1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:34:17.32 ID:mg8DQtIi0
ガチャ

城ヶ崎莉嘉「おはようPくん…」

モバP「おはよう莉嘉、どうした?元気ないな」

莉嘉「…」

モバP「話すだけでも楽になるぞ、俺が駄目でもここには頼れるお姉さん方も沢山居るし」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397558057

引用元: 城ヶ崎莉嘉「最近お姉ちゃんの様子がおかしい」

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:38:43.15 ID:mg8DQtIi0
莉嘉「…あのね最近お姉ちゃんがおかしいの」

モバP「…あぁ、そのことか」

莉嘉「うん…お姉ちゃんがCDデビューした時からちょっとおかしくなって…」

モバP「最近みりあや千枝も怯えてるしな」

莉嘉「いつもは普通なんだけど昨日もお風呂上がった時…」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:40:44.00 ID:mg8DQtIi0
莉嘉『…9、10あー気持ち良かったー』ザバーン

ガチャ

城ヶ崎美嘉『ふひひ★莉嘉ー、体拭いてあげよっか?』ジリッ

莉嘉『い、いいよまだ入るから』アトズサリ

美嘉『いやいや、今10秒数えたじゃん、のぼせるよ?』ジリッ

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:45:57.22 ID:mg8DQtIi0
莉嘉『じ、じゃあ自分で拭くから!!』

美嘉『いいや、ここはお姉ちゃんに任せなさいって!!ふひひ★』 ガバッ

莉嘉『キャーーーーーーーーーーーッ』

莉嘉「その時のお姉ちゃんは愛海ちゃんみたいな目してたんだ…」トオイメ

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:50:43.84 ID:mg8DQtIi0
モバP「ついに妹にまで手を出すようになったか…」

莉嘉「それ以来お風呂を出るのが怖くて…」グスン

モバP「よし、何とかしよう!早苗さん沙汰になっても困るし」

莉嘉「本当?」

モバP「あぁ、俺に任せろ」

莉嘉「Pくんありがとっ!」ダキツキ

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 19:55:21.21 ID:mg8DQtIi0
片桐早苗「…」

莉嘉「あ、早苗さんおはよー」

早苗「おはよう莉嘉ちゃん」

モバP「早苗さん、おはようございます」

早苗「おはよう、それとちょっと署まで来い」チャキ

モバP「はい…」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:00:00.08 ID:mg8DQtIi0
2時間後

モバP「と言うわけで歌鈴を呼んで来た」

莉嘉「なんで?」

道明寺歌鈴「本当になんで私呼ばれたんですか?」

モバP「美世がおかしくなったお祓いして直したそうじゃないか」

歌鈴「あ、いや…」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:04:49.53 ID:mg8DQtIi0
莉嘉「本当!?お姉ちゃん元に戻る?」キラキラ

歌鈴「い、いや」

モバP「頼む、美嘉の為に!!」

歌鈴「と、とりあえずやってみます」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:10:47.59 ID:mg8DQtIi0
15分後

歌鈴「準備できました」ミコフク

モバP「よし、頼んだぞ」

歌鈴「それで莉嘉ちゃんと美嘉ちゃんは?」

モバP「莉嘉は安全のために隠れてもらってる、美嘉はそろそろ来る頃なんだが…」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:17:38.81 ID:mg8DQtIi0
ガチャ

美嘉「やっほープロデューサー、どうしたの?歌鈴もその格好」

モバP「よ、よう美嘉悪いな急に呼び出して」

歌鈴「えっと…私も急に呼びだされちゃって」

美嘉「ふーん、別にいいけど大事な用事って何?」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:25:29.47 ID:mg8DQtIi0
モバP「ま、まぁそこの椅子に座っといてくれ」

美嘉「なんであそこに椅子1つだけ置いてるの?」

モバP「いいからとりあえず座っといてくれ」

歌鈴「プロデューサーさん、本当にお祓いする必要あるんですか?」ヒソヒソ

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:27:59.91 ID:mg8DQtIi0
モバP「いや、本当に何か憑かれたようにおかしくなるんだよ」ヒソヒソ

歌鈴「えぇッ!?、それ本当に私でいいんですか!?」

モバP「大丈夫だお前ならなんとかできる!!」グッ

美嘉「?、どうしたの二人とも?」

モバP「いや、本物のお祓い見てみたくて」

美嘉「え、なんで私?」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:35:13.17 ID:mg8DQtIi0
モバP「ま、まぁほら頼むって」

歌鈴「私からもお願いします!!」ペコ

美嘉「か、歌鈴も?…まぁいいけど」

歌鈴「じ、じゃあその椅子に座って下さい」

美嘉「うん」

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:40:55.29 ID:mg8DQtIi0
歌鈴「で、では初めまひゅッ」

美嘉(噛んだ…)

モバP(やっぱり無理な気がしてきた)

歌鈴「プロデューサーさん、電気消して下さい」

モバP「で、蝋燭に火を着けるんだよな」

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:52:29.84 ID:mg8DQtIi0
ボッ ボッ

美嘉「なんか本格的だね」

歌鈴「ワンダラダラ、ツダラダラ、スリダラダラ…」ブン-ブン-

美嘉「…」

モバP(あれ、美嘉の様子が…?)




29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 20:57:33.33 ID:mg8DQtIi0
15分後

歌鈴「キュダラダラ、トダラダラ」ブン-ブン-

美嘉「はっ!?」バッ

モ歌「!!!???」ビクッ

美嘉「思い返せば2年前…」

モバP「え?2年前?」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:04:23.37 ID:mg8DQtIi0
莉嘉『お姉ちゃん、赤ちゃんってどこから来るの?』

美嘉『え?そりゃこうのとりが連れて来るに決まってるじゃん』

莉嘉『じゃあなんで妊婦さんのお腹が膨れたりしてるの?』

美嘉『あれは、こうのとりへの印なんじゃないの?』

莉嘉『へー、流石お姉ちゃんだね!』

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:08:39.67 ID:mg8DQtIi0
美嘉「あの時よくわからなくて適当な事言っちゃって…」

美嘉「自分でもまだわかんないのに…」

モバP(あれ?これ普通の美嘉じゃね?)

歌鈴(この歳でわからないって大丈夫なんでしょうか?)

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:14:23.76 ID:mg8DQtIi0
ガチャ

莉嘉「お姉ちゃん!!」バンッ

美嘉「莉嘉!?」

莉嘉「私、知ってたよ、学校であの後習ったんだけど…けどずっと言えなくて…」

美嘉「…え?私まだ習ってないけど」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:24:10.96 ID:mg8DQtIi0
莉嘉「お姉ちゃん中学校、風邪で休んでたし、高校もアイドルの仕事で休んでたからじゃない?」

美嘉「あ、そっか」ポン

莉嘉「それにわからなくてもPくんがさっきなんでも相談してくれって言ってたし大丈夫だよ!」

モバP「それは頼れるお姉さん方の方にいって欲しいんだけど」


39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:27:55.70 ID:mg8DQtIi0
莉嘉「だから大丈夫だよ!」

美嘉「莉嘉!!」ガシッ

莉嘉「お姉ちゃん!!」ガシッ

歌鈴「いい話しですね」ウルウル

モバP「うん、そうだな…」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:34:13.16 ID:mg8DQtIi0
美嘉「プロデューサー、ありがと、なんかすっきりしたよ」

モバP「お、おう」

美嘉「よし、莉嘉今日は帰りに駅前のクレープ買って帰ろうか」

莉嘉「本当!?」

美嘉「ほんとほんと、じゃあプロデューサー、歌鈴、バイバーイ」

歌鈴「さようなら」

モバP「じゃあな、明後日撮影だから」(あれ?何か忘れてるような…)


41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:37:26.12 ID:mg8DQtIi0
美嘉「わかってるって」

莉嘉「バイバ…
ガチャ

赤城みりあ「おはようございまーす…あ」

モバP「あ…」

莉嘉「あ…」

歌鈴「え?」

美嘉「ふひひ★」

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 21:43:45.57 ID:mg8DQtIi0
美嘉「おはようみりあちゃん、今からクレープ買いにいくけどくる?」

みりあ「ひぃ、き、今日は撮影があって」

美嘉「大丈夫、大丈夫ほら、行こ?」

莉嘉「Pくん!!お姉ちゃんが!!」

モバP「とりあえず莉嘉、抑えろ!!もう一度お祓いだっ!!」

歌鈴「えぇ?まだやるんですか??」

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:09:28.06 ID:mg8DQtIi0
モバP「というか本題はこっちだ」

莉嘉「お姉ちゃんから出てけーーーーーーッッ!!」ガシッ

美嘉「おぅふ!!成長しかけのがふひひ★」

歌鈴「確かに何かおかしいですね」

モバP「だろ?」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:16:55.14 ID:mg8DQtIi0
歌鈴「じゃあ初めますね、あれ棒が?」

美嘉「ふひひ★そんなのさせないよ」バキッ

歌鈴「あぁッッ!!お父さんに怒られちゃう!!」

モバP「そっちかよ!?」

美嘉「じゃあ莉嘉もみりあちゃんもクレープ買って、そのあとプール行こっか?」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:22:32.88 ID:mg8DQtIi0
みりあ「た、助けてー」ジタバタ

莉嘉「お姉ちゃん元に戻ってーーーーーーッッ!!」

美嘉「大丈夫だって…ふひひ★じゃあ行こっか」

モバP「こうなったら力づくで…」

????「お待ちなさい」

美嘉「!?」

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:28:56.83 ID:mg8DQtIi0
モバP「!?」

美嘉「誰だ!?私のリゾートの邪魔をするのは!?」

クラリス「例え神が見過ごしたものでも邪悪な魂は私が許しません!!」

歌鈴「あれ?クラリスさん?」

クラリス「さぁ、観念してその体から離れなさい」

美嘉?「ふっこんな素晴らしい状況の体簡単に手放せる訳が…」

57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:34:20.36 ID:mg8DQtIi0
クラリス「そうですか、では…覇ッッッッッッッ!!」バンッ

美嘉?「ぐぅえぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ジュワー

モバP「え?何起こってんの?」

歌鈴「さ、さぁ?」

美嘉?「あ…うぅッ」バタッ

莉嘉「お姉ちゃん!?」

モバP「美嘉!?」サッ

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:39:04.38 ID:mg8DQtIi0
モバP「美嘉、大丈夫か?」

莉嘉「お姉ちゃん大丈夫?」ユサユサ

美嘉「あれどうしたの?二人とも?」

モバP「いやなんともないのか?」

美嘉「うーん、あ、さっきより体が軽くなったような…」

莉嘉「本当になんともないの?」

66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:45:15.81 ID:mg8DQtIi0
美嘉「本当だって、はやくクレープ買って帰ろっか」

莉嘉「う、うん」

美嘉「あ、クラリスさんきてたんだ、みりあちゃんも久しぶり」

クラリス「おはようございます」

みりあ「あれ?美嘉お姉ちゃんとは一昨日も会ったよ…」モガッ

クラリス「いえ、なんでもありません」

美嘉「?、まぁいいや、帰ろっか」

莉嘉「うん!!」

69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:49:54.25 ID:mg8DQtIi0
ガチャン

モバP「なぁ、クラリスさっきのは…」

クラリス「先程まで美嘉さんにとり憑いてたのは西洋の妖怪でル・ルキャンというものです」

歌鈴「る、るきゃん?」

クラリス「えぇ、人にとり憑き小さな女の子に好き放題しようとする霊です」

モバP「それが美嘉に憑いてたのか」

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:54:33.97 ID:mg8DQtIi0
クラリス「はい、特にみりあさんにご執心だったようで取り憑いた頃からみりあさんに会うたびに出てたのでしょう」

モバP「それでさっきみりあに久しぶりって言ったのか」

みりあ「じゃあ美嘉お姉ちゃんはもうおかしくならないの?」

クラリス「多分大丈夫かと」

モバP「これでもう安心だな」

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 22:58:58.69 ID:mg8DQtIi0
ル・ルキャン「ふぅー危なかったー」

ル・ルキャン「しかしこれでもう莉嘉ちゃんの体は拭いたりはできないのか…」

ル・ルキャン「ま、いいか今度は思いきって幼女に取り憑いてみようかな?」

ル・ルキャン「そしたら学校の体育の時間とか…ふひひ」

ル・ルキャン「あ、ちょうど良いところに幼女が…」

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 23:04:03.57 ID:mg8DQtIi0
遊佐こずえ「…ふあー」ムニャムニャトコトコ

ル・ルキャン「あれはこずえちゃんだっけ?じゃあお邪魔しまーす」ヒョイ

こずえの魂内

ル・ルキャン『…あれ?何か変だな、今までの魂と色々と違う』

こずえ『こずえの魂はー絶対不可侵なのー』

ル・ルキャン『なんで話し掛けられてる!?』

80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/15(火) 23:10:17.14 ID:mg8DQtIi0
こずえ『と言うことで汚物はー消毒するのー』

ル・ルキャン『あれ?ちょっと出れな…』

こずえ『焼却ビーム、ピピピー』

ル・ルキャン『ギョエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァアアアアアアアアアアアアアアア』

こずえ『焼却完了なのー』

こうして再び伸びようとした魔の手は燃やされた

終わり