1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:16:56.11 ID:UfIDSmIV0
P「………」


雪歩「最初注意した時に、約束しましたよね?」


P「……ごめん」


雪歩「……私との約束じゃ、守ってくれないんですかぁ…」グスッ


P「ち、違う!魔が差しただけなんだ!ごめん!」


雪歩「いいんです…私なんて、ひんそーでちんちくりんで…」


P(ま、まいったなぁ……)アセアセ


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引用元: 雪歩「プロデューサー……何で、約束守ってくれないんですかぁ?」 

 

PETIT IDOLM@STER Twelve Campaigns ! Vol.5 萩原雪歩&ゆきぽ + 星井美希&あふぅ
萩原雪歩&ゆきぽ(CV:浅倉杏美) 星井美希&あふぅ(CV:長谷川明子) 浅倉杏美 長谷川明子
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:22:07.36 ID:UfIDSmIV0
雪歩「……やっぱり、ちゃんとして欲しいんですぅ…」


雪歩「プロデューサーのためにも……」


P「わ、わかった……次からちゃんと約束を守るよ…」


雪歩「………わかりました」


雪歩「守って、くださいね?」


雪歩「じゃあ、私はこれで……」


ザクッザクッザクッ


P(はぁ……土の中に帰って行ったか……)


P(しかし、まいったなぁ……)


P(雪歩との約束、守れるだろうか……)







P(ちゃんと、セーブして、電源を切る約束を)

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:27:21.29 ID:UfIDSmIV0
Pと雪歩の出会い



P「いやぁー、こんな安く一軒家を買えるとはな!」


P「たしか、モグラが出るとか何とかで、なかなか売れなかったから安かったらしいけど…」


P「まぁ、モグラぐらい、平気さ!」


ゴゴゴゴゴ……



P「!?じ、地面が…地震か!?」


ボコォ!!!


P「うわっ、何か出てきた!?」


P「何だぁ!?」









雪歩「…………」


P「……………」


雪歩「お、男の人ぉ……」キュウ


P「えっ!?えっ!?気絶ぅ!?」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:37:11.22 ID:UfIDSmIV0
雪歩「………あれ、家の中……?」


雪歩「私……男の人を見て、気絶しちゃって……」


P「あ、目が覚めたんだね」


雪歩「!」ビクぅ


P「あ、君、男の人が苦手なのかな?」


P「ごめんね、距離をとるようにするよ」


雪歩「す、すみません…家の中で休ませてもらったのに…」シュン


P「お、俺は大丈夫だから。そんなネガティブにならないで」アセアセ


P「それより君、さっき土の中から……」


雪歩「はい…あの、私の家系が、土の中からセーブをせずに電源を切る人を取り締まる仕事で…」


雪歩「だから、土の中から出てきたんですぅ……」

P「す、凄い家系……」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:45:54.51 ID:UfIDSmIV0
雪歩「仕事帰りに、この家の庭によって、休憩するんですぅ…」


P「大変な仕事だね…その仕事の時、男の人とかは大丈夫なの?」


雪歩「基本、男の人はお父さん、女の人はお母さん、私は子供に分配されるんですぅ…」


P「へぇー。」


雪歩「もうこの家に、人が住んでたんですね…」


雪歩「いい土の庭だったから好きだったんですけど…他の場所を探さないと、いけませんね」



P「い、いやぁ、あの、君がよければだけど、この庭に来ても大丈夫だよ?」


雪歩「え?ほ、本当ですかぁ?」



P「うん、きみがよかったらだけど…」


雪歩「ありがとうございますぅ!越させてもらいます!」


P「よっぽど気に入ってるんだね…えっと….君は…」


雪歩「あ、名前は、萩原・リセット・雪歩ですぅ」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 04:52:57.57 ID:UfIDSmIV0
P(そして、その日に、俺と雪歩はセーブせずに電源を落とさないように約束した…)


P「しかし、まいったなぁ…」


P「アイドルマスターSPって、オーディション落ちてもやり直し効かないんだよなぁ…」


P「電源切るしか方法ないし……ハァ」


P(……そういえば、もう1年くらいか、雪歩と会ってから)



P「昔みたいに、距離を取らなくなったのは、いい成長だよな」


P「さぁて、またやり直すか…今度は違うオーディションでも受けよう」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:01:47.16 ID:UfIDSmIV0
次の日


雪歩「ぷ、プロデューサーぁ!!」


P「ゆ、雪歩……」


雪歩「……また、約束、破りましたね?」


P「ご、ごめん!アイドルマスター無印も電源落としてやり直さないと、引退の時ランクが…」


雪歩「うぅ…やっぱり、私なんかとの約束じゃ…」


P「ご、ごめん!雪歩!」


P「そ、そうだ!雪歩、前行ってと時に楽しんでた海に行こう!」


雪歩「海…ですか?」


P「また、一緒に砂のお城、砂の山、砂のトンネル、砂の焼肉作ろう!!」


雪歩「……い、いいんですかぁ?」


P「あぁ!よし、行こう!」ガシッ


雪歩「あっ……手……えへへ」///



P(何とか難を過ごせた)


12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:11:10.91 ID:UfIDSmIV0
別の日


雪歩「ぷ、プロデューサーぁ!」


P「んげぇー!?ゆ、雪歩……」


雪歩「また……約束を……」グスッ


P「ご、ごめんよぉ….Xboxって、つい、足の指で電源に触れちゃって……」



雪歩「もぅ……約束も……私なんなも、どうでもいいんですね……」グスッ


P「ち、違う違う!本当にごめん!!」


P「そうだ!雪歩!あれだ!遊園地に行こう!」


雪歩「遊園…地…?」


P「そうだよ!雪歩、いつも土の中からで、上から地球を見る機会すくないだろ?」


P「観覧車とかで、上から高く見てみよう!」


雪歩「か、観覧車って……プロデューサーと…2人で…」


P「あ、男と密室で2人はキツイか?」


雪歩「い、いぃえ!い、行きましょう!プロデューサー!」


P「あ、あぁ」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:17:22.02 ID:UfIDSmIV0
別の日の別の日


雪歩「プロデューサーぁ!」


P「えっ、今日はセーブしてから電源切ったぞ?」


雪歩「えっ?」


P「…………」


雪歩「…………」


雪歩「…………」グスッ


P「!?」


雪歩「ご、ごめんなさいぃ!私なんて…私なんて……」


雪歩「穴掘って、埋まってますぅぅう!!」ザクッザクッザクッ



P「お、落ち着こう!雪歩!あわわ…」



P「そ、そうだ!!映画!映画見よう!」


雪歩「グスッ……い、いいんですかぁ?」


P「あ、あぁ!ちょうど映画を見たい気分だったんだ!行こう!」


雪歩「は、はい!」









雪歩(……ごめんなさい、プロデューサー)


雪歩(ワザと間違った振りなんてしちゃって……)


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:25:00.09 ID:UfIDSmIV0
別の日の別の日の別の日



P(………最近、よく雪歩と出掛けるなー)


P(まぁ、罪滅ぼしみたいなもんだから、雪歩はあまりいい気分じゃないんだろうな)


P「さぁて、アイマスアイマス…」カチカチ


P「おし、このお仕事するか……」カチカチ


P「お、選択肢か、多分……これかな?」


P「おー、おー、多分パフェコミュだコ……レ……」


P「…………!?」


P「………………」


P「……………ごめん、雪歩」カチッ


P「電源、切らしてもらうよ、セーブせず….」


P「そして、再起動……」カチッ


ウィぃィぃぃん………

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:30:32.14 ID:UfIDSmIV0




雪歩「ぷ、プロデューサぁ!!」


P「……わかってるよ、ごめん約束破って」


雪歩「何回間違えちゃうんですかぁ!」


P「ごめん…」



P「重ねて悪いけど…またしちゃうかもしれないんだ」


雪歩「え!?」


雪歩「……な、何でですかぁ?何で、約束守ってくれないんですか?」


雪歩「何か、事情があるんですか……?」


P「……………実はな……」











P「裏美希のコミュニケーションがめちゃくちゃ可愛いんだ!!」


雪歩「……え?」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 05:36:49.17 ID:UfIDSmIV0
P「最近、美希が裏美希になってさ!!」


P「その美希のコミュニケーションが、めちゃくちゃ可愛いんだ!!」


P「パーフェクトコミュニケーションはとってるんだけどさ!!」


P「何回も見たいから、セーブせずに、電源を切っちゃって、つい、やり直しちゃうんだ!!」


雪歩「…………」


雪歩「…………」


雪歩「…………」











雪歩「…………」


P「いやぁ~、やっぱ、初めの時は冷たいというか、俺に興味を示してくれなかったんだけどさぁ!」


P「裏美希になってからハニーハニーって!可愛いのなんの!!」ハハハ


雪歩「…………」

P「…………ゆ、雪歩?」


20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 09:00:24.04 ID:b4UMLEBXO
雪歩「…………」プイッ


P「え?ゆ、雪歩、どうしたんだよ」チラッ


雪歩「…………」プイッ


P「こ、こっち向いてくれよ…雪歩」


雪歩「………プロデューサー何て、もう知りません」ツーン


P「ゆ、雪歩ぉ……」


雪歩「その、覚醒…美希ちゃんでしたっけ?」


P「あ、あぁ、そっちで呼ぶ人の方が多いよ……」


雪歩「その子と、仲良くしてればいいんですぅ」ツーン


P(なっなんてこった…雪歩に嫌われた…)ガーン


P「ご、ごめんよ雪歩……」


雪歩「……反省、してくれますか?」


P「あぁ…やっぱ、ちゃんとセーブしてから電源は切るもんだよな」


雪歩「ち、違いますぅ!それじゃなくてぇ!」


P「えっ、違うの?じゃあ何に怒ってんの?」


雪歩「……………あっ」///


雪歩「」///カァァ












P(そのあと、凄い勢いで地面を掘り進んだ雪歩だった)


おわり