しんのすけ「シャドーモセス島に きたゾ!」前編
キャンベル「あ、あいつは!」
「ようこそ伝説の幼稚園児・・・お会いできて光栄だ」
レイブン「俺の名前はバルカン・レイブン・・・お前同じ、東洋の血筋を持つ男・・・」
しんのすけ「~~~~!」パクパク
レイブン「んん?どうした?しんのすけ・・・」
しんのすけ「で、でた~~~~~~~~~~~~!!!」
しんのすけ「妖怪タコ男!!」
レイブン「な!?タコではない・・・レイブンだ!」
しんのすけ「イレブンタコ男!!」
レイブン「レイブンだといっとるだろ!!全く・・・」サッ
ドシーン!
しんのすけ「お、おお・・・巨大妖怪イレブンタコ・・・」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」
しんのすけ「う、全然うれしくないゾ・・・」
レイブン「貴様の行動はカラス達が教えてくれた・・・」
レイブン「その歳で立派な戦士だとは・・・さすがだ」
しんのすけ「また先生・・・オラは先生じゃなくて幼稚園児だゾ!」
レイブン「Teacherではない・・・Warriorだ」
しんのすけ「お?」
レイブン「ふふ、俺はでかいだけの男じゃないぞ。こう見えてアラスカ大学出のインテリなのだ」キラン
レイブン「レイブンとはカラスの意味、マンティスは螳螂、ウルフは狼、オクトパスは蛸 山猫はオセロット」
レイブン「貴様はそうだな・・・伝説の幼稚園児、Kindergartener legendaryだな」
レイブン「どうだ?カッコイイだろう・・・」ニヤ
しんのすけ「なに・・・このおじさん・・・」タラ
レイブン「許せん・・・許さんゾ貴様・・・貴様のような悪いお子様にはスーパーエリートの俺が再教育をせねばなるまい・・・」ワナワナ
レイブン「俺のお仕置きは死ぬほどキツいゾ!!小僧!!」ガッチャン
レイブン「 覚 悟 し ろ ! ! 」ブシュー
しんのすけ「・・・」タラ
メイリン「しんのすけが押されるなんて、よっぽどね」
ナスターシャ「重度のナルシストだな・・・」
ナオミ「女性には好かれないタイプね」
レイブン「さあ、いくぞ!!」
VS バルカン・レイブン
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
ガシイイイィィィィ!
しんのすけ「・・・お?」
レイブン「ん・・・?」
全員「あっ」
「大丈夫か!しんのすけ君!」
しんのすけ「 カ ン タ ム ロ ボ ! ! 」
全員「え~~~~~~!!」
カンタムロボ「助けに来たぞ!しんのすけ君!」
メイリン「あれおもちゃじゃないの!?」
ナスターシャ「AIを組み込んでいるのか・・・?」
キャンベル「ず、随分唐突だな・・・」
レイブン「なんだこのロボットは・・・」グググ
カンタムロボ「むぅぅ・・・」グググ
レイブン「どけええええええ!!」
カンタムロボ「させるか!くらえ!」
カンタムロボ「 ロ ケ ッ ト パ ン チ ! ! 」
ボッ
ドガアアアアアアアアアアン!!
レイブン「ごはぁ!!」
しんのすけ「カンタムロボ!なんで~?どうして~~~?」
カンタムロボ「水臭いゾい!しんのすけ君、私は君のお助けロボじゃないか!」
しんのすけ「か、カンタムロボ・・・」ウルウル
レイブン「おのれ・・・死ねええええ!!」ドガガガガガ
カンタムロボ「させるか!とおっ!」
カンタムロボ「カンタムキーック!カンタムパーンチ!」ドカバキ
カンタムロボ「カンタムビーム!!」ビビビ
レイブン「ぐはぁ!お、おのれぃ・・・」
レイブン「てやぁ!」
カンタムロボ「うああっ!」
しんのすけ「これなんだっけ・・・」ペラ
シュルルルルル ガキン
しんのすけ「おおっ!そうだ!思い出したゾ!」
ナオミ「ベルトが巻き付いたわ・・・」
キャンベル「何をするつもりだ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ □ □ □ □ □ □
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ~、お茶がうめえ・・・」ズズ
「最近平和でいいなぁ。でもちょっと物足りないかも・・・」
ズズズ・・・
「な~んてな。あ~・・・うめえ・・・おいナオミ、プリン速く持ってこい」
ズズズズズズ!
「ぬお!なんだ!?」ガシ
ズズズズズズズズズ!
ズルルルルルルルル!!
「おいウソだろ!?まじかよ!!このタイミングで!?」
ズリュウウウウウウウウウウ!!!!
「おあ~~~~~~!まだプリン食ってねえ~~~~~~~~~~!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ □ □ □ □ □ □
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
豚「うう・・・ボッタクリ店め・・・潰れてしまえあんな店・・・ハッ!」
豚「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん、参上」キリ
豚「む・・・」チラ
レイブン「くたばれエエエエエエエエエエ!!」ドガガガガガガ
豚「・・・じゃあそういう事で」
ガ シ
モモタロス「待てよ大将、久々に会ったってのにつれねえな?」ニヤ
豚「ぶぎゃ~~~!は、離せ!あんな危ない奴と戦えるか!このバカモノが!!」ジタバタ
モモタロス「今回はすでに実体化してるじゃねえか。ええ?」ガシ
豚「だまれだまれだまれ!私は貴様など知らん!は~な~せ~!」ジタバタ
モモタロス「しんのすけ!豚は捕まえた!準備はいいか!?」
しんのすけ「バッチコーイ!」テーレーテーレーテーレーテーレレ
キャンベル「なにをするつもりだ!?」
メイリン「完全に蚊帳の外だわ・・・」
モモタロス「ほら行くぞ!こい!」グイ
豚「やだやだやだ~~~~~!!離せ離せ離せ~~~~~!!」ジタバタ
しんのすけ「 へ ん し ん ! ! 」ソードフォームッ
モモタロス「とりゃぁっ!」バッ
豚「ア”------------------!!!!」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
テッテレッテレ♪ テッテレザザッピーーーーーーーーーーーーーー
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーガリガリガリガリガリ
テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
キャンベル「アウター・ヘブン・・・!」
しんのすけ「なにそれ」
キャンベル「かつてFOXHOUNDの司令官でかつ、世界を恐怖に陥れた男・・・」
キャンベル「ビッグ・ボスの目指した理想郷だ・・・」
しんのすけ「どこにあるのそれ」
キャンベル「今はもうない。だが、リキッドは再びあの悪夢を再現しようとしている」
ナオミ「そうよしんちゃん、リキッドはビッグボスの夢を再現しようとしているの・・・」
しんのすけ「たのしい所なの?だったらオラも行きたいゾ~」
キャンベル「バカ言うな!世界中に争いを送り込む戦争屋だぞ!!」
メイリン「キレイなお姉さん所かいかついムキムキマッチョしかいないわよ」
しんのすけ「う・・・だったらオラいい・・・」
リキッド「しんのすけの情報、経歴、装備、それにあの不思議な力・・・奴の情報は全て手に入れた」
リキッド「奴が何をしてこようと、手の内はわかっている。問題はない」
リキッド「オセロット、我々のアウター・ヘブン完成の前に緊張してきたか?」
オセロット「・・・どうやらその用で」
リキッド「わかった。貴様の出番はしばらくはない。しばらく休憩でもしているとイイ」
リキッド「向こう側にはどうやら、我々の味方もいるようだしな・・・」
オセロット「あの情報、やはり正しかったですね」
リキッド「ふん、絵空事過ぎて信用などしてなかったが、事実目の当たりにするとな・・・」
リキッド「だがもうそれも必要ない。手は打ってある」
オセロット「やはり、さすがです。ボス」
オセロット「さすがは、あの男の息子・・・」
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/ / / CONTINUE E X I T | | |
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⇒【 E X I T 】
しんのすけ「ひまの世話もして・・・みんなで布団に入って寝て・・・朝になったらまた寝坊して・・・」
しんのすけ「そうやって毎日過ごすんだゾ!とおちゃんもかあちゃんも風間くんもマサオくんもネネちゃんもぼーちゃんも」
しんのすけ「シロもひまわりも先生もななこおねいさんもみっちーもよしりんも・・・」
しんのすけ「みんななくなるなんてオラいやだゾ!絶対にイヤだ!」
しんのすけ「オラの毎日が!なくなるなんて!みんながなくなるなんて!」
しんのすけ「 絶 対 に イ ヤ だ ! ! 」
運転手「だったらここで降りるわけにはいかないな」
バキバキ・・・ボコォ
みさえ「よ、幼稚園バス・・・」
ひろし「なんだよ・・・俺達を誘拐しようってのか!?」
みさえ「しんのすけをどうするつもり!?」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「あんっ!あんっ!」
しんのすけ「・・・」
運転手「俺はこのバスの運転手だ。俺はバスに乗る」
運転手「言っておくが俺は一人でも続ける。誰が始めたか知らんが、この下らん茶番にはいい加減うんざりしているからな」
運転手「お前は・・・乗るか?」
しんのすけ「・・・」
ひろし「よせ!しんのすけ!行くな!!」
みさえ「ダメよ!しんのすけええええええええ!!!」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「くぅぅぅぅん・・・」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「とうちゃん、かあちゃん、ひまわり、シロ・・・」
しんのすけ「ごめんね。オラ・・・」
「しんのすけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー・・・
・・・
ぷっぷー
運転手「よかったのか?」
しんのすけ「いいんだゾ。オラ、わかってるから」
しんのすけ「オラ帰るゾ。じぶんのやくめを まっとお するゾ」
運転手「お前!初めからわかって・・・!」
しんのすけ「あのとうちゃんとかあちゃんは本当のとうちゃんとかあちゃんじゃないゾ」
しんのすけ「あのとうちゃんとかあちゃんはオラの中のふたりだゾ」
しんのすけ「おじさんと一緒だゾ」
運転手「・・・俺も責任は感じている」
運転手「・・・」ギリ
しんのすけ「どこまで、走るの?」
運転手「時期に「目覚まし」がなるだろう。そこまでだ。窓の外を見てみろ」
しんのすけ「お?」
( な・・・なぜ!?・・・うおおっ!!)
(私、引き金がすぐに引けなかった。訓練ではちゃんとやれたのに・・・。指を引くだけで、相手の命が終わってしまうと思うと、怖かった・・・)
(このままでは・・・人の思念が入ってくる。最後くらいは自分でいたい。俺だけの世界にこもりたい)
(さあ英雄・・・私を解放して・・・!)
(どうしてなんだ・・・愛してた・・・)
(だが・・・俺の残骸は残らない、俺の魂も肉も、こいつらに同化する!!)
しんのすけ「・・・」
運転手「あれが何かはわかるな?」
しんのすけ「・・・つづきは?」
運転手「それは自分で確かめろ」
しんのすけ「あ~ん、いけずぅ~」
運転手「ハハ、やはり君はおもしろいな」
しんのすけ「それほどでもぉ~」
しんのすけ「ねえ、おじさん」
運転手「なんだ」
しんのすけ「『えいゆう』って何?」
運転手「どうした突然」
しんのすけ「みんながオラをそうよぶんだゾ。オラ、野原しんのすけなのに」
運転手「・・・君の活躍は知っている。それを踏まえた上で言わせてもらう」
運転手「英雄などいない。ここまでも、そしてこれからも」
運転手「君は野原しんのすけ。春日部の、ごく普通の、ありふれた平凡な幼稚園児だ」
しんのすけ「だよね」
運転手「ああ」
・・・
【CALL】
運転手「そら、目覚ましが鳴ったぞ。そろそろ起きる時間だ」
【CALL】
しんのすけ「・・・」
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ ポタ
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ ポタタ ピチョンッ
【CALL】
しんのすけ「・・・うう・・・えぐぅ・・・うっ・・・とうちゃん・・・かあちゃん・・・ひぐっ・・・ひま・・・シロ・・・」
運転手「・・・」
運転手「泣くな、男だろう」
【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
メタルギア格納庫
しんのすけ「・・・」
キャンベル「しんのすけか!?無事か!しんのすけ!」
しんのすけ「お・・・」プラプラ
メイリン「しんのすけ!?」
ナオミ「大佐!目を覚ましたわ!脈拍、心拍数共に正常値に回復!」
ナオミ「聴覚も届いているはずよ!声をかけて!」
キャンベル「しんのすけ!聞こえるか!しんのすけ!!」
しんのすけ「ここ・・・どこ・・・?」プラプラ
ナスターシャ「しんのすけ・・・無事でよかった」
メイリン「このおバカ!いきなり飛び出して行くなんて、何考えてるの!」
キャンベル「しんのすけ・・・よかった。本当によかった・・・」
しんのすけ「お・・・?」プラプラ
キャンベル「君は気を失っていたんだ・・・オセロットの銃撃に吹き飛ばされてな・・・」
メイリン「司令室から突き落とされたのよ!もう・・・心配したんだから・・・」
しんのすけ「そういえば・・・オラヤキニクのおじさんに・・・」プラプラ
ギチ ギチ プラーン
しんのすけ「お・・・?オラ、浮いてる・・・?」プラーン
ナスターシャ「しんのすけ、背中を見てみろ」
しんのすけ「お・・・?」チラ
【みさえの勝負下着(ブラ)】
しんのすけ「これ・・・かあちゃんの・・・」プラプラ
キャンベル「下着が引っかかって助かったんだ・・・そのまま落ちていたら君は間違いなく死んでいた」
ナオミ「お母さんが、助けてくれたのね・・・」
しんのすけ「かあちゃんが・・・う!」ズキ
メイリン「痛むの?待ってて、今ナノマシンで鎮痛剤を投与してあげる」
しんのすけ「おお、なんか楽になってきたゾ」チュイーン
ナオミ「君が気を失っている間にナノマシンで検査したわ。大丈夫、どこにも怪我はないわ」
キャンベル「とりあえずそのままぶらさがっているわけにもいくまい。どこかに降りるんだ」
メイリン「やっぱりなんだかんだで子供だもんね・・・怖かったでしょ」
キャンベル「しんのすけ・・・すまない。大の大人が、園児の君に頼りっぱなしで」
しんのすけ「いいってことよ~」
キャンベル「しんのすけ、ありがとう。ほんとうにありがとう・・・」
ナスターシャ「動けるか?しんのすけ」
しんのすけ「おいっちにっおいっちにっ」クイクイ
しんのすけ「けつだけ星人~~~ぶりぶり~~~」チョロチョロ
しんのすけ「ふう、オラはぜっこおちょおだゾ!」
ナスターシャ「キャンベル・・・奴らはPALコードを入力したと言っていた」
メイリン「しかも目標は春日部よ。急がないと」
キャンベル「そうだな・・・ではしんのすけ、任務を再開しよう」
しんのすけ「ほい!」
キャンベル「奴らは核を撃つ目前だ。なんとしても防がねばならん」
キャンベル「君はいま格納庫中腹、メタルギアの胴体に当たる部分にいる」
キャンベル「まずは司令室へと戻り、PALの解除をするんだ」
キャンベル「しんのすけ・・・ふがいない大人達ですまない・・・」
しんのすけ「オラふとらないなんて、思ってないゾ」
メイリン「ふがいない、よ」
しんのすけ「泥船に乗ったつもりで、任せとけ!」エッヘン
メイリン「だから、泥船じゃ・・・ふふ、いつものしんのすけね」
しんのすけ「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」
ナオミ「・・・」
格納庫 司令室
しんのすけ「おかえりー」
キャンベル「あいさつはいい。さて、まずはPALを・・・」
ナスターシャ「といっても、キーがないぞ」
キャンベル「リキッドは野原一家の誰かが持っていると言っていた・・・」
ナスターシャ「ひまわりかしんのすけのどちらかと、かなりの確信を持っていたな」
キャンベル「しんのすけ・・・本当に心当たりはないか?」
しんのすけ「ん~」
しんのすけ「あ、あった!」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「おでき!」
全員「」ガク
メイリン「デッキね・・・ん?そういえば」
ナスターシャ「CD-ROMを持っていたな」
メイリン「まさか・・・それ?」
キャンベル「やってみる価値はあるな・・・」
メイリン「ちょっとまって、解析準備を・・・はい、OK」カタカタ
メイリン「しんのすけ、CDをデッキに入れて見て」
しんのすけ「ほーい」ウイーン
ウイーーン・・・カリカリカリ・・・
ウイーーーーーーーーーーーーーーン!
ナスターシャ「反応したぞ!」
メイリン「まさか、ビンゴ!?」
しんのすけ「お?」
・・・ ・・・ ・・・・
「パワフルパワフルパワフル全開な~~~~~あ~~~~みさ~~~~え~~~~~wwwwwww」
全員「・・・」
「おばかーーーーなーーーいちにちげんーーーーーきだーーーーーゾーーーーーーーwwwwwww」
( し ん の す け ! ! )
ゲノム兵「なんだ!」ガバッ
【ALERT】99・99
『配置に戻るぞ』
しんのすけ「ふう」スポン
メイリン「何・・・今の・・・」
ナスターシャ「音声ファイルのようだが・・・」
しんのすけ「おおっ思い出したゾ!」
しんのすけ「オラがさくしさっきょくした、お歌のCDだゾ!」
しんのすけ「バーベル会社の人に、作ってもらったんだゾ・・・」デヘヘ
メイリン「もはや突っ込む気も失せたわ・・・」
ナスターシャ「もっぺん眠れ。君は」
キャンベル「しかし・・・これ以外にそれらしき物は・・・」
メイリン「は~あ、ダメかぁ・・・これで希望は潰えたわね・・・」
メイリン「大体シャンプー持ち込むとかとかマジ意味わかんないわ。あんた元スパイでしょ?」
メイリン「せめてUSBメモリーでも持ってきたらどうなのよ」
しんのすけ「でへへ・・・それほどでもぉ~」
メイリン「ほめてねーよ」
【CALL】
オタコン「ちょっと!今の何!?」
しんのすけ「お?合コンのおじさん」
オタコン「お?じゃないよ・・・君の歌が、突然流れてきたんだ!」
オタコン「君、今何かしたかい?」
メイリン「まさかこのデッキって・・・」
しんのすけ「おできにCD入れただけだゾ」
オタコン「おできって、司令室のデッキの事かい?」
しんのすけ「そうともゆー」
オタコン「それ、施設職員への放送用音声回路なんだけど」
しんのすけ「お・・・」
ナスターシャ「つまり、今の歌が島の全施設に流れたわけだな」
メイリン「しかも音量最大で」
しんのすけ「・・・」タラーン
しんのすけ「死ぬほど恥ずかしいゾ・・・」
メイリン「羞恥心あったのねあんた」
オタコン「そうか、君は今司令室にいるのか。よくたどり着いたね・・・」
しんのすけ「カンタムロボが目の前にあるゾ。このロボ、デザインが悪いゾ・・・」
オタコン「はは、機能効率を重視したからね。カンタムロボみたいに顔や飾りは付けられなかったんだよ」
しんのすけ「ほぉほぉ・・・」
キャンベル「ちょうどイイ、しんのすけ。PALの解除方法を博士に聞いてみるんだ」
しんのすけ「ほーい。おじさん、これどうやって止めんの?」
オタコン「まあ司令室にいるなら好都合だ。そこにPALキーの入力デバイスがあるだろう?」
しんのすけ「お?」
オタコン「3つノートパソコンが並んでいるだろう?」
しんのすけ「ほおほお・・・」
オタコン「PALキーはとある仕掛けが施してあるんだ」
オタコン「形状記憶合金でね。温度によって鍵が変わる。常温、低温、高温の3つだ」
オタコン「しかしこれは緊急用の解除キーだ。一度使うともうキーは使えない」
オタコン「順番は常温、低温、高温の順だ。間違えないでくれ。さあ!」
しんのすけ「ねえねえおじさん、オラそのHALキーっての持ってないんだけど」
オタコン「・・・ え え っ ! ? 」
メイリン「PALな」
オタコン「じゃ君、なんでそこにいるのさ!?」
しんのすけ「さあ?」
オタコン「さあって・・・無線ではなんと?」
しんのすけ「なんかそれっぽいのがあるからとりあえず行って見ろって」
オタコン「ああ、それがさっきのCDか・・・」
しんのすけ「オラが作詞作曲した名曲だゾ・・・」ニタァ
オタコン「聞いてないよそんな事・・・全くもう、君は世話が焼けるなぁ!」
しんのすけ「お?」
オタコン「ちょっと待ってて・・・今セキュリティに侵入してみるから・・・」
オタコン「ああくそ・・・持ってないなら先に言ってくれよ・・・」ブツブツ
しんのすけ「なんか興奮してるゾ」
メイリン「呆れてるのよ。おバカ」
オタコン「いくよ」カチ
ピーーーーーーガガガ
ウイィン・・・
ウイィイイーーーーーーン!!
しんのすけ「お?」
オタコン「どうだい?動いたかい?」
しんのすけ「なんか動き出したゾ」
オタコン「これは・・・なんだろう。サウンドデータに偽装した画像データの用だけど・・・」カタカタ
オタコン「いやこれは・・・テクスチャだ・・・VRのホログラフデータか!?」カタカタ
しんのすけ「さっきから何言ってんの?」
メイリン「映像が出てくるって事よ」
オタコン「出るよ!しんのすけ君!」
しんのすけ「お?」
ウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!
ボワンッ
雛形あきこ「私は雛形あきこ、1978年1月27日生まれ、A型の水瓶座よ」キリ
全員「 」ブッ
雛形あきこ「出身地は東京、特技は日本舞踊で趣味は絵とピアノ」
オタコン「な、なにこれ・・・」
しんのすけ「おお~おひな~!!」バッ
オタコン「しんのすけ君!それは!」
スカ
ゴン!
しんのすけ「おお・・・」プスプス
オタコン「ホログラフだよ・・・しんのすけ君」
メイリン「えっと・・・ヒナガタアキコ・・・ああ、日本のグラビアアイドルね」カタカタ
ナスターシャ「社長がファンなのか?」
オタコン「いや、そんな話は聞いたことないけど・・・」
雛形あきこ「私は雛形あきこ、1978年1月27日生まれ、A型の水瓶座よ」キリ
メイリン「それはさっき聞いたってーの」
キャンベル「ん・・・ヒナガタアキコ?」
ミラー「その名は確か・・・」
しんのすけ「うっほほ~~い!おひな~~~!」
しんのすけ「写真でみるより実物の方がキレイだね~~~」ペラ
キャンベル「その写真の・・・」
雛形あきこ「!」キラン
雛形あきこ「その写真を、このパソコンの中に入れてね♪」ムギュ
オタコン「しんのすけ君!それだ!」
オタコン「 そ れ が P A L キ ー だ ! ! 」
全員「 え え っ ! ! 」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
雛形あきこ「入れてね♪」ムギュ
しんのすけ「おお~~~~~~~~~~!!」
しんのすけ「シュシュポポシュシュポポ、ポッポ~~~~~~~~~~!!」
ミラー「やはり君が持っていたのか・・・」
キャンベル「あれはオセロットから預かった物だが・・・」
メイリン「何考えてんだAT社」
しんのすけ「入れます入れます~~~~!!」ムフー
オタコン「しんのすけ君!谷間じゃなくてパソコンに入れるんだよ!」
ナスターシャ「ば、バカバカしすぎる・・・」
ウイーン ガチャ
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
しんのすけ「お?」
雛形あきこ「第一のPALコードが、入力されたわ!」
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
ポワンッ
華原朋美 「第二のPALコード、入力待機だよ♪」キャピ
しんのすけ「おおっ!おひながともちゃんになったゾ!」
全員「・・・」
ナスターシャ「こ、今度は誰だ・・」
メイリン「カハラトモミ・・・日本の歌手ね」カタカタ
キャンベル「この仕掛け、意味あるのか?」
華原朋美「ともちゃんで~す!よろチク~~♪」
しんのすけ「よろチク~~~♪」キャッキャ
メイリン「も、持ちギャグかしら」
オタコン「やれやれ・・・ま、認識デバイスに影響はないようだから別にいいけど」
キャンベル「第二のPALキーは低温で冷やさねばならないとの事だ」
キャンベル「よししんのすけ、どこか寒い所に移動して、キーを冷やすんだ」
しんのすけ「ともちゃん握手~~~~♪」
華原朋美「パンチラばっか撮ってないで、歌の方も聞いてね♪」ギュ
キャンベル「はやくいけ!」
地下通路
メイリン「何あのしんのすけの為に作ったような装置」
キャンベル「意外な結果だったな。まさかしんのすけ好みの女性の写真がキーだったとは・・・」
ナスターシャ「だな。しかしだとすればPALキーを持ち出したのはオセロットという事になる」
ミラー「むう・・・例のスパイの仕業と思っていたが」
ナオミ「どうしたの?」
しんのすけ「おお~ナオミおねいさん聞いて~」
しんのすけ「オラおひなに会ったんだぞ~」
ナオミ「おひな?」
しんのすけ「そうだゾ。おひなに会ったと思ったら~写真を見せたら~今度はともちゃんになって~」
ナオミ「ごめん、何言ってるのか全然わかんない」
ミラー「キャンベル・・・」
キャンベル「ああ・・・」
しんのすけ「・・・」
「おいつめらーーーーれて はながさく! あとはーーーゆうきと タイミング!」
ナスターシャ「男だ・・・」
「子供 相手に 本気出す! せいやぁ!」
ベチーーーン!
しんのすけ「あいたっ!」
キャンベル「しんのすけ!!」
ミラー「罠か?」
しんのすけ「うう・・・」ヒリヒリ
メイリン「ちょっと!子供になにすんのよ!!」
内村「しんのすけ、そのリアクション0ポインツッ!」
ナスターシャ「は・・・?」
キャンベル「メイリン、誰だ?」
メイリン「えっと、数が・・・」カタカタ
メイリン「NOPLAN・・・とか言うコミックバンドね」
NOPLAN「ケガを したけど してないぜ!」
キャンベル「してるんだが」
しんのすけ「・・・」ヒリヒリ
メイリン「そうきたか・・・油断したわ」
内村「とっととキーを温めにいけえええええ!!!」
キャンベル「しんのすけ、行こうか」
しんのすけ「ほーい・・・」
しんのすけ「じゃあ行ってくるね、ナンチャン」
内村「ウッチャンだ!」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「オラ、がんばるから」
しんのすけ「あっれ~、なんでぇ?」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「ねえおじさん」
キャンベル「なんだ」
しんのすけ「オラ、ナオミおねいさんの声が聞きたい」
キャンベル「・・・どうしてだ」
しんのすけ「おデートの約束、したんだゾ。待ち合わせの場所とか、教えないと」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「ねえ、おねいさんに代わってよ」
キャンベル「その必要はない」
しんのすけ「なんで?」
キャンベル「・・・」
キャンベル「ナオミ・ハンターはたった今、拘束した」
しんのすけ「え・・・」
キャンベル「しんのすけ、信じがたい事だが・・・」
キャンベル「彼女はスパイだ」
しんのすけ「おじさん何言ってるの?おねいさんはオラの味方でしょ」
(君しかいないわ。しんのすけ君、お願い!)
しんのすけ「そうだ、思い出したゾ。オラ、最初におねいさんにお願いされて・・・」
(そうね。私もしんのすけ君と会えなくなるなんてイヤだわ)
しんのすけ「オラと会えなくなるなんてイヤだって」
(しんちゃんとのデート、楽しみにしているわ)
しんのすけ「オラとのデート、楽しみにしてるって」
キャンベル「しんのすけ・・・マスターとの会話の後、私は彼女の動向を観察していた」
キャンベル「彼女は我々の目を盗み、暗号通信で我々の情報を飛ばしていたんだ」
キャンベル「送信先は、アラスカ、フォックス諸島沖の孤島。シャドーモセス島」
キャンベル「彼女は・・・テロリストの一員だ」
しんのすけ「おじさん、何言ってるの?そんなわけないゾ」
キャンベル「事実だ。受け止めれくれ」
しんのすけ「んもぉ~、そんなウソつかなくても、オラちゃんとやるゾ」
しんのすけ「オラ、なんだかんだでちゃんとやってきたゾ。やめてよね」
キャンベル「しんのすけ・・・」
しんのすけ「オラがここまでやってこれたのはおねいさんのお助けがあったからだゾ」
しんのすけ「そんな子供だましにひっかかるほど、オラ子供じゃないゾ」
キャンベル「・・・ウソではない」
しんのすけ「ウソだゾ」
キャンベル「事実だ」
しんのすけ「ウソだゾ」
キャンベル「事実だ」
しんのすけ「・・・ウソだゾ」
キャンベル「しんのすけ、もう一度言う」
キャンベル「ナオミ・ハンターはテロリストのスパイだ」
キャンベル「君や我々の情報をテロリストに渡していた」
キャンベル「彼女は・・・今作戦から外した」
キャンベル「もはや彼女は我々の味方ではない」
キャンベル「わかってくれ・・・しんのすけ」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「 ウ ソ だ ! ! 」
しんのすけ「ウソだウソだウソだ!そんなわけないゾ!おねいさんがオラの敵だったなんて!」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「オラ信じないゾ!そんなの!絶対信じないゾ!」
メイリン「しんのすけ、大佐の言ってる事は本当よ」
しんのすけ「!?」
メイリン「今送信していた暗号通信を解析したわ。私達の作戦も、今までの通信も、君の不思議な力も」
メイリン「全部・・・彼女は裏切り者よ」
しんのすけ「ウソだ!」
ナスターシャ「私もにわかに信じがたいが・・・」
ミラー「やはり、スパイだったか・・・」
しんのすけ「ウソだウソだウソだ!みんなおかしいゾ!あんだけみんなで協力してきたじゃん!!」
しんのすけ「みんなのお助けがあったからオラここまでやってこれたんだゾ!」
しんのすけ「ハッ!わかったゾ!スパイはお前らだ!オラを利用して、何企んでるんだ!!」
キャンベル「しんのすけ!それは違う!」
しんのすけ「オラそんな簡単に騙されないゾ!ぐぬぬ~、オラおねいさんをお助けするゾ!」
ウイーーーーーン ガチャン
しんのすけ「えっとえっと・・・最初にヘリコプターが飛んでた場所・・・その前にエスカレーターをオラ登ってきたから・・・」
ナスターシャ「キャンベル!しんのすけは戻るつもりだ!」
キャンベル「よせ!やめろしんのすけ!」
しんのすけ「おねいさんオラが今お助けするゾーーーーーーーーーーー!!」
メイリン「待ちなさい!しんのすけ!」
しんのすけ「うああああああああああああ!!」
プツン
キャンベル「おい!しんのすけ!しんのすけ!」
メイリン「だめ、大佐。モニターをオフにされたわ!」
ミラー「愚かな・・・任務達成を目前にして・・・」
ナスターシャ「純粋すぎたんだ・・・しんのすけは・・・」
キャンベル「何と言う事だ・・・」
ゲノム兵「侵入者発見、応援を送れ!」
しんのすけ「おっ!?」
ゲノム兵「待てーー!」
ダダダダダダッ
しんのすけ「うああっ!さ、さいあくのタイミングだゾ・・・」
ゲノム兵「捕まえろ!」
しんのすけ「オラおねいさんをお助けしに行かないといけないんだゾ!捕まらないゾ!」
しんのすけ「邪魔するな~~~~~~~~!!」
ダダダダダダッ
ムアァァァ・・・
しんのすけ「~~~~!」フラフラ
しんのすけ「もうだめ・・・動けない・・・」ドサ
しんのすけ「う・・・でもオラこんな所で止まるわけにはいかないゾ」
しんのすけ「うう・・おねいさん・・・ナオミおねいさん・・・」
ズル ズル ズル
ゲノム兵1「いたぞ!・・・体力が尽きたようだな」
ゲノム兵2「手こずらせやがって」
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵3「まるで芋虫だな」
ゲノム兵4「侵入者はどこだ!・・・それか」
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵2「少し遅かったな。もう捕まえちまったよ」
ゲノム兵4「どれどれ・・・ん、脱水症状に近い症状を起こしているな・・・」
ゲノム兵1「こいつどうすればいいんだっけ」
ゲノム兵2「ボスの所に持っていくんだ」
ゲノム兵3「このまま運べばいいのか?」
ゲノム兵1「いや、遺体でも構わないそうだ」
ゲノム兵4「何故?こいつは侵入者だ。情報を探らないといけないだろう?」
ゲノム兵1「必要な情報はもう手に入ったらしい」
ゲノム兵2「まあ確かに、生かしておく理由はないわな」
ゲノム兵3「少しかわいそうな気もするけど、仕方がない。ここは戦場だ」
ジャキ ジャキ ジャキ
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵3「わるいな、坊主」ジャキ
ゲノム兵2「お前が不思議な力を持ってるのは聞いているからな・・・」ジャキ
ゲノム兵1「逃げられる前に大人しくさせる・・・」ジャキ
ゲノム兵4「・・・」ジャキ
しんのすけ「・・・」ズルズル
グッ
パ ァ ン !
プスプスプス・・・
ドサ
ゲノム兵4「・・・」シュウウウ
ゲノム兵1「 」ドサ
ゲノム兵2「お前!何を!」ジャキ
ゲノム兵3「裏切りか!」ジャキ
しんのすけ「お・・・?」チラ
ゲノム兵4「ここは戦場だ。死人が出るのは何も子供だけじゃない」
ゲノム兵4「違うか?」
ゲノム兵2「う、裏切りだーーーーーーー!!」
パ ァ ン !
ゲノム兵2「あうぅ・・・」ドサ
ゲノム兵3「お前!何者だ!」ジャキ
ゲノム兵4「!」
ガッ バシッ グッ
ゲノム兵4「ちえりぃりゃああ!!」
ゲノム兵3「うあああああああああ!!!」
ブオォンッ! ・・・ ポチャン
ゲノム兵4「大丈夫か!しんのすけ君!」ザッ
しんのすけ「う・・・?」
ゲノム兵4「大丈夫、俺は味方だ。さ、これを飲め」サ
ゴク ゴク ゴク
しんのすけ「ぷはぁ・・・」
ゲノム兵4「大丈夫か?」
しんのすけ「ここ、熱いゾ。オラここ、嫌いだゾ・・・」
ゲノム兵4「わかった。涼しい場所に移動しようか」
溶鉱炉 入口
ゲノム兵4「ここなら幾分かマシだろう」
しんのすけ「・・・」
ゲノム兵「聞かせてくれ。君は一体何故ここに・・・」
しんのすけ「オラ・・・おねいさんをお助けしなきゃ」
ゲノム兵4「おねいさん?」
しんのすけ「ナオミおねいさん・・・おじさん達に捕まったんだゾ」
ゲノム兵4「ナオミ!?ナオミ・ハンターの事か!」
しんのすけ「そうだぞ。おじさん達が突然スパイだってクレイジングしだして」
ゲノム兵4「それを言うなら濡れ衣だ。ナオミがスパイ・・・」
ゲノム兵4「FOXDIEの事か?」
しんのすけ「なにそれ」
ゲノム兵4「違うのか!?」
しんのすけ「ファックス代?」
ゲノム兵4「・・・さっき君の声の歌が流れた」
ゲノム兵4「あれはなんだ?」
しんのすけ「ああ、カンタムロボのおうちでCD流したんだゾ」
ゲノム兵4「カンタムロボ?・・・メタルギアか」
しんのすけ「そうともゆー」
ゲノム兵4「まさか・・・PALキーは君が持っていたのか!?」
しんのすけ「あっすっかり忘れてたゾ」ガサゴソ
【華原朋美のステージ衣装姿】→【内村、大竹、三村、ふかわ、レッドのスーツ姿】
しんのすけ「お~また変わったゾ。でもオラともちゃんのままがよかったゾ・・・」
ゲノム兵4「そのスーツ姿の男は・・・」
しんのすけ「お?」
ゲノム兵4「俺もこんな物を持っている」サ
【ゴルゴ松本のスーツ姿】
しんのすけ「む、むさい写真だゾ・・・」タラ
ゲノム兵4「これがPALキーだと思っていた・・・何故日本の芸人の写真なのかはわからんが」
しんのすけ「オラのは最初おひなだったんだゾ。それがともちゃんになって」
しんのすけ「今見たらおじさんだらけの写真になったゾ・・・」
ゲノム兵4「ハハ、確かに持つなら女の写真の方がいいな」
しんのすけ「だよね~」
ゲノム兵4「形状記憶合金による温度変化・・・間違いなく本物だ」
ゲノム兵4「だがしんのすけ君、俺の方にはこんな物が書いてあった。何か知らないか」
しんのすけ「お?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
しんのすけ「な、なにこれ・・・」
ゲノム兵4「わからんか・・何かの暗号の用だが」
しんのすけ「おじさん達なら!・・・ダメだ。オラおじさん達と喧嘩したんだゾ・・・」
ゲノム兵4「ん?」
しんのすけ「おねいさんを捕まえたって言うから、オラ、おじさんの言う事聞かずに電話切って」
ゲノム兵4「キャンベル大佐か?」
しんのすけ「・・・」コク
ゲノム兵4「PALキーはどこで手に入れた?」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんがくれたんだゾ。オラこれがカギだとは思わなかったけど」
ゲノム兵4「焼肉のおじさん?」
しんのすけ「えっと・・・マカロニグラタンのおじさんだゾ」
ゲノム兵4「もしかして・・・マカロニウェスタンか?リボルバーを持った、白髪とヒゲの」
しんのすけ「そうそう。おじさん、知り合い?」
ゲノム兵4「(リボルバー・オセロット!)」
しんのすけ「お?」
ゲノム兵4「そうか、ナオミにオセロット・・・なるほどな。大体読めてきた」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「・・・」
ゲノム兵4「いいか、しんのすけ。聞け」
ゲノム兵4「直にナオミから無線が入る。モニターはONにしておけ」
しんのすけ「おねいさんから!?」
ゲノム兵4「ああそうだ。ナオミはスパイ疑惑をかけられ捕まったんだろう?」
ゲノム兵4「スパイかどうかは・・・本人の口から聞け」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「でもオラ、キャンドルのおじさんの言う事信じられないゾ」
ゲノム兵4「信じなくていい。耳を貸すな」
しんのすけ「え?」
ゲノム兵4「しかしメタルギアを止めねばお互い永久にここから出られない。そうだろう?」
しんのすけ「おじさん・・・」
ゲノム兵4「ここにいるという事は、PALキーはそれが最後だな?」
ゲノム兵4「まずはPALは入力しろ。話しはそこからだ」
しんのすけ「おじさんはどうするの?」
ゲノム兵4「俺にはまだやる事がある・・・だが、安心しろ」
ゲノム兵4「俺は君の味方だ。君がピンチの時、必ず助けにくる」
ゲノム兵4「おとこどうしの おやくそく だ」
しんのすけ「おお~~~~~~~!!おじさん太もも~~~!」
ゲノム兵4「ハハ、それを言うなら太っ腹だ」
ゲノム兵4「そうだな・・・太っ腹ついでにこれを持っていくとイイ」
【チャフグレネード】←New!!
しんのすけ「なにこれ」
ゲノム兵4「チャフグレネード。金属片をばらまき、電子機器を一時的に不能状態にする物だ」
ゲノム兵4「安心しろ。人に危害を加える物じゃない」
ゲノム兵4「本当は銃をいくつか預けてやりたい所だが・・・君に銃は扱えないだろう?」
しんのすけ「本物っていがいと重いもんね」
ゲノム兵4「まあ子供ならそうだろうな」
ゲノム兵4「さ、しんのすけ。行くんだ」
ゲノム兵4「誰かの指示じゃない・・・信じる道は、自分で決めろ」
しんのすけ「オラ・・・カスカベもお助けして、おねいさんもお助けする!」
ゲノム兵4「そうか」
ゲノム兵4「・・・行け、しんのすけ!」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
ナオミ「今、大佐達の目を盗んで別の無線機からかけているの」
しんのすけ「・・・」
ナオミ「君の聞きたいことはわかっているわ・・・」
しんのすけ「・・・スパイ、なの?」
ナオミ「・・・ええ、そうよ」
ナオミ「私はスパイとして君の側に立ち、そして情報を送っていた」
ナオミ「ごめんなさい。しんちゃん、私は君を裏切っていたの」
しんのすけ「・・・どうしてなの?」
ナオミ「・・・」
ナオミ「私はローデシアで拾われた・・・。孤児だったの。80年代のこと」
ナオミ「今のナオミ・ハンターと言う名はお金で買った物なの」
ナオミ「私は自分が誰かわからない。年齢も、人種さえも・・・」
ナオミ「私はずっと自分を探してた・・・。兄とあの人に逢うまではね」
しんのすけ「お兄ちゃんがいたの?」
ナオミ「ええ、・・・フランク・イエーガー」
しんのすけ「フラれたシュワルツネガー?」
ナオミ「フランク・イェーガーよ。君が呼んだ、あの豚さんの・・・」
しんのすけ「お~あのおち○ち○が大きい人」
ナオミ「兄も少年兵士だったわ。ザンベジ川で餓死寸前の幼い私を拾って、自分の食べ物を割いてくれた」
ナオミ「私達はあの地獄で生きのびた。兄が守ってくれた。兄は私の全てだった。私の存在を、私という個人を証明する唯一のより所だった」
しんのすけ「お兄さん思いなんだね。ひまも見習ってほしいゾ」
ナオミ「そうね、君もお兄さんだったわね・・・」
ナオミ「ちゃんとひまわりちゃんの世話して、エライわ」
しんのすけ「でへへ・・・」
ナオミ「そう、私にも兄が・・・君の様な、ね」
ナオミ「・・・デートの約束、破っちゃったわね」
ナオミ「もう君に会えそうもないわ・・・私はそれが、心残りよ」
ナオミ「本当に・・・ごめんねしんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん・・・心配ないゾ。オラおねいさんがスパイでも気にしてないゾ」
ナオミ「・・・」
しんのすけ「ネネちゃんが言ってたゾ。女は秘密の一つや二つ持ってる物だって」
ナオミ「・・・!」
しんのすけ「がまん出来るゾそのくらい。オラ、そんな程度でとやかく言うほど「うつわ」のせまい男じゃないぞ」
ナオミ「・・・いや」
しんのすけ「いまはこうやって離ればなれだけど、オラに任せておけばいいゾ。オラは伝説の幼稚園児だゾ」
ナオミ「やめて・・・」
しんのすけ「刑事も兵隊も、悪の組織も「てろりすと」も、オラにかかれば一網打尽だゾ」
ナオミ「やめて!聞きたくないわ!」
しんのすけ「さっさとこんなむさくるしい場所出て、早くカスカベに帰るんだゾ。カスカベには楽しい所がいっぱいあるゾ」
ナオミ「あああああああ!!」
しんのすけ「なにがあったかな~。幼稚園もあるし~。サトーココノカドーでお買い物もできるし~。あ!カスカベ防衛隊の秘密基地もあるゾ!」
ナオミ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ヒグ
しんのすけ「いやぁ~いっぱいありすぎて選べませんなぁ~。でもやっぱり、なんだかんだでお家が一番だゾ」
ナオミ「・・・」グズ
しんのすけ「デートの約束、したんだゾ。オラ必ず、約束は守るから。だから・・・」
ナオミ「・・・」
ナオミ「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・・」ヒック
しんのすけ「おねいさん・・・」
「いたぞー!! おい!何してる!!」
ザザーーーーーピーーーザザーーーーーーー
ナオミ「きゃあっ!!ううっ・・・しんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん!?」
「おい!捕まえろ!」
ザザザザーピーーガガガガーーーーザザ
バシィッ!
ナオミ「ああっ!!」
しんのすけ「おねいさん!!?」
ザザザザザピーーーガガガガガ
ナオミ「ハァ・・・ハァ・・しんちゃん・・・聞いて!・・・ザザピーガガ・・・情報を渡したのは確かだけど・・・ザザザ・・・」
ナオミ「ピーガガガ・・・それはテロリストに向けて・・・ガガ・・じゃない!」
しんのすけ「え!?」
ナオミ「ザザザ・・・・・君は本来いるはずのない・・・ガガガガガッ不規則な・・・ザザザ・・・不確定因子・・・ザザガガガ・・・」
ナオミ「それはかつてS3と呼ばれた・・・ガガガピー・・・想定さ・・・ザザザザ・・・条・・・・・・の・・・ピーガガガガ・・・実けn(ry
ザザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャンベル「しんのすけ!ナオミとの交信はこれ以上許されん!!」
しんのすけ「おじさん!?」
キャンベル「ナオミは作戦から外された。彼女に君と交信する権限はない!」
しんのすけ「待ってよおじさん!おねいさんはオラに何か伝えようとしていたゾ!」
キャンベル「違う!彼女はスパイだ!」
しんのすけ「おねいさんと代わってよ!おねいさんはスパイじゃない!きっと何か理由があったんだゾ!」
しんのすけ「今それを言おうとしてたゾ!ねえ!代わってよ!!」
キャンベル「できん!彼女は監禁した!」
しんのすけ「 お じ さ ん ! ! 」
キャンベル「今は余計な事を考えるな!メタルギアをくい止める事が先決だ」
キャンベル「しんのすけ、わかってくれ・・・いいな」
しんのすけ「わかんないゾ・・・そんな、本当の事を言っちゃあいけない理由なんて・・・」
しんのすけ「 オ ラ わ か ん な い ゾ ! ! 」
ゴウン・・・ゴウン・・・
ズウゥゥ・・・ン
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「・・・」
キャンベル「あー・・・しんのすけ。私が憎いのはわかる」
キャンベル「だが我々は任務を果たす為にここまでやってきたのだ。我々には君をサポートする義務がある」
しんのすけ「じゃあおねいさんを解放してよ」
キャンベル「それは・・・」
しんのすけ「・・・裏切り者」ボソ
キャンベル「ッ・・・!」
メイリン「コラしんのすけ!いい加減にしなさい!」
メイリン「肝心のあんたがそんな調子でどうすんのって大佐は言いたいのよ!」
メイリン「あんたがそんな調子だと、こっちも何もできないのよ!
メイリン「あんた男でしょ!?いつまでもメソメソするな!」
ミラー「強烈な皮肉だな」
キャンベル「まいったな・・・」ハァ
しんのすけ「・・・」
ナスターシャ「そのまましょげていても、事態は好転しないぞしんのすけ」
ナスターシャ「春日部に核が撃ちこまれようとしているんだろう?私は、核の恐ろしさをよくしっている」
ナスターシャ「ただの爆発じゃないぞ。その区域一帯が何十年も、草木一本生えない死の土地に汚染される」
ナスターシャ「街の友人、知人、自分の故郷を見殺しにするつもりか?」
ミラー「サバイバル教官の立場から言わせてもらうと、ウサギが狩られるのは油断し、歩を止めた時だ」
ミラー「食事をしている時、寝ている時、そこを捕食者に狙われる」
ミラー「そこは敵地の真っただ中だ。そんな所で足を止めて見ろ。真っ先に狩られるのは君だぞ」
メイリン「ねえ、わかってよ・・・しんのすけ」
『 核発射準備 カンリョウ シマシタ』
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ウィィィィ・・・ィィィィイン!
しんのすけ「あれ・・・なにこれ」
キャンベル「バカな!?しんのすけは解除をしたはずだ!」
メイリン「PALキーは起爆コードの緊急解除装置のはずよ!なんで!?」
ナスターシャ「何がどうなっている!?」
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
しんのすけ「???」
【CALL】
しんのすけ「お?」
ミラー「ありがとうしんのすけ、これで起爆コードの入力は完了した。もうメタルギアを止める事は出来ない」
しんのすけ「お?」
ミラー「わざわざPALキーを見つけてくれた上、起爆コードの入力までしてくれて、本当に恩に着る」
ミラー「しんのすけ好みの女の写真だったとはお粗末な話しだったが・・・」
しんのすけ「「いえいえ、どういたしまして~」
ミラー「ふん、アホウが」
しんのすけ「おじさんこれ何?なんかビービーうるさいんだけど」
ミラー「やっぱり、わかってなかったか」
ミラー「我々は起爆コードを入手できなかったんだよ。コードを知る人間はこの基地にいなかった」
ミラー「PALキーも誰かが持ち去ってしまった。まさかオセロットの仕業とは思わなったが・・・」
しんのすけ「おじさん何言ってんの?」
ミラー「つまり、俺達は核を撃つことはできなかった。威嚇発射さえもな・・・」
ミラー「まさに八方塞がりだった。核が撃てなければ我々の要求は叶えられない」
ミラー「起爆コードを入手できなくなった以上、別の方法を探すしかない。そこで野原一家、貴様らに賭けてみる事にした」
しんのすけ「お?」
ミラー「オセロット・・・奴はPALキーを持ち出した犯人を適当なスパイに被せた・・・」
ミラー「お前もよく知る人物だ。レモンとか言ったか・・・」
しんのすけ「レモンちゃんが!?」
ミラー「全てはオセロットのでっち上げだったんだよ。レモン一家は最初からこの島に来て等いない」
ミラー「その嘘にまんまと乗せられた俺達は、レモンを脅迫する材料として野原ひろしを誘拐した・・・」
ミラー「野原一家の事は俺も耳にしていた。大人帝国、ブタのヒヅメ、ホワイトスネーク団等々・・・」
ミラー「並み居る裏組織をただの民間人に、軒並み壊滅させられた。レモン一家の所属していたスカシペスタン共和国もその内の一つだ」
ミラー「戦闘能力の観点からみて俺達は野原ひろし以外ありえないと踏んでいた」
ミラー「当然だな。女子供にこんな大それた事ができるわけないと思っていたからな」
ミラー「だが・・・、魔法使いだったとわな」
しんのすけ「???」
ミラー「やられたよ。伝説の英雄が成人男性ではなく、ただの幼稚園児だったとは・・・」
ミラー「ふん、だが、やはりただの子供だお前は。いや、お前らの言葉で言うならおバカ、か」
ミラー「すべて最初から仕組まれていたんだよ。お前に、起爆コードを入力させる為に!」
しんのすけ「オラが・・・?」
ミラー「ん?もしやここまで来られたのは自分一人の才能だと思っているのか?」
ミラー「とにかくこれで核発射準備は整った。新型核を撃ち込んで見せれば、ホワイトハウスの連中も俺達の要求を飲まざるを得ない」
しんのすけ「おじさんも・・・スパイなの?」
ミラー「ふふ、知らないのはお前だけだwwフフフ・・・フハハ!惨めだな?しんのすけェ・・・」
しんのすけ「ナオミおねいさんも・・・おじさんのスパイなの?」
ミラー「ナオミか・・・確かに俺達はナオミから貴様の情報を得ていた」
ミラー「だがナオミに関しては俺達も予想外だった。あの女はあの女で、何か目的があるのだろう」
ミラー「だが俺には関係のない事だ。さんざん利用されて用事が済めば捨てられる。女は怖いな?しんのすけ・・・」
しんのすけ「おじさん・・・だれ?」
ミラー「全て教えてやる。もしも俺の元まで辿り着けたら、な」
キャンベル「しんのすけ!そいつはマスター・ミラーではない!」
しんのすけ「おじさん!?」
ミラー「キャンベルゥ・・・、今頃気づいても遅い」
キャンベル「マスター・ミラーの遺体が彼の自宅で発見された。死後3日経ってる。マスターの無線がオフにされていたのでわからなかった」
キャンベル「メイリンによると、発信源はその基地内だ!」
しんのすけ「えっ、じゃあ、おじさんは・・・」
キャンベル「お前が話していたのは・・・!」
バサ・・・
ミラー「俺だよ、しんのすけェ・・・」バサ
しんのすけ「あ~~~~っ!」
【ミラー】→【リキッド】
リキッド「貴様の役割は済んだ、あの世へいけ!」
【ALERT】99・99
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ガチャン!
しんのすけ「あっ!閉じ込められた!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「うわっ!今度はおならが・・・」
キャンベル「しんのすけ!それは毒ガスだ!」
メイリン「吸っちゃダメ!口を塞いで!」
しんのすけ「ぐぬぬ・・・」
プシュウウウウ・・・
メイリン「ダメ・・・息が持たないわ!」
ナスターシャ「しんのすけ!スプレーだ!スプレーを持っていただろう!」
ナスターシャ「ガスは気体だ。噴出力の強いスプレーを吹きかければガスの充満を暮らせる事ができる!」
しんのすけ「~~~~~!」パクパク
シューーーーーー! シューーーーーー!
プシュウウウウ・・・
ナスターシャ「く、焼け石に水か・・・」
キャンベル「しんのすけ!ガスの届いてない場所に移動しろ!」
しんのすけ「~~~~~」ダダダ!
【CALL】
オタコン「しんのすけ!そこは防弾ガラスだ!通常兵器では爆破できない!」
オタコン「今そこのセキュリティを解除してみる!それまで持ちこたえてくれ!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「~~~~!」バサ!バサ!
ナスターシャ「折り畳み傘を・・・しかし!」
メイリン「息が持たない・・・!」
しんのすけ「 ぷ は ぁ ! 」
キャンベル「しんのすけ!呼吸を止めろ!」
しんのすけ「そんな事言ったってオラお魚じゃないゾ!そんなに長く止めれないゾ!」
プシュウウウウ・・・
ナスターシャ「ガスが充満してきている・・・しんのすけ!もう一度息を!」
しんのすけ「~~~~」スゥゥ
しんのすけ「うっ!ゲホッ!ゴホッ!」
メイリン「バカ!むせてる場合じゃないわよ!」
しんのすけ「さっき食べたココアシガレットが引っかかった~」
メイリン「だから任務中におやつ食うなっつったでしょ!このおバカ!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「うう・・・オラおなら何かにやられるのはイヤだゾ・・・」
キャンベル「エメリッヒ博士はまだか!」
メイリン「急いで~~~~~~~!!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「おならが迫ってくるゾ!」
ナスターシャ「エメリッヒ博士はまだか!」
キャンベル「万事休すか・・・」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「おなら・・・おなら・・・ん?おなら?」
しんのすけ「!」ピコーン
ガツガツモグモグムシャムシャ・・・
ナスターシャ「しんのすけ、何を・・・」
メイリン「芋羊羹!?食ってる場合じゃないでしょうが!!」
しんのすけ「違うゾ、これは・・・うっ!」
ボン! ボン! ボン!
しんのすけ「う~~くるしい~~~・・・」メキメキメキ
ナスターシャ「なんだ!?しんのすけの腹が急に・・・」
メイリン「風船みたいに・・・」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「お、おならにはおならだゾ・・・」メキメキ
ピーゴロゴロ
しんのすけ「ハッ!きた!」
キュィィィィィン・・・
しんのすけ「いっくゾ~~~~~~~~~っ!!」
キャンベル「一体何を!?」
ぷぅ~
・・・
・・・
・・・
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
バリィィィン! ガラガラガラ! ズドォン! ズドォォォォン!
しんのすけ「まだまだ~~~~!!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
バキバキバキバキ!! メキメキメキ・・・
ボ ン ッ ! !
ガラガラガラ・・・
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!司令室のセキュリティが突然・・・うわ!」
オタコン「なにこれ・・・司令室が瓦礫の山じゃないか!」
キャンベル「な、なんだ今のは」
ナスターシャ「ミサイルでも撃ちこまれたかのようになっているが・・・」
しんのすけ「今のはおならだゾ」
メイリン「へ?」
しんのすけ「おならにはおならだゾ。オラのおならで吹き飛ばしたんだゾ」
ナスターシャ「おなら・・・」
キャンベル「例の不思議な力か?」
メイリン「そんな力持ってんなら先に言いなさいよ」
しんのすけ「いやぁそれほどでも~」
メイリン「ほめてねーよ」
オタコン「全く、君って奴は・・・」
リキッド「」サッ
しんのすけ「あ!」
キャンベル「しんのすけ!リキッドを追え!」
しんのすけ「待て~~~~!うそつきオヤジ~~~!」
ダダダダダッ!
リキッド「ゲノム兵に投入されたソルジャー遺伝子の話は聞いただろう。ま、お前じゃ理解できないだろうが」
しんのすけ「・・・」
リキッド「ソルジャー遺伝子はビックボスの体細胞から採取した物だ・・・」
リキッド「ビッグ・ボス・・・かつて戦場を転々とし幾度となく戦況を覆した伝説の英雄」
リキッド「それと同時に世界を恐怖に陥れた史上最悪のテロリスト・・・でもある」
しんのすけ「さっき言ってた雷オヤジ?」
リキッド「ハッハッハ、そうだ。その雷オヤジだ」
リキッド「つまり、ビッグ・ボスの遺伝子が入ったあの兵士はみな、医学的にはビッグ・ボスの息子という事になる」
しんのすけ「???」
リキッド「ふん、もう話についていけないか。まあイイ」
リキッド「ビッグ・ボスの息子達・・・我々はそう名乗っている」
リキッド「ビッグ・ボスがかつて目指した兵士たちの理想郷、アウター・ヘブン・・・」
リキッド「息子の我々がビッグ・ボスの意志を継ぎ、ビッグボスができなかった理想郷の構築!!」
リキッド「それこそがビッグ・ボスを超えた証になり!それこそが我々の!いや、俺の人生最大目的だ!!」グッ!
しんのすけ「・・・よくわかんないけど、一個だけわかったゾ」
リキッド「なにがだ?」
しんのすけ「おじさん・・・とうちゃんが大好きなんだね」
リキッド「・・・なんだと?」ギロ
しんのすけ「おじさんはとうちゃんが好きで好きで仕方がないんだね」
しんのすけ「だからそうやって、とうちゃんのお助けを・・・」
リキッド「 バ カ を 言 う な 小 僧 ぉ ! ! 」
しんのすけ「!?」ビクッ
リキッド「ゲノム兵がビック・ボスの息子と名乗るのは便宜上の事だ。だが俺は違う」
リキッド「遺伝子に呪いを込められた息子・・・」
リキッド「俺は、ビック・ボスの!実の息子なんだよ!」バッ!
リキッド「恐るべき子供達。その計画はそう呼ばれた」
リキッド「1970年代、アナログなクローン技術とスーパー・ベイビー法を用いて、最強の兵士を作るべくビッグボスの体細胞から作られたクローン」
リキッド「それが、俺だ」
しんのすけ「おじさんは雷オヤジの・・・ウーロン?」
リキッド「クローンだ小僧。日本語で言う複製、つまりコピーだ」
リキッド「だが俺はただのクローンではない」
リキッド「誕生したのは8つ子だった。だが闘争本能を高めるために意図的に間引き・・・つまり殺すんだな」
しんのすけ「え・・・」
リキッド「それも全て最強の兵士・・・俺の双子・・・ソリッド・スネークを作る為に・・・!」ワナワナ
リキッド「俺はオヤジの劣性遺伝子ばかり受け継がされた!俺は、双子の兄弟の搾りカスだ!!」
リキッド「貴様にわかるか!?生れ落ちた時からクズと見なされ続けてきた惨めさが!」
しんのすけ「しぼりかす・・・?」
リキッド「そうだ!とうちゃんが好きか、だと?笑わせるな!・・・憎しみだよ」
リキッド「貴様にも確か妹がいたな・・・妹ばかりをかわいがる両親、経験があるだろう」
しんのすけ「!」
リキッド「・・・オヤジは死んだ。俺は復讐の機会すら奪われた」
リキッド「だから俺は!親父の遺志を実現してみせる・・・親父を超え、親父を殺す!」グッ!
リキッド「それがオヤジへの!復讐になるのだ!!」ス
バッ!
しんのすけ「あっ待て!!」
ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ!
ゴウゥン・・・ ゴウゥン・・・
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
しんのすけ「おわぁ!!ゆ、床が浮いてるゾ・・・」グラグラ
リキッド「しんのすけェ!!この歴史的な兵器を拝みながら死んでゆけ、俺の貴様へのせめてもの気遣いだ」
ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ!
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
キャンベル「ついに動き出してしまった・・・」
しんのすけ「おああ!じ、地震だ~~~ッ!」
ゴゥン! ゴゥン! ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!
リキッド「今から見せてやる!」21世紀を導く・・・」
リキッド「 悪 魔 の 兵 器 を な ! ! 」
VS メタルギアREX
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「じゃ」
地下搬出路
ゴウンゴウン ゴウン・・・ガシャァン!
しんのすけ「お・・・」タラ
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
ビリビリビリ・・・
リキッド「どうだしんのすけェ!これが貴様が躍起になって止めにかかったメタルギアだ!」
リキッド「最後ににのこの史上最悪の兵器を拝めることができて本望だろう!?」
しんのすけ「う~ん、やっぱりデザインが・・・ロケットパンチもないし~」
リキッド「まだ言うか!小僧・・・」
リキッド「フフ、まあイイ。貴様にはわからんだろう。この偉大な兵器の魅力はな」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
しんのすけ「ううっ!どう見ても悪のロボットだゾ・・・」ビリビリビリ
キャンベル「動き出してしまった以上破壊して止めるしか・・・」
メイリン「破壊!?あんなもんどうやって止めんのよ!!」
リキッド「いくぞォ!小僧ォーーーーーーーーーーー!!」
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「うわっ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「おおおおおおお!!」ダダダ
リキッド「逃げられると思うなァァァァァ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ナスターシャ「しんのすけ!先ほどの芋羊羹のような、我々の知らない装備はもうないのか!」
キャンベル「君がメタルギアに対抗できるとすれば、それしかあるまい!!」
しんのすけ「ええっ!急に言われても困るゾ・・・」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「ひいいいいい~~~~!」ダダダ
リキッド「ハッハッハ!まるで蟻と象の戦いだなぁ!?」
しんのすけ「えっと、え~っとぉ」ガサゴソ
メイリン「しんのすけ!後ろ!」
しんのすけ「お?」
リキッド「そのまま踏み潰してやる!!」グッ
ドガァッ!
パラパラパラ・・・
リキッド「潰れたか?」
キャンベル「しんのすけ!無事か!」
しんのすけ「お、おお~」ドキドキ
リキッド「む、いつの間にそっちに・・・」ギロ
リキッド「そうか、貴様ははあのヨーヨーがあったな」
リキッド「全く、逃げ足だけは速い奴だ・・・」
ナスターシャ「しんのすけ!急げ!」
しんのすけ「そんな事言われても・・・えっと、え~っとぉ・・・」ガサゴソ
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「うわあああああ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
リキッド「フハ、フハハ、フハハハハハハ!!」
ダダダダダッ!
しんのすけ「もお、乱暴すぎるゾおじさん!」
しんのすけ「おもちゃは大事に扱いなさいっていつもかあちゃんが言ってたゾ!」
リキッド「その辺は心配無用だしんのすけェ・・・メタルギアは頑丈にできている」
リキッド「貴様一匹潰すくらい、なんともないわ!」
グワァン
ドシィィィン!
しんのすけ「おわったったった!」
ドシィィィン! ドシィィィン! ドシィィィン!
しんのすけ「ひいいいいい~~~~」
ダダダダダダダッ!
ドシィィィン! ドシィィィン! ドシィィィン!
リキッド「ふむ・・・小回りだけは貴様が上のようだな・・・」
リキッド「ならばこれで終わりにしてやる!死ねェ!しんのすけェェェェエ!!」
ボッ ボッ ボッ
キャンベル「しんのすけ!ミサイルだ!逃げろ!」
シュゥゥゥゥゥゥゥウウウウ!!!
しんのすけ「アクションビーム!」
クルクル ガチ
リキッド「ハン!ヨーヨーで逃げるつもりか!だがそれでも無駄だ!」
しんのすけ「!?」グイーン!
リキッド「そのミサイルは・・・追尾機能付きだ!」
グィィィ・・・ シュゥゥゥゥウウウウウ!!
しんのすけ「おわ~~~!みさいるが追っかけてきたゾ!!」
リキッド「終わりだ!」
全員「しんのすけーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
シャカ
ズ ド ド ド ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !
ドドドドォォォォ・・・ ガラガラガラ・・・
キャンベル「しんのすけ!応答しろ!しんのすけェェェエ!!」
メイリン「しんのすけーーーーーーー!!返事をしてーーーーー!!」
ナスターシャ「なんて事だ・・・しんのすけ・・・!!」
リキッド「ハッハッハ!さすがの貴様もミサイルの直撃には耐えられまい・・・」
リキッド「このシャドーモセスの塵になるがイイ!ハッハッハーーーーーーー!!」
モクモクモク・・・
地下搬出路 コンテナ裏
しんのすけ「う・・・」
ズシ
しんのすけ「なんか重いぞ・・・」
ズッシ
しんのすけ「おもい・・・重いゾ!」
しんのすけ「んもぉ!どいてよ!」ブオ
「ぶぎゃっ!」
しんのすけ「あっ!」
豚「おいちちちち、ここはどこだ・・・」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!!」
豚「む、しんのすけ・・・という事は。ハッ!」
豚「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん、参上!」キリ
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~ん!ぶりぶりざえもんがお助けしてくれたんだね~!!」
豚「はへ?」
キャンベル「よりにもよってこの豚が・・・」
ナスターシャ「爆風でマラカスが鳴ったのか?しかし」
しんのすけ「さっすが救いのヒーローだゾ!オラのピンチに駆けつけてくれたんだね~~~!」
豚「・・・」ポン
豚「ハッハッハ!そうだしんのすけ!私は救いのヒーロー!子供一人助けるくらいお安い御用だ!」
豚「これで私のありがたみがわかっただろう!お助け料一億万円、ローンも可。よろしく頼むぞ!」キリッ
メイリン「ほら、わかってない」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~ん、オラ今悪のロボットに襲われてるんだゾ!」
豚「何!?それはまことか!」
しんのすけ「あのロボットをやっつけないと、世界が危ないんだゾ!」
豚「世界を・・・ほう」ニヤ
豚「ならばそのロボットを私がやっつければ、私は世界を救ったヒーローになるという事だな!?」
しんのすけ「そうともゆー」
豚「そうすれば皆が私を敬いキレイなちゃんねーがわんさか・・・」グヘヘ
メイリン「すぐ調子に乗るんだから・・・」
リキッド「フハハハハハハハ!粉微塵になったかァしんのすけェ!!」
しんのすけ「あれだゾ!」
豚「む・・・」チラ
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
豚「・・・」タラ
豚「では、私はこれで」サッ
しんのすけ「ちょっと待ってよぶりぶりざえもん!あれをやっつけないとカスカベにミサイルが飛んでくるんだゾ!」ガシ
豚「ぷぎゃ!は、はなせバカモノ!あんな恐竜みたいな奴と戦えるわけないだろアホがぁ!!」ジタバタ
キャンベル「この豚だけは・・・」
メイリン「ちょっとあんた!しんのすけの救いのヒーローなんでしょ!」
メイリン「たまにはしんのすけの役に立ったらどうなのよ!!」
ナスターシャ「君、これまでいいとこナシだぞ!?いいのか!?」
豚「だまれだまれだまれ!私にとってはあんなポンコツロボよりペチャパイ女の色気のない姿やたばこ女が出す煙の方がよっぽど迷惑じゃボケェ!!」ジタバタ
メイリン「ぺちゃぱ・・・この豚あああああああ!!」ピキピキ
ナスターシャ「君はプライドがないのか!?」
キャンベル「全く、度し難いな・・・」
しんのすけ「ねえ!ぶりぶりざえもんってば!お助けしてよ!!」
豚「できるかバカヤロ~~~~~!!はなせ~~~~~~~~~!!」ジタバタ
リキッド「 そ こ か ! ! 」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
しんのすけ「うげ、見つかったゾ・・・」
歌「貴様が大きな声を出すからだぞ!このバカモノが!!」
メイリン「それはお前だよ!」
リキッド「ん・・・いつぞやの豚・・・フハハ、ちょうどいい!!」
リキッド「墓標代わりに豚の丸焼きでも飾ってやる!死ねィ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「おおおおおおおおおおおお!!」
リキッド「ちぃ、主人に似て逃げ足だけははやい・・・」
しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・オラ、もう疲れたゾ・・・」
キャンベル「しんのすけ!立て!」
しんのすけ「そんな事言ったって~」
リキッド「覚悟ができたか?しんのすけェ・・・」ニヤ
リキッド「ん?」
ザッ
豚「・・・」デーン
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
リキッド「なんだ豚野郎?飼い主を庇いに来たか?」
豚「・・・」サッ
リキッド「・・・ん?」
豚「これ、私の行きつけのキャバクラの割引券ですw旦那ぁーこれ差し上げるんで私だけは見逃して~~~」スリスリ
しんのすけ「お・・・」タラ
全員「いい加減にしろこの豚ぁ~~~~~~~~~~!!」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
リキッド「フハハハハハ!我が身かわいさに命乞いか豚野郎!!」
豚「でへへ・・・旦那ぁ~」
キャンベル「この豚ぁ!いい加減にしないか!」ワナワナ
ナスターシャ「あいつは最初からああだった・・・」
メイリン「ほんと、身も心もただの豚ね」
リキッド「豚野郎にはお似合いの行動だ・・・しかし」
リキッド「アウター・ヘブンに貴様のような豚はいらん!」
豚「!?」
リキッド「 主 人 共 々 死 ね ェ ェ ェ ェ ェ ! ! 」
豚「ぴぎゃ~~~~~~~~~!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
豚「うう・・・」ドサ
しんのすけ「だ、大丈夫?ぶりぶりざえもん」
豚「まったく、なんて野郎だ!この私がここまですり寄ってやってると言うのに!」
豚「とんでもない悪党だな!あいつは!」ビシッ!
メイリン「(お前もだよ・・・)」
リキッド「フハハハハハハハ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「おおおおおおおおおおおお!!」
リキッド「フハハハハハハ!逃げろにげろ!!」
キャンベル「だ、だめだ!逃げてるだけではいずれ・・・」
しんのすけ・豚「ハァ・・・ハァ・・」
リキッド「ふん、そろそろ飽きたな・・・」
リキッド「おい豚!貴様の提案に乗ってやろう・・・」
豚「!?」
リキッド「俺はさっさと新型核を撃ちこみたい。しかしその小僧、逃げ足だけは早く手間取っている」
リキッド「貴様の命だけは助けてやろう。そのかわり・・・その小僧を差し出せ」ニヤ
全員「!?」
豚「・・・」チラ
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
リキッド「どうした豚野郎・・・今頃になって迷うか?」
リキッド「言っておくが俺はどちらでも構わんぞ。貴様がいなくともしんのすけをどうにかできる兵装はある・・・」
リキッド「このようにな!」
ビゥーーーーー! ズバッ! シュウウウ・・・
しんのすけ「ひいい~~~!」シュウウ
ナスターシャ「で、電子レーザー・・・」
キャンベル「くっ、とても肉眼で追い切れる物ではない!」
リキッド「手間は取りたくないだけだ。俺の目標はあくまでその小僧。貴様に用はない」
リキッド「貴様も無理矢理そいつに呼び出されて迷惑しているだろう?いい交換条件だと思うが・・・?」
豚「・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・」
豚「し、しんのすけ・・・」
リキッド「はやくしろ!どちらも消し炭にしてやろうか!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
豚「・・・」
がしっ!
しんのすけ「うあっ」ズルズル
ナスターシャ「あ、あの豚!」
キャンベル「おのれ・・・ついに実の主人まで・・・」
メイリン「あいつ・・・!私があの場にいたらぶん殴ってやりたいわ!!」
ズルズルズル・・・ドサ
しんのすけ「うあっ」ドサ
豚「・・・」
リキッド「フハハハハハハハ!よくやったぞ豚野郎!!」
豚「う・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・」
リキッド「約束通り貴様の命は助けてやろう・・・そこをどけ。しんのすけを仕留める」
豚「・・・」ダラダラ
リキッド「豚ぁ!はやくどけ!貴様も一緒に肉塊になりたいか!」
豚「し、しんのすけ・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・?」
豚「うう・・・」ダラダラ
リキッド「・・・?」
豚「・・・」ダラダラ
リキッド「・・・そうか、どうやらミンチになりたいらしい」
リキッド「人は食えんが豚は食える。貴様は死して初めて役に立つのだ!」
豚「うううう・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえも~ん・・・」タラ
豚「うう・・・うおりゃああああああああ!!!」
リキッド「!?」
ダダダダダッ
豚「このやろ~~~~何がミンチだ!何が肉塊だ!」ペチペチ
リキッド「・・」
豚「饅頭の具になる奴の気持ちを考えた事があるのか!この!この!」ペチペチ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
豚「おりゃおりゃおりゃおりゃ~~~~~!!」ペチペチペチペチ
リキッド「・・・ふん!」
げしっ
豚「うあっ!」
リキッド「見苦しさだけは親譲りだな、貴様は」
リキッド「やはり貴様は豚だ!裏切りも、助太刀も何もかも半端で・・・」
しんのすけ「な、なに~~~~!」
豚「うう・・・」ボロ
リキッド「不快なんだよ!貴様らのような、他力本願なだけの豚野郎はな!」
リキッド「いい加減身の程を知ったらどうだ!ええ!?」
【CALL】
メイリン「ねえ、しんのすけ、ふと思ったんだけど・・・」
キャンベル「何だメイリン!こんな時に・・・」
メイリン「あの豚、元々はグレイフォックスなんだよね?」
ナスターシャ「確かそんな事言っていたような・・・」
しんのすけ「お?」
メイリン「原理はよくわからないけど・・・元の体に戻せないの?」
しんのすけ「どうやって?」
メイリン「それはあんたが考えるのよ!」
しんのすけ「・・・」チラ
豚「ぶぎゃあ~~~~~!死にたくない~~~~!」ジタバタ
しんのすけ「お・・・」タラ
ナスターシャ「確かに、グレイフォックスの強化骨格ならあるいは・・・」
キャンベル「しんのすけ、君は知らないだろうがグレイフォックスはかつてFOXHOUNDの筆頭戦士だった」
キャンベル「ザンジバーランドでは自らメタルギアに乗り、我々を苦しめた・・・」
キャンベル「彼を呼ぶことができたら・・・いやしかし!」
リキッド「相談は済んだかしんのすけェ・・・」
しんのすけ「お!?」
リキッド「無駄だと知りつつ見苦しく足掻き続けるその姿、そこの豚と同じだな」
豚「ひいい~~~~~~~~!!」
しんのすけ「・・・」タラ
リキッド「さて、この下らん茶番も終わりにしようか」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんは見苦しくなんかないゾ」
リキッド「んん?」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんはオラが考えた救いのヒーローだゾ!」
しんのすけ「確かにおバカでエッチでがめつい所で普段全然役に立たないけど!」
しんのすけ「やる時はやる奴だゾ!ぶりぶりざえもんは、ぶりぶりざえもんは・・・」
しんのすけ「 お 前 に 何 か 負け な い ゾ ! ! 」
リキッド「おい豚・・・飼い主がああ言ってるぞ」
豚「うう・・・」ヨロヨロ
リキッド「やれやれ、ここまで発破をかけられてまだその体たらくか・・・」
リキッド「がっかりだよ!貴様らには!」
リキッド「もういい・・・貴様らは仲良くあの世で遊んでいろ!」
リキッド「 死 ね ェ ! 」
グワァッ!
しんのすけ「~~~~」グッ
全員「しんのすけーーーーーーーーーーーー!!」
(・・ラ・・ヲ・・・・・レ)
しんのすけ「お!?」
リキッド「フハハハハハハーーーーーーー!!」
豚「あわわわわわわ~~~~!!」
しんのすけ「・・・!」ジャキ
リキッド「今更何を・・・もう遅いわ!!潰れろ!!!」
シャカ(ry
ぐちゃっ
ズゥゥゥン・・・
リキッド「フハ、フハハハハハ!ついにやったぞ!」
リキッド「ちょろちょろと逃げ回るだけのガキめ。手間取らせおって・・・」
リキッド「ふふ、貴様があの世でも寂しくないように、故郷を丸ごとあの世へ送ってやる・・・」
リキッド「このメタルギアの新型核弾頭によってな!!」
ズゥゥゥン・・・ ピピッ
リキッド「・・・ん?」
リキッド「メタルギアの脚部がわずかに浮いている・・・なんだ?」
ズゥゥゥン・・・ メキメキメキ
リキッド「高度が上がってきている・・・どういうことだ!」
グググググ・・・メキィ!
「ぐ・・・が・・・」
しんのすけ「・・・ハッ!」
「見ていられないぞしんのすけ・・・」
しんのすけ「ああ~~~~~!!」
リキッド「バカな!貴様はザンジバーランドで!!」
メイリン「やっぱり・・・」
ナスターシャ「そうか、マラカスを振れば元に戻るのか!!」
キャンベル「グレイフォックス・・・また会える日がこようとは」
しんのすけ「大人のぶりぶりざえもん!!」
「ぶりぶりざえもんではぬぁい!私の名は・・・」
サイボーグ忍者「 シ ュ ワ ル ツ ネ ガ ー だ ! ! 」
【豚】→【サイボーグ忍者】
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
サイボーグ忍者「ふぬぬぬぬぬ!」グググ
リキッド「REXを持ち上げているだと!?」
サイボーグ忍者「しんのすけぇ~!はやく逃げろ!」
しんのすけ「ほい!」ダッ
リキッド「待て!しんのすけ!」
サイボーグ忍者「行かせん・・・!」グググ
リキッド「この豚・・・!」
サイボーグ忍者「私の名を略すな!私の今の名は・・・」
サイボーグ忍者「 シ ュ ワ ル ツ ネ ガ ー だ ! 」
グッ
サイボーグ忍者「おりゃあああああああああああああ!!」
グォォォォォン! ガラガラガラ・・・
しんのすけ「おお~~、でっかいロボットがぶん投げられたゾ」
シュルルルル スタッ
サイボーグ忍者「ハッハッハ!これぞ生まれ変わった私のニューパワー!」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~ん!」
サイボーグ忍者「ぶりぶりざえもんではぬぁい!シュワルツネガーと呼べ!!」バッ!
しんのすけ「お・・・」
サイボーグ忍者「しんのすけ、貴様に折角手に入れたこのご機嫌なにゅーぼでーを元に戻された時はどうしようと思ったが・・・」
サイボーグ忍者「だが今!やはり貴様のおかげで元に戻る事ができた!!」
サイボーグ忍者「そしてここも!」ボロン
メイリン「きゃっ!」
ナスターシャ「またそれか・・・」
しんのすけ「お、おおきい・・・」
サイボーグ忍者「ハッハッハッハ!これぞ生まれ変わった私!生まれ変わったパーフェクトヒーロー!」
サイボーグ忍者「こうなった私はヘッポコマッチョやポンコツロボの一つや二つ、屁ではないわ!!」キリッ!
しんのすけ「おお~~~~~~!!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
リキッド「おのれ・・・豚ァァァァァ!!」
しんのすけ「また動き出したゾ!」
サイボーグ忍者「よかろう。この生まれ変わった救いのヒーロー、シュワルツネガーが悪の巨大ロボを成敗してくれよう」
リキッド「グレイフォックスの体だと・・・おのれ・・・豚の分際で・・・」
リキッド「この死にぞこないがァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「なんだと」カチーン
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!くるよ!!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「しんのすけ、そしてペチャパイ女とたばこ女。並びに価値のなさそうなじじいよ」
キャンベル「価値のなさそうな・・・」
メイリン「だれがペチャパイだ!」
ナスターシャ「中身は豚のままなんだな・・・」
サイボーグ忍者「よぉく見ておけ!貴様らは生まれ変わった私が綴る、伝説の生き証人となるのだ!!」
リキッド「豚ァァァァァ!!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「今伝説が生まれようとしていた・・・」チャキ
サイボーグ忍者「 チ ェ ケ ラ! 」
リキッド「!?」
サイボーグ忍者「おるあああああああああ!!」
ズバァッ!
サイボーグ忍者「手ごたえあり・・・」キラン
リキッド「バカな!?REXの装甲に傷が!!」
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
ズバッ! バシュッ! ブシュゥッ!
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
ズババシュブシュバシュブシュズバ・・・
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!誰が豚だ!誰が腰抜けだ!」
サイボーグ忍者「そんな偉そうな事は私に勝ってから言え!!」
サイボーグ忍者「 お り ゃ あ っ ! ! 」
バシュゥッ・・・!
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
リキッド「豚ァァァァァ!調子に乗るなァァ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
サイボーグ忍者「 と ぉ っ ! 」バッ
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!効かん!効かんゾそんな豆鉄砲!」ビシビシ
サイボーグ忍者「見よ!この男の右腕にはこのような物が仕込まれている・・・」ジャキ
しんのすけ「わっ!手から光線銃がでてきたゾ!」
サイボーグ忍者「この私が鉄砲の撃ち方を教えてやるわぁ!!」
サイボーグ忍者「おりゃああああああああああ!!」
ドドゥ! ドドゥ! ドドゥ! ドドゥ!
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!食らえ食らえ食らえ食らええええええ!!」
ドドドドドゥ! ドドドドドゥ! ドドゥ!
サイボーグ忍者「まだまだぁぁぁぁぁぁ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドド・・・・
リキッド「ぐおっ!くっ・・・この・・・」
リキッド「いつまでも調子に乗るなァァァァァ!」
ブオォン!
バキィッ!
サイボーグ忍者「ぶぎゃ!」
ドゴォォォォォン!パラパラパラ・・・
しんのすけ「おかえりぶりぶりざえもん」
サイボーグ忍者「おいちちちち・・・」ガラ
しんのすけ「だいじょうぶ?」
サイボーグ忍者「ふん!ポンコツロボのパンチ一つでくたばるほど今の私はやわではない!」ムク
サイボーグ忍者「しかしポンコツロボめ、私の高周波千歳飴をあれだけくらってまだ動くとは・・・」
メイリン「(それ飴だったんだ・・・)」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!無事かい!?」
しんのすけ「お、合コンのおじさん」
オタコン「ついにメタルギアが動き出してしまったか・・・よく無事だったね、君」
しんのすけ「今ぶりぶりざえもんがやっつけようとしているんだゾ」
しんのすけ「でもなんか苦労してるみたいだゾ・・・」
オタコン「え、あの豚が!?絶対ムリでしょ!」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんは大人に変身してやっつけようとしているんだゾ」
サイボーグ忍者「おいメガネ、あいつを倒したら次は貴様のださいメガネの番だ」
サイボーグ忍者「今のうちにメガネ屋で新しいメガネを予約しておけ」
オタコン「さ、サイボーグ!そうか、元に戻ったのか・・・」
オタコン「・・・」
しんのすけ「どったのおじさん」
サイボーグ忍者「あまりにもイケてる私の姿に見惚れたか?」
オタコン「ひょっとしたら・・・うん、十分勝算はある!」
しんのすけ「お?」
オタコン「いいかいしんのすけ君、REXの装甲は完璧だ」
オタコン「REXの装甲は多重セラミックス複合装甲。高性能なHEATでも使わない限り、まず通常兵器ではまず倒せない」
しんのすけ「???」
オタコン「あ、え~っと、とにかく硬いという事さ」
オタコン「武装は30mmガトリング砲、自由電子レーザー砲、対戦車誘導ミサイル。戦車としての性能も申し分ない」
オタコン「だがしかし、そんなREXにも弱点はある」
しんのすけ「お?」
オタコン「REXの操縦席は、一種のVRシステムなんだ。あらゆるセンサーを通し、ハイテク機器を介して操縦してる」
しんのすけ「???」
サイボーグ忍者「貴様の説明はさっぱりわからん。お前のメガネが無駄に硬いという事しかわからなかった」
オタコン「・・・え~っと、つまりだね」
オタコン「REXの左肩部に円盤のような物があるだろ?それがレドームだ」
オタコン「レドームはつまり目に当たる部分だ。コクピットは密閉型VR投影式」
オタコン「つまり目を破壊すれば、REXは何も見えなくなるという事だ」
サイボーグ忍者「なるほど、メガネを外した貴様と同じという事か」
オタコン「なんで全部メガネに例えるの・・・」
しんのすけ「ほぉほぉ、じゃ、あの円盤を壊せばいいんだね」
オタコン「そういう事。あの目を壊せば操縦者はハッチを開けて操縦せざるを得なくなる」
オタコン「そして出てきた操縦者を叩く!これしかないよ!しんのすけ君!」
しんのすけ「ほい!」
サイボーグ忍者「この救いのヒーローの手にかかれば、円盤の一つや二つ。お安い御用だ!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「やかましいぞポンコツロボが!貴様の弱点はもうわかったわ!」
サイボーグ忍者「これより貴様のいやらしいどすけべアイを粉々に粉砕してくれる・・・」
サイボーグ忍者「このぶりぶりヒーロースペシャルイケメンウルトラシュワルツネガー砲でな!」ジャキ
しんのすえ「おお~~~!略してぶりぶり砲だね!」
サイボーグ忍者「りゃ、略すなバカモノ!」
ナスターシャ「生まれ変わっても中身は豚だな・・・」
リキッド「おおおおおおお!!」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
サイボーグ忍者「おうけぃしんのすけ!ぶりぶり砲、フルチャージ・・・」
メイリン「結局略すのね」
キュィィィィン・・・!
リキッド「豚ァァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「そこだ!食らえ!」
サイボーグ忍者「ぶりぶり砲、発射ーーーーーーーーーーーーーッ!」
パスッ
サイボーグ忍者「あっ、弾切れだ」
全員「このバカヤローーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
リキッド「死ねェェェェェい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「おおおおおおおおおおおお!!」
サイボーグ忍者「って、なんで私まで逃げねばならんのだ!」
しんのすけ「いつものクセじゃない?」
サイボーグ忍者「全く、貴様いると調子が狂う!」
しんのすけ「いやぁ~それほどでもぉ~」
サイボーグ忍者「ほめてねーよ!」
リキッド「豚ァァァァァ!しんのすけェェェェェ!」
サイボーグ忍者「ふん、まあイイ。ぶりぶり砲がなくとも私には高周波千歳飴がある」ジャキ
しんのすけ「なんで弾切れしちゃったの?」
サイボーグ忍者「気持ち良すぎてつい撃ちすぎてしまったのだ・・・」
キャンベル「(この豚だけは・・・!)」
サイボーグ忍者「要はあの円盤を壊せばよいのだろう!しんのすけ!そこで見ていろ!」
サイボーグ忍者「とぉっ!」バッ!
ガキョォン ガキョォン ガキョォン!
リキッド「豚ァァァァァ!」
サイボーグ忍者「ポンコツロボォォォォォォ!!」
ガキィン! ガキィン! バシバシ! ガガガガガガ!
しんのすけ「いっちゃった・・・」
ナスターシャ「しんのすけ、何かアイテムはないのか!?」
しんのすけ「お?」
ナスターシャ「我々の知らないアイテムを探しておけとさっき言っただろう!?」
しんのすけ「あ、そだった。え~っとぉ」ガサゴソ
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃ~~~~~~~~!!」
リキッド「ぬおおおおおおおお!!」
サイボーグ忍者「くっおのれ!頑丈さだけが取り柄のポンコツロボめ・・・!」
リキッド「フハハハハハ・・・」
キャンベル「まずいぞしんのすけ!豚は少しづつだが押され始めている!」
メイリン「なんでもいいのよ!あいつに効きそうな、何か・・・!」
リキッド「これならどうだ!」
ビゥーーーーーーーーーー! ズバッ!
サイボーグ忍者「 ご は ぁ ! 」
リキッド「フハハハハハ!強化骨格と言えどもレーザーには耐えきれないようだな!」
サイボーグ忍者「私のごきげんにゅーぼでーが・・・おのれえええええええええええ!!」
リキッド「貴様への攻撃は読めたわぁ!!」
しんのすけ「えっと、え~っとぉ!」ガサゴソ
メイリン「急いで!しんのすけ!」
しんのすけ「んもぉ、急かさないでしょ・・・あっ」
ポロン
しんのすけ「おじさんに貰ったビン、落としちゃった」ス
メイリン「おばか!なにやってんのよ!」
ナスターシャ「ハッ!待てしんのすけ!それは・・・」
しんのすけ「お?」
パ ァ ン !
しんのすけ「おわっ!」
ピロリロリロリロ・・・・
ヒュゥゥゥゥン・・・
リキッド「ぬお!なんだ!?急にREXの動きが・・・?」
サイボーグ忍者「」キラン
サイボーグ忍者「隙ありゃああああああああああああ!!」
ズバァッ・・・!
しんのすけ「あれ、どったの?」
ザザーーーーーピーーーーガッガガガーーーーー
しんのすけ「お?お電話が繋がらないゾ」
【電波障害発生】
【電波障害発生中】
ピロリロリロリロ・・・・
REX「-----」ビビビビビ
リキッド「ぬおおっ!どうしたREX!?」
サイボーグ忍者「もういっちょお!」
バシュッ!
リキッド「ぐああ!あの豚、レドームを・・・!」ザザッ
サイボーグ忍者「ちぃ!さすがに硬い・・・」
ズババッ!
リキッド「動けREX!どうなっている!」ガチャガチャ
リキッド「む・・・」チラ
しんのすけ「お~い、もしも~し?」キラキラ
リキッド「なんだ?しんのすけの周りが妙に煌めいて・・・ハッ!」
リキッド「まさかあのガキ! チ ャ フ グ レ ネ ー ド を ! 」
ピロリロリロリロ・・・・
リキッド「何故奴がチャフを持っている!!」
しんのすけ「お?」
リキッド「く・・おのれ・・・・」
リキッド「しんのすけェェェェェ!」
ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン
しんのすけ「おおおお!?」
サイボーグ忍者「行かせん!くらえぶりぶり抜刀術奥義・・・」
サイボーグ忍者「ケツ拭いたちり紙の芯斬りィィィイ!!」
ズ バ ァ ッ ・ ・ ・ !
ズドォォォォン!
リキッド「!?」
ドゴオオオオオオオ!!
リキッド「モニターが・・・くそ、レドームをやられたかぁ!!」
ドォン! ドォン! ドォン!
リキッド「くそ、くそ、くそォォォ・・・」
ズ ド ド ド ド オ オ オ ン ! !
リキッド「 し ん の す け ェ ェ ェ ェ ェ ェ え ! ! ! 」
REX「 ギ ィ イ ヤ ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! 」
ドォン・・・!ドォン、ドォォォォンン・・・
サイボーグ忍者「正義は勝つ・・・」キリッ
しんのすけ「おおおおおお~~~~~!!」
ピロリロリロリロ・・・・
【電波障害解除】
キャンベル「しんのすけ!無事か!!」
しんのすけ「お?つながったゾ」
ナスターシャ「驚きだ。君がチャフグレネードを持っていたとは・・・」
ナスターシャ「一体どこで手に入れた?」
しんのすけ「なんか親切がおじさんがくれたの」
メイリン「そんなご近所さん感覚で・・・」
キャンベル「メタルギアはどうなった!!」
しんのすけ「ぶりぶりさえもんがやっつけたゾ」
全員「!?」
ズドドドドォォォン・・・ドォォォン・・・ドォォォォンン・・・
キャンベル「おお・・・ついに、ついに・・・」
メイリン「やるじゃないあの豚!」
ナスターシャ「最後の最後に、大きな救いをもたらしたな・・・」
しんのすけ「お~い!ぶりぶりざえも~ん!」
サイボーグ忍者「こんにゃろ!こんにゃろ!よくも散々ばかにしてくれたな!」ゲシゲシ
サイボーグ忍者「私が豚ならお前はチキンだ!この腰抜けが!」ゲシゲシ
しんのすけ「お・・・」タラ
ナスターシャ「溜まっていたんだな」
メイリン「あの調子にのる所さえなければ、かっこいいんだけどねぇ」
サイボーグ忍者「ワーハハハハハ!なんとか言ったらどうだこのポンコツロボがぁ!!」ゲシゲシ
しんのすけ「ぶりぶりざえも~ん、そろそろ戻ってくるんだゾ~!」
サイボーグ忍者「こんにゃろ!こんにゃろ!この私に逆らおうなど100億万年はやいわぁ!!」ゲシゲソ
しんのすけ「ぶりぶりざえもんってば~~~~!」
メイリン「いいからはやく戻ってこいよ・・・」
サイボーグ忍者「この!この!」
ゲシッ! ゲシッ! ゲシッ・・・
・・・・・・・・・・・・・・
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「!?」
しんのすけ「ああっ!」
ガチャン ウイーーン・・・ ガコン
しんのすけ「ロボのおまたが割れた!」
キャンベル「股じゃない!コクピットだ!」
キャンベル「そして中身は・・・」
リキッド「しんのすけェェェ・・・」
しんのすけ「うえっ!?」
リキッド「まだだ・・・まだ終わっていない・・・」
しんのすけ「おじさんしつこいゾ!しつこい男は女性に嫌われるんだゾ~!」
メイリン「お前が言うなよ」
REX「 グ オ オ オ オ オ オ ! ! ! 」
サイボーグ忍者「ひぃい~~~~ごめんなさいごめんなさいごめんんさい~~~!!」
キャンベル「いかん!豚が取り残されたままだ!」
ナスターシャ「はやく豚を呼び戻せ!」
リキッド「豚ァァァァ・・・!」
ウイィィィィィン! ガキョンッ!
リキッド「食らえェェェェェェエ!!」
ズシィン! ズシィン! ズシィン! ズシィン!
サイボーグ忍者「!?」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~~~~~ん!!!」
ゴ シ ャ ァ ッ ! !
サイボーグ忍者「 ぐ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! 」
キャンベル「しまった!」
ナスターシャ「あの巨体で体当たりされたらいくら強化骨格といえど・・・くそ!」
リキッド「中東では狐狩りの代わりにジャッカルを狩る。フォックスハウンドならぬロイヤル・ハリヒア・・・」
リキッド「さすがフォックスの称号を持つ男。いや、今は豚だったか・・・」
サイボーグ忍者「ぐっ!貴様卑怯だぞ!私が勝利の余韻に浸っている時を狙って・・・」
リキッド「それはすまない事をした。なら存分に悦に浸ってくれ」
リキッド「あの世でな・・・!」
ググググ・・・
サイボーグ忍者「ぷぎゃあああ!!いでででで!しまる!しまる!」バンバン
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
リキッド「しんのすけェ!こいつを見殺しにするつもりか!!」
サイボーグ忍者「お、おたすけぇ~~~~~!!」
しんのすけ「うう・・・」
キャンベル「しんのすけ!メガヘガデルは残っていないか!」
しんのすけ「はっ!そうだあの芋ようかん確かまだちょっと残って・・・!」
キャンベル「レドームが破壊された事により今リキッドはむき出しの状態だ!狙うしか今しかない!」
しんのすけ「~~~~!」ガサガサ
リキッド「撃てるかぁ!?こいつも死ぬぞ!」
サイボーグ忍者「バカヤロ~~~~~!!しんのすけぇ!!撃つな!絶対撃つな!私まで吹っ飛んでしまうだろがぁ!!」
サイボーグ忍者「こいつはどうなってもイイ!だが私だけはなんとしても助けろ!!」
しんのすけ「お・・・」タラーン
メイリン「セリフが逆よ・・・」
サイボーグ忍者「ぷぎえええええ~~~~~!!」ジタバタ
リキッド「やはりいくらフォックスの体だろうと、所詮中身は豚野郎・・・」
リキッド「フォックスなら自分の命を賭して反撃してきただろう・・・奴は戦士だ・・・」
リキッド「だが貴様は、戦士の体を使って好き勝手やっているだけの、ただの醜い豚野郎だ!!」
サイボーグ忍者「な、なんだとぉ~~~!!貴様のようなブサイクと一緒にするな!このバカモノ!」
サイボーグ忍者「私はこれから人間の体で夜な夜な街へ繰り出し女子高生のパンツを覗いたりキャバクラで豪遊する使命が待っているのだ!!」
サイボーグ忍者「イケメンのこのぼでーに嫉妬するな!ボケェ!!」
リキッド「・・・」ピキ
しんのすけ「えっと・・・」
ナスターシャ「余裕があるのかないのか」
サイボーグ忍者「しんのすけええ~~~~!1はやくお助けしろぉ~~~~~!!」
しんのすけ「で、でもおなら撃ったらぶりぶりざえもんまで・・・」
メイリン「犠牲・・・できるわけないわよね・・・」
キャンベル「しんのすけ・・・」
リキッド「ふん、やはり撃てないか・・・」
リキッド「ならばこいつだけでも、あの世に行ってもらおうか」
サイボーグ忍者「ノォ~~~~ノォ~~~~~!!」フリフリフリ
リキッド「フォックスの体はあるべき所に帰す・・・憑き物には落ちてもらう」
リキッド「死ねェェェェェエ!!豚ァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「おあああああああああああああああ~~~~~~~~~~!!!!」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~~~~~~~~~ん!!」
ご し ゃ っ
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
サイボーグ忍者「 」
ズサ ゴロゴロゴロ
ドサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・こんな所で寝てたら風邪引くゾ」
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ、起きてよぶりぶりざえもん」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「折角人間の体手に入れたんでしょ。ダメだゾさぼっちゃ」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「・・・ぶりぶりざえもん」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ!起きてよ!ぶりぶりざえもん!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんってば!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!ぶりぶりざえもん!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ!オラの声が聞こえないの!?」
しんのすけ「ハッ、そうだ。マラカスを振れば!」シャカ
しんのすけ「ほらぶりぶりざえもん!起きて!ぶりぶりざえもんのマラカスだゾ!」
シャカ シャカ シャカ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ・・・返事してよ・・・」シャカシャカ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえってば・・・やっと会えたのに・・・」
しんのすけ「もう会えないと思っていたのに・・・また、会えたのに・・・」
サイボーグ忍者「 」
キャンベル「しんのすけ・・・寝かせてやれ」
しんのすけ「・・・」
キャンベル「君も事情は聞いただろう。その男はグレイ・フォックスと言う男だ」
キャンベル「本来なら何年も前に亡くなった身だ・・・」
しんのすけ「・・・」スチャ
シャカ シャカ シャカ
ナスターシャ「無駄だしんのすけ。どういう理屈で動いていたかはわからんが、そうも肉体が損傷していては・・・」
シャカ シャカ シャカ
メイリン「やめなさいしんのすけ・・・鎮魂歌にしか聞こえないわ」
シャカ シャカ シャカ
しんのすけ「うう・・・ぶりぶりざえも~ん・・・」
シャカ シャカ シャカ シャカ
シャカ シャカ シャカ シャカ
シャカ・・・
サイボーグ忍者「 」
リキッド「グレイ・フォックス。かつてFOXHOUND隊内において唯一FOXの称号を得た男・・・」
しんのすけ「!?」
キャンベル「リキッド・・・!」
リキッド「さすがだよ。まさかメタルギアを持ってしてもこうも追いつめられるとは思わなかった」
しんのすけ「・・・」
リキッド「しんのすけェ、その男が何故死後も肉体を保存されていたか、知っているか?」
しんのすけ「・・・」フルフル
リキッド「実験台にされたんだよ。ジーンセラピーのな」
リキッド「遺伝子操作、ソルジャー遺伝子の混入によるゲノム兵作成のプロトタイプ」
リキッド「想定される副作用を補う為に、肉体すらも人工物に置き換えられ、薬物投与による自我の抹消」
リキッド「死してなお駒として利用されようとしていた男・・・」
リキッド「まさか、中身が豚になっていたとは科学者連中も思わなかっただろうがな」
しんのすけ「・・・」
リキッド「死者が生者に触れることはできない。何故ならこの世は生者の世界。死者が介入できる道理もない・・・」
しんのすけ「・・・」
リキッド「マンティスではないが今の貴様の心模様は読めるぞしんのすけ」
リキッド「貴様、豚の後を追おうと考えているな?いいや、きっと自覚は無くとも頭の片隅にそのような考えが沸いているはずだ」
しんのすけ「・・・」
リキッド「貴様らの関係性はわからんが貴様にとってその豚はとても大事な友人だったのだろう」
リキッド「貴様はまだガキだ。心の整理が付かないのもわかる」
リキッド「英雄だ伝説だのもてはやされた所で所詮ガキはガキ。兵士としての精神が身についているはずもない」
リキッド「だがここは戦場だ。戦場では死を懇願した時、勝敗は決まる・・・」
リキッド「これでわかったろう!貴様は誰も、守れやしない!自分の身さえな!!」
しんのすけ「・・・」
リキッド「せめてもの気遣いだ。その豚といっしょに踏み潰してやる」
メイリン「だめ、見てられない・・・!」
ナスターシャ「ここまできて・・・後一歩及ばず、か」
キャンベル「我々の手札は全て使い切った・・・認めよう。我々の負けだ」
グワァン!
リキッド「死ね!しんのすけェ!!」
しんのすけ「~~~~~~」グッ
ガシ
しんのすけ「!?」
サイボーグ忍者「 」
しんのすえk「お・・・?」
グワァァァァァン!
ピタ
しんのすけ「・・・?」チラ
REX「 」ピタァ
しんのすけ「・・・あれ」
リキッド「REXが・・・またか!一体どうなっている!」
リキッド「まさかしんのすげがまたチャフを!?いや・・・違う」
リキッド「ならば何故動かん!ええい!動け!」ガチャガチャ
ピロリロピロリロ・・・
しんのすけ「お・・・?」
0101000010101001010101010010
ゴゴゴゴゴゴ・・・
しんのすけ「おおっ!?」グラ
0101010100101000101110100010
ウィィィィ・・・・イイイイイイイイ!!!!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
リキッド「なんだ!?何が起こった!?」
010001001010100001001010010101100101000101
001001001000101011110101000011010100010100
000101001010111010101010101101001001001010
ゴウン・・・ゴウン・・・ゴウン・・・
メイリン「た、大佐!大変よ!」
キャンベル「どうした!?何事だ!」
メイリン「ハッキングされてる・・・それも、ものすごいスピードで・・・」
キャンベル「な、なんだと!?」
0010010100001001011101010100010101011010101
0010101010101010101110101101110001001010101
0101110111001000010110001010101000101010100
0101010101011101010010010101101010110010101
1010100010101001010101011001101001101010110
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
リキッド「なんだ!どうなっている!?」
しんのすけ「えっえっえっ、地震!?」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ウィィィィィイイイイイン!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ピロリロピロリロピロリロピロリロ・・・
0101010101011101010010010101101010110010101
1010100010101001010101011001101001101010110
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
メイリン「こちらのデータがどんどん抜き取られてる!」
メイリン「64%%、83%%、96%・・・もう間もなく乗っ取られるわ!」
大佐「なんとかならんのか!?」
メイリン「潜水艦が緊急浮上しているわ!ダメ・・・止められない!」
0010010100001001011101010100010101011010101
0010101010101010101110101101110001001010101
0101110111001000010110001010101000101010100
0101010101011101010010010101101010110010101
オタコン「な、なんだ!?基地のセキュリティが全部書き換えられてる・・・」
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
0101010101011101010010010101101010110010101
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「お・・・?」
豚「 も う 怒 っ た ! ! 」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ウイィィィィィンン!
リキッド「何がどうなっている!」ガチャガチャ
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
ピコン
リキッド「モニターが!?」
豚「よっ」
リキッド「ぶ、豚ァ!?貴様!何故そこにいる!」
豚「・・・おげれつビデオ再生、ぽちっとな」ポチ
あは~ん うふ~~ん いや~~ん
リキッド「なっ!?」
豚「いやぁ、VR空間で見るおげれつビデオは格別だな」ウンウン
リキッド「豚ァ!!貴様の仕業か!!」
リキッド「一体REXに何をした!?」
豚「何をしたかだと・・・?」ピキピキ
豚「やかましいわこの金髪マッチョ!!それはこちらのセリフだこのヘナチョコがぁ!!」ピキーン
リキッド「なんだと!?」
豚「折角イケメンぼでーを手に入れたと言うのにご丁寧に叩き潰してくれやがってこのボケェ!!」
豚「貴様のせいで、もう女子高生のパンツが覗けないし、キャバクラに入店する事もできないではないか!!」ムキー
豚「 一 体 ど う 責 任 取 っ て く れ る ! ! 」ピギー!
リキッド「お前・・・一体何者だ!?」
豚「ふん、よかろう。かつて私が監修、制作した私のごきげんなイメージビデオ」
豚「貴様だけに特別に見せてやる。今回はその・・・」
豚「 実 写 版 だ ! 」
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
【CALL】
メイリン「無線!?大佐、見知らぬ周波数から通信が・・・」
キャンベル「誰からだ!?」
豚「よっ」
キャンベル・メイリン「豚ぁ!?」
豚「よっこらせ」ムンズ
メイリン「ひぃっ!?画面から出てきた!!」
豚「む、貴様は確か・・・」
パフパフ
豚「例のペチャパイ女か」ムニ
メイリン「なっ!?この・・・」
メイリン「どこ触ってんのよ!」バキィ!!
豚「ぶぎゃ!」
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ピンポーン ピポピポピンポーン
ナスターシャ「誰だ?今作戦中なのだが・・・」
「ちわっす!デリバリーピザです!」
ナスターシャ「!?」
「ラーメン餃子セット10人分お待ち!」
「寿司特上10人前お持ちしました!」
ナスターシャ「な・・・」ポロ
「まいど!クレープお届けにきました!」「ゲーム屋です!」「本屋です!」「amazonです!」
ナスターシャ「何がどうなっている!?」
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ペンタゴン
ピコンッ
豚「はぁ~い」
全員「!?」
ジム「だ、誰だ君は・・・」
豚「ミサイル、全弾発射」ポチ
全員「なにィーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
チュドドドドーーーーーーン!!
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ホワイトハウス
ソリダス「・・・」
ピコン
豚「よっ大統領」
ソリダス「・・・なんだお前」
豚「全軍、スクランブル発進」ポチ
ソリダス「な!?」
「大統領命令。スクランブル発生。これより全軍出撃する!
シュゴゴゴゴゴーーーーーーーーーー!!
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
日本
きゃーーーーーーーーーーーーーー!!
豚「おい、お茶くれお茶」
シュタタタタタタタタ!
中国
「緊急ニュースアル!今国内の『とんかつ屋』のみが軒並み壊滅させられましたアル!」
シュタタタタタタタタ!
中東
豚「もしもし?俺!俺だよ!俺だって!」
テロリスト「だれだ・・・?」
シュタタタタタタタタ!
フランス
「レディースアンドジェントルメーン、今年のルイヴィトンの新作デザインは・・・これです!」バッ!
豚「いえ~い」
「これが・・・新デザイン?」
シュタタタタタタタタ!
イギリス
「ロミオ・・・はやく会いに来てロミオーーーー!」
豚「おまたせ」
「・・・誰?」
シュタタタタタタタタ!
アメリカ
豚「キングコングの登ったビルはどこだ」
「ワッツ?」
豚「キングコングの登ったビルはどこだと聞いている!」
「???」
豚「・・・」ピキ
チュドオオオオオオオオオオオン!!
世界中
うわあああああああああ きゃあああああああああ ひいいいいいいいいい
ピーポーピーポー ウゥゥゥゥ~~~~ カンカンカンカンカン・・・
豚「ハッハッハッハ!人間共よ、私にひれ伏せ!!」
ああああああああ・・・・
ああああ・・・
ああ・・・・
・・・
豚「とまあこんな具合だ」キリ
リキッド「・・・」ポカーン
豚「言っておくが合成ではないぞ。れっきとしたLIVE映像だ」
リキッド「そうか、貴様の正体はかつてブタのヒヅメが製作したコンピューターウイルス・・・」
リキッド「グレイフォックスの体を操っていたのも奴のナノマシンを乗っ取って・・・」
豚「やっと気づいたか。遅いぞこのマヌケ」プゥー
リキッド「ぐ・・・おのれこの豚野郎・・・」
豚「あっ、いいのかな~そんな態度で」
キャスター「臨時ニュースです。世界各国を荒らしまわっている犯人が判明しました」
キャスター「この男です!」
【リキッドの顔写真】
リキッド「な!?」
キャスター「この男は今回の騒動の前にも猥褻物陳列罪、変態罪、痴漢、下着泥棒、足臭い罪、ストーカー、援助交際等々」
コメンテーター「全く、なんて奴だ!」
キャスター「街の声をお聞きください」
「この金髪サイテ~~!」
「マジきもい!変態!」
「もう金髪の男性を見ると怖くて街を歩けません!」
「はやく捕まえて!こんな変態男!」
豚「あ~あ、そんな事をしてたのかお前」
リキッド「お前が捏造したんだろ!!」
チュドォォォォオン! グラグラグラグラ・・・
リキッド「なんだ!?」
豚「お、、着いた着いた」
リキッド「これもお前の仕業か!?一体何をした!?」
豚「なぁに、ちょっとばかしミサイルを全弾発射しただけだ」
リキッド「なにぃ!?」
チュドオオオオオオオオオオ!
豚「ちなみに今全米軍隊がこちらに向かっている。大統領がスクランブル発進を出したらしい・・・」
リキッド「絶対お前の仕業だろ!!」
豚「そうともゆー」ウンウン
ズドオオオオオオオオオオ!
ズドドドドドドドドドドド・・・
豚「ついでにこの基地も爆破させとくか」
リキッド「な!?待て!!それだけは・・・」
豚「私の体はもうなくなってしまったしなぁ。爆発しても何の問題もないな」ニヤニヤ
リキッド「待て!俺はこんな所で終わるわけには!待ってくれ・・・」
チュドオオオオオオオオオオ!
ドガアアアアアアアアアアア!
豚「助けて欲しいのか?」
リキッド「頼む・・・待ってくれ・・・」
豚「助けてあげたら何くれる?」
リキッド「この蹶起が成功した暁には・・・」
豚「やだ。待てない」
ズドオオオオオオオオオオ!
ドガアアアアアアアアアア!
リキッド「ぐ・・・さっきの仕返しのつもりか・・・」
豚「はやくしないと基地が爆発するぞ」
リキッド「しかし、今は手持ちが・・・」
豚「・・・」
豚「 じ ゃ 、 だ め 」
ポチ
ズドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
ゴオオオオオオオオ・・・ ガラガラガラ・・・
豚「ったく!何も持ってないくせに困ってんじゃねえぞボケェ!!
リキッド「わかった!アウターヘブンが完成した暁には貴様の新しい体を用意する!」
豚「なに、それはまことか!」
リキッド「体を失わせて悪かった!俺が責任を持って新しい体を見つけてくる!」
リキッド「しかもイケメンだ!どうだ!?悪くない条件だろう!?」
豚「ふむ・・・」
リキッド「頼む!俺が悪かった!俺はこんな所で終わるわけには・・・」
豚「悪いと思っているのか」
リキッド「ああ、この通りだ」
豚「じゃあ、私にしりにキスをしろ」ムンズ
リキッド「な!?」
チュドオオオオオオオオン! ドカアアアアアアアアアアン!
豚「・・・このポンコツロボも自爆させとくか」キラン
リキッド「この・・・」タジ
豚「はやくしろ。しりが冷える」フリフリ
リキッド「う・・・」
豚「やっぱ押しちゃえ」
リキッド「わ、わかった!やる!やるから!」
豚「では早速・・・」フリフリ
リキッド「・・・」ンー
豚「・・・」ドキドキ
ぷうぅ~~~~
リキッド「ぶわっぷ!貴様ァ!!」
豚「さてと。気が済んだ」フゥ
リキッド「さあ約束は果たしたぞ!俺を解放しろ!!」
豚「えっ?」ポチ
リキッド「ボタン押してんじゃねえぞ豚ァァァァァァ!!」
REX「 グ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」
豚「ふおおおお!これが幻の16連射あああああ!」ポチポチポチポチ
リキッド「貴様ァァァ!約束が違うぞおおおおおおお!!」
豚「うるせえわボケェ!何が悲しくてお前のようなむさい男の言う事を聞かねばならんのだ!」
豚「私を手なづけたくば、若いちゃんねーの一人や二人連れて来てから言え!!このバカモノがぁ!!」
リキッド「この豚・・・!」ピキィ
豚「黙っていろ。今ギネス記録に挑戦中だ」ポチポチポチポチ
豚「そういえばボタンを何度も押すと早く来るとは貴様の言葉だったか・・・あっそれはエレベーターか」ポチポチポチポチ
リキッド「俺は約束を守っただろう!?破るのか!?救いのヒーローが!」
豚「その問いに対する答えはたった一つ!」ポチポチポチポチ
豚「 私 は 常 に 、 強 い 物 の 味 方 だ ! ! 」
ポチ
REX「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! 」
206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 22:57:44.29 ID:yax4lg7Jo
地下倉庫
ガシャーーン
しんのすけ「や、やっと着いたゾ・・・」フラフラ
ナオミ「お疲れ様、しんちゃん」
カァー!カァー!カァー!カァー!
しんのすけ「もう一生着かないかと思ったゾ・・・」
ナスターシャ「メタルギアは最重要機密だ。そのくらいの処置は当然と言える」
しんのすけ「んもぉ、ばりあふりいが行き届いてないゾ」
メイリン「福祉施設じゃないのよ、しんのすけ」
カァー!カァー!カァー!カァー!
キャンベル「その奥が・・・ついにメタルギアへの格納庫だ・・・」
キャンベル「しんのすけ、覚悟はいいか!」
しんのすけ「ほい!」ビシッ
カァー!カァー!カァー!カァー!
キャンベル「よし、しんのすけ!行け!」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!!」
カァァァァァァァ!!!
「イイ顔をしているな、野原しんのすけ!!」
しんのすけ「お?」
「お前の事は聞いている。お前が噂のイガグリ坊主か」
「ほお・・・東洋人か。お前、俺と同じモンゴル系だな?」
しんのすけ「~~~~~!」パクパク
「どうした?しんのすけ・・・今更怖気づいたわけでもあるまい・・・」
ガシャーーン
しんのすけ「や、やっと着いたゾ・・・」フラフラ
ナオミ「お疲れ様、しんちゃん」
カァー!カァー!カァー!カァー!
しんのすけ「もう一生着かないかと思ったゾ・・・」
ナスターシャ「メタルギアは最重要機密だ。そのくらいの処置は当然と言える」
しんのすけ「んもぉ、ばりあふりいが行き届いてないゾ」
メイリン「福祉施設じゃないのよ、しんのすけ」
カァー!カァー!カァー!カァー!
キャンベル「その奥が・・・ついにメタルギアへの格納庫だ・・・」
キャンベル「しんのすけ、覚悟はいいか!」
しんのすけ「ほい!」ビシッ
カァー!カァー!カァー!カァー!
キャンベル「よし、しんのすけ!行け!」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!!」
カァァァァァァァ!!!
「イイ顔をしているな、野原しんのすけ!!」
しんのすけ「お?」
「お前の事は聞いている。お前が噂のイガグリ坊主か」
「ほお・・・東洋人か。お前、俺と同じモンゴル系だな?」
しんのすけ「~~~~~!」パクパク
「どうした?しんのすけ・・・今更怖気づいたわけでもあるまい・・・」
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207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 22:58:58.88 ID:yax4lg7Jo
キャンベル「あ、あいつは!」
「ようこそ伝説の幼稚園児・・・お会いできて光栄だ」
レイブン「俺の名前はバルカン・レイブン・・・お前同じ、東洋の血筋を持つ男・・・」
しんのすけ「~~~~!」パクパク
レイブン「んん?どうした?しんのすけ・・・」
しんのすけ「で、でた~~~~~~~~~~~~!!!」
しんのすけ「妖怪タコ男!!」
レイブン「な!?タコではない・・・レイブンだ!」
しんのすけ「イレブンタコ男!!」
レイブン「レイブンだといっとるだろ!!全く・・・」サッ
ドシーン!
しんのすけ「お、おお・・・巨大妖怪イレブンタコ・・・」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」
しんのすけ「う、全然うれしくないゾ・・・」
レイブン「貴様の行動はカラス達が教えてくれた・・・」
レイブン「その歳で立派な戦士だとは・・・さすがだ」
しんのすけ「また先生・・・オラは先生じゃなくて幼稚園児だゾ!」
レイブン「Teacherではない・・・Warriorだ」
しんのすけ「お?」
レイブン「ふふ、俺はでかいだけの男じゃないぞ。こう見えてアラスカ大学出のインテリなのだ」キラン
レイブン「レイブンとはカラスの意味、マンティスは螳螂、ウルフは狼、オクトパスは蛸 山猫はオセロット」
レイブン「貴様はそうだな・・・伝説の幼稚園児、Kindergartener legendaryだな」
レイブン「どうだ?カッコイイだろう・・・」ニヤ
しんのすけ「なに・・・このおじさん・・・」タラ
208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 22:59:52.54 ID:yax4lg7Jo
レイブン「俺はアラスカ大学出のエリート、勉学も完璧だ・・・」
レイブン「さらに頭脳だけでなく大学時代は各スポーツクラブで助っ人として活躍、インターカレッジへと何度も導いた」
レイブン「そんな頭脳明晰!溢れるパワー!な俺を放っておく女などいるはずもなく、モテモテの学生生活を謳歌した!!」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」キラン
しんのすけ「・・・」タラーン
ナオミ「つまり、俺はすごいって言いたいのかしら」
メイリン「意外とめんどくさい奴ね・・・」
レイブン「そんなただでさえエリートのこの俺が!他の連中と違う特殊な力がある!」
レイブン「それがこれだ!見ろ小僧!」
レイブン「 は ぁ ! ! 」
ドーーーーン ドーーーーン ドーーーーーン・・・
しんのすけ「お!?」
カラス「おい小僧~!さっさとチョコビ出せよwww」
カラス「何がケツだけ星人だよwwwきめえんだよwww」
カラス「とりあえずパンツをはけwwwな?wwww」
しんのすけ「おおお!カ、カラスがしゃべった!!」
ナスターシャ「幻覚か!?」
レイブン「ふはははははは!!これが俺の能力!俺は生まれながらのシャーマンだ!!」
しんのすけ「シャ、シャイマン?」
レイブン「シャーマンだ!小僧!俺はカラスを媒介に幽霊と意志疎通ができるのだ!!」
レイブン「どうだ!!俺はすごいだろ!!」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」キラン
メイリン「それはもういいっつーの」
ナスターシャ「自己顕示欲が強い奴だな・・・」
レイブン「フハ、フハハ、フハハハハハハ!!」
レイブン「さらに頭脳だけでなく大学時代は各スポーツクラブで助っ人として活躍、インターカレッジへと何度も導いた」
レイブン「そんな頭脳明晰!溢れるパワー!な俺を放っておく女などいるはずもなく、モテモテの学生生活を謳歌した!!」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」キラン
しんのすけ「・・・」タラーン
ナオミ「つまり、俺はすごいって言いたいのかしら」
メイリン「意外とめんどくさい奴ね・・・」
レイブン「そんなただでさえエリートのこの俺が!他の連中と違う特殊な力がある!」
レイブン「それがこれだ!見ろ小僧!」
レイブン「 は ぁ ! ! 」
ドーーーーン ドーーーーン ドーーーーーン・・・
しんのすけ「お!?」
カラス「おい小僧~!さっさとチョコビ出せよwww」
カラス「何がケツだけ星人だよwwwきめえんだよwww」
カラス「とりあえずパンツをはけwwwな?wwww」
しんのすけ「おおお!カ、カラスがしゃべった!!」
ナスターシャ「幻覚か!?」
レイブン「ふはははははは!!これが俺の能力!俺は生まれながらのシャーマンだ!!」
しんのすけ「シャ、シャイマン?」
レイブン「シャーマンだ!小僧!俺はカラスを媒介に幽霊と意志疎通ができるのだ!!」
レイブン「どうだ!!俺はすごいだろ!!」
レイブン「喜べ、お前は俺に認められている・・・」キラン
メイリン「それはもういいっつーの」
ナスターシャ「自己顕示欲が強い奴だな・・・」
レイブン「フハ、フハハ、フハハハハハハ!!」
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 23:01:49.76 ID:yax4lg7Jo
しんのすけ「ねえ、ひとつ言っていい?」
レイブン「なんだ?小僧。なんでも言って見ろ」
レイブン「このスペシャルエリートの俺様が即座にエリートな回答をしてやろう・・・」ニヤ
しんのすけ「ECCのおじさん、名前なんだっけ」
ナオミ「サイコ・マンティス?」
しんのすけ「そうそうそれそれ」
しんのすけ「その、シャイマン?の能力、さいこまんてすのおじさんと・・・キャラ被ってない?」
レイブン「 」
カラス「あっ」
全員「・・・」
(キャラ被ってない?キャラ被ってない?キャラ被ってない?キャラ被ってない・・・)
(・・・キャラ被ってない?キャラ被ってる?キャラ被りすぎ。キャラパクってる。キャラパクんな!)
レイブン「 な ん だ と こ ぞ う ! ! ! 」
しんのすけ「お!?」
レイブン「貴様ああああああああ!!誰がパクリだこの野郎!!言って良いことと悪い事があるにも程があるぞ!!!」ブチーン
レイブン「貴様!一体どういう教育を受けている!!幼稚園は私立か!?親の学歴は!?勤め先は!?所有資格は!?」
しんのすけ「お・・・」タラーン
レイブン「なんだ?小僧。なんでも言って見ろ」
レイブン「このスペシャルエリートの俺様が即座にエリートな回答をしてやろう・・・」ニヤ
しんのすけ「ECCのおじさん、名前なんだっけ」
ナオミ「サイコ・マンティス?」
しんのすけ「そうそうそれそれ」
しんのすけ「その、シャイマン?の能力、さいこまんてすのおじさんと・・・キャラ被ってない?」
レイブン「 」
カラス「あっ」
全員「・・・」
(キャラ被ってない?キャラ被ってない?キャラ被ってない?キャラ被ってない・・・)
(・・・キャラ被ってない?キャラ被ってる?キャラ被りすぎ。キャラパクってる。キャラパクんな!)
レイブン「 な ん だ と こ ぞ う ! ! ! 」
しんのすけ「お!?」
レイブン「貴様ああああああああ!!誰がパクリだこの野郎!!言って良いことと悪い事があるにも程があるぞ!!!」ブチーン
レイブン「貴様!一体どういう教育を受けている!!幼稚園は私立か!?親の学歴は!?勤め先は!?所有資格は!?」
しんのすけ「お・・・」タラーン
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 23:02:51.53 ID:yax4lg7Jo
レイブン「許せん・・・許さんゾ貴様・・・貴様のような悪いお子様にはスーパーエリートの俺が再教育をせねばなるまい・・・」ワナワナ
レイブン「俺のお仕置きは死ぬほどキツいゾ!!小僧!!」ガッチャン
レイブン「 覚 悟 し ろ ! ! 」ブシュー
しんのすけ「・・・」タラ
メイリン「しんのすけが押されるなんて、よっぽどね」
ナスターシャ「重度のナルシストだな・・・」
ナオミ「女性には好かれないタイプね」
レイブン「さあ、いくぞ!!」
VS バルカン・レイブン
211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 23:05:25.35 ID:yax4lg7Jo
レイブン「死ねこぞおおおおおおおあああああああああ!!!」
ドガガガガガガガガ!!!
しんのすけ「おあったぁ~~~~~~!!」
ドガガガガガガガガ!!!
しんのすけ「ひいいい~~~~~~!!」
ナスターシャ「あのバルカン!あれはM61A1、20mmバルカン砲だ!!」
しんのすけ「なんだゾそれええええええええ!!」ダダダ
ナスターシャ「あれは本来は戦闘機や戦闘ヘリに搭載する重火器だ!」
ナスターシャ「それを個人携行用として扱うなど・・・奴の怪力は本物だ!」
しんのすけ「そんな事言われたって、どうすればイイんだゾォォォォォ!!」ダダタ
ナスターシャ「正面衝突は絶対に避けろ!裏をかくんだ!しんのすけ!!」
レイブン「マデゴルアアアアアア!!誰がパクリだこのクソ坊主がああああああああ!!!」ガキョンガキョンガキョン
しんのすけ「オラそんな事言ってないゾ!!ちょっと似てるなと思っただけだゾ!!」ダダタ
カラス「なあ坊主、今のは言っちゃいけねえよ・・・」バサバサ
カラス「あのハゲはああなると大変なんだぜ。なだめるのに俺達がどれだけ苦労しているか・・・」バサバサ
ドガガガガガガガ!!
しんのすけ「ひいいいいいいい!!」ダダタ
カラス「はぁ・・・まあ待て坊主、チョコビ貰った恩返しだ。俺達が何とか説得してみるから」バサバサ
カラス「お前、発言には気を付けた方がいいぜ。あいつ一度思い込んだらとまらねえから」バサバサ
レイブン「しいいいいいんんんのおおおおおおすううううけえええええ!!!」ガキョンガキョンガキョン
カラス「オイ待てよ大将、ただのガキの失言だろ」バサバサ
カラス「あんくらいのトシのガキは口が悪いんだよ。落ち着けよ」バサバサ
レイブン「どげえええええええええええ!!!」
カラス「わりぃwやっぱ無理だわw」バサバサ
カラス「チョコビうまかったぜwサンキューなw」バサバサ
しんのすけ「あ!ちょっと待ってよ!!おんがえしになってないゾ!!」
バサササササッ・・・
しんのすけ「この薄情者~~~~~!!」
ドガガガガガガガガ!!!
しんのすけ「おあったぁ~~~~~~!!」
ドガガガガガガガガ!!!
しんのすけ「ひいいい~~~~~~!!」
ナスターシャ「あのバルカン!あれはM61A1、20mmバルカン砲だ!!」
しんのすけ「なんだゾそれええええええええ!!」ダダダ
ナスターシャ「あれは本来は戦闘機や戦闘ヘリに搭載する重火器だ!」
ナスターシャ「それを個人携行用として扱うなど・・・奴の怪力は本物だ!」
しんのすけ「そんな事言われたって、どうすればイイんだゾォォォォォ!!」ダダタ
ナスターシャ「正面衝突は絶対に避けろ!裏をかくんだ!しんのすけ!!」
レイブン「マデゴルアアアアアア!!誰がパクリだこのクソ坊主がああああああああ!!!」ガキョンガキョンガキョン
しんのすけ「オラそんな事言ってないゾ!!ちょっと似てるなと思っただけだゾ!!」ダダタ
カラス「なあ坊主、今のは言っちゃいけねえよ・・・」バサバサ
カラス「あのハゲはああなると大変なんだぜ。なだめるのに俺達がどれだけ苦労しているか・・・」バサバサ
ドガガガガガガガ!!
しんのすけ「ひいいいいいいい!!」ダダタ
カラス「はぁ・・・まあ待て坊主、チョコビ貰った恩返しだ。俺達が何とか説得してみるから」バサバサ
カラス「お前、発言には気を付けた方がいいぜ。あいつ一度思い込んだらとまらねえから」バサバサ
レイブン「しいいいいいんんんのおおおおおおすううううけえええええ!!!」ガキョンガキョンガキョン
カラス「オイ待てよ大将、ただのガキの失言だろ」バサバサ
カラス「あんくらいのトシのガキは口が悪いんだよ。落ち着けよ」バサバサ
レイブン「どげえええええええええええ!!!」
カラス「わりぃwやっぱ無理だわw」バサバサ
カラス「チョコビうまかったぜwサンキューなw」バサバサ
しんのすけ「あ!ちょっと待ってよ!!おんがえしになってないゾ!!」
バサササササッ・・・
しんのすけ「この薄情者~~~~~!!」
212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/18(月) 23:06:11.55 ID:yax4lg7Jo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:08:32.34 ID:dj0l8oioo
レイブン「しんのすけええええ・・・どこだああああ・・・」
しんのすけ「あのおじさん、危なすぎるゾ・・・」
ナオミ「色んな意味で危ないわね・・・」
キャンベル「幸いそこは地下倉庫だ。隠れるコンテナがたくさんある」
キャンベル「絶対に正面衝突は避けろ。背後を取る事に尽力するんだ!」
ドガアアアアアアアン!!
しんのすけ「大きな箱が、ふっとんだゾ!」
レイブン「しいいいんんんのおおおおすううけえええ・・・」
しんのすけ「うげ、巨大タコオヤジ・・・」
レイブン「コンテナ毎、吹き飛ばしてやるうううう・・・」
ドガアアアアアアアン!!
キャンベル「逃げろ!しんのすけ!」
しんのすけ「ひいいい~~~!」ダッ
レイブン「そこかああああああああ!!!」
ドガガガガガガ!!
しんのすけ「ほいほいほいほいほい~~~!」
ドガガガガガガ!
ドガアアアアアン!
しんのすけ「ああっ!」コケ
ズザザァッ!
キャンベル「まずい!しんのすけ!」
ナオミ「しんちゃん!」
しんのすけ「おいちちち・・・ハッ!」
レイブン「しんのすけェ・・・・」ユラァ
しんのすけ「ひいいいい!」ザザザ
レイブン「ガトリングお尻叩きとガトリングげんこつ・・・どっちがイイ?」
しんのすけ「ど、どっちもイヤ・・・はだめ?」
レイブン「・・・」
レイブン「 だ め ! 」
ブオオオオオオオオオン!
しんのすけ「ひいいいい!」サッ
全員「しんのすけーーーーーーーーーーー!!」
しんのすけ「あのおじさん、危なすぎるゾ・・・」
ナオミ「色んな意味で危ないわね・・・」
キャンベル「幸いそこは地下倉庫だ。隠れるコンテナがたくさんある」
キャンベル「絶対に正面衝突は避けろ。背後を取る事に尽力するんだ!」
ドガアアアアアアアン!!
しんのすけ「大きな箱が、ふっとんだゾ!」
レイブン「しいいいんんんのおおおおすううけえええ・・・」
しんのすけ「うげ、巨大タコオヤジ・・・」
レイブン「コンテナ毎、吹き飛ばしてやるうううう・・・」
ドガアアアアアアアン!!
キャンベル「逃げろ!しんのすけ!」
しんのすけ「ひいいい~~~!」ダッ
レイブン「そこかああああああああ!!!」
ドガガガガガガ!!
しんのすけ「ほいほいほいほいほい~~~!」
ドガガガガガガ!
ドガアアアアアン!
しんのすけ「ああっ!」コケ
ズザザァッ!
キャンベル「まずい!しんのすけ!」
ナオミ「しんちゃん!」
しんのすけ「おいちちち・・・ハッ!」
レイブン「しんのすけェ・・・・」ユラァ
しんのすけ「ひいいいい!」ザザザ
レイブン「ガトリングお尻叩きとガトリングげんこつ・・・どっちがイイ?」
しんのすけ「ど、どっちもイヤ・・・はだめ?」
レイブン「・・・」
レイブン「 だ め ! 」
ブオオオオオオオオオン!
しんのすけ「ひいいいい!」サッ
全員「しんのすけーーーーーーーーーーー!!」
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:09:32.04 ID:dj0l8oioo
ガシイイイィィィィ!
しんのすけ「・・・お?」
レイブン「ん・・・?」
全員「あっ」
「大丈夫か!しんのすけ君!」
しんのすけ「 カ ン タ ム ロ ボ ! ! 」
全員「え~~~~~~!!」
カンタムロボ「助けに来たぞ!しんのすけ君!」
メイリン「あれおもちゃじゃないの!?」
ナスターシャ「AIを組み込んでいるのか・・・?」
キャンベル「ず、随分唐突だな・・・」
レイブン「なんだこのロボットは・・・」グググ
カンタムロボ「むぅぅ・・・」グググ
レイブン「どけええええええ!!」
カンタムロボ「させるか!くらえ!」
カンタムロボ「 ロ ケ ッ ト パ ン チ ! ! 」
ボッ
ドガアアアアアアアアアアン!!
レイブン「ごはぁ!!」
しんのすけ「カンタムロボ!なんで~?どうして~~~?」
カンタムロボ「水臭いゾい!しんのすけ君、私は君のお助けロボじゃないか!」
しんのすけ「か、カンタムロボ・・・」ウルウル
レイブン「おのれ・・・死ねええええ!!」ドガガガガガ
カンタムロボ「させるか!とおっ!」
カンタムロボ「カンタムキーック!カンタムパーンチ!」ドカバキ
カンタムロボ「カンタムビーム!!」ビビビ
レイブン「ぐはぁ!お、おのれぃ・・・」
レイブン「てやぁ!」
カンタムロボ「うああっ!」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:10:22.56 ID:dj0l8oioo
しんのすけ「カンタムロボ~!」
カンタムロボ「奴め、強敵だな・・・」タラ
レイブン「ロボごときにやられるほどヤワな鍛え方はしていない・・・」ニヤ
カンタムロボ「なんだと!おのれぃ・・・」
カンタムロボ「カンタムブーメランッ!」ブオン
バキィ!バキィ!ドガガガガガ!バシバシバシ
キャンベル「しんのすけ!今のうちに逃げろ!」
ナスターシャ「バルカン砲に巻き込まれたら一巻の終わりだ!」
しんのすけ「カンタムロボ・・・」
カンタムロボ「ぐう・・・なんてタフな奴だ!」
レイブン「俺はアラスカ大学出のエリート!ポンコツロボごときにやられるかぁ!」
ドガガガガガ!バキィ!
カンタムロボ「ぐはぁ!」ドサ
しんのすけ「カンタムロボ~!」
カンタムロボ「つ、つよい!ぐう・・・悔しいが、わ、私一人では勝てない・・・」
カンタムロボ「しんのすけ君!手伝ってくれないか!」
しんのすけ「ええっ!」
レイブン「ロボ共々粉々にしてくれるわ!!」
カンタムロボ「わ、私が奴の足を止める!その隙にこれで・・・」サッ
しんのすけ「お?」
レイブン「くらええええええええええ!!」
カンタムロボ「しんのすけ君!急げ!」
バキィ!バキィ!ドガガガガガ!バシバシバシ
キャンベル「なんだそれは・・・?」
メイリン「電車の・・・定期券?」
カンタムロボ「奴め、強敵だな・・・」タラ
レイブン「ロボごときにやられるほどヤワな鍛え方はしていない・・・」ニヤ
カンタムロボ「なんだと!おのれぃ・・・」
カンタムロボ「カンタムブーメランッ!」ブオン
バキィ!バキィ!ドガガガガガ!バシバシバシ
キャンベル「しんのすけ!今のうちに逃げろ!」
ナスターシャ「バルカン砲に巻き込まれたら一巻の終わりだ!」
しんのすけ「カンタムロボ・・・」
カンタムロボ「ぐう・・・なんてタフな奴だ!」
レイブン「俺はアラスカ大学出のエリート!ポンコツロボごときにやられるかぁ!」
ドガガガガガ!バキィ!
カンタムロボ「ぐはぁ!」ドサ
しんのすけ「カンタムロボ~!」
カンタムロボ「つ、つよい!ぐう・・・悔しいが、わ、私一人では勝てない・・・」
カンタムロボ「しんのすけ君!手伝ってくれないか!」
しんのすけ「ええっ!」
レイブン「ロボ共々粉々にしてくれるわ!!」
カンタムロボ「わ、私が奴の足を止める!その隙にこれで・・・」サッ
しんのすけ「お?」
レイブン「くらええええええええええ!!」
カンタムロボ「しんのすけ君!急げ!」
バキィ!バキィ!ドガガガガガ!バシバシバシ
キャンベル「なんだそれは・・・?」
メイリン「電車の・・・定期券?」
218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:11:16.60 ID:dj0l8oioo
しんのすけ「これなんだっけ・・・」ペラ
シュルルルルル ガキン
しんのすけ「おおっ!そうだ!思い出したゾ!」
ナオミ「ベルトが巻き付いたわ・・・」
キャンベル「何をするつもりだ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ □ □ □ □ □ □
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ~、お茶がうめえ・・・」ズズ
「最近平和でいいなぁ。でもちょっと物足りないかも・・・」
ズズズ・・・
「な~んてな。あ~・・・うめえ・・・おいナオミ、プリン速く持ってこい」
ズズズズズズ!
「ぬお!なんだ!?」ガシ
ズズズズズズズズズ!
ズルルルルルルルル!!
「おいウソだろ!?まじかよ!!このタイミングで!?」
ズリュウウウウウウウウウウ!!!!
「おあ~~~~~~!まだプリン食ってねえ~~~~~~~~~~!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□ □ □ □ □ □ □
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:12:20.72 ID:dj0l8oioo
バシュウウウウウウウ!!ザラザラザラ・・・
「おいててててて・・・どこだ?ここぁ・・・」サラサラ
しんのすけ「よっ」
「あ~てめえ!!いつぞやのくりくり坊主!」
しんのすけ「お久しぶりだね、ヒマジン」
「ヒマジンじゃねえよイマジンだ!何度いわせりゃわかんだ!」サラサラ
しんのすけ「赤いブリブリざえもんだっけ」
「ちげーよバカ!俺の名前はモモタロスだ!こっちもいい加減覚えろ!!」
しんのすけ「そうともゆー」
メイリン「ひぃ!砂の化け物!」
ナスターシャ「もはや驚かんぞ・・・絶対に驚かんぞ・・・!」
ナオミ「な、なにそれ・・・生き物なの?」
モモタロス「なんだぁ?お前の中からえらく失礼な声が聞こえるが・・・」サラサラ
モモタロス「まさかお前!イマジンに憑りつかれたんじゃ!?」
しんのすけ「違うゾ。むしろヒマジンはあっちだゾ」
レイブン「ぬおおおおおおおお死ねエエエエエ!!!」ドガガガガカ
モモタロス「・・・おいなんだ、あの危ない茹であがったタコみてーな野郎は」゙
しんのすけ「あのおじさん変なんだゾ。ECCのおじさんに似てるねって言っただけでいきなり暴れ出したんだゾ」
モモタロス「マジもんじゃねえか・・・」サラサラ
「おいててててて・・・どこだ?ここぁ・・・」サラサラ
しんのすけ「よっ」
「あ~てめえ!!いつぞやのくりくり坊主!」
しんのすけ「お久しぶりだね、ヒマジン」
「ヒマジンじゃねえよイマジンだ!何度いわせりゃわかんだ!」サラサラ
しんのすけ「赤いブリブリざえもんだっけ」
「ちげーよバカ!俺の名前はモモタロスだ!こっちもいい加減覚えろ!!」
しんのすけ「そうともゆー」
メイリン「ひぃ!砂の化け物!」
ナスターシャ「もはや驚かんぞ・・・絶対に驚かんぞ・・・!」
ナオミ「な、なにそれ・・・生き物なの?」
モモタロス「なんだぁ?お前の中からえらく失礼な声が聞こえるが・・・」サラサラ
モモタロス「まさかお前!イマジンに憑りつかれたんじゃ!?」
しんのすけ「違うゾ。むしろヒマジンはあっちだゾ」
レイブン「ぬおおおおおおおお死ねエエエエエ!!!」ドガガガガカ
モモタロス「・・・おいなんだ、あの危ない茹であがったタコみてーな野郎は」゙
しんのすけ「あのおじさん変なんだゾ。ECCのおじさんに似てるねって言っただけでいきなり暴れ出したんだゾ」
モモタロス「マジもんじゃねえか・・・」サラサラ
220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:14:04.83 ID:dj0l8oioo
レイブン「ワーハッハッハ!所詮貴様はそんな物か!」ドガガガガ
カンタムロボ「くおお!だめだ!しんのすけ君はやくするのじ・・・だ!」
しんのすけ「ヒマジン、オラカンタムロボをお助けしないといけないんだゾ。手伝って!」
モモタロス「ハァ・・・人がまったりしてる時に厄介事持ち込みやがって・・・」
しんのすけ「やっぱりヒマジンなんじゃん」
モモタロス「うるせえ!ったく・・・とんだジョーカー引いちまったぜ」
しんのすけ「ババ抜きやってたの?」
モモタロス「ちげーよwんなこたどうでもイイ。やり方は覚えてるんだろうな?」
しんのすけ「んーん、まったく」
モモタロス「ってオイ!悲しいな・・・同じ系列の仲間じゃねえか!」
しんのすけ「オラアクション仮面しか見ないゾ」
モモタロス「ラ○ダーも見ろよ!お前お子様だろ!?」
しんのすけ「でもオラのおかげで人気でたでしょ?」
モモタロス「そうそうあれ以来放送終わってからもしばらく企画が・・・ってオイ!何言わすんだ!」
しんのすけ「でへへ・・・」ニタァ
モモタロス「へーへーわかったよ先輩。お前の場合はあの豚も必要だろ。さっさと呼べ」
しんのすけ「ほーい」シャカシャカ
ポワンッ
カンタムロボ「くおお!だめだ!しんのすけ君はやくするのじ・・・だ!」
しんのすけ「ヒマジン、オラカンタムロボをお助けしないといけないんだゾ。手伝って!」
モモタロス「ハァ・・・人がまったりしてる時に厄介事持ち込みやがって・・・」
しんのすけ「やっぱりヒマジンなんじゃん」
モモタロス「うるせえ!ったく・・・とんだジョーカー引いちまったぜ」
しんのすけ「ババ抜きやってたの?」
モモタロス「ちげーよwんなこたどうでもイイ。やり方は覚えてるんだろうな?」
しんのすけ「んーん、まったく」
モモタロス「ってオイ!悲しいな・・・同じ系列の仲間じゃねえか!」
しんのすけ「オラアクション仮面しか見ないゾ」
モモタロス「ラ○ダーも見ろよ!お前お子様だろ!?」
しんのすけ「でもオラのおかげで人気でたでしょ?」
モモタロス「そうそうあれ以来放送終わってからもしばらく企画が・・・ってオイ!何言わすんだ!」
しんのすけ「でへへ・・・」ニタァ
モモタロス「へーへーわかったよ先輩。お前の場合はあの豚も必要だろ。さっさと呼べ」
しんのすけ「ほーい」シャカシャカ
ポワンッ
221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:16:17.42 ID:dj0l8oioo
豚「うう・・・ボッタクリ店め・・・潰れてしまえあんな店・・・ハッ!」
豚「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん、参上」キリ
豚「む・・・」チラ
レイブン「くたばれエエエエエエエエエエ!!」ドガガガガガガ
豚「・・・じゃあそういう事で」
ガ シ
モモタロス「待てよ大将、久々に会ったってのにつれねえな?」ニヤ
豚「ぶぎゃ~~~!は、離せ!あんな危ない奴と戦えるか!このバカモノが!!」ジタバタ
モモタロス「今回はすでに実体化してるじゃねえか。ええ?」ガシ
豚「だまれだまれだまれ!私は貴様など知らん!は~な~せ~!」ジタバタ
モモタロス「しんのすけ!豚は捕まえた!準備はいいか!?」
しんのすけ「バッチコーイ!」テーレーテーレーテーレーテーレレ
キャンベル「なにをするつもりだ!?」
メイリン「完全に蚊帳の外だわ・・・」
モモタロス「ほら行くぞ!こい!」グイ
豚「やだやだやだ~~~~~!!離せ離せ離せ~~~~~!!」ジタバタ
しんのすけ「 へ ん し ん ! ! 」ソードフォームッ
モモタロス「とりゃぁっ!」バッ
豚「ア”------------------!!!!」
222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:17:35.39 ID:dj0l8oioo
カンタムロボ「ぐはっ!」ガク
レイブン「ハア・・・ハア・・・手こずらせやがって」
カンタムロボ「魔法もないただの人間がここまで・・・信じられん」
レイブン「トドメだ・・・」グアッ!
「まて~~~~~!!」
レイブン「む!」
カンタムロボ「しんのすけ君!」
しん王「・・・」デーン
レイブン「しんのすけ・・・?」
しん王「 真 夏 の 夜 に 、 オ ラ 参 上 ! ビシ!!
レイブン「・・・」
キャンベル「なんだあれは・・・」
ナスターシャ「強化外骨格か・・・?」
メイリン「いや、でもさっきまで普通の・・・」
しん王「とおっ!バッ
クルクル!シュバ!
しん王(モモタロス)「近くで見るとでけーなやぱっぱ」
しん王(しんのすけ)「ヒマジンが小さすぎるんだゾ」
しん王(モモタロス)「おめーが小さすぎるんだよ!!ったく、体はお前のもんだろが」
レイブン「なーにをごちゃごちゃ言っている・・・」
しん王(しんのすけ)「じゃ、後よろしく」
しん王(モモタロス)「ってオイッ!戦闘は俺任せかよ!!しゃあねえなぁ・・・」
しん王(モモタロス)「ほんじゃま、久々にいっちょやったるか!」ジャキ
【しん王原作との違い】
見た目はソードフォームのしんのすけサイズ(鼻の所に小さく豚の鼻)
・素体=しんのすけ
・意識=しんのすけ&モモタロス
・アーマー=ぶりぶりざえもん
※ぶりぶりざえもんは変身中の意識、記憶はない
レイブン「ハア・・・ハア・・・手こずらせやがって」
カンタムロボ「魔法もないただの人間がここまで・・・信じられん」
レイブン「トドメだ・・・」グアッ!
「まて~~~~~!!」
レイブン「む!」
カンタムロボ「しんのすけ君!」
しん王「・・・」デーン
レイブン「しんのすけ・・・?」
しん王「 真 夏 の 夜 に 、 オ ラ 参 上 ! ビシ!!
レイブン「・・・」
キャンベル「なんだあれは・・・」
ナスターシャ「強化外骨格か・・・?」
メイリン「いや、でもさっきまで普通の・・・」
しん王「とおっ!バッ
クルクル!シュバ!
しん王(モモタロス)「近くで見るとでけーなやぱっぱ」
しん王(しんのすけ)「ヒマジンが小さすぎるんだゾ」
しん王(モモタロス)「おめーが小さすぎるんだよ!!ったく、体はお前のもんだろが」
レイブン「なーにをごちゃごちゃ言っている・・・」
しん王(しんのすけ)「じゃ、後よろしく」
しん王(モモタロス)「ってオイッ!戦闘は俺任せかよ!!しゃあねえなぁ・・・」
しん王(モモタロス)「ほんじゃま、久々にいっちょやったるか!」ジャキ
【しん王原作との違い】
見た目はソードフォームのしんのすけサイズ(鼻の所に小さく豚の鼻)
・素体=しんのすけ
・意識=しんのすけ&モモタロス
・アーマー=ぶりぶりざえもん
※ぶりぶりざえもんは変身中の意識、記憶はない
223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:18:49.39 ID:dj0l8oioo
しん王「いくぜいくぜいくぜ~~~~!」ダダダ
ザシュ!ザシュ!ザシュ!
レイブン「ぬおおっ!」
カンタムロボ「しんのすけ君!援護するぞぃ!ロケットパーンチ!」
ボオオオオオオ! チュドオオオオオン!
レイブン「ぐはぁ!」
しん王「オラオラオラーーーーーー!」ザシュザシュ
カンタムロボ「くらえーーーーーー!」バキ
メイリン「すごい・・・押してるわ!いける!」
ナスターシャ「しんのすけの切り札か・・・?やるじゃないか!」
キャンベル「いけ!しんのすけ!」
しん王「オラアアアアアアアアアア!」
レイブン「ぬううううん!」ドガガガガガガ
しん王(しんのすけ)「あ、チョコビ落ちた」ポロ
しん王(モモタロス)「うおぉい!急に動くな!」キキキ
バシバシバシバシバシ! ズザザザァ
しん王(モモタロス!)「おあっちちち・・・バカヤロウ!!勝手に動くんじゃねえ!!」
しん王(しんのすけ)「チョコビの安全はまもられたゾ」
しん王(モモタロス)「やってる場合か!・・・つかあいつ、本当に人間か・・・?」
しん王(しんのすけ)「シャイマンって言ってたゾ」
しん王(モモタロス)「どこがシャイなんだよwあの暴れタコが」
レイブン「このエリートが簡単にやられると思うなああああああ!!」ドガガガガガ
しん王(モモタロス)「仕方ねえ、一気にケリつけっか」
しん王(しんのすけ)「お?」
レイブン「ワーーーハハハハハ!」ドガガガガ
しん王「どいてろ!コピー品ロボ!」フルチャージ
カンタムロボ「だ、誰がコピー品だ!」ガビーン
ザシュ!ザシュ!ザシュ!
レイブン「ぬおおっ!」
カンタムロボ「しんのすけ君!援護するぞぃ!ロケットパーンチ!」
ボオオオオオオ! チュドオオオオオン!
レイブン「ぐはぁ!」
しん王「オラオラオラーーーーーー!」ザシュザシュ
カンタムロボ「くらえーーーーーー!」バキ
メイリン「すごい・・・押してるわ!いける!」
ナスターシャ「しんのすけの切り札か・・・?やるじゃないか!」
キャンベル「いけ!しんのすけ!」
しん王「オラアアアアアアアアアア!」
レイブン「ぬううううん!」ドガガガガガガ
しん王(しんのすけ)「あ、チョコビ落ちた」ポロ
しん王(モモタロス)「うおぉい!急に動くな!」キキキ
バシバシバシバシバシ! ズザザザァ
しん王(モモタロス!)「おあっちちち・・・バカヤロウ!!勝手に動くんじゃねえ!!」
しん王(しんのすけ)「チョコビの安全はまもられたゾ」
しん王(モモタロス)「やってる場合か!・・・つかあいつ、本当に人間か・・・?」
しん王(しんのすけ)「シャイマンって言ってたゾ」
しん王(モモタロス)「どこがシャイなんだよwあの暴れタコが」
レイブン「このエリートが簡単にやられると思うなああああああ!!」ドガガガガガ
しん王(モモタロス)「仕方ねえ、一気にケリつけっか」
しん王(しんのすけ)「お?」
レイブン「ワーーーハハハハハ!」ドガガガガ
しん王「どいてろ!コピー品ロボ!」フルチャージ
カンタムロボ「だ、誰がコピー品だ!」ガビーン
224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:19:41.54 ID:dj0l8oioo
レイブン「そこかあああああああああ!!」
しん王「必殺・・・俺の必殺技・・・Part1!」
ギュイイイイイイイイイン!
バッッチィイイイイイイイイイイイン!
レイブン「ぐあああああああ!!」
シュウウウウウウウ・・・
しん王「決まったぜ!」
レイブン「・・・」
レイブン「しいいんんんおおおすううけえええ・・・」シュウウウ
しん王「い!?うそぉ!?」
カンタムロボ「あのタフさにはさすがのわ、私も飽きれる・・・」
カァー!カァー!カァー!カァー!
カラス「おい見ろよ、ハゲとまともにやり合ってる奴がいるぜ!」
カラス「下手な格闘技よりおもしれえwwwいいぞもっとやれーーーー!」
カァー!カァー!カァー!カァー!
やんや!やんや!やんや!やんや!
ナスターシャ「カラスが集まってきている・・・」
メイリン「まるで大晦日ね」
ドガガガガガガガ!
しん王「おあああああああ!!
カンタムロボ「くぅっ!」
ドガガガガガガガ!
しん王「必殺・・・俺の必殺技・・・Part1!」
ギュイイイイイイイイイン!
バッッチィイイイイイイイイイイイン!
レイブン「ぐあああああああ!!」
シュウウウウウウウ・・・
しん王「決まったぜ!」
レイブン「・・・」
レイブン「しいいんんんおおおすううけえええ・・・」シュウウウ
しん王「い!?うそぉ!?」
カンタムロボ「あのタフさにはさすがのわ、私も飽きれる・・・」
カァー!カァー!カァー!カァー!
カラス「おい見ろよ、ハゲとまともにやり合ってる奴がいるぜ!」
カラス「下手な格闘技よりおもしれえwwwいいぞもっとやれーーーー!」
カァー!カァー!カァー!カァー!
やんや!やんや!やんや!やんや!
ナスターシャ「カラスが集まってきている・・・」
メイリン「まるで大晦日ね」
ドガガガガガガガ!
しん王「おあああああああ!!
カンタムロボ「くぅっ!」
ドガガガガガガガ!
225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 22:20:38.05 ID:dj0l8oioo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
226: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:13:07.39 ID:dj0l8oioo
しん王「あいつ、どうやったら倒れるんだよ・・・」
カンタムロボ「口だけじゃないという事か・・・」
カァー!カァー!カァー!カァー!
しん王(モモタロス)「だぁー!うるせーな!黙ってろカラス共!」
ナオミ「カラス・・・そうよ!カラスよ!」
メイリン「ハッ!そうだわ!カラスだわしんのすけ!」
しん王(しんのすけ)「お?」
メイリン「カラスでアイツの動きを封じるのよ!」
しん王(しんのすけ)「・・・おお!」ピコーン
レイブン「おおおおしおきだああああ・・・」
しん王(しんのすけ)「行くゾ!ヒマジン!」
しん王(モモタロス)「おいっ!いきなり動くなよ!」グイ
しん王「おおおおおおおお!」ダダダ
レイブン「ワーーーハハハハ!やっとお仕置きされにきたか!」
しん王「おりゃあああああ!!」ブオン
バサァ! ボロボロボロ・・・
カラス達「あ!」
レイブン「なんだこれは・・・お菓子?」ポロ
レイブン「貴様は本当に悪いお子様だな・・・食べ物を粗末にしてはいけないんだぞおおおおおおお!!」
レイブン「死ねエエエエ!しんのすけえええええええ!」ガチャコン
カンタムロボ「口だけじゃないという事か・・・」
カァー!カァー!カァー!カァー!
しん王(モモタロス)「だぁー!うるせーな!黙ってろカラス共!」
ナオミ「カラス・・・そうよ!カラスよ!」
メイリン「ハッ!そうだわ!カラスだわしんのすけ!」
しん王(しんのすけ)「お?」
メイリン「カラスでアイツの動きを封じるのよ!」
しん王(しんのすけ)「・・・おお!」ピコーン
レイブン「おおおおしおきだああああ・・・」
しん王(しんのすけ)「行くゾ!ヒマジン!」
しん王(モモタロス)「おいっ!いきなり動くなよ!」グイ
しん王「おおおおおおおお!」ダダダ
レイブン「ワーーーハハハハ!やっとお仕置きされにきたか!」
しん王「おりゃあああああ!!」ブオン
バサァ! ボロボロボロ・・・
カラス達「あ!」
レイブン「なんだこれは・・・お菓子?」ポロ
レイブン「貴様は本当に悪いお子様だな・・・食べ物を粗末にしてはいけないんだぞおおおおおおお!!」
レイブン「死ねエエエエ!しんのすけえええええええ!」ガチャコン
227: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:13:55.21 ID:dj0l8oioo
カラス達「チョコビだーーーーーーーーーー!!」
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「ぬおっ!どけカラス共!邪魔だ・・・前が!」
カラス「うるせえお前がどけハゲ!」バサバサ
カラス「チョコビは俺のもんだーーーーーーー!!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カラス「一個もーらい!」バサバサ
カラス「ああ!それは俺のだ!横取りすんな!」バサバサ
カラス「まだ落ちてるぞ・・・おっしゃゲットーーーーー!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「この・・・どけ・・・ぬおっ!」
レイブン「どけえ!!」
バサバサバサバサ・・・
レイブン「しんのすけェ!どこへ行った!!」
しん王「ここだぜタコ野郎!」
カンタムロボ「しんのすけ君!二人で決めるぞ!」
トウッ!
レイブン「!!」
カンタムロボ「カンタムキーーーーーック!!」
しん王「俺の必殺技Part2~~~~~~~~!!」
ドゴオオオオオオオオオ!!
レイブン「ぬおおおおおおおおおお!!」
グルングルングルングルン・・・ドガ!
シュウウウウウウ・・・
レイブン「」
しん王「今度こそ決まったぜ!」
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「ぬおっ!どけカラス共!邪魔だ・・・前が!」
カラス「うるせえお前がどけハゲ!」バサバサ
カラス「チョコビは俺のもんだーーーーーーー!!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カラス「一個もーらい!」バサバサ
カラス「ああ!それは俺のだ!横取りすんな!」バサバサ
カラス「まだ落ちてるぞ・・・おっしゃゲットーーーーー!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「この・・・どけ・・・ぬおっ!」
レイブン「どけえ!!」
バサバサバサバサ・・・
レイブン「しんのすけェ!どこへ行った!!」
しん王「ここだぜタコ野郎!」
カンタムロボ「しんのすけ君!二人で決めるぞ!」
トウッ!
レイブン「!!」
カンタムロボ「カンタムキーーーーーック!!」
しん王「俺の必殺技Part2~~~~~~~~!!」
ドゴオオオオオオオオオ!!
レイブン「ぬおおおおおおおおおお!!」
グルングルングルングルン・・・ドガ!
シュウウウウウウ・・・
レイブン「」
しん王「今度こそ決まったぜ!」
228: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:14:46.28 ID:dj0l8oioo
レイブン「」ピクピク
しん王(モモタロス)「手こずらせやがって、このタコ坊主」ゲシ
カンタムロボ「しんのすけ君・・・すまないの、助けにきたつもりが逆に助けられてしまって・・・」
しん王(しんのすけ)「いいってことよ~!」エッヘン
しん王(モモタロス)「ほとんど俺が戦ってたんだけどなw」
ポワンッ
しんのすけ「お?」
モモタロス「おお!」
モモタロス「よっしゃーーーーーー!!やっと帰れるーーーーーー!!」グッ
しんのすけ「オラといるのがそんなにイヤか・・・」
モモタロス「たりめーだ!俺はプリン食ってまったりしてる時が一番好きなの!」サラサラ
しんのすけ「お・・・」
モモタロス「だがまぁ、最近暴れたらねーと思ってた所だ。その辺は礼を言っとくぜ。しんのすけ」サラサラ
しんのすけ「オラに感謝しろよ?」
モモタロス「相変わらずだなてめーは・・・まぁ、何があったかしらねーが、この先もがんばれよ!」
モモタロス「後むやみやたらと時の運行乱すんじゃねーゾ!」
しんのすけ「ほーい。おぉずにもよろしく~」
モモタロス「もう終わったよ!バカヤロウ!」
モモタロス「じゃーな!」サラサラ
ポワンッ
しんのすけ「カンタムロボもおつか・・・お?」
【カンタムロボのおもちゃ】
しんのすけ「あれ・・・おもちゃに戻っちゃったゾ」ガチャ
ナオミ「きっと、役目を果たして元の姿に戻ったのよ」
しんのすけ「んもぉ~お別れのごあいさつくらい・・・水虫くさいぞ~」
メイリン「水臭いな」
しん王(モモタロス)「手こずらせやがって、このタコ坊主」ゲシ
カンタムロボ「しんのすけ君・・・すまないの、助けにきたつもりが逆に助けられてしまって・・・」
しん王(しんのすけ)「いいってことよ~!」エッヘン
しん王(モモタロス)「ほとんど俺が戦ってたんだけどなw」
ポワンッ
しんのすけ「お?」
モモタロス「おお!」
モモタロス「よっしゃーーーーーー!!やっと帰れるーーーーーー!!」グッ
しんのすけ「オラといるのがそんなにイヤか・・・」
モモタロス「たりめーだ!俺はプリン食ってまったりしてる時が一番好きなの!」サラサラ
しんのすけ「お・・・」
モモタロス「だがまぁ、最近暴れたらねーと思ってた所だ。その辺は礼を言っとくぜ。しんのすけ」サラサラ
しんのすけ「オラに感謝しろよ?」
モモタロス「相変わらずだなてめーは・・・まぁ、何があったかしらねーが、この先もがんばれよ!」
モモタロス「後むやみやたらと時の運行乱すんじゃねーゾ!」
しんのすけ「ほーい。おぉずにもよろしく~」
モモタロス「もう終わったよ!バカヤロウ!」
モモタロス「じゃーな!」サラサラ
ポワンッ
しんのすけ「カンタムロボもおつか・・・お?」
【カンタムロボのおもちゃ】
しんのすけ「あれ・・・おもちゃに戻っちゃったゾ」ガチャ
ナオミ「きっと、役目を果たして元の姿に戻ったのよ」
しんのすけ「んもぉ~お別れのごあいさつくらい・・・水虫くさいぞ~」
メイリン「水臭いな」
229: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:15:12.96 ID:dj0l8oioo
レイブン「」
しんのすけ「ふう、全く、とんでもないおじさんだったゾ」
ナスターシャ「プライドが高いのだろうな」
メイリン「学歴コンプなのかしら」
キャンベル「正直、ナオミやメイリンの方が学歴は上だと思うが」
しんのすけ「そーなの?」
メイリン「私はこう見えてソリトンレーダーの生みの親よ。大学もそっち系の権威のある所いったの」
キャンベル「彼女は現役のMT生だ。ナオミも遺伝子工学の名門校だったな」
ナオミ「ええ、まぁ・・・」
しんのすけ「たばこのおばさんは?」
ナスターシャ「私はなんというか、その、玉の輿って奴だ・・・」
全員「・・・」タラーン
うう・・・ぐす・・・ひっく!
しんのすけ「お!?」
レイブン「うう~、ひどいよみんな・・・みんなが僕をいじめるんだ~~~!」
キャンベル「レイブン!まだ意識があったのか!」
メイリン「ほんとタフね・・・」
しんのすけ「おじさん・・・?」
レイブン「ひっく、ひっく、うえ~~~~~~ん!!」
しんのすけ「な、泣いてるゾ・・・」
全員「 」タラーン
しんのすけ「ふう、全く、とんでもないおじさんだったゾ」
ナスターシャ「プライドが高いのだろうな」
メイリン「学歴コンプなのかしら」
キャンベル「正直、ナオミやメイリンの方が学歴は上だと思うが」
しんのすけ「そーなの?」
メイリン「私はこう見えてソリトンレーダーの生みの親よ。大学もそっち系の権威のある所いったの」
キャンベル「彼女は現役のMT生だ。ナオミも遺伝子工学の名門校だったな」
ナオミ「ええ、まぁ・・・」
しんのすけ「たばこのおばさんは?」
ナスターシャ「私はなんというか、その、玉の輿って奴だ・・・」
全員「・・・」タラーン
うう・・・ぐす・・・ひっく!
しんのすけ「お!?」
レイブン「うう~、ひどいよみんな・・・みんなが僕をいじめるんだ~~~!」
キャンベル「レイブン!まだ意識があったのか!」
メイリン「ほんとタフね・・・」
しんのすけ「おじさん・・・?」
レイブン「ひっく、ひっく、うえ~~~~~~ん!!」
しんのすけ「な、泣いてるゾ・・・」
全員「 」タラーン
230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:16:36.59 ID:dj0l8oioo
バサバサバサ・・・
カラス「あ~ほら、泣くなよタコ」バサバサ
カラス「悪かったよ、チョコビに釣られて邪魔してよ」バサバサ
しんのすけ「お?」
カラス「坊主・・・こいつは肉体はでかいんだが心はすんげー繊細なんだよ」
カラス「だから言ったろ。こうなると止まらなくなるって」
しんのすけ「そ、そういう意味だったの・・・」タラーン
レイブン「ウウ・・・グス・・・ヒック」
カラス「だ~もう泣くな!いい歳したおっさんがよ!」バサバサ
しんのすけ「このおじさん、さくれつポップなの?」
メイリン「学歴コンプよ、しんのすけ」
カラス「学歴・・・ああ、こいつは昔から図体だけしか取り柄が無くてよ」
カラス「このままじゃまともに学校も卒業できないからって、昔からテストの度に俺達がカンニングさせてやってたんだよ」
しんのすけ「お・・・」タラ
カラス「しかしガキ相手だと思ってふかしまくりやがってこいつw」バサバサ
カラス「何がモテモテだよwあの人カラスとしゃべってるっつって気味悪がられてたろーがw」バサバサ
カラス「部活動だって、すぐに根を上げて転々としてただけじゃねーか」
カラス「俺達が用意したロシアの就職先もすぐにやめやがって・・・」
カラス「オセロットのおっさんがいなかったら今頃どうなってたか」バサバサ
しんのすけ「・・・」
カラス「今だから言うけどな、坊主。こいつ渓谷でお前の様子見頼まれてたんだよ」
カラス「寝坊して忘れやがったから俺達が代わりに地雷撒いといたんだよw」バサバサ
しんのすけ「あれカラスさんのだったの・・・」
カラス「よくFOXHOUNDでやってけるわ。全く・・・」
カラス達「 ほ ん っ と ! 世 話 が 焼 け る わ ! 」カァー!
キャンベル「レイブンとは、レイブンに世話される男という意味だったのか・・・」
メイリン「苦労してるわね。カラスだけに」
ナスターシャ「狼やゴリラに育てられた人間は聞いたことあるが、まさかカラスとは・・・」
ナオミ「ほ、ほら、カラスって頭イイし・・・」
メイリン「出来の悪い息子みたい」
カラス「あ~ほら、泣くなよタコ」バサバサ
カラス「悪かったよ、チョコビに釣られて邪魔してよ」バサバサ
しんのすけ「お?」
カラス「坊主・・・こいつは肉体はでかいんだが心はすんげー繊細なんだよ」
カラス「だから言ったろ。こうなると止まらなくなるって」
しんのすけ「そ、そういう意味だったの・・・」タラーン
レイブン「ウウ・・・グス・・・ヒック」
カラス「だ~もう泣くな!いい歳したおっさんがよ!」バサバサ
しんのすけ「このおじさん、さくれつポップなの?」
メイリン「学歴コンプよ、しんのすけ」
カラス「学歴・・・ああ、こいつは昔から図体だけしか取り柄が無くてよ」
カラス「このままじゃまともに学校も卒業できないからって、昔からテストの度に俺達がカンニングさせてやってたんだよ」
しんのすけ「お・・・」タラ
カラス「しかしガキ相手だと思ってふかしまくりやがってこいつw」バサバサ
カラス「何がモテモテだよwあの人カラスとしゃべってるっつって気味悪がられてたろーがw」バサバサ
カラス「部活動だって、すぐに根を上げて転々としてただけじゃねーか」
カラス「俺達が用意したロシアの就職先もすぐにやめやがって・・・」
カラス「オセロットのおっさんがいなかったら今頃どうなってたか」バサバサ
しんのすけ「・・・」
カラス「今だから言うけどな、坊主。こいつ渓谷でお前の様子見頼まれてたんだよ」
カラス「寝坊して忘れやがったから俺達が代わりに地雷撒いといたんだよw」バサバサ
しんのすけ「あれカラスさんのだったの・・・」
カラス「よくFOXHOUNDでやってけるわ。全く・・・」
カラス達「 ほ ん っ と ! 世 話 が 焼 け る わ ! 」カァー!
キャンベル「レイブンとは、レイブンに世話される男という意味だったのか・・・」
メイリン「苦労してるわね。カラスだけに」
ナスターシャ「狼やゴリラに育てられた人間は聞いたことあるが、まさかカラスとは・・・」
ナオミ「ほ、ほら、カラスって頭イイし・・・」
メイリン「出来の悪い息子みたい」
231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:17:42.86 ID:dj0l8oioo
レイブン「ウウ・・・グス・・・」
しんのすけ「おじさん、おじさん」
しんのすけ「これ、あげるゾ」
レイブン「・・・?」
しんのすけ「オラのチョコビ、あげるから、もう泣かないで」
カラス「よかったな!タコ!」
カラス「幼稚園児に諭されてんじゃねーよw」バサバサ
レイブン「ウウ・・グス・・・」
カラス「ありがとうって言えよ、タコ」
カラス「ちゃんとお礼言えって昔から言ってんだろが」
レイブン「あ・・・りが・・・と」グス
カラス「はい、よく言えました」
カラス「つかお前もう帰って寝ろ!」
キャンベル「しんのすけ、メタルギアはその先だ。先へと進んでくれ」
しんのすけ「ほーい。じゃ、オラいくから」
カラス達「きをつけろよーーーーー!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「・・・」
カラス「ほら、チョコビ食って元気出せ」
レイブン「・・・あれ」ガサ
レイブン「これ・・・空っぽだ」カラカラ
カラス「あのガキwwwwwwww」
カラス「やりやがったwwwwwwww」
レイブン「・・・」
う わ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ん ! ! !
う わ ー ー ー ー ん
う わ ー・・・ん
・・・
しんのすけ「おじさん、おじさん」
しんのすけ「これ、あげるゾ」
レイブン「・・・?」
しんのすけ「オラのチョコビ、あげるから、もう泣かないで」
カラス「よかったな!タコ!」
カラス「幼稚園児に諭されてんじゃねーよw」バサバサ
レイブン「ウウ・・グス・・・」
カラス「ありがとうって言えよ、タコ」
カラス「ちゃんとお礼言えって昔から言ってんだろが」
レイブン「あ・・・りが・・・と」グス
カラス「はい、よく言えました」
カラス「つかお前もう帰って寝ろ!」
キャンベル「しんのすけ、メタルギアはその先だ。先へと進んでくれ」
しんのすけ「ほーい。じゃ、オラいくから」
カラス達「きをつけろよーーーーー!」バサバサ
カァー!カァー!カァー!カァー!
レイブン「・・・」
カラス「ほら、チョコビ食って元気出せ」
レイブン「・・・あれ」ガサ
レイブン「これ・・・空っぽだ」カラカラ
カラス「あのガキwwwwwwww」
カラス「やりやがったwwwwwwww」
レイブン「・・・」
う わ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ん ! ! !
う わ ー ー ー ー ん
う わ ー・・・ん
・・・
232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:19:27.81 ID:dj0l8oioo
地下倉庫北
キャンベル「よくやったな、しんのすけ」
しんのすけ「あのおじさんオラもう会いたくないゾ・・・」
ナオミ「うーん、子供の頃はいじめられっこだったのかしら」
ナスターシャ「そんな自分を学歴で埋めようとしたんだな」
メイリン「人は学歴だけで決まらないわ」
しんのすけ「さすがこうまんちきはいう事が違うぞ」
ナオミ「高学歴よ、しんちゃん」
メイリン「・・・わざと間違えてない?」
ミラー「しんのすけ、バルカン・レイブンを倒したのか」
しんのすけ「おじさんおかえり」
ミラー「お見通しか。しょっちゅういなくなってすまんな」
しんのすけ「大丈夫、オラわかってるゾ」
しんのすけ「おじさんがこっそりCCガールズのビデオを見てるってこと・・・」ニヤ
ミラー「ハッハッハ、確かに私は今自宅にいるからやろうと思えばできるがな」
ミラー「時にしんのすけ、私がいない時のオセロットとの夕食の事だが・・・」
しんのすけ「お?」
ミラー「メイリンから通信ログを見せてもらった。それで気になったのだが・・・その」
ミラー「タイムスリップに異世界人・・・なんの話だ?」
しんのすけ「ほーほーそれはねー」
【説明中】
キャンベル「にわかには信じがたいが・・・」
メイリン「う、う~ん、でも実際に見せてもらってるし」
ナスターシャ「なるほど・・・あの魔法のような物はその時の」
ミラー「やはり・・・気になって調べて見たらこんな物が見つかった。みんな見てくれ」
ミラー「これはニッポンのカスカベシティ、サイタマの歴史博物館にある、中世ニッポンの頃の物だ」ペラ
メイリン「ねえ・・・これ」
キャンベル「どうみてもしんのすけだな・・・」
ナスターシャ「しかもこの時代にはありえない、車まで・・・」
しんのすけ「おー、いつのまに~」
ミラー「当時の歴史文献にもしっかりと出てくる。「野原信之介」の名がな」
ミラー「ナオミやメイリンなら詳しいんじゃないか?」
キャンベル「よくやったな、しんのすけ」
しんのすけ「あのおじさんオラもう会いたくないゾ・・・」
ナオミ「うーん、子供の頃はいじめられっこだったのかしら」
ナスターシャ「そんな自分を学歴で埋めようとしたんだな」
メイリン「人は学歴だけで決まらないわ」
しんのすけ「さすがこうまんちきはいう事が違うぞ」
ナオミ「高学歴よ、しんちゃん」
メイリン「・・・わざと間違えてない?」
ミラー「しんのすけ、バルカン・レイブンを倒したのか」
しんのすけ「おじさんおかえり」
ミラー「お見通しか。しょっちゅういなくなってすまんな」
しんのすけ「大丈夫、オラわかってるゾ」
しんのすけ「おじさんがこっそりCCガールズのビデオを見てるってこと・・・」ニヤ
ミラー「ハッハッハ、確かに私は今自宅にいるからやろうと思えばできるがな」
ミラー「時にしんのすけ、私がいない時のオセロットとの夕食の事だが・・・」
しんのすけ「お?」
ミラー「メイリンから通信ログを見せてもらった。それで気になったのだが・・・その」
ミラー「タイムスリップに異世界人・・・なんの話だ?」
しんのすけ「ほーほーそれはねー」
【説明中】
キャンベル「にわかには信じがたいが・・・」
メイリン「う、う~ん、でも実際に見せてもらってるし」
ナスターシャ「なるほど・・・あの魔法のような物はその時の」
ミラー「やはり・・・気になって調べて見たらこんな物が見つかった。みんな見てくれ」
ミラー「これはニッポンのカスカベシティ、サイタマの歴史博物館にある、中世ニッポンの頃の物だ」ペラ
メイリン「ねえ・・・これ」
キャンベル「どうみてもしんのすけだな・・・」
ナスターシャ「しかもこの時代にはありえない、車まで・・・」
しんのすけ「おー、いつのまに~」
ミラー「当時の歴史文献にもしっかりと出てくる。「野原信之介」の名がな」
ミラー「ナオミやメイリンなら詳しいんじゃないか?」
233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:20:28.48 ID:dj0l8oioo
メイリン「う~ん、私は日本史は専攻してないからちょっと・・・」
ナオミ「たしか・・・当時の春日部を拠点にしていた大名だったはず・・・」
ナオミ「えっと・・・春日吹雪丸・・・だったかしら?」
しんのすけ「お~!吹雪丸、なつかしいぞ~!」
ナオミ「確か滅ぼされた春日城の仇を討つ為、当時の侵略者を討ちっとって当主に返り咲いた。そんな資料を見た記憶が・・・」
ミラー「・・・」
キャンベル「それにしんのすけが関わっていると?」
しんのすけ「そんな時代もありましたなぁ~」ウンウン
メイリン「あんたが古代中国にいなくてよかったわ」
しんのすけ「どーしてー?」
メイリン「遺跡に落書きされたらたまったもんじゃないわよ」
しんのすけ「ほぉほぉ、なるほど~」
メイリン「(否定しろよ)」
ミラー「詳しいな」
ナオミ「過去の偉人のゲノム情報を調査する研究をやっていた事があるから、少しだけね」
キャンベル「まるで夢の世界だな・・・」
ミラー「キャンベル、どうだろう。ここいらでしんのすけの持つ不思議な能力を把握しておくというのは」
キャンベル「むう・・・」
ミラー「メタルギアは近いぞ。テロリストは今以上に警戒を厳重にするだろう」
ミラー「しんのすけは力はあるが軍事に関しては素人だ。装備、兵装を把握し的確なサポートをするのが我々の役目だと思うが」
ナスターシャ「私もジャーナリストとして個人的に気にはなっている」
メイリン「そうね・・・パスワードとか解析できるツールがあったら助かるんだけど」
キャンベル「わかった。しんのすけ、君の持ち物と効果を詳しく教えてくれないか」
メイリン「休憩がてら話してよ、しんのすけ」
しんのすけ「ほーい」
ナオミ「たしか・・・当時の春日部を拠点にしていた大名だったはず・・・」
ナオミ「えっと・・・春日吹雪丸・・・だったかしら?」
しんのすけ「お~!吹雪丸、なつかしいぞ~!」
ナオミ「確か滅ぼされた春日城の仇を討つ為、当時の侵略者を討ちっとって当主に返り咲いた。そんな資料を見た記憶が・・・」
ミラー「・・・」
キャンベル「それにしんのすけが関わっていると?」
しんのすけ「そんな時代もありましたなぁ~」ウンウン
メイリン「あんたが古代中国にいなくてよかったわ」
しんのすけ「どーしてー?」
メイリン「遺跡に落書きされたらたまったもんじゃないわよ」
しんのすけ「ほぉほぉ、なるほど~」
メイリン「(否定しろよ)」
ミラー「詳しいな」
ナオミ「過去の偉人のゲノム情報を調査する研究をやっていた事があるから、少しだけね」
キャンベル「まるで夢の世界だな・・・」
ミラー「キャンベル、どうだろう。ここいらでしんのすけの持つ不思議な能力を把握しておくというのは」
キャンベル「むう・・・」
ミラー「メタルギアは近いぞ。テロリストは今以上に警戒を厳重にするだろう」
ミラー「しんのすけは力はあるが軍事に関しては素人だ。装備、兵装を把握し的確なサポートをするのが我々の役目だと思うが」
ナスターシャ「私もジャーナリストとして個人的に気にはなっている」
メイリン「そうね・・・パスワードとか解析できるツールがあったら助かるんだけど」
キャンベル「わかった。しんのすけ、君の持ち物と効果を詳しく教えてくれないか」
メイリン「休憩がてら話してよ、しんのすけ」
しんのすけ「ほーい」
234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:23:29.93 ID:dj0l8oioo
○しんのすけの現在の装備
・メイン装備
【スパイヨーヨー】
強化繊維で壁を登ったり空中を飛び回ったりできる
【カンタムロボのおもちゃ】
悪と戦う正義のロボ。の超合金おもちゃ。正式名称「超・電・導カンタムロボ」
【スニーキングスーツ(子供用)】
極寒のアラスカでも保温性能を維持できる特殊スーツ。上下別
【暗視ゴーグル】
暗い所で視界を確保できる
・特殊装備
【救いのマラカス】
振ると救いのヒーローが現れる(実績なし)※回数制限なし
【タスケテケスタ】×1
3回だけ変身できる。残り一回
【スゲーナ・スゴイデス】×0
唱えると誰かがお助けしにきてくれる ※使用済み
・その他
【カードキー】シャドーモセス内の扉を開ける
【雛形あきこのグラビア写真】オセロットがくれたもの
【マイハンカチ】ひまわりが汚したカンタムロボを拭くのに使用。※ウルフのハンカチとは別
【芋羊羹】非常食。一口サイズ
【雑誌】武器庫で拾った物
【パンツの残骸】サイボーグ忍者に切られたパンツのカケラ
【光線銃(おもちゃ)】カスカベ防衛隊用装備
【糸電話】カスカベ防衛隊用装備
【CD-ROM】お医者さんごっこ用
【クレヨン】落書き用
【みさえの勝負下着(ブラ)】黒
【ココアシガレット】ダンディを気取りたい時に
【制汗スプレー】汗が気になる時に
【かたたたたたたたき券】親切にしてもらった時に
【シャンプー(旅行用ミニサイズ)】頭皮を清潔にしたい時に
【折り畳み傘】雨が降ってきた時用
【100円】おこづかい
・メイン装備
【スパイヨーヨー】
強化繊維で壁を登ったり空中を飛び回ったりできる
【カンタムロボのおもちゃ】
悪と戦う正義のロボ。の超合金おもちゃ。正式名称「超・電・導カンタムロボ」
【スニーキングスーツ(子供用)】
極寒のアラスカでも保温性能を維持できる特殊スーツ。上下別
【暗視ゴーグル】
暗い所で視界を確保できる
・特殊装備
【救いのマラカス】
振ると救いのヒーローが現れる(実績なし)※回数制限なし
【タスケテケスタ】×1
3回だけ変身できる。残り一回
【スゲーナ・スゴイデス】×0
唱えると誰かがお助けしにきてくれる ※使用済み
・その他
【カードキー】シャドーモセス内の扉を開ける
【雛形あきこのグラビア写真】オセロットがくれたもの
【マイハンカチ】ひまわりが汚したカンタムロボを拭くのに使用。※ウルフのハンカチとは別
【芋羊羹】非常食。一口サイズ
【雑誌】武器庫で拾った物
【パンツの残骸】サイボーグ忍者に切られたパンツのカケラ
【光線銃(おもちゃ)】カスカベ防衛隊用装備
【糸電話】カスカベ防衛隊用装備
【CD-ROM】お医者さんごっこ用
【クレヨン】落書き用
【みさえの勝負下着(ブラ)】黒
【ココアシガレット】ダンディを気取りたい時に
【制汗スプレー】汗が気になる時に
【かたたたたたたたき券】親切にしてもらった時に
【シャンプー(旅行用ミニサイズ)】頭皮を清潔にしたい時に
【折り畳み傘】雨が降ってきた時用
【100円】おこづかい
235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:24:40.54 ID:dj0l8oioo
しんのすけ「ざっとこんなもんかな」ゴチャア
メイリン「・・・無駄な物多くない?」
しんのすけ「いやぁそれほどでも~」
メイリン「ほめてねーよ」
ナオミ「いつのまにこんなものを・・・」
キャンベル「身体検査は行ったはずだが」
しんのすけ「あまいぞおじさん」ニタァ
ミラー「サバイバルというよりキャンプだな」
しんのすけ「そうともゆー」ボリボリ
ナスターシャ「ココアシガレットを食うな」
メイリン「なんでパンツの切れ端持ってんのよ」
しんのすけ「アクション仮面のプリントがしてあるんだゾ。これは捨てられないゾ」
メイリン「ああ、そう・・・」
ミラー「ふむ・・・残りの不思議な力は「タスケテケスタ」と「救いのマラカス」のみか」
メイリン「スゲーナスゴイデス使っっちゃったのは勿体なかったわね」
ナオミ「でもあれは本当にピンチだったわ。使うならあの場面しかなかったと思うの」
キャンベル「そのCD-ROMは?」
しんのすけ「これなんだっけ・・・お医者さんごっこにつかうやつだゾ」
メイリン「中身は?」
しんのすけ「おできに入れて見ないとわかんない」
メイリン「デッキな」
キャンベル「それも何か、使えるソフトウェアが入っているのでは?」
メイリン「さすがに起動して見ないとわかんないわね。メタルギアの格納庫に行ったら何かあるでしょ」
ナスターシャ「私が気になっているのはその銃だ。持っていたんなら最初に言え」
しんのすけ「いやぁそれほどでもぉ~」
ナスターシャ「(無視)君の事だ。何かとてつもない物なのだろう」
しんのすけ「撃ってみる?」
メイリン「・・・無駄な物多くない?」
しんのすけ「いやぁそれほどでも~」
メイリン「ほめてねーよ」
ナオミ「いつのまにこんなものを・・・」
キャンベル「身体検査は行ったはずだが」
しんのすけ「あまいぞおじさん」ニタァ
ミラー「サバイバルというよりキャンプだな」
しんのすけ「そうともゆー」ボリボリ
ナスターシャ「ココアシガレットを食うな」
メイリン「なんでパンツの切れ端持ってんのよ」
しんのすけ「アクション仮面のプリントがしてあるんだゾ。これは捨てられないゾ」
メイリン「ああ、そう・・・」
ミラー「ふむ・・・残りの不思議な力は「タスケテケスタ」と「救いのマラカス」のみか」
メイリン「スゲーナスゴイデス使っっちゃったのは勿体なかったわね」
ナオミ「でもあれは本当にピンチだったわ。使うならあの場面しかなかったと思うの」
キャンベル「そのCD-ROMは?」
しんのすけ「これなんだっけ・・・お医者さんごっこにつかうやつだゾ」
メイリン「中身は?」
しんのすけ「おできに入れて見ないとわかんない」
メイリン「デッキな」
キャンベル「それも何か、使えるソフトウェアが入っているのでは?」
メイリン「さすがに起動して見ないとわかんないわね。メタルギアの格納庫に行ったら何かあるでしょ」
ナスターシャ「私が気になっているのはその銃だ。持っていたんなら最初に言え」
しんのすけ「いやぁそれほどでもぉ~」
ナスターシャ「(無視)君の事だ。何かとてつもない物なのだろう」
しんのすけ「撃ってみる?」
236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:25:12.41 ID:dj0l8oioo
ナスターシャ「発射音が・・・敵兵はいないか?」
しんのすけ「誰もいないぞ」
ナスターシャ「では・・・頼む」
しんのすけ「・・・むん!」ジャキ
ぴゅ~~~~~~っ
メイリン「水鉄砲かいw」
ナスターシャ「・・・もういいぞ、しんのすけ」
ミラー「なるほど・・・戦闘用と思わしき物は何もないな」
キャンベル「単独潜入、武器は現地調達、まるであの男を思い出すな」
ミラー「スネークか」
キャンベル「そうだ。かつてFOXHOUNDに所属し、私の部下でもあった・・・」
キャンベル「彼もまた、君と同じく伝説の英雄だった」
しんのすけ「ほぉほぉ」
キャンベル「君を見ているとかつて彼と共に従事した作戦を思い出す・・・」
キャンベル「スネークは・・・無事でやっているだろうか・・・」シミジミ
しんのすけ「ぞうさんの似顔絵~」カキカキ
ナオミ「しんちゃん、落書きしちゃだめよ」
キャンベル「・・・」
ナオミ「さ、先へと進みましょう!しんちゃん!」
しんのすけ「誰もいないぞ」
ナスターシャ「では・・・頼む」
しんのすけ「・・・むん!」ジャキ
ぴゅ~~~~~~っ
メイリン「水鉄砲かいw」
ナスターシャ「・・・もういいぞ、しんのすけ」
ミラー「なるほど・・・戦闘用と思わしき物は何もないな」
キャンベル「単独潜入、武器は現地調達、まるであの男を思い出すな」
ミラー「スネークか」
キャンベル「そうだ。かつてFOXHOUNDに所属し、私の部下でもあった・・・」
キャンベル「彼もまた、君と同じく伝説の英雄だった」
しんのすけ「ほぉほぉ」
キャンベル「君を見ているとかつて彼と共に従事した作戦を思い出す・・・」
キャンベル「スネークは・・・無事でやっているだろうか・・・」シミジミ
しんのすけ「ぞうさんの似顔絵~」カキカキ
ナオミ「しんちゃん、落書きしちゃだめよ」
キャンベル「・・・」
ナオミ「さ、先へと進みましょう!しんちゃん!」
237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:27:05.94 ID:dj0l8oioo
タッタッタッタ
しんのすけ「お?」
ガンカメラ「」ニョイーン
しんのすけ「監視カメラがいっぱいあるゾ」
キャンベル「それはガンカメラだ。敵兵を視界に捕えると自動で発砲してくるぞ。気を付けろ」
ニョイーン ニョイーン ニョイーン ニョイーン
ニョイーン ニョイーン ニョイーン ニョイーン
しんのすけ「なんか動きが気持ち悪いゾ・・・」
キャンベル「その先はメタルギアだ。警備が厳重になるのは当然だろう」
メイリン「あんたなら朝飯前でしょ。さっさといきなさい」
しんのすけ「ほーい」スチャ
クルクルクル ガチ
しんのすけ「うっほほーい!」ビュオーン
ナスターシャ「スパイヨーヨー、便利だな」
ミラー「さすがしんのすけの師匠が使っていた物だ。応用性を重視した設計だろう」
スタ
ナオミ「お見事ね。しんちゃん」
しんのすけ「でへへ・・・」
キャンベル「では先へと進んでくれ」
しんのすけ「ほーい、しゅっぱつおしんこ(ry
ガタッ
しんのすけ「お?」
ひゅううううぅぅぅぅーーーーー・・・・
_____ _ _ __ ___ ____ _ _ ___ __
/ ___/ /_| /_| /_ | /___/ /___/ |_| /_//___/ /__ \
/ / ___ __ __ __ ___ _ _ _ _ ___ __/ /
/ / /_ / / __ | / |/ | / __/ / / / / | |/ // __/ / _ /
\ \__/ / / / | | / /| /| | / /__ / /_/ / | // /__ / /| |
\__ / /__/ |_|/__/ |__/ |_| /___/ /___ / |_//___//_/ | |
/ / ______________________________ | |
/ / / CONTINUE E X I T | | |
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
ナオミ「あまり面倒をかけないでくれないかしら・・・」
しんのすけ「お?」
ガンカメラ「」ニョイーン
しんのすけ「監視カメラがいっぱいあるゾ」
キャンベル「それはガンカメラだ。敵兵を視界に捕えると自動で発砲してくるぞ。気を付けろ」
ニョイーン ニョイーン ニョイーン ニョイーン
ニョイーン ニョイーン ニョイーン ニョイーン
しんのすけ「なんか動きが気持ち悪いゾ・・・」
キャンベル「その先はメタルギアだ。警備が厳重になるのは当然だろう」
メイリン「あんたなら朝飯前でしょ。さっさといきなさい」
しんのすけ「ほーい」スチャ
クルクルクル ガチ
しんのすけ「うっほほーい!」ビュオーン
ナスターシャ「スパイヨーヨー、便利だな」
ミラー「さすがしんのすけの師匠が使っていた物だ。応用性を重視した設計だろう」
スタ
ナオミ「お見事ね。しんちゃん」
しんのすけ「でへへ・・・」
キャンベル「では先へと進んでくれ」
しんのすけ「ほーい、しゅっぱつおしんこ(ry
ガタッ
しんのすけ「お?」
ひゅううううぅぅぅぅーーーーー・・・・
_____ _ _ __ ___ ____ _ _ ___ __
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\__ / /__/ |_|/__/ |__/ |_| /___/ /___ / |_//___//_/ | |
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/ / / CONTINUE E X I T | | |
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ナオミ「あまり面倒をかけないでくれないかしら・・・」
238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/19(火) 23:29:46.02 ID:dj0l8oioo
テッテレッテレ♪ テッテレザザッピーーーーーーーーーーーーーー
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーガリガリガリガリガリ
テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:43:24.80 ID:R+DgormBo
地下倉庫北
しんのすけ「お?」
ミラー「どうしたしんのすけ」
ナスターシャ「またデジャブか?」
しんのすけ「なんかだんだん気持ちわるくなってきたゾ・・・」
メイリン「体調が悪いの?」
ナオミ「心拍数、体温、内臓器官その他もろもろは正常な値よ」
しんのすけ「お・・・」
キャンベル「これまでの疲労が溜まっているのかもしれんな」
ナオミ「う、う~ん」
ナオミ「しんちゃん、もうやめたい?」
キャンベル「ナオミ!?何を言い出すんだ!」
ミラー「メタルギアはもう目の前なんだぞ!」
ナオミ「あ、いや・・・」
ナスターシャ「誘導尋問だよ、大佐」
キャンベル「え?」
しんのすけ「オラ大丈夫だゾ・・・」
しんのすけ「せっかくここまできたんだゾ。とうちゃんもかあちゃんもひまも待ってるゾ」
しんのすけ「オラ、自分のおしごと全うするゾ!オラ行くぞ!」
ナスターシャ「な?」
メイリン「ナオミさん、しんのすけの扱いうまいし」
ナオミ「まあ、メンタルケアも仕事だから・・・」
キャンベル「あ・・・すまん私も疲れているのかもしれん」
ナオミ「いえ・・・」
ナスターシャ「全く男共は・・・」
ミラー「・・・」
しんのすけ「お?」
ミラー「どうしたしんのすけ」
ナスターシャ「またデジャブか?」
しんのすけ「なんかだんだん気持ちわるくなってきたゾ・・・」
メイリン「体調が悪いの?」
ナオミ「心拍数、体温、内臓器官その他もろもろは正常な値よ」
しんのすけ「お・・・」
キャンベル「これまでの疲労が溜まっているのかもしれんな」
ナオミ「う、う~ん」
ナオミ「しんちゃん、もうやめたい?」
キャンベル「ナオミ!?何を言い出すんだ!」
ミラー「メタルギアはもう目の前なんだぞ!」
ナオミ「あ、いや・・・」
ナスターシャ「誘導尋問だよ、大佐」
キャンベル「え?」
しんのすけ「オラ大丈夫だゾ・・・」
しんのすけ「せっかくここまできたんだゾ。とうちゃんもかあちゃんもひまも待ってるゾ」
しんのすけ「オラ、自分のおしごと全うするゾ!オラ行くぞ!」
ナスターシャ「な?」
メイリン「ナオミさん、しんのすけの扱いうまいし」
ナオミ「まあ、メンタルケアも仕事だから・・・」
キャンベル「あ・・・すまん私も疲れているのかもしれん」
ナオミ「いえ・・・」
ナスターシャ「全く男共は・・・」
ミラー「・・・」
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:44:29.20 ID:R+DgormBo
地下倉庫 廊下
キャンベル「ついにここまできたな・・・・」
メイリン「長かったわね」
キャンベル「しんのすけ、その扉の奥が、我々の目的、『メタルギア』だ」
しんのすけ「この奥にカンムロボが・・・」キラキラ
メイリン「メタルギアよ。まあ、似たようなもんだけどさ」
ナスターシャ「そういえばさっきはどうして突然そのロボが」
ミラー「何か我々の知らない装備があるのか?」
ナオミ「あのサイボーグのような物も・・・」
しんのすけ「オラにもわかんないゾ。ヒマジンはオラから呼べないゾ」
しんのすけ「カンタムロボもサトーココノカドーで買ったやつだゾ」
ナオミ「それイトーヨカードーじゃ・・・まぁ、その変は気にしても仕方ないわ」
メイリン「そうね、しんのすけは存在自体が不思議だもの」
しんのすけ「おねいさんのお胸がないのも不思議だね」
メイリン「こ、このイガグリ坊主・・・」ワナワナ
キャンベル「しんのすけ・・・メタルギアはもう目前だ」
キャンベル「なんとしても起動を阻止し、核の発射を食い止めてくれ」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
ミラー「・・・」
キャンベル「ついにここまできたな・・・・」
メイリン「長かったわね」
キャンベル「しんのすけ、その扉の奥が、我々の目的、『メタルギア』だ」
しんのすけ「この奥にカンムロボが・・・」キラキラ
メイリン「メタルギアよ。まあ、似たようなもんだけどさ」
ナスターシャ「そういえばさっきはどうして突然そのロボが」
ミラー「何か我々の知らない装備があるのか?」
ナオミ「あのサイボーグのような物も・・・」
しんのすけ「オラにもわかんないゾ。ヒマジンはオラから呼べないゾ」
しんのすけ「カンタムロボもサトーココノカドーで買ったやつだゾ」
ナオミ「それイトーヨカードーじゃ・・・まぁ、その変は気にしても仕方ないわ」
メイリン「そうね、しんのすけは存在自体が不思議だもの」
しんのすけ「おねいさんのお胸がないのも不思議だね」
メイリン「こ、このイガグリ坊主・・・」ワナワナ
キャンベル「しんのすけ・・・メタルギアはもう目前だ」
キャンベル「なんとしても起動を阻止し、核の発射を食い止めてくれ」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
ミラー「・・・」
245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:47:03.11 ID:R+DgormBo
メタルギア格納庫
ドーーーーーーーーーーン・・・
しんのすけ「おお~~~~~~~~~~~~~!!」キラキラキラ
キャンベル「しんのすけ・・・それが世界を破滅へと導く悪魔の兵器、メタルギアだ・・・」
しんのすけ「お、おお・・・」
メイリン「悲しいけど、エメリッヒ博士の言った通り。巨大ロボなんて戦争の為に作られるのよ」
ナオミ「そう、現実にはね・・・」
しんのすけ「なんか、いめぃじしてたのと違うゾ・・・」
ナスターシャ「まあ、アニメのように無駄な装飾は付けたりしないな」
しんのすけ「なんかつぶれたおせんべいみたい・・・」
ナスターシャ「現実には物理法則に乗っ取った設計が必要だからな」
メイリン「巨大ロボの二足歩行って、課題が多いのよ。重心を安定する必要があるからね」
ナスターシャ「戦うとなるとさらにややこしいぞ。地形や換装パーツの設計も細かく計算しないといけないからな」
メイリン「そ、つまりちょっと小石に躓いただけで簡単に転んじゃうの」
しんのすけ「(イメージ中)」モワモワ
しんのすけ「このロボかっこわるいゾ・・・」
メイリン「まぁ、メタルギアはそんな下手なミスないだろうけど」
キャンベル「そうだな、メタルギアの技術は脈々と受け継がれている・・・」
ナオミ「まるで子供を産むようにね・・・」
しんのすけ「ほぉほぉ」
キャンベル「しかし妙だな、見張りの姿が見当たらないが」
しんのすけ「なんで?」
キャンベル「それはこちらが聞きたいのだが・・・しかし好都合だ」
キャンベル「しんのすけ、チャンスだ。今の内に司令室へと向かってくれ」
しんのすけ「ほーい」
ドーーーーーーーーーーン・・・
しんのすけ「おお~~~~~~~~~~~~~!!」キラキラキラ
キャンベル「しんのすけ・・・それが世界を破滅へと導く悪魔の兵器、メタルギアだ・・・」
しんのすけ「お、おお・・・」
メイリン「悲しいけど、エメリッヒ博士の言った通り。巨大ロボなんて戦争の為に作られるのよ」
ナオミ「そう、現実にはね・・・」
しんのすけ「なんか、いめぃじしてたのと違うゾ・・・」
ナスターシャ「まあ、アニメのように無駄な装飾は付けたりしないな」
しんのすけ「なんかつぶれたおせんべいみたい・・・」
ナスターシャ「現実には物理法則に乗っ取った設計が必要だからな」
メイリン「巨大ロボの二足歩行って、課題が多いのよ。重心を安定する必要があるからね」
ナスターシャ「戦うとなるとさらにややこしいぞ。地形や換装パーツの設計も細かく計算しないといけないからな」
メイリン「そ、つまりちょっと小石に躓いただけで簡単に転んじゃうの」
しんのすけ「(イメージ中)」モワモワ
しんのすけ「このロボかっこわるいゾ・・・」
メイリン「まぁ、メタルギアはそんな下手なミスないだろうけど」
キャンベル「そうだな、メタルギアの技術は脈々と受け継がれている・・・」
ナオミ「まるで子供を産むようにね・・・」
しんのすけ「ほぉほぉ」
キャンベル「しかし妙だな、見張りの姿が見当たらないが」
しんのすけ「なんで?」
キャンベル「それはこちらが聞きたいのだが・・・しかし好都合だ」
キャンベル「しんのすけ、チャンスだ。今の内に司令室へと向かってくれ」
しんのすけ「ほーい」
246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:48:17.53 ID:R+DgormBo
メタルギア格納庫 メタルギア頭上
しんのすけ「すべりだいみたいだゾ」
メイリン「そのまま滑り落ちないでね」
キャンベル「敵兵が全くいないのが気になるな・・・」
『配置に戻るぞ!』
キャンベル「まずい!敵兵が戻ってきた!」
ナスターシャ「休憩時間だったのか?」
キャンベル「下から登ってくる。しんのすけ、司令室へと急げ!」
しんのすけ「ほーい、お?」
しんのすけ「お部屋の中に、誰かいるゾ」
リキッド「」ボソボソ
オセロット「」ボソボソ
しんのすけ「あ~!ヤキニクのおじさん!」
ナオミ「横にいるのは・・・」
キャンベル「リキッド・・・生きていたのか!」
しんのすけ「誰それ」
キャンベル「説明しただろう!テロリストのボスだ!」
ナオミ「ガンシップに乗って襲ってきた奴よ!」
しんのすけ「え?でもあれはアクション仮面がやっつけたゾ」
メイリン「ハインドはね。それらしい残骸がレーダーに映ってるわ」
キャンベル「墜落寸前に脱出したんだな・・・リキッドめ!」
しんのすけ「ほぉほぉあれが悪の親玉・・・」
しんのすけ「でもなんか会ったことある気がするゾ」
メイリン「どこでよ」
しんのすけ「わかんないゾ。でもなんとなく」
ナオミ「会ってるわけないわ。あれは筋金入りの軍人よ」
しんのすけ「お~そうだ!」ポン
キャンベル「何か知っているのか!?」
しんのすけ「ルルおねいさんにやっつけられたデカ男に似てるんだゾ!」
メイリン「だれだよそれ・・・」
しんのすけ「すべりだいみたいだゾ」
メイリン「そのまま滑り落ちないでね」
キャンベル「敵兵が全くいないのが気になるな・・・」
『配置に戻るぞ!』
キャンベル「まずい!敵兵が戻ってきた!」
ナスターシャ「休憩時間だったのか?」
キャンベル「下から登ってくる。しんのすけ、司令室へと急げ!」
しんのすけ「ほーい、お?」
しんのすけ「お部屋の中に、誰かいるゾ」
リキッド「」ボソボソ
オセロット「」ボソボソ
しんのすけ「あ~!ヤキニクのおじさん!」
ナオミ「横にいるのは・・・」
キャンベル「リキッド・・・生きていたのか!」
しんのすけ「誰それ」
キャンベル「説明しただろう!テロリストのボスだ!」
ナオミ「ガンシップに乗って襲ってきた奴よ!」
しんのすけ「え?でもあれはアクション仮面がやっつけたゾ」
メイリン「ハインドはね。それらしい残骸がレーダーに映ってるわ」
キャンベル「墜落寸前に脱出したんだな・・・リキッドめ!」
しんのすけ「ほぉほぉあれが悪の親玉・・・」
しんのすけ「でもなんか会ったことある気がするゾ」
メイリン「どこでよ」
しんのすけ「わかんないゾ。でもなんとなく」
ナオミ「会ってるわけないわ。あれは筋金入りの軍人よ」
しんのすけ「お~そうだ!」ポン
キャンベル「何か知っているのか!?」
しんのすけ「ルルおねいさんにやっつけられたデカ男に似てるんだゾ!」
メイリン「だれだよそれ・・・」
248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:50:05.72 ID:R+DgormBo
メタルギア格納庫 司令室前
しんのすけ「なんかしゃべってるゾ」
キャンベル「会話を盗聴するんだ、しんのすけ」
しんのすけ「ほい」ピト
メイリン「糸電話いらないだろ」
オセロット「PALコード入力完了。これでいつでも核が撃てます」
リキッド「ワシントンに俺達が腰抜けではない事を教えてやらねばならんようだ」
オセロット「目標をロシアのチェルノートンにセットしますか?」
リキッド「いや、変更だ」
リキッド「目標は・・・ニッポンのカスカベシティだ」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「どうしたの?」
ナオミ「リキッドは核ミサイルを春日部に撃つと言ってるのよ!!」
しんのすけ「ええっ!?」
リキッド「散々計画を邪魔したあの小僧・・・どうやらお仕置きが必要なようだからな」
リキッド「ふん、コードネーム所か住所も剥き出しにして潜入してくるとは、バカな小僧だ・・・」
オセロット「しかし、いきなり都市に核を撃ちこんでは・・・」
リキッド「もちろんただの私怨ではない」
リキッド「日米は同盟国。しかも先の大戦で原爆を打ち込んでいる実績もある」
リキッド「そんな国にアメリカの核を撃ちこめば米国の権威は失墜、友好条約も取り消しになる」
リキッド「ニッポンもアメリカの手を離れ、自国の自衛権を大義に本格的に軍事武装を始める・・・」
リキッド「ニッポンは地理的にもアジア方面への重要な拠点だ。米軍基地も多数存在する。が、それもすべて水の泡・・・」
リキッド「アメリカは折角手に入れた金ヅルをみすみす失ってしまうわけだ・・・」
オセロット「・・・」
リキッド「しかしニッポンには憲法9条がある。世論の反発も大きい。そこにアメリカの付け入る隙はある」
リキッド「事実の隠蔽も不可能ではないはずだ・・・ワシントンは躍起になって交渉に走る」
オセロット「では春日部でなくともよいのでは・・・」
リキッド「そうだ、ニッポンならばどこでもイイ。カスカベへの理由はしんのすけへの見せしめだ」
リキッド「そしてワシントンは我々が本気である事を再認識するだろう。不服か?オセロット・・・」
オセロット「いえ・・・」
しんのすけ「なんかしゃべってるゾ」
キャンベル「会話を盗聴するんだ、しんのすけ」
しんのすけ「ほい」ピト
メイリン「糸電話いらないだろ」
オセロット「PALコード入力完了。これでいつでも核が撃てます」
リキッド「ワシントンに俺達が腰抜けではない事を教えてやらねばならんようだ」
オセロット「目標をロシアのチェルノートンにセットしますか?」
リキッド「いや、変更だ」
リキッド「目標は・・・ニッポンのカスカベシティだ」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「どうしたの?」
ナオミ「リキッドは核ミサイルを春日部に撃つと言ってるのよ!!」
しんのすけ「ええっ!?」
リキッド「散々計画を邪魔したあの小僧・・・どうやらお仕置きが必要なようだからな」
リキッド「ふん、コードネーム所か住所も剥き出しにして潜入してくるとは、バカな小僧だ・・・」
オセロット「しかし、いきなり都市に核を撃ちこんでは・・・」
リキッド「もちろんただの私怨ではない」
リキッド「日米は同盟国。しかも先の大戦で原爆を打ち込んでいる実績もある」
リキッド「そんな国にアメリカの核を撃ちこめば米国の権威は失墜、友好条約も取り消しになる」
リキッド「ニッポンもアメリカの手を離れ、自国の自衛権を大義に本格的に軍事武装を始める・・・」
リキッド「ニッポンは地理的にもアジア方面への重要な拠点だ。米軍基地も多数存在する。が、それもすべて水の泡・・・」
リキッド「アメリカは折角手に入れた金ヅルをみすみす失ってしまうわけだ・・・」
オセロット「・・・」
リキッド「しかしニッポンには憲法9条がある。世論の反発も大きい。そこにアメリカの付け入る隙はある」
リキッド「事実の隠蔽も不可能ではないはずだ・・・ワシントンは躍起になって交渉に走る」
オセロット「では春日部でなくともよいのでは・・・」
リキッド「そうだ、ニッポンならばどこでもイイ。カスカベへの理由はしんのすけへの見せしめだ」
リキッド「そしてワシントンは我々が本気である事を再認識するだろう。不服か?オセロット・・・」
オセロット「いえ・・・」
249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:53:00.11 ID:R+DgormBo
オセロット「しかしキーを使われると」
リキッド「ああ、十中八九野原一家が所持している。間違いない」
オセロット「だれが・・・ヒロシ・ノハラは私が散々調べましたが」
リキッド「みさえからも何も出なかった。やはり、しんのすけかひまわりのどちらかだろう」
オセロット「シンノスケ・ノハラはここに近づいています。赤ん坊とは別行動のようです」
リキッド「奴の健闘は予想外だったが・・・まぁイイ。この島にいるのなら直に捕えられる」
オセロット「・・・」
リキッド「ふふ、オセロット。口に肉汁が付いているぞ」
オセロット「・・・!」ゴシゴシ
リキッド「随分あの小僧に入れ込んでいるようだな。何を企んでいる」
リキッド「まさかお前も魔法使いになりたいと言い出すんじゃないだろうな?」
リキッド「それともタイムスリップか?西部開拓時代を旅行でもするつもりか・・・」
オセロット「・・・」
リキッド「なんだ?言いたいことがあるなら言って見ろ
オセロット「では、ボス・・・私もひとつお聞きしたい」
リキッド「なんだ?」
オセロット「ボスは・・・【あちら側】の人間ですか?」
リキッド「んん?何を言っているオセロット・・・お前、さっきから様子が変だぞ」
リキッド「あちら側・・・そうだな。確かにあちら側に行こうとしている」
リキッド「オヤジが目指した天国の外側・・・【アウター・ヘブン】にな・・・」
リキッド「ああ、十中八九野原一家が所持している。間違いない」
オセロット「だれが・・・ヒロシ・ノハラは私が散々調べましたが」
リキッド「みさえからも何も出なかった。やはり、しんのすけかひまわりのどちらかだろう」
オセロット「シンノスケ・ノハラはここに近づいています。赤ん坊とは別行動のようです」
リキッド「奴の健闘は予想外だったが・・・まぁイイ。この島にいるのなら直に捕えられる」
オセロット「・・・」
リキッド「ふふ、オセロット。口に肉汁が付いているぞ」
オセロット「・・・!」ゴシゴシ
リキッド「随分あの小僧に入れ込んでいるようだな。何を企んでいる」
リキッド「まさかお前も魔法使いになりたいと言い出すんじゃないだろうな?」
リキッド「それともタイムスリップか?西部開拓時代を旅行でもするつもりか・・・」
オセロット「・・・」
リキッド「なんだ?言いたいことがあるなら言って見ろ
オセロット「では、ボス・・・私もひとつお聞きしたい」
リキッド「なんだ?」
オセロット「ボスは・・・【あちら側】の人間ですか?」
リキッド「んん?何を言っているオセロット・・・お前、さっきから様子が変だぞ」
リキッド「あちら側・・・そうだな。確かにあちら側に行こうとしている」
リキッド「オヤジが目指した天国の外側・・・【アウター・ヘブン】にな・・・」
250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:53:52.98 ID:R+DgormBo
キャンベル「アウター・ヘブン・・・!」
しんのすけ「なにそれ」
キャンベル「かつてFOXHOUNDの司令官でかつ、世界を恐怖に陥れた男・・・」
キャンベル「ビッグ・ボスの目指した理想郷だ・・・」
しんのすけ「どこにあるのそれ」
キャンベル「今はもうない。だが、リキッドは再びあの悪夢を再現しようとしている」
ナオミ「そうよしんちゃん、リキッドはビッグボスの夢を再現しようとしているの・・・」
しんのすけ「たのしい所なの?だったらオラも行きたいゾ~」
キャンベル「バカ言うな!世界中に争いを送り込む戦争屋だぞ!!」
メイリン「キレイなお姉さん所かいかついムキムキマッチョしかいないわよ」
しんのすけ「う・・・だったらオラいい・・・」
リキッド「しんのすけの情報、経歴、装備、それにあの不思議な力・・・奴の情報は全て手に入れた」
リキッド「奴が何をしてこようと、手の内はわかっている。問題はない」
リキッド「オセロット、我々のアウター・ヘブン完成の前に緊張してきたか?」
オセロット「・・・どうやらその用で」
リキッド「わかった。貴様の出番はしばらくはない。しばらく休憩でもしているとイイ」
リキッド「向こう側にはどうやら、我々の味方もいるようだしな・・・」
オセロット「あの情報、やはり正しかったですね」
リキッド「ふん、絵空事過ぎて信用などしてなかったが、事実目の当たりにするとな・・・」
リキッド「だがもうそれも必要ない。手は打ってある」
オセロット「やはり、さすがです。ボス」
オセロット「さすがは、あの男の息子・・・」
251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 21:56:15.20 ID:R+DgormBo
リキッド「妙におだてるな。オセロット」
リキッド「まあいい。何かわかったら知らせろ。カスカベへの目標設定も忘れるな」
オセロット「はい・・・」
しんのすけ「ちょっとまった~~~~~~~~~~~~!!」
キャンベル「バカ!よせ!!」
メイリン「このおバカ!相手はテロの親玉よ!!」
しんのすけ「おじさん!カスカベにミサイル撃ちこんだらダメだゾ!!」
リキッド「・・・」チラ
オセロット「シ、シンノスケ!!」
ナオミ「しんちゃんダメよ!!」
しんのすけ「カスカベには風間君やぼーちゃんやネネちゃんやマサオ君や・・・」
しんのすけ「よしなが先生もまつざか先生も組長も、みんなみんないるんだゾ!!」
しんのすけ「そんな事、オラがさせないゾ!!」
リキッド「・・・ではカスカベ以外ならどこでもいいのか?」
しんのすけ「う・・・そういうわけではないゾ」
リキッド「はん!自分の身内が無事なら残りの連中はどうでもイイか?」
リキッド「偽善者だな!貴様は!」
オセロット「ボス!子供相手に・・・」
リキッド「黙っていろオセロット。この小僧を見ていると反吐が出る・・・」
リキッド「平凡な家庭に生まれ、平凡に育ち、何も知らない分際でちっぽけな正義感を振りかざす、こいつにはな!!」
しんのすけ「な、なんだと~~~!」
リキッド「貴様はいい!帰る家がある貴様はな!!だが我々に帰る家などない!」
リキッド「帰る家がない子供達はどうすればいい・・・?つくるんだ。帰る家を・・・」
リキッド「それの何が悪い!言って見ろ!しんのすけ!」
しんのすけ「ぐぬぬ・・・」
リキッド「まあいい。何かわかったら知らせろ。カスカベへの目標設定も忘れるな」
オセロット「はい・・・」
しんのすけ「ちょっとまった~~~~~~~~~~~~!!」
キャンベル「バカ!よせ!!」
メイリン「このおバカ!相手はテロの親玉よ!!」
しんのすけ「おじさん!カスカベにミサイル撃ちこんだらダメだゾ!!」
リキッド「・・・」チラ
オセロット「シ、シンノスケ!!」
ナオミ「しんちゃんダメよ!!」
しんのすけ「カスカベには風間君やぼーちゃんやネネちゃんやマサオ君や・・・」
しんのすけ「よしなが先生もまつざか先生も組長も、みんなみんないるんだゾ!!」
しんのすけ「そんな事、オラがさせないゾ!!」
リキッド「・・・ではカスカベ以外ならどこでもいいのか?」
しんのすけ「う・・・そういうわけではないゾ」
リキッド「はん!自分の身内が無事なら残りの連中はどうでもイイか?」
リキッド「偽善者だな!貴様は!」
オセロット「ボス!子供相手に・・・」
リキッド「黙っていろオセロット。この小僧を見ていると反吐が出る・・・」
リキッド「平凡な家庭に生まれ、平凡に育ち、何も知らない分際でちっぽけな正義感を振りかざす、こいつにはな!!」
しんのすけ「な、なんだと~~~!」
リキッド「貴様はいい!帰る家がある貴様はな!!だが我々に帰る家などない!」
リキッド「帰る家がない子供達はどうすればいい・・・?つくるんだ。帰る家を・・・」
リキッド「それの何が悪い!言って見ろ!しんのすけ!」
しんのすけ「ぐぬぬ・・・」
253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 22:00:00.64 ID:R+DgormBo
リキッド「ふん、所詮はガキだな。下らん。年甲斐もなくムキになってしまった」
しんのすけ「おじさんは悪いおじさんだゾ・・・悪い奴の思いどおりにはさせないゾ・・・」チャキ
リキッド「ヨーヨーか・・・つくづく子供だな」
しんのすけ「おとなしくお縄につくんだゾ~~~~~~~~~!!」
ナオミ「やめて!!しんちゃん!!」
オセロット「!」ジャキ!
パ
ァ
ン
!
しんのすけ「お?」
フワッ
しんのすけ「 」グラァ
オセロット「・・・」シュウウウ
しんのすけ「(あれ?オラ、浮いて・・・)」
ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・ン
ドサ
しんのすけ「おじさんは悪いおじさんだゾ・・・悪い奴の思いどおりにはさせないゾ・・・」チャキ
リキッド「ヨーヨーか・・・つくづく子供だな」
しんのすけ「おとなしくお縄につくんだゾ~~~~~~~~~!!」
ナオミ「やめて!!しんちゃん!!」
オセロット「!」ジャキ!
パ
ァ
ン
!
しんのすけ「お?」
フワッ
しんのすけ「 」グラァ
オセロット「・・・」シュウウウ
しんのすけ「(あれ?オラ、浮いて・・・)」
ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・ン
ドサ
254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 22:02:15.74 ID:R+DgormBo
オセロット「・・・」クルクル
リキッド「バカが!殺してしまうとは・・・」
オセロット「すいません!つい・・・」
メイリン「え・・・ウソ・・・」
ナスターシャ「しんのすけ!?どうした!返事をしろ!!」
リキッド「まあいい。しんのすけは排水溝に落ちた。ゲノム兵に遺体の探索をさせろ。キーを見つけたら俺を呼べ」
オセロット「はい」
リキッド「あっけない幕切れだったな。しんのすけ・・・」ニヤ
オセロット「・・・」
カン カン カン カン カン ・ ・ ・
キャンベル「しんのすけ!応答するんだ!しんのすけェェェェエエ!!」
全員「 し ん の す け ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ! ! 」
しんのすけ「 」
リキッド「バカが!殺してしまうとは・・・」
オセロット「すいません!つい・・・」
メイリン「え・・・ウソ・・・」
ナスターシャ「しんのすけ!?どうした!返事をしろ!!」
リキッド「まあいい。しんのすけは排水溝に落ちた。ゲノム兵に遺体の探索をさせろ。キーを見つけたら俺を呼べ」
オセロット「はい」
リキッド「あっけない幕切れだったな。しんのすけ・・・」ニヤ
オセロット「・・・」
カン カン カン カン カン ・ ・ ・
キャンベル「しんのすけ!応答するんだ!しんのすけェェェェエエ!!」
全員「 し ん の す け ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ! ! 」
しんのすけ「 」
255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 22:03:04.31 ID:R+DgormBo
_____ _ _ __ ___ ____ _ _ ___ __
/ ___/ /_| /_| /_ | /___/ /___/ |_| /_//___/ /__ \
/ / ___ __ __ __ ___ _ _ _ _ ___ __/ /
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\ \__/ / / / | | / /| /| | / /__ / /_/ / | // /__ / /| |
\__ / /__/ |_|/__/ |__/ |_| /___/ /___ / |_//___//_/ | |
/ / ______________________________ | |
/ / / CONTINUE E X I T | | |
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
⇒【 E X I T 】
259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:24:06.79 ID:R+DgormBo
しんのすけ「お?」
チュンチュン・・・チュンチュン・・
野原家
しんのすけ「・・・」
みさえ「コラしんのすけ!いいかげんおき・・・あら」
みさえ「珍しく早起きね、あんた」
しんのすけ「かあちゃん・・・」
みさえ「あーわかった。あんたさては怖い夢見たでしょw」
みさえ「だから夜更かしせずに早く寝なさいっていったでしょ」
ひろし「いってきまーす」
みさえ「いってらしゃーい。ほら、あんたもパパにあいさつなさい!」
しんのすけ「いってらっしゃい・・・」
みさえ「あんた、折角早起きしたんだから今日こそバスに乗りなさいよ」
みさえ「後せっかくだからシロにご飯あげてきて。はい」コト
しんのすけ「シロ・・・」
シロ「あんっあんっ!」
しんのすけ「・・・」ス
シロ「あんあんっ!がつがつ・・・」
しんのすけ「おいしい?」
シロ「あんっ!」ガツガツ
ひまわり「たいに~、たい~、たい~」
みさえ「しんのすけー、早くご飯食べて着替えなさーい」
ひまわり「みうく、みうく~」
みさえ「ひまちゃんも朝ごはん食べましょうね~」
しんのすけ「・・・」
ぷっぷー
よしなが先生「おはようございます、野原さん」
みさえ「おはようございます!今日はね~、バス間に合いそうなんです~♪」
よしなが先生「あら珍しい。やっと起きれるようになったの?しんちゃん」
しんのすけ「みどり・・・」
みさえ「こら!下の名前で呼ぶな!もう、すいませんね先生w」
よしなが先生「いいんですよwさ、しんちゃん、バスに乗りましょ」
しんのすけ「・・・」
ぷっぷー ぶお~ん・・・
チュンチュン・・・チュンチュン・・
野原家
しんのすけ「・・・」
みさえ「コラしんのすけ!いいかげんおき・・・あら」
みさえ「珍しく早起きね、あんた」
しんのすけ「かあちゃん・・・」
みさえ「あーわかった。あんたさては怖い夢見たでしょw」
みさえ「だから夜更かしせずに早く寝なさいっていったでしょ」
ひろし「いってきまーす」
みさえ「いってらしゃーい。ほら、あんたもパパにあいさつなさい!」
しんのすけ「いってらっしゃい・・・」
みさえ「あんた、折角早起きしたんだから今日こそバスに乗りなさいよ」
みさえ「後せっかくだからシロにご飯あげてきて。はい」コト
しんのすけ「シロ・・・」
シロ「あんっあんっ!」
しんのすけ「・・・」ス
シロ「あんあんっ!がつがつ・・・」
しんのすけ「おいしい?」
シロ「あんっ!」ガツガツ
ひまわり「たいに~、たい~、たい~」
みさえ「しんのすけー、早くご飯食べて着替えなさーい」
ひまわり「みうく、みうく~」
みさえ「ひまちゃんも朝ごはん食べましょうね~」
しんのすけ「・・・」
ぷっぷー
よしなが先生「おはようございます、野原さん」
みさえ「おはようございます!今日はね~、バス間に合いそうなんです~♪」
よしなが先生「あら珍しい。やっと起きれるようになったの?しんちゃん」
しんのすけ「みどり・・・」
みさえ「こら!下の名前で呼ぶな!もう、すいませんね先生w」
よしなが先生「いいんですよwさ、しんちゃん、バスに乗りましょ」
しんのすけ「・・・」
ぷっぷー ぶお~ん・・・
260: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:25:14.89 ID:R+DgormBo
幼稚園バス
風間「しんのすけがバス乗ってるなんて、違和感があるな・・・」
マサオ「初めてじゃない?珍しいね」
ボー「め ずら し い」ズズー
ネネ「ははーん、しんちゃん、さてはおもらししたでしょ」
しんのすけ「・・・」
風間「どうせ夜更かししてホラー映画でも見てたんだろ。だめだぞ、早く寝ないと」
ネネ「夜更かしはお肌に悪いわよー」
しんのすけ「・・・ねえ、みんな」
全員「?」
しんのすけ「もうすぐここに、ミサイルが振ってくるって言ったら・・・信じる?」
全員「・・・」
マサオ「ホラーじゃなくてSF映画じゃない?」
風間「おまえ影響されすぎだよ。なんでミサイルがここに降ってくるんだよw」
ボー「か すかべ ぼうえい たいの でばん」ズズー
ネネ「ミサイルなんてアタシが跳ね返してやるわよw」
ぷっぷー ぷしゅー
よしなが先生「みんなー、降りるわよー」
ぞろぞろ ぞろぞろ
よしなが先生「みんな降りたー!?」
風間「せんせー、しんのすけがまだでーす」
よしなが先生「え?しんちゃん、はやく降りないとダメよー」
よしなが先生「おりてらっしゃーい」
しんのすけ「ほーい」トトト
バタン!
しんのすけ「お!?」ベチ
運転手「・・・」
しんのすけ「え、ちょ、開けてよおじさん!」ガチャガチャ
運転手「降りるのか?」
しんのすけ「あたりまえだゾ!オラ、幼稚園にいくんだゾ!」
運転手「・・・」
ぷしゅー
風間「しんのすけ、ダメじゃないか。運転手さんに迷惑かけたら」
しんのすけ「オラなんにもしてないゾ!あのおじさんが勝手に・・・」
よしなが先生「バカ言ってないで、はやく行くわよ。ほら、おいで・・・」
しんのすけ「・・・」
風間「しんのすけがバス乗ってるなんて、違和感があるな・・・」
マサオ「初めてじゃない?珍しいね」
ボー「め ずら し い」ズズー
ネネ「ははーん、しんちゃん、さてはおもらししたでしょ」
しんのすけ「・・・」
風間「どうせ夜更かししてホラー映画でも見てたんだろ。だめだぞ、早く寝ないと」
ネネ「夜更かしはお肌に悪いわよー」
しんのすけ「・・・ねえ、みんな」
全員「?」
しんのすけ「もうすぐここに、ミサイルが振ってくるって言ったら・・・信じる?」
全員「・・・」
マサオ「ホラーじゃなくてSF映画じゃない?」
風間「おまえ影響されすぎだよ。なんでミサイルがここに降ってくるんだよw」
ボー「か すかべ ぼうえい たいの でばん」ズズー
ネネ「ミサイルなんてアタシが跳ね返してやるわよw」
ぷっぷー ぷしゅー
よしなが先生「みんなー、降りるわよー」
ぞろぞろ ぞろぞろ
よしなが先生「みんな降りたー!?」
風間「せんせー、しんのすけがまだでーす」
よしなが先生「え?しんちゃん、はやく降りないとダメよー」
よしなが先生「おりてらっしゃーい」
しんのすけ「ほーい」トトト
バタン!
しんのすけ「お!?」ベチ
運転手「・・・」
しんのすけ「え、ちょ、開けてよおじさん!」ガチャガチャ
運転手「降りるのか?」
しんのすけ「あたりまえだゾ!オラ、幼稚園にいくんだゾ!」
運転手「・・・」
ぷしゅー
風間「しんのすけ、ダメじゃないか。運転手さんに迷惑かけたら」
しんのすけ「オラなんにもしてないゾ!あのおじさんが勝手に・・・」
よしなが先生「バカ言ってないで、はやく行くわよ。ほら、おいで・・・」
しんのすけ「・・・」
261: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:26:35.90 ID:R+DgormBo
双葉幼稚園 夕方
「せんせーさよーならー」
よしなが先生「はい、さよーならー」
みさえ「しんちゃーん、帰るわよー」
しんのすけ「・・・」
よしなが先生「(しんのすけ君、今日ちょっとおかしいんですよ・・・なんか暗いし)」ヒソ
みさえ「(ああ、どうやら、前日に怖い夢でも見たみたいで・・・w)」ヒソ
よしなが先生「あ~、なるほどw」ヒソ
みさえ「しんのすけ、いつまでぼんやりしてんの。帰るわよ」
みさえ「今夜は焼肉よ。はやくしないとパパに食べられちゃうわよ~」
ひまわり「たいた~い」
野原家 夜
ひろし「ぷはぁ~!この一杯の為に生きている~!」
みさえ「あなた、しんのすけがマネするからやめてっていつも言ってるでしょ」
ひろし「いいじゃねえか焼肉の時くらいよ~、な?しんのすけ!」
しんのすけ「・・・」
ひろし「なんかノリ悪いな・・・あれか、昨日みた悪夢、まだ引きずってるのかw」
みさえ「なんか幼稚園でもね、カスカベにミサイルが飛んでくる~って騒いでたらしいの」
ひろし「うへえwそらこええwじゃ、ミサイルが振ってくる前にもう一杯・・・」トクトク
みさえ「ちょっとあなた、飲み過ぎよw」
ポロ・・・ポロ・・・
しんのすけ「オラ・・・ずっとこうしてたいぞ・・・」
ひまわり「た?」
しんのすけ「朝寝坊して・・・かあちゃんに自転車で送られて・・・」
しんのすけ「幼稚園でみんなと遊んで・・・夜になったらおうち帰って・・・」
ひろし「し、しんのすけ?」
しんのすけ「アクション仮面みて・・・ごはんたべて・・・休みの日にはシロの散歩もやって・・・」
みさえ「こ、こりゃあ重傷だわ・・・」
「せんせーさよーならー」
よしなが先生「はい、さよーならー」
みさえ「しんちゃーん、帰るわよー」
しんのすけ「・・・」
よしなが先生「(しんのすけ君、今日ちょっとおかしいんですよ・・・なんか暗いし)」ヒソ
みさえ「(ああ、どうやら、前日に怖い夢でも見たみたいで・・・w)」ヒソ
よしなが先生「あ~、なるほどw」ヒソ
みさえ「しんのすけ、いつまでぼんやりしてんの。帰るわよ」
みさえ「今夜は焼肉よ。はやくしないとパパに食べられちゃうわよ~」
ひまわり「たいた~い」
野原家 夜
ひろし「ぷはぁ~!この一杯の為に生きている~!」
みさえ「あなた、しんのすけがマネするからやめてっていつも言ってるでしょ」
ひろし「いいじゃねえか焼肉の時くらいよ~、な?しんのすけ!」
しんのすけ「・・・」
ひろし「なんかノリ悪いな・・・あれか、昨日みた悪夢、まだ引きずってるのかw」
みさえ「なんか幼稚園でもね、カスカベにミサイルが飛んでくる~って騒いでたらしいの」
ひろし「うへえwそらこええwじゃ、ミサイルが振ってくる前にもう一杯・・・」トクトク
みさえ「ちょっとあなた、飲み過ぎよw」
ポロ・・・ポロ・・・
しんのすけ「オラ・・・ずっとこうしてたいぞ・・・」
ひまわり「た?」
しんのすけ「朝寝坊して・・・かあちゃんに自転車で送られて・・・」
しんのすけ「幼稚園でみんなと遊んで・・・夜になったらおうち帰って・・・」
ひろし「し、しんのすけ?」
しんのすけ「アクション仮面みて・・・ごはんたべて・・・休みの日にはシロの散歩もやって・・・」
みさえ「こ、こりゃあ重傷だわ・・・」
262: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:27:45.29 ID:R+DgormBo
しんのすけ「ひまの世話もして・・・みんなで布団に入って寝て・・・朝になったらまた寝坊して・・・」
しんのすけ「そうやって毎日過ごすんだゾ!とおちゃんもかあちゃんも風間くんもマサオくんもネネちゃんもぼーちゃんも」
しんのすけ「シロもひまわりも先生もななこおねいさんもみっちーもよしりんも・・・」
しんのすけ「みんななくなるなんてオラいやだゾ!絶対にイヤだ!」
しんのすけ「オラの毎日が!なくなるなんて!みんながなくなるなんて!」
しんのすけ「 絶 対 に イ ヤ だ ! ! 」
運転手「だったらここで降りるわけにはいかないな」
263: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:29:17.09 ID:R+DgormBo
しんのすけ「お、おじさん!?」
運転手「そうだ、君にはまだやるべきことが残っている」
運転手「君がすべき、君だけにしかできない、君にのみ与えられた宿命が」
しんのすけ「・・・」
ひろし「おいあんた!ひとんちに上がり込んでいきなりなんだよ!」
みさえ「そうよ!しかも土足で・・・警察呼ぶわよ!」
しんのすけ「・・・」
運転手「下らん物を・・・」ギリ
運転手「おい!いい加減迎えを寄こしたらどうだ!」
運転手「貴様らが始めた事だろう!途中で投げるのか!?」
運転手「 し ん の す け は ま だ い き て い る ! ! 」
みさえ「あなた・・・この人やばい・・・」ギュ
ひろし「け、けいさつだ!警察を呼べ!!」
ひろし「おい!しんのすけ!はやくこっちこい!!」
みさえ「そうよ!しんのすけ!!」
しんのすけ「・・・」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「あん!あん!ガルルルル・・・」
ドガアアアアアアアアアアア!!
みさえ・ひろし「!?」
運転手「そうだ、君にはまだやるべきことが残っている」
運転手「君がすべき、君だけにしかできない、君にのみ与えられた宿命が」
しんのすけ「・・・」
ひろし「おいあんた!ひとんちに上がり込んでいきなりなんだよ!」
みさえ「そうよ!しかも土足で・・・警察呼ぶわよ!」
しんのすけ「・・・」
運転手「下らん物を・・・」ギリ
運転手「おい!いい加減迎えを寄こしたらどうだ!」
運転手「貴様らが始めた事だろう!途中で投げるのか!?」
運転手「 し ん の す け は ま だ い き て い る ! ! 」
みさえ「あなた・・・この人やばい・・・」ギュ
ひろし「け、けいさつだ!警察を呼べ!!」
ひろし「おい!しんのすけ!はやくこっちこい!!」
みさえ「そうよ!しんのすけ!!」
しんのすけ「・・・」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「あん!あん!ガルルルル・・・」
ドガアアアアアアアアアアア!!
みさえ・ひろし「!?」
264: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:30:56.45 ID:R+DgormBo
バキバキ・・・ボコォ
みさえ「よ、幼稚園バス・・・」
ひろし「なんだよ・・・俺達を誘拐しようってのか!?」
みさえ「しんのすけをどうするつもり!?」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「あんっ!あんっ!」
しんのすけ「・・・」
運転手「俺はこのバスの運転手だ。俺はバスに乗る」
運転手「言っておくが俺は一人でも続ける。誰が始めたか知らんが、この下らん茶番にはいい加減うんざりしているからな」
運転手「お前は・・・乗るか?」
しんのすけ「・・・」
ひろし「よせ!しんのすけ!行くな!!」
みさえ「ダメよ!しんのすけええええええええ!!!」
ひまわり「びええええええええええええん!!」
シロ「くぅぅぅぅん・・・」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「とうちゃん、かあちゃん、ひまわり、シロ・・・」
しんのすけ「ごめんね。オラ・・・」
「しんのすけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー・・・
・・・
ぷっぷー
265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:34:07.76 ID:R+DgormBo
運転手「よかったのか?」
しんのすけ「いいんだゾ。オラ、わかってるから」
しんのすけ「オラ帰るゾ。じぶんのやくめを まっとお するゾ」
運転手「お前!初めからわかって・・・!」
しんのすけ「あのとうちゃんとかあちゃんは本当のとうちゃんとかあちゃんじゃないゾ」
しんのすけ「あのとうちゃんとかあちゃんはオラの中のふたりだゾ」
しんのすけ「おじさんと一緒だゾ」
運転手「・・・俺も責任は感じている」
運転手「・・・」ギリ
しんのすけ「どこまで、走るの?」
運転手「時期に「目覚まし」がなるだろう。そこまでだ。窓の外を見てみろ」
しんのすけ「お?」
( な・・・なぜ!?・・・うおおっ!!)
(私、引き金がすぐに引けなかった。訓練ではちゃんとやれたのに・・・。指を引くだけで、相手の命が終わってしまうと思うと、怖かった・・・)
(このままでは・・・人の思念が入ってくる。最後くらいは自分でいたい。俺だけの世界にこもりたい)
(さあ英雄・・・私を解放して・・・!)
(どうしてなんだ・・・愛してた・・・)
(だが・・・俺の残骸は残らない、俺の魂も肉も、こいつらに同化する!!)
しんのすけ「・・・」
運転手「あれが何かはわかるな?」
しんのすけ「・・・つづきは?」
運転手「それは自分で確かめろ」
しんのすけ「あ~ん、いけずぅ~」
運転手「ハハ、やはり君はおもしろいな」
しんのすけ「それほどでもぉ~」
266: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:35:36.65 ID:R+DgormBo
しんのすけ「ねえ、おじさん」
運転手「なんだ」
しんのすけ「『えいゆう』って何?」
運転手「どうした突然」
しんのすけ「みんながオラをそうよぶんだゾ。オラ、野原しんのすけなのに」
運転手「・・・君の活躍は知っている。それを踏まえた上で言わせてもらう」
運転手「英雄などいない。ここまでも、そしてこれからも」
運転手「君は野原しんのすけ。春日部の、ごく普通の、ありふれた平凡な幼稚園児だ」
しんのすけ「だよね」
運転手「ああ」
・・・
【CALL】
運転手「そら、目覚ましが鳴ったぞ。そろそろ起きる時間だ」
267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/20(水) 23:37:03.10 ID:R+DgormBo
【CALL】
しんのすけ「・・・」
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ ポタ
【CALL】
しんのすけ「・・・」
ポタ ポタタ ピチョンッ
【CALL】
しんのすけ「・・・うう・・・えぐぅ・・・うっ・・・とうちゃん・・・かあちゃん・・・ひぐっ・・・ひま・・・シロ・・・」
運転手「・・・」
運転手「泣くな、男だろう」
【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】【CALL】
272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:21:14.33 ID:1lHg53bFo
メタルギア格納庫
しんのすけ「・・・」
キャンベル「しんのすけか!?無事か!しんのすけ!」
しんのすけ「お・・・」プラプラ
メイリン「しんのすけ!?」
ナオミ「大佐!目を覚ましたわ!脈拍、心拍数共に正常値に回復!」
ナオミ「聴覚も届いているはずよ!声をかけて!」
キャンベル「しんのすけ!聞こえるか!しんのすけ!!」
しんのすけ「ここ・・・どこ・・・?」プラプラ
ナスターシャ「しんのすけ・・・無事でよかった」
メイリン「このおバカ!いきなり飛び出して行くなんて、何考えてるの!」
キャンベル「しんのすけ・・・よかった。本当によかった・・・」
しんのすけ「お・・・?」プラプラ
キャンベル「君は気を失っていたんだ・・・オセロットの銃撃に吹き飛ばされてな・・・」
メイリン「司令室から突き落とされたのよ!もう・・・心配したんだから・・・」
しんのすけ「そういえば・・・オラヤキニクのおじさんに・・・」プラプラ
ギチ ギチ プラーン
しんのすけ「お・・・?オラ、浮いてる・・・?」プラーン
ナスターシャ「しんのすけ、背中を見てみろ」
しんのすけ「お・・・?」チラ
【みさえの勝負下着(ブラ)】
しんのすけ「これ・・・かあちゃんの・・・」プラプラ
キャンベル「下着が引っかかって助かったんだ・・・そのまま落ちていたら君は間違いなく死んでいた」
ナオミ「お母さんが、助けてくれたのね・・・」
しんのすけ「かあちゃんが・・・う!」ズキ
メイリン「痛むの?待ってて、今ナノマシンで鎮痛剤を投与してあげる」
しんのすけ「おお、なんか楽になってきたゾ」チュイーン
ナオミ「君が気を失っている間にナノマシンで検査したわ。大丈夫、どこにも怪我はないわ」
キャンベル「とりあえずそのままぶらさがっているわけにもいくまい。どこかに降りるんだ」
273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:22:10.94 ID:1lHg53bFo
メタルギア格納庫 中腹
しんのすけ「ふう」
キャンベル「まったく、君と言う奴は・・・」
ナオミ「少し打撲した様ね」
しんのすけ「オラ、なんで助かったの?ピストルで撃たれたのに・・・」
メイリン「それはね・・・」
ナスターシャ「しんのすけ、撃たれた箇所を見てみろ」
しんのすけ「お?」
しんのすけ「おお、全然何もないゾ」
キャンベル「君が撃たれたのは空気弾だ・・・君が吹き飛ばされたのはそのせいだ」
ナスターシャ「君は体が小さい。身体が圧力に負けて浮いてしまったのだろう」
ナオミ「だから、その、助けてくれたのよ・・・オセロットが」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんが?」
キャンベル「信じがたい事だが・・・あの場面でオセロットが吹き飛ばさなければ、君は間違いなく殺されていた」
メイリン「でも気を許しちゃだめよ」
キャンベル「そうだ。奴はテロリストの一員だ。きっと何か企んでいるに違いない」
ナスターシャ「さっきの会話もそうだ。オセロットは何か様子がおかしい。何か別の動きを・・・」
ナオミ「・・・」
しんのすけ「でも、助けてくれた事には感謝しないとダメだゾ」
キャンベル「まあ、そうだが・・・」
しんのすけ「うっ」ズキ
ナスターシャ「空気銃と言えど奴の獲物を考えれば十分威力はある。骨を痛めたのかもしれんな・・・」
ナオミ「しんちゃん、触っちゃダメ。ナノマシンで被弾箇所をマッサージしてあげるわ」
ブルブルブルブルブル
しんのすけ「オラ寝てたの?」
キャンベル「ああそうだ。10分程気を失っていた」
しんのすけ「オラ、夢を見たゾ」
メイリン「夢?」
しんのすけ「オラ、カスカベでいつもと変わらない生活を送ってたゾ」
しんのすけ「でも幼稚園バスの運転手さんがいきなり突っ込んできて、オラをバスに乗せるんだゾ」
ナスターシャ「縁起の悪い夢だな・・・死神でも現れたか」
しんのすけ「違うぞ。運転手さんはオラの味方だゾ。オラはバスに自分から乗るんだゾ」
しんのすけ「運転手さんは言うんだゾ。目覚ましがなったら起きろって」
メイリン「ねぼすけのあんたが?よく起きれたわね」
しんのすけ「でもひとつだけ、気になる事があるんだゾ」
しんのすけ「オラ・・・なんでかしらないけど、ずっと泣いてたゾ」
しんのすけ「なんかよくわかんないけど、すっごく悲しくなって」
ナオミ「・・・」
しんのすけ「ふう」
キャンベル「まったく、君と言う奴は・・・」
ナオミ「少し打撲した様ね」
しんのすけ「オラ、なんで助かったの?ピストルで撃たれたのに・・・」
メイリン「それはね・・・」
ナスターシャ「しんのすけ、撃たれた箇所を見てみろ」
しんのすけ「お?」
しんのすけ「おお、全然何もないゾ」
キャンベル「君が撃たれたのは空気弾だ・・・君が吹き飛ばされたのはそのせいだ」
ナスターシャ「君は体が小さい。身体が圧力に負けて浮いてしまったのだろう」
ナオミ「だから、その、助けてくれたのよ・・・オセロットが」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんが?」
キャンベル「信じがたい事だが・・・あの場面でオセロットが吹き飛ばさなければ、君は間違いなく殺されていた」
メイリン「でも気を許しちゃだめよ」
キャンベル「そうだ。奴はテロリストの一員だ。きっと何か企んでいるに違いない」
ナスターシャ「さっきの会話もそうだ。オセロットは何か様子がおかしい。何か別の動きを・・・」
ナオミ「・・・」
しんのすけ「でも、助けてくれた事には感謝しないとダメだゾ」
キャンベル「まあ、そうだが・・・」
しんのすけ「うっ」ズキ
ナスターシャ「空気銃と言えど奴の獲物を考えれば十分威力はある。骨を痛めたのかもしれんな・・・」
ナオミ「しんちゃん、触っちゃダメ。ナノマシンで被弾箇所をマッサージしてあげるわ」
ブルブルブルブルブル
しんのすけ「オラ寝てたの?」
キャンベル「ああそうだ。10分程気を失っていた」
しんのすけ「オラ、夢を見たゾ」
メイリン「夢?」
しんのすけ「オラ、カスカベでいつもと変わらない生活を送ってたゾ」
しんのすけ「でも幼稚園バスの運転手さんがいきなり突っ込んできて、オラをバスに乗せるんだゾ」
ナスターシャ「縁起の悪い夢だな・・・死神でも現れたか」
しんのすけ「違うぞ。運転手さんはオラの味方だゾ。オラはバスに自分から乗るんだゾ」
しんのすけ「運転手さんは言うんだゾ。目覚ましがなったら起きろって」
メイリン「ねぼすけのあんたが?よく起きれたわね」
しんのすけ「でもひとつだけ、気になる事があるんだゾ」
しんのすけ「オラ・・・なんでかしらないけど、ずっと泣いてたゾ」
しんのすけ「なんかよくわかんないけど、すっごく悲しくなって」
ナオミ「・・・」
274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:22:50.32 ID:1lHg53bFo
メイリン「やっぱりなんだかんだで子供だもんね・・・怖かったでしょ」
キャンベル「しんのすけ・・・すまない。大の大人が、園児の君に頼りっぱなしで」
しんのすけ「いいってことよ~」
キャンベル「しんのすけ、ありがとう。ほんとうにありがとう・・・」
ナスターシャ「動けるか?しんのすけ」
しんのすけ「おいっちにっおいっちにっ」クイクイ
しんのすけ「けつだけ星人~~~ぶりぶり~~~」チョロチョロ
しんのすけ「ふう、オラはぜっこおちょおだゾ!」
ナスターシャ「キャンベル・・・奴らはPALコードを入力したと言っていた」
メイリン「しかも目標は春日部よ。急がないと」
キャンベル「そうだな・・・ではしんのすけ、任務を再開しよう」
しんのすけ「ほい!」
キャンベル「奴らは核を撃つ目前だ。なんとしても防がねばならん」
キャンベル「君はいま格納庫中腹、メタルギアの胴体に当たる部分にいる」
キャンベル「まずは司令室へと戻り、PALの解除をするんだ」
キャンベル「しんのすけ・・・ふがいない大人達ですまない・・・」
しんのすけ「オラふとらないなんて、思ってないゾ」
メイリン「ふがいない、よ」
しんのすけ「泥船に乗ったつもりで、任せとけ!」エッヘン
メイリン「だから、泥船じゃ・・・ふふ、いつものしんのすけね」
しんのすけ「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」
ナオミ「・・・」
275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:23:29.18 ID:1lHg53bFo
格納庫 司令室
しんのすけ「おかえりー」
キャンベル「あいさつはいい。さて、まずはPALを・・・」
ナスターシャ「といっても、キーがないぞ」
キャンベル「リキッドは野原一家の誰かが持っていると言っていた・・・」
ナスターシャ「ひまわりかしんのすけのどちらかと、かなりの確信を持っていたな」
キャンベル「しんのすけ・・・本当に心当たりはないか?」
しんのすけ「ん~」
しんのすけ「あ、あった!」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「おでき!」
全員「」ガク
メイリン「デッキね・・・ん?そういえば」
ナスターシャ「CD-ROMを持っていたな」
メイリン「まさか・・・それ?」
キャンベル「やってみる価値はあるな・・・」
メイリン「ちょっとまって、解析準備を・・・はい、OK」カタカタ
メイリン「しんのすけ、CDをデッキに入れて見て」
しんのすけ「ほーい」ウイーン
ウイーーン・・・カリカリカリ・・・
ウイーーーーーーーーーーーーーーン!
ナスターシャ「反応したぞ!」
メイリン「まさか、ビンゴ!?」
しんのすけ「お?」
・・・ ・・・ ・・・・
「パワフルパワフルパワフル全開な~~~~~あ~~~~みさ~~~~え~~~~~wwwwwww」
全員「・・・」
「おばかーーーーなーーーいちにちげんーーーーーきだーーーーーゾーーーーーーーwwwwwww」
( し ん の す け ! ! )
ゲノム兵「なんだ!」ガバッ
【ALERT】99・99
276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:24:17.94 ID:1lHg53bFo
『配置に戻るぞ』
しんのすけ「ふう」スポン
メイリン「何・・・今の・・・」
ナスターシャ「音声ファイルのようだが・・・」
しんのすけ「おおっ思い出したゾ!」
しんのすけ「オラがさくしさっきょくした、お歌のCDだゾ!」
しんのすけ「バーベル会社の人に、作ってもらったんだゾ・・・」デヘヘ
メイリン「もはや突っ込む気も失せたわ・・・」
ナスターシャ「もっぺん眠れ。君は」
キャンベル「しかし・・・これ以外にそれらしき物は・・・」
メイリン「は~あ、ダメかぁ・・・これで希望は潰えたわね・・・」
メイリン「大体シャンプー持ち込むとかとかマジ意味わかんないわ。あんた元スパイでしょ?」
メイリン「せめてUSBメモリーでも持ってきたらどうなのよ」
しんのすけ「でへへ・・・それほどでもぉ~」
メイリン「ほめてねーよ」
【CALL】
オタコン「ちょっと!今の何!?」
しんのすけ「お?合コンのおじさん」
オタコン「お?じゃないよ・・・君の歌が、突然流れてきたんだ!」
オタコン「君、今何かしたかい?」
メイリン「まさかこのデッキって・・・」
しんのすけ「おできにCD入れただけだゾ」
オタコン「おできって、司令室のデッキの事かい?」
しんのすけ「そうともゆー」
オタコン「それ、施設職員への放送用音声回路なんだけど」
しんのすけ「お・・・」
ナスターシャ「つまり、今の歌が島の全施設に流れたわけだな」
メイリン「しかも音量最大で」
しんのすけ「・・・」タラーン
しんのすけ「死ぬほど恥ずかしいゾ・・・」
メイリン「羞恥心あったのねあんた」
277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:25:33.80 ID:1lHg53bFo
オタコン「そうか、君は今司令室にいるのか。よくたどり着いたね・・・」
しんのすけ「カンタムロボが目の前にあるゾ。このロボ、デザインが悪いゾ・・・」
オタコン「はは、機能効率を重視したからね。カンタムロボみたいに顔や飾りは付けられなかったんだよ」
しんのすけ「ほぉほぉ・・・」
キャンベル「ちょうどイイ、しんのすけ。PALの解除方法を博士に聞いてみるんだ」
しんのすけ「ほーい。おじさん、これどうやって止めんの?」
オタコン「まあ司令室にいるなら好都合だ。そこにPALキーの入力デバイスがあるだろう?」
しんのすけ「お?」
オタコン「3つノートパソコンが並んでいるだろう?」
しんのすけ「ほおほお・・・」
オタコン「PALキーはとある仕掛けが施してあるんだ」
オタコン「形状記憶合金でね。温度によって鍵が変わる。常温、低温、高温の3つだ」
オタコン「しかしこれは緊急用の解除キーだ。一度使うともうキーは使えない」
オタコン「順番は常温、低温、高温の順だ。間違えないでくれ。さあ!」
しんのすけ「ねえねえおじさん、オラそのHALキーっての持ってないんだけど」
オタコン「・・・ え え っ ! ? 」
メイリン「PALな」
オタコン「じゃ君、なんでそこにいるのさ!?」
しんのすけ「さあ?」
オタコン「さあって・・・無線ではなんと?」
しんのすけ「なんかそれっぽいのがあるからとりあえず行って見ろって」
オタコン「ああ、それがさっきのCDか・・・」
しんのすけ「オラが作詞作曲した名曲だゾ・・・」ニタァ
オタコン「聞いてないよそんな事・・・全くもう、君は世話が焼けるなぁ!」
しんのすけ「お?」
オタコン「ちょっと待ってて・・・今セキュリティに侵入してみるから・・・」
オタコン「ああくそ・・・持ってないなら先に言ってくれよ・・・」ブツブツ
しんのすけ「なんか興奮してるゾ」
メイリン「呆れてるのよ。おバカ」
278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:26:43.50 ID:1lHg53bFo
【オタコンの連絡待ち】
しんのすけ「暇だなぁ」ボリボリ
ナスターシャ「おやつを食うな」
メイリン「遠足か」
しんのすけ「このぱそこん、ゲーム入ってない?」
キャンベル「あるだろうがやるんじゃないぞ。今は任務中だ」
しんのすけ「え~ケチ~」
キャンベル「緊張感はないのか君は・・」
【CALL】
ミラー「しんのすけ・・・無事だったか」
しんのすけ「お、グラサンのおじさんおかえり」
ミラー「敵にやられたと聞いたが・・・無事だったか。よかった」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんが助けてくれたらしいゾ」
ミラー「ふむ・・・どうやら、奴は奴で何か企んでいるようだな」
ミラー「その件を踏まえてだな・・・しんのすけ、ちょっと」
しんのすけ「お?」
ミラー「ナオミ・ハンターという女の事だが」ボソ
キャンベル「ナオミがどうかしたか?」
ミラー「キャンベル!まあいい・・・キャンベルも聞いてくれ」
しんのすけ「お?」
ミラー「ナオミは今どこに?」
キャンベル「今は別室で待機中だ。ナノマシンを経由してしんのすけのメディカルチェクを行っている」
しんのすけ「いや~ん、オラの体すみずみまで見られてる~」クネクネ
ミラー「・・・あの女、スパイかもしれん!」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「お?」
ミラー「ずっとひっかかっていた・・・さっき見せたニッポンの過去の資料、覚えているか?」
キャンベル「ああ、戦国時代の・・・」
ミラー「あれは確かに春日城、数百年前のカスカベについての資料だ。それはイイ」
ミラー「だがそこから先は全てデタラメだ!」
しんのすけ「お・・・」
しんのすけ「暇だなぁ」ボリボリ
ナスターシャ「おやつを食うな」
メイリン「遠足か」
しんのすけ「このぱそこん、ゲーム入ってない?」
キャンベル「あるだろうがやるんじゃないぞ。今は任務中だ」
しんのすけ「え~ケチ~」
キャンベル「緊張感はないのか君は・・」
【CALL】
ミラー「しんのすけ・・・無事だったか」
しんのすけ「お、グラサンのおじさんおかえり」
ミラー「敵にやられたと聞いたが・・・無事だったか。よかった」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんが助けてくれたらしいゾ」
ミラー「ふむ・・・どうやら、奴は奴で何か企んでいるようだな」
ミラー「その件を踏まえてだな・・・しんのすけ、ちょっと」
しんのすけ「お?」
ミラー「ナオミ・ハンターという女の事だが」ボソ
キャンベル「ナオミがどうかしたか?」
ミラー「キャンベル!まあいい・・・キャンベルも聞いてくれ」
しんのすけ「お?」
ミラー「ナオミは今どこに?」
キャンベル「今は別室で待機中だ。ナノマシンを経由してしんのすけのメディカルチェクを行っている」
しんのすけ「いや~ん、オラの体すみずみまで見られてる~」クネクネ
ミラー「・・・あの女、スパイかもしれん!」
キャンベル「なんだと!?」
しんのすけ「お?」
ミラー「ずっとひっかかっていた・・・さっき見せたニッポンの過去の資料、覚えているか?」
キャンベル「ああ、戦国時代の・・・」
ミラー「あれは確かに春日城、数百年前のカスカベについての資料だ。それはイイ」
ミラー「だがそこから先は全てデタラメだ!」
しんのすけ「お・・・」
280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:27:55.46 ID:1lHg53bFo
ミラー「あの資料に書いてあった当時の春日城の城主は春日康綱。春日領に攻めてきた大蔵井高虎との合戦を記録した物だ・・・」
ミラー「春日吹雪丸は実在するが時代が違う。しかも春日吹雪丸は女性。当時のニッポン文化から考えて女性が城主になるのはありえない」
ミラー「そしてナオミが説明した、吹雪丸の時代・・・その時代春日領は侵略など受けていない。全てデタラメだ!」
ミラー「だな?しんのすけ」
しんのすけ「そういえばオラが吹雪丸と一緒にうんこくさいをやっつけたから、吹雪丸の戦いはなかった事になったって」
しんのすけ「タイムパトロールのおねいさんが言ってたゾ」
キャンベル「う、うんこくさい?」
ミラー「そうだ。しんのすけが引き起こしたタイムパラドックス現象・・・」
ミラー「では何故ナオミがそれを知っている?」
しんのすけ「そういえばそうだね」
ミラー「そして決定的なのはこれだ」ペラ
キャンベル「これは・・・」
ミラー「ペンタゴンに私の知り合いがいる。その友人から聞き出したのだが」
ミラー「ナオミの専門は遺伝子治療(ジーンセラピー)今蜂起しているFOXHOUND隊員をジーンセラピーによって強化した・・・」
キャンベル「そうだ。彼女は民間企業人でありながら天才的な技術によりFOXHOUNDのメディカルスタッフとなった・・・それは私も知っている」
ミラー「そのジーンテラピーに使われたDNA情報。過去の偉人の研究と言っていたが・・」
ミラー「彼女は確かに過去の偉人のDNAを研究していた。だがそれは戦国武将などではない」
キャンベル「では誰の・・・」
ミラー「わからんか?キャンベル」
ミラー「ビッグ・ボスだよ・・・彼女はビッグボスの研究をしていた」
キャンベル「ビッグ・ボス・・・!」
しんのすけ「だれそれ」
ミラー「ビッグ・ボスの遺体からある遺伝子情報が見つかったんだ。戦闘能力に長けた「ソルジャー遺伝子」という物が」
ミラー「ゲノム兵に組み込まれているのはそれだ。これにより戦闘能力が飛躍的に上昇した」
ミラー「キャンベルの退役後の話だから知らないのも無理はない・・・」
しんのすけ「ねえ。ビッグボスってだれ?」
ミラー「ワシントンへと突きつけられた奴らの要求、ビッグボスの遺体と現金5000万ドル」
ミラー「その声明文の中に奴等はこう名乗っていた」
ミラー「ビッグ・ボスの息子達、と」
しんのすけ「ねえってば!ビッグボスってだれなの!」
キャンベル「君に言ってもわからんだろう・・・」
ミラー「日本語で訳すと「偉大な親父」といった所か」
しんのすけ「ほおほお・・・」
しんのすけ「で、その雷オヤジがどうかしたの?」
ミラー「雷オヤジではない・・・」
キャンベル「相変わらず話を聞かないな君は・・・」タラーン
ミラー「春日吹雪丸は実在するが時代が違う。しかも春日吹雪丸は女性。当時のニッポン文化から考えて女性が城主になるのはありえない」
ミラー「そしてナオミが説明した、吹雪丸の時代・・・その時代春日領は侵略など受けていない。全てデタラメだ!」
ミラー「だな?しんのすけ」
しんのすけ「そういえばオラが吹雪丸と一緒にうんこくさいをやっつけたから、吹雪丸の戦いはなかった事になったって」
しんのすけ「タイムパトロールのおねいさんが言ってたゾ」
キャンベル「う、うんこくさい?」
ミラー「そうだ。しんのすけが引き起こしたタイムパラドックス現象・・・」
ミラー「では何故ナオミがそれを知っている?」
しんのすけ「そういえばそうだね」
ミラー「そして決定的なのはこれだ」ペラ
キャンベル「これは・・・」
ミラー「ペンタゴンに私の知り合いがいる。その友人から聞き出したのだが」
ミラー「ナオミの専門は遺伝子治療(ジーンセラピー)今蜂起しているFOXHOUND隊員をジーンセラピーによって強化した・・・」
キャンベル「そうだ。彼女は民間企業人でありながら天才的な技術によりFOXHOUNDのメディカルスタッフとなった・・・それは私も知っている」
ミラー「そのジーンテラピーに使われたDNA情報。過去の偉人の研究と言っていたが・・」
ミラー「彼女は確かに過去の偉人のDNAを研究していた。だがそれは戦国武将などではない」
キャンベル「では誰の・・・」
ミラー「わからんか?キャンベル」
ミラー「ビッグ・ボスだよ・・・彼女はビッグボスの研究をしていた」
キャンベル「ビッグ・ボス・・・!」
しんのすけ「だれそれ」
ミラー「ビッグ・ボスの遺体からある遺伝子情報が見つかったんだ。戦闘能力に長けた「ソルジャー遺伝子」という物が」
ミラー「ゲノム兵に組み込まれているのはそれだ。これにより戦闘能力が飛躍的に上昇した」
ミラー「キャンベルの退役後の話だから知らないのも無理はない・・・」
しんのすけ「ねえ。ビッグボスってだれ?」
ミラー「ワシントンへと突きつけられた奴らの要求、ビッグボスの遺体と現金5000万ドル」
ミラー「その声明文の中に奴等はこう名乗っていた」
ミラー「ビッグ・ボスの息子達、と」
しんのすけ「ねえってば!ビッグボスってだれなの!」
キャンベル「君に言ってもわからんだろう・・・」
ミラー「日本語で訳すと「偉大な親父」といった所か」
しんのすけ「ほおほお・・・」
しんのすけ「で、その雷オヤジがどうかしたの?」
ミラー「雷オヤジではない・・・」
キャンベル「相変わらず話を聞かないな君は・・・」タラーン
281: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:29:11.13 ID:1lHg53bFo
ミラー「まあ、簡単にいうとだな。雷オヤジにはいっぱい子供がいるという事だ」
キャンベル「その子供達が今回のテロを起こしたんだ」
しんのすけ「雷だけに?」
ミラー「ハッハッハ!皮肉が効いてるな!」
キャンベル「我々にとってはあまり笑えんシャレだが・・・」
ミラー「そういう訳だ。キャンベル、彼女の動向を注意深く探ってくれ・・・」
キャンベル「ああ・・・」
しんのすけ「ナオミおねいさんがスパイ・・・?」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!セキュリティの侵入に成功したよ!」
しんのすけ「お?」
オタコン「PALキーはやはり・・・誰かが持ち出したようだ。蜂起直前のレポートにそう書いてある」
オタコン「だが妙なんだ。その代わりPALの端末に僕の知らないファイルが入ってある」
しんのすけ「どゆこと?」
キャンベル「本来存在しない物が混ざっていると言う事だ」
しんのすけ「ほぉほぉ」
オタコン「ウイルスは検疫済みだ。どうやらそちらで作動するハードウェアプログラムのようだ」
オタコン「今から起動してみる。しんのすけ君、そっちで見てて」
しんのすけ「ほーい」
キャンベル「その子供達が今回のテロを起こしたんだ」
しんのすけ「雷だけに?」
ミラー「ハッハッハ!皮肉が効いてるな!」
キャンベル「我々にとってはあまり笑えんシャレだが・・・」
ミラー「そういう訳だ。キャンベル、彼女の動向を注意深く探ってくれ・・・」
キャンベル「ああ・・・」
しんのすけ「ナオミおねいさんがスパイ・・・?」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!セキュリティの侵入に成功したよ!」
しんのすけ「お?」
オタコン「PALキーはやはり・・・誰かが持ち出したようだ。蜂起直前のレポートにそう書いてある」
オタコン「だが妙なんだ。その代わりPALの端末に僕の知らないファイルが入ってある」
しんのすけ「どゆこと?」
キャンベル「本来存在しない物が混ざっていると言う事だ」
しんのすけ「ほぉほぉ」
オタコン「ウイルスは検疫済みだ。どうやらそちらで作動するハードウェアプログラムのようだ」
オタコン「今から起動してみる。しんのすけ君、そっちで見てて」
しんのすけ「ほーい」
282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:30:12.95 ID:1lHg53bFo
オタコン「いくよ」カチ
ピーーーーーーガガガ
ウイィン・・・
ウイィイイーーーーーーン!!
しんのすけ「お?」
オタコン「どうだい?動いたかい?」
しんのすけ「なんか動き出したゾ」
オタコン「これは・・・なんだろう。サウンドデータに偽装した画像データの用だけど・・・」カタカタ
オタコン「いやこれは・・・テクスチャだ・・・VRのホログラフデータか!?」カタカタ
しんのすけ「さっきから何言ってんの?」
メイリン「映像が出てくるって事よ」
オタコン「出るよ!しんのすけ君!」
しんのすけ「お?」
ウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!
ボワンッ
雛形あきこ「私は雛形あきこ、1978年1月27日生まれ、A型の水瓶座よ」キリ
283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:32:17.40 ID:1lHg53bFo
全員「 」ブッ
雛形あきこ「出身地は東京、特技は日本舞踊で趣味は絵とピアノ」
オタコン「な、なにこれ・・・」
しんのすけ「おお~おひな~!!」バッ
オタコン「しんのすけ君!それは!」
スカ
ゴン!
しんのすけ「おお・・・」プスプス
オタコン「ホログラフだよ・・・しんのすけ君」
メイリン「えっと・・・ヒナガタアキコ・・・ああ、日本のグラビアアイドルね」カタカタ
ナスターシャ「社長がファンなのか?」
オタコン「いや、そんな話は聞いたことないけど・・・」
雛形あきこ「私は雛形あきこ、1978年1月27日生まれ、A型の水瓶座よ」キリ
メイリン「それはさっき聞いたってーの」
キャンベル「ん・・・ヒナガタアキコ?」
ミラー「その名は確か・・・」
しんのすけ「うっほほ~~い!おひな~~~!」
しんのすけ「写真でみるより実物の方がキレイだね~~~」ペラ
キャンベル「その写真の・・・」
雛形あきこ「!」キラン
雛形あきこ「その写真を、このパソコンの中に入れてね♪」ムギュ
オタコン「しんのすけ君!それだ!」
オタコン「 そ れ が P A L キ ー だ ! ! 」
全員「 え え っ ! ! 」
284: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 21:33:11.78 ID:1lHg53bFo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
286: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:02:02.87 ID:1lHg53bFo
雛形あきこ「入れてね♪」ムギュ
しんのすけ「おお~~~~~~~~~~!!」
しんのすけ「シュシュポポシュシュポポ、ポッポ~~~~~~~~~~!!」
ミラー「やはり君が持っていたのか・・・」
キャンベル「あれはオセロットから預かった物だが・・・」
メイリン「何考えてんだAT社」
しんのすけ「入れます入れます~~~~!!」ムフー
オタコン「しんのすけ君!谷間じゃなくてパソコンに入れるんだよ!」
ナスターシャ「ば、バカバカしすぎる・・・」
ウイーン ガチャ
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
しんのすけ「お?」
雛形あきこ「第一のPALコードが、入力されたわ!」
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
ポワンッ
華原朋美 「第二のPALコード、入力待機だよ♪」キャピ
しんのすけ「おおっ!おひながともちゃんになったゾ!」
全員「・・・」
287: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:03:15.07 ID:1lHg53bFo
ナスターシャ「こ、今度は誰だ・・」
メイリン「カハラトモミ・・・日本の歌手ね」カタカタ
キャンベル「この仕掛け、意味あるのか?」
華原朋美「ともちゃんで~す!よろチク~~♪」
しんのすけ「よろチク~~~♪」キャッキャ
メイリン「も、持ちギャグかしら」
オタコン「やれやれ・・・ま、認識デバイスに影響はないようだから別にいいけど」
キャンベル「第二のPALキーは低温で冷やさねばならないとの事だ」
キャンベル「よししんのすけ、どこか寒い所に移動して、キーを冷やすんだ」
しんのすけ「ともちゃん握手~~~~♪」
華原朋美「パンチラばっか撮ってないで、歌の方も聞いてね♪」ギュ
キャンベル「はやくいけ!」
地下通路
メイリン「何あのしんのすけの為に作ったような装置」
キャンベル「意外な結果だったな。まさかしんのすけ好みの女性の写真がキーだったとは・・・」
ナスターシャ「だな。しかしだとすればPALキーを持ち出したのはオセロットという事になる」
ミラー「むう・・・例のスパイの仕業と思っていたが」
ナオミ「どうしたの?」
しんのすけ「おお~ナオミおねいさん聞いて~」
しんのすけ「オラおひなに会ったんだぞ~」
ナオミ「おひな?」
しんのすけ「そうだゾ。おひなに会ったと思ったら~写真を見せたら~今度はともちゃんになって~」
ナオミ「ごめん、何言ってるのか全然わかんない」
ミラー「キャンベル・・・」
キャンベル「ああ・・・」
288: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:03:59.71 ID:1lHg53bFo
地下倉庫
キャンベル「よししんのすけ、そこでいいだろう。キーを出して変化するまで待つんだ」
しんのすけ「ほーい」
ナオミ「なるほど・・・PALキーにそんな仕掛けが」
メイリン「エメリッヒ博士も知らなかったようね」
ナスターシャ「何か意味があるのか・・・?」
しんのすけ「ねえねえいつまで待てばいいの~?オラはやくあったかい所行きたいんだけど・・・」
キャンベル「まあ待てしんのすけ。数分の辛抱だ」
カァー!カァー!
しんのすけ「お、カラスさーんいまただ~!オラが戻ってきたゾ~!」
カァー!カァー!
しんのすけ「あれ、しゃべんないゾ」
キャンベル「レイブンの術はもうとっくに解けた。君が倒したからな」
しんのすけ「ほおほお・・・」
カァー!カァー!
しんのすけ「なんか寂しいゾ・・・」
メイリン「カラスがしゃべる方がおかしいわよ」
キャンベル「しんのすけ。そろそろいいのでは?キーを見て見ろ」
しんのすけ「おおっ!」ペラ
【雛形あきこの水着姿】→【華原朋美のステージ衣装姿】
しんのすけ「おひながともちゃんになった!!」
ナスターシャ「連動しているのか」
メイリン「くっだらない仕掛けw」
キャンベル「よししんのすけ、司令室へと戻り、第二のPALを入力するんだ」
キャンベル「よししんのすけ、そこでいいだろう。キーを出して変化するまで待つんだ」
しんのすけ「ほーい」
ナオミ「なるほど・・・PALキーにそんな仕掛けが」
メイリン「エメリッヒ博士も知らなかったようね」
ナスターシャ「何か意味があるのか・・・?」
しんのすけ「ねえねえいつまで待てばいいの~?オラはやくあったかい所行きたいんだけど・・・」
キャンベル「まあ待てしんのすけ。数分の辛抱だ」
カァー!カァー!
しんのすけ「お、カラスさーんいまただ~!オラが戻ってきたゾ~!」
カァー!カァー!
しんのすけ「あれ、しゃべんないゾ」
キャンベル「レイブンの術はもうとっくに解けた。君が倒したからな」
しんのすけ「ほおほお・・・」
カァー!カァー!
しんのすけ「なんか寂しいゾ・・・」
メイリン「カラスがしゃべる方がおかしいわよ」
キャンベル「しんのすけ。そろそろいいのでは?キーを見て見ろ」
しんのすけ「おおっ!」ペラ
【雛形あきこの水着姿】→【華原朋美のステージ衣装姿】
しんのすけ「おひながともちゃんになった!!」
ナスターシャ「連動しているのか」
メイリン「くっだらない仕掛けw」
キャンベル「よししんのすけ、司令室へと戻り、第二のPALを入力するんだ」
289: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:04:57.44 ID:1lHg53bFo
メタルギア格納庫
しんのすけ「ともちゃん待ってて~~」
ナオミ「ねえ、しんちゃん」
しんのすけ「お?」
ナオミ「この任務が終わったら、どうするの?」
しんのすけ「どうって・・・おうち帰って、ごはんたべて、とうちゃんとお風呂入って」
しんのすけ「幼稚園にいって・・・おおそうだ!みんなに今日の事を自慢しよう!」
ナオミ「そう・・・」
しんのすけ「どうしたの?」
ナオミ「しんちゃん・・・任務が終わっても、ずっと私の事好きでいてくれる?」
しんのすけ「当然だゾ!オラおねいさん大好きだゾ~!」
しんのすけ「おおそうだ。このお仕事が終わったらカスカベに来るといいゾ!オラが観光案内してあげる~~」
しんのすけ「おねいさんとオラのでぃとだゾ・・・でへへ・・・楽しみだなぁ」ニヤニヤ
ナオミ「そう・・・そうね。しんちゃんとのデート、楽しみにしているわ」
しんのすけ「おとこどおしの おやくそくだゾ」
ナオミ「私は男じゃないわよ、しんちゃん」
しんのすけ「そおともゆー」
キャンベル「しんのすけ、はやくキーを解除しに行くんだ」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
メイリン「あーあ、張り切っちゃって。あんな約束しちゃってよかったの?」
ナスターシャ「このやる気を最初から出してくれれば言う事無いのだが」
ミラー「・・・」
しんのすけ「ともちゃん待ってて~~」
ナオミ「ねえ、しんちゃん」
しんのすけ「お?」
ナオミ「この任務が終わったら、どうするの?」
しんのすけ「どうって・・・おうち帰って、ごはんたべて、とうちゃんとお風呂入って」
しんのすけ「幼稚園にいって・・・おおそうだ!みんなに今日の事を自慢しよう!」
ナオミ「そう・・・」
しんのすけ「どうしたの?」
ナオミ「しんちゃん・・・任務が終わっても、ずっと私の事好きでいてくれる?」
しんのすけ「当然だゾ!オラおねいさん大好きだゾ~!」
しんのすけ「おおそうだ。このお仕事が終わったらカスカベに来るといいゾ!オラが観光案内してあげる~~」
しんのすけ「おねいさんとオラのでぃとだゾ・・・でへへ・・・楽しみだなぁ」ニヤニヤ
ナオミ「そう・・・そうね。しんちゃんとのデート、楽しみにしているわ」
しんのすけ「おとこどおしの おやくそくだゾ」
ナオミ「私は男じゃないわよ、しんちゃん」
しんのすけ「そおともゆー」
キャンベル「しんのすけ、はやくキーを解除しに行くんだ」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
メイリン「あーあ、張り切っちゃって。あんな約束しちゃってよかったの?」
ナスターシャ「このやる気を最初から出してくれれば言う事無いのだが」
ミラー「・・・」
290: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:05:51.01 ID:1lHg53bFo
司令室
しんのすけ「ともちゃんおかえり~!」
華原朋美「みんな~よろチクビ~♪」
メイリン「まだやってたんかい」
キャンベル「しんのすけ、もう入れ方はわかるな?」
しんのすけ「ほーい」ペラ
華原朋美「」キラン
華原朋美「そのカードを、ここに入れてね♪」キャピ
ナスターシャ「意外と細かくプログラミングされているんだな・・・」
メイリン「いちいちポーズつけんじゃないわよ」
ウイーン ガチャ
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
華原朋美「第二のPALコード、入力されました~~~♪」
ナスターシャ「さ、次は何が出てくるやら」
メイリン「タレント名鑑の準備しとこっと」カタカタ
ポワンッ
しんのすけ「お?」
ポワンッ
ポワンッ
ポワンッ
ポワンッ
メイリン「ちょ、多い!」カタカタ
「 せ い や ぁ ! ! 」
しんのすけ「ともちゃんおかえり~!」
華原朋美「みんな~よろチクビ~♪」
メイリン「まだやってたんかい」
キャンベル「しんのすけ、もう入れ方はわかるな?」
しんのすけ「ほーい」ペラ
華原朋美「」キラン
華原朋美「そのカードを、ここに入れてね♪」キャピ
ナスターシャ「意外と細かくプログラミングされているんだな・・・」
メイリン「いちいちポーズつけんじゃないわよ」
ウイーン ガチャ
ウインウインウインウイーーーーーーーーーーーーン!!
華原朋美「第二のPALコード、入力されました~~~♪」
ナスターシャ「さ、次は何が出てくるやら」
メイリン「タレント名鑑の準備しとこっと」カタカタ
ポワンッ
しんのすけ「お?」
ポワンッ
ポワンッ
ポワンッ
ポワンッ
メイリン「ちょ、多い!」カタカタ
「 せ い や ぁ ! ! 」
291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:08:37.95 ID:1lHg53bFo
しんのすけ「・・・」
「おいつめらーーーーれて はながさく! あとはーーーゆうきと タイミング!」
ナスターシャ「男だ・・・」
「子供 相手に 本気出す! せいやぁ!」
ベチーーーン!
しんのすけ「あいたっ!」
キャンベル「しんのすけ!!」
ミラー「罠か?」
しんのすけ「うう・・・」ヒリヒリ
メイリン「ちょっと!子供になにすんのよ!!」
内村「しんのすけ、そのリアクション0ポインツッ!」
ナスターシャ「は・・・?」
キャンベル「メイリン、誰だ?」
メイリン「えっと、数が・・・」カタカタ
メイリン「NOPLAN・・・とか言うコミックバンドね」
NOPLAN「ケガを したけど してないぜ!」
キャンベル「してるんだが」
しんのすけ「・・・」ヒリヒリ
メイリン「そうきたか・・・油断したわ」
内村「とっととキーを温めにいけえええええ!!!」
キャンベル「しんのすけ、行こうか」
しんのすけ「ほーい・・・」
しんのすけ「じゃあ行ってくるね、ナンチャン」
内村「ウッチャンだ!」
292: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/21(木) 23:09:26.97 ID:1lHg53bFo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「オラ、がんばるから」
296: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:10:50.06 ID:wGam6UzPo
地下通路
しんのすけ「うへぇ・・・往復めんどくさいゾ・・・」
キャンベル「がんばれしんのすけ。最後のキーだ」
ナスターシャ「やっと終わるんだな」
メイリン「ほんと、ここまでよくがんばったわ」
キャンベル「後はひろしがみさえを救出し、起爆コードを解除した旨を伝えれば君の任務は完了だ」
しんのすけ「オラカスカベに帰れるの?」
キャンベル「もちろんだ。代わりではないが今後の君達の生活も我々が保証しよう」
メイリン「世界を救った英雄だもの。それくらいは当然よね」
しんのすけ「えいゆう・・・」
ナスターシャ「どうかしたか?」
しんのすけ「オラはえいゆうじゃない。これまでも、そしてこれからも」
全員「!?」
しんのすけ「って誰かが言ってた気がする・・・だれだっけ」
メイリン「びっくりさせないでよもう・・・」
キャンベル「今のは・・・」
しんのすけ「う~ん、思い出せないゾ」
ミラー「ハッハッハ、奇妙な偶然だな」
しんのすけ「お?」
ミラー「今のはソリッド・スネークという人物の言葉だ。過去にメタルギアの脅威から世界を救った伝説の英雄・・・」
ミラー「英雄となる人間はみな同じ考えを持つ・・・のかもしれんな」
しんのすけ「ほぉほぉ」
ミラー「よかったな?キャンベル。奴の意志を継ぐ者が現れたぞ」
キャンベル「よしてくれないかマスター。私には重すぎる言葉だ」
ミラー「ハッハッハ、すまんすまん」
キャンベル「しんのすけ、第三のPALコードはキーを温める必要がある」
キャンベル「熱い場所・・・覚えがあるだろう」
しんのすけ「う・・・オラあそこ行きたくないゾ・・・」
キャンベル「そう言うな。もう少しの辛抱だ」
メイリン「後ちょっとじゃない。がんばんなさいよ!」
ナスターシャ「何かあったらすぐに言うんだ。ここまでの付き合いだ。私も全力でサポートさせれてもらう」
ミラー「当然私もだ。君の様な優秀な人材に会えて本当によかった」
キャンベル「みんな君が世界を救うのを待っている。さ、行くんだしんのすけ」
しんのすけ「ほ~い」
しんのすけ「うへぇ・・・往復めんどくさいゾ・・・」
キャンベル「がんばれしんのすけ。最後のキーだ」
ナスターシャ「やっと終わるんだな」
メイリン「ほんと、ここまでよくがんばったわ」
キャンベル「後はひろしがみさえを救出し、起爆コードを解除した旨を伝えれば君の任務は完了だ」
しんのすけ「オラカスカベに帰れるの?」
キャンベル「もちろんだ。代わりではないが今後の君達の生活も我々が保証しよう」
メイリン「世界を救った英雄だもの。それくらいは当然よね」
しんのすけ「えいゆう・・・」
ナスターシャ「どうかしたか?」
しんのすけ「オラはえいゆうじゃない。これまでも、そしてこれからも」
全員「!?」
しんのすけ「って誰かが言ってた気がする・・・だれだっけ」
メイリン「びっくりさせないでよもう・・・」
キャンベル「今のは・・・」
しんのすけ「う~ん、思い出せないゾ」
ミラー「ハッハッハ、奇妙な偶然だな」
しんのすけ「お?」
ミラー「今のはソリッド・スネークという人物の言葉だ。過去にメタルギアの脅威から世界を救った伝説の英雄・・・」
ミラー「英雄となる人間はみな同じ考えを持つ・・・のかもしれんな」
しんのすけ「ほぉほぉ」
ミラー「よかったな?キャンベル。奴の意志を継ぐ者が現れたぞ」
キャンベル「よしてくれないかマスター。私には重すぎる言葉だ」
ミラー「ハッハッハ、すまんすまん」
キャンベル「しんのすけ、第三のPALコードはキーを温める必要がある」
キャンベル「熱い場所・・・覚えがあるだろう」
しんのすけ「う・・・オラあそこ行きたくないゾ・・・」
キャンベル「そう言うな。もう少しの辛抱だ」
メイリン「後ちょっとじゃない。がんばんなさいよ!」
ナスターシャ「何かあったらすぐに言うんだ。ここまでの付き合いだ。私も全力でサポートさせれてもらう」
ミラー「当然私もだ。君の様な優秀な人材に会えて本当によかった」
キャンベル「みんな君が世界を救うのを待っている。さ、行くんだしんのすけ」
しんのすけ「ほ~い」
297: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:12:11.33 ID:wGam6UzPo
昇降機
しんのすけ「このエスカレーター、長いんだよね」
キャンベル「それを言うならエレベーターだ。さらに言うなら昇降機だ」
ミラー「今度は上下間違えるんじゃないぞしんのすけ」
ミラー「上はUP、下はDOWNだ。いいな」
しんのすけ「字書いてないゾ」
ミラー「ハッハッハ!そういえばそうだったな」
ポチ
ゴウン
ウイーーーーーー・・・ン
キャンベル「その昇降機は移動時間が長い。今の内に体を休めておけ」
しんのすけ「ほーい」ゴロン
ウイーーーーーー・・・ン
【上昇中】
しんのすけ「・・・」ボケー
(頼むしんのすけ、君しかいないんだ)
(はじめましてしんのすけ、伝説の幼稚園児とお話できるなんてうれしいわ)
しんのすけ「・・・」ボケー
(アクション仮面か!私もアレは視聴している)
(ハッハッハ!ジョークは嫌いじゃないぞ、坊主!)
しんのすけ「・・・」ボケー
(君も・・・オタクかい?)
しんのすけ「・・・」ボケー
(英雄などいない。ここまでも、そしてこれからも)
(君は野原しんのすけ。春日部の、ごく普通の、ありふれた平凡な幼稚園児だ)
しんのすけ「・・・あれ」
キャンベル「どうしたしんのすけ」
しんのすけ「おねいさんだけ、思い出せないゾ」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「このエスカレーター、長いんだよね」
キャンベル「それを言うならエレベーターだ。さらに言うなら昇降機だ」
ミラー「今度は上下間違えるんじゃないぞしんのすけ」
ミラー「上はUP、下はDOWNだ。いいな」
しんのすけ「字書いてないゾ」
ミラー「ハッハッハ!そういえばそうだったな」
ポチ
ゴウン
ウイーーーーーー・・・ン
キャンベル「その昇降機は移動時間が長い。今の内に体を休めておけ」
しんのすけ「ほーい」ゴロン
ウイーーーーーー・・・ン
【上昇中】
しんのすけ「・・・」ボケー
(頼むしんのすけ、君しかいないんだ)
(はじめましてしんのすけ、伝説の幼稚園児とお話できるなんてうれしいわ)
しんのすけ「・・・」ボケー
(アクション仮面か!私もアレは視聴している)
(ハッハッハ!ジョークは嫌いじゃないぞ、坊主!)
しんのすけ「・・・」ボケー
(君も・・・オタクかい?)
しんのすけ「・・・」ボケー
(英雄などいない。ここまでも、そしてこれからも)
(君は野原しんのすけ。春日部の、ごく普通の、ありふれた平凡な幼稚園児だ)
しんのすけ「・・・あれ」
キャンベル「どうしたしんのすけ」
しんのすけ「おねいさんだけ、思い出せないゾ」
キャンベル「・・・」
298: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:13:45.61 ID:wGam6UzPo
しんのすけ「あっれ~、なんでぇ?」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「ねえおじさん」
キャンベル「なんだ」
しんのすけ「オラ、ナオミおねいさんの声が聞きたい」
キャンベル「・・・どうしてだ」
しんのすけ「おデートの約束、したんだゾ。待ち合わせの場所とか、教えないと」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「ねえ、おねいさんに代わってよ」
キャンベル「その必要はない」
しんのすけ「なんで?」
キャンベル「・・・」
キャンベル「ナオミ・ハンターはたった今、拘束した」
しんのすけ「え・・・」
キャンベル「しんのすけ、信じがたい事だが・・・」
キャンベル「彼女はスパイだ」
しんのすけ「おじさん何言ってるの?おねいさんはオラの味方でしょ」
(君しかいないわ。しんのすけ君、お願い!)
しんのすけ「そうだ、思い出したゾ。オラ、最初におねいさんにお願いされて・・・」
(そうね。私もしんのすけ君と会えなくなるなんてイヤだわ)
しんのすけ「オラと会えなくなるなんてイヤだって」
(しんちゃんとのデート、楽しみにしているわ)
しんのすけ「オラとのデート、楽しみにしてるって」
キャンベル「しんのすけ・・・マスターとの会話の後、私は彼女の動向を観察していた」
キャンベル「彼女は我々の目を盗み、暗号通信で我々の情報を飛ばしていたんだ」
キャンベル「送信先は、アラスカ、フォックス諸島沖の孤島。シャドーモセス島」
キャンベル「彼女は・・・テロリストの一員だ」
299: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:15:10.14 ID:wGam6UzPo
しんのすけ「おじさん、何言ってるの?そんなわけないゾ」
キャンベル「事実だ。受け止めれくれ」
しんのすけ「んもぉ~、そんなウソつかなくても、オラちゃんとやるゾ」
しんのすけ「オラ、なんだかんだでちゃんとやってきたゾ。やめてよね」
キャンベル「しんのすけ・・・」
しんのすけ「オラがここまでやってこれたのはおねいさんのお助けがあったからだゾ」
しんのすけ「そんな子供だましにひっかかるほど、オラ子供じゃないゾ」
キャンベル「・・・ウソではない」
しんのすけ「ウソだゾ」
キャンベル「事実だ」
しんのすけ「ウソだゾ」
キャンベル「事実だ」
しんのすけ「・・・ウソだゾ」
キャンベル「しんのすけ、もう一度言う」
キャンベル「ナオミ・ハンターはテロリストのスパイだ」
キャンベル「君や我々の情報をテロリストに渡していた」
キャンベル「彼女は・・・今作戦から外した」
キャンベル「もはや彼女は我々の味方ではない」
キャンベル「わかってくれ・・・しんのすけ」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「 ウ ソ だ ! ! 」
300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:17:08.94 ID:wGam6UzPo
しんのすけ「ウソだウソだウソだ!そんなわけないゾ!おねいさんがオラの敵だったなんて!」
キャンベル「・・・」
しんのすけ「オラ信じないゾ!そんなの!絶対信じないゾ!」
メイリン「しんのすけ、大佐の言ってる事は本当よ」
しんのすけ「!?」
メイリン「今送信していた暗号通信を解析したわ。私達の作戦も、今までの通信も、君の不思議な力も」
メイリン「全部・・・彼女は裏切り者よ」
しんのすけ「ウソだ!」
ナスターシャ「私もにわかに信じがたいが・・・」
ミラー「やはり、スパイだったか・・・」
しんのすけ「ウソだウソだウソだ!みんなおかしいゾ!あんだけみんなで協力してきたじゃん!!」
しんのすけ「みんなのお助けがあったからオラここまでやってこれたんだゾ!」
しんのすけ「ハッ!わかったゾ!スパイはお前らだ!オラを利用して、何企んでるんだ!!」
キャンベル「しんのすけ!それは違う!」
しんのすけ「オラそんな簡単に騙されないゾ!ぐぬぬ~、オラおねいさんをお助けするゾ!」
ウイーーーーーン ガチャン
しんのすけ「えっとえっと・・・最初にヘリコプターが飛んでた場所・・・その前にエスカレーターをオラ登ってきたから・・・」
ナスターシャ「キャンベル!しんのすけは戻るつもりだ!」
キャンベル「よせ!やめろしんのすけ!」
しんのすけ「おねいさんオラが今お助けするゾーーーーーーーーーーー!!」
メイリン「待ちなさい!しんのすけ!」
しんのすけ「うああああああああああああ!!」
プツン
キャンベル「おい!しんのすけ!しんのすけ!」
メイリン「だめ、大佐。モニターをオフにされたわ!」
ミラー「愚かな・・・任務達成を目前にして・・・」
ナスターシャ「純粋すぎたんだ・・・しんのすけは・・・」
キャンベル「何と言う事だ・・・」
301: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:18:06.95 ID:wGam6UzPo
ボイラー室
しんのすけ「うおおおおおおおおおお!!」
ブシュゥッ!
しんのすけ「うあっちちちちちち!」
しんのすけ「んもぉ!ちゃんと修理していてよね!」ガン
しんのすけ「おねいさんオラが今お助けするゾ!待っててね!」
しんのすけ「うおおおおおおおおお!!」
溶鉱炉
しんのすけ「ハア・・・ハア・・・」
しんのすけ「うう・・・熱い・・・」
しんのすけ「走ってきたから余計にしんどいゾ・・・」ダラダラ
しんのすけ「の、のど渇いた・・・」
しんのすけ「うう・・・」フラフラ
ゲノム兵「ん?」
しんのすけ「~~~」フラフラ
ゲノム兵「!」
【ALERT】99・99
しんのすけ「うおおおおおおおおおお!!」
ブシュゥッ!
しんのすけ「うあっちちちちちち!」
しんのすけ「んもぉ!ちゃんと修理していてよね!」ガン
しんのすけ「おねいさんオラが今お助けするゾ!待っててね!」
しんのすけ「うおおおおおおおおお!!」
溶鉱炉
しんのすけ「ハア・・・ハア・・・」
しんのすけ「うう・・・熱い・・・」
しんのすけ「走ってきたから余計にしんどいゾ・・・」ダラダラ
しんのすけ「の、のど渇いた・・・」
しんのすけ「うう・・・」フラフラ
ゲノム兵「ん?」
しんのすけ「~~~」フラフラ
ゲノム兵「!」
【ALERT】99・99
302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:19:28.47 ID:wGam6UzPo
ゲノム兵「侵入者発見、応援を送れ!」
しんのすけ「おっ!?」
ゲノム兵「待てーー!」
ダダダダダダッ
しんのすけ「うああっ!さ、さいあくのタイミングだゾ・・・」
ゲノム兵「捕まえろ!」
しんのすけ「オラおねいさんをお助けしに行かないといけないんだゾ!捕まらないゾ!」
しんのすけ「邪魔するな~~~~~~~~!!」
ダダダダダダッ
ムアァァァ・・・
しんのすけ「~~~~!」フラフラ
しんのすけ「もうだめ・・・動けない・・・」ドサ
しんのすけ「う・・・でもオラこんな所で止まるわけにはいかないゾ」
しんのすけ「うう・・おねいさん・・・ナオミおねいさん・・・」
ズル ズル ズル
ゲノム兵1「いたぞ!・・・体力が尽きたようだな」
ゲノム兵2「手こずらせやがって」
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵3「まるで芋虫だな」
ゲノム兵4「侵入者はどこだ!・・・それか」
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵2「少し遅かったな。もう捕まえちまったよ」
ゲノム兵4「どれどれ・・・ん、脱水症状に近い症状を起こしているな・・・」
ゲノム兵1「こいつどうすればいいんだっけ」
ゲノム兵2「ボスの所に持っていくんだ」
ゲノム兵3「このまま運べばいいのか?」
ゲノム兵1「いや、遺体でも構わないそうだ」
ゲノム兵4「何故?こいつは侵入者だ。情報を探らないといけないだろう?」
303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:20:36.05 ID:wGam6UzPo
ゲノム兵1「必要な情報はもう手に入ったらしい」
ゲノム兵2「まあ確かに、生かしておく理由はないわな」
ゲノム兵3「少しかわいそうな気もするけど、仕方がない。ここは戦場だ」
ジャキ ジャキ ジャキ
しんのすけ「・・・」ズルズル
ゲノム兵3「わるいな、坊主」ジャキ
ゲノム兵2「お前が不思議な力を持ってるのは聞いているからな・・・」ジャキ
ゲノム兵1「逃げられる前に大人しくさせる・・・」ジャキ
ゲノム兵4「・・・」ジャキ
しんのすけ「・・・」ズルズル
グッ
パ ァ ン !
304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:22:04.63 ID:wGam6UzPo
プスプスプス・・・
ドサ
ゲノム兵4「・・・」シュウウウ
ゲノム兵1「 」ドサ
ゲノム兵2「お前!何を!」ジャキ
ゲノム兵3「裏切りか!」ジャキ
しんのすけ「お・・・?」チラ
ゲノム兵4「ここは戦場だ。死人が出るのは何も子供だけじゃない」
ゲノム兵4「違うか?」
ゲノム兵2「う、裏切りだーーーーーーー!!」
パ ァ ン !
ゲノム兵2「あうぅ・・・」ドサ
ゲノム兵3「お前!何者だ!」ジャキ
ゲノム兵4「!」
ガッ バシッ グッ
ゲノム兵4「ちえりぃりゃああ!!」
ゲノム兵3「うあああああああああ!!!」
ブオォンッ! ・・・ ポチャン
ゲノム兵4「大丈夫か!しんのすけ君!」ザッ
しんのすけ「う・・・?」
ゲノム兵4「大丈夫、俺は味方だ。さ、これを飲め」サ
305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:23:10.81 ID:wGam6UzPo
ゴク ゴク ゴク
しんのすけ「ぷはぁ・・・」
ゲノム兵4「大丈夫か?」
しんのすけ「ここ、熱いゾ。オラここ、嫌いだゾ・・・」
ゲノム兵4「わかった。涼しい場所に移動しようか」
溶鉱炉 入口
ゲノム兵4「ここなら幾分かマシだろう」
しんのすけ「・・・」
ゲノム兵「聞かせてくれ。君は一体何故ここに・・・」
しんのすけ「オラ・・・おねいさんをお助けしなきゃ」
ゲノム兵4「おねいさん?」
しんのすけ「ナオミおねいさん・・・おじさん達に捕まったんだゾ」
ゲノム兵4「ナオミ!?ナオミ・ハンターの事か!」
しんのすけ「そうだぞ。おじさん達が突然スパイだってクレイジングしだして」
ゲノム兵4「それを言うなら濡れ衣だ。ナオミがスパイ・・・」
ゲノム兵4「FOXDIEの事か?」
しんのすけ「なにそれ」
ゲノム兵4「違うのか!?」
しんのすけ「ファックス代?」
ゲノム兵4「・・・さっき君の声の歌が流れた」
ゲノム兵4「あれはなんだ?」
しんのすけ「ああ、カンタムロボのおうちでCD流したんだゾ」
ゲノム兵4「カンタムロボ?・・・メタルギアか」
しんのすけ「そうともゆー」
ゲノム兵4「まさか・・・PALキーは君が持っていたのか!?」
しんのすけ「あっすっかり忘れてたゾ」ガサゴソ
【華原朋美のステージ衣装姿】→【内村、大竹、三村、ふかわ、レッドのスーツ姿】
しんのすけ「お~また変わったゾ。でもオラともちゃんのままがよかったゾ・・・」
306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:24:38.14 ID:wGam6UzPo
ゲノム兵4「そのスーツ姿の男は・・・」
しんのすけ「お?」
ゲノム兵4「俺もこんな物を持っている」サ
【ゴルゴ松本のスーツ姿】
しんのすけ「む、むさい写真だゾ・・・」タラ
ゲノム兵4「これがPALキーだと思っていた・・・何故日本の芸人の写真なのかはわからんが」
しんのすけ「オラのは最初おひなだったんだゾ。それがともちゃんになって」
しんのすけ「今見たらおじさんだらけの写真になったゾ・・・」
ゲノム兵4「ハハ、確かに持つなら女の写真の方がいいな」
しんのすけ「だよね~」
ゲノム兵4「形状記憶合金による温度変化・・・間違いなく本物だ」
ゲノム兵4「だがしんのすけ君、俺の方にはこんな物が書いてあった。何か知らないか」
しんのすけ「お?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
しんのすけ「な、なにこれ・・・」
ゲノム兵4「わからんか・・何かの暗号の用だが」
しんのすけ「おじさん達なら!・・・ダメだ。オラおじさん達と喧嘩したんだゾ・・・」
ゲノム兵4「ん?」
しんのすけ「おねいさんを捕まえたって言うから、オラ、おじさんの言う事聞かずに電話切って」
ゲノム兵4「キャンベル大佐か?」
しんのすけ「・・・」コク
ゲノム兵4「PALキーはどこで手に入れた?」
しんのすけ「ヤキニクのおじさんがくれたんだゾ。オラこれがカギだとは思わなかったけど」
ゲノム兵4「焼肉のおじさん?」
しんのすけ「えっと・・・マカロニグラタンのおじさんだゾ」
ゲノム兵4「もしかして・・・マカロニウェスタンか?リボルバーを持った、白髪とヒゲの」
しんのすけ「そうそう。おじさん、知り合い?」
ゲノム兵4「(リボルバー・オセロット!)」
しんのすけ「お?」
ゲノム兵4「そうか、ナオミにオセロット・・・なるほどな。大体読めてきた」
307: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 20:25:20.67 ID:wGam6UzPo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「・・・」
310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 21:56:38.12 ID:wGam6UzPo
ゲノム兵4「いいか、しんのすけ。聞け」
ゲノム兵4「直にナオミから無線が入る。モニターはONにしておけ」
しんのすけ「おねいさんから!?」
ゲノム兵4「ああそうだ。ナオミはスパイ疑惑をかけられ捕まったんだろう?」
ゲノム兵4「スパイかどうかは・・・本人の口から聞け」
しんのすけ「・・・」
しんのすけ「でもオラ、キャンドルのおじさんの言う事信じられないゾ」
ゲノム兵4「信じなくていい。耳を貸すな」
しんのすけ「え?」
ゲノム兵4「しかしメタルギアを止めねばお互い永久にここから出られない。そうだろう?」
しんのすけ「おじさん・・・」
ゲノム兵4「ここにいるという事は、PALキーはそれが最後だな?」
ゲノム兵4「まずはPALは入力しろ。話しはそこからだ」
しんのすけ「おじさんはどうするの?」
ゲノム兵4「俺にはまだやる事がある・・・だが、安心しろ」
ゲノム兵4「俺は君の味方だ。君がピンチの時、必ず助けにくる」
ゲノム兵4「おとこどうしの おやくそく だ」
しんのすけ「おお~~~~~~~!!おじさん太もも~~~!」
ゲノム兵4「ハハ、それを言うなら太っ腹だ」
ゲノム兵4「そうだな・・・太っ腹ついでにこれを持っていくとイイ」
【チャフグレネード】←New!!
しんのすけ「なにこれ」
ゲノム兵4「チャフグレネード。金属片をばらまき、電子機器を一時的に不能状態にする物だ」
ゲノム兵4「安心しろ。人に危害を加える物じゃない」
ゲノム兵4「本当は銃をいくつか預けてやりたい所だが・・・君に銃は扱えないだろう?」
しんのすけ「本物っていがいと重いもんね」
ゲノム兵4「まあ子供ならそうだろうな」
ゲノム兵4「さ、しんのすけ。行くんだ」
ゲノム兵4「誰かの指示じゃない・・・信じる道は、自分で決めろ」
しんのすけ「オラ・・・カスカベもお助けして、おねいさんもお助けする!」
ゲノム兵4「そうか」
ゲノム兵4「・・・行け、しんのすけ!」
しんのすけ「ぶ・らじゃー!」
311: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 21:57:22.08 ID:wGam6UzPo
昇降機
ゴウン・・ゴウン・・・
しんのすけ「・・・」
ゴウン・・ゴウン・・・
しんのすけ「・・・」
【CALL】
しんのすけ「・・・おねいさん?」
ザザッピーガガ・・・
しんのすけ「ナオミおねいさん・・・だよね?」
ピーザザザ・・・ガガ・・・ザザザ・・・
ナオミ「しんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん・・・」
ナオミ「ごめんねしんちゃん・・・」
しんのすけ「・・・」
ゴウン・・ゴウン・・・
しんのすけ「・・・」
ゴウン・・ゴウン・・・
しんのすけ「・・・」
【CALL】
しんのすけ「・・・おねいさん?」
ザザッピーガガ・・・
しんのすけ「ナオミおねいさん・・・だよね?」
ピーザザザ・・・ガガ・・・ザザザ・・・
ナオミ「しんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん・・・」
ナオミ「ごめんねしんちゃん・・・」
しんのすけ「・・・」
312: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 21:58:33.00 ID:wGam6UzPo
ナオミ「今、大佐達の目を盗んで別の無線機からかけているの」
しんのすけ「・・・」
ナオミ「君の聞きたいことはわかっているわ・・・」
しんのすけ「・・・スパイ、なの?」
ナオミ「・・・ええ、そうよ」
ナオミ「私はスパイとして君の側に立ち、そして情報を送っていた」
ナオミ「ごめんなさい。しんちゃん、私は君を裏切っていたの」
しんのすけ「・・・どうしてなの?」
ナオミ「・・・」
ナオミ「私はローデシアで拾われた・・・。孤児だったの。80年代のこと」
ナオミ「今のナオミ・ハンターと言う名はお金で買った物なの」
ナオミ「私は自分が誰かわからない。年齢も、人種さえも・・・」
ナオミ「私はずっと自分を探してた・・・。兄とあの人に逢うまではね」
しんのすけ「お兄ちゃんがいたの?」
ナオミ「ええ、・・・フランク・イエーガー」
しんのすけ「フラれたシュワルツネガー?」
ナオミ「フランク・イェーガーよ。君が呼んだ、あの豚さんの・・・」
しんのすけ「お~あのおち○ち○が大きい人」
ナオミ「兄も少年兵士だったわ。ザンベジ川で餓死寸前の幼い私を拾って、自分の食べ物を割いてくれた」
ナオミ「私達はあの地獄で生きのびた。兄が守ってくれた。兄は私の全てだった。私の存在を、私という個人を証明する唯一のより所だった」
しんのすけ「お兄さん思いなんだね。ひまも見習ってほしいゾ」
ナオミ「そうね、君もお兄さんだったわね・・・」
ナオミ「ちゃんとひまわりちゃんの世話して、エライわ」
しんのすけ「でへへ・・・」
ナオミ「そう、私にも兄が・・・君の様な、ね」
313: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 22:00:07.32 ID:wGam6UzPo
ナオミ「・・・デートの約束、破っちゃったわね」
ナオミ「もう君に会えそうもないわ・・・私はそれが、心残りよ」
ナオミ「本当に・・・ごめんねしんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん・・・心配ないゾ。オラおねいさんがスパイでも気にしてないゾ」
ナオミ「・・・」
しんのすけ「ネネちゃんが言ってたゾ。女は秘密の一つや二つ持ってる物だって」
ナオミ「・・・!」
しんのすけ「がまん出来るゾそのくらい。オラ、そんな程度でとやかく言うほど「うつわ」のせまい男じゃないぞ」
ナオミ「・・・いや」
しんのすけ「いまはこうやって離ればなれだけど、オラに任せておけばいいゾ。オラは伝説の幼稚園児だゾ」
ナオミ「やめて・・・」
しんのすけ「刑事も兵隊も、悪の組織も「てろりすと」も、オラにかかれば一網打尽だゾ」
ナオミ「やめて!聞きたくないわ!」
しんのすけ「さっさとこんなむさくるしい場所出て、早くカスカベに帰るんだゾ。カスカベには楽しい所がいっぱいあるゾ」
ナオミ「あああああああ!!」
しんのすけ「なにがあったかな~。幼稚園もあるし~。サトーココノカドーでお買い物もできるし~。あ!カスカベ防衛隊の秘密基地もあるゾ!」
ナオミ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ヒグ
しんのすけ「いやぁ~いっぱいありすぎて選べませんなぁ~。でもやっぱり、なんだかんだでお家が一番だゾ」
ナオミ「・・・」グズ
しんのすけ「デートの約束、したんだゾ。オラ必ず、約束は守るから。だから・・・」
ナオミ「・・・」
314: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 22:01:24.42 ID:wGam6UzPo
ナオミ「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・・」ヒック
しんのすけ「おねいさん・・・」
「いたぞー!! おい!何してる!!」
ザザーーーーーピーーーザザーーーーーーー
ナオミ「きゃあっ!!ううっ・・・しんちゃん・・・」
しんのすけ「おねいさん!?」
「おい!捕まえろ!」
ザザザザーピーーガガガガーーーーザザ
バシィッ!
ナオミ「ああっ!!」
しんのすけ「おねいさん!!?」
ザザザザザピーーーガガガガガ
ナオミ「ハァ・・・ハァ・・しんちゃん・・・聞いて!・・・ザザピーガガ・・・情報を渡したのは確かだけど・・・ザザザ・・・」
ナオミ「ピーガガガ・・・それはテロリストに向けて・・・ガガ・・じゃない!」
しんのすけ「え!?」
ナオミ「ザザザ・・・・・君は本来いるはずのない・・・ガガガガガッ不規則な・・・ザザザ・・・不確定因子・・・ザザガガガ・・・」
ナオミ「それはかつてS3と呼ばれた・・・ガガガピー・・・想定さ・・・ザザザザ・・・条・・・・・・の・・・ピーガガガガ・・・実けn(ry
ザザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャンベル「しんのすけ!ナオミとの交信はこれ以上許されん!!」
しんのすけ「おじさん!?」
315: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 22:02:03.55 ID:wGam6UzPo
キャンベル「ナオミは作戦から外された。彼女に君と交信する権限はない!」
しんのすけ「待ってよおじさん!おねいさんはオラに何か伝えようとしていたゾ!」
キャンベル「違う!彼女はスパイだ!」
しんのすけ「おねいさんと代わってよ!おねいさんはスパイじゃない!きっと何か理由があったんだゾ!」
しんのすけ「今それを言おうとしてたゾ!ねえ!代わってよ!!」
キャンベル「できん!彼女は監禁した!」
しんのすけ「 お じ さ ん ! ! 」
キャンベル「今は余計な事を考えるな!メタルギアをくい止める事が先決だ」
キャンベル「しんのすけ、わかってくれ・・・いいな」
しんのすけ「わかんないゾ・・・そんな、本当の事を言っちゃあいけない理由なんて・・・」
しんのすけ「 オ ラ わ か ん な い ゾ ! ! 」
ゴウン・・・ゴウン・・・
ズウゥゥ・・・ン
316: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/22(金) 22:02:36.01 ID:wGam6UzPo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「・・・」
323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:13:06.19 ID:2ijktfFio
地下倉庫北
しんのすけ「・・・」
メイリン「しんのすけ・・・」
ナスターシャ「そっとしといてやれ」
キャンベル「ナオミがスパイだった事が相当ショックだったようだな・・・」
ナスターシャ「無理もない。しんのすけが一番なついていたのは他でもないナオミだったからな」
ミラー「だが彼はこうして歩を進めている。しんのすけは、やる事はやる男だ」
キャンベル「それだけが我々の救いだな・・・」
メイリン「・・・」
しんのすけ「ねえ」
メイリン「えっ!?な、なに!?」アセ
しんのすけ「これ、何?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
キャンベル「なんだそれは?暗号のようだが」
メイリン「ちょっとまって!それって・・・」
メイリン「ナオミさんが送った情報に入っていた物だ・・・」
キャンベル「なんだと!?」
メイリン「一つだけどうしても解析できないのがあったの。既存の暗号通信じゃない、無意味な文字列」
しんのすけ「おねいさんの・・・?」
キャンベル「何故君がそれを?」
しんのすけ「・・・言いたくない」
キャンベル「・・・」
ミラー「嫌われたな、キャンベル」
ナスターシャ「憎まれ役は上官の役目だ」
メイリン「しんのすけはまだ5才よ?子供には・・・酷すぎるわ」
しんのすけ「・・・」
メイリン「しんのすけ・・・」
ナスターシャ「そっとしといてやれ」
キャンベル「ナオミがスパイだった事が相当ショックだったようだな・・・」
ナスターシャ「無理もない。しんのすけが一番なついていたのは他でもないナオミだったからな」
ミラー「だが彼はこうして歩を進めている。しんのすけは、やる事はやる男だ」
キャンベル「それだけが我々の救いだな・・・」
メイリン「・・・」
しんのすけ「ねえ」
メイリン「えっ!?な、なに!?」アセ
しんのすけ「これ、何?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
キャンベル「なんだそれは?暗号のようだが」
メイリン「ちょっとまって!それって・・・」
メイリン「ナオミさんが送った情報に入っていた物だ・・・」
キャンベル「なんだと!?」
メイリン「一つだけどうしても解析できないのがあったの。既存の暗号通信じゃない、無意味な文字列」
しんのすけ「おねいさんの・・・?」
キャンベル「何故君がそれを?」
しんのすけ「・・・言いたくない」
キャンベル「・・・」
ミラー「嫌われたな、キャンベル」
ナスターシャ「憎まれ役は上官の役目だ」
メイリン「しんのすけはまだ5才よ?子供には・・・酷すぎるわ」
324: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:14:06.25 ID:2ijktfFio
キャンベル「あー・・・しんのすけ。私が憎いのはわかる」
キャンベル「だが我々は任務を果たす為にここまでやってきたのだ。我々には君をサポートする義務がある」
しんのすけ「じゃあおねいさんを解放してよ」
キャンベル「それは・・・」
しんのすけ「・・・裏切り者」ボソ
キャンベル「ッ・・・!」
メイリン「コラしんのすけ!いい加減にしなさい!」
メイリン「肝心のあんたがそんな調子でどうすんのって大佐は言いたいのよ!」
メイリン「あんたがそんな調子だと、こっちも何もできないのよ!
メイリン「あんた男でしょ!?いつまでもメソメソするな!」
ミラー「強烈な皮肉だな」
キャンベル「まいったな・・・」ハァ
しんのすけ「・・・」
ナスターシャ「そのまましょげていても、事態は好転しないぞしんのすけ」
ナスターシャ「春日部に核が撃ちこまれようとしているんだろう?私は、核の恐ろしさをよくしっている」
ナスターシャ「ただの爆発じゃないぞ。その区域一帯が何十年も、草木一本生えない死の土地に汚染される」
ナスターシャ「街の友人、知人、自分の故郷を見殺しにするつもりか?」
ミラー「サバイバル教官の立場から言わせてもらうと、ウサギが狩られるのは油断し、歩を止めた時だ」
ミラー「食事をしている時、寝ている時、そこを捕食者に狙われる」
ミラー「そこは敵地の真っただ中だ。そんな所で足を止めて見ろ。真っ先に狩られるのは君だぞ」
メイリン「ねえ、わかってよ・・・しんのすけ」
325: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:14:41.44 ID:2ijktfFio
メタルギア格納庫
しんのすけ「・・・一つ教えてよ」
キャンベル「なんだ・・・」
しんのすけ「おねいさんはどうなるの?」
キャンベル「君に気休めを言っても無意味だろう・・・だからハッキリ言う」
キャンベル「彼女のやった事は重大な国家反逆罪だ。任務が終わるまでは、ここに拘留だ」
キャンベル「任務後は裁判・・・しかし恩情は出ないだろう」
キャンベル「即座に判決は下り、おそらくは米国の重要犯罪者が集まる連邦刑務所に・・・」
しんのすけ「で?」
キャンベル「極刑の可能性も十分ある。もしくは、そうでなくとも生きてる内に刑務所を出る事はないだろう」
しんのすけ「へえ・・・」
メイリン「ちょっと大佐!そこまで言う必要は・・・」
キャンベル「むう・・・しかし」
ミラー「キャンベル、そういう所がダメなんだ・・・」ハァ
しんのすけ「安心してよ。オラ、ちゃんと自分の役目ははたすゾ」
キャンベル「しんのすけ・・・?」
しんのすけ「このなんとかキーを入れて、カンタムロボを止めればイイんだよね?そんなの簡単だゾ」
しんのすけ「でもオラ、それが終わったらナオミおねいさんをお助けしに行くゾ」
しんのすけ「レンホーけいむしょ?とか言う所に行って、おねいさんをお助けして」
しんのすけ「そのまま春日部で、おねいさんが楽しく暮らせるようにするんだゾ」
キャンベル「それだと君も犯罪者になるぞ」
しんのすけ「何言ってんの?オラ何にも悪い事してないじゃん」
キャンベル「しかし」
しんのすけ「止めてもムダだからね。オラはオラの信じる道を歩くんだゾ」
キャンベル「・・・わかった」
メイリン「理屈じゃないのね・・・」
しんのすけ「・・・一つ教えてよ」
キャンベル「なんだ・・・」
しんのすけ「おねいさんはどうなるの?」
キャンベル「君に気休めを言っても無意味だろう・・・だからハッキリ言う」
キャンベル「彼女のやった事は重大な国家反逆罪だ。任務が終わるまでは、ここに拘留だ」
キャンベル「任務後は裁判・・・しかし恩情は出ないだろう」
キャンベル「即座に判決は下り、おそらくは米国の重要犯罪者が集まる連邦刑務所に・・・」
しんのすけ「で?」
キャンベル「極刑の可能性も十分ある。もしくは、そうでなくとも生きてる内に刑務所を出る事はないだろう」
しんのすけ「へえ・・・」
メイリン「ちょっと大佐!そこまで言う必要は・・・」
キャンベル「むう・・・しかし」
ミラー「キャンベル、そういう所がダメなんだ・・・」ハァ
しんのすけ「安心してよ。オラ、ちゃんと自分の役目ははたすゾ」
キャンベル「しんのすけ・・・?」
しんのすけ「このなんとかキーを入れて、カンタムロボを止めればイイんだよね?そんなの簡単だゾ」
しんのすけ「でもオラ、それが終わったらナオミおねいさんをお助けしに行くゾ」
しんのすけ「レンホーけいむしょ?とか言う所に行って、おねいさんをお助けして」
しんのすけ「そのまま春日部で、おねいさんが楽しく暮らせるようにするんだゾ」
キャンベル「それだと君も犯罪者になるぞ」
しんのすけ「何言ってんの?オラ何にも悪い事してないじゃん」
キャンベル「しかし」
しんのすけ「止めてもムダだからね。オラはオラの信じる道を歩くんだゾ」
キャンベル「・・・わかった」
メイリン「理屈じゃないのね・・・」
326: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:15:39.65 ID:2ijktfFio
司令室
内村「おっ」
しんのすけ「よっ」
内村「おかえり!いやぁ~待ちくたびれたよ!」
しんのすけ「おじさん達とももうお別れだね」
三村「ちょっとちょっと~、再会したばっかで寂しい事言うなっての!」
大竹「鍵を温めてきたんだね。俺の心は冷たいのに・・・」
三村「暗いわ!」
しんのすけ「お・・・」
ふかわ「お前、消しゴムの角ばっか使うなよ」
レッド「トントンワシントーン!」
内村「キーを温めてきたしんのすけ、10ポインッ!」
しんのすけ「・・・」タラ
メイリン「ホントなんの意味があるのかしらこれ」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君、最後のキーを持ってきたんだね」
しんのすけ「うん・・・」
オタコン「ん、どうしたんだい?やけに暗いじゃないか」
しんのすけ「・・・」
オタコン「・・・理由は会えて聞かないでおくよ」
しんのすけ「あ、そだ」
オタコン「ん?」
しんのすけ「おじさんこれ知らない?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
オタコン「それは・・・」
しんのすけ「知ってるの?」
オタコン「物自体は知っている。同じ物を見せてもらったからね」
オタコン「でもそれが何なのかは・・・僕にもわからないな。何かの暗号だと思うんだけど」
しんのすけ「ほぉほぉ」
内村「おっ」
しんのすけ「よっ」
内村「おかえり!いやぁ~待ちくたびれたよ!」
しんのすけ「おじさん達とももうお別れだね」
三村「ちょっとちょっと~、再会したばっかで寂しい事言うなっての!」
大竹「鍵を温めてきたんだね。俺の心は冷たいのに・・・」
三村「暗いわ!」
しんのすけ「お・・・」
ふかわ「お前、消しゴムの角ばっか使うなよ」
レッド「トントンワシントーン!」
内村「キーを温めてきたしんのすけ、10ポインッ!」
しんのすけ「・・・」タラ
メイリン「ホントなんの意味があるのかしらこれ」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君、最後のキーを持ってきたんだね」
しんのすけ「うん・・・」
オタコン「ん、どうしたんだい?やけに暗いじゃないか」
しんのすけ「・・・」
オタコン「・・・理由は会えて聞かないでおくよ」
しんのすけ「あ、そだ」
オタコン「ん?」
しんのすけ「おじさんこれ知らない?」
【NoFaNNoGrevR-eruyozumskzuoidry】
オタコン「それは・・・」
しんのすけ「知ってるの?」
オタコン「物自体は知っている。同じ物を見せてもらったからね」
オタコン「でもそれが何なのかは・・・僕にもわからないな。何かの暗号だと思うんだけど」
しんのすけ「ほぉほぉ」
327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:17:03.43 ID:2ijktfFio
オタコン「まあ何にせよ・・・それが最後のキーだ。それを入れればPALの起爆コードが解除される」
オタコン「解除後の脱出経路は僕が用意してあるよ。この施設の全セキュリティに侵入したからね」
オタコン「もうカードキーを使う必要もない。その点は安心してくれ」
しんのすけ「ほぉほぉ」
オタコン「しかしまぁ・・・ただの5才児がここまでやるなんて、ほんと大したもんだよ。君は」
オタコン「さすがカンタムロボを生んだ国の子供だ」
しんのすけ「でへへ・・・」
キャンベル「しんのすけ・・・最後まで君に頼りっぱなしだった・・・いろいろすまない」
メイリン「あんた、やっぱり伝説の幼稚園児だったわ」
ナスターシャ「春日部は君が守った。胸を張れ」
しんのすけ「・・・」スチャ
内村「」キラン
内村「そのキーを、ここに入れるべし!」ビシ!
ミラー「・・・」
オタコン「解除後の脱出経路は僕が用意してあるよ。この施設の全セキュリティに侵入したからね」
オタコン「もうカードキーを使う必要もない。その点は安心してくれ」
しんのすけ「ほぉほぉ」
オタコン「しかしまぁ・・・ただの5才児がここまでやるなんて、ほんと大したもんだよ。君は」
オタコン「さすがカンタムロボを生んだ国の子供だ」
しんのすけ「でへへ・・・」
キャンベル「しんのすけ・・・最後まで君に頼りっぱなしだった・・・いろいろすまない」
メイリン「あんた、やっぱり伝説の幼稚園児だったわ」
ナスターシャ「春日部は君が守った。胸を張れ」
しんのすけ「・・・」スチャ
内村「」キラン
内村「そのキーを、ここに入れるべし!」ビシ!
ミラー「・・・」
328: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:18:00.95 ID:2ijktfFio
しんのすけ「ほーい」ガチャ
キュイィー・・・ン ガチャガチャガチャ・・・
内村「第三のPALコード、入力おっけぇ!!」
ボワンッ
ボワンッ
ボワンッ
しんのすけ「お?」
雛形あきこ「全てのPALコードが、入力されたわ!」
華原朋美「お疲れ様で~す♪」
内村「全てを揃えた君に・・・マルあげよう!」
ナスターシャ「全員集合か」
メイリン「ほんと、つくづく下らない機能ね」
ウィィィィィン! ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ボワボワボワンッ
しんのすけ「消えちゃった」
ビー! ビー! ビー!
『スベテノ PALコード ニュウリョクカンリョウ』
『【起爆】コードガ ニュウリョク サレマシタ』
しんのすけ「えっ」
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
キュイィー・・・ン ガチャガチャガチャ・・・
内村「第三のPALコード、入力おっけぇ!!」
ボワンッ
ボワンッ
ボワンッ
しんのすけ「お?」
雛形あきこ「全てのPALコードが、入力されたわ!」
華原朋美「お疲れ様で~す♪」
内村「全てを揃えた君に・・・マルあげよう!」
ナスターシャ「全員集合か」
メイリン「ほんと、つくづく下らない機能ね」
ウィィィィィン! ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ボワボワボワンッ
しんのすけ「消えちゃった」
ビー! ビー! ビー!
『スベテノ PALコード ニュウリョクカンリョウ』
『【起爆】コードガ ニュウリョク サレマシタ』
しんのすけ「えっ」
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
329: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:19:03.17 ID:2ijktfFio
『 核発射準備 カンリョウ シマシタ』
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ウィィィィ・・・ィィィィイン!
しんのすけ「あれ・・・なにこれ」
キャンベル「バカな!?しんのすけは解除をしたはずだ!」
メイリン「PALキーは起爆コードの緊急解除装置のはずよ!なんで!?」
ナスターシャ「何がどうなっている!?」
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
しんのすけ「???」
【CALL】
しんのすけ「お?」
330: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:21:40.89 ID:2ijktfFio
ミラー「ありがとうしんのすけ、これで起爆コードの入力は完了した。もうメタルギアを止める事は出来ない」
しんのすけ「お?」
ミラー「わざわざPALキーを見つけてくれた上、起爆コードの入力までしてくれて、本当に恩に着る」
ミラー「しんのすけ好みの女の写真だったとはお粗末な話しだったが・・・」
しんのすけ「「いえいえ、どういたしまして~」
ミラー「ふん、アホウが」
しんのすけ「おじさんこれ何?なんかビービーうるさいんだけど」
ミラー「やっぱり、わかってなかったか」
ミラー「我々は起爆コードを入手できなかったんだよ。コードを知る人間はこの基地にいなかった」
ミラー「PALキーも誰かが持ち去ってしまった。まさかオセロットの仕業とは思わなったが・・・」
しんのすけ「おじさん何言ってんの?」
ミラー「つまり、俺達は核を撃つことはできなかった。威嚇発射さえもな・・・」
ミラー「まさに八方塞がりだった。核が撃てなければ我々の要求は叶えられない」
ミラー「起爆コードを入手できなくなった以上、別の方法を探すしかない。そこで野原一家、貴様らに賭けてみる事にした」
しんのすけ「お?」
ミラー「オセロット・・・奴はPALキーを持ち出した犯人を適当なスパイに被せた・・・」
ミラー「お前もよく知る人物だ。レモンとか言ったか・・・」
しんのすけ「レモンちゃんが!?」
ミラー「全てはオセロットのでっち上げだったんだよ。レモン一家は最初からこの島に来て等いない」
ミラー「その嘘にまんまと乗せられた俺達は、レモンを脅迫する材料として野原ひろしを誘拐した・・・」
ミラー「野原一家の事は俺も耳にしていた。大人帝国、ブタのヒヅメ、ホワイトスネーク団等々・・・」
ミラー「並み居る裏組織をただの民間人に、軒並み壊滅させられた。レモン一家の所属していたスカシペスタン共和国もその内の一つだ」
ミラー「戦闘能力の観点からみて俺達は野原ひろし以外ありえないと踏んでいた」
ミラー「当然だな。女子供にこんな大それた事ができるわけないと思っていたからな」
ミラー「だが・・・、魔法使いだったとわな」
しんのすけ「???」
331: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:23:39.36 ID:2ijktfFio
ミラー「やられたよ。伝説の英雄が成人男性ではなく、ただの幼稚園児だったとは・・・」
ミラー「ふん、だが、やはりただの子供だお前は。いや、お前らの言葉で言うならおバカ、か」
ミラー「すべて最初から仕組まれていたんだよ。お前に、起爆コードを入力させる為に!」
しんのすけ「オラが・・・?」
ミラー「ん?もしやここまで来られたのは自分一人の才能だと思っているのか?」
ミラー「とにかくこれで核発射準備は整った。新型核を撃ち込んで見せれば、ホワイトハウスの連中も俺達の要求を飲まざるを得ない」
しんのすけ「おじさんも・・・スパイなの?」
ミラー「ふふ、知らないのはお前だけだwwフフフ・・・フハハ!惨めだな?しんのすけェ・・・」
しんのすけ「ナオミおねいさんも・・・おじさんのスパイなの?」
ミラー「ナオミか・・・確かに俺達はナオミから貴様の情報を得ていた」
ミラー「だがナオミに関しては俺達も予想外だった。あの女はあの女で、何か目的があるのだろう」
ミラー「だが俺には関係のない事だ。さんざん利用されて用事が済めば捨てられる。女は怖いな?しんのすけ・・・」
しんのすけ「おじさん・・・だれ?」
ミラー「全て教えてやる。もしも俺の元まで辿り着けたら、な」
キャンベル「しんのすけ!そいつはマスター・ミラーではない!」
しんのすけ「おじさん!?」
ミラー「キャンベルゥ・・・、今頃気づいても遅い」
キャンベル「マスター・ミラーの遺体が彼の自宅で発見された。死後3日経ってる。マスターの無線がオフにされていたのでわからなかった」
キャンベル「メイリンによると、発信源はその基地内だ!」
しんのすけ「えっ、じゃあ、おじさんは・・・」
キャンベル「お前が話していたのは・・・!」
バサ・・・
ミラー「俺だよ、しんのすけェ・・・」バサ
しんのすけ「あ~~~~っ!」
【ミラー】→【リキッド】
リキッド「貴様の役割は済んだ、あの世へいけ!」
【ALERT】99・99
332: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 18:24:30.94 ID:2ijktfFio
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 21:30:29.93 ID:2ijktfFio
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
ガチャン!
しんのすけ「あっ!閉じ込められた!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「うわっ!今度はおならが・・・」
キャンベル「しんのすけ!それは毒ガスだ!」
メイリン「吸っちゃダメ!口を塞いで!」
しんのすけ「ぐぬぬ・・・」
プシュウウウウ・・・
メイリン「ダメ・・・息が持たないわ!」
ナスターシャ「しんのすけ!スプレーだ!スプレーを持っていただろう!」
ナスターシャ「ガスは気体だ。噴出力の強いスプレーを吹きかければガスの充満を暮らせる事ができる!」
しんのすけ「~~~~~!」パクパク
シューーーーーー! シューーーーーー!
プシュウウウウ・・・
ナスターシャ「く、焼け石に水か・・・」
キャンベル「しんのすけ!ガスの届いてない場所に移動しろ!」
しんのすけ「~~~~~」ダダダ!
336: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 21:31:07.69 ID:2ijktfFio
【CALL】
オタコン「しんのすけ!そこは防弾ガラスだ!通常兵器では爆破できない!」
オタコン「今そこのセキュリティを解除してみる!それまで持ちこたえてくれ!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「~~~~!」バサ!バサ!
ナスターシャ「折り畳み傘を・・・しかし!」
メイリン「息が持たない・・・!」
しんのすけ「 ぷ は ぁ ! 」
キャンベル「しんのすけ!呼吸を止めろ!」
しんのすけ「そんな事言ったってオラお魚じゃないゾ!そんなに長く止めれないゾ!」
プシュウウウウ・・・
ナスターシャ「ガスが充満してきている・・・しんのすけ!もう一度息を!」
しんのすけ「~~~~」スゥゥ
しんのすけ「うっ!ゲホッ!ゴホッ!」
メイリン「バカ!むせてる場合じゃないわよ!」
しんのすけ「さっき食べたココアシガレットが引っかかった~」
メイリン「だから任務中におやつ食うなっつったでしょ!このおバカ!」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「うう・・・オラおなら何かにやられるのはイヤだゾ・・・」
キャンベル「エメリッヒ博士はまだか!」
メイリン「急いで~~~~~~~!!」
337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 21:48:08.44 ID:2ijktfFio
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「おならが迫ってくるゾ!」
ナスターシャ「エメリッヒ博士はまだか!」
キャンベル「万事休すか・・・」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「おなら・・・おなら・・・ん?おなら?」
しんのすけ「!」ピコーン
ガツガツモグモグムシャムシャ・・・
ナスターシャ「しんのすけ、何を・・・」
メイリン「芋羊羹!?食ってる場合じゃないでしょうが!!」
しんのすけ「違うゾ、これは・・・うっ!」
ボン! ボン! ボン!
しんのすけ「う~~くるしい~~~・・・」メキメキメキ
ナスターシャ「なんだ!?しんのすけの腹が急に・・・」
メイリン「風船みたいに・・・」
プシュウウウウ・・・
しんのすけ「お、おならにはおならだゾ・・・」メキメキ
ピーゴロゴロ
しんのすけ「ハッ!きた!」
キュィィィィィン・・・
338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 21:48:58.53 ID:2ijktfFio
しんのすけ「いっくゾ~~~~~~~~~っ!!」
キャンベル「一体何を!?」
ぷぅ~
・・・
・・・
・・・
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
バリィィィン! ガラガラガラ! ズドォン! ズドォォォォン!
しんのすけ「まだまだ~~~~!!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
バキバキバキバキ!! メキメキメキ・・・
ボ ン ッ ! !
339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 22:05:36.77 ID:2ijktfFio
ガラガラガラ・・・
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!司令室のセキュリティが突然・・・うわ!」
オタコン「なにこれ・・・司令室が瓦礫の山じゃないか!」
キャンベル「な、なんだ今のは」
ナスターシャ「ミサイルでも撃ちこまれたかのようになっているが・・・」
しんのすけ「今のはおならだゾ」
メイリン「へ?」
しんのすけ「おならにはおならだゾ。オラのおならで吹き飛ばしたんだゾ」
ナスターシャ「おなら・・・」
キャンベル「例の不思議な力か?」
メイリン「そんな力持ってんなら先に言いなさいよ」
しんのすけ「いやぁそれほどでも~」
メイリン「ほめてねーよ」
オタコン「全く、君って奴は・・・」
リキッド「」サッ
しんのすけ「あ!」
キャンベル「しんのすけ!リキッドを追え!」
しんのすけ「待て~~~~!うそつきオヤジ~~~!」
ダダダダダッ!
340: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 22:21:09.04 ID:2ijktfFio
メタルギアコクピット前
ダダダダダッ!
しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・」
しんのすけ「おじさーーーーーーん!!」
リキッド「しんのすけェ!!俺のサングラス姿もイカすだろう・・?」
しんのすけ「ぜえ・・ぜえ・・・」
リキッド「ふん、メガヘガデルまで持っていたとはな・・・」
しんのすけ「知ってるの!?」
リキッド「貴様のことは調べたと言っただろう?こっそり盗んできたか?」
しんのすけ「盗んだんじゃないゾ!貰ったんだゾ!
リキッド「ほう、そうか」ニヤニヤ
しんのすけ「おじさん、もう逃がさないゾ!おとなしくお縄につけ~!」
リキッド「ふふ、無駄だ無駄だ」
しんのすけ「オラをよくも騙したな~!!」
リキッド「そうだ。俺はお前を騙してうまく操った」
リキッド「いくら力があろうと所詮ガキの浅知恵。貴様はよく働いてくれた・・・」
リキッド「【らりるれろ】の連中もそう思っている事だろうよ」
しんのすけ「ら、らりるれろ?」
リキッド「貴様の大好きなナオミが教えてくれたぞ」
リキッド「お前は、ただの、駒だとな・・・」ニヤ
リキッド「ナオミは俺達に情報を提供してくれた・・・だがその動機も、目的も不明だ」
リキッド「そしてらりるれろが関わっていると知った以上あの女を野放しにはできない」
リキッド「それがあの女を捕えさせた理由だ。ハッ、スパイには変わりないからな」
しんのすけ「・・・」
リキッド「与えられた任務を疑いもしないとは・・・やはり、貴様はただのガキだ」
リキッド「核発射の阻止、人質の救出、全て偽りの任務だ」
しんのすけ「え・・・?」
リキッド「考えても見ろ。DARPA局長も、AT社社長ケネス・ベイカーもどこにもいなかっただろう?」
リキッド「これは俺達も知らなかった・・・だからPALの起爆ができなかった」
リキッド「だが今、こうして起爆準備は完了し、メタルギアは可動状態に入った」
リキッド「全て、お前のおかげだ」ニヤ
しんのすけ「なんで・・・なんでこんな事するの?」
リキッド「ん?」
しんのすけ「なんでこんな事をするんだって聞いてるんだゾ!」
リキッド「ふん、まあイイ。教えてやろう・・・」
ダダダダダッ!
しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・」
しんのすけ「おじさーーーーーーん!!」
リキッド「しんのすけェ!!俺のサングラス姿もイカすだろう・・?」
しんのすけ「ぜえ・・ぜえ・・・」
リキッド「ふん、メガヘガデルまで持っていたとはな・・・」
しんのすけ「知ってるの!?」
リキッド「貴様のことは調べたと言っただろう?こっそり盗んできたか?」
しんのすけ「盗んだんじゃないゾ!貰ったんだゾ!
リキッド「ほう、そうか」ニヤニヤ
しんのすけ「おじさん、もう逃がさないゾ!おとなしくお縄につけ~!」
リキッド「ふふ、無駄だ無駄だ」
しんのすけ「オラをよくも騙したな~!!」
リキッド「そうだ。俺はお前を騙してうまく操った」
リキッド「いくら力があろうと所詮ガキの浅知恵。貴様はよく働いてくれた・・・」
リキッド「【らりるれろ】の連中もそう思っている事だろうよ」
しんのすけ「ら、らりるれろ?」
リキッド「貴様の大好きなナオミが教えてくれたぞ」
リキッド「お前は、ただの、駒だとな・・・」ニヤ
リキッド「ナオミは俺達に情報を提供してくれた・・・だがその動機も、目的も不明だ」
リキッド「そしてらりるれろが関わっていると知った以上あの女を野放しにはできない」
リキッド「それがあの女を捕えさせた理由だ。ハッ、スパイには変わりないからな」
しんのすけ「・・・」
リキッド「与えられた任務を疑いもしないとは・・・やはり、貴様はただのガキだ」
リキッド「核発射の阻止、人質の救出、全て偽りの任務だ」
しんのすけ「え・・・?」
リキッド「考えても見ろ。DARPA局長も、AT社社長ケネス・ベイカーもどこにもいなかっただろう?」
リキッド「これは俺達も知らなかった・・・だからPALの起爆ができなかった」
リキッド「だが今、こうして起爆準備は完了し、メタルギアは可動状態に入った」
リキッド「全て、お前のおかげだ」ニヤ
しんのすけ「なんで・・・なんでこんな事するの?」
リキッド「ん?」
しんのすけ「なんでこんな事をするんだって聞いてるんだゾ!」
リキッド「ふん、まあイイ。教えてやろう・・・」
341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 22:47:54.27 ID:2ijktfFio
リキッド「ゲノム兵に投入されたソルジャー遺伝子の話は聞いただろう。ま、お前じゃ理解できないだろうが」
しんのすけ「・・・」
リキッド「ソルジャー遺伝子はビックボスの体細胞から採取した物だ・・・」
リキッド「ビッグ・ボス・・・かつて戦場を転々とし幾度となく戦況を覆した伝説の英雄」
リキッド「それと同時に世界を恐怖に陥れた史上最悪のテロリスト・・・でもある」
しんのすけ「さっき言ってた雷オヤジ?」
リキッド「ハッハッハ、そうだ。その雷オヤジだ」
リキッド「つまり、ビッグ・ボスの遺伝子が入ったあの兵士はみな、医学的にはビッグ・ボスの息子という事になる」
しんのすけ「???」
リキッド「ふん、もう話についていけないか。まあイイ」
リキッド「ビッグ・ボスの息子達・・・我々はそう名乗っている」
リキッド「ビッグ・ボスがかつて目指した兵士たちの理想郷、アウター・ヘブン・・・」
リキッド「息子の我々がビッグ・ボスの意志を継ぎ、ビッグボスができなかった理想郷の構築!!」
リキッド「それこそがビッグ・ボスを超えた証になり!それこそが我々の!いや、俺の人生最大目的だ!!」グッ!
しんのすけ「・・・よくわかんないけど、一個だけわかったゾ」
リキッド「なにがだ?」
しんのすけ「おじさん・・・とうちゃんが大好きなんだね」
リキッド「・・・なんだと?」ギロ
しんのすけ「おじさんはとうちゃんが好きで好きで仕方がないんだね」
しんのすけ「だからそうやって、とうちゃんのお助けを・・・」
リキッド「 バ カ を 言 う な 小 僧 ぉ ! ! 」
しんのすけ「!?」ビクッ
リキッド「ゲノム兵がビック・ボスの息子と名乗るのは便宜上の事だ。だが俺は違う」
リキッド「遺伝子に呪いを込められた息子・・・」
リキッド「俺は、ビック・ボスの!実の息子なんだよ!」バッ!
342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 22:55:09.85 ID:2ijktfFio
リキッド「恐るべき子供達。その計画はそう呼ばれた」
リキッド「1970年代、アナログなクローン技術とスーパー・ベイビー法を用いて、最強の兵士を作るべくビッグボスの体細胞から作られたクローン」
リキッド「それが、俺だ」
しんのすけ「おじさんは雷オヤジの・・・ウーロン?」
リキッド「クローンだ小僧。日本語で言う複製、つまりコピーだ」
リキッド「だが俺はただのクローンではない」
リキッド「誕生したのは8つ子だった。だが闘争本能を高めるために意図的に間引き・・・つまり殺すんだな」
しんのすけ「え・・・」
リキッド「それも全て最強の兵士・・・俺の双子・・・ソリッド・スネークを作る為に・・・!」ワナワナ
リキッド「俺はオヤジの劣性遺伝子ばかり受け継がされた!俺は、双子の兄弟の搾りカスだ!!」
リキッド「貴様にわかるか!?生れ落ちた時からクズと見なされ続けてきた惨めさが!」
しんのすけ「しぼりかす・・・?」
リキッド「そうだ!とうちゃんが好きか、だと?笑わせるな!・・・憎しみだよ」
リキッド「貴様にも確か妹がいたな・・・妹ばかりをかわいがる両親、経験があるだろう」
しんのすけ「!」
リキッド「・・・オヤジは死んだ。俺は復讐の機会すら奪われた」
リキッド「だから俺は!親父の遺志を実現してみせる・・・親父を超え、親父を殺す!」グッ!
リキッド「それがオヤジへの!復讐になるのだ!!」ス
バッ!
しんのすけ「あっ待て!!」
ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ!
343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 23:09:53.68 ID:2ijktfFio
ゴウゥン・・・ ゴウゥン・・・
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
しんのすけ「おわぁ!!ゆ、床が浮いてるゾ・・・」グラグラ
リキッド「しんのすけェ!!この歴史的な兵器を拝みながら死んでゆけ、俺の貴様へのせめてもの気遣いだ」
ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ! ビーーーーーーッ!
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
キャンベル「ついに動き出してしまった・・・」
しんのすけ「おああ!じ、地震だ~~~ッ!」
ゴゥン! ゴゥン! ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!
リキッド「今から見せてやる!」21世紀を導く・・・」
リキッド「 悪 魔 の 兵 器 を な ! ! 」
VS メタルギアREX
344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/23(土) 23:11:56.96 ID:2ijktfFio
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「じゃ」
349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:29:55.04 ID:3LZRluFMo
地下搬出路
ゴウンゴウン ゴウン・・・ガシャァン!
しんのすけ「お・・・」タラ
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
ビリビリビリ・・・
リキッド「どうだしんのすけェ!これが貴様が躍起になって止めにかかったメタルギアだ!」
リキッド「最後ににのこの史上最悪の兵器を拝めることができて本望だろう!?」
しんのすけ「う~ん、やっぱりデザインが・・・ロケットパンチもないし~」
リキッド「まだ言うか!小僧・・・」
リキッド「フフ、まあイイ。貴様にはわからんだろう。この偉大な兵器の魅力はな」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
しんのすけ「ううっ!どう見ても悪のロボットだゾ・・・」ビリビリビリ
キャンベル「動き出してしまった以上破壊して止めるしか・・・」
メイリン「破壊!?あんなもんどうやって止めんのよ!!」
リキッド「いくぞォ!小僧ォーーーーーーーーーーー!!」
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「うわっ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:31:19.94 ID:3LZRluFMo
しんのすけ「おおおおおおお!!」ダダダ
リキッド「逃げられると思うなァァァァァ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ナスターシャ「しんのすけ!先ほどの芋羊羹のような、我々の知らない装備はもうないのか!」
キャンベル「君がメタルギアに対抗できるとすれば、それしかあるまい!!」
しんのすけ「ええっ!急に言われても困るゾ・・・」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「ひいいいいい~~~~!」ダダダ
リキッド「ハッハッハ!まるで蟻と象の戦いだなぁ!?」
しんのすけ「えっと、え~っとぉ」ガサゴソ
メイリン「しんのすけ!後ろ!」
しんのすけ「お?」
リキッド「そのまま踏み潰してやる!!」グッ
ドガァッ!
352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:32:02.45 ID:3LZRluFMo
パラパラパラ・・・
リキッド「潰れたか?」
キャンベル「しんのすけ!無事か!」
しんのすけ「お、おお~」ドキドキ
リキッド「む、いつの間にそっちに・・・」ギロ
リキッド「そうか、貴様ははあのヨーヨーがあったな」
リキッド「全く、逃げ足だけは速い奴だ・・・」
ナスターシャ「しんのすけ!急げ!」
しんのすけ「そんな事言われても・・・えっと、え~っとぉ・・・」ガサゴソ
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ「うわあああああ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
リキッド「フハ、フハハ、フハハハハハハ!!」
353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:33:08.58 ID:3LZRluFMo
ダダダダダッ!
しんのすけ「もお、乱暴すぎるゾおじさん!」
しんのすけ「おもちゃは大事に扱いなさいっていつもかあちゃんが言ってたゾ!」
リキッド「その辺は心配無用だしんのすけェ・・・メタルギアは頑丈にできている」
リキッド「貴様一匹潰すくらい、なんともないわ!」
グワァン
ドシィィィン!
しんのすけ「おわったったった!」
ドシィィィン! ドシィィィン! ドシィィィン!
しんのすけ「ひいいいいい~~~~」
ダダダダダダダッ!
ドシィィィン! ドシィィィン! ドシィィィン!
リキッド「ふむ・・・小回りだけは貴様が上のようだな・・・」
リキッド「ならばこれで終わりにしてやる!死ねェ!しんのすけェェェェエ!!」
ボッ ボッ ボッ
キャンベル「しんのすけ!ミサイルだ!逃げろ!」
シュゥゥゥゥゥゥゥウウウウ!!!
354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:35:10.77 ID:3LZRluFMo
しんのすけ「アクションビーム!」
クルクル ガチ
リキッド「ハン!ヨーヨーで逃げるつもりか!だがそれでも無駄だ!」
しんのすけ「!?」グイーン!
リキッド「そのミサイルは・・・追尾機能付きだ!」
グィィィ・・・ シュゥゥゥゥウウウウウ!!
しんのすけ「おわ~~~!みさいるが追っかけてきたゾ!!」
リキッド「終わりだ!」
全員「しんのすけーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
シャカ
ズ ド ド ド ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !
355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:36:15.71 ID:3LZRluFMo
ドドドドォォォォ・・・ ガラガラガラ・・・
キャンベル「しんのすけ!応答しろ!しんのすけェェェエ!!」
メイリン「しんのすけーーーーーーー!!返事をしてーーーーー!!」
ナスターシャ「なんて事だ・・・しんのすけ・・・!!」
リキッド「ハッハッハ!さすがの貴様もミサイルの直撃には耐えられまい・・・」
リキッド「このシャドーモセスの塵になるがイイ!ハッハッハーーーーーーー!!」
モクモクモク・・・
地下搬出路 コンテナ裏
しんのすけ「う・・・」
ズシ
しんのすけ「なんか重いぞ・・・」
ズッシ
しんのすけ「おもい・・・重いゾ!」
しんのすけ「んもぉ!どいてよ!」ブオ
「ぶぎゃっ!」
しんのすけ「あっ!」
豚「おいちちちち、ここはどこだ・・・」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!!」
356: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:37:09.60 ID:3LZRluFMo
豚「む、しんのすけ・・・という事は。ハッ!」
豚「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん、参上!」キリ
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~ん!ぶりぶりざえもんがお助けしてくれたんだね~!!」
豚「はへ?」
キャンベル「よりにもよってこの豚が・・・」
ナスターシャ「爆風でマラカスが鳴ったのか?しかし」
しんのすけ「さっすが救いのヒーローだゾ!オラのピンチに駆けつけてくれたんだね~~~!」
豚「・・・」ポン
豚「ハッハッハ!そうだしんのすけ!私は救いのヒーロー!子供一人助けるくらいお安い御用だ!」
豚「これで私のありがたみがわかっただろう!お助け料一億万円、ローンも可。よろしく頼むぞ!」キリッ
メイリン「ほら、わかってない」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~ん、オラ今悪のロボットに襲われてるんだゾ!」
豚「何!?それはまことか!」
しんのすけ「あのロボットをやっつけないと、世界が危ないんだゾ!」
豚「世界を・・・ほう」ニヤ
豚「ならばそのロボットを私がやっつければ、私は世界を救ったヒーローになるという事だな!?」
しんのすけ「そうともゆー」
豚「そうすれば皆が私を敬いキレイなちゃんねーがわんさか・・・」グヘヘ
メイリン「すぐ調子に乗るんだから・・・」
357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:38:55.86 ID:3LZRluFMo
リキッド「フハハハハハハハ!粉微塵になったかァしんのすけェ!!」
しんのすけ「あれだゾ!」
豚「む・・・」チラ
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
豚「・・・」タラ
豚「では、私はこれで」サッ
しんのすけ「ちょっと待ってよぶりぶりざえもん!あれをやっつけないとカスカベにミサイルが飛んでくるんだゾ!」ガシ
豚「ぷぎゃ!は、はなせバカモノ!あんな恐竜みたいな奴と戦えるわけないだろアホがぁ!!」ジタバタ
キャンベル「この豚だけは・・・」
メイリン「ちょっとあんた!しんのすけの救いのヒーローなんでしょ!」
メイリン「たまにはしんのすけの役に立ったらどうなのよ!!」
ナスターシャ「君、これまでいいとこナシだぞ!?いいのか!?」
豚「だまれだまれだまれ!私にとってはあんなポンコツロボよりペチャパイ女の色気のない姿やたばこ女が出す煙の方がよっぽど迷惑じゃボケェ!!」ジタバタ
メイリン「ぺちゃぱ・・・この豚あああああああ!!」ピキピキ
ナスターシャ「君はプライドがないのか!?」
キャンベル「全く、度し難いな・・・」
しんのすけ「ねえ!ぶりぶりざえもんってば!お助けしてよ!!」
豚「できるかバカヤロ~~~~~!!はなせ~~~~~~~~~!!」ジタバタ
リキッド「 そ こ か ! ! 」
358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:40:28.00 ID:3LZRluFMo
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
しんのすけ「うげ、見つかったゾ・・・」
歌「貴様が大きな声を出すからだぞ!このバカモノが!!」
メイリン「それはお前だよ!」
リキッド「ん・・・いつぞやの豚・・・フハハ、ちょうどいい!!」
リキッド「墓標代わりに豚の丸焼きでも飾ってやる!死ねィ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「おおおおおおおおおおおお!!」
359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:41:27.20 ID:3LZRluFMo
リキッド「ちぃ、主人に似て逃げ足だけははやい・・・」
しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・オラ、もう疲れたゾ・・・」
キャンベル「しんのすけ!立て!」
しんのすけ「そんな事言ったって~」
リキッド「覚悟ができたか?しんのすけェ・・・」ニヤ
リキッド「ん?」
ザッ
豚「・・・」デーン
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
リキッド「なんだ豚野郎?飼い主を庇いに来たか?」
豚「・・・」サッ
リキッド「・・・ん?」
豚「これ、私の行きつけのキャバクラの割引券ですw旦那ぁーこれ差し上げるんで私だけは見逃して~~~」スリスリ
しんのすけ「お・・・」タラ
全員「いい加減にしろこの豚ぁ~~~~~~~~~~!!」
360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 19:42:18.58 ID:3LZRluFMo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:11:35.13 ID:3LZRluFMo
リキッド「フハハハハハ!我が身かわいさに命乞いか豚野郎!!」
豚「でへへ・・・旦那ぁ~」
キャンベル「この豚ぁ!いい加減にしないか!」ワナワナ
ナスターシャ「あいつは最初からああだった・・・」
メイリン「ほんと、身も心もただの豚ね」
リキッド「豚野郎にはお似合いの行動だ・・・しかし」
リキッド「アウター・ヘブンに貴様のような豚はいらん!」
豚「!?」
リキッド「 主 人 共 々 死 ね ェ ェ ェ ェ ェ ! ! 」
豚「ぴぎゃ~~~~~~~~~!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
豚「うう・・・」ドサ
しんのすけ「だ、大丈夫?ぶりぶりざえもん」
豚「まったく、なんて野郎だ!この私がここまですり寄ってやってると言うのに!」
豚「とんでもない悪党だな!あいつは!」ビシッ!
メイリン「(お前もだよ・・・)」
364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:12:04.39 ID:3LZRluFMo
リキッド「フハハハハハハハ!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・豚「おおおおおおおおおおおお!!」
リキッド「フハハハハハハ!逃げろにげろ!!」
キャンベル「だ、だめだ!逃げてるだけではいずれ・・・」
しんのすけ・豚「ハァ・・・ハァ・・」
リキッド「ふん、そろそろ飽きたな・・・」
リキッド「おい豚!貴様の提案に乗ってやろう・・・」
豚「!?」
リキッド「俺はさっさと新型核を撃ちこみたい。しかしその小僧、逃げ足だけは早く手間取っている」
リキッド「貴様の命だけは助けてやろう。そのかわり・・・その小僧を差し出せ」ニヤ
全員「!?」
365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:13:02.38 ID:3LZRluFMo
豚「・・・」チラ
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
リキッド「どうした豚野郎・・・今頃になって迷うか?」
リキッド「言っておくが俺はどちらでも構わんぞ。貴様がいなくともしんのすけをどうにかできる兵装はある・・・」
リキッド「このようにな!」
ビゥーーーーー! ズバッ! シュウウウ・・・
しんのすけ「ひいい~~~!」シュウウ
ナスターシャ「で、電子レーザー・・・」
キャンベル「くっ、とても肉眼で追い切れる物ではない!」
リキッド「手間は取りたくないだけだ。俺の目標はあくまでその小僧。貴様に用はない」
リキッド「貴様も無理矢理そいつに呼び出されて迷惑しているだろう?いい交換条件だと思うが・・・?」
豚「・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・」
豚「し、しんのすけ・・・」
リキッド「はやくしろ!どちらも消し炭にしてやろうか!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
豚「・・・」
がしっ!
しんのすけ「うあっ」ズルズル
ナスターシャ「あ、あの豚!」
キャンベル「おのれ・・・ついに実の主人まで・・・」
メイリン「あいつ・・・!私があの場にいたらぶん殴ってやりたいわ!!」
366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:21:44.49 ID:3LZRluFMo
ズルズルズル・・・ドサ
しんのすけ「うあっ」ドサ
豚「・・・」
リキッド「フハハハハハハハ!よくやったぞ豚野郎!!」
豚「う・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・」
リキッド「約束通り貴様の命は助けてやろう・・・そこをどけ。しんのすけを仕留める」
豚「・・・」ダラダラ
リキッド「豚ぁ!はやくどけ!貴様も一緒に肉塊になりたいか!」
豚「し、しんのすけ・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・?」
豚「うう・・・」ダラダラ
リキッド「・・・?」
豚「・・・」ダラダラ
リキッド「・・・そうか、どうやらミンチになりたいらしい」
リキッド「人は食えんが豚は食える。貴様は死して初めて役に立つのだ!」
豚「うううう・・・」ダラダラ
しんのすけ「ぶりぶりざえも~ん・・・」タラ
豚「うう・・・うおりゃああああああああ!!!」
リキッド「!?」
ダダダダダッ
豚「このやろ~~~~何がミンチだ!何が肉塊だ!」ペチペチ
367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:26:53.00 ID:3LZRluFMo
リキッド「・・」
豚「饅頭の具になる奴の気持ちを考えた事があるのか!この!この!」ペチペチ
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
豚「おりゃおりゃおりゃおりゃ~~~~~!!」ペチペチペチペチ
リキッド「・・・ふん!」
げしっ
豚「うあっ!」
リキッド「見苦しさだけは親譲りだな、貴様は」
リキッド「やはり貴様は豚だ!裏切りも、助太刀も何もかも半端で・・・」
しんのすけ「な、なに~~~~!」
豚「うう・・・」ボロ
リキッド「不快なんだよ!貴様らのような、他力本願なだけの豚野郎はな!」
リキッド「いい加減身の程を知ったらどうだ!ええ!?」
【CALL】
メイリン「ねえ、しんのすけ、ふと思ったんだけど・・・」
キャンベル「何だメイリン!こんな時に・・・」
メイリン「あの豚、元々はグレイフォックスなんだよね?」
ナスターシャ「確かそんな事言っていたような・・・」
しんのすけ「お?」
メイリン「原理はよくわからないけど・・・元の体に戻せないの?」
369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:27:28.33 ID:3LZRluFMo
しんのすけ「どうやって?」
メイリン「それはあんたが考えるのよ!」
しんのすけ「・・・」チラ
豚「ぶぎゃあ~~~~~!死にたくない~~~~!」ジタバタ
しんのすけ「お・・・」タラ
ナスターシャ「確かに、グレイフォックスの強化骨格ならあるいは・・・」
キャンベル「しんのすけ、君は知らないだろうがグレイフォックスはかつてFOXHOUNDの筆頭戦士だった」
キャンベル「ザンジバーランドでは自らメタルギアに乗り、我々を苦しめた・・・」
キャンベル「彼を呼ぶことができたら・・・いやしかし!」
リキッド「相談は済んだかしんのすけェ・・・」
しんのすけ「お!?」
リキッド「無駄だと知りつつ見苦しく足掻き続けるその姿、そこの豚と同じだな」
豚「ひいい~~~~~~~~!!」
しんのすけ「・・・」タラ
リキッド「さて、この下らん茶番も終わりにしようか」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんは見苦しくなんかないゾ」
リキッド「んん?」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんはオラが考えた救いのヒーローだゾ!」
しんのすけ「確かにおバカでエッチでがめつい所で普段全然役に立たないけど!」
しんのすけ「やる時はやる奴だゾ!ぶりぶりざえもんは、ぶりぶりざえもんは・・・」
しんのすけ「 お 前 に 何 か 負け な い ゾ ! ! 」
370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:28:46.19 ID:3LZRluFMo
リキッド「おい豚・・・飼い主がああ言ってるぞ」
豚「うう・・・」ヨロヨロ
リキッド「やれやれ、ここまで発破をかけられてまだその体たらくか・・・」
リキッド「がっかりだよ!貴様らには!」
リキッド「もういい・・・貴様らは仲良くあの世で遊んでいろ!」
リキッド「 死 ね ェ ! 」
グワァッ!
しんのすけ「~~~~」グッ
全員「しんのすけーーーーーーーーーーーー!!」
(・・ラ・・ヲ・・・・・レ)
しんのすけ「お!?」
リキッド「フハハハハハハーーーーーーー!!」
豚「あわわわわわわ~~~~!!」
しんのすけ「・・・!」ジャキ
リキッド「今更何を・・・もう遅いわ!!潰れろ!!!」
シャカ(ry
ぐちゃっ
371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:29:55.44 ID:3LZRluFMo
ズゥゥゥン・・・
リキッド「フハ、フハハハハハ!ついにやったぞ!」
リキッド「ちょろちょろと逃げ回るだけのガキめ。手間取らせおって・・・」
リキッド「ふふ、貴様があの世でも寂しくないように、故郷を丸ごとあの世へ送ってやる・・・」
リキッド「このメタルギアの新型核弾頭によってな!!」
ズゥゥゥン・・・ ピピッ
リキッド「・・・ん?」
リキッド「メタルギアの脚部がわずかに浮いている・・・なんだ?」
ズゥゥゥン・・・ メキメキメキ
リキッド「高度が上がってきている・・・どういうことだ!」
グググググ・・・メキィ!
「ぐ・・・が・・・」
しんのすけ「・・・ハッ!」
「見ていられないぞしんのすけ・・・」
しんのすけ「ああ~~~~~!!」
リキッド「バカな!貴様はザンジバーランドで!!」
メイリン「やっぱり・・・」
ナスターシャ「そうか、マラカスを振れば元に戻るのか!!」
キャンベル「グレイフォックス・・・また会える日がこようとは」
しんのすけ「大人のぶりぶりざえもん!!」
「ぶりぶりざえもんではぬぁい!私の名は・・・」
サイボーグ忍者「 シ ュ ワ ル ツ ネ ガ ー だ ! ! 」
【豚】→【サイボーグ忍者】
372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/24(日) 22:31:25.16 ID:3LZRluFMo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:54:17.30 ID:UbpreAPbo
サイボーグ忍者「ふぬぬぬぬぬ!」グググ
リキッド「REXを持ち上げているだと!?」
サイボーグ忍者「しんのすけぇ~!はやく逃げろ!」
しんのすけ「ほい!」ダッ
リキッド「待て!しんのすけ!」
サイボーグ忍者「行かせん・・・!」グググ
リキッド「この豚・・・!」
サイボーグ忍者「私の名を略すな!私の今の名は・・・」
サイボーグ忍者「 シ ュ ワ ル ツ ネ ガ ー だ ! 」
グッ
サイボーグ忍者「おりゃあああああああああああああ!!」
グォォォォォン! ガラガラガラ・・・
しんのすけ「おお~~、でっかいロボットがぶん投げられたゾ」
シュルルルル スタッ
サイボーグ忍者「ハッハッハ!これぞ生まれ変わった私のニューパワー!」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~ん!」
サイボーグ忍者「ぶりぶりざえもんではぬぁい!シュワルツネガーと呼べ!!」バッ!
しんのすけ「お・・・」
サイボーグ忍者「しんのすけ、貴様に折角手に入れたこのご機嫌なにゅーぼでーを元に戻された時はどうしようと思ったが・・・」
サイボーグ忍者「だが今!やはり貴様のおかげで元に戻る事ができた!!」
サイボーグ忍者「そしてここも!」ボロン
メイリン「きゃっ!」
ナスターシャ「またそれか・・・」
しんのすけ「お、おおきい・・・」
サイボーグ忍者「ハッハッハッハ!これぞ生まれ変わった私!生まれ変わったパーフェクトヒーロー!」
サイボーグ忍者「こうなった私はヘッポコマッチョやポンコツロボの一つや二つ、屁ではないわ!!」キリッ!
しんのすけ「おお~~~~~~!!」
377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:55:11.05 ID:UbpreAPbo
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
リキッド「おのれ・・・豚ァァァァァ!!」
しんのすけ「また動き出したゾ!」
サイボーグ忍者「よかろう。この生まれ変わった救いのヒーロー、シュワルツネガーが悪の巨大ロボを成敗してくれよう」
リキッド「グレイフォックスの体だと・・・おのれ・・・豚の分際で・・・」
リキッド「この死にぞこないがァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「なんだと」カチーン
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!くるよ!!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「しんのすけ、そしてペチャパイ女とたばこ女。並びに価値のなさそうなじじいよ」
キャンベル「価値のなさそうな・・・」
メイリン「だれがペチャパイだ!」
ナスターシャ「中身は豚のままなんだな・・・」
サイボーグ忍者「よぉく見ておけ!貴様らは生まれ変わった私が綴る、伝説の生き証人となるのだ!!」
リキッド「豚ァァァァァ!!」
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「今伝説が生まれようとしていた・・・」チャキ
サイボーグ忍者「 チ ェ ケ ラ! 」
378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:55:58.69 ID:UbpreAPbo
リキッド「!?」
サイボーグ忍者「おるあああああああああ!!」
ズバァッ!
サイボーグ忍者「手ごたえあり・・・」キラン
リキッド「バカな!?REXの装甲に傷が!!」
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
ズバッ! バシュッ! ブシュゥッ!
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
ズババシュブシュバシュブシュズバ・・・
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!誰が豚だ!誰が腰抜けだ!」
サイボーグ忍者「そんな偉そうな事は私に勝ってから言え!!」
サイボーグ忍者「 お り ゃ あ っ ! ! 」
バシュゥッ・・・!
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
リキッド「豚ァァァァァ!調子に乗るなァァ!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
サイボーグ忍者「 と ぉ っ ! 」バッ
379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:56:43.26 ID:UbpreAPbo
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!効かん!効かんゾそんな豆鉄砲!」ビシビシ
サイボーグ忍者「見よ!この男の右腕にはこのような物が仕込まれている・・・」ジャキ
しんのすけ「わっ!手から光線銃がでてきたゾ!」
サイボーグ忍者「この私が鉄砲の撃ち方を教えてやるわぁ!!」
サイボーグ忍者「おりゃああああああああああ!!」
ドドゥ! ドドゥ! ドドゥ! ドドゥ!
サイボーグ忍者「ワーーーーハハハハ!食らえ食らえ食らえ食らええええええ!!」
ドドドドドゥ! ドドドドドゥ! ドドゥ!
サイボーグ忍者「まだまだぁぁぁぁぁぁ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドド・・・・
リキッド「ぐおっ!くっ・・・この・・・」
リキッド「いつまでも調子に乗るなァァァァァ!」
ブオォン!
バキィッ!
サイボーグ忍者「ぶぎゃ!」
ドゴォォォォォン!パラパラパラ・・・
しんのすけ「おかえりぶりぶりざえもん」
サイボーグ忍者「おいちちちち・・・」ガラ
380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:57:40.10 ID:UbpreAPbo
しんのすけ「だいじょうぶ?」
サイボーグ忍者「ふん!ポンコツロボのパンチ一つでくたばるほど今の私はやわではない!」ムク
サイボーグ忍者「しかしポンコツロボめ、私の高周波千歳飴をあれだけくらってまだ動くとは・・・」
メイリン「(それ飴だったんだ・・・)」
【CALL】
オタコン「しんのすけ君!無事かい!?」
しんのすけ「お、合コンのおじさん」
オタコン「ついにメタルギアが動き出してしまったか・・・よく無事だったね、君」
しんのすけ「今ぶりぶりざえもんがやっつけようとしているんだゾ」
しんのすけ「でもなんか苦労してるみたいだゾ・・・」
オタコン「え、あの豚が!?絶対ムリでしょ!」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんは大人に変身してやっつけようとしているんだゾ」
サイボーグ忍者「おいメガネ、あいつを倒したら次は貴様のださいメガネの番だ」
サイボーグ忍者「今のうちにメガネ屋で新しいメガネを予約しておけ」
オタコン「さ、サイボーグ!そうか、元に戻ったのか・・・」
オタコン「・・・」
しんのすけ「どったのおじさん」
サイボーグ忍者「あまりにもイケてる私の姿に見惚れたか?」
オタコン「ひょっとしたら・・・うん、十分勝算はある!」
382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 20:58:46.98 ID:UbpreAPbo
しんのすけ「お?」
オタコン「いいかいしんのすけ君、REXの装甲は完璧だ」
オタコン「REXの装甲は多重セラミックス複合装甲。高性能なHEATでも使わない限り、まず通常兵器ではまず倒せない」
しんのすけ「???」
オタコン「あ、え~っと、とにかく硬いという事さ」
オタコン「武装は30mmガトリング砲、自由電子レーザー砲、対戦車誘導ミサイル。戦車としての性能も申し分ない」
オタコン「だがしかし、そんなREXにも弱点はある」
しんのすけ「お?」
オタコン「REXの操縦席は、一種のVRシステムなんだ。あらゆるセンサーを通し、ハイテク機器を介して操縦してる」
しんのすけ「???」
サイボーグ忍者「貴様の説明はさっぱりわからん。お前のメガネが無駄に硬いという事しかわからなかった」
オタコン「・・・え~っと、つまりだね」
オタコン「REXの左肩部に円盤のような物があるだろ?それがレドームだ」
オタコン「レドームはつまり目に当たる部分だ。コクピットは密閉型VR投影式」
オタコン「つまり目を破壊すれば、REXは何も見えなくなるという事だ」
サイボーグ忍者「なるほど、メガネを外した貴様と同じという事か」
オタコン「なんで全部メガネに例えるの・・・」
しんのすけ「ほぉほぉ、じゃ、あの円盤を壊せばいいんだね」
オタコン「そういう事。あの目を壊せば操縦者はハッチを開けて操縦せざるを得なくなる」
オタコン「そして出てきた操縦者を叩く!これしかないよ!しんのすけ君!」
しんのすけ「ほい!」
サイボーグ忍者「この救いのヒーローの手にかかれば、円盤の一つや二つ。お安い御用だ!」
383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 21:00:20.71 ID:UbpreAPbo
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「やかましいぞポンコツロボが!貴様の弱点はもうわかったわ!」
サイボーグ忍者「これより貴様のいやらしいどすけべアイを粉々に粉砕してくれる・・・」
サイボーグ忍者「このぶりぶりヒーロースペシャルイケメンウルトラシュワルツネガー砲でな!」ジャキ
しんのすえ「おお~~~!略してぶりぶり砲だね!」
サイボーグ忍者「りゃ、略すなバカモノ!」
ナスターシャ「生まれ変わっても中身は豚だな・・・」
リキッド「おおおおおおお!!」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
サイボーグ忍者「おうけぃしんのすけ!ぶりぶり砲、フルチャージ・・・」
メイリン「結局略すのね」
キュィィィィン・・・!
リキッド「豚ァァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「そこだ!食らえ!」
サイボーグ忍者「ぶりぶり砲、発射ーーーーーーーーーーーーーッ!」
パスッ
サイボーグ忍者「あっ、弾切れだ」
全員「このバカヤローーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 21:00:46.45 ID:UbpreAPbo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:34:18.04 ID:UbpreAPbo
リキッド「死ねェェェェェい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「うああああああああああ!!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「ひいいいいいいいいいい!!」
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
ガガガガガガガガ!
しんのすけ・サイボーグ忍者「おおおおおおおおおおおお!!」
サイボーグ忍者「って、なんで私まで逃げねばならんのだ!」
しんのすけ「いつものクセじゃない?」
サイボーグ忍者「全く、貴様いると調子が狂う!」
しんのすけ「いやぁ~それほどでもぉ~」
サイボーグ忍者「ほめてねーよ!」
リキッド「豚ァァァァァ!しんのすけェェェェェ!」
サイボーグ忍者「ふん、まあイイ。ぶりぶり砲がなくとも私には高周波千歳飴がある」ジャキ
しんのすけ「なんで弾切れしちゃったの?」
サイボーグ忍者「気持ち良すぎてつい撃ちすぎてしまったのだ・・・」
キャンベル「(この豚だけは・・・!)」
387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:35:24.01 ID:UbpreAPbo
サイボーグ忍者「要はあの円盤を壊せばよいのだろう!しんのすけ!そこで見ていろ!」
サイボーグ忍者「とぉっ!」バッ!
ガキョォン ガキョォン ガキョォン!
リキッド「豚ァァァァァ!」
サイボーグ忍者「ポンコツロボォォォォォォ!!」
ガキィン! ガキィン! バシバシ! ガガガガガガ!
しんのすけ「いっちゃった・・・」
ナスターシャ「しんのすけ、何かアイテムはないのか!?」
しんのすけ「お?」
ナスターシャ「我々の知らないアイテムを探しておけとさっき言っただろう!?」
しんのすけ「あ、そだった。え~っとぉ」ガサゴソ
サイボーグ忍者「おりゃおりゃおりゃおりゃ~~~~~~~~!!」
リキッド「ぬおおおおおおおお!!」
サイボーグ忍者「くっおのれ!頑丈さだけが取り柄のポンコツロボめ・・・!」
リキッド「フハハハハハ・・・」
キャンベル「まずいぞしんのすけ!豚は少しづつだが押され始めている!」
メイリン「なんでもいいのよ!あいつに効きそうな、何か・・・!」
リキッド「これならどうだ!」
ビゥーーーーーーーーーー! ズバッ!
サイボーグ忍者「 ご は ぁ ! 」
388: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:36:19.25 ID:UbpreAPbo
リキッド「フハハハハハ!強化骨格と言えどもレーザーには耐えきれないようだな!」
サイボーグ忍者「私のごきげんにゅーぼでーが・・・おのれえええええええええええ!!」
リキッド「貴様への攻撃は読めたわぁ!!」
しんのすけ「えっと、え~っとぉ!」ガサゴソ
メイリン「急いで!しんのすけ!」
しんのすけ「んもぉ、急かさないでしょ・・・あっ」
ポロン
しんのすけ「おじさんに貰ったビン、落としちゃった」ス
メイリン「おばか!なにやってんのよ!」
ナスターシャ「ハッ!待てしんのすけ!それは・・・」
しんのすけ「お?」
パ ァ ン !
しんのすけ「おわっ!」
ピロリロリロリロ・・・・
ヒュゥゥゥゥン・・・
リキッド「ぬお!なんだ!?急にREXの動きが・・・?」
サイボーグ忍者「」キラン
サイボーグ忍者「隙ありゃああああああああああああ!!」
ズバァッ・・・!
しんのすけ「あれ、どったの?」
ザザーーーーーピーーーーガッガガガーーーーー
しんのすけ「お?お電話が繋がらないゾ」
【電波障害発生】
389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:43:17.93 ID:UbpreAPbo
【電波障害発生中】
ピロリロリロリロ・・・・
REX「-----」ビビビビビ
リキッド「ぬおおっ!どうしたREX!?」
サイボーグ忍者「もういっちょお!」
バシュッ!
リキッド「ぐああ!あの豚、レドームを・・・!」ザザッ
サイボーグ忍者「ちぃ!さすがに硬い・・・」
ズババッ!
リキッド「動けREX!どうなっている!」ガチャガチャ
リキッド「む・・・」チラ
しんのすけ「お~い、もしも~し?」キラキラ
リキッド「なんだ?しんのすけの周りが妙に煌めいて・・・ハッ!」
リキッド「まさかあのガキ! チ ャ フ グ レ ネ ー ド を ! 」
ピロリロリロリロ・・・・
リキッド「何故奴がチャフを持っている!!」
しんのすけ「お?」
リキッド「く・・おのれ・・・・」
リキッド「しんのすけェェェェェ!」
ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン
しんのすけ「おおおお!?」
サイボーグ忍者「行かせん!くらえぶりぶり抜刀術奥義・・・」
サイボーグ忍者「ケツ拭いたちり紙の芯斬りィィィイ!!」
ズ バ ァ ッ ・ ・ ・ !
390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:43:58.20 ID:UbpreAPbo
ズドォォォォン!
リキッド「!?」
ドゴオオオオオオオ!!
リキッド「モニターが・・・くそ、レドームをやられたかぁ!!」
ドォン! ドォン! ドォン!
リキッド「くそ、くそ、くそォォォ・・・」
ズ ド ド ド ド オ オ オ ン ! !
リキッド「 し ん の す け ェ ェ ェ ェ ェ ェ え ! ! ! 」
REX「 ギ ィ イ ヤ ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! 」
ドォン・・・!ドォン、ドォォォォンン・・・
サイボーグ忍者「正義は勝つ・・・」キリッ
しんのすけ「おおおおおお~~~~~!!」
391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:57:31.66 ID:UbpreAPbo
ピロリロリロリロ・・・・
【電波障害解除】
キャンベル「しんのすけ!無事か!!」
しんのすけ「お?つながったゾ」
ナスターシャ「驚きだ。君がチャフグレネードを持っていたとは・・・」
ナスターシャ「一体どこで手に入れた?」
しんのすけ「なんか親切がおじさんがくれたの」
メイリン「そんなご近所さん感覚で・・・」
キャンベル「メタルギアはどうなった!!」
しんのすけ「ぶりぶりさえもんがやっつけたゾ」
全員「!?」
ズドドドドォォォン・・・ドォォォン・・・ドォォォォンン・・・
キャンベル「おお・・・ついに、ついに・・・」
メイリン「やるじゃないあの豚!」
ナスターシャ「最後の最後に、大きな救いをもたらしたな・・・」
しんのすけ「お~い!ぶりぶりざえも~ん!」
サイボーグ忍者「こんにゃろ!こんにゃろ!よくも散々ばかにしてくれたな!」ゲシゲシ
サイボーグ忍者「私が豚ならお前はチキンだ!この腰抜けが!」ゲシゲシ
しんのすけ「お・・・」タラ
ナスターシャ「溜まっていたんだな」
メイリン「あの調子にのる所さえなければ、かっこいいんだけどねぇ」
サイボーグ忍者「ワーハハハハハ!なんとか言ったらどうだこのポンコツロボがぁ!!」ゲシゲシ
392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:58:43.05 ID:UbpreAPbo
しんのすけ「ぶりぶりざえも~ん、そろそろ戻ってくるんだゾ~!」
サイボーグ忍者「こんにゃろ!こんにゃろ!この私に逆らおうなど100億万年はやいわぁ!!」ゲシゲソ
しんのすけ「ぶりぶりざえもんってば~~~~!」
メイリン「いいからはやく戻ってこいよ・・・」
サイボーグ忍者「この!この!」
ゲシッ! ゲシッ! ゲシッ・・・
・・・・・・・・・・・・・・
REX「 キ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 」
サイボーグ忍者「!?」
しんのすけ「ああっ!」
ガチャン ウイーーン・・・ ガコン
しんのすけ「ロボのおまたが割れた!」
キャンベル「股じゃない!コクピットだ!」
キャンベル「そして中身は・・・」
リキッド「しんのすけェェェ・・・」
しんのすけ「うえっ!?」
393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 22:59:42.95 ID:UbpreAPbo
リキッド「まだだ・・・まだ終わっていない・・・」
しんのすけ「おじさんしつこいゾ!しつこい男は女性に嫌われるんだゾ~!」
メイリン「お前が言うなよ」
REX「 グ オ オ オ オ オ オ ! ! ! 」
サイボーグ忍者「ひぃい~~~~ごめんなさいごめんなさいごめんんさい~~~!!」
キャンベル「いかん!豚が取り残されたままだ!」
ナスターシャ「はやく豚を呼び戻せ!」
リキッド「豚ァァァァ・・・!」
ウイィィィィィン! ガキョンッ!
リキッド「食らえェェェェェェエ!!」
ズシィン! ズシィン! ズシィン! ズシィン!
サイボーグ忍者「!?」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~~~~~ん!!!」
ゴ シ ャ ァ ッ ! !
サイボーグ忍者「 ぐ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! 」
394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 23:11:16.19 ID:UbpreAPbo
キャンベル「しまった!」
ナスターシャ「あの巨体で体当たりされたらいくら強化骨格といえど・・・くそ!」
リキッド「中東では狐狩りの代わりにジャッカルを狩る。フォックスハウンドならぬロイヤル・ハリヒア・・・」
リキッド「さすがフォックスの称号を持つ男。いや、今は豚だったか・・・」
サイボーグ忍者「ぐっ!貴様卑怯だぞ!私が勝利の余韻に浸っている時を狙って・・・」
リキッド「それはすまない事をした。なら存分に悦に浸ってくれ」
リキッド「あの世でな・・・!」
ググググ・・・
サイボーグ忍者「ぷぎゃあああ!!いでででで!しまる!しまる!」バンバン
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」
リキッド「しんのすけェ!こいつを見殺しにするつもりか!!」
サイボーグ忍者「お、おたすけぇ~~~~~!!」
しんのすけ「うう・・・」
キャンベル「しんのすけ!メガヘガデルは残っていないか!」
しんのすけ「はっ!そうだあの芋ようかん確かまだちょっと残って・・・!」
キャンベル「レドームが破壊された事により今リキッドはむき出しの状態だ!狙うしか今しかない!」
しんのすけ「~~~~!」ガサガサ
リキッド「撃てるかぁ!?こいつも死ぬぞ!」
サイボーグ忍者「バカヤロ~~~~~!!しんのすけぇ!!撃つな!絶対撃つな!私まで吹っ飛んでしまうだろがぁ!!」
サイボーグ忍者「こいつはどうなってもイイ!だが私だけはなんとしても助けろ!!」
しんのすけ「お・・・」タラーン
メイリン「セリフが逆よ・・・」
395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 23:13:26.61 ID:UbpreAPbo
サイボーグ忍者「ぷぎえええええ~~~~~!!」ジタバタ
リキッド「やはりいくらフォックスの体だろうと、所詮中身は豚野郎・・・」
リキッド「フォックスなら自分の命を賭して反撃してきただろう・・・奴は戦士だ・・・」
リキッド「だが貴様は、戦士の体を使って好き勝手やっているだけの、ただの醜い豚野郎だ!!」
サイボーグ忍者「な、なんだとぉ~~~!!貴様のようなブサイクと一緒にするな!このバカモノ!」
サイボーグ忍者「私はこれから人間の体で夜な夜な街へ繰り出し女子高生のパンツを覗いたりキャバクラで豪遊する使命が待っているのだ!!」
サイボーグ忍者「イケメンのこのぼでーに嫉妬するな!ボケェ!!」
リキッド「・・・」ピキ
しんのすけ「えっと・・・」
ナスターシャ「余裕があるのかないのか」
サイボーグ忍者「しんのすけええ~~~~!1はやくお助けしろぉ~~~~~!!」
しんのすけ「で、でもおなら撃ったらぶりぶりざえもんまで・・・」
メイリン「犠牲・・・できるわけないわよね・・・」
キャンベル「しんのすけ・・・」
リキッド「ふん、やはり撃てないか・・・」
リキッド「ならばこいつだけでも、あの世に行ってもらおうか」
サイボーグ忍者「ノォ~~~~ノォ~~~~~!!」フリフリフリ
リキッド「フォックスの体はあるべき所に帰す・・・憑き物には落ちてもらう」
リキッド「死ねェェェェェエ!!豚ァァァァァ!!」
サイボーグ忍者「おあああああああああああああああ~~~~~~~~~~!!!!」
しんのすけ「ぶりぶりざえも~~~~~~~~~~~ん!!」
ご し ゃ っ
396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/25(月) 23:14:45.71 ID:UbpreAPbo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「 じ ゃ 」
403: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:51:02.27 ID:NqjOJRYWo
サイボーグ忍者「 」
ズサ ゴロゴロゴロ
ドサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶ、ぶりぶりざえもん?」
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶりぶりざえもん・・・こんな所で寝てたら風邪引くゾ」
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ、起きてよぶりぶりざえもん」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「折角人間の体手に入れたんでしょ。ダメだゾさぼっちゃ」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「・・・ぶりぶりざえもん」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ!起きてよ!ぶりぶりざえもん!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ぶりぶりざえもんってば!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
404: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:52:23.19 ID:NqjOJRYWo
しんのすけ「ぶりぶりざえもん!ぶりぶりざえもん!」ユサユサ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ!オラの声が聞こえないの!?」
しんのすけ「ハッ、そうだ。マラカスを振れば!」シャカ
しんのすけ「ほらぶりぶりざえもん!起きて!ぶりぶりざえもんのマラカスだゾ!」
シャカ シャカ シャカ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえ・・・返事してよ・・・」シャカシャカ
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「ねえってば・・・やっと会えたのに・・・」
しんのすけ「もう会えないと思っていたのに・・・また、会えたのに・・・」
サイボーグ忍者「 」
キャンベル「しんのすけ・・・寝かせてやれ」
しんのすけ「・・・」
キャンベル「君も事情は聞いただろう。その男はグレイ・フォックスと言う男だ」
キャンベル「本来なら何年も前に亡くなった身だ・・・」
しんのすけ「・・・」スチャ
シャカ シャカ シャカ
ナスターシャ「無駄だしんのすけ。どういう理屈で動いていたかはわからんが、そうも肉体が損傷していては・・・」
シャカ シャカ シャカ
メイリン「やめなさいしんのすけ・・・鎮魂歌にしか聞こえないわ」
シャカ シャカ シャカ
しんのすけ「うう・・・ぶりぶりざえも~ん・・・」
シャカ シャカ シャカ シャカ
シャカ シャカ シャカ シャカ
シャカ・・・
サイボーグ忍者「 」
405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:54:04.45 ID:NqjOJRYWo
リキッド「グレイ・フォックス。かつてFOXHOUND隊内において唯一FOXの称号を得た男・・・」
しんのすけ「!?」
キャンベル「リキッド・・・!」
リキッド「さすがだよ。まさかメタルギアを持ってしてもこうも追いつめられるとは思わなかった」
しんのすけ「・・・」
リキッド「しんのすけェ、その男が何故死後も肉体を保存されていたか、知っているか?」
しんのすけ「・・・」フルフル
リキッド「実験台にされたんだよ。ジーンセラピーのな」
リキッド「遺伝子操作、ソルジャー遺伝子の混入によるゲノム兵作成のプロトタイプ」
リキッド「想定される副作用を補う為に、肉体すらも人工物に置き換えられ、薬物投与による自我の抹消」
リキッド「死してなお駒として利用されようとしていた男・・・」
リキッド「まさか、中身が豚になっていたとは科学者連中も思わなかっただろうがな」
しんのすけ「・・・」
リキッド「死者が生者に触れることはできない。何故ならこの世は生者の世界。死者が介入できる道理もない・・・」
しんのすけ「・・・」
リキッド「マンティスではないが今の貴様の心模様は読めるぞしんのすけ」
リキッド「貴様、豚の後を追おうと考えているな?いいや、きっと自覚は無くとも頭の片隅にそのような考えが沸いているはずだ」
しんのすけ「・・・」
リキッド「貴様らの関係性はわからんが貴様にとってその豚はとても大事な友人だったのだろう」
リキッド「貴様はまだガキだ。心の整理が付かないのもわかる」
リキッド「英雄だ伝説だのもてはやされた所で所詮ガキはガキ。兵士としての精神が身についているはずもない」
リキッド「だがここは戦場だ。戦場では死を懇願した時、勝敗は決まる・・・」
リキッド「これでわかったろう!貴様は誰も、守れやしない!自分の身さえな!!」
しんのすけ「・・・」
406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:54:57.46 ID:NqjOJRYWo
リキッド「せめてもの気遣いだ。その豚といっしょに踏み潰してやる」
メイリン「だめ、見てられない・・・!」
ナスターシャ「ここまできて・・・後一歩及ばず、か」
キャンベル「我々の手札は全て使い切った・・・認めよう。我々の負けだ」
グワァン!
リキッド「死ね!しんのすけェ!!」
しんのすけ「~~~~~~」グッ
ガシ
しんのすけ「!?」
サイボーグ忍者「 」
しんのすえk「お・・・?」
グワァァァァァン!
ピタ
407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:56:24.15 ID:NqjOJRYWo
しんのすけ「・・・?」チラ
REX「 」ピタァ
しんのすけ「・・・あれ」
リキッド「REXが・・・またか!一体どうなっている!」
リキッド「まさかしんのすげがまたチャフを!?いや・・・違う」
リキッド「ならば何故動かん!ええい!動け!」ガチャガチャ
ピロリロピロリロ・・・
しんのすけ「お・・・?」
0101000010101001010101010010
ゴゴゴゴゴゴ・・・
しんのすけ「おおっ!?」グラ
0101010100101000101110100010
ウィィィィ・・・・イイイイイイイイ!!!!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
ビーーーーーーーーーーーーーーッ!
リキッド「なんだ!?何が起こった!?」
010001001010100001001010010101100101000101
001001001000101011110101000011010100010100
000101001010111010101010101101001001001010
408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:57:05.36 ID:NqjOJRYWo
>>406
誤字訂正
しんのすえk ×
しんのすけ ○
誤字訂正
しんのすえk ×
しんのすけ ○
409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:57:55.63 ID:NqjOJRYWo
ゴウン・・・ゴウン・・・ゴウン・・・
メイリン「た、大佐!大変よ!」
キャンベル「どうした!?何事だ!」
メイリン「ハッキングされてる・・・それも、ものすごいスピードで・・・」
キャンベル「な、なんだと!?」
0010010100001001011101010100010101011010101
0010101010101010101110101101110001001010101
0101110111001000010110001010101000101010100
0101010101011101010010010101101010110010101
1010100010101001010101011001101001101010110
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
リキッド「なんだ!どうなっている!?」
しんのすけ「えっえっえっ、地震!?」
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ウィィィィィイイイイイン!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ピロリロピロリロピロリロピロリロ・・・
0101010101011101010010010101101010110010101
1010100010101001010101011001101001101010110
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 21:58:47.73 ID:NqjOJRYWo
メイリン「こちらのデータがどんどん抜き取られてる!」
メイリン「64%%、83%%、96%・・・もう間もなく乗っ取られるわ!」
大佐「なんとかならんのか!?」
メイリン「潜水艦が緊急浮上しているわ!ダメ・・・止められない!」
0010010100001001011101010100010101011010101
0010101010101010101110101101110001001010101
0101110111001000010110001010101000101010100
0101010101011101010010010101101010110010101
オタコン「な、なんだ!?基地のセキュリティが全部書き換えられてる・・・」
1010101011010011101010110101010101010010101
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
0101010101011101010010010101101010110010101
サイボーグ忍者「 」
しんのすけ「お・・・?」
豚「 も う 怒 っ た ! ! 」
411: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:00:15.35 ID:NqjOJRYWo
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ウイィィィィィンン!
リキッド「何がどうなっている!」ガチャガチャ
0101100110100101101010100101100101101010101
0101010011010101010101010101001101010100010
ピコン
リキッド「モニターが!?」
豚「よっ」
リキッド「ぶ、豚ァ!?貴様!何故そこにいる!」
豚「・・・おげれつビデオ再生、ぽちっとな」ポチ
あは~ん うふ~~ん いや~~ん
リキッド「なっ!?」
豚「いやぁ、VR空間で見るおげれつビデオは格別だな」ウンウン
リキッド「豚ァ!!貴様の仕業か!!」
リキッド「一体REXに何をした!?」
豚「何をしたかだと・・・?」ピキピキ
豚「やかましいわこの金髪マッチョ!!それはこちらのセリフだこのヘナチョコがぁ!!」ピキーン
リキッド「なんだと!?」
豚「折角イケメンぼでーを手に入れたと言うのにご丁寧に叩き潰してくれやがってこのボケェ!!」
豚「貴様のせいで、もう女子高生のパンツが覗けないし、キャバクラに入店する事もできないではないか!!」ムキー
豚「 一 体 ど う 責 任 取 っ て く れ る ! ! 」ピギー!
リキッド「お前・・・一体何者だ!?」
豚「ふん、よかろう。かつて私が監修、制作した私のごきげんなイメージビデオ」
豚「貴様だけに特別に見せてやる。今回はその・・・」
豚「 実 写 版 だ ! 」
412: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:01:40.31 ID:NqjOJRYWo
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
【CALL】
メイリン「無線!?大佐、見知らぬ周波数から通信が・・・」
キャンベル「誰からだ!?」
豚「よっ」
キャンベル・メイリン「豚ぁ!?」
豚「よっこらせ」ムンズ
メイリン「ひぃっ!?画面から出てきた!!」
豚「む、貴様は確か・・・」
パフパフ
豚「例のペチャパイ女か」ムニ
メイリン「なっ!?この・・・」
メイリン「どこ触ってんのよ!」バキィ!!
豚「ぶぎゃ!」
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ピンポーン ピポピポピンポーン
ナスターシャ「誰だ?今作戦中なのだが・・・」
「ちわっす!デリバリーピザです!」
ナスターシャ「!?」
「ラーメン餃子セット10人分お待ち!」
「寿司特上10人前お持ちしました!」
ナスターシャ「な・・・」ポロ
「まいど!クレープお届けにきました!」「ゲーム屋です!」「本屋です!」「amazonです!」
ナスターシャ「何がどうなっている!?」
413: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:03:47.33 ID:NqjOJRYWo
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ペンタゴン
ピコンッ
豚「はぁ~い」
全員「!?」
ジム「だ、誰だ君は・・・」
豚「ミサイル、全弾発射」ポチ
全員「なにィーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
チュドドドドーーーーーーン!!
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
ホワイトハウス
ソリダス「・・・」
ピコン
豚「よっ大統領」
ソリダス「・・・なんだお前」
豚「全軍、スクランブル発進」ポチ
ソリダス「な!?」
「大統領命令。スクランブル発生。これより全軍出撃する!
シュゴゴゴゴゴーーーーーーーーーー!!
414: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:05:18.12 ID:NqjOJRYWo
シュタタタタタタタタ!
豚「でやーーーーーーーーッハッハッハ!」
日本
きゃーーーーーーーーーーーーーー!!
豚「おい、お茶くれお茶」
シュタタタタタタタタ!
中国
「緊急ニュースアル!今国内の『とんかつ屋』のみが軒並み壊滅させられましたアル!」
シュタタタタタタタタ!
中東
豚「もしもし?俺!俺だよ!俺だって!」
テロリスト「だれだ・・・?」
シュタタタタタタタタ!
フランス
「レディースアンドジェントルメーン、今年のルイヴィトンの新作デザインは・・・これです!」バッ!
豚「いえ~い」
「これが・・・新デザイン?」
シュタタタタタタタタ!
イギリス
「ロミオ・・・はやく会いに来てロミオーーーー!」
豚「おまたせ」
「・・・誰?」
シュタタタタタタタタ!
アメリカ
豚「キングコングの登ったビルはどこだ」
「ワッツ?」
豚「キングコングの登ったビルはどこだと聞いている!」
「???」
豚「・・・」ピキ
チュドオオオオオオオオオオオン!!
415: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:06:56.21 ID:NqjOJRYWo
世界中
うわあああああああああ きゃあああああああああ ひいいいいいいいいい
ピーポーピーポー ウゥゥゥゥ~~~~ カンカンカンカンカン・・・
豚「ハッハッハッハ!人間共よ、私にひれ伏せ!!」
ああああああああ・・・・
ああああ・・・
ああ・・・・
・・・
豚「とまあこんな具合だ」キリ
リキッド「・・・」ポカーン
豚「言っておくが合成ではないぞ。れっきとしたLIVE映像だ」
リキッド「そうか、貴様の正体はかつてブタのヒヅメが製作したコンピューターウイルス・・・」
リキッド「グレイフォックスの体を操っていたのも奴のナノマシンを乗っ取って・・・」
豚「やっと気づいたか。遅いぞこのマヌケ」プゥー
リキッド「ぐ・・・おのれこの豚野郎・・・」
豚「あっ、いいのかな~そんな態度で」
キャスター「臨時ニュースです。世界各国を荒らしまわっている犯人が判明しました」
キャスター「この男です!」
【リキッドの顔写真】
リキッド「な!?」
キャスター「この男は今回の騒動の前にも猥褻物陳列罪、変態罪、痴漢、下着泥棒、足臭い罪、ストーカー、援助交際等々」
コメンテーター「全く、なんて奴だ!」
キャスター「街の声をお聞きください」
「この金髪サイテ~~!」
「マジきもい!変態!」
「もう金髪の男性を見ると怖くて街を歩けません!」
「はやく捕まえて!こんな変態男!」
豚「あ~あ、そんな事をしてたのかお前」
リキッド「お前が捏造したんだろ!!」
416: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:09:30.59 ID:NqjOJRYWo
チュドォォォォオン! グラグラグラグラ・・・
リキッド「なんだ!?」
豚「お、、着いた着いた」
リキッド「これもお前の仕業か!?一体何をした!?」
豚「なぁに、ちょっとばかしミサイルを全弾発射しただけだ」
リキッド「なにぃ!?」
チュドオオオオオオオオオオ!
豚「ちなみに今全米軍隊がこちらに向かっている。大統領がスクランブル発進を出したらしい・・・」
リキッド「絶対お前の仕業だろ!!」
豚「そうともゆー」ウンウン
ズドオオオオオオオオオオ!
ズドドドドドドドドドドド・・・
豚「ついでにこの基地も爆破させとくか」
リキッド「な!?待て!!それだけは・・・」
豚「私の体はもうなくなってしまったしなぁ。爆発しても何の問題もないな」ニヤニヤ
リキッド「待て!俺はこんな所で終わるわけには!待ってくれ・・・」
チュドオオオオオオオオオオ!
ドガアアアアアアアアアアア!
豚「助けて欲しいのか?」
リキッド「頼む・・・待ってくれ・・・」
豚「助けてあげたら何くれる?」
リキッド「この蹶起が成功した暁には・・・」
豚「やだ。待てない」
ズドオオオオオオオオオオ!
ドガアアアアアアアアアア!
リキッド「ぐ・・・さっきの仕返しのつもりか・・・」
豚「はやくしないと基地が爆発するぞ」
リキッド「しかし、今は手持ちが・・・」
豚「・・・」
豚「 じ ゃ 、 だ め 」
ポチ
ズドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 22:10:42.42 ID:NqjOJRYWo
テッテレッテレ♪ テッテレッテレ♪ テレテンッテンッテンッ♪
しんのすけ「見れば?」
420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 23:25:20.67 ID:NqjOJRYWo
ゴオオオオオオオオ・・・ ガラガラガラ・・・
豚「ったく!何も持ってないくせに困ってんじゃねえぞボケェ!!
リキッド「わかった!アウターヘブンが完成した暁には貴様の新しい体を用意する!」
豚「なに、それはまことか!」
リキッド「体を失わせて悪かった!俺が責任を持って新しい体を見つけてくる!」
リキッド「しかもイケメンだ!どうだ!?悪くない条件だろう!?」
豚「ふむ・・・」
リキッド「頼む!俺が悪かった!俺はこんな所で終わるわけには・・・」
豚「悪いと思っているのか」
リキッド「ああ、この通りだ」
豚「じゃあ、私にしりにキスをしろ」ムンズ
リキッド「な!?」
チュドオオオオオオオオン! ドカアアアアアアアアアアン!
豚「・・・このポンコツロボも自爆させとくか」キラン
リキッド「この・・・」タジ
豚「はやくしろ。しりが冷える」フリフリ
リキッド「う・・・」
豚「やっぱ押しちゃえ」
リキッド「わ、わかった!やる!やるから!」
豚「では早速・・・」フリフリ
リキッド「・・・」ンー
豚「・・・」ドキドキ
ぷうぅ~~~~
リキッド「ぶわっぷ!貴様ァ!!」
421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/26(火) 23:26:46.58 ID:NqjOJRYWo
豚「さてと。気が済んだ」フゥ
リキッド「さあ約束は果たしたぞ!俺を解放しろ!!」
豚「えっ?」ポチ
リキッド「ボタン押してんじゃねえぞ豚ァァァァァァ!!」
REX「 グ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」
豚「ふおおおお!これが幻の16連射あああああ!」ポチポチポチポチ
リキッド「貴様ァァァ!約束が違うぞおおおおおおお!!」
豚「うるせえわボケェ!何が悲しくてお前のようなむさい男の言う事を聞かねばならんのだ!」
豚「私を手なづけたくば、若いちゃんねーの一人や二人連れて来てから言え!!このバカモノがぁ!!」
リキッド「この豚・・・!」ピキィ
豚「黙っていろ。今ギネス記録に挑戦中だ」ポチポチポチポチ
豚「そういえばボタンを何度も押すと早く来るとは貴様の言葉だったか・・・あっそれはエレベーターか」ポチポチポチポチ
リキッド「俺は約束を守っただろう!?破るのか!?救いのヒーローが!」
豚「その問いに対する答えはたった一つ!」ポチポチポチポチ
豚「 私 は 常 に 、 強 い 物 の 味 方 だ ! ! 」
ポチ
REX「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! 」
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