八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」 

八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」2 

八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」特別編  
734: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:01:11.00 ID:u+3aKJzIo
テッテッテレレーテレレーテレレー

テッテッテレレーテーンテレーン

タモリ「人はいつも何かに恐怖します」

タモリ「それは現実的な物に対してかもしれませんし、非現実的な物に対してかもしれませんが」

タモリ「いずれにせよ、人は恐怖を抱かずに生きる事はできません」

タモリ「それは人間が人間として生まれた宿命なのでしょうか」

タモリ「しかし、中にはわざわざ求める人も、いるんですよねぇ」

タモリ「それが奇妙な世界への入り口とも知らずに」ニヤァ

テレレッテッテレレーテッテッ

テレテッテッテッテッテレレレレーレー

テッテッテレレーテレレーテレレ

テーンテレレレレレン


引用元: ・八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」 

 

736: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:06:12.68 ID:u+3aKJzIo
人はいつだって何かに怯えている。

お化けや幽霊なんてものを信じていなくても、恐怖の対象は存在している。

例えば、人の視線。

いや本当に何なの、あれ。ぼっち極めすぎて、見えなくてもわかっちゃうから困る。

葉山あたりなら、それが憧れの対象としての視線だったりとプラスの視線が多いのだろうが、俺にそんな視線が送られるわけがない。むしろマイナスになりすぎて、地球にある電子数超えるレベル。それどんだけマイナスなんだよ。

何が言いたいかと言うと、とりあえず生きている限り恐怖からは逃げられないという事だ。

738: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:19:00.46 ID:u+3aKJzIo
そしてさっきも言ったが、幽霊などよりも生きている人間の方がよっぽど怖い。

幽霊は攻撃できるのか知らんが、少なくとも生きている人間は攻撃をしてくる。肉体的にも、精神的にもだ。

例えば何人かのグループに入っていたとしよう。

何か少しでも隙や汚点が見つかれば、すぐに叩かれる。

逆もまた然り。突出して何かに長けていたら、それも叩かれる理由になり得る。出る杭は打たれるとはうまい事を言ったものだ。

人と関われば関わるほどに、攻撃の対象となる可能性は高くなる。つまり多くの人間と関わるリア充どもは、日々それに怯え、避けながら生きているのだ。

結論を言おう。

人との関わりゼロのぼっちこそが最高なのであり、そしてそのぼっちを極めた俺こそが最強なのだ。



740: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:30:22.53 ID:u+3aKJzIo
結衣「それでねー」ワイワイ

教室における俺の位置づけはいつもと変わらない。端っこで本を読むか、寝るかのどちらかだ。しかし本当によくもまあリア充はあんなにどうでもいい事で盛り上がれるものだ。

結衣「そう言えばさー、うちの学校の七不思議知ってるー?」

三浦「二つくらいは聞いた事あるかな」

で、出たー。学生あるある第三位!(当社調べ)自分の学校の七不思議ネタ!

なぜ、怖い話を好き好んでするのか、リア充の考えはわからん。

結衣「そうなんだ、私は六つ知ってるんだけど――」

すげぇな、コンプリート目前じゃん。で、最後の七つ目を知ったと思ったら幻の八つ目が現れるんですね。何それ、初代ポケモンみたい。ミュウって何だよ、ミュウって。バグ技使わないとゲットできないとか、それゲームとしてどうなんだよ。

742: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:39:47.80 ID:u+3aKJzIo
総武高七不思議(by由比ヶ浜)

一、夜中の校内に白い服を着た女性が歩き回っている。

二、夜、教室の前を歩くと、窓や扉から何かが飛び出してくる。

三、誰もいないはずの体育館から何故か物音がする。

四、夜、渡り廊下が長くなる。

五、夜の二階のトイレの鏡に見知らぬ誰かが映る事がある。

……なんかよく聞くようなやつのオンパレードじゃね、これ?

しかも夜限定ばっかだし、確かめられないやつしかねぇ。まあそこがいいのかもしれないが。

744: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:46:21.73 ID:u+3aKJzIo
結衣「それで六つ目がね……」

結衣「七つ目を知ると、よくない事が起きるらしいの!」

そのテンションで台無しだぞ、もう少し怖そうにしゃべれよ。稲川さんレベルは求めないからよ。

三浦「えー怖いー!」

三浦は棒読みでそのまま葉山の腕に抱きついた。絶対怖がってないですよね、それ。

葉山「あはは……」

そして抱きつかれた本人は苦笑いである。

結衣「だから、私ちょっと危ないんだよね……」

聞かされた人も今この瞬間に全く同じ状況になったんですが、気づいていますか?

746: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:51:25.56 ID:u+3aKJzIo
時間は少し飛んで午後十一時半。

八幡「SSでも見て寝るかな」

八幡「おっ、らき☆すたとクロスしてるやつ更新されてるじゃん。ラッキー」

らき☆すただけに? つまらんな。

八幡「やっぱかがみんは可愛いなー」

ゴーインゴーインアロンウェーイ

八幡「むっ」

ピッ

八幡「もしもし」

??「……ちょっと付き合って欲しいんだけど」

749: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/04(木) 23:57:27.11 ID:u+3aKJzIo
何がどうなってこうなった。

混乱しているな、言い直そう。

どうしてこうなった。

時刻は午前零時。

そんな真夜中に俺は、総武高の校門にいた。なんで?

??「悪いね、私のために」

校門の中には、制服姿の川崎紗希の姿があった。

754: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:14:00.87 ID:bYeYIhCIo
八幡「ああ、本当にな。こんな真夜中に人を呼ぶなんてまともなやつがする事じゃない」

川崎「それでも取りに行かないといけないから、あのプリント」

八幡「なんの話だ?」

川崎「わかんないの? あの数学のプリントだよ」

八幡「あーそんなのあったな」

何か絶対出さないと進級に関わるとか言ってたな。一枚のプリントにそこまでかけるか、普通?

川崎「今さっき気づいてね、誰か一緒に行く相手を探してたんだ」

八幡「それで、俺が選ばれたと」

川崎「あんたどうせ暇でしょ?」

八幡「……否定はできないな」

756: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:17:40.86 ID:bYeYIhCIo
川崎「それに、あんたなら呼んでも申し訳ないとか思わないし」

八幡「酷いな、借りがなかったら帰ってるところだ」

文化祭の時と、生徒会選挙の時。川崎には二度も世話になっている。だから、こんな非常識な頼みも断れなかった。

八幡「てか、お前の弟に頼めばよかったんじゃないか?」

何だっけ、名前。川崎大臣? 絶対投票しねぇ。

川崎「大志は受験生だから。今の時期に迷惑かけらんないし」

八幡「このブラコンめ」

川崎「うるさい、シスコン」

八幡「……不毛だな、とりあえずさっさと取るもん取って帰ろうぜ」

川崎「う、うん」

759: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:22:59.52 ID:bYeYIhCIo
八幡「何で一人で来なかったんだ?」

川崎「えっ? えーっと、それは……」

八幡「……怖い、とか?」

川崎「何でそうなるの? 違うし。あんたがいればいざという時に囮にできるでしょ?」

八幡「俺を何だと思ってるの?」

川崎「……えさ?」

八幡「お前はジャングルに行くつもりなのか? 多分夜の学校にライオンはいないぞ?」

川崎「そんなのわかってるよ」

あんたバカなの? と言いたげな目で俺を見る。いやいや、お前の発言がアレだからつっこんだのに。

761: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:30:04.16 ID:bYeYIhCIo
八幡「で、どうやって入るの、入れないの? じゃあ帰るよ?」

川崎「帰ろうとしないで。入る方法はあるから」

ほう、お手並み拝見といこうじゃないか。

ガララ

八幡「!?」

何で窓開いたの!? まさか川崎はメンタリスト!? それ関係ないな。心読んでどうすんだよ。

763: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:32:53.56 ID:bYeYIhCIo
川崎「よかった……開いてた……」

ふぅ、と川崎は胸を撫で下ろした。彼女にも確証はなかったらしい。

八幡「何で開いてんだよ、ここ。防犯的に問題ありじゃないか?」

川崎「ここの部活、よく鍵閉め忘れるから……」

何でそんな情報知ってんだ。お前ぼっちじゃなかったのかよ。

765: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:41:06.36 ID:bYeYIhCIo
八幡「……暗いな」

廊下はやはり暗い。月明かりと非常口の緑色の光だけしかなく、それでようやく道が見えるくらいだ。

川崎「…………」プルプル

川崎は足を震わせながらゆっくり歩く。俺が先行するが、いつも通りに歩くと置いて行ってしまうので、歩調は落とす。

八幡「……大丈夫か?」

川崎「べっ別に……怖いわけじゃなくて、寒いだけだから……」

まあ確かに寒いですよね。じゃあ何で俺の上着の裾をつまんでるんですかね?

てか今、俺の怖いかどうかなんて聞いてなかったような……。

八幡「そうか。じゃあさっさと行くぞ」

767: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:48:05.50 ID:bYeYIhCIo
川崎「っ!?」

突然、川崎が俺の上着を引っ張った。何だよ、破けちゃうだろ!

八幡「……どうし――」

川崎を見た瞬間、言葉が詰まった。川崎の表情は嘘をついている人間のものではない。だから、本当に恐ろしい何かに気づいてしまったのだと、俺はわかってしまった。

川崎「……足音が」

八幡「えっ?」

769: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:55:23.66 ID:bYeYIhCIo
コツーンコツーン。

どこからだろうか。確かに、俺たち以外の誰かの足音が聞こえる。

コツーンコツーン。

その音は段々大きくなる。

川崎「比企谷……」

川崎はつまんでいた上着を離して、そのまま俺の腕にしがみつく。……あの、当たってるんですが……。

771: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 00:58:44.94 ID:bYeYIhCIo
コツーンコツーン。

こんな時間に、校内に誰かがいるわけ、ないのに。

コツーンコツーン。

それなのに、その音は鳴り続ける。



一、夜中の校内に白い服を着た女性が歩き回っている。



八幡「嘘だろ……?」



コツーンコツーン 

777: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 23:43:29.44 ID:XdbnF4cyo
川崎「ど……どうする……?」

八幡「……隠れよう。もしもこんな時間に俺たちの他に誰かがいたとしたら、不審者の可能性が高い」

冷静に考えれば、そうだ。少し恐怖で頭がどうかしていた。

川崎「でも……七不思議が……」

あ、お前も知ってたのね、あれ。

八幡「あんなもん信じてんの?」

川崎「べ、別に信じてなんかいないけど……!」

八幡「だろ? 俺も信じてないし、幽霊とかよりも本物の人間の方がよっぽど怖い」

もしも変質者の類いだったら川崎が危ない。今は身を隠して、音の正体を突き止めるべきだろう。

779: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 23:47:22.26 ID:XdbnF4cyo
コツーンコツーン。

八幡「もうそこまで来てる。とりあえずそこに入るぞ」ヒソヒソ

川崎「えっちょ、比企谷ムグゥ」

声を出させないために口を塞ぎ、そのまま近くの教室に入った。

八幡「……ふぅ」

川崎「……ぷはぁっ。いきなり何を……」

八幡「シッ」

口に人差し指を当て静かにしろと合図する。いや、俺の口にだよ? こいつの口にじゃないよ?

コツーンコツーン。

781: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 23:51:30.08 ID:XdbnF4cyo
コツーンコツーン。

足音はどんどん大きくなる。心臓の鼓動の早さがそれに比例するように上がる。さっきのところにいたら、きっと音の主に見つかっていただろう。

コツーンコツーン。

足音は教室の前まで来た。壁の向こうには、この音の主がいる。怖い。

??「……い」

八幡・川崎「?」

??「なんで……こんな夜中に校内の見回りなどしなければいけないんだ……。本当に若手は辛いな……若手だからな……」

八幡・川崎「…………」

??「まあどうせ家にいても一人だし、変わらないかな……」

??「はぁ……結婚したい……」

コツーンコツーン。

足音は遠のいていった。


783: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/05(金) 23:55:35.83 ID:XdbnF4cyo
川崎「比企谷、今のって……」

八幡「よせ、みなまで言うな。いいか、俺たちは何も聞かなかった。行き遅れのアラサーの愚痴なんて聞かなかったんだ。いいな?」

川崎「あんたが全部言っちゃったじゃん……」

八幡「いや、俺は何も言っていない。何も言っていないんだ。……くぅっ!」

何だろう、胸が痛む。

本当にもう、早く誰か貰ってやれよ……! 可哀想すぎるだろ……!


786: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:00:40.33 ID:/FDyoM8Qo
八幡「……行ったな」

もう足音は聞こえない。方向的にももう出て問題ないはずだ。

ガララ

八幡「さてと、あの人がいて直接行く道は使えないから、遠回りするぞ」

川崎「そうだね。今あの人に見つかりたくないし……」

俺は直で見たら泣いちゃう自信がある。

テクテク

八幡「…………」

川崎「…………」

ガララ

八幡「!?」

788: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:08:30.92 ID:/FDyoM8Qo
俺と川崎のすぐ横の教室の扉が突然開いた。

川崎「……比企谷、あたしを驚かして楽しい?」

八幡「いや、今の俺じゃねーし」

川崎「なら、何で……」

次の瞬間、教室の中から何かが飛び出した。

カランカララン

川崎「ひぃ!」

廊下に響く金属音。しかしその音はどこか鈍い。

そしてまた俺の腕に川崎がしがみつく。だから当たってるんだってばよ。

八幡「……何だこれ?」

790: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:13:32.07 ID:/FDyoM8Qo
二、夜、教室の前を歩くと、窓や扉から何かが飛び出してくる。



八幡「これは……!」

この暗闇でもわかる細長い黒と茶色の芸術的フォルム!

八幡「マッ缶じゃねぇか!!」

しかもこの寒い季節にホット! 八幡的にポイント高い!!

八幡「でもなんでマッ缶なんか飛び出してきたんだ?」

川崎「ひ……ひきが……っ!」

八幡「どうした、川崎……」

そこには想像を絶する光景が広がっていた。

ありとあらゆるところから何十本もの手が生えてきて、川崎の身体を教室内に押し込もうとしていた。

792: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:15:32.95 ID:/FDyoM8Qo
川崎の表情は恐怖と不快感で歪んでいる。

川崎「……っ! たすけ……」

八幡「川崎!!」

俺は川崎の腕を掴んでいる腕を引き離そうと、その手首を握った。その腕はあまりにも冷たく、人の手の形はしているが、生気が感じられない。

ガシッ!

それに動揺していると、今度はどこから現れたのか、別の手が俺の右足を掴んだ。

795: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:21:02.55 ID:/FDyoM8Qo
八幡「くっ……!」

布越しに伝わる冷たい感触が気持ち悪く、背筋がぞわぞわする。このままだと二人とも教室に押し込まれる。

八幡「誰の腕だか知らんが……」

掴まれていない方の足で思いっきり足元の手を踏む。その瞬間、掴んでいる力が弱まり足から手は離れた。

同時に川崎を襲っていた手の力も弱まる。今だ。

八幡「川崎!!!」

俺はそう叫んで川崎の手を握り走り出した。

797: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:24:43.25 ID:/FDyoM8Qo
八幡「はぁ……はぁ……」

川崎「ふぅ……」

逃げている最中は他の教室からも手が飛び出してきた。それから避けるために、俺たちは教室のない渡り廊下まで逃げた。

八幡「なんだよ……あれ……!」

川崎「七不思議の二つ目……?」

八幡「嘘だろ……ただの見間違いの類いじゃなかったのか……?」

俺は非科学的な物は信じない。幽霊なんているわけがないし、妖怪が助けてなんてくれない。

しかし俺は確かに見た。確かに触れた。

人間ではあり得ない程冷たくなった腕を。

799: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:29:57.32 ID:/FDyoM8Qo
川崎「……ところでさ」

八幡「あ?」

川崎「その……」

川崎はモジモジしながら俺に目を合わせようとしない。どうかしたのだろうか。

川崎「……手」

八幡「えっ?」

逃げた時から俺と川崎の手はつなぎっぱなしだった。

801: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:33:26.00 ID:/FDyoM8Qo
八幡「あっ!」

思わずその手を離す。何やっちゃってんだよ、俺。

川崎「あ……」

川崎は少し残念そうな表情を浮かべる。えっ、どういう事ですか? これはそういう事ですか? 違いますか、違いますね。

八幡「すま――」

川崎「……ありがと」

八幡「ふぇ?」

むしろ今は俺が謝らなきゃいけないところだよな。非常事態だったとは言え、勝手に女子の手を握っちゃったんだし。

川崎「助けて……くれて……」

そこまで言い切ると、川崎はすぐにそっぽを向いた。

しかし一瞬月明かりのせいで見えてしまった。

真っ赤に染まった、川崎の顔を。

803: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:43:15.81 ID:/FDyoM8Qo
思わずこっちまで気恥ずかしくなってしまい、俺も横を向いた。何だよこれ、川崎可愛すぎんだろ。中学の俺だったら告白して振られてたわ。

八幡「……もう、帰ろうぜ」

川崎「そうだ……ね。こんなんじゃ取りに行けないし」

八幡「ああ」

プリントなんてあとからどうだってできる。朝一で来てやったっていいし、最悪他の誰かのをコピペすればいい。オボカタ? 何の事かさっぱりだ。

昇降口へ降りるために、階段のある方へ向かう。もう早く帰って今日あった事忘れたい。あんな気持ち悪い光景には二度と出くわしたくない。

805: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:48:36.45 ID:/FDyoM8Qo
川崎「……ごめん」

八幡「何でお前が謝るんだよ」

川崎「だって、あたしのせいであんな……それに結局プリント取れなかったし……」

八幡「いーんだよ、俺にはいくら迷惑かけたっていいんだ。時間の浪費には慣れているからな」

川崎「それは……どうなの……?」

八幡「それに俺は二度もお前に世話になってるしな。その借りは返さねぇと」

川崎「別に、あんなのは……」

807: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/06(土) 00:52:29.54 ID:/FDyoM8Qo
……おかしい。

ここで違和感に気づく。

いつまで俺たちはここを、『渡り廊下』を歩いているんだ?

いくら歩いても、周りの風景は変わらない。歩いている感覚は、あるのに。

八幡「……あっ」



四、夜、渡り廊下が長くなる。



……長くなりすぎだろ。 

811: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 19:01:08.97 ID:u75oHh88o
いくら歩いても、渡り廊下の端までの距離は変わらない。まるで動く歩道を逆走している気分だ。しかし横を見ると確かに進んではいるのだ。確かに進んでいるのに、進まない。

八幡「……なんだこりゃ」

川崎「…………」ギュ

気づけばまた川崎は俺の上着を握っていた。確かに脅かしてくるようなお化けなどはいない。しかし異様な状況というのは、下手すればそれ以上に人の精神を蝕む。

俺だってまだ平気なふりをしているが、内心は相当焦っているしな。いや、本当に。このままずっと渡り廊下で一生を終える事になったらどうしよう。

813: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 19:15:10.75 ID:u75oHh88o
川崎「比企谷ぁ……」

彼女は涙目になりながら俺の名を呼ぶ。他の誰かにすがらないと、やってられないのだ。

八幡「もう少し、歩けばいけんだろ」

そしてそれは俺もだ。常日頃ぼっち至上主義をとっているが、流石にこんな状況に一人で耐えられるほど、俺のメンタルは強くない。

だから今のは川崎を安心させるためではない。今は一人ではないと自分に言い聞かせるために言葉を発したにすぎない。

そういう意味では、川崎がいてくれて、助かったと思う。

まぁ、川崎がいなかったら、こんな時間に学校に来る事もなかったのだが。

815: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 19:27:24.46 ID:u75oHh88o
結局十分ほど同じ方向に歩き続けたが、向こう側までの目測での距離は変わらなかった。

川崎「このまま……出られなかったら……」

ぼそりと呟く。その声は半分泣き声になっていた。上着を掴む手は相当な力なようで、その部分がクシャクシャになっている。これはアイロンかけねぇと着れねぇな。ねぇねぇうるさいな、パヒュームなの?

八幡「……まぁ、七不思議では夜って条件付きだったから、朝になればどうにかなるんじゃねぇの?」

川崎「……なら、いいんだけど」

確証はない。ただ、俺自身が現実から逃避したいだけだ。だからこれも、川崎のためではない。

817: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 19:54:52.13 ID:0zgdVifDo
八幡「よし、戻るか」

川崎「えっ?」

八幡「押してダメなら引いてみろって言うだろ?」

川崎「でも……それじゃあ今まで歩いたのを……」

否定する事になる。それはわかっている。

ただ、今俺たちに必要なのは継続ではない。自らが間違っているという判断をする勇気だ。

このまま歩いていても向こう側に辿り着けるとは、到底思えない。

ならば、方法を変えるのがベストだ。

八幡「ずっと同じ考えに固執していても、埒が明かないしな」

819: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 20:01:09.35 ID:0zgdVifDo
そうして反対側に歩いていったわけだが……。

八幡「……逆は普通に戻れたな」

こちらの距離は変わっていなかった。この道は通れない、という事なのだろうか。

その時、ふと、何かに似ていると感じた。

八幡「あ、ゲームだ。ゲームとかでよくある」

大体まだレベルが足りなかったりとか、その先のデータがなかったりとかで強制的に進めなくなるやつ。あれに似ている。ドラクエで何回か戻されたのを思い出す。

八幡「……つまり、こっちは通ってはいけないと」

川崎「何一人でブツブツ言ってんの?」

八幡「ああ、いや、何でもない」

821: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 20:58:05.27 ID:wcRbYo7Po
この渡り廊下は使えない、つまり反対側へと向かわなければならないという事だ。また教室の前通らなきゃならんのかよ……

ドンッドンッ

その時、遠くの方から音がした。微かに聞こえる音は、少し耳をすまさなければ聞こえない程だ。

川崎「……何の音?」

八幡「あれだな、多分体育館だ」

川崎「体育館? なんでそん……」



三、誰もいないはずの体育館から何故か物音がする。



川崎「……あ」

823: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:00:37.46 ID:wcRbYo7Po
八幡「まあこれは実害なさそうだし、放っておこうぜ。……不気味ではあるが」

川崎「……そうだね。気になりはするけど、見に行きたくはない」

八幡「おう。じゃあ、またここを走って通り過ぎるか」

川崎「……うん」ブルブル

そう言いながらも川崎の足は震えている。確かに走れば捕まらないとわかっていても、あの光景を見たくないというのは、人間として普通だ。俺だって壁や扉から何十本もの手が飛び出してくる様なんて見たくない。

ただ、俺は、これでも男で、川崎は、女だ。

なら、彼女を助けるのは、男としての義務だろう。

825: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:08:42.10 ID:wcRbYo7Po
八幡「おい」スッ

川崎「えっ?」

八幡「お前は目をつぶってただ走れ。手、つないどけば、それでも走れるだろ?」

うわああああああああ恥ずかし恥ずかし恥ずかしいいいああああ!!! 何でこうも俺は黒歴史を増やしてしまうんだあああああああああ!!!

川崎「…………」ソー

川崎はゆっくりと手を伸ばす。確かに俺みたいなのと手を繋ぐなんて、あまり気が進まないに違いない。あ、なんかキャンプファイヤー思い出しちまった。どうしよう、泣きたい。

川崎「……ありがと」プイッ

彼女は俺の手を掴むと同時に顔を逸らした。そんなに俺の事が嫌ですか、そうですか。

……顔が真っ赤になってたのは、気のせいだよな。

827: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:21:24.88 ID:wcRbYo7Po
その頃、体育館にて。

シュッ

パスッ

??「もうオレには、リングしか見えねえ……」

シュッ

パスッ

??「静かにしろい。この音が……オレを甦らせる……」

??「何度でもよ……!」

シュッ

パスッ

??「……まあ一人だから静かなんだけどな」

??「しずかだけに? フフフ……」

??「はぁ……結婚したい……」

830: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:35:11.04 ID:wcRbYo7Po
八幡「行くぞ、川崎」

川崎「う、うん」

八幡「せーの!」ダッ

タタタタタタタタタタタタ

八幡「……あれ?」

川崎「……? どうしたの?」

八幡「目、開けていいぞ。何だか知らんが出てこない」

川崎「本当に……?」

八幡「ああ。何か拍子抜けって感じだな」

川崎「そ、そう……」

八幡「走る必要もないし歩いて行こうぜ」

川崎「う、うん……」

川崎(あんた、気づいてないのかな……)

川崎(手……繋ぎっぱなしって事に……)

川崎(……まぁ、今度は言わないけど)

832: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:41:35.49 ID:wcRbYo7Po
八幡「あっそうだ」

もしかしたら、今なら教室に入れるかもしれない。もしそうなら、川崎のプリントを取りに行ける。

ガララ

八幡「……何も出てこないな」

中に入っても何も起こらない。真っ暗なのは不気味だが、何かいるような気配はない。

八幡「中に入っても大丈夫そうだぞ」

川崎「本当に……? 何も出てこない……?」

川崎は教室の外から顔だけこちらに出して俺に問う。やめろ、ちょっと可愛いだろ。ときめいちゃうだろ。

834: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:45:05.59 ID:wcRbYo7Po
八幡「入るの嫌なら、俺が取ってくるけど」

川崎「……でも」

八幡「別に迷惑とかじゃねーしな。お前の席はわかるし」

川崎「えっ」

戸塚の後ろだからな。最早目をつぶっててもわかるレベル。

八幡「えーと、確か」テクテク

川崎「待って!」タタタ

ギュッ

八幡「!?」

836: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:51:56.16 ID:wcRbYo7Po
突然川崎が俺の腰に抱きついてきた。あまりにも唐突すぎて状況の把握ができない。

八幡「あの……川崎さん……?」

川崎「……えっ? あっ!」パッ

川崎「いや、これは……!」ワタワタ

川崎「は……離れられると……困るから……」カァッ

八幡「」

何これ、深夜テンションってやつ? 今日の川崎さん可愛すぎだろ。戸塚が世界一可愛いと思ってたけど、これはいい勝負行くんじゃね? 川崎ルート直行するんじゃねぇの?

川崎「……ダメ、かな」

八幡「別にダメじゃねぇよ……。ほら、さっさとプリント取って来い」プイッ

ダメだ、まともに顔見れん。

838: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 21:57:37.76 ID:wcRbYo7Po
ガララ

八幡「……とりあえず、目的を果たせてよかったな。もう一回二年やる事にはならなそうだ」

川崎「あんたのおかげだよ。今日だけで何回も言ってるけど、ありがとね」

八幡「別に大した事はしてねーよ。ほら、帰るぞ」

川崎「あ……その……」

八幡「ん?」

川崎「その……ね……」モジモジ

八幡「何だよ?」

川崎「…………」スッ

無言で俺の後ろを指差す。そこはトイレだった。ああ、なるほど。トイレに行きたかったのか。確かにそれは言えんわな。

841: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 22:27:52.74 ID:sUUEoJUwo
八幡「わかった。ここで待ってる」

川崎「……勝手に帰らないでよね?」

八幡「安心しろ。そんな事しねーから」

まぁやられた事はあるんですけどね。修学旅行の班別行動の時、みんなでトイレ休憩って事で用を足して、外に出たら誰もいなかったっけな。一瞬俺だけ異次元に飛ばされたのかと思ったわ。

川崎「絶対だよ?」

八幡「わかったから」

川崎「…………」タッタッタッ

843: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 22:37:10.08 ID:sUUEoJUwo
あれ?

俺何か大事な事忘れてない?

忘れちゃいけない何か……。プリキュアの予約はしたよな……。玄関の鍵もちゃんとかけたし……。

いや、そんなんじゃない。

八幡「……あっそういや、ここ二階じゃん」

川崎「きゃあっ!?」



五、夜の二階のトイレの鏡に見知らぬ誰かが映る事がある。




845: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 22:43:09.40 ID:sUUEoJUwo
川崎「……っ!」

女子トイレから一人の女子が無言でダッシュしてくる。誰なのか知らなかったら怖いだろうな。いや、正直誰か知ってても怖いっす。川崎大臣っす。落選しろ。

川崎「……っっ!! ……!」

涙目で何かを訴えかけてくるが、それは最早声になっておらず、ただ手をブンブン振り回している川崎沙希の姿が、そこにはあった。

八幡「とりあえず落ち着け」

川崎「…………」

あっすぐに静かになった。

847: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 22:48:52.54 ID:sUUEoJUwo
八幡「すまん、七不思議のやつ忘れてたわ」

川崎「突然、見覚えのない女の人が鏡に出てきた……」ガクガク

八幡「まぁ、男じゃなくてよかったんじゃねぇの?」

川崎「そういう問題なの?」

八幡「幽霊だってトイレにくらい行きたくなるんだろうよ。むしろ変態じゃなくてよかったじゃないか」

川崎「ゆう……れい……」ガクガクガクガク

しまった、逆効果だったか。

八幡「それか見間違いだろ。怖いって思ってると、本来見えない物も見えるらしいし」

川崎「でも……七不思議で……」

八幡「そいつも見間違えたんだろ」

とりあえずそれで納得させるしかない。

849: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:00:25.40 ID:sUUEoJUwo
ビクッ

八幡「!」パッ

悪寒がして振り返る。そこには誰も見えないが、俺のぼっちセンサー(対視線用)は反応した。

今、後ろに、誰かがいた。

そしてその誰かが、こっちを見ていた。

川崎「どうした?」

……気のせい、だろうか。

八幡「……いや、何でもない」

851: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:04:48.59 ID:sUUEoJUwo
反対側の渡り廊下は普通に通る事ができた。後は階段を降りて外に出るだけだ。

八幡「……結局、七不思議のうち五個も体験しちまったな」テクテク

川崎「そうだね」テクテク

これはなかなか貴重な経験なのではないだろうか。こんな超常現象なんて滅多にお目にかかれない。

八幡「怖かったけどさ、何だかんだ楽しかったよ」

川崎「……あたしも……かな」

嘘つけ。泣くほど怖がってたじゃないか。

八幡「早く帰って寝たいわ」

そこを曲がれば下駄箱が見える。ようやく帰れると思うと、ほっとする。

853: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:11:19.86 ID:sUUEoJUwo
八幡「……!?」

それを見て思わず俺は言葉を失った。

最後の最後で、何だ、これは。

下駄箱へ向かう道が、机で出来たバリケードのような物で塞がれていた。しかも軽く五十個はあって、強く固定してある。ちょっとやそっとじゃ、動かない。

八幡「これじゃ……、帰れねぇじゃねぇか……!」

八幡「川崎……どうす――」

川崎「比企谷」

八幡「!?」

その声は、確かに川崎沙希のものだ。

しかし、なぜだろうか。それは違う誰かの声に聞こえた。

855: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:15:32.52 ID:sUUEoJUwo
川崎「あたしね、あんたの事が好きなんだ」

八幡「……はぁっ!?」

川崎「だからね、あんたと、ずっと一緒にいたいんだ」

八幡「いきなり何を言ってんだ? あれか、罰ゲームか? 三浦あたりにでも命令されたのか?」

川崎「罰ゲームでも何でもないよ。今のは、あたしの本心」

八幡「だからって、いきなりなんだよ!?」

川崎「……うちの学校の、七不思議。七つ目を知ってる?」

八幡「……知らねぇよ」

まさか……。

857: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:20:19.65 ID:sUUEoJUwo
ぼっちの優れている点は、危機察知能力にある。味方がいないからこそ、自分でそれを判断しなければならないからだ。

俺は、今までこれほどまでに危険だと感じた事はない。

ぼっちセンサー(対危険用)の針は振り切った。

それを感じるやいなや、俺は走り出した。

川崎「ふふふ、逃がさないよ」ニヤッ

しかしそれが通用するのは、あくまでも現実的な状況においてのみである。

超常現象の前で、ぼっちは、無力だ。

次の瞬間、あらゆる壁という壁から、白い手が飛び出した。

859: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:25:26.86 ID:sUUEoJUwo
白、白、白、白、白、白。

視界が全て『白』で覆われた。全身の圧迫感のせいで、呼吸がしづらい。

八幡「なん……だ……これ……」

視界の『白』が消えてようやく周りを見渡すと、何十本もの手が俺の体を机のバリケードに押し付けていた。

川崎「比企谷、あたしがね、七つ目なんだ」

八幡「なに……言って……」

川崎「七不思議の最後はね」





川崎「いないはずの人間が、校内にいる」





川崎「それもずっと、ね」




861: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:30:29.77 ID:sUUEoJUwo
八幡「だから……ふざけてんじゃねぇって……」グッ

川崎「あたしね、ここに何十年もいたけど、告白なんて初めてだった」

川崎「だからね、あんたの事が好きになっちゃったんだ」

八幡「……!」



八幡『愛してるぜ川崎!』



だから川崎は今日、こんな時間に俺を――。

八幡「ぐ……っ、あ……っ!」

全身を締め付ける力が次第に強くなり、もう呼吸も、できない。

川崎「だから、あたしと――」







ズットイッショニイヨウ?







六、七つ全てを知ってはいけない。








863: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:35:56.95 ID:sUUEoJUwo
『……次のニュースです。先日未明から行方がわからなくなっている……』

平塚「…………」ガクガク

平塚「比企谷が……比企谷が……っ」

私は、あの時見てしまった。あの子が、川崎沙希が、比企谷を……。

ブーブー

平塚「!!」

突然携帯が鳴る。メールのようだ。

その送り主は――



『From:比企谷八幡』




865: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:40:31.38 ID:sUUEoJUwo
ガチャッ

そこは学校の屋上。比企谷はここに来るようにメールをしてきた。どうにも戻れない理由があるらしい。

しかし、そこには誰もいない。

――刹那、全身に悪寒が走る。

「先生も――」





ナナツスベテ





声が聞こえた瞬間、世界は、『白』になった。



『白』



世にも
奇妙
な物語

867: ◆.6GznXWe75C2 2014/09/07(日) 23:49:11.95 ID:sUUEoJUwo
テッテッテレレーテレレーテレレー

テッテッテレレーテーンテレーン

タモリ「『白』という色には、多くの意味があります」

タモリ「『純粋』、『善』、『純潔』、『無実』」

タモリ「このように、プラスの意味ばかりだと思われがちですが」

タモリ「逆に『無』、『消滅』」

タモリ「『白々しい』など、マイナスの意味も持っています」

タモリ「どんなものにも、表と裏があるものですねぇ」

テレレッテッテレレーテッテッ

テレテッテッテッテッテレレレレーレー

テッテッテレレーテレレーテレレ

テーンテレレレレレン


次回 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語はまちがっている」いろは「特別編ですよ、先輩!」前編
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    コメント

     コメント一覧 (1)

      • 1. えすえすな名無し
      • 2014年09月11日 03:00
      • らきすたクロスを現在進行形で見てるのがわかった(小並感)

        おもしろかった

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