1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 19:38:53.28 ID:sdb533ry0
―――――――生徒会室
真姫「二人は…どう思う?」
希「それは…病院行った方がいいんちゃう?」
絵里「私もそう思うわ、心臓の病気とかだと大変だし」
真姫「ちょっと!私をどこの娘だと思ってるのよ!」
絵里「えっ…病院の娘だと…」
真姫「そうよ!うちの病院でも見てもらったわ!それで、何の異常もなかったから困ってるのよ!」
希「そんな…現代医学でも原因を突き止められない病気を、ウチらが…」
絵里「えぇ…どうすることもできないわね…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395571133
真姫「二人は…どう思う?」
希「それは…病院行った方がいいんちゃう?」
絵里「私もそう思うわ、心臓の病気とかだと大変だし」
真姫「ちょっと!私をどこの娘だと思ってるのよ!」
絵里「えっ…病院の娘だと…」
真姫「そうよ!うちの病院でも見てもらったわ!それで、何の異常もなかったから困ってるのよ!」
希「そんな…現代医学でも原因を突き止められない病気を、ウチらが…」
絵里「えぇ…どうすることもできないわね…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395571133
2: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 19:41:55.20 ID:sdb533ry0
真姫「はぁーっ…あなた達に期待した私がバカだったみたいね…」
絵里「勝手に期待されて、勝手に失望されたみたいね」
希「そうやね…そもそも、何でウチらに聞いたん?」
真姫「それは…あなた達が3年生だから、ドキドキの原因を何かを知っているかもって…」
絵里「3年はにこもいるけど…にこには聞かなかったの?」
真姫「にこちゃんは…『にこはーっ、みんなをドキドキさせる側だから分かんないニコッ』(キャルンッ)って言いそうだから…」
絵里「…ぶフッ!!」ピクピク
希「…ふっ、ふふっ…」プルプル
真姫「えっ?!ちょっ、ちょっと…どうしたのよ…」
絵里「勝手に期待されて、勝手に失望されたみたいね」
希「そうやね…そもそも、何でウチらに聞いたん?」
真姫「それは…あなた達が3年生だから、ドキドキの原因を何かを知っているかもって…」
絵里「3年はにこもいるけど…にこには聞かなかったの?」
真姫「にこちゃんは…『にこはーっ、みんなをドキドキさせる側だから分かんないニコッ』(キャルンッ)って言いそうだから…」
絵里「…ぶフッ!!」ピクピク
希「…ふっ、ふふっ…」プルプル
真姫「えっ?!ちょっ、ちょっと…どうしたのよ…」
3: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 19:49:26.96 ID:sdb533ry0
絵里「いえ…ね…ふふっ」ピクピク
希「真姫ちゃんの…にこっちのモノマネが、意外と…上手くて…ふっ!」プルプル
真姫「えっ…そんなこと?!」
絵里「いや…あまりに不意打ちで…それに似てたものだから…」ピクピク
希「ちょっと…落ち着くまで…待ってて」プルプル
―――――――数分後
希「ふーっ…やっと落ち着いたわ」
絵里「えぇ…でも、気を抜くと…また…ぶフッ!」ビクッ
真姫「ちょっとエリー!」
希「真姫ちゃんの…にこっちのモノマネが、意外と…上手くて…ふっ!」プルプル
真姫「えっ…そんなこと?!」
絵里「いや…あまりに不意打ちで…それに似てたものだから…」ピクピク
希「ちょっと…落ち着くまで…待ってて」プルプル
―――――――数分後
希「ふーっ…やっと落ち着いたわ」
絵里「えぇ…でも、気を抜くと…また…ぶフッ!」ビクッ
真姫「ちょっとエリー!」
4: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 19:55:17.50 ID:sdb533ry0
絵里「ご、ごめん…なさ…い…ちょっ、と…」プルプル
希「エリチ、また笑うと…ワシワシするよ~」ワキワキ
絵里「っ!…ご、ごめんなさい…で、何の話だったかしら」
真姫「私が花陽を見てるとドキドキするって話よ!」
絵里「あぁ、そうだったわね」
真姫「マッタクー、しっかりしてよね」
希「エリチ、また笑うと…ワシワシするよ~」ワキワキ
絵里「っ!…ご、ごめんなさい…で、何の話だったかしら」
真姫「私が花陽を見てるとドキドキするって話よ!」
絵里「あぁ、そうだったわね」
真姫「マッタクー、しっかりしてよね」
5: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:01:29.57 ID:sdb533ry0
希「でも、ドキドキだけだと原因がはっきり分からんなー」
絵里「そうね…真姫、他に花陽を見てて何かないの?」
真姫「いっぱいあるわよ!…授業中自然と花陽の方に視線が行って…」
希「ほうほう」
真姫「私や凛以外の子と楽しそうにしてると、胸が締め付けられたり」
絵里「凛と仲良くしてるのはいいのね」
真姫「…いいえ、花陽とじゃれあう凛に嫉妬…することも…あった」
希「あらまぁ…」
絵里「そうね…真姫、他に花陽を見てて何かないの?」
真姫「いっぱいあるわよ!…授業中自然と花陽の方に視線が行って…」
希「ほうほう」
真姫「私や凛以外の子と楽しそうにしてると、胸が締め付けられたり」
絵里「凛と仲良くしてるのはいいのね」
真姫「…いいえ、花陽とじゃれあう凛に嫉妬…することも…あった」
希「あらまぁ…」
8: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:06:43.73 ID:sdb533ry0
真姫「その時、私はなんて最低な人間だって…凛に…友達に嫉妬するなんて」
絵里「真姫…」
真姫「花陽に対して、色んな感情を持つようになって…でも、それが何なのか分からなくて…ぐすっ」
希「えりち…」
絵里「えぇ、これは…」
真姫「こんなこと、初めてで…ひくっ…今までは、ぐすっ…自分で何でも解決できたのに…ごれだげは…」ポロポロ
希「真姫ちゃん、辛かったんやね」
絵里「でも、もう大丈夫よ!」
真姫「えぐっ…うぅ…ひっく…えっ…わ、分がっだの」
絵里「真姫…」
真姫「花陽に対して、色んな感情を持つようになって…でも、それが何なのか分からなくて…ぐすっ」
希「えりち…」
絵里「えぇ、これは…」
真姫「こんなこと、初めてで…ひくっ…今までは、ぐすっ…自分で何でも解決できたのに…ごれだげは…」ポロポロ
希「真姫ちゃん、辛かったんやね」
絵里「でも、もう大丈夫よ!」
真姫「えぐっ…うぅ…ひっく…えっ…わ、分がっだの」
9: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:12:47.37 ID:sdb533ry0
絵里「えぇ…あなたには受け入れ難いことかもしれないけど…」
希「うちらが出した答えた答えは…」
えりのぞ「「恋(や)ね」」
真姫「こ…い…?…あの、池とかにいる?」
希「真姫ちゃん、あんまおもしろくないで」
真姫「えっ…ということは、その…」
絵里「えぇ…ある人のことを思い、好きになるという意味での…」
真姫「私が…花陽のことを…好き…」
絵里「そうじゃないと、私たちにはもう分からないわ」
希「うちらが出した答えた答えは…」
えりのぞ「「恋(や)ね」」
真姫「こ…い…?…あの、池とかにいる?」
希「真姫ちゃん、あんまおもしろくないで」
真姫「えっ…ということは、その…」
絵里「えぇ…ある人のことを思い、好きになるという意味での…」
真姫「私が…花陽のことを…好き…」
絵里「そうじゃないと、私たちにはもう分からないわ」
10: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:18:46.07 ID:sdb533ry0
真姫「この気持ちが…恋…なの…でも、花陽は女の子よ!そういうのって、異性のことをっ!」
希「稀に、同性に対してそういう思いを持つこともあるんよ」
真姫「そんな…ことが…」
絵里「実を言うとね…私も、何回かここの生徒から告白されたことがあったわ」
希「エリチは1年の頃から目立ってたからね~…先輩からとかもあったんよ」
絵里「希もあったでしょ」
希「数えるほどしかないで、えりちに比べたらまだまだや」
真姫「それで…二人は告白されて…どうしてたの?…」
絵里「それは…」
えりのぞ「「全部断ったわよ(で)」」
希「稀に、同性に対してそういう思いを持つこともあるんよ」
真姫「そんな…ことが…」
絵里「実を言うとね…私も、何回かここの生徒から告白されたことがあったわ」
希「エリチは1年の頃から目立ってたからね~…先輩からとかもあったんよ」
絵里「希もあったでしょ」
希「数えるほどしかないで、えりちに比べたらまだまだや」
真姫「それで…二人は告白されて…どうしてたの?…」
絵里「それは…」
えりのぞ「「全部断ったわよ(で)」」
11: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:28:18.20 ID:sdb533ry0
真姫「そ、そう…なの」
絵里「えぇ…同性ということもあって、なかなかデリケートな問題でね…」
希「やっぱり、異性と違って周りの見る目も変わるし…」
絵里「気軽に答えて、相手を傷つけちゃいけないから…」
希「だからこれに関しては、うちらも臆病になってもうてな…」
真姫「そんなことが、あったのね…」
絵里「えぇ、伊達に3年生やってないわよ」
希「そういう意味では、うちらに相談したんは間違ってなかったみたいやね」
真姫「…そっ、そうよ!何てったって私は、賢い、可愛い、真姫ちゃんなんだから!」
絵里「ちょ、ちょっと!それ、私のっ!」
真姫「あら、いつエリーのものになったのよ」
絵里「子供のころからよ!」
絵里「えぇ…同性ということもあって、なかなかデリケートな問題でね…」
希「やっぱり、異性と違って周りの見る目も変わるし…」
絵里「気軽に答えて、相手を傷つけちゃいけないから…」
希「だからこれに関しては、うちらも臆病になってもうてな…」
真姫「そんなことが、あったのね…」
絵里「えぇ、伊達に3年生やってないわよ」
希「そういう意味では、うちらに相談したんは間違ってなかったみたいやね」
真姫「…そっ、そうよ!何てったって私は、賢い、可愛い、真姫ちゃんなんだから!」
絵里「ちょ、ちょっと!それ、私のっ!」
真姫「あら、いつエリーのものになったのよ」
絵里「子供のころからよ!」
12: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 20:37:34.21 ID:sdb533ry0
希「ふふっ、真姫ちゃん…いつもの調子に戻ったやん」
真姫「えっ、あっ…そ、そうね」
絵里「えぇ、真姫には涙は似合わないわ」
希「そうそう、強気じゃないとこっちの調子も狂うやん」
真姫「別に強気にしてるつもりは…まっ、まぁいいわ…とりあえず…ありがとう…」
希「おっ!真姫ちゃんからデレをいただきましたよ、えりちさん」
絵里「そうね、これはなかなかレアね…希さん」
真姫「ちょ、ちょっとー…からかわないでっ!」
真姫「えっ、あっ…そ、そうね」
絵里「えぇ、真姫には涙は似合わないわ」
希「そうそう、強気じゃないとこっちの調子も狂うやん」
真姫「別に強気にしてるつもりは…まっ、まぁいいわ…とりあえず…ありがとう…」
希「おっ!真姫ちゃんからデレをいただきましたよ、えりちさん」
絵里「そうね、これはなかなかレアね…希さん」
真姫「ちょ、ちょっとー…からかわないでっ!」
13: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:03:20.61 ID:sdb533ry0
―――――――アイドル研究部部室
花陽「ご、ごめんね…呼び出したりして」
ことり「全然構わないよ~」
海未「それで、私たちを呼んだ理由を教えていただけますか」
花陽「うん…その、ね…相談したいことが…あって」
ことり「それって、ことりたちにしかできないことなの?」
花陽「う、うん…多分」
海未「そうですか…幸い、絵里と希は生徒会、穂乃果とにこは用事で遅れると連絡がありました…真姫と凛は…」
花陽「二人は…放課後になったらどっか行っちゃったの…」
海未「ふむ、そうですか…まぁ、誰かが来るまでは大丈夫ですかね」
花陽「ご、ごめんね…」
花陽「ご、ごめんね…呼び出したりして」
ことり「全然構わないよ~」
海未「それで、私たちを呼んだ理由を教えていただけますか」
花陽「うん…その、ね…相談したいことが…あって」
ことり「それって、ことりたちにしかできないことなの?」
花陽「う、うん…多分」
海未「そうですか…幸い、絵里と希は生徒会、穂乃果とにこは用事で遅れると連絡がありました…真姫と凛は…」
花陽「二人は…放課後になったらどっか行っちゃったの…」
海未「ふむ、そうですか…まぁ、誰かが来るまでは大丈夫ですかね」
花陽「ご、ごめんね…」
14: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:10:36.87 ID:sdb533ry0
ことり「気にしなくっていいよ!かよちゃんは、μ'sの恩人なんだから!」
海未「そうです!ファーストライブのとき、花陽が来てくれなかったら…私たちは、スタートできていなかったかもしれないんですから」
花陽「そんな…大げさだよぅ…」
海未「そんなことありますっ!ですので、私たちでよければ…いくらでも力になりますっ!」
ことり「うんうんっ!」
花陽「あ、ありがとう…じ、実は…ね…真姫ちゃんの…ことなの」
ことり「真姫ちゃんと、何かあったの?」
海未「喧嘩でも、したのですか?」
花陽「ち、違うよぉっ!あんなに優しい真姫ちゃんとケンカなんて…」
ことり「ちょっとウミチャンッ、かよちゃんが言い終わるまでちゃんと聞いてっ」
海未「すっ、すいません…」シュン
海未「そうです!ファーストライブのとき、花陽が来てくれなかったら…私たちは、スタートできていなかったかもしれないんですから」
花陽「そんな…大げさだよぅ…」
海未「そんなことありますっ!ですので、私たちでよければ…いくらでも力になりますっ!」
ことり「うんうんっ!」
花陽「あ、ありがとう…じ、実は…ね…真姫ちゃんの…ことなの」
ことり「真姫ちゃんと、何かあったの?」
海未「喧嘩でも、したのですか?」
花陽「ち、違うよぉっ!あんなに優しい真姫ちゃんとケンカなんて…」
ことり「ちょっとウミチャンッ、かよちゃんが言い終わるまでちゃんと聞いてっ」
海未「すっ、すいません…」シュン
15: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:19:30.23 ID:sdb533ry0
ことり「分かればよろしいっ!さっ、かよちゃん続けて」
花陽「う、うん…あのね、その…真姫ちゃんを見てると、ドキドキするというか…何か、変な気持ちになって」
ことり「うんうん」
花陽「あと…真姫ちゃんが、ファンの子と握手や写真撮ってると…胸が締め付けられる感じがして…」
海未「ふむ…」
花陽「こんな感じ、初めてで…これってもしかして…あ、あれ…なのかなぁって思って…」
ことり「それは…間違いないね…」
海未「えぇ…そうですね…」
ことうみ「「恋だねっ(ですね)」」
16: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:26:14.42 ID:sdb533ry0
花陽「や、やっぱり…」
海未「それで、花陽が相談したいこというのは…真姫への気持ちを確かめる…で、いいんですか?」
花陽「う、うん…そう…なるのかな」
ことり「ことりたちは恋だと思うけど~」
海未「問題は、それを確認した花陽がどうしたいかです」
花陽「そ、そう…だよね」
ことり「そういえば、なんでことりたちに確認しようって思ったの」
海未「確かに、それは…気になりますね」
花陽「そ、それは…二人が…」
ことうみ「「ことり(私)達が?」」
海未「それで、花陽が相談したいこというのは…真姫への気持ちを確かめる…で、いいんですか?」
花陽「う、うん…そう…なるのかな」
ことり「ことりたちは恋だと思うけど~」
海未「問題は、それを確認した花陽がどうしたいかです」
花陽「そ、そう…だよね」
ことり「そういえば、なんでことりたちに確認しようって思ったの」
海未「確かに、それは…気になりますね」
花陽「そ、それは…二人が…」
ことうみ「「ことり(私)達が?」」
17: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:40:24.66 ID:sdb533ry0
花陽「穂乃果ちゃんを…好き…だって、思ったから…女の子を好きになるってどういうことか…分かるかなって…」
海未「ほう…バレていましたか」
ことり「多分、みんな気付いているよ~…穂乃果ちゃん以外は」
海未「なっ?!…そ、それはそれで恥ずかしいですね…」
花陽「ご、ごめんね…目的を隠して、利用したみたいで…」
ことり「もうっ、気にしすぎだよ~…最初に言ったでしょ!」
海未「そうです!いくらでも力になると」
花陽「う、うん…ありがとう…」
海未「ほう…バレていましたか」
ことり「多分、みんな気付いているよ~…穂乃果ちゃん以外は」
海未「なっ?!…そ、それはそれで恥ずかしいですね…」
花陽「ご、ごめんね…目的を隠して、利用したみたいで…」
ことり「もうっ、気にしすぎだよ~…最初に言ったでしょ!」
海未「そうです!いくらでも力になると」
花陽「う、うん…ありがとう…」
18: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:51:41.67 ID:sdb533ry0
海未「ですが…穂乃果を好き、というのは合っていますが…」
ことり「半分正解ってとこかなっ!」
花陽「えぇっ?!ど、どういうことなのぉ?」
海未「私は、穂乃果を愛すと同時に…」
ことり「ことりは、穂乃果ちゃんが大好きなのと同じくらい…」
海未「ことりを、愛しています」
ことり「海未ちゃんが、大好きなんだっ!」
ことり「半分正解ってとこかなっ!」
花陽「えぇっ?!ど、どういうことなのぉ?」
海未「私は、穂乃果を愛すと同時に…」
ことり「ことりは、穂乃果ちゃんが大好きなのと同じくらい…」
海未「ことりを、愛しています」
ことり「海未ちゃんが、大好きなんだっ!」
19: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 21:57:54.37 ID:sdb533ry0
花陽「…えっ、そ…それって…その、つまり…」
海未「悪く言えば、二股を掛けてるって言ううんですかね」
ことり「穂乃果ちゃんとはまだ両思いじゃないけどね~」
花陽「あっ、えっと…その…ふ、二人は…それで、いいの?」
海未「えぇ…これは、ことりと気持ちを確認したうえで出した答えですから」
花陽「で、でも…穂乃果ちゃんは…」
海未「それも、ことりと話をして決めました」
ことり「いつかは、穂乃果ちゃんにも気持ちを伝える時が来るかもしれないけど…」
海未「そして穂乃果が、私たちの元を離れることになるその時まで…」
ことり「3人で一緒にいようねって決めたんだっ!」
海未「悪く言えば、二股を掛けてるって言ううんですかね」
ことり「穂乃果ちゃんとはまだ両思いじゃないけどね~」
花陽「あっ、えっと…その…ふ、二人は…それで、いいの?」
海未「えぇ…これは、ことりと気持ちを確認したうえで出した答えですから」
花陽「で、でも…穂乃果ちゃんは…」
海未「それも、ことりと話をして決めました」
ことり「いつかは、穂乃果ちゃんにも気持ちを伝える時が来るかもしれないけど…」
海未「そして穂乃果が、私たちの元を離れることになるその時まで…」
ことり「3人で一緒にいようねって決めたんだっ!」
20: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:03:34.33 ID:sdb533ry0
花陽「な、なんか…大人…だね」
海未「いいえ、違います…」
ことり「そう…だね」
花陽「えっ、でも…ちゃんと思いを伝えあって」
海未「それは、私とことりの話です…穂乃果の思いは確認していません」
ことり「うん、ことりたちは…子供のころからの、この関係を壊したくないだけなのかも…」
海未「そうなのです…私たちは、3人が初めて出会った頃から…成長できずにいるままなんです」
ことり「だから、大人なんてことは…」
花陽「そんなことないよっ!」
海未「いいえ、違います…」
ことり「そう…だね」
花陽「えっ、でも…ちゃんと思いを伝えあって」
海未「それは、私とことりの話です…穂乃果の思いは確認していません」
ことり「うん、ことりたちは…子供のころからの、この関係を壊したくないだけなのかも…」
海未「そうなのです…私たちは、3人が初めて出会った頃から…成長できずにいるままなんです」
ことり「だから、大人なんてことは…」
花陽「そんなことないよっ!」
21: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:09:20.36 ID:sdb533ry0
海未「は、花陽…?」
花陽「そんなことないっ!穂乃果ちゃんだって、2人のこと…大好きだよっ!」
ことり「かよ…ちゃん?」
花陽「だって…穂乃果ちゃん…前、『海未ちゃんと、ことりちゃんとずーっと一緒にいたい』て言ってたもん!」
ことうみ「「…」」
花陽「だ、だからぁ…ぐすっ…自信をっ…持っでぇ…」ポロポロ
海未「花陽…」ギュッ
ことり「かよちゃん…」ギュツ
花陽「うっ…ぐす…ぴゃっ?!う、海未ちゃん…ことり…ちゃん?」
花陽「そんなことないっ!穂乃果ちゃんだって、2人のこと…大好きだよっ!」
ことり「かよ…ちゃん?」
花陽「だって…穂乃果ちゃん…前、『海未ちゃんと、ことりちゃんとずーっと一緒にいたい』て言ってたもん!」
ことうみ「「…」」
花陽「だ、だからぁ…ぐすっ…自信をっ…持っでぇ…」ポロポロ
海未「花陽…」ギュッ
ことり「かよちゃん…」ギュツ
花陽「うっ…ぐす…ぴゃっ?!う、海未ちゃん…ことり…ちゃん?」
22: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:16:01.47 ID:sdb533ry0
ことり「ごめんね、かよちゃん…それに、ありがとう」ナデナデ
海未「相談してきた相手に、励まされるなんて…私たちも、まだまだですね」ナデナデ
花陽「ひゃうぅ…は、恥ずかしいよぉ…」
海未「花陽…あなたは、大丈夫です」
ことり「こんなに優しいかよちゃんだもん、真姫ちゃんも…」
花陽「うぅ…そ、そう…かなぁ…」
ことり「大丈夫だよ…かよちゃんも、自信…持って」
花陽「う、うん…ありがとう」
海未「私たちも…勇気を貰いました」
花陽「花陽も…勇気を、貰えたよ」
海未「相談してきた相手に、励まされるなんて…私たちも、まだまだですね」ナデナデ
花陽「ひゃうぅ…は、恥ずかしいよぉ…」
海未「花陽…あなたは、大丈夫です」
ことり「こんなに優しいかよちゃんだもん、真姫ちゃんも…」
花陽「うぅ…そ、そう…かなぁ…」
ことり「大丈夫だよ…かよちゃんも、自信…持って」
花陽「う、うん…ありがとう」
海未「私たちも…勇気を貰いました」
花陽「花陽も…勇気を、貰えたよ」
23: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:19:30.11 ID:sdb533ry0
海未「えっ、それって…」
花陽「うん…真姫ちゃんに、この思いを…伝える、勇気を」
ことり「そうなんだ…きっと、うまくいくよ」
花陽「ありがとう…でも、あと一つ…心配が…」
海未「凛…ですね」
花陽「うん…もし、真姫ちゃんとそういう関係になって…凛ちゃんと…今まで通り仲良くできるかって心配で…」
ことり「それは…大丈夫なんじゃないかなぁ」
海未「私もそう思います」
花陽「そう…なの、かな…」
花陽「うん…真姫ちゃんに、この思いを…伝える、勇気を」
ことり「そうなんだ…きっと、うまくいくよ」
花陽「ありがとう…でも、あと一つ…心配が…」
海未「凛…ですね」
花陽「うん…もし、真姫ちゃんとそういう関係になって…凛ちゃんと…今まで通り仲良くできるかって心配で…」
ことり「それは…大丈夫なんじゃないかなぁ」
海未「私もそう思います」
花陽「そう…なの、かな…」
24: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:27:12.19 ID:sdb533ry0
―――――――再び生徒会室
絵里「で、これからどうするの」
真姫「どうするって…?」
希「そんなん決まってるやん!かよちんに告白するんやろ」
真姫「ヴエェッ!そ、そんな…もう?!」
絵里「もうも何も、好きなんでしょ」
真姫「でも…ついさっき気付いたばっかりなのよ!」
希「うかうかしとると、かよちんとられるかもよ~」
絵里「そうそう…あの子、意外と3年の間で人気なのよね~」
真姫「そ、そう…なの」
絵里「で、これからどうするの」
真姫「どうするって…?」
希「そんなん決まってるやん!かよちんに告白するんやろ」
真姫「ヴエェッ!そ、そんな…もう?!」
絵里「もうも何も、好きなんでしょ」
真姫「でも…ついさっき気付いたばっかりなのよ!」
希「うかうかしとると、かよちんとられるかもよ~」
絵里「そうそう…あの子、意外と3年の間で人気なのよね~」
真姫「そ、そう…なの」
25: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:35:17.67 ID:sdb533ry0
希「ほら、今もこうしているうちに…かよちんが…」
真姫「ちょっ、ちょっと待ってよ」
絵里「あら、決心ついた?」
真姫「うぅ…そうね…ここで決めなきゃ、女が廃るわね!」
希「おっ、かっこいいやん!」
絵里「真姫…立派になって…」ホロリ
真姫「ちょ、ちょっと!何でエリーが感動してるのよー」
希「スピリチュアルやね」グスッ
絵里「ハラショーよ」
26: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 22:45:06.47 ID:sdb533ry0
真姫「あなた達、スピリチュアルとハラショーって言えばなんとかなるって思ってるでしょ」
絵里「そ、そんなことあるわけないじゃない!」
希「せやで!スピリチュアルはそんな安くないんや!」
真姫「そうなの…決心ついたのはいいけど…一つ、気がかりが…」
絵里「あぁ…」
希「凛ちゃん、やね」
真姫「えぇ…もし、私と花陽がそういう関係になった場合…凛と今まで通りの関係でいられるか…」
絵里「それは…」
希「大丈夫なんやないかなぁ…」
絵里「そ、そんなことあるわけないじゃない!」
希「せやで!スピリチュアルはそんな安くないんや!」
真姫「そうなの…決心ついたのはいいけど…一つ、気がかりが…」
絵里「あぁ…」
希「凛ちゃん、やね」
真姫「えぇ…もし、私と花陽がそういう関係になった場合…凛と今まで通りの関係でいられるか…」
絵里「それは…」
希「大丈夫なんやないかなぁ…」
27: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:02:06.25 ID:sdb533ry0
―――――――いつものファーストフード店
穂乃果「ふぁー…今日もポテトがうまいっ」モグモグ
にこ「で、わざわざ呼び出して…用件は何?」
凛「あ、あのね…かよちんと、真姫ちゃんのこと…なんだ」
にこ「あぁ…あんたも、気付いてたのね」
凛「?!…ということは、にこちゃんも」
にこ「まぁねー、あんだけ意識し合ってるとね…嫌でも気付くって」
穂乃果「ふぇ?かよちゃんと真姫ちゃんに何かあったの?」
にこ「あんたは気にしなくていいから…ほら、ジュースも飲まないと喉詰まらすわよ」
穂乃果「はーい」ジューッ
穂乃果「ふぁー…今日もポテトがうまいっ」モグモグ
にこ「で、わざわざ呼び出して…用件は何?」
凛「あ、あのね…かよちんと、真姫ちゃんのこと…なんだ」
にこ「あぁ…あんたも、気付いてたのね」
凛「?!…ということは、にこちゃんも」
にこ「まぁねー、あんだけ意識し合ってるとね…嫌でも気付くって」
穂乃果「ふぇ?かよちゃんと真姫ちゃんに何かあったの?」
にこ「あんたは気にしなくていいから…ほら、ジュースも飲まないと喉詰まらすわよ」
穂乃果「はーい」ジューッ
28: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:16:09.01 ID:sdb533ry0
にこ「で、凛…あんたはどうしたいのよ」
凛「う、うん…もし、かよちんと真姫ちゃんがそういう関係になったら…二人が、遠くに行っちゃいそうな気がして…」
にこ「はぁーっ…それは、考えすぎよ」
凛「そ、そうなのかなにゃぁ…」
にこ「そうよっ!大体、バカなあんたが悩んでどうするのよ!」
凛「に、にこちゃんには言われたくないにゃぁ…」
にこ「あんたより、ずっと頭が良い二人の方が悩んでるわよ!今後の付き合い方に」
凛「…っ!」
にこ「それに、もしそうなったら真っ先に祝福してやりなさい!で、いつも通りにしてればいいのよ!」
穂乃果「穂乃果もそう思うな~」
凛「う、うん…もし、かよちんと真姫ちゃんがそういう関係になったら…二人が、遠くに行っちゃいそうな気がして…」
にこ「はぁーっ…それは、考えすぎよ」
凛「そ、そうなのかなにゃぁ…」
にこ「そうよっ!大体、バカなあんたが悩んでどうするのよ!」
凛「に、にこちゃんには言われたくないにゃぁ…」
にこ「あんたより、ずっと頭が良い二人の方が悩んでるわよ!今後の付き合い方に」
凛「…っ!」
にこ「それに、もしそうなったら真っ先に祝福してやりなさい!で、いつも通りにしてればいいのよ!」
穂乃果「穂乃果もそう思うな~」
29: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:24:59.77 ID:sdb533ry0
にこ「穂乃果…あんた、聞いてたの…」
穂乃果「ううん、あんまり!だけど…かよちゃんと真姫ちゃんは、かよちゃんと真姫ちゃんだよ」
にこ「何それ、意味分かんないんだけど」
穂乃果「あははっ!にこちゃん、真姫ちゃんのまね~?」
にこ「ち、違うわよっ!あんたはハンバーガーでも食べてなさい!」
穂乃果「はーい!」モグモグ
凛「そうか…そう、だよね」
にこ「えっ?」
30: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:36:18.17 ID:sdb533ry0
凛「どんなことがあっても、かよちんと真姫ちゃんは…そのままなんだよね!」
穂乃果「ひょうだよっ!」モグモグ
にこ「ちょっ、食べたまま喋らない!」
穂乃果「ひゃーい」
凛「うーっ、そうと分かったらじっといていられないにゃーっ!」ガタッ
にこ「わっ?!な、何よ…急に立って」
凛「凛、学校に戻ってかよちんと真姫ちゃんを応援してくるにゃー!にこちゃん、穂乃果ちゃんありがとーっ」ダッ
穂乃果「ひょうだよっ!」モグモグ
にこ「ちょっ、食べたまま喋らない!」
穂乃果「ひゃーい」
凛「うーっ、そうと分かったらじっといていられないにゃーっ!」ガタッ
にこ「わっ?!な、何よ…急に立って」
凛「凛、学校に戻ってかよちんと真姫ちゃんを応援してくるにゃー!にこちゃん、穂乃果ちゃんありがとーっ」ダッ
31: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:42:50.23 ID:sdb533ry0
にこ「行っちゃった…ま、まぁ…これでいいのよね」
穂乃果「んぐんぐ…ごくり…あれ、凛ちゃんどっか行ったの?」
にこ「えぇ…学校に戻ったわ」
穂乃果「そうなんだー、じゃあ穂乃果たちも戻って練習しよっか!」
にこ「…何も分かってないのに、何とかなる…これがあんたの持つ力なのかしら…」
穂乃果「ふえ?にこちゃん、何か言った?」
にこ「なんでもないわよ…ほら、にこの分のポテトも食べていいから」
穂乃果「ホント!わーい、にこちゃんだーい好き!」ニコッ
にこ「っ!…あ、危ない…にこも落ちるとこだったわ…こんなの、あの二人だけで十分よ」
穂乃果「あの二人って?」
にこ「ただの独り言よ…あっ、希に連絡しなくちゃ…穂乃果、あんたも海未に連絡しなさい」
穂乃果「ふぇ、なんで?」
にこ「あーっ…凛の方は上手くいったとでも言えばいいのよ」
穂乃果「よく分かんないけど…分かった!」
穂乃果「んぐんぐ…ごくり…あれ、凛ちゃんどっか行ったの?」
にこ「えぇ…学校に戻ったわ」
穂乃果「そうなんだー、じゃあ穂乃果たちも戻って練習しよっか!」
にこ「…何も分かってないのに、何とかなる…これがあんたの持つ力なのかしら…」
穂乃果「ふえ?にこちゃん、何か言った?」
にこ「なんでもないわよ…ほら、にこの分のポテトも食べていいから」
穂乃果「ホント!わーい、にこちゃんだーい好き!」ニコッ
にこ「っ!…あ、危ない…にこも落ちるとこだったわ…こんなの、あの二人だけで十分よ」
穂乃果「あの二人って?」
にこ「ただの独り言よ…あっ、希に連絡しなくちゃ…穂乃果、あんたも海未に連絡しなさい」
穂乃果「ふぇ、なんで?」
にこ「あーっ…凛の方は上手くいったとでも言えばいいのよ」
穂乃果「よく分かんないけど…分かった!」
32: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:48:07.92 ID:sdb533ry0
―――――――三度生徒会室
~ズルイズルイズルイコトハ~♪
希「おっ、ちょっと待ってな…はい、うちやで~」
にこ『もしもし~、こっちはうまくいったわよ』
希「ほんま~、こっちも大丈夫そうや」
にこ『そう、ならあとは本人たちにお任せね』
希「せやね~」
にこ『じゃあ、こっちは適当に頃合い見計らって戻るから』
希「分かったで~」ピッ
~ズルイズルイズルイコトハ~♪
希「おっ、ちょっと待ってな…はい、うちやで~」
にこ『もしもし~、こっちはうまくいったわよ』
希「ほんま~、こっちも大丈夫そうや」
にこ『そう、ならあとは本人たちにお任せね』
希「せやね~」
にこ『じゃあ、こっちは適当に頃合い見計らって戻るから』
希「分かったで~」ピッ
33: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/23(日) 23:55:18.88 ID:sdb533ry0
希「さて真姫ちゃん」
真姫「な、何よ…」
希「これから、タウン誌の取材がはいってるんよ…それで、屋上で一人ずつ写真撮影したいから来てって連絡が来たんよ」
真姫「え、えぇ…それで?」
希「先に撮ってきて欲しいんや」
真姫「な、何で私が…」
絵里「だって、私たちこれから生徒会の仕事しなきゃいけないし…」
希「誰かさんが時間とらせたからな~」
真姫「う…わ、分かったわよ!行けばいいんでしょ行けば!」ガタッ
えりぞの「「いってらっしゃーい」」
真姫「な、何よ…」
希「これから、タウン誌の取材がはいってるんよ…それで、屋上で一人ずつ写真撮影したいから来てって連絡が来たんよ」
真姫「え、えぇ…それで?」
希「先に撮ってきて欲しいんや」
真姫「な、何で私が…」
絵里「だって、私たちこれから生徒会の仕事しなきゃいけないし…」
希「誰かさんが時間とらせたからな~」
真姫「う…わ、分かったわよ!行けばいいんでしょ行けば!」ガタッ
えりぞの「「いってらっしゃーい」」
35: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:04:22.53 ID:8HWE3Sj80
―――――――再びアイドル研究部部室
~ダッテーカノウセイカンジタンダ~♪
海未「あっ、ちょっと失礼…はい、私です」
穂乃果『あっ、海未ちゃ~ん穂乃果だよ!」
海未「はい、知っています」ピクッ
穂乃果『えっとね~、凛ちゃんはうまくいったよ』
海未「そうですか」ニヤ
穂乃果『ポテト食べたら、そっち戻るからね~』
海未「はい、分かりましたお気をつけて」ニヤニヤ
穂乃果『はーい』ピッ
~ダッテーカノウセイカンジタンダ~♪
海未「あっ、ちょっと失礼…はい、私です」
穂乃果『あっ、海未ちゃ~ん穂乃果だよ!」
海未「はい、知っています」ピクッ
穂乃果『えっとね~、凛ちゃんはうまくいったよ』
海未「そうですか」ニヤ
穂乃果『ポテト食べたら、そっち戻るからね~』
海未「はい、分かりましたお気をつけて」ニヤニヤ
穂乃果『はーい』ピッ
36: >>34ご指摘ありがとうございます! 2014/03/24(月) 00:11:26.23 ID:8HWE3Sj80
海未「さて、花陽」キリッ
花陽「ひゃ、ひゃいっ!」
海未「実は、この後取材が入っていまして…屋上で、一人ずつ写真撮影があるのです」
花陽「えぇっ?!そ、そんなの聞いてないよぉっ!!」
海未「はい、私も先程知りまして…」
花陽「だ、だったら…海未ちゃんたちが、先に…」
海未「うっ…そ、それは…」
ことり「ちょっと海未ちゃんと、次の曲の振り付けと衣装についてお話したいから先に行ってて欲しいんだ~」
花陽「そ、そう…なの?」
ことり「だから~、先に行ってほしいなぁ~」ニコニコ
花陽「あ、あの…その」
ことり「お・ね・が・い」ニコニコ
花陽「は、はい…分かりました…い、行ってきま~す」ガタンッ、ダッ
ことり「は~い、いってらっしゃ~い」
花陽「ひゃ、ひゃいっ!」
海未「実は、この後取材が入っていまして…屋上で、一人ずつ写真撮影があるのです」
花陽「えぇっ?!そ、そんなの聞いてないよぉっ!!」
海未「はい、私も先程知りまして…」
花陽「だ、だったら…海未ちゃんたちが、先に…」
海未「うっ…そ、それは…」
ことり「ちょっと海未ちゃんと、次の曲の振り付けと衣装についてお話したいから先に行ってて欲しいんだ~」
花陽「そ、そう…なの?」
ことり「だから~、先に行ってほしいなぁ~」ニコニコ
花陽「あ、あの…その」
ことり「お・ね・が・い」ニコニコ
花陽「は、はい…分かりました…い、行ってきま~す」ガタンッ、ダッ
ことり「は~い、いってらっしゃ~い」
37: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:15:34.74 ID:8HWE3Sj80
海未「はぁ…こ、ことり…助かりました」
ことり「海未ちゃ~ん」
海未「は、はい…何でしょうか」
ことり「穂乃果ちゃんから電話あって、気抜けてたね~」
海未「そ、そうでしょうか…」
ことり「そうだよ~…だから、誤魔化せなくなったんだよ~」
海未「め、面目…ないです」
ことり「いいよ~、海未ちゃんのそういうとこも好きだしっ」
海未「は、はぁ…ありがとうございます」
ことり「海未ちゃ~ん」
海未「は、はい…何でしょうか」
ことり「穂乃果ちゃんから電話あって、気抜けてたね~」
海未「そ、そうでしょうか…」
ことり「そうだよ~…だから、誤魔化せなくなったんだよ~」
海未「め、面目…ないです」
ことり「いいよ~、海未ちゃんのそういうとこも好きだしっ」
海未「は、はぁ…ありがとうございます」
38: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:20:15.64 ID:8HWE3Sj80
―――――――屋上
花陽「はぁはぁ…なんか、ことりちゃんからプレッシャー感じたんだけど…気のせい、だよね…」
花陽「で、屋上に来たけど…誰も、いない…?」
真姫「はぁ…なんで一人ずつなのよ…」ガチャッ
花陽「あっ…」
真姫「は、花陽?!…あれ…タウン誌の人は…?」
花陽「ま、真姫ちゃん!…えっと、真姫ちゃんも…取材?」
真姫「え、えぇ…希からそう言われてここに来たんだけど…」
花陽「花陽も、海未ちゃんから言われて…」
真姫「そ、そう…」
花陽「はぁはぁ…なんか、ことりちゃんからプレッシャー感じたんだけど…気のせい、だよね…」
花陽「で、屋上に来たけど…誰も、いない…?」
真姫「はぁ…なんで一人ずつなのよ…」ガチャッ
花陽「あっ…」
真姫「は、花陽?!…あれ…タウン誌の人は…?」
花陽「ま、真姫ちゃん!…えっと、真姫ちゃんも…取材?」
真姫「え、えぇ…希からそう言われてここに来たんだけど…」
花陽「花陽も、海未ちゃんから言われて…」
真姫「そ、そう…」
39: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:37:52.60 ID:8HWE3Sj80
花陽「(ど、どうしよう…)」
真姫「(いつもなら、普通に会話できるのに…)」
花陽「(好きだって気付いたら…意識して)」
真姫「(上手く会話を切り出せない…)」
花陽「(でも、このままだだと…)」
真姫「(覚悟決めたのに、いざとなると…緊張するわ)」
まきぱな「「(よし、ここは!)」」
まきぱな「「あのっ!」」
真姫「(いつもなら、普通に会話できるのに…)」
花陽「(好きだって気付いたら…意識して)」
真姫「(上手く会話を切り出せない…)」
花陽「(でも、このままだだと…)」
真姫「(覚悟決めたのに、いざとなると…緊張するわ)」
まきぱな「「(よし、ここは!)」」
まきぱな「「あのっ!」」
41: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:47:14.92 ID:8HWE3Sj80
まきぱな「「っ!!」」
花陽「あ、あの…真姫ちゃんから…」
真姫「い、いいえ…花陽から…」
花陽「あ、う、うん…えっとね…花陽ね、真姫ちゃんを初めて見たとき…同級生だって思えなかったんだ」
真姫「えっ…」
花陽「あっ…それは…ね、凄く大人っぽくて…同い年に見えなかったの…」
真姫「あぁ…そういう…」
花陽「だけどね…μ'sに一緒に入ってくれて、活動していくうちに…真姫ちゃんの印象が、変わったんだ…」
真姫「そうなの…」
花陽「あ、あの…真姫ちゃんから…」
真姫「い、いいえ…花陽から…」
花陽「あ、う、うん…えっとね…花陽ね、真姫ちゃんを初めて見たとき…同級生だって思えなかったんだ」
真姫「えっ…」
花陽「あっ…それは…ね、凄く大人っぽくて…同い年に見えなかったの…」
真姫「あぁ…そういう…」
花陽「だけどね…μ'sに一緒に入ってくれて、活動していくうちに…真姫ちゃんの印象が、変わったんだ…」
真姫「そうなの…」
42: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 00:51:24.47 ID:8HWE3Sj80
花陽「あっ、良い意味でね!その…真姫ちゃんの良いところがどんどん見つかって…」
真姫「うん…」
花陽「最初は、友達だって思ってたんだけど…そのうち、他の子とは違う…別の思いを持つようになって…」
真姫「えっ、えっ…?」
花陽「それで…その思いが何かって、分からなくて…でも、今日…その思いが、何なのか…分かったの」
真姫「あの…」
花陽「ま、真姫ちゃんっ!好きですっ!!あの、その…は、花陽と…お付き合いして…くださいっ!!」
真姫「うん…」
花陽「最初は、友達だって思ってたんだけど…そのうち、他の子とは違う…別の思いを持つようになって…」
真姫「えっ、えっ…?」
花陽「それで…その思いが何かって、分からなくて…でも、今日…その思いが、何なのか…分かったの」
真姫「あの…」
花陽「ま、真姫ちゃんっ!好きですっ!!あの、その…は、花陽と…お付き合いして…くださいっ!!」
43: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 01:12:26.06 ID:8HWE3Sj80
花陽「……ま、真姫…ちゃん?」
真姫「っ……」
花陽「か、固まってる?!…あの、真姫ちゃん…おーい…」ツンツン
真姫「…はっ!わ、私は…」
花陽「あ、あの…真姫、ちゃん…その…お、お返事を…」
真姫「えっ…はっ…あ、そ、そうね…まったく、花陽には敵わないわ」
花陽「えっ…」
真姫「普段は誰かがいないとダメなように見えて、実は自分の進むべき道の答えは見つけていて…そこに真っ直ぐ進んでいける」
花陽「あの…」
真姫「そう、μ'sに入ったときみたいにね…あの時は私と凛が後押ししたみたいだったけど、そうしなくても…一人でも入ってたと思うわ」
花陽「…」
真姫「まぁ…花陽の、そういうところに魅かれたんだろうけど…」
花陽「…!」
真姫「っ……」
花陽「か、固まってる?!…あの、真姫ちゃん…おーい…」ツンツン
真姫「…はっ!わ、私は…」
花陽「あ、あの…真姫、ちゃん…その…お、お返事を…」
真姫「えっ…はっ…あ、そ、そうね…まったく、花陽には敵わないわ」
花陽「えっ…」
真姫「普段は誰かがいないとダメなように見えて、実は自分の進むべき道の答えは見つけていて…そこに真っ直ぐ進んでいける」
花陽「あの…」
真姫「そう、μ'sに入ったときみたいにね…あの時は私と凛が後押ししたみたいだったけど、そうしなくても…一人でも入ってたと思うわ」
花陽「…」
真姫「まぁ…花陽の、そういうところに魅かれたんだろうけど…」
花陽「…!」
44: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 01:14:01.10 ID:8HWE3Sj80
花陽「……ま、真姫…ちゃん?」
真姫「っ……」
花陽「か、固まってる?!…あの、真姫ちゃん…おーい…」ツンツン
真姫「…はっ!わ、私は…」
花陽「あ、あの…真姫、ちゃん…その…お、お返事を…」
真姫「えっ…はっ…あ、そ、そうね…まったく、花陽には敵わないわ」
花陽「えっ…」
真姫「普段は誰かがいないとダメなように見えて、実は自分の進むべき道の答えは見つけていて…そこに真っ直ぐ進んでいける」
花陽「あの…」
真姫「そう、μ'sに入ったときみたいにね…あの時は私と凛が後押ししたみたいだったけど、そうしなくても…一人でも入ってたと思うわ」
花陽「…」
真姫「まぁ…花陽の、そういうところに魅かれたんだろうけど…」
花陽「…!」
真姫「っ……」
花陽「か、固まってる?!…あの、真姫ちゃん…おーい…」ツンツン
真姫「…はっ!わ、私は…」
花陽「あ、あの…真姫、ちゃん…その…お、お返事を…」
真姫「えっ…はっ…あ、そ、そうね…まったく、花陽には敵わないわ」
花陽「えっ…」
真姫「普段は誰かがいないとダメなように見えて、実は自分の進むべき道の答えは見つけていて…そこに真っ直ぐ進んでいける」
花陽「あの…」
真姫「そう、μ'sに入ったときみたいにね…あの時は私と凛が後押ししたみたいだったけど、そうしなくても…一人でも入ってたと思うわ」
花陽「…」
真姫「まぁ…花陽の、そういうところに魅かれたんだろうけど…」
花陽「…!」
46: 43,44間違って連投しちゃいました(汗)スルーしてください 2014/03/24(月) 01:16:46.87 ID:8HWE3Sj80
真姫「マッタクー、カッコよく告白しようって思ってたのに…されたら、台無しじゃないのよ」
花陽「そ、それって…」
真姫「答えは、もちろんOKよっ!こちらこそ、よろしくね…花陽!」
花陽「ま、真姫…ちゃんっ!」ギュッ
真姫「わっ…ふふっ…まさか、両思いだったなんてね」ギュッ
花陽「…ぐすっ…う、嬉しいよぉ~」ギューッ
真姫「ほら、泣かないの…花陽に涙は似合わないわよ」
花陽「だっで~…うれじいんだよぉ~」
花陽「そ、それって…」
真姫「答えは、もちろんOKよっ!こちらこそ、よろしくね…花陽!」
花陽「ま、真姫…ちゃんっ!」ギュッ
真姫「わっ…ふふっ…まさか、両思いだったなんてね」ギュッ
花陽「…ぐすっ…う、嬉しいよぉ~」ギューッ
真姫「ほら、泣かないの…花陽に涙は似合わないわよ」
花陽「だっで~…うれじいんだよぉ~」
47: >>45アドバイスありがとうございます! 2014/03/24(月) 01:22:36.57 ID:8HWE3Sj80
真姫「落ち着いたら、とりあえず部室に戻るわよ」
花陽「うん…みんなに報告、するんだね」グスッ
真姫「えぇ…なんだかんだ言って、頼りになる先輩にね」
花陽「あと、凛ちゃんに…」
真姫「えぇ…もちろん!」
花陽「うん…涙も拭いたよ」
真姫「えぇ…いつもの可愛い花陽ね」
花陽「ま、真姫ちゃん…恥ずかしいよぉ…」
真姫「これからは、何回も言うわよ…私の、私だけの…可愛い花陽」
花陽「あうぅ…今度は、顔が熱いよぉ」
真姫「大丈夫よ、落ち着くまでずっとこうしているから」ギュッ
花陽「はうぅ…お、落ち着けないよ~…ダ、ダレカタスケテー!」
真姫「チョットじゃなくて、ずっと…待っててあげるわよ」
花陽「うん…みんなに報告、するんだね」グスッ
真姫「えぇ…なんだかんだ言って、頼りになる先輩にね」
花陽「あと、凛ちゃんに…」
真姫「えぇ…もちろん!」
花陽「うん…涙も拭いたよ」
真姫「えぇ…いつもの可愛い花陽ね」
花陽「ま、真姫ちゃん…恥ずかしいよぉ…」
真姫「これからは、何回も言うわよ…私の、私だけの…可愛い花陽」
花陽「あうぅ…今度は、顔が熱いよぉ」
真姫「大丈夫よ、落ち着くまでずっとこうしているから」ギュッ
花陽「はうぅ…お、落ち着けないよ~…ダ、ダレカタスケテー!」
真姫「チョットじゃなくて、ずっと…待っててあげるわよ」
48: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/24(月) 01:29:33.76 ID:8HWE3Sj80
以上です。
今回初投稿で、誤字や投下ミス等があり、申し訳ありませんでした。
また、ご指摘、アドバイスありがとうございました。
アニメ4話を見返して、真姫ちゃんかよちんに惚れてるやろって思ったとこから浮かんだssでした。
あと、自分が好きなことほのうみも混ぜてみました。
この続きが浮かんだら、スレを立てるかもしれません。
最後に、ご覧いただいた皆様ありがとうございました。
今回初投稿で、誤字や投下ミス等があり、申し訳ありませんでした。
また、ご指摘、アドバイスありがとうございました。
アニメ4話を見返して、真姫ちゃんかよちんに惚れてるやろって思ったとこから浮かんだssでした。
あと、自分が好きなことほのうみも混ぜてみました。
この続きが浮かんだら、スレを立てるかもしれません。
最後に、ご覧いただいた皆様ありがとうございました。
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