13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:41:13.01 ID:70ryJvmh0
美也「どうしたの、逢ちゃん」

七咲「え?」

七咲「な、なにが?」

美也「だって今日、元気ないから」

七咲「……そう、かな」

美也「絶対そう!ね、紗江ちゃん!」

紗江「う、うん」

七咲「……」

七咲「……実は、弟とケンカしちゃって」

引用元: 七咲「に……にぃに///」 

 

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16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:48:21.26 ID:70ryJvmh0
七咲「最近はあんまりケンカなんてしてなかったんだけど……」

七咲「つい、言い過ぎちゃって……」

美也「へー、逢ちゃんでもそんなことあるんだぁ」

七咲「はぁ、私もお兄ちゃんが欲しかったなぁ」

美也「えー、私は弟が欲しいなー」

美也「紗江ちゃんはどう思う?」

紗江「私も……お兄さんが欲しいな」

紗江「……先輩みたいな」

美也「えぇ、お兄ちゃん!?やめといたほうがいいよ」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:50:47.06 ID:70ryJvmh0
紗江「でも……先輩、優しいし……」

美也「そぉう?」

七咲「……私も先輩みたいなお兄ちゃん欲しいかも」ボソッ

美也「え?」

美也「……」

美也「じゃあさ」

七咲「え?」

美也「交換してみない?」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:54:37.80 ID:70ryJvmh0
純一「ただいまー」

純一「はぁ、今日も疲れた」ヨイショ

トントントントン

純一「お、美也か?ただい――」

七咲「おかえりなさい、先輩」

純一「七咲!?」

純一「な、なんで七咲が……」

純一(しかも、私服!)

七咲「実は……」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:58:02.69 ID:70ryJvmh0
純一「交換お泊まり会?」

七咲「はい」

純一「えっと……美也は?」

七咲「美也ちゃんはうちに」

純一(な、なんてこったい!!)

純一「ええと、いつまで?」

七咲「日曜日までなので、今日から二泊三日です」

ちなみに橘家の両親は
①普通にいる
②旅行に行った
下3

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 21:58:50.07 ID:60SXl2ajO
2

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:02:21.42 ID:70ryJvmh0
純一「えっと、ちなみにうちの両親は今朝旅行に出掛けて」

純一「ちょうど日曜の夜まで帰ってこないんだけど……」

七咲「あ、はい。美也ちゃんから聞いてます」

純一「ええ!?」

純一(こ、これは……)

純一(ゆ、夢!?)ギュッ

純一「いった!」

七咲「せ、先輩?どうしたんですか?」

純一「い、いや、なんでもないよ」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:05:25.48 ID:70ryJvmh0
純一(七咲が二泊三日……)

純一(うるさい美也もいなくて二人きり……!)

純一(これはもしかするともしかするのか!?)

七咲「あ、そうだ先輩。美也ちゃんが手紙を渡してほしいって」

純一「手紙?」

七咲「はい」

純一「どれどれ……」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:09:39.37 ID:70ryJvmh0
「にぃにへ。逢ちゃんに変なことしたらダメだからね!」

「もししたら……」

「あと、逢ちゃんは弟とのことで悩んでるって言ってたから」

「相談に乗ってあげてください。美也より」

純一(七咲が、悩みごと?)

七咲「先輩?」

純一「あ、ああ。なに?」

七咲「どうかしたんですか?変な顔して」

純一「い、いや……」

純一「み、美也のやつが、七咲に変なことするなってさ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:12:42.73 ID:70ryJvmh0
七咲「ああ。美也ちゃんらしいですね」クスクス

純一「ほんと、僕がそんなことするわけ」

純一「な、ないのに」

七咲「え?……しないんですか?」

純一「」

純一「え、七咲……?え?」

七咲「///」

純一「……」ゴクリッ

七咲「……なんて、冗談ですよ」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:16:18.49 ID:70ryJvmh0
純一「そ……そうだよなあ」

純一「いや、ははっ……七咲も冗談きついなあ」

七咲「クスクス」

七咲「あ、そうだ先輩。夕食なんですけど」

純一「あ、それなら親にお金を」

七咲「あの、私が作ろうと思うんですけど……」

純一「」

純一(七咲の、手料理……)ゴクリッ

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:22:42.11 ID:70ryJvmh0
七咲「あの、先輩……?」

七咲「もし、嫌でしたら……」

純一「そ、そんなことあるわけないよ!」

純一「七咲の手料理なんて!是非とも食べたい!」

七咲「ほ、本当ですか?///」

純一「うん、当然さ!」

七咲「じゃあ、腕によりをかけて作りますね///」

七咲は台所へ
橘さんは着替えに

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:29:15.64 ID:70ryJvmh0
純一(さて、と……)

純一(それにしても、なんて僕はついているんだ!)

純一(七咲と一つ屋根の下だなんて!)

純一(美也もたまにはいいことをするなぁ!)

純一「にしても、悩みごとか……」

純一(相談に乗るにしても、七咲から話してもらわないと)

純一(どうしよう)

①今日はまだ聞かない
②悩みには触れず、悩みのことなんて忘れさせてあげよう

下3

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:31:17.12 ID:70ryJvmh0
あ、ごめんなさい。再安価
①それとなく聞く
②今日はまだ聞かない
③悩みには触れず、悩みごとなんて忘れさせてあげよう

下3

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:31:43.25 ID:yMk9yrCd0
2

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:34:59.78 ID:70ryJvmh0
純一(そうだよな)

純一(いきなり聞いても七咲だって話してくれかもしれないし)

純一(今日はまだいいか)

純一(よし、着替え終わったぞ)

純一(普段ならしばらく部屋でゴロゴロするところだけど)

純一(今日はリビングに行くか)

純一(……七咲もいるし)

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:40:06.03 ID:70ryJvmh0
七咲「♪~」

純一「お、おいしそうな匂いがしてるなあ」

七咲「きゃ、せ、先輩!?」

純一「え?ど、どうしたんだい、七咲」

純一「もしかしてまだ来ちゃまずかった?」

七咲「い、いえ……でも、急だったのでびっくりして……」

七咲「あ、あの……あんまり見ないでくださいね」

純一「もちろん、僕だって七咲の邪魔をする気はないよ」

純一(でも、どうしよう)

純一(私服の七咲がいると思うと、テレビに集中できそうもないし……)

何をしよう?
下3

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:41:21.42 ID:eRzRAZf90
セクシャルハラスメント

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:48:53.47 ID:70ryJvmh0
純一(うう、気になる……)チラッ

七咲「♪~」

純一(な、七咲……)ジー

純一(なんて感動的なんだ!)

純一(うちの台所で、エプロンをつけた七咲が料理をしている!)チラッ

純一(僕はその感動だけで町内一周くらいしてしまいそうだ!)

純一(ああ……)チラッ

純一(このままただ眺めているのもいいけど……)チラッチラッ

純一(あの膝裏……たまらないよ……!)

純一(七咲……)スクッ

純一(七咲…)フラフラ

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 22:55:40.63 ID:70ryJvmh0
純一「……」サササッ

純一(よし!七咲は料理に夢中で僕に気づいていないようだ!)

純一(でも……)

純一(七咲の後ろ姿に惹かれてついキッチンまできたけど……)

純一(どうしよう……)

純一(そうだ!七咲は悩みごとがあるんだよな)

純一(こうして見るとそんな気配はまるで見えないけど)

純一(きっと僕に気づかれないように明るく振る舞っているに違いない!)

純一(そんな七咲を心から笑わせてあげるのが僕の使命だよな)

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:00:28.01 ID:70ryJvmh0
純一(ようし、後ろからそーっと近づいて……)

七咲「♪~」トントントン

純一「フッ」

七咲「ひゃん!」

七咲「な、なに――きゃっ!」ツルッ

純一「な、七咲!」

純一(だ、ダメだ!こける!)

ドッシーン

純一「いったたたた」

七咲「……先輩」

純一(ん?なんか耳元から七咲の声が?)

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:04:55.93 ID:70ryJvmh0
七咲「いつまで抱きついているつもりですか……」

純一「え?ええ!?」

純一「ご、ごめん七咲!!」

純一(通りで柔らかい感触がしたわけだよ)

純一(ていうか、今僕……七咲のお尻に手が……)

七咲「やっぱり、先輩はいやらしいですね」フンッ

純一「ご、ごめんよ、七咲」

七咲「邪魔ですから、早く出ていってください」

純一「う、うん……」

七咲「……」

七咲「はぁ……」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:08:07.22 ID:70ryJvmh0
七咲(先輩……ごめんなさい)

七咲(今日は折角先輩と仲良くお食事できると思ったのに)

七咲(あ、あんなことされたとはいえ、怒りすぎちゃったな……)

七咲「はぁ……」

なんとかしてこの空気をよくしたい
橘さんと七咲のどちらが、何をする?
下5

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:09:44.03 ID:jrFiXx440
橘さんが七咲の料理を手伝う

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:14:19.00 ID:70ryJvmh0
純一(ああ、僕はなんてことを……)

純一(七咲、怒ってたな……)

純一(そうだよな。折角料理を作ってもらっていたのに)

純一(あんなことすれば、怒られて当然だよ)

純一(……)

純一(もう一度謝ろう)

純一(それに、ただ料理を作ってもらうんじゃなくて、僕も手伝うんだ)

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:19:45.58 ID:70ryJvmh0
七咲「……」グツグツ

純一「な、七咲」

七咲「先輩……」

純一「さっきは本当にごめん……」

純一「折角七咲が頑張って料理を作っていたのに」

純一「あんな風に邪魔しちゃって……」

七咲「いえ、いいんです。私も、怒りすぎました……」

純一「そんなことないよ!僕が悪かったんだ」

純一「七咲が料理してる姿につい興奮しちゃって」

純一「はしゃぎすぎた僕が悪いんだ……」

七咲「こ、興奮……?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:22:05.47 ID:70ryJvmh0
純一「あ!いや……その……興奮って言うのは!」

純一(なんてことを口走っているんだ僕は!)

純一「だから!その……えっと」

七咲「ぷっ」

七咲「クスクス」

純一「な、七咲?」

七咲「もういいですよ、先輩」

七咲「先輩に悪気がないっていうのは、よく分かってますから」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:25:04.73 ID:70ryJvmh0
純一「七咲……」

純一「そ、そうだ!僕も料理手伝うよ!」

七咲「先輩が?」

純一「うん!お詫びっていうか……僕もなんかしたいんだ」

七咲「いいですけど……」

純一「け、けど?」

七咲「今度は邪魔しちゃダメですよ?」クスッ

純一「も、もちろんさ!」

七咲「はい。便りにしてます」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:34:35.25 ID:70ryJvmh0
七咲「じゃあ先輩、これを切ってください」

純一「えっと、こう?」

七咲「あ、それじゃあ大きすぎます」

純一「このくらい?」

七咲「んー……」

七咲「こうです」

純一「」

純一(な、なな七咲の手が!胸が背中に!)

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:36:37.86 ID:70ryJvmh0
七咲「ん」

純一「どうだい?」

七咲「先輩もみてみますか?味」スッ

純一(え!?これは間接……)

純一「もちろん!」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:39:51.70 ID:70ryJvmh0
じゃあ折角なので

七咲「あ、先輩すいません。これも切ってもらえますか?」

純一「OK、任せてよ」

純一「……」スッスッ

七咲「ん、届かない」ピョンッピョンッ

純一(な、七咲のスカートがッ!!)

純一「」ニヘラ

ブシュッ

純一「いったぁ!」

七咲「え?」クルッ

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:46:07.18 ID:70ryJvmh0
七咲「先輩!?大丈夫ですか!」

純一「う、うん。ちょっと指切っ――」

純一「」

七咲「……」チゥ

七咲「プハッ」

七咲「は、早く消毒と絆創膏を!救急箱はどこですか!?」

純一「」

七咲「先輩?」

純一「え、あ、ああ……あの棚の上だよ」

七咲「はい!ちょっと待っててくださいね!」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:49:54.34 ID:70ryJvmh0
純一「……」

純一(い、今僕の指を吸ったよな……)

純一(あ、また血が……)

純一「……」

純一(し、仕方ないよな!血が落ちないように舐めないと!)

純一(七咲の!七咲の!)

純一「フーフー」ムチュー

七咲「先輩お待たせしました!」

純一「うわわわあああ」サッ

七咲「何してるんですか、早く指を」

純一「う、うん」

純一「……」ガックシ

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/07(木) 23:55:57.72 ID:70ryJvmh0
そんなこんなで

七咲「はい、完成です」

純一「やったぁ」

純一「いやぁ、おいしそうなカレーだなあ」

七咲「はい、先輩に手伝っていただいたおかげです」

純一「ははっ、むしろ僕は足を引っ張っていたような気もするけど……」

七咲「確かに、私の耳に息を吹き掛けたり」

純一「うっ」

七咲「お尻を触ったり」

純一「ううっ」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:03:24.77 ID:M7vpIoxc0
七咲「……」クスッ

純一「な、七咲?」

七咲「冗談です。さ、食べましょう」

純一「う、うん!」

さてさてその頃
七咲家――

美也「え、ええっとぉ……逢ちゃんのレシピだと……」

七咲「うちにある材料でできる料理の作り方書いとくね」

美也「ふえーん!どうしてうまくできないのー」

郁夫「……」ビクビク

郁夫(ごめんなさい……お姉ちゃん……)

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:18:33.07 ID:M7vpIoxc0
純一「ごちそうさま」

七咲「ごちそうさまです」

純一「じゃあ、片付けを」

七咲「いえ、私がやります」

純一「いいよいいよ。七咲はお客様なんだから」

七咲「そんな。私の方こそ急にお邪魔して」

純一「邪魔だなんて。むしろ七咲が来てくれたおかげで」

純一「こんなおいしい晩御飯が食べられたんだから」

七咲「でも……」

純一「……」

七咲「……」

純一・七咲「ぷっ」

純一「ははっ、二人でやろうか」

七咲「はいっ」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:25:25.43 ID:M7vpIoxc0
七咲「で、美也ちゃんが――」

純一「へー、美也らしいや、っと」

純一「ふぅ、これで終わりだね」

七咲「二人でやった分、早く終わりましたね」

純一(さて、これからどうしよう……)

①お風呂
②二人でゲーム
③僕の部屋にこない?

下5

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:27:01.31 ID:nrHNvU5R0
健康的に2
ただしハプニングあり

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:38:40.03 ID:M7vpIoxc0
純一「そうだ、七咲」

七咲「はい?」

純一「まだ時間も早いし、ゲームでもしないか?」

七咲「ゲーム、ですか」

純一「嫌かい?」

七咲「いいえ」フルフル

七咲「私も、先輩とゲームしたいです」ニコッ

純一「な、七咲……!」

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:43:25.23 ID:M7vpIoxc0
純一「よ、よし!じゃあどんなゲームをやろうか!」

七咲「そうですねぇ……」

どんなゲームにする?
下5

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:46:35.70 ID:D0u12Iqb0
モノポリー

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 00:51:40.49 ID:M7vpIoxc0
モノポリー予想外/(^o^)\
ルール知らない!

七咲「これはなんですか?」

純一「ああ、それはモノポリーって言って――」

七咲「へー、なんだか難しそうですね」

純一「やってみるかい?」

七咲「じゃあ、おねがいします」

214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:02:53.31 ID:M7vpIoxc0
七咲「ええっと、じゃあ土地を――」

――――
――


七咲「交渉、ですか」

純一(……はっ!そうだ!七咲は初めてだし……)

純一「ね、ねえ七咲」

七咲「はい?」

純一「く……靴下を脱いでくれたら……土地を譲ってあげても、いいよ」

七咲「え」

220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:06:49.05 ID:M7vpIoxc0
七咲「そ、それは……その……」

純一「ダメ……かな?」

七咲「……」

純一「あ、じゃ、じゃあ……う、上着を一枚脱ぐ、でも」

七咲「先輩……」ジトー

純一「ごめんなさい」

ごめんなさい!これで許して!

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:15:15.68 ID:M7vpIoxc0
七咲「あれ、先輩、どこに行くんですか?」

純一「ん?ああ、ジュースでも、と思ってね」

七咲「あ、じゃあ私が」

純一「七咲は今、手が離せないだろ?」

モノポリーやめてテレビゲーム中

七咲「すいません」

純一「気にすることないって」

純一(あ、ついでにお菓子も)

純一(よし、戻るか)

純一(うわー七咲容赦ないなー)ガクッ

純一(って、え?)グラッ

バシャッ

七咲「ひゃっ」

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:19:38.48 ID:M7vpIoxc0
純一「ご、ごめん七咲!」

純一(た、タオルを!)

七咲「せ、先輩、そんな気にしないで」

純一「いやいや、染みになっちゃうから」フキフキ

七咲「じ、自分で拭けますよ///」

純一「え、あ、そうk」フニッ

純一「あ」

七咲「……」

純一「……え、えと」

純一(何をやっているんだ僕は!早く手を!)

純一(ああ、でも……七咲、柔らかい……)

七咲「先輩?」

純一「」ゾクッ

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:22:50.02 ID:M7vpIoxc0
純一「ごめんなさい!」ドゲザー

七咲「……」

七咲「すいません、お風呂先入ります」スタスタ

純一(ま、またやってしまった……)

純一(折角いい雰囲気だったのに……)

純一「はぁ……」

純一(自分の部屋に戻るか……)

235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:26:29.95 ID:M7vpIoxc0
風呂場

七咲「……」

七咲「はぁ……///」

七咲(顔、真っ赤だ……)

七咲「もう、先輩ってば」

七咲「もう少し雰囲気よくしてくれたら……」

七咲「……」ボッ

七咲「な、何考えてるんだろ、私」

七咲「これじゃあ先輩のこと悪く言えないよね」

七咲(美也ちゃんにも顔向けできない……)

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:31:23.20 ID:M7vpIoxc0
廊下

純一(はぁ、どうして僕はこうなんだろう……)

純一(毎回これじゃあ、七咲をどんなに笑顔にできたって)

純一(水の泡じゃないか……)

純一(七咲……今ごろ怒ってるかなあ)

純一(今ごろ……お風呂に……)

純一(……)

純一(い、いかん!いかんぞ橘純一!ついさっき後悔したばかりじゃないか!)

純一(なのに、足が勝手にー)

246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:37:37.94 ID:M7vpIoxc0
純一(こ、この扉の向こうがお風呂場だ……)

純一(正確にはこの先が脱衣場で、さらに先がお風呂場だ……)

純一(水の音がするし、七咲が入っているのは間違いない……)

純一(……)

純一(ああ、いったい僕はどうすればいいんだ!)

純一(う、手!手が勝手に扉に!)

純一(だ、ダメだ!もし今ここに入ったら)

純一(取り返しのつかないことになるかもしれない!)

純一(七咲だって、嫌がるに決まっている!)

純一(だいたい覗きなんて!最低じゃないか!紳士のすることじゃない!)

純一(……)

純一(どうしよう……)

下5

251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:39:07.65 ID:u7jph9sC0
やめる

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:43:13.65 ID:M7vpIoxc0
純一(……やっぱり)

純一(やめよう!)

純一(うん!一時の感情でこんなことしちゃいけないよな!)

純一(僕のためにも)

純一(七咲のためにも!)

純一(じゃあ、そーっと)コソコソ

ガラガラガラ

純一(やば、七咲が出てきたんだ!)ササッ

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:48:13.93 ID:M7vpIoxc0
ガラガラガラ

七咲(先輩……どうしてるかな)

七咲(部屋で落ち込んでるのかな)

(落ち込んでいる橘先輩の妄想)

七咲「……」クスッ

七咲(先輩……年上なのに可愛いって、変かな)

七咲「ふぅ……」

七咲(先輩の家のタオル……)

七咲(先輩もこれで体拭くのかな……)

七咲「……」ボッ

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 01:55:12.24 ID:M7vpIoxc0
七咲(は、早く着替えよう!)

七咲(先輩だって、お風呂入りたいだろうし)

七咲(も、もしお風呂でばったり、なんて……)

七咲「……」カーッ

橘さんの部屋

純一「ふぅ、なんとか無事に帰還できたぞ!」

純一「……」

純一「漫画でも読むか」

純一「ええと、ビーバー三国志は……」

――――
――


コンコン

純一(ん?七咲か?)

274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:02:35.71 ID:M7vpIoxc0
純一「はーい」

七咲「失礼します……」

純一「っ!!」

純一(ふ、風呂上がり七咲!!!)

純一「な、七咲?ど、どうしたんだい?」

純一(か、髪が濡れていて色っぽさが!いや、七咲は水泳部だから結構見ることはあるけど!)

七咲「先輩、お風呂――」

純一(パジャマ!!パジャマとの合わせ技によって僕の理性に大ダメージがががが)

七咲「先輩?」

純一(それに、なんて可愛いパジャマなんだ!猫柄とは……普段のクールな七咲とは別の一面が――)

七咲「あの、お風呂」

純一(七咲!七咲!七咲――)

テクテクテク

七咲「先輩?」

278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:05:41.93 ID:M7vpIoxc0
純一「え?」

純一(ち、近い!いつの間に七咲がこんな近くに!?)

七咲「先輩」ニコッ

純一(ああ、すごくいい匂いが……)

七咲「お風呂どうぞ」

七咲「あと、さっきのは別に怒ってませんから」

七咲「気にしない――」

ガバッ

285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:12:10.12 ID:M7vpIoxc0
七咲「」

七咲「せ、先輩?///」

純一「……七咲」

七咲「……」

純一(七咲、やわらか……七咲!?)

七咲「……」スッ

純一「ごごご、ごめん!」

七咲「!?」

純一「その、あの……」

純一「お、お風呂入ってくるよ」

ガチャドタドタドタ

七咲「……」

七咲「先輩のいくじなし……」

297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:21:02.22 ID:M7vpIoxc0
純一(うわああああああああ)ザッパーン

純一(うわああああああああああああ)ゴシゴシ

純一(うわああああああああああああああああ)ザパパパーン

純一「……」レイスイシャワー

純一「ぼ、僕はなんてことを……」

純一「七咲の前で我を忘れるなんて……」

純一「紳士失格だ!!」

純一(落ち着くんだ、僕!)

純一(七咲が泊まりに来たのは、そういうことのためじゃないだろ!?)

純一(美也にも言われてたじゃないか!)

純一(……)

純一(七咲……)

305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:27:42.84 ID:M7vpIoxc0
純一「はぁ……」

純一(もう寝よう……)

美也の部屋の前
コンコン

純一「七咲?」

シーン

純一(もう寝たのかな?)

テクテクテク
ガチャ

純一「」

純一「な――」

純一「七咲!?」

七咲「……」スースー

308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:30:47.03 ID:M7vpIoxc0
純一「寝てる……」

純一(あれはビーバー三国志!)

純一「そうか、僕ベッドの上で漫画を読んでてそのまま寝ちゃったのか……」

七咲「んん……」

純一「や、やばっ」

七咲「……」スースー

純一「……」

純一「しょうがないなあ」

純一「ほら、風邪引くぞ」

312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:32:51.74 ID:M7vpIoxc0
純一「さて……」

純一(僕はどこで寝よう……)

下3

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:33:37.93 ID:oZx4MBw30
ベッド

319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:35:01.82 ID:M7vpIoxc0
もう一つ
この七咲と橘さんは付き合ってる?

下5

324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:36:15.42 ID:4RpA9y760
既にセ◯クスもしてる仲

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:41:09.48 ID:M7vpIoxc0
純一(どこで寝よう……)

純一(布団敷くか?)

七咲「せん……ぱい……」

純一「え?」

七咲「……」スースー

純一(なんだ、寝言か)

純一(七咲の寝顔……可愛いな)

純一「……」

純一(もっと……見て……)

純一「……」

純一(……)

342: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:46:57.46 ID:M7vpIoxc0
その頃

美也「やったー!またみゃーの勝ちー!!!」

郁夫「!!?」

美也「んー、そろそろお風呂に」

美也「え、もう一回?」

郁夫「……」ウンウン

美也「むーしょうがないなー」

美也「ま、またみゃーの勝ちだろうけどねー」

郁夫「……」フンフン

格ゲー中

こうして、一日目は終了した

359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:54:22.96 ID:M7vpIoxc0
チュンチュンチュン

純一(ん……朝……?)

純一(んん……)

純一(あれ、なんかいい匂いが……)

七咲「おはようございます、先輩」

純一「」

純一「な、七咲!?」ガバッ

純一「あれ、なんで……」

純一「あ、昨日あのまま寝ちゃったのか……」

七咲「目が覚めたらいきなり先輩の顔が目の前にあって」

七咲「びっくりしちゃいました」

364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 02:58:17.40 ID:M7vpIoxc0
純一「えーと……七咲……と、とりあえずおはよう」

七咲「はい、おはようございます」

純一「あの、誤解しないで欲しいんだけど……僕は何もしてないからね?」

七咲「えぇ、本当ですかぁ?」

純一「な、七咲ぃ……」

七咲「クスクス」

七咲「冗談ですよ」

七咲「でも先輩」

七咲「起きるまで私に抱きついていましたよ」

379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 03:07:06.36 ID:M7vpIoxc0
純一「」

純一「な、七咲?」

七咲「じゃあ、私は朝御飯作ってきますね」

純一「う、うん」

トテトテトテガチャ

純一「はぁ……」

純一「着替えよう」

383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 03:09:38.87 ID:M7vpIoxc0
純一(今日はどうしよう)

純一(特に予定はないんだよなあ)

純一(七咲とどこか出掛けようかな?)

七咲と
①出掛ける
②家でまったり

下5

388: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 03:11:43.48 ID:yp8M+oKe0
2

394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 03:18:03.46 ID:M7vpIoxc0
純一(いや、家でまったり過ごそうかな)

純一(考えてみれば、七咲とそんな風に一緒にいるなんてあんまりないもんな)

純一(休日会うのは、デートで出掛ける時だし)

純一(よし!七咲にもそう提案してみよう!)

ガチャ、タッタッタ

リビング

七咲「あ、先輩」

純一「ごめん、待たせたね」

七咲「いえ。ちょうど今できたところなので」

462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:36:33.11 ID:tV0zXVkl0
純一「あ、七咲、今日なんだけど」

七咲「はい?なんですか?」

純一「うん。実は今日は、出掛けないで家の中で過ごそうと思うんだけど」

七咲「はい」

純一「たまにはのんびりするのもいいと思うんだけど、どうかな?」

七咲「私もそれでいいと思います」ニコッ

純一「よし、じゃあ御飯食べようか」

七咲「はい」

464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:39:04.57 ID:tV0zXVkl0
七咲家

美也「郁夫くーん」

美也「朝ですよー」

郁夫「んー……」

美也「起きないとー」

美也「こうだぁ!」

美也「こちょこちょ」

郁夫「!」

美也「こちょこちょこちょこちょ」

郁夫「!!」ビクッビクッ

美也「どうだー!まいったかー!」

471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:44:50.03 ID:tV0zXVkl0
純一(さて、御飯も食べ終わったし)

純一(とりあえずテレビでも見ようかな)

七咲「先輩、お茶どうぞ」

純一「お、ありがとう。気がきくなあ、七咲は」

七咲「いえ、そんなことないです。普通ですよ」

純一「いやいや、そんなことないよ」

純一「美也に見習わせたいくらいだよ、ははっ」

純一「それにしても」

純一「なんかこうしていると」

純一「新婚さんみたいだなあ」

七咲「え」

472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:49:03.22 ID:tV0zXVkl0
七咲「えっと、先輩……///」

七咲「それは……///」

純一「え?七咲?」

純一(あれ、今僕……なんか恥ずかしいこと言ってた!?)

純一(し、新婚さんだなんて……)チラッ

七咲「……///」テレテレ

純一(エプロン姿の七咲……)

純一(ほんと、新妻みたいだ……)

七咲「せ、先輩?」

純一「え、あ、ご、ごめん!なんか変なこと言っちゃって!」

七咲「変じゃないです!」

474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:53:03.71 ID:tV0zXVkl0
純一「な、七咲?」

七咲「あ、ごめんなさい……」

七咲「でも、変じゃないです」

七咲「私は……嫌じゃ……ないですし……」

七咲「む、むしろ、嬉し――あれ、何言ってるんだろう、私」

純一「……」

七咲「……」

七咲「先輩」

純一「え、な、なに?」

七咲「隣、座っていいですか?」

純一「え」

純一「も、もちろんだよ!」ズラシズラシ

純一「ど、どうぞ!」ポンポン

475: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 10:55:20.47 ID:tV0zXVkl0
七咲「では、失礼します……」

純一(ち、ちか!)

純一「な、なんか近くないかい?」

七咲「そ、そうですか?///」

しばらく二人でテレビを見て過ごしました

505: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:14:43.64 ID:tV0zXVkl0
お待たせ

七咲「そろそろお昼ですね」

純一「ん、もうそんな時間か」

七咲「じゃあ――」

純一「あ、待って!七咲!」

七咲「はい?」

純一(そういえば、朝は七咲に作ってもらっちゃったしなあ)

純一(お昼は僕が用意しようかな?)

①橘さん一人で作る
②七咲に任せる
③二人で作る
料理名も一緒に

下5

510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:16:57.91 ID:A5A7ma440
1

517: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:28:34.85 ID:tV0zXVkl0
純一(やっぱり僕が作ろう!)

純一「七咲!お昼は僕が作るよ!」

七咲「え」

七咲「先輩がですか?」

純一「朝は七咲に作ってもらったしね」

七咲「……大丈夫ですか?」

純一「ぼ、僕だってそのくらいできるさ!」

純一「僕はやる時はやる男だよ!」

七咲「うーん……」

純一「七咲ぃ」

七咲「クスッわかりました。じゃあ、期待しちゃいますよ?」

純一「!うん!」

526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:44:13.24 ID:tV0zXVkl0
純一(とは言ったものの……何を作ろう)

純一(うーん、これと言ったものがないなあ)

純一(そ、そうめん!)

純一(そういえば残っていたんだっけ)

純一(ん?そうだ!これを!)

①何か工夫する
②茹でてそのまま冷や麦で出す

下5

531: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:46:33.03 ID:nqx5dIkV0

534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 12:57:15.93 ID:tV0zXVkl0
純一(そうだなあ、流石に冷たいそうめんはないよな)

純一(七咲にもああいったわけだし)

純一(よし、じゃあこれとこれを……)

――――
――


純一「よし、できたぞ!」

純一「おーい、七咲」

七咲「あ、はーい」

七咲「先輩、できたんですか?」

純一「うん!ほら!」

七咲「これは」

539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:07:32.20 ID:tV0zXVkl0
七咲「そうめん、ですか?」

七咲「ああ、でも、スパゲッティ風なんですね」

純一「うん!」

七咲「じゃあ、持っていきますね」

純一「頼むよ」

――――
――


七咲「あ、おいしい」

純一「え、本当かい!?」

七咲「はい」

七咲「私、先輩のこと見直しました」

純一「えっへん!」

540: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:10:32.18 ID:tV0zXVkl0
純一「で、でも実は、七咲に僕が作るって言ったときは」

純一「何も考えてなかったんだけどね」

純一「うまくいってよかったよ」

七咲「クスッでも、先輩の言う通りでしたね」

純一「え、何が?」

七咲「僕はやる時はやる男だよ!って」

純一「あ、あはは、恥ずかしい……」

七咲「クスクスでも本当においしいですよ」

543: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:14:12.76 ID:tV0zXVkl0
昼食後

七咲「あ、そうだ先輩」

純一「ん?なんだい七咲」

七咲「午後ちょっと買い物に行きたいんですが」

純一「買い物か」

七咲「はい。昨日のカレーの残りもありますけど」

七咲「他にも何か作りたいですし、足りないものもあるみたいですから」

純一「そこまでされると何か悪いなあ」

七咲「いえ。いつもやってることですから」ニコッ

544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:16:20.90 ID:tV0zXVkl0
七咲「それで、先輩……あの」

純一「ん?なんだい?」

七咲「申し訳ないのですが、買い物に付き合っていただけませんか?」

純一「え、ああ。全然構わないよ」

純一「じゃあ、少し休んだら行こうか」

七咲「はい」

549: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:26:07.24 ID:tV0zXVkl0
商店街

純一「ふう、こんなものかな?」

七咲「あ、はい。必要なものはだいたい買ったので」

純一「じゃあそろそろ……」

純一(いや、ちょっと待てよ)

純一(折角商店街まで来たんだし、七咲に何かプレゼントでも買おうかな?)

七咲にプレゼントを
①買う+品物名
②かわない

下5

554: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:33:25.31 ID:j84skNwY0
買う、メイド服

559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:39:20.22 ID:tV0zXVkl0
純一(うん、やっぱり七咲に買ってあげよう)

純一(何がいいかな)

七咲「先輩?どうしたんですか?」

純一「え?ああ、実は――」

純一(待てよ?ここはサプライズプレゼントにするべきじゃないか?)

七咲「先輩?」

純一「あ、ごめん七咲」

純一「ちょっと他に買いたいものがあるから、先に帰っていてくれないかい?」

七咲「え、構いませんけど……付き合いましょうか?」

純一「!いや、いいよいいよ!なんでもないから!」

純一「あ、そうだ!こっちの荷物は僕が持って帰るよ!」

純一「じゃ!」

七咲「あ、先輩……」

七咲「一緒に帰りたかったな……」

560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:42:41.33 ID:tV0zXVkl0
橘家

七咲「はあ、先輩遅いなあ……」

七咲(って言っても、そこまで時間が過ぎた訳じゃないけど……)

七咲「先輩……」

七咲(折角、先輩と二人きりで)

七咲(先輩のお家で過ごせるのに……)

七咲「まだかな……」

純一「ただいまー」

七咲「あ……」

七咲(帰ってきた!)

561: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:45:10.90 ID:tV0zXVkl0
純一「いやぁ、遅くなってごめんよ」

七咲「ほんとです」

七咲「一人で……寂しかったです」

純一「え?な、七咲?」

七咲「……」

純一「えーっと……」

純一「そ、そうだ!七咲に渡したいものがあるんだ!」

七咲「え?」

七咲「渡したいもの、ですか?」

純一「うん!ほら!」

七咲「これは……」

純一「僕からのプレゼントだよ」

562: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:47:19.13 ID:tV0zXVkl0
七咲「先輩……」ウルウル

純一「ほら、玄関じゃなんだし、中に行こうよ」

七咲「はいっ!」

純一「いやあ、何にするか大分迷ったんだけど」

七咲「えっと、開けてもいいですか?」

純一「うん、構わないよ」

七咲(この軽さと、袋は……服、かな)

七咲「」

568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:51:48.66 ID:tV0zXVkl0
七咲「……な」

七咲「なんですか?これ……」

純一「何って……メイド服だけど?」

七咲「」

七咲「あの……どうしてこれなのか、ちょっとお聞きしてもいいですか?」

純一「えっと、実は、七咲に何を買おうかと商店街を見て回ってたんだけど」

七咲「はい……」

純一「これが目に入ったらびびっと来てね」

七咲「はぁ……」

569: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:55:18.11 ID:tV0zXVkl0
純一「これを来た七咲の姿を思い浮かべたら、どうしても見たくなっちゃって……」

七咲「……」

純一「えーっと、ごめん!ダメ……だった……?」

七咲「……ハァ」

七咲「そんなに見たかったんですか?」

純一「!う、うん!是非!」

七咲「ほんと、先輩はしょうがない人ですね」

573: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 13:59:41.75 ID:tV0zXVkl0
純一「う……ご、ごめん」

七咲「いいです。そういう人だって、分かってますから」

七咲「それにこれ、結構かわいいですし」

純一「あの……じゃあ……」

七咲「着てあげます。今回、だけですよ?」

純一「!」

七咲「でも、次はあまり、こういうプレゼントは止めてくださいね?」

純一「う、うん!」

七咲「じゃあ、着替えてくるので」

純一「うん!」

574: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:02:33.97 ID:tV0zXVkl0
メイド服のデザイン

①露出が多く、ミニスカの今風
②シックで清楚

下5

579: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:04:08.91 ID:PIldxHWr0
1

587: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:10:36.58 ID:tV0zXVkl0
七咲「こ、これ……///」

七咲(思ったよりもた、丈が……それに露出も……)

七咲(こ、これじゃあ見えちゃうかも……)

七咲「もう、先輩ったら……」

ソーット

七咲「あの、先輩」

純一「え!!?」グルッ

七咲「着替え。終わりました……」

純一「う、うん!!」

七咲「……」モジモジ

純一「な、七咲?そ、そろそろ、は、入ってきたら、どうだい?」

七咲「……」

七咲「はい……」

589: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:17:27.15 ID:tV0zXVkl0
七咲「……」

純一「」

七咲「あの……どうですか?」

純一「」

七咲「……先輩?」

純一「いい……」ボソッ

七咲「え?」

純一「すっごくいいよ七咲!!!」

七咲「きゃ!えと……あの……///」

純一「想像以上だよ!」

純一「はあ、買ってきてよかったぁ!」

七咲「……///」

七咲(これって……)

七咲(私へのプレゼントっていうより、先輩が……)

591: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:20:56.94 ID:tV0zXVkl0
純一「フンフン!!」

七咲(まあ、いっか……)

七咲(先輩は喜んでくれているし)

七咲「えと、じゃあまた着替えて――」

純一「ええ!!?」

七咲「え、あの……汚れるといけませんし、着替えて……」

純一「ええええ!!!?」

①なんとしてもそのままでいて貰う
②また絶対着ること承諾させて泣く泣く着替えを許す

下5

596: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:24:01.47 ID:x0R8yRN90

604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:32:40.57 ID:tV0zXVkl0
純一「……ごめん、七咲」

七咲「え」

純一「それだけは許すことはできない」

純一「少なくとも、今日一日はその格好でいてもらうよ!!」

七咲「ええ!?」

七咲「で、でも……」

純一「ど、どうしたの?」

七咲「これじゃあ……」

七咲「見えちゃいます……」スソギュッ

純一「」

純一「なおさらダメ!!」

七咲「な、なおさら!?」

純一「あ」

608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:38:54.00 ID:tV0zXVkl0
七咲「……」

七咲「先輩のえっち……」

純一「うっ」

純一「と、とにかく」

純一「頼むよ七咲!ね!?」

七咲「……」

七咲「……先輩が」

七咲「そこまで言うなら……」

七咲「でも……」

七咲「変な視線を感じたら、すぐ着替えますからね!」

純一「うん!うん!」

七咲「あと、他の人には私がこんな格好したなんて」

七咲「絶対内緒ですよ!」

純一「うん!!」

613: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:45:03.82 ID:tV0zXVkl0
七咲「もう……」クルッ

純一(いよっしゃあああああ!!)ガッツポーズ

純一「……」ジー

純一(にしても、可愛いなあ。七咲のメイド服姿)

純一(まだ夕食まで時間はあるし)

純一(メイドの七咲と何かしたいなあ)

①語尾ににゃをつけて貰う
②膝枕で耳掃除をして貰う
③ご主人様と呼んで貰う
④写真を取る
⑤キスを迫ってみる

三つまでOK
下5

618: 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 投稿日:2011/07/08(金) 14:46:42.82 ID:THoMx1pt0
125

627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:55:37.76 ID:tV0zXVkl0
七咲「はぁ……」

七咲(恥ずかしい……)

七咲(ああ言ったのに、先輩はちらちらこっち見てるし……)

七咲「はぁ……」

純一「ねえ、七咲」

七咲「あ……なんですか?」

純一「あの、お願いがあるんだけど……」

七咲「はぁ……えっちなのはダメですよ?」

純一「い、いやいやいや!そんなんじゃないよ!」

純一「だ、だいたい紳士の僕が――」

七咲「はぁ……で、なんですか?」

628: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 14:58:03.18 ID:tV0zXVkl0
純一「あ、あの……」

純一「に、にゃを……」

七咲「にゃ?」

純一「語尾ににゃをつけて欲しいんだ!!!」

七咲「」

七咲「にゃ……?」

純一「ウンウンウン!」

七咲「えと……変態?」

純一「な、なんてことを言うんだ!!」

七咲「でも……」

純一「な、頼むよ七咲!一生のお願いだよ!」

七咲「……」

七咲「ハァ」

631: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 15:03:03.93 ID:tV0zXVkl0
七咲「こ、これで……いいんですか……にゃ」ボソッ

純一「!!」

七咲「は、恥ずかしい……にゃ」

純一「か、可愛い……」

純一「可愛いよ七咲!!」

七咲「………にゃ」

七咲(恥ずかしい……///)

七咲「あの……これはいつまで続ければいいですか、にゃ……」

純一「そ、その服を着てる間はずっとお願いしたいんだけど」

七咲「……」

七咲「先輩は、本当にしょうがない人です……にゃ」

633: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 15:09:53.27 ID:tV0zXVkl0
純一「ハァハァいい、いいよ七咲……」

純一「で、でもあの……まだ、やって貰いたいことあるんだけど……」

七咲「もう……こうなったらなんでもいいです、にゃ」

七咲「なんですか、にゃ?」

純一「み、耳掃除をしてくれないか?……ひ、膝枕で!」

七咲「……」

七咲「そのくらいなら……」

純一「!頼むよ!」

634: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 15:13:18.11 ID:tV0zXVkl0
七咲「じゃあ先輩、耳掻きお借りしますにゃ」

純一「うん!持ってくるから待ってて!」

純一(やったぁ!何事も言ってみるもんだなぁ!)

ドタドタドタ

純一「お、お待たせ!」

七咲「はい、にゃ」

七咲「……」

七咲「じ、じゃあ……」ポンポン

七咲「ここに、頭を乗せてくださいにゃ……」

682: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:06:04.06 ID:tV0zXVkl0
純一「う、うん……」

純一「よいしょ、と」

七咲「……」

純一(うわ!)

純一(なんということだ!)

純一(ミニスカのおかげで、太ももが直に当たっている!!)

七咲「せ、先輩、それじゃあ失礼しますにゃ」

純一「うん……」

七咲「……」

七咲「い、痛かったら言ってくださいにゃ」

純一「う、うん……」

純一(七咲、大分語尾になれてきたみたいだな……)

685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:11:47.74 ID:tV0zXVkl0
純一「……」

七咲「……」ホジホジ

純一(うう……七咲の匂いと感触でどうにかなってしまいそうだ……)

純一「……」チラッ

七咲「先輩。動かないでくださいにゃ」

純一「ご、ごめん……」

純一(でもそんなこと言われたって……)

純一(ちょっと後ろを向けば、七咲の胸がすぐ近くにあるこの状況……)

純一(まさに天国と地獄だよ……)

純一(動かないなんて不可能だ……)

687: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:16:32.65 ID:tV0zXVkl0
純一(……ん?待てよ)

純一(今やってる方の耳が終わった時に)

純一(極自然に顔を後ろに向ければ……)

純一(七咲のお腹や胸がドアップに!)

純一(よし……)

純一(これは失敗が許されないぞ)

純一(自然に、スムーズに後ろを向いて)

純一(当然のように振る舞わなくては!)

純一(……)

七咲「はい、先輩終わりましたにゃ」

純一(きた!)

689: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:22:08.01 ID:tV0zXVkl0
純一「あ、ああ。じゃあ、反対も頼むよ」クルッ

七咲「え」

純一「……」

七咲「あの、先輩?」

純一「ん?どうしたんだい?七咲」

七咲「……い、いえ。なんでもないですにゃ」

七咲「失礼しますにゃ……」

純一(うううう、す、すごい!)

純一(七咲のお腹!七咲の胸!七咲の脇!七咲の二の腕!)

純一(す、すべてが魅力的すぎる!)

純一(しっかり頭の中に保存しておかないと!!)

691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:27:12.96 ID:tV0zXVkl0
純一「ハァハァ」

――――
――


七咲「先輩、終わりましたにゃ……///」

純一「ん、ありがとう。七咲」

純一「……」

七咲「……あ、あの、先輩?降りて――」

純一「……」スッ

頬に手を触れる

純一「七咲……」

七咲「せ、先輩……///」

696: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:39:02.20 ID:tV0zXVkl0
純一「ごめん七咲……僕もう」

七咲「……」スッ

純一「ん……」チュッ

七咲「……」

――――
――


純一「ハァハァな、七咲?」

七咲「……私、夕御飯の準備しますね」

純一「う、うん」

スタスタスタ

純一「……」

純一(七咲……かわいいなぁ)

703: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 18:46:35.14 ID:tV0zXVkl0
七咲(先輩……)

七咲(先輩……)

七咲(私、先輩と……)

七咲(泊まりに来てからずっと)

七咲(先輩はそういうことを遠慮してるみたいだったから、不安だったけど……)

七咲(先輩……)

七咲(嬉しい……///)

――――
――


夕食後

純一「ごちそうさま。やっぱり、カレーは一晩寝かせるたほうがおいしいね」

七咲「そうですね」

※にゃは止めました

746: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:37:16.88 ID:tV0zXVkl0
純一(さて、夕飯の片付けも終わったし)

純一(今日はどうしようかな?)

①風呂に入る
②七咲とメイドごっこ
③雑談しながら悩みをそれとなく聞く

下5

751: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:37:55.20 ID:aIxjlWr80
3

759: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:43:37.25 ID:tV0zXVkl0
七咲「じゃあ先輩、私お風呂を沸かして――」

純一「あ、じゃあ七咲」

七咲「はい?」

純一「それが終わったらお茶でも飲まないか?」

七咲「あ、はい」

七咲「じゃあ」

トテトテトテ

純一(さて、と)

――――
――


七咲「先輩、お待たせしました」

761: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:46:26.70 ID:tV0zXVkl0
純一「ん、お帰り。七咲」

純一「みかんでもどうだい?」

七咲「ふふ、いただきます」

純一「それにしても」

七咲「はい?」

純一「そのメイド服も大分慣れたみたいだね」ニヤッ

七咲「!もう……やめてください!///」

純一「あー、また七咲のにゃが聞きたいなぁ」

762: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:53:03.39 ID:tV0zXVkl0
七咲「だ、ダメですよ!あれ、本当に恥ずかしいんですから」

純一「でも、七咲も最後の方はノリノリじゃなかった?」

七咲「そ、そんなことないです///」

純一「うーん、でも」

七咲「はい?」

純一「どうせメイド服なら、ご主人様ってのも一度言われてみたいなあ」

七咲「な」

七咲「何言ってるんですか、先輩///」

七咲「ほんとにもう!先輩は変態なんですから」

純一「えー、一回だけ!一回だけでいいから!」

764: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 20:55:39.62 ID:tV0zXVkl0
七咲「ダメです///」

純一「どうしても?」

七咲「はい」

純一「ハァ……」

純一「折角メイド服なのに……」

純一「……」シュン

七咲「……」キュン

七咲「い……」

七咲「一回、だけですよ?」

純一「え!?」

純一「本当にいいの!?」

767: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:01:11.86 ID:tV0zXVkl0
七咲「は、はい。一回だけで、良ければ……」

純一「やった!ありがとう七咲!!」

七咲「先輩、大袈裟ですよ」

純一「いやいや、これを喜ばずして他にないよ!」

七咲「もう……」

七咲「じ、じゃあ、いきますよ?」

純一「う、うん!」

七咲「……」

七咲「ご」

七咲「……ごしゅじん、さま」ボソッ

純一「え?」

純一「ごめん、七咲!よく聞こえなかった!」

769: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:06:50.53 ID:tV0zXVkl0
七咲「」

七咲「ご、ご主人様っ」

純一「」

純一「なんだい、七咲?」

七咲「え」

純一「そうだ、七咲。お茶を入れてきてくれないか?」

七咲「え、あ、はい。せんぱ――」

純一「ご主人様」

七咲「あ、はい、ご主人様」オジギ

七咲「あ」

七咲「先輩っ」

七咲「もう、なんてことさせるんですかっ///」

あれ、折角だから、雑談のついでにちょっとだけ
メイドっぽいことさせるつもりだったのに……?

772: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:12:03.48 ID:tV0zXVkl0
純一「ははっ、まさか本当に引っ掛かるとは思わなかったよ」

七咲「///」

七咲「もう///」

七咲「あまり変なことしたら、美也ちゃんに言いつけちゃいますよ?」

純一「うっ、それは困るなぁ」

七咲「昨日のことも、全部言っちゃいますからね」

純一「えぇ!僕、そんなに色々……」

七咲「……」ジトー

純一「色々……し、しましたね」

純一「ご、ごめん七咲」

774: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:17:41.07 ID:tV0zXVkl0
七咲「クスッじゃあ、言わない代わりに何かしてもらおうかなー」

七咲「なんて」

純一「え!な、何かって……何を?」

純一(ま、まさか……)

純一(あんなことや……)

純一(こんなこととか……)

純一「だ、ダメだよ七咲!」

七咲「へ?」

純一「そ、そんなこと……!た、確かにちょっとだけ興味はあるけど!」

純一「いや、ちょっと……いっぱい?いやいや……」

七咲「先輩?」

七咲「いったいどんな想像したんですかぁ?」

778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:21:00.49 ID:tV0zXVkl0
純一「い、いや!その……えっと……」

七咲「ふぅ、やっぱり、美也ちゃんに言った方がいいかもしれませんね」

純一「そんなぁ」

七咲「でもそういえば」

七咲「今ごろ向こうは何しているんでしょうか」

純一「んー、そうだなあ」

純一「美也のことだから、郁夫君と一緒になって遊んでたりして」

七咲「ふふ、そうかもしれませんね」

788: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:30:08.03 ID:tV0zXVkl0
その頃の向こう

美也「こら!逃げちゃダメだってば!」

郁夫「!!」

美也「ほら!じっとしてないと頭洗えないでしょー!!」

郁夫「――!」

美也「ほんっとじっとしてないんだから!」

美也「もー!!」

※郁夫君は六歳なので許されることです

799: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:36:13.17 ID:tV0zXVkl0
純一「……郁夫君のこと、心配じゃないかい?」

七咲「え」

七咲「い、いえ……別に」

七咲「美也ちゃんならきっと郁夫とも上手くやっているでしょうし」

七咲「……きっと、私よりも」

七咲「……」

純一「……そうかな?」

純一「郁夫君だって、急にお姉さんがいなくなって」

純一「心配しているかもよ」

804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:41:39.53 ID:tV0zXVkl0
七咲「……そんな」

七咲「……」

七咲「……思っちゃうんです」

七咲「私がいないほうが、郁夫はせいせいしてるんじゃないかって」

純一「……」

七咲「私がいると、つい色々注意してしまいますし」

七咲「郁夫も、そんな口うるさい姉なんて……」

純一「……そりゃあ」

純一「叱られるのは嫌だろうけど」

純一「お姉ちゃんがいなくなってせいせいしただなんて」

純一「郁夫くんはそんなこと言わないと思うよ」

806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:46:33.47 ID:tV0zXVkl0
七咲「……わかってます。わかってます、けど!」

七咲「私だって嫌なんです!自分のイライラを郁夫にぶつけてるみたいで……」

七咲「でも、郁夫のことを叱ってあげられるのは私だけだから……」

七咲「なんで……私、お姉ちゃんなんだろう……」

七咲「私も、先輩みたいなお兄ちゃんが欲しかった……」

七咲「そしたらきっと、今みたいに……」

純一「七咲……」

808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:48:42.33 ID:tV0zXVkl0
ふと思う。七咲は未だメイド姿。

815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 21:56:26.57 ID:tV0zXVkl0
純一「大丈夫」

純一「大丈夫だよ、七咲」

抱き寄せる

純一「七咲は、ちょっと疲れちゃっただけだよ」

七咲「先輩……」

純一「大変だよね、兄弟って」

純一「僕も、美也がいるからよく分かるよ」

純一「しかも、郁夫くんは七咲と年も離れていて」

純一「両親も、いつもいるわけじゃない」

七咲「せんぱい……」

純一「だから、ちょっと疲れちゃっただけだよ」

820: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:01:34.29 ID:tV0zXVkl0
純一「七咲が、郁夫くんのことをとても大切に思っているのは、よく分かるよ」

純一「だって、大切に思っているからこそ、叱っちゃうんだろう?」

七咲「……」コクン

純一「その気持ちは、きっと郁夫くんにも伝わっていると思う」

純一「今は気づいていなくても、いつかきっと」

純一「それまで、七咲はまた疲れることがあるかもしれないけれど」

純一「そうしたら、僕がまた、七咲のお兄ちゃんになるから」

七咲「おにい……ちゃん……」

純一「七咲」

七咲「お兄ちゃんっ!」

七咲はその後しばらく泣いていた

けど

824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:05:54.37 ID:tV0zXVkl0
七咲「……」

七咲「先輩。すいませんでした。私……」

純一「いいんだよ。言っただろう?」

純一「今僕は、七咲のお兄ちゃんなんだから」

純一「いくらでも僕に甘えていいんだよ」

七咲「……はい」

七咲「お兄ちゃん」クスッ

純一「いっ」

純一「な、なんか照れるね。そう呼ばれると///」

七咲「あ、じゃあ、先輩はこっちのほうがいいですか?」

七咲「に……にぃに///」

834: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:09:50.34 ID:tV0zXVkl0
純一「」

純一「いや、それは……えっと……///」

七咲「クスクス」

七咲「でも」

七咲「明日帰るまで、お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」

純一「え」

純一「も、もちろんOKだよ!」

純一「ははっ」

七咲「ありがとう、お兄ちゃん///」

――――
――

841: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:19:05.88 ID:tV0zXVkl0
七咲「お兄ちゃん、お風呂、沸いたよ」

純一「いっ」

純一(な、七咲……!)

純一(さっきはついOKしちゃったけど、これは……)

七咲「お兄ちゃん?」クビヲカシゲル

純一(なんて破壊力なんだ!!!)

純一「あ、ああ。ありがとう、七咲」

七咲「お兄ちゃん」ムッ

七咲「妹を名字で呼ぶの?」

純一「う」

純一「……」

純一「あ、ありがとう……あ、逢」

七咲「クスッうん、お兄ちゃん」

846: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:21:10.53 ID:tV0zXVkl0
純一(さて、風呂か……)

①先に入る
②逢を先に入らせる
③お兄ちゃんと一緒に入らないかと誘う

下5

851: 忍法帖【Lv=20,xxxPT】 投稿日:2011/07/08(金) 22:21:55.38 ID:nMgSKaFf0
1

859: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:34:30.92 ID:tV0zXVkl0
純一「じゃあ、あ、逢……先に入るかい?」

七咲「え……ううん、お兄ちゃん先に入って」

七咲「昨日は私が先に入っちゃったし」

純一「そう?じゃあ」

トントントントン

七咲「……」

――――
――


純一「ふぅー……」

純一「あー、疲れた……」

純一(でも、七咲は元気になったみたいだし、良かったかな)

純一(ちょっと元気になりすぎた気もするけど……)

ガチャッ

869: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:45:21.91 ID:tV0zXVkl0
純一「え」

逢「お兄ちゃん……///」

純一「な、七咲!?」

逢「」ムッ

逢「お兄ちゃん?」

純一「あ……ご、ごめん」

純一「で、でもどうしたんだい?逢」

純一「あの、今僕が……」

逢「はい」

逢「だから、背中を流そうと思って」

純一「」

874: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 22:50:50.43 ID:tV0zXVkl0
純一「い!いや!折角だけど!」

純一「そ、それにいくら兄弟でも、お互い高校生になったら、流石に――」

逢「私と一緒にお風呂入るのは、嫌?お兄ちゃん……」ウルウル

純一「」

純一「そんなこと絶対にないよ!!」

純一「あ」

逢「じゃあ」

逢「いいよね?」ニコッ

純一(……勝てない)

886: お茶か牛乳 投稿日:2011/07/08(金) 23:08:23.11 ID:tV0zXVkl0
いいや、それだけ七咲がリラックスしていて
妹になりきってる、ということで

純一「」

逢「お兄ちゃん、痒いところはない?」ゴシゴシ

純一「」

純一(な、何か考えたらまずい……)

純一(じゃないと、ぼ、僕の紳士棒が……)

逢「よいしょっと」

純一(ん?)

純一(こ、この感触はッ!!!)

純一(布越しとはいえ、感じるこの柔らかさ!)

純一(人肌のぬくもり!肩にかかるツンツンとした感触!)

896: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:17:45.61 ID:tV0zXVkl0
純一「な、七咲!?」

七咲「はい?」

七咲「あ、えと、なに?お兄ちゃん」

純一「な、なにしてるんだい?」

七咲「前も洗おうかと思って」

純一(こ、これは注意すべきだろうか?)

純一(で、でも……注意したら七咲は離れちゃうわけだし……)

純一(いや、しかし今僕は七咲のお兄ちゃんなんだから)

純一(兄としてこういうことはいけないと注意すべきじゃあ)

純一「」

897: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:22:23.54 ID:tV0zXVkl0
純一(どうしたら……)

ザパァ

逢「お兄ちゃん、終わったよ?」

純一「え?」

純一(もう?)

純一(は!何を僕はがっかりしているんだ!)

純一「あ、ありがとう、逢」

逢「じゃあ、次私が洗うから」

純一「!」

純一「よし!じゃあ次は僕が、逢の背中を洗うよ!」

逢「ええ!?///」

902: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:26:09.18 ID:tV0zXVkl0
純一「ほら、妹にばかりやらせたら、兄として情けないだろう?」

逢「え、でも……///」

純一「ね?」

逢「じゃあ……」

逢「お願いします……///」

純一「よし!」

逢「……///」

純一「じゃあ、行くよ?」

逢「は、はい……」

純一「……」サワッ

逢「ん……」

純一「……」ゴシゴシ

逢「んん……」

906: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:31:07.96 ID:tV0zXVkl0
純一(な、なんでこんなに……)

逢「や……せんぱい……」

純一(なんて色っぽいんだ七咲!!)

逢「……」ハァハァ

純一(それに、水泳部とはいえ、やっぱり女の子だなあ)

純一(肌がきれいだ)

純一(うう、直接触ってみたい……)

純一(きっと、すごくいい感触がするんだろう……)

純一(いや、ダメだ!僕は兄であり、紳士なんだ!)

純一「……」

純一(あ、でももし今が夏だったら)

純一(背中に水着の日焼けあととかあったのかな?)

純一「……」

908: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:35:35.67 ID:tV0zXVkl0
逢「お兄ちゃん……」

純一「……え?なに?」

逢「なんか手つきがいやらしい……」

純一「え」

純一「ご、ごめん!!」

逢「あ、じゃあ、やっぱり」

逢「いやらしいこと考えてたんですか?」

純一「いや、その……」

逢「先輩は、えっちなお兄ちゃんですね」クスッ

純一「ううっ……」

純一「ご、ごめん七咲……」

逢「お兄ちゃん」

純一「あ、ごめん、逢……僕……」

920: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:41:52.65 ID:tV0zXVkl0
純一「僕、先上がるよ……逆上せそうだ……」

逢「……」

逢「あれ、お兄ちゃん」

純一「え?」

逢「前は洗ってくれないの?」

純一「」

逢「私は洗ってあげたのに」クスリッ

純一「う……あ……」

純一「ごめんッ!!!」バタンッ

逢「……」

逢「……からかいすぎちゃったかな」

927: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:47:50.60 ID:tV0zXVkl0
逢「先輩ったら……」

逢「服も着替えないで飛び出して行っちゃって」クスッ

逢「美也ちゃんの言ってたことが分かるなあ」

逢「お兄ちゃん、か……」

――――
――


純一「ハァハァ」

純一「なんだったんだ?さっきのは……」

純一「七咲……」

純一「なんかやたら色っぽかったぞ……」

930: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:51:08.12 ID:tV0zXVkl0
純一「と、とにかく服を着ないと……」

純一「ふぅ……」

純一「体が熱い……」

純一(七咲の体温が、まだ残ってるみたいだ……)

純一「……」

純一「……」スー

純一「……」スースー

コンコン

932: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/07/08(金) 23:54:51.06 ID:tV0zXVkl0
ガチャ

逢「お兄ちゃん?」

純一「……」スースー

逢「あ」

逢「寝ちゃったんだ」

逢「……」

①パジャマで一緒に寝る
②お兄ちゃんのYシャツを借りてハダワイで一緒に寝る
③Tシャツパンツで一緒に寝る

下5

937: 忍法帖【Lv=25,xxxPT】 投稿日:2011/07/08(金) 23:55:45.22 ID:KVt6WyD50
まるに


続きます!