1: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:01:39.11 ID:Wo6w5enA0

このSSは

ベースターズ×千早
真美をなぜ巻き込んだ?
キャラ崩壊
>>1がやりたいことやっただけ


という内容になっています。

(多分、知ってる人にはバレるだろうから最初から名乗っってます)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400760098

引用元: 真美「ベイちはって何??」

 

2: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:02:37.87 ID:Wo6w5enA0

5月21日


トレーナー「双海さん。もう一回今のところやってみて」


真美「ハーイ!!」


春香「はぁはぁ、もうクタクタだよ」


千早「春香、お疲れ様」


春香「お疲れ様、千早ちゃん。真美最近頑張ってるよね」


千早「そうね。私も今思ってた所よ」


春香「やっぱり明日が誕生日だからかな?」


千早「そのせいか分からないけど。
   なぜ今まで気づかなかったのかしら?」


春香「どうしたの千早ちゃん?」


千早「真美から星の煌めきを感じるわ……」


春香「??」



3: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:04:33.22 ID:Wo6w5enA0


5月22日


真美「  」ポカーン


千早「どうしたの真美?顔がハニワみたいになってるけど?」


真美「千早姉ちゃん……ここどこ?」


千早「ここはコボスタ宮城、楽天ゴールデンイーグルスの本拠地ね」


真美「へぇ~そうなんだ……」


千早「ええそうよ」


真美「もしかすると知らないかもしれないけど、
   実は今日、真美、誕生日なんだよね……」


千早「ええ知ってるわ。だからここにいるのよ!!」


真美「理由になってないんだよね……」


千早「理由?あえて言うなら昨日のレッスンの真美を見て
   にじみ出る星の煌めきを感じてしまったからかしら?」


真美「星の煌めき?」

4: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:05:55.26 ID:Wo6w5enA0



千早「ええ、まだ本当の自分に気が付いてないようだから
   実際に球場に連れてきたという訳なの。わかった?」


真美「うん……訳が分からないということは理解できたよ……」


千早「まあ、試合が始まれば分かる事よ」


真美「もう一つ質問なんだけど……亜美たちはどこにいるの?」


千早「亜美?ああ、みんなは事務所で誕生パーティを開いているわ」


真美「真美もそこにいるべきだよね!?だよね!?」


千早「いいえ、真美は駄目よ」


真美「なんで?」


千早「星の煌めきを感じるから」


真美「だから、なんなんだよそれ……」



5: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:08:36.85 ID:Wo6w5enA0
http://p.news.nimg.jp/photo/984/182984l.jpg


真美「正直、千早姉ちゃんが来たかっただけだと思うんだけど」


千早「それは心外ね…アラ?」クルッ


スターマン「」ノシノシ


千早「きゃああああああ。たぬきいいいいいいいいいいいい!!!」


真美(意外と足が速い!?)


千早「フゥ…心外ね」


真美「いや!?説得力ないよね!?」


千早「真美は何が不満だというの?私はこんなに満足しているのに!?」


真美「いや!?ここは真美が満足するべきじゃないの!?
   真美、誕生日なんだよ?誕生日!!」


スターマン「」ノシノシ


千早「きゃああああああ。たぬきいいいいいいいいいいいい!!!」


真美(タイミングよく戻ってきたな……)


千早「フゥ…それで、なんの話だったかしら?」


真美「もう、いいよ……」




6: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:10:02.08 ID:Wo6w5enA0


千早「それにしても真美は梶谷選手のユニホームがよく似合っているわ」


真美「あ、このさっき着せらせた服のことだね」


千早「そうよ。梶谷の3と私の着ている筒香選手の25。
   ベイスの期待の星の力で試合を盛り上げましょう!!」


真美「そ、そだね……」


千早「ちなみにそれが私からの誕生日プレゼントよ=☆!!」キラッ


真美(要らないとは言えない……)


アナウンス「○×□▽~」


千早「プレイボールの時間ね」


真美「……もう、逃げられないんだね?」



7: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:11:07.65 ID:Wo6w5enA0


千早「今日はアウェエ戦だからベイスが先に攻撃よ
   真美はまだ選手を知らないようだから私が説明していくわね」


真美「もし、必要ないって言ったら?」


千早「それでも説明していくわ」


真美(選択肢がもうないじゃん……)


千早「まず最初に我が横浜ベイスターズの事を説明すると」


真美「うん」


千早「横浜はセリーグ所属、横浜スタジアムを本拠地とする球団で
   12球団一の打撃力と12球団一の投手力が自慢のチームなの」


真美「へぇ…」
  (なんか真美の知ってる横浜と違う…)



10: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:13:38.70 ID:Wo6w5enA0


千早「それでね…」


真美「ちょっと質問なんだけど。
   今の順位は何位なの?」


千早「……6位よ」


真美「打撃力は?」


千早「1位よ!!」


真美「投手力は?」


千早「1位よ!!」


真美「順位は?」


千早「……6位よ」


真美「あれ?おかしく…」


千早「ないわ!!今までは怪我人も多かったし
   調子が悪かっただけだから!!」


真美(なぜ?そこまでポジティブでいられるんだろ?)



11: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:15:47.72 ID:Wo6w5enA0


千早「ちなみに横浜ファンは他球団に比べて
   異常にポジティブよ!!」


真美「うん、今実感してたところ」


千早「そうじゃないと8年連続Bクラスのチームのファンなんてやってられないわ」


真美「アイアンハートなんだね……」


千早「ええ。不遇の時代が長すぎてファンも
   一握りの希望で生きて行けるように進化したのよ!!」


真美(もう、ファンを辞めればいいのに……)


千早「でも、オフシーズンには大型補強をして
   優勝の可能性を匂わせるからファンは辞められないのよね」


真美(心を読まれた!?)



12: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:17:09.24 ID:Wo6w5enA0


ファン「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドンドンドン!!


真美「太鼓の音、うるさくない!?」


千早「こんなのまだましよ。コボスタは鳴り物禁止だから
   いつもより静かな方よ。本拠地ならもっと五月蠅いわよ」


ファン「栄冠掴むその日まで、恐れず飛び込めベースへ
    君の熱き血潮で 燃えろ雄洋~!!」


千早「かっとばせ!タケヒロ!」


真美「!?」


千早「ごめんなさい。説明が先だったわね」


ファン「栄冠掴むその日まで、恐れず飛び込めベースへ
    君の熱き血潮で 燃えろ雄洋~!!」


千早「かっとばせ!タケヒロ!!」


真美「……」



14: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:19:24.67 ID:Wo6w5enA0


千早「まず、横浜が誇る不動のリードオフマン
   キャプテン 石川 雄洋よ」


真美「キャプテンなんだ。きっと凄い選手なんだよね?」


千早「ええ彼は凄い選手よ。
   毎年、春先は戦前活躍できなくて暖かくなると共に
   打率を徐々に上げてきて3割にのると謎の怪我をして
   二軍に落ちていくような選手よ」


真美「それ、重要な時期にいないって意味だよね!?」


千早「まあ、近年の横浜は8月までに終戦してたから
   ある意味、重要な時期にいるとも言えるわ……」


真美「千早姉ちゃんがポジティブなのか
   ネガティブなのか分からないよ」



15: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:21:47.87 ID:Wo6w5enA0



千早「それでもキャプテンはとても人望が厚いの理由は、
   彼は練習の虫と言われていて彼の練習量は12球団の選手でもトップクラスだからなの」


真美「練習は嘘をつかないんだね」


千早「そうね。彼は練習が好き過ぎて
   守備でエラーした日も居残りで打撃練習してるくらいよ」


真美「そこは守備練習しょ!?バカなの?」


千早「ベイスには室内守備練習場がないのよ……」


真美「ご、ごめん……」



16: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:23:09.39 ID:Wo6w5enA0



ファン「並みいる敵をなぎ倒し 派手に決めろ大舞台
    新たな未来切り開け 晴れ渡る明日へと」


千早「かっとばせ!ノリハル!」


真美「!?」


ファン「パン祭りこいや~~!!」


真美「パ、パン祭り…?」


千早「彼の名前は山崎 憲晴。守備に定評があってショートを守ってるのだけど
   私の印象だけど、意外にエラーが多いわ」


真美「ホントに守備に定評があるのか分からないね」


千早「それでパン祭りだけど、山崎という苗字と大手メーカーの祭りをかけて
   彼が打つとパン祭りと言われるの」


真美「白いお皿が貰えるの?」


千早「いいえ、白いお皿は私たちの心の中にあるのよ」ニッコリ


真美「うん、意味わかんない」




19: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:25:19.18 ID:Wo6w5enA0



ファン「新たな歴史に その名を刻め
    梶谷隆幸 蒼い韋駄天」


千早「かっとばせ!タカユキ!」


真美「うん、知ってた」


梶谷選手 ヒット


千早「カジタニー!!最高や!!気持ちいいいいいい!!」


真美「姉ちゃん、、発言に気をつけようよ!?」


千早「さすが真美。梶谷の背番号を受け継ぐだけあって
   ツッコミもキレキレね」


真美「受け継いだ覚えはないけどね」




21: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:28:22.23 ID:Wo6w5enA0


真美「このユニホーム着てる人多いけど
   そんなに人気のある選手なの?」


千早「ええ、だって彼は浜の期待の☆。
   去年の5位躍進の立役者の一人でもあるのよ」


真美「なんかレベルの低い躍進だね」


千早「それに浜ファンにとって彼は精神安定剤でもあるのよ。
   いくら負け試合でも彼さえ打っていれば、
   ポジティブでいることが出来るわ!!」


真美「現実逃避とも言えるけどね」


千早「それに今年は外野にコンバートしたから
   安心して守備が見れるようになったわ」


真美「そんなに酷かったの?」


千早「いいえ。私はそこまで守備に難があるとは思ってなかったのだけど…」


真美「だけど?」


千早「彼は守備位置から消えるのよ」


真美「消える!?」



24: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:31:29.12 ID:Wo6w5enA0



千早「ええ、例えばセカンドのカバーを入らなければいけない場面に
   彼はいなくなっている事があるの?」


真美「え、何がしたいの?」


千早「解説者も『何してるんでしょう?』って言ってたわ」


真美「で、でも一度だけでしょ?」


千早「いいえ、全部で4回ほどあったわ。約30試合に一回くらい梶谷が消えるという事よ!!」


真美「ぷ、プロだよね。何をしてたの?」


千早「分からないわ。一説にはチョウチョを追っていたと言われているわ」


真美「誰か目撃者がいるの?」


千早「いないわ。だってチョウチョは彼にしか見えないから……」


26: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:34:42.47 ID:Wo6w5enA0


ファン「揺るがぬ確かなプライド 決め球斬る一太刀
    仕留めろ鮮やかに 魅せろトニ・ブランコ」


千早「GO!!GO!!ブランコ!!」


真美「もう諦めたよ」


真美「それでブランコ選手はどんな選手なの?」


千早「さすが真美、自ら質問なんて星の煌めきを感じるわね」


真美「それだけは理解できないよ……」


ブランコ選手 HR


千早「いたあああああああああああああああああ!!!」


真美「凄い飛んだ!!」


千早「さすが、ブランコ!!去年の二冠王だけはあるわね
   今は足を怪我してるけどスタンドに放り込めば歩いて生還や!!」



31: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:36:39.54 ID:Wo6w5enA0


真美「で、ブランコは…?」


千早「いい選手よ」ニッコリ


ファン「ファンファーレ(横浜の空高く ホームランかっ飛ばせ筒香)
    さぁ打て筒香 飛ばせ空の彼方 横浜に輝く大砲 かっとばせホームラン!!」


千早「GO!!GO!!225!!」


真美「姉ちゃんが来ているユニホームの選手だね」


千早「さすが真美ね。こんなにも早くスルースキルを習得するとは
   浜ファンにとって悪い部分から目を逸らすことは大事なことよ」


真美「褒めてるよね?自虐じゃないよね!?」

33: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:38:10.53 ID:Wo6w5enA0


千早「それにしても筒香は立派に育ったわ」ホッコリ


真美「へぇ」


千早「実は横浜高校の時から彼には期待していたのよね。
   もう、私が育てたと言っても過言ではないレベルね」


真美「野球ファンがよく言う言葉だね」


千早「ホントに育ってくれて良かったわ。
   また、○リさんにレギュラーを任せなきゃいけないかと思ってもの」


○リ「」ゴゴゴゴ…


真美「なんか凄いオーラを出してる人がいるんだけど…?」


千早「気にしちゃだめよ。あれはただの銭闘民よ
   二軍で漂白されるまでは近づいては駄目!!」


○リ「」ゴゴゴゴ…




34: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:40:12.45 ID:Wo6w5enA0


攻守交代


千早「さあ、守備の時間ね。我が横浜ベースターズのエース宇宙人の登場よ!!」


真美「宇宙人!?」


千早「ええ、宇宙と更新することで自分の投手力をあげる井納選手よ!!
   デマだけど杉下からフォークを教えてもらって開花したと言う人もいるけど
   違うわ。彼は宇宙と更新しているのよ!!」


真美「ホントだ!!グーグルの検索ワードが「井納 宇宙人」だ!!」


千早「これは私の考えた仮説だけど、彼はNA○Aから命を狙われているのだけど
   それを横浜が保護しているのよ」


真美「うん、河○寿司の地下でカッパが働いてる並に
   無理がある仮説だね」

35: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:45:02.79 ID:Wo6w5enA0


真美「あっフライが上がったよ!!」


千早「危ないいいいいいいいい!!!」


真美「えっ!?」


多村選手 なんなくキャッチ


千早「どうやら無事なようね」ホッ


真美「いや、ただのフライじゃん!!」


千早「ええただのフライよ!!しかし豆腐の角に肘をぶつけて骨折という逸話がある多村選手よ!!
   ただのフライが致命傷になる可能性もあり得るわ!!」


真美「致命傷!?」


千早「パ○プロで言うと常に怪我率が50%くらいあると思ってくれればいいわ」


真美「真美は段々、姉ちゃんがホントにファンなのか疑わしくなってきたよ」


36: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:46:55.84 ID:Wo6w5enA0
その後、真美は千早姉ちゃんに振り回されながらだが
なんとか試合を見終える事が出来た。


一番印象に残ってるのは9回に三上という選手が
リリーフで出てきた時に姉ちゃんが、


「ハマテラスオオミカミ様!!」


などと呟き、祈っていた事だ。









最初はホントに意味が分からなかったが……


なんだろ?この気持ち?


楽しい…えっ……?


37: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:47:36.89 ID:Wo6w5enA0


春香「雪歩?真美は見つかった?」


雪歩「駄目。どこにもいないよぉ」


春香「今日は誕生日たのに、こんな事になるなんて……」


雪歩「やっぱり誘拐なんじゃ…?」


春香「……分からない。でも絶対大丈夫だよ」


雪歩「……うん」


春香「とりあえず事務所に戻ろう」


38: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:48:42.59 ID:Wo6w5enA0


22日23時


亜美「うわぁぁぁぁん、真美ぃぃぃ!!」


真「まさか、こんな事になるなんて……」


みんな「……」


P「社長!!やはり警察に電話したほうが!?」


高木「そ、そうだな。やむおえん。音無君!!」


小鳥「はい!!分かりました!!」


P「糞!!…俺が、俺がしっかりしていれば……」


ガチャ


真美「ただいま!!」


千早「ただいま戻りました」


みんな「ま、真美!?」


真美「え?真美だけど?」


P「真美ぃぃぃぃぃぃ!!良かった…良かったよぉぉぉぉ……」ギュ


真美「兄ちゃん…///」


42: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:49:46.04 ID:Wo6w5enA0


真美「兄ちゃん。落ち着いた?」


P「ああ、さっきは取り乱してゴメンな」


真美「ううん、真美は兄ちゃんが心配してくれてて嬉しかったよ…」


P「そ、それにしても真美と千早。お前たちどこにいたんだ?
  必死て探したんだぞ」


千早「それは……」


真美「星の集まる場所だよ!!兄ちゃん!!」ニッコリ


P「星の集まる場所???」


真美「うん!!」


千早(洗脳完了!!)グッ



44: ベイちはの人 2014/05/22(木) 21:51:44.57 ID:Wo6w5enA0


帰宅後


「今日の亜美たちの誕生日は盛り上がったわね」


「真美は私の睨んだ通り星の煌めきを持っていたようね」


「はぁそれにしても、なぜ事務所のみんなは泣いていたのかしら?」


「まあ、考えてもしかたないことよね……」


「それに新たなる星の煌めきを感じてしまったし……」


「律子……あなたから星の煌めきを感じたわ……」


プロローグ終わり