2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:13:17.94 ID:XAHciXD90
浜面「はぁ、腹減ったなぁ」

浜面「やっぱ、一日一食じゃ身が持たないよなぁ」

浜面「でも、もらえる日給550円…」

浜面「とてもやっていけないよなぁ…」

浜面「おまけに、毎日仕事があるわけでもないし…」

浜面「はぁ、いったいどうすりゃいいんだ…」


引用元: 浜面「貰える報酬、すずめの涙……」

 

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:20:36.84 ID:XAHciXD90
浜面「麦野のところに行けば、一応飯食わせてもらえるけど、しゃけ弁オンリーだもんなぁー…」

浜面「かといって、フレンダのところに行けば、サバ缶攻め…」

浜面「絹旗のところに行けば飯はまともだけど、男のプライドをバーゲンセール並みに切り売りせにゃいかんし」

浜面「リアルここ掘れワンワンは二度とやりたくないしなぁ…」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:31:49.18 ID:XAHciXD90
浜面「滝壺にはもう5日連続飯を食わせてもらってるし、これ以上だといい加減愛想尽かされちまう…」

浜面「何とかしねーと…」

浜面「…仕方ねェ、バイトすっか」

浜面「何のバイトするかな…?」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:36:38.82 ID:XAHciXD90
――――――――――
  
「…と言うわけで。新しく入った浜面くんだ」

浜面「浜面ッす。これから、皆さんにお世話になりますっす!!」

「「ぱちぱちぱち」」

「じゃあ、こいつについて、まずは仕事を覚えてくれ」

先輩「よろしくね、浜面くん」ニコッ

浜面「こちらこそ、よろしくお願いするっす!!」

「ははっ元気がいいな。よし、解散!!」

先輩「よし、いこっ浜面くん」

浜面「ラジャーっす!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:42:22.03 ID:XAHciXD90
浜面(何とか、上手くやってけそうだな)

浜面(みてろよ、今に一日三食の生活を謳歌してやるぜ!!」

先輩「途中から声に出てるよ浜面くん」フフッ

浜面「えっ、マジっすか!?」

先輩「そんなに困ってるなら、明日お弁当持ってきてあげようか?」

浜面「えっ!?そんな、悪いっすよ」
 
先輩「いいの、自分の作るついでだし、ね」

浜面「じゃあ、お願いするっす!!」

先輩「あらっ、遠慮がないのね?」

浜面「えー、先輩…」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:51:39.70 ID:XAHciXD90
先輩「冗談よ。ちょっと、からかってみただけ」

先輩「それじゃ、明日のお弁当は楽しみにしててね」

浜面「もちろんっす!!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/05(日) 23:57:26.89 ID:XAHciXD90
――――――――――

浜面「ふーっ、やっと休憩か」

先輩「ご苦労様、どう?ちょっとは馴れたかな」

浜面「もちろんっす、これも先輩のおかげっす!!」

先輩「ふふっ、頼もしいわね」

浜面「はいっす!!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 00:06:04.74 ID:RjBETcCg0
先輩「そこはもう少し謙遜してもいいところじゃない?」

浜面「そ、そうすっか?」

先輩「そうよ?」

浜面「そうすっか?」

先輩「ふふっ」

浜面「ははっ」

先輩「それじゃ、あとでね」

浜面「はいっす―――っと、電話はどうかなー」プチッ

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 00:16:26.42 ID:RjBETcCg0
浜面「麦野から緊急?はて、昨日は何にも無いって、確認しといたはずだが…」ピッ

浜面「もしもー『はーまーづーらー、何べん電話したと思ってるのかにゃー?』

浜面「ひ、ひいぃぃ!?これには、止むに止まれないわけが―」ブルブル

麦野『言い訳はいりませーん。もし10分以内にこられないと、おなかの中心にちょうどいいバッグ置き場をつくっちゃうかもよー?』

浜面「ひいぃぃ!!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 00:24:36.25 ID:RjBETcCg0
麦野『分かったら、さっさと来い、クソ野郎!!』

浜面「はっ、はい!直ちに―「ちょっと、浜面くん」
 
先輩「どうしたの、顔色が悪いよ?」

浜面「いやですね、その『おい、浜面!テメェ、誰と話してんだよっ!!』

浜面「ちょっと、急用が出来まして、そうた『だから、誰と話してるのか聞いてんだよ、聞こえねーのか、クズがっ』

先輩「…浜面くん、ちょっと電話貸しなさい」

浜面「えっ?でも、いやー…」

先輩「いいから貸す!!」

浜面「は、はい…」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 00:36:22.99 ID:RjBETcCg0
先輩「もしもし。電話代わりましたけど」ピッ

麦野『…なにアンタ?』

先輩「浜面くんの上司ですっ」

先輩「いいですか、浜面くんは、いま仕事中なんです。よほどのことが無ければ後ほど電話してくれませんか?」

麦野『は?上司?アンタ、なに頭茹だってんの?馬鹿じゃない?なにを言ってるのか私馬鹿だから全然分からないにゃー?』ケラケラ


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 00:44:12.38 ID:RjBETcCg0
先輩「…よほど常識が足りない方のようですね。いいです、分かりました」

麦野『ハッ、なら最初からそうと―』

先輩「浜面くんをあなたのような人とはお付き合いさせません。彼に二度と電話してこないように!!」

麦野『は?テメェー、吹いてんじゃねーぞ、コラァ!!』

先輩「これ以上、あなたのような人とお話する気はありません。それじゃ、さようならっ!!」プツ

麦野『あっ、待て、まだ話が―』ピッ


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:09:26.88 ID:RjBETcCg0
浜面「ちょっ、ちょっと先輩。なにして「浜面くん」

浜面「はい…」

先輩「もう、あんな人と付き合ったら駄目よ?」

浜面「いえ、ですけど「いえもへったくれもありません!」

浜面「いや、あいつら普通のやつらじゃないから!!」

先輩「…もし、彼女に絡まれることがあったら私に言いなさい。私がちゃんとお話してあげますから」

先輩「ね?」ニコッ

浜面「は、はい」(…え、えらいことになった!!)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:10:29.67 ID:RjBETcCg0
――――――――――

麦野「……」ブルブル

麦野「…おい、みんな、戦争準備だ」

滝壺「……」ガタン

絹旗「超了解しました」ガタン

フレンダ「え?ちょっと待ってよ!これから仕事が―」

麦野「仕事もクソもねェンだよ!!」ガンッ!

フレンダ「ひぃぃぃぃ!!」ガタブル

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:17:02.56 ID:RjBETcCg0
麦野「いいか、やられたら十倍返し、舐められたら百倍返し、分かったらさっさと準備しろっ、グズがっ!!」グシャ!

フレンダ「ひいい、け、携帯が紙コップみたいにー…!!」

麦野「…待ってろ浜面」

麦野「ぶ ち こ ろ し か く て い ね」ニヤッ


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:23:09.25 ID:RjBETcCg0
――――――――――
 
ビクビク、オドオド…

先輩「?どうしたの、浜面くん?」

浜面「ひっ!…い、いや先輩…。さっきの子が押しかけてこないかなーって…」

参拝「なに?そんな事心配してるの?安心なさい、もし来たとしてもちゃんと―」

バンッ!!

先輩「!?何の音!!」

浜面「ひぃっ!ついに来たぁ!!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:27:52.87 ID:RjBETcCg0
麦野「はーまづらぁ、何処にいるのかなぁー」

浜面「ひいいいいい!!」ガタブル

麦野「そんなところにいたのかにゃーん?さ、さっさと帰って折檻を―「お待ちなさいっ!!」

麦野「…誰、なにあんた?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:36:16.98 ID:RjBETcCg0
先輩「それはこっちのせりふですっ!ここは関係者以外立ち入り禁止ですよ!?」

麦野「ふーん、そうなんだ。だから何?」

先輩「…電話の時も大概だと思っていましたけど、実物はさらに痛い人ですね!!」

麦野「はぁ!?だから何なのよ」

先輩「ほんっとーに、話にならない人ですね!!」

麦野「はぁ!?」ピクピク

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:40:11.00 ID:RjBETcCg0
フレンダ「ちょっ、ちょっと麦野、これ以上は!」

麦野「…そうね」

麦野「あー、そこの人」

先輩「なんですっ!!」ムッ

麦野「もうこれ以上は面倒だからさ、そこの馬鹿返してくんない?そしたら、あんたら見逃してあげるからさ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:42:53.90 ID:RjBETcCg0
先輩「…絶望的な頭の持ち主ね、あなた」

麦野「そりゃどーも。ほら、とっとそいつ早く返しなさい」

先輩「…返すと思います?」

麦野「…はぁ、あんたねー」

絹旗「あなた、私たちがどうやって超ここまでやってきたか、超考えてますか?」

先輩「…まさか、あなた達!?」

絹旗「そう、超正面突破してきてんですよ」ニコッ


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:47:46.37 ID:RjBETcCg0
フレンダ「この場を丸く治めるには結局、浜面を返すってことな訳よ」

先輩「あなた達、ほんっとうに常識知らずですねっ!!」ブルブル

フレンダ「まあ、その台詞も聞き飽きたんでささっと、浜面をかえ―」

先輩「ふんっ!」タンッ

どこっおォォん!!

浜面「!?せ、先輩?」

フレンダ「あう、いっ一発でやられちまったって訳よ」ガクッ

先輩「どう?別に大した事無いでしょ。こんな奴ら?」パンパンッ

浜面「は、ははっ」(怖えぇ、先輩も超怖えぇ!!)


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:49:25.72 ID:RjBETcCg0
麦野「テメェ、上等だコラァ!!!」

滝壺「待って、むぎの」

浜面「たっ、滝壺?」

滝壺「…はまづらは、わたしたちのこと、嫌い?」

浜面「い、いや。そんなこと―」

滝壺「じゃあ、何でこんなことするの?」

浜面「何でって…「彼の日給が550円だからですっ!!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:53:29.26 ID:RjBETcCg0
絹旗「へっ?」

滝壺「そうなの?」

浜面「うん…」

フレンダ「超初耳って訳よ…」ゲホゴホ

浜面「…ってことは」

絹旗「……」

滝壺「……」

フレンダ「……」

麦野「…てへっ!」コツン

浜面・先輩・絹旗・滝壺・フレンダ「「「「「お前かぁーーー!!!」」」」」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:55:56.45 ID:RjBETcCg0
絹旗「ちょっ、何なんですか!?浜面、生活費に困ってバイトしてたんですか?」

麦野「うん…。そうみたい」アハッ

滝壺「あはっ、じゃなくて」

フレンダ「わっ、私たちを裏切って女に走ったっていうわけじゃなかったって訳よ…」

絹旗「ちょ、超話が違います!これじゃ、私たち単なる強盗みたいじゃないですか!!」

フレンダ「もしかしなくても、そうだと思うわけよ」ボロボロ

滝壺「…むぎの」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:57:18.89 ID:RjBETcCg0
麦野「だっ、だって、浜面がお金に困ってたら一緒にご飯とか食べる機会が増えるんじゃないかなーと思って…」

絹旗「その発想、超裏目に出てますけど!?」

フレンダ「結局、麦野は想像力がお子様並みだって言う訳よ…」

麦野「へーへー、私が悪うございました」

滝壺「ぜんぜん、悪いと思ってない…」

フレンダ「結局、ピンはね率99%以上だったって訳よ…」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:58:34.37 ID:RjBETcCg0
麦野「じゃ、じゃあこれからはちゃんと全額渡すから、それでいいかにゃー?」

浜面「へっ?それなら「いけません!!」

浜面「ちょっ、先輩!?」

先輩「そんないい加減な約束を信じちゃいけません!!」

フレンダ「うう、もっともな訳よ」

先輩「大体、人の仕事場を滅茶苦茶にして平気な顔をしてるような人たちに浜面くんを預けるわけにはいきません!!」

絹旗「超正論です、まったく言い訳が超出来ません!!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 01:59:45.66 ID:RjBETcCg0
先輩「それに、浜面くんは私たちの大事なスタッフです。彼が抜けたら仕事に穴が出来るんです!!」

滝壺「それは。私たちも同じだけど―」

絹旗「状況が状況だけに超言い返せません!!」

フレンダ「どうしよう、麦野?」

麦野「…かんけぇねえ」

浜面「へっ?」

麦野「そんなの関係ねぇ!!!」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:05:07.70 ID:RjBETcCg0
麦野「おら、ととっと帰るぞ浜面ァ!!」グイッ

先輩「させません!!」グイッ

浜面「ちょっと、二人とも、裂ける体、裂けちゃう!!」

滝壺「……」グイッ

絹旗「むむっ、そういきますか滝壺さん!なら私も―」グイッ

浜面「ぎゃあーーーー!!裂ける体が四等分にーーィ!!」

ばりっ!!

「「「「!!!!」」」」

浜面「裂けたー!!」

フレンダ「服が裂けて、シースルー状態な訳よ!!」

滝壺「ぽっ///」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:06:59.26 ID:RjBETcCg0
麦野「やるわねあんた…」ハアハア

先輩「そっちこそ、なかなか…」ハアハア

麦野「けどね」キュイイイイィ・・・

先輩「!?」

麦野「これでお終いよ・・・!!」ニヤッ

先輩「!?まさか、その力は―」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:13:03.94 ID:RjBETcCg0
絹旗「学園都市頂点に立つ7人、‘レベル5’、その一人が―」

滝壺「‘原子崩し’―」

麦野「幾らなんでも名前くらい聞いたことあるでしょ」ニマリ

先輩「…まさか、あなたが!?」

麦野「さあ、実際やってみりゃあ分かるんじゃない?」ニヤッ

先輩「くっ…」

麦野「で、どうするの?」

先輩「―それは」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:14:47.53 ID:RjBETcCg0
絹旗「まあ、超無理しないほうが良いですよ?」ポンポン

フレンダ「そうそう、今日のことは犬にでもかまれたと思って忘れるわけよ」ヘラヘラ

先輩「…させません」ギリッ

麦野「はっ?」

先輩「その思い上がった、増冗漫許して置けません!!」

絹旗「なっ!?」

フレンダ「あんた…」

滝壺「死ぬよ?」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:21:27.06 ID:RjBETcCg0
先輩「…その、いざとなれば全てが暴力で解決できると思う上がり、品性下劣なその思考、見逃すわけには行きません!!」バーン!!

麦野「へえ…、言ってくれるじゃない…」ピクピク

絹旗「ちょっ、ちょっと、あなた、超なに言ってんですか!」オタオタ

フレンダ「そう、あなたがちゃんと謝れば万事丸く収まるわけよ!」オロオロ

先輩「私に謝る道理など存在しません!!」ドーン!

滝壺「むう、ぐうのねもでない正論」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:30:20.01 ID:RjBETcCg0
フレンダ「って、冷静に言ってる場合じゃないわけよ!ワタフタ」

絹旗「そうですよ、って。あああ、麦野超落ち着いて!!」オタフタ

麦野「…そこまで言ったんだ。吐いたつば飲むなよ、三下ァ!!!」

先輩「ハッ、上等千万ですよ、この品性下劣女!!」スッ!

浜面「ちょ、先輩!?」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:36:50.10 ID:RjBETcCg0
先輩「…今、あなたを守れるのは、私だけです…。わたしは、私にとって大事なあなたを守りたいだけなのです!!」ポッ

浜面「!!!?」

フレンダ「わぁーお、大胆な告白な訳よ…」

絹旗「その根性に感動を覚える上に、今の私たち、超引き立て役です!!」

滝壺「おのれ、許すまじ」

浜面「あはははは…」(もう、笑うしかねえ!!)

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:43:00.96 ID:RjBETcCg0
先輩「安心なさい、私とてレベル5候補といわれた女!あんな、品性下劣で、お子様並みの発想力で、そりゃまあ頭は良いかもしれませんけど、精神年齢が一ケタ台でストップしたような猫かぶり女に遅れは取りません!!」ビシィィン!

滝壺「・・・大体的を射たこと言われてるね」ヒソヒソ

絹旗「あんだけ超はっきり言われたこと超ないんじゃないですか?」ボソボソ

フレンダ「でも、あんなにいうと―」ボソヒソ

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:45:24.33 ID:RjBETcCg0
麦野「ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ」ビエ・・・

フレンダ「これって、やっぱり――――」

麦野「ぶち、ぶち殺――――――――すッッッ!!!」ビエエエエエエーーーン!!!

「「「「やっぱりーぃぃ!!」」」」

先輩「やれるもんなら、やってみなさい!!」

ちゅっどーん!!どおおーん!!ずっどおおおおおおおおおーーーーんんんっっっ!!!

「「「「ぎゃアアああ!!!!」」」」




チーン・・・

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:47:22.75 ID:RjBETcCg0
――――――――――

黄泉川「そんなこんなで、結局病院送りじゃん?」アッハッハ

浜面「うっせー…。大きなお世話だ!」

フレンダ「ううっ、私も逃げ遅れちまったって訳よ」トホホ

滝壺「大丈夫。わたしはそんな逃げ遅れてぼろぼろになった浜面とフレンダを応援している」

黄泉川「かく言うアンタも、逃げ遅れてんじゃん」

滝壺「むぅ。面目ない」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:48:10.42 ID:RjBETcCg0
浜面「ところであの三人は、どうしているのかね?」

滝壺「さあ?」

黄泉川「大丈夫!ちゃんと真面目にバイトしてんじゃん」

フレンダ「やれやれ、私たちのくたびれもうけってわけよ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:49:01.13 ID:RjBETcCg0
――――――――――
先輩「いらっしゃいませー!」ニコッ

麦野「ご注文はお決まりでしょうかー?」ニコッ

絹旗「―で、結局超ファミレスでバイトですか…」トホホ

麦野「うっせー、絹旗…、しゃんとしろ!!

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/06(月) 02:49:58.61 ID:RjBETcCg0
絹旗「といっても、これ超懲罰奉公ですから超バイト代出ませんよね…」

麦野「なに、その顔。私のせいだって言いたい訳!?」

絹旗「なにも超そう言ってませんけど…」

先輩「なに、くっちゃべってんです二人とも、ちゃんとなさい!!」

麦野「へいへい…」

絹旗「とほほ」

こうして、主に暴れまくった三人は一ヶ月にわたる無償バイトに駆り出されることとなった。その間に干されたアイテムが解散していることをみんながしるのはまた別の話…。



おわり。