マヤ「アスカ、支度できた?」
アスカ「できたわよ」
アスカ「…………」ズーン
シンジ「これは…」
ミサト「なんていうか…」
リツコ「そ、そうね。丸くて可愛いわよ。」
アスカ「か、可愛い?」パアア
リツコ「ん……ああ……」
リツコ「ごめんなさい」
アスカ「………」
アスカ「……あはっ」
アスカ「できたわよ」
アスカ「…………」ズーン
シンジ「これは…」
ミサト「なんていうか…」
リツコ「そ、そうね。丸くて可愛いわよ。」
アスカ「か、可愛い?」パアア
リツコ「ん……ああ……」
リツコ「ごめんなさい」
アスカ「………」
アスカ「……あはっ」
引用元: ・ゲンドウ「相変わらず、ネルフは財政難だ」【第参話】
ROBOT魂[SIDE EVA] エヴァンゲリオン初号機
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32: ◆RaAAAAaAAU 2010/03/24(水) 17:36:37.91 ID:6hEoUwAO
リツコ「弐号機の支度もできてるわ。」
アスカ「やだ…なによこれ!」
リツコ「耐熱・耐圧・耐核防護服、昔使った局地戦用のD型装備(着ぐるみ)よ。」
ミサト「これがD型装備?全然違うっていうか…」
アスカ「……ずんぐりむっくりじゃない」
マヤ「耐熱用のプラグスーツとD型装備を再現して作ったんですけどちょっと設計ミスしちゃいました」
綾波「プラグスーツの膨らむ機能はただの失敗の副産物だったのね」
マヤ「調整の必要が出来ちゃいましたからね♪」
アスカ「やだぁ……」
アスカ「絶対やだ!出たくない!」
アスカ「こんなカッコ、全国に晒されるなんてぇ…」
リツコ「あら、でもやりたいって…」
アスカ「あんた達が私をハメたからでしょ!」
アスカ「ぜぇーったいイヤ!」
綾波「………じゃ、私が乗るわ」
アスカ「えっ」
アスカ「やだ…なによこれ!」
リツコ「耐熱・耐圧・耐核防護服、昔使った局地戦用のD型装備(着ぐるみ)よ。」
ミサト「これがD型装備?全然違うっていうか…」
アスカ「……ずんぐりむっくりじゃない」
マヤ「耐熱用のプラグスーツとD型装備を再現して作ったんですけどちょっと設計ミスしちゃいました」
綾波「プラグスーツの膨らむ機能はただの失敗の副産物だったのね」
マヤ「調整の必要が出来ちゃいましたからね♪」
アスカ「やだぁ……」
アスカ「絶対やだ!出たくない!」
アスカ「こんなカッコ、全国に晒されるなんてぇ…」
リツコ「あら、でもやりたいって…」
アスカ「あんた達が私をハメたからでしょ!」
アスカ「ぜぇーったいイヤ!」
綾波「………じゃ、私が乗るわ」
アスカ「えっ」
36: ◆RaAAAAaAAU 2010/03/24(水) 17:39:35.33 ID:6hEoUwAO
綾波「あなたがやらないなら私がやる」
ゲンドウ「レイ!」
綾波「いいんです。私が……」
ゲンドウ「ダメだダメだ。それならば私が乗る!」
綾波「司令……」
ユイ「ダメよ!あなたになにかあったら……」
ユイ「いいわ。私がやりましょう」
冬月「いかん!それはいかんぞユイくん!」
冬月「ユイ君に何かあれば私は死ぬ!それなら私が……」
リツコ「いけませんわ副司令!私が!」
マヤ「ダメですセンパイ!私が」
加持「ダメだよマヤちゃん俺が」
ミサト「私が!」
日向「俺が!」
青葉「え、じゃ俺が」
ナオコ「じゃあ私が」
シンジ「僕が!」
ゲンドウ「ダメだ!シンジ!」
シンジ「でも父さん!」
ゲンドウ「私がやる」
シンジ「ダメだよ!まだ傷…良くなってないんでしょ?」
ゲンドウ「しかし親としてだな」
シンジ「僕も息子として……」
ゲンドウ「乗る!」
シンジ「乗るよ」
ゲンドウ「赤木くん、私を乗せろ!」
シンジ「リツコさん!僕を乗せてください!」
アスカ「………」
アスカ「あー!もうわかったわよ!私がやるわ……」
ゲンドウ・シンジ「どうぞどうぞ」
アスカ「………あっ」
ゲンドウ「レイ!」
綾波「いいんです。私が……」
ゲンドウ「ダメだダメだ。それならば私が乗る!」
綾波「司令……」
ユイ「ダメよ!あなたになにかあったら……」
ユイ「いいわ。私がやりましょう」
冬月「いかん!それはいかんぞユイくん!」
冬月「ユイ君に何かあれば私は死ぬ!それなら私が……」
リツコ「いけませんわ副司令!私が!」
マヤ「ダメですセンパイ!私が」
加持「ダメだよマヤちゃん俺が」
ミサト「私が!」
日向「俺が!」
青葉「え、じゃ俺が」
ナオコ「じゃあ私が」
シンジ「僕が!」
ゲンドウ「ダメだ!シンジ!」
シンジ「でも父さん!」
ゲンドウ「私がやる」
シンジ「ダメだよ!まだ傷…良くなってないんでしょ?」
ゲンドウ「しかし親としてだな」
シンジ「僕も息子として……」
ゲンドウ「乗る!」
シンジ「乗るよ」
ゲンドウ「赤木くん、私を乗せろ!」
シンジ「リツコさん!僕を乗せてください!」
アスカ「………」
アスカ「あー!もうわかったわよ!私がやるわ……」
ゲンドウ・シンジ「どうぞどうぞ」
アスカ「………あっ」
37: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 17:42:38.00 ID:6hEoUwAO
リツコ「ネルフに帰ったら、追加の撮影でまたプラグスーツ着てもらうから」
アスカ「バカバカバカバカ」
―ルネッサンス・外―
マヤ「はーい初号機と弐号機入りまーす」
グツグツグツグツグツグツグツグツ
アスカ「…………」
アスカ「なによこれ」
支配人「底なしマグマ御御風呂でございます。普段は閉鎖しておりますがね」
アスカ「へ…閉鎖?」
支配人「私がここへ来る前の御御話なのですがとある御御客様が御溺れられたとか、られなかったとか……」
アスカ「えっ!?」
リツコ「大丈夫よアスカ」
マヤ「万が一の時は私達が何とかするから」
アスカ「その手に持ってるのは何よ」
リツコ「N2爆雷。1/2000モデルのやつね。」
マヤ「ラミエルにつけた粒子ビーム弱力化の技術を応用したんですよ」
アスカ「……何で」
リツコ「あら?失敗した時の後始末に決まってるじゃない。」
マヤ「関係書類はもう出来てます。」
アスカ「どう言うこと?」
リツコ「アスカごと処理するのよ」
アスカ「バカバカバカバカ」
―ルネッサンス・外―
マヤ「はーい初号機と弐号機入りまーす」
グツグツグツグツグツグツグツグツ
アスカ「…………」
アスカ「なによこれ」
支配人「底なしマグマ御御風呂でございます。普段は閉鎖しておりますがね」
アスカ「へ…閉鎖?」
支配人「私がここへ来る前の御御話なのですがとある御御客様が御溺れられたとか、られなかったとか……」
アスカ「えっ!?」
リツコ「大丈夫よアスカ」
マヤ「万が一の時は私達が何とかするから」
アスカ「その手に持ってるのは何よ」
リツコ「N2爆雷。1/2000モデルのやつね。」
マヤ「ラミエルにつけた粒子ビーム弱力化の技術を応用したんですよ」
アスカ「……何で」
リツコ「あら?失敗した時の後始末に決まってるじゃない。」
マヤ「関係書類はもう出来てます。」
アスカ「どう言うこと?」
リツコ「アスカごと処理するのよ」
38: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 17:43:52.36 ID:6hEoUwAO
ミサト「そんなリツコあんた……!」
アスカ「イヤアアアァァァアアアァアア!!!!!」
シンジ「そんな命令、誰が出すんですか!?」
リツコ「……碇司令よ。」
ゲンドウ「えっ」
ユイ「あなた…それはあんまりだと思うわよ」
ゲンドウ「違う!違うぞ!」
綾波「最低…」
ゲンドウ「違う!信じてくれ!」
ゲンドウ「なっ?シンジは信じてくれるよな?」グッ
シンジ「触らないでよ」
ゲンドウ「ウワアアアアァァァァアアアアアアアアァァァァ」
アスカ「イヤアアアァァァアアアァアア!!!!!」
シンジ「そんな命令、誰が出すんですか!?」
リツコ「……碇司令よ。」
ゲンドウ「えっ」
ユイ「あなた…それはあんまりだと思うわよ」
ゲンドウ「違う!違うぞ!」
綾波「最低…」
ゲンドウ「違う!信じてくれ!」
ゲンドウ「なっ?シンジは信じてくれるよな?」グッ
シンジ「触らないでよ」
ゲンドウ「ウワアアアアァァァァアアアアアアアアァァァァ」
39: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 17:45:30.54 ID:6hEoUwAO
リツコ「まあ劇中の設定はさておき」
マヤ「最早誰が悪いのかわからなくなってきましたね」
ミサト「……そのうち視聴者に見放されるわよ」
リツコ「はい。ライフコードよ。これさえ有れば問題無。」
アスカ「………大丈夫なの?」
リツコ「安心のネルフ技術部印よ。」
アスカ「………錆びてるけどホントに大丈夫なの?」
リツコ「しつこいわねマヤ、説明してあげて頂戴。」
マヤ「とりあえずアスカには先程底に沈めた使徒をキャッチャーと電磁柵で回収してもらいます」
マヤ「今回の使徒は試験的に着ぐるみに単純な行動をプログラムした
ダミーシステムとMAGIシステムを応用した人工脳を組み合わせてます。」
ミサト「……技術の無駄遣いね」
ユイ「でもこれでゲンドウさんと冬月先生も、安心ね」
加持「それを作ってたんでマヤちゃんは遅くなったのか」
マヤ「はい。膨張する仕掛けを付けたら何だか攻撃プログラムの調整が上手くいかなくって…」
マヤ「あ、それとセンパイ請求書でーす」
リツコ「えっと………」
リツコ「…………」ボッ
ミサト「燃やすな」
マヤ「最早誰が悪いのかわからなくなってきましたね」
ミサト「……そのうち視聴者に見放されるわよ」
リツコ「はい。ライフコードよ。これさえ有れば問題無。」
アスカ「………大丈夫なの?」
リツコ「安心のネルフ技術部印よ。」
アスカ「………錆びてるけどホントに大丈夫なの?」
リツコ「しつこいわねマヤ、説明してあげて頂戴。」
マヤ「とりあえずアスカには先程底に沈めた使徒をキャッチャーと電磁柵で回収してもらいます」
マヤ「今回の使徒は試験的に着ぐるみに単純な行動をプログラムした
ダミーシステムとMAGIシステムを応用した人工脳を組み合わせてます。」
ミサト「……技術の無駄遣いね」
ユイ「でもこれでゲンドウさんと冬月先生も、安心ね」
加持「それを作ってたんでマヤちゃんは遅くなったのか」
マヤ「はい。膨張する仕掛けを付けたら何だか攻撃プログラムの調整が上手くいかなくって…」
マヤ「あ、それとセンパイ請求書でーす」
リツコ「えっと………」
リツコ「…………」ボッ
ミサト「燃やすな」
41: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 17:48:48.05 ID:6hEoUwAO
リツコ「とりあえず私達、別室でモニターしてるから。」
マヤ「カメラはとりあえず防水のを落とすわね」
ミサト「買ったの?」
マヤ「はい♪とりあえずスポンサーやらグッズやらで借金が半分になったんで。」
アスカ「……典型的自己破産者の行動パターンね」
―宴会場―
リツコ「………これじゃ指示出すシーンは別撮りね」
マヤ「いくらなんでも緊張感ありませんからねぇ」
ミサト「はぁ……また帰ったら徹夜ね」
ゲンドウ「どうも全て済まないようだな」
冬月「現状はそうは甘くないよ」
リツコ「あっ、ビールお願いしまーす」
ミサト「あんたね……」
マヤ「カメラはとりあえず防水のを落とすわね」
ミサト「買ったの?」
マヤ「はい♪とりあえずスポンサーやらグッズやらで借金が半分になったんで。」
アスカ「……典型的自己破産者の行動パターンね」
―宴会場―
リツコ「………これじゃ指示出すシーンは別撮りね」
マヤ「いくらなんでも緊張感ありませんからねぇ」
ミサト「はぁ……また帰ったら徹夜ね」
ゲンドウ「どうも全て済まないようだな」
冬月「現状はそうは甘くないよ」
リツコ「あっ、ビールお願いしまーす」
ミサト「あんたね……」
42: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 17:56:07.17 ID:6hEoUwAO
ヤンヤヤンヤ
リツコ「ぷはぁ………」
リツコ「碇司令も、どうぞぉ♪」
ゲンドウ「おっすまないな」
ヒュウウウウウ……
アスカ「………遅いわね」
シンジ「たしかに遅いね」
アスカ「ちょっと!リツコー」
リツコ「あ、わすれれら」
リツコ「うぃっ」
アスカ「……何よその返事は」
リツコ「フヒッ」
マヤ「ごめんね。センパイ酔っぱらっちゃって……」
アスカ「はああああ?」
マヤ「じゃあとりあえず今から本番はじめまーす」
日向「弐号機、発進位置。」
ミサト「了解。アスカ、準備はどう?」
アスカ「……いつでもどうぞ。」
ミサト「それじゃ発進!」
リツコ「ぷはぁ………」
リツコ「碇司令も、どうぞぉ♪」
ゲンドウ「おっすまないな」
ヒュウウウウウ……
アスカ「………遅いわね」
シンジ「たしかに遅いね」
アスカ「ちょっと!リツコー」
リツコ「あ、わすれれら」
リツコ「うぃっ」
アスカ「……何よその返事は」
リツコ「フヒッ」
マヤ「ごめんね。センパイ酔っぱらっちゃって……」
アスカ「はああああ?」
マヤ「じゃあとりあえず今から本番はじめまーす」
日向「弐号機、発進位置。」
ミサト「了解。アスカ、準備はどう?」
アスカ「……いつでもどうぞ。」
ミサト「それじゃ発進!」
48: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 23:06:55.54 ID:6hEoUwAO
グツグツグツグツグツグツグツグツ
アスカ「…………ちょいまち」
リツコ「えーさっさと入んなさいよぉ~」フワフワ
ゲンドウ「そうだそうだ!」
フワフワ
アスカ「心の準備が出来ないのよ酔っ払い!」
マヤ「えーじゃ、ジャイアントストロングエントリーをしながら入ってねー」フワフワ
アスカ「なんで」
マヤ「なんとなく……あはははははは」フワフワ
アスカ「…こいつらダメだわ」
マヤ「それじゃースタアアアアト!」
アスカ「…………ちょいまち」
リツコ「えーさっさと入んなさいよぉ~」フワフワ
ゲンドウ「そうだそうだ!」
フワフワ
アスカ「心の準備が出来ないのよ酔っ払い!」
マヤ「えーじゃ、ジャイアントストロングエントリーをしながら入ってねー」フワフワ
アスカ「なんで」
マヤ「なんとなく……あはははははは」フワフワ
アスカ「…こいつらダメだわ」
マヤ「それじゃースタアアアアト!」
52: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 23:15:18.94 ID:6hEoUwAO
アスカ「うっわぁ~、あっつそぉ~!」
マヤ「弐号機、溶岩内に入ります。」
アスカ「見て見てシンジ!」
シンジ「?」
アスカ「ジャイアントストロングエントリー!」
アスカ(うっ…………)
グツグツグツグツグツグツグツグツグツグツ
アスカ「くっ」
バッシャーン
アスカ「現在、深度170センチ。各部問題なし。視界は…ゼロ。何にも分かんないわ。モニターに切り替えます。」
アスカ「これでも透明度120かぁ…」
アスカ「みんなー、無事に……」
リツコ「入った入ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「白子うめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ミサト「アンタたちねぇ……」
リツコ「それじゃー、一曲うたいまぁす」
リツコ「天城越え!」
マヤ「センパイ!ふーふー♪」
ユイ「楽しそうでいいですね」
ナオコ「ふふふ」
アスカ「…………こいつら」
マヤ「弐号機、溶岩内に入ります。」
アスカ「見て見てシンジ!」
シンジ「?」
アスカ「ジャイアントストロングエントリー!」
アスカ(うっ…………)
グツグツグツグツグツグツグツグツグツグツ
アスカ「くっ」
バッシャーン
アスカ「現在、深度170センチ。各部問題なし。視界は…ゼロ。何にも分かんないわ。モニターに切り替えます。」
アスカ「これでも透明度120かぁ…」
アスカ「みんなー、無事に……」
リツコ「入った入ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「白子うめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ミサト「アンタたちねぇ……」
リツコ「それじゃー、一曲うたいまぁす」
リツコ「天城越え!」
マヤ「センパイ!ふーふー♪」
ユイ「楽しそうでいいですね」
ナオコ「ふふふ」
アスカ「…………こいつら」
54: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 23:27:09.50 ID:6hEoUwAO
マヤ「深度、400(センチ)、450、500、550、600、650。」
マヤ「900、950、1000、1020、安全深度、オーバー。」
マヤ「深度1300、目標予測地点です。」
ミサト「アスカ、何か見える?」
アスカ「反応なし、いないわ。っていうかいなーいじゃん!」
リツコ「思ったより対流が早いようね。」
支配人「長らく御閉鎖してましたし、御深さがわからないですからねぇ…」
日向「目標の移動速度に誤差が生じています。」
ミサト「………リツコ、大丈夫なの?一旦あげない?」
リツコ「再計算、急いで。作戦続行。再度沈降、よろしくー。」
日向「えぇっ?」
マヤ「深度、1480、限界深度、オーバー!」
シンジ「げ、限界って…」
アスカ「ちょ、ちょっとぉー!まだ見付かんないわよリツコ!」
マヤ「限界深度、プラス120。」
アスカ「ちょ、ど…どおすんのよ!」
リツコ「♪あまぎぃぃぃぃごぉぉぉぉええええぇぇ!!!!」
ゲンドウ「やんややんや」
冬月「やんややんや」
アスカ「………帰りたい」
マヤ「900、950、1000、1020、安全深度、オーバー。」
マヤ「深度1300、目標予測地点です。」
ミサト「アスカ、何か見える?」
アスカ「反応なし、いないわ。っていうかいなーいじゃん!」
リツコ「思ったより対流が早いようね。」
支配人「長らく御閉鎖してましたし、御深さがわからないですからねぇ…」
日向「目標の移動速度に誤差が生じています。」
ミサト「………リツコ、大丈夫なの?一旦あげない?」
リツコ「再計算、急いで。作戦続行。再度沈降、よろしくー。」
日向「えぇっ?」
マヤ「深度、1480、限界深度、オーバー!」
シンジ「げ、限界って…」
アスカ「ちょ、ちょっとぉー!まだ見付かんないわよリツコ!」
マヤ「限界深度、プラス120。」
アスカ「ちょ、ど…どおすんのよ!」
リツコ「♪あまぎぃぃぃぃごぉぉぉぉええええぇぇ!!!!」
ゲンドウ「やんややんや」
冬月「やんややんや」
アスカ「………帰りたい」
55: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 23:41:32.65 ID:6hEoUwAO
アスカ「!」
日向「エヴァ弐号機、プログナイフ喪失。」
マヤ「限界深度、プラス200。」
ミサト「リツコ!もうこれ以上は!テストの撮影の時とは違って今度は人が乗ってるのよ!」
リツコ「責任者はわたひよ!続けて!」
ミサト「観測器みたいに爆発しましたー、弁償しまーす、じゃ済まないのよ」
リツコ「ふん。シーンの差し替えをすりゃいいだけじゃない。」
ミサト「あんたね!いくら酔っ払ってるからって……」
アスカ「あー!もういいわよ!」
アスカ「どうせここまで潜っちゃったんだから何とかやってみせるわ」
リツコ「あしゅか……」
アスカ「ただし」
リツコ「なに?」
アスカ「これ終わったら箱根牛特上サーロイン3人前、よろしくね」
リツコ「………子供って安いのね」
アスカ「…………」ムカッ
日向「エヴァ弐号機、プログナイフ喪失。」
マヤ「限界深度、プラス200。」
ミサト「リツコ!もうこれ以上は!テストの撮影の時とは違って今度は人が乗ってるのよ!」
リツコ「責任者はわたひよ!続けて!」
ミサト「観測器みたいに爆発しましたー、弁償しまーす、じゃ済まないのよ」
リツコ「ふん。シーンの差し替えをすりゃいいだけじゃない。」
ミサト「あんたね!いくら酔っ払ってるからって……」
アスカ「あー!もういいわよ!」
アスカ「どうせここまで潜っちゃったんだから何とかやってみせるわ」
リツコ「あしゅか……」
アスカ「ただし」
リツコ「なに?」
アスカ「これ終わったら箱根牛特上サーロイン3人前、よろしくね」
リツコ「………子供って安いのね」
アスカ「…………」ムカッ
56: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/24(水) 23:47:46.68 ID:6hEoUwAO
マヤ「深度、1780。目標予測修正地点です。」
アスカ「………いた」
日向「目標を映像で確認。」
ミサト「捕獲準備。」
マコト「目標接触まで、後30(サンマル)。」
アスカ「相対速度2.2。軸線に乗ったわ。電磁柵展開、問題なし。」
アスカ「目標、捕獲しました。」
リツコ「はぁ~」
ミサト「ナイス、アスカ!」
アスカ「捕獲作業終了、これより浮上します。」
マヤ「使徒の攻撃プログラムも安定してます」
リツコ「よし、後は使徒の弱っちい攻撃だけだし安心ね」
ミサト「でも、プログナイフも落としちゃったし…」
リツコ「だーいじよ。素手でなんとか出来るみたいだしーさ、飲みましょ飲みましょ」
ミサト「まだ……いいわよ」
リツコ「なぁに、ノリの悪いやつね」
リツコ「リョーちゃん♪飲もー♪」
ミサト「…………はぁ。」
ミサト「昔からああなんだから…」
アスカ「………いた」
日向「目標を映像で確認。」
ミサト「捕獲準備。」
マコト「目標接触まで、後30(サンマル)。」
アスカ「相対速度2.2。軸線に乗ったわ。電磁柵展開、問題なし。」
アスカ「目標、捕獲しました。」
リツコ「はぁ~」
ミサト「ナイス、アスカ!」
アスカ「捕獲作業終了、これより浮上します。」
マヤ「使徒の攻撃プログラムも安定してます」
リツコ「よし、後は使徒の弱っちい攻撃だけだし安心ね」
ミサト「でも、プログナイフも落としちゃったし…」
リツコ「だーいじよ。素手でなんとか出来るみたいだしーさ、飲みましょ飲みましょ」
ミサト「まだ……いいわよ」
リツコ「なぁに、ノリの悪いやつね」
リツコ「リョーちゃん♪飲もー♪」
ミサト「…………はぁ。」
ミサト「昔からああなんだから…」
58: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 00:30:25.34 ID:frFdhIAO
シンジ「アスカ、大丈夫?」
アスカ「あったり前よ、案ずるより生むが易し、ってね。やっぱ楽勝じゃん?」
シンジ「良かった……」
アスカ「でもこれじゃあプラグスーツと言うよりサウナスーツよ。早いとこ温泉に入りたいわね……。」
ゲンドウ「男と」
ユイ「女の」
ゲンドウ・ユイ「ラブゲーム♪」
リツコ「いいど!ゲンドウ!」
マヤ「司令って歌、うまいんですねー」
ゲンドウ「みゃ。まゃぁな。」フラフラ
リツコ「よし、脱げ!」
ゲンドウ「よし、ぬぐ!」
ユイ「うふふ」
ヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒュー
シンジ「父さん……」
アスカ「………」チッ
アスカ「あったり前よ、案ずるより生むが易し、ってね。やっぱ楽勝じゃん?」
シンジ「良かった……」
アスカ「でもこれじゃあプラグスーツと言うよりサウナスーツよ。早いとこ温泉に入りたいわね……。」
ゲンドウ「男と」
ユイ「女の」
ゲンドウ・ユイ「ラブゲーム♪」
リツコ「いいど!ゲンドウ!」
マヤ「司令って歌、うまいんですねー」
ゲンドウ「みゃ。まゃぁな。」フラフラ
リツコ「よし、脱げ!」
ゲンドウ「よし、ぬぐ!」
ユイ「うふふ」
ヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒュー
シンジ「父さん……」
アスカ「………」チッ
59: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 00:36:46.30 ID:frFdhIAO
アスカ「300地点で使徒が攻撃開始……」
アスカ「まだまだ時間があるわね」
ヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤ
ミサト「…………」
加持「おっ、ミサト飲まないのか」
ミサト「まぁねー。ウーロン茶を端っこで飲んでるのがお似合いなのよ。」
加持「そう自虐するもんじゃないさ」
ヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤ
ゲンドウ「フヒヒヒヒヒヒwwwwwwwwwwww」
マヤ「キャー♪」
ユイ「もう、すぐ調子のってぇ……」
ナオコ「とかいいつつユイちゃん今日は怒らないのね」
ユイ「ふふっ。後で、ね♪」
冬月「………」
冬月「私もヌグゾオゥゥゥウウ!!!!!!!」
キャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャー
ミサト「なーんか、こういう場所苦手なのよ」
加持「あはは。変わらないなぁミサトは」
ブー!ブー!
ミサト「!」
アスカ「まだまだ時間があるわね」
ヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤ
ミサト「…………」
加持「おっ、ミサト飲まないのか」
ミサト「まぁねー。ウーロン茶を端っこで飲んでるのがお似合いなのよ。」
加持「そう自虐するもんじゃないさ」
ヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤ
ゲンドウ「フヒヒヒヒヒヒwwwwwwwwwwww」
マヤ「キャー♪」
ユイ「もう、すぐ調子のってぇ……」
ナオコ「とかいいつつユイちゃん今日は怒らないのね」
ユイ「ふふっ。後で、ね♪」
冬月「………」
冬月「私もヌグゾオゥゥゥウウ!!!!!!!」
キャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャー
ミサト「なーんか、こういう場所苦手なのよ」
加持「あはは。変わらないなぁミサトは」
ブー!ブー!
ミサト「!」
60: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 00:51:46.20 ID:frFdhIAO
アスカ「な、なによいったぁい!!」
サンダルフォン「………」
サンダルフォン「キシャー!」
シンジ「アスカ!」
ミサト「ちょっと、マヤちゃんどう言うことなのよ」
マヤ「あれー。なんか制御システムが壊れちゃってますねー」
マヤ「思ったより深かったからかなぁ~」
リツコ「羽化をはじめるの計算より早すぎたわね~」
ゲンドウ「まずいな」
リツコ「ほぼ全裸で言われても説得力ないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「フヒッ」
ミサト「…………」ピキッ
ミサト「アンタ達!いい加減にしなさいよ!」バンッ
一同「………」
サンダルフォン「………」
サンダルフォン「キシャー!」
シンジ「アスカ!」
ミサト「ちょっと、マヤちゃんどう言うことなのよ」
マヤ「あれー。なんか制御システムが壊れちゃってますねー」
マヤ「思ったより深かったからかなぁ~」
リツコ「羽化をはじめるの計算より早すぎたわね~」
ゲンドウ「まずいな」
リツコ「ほぼ全裸で言われても説得力ないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「フヒッ」
ミサト「…………」ピキッ
ミサト「アンタ達!いい加減にしなさいよ!」バンッ
一同「………」
62: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:03:00.87 ID:frFdhIAO
ミサト「大事な撮影中だってのに緊張感が足りないどころか」
ミサト「酒のんでしまいには脱ぐ!大学生じゃないのよ。」
ミサト「しかも…こんな大変な事態だってのに…」
ゲンドウ「だって別にシンジが潜ってるワケじゃ……」
ミサト「司令。あなたは危機感と責任感が足りませんよ」
ゲンドウ「守秘回線じゃなくて一般回線で回そうとした葛城くんに言われなくないぞ」
ミサト「役柄とごちゃ混ぜにしないで下さい。」
ミサト「って言うか。役柄の私は私っていうよりリツコに近いですよね」
ミサト「昔も一般回線でMAGIのシステムプログラムの話とかしてたし」
リツコ「やだなんかミサトこわぁ~い」
ミサト「怖くない!前々から思ってたけど、全ての元凶はリツコ、あんたなのよ」
リツコ「え~嘘よ~ヒック」
マヤ「なんか葛城さんめちゃくちゃウザったいですよー(笑)」
綾波「空気、読めないのね」
ミサト「な!なんで私が悪者みたいな……」
アスカ「口喧嘩はあとにしてよ!もうキャッチャーが持たない!」
ミサト「とにかく対策を……」
青葉「はてはてはてはてはーてな♪」
マヤ「はーらはらはらはらはらはーらぺこさぁん♪」
リツコ「オタクキモーい(笑)」
ゲンドウ「ユイーちゅー」
ユイ「しません♪」
冬月「ユイくんちゅー」
ユイ「あらあら、先生冗談がお上手♪」
ミサト「………もういいわ」
ミサト「酒のんでしまいには脱ぐ!大学生じゃないのよ。」
ミサト「しかも…こんな大変な事態だってのに…」
ゲンドウ「だって別にシンジが潜ってるワケじゃ……」
ミサト「司令。あなたは危機感と責任感が足りませんよ」
ゲンドウ「守秘回線じゃなくて一般回線で回そうとした葛城くんに言われなくないぞ」
ミサト「役柄とごちゃ混ぜにしないで下さい。」
ミサト「って言うか。役柄の私は私っていうよりリツコに近いですよね」
ミサト「昔も一般回線でMAGIのシステムプログラムの話とかしてたし」
リツコ「やだなんかミサトこわぁ~い」
ミサト「怖くない!前々から思ってたけど、全ての元凶はリツコ、あんたなのよ」
リツコ「え~嘘よ~ヒック」
マヤ「なんか葛城さんめちゃくちゃウザったいですよー(笑)」
綾波「空気、読めないのね」
ミサト「な!なんで私が悪者みたいな……」
アスカ「口喧嘩はあとにしてよ!もうキャッチャーが持たない!」
ミサト「とにかく対策を……」
青葉「はてはてはてはてはーてな♪」
マヤ「はーらはらはらはらはらはーらぺこさぁん♪」
リツコ「オタクキモーい(笑)」
ゲンドウ「ユイーちゅー」
ユイ「しません♪」
冬月「ユイくんちゅー」
ユイ「あらあら、先生冗談がお上手♪」
ミサト「………もういいわ」
63: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:10:48.70 ID:frFdhIAO
ミサト「作戦変更、弐号機は撤収作業をしつつ戦闘準備して!ここでやっちゃいましょ。」
アスカ「了解」
アスカ「あ!でもプログナイフ落としちゃったんだわ……」
サンダルフォン「キシャー!」
アスカ「は、早い!」
アスカ「まずいわね、見失うなんて…。」
アスカ「おまけに視界は悪い、やたらと暑い、スーツがべったりしてて気持ち悪い!もぉ…、サイテー!」
ミサト「アスカ、今のうちに初号機のナイフを落とすわ。受け取って!」
アスカ「シンジ!早く!」
サンダルフォン「キシャー!」
シンジ「せぇーのお!!!!!!!!!!!!!!!」
ボチャッ
リツコ「みたwwwwwwwwwwwwシンジ君のかおーwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「む、シンジをわらっひゃな。」
マヤ「あはは。フルチンでも息子のことはきにかけるんですねー」
ミサト「協力しないならせめて黙ってて!」
マヤ「やらこわーい」
ゲンドウ「葛城くん減給」
アハハハハハハハハハハ
ミサト「…………」イラッ
アスカ「了解」
アスカ「あ!でもプログナイフ落としちゃったんだわ……」
サンダルフォン「キシャー!」
アスカ「は、早い!」
アスカ「まずいわね、見失うなんて…。」
アスカ「おまけに視界は悪い、やたらと暑い、スーツがべったりしてて気持ち悪い!もぉ…、サイテー!」
ミサト「アスカ、今のうちに初号機のナイフを落とすわ。受け取って!」
アスカ「シンジ!早く!」
サンダルフォン「キシャー!」
シンジ「せぇーのお!!!!!!!!!!!!!!!」
ボチャッ
リツコ「みたwwwwwwwwwwwwシンジ君のかおーwwwwwwwwwwww」
ゲンドウ「む、シンジをわらっひゃな。」
マヤ「あはは。フルチンでも息子のことはきにかけるんですねー」
ミサト「協力しないならせめて黙ってて!」
マヤ「やらこわーい」
ゲンドウ「葛城くん減給」
アハハハハハハハハハハ
ミサト「…………」イラッ
64: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:14:48.04 ID:frFdhIAO
日向「ナイフ到達まで、後40。」
日向「使徒、急速接近中!」
アスカ「あーん、早く来てぇ!」
アスカ「遅いぃ!」
サンダルフォン「…………」クパァ
アスカ「しまった!」
リツコ「まさか、この状況下で口を開くなんてwwwwwwwwwwww」
マヤ「信じられない構造ですねー!」
リツコ「あんたが作ったんでしょwwwwwwwwwwww」
アスカ「う…ぐっ」
日向「左足損傷!」
ゲンドウ「それよりシンジは大丈夫らのか。」
リツコ「だーいじょぶですよぉー」
マヤ「あ、カルピスジンおかわりぃー」
アスカ「………」
アスカ「こんちきしょーっ!」
日向「使徒、急速接近中!」
アスカ「あーん、早く来てぇ!」
アスカ「遅いぃ!」
サンダルフォン「…………」クパァ
アスカ「しまった!」
リツコ「まさか、この状況下で口を開くなんてwwwwwwwwwwww」
マヤ「信じられない構造ですねー!」
リツコ「あんたが作ったんでしょwwwwwwwwwwww」
アスカ「う…ぐっ」
日向「左足損傷!」
ゲンドウ「それよりシンジは大丈夫らのか。」
リツコ「だーいじょぶですよぉー」
マヤ「あ、カルピスジンおかわりぃー」
アスカ「………」
アスカ「こんちきしょーっ!」
65: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:22:56.95 ID:frFdhIAO
アスカ「ぐぐぐ……」
アスカ「ぐぐぐぐ………」
サンダルフォン「………」
サンダルフォン「キシャー!」
アスカ「きかない!?」
リツコ「防御プログラムも暴走してるし、プログナイフじゃ駄目だわ」
日向「では、どうすれば?」
リツコ「………さあ。台本のどっかに書いてあったけど忘れたわ。」
リツコ「あっ、貝柱足りないわよー。マヤ頼んでー」
アスカ「……酔っ払いは頼りになんないわね」
サンダルフォン「キシャ!キシャ!」ドン!ドン!
アスカ「キャアアアア!」
シンジ(なんとか……なんとか考えなきゃアスカが……)
シンジ(…………マグマ……膨らむ…)
シンジ(ぼっ…………)
シンジ「!」
アスカ「ぐぐぐぐ………」
サンダルフォン「………」
サンダルフォン「キシャー!」
アスカ「きかない!?」
リツコ「防御プログラムも暴走してるし、プログナイフじゃ駄目だわ」
日向「では、どうすれば?」
リツコ「………さあ。台本のどっかに書いてあったけど忘れたわ。」
リツコ「あっ、貝柱足りないわよー。マヤ頼んでー」
アスカ「……酔っ払いは頼りになんないわね」
サンダルフォン「キシャ!キシャ!」ドン!ドン!
アスカ「キャアアアア!」
シンジ(なんとか……なんとか考えなきゃアスカが……)
シンジ(…………マグマ……膨らむ…)
シンジ(ぼっ…………)
シンジ「!」
66: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:31:13.75 ID:frFdhIAO
アスカ「キャ!」
アスカ「思ったより強い……」
ミサト「アスカ!」
ミサト「リツコ、撮影は一旦中止!使徒の強制停止か自爆システムを……」
リツコ「クゥ…カァ………」ZZZ
マヤ「ムニャムニャ………」ZZZ
ミサト「…………」
アスカ「思ったより強い……」
ミサト「アスカ!」
ミサト「リツコ、撮影は一旦中止!使徒の強制停止か自爆システムを……」
リツコ「クゥ…カァ………」ZZZ
マヤ「ムニャムニャ………」ZZZ
ミサト「…………」
67: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:37:21.84 ID:frFdhIAO
ミサト「ナオコさん。ユイさん!」
ナオコ「りっちゃ………」ZZZ
ユイ「うーん……ムニャムニャ」ZZZ
ゲンドウ「シンジ………早く孫が………」ZZZ
ミサト「………」
シンジ「アスカ!熱膨張だ!」
アスカ「えっ?」ガン!ガン!ガン!
シンジ「多分、そんな様なことをリツコさんが!」
アスカ「そういえばところどころにそんなワードが…」
ミサト「確かに、熱膨張……使えるわ。」
アスカ「ミサト!冷却システムの冷却液の圧力をすべて三番にまわして!早く!」
サンダルフォン「!」ムクムクムクムク
アスカ「でぇぇぇぇい!」
ガッ!
アスカ「ううっ、ぐぐぐぐっ!」
サンダルフォン「!」ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク
バアアアアアン………
ナオコ「りっちゃ………」ZZZ
ユイ「うーん……ムニャムニャ」ZZZ
ゲンドウ「シンジ………早く孫が………」ZZZ
ミサト「………」
シンジ「アスカ!熱膨張だ!」
アスカ「えっ?」ガン!ガン!ガン!
シンジ「多分、そんな様なことをリツコさんが!」
アスカ「そういえばところどころにそんなワードが…」
ミサト「確かに、熱膨張……使えるわ。」
アスカ「ミサト!冷却システムの冷却液の圧力をすべて三番にまわして!早く!」
サンダルフォン「!」ムクムクムクムク
アスカ「でぇぇぇぇい!」
ガッ!
アスカ「ううっ、ぐぐぐぐっ!」
サンダルフォン「!」ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク
バアアアアアン………
69: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:42:54.44 ID:frFdhIAO
ミサト「や………やった」
ミサト「ふう………」
リツコ「ん……あれっ撮影やってたの?」
ミサト「………あんた、記憶ないの?」
リツコ「………ほとんど」
ミサト「呆れた」
アスカ「…………ふぅ」
ミサト「アスカお疲れさま」
ブクブク
アスカ「………ん?沈んでる?」
アスカ「あっ………ライフコード……」
リツコ「切れちゃったのね」
ミサト「リツコォオオオォォオオ!切れちゃったのね、じゃないでしょおおお!」
ミサト「ふう………」
リツコ「ん……あれっ撮影やってたの?」
ミサト「………あんた、記憶ないの?」
リツコ「………ほとんど」
ミサト「呆れた」
アスカ「…………ふぅ」
ミサト「アスカお疲れさま」
ブクブク
アスカ「………ん?沈んでる?」
アスカ「あっ………ライフコード……」
リツコ「切れちゃったのね」
ミサト「リツコォオオオォォオオ!切れちゃったのね、じゃないでしょおおお!」
71: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:49:32.38 ID:frFdhIAO
リツコ「どうしよう……」サアァ
ミサト「どうしよう、じゃないでしょうが!」
ブクブク
アスカ「せっかくやったのに…」
アスカ「やだな、ここまでなの?」
モワンモワン
キャスター「昨日、箱根ルネッサンスにて惣流アスカラングレーさんが行方不明になりました。」
キャスター「第2警視庁は捜査を進めていますが依然として行方は………」
モワンモワン
アスカ「コーヒー風呂、入りたかったな」
アスカ「!」
グッ
シンジ「…………」ハァハァ
アスカ「シンジ…?」
シンジ「間に合った………」ニコッ
アスカ「バカ、無理しちゃって…」
ミサト「どうしよう、じゃないでしょうが!」
ブクブク
アスカ「せっかくやったのに…」
アスカ「やだな、ここまでなの?」
モワンモワン
キャスター「昨日、箱根ルネッサンスにて惣流アスカラングレーさんが行方不明になりました。」
キャスター「第2警視庁は捜査を進めていますが依然として行方は………」
モワンモワン
アスカ「コーヒー風呂、入りたかったな」
アスカ「!」
グッ
シンジ「…………」ハァハァ
アスカ「シンジ…?」
シンジ「間に合った………」ニコッ
アスカ「バカ、無理しちゃって…」
74: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 01:54:00.40 ID:frFdhIAO
―宴会場―
アスカ「………ただいま」
ミサト「お疲れさま。よくやったわね。」
アスカ「ううん。ミサトとシンジのフォローのお陰よ。」
リツコ「あっ、アスカお帰りなさい」ニコニコ
マヤ「箱根牛、頼んでおいたからたーんと……」
アスカ「………いらない」プイッ
リツコ「怒って……るのかしら」
ミサト「怒らないワケ、ないでしょ。」
リツコ「………あんたも怒って……る?」
ミサト「ええ」ニコッ
アスカ「………ただいま」
ミサト「お疲れさま。よくやったわね。」
アスカ「ううん。ミサトとシンジのフォローのお陰よ。」
リツコ「あっ、アスカお帰りなさい」ニコニコ
マヤ「箱根牛、頼んでおいたからたーんと……」
アスカ「………いらない」プイッ
リツコ「怒って……るのかしら」
ミサト「怒らないワケ、ないでしょ。」
リツコ「………あんたも怒って……る?」
ミサト「ええ」ニコッ
77: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:00:50.56 ID:frFdhIAO
シンジ「…………」
ゲンドウ「シンジも疲れたろう。どうだ、父さんと風呂でも……」グッ
シンジ「触んないでよ」
ゲンドウ「………えっ」
シンジ「………全部聞いてたよ」
ゲンドウ「聞いてたって何を……?」
シンジ「覚えてないの?」
ゲンドウ「ああ。起きたら裸だった…が」
シンジ「…………最低だね」
ゲンドウ「………そんなシンジ、父さんは」
シンジ「…………」プイッ
アスカ「シンジー、お風呂いくわよ」
シンジ「あ、待って!」
ゲンドウ「ウワアァァァァアアアアアアアァァァァアアアア……」
ゲンドウ「シンジも疲れたろう。どうだ、父さんと風呂でも……」グッ
シンジ「触んないでよ」
ゲンドウ「………えっ」
シンジ「………全部聞いてたよ」
ゲンドウ「聞いてたって何を……?」
シンジ「覚えてないの?」
ゲンドウ「ああ。起きたら裸だった…が」
シンジ「…………最低だね」
ゲンドウ「………そんなシンジ、父さんは」
シンジ「…………」プイッ
アスカ「シンジー、お風呂いくわよ」
シンジ「あ、待って!」
ゲンドウ「ウワアァァァァアアアアアアアァァァァアアアア……」
78: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:07:38.83 ID:frFdhIAO
加持「何を見てるんだいリッちゃん」
ワーワーワー
リツコ「ミサトが置いていってくれたVTRよ」
リツコ「………最低だわ」
マヤ「さすがに真剣な撮影中にこのバカ騒ぎは不味かったですよね…」
冬月「ワァァァァァ……」
ゲンドウ「何と言うことだ……」
綾波「………もう碇くんに一生嫌われたままかもしれないですね」
ゲンドウ「…………」
ガラッ
ヒュオオオオオオオオ……
ゲンドウ「死のう」
青葉「司令!早まらないでください!」
ゲンドウ「離せ!離せ!離してくれ!」
冬月「碇よ………」
ワーワーワー
リツコ「ミサトが置いていってくれたVTRよ」
リツコ「………最低だわ」
マヤ「さすがに真剣な撮影中にこのバカ騒ぎは不味かったですよね…」
冬月「ワァァァァァ……」
ゲンドウ「何と言うことだ……」
綾波「………もう碇くんに一生嫌われたままかもしれないですね」
ゲンドウ「…………」
ガラッ
ヒュオオオオオオオオ……
ゲンドウ「死のう」
青葉「司令!早まらないでください!」
ゲンドウ「離せ!離せ!離してくれ!」
冬月「碇よ………」
79: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:14:13.33 ID:frFdhIAO
リツコ「あ、そうだそれより」
カチッ
マヤ「センパイ、何の映像に切り替えたんですか?」
リツコ「お風呂の生中継よ」
加持「………盗撮じゃないのかい」
シンジ「はぁ~ぁ、極楽極楽。」
シンジ「風呂がこんなに気持ちいいものだなんて、知らなかったなぁ…」
ペンペン「クエッ!」
シンジ「で、なんで君がここに居るんだよ………」
ペンペン「クエクエクエクエ」
シンジ「加持さんが……か。」
シンジ「気が利くような効かないような……」
ペンペン「クエッ!クエクエクエクエクエッ!」
シンジ「まぁね。最近は僕の鳥嫌いは治ってないけど君にだけは慣れたみたいだよ。」
シンジ「………抱っこしていいかい?」
ペンペン「クエッ♪」
83: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:24:47.60 ID:frFdhIAO
ミサト「シンジくーん、聞こえる~?」
シンジ「は、はい!」
ミサト「ボディーシャンプー、投げてくれる?」
アスカ「持ってきたの、無くなっちゃった。」
シンジ「うん…行くよ!」
アスカ「りょーかい!」
シンジ「フンッ!」
アスカ「痛っ!どこ投げてんのよ、ヘタクソ!」
シンジ「う…ごめん。」
アスカ「もーぉ、変なとこに当てないでよね…」
リツコ「………●●●●に当てるなんて流石に碇司令の息子ね」
ゲンドウ「失礼だな」
リツコ「………死ぬんじゃなかったんですか」
ゲンドウ「………これを見終わってからでも遅くない」
ユイ「何だかんだで他人の女性の体に興味はあるんですね」
ゲンドウ「な!ち、違うぞ!これは教育的監視であって決して……」
キール「ふむふむ、目算だがセカンドは上から75・56・82といったところかね」
一同「!?」
シンジ「は、はい!」
ミサト「ボディーシャンプー、投げてくれる?」
アスカ「持ってきたの、無くなっちゃった。」
シンジ「うん…行くよ!」
アスカ「りょーかい!」
シンジ「フンッ!」
アスカ「痛っ!どこ投げてんのよ、ヘタクソ!」
シンジ「う…ごめん。」
アスカ「もーぉ、変なとこに当てないでよね…」
リツコ「………●●●●に当てるなんて流石に碇司令の息子ね」
ゲンドウ「失礼だな」
リツコ「………死ぬんじゃなかったんですか」
ゲンドウ「………これを見終わってからでも遅くない」
ユイ「何だかんだで他人の女性の体に興味はあるんですね」
ゲンドウ「な!ち、違うぞ!これは教育的監視であって決して……」
キール「ふむふむ、目算だがセカンドは上から75・56・82といったところかね」
一同「!?」
86: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:31:57.52 ID:frFdhIAO
ゲンドウ「な……なぜ議長がここに…」
キール「いや、まさか我々のシェア相手がネルフとはな」
(以下、日本語でお楽しみください)
ゼーレ01『私はやはり葛城くんがタイプだな。胸のボリュームには抗えんよ』
ゼーレ02『これだからシロートは。アスカのあの未熟な身体が……』
ゼーレ03『ロリコンかね。』
ゼーレ02『ち、違うぞ!断じて私は……』
キール『私は意外と赤木君がタイプかね…』
ゼーレ『それはないですぞ』
ゼーレ05『やっぱり綾波レイが一番可愛いな』
ゼーレ04『左様。ユイくんも良いが碇の嫁と言うだけで…』
ペラペラ
リツコ「全く分からないわね」
マヤ「とりあえず気持ちの悪い会話をしてることはわかりました」
キール「いや、まさか我々のシェア相手がネルフとはな」
(以下、日本語でお楽しみください)
ゼーレ01『私はやはり葛城くんがタイプだな。胸のボリュームには抗えんよ』
ゼーレ02『これだからシロートは。アスカのあの未熟な身体が……』
ゼーレ03『ロリコンかね。』
ゼーレ02『ち、違うぞ!断じて私は……』
キール『私は意外と赤木君がタイプかね…』
ゼーレ『それはないですぞ』
ゼーレ05『やっぱり綾波レイが一番可愛いな』
ゼーレ04『左様。ユイくんも良いが碇の嫁と言うだけで…』
ペラペラ
リツコ「全く分からないわね」
マヤ「とりあえず気持ちの悪い会話をしてることはわかりました」
87: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:40:15.34 ID:frFdhIAO
ミサト「どれどれ~?」
アスカ「あ、あん!」
ミサト「あー、アスカの肌って、すっごくプクプクしてて面白ーい!」
一同「オオオオオオオオォオオオォォオオ!」
ゼーレ01「ファンタスティック!」
キール「ワーオ………」
ゲンドウ「いかん!これはいかんぞ!」
マヤ「碇司令、画面が見えません」
アスカ「やーだ!くすぐったーいぃ!」
ミサト「じゃ、ここはー?」
アスカ「きゃは!そんなとこ触んないでよぉ!」
ミサト「いーじゃない、減るもんじゃないし。」
ゲンドウ「これは……」
キール「けしからんな……」
シンジ「………」
ペンペン「?」
ユイ「あなた……」
リツコ「あら……」
ミサト「リョウジ……」
キール・ゲンドウ・シンジ・加持・ゼーレの皆さん「………わぁっ!」
「……膨張してしまった…恥ずかしい…」
アスカ「あ、あん!」
ミサト「あー、アスカの肌って、すっごくプクプクしてて面白ーい!」
一同「オオオオオオオオォオオオォォオオ!」
ゼーレ01「ファンタスティック!」
キール「ワーオ………」
ゲンドウ「いかん!これはいかんぞ!」
マヤ「碇司令、画面が見えません」
アスカ「やーだ!くすぐったーいぃ!」
ミサト「じゃ、ここはー?」
アスカ「きゃは!そんなとこ触んないでよぉ!」
ミサト「いーじゃない、減るもんじゃないし。」
ゲンドウ「これは……」
キール「けしからんな……」
シンジ「………」
ペンペン「?」
ユイ「あなた……」
リツコ「あら……」
ミサト「リョウジ……」
キール・ゲンドウ・シンジ・加持・ゼーレの皆さん「………わぁっ!」
「……膨張してしまった…恥ずかしい…」
89: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:44:48.06 ID:frFdhIAO
リツコ「これは売れるわね」
マヤ「………売るんですか」
リツコ「ええ。放映分はどうにか撮り終わったから特典分を……」
アスカ「水着の時にも思ったんだけどそれ………」
ミサト「ああ、これね?セカンドインパクトのとき、ちょっち、ね。」
アスカ「……知ってるんでしょ、私のことも、みんな。」
ミサト「ま、仕事だからね…。お互いもう昔のことだもの。気にすること無いわ。」
アスカ「………親がバカだとホーント困るわよね」
ミサト「まあねー」
ミサト「………ん?」
ジー
ミサト「カメラ?」
ワーワーワーワーワーワーワーワーワー
マヤ「せ、センパイ!」
リツコ「なにマヤ」
マヤ「葛城さんが………」
マヤ「………売るんですか」
リツコ「ええ。放映分はどうにか撮り終わったから特典分を……」
アスカ「水着の時にも思ったんだけどそれ………」
ミサト「ああ、これね?セカンドインパクトのとき、ちょっち、ね。」
アスカ「……知ってるんでしょ、私のことも、みんな。」
ミサト「ま、仕事だからね…。お互いもう昔のことだもの。気にすること無いわ。」
アスカ「………親がバカだとホーント困るわよね」
ミサト「まあねー」
ミサト「………ん?」
ジー
ミサト「カメラ?」
ワーワーワーワーワーワーワーワーワー
マヤ「せ、センパイ!」
リツコ「なにマヤ」
マヤ「葛城さんが………」
90: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:47:35.16 ID:frFdhIAO
アスカ「やだ!カメラじゃないの!」
ミサト「…リツコのヤツ」
ミサト「シンジくーんちょっと草むら探ってみて」
シンジ「えっ」
ミサト「いいからー」
シンジ「あ……はい…………」
ガサゴソ
シンジ「あっ」
ペンペン「クエッ!」
シンジ「………カメラ」
ペンペン「クエー♪(イヤーン)」
マヤ「バレちゃった…みたいですね」
リツコ「あれ………」
ミサト「…リツコのヤツ」
ミサト「シンジくーんちょっと草むら探ってみて」
シンジ「えっ」
ミサト「いいからー」
シンジ「あ……はい…………」
ガサゴソ
シンジ「あっ」
ペンペン「クエッ!」
シンジ「………カメラ」
ペンペン「クエー♪(イヤーン)」
マヤ「バレちゃった…みたいですね」
リツコ「あれ………」
91: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 02:56:06.99 ID:frFdhIAO
ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!
ガラッ
ミサト「…………」
アスカ「…………」
シンジ「…………」
ペンペン「クエッ!」
リツコ「あ、あらお湯加減は……」
ミサト「ふざけないで。皆でワタシたちのこと覗き見てたんでしょ」
キール「ご!誤解だ!消してセカンドのスリーサイズの予想など……」
ミサト「あら議長こんにちは」
キール「ああ、こんにちは」
アスカ「信じらんなアアアアアアアアい!」
ミサト「リョウジは?鼻の下伸ばしながらみてたの?」
加持「い、いや俺は……」
リツコ「それどころか熱膨張させてたじゃない」
加持「なっ!り、リッちゃん……」
加持「誤解だ。誤解だぞミサト………」
バッ
ミサト「触んないでよ」
ミサト「もうわかったわ。完全に決裂ね。」
リツコ「えっ」
ガラッ
ミサト「…………」
アスカ「…………」
シンジ「…………」
ペンペン「クエッ!」
リツコ「あ、あらお湯加減は……」
ミサト「ふざけないで。皆でワタシたちのこと覗き見てたんでしょ」
キール「ご!誤解だ!消してセカンドのスリーサイズの予想など……」
ミサト「あら議長こんにちは」
キール「ああ、こんにちは」
アスカ「信じらんなアアアアアアアアい!」
ミサト「リョウジは?鼻の下伸ばしながらみてたの?」
加持「い、いや俺は……」
リツコ「それどころか熱膨張させてたじゃない」
加持「なっ!り、リッちゃん……」
加持「誤解だ。誤解だぞミサト………」
バッ
ミサト「触んないでよ」
ミサト「もうわかったわ。完全に決裂ね。」
リツコ「えっ」
93: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 03:03:13.06 ID:frFdhIAO
シンジ「父さん、しばらくミサトさんの家にご厄介になりますから」
ゲンドウ「そんなこと、私は……」
ユイ「いいわよ。行ってらっしゃい。」
ゲンドウ「えっ」
綾波「じゃあ私も………」
ゲンドウ「ま、待て!待ってくれ!」
綾波「イカ臭いから来ないでください」
ゲンドウ「レイ………」
ユイ「どうぞよろしくお願いします」
ミサト「いえいえ……」
ミサト「と、いうワケだから加持くんはしばらく帰ってこないでね」
加持「な!なんで……」
ミサト「知ってるのよー。まだヒトミちゃんと続いてること。」
加持「…………」
ミサト「とりあえず私達はもう帰るから。じゃあね。」
リツコ「車は?」
ミサト「日向くんにレンタカーを借りに行かせてるわ」
ミサト「リョウジなんかより日向くんのほうが頼りになるわ」
加持「…………」
ミサト「どうぞ皆さん引き続きお楽しみになって。」
アスカ「………」フンッ
シンジ「…………」プイッ
綾波「さよなら」
アスカ「この後ミサトどーする?」
ミサト「みんなでデパートに行きましょうよ♪」
ミサト「で、美味しいご飯を食べてー、もち経費でね。」
シンジ「楽しみだなぁ」
綾波「お肉食べたい……」
94: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 03:13:02.01 ID:frFdhIAO
ゲンドウ「…………」
加持「………」
冬月「…………」
リツコ「…………」
マヤ「…………」
ユイ・ナオコ「あらあら」
キール「………」
ゼーレ「…………」
ゲンドウ「飲むか」
加持「是非」
冬月「日本酒、12本追加したまえ」
支配人「御日本酒の御追加ですね。御御待ちください。」
キール「あと、味噌汁とおにぎりも頼んだぞ」
支配人「御御握りと御御御御付けですね」
支配人「ははぁ……御承知致しました。」
リツコ「そうだ議長、後で追加シーンを……」
キール「了解した。折角だからな。」
一同「…………」
冬月「イマイチ盛り上がらんな」
ゲンドウ「赤木君。」
リツコ「えっ」
ちゃちゃちゃちゃー♪
リツコ「あまぁぎぃぃぃぃごぉぉォオオオォォオオええぇええええええええぇぇえええええええええ!!!!!!」
冬月「……むなしいな」
ゲンドウ「……ああ」
加持「………」
冬月「…………」
リツコ「…………」
マヤ「…………」
ユイ・ナオコ「あらあら」
キール「………」
ゼーレ「…………」
ゲンドウ「飲むか」
加持「是非」
冬月「日本酒、12本追加したまえ」
支配人「御日本酒の御追加ですね。御御待ちください。」
キール「あと、味噌汁とおにぎりも頼んだぞ」
支配人「御御握りと御御御御付けですね」
支配人「ははぁ……御承知致しました。」
リツコ「そうだ議長、後で追加シーンを……」
キール「了解した。折角だからな。」
一同「…………」
冬月「イマイチ盛り上がらんな」
ゲンドウ「赤木君。」
リツコ「えっ」
ちゃちゃちゃちゃー♪
リツコ「あまぁぎぃぃぃぃごぉぉォオオオォォオオええぇええええええええぇぇえええええええええ!!!!!!」
冬月「……むなしいな」
ゲンドウ「……ああ」
98: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/25(木) 03:25:15.05 ID:frFdhIAO
, -‐-'´ー- 、._
,、' : : ,:-'´: : : : : : :\
/: : :/: : : : : : : : : : : : \
/:/ : /: : :, : : : : : :/: : : : : : : ヽ
!': : :/: :/;.、=7;、イ;i: : |: : : : 、: ヽ
!: : /': :'´ ;| 'iァz;、,'ト|: :/;イ: : : }: i l
!: : : : : : :{ `''゛'` !/'´/イ;ィ:/: リ'!
'; : : : : ;|ヾ ,ィ')y'/;ィ:/
ヽ:|'; :{ヘ _ ゝ./!'´ !'
/' ヽ! 、 ´,. ィ':i/
_,,..../ /` ‐' ´l/リ゛
ノ `丶、 {、 ´ 次回予告よ
/ ' ‐- 、 \トヽ、
,イ;;;:::、:_:::::::`ヽ、 _\!`)、
i;/ ヽ::::::::::::', `>ヶ、:>
! '、:::::::::::',∨|:ハ! ',
/ iヽ、:i::::::',. |:| ';〉 i
/ l /::::::::',.L! ';. !
/ | ! /::::::::::::l ハ
/ V::::::::::::::::l / / ',
/__,.、 -‐┐ l::::::::::::::::l / ,〉
`| '7:ー‐'、:::::::::::/ /|__/|
分裂するネルフ
離れるココロ
悲しみの連鎖
そしてそんなネルフに降りかかる試練
彼らは乗り越えることが出来るのか出来ないのか
次回、静止した闇の中で
さーてこの次も
見てくんないと暴れちゃうわよ…
,、' : : ,:-'´: : : : : : :\
/: : :/: : : : : : : : : : : : \
/:/ : /: : :, : : : : : :/: : : : : : : ヽ
!': : :/: :/;.、=7;、イ;i: : |: : : : 、: ヽ
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ヽ:|'; :{ヘ _ ゝ./!'´ !'
/' ヽ! 、 ´,. ィ':i/
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ノ `丶、 {、 ´ 次回予告よ
/ ' ‐- 、 \トヽ、
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/ iヽ、:i::::::',. |:| ';〉 i
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`| '7:ー‐'、:::::::::::/ /|__/|
分裂するネルフ
離れるココロ
悲しみの連鎖
そしてそんなネルフに降りかかる試練
彼らは乗り越えることが出来るのか出来ないのか
次回、静止した闇の中で
さーてこの次も
見てくんないと暴れちゃうわよ…
135: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:12:05.78 ID:KHvrPEAO
―第拾壱話撮影開始―
「ネルフの長い一日」
AM7:00
第三新東京市内・コインランドリー
子供「わーい、当たった当たったぁ~!」
リツコ「これじゃあ毎回のクリーニング代も、バカにならないわね。」
マヤ「せめて、自分でお洗濯できる時間くらい、ほしいですね。」
青葉「家に帰れるだけ、まだマシっすよ。」
ギャラリー「キャー!シゲルくぅ~ん」
リツコ「…………」ピキッ
リツコ「止めて」
加持「は…はいカット…」
ギャラリー「加持さんが喋ったぁ☆」
ギャラリー「キャー!」
リツコ「……朝からご苦労なこと」
「ネルフの長い一日」
AM7:00
第三新東京市内・コインランドリー
子供「わーい、当たった当たったぁ~!」
リツコ「これじゃあ毎回のクリーニング代も、バカにならないわね。」
マヤ「せめて、自分でお洗濯できる時間くらい、ほしいですね。」
青葉「家に帰れるだけ、まだマシっすよ。」
ギャラリー「キャー!シゲルくぅ~ん」
リツコ「…………」ピキッ
リツコ「止めて」
加持「は…はいカット…」
ギャラリー「加持さんが喋ったぁ☆」
ギャラリー「キャー!」
リツコ「……朝からご苦労なこと」
136: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:14:50.09 ID:KHvrPEAO
リツコ「全く…納期に余裕がないってのに、野外じゃろくに撮影も出来ないわね。」
マヤ「仕方ありませんよ。今じゃセカンド特撮インパクトとかなんとか」
マヤ「マスコミに取り上げて貰ったんですから」
加持「そのお陰でグッズの売上も好調で借金も減ってるんだろ?」
青葉「はい。グッズの売上はかなり好調です。」
リツコ「誰が一番人気なの?」
青葉「綾波レイです。彼女の携帯ストラップが一番売れ行きもいいですね。」
青葉「加持さんも主婦や女性層の人気が高くかなり売上に貢献してくれてます。」
加持「いやはや。光栄だな。」
マヤ「すごいなぁ…」
青葉「お、マヤちゃんも中々人気があるみたいだよ」
マヤ「本当に?やったぁ♪」
加持「可愛いもんなぁ」
マヤ「えへへ……」
青葉「…ただ碇司令には負けてるけど」
マヤ「えっ」
青葉「不思議なことに売上が全体で4位…葛城さんの次にいいんですよね」
リツコ「で、で、私は?」
青葉「………」
青葉「ハハハ」
リツコ「………」
冬月「……まだ良いじゃないか。作られてるだけ。」
マヤ「仕方ありませんよ。今じゃセカンド特撮インパクトとかなんとか」
マヤ「マスコミに取り上げて貰ったんですから」
加持「そのお陰でグッズの売上も好調で借金も減ってるんだろ?」
青葉「はい。グッズの売上はかなり好調です。」
リツコ「誰が一番人気なの?」
青葉「綾波レイです。彼女の携帯ストラップが一番売れ行きもいいですね。」
青葉「加持さんも主婦や女性層の人気が高くかなり売上に貢献してくれてます。」
加持「いやはや。光栄だな。」
マヤ「すごいなぁ…」
青葉「お、マヤちゃんも中々人気があるみたいだよ」
マヤ「本当に?やったぁ♪」
加持「可愛いもんなぁ」
マヤ「えへへ……」
青葉「…ただ碇司令には負けてるけど」
マヤ「えっ」
青葉「不思議なことに売上が全体で4位…葛城さんの次にいいんですよね」
リツコ「で、で、私は?」
青葉「………」
青葉「ハハハ」
リツコ「………」
冬月「……まだ良いじゃないか。作られてるだけ。」
137: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:17:23.75 ID:KHvrPEAO
加持「まあとりあえず借金も減ったことだし良かったじゃないか」
青葉「それが…不思議なことにまた借金が増えてるんですよ」
リツコ「何でよ。私は前回は何も壊してないわよ」
マヤ「まあ、葛城さんやらシンジ君との関係は壊れちゃいましたけどね。」
リツコ「…ちょっと青森くん、明細見せてみて」
青葉「青葉です。どうぞ。」
リツコ「………どれどれ」
箱根ルネッサンス【貸切代・飲食代として】¥28500000―(1日の平均売上代金の半分)
レンタカー ¥15000―
高級焼肉・林原 ¥180000―
マヤ「焼肉代はともかくとして」
マヤ「確か貸し切り代は司令のポケットマネーだったんじゃ……」
加持「きっちり経費で落とされてるな。」
リツコ「……あの髭えぇぇぇええええええええ!」
マヤ「でもセンパイも人のこと言えませんよね」
冬月「この後のシーン…またもや平日の朝にも関わらず電車を貸しきったそうじゃないか」
リツコ「てへっ☆」
一同「…………」
マヤ「なんかツッコミ役が居ないって虚しいですね」
リツコ「…………」
青葉「それが…不思議なことにまた借金が増えてるんですよ」
リツコ「何でよ。私は前回は何も壊してないわよ」
マヤ「まあ、葛城さんやらシンジ君との関係は壊れちゃいましたけどね。」
リツコ「…ちょっと青森くん、明細見せてみて」
青葉「青葉です。どうぞ。」
リツコ「………どれどれ」
箱根ルネッサンス【貸切代・飲食代として】¥28500000―(1日の平均売上代金の半分)
レンタカー ¥15000―
高級焼肉・林原 ¥180000―
マヤ「焼肉代はともかくとして」
マヤ「確か貸し切り代は司令のポケットマネーだったんじゃ……」
加持「きっちり経費で落とされてるな。」
リツコ「……あの髭えぇぇぇええええええええ!」
マヤ「でもセンパイも人のこと言えませんよね」
冬月「この後のシーン…またもや平日の朝にも関わらず電車を貸しきったそうじゃないか」
リツコ「てへっ☆」
一同「…………」
マヤ「なんかツッコミ役が居ないって虚しいですね」
リツコ「…………」
138: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:21:23.82 ID:KHvrPEAO
AM8:30
地下鉄第三新東京線・電車内
加持「ふう。この洗濯物の量はきついな」
リツコ「まだミサトに許して貰ってないの?」
加持「貰ってないさ。全く、情けないもんだ。」
加持「じゃあいくぞー」
加持「スタート」
マヤ「議会はその決定に従うだけですか?」
冬月「最も無駄の少ない、効率的な政治だよ。」
マヤ「さすがは科学の町、まさに科学万能の時代ですね!」
青葉「ふーるくさいセリフ。」
冬月「そう言えば、零号機の実験だったかな、そっちは。」
リツコ「ええ、本日10:30より第2次稼動延長試験の予定です。」
冬月「朗報を期待しとるよ」
加持「はいカット」
冬月「新聞をゆっくり見るのも何日ぶりか…」
加持「しかし良くこんな、何て言うか…素晴らしいセリフが思い付くよな」
リツコ「あら、ありがとう。」
マヤ「…はぁ。でもやっぱり貸しきりの電車内だと静かで良いですね。」
青葉「これからは撮影も貸しきりの方向で行かないと…ですね」
マヤ「火の車…の予感ですね」
地下鉄第三新東京線・電車内
加持「ふう。この洗濯物の量はきついな」
リツコ「まだミサトに許して貰ってないの?」
加持「貰ってないさ。全く、情けないもんだ。」
加持「じゃあいくぞー」
加持「スタート」
マヤ「議会はその決定に従うだけですか?」
冬月「最も無駄の少ない、効率的な政治だよ。」
マヤ「さすがは科学の町、まさに科学万能の時代ですね!」
青葉「ふーるくさいセリフ。」
冬月「そう言えば、零号機の実験だったかな、そっちは。」
リツコ「ええ、本日10:30より第2次稼動延長試験の予定です。」
冬月「朗報を期待しとるよ」
加持「はいカット」
冬月「新聞をゆっくり見るのも何日ぶりか…」
加持「しかし良くこんな、何て言うか…素晴らしいセリフが思い付くよな」
リツコ「あら、ありがとう。」
マヤ「…はぁ。でもやっぱり貸しきりの電車内だと静かで良いですね。」
青葉「これからは撮影も貸しきりの方向で行かないと…ですね」
マヤ「火の車…の予感ですね」
139: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:23:47.94 ID:KHvrPEAO
マヤ「そう言えばセンパイ、今日…実験シーンも撮影するんですよね。」
リツコ「まあね。時間がないから次いでにシンクロテストの準備もやって置こうと思って。」
ゴトンゴトン……
青葉「MAGIへの負担は大丈夫でしょうかね。」
リツコ「ま、何とかなるでしょ」
加持「しかしすっかり本来の業務を忘れてたな…俺も。」
冬月「仕方あるまいよ。この環境に居て毒されぬ方が無理と言うものだ。」
♪ウラミマァァァァス…ウラミマァァァァス…
リツコ「はい」
マヤ「出ちゃうんですか」
リツコ「貸しきりだからいいのよ。」
加持「しかし相変わらずリッちゃんのセンスは何て言うかこう凄く……絶妙だな。」
リツコ「まあね。時間がないから次いでにシンクロテストの準備もやって置こうと思って。」
ゴトンゴトン……
青葉「MAGIへの負担は大丈夫でしょうかね。」
リツコ「ま、何とかなるでしょ」
加持「しかしすっかり本来の業務を忘れてたな…俺も。」
冬月「仕方あるまいよ。この環境に居て毒されぬ方が無理と言うものだ。」
♪ウラミマァァァァス…ウラミマァァァァス…
リツコ「はい」
マヤ「出ちゃうんですか」
リツコ「貸しきりだからいいのよ。」
加持「しかし相変わらずリッちゃんのセンスは何て言うかこう凄く……絶妙だな。」
140: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:28:22.83 ID:KHvrPEAO
「…………」
プープープープー
リツコ「……まただわ」
加持「イタズラ電話かい?」
リツコ「ええ。最近、頻繁に。」
リツコ「番号をコロコロ変えてくるから対応のしようがなくって」
マヤ「センパイのトコにもですか?」
リツコ「あら…マヤにも?」
マヤ「はい。私と言うか、うちの会社にも迷惑電話やら迷惑メールやら…」
冬月「……もしや、こんな内容のメールかね」
プープープープー
リツコ「……まただわ」
加持「イタズラ電話かい?」
リツコ「ええ。最近、頻繁に。」
リツコ「番号をコロコロ変えてくるから対応のしようがなくって」
マヤ「センパイのトコにもですか?」
リツコ「あら…マヤにも?」
マヤ「はい。私と言うか、うちの会社にも迷惑電話やら迷惑メールやら…」
冬月「……もしや、こんな内容のメールかね」
141: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:30:36.23 ID:KHvrPEAO
To:fuyutsukiyui@tokumukikan-nerv.co.jp
From:miyamuralove@yahuu.co.jp
Sub【無題】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
早々に「新世紀エヴァンゲリオン」の撮影を中止したまえ!
さもなくば……
フヒヒヒヒヒヒヒ
ーENDー
マヤ「あー!それですそれ!」
リツコ「あら。私にも最近よく届くわ」
加持「フリーメールか…」
リツコ「暇なときにちょっと追って見たけど、残念ながら無限フリーメール地獄だったわ」
青葉「何だか気味が悪いというか」
加持「…相手も随分暇なんだな」
From:miyamuralove@yahuu.co.jp
Sub【無題】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
早々に「新世紀エヴァンゲリオン」の撮影を中止したまえ!
さもなくば……
フヒヒヒヒヒヒヒ
ーENDー
マヤ「あー!それですそれ!」
リツコ「あら。私にも最近よく届くわ」
加持「フリーメールか…」
リツコ「暇なときにちょっと追って見たけど、残念ながら無限フリーメール地獄だったわ」
青葉「何だか気味が悪いというか」
加持「…相手も随分暇なんだな」
142: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:32:19.81 ID:KHvrPEAO
青葉「しかしどこからメールアドレスが漏れたんでしょうか」
リツコ「…さあ。ま、人気番組の関係者となればこんなのザラでしょ。」
マヤ「そうですね。それより…」
加持「ミサト達…か。」
一同「ハァ………」
AM09:30
葛城(加持)宅・リビング
アスカ「おはよー」
シンジ「おはよう。」
ミサト「おそよう。」
アスカ「……ムッ」
綾波「おはよう」
アスカ「…って相変わらずあんた、すんごい量食べてるのね」
綾波「碇くん、今日のだしは煮干しね」
シンジ「いや、鰹節だよ」
綾波「……そう」ズズズズズ
リツコ「…さあ。ま、人気番組の関係者となればこんなのザラでしょ。」
マヤ「そうですね。それより…」
加持「ミサト達…か。」
一同「ハァ………」
AM09:30
葛城(加持)宅・リビング
アスカ「おはよー」
シンジ「おはよう。」
ミサト「おそよう。」
アスカ「……ムッ」
綾波「おはよう」
アスカ「…って相変わらずあんた、すんごい量食べてるのね」
綾波「碇くん、今日のだしは煮干しね」
シンジ「いや、鰹節だよ」
綾波「……そう」ズズズズズ
143: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 17:34:19.21 ID:KHvrPEAO
シンジ「はぁ…」
アスカ「……どうしたの?」
シンジ「ん?ああ…」
シンジ「父さんと喋んなきゃなんないんだぁ…と思って。」
アスカ「今回は確か…電話で会話するシーンだけじゃ無かったっけ」
シンジ「でも喋んなきゃならない事には変わりないだろ」
アスカ「……司令も嫌われたもんね」
ミサト「その点私は勝ち組だわ。リツコともリョウジとも喋んなくて済むんだから。」
アスカ「変態研究員はともかくとして加持さんは許してあげたら?いい加減可哀想よ」
ミサト「いーのよ。たまにはきゅううううっと、きっついお灸据えてやるのが夫婦円満のコツなんだから」
アスカ「とか何とか言って、意地になっちゃってるだけなんじゃないの?」
ミサト「別に。じゃ、行ってくるわね」
シンジ・綾波・アスカ「いってらっしゃい」
綾波「おかわり」
シンジ「……あ、うん」
アスカ「……どうしたの?」
シンジ「ん?ああ…」
シンジ「父さんと喋んなきゃなんないんだぁ…と思って。」
アスカ「今回は確か…電話で会話するシーンだけじゃ無かったっけ」
シンジ「でも喋んなきゃならない事には変わりないだろ」
アスカ「……司令も嫌われたもんね」
ミサト「その点私は勝ち組だわ。リツコともリョウジとも喋んなくて済むんだから。」
アスカ「変態研究員はともかくとして加持さんは許してあげたら?いい加減可哀想よ」
ミサト「いーのよ。たまにはきゅううううっと、きっついお灸据えてやるのが夫婦円満のコツなんだから」
アスカ「とか何とか言って、意地になっちゃってるだけなんじゃないの?」
ミサト「別に。じゃ、行ってくるわね」
シンジ・綾波・アスカ「いってらっしゃい」
綾波「おかわり」
シンジ「……あ、うん」
145: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:01:50.08 ID:KHvrPEAO
AM10:30
ネルフ内・第2実験場
マヤ「防犯カメラセットオッケーです!」
オペレータ「防犯カメラで撮影…ですか」
マヤ「国連直属かつ元は地球を守ってましたらからね」
マヤ「音声もクリアに入る優れもの何ですよ」
リツコ「でもこれ…顔が変に映るからやなのよねー」
青葉「仕方ありませんよ。ギリギリのスケジュールなんですし…」
リツコ「はぁ。じゃ、始めましょ」
リツコ「全く…カメラマンはどこに言っちゃったのかしら」
ネルフ内・第2実験場
マヤ「防犯カメラセットオッケーです!」
オペレータ「防犯カメラで撮影…ですか」
マヤ「国連直属かつ元は地球を守ってましたらからね」
マヤ「音声もクリアに入る優れもの何ですよ」
リツコ「でもこれ…顔が変に映るからやなのよねー」
青葉「仕方ありませんよ。ギリギリのスケジュールなんですし…」
リツコ「はぁ。じゃ、始めましょ」
リツコ「全く…カメラマンはどこに言っちゃったのかしら」
146: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:05:14.11 ID:KHvrPEAO
同時刻
ネルフ・エレベーター前
ミサト「……ったくかったるいわ」
ミサト「まあ、今日は指示するシーンだけだしね」
ガタン……
加持「おーい、ちょいと待ってくれぇ~っ!」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
ミサト(閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ……)
ガコン
加持「…セーフ」
加持「でもないか。遅刻だな…」
加持「まあいいか。」
ミサト「チッ…」
加持「いや、走った走った。」
加持「こんちまたご機嫌斜めだねぇ。」
ミサト「来た早々、あんたの顔見たからよ!」
加持「………まだ怒ってます?」
ミサト「勿論よ」ニコッ
加持「あはは……」
ネルフ・エレベーター前
ミサト「……ったくかったるいわ」
ミサト「まあ、今日は指示するシーンだけだしね」
ガタン……
加持「おーい、ちょいと待ってくれぇ~っ!」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
ミサト(閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ閉まれ……)
ガコン
加持「…セーフ」
加持「でもないか。遅刻だな…」
加持「まあいいか。」
ミサト「チッ…」
加持「いや、走った走った。」
加持「こんちまたご機嫌斜めだねぇ。」
ミサト「来た早々、あんたの顔見たからよ!」
加持「………まだ怒ってます?」
ミサト「勿論よ」ニコッ
加持「あはは……」
147: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:08:06.66 ID:KHvrPEAO
AM10:20
第三新東京市内・公衆電話前
シンジ「………はぁ」
アスカ「ほーら。次の撮影控えてるんだから」
シンジ「……やだなぁ」
アスカ「あー、もうウジウジしないの!」
アスカ「さっさと掛けなさい」
シンジ「はぁ。」
綾波「じゃ、碇くん撮るわよ」
同時刻
ネルフ内・司令室
ゲンドウ「…………」ソワソワ
ユイ「落ち着きがありませよ。あなた。」
ゲンドウ「べ…別にソワソワなど……」
ユイ「してるじゃない」
第三新東京市内・公衆電話前
シンジ「………はぁ」
アスカ「ほーら。次の撮影控えてるんだから」
シンジ「……やだなぁ」
アスカ「あー、もうウジウジしないの!」
アスカ「さっさと掛けなさい」
シンジ「はぁ。」
綾波「じゃ、碇くん撮るわよ」
同時刻
ネルフ内・司令室
ゲンドウ「…………」ソワソワ
ユイ「落ち着きがありませよ。あなた。」
ゲンドウ「べ…別にソワソワなど……」
ユイ「してるじゃない」
148: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:09:22.58 ID:KHvrPEAO
ユイ「二日ぶりにシンジと話せて嬉しいんでしょう?」
ゲンドウ「……」
ナオコ「ま、冷徹な父親役として…なんて皮肉なものよね」
プルルルルルルルルル
ゲンドウ「!」
ユイ「ほら、出なさい。」
ガチャ
ゲンドウ「なんだ?」
シンジ「あ、あの…父さん…」
ゲンドウ「ああ!シンジ、また私を父さんと呼んでくれるのか!」
シンジ「………」
ゲンドウ「ん?どうした。今度あらためて家族で食z……」
プープープープー
ゲンドウ「……あれっ」
ユイ「…あなた」
オペレータ「撮り直しですね」
ゲンドウ「……」
ナオコ「ま、冷徹な父親役として…なんて皮肉なものよね」
プルルルルルルルルル
ゲンドウ「!」
ユイ「ほら、出なさい。」
ガチャ
ゲンドウ「なんだ?」
シンジ「あ、あの…父さん…」
ゲンドウ「ああ!シンジ、また私を父さんと呼んでくれるのか!」
シンジ「………」
ゲンドウ「ん?どうした。今度あらためて家族で食z……」
プープープープー
ゲンドウ「……あれっ」
ユイ「…あなた」
オペレータ「撮り直しですね」
150: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:10:46.66 ID:KHvrPEAO
AM10:31
アスカ「はい、じゃ、テイク2いきまーす」
綾波「スタート」
プルルルルルル
シンジ「あ、あの…父さん…」
ゲンドウ「どうした!早く言え!」
シンジ「あぁ…あの…実は今日、学校で進路相談の面接があることを父兄に報告しとけって、言われたんだけど…」
ゲンドウ「そういう事はすべて葛城君に一任してある。」
ゲンドウ「下らんことで電話をするな。こんな電話をいちいち取り次ぐんzy……」
プープープープープープー
ゲンドウ・シンジ「ん?」
アスカ「はい、じゃ、テイク2いきまーす」
綾波「スタート」
プルルルルルル
シンジ「あ、あの…父さん…」
ゲンドウ「どうした!早く言え!」
シンジ「あぁ…あの…実は今日、学校で進路相談の面接があることを父兄に報告しとけって、言われたんだけど…」
ゲンドウ「そういう事はすべて葛城君に一任してある。」
ゲンドウ「下らんことで電話をするな。こんな電話をいちいち取り次ぐんzy……」
プープープープープープー
ゲンドウ・シンジ「ん?」
151: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:17:53.64 ID:KHvrPEAO
同時刻
ネルフ・エレベーター内
ガーアアア………
ミサト(はぁ…今日はリョウジの顔を見なくても済んだと思ったのになぁ)
ミサト(……最悪だわ)
バンッ
ミサト「あら?」
加持「停電か?」
ミサト「まさか、ありえないわ。」
ミサト「変ねぇ、事故かしら?」
加持「リッちゃんがまた実験でもミスったのかな?」
ネルフ・第2実験場
青葉「て……停電?」
マヤ「主電源ストップ、電圧、ゼロです。」
一同「………」ジッ
リツコ「えっ」
リツコ「あ、あたしじゃないわよ…?」
ネルフ・エレベーター内
ガーアアア………
ミサト(はぁ…今日はリョウジの顔を見なくても済んだと思ったのになぁ)
ミサト(……最悪だわ)
バンッ
ミサト「あら?」
加持「停電か?」
ミサト「まさか、ありえないわ。」
ミサト「変ねぇ、事故かしら?」
加持「リッちゃんがまた実験でもミスったのかな?」
ネルフ・第2実験場
青葉「て……停電?」
マヤ「主電源ストップ、電圧、ゼロです。」
一同「………」ジッ
リツコ「えっ」
リツコ「あ、あたしじゃないわよ…?」
152: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:27:56.35 ID:KHvrPEAO
AM10:39
ネルフ内・第2実験場
青葉「だめです、予備回線つながりません。」
冬月「バカな!生き残っている回線は!」
マヤ「全部で1.2%、2567番からの9回線だけです!」
リツコ「カ……カメラは?」
マヤ「どうにか緊急電源で生きてます。」
冬月「生き残っている回線はすべてMAGIとセントラルドグマの維持に廻せ!」
リツコ「あ、あと防犯カメラにもね。」
青葉「全館の生命維持に支障が生じますが…」
冬月「構わん!最優先だ!」
マヤ「でも原因って…何なんでしょうね」
冬月「電気料金の未払い…なんてくだらない理由だったりな」
リツコ「にしては…予備回線が繋がらないって言うのはおかしな話よ」
一同「よぉぉぉいしょ!」
ガガガガガガガ…
マヤ「あ、ドア開きましたよ」
リツコ「とにかく、発令所へ急ぎましょ。7分たっても復旧しないなんて…」
カツカツ
リツコ「♪」
一同(礼もなしかよ……)
ネルフ内・第2実験場
青葉「だめです、予備回線つながりません。」
冬月「バカな!生き残っている回線は!」
マヤ「全部で1.2%、2567番からの9回線だけです!」
リツコ「カ……カメラは?」
マヤ「どうにか緊急電源で生きてます。」
冬月「生き残っている回線はすべてMAGIとセントラルドグマの維持に廻せ!」
リツコ「あ、あと防犯カメラにもね。」
青葉「全館の生命維持に支障が生じますが…」
冬月「構わん!最優先だ!」
マヤ「でも原因って…何なんでしょうね」
冬月「電気料金の未払い…なんてくだらない理由だったりな」
リツコ「にしては…予備回線が繋がらないって言うのはおかしな話よ」
一同「よぉぉぉいしょ!」
ガガガガガガガ…
マヤ「あ、ドア開きましたよ」
リツコ「とにかく、発令所へ急ぎましょ。7分たっても復旧しないなんて…」
カツカツ
リツコ「♪」
一同(礼もなしかよ……)
154: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:33:43.02 ID:KHvrPEAO
ネルフ・エレベーター内
ミサト「ただ事じゃないわ」
加持「ここの電源は?」
ミサト「正・副・予備の3系統、それが同時に落ちるなんて、考えられないわ。」
加持「となると…」
ミサト「………」
ミサト「やっぱ料金の未払い?」
加持「たはは……」
ミサト「ただ事じゃないわ」
加持「ここの電源は?」
ミサト「正・副・予備の3系統、それが同時に落ちるなんて、考えられないわ。」
加持「となると…」
ミサト「………」
ミサト「やっぱ料金の未払い?」
加持「たはは……」
155: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:35:13.83 ID:KHvrPEAO
AM10:45
ネルフ・入口
シンジ「途中で電話切るなんて酷いよ……」
アスカ「それは碇司令、本当に忙しかっただけじゃないの?」
アスカ「急にお偉さんから通信が入った…とかさ」
シンジ「そっかなぁ…途中で切ったって言うより、なんか故障した感じだったんだけど。」
アスカ「もー、男の癖にいちいち細かいこと気にするのやめたら?」
スッ
シンジ「あれ?」
シンジ「カードリーダーが反応しない?」
綾波「そんなはず……」
スッ
綾波「?」
アスカ「何やってんの、ほら、替わりなさいよ!」
スッ…スッ
アスカ「?」
スッスッスッスッスッ
アスカ「も~っ!壊れてんじゃないの、これ!?」
ネルフ・入口
シンジ「途中で電話切るなんて酷いよ……」
アスカ「それは碇司令、本当に忙しかっただけじゃないの?」
アスカ「急にお偉さんから通信が入った…とかさ」
シンジ「そっかなぁ…途中で切ったって言うより、なんか故障した感じだったんだけど。」
アスカ「もー、男の癖にいちいち細かいこと気にするのやめたら?」
スッ
シンジ「あれ?」
シンジ「カードリーダーが反応しない?」
綾波「そんなはず……」
スッ
綾波「?」
アスカ「何やってんの、ほら、替わりなさいよ!」
スッ…スッ
アスカ「?」
スッスッスッスッスッ
アスカ「も~っ!壊れてんじゃないの、これ!?」
156: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:38:16.06 ID:KHvrPEAO
AM10:50
ネルフ・発令所
冬月「で、どうなんだ碇」
ゲンドウ「無礼な男だな」
ゲンドウ「違うと言っているだろうが」
冬月「正直に言え。」
ゲンドウ「きちんと先月分は払ったよなぁ、ユイ?」
ユイ「ええ。とりあえずライフラインに関わることは私が管理をしてますから」
冬月「なら未払いが原因ではなかろうな」
ゲンドウ「なら、とはどう言う意味だ。なら、とは。」
冬月「と……なると」
ゲンドウ「ブレーカーが落ちた…と言うより」
ゲンドウ「落とされた、と見るべきだな」
ネルフ・発令所
冬月「で、どうなんだ碇」
ゲンドウ「無礼な男だな」
ゲンドウ「違うと言っているだろうが」
冬月「正直に言え。」
ゲンドウ「きちんと先月分は払ったよなぁ、ユイ?」
ユイ「ええ。とりあえずライフラインに関わることは私が管理をしてますから」
冬月「なら未払いが原因ではなかろうな」
ゲンドウ「なら、とはどう言う意味だ。なら、とは。」
冬月「と……なると」
ゲンドウ「ブレーカーが落ちた…と言うより」
ゲンドウ「落とされた、と見るべきだな」
158: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:47:18.17 ID:KHvrPEAO
トン…トン…
リツコ「タラップなんて、前時代的な飾りだと思っていたけど、まさか使うことになるとはね。」
マヤ「備えあれば憂い無し、ですよ。」
マヤ「………センパイ」
リツコ「なによ」
マヤ「ホントに今回の停電はセンパイじゃないんですか」
リツコ「……信用ないのね」
マヤ「なんか嬉しそうじゃないですか」
リツコ「停電とか雪とか台風とか…なんかワクワクしない?」
マヤ「しないです」
青葉「…………」
青葉(マヤちゃんのパンティ……)
青葉(……白か)
冬月「おや、君は何を見てるのかね」
青葉「えっあ……えっ……」
リツコ「ふぅ~ん」ニヤニヤ
マヤ「?」
リツコ「タラップなんて、前時代的な飾りだと思っていたけど、まさか使うことになるとはね。」
マヤ「備えあれば憂い無し、ですよ。」
マヤ「………センパイ」
リツコ「なによ」
マヤ「ホントに今回の停電はセンパイじゃないんですか」
リツコ「……信用ないのね」
マヤ「なんか嬉しそうじゃないですか」
リツコ「停電とか雪とか台風とか…なんかワクワクしない?」
マヤ「しないです」
青葉「…………」
青葉(マヤちゃんのパンティ……)
青葉(……白か)
冬月「おや、君は何を見てるのかね」
青葉「えっあ……えっ……」
リツコ「ふぅ~ん」ニヤニヤ
マヤ「?」
159: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 19:52:40.90 ID:KHvrPEAO
冬月「原因はどうであれ、こんな時に使徒が現れたら大変だったな」
ゲンドウ「…ま、使徒を滅ぼした今の状況にはとりあえず感謝せねばならん。」
リツコ「そうは問屋が卸してはくれない…様ですわよ」
冬月「どういう意味かね」
リツコ「ドラマのし・め・き・り」
マヤ「編集する時間を考えれば…今日中に8割程は撮り終わらないといけないんですよ」
一同「えっ………」
マヤ「しかし停電の原因が碇司令でもセンパイでもないとすれば…」
青葉「…一体誰が?」
ゲンドウ「…ま、使徒を滅ぼした今の状況にはとりあえず感謝せねばならん。」
リツコ「そうは問屋が卸してはくれない…様ですわよ」
冬月「どういう意味かね」
リツコ「ドラマのし・め・き・り」
マヤ「編集する時間を考えれば…今日中に8割程は撮り終わらないといけないんですよ」
一同「えっ………」
マヤ「しかし停電の原因が碇司令でもセンパイでもないとすれば…」
青葉「…一体誰が?」
161: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:02:54.62 ID:KHvrPEAO
ネルフ・裏口
マナ「…………ふう。」
マナ「意外と侵入…簡単だった…」
マナ「転職してから最初の仕事がドロボーとはね♪」
マナ「あ、そうだ。電話電話っと……」
プルルルルルル
マナ「あ、社長~無事電源システム落として来ました♪」
???「ご苦労だったな」
マナ「あとMAGI側にも指示通り仕掛けてきましたよ」
???「あとは…時を待つだけだな。」
マナ「じゃ、時間外手当たっぷり、よろしくお願いしますねー!」
???「えっ……」
プープープープー
???「……切れた」
部下「かなりしたたかな侵入社員ですね」
???「上手いこと言ったつもり?」
部下「…はい」
マナ「…………ふう。」
マナ「意外と侵入…簡単だった…」
マナ「転職してから最初の仕事がドロボーとはね♪」
マナ「あ、そうだ。電話電話っと……」
プルルルルルル
マナ「あ、社長~無事電源システム落として来ました♪」
???「ご苦労だったな」
マナ「あとMAGI側にも指示通り仕掛けてきましたよ」
???「あとは…時を待つだけだな。」
マナ「じゃ、時間外手当たっぷり、よろしくお願いしますねー!」
???「えっ……」
プープープープー
???「……切れた」
部下「かなりしたたかな侵入社員ですね」
???「上手いこと言ったつもり?」
部下「…はい」
163: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:06:45.83 ID:KHvrPEAO
???「ふ……ふふふ」
???「しかし、これでネルフを潰せれば…特撮業界進出への壁がなくなる!」
部下「実写であれだけアレだったのに懲りませんね」
???「………実写?なにそれ。」
部下「……確かエヴァンゲリオンは『昔からぼくが考えてた』んでしたっけ」
???「そう。タイトルはヱヴァンゲリヲンね。」
部下「今考えたでしょう」
???「エヴァに勝てるのはヱヴァだけ!」
???「ネルフに勝てるのはキャラーだけ!」
アンノ「そうは思わないかい、マッキー?」
???「しかし、これでネルフを潰せれば…特撮業界進出への壁がなくなる!」
部下「実写であれだけアレだったのに懲りませんね」
???「………実写?なにそれ。」
部下「……確かエヴァンゲリオンは『昔からぼくが考えてた』んでしたっけ」
???「そう。タイトルはヱヴァンゲリヲンね。」
部下「今考えたでしょう」
???「エヴァに勝てるのはヱヴァだけ!」
???「ネルフに勝てるのはキャラーだけ!」
アンノ「そうは思わないかい、マッキー?」
164: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:08:43.78 ID:KHvrPEAO
マッキー「構想とか出来てたんですか」
アンノ「全然。」
マッキー「出来てないんですか」
アンノ「一時間くらい考えたけどなんか飽きちゃった」
マッキー「それって…」
アンノ「潰してから考えても余裕でしょ」
マッキー「………」
アンノ「しかしこのヒロインのアスカちゃんって子、可愛いよね」
マッキー「あ、スクラップノート作ってますよ」ドンッ
アンノ「…さすがにそれは引くわ。」
マッキー「あなたが色々やって来たことを踏まえてのセリフなんですかね」
アンノ「…見ていろネルフ!キャラーがあらゆる手段を使っても」
アンノ「お前らを根こそぎハニーフラッシュしてやんよお!!!!!!!」
マッキー「急にキャラ、変わりましたね」
アンノ「全然。」
マッキー「出来てないんですか」
アンノ「一時間くらい考えたけどなんか飽きちゃった」
マッキー「それって…」
アンノ「潰してから考えても余裕でしょ」
マッキー「………」
アンノ「しかしこのヒロインのアスカちゃんって子、可愛いよね」
マッキー「あ、スクラップノート作ってますよ」ドンッ
アンノ「…さすがにそれは引くわ。」
マッキー「あなたが色々やって来たことを踏まえてのセリフなんですかね」
アンノ「…見ていろネルフ!キャラーがあらゆる手段を使っても」
アンノ「お前らを根こそぎハニーフラッシュしてやんよお!!!!!!!」
マッキー「急にキャラ、変わりましたね」
165: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:20:29.17 ID:KHvrPEAO
AM11:30
ネルフ・司令室
サツキ「あっつぅ~い」パタパタ
アオイ「もう、スカートで扇ぐなんてみっともないわよ」
サツキ「だって暑いんだしぃ」
カエデ「はぁ…今日も定時に帰れそうもないわね…」
アオイ「この状況で撮影、今日までなんてあんまりよね…」
職員一同「………はぁ」
リツコ「まずいわね、空気がよどんできたわ…」
マヤ「半分くらいはセンパイのせいでしょうけど」
リツコ「はぁ…これが近代科学の、粋を凝らした施設とは…」パタパタ
マヤ「無視ですか」
マヤ「でも、さすがは司令と副司令、この暑さにも動じませんね。」
青葉「あの暑苦しい格好なのに尊敬します」
ポチャン……
冬月「……ぬるいな。」
ゲンドウ「ああ。」
ゲンドウ「ユイ……水を」
ユイ「自分で汲んできなさい」
プオオオオ……
ナオコ「携帯扇風機持っててよかったわ」
プオオオオ……
リツコ「あ、母さんズルい!」
ナオコ「はいはい。じゃあ一個あげるから皆で使いなさい」
冬月「…………」
ゲンドウ「…………」
ネルフ・司令室
サツキ「あっつぅ~い」パタパタ
アオイ「もう、スカートで扇ぐなんてみっともないわよ」
サツキ「だって暑いんだしぃ」
カエデ「はぁ…今日も定時に帰れそうもないわね…」
アオイ「この状況で撮影、今日までなんてあんまりよね…」
職員一同「………はぁ」
リツコ「まずいわね、空気がよどんできたわ…」
マヤ「半分くらいはセンパイのせいでしょうけど」
リツコ「はぁ…これが近代科学の、粋を凝らした施設とは…」パタパタ
マヤ「無視ですか」
マヤ「でも、さすがは司令と副司令、この暑さにも動じませんね。」
青葉「あの暑苦しい格好なのに尊敬します」
ポチャン……
冬月「……ぬるいな。」
ゲンドウ「ああ。」
ゲンドウ「ユイ……水を」
ユイ「自分で汲んできなさい」
プオオオオ……
ナオコ「携帯扇風機持っててよかったわ」
プオオオオ……
リツコ「あ、母さんズルい!」
ナオコ「はいはい。じゃあ一個あげるから皆で使いなさい」
冬月「…………」
ゲンドウ「…………」
166: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:33:56.29 ID:KHvrPEAO
リツコ「しかし…復旧のメドが立たないんじゃどうしようもないわよね」
マヤ「このまま…撮影するしかないみたいですね」
リツコ「はぁ。防犯カメラが生きてるのはありがたいけど…これがメインになるなんてね」
マヤ「若干ブッサイクに映っちゃうのがタマに傷ですよね」
リツコ「全く加持くんはどこであぶら売ってるのかしらね」
リツコ「あー…脚本書き直さなきゃ」
リツコ「今のレアな状況はありがたいっちゃありがたいんだけど」
リツコ「とりあえず…停電したって感じにしてシーンごとに辻褄があうように即興で書き足し…するしかないわよね」
マヤ「大丈夫なんですか。」
リツコ「分からない」
マヤ「……………」
青葉「あれっそう言えば…葛城さんがいませんね」
リツコ「ホントね。なんか足りないと思ったら…」
マヤ「とりあえず生きてるシステムで検索かけますね」
マヤ「このまま…撮影するしかないみたいですね」
リツコ「はぁ。防犯カメラが生きてるのはありがたいけど…これがメインになるなんてね」
マヤ「若干ブッサイクに映っちゃうのがタマに傷ですよね」
リツコ「全く加持くんはどこであぶら売ってるのかしらね」
リツコ「あー…脚本書き直さなきゃ」
リツコ「今のレアな状況はありがたいっちゃありがたいんだけど」
リツコ「とりあえず…停電したって感じにしてシーンごとに辻褄があうように即興で書き足し…するしかないわよね」
マヤ「大丈夫なんですか。」
リツコ「分からない」
マヤ「……………」
青葉「あれっそう言えば…葛城さんがいませんね」
リツコ「ホントね。なんか足りないと思ったら…」
マヤ「とりあえず生きてるシステムで検索かけますね」
167: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:35:49.36 ID:KHvrPEAO
AM11:35
ネルフ・エレベーター内
ミサト「それにつけても暑いわねぇ…」
加持「空調も止まってるからねぇ。」
加持「暑けりゃシャツくらい脱いだらどうだ?今更恥ずかしがることもないだろう?」
ミサト「ぜええええええったいイヤ!!!!!」
バッ
ミサト「……こういう状況下だからって、変なこと考えないでよね!」
加持「へいへい。」
マヤ「エレベーター内で捕捉しました。」
リツコ「防犯カメラって酷く役に立つものね」
リツコ「ってあら…加持くんも一緒なの」
青葉「とりあえず一時的に電力をエレベーターに……」
リツコ「その必要はないわ。」
マヤ「えっ」
リツコ「仲直りのいい機会よ」
リツコ「なんか使えそうだし、しっかり録画しておいてね!」
青葉「また盗撮……ですか」
ネルフ・エレベーター内
ミサト「それにつけても暑いわねぇ…」
加持「空調も止まってるからねぇ。」
加持「暑けりゃシャツくらい脱いだらどうだ?今更恥ずかしがることもないだろう?」
ミサト「ぜええええええったいイヤ!!!!!」
バッ
ミサト「……こういう状況下だからって、変なこと考えないでよね!」
加持「へいへい。」
マヤ「エレベーター内で捕捉しました。」
リツコ「防犯カメラって酷く役に立つものね」
リツコ「ってあら…加持くんも一緒なの」
青葉「とりあえず一時的に電力をエレベーターに……」
リツコ「その必要はないわ。」
マヤ「えっ」
リツコ「仲直りのいい機会よ」
リツコ「なんか使えそうだし、しっかり録画しておいてね!」
青葉「また盗撮……ですか」
168: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:37:25.02 ID:KHvrPEAO
同時刻
ネルフ本部・入口
アスカ「これも動かないわ。」
綾波「どの施設も動かない。おかしいわ。」
アスカ「下で何かあったってこと?」
綾波「そう考えるのが自然ね。」
シンジ「とにかく、ミサトさんに連絡してみようよ。」
プルルルルルル…
『現在電源が入っていないか、電波の………』
シンジ「ダメだ……」
アスカ「ミサトに繋がんないの?」
シンジ「うん……」
シンジ「………」
アスカ「………」
綾波「……」
綾波「ちょっと貸して」
シンジ「えっ」
綾波「二人とも電話、しにくいんでしょ?」
ネルフ本部・入口
アスカ「これも動かないわ。」
綾波「どの施設も動かない。おかしいわ。」
アスカ「下で何かあったってこと?」
綾波「そう考えるのが自然ね。」
シンジ「とにかく、ミサトさんに連絡してみようよ。」
プルルルルルル…
『現在電源が入っていないか、電波の………』
シンジ「ダメだ……」
アスカ「ミサトに繋がんないの?」
シンジ「うん……」
シンジ「………」
アスカ「………」
綾波「……」
綾波「ちょっと貸して」
シンジ「えっ」
綾波「二人とも電話、しにくいんでしょ?」
169: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:38:52.72 ID:KHvrPEAO
綾波「私が代わりに電話、するから。」
シンジ「………よろしくお願いします」
プルルルルルル
リツコ「あっ、携帯……」
リツコ「はい。赤木リツコの携帯です。」
綾波「もしもし」
リツコ「レイ!」
綾波「入口……開かないんですけど」
マヤ「入口の電源も落ちちゃってますね」
綾波「開けてください」
青葉「じゃあ………」
リツコ「まって」
青葉「えっ?」
リツコ「ちょっとレイ、そのままで待ってて頂戴」
綾波「……はい」
リツコ「電力は回さなくてもいいわ。」
青葉「どういう事ですか?」
シンジ「………よろしくお願いします」
プルルルルルル
リツコ「あっ、携帯……」
リツコ「はい。赤木リツコの携帯です。」
綾波「もしもし」
リツコ「レイ!」
綾波「入口……開かないんですけど」
マヤ「入口の電源も落ちちゃってますね」
綾波「開けてください」
青葉「じゃあ………」
リツコ「まって」
青葉「えっ?」
リツコ「ちょっとレイ、そのままで待ってて頂戴」
綾波「……はい」
リツコ「電力は回さなくてもいいわ。」
青葉「どういう事ですか?」
170: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:40:32.12 ID:KHvrPEAO
リツコ「舞台設定として…携帯電話なんてない世界なのよ」
マヤ「そうだったんですか」
リツコ「携帯電話がない世界…かつ停電のために非常回線が繋がらないとしたら?」
マヤ「あ……」
リツコ「もちろん私達と連絡なんかつかない。」
リツコ「そうとなれば入口がアッサリ開いてしまう…なんてちょっと世界観に反するとは思わないかしら」
マヤ「いや、しかし世界観なんて言ってる場合じゃ…」
リツコ「三人が苦労してここまで来るシーンで尺稼ぎも出来るし一石二鳥の妙案よ。」
リツコ「しかしさっぱり午後から撮影のあった三人のこと、忘れてたわ……」
マヤ「そうだったんですか」
リツコ「携帯電話がない世界…かつ停電のために非常回線が繋がらないとしたら?」
マヤ「あ……」
リツコ「もちろん私達と連絡なんかつかない。」
リツコ「そうとなれば入口がアッサリ開いてしまう…なんてちょっと世界観に反するとは思わないかしら」
マヤ「いや、しかし世界観なんて言ってる場合じゃ…」
リツコ「三人が苦労してここまで来るシーンで尺稼ぎも出来るし一石二鳥の妙案よ。」
リツコ「しかしさっぱり午後から撮影のあった三人のこと、忘れてたわ……」
171: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:43:25.42 ID:KHvrPEAO
青葉「もういっそ、その設定を捨てちゃえば…」
リツコ「子供にケータイなんてもったいないわよ」
マヤ「ただのセンパイの偏見じゃあないですか」
リツコ「あ、レイ?」
綾波「………はい」
リツコ「とにかく、3人には120分以内に自力でここまで来てもらいます」
綾波「えっ……」
リツコ「地図とセリフはこっちから送るから…撮影はあっちこっちにある防犯カメラで行うから大丈夫よ。」
リツコ「多少不細工に映るけど、まぁそれは……」
アスカ「ちょっとレイ、貸して!」
アスカ「バカ変態研究員!あんた、一体なに考えてんのよ!」
リツコ「子供にケータイなんてもったいないわよ」
マヤ「ただのセンパイの偏見じゃあないですか」
リツコ「あ、レイ?」
綾波「………はい」
リツコ「とにかく、3人には120分以内に自力でここまで来てもらいます」
綾波「えっ……」
リツコ「地図とセリフはこっちから送るから…撮影はあっちこっちにある防犯カメラで行うから大丈夫よ。」
リツコ「多少不細工に映るけど、まぁそれは……」
アスカ「ちょっとレイ、貸して!」
アスカ「バカ変態研究員!あんた、一体なに考えてんのよ!」
172: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:44:28.35 ID:KHvrPEAO
アスカ「……時間もないのに芝居しながら自力で来い?」
アスカ「そんなこと……」
リツコ「出来る、わよね」
アスカ「勝手に決めないでよ!アンタに振り回されるのは皆……」
リツコ「じゃ、よろしく」
ツーツーツー
アスカ「…………」
アスカ「……うんざりしてんのよバカ」
アスカ「そんなこと……」
リツコ「出来る、わよね」
アスカ「勝手に決めないでよ!アンタに振り回されるのは皆……」
リツコ「じゃ、よろしく」
ツーツーツー
アスカ「…………」
アスカ「……うんざりしてんのよバカ」
173: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:46:53.27 ID:KHvrPEAO
マヤ「ちょっとセンパイ!何考えてるんですかぁ!」
リツコ「何って…ドラマのこと…かしら」
マヤ「今のこの余裕のない状況、分かってますか?」
マヤ「もし3人が来なかったら…」
リツコ「来るわよ」
マヤ「しかし!」
ゲンドウ「…………」スッ
冬月「碇?」
ユイ「あなた、どこへ行くつもり?」
ゲンドウ「………倉庫だ。」
ゲンドウ「着ぐるみ一式を取りに行く」
冬月「しかし、肝心の三人が来るかどうか…」
ゲンドウ「来る」
冬月「保証は?」
ゲンドウ「私の可愛い息子と姪とその2人の友人だ。」
冬月「………どうやらネルフのガンはやはりお前と赤木君のようだな」
リツコ「何って…ドラマのこと…かしら」
マヤ「今のこの余裕のない状況、分かってますか?」
マヤ「もし3人が来なかったら…」
リツコ「来るわよ」
マヤ「しかし!」
ゲンドウ「…………」スッ
冬月「碇?」
ユイ「あなた、どこへ行くつもり?」
ゲンドウ「………倉庫だ。」
ゲンドウ「着ぐるみ一式を取りに行く」
冬月「しかし、肝心の三人が来るかどうか…」
ゲンドウ「来る」
冬月「保証は?」
ゲンドウ「私の可愛い息子と姪とその2人の友人だ。」
冬月「………どうやらネルフのガンはやはりお前と赤木君のようだな」
174: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:47:59.94 ID:KHvrPEAO
ユイ「………バカね」スッ
ゲンドウ「……ユイ?」
ユイ「私も手伝うわ」
ナオコ「あら…じゃあ私も」
青葉「じゃあ俺も。力はありますから!」
職員「俺も手伝います!」
ゲンドウ「君たち……」
マヤ「じゃあ私も行かなきゃですね」
マヤ「なんせ…着ぐるみ部門、担当ですから!」
ゲンドウ「伊吹くん……」
冬月「……では私も」
ゲンドウ「お前は来るな」
冬月「何故だ」
ゲンドウ「何でもだ」
ゲンドウ「……ユイ?」
ユイ「私も手伝うわ」
ナオコ「あら…じゃあ私も」
青葉「じゃあ俺も。力はありますから!」
職員「俺も手伝います!」
ゲンドウ「君たち……」
マヤ「じゃあ私も行かなきゃですね」
マヤ「なんせ…着ぐるみ部門、担当ですから!」
ゲンドウ「伊吹くん……」
冬月「……では私も」
ゲンドウ「お前は来るな」
冬月「何故だ」
ゲンドウ「何でもだ」
176: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 20:53:48.75 ID:KHvrPEAO
AM11:50
ネルフ・入口
アスカ「ったくリツコのバカ!」
綾波「……彼女が言うことにも、珍しく仕方のない部分もあると思うの。」
シンジ「確かに…今は緊急事態だし、脚本も変えなきゃならないしね」
アスカ「自業自得なのよ!リツコがしっかり進行させてれば…」
綾波「そうね」
アスカ「でしょ。ならもうこのまま帰っちゃいましょ。」
アスカ「リツコの思い通りなんかになるもんですか」
ネルフ・入口
アスカ「ったくリツコのバカ!」
綾波「……彼女が言うことにも、珍しく仕方のない部分もあると思うの。」
シンジ「確かに…今は緊急事態だし、脚本も変えなきゃならないしね」
アスカ「自業自得なのよ!リツコがしっかり進行させてれば…」
綾波「そうね」
アスカ「でしょ。ならもうこのまま帰っちゃいましょ。」
アスカ「リツコの思い通りなんかになるもんですか」
177: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 21:58:37.62 ID:KHvrPEAO
綾波「…………」スッ
アスカ「!」
シンジ「あ、綾波?」
アスカ「ちょっとレイ、通しなさいよ!」
綾波「あなたは間違ってるわ。」
アスカ「どこがよ!あんただって散々リツコに振り回されたんでしょ?」
綾波「でも、今回は外部からの攻撃だと予想されてるの。」
綾波「赤木博士のせいじゃないわ」
アスカ「時間がないってのはリツコの不始末でしょうが!」
アスカ「リツコ自身がどうにかすりゃあいいのよ!」
綾波「でも、このドラマはネルフの命運が掛かってるのよ。」
アスカ「…ちょっとあんた、アタシにケンカ売る気?」
アスカ「!」
シンジ「あ、綾波?」
アスカ「ちょっとレイ、通しなさいよ!」
綾波「あなたは間違ってるわ。」
アスカ「どこがよ!あんただって散々リツコに振り回されたんでしょ?」
綾波「でも、今回は外部からの攻撃だと予想されてるの。」
綾波「赤木博士のせいじゃないわ」
アスカ「時間がないってのはリツコの不始末でしょうが!」
アスカ「リツコ自身がどうにかすりゃあいいのよ!」
綾波「でも、このドラマはネルフの命運が掛かってるのよ。」
アスカ「…ちょっとあんた、アタシにケンカ売る気?」
178: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 21:59:46.37 ID:KHvrPEAO
綾波「そんなつもりはないの」
アスカ「………ならどう言うつもりってーのよ」
綾波「赤木博士がバカであれ、それは、他の大多数の職員には関係のないことよ。」
綾波「むしろ、責任者がバカだからこそ私達がフォローすべきなんじゃないのかしら。」
アスカ「それは」
アスカ「そうだけど……」
綾波「いくらバカで変態で金銭感覚が狂っていても」
綾波「虫の息ながらもネルフを延命させた彼女の功績は認めるべきよ」
アスカ「………ならどう言うつもりってーのよ」
綾波「赤木博士がバカであれ、それは、他の大多数の職員には関係のないことよ。」
綾波「むしろ、責任者がバカだからこそ私達がフォローすべきなんじゃないのかしら。」
アスカ「それは」
アスカ「そうだけど……」
綾波「いくらバカで変態で金銭感覚が狂っていても」
綾波「虫の息ながらもネルフを延命させた彼女の功績は認めるべきよ」
179: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:01:22.35 ID:KHvrPEAO
綾波「あのまま…何も行動しなければネルフは間違いなく財政破綻、していたわ」
シンジ「そうなれば最悪解体だった…よね。」
アスカ「そんなの結果論、グーゼンじゃん!」
綾波「じゃあもし…あなたが帰ったことで撮影が終わらず、納期に間に合わず」
綾波「その『結果』ドラマが強制終了、なんてことになったら?」
アスカ「それは……」
綾波「ここは、感情とは別に今一番…ベストな行動をとるべきだと思うの。」
シンジ「そうなれば最悪解体だった…よね。」
アスカ「そんなの結果論、グーゼンじゃん!」
綾波「じゃあもし…あなたが帰ったことで撮影が終わらず、納期に間に合わず」
綾波「その『結果』ドラマが強制終了、なんてことになったら?」
アスカ「それは……」
綾波「ここは、感情とは別に今一番…ベストな行動をとるべきだと思うの。」
180: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:02:25.10 ID:KHvrPEAO
アスカ「…………」
ポンッ
アスカ「…シンジ」
シンジ「アスカ、ここは大人になって、ね?」
アスカ「………むぅ」
シンジ「多分皆、アスカを待ってると思うよ?」
アスカ「…………」
アスカ「…ったく仕方ないわね」
アスカ「あー!やったろーじゃん!」
ポンッ
アスカ「…シンジ」
シンジ「アスカ、ここは大人になって、ね?」
アスカ「………むぅ」
シンジ「多分皆、アスカを待ってると思うよ?」
アスカ「…………」
アスカ「…ったく仕方ないわね」
アスカ「あー!やったろーじゃん!」
181: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:04:06.34 ID:KHvrPEAO
シンジ「アスカ!」
綾波「…アスカ」
アスカ「あと何分?」
綾波「…100分よ」
アスカ「あー、もう無駄時間食ったわ」
アスカ「ほら、レイ。さっさとアタシのケータイに地図とセリフ送んなさい」
綾波「ええ」
ピッピッピッピッ
To:アスカ
From:レイ
題名【無題】
送付(HTMLファイルと画像ファイル)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
セリフのHTMLと地図画像よ
終わったらラーメン食べに行きましょう
ーMailENDー
綾波「…アスカ」
アスカ「あと何分?」
綾波「…100分よ」
アスカ「あー、もう無駄時間食ったわ」
アスカ「ほら、レイ。さっさとアタシのケータイに地図とセリフ送んなさい」
綾波「ええ」
ピッピッピッピッ
To:アスカ
From:レイ
題名【無題】
送付(HTMLファイルと画像ファイル)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
セリフのHTMLと地図画像よ
終わったらラーメン食べに行きましょう
ーMailENDー
182: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:06:44.48 ID:KHvrPEAO
アスカ「…………」
綾波「…………」ジーッ
アスカ「……カネシ、マシマシね」
アスカ「リツコに奢らせましょ。」
綾波「ええ。」
シンジ「カ…カネ?」
アスカ「ほーらじゃ、いくわよシンジ!レイ!」
シンジ「……うん」
綾波「…………」ジーッ
アスカ「……カネシ、マシマシね」
アスカ「リツコに奢らせましょ。」
綾波「ええ。」
シンジ「カ…カネ?」
アスカ「ほーらじゃ、いくわよシンジ!レイ!」
シンジ「……うん」
183: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:08:21.54 ID:KHvrPEAO
PM00:10
ネルフ・エレベーター内
むわむわむわん
ミサト「………暑い」
加持「だから上着脱げってば」
ミサト「いやよ。」バッ
加持「ふぅ…仮にもお前の旦那なんだしなぁ。」
ミサト「イヤよ。 俗の女のコとイチャイチャしてる男が旦那なんて。」
加持「あ、あれは誤解だって…」
ミサト「要するに私じゃ満足出来ないんでしょ」
ミサト「確かに……最近忙しくって体育館でしたっきりだけど」
加持「あー……えぇ……」
ミサト「バカっ………」ジワッ
加持「な、泣くこたないだろ!」
ネルフ・エレベーター内
むわむわむわん
ミサト「………暑い」
加持「だから上着脱げってば」
ミサト「いやよ。」バッ
加持「ふぅ…仮にもお前の旦那なんだしなぁ。」
ミサト「イヤよ。 俗の女のコとイチャイチャしてる男が旦那なんて。」
加持「あ、あれは誤解だって…」
ミサト「要するに私じゃ満足出来ないんでしょ」
ミサト「確かに……最近忙しくって体育館でしたっきりだけど」
加持「あー……えぇ……」
ミサト「バカっ………」ジワッ
加持「な、泣くこたないだろ!」
184: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:10:37.08 ID:KHvrPEAO
加持「いやはや…参ったな…」
ミサト「………バカ」
加持「ふぅ。」
加持「……ミサト」
ぎゅっ
ミサト「ちょ、止めなさいよ!触んないでよ汚らわしい!」
加持「汚らわしいはないだろうが」
ミサト「やだ!離しなさいよ!」
加持「………すまないな」
ミサト「………バカ」
加持「ふぅ。」
加持「……ミサト」
ぎゅっ
ミサト「ちょ、止めなさいよ!触んないでよ汚らわしい!」
加持「汚らわしいはないだろうが」
ミサト「やだ!離しなさいよ!」
加持「………すまないな」
185: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:11:44.42 ID:KHvrPEAO
ミサト「ご、誤魔化されないわよ!」
加持「ホントにすまないと思ってるよ。」
加持「…お前と一緒になれて俺はとにかく、今でも嬉しいんだよ」
ミサト「………だから」
加持「俺がスパイだってバレた時…」
加持「もしも、もしもだ。碇司令が俺を…」
加持「消したりしてたらお前と一緒にはなれなかった、と思うんだよ。」
ミサト「……あの司令がアンタを殺したりするワケないでしょうが」
加持「まぁな」ニコッ
加持「ホントにすまないと思ってるよ。」
加持「…お前と一緒になれて俺はとにかく、今でも嬉しいんだよ」
ミサト「………だから」
加持「俺がスパイだってバレた時…」
加持「もしも、もしもだ。碇司令が俺を…」
加持「消したりしてたらお前と一緒にはなれなかった、と思うんだよ。」
ミサト「……あの司令がアンタを殺したりするワケないでしょうが」
加持「まぁな」ニコッ
186: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:13:03.17 ID:KHvrPEAO
加持「何となく…思うんだけどな」
加持「こうじゃなかった未来、過去、現在があってもおかしくなかった」
加持「そんな気がするんだよ」
ミサト「……どう言う意味よ」
加持「世界には、人生にいくつか選択肢があると思うんだ。」
加持「それは俺自身で決められたり、決められなかったりする。」
加持「そりゃ、『運命』っていう抗えないものはあるんじゃないかとも思うんだ。」
加持「だが人に委ねられる部分ってのもあるのさ。きっとね。」
加持「こうじゃなかった未来、過去、現在があってもおかしくなかった」
加持「そんな気がするんだよ」
ミサト「……どう言う意味よ」
加持「世界には、人生にいくつか選択肢があると思うんだ。」
加持「それは俺自身で決められたり、決められなかったりする。」
加持「そりゃ、『運命』っていう抗えないものはあるんじゃないかとも思うんだ。」
加持「だが人に委ねられる部分ってのもあるのさ。きっとね。」
187: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:14:24.10 ID:KHvrPEAO
ミサト「……ここに私達がいるってのも、その『運命』と『選択肢』とやらの結果…ってワケ?」
加持「そうだ。だから俺達が今、こう言う立場でここにいるってことはある意味」
加持「奇跡、なんだよ。」
加持「なんてな。」
ミサト「そんなクッサいセリフ、よく言えるわね。」
加持「まっ。結果論と言えばそれでおしまいだけどな。」
ミサト「………随分小難しいこと考えてるのね」
加持「アハハ。俺自身もバカな男だな…と思うんだけどな。」
加持「そうだ。だから俺達が今、こう言う立場でここにいるってことはある意味」
加持「奇跡、なんだよ。」
加持「なんてな。」
ミサト「そんなクッサいセリフ、よく言えるわね。」
加持「まっ。結果論と言えばそれでおしまいだけどな。」
ミサト「………随分小難しいこと考えてるのね」
加持「アハハ。俺自身もバカな男だな…と思うんだけどな。」
188: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:15:41.06 ID:KHvrPEAO
加持「ただ同時にお前を一生、俺が守っていく。」
加持「なんて恐ろしいほど…思っちまうんだよな」
ミサト「………本当にバカね」
加持「アハハ!照れてるミサトなんてホント久々だな。」
ミサト「………でそんな良い話をした後、なんなんだけど」
加持「?」
ミサト「お……」
ミサト「 ……漏れちゃいそうか……な?」
加持「えっ…マジ?」
ミサト「マジ……」
加持「なんて恐ろしいほど…思っちまうんだよな」
ミサト「………本当にバカね」
加持「アハハ!照れてるミサトなんてホント久々だな。」
ミサト「………でそんな良い話をした後、なんなんだけど」
加持「?」
ミサト「お……」
ミサト「 ……漏れちゃいそうか……な?」
加持「えっ…マジ?」
ミサト「マジ……」
189: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:17:46.71 ID:KHvrPEAO
同時刻
ネルフ・外
日向「あれ……開かない」
日向「俺が葛城さんの洗濯物を取りにいってる間に何がどうなって…」
♪プルルルルルル
着信
マヤちゃん
日向「あ、マヤちゃん…」
マヤ「もしもし日向さんですか?」
日向「何が一体どうなってるんだか…」
マヤ「あとで説明しますんで、とりあえずメールで送る通りに行動してください!」
日向「えっ……?」
リツコ「マヤー!特殊着ぐるみと普通の着ぐるみの違いが分かんないんだけれどー!」
マヤ「あ、センパイ今いきます!」
マヤ「とにかくよろしくお願いしますね!」
ツーツーツー
日向「………」
ネルフ・外
日向「あれ……開かない」
日向「俺が葛城さんの洗濯物を取りにいってる間に何がどうなって…」
♪プルルルルルル
着信
マヤちゃん
日向「あ、マヤちゃん…」
マヤ「もしもし日向さんですか?」
日向「何が一体どうなってるんだか…」
マヤ「あとで説明しますんで、とりあえずメールで送る通りに行動してください!」
日向「えっ……?」
リツコ「マヤー!特殊着ぐるみと普通の着ぐるみの違いが分かんないんだけれどー!」
マヤ「あ、センパイ今いきます!」
マヤ「とにかくよろしくお願いしますね!」
ツーツーツー
日向「………」
190: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:18:50.38 ID:KHvrPEAO
ピロリロリン♪
日向「ってあれ……メールだ」
To:日向さん
From:マヤちゃん
題名【無題】
送付(HTMLファイル)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
第2東映で用意した車で
本部までつっこんできて下さい♪
よろしくです∩(*^ω^*)
日向「…………」
日向「ええええええええ!?」
日向「ってあれ……メールだ」
To:日向さん
From:マヤちゃん
題名【無題】
送付(HTMLファイル)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
第2東映で用意した車で
本部までつっこんできて下さい♪
よろしくです∩(*^ω^*)
日向「…………」
日向「ええええええええ!?」
191: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:20:57.60 ID:KHvrPEAO
ウグイス嬢「こういった非常時にも動じない、高橋、高橋覗をよろしくお願いいたします!」
ウグイス嬢「テストオッケーでーす」
ブロロロロロロロロ…
日向「えっえっえっ」
運転手「マヤ嬢からの呼び出しじゃ協力しないわけにゃいかんからのう。」
運転手「おら、にーちゃん乗れよ!」
日向「え……」
日向「あ…はい…」
ウグイス嬢「テストオッケーでーす」
ブロロロロロロロロ…
日向「えっえっえっ」
運転手「マヤ嬢からの呼び出しじゃ協力しないわけにゃいかんからのう。」
運転手「おら、にーちゃん乗れよ!」
日向「え……」
日向「あ…はい…」
192: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:26:14.87 ID:KHvrPEAO
PM00:25
ネルフ・通路内
アスカ「ごほっ……」
アスカ「やけに埃っぽいけどこれマジで通路?」
綾波「マジで通路よ」
シンジ「…狭いね」
アスカ「ほらぁ、さっさとしなさいよ」
シンジ「いや…何か珍しくなっちゃって…」
綾波「何だかんだで一度も使ったことないみたいだから……」
シンジ「レアだね」
アスカ「…っていうか道、大丈夫なの?」
綾波「……さぁ」
ネルフ・通路内
アスカ「ごほっ……」
アスカ「やけに埃っぽいけどこれマジで通路?」
綾波「マジで通路よ」
シンジ「…狭いね」
アスカ「ほらぁ、さっさとしなさいよ」
シンジ「いや…何か珍しくなっちゃって…」
綾波「何だかんだで一度も使ったことないみたいだから……」
シンジ「レアだね」
アスカ「…っていうか道、大丈夫なの?」
綾波「……さぁ」
193: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:40:15.89 ID:KHvrPEAO
綾波「そろそろ…指定地点ね」
アスカ「指定時間内には着いたわね」
シンジ「ファイルによると……日向さんが登場するみたいだけど」
アスカ「どっから……来るのかしら」
シンジ「さあ…まあとにかくやろうよ。」
綾波「じゃあ電話、するから」
プルルルルルル…
マヤ「はい。指定地点に着いたのね。」
綾波「今から始めます」
マヤ「最上さんシーン32の準備、出来たみたいです。」
アオイ「了解。では録画スタートします。」
ピッ
綾波「オッケーよ。じゃ、スタート」
シンジ「いつもなら2分で行けるのに…ここ、ほんとに通路なの?」
アスカ「あそこまで行けば、きっとジオフロントに出られるわ。」
シンジ「さっきから4回も聞いたよ、そのセリフ。」
アスカ「あんたってほんと細かい男ね!つまんないことばっか拘ってさぁ!」
綾波「黙って。」
アスカ「何よ、優等生!」
綾波「人の声よ。」
アスカ「?」
日向「使徒、接近中!使徒、接近中!」
日向「使徒、接近中!繰り返す。現在、使徒接近中!」
ブロロロロロロロロ……
シンジ「上から選挙カーで登場って…」
アスカ「一体全体どう言う状況なのよ」
綾波「と言うか、どこに行くつもりなのかしら…」
アスカ「指定時間内には着いたわね」
シンジ「ファイルによると……日向さんが登場するみたいだけど」
アスカ「どっから……来るのかしら」
シンジ「さあ…まあとにかくやろうよ。」
綾波「じゃあ電話、するから」
プルルルルルル…
マヤ「はい。指定地点に着いたのね。」
綾波「今から始めます」
マヤ「最上さんシーン32の準備、出来たみたいです。」
アオイ「了解。では録画スタートします。」
ピッ
綾波「オッケーよ。じゃ、スタート」
シンジ「いつもなら2分で行けるのに…ここ、ほんとに通路なの?」
アスカ「あそこまで行けば、きっとジオフロントに出られるわ。」
シンジ「さっきから4回も聞いたよ、そのセリフ。」
アスカ「あんたってほんと細かい男ね!つまんないことばっか拘ってさぁ!」
綾波「黙って。」
アスカ「何よ、優等生!」
綾波「人の声よ。」
アスカ「?」
日向「使徒、接近中!使徒、接近中!」
日向「使徒、接近中!繰り返す。現在、使徒接近中!」
ブロロロロロロロロ……
シンジ「上から選挙カーで登場って…」
アスカ「一体全体どう言う状況なのよ」
綾波「と言うか、どこに行くつもりなのかしら…」
194: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:48:57.14 ID:KHvrPEAO
PM00:45
リツコ「………ふう」
マヤ「ようやく準備、終わりましたね」
リツコ「あとは来るのを待つだけだけど……」
マヤ「1時40分までに来ますかね」
リツコ「来てもらうしかないでしょ。その前提で撮影を進めてるんだから。」
リツコ「その間に別のシーンを撮っちゃいましょ」
ペラペラ
冬月「これ………やるのかね」
リツコ「やりますよ」
ナオコ「停電すると色々大変なのねぇ……」ペラペラ
リツコ「最近の視聴者はやはりリアリティを強く求めますからね」
冬月「しかし力仕事は老人には…」
ゲンドウ「行くぞオオオオオオオオォオオオォォオオ!」
職員「オオオオォオオオォォオオ!!!!!!」
冬月「君たちのそのやる気は一体どこから出てくるのかね」
マヤ「アドレナリンが凄いことになってますね」
リツコ「………ふう」
マヤ「ようやく準備、終わりましたね」
リツコ「あとは来るのを待つだけだけど……」
マヤ「1時40分までに来ますかね」
リツコ「来てもらうしかないでしょ。その前提で撮影を進めてるんだから。」
リツコ「その間に別のシーンを撮っちゃいましょ」
ペラペラ
冬月「これ………やるのかね」
リツコ「やりますよ」
ナオコ「停電すると色々大変なのねぇ……」ペラペラ
リツコ「最近の視聴者はやはりリアリティを強く求めますからね」
冬月「しかし力仕事は老人には…」
ゲンドウ「行くぞオオオオオオオオォオオオォォオオ!」
職員「オオオオォオオオォォオオ!!!!!!」
冬月「君たちのそのやる気は一体どこから出てくるのかね」
マヤ「アドレナリンが凄いことになってますね」
195: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/28(日) 22:59:47.45 ID:KHvrPEAO
ネルフ・通路
のそのそ
アスカ「いくら近いからって、これじゃカッコ悪すぎるわ…」
シンジ「ねぇ、使徒って何なのかなぁ?」
アスカ「何よ、こんな時にぃ!」
シンジ「使徒。神の使い。天使の名を持つ僕らの敵。なんで戦うんだろう。」
アスカ「あんたバカぁ?訳わかんない連中が攻めてきてんのよ、降りかかる火の粉は払い除けるのがあったりまえじゃない!」
アスカ「………これでいいのかしら」
綾波「ええ。」
のそのそ
アスカ「っていうかこんな狭いトコにもカメラがあるなんて驚きよ」
のそのそ
綾波「でも…何で使徒が攻めてくるのかなんて真剣に考えたこと、無かったわね」
アスカ「考える必要なんてなかったでしょうに」
シンジ「僕らには…何て言うか守るもの、があったからね」
綾波「もし…その守るものがなかったら?」
アスカ「そんなこと、考えてどうすんのよ」
綾波「………分からない」
アスカ「それより……レイ」
綾波「なに」
アスカ「いつの間にやらスカート…パンツに挟まってるわよ」
綾波「……あら」
シンジ「………あっ///」
のそのそ
アスカ「いくら近いからって、これじゃカッコ悪すぎるわ…」
シンジ「ねぇ、使徒って何なのかなぁ?」
アスカ「何よ、こんな時にぃ!」
シンジ「使徒。神の使い。天使の名を持つ僕らの敵。なんで戦うんだろう。」
アスカ「あんたバカぁ?訳わかんない連中が攻めてきてんのよ、降りかかる火の粉は払い除けるのがあったりまえじゃない!」
アスカ「………これでいいのかしら」
綾波「ええ。」
のそのそ
アスカ「っていうかこんな狭いトコにもカメラがあるなんて驚きよ」
のそのそ
綾波「でも…何で使徒が攻めてくるのかなんて真剣に考えたこと、無かったわね」
アスカ「考える必要なんてなかったでしょうに」
シンジ「僕らには…何て言うか守るもの、があったからね」
綾波「もし…その守るものがなかったら?」
アスカ「そんなこと、考えてどうすんのよ」
綾波「………分からない」
アスカ「それより……レイ」
綾波「なに」
アスカ「いつの間にやらスカート…パンツに挟まってるわよ」
綾波「……あら」
シンジ「………あっ///」
228: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:04:40.36 ID:Z3QU3sAO
PM1:00
ネルフ内・第1219番通路
アスカ「あんた、碇司令のお気に入りなんですってね。」
アスカ「やっぱ可愛がられてる優等生は、違うわね。」
シンジ「こんな時に、やめようよ。」
アスカ「いつもすまし顔でいられるしさぁ…」
アスカ「あんた、ちょっと贔屓にされてるからって、なめないでよ!」
綾波「なめてなんかいないわ。それに、贔屓もされてない。自分で分かるもの。」
シンジ「は……はいカット!」
シンジ「二人とも…なんか凄い迫力だったよ」
アスカ「リツコのヤロー。なんかまるで私がや~なヤツみたいじゃないの」
アスカ「この台本に悪意を感じるわ」
綾波「なんだかんだでアスカ、優しいものね」
アスカ「なっ……///」
綾波「ちょっと悪意が入ってるのにも関わらず照れるなんてやっぱり優しいのね」
アスカ「あんた…ちょっと根に持ってるんでしょ」
ネルフ内・第1219番通路
アスカ「あんた、碇司令のお気に入りなんですってね。」
アスカ「やっぱ可愛がられてる優等生は、違うわね。」
シンジ「こんな時に、やめようよ。」
アスカ「いつもすまし顔でいられるしさぁ…」
アスカ「あんた、ちょっと贔屓にされてるからって、なめないでよ!」
綾波「なめてなんかいないわ。それに、贔屓もされてない。自分で分かるもの。」
シンジ「は……はいカット!」
シンジ「二人とも…なんか凄い迫力だったよ」
アスカ「リツコのヤロー。なんかまるで私がや~なヤツみたいじゃないの」
アスカ「この台本に悪意を感じるわ」
綾波「なんだかんだでアスカ、優しいものね」
アスカ「なっ……///」
綾波「ちょっと悪意が入ってるのにも関わらず照れるなんてやっぱり優しいのね」
アスカ「あんた…ちょっと根に持ってるんでしょ」
229: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:07:07.97 ID:Z3QU3sAO
シンジ「でも思ったより撮影大変だよね…」
アスカ「ほんとよ。なんも見えないドアを開けながら驚く演技したり…」
綾波「どうするつもりなのかしら」
シンジ「……CG合成とか」
アスカ「なーんか中途半端に最先端よね」
綾波「そういえば今頃…司令たち、何してるのかしら」
アスカ「さぁ。のんきに昼食でも食べてるんじゃない」
同時刻
ネルフ・発令所
ゲンドウ「よおおいしょ!」
作業「よおおおいしょ!」
冬月「…………うう」
職員「大丈夫ですか副司令!」
リツコ「手動でエントリープラグ挿入なんて狂気の沙汰よね」モグモグ
マヤ「センパイがやらせてるんじゃないですか」モグモグ
ユイ「でもまぁ…もしこう言う状況の時に使徒が襲来してたら」モグモグ
ナオコ「こうするしかないわよね……」
ナオコ「それよりユイちゃんのサンドイッチおいしそうね」モグモグ
ユイ「あ、じゃあ交換しましょ……」モグモグ
日向「あの……」
リツコ「あ、お疲れさま日向くん。いい演説っぷりだったわね」モグモグ
ユイ「サンドイッチ、よかったらどうぞ」
日向「あ…じゃあいただきます」
アスカ「ほんとよ。なんも見えないドアを開けながら驚く演技したり…」
綾波「どうするつもりなのかしら」
シンジ「……CG合成とか」
アスカ「なーんか中途半端に最先端よね」
綾波「そういえば今頃…司令たち、何してるのかしら」
アスカ「さぁ。のんきに昼食でも食べてるんじゃない」
同時刻
ネルフ・発令所
ゲンドウ「よおおいしょ!」
作業「よおおおいしょ!」
冬月「…………うう」
職員「大丈夫ですか副司令!」
リツコ「手動でエントリープラグ挿入なんて狂気の沙汰よね」モグモグ
マヤ「センパイがやらせてるんじゃないですか」モグモグ
ユイ「でもまぁ…もしこう言う状況の時に使徒が襲来してたら」モグモグ
ナオコ「こうするしかないわよね……」
ナオコ「それよりユイちゃんのサンドイッチおいしそうね」モグモグ
ユイ「あ、じゃあ交換しましょ……」モグモグ
日向「あの……」
リツコ「あ、お疲れさま日向くん。いい演説っぷりだったわね」モグモグ
ユイ「サンドイッチ、よかったらどうぞ」
日向「あ…じゃあいただきます」
230: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:08:39.62 ID:Z3QU3sAO
マヤ「でも何で碇司令に手伝わせてるんですか」モグモグ
サツキ「なんか…ドラマだと静かに眺めてそうな感じですよね」モグモグ
リツコ「前にも言ったけど、司令は精神病気味のツンデレなのよ」モグモグ
青葉「それってヤンデレじゃないんですか」モグモグ
リツコ「あらそうなの?詳しいわね青柳くん」モグモグ
青葉「青葉です。…僕の『しりあい』がそう言ってました」モグモグ
リツコ「…どちらにせよデレは必要なのよ。」モグモグ
リツコ「ゲンドウファンって意外と多いのよね」モグモグ
ユイ「現実も劇中もなんかこう…」モグモグ
ユイ「可愛いものね」
一同「えっ」
ユイ「あら?」
サツキ「なんか…ドラマだと静かに眺めてそうな感じですよね」モグモグ
リツコ「前にも言ったけど、司令は精神病気味のツンデレなのよ」モグモグ
青葉「それってヤンデレじゃないんですか」モグモグ
リツコ「あらそうなの?詳しいわね青柳くん」モグモグ
青葉「青葉です。…僕の『しりあい』がそう言ってました」モグモグ
リツコ「…どちらにせよデレは必要なのよ。」モグモグ
リツコ「ゲンドウファンって意外と多いのよね」モグモグ
ユイ「現実も劇中もなんかこう…」モグモグ
ユイ「可愛いものね」
一同「えっ」
ユイ「あら?」
231: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:10:04.20 ID:Z3QU3sAO
ゲンドウ「ふぅ……なかなか……」
職員「固いですね」
ゲンドウ「ふぬうううう!!!」
職員「ふぬううウウウウ!」
冬月「ぐぐぐ……」
冬月(やはりこの身体には…キツいな…)
冬月(………腹が減ったなぁ。)
ワイワイワイワイ
冬月(ユイくん手製のサンドウイッチ……か)ゴクリ
ガコン
冬月「……ってえっ」
グギッ
ゲンドウ「お……おい冬月!」
冬月「」
職員「ふくしれえええええ!!!!!!!!!!」
職員「固いですね」
ゲンドウ「ふぬうううう!!!」
職員「ふぬううウウウウ!」
冬月「ぐぐぐ……」
冬月(やはりこの身体には…キツいな…)
冬月(………腹が減ったなぁ。)
ワイワイワイワイ
冬月(ユイくん手製のサンドウイッチ……か)ゴクリ
ガコン
冬月「……ってえっ」
グギッ
ゲンドウ「お……おい冬月!」
冬月「」
職員「ふくしれえええええ!!!!!!!!!!」
232: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:11:24.92 ID:Z3QU3sAO
PM01:15
アスカ「よおおいしょ!」ガコン
シンジ「ヌウウウウウウウ!」ガコン
綾波「……………」ガコン
アスカ「ハァ……ハァ……ダクトがマジでこんなになってるなんて聞いてないわよ」
シンジ「ダクトを破壊するなんてセリフだけだ…と思ったんだけど…」
綾波「非常通路の意味…ないわね」
アスカ「もぉ~!時間がないってーのに!」ガン
アスカ「絶対絶対ぜえええったい後でリツコに仕返ししてやる!」
ガンッ
…………ガタン
アスカ「あれっ」
シンジ・綾波「アスカ………」
アスカ「こ…壊れた?」
シンジ「………」ジッ
アスカ「………な、なによその目は」
シンジ「凄いな…って」
アスカ「ち、違うわよ!バカヂカラって訳じゃなくてグーゼン、グーゼンなんだから!」
綾波「なんで恥ずかしがるの」
アスカ「だっ……だってぇ!」
アスカ「よおおいしょ!」ガコン
シンジ「ヌウウウウウウウ!」ガコン
綾波「……………」ガコン
アスカ「ハァ……ハァ……ダクトがマジでこんなになってるなんて聞いてないわよ」
シンジ「ダクトを破壊するなんてセリフだけだ…と思ったんだけど…」
綾波「非常通路の意味…ないわね」
アスカ「もぉ~!時間がないってーのに!」ガン
アスカ「絶対絶対ぜえええったい後でリツコに仕返ししてやる!」
ガンッ
…………ガタン
アスカ「あれっ」
シンジ・綾波「アスカ………」
アスカ「こ…壊れた?」
シンジ「………」ジッ
アスカ「………な、なによその目は」
シンジ「凄いな…って」
アスカ「ち、違うわよ!バカヂカラって訳じゃなくてグーゼン、グーゼンなんだから!」
綾波「なんで恥ずかしがるの」
アスカ「だっ……だってぇ!」
233: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:14:41.11 ID:Z3QU3sAO
同時刻
ネルフ・発令所
ガラガラ…
冬月「 」ピクピク
医者「……まぁ、ぎっくり腰ですね」
看護師「痛くて気絶しちゃったんですね」
マヤ「…いつものことでよかったです」
リツコ「死んじゃったかと思っちゃったわ」
冬月「」
ゲンドウ「冬月………」
ゲンドウ「うっ……」
職員「ううっ……」
リツコ「えっ…もしかしてあの人達泣いてる?」
ゲンドウ「冬月の犠牲を…ムダにしてはならん」
職員一同「はい!」
マヤ「犠牲ってまだ死んでないじゃないですか」
ゲンドウ「絶対に、…エントリープラグを挿入するぞ!」
職員一同「はい!」
ゲンドウ「妨害した連中を……逆に我々は利用してやるのだ」
ゲンドウ「これは我々ネルフの戦い…いや」
ゲンドウ「男の戰いだ」
職員「碇司令……ううっ……」
日向「いよいよプロジェクトXみたいなノリになってきましたね」
リツコ「特典にこの映像使ってプロフェッショナルでも作りたくなってきたわ」
ネルフ・発令所
ガラガラ…
冬月「 」ピクピク
医者「……まぁ、ぎっくり腰ですね」
看護師「痛くて気絶しちゃったんですね」
マヤ「…いつものことでよかったです」
リツコ「死んじゃったかと思っちゃったわ」
冬月「」
ゲンドウ「冬月………」
ゲンドウ「うっ……」
職員「ううっ……」
リツコ「えっ…もしかしてあの人達泣いてる?」
ゲンドウ「冬月の犠牲を…ムダにしてはならん」
職員一同「はい!」
マヤ「犠牲ってまだ死んでないじゃないですか」
ゲンドウ「絶対に、…エントリープラグを挿入するぞ!」
職員一同「はい!」
ゲンドウ「妨害した連中を……逆に我々は利用してやるのだ」
ゲンドウ「これは我々ネルフの戦い…いや」
ゲンドウ「男の戰いだ」
職員「碇司令……ううっ……」
日向「いよいよプロジェクトXみたいなノリになってきましたね」
リツコ「特典にこの映像使ってプロフェッショナルでも作りたくなってきたわ」
234: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:15:24.77 ID:Z3QU3sAO
PM01:25
作業員・ゲンドウ「よーいしょ、よーいしょ、よーいしょ、よーいしょ!」
ゲンドウ「うおおおおおォオオオォォオオ!!!!!!」
ガコン
マヤ「プラグ、固定準備完了。」
リツコ「時間はまだセーフ…か」
リツコ「後はあの子達ね」
リツコ「上手くやってくれるかしら」
作業員・ゲンドウ「よーいしょ、よーいしょ、よーいしょ、よーいしょ!」
ゲンドウ「うおおおおおォオオオォォオオ!!!!!!」
ガコン
マヤ「プラグ、固定準備完了。」
リツコ「時間はまだセーフ…か」
リツコ「後はあの子達ね」
リツコ「上手くやってくれるかしら」
235: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:17:01.35 ID:Z3QU3sAO
PM01:35
アスカ「とりあえずセリフはクリアしたし、あとは本部に向かうだけね」
アスカ「時間は?」
綾波「あと5分よ」
アスカ「マジ?やばいじゃないの!」
シンジ「でもまぁ大丈夫だよ。あそこを抜ければ本部だし……」
アスカ「あそこって……」
シンジ「パイプ…かな」
アスカ「………サイアクね」
のそのそ
アスカ「で、また…こうなるの…」
綾波「…………」
アスカ「ぜぇーったい、前見ないでよ!見たら[ピーーー]わよ!」
シンジ「え?」
アスカ「バカ!見るなって言ったでしょう!」
シンジ「仕方ないだろ!前見なきゃ進め…」
シンジ・アスカ「わぁぁぁぁぁっ!」
ドスン!
シンジ・アスカ「痛………」
綾波「…………」トンッ
リツコ「あ……アンタたち!」
アスカ「……あっリツコ」
アスカ「とりあえずセリフはクリアしたし、あとは本部に向かうだけね」
アスカ「時間は?」
綾波「あと5分よ」
アスカ「マジ?やばいじゃないの!」
シンジ「でもまぁ大丈夫だよ。あそこを抜ければ本部だし……」
アスカ「あそこって……」
シンジ「パイプ…かな」
アスカ「………サイアクね」
のそのそ
アスカ「で、また…こうなるの…」
綾波「…………」
アスカ「ぜぇーったい、前見ないでよ!見たら[ピーーー]わよ!」
シンジ「え?」
アスカ「バカ!見るなって言ったでしょう!」
シンジ「仕方ないだろ!前見なきゃ進め…」
シンジ・アスカ「わぁぁぁぁぁっ!」
ドスン!
シンジ・アスカ「痛………」
綾波「…………」トンッ
リツコ「あ……アンタたち!」
アスカ「……あっリツコ」
236: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:17:47.44 ID:Z3QU3sAO
マヤ「…13:40、ジャストですね」
リツコ「しかしホントに無様な登場ね。」
アスカ「仕方ないじゃないの!暗ったくて気がつかなかったんだから。」
リツコ「まぁ面白かったから是非とも使わせて貰うけど」
アスカ「……根性ねじまがってんのね」
リツコ「はい。じゃこれ続きの台本ね」
アスカ「ほぼ真っ白じゃん」
リツコ「即興で書くから心配ないわ」
アスカ「………ああ、なんか連合軍が攻めてきた時よりも不安だわ」
リツコ「しかしホントに無様な登場ね。」
アスカ「仕方ないじゃないの!暗ったくて気がつかなかったんだから。」
リツコ「まぁ面白かったから是非とも使わせて貰うけど」
アスカ「……根性ねじまがってんのね」
リツコ「はい。じゃこれ続きの台本ね」
アスカ「ほぼ真っ白じゃん」
リツコ「即興で書くから心配ないわ」
アスカ「………ああ、なんか連合軍が攻めてきた時よりも不安だわ」
237: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:19:08.12 ID:Z3QU3sAO
シンジ「そう言えばあれ…どうしたんですか」
リツコ「ああ、エントリープラグ?」
シンジ「ええ。たしか凄い電力がいるんじゃ……」
ユイ「お父さん達がやったのよ」
シンジ「えっ?父さんが?」
ユイ「そう。まぁ役柄…だけどね」
シンジ「そうなんだ………」チラッ
ゲンドウ「ふぬぅう……ぬぬ」クラッ
職員「無理なさらないで下さい」
ゲンドウ「大丈夫だ……」
ゲンドウ「やるしかなかろう」
ユイ「まぁほとんどアドリブみたいなものなんだけど……」
リツコ「ああ、エントリープラグ?」
シンジ「ええ。たしか凄い電力がいるんじゃ……」
ユイ「お父さん達がやったのよ」
シンジ「えっ?父さんが?」
ユイ「そう。まぁ役柄…だけどね」
シンジ「そうなんだ………」チラッ
ゲンドウ「ふぬぅう……ぬぬ」クラッ
職員「無理なさらないで下さい」
ゲンドウ「大丈夫だ……」
ゲンドウ「やるしかなかろう」
ユイ「まぁほとんどアドリブみたいなものなんだけど……」
238: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:21:13.30 ID:Z3QU3sAO
アスカ「皆、私たちが来ること前提で撮影してたの?」
青葉「そうだよ。それと……アレ」
シンジ「着ぐるみと使徒…?」
青葉「そう。司令が準備したんだ。」
マヤ「貴方達が来るのを信じて、ね」
シンジ「じゃあ…父さんは準備した後に撮影を……」
シンジ「…………そっか」
ユイ「シンジ、お父さんもこの間のことは凄く反省してるみたいよ」
シンジ「…………」
ユイ「許してあげて?」
シンジ「………でも」
アスカ「いーじゃない。司令はまぁちょっとダメな部分も多いけど」
アスカ「シンジをメチャメチャ愛してるみたいだし」
シンジ「…………」
職員「しかし!」
ゲンドウ「いや……やる…やらなければ我々に未来はない」
職員「司令………」
シンジ「………」
シンジ「うん。」
青葉「そうだよ。それと……アレ」
シンジ「着ぐるみと使徒…?」
青葉「そう。司令が準備したんだ。」
マヤ「貴方達が来るのを信じて、ね」
シンジ「じゃあ…父さんは準備した後に撮影を……」
シンジ「…………そっか」
ユイ「シンジ、お父さんもこの間のことは凄く反省してるみたいよ」
シンジ「…………」
ユイ「許してあげて?」
シンジ「………でも」
アスカ「いーじゃない。司令はまぁちょっとダメな部分も多いけど」
アスカ「シンジをメチャメチャ愛してるみたいだし」
シンジ「…………」
職員「しかし!」
ゲンドウ「いや……やる…やらなければ我々に未来はない」
職員「司令………」
シンジ「………」
シンジ「うん。」
239: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:22:11.95 ID:Z3QU3sAO
マヤ「となったらコレ、着てね。三人分あるから…」
アスカ「って休ませてくれないの!?」
リツコ「勿論よ。巻きで行かなきゃならないんだから。」
アスカ「……ちょっとでもアンタ達を見直しちゃった私がバカだったわ」
ゴソゴソ
アスカ「………ん?なんかコレ…着心地がいつもと違うわね」
マヤ「ご名答。今回の使徒はマトリエルをモデルにしてるのよ。」
アスカ「ああ、あのエヴァを溶かす汁を出すヤツでしょ」
綾波「とにかく弱かったわよね」
アスカ「ザコエルといい勝負だったわよね」
アスカ「って休ませてくれないの!?」
リツコ「勿論よ。巻きで行かなきゃならないんだから。」
アスカ「……ちょっとでもアンタ達を見直しちゃった私がバカだったわ」
ゴソゴソ
アスカ「………ん?なんかコレ…着心地がいつもと違うわね」
マヤ「ご名答。今回の使徒はマトリエルをモデルにしてるのよ。」
アスカ「ああ、あのエヴァを溶かす汁を出すヤツでしょ」
綾波「とにかく弱かったわよね」
アスカ「ザコエルといい勝負だったわよね」
240: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:23:30.27 ID:Z3QU3sAO
アスカ「………で、どうやってあの溶解液を再現するのよ」
マヤ「逆転の発想よ。」
アスカ「逆転?」
シンジ「………そうか」
綾波「着ぐるみの方を溶かせばいいのね」
マヤ「ご名答♪この着ぐるみの装甲部分に使われてる素材は80度以上のLCLに溶けるんですよ~。」
アスカ「……なんか全体的に装甲が薄い感じだけど平気なの?」
マヤ「若干熱いと思いますが平気です」
シンジ「若干……って」
マヤ「逆転の発想よ。」
アスカ「逆転?」
シンジ「………そうか」
綾波「着ぐるみの方を溶かせばいいのね」
マヤ「ご名答♪この着ぐるみの装甲部分に使われてる素材は80度以上のLCLに溶けるんですよ~。」
アスカ「……なんか全体的に装甲が薄い感じだけど平気なの?」
マヤ「若干熱いと思いますが平気です」
シンジ「若干……って」
242: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:24:35.00 ID:Z3QU3sAO
マヤ「で、今回の使徒は…またもや自動で動くからライフルで撃ち抜いちゃってね」
アスカ「大丈夫なんでしょーね」
マヤ「今回は熱湯LCLを垂らす以外の行動はプログラミングされてないですからヘーキです。」
マヤ「だからちょっとおっきいラジコンを弄るだけだったんで安上がりで済みましたよ」
アスカ「なーんか余計に不安になってきたわ…」
リツコ「で、今回は三人が出撃するってことでセリフはあとで当てるからそのつもりで」
アスカ「まだ書いてないだけじゃないの?」
リツコ「……ぎくっ」
アスカ「はぁ……」
アスカ「大丈夫なんでしょーね」
マヤ「今回は熱湯LCLを垂らす以外の行動はプログラミングされてないですからヘーキです。」
マヤ「だからちょっとおっきいラジコンを弄るだけだったんで安上がりで済みましたよ」
アスカ「なーんか余計に不安になってきたわ…」
リツコ「で、今回は三人が出撃するってことでセリフはあとで当てるからそのつもりで」
アスカ「まだ書いてないだけじゃないの?」
リツコ「……ぎくっ」
アスカ「はぁ……」
243: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:25:27.90 ID:Z3QU3sAO
マヤ「じゃあ撮影準備はじめます!」
カエデ「もう3時……か」
サツキ「就業予定時刻まであと2時間。」
アオイ「定時上がりは無理そうね」
サツキ「デートだったのになぁ…」
アオイ「諦めなさい」
サツキ「もー、不況じゃなきゃこんな仕事辞めてやるのにぃ!」
カエデ「もう3時……か」
サツキ「就業予定時刻まであと2時間。」
アオイ「定時上がりは無理そうね」
サツキ「デートだったのになぁ…」
アオイ「諦めなさい」
サツキ「もー、不況じゃなきゃこんな仕事辞めてやるのにぃ!」
244: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:26:10.71 ID:Z3QU3sAO
PM3:10
のそのそ
アスカ「で、こうなるのね……」
シンジ「今度は着ぐるみ着てるから余計に狭いや……」
アスカ「もぉ~お、かっこわるい!」
のそのそ
綾波「なんか角が邪魔だわ…」
シンジ「あっ…ごめん……」
マヤ『聞こえる?』
シンジ「はい。聞こえます。」
マヤ『じゃあ指示通りよろしくね。』
綾波「………縦穴に出るわよ」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
シンジ「うわぁ……」
アスカ「イヤーァァァン!めちゃめちゃ深いじゃない!」
のそのそ
アスカ「で、こうなるのね……」
シンジ「今度は着ぐるみ着てるから余計に狭いや……」
アスカ「もぉ~お、かっこわるい!」
のそのそ
綾波「なんか角が邪魔だわ…」
シンジ「あっ…ごめん……」
マヤ『聞こえる?』
シンジ「はい。聞こえます。」
マヤ『じゃあ指示通りよろしくね。』
綾波「………縦穴に出るわよ」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
シンジ「うわぁ……」
アスカ「イヤーァァァン!めちゃめちゃ深いじゃない!」
245: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:27:03.27 ID:Z3QU3sAO
アスカ「あ~、またしてもかっこわるい!」
リツコ『相変わらず文句の多い女ね』
アスカ「リツコ!アンタにこの苦痛を味会わせてやりたいわよ」
リツコ『イヤよ。私高所恐怖症だもん。』
アスカ「このバ科学者が……」
綾波「いけない、よけて!」
マトリエル「………」
タラーリ
アスカ「えっ」
ジュウウウウウ
アスカ「キャアアアアアア!!!!」
リツコ『相変わらず文句の多い女ね』
アスカ「リツコ!アンタにこの苦痛を味会わせてやりたいわよ」
リツコ『イヤよ。私高所恐怖症だもん。』
アスカ「このバ科学者が……」
綾波「いけない、よけて!」
マトリエル「………」
タラーリ
アスカ「えっ」
ジュウウウウウ
アスカ「キャアアアアアア!!!!」
246: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:28:02.81 ID:Z3QU3sAO
アスカ「あ……」
シンジ「うわぁ!アスカ、着ぐるみ!」
アスカ「あっつうううううういぃぃぃ!!!!!!!!!」
ヒュウウウウ
綾波「あっ………ライフル……」
シンジ・アスカ「アァァァァ!!!!!!!!」
ジュウウウウウ……
シンジ「うわぁ!アスカ、着ぐるみ!」
アスカ「あっつうううううういぃぃぃ!!!!!!!!!」
ヒュウウウウ
綾波「あっ………ライフル……」
シンジ・アスカ「アァァァァ!!!!!!!!」
ジュウウウウウ……
247: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:29:02.48 ID:Z3QU3sAO
タラーリ……
綾波「緊急格納庫に退避完了しました」
マヤ『ごめんねー。なんか安いラジコン使ったせいか操作が上手く行かなくって……』
アスカ「はぁ…そんなことだろうと思ったわよ」
シンジ「ライフルも落としちゃったしなぁ」
シンジ「どうするの?」
アスカ「どうするのって、どうにかするっきゃないでしょうが」
綾波「赤木博士、何か作戦は?」
リツコ『えっ…あ、いま考えてるわ……』
アスカ「はぁ…リツコに任せといたら途方にくれちゃうわね」
アスカ「私に、いい考えがあるわ」
綾波「緊急格納庫に退避完了しました」
マヤ『ごめんねー。なんか安いラジコン使ったせいか操作が上手く行かなくって……』
アスカ「はぁ…そんなことだろうと思ったわよ」
シンジ「ライフルも落としちゃったしなぁ」
シンジ「どうするの?」
アスカ「どうするのって、どうにかするっきゃないでしょうが」
綾波「赤木博士、何か作戦は?」
リツコ『えっ…あ、いま考えてるわ……』
アスカ「はぁ…リツコに任せといたら途方にくれちゃうわね」
アスカ「私に、いい考えがあるわ」
248: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:29:58.05 ID:Z3QU3sAO
アスカ「ここにとどまる機体がディフェンス。熱いLCLからオフェンスを守る。」
アスカ「バックアップは下降。落ちたライフルを回収しオフェンスに渡す。」
アスカ「そしてオフェンスはライフルの一斉射にて目標を破壊。これでいいわね?」
綾波「分かったわ。ディフェンスは私が…」
アスカ「おあいにくさま。あたしがやるわ。」
シンジ「そんな、危ないよ!」
アスカ「だからなのよ。あんたにこの前の借りを返しとかないと、気持ち悪いからね。」
シンジ「借りなんて……」
アスカ「う……うっさい!じゃないと私は……」
シンジ「?」
アスカ「あーもう、うっさいわね!シンジがオフェンス、レイがバックアップ、いいわね?」
綾波「分かったわ。」
シンジ「………うん!」
アスカ「じゃ、行くわよ!」
アスカ「バックアップは下降。落ちたライフルを回収しオフェンスに渡す。」
アスカ「そしてオフェンスはライフルの一斉射にて目標を破壊。これでいいわね?」
綾波「分かったわ。ディフェンスは私が…」
アスカ「おあいにくさま。あたしがやるわ。」
シンジ「そんな、危ないよ!」
アスカ「だからなのよ。あんたにこの前の借りを返しとかないと、気持ち悪いからね。」
シンジ「借りなんて……」
アスカ「う……うっさい!じゃないと私は……」
シンジ「?」
アスカ「あーもう、うっさいわね!シンジがオフェンス、レイがバックアップ、いいわね?」
綾波「分かったわ。」
シンジ「………うん!」
アスカ「じゃ、行くわよ!」
249: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:31:24.37 ID:Z3QU3sAO
マヤ「流石、死線を掻い潜ってきただけはありますね」
リツコ「あの子達も随分逞しくなったものね……」
マヤ「成長しないのって最早センパイだけですよ」
リツコ「失礼ね。高所恐怖症のわたしがダクトを降ったなんて物凄い成長じゃない」
ナオコ「本当に変わらないわね…リッちゃんは」
250: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:32:42.53 ID:Z3QU3sAO
マトリエル「…………」
タラーリ
……ジュウウウウウ
アスカ「くっ…………」
アスカ「マヤ、このあっついLCL……もうちょいなんとかならないの?」
マヤ『いまやってるんだけど……』カチャカチャ
マトリエル「…………」
ダラダラダラダラ…
マヤ『あれっ』
アスカ「もおぉぉー!垂れてくる量増えてんじゃなーい!」
タラーリ
……ジュウウウウウ
アスカ「くっ…………」
アスカ「マヤ、このあっついLCL……もうちょいなんとかならないの?」
マヤ『いまやってるんだけど……』カチャカチャ
マトリエル「…………」
ダラダラダラダラ…
マヤ『あれっ』
アスカ「もおぉぉー!垂れてくる量増えてんじゃなーい!」
251: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:33:43.20 ID:Z3QU3sAO
シンジ「綾波!急いで!」
綾波「了解!」
のそのそ
綾波(足場がよくないわ……)
綾波(時間が……)
綾波「こうなれば………」
バッ
シンジ「あ……綾波!?」
アスカ「ば……バカ!」
マヤ「レイ、一気に飛び降りました!」
リツコ「さすがはレイ。男より男らしいわね。」
ドスンッ!
綾波「…………着地完了」
シンジ・アスカ「…ふぅ」
綾波「ライフル、回収しました」
綾波「了解!」
のそのそ
綾波(足場がよくないわ……)
綾波(時間が……)
綾波「こうなれば………」
バッ
シンジ「あ……綾波!?」
アスカ「ば……バカ!」
マヤ「レイ、一気に飛び降りました!」
リツコ「さすがはレイ。男より男らしいわね。」
ドスンッ!
綾波「…………着地完了」
シンジ・アスカ「…ふぅ」
綾波「ライフル、回収しました」
252: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:36:07.05 ID:Z3QU3sAO
マトリエル「…………」
ダラダラダラダラ…
アスカ「ぐっ……」
アスカ「背中…もう耐えらんないかも……」
シンジ「綾波!!」
綾波「碇くん、受け取って!」
バッ
ガシッ
シンジ「アスカ、避けて!」
アスカ「了解!」
バッ
シンジ「たぁぁぁぁぁぁぁああアァァァァ!!!!!!!!」
バババババババババ
マトリエル「…………」
マトリエル「ギャアアアアアアアアア!!!!!!」
バァアアァァァアン………
マヤ「殲滅……しました」
アスカ「これで借りは返したわよ!」
シンジ「………うん!」
ダラダラダラダラ…
アスカ「ぐっ……」
アスカ「背中…もう耐えらんないかも……」
シンジ「綾波!!」
綾波「碇くん、受け取って!」
バッ
ガシッ
シンジ「アスカ、避けて!」
アスカ「了解!」
バッ
シンジ「たぁぁぁぁぁぁぁああアァァァァ!!!!!!!!」
バババババババババ
マトリエル「…………」
マトリエル「ギャアアアアアアアアア!!!!!!」
バァアアァァァアン………
マヤ「殲滅……しました」
アスカ「これで借りは返したわよ!」
シンジ「………うん!」
253: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:36:49.90 ID:Z3QU3sAO
PM4:30
ネルフ・発令所
ユイ「お疲れさま皆」
ナオコ「夜には復旧するわよ」
ゲンドウ「………お前たちは私を酷使し過ぎとは思わないか」ハァハァ
シンジ「わぁ!父さん油まみれ……」
ナオコ「あら、ケーブルを強引に引き抜いたゲンドウ君は素敵だったわよ。ねぇ?ユイちゃん。」
ユイ「ええ。珍しく格好良かったですよ。あなた」
ゲンドウ「………」
ゲンドウ「まあいい」
リツコ「はい、これでよしっ」
アスカ「いたっ………」
アスカ「シップくらい丁寧に貼りなさいよね!」
ネルフ・発令所
ユイ「お疲れさま皆」
ナオコ「夜には復旧するわよ」
ゲンドウ「………お前たちは私を酷使し過ぎとは思わないか」ハァハァ
シンジ「わぁ!父さん油まみれ……」
ナオコ「あら、ケーブルを強引に引き抜いたゲンドウ君は素敵だったわよ。ねぇ?ユイちゃん。」
ユイ「ええ。珍しく格好良かったですよ。あなた」
ゲンドウ「………」
ゲンドウ「まあいい」
リツコ「はい、これでよしっ」
アスカ「いたっ………」
アスカ「シップくらい丁寧に貼りなさいよね!」
254: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:38:18.50 ID:Z3QU3sAO
マヤ「撮影時間1時間ちょい……」
リツコ「しっかしザコエルことマトリエルだけあって戦闘シーンは本当にアッサリしたもんね」
青葉「前回なんて二日も掛かりましたからね」
マヤ「でも急ごしらえの中では凄く稼いだほうだと思いますよ」
青葉「防衛組織が敵の阻害を受けて、なおかつ使徒を殲滅…」
青葉「熱い展開だと思いますよ!」
リツコ「停電に感謝、しなきゃね」ニヤッ
シンジ「………あれっ」
シンジ「何か忘れてるような
一同「…………」
リツコ「あっ」
リツコ「しっかしザコエルことマトリエルだけあって戦闘シーンは本当にアッサリしたもんね」
青葉「前回なんて二日も掛かりましたからね」
マヤ「でも急ごしらえの中では凄く稼いだほうだと思いますよ」
青葉「防衛組織が敵の阻害を受けて、なおかつ使徒を殲滅…」
青葉「熱い展開だと思いますよ!」
リツコ「停電に感謝、しなきゃね」ニヤッ
シンジ「………あれっ」
シンジ「何か忘れてるような
一同「…………」
リツコ「あっ」
255: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:39:36.22 ID:Z3QU3sAO
同時刻
ネルフ・エレベーター内
ミサト「も~ぅ、何で開かないのよ~!非常事態なのよ~!!」
ミサト「はぁっ、もう、もれちゃう!」
ミサト「こら、もう!上見ちゃ駄目、って言ってるでしょ!」
加持「はいはい…お?」
ミサト「やだ、ちょっと!」
加持「おっとっと!」
バタン!
ミサト「いったああ……」
加持「おや……扉が……」
ガタン
ネルフ・エレベーター内
ミサト「も~ぅ、何で開かないのよ~!非常事態なのよ~!!」
ミサト「はぁっ、もう、もれちゃう!」
ミサト「こら、もう!上見ちゃ駄目、って言ってるでしょ!」
加持「はいはい…お?」
ミサト「やだ、ちょっと!」
加持「おっとっと!」
バタン!
ミサト「いったああ……」
加持「おや……扉が……」
ガタン
256: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:40:14.93 ID:Z3QU3sAO
ナオコ「あらやだ♪」
リツコ「………」
マヤ「………不潔。」
ゲンドウ「お盛んだな」
ユイ「…うふふ」
アスカ「えっ…なになに?」
シンジ「?」
日向「葛城さんがどうかしたんですか」
綾波「…………」
青葉「後ろ、向いてような」
リツコ「………」
マヤ「………不潔。」
ゲンドウ「お盛んだな」
ユイ「…うふふ」
アスカ「えっ…なになに?」
シンジ「?」
日向「葛城さんがどうかしたんですか」
綾波「…………」
青葉「後ろ、向いてような」
257: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:40:47.01 ID:Z3QU3sAO
ミサト「ち、違うわよ!誤解だって………」
リツコ「何がちがうのよ!」
リツコ「仲直りしたら直ぐに獣みたいに……理性ってのがアンタたちにはないの?」
加持「いや、だからリッちゃん誤解だって…」
ミサト「あっ」
ちゃああああああ……
加持「あっ」
リツコ「あっ」
マヤ「あっ」
ゲンドウ「あっ」
ナオコ「あらあら」
ユイ「男性陣は全員後ろを向いてそのまま発令所へ歩きなさい」
ゲンドウ「しかし」
ユイ「向きなさい!」
一同「………はい」
リツコ「何がちがうのよ!」
リツコ「仲直りしたら直ぐに獣みたいに……理性ってのがアンタたちにはないの?」
加持「いや、だからリッちゃん誤解だって…」
ミサト「あっ」
ちゃああああああ……
加持「あっ」
リツコ「あっ」
マヤ「あっ」
ゲンドウ「あっ」
ナオコ「あらあら」
ユイ「男性陣は全員後ろを向いてそのまま発令所へ歩きなさい」
ゲンドウ「しかし」
ユイ「向きなさい!」
一同「………はい」
258: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:41:31.24 ID:Z3QU3sAO
PM5:00
ネルフ・エレベーター内
アオイ「……でやっぱり」
サツキ「残業か……」
カエデ「仕方ないわよ」
ふきふき
サツキ「まぁ…葛城さんの心境を思えば全然……」
ふきふき
ミサト「うわああああああん!!!!!」
加持「な……泣くなよミサト」
ミサト「泣くわよ!泣きたくもなるわよ!」
ミサト「ああ、死にたい。死なせて……」
加持「早まるなよ!自殺の理由がこんなことなんて……」
ミサト「『こんなこと』ですってえええ!」
アスカ「まぁ…何て言うか」
綾波「一軒落着なのかしら」
ネルフ・エレベーター内
アオイ「……でやっぱり」
サツキ「残業か……」
カエデ「仕方ないわよ」
ふきふき
サツキ「まぁ…葛城さんの心境を思えば全然……」
ふきふき
ミサト「うわああああああん!!!!!」
加持「な……泣くなよミサト」
ミサト「泣くわよ!泣きたくもなるわよ!」
ミサト「ああ、死にたい。死なせて……」
加持「早まるなよ!自殺の理由がこんなことなんて……」
ミサト「『こんなこと』ですってえええ!」
アスカ「まぁ…何て言うか」
綾波「一軒落着なのかしら」
259: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:42:16.88 ID:Z3QU3sAO
マヤ「しかし今回の妨害…誰の仕業なんでしょうか」
加持「あ、とりあえず外部からの接触が確認されたから追跡してみたよ」
リツコ「流石は元スパイさんね」
加持「……第2東京の民間施設からだ。」
加持「それ以上はわからなかった。」
リツコ「あらてっきり戦自のメガネくんだと思ったんだけど……」
マヤ「民間…ライバル企業ですかねぇ」
日向「若しくはライバルに為りうる企業ですかね」
加持「嫌がらせにしてはタチが悪いからな」
加持「今度は何を仕掛けてくるか……」
加持「あ、とりあえず外部からの接触が確認されたから追跡してみたよ」
リツコ「流石は元スパイさんね」
加持「……第2東京の民間施設からだ。」
加持「それ以上はわからなかった。」
リツコ「あらてっきり戦自のメガネくんだと思ったんだけど……」
マヤ「民間…ライバル企業ですかねぇ」
日向「若しくはライバルに為りうる企業ですかね」
加持「嫌がらせにしてはタチが悪いからな」
加持「今度は何を仕掛けてくるか……」
260: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:42:56.67 ID:Z3QU3sAO
ミサト「あんた、MAGIのチェックはちゃんとしときなさいよ」
リツコ「大丈夫よ。母さんとユイさんがいるし。」
ミサト「人任せね」
ナオコ「あ、その事なんだけどね」
ナオコ「ユイちゃんと私、南極に行かなきゃならないのよ~」
ユイ「何か障害報告があったみたいで…」
リツコ「ええ!?聞いてないわよ!」
ナオコ「だって今話したんだし」
ナオコ「まぁ一週間で戻ってくるし、頑張ってね」
リツコ「ユイさんも母さんも居ないのにどう頑張れば…」
マヤ「センパイ、私がいます!」
リツコ「………不安だわ」
リツコ「大丈夫よ。母さんとユイさんがいるし。」
ミサト「人任せね」
ナオコ「あ、その事なんだけどね」
ナオコ「ユイちゃんと私、南極に行かなきゃならないのよ~」
ユイ「何か障害報告があったみたいで…」
リツコ「ええ!?聞いてないわよ!」
ナオコ「だって今話したんだし」
ナオコ「まぁ一週間で戻ってくるし、頑張ってね」
リツコ「ユイさんも母さんも居ないのにどう頑張れば…」
マヤ「センパイ、私がいます!」
リツコ「………不安だわ」
261: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:44:05.20 ID:Z3QU3sAO
ゲンドウ「…と、言うことはシンジと二人きりだな」
シンジ「うん」
ゲンドウ「ああ………」
ゲンドウ「家に…帰って来てくれるか?」
シンジ「………」
シンジ「僕が帰らなきゃご飯、誰が作るの?」
ゲンドウ「…誰もいないな」
シンジ「仕方ないなぁ…父さんは。」
ゲンドウ「ふ……ふん」
シンジ「あははは」
綾波「こっちも一軒落着ね」
アスカ「ええ」
アスカ(………ママ)
シンジ「うん」
ゲンドウ「ああ………」
ゲンドウ「家に…帰って来てくれるか?」
シンジ「………」
シンジ「僕が帰らなきゃご飯、誰が作るの?」
ゲンドウ「…誰もいないな」
シンジ「仕方ないなぁ…父さんは。」
ゲンドウ「ふ……ふん」
シンジ「あははは」
綾波「こっちも一軒落着ね」
アスカ「ええ」
アスカ(………ママ)
262: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:44:32.61 ID:Z3QU3sAO
ナオコ「あら、何を言ってるのよゲンドウ君は」
ゲンドウ「えっ」
ユイ「あなたも一緒に来るに決まってるじゃない」
ゲンドウ「えっえっ」
ユイ「冬月先生も気がついたみたいだし、夜には出発よ」
ゲンドウ「そ、そんな……」
ナオコ「あとリッちゃん、あなたに協力な『助っ人』を用意しておいたわよ♪」
リツコ「助っ人?」
ゲンドウ「えっ」
ユイ「あなたも一緒に来るに決まってるじゃない」
ゲンドウ「えっえっ」
ユイ「冬月先生も気がついたみたいだし、夜には出発よ」
ゲンドウ「そ、そんな……」
ナオコ「あとリッちゃん、あなたに協力な『助っ人』を用意しておいたわよ♪」
リツコ「助っ人?」
263: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:45:00.88 ID:Z3QU3sAO
PM7:00
マヤ「はい、じゃこれから外で撮影したあと、そのままラーメン三郎にいきますよー♪」
一同「はぁい!」
ゲンドウ「私もいくぞォオオオォォオオ!」
ガシッ
ユイ「だ・め・で・す」
ゲンドウ「しかし腹も減ったしシンジとゆっくり話も……」
ユイ「いけません」
ゲンドウ「しかし、しかし」
ユイ「^^」
ゲンドウ「…………はい」
マヤ「はい、じゃこれから外で撮影したあと、そのままラーメン三郎にいきますよー♪」
一同「はぁい!」
ゲンドウ「私もいくぞォオオオォォオオ!」
ガシッ
ユイ「だ・め・で・す」
ゲンドウ「しかし腹も減ったしシンジとゆっくり話も……」
ユイ「いけません」
ゲンドウ「しかし、しかし」
ユイ「^^」
ゲンドウ「…………はい」
264: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:45:51.94 ID:Z3QU3sAO
PM9:00
第3新東京市内・ラーメン三郎
リツコ「じゃあワンタンメン油少なめ2つ、海鮮タンメン油なし2つ」
リツコ「三郎ラーメン野菜、油、カネシマシマシ4つ、特大チャーシューメン野菜少なめカネシマシマシ油ギトギト1つ!」
店主「あいよ!」
リツコ「いい。ロットは崩しちゃ……」
アスカ「前時代的なブロリーヌね」
ミサト「今じゃ三郎はメニューも増えてファミリー向けになってんのに……恥ずかしい」
リツコ「ど、どうしても大学時代の癖が抜けないのよ」
アスカ「これだから、ゆとりインパクト世代は……」
第3新東京市内・ラーメン三郎
リツコ「じゃあワンタンメン油少なめ2つ、海鮮タンメン油なし2つ」
リツコ「三郎ラーメン野菜、油、カネシマシマシ4つ、特大チャーシューメン野菜少なめカネシマシマシ油ギトギト1つ!」
店主「あいよ!」
リツコ「いい。ロットは崩しちゃ……」
アスカ「前時代的なブロリーヌね」
ミサト「今じゃ三郎はメニューも増えてファミリー向けになってんのに……恥ずかしい」
リツコ「ど、どうしても大学時代の癖が抜けないのよ」
アスカ「これだから、ゆとりインパクト世代は……」
265: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:46:24.17 ID:Z3QU3sAO
ドンッ
店主「お待ち!」
アスカ「………ってレイ、それ」
ミサト「入れ物…バケツじゃない」
綾波「…………」ズズズズズ
綾波「ほれがはにか?(それがなにか?)」
リツコ「圧巻ね」
店主「お待ち!」
アスカ「………ってレイ、それ」
ミサト「入れ物…バケツじゃない」
綾波「…………」ズズズズズ
綾波「ほれがはにか?(それがなにか?)」
リツコ「圧巻ね」
266: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:49:03.70 ID:Z3QU3sAO
同時刻
第2成田空港
アナウンス「まもなくアルゼンチン行きA-1287の……」
ガラガラガラガラ
ゲンドウ「車椅子とは情けないもんだな。ふ・ゆ・つ・き」
冬月「うるさい。今日一日だけだ。明日になればお前を蹴り倒してやるさ。」
冬月「しかし…南極に行くにも関わらず台本とカメラに追われることになるとはな」
ゲンドウ「ああ………」
ナオコ「南極ってご飯が美味しくないのよね」
ユイ「ご飯さえおいしければ……」
ガラガラガラガラガラガラ……
ユイ「!」
キャッキャッウフフフフ
ナオコ「あらっ」
ユイ「あの二人は……」
第2成田空港
アナウンス「まもなくアルゼンチン行きA-1287の……」
ガラガラガラガラ
ゲンドウ「車椅子とは情けないもんだな。ふ・ゆ・つ・き」
冬月「うるさい。今日一日だけだ。明日になればお前を蹴り倒してやるさ。」
冬月「しかし…南極に行くにも関わらず台本とカメラに追われることになるとはな」
ゲンドウ「ああ………」
ナオコ「南極ってご飯が美味しくないのよね」
ユイ「ご飯さえおいしければ……」
ガラガラガラガラガラガラ……
ユイ「!」
キャッキャッウフフフフ
ナオコ「あらっ」
ユイ「あの二人は……」
267: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:51:08.52 ID:Z3QU3sAO
???「やあ、ユイさん」
???「入れ違いでしたのね~」
ユイ「ええ。お二人…今日は?」
???「今日は近くのホテルに泊まったあと明日ネルフに……」
???「楽しみだわ~」
ゲンドウ「ユイ、急がんと……」
ユイ「それじゃ、帰って来たらお茶しましょうね」
???「はぁい。行ってらっしゃ~い」
ガラガラガラガラ…
???「………………」
???「久々だな。日本も……」
???「ええ。楽しみです」
葛城ヒデアキ「ミサトに会うのが」
惣流・キョウコ・ツェッペリン「アスカに会うのが♪」
???「入れ違いでしたのね~」
ユイ「ええ。お二人…今日は?」
???「今日は近くのホテルに泊まったあと明日ネルフに……」
???「楽しみだわ~」
ゲンドウ「ユイ、急がんと……」
ユイ「それじゃ、帰って来たらお茶しましょうね」
???「はぁい。行ってらっしゃ~い」
ガラガラガラガラ…
???「………………」
???「久々だな。日本も……」
???「ええ。楽しみです」
葛城ヒデアキ「ミサトに会うのが」
惣流・キョウコ・ツェッペリン「アスカに会うのが♪」
269: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 00:59:30.01 ID:Z3QU3sAO
/{, -- 、 __, -‐ー- 、}V!
___厂 `<⌒)'´ ヽ、
/ノ/ ,V ',
ヽ/ |l |ハ l l l 〈/ l ハ l | l
/レl lナト ヽ l |Vヘ、l│l l | l ト、 lTヽ丶 `ヽ
Vl小 l|イ示. Vlノ .}レl lノ,二、\トl,. Tミ、ノlノ
| lハリ ヒソ z==レ癶ト、| {:U} ヒソ , }
| i l トl、 トへ '',ノ/ { ヽ `¨ . 厶イ ノ
| l l l ! `>`ー'< ,' ト、__> 、__`_, イー'′ 次回予告!
| l l l / ヽ / V ノ l,. ‐'´ ̄l
. r'-<_`ヽ、__∨_〈/ ,/く ,/ \
`フ ' トn /不ヽV ,/ ヽ , -k'二、ヽ /
{_/7ーr' ヽ// } ト┘ } ヽ 仏/ \\/}
{ !} L!. Ll イ 〉/ / } /
ヽノ〈___ノ__ L.ノ`>'´,.くノ /
ノ V' / `ヽ 〕 〉
/ l l ヽ_} 〉ー┬<之′
. l ! l \ { l `ヽ
. | ヽ. \ l | l
. | ハ ヽ、 V l ! |
| i l い /' l │
ネルフに集いし二人のバカ親
突然の訪問にミサトはアスカは
裁かれる「リツコ」
忘れられた「あの人」
シンジは両親の不在に何を思うのか
次回、「奇跡の価値は」
さーてこの次も…
綾波・アスカ「サービスサービス♪」
___厂 `<⌒)'´ ヽ、
/ノ/ ,V ',
ヽ/ |l |ハ l l l 〈/ l ハ l | l
/レl lナト ヽ l |Vヘ、l│l l | l ト、 lTヽ丶 `ヽ
Vl小 l|イ示. Vlノ .}レl lノ,二、\トl,. Tミ、ノlノ
| lハリ ヒソ z==レ癶ト、| {:U} ヒソ , }
| i l トl、 トへ '',ノ/ { ヽ `¨ . 厶イ ノ
| l l l ! `>`ー'< ,' ト、__> 、__`_, イー'′ 次回予告!
| l l l / ヽ / V ノ l,. ‐'´ ̄l
. r'-<_`ヽ、__∨_〈/ ,/く ,/ \
`フ ' トn /不ヽV ,/ ヽ , -k'二、ヽ /
{_/7ーr' ヽ// } ト┘ } ヽ 仏/ \\/}
{ !} L!. Ll イ 〉/ / } /
ヽノ〈___ノ__ L.ノ`>'´,.くノ /
ノ V' / `ヽ 〕 〉
/ l l ヽ_} 〉ー┬<之′
. l ! l \ { l `ヽ
. | ヽ. \ l | l
. | ハ ヽ、 V l ! |
| i l い /' l │
ネルフに集いし二人のバカ親
突然の訪問にミサトはアスカは
裁かれる「リツコ」
忘れられた「あの人」
シンジは両親の不在に何を思うのか
次回、「奇跡の価値は」
さーてこの次も…
綾波・アスカ「サービスサービス♪」
271: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:04:29.32 ID:Z3QU3sAO
小噺
第拾壱点伍話
「特典の価値は」
リツコ「あ、そう言えば言い忘れちゃったんだけど…」
リツコ「DVD、発売されたから」ズズズズズ
ミサト・アスカ「ぶうううううう!!!!!!!!!」
ミサト・アスカ「ちょっと、聞いてないわよ!」
リツコ「そりゃそうよ。今話したんだから。」
アスカ「あんたねぇ……」
シンジ「でも不思議なんですよね」
シンジ「DVD発売されてから僕、外で撮影するときも『[ピーーー]』って言われなくなったんですよ…」
青葉「ネット上の評価も上がってますね」
綾波「?」
◇<ラー?
第拾壱点伍話
「特典の価値は」
リツコ「あ、そう言えば言い忘れちゃったんだけど…」
リツコ「DVD、発売されたから」ズズズズズ
ミサト・アスカ「ぶうううううう!!!!!!!!!」
ミサト・アスカ「ちょっと、聞いてないわよ!」
リツコ「そりゃそうよ。今話したんだから。」
アスカ「あんたねぇ……」
シンジ「でも不思議なんですよね」
シンジ「DVD発売されてから僕、外で撮影するときも『[ピーーー]』って言われなくなったんですよ…」
青葉「ネット上の評価も上がってますね」
綾波「?」
◇<ラー?
272: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:08:25.02 ID:Z3QU3sAO
ミサト「どうしてそんないきなり……」
青葉「シンジストなんてのも登場してます」
アスカ「突然変ね」
綾波「青草さん、そのネットのカキコミ……」
青葉「青葉です。」
青葉「ああ…、これだよ」
【カワイサード】シンジきゅんにきゅんきゅん♪part8【乗ります!】
129:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 11:53:49.06 ID:ka.gjpAG.0
シンジきゅんにちゅっちゅしたいよぉ~
215:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 12:05:00.01
シンジきゅんの[禁則事項です]、ペ ペ したい
548:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 14:47:59.12
俺がゲンドウだったら間違いなく押し倒してる
青葉「シンジストなんてのも登場してます」
アスカ「突然変ね」
綾波「青草さん、そのネットのカキコミ……」
青葉「青葉です。」
青葉「ああ…、これだよ」
【カワイサード】シンジきゅんにきゅんきゅん♪part8【乗ります!】
129:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 11:53:49.06 ID:ka.gjpAG.0
シンジきゅんにちゅっちゅしたいよぉ~
215:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 12:05:00.01
シンジきゅんの[禁則事項です]、ペ ペ したい
548:以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 14:47:59.12
俺がゲンドウだったら間違いなく押し倒してる
273: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:09:47.62 ID:Z3QU3sAO
綾波「……凄いわね」
加持「と言うか酷いな」
アスカ「な……なによコレ」
シンジ「…………」ガクガク
ミサト「リツコォオオオォォオオ!!!!!!!!」
リツコ「や……やだ、別に私は何にも……」
ミサト「嘘でしょ?何かしたんでしょ?」
リツコ「あー………しないと言えば嘘になるし……」
ミサト「何やったのよ!吐け!吐きなさい!」
リツコ「ちょ……ちょっとMAGIの想定システムでちょっと……」
ミサト「ちょっと!ちょっと何したのよ!」
リツコ「シンジくんの……写真を作って…特典に付けた…みたいな…」
加持「と言うか酷いな」
アスカ「な……なによコレ」
シンジ「…………」ガクガク
ミサト「リツコォオオオォォオオ!!!!!!!!」
リツコ「や……やだ、別に私は何にも……」
ミサト「嘘でしょ?何かしたんでしょ?」
リツコ「あー………しないと言えば嘘になるし……」
ミサト「何やったのよ!吐け!吐きなさい!」
リツコ「ちょ……ちょっとMAGIの想定システムでちょっと……」
ミサト「ちょっと!ちょっと何したのよ!」
リツコ「シンジくんの……写真を作って…特典に付けた…みたいな…」
274: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:11:59.39 ID:Z3QU3sAO
ミサト「どんな?どんな写真?」
リツコ「それは……」
加持「おっ、画像がアップされてるみたいだぞ」
以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 18:44:44.44
エヴァの1巻やっとアキバでゲットォオオオォォオオ!
行列出来てたんだぜ…
すべては発売前に流出したこの画像のせいだ!
(画像)
カチッ
ミサト「これは……」
綾波「……」
シンジ「あ…あ…」
アスカ「し……シンジの…コスプレ写真?」
リツコ「それは……」
加持「おっ、画像がアップされてるみたいだぞ」
以下、使徒にかわりましてVIPがお送りします [] 2015/06/29(火) 18:44:44.44
エヴァの1巻やっとアキバでゲットォオオオォォオオ!
行列出来てたんだぜ…
すべては発売前に流出したこの画像のせいだ!
(画像)
カチッ
ミサト「これは……」
綾波「……」
シンジ「あ…あ…」
アスカ「し……シンジの…コスプレ写真?」
276: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:14:57.40 ID:Z3QU3sAO
綾波「ユイさんにそっくり……」
マヤ「なるほど…そう言うことでしたか」
ミサト「ホントに女のコみたいね」
加持「たまげたな」
シンジ「ちょ、ちょ、ちょっとリツコさぁん!恥ずかしいですよ!」
リツコ「あら……シンジ君のこの写真で売上が凄いことになってるのよ」
リツコ「特典が発表された時点からネットの予約数が凄いことになってるの」
青葉「今、男の娘って凄く流行ってますからね」
マヤ「にしても、この数値は凄いですよ。」
マヤ「今年一番売れたナデ○コ―これがホントに完結編―の初動売上を越えましたからね…」
リツコ「ちなみに写真は全部で120種類あるから」
青葉「某アイドルグループが昔やってた商法みたいっすね」
ミサト「でも……確かに可愛いし、シンジくんのファンが増えた理由は分かったけど」
ミサト「シンジ君の写真一枚に初動一位になるほどの力があるとはおもえないわ」
リツコ「いーじゃない。売れたんだから。」
マヤ「なるほど…そう言うことでしたか」
ミサト「ホントに女のコみたいね」
加持「たまげたな」
シンジ「ちょ、ちょ、ちょっとリツコさぁん!恥ずかしいですよ!」
リツコ「あら……シンジ君のこの写真で売上が凄いことになってるのよ」
リツコ「特典が発表された時点からネットの予約数が凄いことになってるの」
青葉「今、男の娘って凄く流行ってますからね」
マヤ「にしても、この数値は凄いですよ。」
マヤ「今年一番売れたナデ○コ―これがホントに完結編―の初動売上を越えましたからね…」
リツコ「ちなみに写真は全部で120種類あるから」
青葉「某アイドルグループが昔やってた商法みたいっすね」
ミサト「でも……確かに可愛いし、シンジくんのファンが増えた理由は分かったけど」
ミサト「シンジ君の写真一枚に初動一位になるほどの力があるとはおもえないわ」
リツコ「いーじゃない。売れたんだから。」
277: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:15:38.80 ID:Z3QU3sAO
プルルルルルル
ミサト「………電話?」
ミサト「はいもしもし」
サツキ「葛城さん大変です!帰ろうと思った矢先ネルフに大量の荷物がアメゾンから……」
ミサト「た……大量の荷物?」
ミサト「中身は?」
サツキ「えっと…『新世紀エヴァンゲリオン第壱巻初回限定版…5000枚です』」
ミサト「ご、ごせん!?」
サツキ「どぉしましょ~!」
ミサト「………宛名は」
サツキ「ええっと……」
ガサゴソ
サツキ「…碇司令です」
一同「…………」
ミサト「………電話?」
ミサト「はいもしもし」
サツキ「葛城さん大変です!帰ろうと思った矢先ネルフに大量の荷物がアメゾンから……」
ミサト「た……大量の荷物?」
ミサト「中身は?」
サツキ「えっと…『新世紀エヴァンゲリオン第壱巻初回限定版…5000枚です』」
ミサト「ご、ごせん!?」
サツキ「どぉしましょ~!」
ミサト「………宛名は」
サツキ「ええっと……」
ガサゴソ
サツキ「…碇司令です」
一同「…………」
278: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:17:02.86 ID:Z3QU3sAO
シンジ「父さん……」
アスカ「一経済を動かすほどの親バカって……」
リツコ「はぁぁぁぁ!これじゃあ意味ないじゃないの…」
リツコ「あの髭ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
ミサト「とにかく返品処理を……」
サツキ「ダメですよ。アメゾンは金券でしか帰ってきません」
サツキ「今はオークションとショップでも高値がついてますがさすがにこの量は捌き切れませんよ」
ミサト「でも…やれるだけやりましょ!今から帰るからそのまま待機してて!」
プープープープー
サツキ「うう……」
サツキ「デートがアァァァァ!!!!!!」
アオイ「諦めなさい」
カエデ「そうよ。一応ネルフの危機なんだから」
サツキ「うう……」
アスカ「一経済を動かすほどの親バカって……」
リツコ「はぁぁぁぁ!これじゃあ意味ないじゃないの…」
リツコ「あの髭ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
ミサト「とにかく返品処理を……」
サツキ「ダメですよ。アメゾンは金券でしか帰ってきません」
サツキ「今はオークションとショップでも高値がついてますがさすがにこの量は捌き切れませんよ」
ミサト「でも…やれるだけやりましょ!今から帰るからそのまま待機してて!」
プープープープー
サツキ「うう……」
サツキ「デートがアァァァァ!!!!!!」
アオイ「諦めなさい」
カエデ「そうよ。一応ネルフの危機なんだから」
サツキ「うう……」
279: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:18:37.37 ID:Z3QU3sAO
ミサト「もおおお!今日も徹夜じゃない!」
リツコ「あ、でも一つ碇司令のおかげで…良かった事があるわ」
ミサト「何よ。この状況で何言われても……」
リツコ「キャラクターソングの発売、決まったのよ」
アスカ「えっ」
リツコ「頑張ってね。」
アスカ「ちょ、ちょっと何勝手に決めてんのよぉ!」
リツコ「とりあえず歌詞はもう出来上がってるから」
リツコ「アスカの方のタイトルは『恋の恋のeins・zwei・drei』」
青葉「作曲は任せてください!」
アスカ「……バカにしてんでしょ」
リツコ「あ、でも一つ碇司令のおかげで…良かった事があるわ」
ミサト「何よ。この状況で何言われても……」
リツコ「キャラクターソングの発売、決まったのよ」
アスカ「えっ」
リツコ「頑張ってね。」
アスカ「ちょ、ちょっと何勝手に決めてんのよぉ!」
リツコ「とりあえず歌詞はもう出来上がってるから」
リツコ「アスカの方のタイトルは『恋の恋のeins・zwei・drei』」
青葉「作曲は任せてください!」
アスカ「……バカにしてんでしょ」
280: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/03/30(火) 01:21:18.99 ID:Z3QU3sAO
ミサト「ほらアスカ、もう行くわよ。」
アスカ「まだ食べてるんだけど」ズズズズズ
ミサト「いいから!」
綾波「…これからまたネルフですか」
ミサト「あなたたちにも梱包とか手伝ってもらうわ。値段が下がらない内に、早く!」
加持「いやはや…今日もまたお預けかな……」
シンジ「ああ、何だかもう」
アスカ「サイアクウウウウウウウウ!」
☆<キシャー
……ネルフの長い一日は暫し、続く。
アスカ「まだ食べてるんだけど」ズズズズズ
ミサト「いいから!」
綾波「…これからまたネルフですか」
ミサト「あなたたちにも梱包とか手伝ってもらうわ。値段が下がらない内に、早く!」
加持「いやはや…今日もまたお預けかな……」
シンジ「ああ、何だかもう」
アスカ「サイアクウウウウウウウウ!」
☆<キシャー
……ネルフの長い一日は暫し、続く。
368: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:01:20.01 ID:Rne2GcAO
ネルフ本部・喫茶室OGATA
キョウコ「みんなただいま~」
アスカ「まさか助っ人がママだったなんて!」
キョウコ「驚いた?」
アスカ「凄く」
キョウコ「ふふふ~」
キョウコ「ネルフ本部も久しぶりねぇ~」
ヒデアキ「2年振りだよな。狭苦しいユーロ支部の勤務が長びいちゃって参っちゃうよ」
シンジ「アスカのお母さん、全然変わらないなぁ」
キョウコ「ありがとう~。シンジくんも男らしくなったわね~」
アスカ「ちゅーと半端に、だけどね」
シンジ「アスカは手厳しいなぁ」
キョウコ「レイちゃんは綺麗になったし~」
綾波「きれい?」
キョウコ「ええ。とっても~」
綾波「…ありがとうございます」
キョウコ「みんなただいま~」
アスカ「まさか助っ人がママだったなんて!」
キョウコ「驚いた?」
アスカ「凄く」
キョウコ「ふふふ~」
キョウコ「ネルフ本部も久しぶりねぇ~」
ヒデアキ「2年振りだよな。狭苦しいユーロ支部の勤務が長びいちゃって参っちゃうよ」
シンジ「アスカのお母さん、全然変わらないなぁ」
キョウコ「ありがとう~。シンジくんも男らしくなったわね~」
アスカ「ちゅーと半端に、だけどね」
シンジ「アスカは手厳しいなぁ」
キョウコ「レイちゃんは綺麗になったし~」
綾波「きれい?」
キョウコ「ええ。とっても~」
綾波「…ありがとうございます」
369: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:04:56.08 ID:Rne2GcAO
キョウコ「とりあえず暫くは日本にいられるわ~」
アスカ「ホント、ママ!」
キョウコ「お買い物いきましょうね~」
アスカ「うんっ♪」
ミサト「…んで、まさかお父さんも来るなんてね」
ヒデアキ「ううん、ミサトぉ、そんな顔するなよぅ」
ヒデアキ「久々に会うんだからもっと甘えてくれて…」
ミサト「恥ずかしいから止めてよ!」
ヒデアキ「反抗期かい?」
ミサト「私は一応結婚もしてるの。分かってる?」
ヒデアキ「分かってるぞぅ」ギュッ
ミサト「わ…分かってない!」
ヒデアキ「可愛いなぁ!」
マヤ「わぁあ……」
リツコ「あんなに照れてるミサト、初めてね」ニヤニヤ
アスカ「ホント、ママ!」
キョウコ「お買い物いきましょうね~」
アスカ「うんっ♪」
ミサト「…んで、まさかお父さんも来るなんてね」
ヒデアキ「ううん、ミサトぉ、そんな顔するなよぅ」
ヒデアキ「久々に会うんだからもっと甘えてくれて…」
ミサト「恥ずかしいから止めてよ!」
ヒデアキ「反抗期かい?」
ミサト「私は一応結婚もしてるの。分かってる?」
ヒデアキ「分かってるぞぅ」ギュッ
ミサト「わ…分かってない!」
ヒデアキ「可愛いなぁ!」
マヤ「わぁあ……」
リツコ「あんなに照れてるミサト、初めてね」ニヤニヤ
370: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:08:50.53 ID:Rne2GcAO
加持「お義父さんお久しぶりです」
ヒデアキ「君か。久しぶりだね。」
加持「お久しぶりです」
ヒデアキ「ふん」
ミサト「ちょっと、もっと愛想良く出来ないの?」
加持「ミサトー」
ヒデアキ「他人ではないんだからそんな必要、ないだろうがね」
ヒデアキ「………」ギロッ
加持「たはは……」
ミサト「はぁ……」
ヒデアキ「君か。久しぶりだね。」
加持「お久しぶりです」
ヒデアキ「ふん」
ミサト「ちょっと、もっと愛想良く出来ないの?」
加持「ミサトー」
ヒデアキ「他人ではないんだからそんな必要、ないだろうがね」
ヒデアキ「………」ギロッ
加持「たはは……」
ミサト「はぁ……」
371: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:11:44.92 ID:Rne2GcAO
リツコ「キョウコさんお久しぶりです」
キョウコ「あら~リッちゃんお久しぶりね~」
リツコ「ちょっと、お聞かせしたいものがありますわ」
キョウコ「なにかしら~」
リツコ「………青筋くん」
青葉「青葉です」
青葉「ミュージックスタート!」パチン
キョウコ「?」
♪チャッチャラチャラチャラ
『息が出来ないほど熱いLoveCall』
『運命感じたどしゃ降りRedLight』
キョウコ「あらっ…この声は~」
『ウインクするたびあなた意外全部Junk』
リツコ「取れたてほやほやアスカのキャラクターソングです」
アスカ『消えちゃうみんなみんなそんなGeneration』
アスカ「イヤアアアアアアアア!!!!!!」
キョウコ「あら~リッちゃんお久しぶりね~」
リツコ「ちょっと、お聞かせしたいものがありますわ」
キョウコ「なにかしら~」
リツコ「………青筋くん」
青葉「青葉です」
青葉「ミュージックスタート!」パチン
キョウコ「?」
♪チャッチャラチャラチャラ
『息が出来ないほど熱いLoveCall』
『運命感じたどしゃ降りRedLight』
キョウコ「あらっ…この声は~」
『ウインクするたびあなた意外全部Junk』
リツコ「取れたてほやほやアスカのキャラクターソングです」
アスカ『消えちゃうみんなみんなそんなGeneration』
アスカ「イヤアアアアアアアア!!!!!!」
372: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:14:33.86 ID:Rne2GcAO
アスカ『ドキドキ!恋のeins・zwei・drei~』
アスカ「やだ!やだやだやだぁ!」
シンジ「意外といいじゃない」
綾波「セカンドインパクト前を彷彿させる、赤木博士が書いたにしては恐ろしくまともな曲ね」
アスカ「止めて!お願いだから止めてよぉォオオオォォオオ!」
◇<……
☆<♪
キョウコ「素敵な歌ですね~」
キョウコ「英語と日本語とドイツ語のミスマッチがなんとも言えないわ~」
アスカ「やだぁ…恥ずかしいから止めてよぉ!」
青葉「フンフンフンジャーン」
マヤ「♪」
リツコ「多少歌い手が音痴っぽいのが難点だけども」
キョウコ「アスカはあんまりお歌は得意じゃないものね~」
アスカ『ウラハラheartにGutenMorgen』
アスカ「もォオオオォォオオやだァァァ!」
アスカ「やだ!やだやだやだぁ!」
シンジ「意外といいじゃない」
綾波「セカンドインパクト前を彷彿させる、赤木博士が書いたにしては恐ろしくまともな曲ね」
アスカ「止めて!お願いだから止めてよぉォオオオォォオオ!」
◇<……
☆<♪
キョウコ「素敵な歌ですね~」
キョウコ「英語と日本語とドイツ語のミスマッチがなんとも言えないわ~」
アスカ「やだぁ…恥ずかしいから止めてよぉ!」
青葉「フンフンフンジャーン」
マヤ「♪」
リツコ「多少歌い手が音痴っぽいのが難点だけども」
キョウコ「アスカはあんまりお歌は得意じゃないものね~」
アスカ『ウラハラheartにGutenMorgen』
アスカ「もォオオオォォオオやだァァァ!」
373: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:16:39.66 ID:Rne2GcAO
ヒデアキ「ちょっと待て」
キョウコ「なんですか~」
ヒデアキ「確かにキョウコちゃんの娘は可愛いし人気も凄い。」
キョウコ「ですよね~。流石は私の……」
ヒデアキ「しかし、15年前の私の娘は…もっと凄かった!」
キョウコ「14歳の時のミサトちゃん~?」
ミサト「ま、まさかお父さん!」
ヒデアキ「ここにたまたま再生用の機械とテープがある」
ミサト「ちょ、ちょっと止めてよ!」
リツコ「あら、面白そうじゃない」
加持「14の時のミサトかぁ~。興味、あるな。」
ヒデアキ「機密だ機密だと政府が当時中々寄越してくれなくってなぁ」
ミサト「ホント、ホントに勘弁して!」
リツコ「うるさい女ね。剣崎くん」パチン
諜報部員「葛城さん、失礼します」
ミサト「ふが!?」
ヒデアキ「それじゃあスイッチオン!」
ミサト「むふ、むふむふ、ふんがアァァァァー!」
キョウコ「なんですか~」
ヒデアキ「確かにキョウコちゃんの娘は可愛いし人気も凄い。」
キョウコ「ですよね~。流石は私の……」
ヒデアキ「しかし、15年前の私の娘は…もっと凄かった!」
キョウコ「14歳の時のミサトちゃん~?」
ミサト「ま、まさかお父さん!」
ヒデアキ「ここにたまたま再生用の機械とテープがある」
ミサト「ちょ、ちょっと止めてよ!」
リツコ「あら、面白そうじゃない」
加持「14の時のミサトかぁ~。興味、あるな。」
ヒデアキ「機密だ機密だと政府が当時中々寄越してくれなくってなぁ」
ミサト「ホント、ホントに勘弁して!」
リツコ「うるさい女ね。剣崎くん」パチン
諜報部員「葛城さん、失礼します」
ミサト「ふが!?」
ヒデアキ「それじゃあスイッチオン!」
ミサト「むふ、むふむふ、ふんがアァァァァー!」
374: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:18:19.83 ID:Rne2GcAO
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
リツコ「…備え付けのカメラの映像かしら」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ
加持「こ……これは……」
ヒデアキ「南極にミサトと行った時の映像だ。」
ヒデアキ「丁度セカンドインパクトが起きる直前…の映像か」
ヒデアキ『壱番隊はこれで全員か』
調査隊員『葛城博士……まだ、娘さんが……』
ヒデアキ『何だと!』タッ
調査隊員『博士!』
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ
リツコ「…備え付けのカメラの映像かしら」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ
加持「こ……これは……」
ヒデアキ「南極にミサトと行った時の映像だ。」
ヒデアキ「丁度セカンドインパクトが起きる直前…の映像か」
ヒデアキ『壱番隊はこれで全員か』
調査隊員『葛城博士……まだ、娘さんが……』
ヒデアキ『何だと!』タッ
調査隊員『博士!』
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ
375: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:20:33.42 ID:Rne2GcAO
ヒデアキ『ミサト!ミサト!』
ミサト『…………』
ヒデアキ『ミサト!』
ミサト『おとお……さん?』
ヒデアキ『無事…だったのか…』
ミサト『でも………』
ヒデアキ『腹に怪我をしてるのか…』
ヒデアキ『ほら、行くぞ!父さんの背中に乗れ!』
ミサト『……うん』
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
ミサト『…………』
ヒデアキ『ミサト!』
ミサト『おとお……さん?』
ヒデアキ『無事…だったのか…』
ミサト『でも………』
ヒデアキ『腹に怪我をしてるのか…』
ヒデアキ『ほら、行くぞ!父さんの背中に乗れ!』
ミサト『……うん』
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
376: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:23:39.74 ID:Rne2GcAO
隊員『博士!早く!』
ヒデアキ『ああ!』
ヒデアキ『………うっ』
ミサト『お父さん?どうしたの?』
ヒデアキ『足が……限界のようだ』
ミサト『おとうさんも怪我……してたの?』
ヒデアキ『……はは』
ミサト『お父さん……』
ヒデアキ『いいからお前は先に行け…後少しだから歩けるだろう…』
ミサト『いやよ!お父さんをのこして……』
ヒデアキ『……ほら、お守りだ』
ミサト『ねっ…くれす…?』
ヒデアキ『行け!』
ミサト『お父………さん』
ヒデアキ『聞こえないのか。行け!!!!!』
ミサト『…………』
ミサト『うっ………』タッ
ヒデアキ『…………』
プオオオオオオオォオオオォォオオ
隊員『出発…します。』
ヒデアキ『………』ニコッ
ミサト『お父さん!お父さん!お父ぁぁぁさん!!!!!』
ザアアアアアアアアアア
ヒデアキ『ああ!』
ヒデアキ『………うっ』
ミサト『お父さん?どうしたの?』
ヒデアキ『足が……限界のようだ』
ミサト『おとうさんも怪我……してたの?』
ヒデアキ『……はは』
ミサト『お父さん……』
ヒデアキ『いいからお前は先に行け…後少しだから歩けるだろう…』
ミサト『いやよ!お父さんをのこして……』
ヒデアキ『……ほら、お守りだ』
ミサト『ねっ…くれす…?』
ヒデアキ『行け!』
ミサト『お父………さん』
ヒデアキ『聞こえないのか。行け!!!!!』
ミサト『…………』
ミサト『うっ………』タッ
ヒデアキ『…………』
プオオオオオオオォオオオォォオオ
隊員『出発…します。』
ヒデアキ『………』ニコッ
ミサト『お父さん!お父さん!お父ぁぁぁさん!!!!!』
ザアアアアアアアアアア
377: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:26:21.60 ID:Rne2GcAO
ヒデアキ「な?可愛いだろ?」
ミサト「フガフガフガアアアアア!!!!!」
一同「…………」
リツコ「……なんか思ったより重いわね」
ヒデアキ「仕方ないじゃないかー。」
ヒデアキ「セカンドインパクト後はビデオキャメラなんてそうそう手に入らないから」
ヒデアキ「ミサトの少女時代の映像はアレしかないんだよ」
加持「と言うか良く生きてましたね」
ヒデアキ「…………」
加持「…………」
リツコ「良く生きてらっしゃいましたね」
ヒデアキ「まぁなぁ。事前にセカンドインパクトの予兆を碇くんが知らせてくれたのと」
ヒデアキ「弐番隊の脱出船の発進場所が変更になって…」
キョウコ「実際南極の調査隊はそれほど死傷者も出なかったようですしね~」
ヒデアキ「いやぁ、この映像で株が上がったのかアレから妻とも復縁しましてな」
リツコ「………」ニヤリ
マヤ「センパイのその顔は何か思いついた時の顔ですね」
リツコ「おじ様、その映像、使わせていただいても?」
ミサト「むふー!?」
ヒデアキ「どうぞどうぞ」
リツコ「では遠慮なく」
ミサト「むふむふむふむふー!!!!!!!」
ミサト「フガフガフガアアアアア!!!!!」
一同「…………」
リツコ「……なんか思ったより重いわね」
ヒデアキ「仕方ないじゃないかー。」
ヒデアキ「セカンドインパクト後はビデオキャメラなんてそうそう手に入らないから」
ヒデアキ「ミサトの少女時代の映像はアレしかないんだよ」
加持「と言うか良く生きてましたね」
ヒデアキ「…………」
加持「…………」
リツコ「良く生きてらっしゃいましたね」
ヒデアキ「まぁなぁ。事前にセカンドインパクトの予兆を碇くんが知らせてくれたのと」
ヒデアキ「弐番隊の脱出船の発進場所が変更になって…」
キョウコ「実際南極の調査隊はそれほど死傷者も出なかったようですしね~」
ヒデアキ「いやぁ、この映像で株が上がったのかアレから妻とも復縁しましてな」
リツコ「………」ニヤリ
マヤ「センパイのその顔は何か思いついた時の顔ですね」
リツコ「おじ様、その映像、使わせていただいても?」
ミサト「むふー!?」
ヒデアキ「どうぞどうぞ」
リツコ「では遠慮なく」
ミサト「むふむふむふむふー!!!!!!!」
378: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:28:21.64 ID:Rne2GcAO
リツコ「そうだ。お二人ともMAGIのメンテナンス前に見学して行かれたらいかがです?」
アスカ・ミサト「ちょっとリツコ!アンタ何バカなこと言ってんのよ!」
キョウコ「あらぁ~それはMAGIのメンテナンスなんかよりも大切なことですわ~」
アスカ「なんかってママ、仕事でしょ……」
キョウコ「だってぇ~アスカが演技するなんて大変貴重ですもの~」
ヒデアキ「どうせ1日くらい放って置いても構わんよ」
キョウコ「なんせナオコさんの分身ですもの~。」
キョウコ「きっと外部から何かされても、えい!やあ!ですよ~。」
シンジ「……なんか相変わらずおおらかだね。」
アスカ「おおらか…なのかしらね」
ミサト「前が見えなくなるタイプなのよ」
リツコ「要はバカなのね」
ミサト「アンタに言われると、なんか腹立つわ」
アスカ・ミサト「ちょっとリツコ!アンタ何バカなこと言ってんのよ!」
キョウコ「あらぁ~それはMAGIのメンテナンスなんかよりも大切なことですわ~」
アスカ「なんかってママ、仕事でしょ……」
キョウコ「だってぇ~アスカが演技するなんて大変貴重ですもの~」
ヒデアキ「どうせ1日くらい放って置いても構わんよ」
キョウコ「なんせナオコさんの分身ですもの~。」
キョウコ「きっと外部から何かされても、えい!やあ!ですよ~。」
シンジ「……なんか相変わらずおおらかだね。」
アスカ「おおらか…なのかしらね」
ミサト「前が見えなくなるタイプなのよ」
リツコ「要はバカなのね」
ミサト「アンタに言われると、なんか腹立つわ」
379: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:31:13.88 ID:Rne2GcAO
―加持・ミサト宅―
加持「お義父さん、いらっしゃいませ」
スーッ
加持「あっ……」
ヒデアキ「………」ガタン
加持「………」
ミサト「もぉ……」
トウジ「惣流さんのお母さんですか」
トウジ「僕、鈴原と申します」
キョウコ「そうなの~。アスカがいつもお世話になってます~」
ケンスケ「ちぃーっす。相田でぇーす」
キョウコ「あらぁ、見かけによらず面白い口調の方ね~」
ケンスケ「あっ、これっすか(笑)衣装っす。」
キョウコ「衣装~。大変ね~。」
ヒデアキ「綺麗にしてるんだなぁ」
ミサト「もぉ、あんまりジロジロみないでよー!」
ヒデアキ「母さんからも頼まれてるんだから仕方ないだろう」
ミサト「母さんったら…」
ヒデアキ「さて、ベッドルームは…」
ミサト「ダメダメダメダメ!入っちゃダメ!」
リツコ「あんなに困ってるミサトとアスカを見ると、なんか快感覚えるわよね」
マヤ「……センパイってこう言う嫌がらせ好きですよね」
加持「お義父さん、いらっしゃいませ」
スーッ
加持「あっ……」
ヒデアキ「………」ガタン
加持「………」
ミサト「もぉ……」
トウジ「惣流さんのお母さんですか」
トウジ「僕、鈴原と申します」
キョウコ「そうなの~。アスカがいつもお世話になってます~」
ケンスケ「ちぃーっす。相田でぇーす」
キョウコ「あらぁ、見かけによらず面白い口調の方ね~」
ケンスケ「あっ、これっすか(笑)衣装っす。」
キョウコ「衣装~。大変ね~。」
ヒデアキ「綺麗にしてるんだなぁ」
ミサト「もぉ、あんまりジロジロみないでよー!」
ヒデアキ「母さんからも頼まれてるんだから仕方ないだろう」
ミサト「母さんったら…」
ヒデアキ「さて、ベッドルームは…」
ミサト「ダメダメダメダメ!入っちゃダメ!」
リツコ「あんなに困ってるミサトとアスカを見ると、なんか快感覚えるわよね」
マヤ「……センパイってこう言う嫌がらせ好きですよね」
380: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:33:27.42 ID:Rne2GcAO
リツコ「はーいじゃスタート」
キョウコ「……」ジッー
アスカ「あーっ!あんたたち、何してんのよ!」
シンジ「雨宿り。」
キョウコ「雨、酷いものね~」ボソッ
アスカ「ハン、私目当てなんじゃないのォ!」
アスカ「……着替えてんだから、見たら……コロすわよ」
キョウコ「[ピーーー]なんてアスカいつの間に~……」ボソッ
トウジ「チックショー、アホンダラ!誰がおまえの着替えてんのをみたい………」チラッ
キョウコ「………」ジッー
トウジ「……………」
マヤ「か、カット!もう一回です!」
キョウコ「あら~どうしたのかしら~」
一同「…………」
キョウコ「……」ジッー
アスカ「あーっ!あんたたち、何してんのよ!」
シンジ「雨宿り。」
キョウコ「雨、酷いものね~」ボソッ
アスカ「ハン、私目当てなんじゃないのォ!」
アスカ「……着替えてんだから、見たら……コロすわよ」
キョウコ「[ピーーー]なんてアスカいつの間に~……」ボソッ
トウジ「チックショー、アホンダラ!誰がおまえの着替えてんのをみたい………」チラッ
キョウコ「………」ジッー
トウジ「……………」
マヤ「か、カット!もう一回です!」
キョウコ「あら~どうしたのかしら~」
一同「…………」
381: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:36:02.34 ID:Rne2GcAO
マヤ「はい、じゃあスタート!」
ミサト「あら、2人とも、いらっしゃい。」
ミサト「お帰りなさい、今夜はハーモニクスのテストがあるから、遅れないようにね。」
シンジ「はい。」
ミサト「アスカも、わかってるわね?」
アスカ「はーい!」
ケンスケ「あぁん?」
ケンスケ「わぁっ!このたびはご昇進、おめでとうございます!」
ヒデアキ「昇進!?」
ヒデアキ「ミサトお前昇進したのか?何で言わなかったんだ?え?」
加持「お父さん、それは役柄で……」
ヒデアキ「君には聞いていない」
加持「………」
リツコ「おじ様、それはセリフだけ…ですわ」
ヒデアキ「え?え?」
ヒデアキ「でも台本には葛城ミサトと……」
加持「あの…」
ヒデアキ「だから君には聞いていない!」
ミサト「もおお!ヤダァァァアァァァァ!!」
ミサト「あら、2人とも、いらっしゃい。」
ミサト「お帰りなさい、今夜はハーモニクスのテストがあるから、遅れないようにね。」
シンジ「はい。」
ミサト「アスカも、わかってるわね?」
アスカ「はーい!」
ケンスケ「あぁん?」
ケンスケ「わぁっ!このたびはご昇進、おめでとうございます!」
ヒデアキ「昇進!?」
ヒデアキ「ミサトお前昇進したのか?何で言わなかったんだ?え?」
加持「お父さん、それは役柄で……」
ヒデアキ「君には聞いていない」
加持「………」
リツコ「おじ様、それはセリフだけ…ですわ」
ヒデアキ「え?え?」
ヒデアキ「でも台本には葛城ミサトと……」
加持「あの…」
ヒデアキ「だから君には聞いていない!」
ミサト「もおお!ヤダァァァアァァァァ!!」
382: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:37:53.16 ID:Rne2GcAO
マヤ「初っぱなからテイク5……ですか」
リツコ「時間がァァァン……」
アスカ「自業自得ね」
リツコ「な、なんで!」
アスカ「ママを呼び止めたの、リツコじゃないの。あのまま行かせてりゃ……」
リツコ「だっ…だって」
ミサト「要は私たちに嫌がらせしようとしたんでしょ」
リツコ「………」
ミサト「自業自得よ」
リツコ「………」
マヤ「人を呪わば穴二つですね、センパイ」
リツコ「時間がァァァン……」
アスカ「自業自得ね」
リツコ「な、なんで!」
アスカ「ママを呼び止めたの、リツコじゃないの。あのまま行かせてりゃ……」
リツコ「だっ…だって」
ミサト「要は私たちに嫌がらせしようとしたんでしょ」
リツコ「………」
ミサト「自業自得よ」
リツコ「………」
マヤ「人を呪わば穴二つですね、センパイ」
383: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:40:27.09 ID:Rne2GcAO
リツコ「じゃあ次、昇進パーティーのシーン撮るから」
ミサト「…なんでしてもいない昇進でパーティーなんかやらなきゃならないのよ…」
ミサト「昇進どころか仕事が無くなるかもしれないって言うのに…」
ミサト「またもや嫌がらせね。懲りないヤツだわ。」
リツコ「あら、被害妄想もいい加減にして欲しくてよ」
リツコ「ま、そんなミサトがやりやすい様に『正直あまり嬉しくない』って感じのセリフ、入れといたから」
ミサト「……やっぱり嫌がらせでしょ」
ヒカリ「あーん、指切っちゃったぁ☆」
トウジ「ヒカリ大丈夫かい!」
ヒカリ「ダメかも……」
ケンスケ「まぁ、看板は適当でいいっすよねwwwwww」
綾波「碇くん、お花そっち…」
シンジ「ありがとう綾波」
綾波「………ええ」
アスカ「しっかしアホらしいわよね。ありもしないパーティーの飾り付けやるなんて。」
シンジ「あはは」
マヤ「みんな、準備出来ましたかー」
一同「はぁい」
マヤ「じゃ、加持さん料理を並べて下さい」
加持「了解っ!」
加持「よいしょ」
一同「わあああああああ!!!!!!!」
ミサト「…なんでしてもいない昇進でパーティーなんかやらなきゃならないのよ…」
ミサト「昇進どころか仕事が無くなるかもしれないって言うのに…」
ミサト「またもや嫌がらせね。懲りないヤツだわ。」
リツコ「あら、被害妄想もいい加減にして欲しくてよ」
リツコ「ま、そんなミサトがやりやすい様に『正直あまり嬉しくない』って感じのセリフ、入れといたから」
ミサト「……やっぱり嫌がらせでしょ」
ヒカリ「あーん、指切っちゃったぁ☆」
トウジ「ヒカリ大丈夫かい!」
ヒカリ「ダメかも……」
ケンスケ「まぁ、看板は適当でいいっすよねwwwwww」
綾波「碇くん、お花そっち…」
シンジ「ありがとう綾波」
綾波「………ええ」
アスカ「しっかしアホらしいわよね。ありもしないパーティーの飾り付けやるなんて。」
シンジ「あはは」
マヤ「みんな、準備出来ましたかー」
一同「はぁい」
マヤ「じゃ、加持さん料理を並べて下さい」
加持「了解っ!」
加持「よいしょ」
一同「わあああああああ!!!!!!!」
384: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 15:51:50.83 ID:Rne2GcAO
ケンスケ「ちょwwwwwwwwwwwwパネェwwwwwwwwwwww」
アスカ「すごーい!買ってきたのみたい!」
シンジ「さっきの短い空き時間で作ったんですか?」
加持「まぁな。あんまり凝れなかったんだが……」
リツコ「十分よ。流石、リョウちゃんね。」
加持「たはは…照れるって」
ミサト「謙遜することないわよ。アンタの数少ない特技なんだから。」
加持「誉めてくれるのかい?」
ミサト「なっ……」
ミサト「別に…///」
ヒデアキ「………」
ヒデアキ「………」キッ
アスカ「すごーい!買ってきたのみたい!」
シンジ「さっきの短い空き時間で作ったんですか?」
加持「まぁな。あんまり凝れなかったんだが……」
リツコ「十分よ。流石、リョウちゃんね。」
加持「たはは…照れるって」
ミサト「謙遜することないわよ。アンタの数少ない特技なんだから。」
加持「誉めてくれるのかい?」
ミサト「なっ……」
ミサト「別に…///」
ヒデアキ「………」
ヒデアキ「………」キッ
387: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 16:04:32.58 ID:Rne2GcAO
マヤ「撮影中に適度につまんでいいわよ。」
一同「わぁい!」
綾波「おいしそう……」ぎゅるるるる
シンジ「綾波、今日朝ごはん食べられなかったもんね」
綾波「ええ……」
綾波「………」ぎゅるるるる
リツコ「あっ」
リツコ「ただしレイはこのシーン、不参加だから」
綾波「えっ」
リツコ「ミステリアスな量産型少女が昇進パーティーごときに出席するわけないでしょ」
綾波「じゃあ私は食べちゃ」
リツコ「だめよ」
リツコ「はい、じゃあスタート!」
綾波「…………」ムッ
◇<……ラー!
一同「わぁい!」
綾波「おいしそう……」ぎゅるるるる
シンジ「綾波、今日朝ごはん食べられなかったもんね」
綾波「ええ……」
綾波「………」ぎゅるるるる
リツコ「あっ」
リツコ「ただしレイはこのシーン、不参加だから」
綾波「えっ」
リツコ「ミステリアスな量産型少女が昇進パーティーごときに出席するわけないでしょ」
綾波「じゃあ私は食べちゃ」
リツコ「だめよ」
リツコ「はい、じゃあスタート!」
綾波「…………」ムッ
◇<……ラー!
389: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 16:27:54.69 ID:Rne2GcAO
―南極―
冬月「いかなる生命の存在も許さない、死の世界、南極。」
冬月「いや、地獄というべきかな。」
ゲンドウ「だがわれわれ人類はここに立っている。生物として生きたままだ。」
冬月「科学の力で護られているからな。」
ゲンドウ「科学は人の力だよ。」
冬月「その傲慢が15年前の悲劇、セカンドインパクトを引き起こしたのだ。」
ユイ「はい、カットー」
冬月「南極に来てまで撮影とはな」
ゲンドウ「仕方ない。これもネルフ存続の為の手段だ」
冬月「情けないもんだな。」
???「の割りには、なんだか楽しそうですよ」
冬月・ゲンドウ「!」
ユイ「あら……」
ナオコ「久しぶりね」
???「どうもお久しぶりです。」
カヲル「お父さん♪」
冬月「いかなる生命の存在も許さない、死の世界、南極。」
冬月「いや、地獄というべきかな。」
ゲンドウ「だがわれわれ人類はここに立っている。生物として生きたままだ。」
冬月「科学の力で護られているからな。」
ゲンドウ「科学は人の力だよ。」
冬月「その傲慢が15年前の悲劇、セカンドインパクトを引き起こしたのだ。」
ユイ「はい、カットー」
冬月「南極に来てまで撮影とはな」
ゲンドウ「仕方ない。これもネルフ存続の為の手段だ」
冬月「情けないもんだな。」
???「の割りには、なんだか楽しそうですよ」
冬月・ゲンドウ「!」
ユイ「あら……」
ナオコ「久しぶりね」
???「どうもお久しぶりです。」
カヲル「お父さん♪」
390: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 16:35:17.96 ID:Rne2GcAO
ゲンドウ「そ…その呼び方は…」
カヲル「あれ?レイと僕を引き取った時に『お父さんと呼べ』なんて言ってたじゃないですか」
ゲンドウ「それはそうだが…普段呼び慣れてないとだな……」
カヲル「それにずっと僕をここに置きっぱなしにするなんて酷いですよ。」
カヲル「レイは手元に置いてるのになぁ」
ゲンドウ「いや、別にお前が可愛いくないと言う訳では…」
冬月「たじたじだな」
ユイ「流石、カヲル君ね」
カヲル「あれ?レイと僕を引き取った時に『お父さんと呼べ』なんて言ってたじゃないですか」
ゲンドウ「それはそうだが…普段呼び慣れてないとだな……」
カヲル「それにずっと僕をここに置きっぱなしにするなんて酷いですよ。」
カヲル「レイは手元に置いてるのになぁ」
ゲンドウ「いや、別にお前が可愛いくないと言う訳では…」
冬月「たじたじだな」
ユイ「流石、カヲル君ね」
392: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 16:59:01.47 ID:Rne2GcAO
カヲル「いつになったら僕は本部に戻れるんですか」
ゲンドウ「まぁ、そのうち」
カヲル「そのうち、なんて言わずにお願いします」
ゲンドウ「……ああ」
ユイ「全く、あの娘ったらこんな可愛い子供を二人も残しながら…何処か行っちゃうなんてもう……」
ナオコ「カヲルくんも大きくなったわねー」
カヲル「こんにちは。ナオコさん」
ナオコ「見ないうちにカッコ良くなっちゃってえ…」
カヲル「副司令も久しぶりです。」
ユイ「元気そうで何よりだわ」
ユイ「本当にカッコイイわね。なのにこんなむさ苦しい場所に閉じ込めてしまって…」
カヲル「僕の仕事、ですから」
カヲル「それより相変わらず副司令もお綺麗ですね」
ユイ「ふふ。あなたも相変わらず、上手ね」
カヲル「昼食、まだでしたよね。一緒にどうですか?」
カヲル「作ってるドラマの話、聞きたいし…」
ユイ「良いわよ。じゃ、行きましょうか」
カヲル「じゃあ司令、お先に……」
ゲンドウ「まて、私も行くぞ」
冬月「私も一緒に行こう」
カヲル「でも司令と冬月副司令はさっき…」
ゲンドウ「構わんよ。なぁ、冬月」
冬月「勿論だ」
ナオコ「…中々カヲル君が本部に戻れない訳、分かったような気がするわ」クスッ
ゲンドウ「まぁ、そのうち」
カヲル「そのうち、なんて言わずにお願いします」
ゲンドウ「……ああ」
ユイ「全く、あの娘ったらこんな可愛い子供を二人も残しながら…何処か行っちゃうなんてもう……」
ナオコ「カヲルくんも大きくなったわねー」
カヲル「こんにちは。ナオコさん」
ナオコ「見ないうちにカッコ良くなっちゃってえ…」
カヲル「副司令も久しぶりです。」
ユイ「元気そうで何よりだわ」
ユイ「本当にカッコイイわね。なのにこんなむさ苦しい場所に閉じ込めてしまって…」
カヲル「僕の仕事、ですから」
カヲル「それより相変わらず副司令もお綺麗ですね」
ユイ「ふふ。あなたも相変わらず、上手ね」
カヲル「昼食、まだでしたよね。一緒にどうですか?」
カヲル「作ってるドラマの話、聞きたいし…」
ユイ「良いわよ。じゃ、行きましょうか」
カヲル「じゃあ司令、お先に……」
ゲンドウ「まて、私も行くぞ」
冬月「私も一緒に行こう」
カヲル「でも司令と冬月副司令はさっき…」
ゲンドウ「構わんよ。なぁ、冬月」
冬月「勿論だ」
ナオコ「…中々カヲル君が本部に戻れない訳、分かったような気がするわ」クスッ
393: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 17:19:01.86 ID:Rne2GcAO
冬月「しかしシステムエラーの原因が『槍』とはな」
ゲンドウ「使徒が滅び、人類補完計画が白紙となった今、本部に持ち帰るにしても使い道がないな」
ナオコ「捨てるにもお金が掛かりそうですしね」
冬月「赤木君と伊吹君がどうにか使うのではないかね」
ゲンドウ「それはそれで不安だな」
カヲル「それはそうとレイとシンジ君は元気ですか」
ユイ「ええ。とっても。あなたに会えないことを嘆いているわよ。」
ユイ「あの人は濁してたけど、あなたの移動についてはゼーレに掛け合ってる途中だから、もう少し待っててね」
ゲンドウ「そう言えば…シンジは今、何をしているのだろうか」
ゲンドウ「寂しい夜を過ごしていないだろうか」
ゲンドウ「赤木くんに何かされてはいないだろうか」
ゲンドウ「私は心配で心配で心配で…」
―再び加持・ミサト宅―
ピンポーン
アスカ「きっと加持さんだわ!」
アスカ「ん?」
加持「本部から直なんでね。そこで一緒になったんだ。」
ミサト・アスカ「怪しいわね。」
リツコ「あらやきもち?」
ヒデアキ「待て!」ガバッ
ゲンドウ「使徒が滅び、人類補完計画が白紙となった今、本部に持ち帰るにしても使い道がないな」
ナオコ「捨てるにもお金が掛かりそうですしね」
冬月「赤木君と伊吹君がどうにか使うのではないかね」
ゲンドウ「それはそれで不安だな」
カヲル「それはそうとレイとシンジ君は元気ですか」
ユイ「ええ。とっても。あなたに会えないことを嘆いているわよ。」
ユイ「あの人は濁してたけど、あなたの移動についてはゼーレに掛け合ってる途中だから、もう少し待っててね」
ゲンドウ「そう言えば…シンジは今、何をしているのだろうか」
ゲンドウ「寂しい夜を過ごしていないだろうか」
ゲンドウ「赤木くんに何かされてはいないだろうか」
ゲンドウ「私は心配で心配で心配で…」
―再び加持・ミサト宅―
ピンポーン
アスカ「きっと加持さんだわ!」
アスカ「ん?」
加持「本部から直なんでね。そこで一緒になったんだ。」
ミサト・アスカ「怪しいわね。」
リツコ「あらやきもち?」
ヒデアキ「待て!」ガバッ
394: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 17:26:01.17 ID:Rne2GcAO
マヤ「は……はいカット」
リツコ「おじ様、何かありました?」
加持「お……お義父さん?」
ヒデアキ「君はリツコちゃんとも付き合っているのか?」
加持「いえ…それは冗談で……」
ヒデアキ「じゃあなぜあんなに馴れ馴れしい」
加持「ですから、演技で……」
リツコ「おじ様、これはあくまでもフィクションであり混同されて…」
ヒデアキ「加持くん。私は君がとにかく気に食わんのだよ」
加持「は……はあ。」
ヒデアキ「大学時代だってミサトと付き合いながら別の女のコと付き合っていたり」
ヒデアキ「ミサトと結婚する前にも三重スパイをやっていたじゃないか」
ヒデアキ「君は仕事も女も浮気浮気と、そんな君がミサトを幸せに出来るのか?なぁ?」
加持「申し訳ありません」
ヒデアキ「申し訳ありませんじゃ……」
ガタン
加持・ヒデアキ「!」
ミサト「いい加減にして」
リツコ「おじ様、何かありました?」
加持「お……お義父さん?」
ヒデアキ「君はリツコちゃんとも付き合っているのか?」
加持「いえ…それは冗談で……」
ヒデアキ「じゃあなぜあんなに馴れ馴れしい」
加持「ですから、演技で……」
リツコ「おじ様、これはあくまでもフィクションであり混同されて…」
ヒデアキ「加持くん。私は君がとにかく気に食わんのだよ」
加持「は……はあ。」
ヒデアキ「大学時代だってミサトと付き合いながら別の女のコと付き合っていたり」
ヒデアキ「ミサトと結婚する前にも三重スパイをやっていたじゃないか」
ヒデアキ「君は仕事も女も浮気浮気と、そんな君がミサトを幸せに出来るのか?なぁ?」
加持「申し訳ありません」
ヒデアキ「申し訳ありませんじゃ……」
ガタン
加持・ヒデアキ「!」
ミサト「いい加減にして」
395: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 17:42:19.66 ID:Rne2GcAO
ミサト「お父さんが加持君との結婚に反対してるのもしってるわ」
ミサト「だけど一々、理由をつけて加持君に突っかかること、ないでしょうが」
ヒデアキ「しかし…」
ミサト「撮影の邪魔なの。帰って。」
ヒデアキ「………」
ミサト「帰って!」
ヒデアキ「……」
ヒデアキ「すまなかったな」
ミサト「ったく……」
シンジ「……あれ」
アスカ「看板が……」
ギギギギギギ……
リツコ「…ミサト!」
アスカ「後ろ!」
ミサト「えっ?」
ミサト「だけど一々、理由をつけて加持君に突っかかること、ないでしょうが」
ヒデアキ「しかし…」
ミサト「撮影の邪魔なの。帰って。」
ヒデアキ「………」
ミサト「帰って!」
ヒデアキ「……」
ヒデアキ「すまなかったな」
ミサト「ったく……」
シンジ「……あれ」
アスカ「看板が……」
ギギギギギギ……
リツコ「…ミサト!」
アスカ「後ろ!」
ミサト「えっ?」
396: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 17:49:26.30 ID:Rne2GcAO
ケンスケ「やべっ!倒れる!」
ヒデアキ「ミサト!」
ミサト「えっ……」
加持「………」タッ
バッタァァァン!
ヒデアキ「…………!」
アスカ「ちょ……ミサト!」
シンジ「大丈夫ですか!?」
ヒデアキ「大丈夫か?大丈夫か?ミサト!」
ヒデアキ「ミサト!」
ミサト「えっ……」
加持「………」タッ
バッタァァァン!
ヒデアキ「…………!」
アスカ「ちょ……ミサト!」
シンジ「大丈夫ですか!?」
ヒデアキ「大丈夫か?大丈夫か?ミサト!」
397: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 17:57:27.13 ID:Rne2GcAO
ミサト「くっ……」
ミサト「どうにか………」
ヒデアキ「ほっ………」
ミサト「…って何か」
一同「!?」
のそっ
加持「いってててて……」
ミサト「か、加持君!」
加持「大丈夫だったか?ミサト。」
ミサト「大丈夫かって加持君…」
ミサト「…私のこと庇って」
加持「俺は……いててて……」
ミサト「だ、大丈夫なの?」
加持「ちょっと腰をだな…」
マヤ「と、とにかく救護班を…!」
アスカ「加持さん!加持さん!」
加持「心配してくれてありがとうなアスカ。」
ヒデアキ「…………」
ミサト「どうにか………」
ヒデアキ「ほっ………」
ミサト「…って何か」
一同「!?」
のそっ
加持「いってててて……」
ミサト「か、加持君!」
加持「大丈夫だったか?ミサト。」
ミサト「大丈夫かって加持君…」
ミサト「…私のこと庇って」
加持「俺は……いててて……」
ミサト「だ、大丈夫なの?」
加持「ちょっと腰をだな…」
マヤ「と、とにかく救護班を…!」
アスカ「加持さん!加持さん!」
加持「心配してくれてありがとうなアスカ。」
ヒデアキ「…………」
398: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 18:14:58.10 ID:Rne2GcAO
―病院―
加持「いやあ、心配かけたね」
マヤ「腰を打ったのと足の捻挫…ですね」
キョウコ「重症じゃなくてよかったわ~」
ミサト「ほんと…良かった」
加持「安っぽくなっても看板は軽いものか紙にした方がいいぞ」
リツコ「倉庫にあったのがそれしかなくって…」
アスカ「ほんと、目先の利益しか見えない人間よね」
ケンスケ「すいませんした。俺が看板を……」
加持「構わないさ。」
加持「それに、どちらかと言えば慣れない中学生に看板を設置させて置きながら確認しなかった責任者の責任だろう?」
リツコ「…リョウちゃん、ちょっと怒ってる?」
加持「とても怒ってるさ。」
リツコ「………」
加持「いやあ、心配かけたね」
マヤ「腰を打ったのと足の捻挫…ですね」
キョウコ「重症じゃなくてよかったわ~」
ミサト「ほんと…良かった」
加持「安っぽくなっても看板は軽いものか紙にした方がいいぞ」
リツコ「倉庫にあったのがそれしかなくって…」
アスカ「ほんと、目先の利益しか見えない人間よね」
ケンスケ「すいませんした。俺が看板を……」
加持「構わないさ。」
加持「それに、どちらかと言えば慣れない中学生に看板を設置させて置きながら確認しなかった責任者の責任だろう?」
リツコ「…リョウちゃん、ちょっと怒ってる?」
加持「とても怒ってるさ。」
リツコ「………」
399: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 18:38:01.25 ID:Rne2GcAO
加持「さすがに今回は許せないな。一歩間違えれば大変なことになってたぞ。」
リツコ「いつもそうだったじゃないの」
加持「いつもそうだったからこそ、だ。」
リツコ「でも…」
ミサト「でもじゃないわ。それに役割分担表をみれば、あんた相田くんに看板の設置、押し付けてるじゃないの」
キョウコ「あらあら~」
ヒデアキ「それはダメだなぁ」
リツコ「だってぇ……」
ミサト「だってもない。」
ミサト「前にも言ったけどね、アンタの行動にみんな迷惑してるのよ」
ミサト「シンジ君は変なコラージュ写真を勝手に作られて売られちゃったり」
シンジ「あれから学校でも色々物が無くなったり…大変なんですよ…」
アスカ「そうよ!温泉での一件、忘れたとは言わせないわよ!」
アスカ「それに久々に会ったママの前で恥ずかしいもの流して…!」
キョウコ「あら~、ママは嬉しかったけどな~」
リツコ「ですって」
アスカ「と、とにかく、まだ怒ってるんだから!」
リツコ「いつもそうだったじゃないの」
加持「いつもそうだったからこそ、だ。」
リツコ「でも…」
ミサト「でもじゃないわ。それに役割分担表をみれば、あんた相田くんに看板の設置、押し付けてるじゃないの」
キョウコ「あらあら~」
ヒデアキ「それはダメだなぁ」
リツコ「だってぇ……」
ミサト「だってもない。」
ミサト「前にも言ったけどね、アンタの行動にみんな迷惑してるのよ」
ミサト「シンジ君は変なコラージュ写真を勝手に作られて売られちゃったり」
シンジ「あれから学校でも色々物が無くなったり…大変なんですよ…」
アスカ「そうよ!温泉での一件、忘れたとは言わせないわよ!」
アスカ「それに久々に会ったママの前で恥ずかしいもの流して…!」
キョウコ「あら~、ママは嬉しかったけどな~」
リツコ「ですって」
アスカ「と、とにかく、まだ怒ってるんだから!」
400: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 18:48:47.84 ID:Rne2GcAO
綾波「私だってご飯くれなかったり…」
☆<キシャー!
アスカ「…脱がされた事はいいの?」
綾波「碇くんだったから別に…」
キョウコ「きゃあ~♪」
青葉「俺だって未だに劇中で名前を呼ばれなかったり」
日向「地下の編集室に一日籠りっきりなのに手当をくれなかったり」
シンジ「撮影中…危険な目にあったり」
ミサト「とにかく、みんなアンタにはうんざりなのよ!」
リツコ「そ…そんな私ばっかり…」
リツコ「ま、マヤだって…」
マヤ「うわぁぁぁぁああん!」
マヤ「いつもいつもセンパイにムリヤリ…」
リツコ「えっ?」
マヤ「辛かったです!」
ミサト「マヤちゃん…可哀想に……」
リツコ「えっえっえっ」
☆<キシャー!
アスカ「…脱がされた事はいいの?」
綾波「碇くんだったから別に…」
キョウコ「きゃあ~♪」
青葉「俺だって未だに劇中で名前を呼ばれなかったり」
日向「地下の編集室に一日籠りっきりなのに手当をくれなかったり」
シンジ「撮影中…危険な目にあったり」
ミサト「とにかく、みんなアンタにはうんざりなのよ!」
リツコ「そ…そんな私ばっかり…」
リツコ「ま、マヤだって…」
マヤ「うわぁぁぁぁああん!」
マヤ「いつもいつもセンパイにムリヤリ…」
リツコ「えっ?」
マヤ「辛かったです!」
ミサト「マヤちゃん…可哀想に……」
リツコ「えっえっえっ」
401: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 18:55:45.90 ID:Rne2GcAO
ミサト「この際、私が劇中で嫌な女だってことは我慢するけど」
ミサト「責任者だからってアンタの私情に右往左往させられるのは御免よ」
ゾロゾロ……
リツコ「ちょ、ちょっと皆、これから撮影なのよ!」
ミサト「知ったこっちゃないわ」
アスカ「別の方法、考えることにするから」
リツコ「でも、色んな所が…」
ミサト「知らないって言ってるじゃないの。自分でどうにかしなさい。」
リツコ「待って!本当に、今回は反省したから。」
ミサト「聞きあきたわ」
ミサト「責任者だからってアンタの私情に右往左往させられるのは御免よ」
ゾロゾロ……
リツコ「ちょ、ちょっと皆、これから撮影なのよ!」
ミサト「知ったこっちゃないわ」
アスカ「別の方法、考えることにするから」
リツコ「でも、色んな所が…」
ミサト「知らないって言ってるじゃないの。自分でどうにかしなさい。」
リツコ「待って!本当に、今回は反省したから。」
ミサト「聞きあきたわ」
402: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/07(水) 19:01:17.16 ID:Rne2GcAO
リツコ「待って!本当にもう一度チャンスを!」
ミサト「じゃ、どうやって今までのこと、ケジメ付ける気?」
リツコ「な、何でもやるわ!」
ミサト「…………」ピタッ
ミサト「何でも?」
リツコ「ええ。何でも。」
ミサト「そう……」ニヤリ
リツコ「ええ……あ、私が不幸にならない程度で」
ミサト「大丈夫よ。命までとりゃしないわ。」ニヤニヤ
リツコ「えっ」チラッ
アスカ「分かったわ。ミサトが考えてること」ニヤリ
リツコ「えっ」
一同「…………」ニヤリ
リツコ「えっ?えっ?」
ミサト「じゃ、どうやって今までのこと、ケジメ付ける気?」
リツコ「な、何でもやるわ!」
ミサト「…………」ピタッ
ミサト「何でも?」
リツコ「ええ。何でも。」
ミサト「そう……」ニヤリ
リツコ「ええ……あ、私が不幸にならない程度で」
ミサト「大丈夫よ。命までとりゃしないわ。」ニヤニヤ
リツコ「えっ」チラッ
アスカ「分かったわ。ミサトが考えてること」ニヤリ
リツコ「えっ」
一同「…………」ニヤリ
リツコ「えっ?えっ?」
472: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 20:56:25.26 ID:lYQu/oAO
マヤ「はい、センパイ♪」
リツコ「……なによこれ」
マヤ「なにって、使徒ですよ」
マヤ「使徒、サハクイエル。倒すのに苦労した敵です。」
リツコ「分かってるわ。自分で書いたんだから分かってるわよそんなこと。」
リツコ「あたしが聞きたいのは…」
ミサト「なんで自分がこんなことをしなきゃいけないのか…でしょ?」
ミサト「決まってるじゃない。『ケジメ』を着けてもらうためよ。」
リツコ「ま…まさか……」
ミサト「そう。アンタには、サハクイエルさんをキッチリ演じきって貰います。」
リツコ「えええ!」
リツコ「……なによこれ」
マヤ「なにって、使徒ですよ」
マヤ「使徒、サハクイエル。倒すのに苦労した敵です。」
リツコ「分かってるわ。自分で書いたんだから分かってるわよそんなこと。」
リツコ「あたしが聞きたいのは…」
ミサト「なんで自分がこんなことをしなきゃいけないのか…でしょ?」
ミサト「決まってるじゃない。『ケジメ』を着けてもらうためよ。」
リツコ「ま…まさか……」
ミサト「そう。アンタには、サハクイエルさんをキッチリ演じきって貰います。」
リツコ「えええ!」
473: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 20:57:31.77 ID:lYQu/oAO
リツコ「無理!こんなの無理だわ!」
ミサト「なんで」
リツコ「だってこの使徒…」
マヤ「上空から降ってくるんですよね」
ミサト「松代に避難すりゃあ良かったものを無理矢理エヴァに受け止めさせたのよね」
ミサト「二人が留守だったことをいいことにアンタは…」
リツコ「でも結果的にうまく言ったんだから」
ミサト「で、その役割をちゃっかりちゃらんぽらんな私にやらせると。いい根性してんじゃないの」
リツコ「あはは……」
リツコ「で、でもこれは無理なの。出来ないわよ。」
ミサト「なんで」
ミサト「なんで」
リツコ「だってこの使徒…」
マヤ「上空から降ってくるんですよね」
ミサト「松代に避難すりゃあ良かったものを無理矢理エヴァに受け止めさせたのよね」
ミサト「二人が留守だったことをいいことにアンタは…」
リツコ「でも結果的にうまく言ったんだから」
ミサト「で、その役割をちゃっかりちゃらんぽらんな私にやらせると。いい根性してんじゃないの」
リツコ「あはは……」
リツコ「で、でもこれは無理なの。出来ないわよ。」
ミサト「なんで」
474: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 20:59:42.70 ID:lYQu/oAO
リツコ「だって命に関わるわ」
ミサト「どうして」
リツコ「上から降ってくるってことは…」
ミサト「ワイヤーで吊ることになるわね」
リツコ「ダメ!絶対ダメ!無理無理無理無理!」
マヤ「でも非常用のはしご、降りられてたじゃないですか」
リツコ「あれは暗闇だったからよ。」
ミサト「とにかく、メインキャストの中で使徒もしくはエヴァに入ってないのアンタだけなんだから」
リツコ「マヤは?」
マヤ「私は作ってますから」
ミサト「やりなさい」
リツコ「いやっ!」
加持「やるべきだね」
リツコ「いやだわ!」
アスカ「アンタはそれだけのことをしてきたのよ」
リツコ「それでもいやぁ!」
ミサト「やるなら早くしなさい」
ミサト「でなければ帰るわよ。私達。」
リツコ「いやぁぁぁあん!」
シンジ「なんか劇中の僕ってどっちかっていうと何かリツコさん寄りな気がしてきた」
綾波「と言うより登場人物全員、彼女にそっくりな気すらしてきたわ」
ミサト「どうして」
リツコ「上から降ってくるってことは…」
ミサト「ワイヤーで吊ることになるわね」
リツコ「ダメ!絶対ダメ!無理無理無理無理!」
マヤ「でも非常用のはしご、降りられてたじゃないですか」
リツコ「あれは暗闇だったからよ。」
ミサト「とにかく、メインキャストの中で使徒もしくはエヴァに入ってないのアンタだけなんだから」
リツコ「マヤは?」
マヤ「私は作ってますから」
ミサト「やりなさい」
リツコ「いやっ!」
加持「やるべきだね」
リツコ「いやだわ!」
アスカ「アンタはそれだけのことをしてきたのよ」
リツコ「それでもいやぁ!」
ミサト「やるなら早くしなさい」
ミサト「でなければ帰るわよ。私達。」
リツコ「いやぁぁぁあん!」
シンジ「なんか劇中の僕ってどっちかっていうと何かリツコさん寄りな気がしてきた」
綾波「と言うより登場人物全員、彼女にそっくりな気すらしてきたわ」
477: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:09:30.91 ID:lYQu/oAO
―ネルフ体育館―
職員「はーいオーライオーライ」
リツコ「…………」
ミサト「ストップ!」
リツコ「………」
ぶら~ん
リツコ「うっ……」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
リツコ「……」クラッ
キョウコ「あらぁ~リツコちゃんカッコイイじゃない~」
シンジ「圧巻だなぁ」
リツコ「悪感よ!」
リツコ「ホントにお願いだから、一生のお願いだから降ろして頂戴!」
ミサト・アスカ「いやぁ~」
リツコ「私が高所恐怖症でエスカレーター使えないこと知ってるくせにアンタ達…」
ミサト「それがさぁ、さっき司令から電話があってね~」
職員「はーいオーライオーライ」
リツコ「…………」
ミサト「ストップ!」
リツコ「………」
ぶら~ん
リツコ「うっ……」
ヒュオオオオオオォオオオォォオオ……
リツコ「……」クラッ
キョウコ「あらぁ~リツコちゃんカッコイイじゃない~」
シンジ「圧巻だなぁ」
リツコ「悪感よ!」
リツコ「ホントにお願いだから、一生のお願いだから降ろして頂戴!」
ミサト・アスカ「いやぁ~」
リツコ「私が高所恐怖症でエスカレーター使えないこと知ってるくせにアンタ達…」
ミサト「それがさぁ、さっき司令から電話があってね~」
478: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:13:26.08 ID:lYQu/oAO
モワンモワン
ゲンドウ「ああ、葛城くんか。シンジはどうだね」
ミサト「元気ですよ。でもリョ…じゃなかった。加持がケガをしてしまいまして。」
ゲンドウ「何。それは心配だな。」
ミサト「ええ。腰を少々痛めてしまいまして。」
ゲンドウ「シンジが同じ目にあったら大変だ。」
ミサト「……そっちですか」
ミサト「まぁ、これからリツコをシメようと思っています。」
ゲンドウ「是非やりたまえ。反対する理由がないどころかむしろこれは…」
ゲンドウ「 命 令 だ ! 」クワッ
モワンモワン
ミサト「命令じゃあ逆らえないわよね~ん♪」
リツコ「あんのヒゲェエェエエエエ!!!!!!!!!!」
ゲンドウ「ああ、葛城くんか。シンジはどうだね」
ミサト「元気ですよ。でもリョ…じゃなかった。加持がケガをしてしまいまして。」
ゲンドウ「何。それは心配だな。」
ミサト「ええ。腰を少々痛めてしまいまして。」
ゲンドウ「シンジが同じ目にあったら大変だ。」
ミサト「……そっちですか」
ミサト「まぁ、これからリツコをシメようと思っています。」
ゲンドウ「是非やりたまえ。反対する理由がないどころかむしろこれは…」
ゲンドウ「 命 令 だ ! 」クワッ
モワンモワン
ミサト「命令じゃあ逆らえないわよね~ん♪」
リツコ「あんのヒゲェエェエエエエ!!!!!!!!!!」
480: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:29:13.42 ID:lYQu/oAO
ミサト「早く降りたきゃさっさと撮影終わらせることね」
マヤ「センパイは単体で別撮りするので声だけ下さいね」
リツコ「ううっ……」
マヤ「じゃあスタート!」
オペレータ「第6サーチ、衛星軌道上へ。」
オペレータ「接触まで後2分。」
シゲル「目標を映像で捕捉。」
職員「おおっ…!」
日向「こりゃすごい!」
ミサト「常識を疑うわね。」
青葉「目標と、接触します。」
オペレータ「データ送信、開始します。」
オペレータ「受信確認。」
ミサト「A.T.フィールド?」
サハクイエル(リツコ)「新しい使い方ね」キリッ
ミサト「む………」
一同「むふふふふふふwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
マヤ「か……カット…もうワンテイクです…(笑)」
リツコ「…………」
マヤ「センパイは単体で別撮りするので声だけ下さいね」
リツコ「ううっ……」
マヤ「じゃあスタート!」
オペレータ「第6サーチ、衛星軌道上へ。」
オペレータ「接触まで後2分。」
シゲル「目標を映像で捕捉。」
職員「おおっ…!」
日向「こりゃすごい!」
ミサト「常識を疑うわね。」
青葉「目標と、接触します。」
オペレータ「データ送信、開始します。」
オペレータ「受信確認。」
ミサト「A.T.フィールド?」
サハクイエル(リツコ)「新しい使い方ね」キリッ
ミサト「む………」
一同「むふふふふふふwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
マヤ「か……カット…もうワンテイクです…(笑)」
リツコ「…………」
481: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:36:54.77 ID:lYQu/oAO
ミサト「ふう……」
リツコ「ひどいわよアンタたち、私は普通に…」
アスカ「あたしだって普通にドイツ語喋ってただけでアンタにクスクス笑われたけどもね」
リツコ「そ…それは」
モワンモワン
アスカ「ヘンロォー」
アスカ「グゥテンモォゥゲ~ン」
モワンモワン
リツコ「むふふふふふふwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスカ「…………」
リツコ「ひどいわよアンタたち、私は普通に…」
アスカ「あたしだって普通にドイツ語喋ってただけでアンタにクスクス笑われたけどもね」
リツコ「そ…それは」
モワンモワン
アスカ「ヘンロォー」
アスカ「グゥテンモォゥゲ~ン」
モワンモワン
リツコ「むふふふふふふwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アスカ「…………」
482: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:40:43.35 ID:lYQu/oAO
アスカ「ま~だ人の気持ちがわからないようね」
アスカ「ミサト、やっちゃって」
ミサト「それじゃあ宇宙でのシーン、いくわよ」
マヤ「それじゃあ始めま~す」
ミサト「発射準備」
ウイイイィィィィン……
リツコ「な、何する気よ」
ミサト「アンタの書いた台本通りのことよ」
リツコ「ま…まさか」
ミサト「てっきりリョウジかアタシがやると思って書いたんでしょ」
ミサト「ご愁傷様。」
リツコ「ヤダ!待って!待って!待って!書き直す、書き直すからぁ!」
ミサト「スタート!」
ババババババババババババババ!!!!!!!!!!
リツコ「イヤァァァアアアア!!!!!」
ババババババババババババババ!
リツコ「うたないで!揺れる!揺れるから!ヤメテ!」
アスカ「自分の書いた脚本に振り回されるなんて」
ミサト「良い気味だわ」
アスカ「ミサト、やっちゃって」
ミサト「それじゃあ宇宙でのシーン、いくわよ」
マヤ「それじゃあ始めま~す」
ミサト「発射準備」
ウイイイィィィィン……
リツコ「な、何する気よ」
ミサト「アンタの書いた台本通りのことよ」
リツコ「ま…まさか」
ミサト「てっきりリョウジかアタシがやると思って書いたんでしょ」
ミサト「ご愁傷様。」
リツコ「ヤダ!待って!待って!待って!書き直す、書き直すからぁ!」
ミサト「スタート!」
ババババババババババババババ!!!!!!!!!!
リツコ「イヤァァァアアアア!!!!!」
ババババババババババババババ!
リツコ「うたないで!揺れる!揺れるから!ヤメテ!」
アスカ「自分の書いた脚本に振り回されるなんて」
ミサト「良い気味だわ」
483: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 21:52:02.98 ID:lYQu/oAO
リツコ「止めて!止めて!止めて!」
ババババババババババババババ!
ミサト「大丈夫よ。ここで殲滅しないんだから。しにゃあしないわよ。」
リツコ「ええ!じゃあ本部に体当たりするシーンも……」
ミサト「当たり前じゃない。エヴァを出さないで何のエヴァなのよ」
綾波「自業自得ね」
ババババババババババババババ!
キョウコ「ま~。綺麗な花火だわ~」
アスカ「ごめんね。今日は…」
キョウコ「なんで謝るのよ~。楽しかったわよ~」
アスカ「ママ、そろそろMAGIのトコ、戻らなくていいの?」
キョウコ「大丈夫よ~」
キョウコ「言ったでしょ~。心配ないって~」
アスカ「イヤ、でもリツコだけだとメンテナンスしないからってママ達が呼ばれたんじゃ…」
キョウコ「そうだったかしら~」
アスカ「昔っからママは…」
キョウコ「大丈夫よ~。補完計画が頓挫した今、MAGIはただのスーパーコンピュータにしか過ぎないしハッキングする物好きなんていないわ~」
アスカ「でもこの間本部が…」
キョウコ「ふふっ。アスカちゃんはしっかりしてるわよね~」
キョウコ「ごめんなさいね。パパがいれば…アスカもモット楽だったわよね~…」
アスカ「そんなことないわよ。女にだらしないあんなパパなら居ない方がマシよ。」
アスカ「ママが居れば私はそれで十分。」
キョウコ「アスカぁ……」
アスカ(まぁ…司令を見てるとちょっとシンジが羨ましくなる時もあるけど……)
ババババババババババババババ!!
リツコ「そんなことより早く止めてェエエエエェエエエエ!!」
ババババババババババババババ!
ミサト「大丈夫よ。ここで殲滅しないんだから。しにゃあしないわよ。」
リツコ「ええ!じゃあ本部に体当たりするシーンも……」
ミサト「当たり前じゃない。エヴァを出さないで何のエヴァなのよ」
綾波「自業自得ね」
ババババババババババババババ!
キョウコ「ま~。綺麗な花火だわ~」
アスカ「ごめんね。今日は…」
キョウコ「なんで謝るのよ~。楽しかったわよ~」
アスカ「ママ、そろそろMAGIのトコ、戻らなくていいの?」
キョウコ「大丈夫よ~」
キョウコ「言ったでしょ~。心配ないって~」
アスカ「イヤ、でもリツコだけだとメンテナンスしないからってママ達が呼ばれたんじゃ…」
キョウコ「そうだったかしら~」
アスカ「昔っからママは…」
キョウコ「大丈夫よ~。補完計画が頓挫した今、MAGIはただのスーパーコンピュータにしか過ぎないしハッキングする物好きなんていないわ~」
アスカ「でもこの間本部が…」
キョウコ「ふふっ。アスカちゃんはしっかりしてるわよね~」
キョウコ「ごめんなさいね。パパがいれば…アスカもモット楽だったわよね~…」
アスカ「そんなことないわよ。女にだらしないあんなパパなら居ない方がマシよ。」
アスカ「ママが居れば私はそれで十分。」
キョウコ「アスカぁ……」
アスカ(まぁ…司令を見てるとちょっとシンジが羨ましくなる時もあるけど……)
ババババババババババババババ!!
リツコ「そんなことより早く止めてェエエエエェエエエエ!!」
519: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:33:44.09 ID:PYA5J6AO
―南極―
カヲル「で、碇司令。僕の機体はまだなんですか」
ゲンドウ「すまないな。アメリカの4号機建造計画が予算不足で頓挫してしまった。」
ナオコ「それじゃあカッコつかないから劇中では支部ごと消滅したってことにしたけど。」
カヲル「格好のつけかたが随分とビッグですね」
ユイ「S2機関の開発に思ったよりお金が掛かっちゃって…」
カヲル「じゃあ3号機は?」
ユイ「…あれには色々と問題があるのよ」
カヲル「問題?」
冬月「3号機は常時『ダミープラグ』を搭載させるらしい。」
冬月「なんせアメリカにはパイロットが存在しないからな。」
ユイ「理論上からすれば不可能ではないのだけれど、依然として疑問が残るわ。」
ナオコ「とくに制御の面ではね。」
冬月「まぁ、奴等は4号機の建造を止めてまで完成させる気満々のようだがね」
ゲンドウ「ま、そんな訳でとにかくお前には現在建造中の5号機を割り当てる」
カヲル「……予算不足で計画が頓挫したのに?」
ゲンドウ「ボディは廃棄された戦車と電車を使い、機能は4号機を再利用する」
カヲル「…まるでジャンク品ですね」
カヲル「で、碇司令。僕の機体はまだなんですか」
ゲンドウ「すまないな。アメリカの4号機建造計画が予算不足で頓挫してしまった。」
ナオコ「それじゃあカッコつかないから劇中では支部ごと消滅したってことにしたけど。」
カヲル「格好のつけかたが随分とビッグですね」
ユイ「S2機関の開発に思ったよりお金が掛かっちゃって…」
カヲル「じゃあ3号機は?」
ユイ「…あれには色々と問題があるのよ」
カヲル「問題?」
冬月「3号機は常時『ダミープラグ』を搭載させるらしい。」
冬月「なんせアメリカにはパイロットが存在しないからな。」
ユイ「理論上からすれば不可能ではないのだけれど、依然として疑問が残るわ。」
ナオコ「とくに制御の面ではね。」
冬月「まぁ、奴等は4号機の建造を止めてまで完成させる気満々のようだがね」
ゲンドウ「ま、そんな訳でとにかくお前には現在建造中の5号機を割り当てる」
カヲル「……予算不足で計画が頓挫したのに?」
ゲンドウ「ボディは廃棄された戦車と電車を使い、機能は4号機を再利用する」
カヲル「…まるでジャンク品ですね」
520: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:34:36.85 ID:PYA5J6AO
ゲンドウ「お前を信頼しているからこそだ。」
ゲンドウ「レイやシンジ、それからアスカくんに使いこなせる…とは思えんからな。」
カヲル「で、いつ頃日本に?」
ゲンドウ「3ヶ月後程度を見込んで置けばいい。」
カヲル「了解。」
カヲル「ふふっ。何だかんだで優しいなお父さんは。」
ゲンドウ「…お前も私の可愛い息子の一人だからな」
冬月「碇、時間だぞ。」
ゲンドウ「ああ。」
カヲル「時間って何の?」
ゲンドウ「シンジが元気にしているかどうかだ」
カヲル「さっきもしてたじゃないですか」
ユイ「一時間置きにしないと気がすまないんですって。全く……」
ゲンドウ「………ん」
ナオコ「どうしたの?」
ゲンドウ「繋がらない」
カヲル「そろそろ槍の威力が強まる南極の中央に到達しますからね。」
ゲンドウ「………」どよんど
ユイ「そんなこの世の終わりの様な顔、しないで下さいな」
ゲンドウ「レイやシンジ、それからアスカくんに使いこなせる…とは思えんからな。」
カヲル「で、いつ頃日本に?」
ゲンドウ「3ヶ月後程度を見込んで置けばいい。」
カヲル「了解。」
カヲル「ふふっ。何だかんだで優しいなお父さんは。」
ゲンドウ「…お前も私の可愛い息子の一人だからな」
冬月「碇、時間だぞ。」
ゲンドウ「ああ。」
カヲル「時間って何の?」
ゲンドウ「シンジが元気にしているかどうかだ」
カヲル「さっきもしてたじゃないですか」
ユイ「一時間置きにしないと気がすまないんですって。全く……」
ゲンドウ「………ん」
ナオコ「どうしたの?」
ゲンドウ「繋がらない」
カヲル「そろそろ槍の威力が強まる南極の中央に到達しますからね。」
ゲンドウ「………」どよんど
ユイ「そんなこの世の終わりの様な顔、しないで下さいな」
521: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:35:49.99 ID:PYA5J6AO
―ネルフ体育館―
ミサト「うん。いつもよりサクサク進んでるわね」
ミサト「とりまー、アクションシーン以外は明日撮るとして…」
マヤ「〆切まで一日余裕があります。」
マヤ「流石は葛城さんですね!」
ミサト「それじゃあ暗幕剥がしたらご飯にしましょー」
一同「わぁい!」
……………
…………
……
ミサト「加持君がさっき作ったやつの余りを詰め合わせただけだけど…」
シンジ「ゆっくり食べられませんでしたからね」モグモグ
アスカ「冷めても美味しいってまさにこの事ね」モグモグ
綾波「………」モグモグ
マヤ「じゃ、ラミエルは充電タイムね」
◇<ラー
ミサト「うん。いつもよりサクサク進んでるわね」
ミサト「とりまー、アクションシーン以外は明日撮るとして…」
マヤ「〆切まで一日余裕があります。」
マヤ「流石は葛城さんですね!」
ミサト「それじゃあ暗幕剥がしたらご飯にしましょー」
一同「わぁい!」
……………
…………
……
ミサト「加持君がさっき作ったやつの余りを詰め合わせただけだけど…」
シンジ「ゆっくり食べられませんでしたからね」モグモグ
アスカ「冷めても美味しいってまさにこの事ね」モグモグ
綾波「………」モグモグ
マヤ「じゃ、ラミエルは充電タイムね」
◇<ラー
522: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:38:41.23 ID:PYA5J6AO
キョウコ「あらぁ~、ピーマン食べられないわ~」
アスカ「ママ、ちゃんと食べないとまた倒れちゃうわよ!」
キョウコ「嫌いなんだけどな~。ピーマン…」
アスカ「もう…ピーマンは私が食べてあげるからパプリカだけでも食べてよね!」
キョウコ「パプリカとピーマンって何が違うの~?」
アスカ「ああ…もぉ!」
シンジ「アスカ、楽しそうだね」
綾波「ええ。」
綾波(ママ…。)
ぶらーん…
リツコ「あの………」
ミサト「なによ」
リツコ「とりあえず撮影、終わったのよね」
ミサト「そうだけど」
リツコ「降ろして…くれないの?」
ミサト「えー。だって面倒臭いんだものー。」
ミサト「……ってあんたなら言うでしょうね」
リツコ「言うでしょうね」
ミサト「………はい皆、リツコの大好きなビーフストロガノフよ~」
一同「わぁい!」
シンジ「これはなかなか…」モグモグ
アスカ「うまいわね」モグモグ綾波「………」モグモグ
アスカ「さっきからアンタ、黙りっぱなしだけど大丈夫なの?」
綾波「美味しいものに言葉は要らないわ」
アスカ「…はいはい。」
リツコ「ちょ、ちょっと!ちょっとまってよぉぉぉおお……!」
ぶらんぶらん
リツコ「キャア!ワイヤーが、ワイヤーが切れちゃいそう!」
マヤ「センパイ……」ぐすっ
ミサト「ダメよ。心を鬼にしなきゃ、あの性格は修正できないわ。」モグモグ
マヤ「ううっ……」モグモグ
リツコ「臭い芝居はいいから降ろしてよー!」
アスカ「ママ、ちゃんと食べないとまた倒れちゃうわよ!」
キョウコ「嫌いなんだけどな~。ピーマン…」
アスカ「もう…ピーマンは私が食べてあげるからパプリカだけでも食べてよね!」
キョウコ「パプリカとピーマンって何が違うの~?」
アスカ「ああ…もぉ!」
シンジ「アスカ、楽しそうだね」
綾波「ええ。」
綾波(ママ…。)
ぶらーん…
リツコ「あの………」
ミサト「なによ」
リツコ「とりあえず撮影、終わったのよね」
ミサト「そうだけど」
リツコ「降ろして…くれないの?」
ミサト「えー。だって面倒臭いんだものー。」
ミサト「……ってあんたなら言うでしょうね」
リツコ「言うでしょうね」
ミサト「………はい皆、リツコの大好きなビーフストロガノフよ~」
一同「わぁい!」
シンジ「これはなかなか…」モグモグ
アスカ「うまいわね」モグモグ綾波「………」モグモグ
アスカ「さっきからアンタ、黙りっぱなしだけど大丈夫なの?」
綾波「美味しいものに言葉は要らないわ」
アスカ「…はいはい。」
リツコ「ちょ、ちょっと!ちょっとまってよぉぉぉおお……!」
ぶらんぶらん
リツコ「キャア!ワイヤーが、ワイヤーが切れちゃいそう!」
マヤ「センパイ……」ぐすっ
ミサト「ダメよ。心を鬼にしなきゃ、あの性格は修正できないわ。」モグモグ
マヤ「ううっ……」モグモグ
リツコ「臭い芝居はいいから降ろしてよー!」
523: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:41:23.64 ID:PYA5J6AO
ミサト「は~い、じゃあ落下シーンの撮影始めま~す」
リツコ「ら、落下?」
ミサト「上から落ちてくるサハクイエルことリツコを手で受け止めて貰います。」
アスカ「えーっ!手で、受け止める!?」
アスカ「実際にやっちゃうワケ?!」
ミサト「ま、一応速度調整はするけど、ボロいワイヤーだからアテにならないわ」
リツコ「ちょ、ちょっとマジでやることないじゃないの!」
リツコ「約束が違うわよ!」
ミサト「あらぁ、演出に関しては私の自由だし。」
ミサト「それにシナリオ、見せて貰ったけどさっき撮ったシーン以降は完成されてなかったわよ」
リツコ「それは…またアドリブで……」
ミサト「じゃ、問題ないわね。一応衝撃吸収マット置いてあるから。」
リツコ「着ぐるみ着てるから手も足も出ないのよ!」
リツコ「しかもそれを着ぐるみを着て動きの鈍い三人が受け止めるなんて……」
ミサト「そう。落下予測地点にエヴァを配置。あなたたちが直接受け止めるのよ。」
シンジ「ワイヤーが切れたりしてコースを大きく外れたら…?」
ミサト「その時はアウト。」
アスカ「私達が衝撃に耐えられなかったら?」
ミサト「その時もアウトね。」
シンジ「勝算は?」
ミサト「神のみぞ知る、と言ったところかしら。」
リツコ「……殺す気満々ね」
リツコ「ら、落下?」
ミサト「上から落ちてくるサハクイエルことリツコを手で受け止めて貰います。」
アスカ「えーっ!手で、受け止める!?」
アスカ「実際にやっちゃうワケ?!」
ミサト「ま、一応速度調整はするけど、ボロいワイヤーだからアテにならないわ」
リツコ「ちょ、ちょっとマジでやることないじゃないの!」
リツコ「約束が違うわよ!」
ミサト「あらぁ、演出に関しては私の自由だし。」
ミサト「それにシナリオ、見せて貰ったけどさっき撮ったシーン以降は完成されてなかったわよ」
リツコ「それは…またアドリブで……」
ミサト「じゃ、問題ないわね。一応衝撃吸収マット置いてあるから。」
リツコ「着ぐるみ着てるから手も足も出ないのよ!」
リツコ「しかもそれを着ぐるみを着て動きの鈍い三人が受け止めるなんて……」
ミサト「そう。落下予測地点にエヴァを配置。あなたたちが直接受け止めるのよ。」
シンジ「ワイヤーが切れたりしてコースを大きく外れたら…?」
ミサト「その時はアウト。」
アスカ「私達が衝撃に耐えられなかったら?」
ミサト「その時もアウトね。」
シンジ「勝算は?」
ミサト「神のみぞ知る、と言ったところかしら。」
リツコ「……殺す気満々ね」
524: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:42:32.52 ID:PYA5J6AO
アスカ「って言うか五年前のリツコの作戦そのまんまじゃない」
アスカ「これでうまく行ったら、まさに奇跡。二度目の奇跡ね。」
ミサト「奇跡ってのは、起こしてこそ初めて価値が出るものよ。」
アスカ「つまり、何とかして見せろ、って事?」
ミサト「すまないけど、ほかに方法がないの。この作戦は。」
マヤ「CGを使うにも予算が…」
リツコ「作戦と言えるの!?これが!」
アスカ「自分で言っちゃったわよ」
ミサト「ほんと、言えないわね。だから、いやなら辞退できるわ。」
リツコ「する!するする!」
ミサト「※ リ ツ コ 以 外 は 」
ミサト「アンタも偉そうにしてるならね、命の一つや二つ掛けたらどうなのよ」
リツコ「嫌よ。痛いもの。」
ミサト「こいつ……」
ミサト「あんたね、私達がどれだけ危ない思いをしてきたと思ってんのよ」
リツコ「そ、それは結果的にであって……」
ミサト「とりあえず拒否権はないから。あしからず。」
ミサト「みんな、いいのね?」
アスカ「それしかないならやるしかないじゃーん」
アスカ(ママにイイトコ見せたいしね)
アスカ「これでうまく行ったら、まさに奇跡。二度目の奇跡ね。」
ミサト「奇跡ってのは、起こしてこそ初めて価値が出るものよ。」
アスカ「つまり、何とかして見せろ、って事?」
ミサト「すまないけど、ほかに方法がないの。この作戦は。」
マヤ「CGを使うにも予算が…」
リツコ「作戦と言えるの!?これが!」
アスカ「自分で言っちゃったわよ」
ミサト「ほんと、言えないわね。だから、いやなら辞退できるわ。」
リツコ「する!するする!」
ミサト「※ リ ツ コ 以 外 は 」
ミサト「アンタも偉そうにしてるならね、命の一つや二つ掛けたらどうなのよ」
リツコ「嫌よ。痛いもの。」
ミサト「こいつ……」
ミサト「あんたね、私達がどれだけ危ない思いをしてきたと思ってんのよ」
リツコ「そ、それは結果的にであって……」
ミサト「とりあえず拒否権はないから。あしからず。」
ミサト「みんな、いいのね?」
アスカ「それしかないならやるしかないじゃーん」
アスカ(ママにイイトコ見せたいしね)
525: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:44:36.72 ID:PYA5J6AO
ミサト「あとリツコ、法務部が一応後で揉めないように遺書を書いてくれって言ってるけど、どうする?」
リツコ「い……いしょ?」
ミサト「どうするの?」
リツコ「……いいわよ。どうせ書けないし。そんなつもりもないし。」
ミサト「ま、上手くいったら私が皆に自然肉100%のステーキおごるから」
綾波「ステーキ……!」キラキラ
シンジ「綾波も不憫なキャラ付けされちゃったよね…」
リツコ「ふん。発想がいかにもセカンドインパクト前ね」
アスカ「自然肉100%なんて滅多にお目にかかれないじゃない!」
ミサト「そ、そうよ!一周回って今じゃナウでヤングな」
リツコ「ほら、古い。貴重で高いもん有り難がるなんて古い金持ちのやることね。」
ミサト「じゃあ、何が良いんだか言ってみなさいよ。そこいくから。」
一同「え~~~~~」
リツコ「い、いいの?」
ミサト「ま、アンタが生きてたらの話だけど」
リツコ「ラーメンよ。ラーメン屋台。」
ミサト「ラーメン?」
リツコ「大ご馳走じゃない。」
リツコ「ラーメン業界ではラーメン屋台がナウでヤングな…」
シンジ「ご馳走といえばラーメンで決まりか…」
リツコ「い……いしょ?」
ミサト「どうするの?」
リツコ「……いいわよ。どうせ書けないし。そんなつもりもないし。」
ミサト「ま、上手くいったら私が皆に自然肉100%のステーキおごるから」
綾波「ステーキ……!」キラキラ
シンジ「綾波も不憫なキャラ付けされちゃったよね…」
リツコ「ふん。発想がいかにもセカンドインパクト前ね」
アスカ「自然肉100%なんて滅多にお目にかかれないじゃない!」
ミサト「そ、そうよ!一周回って今じゃナウでヤングな」
リツコ「ほら、古い。貴重で高いもん有り難がるなんて古い金持ちのやることね。」
ミサト「じゃあ、何が良いんだか言ってみなさいよ。そこいくから。」
一同「え~~~~~」
リツコ「い、いいの?」
ミサト「ま、アンタが生きてたらの話だけど」
リツコ「ラーメンよ。ラーメン屋台。」
ミサト「ラーメン?」
リツコ「大ご馳走じゃない。」
リツコ「ラーメン業界ではラーメン屋台がナウでヤングな…」
シンジ「ご馳走といえばラーメンで決まりか…」
526: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:45:46.32 ID:PYA5J6AO
リツコ「な、何よ!セカンドインパクト後は中々…」
アスカ「今時の子供がラーメンで喜ぶと思ってんのかしら。この間も行ったばっかじゃない。」
綾波「インスタントでいつでも食べられるし」
アスカ「これだからセカンドインパクト世代って、貧乏臭いのよねぇ。」
リツコ「び……」
ミサト「びんぼー♪びんぼー♪」
リツコ「う……うちは確かに母子家庭だけど……」
ミサト「りっつこのおうちは♪びんぼーいんぱっくとー♪」
リツコ「ううっ……」
ミサト「うわっ泣いてやんのwwwwwwwwマトリエルみてぇwwwwwwwwwwwwwwww」
シンジ「み、ミサトさんが壊れ出しちゃった…」
アスカ「溜まってたんでしょ。吐き出させてやりなさいよ。」
アスカ「今時の子供がラーメンで喜ぶと思ってんのかしら。この間も行ったばっかじゃない。」
綾波「インスタントでいつでも食べられるし」
アスカ「これだからセカンドインパクト世代って、貧乏臭いのよねぇ。」
リツコ「び……」
ミサト「びんぼー♪びんぼー♪」
リツコ「う……うちは確かに母子家庭だけど……」
ミサト「りっつこのおうちは♪びんぼーいんぱっくとー♪」
リツコ「ううっ……」
ミサト「うわっ泣いてやんのwwwwwwwwマトリエルみてぇwwwwwwwwwwwwwwww」
シンジ「み、ミサトさんが壊れ出しちゃった…」
アスカ「溜まってたんでしょ。吐き出させてやりなさいよ。」
527: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:46:15.85 ID:PYA5J6AO
―病院―
加持「今頃皆はご飯か……」
加持「…しっかりやってるならいいんだが」
ガラッ
ペンペン「クエッ!(よっ!)」
加持「おや、お見舞いに来てくれたのかい?」
ペンペン「クェ~クエクエクエッ(僕が行かなきゃ誰がいくんだよ)」
加持「ははっ。ペンペンは優しいなぁ…」
ペンペン「クックェ…///」
加持「だが、残念ながら動物は侵入禁止なんだよ」
ペンペン「クェッ!?(マジで!?)」
加持「ははっ。まあ殺されやしないし、看護師さんに見つからないようにゆっくりしていけよ。」
ペンペン「クェッ」
加持「んっ……しかしペンペン、お前一人で来たのか?」
ペンペン「ク、クェッ……(そ、それは……)」
加持「?」
加持「今頃皆はご飯か……」
加持「…しっかりやってるならいいんだが」
ガラッ
ペンペン「クエッ!(よっ!)」
加持「おや、お見舞いに来てくれたのかい?」
ペンペン「クェ~クエクエクエッ(僕が行かなきゃ誰がいくんだよ)」
加持「ははっ。ペンペンは優しいなぁ…」
ペンペン「クックェ…///」
加持「だが、残念ながら動物は侵入禁止なんだよ」
ペンペン「クェッ!?(マジで!?)」
加持「ははっ。まあ殺されやしないし、看護師さんに見つからないようにゆっくりしていけよ。」
ペンペン「クェッ」
加持「んっ……しかしペンペン、お前一人で来たのか?」
ペンペン「ク、クェッ……(そ、それは……)」
加持「?」
528: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:47:29.56 ID:PYA5J6AO
―ネルフ体育館―
ミサト「はい、じゃドライアイス搬入して」
マヤ「オーライオーライ」
リツコ「…マジでやるの?」
ミサト「マジもマジ。大マジよ。」
ミサト「三人共着替え終わった~~?」
シンジ・綾波「はい。」
アスカ「……なんかこの着ぐるみ、臭いんだけど」
リツコ「あぁ、あれ(マグマダイバー参照)以来放って置きっぱなしだったからかしら」
アスカ「責任者ぶるわりにはだらしないわよね」
リツコ「あははは……」
ミサト「で、MAGIが算出した落下予想地点が、これよ。」
アスカ「…本物並みにこんなに範囲が広いの?」
シンジ「端っこまで随分ありますよ…。」
ミサト「吊るしてるワイヤーがボロいから安定しないって言ったでしょ。」
ミサト「ですから、エヴァ全機をこれら三個所に配置します。」
綾波「この配置の根拠は?」
ミサト「勘よ。」
シンジ・アスカ「カン?」
ミサト「そう。女の勘。」
リツコ「何たるアバウト、ますます奇跡ってのが遠くなっていくイメージね。」
シンジ「ミサトさんのクジって、当たった事ないんですよね…」
リツコ「それもそうだったわね…」
ミサト「はい、じゃドライアイス搬入して」
マヤ「オーライオーライ」
リツコ「…マジでやるの?」
ミサト「マジもマジ。大マジよ。」
ミサト「三人共着替え終わった~~?」
シンジ・綾波「はい。」
アスカ「……なんかこの着ぐるみ、臭いんだけど」
リツコ「あぁ、あれ(マグマダイバー参照)以来放って置きっぱなしだったからかしら」
アスカ「責任者ぶるわりにはだらしないわよね」
リツコ「あははは……」
ミサト「で、MAGIが算出した落下予想地点が、これよ。」
アスカ「…本物並みにこんなに範囲が広いの?」
シンジ「端っこまで随分ありますよ…。」
ミサト「吊るしてるワイヤーがボロいから安定しないって言ったでしょ。」
ミサト「ですから、エヴァ全機をこれら三個所に配置します。」
綾波「この配置の根拠は?」
ミサト「勘よ。」
シンジ・アスカ「カン?」
ミサト「そう。女の勘。」
リツコ「何たるアバウト、ますます奇跡ってのが遠くなっていくイメージね。」
シンジ「ミサトさんのクジって、当たった事ないんですよね…」
リツコ「それもそうだったわね…」
529: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:48:15.33 ID:PYA5J6AO
ミサト「ま、一応シンジくんも関わることだし…司令に許可取らなきゃね」
ミサト「マヤちゃん、電話」
マヤ「ちょっと待って下さい…」
ミサト「どしたの?」
マヤ「…何だか繋がらなくって…」
プープープー…
ミサト「あら…、じゃあ仕方ないわね」
リツコ「そうね。司令に許可が取れないんだから撮影は…」
ミサト「よし、じゃやるわよ」
リツコ「ってええ!?」
ミサト「何いってんのよ。司令に口出しされないチャンスじゃないのよ。」
リツコ「えっ…」
ミサト「んじゃ、撮影始めま~す」
ミサト「マヤちゃん、電話」
マヤ「ちょっと待って下さい…」
ミサト「どしたの?」
マヤ「…何だか繋がらなくって…」
プープープー…
ミサト「あら…、じゃあ仕方ないわね」
リツコ「そうね。司令に許可が取れないんだから撮影は…」
ミサト「よし、じゃやるわよ」
リツコ「ってええ!?」
ミサト「何いってんのよ。司令に口出しされないチャンスじゃないのよ。」
リツコ「えっ…」
ミサト「んじゃ、撮影始めま~す」
530: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:50:25.39 ID:PYA5J6AO
マヤ「スタート!」
青葉「目標を最大望遠で確認!」
日向「距離、およそ2万5千(ミリ)!」
ガコン
リツコ「えっえっ……」
ガコンガコンガコンガコン…
リツコ「やだ、動いて…」
ミサト「おいでなすったわね…。エヴァ全機、スタート位置!」
ミサト「MAGIが距離1万までは誘導します。」
ミサト「その後は各自の判断で行動して。あなたたちにすべて任せるわ。」
リツコ「地面がァァァァァアアアァァァ!!!!!!!」
青葉「使徒接近、距離、およそ2万!」
ミサト「では、作戦開始!」
シンジ「行くよ!」
綾波・アスカ「はぁ……」
ガガガガガガガガ…
リツコ「ちょっと、ちょっと、ホントにヤダアアァァァ!!!!」
青葉「目標を最大望遠で確認!」
日向「距離、およそ2万5千(ミリ)!」
ガコン
リツコ「えっえっ……」
ガコンガコンガコンガコン…
リツコ「やだ、動いて…」
ミサト「おいでなすったわね…。エヴァ全機、スタート位置!」
ミサト「MAGIが距離1万までは誘導します。」
ミサト「その後は各自の判断で行動して。あなたたちにすべて任せるわ。」
リツコ「地面がァァァァァアアアァァァ!!!!!!!」
青葉「使徒接近、距離、およそ2万!」
ミサト「では、作戦開始!」
シンジ「行くよ!」
綾波・アスカ「はぁ……」
ガガガガガガガガ…
リツコ「ちょっと、ちょっと、ホントにヤダアアァァァ!!!!」
531: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:51:29.10 ID:PYA5J6AO
シンジ「スタート!」
ダダダダダダダ
シンジ「は…早い!?」
ダダダダダダダ
アスカ「ちょっとミサト、これどーなってんのよ!」タッ
ガガガガガガガガ
リツコ「いや、いや、イヤァァァアアアア!!!!!!」
リツコ「落ちる速度早いから!早いからぁ!」
青葉「距離、1万2千!」
ミサト「変ね。予定より3千早いわ。」
マヤ「ワイヤーの強度が…もう限界です!」
ミサト「何ですって!」
ガガガガガガガガ……
リツコ「イヤァァァアアアアァァァァァァアアアァァン!!」
ダダダダダダダ
シンジ「は…早い!?」
ダダダダダダダ
アスカ「ちょっとミサト、これどーなってんのよ!」タッ
ガガガガガガガガ
リツコ「いや、いや、イヤァァァアアアア!!!!!!」
リツコ「落ちる速度早いから!早いからぁ!」
青葉「距離、1万2千!」
ミサト「変ね。予定より3千早いわ。」
マヤ「ワイヤーの強度が…もう限界です!」
ミサト「何ですって!」
ガガガガガガガガ……
リツコ「イヤァァァアアアアァァァァァァアアアァァン!!」
532: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:52:56.36 ID:PYA5J6AO
ミサト「リツコの健康診断の際の体重を参考に算出したんだけども……」
ミサト「まさか」
リツコ「ごめんなさァァァアアアァァい!!!5キロ少なく書いてたぁァァァアアアァァアアアァァ!!!!!!」
ミサト「ば、バカァ!」
マヤ「どうしますか葛城さん!このままだとセンパイ……」
ミサト「とりあえず初号機フィールドぜんか……」
シンジ「着ぐるみなんだから無理ですよ!」
ミサト「ど、どうすんのよ!」
ガガガガガガガガ
リツコ「イヤァァァアアアア!きれるぅぅぅ!!!!!!!」
シンジ「うっ、ぐぁァァァアアアァァぁ…」
ダダダダダダダダダダダダダダ
ガガガガガガガガ……
ガッ
青葉「ワイヤー活動限界」
マヤ「……ワイヤー、切れます」
ミサト「まさか」
リツコ「ごめんなさァァァアアアァァい!!!5キロ少なく書いてたぁァァァアアアァァアアアァァ!!!!!!」
ミサト「ば、バカァ!」
マヤ「どうしますか葛城さん!このままだとセンパイ……」
ミサト「とりあえず初号機フィールドぜんか……」
シンジ「着ぐるみなんだから無理ですよ!」
ミサト「ど、どうすんのよ!」
ガガガガガガガガ
リツコ「イヤァァァアアアア!きれるぅぅぅ!!!!!!!」
シンジ「うっ、ぐぁァァァアアアァァぁ…」
ダダダダダダダダダダダダダダ
ガガガガガガガガ……
ガッ
青葉「ワイヤー活動限界」
マヤ「……ワイヤー、切れます」
533: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:53:57.91 ID:PYA5J6AO
バッ
ヒュオオオオオオ…
リツコ(落ちるっ…)
リツコ(ああ…多分これは自分がしてきたことの報いなのかもしれないわね)
リツコ(……無様だわ)
ヒュオオオオオオ……
ミサト「やばっ……」
シンジ「させない…!」
ヒュオオオオオオ…
リツコ(落ちるっ…)
リツコ(ああ…多分これは自分がしてきたことの報いなのかもしれないわね)
リツコ(……無様だわ)
ヒュオオオオオオ……
ミサト「やばっ……」
シンジ「させない…!」
534: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:55:48.03 ID:PYA5J6AO
ガシッ
サハクイエル(リツコ)「ぐは!?」
シンジ「間に合った……」
リツコ「し、シンジくん?」
シンジ「で……でも聞いてたより重くて支えきれな……」
リツコ「」
綾波「弐号機!」
アスカ「あ~、もう分かってるわよ」
ミサト「撮影続行!アスカ、液体が入ってるコアを潰して!」
アスカ「私にメーレーしないでっ!」
リツコ「えっ…まだ降ろしてくれないの!?」
ミサト「ったりまえでしょうが」
アスカ「よいしょ!」
ツルッ
アスカ「む…やりにくいわね」
シンジ「あ…アスカ、限界だよ!」
アスカ「あとちょっとだから……」
綾波「んっ………」ガシッ
アスカ「レイ!」
綾波「掴んでいるから早く!」
アスカ「たぁぁぁあァァァアアアァァアアアァァ!!!!」
グサッ
535: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:57:46.89 ID:PYA5J6AO
リツコ「イヤァァァアアアア!お腹が!お腹がァァァ!」
アスカ「もーいっちょっ!」
グサッ
ぷちっ
一同「………!」
バッシャアアアアアン!!!!!!!!!!!
マヤ「使徒…殲滅しました。」
ミサト「ふう………」
……バババババババ!
ミサト「ってヤバッ!液体がこっちまでくるわ。マヤちゃんカメラとパソコンを避難させて!」
マヤ「は、はいっ!」
アスカ「う~~またびしょびしょぉ。」
アスカ「水分吸っちゃってるし…」
リツコ「死ぬかとおもった。死ぬかとおもった。死ぬかと…」
アスカ「何この赤い液体」クンクン
アスカ「……ワイン?」
アスカ「もーいっちょっ!」
グサッ
ぷちっ
一同「………!」
バッシャアアアアアン!!!!!!!!!!!
マヤ「使徒…殲滅しました。」
ミサト「ふう………」
……バババババババ!
ミサト「ってヤバッ!液体がこっちまでくるわ。マヤちゃんカメラとパソコンを避難させて!」
マヤ「は、はいっ!」
アスカ「う~~またびしょびしょぉ。」
アスカ「水分吸っちゃってるし…」
リツコ「死ぬかとおもった。死ぬかとおもった。死ぬかと…」
アスカ「何この赤い液体」クンクン
アスカ「……ワイン?」
536: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 11:58:55.55 ID:PYA5J6AO
綾波「ふふっ…ふふふふふっ……」
シンジ「あ、あやなみ?」
綾波「にゃはははははは~~////」
アスカ「もしかしてこの子ソートーな……」
綾波「ラー♪ラー♪ラー♪」
Σ◇<……!?
シンジ「綾波!綾波!しっかりしてよ~!」
綾波「シンジきゅん♪きゅん♪」
ミサト「まずったかしらね…」
マヤ「センパイっ!」タッ
リツコ「ま…マヤ……」
マヤ「いま開けてあげますからねっ!」
ジーッ
リツコ「ごはっ…ごほっ……」
マヤ「センパイっ!センパイっ!」
リツコ「まや………」
ヒシッ
マヤ「センパイっ!センパイっ!センパイっ!」
リツコ「マヤっ!マヤっ!マヤっ!」
マヤ「センパイっ!センパイっ!センパイっ!センパイっ!」
リツコ「マヤっ!マヤっ!マヤっ!マヤっ!」
ミサト「うん。まずったわね。」
シンジ「あ、あやなみ?」
綾波「にゃはははははは~~////」
アスカ「もしかしてこの子ソートーな……」
綾波「ラー♪ラー♪ラー♪」
Σ◇<……!?
シンジ「綾波!綾波!しっかりしてよ~!」
綾波「シンジきゅん♪きゅん♪」
ミサト「まずったかしらね…」
マヤ「センパイっ!」タッ
リツコ「ま…マヤ……」
マヤ「いま開けてあげますからねっ!」
ジーッ
リツコ「ごはっ…ごほっ……」
マヤ「センパイっ!センパイっ!」
リツコ「まや………」
ヒシッ
マヤ「センパイっ!センパイっ!センパイっ!」
リツコ「マヤっ!マヤっ!マヤっ!」
マヤ「センパイっ!センパイっ!センパイっ!センパイっ!」
リツコ「マヤっ!マヤっ!マヤっ!マヤっ!」
ミサト「うん。まずったわね。」
537: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 12:00:45.67 ID:PYA5J6AO
プルルルルルル
ミサト「?」
ガチャ……
ミサト「はい。こちらネルフ発令所。」
ゲンドウ「ああ。葛城くんか。」
ミサト「碇司令…!連絡がつかないからどうしたのかと…」
ゲンドウ「まあ、こちらの都合だ。」
ミサト「実は……」
ゲンドウ「成る程。それは大変だったな。良くやってくれた。」
ミサト「いえ……」
ゲンドウ「それよりシンジを出してくれないか」
ミサト「はい。」
シンジ「父さん…?」
ゲンドウ「話は聞いた。よくやったな、シンジ。」
シンジ「父さん……。」
ゲンドウ「お土産はたぁぁぁぁんと持って帰るからな。」
シンジ「いや、そんなには……」
綾波「あ~碇司令からでんわ?」
バッ
シンジ「綾波……いけないよ!」
ゲンドウ「?」
綾波「あ~しれい~しれいがいないとたのしいですね~」
ゲンドウ「へっ」
綾波「ずっとこのままだったりゃ……」
シンジ「ご、ごめんね父さん。綾波は今…ちょっと調子が……」
ゲンドウ「…………」
……プープープー
シンジ「ってあぁ…」
ミサト「?」
ガチャ……
ミサト「はい。こちらネルフ発令所。」
ゲンドウ「ああ。葛城くんか。」
ミサト「碇司令…!連絡がつかないからどうしたのかと…」
ゲンドウ「まあ、こちらの都合だ。」
ミサト「実は……」
ゲンドウ「成る程。それは大変だったな。良くやってくれた。」
ミサト「いえ……」
ゲンドウ「それよりシンジを出してくれないか」
ミサト「はい。」
シンジ「父さん…?」
ゲンドウ「話は聞いた。よくやったな、シンジ。」
シンジ「父さん……。」
ゲンドウ「お土産はたぁぁぁぁんと持って帰るからな。」
シンジ「いや、そんなには……」
綾波「あ~碇司令からでんわ?」
バッ
シンジ「綾波……いけないよ!」
ゲンドウ「?」
綾波「あ~しれい~しれいがいないとたのしいですね~」
ゲンドウ「へっ」
綾波「ずっとこのままだったりゃ……」
シンジ「ご、ごめんね父さん。綾波は今…ちょっと調子が……」
ゲンドウ「…………」
……プープープー
シンジ「ってあぁ…」
538: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 12:08:02.18 ID:PYA5J6AO
―病室―
ペンペン「………」てってってっ
加持「ペンペン?」
ガラッ
ペンペン「クェッ……」
加持「!」
ヒデアキ「やぁ。」
加持「お義父さん!」
ヒデアキ「ああ、そのままでよい。」
加持「は……はい。」
ヒデアキ「すまなかったな。」
加持「えっ……」
ヒデアキ「あー、ミサトにガツンと言われてだな。反省したんだ。」
加持「そんな反省だなんて…」
ヒデアキ「うむ。私が悪かった。ミサトがかわいくてかわいくて仕方がなくてな。」
加持「それは良く分かります。」
ヒデアキ「ははっ…」
ヒデアキ「一時期私のワガママから離れて暮らした時期があってね。」
ヒデアキ「南極で生きてかえって来れたからこそ妻と復縁して、今も一緒にいれるが」
ヒデアキ「ドラマのように死んでいたら…なんて考えると…もしかしたら彼女に重荷を背負わせていたかもしれん」
加持「重荷……ですか。」
ヒデアキ「いや、今でも十分背負わせているな。」
ヒデアキ「だから上手く言えないが一緒に荷を背負ってくれる人間が必要なんだよ。ミサトには。」
ペンペン「………」てってってっ
加持「ペンペン?」
ガラッ
ペンペン「クェッ……」
加持「!」
ヒデアキ「やぁ。」
加持「お義父さん!」
ヒデアキ「ああ、そのままでよい。」
加持「は……はい。」
ヒデアキ「すまなかったな。」
加持「えっ……」
ヒデアキ「あー、ミサトにガツンと言われてだな。反省したんだ。」
加持「そんな反省だなんて…」
ヒデアキ「うむ。私が悪かった。ミサトがかわいくてかわいくて仕方がなくてな。」
加持「それは良く分かります。」
ヒデアキ「ははっ…」
ヒデアキ「一時期私のワガママから離れて暮らした時期があってね。」
ヒデアキ「南極で生きてかえって来れたからこそ妻と復縁して、今も一緒にいれるが」
ヒデアキ「ドラマのように死んでいたら…なんて考えると…もしかしたら彼女に重荷を背負わせていたかもしれん」
加持「重荷……ですか。」
ヒデアキ「いや、今でも十分背負わせているな。」
ヒデアキ「だから上手く言えないが一緒に荷を背負ってくれる人間が必要なんだよ。ミサトには。」
542: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 14:54:55.68 ID:PYA5J6AO
加持「今までが今まででしたからね。」
加持「お義父さんが僕を信用出来ないのも…」
ヒデアキ「いや、何だかんだで信用はしているよ。でなければこうしてノコノコ君のところへは来ない」
ヒデアキ「さっきはミサトをありがとう。」
加持「あ…頭を上げてください!」
ヒデアキ「私は寿命が君より遥かに短い。私には出来ないことだ。」
ヒデアキ「厚かましいようだがこれからも死ぬまでミサトを守ってくれ。」
ヒデアキ「……よろしくお願いします。」
加持「もちろん。」
ペンペン「クェッ!」
ヒデアキ「おお、ペンペン。お前もよろしくな。」
ペンペン「クェックェッ!(任せろ!)」
ヒデアキ「よし、こうなれば酒だ!」
ドンッ!
ヒデアキ「リョウジくん、ペンペン付き合え!」
加持「お義父さんが僕を信用出来ないのも…」
ヒデアキ「いや、何だかんだで信用はしているよ。でなければこうしてノコノコ君のところへは来ない」
ヒデアキ「さっきはミサトをありがとう。」
加持「あ…頭を上げてください!」
ヒデアキ「私は寿命が君より遥かに短い。私には出来ないことだ。」
ヒデアキ「厚かましいようだがこれからも死ぬまでミサトを守ってくれ。」
ヒデアキ「……よろしくお願いします。」
加持「もちろん。」
ペンペン「クェッ!」
ヒデアキ「おお、ペンペン。お前もよろしくな。」
ペンペン「クェックェッ!(任せろ!)」
ヒデアキ「よし、こうなれば酒だ!」
ドンッ!
ヒデアキ「リョウジくん、ペンペン付き合え!」
543: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 15:09:47.80 ID:PYA5J6AO
―ラーメン屋台―
シンジ「それに、分かったんだ。僕は父さんのさっきの言葉を聞きたくて、エヴァに乗ってるのかもしれないって。」
アスカ「アンタそんな事で乗ってんの?」
シンジ「………」
アスカ「ほんとにバカね。」
リツコ「カット!」
アスカ「ふう……」
マヤ「はい、じゃ今日の分の撮影終了で~す」
キョウコ「アスカちゃん、お疲れさま~」
アスカ「ママっ!」
キョウコ「今日はたっぷりアスカちゃんの勇姿、見れて幸せだわ~」
アスカ「えへへ…///」
綾波「…………」ズルルル
シンジ「それに、分かったんだ。僕は父さんのさっきの言葉を聞きたくて、エヴァに乗ってるのかもしれないって。」
アスカ「アンタそんな事で乗ってんの?」
シンジ「………」
アスカ「ほんとにバカね。」
リツコ「カット!」
アスカ「ふう……」
マヤ「はい、じゃ今日の分の撮影終了で~す」
キョウコ「アスカちゃん、お疲れさま~」
アスカ「ママっ!」
キョウコ「今日はたっぷりアスカちゃんの勇姿、見れて幸せだわ~」
アスカ「えへへ…///」
綾波「…………」ズルルル
544: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 15:36:25.72 ID:PYA5J6AO
リツコ「さぁ、約束は守ってもらうわよ。」
ミサト「はいはい、大枚おろしてきたから、全員お代わりしたって耐えられるわよ。」
ミサト「給料前だけどね!」
ミサト「それじゃあ職員のみんなも適当に頼んじゃって~」
リツコ「じゃあ私、世界の三大珍味ラーメン大盛り」
ミサト「ちょっ!」
アスカ「あたしフカヒレラーメンおっかわり~♪」
キョウコ「あら~じゃ私も同じの~」
青葉「俺は松茸ラーメンで!」
日向「じゃあ…僕は本マグロラーメンで」
日向(葛城さんのおごりだああああイッヤッホォォオオオォォオオ!)
マヤ「じゃあ私はつばめの巣ラーメンで」
綾波「田子産にんにくラーメン東京X極厚チャーシューマシマシで。」
シンジ「あ、じゃ僕はミニラーメンで……」
葛城(お金が…お金がァァァアアアァァァァァン!)
ミサト「はいはい、大枚おろしてきたから、全員お代わりしたって耐えられるわよ。」
ミサト「給料前だけどね!」
ミサト「それじゃあ職員のみんなも適当に頼んじゃって~」
リツコ「じゃあ私、世界の三大珍味ラーメン大盛り」
ミサト「ちょっ!」
アスカ「あたしフカヒレラーメンおっかわり~♪」
キョウコ「あら~じゃ私も同じの~」
青葉「俺は松茸ラーメンで!」
日向「じゃあ…僕は本マグロラーメンで」
日向(葛城さんのおごりだああああイッヤッホォォオオオォォオオ!)
マヤ「じゃあ私はつばめの巣ラーメンで」
綾波「田子産にんにくラーメン東京X極厚チャーシューマシマシで。」
シンジ「あ、じゃ僕はミニラーメンで……」
葛城(お金が…お金がァァァアアアァァァァァン!)
545: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 16:22:14.11 ID:PYA5J6AO
店主「へいお待ちぃ!」
ガタン
ミサト「ま、見直したわよ」
リツコ「えっ」
ミサト「意外と根性あったのね。」
リツコ「あるもなにも無理矢理やらせたんじゃない。」
ミサト「死んだらどうしようかと思っちゃったわ」
リツコ「……こっちのセリフよ」
ミサト「無事で良かったわ。」
ワイワイガヤガヤ
シンジ「やっぱりこう言うのって…たのしいね」
看護師「ま、まちなさ~い!」
一同「!?」
加持「ちゅかみゃるもんか~(捕まるもんか)wwwwwwwwwwww」
ヒデアキ「ひょーじきゅん!うましょうなりゃ~みぇんがみえるじょ!(リョウジくん、旨そうなラーメンが見えるぞ)」
ペンペン「きゅえ~~」フラフラ
看護師「まだ出歩いちゃダメです!病室に……」
ミサト「りょ、リョウジとお父さん!」
ヒデアキ「ひょ~♪みしゃと~~」
加持「れんきしてらか?(元気してたか)」
ミサト「………」ピキピキ
加持「ひゃれ……」
加持「ミサト……」サァァ
ミサト「さっさと病室にもどれっちゅうううのォオオオォォオオ!!」
バシッ!
加持「うぇっ!?」
加持「腰が…腰がァァァアアアァァ!?」
キャーキャー
アスカ「全く……騒がしいったらありゃしないわ」
キョウコ「でもこういうのは好きでしょ~」
アスカ「……まぁね。」
ガタン
ミサト「ま、見直したわよ」
リツコ「えっ」
ミサト「意外と根性あったのね。」
リツコ「あるもなにも無理矢理やらせたんじゃない。」
ミサト「死んだらどうしようかと思っちゃったわ」
リツコ「……こっちのセリフよ」
ミサト「無事で良かったわ。」
ワイワイガヤガヤ
シンジ「やっぱりこう言うのって…たのしいね」
看護師「ま、まちなさ~い!」
一同「!?」
加持「ちゅかみゃるもんか~(捕まるもんか)wwwwwwwwwwww」
ヒデアキ「ひょーじきゅん!うましょうなりゃ~みぇんがみえるじょ!(リョウジくん、旨そうなラーメンが見えるぞ)」
ペンペン「きゅえ~~」フラフラ
看護師「まだ出歩いちゃダメです!病室に……」
ミサト「りょ、リョウジとお父さん!」
ヒデアキ「ひょ~♪みしゃと~~」
加持「れんきしてらか?(元気してたか)」
ミサト「………」ピキピキ
加持「ひゃれ……」
加持「ミサト……」サァァ
ミサト「さっさと病室にもどれっちゅうううのォオオオォォオオ!!」
バシッ!
加持「うぇっ!?」
加持「腰が…腰がァァァアアアァァ!?」
キャーキャー
アスカ「全く……騒がしいったらありゃしないわ」
キョウコ「でもこういうのは好きでしょ~」
アスカ「……まぁね。」
547: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 17:46:48.55 ID:PYA5J6AO
キョウコ「葛城博士~。MAGIの点検やってくれました~?」
ヒデアキ「れんれん(全然)」
アスカ「ってことはママ、結局一日MAGIを放っておいてたけど平気なの?」
キョウコ「平気よ~」
キョウコ「たぶん~」
―ネルフ司令室―
MAGI「ピッ…ピッ……」
MAGI「ビィィィィ!」
ヒデアキ「れんれん(全然)」
アスカ「ってことはママ、結局一日MAGIを放っておいてたけど平気なの?」
キョウコ「平気よ~」
キョウコ「たぶん~」
―ネルフ司令室―
MAGI「ピッ…ピッ……」
MAGI「ビィィィィ!」
548: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 18:27:11.59 ID:PYA5J6AO
,.―――v― .
/ ̄ ̄ ̄`ヽ \
. / / ヽ,
/ / ,r刀V/刀ハ. ), ),
| | | f┴V┴┴| | | , l
|: :|: : : :| : :| |: :|: :|: : | : : |
レ从j\j\儿_ __上上从ノ: : :.|
`ミハl ;¬;テヽ ´ '¬;テ 彡イ : :),
/人ハ `´ , `´ j/ ノ、 : :ヽ,
. /: : /:∧ ヽ ,.イく:l: :), : : l 次回予告よ
/:,.イ{: :《》\ ‐=‐ /|《》:.|.: :|: :トノ
j从人j从l>、 / j从乂,ノ}ノ
__厂].TT´ ̄ ̄]
/ 人 ∨/ | ̄\
. , イ / l/ 人 |ヽ,
. x< / i|ト、 | | >x
遂に始まった企業提携
遂に再開したシンクロテスト
遂に動き出した敵対組織
そして集う運命を仕組まれた5人の大人達
MAGIを巡る攻防。
絶体絶命、ネルフの行方は。
次回「使徒?侵入」
さ~てこの次も
見ないと暗殺しちゃうわよ?
/ ̄ ̄ ̄`ヽ \
. / / ヽ,
/ / ,r刀V/刀ハ. ), ),
| | | f┴V┴┴| | | , l
|: :|: : : :| : :| |: :|: :|: : | : : |
レ从j\j\儿_ __上上从ノ: : :.|
`ミハl ;¬;テヽ ´ '¬;テ 彡イ : :),
/人ハ `´ , `´ j/ ノ、 : :ヽ,
. /: : /:∧ ヽ ,.イく:l: :), : : l 次回予告よ
/:,.イ{: :《》\ ‐=‐ /|《》:.|.: :|: :トノ
j从人j从l>、 / j从乂,ノ}ノ
__厂].TT´ ̄ ̄]
/ 人 ∨/ | ̄\
. , イ / l/ 人 |ヽ,
. x< / i|ト、 | | >x
遂に始まった企業提携
遂に再開したシンクロテスト
遂に動き出した敵対組織
そして集う運命を仕組まれた5人の大人達
MAGIを巡る攻防。
絶体絶命、ネルフの行方は。
次回「使徒?侵入」
さ~てこの次も
見ないと暗殺しちゃうわよ?
574: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 17:44:17.77 ID:Rh9yZUAO
都内某所・某スタジオ
マナ「社長」
アンノ「ここではカントクと呼べ」
マナ「ではカントク。例のドラマですが…大手企業との提携も始まったらしいのです。」
アンノ「調子に乗っていられるのは今のうちだけだとは思わないか。」
マナ「さぁ。」
マッキー「計画の進行状況は?」
マナ「メインコンピューターのハッキングに成功したので、本日中には開始できます。」
アンノ「今度こそネルフをぶっ潰す。」
アンノ「地獄を味わせてやる…」ニヤリ
マナ「社長」
アンノ「ここではカントクと呼べ」
マナ「ではカントク。例のドラマですが…大手企業との提携も始まったらしいのです。」
アンノ「調子に乗っていられるのは今のうちだけだとは思わないか。」
マナ「さぁ。」
マッキー「計画の進行状況は?」
マナ「メインコンピューターのハッキングに成功したので、本日中には開始できます。」
アンノ「今度こそネルフをぶっ潰す。」
アンノ「地獄を味わせてやる…」ニヤリ
575: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 17:47:49.20 ID:Rh9yZUAO
ネルフ本部
ゲンドウ「日本も久々だな」
ユイ「ご飯が恋しいわね」
ゲンドウ「とにかくシンジ、シンジはどこだ」
冬月「碇よ、自分でも土産を持とうと言う気はないのかね…」
ぷう~ん
ナオコ「あら…発令所からなんか良い香りがするわ」
ユイ「行ってみましょう」
プシュッ
シンジ「………」グツグツ
アスカ「………」コネコネ
綾波「………」ぬりぬり
ミサト「ねぇ、リョウジ、カレーはこんなもんで……」
加持「いいんじゃないか」
ヒデアキ「うまい!うまい!」
ミサト「お父さん!そんなに味見したらなくなっちゃうわよ!」
シンジ「味噌汁もこんなもんかな」
シンジ「綾波、味見してくれない?」
綾波「了解したわ……」
ゲンドウ「な、なんだこれは…」
ゲンドウ「日本も久々だな」
ユイ「ご飯が恋しいわね」
ゲンドウ「とにかくシンジ、シンジはどこだ」
冬月「碇よ、自分でも土産を持とうと言う気はないのかね…」
ぷう~ん
ナオコ「あら…発令所からなんか良い香りがするわ」
ユイ「行ってみましょう」
プシュッ
シンジ「………」グツグツ
アスカ「………」コネコネ
綾波「………」ぬりぬり
ミサト「ねぇ、リョウジ、カレーはこんなもんで……」
加持「いいんじゃないか」
ヒデアキ「うまい!うまい!」
ミサト「お父さん!そんなに味見したらなくなっちゃうわよ!」
シンジ「味噌汁もこんなもんかな」
シンジ「綾波、味見してくれない?」
綾波「了解したわ……」
ゲンドウ「な、なんだこれは…」
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