1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:06:00.40 ID:Q36zTJcDO
もしも上条さんと駒場さんが出会ったら…と言う話です。
よければお読みください。
かなりキャラの性格が変わるかもしれないのでご了承ください。
よければお読みください。
かなりキャラの性格が変わるかもしれないのでご了承ください。
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (10) (電撃コミックス)
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冬川基
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-07-26)
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:10:30.83 ID:Q36zTJcDO
上条「能力者の横暴を許すなっ、無能力者の安全を守れ!!是非、署名をお願いしまーす」
駒場「…します」
上条「あ、署名ありがとうございます!こちらは一応パンフで…」
駒場「…………」
駒場「…します」
上条「あ、署名ありがとうございます!こちらは一応パンフで…」
駒場「…………」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:15:11.48 ID:Q36zTJcDO
上条「署名お願いしまーす!!あ、また今度?そうですか~。次にまたお願いしまーす」
駒場「………します」
上条「署名お願いしまーすって、もうちょっと頑張って下さいよ駒場さん!!」
駒場「……すまん」
上条「そんな仁王立ちで悲しげな顔されても」
駒場「………します」
上条「署名お願いしまーすって、もうちょっと頑張って下さいよ駒場さん!!」
駒場「……すまん」
上条「そんな仁王立ちで悲しげな顔されても」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:18:43.86 ID:Q36zTJcDO
駒場「なんせこういう事は初めてなのでな」
上条「いやいや、上条さんも初めてなんですから」
駒場「…そうか」ショボン
上条「い、いや、そんなに落ち込む事は…」タジ…
上条「いやいや、上条さんも初めてなんですから」
駒場「…そうか」ショボン
上条「い、いや、そんなに落ち込む事は…」タジ…
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:23:20.78 ID:Q36zTJcDO
青ピ「そうやでカミやん。駒場さんいじめたらアカンで~」
上条「いじめてねーよ!つか、お前も全然集まってねーじゃねぇか!!」
青ピ「何でやろねー。ボクこんなに頑張ってんのに」ハァ
上条「さっきから可愛い娘にしか声かけてねーだろうが!!」
上条「いじめてねーよ!つか、お前も全然集まってねーじゃねぇか!!」
青ピ「何でやろねー。ボクこんなに頑張ってんのに」ハァ
上条「さっきから可愛い娘にしか声かけてねーだろうが!!」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:30:09.40 ID:Q36zTJcDO
青ピ「そういうカミやんは可愛い娘ばっかりやんか」
上条「失礼な事言うな!ちゃんと男からも貰ってるわ!!」
青ピ「いや、どー見ても女の子の方が多いやんか。カミやんが女の子から署名取るたんびに、」
クラスメート女子「「ギロッ」」
青ピ「これやからな~。たまらんで、全く」
上条「知らねーよ!」
上条「失礼な事言うな!ちゃんと男からも貰ってるわ!!」
青ピ「いや、どー見ても女の子の方が多いやんか。カミやんが女の子から署名取るたんびに、」
クラスメート女子「「ギロッ」」
青ピ「これやからな~。たまらんで、全く」
上条「知らねーよ!」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:34:55.06 ID:Q36zTJcDO
上条「そんな事よりも、見ろ、吹寄を!!」
吹寄「ありがとうございまーす」ニコッ
上条「アイツなんて、署名の為の列が出来てんじゃねーか!」
青ピ「男しか並んどらんけどね」
駒場「…やはり、胸か」
上条「いや、そんなに真剣な顔で言われても」
吹寄「ありがとうございまーす」ニコッ
上条「アイツなんて、署名の為の列が出来てんじゃねーか!」
青ピ「男しか並んどらんけどね」
駒場「…やはり、胸か」
上条「いや、そんなに真剣な顔で言われても」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:41:31.74 ID:Q36zTJcDO
青ピ「でも、胸ばっかやないんと違いますの?ほら」クイッ
御坂「お願いしまーすっ」ニコッ
青ピ「美琴ちゃんは胸は残念やけど、人多いで」
駒場「…本当だ」
上条「その代わり女の子ばっかなのは何でだろな」
青ピ「何でやろーね?」
駒場「………よし」
御坂「お願いしまーすっ」ニコッ
青ピ「美琴ちゃんは胸は残念やけど、人多いで」
駒場「…本当だ」
上条「その代わり女の子ばっかなのは何でだろな」
青ピ「何でやろーね?」
駒場「………よし」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:46:25.76 ID:Q36zTJcDO
青ピ「何か思いつきましたん?」
駒場「…女装する」
上条「何故に!?」
駒場「…このままでは一人の署名も取れん。ならば、二人に習い、いっそ―」
上青「「止めてええええ!?」」
駒場「…女装する」
上条「何故に!?」
駒場「…このままでは一人の署名も取れん。ならば、二人に習い、いっそ―」
上青「「止めてええええ!?」」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:51:56.46 ID:Q36zTJcDO
青ピ「そんな変な風に思い詰めんといてえええ!!」
駒場「離せ、このままでは―」
上条「あ、浜面良いところに!駒場さんが女装するって!!」
浜面「えええええええ!?」
駒場「離せ、このままでは―」
上条「あ、浜面良いところに!駒場さんが女装するって!!」
浜面「えええええええ!?」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:56:11.24 ID:Q36zTJcDO
浜面「何考えてんだ、旦那ぁぁぁっ!!?」
駒場「ええい、離せ。このままでは面目が」
上条「その前に活動が中止になるわあああっ!!」
ワーワーッ!ギャーギャーッ!
「……ねぇねぇ」チョイチョイ
駒場「ええい、離せ。このままでは面目が」
上条「その前に活動が中止になるわあああっ!!」
ワーワーッ!ギャーギャーッ!
「……ねぇねぇ」チョイチョイ
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 23:58:27.75 ID:Q36zTJcDO
駒場「―ん?」
「………」サラサラ
青ピ「おおっ、駒場さんが遂に!」
浜面「やったじゃねーか、旦那!って、フレメア!?」
「………」サラサラ
青ピ「おおっ、駒場さんが遂に!」
浜面「やったじゃねーか、旦那!って、フレメア!?」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:01:24.38 ID:nvm/l1aDO
フレメア「大体、頑張ってね、りとく」
駒場「―ああ」
フレメア「にゃあ、それじゃね」タタタッ
上条「―いい子じゃねーか?」
駒場「―ああ」
フレメア「にゃあ、それじゃね」タタタッ
上条「―いい子じゃねーか?」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:04:10.25 ID:nvm/l1aDO
駒場「―あいつの為にも頑張らねばな」
上条「よし、もう一頑張りするか!」
青ピ「そやね、もうちょっと頑張ろか」
浜面「おおっ!」
上条「よし、もう一頑張りするか!」
青ピ「そやね、もうちょっと頑張ろか」
浜面「おおっ!」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:07:30.09 ID:nvm/l1aDO
活動終了後―
上条「う~ん、どんなもんだ青ピ?」
青ピ「せやねー、結構集まったんとちゃう?初日にしたら」
上条「また明日以降も増えるといいけどな…」
上条「う~ん、どんなもんだ青ピ?」
青ピ「せやねー、結構集まったんとちゃう?初日にしたら」
上条「また明日以降も増えるといいけどな…」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:14:35.03 ID:nvm/l1aDO
吹寄「お疲れさま」
御坂「どう?どれくらいになった?」
上条「おう、御坂、吹寄。今日はこれくらいだな」バサッ
御坂「おおっ、結構な量じゃない」
吹寄「そう?私はもうちょっとあると思ったんだけど」
上条「まあ、初日だしな」ハハッ
御坂「どう?どれくらいになった?」
上条「おう、御坂、吹寄。今日はこれくらいだな」バサッ
御坂「おおっ、結構な量じゃない」
吹寄「そう?私はもうちょっとあると思ったんだけど」
上条「まあ、初日だしな」ハハッ
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:18:20.80 ID:nvm/l1aDO
上条「でも、本当にありがとな二人共。こんな事に付き合って貰って」
御坂「い、いや。大した事じゃないから」
御坂「…それに、罪滅ぼしでもあるから」ボソッ
上条「へ?」
御坂「い、いや、こっちの事よ!!」
上条「?」
御坂「い、いや。大した事じゃないから」
御坂「…それに、罪滅ぼしでもあるから」ボソッ
上条「へ?」
御坂「い、いや、こっちの事よ!!」
上条「?」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:24:31.83 ID:nvm/l1aDO
吹寄「でも、貴様、なぜ署名活動しようなんて思ったの?」
上条「ま、まあ、色々と…」
吹寄「そう?でも、私は嬉しかったな。普段は不幸だ不幸だとわめく事しか能のない貴様が率先してやるだなんて」
上条「何か激しくバカにされた気が…」
吹寄「そう?褒めたんだけど」
上条「ま、まあ、色々と…」
吹寄「そう?でも、私は嬉しかったな。普段は不幸だ不幸だとわめく事しか能のない貴様が率先してやるだなんて」
上条「何か激しくバカにされた気が…」
吹寄「そう?褒めたんだけど」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:30:47.94 ID:nvm/l1aDO
…キャッキャッ
青ピ「なんや向こうは盛り上がっとるね、女の子と一緒にっ」
浜面「あれがリア充ってやつか…。ねぇ、旦那?」
駒場「何か言ったか?」
浜面「いや、別に…」ハァ…
青ピ「なんや向こうは盛り上がっとるね、女の子と一緒にっ」
浜面「あれがリア充ってやつか…。ねぇ、旦那?」
駒場「何か言ったか?」
浜面「いや、別に…」ハァ…
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:37:47.21 ID:nvm/l1aDO
オーイ、アオピー
青ピ「あ、呼ばれたからちょっと行ってくるわ」タタッ
浜面「おーう」
浜面「…なあ、旦那」
駒場「ん?」
浜面「何でこんな事する気になったんだ?」
青ピ「あ、呼ばれたからちょっと行ってくるわ」タタッ
浜面「おーう」
浜面「…なあ、旦那」
駒場「ん?」
浜面「何でこんな事する気になったんだ?」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:41:51.15 ID:nvm/l1aDO
駒場「…知りたいか?」
浜面「まあ、ちょっとは気になる」
駒場「…そうか」
駒場「この間、間抜けな殺し屋にあった」
浜面「殺し屋って、あん時のか!?」
駒場「そうだ」
浜面「まあ、ちょっとは気になる」
駒場「…そうか」
駒場「この間、間抜けな殺し屋にあった」
浜面「殺し屋って、あん時のか!?」
駒場「そうだ」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 00:49:35.39 ID:nvm/l1aDO
駒場「その時、俺は仇なす能力者に対してはより直接的な暴力でしか対抗出来ない―そう思っていた」
浜面「……ああ」
駒場「考えてみれば身勝手な事だ。―身勝手な能力者には何の感慨も抱かん。それは今でも変わらん」
駒場「だが、その最中、もし俺が死んだらどうなるのか、とな」
浜面「……ああ」
駒場「考えてみれば身勝手な事だ。―身勝手な能力者には何の感慨も抱かん。それは今でも変わらん」
駒場「だが、その最中、もし俺が死んだらどうなるのか、とな」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 01:00:35.83 ID:nvm/l1aDO
駒場「お前が死ぬ事で守れる筈のものを壊し、泣くことないヤツを泣かす。―そこまで言われてやっと気づいた。俺はヒーロー気取りのクソ野郎って事に」
浜面「……」
駒場「その後、殺し屋は俺に殺すまでの価値はないと思ったのか、そのまま立ち去った」
駒場「例えドブ鼠でも、泥の中に埋もれるよりも、光を目指して死ね、と言い残してな」
浜面「……」
駒場「その後、殺し屋は俺に殺すまでの価値はないと思ったのか、そのまま立ち去った」
駒場「例えドブ鼠でも、泥の中に埋もれるよりも、光を目指して死ね、と言い残してな」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 01:08:31.37 ID:nvm/l1aDO
浜面「まさか、それでこんな事を?」
駒場「…いや、そいつに光とは何だと言ったところ、ウニ頭だと言われてな」
浜面「う、ウニ頭!?」
駒場「―そうだ。その後思い切って黄泉川に何の事だと聞きに行き、」
浜面「思い切り過ぎだろ!?」
駒場「行き当たったのが、ヤツだ」
浜面「うわぁ、すげぇアバウト!?」
駒場「ほっとけ」
駒場「…いや、そいつに光とは何だと言ったところ、ウニ頭だと言われてな」
浜面「う、ウニ頭!?」
駒場「―そうだ。その後思い切って黄泉川に何の事だと聞きに行き、」
浜面「思い切り過ぎだろ!?」
駒場「行き当たったのが、ヤツだ」
浜面「うわぁ、すげぇアバウト!?」
駒場「ほっとけ」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 01:14:45.26 ID:nvm/l1aDO
浜面「んじゃあ、これを思いついたのは上条なのか?」
駒場「―いや、二人では良い知恵が出なかったんでな。あそこのレベル5に力を借りた」
浜面「あそこのって、まさか、御坂が?!」
駒場「やけに神妙になって力を貸してくれたな」
浜面「…はあ」
駒場「―いや、二人では良い知恵が出なかったんでな。あそこのレベル5に力を借りた」
浜面「あそこのって、まさか、御坂が?!」
駒場「やけに神妙になって力を貸してくれたな」
浜面「…はあ」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 01:21:02.14 ID:nvm/l1aDO
駒場「それで、なんやかんやあって本日に至る」
浜面「なんやかんや有りすぎだろ!?」
駒場「まあな」
浜面「まあな、じゃねぇって!?」
浜面「なんやかんや有りすぎだろ!?」
駒場「まあな」
浜面「まあな、じゃねぇって!?」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 01:24:58.39 ID:nvm/l1aDO
浜面「たくっ、でも、旦那も色々考えてるんだな」
駒場「まあな」
浜面「それに、こんだけ喋る旦那も珍しいし」
駒場「ほっとけ」
御坂「おーい、そこの二人!サボってんじゃないわよーっ!!」
浜面「サボってねーよ!!たくっ、そろそろ行くか」スクッ
駒場「ああ」スッ
駒場「まあな」
浜面「それに、こんだけ喋る旦那も珍しいし」
駒場「ほっとけ」
御坂「おーい、そこの二人!サボってんじゃないわよーっ!!」
浜面「サボってねーよ!!たくっ、そろそろ行くか」スクッ
駒場「ああ」スッ
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 22:52:35.11 ID:nvm/l1aDO
数日後―
浜面「おー、結構集まってきたなぁ」ドッサリ
上条「これも日々、みんなのたゆまぬ努力のたまものだな」
青ピ「ホント、苦労したで」ウンウン
姫神「貴方が。それを言う?」
上条「…居たのか姫神」
■■「ひどい」
浜面「おー、結構集まってきたなぁ」ドッサリ
上条「これも日々、みんなのたゆまぬ努力のたまものだな」
青ピ「ホント、苦労したで」ウンウン
姫神「貴方が。それを言う?」
上条「…居たのか姫神」
■■「ひどい」
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:00:19.25 ID:nvm/l1aDO
上条「冗談だって姫神。お前も毎日頑張ってくれてるし」ポンポン
姫神「でも。これは。何処に送るの?」
御坂「あー、これは理事会に送る分。そして、こっちは゛外"に送る分ね」
駒場「…外とは?」
御坂「多分、理事会に送っただけじゃ握り潰されるじゃない?そこで、学園都市外の力も借りようと思ってね」
駒場「…なるほど。考えいてるのだな」
御坂「まあね」
姫神「でも。これは。何処に送るの?」
御坂「あー、これは理事会に送る分。そして、こっちは゛外"に送る分ね」
駒場「…外とは?」
御坂「多分、理事会に送っただけじゃ握り潰されるじゃない?そこで、学園都市外の力も借りようと思ってね」
駒場「…なるほど。考えいてるのだな」
御坂「まあね」
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:07:41.41 ID:nvm/l1aDO
青ピ「でも、ようこんだけ考えつくもんやね~」
御坂「こういうのは、思いつく限りやってみないとね」
上条「これを見てると頭が下がるよ、ホント」
御坂「そう?だったら、思いつく限り感謝しなさい」
青ピ「へへ~、御坂様」
御坂「いや、アンタじゃなくてこっちのバカになんだけど…」
浜面「えっ、俺!?」
御坂「違うっ」
駒場「…ならば、俺か」
御坂「だから何でよ!?」
御坂「こういうのは、思いつく限りやってみないとね」
上条「これを見てると頭が下がるよ、ホント」
御坂「そう?だったら、思いつく限り感謝しなさい」
青ピ「へへ~、御坂様」
御坂「いや、アンタじゃなくてこっちのバカになんだけど…」
浜面「えっ、俺!?」
御坂「違うっ」
駒場「…ならば、俺か」
御坂「だから何でよ!?」
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:11:50.49 ID:nvm/l1aDO
吹寄「はいはい、みんなそこまでよ」パンパン
「「はーい」」
吹寄「じゃあ、今日も頑張って行きましょう」
「「おーーー!!」」
青ピ「なあなあ、カミやん」ツンツン
上条「どうした、青ピ?」
青ピ「何で、土御門さんがおらへんの?」
「「はーい」」
吹寄「じゃあ、今日も頑張って行きましょう」
「「おーーー!!」」
青ピ「なあなあ、カミやん」ツンツン
上条「どうした、青ピ?」
青ピ「何で、土御門さんがおらへんの?」
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:16:41.25 ID:nvm/l1aDO
上条「そういや、そうだな」
青ピ「ボクが幾ら誘ってもやってくれへんしなぁ」
上条「何か用事でもあるんじゃねーか?俺が誘っても全然だし」
青ピ「まあ、そうなんやけど…」
上条「…よし、今日終わったらもう一回誘ってみるか」
青ピ「ボクが幾ら誘ってもやってくれへんしなぁ」
上条「何か用事でもあるんじゃねーか?俺が誘っても全然だし」
青ピ「まあ、そうなんやけど…」
上条「…よし、今日終わったらもう一回誘ってみるか」
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:21:52.60 ID:nvm/l1aDO
活動終了後―
浜面「今日はお疲れさん。また明日頑張ろうなー」
「「はーい」」
浜面「んじゃ、解散!」
ゾロゾロ…
上条「あー、やっと終わった~。と、土御門探さねーと…」ノビーッ
「…カミやん」
上条「おっ、土御門か?どうしたんだ」
土御門「…ちょっと付き合って欲しいくてな」
上条「まあ、いいけど」
浜面「今日はお疲れさん。また明日頑張ろうなー」
「「はーい」」
浜面「んじゃ、解散!」
ゾロゾロ…
上条「あー、やっと終わった~。と、土御門探さねーと…」ノビーッ
「…カミやん」
上条「おっ、土御門か?どうしたんだ」
土御門「…ちょっと付き合って欲しいくてな」
上条「まあ、いいけど」
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:25:47.76 ID:nvm/l1aDO
上条「…なあ、何で一緒に署名活動してくれねーんだ?…まさか、また事件か?」
土御門「…それはこっちの台詞ぜよ」
上条「は?何を言ってるんだ、土御門」
土御門「――何時までこんなくだらない運動家ごっこしてるのかって聞いてるんだよ!!」
土御門「…それはこっちの台詞ぜよ」
上条「は?何を言ってるんだ、土御門」
土御門「――何時までこんなくだらない運動家ごっこしてるのかって聞いてるんだよ!!」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:31:45.12 ID:nvm/l1aDO
上条「くだらないって、何処がくだらないんだよ!?」
土御門「全部だ!お前らのやってる活動くらいで何かが変わると思ってるのか!?」
土御門「いや、何も変わらねーよ!もし、何かが変わると思ってるのなら余程のバカだ!」
土御門「そんな徒労をこれからもあいつらにさせるつもりか!?どうなんだ、カミやん!!」
上条「………」
土御門「全部だ!お前らのやってる活動くらいで何かが変わると思ってるのか!?」
土御門「いや、何も変わらねーよ!もし、何かが変わると思ってるのなら余程のバカだ!」
土御門「そんな徒労をこれからもあいつらにさせるつもりか!?どうなんだ、カミやん!!」
上条「………」
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:38:00.89 ID:nvm/l1aDO
上条「…なあ、土御門。最近、スキルアウトの事件が減ったと思わないか?」
土御門「…それがどうした」
上条「それに、路上裏のゴミや落書きなんかも減っている。―何故だか分かるか?」
土御門「………」
上条「駒場さんとか浜面とかのグループ、路地裏から綺麗にしようって頑張ってるらしい。それに賛同する連中も、まだちょっとだけど増えてきてる」
上条「…これって凄い事じゃねーか?」
土御門「…それがどうした」
上条「それに、路上裏のゴミや落書きなんかも減っている。―何故だか分かるか?」
土御門「………」
上条「駒場さんとか浜面とかのグループ、路地裏から綺麗にしようって頑張ってるらしい。それに賛同する連中も、まだちょっとだけど増えてきてる」
上条「…これって凄い事じゃねーか?」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:48:57.82 ID:nvm/l1aDO
上条「確かに、つまらない不良の更生物語なら鼻で笑うよ。だけど、あいつらはそうじゃねえ」
上条「自分達が悪事を働いてきたんだ、簡単にみんな許してもらえる筈がない。――それをしっかりと理解してる」
上条「今回の活動だって、最初から上手く行くとも思ってねーよ。だけど、何回も何回も、人に迷惑かけた分だけ頭を下げる」
上条「――まだ、あいつらは当たり前の事を始めたばっかりなんだ」
上条「自分達が悪事を働いてきたんだ、簡単にみんな許してもらえる筈がない。――それをしっかりと理解してる」
上条「今回の活動だって、最初から上手く行くとも思ってねーよ。だけど、何回も何回も、人に迷惑かけた分だけ頭を下げる」
上条「――まだ、あいつらは当たり前の事を始めたばっかりなんだ」
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:54:27.47 ID:nvm/l1aDO
上条「当たり前の事を始めて、何とかまともになろうとする奴らが闇から這い出ようってのが、そんなにくだらなねぇか、土御門!?」
土御門「ああ、くだらないな!!」
上条「何だと!?」
土御門「そいつらがどんな闇を背負ってきたのか、分かるか!?」
上条「………」
土御門「ああ、くだらないな!!」
上条「何だと!?」
土御門「そいつらがどんな闇を背負ってきたのか、分かるか!?」
上条「………」
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/25(土) 23:59:58.69 ID:nvm/l1aDO
上条「分からねぇよ!けど、そんな闇から這い出ようとしたり、闇そのものを減らして行こうってのがそんなに悪い事なのかよ!?」
土御門「ああ、悪いね!そんな、闇の中でしか生きられねぇ人間だっている。そいつらの居場所を奪うつもりか!」
上条「……それは」
土御門「ああ、悪いね!そんな、闇の中でしか生きられねぇ人間だっている。そいつらの居場所を奪うつもりか!」
上条「……それは」
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:05:34.30 ID:ujrS8bfDO
土御門「…なあ、カミやんは光の中の人間だ。だから闇を見る事は出来ない」
上条「………」ギリッ
土御門「――光があれば当然闇もある。この街にもクソッたれた闇が必要なんだ。分かるな?」
上条「…分かんねーよ、んなもん」
土御門「――そうか」
上条「………」ギリッ
土御門「――光があれば当然闇もある。この街にもクソッたれた闇が必要なんだ。分かるな?」
上条「…分かんねーよ、んなもん」
土御門「――そうか」
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:10:32.98 ID:ujrS8bfDO
土御門「けどな、お遊びはこの辺でやめとけ。さもないと――
――消されるぞ、闇に」
上条「な!?」
土御門「んじゃあ、不真面目な土御門さんは活動不参加といくぜよ」
上条「おい、土御門!?」
土御門「そんじゃ、程々にな~」ヒラヒラ
上条「…土御門」
――消されるぞ、闇に」
上条「な!?」
土御門「んじゃあ、不真面目な土御門さんは活動不参加といくぜよ」
上条「おい、土御門!?」
土御門「そんじゃ、程々にな~」ヒラヒラ
上条「…土御門」
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:14:18.94 ID:ujrS8bfDO
数日後―
上条「………」ハァ…
吹寄「どうしたのよ、貴様。最近元気がないじゃない?」
上条「…んな事ねーよ」
青ピ「しっかりしてや~。カミやんがおらんと始まらんのやし」
上条「…ああ」
上条「………」ハァ…
吹寄「どうしたのよ、貴様。最近元気がないじゃない?」
上条「…んな事ねーよ」
青ピ「しっかりしてや~。カミやんがおらんと始まらんのやし」
上条「…ああ」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:21:47.34 ID:ujrS8bfDO
ドタドタドタ
「た、大変なのです上条ちゃん!!」ハァハァッ
上条「ど、どうしたんです小萌先生!?」
小萌「と、とにかく一大事なのです!!」ハァハァ
姫神「先生。落ち着いて」
小萌「――駒場ちゃんが」
青ピ「駒場さんがどうかしやはりましたん?」
小萌「――駒場ちゃんが撃たれたのです!!」
「た、大変なのです上条ちゃん!!」ハァハァッ
上条「ど、どうしたんです小萌先生!?」
小萌「と、とにかく一大事なのです!!」ハァハァ
姫神「先生。落ち着いて」
小萌「――駒場ちゃんが」
青ピ「駒場さんがどうかしやはりましたん?」
小萌「――駒場ちゃんが撃たれたのです!!」
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:37:44.61 ID:ujrS8bfDO
とある病院―
ダダダダダダッ
上条「ど、何処なんだ一体!?」ハァハァッ!
浜面「か、上条!?」ハァハァ
上条「浜面、お前も来たのか!?」
浜面「当たり前だろーが!!」
ダダダダダダッ
上条「ど、何処なんだ一体!?」ハァハァッ!
浜面「か、上条!?」ハァハァ
上条「浜面、お前も来たのか!?」
浜面「当たり前だろーが!!」
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:44:46.84 ID:ujrS8bfDO
上条「こ、駒場さんの病室は…」
浜面「…すぐそこだ」
上条「駒場さん!?」ガラッ!
浜面「大丈夫か、旦那!?」ハァハァ
「………にゃあ」スウスウ
上条「…な、なんで」
浜面「なんでフレメアと旦那が一緒のベッドで寝てるんだーーーー!!」
駒場「…黙れ」ブンッ
上条「ぶふぅ!!」ゴスッ!
浜面「…すぐそこだ」
上条「駒場さん!?」ガラッ!
浜面「大丈夫か、旦那!?」ハァハァ
「………にゃあ」スウスウ
上条「…な、なんで」
浜面「なんでフレメアと旦那が一緒のベッドで寝てるんだーーーー!!」
駒場「…黙れ」ブンッ
上条「ぶふぅ!!」ゴスッ!
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 00:50:37.82 ID:ujrS8bfDO
上条「せっかく急いで駆け付けたのに、いきなり吸い込みぶつけられるなんて……不幸だ」ハァ…
駒場「…病室でガタガタ騒いだお前が悪い」
上条「まあ、その通りなんですが…」
浜面「ま、旦那が思ったより元気で良かったな!」ハハッ
駒場「…ふん」
駒場「…病室でガタガタ騒いだお前が悪い」
上条「まあ、その通りなんですが…」
浜面「ま、旦那が思ったより元気で良かったな!」ハハッ
駒場「…ふん」
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:00:50.76 ID:ujrS8bfDO
駒場「…大方、途中で尾ひれがついたんだろう」
上条「どんな伝言ゲームだよ一体!?」
浜面「まあ、良いじゃねーか?」ハハッ
駒場「…そうだな」フッ
ガラッ
「お、お前らも来てたのか?」
浜面「当たり前だろーが、半蔵」
上条「どんな伝言ゲームだよ一体!?」
浜面「まあ、良いじゃねーか?」ハハッ
駒場「…そうだな」フッ
ガラッ
「お、お前らも来てたのか?」
浜面「当たり前だろーが、半蔵」
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:05:05.69 ID:ujrS8bfDO
半蔵「なら、ちょっと来てくれねーか?」チョイチョイ
上条「?なんの話?」
半蔵「旦那も、それにフレメアも疲れてるしな」
浜面「……はあ」
上条「?なんの話?」
半蔵「旦那も、それにフレメアも疲れてるしな」
浜面「……はあ」
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:08:48.27 ID:ujrS8bfDO
病院、待合室―
上条「で、何の話だ?」
半蔵「………」ズザッ!
浜面「えっ!?何で土下座!?」
半蔵「…リーダーが怪我したのは俺の責任だ。だから―」
浜面「そ、それってどういう事なんだ!?」
上条「で、何の話だ?」
半蔵「………」ズザッ!
浜面「えっ!?何で土下座!?」
半蔵「…リーダーが怪我したのは俺の責任だ。だから―」
浜面「そ、それってどういう事なんだ!?」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:17:14.26 ID:ujrS8bfDO
半蔵「…実はちょっと前から俺らに賛同するスキルアウトが襲われるって事件が相次いでてな…」
浜面「それは俺も知ってるけど…、まさか―」
半蔵「―そのまさかだ。昨夜、アジトが襲撃された」
上条「あれ、お前は?」
浜面「…家で寝てた」
浜面「それは俺も知ってるけど…、まさか―」
半蔵「―そのまさかだ。昨夜、アジトが襲撃された」
上条「あれ、お前は?」
浜面「…家で寝てた」
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:22:31.99 ID:ujrS8bfDO
「まさか、そいつらは能力者だったんじゃ…」
上条「お、御坂。お前も来たんだ」
御坂「当たり前よ!」
浜面「で、どうだったんだ実際?」
半蔵「…能力者は含まれてなかった。大勢でぞろぞろと…、くそっ!!」ガンッ!
浜面「お、落ち着けって…」
上条「お、御坂。お前も来たんだ」
御坂「当たり前よ!」
浜面「で、どうだったんだ実際?」
半蔵「…能力者は含まれてなかった。大勢でぞろぞろと…、くそっ!!」ガンッ!
浜面「お、落ち着けって…」
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:29:38.15 ID:ujrS8bfDO
上条「じゃあ、同じスキルアウト同士が潰しあったって事なのか?」
浜面「まあ、形としてはそうなるが…」
御坂「でも、実際はそうじゃなさそうね…」
半蔵「…調べたところ、昨日の連中にしてもスポンサーがいるらしい」
上条「スポンサー?」
半蔵「名前までは分からなかったがな…」
浜面「まあ、形としてはそうなるが…」
御坂「でも、実際はそうじゃなさそうね…」
半蔵「…調べたところ、昨日の連中にしてもスポンサーがいるらしい」
上条「スポンサー?」
半蔵「名前までは分からなかったがな…」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 01:35:57.31 ID:ujrS8bfDO
浜面「じゃあ、そいつらを吐かせてスポンサーを潰しゃあ…」
半蔵「潰して、どうなる?また新しいスポンサーができるだけだ…」
浜面「………」
半蔵「…なあ、もう辞めにしねーか、署名活動」
半蔵「潰して、どうなる?また新しいスポンサーができるだけだ…」
浜面「………」
半蔵「…なあ、もう辞めにしねーか、署名活動」
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 08:39:03.25 ID:ujrS8bfDO
とあるファミレス――
「ふーん、こいつが次のターゲット?」ムシャムシャ
「次ってより、この件に関しては超最後らしいですけどって、麦野、超シャケ弁食べながら喋らないで下さいっ」
麦野「この新作、いまいちね」ムシャムシャ
「こっちのブルーベリー入りサバ缶もいまいちな訳よ」パクパク
「…南南西から電波が来てる」
「ふーん、こいつが次のターゲット?」ムシャムシャ
「次ってより、この件に関しては超最後らしいですけどって、麦野、超シャケ弁食べながら喋らないで下さいっ」
麦野「この新作、いまいちね」ムシャムシャ
「こっちのブルーベリー入りサバ缶もいまいちな訳よ」パクパク
「…南南西から電波が来てる」
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 08:49:01.18 ID:ujrS8bfDO
麦野「でも、変な事する奴らよねー」シーシー
「そうですよね、所詮超徒労なだけなのに」
「結局、闇に沈んだら闇に生きるしかないって訳よ」ゲップ
「…二人とも、超デリカシーありませんね」ハァ
「女の子だけだとこんなもんだよ、きぬはた」ジュルッ
絹旗「そういう滝壺さんも超涎の跡、ついてますよ」
滝壺「おっと」
「そうですよね、所詮超徒労なだけなのに」
「結局、闇に沈んだら闇に生きるしかないって訳よ」ゲップ
「…二人とも、超デリカシーありませんね」ハァ
「女の子だけだとこんなもんだよ、きぬはた」ジュルッ
絹旗「そういう滝壺さんも超涎の跡、ついてますよ」
滝壺「おっと」
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 08:54:24.16 ID:ujrS8bfDO
絹旗「麦野にしろフレンダにしろ男でも出来たら超少しは…」ハァ
麦野「何か言った、絹旗?」ニコッ
絹旗「いえいえ、何も」
フレンダ「結局、うちらに釣り合う男なんてそうそういないって訳よ」ウンウン
滝壺「そうそう」
絹旗「どさくさに紛れて超同意しないで下さいっ」
麦野「何か言った、絹旗?」ニコッ
絹旗「いえいえ、何も」
フレンダ「結局、うちらに釣り合う男なんてそうそういないって訳よ」ウンウン
滝壺「そうそう」
絹旗「どさくさに紛れて超同意しないで下さいっ」
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 09:03:18.47 ID:ujrS8bfDO
麦野「じゃあ、そろそろ行くか」ノビーッ
絹旗「今回は周辺への配慮は超いらないって上も言ってますし」
フレンダ「結局、殲滅戦って訳ね?」
滝壺「いつも、そればっかりだと思うけど」
麦野「グダグダ言わない。さっさと用意するっ」
「「はーい」」
絹旗「今回は周辺への配慮は超いらないって上も言ってますし」
フレンダ「結局、殲滅戦って訳ね?」
滝壺「いつも、そればっかりだと思うけど」
麦野「グダグダ言わない。さっさと用意するっ」
「「はーい」」
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 09:08:36.40 ID:ujrS8bfDO
絹旗「でも、駒場ってのも超不幸ですよね」
滝壺「そうだね」
フレンダ「結局、肉塊になるのが落ちって訳よ」
麦野「私達――『アイテム』の手にかかれば、ね」クスッ
滝壺「そうだね」
フレンダ「結局、肉塊になるのが落ちって訳よ」
麦野「私達――『アイテム』の手にかかれば、ね」クスッ
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 22:28:07.71 ID:ujrS8bfDO
深夜、駒場の病室―
駒場「…いるのか?」
浜面「どうした、旦那?傷でも痛むのか」
駒場「…いや、半蔵はどうしたのかと思ってな」
浜面「…半蔵は、帰った」
駒場「…そうか」
浜面「色々気に病んでたみたいだからな…」
駒場「…いるのか?」
浜面「どうした、旦那?傷でも痛むのか」
駒場「…いや、半蔵はどうしたのかと思ってな」
浜面「…半蔵は、帰った」
駒場「…そうか」
浜面「色々気に病んでたみたいだからな…」
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 22:35:30.16 ID:ujrS8bfDO
駒場「…フレメアは?」
浜面「上条が送ってった。俺じゃ途中で帰せなくなるだろうしな」
駒場「…そうか」
浜面「今日は、俺がついてるし、ゆっくり休んでくれ。何かあったらすぐナースコールするし」
駒場「…すまんな」
浜面「気にするなって」
浜面「上条が送ってった。俺じゃ途中で帰せなくなるだろうしな」
駒場「…そうか」
浜面「今日は、俺がついてるし、ゆっくり休んでくれ。何かあったらすぐナースコールするし」
駒場「…すまんな」
浜面「気にするなって」
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 22:41:06.65 ID:ujrS8bfDO
駒場「では、休ませてもらう…」
浜面「ああ、また明日からは色んな連中が見舞いに来るだろうし」
駒場「…ところで、あれは持って来てくれたか?」
浜面「ん?一応持ってきたけど…」
浜面「まあ、使う機会なんてねーんじゃねぇの?」
駒場「…念のためだ」
浜面「へーへー…」
浜面「ああ、また明日からは色んな連中が見舞いに来るだろうし」
駒場「…ところで、あれは持って来てくれたか?」
浜面「ん?一応持ってきたけど…」
浜面「まあ、使う機会なんてねーんじゃねぇの?」
駒場「…念のためだ」
浜面「へーへー…」
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 22:50:10.17 ID:ujrS8bfDO
……コンコン
浜面「…ん、誰だ?」
上条「俺だ」
浜面「どうした上条?こんな遅くに」
上条「いや、フレメアを送ってったら、あいつが血相変えて戻れって…」
浜面「…はあ?」
上条「いや、それよりも中に入れてくれるとありがたいんですけど…」
浜面「…ん、誰だ?」
上条「俺だ」
浜面「どうした上条?こんな遅くに」
上条「いや、フレメアを送ってったら、あいつが血相変えて戻れって…」
浜面「…はあ?」
上条「いや、それよりも中に入れてくれるとありがたいんですけど…」
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 22:52:23.66 ID:ujrS8bfDO
―ピクッ
上条「―!?」ダッ!
浜面「あ、おい上じょ―」
上条「伏せろ――」
カッ!!
上条「―!?」ダッ!
浜面「あ、おい上じょ―」
上条「伏せろ――」
カッ!!
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:01:01.83 ID:ujrS8bfDO
絹旗「あーあ、超ゲームオーバーっぽいですね」シュウウ…
フレンダ「あーあ、結局、撃破ボーナスは麦野の一人占めな訳?」トホホ…
麦野「はいはい、グダグダ言わない。ほら、撤収撤収っ」
フレンダ「はーい」
滝壺「………」
絹旗「超どうしました、滝壺さん?」
滝壺「…まだ終わってないみたいだよ」
フレンダ「あーあ、結局、撃破ボーナスは麦野の一人占めな訳?」トホホ…
麦野「はいはい、グダグダ言わない。ほら、撤収撤収っ」
フレンダ「はーい」
滝壺「………」
絹旗「超どうしました、滝壺さん?」
滝壺「…まだ終わってないみたいだよ」
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:10:33.02 ID:ujrS8bfDO
フレンダ「えーっ、あの攻撃でー!?」
麦野「…へえ、ちょっとはやるじゃない」ニヤッ
絹旗「さて、どうします麦野?」
滝壺「わたしの力は一応大丈夫だけど?」
麦野「…そうね、私があいつらを追い込む。その先であんたらが待ち伏せ。分かった?」
フレンダ「それじゃ、やっぱ麦野の一人占めじゃ…」ボソッ
麦野「あ?」ギロッ
フレンダ「いえいえ何も…」
麦野「…へえ、ちょっとはやるじゃない」ニヤッ
絹旗「さて、どうします麦野?」
滝壺「わたしの力は一応大丈夫だけど?」
麦野「…そうね、私があいつらを追い込む。その先であんたらが待ち伏せ。分かった?」
フレンダ「それじゃ、やっぱ麦野の一人占めじゃ…」ボソッ
麦野「あ?」ギロッ
フレンダ「いえいえ何も…」
100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:17:45.82 ID:ujrS8bfDO
麦野「それじゃ行動開始!グズグズしないっ」パンパン
絹旗「はーい」
麦野「滝壺、無理しないでね?」
滝壺「分かった」
麦野「さてと、」ポンッ
麦野「楽しい狩りの時間ね」ニヤァ…
絹旗「はーい」
麦野「滝壺、無理しないでね?」
滝壺「分かった」
麦野「さてと、」ポンッ
麦野「楽しい狩りの時間ね」ニヤァ…
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:33:27.95 ID:ujrS8bfDO
タッタッタッ
浜面「くそっ、なんなんだよ一体!?ナースコールも通じねーし!!」タッタッ
上条「つか、この病房、人少な過ぎねーか!?」タッタッ
駒場「…『原子崩し』」
上条「え?」
駒場「…この能力の名前だ」
浜面「くそっ、なんなんだよ一体!?ナースコールも通じねーし!!」タッタッ
上条「つか、この病房、人少な過ぎねーか!?」タッタッ
駒場「…『原子崩し』」
上条「え?」
駒場「…この能力の名前だ」
102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:44:31.29 ID:ujrS8bfDO
駒場「…この威力からして、おそらく間違いない」
浜面「だとしたら、最悪じゃねーか!?」
上条「…あ、あの上条さんにも分かるように…」
駒場「…学園都市暗部『アイテム』。平たく言えば、上層部公認の殺し屋だ」
上条「こ、殺し屋って…」
駒場「…どうやら、余程俺達が気に食わないようだな、上は」
浜面「だとしたら、最悪じゃねーか!?」
上条「…あ、あの上条さんにも分かるように…」
駒場「…学園都市暗部『アイテム』。平たく言えば、上層部公認の殺し屋だ」
上条「こ、殺し屋って…」
駒場「…どうやら、余程俺達が気に食わないようだな、上は」
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:53:21.89 ID:ujrS8bfDO
カツーンカツーン…
浜面「だ、誰か来―」
上条「伏せろ!」
ビシュゥゥン!
上条「くっ!」
パキィィィン…
浜面「た、助かった…」
駒場「…だが、このままでは」
上条「…よし」
上条「こいつは、俺がやる」
浜面「だ、誰か来―」
上条「伏せろ!」
ビシュゥゥン!
上条「くっ!」
パキィィィン…
浜面「た、助かった…」
駒場「…だが、このままでは」
上条「…よし」
上条「こいつは、俺がやる」
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/26(日) 23:58:21.11 ID:ujrS8bfDO
駒場「…何を言うと思えば。相手は学園都市の第四位だぞ?」
上条「…分かってる。でも、誰がやらねーと…」ギリッ
浜面「………なら、」
浜面「俺がやる」
上条「…分かってる。でも、誰がやらねーと…」ギリッ
浜面「………なら、」
浜面「俺がやる」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 00:03:47.92 ID:HuTuttMDO
上条「は、浜面!?」
駒場「…それこそ無理だ。上条には『幻想殺し』があるからまだしも、お前は…」
浜面「だからこそ!俺がやるって言ってんだろうが!!」
上条「は、浜面…」
浜面「…なあ、旦那やお前はこの後、絶対に必要な人間なんだ。そんな奴らを差しおいて、俺だけおめおめ逃げろってか!?」
浜面「…そっちの方が残酷じゃねーか」
上条「浜面…」
駒場「…それこそ無理だ。上条には『幻想殺し』があるからまだしも、お前は…」
浜面「だからこそ!俺がやるって言ってんだろうが!!」
上条「は、浜面…」
浜面「…なあ、旦那やお前はこの後、絶対に必要な人間なんだ。そんな奴らを差しおいて、俺だけおめおめ逃げろってか!?」
浜面「…そっちの方が残酷じゃねーか」
上条「浜面…」
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 00:11:32.04 ID:HuTuttMDO
駒場「…議論の余地はないな」ポイッ
浜面「だ、旦那、これ…」
駒場「…一応持っておけ。何かの役に立つ」
浜面「…ああっ」
上条「…浜面」
上条「死ぬなよ」
浜面「―当たり前だ」
浜面「だ、旦那、これ…」
駒場「…一応持っておけ。何かの役に立つ」
浜面「…ああっ」
上条「…浜面」
上条「死ぬなよ」
浜面「―当たり前だ」
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 00:21:46.45 ID:HuTuttMDO
絹旗『麦野、聞こえますか?』
麦野「感度良好よ」ピッ
絹旗『ターゲットが超二手に別れたみたいなんですけど』
麦野「そう?じゃあ、多分そっちに二人行くと思うからお願いね」
絹旗『あ、あと滝壺さんがそろそろ超限界で…』
麦野「何でよ?そんなに経ってないじゃない」
絹旗『やっぱり、無能力者の超微弱な力場を追うのは超きつかったみたいでして』
麦野「ん~、なら滝壺は休ましといて。こっちは自分で追うから」
絹旗『超了解しました』ピッ
麦野「さてと、」
麦野「楽しい楽しい追いかけっこの時間ねぇ…」ニタアーー…
麦野「感度良好よ」ピッ
絹旗『ターゲットが超二手に別れたみたいなんですけど』
麦野「そう?じゃあ、多分そっちに二人行くと思うからお願いね」
絹旗『あ、あと滝壺さんがそろそろ超限界で…』
麦野「何でよ?そんなに経ってないじゃない」
絹旗『やっぱり、無能力者の超微弱な力場を追うのは超きつかったみたいでして』
麦野「ん~、なら滝壺は休ましといて。こっちは自分で追うから」
絹旗『超了解しました』ピッ
麦野「さてと、」
麦野「楽しい楽しい追いかけっこの時間ねぇ…」ニタアーー…
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:11:14.29 ID:HuTuttMDO
コツコツコツ…
麦野「はーまづらくん」
麦野「あっそびましょー」
浜面「……ハァハァ」
麦野「…そこかっ!」ビシュンッ!
麦野「はーまづらくん」
麦野「あっそびましょー」
浜面「……ハァハァ」
麦野「…そこかっ!」ビシュンッ!
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:20:41.02 ID:HuTuttMDO
麦野「あれあれ~、また違ったにゃーん。せっかく血の詰まった肉袋に出来たと思ったのに~」
ブスブス…
麦野「でも、そろそろ出てきてくれると嬉しいなっ、はっまづーらくん♪」
浜面「…………ハァッハァッ!」
麦野「…見ーつけた♪」
パカッ
ブスブス…
麦野「でも、そろそろ出てきてくれると嬉しいなっ、はっまづーらくん♪」
浜面「…………ハァッハァッ!」
麦野「…見ーつけた♪」
パカッ
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:24:45.96 ID:HuTuttMDO
麦野「…またハズレね。でも―」
…ダッ!
麦野「そうそう。そーやって逃げ回ってくれないと、楽しめないわ」スッ
ビシュンッ!
浜面「グッ!」ジュッ!
浜面「…クソッ!」ダッ
麦野「ほらほら、しっかり逃げ回って私を楽しませてよ、浜面くん♪」
…ダッ!
麦野「そうそう。そーやって逃げ回ってくれないと、楽しめないわ」スッ
ビシュンッ!
浜面「グッ!」ジュッ!
浜面「…クソッ!」ダッ
麦野「ほらほら、しっかり逃げ回って私を楽しませてよ、浜面くん♪」
120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:29:23.96 ID:HuTuttMDO
……
上条「…浜面、大丈夫かなぁ」タッタッ…
駒場「…今はあいつを信じるしか―」
バァン!
上条「な、何だ!?」ゲホッゲホッ!
駒場「…こいつは、"爆弾屋"の仕事だ!」
上条「…浜面、大丈夫かなぁ」タッタッ…
駒場「…今はあいつを信じるしか―」
バァン!
上条「な、何だ!?」ゲホッゲホッ!
駒場「…こいつは、"爆弾屋"の仕事だ!」
121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:33:32.62 ID:HuTuttMDO
上条「ば、爆弾屋って、そんなのまでいるのかよ!」ゲホッゲホッ
バァン!ドガァッン!
駒場「くそっ」ゴホゴホ
上条「もうちょっとで非常口だっ。そこまで頑張ってくれ!」ゲホッゲホッ
駒場「…うむっ」ゴホゴホ
バァン!ドガァッン!
駒場「くそっ」ゴホゴホ
上条「もうちょっとで非常口だっ。そこまで頑張ってくれ!」ゲホッゲホッ
駒場「…うむっ」ゴホゴホ
122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:36:43.57 ID:HuTuttMDO
上条「み、見えた、非常口だ!ここを―」ゲホッゲホッ
駒場「…待てっ、それに―」
上条「えっ?」
ズガアァァァッン!!
…………
駒場「…待てっ、それに―」
上条「えっ?」
ズガアァァァッン!!
…………
123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:51:13.54 ID:HuTuttMDO
絹旗「あーあ、超決まっちゃいましたかね、これ?」コツコツ
フレンダ「これで私が二人分のボーナスゲットーッて訳よ!」ルンルン♪
ジリリリリリ…!
フレンダ「非常ベルも鳴ってる事だし、二人の死体確認してさっさとおさらばって訳よ!」
絹旗「はいはい」
フレンダ「これで私が二人分のボーナスゲットーッて訳よ!」ルンルン♪
ジリリリリリ…!
フレンダ「非常ベルも鳴ってる事だし、二人の死体確認してさっさとおさらばって訳よ!」
絹旗「はいはい」
124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 23:59:19.35 ID:HuTuttMDO
コツコツ…
フレンダ「どーしたの絹旗?そんなに難しい顔して」
絹旗「…確か、私達、セキュリティーのスイッチを超切ってましたよね?」
フレンダ「んー?そうだけど」
絹旗「何で今、非常ベルが超鳴っているんですか?」
フレンダ「さぁ?」
絹旗「それに、吹っ飛ばした割に、臭いが超してませんし」
フレンダ「…それじゃ」
絹旗「超急ぎますよ、フレンダ!!」ダッ!
フレンダ「どーしたの絹旗?そんなに難しい顔して」
絹旗「…確か、私達、セキュリティーのスイッチを超切ってましたよね?」
フレンダ「んー?そうだけど」
絹旗「何で今、非常ベルが超鳴っているんですか?」
フレンダ「さぁ?」
絹旗「それに、吹っ飛ばした割に、臭いが超してませんし」
フレンダ「…それじゃ」
絹旗「超急ぎますよ、フレンダ!!」ダッ!
130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 22:51:20.46 ID:I0ChMJ2DO
…パラパラ
絹旗「あちゃー、超無茶苦茶ですね」
フレンダ「そりゃあもう、随分奮発したからね!」エッヘン!
絹旗「無い胸張って超威張らないでください。これじゃ、肉片も超残りませんか…」
フレンダ「…そうでも無いみたいよ」ホレ
絹旗「?こんな布切れがどうかしました」
フレンダ「これ、結構長いみたい。それに、」ポイッ
絹旗「おっと」パシッ
フレンダ「このドアノブの瓦礫にも一緒のが貼りついてるじゃない?」
絹旗「あちゃー、超無茶苦茶ですね」
フレンダ「そりゃあもう、随分奮発したからね!」エッヘン!
絹旗「無い胸張って超威張らないでください。これじゃ、肉片も超残りませんか…」
フレンダ「…そうでも無いみたいよ」ホレ
絹旗「?こんな布切れがどうかしました」
フレンダ「これ、結構長いみたい。それに、」ポイッ
絹旗「おっと」パシッ
フレンダ「このドアノブの瓦礫にも一緒のが貼りついてるじゃない?」
131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:00:03.96 ID:I0ChMJ2DO
絹旗「超ついてますけど、それが?」
フレンダ「多分、この布でドアノブ引いたのよ」
絹旗「…って、事は…」
フレンダ「結局、逃げられたって訳よ」テヘッ♪
絹旗「テヘッ♪じゃ超ありませんよ!どうするんですか!このままじゃ麦野に超お仕置きされますよ!?」
フレンダ「そ、そんな事言われたって…」
絹旗「…待って!」
パンッパンッ!
フレンダ「…銃声?」
フレンダ「多分、この布でドアノブ引いたのよ」
絹旗「…って、事は…」
フレンダ「結局、逃げられたって訳よ」テヘッ♪
絹旗「テヘッ♪じゃ超ありませんよ!どうするんですか!このままじゃ麦野に超お仕置きされますよ!?」
フレンダ「そ、そんな事言われたって…」
絹旗「…待って!」
パンッパンッ!
フレンダ「…銃声?」
132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:11:51.54 ID:I0ChMJ2DO
絹旗「外の駐車場辺りですか…」
フレンダ「それって…!?」
絹旗「外の見張りとターゲットが接触した可能性が超高いですね」
フレンダ「大変!ボーナスあいつらに取られちゃう!!」
絹旗「じゃなくてですね!外の拳銃持たせただけの雑魚に、駒場利徳が止められる訳超ないでしょうが!!」
フレンダ「?そうかな」
絹旗「あー、もうっ!とにかく、超急ぎますよ!!」
フレンダ「はーいっ」
タッタッタッ…
フレンダ「それって…!?」
絹旗「外の見張りとターゲットが接触した可能性が超高いですね」
フレンダ「大変!ボーナスあいつらに取られちゃう!!」
絹旗「じゃなくてですね!外の拳銃持たせただけの雑魚に、駒場利徳が止められる訳超ないでしょうが!!」
フレンダ「?そうかな」
絹旗「あー、もうっ!とにかく、超急ぎますよ!!」
フレンダ「はーいっ」
タッタッタッ…
133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:17:22.14 ID:I0ChMJ2DO
病院外、駐車場――
パンッパンッ!チュイーンッ!
上条「くそっ!せっかく脱出出来たのに、あいつらに見つかるなんて…、不幸だ…」ハァ…
パンッパンッ
駒場「…ため息を吐くな。運が逃げる」チュイーンッ!
上条「見つかった時点で運が逃げてると思うけど…」チュイーンッ!チュイーンッ!
パンッパンッ!チュイーンッ!
上条「くそっ!せっかく脱出出来たのに、あいつらに見つかるなんて…、不幸だ…」ハァ…
パンッパンッ
駒場「…ため息を吐くな。運が逃げる」チュイーンッ!
上条「見つかった時点で運が逃げてると思うけど…」チュイーンッ!チュイーンッ!
134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:25:24.97 ID:I0ChMJ2DO
上条「でも、どうするんだ一体?俺達には銃なんてねーし、このままじゃジリ貧…」チュイーンッチュイーンッ!
駒場「…上条」パンッパンッ!
上条「何だ?」チュイーンッ!チュイーンッ!
駒場「…突っ込むぞ」チュイーンッ!
上条「…げっ」
駒場「…次に奴らが撃ってきたら、直ぐに行く」
上条「ま、マジ!?」
駒場「…俺は右の二人をやる。お前は左の二人を頼む」
上条「……」
駒場「…出来るか?」
上条「…ああ!」
駒場「…上条」パンッパンッ!
上条「何だ?」チュイーンッ!チュイーンッ!
駒場「…突っ込むぞ」チュイーンッ!
上条「…げっ」
駒場「…次に奴らが撃ってきたら、直ぐに行く」
上条「ま、マジ!?」
駒場「…俺は右の二人をやる。お前は左の二人を頼む」
上条「……」
駒場「…出来るか?」
上条「…ああ!」
135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:35:46.16 ID:I0ChMJ2DO
上条「このまま車の影に隠れてても、何だし」
駒場「…それじゃ、」スッ…
パンッパンッ!
上条「―ああ、行くぞ!!」ダッ!
上条(あいつらの隠れてる車まで10mない!なら、一息で―!)
スッ…
上条「!?ま、まず…」
「……[ピーーー]」ニヤッ
上条「ちっ、畜生ー!?」ダッ!
「……」グッ
カチッ
「…あ、あれ?」カチカチッ
「やべ、玉ぎ―」
上条「うおおおおっ!!」グッ!
ドグワッシャアーーン!
駒場「…それじゃ、」スッ…
パンッパンッ!
上条「―ああ、行くぞ!!」ダッ!
上条(あいつらの隠れてる車まで10mない!なら、一息で―!)
スッ…
上条「!?ま、まず…」
「……[ピーーー]」ニヤッ
上条「ちっ、畜生ー!?」ダッ!
「……」グッ
カチッ
「…あ、あれ?」カチカチッ
「やべ、玉ぎ―」
上条「うおおおおっ!!」グッ!
ドグワッシャアーーン!
136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:44:11.96 ID:I0ChMJ2DO
「ぐわぁぁぁ!?」ドズザァーッ!
上条「や、やった!?」ハァハァ…
「ひっ、テメっ」グッ
駒場「…ふんっ!」ドスゥ!
「げほぉ…」ドサッ
上条「はあっ!」グッ
「あ、わわ、マガジンを…」アタフタ
上条「りゃあ!」ドガッ!
「うぐぇ…」ズサァ…
「…あわわ、バケモ「ぬん!」ドオォォッン!
「げほっ」ズシャア
上条「や、やった!?」ハァハァ…
「ひっ、テメっ」グッ
駒場「…ふんっ!」ドスゥ!
「げほぉ…」ドサッ
上条「はあっ!」グッ
「あ、わわ、マガジンを…」アタフタ
上条「りゃあ!」ドガッ!
「うぐぇ…」ズサァ…
「…あわわ、バケモ「ぬん!」ドオォォッン!
「げほっ」ズシャア
137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:52:08.44 ID:I0ChMJ2DO
上条「…勝ったのか?」
駒場「…とりあえずはな」
上条「よ、良かった~。上条さん、ガクブルもので―」
…ピクッ
駒場「…まだだ」
上条「…へ」
…コツコツコツ
絹旗「あーあ、やっぱり超やられちまってますね」
フレンダ「結局、モブ並の雑魚には荷が重いって訳よ」
駒場「…不味いな」チッ
上条「…えっ、何が?」
駒場「先の爆弾屋と、レベル4の『窒素装甲』――殺し屋だ」
駒場「…とりあえずはな」
上条「よ、良かった~。上条さん、ガクブルもので―」
…ピクッ
駒場「…まだだ」
上条「…へ」
…コツコツコツ
絹旗「あーあ、やっぱり超やられちまってますね」
フレンダ「結局、モブ並の雑魚には荷が重いって訳よ」
駒場「…不味いな」チッ
上条「…えっ、何が?」
駒場「先の爆弾屋と、レベル4の『窒素装甲』――殺し屋だ」
138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/28(火) 23:56:51.34 ID:I0ChMJ2DO
フレンダ「ありゃー、わたし達の事知ってる訳?」
駒場「……」ギリッ
絹旗「沈黙は肯定と超捉えますよ?それじゃ、早速ですがそこのウニ頭と、」
上条「へ、俺!?」
絹旗「―死んで下さい」
駒場「……」ギリッ
絹旗「沈黙は肯定と超捉えますよ?それじゃ、早速ですがそこのウニ頭と、」
上条「へ、俺!?」
絹旗「―死んで下さい」
143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:11:17.63 ID:hGlrg12DO
数分前、階段踊り場―
麦野「はっまづーらくん♪」カツカツ…
浜面「くそっ…」ハァハァ…
麦野「どこ行くのかなぁ?そっちはもう…」
浜面「くそっ」ガチャガチャ!
麦野「おっくじょうよ♪」
麦野「はっまづーらくん♪」カツカツ…
浜面「くそっ…」ハァハァ…
麦野「どこ行くのかなぁ?そっちはもう…」
浜面「くそっ」ガチャガチャ!
麦野「おっくじょうよ♪」
144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:15:21.74 ID:hGlrg12DO
麦野「ほらほらぁ、早くしないとぉ」カツカツ
浜面「くそっ、開けっ!」バンバンッ!
麦野「追いついちゃうぞ☆」
浜面「開け、開いてくれ!!」ガンガンッ
麦野「いいのかなぁ~」クスッ
浜面「くっ…」ドンドンッ!
ガチャッ、キィ…
浜面「ひ、開いた!?」
浜面「くそっ、開けっ!」バンバンッ!
麦野「追いついちゃうぞ☆」
浜面「開け、開いてくれ!!」ガンガンッ
麦野「いいのかなぁ~」クスッ
浜面「くっ…」ドンドンッ!
ガチャッ、キィ…
浜面「ひ、開いた!?」
145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:18:41.88 ID:hGlrg12DO
浜面「くっ」ダッ!
麦野「すごぉーい、開いちゃったんだ!」パチパチ
麦野「…でも、」
浜面「……ハァハァ」
ヒュオォォォォ…
麦野「そこから何処に逃げるのかなぁ~」ニタァー…
麦野「すごぉーい、開いちゃったんだ!」パチパチ
麦野「…でも、」
浜面「……ハァハァ」
ヒュオォォォォ…
麦野「そこから何処に逃げるのかなぁ~」ニタァー…
146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:24:19.52 ID:hGlrg12DO
麦野「…へぇ」コツコツ…
麦野「どこにも隠れなかったんだ」
浜面「………」
麦野「……ふぅん」パリッ
麦野「舐めてんじゃねぇぞ!この殺しがああああ!!」
ビシュゥゥン!!
麦野「どこにも隠れなかったんだ」
浜面「………」
麦野「……ふぅん」パリッ
麦野「舐めてんじゃねぇぞ!この殺しがああああ!!」
ビシュゥゥン!!
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:36:20.44 ID:hGlrg12DO
浜面「…くっ」シュウウ…
麦野「…おい、舐めてんのか、このクソ野郎があああ!!」
浜面「…舐めてんのはお前だろうが!!」
麦野「は?」
浜面「…俺達、無能力者は金もねぇ、学もねぇ。はっきり言って、一山幾らの存在だよ」
浜面「そんな吐き溜めみてーな闇に、何でお前みたいなのがいるんだよ!?」
浜面「お前は、頭だって良いだろうし、それに美人だ。…何でそんな学園都市最高峰のお前が闇に堕ちてんだよ!?答えろ、第四位―麦野沈利!!」
麦野「…はぁ?」
麦野「…おい、舐めてんのか、このクソ野郎があああ!!」
浜面「…舐めてんのはお前だろうが!!」
麦野「は?」
浜面「…俺達、無能力者は金もねぇ、学もねぇ。はっきり言って、一山幾らの存在だよ」
浜面「そんな吐き溜めみてーな闇に、何でお前みたいなのがいるんだよ!?」
浜面「お前は、頭だって良いだろうし、それに美人だ。…何でそんな学園都市最高峰のお前が闇に堕ちてんだよ!?答えろ、第四位―麦野沈利!!」
麦野「…はぁ?」
148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:43:00.34 ID:hGlrg12DO
麦野「あのさぁ」ボリボリ
麦野「サルに人間の悩みって分かるかなぁ?」
浜面「…へ?」
麦野「この街の闇はね、サルに理解出来るような深さじゃないの。分かる?」
浜面「……」ギリッ
麦野「それを―」パリッ
麦野「したり顔で語ってんじゃねぇぞ!この×××がああああ!!」
バシュウウウウッ!
浜面「うわっ!」ゴロゴロゴロ!
麦野「サルに人間の悩みって分かるかなぁ?」
浜面「…へ?」
麦野「この街の闇はね、サルに理解出来るような深さじゃないの。分かる?」
浜面「……」ギリッ
麦野「それを―」パリッ
麦野「したり顔で語ってんじゃねぇぞ!この×××がああああ!!」
バシュウウウウッ!
浜面「うわっ!」ゴロゴロゴロ!
149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:52:00.04 ID:hGlrg12DO
麦野「ぎゃははははっ!そうそう、もっと愉快に素敵に逃げまどえよはまづらぁ」
ビシュゥゥン!
浜面「くっ、くそ…」ハァハァ…
麦野「人間様の気まぐれで殺されるちっちぇえ犬みたいにキャンキャン泣きわめけよ!!」
ビシュンッ!ビシュンッ!
浜面「がああ!」ゴロゴロ!
麦野「そうそう、私を?食い止める?笑わせんなよ、テメーはただみすぼらしく逃げ回ってただけだろうが!!」
バシュウウウウッ!
浜面「うわああああ!!」
ビシュゥゥン!
浜面「くっ、くそ…」ハァハァ…
麦野「人間様の気まぐれで殺されるちっちぇえ犬みたいにキャンキャン泣きわめけよ!!」
ビシュンッ!ビシュンッ!
浜面「がああ!」ゴロゴロ!
麦野「そうそう、私を?食い止める?笑わせんなよ、テメーはただみすぼらしく逃げ回ってただけだろうが!!」
バシュウウウウッ!
浜面「うわああああ!!」
150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 00:57:32.37 ID:hGlrg12DO
麦野「…あんた、逃げ回るのだけは早いのね。まるで、ゴキブリみてぇによお!!」ギャハハハ!
麦野「…でも、そろそろ飽きちゃった。次の一撃で―」
ジ…
麦野「ん?」
ジリリリリリ!!
麦野「けっ、警報!?そんな、まさか!?」
浜面「………」ニヤッ
麦野「…てっ、テメェ!!」
麦野「…でも、そろそろ飽きちゃった。次の一撃で―」
ジ…
麦野「ん?」
ジリリリリリ!!
麦野「けっ、警報!?そんな、まさか!?」
浜面「………」ニヤッ
麦野「…てっ、テメェ!!」
151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 01:01:12.78 ID:hGlrg12DO
麦野「…そうか」コツコツ…
麦野「そんなにこの『原子崩し』をおちょくりたい訳か…」
麦野「…はまづらぁ」
麦野「ブ チ コ ロ シ カ ク テ イ ネ 」
麦野「そんなにこの『原子崩し』をおちょくりたい訳か…」
麦野「…はまづらぁ」
麦野「ブ チ コ ロ シ カ ク テ イ ネ 」
164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 23:43:54.08 ID:hGlrg12DO
現在、駐車場――
フレンダ「で、どうするの絹旗?」
絹旗「そうですねー」バキッ!
上条「…は?」
絹旗「時間もあんまりないんで超簡単に済ませましょうかねー」メキメキメキ…
上条「おいおいおいおい!」
絹旗「とりゃっ」ズボッ!ブチンブチンッ!
上条「なに簡単に電柱引き抜いてんだああああ!!」
フレンダ「で、どうするの絹旗?」
絹旗「そうですねー」バキッ!
上条「…は?」
絹旗「時間もあんまりないんで超簡単に済ませましょうかねー」メキメキメキ…
上条「おいおいおいおい!」
絹旗「とりゃっ」ズボッ!ブチンブチンッ!
上条「なに簡単に電柱引き抜いてんだああああ!!」
166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 23:51:43.52 ID:hGlrg12DO
絹旗「いえいえ、これでも超重いんですよ?」ブゥン!
駒場「…微塵の説得力もないな」
絹旗「それじゃあ、」ブンッ!
絹旗「超死んで下さーいっ」
バゴオォォォオン!!
上条「…………」
駒場「…………」
絹旗「あやー、超外してしまいましたかー」
フレンダ「全く、絹旗もそそっかしい訳よ」
駒場「…微塵の説得力もないな」
絹旗「それじゃあ、」ブンッ!
絹旗「超死んで下さーいっ」
バゴオォォォオン!!
上条「…………」
駒場「…………」
絹旗「あやー、超外してしまいましたかー」
フレンダ「全く、絹旗もそそっかしい訳よ」
167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/29(水) 23:58:20.37 ID:hGlrg12DO
フレンダ「そんじゃ、次は私の番って訳よ!」ポイッ
上条「ん?ぬいぐるみ?」
駒場「離れろ!!」グイッ
上条「!?」
ドッガァァァァアン!
上条「…何これ?」パラパラ…
駒場「…見ての通り、爆弾だ」
上条「何で、一々ぬいぐるみに仕込むんだぁぁぁ!?」
フレンダ「それが私のアイゼンディティーって訳よっ」エッヘン!
上条「訳分かんねーよ!?」
上条「ん?ぬいぐるみ?」
駒場「離れろ!!」グイッ
上条「!?」
ドッガァァァァアン!
上条「…何これ?」パラパラ…
駒場「…見ての通り、爆弾だ」
上条「何で、一々ぬいぐるみに仕込むんだぁぁぁ!?」
フレンダ「それが私のアイゼンディティーって訳よっ」エッヘン!
上条「訳分かんねーよ!?」
168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:05:26.94 ID:8eINiF+DO
フレンダ「そんじゃ、どんどん行くわよー?」ポイッポイッ
ドンッ!ドガァン!
上条「くっ、くそっ!?」ゲホゲホッ
駒場「…何処からあれだけのぬいぐるみを!?」ゴホゴホッ
絹旗「ほらほら、超よそ見してると」
ブウン!
上条「うわ!?」チッ
バガアァァァン!
絹旗「ちっ、超根性のない電柱ですね」ポイッ
上条「で、電柱を街灯にぶつけて砕きやがった…」
駒場「…ゴジラ顔負けだ」
ドンッ!ドガァン!
上条「くっ、くそっ!?」ゲホゲホッ
駒場「…何処からあれだけのぬいぐるみを!?」ゴホゴホッ
絹旗「ほらほら、超よそ見してると」
ブウン!
上条「うわ!?」チッ
バガアァァァン!
絹旗「ちっ、超根性のない電柱ですね」ポイッ
上条「で、電柱を街灯にぶつけて砕きやがった…」
駒場「…ゴジラ顔負けだ」
169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:11:25.32 ID:8eINiF+DO
駒場「…上条」ヒソヒソ
上条「…何だよ」ボソボソ
駒場「…お前はあの電柱女をやれ」
上条「…は?」
駒場「…俺はあっちの爆弾女をやる」
上条「いやいやいやいや無理でしょ絶対!!」
駒場「…頼む。お前でなければ、奴は倒せん」
上条「…不幸だ」…ハァ
上条「…何だよ」ボソボソ
駒場「…お前はあの電柱女をやれ」
上条「…は?」
駒場「…俺はあっちの爆弾女をやる」
上条「いやいやいやいや無理でしょ絶対!!」
駒場「…頼む。お前でなければ、奴は倒せん」
上条「…不幸だ」…ハァ
170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:21:22.80 ID:8eINiF+DO
絹旗「相談は超済みましたか?」スッ
フレンダ「じゃあ、そろそろ…」チャッ!
駒場「…行くぞ」グッ
上条「…ああ」ズイッ
フレンダ「…何それ」
絹旗「私達と、超真っ向勝負する気ですか?」
駒場「………」
絹旗「…やれやれ」ズボッ
上条「あっ、今度は折れ曲がった街灯を!?」
フレンダ「身のほど知らずに死の制裁って訳よ」チャキッ!
駒場「………ッ」
フレンダ「じゃあ、そろそろ…」チャッ!
駒場「…行くぞ」グッ
上条「…ああ」ズイッ
フレンダ「…何それ」
絹旗「私達と、超真っ向勝負する気ですか?」
駒場「………」
絹旗「…やれやれ」ズボッ
上条「あっ、今度は折れ曲がった街灯を!?」
フレンダ「身のほど知らずに死の制裁って訳よ」チャキッ!
駒場「………ッ」
171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:27:18.06 ID:8eINiF+DO
フレンダ「それじゃ―」スッ
駒場「………ッ!」
絹旗「超行きますよー?」ブゥン
上条「おわっ!」
ドガッ!
上条「…………」パラパラ…
絹旗「ほらぁ、超避けないであっさりと潰されてくださいっ」ブゥン!
上条「潰されてやれるかあぁぁあ!?」ダッ!
駒場「………ッ!」
絹旗「超行きますよー?」ブゥン
上条「おわっ!」
ドガッ!
上条「…………」パラパラ…
絹旗「ほらぁ、超避けないであっさりと潰されてくださいっ」ブゥン!
上条「潰されてやれるかあぁぁあ!?」ダッ!
172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:34:36.94 ID:8eINiF+DO
絹旗「おっ、超生意気にも接近戦ですか?」
上条「うおお!!」ダダダッ!
絹旗「でも―」ブンッ
上条「えっ?片手で振りかざして―」
絹旗「超無駄ですんで、スイカみたいに脳みそ巻き散らしてください」
グオオオッ!
上条「う、うわぁぁぁっ」
駒場「上条ォーっ!!」
上条「うおお!!」ダダダッ!
絹旗「でも―」ブンッ
上条「えっ?片手で振りかざして―」
絹旗「超無駄ですんで、スイカみたいに脳みそ巻き散らしてください」
グオオオッ!
上条「う、うわぁぁぁっ」
駒場「上条ォーっ!!」
173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:40:45.45 ID:8eINiF+DO
フレンダ「あーあ、結局これでゲームオーバーって―」
駒場「……!?」
上条「…うおおっ」グググッ
絹旗「あ、あれっ。上手く潰れませんね」グイグイッ
フレンダ「…な、何で?」
駒場「…まさか、『幻想殺し』か!?」
駒場「……!?」
上条「…うおおっ」グググッ
絹旗「あ、あれっ。上手く潰れませんね」グイグイッ
フレンダ「…な、何で?」
駒場「…まさか、『幻想殺し』か!?」
174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:48:12.59 ID:8eINiF+DO
絹旗「…なら仕方ありませんぬ」パッ
絹旗「この手で超ぶん殴ってやりますよ」タッ!
駒場「…いかん。逃げろ上条!!」
上条「く、くそっ。街灯が以外とおも―「隙だらけですよ『幻想殺し』?」
ドゴォッ!
上条「うげぇっ…」ズザァ…
駒場「上条ォー!?」
フレンダ「おっと、」クスッ
フレンダ「貴方の相手は私って訳よ」
絹旗「この手で超ぶん殴ってやりますよ」タッ!
駒場「…いかん。逃げろ上条!!」
上条「く、くそっ。街灯が以外とおも―「隙だらけですよ『幻想殺し』?」
ドゴォッ!
上条「うげぇっ…」ズザァ…
駒場「上条ォー!?」
フレンダ「おっと、」クスッ
フレンダ「貴方の相手は私って訳よ」
175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 00:57:12.38 ID:8eINiF+DO
駒場「…フレンダ=セイヴェルンか」
フレンダ「そう。いつも妹がお世話になってるわねー」
駒場「………」
フレンダ「あの子、いつも楽しそうに貴方の事、言ってるわ」
駒場「………」
フレンダ「だから、」スッ
フレンダ「特別になぶり殺してあげるって訳よ!!」
フレンダ「そう。いつも妹がお世話になってるわねー」
駒場「………」
フレンダ「あの子、いつも楽しそうに貴方の事、言ってるわ」
駒場「………」
フレンダ「だから、」スッ
フレンダ「特別になぶり殺してあげるって訳よ!!」
176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 01:07:06.84 ID:8eINiF+DO
ポイッ
バァンッ!
駒場「くっ」
フレンダ「ほらほらっ」ポイポイッ
バァンッ!ガァンッ!!
駒場「くそっ」ゴホゴホッ
フレンダ「どうした無能力者!?もっと踊って楽しませてよ!!」
駒場「…おかしい。幾らなんでもこの爆弾の量は―」
カッ!
駒場「!?」
フレンダ「あはぁ」
バガアァァァンッ!!
バァンッ!
駒場「くっ」
フレンダ「ほらほらっ」ポイポイッ
バァンッ!ガァンッ!!
駒場「くそっ」ゴホゴホッ
フレンダ「どうした無能力者!?もっと踊って楽しませてよ!!」
駒場「…おかしい。幾らなんでもこの爆弾の量は―」
カッ!
駒場「!?」
フレンダ「あはぁ」
バガアァァァンッ!!
177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 01:12:12.58 ID:8eINiF+DO
モクモクモク…
フレンダ「…あっけないわね駒場利徳。結局、ただの無能力者じゃ―」
ブオッ!
フレンダ「えっ!?」
駒場「うおおっ!!!」ダッ!!
駒場「ふんっ!!」バンッ!
フレンダ「きゃっ」ズサッ!
駒場「…形勢逆転だな」
フレンダ「…あっけないわね駒場利徳。結局、ただの無能力者じゃ―」
ブオッ!
フレンダ「えっ!?」
駒場「うおおっ!!!」ダッ!!
駒場「ふんっ!!」バンッ!
フレンダ「きゃっ」ズサッ!
駒場「…形勢逆転だな」
178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 01:17:14.95 ID:8eINiF+DO
駒場「…殺しはせん。少し眠ってもらう」スッ
フレンダ「…随分と甘いんだ」
駒場「…お前が傷つくとフレメアが悲しむ。それに、あいつとの約束が―」
フレンダ「…そう」
フレンダ「だったら、それがアンタの敗因って訳よっ」サッ!
駒場「…!?何処から銃を―」
フレンダ「はぁぁぁっ!!」
パンッパンパンパンッ!
フレンダ「…随分と甘いんだ」
駒場「…お前が傷つくとフレメアが悲しむ。それに、あいつとの約束が―」
フレンダ「…そう」
フレンダ「だったら、それがアンタの敗因って訳よっ」サッ!
駒場「…!?何処から銃を―」
フレンダ「はぁぁぁっ!!」
パンッパンパンパンッ!
179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/30(木) 01:21:30.86 ID:8eINiF+DO
駒場「おわっ…」グラッ…
フレンダ「…甘いわね駒場利徳」
駒場「ぐう…」ドシャッ
フレンダ「殺せる時に[ピーーー]。アンタと私の覚悟の差がアンタの敗因って訳よ」
フレンダ「…甘いわね駒場利徳」
駒場「ぐう…」ドシャッ
フレンダ「殺せる時に[ピーーー]。アンタと私の覚悟の差がアンタの敗因って訳よ」
184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:10:47.33 ID:S3S7iZRDO
病院、屋上―
麦野「はーまづーら」ニコニコ
浜面「…がはっ」
麦野「さっき、アンタ楽勝だって言ってたっけ?」
浜面「…言った」フラッ
麦野「じゃあ、この状況はどういう訳なのかにゃーん?」
麦野「はーまづーら」ニコニコ
浜面「…がはっ」
麦野「さっき、アンタ楽勝だって言ってたっけ?」
浜面「…言った」フラッ
麦野「じゃあ、この状況はどういう訳なのかにゃーん?」
185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:14:13.55 ID:S3S7iZRDO
麦野「そんなにボロボロになって、私に傷一つつけられないじゃない?」
浜面「………」ギリッ
麦野「スキルアウトのNo.2だってから期待してたのによぉぉぉ!?テメーがしたのは多少イラッとさせただけじゃねぇか!!」
浜面「………」
浜面「………」ギリッ
麦野「スキルアウトのNo.2だってから期待してたのによぉぉぉ!?テメーがしたのは多少イラッとさせただけじゃねぇか!!」
浜面「………」
186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:17:41.07 ID:S3S7iZRDO
麦野「…もういいや」グイッ
浜面「ぐっ!?」
麦野「さっさと終わらせるわ」グググッ
浜面「かはっ」
麦野「直に首をくびり殺してなぁぁぁ!!」グググッ
浜面「…が、がああ!?」
浜面「ぐっ!?」
麦野「さっさと終わらせるわ」グググッ
浜面「かはっ」
麦野「直に首をくびり殺してなぁぁぁ!!」グググッ
浜面「…が、がああ!?」
187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:19:47.52 ID:S3S7iZRDO
浜面「………」ボソボソ
麦野「?何を言って―」
浜面「…楽勝だ、超能力者!!」ガシッ
麦野「な?!」
カチッ
麦野「?何を言って―」
浜面「…楽勝だ、超能力者!!」ガシッ
麦野「な?!」
カチッ
188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:22:44.28 ID:S3S7iZRDO
ガガガガガガガガガッ!!
麦野「が、ああああああーー!?」
麦野「…テ、テメェ」フラッ
麦野「ま、さか、切り、札を―」
ドサッ
浜面「……ふぅ」
麦野「が、ああああああーー!?」
麦野「…テ、テメェ」フラッ
麦野「ま、さか、切り、札を―」
ドサッ
浜面「……ふぅ」
189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:26:22.15 ID:S3S7iZRDO
浜面「…旦那のくれたスタンガン、すげぇ威力…」ズキッ
浜面「っ!このゴリラ女、好き勝手に殴りやがって…」
浜面「さて―」チラッ
浜面「どうしたもんかね、このお嬢さんは」
浜面「っ!このゴリラ女、好き勝手に殴りやがって…」
浜面「さて―」チラッ
浜面「どうしたもんかね、このお嬢さんは」
190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:29:31.61 ID:S3S7iZRDO
病院駐車場―
フレンダ「ん?」チラッ
絹旗「どうしました、フレンダ?」
フレンダ「いや、何か胸騒ぎが」
絹旗「はぁ。まぁ、それよりも超後片付けをしませんと。そろそろ警備員が―」
「させねえよ」
フレンダ「ん?」チラッ
絹旗「どうしました、フレンダ?」
フレンダ「いや、何か胸騒ぎが」
絹旗「はぁ。まぁ、それよりも超後片付けをしませんと。そろそろ警備員が―」
「させねえよ」
191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:35:18.58 ID:S3S7iZRDO
絹旗「あら、まだ立つ力が超残ってたんですね。それでも―」
上条「うるせえ!!」
上条「…なぁ、本当は分かってるんだろお前らも。こんな事してたらいけないって」
上条「お前らだって、年相応の恋、遊び、なんだっていい。もっと普通の青春を送りてえ筈だ」
上条「それが、分かった様な顔してくだらねえ事してんじゃねぇぞ、能力者!!」
上条「うるせえ!!」
上条「…なぁ、本当は分かってるんだろお前らも。こんな事してたらいけないって」
上条「お前らだって、年相応の恋、遊び、なんだっていい。もっと普通の青春を送りてえ筈だ」
上条「それが、分かった様な顔してくだらねえ事してんじゃねぇぞ、能力者!!」
192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:38:57.40 ID:S3S7iZRDO
絹旗「…貴方に何が分かるって言うんです。所詮、光の中の住人が―」
上条「…そうかよ」グッ!
上条「お前が光を眩さを恐れ、闇に沈もうってなら」
上条「まずはその幻想を―
ぶち[ピーーー]!!」
上条「…そうかよ」グッ!
上条「お前が光を眩さを恐れ、闇に沈もうってなら」
上条「まずはその幻想を―
ぶち[ピーーー]!!」
193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:42:25.94 ID:S3S7iZRDO
絹旗「この距離じゃ貴方の『幻想殺し』も超役には―」
ブンッ!
絹旗「なっ、これは―手榴弾!?」
絹旗「でも、その程度で私の『窒素装甲』は―」
カッ!
ブンッ!
絹旗「なっ、これは―手榴弾!?」
絹旗「でも、その程度で私の『窒素装甲』は―」
カッ!
194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:45:47.13 ID:S3S7iZRDO
絹旗「こ、これは!?」
絹旗「ひっ、光と音で目が―」
上条「うおおおおっ!!」ブンッ!
絹旗「光の中から―」
ドゴォォォ!!
絹旗「ひっ、光と音で目が―」
上条「うおおおおっ!!」ブンッ!
絹旗「光の中から―」
ドゴォォォ!!
195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:49:48.84 ID:S3S7iZRDO
絹旗「くっ、はぁ…」フラッ…
上条「おっと!!」ガシッ!
絹旗(…戦ってる相手を抱き止めるなんて、超甘甘ですね。でも―)
絹旗(確かにこの手は暖かい…)
ポスッ
上条「っ、ふぅ…」
上条「おっと!!」ガシッ!
絹旗(…戦ってる相手を抱き止めるなんて、超甘甘ですね。でも―)
絹旗(確かにこの手は暖かい…)
ポスッ
上条「っ、ふぅ…」
196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:51:05.23 ID:S3S7iZRDO
フレンダ「絹旗!?」
「おっと」ガシッ
駒場「何処を見ている?」
「おっと」ガシッ
駒場「何処を見ている?」
197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:53:27.05 ID:S3S7iZRDO
フレンダ「あ、あんた死んだんじゃ…」
駒場「…さてな」グググッ
フレンダ「っ!?防弾チョッキ!?」
駒場「………」グググッ
駒場「…さてな」グググッ
フレンダ「っ!?防弾チョッキ!?」
駒場「………」グググッ
198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 01:56:54.32 ID:S3S7iZRDO
フレンダ「…それでも至近距離であれだけ喰らえば胸骨はボロボロに…」
駒場「……さてな」グググッ
フレンダ「…化物め」
フレンダ「~~………」パタッ
駒場「……さてな」グググッ
フレンダ「…化物め」
フレンダ「~~………」パタッ
199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:00:15.31 ID:S3S7iZRDO
上条「…やったのか?」
駒場「……ああ」
上条「…まさか、チョークで絞め落とすなんてなぁ」
駒場「…お前が女の子を殴り飛ばす方が信じられんが」
上条「それは、まあ…」アハハ…
駒場「……ああ」
上条「…まさか、チョークで絞め落とすなんてなぁ」
駒場「…お前が女の子を殴り飛ばす方が信じられんが」
上条「それは、まあ…」アハハ…
200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:02:49.23 ID:S3S7iZRDO
浜面「おー、無事だったか二人とも!!」
上条「おう、何とか…って」ププッ
駒場「…随分、男前になったな」
浜面「…ほっといてくれ」
上条「おう、何とか…って」ププッ
駒場「…随分、男前になったな」
浜面「…ほっといてくれ」
201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:05:08.86 ID:S3S7iZRDO
浜面「文句は背中のゴリラ女に―」
上条「…そういや、こいつらどうするんだ?」
駒場「…このまま警備員に引き渡す方が―」
「おっと、それには及ばないぜい」
上条「…そういや、こいつらどうするんだ?」
駒場「…このまま警備員に引き渡す方が―」
「おっと、それには及ばないぜい」
202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:09:02.31 ID:S3S7iZRDO
土御門「にゃっはっはっー。ご苦労様だぜいカミやん」
上条「何でお前が!?」
土御門「まあまあ、細かい事は気にせずに。それより、そいつらをこっちに渡して欲しいんだがにゃー」
駒場「………」
上条「何でお前が!?」
土御門「まあまあ、細かい事は気にせずに。それより、そいつらをこっちに渡して欲しいんだがにゃー」
駒場「………」
203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:12:27.77 ID:S3S7iZRDO
駒場「…嫌だと言ったら?」
土御門「この学園都市の暗部全てを敵に回す事になるが?」
駒場「……そうか」
駒場「…なら、答えは
NOだ」
浜面「だ、旦那!?」
土御門「この学園都市の暗部全てを敵に回す事になるが?」
駒場「……そうか」
駒場「…なら、答えは
NOだ」
浜面「だ、旦那!?」
204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:15:32.35 ID:S3S7iZRDO
駒場「…俺にはこいつをフレメアの元に返す義務がある」
上条「…駒場さん」
駒場「…だから、今は―」
土御門「…そうか」
土御門「なら、ますます預けてもらわないと困る」
上条「…駒場さん」
駒場「…だから、今は―」
土御門「…そうか」
土御門「なら、ますます預けてもらわないと困る」
205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:18:56.93 ID:S3S7iZRDO
土御門「そいつらを引き渡せば間違いなく、上がそいつらを消す」
駒場「………」
土御門「だが、俺に任せてもらえれば悪い様にはしない。少なくとも、そいつを妹の元には返してやる」
駒場「………」
土御門「頼む、信じてくれ」
駒場「………」
土御門「だが、俺に任せてもらえれば悪い様にはしない。少なくとも、そいつを妹の元には返してやる」
駒場「………」
土御門「頼む、信じてくれ」
206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:22:24.44 ID:S3S7iZRDO
駒場「…分かった、信じよう」
浜面「良いのかよ、旦那?」
駒場「…残念ながら、俺達にはこいつらを匿う事は出来ん。なら、こいつを信じるしかあるまい、上条の友をな…」
土御門「…交渉成立、だな」
浜面「良いのかよ、旦那?」
駒場「…残念ながら、俺達にはこいつらを匿う事は出来ん。なら、こいつを信じるしかあるまい、上条の友をな…」
土御門「…交渉成立、だな」
207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:26:14.59 ID:S3S7iZRDO
駒場「…なら、あとは頼む」
土御門「…分かった」
駒場「…もし、こいつに何かあったら」
土御門「…そんときは俺を殺せ」
駒場「………」
土御門「そうしないと釣り合いが取れないだろう」
駒場「…ああ」
土御門「…分かった」
駒場「…もし、こいつに何かあったら」
土御門「…そんときは俺を殺せ」
駒場「………」
土御門「そうしないと釣り合いが取れないだろう」
駒場「…ああ」
208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:28:27.12 ID:S3S7iZRDO
土御門「じゃあ、またなカミやん」
上条「お、おい!まだ何も―」
駒場「…帰るぞ」
上条「………」グッ
土御門「…またな、同好の士よ……」
上条「お、おい!まだ何も―」
駒場「…帰るぞ」
上条「………」グッ
土御門「…またな、同好の士よ……」
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:33:01.39 ID:S3S7iZRDO
数日後―
青ピ「署名お願いしまーす!ついでにボクに愛の手を―」
上条「するな!」バキッ!
青ピ「あいたたた…、ほんの軽いジョークやんか、カミやん?」
青ピ「署名お願いしまーす!ついでにボクに愛の手を―」
上条「するな!」バキッ!
青ピ「あいたたた…、ほんの軽いジョークやんか、カミやん?」
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:38:10.51 ID:S3S7iZRDO
上条「上条さんの胸は文字通り、ボロボッロのハートブレイクですよ!?」
青ピ「はいはい、胸骨折れてんやろ?そしたら入院してたらええんに」
上条「…そうしたかったけど、不幸だ…」ハァ…
御坂「大体、何でお見舞いに行って怪我してんのよ、アンタは!?」
上条「そう言われても…」イタタ…
青ピ「はいはい、胸骨折れてんやろ?そしたら入院してたらええんに」
上条「…そうしたかったけど、不幸だ…」ハァ…
御坂「大体、何でお見舞いに行って怪我してんのよ、アンタは!?」
上条「そう言われても…」イタタ…
211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:42:47.77 ID:S3S7iZRDO
吹寄「貴様、胸が痛いなら少し休んでなさい」
上条「ん、ああ。そうさしてもらう…」
休憩所―
上条「…ふう」
浜面「…何だ、お前も休憩か?」
上条「…ああ」
上条「ん、ああ。そうさしてもらう…」
休憩所―
上条「…ふう」
浜面「…何だ、お前も休憩か?」
上条「…ああ」
212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:45:18.42 ID:S3S7iZRDO
駒場「………」
上条「駒場さんはどうですか?」
駒場「…体なら心配ない」
上条「いや、署め「聞くな」
上条「…はぁ」
上条「駒場さんはどうですか?」
駒場「…体なら心配ない」
上条「いや、署め「聞くな」
上条「…はぁ」
213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:50:59.66 ID:S3S7iZRDO
絹旗「あらあら、超しけたところですね」
上条「げっ!?テメーは!?」
フレンダ「やっほー、私もいるって訳よ」
駒場「…んなっ!?」
麦野「おっじゃまするにゃ~ん」
浜面「ひぃっ」ガクブル
滝壺「はじめまして」ペコリ
浜面「あ、どうも」ペコリ
上条「げっ!?テメーは!?」
フレンダ「やっほー、私もいるって訳よ」
駒場「…んなっ!?」
麦野「おっじゃまするにゃ~ん」
浜面「ひぃっ」ガクブル
滝壺「はじめまして」ペコリ
浜面「あ、どうも」ペコリ
214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:53:23.04 ID:S3S7iZRDO
上条「な、何でお前らが!?」
フレメア「にゃあ、お姉ちゃん達も手伝いたいって」
浜面「げっ!マジ!?」
フレメア「にゃあ、マジだよ、大体」
フレメア「にゃあ、お姉ちゃん達も手伝いたいって」
浜面「げっ!マジ!?」
フレメア「にゃあ、マジだよ、大体」
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 02:58:35.88 ID:S3S7iZRDO
麦野「大体、人の面みてひぃってなんなんだ、はまづらくぅぅぅん!?」
浜面「ひいいっ!?」ガクブル
フレメア「大体、苛めちゃ駄目だよ」
上条「それより、マジで手伝うって!?」
フレンダ「まぁ、フレメアに頼まれたから…」アハハ…
滝壺「違うよね」
フレンダ「!?」
浜面「ひいいっ!?」ガクブル
フレメア「大体、苛めちゃ駄目だよ」
上条「それより、マジで手伝うって!?」
フレンダ「まぁ、フレメアに頼まれたから…」アハハ…
滝壺「違うよね」
フレンダ「!?」
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 03:02:53.27 ID:S3S7iZRDO
滝壺「三人ともフレメアをネタに」
「「「わーわーわー!?」」」
麦野「ち、違うって!?」アタフタ
絹旗「そ、そうですよ!?何を言い出すんですか!!」ドギマギ
フレンダ「べ、別にあんたらをちょっと冷やかそうと!?」モジモジ
御坂「うるっさーい!!」
「「「わーわーわー!?」」」
麦野「ち、違うって!?」アタフタ
絹旗「そ、そうですよ!?何を言い出すんですか!!」ドギマギ
フレンダ「べ、別にあんたらをちょっと冷やかそうと!?」モジモジ
御坂「うるっさーい!!」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 03:06:11.97 ID:S3S7iZRDO
御坂「あんたら何を騒いで―」
麦野「…何でテメーが」
御坂「それはこっちの台詞よ!!」ビリッ
麦野「んだと!やんのかコラッ!!」パリッ
上条「やめてええええ」
上条「不幸だーーー!!」
終わり
麦野「…何でテメーが」
御坂「それはこっちの台詞よ!!」ビリッ
麦野「んだと!やんのかコラッ!!」パリッ
上条「やめてええええ」
上条「不幸だーーー!!」
終わり
218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/03(日) 03:10:27.35 ID:S3S7iZRDO
麦野(…あんたらがやる悪あがき、何処までこの街の闇に通じるのか見てやるよ)
麦野(まあ、そんときまではテメーの背中守ってやる)
麦野(…ね、浜面?)
本当に終わり
完
麦野(まあ、そんときまではテメーの背中守ってやる)
麦野(…ね、浜面?)
本当に終わり
完
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