一方通行「おいあわきン」結標「!?」前編

364: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:27:14.42 ID:gUpX4aHN0
一方通行「帰ったぞコラァ!」

結標「お帰りなさい」

一方通行「おォ、打ち止めはどうした?」

結標「今日は泊りがけ調整よ」

一方通行「そういえばそォだったか」

結標「そういえば今日、貴方達が出てったあと心理定規が来たわよ」

一方通行「へェ、なんでまた」

結標「垣根の居場所を聴いてきたわ、それと少し相談に乗ったわ」

一方通行「そォか」

芳川「一方通行」

一方通行「…」

芳川「お土産」

一方通行「今日の飯はなンだ?」

結標「焼肉よ」

番外個体「ミサカはクレープご馳走してもらっちゃった☆」

芳川「…!」

引用元: 一方通行「おいあわきン」結標「!?」  


365: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:27:40.66 ID:gUpX4aHN0
垣根「お前、何しに来たんだ?」

心理定規「何しにですって!?」

垣根「お、おお」

心理定規「あなたを取り戻しに来たのよ!」

垣根「は?」

吹寄「待ってちょうだい心理定規さん!」

心理定規「なにかしら吹寄さん?」

吹寄「垣根は私や小萌先生の大切なルームメイトよ?それを連れて行こうだなんて!」

心理定規「呼び捨てですって!?あなた一体どういう関係なのかしら!?」

垣根「…」

小萌「賑やかですねー?」

垣根「そうだな、俺にも何が何だか…」

心理定規「ちょっと!あなたの事なのよ!?」

垣根「え?、ああ、そうだな。うん、喧嘩はよくないぞ」

心理定規「よくそんなのん気なこと言えるわね!」

垣根「え!?」

垣根「一体どういう…」

.......................
................
...........
......
...
.

366: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:28:07.84 ID:gUpX4aHN0
白井「…」

初春「…」

御坂「…」

佐天「どうしたんですか?皆さん、初春も、ほら!」

初春「私の頭…大丈夫ですよね?」

佐天「えっ?」

御坂「なんで?コーラじゃないの?」

佐天「コーラですか?コーラなら…」

白井「御坂先輩、コーラならこちらに…」

御坂「そうじゃないのよ…」

佐天「白井さんもどうしたんですかー?」

367: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:28:44.06 ID:gUpX4aHN0
一方通行「ほォ、それで逃げてきたわけか」

垣根「ああ、とりあえず二人で話し合えって言って逃げてきた」

結標「いい様ね」

垣根「なんだと?」

結標「心理定規が傍に居ながら新しい女の子を欲するだなんて」

垣根「?」

結標「少し頭を冷やして考えるのね」

垣根「ちっ」

絹旗「一方通行、ツイスターやりましょう」

一方通行「ダメだ、死ンじまう」

黒夜「なに言ってるんだよ、早くやろうぜ」

番外個体「ほら、やろうよ」

一方通行「いや、俺は、あ」ヒュン

結標「浮気は許さないわ」

番外個体「ひひっ」

368: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:29:46.02 ID:gUpX4aHN0
翌日

一方通行「…」

垣根「おはよう一方通行」

一方通行「あ?」

垣根「一七七支部に行こうぜ」

一方通行「なンで」

垣根「最後の仕上げだ」

一方通行「そォか」

垣根「その前に行くとこがある」

一方通行「どこだ?」

垣根「上条のとこだ」

一方通行「なるほどなァ」

369: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:30:13.60 ID:gUpX4aHN0
ドンドンドンドンドン

インデックス「とうま!うるさいから早くでてほしいかも!」

上条「はいはーい今出ますよー。どちらさま?って」

垣根「久しぶりだ幻想殺し」

上条「お前!治療費とか大変だったんだぞ!」

垣根「安心しろそれも兼ねて来た。ほら受け取れ」ポイ

上条「さ、札束!?」

垣根「ああ、迷惑かけたしな、それに協力してくれたお礼だ。どうだ?第三位とはうまくいってるか?」

上条「それが、恥ずかしがって会ってくれないのいですよ…」

垣根「だろうと思った。さ、行こうぜ」

上条「え?どこに?」

垣根「決まってんだろ、第三位のとこだ」

上条「え?でも家にはインデックスが…」

インデックス「ありがとう!あくせられーた!」

一方通行「おォ」

上条「え?」

370: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:31:03.29 ID:gUpX4aHN0
一方通行「食いもンで懐柔した」

上条「そんな、なにから何まで…」

垣根「礼はいいからさっさと行くぞ」

上条「お、おお」

一方通行「金落とすンじゃねェぞ」

上条「あ、ああ!」

垣根「まあ落としたらまたやればいいんだから、いいんだけどな」

上条「さすが第二位!こんな大金を簡単に…」

一方通行「じゃあ金の用意をしとくンだな」

垣根「?」

一方通行「ほら、行くンだろ?」

垣根「おう」

371: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:31:30.54 ID:gUpX4aHN0
風紀委員一七七支部

コンコン

佐天「はーい」

初春「何で佐天さんが出るんですか…」

佐天「風紀委員一七七支部にようこそ!今回はどんな事件で…って帝督さん」

垣根「よぉ涙子ちゃん、元気だったか?」

佐天「ええ、私は。だけどみんな少しおかしくて…」

垣根「ん?どんな感じにだ?」

佐天「上の空だったりなんか性格というか思考が変わっちゃったり…」

垣根「ほぉー。そいつは大変だな。どれどれ?」

上条「ここは風紀委員の支部じゃありませんか?」

一方通行「そォだ」

上条「俺達が入っても大丈夫なのか?」

一方通行「大丈夫だろ」

372: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:31:58.66 ID:gUpX4aHN0
垣根「よお第三位!」

御坂「何よ」

垣根「ちょっとこの写真見てくれよ」ピラ

御坂「写真?あんたと一方通行の写真?」

垣根「いや、その後ろ」

御坂「後ろ?……!!!!!!!」

垣根「どうした?おい上条!お前確か第三位と付き合ってるんだよなぁ?」

上条「はいはい、上条さんですよ。確かに付き合ってるぜ?」

垣根「この写真見ろ」スッ

上条「おお、いつのまに撮ったんだ?ちょうど俺が美琴の肩に手を伸ばしてる所じゃないか」

垣根「よく撮れてるだろ?第三位さんよぉ」

御坂「な、な、あによ」ピクッ

垣根「ははっ、言えてないぞ?ん?どうした?この時の威勢はよ?あ?」

御坂「そっ、そりは」バチバチ

垣根「またか、おい上条。なんか落ち着かないみたいだ、右手で手を握って落ち着かせてやれ」

上条「おお、任せろ!大丈夫か?美琴」ギュッ

御坂「え、え、…!!」

373: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:33:31.28 ID:gUpX4aHN0
垣根「やあ初春ちゃん、頭の花は元気かい?」

初春「え?そうですね、いいんじゃないですかね?はは」ピクリ

垣根「おい。一方通行。初春ちゃんの花が暴走したって本当なのか?」

一方通行「?まあ、本当だなァ」

垣根「へぇー。大丈夫だったか?その花・飾・り・は・よ?」

初春「うっ」ピクッ

一方通行「間近で見ると結構凄かったぜェ、それ」

垣根「へぇー。そうかそうか。ははっ」

佐天「?」

一方通行「俺達みたいな奴も吹き飛ばしたりしたからなァ、あの蔓は」

垣根「大変だったなそれは…ま、無事で何よりだな」

一方通行「そォだな」

374: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:33:57.79 ID:gUpX4aHN0
垣根「シメはテメェだ。よお白井黒子?」

白井「おや垣根さま。今日はどうなされましたか?」

垣根「いやな、今度御坂の妹達と一緒に遊ぶことになったんだ。お前もどうかと思ってな?」

垣根「好きだろ?御・坂・美・琴がよ?」

白井「み、御坂せ、先輩のい、い、妹とですか?」ビクッ

垣根「おお、そうだよ。どうだ?ん?」

白井「いっいえ、遠慮させて…もらいますの」

垣根「そうか。話は変わるけどよ。俺最近猫を飼い始めたんだわ」

白井「はい、それが何か?」

垣根「いやーお漏らしが多くて困ってるんだわ」

白井「!!」

垣根「何かいい案はないか?なァ?ン?」

一方通行「おい、オマエその口調…」

垣根「おっと。ま、中学生でお漏らしなんかするわけ無いし聴いても意味ないよな。な?」

一方通行「まったくだな」

白井「は、はは」ズーン

375: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:34:32.43 ID:gUpX4aHN0
垣根「さて帰るか。おい上条」

上条「ん?」

垣根「ほら」ポイ

上条「ん?薬?」ポスッ

垣根「それ、第三位に飲ませてやれ。コーラにでも混ぜてな」

上条「ああ、分かった」サラサラ

上条「ほら飲めるか?美琴」

御坂「コーラ…!」チュー

垣根「これで大丈夫と」

一方通行「ホントかァ?」

垣根「薬が切れたら悶えるだろうがな」

一方通行「はっ、大した悪党じゃねェか」

垣根「ふん、だが…これで満足だ」

376: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:34:58.20 ID:gUpX4aHN0
佐天「あっ、帰るんですか?」

垣根「おお、なんか楽しく会話する雰囲気じゃないしな」

佐天「そうですか、じゃあまた」

垣根「おお、じゃあな」

佐天「一方通行さんもまた」

一方通行「あァ」

垣根「じゃ行くか」

ガラッ

垣根「!!!!!!!!」

一方通行「ン?」

377: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:35:26.54 ID:gUpX4aHN0
心理定規「見つけたわ帝督」

一方通行「心理定規?」

垣根「あれ?お前、名前で呼んでたっけか…?」

吹寄「今度は逃がさないわよ」

上条「ん?吹寄?」

垣根「はは、何を…」

吹寄「どっちを選ぶのかと聴いてるの」

心理定規「私と吹寄、どちらかをね」

上条「まあ待て、吹寄達。一人愛することで喧嘩するならまずお互いを愛してだな…あ痛ぁ!!」ドガッ

吹寄「貴様は黙ってなさい」

御坂「ちょっと大丈夫?当麻」

垣根「おい、大丈夫か?ちょっとおかしくなったんじゃないのか?」

一方通行(だとしたら間違いなく俺達のせいだなァ…)

一方通行(人を愛するということを無理やり叩き込ンじまったからなァ)

一方通行(愛の伝道師になった気分でいるンじゃねェのかァ?)

379: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:35:53.08 ID:gUpX4aHN0
心理定規「おかしいのはあなたよ」

垣根「え?」

心理定規「私が居ながら他の女に手を出すなんて…嫉妬しちゃうな…」

一方通行「これは…まさか…」

吹寄「どうしたの?帝督」

垣根「あばよ…第一位…」

一方通行「おォ、達者でな」

垣根「たぁ!」バサッ

吹寄「あっ!コラ待ちなさい!」

心理定規「なんで逃げるの?ねぇ、他に女が居るの?」

佐天「うわー」

初春「…佐天さん、私…」

佐天「えっ?どうしたの初春」

初春「お花と結婚しようかな、なんて」

佐天「!」

380: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:36:21.38 ID:gUpX4aHN0
垣根「クソっ!なんだありゃあ」

垣根「あれはまるで…」

垣根「いや、考えたくもねぇ!」

垣根「ん?おい、確かあいつは…」

麦野「ふんふーん」

垣根「おい!第四位!」

麦野「あら、垣根じゃない。どうしたの?」

垣根「いや、ちょっと追われててな」

麦野「追われてる?あんたが?能力でなんとかすればいいじゃない…ん?」

垣根「いや、そういうわけにもいかないというか…」

麦野「思い出した」ジジジ

垣根「は?」

381: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:36:52.56 ID:gUpX4aHN0
垣根回想録

垣根「よお、来たぜ?」

土御門「良かった!間に合ったか!」

海原「助かります!垣根さん!」

麦野「あぁ?なんでテメェが出て来るんだよ」

垣根「はぁ?つまんないこと聴くんじゃねぇよ。」

垣根「こいつらが友達だからだよ、早く逃げろお前ら」

土御門「垣根…」ダッ

海原「垣根さん…」ダッ

麦野「ちっ、まあいいわ一人増えたところで変らないし…」

垣根「分かってねえな、テメェ」

麦野「あ?」

垣根「死体はテメェので一つだよ」

麦野「へぇ…」ニヤニヤ

382: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:37:32.95 ID:gUpX4aHN0
垣根「終わらせてやる、一瞬だ…あれ?」

麦野「どうしたのかにゃー?」

垣根(なぜだ、なぜ能力が発動しねぇ。演算は出来てるハズだ…それが何故…ん?)

麦野「ふふん」ニヤニヤ

垣根「おい、お前の手に握られてるそれは…」

麦野「あれぇー?分かっちゃった?」

垣根「まさか」

麦野「そ、新型のジャマー」

垣根「だったらテメェも能力が使えないんじゃ…」

麦野「分かってないわね、あんた。なんのために新型って付いてると思ってるの?」

麦野「一定以上の演算を行う能力を無効にする超特殊ジャマー装置」

麦野「あいつらグループだからね、万に一つ一方通行が出てきたときのために作ってきたの」

麦野「まあ一回切りだし、もう二度と作れないけどね」

麦野「あんたも第一位に負けず劣らず複雑な演算をしてるみたいね?」

383: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:37:58.71 ID:gUpX4aHN0
垣根「…」

麦野「ははっ」

垣根「見逃してくれ」

麦野「はっ?」

垣根(明日には霧ヶ丘の子とのデートが待ってるんだ、こんな所で死ぬわけには…)

麦野「あんた本気で言ってるの?」

垣根「ああ、もちろんタダでとは言わねぇ」

垣根「今度呼び出して俺をズタズタにしてくれて構わねぇ。だから見逃してくれ」

麦野「…んー、ま、面白いからいいわ。あんたがそこまで言うなら。ね?」

垣根「ああ、すまねぇ」

麦野「んじゃ今度適当に呼び出すわねー?」

垣根「あ、ああ!」


垣根回想録終了

384: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/06(金) 22:40:29.97 ID:gUpX4aHN0
垣根「…」

麦野「思い出したかにゃーん?」

垣根「クソッ!」バサッ

麦野「逃げんなコラッ!!」ドシュ

垣根「ちっ、クソが!」

垣根「何でだ、何でこうなった!!」

麦野「待て!!」ドシュドシュ

垣根「うおっ!!」

吹寄「待ちなさい垣根!」

心理定規「ねぇ!また新しい女なの!?私が傍にいないとダメなの!?」

垣根「なっ!あいつらまで…ついてねぇ!」

垣根「はっ、神様がいるってんならよ…!」

「今回は恨むぜぇ!!」


おしまい

407: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:04:43.94 ID:rTzw0N1F0
垣根「んー!んー!んんー!!」ムグムグ

心理定規「えへへ、やっと二人になれたね?」

垣根(愛が重い…まさか心理定規がヤンデレになるとは…)

心理定規「これからは他の女に取られないようにしっかり見張るからね?」

垣根(気付くべきだった…心理定規のわずかなアピールに…)

心理定規「いままで愛せなかった分、いっぱい愛してあげるからね?」

垣根「んんん!」ムググ

心理定規「帝督、だぁいすき」チュッ

垣根「んんー!んー!」ムグムグ

垣根(クソっ、こんな状況じゃなければ…)チラッ

垣根(AIMジャマーが無ければ…!頼む!誰か気付いてくれ…!)

408: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:05:10.75 ID:rTzw0N1F0
一方通行「ほォ、垣根の姿が見えないと」

『はい、吹寄さんっていう人から一週間姿を見てないってことで通報があったんです』

一方通行「確かにここ最近見てねェな」

『一応保護者になってる小萌さんって人からも通報をいただいたんで調査していたんですが…』

一方通行「結局、分からずじまい…ンで俺に電話してきた訳かァ」

『はい、一方通行さんなら垣根さんと仲がいいから何か知っているんじゃないかと思って』

一方通行「悪ィが俺も知らねェな」

『そうですか…じゃあ仕方ないですね』

一方通行「あァ、何か分かったら教えてやるよ」

『はい、お願いします。では失礼します』

一方通行「おォ」

409: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:05:37.04 ID:rTzw0N1F0
結標「どうしたの?」

一方通行「なンか垣根が行方不明らしィ」

絹旗「そういえば麦野も垣根に超連絡が付かないと言っていました」

一方通行「ン…」

黒夜「垣根って誰だ?」

一方通行「チンピラだ」

黒夜「なるほどな」

番外個体「案外もう死んでるんじゃないかな、ひひっ」

一方通行「いや、そりゃねェな。仮にも第二位だ、何か事件に巻き込まれるにしても学園都市が見す見す死なすわけがねェ」

結標「それもそうね、第二位、未元物質…」

一方通行「あァ、俺に続く高位能力者…垣根帝督…」

絹旗「誰かにやられるにしてもまず負けは無いってことですね」

黒夜「そんなに凄いのかよ、あのチンピラ」

410: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:06:03.66 ID:rTzw0N1F0
piririririri

一方通行「ン?今度は土御門か?」

結標「出たら?」

一方通行「だな、なンの用だ?」

『一方通行、聴いたか?垣根の話』

一方通行「行方不明ってやつかァ?」

『ああ、そうだ』

一方通行「ンで?」

『捜すぞ』

一方通行「は?」

『垣根は前に俺や海原を助けてくれた。だから今度は俺達が助ける』

一方通行「ンで?何で俺が必要なんだァ?」

『仮に第二位を行動不能に出来る奴が出てきたらどうする。だからお前の力が必要なんだ』

一方通行「はっ、いいぜ。手ェ、貸してやる…!」




垣根帝督捜索辺 始動

411: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:06:33.29 ID:rTzw0N1F0
結標「出かけるの?」

一方通行「あァ」

結標「気をつけてよ?垣根帝督みたいにあなたに居なくなってほしくないもの」

一方通行「安心しろォ、垣根特別製のチョーカーもあるンだ。なンかあっても負けやしねェよ」

結標「うん、信じてる」

一方通行「おォ」

絹旗「何かあったらすぐに超連絡ください。アイテムも向かいますので」

一方通行「何か、あったらな。ンじゃ行って来る」

黒夜「死ぬなよ」

一方通行「誰に向かって言ってやがる。まだ死ぬわけにはいかねェよ」

番外個体「一方通行…」

一方通行「まさかお土産とか言うんじゃねェだろうな」

番外個体「死んだら許さないから、ミサカも、上位個体も、他のミサカも」

一方通行「はン、上等じゃねェか…」

412: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:07:17.66 ID:rTzw0N1F0
土御門「よう、来てくれたな」

海原「助かります、一方通行さん」

一方通行「いや、別にイイ。俺も気になってたしな」

海原「そう言っていただけると助かります」

土御門「あと一人、来るぜい」

海原「他にも誰か来るのですか?」

土御門「ああ、対能力者の最終兵器がな」

一方通行「とするとォ…三下か」

土御門「ああ、即OKもらったからな」

海原「心強いですね、一方通行さんに彼とは」

土御門「なんとしても見つけなきゃならないからな」

海原「ですね」

413: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:07:43.49 ID:rTzw0N1F0
上条「いやーゴメンゴメン、インデックスが中々聞き入れてくれなくてな」

土御門「いつものことだ、気にして無いぜ?」

上条「助かりますよ、ホント」

海原「これで全員ですね」

一方通行「みたいだな」

土御門「じゃあ行くか、垣根帝督を捜しに」

海原「それはいいんですが最初はどこに行けばよいのでしょうか?」

土御門「…」

上条「…」

一方通行「まずはいつ居なくなったのかを知る必要があンな」

土御門「まず垣根に最後に会った奴を捜さなきゃならないか」

一方通行「安心しろ、そいつが誰かはもう分かってる」

海原「さすがですね」

上条「だな」

414: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:08:10.27 ID:rTzw0N1F0
風紀委員一七七支部

上条「それでここなのか?」

一方通行「さっき電話が来てな、通報した奴から話聴きゃまず間違いないだろォ」

土御門「ここにいるのか?」

一方通行「住所を聴きに来たンだ」

海原「なるほど、電話ではなかなか教えてはくれませんからね」

一方通行「そォいうことだ」

コンコン

『はーい。どうぞー』

一方通行「邪魔するぜェ?」

初春「一方通行さん、どうもこんにちは。どうしたんです?」

一方通行「垣根のことだけどよォ」

一方通行「通報したやつの住所、教えてくンねェか?捜索することにしたンだ、垣根の事をよ」

初春「ああ、なるほど。住所はこちらです、渡すことは出来ないので覚えていってくださいね?」

一方通行「あァ」

415: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:08:37.16 ID:rTzw0N1F0
海原「ここですか?」

一方通行「随分とボロっちィアパートだな」

上条「あれ?ここって」

土御門「小萌先生のアパートだにゃー」

一方通行「小萌?お前らの知り合いなのか?じゃあオマエらが行け、ほらァ」

上条「はいはい、上条さんが行きますよ」

コンコン

上条「小萌先生ー俺です。上条でーす」

『はい』

上条「あれ?」

吹寄「上条当麻?なんの用かしら?」

上条「いや、俺は先生に用があって…」

一方通行「オマエが吹寄だな?ちょっと聴きてェことがある」

吹寄「はい?」

416: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:09:05.29 ID:rTzw0N1F0
一方通行「オマエでも知らねェか」

吹寄「だから風紀委員に通報したんです。あの時、心理定規さんと垣根を追いかけて、結局逃げられて、それで次の日から…」

海原「帰って来なくなったという事ですね?」

吹寄「はい」

上条「心理定規ってやつに話を聴いてみるか?」

一方通行「それもそォだな」

piririri

一方通行「おォ、俺だ」

一方通行「いや?こっちも捜してンだ」

一方通行「あァ、分かった。じゃあな」

一方通行「知らねェらしい。それに心理定規自身も捜してるだとよ」

海原「うーん、困りましたね」

上条「そうだな」

417: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:09:56.29 ID:rTzw0N1F0
土御門「いやーこっちもダメだったぜい」

海原「おや、どちらに」

土御門「原子崩し、知ってるかと思ったが…どうやら何も知らないらしい」

上条「弱ったな、振り出しに戻っちまった」

一方通行「…」

海原「どうしました?難しい顔をして」

一方通行「いや、少し考え事をなァ」

海原「そうですか」

上条「ま、ここに居ても仕方ないし、移動するか。じゃあな吹寄」

吹寄「ええ、また」

一方通行「邪魔したなァ」

吹寄「いえ、そんな。お願いしますね」

一方通行「おォ」

418: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:10:23.44 ID:rTzw0N1F0
海原「麦野さん、なんですって?」

土御門「私が知りたいくらいよ、ってな」

海原「そうですか」

土御門「あと」

海原「?」

土御門「浜面も行方不明らしい」

一方通行「アイツもかァ?」

土御門「ああ、随分前に別件で垣根の捜索を頼んだらそれっきりらしい」

一方通行「前にだとォ?」

土御門「三日間くらい連絡が取れなかった時があったらろ?その時らしい」

一方通行「なるほどなァ」

上条「とりあえず風紀委員のとこにもう一回行こうぜ。振り出しになっちまったんだからよ、なにか情報を手に入れないとな」

海原「そうですね」

419: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:10:53.56 ID:rTzw0N1F0
初春「なにも分からなかったんですか…」

一方通行「あァ、残念ながらな。それどころかもう一人行方不明者を出しちまった」

初春「え!?それって大変じゃないですか!誰なんですか?」

一方通行「浜面って言う元スキルアウトなんだがよォ」

初春「元スキル…アウトですか…うーん」

一方通行「そういやォ他の風紀委員はどうしたンだ?」

初春「はい、一応皆さんも垣根さんの捜索に」

一方通行「見つからねェか…」

初春「そうなんです、もうどうしたらいいか…」

初春「スキルアウトと言えば一方通行さん、前に垣根さんと一緒にスキルアウトを攻撃しましたよね?」

一方通行「あァ、そういやそんなこともあったな」

初春「もしかしたらスキルアウトに捕まったんじゃありませんか?報復に来たとか…」

一方通行「考えたくもねェな、まァじっとしていても仕方ねェ、行ってみるか…スキルアウトのとこによォ?」

420: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:11:41.68 ID:rTzw0N1F0
海原「お話は終わりましたか?」

一方通行「あァ」

上条「で、どうするんだ?」

一方通行「スキルアウトの連中に話を聴きに行く」

土御門「ふーん…、やはりスキルアウトになるか」

一方通行「あァ?」

土御門「知ってるぜい、お前らがスキルアウト相手に暴れたこと」

海原「上から怒られましたからね、あまり派手な動きをするなと」

一方通行「そいつは悪かったな、迷惑かけたか?」

土御門「いや、これくらいどうってことないぜ」

上条「えーっと、上条さんは…」

一方通行「少し込み入った話になるかもしれねェ」

一方通行「だからお前は帰ったほうがいいかもしれねェ」

上条「でも…」

海原「今の貴方には御坂さんが居ます、ですからどうか…」

上条「そうか、分かった。一緒に行けなくて悪いな、じゃあまたな…」

一方通行「おォ」

421: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:12:18.21 ID:rTzw0N1F0
土御門「珍しく付いてくるって言わなかったな」

海原「今の彼には大切なものがあります、むやみやたらと命を捨てるわけにもいかないでしょう」

一方通行「話が悪ければ暗部間の抗争になる、あいつの出る幕じゃねェ」

土御門「そうだな、上やんには少し荷が重過ぎる」

海原「汚れ役は僕達の仕事ですからね」

一方通行「相手が能力じゃなくて重火器を使ってくれば死ぬかもしれねェしな」

土御門「そういうことだ」

海原「では行きましょうか、そのスキルアウトのところに」

一方通行「こっちだ、少しでも変な行動を見せたら実力行使に移るぜェ?」

土御門「ふん、そうならないことを祈るぜ」

海原「どうでしょうね?ま、あちら次第と言うことで」

一方通行「行くか」

土御門「ああ」

海原「はい」

422: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:12:47.57 ID:rTzw0N1F0
「なんだお前ら?」

土御門「人を捜してる。垣根帝督、この写真の男だ。知らないか?」ピラ

「知らねぇな、てかよコイツは…」

「前に俺達に喧嘩売ってきやがったやつじゃないのか」

「おお、そう言われりゃそうだな」

「決まりだ、何も知らないし、知ってても教えねぇ」

土御門「ふん、何か知ってるなら正直に話したほうが身のためだぞ?」

「知らねぇ」

土御門「そうか、おい一方通行」

一方通行「おォ、ちょっと腕貸せ」

「あぁ?なんだてめぇ」

一方通行「もう一度聴く、何か知らねェか」

「だから何も知らねぇって言ってるだろ」

一方通行「ホントに何も知らねェみてェだな」

土御門「そうか、じゃあ行くか」

「おい、ちょっと待てや」

一方通行「あァ?」

423: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:13:19.63 ID:rTzw0N1F0
土御門「長生きしたけりゃ上を知ることだ、スキルアウト」

一方通行「またやっちまったなァ」

海原「今回はこちらで迅速に処理しておきます。ですのでご心配なさらずに」

一方通行「そうか、じゃあよろしく頼むぜェ」

海原「ええ」

piririri

土御門「ん?、俺だ」

土御門「なに?もう一度言ってくれ」

土御門「なるほどな、分かった」

海原「どちらからでしょう?」

土御門「珍しく仕事だ、至急垣根帝督を見つけ出せとな」

一方通行「ほォ、結局暗部絡みって事かァ?どうしようもねェなァ」

土御門「さあな、でも有益な情報も来た」

土御門「Equ.DarkMatter、第二位の能力を利用した駆動鎧なるものがあるらしい」

424: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:13:49.25 ID:rTzw0N1F0
一方通行「それに利用されてるってか?」

土御門「そうと決まった訳じゃないが、あると都合の悪いものらしい。垣根との関係性も調べなきゃならんしな」

海原「なるほど」

土御門「それと一方通行」

一方通行「あ?」

土御門「ファイブオーバーが出てくるかも知れない」

一方通行「ンだそりゃ?」

土御門「見たことあるはずだ、搭乗型の駆動鎧」

一方通行「…なるほどなァ」

海原「なんです?ファイブオーバーとは」

土御門「工学技術で能力者の才能を超えることを想定して作られた駆動鎧だ」

土御門「モデルケース・レールガン。第三位を再現、超越する為の駆動鎧」

海原「レベル5を超える、故にファイブオーバーですか…」

土御門「多分な」


425: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:14:37.12 ID:rTzw0N1F0
海原「ここですか?話の場所とは、ただの研究所にしか見えませんか」

土御門「得てしてそういうものだ」

海原「結標さんはどうしましょうか?」

一方通行「出来れば連れて来たくねェな」

土御門「問題ない、俺達でやるだけだ」

海原「そうですか、ではまずはどう動きましょうか?」

土御門「とりあえずEqu.DarkMatterを見つけ出し破壊、適当に研究員から話を聴けばいい」

海原「話はこちらで聴いておきます、一方通行さんには申し訳ありませんが駆動鎧のほうを…」

土御門「そうなるな、模造品とは言え第二位の能力を扱う。俺達が行った所で足手纏いになるだけだ」

一方通行「分かった、ンじゃどこで落ち合えばいいンだ?」

土御門「アジトでいい。バッテリーは大丈夫か?」

一方通行「問題ねェ」

土御門「そうか、じゃあ気をつけてな」

海原「どうかご無事で」

一方通行「あァ、分かってる」

426: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:15:03.42 ID:rTzw0N1F0
一方通行「さて、とりあえず下に行けばいいかァ?」

一方通行(あン時浜面が乗ってた駆動鎧、大分大掛かりなもンだったが)

一方通行(気にするほどのもンじゃねェな)

一方通行(気になンのはむしろダークマターのほうだな…)

一方通行(第二位の能力を利用した駆動鎧、話だけ聴くとファイブオーバーよりもやっかいだな)

一方通行(数も一つとは限らねェ)

一方通行「十分注意しねェとな」

一方通行「ここか、地下倉庫。さて…何がいるのか、楽しみじゃねェか」ギィ


土御門「随分と人が居ないな」

海原「そうですね、研究所と言うよりは駆動鎧の保管庫なのでしょう」

土御門「ここが中枢だな、入るぞ」ギッ

海原「はい」

「ん?」

土御門「女?」

427: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:15:43.57 ID:rTzw0N1F0
木山「なんだ?君達は。見たところこの研究所の人間ではなさそうだが…」

土御門「ここの人間か?」

木山「いや、違うよ。といっても信用してくれるかは分からないが」

海原「ここで何をやっているのですか?」

木山「駆動鎧を破壊しようと思ってね」

海原「見たところ普通の研究員だと思いますが、なぜそのようなことを?」

木山「なに、ファイブオーバーが気になってね。分かるかい?レベル5を超越する駆動鎧」

土御門「ファイブオーバーは知ってる。こっちは理由を聴いているんだが」

木山「私の知り合いに超能力者が居てね。その力にそっくりなんだよ、ファイブオーバーが」

木山「自分の能力が人を傷つける兵器に利用されてると知ったらその子は酷く落胆するだろう」

木山「私はもう子供たちのそういう表情を見たくないだけだ」

428: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:16:17.04 ID:rTzw0N1F0
土御門「学園都市側に知られればあんたもタダじゃすまないぞ」

木山「覚悟は出来ている。そうでなければこんな事はしない」

土御門「そうか、ならその破壊は少し待ってくれないか?」

木山「なぜだ?」

土御門「俺達にも仲間がいる、今そいつが駆動鎧を破壊しに行っている。それにあんたが背負うような闇じゃない」

木山「そうか、正直助かるよ。本当は少し怖かったからな」

土御門「それよりここのデータベースにアクセス出来るか?」

木山「一応出来るが、どうしてだ?」

海原「こちらも調べる物がありましてね、破壊を請け負う代わりにと言ってはなんですが少し調べていただけないでしょうか?」

木山「そのくらいだったら全然構わないよ、ではまず何から調べようか…」

429: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:16:42.67 ID:rTzw0N1F0
一方通行「随分と珍妙な駆動鎧だな」

『一方通行、聴こえるか?』

一方通行「土御門か?一体どこから…」

『スピーカーを通してる』

一方通行「大丈夫なのかァ?他の人間に知られたりしたらやっかいじゃねェのか?」

『いや、心配はいらない。この研究所には俺達と木山春生という研究員しかいないからな』

一方通行「誰だそりゃ」

『ファイブオーバーを破壊しに来た研究員だ。一方通行、ファイブオーバーの破壊も頼む』

一方通行「?まあいい、そっちもちゃンと調べることは調べろよ」

『任せろ』

一方通行「ンじゃ始めますか…」

430: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:17:18.53 ID:rTzw0N1F0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

木山「凄い音だな…彼は大丈夫なのか?」

海原「第一位です。まず心配は要りません、それに彼のことは信用してますから」

土御門「しかし、この杜撰な警備…まるで破壊しろと言ってるみたいだな」

木山「この研究所はしばらく無人になっていた、研究員というよりは個人の所有物だったようだ」

海原「ふむ、誰かが駆動鎧のコレクションでもしていたのでしょうか?」

木山「さあな、さて第二位のことだったか。ここにある情報では能力を借りてあの駆動鎧を製造したとしか記されて無い、それも」

木山「随分前の話だ」

海原「また振り出しですか…」

木山「とりあえず外に出よう」カチッ

木山『一方通行くんと言ったか?入り口で待っているよ、無事に戻ってきてくれたまえ』

木山「では行こうか」

土御門「おい、何を勝手に…」

木山「帰るときは皆一緒だ」

海原「敵いませんね…」

431: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:17:46.05 ID:rTzw0N1F0

木山「やあ、お帰り」

一方通行「?おォ」

一方通行「おい誰だコイツは」

海原「先ほどお話した木山さんです。研究所のデータベースの解析を手伝っていただきました」

木山「木山春生だ、よろしく頼む」ギュッ

一方通行「おォ」ギュッ

一方通行「ンで何か分かったのか?」

海原「いえ、それが何も」

一方通行「無駄足かァ?」

土御門「いや、そうでもないぜ。結果として垣根の無事は確認できたんだ」

一方通行「どォいうことだ?」

木山「学園都市側は第二位の失踪になんら関与していないということだ」

海原「ということは、垣根さんは無事も当然です。組織的なものでないのでしたら垣根さんがやられるはずがありませんからね」

木山「灯台下暗し、案外近くに居るのかも知れないぞ?」

432: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:18:12.02 ID:rTzw0N1F0
一方通行「近くに…ねェ」

木山「そうだ、あと別に行方が分からない元スキルアウトの少年のことだが」

一方通行「話したのか?」

海原「何か分かると思いまして」

木山「先日、茶髪で鼻にピアスの痕がある少年が警備員の手によって拘束されたようだ」

木山「確か無免許運転と盗難車を扱っていたことが原因だったかな…確か彼も人を捜していたみたいだったな」

一方通行「なンで知ってるんだ?」

木山「警備員に勤めてる知り合いの知り合いが友人でね、面白ついでに聴かせてもらったんだ」

一方通行「なるほどなァ、まァ間違いなく俺達の知り合いだな」

木山「そうか、それは何よりだ。第二位のこと、無事に見つかるといいな」

一方通行「おォ、ありがとよォ」

木山「なに、気にするな。それにしても今日は暑いな…」ヌギッ

海原「そうですね、気温は高めですから。それに快晴ですからね」

土御門「だな、少し暑いくらいだ」

一方通行「じゃあ行くか」

木山「十分気をつけてな」

433: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:18:42.79 ID:rTzw0N1F0
留置場

浜面「クソッ!早く垣根を見つけなきゃいけないってのによ!」

浜面「まさか検問に引っかかるとはよぉ…!」

一方通行「無様だな、浜面仕上」

浜面「一方…通行?」

一方通行「話は通ォしてある、出ろ」


浜面「いやー助かったぜ。身元引受人がいなくてよーアイテムに連絡しようにも携帯忘れちまってなー」

一方通行「御託はいィ、垣根について知ってることを話せ」

浜面「いや、実はよ俺もわからねぇんだ。麦野に捜して来いって言われて一日目に捕まっちまったからな、あれから三週間近く経ったがまだ見つかってないか?」

一方通行「ン?」

海原「浜面さん、垣根さんは一回見つかりましたよ。おそらくあなたが麦野さんに命令されたわずか二、三日後にね」

浜面「え?」

海原「それから一週間しないうちに再び行方不明になったのです」

浜面「は?」

土御門「無駄足か…」

一方通行「チッ、おォ行こうぜ」

海原「そうですね」

土御門「だな」

浜面「お、おい!おーい!」

434: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:19:17.00 ID:rTzw0N1F0
海原「またしても振り出しですね」

土御門「うーむ、どうしたものか」

海原「一度原点回帰しましょうか?」

土御門「というと?」

海原「最初にお話を聴いた方々にもう一度詳しくお話を聴くのです。今だからこそ分かることがあるかもしれません。」

海原「灯台下暗し、木山さんが言っていたようにね」

一方通行「なるほどなァ、ちょォどいい、少し調べたいこともあったからなァ」

海原「決まりですね、ではまた後日」

土御門「ああ、そうだな。一方通行、間違っても一人で突っ走るなよ?」

一方通行「ハッ、誰に言ってやがる」

土御門「ふん…」

435: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:19:46.28 ID:rTzw0N1F0
一方通行「帰ったぞコラァ!」

木山「やあお帰り」

一方通行「あン?」

木山「どうした?入らないのか?」

一方通行「え?いや、はい」

木山「いや、驚いたよ。君がまさか芳川の言っていた能力者だったとはね。高位の能力者だとは聞いていたがまさか君とは」

芳川「お帰りなさ『お帰り一方通行』…」

結標「どうだった?垣根帝督」

一方通行「さっぱりだ、おンなじとこを行ったり来たりしたような気分だ」

絹旗「やはり超見つかりませんでしたか」

一方通行「やはりだとォ?」

絹旗「ええ、先ほどアイテムでも行方を超捜索したのですがさっぱりでした」

木山「困っているようだね」

一方通行「まァな」

木山「知恵を貸そうか」

一方通行「あァ?」

436: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:20:30.51 ID:rTzw0N1F0
心理定規「お昼に一方通行から電話が来たの」

垣根「むぐぐ…」

心理定規「あなたのことを捜してたわ」

垣根「!…んー!」

心理定規「だからね、知らないって言っちゃった」

垣根「!?」

心理定規「貴方は私だけの物だもの。ね?帝督」

垣根「…」

心理定規「そろそろご飯の時間ね。腕によりをかけて作ったからたくさん食べてね」グイッ

垣根「ぷはっ…!心理定規…なぜこんなことを…」

心理定規「決まってるでしょ?こうでもしないと貴方は私からどんどん遠ざかってくもの。だからね」

垣根「クソっ…!解放してはくれねぇのか?」

心理定規「嫌よ、このやり取りも何回目かしら…。口を開けば同じことばかり、そんなに私と一緒に居るのが嫌なのかしら…ねぇ?」

垣根「そういうわけじゃねぇ…他にやり方があるんじゃねぇのかよ」

心理定規「貴方は気づいてくれなかった。私の気持ちにね」

垣根「…」

437: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:20:58.40 ID:rTzw0N1F0
木山「女性は男性を愛するあまり独り占めをするらしい」

一方通行「?」

木山「愛するものが他の女に目移りしないようにな」

木山「どういうことか分かるか?」

一方通行「…」

木山「監禁、またはそれに相当することをするということだ」

一方通行「ならなお更、垣根がむざむざ捕まるのはありえねェな」

木山「第二位以前に能力者だ、またそれ以前に一人の少年でもある」

木山「超能力者は完璧じゃない、ましてや少年。それこそなお更だ」

一方通行「結標、心理定規の相談に乗ったって言ったなァ。話の内容、聴かせてくれるか?」

結標「ええ、もちろん」

438: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:21:26.92 ID:rTzw0N1F0
心理定規「私はどうしたらいいのかしら淡希」

結標「私の場合は彼のほうから来てくれたわ」

心理定規「それはあなた達が両思いだったからよ、私なんて…その…片思いだもの…」

結標「なら物にすればいいのよ。自分に寄ってこないのなら取りに行けばいいのよ」

心理定規「そんな事しても…垣根は私に振り向いてくれないわ」

結標「なら振り向かせるのよ」

心理定規「どうやって…能力を使っても意味無いのよ?偽りの好意なんて悲しいだけだもの…」

結標「誰が能力を使えって言ったのよ」

心理定規「?」

結標「どんなことをしてでも、ね。逃げるなら捕まえればいいの、他の女に目が行くなら行かせなきゃいいのよ」

心理定規「そうね…!ありがとう、ためになったわ。早速実践するわね」

結標「それがいいわ。はいこれ」ピラリ

心理定規「なにかしら?」

結標「今の垣根の居場所よ。私の前の保護者のところに居候してるわ」

心理定規「ありがとう、じゃあ行って来るわ」

結標「がんばってね」

439: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:21:53.26 ID:rTzw0N1F0
結標「こんな感じかしら?」

木山「…」

芳川「…」

一方通行「…」

黒夜「おい、これってもしかして…」

絹旗「しっ!」

結標「?」

番外個体「ただいまーって…どうしたの?」

芳川「あらお帰りなさい。愛穂と打ち止めは?」

番外個体「今から来るよ。一体どうしたの?」

芳川「愛について話してたわ」

番外個体「???」

木山「おや、ホントに未来の彼女みたいだな」

番外個体「誰?」

木山「ああ、申し送れた。私は木山だ、よろしく」

番外個体「はあ…?」

440: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:22:31.71 ID:rTzw0N1F0
一方通行「犯人が分かった」

絹旗「超奇遇ですね、私もです」

結標「あら?今の話で誰が犯人か分かったの?」

一方通行「あァ」

絹旗「どうするんです?」

一方通行「行って来る、もたもたしてたらマジで死んじまうンじゃねェか?」

木山「おや、行くのか?」

一方通行「半分テメェのお陰でな」ピッピッ

木山「そうか」

一方通行「土御門かァ?居場所っつーか犯人が分かった。海原連れて今すぐ出て来い。今から俺も行く」

ガチャ

黄泉川「おっと!一方通行か、どこかに行くじゃんか?」

打ち止め「また出かけるのー?ってミサカはミサカは最近構ってくれないあなたに不満を漏らしてみる!」

一方通行「友達を助けに行って来る」ザッ

441: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:22:58.11 ID:rTzw0N1F0
土御門「来たか」

海原「犯人が分かったと言うのは…?」

一方通行「犯人は心理定規だァ」

海原「お昼に電話をしたときは知らないとのことでは?」

一方通行「多分ありゃ嘘だ」

土御門「なんでそんな嘘を…」

一方通行「多分、結標のせいだな」

海原「結標さんの?どういうことでしょうか?」

一方通行「結標がしたアドバイスが原因でこォなったンだ」

土御門「よく分からないが心理定規に会えば解決するんだな?」

一方通行「多分なァ」

土御門「なら話は簡単だ。海原」

海原「はい、付近のスクールのアジトを調べればよろしいのですね」

土御門「全速力でな…!」

海原「任せてください…!」

442: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:23:24.68 ID:rTzw0N1F0
土御門「一方通行、飛べ」

一方通行「はァ?」

海原「僕が調べて土御門さんに伝えます」

土御門「そして俺がお前に逐一伝える。事は争うんだろ?モタモタするな」

一方通行「そォかい」カチッ

土御門「まずは場所が分かってる所からだ、最初は一○学区からだ。行け一方通行!!」

一方通行「あァ…!」ゴオッ

海原「次は二二学区になります。土御門さん」ピッピッ

土御門「一方通行、次は二二学区だ」

『あァ、一○学区にはいなさそォだな』

土御門「地下街に居る可能性がある。詳しい場所は携帯に地図を送る、確認してくれ」

『分かった』


一方通行「地下…」ピッピッ

一方通行「ここからだなァ?」

443: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:23:50.68 ID:rTzw0N1F0
心理定規「帝督、綺麗な顔…」

垣根「…」

心理定規「ふふ…」

垣根「…」

ドガッ

心理定規「誰かしら?」

一方通行「俺だよ」

心理定規「一方通行…!」

一方通行「手間かけさせやがってよォ。ほら、テメェら。戻るぞ」

心理定規「いやよ」

一方通行「チッ、じゃあ仕方ねェ。手荒だが気絶させてでも」カチッ

心理定規「…」ピッ

キュイイイン

一方通行「ジャマー…!!」

444: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:24:22.21 ID:rTzw0N1F0
心理定規「あなたは能力が無ければ怖く無いわ」

一方通行「クソがァ…」

心理定規「そしてハンデ持ちだもの」

一方通行「あ?…!」

一方通行(ジャミング…!しまった、運動能力が…)

心理定規「そのチョーカーのこと…聴いたわ。それで杖要らずになったのよね」

一方通行(杖無しが仇になるとはなァ…)

心理定規「オート反射も復活した筈なのに設定してなかったようね。あなたはまだチョーカーという弱点が残ってるの」

心理定規「念のために地下のアジトを選んで正解だったようね。電波も弱くなるし簡単にジャミング出来る」

一方通行(チッ)

心理定規「悪いけどそのチョーカー壊させてもらうわね。帝督が作った一点ものなんて…羨ましいもの」

一方通行(気ィ抜いた結果がこれか…!クソッタレが!)

心理定規「あなたはそこで私と帝督が一緒になるのを見てるといいわ」スッ

ジジジ…

心理定規「?」

445: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:24:47.71 ID:rTzw0N1F0
ズバッ!

心理定規「!」バッ

「はいはーい」

心理定規「麦野沈利…!そんな遠くから何かしら?」

麦野「ジャマーがあることぐらい分かってんだよ。それに私だけじゃないわよ」ジジッ

絹旗「一方通行、超大丈夫ですか?」タッ

フレンダ「うわっ、結局、本当に垣根が居たって訳よ」

心理定規「アイテム…!」ギリッ

麦野「そういうこと」ズバッ

心理定規「ジャマーが!」

麦野「さて、これで二人とも復活ね」スタスタ

麦野「ほら、あんたらさっさと起きなさいよ」

446: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:25:17.51 ID:rTzw0N1F0
一方通行「ぐっ…」

絹旗「あっ、超スイッチですね」カチッ

一方通行「すまねェ」

麦野「そうやって謝るならジャマー対策ぐらいしてほしいわね」

一方通行「おい垣根ェ!起きろォ!」

垣根「…―……―!」

麦野「あーあー、あんな縛られちゃって。オマケに周りにはAIMジャマーと来たもんだ。そりゃ逃げられないわね」

垣根「!んー!」

絹旗「もう能力は使えますよ?」

麦野「フレンダ、心理定規を…」

一方通行「いや、待て」

麦野「?」

447: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:25:43.20 ID:rTzw0N1F0
垣根「んん!」バサッ

ブチブチ!

垣根「ぷはっ、はぁーはぁー…!」グイッ

垣根「迷惑かけたな…!」ハァハァ

麦野「いいからちゃんと後始末しなさいよ」

心理定規「そんな!嫌よ!せっかく一緒になれるとこだったのに!」

垣根「心理定規…」

心理定規「嫌!!聴きたくない!言い訳なんて!」

垣根「すまない、心理定規。お前をこんなにしちまうなんてよ…」

心理定規「嘘よ!そう言ってあなたは離れてくの!」

垣根「話を聴いてくれ、心理定規…!」

心理定規「今更何を聴けばいいのよ!」

448: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:26:18.71 ID:rTzw0N1F0
垣根「すまない、お前をこんなにしちまうなんて…」ギュ

心理定規「帝督…」

垣根「これからはちゃんと傍に居てやる…だから前の心理定規に戻ってくれよ…!」

心理定規「帝督…私。嬉しい…」

垣根「ああ、喜んでくれて構わねぇ。もうどこにも行かないからよ」

心理定規「やっと一緒になってくれるのね」グサッ

垣根「あれ?」ボタボタ

一方通行「ハネムーンは病院のベッドだな」

麦野「何のんきな事言ってんのよ」

垣根「結局こんなオチかよ…」

一方通行「安心しろ、いィ医者を知ってる」

449: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:26:48.36 ID:rTzw0N1F0
垣根「いつつ…」

麦野「いやーまさかあのタイミングで包丁とはね。どこに隠し持ってたのかしら。全然分からなかったわ」

冥土帰し「とりあえず、無事でなによりだね?」

垣根「心理定規はどうなってる」

冥土帰し「彼女はちゃんと安静にしてるよ。なに、すぐ元通りになる」

冥土帰し「歩けるように回復したらまず先に会ってあげるといいね?」

垣根「ああ」

麦野「じゃあ私は行くわね」

垣根「ああ、悪かったな。面倒をかけた」

麦野「なに言ってんのよ。らしくない」

450: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:27:21.25 ID:rTzw0N1F0
一方通行「どォだった?」

麦野「大丈夫そうね。殺しても死なないわよ、アレは」

一方通行「そォか。それよりもどうしてアソコに来たンだァ?」

麦野「グラサンから連絡があったのよ。犯人の所に一方通行が向かったから行ってくれってね」

麦野「ジャマーの可能性を伝えなかったこと、大分ヘコんでたわよ?あんたとはすぐに連絡が取れなくなったって言ってたから」

一方通行「地下に居たからなァ」

麦野「ま、感謝するのね。あのグラサンに」

一方通行「そォだな。考えとく」

絹旗「一方通行!」

一方通行「おォ、お前も悪かったな」

絹旗「いえ、この程度。早く帰りましょう。みんな超心配していましたよ」

一方通行「だな、帰るかァ…」

451: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:27:58.43 ID:rTzw0N1F0
一方通行「…」

ギィ

一方通行「さすがに寝てるかァ」

絹旗「では一方通行、おやすみなさい」

一方通行「おォ、しっかり休めよォ」

絹旗「はい、では」

ガチャ

一方通行「おォ、起きてたか」

結標「あらお帰り。大丈夫だった?」

一方通行「少し危なかった、垣根も刺されたしなァ」

結標「そんなことがあったの?」

一方通行「あァ」

結標「木山さんから聴いたわ。私のせいだったみたいね」

一方通行「さァな」

結標「どうしたの?」

一方通行「少し考え事しててよォ。なァ結標」

452: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:28:27.25 ID:rTzw0N1F0
一方通行「…結婚、しよォぜ」

結標「ウソ…ホントに?」

一方通行「ウソじゃねェよ。嫌か?」

結標「嫌なわけないじゃない。愛する人にプロポーズされたのよ?」

一方通行「そりゃ良かった。今すぐには出来ねェがもう少し、俺が十八になったらすぐにだ」

結標「うん、待ってる」

一方通行「あァ、よろしく頼むよ」

結標「ねえ、一方通行。こっち来てよ」

一方通行「そりゃオマエのベッドだろォが」

結標「最後まで言わなきゃダメ?それとも言わせたいの?なんのためにこんな大きなベッドなのよ」

一方通行「イイのか?そっちに行ってもよォ」

結標「何言ってるのよ、そんな事確認する必要無いわ」

一方通行「そォか、じゃあ…」

結標「ええ」

........................
.................
...........
......
.ンッ..
.

453: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:28:53.94 ID:rTzw0N1F0
垣根「起きたか?心理定規」

心理定規「帝督…私、貴方に酷い事をしたわ」

垣根「いや、いいんだ。もう」

心理定規「そうね、ごめんなさい。もう二度と貴方の前に現れないわ、だから安心して…」

垣根「昨日言ったことに嘘はねぇ。心理定規、お前の傍に居てやる」

心理定規「仕方なしなら別にいいわ。もう貴方に迷惑は掛けたくないもの」

垣根「仕方なしじゃねぇよ、俺の意思で傍に居るって言ってるんだ」

心理定規「信じていいの?」

垣根「ああ、吹寄にもちゃんと話す。だから信じてくれ」

心理定規「うん…うん…グスッ」

垣根「今日もいい天気だぜ…?ははっ」

冥土帰し「精神のケアはもう要らないようだね?なによりだ…」

454: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:29:23.44 ID:rTzw0N1F0
番外個体「ちょっとぉー早く起きてよー起こすミサカの身にもなれって」ガチャ

ムワッ

番外個体「むっ、何この臭いは…」

番外個体「ちょっと?なんであなた上脱いでるの?」

番外個体「あれ?ムスジメも?」

番外個体「あれ?あれ?」

一方通行「あァ……???」

結標「…ん……」

番外個体「ははっ、ミサカにはちょっと刺激が強すぎたかな?」

番外個体「ミサカ、先行ってるね?あは…」

ガチャリ

一方通行「…!!起きろ!結標ェ!!」

455: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:29:53.09 ID:rTzw0N1F0
『お疲れ様です』

土御門「ああ」

『垣根帝督の捜索、ご苦労さまです。上も一安心しています』

土御門「それよりもあの駆動鎧はなんだったんだ?」

『見たとおりでございますが?』

土御門「そういう事を聴いてるんじゃない」

『あの駆動鎧は以前の垣根帝督より吐き出された能力を使用して作られたものです』

『垣根帝督が今の姿で復活した以上、あの駆動鎧は二度と作られません』

『我が上層部は未元物質の駆動鎧から生じる被害を恐れていました』

『故に利用されている可能性も考え早急に垣根帝督の行方を捜す必要がありました』

土御門「そうか」

『もうよろしいでしょうか?』

土御門「ああ」

『では、また何かあったらお願いします』

456: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:30:19.82 ID:rTzw0N1F0
『こんにちは、一方通行』

一方通行「オマエは…なンの用だ」

『垣根帝督の件、ご苦労さまです』

『危うく彼を失う所でした』

一方通行「毎度毎度、どォやって知ってるンだかなァ…」

『事実上、暗部は解体されたとはいえ平和のためにグループは存在しています』

『一連の流れを把握するのは難しい事ではありません』

一方通行「ンで?一体なンだ?」

『はい、以前同様に感謝の意を込めて別に報酬を、と思いまして』

一方通行「言ってみろ」

『結婚する権利です』

一方通行「ン?」

『聴けば結婚を考えてるが出来る年齢では無いとの事。手続きはこちらでしておきます』

『手続きには一ヶ月ほどお時間を頂きますが、あなたが適齢を迎えるよりは遥かに早い』

『ご結婚おめでとうございます。一方通行』

一方通行「式には呼ばねェぞ?」

『結構でございます。上層部ともども祝福しております。後日必要書類を輸送致します。ではまた』

457: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:31:02.30 ID:rTzw0N1F0
数日後、病院前にて

一方通行「全快したみてェだな」

垣根「なんとかな」

心理定規「あの時はごめんなさい一方通行」

一方通行「いやいい。どうってことなかったしなァ」

垣根「これから吹寄と小萌のとこに行って事情を話そうと思う」

一方通行「そォか、好きにしな」

垣根「お前はどうするんだ?」

一方通行「風紀委員のとこに行ってくる。いつまでも行方不明のわけにはいかねェからな」

垣根「何から何まで済まないな」

一方通行「同じような事件起こさなきゃ別にいィ」

垣根「はっ、そうか。じゃあ行くか心理定規」

心理定規「ええ」

垣根「あばよ、一方通行」

一方通行「おォ、じゃあな」

458: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:31:47.78 ID:rTzw0N1F0
風紀委員一七七支部

初春「えっ?じゃあ見つかったんですか?」

一方通行「あァ」

佐天「今までどこに居たんですか?」

一方通行「女に監禁されてたらしィな」

初春「ふわーそんな事ってあるんですねー」

一方通行「白井とかにも伝えてやってくれ。もォ捜す必要はないってよォ」

初春「分かりました」

一方通行「じゃあな」

初春「はい、では」

佐天「さようならー」

一方通行「さて、帰るか…」

459: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:32:15.20 ID:rTzw0N1F0
垣根「そう言う事だ吹寄、分かってくれるな?」

吹寄「そこまで言うんだったら私の入る余地は無いわね」

垣根「ああ、長い間一緒に居たんだ。情もあるし、なによりコイツには俺が居ないとダメだ」

吹寄「そう、分かったわ。お幸せにね」

垣根「小萌にも伝えといてくれ。今まで世話になったってな」

吹寄「ええ、伝えとくわ」

垣根「じゃあ、元気でな」

吹寄「そちらこそ」

バタン

吹寄「ふう」

小萌「どうでした?吹寄ちゃん」

吹寄「負けちゃいました」

小萌「そうですか、残念でしたね。でも落ち込むことはないのです」

小萌「吹寄ちゃんほど素敵な子なら新しい相手なんてすぐ見つかるのです!」

吹寄「ありがとうございます…」

460: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:32:46.16 ID:rTzw0N1F0
一方通行「帰ったぞコラァ!」

黄泉川「おお、帰ったか一方通行。ちょっと話があるじゃんよ」

一方通行「は?」

黄泉川「まあ座るじゃんよ」

一方通行「お、おォ…?」

番外個体「…」

結標「…」

黄泉川「さて、なんで話があるかわかるじゃん?」

一方通行「なンとなくな」

打ち止め「ねぇお姉ちゃん、ムスジメの首筋にある赤い痕ってなあに?ってミサカはミサカは好奇心旺盛にたずねてみたり」

黒夜「ありゃキスマークだ」

絹旗「く、黒夜…」

一方通行「…」

芳川「あらあら」

461: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:33:30.22 ID:rTzw0N1F0
黄泉川「確かにもう二人はそういう関係だし、何があっても驚きはしないじゃん。でもな番外個体に見せ付けるのは…」

一方通行「いや…見せ付けた覚えは無いンだが…。むしろ逆に見られて誤解されたというか…」

黄泉川「本当に誤解じゃんか?」

一方通行「いや…」

黄泉川「まあ見せ付けたのは誤解にしろ、してたのは本当じゃん?」

打ち止め「ねえ!何したのー?ってミサカはミサカは無性に気になってみたり!」

黒夜「そりゃセ『黒夜』」

一方通行「…」

結標「…」

黄泉川「はぁ、まあこのお話はこれでお終いじゃん、以後気をつけること。な、一方通行」

一方通行「あ、あァ…」

黄泉川「さ、ご飯にするじゃんよ」

462: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/09(月) 21:34:09.29 ID:rTzw0N1F0
一方通行「チッ…とンだ公開処刑だったぜ」

『はっ、何言ってやがる。その程度で処刑とはな』

一方通行「実際に味わって見やがれ。そンなこと言えなくなるぞ」

『そりゃゴメンだ。わざわざ辱めを受ける必要もねぇからな』

一方通行「はァ…お前今どこに居るンだ?」

『今は…第七学区のファミレスだ』

一方通行「そォか、それとよお前に言っとくことがあるンだがよ」

『なんだ?』

一方通行「今度、夕陽が見えるときに一九学区に行ってみろ。凄いもンが見れるぜ」

『機会があったらな』

一方通行「あとよォ、俺達結婚するンでよろしく」

『えっ?』

一方通行「じゃあな」ブチッ

一方通行「ふゥ、式場とか色々決めなきゃなァ…」

一方通行「…どいつを呼べばいいンだかなァ…」

一方通行「明日から忙しくなるな」

........................
..................
............
.......
....
..
.


470: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:44:56.64 ID:ZUrCs5Zt0
カチカチ

一方通行「…」

カチッ

一方通行「…」

カチッカチカチ

一方通行「ふン…」

カチ

一方通行「なるほどなァ…」

海原「あの…先ほどから何をお調べに?」

一方通行「少し結婚式についてなァ」

海原「結標さんとの挙式ですか?ご苦労様です」

ショチトル「二人はもう結婚出来る年齢なのか?」

一方通行「上が手回ししてくれてな。俺はまだ出来る年齢じゃねェが出来るようにしてもらった」

海原「思い立ったが吉日と言いますからね。早いほうがいいのでしょう。ちなみにもう誰かに教えましたか?」

一方通行「今の所知ってンのはお前らと垣根だけだな」

471: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:45:23.25 ID:ZUrCs5Zt0
海原「保護者の方々にはお知らせにならないのですか?」

一方通行「まだいいと思ってなァ。上が言う必要書類ってのも届いてねェしな」

海原「そうですか、どういったことをお調べになっていたんですか?」

一方通行「あァ、まず式の形態だな」

海原「もうお決めになったんですか?」

一方通行「チャペル挙式ってのにしようと思ってなァ」

海原「となるとウエディングドレスですね?」

ショチトル「ウエディングドレス…」

一方通行「おォ、憧れてる奴が多いらしくてな。それに結標にも綺麗に式に参加してほしいからよォ」

海原「いいことだと思いますよ?それにチャペルと言えばバージンロードですね」

一方通行「それなンだよなァ。まァそれは結標に頼るしかねェな。俺がどうこう言うもンじゃねェしな」

海原「そう言われればそうですね」

一方通行「そォいえば土御門はどォした?」

海原「急用があるとかで、あなたが来る少し前に出かけられましたよ」

一方通行「そォか」

472: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:46:06.29 ID:ZUrCs5Zt0
土御門「アレイスター=クロウリー」

アレイスター「珍しいな、呼んでもいないのに君のほうから来るとは」

土御門「お願いがあってきた」

アレイスター「お願い?いいだろう言ってみろ」

土御門「学園都市内に教会を作って欲しい」

アレイスター「教会をだと?そのようなもの、作らなくてもいくつかあるだろうに」

土御門「既存のやつじゃダメだ。俺から建築する教会の提案がある。聴いてはくれないか?」

アレイスター「いいだろう。土御門元春、君の願い受け入れようじゃないか。ただし条件がある」

土御門「何だ?」

アレイスター「最近の一方通行と垣根帝督の動向を教えてもらいたい」

土御門「そんなこと、滞空回線ですぐに分かるんじゃないか?」

アレイスター「限界がある。それに直接聴いたほうが面白いからな」

土御門「そうか。それと蘇らせてほしい人物が居る」

アレイスター「いくら私といえども失った人命を蘇らすなど不可能だぞ」

土御門「クローンの応用だ、それに脳となる思考パターンは学園側が所持してる筈だ」

アレイスター「言ってみろ…」

473: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:46:58.69 ID:ZUrCs5Zt0
結標(バージンロード…)

結標「誰にお願いすればいいのかしら」

結標「黄泉川や芳川は知り合って間もないし、かと言って小萌もどうなのかしら?」

結標「…いっそのこと座標移動でいきなり目の前に現れるのもいいわね」

結標「…いやよく考えたらダメね」

結標「本当にどうしたらいいのかしら…今度適当に一方通行に相談してみようかしらね」

結標「あら、土御門。もういいのかしら?」

土御門「ああ、話は済んだ」

結標「そう、じゃあ飛ぶわね」

土御門「俺はアジトに飛ばしてくれ」

結標「わかったわ」

土御門「頼むぜい」

474: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:47:27.81 ID:ZUrCs5Zt0
海原「時に一方通行さん」

一方通行「ン?」

海原「式場はもう決めましたか?」

一方通行「いンやまだだな。日にちも招待する奴も決まってねェンだ、何人来るか分からねェのに式場だけ決めても意味ねェだろ」

海原「ふむ…」

ヒュン

ショチトル「うわっ!いきなり現れるな!びっくりするだろ!」

土御門「いやー済まない済まない」

海原「おや?結標さんと一緒に居たのですか?」

土御門「ああ、アレイスターの所にちょっとな」

海原「そうですか」

土御門「所で一方通行」

一方通行「あ?」

475: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:47:56.19 ID:ZUrCs5Zt0
土御門「結婚するんだってな?」

一方通行「結標かァ?」

土御門「ああ、それで式場は決まったのか?」

一方通行「オマエもか…まだ決まってねェよ」

土御門「そうか、それはよかった」

一方通行「あン?」

土御門「第七学区に新しい教会が出来るらしいぞ、ウエディングチャペルのな」

一方通行「ンで?」

土御門「出来るまでにあとひと月ぐらいかかるらしい」

一方通行「そォいや、準備にもひと月ぐらいかかるって言ってたなァ」

土御門「ちょうどいいじゃないか。完成したばかりの教会で式を挙げたらどうだ?第一号だぞ?」

一方通行「それもそォだな」

476: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:48:23.17 ID:ZUrCs5Zt0
土御門「決まりだな。式場の手配はこちらでしておくよ。時期に詳しい内装も分かる、それから色々と決めたらいいじゃないか」

一方通行「だな、何人呼べるか分からねェしな」

海原「ですが最低限の準備はしなくてはなりませんよ?人の手配とか服の準備とか」

一方通行「あァ、追々な」

土御門「大丈夫か?」

一方通行「心配すンな、少しは考えてる」

土御門「だといいが…」

海原「まあ、先の事をそんなに考えても仕方ありません。結婚式については後々聴くとして今はこちらに集中しましょう」

土御門「クロスワードか?」

海原「はい、抽選で旅行券が当たるとの事ですので。知恵をお借りしてもよろしいでしょうか?」

土御門「まあ、暇だからいいぜ」

一方通行「俺も構わねェぞ」

海原「良かったですね、ショチトル」

ショチトル「ああ」

477: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:48:50.58 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「帰ったぞコラァ!」

絹旗「お帰りなさい一方通行。超荷物が届いてますよ?」

一方通行「荷物ゥ?」

絹旗「荷物というか手紙と言うか、超メール便ですがね」

一方通行「ほォ、渡せ」

絹旗「どうぞ」

一方通行「ン、飯出来たら呼ンでくれ。部屋に居る」

絹旗「超変なことしないでくださいよ?」

一方通行「一人で何しろっつうンだよ」

絹旗「一人だからこそです」

一方通行「そういえば黒夜とかはどォした」

絹旗「買出しだと思いますよ?結標さんと芳川は超知りませんが」

一方通行「そォか」

478: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:49:39.46 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「これが必要書類ってやつかァ?案外普通の方法で送ってくるンだな」

一方通行「一体何が入ってるんだァ?」

一方通行「まず印鑑…結標と…一方だとォ?まァいい」

一方通行「次に婚姻届書…ほォ、驚くことに証人の署名と押印までされてらァ…海原と土御門かァ…アイツらも年齢ごまかされてンのか」

一方通行「ンで戸籍謄本か…きちンと十八になってンなァ。俺と結標の分だな」

一方通行「ンで最後に俺の新しい身分証明書か…免許証にパスポート。これも十八仕様だなァ」

一方通行「おっと…父母の同意書まで入ってるな…ン?なンで木原なンだ?母親も木原か?誰だよテレスティーナって」

一方通行「結標のは知らねェ名前だな」

一方通行「ン?まだなンかあるな…手紙かァ?どれどれ」

『ご結婚おめでとうございます。一方通行』

『上層部ともども祝福しております。これを期にお互いを高めあい学園都市のために尽くしてくださることを期待しています』

『なお、ドレス等の準備はこちらでは出来ませんのでそちらでお願いいたします』

一方通行「ふン…」

479: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:50:06.91 ID:ZUrCs5Zt0
結標(そういえば勝手にチャペル形式だと思い込んでたけど形式によってはバージンロードなんて歩かないのよね)

結標(一方通行はどんな式にする気なのかしら…ウエディングドレスは少し着てみたいわね…)

結標「ただいま」ガチャ

絹旗「お帰りなさい結標さん」

結標「一方通行は?」

絹旗「部屋にいますよ」

結標「そう、ありがとう。入るわよ一方通行?」

ガチャ

一方通行「おォ、帰ってきたな」

結標「なに?その封筒やら手紙やら」

一方通行「上が言ってた必要書類ってやつだ。記入事項はほとンどされてるから面倒事はほとンどねェぞ?」

結標「それは助かるわね。でも親の同意書とかどうなってるのかしら?」

一方通行「ほら、俺の親は木原になってた。お前のは誰だ?」

結標「あら、前に長い間、研究所に居たときにお世話になった人ね。娘のように可愛がってくれたもの」

一方通行「そォか」

480: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:50:33.18 ID:ZUrCs5Zt0
結標「それより一方通行」

一方通行「ン?」

結標「式場とかはもう決めたのかしら?」

一方通行「今度第七学区に新しく出来る教会に決めた」

結標「あら、じゃあ…」

一方通行「おォ、ウエディングチャペルってやつだなァ」

一方通行「一生に一度の晴れ舞台だからなァ、やっぱ綺麗に出てほしいわけだ」

結標「ありがとう、素直に嬉しいわ」

一方通行「ンでよ結標。悪いンだがバージンロードの相手はそっちで探して欲しいンだわ」

結標「それくらい構わないわよ。それにもともと私が決めることだし」

一方通行「そォか、ンじゃ頼むぜ」

結標「ええ、とりあえずいつ黄泉川達に話すのかしら?」

一方通行「まずはガキ共が居ねェ時だな」

結標「じゃあ調整の日ね?」

一方通行「だな」

481: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:51:01.35 ID:ZUrCs5Zt0
後日、風紀委員一七七支部

佐天「えっ?結婚するんですか?」

垣根「まだはっきりと分かってないがな」

心理定規「第一確認する前に電話切られたものね」

垣根「そうなんだよ、えっ?って聞き返したら切りやがってよ」

初春「早いですねー。お二人が付き合ってからまだそんなに経ってないですよね?」

垣根「さあな、でもそんなもんだろうな」

白井「まあお二人が宜しいのなら祝福するのが礼儀というものですわね」

佐天「ですねー。式とか呼ばれるかなー?」

垣根「大丈夫じゃねぇか?多分呼ばれんだろ」

初春「だといいですね」

コンコン

ガラッ

「ようお嬢さん方、ここに一方通行は居るかぁ?」

垣根「あ?んだテメェは?」

「は?同じレベル5でも第二候補のほうじゃねえか。お前には用は無ぇんだよ」

「おっかしいな?そこら辺に居たうるさいレベル5に聴いたらここに最近出入りしてるって言ってたんだがよ?」


482: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:51:30.36 ID:ZUrCs5Zt0
垣根「うるさいレベル5だと?」

「ああ、一昔前の番長みたいな格好したやつだよ。やたら白かったけどな、ははっ」

「まあ居ないんなら仕方ねぇ、あばよ」

初春「おっかない人でしたね」

垣根「どっかで見たことあるな…」

心理定規「あなたヤクザにも知り合いが居るの?」

垣根「バカ、ありゃ科学者だ。多分な」

白井「一方通行さんのお知り合いでしょうか?」

垣根「多分な」

佐天「なにやら一悶着ありそうですね」

垣根「考えたくもねぇがな」

垣根「心理定規、一旦帰るぞ」

心理定規「もう帰るの?」

垣根「一応一方通行に知らせてやんなきゃな」

心理定規「そう、なら仕方ないわね」

483: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:51:57.57 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「はァ?柄悪い奴が俺を捜してただとォ?」

『そうだ』

一方通行「特徴はァ?」

『ん?そういえば横顔しか見てねぇな』

一方通行「役にたたねェな」

『仕方ねぇだろ。まあ十分気をつけるんだな』

一方通行「あァ、ありがとな」


垣根「さてこれでOKっと」

心理定規「次はどうするのかしら?」

垣根「削板を捜す」

心理定規「?」

垣根「さっきの野郎が話してた番長だ」

心理定規「ああ」

垣根「行くぞ」

484: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:52:26.69 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「柄の悪ィ奴なァ…覚えがありすぎて誰か分からねェな」

「よお!第一位!」

一方通行「テメェは…」

削板「削板軍覇だ!」

一方通行「珍しい、なンの用だ?」

削板「さっきお前を捜してる奴に会ったぞ!」

一方通行「柄悪い奴か?」

削板「悪いかどうかは分からないが刺青があったぞ」

一方通行「刺青だとォ?ますます分からねェな…」

削板「確かに伝えたからな!じゃあな!」

一方通行「あァ…」

一方通行「相変わらずうるせェ奴だなァ…」

「よう、人探しか?一方通行」

一方通行「あン?」

485: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:54:02.02 ID:ZUrCs5Zt0
「久しぶりじゃねぇかよ。あ?」

一方通行「なンでお前が…まさか俺を探してた柄悪ィやつってのは…」

木原「正解だ一方通行。なんでってお前…蘇ったからに決まってんだろ」

一方通行「何の用だ?また打ち止めを狙うってンならこの場で叩き潰すぞ」

木原「勘違いしてんじゃねぇよ。今回はそういうんじゃねぇ」

一方通行「はァ?」

土御門「俺がアレイスターに頼んで蘇らせた」

一方通行「土御門ォ…!どォいうつもりだ…?」

土御門「せっかくの結婚式なんだろ?血の繋がった親は用意出来ないが育ての親ぐらいは、と思ってな」

木原「ま、そういうことだ」

土御門「一度の晴れ舞台なんだ。お前のためにと思ってな。余計な真似かも知れないがどうか受け入れて欲しい」

一方通行「チッ、まァいい」

木原「ははっ、決まりだな。しばらくはコイツらと行動してる、日取りが決まったら連絡してくれや。じゃあな」

土御門「またな、一方通行」

486: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:54:29.01 ID:ZUrCs5Zt0
結標「死人が生き返ったですって?」

一方通行「まァそォだな」

結標「変な話ね」

一方通行「土御門のヤロォがアレイスターに頼んだって言ってたからなァ。変な話には間違いねェな」

結標「そろそろ黄泉川が帰ってくるわよ?」

一方通行「絹旗達はどォした?」

結標「アイテムの集まりに行ったわ。黒夜共々ね」

一方通行「丁度イイな。今夜にでも話すか」

結標「それがいいわ。次の機会なんてわかったものじゃないから」

一方通行「とりあえずリビングに出てるか」

結標「ええ」

ガチャ

芳川「あら?まだ愛穂は帰って来てないわよ?」

一方通行「たまにはなァ」

芳川「そう」

487: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:55:00.38 ID:ZUrCs5Zt0
黄泉川「今帰ったじゃーん」

芳川「お帰りなさい愛穂」

黄泉川「おお、ただいまじゃん桔梗。ん?珍しいじゃん二人揃ってリビングに居るなんて」

一方通行「そォだな。とりあえず座れよ」

黄泉川「ん?何か話しでもあるじゃんか?」

一方通行「あァ、これから先のことに関するとても大事な事だァ」

黄泉川「ご飯の後じゃダメじゃんか?」

一方通行「絹旗とかに聴かれるとマズイ話なンだよ。ガキ共も同様になァ」

黄泉川「そうか、じゃあ手を洗ってくるから少し待っててほしいじゃんよ」

一方通行「お前にも関係ある話だ、芳川。座れェ」

芳川「あら?私もなの?」

一方通行「あァ」

488: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:55:29.46 ID:ZUrCs5Zt0
黄泉川「さて、話って何じゃん?」

一方通行「俺達結婚しようと思う」

黄泉川「は?」

芳川「!?」

一方通行「聴こえなかったか?結婚するって言ってンだがよォ」

黄泉川「あ…わ…結標、それは本当じゃんか?」

結標「はい、本当ですけど…」

芳川「ウ、ウソよ!そんなのウソよ!」

一方通行「なに言ってやがる。ウソなわけねェだろ」

芳川「私達もまだだってのに貴方達が結婚だなんて!」

黄泉川「桔梗、少し落ち着くじゃんよ」

芳川「そ、そうね…うん。貴方達まだ未成年でしょ?親の同意書とか、それに一方通行。あなた十八なの?」

一方通行「ほらよ」パサッ

489: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:55:56.32 ID:ZUrCs5Zt0
芳川「こ、これは…」

黄泉川「親の同意書まできちんとあるじゃんよ…」

芳川「身分証明書まで…証人のサインも…」

一方通行「納得したかァ?」

黄泉川「ま、まあ結婚については私がとやかく言う権利は無いじゃんよ」

芳川「私は納得しないわよ!」

黄泉川「き、桔梗、ひがみはそれくらいにしとくじゃんよ…」

黄泉川「ふう、まあ二人が決めた事だし私からは文句も無い」

黄泉川「私達以外の誰かに話したじゃんか?結標は小萌先生に話したか?」

一方通行「知り合いの二、三人になァ」

結標「私はまだ…」

黄泉川「そうか。式の日取りとか場所は?それとお金は…大丈夫か?」

一方通行「まだだ。式場がまだ出来てねェからな。それと金は心配すンな」

黄泉川「出来てない?まぁそう言うなら心配はしないじゃん。結標もきちんと小萌先生に話すじゃんよ」

結標「はい」

黄泉川「とりあえず夕飯を食べるじゃんよ」

490: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:56:42.84 ID:ZUrCs5Zt0
木原「バカ、そこはスキルアウトじゃねぇ、アンチスキルだ」

ショチトル「なるほど」

海原「誰ですか?あれ」

土御門「一方通行の育ての親だ」

海原「おや、ではあの方が噂の木原数多ですね。しかし彼は亡くなったはずでは…」

土御門「俺が結婚式に必要だと思ってな。アレイスターに頼んで蘇らせたわけだ」

海原「そうですか。しかし一方通行さんに知らせないで大丈夫でしょうか?」

土御門「さっき会わせてきたから問題無いぜい」

海原「なるほど、ならば心配は無用ですね」

木原「あーあーあー違ぇ違ぇ。そこは自分だけの現実だ、なんだよマクアフティルって」

ショチトル「そうか?私はこれだと思ったんだが…」

木原「何で能力を使うのに必要な物が剣になんだよ。いいかぁ?クロスワードってのはなぁ…」

海原「ショチトルの相手もしてくれてるようですし、本来は安全な人そうですね?」

土御門「さぁなー」

491: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:57:25.88 ID:ZUrCs5Zt0
後日

小萌「ええー!!」

結標「ちょっと、そんなに驚かなくても…」

小萌「そりゃ驚くのです!!やっと住める環境が見つかったって言うから涙を?んで見送ったら今度は結婚ですよ!?」

一方通行「オマエちゃンと説明して出てこなかったのか?」

結標「見てのとおりよ」

小萌「黄泉川先生のマンションに居るのは知ってましたが、まさか彼氏さんのところに居たって言うのは初耳なのです!!」

結標「まあ、それはちゃんと説明しなかった私が悪いわね…」

小萌「そうなのです!きちんと説明が無いともし何かあったらどうしようも無いのです!」

小萌「えーっと結婚でしたっけ?」

結標「ええ」

小萌「お相手は一方通行ちゃんですね?」

結標「ええ」

小萌「一方通行ちゃん!えっと…」

一方通行「なンだァ?」

492: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:57:51.25 ID:ZUrCs5Zt0
小萌「手続き等はもう終わったのですか?」

一方通行「粗方なァ」

小萌「式の形式はどうなのですか?ウエディングですか?」

一方通行「そォだ」

小萌「そうですか、黄泉川先生やお友達にはお話したのですか?」

一方通行「まァな」

小萌「ふむ…では次はドレスやタキシードの準備ですね?」

一方通行「はァ?」

小萌「まさか一方通行ちゃんはその服装で出る気だったんですか?」

一方通行「は?いや…別に…そンなわけじゃねェ…」

小萌「そうですか?怪しいですがまあいいでしょう」

小萌「しっかり服装の準備をするのですよ?」

一方通行「おォ」

小萌「では結婚式、楽しみにしてるのです。絶対呼んでほしいのです!」

結標「ええ、絶対呼ぶわ」

小萌「ではまた!困ったらいつでも頼ってくださいね?」

一方通行「あァ」

493: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:58:19.63 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「タキシードかァ…」

結標「ちょうどいいから見にいきましょう」

一方通行「だなァ」

結標「ん」

一方通行「なンだ?」

結標「手」

一方通行「あァ、そうか」ギュ

結標「うん、じゃあ行くわよ」ギュ

一方通行「は?…」ヒュン


結標「ここね?」ヒュン

一方通行「っと…能力か…」

結標「さ、さっさと行くわよ」

一方通行「お、おォ、待て!」

結標「なに?」

一方通行「ここで決めンぞォ」

結標「ええ」

494: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:58:49.00 ID:ZUrCs5Zt0
従業員「いらっしゃいませ、何かお探しで?」

結標「ウエディングドレスと…タキシードをね」

従業員「でしたらこちらへ。ご結婚ですか?」

一方通行「あァ」

従業員「そうですか、おめでとうございます。先にどちらから御覧になりますか?」

結標「先にタキシードをお願いしてもいいかしら?」

従業員「畏まりました。ではご主人こちらに…」

一方通行「ン」

従業員「タキシードと仰りましたがフロックコートやモーニングコートも人気ですよ」

一方通行「タキシードでイイ。フロックやモーニングは似合わねェ気がしてな」

従業員「分かりました。では色はどうなさいますか?」

一方通行「…店員、ちょっとイイか?」

従業員「はい、なんでしょうか」

495: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 20:59:39.84 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「結標のほうにも店員やってくれ」

従業員「と、言いますと?」

一方通行「当日までに秘密にしておきてェンだ」

従業員「ああ、なるほど。畏まりました。少々お待ちください」

一方通行「あァ」


女従業員「奥様」

結標「なにかしら」

女従業員「ご主人がお選びになっている間ドレスのほうよろしいでしょうか?」

結標「別に構わないわ」

女従業員「ご主人、ドレス姿は当日まで見ないとのことなので」

結標「あら、そうなの?ちょうどいいわね。私も当日のお楽しみにしたかったし」

女従業員「ええ、ではこちらに」

496: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:00:08.32 ID:ZUrCs5Zt0
従業員「お待たせしました」

一方通行「おォ」

従業員「では改めまして色は何になさいますか?黒と白がございますが…」

一方通行「黒…いや、白だな」

従業員「でしたらこちらですね…」スッ

一方通行「ン?おい、コイツは蝶ネクタイかァ?」

従業員「はい、タキシードは蝶ネクタイが基本となっておりまして…」

一方通行「普通のネクタイでもイイか?」

従業員「ええ、大丈夫ですよ。ですが普通のネクタイは来賓の方々が着用されますので、出来れば避けた方がいいかと」

一方通行「いや、構わねェ」

従業員「分かりましたではネクタイですが…」

一方通行「黒の無地のヤツにしてくれ」

従業員「はい、畏まりました」

497: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:00:33.40 ID:ZUrCs5Zt0
従業員「ドレスグローブはどうなさいますか?」

一方通行「式は室内だからいらねェな」

従業員「はい、背広はこちらになります。襟はどうなさいますか?」

一方通行「ピークドラペルで頼む」

従業員「畏まりました。側章パンツですが裾はどうなさいますか?」

一方通行「シングルだァ」

従業員「着用は黒のサスペンダーになりますが…」

一方通行「サスペンダーだとォ?」

従業員「はいクリップ式と釦止め式、背部はX型とY型がございますが」

一方通行「…ベルトでもイイかァ?」

従業員「ベ、ベルトですか?」

一方通行「あァ」

従業員「ですがベルトは本来使用されないのですが…」

一方通行「俺は構わねェ。頼めるか?」

従業員「ご主人がよろしいのでしたら…」

一方通行「悪ィな」

従業員「ではサイズの方を…」

498: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:00:59.56 ID:ZUrCs5Zt0
女従業員「ドレスライン、いかがなさいましょうか?」

結標「ドレスライン?」

女従業員「はい、簡単に言ってドレスの形になりますね」

結標「ああ、なるほどね」

女従業員「言うよりも見ていただいたほうが分かりやすいかと」

結標「そうするわ」

女従業員「こちらがそうになります」

結標「これいいわね」

女従業員「Aラインですね。大分ポピュラーなタイプです」

結標「このピッチリしたやつは…」

女従業員「マーメイドラインです。外国の女性陣がパーティなどの際に着用するドレスですね」

結標「随分凄い形のドレスもあるのね…昔のアイドルみたいな…」

女従業員「ミニですね…」

499: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:01:31.86 ID:ZUrCs5Zt0
結標「悩むわね…」

女従業員「こちらなんてどうですか?」

結標「さっきのに似てるわね」

女従業員「エンパイアライン。Aラインほどバスト下が広がってはいませんが落ち着きがあります」

結標「うーん、ドレスは最初のでいいわ」

女従業員「Aラインですね。畏まりました。次に小物ですが…」

結標「ええ、案内してちょうだい」

女従業員「どうぞ、こちらへ」

結標「随分とあるわね」

女従業員「はい、でもお選びになるのは少しですからそれほどでもございませんよ」

女従業員「パニエやトレーンはこちらの物になりますね。まずはグローブから」

結標「…うーん」

女従業員「基本的には袖の長さと素材の違いですね。素材もレースやシルクなどですね」

結標「とりあえずシルクでお願い。袖は…長袖で」

女従業員「畏まりました」

500: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:02:01.72 ID:ZUrCs5Zt0
女従業員「次はベールですね。こちらも大きさが様々なのですが…」

結標「あんまり大きいと顔が隠れちゃうわね」

女従業員「そうですね、お顔を隠すのが嫌でしたら小さめのものもありますよ」

結標「じゃあベールはそれでいいわ」

女従業員「はい、では靴ですが…」

結標「靴はパンプスでお願いするわ」

女従業員「おや、もうお決まりになっていたんですか?」

結標「ええ、まあね」

女従業員「では最後にティアラですが、着用なさいますか?」

結標「ええ、ぜひお願いしたいわね」

女従業員「畏まりました、後ブーケは…」

結標「ラウンドブーケでお願い」

女従業員「はい…畏まりました。ではサイズを計りますのでこちらに」

結標「ええ」

501: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:02:30.01 ID:ZUrCs5Zt0
女従業員「次はベールですね。こちらも大きさが様々なのですが…」

結標「あんまり大きいと顔が隠れちゃうわね」

女従業員「そうですね、お顔を隠すのが嫌でしたら小さめのものもありますよ」

結標「じゃあベールはそれでいいわ」

女従業員「はい、では靴ですが…」

結標「靴はパンプスでお願いするわ」

女従業員「おや、もうお決まりになっていたんですか?」

結標「ええ、まあね」

女従業員「では最後にティアラですが、着用なさいますか?」

結標「ええ、ぜひお願いしたいわね」

女従業員「畏まりました、後ブーケは…」

結標「ラウンドブーケでお願い」

女従業員「はい…畏まりました。ではサイズを計りますのでこちらに」

結標「ええ」

502: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:03:07.96 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「終わったか」

結標「待たせたかしら?」

一方通行「いンや、大丈夫だこれくらい」

従業員「では手続きの方よろしいですか?」

一方通行「おォ、ンでよォ」

従業員「はい?」

一方通行「レンタルするにはレンタルするンだがよ。実は日にちが決まってないンだわ」

従業員「失礼ですが式場はどちらに?」

一方通行「第七学区に新しく出来る教会なンだがよォ」

従業員「ああ、でしたら大丈夫ですよ。その教会でしたらオープンの日にちを知っていますので」

従業員「第一号でよろしいですよね?」

一方通行「あァ」

従業員「分かりました。では最初の式の日にお持ちいたしますので」

一方通行「よろしく頼む」

従業員「では手続きとお支払いのあと最終フィッティングに移りますので、もう少々お時間いただきますね?」

結標「ええ」

一方通行「おォ」

503: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:03:35.26 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「すっかり遅くなっちまったなァ」

結標「仕方ないわ。いずれはしなきゃならないことだし」

一方通行「それもそォだな。でもあんなに種類があるとは思わなかったなァ」

結標「同感よ、色々と見えない所に気を使わなきゃダメだったもの」

一方通行「ご苦労なこった…ン?」

結標「どうしたの?」

一方通行「悪ィ、先帰っててくれ」

結標「何か用事かしら?」

一方通行「あァ、少し行くところがある」

結標「そう、夕飯はいるの?」

一方通行「食うよ、ちゃンと黄泉川に伝えといてくれ」

結標「分かったわ、じゃあ気をつけてね」

一方通行「おう」

504: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:04:22.53 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「さて…」

ガチャ

店員「いらっしゃいませ、こんばんは」

一方通行「ウエディングリングを探してるンだが」

店員「宝石などはお決まりで?」

一方通行「あァ」

店員「ではリングですね。サイズなどは分かりますか?」

一方通行「大丈夫だ」

店員「ではリングを決める前に宝石などお聴きしてもよろしいでしょうか?」

一方通行「宝石はダイヤモンドだ」

店員「はい、ではリングになりますが…」

一方通行「このリングに色を付けれるか?」

店員「はい、お付けすることは出来ますが…」

一方通行「オーダーメイドって形になンのか?」

店員「そうですね、色を付けるとなると」

一方通行「ンじゃ頼むわ、悪ィな」

店員「いえ、ではこちらでお話を…」

505: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:04:54.61 ID:ZUrCs5Zt0
次の日

一方通行(さて、次は人の手配だなァ…しかし、どうしたもンかなァ)

インデックス「こんにちは!あくせられーた!」

一方通行「ン?」

上条「よお、一方通行」

一方通行「なンだ、三下とシスターか」

上条「いい加減に三下と呼ぶのは…」

一方通行(ン?シスター?)

一方通行「おい三下」

上条「…なんでしょうか」

一方通行「オマエ、牧師の知り合いとかいるか?」

上条「牧師っていうか神父は居るが…」

一方通行「そォか、話がある。お前らちょっとファミレスまで来い」

インデックス「ありがとうなんだよ!」

上条「えっ、おいインデックス!」

506: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:05:26.66 ID:ZUrCs5Zt0
上条「えっ?お前結婚するの?」

一方通行「まァな」

上条「へぇー、お前十八だったのか」

一方通行「まァな」

上条「それで牧師を捜してたのか。まあ神父も牧師も変わらないし大丈夫だろ」

インデックス「それは違うんだよ!」

上条「え?」

インデックス「神父はカトリックのまたは聖教の聖職者で牧師はプロテスタントの聖職者なんだよ」

上条「まあ、何を言ってるのかよくわからないが別にステイルでも問題無いんだろ?」

インデックス「それはそうだけど…でも教会ならちゃんと神父さんや牧師さんが居ると思うんだよ。だからわざわざステイルを呼ぶ必要も無いと思うんだよ」

一方通行「ン、それは考えてなかったな…」

上条「なんだ?まだ分かって無い事があんのか?」

一方通行「多分なァ」

507: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:05:52.41 ID:ZUrCs5Zt0
木原「ところでよぉ土御門」

土御門「なんだ?」

木原「教会で一番乗りで式を挙げるのはいいんだが大丈夫なのか?」

土御門「どういうことだ?」

海原「教会を祈りの場として大事にしてる方がおられる中、そのような中途半端な気持ちで式を挙げるのはどうなのか?という事ですね、木原さん」

木原「そぉだよ。分かってんじゃねぇか」

土御門「それなら安心しろ、教会と言っても結婚式専用のものだ。プロテスタントのチャペル。いわば偽チャペルだ」

海原「神父などはどうするのですか?」

土御門「知り合いを手配するつもりだ」

海原「ちなみにもう完成はしたのですか?」

土御門「そろそろだな。そういえばはっきりとした見取り図などが出たんだ。一方通行に教えてやらないと…」

508: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:06:23.08 ID:ZUrCs5Zt0
ヴーッヴーッヴーッ

一方通行「ン、メールか…」

上条「神父も牧師も実際変わらないんじゃないか?」

インデックス「確かに結婚式のは雇われが多いかもしれないけど聖職者うんぬんの話になると大分違ってくるんだよ!」

上条「は、はぁ」

一方通行「式場の話なんだかよォ」

上条「ん?どうした?完成の日にちとかはっきりしたか?」

一方通行「まァな、あと形式なんだがよ…プロテスタントのチャペルらしいな」

上条「プロテスタントっていうと…確か牧師だっけ?」

インデックス「そうなんだよ!」

一方通行「あンま変わらないンだろ?そのステイルって奴に頼めるかァ?なンか結婚式のためだけの教会だから神父が居ないらしィンだわ」

上条「おう、任せとけ。式、呼んでくれんだろ?」

一方通行「あァ、世話になったしなァ。それと式の予定は来週だ、そのうち招待状を出す」

上条「ああ、楽しみにしてるよ」

一方通行「金、置いとくな。ンじゃまた」

上条「こ、こんなに!ありがとうございます!」

509: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:06:55.02 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「まァ良くも悪くも普通の広さだなァ、知り合いは全員入りそォだ」

一方通行「とりあえず帰ったらガキ共にも話しとくかァ」

一方通行「しっかし意味分からねェな。プロテスタントとかカトリックとか…」

一方通行「式場は来週完成か、招待状の手配もしなきゃなァ…」


上条「もしもし?ステイルか?」

『なんの用だい?上条当麻』

上条「知り合いが今度結婚するんだよ、」

『それで?』

上条「神父、頼まれてくれないか?」

『…切るぞ』

上条「待て待て!俺もインデックスも大分世話になった奴なんだ!頼むよ!な?」

『いつ行けばいいかな?』

上条「さすが!式は来週らしいからもうこっちには来ていてくれ!」

『分かった、その内行くよ』

上条「助かるよ、じゃあな」

510: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:07:21.15 ID:ZUrCs5Zt0
絹旗「なんですか?話って」

黒夜「早く話してくれよ兄ちゃん」

番外個体「ミサカ待ちくたびれちゃうんですけど」

打ち止め「まだまだー?ってミサカはミサカは耐えきれずに不満を漏らしてみたり」

一方通行「今から言うから黙って聴け」

一方通行「来週、結標と結婚しよォと思う」

絹旗「え?」

番外個体「は?」

打ち止め「おぉー」

黒夜「ふーん。式には呼んでくれんだろ?テレビ見っからじゃあな」

絹旗「結婚ですか?ずいぶんと早いですね」

番外個体「ホント、スピード結婚だね。ミサカびっくりしちゃったよ」

打ち止め「やっとあなたも幸せのゴールインだね!ってミサカはミサカは心からおめでとう!」

511: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:08:11.77 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「来週知り合い共に招待状を出そうと思ってな。黄泉川達にはもう話してンだ、知り合いに言う前にまずオマエらだ」

絹旗「届けとかはもう出したんですか?」

一方通行「明日、結標と一緒に出しに行く」

絹旗「そうですか、でしたら私は超何も言えませんね。おめでとうございます一方通行」

番外個体「ミサカも特に無いかな、とりあえずおめでとさん」

一方通行「おォ」

絹旗「今夜は明日に備えてもう寝たらどうですか?明日は超大忙しですよ」

一方通行「だな、少し早ェが寝るとすっか」

絹旗「おやすみなさい一方通行」

番外個体「おやすみー」

打ち止め「おやすみなさーい!」

512: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:08:37.20 ID:ZUrCs5Zt0
次の日

一方通行「さて、届けも出したし後は招待状だなァ」

結標「そうね、住所とかはどうするの?」

一方通行「そこらへンは海原たちに任せりゃイイ。俺たちは招待する奴を決めりゃイイからなァ」

一方通行「それよりもよォ結標」

結標「なに?」

一方通行「バージンロードの相手はもォ決まったかァ?」

結標「え、ええ。まあね」

一方通行「頼むから木原は勘弁してくれよォ」

結標「意味が分からないわよ」

一方通行「まァ木原を出す意味だな」

結標「そうよ、私その人の事全然知らないもの」

一方通行「ンじゃまァやりますか」

結標「ええ、ついにここまで来たわね」

一方通行「もォ来週の話だ、不安か?」

結標「ううん、嬉しいわ」

一方通行「そォか、なによりだ」

......................
................
...........
.......
...
.

513: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:09:03.55 ID:ZUrCs5Zt0
結婚式当日

ステイル「やあ、君が一方通行だね。インデックスがお世話になったね」

一方通行「誰だテメェは」

ステイル「そこのウニ頭から今日の神父を任されたステイル=マグヌスだ。任されたからにはきちんと執り行うから安心してくれたまえ。」

一方通行「あァ、よろしく頼む」

ステイル「じゃあ僕は一旦失礼するよ。式までの時間、みんなと挨拶でもしておきたまえ」

上条「しかし一方通行がタキシードとはな。普通超ネクタイじゃないのか?」

一方通行「超ネクタイはなんかダメな感じがしてな」

上条「まあ、お前がいいならいいけどさ」

コンコン

一方通行「誰だァ?」

514: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:09:33.56 ID:ZUrCs5Zt0
海原「こんにちは一方通行さん」

一方通行「お前らか」

ショチトル「似合ってるじゃないか」

一方通行「ありがとよ」

海原「結標さんの姿、もう見ましたか?」

一方通行「いィや、まだだ」

海原「そうですか、ここに来る前に挨拶して来ましたが…びっくりしますよ。ふふ」

一方通行「そォか。そいつは楽しみだな」

海原「ええ、では僕達は座って待ってますね。行きましょうショチトル」

ショチトル「ああ」

上条「んじゃ俺も行くかな」

一方通行「おォ、また後でな」

515: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:10:00.35 ID:ZUrCs5Zt0
コンコン

一方通行「どォぞ」

垣根「よう一方通行」

一方通行「次はお前か、心理定規はどォした?」

垣根「結標の所だ」

一方通行「お前は行かないのか?」

垣根「新郎より先に花嫁の姿を見てどうすんだよ」

一方通行「そォかい、にしても俺が花嫁姿を見てないってよく分かったなァ」

垣根「お前ならそうすると思ってな」

一方通行「ふゥン」

垣根「ガキ連中はどうした?」

一方通行「テメェらが来る前に散々話したよ」

垣根「そうか、じゃ俺は行く。またな」

一方通行「おい、他になンか無ェのかよ」

垣根「特に無いな。あばよ」

一方通行「チッ」

516: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:10:34.81 ID:ZUrCs5Zt0
コンコン

一方通行「どォぞォ」

浜面「おっす」

一方通行「おォ土御門か」

土御門「おう、一方通行」

浜面「おい、俺も居るぞ」

一方通行「知ってる、それより土御門。お前には大分世話ンなったなァ」

土御門「何言ってるんだあの程度、どうってことないぜい」

一方通行「浜面も色々と…なンかしたか?お前」

浜面「一応垣根が捕まったとき麦野達を送ってきたのが俺なんだかな…」

一方通行「そォか、ありがとな」

土御門「長居は良くない、じゃ行くか浜面」

浜面「おう、じゃあな一方通行」

517: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:11:16.65 ID:ZUrCs5Zt0
コンコン

一方通行「どォぞォー」

初春「こんにちは一方通行さん」

一方通行「おォ風紀委員共か」

佐天「カッコよく決まってますねー」

一方通行「おォ、ありがとな」

白井「おめでとうございます。一方通行さん」

一方通行「あァ、済まねェな」

御坂「まさかこんなスピードで結婚するとはねぇ」

一方通行「こっちには色々あンだよ」

初春「ホントにおめでとうございます。良かったですね、結婚までこぎつけて」

一方通行「あァ、本当にな」

白井「ではそろそろ行きましょう、初春。長居は他の方々に迷惑ですの」

佐天「じゃあ、またあとで一方通行さん」

御坂「しっかりやるのよー?」

518: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:11:43.72 ID:ZUrCs5Zt0
コンコン

一方通行「…入れ」

木原「よう、一方通行」

一方通行「時間的にテメェが最後か」

木原「みたいだな。とりあえずおめっとさんだな一方通行」

一方通行「あァ」

木原「お前がやっと手にした栄光だ。胸張って前に進みやがれ」

一方通行「当然だ」

木原「余談だがよ、一方通行」

一方通行「ン?」

木原「バージンロードっつーのはな、新郎が先に入って待ってるだろ?」

一方通行「そォだな」

木原「んで花嫁が父親と一緒に新郎のとこに向かうじゃねぇか?」

一方通行「あァ」

木原「家族と過ごした道を通って新郎と未来に進むって意味があんだとよ」

一方通行「…」

木原「ま、いつまでも過去を引きずるなって事だよ一方通行」

木原「じゃ俺は行くぜ。さっさと嫁のとこに行ってやんな」

一方通行「言われなくてもなァ」

木原「おめでとう、一方通行」

一方通行「ハッ…」

519: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:12:09.81 ID:ZUrCs5Zt0
コンコン

『どうぞ?』

一方通行「邪魔すンぞ」

心理定規「あら、新郎のお出ましね」

小萌「ううっ…グスッ…」

一方通行「…!」

結標「どうかした?」

一方通行「………」

心理定規「そりゃどうかするわよ。こんなに綺麗な花嫁が目の前に居るんですもの」

一方通行「本当に綺麗だわ、結標」

結標「そう、ありがとう。アナタも似合ってるわよ」

心理定規「ふふっ。じゃあ私達行くわね。もう時間は無いけどごゆっくり。ほら、行くわよ先生」

小萌「本当に…本当に綺麗なのです結標ちゃん…グスッ」

520: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:12:44.35 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「なンで泣いてたンだァ?」

結標「感動したらしいわ」

一方通行「忙しい教師だな」

結標「本当よ」

一方通行「他に誰が来た?」

結標「海原達やアイテムも来たわね。あとは吹寄さんとか。あと第三位のクローンも来たわ。それと木山さんも来たわ」

一方通行「そォか。ン?そろそろ時間だなァ…」

結標「そうね」

一方通行「先行って準備してンぞ。そういやバージンロードの相手はどこだァ?トイレにでも行ってンのか?」

結標「それなんだけどね一方通行」

一方通行「ン?」

結標「バージンロードの相手。見つけられなかったの」

521: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:13:22.72 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「…そォか」

結標「あまり驚かないのね?」

一方通行「最悪、予想はしてたからなァ」

結標「それでね一方通行、一緒にバージンロード、歩いて欲しいの。腕を組んで」

一方通行「あァ、断る理由もねェよ」

結標「そう、良かった」

一方通行「さっき木原が来てな」

結標「?」

一方通行「本来バージンロードってのは家族と過ごした日々の道なンだ。ンで新郎と一緒の未来に進むって言う話をしてったンだ」

一方通行「一応、お前とは家族みたいなもンだし、意味合いは間違ってねェ」

一方通行「結標、俺と一緒に未来に進ンでくれねェか」

結標「言われなくても、そのつもりよ一方通行」

一方通行「ンじゃ行くか」

結標「ええ」

522: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:14:01.92 ID:ZUrCs5Zt0
黄泉川「おっ、来たみたいじゃん」

芳川「拍手で迎えてあげましょう」

小萌「ううっ…おめでとうなのです二人とも…」

絹旗「結局、先をこされましたか…おめでとうございます結標さん」

黒夜「残念だったな絹旗。ま、おめでとよ兄ちゃん」

麦野「タキシード似合わねぇな、第一位。嫁はあんなに決まってるのによ」

フレンダ「結局あんな華奢だと似合うタキシードを探すのが大変ってわけよ」

滝壺「おめでとうあくせられーた。むすじめもおめでとう」

浜面「おお、すげぇ綺麗だ…」

初春「あらためてみると凄いです。本当に本当におめでとうございます」

佐天「凄いよ、一方通行さん。さすが第一位です」

白井「結標さん…おめでとうございます」

御坂「なんか複雑ねー。とりあえずはおめでとうってとこね」

上条「いやー結婚式なんて初めてですよ。本当に綺麗だしカッコいいじゃないか」

インデックス「おめでとうなんだよ二人とも!」

523: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:14:29.21 ID:ZUrCs5Zt0
海原「やっと一段落ですね。二人ともお幸せに」

ショチトル「幸せにな、一方通行に結標」

土御門「頑張った甲斐があるってもんだぜい。良かったな一方通行」

吹寄「一方通行さんおめでとうございます。結標さんもお幸せに」

心理定規「最高の晴れ姿よ、淡希。おめでとう」

垣根「二人で腕組んで来やがったか。いいじゃねぇか一方通行」

御坂妹「おめでとうございます。一方通行。とミサカは全世界に散らばる全ミサカと今日来れなかった冥土帰しを代表し祝福をします」

番外個体「はいはい、おめでとおめでと。ミサカはちょっぴり羨ましかったり…」

打ち止め「ゴールインおめでとー!ってミサカはミサカは精一杯の祝福!」

木山「幸せも近くにあったという事だ。これからは二人で素敵な未来を築くといい。おめでとう」

木原「…俺からは何もねぇな。ま、達者でやれや」

ステイル「じゃあいいかい?二人とも」

一方通行「あァ、初めてくれ」

ステイル「うん、じゃあ始めるよ。汝これからも…」

......................
...............
........
....
.

524: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/11(水) 21:14:55.92 ID:ZUrCs5Zt0
一方通行「やっと終わった…」

結標「お疲れ様、ゆっくり休んでちょうだい」

一方通行「あァ…」

結標「あ、ちょっと待って」

一方通行「ン?」

結標「指輪の事なんだけど…」

一方通行「色の事かァ?」

結標「ええ」

一方通行「お互いの髪の色だ。結標が白のリング、俺が赤のリング。お互いをいつでも身近に感じれるようにってなァ」

結標「なんかむず痒いわね」

一方通行「ふン、まァそれほど大切に思ってるって事だ」

結標「うん、ありがとう一方通行」ギュ

一方通行「あァ」ギュ

....................

.............

.......

...

.


垣根「いや、まだ終わってないぜ?」

to be Continued


537: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:33:27.46 ID:QgWjKnZa0
ステイル「じゃあ、二人とも。指輪の交換いいかな?」

一方通行「あァ」

結標「いいわよ」

一方通行「ほら、手出せ」

結標「うん」スッ

一方通行「ン…」

結標「白いリング?」

一方通行「あァ、宝石はありきたりだがダイアモンドだ」

結標「綺麗…」

一方通行「そりゃなによりだ」

結標「あなたのは…」

一方通行「赤いリングだ」

538: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:33:54.71 ID:QgWjKnZa0
ステイル「さてプロテスタントなら本来ここで短い説教があるんだが、あいにく僕は君達の事をよく知らないんだよね」

ステイル「二人に神の加護があらんことを…君達はこれで晴れて夫婦だ、おめでとう」

ステイル「さ、外に行って小さな披露宴といこうじゃないか」

一方通行「おォ、ありがとな。行こォぜ淡希」

結標「えっ…そうね。うん。行きましょあなた」

「お幸せに!」

「おめでとさん」

「なんで泣いてるんだ博士」

「うるせぇ!泣いてねぇよ木山!」

「お疲れ様」

「素敵な式をありがとうな!」

「結局二人を祝福しろって訳なのよね」

「はまづら、だいなしだね」

一方通行「ありがとォなみンな!」

539: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:34:23.75 ID:QgWjKnZa0
式場・外、披露宴にて

麦野「いやーまさか第一位に先越されるとは思わなかったわ」

垣根「俺達とは違ってちゃんと将来に目を向けてたんだ、越されて当然だ」

初春「でも垣根さんも垣根さんでちゃんと考えてるんじゃないですか?」

垣根「ふん、さぁな」

麦野「初春ちゃんだっけ?こんなヤツとつるんでると幸せになれないわよ?」

佐天「大丈夫ですよ!私が傍に居ますから!」

麦野「あら?なにかフレンダと同じものを感じるわね」

垣根「その類なんだろ?表面上は男男と騒いでるが中身はどうか分かったもんじゃねぇからな」

麦野「ああ、なるほどね?」

佐天「ちょっ、ちょっと何言ってるんですか!」

初春「仕方ありません佐天さん。認めましょうよ」

佐天「ええい、初春まで!喰らえ!」バサッ

初春「え?」

垣根「お、ピンク」

初春「え?はわ…きゃああああああ!」

540: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:34:49.93 ID:QgWjKnZa0
土御門「騒がしいにゃー」

上条「ホントだな、にしても今日はいい天気だな」

海原「絶好の結婚日和と言った感じですね」

ショチトル「幸せになれるといいな二人とも」

海原「そうですね、初めて間近で目にする花嫁と新郎ですからそうあってほしいですね」

インデックス「絶対幸せになれるんだよ!!」

上条「うわっ!居たのかインデックス!」

土御門「理由があるのか?インデックス」

インデックス「こんなにたくさんの友に囲まれてこんなにおいしい料理が食べれるんだよ!幸せになれないわけが無いんだよ!」

上条「…」

海原「そうですね、おいしい物を食べれば笑顔になれる、笑っていれば幸せも舞い込んできます」

インデックス「そうなんだよ!」

ステイル「インデックス、野菜もちゃんと食べなきゃ」

541: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:35:15.67 ID:QgWjKnZa0
御坂「ふん!」ムシャムシャ

番外個体「どうしたの?オネェーサマ?」

御坂妹「おそらく彼氏が自分に構ってくれないので嫉妬しているのでしょう、とミサカは冷静に分析します」

打ち止め「お姉さまったら変なの!好きならタックルすればいいのに!ってミサカはミサカは悩めるお姉さまにアドバイス!」

木山「どうしてタックルになるんだ?博士」

木原「愛情表現をぶつける一番の方法だと考えついたんだろうな。あと博士はヤメロ」

木山「考えておくよ。ん?どうしたんだそんなに離れて君もこっちに来たらいいじゃないか」

白井「いえ、あまり近づくと御坂先輩に迷惑がかかってしまいますの。せっかく妹さんとお話を咲かせていらっしゃいますのに…」

木山「そうか?」

芳川「あらあら、一体どうしたのかしらね?」

木山「色々と難しい年頃なんだろう。色々とな」

黄泉川「仕方ないじゃん。本人がいいならそれでいいじゃんよ」

542: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:35:49.27 ID:QgWjKnZa0
小萌「ぐす…」

吹寄「いつまで泣いてるんですか?先生」

「そうですよ、泣いてる姿を見てると私も悲しくなります」

吹寄「?あら?誰?」

「えっ!?私のこと見えてるんですか!?」

吹寄「当たり前じゃない。一方通行さんのお知り合いかしら?」

風斬「えっと風斬氷華と言います。よろしく…」

吹寄「吹寄制理よ。よろしくね」

風斬「えっと…」

吹寄「一方通行さんはあっちよ」

風斬「ありがとうございます!」

吹寄「さ、先生。みんなの所に行きましょう」

小萌「はい…そうするのです」

543: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:36:21.19 ID:QgWjKnZa0
木原「へぇーテメェらが一方通行の演算パターンをネェ…」

黒夜「あんましジロジロ見るなよおっさん」

木原「おっさんだと?一方通行と一緒で可愛くねぇな」

絹旗「黒夜、少し遠慮しながら超話をしたほうが…」

木原「おっ、こっちのチビガキは少し可愛いじゃねぇか」

絹旗「やっぱりおっさんですね」

木原「ああ?」

麦野「誰だよアレは…」

土御門「一方通行の育ての親だ、一応生身で一方通行を殴れるほど強い」

麦野「あんなヤローが第一位を…」

麦野「ねぇー木原さん」

木原「あ?んだこのババアは」

麦野「バっ…」

544: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:36:49.25 ID:QgWjKnZa0
吹寄「上条当麻、なにその盛付けは!?」

上条「勘弁してください吹寄さん!上条さんにとってはこれがご馳走なのです!!」

吹寄「貴様ってヤツは…もっと健康に気を使った盛り付けを…」

黄泉川「これがご馳走かーははっ上条もジョークがうまくなったもんじゃん」

小萌「多分上条ちゃんはジョークのつもりではないのですよ!」

黄泉川「またまたー」

心理定規「ねえ帝督」

垣根「どうした?」

心理定規「さっき幽霊を見たわ」

垣根「は?幽霊だと?」

心理定規「ええ、半透明というかなんというか。眼鏡掛けた胸の大きい幽霊をね」

垣根「…ちょっと探してみようぜ」

心理定規「帝督」

垣根「はっ、冗談だ」

545: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:37:20.91 ID:QgWjKnZa0
風斬「一方通行さん!」

一方通行「あン?」

結標「あら?誰かしら?」

風斬「覚えてませんか?私のこと」

一方通行「……もしかしてロシアの時の…いや…違うかァ?あン時はもう少し光ってたよォな」

風斬「はい!そうです!それです!それ私です!」

一方通行「どォしてここに?」

風斬「えっと実は一方通行さんの行動を最初から見てまして」

一方通行「見てただとォ?」

風斬「はい、実は私、AIM拡散力場の集合体で…」

一方通行「へェ、実態化出来たり出来なかったりすンのか」

風斬「え?知ってるんですか?」

一方通行「少し話は聴いたことある。予想はしていたが当ってたみてェだな」

風斬「そうなんです」

風斬「それで一方通行さんが彼女を作るまでの数日、作った後の数日間。あまりに暇なんで観察していたんです」

一方通行「ほォ」

546: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:37:47.12 ID:QgWjKnZa0
風斬「色々な展開があってわくわくしました!おめでとうございます!!」

一方通行「おう、ありがとよォ」

風斬「勝手に披露宴に紛れちゃいましたが迷惑じゃありませんでしたか?」

一方通行「迷惑じゃねェよ。精々楽しンでけや」

風斬「ありがとうございます!ではここにお友達が居るのでその子の所に行って来ますね!」

一方通行「おォ」

結標「ねぇ、あの子ストーカー紛いじゃないの?」

一方通行「そォかァ?ま、別に見られて困るもンじゃねェし別にいいンだがな」

結標「そう?ならいいんだけど…」

「一方通行!!!」

一方通行「あン?」

「結婚式に呼んでくれないなんて水臭いぞ!!!」

一方通行「この声は…」

結標「なに?あれ」

547: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:38:14.56 ID:QgWjKnZa0
削板「どうして呼んでくれなかったんだ!」

一方通行「オマエには一応招待状を出したが返事が来なかったぞ?」

削板「?」

結標「もしかしてその手に持ってるやつじゃないかしら?」

削板「おお!そういえばそうだった!直接お祝いを言おうと思って一方通行を探してたんだ!!」

一方通行「手紙片手にかァ?」

削板「そうなるな!!」

一方通行「…まァせっかく来たンだ。垣根も居るし楽しめや」

削板「そうさせてもらうぞ!おい垣根!!」

垣根「あ?なんでお前がここに…」

削板「お前、俺を探してたらしいな!」

垣根「いつの話をしてやがる!もう済んだわ!!」

削板「そうか?はははっ!」

一方通行「賑やかだなァ…」

548: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:38:42.36 ID:QgWjKnZa0
結標「そろそろブーケを投げたいわ」

一方通行「ン、頃合だろォな」

上条「お?ブーケトスやんのか?」

一方通行「あァ」

上条「おーい!みんな集まれーブーケ投げるってよー!」


結標「さて、じゃあ投げるわよ」

一方通行「おォ、思いっきりやれ」

結標「ええ、…それっ!」ブンッ

御坂「私が取るわ!!」

佐天「いいえ、私です!」

芳川「何言ってるのあなたたち!私こそがふさわしいわ!!」

初春「お花!!」

番外個体「いや!ミサカが!」

打ち止め「ミサカが取るの!ってミサカはミサわぷっ」

御坂妹「おや失礼、上位個体」ニヘラ

心理定規「私だって…!」

麦野「テメェらどきやがれ!」

「よっ…と」ポスッ

「「「あ」」」

550: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:39:15.82 ID:QgWjKnZa0
木原「悪いなお嬢さん方。今度は幸せになりてぇんだ。おっさんのわがままを許してくれや」

「そ、そんな…」

「結婚の夢が…」

「ミ、ミサ、ミサカの夢が…」

「お花…」

木原「はははぁ!」

「テメェ!今すぐ渡しやがれ!」

木原「おっと…誰が渡すかよばぁーか。へへっ」

一方通行「あのヤロォ…」

結標「いいじゃない。面白いんだから」

一方通行「それもそォだな」

「はははっ」

「おい!根性が無いぞ!」

「なんだそりゃ」

「笑わすな」

「ふふっ」

「あの…喧嘩は…」

「いっしょに笑うんだよひょうか!」

「あ…ははは」

.................................
......................
................
........
....
..
.

551: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:39:53.39 ID:QgWjKnZa0
垣根「と、言うことがありましたとさ」

上条「いや知ってるし」

垣根「かーっ。分かってねぇなテメェ、しかし◯◯の幽霊ってのは…」

上条「は?いったい何が…」

垣根「そんなことよりよ。今風紀委員に疑われてんだ」

上条「どういうことだ?」

垣根「実は随分前にしたイタズラの犯人として疑われてんだ」

上条「…一方通行に相談しろよ。上条さんにはどうしようもできませんよ」

垣根「それもそうだな。あばよ」

上条「あ、ああ…じゃあな」

上条「…今、朝4時だぞ?」

上条「二度寝するか…」

552: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:40:20.56 ID:QgWjKnZa0
垣根「ちくしょう、風紀委員の奴らめ…毎度どうやって嗅ぎ付けやがる…」

垣根「やっぱ前と同じ方法で監視カメラをジャミングしたのがダメだったか?」

垣根「壊すのはよそうと思ってたが壊したほうがよかったみたいだな…」

垣根「…ま、いつもどおり一方通行に相談するか…」

垣根「このマンションだな…よっ」バサッ

垣根「ん?ほのかに明かりが…」

「ハァ、ハァ・・・・」

「ンッ・・・」

垣根「チッ…」

垣根「なんだよ…愛を育んでやがったか…クソ…」

垣根「…もう朝だぞ?まさかぶっ続けで…」

垣根「出直すか…」

.............................
.....................
..............
.........
.....
..
.

553: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:40:54.76 ID:QgWjKnZa0
佐天「本当なんですか?その話」

初春「本当かは分かりませんけどかなり怪しい話なんです」

白井「かなりというか正直本命だと睨んでますの」

初春「私の花飾りから出た薬物なんですが…市販されてるような薬じゃないんです」

佐天「能力で作られた薬ってこと?でも植物の成長を促進させる能力なんて…」

白井「第二位の未元物質ならありえない話ではありませんの」

御坂「意味の分からなさでは第一位だものね…」

佐天「どうしたんですか?御坂さん」

初春「御坂さんと彼氏さんの写真は彼氏さんの同意のもと垣根さんによって写真コンテストに提出されたんです。ほら、この雑誌です」

白井「辛くも準優勝。多くの方達の目に抱き合ってる姿が晒されましたの」

佐天「それくらいなら別にいいんじゃないですか?」

御坂「それはそうなんだけど…」

初春「まあ、そういう問題じゃないってことですよ。御坂さんは照れ屋さんですから」

554: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:41:22.41 ID:QgWjKnZa0
白井「それよりも、私が催眠にかかった話と初春の頭の花が暴走した話ですの」

初春「でも…たとえ垣根さんが一連の犯人だったとしても」

白井「証拠がありませんの…」

白井「スキルアウトの時と状況が似てるだけ…」

佐天「監視カメラの話でしたっけ?それ」

初春「はい、ていうか犯人だと決め付けてる理由がそれだけなんです」

佐天「えー!それだけで帝督さん疑ってるの!?」

白井「絶対にあの殿方だと思っていますの!」

佐天「どうしてそうだと思うんですか?」

白井「それが街中で会うたびにしつこく…その…お漏らしについての話題を出してくるんですの」

初春「偶然かもしれないんですけどね」

佐天「うーん。まだ分からないなー。でもいたずらされたのって二人だけなんですか?」

白井「いえ、御坂先輩もですの」

初春「白井さん、あれからすっかり御坂さんへの接し方が変わって…」

555: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:41:49.41 ID:QgWjKnZa0
佐天「御坂さんは何されたんですか?」

初春「んー。なんていうか彼氏さんとの行動の一連を公にされたって感じですね」

佐天「それってさっきの写真?」

初春「はい」

佐天「それは帝督さんだってはっきりしてるんだね?」

初春「そうなんですが御坂さんの方は決定的と言える痕跡が無いんです」

初春「写真のことも偶然って言われたらそれまでなんです。何も知らずに一方通行さんと写真を撮ったようにしか見えませんし…」

佐天「じゃあ帝督さんが一連の犯人じゃないんじゃないかな?」

白井「それにしては現れたタイミングがバッチリでしたの」

白井「関連した話題もかなり振られましたし」

佐天「よく分かんないですねー」

556: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:42:17.31 ID:QgWjKnZa0
同時刻とあるコンビニ

垣根「ふーんふふーん」

垣根「おっマガジン見っけ」

垣根「……さて次は…ん?」

垣根「フォトコンテスト?そういえば前に上条の野郎に許可取って写真を送ったっけか…」

垣根「入賞してるとは思えないが…どれどれ」

垣根「お?なんか賞取ってるな…ん?」

垣根「準優勝?チッ…ここでも二位かよ。しかしタイトル、守るべき物は我ながらカッコいいな、うん」

垣根「さてコンビニでさすがに二時間立ち読みはマズイな、この雑誌と適当に買い物してファミレスで時間潰すか…」

垣根「そういえば朝飯は…いやファミレス行くからいいか」

垣根「缶コーヒーと…お菓子と…」

557: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:42:45.38 ID:QgWjKnZa0
店員「いらっしゃいませこんにちは。お一人様ですか?」

垣根「ああ…ん?。いや知り合いが居た、同席いいか?」

店員「はい、どうぞー」

垣根「おう、ありがとな。ところでお嬢さん携帯のアドレスなんかを…」

店員「えっ…私ですか!?」

垣根「おお、そうだ。まあ渡しにくいならいい。俺のアドレスを教えるからそれに連絡を…」

店員「は、はい。わっ…かりました」

垣根「これでも学園都市の二位やってんだ。困った事があったら呼んでくれ」

店員「第二位…」

垣根「じゃあな」

558: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:43:14.28 ID:QgWjKnZa0
黒夜「あ?なんでチンピラがここに?」

麦野「チンピラ?」

絹旗「どうせ超朝帰りの人達でしょう?」

黒夜「いや、そういうんじゃなくて…あっ、こっち来た」

垣根「よおアイテム」

麦野「なんでアンタが出てくるのよ」

垣根「朝飯だ。金髪と浜面はどうした?滝壺はそこで寝てるみたいだな」

麦野「浜面はドリンクバー。フレンダはトイレよ」

垣根「そうか、それより何でテメェが居るんだ?黒なんとか」

黒夜「黒夜だチンピラ」

垣根「垣根だクソガキ。礼儀がなってねぇな」

絹旗「二人とも超落ち着いてください。垣根も浜面の席超空いてますからどうぞ」

垣根「悪いな」

559: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:43:42.35 ID:QgWjKnZa0
フレンダ「あれ?どうして垣根が?」

垣根「朝飯を食いに来たんだ」

フレンダ「ふーん」

垣根「とりあえず店員を呼ぶか」ピンポピンポピンポーン

黒夜「連打だと…」

店員「はい、注文をどうぞ」

垣根「このハンバーグセットとドリンクバー。お前らは何かあるか?奢るぞ」

麦野「あら珍しいわね。じゃあピザお願い」

絹旗「私は…このケーキがいいです」

フレンダ「私はこのマリネなわけよ」

垣根「お前ら…まだ朝だぞ…」

麦野「あんたも人の事言えない注文でしょ」

垣根「まあいいか、以上で」

店員「かしこまりましたー」

560: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:44:11.32 ID:QgWjKnZa0
浜面「あ、あれ?垣根?なんで俺の席に?」

垣根「戻ってきたな。早くそのドリンク置いて俺のコーラ持って来い」

浜面「え?どういう…」

麦野「いいから行ってきなさいよ、ほら」

浜面「は?」

絹旗「はい、ドリンクですフレンダ」

フレンダ「サンキュー」

垣根「早く行け。今度は席じゃなくてお前が消えてるぞ」

浜面「クソッ…行ってくる…」

垣根「おう」

垣根「そうだ、お前らこの雑誌見ろ」

黒夜「写真の雑誌?」

麦野「あんたそんな趣味あったの?」

561: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:44:40.28 ID:QgWjKnZa0
垣根「違ぇ違ぇ、ここだこのページ。ここ見ろ」

絹旗「んん?守るべき物…垣根帝督…?」

フレンダ「ちょっと…これ入賞してる訳よ」

麦野「あらホント、準優勝みたいね」

黒夜「えっと賞品は…っと」

垣根「お?そういえば準優勝だから賞品も出るか。どれだぁ?」

垣根「旅行券だと…?」

麦野「良かったじゃない。心理定規と行ってきなさいよ」

垣根(旅行券か…心理定規と二人きりでもいいが、寂しいな。他に追加で誰か誘うか。あと四人程行けそうだな)

黒夜「どうした?チンピラ」

垣根「いや、どうもしねぇ」

浜面「ほらコーラだ」

垣根「おう、悪いな」

562: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:45:08.86 ID:QgWjKnZa0
店員「お待たせしましたー。ハンバーグセットの方」

垣根「おう俺だ」

店員「ピザの方ー」

麦野「真ん中に置いてちょうだい」

店員「はい、ケーキの方ー」

絹旗「はい、私です」

店員「ご注文、以上でよろしいですか?」

垣根「ああ」

店員「ごゆっくりどうぞー」

浜面「いや、俺の席は?」

麦野「みんなピザいいわよ」

フレンダ「いただきまーす」

黒夜「やっりぃ、いただきまぁす」

垣根「悪いな」

麦野「いやアンタの金だし」

563: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:45:36.34 ID:QgWjKnZa0
麦野「そういえばなんでこんな時間にファミレスにいんの?まだ七時ちょいよ?」

垣根「だから朝飯…あと一方通行に用があるからアイツが起きるまで暇つぶしだ」

麦野「ていうか仲いいわねあんた達。前に殺し合ったって聴いたんだけど」

垣根「もうそんな感情はねぇ。気付いたんだよ、俺のあり方ってやつをな」

垣根「それにそっちの金髪も死んだって聴いたんだがな」

麦野「あんたと同じよ。復活したの」

垣根「そうか。ピザ貰うぞ」

麦野「ええ」

垣根「そういえば絹旗。一方通行が結婚して一週間ぐらい経つがなんか変わったことはあるか?」

絹旗「超変わった事ですか?そうですね、結標さんが家事に率先して参加してるくらいですね」

垣根「ていうかアイツらまだ黄泉川ってヤツのトコに居るんだろ?二人で暮らさねぇのか?」

絹旗「打ち止めや番外個体も居るので超考えてはいないそうですよ?二人のためにも」

垣根「そうか、アイツも離れるのが寂しいんだな。うん」

絹旗「は?」

垣根「今の環境を心地いいと思ってるってことだ」

564: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:46:10.85 ID:QgWjKnZa0
垣根「なあ」

浜面「なんだよ」

垣根「お前、いつまでそうしてるんだ?」

浜面「席が空くまでだよ」

垣根「ずっと立ってられると迷惑なんだが」

浜面「お前が言うか!」

垣根「んでよ、この写真の後ろのウニ頭が一方通行を倒した奴らしいんだよ」

浜面「おい!」

麦野「へぇー、こんな奴が…ビジュアルは完璧に第一位の勝ちだけどね」

黒夜「一体どうやって倒したんだよ」

垣根「普通に殴ってらしいぞ」

麦野「は?反射されんじゃねぇのかよ?」

垣根「そいつの右手、ちょっと特殊でよ」

麦野「?」

565: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:46:37.07 ID:QgWjKnZa0
垣根「触れた能力を消し去る力があるんだってよ」

麦野「いまいち分からないわね」

垣根「つまりよ、お前が原子ビームを撃ったとするだろ?そのビームがそいつの右手に当たった瞬間、綺麗さっぱり消えるんだよ」

垣根「しかもそいつには傷一つ無し」

麦野「触れた瞬間、能力による効果を無効にするって事ね?」

垣根「そうなんだよ。つまり一方通行の反射の膜はウニ頭に殴られた瞬間綺麗さっぱり無くなったわけだよ」

黒夜「つまり殴り成功ってわけかよ」

麦野「信じられないわね」

垣根「何がだ?」

麦野「負けたのがよ。能力を無効にする右手の存在を信じたとして、一方通行が負けたのが信じられないわ」

絹旗「私も超信じられませんね。今だからこそ一方通行はハンデがありますけど、今でも負けるとは思いませんね」

麦野「同意見よ、話聴く限りじゃ能力が関係してなきゃ無効に出来ないのよね」

麦野「一方通行ならそこらへんの物で人殺せるでしょ?わざわざ右手狙う必要無いし。頭狙えば終わりよね」

麦野「それに第一位よ?頭の回転もかなり早い筈よ?明らかに接近戦に持ち込もうとしてる相手だったら戦い方ぐらい変えるでしょ?」

垣根「だよなだよな?」

566: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:47:02.78 ID:QgWjKnZa0
浜面「でも負けたんだよな?」

垣根「…ああ、そうだよ」

麦野「勝とうと思えば勝てたはずよね、それ」

垣根「ああ、絶対そうだ。だけど一方通行は負けた。俺はわざと負けたんじゃねぇかって思ってる」

麦野「なんでわざわざ?っていうかその一方通行が負けた日って…」

フレンダ「私達が研究所のネズミの駆逐を依頼された後ってわけよ」

垣根「まあ時期はよく分からねぇがそうなんだろうな」

麦野「確か第三位のクローンを殺害するって内容の実験だったな…」

浜面「わざと負けたにしてもなんでわざと負けたのか…って話だよな」

垣根「まあ、そうなんだよ」

黒夜「そんなの決まってるじゃねぇか」

垣根「は?なんか分かるのか?」

黒夜「殺したくなかったからだよ」

垣根「ま、それでいいか。多分誰にも分からねぇだろうしな」

麦野「第一位の考えることね…」

絹旗「私は少し分かる気がします…」

垣根「そうか、ならいいじゃねぇか。せっかくだから昼間で付き合ってもらうぜ?」

麦野「まあ暇だからいいけど」

567: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:47:30.12 ID:QgWjKnZa0

店員「ありがとうございましたー」

垣根「ふぅ、じゃそろそろ行くかな。お前達はどうするんだ?特に窒素共」

絹旗「私はもう少し麦野達と一緒に居ます」

黒夜「私もかな」

垣根「そうか」

麦野「さて、次はどこに行こうかしら」

滝壺「よくねむれたよ」

浜面「よかったな」

フレンダ「結局滝壺は今起きた訳ね」

垣根「じゃあなアイテム。また会おうぜ」

麦野「ええ、またいつか会いましょ」

滝壺「じゃあねかきね」

絹旗「では」

黒夜「あばよ」

フレンダ「結局またねって訳よ」

浜面「ていうか結局座れなかったなー」

568: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:47:58.86 ID:QgWjKnZa0
ピンポーン

結標「はい、どなた?」

『俺だ結標淡希』

結標「あら、垣根帝督。一方通行に用事かしら?」

『そんなとこだ、とりあえず上げてくれ』

結標「どうぞ」


垣根「邪魔するぜ」

結標「一方通行は部屋よ」

垣根「おう悪いな」ガチャ

垣根「起きてるか?一方通行」

一方通行「ン?垣根か?なンの用だ?」

垣根「とりあえず、ほら。コーヒー」

一方通行「おォ、…温いな」

垣根「買って結構経つからな」

一方通行「まァいいか」

垣根「まずはこれを見てくれ」

一方通行「雑誌?」

垣根「前に二人で写真撮ったろ?上条と第三位をバックに撮ったやつ」

一方通行「あれか」

垣根「その写真をコンテストに送ったらなんと準優勝したわけだよ」

569: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:48:29.16 ID:QgWjKnZa0
一方通行「この守るべき物ってやつか?」

垣根「そうそう」

一方通行「どォいうコンセプトだよ」

垣根「は?まずはお前との友情だろ…それと後ろの奴らの笑顔を守る物としてるってわけだよ」

一方通行「あ、そォ。ンで本題は?まさか準優勝を伝えに来たわけじゃねェよな?」

垣根「実は風紀委員の奴らに疑われてるんだ」

一方通行「またなンかやったのかオマエ?」

垣根「またじゃねぇよ。前にお前としたいたずらで目を付けられてるんだ」

一方通行「へェ。なンでまた」

垣根「白井の時に監視カメラを前と同じ方法でジャミングしたのがダメだったらしい」

一方通行「ジャミングなンかしてたのか」

垣根「じゃねえと大量の第三位がカメラに写っちまうからな」

一方通行「なるほどォ?」

垣根「俺は捕まりたくねぇ。どうしたらいい?」

一方通行「どォって…」

570: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:48:53.63 ID:QgWjKnZa0
一方通行「とりあえずとぼけてればいいンじゃねェか?」

垣根「相手は風紀委員だぞ?そんなものが通用するかね?」

一方通行「さァな」

垣根「俺にいい考えがあるんだ。俺とお前なら絶対うまくいく飛びっきりのやつが」

一方通行「…」

垣根「相手はいわば女子中学生だ」

一方通行「何を考えてやがる」

垣根「適当に口説いて懐柔すればいいんだよ」

一方通行「一人で頑張れよォ?」

垣根「なに言ってんだ」

一方通行「俺はオリジナルを口説くなンて嫌だぞォ」

垣根「そいつはどうでもいい」

一方通行「そォか、ンじゃちょっと待ってろ」ガチャ

垣根「おう」

垣根「ふっ…これで風紀委員の奴らとのくだらない争いも終わりだな」


571: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:49:23.42 ID:QgWjKnZa0
一方通行「待たせたな」

垣根「何してたんだ?」

一方通行「一応淡希にこれからやること説明してきた」

垣根「何だって?」

一方通行「他の女に好きだって言わなければ別にイイわ、だと」

垣根「理解があって助かるぜ」

一方通行「ンで?どォすンだ?」

垣根「とりあえずこっちから行くとアウトだから適当に街を歩いて遭遇したら作戦開始だ」

一方通行「作戦内容を教えてくれませンかねェ?」

垣根「ああ、もちろんだ」

一方通行「…」

垣根「…」

一方通行「…」

垣根「以上だ」

一方通行「うまくいくのかァ?コレ」

垣根「分からないが一応未元物質でサポートしながら行動する」

一方通行「そォか」

垣根「んじゃ行くか」

572: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:49:53.73 ID:QgWjKnZa0
ショチトル「おい、起きろ数多」

木原「あぁ?んだ?おい」

ショチトル「これを見てくれ」

木原「封筒?なんだよこれ…おい海原」

海原「先日応募したクロスワードの賞品です」

ショチトル「そういうことだ」

木原「確か旅行券だったか?」

海原「ええ、木原さんのお陰ですよ」

木原「そうか?何もしてないような気がするんだがよ」

ショチトル「いや、私の知識だけでは無理があった。感謝するよ」

木原「そうか」

海原「さて、自分はこれから行く所があるので」

ショチトル「そうか、いってらっしゃい」

木原「帰ってくるとき飯頼むぜぇ」

海原「はい、では」

573: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:50:23.79 ID:QgWjKnZa0
一方通行「おい」

垣根「なんだ」

一方通行「今日暑くないかァ?」

垣根「そうだな…っていうか俺の作ったチョーカーなら常時反射出来るだろ!」

一方通行「いや、なンか反射しない日常に慣れたっていうかァ」

垣根「…まあなんでもいいわ」

一方通行「ン?」

白井「見つけましたわ!」

垣根「別に隠れてるつもりはねぇけどな」

初春「ま、待ってください白井さん!」

佐天「遅いよー初春」

白井「お話、聴かせてもらいますわよ」

垣根「そんな事よりもさー遊びに行こうぜ。なんか暑いしやる気でねぇよ」

白井「はぁ?何を…」

佐天「いいですね!それ!」

574: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:50:54.86 ID:QgWjKnZa0
白井「佐天さん!?」

佐天「いいじゃないですか!」

初春「ちょっと佐天さん!」

佐天「いいじゃんいいじゃん。どっちにしろ犯行の明確な証拠も無いんでしょ?」

白井「それはそうですが…」

佐天「こうやって一緒に遊んだ所でぽろっとボロを出すかもしれませんよ?」

白井「…」

初春「どうするんですか?白井さん」

白井「分かりました、ここは佐天さんに従いますの」

垣根「決まりだな。じゃあとりあえず地下街に行こうぜ」

初春「一方通行さん」、どうしたんですか?」

一方通行「いや、なンでもねェ」

初春「そうですか?じゃあ行きましょう」グイッ

一方通行「お?おォ」

575: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:51:22.69 ID:QgWjKnZa0
佐天「ところで帝督さんの能力ってどんなことが出来るんですか?」

垣根「ん?なんでも出来るぜ?」

初春「なんでも…ですか?」

一方通行「そうだなァ。確かに俺よりなんでも出来るなそいつの能力なら」

白井「第一位よりもなんでも、ですの?」

一方通行「あァ、かなり便利な能力だなァ」

佐天「じゃあ人に催眠を掛けたりとか物の成長を促進させれたりするんですか?」

垣根「やったことは無いが出来るんじゃねぇのか?」

佐天「やったことは無い、ですか?」

垣根「考えたことも無いな」

初春「なかなか尻尾出しませんね」

白井「そう簡単にはいきませんの」

一方通行「…」

576: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:51:51.60 ID:QgWjKnZa0
垣根「そんなことよりもさー涙子ちゃん達は彼氏とか居ないのか?」

一方通行(来たか…)

佐天「えー?居ませんよそんなの」

初春「私も居ませんねー」

白井「私もですの」

一方通行「もったいねェなァおい」

初春「えっ?どういう意味ですか?」

一方通行「オマエらはよォ、見た目はメチャクチャ可愛いンだからそれがもったいねェと思ってんなァ」

佐天「あれ?一方通行さん、結標さんがいながら私達のこと口説くつもりですか?」

一方通行「そォいうわけじゃねェ。けどよォ残念だろうがよォ」

一方通行「白井も見た目はピカイチなのによォ」ズイッ

白井「え?はあ、どうもですの?」

垣根(そいつは任せたぜ一方通行、そろそろ警戒心を解かさねぇとな)フワッ

一方通行(始めたか…ってかコレやってること最低だよなァ)

577: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:52:29.01 ID:QgWjKnZa0
初春「でも白井さん、男の人に興味無いんじゃ…」

白井「いえ、それがあの事件以来考えが変わったというか…」

佐天「つまり男性OKなんですね?」

白井「え、ええ。まあそうですわね」

垣根「じゃあ丁度いいじゃねぇか。これを期に仲良くなろうぜ?俺達」

白井「それもいいですわね」

佐天「乗り気ですね白井さん!」

白井「まあたまには、ということで」

一方通行「じゃあ俺と話そうぜ?」

白井「一方通行さんとですの?」

一方通行「あァ、個人的に気になってたしよォ。ダメかァ?」

白井「いえ、そんなことはありませんの。ではお願いしますの」

一方通行「おォ、よろしくな。くっ…黒子?」

白井「名前で……ええたくさんお話をしましょう」

垣根(…さすが第一位だぜ。女の扱いもお手のものってか?)

初春「なんかいい感じですねー」

佐天「うん、それに珍しいね。ちょっと顔を赤くさせてる白井さんって」

垣根「まあこういう経験が初めてなら仕方ねぇ」

垣根「俺達も色々とはなそうぜ?ちょうどそこにハンバーガー屋があるしよ」

初春「じゃあ入りましょうか?」

垣根「おう、一方通行達も入るぞ」

一方通行「おォ」

白井「…」

佐天「?」

578: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:52:56.63 ID:QgWjKnZa0
垣根「それでよぉ、学校に気になる奴とかいねぇのか?」

佐天「学校の男子達は友達感覚ですね。親しく話す男子は居ますけど特にそんな感情には…」

初春「私はほとんど話しませんねー」

垣根「へぇー。じゃあ俺が彼氏に立候補しようかな?」

佐天「またまたー心理定規さんはどうするんですか?」

垣根「確かに心理定規も好きだが…今は君達だな

初春「以外と軽いんですねー」

垣根「まあな」

白井「そんなことが…」

一方通行「おォ、あれで結構助けられてるンだわ、垣根には」

一方通行「だからよォ、スキルアウトの事はともかく垣根がいたずらなんてする訳がねェと思ってンだよ」

一方通行(これでいいンだろ?垣根)

白井「でしたら考えを改めなくてはいけませんの」

一方通行「ぜひともそォしてくれ」

白井「それと一方通行さん」

一方通行「あン?」

白井「私、もっと一方通行さんの事が知りたいんですの。もしよろしければもっとお話を聴きたいんですの…」

一方通行「…あァイイぜ…?」
............................
...................
.............
........
....
..
.

579: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:53:27.26 ID:QgWjKnZa0
佐天「いやー楽しかったです!」

垣根「そりゃ何よりだ」

初春「私垣根さんの事いたずらの犯人だと思ってました。でも今日お話してそんなことする人じゃないって分かりました」

垣根「そうか、疑いが晴れてなによりだ」

白井「そうですわね、色々なことも知りましたし。今度からはその人の本質もちゃんと知っておかないといけませんわね」

垣根「まあ特に気にしてはいねぇ」

白井「では私たちはこれで。一方通行さん、今日は楽しかったですのこんなに長く殿方と会話する日が来るなんて思ってませんでしたの」

白井「もし一方通通行さんがよければまたお会いしてお話をさせてほしいんですの」

一方通行「あァ、いいンじゃねェのか?」

初春「じゃあ行きましょうか?」

白井「ええ、ではまたお会いしましょうお二人とも」

佐天「連絡くださいねー帝督さん」

垣根「おう、気をつけてな」

一方通行「じゃァな」

垣根「行ったか…」

一方通行「成功かァ?」

垣根「ああ、大成功だ」

心理定規「ちょっと」

垣根「!?」

580: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:53:53.46 ID:QgWjKnZa0
垣根「心理定規じゃねぇか!どうしたんだ?」

心理定規「地下街服を見に来たんだけど…貴方達何してたのかしら?」

垣根「ほら、昨日話した…」

心理定規「能力のレベルが上がらなくて悩んでる女の子ってやつ?」

垣根「そうだ」

心理定規「ふぅん…相談に乗ってただけ?」

垣根「おう、間違いねぇ。な!一方通行」

一方通行「あァそうだなァ」

心理定規「貴方は奥さんというものがありながら…知られたら泣くわよ?」

一方通行「心配いらねェ、ちゃンと許可取ってきたからな」

心理定規「そう、ならいいわ。じゃあ帰りましょ?帝督」

垣根「おう、帰るか。じゃあな一方通行また連絡するぜ」

一方通行「おォじゃァな」

「そういえば貴方宛に手紙が届いてたわよ」

「手紙だと?」

「ええ、なんか写真がなんとかって…」

「一方通行さん!」

一方通行「ン?」

581: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/14(土) 20:54:22.14 ID:QgWjKnZa0
海原「やっと見つけましたよ」

一方通行「どうしたァ?」

海原「先日、ショチトルとやったクロスワード。覚えてますか?」

一方通行「おォ」

海原「実は旅行券が当たりましてね、かなりの人数を連れて行けるのでどうかとおもいまして」

一方通行「ほォ、誘ってくれてンのか」

海原「ええ、どうですか?温泉旅行なのですが…」

一方通行「考えとくわァ」

海原「良いお返事、期待しています」

一方通行「おォ、ンじゃな」

海原「ええ、自分は買い物があるのでこれで。後日ご連絡しますね」

一方通行「あァ」

一方通行「旅行かァ………ン?」

590: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:30:02.44 ID:jv0sfwaZ0
絹旗「ただいま」

黒夜「帰った」

芳川「二人ともお帰りなさい、随分長い間居なかったわね」

絹旗「ええ、友人達と長い間遊んでいましたので…」

黒夜「兄ちゃんは帰ってんのか?」

芳川「リビングで打ち止め達と一緒に居るわよ」

黒夜「そうか」

番外個体「ねぇーアナタは家から出て行かないの?」

一方通行「はァ?出てって欲しいンかよ」

番外個体「べっつにー、ただ二人きりになれないのはどうなのかなーって」

一方通行「淡希もこの状態でイイって言ってンだァ、オマエらの事もあるし俺もこれでイイと思ってるンだけどよォ」

打ち止め「ミサカたちの事心配してくれてるのー?」

一方通行「まァそンな感じだ」

黄泉川「おお、帰ってきたじゃんか、もうご飯だから準備するじゃんよ」

絹旗「はい」

黒夜「ういっす」

591: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:31:16.91 ID:jv0sfwaZ0
黒夜「そういえば今日チンピラに会ったぜ」

一方通行「チンピラ?…あァ垣根か。ンで?」

黒夜「なんか写真がどうたらって自慢してきた」

一方通行「へェ、オマエらも会ったのか」

絹旗「そういえば一方通行のトコに超行くって言ってましたね。今日は何してたんですか?」

一方通行「まァイロイロとなァ」

絹旗「そうですか」

黄泉川「そういや一方通行」

一方通行「あン?」

黄泉川「二人とも新婚旅行に行ってないじゃんよ」

一方通行「俺もさっき気付いた」

黄泉川「行かないじゃんか?」

一方通行「イヤ…場所を考えてるだけだ。海原が温泉旅行に連れてってくれるとか言ってたし…それにあやかってもイイなァ」

黄泉川「まあちゃんと行っといたほうがいいじゃんよ。家ぐらいなんとかなるから、行って来たらどうだ?」

一方通行「淡希がそれでいいンなら行くが…」

黄泉川「どうじゃんよ、結標」

結標「私は別にそれでいいわよ。今から色々と手配するのも大変でしょ?」

一方通行「そォか?ンじゃ…」

592: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:31:43.94 ID:jv0sfwaZ0
垣根「は?旅行?」

『ええ、そうです。他にも色々とお誘いしますので垣根さんもどうかと思いまして…』

垣根「あー実を言うと俺も旅行券を当てたんだわ」

『おや、垣根さんもクロスワードを?』

垣根「いや、ちょっとしたコンテストで準優勝してな」

『そうですか、困りましたね…無理にお誘いするわけにもいきませんし…』

垣根「ちなみにどんな旅行だ?」

『ちょっとした温泉旅行です。今居る第七学区を少し外れて第三学区にある温泉施設の…』

垣根「ん…?それって新しく出来た外来用のヤツか?」

『ええ、ご存知で?』

垣根「いや、俺の旅行券とおんなじトコだ」

『ふむ…どうしましょうか?』

垣根「俺は一方通行とか適当なメンバー誘って行く気だったんだよ」

『そちらの券は何人までの物でしょうか?』

垣根「六人だ」

『そうですか、でしたら気にする事はありません。垣根さんの誘いたい人を誘って行ってください』

『どうせ行き先は同じなのですから。それにこちらは少しばかり人数に融通が利きますからね』

垣根「そうか、じゃあこっちはこっちで揃えて行くわ」

『ええ、会えたらその時会いましょう。ではこれで』

垣根「ああ」

593: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:32:09.62 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「海原に繋がんねェな」

結標「話中じゃないの?」

一方通行「多分なァ…」

ヴーッヴーッヴーッ

一方通行「電話」

結標「海原からかしら?」

一方通行「いや垣根だ…なンだ?」

『旅行に行くぞ一方通行』

一方通行「あン?あいにくだが旅行は海原達と一緒に…」

『海原からは許可は貰った。六人までいけるからお前らで内二人になれ』

一方通行「海原から?ンじゃ別にイイか。どうすりゃイインだ?」

『残りはこっちでそろえておく。明日、七学区のターミナルに来い。温泉旅行だからそこんとこヨロシクな』

一方通行「場所はどこなンだ?」

『第三学区、学園都市内のちっぽけな旅行だが普段は滅多に行かねぇ場所だ。っつーか都市外だったら外出許可はまず降りねぇだろ』

一方通行「そういやそうか」

『というわけだ。時間は…10時でいいか…』

一方通行「10時にターミナルだな。分かった」

『遅れんなよ、じゃあな』

一方通行「あァ」

594: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:32:39.31 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「決まりだ、出発は明日。温泉旅行らしィな」

結標「じゃあ準備しないとね。日帰りかしら?」

一方通行「一泊ぐらいするンじゃねェか?よく分からねェが」

結標「まあ適当に準備するわね」

芳川「第三学区の温泉に行くの?」

一方通行「聴こえたのかァ?」

芳川「ええ。私の言いたいこと分かるかしら?」

番外個体「ミサカも言いたいことがるんだけど…」

一方通行「…土産かァ?」

番外個体「うん」

芳川「おいしい物よろしくね」

打ち止め「温泉?」

絹旗「おそらく第三学区に新しく出来た外来用の超立派な所でしょう」

黒夜「確かホテルも凄い豪華なのがあったな…」

打ち止め「ミサカも行ってみたーい、ってミサカはミサカはおねだりしてみる!」

黄泉川「今回は邪魔しないであげるじゃんよ打ち止め」

芳川「それに一泊なんて調整の関係上少し難しいわ、諦めるのね」

打ち止め「ぶぅー」

595: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:33:09.15 ID:jv0sfwaZ0
翌日、ターミナルにて

一方通行「ふァ……アイツらまだ来てねェじゃねェか…」

結標「53分…確かに発案者としては少し遅いわね…」

一方通行「お?来たみてェだな」

垣根「よう、待ったか?」

一方通行「待った」

垣根「…そうか」

心理定規「おはよう二人とも」

結標「心理定規、おはよう」

一方通行「その担いでンのは誰だァ?」

垣根「第三位と上条だ」

一方通行「なンで担いでンだ?」

垣根「上条はモタモタしてたから、第三位は恥ずかしがって動こうとしねぇ。だから気絶させて無理やり連れてきた」

一方通行「そォか」

垣根「さ、バスが出る。早く乗ろうぜ」

596: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:33:37.37 ID:jv0sfwaZ0
上条「はっ!ここは…?」

垣根「おはよう幻想殺し、ここはバスの中だ」

上条「いつのまに…ていうか俺は自宅でインデックスを説得してたような…」

垣根「時間が無かったから気絶させた。インデックスは小萌のトコに預けてきた、だから安心しろ」

上条「そうか?すまないな。ところで俺の荷物は…」

垣根「荷物?第三位は持ってたがお前は荷物なんて持ってなかったぞ?」

上条「それはまだ準備が終わってなかったからだよ!」

垣根「そうか、おい起きろ第三位」

上条「不幸だ…」

御坂「ん…」

垣根「…」バチッ

御坂「ひょわっ!」

垣根「おはよう第三位」

御坂「なになに!?今何が起きたの!?」

心理定規「あれって何したの?」

一方通行「能力使って強い静電気起こしたんだろ。ご丁寧にオリジナルが反応する無害な有害な静電気だァ」

結標「ずいぶん雑な起こし方ね」

597: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:34:31.28 ID:jv0sfwaZ0
垣根「今静電気が起きたみたいだな」

御坂「ウソよ!静電気程度なら私に通用するはずが…能力ね!能力を使ったのね!?」

垣根「うるせェな。コーラ飲め、ほら」

御坂「コ、コーラ!?」

上条「なあ、その薬後で俺にもくれよ、大量にさ」

垣根「分かった、後でやるよ」

御坂「ふぅ、不思議と落ち着いてきたわね。やっぱり電気と炭酸は相性がいいのかしら?」

垣根「ははっ、聴いたか今の?電気と炭酸は相性がいいのかしら?だってよ」

一方通行「あァ聴いたよ」

上条「なに言ってるんだよ美琴…」

御坂「えっ!?なに、私がおかしいの!?」

御坂「ていうかなんで私バスに乗ってるのよ」

垣根「お前がなかなか動こうとしないから気絶させたんだよ」

御坂「なんで動こうとしなかったのかしら…」

垣根「さぁな」

598: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:35:22.82 ID:jv0sfwaZ0
御坂「ていうかあんたあの写真!」

垣根「なんだ?薬が効いてないのか?」

一方通行「いや、三下が肩を抱いてるから効いてるハズだァ」

垣根「こういう興奮には効き目がないのか…」

御坂「ちょっと!聴いてるの?」

垣根「聴いてない」

御坂「きーっ!」

心理定規「ちょっと、落ち着きなさいよ」

御坂「えっ誰?」

垣根「そういや俺達は顔見知りの仲だが女達はそうでもねぇんだな」

上条「ちょっと、そこは仲いいとかって言ってくださいよ!」

垣根「…ま、仲良くしようぜ幻想殺し」

心理定規「私は心理定規って言うの、淡希とは…知り合いよね?」

御坂「え、ええ」

心理定規「美琴って呼ぶわね、よろしく」

御坂「よろしく」

599: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:35:48.95 ID:jv0sfwaZ0
上条「なあ、ていうか何でこのメンバーなんだ?」

垣根「まず招待できる人数が六人なんだよ」

垣根「偶数ならとりあえず男と女で半々だろ?」

垣根「誘うなら当然仲のいい男女間じゃなきゃダメだろ?親しくなくてもとりあえずなんとかなる」

垣根「だからお前と一方通行、どちらも彼女持ちを選んだわけだよ」

上条「垣根は?」

垣根「は?」

上条「いや、だから心理定規。彼女なんだろ?」

垣根「いや?」

上条「えっ?違うの?」

垣根「傍に居てやるとは言ったが付き合うとは…俺もアイツもそんなこと言ってないしな」

上条「…」

結標「というわけなのよ」

心理定規「へぇーいいじゃない、お互いの髪の色のリングだなんて」

御坂「一方通行だからこそ出来る話よね、普通なら黒とか茶になっちゃうものね」

心理定規「でも綺麗ね、白いリングだなんて、ちゃんと光沢のある白だし」

一方通行「zzzZ」

600: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:36:17.99 ID:jv0sfwaZ0
結標「ほら、一方通行のだって…あら?」

心理定規「寝てるわね」

一方通行「zzz」

結標「いつもはお昼に起きてるから、今日は早起きだったもの。でもちょうどいいわ、ちょっとゴメンね」ヒョイ

御坂「これね、赤いリング」

心理定規「さすがにメッキとかの安い光方じゃないのね」

御坂「そりゃーせっかくの指輪だもの、相応に綺麗じゃないと…」

心理定規「あら、美琴はそういうの求めるタイプなの?」

御坂「どういうこと?」

結標「自分にはちゃんとお金掛けてほしい?ってこと」

御坂「まさか、お金より愛情よ。お金なんてどうにでもなるもの」

結標「そういえばお互いにレベル5捕まえてるのよね」

心理定規「言われてみれば…美琴もレベル5だものね?」

御坂「そういえばあんたたちの能力って…」

結標「私は説明する必要あるのかしら…触る必要の無いあなたの後輩さんの能力よ」

心理定規「私は…そうね、人の心の距離を自在に調節できる能力よ」

御坂「それってどういう…」

601: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:37:09.76 ID:jv0sfwaZ0
結標「実際にやってみたらいいんじゃない?」

心理定規「そうね、じゃあ」

御坂「え?え?」

心理定規「距離単位10」

御坂「!?」

心理定規「ねえ、今どんなパンツをはいてるのかしら?」

御坂「えっ、ゲコ太の…って」

結標「ゲコ太?」

心理定規「まあこんな感じね」

御坂「??????」

心理定規「今美琴と私の心の距離をあっちのツンツンくん並にしたの」

心理定規「つまり、美琴はツンツンくんにパンツの柄を聴かれたら答えるってことね」

結標「ねえゲコ太って」

心理定規「私の記憶が正しければキャラ物だったはずよ」

御坂「はっ!べっ別にいいでしょ?」

結標「まああなたがどんなパンツはこうが私達には関係無いし…」

心理定規「そうね、全くその通りだわ」

602: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:37:37.08 ID:jv0sfwaZ0
垣根「ほいあがり」

上条「なんでババ抜きで一回も勝てないんだ…」

垣根(手札が窓ガラスに映ってんだよバーカ)

上条「やはり不幸な上条さんに勝利は…」

垣根「次はウノやるか、おい一方通行起こしてくれ」

心理定規「ちょっと起きてちょうだい、帝督が呼んでるわよ」ユサユサ

一方通行「zz…あっ…?」

結標「呼んでるわよ」

一方通行「お…なンだ?」

垣根「ウノやるぞ」

一方通行「ルール分かンねェぞ」

垣根「ほら、パッケージの裏見ろ。お前ならすぐ理解出来るはずだ」ポイ

一方通行「…ン」スッ

御坂「まさかホントにすぐ理解出来るの?」

心理定規「仮にも第一位よ、すくなくともここに居る誰よりも頭がいいはずよ。ねぇ淡希」

結標「そう信じてるわ」

心理定規「第一位を夫に持つなんてそれだけで勝ち組よ、凄いわホント」


603: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:38:22.47 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「覚えた」

垣根「よし、こっち来い」

一方通行「あァ」

御坂「待った!」

垣根「なんだ」

御坂「私も入れてちょうだい」

垣根「なんで」

御坂「ルール覚えたての今なら一方通行に勝てるかもしれないわ」

垣根「ちゃちいライバル視だな。まあいいぜ入れよ」

垣根「心理定規達はどうするよ」

心理定規「私達は遠慮するわ」

結標「見てるほうが面白そうだしね」

垣根「そうか、んじゃ始めるか」

604: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:39:24.81 ID:jv0sfwaZ0
御坂「緑リバース」

一方通行「赤リバース」

御坂「くっ…赤4」

垣根「赤ドロー2」

上条「緑赤黄ドロー2」

一方通行「ドロー4それと…ウノ」

御坂「……黄スキップ」

上条「黄リバース」

垣根「黄スキップ、ウノ」

御坂「…」

一方通行「黄ドロー2…あがりだァ」

上条「黄青青青ドロー2、ウノ」

垣根「なんでそんなに役札だけなんだよ…」

上条「役札しか来ないんですけど…」

垣根「ドロー4、あがり」

御坂「……」

605: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:39:52.99 ID:jv0sfwaZ0
上条「珍しくビリじゃありませんでしたよ!」

御坂「ねえ、役札じゃあがれないんじゃないの?」

垣根「そりゃハウスルールだ」

一方通行「チョロいゲームだったな」

垣根「ここでも二位とはな」

御坂「はぁ…」

上条「どうしたんだよ美琴」

御坂「そりゃ凹むわよ…ルール覚えたての一方通行に負けるわ…アンタにさえ負けるなんて…」

上条「そうか?楽しかったからいいだろ?」

御坂「そうね…」

心理定規「とんでもないウノね」

結標「最初美琴が優勢かと思った結果がアレよ」

垣根「所詮は第三位、頭脳戦でも敵じゃねぇな」

一方通行「そろそろかァ?」

垣根「みたいだな、準備しとくか」

上条「あの…着替えとかは…」

垣根「ずっと浴衣着てろよ、な?」

上条「…」

606: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:40:20.49 ID:jv0sfwaZ0
御坂「んーっ」

上条「長いバス旅だったぜ」

一方通行「そンな感じがするなァ」

心理定規「随分と緑も多いのね」

垣根「温泉の雰囲気も大事するってことで自然もかなり増やしたらしい」

結標「学園都市とは思えないわね」

垣根「まあとりあえず部屋に行こうぜ」

一方通行「だなァ」


上条「12階…の3号室…と2号室か…」

一方通行「どォいう部屋分けにすンだ?」

垣根「男女で3:3に別れる」

御坂「当然よね」

心理定規「え?」

結標「当然??」

御坂「え?何?まさか一緒の部屋で寝るとか大丈夫なの!?」

結標「まあ、夫婦だし」

心理定規「特別なんとも思わないわね」

御坂「えー」

607: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:40:49.55 ID:jv0sfwaZ0
麦野「っしゃあ!あがりぃ!!」

風斬「あー!」

海原「おや、負けてしまいましたか」

絹旗「なんということでしょうか…あと少しだったのに…」

黒夜「またビリかよぉ」

フレンダ「結局レベルが高いとゲームの勝率も高い訳!?」

浜面「落ち着けよフレンダ」

ショチトル「惜しかったな」

滝壺「わたしも、あとすこしだった」

削板「クソっ!悔しいぞ!」

土御門「あーあー」

番外個体「ミサカまた負けちゃった」

木山「少し危なかったな」

木原「つかよぉ、お前ら…そんな人数でババ抜きして楽しいか?」

木原「それにまだ終わってねぇだろ、なんで一人抜けた時点でゲーム終了にしてるんだよ」

海原「木原さん、頂点以外など意味無いのですよ?」

土御門「そういうことだ」

木山「実に面白かったぞ、木原博士も一緒にどうだ?」

木原「いや…やめとく」

海原「ん?そろそろですね」

608: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:41:19.34 ID:jv0sfwaZ0
浜面「おーアレがホテルか!随分立派だな!」

木山「確かに、かなり大きいな」

海原「もう一方通行さん達は着いてるでしょうか?」

土御門「もう昼過ぎになるし着いてるんじゃないか?」

麦野「早く温泉に入りたいわね」

フレンダ「私もよ」

絹旗「ですがタイミングを選ばないと浜面に超覗かれるかもしれません」

麦野「それもそうね、わざわざ宣言して入るのはアタリじゃないわね」

浜面「おい!」

番外個体「やーん、ミサカも覗かれちゃうのー?」

黒夜「そんなことしたら兄ちゃんが黙ってねぇぞ」

浜面「覗かねぇよ!!」

ショチトル「浜面は覗きをするのか?」

木原「多分するぜ?そんな面してやがる」

浜面「あんたも何言ってるんだよ!」

削板「覗きなんて男らしくないぞ!見るなら堂々と見ろ浜面!!」

滝壺「じゃあはまづらはおとこじゃないのかな?」

浜面「…」

609: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:41:46.17 ID:jv0sfwaZ0
男部屋

上条「すげぇ!学園都市中が見えるぞ!」

一方通行「あそォ」

垣根「窓の無いビルも見えるな」

上条「すげーなー。上条さんだけだと一生拝めない景色かもしれませんよ」

垣根「お前はどれほど貧乏なんだよ」

上条「ドが付くほど…」

垣根「…とりあえず浴衣になれよ。な?」

上条「まだ早いだろ…」

女部屋

結標「ひっろーい!」

心理定規「ホントね」

御坂「こんな景色も見れるのね」

結標「自然と科学が混ざってるすごい景色…」

心理定規「滅多に見れるものじゃないわね…」

610: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:42:23.06 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「てかよォ」

垣根「あ?」

一方通行「旅行券ってわりには質素だよなァ」

垣根「旅行券っつーよりは、なんだ?この温泉の招待券みたいなもんだな」

上条「旅行券と招待券は全然違うんじゃ…」

垣根「届くまでは俺も旅行券だと思ってたんだ、それが中身を見てみると招待券だったわけだよ」

一方通行「まァどっちでもいいがなァ」

垣根「だろ?結果として旅行みてぇなことになってんだしそれでいいよな」

上条「俺はいかにもこんな高級そうな所に連れて来てもらったんだ文句の一つもないよ」

垣根「当たり前だ、文句なんていったら女湯に突撃させんぞ」

一方通行「黒焦げになるか、真っ裸で外に放りだされるか、それとも知られたくないような事を喋るか。そのどれかだなァ」

上条「なんですかそれは…」

垣根「下手すりゃ全部だな」

一方通行「あァ」

垣根「とりあえずどうするよ?」

一方通行「風呂に行く時間でもねェしな…」

上条「じゃあお土産見に行こうぜ、明日じゃ遅いしよ。一泊なんだろ?」

垣根「いや二泊だ」

611: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:42:49.12 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「そォか、ンじゃなお更何やったらいいか分かんねェな」

垣根「…」

上条「…」

一方通行「…」

垣根「とりあえず外に出て温泉街でも見てくるか…」

一方通行「そォすっか」

上条「待った!」

垣根「?」

上条「せっかく温泉街に行くんなら浴衣着て行こうぜ」

垣根「はぁ?」

一方通行「…」

上条「そんなイヤそうな顔するなって…ほら!」

一方通行「チッ」

垣根「仕方ねぇな」

上条「そうそう」

612: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:43:21.12 ID:jv0sfwaZ0
上条「女の子達はどうすんだ?」

垣根「さぁな、まあとりあえずは別行動だ。たまにはこういう別れ方もアリだろ」

上条「そうか」

垣根「さて、どっちから出ればいいんだ?」

上条「普通にここから出ればいいんじゃないか?」

一方通行「違ェ、こっちだ。ホテルの裏から出てくンだよ」

垣根「おっ、マジか」

上条「へぇー、直通してんのか?」

一方通行「どォやらこのホテルの敷地内に温泉街が存在してるらしィな」

上条「温泉って天然物なのか?」

垣根「…いや、見る限り人工の温泉がほとんどみてぇだな。天然物もあるにはあるが数は多くねぇみたいだ」

一方通行「限りなく天然に近づけた人口…って感じだなァ」

上条「ふーん、随分と広いみたいだな…」

垣根「ま、行こうぜ。女達には別行動の連絡はしとくからよ」

一方通行「よし、行くかァ」

上条「おう」

613: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:43:55.58 ID:jv0sfwaZ0
心理定規「…」

結標「携帯、光ってるわよ」

心理定規「うん」

御坂「…」

心理定規「ふー、っと」

結標「誰から?」

心理定規「帝督から…別行動にするって」

御坂「私達はとっくに別行動してるのにね」

結標「そうね」

心理定規「…ところで、この足湯ってどうなの?」

結標「気持ちいいけど…わりと普通ね」

御坂「次は天然のに行ってみない?」

心理定規「それもいいわね」

結標「じゃ動こうかしら…」

614: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:44:25.10 ID:jv0sfwaZ0
麦野「なんで一緒の部屋なんだよ」

海原「ちょうどシーズンでして…」

土御門「この人数で部屋を用意するのは少し無理があるって話だったな」

海原「大部屋が空いてたのでこちらからお願いしました」

麦野「…」

海原「一つの部屋でギュウギュウにすし詰めになるのもどうかと思いまして」

麦野「なんのための招待券なんだよ」

海原「実は自腹で券を増やしまして…想定されていた人数をオーバーしたために…」

麦野「そうか…」

浜面「えっと…男五人で女九人か…」

木原「どういうふうにベッドを分けるんだよ」

木山「ベッドの数は八だな」

番外個体「…ん?これってもしかして…」

木山「ふむ…ベッドを独占出来るものが二人。独占した者がどちらも男性だった場合…最低三人の女性が男性と同じベッドで寝ることになる」

麦野「なんでそうなるのよ、男は床で寝かせればいいでしょ」

土御門「それでもいいが、今日俺達が床で寝たらお前たちにも床で寝てもらうぜ?せっかくの二泊なんだしな」

麦野「…」

615: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:45:02.48 ID:jv0sfwaZ0
木原「ま、誰が床で寝るのかは大した問題じゃねぇ」

黒夜「問題なのは誰がベッドを独占するのか…」

海原「せっかくですから全部クジで決めましょう」

絹旗「なんでそうなるんですか」

フレンダ「結局グループも浜面と同じで変体揃いだった訳よ」

黒夜「まあどうでもいいんじゃねぇの?」

絹旗「ちょっ…黒夜!」

海原「おや、潔いですね黒夜さん」

麦野「ねえ」

海原「はい?」

麦野「これって完璧リサーチ不足よね」

海原「…」

麦野「あんたもしかして結構適当に取り決めしたんじゃないの?ていうか男女比おかしいわよね?」

海原「せっかくの高級ホテルなんですから宴会場に布団敷いて雑魚寝もどうかと思いまして…」

海原「親しい人達を適当に誘ってたらこのような男女比に…それに大人の方は木原さんだけなのもどうかと思いまして」


616: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:45:28.42 ID:jv0sfwaZ0
海原「一方通行さんの保護者さんにも声を掛けたのですがあいにく都合が付かなくて…それで他に誰かいないか番外個体さんにお聴きしたところ…」

海原「木山さんのお話を聴いたので、それならば番外個体さんも連れて行こうと思いまして」

麦野「まあ、そいつらは分かったわ。でもどうしても分からないのが二人居るの」

海原「はい、どなたでしょうか?」

麦野「削板とあの眼鏡の子よ」

海原「ああ、削板さんは土御門さんのお知り合いで…自分も何回かお話をしたので」

海原「風斬さんですが、先日の披露宴でショチトルと仲がよくなったので、是非とも連れて行きたいとショチトルが」

麦野「そう、まあなんでもいいわ」

海原「では早速クジを…」

ショチトル「待てエツァリ」

海原「はい?」

ショチトル「私は風斬と寝たい」

海原「そうですか?まあ別にいいですよ。ベッドは今から決めるので少し待っていてくださいね」

風斬「あっ、ありがとうございます!」

海原「いえ、この程度」

麦野「ねえ、私は一人で寝たいんだけど」

海原「それは出来ません」

麦野「…」

617: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:45:56.58 ID:jv0sfwaZ0
海原「みなさん、引きましたか?」

削板「まだ引いてないぞ!」

海原「おや失礼、ではどうぞ削板さん」

削板「おう!」

海原「さて、では改めて。ベッドの組み合わせを発表しますね」

海原「一番のクジは…」

滝壺「わたし」

絹旗「はい」

海原「滝壺さんと絹旗さんですね。ではあちらのベッドにどうぞ。次いで二番」

麦野「私よ」

海原「あと一人です。誰でしょうか?」

土御門「俺だ」

麦野「…」

海原「はい、お疲れ様です。ではあちらに。次は三番、このベッドは独占ベッドです」

木原「おう、俺だ」

海原「おめでとうございます。あちらにどうぞ。次は四番です」

浜面「ん」

海原「おや、自分ですか…」

浜面「…」

618: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:46:26.31 ID:jv0sfwaZ0
海原「さて、次は五番」

海原「居ないみたいですね、ではショチトルと風斬さんはこのベッドに」

風斬「はい」

海原「次、六番」

黒夜「私だ」

木山「おや、私みたいだな」

海原「ではこっちです。次は七番」

削板「おっす」

フレンダ「…私よ」

海原「はい、意味が分からない組み合わせですね。あちらです」

海原「では最後、番外個体さんが独占ですね。おめでとうございます」

番外個体「ラッキー」

海原「さて、みなさん。どうでしょうか?」

海原「麦野さんなんかはドキドキなんじゃないでしょうか?」

麦野「あ?」ジジジ

海原「さて、他の皆さんはどうでしょうか?」

619: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:47:33.37 ID:jv0sfwaZ0
絹旗「私達は普通ですね」

滝壺「うん」

麦野「変な事すんなよ」

土御門「嫌ならどうとでもすればいいぜい」

麦野「いいわよ、みんな対等な条件で決めたんだし」

浜面「…」

海原「変な事はしないでくださいね?」

浜面「誰が…」

木山「黒夜くんか、よろしくな」

黒夜「呼び捨てでいいぜ」

削板「仲良くやろうな!」

フレンダ「仲良くって…どうなのよ」

木原「これもブーケ取った故の幸運だな」

番外個体「ホントにラッキー」

海原「ちなみに明日も改めてベッドの組み合わせを決めますからね」

番外個体「え」

620: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:48:05.52 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「おえっ…」

垣根「なんだよパフェ温泉って…うっ…」

上条「そんなに変か?この温泉」

垣根「温泉つうかこのギャグみたいな組み合わせは風呂だな風呂。パフェ風呂だよ、温泉なんて認めねぇ」

一方通行「うげェ…甘ったるい臭いが…」

上条「ははっ、見ろよコレ。生クリームみたいだぜ」

垣根「臭いもさながら生クリームだな」

一方通行「どォなってンだよ…」

上条「次は…カレー温泉ってのに行こうぜ」

垣根「ダメだ、普通のトコに行くぞ」

上条「せっかくだから変な温泉を味わおうぜ?」

垣根「ダメだ」

上条「なぁ一方通行さんもなにか言って下さいよ」

一方通行「向かいに普通の温泉があるみたいだぜ」

垣根「行くか」

上条「おーい」

621: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:48:34.43 ID:jv0sfwaZ0
ドンッ

上条「あ、すいません」

木原「あ?気をつけろよ?」

一方通行「あ?」

木原「お?」

一方通行「なンでお前が…」

木原「はっ、温泉に入りに来たからに決まってんだろ」

一方通行「一人でかァ?」

木原「はぁ?一人なわけねぇだろ。ちゃんと後ろに…ああ?」

一方通行「後ろになんだって?」

木原「いや、一人で来たわ」

一方通行「そォかい、じゃあな」

木原「ああ」

垣根(あいつは確か…披露宴の時に居た…)

一方通行「おィ、行くぞォ」

垣根「おう」

622: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:49:02.31 ID:jv0sfwaZ0
上条「効能は肌がスベスベになる…」

垣根「どうやらここは混浴ありきみてぇだな」

上条「へ、へぇー」

一方通行「混浴だろォが関係ねェよ。さっさと入ろうぜ」

上条「おいおい!待てよ!」

垣根「何気にしてんだよ、行くぞ」

上条「ええー」


垣根「…」

上条「…」

一方通行「…」

麦野「…」

木山「ん?」

風斬「…」

上条「あれ?風斬?」

風斬「あ、こんにちは」

垣根「なんでお前がここに…」

麦野「こっちのセリフよ」

木山「やあ、一方通行」

一方通行「あ、あァ」

623: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:49:30.33 ID:jv0sfwaZ0
麦野「なに?あんたたち混浴だからわざわざ来たの?」

上条「いえ…そういうわ『それもある』…おい!垣根!」

麦野「あんた奥さん泣くわよ?」

一方通行「別に俺は裸が見たくてここに来たわけじゃねぇ」

垣根「現にテメェら揃ってタオル巻いてるじゃねぇかよ」

木山「おや、そういえば湯船にタオルは浸けてはいけないんだったな」シュル

上条「ちょちょっ、ちょっと!木山さん!」

風斬「おおー」

木山「ん?どうしたんだ?」

上条「いや、どうしたって…」

垣根「ほほほほほほお!」

一方通行「…」

麦野「コイツは…。心理定規に監禁されてた理由が分かった気がするわ」

一方通行「奇遇だなァ、俺もだ」

624: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:49:56.67 ID:jv0sfwaZ0
垣根「まあ入ろうぜ!」

上条「そうだな、あんまり女子陣と近いとアレだしあっちの方に入ろうぜ」

一方通行「あっちだなァ、よし」

木山「ん?君達もどうしたんだ?」

麦野「普通男の前じゃタオル取らないわよ?」

風斬「そ、そうですよ!いくら湯船にタオルを浸けてはいけないって言ってもですね…」

木山「そうか?まあいいじゃないか、そんな過剰に反応してたわけでもないしな」

麦野「いや、思いっきり反応してたヤツ居たしね」

麦野「でも私の裸体なんかを見ても…」

風斬「そんなことありません!」

木山「え?」

麦野「まあそうね。あんた中々スレンダーな体つきしてるし、それに美人だもの」

木山「そうか?」

風斬「うーん…」

麦野「恋愛に鈍いのも何人か見てきたけどこういうのに鈍いのも居るもんだね」

「よお!姉ちゃん達!」

麦野「ん?」

625: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:50:25.23 ID:jv0sfwaZ0
垣根「!」

上条「どうした?」

垣根「…」ヒョイ

上条「お、おい?」

一方通行「何人だァ?」

垣根「…三、いや四人だな」

一方通行「まァ麦野が居るから心配ねェだろ」

垣根「能力が使えるなら、な」

一方通行「どォいう…」

垣根「看板見なかったのか?温泉内での能力使用は厳禁。特殊なジャマーによる防衛策が練られてるから能力は使えないぞ」

一方通行「はァ?」カチッ

チャプチャプ…ザバババババ!

一方通行「いや、イける」

垣根「反射が効いたみたいだな、俺は…無理だな」

上条「おい!一体どうしたんだよ!」

垣根「旅先につき物のナンパだ。結構面倒なタイプ」

上条「はぁ?」

626: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:51:26.53 ID:jv0sfwaZ0
麦野「なにあんた達」

「なにってヒドイなー。へへ」

「こんなトコで声かけるなんて、目的は一つに決まってんでしょ」

麦野「一日デート?それとも体?」

「ふはっ、両方なんてのは??」

麦野「お断り。間に合ってんのよそういうのは分かったらさっさと散りなさいよ」

風斬「あわわ」

木山「まあ麦野くんに任せようじゃないか」

「なんだよなんだよ。女三人で寂しく温泉なんかに浸かってるんだから彼氏なんてみんな居ないんだろ?」

麦野「チッ、うるせぇな…!」

麦野(能力が使えない?)

「どうしたの?こっちに指なんか向けて」

麦野(ジャマーか…よくよく考えれば一般人の多い、それに外来の多いこの施設に対策が無いわけがないか…)

「どうしたんだよ?ほら、一緒に周ろうぜ?」グイッ

麦野「!いやっ」

「お?結構ウブな反応」

「いい感じだね?へへへ」

627: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:51:55.97 ID:jv0sfwaZ0
木山「はあ…君達…」

「ん?あれ?君タオル付けてないの?」

「おお、おお、おお」

「そっちの眼鏡の子もさ、曇っちゃうよ?眼鏡外しなよ」

風斬「えっ、いや私は…」

「ほら、みんなこっちきな…ゴボッ!?」

「な?なんガボボっ!!」

ザバババババババ!

麦野「!?」

「グボッ!?な、なんだ!?水!?」

一方通行「あーあァ、お湯が減っちまったよ」

「なんだコイツ!今のお前がやったのか!?」

「で、でもここは能力は使えないハズじゃ…」

垣根「んだよ確信犯かよ、でもま知らなきゃ行動はしねぇか」

上条「大丈夫か?風斬」

風斬「あっ、はい大丈夫です」

垣根「アイツがなんとかするみたいだぜ?」

木山「そうか、助かるよ」

麦野「…」

628: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:52:23.37 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「いいかァ?オマエら、ここに一枚のタオルがあるだろ?」

「はっ?タオル?それがなんだよ…」

一方通行「まァ、見てろよ」ペシペシ

「おい、タオルで叩くんじゃねぇよ。ケンカ売ってんのか?」

一方通行「ハッ、オマエに買えるかなァ?」ペシペシ

「あ?んだとぉ?」

一方通行「ふン」ペシペシ

「おい!いい加減に…っつ!」ゴキ

一方通行「ひゃはッ」

「お、おい!?」

「気絶してやがる…」

「なにしやがった!」

一方通行「タオルにかかる力のベクトルを操作した…」

「は?」

「意味分かんねぇがっ!!」ゴキッ

一方通行「かかか…」

629: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:52:50.16 ID:jv0sfwaZ0
「おい!大丈夫か!?」

「クソッ!一旦出るぞ!」

「ああ!」

「覚えてろよオマエら!」

一方通行「ン?忘れもンだぞ…オマエらァ」

「はっ?」

一方通行「そら」カコォン

「桶??ぶっ」バキッ

「んがっ」バキッ

一方通行「おィ、聴こえてっかァ?」

「な…なんだよオマエ…」

一方通行「ありゃァ俺達の女なンだよ…次に手ェ出したら気絶じゃすまねェぞォ?仲間が居ンならそいつにも言っとけよォ?」

一方通行「こンなくだらねェ真似すンなってなァ」

「は、はい…」

一方通行「オヤスミ」

「んがっ……」

630: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:53:19.55 ID:jv0sfwaZ0
垣根「あーあーあー、桶壊しやがったな。それも二つ」

一方通行「仕方ねェだろォが、ほらタオル返すぜェ」

木山「ああ、助かったよありがとう」

上条「アイツら大丈夫なのか?」

一方通行「気絶してるだけだ」

風斬「はー、どうなるかと思っちゃいました…ありがとうございます皆さん」

垣根「いやなに、どうってことないよ」

一方通行「…」

麦野「…助かったわ、その…ありがと」

一方通行「あァ、オマエらだけで来たのか?」

麦野「いや、あんたのトコのニヤケ面に誘われて大人数で来たわ」

一方通行「なるほどォ、どォりで木原が居たわけか。なるったけ女で行動すんなよ?少し危ねェみたいだからな」

麦野「…考えておくわ」

一方通行「とりあえず出るかァ、次行こうぜェ?」

垣根「だな」

上条「お、行くのか。じゃあな風斬に木山さん…と…『麦野だ』麦野さん」

631: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:53:46.26 ID:jv0sfwaZ0
風斬「行っちゃいましたね」

木山「さすがは第一位だな。ジャマーをものともしないとは」

麦野「はー」

木山「ほっとしたかね?」

麦野「正直ね」

木山「あの状況では仕方ない、精一杯彼らに感謝するとしよう」

風斬「それより最後に一方通行さんが言ってた俺達の女っていうのは…」

木山「我々を守るために言っんだろう。随分と頭が回るものだ」

麦野「でも…悪い気はしなかったわ」

木山「男性に守られるということがアレだよ。貴重な体験をしたな」

麦野「そうね、もう二度とない体験かもね」

木山「じゃあ行こうか。他の女性陣たちと一緒に行動していれば少しは安全だろう」

風斬「この人達はどうしますか?」

麦野「ほっときましょ。しったこっちゃないわ」

632: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:54:15.34 ID:jv0sfwaZ0
心理定規「…」

結標「…」

御坂「…」

「なあなあ、そんな気難しい顔しないでさー。いいだろ?」

「そうそう、せっかく知り合ったんだしさ」

結標「分かったわ、じゃあ一緒に回りましょ?」

「おっマジで?やりー」

御坂「ちょっと結標!」

心理定規「!そうねじゃあ行きましょう?」

御坂「心理定規まで!」

結標「着替えたいから外で合流しましょうよ」

「えっ?そうだな、うん。じゃあ外で!」

「やったなーかなりレベル高い子ゲットじゃん」

「だろだろ?ははははは…」

結標「じゃ外に行きましょ」

心理定規「そうね」

御坂「えっ?本当に?」

結標「…」

633: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:55:48.24 ID:jv0sfwaZ0
「お待た…」ヒュン

「あれ?どこ…」ヒュン

結標「ふん」

心理定規「やっぱりね」

御坂「なるほどねー」

結標「当然よ、一方通行が居るのに付いていくハズないじゃない」

心理定規「それもそうね」

御坂「それでどこに飛ばしたのよ」

結標「知らないわ、服剥いで適当に飛ばしたから。運が悪ければ外ね」

心理定規「でも考えたわね。中じゃ能力が使えないからわざわざ外に誘導して能力使うなんて」

結標「あんまり派手な能力じゃないから助かったわ」

心理定規「美琴の能力だと目立つからね」

御坂「どういうことよ」

心理定規「美琴だとあんまり考えないでバカスカ打つってことよ」

御坂「んなっ」

結標「でもナンパなんてどこに行ってもいるのね」

御坂「そんなもんよ」

心理定規「次もナンパされたら同じ方法でやるの?」

結標「そうね、静かだし、一瞬で顔を見なくてすむしね」

御坂「なんか、あんた達には敵いそうにないわ…」

634: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:56:13.99 ID:jv0sfwaZ0
浜面「一方通行に助けられたのか」

麦野「そうね、助けられたってことになるわね」

浜面「ていうか一方通行もこの温泉街に来てたんだな」

海原「最初に一方通行さんもお誘いしたんですが、垣根さんの招待券で行くとのことでしたので…場所も同じでしたのでいいかと思いましてね」

浜面「へぇ、ってことは垣根も来てるのか」

海原「そうなりますね」

風斬「あと上条さんも居ましたよ」

木山「そうだな、その二人に加えて上条くんも居たな」

海原「そうですか、でも無事でなによりです。それで、何のご用でしょうか?」

麦野「絹旗達の居場所、教えてちょうだい」

海原「なるほど、絹旗さん達は…確か温泉卵のお店に行かれましたよ。温泉卵のお店はそこの店と合わせて二つしかないのですぐに分かると思いますよ」

麦野「そう、じゃあ行ってみるわ」

海原「お気をつけてどうぞ」

635: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:56:40.71 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「そォいや晩飯はどォなってンだ?」

垣根「んとだな…ホテル側が出してくれるらしい」

上条「飯食った後も温泉街に出れるのか?」

垣根「みたいだな」

上条「じゃああんまり本腰入れて温泉入る必要もないな」

垣根「そういうことだ」

一方通行「次はどォすンだ?」

垣根「少し腹が減ったな」

上条「温泉と言えば温泉卵ですよ!」

垣根「んじゃそれでいいか」

一方通行「店はあっちだなァ」

垣根「おっ、じゃあ行くか」

上条「温泉地で食う温泉卵なんて初めてだなー」

636: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:57:14.11 ID:jv0sfwaZ0
絹旗「ふむ」

番外個体「どうしたのさ」

絹旗「この浴衣なんですが、少し胴回りがキツくて…」

黒夜「卵食い過ぎたんじゃねぇか?」

絹旗「そんな!まだ四つしか食べてませんよ!」

ショチトル「それはまだ、なのか?」

フレンダ「私はもう四つ、ね」

滝壺「このたまごは大きいね」

ショチトル「ダチョウの卵風温泉卵と書いてるな」

フレンダ「これ食べたら間違いなく胴回りがキツくなるって訳よ」

「おじょーさん」

絹旗「む、ナンパですか?」

番外個体「どこにでもいるねー」

黒夜「まったくよォ…って」

637: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:57:41.47 ID:jv0sfwaZ0
垣根「よお」

黒夜「なんだよチンピラかよ」

番外個体「どのみち軟派野郎だったわけか」

絹旗「偶然ですね」

一方通行「オマエらも来てたのか」

絹旗「ええ、一方通行が超行ったあとに海原さんが来まして、それで」

一方通行「ほォ」

上条「ちょっと、誰ですかこの子達は」

垣根「全員一方通行と俺の知り合いだ」

絹旗「食べに来たんですか?」

一方通行「ン?」

絹旗「卵」

一方通行「あァ、そうだなァ」

番外個体「だったらこれ食べなよ。おいしいよ」

一方通行「おい、こいつァ」

番外個体「ミサカの食べかけ」

一方通行「…」

638: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 20:59:38.96 ID:jv0sfwaZ0
垣根「このダチョウに挑戦してみるか」

上条「これを食べるのか…」

フレンダ「信じらんないわ、チャレンジ精神で食べてみようだなんて」

ショチトル「そんなに食べて大丈夫なのか?」

垣根「一応男三人だ、なんかあってもなんとかなるだろ」

滝壺「どれぐらい黄身がはいってるのかな?」

垣根「多分半分くらいじゃないか?」

ショチトル「ダチョウの卵風ってだけだからな…一体どうやって作ってるんだ?」

垣根「さぁな。おい、このダチョウを一つくれ」

上条「あ、本当に食べるんですか?」

垣根「当たり前だろ、せっかく変な物を見つけたんだ」

上条「じゃあその原理でカレー温泉に行こうぜ!」

垣根「そいつはゴメンだ」

上条「そ、そうか」

639: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:00:14.76 ID:jv0sfwaZ0
垣根「うわ、なんだこりゃ」

上条「白身の量が…」

垣根「てかどうやって食うんだよ」

上条「ここの部分をだな…こうして…」

垣根「お、そうか。殻を使って…」

一方通行「普通の温泉卵だな」

番外個体「ミサカの食べかけなのに?」

一方通行「…あァ」

番外個体「つっまんないのー」

黒夜「間接キスなんかよりも凄い事してんだから当然だろ」

番外個体「そういやそうかもね」

一方通行「…ン?」

垣根「!」

ヒュン ドサドサ!

「おわっ!いてて…」

「一体なにが…」

640: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:00:42.38 ID:jv0sfwaZ0
絹旗「むむむ?」

ショチトル「裸の男??」

滝壺「?」

フレンダ「!?」

垣根「なんだ?こいつら」

「あれ?」

「赤毛の姉ちゃんは?」

一方通行(赤毛…?)

垣根「おい、なんだオマエら」

「は?あれ?なんで裸なんだ?」

「???」

垣根「いきなり素っ裸で目の前に現れやがってよ…能力者か?」

一方通行「なるほどなァ…」

垣根「ん?

一方通行「オマエらここに飛ばされる前に赤い髪で後ろに髪を結った女に話かけなかったか?」

「へ?あ、ああ。そうだけどよ…」

「おっかしーな…」

一方通行「ソイツなァ…俺の連れなンだわァ」

641: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:01:11.16 ID:jv0sfwaZ0
垣根「ほぉ」

上条「え?どういうことだ?」

垣根「こいつら、さっき結標に声かけて、んで能力で飛ばされたんだろ」

一方通行「はァ…なんて声かけたンだァ?」

「は?男いないし寂しそうだから一緒に回ろうぜって…あがっ!」

「むぐっ!」

一方通行「ふン」

絹旗「超気絶させたんですか」

一方通行「あァ」

黒夜「うわーちっちぇ」

番外個体「上位個体の親指くらいかな」

垣根「このままで放置しとくのか?」

一方通行「別に問題ねェだろ」

ショチトル「ふむ…」ジー

フレンダ「なに?興味津々な訳?」

ショチトル「え?いや…別に…」

滝壺「この人達、風邪ひかないかな?」

一方通行「大丈夫だろ」

642: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:01:55.07 ID:jv0sfwaZ0
垣根「これ全部やるよ」

上条「え!?全部ですか!?」

垣根「ああ」

一方通行「オマエらも気ィつけろよォ?少し変なナンパも居るみてェだしな」

絹旗「言われなくても」

番外個体「黒夜他に実物見たことあるの?」

黒夜「いや無い。でも分かる。これはちっちぇってな」

フレンダ「ワーストは見たことあるの?」

番外個体「あるよ、一方通行のを…」

一方通行「見せた覚えも見られた覚えもねェぞ」

番外個体「チッ」

垣根「おい、次行こうぜ次」

一方通行「だなァ」

上条「えっ?まだ食い終わってないんですけど!」

垣根「はぁ?さっさと食えよ」

上条「お前が渡してきたんだろ!」

........................................
...........................
...................
...........
......
...
.

643: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:02:19.21 ID:jv0sfwaZ0
垣根「はーっ。疲れた」

上条「おっ、うまいなコレ」

御坂「ホントねー」

一方通行「淡希ィ、お前今日能力使って人飛ばしやがったなァ?」

結標「あら、なんで知ってるのかしら」

一方通行「飯食ってたら目の前に飛ンできたンだよ。素っ裸の男が二人なァ」

心理定規「一応温泉街の中に飛ばされたのね」

結標「少し、しつこかったからお仕置きしたのよ」

垣根「食事中に変なモン見せやがってよぉ」

心理定規「仕方ないじゃない。私の能力じゃ役に立たないし、美琴の能力じゃ黒コゲになっちゃうもの」

結標「それに服着せたまんまじゃお仕置きにならないでしょ?」

一方通行「まったく…」

結標「それとあなたもよ?一方通行」

一方通行「はァ?」

結標「さっき木山さんに聴いたわ。タオルで人を気絶させたそうじゃない」

一方通行「ありゃ仕方なしだ」

結標「まあなんでもいいわ。人助けしたんだし」

一方通行「だろォ?」

644: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:02:46.01 ID:jv0sfwaZ0
垣根「お前ら飯食ったらどうすんだ?」

心理定規「また温泉に浸かりに行くわ。今度はゆっくりとね」

一方通行「そォか、まァ十分気をつけろよ」

結標「あなたは行かないの?」

一方通行「今日は疲れたからなァ。少し体を休めるわァ」

結標「そう」

御坂「そういえば明日はこのホテルの大浴場でいいのよね?」

心理定規「ええ、13階のね。頼み込んで貸切にしてもらったわ、そうよね帝督」

垣根「ああ」

上条「貸切?それって混浴なのか?」

垣根「そんなわけないだろ。第三位と一緒に入りたければ他の混浴に行けよ」

御坂「はぁ?あんた私と入りたいのぉ?」

上条「はっ、いやそんなわけでは…」

一方通行「やけに大人しいなァ」

垣根「さっきコーラを持ってきてやった」

一方通行「また未元コーラか…」

垣根「ああ、そうでもしねぇと照れて大変だからな」

645: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:03:21.42 ID:jv0sfwaZ0
御坂「この頃さーコーラ飲むと不思議と気分が落ち着くのよねー。やっぱり電気は炭酸と相性いいのよね、うん」

上条「なんだそりゃ?」

御坂「だからぁ前までの私ならこんな状況だと緊張して電撃を飛ばしちゃうのよ、ね?分かる?」

上条「うーん、分かるような分からないような…」

御坂「でもコーラが切れたとき反動が凄まじいのよね…」

上条「はぁ…そうですか」

垣根(コーラが切れるだと?なに言ってるんだ?)

一方通行(…)

心理定規「バスの中でも飲んでたわね。コーラ」

結標「コーラに反応するなにかが入ってるのかしら」

御坂「そういえば一方通行」

一方通行「あン?」

御坂「あんたさー黒子になにかした?」

一方通行「はァ?なにかってどォいうことだよ?」

御坂「やたらとあんたのこと話すのよねー。やれ一方通行さんは、それ一方通行さんがって」

御坂「やたらと顔赤くして言うのよ」

646: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:03:48.88 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「はァ?知らね…!」

御坂「?どうしたの?」

垣根「白井だとぉ?そういや白井に会ったのは旅行に行く前日だったな…」

心理定規「は?あなたが言ってたレベルが上がらなくて悩んでる女の子って黒子さんだったわけ?」

垣根「いや、白井じゃねぇ。そいつの友達だ。話してる間白井は一方通行に任せてたから何があったかは俺は知らねェな」

一方通行(コイツ…)

結標「えっ!?どういうことなの?一方通行」

一方通行「どォいうこともなにも…少し話しただけだ…」

結標「それがどうして赤面してあなたの事を話すことに繋がるの!?」ブンブン

一方通行「ヤ…ヤメロ…ゆゆゆ、揺らすな…」ガクガク

上条「この蟹おいしいなぁ」

結標「ねえ!」ブンブン

一方通行「あがが…」ガクガク

垣根「おいおい、それじゃ話せないだろ」

結標「あっ!そ、そうね」パッ

一方通行「ンがっ」

647: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:04:17.44 ID:jv0sfwaZ0
結標「さ、さぁ話してちょうだい!」

一方通行(垣根ェ…)

結標「ね、ねぇ!どうしたの!?」

一方通行「俺は…垣根に白井の相手を任せられただけだ…白井の気を引けってなァ!!」

垣根(!一方通行…)

一方通行「安心しろォ淡希…オマエが心配してるよォな事は一切ねェよ…俺はオマエしか見てねェンだからなァ」

結標「一方通行…」

心理定規「???どういうことなの?帝督」

垣根「だからよ…その悩んでる子がさ、レベルそのものにコンプレックスを持ってるんだよ…」

垣根「んで心のどこかでやっぱ高位の能力者である白井に少なからず嫌悪感を持ってたわけだよ…だから少しでもそういう気持ちを払拭してもらおうと思ってな」

心理定規「そうなの?まあ信じるわ」

垣根「ああ」

上条「ほら、この蟹食ってみろよ美琴」アーン

御坂「ん…」

648: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:04:53.12 ID:jv0sfwaZ0
心理定規「ちょっと、いつまで抱き合ってるのよ」

結標「はっ」

一方通行「ン…もうイイのかァ?」

結標「うん」

一方通行「そォか」

御坂「早く温泉行きましょうよ」

心理定規「時間、無くなっちゃうわよ?」

結標「じゃあ行きましょうか」

上条「俺達は部屋に戻ってるよ」

御坂「わかったわ。多分もう寝るんでしょ?また明日ね」

上条「おう」

垣根「んじゃ戻るか。くれぐれも気をつけてな。暗いし何があってもおかしくねぇからな」

一方通行「なンかあったら俺達が行けばイイ」

心理定規「じゃあどうしようも無かったら呼ぶわ」

結標「大丈夫だと思うけどね」

一方通行「そォだとイイな」

結標「じゃまた明日ね」

心理定規「おやすみ、帝督」

垣根「ああ」

一方通行「ン」

649: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:05:19.68 ID:jv0sfwaZ0
ガチャ

麦野「ふぅ」

海原「おや、戻って来ましたね」

土御門「悪いが先に夕飯は取らせてもらったぜい」

麦野「いいわよ別に。こっちはこっちで夕飯取ったし」

ショチトル「温泉もさることながら、なかなかの夕飯だった」

海原「そうですか、それは良かったですね」

木山「君達も来れば良かったのにな」

海原「いえ、我々は遠慮させてもらいますよ」

風斬「なんか私たちだけで温泉を堪能したみたいで悪いですね」

絹旗「ああ言ってることだし。別に超いいんじゃないですかね」

フレンダ「あれ?削…板だっけ?はどうしてんの?」

海原「削板さんですか?彼はもう寝ていますよ」

黒夜「そういや今日全然見かけなかったけど何してたんだ?」

土御門「確か木原と色々回ってたみたいだぞ」

黒夜「あっそ、んでその木原は?」

浜面「自販機に行ったみたいだぜ」

650: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:05:46.23 ID:jv0sfwaZ0
滝壺「…」

絹旗「どうしました滝壺さん?」

滝壺「ごめんきぬはた。わたしももう寝るね」

絹旗「ああ、そうでしたか。どうぞ」

滝壺「うん、おやすみ」

絹旗「はい、超おやすみなさい」

浜面「そういやワーストちゃんだっけか?その子は?」

麦野「あれ?」

黒夜「そういえば途中から見てないな」

木山「博士みたいに自販機に行ってるのかも知れないな」

絹旗「捜してきましょうか?」

海原「いや、その必要は無いでしょうね」

土御門「そうそう、レベル4クラスの力があるんだ。心配はいらないと思うぜい?」

麦野「そういえばさ、さっき一方通行の連れ達にあってね」

土御門「ん?」

麦野「私たち、明日は13階の大浴場でお風呂に入るから」

土御門「そうか、まあいいんじゃないか?」

麦野「一応言っといた方がいいと思ってね」

651: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:06:17.83 ID:jv0sfwaZ0
ガチャ

木原「ったくよぉ…」

番外個体「はぁーあ」

木山「おや、二人共自販機に行ってたのかな?

木原「ああ、途中でコイツに絡まれてな。ついでに一緒に行ってきた」

ショチトル「何かあったのか?」

木原「なにって…一方通行とコーヒーの取り合いだよ」

風斬「ふふっ、なにがあったのか分かる気がします」

フレンダ「え?どういうことな訳?」

麦野「番外個体が疲れてるってことは番外個体を巻き込んでコーヒーの取り合いしたってことでしょ?」

番外個体「ミサカ疲れたー」

木山「何があったんだい博士?」

木原「あ?だからよ、どこの自販機行ってもコーヒーが無くてよ。んで売店に行ったらラス1が見つかってな、あとは居合わせた一方通行と取り合いだよ。まったく…」

番外個体「結局負けちゃったのよねー」

木原「クソガキがよぉ…文句あんなら13階に来いだと?ったく、生意気によぉ…」ブツブツ

絹旗「…」

黒夜「?」

652: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:06:46.48 ID:jv0sfwaZ0
削板「うおっ!!」ガバッ

「「「「!?」」」」

土御門「な、なんだ?どうした?」

削板「恐ろしい夢を見た…」

浜面「はぁ?一体どんな夢だよ?」

削板「よく覚えてないが…一位と二位が揃ってボロボロになってる夢だった…」

浜面「それ、恐ろしいか?」

土御門「学園のトップ2がやられればそりゃ恐ろしい敵だぜい」

浜面「そりゃそうか。はははっ」

削板「うーむ…」

木原「おい、どうした?」

削板「あいつらの顔を見てくる。同じホテルに居るんだよな?」

木原「あ?ああ、確か13階の…何号室だったかな?まあ13階に居るはずだ」

削板「そうか!ちょっと行ってくる!」バタン

浜面「あいつ、忙しいなぁ」

653: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:07:15.47 ID:jv0sfwaZ0
土御門「さて、そろそろ寝るか」

風斬「そうですね、私も今日はちょっと疲れました…」

フレンダ「ん!そういえば削板居なくなったから私一人じゃん!やった!」

土御門「すぐ戻ってくると思うけどな」

フレンダ「その前に寝付けばいいって訳よ。変に意識しなくていいし」

木山「じゃあ私は先にベッドに失礼するよ」

黒夜「おう」

木原「俺はバーで酒飲んでくるかな」

浜面「おっ、じゃあ俺も行くぜ」

木原「おう、好きにしろ」

ショチトル「私も寝るか…おやすみエツァリ」

海原「ええ、おやすみなさい」

番外個体「ミサカはもう少し起きてよっかな」

絹旗「私もそうします。まだ寝れそうにありませんから」

土御門「そうか?明日もあるからあまり無理しないようにな。ん?麦野は…?」

654: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:07:44.86 ID:jv0sfwaZ0
海原「あれ?」

黒夜「ん?もうベッドに入ってるみたいだな」

土御門「いつの間に…」

海原「黒夜さんはどうなされます?」

黒夜「もう少し起きてる」

海原「そうですか。土御門さんは…」

土御門「ん?」

海原「なにやってるんですか?」

土御門「気付かれないように布団に入ろうとしてるんだが…」

海原「そうですか…」

土御門「…チィ!」バサッ

麦野「なにすんのよ!」

土御門「布団に入れろ!」

麦野「はい、どうぞ」チョイ

土御門「おい!こんな端っこだと落ちるだろ!」

麦野「うるさいわねぇ…ほら、好きにすれば?」ヒョイ

土御門「そう、それでいいんだ…」

655: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:08:10.58 ID:jv0sfwaZ0
ドンドンドン

「おーい!生きてるかー?」

垣根「一体なんだ?」

一方通行「新手の宗教かァ?」

上条「気になるな…」

垣根「じゃあ出てこい、ほら」

上条「んー、まあいいか。はいはーい生きてますよ…」ガチャ

ガンッ

上条「んがっ」

削板「生きてるか!?第一位、第二位!」

一方通行「は?」

垣根「なんだよ、削板かよ。なんの用だ?てかお前も旅行に誘われたのか」

削板「良かった!無事みたいだな!」

一方通行「ン?一体どォいうことだァ?」

削板「おう、実はな…」

656: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:09:37.38 ID:jv0sfwaZ0
垣根「はーん、俺達がボロボロになる夢ね」

削板「あとは…途切れ途切れだが第一位が逃げる夢も見た」

一方通行「俺が逃げるゥ?」

削板「そうだ!まあ、無事ならなによりだ!じゃあな!」

垣根「おい、待て!」

削板「ん?」

垣根「今飲んでたんだがお前もどうだ?」

削板「いや、俺はいい。すぐに酔いが回るからな!はははははは!」ガチャ

上条「いてて…」

一方通行「なンだったンだ…」

垣根「わからん。…続きするか」

一方通行「だなァ」

657: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:10:20.89 ID:jv0sfwaZ0
番外個体「で、どうするの?」

絹旗「当然、実行します。そんな超面白そうなこと」

番外個体「今0時を回ります、あと一時間ぐらいしたら行動に移しましょう」

番外個体「了解」

黒夜「さっきから何話してんだよ」

絹旗「黒夜にはあまり関係の無いことです」

黒夜「ふぅん。まいっか」

絹旗「それにしても…」チラ

麦野「zzzZ」

土御門「んん…zzZ」

絹旗「超仲良く寝てますね。この二人」

黒夜「あっちなんか削板ベッドから落ちてるぜ」

フレンダ「ん…」

削板「…」

番外個体「ショチトルと氷華は仲良く寝てるね」

ショチトル「zzZ」

風斬「すー…zzZ」

黒夜「ん…私も寝るかな」

絹旗「おや、そうですか?」

黒夜「うん…目がしぽしぽしてきた…。よいしょ…っと」

番外個体「おやすみー」

黒夜「ああ…」

絹旗「ふふ…」

658: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:10:49.38 ID:jv0sfwaZ0
翌朝

垣根「ん……ん?」

上条「…どうした…?」

垣根「……いや…一方通行のベッド…」

上条「?…」

一方通行「zzZ」

上条「んん…??」

垣根「よく見ろ…」

上条「なんか不自然な膨らみが…」

垣根「…」スクッ

一方通行「zzzzZ」

垣根「おい、一方通行」ユサユサ

一方通行「ン?…あァ?…」ムニュ

垣根「ん?」

一方通行「うおァ!!!」ガバッ

上条「!!!!」

垣根「な、なんだ!?」

一方通行「起きろお前らァ!!」

659: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:11:18.88 ID:jv0sfwaZ0
絹旗「ん…なんですか…」

番外個体「ミサカもう少し寝ていたいんだけど…」

垣根「あ、アイテムのガキ…とワーストかぁ?」

上条「え?え?なんですか?」

一方通行「ハ…」

垣根「おい、なにをそんなに脱力してやがる」

一方通行「布団なか見てみろォ」

垣根「?」グイ

絹旗「ちょっと、布団取らないでくださいよ」グググ

垣根「おいその手を離せよ」ググッ

番外個体「やーん、第二位のエッチぃ」グイグイ

垣根「おい…おい」グググググ

一方通行「…まァいい。コイツら素っ裸で俺の布団に居たンだよ」

上条「は?」

垣根「…へぇ…」ゴバッ

絹旗「きゃっ!」

番外個体「いやん」

上条「うおっ!!」

番外個体「ちょっとガン見しないでよ」ブン

上条「あう」

絹旗「垣根もです」ブン

垣根「はっ。たかが枕とはな」ヒョイ

660: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:11:50.51 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「…」

垣根「いつのまに…っていうかなんの為に入ってきたんだ?」

絹旗「何の為って…ねぇ?」

番外個体「うん」

上条「さっぱり分からないぞ」

番外個体「で、ミサカはいつまで裸で居ればいいのかな?隠してるのもそろそろ疲れたんだけど」

一方通行「オマエは…」

絹旗「私もそろそろ超恥ずかしくなってきました」

上条「とりあえず浴衣が余ってたからコレを…」

絹旗「いえ、一応自分の衣服はこの部屋に脱ぎ捨てているので」

上条「ん?そうなのか?」

絹旗「はい」

垣根「コイツか」

番外個体「そうそれ」

垣根「お、パンツ発見」

番外個体「ちょっと」

垣根「はっ、黒かよ」

一方通行「ンで?なンで裸で入ってたンだ?」

番外個体「ミサカが最初に裸で布団に侵入していたらどういう反応するのかなぁ?って思ってね」

絹旗「その話題を持ちかけられたとき超面白そうだったんで私も参加したんです」

一方通行「ンで?」

番外個体「わりと普通の反応だったね」

一方通行「そォか、帰れ」

661: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:12:19.61 ID:jv0sfwaZ0
垣根「意味が分からなかったな」

一方通行「いつもあンなンだ」

上条「正直羨ましいというかなんというか」

垣根「第三位に頼んだらいいじゃねぇか。俺の隣で裸で寝てくれって」

上条「さすがにそれは…」

一方通行「今日はどォすんだ?」

垣根「俺は温泉街に出ねぇぞ。このホテルで一日を過ごす」

一方通行「女共はァ?」

上条「随分早くから温泉街に出てるみたいだぞ?メールが来てた」

垣根「一緒に回りたかったか?」

一方通行「いや、こういう機会でもねぇと満足に遊べないんだ。いつも俺と一緒に居るよりは何倍もイイだろ」

上条「ほぉー」

垣根「とりあえず朝飯行こうぜ」

一方通行「あァ」

上条「朝のメニューはなんだ?」

垣根「蟹」

上条「昨日と同じはちょっと…」

662: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:12:50.55 ID:jv0sfwaZ0
麦野「…ん?」

土御門「…は?」

麦野「なんであんた上脱いでるのよ」

土御門「寝てる間に脱げたかな?なにせアロハだからな」

麦野「そうか」

ガチャ

絹旗「んーっ」

番外個体「朝のホテルの廊下ってなんか雰囲気いいよねー」

木山「その気分、分かる気がするぞ」

番外個体「ん?なんでそこにバカ面が倒れてるの?」

木山「博士と飲んでいて…ということは知っているんだが…なぜここで寝てるのかは分からないな」

浜面「」

木原「あーっ、頭イテェ」

木山「二日酔いのようだな」

木原「ああ」

木山「どこか行きたいところが無いなら今日はじっとしてるといい」

木原「そうするわ」

絹旗「フレンダ達はどうしました?」

麦野「今居ない女子はみんな温泉街に行ったわ」

絹旗「そうですか、では私達も行きましょうか」

木山「君達はどうするんだ?」

土御門「削板が戻ってきたら海原と一緒に朝飯を食いに行く。温泉に行くかはまだ分からないな」

木山「そうか。じゃあ私達は一足先に温泉街に行くよ」

土御門「気をつけてな」

663: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:13:18.50 ID:jv0sfwaZ0
土御門「おい海原」

海原「はい?どうなされました?」

土御門「さっきから何を見てるんだ?」

海原「いえね、景色を眺めてたんですよ。こんな光景、落ち着いては滅多に見れませんからね」

土御門「そうか」

ガチャ

削板「おっす!起きたか!」

土御門「今まで何やってたんだ?」

削板「ラジオ体操に参加していたんだ」

海原「健康的ですね…」

土御門「まぁいい、俺達は朝飯に行くが来るか?」

削板「おう、行かせてもらうぜ」

海原「では行きましょう」

削板「ん?木原達はどうすんだ?」

木原「俺達はいい…見事に二日酔いだ…」

土御門「だそうだ」

削板「ほう」

海原「では行きましょう」

664: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:13:46.74 ID:jv0sfwaZ0
ホテル、食堂

垣根「はーっ」

上条「朝は和食だったか…」

一方通行「バイキング制なンだから洋食取ったらイイじゃねェか」

上条「まあそうなんだが…なんか和食食いたいだろ」

垣根「みそ汁なんか久しぶりに飲んだぜ」

上条「一方通行はなんも食べないのか?」

一方通行「いや、俺はイイ」

上条「あんま食べなさそうだもんな」

垣根「でもコイツ、性欲はウサギだぜ?」

上条「えっ」

一方通行「何言ってやがる」

垣根「いやなんとなくな」

一方通行「チッ…」

上条「ん?おーい土御門!」

土御門「おいおい、上やんじゃないか。垣根に一方通行まで」

垣根「お、海原も居るじゃないか」

海原「おはようございます垣根さん」

削板「俺も居るぞ!!」

一方通行「削板もいたのか」

665: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:14:13.63 ID:jv0sfwaZ0
垣根「お前らはいつまで居るんだ?」

海原「自分達は今日が最後の夜になります」

上条「じゃあ俺達と同じで明日帰りなわけか」

土御門「そうなるな」

上条「今日の予定とかは決めてんのか?」

土御門「とりあえず温泉街に入り浸ることにした。せっかくだからな」

垣根「俺らとは正反対だな」

土御門「ん?」

垣根「俺達は疲れたから今日はホテルで過ごす予定なんだ」

上条「あのさ垣根」

垣根「あ?」

上条「この後土御門達と行動してもいいか?」

垣根「別にいいんじゃねぇの?ダメな理由もないしな」

上条「そうか?ありがとう」

海原「では上条さんは自分達と温泉巡りですね」

上条「ああ、そうなるな」

削板「そいつは楽しみだな!」

666: ◆Lp4e6dlfNU 2011/05/22(日) 21:14:41.66 ID:jv0sfwaZ0
一方通行「…行ったか」

垣根「久々に賑やかな朝飯の時間だったな」

一方通行「さて…どォするかねェ…」

垣根「ふふ、歩く不幸が居なくなった今、話すことがある」

一方通行「いい予感はしねェなァ」

垣根「女共、今夜は貸切の大浴場を使うんだ」

一方通行「オマエの言いたいことが分かった気がするなァ」

垣根「お察しの通り、覗きをする。対象の女こそ三人と少ないがどれも高レベルときたもんだ」

一方通行「はァ…」

垣根「以外と小さい反応だな。結標が居るからやめろとか言いそうだと思ったんだが」

一方通行「覗きってのは、学生達が修学旅行だりなンだりでやるイベントだと思ってる」

垣根「え?…いや…まあ…うん」

一方通行「だろォ?最近になって打ち止めの小学校入学を考えてなァ、それで色々と調べたンだわ」

垣根「はあ…」

一方通行「だからよォ、打ち止めに被害が被るかもしれねェ覗きを俺がやって対策を練ろうと思ってなァ」

垣根「よくわからんが協力してくれるんだよ、な?」

一方通行「まァな」

垣根「よし、じゃあ早速プランの相談だ」
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