン!…ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…パシッ)

美希「ふぉお…」

貴音「響、美希…貴女達は何故そうまで…」ホロリ

あずさ「いい?勇気と無謀は違うのよ?もう無茶しちゃ駄目よ?」



~竜宮小町の楽屋~

伊織「律子…アンタ、自分んとこのアイドルの顔面をハリセンでぶっ叩くとか…怖い通り越して、引くわ…」

律子「言わないで…私も何かおかしかったのよ…この後、プロデューサーと社長にしこたま怒られたわ…」

亜美「律っちゃんそういうとこある、やり過ぎ良くない」

律子「アンタと真美は別!叱られて当然!」

あずさ「亜美ちゃん大丈夫?」

亜美「あずさ姉ちゃ~ん!」ムギュー

あずさ「あらあら」ナデナデ

伊織「まーたそうやって甘やかす…」

律子「全く…」



~○スト~

あずさ「そういえば、やよいちゃんは知ってたのかしら?かすみちゃんがこの番組に出るって」

貴音「知らない可能性がありますね」

美希「流石に知ってると思うの…」

767: >>1 2013/04/10(水) 20:25:54.40 ID:rB1WecJAO
響「…律子が目を反らしてるんだけど」

貴音「…律子嬢?」

<私も…知らなかったのよ…

あずさ「」

妖精「」

<マジよ…


美希「何なのなの…」

響「主にプロデューサー…何なのだぞ…」

貴音「あのお方は前からそういう所がありますね…味方ですら欺かれるというか、話をしないというか…」

あずさ「本当…そうなのよね…」



~フェアリーの楽屋~

P「各楽屋から「そーだそーだ!」が連呼されているのだが」

響「多分、今は他の楽屋には行かない方がいいぞ。特に竜宮小町の楽屋には」

P「…了解した…」

美希「自業自得なの」

貴音「弁護のしようがありませんね」

P「君ら最近特に辛辣だなコンチクショウ」

美希「ハニーじゃない人を庇う気なんか無いのー」クスクス

貴音「無いのです」

響「ま、普通そーだよなー」ケラケラ

P「…モウイイデス」



~ガ○ト~

美希「何か忘れてる気がするの」

貴音「はて…?」

あずさ「何かしら?」

響「…ん~?」

ナレ『何でしょう…?あ、私の考えた新ユニットは…決められませんでしたぁ…』

貴音「まあ、その内に思い出すでしょう」

美希「ん~…まぁいっか、なの」

768: >>1 2013/04/10(水) 20:26:54.76 ID:rB1WecJAO
貴音「さて…では」

あずさ「」サッ

響「」サッ

美希「」サッ

貴音「…何故呼び鈴を隠したりめにゅぅを奪うのです」

美希「あのハンバーグ祭りの後にまだ食べるっていうのは、見てる方がキツいの」

響「じいやさんに頼まれてるしな」

あずさ「それに、ほら…流石にダイエットもしないといけなくなるでしょう?」

貴音「ふむ…」チラッ

店員「…」コクッ

響「アイコンタクトすんな!」

貴音「目と目が合う~♪」

美希「千早さんに怒られればいいの!」

貴音「瞬間、らぁめんと気付~いた~♪」

あずさ「本当に怒られちゃうわよ~?」



~フェアリーの楽屋~

貴音「」ガタッ

響「逃がすかぁぁ!」ガッシィ!

(コンコン)

美希「はぁい」

<ふふふ…四条さん…千早です…お話が…

貴音「」ジタバタ

響「あーばーれーんーなー!」ガッシリ

貴音「後生です…後生ですから…!」ズルズル

響「うがー!」ズルズル

(きぃぃぃ…)

千早「…ふふ」

貴音「」

響「oh…」

※美希は扉を開けてすぐに春香の楽屋に逃走した模様



~ガス○~

貴音「♪」

響「アイコンタクトで中華麺が出て来るアイドル、四条貴音」

美希「もう何なのなの…」

769: >>1 2013/04/10(水) 20:28:53.56 ID:rB1WecJAO
あずさ「数までは流石に決められないのね」

貴音「いえ?」

美希「…先週の放送の後に貴音だけ暫く席から離れてたのは、そういう事だったんだ…」

響「無駄に労力かけて、かけなくていい迷惑をかけるのはやめろ…」

貴音「はて…」

あずさ「た、貴音ちゃんの中では全てが理に叶っているのね…」

貴音「勿論…この合図を全国のガス○さんに広めて頂き…」

ナレ『ガス○さんからの解答ですぅ』

ナレ『「流石に勘弁して下さい」』

ナレ『そりゃそうですぅ…』

あずさ「でも、貴音ちゃんの食べた物って…どこに行ってるのかしら」

美希「まさか…」

響「どうした?」

美希「貴音が食べた物は全て『あずさ状態』になるんじゃ…」

あずさ「へ?」

美希「『あずさ状態』になった食べ物達は…貴音のお腹には行かずに…どこか別の場所に…」

あずさ「…美希ちゃん?」

美希「冗談なの」

あずさ「でも、不思議よねぇ」サワサワ

貴音「み、三浦あずさ!何処を触っているのです!」

あずさ「貴音ちゃんの…お腹♪」サワサワ

貴音「お、おやめなさい!く、くすぐったいではありませんか!」



~ことりけ~

小鳥「あずたか…成る程ッ!」クワッ

770: >>1 2013/04/10(水) 20:29:27.49 ID:rB1WecJAO
~○スト~

響「何だろうな…こう、規格外2人がじゃれついてるのは…色々と心配になるな」

美希「主にポロリが、なの」

あずさ「し、しないってば!しちゃうような服は着てないもの!」

貴音「心配する所が違うでしょう!」

響「貴音の腹が出てるかがバレちゃう事の方が心配d」

貴音「うつけ者っ!」スパーン

響「あいたー!?」

美希「今のは響が悪い。引くし」

響「引くのは関係ないだろー!っていうか、別に引かないし!」

あずさ「1、1、0…と、はい♪」

響「何回それやるんさー!」

美希「それは、貴音のぽっこりしたお腹がへこむまでなの」

響「それは無理だな…食う量減らないし」

貴音「出てません!私の腹は出ておりません!何なら確認して御覧なさい!」ガバッ

響「のわー!まてまて!服を捲るなぁぁ!」

美希「おへそ出てるの!貴音、普段着じゃめったに出てないおへそが出てるの!しまうの!」

あずさ「あらあら…貴音ちゃんって、本当に肌が白いわねぇ…透けてるんじゃないかって位に」サワサワ

貴音「ふひゃん!?」

美希「た、貴音が聞いたことの無い声を上げたの!?」

響「ふひゃん…ふひゃん、て…か、可愛い…」プクク

771: >>1 2013/04/10(水) 20:30:01.94 ID:rB1WecJAO
貴音「み、み、三浦あずさ!じ、直に腹を触るなど…な、何たる…何たる…!」フルフル

あずさ「あら~♪こんなに肌が綺麗なんだから、触りたくもなるわ~」ツツーッ

貴音「んふぅ…!くっ…お、おやめなさ…はぅ…!」

美希「いやー!あずさが変態なの! 的なの!春香みたいに飢えてるのぉ!」イヤァァ!

ナレ『し、四条さんのお腹、私も触りた…じゃない!放送出来なくなっちゃいますぅ~!』

響「春香が完全に巻き込まれ事故だな…」



~竜宮小町の楽屋~

あずさ「あれ以来、貴音ちゃんも美希ちゃんも近付いて来ないのよねぇ~…あら?」

いおあみ「」ブルブル←楽屋の隅っこに退避

あずさ「あ、亜美ちゃん?」

亜美「ひぃ!?あ、亜美にはそーゆー趣味は無いYO!」

あずさ「あ、あら~?あ、い、伊織ちゃん?」

伊織「だ、駄目よ!私はやよいに操を…じゃない!と、とにかく駄目なんだから!」

あずさ「あ、あらあら~…困ったわ~…」

律子「というか、あずささんはプロデューサー殿がいるから女には…」

あずさ「うう…律子さ~ん…」ススス…

律子「」ススス…

あずさ「…」

律子「…つい」

あずさ「うわぁ~ん!Pさぁ~ん!皆が酷いんです~!」

772: >>1 2013/04/10(水) 20:30:31.05 ID:rB1WecJAO
(ばたーん!)

P「あずさぁぁぁ!」

律子「ノックしろぉぉぉ!」バチコーン!

P「エビフリャ!?」ズシャァァ!

あずさ「Pさぁぁぁん!?」

伊織「…何なの…もう何なのよ…」

亜美「この事務所で、かすみっちの将来が心配だよ…」



~フェアリーの楽屋~

春香「飢えてないっていってんでしょぉがぁぁぁっ!」ウメボシウメボシ

美希「いにゃぁぁあ!ごめ、ごめんなさいなのぉぉぉぉ!」ビエーン!

響「あーあ…」

貴音「あれはかっとして欲しいと…あれほど…あれほどぉ…!」グスグス

響「今日の生っすか、大丈夫なのかな…」



~ガス○~

貴音「今の所、どうかかっとでお願いします…後生ですから…どうか…どうか…」

響「貴音の目が死んでるぞ…」

美希「あずさは一挙手一投足が●●ティカルなの!だから 的な行為は美希の前では控えて欲しいな!」プンプン!

あずさ「い、一挙手一投足が…酷いわ~…美希ちゃん…」ズーン

響「まず、●●ティカルって何だよ」

美希「お茶の間フリーズこと、我那覇●●●●シーン響と同じなの!」

響「変な通り名をつけんな!あと、名前の間に余計なもんを足すな!長いし!言いにくいし!何より、自分は●●くない!」

773: >>1 2013/04/10(水) 20:30:57.45 ID:rB1WecJAO
あずさ「私だってそうよ~…」

美希「うぅ~…765プロのアイドルはみんな狼なの…」

貴音「…かっとを…え?かっと出来ない?何故!?何故になのですか!?今の技術ならば、出来ぬ訳ありません!どうか!どうか!」

あずさ「私、●●ティカルじゃないですよね!?違いますよね!?」

響「何だこのカオス」

ナレ『何時ものカオスですぅ』

響「これ、誰が収集を…あ、律子オチは痛いからノーサンキューだぞ」

<律子オチって何よ!

響「ハリセンで叩く」

<…(スッ)←目を逸らした敏腕プロデューサー(おーたむ~ん☆)

響「当たりかだったのか!?…ったくもぉ~…仕方ない、落ち着くまでカットだぞ!」

ナレ『え?あ、本当にカットするんですね…』

貴音「何故ここはかっとであの場面はかっと出来ないのですか!?」

響「落ーちー着ーけー!」



~落ち着くまでカットされました~

響「あー…疲れた…」

あずさ「ひ、響ちゃん…大丈夫?」

響「3人が3人とも変な方向におかしくなってたから、収めるのに余計苦労したぞ…」

美希「だって~…」

響「だって、じゃない!全くもう…」

貴音「わ、私とした事が…取り乱してしまいました…」

774: >>1 2013/04/10(水) 20:31:27.62 ID:rB1WecJAO
響「いや、本当にな」

あずさ「スタッフの皆様にも笑われてしまったし…恥ずかしいわ~…」

響「笑いがこれだけ取れるアイドル…どうなんだろう」

美希「間違えてる気はするの」

貴音「悪ふざけの延長で墓穴を掘る…あいどる以外の生き方なら、きっとそれもありなのでしょうが…」

響「気を付けよう、全員が…」

美希「楽しくなってきちゃうと走り過ぎるのは、良くない傾向なの」

貴音「ですね…」

あずさ「私も…年長者なのに止めなかったんですもの、責任はあるわ」

貴音「改めましょう…我々は!」

貴音「…」

みきひびあず「…?」

貴音「」ピンポーン

みきひびあず「」

貴音「あいどるなのですかr」

美希「じゃあ今のタイミングで注文したら駄目なの!」

貴音「む、寧ろ今しか無いと…」

響「それが芸人思考だって言ってるんだー!」

貴音「な、何と!?」

あずさ「貴音ちゃん…変わったわね…」

貴音「私は今も昔も四条貴音で御座います!」

ナレ『…昔より、明るくなりましたよね…ただ、今でもミステリアスな美人さんなのは変わらないので…天然ボケの威力が増して、計算されたボケと天然ボケの差がなくなってて…濃いですぅ』

775: >>1 2013/04/10(水) 20:31:58.78 ID:rB1WecJAO
貴音「店員殿、この抹茶白玉餡蜜を」

店員「畏まりました」

あずさ「…そういうのを聞いてしまうと…」

響「ほ、欲しくなっちゃう…」

美希「スイーツが…スイーツが美希達を魅力するの…」

みきひびあず「うぎぎ…」

店員「如何致しましょう…」

貴音「今暫くお待ち下さい。お忙しいとは思いますが、またお呼び致しますのも手間だと思いますので」

店員「はい」

美希「…ぱふぇ」

店員「はい?」

ひびあず「!?」

美希「ミキ、このチョコレートパフェ♪」

響「…な、なら自分は、このヨーグルトパフェ下さい!」

あずさ「…うぅ…じゃあ、私はこの抹茶白玉パフェを…」

店員「かしこまりました♪」

貴音「すいーつに逆らえる女子など、この世にはいないのです」

ナレ『真理ですぅ』



~生っすか収録スタジオ内のモニター前~

春香「仕方ない」

千早「ええ、仕方ないわね」

美希「これは仕方なかったの」

亜美真美「うんうん、ちかたない」←亜美真美ちゃん待ち

律子「息ぴったりね、アンタ達…まぁ、仕方ないけど」

かすみ「あの、台本を読まないといけないんじゃ…」←MC手伝い

P「かすみはしっかり者だなぁ」

776: >>1 2013/04/10(水) 20:32:25.80 ID:rB1WecJAO
~ガ○ト~

美希「ん~♪おいひぃの♪」

響「うん、凄くおいひぃぞ♪」

あずさ「うふふ♪注文して良かったわ~♪」

貴音「この抹茶白玉餡蜜…餡蜜自体の甘さを多少抑えているのでしょうか…甘さがくどくなく、抹茶の風味が全体を通して感じられ…真、美味に御座います」

ナレ『四条さんが『四条美食倶楽部』の時みたいなコメントをしてますぅ…あ、私も食べたくなってきた…』

貴音「さて…すいーつに舌鼓を打っているところ、非常に言い出しにくくはありますが…そろそろ〆の時間だそうです」

響「ん?そーなの?」

美希「何か何時もより短かったような…」

あずさ「わ、私が迷子になっちゃってたからかしら~」

美希「ううん、その間も普通に収録してたし」

響「何の問題も無いぞー」

貴音「きっと…美希と響は何時もより余計にはりせんされていたからでは?」

美希「納得したの」

響「全く、アイドルなのに顔やら頭を平気で叩くなよなぁ…」

あずさ「そうねぇ…腫れたら大変だもの」

美希「そしたら流石にお仕事出来ないの」

貴音「確かに…何事かと思われてしまいますからね」

響「765プロにバイオレンスなイメージが付いちゃうぞ」

777: >>1 2013/04/10(水) 20:33:04.25 ID:rB1WecJAO
美希「由々しき事態なの…」

貴音「ともあれ、本日も無事にえんでぃんぐのお時間となりました」

響「今日のゲストは、三浦あずささんでした!ありがとうございました!」

あずさ「いえいえ、此方こそ~♪とっても楽しかったわ~♪」

貴音「では、本日はここまで…響?」

響「あ、うん…何か紙が落ちて…ああぁっ!」

美希「な、何!?どしたの!?」

響「じ、自分の考えたメンバー!発表してなぁぁい!」ウガー

美希「あちゃー…」

あずさ「あらあら~…もうエンディングよ?どうしましょう…」

ナレ『え?あ、と、という訳で、本日は波乱ばかりの第4回、ゲストは竜宮小町の三浦あずささんでした♪』

ナレ『この後は、『水谷ラボ ~PCのお勉強会~』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『本日も、ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね~♪』

響「自分の考えたメンバー!」

貴音「もう諦めなさい、響…」

あずさ「あ、あらあら…」

美希「もーいいの、行くよっ…せーの!」

みきたかあず「まったね~♪」

響「一生懸命考えたのにぃぃ!」

788: >>1 2013/04/15(月) 09:15:31.70 ID:RpxrSX2AO
~ガ○ト~

貴音「最近、ふと思う事がございます」

響「何をだー?」

貴音「私達が活動をしている中で、どれだけのお金が動き…その額は、二郎なら何杯のらぁめんが食べられr」

美希「タイトルコール行くよー」

貴音「え?あの…」

響「せーの」

みきひび「ファミレスフェアリー!」

貴音「ですから…」

美希「ハイパーどーでもいいの」

響「だな」



[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]



美希「最近、ミキが小さい頃に行った玩具屋さんが閉店してたの」

響「あー、それって何かショックだよなー」

貴音「そうですね…時間の流れというのは残酷で、流行りもあれば廃りもあります…特に、今は少子高齢化の時代で子供が減っております。我々も、何時までも幼き頃のままでは無い…痛感させられますね」

美希「なの。今話した玩具屋さんも、ミキが小さい頃からあるから、そこにあるのが当たり前だと思ってたの」

響「それがある日突然…か」

美希「うん。ミキね、ちょっと前までファッションショーのモデルとして海外行ったりして、殆ど地元にいなかったの」

美希「で、最近漸く落ち着いて、久しぶりに地元をお散歩したんだー」

789: >>1 2013/04/15(月) 09:16:38.69 ID:RpxrSX2AO
美希「そしたらね、知ってた景色が知らない景色に変わってた」

響「それ、寂しいな」

美希「うん。勿論、知ってる所も沢山あるんだけど、ミキが知ってた公園が知らない場所みたいに綺麗になってたり」

美希「あれ?ここは古いお家があったのに駐車場になってる…とか、色々」

貴音「変わらぬ物など無く、時は常に流れ、人も物も変わっていく…景色の見え方や、景色そのものも変化していくものなのです」

響「変わらない物もあるぞ?」

貴音「はて…」

響「自分や貴音や美希、それに765プロの皆との絆。会う時間は少なくなったし、皆が大人になったけど…絆は変わらない」

貴音「目に見えぬからこそ、決して変わる事も色褪せぬ事もない…なるほど、かけがえの無いものを私達は持っているのですね」

美希「素敵だね…そういう、離れてても繋がってるって分かる…暖かいものって」

響「だろ?へへ…何かさ、口に出すと気恥ずかしいけどさ…うーん、上手く言えないけど、素敵なんさー」

妖精「ふふふ♪」

ナレ『うふふ♪あまりに素敵なお話だったから、つい入るのを躊躇っちゃいましたぁ』

ナレ『あ、ナレーションの萩原雪歩ですぅ!宜しくお願いしますぅ』

790: >>1 2013/04/15(月) 09:17:10.06 ID:RpxrSX2AO
ナレ『さぁ、今週も『ファミレスフェアリー!』が始まりました!』

ナレ『今日は今までとちょっと違う雰囲気でしたね♪』

ナレ『今日は一体どなたがゲストに来て下さるんでしょうか?皆様、お楽しみに♪』

響「うーん…美希の話を聞いたら、地元に帰ってみたくなったさー」

貴音「そうですね…私の出身である京都は、古き良き姿をそのまま残す為に多くの方が尽力しておりますが…それでも、変化はしております」

響「自分の地元なんか、最近住む人も観光客も増えたって、友達からメール来たんさー」

美希「じゃあ、大分変わったのかな?」

響「うん。でもまぁ、小さい島だし…土地にも限界があるからなー。其処まで変化は出来ないって、にぃにが言ってた」

美希「響の育った島…一度行ってみたいなー」

貴音「ええ、そうですね…おっと、そろそろ本日のげすとをお呼びしませんと…」

美希「はぁい。本日のゲストは…765プロの歌姫、如月千早さんなのー!」

千早「皆さん、こんにちは。765プロの如月千早です。本日は宜しくお願いします」ペコリ

響「千早、こういう番組出るんだな」

千早「勿論」

響「何かさ、歌番組しか出ないのって質問も来てたから」

791: >>1 2013/04/15(月) 09:21:21.50 ID:RpxrSX2AO
千早「昔ならそうだったかもしれないけど…」

貴音「今は違いますか?」

千早「はい。その…さっきのオープニングトークじゃありませんけど…私は、私自身が大分変わったと思います」

美希「そだね。千早さんは、笑顔を沢山見せてくれるようになったの」

千早「そう…かもね。この仕事を始めた頃は、笑顔のやり方も分からなかったし、こうしてテレビとかで笑顔を見せる意味を考えて…」

千早「結局、必要がないって思ってたわ」

貴音「歌うのには不要だと?」

千早「ええ、まさにそのままです。歌詞の意味や音程は重要視しているのに、感情を考えていなかった…だから、この前のアルバムを作ったっていうのもあります」

響「ああ、千早が自分の歌ってきた歌をセルフカバーして歌い直したヤツな」

美希「ミキ、すぐに買ったの!」

貴音「「約束」…あのたいとるは、我々なら絶対買います」

千早「か、買わせる為にそのタイトルにした訳じゃありませんよ?」

響「分かってるって。でも、千早の沢山ある持ち歌の中から、あの歌をタイトルに選んでくれたのは、皆嬉しかったはずさー」

千早「…私にとって…あの歌は宝物だから、絶対にタイトルにしたかったの」

 
792: >>1 2013/04/15(月) 09:29:05.12 ID:RpxrSX2AO
妖精「」ジーン

千早「あ、あの…」

響「自分、今猛烈に感動しているぞ!」

貴音「ええ…私もです…」

美希「千早さぁぁぁん!」ガバッ

千早「きゃあ!?」

美希「千早さん大好きなの!」

千早「もう…美希ったら…」

貴音「きっと、今テレビの前にいる765ぷろのあいどる達は、皆感動しておりますよ」



~竜宮小町の楽屋~

竜宮「」グスッ

律子「」ホロリ



~ゆきまこ(ロケ地に移動中の車内)~

雪歩「これ、ナレーション取る前に感動して、ナレーション出来なくて大変だったんだぁ…」

真「ちはやぁ~」オロローン



~生っすかのスタジオ内~

やよい「」クスン

真美「よしよし、やよいっちは泣き虫さんだなぁ…」グスッ

かすみ「お姉ちゃん…良かったね」



~フェアリーの楽屋~

美希「何度聞いても嬉しいの」

響「だな」

貴音「ええ…」



~はるちはの楽屋~

春香「ぢはやぢゃぁぁん…」←号泣中

千早「ああもう…泣かないで…」ナデナデ

春香「しょんなの…むりだよぅ…なくよぅ…うぇぇぇん…」

千早「ふふ…」ナデナデ



~外~

P「うぉぉ…うぉ、うぉぉぉぉぉぉん!」ダバァー!←目の幅の涙を流して号泣中

793: >>1 2013/04/15(月) 09:29:34.39 ID:RpxrSX2AO
~ガ○ト~

響「ところで、何でセルフカバーなんかしたんさ?」

千早「実は、前からやってみたかったの。皆のおかげで立ち直れて、また歩き出せて…一年位してからかしら。ふと、後ろを振り返ってみたの」

貴音「今までの道のり、ですか」

千早「ええ…そうしたら、今の自分が昔の自分の歌った歌を歌った時に…どうなるのか、知りたくなったんです」

千早「昔の自分が見ないようにしていたものや、知らなかったもの、分からなかったもの…沢山のものを得た今、自分が更にステップアップする為にも…」

千早「昔の私を迎え入れて、包み込んで、教えてあげようって」

千早「貴方が知らんぷりしてたものは、こんなに暖かいんだよって教えてあげたかった」

千早「だから、歌い直したんです…私が残してきた化身でもある歌を歌い直して…昔の私に教えてあげたかった」

千早「…なんて、少し照れくさいですけど」

美希「…千早さん…もう素敵過ぎるの…」グスッ

響「ダメだ、自分泣きそうだ」

貴音「如月千早…私は、貴方に会えて良かったと、心から思っております…その心…真、感服致しました」

千早「…自分で言ってて恥ずかしいので…もう勘弁して下さい…」マッカ

794: >>1 2013/04/15(月) 09:30:00.30 ID:RpxrSX2AO
ナレ『私、こんな素敵な友達がいて、幸せですぅ…』

千早「あ、あの!」

美希「どしたの?」

千早「私、実はまだご飯食べてなくて…またご飯を抜いてしまうと怒られちゃうの」

美希「ああ…最近は昼間から公園でベンチに座りながら、ハトに餌あげるのが仕事の天海春香さんに?」

響「まるでリストラされたけど家族に言い出せないで時間潰してるサラリーマンだぞ…」

貴音「または、日向ぼっこ中のご老人…」

千早「あれをしながら、次の仕事の事とかを考えてるんだそうよ」

美希「ミキ、初めてあの光景見た時…あまりのショックに声もかけずに逃げちゃったの」

響「自分は二度見してから、同じく声もかけられずに逃げた」

貴音「私は…心配で話し掛けました…」

千早「…正直な話、私も最初に見つけた時はどうしたのかと思ったんですが」

貴音「何かあったのですか?」

千早「公園にいた、先生に引率された幼稚園児達にバレたんです」

響「あちゃー…」

千早「歌ってくれって言われてて…そしたら春香、にっこり笑って歌い始めたんですよ」

美希「まさか…」

千早「もう…何だか天使のようでした」

美希「やっぱり惚気たの…大当たりなの」

795: >>1 2013/04/15(月) 09:30:31.04 ID:RpxrSX2AO
貴音「やれやれ、ですね」

響「全く…だぞ」

千早「だ、だって…あの、前日が雨で、まだ少し雲が残ってた日のお昼位だったの」

美希「語り出したの」コソコソ

響「如月千早評論家の星井さん、これは長いの?」コソコソ

美希「間違いないの」コソコソ

貴音「評論家の星井さんが言うならそうなのでしょうね…」コソコソ

千早「地面もぬかるんでたりして、幼稚園の子達も長靴で…あんまり走り回れなくて、つまんなそうな子もいたわね」

美希「通報されなくて良かったの」コソコソ

貴音「響と同じで、やよい中毒症状が一時期ありましたからね」コソコソ

響「じ、自分は中毒症状なんか」コソコソ

千早「そんな時かしら?帽子を深く被ってた春香を下から覗き込んだ1人の女の子が、春香に気付いたの」

美希「千早さんの語りのテンションが上がってきたの」コソコソ

響「多分、ここからが千早的盛り上がりポイントなんだな」コソコソ

貴音「ここで注文の呼び鈴を押したら…」コソコソ

美希「多分、千早さんなら無視して話を継続すると思うの」コソコソ

貴音「なんと…」コソコソ

千早「当然だけれど、小さい子達にも天海春香の名前は知れ渡っていて…その子は「あっ!あまみはるかちゃんだー!」って」

796: >>1 2013/04/15(月) 09:30:58.39 ID:RpxrSX2AO
美希「当然…って、言い切ったの…」コソコソ

響「千早の中では春香を知らない=悪にまで直結してそうだな」コソコソ

貴音「千早のした幼子の真似…真、可愛らしゅうございました」コソコソ

美希「それには同意なの」コソコソ

響「同じく」コソコソ

千早「それでね、幼稚園の先生が止めるんだけど…小さい子達のパワーって凄いでしょ?だから、止められなくて」

響「今、こっちに質問した気がしたけど、答える間もなく語りを継続したな…」コソコソ

美希「多分、ここからいなくなっても分からないの」コソコソ

貴音「では、どりんくばぁに飲み物を取りに行きましょう…」コソコソ

妖精「」コソコソ

ナレ『あ、あぁ…皆行っちゃった…千早ちゃんが1人で語ってる…』

千早「でね、小さい子達に引っ張られるように立ち上がった春香は、それでもニコニコしながら…もうね、本当に天使の笑みだったわ…」ウットリ



~どりんくばぁ~

美希「ミキ、コーラ」

響「自分はアイスティーかなぁ」

貴音「…私はこの野菜じゅぅすを…」



~如月千早独演会場(いつもの席)~

千早「園児達が春香に「おうたをうたって!」「はるかちゃんのおうたがききたいです!」って…先生はずっと困っちゃってて」

797: >>1 2013/04/15(月) 09:31:32.42 ID:RpxrSX2AO
千早「でも、春香はニコニコしたまま」

春香(千早)「いいよ♪一緒に歌おう?」

千早「って…何時もの春香の元気な笑顔と違う…こう、慈愛に満ちた…まるで女神だったわ」

千早「それで、園児達が童謡をリクエストして…春香は勿論断らないの。ずっと慈愛の微笑みを浮かべたままで」

春香(千早)「うん、じゃあそれ、歌おう♪」

千早「って。園児達も大喜びでね」

美希「ただいまなのー…」コソコソ

響「まだ続いてるのか…」コソコソ

貴音「後で録画したものを見返してみましょう…」コソコソ

千早「で、春香に合わせて園児達も歌い出して…もうその頃には先生も園児達を止めないで、春香に頭を下げた後は近くで聞いてるだけだった」

美希「あ、ミキちょっと…」

響「トイレか?」

美希「…普通、そういう事、聞く?」ジトー

響「ごめんなさい」

貴音「私も参ります」

響「じゃ、自分も」

妖精「」コソコソ

千早「一曲目は童謡…タイトルは思い出せないけど。二曲目だったかしら…春香がね」

春香(千早)「お姉ちゃん達の歌、知ってる?」

千早「って聞いたの。園児達は口々に曲名を言うんだけど、その中に1人、大人しい子がいてね。恥ずかしそうにしてるの」

798: >>1 2013/04/15(月) 09:32:54.71 ID:RpxrSX2AO
千早「春香はその子に気付いたみたいで、その子の前にしゃがむと」

春香(千早)「あなたはどんな歌が好き?」

千早「って聞いたわ。するとその子は小さな声で、「お、おーるらいと…」って萩原さんの曲を答えたの」

千早「後で春香に聞いたらね、その子は凄く恥ずかしがり屋さんで、引っ込み思案で…でも、ご両親と一緒に見に行った舞台で萩原さんの演技に凄く感動して、萩原さんみたいに女優さんになりたいんだって」

千早「元々、その子は自分の性格が引っ込み思案だからって色々と諦めそうになったりしたんだけど、萩原さんが元々は自分を変えたいからってアイドルになったエピソードを聞いて、夢は萩原さんのようなアイドルになる事らしいわ」

千早「それを聞いた春香は、「雪歩じゃないけどごめんね」って言ってから…ALRIGHT*を歌い出したの…」

千早「初めは恥ずかしがって歌えなかったその子も…春香がにっこり笑って手を差し伸べたら…だんだん歌えるようになってきて」

千早「サビに入った所だったかしら…空を覆っていた雲が切れてきて…差し込んだ日の光が、春香を照らしたの」

千早「出来過ぎのようにも思えるけど、本当の話なの…春香は本当に女神なのかと…」

799: >>1 2013/04/15(月) 09:33:26.66 ID:RpxrSX2AO
千早「その子もキラキラした目で春香を見上げてたわ…」

千早「歌い終わってからね、春香がその子に言ったの」

春香(千早)「諦めないで。頑張ったら夢は叶うから。雪歩だって凄く頑張ったから、今ああやって舞台に立てるの…だから、絶対にアイドルになるんだって!負けないで思い続けて、頑張って」

千早「もうね…涙が出て来ちゃったわ」ホロリ

千早「その子もちょっと感動しながら、「がんばりますぅ!」って…本当に萩原さんみたいに答えてたわ」クスクス

ナレ『良い話だし、私もその女の子に会ってみたいけど…千早ちゃん、何だかんだと10分位1人で語ってました…これ、フェアリーの皆の番組じゃ無いのかな…』

千早「そんな事があった…」チラッ

しーん…

千早「の…よ…あれ?皆、どうしたのかしら」オロオロ

美希「ただいまー…あれ?千早さん、どうしたの?」

千早「あ、美希!ど、どこに行って…我那覇さんと四条さんは?」

美希「あー…うん…」

響「お、独演会は終わったのか?」

千早「」

貴音「すみません、少し席を外しておりました…」

千早「…私の話…面白くないですものね…仕方無いです…」ズーン

響「あ、いや」

貴音「そういう訳では…」

800: >>1 2013/04/15(月) 09:33:56.60 ID:RpxrSX2AO
美希「千早さん」

千早「何かしら…?」

美希「 長 い の !」

千早「」

響「真っ正面からバッサリ一刀両断…」

貴音「こ、これが星井美希の…きらきらぱわぁなのですね」

響「多分違うぞ」

美希「千早さんが春香大好きなのは、ミキも知ってるの!ファンの皆の間でも暗黙の了解レベルだし、小鳥みたいに「キマシ何とかー」とか何とか言いながら鼻血ブチ撒けたりする人もいるけど…もう殆どの人は知ってるの!」

千早「なっ!?」マッカ

美希「でもね!ちょっと長いの!語りたくなる気持ちも分かるの!ミキだって、「おにぎりをメインディッシュに、デザートはいちごババロア、じゃあ前菜は?飲み物は?」っていうのを高校の卒業生用の答辞として書いたら、先生に本気で「疲れてるのか?」って心配されたの、好きな物を語って否定される悲しみは分かるの!」

響「そりゃ卒業ヤバくもなるわ」

美希「そこ!やかましいのっ!」ビシィ

響「はい」

貴音「…食への探求心は感心致しますが…その言葉を残された在校生達はどうすれば…」

美希「毎日おにぎりを食べればいいの!いちごババロアを食べればいいの!それらをミキに送ってくれればいいの!」ビシィ!

801: >>1 2013/04/15(月) 09:34:23.85 ID:RpxrSX2AO
貴音「それは美希が単に食べたいというだけでは…」タジタジ

美希「ごもっとも!」

響「ごもっともじゃないさ!結局何が言いたいんさ!」ウガー

美希「…あれ?何だっけ?」ハテ?

千早「…なら、私が歌うわ!」クワッ

響「何でなんさ!何の脈絡もなくいきなり何事なんさ!」机バンバン!

貴音「」ピンポーン

響「やると思った!この腹ぺこ!一瞬待った自分もイヤだけど!」

美希「響、うるさいの。寝れないn」

響「寝るな!」ペチコーン

美希「あいたー!?」

千早「」スー…ハー

千早「んん!あー♪あー♪にゃー♪」

千早「…よし!」

響「良くないさー!歌う準備すんなー!」

千早「え、あ、はい」

響「しかも、にゃー♪ってなんさ!にゃー♪って!可愛さアピールか?可愛さアピールなのか!?」

千早「あの…えっと…たまには、いいかなって…」ボソボソ

響「恥ずかしいならやるな!ボケるな!可愛かったけども!ツッコミの量を増ーやーすーなー!うがー!」

貴音「店員殿…」

店員「」ゴクリ

貴音「この…らんちめにゅーを…全て下s」ペチコーン

貴音「い、いたい!何をするのです!?」ヒリヒリ

響「食べ過ぎんなって先週言ったろ!?聞いてたのか!?」

802: >>1 2013/04/15(月) 09:34:50.37 ID:RpxrSX2AO
貴音「…寝耳に水、にございまs…」

響「馬の耳に念仏だろ!?先週分を100回見直してこい!」

千早「四条さん、馬だっt」

響「んな訳無いだろー!見たら分かるだろ!見たら!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

響「」グッ←ストローをコップに挿して飲み口側を指で抑えてる

響「」スッ…チョロー←美希の背中にストロー入れて、水解放

美希「うにゃぁぁぁぁああっ!?」ビックーン

響「寝るなって言ってるだろ!」

美希「ひぅ…ビックリしたの…超ビックリしたの…背中がちべたいの…えぅ~…」

響「ったく!どっかで乾かしてもらえ!」

美希「ひ!?ぱ、ぱん  の中に流れ込んd」

響「カーット!カット!カットだぞー!」


ピンポンパンポーン↑

~暫く、美しい映像と音楽でお待ち下さい~

~♪←何かそれっぽいクラシック

nice☆boat「」←勿論、例のあの渓谷を進んでるあのboat

nice☆boat「」

nice☆boat「」

ナレ『何も無いんですか!?身構えて損しちゃいましたよぅ!…え?善沢さんまで巻き込もうとして失敗した?…社長…何してるんですかぁ…』


~着替え、完了~

美希「♪」ムフー

響「何でジャージ…」

千早「美希のお気に入り」

803: >>1 2013/04/15(月) 09:35:18.19 ID:RpxrSX2AO
貴音「も、文字入りなのですね…その、小豆色のじゃぁじは…」

美希「うん!春香がね、付けたの!」テテーン

響「せ、背中の所にゼッケンみたいに白い布が縫い付けてあって…[なの!]って…」

千早「最初はおにぎりのアップリケもしようとしたらしいんだけど…おにぎりのアップリケが見つからなかったらしいのよ」

響「だ、だからってさ…」

貴音「む、胸の所に刺繍でおにぎりが…」

響「む、無駄に丁寧な仕事だし…」

美希「ミキの超お気に入りなの!普段もこれで過ごしてるの!」ペカー

響「美希が着ると可愛くてお洒落に見えるのが不思議だ…」

貴音「ふ、普段も…という事は、買い物やらに行く時もですか?」

美希「そだよ?前に髪型変えた時につけてた伊達眼鏡をかけて」

響「あれ私物だったのか…」

千早「ま、すぐバレるんだけどね」

美希「伊達眼鏡かけて変装してるのになー…不思議なの」ハテ

響「そりゃ…背中の文字見ればなぁ…」

貴音「それに、眼鏡以外は美希そのものですし…」

響「眼鏡かけた顔は既に伊織の時に晒してるし、それが私物だって言っちゃったからな、今」

貴音「正体を明かしたようなもの…」

美希「し、しまった…なの…」

804: >>1 2013/04/15(月) 09:35:44.42 ID:RpxrSX2AO
千早「せめて、背中のゼッケン位は取れば?」

美希「ん~…」

貴音「我々は多少は名前の知られた存在、人の多い場所に行けばぱにっくを引き起こしかねません」

美希「う~…じゃあゼッケンは外すの…」

響「ジャージ姿見せた以上、ジャージもダメなんじゃ…」

美希「ヤ!」

響「ヤ!って言われてもなぁ」

美希「このジャージは譲らないの!おにぎりマークのついた、世界で1つだけのジャージだもん!春香が作ってくれたんだもん!」プクー

千早「なら仕方ないわね、春香の作ってくれたものなら」

響「春香好き過ぎるだろ、この2人」

貴音「えぇと…このジャージを着ている時の美希はぷらいべぇとです。もし気付いても、混乱を招かぬよう、自粛して頂けると助かります」

美希「お願いしますなの」ペコ

千早「あ、あと、私が突然街中で歌っていても、BGM程度に思っていてください」ペコ

響「いや、そりゃ無理だと思うぞ」

貴音「というより、突然歌い出すとは?」

千早「…えっと、アルバムを出して…それは「約束。」の前に出したアルバムです…それが発売して少し経ってからなんですけど、春香と2人でCDショップに行ったんです」

響「ふむふむ」

805: >>1 2013/04/15(月) 09:36:11.63 ID:RpxrSX2AO
千早「私のアルバムのコーナーを作って頂いてて、しかも試聴まで出来るようになってました」

美希「あれ、すっごい嬉しいよね!」

千早「気恥ずかしくもあるけどね…それで、春香は竜宮小町のCDと、フェアリーのライブDVDとかを買いあさってたんだけど、私はその間に試聴してどういう感じなのかをもう一度チェックしてたのね」

貴音「天海春香様、お買い上げありがとうございます」

響「そして春香の所有するアイドルグッズの倉庫に並ぶのか…」

美希「凄いよ、あそこ。いくらグッズの量が多いからって、都内で最大クラスの収納量のレンタル倉庫らしいから」

千早「因みにアイドルグッズ倉庫には、春香が集めたり貰ったりしてきた大量のアイドルグッズが保管されています」

響「もう、765プロの歴史博物館と化してきてるけど、公開はしないらしいさー」

貴音「最近は、765ぷろ以外のグッズもあるとか」

千早「凄いですよ。貰ったりしたものもかなりありますけど、876プロの日高さんや水谷さんのものや、魔王エンジェルとかのもありますね」

響「凄すぎるな、天海春香の交友範囲」

美希「スマホの電話帳のメモリがが足りないアイドルだから、春香は」

806: >>1 2013/04/15(月) 09:37:19.97 ID:RpxrSX2AO
響「凄いよな。そりゃあけおメールが止まらない訳だ」

美希「ミキもその場にいたけどずーっとメール受信してて、最終的に230通位来たらしいよ、あけおメール」

貴音「す、凄まじいですね…」

響「そういえば、倉庫のレンタル代とかどうなの?あれだけ大きいと、結構するんじゃない?」

千早「あのグッズの殆どが未開封の物だし、もう市場には無いレアな物も結構あって、事務所が765プロの歴史を保管するデータベースとしても使えるって、予算が降りてるわ」

響「すげ~…」

美希「何せデビュー前の挨拶したのを録画したのまであるからね」

貴音「ほほう?」

美希「あ、響と貴音の分もあるよ?961プロが潰れた時に回収したんだって」

貴音「…」

響「貴音、いま美希達のデビュー前のやつを見て、何か使えないかと思ってたろ?」

貴音「な、何を…」

美希「公開するよ?」

貴音「や、やめてくださいまし…」

響「視力悪いからって、分厚い眼鏡してたもんなー、貴音」

貴音「うう…」

千早「今は大丈夫なんですか?眼鏡かけないでも」

貴音「実は、仕事中はこんたくとをしております。普段は眼鏡だったり、こんたくとだったり…ですね」

807: >>1 2013/04/15(月) 09:38:04.64 ID:RpxrSX2AO
響「そんな視力悪くなったのか?」

貴音「ええ…やはり月明かりのみで本を読むのはいけませんね…つい癖でしてしまいます」

千早「律子に次ぐ眼鏡アイドルになってみたらどうですか?」

美希「凄く頭良さそうに見えるの」

貴音「そうでしょうか…では、普段している眼鏡をかけてみましょうか?」

響「お、いいんじゃない?」

貴音「では、少し席を外しますね」

千早「行ってらっしゃい」

美希「お土産はいちごババロアでお願いしますなの」

響「自分、シークヮーサーソーダ(沖縄県限定)な」

千早「じゃあ、私は特濃ミルクのど飴を」

貴音「…店外には出ませんよ?それと千早、貴方が望むものはれじの所にありますよ」

千早「」ガタッ

美希「行ってらっしゃ~いなの」

響「千早、お土産はあのネットに入ったミカン味のガムなー」

美希「ミキ、ラムネ味のやつがいいなー」

千早「あれ、ファミレスでしか見かけないのよね…何でかしら」

貴音「では、行って参ります」

千早「わ、私も…」

美希「はーい」

響「撮影中にのど飴を買いに行くアイドル」

美希「そんな世界的にも知られてる歌姫に、ガムを買わせるミキと響…どうなの?」

808: >>1 2013/04/15(月) 09:38:39.18 ID:RpxrSX2AO
響「何の疑問も持たずに買いに行く千早も凄いよな…」

美希「なの。765プロのアイドルって、世間話な評価と内面がズレまくりだと思うの」

響「野菜の10円の値段の差を悩むSランクアイドルやら」

美希「のど飴大好きで、プロのケアより特濃ミルクのど飴を選ぶ世界的に名前を知られてる歌姫に」

響「パリコレにも出たくせに普段着がジャージのカリスマモデル」

美希「いつハリウッドからオファー来てもおかしくないのに、普段は千早さんと春香の家でお茶飲みながらベランダで日向ぼっこしてる女優兼アイドルとか…」

響「…やめとこう、これ以上疑問を持つと、765プロがおかしな集団に思えてくる」

美希「…ペットの餌代を悩む、実はインドア派でアニメとラノベ好きなアイドルとか」

響「…公言してるからいいんだもん」

美希「あれだけ怖いもの知らずで、「凛として素敵」とか言われながら、ヘビ見ると泣き出す面妖さんとか」

響「あの貴音はやたら可愛いから正義だ」

美希「同意せざるを得ないの」

響「他に意外な私生活のアイドルって、いたっけ?」

美希「う~ん…真クンはあのまんまだしなぁ…殆ど」

響「ピンクと黒の入り混じった部屋は?」

809: >>1 2013/04/15(月) 09:39:10.31 ID:RpxrSX2AO
美希「真クンの趣味だから、それは」

響「なるほど」

美希「最近、自転車にすんごいはハマってるって言ってたの」

響「番組の影響だろうな~」

ナレ『真ちゃんの自転車は、え~と…ブリヂストンさんの全面協力の特注品らしいですぅ』

美希「聞いたら、わざわざブリヂストンさんで作って貰って、必要なパーツも全部そっちで作って貰ってるんだって」

響「ライトを付ける金具とか、専用の泥除けとか、反射板とかも全部らしいな…」

美希「しかもほら、真クンの番組の提供もブリヂストンさんだし、自転車とヘルメットにロゴも入れてるでしょ?だから出来るんだって」

響「世界に一台の真カスタムか…」

美希「『はるんがー』もだよ?あれ、色々改造して貰ったみたいだし、真クンのお父さんのチームの人に」

響「プロのレーシングチームのメカニックに改造をされるママチャリ…凄いな」

ナレ『あ、『はるんがー』っていうのは、天海春香ちゃん愛用の電動自転車ですぅ』

千早「ただいま」

みきひび「おかえりなさーい」

千早「ちょうど帰りに探そうと思ってたから、売ってて良かったわ…あ、はい、ガム」

美希「やっぱりあったの」

響「ありがとうだぞ」

810: >>1 2013/04/15(月) 09:39:38.07 ID:RpxrSX2AO
千早「あら?四条さんはまだ戻って来てないの?」

響「うん、まだだぞ」

美希「もしかしたらコンタクト落として大慌てとか」

響「…有り得るな」

千早「もしそうなら、大変だわ」

美希「うーん…でも眼鏡があるって言ってたし…見えないって事は無いと思うな」

響「まあいいや、自分が見てくるぞ」

美希「はーい」

千早「行ってらっしゃい」

美希「そういえば千早さん、さっきの話の続き、どうなったの?」

千早「さっきの?」

美希「ほら、千早さんが春香とCDショップに行ったって話」

千早「ああ…ちょっと私が失敗してしまったのよ」

美希「ちょっと気になるの」

響「ただいま~」

貴音「ただいま戻りました」

千早「お帰りなさい…四条さん、眼鏡似合ってますよ」

貴音「ふふ、ありがとうございます」

響「別にコンタクト落としてなかったよ」

貴音「専用のけぇすに入れておりました。もう今日はこのままで良いかと思いまして」

美希「なるほどなの」

貴音「今は何の話をしていたのですか?」

美希「んーと、CDショップに千早さんが行って、失敗しちゃったって話なの」

響「ああ、さっきの春香と行ったっていう…」

811: >>1 2013/04/15(月) 09:40:06.25 ID:RpxrSX2AO
千早「えっと…どこまで話したかしら…」

貴音「千早が自分のCDを試聴し、春香があいどるぐっずを買いあさっていた…位でしたね」

千早「ああ…えっと、自分の曲を聞きながら、自然と鼻歌を歌って合わせていたみたいなんです、私」

美希「ああ、千早さんはたまにしてるの」

千早「歌の確認をしてるのもあるのだけれど…自然と歌ってしまうみたいで…」

響「歌ってしまう…?まさか…」

貴音「いえ、流石にそれは…」

千早「…ちょうど、蒼い鳥になった辺りかしら…アカペラでだけど…全力で歌っていたの…」

美希「…何てこったいなの…」

響「他のアイドルの子がイベントとかしてなかったろうな?してたら、営業妨害どころの話じゃないぞ?完全に潰しにきてると思われるぞ?」

千早「してなかったわ、大丈夫」

貴音「一つも大丈夫な点が見当たらないのですが」

美希「千早さんは自分がどれだけ売れてるのか、理解してないの?」

千早「わ、わざとじゃなかったのよ…しかも、お店の人がわざわざ有線を止めてしまって…春香が私の声に気付いて…」

響「オチが見えた気がする」

美希「ミキも」

貴音「私もです」

千早「…大きな声で私を止めたわ」

812: >>1 2013/04/15(月) 09:40:39.27 ID:RpxrSX2AO
美希「…何してるの、本当に…」

響「混乱を起こしに行ってるとしか…」

千早「…反省しているわ…実際、かなりの事態になりかけたし…お店の人が逃がしてくれて、街中を走り回る羽目になったわ…」

響「…アホだ…」

千早「返す言葉も無いわ…」

ナレ『因みに、ネットでは「如月千早、CDショップでテロライブを敢行!?」って、大騒ぎでしたぁ…』

千早「翌日は春香と2人でプロデューサーに怒られたわ」

貴音「当たり前です」

美希「千早さんも千早さんだけど、大声で止める春香も春香なの…春香はSランクの自覚が無さ過ぎるの」

響「赤に塗装された愛用のママチャリの『はるんがー』漕いで、鼻歌歌いながらスーパーで買い物して、エコバックから長葱はみ出したまんま帰ってりしてるからな」

貴音「完全に主婦ではありませんか…」

美希「主婦なの。貴音も知ってるだろうけど、お風呂の残り湯が勿体無いからって洗濯まで済ませたり、やたらジップロックとかタッパーを使いこなしてたり…最近はやよいと連絡取り合って、タイムセールで買い物したりしてるらしいの」

千早「お惣菜のパックとかの輪ゴムが、キッチンのフック(百均)に沢山かけられてるわ」

813: >>1 2013/04/15(月) 09:41:19.47 ID:RpxrSX2AO
響「あー…そういや、買い物で惣菜とか入ってた薄いビニールのポリ袋とか、あれも保存してたな。あれ、何に使ってるの?」

千早「キッチンの三角コーナーとかのゴミを捨てる時に使うみたい」

貴音「千早…石鹸に被せるねっと代わりに、伝線してしまったであろうすとっきんぐを使うのは辞めさせた方が良いのでは…」

千早「だって…ただ捨てたら勿体無いからって…」

美希「超庶民派Sランクアイドルなの」

響「何だろう、春香って凄いよな、色々」

千早「前に主婦の豆知識みたいな本を前に事務所で読んでたのよ…あの子」

貴音「あの本は春香のだったのですか…」

響「てっきり小鳥か律子かあずささんのだと思ってたぞ…」

美希「付箋まで付いてたのに軽く引いたけど…更に驚愕したの」

千早「最近は小鳥さんや律子やあずささんや…あと何故か桜井さんも主婦ドルの知恵を聞きに来る位なのよ」

貴音「桜井…ああ、桜井夢子、ですか」

千早「ええ、最近876プロに入り、今後はそこでやっていくそうですよ」

響「まぁ…な」

美希「そりゃ…ね」

貴音「ふふ…」

千早「…多くは語りません」

美希「876といえば、あの深夜番組はどうなるのかな?」

814: >>1 2013/04/15(月) 09:41:52.42 ID:RpxrSX2AO
千早「…思い出させないで…」

響「自分、録画してたの見たけど、思わず飲んでたお茶吹いたぞ」

貴音「私も、呆然と致しました…」

美希「あのゲストはね…反則もいいとこなの」

千早「そしてゲストにターゲットされた私…やっぱり、海外に行くしか無いのかしら」

響「春香が泣くぞ」

千早「じゃあ行かないわ」

響「被せ気味に言わなくても…」

貴音「しかし…どうするおつもりですか?」

千早「丁重かつ全力でお断りするわ」

美希「春香が「見たいなー」って言っても?」

千早「…考えるわ」

響「春香が「一緒に歌お?」って言ったら?」

千早「…それなら…いや、でも…ううん、春香となら…でもちょっと待って…」

貴音「春香が「千早ちゃんと一緒に出れたら、私凄く嬉しい。もし一緒に出てくれたら、何でも一つお願いを聞いてあげるよ」と言ったらどうしm」

千早「出るわ」クワッ

響「全力過ぎるだろ」

美希「今までに見た事無い位の勢いだったの」

貴音「千早…いえ、私はもう何も言いません」

千早「…」

ナレ『ち、千早ちゃんの勢いが付いた所で、CMですぅ』

貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル

815: >>1 2013/04/15(月) 09:49:42.17 ID:RpxrSX2AO
以上です

歌姫ちーちゃんの回でございます

千早(ロボ耳)「すれの残りが少ない、どうするの?」

春香「うーん…雪歩と双海姉妹はカット」

雪歩「」ガーン

亜美「ひでえ」

真美「おうぼーだ」

千早(ロボ耳)「はるかはおうぼーじゃないよ?はるか、とても優しいの。ちぃ、知ってる」

春香「」ブバシュー

雪歩「」ダバダバダバ

亜美「おーおー、盛大に鼻血を噴いたり流したりしておる」

真美「ちかたないね」タラーッ

亜美「真美まで!?」

真回はやるとして…雪歩回もやりたいが…はるちは回も…うぎぎ…

822: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 20:51:30.51 ID:Kw/EiHfS0
待ってました。乙です
全力で惚気るちーちゃん可愛い
はるるんマッカッカなんだろうなー

823: >>1 2013/04/15(月) 22:48:18.13 ID:RpxrSX2AO
>>822

~はるちは楽屋~

春香「ふわー!ふわー!」ポカポカポカ

千早「いた、痛いわ春香!」

春香「ふー…ふー…」

千早「春香、耳まで真っ赤よ?」ニヤニヤ

春香「うにゃー!」ポカポカポカ

千早「ちょ、もう、春香ったら…」ニヤニヤ

春香「あぅう…」プシュー

千早「…」ナデナデ



こんなんなってましたが、砂糖マーライオンになってしまうので泣く泣くカットしました

827: >>1 2013/04/21(日) 12:54:34.60 ID:ho9zjVFAO
美希「ファミレスフェアリー!なの!」←ジングル

ナレ『本日のファミレスフェアリーはゲストに歌姫、如月千早ちゃんを迎えてお送りしています♪』

ナレ『前半…とても良い話から一転、千早ちゃんがどれだけ親友の春香ちゃんを好きかを熱く語り…最後にはやたら凄い勢いで…春香ちゃんがいるなら日高舞さんと歌う、と言っちゃってましたけど…大丈夫かな?』

千早「」ズゥーン

ナレ『だ、駄目でしたぁ…』

ナレ『そ、それじゃあ、後半ですぅ…』


美希「千早さん、ついに765プロから2人目の伝説に挑むアイドルになるの巻なの」

響「いやー、応援してるぞ!」

貴音「常に前に進もうと、壁を乗り越えようという、とても強い意志を感じました」

千早「」←物凄い後悔をしている

美希「アカンなの」

響「あー、アカンだな、こりゃ」

貴音「乗せてしまった我々にも原因がありますね」

千早「ふ…ふふ…」

貴音「…千早?」

千早「そうよ…765プロのアイドル達は、絆で結ばれているのよ…」

美希「…ち、千早さん?」

千早「ふふふ…なら、一蓮托生よね…」

響「嫌な予感しかしない訳だが」

千早「…765プロの皆が前に進む為よ…」

828: >>1 2013/04/21(日) 12:55:05.13 ID:ho9zjVFAO
貴音「如月千早?どう致しました?」

千早「765プロアイドルvsレジェンド…」ボソッ

妖精「っ!?」ガタッ

ナレ『えぇっ!?』

千早「日高舞さんにもう2人…そうね、あの番組を見る限り…音無さんと律子なんか…いいんじゃないかしら…」



~ことりけ~

小鳥「ピヨォ!?」



~竜宮小町の楽屋~

律子「はいぃ!?」

伊織「ちょ、ど、どうすんのよこれ!」

あずさ「ま、舞さんと音無さんと律子さんのユニット…?」

亜美「それと…同じステージに立てと…?」



~ひだかけ~

舞「あら?面白そう」

愛「ママ、止めて。春香さんとだけで、誰もいない場所ならいいけど」



~ガス○~

千早「うふふ…私は…そうね、春香と…高槻さんでユニット組んで…」

美希「ち、千早さん!もうやめて!その死なばもろとも精神はおかしいの!」

ナレ『千早ちゃん!落ち着いて!』

響「嫌だー!自分は嫌だぞー!」

貴音「こ、こうなったら、力ずくでも阻止せねば…!」



~生っすかスタジオ~

やよい「は、春香さんと千早さんがいれば…」

真美「やよいっち!ズルいぞ!」



~ロケバス内~

真「何これ…どうするの…」

829: >>1 2013/04/21(日) 12:55:31.25 ID:ho9zjVFAO
雪歩「…」

真「無言でスコップ取り出さないで!どうなるかを教えて!雪歩ぉぉぉぉ!」



~フェアリーの楽屋~

P「」キラン

美希「い、いまプロデューサーの眼鏡が光ったの!」

響「何企んだ!?何を企んだんだー!?」

貴音「貴方様!?落ち着いて下さいまし!そんな企画、通りません!」



~はるちは楽屋~

春香「千早ちゃん…」

千早「仕方なかったの…仕方なかったのよ…」



~ガス○~

美希「えーっと」

貴音「あ、春香は随分主婦っぽいんだなー」

貴音「露骨な編集点を作りましたね…」

千早「ごめんなさい、どうかしてたわ」

美希「本当なの。これは流石のミキも擁護出来ないの」

響「実は編集入ってるだろうけど…どこかに突然電話しようとしたウチの馬鹿プロデューサーに、貴音が当て身入れなかったら…大変な事になってたぞ」

貴音「久しぶりに本気でやりました。気絶させましたが…記憶が飛んでいれば良し…飛んでいなければ、我々は地獄を見なければなりません…」

ナレ『是非記憶が飛んでいる事を願ってますぅ…』



~フェアリーの楽屋~

P「えっ」

貴音「もう一度…気絶させねばなりませんね」

P「」

830: >>1 2013/04/21(日) 12:55:58.97 ID:ho9zjVFAO
~廊下~

<(ずどむ!)

<ヴァッ!?(どさっ…)

律子「ああ…また貴音に当て身されたのね…私が怒る前に…」



~ガス○~

美希「千早さんの妄言企画は無視するとして」

ナレ『千早ちゃんには悪いけど…私もそうさせてもらいますぅ…』

千早「そうね。深夜番組なんて無かった」

響「それは無しに出来ないと思うぞ…あの面子が業界で持ってる力的に考えて」

貴音「主にげすとの方の力、ですが」

千早「くっ…」

美希「今更ながら、今日はトークテーマを発表してなかったの」

響「春香が好き過ぎる765プロの歌姫改め問題児が、日高舞に挑戦することについて」

千早「しない!」

響「それ以外は…」

千早「問題児じゃないもん!」

響「もん!て…」

貴音「春香が好き過ぎる、は否定しないのですか?」

千早「しないわ」キッパリ

美希「ミキも春香好きだよー」

千早「あげないわ」

美希「いらないの」

千早「…」

美希「…」

千早「」ガタッ

美希「」ガタッ

響「座ってろ」

貴音「何故戦闘状態に入ろうとするのです」

千早「だ、だっておむすびころりんが春香をいらないって…」

美希「誰がおむすびころりんなの!」

831: >>1 2013/04/21(日) 12:56:25.91 ID:ho9zjVFAO
響「くふふ…お、おむすびころりん…」

美希「何笑ってるのー!」ムキー

貴音「まぁまぁ…ところで千早…」

千早「はい?」

貴音「何も食べなくて良いのですか?」

千早「」ハッ

美希「…この収録で千早さんがちゃんと食べてるシーンが無いと、春香に怒られない?」

千早「」ダラダラ

響「下手したら泣かれるな」

千早「」ガーン

美希「」サッ

響「」サッ

貴音「」サッ

千早「メニューを見せて!注文ボタンを押させて!お願いだから!」

響「あ、食べてるシーンはカットで」

千早「何故!?今までは普通に放送してたのに!?」

美希「ミキ、そーゆーシーンを見せるの、恥ずかしくなっちゃったの」

千早「急にアイドルみたいな発言!?アイドルだけれど!」

貴音「この呼び鈴は、私が買い取りました」

千早「いつ!?そんな横暴は…「食べてもカットします」って、そんなカンペ出さないで下さい!良い笑顔もサムズアップも止めて下さい!」

美希「そんな慌てなくても…」

千早「慌てるわよ!春香に泣きながら怒られたらね…」

響「たら?」

千早「全ての連絡手段を絶って、旅に出るわ」

貴音「そ、そこまでなのですか?」

千早「ええ」

832: >>1 2013/04/21(日) 12:56:51.89 ID:ho9zjVFAO
美希「謝るって選択肢が何で無いの!?」

千早「謝るわ。謝って謝って…それから詫びる為に頭を丸めてお遍路さんをして、暫く山に籠もって自らの悪を洗い流すの、滝で」

響「何言ってんだ!?本当に何言ってんだ千早は!?」

美希「ハイライトさーん、カムバーック」

千早「うふ…うふふ」

ナレ『別に春香ちゃんはそこまで怒らないと思うけど…』

貴音「千早、此方がメニューで此方が呼び鈴です!好きな注文をしなさい!」

千早「ありがとうございます」ケロッ

美希「なっ!?」

響「や、やられた…」

千早「何食べようかしらー」

貴音「き、如月千早…まさか我々を手玉に取るとは…」

千早「人は成長するんです…そう、人は変化していくんです」

響「上手いことオープニングトークの内容に繋げんな!」

美希「イイハナシダナノーだったのが台無しなの!」

貴音「如月千早…恐るべし…!」

千早「あ、そういえば…バランス良く食べなさいって言われてるし…」

響「子供か」

美希「そして春香はおかんなの」

貴音「ばらんす…?まさか…」チラッ

カンペ[インタビューの時間です]

貴音「っ!」

千早「」キラン

千早「双海飯を」

貴音「ああっ」

833: >>1 2013/04/21(日) 12:57:40.29 ID:ho9zjVFAO
千早「やってみたかったのよ♪」

貴音「わ、私の唯一の仕事が…」

響「いや、これ全体が仕事だからな?」

美希「千早さんが斜め上にフルスロットルなの…」

ナレ『え、えと…千早ちゃんのテンションがおかしなままですが…『F.F!インタビュー!』のコーナーですぅ』

ナレ『えふつー?』

ナレ『あ、ファミレスフェアリーの略ですか…なるほど…』



~VTR~

亜美「」←ラテン風付け髭&ラテン風スタイル

テロップ[!?]

真美「」←同じスタイル&マラカス

テロップ[!!?]

亜美「泣くことーなら容易いけーれどぉお」

テロップ[蒼い鳥]

真美「悲しみにーはー(シャカシャカ)なーがーされーないー(シャカシャカ)」

テロップ[歌に合わせてマラカス振んな]

亜美「コホン…」

真美「」サッ

テロップ[バンジョー!?]

亜美「セギュー…」

亜美「」ベィンベインベィーン

テロップ[引けてねぇ]

亜美「蒼いぃぃぃ…」

真美「アモーレぃ!」

テロップ[!?]

亜美「あ、とりぃぃぃぃぃ」ジャカジャカジャカ

テロップ[歌舞伎!?]

真美「もしーしあっわぁぁぁアモーレ~(シャカシャカシャカシャカ)」

テロップ[歌詞[違]]

亜美「タコス~に~なっても~」

834: >>1 2013/04/21(日) 12:58:07.17 ID:ho9zjVFAO
テロップ[なりません]

真美「という訳で…」

亜美真美「F.Fインタビュー!」

テロップ[いきなりキタ!?]

亜美真美「ふんにゃあ!」ベリッ

テロップ[髭、離脱]

亜美「あいたーっ!…くそう…千早姉ちゃんめ…」

テロップ[八つ当たり]

真美「ふぉお…歌姫のトラップかぁぁ…」

テロップ[八つ当たり×2]

亜美「ふ、双海姉妹のアモーレぃ!妹の、双海亜美だよ→」ジャカジャカ

テロップ[騒]

真美「双海姉妹のアモーレぃ!ラテンの、双海真美だよ→」シャカシャカ

テロップ[ラテン??]

亜美「あっ、亜美もラテンがいいなぁ」

真美「んっふっふ→、じゃあ亜美も一緒だ!」

亜美「むしろ、ラテン亜美だ!」

真美「なら真美はラテン真美だ!」

テロップ[御両親が泣くから止めなさい]

かすみ「…」←ラテン付け髭

かすみ「は、はらしょー!」

テロップ[違]

亜美「恥ずかしがらない!」

真美「真美達だって、スタッフの兄ちゃん達にやれって言われてやったんだから!」

テロップ[言ってません!]

かすみ「で、でもこの付け髭とか…全部亜美さんと真美さんの私物じゃないですか~」

テロップ[わざわざドラムバッグで持ってきて現場入り]

835: >>1 2013/04/21(日) 12:58:57.17 ID:ho9zjVFAO
亜美「買ったんだけど使い道が無くてさ→」

真美「ピヨちゃんの買い溜めしてたプリ○グルスの絵のおじさんの髭に合わせて貼り付けて、髭を3D化させた位なんだよね→」

テロップ[怖っ!]

かすみ「あう~、こ、怖くて髭が取れない…」

亜美「取ってあげよ→か?」

真美「フッ!フッ!」シュババ

テロップ[素振り]

かすみ「い、いいです!」ブルブル

テロップ[怯]

亜美「そっか→、じゃあ今日も秘密基地にゴ→!だ!」

真美「ゴ→!」

かすみ「ご、ごー!」



~秘密基地~

真美「よし!何時もの確認だ!」

真美「机、良し!椅子のコロコロ×3、良し!パトランプ…」

かすみ「よっと…」ヒョイ

かすみ「配線、良しです!」

亜美「確認終わり!」

真美「お疲れっしたぁ~」グデー

かすみ「え?あ、お疲れ様でしたー」

テロップ[まだ終わってません]

亜美「ところでかすみっち、髭取らないの?」

かすみ「だ、だって粘着力が強そうで…」

真美「大丈夫大丈夫、かすみっちのはすぐ剥がれるようにご飯粒でくっ付いてるから」

かすみ「ええっ!?」

テロップ[地味な嫌がらせにしか思えません]

かすみ「うう…ていっ」ペリッ

836: >>1 2013/04/21(日) 12:59:25.33 ID:ho9zjVFAO
かすみ「はふぅ…」

亜美「ね?そんなに痛く無かったっしょ?」

かすみ「はい…セロテープでした」

真美「そこはほら、亜美と真美の優しさだよ」

テロップ[優しいならまずやらせない]

かすみ「な、なるほど!」

テロップ[信じちゃった!?]

真美「さぁ、髭も取れたし、パトランプ監視をしよ→」

かすみ「はぁい」

亜美「お→」



~10分後~

亜美「お、かすみっちも3DS持ってんだ→」

かすみ「はい♪デビューのお祝いに、春香さんが♪」

テロップ[数少ないSランクの天海春香さん、流石です]

真美「流石はるるん、ブルジョワさんだぜぃ」

亜美「てゆーか、亜美も真美も、多分やよいっちもだけどさ」

真美「ん→?」

亜美「一時期、今の100倍位忙しかったじゃん?」

真美「あ→、そだね」

かすみ「ひ、100倍ですか!?」

亜美「多分ね→。やよいっちは家族の事もあるし、亜美と真美はまだ子供だからって解放されやすかったけどさ」

真美「はるるんとか千早姉ちゃんとかあずさ姉ちゃんとか…」

亜美「ゆきぴょんとかまこちんとかひびきんとかお姫ちんとか…」

真美「凄まじい事になってたよね…」

亜美「だね…」

837: >>1 2013/04/21(日) 12:59:52.47 ID:ho9zjVFAO
かすみ「そ、そういえば…少し前はお姉ちゃんが忙し過ぎて、家事は私か長介が…」

亜美「あとは、たまに泊まりにくるはるるんとか?」

かすみ「はい」

真美「あの頃ね、はるるんがAからSになるかもって時期で」

亜美「しかも竜宮とフェアリーはユニットとしてはAランク、個人でもまだそんなに沢山仕事出来なかった亜美がCで、後はAかBランクばっかりでさ→」

真美「アイドルよりもモデル優先のミキミキがBで、更にモデルがメインの真美がC」

亜美「やよいっちもCだっけ?その頃」

真美「だね→。演劇方面に行ったゆきぴょんが殆どAに近いBランクで、まこちんがBだったかな?確か。まだサイクリングアイドルが始まる前位だったと思うよ→」

かすみ「へぇ~…」

亜美「その段階で、本当はもう限界突破してたんだよね→」

真美「だね→。ミキミキや真美なんか海外でモデルの仕事したり、千早姉ちゃんも海外でライブしたりしてたから、国外組は国外組でバタバタしてたし」

真美「国内は国内で、竜宮もフェアリーもはるるんも全国ツアー、まこちんややよいっちは国内でドラマや舞台の合間に海外組やツアー組のヘルプしまくり、ゆきぴょんは連日の舞台」

838: >>1 2013/04/21(日) 13:00:20.29 ID:ho9zjVFAO
かすみ「海外…大丈夫だったんですか?」

真美「それはほら、いおりんの指示の元、水瀬財閥のちょ→おっかない黒服さん達がボディーガードについてたし」

テロップ[VIP待遇ですね]

亜美「そんなんが重なって…かすみっちも知ってるだろうけど、765プロの大半がダウンしちゃったんだよね→」

かすみ「知ってます…春香さんが一番酷かったって…」

真美「だね→、うちのパパが社長に怒った位だからね→」

かすみ「そうなんですか~…」

亜美「因みに、一番働いてた兄(C)が、誰よりも早く復帰したんだよ」

かすみ「ふぇえ!?」

テロップ[スパコンさん超人説]

真美「過労で倒れた癖に3日位で復帰、倒れる前と同じ仕事をさらっとこなしてたよ」

かすみ「す、凄い…」

テロップ[超人説が真実味を帯びて参りました]

亜美「一度血液検査とかして、兄(C)の体調べたいらしいけど」

真美「仕事休みたくないって、延期してもらってるらしいよ、あのワーカホリック」

かすみ「わあ…」

テロップ[かすみちゃん、ドン引き]

亜美「ま、皆で反省したから、そ→ゆ→のはもう無いと思うから、かすみっちは安心してねん」

真美「させね→YO!」

839: >>1 2013/04/21(日) 13:00:49.84 ID:ho9zjVFAO
かすみ「あの…」

亜美「ん?」

かすみ「新しいプロデューサーさんとかマネージャーさんを雇えば…」

テロップ[正論]

真美「そうなんだけどね…ほら、うちの社長は「ティン☆」と来ないとダメな人だから」

亜美「どんだけいい学歴があろうが、どんだけ頑丈な体だろうが、その真逆だろうが何だろうが、全く関係無し。社長が「ティン☆」と来ない人はアウト」

テロップ[世界一難しい就職先]

かすみ「そ、そうですか…」

亜美「そ→なのです」

真美「全く、困ったもんですなぁ…」

亜美「本当…にっ!と…うぉ!?」

真美「どしたん?」

亜美「し、シーラカンスが釣れたYO!」

かすみ「わあ!凄いです!」

真美「マジか!?見せて見せて!」

テロップ[だから仕事しなさい!]



~30分後~

真美「パトランプ光らないねぇ」

かすみ「線も繋がってますよね」

亜美「うーむ…あんまり遊び過ぎて、セーブ前に電池切れたら、ゆきぴょんの知り合いに怒られるからなぁ」

ナレ『リセットさんとラケットさんは私の知り合いじゃありませんよぅ!』

真美「あー…こりゃ、あれですな」

亜美「ん→?」

真美「飽きられましたな、双海飯」

840: >>1 2013/04/21(日) 13:01:17.42 ID:ho9zjVFAO
テロップ[!!!]

亜美「うぬぬ…パパの考えたメニューは、1ヶ月しか保たなかったかぁ…」

かすみ「そ、そんな事は…」

真美「多分あれだよ…「へっ!健康なんか気を使ってられっか!肉だ肉!好きなもん食って好きな時に死ぬ!それがロックだぜ!」とかいう厨2思考なお馬鹿さんで溢れかえってるんだよ」

亜美「困ったもんだねぇ…やれやれだ」

かすみ「あはは…」

テロップ[普通のお客様で賑わっています]

真美「うーむ、しかし本当に光らないなぁ」

亜美「ぬ?そろそろアルバイトの人達の交代の時間なの?」

真美「スケジュールが都合付かないのは仕方ないけど…せめて1時間位はさぁ…」

かすみ「注文されにくいタイミングとかもあるかもですしね」

亜美「う→ん、どうしようか→」

真美「待つ?」

かすみ「あ、えーと、後少し待ちましょうって…」

亜美「あいあ→い」

真美「こういう時はさ、仕込みを入れておかないと…」

テロップ[仕込み無しのガチ、それがファミレスフェアリー!です]



~1時間後~

亜美「え→…秘密基地で1時間待機しましたが…双海飯の注文はありませんでした」

真美「因みに、現在はお昼の10時20分…」

841: >>1 2013/04/21(日) 13:01:45.45 ID:ho9zjVFAO
亜美「つまり、収録は9時20分位からやってた訳ですな」

真美「…」

亜美「…」

真美「平日のそんな時間に、そんなに混む訳無いっしょー!」

亜美「皆学校とかお仕事行ってるYO!沢山お客さん来なかったら、双海飯を注文する人の確率だって低いに決まってるじゃんかYO!」

テロップ[ごもっとも]

亜美「かすみっちには、途中からではありますが学校に行ってもらいました」

真美「そだね。学生は学業が本文だから」

テロップ[双海姉妹は現在高校生です]

亜美「さて…第2回に続いて、またもインタビュー失敗ですな、真美隊長」

真美「うむ、しかも第2回はスタッフの兄ちゃん達が凡ミスかましたせいだったけど…」

亜美「今回はふつ→にタイムアウト…」

真美「夕方とかにやれたらいいんだけどね」

亜美「亜美も真美も別のお仕事があって、結局は2人が揃わないんだよね→」

真美「そ→そ→、しかも、また今週も2人共空いてる時間が無いんだよね→」

テロップ[売れっ子故の宿命]

真美「すまんのぅ…もうすぐ新しいファッションショーがあって、そっちの打ち合わせやらが手間取っててのぅ…」

亜美「ちかたないYO、お仕事だもん」

842: >>1 2013/04/21(日) 13:02:15.94 ID:ho9zjVFAO
真美「という訳で」

亜美「インタビュー失敗、と…」

真美「ほんじゃ~挨拶するかー」

亜美「あいよ→、せーのっ」

亜美真美「まったね~!」

ナレ『時間制限付きだと、やはり厳しい部分がありますよねぇ…プロデューサーがスケジュール調整して無理だと、多分どうにもなりませんし』

ナレ『という訳で…F.Fインタビュー!でしたぁ』



~○スト~

千早「…」

美希「亜美、真美…逃げられたら逃げてね」

響「多分無理だな」

貴音「律子に捕まった後、おしおきされる未来しか見えませんね」

響「先週されたしな、貴音は」

貴音「…響に捕まえられてしまいまして」

響「因みに美希は逃走してたけど…」

美希「少し後で春香にこめかみを破壊されかけたの」

ナレ『ああ…先週の替え歌やら飢えてる発言ですか…』



~はるちは楽屋~

亜美真美「」ドゲザ

亜美「どうか…平に、平にご容赦を…」

真美「寛大な御裁きを…」

千早「だぁめ♪」


~はるちは楽屋の外~

<ギニャァァァ!×2

春香「はぁ…やり過ぎ無いように止めてあげるかな…」



~ガ○ト~

響「実に今更ながら、トークテーマの紙が渡されたんだけど…」

843: >>1 2013/04/21(日) 13:02:41.63 ID:ho9zjVFAO
美希「もう番組終わりに近いんじゃない?時間的に」

貴音「そうですね…」

千早「今渡されても…絶対ちゃんと話せないわよね」

響「まあいいや…トークテーマは…」

響「歌…に…ついて…だって…」

千早「…何故…もっと早く…」

貴音「常識的に考えて、このゲストでこの時間になってから渡すトークテーマでは無いでしょう…」

美希「歌…千早さん、取り敢えず告知とかある?」

千早「…新しいアルバムの「約束。」が先々週に発売されました。私がデビューから歌ってきた歌をセルフカバーしています。デビュー当時や、その時歌ってきた如月千早とは違う、今の如月千早が歌いました」

響「これ、2枚組なんだな」

千早「ええ。2枚目には、765プロの皆が出した歌をカバーしたものや、765プロの皆で歌った曲やユニットの曲なんかをソロで歌ったりしてるの」

美希「ミキ、千早さんのきゅんパイア、初めて聞いたの!可愛かったの~!」

千早「それは春香にリクエストされたのよ」

響「オーバーマスターとか、ソロは疲れなかった?」

千早「この曲、ついリズムを取っちゃって動くから…凄く疲れたわ…」

貴音「あいうぉんと…も歌ったのですね」

844: >>1 2013/04/21(日) 13:03:19.61 ID:ho9zjVFAO
千早「ええ、どれだけ練習しても、春香のあの従わなくてはいけなくなるような迫力というか、不思議な魅力は出せませんでしたが」

美希「あれは春香のファンの一部の「愚民」と呼ばれてる、果てしなく濃ゆい人達が生まれた…業の深い曲だからね…」

響「春香のライブで一万人総土下座を見た時は、何かの催眠術なんじゃ無いかと思った」

千早「あれ、本人もびっくりしたらしいわよ?何とか歌いきったらしいけど、すぐに緊急でMC入れて、「怪我しないか心配になりますから、さっきのだけは止めて下さい!皆さんに怪我して欲しくありません!お願いします!」って」

貴音「まぁ…あれだけ速い曲調の歌で、あのたいみんぐで土下座をすれば、膝を擦りむいたり、痛めかねませんね…」

美希「愚民はそれに対して歓喜して涙流したらしいの」

響「ああ…もうあれだ、その人達はきっとそれで良いんだよ…」

千早「怪我だけはしないで下さい…春香が泣きますから」

美希「本当に春香は泣いちゃうの。何人いるかは分からないけど、ファンの人1人1人が、春香は勿論、ミキ達アイドルは大切なの」

貴音「特に春香は…そういう事に本当に心を痛めます。どうか怪我だけはしないで下さい」

845: >>1 2013/04/21(日) 13:03:46.18 ID:ho9zjVFAO
千早「アルバムは…これくらいかしら」

美希「ライブは?」

千早「本当は全国ツアーもしたいとだけれど…今はちょっと目処が付いてないわ」

響「じゃあ、告知は終わり?」

千早「そうね…そういえば、今まで出て来た人達って、告知とかしてないんじゃ…」

美希「無茶苦茶してたから仕方ないの」

響「ちゃんとテロップ出してたから大丈夫。竜宮小町なんか、伊織とあずささんで2回出したしな」

貴音「注文を殆どしておりませんからね…今回は…」

千早「そういえば…」

響「ところで千早、双海飯はどうだった?」

千早「とても美味しかったわ。私、最近は薄味派だから丁度良かったし…量は少し多い位」

貴音「…という事で、F.Fいんたびゅぅ番外編で御座いました」

千早「ああ…亜美と真美は出来ませんでしたからね…」

貴音「ええ…」ピンポーン

千早「」

響「ここに来て押したか…」

美希「もう終盤なのに…」

貴音「店員殿、海鮮さらだを」

店員「!?」

美希「えっ」

響「えっ」

千早「えっ」

貴音「えっ?」

店員「さ、サラダ…ですか?」

貴音「はい…何か?」

店員「いえ…失礼しました…」

みきひびちは「…」

846: >>1 2013/04/21(日) 13:04:18.52 ID:ho9zjVFAO
貴音「…何か?」

美希「貴音がサラダだけで注文を終えたの…」

響「具合悪いのか?大丈夫か?」

千早「お腹が空いているなら、何か食べた方が良いですよ?沢山食べるのはもう知られてますから、無理しないで下さいね?」

貴音「…私を何だと思っているのですか…たまたま、海鮮さらだが美味しそうだと思ったのです。それだけです」

美希「貴音ならハンバーグに海鮮サラダ×3とかだと思ったの」

響「それ+スープセットでライス大盛、さらに単品ライス大盛だな」

貴音「…」

貴音「」ピンポーン

みきひび「?」

千早「?」

貴音「店員殿!この店のめにゅうにある全ての食べ物を、ある限りの食材で作ってお持ちくd」

響「待て待て待てぇぇぇぇえ!」

美希「落ち着くの!深呼吸するの!」

千早「」

貴音「何を言うのです!私は皆が望むようにしているだけではありませぬか!」ムキー

美希「悪かったの!謝るから!」

響「ごめん!ごめんて!だから落ち着け貴音ぇぇぇぇ!」

ナレ『あわわ…た、貴音さんの変なスイッチが入ってしまいましたぁ』

貴音「何なのです!何なのですか!一体何だというのですか!」プンスカ

千早「び、びっくりしたわ…」

847: >>1 2013/04/21(日) 13:04:45.93 ID:ho9zjVFAO
貴音「全く…」

貴音「」ピンポーン

貴音「何だというのですか、もう」

響「おい」

貴音「はい」

響「注文したら怒るからな」

貴音「…」

美希「」ジトーッ

貴音「…店員殿」

千早「」ジトーッ

貴音「あの…」

響「」ジトーッ

貴音「な、何でも御座いません…」シュン…

店員「また何かあったらお呼び下さい♪」スタスタ

貴音「あっ…」

響「何で今生の別れみたいな空気出してるんさー…」

貴音「食とは一期一会なのです。その時に食べたものと全く同じ味は、絶対に味わう事が出来ぬのです」

千早「まだ会ってないじゃないですか、食事とは」

貴音「はて」

美希「会う前にブロックしたからね」

響「さてと、告知は以上か?」

千早「そうね」

美希「じゃあ、残りの時間はまたおしゃべりするの!」

千早「ええ、そうしましょう」ニコッ

響「そういえば、春香と暮らしててどうなんさ?」

千早「どう、って?」

響「いや、喧嘩したーとか、こんな感じで役割分担してますーとか」

千早「…ああ」

美希「響、家事に関して千早さんに聞くのは危険だと思うな…」

響「…いま、聞けってカンペが…」

貴音「見なかった事にしましょう…」

848: >>1 2013/04/21(日) 13:05:15.87 ID:ho9zjVFAO
千早「私…そんなに酷いかしら」

美希「千早さん、流石に酷いって自覚は必要だと思うの」

ナレ『…美希ちゃんに全面的に同意ですぅ』

響「…敢えて自分は何も言わないぞ」

貴音「初めは誰しもが出来ないのです。気に病む事はありませんよ?」

千早「私…気を使われるレベルだったのね…」

美希「まぁ春香が家事全般が趣味になってるから、千早さんにやらせないのにも問題があると思うけど」

貴音「そうですね。自立を促すのであれば、少しずつやらせる事で覚えさせる必要があります」

響「躾はしっかりしないとな」

千早「私は小さい子でもペットでも無いのだけれど…」

美希「この前、千早さんの家に泊まりに行ったら春香と千早さんが凄いニコニコしててね」

ひびたか「ふむふむ」

美希「何かな?って思ってたら、春香がわざわざ手作りケーキまで作っててね」

ひびたか「美味しそう…」

美希「最高だったの。死ぬ前に最後に食べたい物に、おにぎりかいちごババロアの2択だったのに、春香の手作りケーキが選択肢に加わる位最高だったの」

ひびたか「羨ましい」

美希「でね?何か良い事あったの?何かのお祝い?って聞いたら…」

ひびたか「うん」

849: >>1 2013/04/21(日) 13:05:49.18 ID:ho9zjVFAO
美希「…洗濯機の使い方を千早さんが覚えたから…って…」

ひびたか「…」

千早「」ドヤァ

ひびたか「えっ?」

千早「えっ?」

響「それだけ?」

千早「だけって…そうだけど…」

貴音「最新型なのですか?とても操作が複雑とか…」

千早「ええ、とても複雑なタイプでs…」

美希「全自動洗濯機で、割と一般的なのだよ?電源ボタン押して、どれだけ汚れてるかを選んで、スタートボタン押すと水の量を選んでくれて、後は洗濯と濯ぎと脱水にかかる時間を増やしたり減らしたりして、洗剤とか柔軟剤入れてオシマイなの」

響「簡単だな」

千早「簡単じゃないわよ!?」

貴音「私も機械は苦手ではありますが、流石に洗濯機などは使えますよ?勿論、最初は分かりませんでしたが、手順を覚えれば良いのです」

千早「わ、私だって、聞けば分かるわ!」

美希「千早さんの問題はやろうとしなかった点だと思うの」

千早「」

響「ていうか、千早は今まで一人でどうやって生きてきたんだ?」

千早「…そ、それなりに…」

美希「千早さんが独り暮らししてた時の洗濯機が壊れて、春香と選んだ洗濯機を買ったんだけどね…説明書は春香しか読まなかったの」

850: >>1 2013/04/21(日) 13:06:15.05 ID:ho9zjVFAO
千早「…最近の機械は難解過ぎるわ」

貴音「それには同意致します」

千早「四条さん…!」

貴音「千早…!」

(がしぃっ!)

響「機械オンチ同士の固い握手だぞ」

美希「最近の機械は…って言い方が、おばあちゃんみたいなの…」

響「だな」

千早「くっ…」

貴音「しかし、最近の機械は特に難解だと私は思うのです」

響「最近の機械ねえ…自分は空調機器にはやたら詳しくなったなぁ」

美希「それは、家族の為?」

響「うん。さすがに一匹一台は無理だから、仕切りをしたりして2台で上手く調整してる」

貴音「凄いですね」

千早「私、リモコンの電源ボタンと冷暖房ボタン以外、触った事が無いわ」

貴音「私もです」

響「だから貴音の家のエアコンは暑いか寒いのどちらかなのか…」

千早「さっきの洗濯機じゃないけど、説明書を読んでも分からないのよ…だから、基本的には触らない」

美希「ミキ、殆ど説明書なんか読まないよ?」

響「美希は感覚で何でもこなせるからな」

美希「そーかな?ただ、お部屋の掃除すると説明書が出て来て、暇つぶしに読んでたらびっくりする事はあるの」

響「こんな機能あったのかー、みたいな?」

851: >>1 2013/04/21(日) 13:06:43.35 ID:ho9zjVFAO
美希「うん。まぁ…それを知った時にはその機械自体が無かったりするけど」

響「あるある」

千早「いつ自宅の電気機器が入れ替わったか、全く分からないわ」

貴音「あるある」

みきひび「それはねーよ(なの)」

貴音「なんと」

千早「私、先月まで炊飯器が変わったのを知らなかったわ」

美希「…千早さん、確かその炊飯器になったのって、半年前だよ?」

千早「…イリュージョンね」

響「何を言ってるんだ、このポンコツ歌姫は」

千早「ぽん…!?」

貴音「私は千早の味方ですよ。私もある日突然電気ポットが新しくなっていたので驚きました」

美希「貴音は一人暮らしなのに、何で電気機器が突然変わるの?」

貴音「分かりませぬ…ま、まさか物の怪の仕業なのでは…」

響「じいやさんが言ってたぞ。「壊れた電気機器をそのままにしないで欲しい」って」

貴音「…いつ壊れたのでしょう?」

響「貴音、さっき自分が言った事を取り消せ。お前も最低限の電気機器の取り扱いが出来ていない」

貴音「なんと」

美希「普通、壊れた事位は分かるの」

千早「…分からないですよね?」

貴音「分かりませんね…」

響「…貴音の暮らしが心配だぞ」

852: >>1 2013/04/21(日) 13:07:22.89 ID:ho9zjVFAO
美希「今更なの」

貴音「面妖な…」

千早「我那覇さん、一緒に暮らしてあげればいいんじゃない?」

響「ヘビ香がいるから無理だぞ」

貴音「すみません…あの子だけはどうしても駄目なのです」

千早「じゃあ、美希」

美希「ミキは千早さんちの子だからダメなの」

千早「いつなったのよ…」

貴音「…おや?そろそろ終わりの時間ですか」

響「今日も765プロのアイドルのファンにとっては衝撃的な内容の話だったな」

千早「…例えば?」

美希「765プロの誇る歌姫が、実は機械オンチで、家事しなくて、街中で歌い始める天然さんで、春香が好き過ぎる」

千早「…」

響「否定しないの?」

千早「出来ないのよ…くっ」

貴音「家事はしないというよりは、出来ない、ではありませんか?」

千早「…はい」

響「765プロ内の女子力ランキングが、美希とワーストを張り合うからな」

美希「…ミキはやれば出来るの!やらないだけなの!」

響「やらない時点で問題外さー」

美希「うぐぐ…」

千早「美希…」ポン

美希「千早さん、凄く優しい微笑みで肩を叩かないで欲しいの」

貴音「良い仲間なのですね」

響「お前もだぞ、貴音…」

853: >>1 2013/04/21(日) 13:07:49.63 ID:ho9zjVFAO
貴音「なんと」

響「今日の放送以降、765プロのホームページにある女子力ランキングがどう変動するかな」

貴音「…かっとは…ええ、しないのですね、分かりました…」

ナレ『え、えーっと、という訳で、『ファミレスフェアリー!』、本日はそろそろ終わりのお時間になりましたぁ…』

ナレ『第5回、ゲストは765プロの誇る歌姫、如月千早ちゃんでした♪この後は『水谷ラボ ~PCのお勉強会~』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

千早「ふふ…四条さん、『底』でお待ちしておりますよ…」コッチコーイ

美希「下がる事の無い『底』が、貴音を待っているの…」コッチコーイ

貴音「ひぃ…そ、底が手招きを…」

響「何やってんだ…ほら、〆の挨拶するぞ。せーの」

響「まったねー!」

響「やれよ!」

ちはみき「こっちゃこ~い」コイコイ

貴音「ひぃ…!よ、妖怪『ここが底』…が」ブルブル

響「そんな妖怪いない!」

美希「蓋側の人が何か行ってるの」

千早「羨ましい」

響「ありがとう!嬉しくないけどな!蓋側って何さ!」

貴音「せーの」

みきたかちは「まったねー」

響「自由だな!何なんさー!」

861: >>1 2013/04/22(月) 14:19:01.73 ID:do9A9rnAO
>>859
細かい設定はまだ出してませんでしたが…

・春香…S
・千早…Aに近いB(海外での活動や歌関係に比重を置いている為、全体的な評価が取られていないだけ)
・美希…A
・響…A
・貴音…A
・やよい…A
・伊織…A(765プロ2人目のSに一番近い)
・あずさ…A
・亜美…A
・真美…Aに近いB(千早と同じ理由)
・雪歩…B(千早と同じ理由)
・真…A
・かすみ…F


凄く細かい設定としては…

・千早…海外でのCDリリース、ライブなど、歌手としてはS+。
しかし、グラビアやCM、ドラマ、バラエティー活動が少な過ぎる為にこの評価。
ファンも事務所も業界までも、いまいち納得はしていないものの、本人はやりたがらないのでやむなし

・真美…亜美の影武者から脱却する為の手段として、亜美が殆どやらなかったモデルにシフト。
本人も楽しくなってきた上に、美希以上に奇抜なアイディアの持ち主で業界に新たな風を吹かせた風雲児。
最近では、美希と一緒にステージ衣装のデザインもする程に。
初のモデルがメイン活動のアイドル(美希は元々はグラビアや歌、ドラマなども並行してきたが、真美はほぼモデル専門)

・雪歩…演劇関係に異常にハマり、今では日本の演劇界における宝とまで言われる。
おかげで、CDリリースやグラビアなどの仕事が殆ど組み込めず、ランクダウン。
しかし、舞台を手掛ける監督や脚本家から引っ張りだこな上、最近では海外からもオファーがあり、765プロ初のハリウッド女優かブロードウェイ女優かと噂されている。

他のアイドルよりも一点突破型な活動をさせているPさん曰わく

P「どうしてこうなった…本人がちょっと楽しそうだからってそっちの仕事増やしたら…最近はテロップに『デザイナー兼モデルの双海真美さん』とか『女優の萩原雪歩さん』とか出るし…」

P「千早はもうあれでいいかな…」

P「実は、まだ色々と展開があったりするんですけどね…例えば伊織なんかは…」

律子「ふん!」ガシッ

律子「えい☆」ポイッ

P「ジャーマ゛ン゛!?」グシャ

877: >>1 2013/05/06(月) 19:25:17.88 ID:wtzZL6sAO
~ガスト~

美希「ランキングに変動があったの」

貴音「」ビクッ

響「どれどれ」

美希「これ。小鳥がランキングをプリントアウトしてくれたの」

響「ふむふむ…女子力ランキングのワーストが千早、次が美希、そして貴音になったな」

貴音「そ、そんな…私は先週まで7位くらいにいたはずなのに…」

美希「仕方ないの。妖怪『ここが底』に手招きされたから」

貴音「おぉ…なんと…なんといふ…」

響「…現実は時に残酷なんさ…それじゃ、始めるぞー」

美希「せーの!」

妖精「『ファミレスフェアリー!』」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『『ファミレスフェアリー!』今週も始まりました!ナレーションの萩原雪歩です♪』

ナレ『女子力ランキングですかぁ…あ、私は…うん、まぁいいじゃないですか!』

ナレ『え?低くて発表出来ないんだろうって?…そ、そんな事ありません!私は5位に入ってますぅ!上位が強過ぎて勝ち目が無いんですぅ!』

ナレ『春香ちゃん、あずささん、やよいちゃん、響ちゃんの4人にいつも勝てないんですぅ…』

ナレ『えと、今日もいつものガス○さんから、いつもの皆とゲストがお届けしますぅ!』

878: >>1 2013/05/06(月) 19:25:45.18 ID:wtzZL6sAO
美希「それじゃ、本日のゲストなの!」

ひびたか「」グッ

美希「…何してるの?2人して」

響「阻止の準備」

貴音「聞くと、あれは彼女のファン(乙女)には不評との事…ならば、阻止せねばなりません」

真「出辛いよ!何なのいきなり!」

美希「という訳で、本日のゲストは…きゃっぴぴぴぴーん♪」

ひびたか「っ!?」

真「菊池真ちゃんナリよー♪」キャピーン♪

響「しまった!」

美希「せーの」

真「まっこまこり~ん♪」バチコーン☆&キャピルーン☆

美希「やったぁ☆真クン!成功したの♪」

真「へへー!美希のおかげだよ!」

美希「という訳で、今日のゲストは菊池真クンなのー!」

真「皆さんこんにちは!菊池真です!」キラッ

響「くぅ…まさか美希が内通者とは…」

真「どんだけ阻止したかったんだよ!」

貴音「こ、これでは全国の菊池真ファンの乙女達に申し訳が立ちません…!」

真「ボクのファンの人達にどんなイメージを持ってるんだ!」

響「真=王子様ってイメージを持っている」

真「あながち否定出来ないのが悔しい!」

貴音「しかし美希…何故、「あれ」に協力したのです?」

真「あれ、って…普通に自己紹介じゃないか!」

879: >>1 2013/05/06(月) 19:26:13.97 ID:wtzZL6sAO
響「というか、美希はいつの間に真とあんなコンビネーションを…」

美希「…ミキ、真クンの為なら何でもしてあげるの…ミキ、尽くすオンナだからなの…」

真「ボクは女だって言ってるでしょ!?」

響「真、真」

真「何だよ!?」

響「はるちは」ボソッ

真「…あり得るんだ…そうだった、あり得るんだよ…」

美希「あは☆」

真「だけど、ボクは尽くして貰わなくていいからね!?」

美希「」ガーン

ナレ『やっぱり真ちゃんは私が…』

真「ボクは…その、好きな 男 の人に、尽くしてあげたいから…」ポッ

ナレ『』ガーン

真「ま、そんな人いないけどね…」ハフゥ

響「つーか、そんな暇無いよな、真は」

真「舞台にサイクリングアイドルに生っすかに歌に…うん、暇、ない」

貴音「765ぷろのあいどるが一同に介す事は、もう難しいかもしれませんからね」

真「皆忙しいからねぇ…仕方ないよ」

響「事務所でクリスマスと雪歩の誕生日パーティーをしたのが懐かしいぞー」

真「2年位前だっけ?最後にやったの」

貴音「ええ…あの時に並べられた料理の数々…真、美味で御座いました…」ウットリ

真「あはは…た、貴音らしいや」

響「流石、としか…」

880: >>1 2013/05/06(月) 19:26:47.76 ID:wtzZL6sAO
貴音「しかし、あの食事は…」

真「まぁね…あずささんとやよいと響、765プロの料理上手3人が、材料費度外視で作ってくれたから、不味い訳が無いんだよね」

響「提供、水瀬財閥だぞ」

貴音「けぇきに至っては…春香が「今までの人生で最高傑作かも」と豪語致しましたから」

真「ああ…あれは美味しかったねぇ…」ウットリ

響「自分、ケーキ食べるのに無言になるなんて思わなかったさ…」ウットリ

貴音「私も…らぁめんより食べたいと思った物は、あれが最初で最後でしょう…」ウットリ

美希「」ズーン←まだ落ち込んでる

ナレ『』ズーン←同じく落ち込んでる

テロップ[本編ではあまり出ないテロップですが…]

テロップ[3人が恍惚、美希ちゃんとナレーションの雪歩ちゃんが真っ白なので…]

テロップ[カットです]



~暫く、美しい映像と音楽でお待ち下さい~

~♪←何かそれっぽいクラシック

(ヴァオオオオオッ!)

!?

社長「黒井ぃぃぃ!」

黒井「コーナーは譲らん!」

社長「」ティン!

社長「ここだ!」グワッ!

社長「」グン!

社長「究極のぉ!Vモンキーだよ君ぃぃッ!」

(ズバァァァッ!)

黒井「なっ!?強引にインを抜かれたぁ!?」

881: >>1 2013/05/06(月) 19:27:15.51 ID:wtzZL6sAO
社長「やった!」

黒井「くそぉぉ!」

テロップ[モーターボートに引っ張られてる小さいバナナボートの上でハシャぐオッサン2人の図でした]

テロップ[大丈夫なの?765プロ]

テロップ[あと…今更モンキーターンが通じる世代は番組見てないかと…]



~○スト~

貴音「…店員殿、真に申し訳ありませんでした…」

店員「あ、いえ…」

響「確かに自分達も恍惚としてたけど」

真「涎はダメだよ、涎は…アイドルとしても、女の子としてもさ…」

貴音「はい…猛省しております…」

響「慌てて気付いてくれた店員さんがおしぼりで受け止めてくれたけど…机に水溜まりならぬ涎溜まりが出来るのはマズいだろ~」

貴音「真、その通りで御座います…」

真「あ、店員さん」

店員「はい?」

真「そのおしぼり貸して下さい」

店員「え?あ…どうぞ…」

真「はい!それではこの、765プロのアイドルユニット『フェアリー』の四条貴音の涎を吹いたおしぼりを、本人のキスマークをお付けして一名様にプレゼントし…」

貴音「にゃぁあ!?」ガバッ

真「おわぁぁ!?」

貴音「ぷ、ぷれぜんとなど致しません!あ、貴方は何を言っているのですか!?」マッカ

882: >>1 2013/05/06(月) 19:27:46.66 ID:wtzZL6sAO
真「しないの?」

貴音「い、いたしません!そんなことしませんでございますです!」マッカ

響「真、お前凄いな」

真「貴音は意外にも攻められると弱いっていうのが、今までの放送で分かってたからね」キラッ

響「いや…さっきのプレゼントするってボケもだし、今の貴音対策取ってたり、攻めるだのなんだの…まこまこりん路線はもう諦めたのか?」

真「?」

響「いや、今更首を傾げて不思議そうな顔されても…」

真「…!」ダラダラダラ

響「あ、気付いてなかったんだ」

真「にゃわぁあああしまったぁぁぁぁあ!これじゃあ可愛い女の子路線からまた外れてしまうぅぅぅ!」

響「アホだな…」

貴音「て、店員殿!これはすぐに廃棄処分をして下さいませんか!?」

店員「あ、はい…では失礼します」

貴音「ふぅ…」

<え?店長何です…あ、おしぼり廃棄前に店長の所に持って行けば良いんですk…

貴音「お待ちなさいッッ!」ガタッドタンドダダダダダッ!

響「やたら素早い貴音でした」

真「おぉぉ…またやってしまった…」ズーン

響「もう諦めたら?」

真「イヤだ!」

響「そ、そう…」

響「(真は余計な事しなくても可愛いのに)」

響「それと…だ」

883: >>1 2013/05/06(月) 19:28:14.21 ID:wtzZL6sAO
美希「」ズーン

響「」デコピーン

美希「あいたー!?」

響「何時までも打ちのめされてんさ!?番組!これはばーんーぐーみー!」机バンバン

美希「で、デコピンしなくてもいいって、ミキ思うな!」ヒリヒリ

響「落ち込み方がガチ過ぎるんさー!」

ナレ『』ズーン←落ち込み方がガチ

貴音「た、ただいま戻りました…」ゼェゼェ

美希「た、貴音、どしたの?息切れてるし、髪ぼっさぼさで…走り回ってきたの?」

貴音「欲にまみれた愚か者から、私の恥を奪い返し、闇に葬って参りました…」

美希「…?」

美希「た、貴音がちんぷんかんぷんな事言ってるの」ユビサシ

響「聞かないでやれ」

美希「わ、分かったの…」

真「可愛い女の子路線…うぐぐ…」

美希「こっちの人はどうしたの?」

真「」

響「呼び方のランクを下げるな!団結!765プロのアイドル達は仲良し!団結!」

美希「そんな必死に否定すると仲が悪く思われるの」アフゥ

響「うぐ…」

真「実際、仲良しだもんね?ボクと美希」

美希「うん♪」

真「…!…!」

美希「…!…!」

響「テーブルの下で脇腹を抓り合うな!分かりにくいボケすんな!ていうかアイドルなんだからボケるな!」

884: >>1 2013/05/06(月) 19:28:45.42 ID:wtzZL6sAO
美希「響に言われたくないの」

真「だね」

響「これ幸いとドヤ顔すんな!たまたまフリみたいなツッコミしたからって、「しめた!」みたいな顔して!ボケた後にツッコまれなかったらどうしようって、抓り合いながら滅茶苦茶不安そうな視線向けてきたくせにー!」

真「な、何で言っちゃうんだよぉ!」マッカ

美希「は、恥ずかしいの!響のあほー!」マッカ

響「誰があほさー!」

貴音「踊る阿呆に見る阿呆!」テケテン

ひびみきまこ「」

貴音「…同じ阿呆なら…」グググ…

ひびみきまこ「」

貴音「踊らにゃ損!損!に御座いますよ!」クワッ

ひびみきまこ「…えっ?」

貴音「何か?」

美希「えっ?そ、それだけ?」

貴音「はぁ…何か?」

真「何で「何言ってんだコイツ」みたいな顔してんの」

貴音「何を仰ってるのでしょうか?この子達は…」

響「」ブン…ブン…

貴音「響、無言で素振りをするのはおやめなさい、謝りますから。ごめんなさい」

響「…全く…ツッコミは疲れるんだぞ?あまりさせないで欲しいさー」

貴音「…他に、出来る者がいますか?」

響「…」

美希「?」ニパッ

真「?」ニコッ

響「…自分、今日は頑張る」

貴音「是非に」

885: >>1 2013/05/06(月) 19:29:19.65 ID:wtzZL6sAO
ナレ『あ、萩原雪歩、復帰ですぅ』

ナレ『今日はいつも大体ツッコミ側にいる真ちゃんがボケ側に…』

ナレ『響ちゃん、頑張って下さい…』

響「はぁ…今日は一段と疲れそうだぞ…」

貴音「そういう時は」ピンポーン

貴音「甘い物です」

響「自分、まだお昼まだなんだけど」

真「お昼ご飯の前に甘い物は辛いね」

美希「ミキは平気だよ?だって…」

真「だって?」

美希「女の子の身体は、甘いお菓子で出来てるからなの♪」

真「」

響「ああ、うん…」

貴音「私はらぁめんで出来ています」

響「そーですか」

真「こ、これが可愛らしさ…!ナチュラルにそう言えるのが、可愛らしさ…!」

響「女子力は底だけどな」

美希「放っておいて欲しいの」

貴音「私は引っ張られて不本意な結果に…」

響「真実が明るみに出ただけとも言うな」

真「女の子の身体はぁ…あまーいお菓子で出来てるんだゾ☆」キャピーン

響「おーたむ~ん☆の頭目さんの気配がした」

美希「頭目って言い方はどうかと思うの」

真「律子のデビュー当時の映像は良かったね。こう…可愛さを追求してる感じがする」

響「本人が迷走って言ってたじゃないか…許してやれよ…」

886: >>1 2013/05/06(月) 19:29:47.96 ID:wtzZL6sAO
真「アイドルは可愛さを追求するものさ。律子は間違えてないよ」

響「だから力説してやるなよ…本人いたら泣くぞ?」

貴音「店員殿、中華麺を」

店員「かしこまりました」

響「会話の合間にさらっと注文を挟むな」

美希「真クンの追求する可愛さは、ちょっと違うと思うの」

真「そっかー…難しいなぁ…」

響「そのままでいいと思うぞ?そりゃ、女の子からも沢山好かれて「王子様」なんて呼ばれてるけどさ」

響「前と違って男の子のファンだって沢山いるし、変に考え過ぎた「乙女」を目指すより、今そのままの、明るくて爽やかで、笑顔が格好良くも可愛くもある、そんな真が一番魅力だと思うけどな」

響「勿論、まこまこりん路線がダメとは言わないけど、周りが見たら無理矢理やってる感じがするんさ」

響「もっと言うなら、普段の真だって、十分に女の子なのに…気にし過ぎなんじゃないか?」

真「ひ、響ぃ…」

響「まぁ、自分の意見だから、参考程度に思っててくれー」

真「響…ありがとう」ニコッ

響「」ドキッ

真「…」

響「…」

真「そーゆー反応されると傷付くんだけどぉ!?」

響「ご、ごめん!真面目な話をしたから、ついボケなきゃって!」

887: >>1 2013/05/06(月) 19:30:51.56 ID:wtzZL6sAO
美希「響の今のは酷いと思うな」

真「うん、美希は絶対に響の事を言えない」

貴音「」ズルズルズルズル

真「仕事しようよ、貴音…あ、いや、それが仕事か」

響「ラーメン啜るのが仕事か…アイドルではないよな」

貴音「私は私、これがアイドル四条貴音なのです」

真「つまり、自分のスタイルを崩すな、と。流石貴音だね!」

貴音「あ、いえ…」

響「貴音、今日の真は扱いにくいぞ」

貴音「面妖な…」

美希「真クンは今のままでいいの!イケメンさんだし、優しいし!あのね?真クンなら…ミキ、いいよ?」

真「うん、何が?」

美希「デートしてもいいの」

真「ああ、うん…」

美希「そんでね、カモ先生二世のいる公園で一緒におにぎり食べてー、お買い物してー…あ、映画とかもいいかも!」

響「相変わらず、765プロ1の純情乙女だな、美希は」

貴音「鴨先生は世代交代なされていたのですね、いつの間にか」

真「…それだけ?」

美希「へ?」

真「それだけなの?ご飯食べて、買い物して、映画見て…」

美希「あ、あの、真クン、お顔が近いの!」

真「その後は…大人の時間だよ」ササヤキ

美希「」ボン!

響「な、なぁ…真…」

888: >>1 2013/05/06(月) 19:31:43.74 ID:wtzZL6sAO
真「…求められているだろうから、やっただけだよ…」トオイメ

ナレ『…真ちゃん?』ハイライトサン、オデカケデース

美希「はわわ…」マッカ

貴音「美希が大変な事になっておりますが…」

真「…やり過ぎた?」

響「美希がやたら純情乙女さんだから仕方ないさー」

美希「」イヤンイヤン

美希「」モジモジ

美希「」ニヘ

貴音「端から見てる分には非常に愉快なのですが…」

響「やたら可愛い美希をお届けしているけど、ファン的にはどうなんだろう?」

貴音「●●られた気分になるのでしょうか…」

真「ボク、女だけど」

響「だから余計にダメージがデカいんじゃないか?」

真「…ファンの皆様、ごめんなさい」

美希「」モジモジ

ナレ『』ギリィ…

響「ナレーションの雪歩がどうなるかな」

真「」ハッ!

貴音「真…確か貴方はろけですから…雪歩と車で移動じゃ…」

真「」カタカタカタ

響「…惨劇が巻き起こるな、ロケバス内で」



~ロケバス内~

真「」ダラダラダラ

雪歩「」ニコニコ

真「」カタカタブルブル

雪歩「」ニコニコ

運転手「(運転手ですが、ロケバス内の空気が最悪です。あと、雪歩ちゃんのハイライトさんはまたお出掛けしてます)」

雪歩「ふふ…」ニコォ…

889: >>1 2013/05/06(月) 19:32:11.66 ID:wtzZL6sAO
~フェアリーの楽屋~

美希「あの時の真クンは、最高に格好良かったの!」

響「まぁ、そのせいで雪歩が口も聞いてくれないらしいけどな」

貴音「…絆とは…儚いものなのですね…」

響「ま、こうなったら天海・D・春香プロデューサーに任せるよ」

春香「はいぃ!?」←遊びに来てた

貴音「任せましたよ?春香」

春香「まだ死にたくないのですが…雪歩、うちに今週来なかったし」

美希「雪歩にも困ったもんなの」

響「ガチだからな」

貴音「ですね」

春香「ガチゆーな」



~ロケバス内~

真「あの、雪歩さん?何で抱き付いてきてらっしゃるのでしょうか?」

雪歩「…渡さない、真ちゃんは、誰にも」

真「雪歩さんのハイライトさぁぁん!帰ってきてぇぇぇぇ!って、首筋舐めないでぇぇぇぇ!」

運転手「(ロケバスの運転手ですが、後部座席がガチです)」

運転手「(正直、ギ ギ です)」



~ガス○~

真「あ、カット出来ないんですか…」

貴音「真、ここのすたっふは編集をする技術が無い訳では無いのです…やらないのです」

響「面白さの為なら、その日の番組構成すら変えるぞ、当日に」

美希「生っすかと同じ人達なんだよね」

890: >>1 2013/05/06(月) 19:33:06.78 ID:wtzZL6sAO
真「ああ…生っすかの…『ブーブーエスで最も笑いに貪欲で、アイドルにすら笑いの神を降ろす集団』なんて呼ばれてる、あの…」

テロップ[どんな連中だよ]

貴音「二十郎の店主殿から聞きましたが、二十郎あいすは本来、らぁめんを食べた後の口直しがしたい方のみの提供だそうです」

響「ああ…段ボール事件な」

美希「…あの時ね、春香があんな事になって、千早さんもああなったでしょ?」

響「嫌な…事件だったね…」

貴音「まだ、段ぼぉるの蓋が見付からないんだろう…?」

真「段ボールの蓋が見付からないって…そんな勢いだったんだ、あれ」

美希「うん、良く春香の首から上が残ったなって思うの」



~はるちは楽屋~

春香「実はね…」←帰ってきた

千早「何かしら?」

春香「あれから暫く、ファンの方からゆうパックでプレゼントが来たりもしたんだけど」

千早「来てたわね、結構な数」

春香「全ての箱に矢印が引いてあって、『こっちが開きます』って注意書きが…」

千早「」

春香「しかもね、送る人が書いてるんじゃなくて、ゆうパックで送ろうとすると郵便局の人が聞くんだって…「注意書きは入れますか?」って」

千早「」ブフッ

891: >>1 2013/05/06(月) 19:33:58.79 ID:wtzZL6sAO
春香「注意書きを入れますって言うと、矢印と注意書き入りのシールが貼られたり、油性マジックでその場で書いたりしてくれたらしいよ?」

千早「は、はるか…あなたのせいで…郵便局員の人達に…無駄に余計な仕事が…」プクク

春香「今でも忘れないよ…あの痛み」

千早「も、もう…ゆるひて…おなか…いた…」



~ガス○~

響「現場にいた美希としては、あれはどうだったの?」

美希「ミキ、たまたま別の方見てたんだけどね…「スパーン!」っていう良い音と、後ろに仰け反る春香が視界の端に入って…何かと思って見たら、開け放たれたパンドラの箱と、鼻を押さえる春香、撃沈状態の千早さんが見えて…「あ、また春香が何かやらかしたの」って…」

貴音「それで、さっさとあいすを手に取った、と…」

美希「うん。後で聞いたら、あれは全く予想外だったんだって。ラーメン屋さんに行ったのにラーメンが出ないっていう所にツッコミ欲しかったけど…」

響「全部春香が持っていったな」

真「あれはね…あの後バラエティー番組に出ると、「765プロは笑いに貪欲だから気を付けろ。隙あらば笑いを取られるぞ」って、芸人さん達がボクらを警戒するっていう事態に…」

892: >>1 2013/05/06(月) 19:34:24.53 ID:wtzZL6sAO
響「765プロはアイドルのプロダクションで、自分達はアイドルだぞー!」

真「可愛いアイドル達ですよー!」

美希「そうなの!ミキ達はアイドルなの!」

貴音「」ピンポーン

響「はい台無しー」

美希「貴音を除く、なのー」

貴音「なんと!わ、私だけ仲間外れにしようと言うのですか!?我々の絆は…」

真「自らその絆を台無しにしにいった人が何を言ってるのさ…」

貴音「…てへっ♪」

美希「」

真「」

響「」

貴音「な、何です?その面妖な物を見るかのような視線は」

響「貴音、顔真っ赤」

貴音「…っ」

真「あ、あまりにキャラが違うからビックリして停止しちゃったよ…」

響「美希は未だにフリーズ中だしな」

美希「」

貴音「そ、その…やはり似合わない事はしない方が良かったですね…」

真「いや、何時もの全部を見通してるみたいな不思議さとクールさとは真逆で、可愛かったと思うよ」

貴音「」キュン

真「フォローした相手を、隙あらば精神的に傷付けてくるのは止めてくれないかな?」ピキッ

響「照れ隠しだな」

貴音「…っ!」

貴音「響はいけずです!いけずです!」ペシペシ

響「わぁ!ごめん、ごめんってば!」

893: >>1 2013/05/06(月) 19:35:07.87 ID:wtzZL6sAO
真「ところで、こっちはどうするの?」

美希「」フリーズ

響「ふむ…」

貴音「…いざ」スッ←平手打ちの構え

響「やめろって…うーん、よし」

真「ん?何か考えがあるの?」

響「美希ー」

美希「」

響「おにぎり、いるかー?」

美希「食べるの!」キュピーン

響「な?」

真「ああ、うん…」

貴音「一瞬で復活致しましたね」

美希「おにぎりは?」

響「後でな」

美希「…」プクー

響「膨れんな!」

貴音「店員殿…」

店員「流石におにぎりはありません…」

美希「」ショボン

店員「…暫くお待ち下さい」

4人「?」



~15分後~

店員「お待たせしました」コトッ

美希「おにぎりなの!」パァァ

貴音「店員殿、これは?」

店員「当店の和膳セットのご飯をおにぎりに致しました。牛肉と豆腐のヘルシー豆腐ハンバーグのセットです」

美希「店員さん!ありがとうなの!」キラキラ

真「言ってみるもんだね」

店員「すみません、実はうちの厨房の人間が大の美希ちゃんファンでして。理由を話したら、「任せろ」って」

美希「今からお礼言いに行くの!」

店員「え?でも収録が…」

響「大丈夫、誰かがいなくなるとか今更だし」

894: >>1 2013/05/06(月) 19:35:48.49 ID:wtzZL6sAO
店員「はあ…で、では此方にどうぞ」

美希「はーい♪」

響「これさ、これから新しくメニューになりそうな気がする」

貴音「ふむ…おにぎりに具を入れ、味噌汁に卵焼きに…更に数品目から2種類位を選べる、行楽弁当定食というのは、如何でしょう?」

真「それ、楽しそうだね!確か宅配サービスもあるから、それがあるとお出掛けする時にいいかもしれないね」

<コンニチワナノー!

<ウォォォ!?ミ、ミキチャンダァァァァ!コ、ココココンニチワ!

響「お、厨房付いたみたいだな」

貴音「さて、では今更ながらトークテーマを」

真「結構収録進んでるよね?もう」

響「先週分の放送は見たか?」

真「あー…そういえばトークテーマが後半だった気がする」

響「そういう番組なんさー」

真「自由だねー…」

貴音「それが良い、と言って下さる方もいらっしゃいます」

響「主にフェアリーのファンの皆がな」

真「そうなんだ」

響「特に、貴音は新境地を開いたとかって、最近ファンが一気に増えたみたい」

貴音「私だけでなく、小悪魔的かつ猫のような美希、明るく元気で素直な響…こういった今までの印象とは違った面を出して、それぞれふぁんの方々に受け入れられているではありませんか」

895: >>1 2013/05/06(月) 19:36:27.12 ID:wtzZL6sAO
真「例えば?」

貴音「美希で言うなら…実は超純粋乙女だという点、響は…我々3人のまとめ役になれ、司会進行が出来るという点などでしょうか」

真「響のポジションは貴音だったんだけど」

貴音「私はその逆…と言いましょうか。実際そうだったのですが、みすてりあすというふぃるたぁで隠されていた面が、初めて露呈しているという感じですね」

響「実際、貴音は大人っぽさも子供っぽさも併せ持ってるし、765プロに来てからは余計にキャラ崩壊が激しいというか…」

貴音「正直に申し上げますと…私は以前お話した通り、中学生の時に原因不明の大病を患い、ずっと自宅で過ごす日々でした」

貴音「なので、地元にいる数少ない友人以外で、初めて出来た同年代の友人、といいましょうか…仲間という存在に、大分浮かれているのかもしれません」

真「いいんじゃないかな?765プロは家族とか友達とか、そういう部分があるし」

響「アイドル活動に支障がないなら、な」

貴音「う…」

真「出てる?支障」

響「全く」

真「だよね~」

貴音「なら良かったのですが…」

響「まあ、芸人思考がこれ以上加速しなければ大丈夫じゃない?」

貴音「気を付けます」

896: >>1 2013/05/06(月) 19:37:38.04 ID:wtzZL6sAO
美希「たっだいまなのー♪」

響「はいおかえりー」

真「おかえりー」

貴音「おかえりなさい、美希。ふぁんの方はどうでしたか?」

美希「すっごく喜んでくれたの!お礼に何かしたかったけど、忙しそうだったから何も出来なかったの」

貴音「そうですか…」

響「まぁ、向こうも仕事中だしな。仕方ないさー」

真「その人がシフト終わったら、改めて挨拶に行くとか」

美希「でも、この後ミキは別のお仕事だし…」

貴音「ふむ…すたっふのどなたかに頼めないでしょうか?」

響「うーん、皆仕事だろうしなぁ…」

真「お店の人に頼むとか?」

美希「じゃあ、もう一度行ってくるの!」

貴音「えっ」

響「あ…行っちゃったぞ…」

真「いいのかなぁ…」

響「あ、トークテーマ忘れてた」

貴音「ふむ…美希が戻ってきてからで良いのでは?」

真「そうだね」



~美希、帰還~

美希「渡せたの♪」

真「何を渡したの?」

美希「たまたまお仕事が終わる所だったから、おにぎり作ってくれた人にはサイン書いて渡したの、プロデューサーが色紙持ってたから。あと、ラジオの前のノベルティグッズをあげたの」

響「他にあげた人いるのか?」

897: >>1 2013/05/06(月) 19:38:07.98 ID:wtzZL6sAO
美希「さっきのウェイトレスさんに」

貴音「何をあげたのですか?」

美希「ミキが使ってた手鏡の裏にサイン書いたのと、お仕事で貰ってまだ使ってない口紅とマスカラとファンデ」

響「それ、まだ発売前のじゃないか」

美希「うん。2人とも喜んでくれてたよ♪」

真「…そりゃ、サイン入りな上に非売品だからねぇ」

響「前のノベルティ…ああ、おにぎりケースだっけか」

美希「あと、おにぎりんストラップと、マスコットキャラ3匹のステッカー」

貴音「随分と大盤振る舞い致しましたね」

美希「だって、他にあげるものがなかったの。男の人は化粧品なんか使わないだろうし」

真「使いかけなら、逆に欲しがるんじゃ…」

響「真」

真「何?」

響「引く」

真「…ボクだって、たまにはボケたいんだよ」

美希「?」

貴音「深く考えてはいけませんよ、美希」

美希「?…まぁいっか、分かったの」

真「ところで、マスコットキャラって?」

美希「ミキデザインの『おにぎりん』と」

響「自分デザインの『しー沙』と」

貴音「私のでざいん致しました『丼山麺左右衛門らぁめん守』です」

真「貴音のだけ名前がやたら長いのは何で?」

898: >>1 2013/05/06(月) 19:39:05.36 ID:wtzZL6sAO
響「だな。未だに噛みそうになるし」

美希「ミキもなの」

貴音「そうですか?」

真「言ってみて」

貴音「丼山麺左右衛門らぁめん守(どんぶりやまめんざえもんらぁめんのかみ)」

真「長い!そして何故スラスラ言えるんだぁぁぁ!」

響「途中から名前言わなかったしな、自分も美希も」

美希「うん。「おにぎりんと、しー沙と、ラーメンの」って呼び方になってたの」

貴音「別の名前もありましたが、却下されてしまいました」

真「何て名前?」

貴音「マシマシ沢二十郎」

真「そりゃアウトにもなるよ…」

貴音「面妖な…」

響「さておき、トークテーマいくぞー」

真「すっかり忘れてたよ…」

美希「まともにトークテーマをやったのって、いつだったかな?」

貴音「第一回と二回はちゃんとやったような記憶がありますね」

真「やよいの時あたりからおかしかったの?」

響「やよい回もちゃんとトークテーマもお便りの内容も紹介してた気がするようなしないような…」

美希「千早さんの時には、もうそんなの最初から無かった位のノリだった気がするの」

貴音「本気で忘れておりましたからね…」

真「酷い話だ…あれ?確か番組の構成は…」

899: >>1 2013/05/06(月) 19:39:57.25 ID:wtzZL6sAO
響「ああ、春香もその一人だぞ」

貴音「まるち過ぎる活動範囲だと思います」

真「まぁ春香なら仕方ないか。そういう細かい事は気にしなさそうだからね」



~はるちは楽屋~

春香「いま、雪歩に「この前、真に耳元で甘い囁きをされた」ってメールを送ってみました」

千早「私は「襲われた」ってメールしたわ」

真美「やめたげて!まこちんの貞操と命の危険が危ないから!」←遊びに来てた



~ロケ場所のお店前~

雪歩「」ジャキン…

真「雪歩、頼むからスコップをしまって!」

AD「ゆ、雪歩ちゃん!街中で惨劇を起こしたらヤバいスから!落ち着いて!」

真「はるちはめぇぇぇ!覚えてろぉぉぉ!」


~ガ○ト~

響「トークテーマ!『ダンス』だぞ!」

真「だろうね…」

貴音「それか運動か」

美希「イケメン位しかトークテーマは思い付かないの」

真「よーし分かった、戦いたいんだな?まとめて相手になってやる」

美希「ミキの信条はのーもあうぉーなの。らぶあんどぴーすなの」

貴音「私と真が戦えば…どちらかが引退を余儀無くさせられますよ?」

響「どこまでやる気だ、バイオレンス過ぎるだろ…」

真「まぁ、骨は…ね」

900: >>1 2013/05/06(月) 19:40:42.92 ID:wtzZL6sAO
響「知るか!アイドルがアイドルの人体破壊を仄めかすな!」

貴音「ところで…真はダンスで初めて響と競った時はどうでした?」

響「無視か…もういいや…」

真「響と?そうだなぁ…キツかったかな」

美希「キツい?」

真「うん。どれだけやってもそれ以上を見せてきて、じゃあこっちも…って」

響「自分も同じかな。真とダンスすると楽しいけど、すっごい疲れる」

真「一度レッスンスタジオでやった時は酷かったね」

響「うん。あれは酷かった…」

美希「な、何があったの?」

響「レッスン開始から同時にダンス始めて」

真「レッスン終わるまで習ったダンス+オリジナルステップとかを織り交ぜて」

響「どっちが先にギブアップするか」

真「判定の場合はトレーナーさんが判定」

美希「」

貴音「れ、れっすん開始から終わりまで…ですか?」

響「うん」

真「あの時は確か…3時間だっけ?」

響「だな」

美希「…人外がいたの…」

貴音「響…私やあずさを規格外と呼ぶ貴方の方が規格外ではありませんか…」

美希「真クンもね」

響「そうかな~?」

真「割といけるよね」

響「そーだな」

みきたか「いやいやいや!」

901: >>1 2013/05/06(月) 19:41:54.12 ID:wtzZL6sAO
ひびまこ「?」

美希「キョトンとしないで欲しいの。首を傾げないで欲しいの、可愛いけど」

貴音「一般的常識で考えて、三時間踊り続けたら倒れます」

響「そこは上手い具合にな?力を抜いたり、動きが少な目なのにするんさー」

真「そうそう。手を抜くんじゃないけど、派手に動く前の準備運動みたいに、大きい動きの合間に、息を整えながらも身体は常に動かして、急に動いても痛めないようにするんだよ」

美希「響と真クンは、何かアスリートになればいいと思うの」

貴音「2人の為に局側がすぽぉつあいどる女王決定戦をやりたいと企画をした位ですからね」

響「何それ」

真「ボクはやりたいな、それ」

響「自分も構わないぞー?」

美希「この2人に適う相手って、いるの?」

貴音「ふむ…日高愛などはどうですかね?」



~876プロ~

愛「…さ、流石にあの2人にスポーツで勝てる気はしません」

絵里「…規格外?」

涼「男の僕ですら、パワーやスピードでは負ける気がするよ…」



~○スト~

美希「多分だけど、他のアイドルは巻き込まれ事故にしかならないの」

貴音「ふむ…」

真「そうかなぁ?」

響「分かんないなー」

902: >>1 2013/05/06(月) 19:42:36.80 ID:wtzZL6sAO
美希「そういえば、真クン」

真「ん?何だい?」

美希「響と期間限定のダンスグループを作るって話はどうなったの?」

真「ああ、そういえば…ボクも詳しく聞いてないけど…」

真「ほら、ダンス甲子園とか、そういうのがあるじゃない?」

貴音「ございますね」

真「アレの時限定で、色々動いてるらしいよ」

美希「へー…」

響「自分と真は決定として、別の事務所からも探してて、5人でやろうかみたいな話になってるみたいだな」

貴音「ほう、別の事務所のあいどるとも組むのですか」

真「ダンスに事務所なんて垣根はいらない!ってコンセプトらしいけどね」

響「実際、難しいみたい。やっぱ、スケジュールやら何やらの調整が難しいとか」

美希「うちのスパコンさんがやればいいんじゃない?」

貴音「あのお方なら、5人分の調整と管理位、造作も無いのでは?」

真「ほら、そうしたらさ…やっぱりさ、お互いの事務所間での内部事情やら機密事項やらの漏洩みたいな、そういう難しい問題も出てくる可能性もあるじゃない」

響「だな。自分達的にはそんなに重要でも無いただの雑談のネタでも、事務所的に戦略を練り難くなったり、色々しがらみがあるんさー」

903: >>1 2013/05/06(月) 19:44:19.87 ID:wtzZL6sAO
美希「ふーん…何かめんどくさいの」

真「ボクらにはどうにも出来ない事だからね」

貴音「大人の事情、というものですね」

響「自分達も成人したりしてるとはいえ、やっぱりそういう事はどうしても疎いからな」

真「ここまで自由にさせてくれてるのが奇跡って感じもするけどね」

響「だな。難しい問題は沢山あるけど、今後も色んなやり方でアプローチしてくらしいから、続報をお待ちください」ペコ

美希「色々あるんだねー、うちの事務所も」

貴音「ええ…皆、それぞれに考えた道を進んでいますからね」

響「雪歩や真美や千早かな」

貴音「…ええ」

貴音「(あの会議に出た身としては…その者達以外にもあるのですが…黙っていましょう)」

貴音「(彼女達が進む新たな道と試練…私は、手助け出来る事が少ない…真、世の中は難しい物です)」

ナレ『はふぅ…すみません、萩原雪歩です、落ち着きました』

ナレ『えと、真ちゃんと響ちゃんのダンスユニットに関しては、続報があり次第765プロのHPや、生っすか…勿論、この番組でも続報を出していく予定ですぅ』

ナレ『それでは、CMですぅ』

響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル

913: >>1 2013/05/09(木) 13:12:42.85 ID:1zjZbBkAO
貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル

ナレ『今回のゲストは765プロの姫王子様、菊地真ちゃんです!』

ナレ『今日はいつもツッコミ側に回る真ちゃんがボケたがりに…』

ナレ『フェアリーの皆の猛攻に、真ちゃんはボケきれるのか!?そして響ちゃんの胃腸は持つのか!?乞うご期待!』

ナレ『…アイドルのトーク番組なのに、期待する所が間違えてる気がしますぅ…』

美希「ダンスユニットかー…」

真「美希もやりたいの?」

美希「ううん」

真「あら」

美希「というかね、真クンと響の2人で、しかもダンス主体とか…他に付いていける人が思い付かないの」

響「そうかな?」

貴音「あなた方に付いていくには、よほどの体力と運動神経がなくては不可能ですよ」

美希「女の子の中では限られてくるの」

真「ボクは女の子なんだけど?」

響「自分もだぞ」

貴音「技術とせんすがずば抜けているのです、そう簡単に付いていけるあいどるがいるとは思えません。男性ならば、体力も付いていけるでしょうが…」

真「そこまで無茶しないよ?普段レッスンでやるレベルのしかやらないよ、多分」

美希「多分って言ったの、多分って…」

914: >>1 2013/05/09(木) 13:13:08.82 ID:1zjZbBkAO
貴音「その『普段レッスンでやる事』が、少なくとも私にとっては相当にきついものです」

響「そうだったのか!?」

美希「響…いつもダンスレッスンで貴音がダウンして、ミキがダウンした後も、自分だけ平然とレッスンこなしてるのに気付いてなかったの?」

響「ん?いや、休憩も必要だろうなぁって思ってたけど…」

美希「ミキ達は30分置きに休憩してるのに、響は休憩無しで、しかもレッスン終わった後も一番元気なの」

響「2時間位ならなぁ…」

貴音「…一番激しい振り付けのはずなのに…」

美希「しかも、たまにオリジナルの振り付けも入れたりしてるの」

真「割と普通だよね」

響「そうだな、普通さー」

美希「…ミキ、雪歩とか春香とかが、真クンとダンスレッスンする前に必要以上に気合い入れる意味が分かったの」

貴音「そして、真とだんすれっすんを終えて帰ってきたあいどる達が疲れ切っているのも納得致しました…」

真「うーん…ちょっと考えないとなぁ」

響「そうだなー、皆に負担をかける訳にはいかないし…」

美希「い、今更なの」

貴音「まぁまぁ…これでやり過ぎが減るのであれば…」

真「よし、皆に体力を付けてもらおう!」

915: >>1 2013/05/09(木) 13:14:24.16 ID:1zjZbBkAO
みきたか「」

響「いや、え?」

真「ボクらと同じ位出来るように、皆と合宿しよう!それで多少無理なスケジュールでも平気なようにさ!」

美希「真クンはどうしてそうなっちゃったの…?」

貴音「何故自らを抑える方向に考えないのですか…」

響「(一瞬、なるほどって思った自分は、黙って見守るべきだな)」

真「だって、この業界は身体が資本だよ?体力があるに越した事は無いじゃない」

美希「真クンの言い分も分かるけど、それはまこまこりん路線にいきにくくなるよ?」

真「そんなことないよ?」

貴音「そんなこと御座いますよ?」

真「マジ?」

貴音「まじです」

真「…ボク、りんご三個分より重いものを持った事が無いナリ☆」

響「キテ○ちゃんを例えに出すなら、体重の時にしろよ!キ○ィちゃん持てるとか、りんご三個分でならそうでもないけど、見た目は結構パワフルだぞ!?可愛らしさアピールの仕方の迷走が、この番組内だけで既に加速してるさー!」

真「じゃあどうしたらいいんだよぉ~!」

響「そのままでいいって言ってんだろぉ~!」

真「どのままだよぉ~!?」

響「今のまま!」

真「まっこm」

響「今は違ったろ!?」

916: >>1 2013/05/09(木) 13:14:52.53 ID:1zjZbBkAO
真「じゃあいつ出せばいいのさ!?」

響「今でしょ!?」

ひびまこ「」ドヤァ

美希「ミキ、ミートドリアのサラダとドリンクバーセットなの」

貴音「私は和風はんばぁぐのせっと、ご飯大盛りで」

ひびまこ「無視!?」

美希「そこの人達は何頼むの?」

響「自分まで呼び方ランクダウン!?」

真「せめて同じユニットの響はランクダウンさせたらダメでしょ!?いや、ボクもダメだけども!?」

貴音「早くなさい。店員殿がお待ちですよ…」

真「まだメニュー見てないよ!?」

響「注文するかどうかも知らなかったぞ!?」

貴音「…そこの者達」

真「貴音まで呼び方ランクダウンさせた!?」

響「親友だと思ってた自分に辛い仕打ちだぞ!やたらダメージがデカいから!」

店員「またお決まりになりましたらお呼び下さい、そこの人達」

真「店員さぁぁぁぁん!?」

響「店員さんはダメだろ!接客業的にダメだろぉぉぉ!?」

美希「へーい♪なの」パン

貴音「へーい♪で御座います」パン

店員「へ、へーい♪」パン

真「店員さんを巻き込むな!」

響「いつ打ち合わせしたお前らー!」

美希「響が現場入りする前に」

貴音「1時間程前に」

917: >>1 2013/05/09(木) 13:15:20.01 ID:1zjZbBkAO
響「嘘を付くな!嘘を!自分が朝から春香んちに迎えに行かなかったら寝坊してたくせに!」

美希「うぐ」

真「じいやさんに連れて来られただろ!?」

貴音「くっ」

美希「し、深夜アニメ見てたら…」

響「春香と雪歩が声優さんしてるアニメ?」

美希「うん」

真「あれ、面白いよねー」

美希「春香と雪歩に近いキャラクターだから、余計面白いの」

真「春香はちょっとドジな普通の女の子で、雪歩は引っ込み思案な女の子だっけ?」

美希「なの。で、その2人と仲間3人は田舎の学校の生徒なんだけど、悪い製薬会社の陰謀に巻き込まれて、殆どがゾンビ化した町に閉じ込められちゃうの。で、逃げてる内に彼女達は製薬会社から自分の作った薬をこれ以上悪用されまいと逃げてきた科学者のおじさんから貰った飴を食べて、スーパーヒロインに変身するの!」

真「色々詰め込んできてるねぇ…」

美希「飴の力は10分しか保たなくて、一回使うと1時間は使えないの。だから、女の子達は少しずつ脱出の方法を探しながら、生き残った数少ない町の人とバリケードの中で暮らしてるの」

真「…『魔法少女○○ ~進撃のバイオハザードライフ~』だっけ…無茶するなぁ…」

918: >>1 2013/05/09(木) 13:15:49.40 ID:1zjZbBkAO
美希「春香と雪歩も、最近は「次は何の要素を入れてくるか分からない」って言ってたの」

真「魔法少女ものに戦隊もの、必殺技は何故かしている魔法のベルトにカードを通してキックとパンチのライダー(ベルトのCV:ゲンドウ)、ゾンビが襲ってくるバイオ&デッドラは救援ヘリが絶対に堕ちるのまで取り入れ、合間に突然差し込まれる百合ん百合ん回に、バリケードに囲まれた進撃の巨人要素は、バリケード以上のデカい突然変異種の襲撃までやるし…」

美希「それを、助けにきた自衛隊の戦車で撃退して、弾切れの今は移動用になってて、名前までつけてるの」

ナレ『ガールズ&パンツァーってアニメの要素らしいですぅ』

美希「因みに、前回は疲れて荒んだ心を癒やす為に、バリケード内の皆で麻雀大会だったの」

真「麻雀!?」

美希「なんかざわざわしてたの」

貴音「そっちなのですか!?」

ナレ『そっちなんですぅ…』

美希「あ、剣道少女ちゃんが全国大会目指してたって話もあったの」

真「バンブーブレードまで来たか…」

ナレ『盛り込まれる元ネタの漫画やアニメのDVDを渡される辺り、多分確信犯ですぅ…最近、私も春香ちゃんもやたら詳しくなりました…』

919: >>1 2013/05/09(木) 13:16:35.87 ID:1zjZbBkAO
ナレ『流石にロボットは辞めたらしいですけど…脱出はいつになるか分かりません…』

真「凄いアニメだね…それ」

美希「毎回、関係各所にスタッフさんが謝りに行く映像のEDは、斬新過ぎるの」

響「自由だなぁ…」

ナレ『あのEDの謝罪行脚は、本当に謝りに行ってるんですぅ…私が選んだお茶セットや、春香ちゃんお手製お菓子を持っていってる時もあるんですよ』

ナレ『出演者に謝罪の手助けされるスタッフさんが作る、悪乗りアニメですぅ』

響「美希が寝坊しかけた理由は分かったけど、貴音は?」

貴音「…月明かりの元、小説を…」

響「またか…また視力悪くなるぞ?」

貴音「響から借りた小説が面白くて…」

真「何貸したの?」

響「某不幸なウニが主人公のやつ」

真「ねぼし?」

響「忘れてやれよ…」

美希「そういえば…あのアニメのヒロインの子の1人が、ネジとかを電気で…」

響「もうそのアニメの話はいいから!」

貴音「能力…羨ましくもありますが、恐ろしくもあります」

響「…貴音と暴食シスターは共通点があるな」

真「良く食べる点と髪の毛かな」

響「スタイルとか性格は真逆だけどな」

貴音「噛みつきもしませんよ?」

920: >>1 2013/05/09(木) 13:17:02.83 ID:1zjZbBkAO
響「…」

真「響、いま想像したろ?」

響「っ!?ち、ちがっ!」

響「べ、別に貴音は優しいからあんまり強く噛んでこなくて、多分甘噛みなんだろうなぁとか、噛むといえばきゅんパイアで、こう首筋を甘噛みされるのかなとか、そんな時も気を使いながら優しく噛むんだろなとか、そんなの想像してないさー!」

貴音「な、なんと…」マッカ

真「音無さんがいるぞー、ここに音無イズム継承者がいるぞー」

美希「元気があれば、いつでも妄想出来る!なの」クイッ

真「ぶはっ!わ、わざわざしゃくれなくてもいいだろ!」

響「違うんさー!違うんさー!」ワタワタ

貴音「ひ、響、落ち着きなさい!」マッカ

美希「貴音、真っ赤なのー」

貴音「こ、これは!わ、私とて、あのような妄想をされていると知らされれば、恥ずかしくもなります!」

響「うぎゃー!もーだめさー!自分は沖縄に帰るさー!沖縄でさとうきびかじりながら、山奥の神社の中で世界の行く末を見守りながら生きるんさー!」パニック

真「響、落ち着いて!意味の分からない事を口走ってる!」

美希「響は何になるつもりなの…」

貴音「全く分かりませんね…」

真「さとうきびかじってる神様なんか、いるの?」

921: >>1 2013/05/09(木) 13:17:29.70 ID:1zjZbBkAO
ナレ『検索しましたが、引っ掛かりませんでしたぁ…』

響「あぁぁ…」

美希「ファミレスで墓穴を多段階に掘った上」

真「意味不明な事を口走り」

貴音「頭を抱え込みながら唸る…」

美希「それでも…強く生きてアイドルしてる我那覇響、我那覇響を宜しくお願いしますなの」

真「皆様の清き一票を、我那覇響です」

貴音「優しく明るく前向きに、我那覇響でございます」

響「何で選挙活動みたいになってるんだ!?」

美希「アイドル選挙なの」

真「CDに握手券を入れて…」

響「それはダメだ!何か危険な香りがする!」

貴音「ならば、次回のCD購入権利抽選予約券を封入致しましょう」

響「やたら複雑な上に購入までが遠過ぎる!」

ナレ『オプーn…いや、何でもありません…』

真「じゃあ生写真とか…」

響「い、イヤだ!恥ずかしいじゃないか!」

真「ハム蔵の」

響「何でさ!?誰得なんさ!?どこ需要なんさ!?」

美希「じゃあ何かサインでもしたらいいの」

響「雑!何かやたら雑!何なんさ!?飽きたのか!?」

貴音「半目の響の写真を…」

響「何でなんさ!写真入れるならちゃんとしたのを…いや、入れないけどな!?」

922: >>1 2013/05/09(木) 13:18:02.79 ID:1zjZbBkAO
真「じゃあ何がいいのさ?髪の毛とか?」

響「それはもはや不良品!使い道が無いし!」

貴音「藁人形の中に入れて…」

響「呪いがかかっちゃう!自分、ファンに其処まで恨まれるような事してないぞ!?」

美希「あふぅ…」

響「はいそこ、寝ない!仕事中!」

真「なら日本人形が何かに入れて…毎晩髪の毛が少しずつ伸びて…」

響「何でホラーにするんさ!間違いなく呪われてるじゃないか!」

貴音「」カクッ

響「自分で振ったのに恐怖で気絶!?」

美希「あふぅ…」

響「起きろ」

真「いいアイディアだと思ったのになぁ、ひび毛封入」

響「ひび毛って何さ!?新しい言葉を作るんじゃない!」

真「因みに、ひび毛入り初回特典CDには、謎の呻き声が…」

響「やっぱり呪われてるじゃないか!」

真「ぢゅい!って…」

真「それはハム蔵!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

貴音「はっ!?わ、私は何を…」

響「気絶してたんd」

貴音「そうだ!私の、私の『四条すぺしゃる(二十郎編)』はどうしたのです!?隠すと為になりませんよ!?」

響「何言ってんだお前はー!四条何たらって何さ!?」

貴音「私が私の為に考案したらぁめんです」フンス

923: >>1 2013/05/09(木) 13:18:29.15 ID:1zjZbBkAO
響「知らないし!そんな企画があったことすら知らないし、何で自分がラーメン隠す必要があるんさ!何も得しないし、ここには隠す場所も無いだろー!?」

貴音「い、言われてみれば…」

響「全く…」

貴音「そのような仕事をした記憶がございません…」

響「妄想かよ!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

真「いいの?」

響「このまま放置」

真「あ、そう…」

貴音「」ピンポーン

響「食い過ぎ禁止な」

貴音「ふふ…当たり前です…店員殿!双海飯をっ!」クワッ

響「はい、いつものでーす」

真「雑!響、亜美と真美のコーナーへの振りが雑過ぎるよ!?」

響「疲れた」

ナレ『えと、それでは『F.F!インタビュー!』のコーナーですぅ』



~VTR~

かすみ「…あ、あの」オロオロ

テロップ[OPからかすみちゃん]

やよい「」ニョキッ

テロップ[!?]

やよい「」ニパー

テロップ[何故にやよいちゃん?]

かすみ「お、お姉ちゃん!」

やよい「かすみ、ちゃんと挨拶しないと」

かすみ「あ、うん!」

やよい「テレビの前の皆さん、こんにちは!高槻やよいです!」ガルーン

かすみ「高槻かすみです!」ガルーン

テロップ[Wガルウィーング!]

924: >>1 2013/05/09(木) 13:18:57.12 ID:1zjZbBkAO
やよい「えと、本日は何時もインタビューをしている亜美と真美が、両方ともお仕事の都合で一緒に収録する時間が取れませんでした」

やよい「なので、双海姉妹に代わって、本日のみ私、高槻やよいと」

かすみ「高槻かすみの、高槻姉妹でお送り致します!」

テロップ[亜美ちゃんは竜宮小町のイベント、真美ちゃんはファッションショーのモデルに出るそうです]

やよい「あ、でも…ネタが何にも無いけど、いいのかな?」

テロップ[いらぬ心配]

かすみ「うーん、スタッフさんも半分楽しみにしてるみたいだけど、今日は亜美さんも真美さんもいないから仕方ないんじゃないかな?」

やよい「うー…なら、今日はあんまり面白く出来ないかもですけど、精一杯頑張ります!」

かすみ「私も、いつも以上に頑張ります!」

スタッフ「あの…芸人さんじゃないんだから、無理に笑いを取りに行かなくていいんだよ?」

やよい「えっ?」

かすみ「そうなんですか?」

スタッフ「あの…あれは亜美ちゃんと真美ちゃんが、アイドルなのに芸人以上に笑いに貪欲なだけだから…」

テロップ[あの2人は毎回自主的にやる上、台本はあって無いようなものになってます]

925: >>1 2013/05/09(木) 13:19:24.25 ID:1zjZbBkAO
かすみ「それじゃ、秘密基地にゴー!」

やよい「ゴー!」



~何時もの秘密基地~

やよい「へー、こんな感じになってたんだー」

かすみ「うん、じゃあ何時ものチェックをしよー」

やよい「うん!えっと、机良し!椅子良し!」

かすみ「パトランプの線も…うん、大丈夫」

やよい「後は?」

かすみ「ランプ点くまでは待機かな」

やよい「…暇になりそうだね」

かすみ「仕方ないよ、誰かが注文しないとインタビュー出来ないし」

やよい「うー…仕方ないかー」

テロップ[撮影日時を決めるまでが大変な現場です]

やよい「じゃあ、台本とか読んでようかなー」

かすみ「あ、お姉ちゃん、今度のさしすせそはどうするの?」

やよい「あ、かすみ!あ、あのね…」

テロップ[お姉ちゃん、慌てる]

かすみ「え?」

やよい「他の番組の名前を出したら、それは番宣になっちゃって、怒られちゃうから…」

かすみ「えっ!?あ、そ、そうだった…亜美さんと真美さんは普通にそれをしてたから、忘れててた…」

やよい「あの、ごめんなさい!」ガルーン

かすみ「ごめんなさい!」ガルーン

スタッフ「765プロさんのアイドルが出てる番組なら問題無いよ~」

926: >>1 2013/05/09(木) 13:19:51.55 ID:1zjZbBkAO
高槻姉妹「えっ?」

ナレ『流石に他局さんのはちょっと考えるけど、基本的にゆるーくやってるから問題無しだよ』

ナレ『って、番組プロデューサーさんが言ってましたぁ』

やよい「はわわわ…い、いいんですか…」

かすみ「あは、あはは…」

テロップ[流石にわざと番宣はダメだよ?]



~5分後~

やよい「次回は揚げ物にしようと思うんだ」

かすみ「お姉ちゃんが決めていいの?」

やよい「うん、最近は子供と一緒に見てるお母さんからのリクエストが多くて、私が出来るかどうかで決まるんだー」

かすみ「お姉ちゃんに出来ない料理ってあるの?」

やよい「うーん、レシピが無いと無理かなーって。まだ作った事無い料理は沢山あるから、初めて作る料理を材料だけでいきなり…も、結構難しいかも」

テロップ[当然である]

かすみ「そ、それはそうだね…じゃあ、レシピがあればいける?」

やよい「うん」

かすみ「即答!?」

テロップ[すげー]

やよい「難しいのはちょっと失敗しちゃうかもだけど、基本的にはレシピ通りにやれば問題無く作れるよ?」

かすみ「でも、色々とトラブルがあったりするでしょ?」

やよい「確かにあるかもだけど…」

927: >>1 2013/05/09(木) 13:20:20.72 ID:1zjZbBkAO
やよい「基本的には決まった事を決まった通りにすれば、問題無いかなーって」

かすみ「そ、そうなんだ」

やよい「うん!だから、失敗したらお姉ちゃんが助けてあげるからね」

かすみ「お姉ちゃん…うん!」

テロップ[天使×2]

パトランプ<ダイスキハーニー♪

やよい「あっ!」

かすみ「ランプ点いた!インタビューだよ、お姉ちゃん!」

やよい「う、うん!ちょっと緊張するけど…頑張ろー!」

かすみ「おー!」



~店内~

店員「あら?今日は亜美ちゃんと真美ちゃんじゃないのね」

かすみ「はい!お二人はお仕事のつごーで、来れなかったんです!」

やよい「なので、双海姉妹のぴんちひったーで、高槻姉妹です!」

店員「そうなんだ。このインタビューって、姉妹じゃないとダメなのかしら?」

やよい「さー?詳しく聞いてませんから…」

かすみ「私も分からないです…」

店員「あ、いいのよ。ちょっと気になっただけだから」

ナレ『実際、姉妹ってだけでオファーしたら、うちのプロデューサーが何とかしちゃったみたいですぅ』

ナレ『やよいちゃんはこの収録終わったら、すぐに移動して子供向け番組の撮影とか…また無理しないといいけど…』

928: >>1 2013/05/09(木) 13:20:47.91 ID:1zjZbBkAO
かすみ「あ、それで…注文したお客様は…」

店員「あちらよ」

やよい「えーっと…」キョロキョロ

かすみ「あっ、あの女の人かな?」

店員「そうそう」

やよい「あ、私も分かったかも!」

かすみ「じゃあ、早速インタビューしに行こう!」

テロップ[このインタビューのコーナーが始まってから、初めてスムーズに進んでいます]

高槻姉妹「」テクテクテク

店員「(双海姉妹も可愛いけど、高槻姉妹も可愛いわ…あ、手繋いでる…んー…お姉さん、2人の間に入りたいわぁ)」

テロップ[お巡りさーん、この淑女です!]



~客席~

やよい「あのー、すみません」

女「はい?…っ!?」

やよい「私、高槻やよいって言います!こっちは妹のかすみです!」

かすみ「こ、こんにちは!」

女「え、ええ!良く知ってるわ!」

高槻姉妹「わぁ!ありがとうございます!」

女「(ヤバいやよいちゃん可愛いわ…妹のかすみちゃんも可愛いし…高槻家のDNAはどうなってんの!?なんなの!?凄い眩しい笑顔だし!何!?お持ち帰りしていいの!?普段頑張ってる私への、神様からプレゼント!?)」

テロップ[何か判らんが、やたら強い邪気を感じました by寺生まれのスタッフ]

929: >>1 2013/05/09(木) 13:21:14.47 ID:1zjZbBkAO
やよい「えっと」

かすみ「お姉ちゃん、私が聞くよ!」

やよい「ありがとう、かすみ♪」

女「何でも聞いてね?(言い淀むやよいちゃん可愛い!お姉ちゃんがピンチだと感じて、すぐに助けるかすみちゃん優しい!可愛い!素直にお礼が言えるやよいちゃん偉いわ!そして可愛い!)」

やよい「(何だかこの人、ちょっと前の千早さんとか響さんの気配がするなー…)」

かすみ「えと、私達、今テレビの番組のインタビューのコーナーでお店に来てるんです」

女「ああ、『ファミレスフェアリー!』ね?ちょうどやよいちゃんが出た回位から見てるわ」

かすみ「わあ!ちょうどお姉ちゃんの回からだって♪」

やよい「ありがとうございまーす♪」ガルーン

かすみ「ございまーす♪」ガルーン

女「」プシッ

女「(っと…Wガルウィングが可愛過ぎて、つい鼻血が…2人は下向いてたから気付かれて無いわね…)」

テロップ[確信した!お巡りさーん!このお客様でーす!]

やよい「あっ!それじゃあ何をインタビューするかも分かるんですかー?」

女「勿論分かるわよ」

かすみ「わあ!じゃあ早速…どうでしたか?双海飯」

女「とても満足よ。美味しいし、健康にも良いみたいだし」

930: >>1 2013/05/09(木) 13:21:40.19 ID:1zjZbBkAO
かすみ「そうなんです!双海医院の医院長先生が、たっくさん考えたんです!」

やよい「価格内で出来る範囲で栄養価の高いものを選んで…大変だったみたいですー」

女「そうなの、じゃあ味わって食べないとね」

やよい「あ!でもでも、ファミレスですからそーいうのは気にしないで、気軽に食べて下さい」ワタワタ

女「(ワタワタしてる…可愛いわ…)」

かすみ「あ、あうぅ」ワタワタ

女「(お、お姉ちゃんに釣られてワタワタしてる…可愛いわ…)」

やよい「あ、えっと…インタビューにご協力ありがとうございましたっ♪」ガルーン

かすみ「ありがとうございました♪」ガルーン

女「」プシッ

女「(あっぶな…また鼻血吹いてしまったわ…)いえいえ、どう致しまして」

かすみ「あ、これ…インタビューに答えて下さった方にプレゼントしてるんです!」

やよい「ガ○トさんの割引券ですー」

女「あら、助かるわ(もう終わり…残念だわ。出来る事ならお持ち帰りしたいわ…)」

かすみ「じゃあ、インタビューはこれでおしまいです」

やよい「ゆっくりしていって下さいね♪」

高槻姉妹「ご協力ありがとうございました♪」ガルーン

女「」プシッ

女「此方こそ、ありがとう(恍惚)」

931: >>1 2013/05/09(木) 13:22:15.19 ID:1zjZbBkAO
~秘密基地~

やよい「うっうー!インタビュー完了ですー!」ウッウー!

かすみ「良かったね、お姉ちゃん♪」

やよい「うん!初めてだから緊張したけど…かすみがいてくれて良かった♪」ナデナデ

かすみ「ん…えへへ♪お姉ちゃん♪」ムギュー

テロップ[天使か]

やよい「えへへ…あ、そろそろ終わりの挨拶しないと!えっと、え、えふつー、インタビュー!おしまいです!」

かすみ「せーの」

高槻姉妹「まったねー!」

テロップ[F.Fインタビュー!]

テロップ[本日は高槻姉妹スペシャルでお届け致しました]



~ガス○~

響「」ニヘラ

美希「いきなりのデレッデレ響なの」

真「分からなくもないけどね。いくつになっても、やよいは純粋で可愛いから」

貴音「高槻かすみも、真、良い子に育っておりますね」

美希「うん。最近は昔のやよいみたいに事務所のお掃除してるみたい」

真「まんま、昔のやよいだね」

響「でも、デビューしたばっかりとはいえ…事務所の掃除をしてる暇なんかあるのか?」

貴音「あまり我々の番組に出してもごり押ししていると思われてしまうと考えたのではありませんか?この仕事になれるには、場数を踏むしか無いのですがね」

932: >>1 2013/05/09(木) 13:22:45.63 ID:1zjZbBkAO
美希「それでも、デビューしてからすぐにやよいのお料理番組と、このファミレスフェアリーのインタビューコーナーって2つの番組のアシスタントに、生放送の生っすかのアシスタント…凄いと思うの」

響「しかも、其処までミス無くこなしてんだよなー」

真「やっぱり、お姉ちゃんを見てきたっていうのもあるし、かすみ自身が元からしっかりしてるからなんじゃない?」

貴音「周りの手助けもあるのでしょうが、あの子は我々が過保護にならない程度に見てあげれば良いのでしょう」

ナレ『私も貴音さんと同意見ですぅ』

響「しかし…ファッションショーのモデルか…真美も随分モデルが板についてきたな」

美希「最初はチャイルドモデル、ティーンズ、グラビアもしてるし、今は日本でやる企業のにも出るからね。モデル坂を駆け上がってるの」

真「打ち切りフラグっぽい言い方しない方がいいんじゃないかな…」

貴音「もでる…私もぐらびあなどはした事がありますが、未知の領域ですね」

美希「綺麗なお洋服来て、スタスターって歩いて、ふふん!ってポーズしてアピールして、おしまいなの」

響「モデル専業の人達に怒られるぞ」

美希「でも、他に説明のしようがないの」

933: >>1 2013/05/09(木) 13:23:14.07 ID:1zjZbBkAO
真「スタイル維持とか、歩き方とか、色々あるでしょ?」

美希「ミキ、他の人の見てたら出来たみたいだから知らないの」

貴音「みたい?」

美希「うん。なんとなく真似したら、最初にやった時の先生から「本当に初めて?完璧よ」って言われて、良く分からないまんま、もう教えて貰ってないの」

響「さすが天才」

真「相変わらずだね」

貴音「真美はどうだったのでしょうね」

美希「真美も器用だからこなせたけど、何かハマってからは新しいやり方とか研究してるみたいだよ?」

響「き、勤勉な真美…何という違和感」

真「仕事だからっていうんじゃなくて、面白いから、だろうね」

貴音「最近では、企画会議にも出て演出の方と演出方法を決めたり、独自でデザインした服をデザイナーに見せたりしているとか」

美希「そだよ。ミキ、真美と一緒にデザイン出したり、真美デザインの服を着たりもしてるの」

響「真美凄いな!」

真「予想以上に凄いね、モデル界での双海真美の存在感」

響「まだ16だぞ、アイツ…」

真「16歳…ボクは765プロに来た位だったような」

ナレ『そうですぅ』

響「自分は…沖縄から出て来て、961に入った歳だな」

934: >>1 2013/05/09(木) 13:23:40.73 ID:1zjZbBkAO
貴音「私はまだ京都にいましたね、16歳の頃は」

美希「そう考えたら、双子って凄いの」

響「片や中1で竜宮小町、片や中1からジワジワ売れてきて、いつの間にかモデル界でもトップクラス…親は大病院の医者だし…チートだなー」

真「物真似もやたら上手いしね」

貴音「双子が物真似を交えた会話を、ねたとして自分達のアルバムに入れておりましたが…あれはもう神業としか…」

響「ああ…765プロの日常会話ってヤツなー…あずささんとか律子とか貴音辺りは殆ど違和感無くて、笑うの忘れて唖然としちゃったぞ」

真「雪歩や伊織、やよいもね」

美希「千早さんも似てたの」

貴音「…私には、殆ど誰が物真似なのか分かりませんでした。自分と真以外、本当に皆で話しているだけなのでは、と」

真「ボクは違うって分かるよね」

美希「声質が違い過ぎるから出来ないのかもしれないの」

響「だな。普段はイケメンボイスだから」

真「」

美希「真クンはそのままがいいの」

真「あ、うん…」

貴音「そういえば…真、貴方が自転車の大会に出るかもしれない、と聞いたのですが…」

真「ボク?…あぁ、ツールドフランスかな」

響「かな、って…凄いな」

935: >>1 2013/05/09(木) 13:24:08.64 ID:1zjZbBkAO
真「スケジュールが合わなくて、残念ながら辞退したよ」

美希「出てたら、歴史が動いてた気がするの」

真「流石にそこまでは無理だよ」

響「でも、真ならいい所まで行きそうだけど」

真「…いや…うん、無理だよ」

響「今の間、何だ」

真「ちょっとシミュレーションを…」

響「やる気はあるんじゃないか」

真「そりゃあねぇ…自転車の世界最高峰のレースだし。まぁ、この前チャンプが残念な事をしちゃったけど…それでも、世界最高峰のレースな事に変わりは無いと思ってるよ」

貴音「自転車のれぇす…私にはいまいち想像が付きません」

真「そう?」

響「貴音、『はるんがー』みたいな自転車で走るんじゃないぞ?」

貴音「違うのですか?自転車と言っていましたから、そうなのかと」

美希「えっとねー、真クンが自分の番組で乗ってるみたいのだよ」

貴音「ふむ…あの、面妖な自転車ですか」

真「面妖って…」

響「ごく一般的な自転車とは違うよな」

真「ママチャリとかとは違うね」

美希「全体的に細い感じがするの」

真「うん、タイヤもフレームも細いね。ギアが付いてたりかな?あ、あとは籠も付いてないね」

貴音「なんと…」

936: >>1 2013/05/09(木) 13:24:35.95 ID:1zjZbBkAO
真「?」

貴音「籠が無いとは…何と不便な…」

真「そう?小物入れ的なものは別売りしてるし、バッグを上手く積めば、籠は要らないよ」

貴音「そうなのですか?」

響「そこは、考え方じゃない?」

真「考え方?」

響「ただ近所に買い物に行くなら、ママチャリとかのが気軽に行った、籠に買い物袋入れて済むでしょ?」

貴音「ええ、私はそういういめぇじです」

響「真の場合はさ、もうチャリ…スポーツサイクルが完全に移動手段だし、荒れ地用にMTBもあるだろ?やたら装備が充実したヤツ」

真「あるね。番組で海外の荒れ地とか山道用に、キャンプ用品とかも積めるよ」

響「それで近所に買い物には行かないだろ?」

真「それは普通ので行くかな?たまにスポーツサイクルで行くけど」

貴音「自転車にも沢山種類があるのですね」

真「うん、楽しいよ」

ナレ『真ちゃんは自分の自転車を3台持っていて、スポーツサイクルやMTBは真ちゃん専用なんですが、普通の自転車はご両親も使ってるそうですぅ』

ナレ『たまにお休みがあると、自転車のお掃除とかしてて、私も一緒にやってるんですぅ♪』

ナレ『おかげで、ちょっと自転車に詳しくなりましたぁ♪』

937: >>1 2013/05/09(木) 13:25:04.20 ID:1zjZbBkAO
貴音「ふむ…自転車も奥深いものなのですね」

真「貴音は自転車に乗るイメージが無いなぁ」

美希「なの。自転車に乗って立ち漕ぎとか、した事無さそうなの」

響「うーん、確かに。ママチャリとかなら多少はイメージ沸くけど」

貴音「そうですか?…まぁ、幼少の頃に乗ってはいましたが、そんなに乗った事はありませんでしたね。通学は徒歩でしたし、途中から通学しておりませんし」

美希「そかー…ミキは自転車通学してたよー」

響「自分もだな。自転車だと電車代が浮くし」

貴音「なるほど…しかし、何駅も移動するのは辛くありませんか?」

美希「ミキは電車乗って行く程、遠い学校行きたくなかったから。近所にある学校選んだの」

響「自分は二駅位だから、そんなに辛くなかったぞ。都内の駅間の距離なんか、たかが知れてるからなー」

真「ボクも通学は自転車だったかな。今も殆ど自転車だけど」

響「他県に行くのに自転車だもんな、真」

貴音「なんと…凄いですね…」

真「そう?20キロちょっとなら普通に自転車で行っちゃうなぁ…スマホのナビで目的地調べて自転車に固定して」

美希「ミキ、真クンはもうアスリートの領域なんだと思うな」

938: >>1 2013/05/09(木) 13:25:31.73 ID:1zjZbBkAO
真「そんな事は無いって…割と行けるよ?」

響「真だけさー…って、番組終わりの時間らしいぞ」

貴音「なるほど…本日は、げすとに『あすりぃと』菊地真を迎えてお届け致しました」

真「アイドル!プリティーなアイドル!」

美希「そんなに必死にならなくても…」

真「必死にもなるよ!全くもう…」

響「さて、それじゃあ〆ようか…せーの!」

4人「まったね~♪」

ナレ『という訳で、本日は第6回、ゲストは765プロのアス…じゃない、アイドルの菊地真ちゃんでした♪ この後は『水谷ラボ ~PCのお勉強会~』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは…ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね~♪』

響「ところで真、今日は自転車?」

真「都内なら大体自転車かな?」

美希「やっぱりアスリートなの」

真「違う!ボクはアイドル!アイドルなの!」

真「きゃっぴぴぴぴーん♪アイドルのぉ、菊地真ちゃんナリよぉ☆」

真「それじゃあいくよ~?せ~の…」

真「まっこまこr」

貴音「阻止」ピンポーン

真「ひ、酷い!」

939: >>1 2013/05/09(木) 13:29:24.86 ID:1zjZbBkAO
という訳で、まこまこりん後半でした

…レス数が足りない…ヤバい…何とか調整をしながら考えてみます

続いて投下致しますのは、この後の回にむけての準備レスです

こういう事も起こり得るのかも、というものでして…あくまでもこのシリーズSS内での設定としてください

では行きます

940: >>1 2013/05/09(木) 13:29:59.73 ID:1zjZbBkAO
~都内某会場~

律子「…本日はお忙しい中、当765プロの竜宮小町に関する記者会見にお集まり頂き、ありがとうございます」

律子「今回、このような記者会見を開いたのは、竜宮小町の今後について、大きな変化がある為です」

律子「竜宮小町のメンバーや、当765プロのプロデューサー、社長の高木や他ねアイドルなども交え、何度も話し合いをして参りました」

律子「その結果…竜宮小町は新しいユニットになる事になりました」

(ザワザワザワ)

律子「では、詳しい事を、当事務所のチーフプロデューサーを勤める、Pから発表致します」

(ザワザワ)

P「えー、それではまずは、現メンバーについて発表致します」

P「三浦あずさはアイドルとしての活動から引退、女優として活動していきます。しかし、生っすかなどの、当事務所のアイドルが総出演している番組には継続して出演もしてまいります」

P「双海亜美はアイドル活動を続け、今後も変わらずに活動をしていきます」

P「リーダーの水瀬伊織ですが…今年の9月を持ってあらゆる芸能活動を休止し、海外留学を致します。これは、御家族の意向で、本人も納得、了承しております」

P「今回、このような形で発表したのは…竜宮小町のメンバー3人の意思であります」

P「HPでの発表だけではファンには伝わらない。でも、緊急ライブはスケジュールが組めない…そんな中、リーダーの水瀬伊織の留学までの期間が迫ってきてしまいました」

P「水瀬伊織本人の口から、せめて皆様にテレビの電波を使って直接伝えなくては、応援してくれていたファンの方々に申し訳ない、と」

P「そして、もう1人…三浦あずさについてもお話をさせて頂きます」

P「竜宮小町の中で、実は今年の頭位から話し合いはしていました」

P「水瀬伊織の活動休止の発表をいつにすべきなのか…」

P「同時に、三浦あずさから「アイドルを引退したい」という話が、竜宮小町プロデューサーの秋月律子に伝えられ…」

P「発足からずっと一緒にやってきた4人は、何度も話し合いを続けてきました」

P「が、やはり本人の意見を尊重したい、という秋月律子の決定により、こうなりました」

P「では、竜宮小町の水瀬伊織と三浦あずさから、直接皆様にご挨拶をさせたいと思います」

P「なお…質疑応答に関しましては、この後の時間で設けております」

941: >>1 2013/05/09(木) 13:31:00.32 ID:1zjZbBkAO
伊織「…竜宮小町のリーダーをしております、765プロの水瀬伊織です」

伊織「この度は、私達の発表記者会見にお時間を割いて頂き、誠にありがとうございます」

伊織「先程、当事務所のPから発表がありました通り、私は9月より芸能活動を休止し、留学を致します」

(ザワザワザワ)

伊織「皆様の中にも知っている方もいらっしゃるでしょうが、私の実家は、水瀬財閥グループとして広く知られております」

伊織「皆様ご存知の通り、現在は私の兄が総裁を勤めております。ここで私の出る幕は本来は無いのですが…水瀬の名を持つ者として、また兄にもしもの事があった時に…私ではあまりに不勉強である事を、常日頃から痛感しておりました」

伊織「現在、765プロも私も、皆様のおかげで非常に充実した日々を送っていましたが、やはりその中ででも…不勉強な点や、水瀬の家の1人としての在り方を考えておりまして」

伊織「そこに、私の父や兄からの留学の勧めがありました」

伊織「アイドルとしてのランクはA、未だに頂点には辿り着いてはおりません」

伊織「夢半ばで留学に行く事は、果たして正しいのか?しかし、留学のチャンスも今しか無い」

伊織「事務所の仲間達に相談した所…皆は留学の後押しをしてくれました」

伊織「何時までもこの事務所で待ってる…その言葉に、私は留学の決意を致しました」

伊織「期間については長くても3年…そう、父には言われましたが…私は其処まで時間をかけるつもりはありません」

伊織「待ってくれると言ってくれた仲間の為にも…私はもっと早く765プロに帰ってきます」

伊織「ファンの皆様には、残り半年も無い時になってからの発表になってしまった事を、心からお詫び致しますと共に、私は必ずまた、この事務所に帰って参ります」

伊織「その時に、一回りも二回りも成長した姿をお見せ出来るよう、頑張ってきます!」

P「…では、続いて三浦あずさより、皆様にご挨拶させて頂きます」


(しーん)


P「…あれ?」

伊織「ちょ…まさか…!?」

律子「あずささーん!?」

(しーん)

P「嘘だろ…」

(プルルルル…)

P「(ピッ)はいもしもし…亜美か!?今どこだ!?」

亜美(電話)「兄(C)!またあずさ姉ちゃんがどこぞに消えたぁぁぁ!」

律子「嘘でしょ…」

伊織「やらかす気はしてたけど…ここでやらかすとは…この、この大切なライブで!」

942: >>1 2013/05/09(木) 13:34:14.24 ID:1zjZbBkAO
~都内某会場(竜宮小町休止前ラストコンサート会場(ドーム))~

伊織「わざわざ記者会見風にセットまで作ったのに、何してんのよ!」

(ドッ)

伊織「笑いは取れたかもしれないけど、違うでしょー!」

亜美(電話)「うわーん!どこにもいないよー!?」

P「だぁぁぁあ!俺が探しに行ってくる!」

<アズササンハマカセタゾ、スパコンサーン

P「あ、はい」

律子「早く行ってきなさい!」

P「はいぃ!」

伊織「ったく…本当の記者会見と同じ位真面目に挨拶したのに…」

律子「ファンの殆どの人が受け入れてくれて良かったわね」

伊織「…あずさの事がとっくにモロバレだったってのが、癪だけどね」

律子「…街中での目撃情報が多発してたし、何よりあずささんファンの殆どが「運命の人をあずささんが見つけられたらいいですね」って、不可思議なスタンスの人達だったしね」

伊織「「相手はスパコンさんじゃね?」「スパコンさんなら仕方ない、あずささん専用GPS積んでるしな」「あずささんの居場所を割り出す専用アプリ入りだから」とか、無茶苦茶言われてたわね、確か」

あずさ「あら~?ここは…」

いおりつ「」

伊織「何で二階席にいんのよアンタはぁぁぁぁ!?」

あずさ「あ、あら~?伊織ちゃ~ん」フリフリ

<アズササンダー

<スパコンサンガサガシテマシタヨ

あずさ「あらあら~?ありがとうございます~♪」ニコニコ

親衛隊「あずささん、こちらにどうぞ」

あずさ「あら~♪ありがとうございます~♪」



~ステージ~

伊織「ファンの人に案内されてステージに戻るアイドルがいるかー!」

律子「いるわよ、あそこに」

伊織「アホかー!」

亜美「あ、あずさ姉ちゃんいたんだ…はぁ」

<アミチャンオツカレサマー

亜美「おー、ドームん中を走り回っちゃったYO…」

(ドッ)

伊織「…留学が今更心配になってきたわ…」

律子「…大丈夫よ、ほら」

伊織「いつの間にかプロデューサーに手を引かれて…」

律子「全く…また反省会かしら」

伊織「勿論よ」

亜美「亜美、走り回り損ってヤツじゃん…も~!こうなったら、喉ガラガラんなるまで歌っちゃる~!会場の兄ちゃん姉ちゃん!着いてきてね~っ!」

\ワァァァァァァ!!!/

956: >>1 2013/05/15(水) 14:41:17.46 ID:wvPZIyzAO
埋めるには確かに多かったすね…微妙な量だけど、取り急ぎ短いのを…

957: >>1 2013/05/15(水) 14:42:12.49 ID:wvPZIyzAO
~たるき亭~

舞「ね~小鳥ちゃ~ん…結婚しないなら私とするぅ~?」

小鳥「何でそーなる!?せめて初めては男の人と結婚させてよ!相手いないけど!」

舞「じゃあそこのプロデューサー君、小鳥ちゃんと1日だけ籍入れて別れろ」

P「無茶苦茶言いなさる!?俺はダメです!小鳥さんにも悪いし、心に決めた人がいるし!法律上も1日だけ籍入れるなんてダメ!」

律子「離婚が認められないんでしたっけ」

舞「仕方ない事態なら平気。例えば死別とか」

P「死ねと!?」

小鳥「舞ちゃん何言ってるの!?」

舞「だぁって~…たまにね、寂しくなるんだもん…」ムギュー

小鳥「ふわぁあ!?柔らかいのが当たるぅ!?…酒臭っ!?舞ちゃん、どんだけ飲んだの!?」

舞「ん?一本だけだよ~?」ドン

律子「…泡盛一本を1人で!?」

P「何故意識がまだあるんですか!?」

舞「ふっふっふ、アイドルパワーよ~。そういえばさ~、昔はさ~、女の子酔わせて手込めにしちゃおうって悪~いおぢさん達も、芸能界にいたのよね~」

律子「私の頃はもういなかったかな」

小鳥「私は未成年だったから行けなかったのでセーフ」

舞「普通そうよね~…私は行かされたのよ」

958: >>1 2013/05/15(水) 14:42:45.86 ID:wvPZIyzAO
P「舞さんは大丈夫だったんですか?」

舞「大丈夫だったわよ~。散々飲まされそうになったから、向こうにスピリタス飲ませて病院送りにしてやったけど」

律子「わお…キツいのを…」

舞「17の小娘に飲ませようってんだから、天罰よ」

小鳥「どの位飲ませたの?」

舞「ラッパで二本」

P「下手せんでも致死量レベル!」

舞「大丈夫、生きてたし。自分からかっこいい所見せるとか自爆したんだし」

小鳥「いま、飲ませたって」

舞「私ぃ、お酒強い人って素敵だと思うんですぅ♪って言ったら自滅。ある意味、飲ませたのかなぁって」

小鳥「舞ちゃん、歳を考えましょう」

舞「なーにーよー!小鳥ちゃんも大差無いじゃない!そんな意地悪言う口はこれか~!」グイッ

小鳥「ぴぃ!?」

舞「」ムチュー!

小鳥「っ!?っ!?」ジタバタ

P「oh…」

律子「…と、兎に角、始めましょうか…」


[765ぷろ いん 居酒屋 (題字:四条貴音)]


舞「小鳥ちゃんの唇、柔らかかった♪」

小鳥「…まさか同性の親友に奪われるとは…ぴよよよ…」

律子「番組始まってますよ…765プロでプロデューサーをしております、秋月律子です」

959: >>1 2013/05/15(水) 14:43:13.04 ID:wvPZIyzAO
P「765プロのチーフプロデューサーをしております、Pです」

舞「アイドル手込めにした鬼畜プロデューサーめ~」

P「うぐ…返す言葉もございません…」

舞「鬼畜~」

小鳥「変態~」

律子「悪魔~」

P「…うぅ…」

小鳥「765プロで事務員をしてます、元アイドルの音無小鳥です」

舞「その小鳥ちゃんと再デビューする、日高舞だよ~!」

小鳥「ぴよ!?聞いてないよ!?」

舞「言ってなかったの?律っちゃん」

律子「私も聞いてませんよ!?」

舞「あら~、ダメだよプロデューサー君、言わないと~」

P「俺も知らないスよ!?」

舞「…うーむ、まだ酒が足りなかったか…上手くやり込めるつもりだったのに」

律子「やだ!このレジェンド怖い!」

P「勝手にうちの事務員さんを再デビューさせようとせんで下さい!」

小鳥「そうよ!私、再デビューなんか無理よ!それに、そんなのを業界が認める訳が…」

舞「んふふ~…文句言う人がもしいらっしゃるというならぁ~…」

舞「私のやる事に何か文句があるのかしら?」ブワッ!←溢れ出るオーラ

舞「って言えば平気よ~!あっはっはっは!」

P「あかん、この人暴君や…」

960: >>1 2013/05/15(水) 14:43:45.19 ID:wvPZIyzAO
律子「業界のお偉方が怯える人ですからね…この人」

小鳥「な、何とかして下さいよ~」

P「出来る訳無いでしょう!?」

律子「いざとなったら、人身御供…じゃない、生け贄…でもない、仲良くデビューしてみるのもアリなんじゃないですか?」

小鳥「み、見捨てられた…ぴよよ…」オロローン

P「さて、前回に引き続き、不定期で深夜枠を頂いたこの番組ですが…深夜番組に日高舞が出ているという驚愕の事態がまたも起きています」

舞「つーか、あの番組以降さ、私は結構765プロに来てるよね?」

律子「ええ、最近は漸く皆が落ち着きましたが…初めは阿鼻叫喚でしたよ」

舞「何で?」

P「そりゃ、うちのアイドル達が事務所に帰ってきたら、全く予兆も事前連絡も無しに、大先輩の日高舞が事務員さんとスイーツに舌鼓打ちながら談笑してたら、阿鼻叫喚にもなりますよ」

律子「あの貴音が、冷蔵庫に入れてた自分のプリンを食べられても「気にしないで下さいまし」とか言ってたのよね…異次元空間だったわ」

舞「その後、悪い事したからケーキバイキングに誘ったのに、大人しかったわよ~」

P「貴音…良く耐えたな…」

律子「貴音だから耐えられたのかもですね」

961: >>1 2013/05/15(水) 14:46:09.40 ID:wvPZIyzAO
小鳥「春香ちゃん位ですよ、あの時私達の会話に加わったのって」

舞「そうね~。手作りクッキーまでくれて、美味しかったわ~」

P「あの時、うちの事務所にはレジェンドの日高舞と親友の音無小鳥、その次の世代でトップクラスだった秋月律子、さらに現在アイドル界でSランクの天海春香が揃っていた事になりますです、はい…それだけで視聴率爆上げっスよね」

テロップ[スポンサーが何社付くか分からないですね スタッフより]



律子「そういえば、今日は前回の続きでも話すんですか?」

P「そうな~…まぁ、それじゃなくてもいいらしいけどね」

小鳥「他のアイドルは寧ろ勘弁して欲しいと…日高舞に評価を受けるのは怖いと言ってました」

舞「何でよ~!勝手にトークのネタにしちゃうわよ~?」

P「例えば?」

舞「ん~…千早ちゃんとか、美希ちゃんなんかもいいわね~。あ、この前雪歩ちゃんの映画も見たわね、そういえば。今度は春香ちゃんも交えて、皆でお話したいわ~」



~ちはやけ~

千早「美希、萩原さん、遠くに旅立つわよ」

美希「合点なの」

雪歩「だ、誰も知らない土地に…」

春香「さ、3人とも落ち着いて!とりあえず座って!」

962: >>1 2013/05/15(水) 14:46:35.37 ID:wvPZIyzAO
~たるき亭~

P「スケジュールを合わせるのがキツいかもしれませんがね」

舞「そっか~…でも、皆成人してるなら、お酒飲みながらもいいかもね~…小鳥ちゃんや律っちゃん、あずさちゃんで、お酒の楽しさを教えてあげる番組とか」

律子「ああ、いいですね。あの子達、私や音無さんが誘うと逃げるから…」

小鳥「美希ちゃんはまだ成人じゃないから仕方ないけど、春香ちゃんと千早ちゃんと雪歩ちゃんは成人ですね」



~ちはやけ~

春香「必要な物は持った!?パスポートとか、通帳とか!」

千早「大丈夫よ!さぁ逃げましょう!」

雪歩「服は途中で買い揃えますぅ!」

美希「落ち着くの!3人とも、パジャマで外に出ようとしたらダメなの!あと千早さんは何で加湿器を抱えてるの!?春香は何でお玉持って中華鍋被ってるの!?雪歩はバランスボールに乗ってどこに行くつもりなの!?それで移動するつもりなの!?」



~たるき亭~

P「春香達も成人か…大人になったなぁ…」

舞「そういえば、響ちゃんや真ちゃんも成人なのよね」



~まことけ~

真「父さん、ボク、自転車で限界まで走ってみようと思うんだ」

真一「きゅ、急にどうした!?」

963: >>1 2013/05/15(水) 14:47:03.66 ID:wvPZIyzAO
~ひびきけ~

響「…ペットホテルに一年位行っててくれるか?自分、沖縄の山奥の神社で、さとうきびかじりながら隠れ住むから」

ハム蔵「ぢゅ!?(何言ってんだご主人!?)」

いぬ美「わふ…(響たんがぶっ壊れた…)」

ヘビ香「…(こらアカン…響姐さんのハイライトさんがお出掛けしとる…皆、ペットホテル生活を覚悟しいや…)」

我那覇家一同「(マジすか…)」



~たるき亭~

P「まぁ、あの子達が自主的に乗ってくるまで、酒の席には来させませんよ」

舞「なんで?」

P「そこの眼鏡とヒヨコとあずさが無茶苦茶しよるからです。貴音にトラウマをがっつり植え付けてくれちゃいましたからね」

律子「あずささんだけ贔屓してますね」

小鳥「これだから男って奴は…」

P「何とでも言って下さい」

舞「で、いつ籍を入れんの?」

P「まだ先です。お互いの仕事が落ち着いてから…ですかね。何せうちのメインユニットの1つのメンバー2人の離脱、新ユニットの編成にレッスンを律子がやらなきゃいけない分、他の子のサポートをしなくちゃいけない」

P「しかも、あずさは765プロ初の女優ですから。その辺りのシフトチェンジとかもありますし」

964: >>1 2013/05/15(水) 14:47:30.26 ID:wvPZIyzAO
舞「そーゆー事より何より、まずは籍を入れて安心させてやんなさいよ~?女はね、何時でも不安なんだから」

P「そ、そういうもんスか?」

舞「そーゆーもんよ」

小鳥「流石、結婚して妊娠してサクッと芸能界を引退した人は違うわ」

舞「だって、私が唯一ライバルと思ってた子が、後ろ向き過ぎて前に出ないんだもん。張り合い無い仕事より、愛する旦那様と子供のが大切よ」

小鳥「くっ…皮肉のつもりが手痛いカウンターを貰ってしまった…」

舞「小鳥ちゃんには歌以外じゃ負けたくないもーん」

小鳥「全部勝ってるでしょ!?」

舞「歌と太ももの●●さと●●性」

小鳥「しょ、しょしょ●●ちゃうわ!」

律子「…わ、分かりやすい」

P「正直、引く手数多だと思うんですけどね、音無さんって」

律子「その引いてくれた手を、なんやかんや理由付けて払いのけちゃうんですよ。ネガティブ思考やらで」

小鳥「ぴ、ぴよぉ…」

舞「いや、正直な話、何でモテないって思考に行くのか分からないわ。だって、アイドル時代は私より可愛いって言う人も沢山いたのよ?私と違って、大人しい雰囲気も人気あったし」

小鳥「大人しいんじゃなくて、後ろ向きだったのよ…」

965: >>1 2013/05/15(水) 14:48:02.60 ID:wvPZIyzAO
P「生っすかのスタッフさんも、何人か言ったよな」

律子「ああ、言ってましたね。「この前、何時ものプロデューサーさんじゃない、凄い可愛らしい人が来てましたけど、あの人は新しいアイドルっスか?」って、ADさんが」

小鳥「ぴよ!?」

P「俺が行く度に「今日はあの子こないんですか?あの、優しそうな子」って、カメラさんが聞いてくるんだよな…」

小鳥「」

律子「まだ若い、プロデューサー殿位の男の人達から「あの子」って、年下のアイドルだと思われてますよ」

小鳥「」

舞「小鳥ちゃんが色々処理しきれなくてフリーズしてるわ」

P「ありゃ…」

律子「また現実逃避してるわね」

舞「小鳥ちゃんって、モテ期に気付かないのよね。アイドル時代から継続してるのに」

律子「気付かないというか、ネガティブな思考で「そんな訳無い」って処理しちゃうんですよ」

P「じゃ、次回は俺の代わりに小鳥さんが生っすかに行って貰おう。事務はやっときます」

小鳥「」

舞「ねーねー、いっつも思うんだけどさ」

Pりつ「?」

舞「何で事務員さんとかマネージャーとか雇わないの?」

律子「…あー、それはですねー…まぁ、色々ありまして」

966: >>1 2013/05/15(水) 14:48:34.92 ID:wvPZIyzAO
舞「雇うお金が無い…訳無いわよね、765プロは納税者ランキングに載る位だし」

P「ぶっちゃけ、雇う余裕も、新しい事務所に移転する余裕もありますよ」

舞「そらそうよね、765プロ博物館なるもんも作るって計画あるって話だしね」

P「アイドル博物館です。765プロだけじゃなく、出来るだけ多くの事務所に協力してもらいたいなぁと」

舞「何かそれだと、色々面倒臭そう…主にお金の面で」

P「そこも幾つか案を出してます。一応、東豪寺さんと876さんを始めとして、7社位にはお話を打診してます」

舞「共同経営的な?」

律子「そうも思いましたが、あくまでもアイドルグッズとかデータの展示に協力して欲しい、ってお話です」

舞「それじゃ、まさか765プロが全部お金出すの?」

P「流石に…まぁでも、ちょっとしたアイディアはあります」

舞「話せるの?」

P「ごめんなさい、話せないんです」

舞「そりゃそっか。765プロだけの問題じゃないもんね」

律子「そうなんです。うちだけなら、このチーフプロデューサーが全財産をアイドル達に分配してから首吊れば済みますけど」

P「酷過ぎないか?」

舞「P君の扱いは安定してるわね」

967: >>1 2013/05/15(水) 14:49:00.98 ID:wvPZIyzAO
小鳥「そりゃ、律子さんが一生懸命育てた竜宮小町のあずささんを手込めにして、解散に追い込んだ訳ですから」

P「おい」

舞「律っちゃん…可哀想に…」ムギュ

律子「舞さん…」

舞「…律っちゃん、なかなか良い●●●●持ってるのね」ムニ

律子「な、何してんですかぁぁぁ!」

小鳥「まいりつ…なるほど」

P「なるほど、じゃねーよ」

小鳥「ぴよ!?」

舞「小鳥ちゃん、相変わらず修羅の道を突き進んでるわね」

律子「彼女のアイデンティティですから」

P「他にあるだろ、アイデンティティ」

小鳥「くっ…今日はやたら当たりが強いわ…」

舞「あら?私は小鳥ちゃんの味方よ?」

小鳥「舞ちゃん…」

P「はいはい…さて、そろそろ終わりの時間らしいですよ」

舞「あら?そうなの」

律子「ええ、たるき亭さんが」

舞「閉店!?…あら、もうこんな時間」

小鳥「毎回閉店まですみません…」

<765さんはいいんだよー!上客だからね!

律子「…ほぼ毎日誰か来ますからね」

P「だな。特に俺達」

小鳥「店に入ってプロデューサーさんとあずささんを見かけると、帰りますけどね」

P「えっ」

律子「私もです」

P「えっ」

968: >>1 2013/05/15(水) 14:49:27.31 ID:wvPZIyzAO
舞「あー、それは仕方ないわね」

P「えっ」

律子「という訳でお送りしてまいりました、765プロin居酒屋、第2回。本日はお別れのお時間となりました」

小鳥「超不定期なので、相変わらず次回は不明です」

舞「私は毎週でもいいわよ。ギャラはここのお代とタクシー代」

律子「そんなんでいいんですか?」

舞「小鳥ちゃんと飲めるならね」

小鳥「そんなギャラで舞ちゃんが出てくれるとか…奇跡ね」

舞「現役時代ならまだしもねー」

律子「現役時代と大差無い見た目なのに…」

小鳥「普通にアイドルやれそうだもんね」

舞「流石に無理よー」

律子「いけそうですけどねー」

舞「じゃあプロデュースしてよー」

小鳥「業界のパワーバランスが崩壊するからダメよー」

舞「けちー」ブー

律子「あははは…さて、次回はまた唐突に新聞のラテ欄の深夜に突然現れるかもしれません」

小鳥「では皆様、またいつかお会いしましょう!」

ぴよりつまい「まったねー」

765プロ in 居酒屋  終


P「何故皆は避けるんだ…」

律子「邪魔したら悪いって思うからですよ」

P「な、なるほど」

舞「こりゃ、あずさちゃん苦労するわ…」

969: >>1 2013/05/15(水) 14:50:46.93 ID:wvPZIyzAO
~ガ○ト~

響「次回の『ファミレスフェアリー!』は、なんとなんと、スペシャル!だぞー!」

美希「いつもの倍の時間で放送するの!」

貴音「水谷絵里には申し訳ありません、と謝っておきました」

響「あ、うん…」

絵里「気にしないでいいですよ。寧ろ、久しぶりのお休み?」

みきひび「」

貴音「そうでしたか。休養は大切ですからね」

響「え?あれ?なんでいるんだ?」

絵里「えっ?何か呼ばれたので…」

美希「…またスタッフさん達の意味分からない悪乗りなの…」

貴音「私は知っていましたよ」

響「貴音の入れ知恵か…」

絵里「という訳で、次回の『ファミレスフェアリー!』スペシャルは、時間拡大スペシャルでお送りします…お楽しみに?」

響「お前が言うのかよ!」

美希「もう何が何やら…なの」

貴音「水谷絵里、何か食べますか?」

絵里「…奢り?」

貴音「ええ、響の」

響「はぁぁ!?」

絵里「…ごち?」

響「…分かった!分かったよ!自分に任せるさー!」

みきたかえり「やったー!」

響「絵里だけ!美希と貴音は自分で払えよ!」


次回 春香「この表札…」千早「自信作よ」美希「やりよったの…」