1: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/04(土) 23:22:07.62 ID:GeDntEAO
22巻より無職になってしまったアックアさんのお話

フィアンマ、インデックスとニートキャラが増える中、頑張って生きようとするアックアさんの第二の人生です。

引用元: アックア「ニートだけは嫌である…」 

 

2: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/04(土) 23:23:13.99 ID:GeDntEAO
ロシア

アックア「ロシアの一戦以来、テレズマのおかげで聖人の力も、魔術の力すら失ったである…」

アックア「一体これからどうすれば…」トボトボ



騎士団長「おお!ウィリアムじゃないか!」

アックア「……貴様であるか…」

騎士団長「何だ、右方のフィアンマを倒せたと言うのにその顔は」

アックア「いや…あの時のテレズマの干渉で私の力は無くなった…、聖人も魔術も…」

騎士団長「なっ……まさか…」

アックア「あ~あ…、あそこで『立てよヒーロー!』とか言われて調子こいて立たなければよかったである…」

騎士団長「そ、それなら私の騎士団に迎え入れてやる!貴様には功績があるし、第三王女様も…」

アックア「だからその力がない人間を騎士団に迎え入れてどうするのであるか」

騎士団長「あ……」

アックア「……とにかく私は私でどうにかするである。一旦ローマ成教に戻ってみるである」

騎士団長「すまんな…力になれなくて」

アックア「ふん……貴様は変わらんな、安心したである」

3: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/04(土) 23:35:49.43 ID:GeDntEAO
ローマ成教

アックア「帰ってきたであるが…この有様じゃ…」

ヴェント「あ、アックア」

アックア「……ヴェントであるか」

ヴェント「どうしたの、戦いは終わったのに浮かない顔して」

アックア「いや……テレズマ干渉のおかげで聖人と魔術の力が……」

ヴェント「それってつまり……今はただの人間ってこと?」

アックア「……ああ」

ヴェント「………これからどうするの?」

アックア「………………」

ヴェント「無職?」

アックア「…………」コクリ

ヴェント「……貯金は?」

アックア「全て霊装に注ぎ込んだである」

ヴェント「将来設計くらいしてなさいよね…。テッラでもマイホーム資金くらいは貯めてたわよ」

アックア「マジであるか…」

ヴェント「……なら私がお金くらい貸してあげるから、日本に行きなさいよ」

アックア「日本?」

ヴェント「学園都市は戦争特需で景気がいいって噂よ」

アックア「……………」

ヴェント「ほら、あんた日本語と英語とヨーロッパ圏くらいの言葉喋れるでしょ。それなら日本でやって行けるわよ」

アックア「すまないである…」

ヴェント「……なら早く行きなさい」

5: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/04(土) 23:47:58.88 ID:GeDntEAO
日本 学園都市


アックア「…まさか働き口を探すために学園都市に来る羽目になろうとは…」

アックア「とりあえずバイトしながらハロワに通うのである…」



アックア自宅

アックア「とりあえずヴェントからのお金で当分はやっていけるのである」

アックア「あと、まずはバイト探しに…」


【タウンワーク(学園都市)】

アックア「どれどれ…。できれば語学を活かせる仕事か肉体労働で…」

アックア「……ん?『語学が得意な方大募集!家庭教師をやってみませんか?』これはいいである。時給も中々、さすが学園都市である」



面接

面接官「ではお名前どうぞ」

アックア「ウィリアム・オルウェルと申すである」

面接官「お宅は外国人?」

アックア「出身はバチカン市国。語学は日本語英語ラテン語、他はヨーロッパ圏なら大丈夫である」

面接官「凄いねぇ~。何でまたこのバイトに?」

アックア「……ちょっと失業して…」

面接官「前職は何をなされてましたか?」

アックア「……魔術師…」

面接官「え?」

アックア「…魔術師を…ずっと…」

面接官「あ~……はいはい…」

7: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/04(土) 23:54:59.41 ID:GeDntEAO
アックア「何とか受かったである!」

アックア「最初の訪問先は…、女子中学生であるか…」ゴクリ




某学生寮

佐天「そうそう、でもうすぐ家庭教師の人が来るんだよね~」

初春『そうなんですか、楽しみですね』

佐天「まぁちょっとドキドキだよね~…」


ピンポーン

佐天「あ、来た!」

初春『みたいですね、じゃあ切りますよ。頑張って下さいね佐天さん』

佐天「うんありがとうね~初春」

佐天(でもどんな人だろ…)

佐天「は~い今開けますね~」



ガチャ


アックア「…か、家庭教師のウィリアムである…」

佐天(外国人ンンンンン!!)

8: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:03:01.53 ID:X9ItFAAO
佐天「よ、よろしくお願いします…」

アックア「よろしくである…」


佐天(すっごい体つき…でか)

アックア(中々…かわいいであるな…//)


アックア「まず自己紹介するである。ウィリアム・オルウェルである」

佐天「さ、佐天涙子ですっ!」


佐天・アックア(何か気まずい…)


佐天「先生は純粋な外国人なんですか?」

アックア「あ、ああ。バチカンの出身である」

佐天「へぇ~…ならヨーロッパの方の言葉とか喋れたりします?」

アックア「まぁ…一通りは喋れるである」

佐天「凄ーい!でも何でそんな凄いのに今家庭教師なんてやってるんです?」

アックア「ああ…いやその…、まぁ失業…である」

佐天「ああ…大変ですね…」

アックア(まさか元神の右席の聖人だった私が女子中学生に同情される時が来るとは…)


アックア「で、では早速勉強の方に移るであるよ」

佐天「はーい」

10: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:11:19.27 ID:X9ItFAAO
アックア「…であるから、ここの文法はbe動詞の…」

佐天「あ、分かりました」

アックア「そうである」

佐天「ウィリアム先生の教え方で私分かってきました!」

アックア「そ、それはよかったである」

佐天「英語はずっと苦手なんですよねー」

アックア「得手不得手は誰にでもあるであるよ」



佐天「でもウィリアム先生って前職は何だったんですか?何か一流企業のエリートとかですか?」

アックア(コイツ…嫌なところを…)

アックア「あーその…、ローマ成教の方で…」

佐天「宗教関係の仕事だったんですか!?意外だなー」

アックア「いやその…、魔術…」

佐天「え?」

アックア「魔術師…であるよ」


佐天「魔術師!?」

12: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:18:03.66 ID:X9ItFAAO
佐天「そそそそそれって、童貞が30歳を越えるとなる…」

アックア「それは魔法使いである。似てるけど」

佐天「な、なら何なんです?魔術って…」

アックア「何って言われても…魔術は魔術である」

佐天「ひぃぃぃぃ!」ガタッ

アックア「だ、だから別に怪しいものじゃないである!」

佐天「………」

アックア「ほら、魔術って言うのはその…超能力と似たようなやつである」

佐天「……あ~あ、そういえば魔術って言う名前の超能力開発機関があるってテレビでやってました!」

アックア「そ、そうそれ!それである」

佐天「なーんだ、それならそうと早く言ってくれれば…」

アックア「ハハハハハ…」(魔術師は肩身が狭いであるな)

15: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:27:36.75 ID:X9ItFAAO
アックア「よし、今日はこれで終わりである」

佐天「ふー、ありがとうございました。これでテストも大丈夫そうです!」

アックア「それはよかったである」

佐天「今日は面白かったです」

アックア「私もである」

佐天「じゃあおやすみなさい」

アックア「おやすみなさいである」

バタン


アックア(これが…リア充であるか…)





ピピピ ピピピ

アックア「もしもし」

ヴェント『アックアかい、上手くやってるのか?』

アックア「おかげさまで何とか大丈夫である」

ヴェント『なら良かった。就活は?』

アックア「これからであるよ。今はバイトで精一杯である」

ヴェント『何のバイトしてるの?』

アックア「女子中学生の家庭教師のバイトである」

ヴェント『……元神の右席の聖人が…女子中学生の家庭教師ね…。変なことしてないだろうね』

アックア「するわけないである!」

ヴェント『まぁいい、その調子で頑張りな』

アックア「ああ、感謝するのである」

19: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:48:55.66 ID:X9ItFAAO
【フロムA(学園都市)】

アックア「バイトで安定してからじゃないと就活は無理であるな…」

『素粒子が好きな方大歓迎!未知の素粒子を基本とした特殊素材の開発のお仕事。簡単なので初心者大歓迎!
詳しくは担当の垣根まで

時給:2000円

Equ.DarkMatter



アックア「時給高!素粒子好きな方ってなんであるか…。とりあえずやってみるであるか」




面接

垣根「ではお名前をどうぞ」

アックア「ウィリアム・オルウェルである!」

垣根「肉体労働は…いけそうだね」

アックア「自信はあるのである」

垣根「うちは素粒子命だからね。素粒子は熱いうちに打て!っていうのがモットーだから」

アックア「はあ……」

垣根「とにかく厳しいよ。それでもいいなら雇ってやるよ」

アックア「是非お願いしますである!」

21: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 00:56:05.20 ID:X9ItFAAO
Equ.DarkMatter工場

垣根「はいでは仕事始めまーす」

全員「よろしくお願いします!垣根工場長!」

アックア「凄い熱気である…」

垣根「新入りもしっかり働けよ!」

アックア「わ、分かりましたである!」



垣根「はい素粒子一丁!」

カーン カーン

男1「ほら新入り!早く加工して!」

アックア「……何であるかこの練りアメみたいなものは…」

男2「バカ!垣根工場長の開発した特殊な素材なんだぞ!」

カーン カーン

アックア「……………」

ネバネバ

垣根「オラ新入り!手が止まってるぞぉ!」

アックア「す、すみませんである!」

カーン カーン

垣根「鉄と素粒子は熱いうちに打て!」

カーン カーン

アックア(凄い工場である…)

33: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 10:52:44.93 ID:X9ItFAAO
翌日

アックア「ちょっとあの意味不明な工場ではやっていけないのである…」

アックア「あまり長続きしないであるが…頑張るであるか」

アックア「さて今日のバイトは…」


『掲示板管理のお仕事大募集!パソコン初心者でもできる簡単なお仕事!

時給:800円

MNW運営』


アックア「パソコン関係であるか…。まぁ魔術サイドにいたとは言え使えないことはないである」

アックア「あの工場に比べれば普通であるな…」



面接

打ち止め「ではお名前をどうぞっ!ってミサカはミサカは面接官っぽく頑張る!」

アックア「う、ウィリアム・オルウェルである…」(何で子供!?)

打ち止め「ウィリアムさんねー。パソコンは大丈夫?ってミサカはミサカは質問してみる」

アックア「得意ではないが…できないことはないである」

打ち止め「ふーん、なら早速やってみようか」

アックア「ところでMNWとは何であるか?」

打ち止め「ミサカネットワーク、ミサカ達のネットワークだよってミサカはミサカは答えてみる」

アックア「は?」

34: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 10:58:44.19 ID:X9ItFAAO
アックア「何かの新しいIT産業であるか?」

打ち止め「だから発電能力であるミサカ達のネットワークだよ、ってミサカはミサカは説明してみる」

アックア「……とにかく超能力の産物であるか」

打ち止め「そんなとこだねーってミサカはミサカは返答してみたり」





打ち止め「はい、じゃあこのパソコン使って」

アックア「業務内容は?」

打ち止め「適当に掲示板を見て回って、『MNW利用規約』に反するカキコミがあったら削除して私に送ってねってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみる」

アックア「はぁ…」

打ち止め「じゃあミサカは向こうの部屋でカナミン見てくるから、後はよろしくねーってミサカはミサカはテレビの前にスタンバイ」ササッ




アックア「何か…凄いバイトであるな」

35: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 11:15:54.86 ID:X9ItFAAO
アックア「では始めるであるか…」カチカチ

ミサカちゃんねる

:【女も】上条当麻スレ452ソゲブ【そげぶ】
:【ビリビリ】お姉様スレ235ゲコ太【ツンデレ】
:白井黒子に42時間追いかけ回された
:番外個体だけ何か質問ある?
:ミサカ00000号だけど何か質問ある?
:【一方さん】一方通行スレ352ベクトル【マジ天使】
:上条「好きだ、御坂妹」


アックア「す…すごい…」

アックア「とりあえず見てみるであるか…」カチカチ



:白井黒子に42時間追いかけ回された

1:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
死ぬかと思った…

2:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka15422
スレタイで吹いたわwwww

3:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11247
学園都市組は生きた心地がしないよな

4:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12889
うわー…かわいそう

5:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11966
変態にテレポートを与えた結果がこれだよ

6:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12239
怖くて外も歩けねぇよ…



アックア「いろいろ大変なのであるな…」

48: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 16:04:40.95 ID:X9ItFAAO
アックア「他に面白そうなスレはないであるか?」


:一方「お前は俺が守る」御坂妹「………//」
:ミサカEXVSスレ12ミサカ
:ぬこ画像を張るスレ144
:レスの数だけゲコゲコする
:【ミサカの】全ミサカ最強決定戦【王者】
:【実況】ミサカをヤフオクに出してみた



アックア「ヤフオク…?マジであるか」カチカチ


:【実況】ミサカをヤフオクに出してみた

1:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
ということで20000号をヤフオクにだしてみた

2:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka16305
えええええええwwwwwwww!?

3:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka14121
マジでヤフオクに出てたwwwwwwwwww今100円wwwwwwwwwwww

4:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
※ちなみに落札された金はすべて19999号のポケットマネーになります

5:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka10080
>>4
オイwwwwwwww

50: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/05(日) 16:12:13.21 ID:X9ItFAAO
アックア「これはwwktkであるな」



6:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
おっ、200円で入札

7:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka10699
200円wwwwww

8:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka16553
ドナドナミサカだな

9:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka18712
>>8
だれうまwwww

10:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
おい!入札あったぞ!

11:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka10032
kwwsk

12:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
200万円

13:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka16393
>>12
ちょwwwwwwwwwwww

14:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka10805
>>12
クソワロタwwwwww

15:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka19999
落札者はホワイトブラックさん

16:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします。ID:Misaka12112
>>15
しwwwwwwらwwwwwwいwwwwwwくwwwwろwwwwwwこwwwwww




アックア「魔術サイドよりダークな世界であるな…」

54: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 16:59:11.13 ID:LefWIUAO
打ち止め「ウィリアムくんMNWはどうかなってミサカはミサカは確認とってみる」

アックア「あ、ああ。特に問題ないのである…多分」

打ち止め「なら大丈夫か。今日のはこれで終わりね、ってミサカはミサカは帰宅命令」

アックア「あ、はい…わかったである」

打ち止め「給料は振り込んどくから頑張ってね~ってミサカはミサカは仕事をすませる」

アックア(なんと奇怪な国であるか…日本、学園都市)





翌日

アックア「やっぱり都合のいい職はみつらないである」

アックア「家庭教師が一番無難であるな。また始めるとするである」

55: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 17:03:20.97 ID:LefWIUAO
アックア「で…今日の家庭教師先は…」

アックア「…また女子中学生であるか」ゴクリ

アックア「べ、別にやましい心はないのであるっ」



ピンポーン

ガチャ

アックア「こんばんわである。家庭教師のウィリアムである」

春上「こんばんわなの。春上衿衣なの」

アックア(可愛らしい子であるな…)ゴクリ

春上「とりあえずお茶を出すの」

アックア「ありがとうである」

春上「ウィリアムさんは外国人の方なの?」

アックア「まぁそうである」

春上「凄い日本語上手なの」

アックア「語学には自信があるである」

春上「それによくみると………、わぁ、ガチムチなの」

アックア(……天然であるか…)

56: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 17:11:02.42 ID:LefWIUAO
アックア「で、では英語の勉強を始めるのである」

春上「よろしくなの」


1時間経過


アックア「うむ、中々上出来である」

春上「ウィリアム先生教え方上手いなの」

アックア「ありがとうである」

春上「どうせなら学校の先生になればいいなの」

アックア「学校の…先生であるか?」

春上「ガチムチだし語学が得意なら、学園都市の先生は務まるなの」

アックア「ガチムチは余計であるが確かにそれもあるであるな」

春上「どうせ童貞フリーターで一生を過ごすなら夢を持ったほうがいいなの」

アックア「童貞は余計である」



アックア(教師であるか……定職につかなければマズイであるしな…)



アックア「で、では今日の勉強はこれで終わりなのである」

春上「ありがとうなの。これでテストも頑張れそうなの!」

アックア「うむ、頑張るのであるぞ」

春上「先生もなの」

57: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 17:20:55.23 ID:LefWIUAO
アックア自宅

ヴェント『そう…教師かい』

アックア「ああ、この街で定職に就くにはこれがベストであるからな」

ヴェント『この前まで学園都市を敵に戦ってきたのに…まさかあんたが教師だとは』

アックア「仕方ないのである。いい歳こいて魔術師(笑)なんて恥ずかしいのである」

ヴェント『……その様子だと、元魔術師と言ったら30歳童貞だとかバカにされたんだろ?』

アックア「……………………………………図星である」

ヴェント『まぁ上手くやってるようで何よりだ』

アックア「そっちはどうなのであるか?」

ヴェント『ローマ正教自体、十三騎士団、アニェーゼ部隊、そして神の右席の壊滅と来てるからね。ほぼ壊滅さ。元ローマ法皇のおっさんが上手く取り纏めてはいるみたいだがね』

アックア「……そうであるか…」

ヴェント『なに、あんたが気に病むことでもないさ』

アックア「……助かるである。なら私も私で頑張るである」

ヴェント『ああ、頑張りなよ』

59: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 17:39:43.23 ID:LefWIUAO
アックア「そうとなれば学園都市英語教諭免許を取得すればいいのであるな」

アックア「試験科目は……英語筆記、体力検査…ふむ」

アックア「それに……超能力筆記テスト!?」


アックア「体力と英語は完璧にしても……超能力は全く知らんである…」

アックア「頼る魔術サイドの人間も超能力なんてサッパリ知らんであるな…」

アックア「……とりあえず本でも買うのである」



本屋

ウィーン

店員「いらっしゃいませー」

アックア「ふむふむ…ここが本屋であるか」

アックア「えーっと…………『よくわかるAIM拡散力場』…これであるか?」



ウィーン

店員「いらっしゃいませー」

??「ったく、なんで毎回毎回C級映画雑誌なんて買いに行かされにゃならねーんだよ」

??「ええっと……これか?『C級映画大特集』」

ドン

??「あっ、すみません」

アックア「すまないである」


??「……………って…ん?」

アックア「ん?」

浜面「あああ!ロシアの時の!」

アックア「ああ、あの時の少年であるか」

60: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 17:48:08.88 ID:LefWIUAO
公園

浜面「そういう行きさつだったのか……」

アックア「ああ、だからただの人間になった私はこの街で暮らしているのである」

浜面「で、なんで本屋に?」

アックア「ああ、実は学園都市の教師を目指そうとしていてな…」

浜面「きょ、教師!?凄いなそりゃ」

アックア「試験の英語と体力検査はクリア出来るのであるが……超能力の筆記テストが…」

浜面「そういうことか…。そりゃ元魔術師がわかるわけねぇもんな」

アックア「………………」

浜面「よし!なら俺が手伝ってやるよ、超能力の勉強!」

アックア「なっ……本当であるか!?」

浜面「当たり前だろ!ロシアの時は命を助けて貰ったんだ。これくらいの恩返しくらいさせてくれよ」

アックア「………浜面…、本当にありがとうである…」

浜面「なんだ、大の男が情けねぇな!」

アックア「でも浜面のような学生に教員試験の問題は解けるのであるか?」

浜面「へっ、俺はレベル0で落ちこぼれだが、こっちには凄いやつがいるんだよ」

アックア「凄いやつであるか?」




浜面「ああ、超能力者(レベル5)だ」

64: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 18:59:31.53 ID:LefWIUAO
某所

麦野「で、このおっさんに私が超能力の講師を?」

浜面「ああ、俺の命の恩人だからな、何とか頼む!」

絹旗「外国人ですか」

滝壷「すごい、ガチムチ」

アックア「……………」

麦野「構わないわよ」

浜面「ありがとうな麦野」

麦野「べ、別に……//」


絹旗「(なんか麦野変わりましたね、ロシア以来)」

滝壷「(ツンデレだね。はまづらのおかげで変わったんだよ)」

絹旗「(中々やりますね、浜面も)」

滝壷「(………………)」



麦野「で、名前は?」

アックア「ウィリアム・オルウェルである」

麦野「ふーん…じゃあとりあえず超能力の話を適当に纏めるわよ」

アックア「了解である」

66: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/06(月) 19:31:13.45 ID:LefWIUAO
麦野「能力発現においてもっとも大切なのは『自分だけの現実』自己の精神力にもよるところがあるわね」

アックア「ふむ」メモメモ

麦野「そして能力開発を受けたものに現れるのがAIM拡散力場。能力者の微弱な電磁波力場ね」

アックア「…ほう」メモメモ

麦野「『自分だけの現実』とはシュレディンガーの猫をモデルとした説明が一般的。元々は量子力学の矛盾を提示するパラドックス思考実験で、ミクロとマクロの矛盾性、それに加え収束と観測の思考的問題を例えた実験ね。重ね合わさった状態が基本となる状態が量子力学では基本。そこからシュレディンガーの波動方程式や不確定性原理などに繋がるわ。超能力自体はマクロではなくミクロへの干渉が前提となっていて、そこから新たな能力開発へと…」

アックア「…………」メモメモ




浜面「めちゃくちゃ難しそうだが大丈夫か?」

絹旗「麦野は超スパルタっぽいですから、その意味では大丈夫ですよ」

滝壷「アックア…がんばれ」

73: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:12:04.25 ID:qjXdgwAO
麦野「とまぁこんなところね」

アックア「かなりためになったである」

浜面「じゃあこれからも頑張って勉強続けて合格してくれよな!」

アックア「もちろんである!」

滝壷「アックア、がんばって合格してね」

絹旗「超がんばって下さい」

アックア「よし、絶対に合格すると誓うのであるっ!!」ビシッ




アックア自宅

アックア「よし…浜面達の応援を無駄にするわけにはいかない…。頑張るのである!」


カキカキ

アックア「AIM拡散力場の制御指数の……」

アックア「大脳生理学における自分だけの現実と、能力負担……」

アックア「能力者心理学の社会犯罪について……」

アックア「難しい………」


アックア「いやいや、頑張るのである!」

75: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:16:48.33 ID:qjXdgwAO
試験当日


アックア「いよいよ今日であるか…」

アックア「キットカットは持った、太宰府のお守りは持ったである」

アックア「人と言う字を3回書いて……はむ」パクッ

アックア「元聖人とは言え緊張するであるなー…」



試験監督「それでは試験を始めて下さい」


アックア(最初は英語…楽勝である)


次の試験

試験監督「では……始め!」

アックア(超能力筆記テスト…勉強したから大丈夫である!)


次試験

試験監督「では体力テストを始めます」

アックア(これも楽勝であるっ!)

76: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:22:36.27 ID:qjXdgwAO
ヴェント『で、手応えは?』

アックア「まぁまぁである」

ヴェント『ま、英語と体力がパーフェクトだからね、大丈夫だろうさ』

アックア「しかし今回は倍率が高いであるからな」

ヴェント『大丈夫さ、あんたなら』

アックア「…………ありがとうである」




合格発表

アックア「ヤバい……ドキドキである……」ドキドキ

アックア「番号は…08511」

アックア「………………」




アックア「あった!あったである!受かったである!!」




某所

アックア「ということで合格したである!」

浜面「おおおお!さすがだアックア!!」

麦野「ま、落ちてたら八つ裂きだったけどな」

滝壷「アックア、おめでとう」

絹旗「超おめでとうです!」



アックア「………うっ…うっ……魔術サイドにいたときより人生が充実しているのである…」

77: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:30:07.28 ID:qjXdgwAO
学園都市役所

職員「ウィリアムさーん」

アックア「は、はい!」

職員「高校英語教諭のウィリアムさんですね?赴任先はこの高校に決まりました」

アックア「了解である」

職員「あと体力テストの結果からアンチスキルへの入隊も決まってますよ」

アックア「アンチスキル?」

職員「はい。学校の先生により治安維持組織です。特別手当もでますけどボランティアみたいなもんです。やりますか?」

アックア「…………面白い、入るである、アンチスキル」

職員「了解しました。じゃあ手続きしときますね」






アックア(……これでウィリアム・オルウェルの第二の人生が始まるのである…)

78: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:36:28.47 ID:qjXdgwAO
とある高校


アックア(ここが私が教鞭に立つ高校であるか…)


職員室

アックア「し、失礼するである!新任で赴任してきたウィリアム・オルウェルである!」ガチガチ

親船「新任の人?少しまってて下さいね」

アックア「はぁ…」




小萌「おっ、新任の先生なのですねぇー。よろしくなのですぅー」

アックア「」

小萌「あれ?どうかしました?」

親船「そりゃ誰だってビックリするわよね」

アックア「………………」

親船「ウィリアム先生、その小さい子供みたいな人が、あなたが英語を担当するクラスの担任ですよ」

アックア「……マジであるか…」

小萌「もう、失礼なのですよ親船先生もウィリアム先生も!」


アックア「………すまないである……」

80: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:44:06.22 ID:qjXdgwAO
キーンコンカーンコーン


青ピ「上やん、1時間目は何やった?」

上条「英語だろ」

土御門「そういや英語の先生変わるらしいにゃー」

上条「え?マジかよ」

吹寄「ったく、上条当麻は何も聞いてないのね。小萌先生が言ってたじゃない、英語の先生が……」

上条「はいはい!わかってますってば吹寄サン!」

青ピ「ここはベタに華麗な美人女教師か…。いや…天然ドジっ子系の英語教師もありや…」

上条「そんなに現実甘くないぞ青ピ」



??「席に着くであるぞー」


ガラガラ


アックア「今日から英語担任を任された、ウィリアム・オルウェルなのである」


上条「」

土御門「」

81: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 16:51:47.52 ID:qjXdgwAO
上条「ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」ガタン

土御門「ちっ、神の右席め!また上やんの右手を……いや、内部工作か!?」ガタン


アックア「きっ、貴様は!幻想殺しにイギリス凄教の魔術師であるか!?」


土御門「くそっ、結局上やんの右手を狙うのか……」バッ

上条「テメェ……ふざやがって…」

アックア「ちょ…だから誤解で…いやだから」

上条「イギリスで協力してくれたのは嘘だったのかよ!?お前のせいでどれだけの人間が……」

アックア「ちょおお!だからまずは話を聞くである!」

上条「いいぜ…そこまでしてこの右手が欲しいってなら…」

アックア「だからあああああああああああああああああああああああああ!」




上条「その幻想をぶち[ピーーー]!!」

84: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 17:02:50.28 ID:qjXdgwAO
生徒指導部

災誤「で…お前らはなんで先生に歯向かってきたんだ?言い訳を聞いてやる」

上条「ですからあの…神の右席がですね…」

土御門「そのローマ正教の目論みというか…」

災誤「わかった。お前ら先生達のことナメてんな」

上条「いやいや!だからですね、その…」

アックア「わ、私とこの子達はちょっとした知り合いでして…」

災誤「知り合い?」

アックア「いや、でその…私にも悪い部分があって…。とりあえず今回だけは大目に見てやって下さいである」

災誤「……………ウィリアム先生がそこまで言うならな。上条、土御門、今度少しでも似たようなことをしたらどうなるか覚えておけ」

上条・土御門「はい…」シュン




別室

アックア「…ということである…」

上条「……………何か…殴って悪かったな…」

土御門「………アックア、すまない…」

アックア「い、いや…まぁあれは仕方ないである」

上条「………苦労したんだな…」

アックア「………ああ…」

85: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 17:12:03.46 ID:qjXdgwAO
放課後

アックア「初日からとんだ1日だったであるな…」

??「ウィリアム先生!」

アックア「ん?」

黄泉川「あなたがウィリアム先生かい。私はこの高校アンチスキル、よろしくじゃん」

アックア「あ、ああ…よろしくである」

黄泉川「早速だけど手続きがあるからアンチスキル支部に来て欲しいじゃん」

アックア「了解である」



アンチスキル支部

黄泉川「じゃあウィリアム先生の机はここ。で、これがアンチスキルの制服じゃん」

アックア「中々凄いのであるな」

黄泉川「ウィリアム先生はデカいからね、特注じゃん」

アックア「それはすまないである」


??「すみませ~ん遅れました~!」ガチャ

黄泉川「またか鉄装」

鉄装「すみませ~ん…」

黄泉川「鉄装、こちらは新任の先生で今日からここのアンチスキルに勤務するウィリアム先生じゃん」

アックア「ウィリアムである。よろしく」

鉄装「て、鉄装綴里ですっ!よ、よろしくお願いしますっ!」

87: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 17:21:47.56 ID:qjXdgwAO
黄泉川「じゃあ最初だし、三人でパトロールに行くじゃん」

アックア「了解である」

鉄装「わかりました!」



街中

黄泉川「この時間だと…もう最終帰宅時間じゃん」

アックア「アンチスキルも大変であるな」

黄泉川「慣れだよ慣れ。慣れれば楽しいもんじゃん」

鉄装「時々…怖い時もありますけど…」

黄泉川「鉄装はまだまだじゃん」

鉄装「うっ…」シュン






黄泉川「ほら、もうすぐ帰宅時間じゃん」

学生「はーい」

黄泉川「よし、今日のパトロールはこんなもんじゃん」

アックア「ふむ。他の仕事は何かあるであるか?」

黄泉川「基本的にはパトロールと通報の出動。あとは非常時の出動もあるじゃん」

アックア「忙しいであるな」

黄泉川「小銃や火器の使用もあるから訓練にはしっかりでるじゃんよ」

アックア「了解である」

89: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 17:32:50.39 ID:qjXdgwAO
アックア自宅

ヴェント『そうかい、上手くやれてるか』

アックア「ああ…ようやく軌道にのったである」

ヴェント『そりゃあ何よりだ。……一つ質問があるんだけど』

アックア「ん?何であるか?」

ヴェント『あんたテレズマの干渉をしたって言ったけど…魔術も丸っきり使えないのかい?生命力(マナ)があるなら作れるのが魔翌力だろ?』

アックア「それについては微妙であるな。魔翌力に変換することもテレズマの干渉以来上手く働かないである。全く魔術を使えないわけではないが…。まぁ学園都市で暮らすのだから必要ないのである」

ヴェント『……なら言いけどね…』

アックア「心配かけてすまない。ヴェントには感謝しているである」

ヴェント『…ふん。目の前の無職野郎を見捨てるほど無慈悲じゃないさ』

アックア「ふっ…じゃあな」

ヴェント『ああ』

94: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 17:57:30.22 ID:qjXdgwAO
某日

アンチスキル支部


アックア「駆動鎧(パワードスーツ)……であるか?」

黄泉川「そう。それも新型のHsPS-16じゃん」

アックア「ふむ…凄いのであるか?」

鉄装「新型の駆動装置がついてます。車並のスピードで走れますし、強度や機動力も凄いですよ」

黄泉川「しかし搭乗者が問題じゃん。簡単に言えば背の高い大男しか乗れない」

アックア「だから私に乗れと?」

黄泉川「そう。乗ってくれるか?」

アックア「……まぁ私でよければ乗るのである」

黄泉川「それなら助かったじゃん。うちの支部だけに配備された貴重なやつだから大事に扱ってくれじゃん」

アックア「ふむ…了解である」



アックア(元魔術師がこの様であるか……。まぁ、仕方ないであるな)

97: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 18:38:28.95 ID:qjXdgwAO
ビー ビー ビー

『一財銀行で強盗が発生!犯人グループは能力者で立て篭もっている模様!』


黄泉川「いいタイミングに来てくれたじゃん。ウィリアム先生、早速その駆動鎧着て出動じゃん」

アックア「了解である!」



一財銀行前

犯人A「早く逃走用のヘリを用意しろ!」

犯人B「時間より遅れているぞ!」


黄泉川「ったく…毎度毎度同じような事件ばっかじゃん」

鉄装「犯人は3人だけみたいです」

黄泉川「まぁジャッジメントの能力者に頼るわけにはいかないし、あの駆動鎧なら一発じゃん」


ウィィン…

アックア「準備できたである」

黄泉川「おっ、ピッタリじゃん!」

鉄装「これで完璧ですね!」

黄泉川「犯人グループは数人の人質に立て篭もってる。まずはその人質救出からだ」

アックア「了解である」

98: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 18:44:25.60 ID:qjXdgwAO
ウィィン…ドス

アックア「よし…とりあえず侵入できたである」

黄泉川『侵入できたようだな。人質は他の部屋に隔離されてるらしいじゃん』

アックア「了解。そちらから回るである」


ウィィン

バシュッ

人質A「な、何!?」

人質B「ロボット!?」

アックア「アンチスキルである。救出をするからおとなしくするである」




ピピピッ

アックア「こちらウィリアム、人質の救出に成功したである」

黄泉川『よし、あとは他の人質がいないか探してから犯人の拘束へいってくれじゃん』

アックア「了解である」


ウィィン ガシッ ガシッ


アックア「犯人は…………」



犯人A「どうする。ヘリが来ないぞ!?」

犯人B「んなこと言っても…」

犯人C「こうなったら犯人を盾に表にでて逃走するか…」




アックア「それは無理であるな」

犯人「!?!?」

99: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 18:55:10.93 ID:qjXdgwAO
アックア「人質はもう解放したである」

犯人A「な…お前、アンチスキルか!?」

犯人B「駆動鎧か!ちぃっ」バッ


アックア「無駄である!」バッ

犯人B「ぐはああああ!」バタリ

犯人C「コイツ……」

アックア「投降するなら危害は加えないである」

犯人A「くっ!」ボワッ

アックア「火炎能力か…」バッ

犯人A「何!?」

アックア「遅いである!」ドカッ

犯人A「がはっ………」バタリ

犯人C「テメェ!!」バンバン

アックア「そんな銃、痛くも痒くもないであるな」

犯人C「うわあああああ」バンバンバンバン

アックア「ふん!」ドスッ

犯人C「ぐ…………」バタリ

アックア「ふん…他愛もない。鎧袖一触とはこのことであるか」

黄泉川『よくやったじゃんウィリアム!』

アックア「いや、この駆動鎧のおかげである」

102: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 19:27:26.61 ID:qjXdgwAO
黄泉川「お手柄だ、ウィリアム先生!」

鉄装「さすがですねウィリアム先生!」

アックア(聖人の頃を少し思いだしたであるな…)



とある高校

上条「へぇーそんなことがあったとは」

土御門「元神の右席が今やアンチスキルのエースかにゃー」

アックア「まぁな。もう魔術だとか聖人だとかは過去の話であるが」

上条「すげぇよな。学校でも大人気だし、俺も成績上がったんだぜ!」

アックア「貴様は元が悪すぎるからな」

上条「…うっ……」

アックア「それにロシアやイギリスに行ってて単位が危なかったからな、私が何とかしてやったである」

上条「ウィリアム先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」ガシッ

土御門「アックアも上やんも、馴染むのが早いぜよ」



女子A「ウィリアム先生~、一緒にお昼ご飯食べようよ~」キャッキャッ

アックア「わ、分かったである」

土御門「無駄にモテてるのが若干カンに障るぜよ……」

106: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 19:49:35.11 ID:qjXdgwAO
数日後

アンチスキル支部

アックア「コードレッド?」

黄泉川「ああ…、第一級警報じゃん」

鉄装「つまり『テロリストの侵入が完全に確定した』状態です」

黄泉川「監視カメラでも確認済じゃん。今は一人だけみたいだけど…まだ詳細は不明」

アックア「ふむ…とすると駆動鎧の出番も」

黄泉川「近いじゃん」

アックア(テロリスト……一人……もしや…)




『テロリスト居場所判明!監視カメラによると〇〇高校付近!至急出動されたし!』


黄泉川「な…私達の学校の近く!?」

アックア(ふむ……嫌な予感が的中しそうであるな)

鉄装「至急出動しましょう!ウィリアムさんも駆動鎧を!」

アックア「了解である」

107: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 19:57:51.37 ID:qjXdgwAO
とある高校

土御門「上やん!聞いたか!」

上条「なんだ?」

土御門「第一級警報だ。テロリストの侵入があったらしい」

上条「へ?それってもしや……」

土御門「ああ、『魔術師』さん
のご登場だにゃー」



ササッ

魔術師「ああ、私がその魔術師だよ」

上条「ったく…ロシア以来収まったと思ったのにまたこれかよ」

土御門「油断するなよ上やん。……危険な臭いがするぜよ」

魔術師「さすがは必要悪の教会所属だな」ボワッ

上条「炎…」

土御門「五大元素の一つ、炎を操る能力者か」

魔術師「まぁな。必要悪の教会にも居たな、炎の魔術師が」

土御門「…ステイルか」

魔術師「それだそれ。まぁそいつよりは強いから安心しな」

上条「ま、正直対魔術師に連戦連勝の上条さんなら余裕な感じでせうけど」

魔術師「ほう…さすがは幻想殺し」

108: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:05:52.37 ID:qjXdgwAO
魔術師「では行こうか」ボワッ

上条「これは…!?」

魔術師「『炎雨』まぁ一つの虐殺魔術さ」

土御門「こうも多いと…。くそっ」

魔術師「もう万策尽きたか。では行くぞ!」バッ


ウィィン

ドガッ


魔術師「ぐっ……」バシッ



アックア「遅れたであるな、上条当麻」

上条「アックア!」

土御門「駆動鎧?」

アックア「新型の駆動鎧である。魔術師相手ならちょうどいいである」


魔術師「くっ…今度は科学の邪魔が入ったか…」

アックア「さあ、まず私を相手にするといいのである」

魔術師「なら……そうしようか」ガサッ


土御門「あれは…黒曜石!?」



ピカッ

アックア「!?!?」バラバラ


上条「あれはトラビ…トラウィスカふ…トラウィスが…」

魔術師「トラウィスカルパンテクウトリの槍だ」

109: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:14:18.21 ID:qjXdgwAO
上条「トラブ…トラウィスカふふ…トラウィスカれ…」

土御門「トラウィスカルパンテクウトリの槍を使うということは……アステカの魔術師か」

魔術師「ご名答。『翼ある者の帰還』に所属していたものだよ」

アックア「所属していた?」

魔術師「ああ、だが一人の裏切り者を始めに、組織は最早瓦解寸前。だから俺は組織を捨てた」

土御門「捨てた…?」

魔術師「他の組織に入れてもらうように立ち回ったんだが…どうも信用されなくてな」

魔術師「そこで幻想殺しの首と右腕をとってくることにしたんだが……、もう一つ持って帰る首が増えたな。後方のアックア」

アックア「……………」

上条「くそ!俺の右手でもさっきの炎の魔術師は数が多すぎる。それにトラふ…トラビン…トラウスカリ…」

土御門「トラウィスカルパンテクウトリの槍は光だ、上やんの右手でも無理だ」


魔術師「では、貴様らの首を頂くとするか!」



ババババババババ

黄泉川「ウィリアム先生!大丈夫か!」

鉄装「こちらも援護します!」

110: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:21:28.85 ID:qjXdgwAO
アックア「黄泉川先生に鉄装先生!」

魔術師「魔術が使えないという噂は本当か。科学サイドにもうまく馴染んでるみたいじゃないか」

アックア「くっ…」



黄泉川「鉄装!銃はダメだ、高校の中では流れ弾が危険じゃん!」

鉄装「じゃあどうすれば…」

黄泉川「とにかく応援をまつしかないじゃん!」




魔術師「ではそろそろいいか?幻想殺し、後方のアックア」

アックア「ちぃ…」

上条「おおおお!」バッ

魔術師「『放炎』!!」バシュッ

上条「ぐはああああ!」

土御門「上やん!」

魔術師「はははは、これが幻想殺しとは拍子抜けだな」

アックア「くそおおおお!!」バッ

魔術師「遅いんだよ『吹炎』」ドバッ

アックア「があああ!」ドサッ


魔術師「本当に落ちぶれたものだ、元神の右席聖人、後方のアックア!!」





黄泉川「神の右席?」

鉄装「後方のアックア…」

111: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:28:55.83 ID:qjXdgwAO
アックア(このままでは…本当に…ヤバいであるな…)


『魔術の力は使えないのか?』


アックア(はっ…魔術…)

アックア(負担は大きいが魔術は使えないことはないである…)

アックア(しかし、ここで魔術師だということが本当にバレたら……、もうこの街には…)



ゆらっ

アックア「これ以上、この街を、私の生徒を、好き勝手させないである…」

土御門「アックア!」

黄泉川「ウィリアム先生!下がれ!」



魔術師「ほう…腐っても聖人ということか」





アックア「『Flere210、その涙の理由を変える者』」



土御門「何!?」

魔術師「!?」

上条「アックア……お前…」




アックア「言ったであろう……これ以上好きにさせないと」

112: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:37:25.97 ID:qjXdgwAO
魔術師「貴様……魔術を使えるのか!?」

アックア「完全という訳にはいかんが……」プチプチ


土御門「アックアやめろ!身が持たない!」



アックア「…ふ……さすがにキツイであるな…」ビキビキ

アックア「『laguz(ラグズ)』…水の力を我に再び…」

鉄装「プールの水が……宙に浮いてる!?」



魔術師「くそっ!『浴炎』!」トバッ


ジュウ

アックア「水と炎……その優劣は…分かるであるな?」メキメキ

魔術師「『叩炎』!」バシッ


ジュウ

アックア「これで…終わらせるである…」ビキビキ



ドバッッ

魔術師「があああああああああああああああああああああああああああ!!!」ドガッ バタリ




アックア「ふ……終わった…か…」バタリ


上条・土御門「アックア!」

黄泉川・鉄装「ウィリアム先生!」

113: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:43:44.16 ID:qjXdgwAO
アックア自宅


ヴェント『そうだったか…』

アックア「ああ、魔術師とバレた以上、この街には居られないである」

ヴェント『…科学と魔術は相容れないもの…』

アックア「そうだ。本来、私のような人間がいる場所ではなかったのである」

ヴェント『………そうか』

アックア「明日にはこの街を抜ける。幸いにこの事態はあまり大きくはならなかったであるがな」

ヴェント『次はどこに行くんだ?』

アックア「まだ決まってないであるよ」

ヴェント『………………』

アックア「私は最後に、この街と自分の生徒を救えた。悔やむことはないである」

ヴェント『あんたがそう思えるなら、それでいいさ』

アックア「いろいろと迷惑かけたであるな」

ヴェント『ふ…どうってことないさ』

114: 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/07(火) 20:53:08.46 ID:qjXdgwAO
翌日 学園都市国際空港

上条「本当に行くのかアックア……いや、ウィリアム先生」

アックア「言ったであろう、魔術師であることがバレた以上、私に居場所はないと」

上条「で、でもみんな気にしてないしウィリアム先生は人気もあるし…」

土御門「上やん…、これはウィリアム先生の区切りぜよ。そして魔術と科学は相容れない。その決意ぜよ」

アックア「そういうことだ」

黄泉川「…短い間だったな、ウィリアム先生」

アックア「ああ、いろいろと迷惑かけたである。黄泉川先生に鉄装先生」

鉄装「……寂しいです…」

アックア「それじゃあ私は…もう行くである」

上条「ああ…そうか」

土御門「ウィリアム先生、いろいろ世話になった。ありがとう」

上条「単位の件もありがとうな!」

黄泉川「これからも頑張って、ウィリアム先生」

鉄装「頑張ってくださいね、ウィリアム先生!」


アックア「ああ、本当にありがとうである」




『学園都市発バチカン行…』


アックア「はぁ……これでまた最初からやり直しであるか…」

アックア「無職童貞………」

アックア「いや…でも」




アックア「ニートだけは嫌である…」

fin

135: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:26:17.25 ID:dsiIBgAO
>>1だが、ちょいと暇だから元になったSSでも投下する

短編なー

136: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:32:27.11 ID:dsiIBgAO
上条「今月は…1、2、3…仕送りはこれだけで奨学金は……」

インデックス「いけー!カナミーン!」ムシャムシャ

上条「がー!今月はもやしでしのげるかどうか……」

インデックス「カナミィィィィィィン!!」

上条「うるせぇぇぇぇ!!」

インデックス「!?」ビクッ

上条「決めたぞインデックス!私上条当麻はこれから……バイトをはじめます!」

インデックス「ふ~ん。ならさっさと稼いで美味しいものを私に貢ぐんだよ」

上条「はっ……?」ムカ

インデックス「あたり前なんだよ。じゃないと私は満足しないかも」

上条「…………上条さんがバイトを始めるからにはインデックスさんにも家事を習得してもらいますよ」

インデックス「え………!?」

上条「当たり前だろ!なんならイギリスに強制送還もありえるかもな~」

インデックス「……………」グヌヌ
上条「分かったならさっさと家事を覚える!ほら!」

インデックス「く…私の極楽ニート生活が……」

137: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:32:54.67 ID:dsiIBgAO
上条「と言うことで早速コンビニにバイトの電話をかけよう」

prrrrrr


店長『はいもしもし』

上条「もしもし、私そちらの広告を見てアルバイトを希望したいんですが…」

店長『ああはい、いいであるよ。じゃあこまかいことは面接するから早速明日来てくれるか?』

上条「あっ、はいお願いします」

店長『じゃあまた明日よろしくである~』

上条「はいありがとうございま~す」ガチャ


上条(どっかで聞いた声…)



上条「と言うことで明日面接に行ってくるぞ!インデックス!」

インデックス「家事キツイんだよ…」

138: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:35:13.76 ID:dsiIBgAO
アックア「就職の面接で『前職は何をなされてましたか?』『魔術師である』って言った時のあの面接官の顔、今でも忘れないである」

上条「」

アックア「そしたら『それは30歳まで童貞を守ったらなれるのかな?』と言われた時、魔術師としてのプライドは投げ捨てである」

上条(こいつ相当苦労したんだな…)


アックア「とにかく、このコンビニでは私はアックアではなく阿久亜店長だ。分かったな」

上条「……………」

阿久亜「……とまぁ話はそれたがバイトの件は安心しろ、採用だ。貴様も大変なのだろう」

上条「まさか後方のアックアに同情されて一緒にコンビニで働くとは思わなかったな…」

阿久亜「阿久亜店長であるッ!」ビシッ

上条「は、はい!阿久亜店長!」


上条宅

インデックス「とうま、どうだった!?」

上条「…………うん…採用…」

インデックス「ん?とうまテンション低いけど大丈夫?」

上条「う…うん…」

139: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:39:05.79 ID:dsiIBgAO
バイト1日目

上条「いらっしゃいませ~」

阿久亜「らっしゃいやせぇぇッッ!」

上条(声でけぇ…)

阿久亜「中々上条も上手くなってきたであるな」

上条「は、はい…ありがとうございます」

子供客「阿久亜おじさんこんにちは~」

阿久亜「はいこんにちは~」ニコニコ

子供客「これ下さい!」

阿久亜「はい、毎度ありがとうね~」ニコニコ

子供客「ありがとうね~阿久亜おじさ~ん」ノシ


阿久亜「子供の多い学園都市ではちびっ子のハートを掴む接客が大事である」

上条(すげぇ…)

阿久亜「らっしゃいやせぇぇッッ!!」

打ち止め「阿久亜おじさんこんにちは~」

阿久亜「おっ、打ち止めちゃんこんにちは~」ニコニコ

一方「阿久亜さンいつもすまねェなァ、クソガキが走り回ってェ」ニコニコ

阿久亜「いえいえ、子供は元気なくらいが一番いいんですよ」

上条(一方通行ぁぁぁに打ち止めぁぁ!!)

140: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:39:32.87 ID:dsiIBgAO
阿久亜「それにしてもうちのコンビニばかりごひいきにありがとうございますね、一方通行さん」

一方「いやァ、阿久亜さンが俺の好きなコーヒーばかり取り揃えてくれるからなァ、世話になってンのはこっちの方だァ」

阿久亜「いえいえ、お客様のニーズに応えるのが私達の役目ですから…。ほら上条君も接客接客」

一方「か…上条ォ?」ピクッ

上条「………う…」ビクッ

打ち止め「わ~!あの時のツンツン頭の人だ~!ってミサカはミサカは思い出してみる!」

上条「い、いらっしゃいませ~……」

一方「三下ァァ!!」バッ

上条「ぎゃあああああああ!」

141: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:40:00.27 ID:dsiIBgAO
一方「…………すまねェな阿久亜さン…」

阿久亜「い、いや~まぁ店には被害ないですし…大丈夫ですよ」

上条「……不幸だ…」

一方「…まァそういうことだ…、三下もがんばれよォ」

上条「……………」

打ち止め「じゃあまた来るからね、阿久亜おじさんも!またねってミサカはミサカは手を振ってみる!」

阿久亜「ありがとうございやしたぁぁッッ!」

上条「……バイト初日にしていい事がねぇ…」

阿久亜「さすがは幻想殺しである、人脈が広いな」

上条「………急に口調変えるの止めろよ」

阿久亜「……………」

142: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:41:23.05 ID:dsiIBgAO
阿久亜「らっしゃいやせぇぇッッ!!」

上条「店長、それにしても立ち読み客が多いな~」

阿久亜「うちの店は全雑誌コミックは立ち読みOKだ。これもお客様の満足度をあげる故である」

上条「すげぇな……」


ウィィン

上条「いらっしゃいませ~」

美琴「……ってアンタ!?」

上条「げっ!?ビリビリ……」

美琴「な、なんでアンタがいるのよ!?」

上条「な…なんでって…バイトだよバイト。みりゃ分かるだろ」

美琴「………まぁ…」

上条「お前は何なんだ?もしかして立ち読みか?」

美琴「…悪い?」

上条「……図星かよ」

美琴「ここのコンビニは立ち読みOKだし、阿久亜さんのお陰でゲコ太グッズも豊富なのよ!」

阿久亜「それなら御坂さん、新しいゲコ太グッズ入荷しましたよ」

美琴「ほ、ほんと!?」

上条(すげぇぇぇ…どんだけ人気なコンビニなんだよ…)

143: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:45:20.73 ID:dsiIBgAO
美琴「ありがとうの阿久亜さん、またゲコ太グッズ入荷したら教えてね」

阿久亜「はい!ごひいきにありがとうございますッッ!」

上条「ありがとうございました~…」


上条「それにしても人気な店だな…、まさかゲコ太グッズまで……」

阿久亜「お客様のニーズに応えるのが今のコンビニである。それが学園都市とあらばさらに柔軟に対応するまでである」

上条「お前今のセリフを神の右席の他のメンバーが聞いたら泣くだろうな」

阿久亜「言うなよ」

上条「何で俺なんだよ」


144: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:48:07.09 ID:dsiIBgAO
??「すみませ~ん、お会計お願いしま~す」

上条「は~いただ今!」

小萌「ってあれ?上条ちゃんじゃないですか?」

上条「こ…小萌先生…」

小萌「まったく、勝手にバイトなんかやっててお勉強の方は大丈夫なのですかぁ~?」

上条「……インデックスのせいで勉強どころじゃないですよ…」

小萌「…まぁシスターちゃんはいっぱい食べますからね~…」

小萌「じゃあお会計お願いするですぅ~」ヨイショ

上条「ああはい。缶ビール16本に…スルメ、チーカマ…」

小萌「あとタバコ4箱お願いするですぅ~」

上条「……先生、早死にしますよ」

小萌「大丈夫ですよ!先生は不死身の体ですからぁ~!」

上条(リアルだから怖い……)

上条「ではお会計4560円になりま~す」

小萌「はぁ~い。では上条ちゃんも頑張って下さいね~」

上条「ありがとうございました~…」

上条「店長、小萌先生もよく来るのか?」

阿久亜「買いにくるのはタバコや酒だけだが…よく来るな。最初はかなりビックリしたであるが」

上条「そりゃあそうだな……」

145: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:52:08.22 ID:dsiIBgAO
ウィィン

上条「あ、いらっしゃいませ~って…今度は…」

吹寄「か、上条当麻!?貴様こんなとこでバイトをしていたのね…」

土御門「お、吹寄もここの常連かにゃー?」

吹寄「土御門まで……。ええ、私もここで健康食品を取り寄せてもらってるわ」

阿久亜「吹寄さん、届いてますよいつもの」

吹寄「いつも助かるわね、阿久亜店長は」

上条「ん?なんだこりゃ……。『究極のダイエット食品…』」

吹寄「一々読み上げるな!」ビュバッ

上条「ったく…またそんな胡散臭いものばっか…」

吹寄「べ、別にいいでしょうが!」

土御門「じゃあ次も頼むぜよ、阿久亜店長」

吹寄「私もまた利用するわ、店長」

阿久亜「お二人ともごひいきにありがとうございま~す」

上条「ありがとうございました~」


上条「それにしても凄い人気だな…阿久亜店長」

阿久亜「なんか魔術師の頃より充実してるのである。これがリア充であるか」

上条「おいおい……」

147: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:53:33.96 ID:dsiIBgAO
ウィィン

上条「いらっしゃいませ~って………予想はしてたが…」

ステイル「……なんで君がここにいる」

上条「バイトだよ。それより……何でステイルがわざわざこのコンビニに来たのか、上条さんにはだいたい予想がつくぞ」

ステイル「な…なんのことやら…。僕はたまたまこのコンビニに来ただけだよ」

上条「……タバコ…だろ」

ステイル「ぐぅっ………………」ビクッ

上条「言っとくが今は俺が店員なんだからな。どうせ店長もステイルにタバコ売ってたんだろ?」

阿久亜「ま…まぁ…」

上条「ダメダメ、日本ではタバコは嫌がられるし、大体未成年で喫煙なんて」

ステイル「……………し、しかし……」

上条「そういえばインデックスが『タバコ吸う男の人は嫌いかも~』って言ってたな~」


ステイル「阿久亜さん、ニコレッドを一つくれ」

阿久亜「あれ、禁煙なさるんですか?」

ステイル「…僕はあの子を守ると誓った…。ならニコチンやらタールやら言っている場合ではないよ」キリッ

上条(扱いやすいやつだな…)

148: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:54:31.63 ID:dsiIBgAO
上条「はぁ~…中々コンビニも忙しいもんだ…」


ウィィン

上条「いらっしゃいませ~」

浜面「お~い、アックア」

阿久亜「おお、浜面に滝壷じゃないか」

浜面「久しぶりだなアックア。中々コンビニの店長も板についてるようだし」

阿久亜「まぁな、これも全て浜面のお陰だ」

浜面「なぁに、俺もロシアでは助けて貰ったし」

滝壷「コンビニの店長、すごい」

上条(店長の知り合いか?)

麦野「すいません、会計」

上条「あっはい」

上条「シャケ弁5点、サバ缶1点、C級映画パンフレット1点」

上条「お会計2690円になりま~す。ありがとうございま~す」

麦野「浜面行くぞ」

浜面「あ、おい。お供え用のサバ缶買ったか?」

麦野「買ったよ。ほら絹旗も」

絹旗「この映画C級の癖に予算超使いすぎですよ」

上条(変な客だな…)

149: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:56:18.06 ID:dsiIBgAO
ウィィン

上条「いらっしゃいませ~」

黒子「阿久亜店長、例の品物は……って貴方はお姉様を追いかけ回す類人猿!?」

上条「げっ…白井かよ…」

黒子「…………まぁいいですわ…店長、ありますの?」

阿久亜「はいはい、さっき届いたばかりですよ」ドサッ

黒子「ありがとうございますですの!感謝しますの!」

上条「…で白井は何を買ったんだ…」

黒子「………別に貴方に一々報告しなくても…」

上条「ならいいんでせうよ~、御坂に白井が怪しい品を買っていた、と報告しとくから~」

黒子「…うっ……汚い真似を…」

上条「だから何を買ったんだ」

黒子「……特注媚薬に電動アンマ、バイブロータ、ローションに…」

上条「もうそれ以上言うな!!」

黒子「なんですの、貴方が言えと言ったくせに…」

150: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 20:58:00.59 ID:dsiIBgAO
上条「……お前まだ中一だよな?」

黒子「中一だからこそこのコンビニにはお世話になっているのですの。寮に直接届けてもらったらお姉様に見つかりますから、このコンビニは重宝してますのよ」

上条「あのなぁ…………」

黒子「では、阿久亜店長ありがとうございましたの。また利用させて頂きますわ」

阿久亜「それはどうもありがとうございます白井さん」

上条「ありがとうございました~……」


上条「店長、あんた変な注文ばかり受けすぎだよ」

阿久亜「これもコンビニ経営戦略の一つである」

上条「………はぁ…。にしても……大変なコンビニだな…ここは」

阿久亜「ふっ……しかし楽しいコンビニでもあるのであるぞ」




今日も学園都市のどこかで
一人の不幸なバイト学生と
一人の元聖人のムキムキ店長が
小さなコンビニで働いている



ウィィン

上条「いらっしゃいませ~」

阿久亜「らっしゃいませぇぇッッ!!」


fin