1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 01:10:28.26 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はぁ…暇だなぁ」

イリヤ「お母様とキリツグは日本に行っちゃったし、おじいさまは外に連れ出してくれないし」

イリヤ「こんな事なら無理やりついていけばよかった」

イリヤ「………そうだ!今からでも追いかければいいのよ」

イリヤ「よーし、そうと決まれば早速出かけなきゃ!えっと、お財布持って、ぬいぐるみ持って…」

イリヤ「荷物はこれでいいよね?おじいさまに見つからない内にお城からでなくちゃ」






イリヤがキリツグ達の元へ行こうと奮闘するSS
・選択肢によって展開が変わる
・思いつき進行
・DEADまみれ
・タイガー道場
・ご都合主義
・原作無視
・猟奇

以上の点が含まれる(可能性がある)ので、許容出来ない方はなにも言わずにブラウザバックする事をオススメします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414685418

引用元: イリヤ「暇だからキリツグを追いかけて日本に行く」 

 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 01:17:54.50 ID:tngDk6LB0
イリヤ「という事で早速お城から出たいけど…」

イリヤ「そのまま出ようとしたら見張りに見つかっちゃうし…どうすればいいのかな?」




1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:カーテンを結んでしがみつきながら窓から降りる
3:部屋の中を探して使えそうなものが無いか調べる


選択安価 安価下2

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 01:18:55.22 ID:0yIqWIop0
3

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 01:26:00.23 ID:tngDk6LB0
イリヤ「焦る事はないわ、こういう時はお部屋の中を探索して何かないか調べ直してみましょう」ガサゴソ

イリヤ「うーん…あ、お母様から貰ったお守りがあった!」

イリヤ「持ってたらお母様が守ってくれるかな?」

イリヤ「とりあえず持っていってもいいよね」ゴソゴソ



コンコン


イリヤ「はーい」


ガチャ



ホムンクルス「お待たせ致しました、本日の朝食でございます」




そういえば朝ごはんを食べていなかったのでとりあえず食べておく事にした。

お腹がすいて動けなくなったら大変よね。おやつも欲しいな



ホムンクルス「おやつですか…では、焼き菓子をご用意いたします」





焼き菓子をもらった。お腹がすいたら食べよう。



イリヤ「よりみちしちゃったけど、大丈夫よね?」


1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:カーテンを結んでしがみつきながら窓から降りる

選択安価 安価下2

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 01:32:51.21 ID:7CL15vKD0
1

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 01:46:14.94 ID:tngDk6LB0
イリヤ「とりあえず見張りに見つからなければ大丈夫だよね…こっそりこっそり」


ガヤ

イリヤ「…誰もいないよね?」コソコソ

イリヤ「このまままっすぐ進めばエントランスで、そのまま外に出れるけど…」

イリヤ「真っ直ぐ進んで見張りに見つかったらお部屋に連れ戻されちゃう」

イリヤ「でも、もたもた回り道してると部屋にいない事がバレちゃうし」




1 最短距離を進んで外に出よう
2 回り道をして慎重に進もう

選択安価 安価下2

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 01:50:00.67 ID:CrxrCagSO

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:00:48.67 ID:tngDk6LB0
イリヤ「見つかったらもともこもないし…脇道を通って進んだ方がいいよね」スッ




リズ「………?」

セラ「リズ、どうかしましたか?」

リズ「…なんでもない」

リズ「(…気のせいかな?)」



イリヤ「ふふん、時間はかかったけどなんとかお城から出る事に成功したわ」

イリヤ「でも…出たのはいいけど、どうやって追いつけばいいのかな」

イリヤ「とりあえず、キリツグ達が出て行った方向にいけばきっと追いつくもんね!」




-アインツベルンの森-


イリヤ「えっと、キリツグ達はこっちに向かったから…」トテトテ

イリヤ「…なにこれ、壁みたいなのがある」※結界です

イリヤ「この壁みたいなの、邪魔だなぁ」



1 結界を壊して先に進む
2 結界を通り抜けられないか試してみる
3 解決案が浮かぶまで待つ

選択安価 安価下2

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 02:03:13.12 ID:7CL15vKD0
3

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:07:11.67 ID:tngDk6LB0
イリヤ「うーん、どうすればいいんだろう」

イリヤ「うーん………」



イリヤガイナイゾ!ダッソウダ!



ホムンクルス「イリヤ様、勝手に出歩かれては困ります」

イリヤ「あれ、もう見つかっちゃった!?」

ホムンクルス「申し訳ありませんが、お部屋に戻っていただきます」

イリヤ「」ガーン



その後、私はお部屋に連れ戻された。

部屋は厳重に守られ、私がキリツグに会いに行く事はできなくなった…


BADEND もたもたしている暇はない

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:14:19.04 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はいはーい、皆さんお待ちかねのタイガー道場ですよー!」

大河「という訳で、このコーナーではBADやDEADに進んでしまって先に進めない皆への救済を私達が行っちゃうぞー」

アーチャー「ちょっと待て、何故私がここに連れてこられている」

大河「だって本来の相方の弟子一号が今回主役しちゃってるから、代わりがいないと寂しいじゃない」

アーチャー「私でなくともいいと思うのだが…」

大河「細かい事は気にしない!相方はローテーションのつもりだから、そこよろしく!」

アーチャー「はぁ…仕方ない」

大河「さて、今回の失敗の原因は…これですね。部屋から抜け出してから悠長に構えていたらそりゃすぐ追いつかれますよ」

大河「見張りだって無能じゃないんです。部屋で大人しくしている内は少し位のんびりしててもいいけど外に出たらすぐに遠くに逃げないと」

大河「ちなみに外に出た後は危険がいっぱい!結界を抜けるまでがチュートリアルだから、覚悟しててねー!」

アーチャー「ちなみに結界を抜けた後はどうすればよいのだ?」

大河「とりあえず日本に向かえばいいんじゃないかな」

アーチャー「どうやって?」

大河「………頑張って」

アーチャー「ちょっと待て!まさか考えていないという事はあるまいな!?」

大河「やだなぁちゃんと考えてありますよ。最も割と最初の方でその手段が得られるか否かが決まっちゃうけど」

アーチャー「というと?」

大河「それ以上は今は言えないなぁ…それじゃ、気をとりなおしてその日の初めからリトライしてみよう!」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:16:02.08 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「もたもたしてたら見張りに見つかって二度とキリツグ達にあえなくなる夢を見た気がする…」


イリヤ「ううん、そんな事はない…はず」


1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:カーテンを結んでしがみつきながら窓から降りる
3:部屋の中を探して使えそうなものが無いか調べる


選択安価 安価下2

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 02:20:37.57 ID:3Nor8yD80
3

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:21:36.84 ID:tngDk6LB0
イリヤ「焦る事はないわ、こういう時はお部屋の中を探索して何かないか調べ直してみましょう」ガサゴソ

イリヤ「うーん…あ、お母様から貰ったお守りがあった!」

イリヤ「持ってたらお母様が守ってくれるかな?」

イリヤ「とりあえず持っていってもいいよね」ゴソゴソ

イリヤ「(あれ、前にもこんな事があった気がする)」



コンコン


イリヤ「はーい」


ガチャ



ホムンクルス「お待たせ致しました、本日の朝食でございます」




そういえば朝ごはんを食べていなかったのでとりあえず食べておく事にした。

お腹がすいて動けなくなったら大変よね。おやつも欲しいな



ホムンクルス「おやつですか…では、焼き菓子をご用意いたします」





焼き菓子をもらった。お腹がすいたら食べよう。



イリヤ「よりみちしちゃったけど、大丈夫よね?」


1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:カーテンを結んでしがみつきながら窓から降りる

選択安価 安価下2

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 02:23:38.25 ID:x3oeNPGio
2

29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:29:58.16 ID:tngDk6LB0
イリヤ「そうだ、前にセイバーっていう人がやってたやり方で窓から出てみよう」

イリヤ「うんしょ…うんしょ…うーん…ぷはっ」

イリヤ「カーテンの結び目はこれでいいのかな?」クイックイッ

イリヤ「よし、早速外に出なきゃ」スッ



ビュオオオオオオ…


イリヤ「ひっ…」

イリヤ「こ、怖い…高いよ。でも、キリツグ達に会いに行く為には頑張らないと」

イリヤ「うんしょ、うんしょ…あれ?」



イリヤ「う、うそ…高さが足りてない」

イリヤ「ど、どうしよう。そうだ、早く登らないと」



シュルッ



イリヤ「え?」





急に落ち始めた。

何が起きたのか一瞬わからなかったけど、窓の方を見て何が起きたのかわかった

力が足りなくて、カーテンの結び目がしっかり結ばれていなかったのだ。

当然、結び目がほどけた事により、ぶら下がっていた私の身体は地面に真っ逆さま

そして…


アインツベルンの城付近に、小さな赤い花が咲いた。



DEADEND 子供が無茶をしてはいけません

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:34:55.49 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「ワルイゴイネガー!はい、またあっちゃいましたね皆さん。タイガー道場の時間だよー」

アーチャー「…まさかこんなに早く再会するとは思っていなかったぞ」

大河「まだ見ぬ選択肢に惹きつけられちゃったんだよね、分かるよーその気持ち」

大河「だがしかし!その好奇心が非力な女の子を血祭りにしてしまう。ここはそういう世界だという事をお忘れなく」

アーチャー「で、今回の失敗は?」

大河「イリヤちゃんは非力な女の子です。つい先日までお父さんと遊んでいただけのかよわい娘なんです」

大河「そんな箱入り娘がいきなり映画みたいな事を出来るかと言われれば答えは当然NO!」

大河「だから、くれぐれも無茶しただめだぞ」

アーチャー「まぁ、確かにそうだな。第5次を見る限りだととてもそうは見えんが」

大河「10年の間に人はこうも変わるのか…さて、今回の注意はここまで。次のBAD・DEADで会いましょう」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:36:37.75 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「窓から出ようとして地面に落ちて死んだ夢を見た気がする…」


イリヤ「窓怖い…窓怖い…」ブツブツ


1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:部屋の中を探して使えそうなものが無いか調べる


選択安価 安価下2

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 02:40:03.43 ID:TBUKq1BiO
2

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:41:42.44 ID:tngDk6LB0
イリヤ「焦る事はないわ、こういう時はお部屋の中を探索して何かないか調べ直してみましょう」ガサゴソ

イリヤ「うーん…あ、お母様から貰ったお守りがあった!」

イリヤ「持ってたらお母様が守ってくれるかな?」

イリヤ「とりあえず持っていってもいいよね」ゴソゴソ

イリヤ「(あれ、前にもこんな事があった気がする)」

コンコン

イリヤ「はーい」

ガチャ


ホムンクルス「お待たせ致しました、本日の朝食でございます」


そういえば朝ごはんを食べていなかったのでとりあえず食べておく事にした。

お腹がすいて動けなくなったら大変よね。おやつも欲しいな

ホムンクルス「おやつですか…では、焼き菓子をご用意いたします」


焼き菓子をもらった。お腹がすいたら食べよう。






イリヤ「とりあえず見張りに見つからなければ大丈夫だよね…こっそりこっそり」


ガヤ

イリヤ「…誰もいないよね?」コソコソ

イリヤ「このまままっすぐ進めばエントランスで、そのまま外に出れるけど…」

イリヤ「真っ直ぐ進んで見張りに見つかったらお部屋に連れ戻されちゃう」

イリヤ「でも、もたもた回り道してると部屋にいない事がバレちゃうし」




1 最短距離を進んで外に出よう
2 回り道をして慎重に進もう

選択安価 安価下2

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 02:46:52.74 ID:3Nor8yD80
2

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:50:20.85 ID:tngDk6LB0
イリヤ「見つかったらもともこもないし…脇道を通って進んだ方がいいよね」スッ




リズ「………?」

セラ「リズ、どうかしましたか?」

リズ「…なんでもない」

リズ「(…気のせいかな?)」



イリヤ「ふふん、時間はかかったけどなんとかお城から出る事に成功したわ」

イリヤ「でも…出たのはいいけど、どうやって追いつけばいいのかな」

イリヤ「とりあえず、キリツグ達が出て行った方向にいけばきっと追いつくもんね!」




-アインツベルンの森-


イリヤ「えっと、キリツグ達はこっちに向かったから…」トテトテ

イリヤ「…なにこれ、壁みたいなのがある」※結界です

イリヤ「この壁みたいなの、邪魔だなぁ」



1 結界を壊して先に進む
2 結界を通り抜けられないか試してみる

選択安価 安価下2

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 02:54:41.77 ID:i1HePBPq0
2

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:03:52.93 ID:tngDk6LB0
イリヤ「きっとキリツグ達もこの先に進んだから、私も通れるかもしれない」スッ


イリヤ「…普通に通れちゃった」

イリヤ「とりあえずここを進んで…どうすればいいんだろう」



ワオーン…



イリヤ「え?な、なに…?」

狼「グルルルル…」

イリヤ「い、いやだ…来ないで」

イリヤ「ど、どうしよう。襲って来そう」




1 逃げ出す
2 結界内に引き返す
3 焼き菓子をばらまいて気を取られてる隙に逃げる

選択安価 安価下2

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 03:08:36.95 ID:06H6Sc1Yo

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:15:02.28 ID:tngDk6LB0
イリヤ「そ、そうだ…朝もらったお菓子」ガサゴソ

イリヤ「えい!えい!こっちのほうが美味しいよ!」ポイッポイッ

狼「………」

イリヤ「…あれ?」

狼「グルルルルル」

イリヤ「や、やだ!助けて!!}

狼「ガァー!」バッ




狼に襲われた私には、抵抗する術はなかった。

肉を噛みちぎられ、悲鳴をあげ、助けは来てくれず。

お母様とキリツグの名前を最期まで叫びながら、私は狼に食い殺された。



DEADEND 獣はお菓子よりお肉が好み

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:20:17.61 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はいはーい、もう3回目だね、タイガー道場の時間だよー」

アーチャー「もう深夜だというのに…朝起きれなくなっても知らんぞ」

大河「ここをどこだと思っているの?むしろ今こそが活動するべきなのがこの板よ」

アーチャー「それ以上は言うな。…で、言うまでもないとは思うが今回の死因は?」

大河「まず、肉食の野生の狼が目の前に美味しそうなお肉があるのにお菓子なんかにがっつくわけないだろと」

大河「狼にとって焼き菓子は未知の物体。それに比べてイリヤちゃんは美味しそうな新鮮なお肉!どっちを食べるかと言われれば一目瞭然です」

アーチャー「ではあの場合どうすればよかったのだ?」

大河「あの状態で狼に遭遇した時点で詰みです」

アーチャー「なん…だと!?」

大河「というか一人で行動するにも限界があるでしょうに…」

アーチャー「だが、協力者を用意しようにも協力してくれそうな人物がいないのだが」

大河「それじゃあ次のDEAD/BAD後にお会いしましょー」

アーチャー「なんでさ」

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:22:18.18 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「狼に食べられて死んだ夢を見た気がする…」


イリヤ「一人怖い…誰か一緒に来てくれないかな…」ブツブツ


1:見張りに見つからないようにこっそり屋敷内を素通りして普通に出る
2:部屋の中を探して使えそうなものが無いか調べる


選択安価 安価下2

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 03:25:16.80 ID:TBUKq1BiO
2

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:27:34.62 ID:tngDk6LB0
イリヤ「焦る事はないわ、こういう時はお部屋の中を探索して何かないか調べ直してみましょう」ガサゴソ

イリヤ「うーん…あ、お母様から貰ったお守りがあった!」

イリヤ「持ってたらお母様が守ってくれるかな?」

イリヤ「とりあえず持っていってもいいよね」ゴソゴソ

イリヤ「(あれ、前にもこんな事があった気がする)」

コンコン

イリヤ「はーい」

ガチャ


ホムンクルス「お待たせ致しました、本日の朝食でございます」


そういえば朝ごはんを食べていなかったのでとりあえず食べておく事にした。

お腹がすいて動けなくなったら大変よね。おやつも欲しいな

ホムンクルス「おやつですか…では、焼き菓子をご用意いたします」


焼き菓子をもらった。お腹がすいたら食べよう。






イリヤ「とりあえず見張りに見つからなければ大丈夫だよね…こっそりこっそり」


ガヤ

イリヤ「…誰もいないよね?」コソコソ

イリヤ「このまままっすぐ進めばエントランスで、そのまま外に出れるけど…」

イリヤ「真っ直ぐ進んで見張りに見つかったらお部屋に連れ戻されちゃう」

イリヤ「でも、もたもた回り道してると部屋にいない事がバレちゃうし」




1 最短距離を進んで外に出よう
2 回り道をして慎重に進もう

選択安価 安価下2

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 03:31:15.80 ID:CrxrCagSO

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:32:53.99 ID:tngDk6LB0
イリヤ「見つかったらもともこもないし…脇道を通って進んだ方がいいよね」スッ




リズ「………?」

セラ「リズ、どうかしましたか?」

リズ「…なんでもない」

リズ「(…気のせいかな?)」



イリヤ「ふふん、時間はかかったけどなんとかお城から出る事に成功したわ」

イリヤ「でも…出たのはいいけど、どうやって追いつけばいいのかな」

イリヤ「とりあえず、キリツグ達が出て行った方向にいけばきっと追いつくもんね!」




-アインツベルンの森-


イリヤ「えっと、キリツグ達はこっちに向かったから…」トテトテ

イリヤ「…なにこれ、壁みたいなのがある」※結界です

イリヤ「この壁みたいなの、邪魔だなぁ」



1 結界を壊して先に進む
2 結界を通り抜けられないか試してみる

選択安価 安価下2

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:34:48.45 ID:3Nor8yD80
1

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:43:49.99 ID:tngDk6LB0
イリヤ「むー…この壁邪魔だなぁ」

イリヤ「壊れてくれたら進めるのになぁ…」ペタ

ジジジ…カシャーン


イリヤ「うわっ!?」

イリヤ「ほんとに壊れちゃった…どうして?」

イリヤ「と、とりあえずこれでキリツグを追いかける事が出来るよね」タタタ





狼「………グルル」






イリヤ「森が広くてどっちにいけばいいのかわからなくなった…」

狼「グルル…」

イリヤ「…え?」

狼B「ガルル…」

イリヤ「な、なに…?やだ、来ないで!」



狼「ガルァアアアアアアアア!!」バッ

イリヤ「きゃああああああああああ!!」




ザシュッグサッドスッズシャア


イリヤ「…………!!」プルプル

イリヤ「………あれ?」

セラ「結界が壊されたので侵入者かと思えば、こんな所で何をしているのですか」

リズ「助けに来た」

イリヤ「セラ…リズ…うわぁああああああ怖かったよおおおおおおお!!」バッ

リズ「よしよし、怖かったね」サスサス

セラ「ご無事でなにより…ですが」

セラ「どうしてこのような所にいるのです?」

イリヤ「え…えっと…」


1:正直に話す
2:旅をしたいと言ってごまかす
3:家出すると言う

選択安価 安価下2

58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:45:53.33 ID:jvl2VuJb0
1

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 03:56:01.23 ID:tngDk6LB0
イリヤ「そのね…キリツグ達がいなくて、寂しかったから…」

セラ「それで追いかけようとしたと」

イリヤ「うん…ごめんなさい」

セラ「全く…それで勝手に城を出られては困ります」

イリヤ「………」シュン

リズ「…イリヤは、お父さんとお母さんに会いたい?」

イリヤ「…うん」

リズ「どんなに危険な道のりでも?会う前に怖い人達に攫われて解剖されたりホルマリン漬けにされたり、殺されたりするかもしれないけど、それでも会いに行きたい?」

イリヤ「…うん」

セラ「だめです、イリヤ様をそのような危険な目に合わせる訳にはいきません」

リズ「セラ、頭硬い」

セラ「何を言っているのです、これも全てはイリヤ様の為を思って…」

リズ「イリヤはお父さんに会いたがってる。だったら、それを応援する方がイリヤの為になる」

セラ「ですがアハtリズ「だからセラは頭硬い」

リズ「どうしてもというなら責めて日本への飛行機に乗るまではお供する。それくらいはいいでしょ」

セラ「…はぁ、後で説教されてもしりませんよ」

リズ「やった」

イリヤ「…いいの?」

セラ「いいもなにも、そこまでの覚悟があるなら止める権利はありません」

セラ「ですが気を付けてくださいね、外には危険がいっぱいです」

セラ「知らない人に着いていっちゃいけません、夜はなるべく出歩かないように、何かあっても誰も助けてくれません」

セラ「…では、私は誤魔化しの算段を付けてきます。リズ、今日中には戻らないとさすがに匿えませんから」

リズ「わかった。…じゃあ行こうか」

イリヤ「うん。…セラ、リズ、ありがと」

リズ「任せて。空港で手続きをするまでだけど、死徒や獣位なら倒せるから」





リズが 仲間に なったぞ!


61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 04:04:59.53 ID:tngDk6LB0
道中安全の為中略

リズの護衛の元なんとか空港まで辿り着いた。

手続きは全部リズがやってくれたから、後は飛行機で日本に向かうだけ。

リズはアインツベルンに戻らないといけないからここでお別れする事になった。

飛行機の中で1夜過ごす事になり、昼過ぎには日本に着くって言ってた。

飛行機の中って思ってたより退屈。後狭い。

飛んだ時ははしゃいで騒いだりしたけど、少し気分悪くなったりしたかも。

そんなこんなで、窓から見える景色も真っ暗だし、もう眠くなってきたから今日は寝よう。





-1日目、終了-

セーブ完了

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 04:13:14.14 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はいはーい、チュートリアルお疲れ様でしたー。という訳でタイガー道場いってみよー!」

アーチャー「おい、BADにもDEADにもなっていないのに何故道場が出て来た」

大河「そこに関しては今から説明しましょう」

大河「今回は1日の終わり、つまり就寝する毎に中継地点としてセーブされるのだ」

大河「これによって、会える直前にDEADしてアインツベルンからやり直しとかいう途方もない作業が発生する事がなくなるのだ」

大河「だから、次DEADしても夢落ちで醒めるのは飛行機の中!まぁ醒めた頃には日本に着くんだけどね」

大河「で、就寝する毎に中継地点は変わるけど…詰んでる時はその前の中継地点からスタートする「事もある」からねー」

アーチャー「ふむ、セーブポイントか…親切だな」

大河「というか、チュートリアルだけでここまでとは…思っていたよりもお父さんに会いに行く道のりは長そうです」

アーチャー「だが、日本に着けば後は切嗣に会うだけだろう?」

大河「ところがどっこい、イリヤちゃんは切嗣の日本での拠点を知らないのだ!」

大河「だから頑張って手がかりを掴んで、会いにいかないとね。頑張れイリヤちゃん!」

アーチャー「で、日本についたらリズもいないから再びイリヤ一人か…」

大河「空港までの道中も色々あったけどリズのおかげで安全だから省略しちゃった」テヘペロ

アーチャー「………」

大河「とりあえずアーチャーもチュートリアルお疲れ様、そろそろ次の担当と交代だからね、後はしっかり任せなさい」

アーチャー「交代するのはいいんだが、別に見守っていても構わんのだろう?」

大河「それじゃあ2日目スタートいってみよー!」

63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 04:23:44.34 ID:tngDk6LB0
イリヤ「ん……」

イリヤ「あれ、ここは?」

イリヤ「そうだ、確か飛行機に乗ってキリツグに会いにいって…」

イリヤ「そうだ、日本に着いたから飛行機から降りないと」




イリヤ「日本についたのはいいけど、どこにいけばいいんだろう」

イリヤ「確かお母様とキリツグが日本に行く前に…」


-
--
---

切嗣「聖杯戦争は冬木で行われる。僕達も向かって準備を進めないとね」

アイリ「そうね…イリヤ、大丈夫かしら」


---
--
-



イリヤ「そうだ、冬木って所にいけばいいのね!」

イリヤ「お金も大丈夫、ちゃんとある…いけるわ!」(ユーロ)

イリヤ「待っててねキリツグ、お母様!イリヤはしっかり者だからちゃんと会いにいけるもん」



1:人に道を聞いて徒歩で冬木に向かう
2:バスや電車で冬木に向かう
3:タクシーで冬木に向かう

選択安価 安価下2

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 04:33:25.83 ID:PncAh1Pq0
2

68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 09:42:28.31 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-



大河「起きろおおおおお朝だぞおおおお!!」

ランサー「嫌、朝にしては遅くねぇか?」

大河「いいの!朝と言ったら朝なの!!しかしまぁ案の定寝落ちしちゃうとはねぇ」

ランサー「おぉ>>1よ、寝落ちしてしまうとは情けないってか」

大河「それじゃあ張り切って行ってみましょうか。果たしてイリヤちゃんは無事切嗣に会えるのか!?」

ランサー「ちょっと待て自己紹介させろ!」

大河「後でね!」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 09:54:59.38 ID:tngDk6LB0
イリヤ「冬木への行き方を教えて欲しいの」

空港スタッフ「冬木でございますね。電車でのご移動ですか?それともタクシーでのご移動ですか?」

イリヤ「でんしゃ?たくしー?」

空港スタッフ「はい。タクシーで移動しようとするとかなりの料金がかかってしまうので電車やバスを使った移動がオススメですが」

イリヤ「よくわからないけど、でんしゃっていうのに乗ればいいのね?」

空港スタッフ「はい、電車でのご移動でしたらまず○○線に乗って××駅で乗り換えて…」




イリヤ「電車っていうのに乗れば冬木に行けるらしいから電車に乗るの!」

改札口「ピー!ピー!ピー!」ガコン

イリヤ「………」

イリヤ「なによ!なんで私は通してくれないのよ!?」

駅員「君、切符は買ったかな?」

イリヤ「きっぷ?なにそれ」

駅員「電車に乗るには切符を買う必要があるんだよ。お嬢ちゃんはどこまで行きたいのかな?」

イリヤ「んーとね、冬木!」

駅員「冬木か。だったら、あの入口から入って右側の電車に乗って××駅で…まぁわからなくなったらまた駅の人に聞いて確かめるといいよ。切符は向こうで買えるよ。料金間違えないようにね」スッ





イリヤ「切符っていうのを買わないと電車には乗れないみたいね」

イリヤ「冬木へ行く私はこの紙に書いてある料金の切符を買えばいいのね」スッ


モウシワケゴザイマセンガ、コノオカネハ…



イリヤ「………」

イリヤ「なんでよ!?イリヤには切符を売ってくれないの!?」


72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 10:06:49.70 ID:tngDk6LB0
駅員「あー、ユーロか。ごめんねお嬢ちゃんこの国ではユーロは使えないんだ」

イリヤ「お金が使えないの?」

駅員「そういう訳じゃないけど…このままだと使えないね。換金はまだなのかな?」

イリヤ「かんきん?」

駅員「うん、空港の人にこのお金をこの国でも使えるお金に替えてもらうんだけど」

イリヤ「つまり、そのかんきんっていうのをすればお金を使えるようになるのね!」

駅員「そうだね。空港までの道のりはわかる?」

イリヤ「それくらいわかるもん!」

駅員「そうかそうか、それじゃあ気を付けてね」




イリヤ「空港に戻ってかんきんっていうのをしてもらったわ!」

イリヤ「見た事のないお金だけど、これがこっちのお金なのね…早速切符を買ってでんしゃで冬木へゴー!」




イリヤ「………」

イリヤ「どっちの入口から入ればいいんだっけ?」



1:右の入口に入ろう
2:左の入口に入ろう
3:困った時はえきいんさんに聞けばいいのよ!


選択安価 安価下2

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 10:11:21.05 ID:UZWc26eRO
1

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 10:22:34.30 ID:tngDk6LB0
イリヤ「右の入口に入ってみましょう」スッ




イリヤ「人がたくさんいるわね…なんだか落ち着かないわ」

マモナク、デンシャガマイリマス

イリヤ「もうすぐ電車が来るのね…どんな乗り物なのかな?」

プァアアアアアン!! イリヤ「!?」ビクッ

イリヤ「び、びっくりした…心臓が止まるかと思った」

イリヤ「と、とりあえずこのイモムシみたいな乗り物に乗ればいいのね!」




イリヤ「わぁー、外の景色が速く動いて見える!」

イリヤ「電車って速いのね!これなら冬木もあっという間よ!!」

乗客「(ほほえましいなぁ)」



………


マモナクーシュウテンー


イリヤ「あれ、もう動かないの? そういえば××駅とかも言われてなかったし…」

イリヤ「…そういえばお腹がすいた。お昼ご飯も食べたいな」



1:一度降りてこの辺りを観光してみよう
2:えきいんさんに聞いてみよう
3:お腹がすいたからお昼ご飯を食べよう

選択安価 安価下2

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 10:24:10.61 ID:9GjcGni6O
2

80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 10:39:29.01 ID:tngDk6LB0
イリヤ「困った時はえきいんさんに聞けばいいって言ってたから、駅員さんに聞けばいいよね」



駅員「あ~、冬木市か。空港からだとこっちは全然違うかなぁ」

イリヤ「えっ」

駅員「とりあえず向こうの入口から入って、お嬢ちゃんが来た空港まで戻ったら降りてみて。それから…」



イリヤ「道を間違えてたみたい。電車って難しいのね」



駅員さんの指示に従って電車に乗っていった。

なんとか線とか複雑すぎてわけわからなかったけど、なんとか冬木市に着いたわ。

イリヤ「はぁ…もう夜だ」

ドンッ

男「おっとごめんよ」

イリヤ「もう、なによ!急にぶつかってきて、ひどいじゃない」

イリヤ「…お腹すいたなぁ。何か食べたい」


1:お腹もすいたし、ご飯を食べに行こう
2:キリツグがどこにいるか聞きたいな
3:もう疲れたから今日はどこかで休もう


選択安価 安価下2

82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 10:48:20.31 ID:Lmwt8Hl0O
1

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 11:13:42.99 ID:tngDk6LB0
イリヤ「お腹もすいたし、ご飯を食べましょう」

イリヤ「あそこのたいやきが食べたいわ。早速買わなくちゃ」



店員「へいらっしゃい!」

イリヤ「このたい焼きっていうのが欲しいの」

店員「たい焼き一つは100円になりやすぜ」

イリヤ「100円ね。今お金を…あれ?」ゴソゴソ

店員「?」

イリヤ「え、なんで?ちゃんとバッグの中にしまったはずなのに」ゴソゴソ

店員「お嬢ちゃん、どうかしたかい?」

イリヤ「さ、財布が…お金がなくなってる」

店員「あー…もしかしてお嬢ちゃん、スリにあったか」

イリヤ「すり?」

店員「ぶつかり際にお金を盗んでいく奴の事だ。心当たりはないか?」

イリヤ「うーん…あ!」

店員「…やっぱりか」

イリヤ「ど、どうしよう…お金がないとものが買えない」ウルウル

店員「参ったな…仕方ねぇ、ほらよ嬢ちゃん」スッ

イリヤ「え…いいの?」

店員「お前さんも被害者だからな。今回はおじちゃんからのサービスだ。けど次からは金を盗まれたりするなよ」

イリヤ「…ありがとう」




たい焼きを食べた。お金がなくなった…



イリヤ「これからどうしよう」


1:冬木市を観光する
2:今日寝る所を探す
3:教会がある…

選択安価 安価下2

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 11:16:01.67 ID:ApxybTQqO
3

86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 11:30:31.00 ID:tngDk6LB0
イリヤ「あれ、何かしらあの建物…」



璃正「おや、こんな時間に迷いの子羊とは…どうかしたのかね?」

イリヤ「道に迷ってしまって、行くあてがないの」

璃正「なるほど、迷子か…そういう事なら我々が保護しよう」

イリヤ「ありがとう」

綺礼「おや、このような所に子供が迷い込むとは…ん?」

イリヤ「?」

璃正「おぉ、綺礼か。実は道に迷ってしまったらしく、困っているそうだ」

綺礼「ほう…」

イリヤ「ほんとは早くキリツグに会いに行きたいけど、どこにいるかわからないし…」

綺礼「切嗣…だと?」

イリヤ「知ってるの?」

綺礼「…父上、この迷える子羊、この私が主の元まで送り届けましょう」

璃正「うむ、分かった」

イリヤ「キリツグの所に連れて行ってくれるの?」

綺礼「あぁ、安心したまえ。この私が君を切嗣の所に連れて行ってやろう」

88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 11:39:12.52 ID:tngDk6LB0
イリヤ「この先にキリツグがいるの?」ザッザッ

綺礼「あぁ、そうだ。危ないから私の傍を離れないようにしなさい」

イリヤ「はーい」





アイリ「言峰綺……イリヤ!?」


イリヤ「あ、お母様!」

綺礼「動くな」チャキ

イリヤ「……え?」

綺礼「抵抗は一切せず、こちらの質問に答えろ…衛宮切嗣はどこにいる」

アイリ「っ…!」

イリヤ「え…?おじさん?」

綺礼「命が惜しければ動くな。手元が狂って切嗣に会わせる前に殺してしまっても知らんぞ」スッ

イリヤ「ひっ…」

綺礼「さて、答える気はないか?ないならばお前を排除した後勝手に探させてもらうが」

アイリ「…その前に約束して。私が居場所を教えたら、その娘を離して」

綺礼「それは出来ない。私はこの娘を切嗣の元まで連れていく。こちらの目的を達成するまで開放する気はない」

綺礼「そしてお前がそれに対して抗議する権利はない。くれぐれも妙な事はするな」

イリヤ「お、お母様…助けて…!」

アイリ「イリヤ…っ!!」

綺礼「…返答を聞こうか、マダム」

アイリ「切嗣はこの先の城の中にいるわ。…お願い、イリヤを返して」

綺礼「…行くぞ。約束通り切嗣に会わせてやろう」

アイリ「………っ!」


90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 11:55:54.04 ID:tngDk6LB0
切嗣「言峰…綺礼!!」

綺礼「会いたかったぞ、衛宮切嗣」

イリヤ「き、キリツグ…!!」

切嗣「貴様、どうしてイリヤを!?」

綺礼「なに、私は迷える子羊を保護して保護者の元に届けようとしただけだ」

切嗣「ならイリヤの首元に当てているものは何だ!?」

綺礼「なに、確かめたい事があるだけだ…ほら、トンッ

イリヤ「わぷっ」ドサッ

綺礼「会いたかったのだろう、切嗣に。早く行くがいい」

イリヤ「き…キリツグ…うわぁあああああん!!」ダッ

綺礼「………」ニヤッ

切嗣「イリヤ…っ!?」

切嗣「(綺礼…イリヤを開放しておいて背後からナイフを!まさかこれが狙いか!)」

切嗣「タイムアルター…ダブルアクセル!!」



イリヤ「…ふぇ?」

綺礼「…ほう」

切嗣「言峰綺礼…僕は君を許さない」

綺礼「ふっ、ならば来るがいい。私とてただで帰るつもりは毛頭存在しないのだからな」

綺礼「それより、セイバーを妻の元に送らなくていいのか?今頃アサシンが彼女を襲っているかもしれん」

切嗣「貴様…令呪を持って命じる!セイバー、アイリの所へ迎え、今すぐに!!」

綺礼「…さて、これでようやく私の求めていた答えが分かるかもしれんな…失望させるなよ」チャキ

切嗣「イリヤ…危ないから下がっていなさい」

イリヤ「…うん」




そこから、キリツグとおじさんの戦いが始まった。
二人とも凄く動きが早くて、何が起きてるのか全然わからない。
けど、その戦いはそこまで長引く事はなかった。
何故なら…



アサシン「動くな」

イリヤ「…っ!!」



切嗣「アサシン!?くそ、タイムアルター…トリプルアクセル!!」

アサシン「がぁっ!」ズガガガガ

イリヤ「き、キリツグ…」

切嗣「イリヤ、大丈夫か…ぐっ!?」ザシュッ



イリヤ「………キリ、ツグ?」



綺礼「ふん、あっけないな…衛宮切嗣。自らの子供を庇って最期を迎えるとはな」

91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 12:05:25.66 ID:tngDk6LB0
イリヤ「キ、キリツグ…お願い、目を開けてよ」

イリヤ「ねぇ、キリツグ…なんで返事してくれないの?」グスッ

イリヤ「お願いだから…せっかく会いに来たのに、こんなの…こんな…の…」エグッヒック


綺礼「約束は守ったぞ、小娘。衛宮切嗣にはちゃんと会わせてやった」

綺礼「最も、その切嗣は私がたった今殺してしまったがな。嘘はついていない」

イリヤ「なんで…なんでキリツグを殺したの!?」

綺礼「我々にとってその男が脅威だったから。それだけだ」

綺礼「安心したまえ、マスターであるその男を殺し、セイバーも脱落した以上はアインツベルンに用はない」

綺礼「せいぜい親子の時間を存分に楽しみたまえ。もし再び会う事があれば、純粋だった娘は一体どのように変貌しているのだろうな…ふふふ」




イリヤ「…ぅ…ぁ…」

イリヤ「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」




キリツグは死んだ。私のせいで殺された。

私はあの神父を絶対に許さない。

だから、お母様から一生懸命魔術を教わった。

けど、そのお母様もすぐに死んでしまった。

だから私は、独学で魔術の訓練を続けた。何時かあの男を絶対に殺す為に。




BADEND 復讐鬼と化したイリヤ

92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 12:18:06.46 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はいはーい、本日のタイガー道場入りました!今回の担当はクーフーリン事ランサー君!」

ランサー「ランサーだ、言っておくが俺達は裏方だけの存在だ。こいつは知らねぇけどな」

大河「なにをぅ!私はこの時代ではぴちぴちの高校生なんだぞ」

ランサー「へいへい…で、今回のBADはまぁあれだ。あのエセ神父が出て来た時点で予想は出来てた」

大河「強いて言うなら教会はBADorDEADフラグ!全く信用出来ませんね」

ランサー「要するに教会には近づくなって事だ」

大河「さて、本来なら2日目最初…空港からやり直すのだけど、正直な所あのやり取り面倒だから>>83からリトライしてもいい?」

ランサー「なんでだよ!?」

大河「だって2日目終了間近での地雷って…結構萎えるのよ?」

ランサー「てめーは自分が決めたルールすら守れねぇのか」

大河「ま、まぁまぁ!こういう時は安価で決めましょう?」

ランサー「ちっ…まぁいい。つまりだ、2日目最初からリトライするか、>>83からリトライするかって事だろ?」

大河「そういう事。いいでしょそれくらい」

ランサー「ったく、分かったよ。つー訳でだ。お前らに安価でどっちからリトライするかを決めてもらう」

大河「目安としては安価下5位だけど、目安だから下6とか下4とかで反映しちゃうかも」

ランサー「…まさかとは思うが下10まで反映しちゃえーとか言い出さないよな?」

大河「………」

ランサー「おい」

大河「それじゃあ>>1も出かける事だし、多数決とって休憩しようか」

大河「続きは多分夜くらいになると思うから、ゆっくり休もうねー」ズルズル

ランサー「あ、おい離せ!ちょっと待て、なんで鉄の扉に向かって…ちょ、何を」




ギャアアアアアア



101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 16:02:20.83 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「あの建物に近づこうとした時にキリツグが殺される光景が見えた気がする」

イリヤ「あそこには近づかないようにしよう」

イリヤ「そういえば、財布盗まれちゃったんだっけ…家もここにはないし」

イリヤ「これからどうしよう」


1:冬木市を観光する
2:今日寝る所を探す


選択安価 安価下2

103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 16:03:13.77 ID:G9h0SR6YO
2

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 16:25:07.32 ID:tngDk6LB0
今日はもう遅いし、寝る所を探そう。

………


イリヤ「寝る所を借りるのも、お金がいるなんて…ひもじい」

イリヤ「………昼はあんなに人がいたのに、もう全然人がいない」

イリヤ「…一人って、寂しいね」

イリヤ「はぁ…今日、どうしよう」




1:公園の椅子の上で横になって寝る
2:裏道の暗い道端で寝る
3:どこかの家を訪ねて泊めてもらおう

選択安価 安価下2

109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 16:25:45.03 ID:018q0jTo0
3

119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 16:52:41.95 ID:tngDk6LB0
イリヤ「どこかの家に泊めてもらおう…」

ピンポーン

イリヤ「あの…ごめんくださーい!」

イリヤ「道に迷ってしまって、途方にくれているの…泊めてくれませんか?」

シーン…

イリヤ「あの…ごめんくださーい!」

シーン…

イリヤ「………誰も出てくれない」



ピンポーン

イリヤ「ごめんくださーい!道に迷ってしまって、途方にくれていて…泊めてくれませんか?」

シーン…

イリヤ「どうして誰も出てくれないんだろう…」



ピンポーン

イリヤ「ごめんくださーい!」

「あれ、どうしたの?お嬢ちゃんもしかして、迷子?」

125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:18:45.38 ID:tngDk6LB0
ビクッ

イリヤ「だ…誰?」

龍之介「夜の散歩してたら民家訪ねてる迷子のお嬢ちゃん見かけちゃったからさ、声かけない訳にはいかないじゃん?」

イリヤ「(こ、この人…よくわからないけど、怖い)」

龍之介「それにしてもツいてるねぇ、迷子なら一緒に来てみなよ。旦那もいるし楽しいよ?」

イリヤ「い、いや…」

龍之介「それにしても最近は物騒だよねぇ。なんでも、子供が次から次へと誘拐されてるから皆警戒して扉開けないし」

龍之介「でもお嬢ちゃんは本当にラッキーだよ。本当に、ね」スッ

イリヤ「来ないで!!」

龍之介「ツレないなぁ、でも扉開けてもらえないのにどうやって逃げるつもりかなぁ?」

龍之介「まぁそう怖がらなくてもいいからさ、旦那と一緒に作る芸術の為にも、ストックになってよ」

イリヤ「やだ、離して!はなし…て…」

龍之介「はーい一丁上がりー。とりあえず気に入ったし、旦那と相談してどんな作品にするか決めないとねー」



その後、目が覚めた時には…目玉が飛び出てる人と、さっきの怖い人がいた。

怖い人が小さな包丁を持ってこっちに来る。

怖い。逃げ出したい。誰か助けて。

必死に叫ぶけど、誰も助けに来ない。

包丁がお腹を切り裂く。血が流れ出る。

「おー、いい悲鳴だよ。さいっこうだ!さすが旦那の魔術、ちょっとやそっとじゃ死にやしないねぇ」

あまりの痛みに絶叫しても、怖い人は笑いながら私を切り続ける。

「んー、綺麗だね、とりあえず次は心臓を使ったタンバリンでも作ってみようか」

「ぁ…ぎ…ぃ…ぁ……ぁ…っ!!ぁ…!!!」

「フンフンフフーン」

私の身体は怖い人に弄られ続ける。

もう嫌だ。なんで私が…誰か助けて。

痛い。痛い。痛い。

痛い

痛い

痛い


何度助けを呼んでも誰も来ない。

もうこれ以上苦しみたくない。


痛い    痛い  痛い



絶望が私の中を支配する。助けを求める心もいつしか折れて


もう、殺して…そう願っても死ぬ事も出来ず、苦しみ続ける。

………誰かが入ってきたのを感じた。でも、もう痛みで感覚が麻痺して何も話せない。

私は最期に、辺りが燃えていく様を見届けながら、命を落とした。

DEADEND 夜に出歩くのはやめよう

131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:27:46.65 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はぁ…まいどおなじみタイガー道場でーす」

ランサー「うろ覚えだったからzero見直してるとそれはそれでまた楽しめるもんだねぇ」

大河「神父怖すぎる…」

ランサー「で、今回の死因は?」

大河「とりあえず民家を訪れる選択は普通は間違っていなかったんだけどねぇ…時期が悪かったとしか」

ランサー「まぁ、殺人鬼が街をうろついてるとあっちゃ誰も扉を開けたりしないわな」

大河「まぁ、うん…ウェイバーに会うのかおじさんに会うのか遠坂に会うかケイネス先生に会うのが安全保護の手段としては理想なのかな?」

ランサー「どうせあれだろ?安全確保したと思ったら滞在先ごと爆破されたり保護者が暗殺されたり餌にされたりするんだろ?」

大河「こら、そういう事を言っちゃいけません!」

ランサー「とりあえずマスターに会うのも安全策とは言えねぇって事か…どうすんだこれ」

大河「まぁとりあえず夜は目立たなようにひっそり過ごすのが得策かも。はっきり言って夜は一番の修羅場だと思う」

ランサー「違いねぇな。とりあえず夜は頑張って生き延びる事を第一に行動した方がいいかもな」

大河「それじゃあ次のタイガー道場で合間ショー」ズルズル

ランサー「おい、会いましょうじゃなくて合間ショーって何だ!?ちょ」


ギャアアアアアアアアアア

132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:31:44.07 ID:tngDk6LB0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「寝床を探して民家を回ってたら怖い人に遭遇して内蔵引きずり出されて死ぬより辛い目に会う予知夢を見た気がする」

イリヤ「夜の道怖い…」ガタガタ

イリヤ「寝る所を借りるのも、お金がいるなんて…ひもじい」

イリヤ「………昼はあんなに人がいたのに、もう全然人がいない」

イリヤ「…一人って、寂しいね」

イリヤ「はぁ…今日、どうしよう」




1:公園の椅子の上で横になって寝る
2:裏道の暗い道端で寝る

選択安価 安価下2

134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:32:03.28 ID:iMlt03u80

135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:35:45.92 ID:tngDk6LB0
イリヤ「行く所もないし、公園で寝よう…」

ヒュオオオ…

イリヤ「へっくち! うぅ、アインツベルンとは違った寒さだよ」

イリヤ「………」

イリヤ「………ぬいぐるみ抱えて寝よう」ゴソゴソ

イリヤ「一人って、寂しいね」ギュッ




イリヤ「すぅ…すぅ…」




2日目、終了
セーブ完了

137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:45:00.50 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「いやーなんだかんだで2日目終了、イリヤちゃんはホームレスデビューしたのでした」

ランサー「ひとりさみしく公園で寝るって、なんつーか…あれだな。こんな幼い娘が公園で寝てたら誘拐されかねないぞ」

大河「といっても、今は夜に人が全然出歩かないからねー。通報もされないし誰も見かけないのよ」

ランサー「ちなみに路地裏に行った場合は?」

大河「おじさんに保護されてました」

ランサー「そっちのほうがよかったんじゃないかと一瞬思ったが…あいつがいるしな」

大河「さて、ひもじい思いをしながらもイリヤちゃんは果たして切嗣に会う事が出来るのか?」

ランサー「一応BADで再会は果たしたな。BADでだが」

大河「さて、次は3日目だからランサー君は交代ね」

ランサー「とりあえず俺が悲鳴挙げても誰もランサーが死んだ!って言わない事はわかった」

大河「だってランサー死亡って表記出てないし」

ランサー「で、次の相方は誰だ?俺はもう生贄はごめんだからな」

大河「次の相方はこの人!」

ギル「はっはっは、我を相方に選ぶとはわかっているじゃないか。雑種よ」

ランサー「」

大河「紹介するね、この方は英雄王ギルガメッシュ!ちなみに4次じゃなくて5次のジャケットを着ているギルガメッシュよ」

ギル「ほれ、負け犬はさっさと失せろ」

ランサー「ちくしょおおおおおおおおお!!」

大河「さて、次は3日目ですが…果たしてイリヤちゃんはどうやって乗り切るのか。切嗣に会うのが先か、野垂れ死ぬが先か」

ギル「せいぜい我を興じさせるがよい、雑種共。3日目スタートだ」

140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:51:48.12 ID:tngDk6LB0
-3日目-



イリヤ「ん……あれ」

イリヤ「ここは…そっか、公園で寝ていたんだっけ」

イリヤ「なんでだろう、アインツベルンよりは暖かいはずなのに寒い」

イリヤ「早くキリツグに会いたいなぁ…どこにいるんだろう」

イリヤ「とりあえず、今日はどうしようかな」


1:他の子供が集まってる建物にいこう
2:キリツグの事を知っている人がいないか聞き込みをしよう
3:大きな屋敷に行ってみよう

選択安価 安価下2

142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 17:53:00.24 ID:0L7ve1n8O
2

148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 17:58:34.18 ID:tngDk6LB0
イリヤ「キリツグの家がどこにあるかわからないし、キリツグの事を知っている人がいないか聞いてみましょう」



「衛宮切嗣?うーん、聞いた事ないなぁ」

「ごめんね、私の知ってる人にはいないかも」

「衛宮切嗣…知らない人ですねぇ」



イリヤ「はぁ…全然手がかりが掴めない」

イリヤ「あれ、あのローブを着てる人…あの人ならキリツグの事を知っているかも」トテテ



イリヤ「あの、すみません、衛宮キリツウという人を探してるんですけど…知りませんか?」

魔術師「衛宮…切嗣?あぁ、あの魔術師殺しか」

イリヤ「知っているんですか?」

魔術師「あぁ、知っているとも…君は?」

イリヤ「私、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。キリツグは私のお父さんなの」

魔術師「そうか、衛宮切嗣の娘か…」

154: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:06:02.62 ID:tngDk6LB0
魔術師「着いてきたまえ、私なら衛宮切嗣を知っている」

イリヤ「ほんとに!?」

魔術師「あぁ、まずは私の工房に案内しよう。話はそれからだ」

イリヤ「ありがとう、ローブのおじさん」




魔術師「着いたよ。ここが私の工房だ」

イリヤ「わぁ…なんだかよくわからないのがいっぱいある」

コポ…

イリヤ「(水槽?何も入ってないけど、何に使うんだろう)」

魔術師「その水槽が気になるかね?」

イリヤ「この水槽って、何に使うの?」

魔術師「それはね…」





魔術師「君を解剖して貴重なサンプルとして保存しておくためだよ」キィイイン

イリヤ「え…ぁ…」

魔術師「ふっあっけない…魔術師殺しの娘で、しかもホムンクルスと来ればこれ程貴重な実験材料を野放しにしておく訳にはいくまい」



そこで、私の意識は途切れた。

よくわからないけど、多分ローブのおじさんは私を騙したんだと思う。

次に意識が戻った時には、私は多分水槽の中にいたと思う。

声も出なくて、視界も身体動かせなくて…


私は、水槽の中で自分がどうなっているかも分からずにただよい続けた。




BADEND 知らない人についていってはいけません

164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:19:02.45 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「知らない人についていったらだめって何度行ったら分かるのかしら?」

ギル「まさか野良の魔術師が死亡フラグとはな…案外分からぬものよ」

大河「ちなみにイリヤちゃんが日本語を話せるのかと疑問が出てますが、切嗣から日本語を教わったと考えておいてね」

ギル「所で答えろ雑種よ、この先あの人形が何回死ねばいい?」

大河「それは皆の選択次第ねぇ。とりあえず昼だろうと危険はいっぱいよ」

ギル「フン、せいぜい我を飽きさせるなよ。所で我はどこまでこのアニメを見ていればよいのだ?」

大河「全部に決まってるじゃない」

ギル「なん…だと!?」

大河「さて、今回の死因ですが…まぁ切嗣の事知ってる人に当たったとしてもあの人の人脈だとろくな人いないのよねぇ」

ランサー「聞き込みもだめですってか。いやマジでどうすりゃいいんだこれ」

ギル「貴様の出番は終わっただろう、失せろ雑種!」

ランサー「え、ちょま…ぎゃあああああああああ!!」ザクザクザク

大河「さて、それじゃあ3日目の朝からリトライしましょー」

アーチャー「(最早ランサーについては誰も触れようとしないな)」

169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:23:34.48 ID:tngDk6LB0
ケイネス「何もしていないのに知らない所で私が悪い事をした扱いをされている気がする」

ソラウ「気のせいでしょ」





-3日目-


イリヤ「はっ!?」

イリヤ「知らない人についていったら水槽で一生を過ごすハメになった夢を見た気がする」

イリヤ「キリツグも知らない人には着いていっちゃだめっていってたもんね…気を付けないと」



イリヤ「とりあえず、今日はどうしようかな」


1:他の子供が集まってる建物にいこう
2:大きな屋敷に行ってみよう

選択安価 安価下2

171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 18:23:51.04 ID:Yus1nMgVO
1

180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:51:03.76 ID:tngDk6LB0
イリヤ「私と同じ位の人達が集まってる…なんだろう?」トテテテ



ワイワイガヤガヤ


イリヤ「(皆楽しそう…いいなぁ)」

教師「こら、こんな所で何をしているの?」

イリヤ「わっ…ご、ごめんなさい」

教師「うん?見かけない子だね。君、クラスは?」

イリヤ「く、くらす?」

教師「まいったな…もしかしてよその学校と間違えたのかな?」

教師「うーん、面倒だけどちゃんとした所に連絡しないとなぁ」

教師「とりあえず、お姉さんと一緒に来ようか。ほらおいで」

イリヤ「(どうしよう、この人についていってもいいのかな?)」



1:とりあえずついていってみよう
2:逃げ出す
3:その時ふしぎな事が起こった


選択安価 安価下2

182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:51:33.69 ID:ZFlZiUPT0

187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 18:59:46.04 ID:tngDk6LB0
教師「大丈夫、お姉さんは危険な人じゃな…ぅ…ぐぇ…!?」ガクッ

イリヤ「ど、どうしたの?大丈夫!?」

教師「あ…ぐ…ぎぃ!?」バシャン

一瞬何が起きたのかわからなかった。

いきなりお姉さんが苦しみ出したと思ったら、お姉さんが破裂して血が周囲に飛び散った。

イリヤ「……え?」

キャスター「うーん、不思議な魔力に釣られて朝だというのにわざわざ来てみればこれはこれは極上の生贄と出会えましたね」

イリヤ「ひっ…お、おじさん…誰?」

キャスター「ご安心を。私はジャンヌに捧げる供物を探しているだけの者でございます故」

イリヤ「ひっ…いや、こ、来ないで!」

キャスター「大丈夫ですよ、怖くありませんから。…さぁ、こちらへ」スッ

イリヤ「(ど、どうしよう…建物に入ろうとしても目玉のおじさんが立ちふさがってる)」


1:建物の中に避難する
2:建物の外に逃げる

選択安価 安価下2

189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:01:46.47 ID:vLbmx3fPo
もう、どっちに逃げても駄目そうww

194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 19:09:59.16 ID:tngDk6LB0
イリヤ「い、いや!」ダッ



キャスター「おやおや、逃げてしまうとは…まぁいいでしょう」

キャスター「マーキングもつけたことですし、無様な逃亡劇を見物して楽しむというのもまた一つの絶望を呼ぶ」

キャスター「希望が見えた所で一気に絶望に叩き落とすのもよいでしょう…今日はよいものを見れた」





イリヤ「はぁ…はぁ…」

イリヤ「ぜぇ…はぁ…ここまで、来れば…」

イリヤ「服、血まみれになっちゃった…どうしよう」

イリヤ「お洗濯…出来ないよね」

イリヤ「………」

イリヤ「やだよ…怖いよ、キリツグ…お母様…」ブワッ


アノコ、チマミレ…
ナニカアッタノカシラ
ミチャダメヨ、ジケンニマキコマレルワ
ヒソヒソ、ヒソヒソ…


イリヤ「……どうしよう」



1:隠れるように裏路地へ
2:大きな屋敷に向かってみよう
3:血まみれの身を隠す何かを探す


選択安価 安価下2



196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:11:30.06 ID:GXm9ZM3SO
2

200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 19:18:52.76 ID:tngDk6LB0
イリヤ「そうだ、あのおっきなお屋敷…あそこなら匿ってもらえるかも」フラフラ



ピンポーン


イリヤ「………」

時臣「…誰かと思えば、見るからに何かあったとしか思えない子供が門の前にいるとはね」

イリヤ「(どうしよう、知らない人の所を尋ねるのは危険だってキリツグが言ってたけど…目玉の人につかまりたくないし)」



1:イリヤ「あの、目玉の怖い人に追いかけられているんです。助けてくれませんか」
2:イリヤ「人を探しているんです…」
3:イリヤ「あの、その…やっぱりなんでもないです」
4:イリヤ「路頭に迷っているんです…入れてもらえませんか?」

選択安価 安価下3

203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 19:21:22.62 ID:cBh6TT5IO
1

205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 19:33:33.76 ID:tngDk6LB0
イリヤ「あの、目玉の怖い人に追いかけられているんです。助けてくれませんか」

時臣「………」

時臣「(この少女の姿…何かあった事は確実。追われているという事は、放っておけば無残にも殺されるだろう)」

時臣「(罠の可能性もあるが…しっかりと目を光らせておけば問題はない。何かあれば然るべき措置をとればいい)」

時臣「分かった、そこにいては不安だろう。おいで」

イリヤ「あ…ありがとうございます」

時臣「(しかしこの少女…アインツベルンのマスターにどこか似ているな。偶然だろうか)」




イリヤ「屋敷に入れてもらって、お風呂に入れてもらえた…」

イリヤ「悪い人じゃ、ないのかな…?」

葵「お着替え、ここに置いておくわね」

イリヤ「………ありがとう」




イリヤ「ふぅ…」

時臣「大丈夫だったかい?何があったのか、聞かせてもらってもいいかな」

イリヤ「(正直に話してもいいのかな?)」



1:今朝の出来事を正直に話す
2:キリツグを探して日本に来た所から話す
3:何も話さない


選択安価 安価下2

207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:34:18.81 ID:o6uH4YFaO
3

211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 19:43:32.61 ID:tngDk6LB0
イリヤ「………」

時臣「だんまりか。何があったのかが分からないと、こちらとしてもどうすればいいか分からないのだがね」

時臣「(彼女から感じる魔力、ただものではないな…だが彼女に取り付いた魔力、マーキングの類か)」

時臣「(何かしらの封印指定…いや、サーヴァント絡みかもしれん。話せないように口止めの呪術を施されたのだろうか…どちらにせよ今は何も判断は出来ない)」

時臣「…話してはくれなさそうだね」

イリヤ「…ごめんなさい」

時臣「なに、話せないのであれば仕方ないさ。それよりこれからどうするつもりか、聞いてもいいかな?行く宛があるならいいのだけど」

イリヤ「………」



1:行く宛はないです…
2:探している人がいるんです
3:私は、大丈夫です


選択安価 安価下3

214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:45:56.26 ID:7CL15vKD0
1

220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 20:02:53.95 ID:tngDk6LB0
イリヤ「行く宛はないです…」

時臣「なるほど…(孤児…もしくはなんらかの理由で親からはぐれ、帰り方が分からないという事か)」

時臣「そういう事なら、この屋敷に泊まっていくといい。少しの間ではあるが、君を追う者から匿う事位は出来る」

イリヤ「…ありがとうございます」

時臣「(しかし憔悴している様子だ…辛い思いをしたのだろう)」

時臣「(ひとまず様子を見て、それから判断しよう。…もしサーヴァント絡みなら手がかりにもなる)」

時臣「さて、早速だが君の部屋を手配しておこう。…所で、名前を言ってもらえるかな?」

イリヤ「…イリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」

時臣「………アインツベルン、なるほど」

時臣「部屋は後ほど案内人が来るからその人についていきなさい。私は少し用事があるから、これで失礼するよ」



その後、赤い服のおじさんが行っていた案内人が来てお部屋に案内してくれた。

アインツベルンにあった私の部屋より小さいけど、ちゃんとした部屋で休めるのが嬉しかった。

イリヤ「(ちょっと、疲れちゃったな…寝よう)」





3.5日目 セーブ完了

221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 20:08:12.14 ID:tngDk6LB0
-タイガー道場-


大河「はいはーい、まずは中継地点お疲れ。色々あって急展開になったから思わずセーブしちゃった」

ギル「ふむ、時臣の妻達がいる事から、今どの辺りの話なのかも想像がつくな」

大河「そうですねぇ…とりあえず宿は確保出来たけど油断は一切出来ない状態ですね」

ギル「で、今後は誰が鍵となりそうなのだ?」

大河「そうですねぇ…英雄王か凛辺りとの接触が進展の鍵になるのかもしれませんね」

ギル「このまま時臣の元に滞在を続けるという選択肢はどうなのだ?」

大河「恐らく、何かしらの理由でよくない事が起こるでしょうね…魔術教会とか神父とか」

ギル「ふむ…なるほどな」

大河「とりあえず、引き続きがんばりましょー」

ギル「はっはっは、我を失望させるなよ…雑種共」

224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 20:19:55.50 ID:tngDk6LB0
イリヤ「……ん…ぅ…?」

イリヤ「あれ…今何時だっけ」


15:30


イリヤ「…そっか。ちょっと寝ちゃってたんだっけ」

イリヤ「あの赤い服のおじさんに保護してもらって…お着替えももらって…感謝しなきゃ」

イリヤ「でも、何時までもお世話になるわけにはいかないし…なんとかしないといけないよね」

イリヤ「この後…どうしようかな」



1:部屋に留まる
2:屋敷内を探索する
3:お風呂で着替えを用意してくれた人を探してみよう


選択安価 安価下2

226: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 20:21:16.61 ID:ngmc7K41o

231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 20:37:15.22 ID:tngDk6LB0
イリヤ「そういえばさっきお風呂で着替えを用意してくれた人ってどんな人だろう…探してみようかな」ガチャ



トテテテ




葵「あら、お着替えちゃんと着てくれたのね。あの人から話は聞いているわ、ここでよければゆっくりしていって頂戴ね」

イリヤ「うん…ありがとう」

葵「そうだ、紹介したい娘がいるのだけど、よかったら着いてきてくれるかしら?」

イリヤ「?」

葵「凛、こっちにいらっしゃい」

凛「はーい」トテテテ

葵「紹介するわね、私と時臣の娘の、遠坂凛よ」

凛「お父様が預かる事になったって聞いてるわ。よろしく」

イリヤ「うん、よろしくね」

葵「それじゃあ私は洗濯物を入れないといけないから、二人で仲良く遊んでいてね」




凛「貴方、名前は?」

イリヤ「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」

凛「長い名前ね」

イリヤ「お母様とキリツグはイリヤって呼んでるから、イリヤでいいよ」

凛「じゃあイリヤって呼ばせてもらうわ。所でキリツグって誰なの?」

イリヤ「キリツグは私のお父様よ。キリツグ達に会いに日本に来たんだけど、場所が分からなくて彷徨ってたの」

凛「ふーん…ねぇ、せっかくこうして会ったんだし一緒に遊びましょ?」

イリヤ「うん、分かった!」

凛「じゃあ、まずはね………」


遠坂凛と遊んだ。少し仲良くなれた気がする。


時臣「凛、夕食の時間だ。イリヤスフィールもおいで」

凛「はーい。イリヤも一緒に食べましょう」

イリヤ「うん」



一緒に夕食を食べた。

2・3日ぶりのまともな食事はとても美味しくて、感動のあまり涙が出た。

その様子が凛達をちょっと驚かせちゃったみたい。



イリヤ「夕食後はどうしようかしら…」


1:屋敷を探索
2:時臣さんの所に行ってみよう
3:凛の所に行こう
4:自室で大人しくしておこう

選択安価 安価下3(飯落ち)

234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 20:38:19.20 ID:I3lIZp3mO
3

239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 21:38:59.03 ID:tngDk6LB0
ガチャ


凛「あら、イリヤじゃない。どうしたの?」

イリヤ「えへへ…一緒に遊ぼうかなって思って」

凛「じゃあ、一緒に遊びましょう」



凛と一緒に遊んだ。仲良くなれた気がする。



凛「所で、イリヤはキリツグって人に会う為にわざわざ日本に来たのよね?」

イリヤ「うん、そうだよ」

凛「だったら、私もそのキリツグって人を探すのに協力するわ!」フンス

イリヤ「凛、いいの?」

凛「私は遠坂の娘なのよ、人探し位朝飯前よ!」

イリヤ「ありがとう、凛! でもどうやって探すの?」

凛「こう見えて、私だって見習いだけど人探し位はできるのよ」

イリヤ「そうなんだ、すごいね!」

凛「ふふん、もっと褒めてもいいのよ?」

イリヤ「(でも、凛ちゃんに頼ってていいのかな?」



1:凛ちゃんと一緒にキリツグ探しに行く
2:凛ちゃんは巻き込めない。ひとりで探しに行く
3:今日位ゆっくり休んでもいいよね。明日探しに行こう


選択安価 安価下2

241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 21:40:31.23 ID:vLbmx3fPo

247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:06:55.89 ID:tngDk6LB0
凛「それじゃあ一緒にキリツグを探しに行きましょう!」

イリヤ「え、今から行くの?」

凛「思い立ったが吉日よ!早くしないとお父様達に見つかっちゃうわ」

イリヤ「う、うん…分かった!」




凛「よーし、早速キリツグを探しにいくわよ!」

イリヤ「でも、どうやって探すの?」

凛「キリツグはイリヤのお父さんでしょ?だったら、イリヤに似た魔力を探知すればいいのよ」

イリヤ「そんな事出来るんだ、凛ちゃんはすごいね」

凛「ふふーん」ドヤァ




雁夜「(あれは、凛ちゃん?白い髪の子はお友達か)」

雁夜「(どちらにせよ、目を離さない方がよさそうだ)」




凛「所でイリヤ、キリツグの行き先に心辺りはあるの?」

イリヤ「うーん…」



1:特に思い当たる所がない
2:とりあえず街に出てみましょう
3:下水道がある…

選択安価 安価下2

249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:08:23.74 ID:2HeNa0mE0
2

252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:23:37.79 ID:tngDk6LB0
イリヤ「とりあえず街に出てみましょう」

凛「そうね、人の多い街の方がキリツグがいる可能性が高いかも」



ヒュオオオオオ…

凛「なにこれ…」

イリヤ「人、全然いないね…」

凛「そこらじゅうに魔力の痕跡がある…これが冬木の夜の街なの?」

イリヤ「あれ、凛ちゃんその手に持ってるのはなぁに?」

凛「これはお父様から誕生日プレゼントとしてもらったの。魔力の反応を指し示してくれるのよ」

イリヤ「そうなんだ…でも、すごくあらぶってる」

凛「こんな反応見た事ない…どうしてなの」

イリヤ「…なんだろう、嫌な予感がする」

凛「と、とりあえずこれは危険を知らせるセンサーにもなるわ。あたしがいれば大丈夫なんだから」

イリヤ「う、うん…」

凛「とりあえずイリヤちゃんと似たような魔力を感知すれば…あれ?」

イリヤ「どうしたの?」

凛「魔力の反応が…向こうに、何かいる」

イリヤ「それって…」



1:とりあえず、確かめてみよう
2:に、逃げよう!


選択安価 安価下2

254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:24:36.27 ID:Dw9IFrrj0

257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:39:01.97 ID:tngDk6LB0
イリヤ「怖いけど…確かめてみる?」

凛「そうね、確かめてみましょう。もしかしたら手がかりがつかめるかもしれない」





龍之介「ふんふんふふーん」




凛「…あの人から魔力の反応が出てるわ」

イリヤ「………あの人、嫌な予感がする」

凛「イリヤちゃん?」

イリヤ「よくわからないけど…あの人とかかわらない方がいい気がするの」

凛「…うん、とりあえずここから離れよう」

龍之介「あれ、お嬢ちゃん達こんな時間にどうしたの?ひょっとして迷子かな?」ヌッ

イリヤ「ひっ!?」

凛「う、うそ…何時の間に!?」


261: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:56:39.73 ID:tngDk6LB0
龍之介「いやーお嬢ちゃん達ツイテルねー。今パーティ開く為に旦那が留守の間に人集めててさー」

凛「な、なに…?」

龍之介「それでさー、やっぱ人は多い方が楽しいじゃん?だからさ」

イリヤ「ぁ…いや…!!」ガタガタ

龍之介「手伝ってよ」スッ




雁夜「蟲共よ、二人を助けろ!」

ブウウウウウンブンブンブブブン


龍之介「うわっ、なんだこれ!?くそ、こいつら離れろ!」ブォン

凛「な、なに!?」

雁夜「二人共、こっちだ!」バッ

凛「そ、その声…雁夜おじさん!?」

雁夜「長くはもたねぇ、早くしろ!」

凛「うん!イリヤ、一緒に行くわよ」

イリヤ「う、うん…!」

龍之介「おいおい逃げるなよ…!」ギラッ

雁夜「(くそ、蟲があいつを襲わねぇ…魔力があいつを守っているのか?)」

凛「おじさん!」

雁夜「ここは俺が食い止める、二人は早く逃げろ!」

イリヤ「おじさん…ありがとう!」ダッ

龍之介「あーあ、逃げちゃったじゃん。せっかく最高のアートが出来ると思ったのに」

雁夜「二人には絶対に手を出させねぇ…絶対にだ」


262: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 22:57:05.18 ID:tngDk6LB0




凛「はぁ…はぁ…」

イリヤ「はっ…はっ…」

凛「ここまで来れば…大丈夫よね」

イリヤ「でも…あの人、大丈夫なのかな」

凛「雁夜おじさん、変わり果てた姿だった…何があったのかな」

イリヤ「わからない…でも、これからどうしよう」

凛「…私、このまま黙って見ているなんて出来ない。おじさんの様子を見てくる」

イリヤ「ま、待って!今行ったらおじさんの邪魔になるのかもしれないよ」

凛「でも…」

キャスター「おやおや、一体何をしにいくのですか?」シュンッ

イリヤ「………え?」

凛「ま、魔力センサーが…なにこれ!?!?」

キャスター「希望を持って逃げて助かったと思った所に新手の絶望…いかがですかな?」

凛「こ、この反応…なにこれ、見た事ない」

凛「(間違い無い…あの目玉男、今まで見た事のある魔術師と比べ物にならない、本物の化物)」ガタガタ

イリヤ「あ…ぁ…」ガチガチ

キャスター「迎えにきましたよ…白く輝くお嬢さん」ニヤッ

267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 23:08:35.75 ID:tngDk6LB0
凛「あ、あんた…何時の間に」

キャスター「なに、この娘につけたマーキングをたよりに転移したまでの事」

キャスター「さぁお嬢さん、私と龍之介の根城に招待いたしましょう…そこの赤いお嬢さんもどうです?」

イリヤ「い、嫌…!来ないで!!」ダッ

キャスター「いけませんねぇ」ブォン

イリヤ「あ…ぁ…ぅ…」バタッ

凛「い、イリヤ!?」

キャスター「さて、貴方もこちらに…」スッ



バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」バッ

キャスター「ぬぅっ!?」ヒュッ




バーサーカー「■ーーー、■■ーーー」

キャスター「ふむ、狂犬が邪魔してくるとは…仕方ないですね」

キャスター「なに、ジャンヌをわざわざ森へ迎えに行ったのにも関わらず追い返されたついでにマーキングした娘を拾っただけでもよしとしましょう」スゥ…

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」ダッ

スカッ

バーサーカー「■■!?」

凛「ひ…ぃ…」ガタガタ

バーサーカー「………」

バーサーカー「………」スゥ…

凛「消え…た…?」

雁夜「凛ちゃん、大丈夫か!?」

凛「あ…雁夜おじさん」

雁夜「あいつには逃げられた。それより凛ちゃん、怪我はないかい?」

凛「わ、私は大丈夫…でも…イリヤちゃんが!」

雁夜「…まさか」

凛「ごめんなさい…わたしが、私がイリヤちゃんのお父さんを探そうなんて言わなかったら!」

雁夜「…大丈夫だ、イリヤちゃんは俺が見つける」

雁夜「絶対、無事取り戻してみせるから。大丈夫だ」

凛「…おじさん?」

雁夜「凛ちゃんは帰りなさい。俺はやることがある」

凛「………うん」




雁夜「さぁいくぞバーサーカー、凛ちゃんの友達を取り戻しに」

273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 23:18:46.86 ID:tngDk6LB0
イリヤ「ぅ…ん…?」

キャスター「気がつきましたか?」

イリヤ「ここは…?」

私が意識を取り戻した場所は、どこか薄暗い。それでいて少し嫌な匂いがする場所だ。

手足は縛られ、自力では動けそうにない。

でも、そんなのは些細な事に過ぎなかった。

私を驚愕させたのはその下…薄暗い明かりの周りに見える大量の血、そして


私と同じ位の子供が無残な姿にされていた。それが何人も…

「ぁ…ぁ…」

うめき声が聞こえる。見るも無残な姿にされてなお死んでいない。

いや、死ぬ事が出来ないのだ。


キャスター「いかがですかな、人間オルガン、人間時計、ここにいる子供は皆龍之介がジャンヌの生贄に相応しい供物へと変えたもの」

キャスター「貴方は子供達の中でも特段素晴らしい…きっとジャンヌもお喜びの供物となるでしょう」

キャスター「龍之介が帰り次第、貴方も素晴らしい姿へと変貌するでしょう…それまで、ここでのんびりとお待ちください」スッ


イリヤ「ま、待って…!そんな、そんなの嫌だ!!」

イリヤ「誰か、誰か助けて!!一人は嫌!!時計にもオルガンにもされたくない!!」





イリヤ「いやぁああああああああああああああああああああ!!」

275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 23:34:08.84 ID:tngDk6LB0
-某排水口-




ライダー「はっはっは、大当たりではないか!なぁ、なんとかなったであろう」

ウェイバー「キャスターの工房を突き止めたからって、そんなすぐに突撃する事はないだろう!?」

ライダー「何をいうか坊主、敵の拠点を突き止めたならばいち早く叩かにゃいかん」

ライダー「それに、機を逃して取り返しのつかん事になれば、一生悔いが残るであろう。そうなれば遅いのだ」

ウェイバー「そりゃそうだけどさ…」

ライダー「それに、ようやく我がマスターが功績らしい功績を挙げたのだ、となれば余も敵の首級をとってくるのがサーヴァントとしての心意気というものだ」

ウェイバー「ライダー…」

ライダー「A A A A La La La La La ie!!」








280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 23:49:18.52 ID:tngDk6LB0
イリヤ「(あれから何時間も経ったけど…誰も来ない)」

イリヤ「(泣き叫ぶのも疲れた…床の血がべっとりついて貸してもらった洋服も汚れちゃった…)」

イリヤ「(私、殺されちゃうのかな…キリツグにもお母様にも会えずに)」

イリヤ「(こんな事なら、お城で大人しく待ってればよかった…)」

イリヤ「(………あれ…音がする。誰か来るのかな?)」

イリヤ「(私、もうすぐ殺されちゃうんだ…責めてキリツグ達に会いたかったな)」




ライダー「フン、キャスターめは生憎不在のようだな」

ウェイバー「貯水槽か、何かか?ここ」

ライダー「………」

ライダー「坊主、これは見ないでおいた方がいいと思うぞ」

ウェイバー「何言っているんだよ、キャスターがいないなら、責めて居場所の手がかり位探し出さなきゃ始まらないだろ」

ライダー「…そりゃあそうかもしれんが、やめとけ。坊主、こいつは貴様の手には余る」

ウェイバー「うるさい!」シュッ

ウェイバー「………っ!!」

ライダー「…だからやめておけといったのだ」

ウェイバー「うるさい!ちくしょう…ばかにしやがって…ちくしょう…」

ライダー「いいんだよ、それで。こんなもの見せられて眉一つ動かさんやつがいたら、余がぶん殴っておるわ」

ウェイバー「何がぶん殴るだよばか…お前だって、平気でつっ立っているじゃないか」

ライダー「だって、のぉ…今は気を張りすぎてそれどころじゃないわい」

ウェイバー「え?」

ライだ「余のマスターが…殺されかかっているのだからな!」ガキィン

アサシン「っ!」グシャッ

ウェイバー「アサシン!?そんなばかな…!だってアサシンは死んだはずじゃ」

ライダー「驚いている場合じゃないぞ坊主」

アサシンs「…」ゾロゾロ

ウェイバー「ど、どうして!?」

ライダー「どうしてもこうもあらん。一つ言えるとすればアサシンが死んだと思っておる輩は一人残らずこいつらに謀られたという事だ」

アサシンs「…」スッ

ウェイバー「逃げた…?」

ライダー「油断するでないぞ坊主、奴らは二人倒した所で更に二人…この様子だと何人のアサシンがおるか分からんからな。ここは奴ら好みの環境だ。さっさと退散するに限る」

ウェイバー「ここは…このまま放っておくのか?」

ライダー「調べれば何か分かるかもしれんが…諦めろ。とりあえずぶち壊せるだけぶち壊しておくさ」

ウェイバー「………」

ウェイバー「(こんな残酷な事をされて…皆あのキャスターの生贄に)」

ウェイバー「(この子も、この娘も…皆無残な姿にされて。それをどうする事も出来ないなんて)」

ウェイバー「責めて一人位、無事な子がいれば…まだ気持ちの整理位ついたのに」



イリヤ「……だ…れ?」

ウェイバー「!?」バッ

283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/31(金) 23:57:58.64 ID:tngDk6LB0
ライダー「坊主、早く乗らんと何時アサシンが再び襲って来るかわからんぞ」

ウェイバー「待ってくれライダー!一人…一人助けられる子を見つけたんだ!」

ライダー「…何?」

ウェイバー「助けられなかった命はともかく、助けられる命位助けたい…だめか?」

ライダー「駄目な訳あるまい。助けたいなら助ければいい、それだけだ」

ウェイバー「ライダー…!」

ライダー「はよせんかい。こっちは準備出来ておるぞ」



それから、キャスターの工房に火を放った。

去り際に目に映った助けられなかった子供達を見てなんともいえない気持ちになったが…

それでも、助けられた子供が一人でもいただけでも、少しだけ救われた気がする。

ライダー「坊主が助け出したその娘、それは紛れもなく余のマスターの戦果だ」

ウェイバー「…うん」



とりあえず、助け出したこの娘を両親の元に届けてあげよう。

今は気を失っているから、一度家で休ませてあげないと…




3日目 終了

287: ◆/5mzbmBbN2 2014/11/01(土) 00:12:58.00 ID:W+MgVMdr0
-タイガー道場-


大河「はーい、イリヤちゃんがアインツベルンを出てから3日目、色々ありましたがなんとかなりましたねぇ」

ギル「キャスターが出た時はどうなるかと思ったぞ…さらわれた時期に助けられたな」

大河「いやーほんとならもう少し後にウェイバーフラグ建てようと思ってたけどまさかこんな事になるなんてねぇ」

ギル「安価による物語に筋書き等不要という事だ。物語を操作していくのは…貴様ら雑種なのだからな」

大河「といっても、物語の骨組みは>>1が握っているんだけどね」

ギル「で、凛と知り合いになってキャスターに攫われてウェイバーに助けられて…雁夜達はどうなるのだ?」

大河「さぁ、後の不穏なフラグにでもなるんじゃないかな?」

ギル「フン、まぁいいだろう。物語がどう転がるかは読めぬ方が我も楽しめるというものよ」

大河「そうよねぇそれこそが安価の醍醐味だものねぇ。さて次は誰が交代してくるのかな?」

ギル「ふん、さすがの我でもアレを抑えておくのはいささか手をやいたぞ?」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

大河「」

ギル「さて、中間地点に着いた訳だが…雑種共にアドバイスはないのか?」

大河「あ…あぁ、うん!そうね…とりあえずウェイバー君の宅でしょ?………」

大河「あ、うん…とりあえずあれね、普通ならこのまま安泰と考える人も多いんだろうけど、ね」

ギル「が、イリヤを保護した事で今度は違う波紋が生じて、安全とは断言できなくなったと」

大河「どうなるかは安価次第!頑張ってね!」

ギル「では我は座して物語を閲覧するとしよう。ほれ、こいつは開放しておくぞ」パチン

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」ガキン

大河「ぎゃあああああああああああああああ!!」


ギル「はっはっは!では四日目スタートだ」

290: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 01:09:12.74 ID:W+MgVMdr0
セーブ完了



イリヤ「………ん…?」

ライダー「おぉ、坊主!娘が目を覚ましたぞ!」

ウェイバー「本当かライダー!?」バッ

イリヤ「…え、あれ、ここは?」キョロキョロ

ライダー「気がついたか小娘」

イリヤ「ひっ…!?」

ウェイバー「おいライダー、お前がいきなり前に出たら怖がるだろ」

ライダー「そうか?」

ウェイバー「そうなんだよ!ったく…」

イリヤ「あ…その…」

ウェイバー「…大丈夫か?」

イリヤ「う…うん…」

ライダー「坊主に感謝する事だ。キャスターの工房に乗り込んだ際にこの坊主が見つけて助け出したのだからな」

イリヤ「…そうなの?」

ウェイバー「……そ…それは…」

ライダー「何を照れておる、男なら胸を張って堂々とせんかい」バシッ

ウェイバー「ぐわっぷ! だからいきなり叩くなって!」

ライダー「がっはっはっは!」

イリヤ「………」ポカーン

ウェイバー「………まぁ、その…こいつの言っている事は本当だ。こいつも悪気があって怖がらせた訳じゃないから、許してやってくれ」

ライダー「なんだ坊主、それでは余がこやつを怖がらせたみたいではないか」

ウェイバー「みたいじゃなくて怖がらせたの!」

ライダー「そうか………」

イリヤ「えっと、ライダーさんと坊主さんが助けてくれたんだよね」

ウェイバー「…ゴホン、俺にはウェイバーベルベットっていう名前がある。坊主じゃない」

イリヤ「…助けてくれてありがとう、ウェイバー」

ウェイバー「よ、よせやい。俺はただ、こいつに付き添っただけというか…なんというか…」

ライダー「(初々しいのう)」

293: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 01:26:25.05 ID:W+MgVMdr0
ライダー「で、だ」

ウェイバー「なんでお前が仕切るんだよ…」

ライダー「坊主、そこの小娘を助けたのはいいが…この後はどうするつもりだ?」

ウェイバー「どうって、警察に届けるとか両親の元に送り届けるとか…」

ライダー「お前さん、両親の居場所は?」

イリヤ「…分からない」

ライダー「…だそうだ」

ウェイバー「で、でも警察なら…」

ライダー「恐らく警察を頼っても無駄だろうな」

ウェイバー「どうして無駄って言えるんだよ…」

ライダー「こやつの身体…妙な目印を付けられておる」

ウェイバー「目印?」

ライダー「あぁ、それこそよーく目を凝らさんと見えない目印…恐らくキャスターのものだろう」

ウェイバー「な!?」

ライダー「警察に届けた所でサーヴァントの前では無意味。両親に届けたら今度は恐らくその両親が危ないだろう」

ウェイバー「じゃあ、どうしろっていうんだよ」

ライダー「だからこその余と坊主だろう」

ウェイバー「…ここで保護するって事か」

ライダー「それ以外に何がある?」

ウェイバー「そりゃあ、確かにそれが一番安全かもしれないけど…この子が嫌がったらどうするつもりだよ」

ライダー「なんなら、聞いてみるといい」

ウェイバー「…わかったよ」

ウェイバー「なぁ、君は…どうしたい?お父さんとお母さんの所は…居場所が分からないから無理だけど、僕達でよかったら君の事を守るけど」

イリヤ「私は…」



1:イリヤ「これ以上迷惑をかける訳にはいかないから…」
2:イリヤ「キリツグ達に会いたい…」
3:イリヤ「もう、怖いのは嫌」
4:イリヤ「私の行く宛は…もう無いから」


選択安価 安価下2

295: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 01:30:11.92 ID:bbp4i+6x0
4ウェイバーと居るほうが安全だし

300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 01:57:43.02 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「私の行く宛は…もう無いから」

ライダー「ふむ、何やら訳ありのようだな」

ウェイバー「行く宛がないって…まさか」

イリヤ「………私がいたら、皆に迷惑がかかっちゃうから」

ライダー「と言っているが、どうする坊主?」

ウェイバー「どうするって…決まってるだろ。行く宛もない子を放っておいて勝手に死なれたら気分が悪いし、ボク達が保護する」

ライダー「よく言った坊主!さすがは余のマスターといった所だ」バシッ

ウェイバー「あだっ!?」

イリヤ「…でも、私がいたら今度はお兄ちゃんやおじさん達が…」

ウェイバー「あのな、君にどんな事情があるかは知らないけど今は聖杯戦争中で外は危険なんだぞ。キャスターにいつ再び狙われるか分からない子を放っておけるわけないだろ」

ウェイバー「安心しろって。ライダーがいる限りきっと大丈夫だから」

イリヤ「…私、ここにいてもいいの?」

ウェイバー「ボクがいてもいいって言ったんだからいていいの。分かったか?」

イリヤ「………うん……う…ん…」グスッ

ウェイバー「お、おい泣くなって!」

イリヤ「うわぁあああああああああ」ポロポロ

ウェイバー「あぁもう何で泣くのさ、寄りかかっても何もないぞ!?」

ライダー「坊主、一つアドバイスしてやろう。そういう時は黙って胸を貸してやれ。今まで相当辛い想いをしてきたんだろうよ」

ウェイバー「ライダー………」

ウェイバー「………」



30分後




祖父「はっはっは!まさかライダーさんの娘さんもいらっしゃるとは。急な訪問で大したもてなしも出来なくて申し訳無い」

ライダー「いやいや、先程も申したように気取らぬ家庭の味こそ極上のもてなしであります故」

祖母「まぁまぁ、お世辞がお上手ですこと」

ウェイバー「(なんでライダーの娘で押し通す事になったんだっけ)」

イリヤ「ぷはっ…このジュース美味しいね」

祖父「いやぁ娘さんも気持ちのいい飲みっぷりですな」

ライダー「そうですなぁ、はっはっは!」




ウェイバーさんの家でしばらく泊まる事になった。

そういえば聖杯戦争って言っていたけど何の事だろう?




イリヤ「これからどうしようかな…」


1:ウェイバーと話す
2:ライダーと話す
3:祖父・祖母と話す
4:ウェイバー達と出かける

選択安価 安価下2

302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 02:00:29.89 ID:3bTdfBJAO
4

303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 02:19:36.60 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「あれ、ウェイバー達何処にいくのかな?」トテテテ




ウェイバー「おいライダー、本気かよ」

ライダー「本気もなにも、余は一度王達と聖杯を競う上での問答を問いたいと考えておったのだ」

ウェイバー「だからって…あの娘はどうするつもりだよ」

ライダー「心配なら連れていけばいいではないか」

ウェイバー「あの娘はマスターでもない一般人だぞ!?聖杯戦争と無関係の一般人を巻き込んじゃまずいだろ!」

イリヤ「二人共どうしたの?」

ウェイバー「あぁ、ちょうどいい所に…えっと…」

イリヤ「イリヤよ。イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」

ウェイバー「ライダーのやつが、イリヤの事を置いて出かけるとか言い出したから少し揉めてただけだ」

ライダー「なんだ、娘が心配なら一緒に連れていけば問題ないだろう」

ウェイバー「問題大ありだ!!」

ライダー「どの辺が問題なのだ?」

ウェイバー「だから…イリヤは、ボク達と出かけるのは嫌か?」

イリヤ「ううん、嫌じゃないよ」

ライダー「ほれ、娘もこう言っている事だし問題ないだろう」

ウェイバー「………はぁ、分かったよ」

306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 02:33:04.26 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「それで、二人は何処に行くの?」チョコン

ライダー「うむ、まずは宴の為の酒と言いたい所だが…時間もある。それに余も外を出歩くのを心待ちにしておった。さてどこから回ろうか」

ウェイバー「(イリヤがライダーの肩に乗ってる…こうしてみると髪の色を気にしなかったら親子と言われても違和感ないぞ)」

イリヤ「わぁー…」キラキラ

ウェイバー「(…まぁ、イリヤが楽しそうだし別にいいか)」

ウェイバー「ライダー、言っておくけどイリヤを危険に巻き込んだりはするなよ」

ライダー「わかっておる。所で坊主、この娘の着替えを用意せにゃあいかんじゃろう」

ウェイバー「あ…そっか。昨日の服は洗濯してるし、今着てるお下がりだけだとなぁ」

ライダー「そこでだ、こやつの服を買いに行こうではないか」

イリヤ「…いいの?」

ライダー「遠慮はいらん、安心して坊主におねだりしろ。ついでに余の服に会うズボンも欲しいのだが」

ウェイバー「………イリヤはともかく、お前は少し自重を覚えろ」

ライダー「何をいうか、王は誰よりも強欲でなければならんのだ」

ウェイバー「はぁ…分かった分かった」




ライダー「ふむ、デパートとやらは品揃えが凄いな。食べ物から家具までなんでも揃っておる」

ウェイバー「そりゃそうだろ。なんたってそりゃ…ってえぇ!?」

ライダー「どうした坊主、何か目に入ったか?」

ウェイバー「そ、そうじゃなくて…あれ」




ギル「ふむ…なるほどな。デパートとやらは雑種の求めるものが一通り揃っているという事か」





ライダー「あれは英雄王ではないか。丁度いい、奴も今宵の宴に誘おうではないか」

イリヤ「あの金色の人、知り合いなの?」

ライダー「うむ、その通りだ。娘は坊主と一緒に待っておれ」スッ

309: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 02:42:46.26 ID:W+MgVMdr0
ライダー「よう金ピカ、このような所で会うとは奇遇だな」

ギル「なんだ、貴様か。後ろにいるのは雑種が2匹…何の用だ」

ライダー「うむ、今宵はセイバーの城に乗り込んで宴をしようと考えていてな。お主もどうだ?」

ギル「ふん、くだらん。我は雑種共と馴れ合うつもりは毛頭ない」

ライダー「まぁそう言わずに。酒も用意するぞ」

ギル「我には極上の酒がある。そのようなもので我を釣ろうとしても無駄だ」

ライダー「ふむ、そうか…」

ギル「我はこの辺りの視察で忙しいのだ。話が済んだなら失せろ」





ライダー「待たせたな坊主、買い物の続きと行くか」

ウェイバー「お前なぁ…」

イリヤ「何を話していたの?」

ライダー「宴の誘いをかけてきた。最も断られたがな」

ウェイバー「当たり前だろ。それより、もうお昼だぞ」

ライダー「うむ、そうか。ならば昼食にしようではないか」

ウェイバー「イリヤは何か食べたいものとかある…か?」

イリヤ「ジー…」キラキラ

ライダー「坊主、娘が眺めているあれはなんだ?」

ウェイバー「パフェだよ。女の子らしいっちゃらしいけどさ。それが食べたいのか?」

イリヤ「あっ…ううん、私はウェイバー達が食べたいのでいいよ」

ウェイバー「………じゃあパフェが食べたくなったからパフェでも食べるか」

イリヤ「本当!?」

ライダー「娘の扱いが上手いのう」

310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 02:53:34.28 ID:W+MgVMdr0
ライダー「しかしパフェとは随分甘ったるい食べ物だったな」

ウェイバー「そりゃあデザートだからな。美味しかったか、イリヤ」

イリヤ「うん、とっても美味しかった!」

ウェイバー「よかった。じゃあ次はどこを回ろうか」

ライダー「何を言っておる、娘の服を買いに来たではないか」

ウェイバー「そりゃあそうだけど…」チラッ

ウェイバー「(うん、付き添いが必要とはいえボクが付き添うのは恥ずかしいし)」

ライダー「よし、早速3人で入るとしよう」ガシッ

ウェイバー「えぇ!?ちょ、待っ…!!」





店員「ありがとうございましたー」



ライダー「うむ、これで娘の着替えも安心じゃな」

ウェイバー「(死ぬ程恥ずかしかった…)」

イリヤ「二人共、ありがとう…私の為に色々してくれて」

ウェイバー「…いいんだよ、ボク達が好きでやってる事だし」

ライダー「うむ…む?」

ウェイバー「ライダー、どうし…」

ギル「………む」

ウェイバー「(うわぁ…また会ったよ)」

ギル「不穏な気配がしたかと思えば、貴様らか。デパートでの買い物は満足だったか?」

ライダー「うむ、ちゃんと酒も手に入れた事だし、そろそろ乗り込みに行きたい所だが…娘、少し降りておれ」スッ

イリヤ「はーい」

ギル「アッハッハッハ!征服王とやらがこのような小娘を肩に乗せてあるいているとはな。まるで親子だ」

イリヤ「むー…」

ライダー「………」

ウェイバー「イリヤ、そうムキになるなって。…ライダー?」

ライダー「坊主、娘の事…しっかり守っておけ」

ウェイバー「一体何を…っ!?」





バーサーカー「■■■■■ーーーー!!」バッ

313: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 03:13:44.54 ID:W+MgVMdr0
ウェイバー「バーサーカー!?何でここに!」

ライダー「どうしてもこうしても、現れたからには対処せねばならんだろう」チャキッ

ギル「デパート視察の帰りに狂犬か…まぁ、見物位はしておいてやろう」


バーサーカー「■■■■■ーーーー!!」

ライダー「ぐっ…こいつ!」

バーサーカー「■■、■■ー!」ダッ

ライダー「させん!」ガキィン

ウェイバー「ラ、ライダー!」

イリヤ「だ、大丈夫!?」

ライダー「来るな坊主!理由は知らんがこいつの狙いは余でもそこの金ピカでもないらしい」キィンガキィン

ギル「令呪によってマスター狙い、と言った所か」

ウェイバー「………いや、違う」

ギル「ほう?」

ウェイバー「あいつが見ているのはボクじゃない…あいつが見ているのは」

ライダー「ぐっ…何故娘を狙う、答えろ! と言った所で理性がないと答えられんか」

ギル「ほう…」

イリヤ「ひっ…」

ウェイバー「………」スッ

ギル「別に我はそこの雑種をどうこうしようという気はないさ」

ウェイバー「じゃあ何でじろじろ見ていたんだよ」

ギル「少し観察していただけだ。だが我の推測が正しければそこの娘が狙われるのも頷ける」

ウェイバー「推測?」

ギル「あぁ、最も貴様ら雑種が跪いて教えを請えばヒント位はくれてやってもいいぞ?」

ウェイバー「………誰が跪くかよ」

ギル「ほう」


ライダー「ええい、なんという体力よ。お主にはスタミナ切れというのが存在せんのか?」

バーサーカー「■■■■■ーーーー!!」

ライダー「それも狂化の影響か…ぐぅ!」ザシュッ

ウェイバー「ライダー!」

ライダー「焦るな坊主、たかが掠り傷程度で余は倒れん!」



ウェイバー「………」

イリヤ「………」ギュッ

ギル「………王の財宝」キィイイン

ウェイバー「なっ…!?こっちに宝具を!?」

ギル「動くな、手元が狂う…失せろ!」ヒュンヒュンヒュン



キャスター「ぎぃあああ!!」ザシュザシュザシュ

ウェイバー「!?」

314: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 03:25:26.92 ID:W+MgVMdr0
キャスター「おのれええええ、ジャンヌに捧げる最高の供物の回収を邪魔するとは、神はどこまであざ笑うのか!!」

ギル「そいつは貴様如きが手を出していい代物ではない。大人しく失せろ」

キャスター「ふふふ…だがしかし、ジャンヌに最高の供物を捧げる事ができなくとも私には龍之介がいる」

キャスター「私の目的の為ならば…どんな手段も使うという事をお忘れなく」スゥ


ウェイバー「消えた…?」

ギル「…フン」

イリヤ「はっ…はっ…」ガタガタ

ウェイバー「イリヤ!?大丈夫かイリヤ!!」

ギル「随分と怯えているな。何かあったのか?」

ウェイバー「…イリヤは、キャスターの工房に攫われていた。多分、キャスターに対して大きなトラウマをかかえていると思う」

ギル「なるほど、な…」

ウェイバー「けど、それがお前と関係あるのかよ」

ギル「いや、無いな」

ウェイバー「………」ポンポン

イリヤ「………ぁ…ウェイバー」

ウェイバー「大丈夫だ、イリヤは俺とライダーが守ってやる」




バーサーカー「■■■■■ーーー!!」

ライダー「ぐっ、お主も諦めの悪いやつだのう。だがその根性は気に入った!」



ウェイバー「くそっ、バーサーカーの奴一体どうしてイリヤを…このままだとライダーが」

ギル「いや、時間切れだ」

ウェイバー「え?」



バーサーカー「■■■ー!!■■…■………」

ライダー「む?」

バーサーカー「………」スゥ

ライダー「なるほど、魔力切れか」

318: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 03:37:19.83 ID:W+MgVMdr0
ライダー「なんとかなったな。坊主と娘を守ってくれて感謝するぞ、英雄王」

ギル「我はただ目障りなハエを叩き落としただけだ」

イリヤ「…金ピカの人、優しいのね」

ギル「………ふん」

ウェイバー「あの、さ…アーチャーは何でイリヤが狙われるのか納得したかのような口ぶりだけど、一体どうしてだ?」

ギル「答える義理はない…が、我の独り言を聞きたければ勝手にしろ」

ライダー「素直じゃないのう」

ギル「黙れ!! …そうさな、そこの娘は人間ではない」

ウェイバー「!?」

ギル「どこかの魔術師の家系が得意とする錬金術によって生み出されたホムンクルスと人間のハーフ、と言った所か」

ギル「それだけでも目を付けられる理由としては十分だ。だがそれだけではない」

ギル「その娘には聖杯が宿るであろうな。他に聖杯の器がいなければ、その娘が聖杯の器となるだろう」

ウェイバー「そ、その聖杯の器になったら…一体どうなるんだ?」

ギル「そうさな、サーヴァントが脱落する毎に人としての機能を失い、最終的には聖杯に自我を取り込まれるであろう」

ギル「つまり、聖杯としての役目を全うして死ぬという訳だ。聖杯が宿る器とあれば、サーヴァントが惹かれるのも無理はあるまい」

ギル「最もこれは我の推測に過ぎない。真実はもしかすると、更に残酷なのかもしれんな」

ギル「…が、どちらにせよホムンクルスという時点で短命は運命づけられている。その娘をどうするかは貴様次第だ」

ウェイバー「そんな…なんとかならないのかよ」

ギル「我の財の中には短命をなんとかする財も存在する。…が、我がそこまでする義理はない」

ギル「独り言は終わりだ。後は自分たちでどうにかする事だ」スゥ


イリヤ「………」

ライダー「うーむ、今日は興ざめしてしまったのう。仕方ない、坊主よ、もう帰って寝るとするか」



こうして、私達は帰路に着いた。

けど、あの金ピカの人が言ってる事が全部本当だったら私は長くは生きられない。

それに、ますますウェイバー達に迷惑がかかっちゃう…

どうすれば、いいのかな。

4日目 終了
セーブ完了

319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 03:49:12.70 ID:W+MgVMdr0
-タイガー道場-


大河「ぜぇ…ぜぇ…タイガー道場、はっじまっるよー」

バーサーカー「■■■■■ーーー!!」ブォンブォン

大河「今回もぉ!無事1日を終えてぇ!!私はぁ!!なんとか助かってぇ!!」ドゴォンドゴォン

バーサーカー「■■■■■ーーー!!」

大河「誰か止めて!このままだと私死んじゃう!!」

バーサーカー「■■■■■ーーー!!」

大河「だぁーっ!!と、とりあえず走りながら進行勧めちゃおう!」

大河「今回は珍しくBADもDEADもなかったね!ウェイバー君の加護のおかげかな!?」

大河「とりあえず、今回はバーサーカーやキャスターの介入もあったけど何よりギルの行動が意外だったよね!?」

大河「そしてイリヤちゃんには自然とサーヴァントを引き寄せる何かがあるとギルが言っていた訳ですがぁ!!」

大河「果たしてどこまでが真実なのか!どこまでがあたっているのか!それは皆さんならご存知かとぉ!!」

大河「明日は多分ウェイバー編最初の鬼門だと思うよ!しっかりフォローしてあげてね!!」

大河「それじゃあバーサーカー君は交代ね!早く新しい相方!」

5次ギル「退場の時間だ、雑種」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」



大河「ぜぇ…ぜぇ…助かった」

大河「BADとかDEAD入ってたらその分多くバーサーカーに追い回される所だった。皆に感謝ね」

大河「それじゃあ今回はここまで!次は朝or夜あたりに再開するね」

大河「もうだめ…おやすみバタンキュー」

335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 20:35:03.69 ID:W+MgVMdr0
-タイガー道場-

大河「うらー!泣く子も黙るタイガー道場だぞー!」

小次郎「いきなり何を言い出すかと思えば…所で朝は更新しなかったな」

大河「睡眠時間には勝てなかったよ…と、それより色々質問やらなにやらが来ちゃってますねぇ」

小次郎「どうするのだ?全ての質問に答える余裕はないのだぞ?」

大河「とりあえず簡単にまとめちゃうと時系列に関しては全てパラレルワールドって事で勘弁してね!原作無視の注意書きもあるし」

大河「そんじゃ、5日目いってみましょー!」

336: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 20:48:34.94 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「うーん……ん?」

イリヤ「………そっか、あの後疲れて寝ちゃったんだっけ」

イリヤ「(私がホムンクルスだって事は聞かされてたけど、ホムンクルスが短命なんて知らなかった…)」

イリヤ「(それに聖杯ってなんだろう。私が聖杯の器って…昨日からわかんない事だらけ)」

イリヤ「(今日は、どうしようかな)」



1:気分が落ち込んでるし、寝よう
2:ウェイバー達は下かな?行ってみよう


選択安価 安価下2

338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 20:51:04.58 ID:zmcPpjGx0
2

341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 21:22:40.03 ID:W+MgVMdr0
ウェイバー「………」

ライダー「どうした坊主、朝から神妙な顔をして」

ウェイバー「別に。ちょっと考え事してただけだよ」

ライダー「昨日金ピカが言っていた事か」

ウェイバー「それもあるけど…なんでもない」

ライダー「ふむ…どうやらあの娘の件は思っていた以上に深刻だったようだな」

ウェイバー「あぁ、いきなり人間じゃないとか、聖杯の器だとか、短命だとか言われたら訳が分からないね」

ライダー「それもそうだが…坊主が悩んでいるのはそれだけか?」

ウェイバー「どうしてそう思うのさ」

ライダー「何、余の勘だ」

ウェイバー「勘って…あのなぁ」

ライダー「余も人間だったのだ、人の悩み位わかる。だからこそ言える事がある」

ウェイバー「…何だよ」

ライダー「悩める時は存分に悩め。浅はかな判断で後悔する位なら、悩んで悩んで悩み抜け。その果ての選択に後悔はないのだからな」



イリヤ「おはよー」トテテテ

ライダー「おう、ようやく起きたか。ほら坊主、娘も起きた事だしさっさと支度せい」

ウェイバー「支度って何の支度だよ」

ライダー「今日こそはセイバーのマスターの所に殴り込んで聖杯について語り…」

ウェイバー「ストオオオオップ!!だめだぞ、絶対駄目だからな!」

ライダー「なんだ、つれないのぅ」

ウェイバー「ただでさえ昨日聖杯とか色々あってイリヤがデリケートになっているのに、火にガソリンを注ぐ馬鹿が何処にいますか!」ボソボソ

ライダー「ここにおるぞ?」

ウェイバー「………とにかく絶対に行かせないからな。無理にでも行こうとしたら令呪使うぞ」

ライダー「そうか…」シュン

祖母「あらイリヤちゃん、今日はおかわりはいらないの?」

イリヤ「うん…ちょっと食欲がなくて」

ウェイバー「………」

ウェイバー「ライダー、イリヤ、3人で街に出かけよう」

ライダー「いきなりどうした坊主、どういう風の吹き回しだ?」

ウェイバー「ただの気分転換だ。イリヤも来るか?」



1:ウェイバー達と一緒に出かける
2:今日は家に残る

選択安価 安価下2

343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 21:23:45.81 ID:OQP09VoSO
1

346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 22:02:55.07 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「………」

ライダー「どうした娘、元気がないではないか」

イリヤ「うん…ちょっと、考え事してただけ」

ライダー「なんだ、お前さんまで辛気臭い顔しおって。せっかく坊主が気分転換に連れて行ってくれるのだから、そういう時位は辛いこと一旦忘れて楽しまんと損だぞ」

イリヤ「…うん、そうだね」

ウェイバー「(ライダーの奴、無神経な事を………しかしイリヤってどこかで見た事があるような感じだよな。……気のせいかもしれないけど)」

ライダー「所で坊主よ、今日はどこに行くつもりだ?」

ウェイバー「ちょっと本を見に行くだけだよ。イリヤも欲しい本があったら1冊位買ってあげるから遠慮しなくていいぞ」

ライダー「ほう、では余もウェイバー「お前は遠慮しろ!」






ライダーの言うとおりだよね。せっかくウェイバーが気分転換に連れて行ってくれるのに私だけこんな顔してたら、つまらないよね。

今日は嫌な事忘れて、楽しむのもいいかも



ライダー「着いたぞ坊主!ここは本を中心に取り揃えておるがどうやら他の物も売っているようだな」

ウェイバー「ここからはそれぞれ見たい所を回ろう。イリヤにも小遣いを渡しておくから、買いたい本とかあったらこのお金で買うんだぞ」



そう言って、ウェイバーは本がたくさんある所に行っちゃった。ライダーは機械みたいなのが置いてある所に行ってるし、私はどうしようかな?


1:ウェイバーの後を追う
2:ライダーの所に行く
3:一人で気ままに回る

選択安価 安価下2

348: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 22:04:42.28 ID:KHUeYKGP0
2

349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 22:24:50.14 ID:W+MgVMdr0
ライダー「ほほぉ、まさか今日が発売日だったとは。余のラックはやっぱり伊達ではないな」

イリヤ「ライダー、それなぁに?」

ライダー「こいつはな、アドミナブル大戦略というゲームでなんと本日発売だったのだ!しかも初回限定版だ」

イリヤ「ゲーム?」

ライダー「うむ、ゲームは娯楽の一種らしいからな。せっかくだし余もこのゲームとやらを買ってみようと思ってな」

イリヤ「ゲームかぁ…楽しいのかな?」

ライダー「やってみなければ分からんな。なんなら一緒に遊ぶか?」

イリヤ「この小さな箱で遊べるの?」

店長「こちらのソフトは、こちらのゲーム機に差し込む事で遊ぶ事が出来ますよ。なんでしたら安くしますがいかがですか?」

ライダー「ほほう、安くしてくれるのか!それはありがたい」

店長「今でしたら特別サービスでこちらのコントローラも2つお付け致しますよ」

イリヤ「(金ピカだ…)」

ライダー「随分太っ腹ではないか。決まりだ、こいつを買うぞ!!」

店長「ありがとうございます。よろしければお嬢さんもお好きなソフトを買いませんか?」

イリヤ「うーん、じゃあ面白そうなゲームを教えて」

店長「そうですね、ではこちらの格闘ゲームはいかがでしょうか?」

イリヤ「よくわからないけど、これにする!」

店長「ありがとうございます」








「行ったか?」

店長「えぇ、行きましたよ」


「ちゃんとあれも付けておいただろうな」

店長「ぬかりはありません」

「ならいい。奴らがどこにいるかは常に把握しておきたいからな…ご苦労だ」

352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 22:47:57.11 ID:W+MgVMdr0
ライダー「さぁ坊主、帰ったら早速対戦プレイだ。コントローラというのも2つ付いてきたぞ!」スッ

ウェイバー「(なんで金ピカ…)」

イリヤ「(多分私と同じ事を考えているんだろうなぁ)」

ライダー「どうした坊主、何かおかしいか?」

ウェイバー「あのな、ボクはそんな下賤で低俗な遊戯には興味ないんだ」

イリヤ「えー!?新しい遊びだよ?ウェイバーも一緒に遊ぼうよ!」

ライダー「はぁ、もーどうして坊主は好き好んで自分の世界を狭めるかな。ちったぁ楽しい事を探そうとは思わんのか」

ウェイバー「うるさいな…余計な事に興味を割く位なら、真理の探求に専念するのが…」

ライダー「で、そういう貴様が興味を持っていたのが…この2冊か?」

ウェイバー「!?」

イリヤ「んと…アレクサンドラ・ザ・グレート?」

ライダー「こいつぁ余の伝記ではないか。当の本人が目の前にいるのだから、直に聞けばよいではないか」

ウェイバー「あぁ聞いてやる!聞いてやるよ!! お前、歴史だとすっげぇちびだったって事になってるぞ。それがどうしてそんなばかでかい図体で限界しているんだよ」

ライダー「ん?余がちびとな。やっぱりどこの誰かも知らん奴が書き残したものなどアテにならんという事か。がーっはっはっは!」

ウェイバー「違ってるなら違ってるで、怒ったりしないのかよ」

ライダー「いや、別に気にせんが。変か?」

ウェイバー「いつの時代も権力者ってのは、自分の名を後世に残そうと躍起になっているだろ」

ライダー「そりゃまぁ、史実に名を刻むというのもある種の不死生ではあろうが、そんな本の名だけが2000年もながらえる位なら、その100分の1でいい。移し身の寿命が欲しかったわい」

ウェイバー「じゃあ、30そこそこで死んだっていうのは…」

ライダー「そりゃあ合っているな」

ウェイバー「………」

イリヤ「ねぇ、難しい事はよくわからないけど…ライダーってこの本に載っている昔の人なの?」

ウェイバー「あっ」

ライダー「そうだ」

イリヤ「じゃあ、死んだって書いてあるのになんで生きてるの?」

ライダー「そりゃあ余が坊主のサーヴァントとして限界しているからだ」

イリヤ「サーヴァント?」

ウェイバー「何でお前はそうやって何も隠さず答えるんだよ!?」

ライダー「だって、なぁ?」

ウェイバー「なぁ?じゃなああああああああああい!!」

354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 23:11:58.87 ID:W+MgVMdr0
ウェイバー「(結局全部話してしまった…)」

ライダー「何をだまりこんでおるのだ。ん?」

ウェイバー「別に。ただ二人の気分転換になったかなって」

ライダー「そうさなぁ、余は早く帰ってゲームで対戦プレイをしたくてうずうずしておる。どうだ、坊主も一緒に」

ウェイバー「だからボクはいいって。…それより何で話したんだよ」

ライダー「仕方なかろう。隠す程の事でもあるまい」

ウェイバー「それで本来無関係だったイリヤがますます危険な目にあったらどうするつもりだよ!?聖杯戦争とは無関係なんだぞ」

ライダー「坊主、その考えは恐らく見当違いだ」

ウェイバー「見当違いもなにも、聖杯戦争の事を全部教えたら、他のマスターやサーヴァントに狙われる可能性が高くなるんだぞ」

ライダー「それが見当違いだと言っておるのだ。貴様も見ていただろう、バーサーカーの襲撃、キャスターの奇襲、そして金ピカの言葉」

ライダー「恐らく何も話さないままだとしても、娘は狙われる運命にあるのだろうよ。それならば全てを話す事で、現状を理解してもらった方がよかろう」

ウェイバー「それってお前が決める事なのかよ」

ライダー「それに、娘だってその事で悩んでおったのだ。知りたい事が知れたのであれば、悩みも一歩は前進するだろうよ」

ウェイバー「………イリヤはどうなんだよ」

イリヤ「え?あ、えっと…何の話だっけ?」

ウェイバー「ライダーの話、聖杯戦争について…聞いて後悔したか?」

イリヤ「………頭の中ではね、色々なびっくりがどんどん出てきて整理出来てないからなんともいえないけど、これだけはわかるよ」

イリヤ「多分、その聖杯戦争っていうのがなかったら私はウェイバーやライダーに助けられる事はなかったと思う。だから、後悔はしてない…と思う」

ウェイバー「………そっか。言っておくけど辛い時は一人で抱え込んだりするなよ」

イリヤ「………うん」

ライダー「坊主も何時の間にか成長したな。出会った時のやり取りが嘘のようだ」

ウェイバー「うるさいなぁ…っ!?」

ライダー「!!」

イリヤ「え、何?二人ともどうしたの?」

ライダー「川…か。坊主、娘を連れて先に帰っていろ」

ウェイバー「ライダーはどうするんだよ!?」

ライダー「余は一足先に現場に向かう。その間に坊主は娘の安全を確保しろ。それから合流すればよい」

ウェイバー「…わかった。イリヤ、一緒に行くぞ」

イリヤ「待って、そしたらライダーは…」

ウェイバー「ライダーは戦いに行く。けどイリヤは戦いとは関係ない一般人だ。巻き込まれたら死ぬ可能性が高い…だから、急いで家に帰ろう」

イリヤ「………」




1:無理を言ってライダー達と同行する
2:素直に忠告を聞いてウェイバーと帰宅する

選択安価 安価下3

357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 23:17:40.32 ID:ux/YLXDZo
1

360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 23:40:18.41 ID:W+MgVMdr0
イリヤ「ま、待って!」

ウェイバー「イリヤ…?」

イリヤ「私も一緒に連れて行って…ライダーとウェイバーが参加している聖杯戦争に行くんでしょう?」

ライダー「おい娘よ、お主自分の言っている事が分かっておるのか?」

イリヤ「分かってる…危険だって事も。でも、二人が危険な目に合うかもしれないのに私一人だけが安全な所に避難なんて出来ないの」

ウェイバー「だからって、わざわざ危険な所に連れていく訳ないだろ」

イリヤ「でも…!」

ライダー「なぁ娘、今回はさすがに余であっても守りきれん。それこそ本当に死ぬかもしれんのだぞ。それでもついてくるのか?」

イリヤ「うん…私も連れて行って」

ライダー「………はぁ、仕方ない。なら掴まっておれ」キィイイン…

イリヤ「うわっ、でっかい牛さん!」

ライダー「早く乗らんか。言っておくが振り落とされるでないぞ」

ウェイバー「ライダー、いいのかよ!?」

ライダー「娘が着いて来ると言って聞かぬのであれば連れて行く他あるまいて」

ウェイバー「あのなぁ、ってだぁあああああああ!?」

ライダー「不用意に口を動かすと舌を噛むぞ。しっかり掴まっておれ!!」

363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:03:02.36 ID:7drI/x7V0
大海魔「ぎしゃあああああああああああ!!」




ウェイバー「な、なんだよあれ!?」

イリヤ「で、でっかい化物!?」

ライダー「しっかり掴まっていろ!キャスターの奴め、まさかこれ程の海魔を召喚するとはのぅ」

ウェイバー「こ、これからどうするつもりだ?あの怪物相手にどうやって戦う?」

ライダー「それを今から考える所じゃ。みろ」

ウェイバー「あれは………セイバーにランサー!?」

ライダー「奴らもキャスターを止める為に動いておるのじゃろう。どうやら、セイバーのマスターもおるようだ」

ウェイバー「セイバーの…マスター…」

ウェイバー「(あれ、あの容姿…もしかして)」

イリヤ「お母様!!」

ライダー「む…いかん!!」



ガキィン

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

ウェイバー「バーサーカー!?こんな時に…ってイリヤ!?」

ライダー「しまった、今の衝撃で…!!」








366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:05:05.12 ID:7drI/x7V0
お母様が見えた。

必死に呼びかけようと気付いてもらおうと身を乗り出した時、突然大きな衝撃が乗り物を襲った。

そのひょうしに、私は転落してしまった。

川に真っ逆さまに落ちていく。待ち受けるのは、巨大な化物の………私を飲み込もうと待ち構えている口。




ウェイバー「イリヤァアアアアアアアアアアアアア!!」




そして私は、怪物に食べられた。


DEADEND ライダーは万能ではない

367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:10:39.17 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-


大河「うん、まぁ予想通りの結果だね」

小次郎「ライダーについていけば安全だろうという安易な思考の結果だな」

大河「まぁそりゃあ原作からして一人残るのは死亡フラグだと思うものねぇ…その逆もしかり」

小次郎「今回の死因はフラグ管理に敏感すぎた所だろうな」

大河「そういう事だね。この先もこういうフラグとかに敏感な皆だからこそ引っかかる罠が出てくるかもしれないわよぉ」

小次郎「時にはフラグうんぬんを抜きにしてどの選択が一番安全か等の違う視点で考える事も必要という訳だ」

大河「しかぁし!一つ死亡フラグを回避した所でフラグは次から次へとやってくるもの」

大河「という訳で、特別に直前の選択肢からやり直してあげちゃうぞ!」

小次郎「全て回避しきれるとは思えんが…せいぜい頑張る事だ」

369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:18:43.53 ID:7drI/x7V0
イリヤ「はっ!?」

ライダー「どうした娘よ」

イリヤ「…ううん、なんでもない」

イリヤ「(今、ライダーの乗り物から転落してでっかい化物に食べられる光景を見た気がする)」

ウェイバー「なぁ、大丈夫…っ!?」

ライダー「!!」

イリヤ「え、何?二人ともどうしたの?」

ライダー「川…か。坊主、娘を連れて先に帰っていろ」

ウェイバー「ライダーはどうするんだよ!?」

ライダー「余は一足先に現場に向かう。その間に坊主は娘の安全を確保しろ。それから合流すればよい」

ウェイバー「…わかった。イリヤ、一緒に行くぞ」

イリヤ「待って、そしたらライダーは…」

ウェイバー「ライダーは戦いに行く。けどイリヤは戦いとは関係ない一般人だ。巻き込まれたら死ぬ可能性が高い…だから、急いで家に帰ろう」

イリヤ「………」

イリヤ「(二人は、これから戦いに行くんだね。それに私が着いていったら多分足でまといになっちゃう)」

イリヤ「…うん、分かった」

ライダー「よぉし、では遙かなる蹂躙制覇を出してやる。そいつに乗ってゆけ!」キィイイン




イリヤ「うわっ、でっかい牛さん!」

ウェイバー「って、これを俺達が乗って行ったらライダーはどうするんだよ!?」

ライダー「なに、余の宝具はこれだけではない。とにかく先にゆけ!」

ウェイバー「ちょっと待て、誰がこれを操縦…うわぁあああ!?」



ライダー「なに、自動操縦で家まで送ってやるさ。その後は坊主だけを連れて戻って来る」

ライダー「さて、戦へと向かうかのぉ」

371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:24:35.31 ID:7drI/x7V0
ズガガガガガッシャアアアン…


ウェイバー「つ…着いた………」

イリヤ「ふにゃあ…」

ウェイバー「…こいつ、待っていてくれてるのか」

ウェイバー「………」

イリヤ「はっ、ここは!?」

ウェイバー「ボク達の拠点だよ。いいかいイリヤ、今からボク達が帰ってくるまで絶対に家から出ちゃいけないよ」

イリヤ「ウェイバー………」


1:一人だと心細いからウェイバーも一緒にいてほしい」
2:分かった、一人で待ってる
3:…やっぱり私も連れて行って


選択安価 安価下2

373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:25:51.33 ID:US/OEETD0
2

376: VIPにかわりまして(チッ回避したか)がお送りします 2014/11/02(日) 00:31:55.34 ID:7drI/x7V0
イリヤ「分かった、一人で待ってる」

ウェイバー「それでいい。…それじゃあいってくるよ」

イリヤ「あ……ま、待って!」

ウェイバー「い、イリヤ?」

イリヤ「(もしウェイバー達が帰って来なかったら…そんなのやだ)」

イリヤ「(責めてお母様のお守り…アインツベルンから出る時に持ってきたこのお守りがウェイバー達を守ってくれるなら)」





1:ウェイバーにお守りを渡す
2:やっぱりなんでもない


選択安価 安価………大河「ちょっと待った」

378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:32:18.97 ID:nTWLvPEAO
2

380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:34:48.01 ID:7drI/x7V0
小次郎「おい、表に出てこないという言葉はウソだったのか」

大河「何を言っているのよ、私は親切に裏から忠告に来てあげただけよ」

大河「この選択肢はそれだけ重要な選択なの。何がとは言わないけど、とにかく重要。すっごく重要なの」

大河「強いていうなら、エンディングにも関わってくる選択だから、後悔しないようにね!なんなら再安価抗議もこの選択に限っては受け付けるからね!」

小次郎「…それでいいのか」

大河「いいの!」

大河「という訳で、さっきの選択肢はよく考えた上で安価をとってね。それじゃあ安価下3に選択を委ねてみよう!」

383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:35:57.94 ID:o8llkH62o
んじゃ2

387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:41:25.60 ID:7drI/x7V0
大河「2ね?ほんとに2でいいのね?」

小次郎「いい加減にせよ、安価に委ねたのは貴様であろう」

大河「だってこの選択でルートが確定するんだよ!?それでも重要視しないっていうの!?」

小次郎「と、私に言われてもな…」

大河「ふーんだ、まぁいいもんね。私は皆の安価に従うしか出来ないしー。抗議するなら今の内だしー」

小次郎「どうしろというのだ」

大河「あ、別にはずれ選んだとしてもルートが潰れる訳じゃないから安心してね。2で後悔ないならそのまま書いちゃうぞー」

小次郎「………」

大河「どうしたのよ、まじまじと私の顔を見て」

小次郎「いや、別に。所で抗議とやらは受け付けないのか?」

大河「続き投稿前にいっかいだけF5押すから、その時に抗議の声がそんなになかったらそのまま投下するだけよ」

小次郎「………もう何もいうまい」

大河「私がルールブックだー!!」

ランサー「いや、お前ただの司会だろ!!」


392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:47:58.15 ID:7drI/x7V0
イリヤ「ううん、やっぱりなんでもない」

ウェイバー「そっか。………じゃあ、いい子にして待っていろよ」

イリヤ「うん…いってらっしゃい」






イリヤ「ふぅ…」

イリヤ「行っちゃった…無事、帰って来るよね?」

祖父「おやイリヤちゃん、先に帰ってきたのかい?」

イリヤ「うん、ウェイバー達はちょっと行く所があるから先に帰っていなさいって」

祖母「そうかいそうかい。それならイリヤちゃんの分だけでも先に作っておくから、夕食を食べましょう」

イリヤ「はーい」




イリヤ「ウェイバーとライダーがいない3人で食べた晩御飯…少し寂しかったなぁ」

イリヤ「これからどうしようかな」




1:ウェイバー達が帰って来るまで寝て待とう
2:持ち帰ったゲームで先に遊ぼうかな
3:ちょっと外の様子を見てみよう
4:おじいさんとおばあさんの所に行ってお話しようかな

選択安価 安価下2

394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:49:15.74 ID:GOl4Wwme0
4

399: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:55:46.15 ID:7drI/x7V0
イリヤ「おじいさんとおばあさんの所にいってお話しよう」トテテテ


祖父「おや、イリヤちゃん。どうしたんだい?」

イリヤ「ウェイバー達が帰ってくるまで暇だから、お話したいの」

祖母「おやまぁ、それじゃあウェイバーの事についてお話しようかねぇ」



おじいさんとおばあさんと一緒にお話をした。

少し仲良くなれた気がする



祖母「しかしこうしてウェイバーにもお友達が出来て、娘まできてくれるなんて今まで生きてて一番楽しいわ」

祖父「そうじゃのお、どうせならイリヤちゃんがウェイバーの嫁に来てくれれば言うこと無しじゃのぉ」

イリヤ「お嫁さんかぁ…」



その時、「リビングの」電気が消えた。

祖母「あら、電気が消えちゃったわ」

祖父「おかしいのぅ、確か新しいのに変えたばかりのはずじゃが…ちょっと、ブレーカーの様子を見てこよう」

401: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:02:03.52 ID:7drI/x7V0
祖母「あなた、気をつけてね」

祖父「心配いらんよ、この家に何年住んでいると思って…うぐっ!?」ザシュッ

祖母「あなた?どうしたのあなた…ぁ」スパァン

ドシャッ



イリヤ「え…な、なに?」

暗くてよく分からないけど、聞き覚えのある音。人が倒れる音が聞こえた。

倒れるシルエットと、その先に立つ影。

そして…



私の目の前に、不気味な仮面が立っていた。

「………」

そこで、私の意識は途切れた。

その後、私がどうなったのかはよくわからない。

ただ、最期にキリツグが泣きながらこっちに何かを構えている姿がうっすらと見えて…


発砲音と共に、私の意識は永遠に途切れた。



DEADEND マッケンジー宅に迫る死亡フラグ

402: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:15:38.31 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-

大河「はぁー、今回は見えない地雷が多いわねー(棒読み)」

小次郎「悪魔だ…悪魔がここにいる」

大河「私は悪魔なんかじゃないわよ?善良な裏方に決まってるじゃない」

ランサー「なぁあんた…いくら舞台裏だからって、だんだんキャラ崩壊してないか?」

大河「気のせいよ気のせい」

小次郎「思惑通りに事が動かないからといって、癇癪を起こした所で何も解決せんぞ?」

大河「癇癪なんて起こしてませんよーだ。それよりアーチャー、御飯まだー?」

アーチャー「なんで俺がこんな事を……」ジュージュー



小次郎「で、今回の死因は?」

大河「ズバリ、マッケンジー宅に迫る死亡フラグに気付かなかった事です。目先の選択肢で回避出来たと思ってたら次の選択肢が出る時点では既に詰んでたとかよくある事だし」

小次郎「そういえば、割と最初の方でも言っていたな」

大河「ちなみに私はあえてここ詰んでるとか明言するつもりはないわよ?そこ理解した上で一日の最初からやり直すか、直前からやり直すか、特別中継地点からやり直すかを選んでねー」

小次郎「………まるで女狐だな」

大河「何かいったかしら?」

小次郎「いや、なんでも」

大河「さて、それじゃあ皆さんには今日の最初からやり直すか、直前の選択肢からやり直すか、特別中継地点(ライダーがキャスター察知した所)からやり直すのか選んでもらいましょうか(ゲス顔」

ランサー「もう滅茶苦茶じゃねぇか!誰かこの暴走した司会止めろ!このスレが乗っ取られる!!」

大河「うるさいわね、やっちゃえバーサーカー!!」

ランサー「え、ちょっと待て、え?」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

ランサー「ぎゃあああああああああああああ!!」




小次郎「とりあえずだ、司会が暴走したようなので代わりに私が進行しよう」

小次郎「基本は直前の選択肢からやり直すようにはするが、明らかに詰んでると思ったら先程の中継地点や一日の最初からやり直してもいい。その場合きちんと申し出が出るまでは遡りの意思がないと見て進めるから注意したまえ」

小次郎「では、今回は直前の選択肢からやり直しを行おう。…そういえばどうすればよいのかを聞いていなかったが、今聞いた所でまともな答えは帰って来ないだろうから今回は仕方なしだ」

403: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:16:40.22 ID:7drI/x7V0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「おじいさんとおばあさんが殺される光景を見た気がする」

イリヤ「ウェイバーとライダーがいない3人で食べた晩御飯…少し寂しかったなぁ」

イリヤ「これからどうしようかな」




1:ウェイバー達が帰って来るまで寝て待とう
2:持ち帰ったゲームで先に遊ぼうかな
3:ちょっと外の様子を見てみよう


選択安価 安価下2

405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:17:36.02 ID:GuhKRmDM0

409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:46:27.69 ID:7drI/x7V0
イリヤ「ちょっと外の様子を見てみよう」トテテテ


外は相変わらず静かだ。

イリヤ「ウェイバー達…大丈夫かな」


綺礼「おや、こんな時間に外に出るとは…いかんせん、関心せんな」

イリヤ「だ…誰!?」

綺礼「私はただの神父に過ぎない。それゆえにこのような時間に子供が出かけるのを見て見過ごす訳にはいかん」

綺礼「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン…わざわざ出てくるとは、手間が省けた」

綺礼「悪いが、私と一緒に来てもらおう」シャキン

イリヤ「(こ、この人…怖い)」

イリヤ「た、助けて!おじいさ…ぁぐ」ドスッ



ドシャッ


綺礼「夜の街には危険がたくさんある…それを分からぬようでは、この先生き残る事は出来んだろう」





それから、私が意識を取り戻す事はなかった。

ただ、最期にうっすらと…泣きながらこっちを見るキリツグの姿が見えた気がした。



DEADEND 神父

413: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:51:57.30 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-


大河「」プシュー

ギル「反省したか、雑種」

大河「ハイ、ボウソウシテゴメンナサイ」


小次郎「とりあえず一件落着…と言った所か」

ランサー「死ぬかと思ったぜ」

小次郎「さて、今回の死因は…まぁ夜に外を出歩く時点で殺してくださいと言っているようなものだな」

小次郎「夜はあまり出歩かずになるべく家でおとなしくしている方が賢明という事だ」

ランサー「賢明ってだけで生き残れるとは言ってない。ここ重要な」

小次郎「さて、司会である貴様の暴走で皆が心配している訳だが…どうするつもりだ?」

大河「あー、うん。まぁ私も暴走しすぎちゃったし、反省はしてるよ?」

大河「でもでも、最初の方で言ったように詰んでる所から始めなきゃいけないルールはないから明らかに詰んでると双方が判断した場合に限り遡りを認める。それなら文句ないでしょ?」

小次郎「まぁ、妥当だな。とりあえずそれ以外での最安価取得や内容確認は一切禁止だ。いいな」

大河「はーい」

小次郎「わかればよい。では直前の選択肢から行こうか」


415: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:54:17.01 ID:7drI/x7V0
イリヤ「はっ!?」

イリヤ「怖い神父に攫われる光景を見た気がする」

イリヤ「お外怖い…」ガタガタ

イリヤ「…これからどうしようかな」




1:ウェイバー達が帰って来るまで寝て待とう
2:持ち帰ったゲームで先に遊ぼうかな


選択安価 安価下2

417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:55:16.54 ID:Sk5iS4UuO

418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:57:12.33 ID:7drI/x7V0
イリヤ「ウェイバー達が来るまで寝ておこうかな」ゴソゴソ


スゥ…スゥ…



パチン ウワナニヲスルヤメ



アサシン「………」


チャキッ


ザシュッ



DEADEND ………

424: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:02:49.09 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-


大河「………」

小次郎「………」

大河「WHAT!?何で?何でここでそっち選んだの!?訳がわからないよ!」

小次郎「タイガー道場巡りをしたいのだろう、きっと」

大河「と、とりあえずあれね。今回の死因は無防備に寝てた事ね!」

小次郎「…だからといってゲームをしていても同じ気はするが」

大河「てか、残った選択肢一個だし…全部の選択肢消化してから一日の最初から戻るとかいう裏技使えちゃうわよこのままだと」

小次郎「そんな事をしようものならペナルティを付け加えればいい。ルールブックはお前だろう」

大河「むむ、それもそうね。………うん、何も思いつかない!」

小次郎「では次回までにしらみつぶしに対するペナルティを考えておくのだな」

大河「あい分かった!」

小次郎「で、選択肢が一つとなってしまった以上詰んでると判断して一日の最初からやり直すか、まだあるかも分からないペナルティを覚悟して最後の一つの選択肢を選ぶか。まずは選べ」

大河「あれ、最安価取得とか内容確認禁止じゃ…」

小次郎「これはどちらにも違反していない。何よりこうなる事事態想定していなかったのだから仕方ないだろう」

大河「………」

小次郎「という訳だ。一日の最初からやり直すか、最後の選択肢を取るかは安価下4に委ねよう。たまには数字も変えないとな」

大河「連投とかは禁止だぞー」

432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:10:55.32 ID:7drI/x7V0
イリヤ「暇だからゲームでもして待っていようかな」ガサゴソ


イリヤ「これがハード機ね。ふんぬぬぬ…重い」

イリヤ「ウェイバーが部屋まで運んでくれたけど、こんなに重い荷物を持ってたのね」

イリヤ「…それにしても、お店の人がセットにしてくれたこの金ピカのコントローラ、なんなんだろう」

パチン

イリヤ「え?あれ!?」

イリヤ「電気、消えちゃった…」

スゥ

アサシン「………」

イリヤ「だ、誰!?」

アサシン「………」スッ

イリヤ「いや…やだ、来ないで!」

アサシン「………」バッ

イリヤ「いやあぁああああああああああああ!!」


その時、不思議な事が起こった。

金ピカのコントローラが光ったのだ。

そして、次に目を開けた時に映っていた光景は………





ギル「ほう、まさか我のお守りが早くも効果を発揮するとはな」

438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:15:47.73 ID:7drI/x7V0
イリヤ「あれ、貴方…金ピカの人!?」

時臣「君は…どうしてここに!?」

ギル「騒ぐな。こいつは呼ばれるべくしてここに呼ばれた、それだけの事だ」

時臣「は、はぁ…」

ギル「貴様はそこにいるマスターの相手をしておけ。我はこの小娘と話をする」

時臣「…御意」





ギル「さて…何があったのかは知らんが、どうやら念のためにとお守りを忍ばせておいて正解だったようだ」

イリヤ「お守りって…もしかして、あの金ピカのコントローラ?」

ギル「あぁ、そうだ。店を懐柔して自然を装って危険が迫るであろうお前達の所に我のお守りを忍ばせたのだ」

イリヤ「そうなんだ…」

ギル「………さて、もう少し話をしていたい所だが」

ギル「どうやら狂犬がこちらにやってくるようだな。小娘、下に降りるか我に掴まっているか…選べ」



1:ギルガメッシュと一緒にいる
2:下に降りて待つ

選択安価 安価下2

440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:17:13.49 ID:LL0gXf1Go
2

446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:24:18.26 ID:7drI/x7V0
イリヤ「じ、じゃあ下に降りて待ってる」

ギルガメッシュ「いいだろう。…なら我は少し空の散歩に行ってくる、少し待っていろ」







イリヤ「…わぁ、お空で凄い戦いが起こってる」

イリヤ「………あ、あっちにライダーがいる!」

龍之介「あっれーこんな所で会うなんて奇遇だねぇ」

イリヤ「!!」

龍之介「先日ぶりだねぇ、見てよほら。あれ旦那がやってるんだぜ」

龍之介「旦那が神様に超COOLなショーを見せているんだ!すっげぇだろ?」

龍之介「なぁ、どうせなら一緒に見届けようぜ?逃げないなら大人しくしててやるからさ」

イリヤ「ひっ…いや!」ダッ


龍之介「あれ、逃げるんだ…旦那のショーも見ていたいけど、あれの腸みるのも楽しそうだからいいけどさ」ユラッ


イリヤ「はっ…はっ…はっ…!!」

ガッ

イリヤ「あうっ!?」

龍之介「だめだよ急に走ったら。ほら、捕まえた」


イリヤ「やだっ助け…て……」

龍之介「はーいいっちょうあがりー。それじゃあショーの合間のおやつがわりに解剖してみますか」





DEADEND 何故降りたし


449: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:28:57.67 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-


大河「何故降りたし」

小次郎「その前に何が起きたのか説明しろ」

大河「本編で説明する予定だから却下」

小次郎「今回の死因は?」

大河「何故降りたし」

小次郎「把握」

ランサー「ちょっと待て、やり取り簡素すぎだろ!!」

大河「だって>>1が朝から夜までの仕事の疲れ誤魔化す為に無理やりテンション上げた結果変な不況買ってるんだもん、そりゃ簡素にもなるわよ」

ランサー「その前に飲むな」

小次郎「とりあえず、余計な何かを追加せずそのまま進行すればよいと思うのだがな」

大河「だってそれだけだとつまんないじゃーん、裏方からもいろいろやりたいわけよー」

ギル「また葬られたいか?」

大河「ゴメンナサイ」

小次郎「とにかく、だ。思いつき進行はともかく思いつきで変な事をしようとするな」

大河「はーい」

小次郎「では、再開しよう」

アーチャー「(疲れているなら寝るべきだと思うが…)」

453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:38:03.61 ID:7drI/x7V0
イリヤ「はっ!?」

ギル「どうした?」

イリヤ「下に降りたら危険な気がする…」

ギル「まぁ、あの化物が猛威をふるっているからな」

ギル「………さて、もう少し話をしていたい所だが」

ギル「どうやら狂犬がこちらにやってくるようだな。小娘、舌を噛むなよ…しっかりと我に掴まっていろ」

イリヤ「う、うん…うわぁ!?」ギュン



バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

イリヤ「っっっっっ!!」

ギル「狂犬が…地べたに這いつくばっていればいいものを、誰の許しを得て我と同じ高度に登ろうとしている!」

イリヤ「(凄い勢いで空を飛んでる!?なにこれ、どうなってるの!?)」

ギル「小娘、何が起きたのかは分からないだろうが説明は後だ。我の宝具で貴様への風圧は軽減している…この速度でも死ぬ事はあるまい」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

ギル「チッ、狂犬め…小賢しい」

イリヤ「(ど、どうしよう!?しっかり掴まってないと。でもどうしてこうなってるのかわからないし…)」



1:ギルガメッシュに何で自分がここにいるのか聞いてみる
2:黙って様子を見る
3:大海魔の方を振り返ってみる

選択安価 安価下2

455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:39:22.52 ID:GOl4Wwme0
1

458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:44:21.51 ID:7drI/x7V0
イリヤ「ね、ねぇ金ピカさん!一つ聞いてもいい!?」

ギル「なんだ、今は集中しているのだ。手短に話せ」

イリヤ「私、さっきまで部屋にいたのになんでここにいるの!?」

ギル「それは我のお守りの力だ。我のお守りが貴様の傍にある時に貴様が危機に陥った場合、瞬時に我の元に転送される仕組みだ」

ギル「恐らく肌身離さず所持するだろうと踏んだが、どうやらそのとおりだったようだな」

イリヤ「金ピカさん…」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

ギル「なっ…しまった!!」

イリヤ「あっ………」



最期に見たのは高速でこっちに向かってくる黒い騎士。

騎士が乗っていた乗り物は金ピカさんの乗り物に乗って爆発して…

私は騎士に抱えられたまま海に落ちて、その衝撃で命を落とした。



DEADEND 人の集中を邪魔してはいけません

462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:48:12.89 ID:7drI/x7V0
-タイガー道場-


大河「ほげー」

ランサー「遂にタイガーが壊れた」

小次郎「仕方あるまい、ここは私が進行しよう」

小次郎「まず今回の死因だが…英雄王が必死に操縦している時に横から話しかけて集中を削いだらそりゃあ注意も散漫になる」

小次郎「結果、一瞬の見落としが死に至るという訳だ。怖いものだ」

小次郎「ちなみに、展開は違えど死に方が似ていたりほとんど同じだったりする事も多々あるが…そこは>>1の死にネタが多くないという事で勘弁してくれ」

小次郎「では、次こそは無事を祈る」

大河「わたしはー…まだ寝ないのー」

大河「眠くなるまで更新してー…眠くなったら寝るのー」

小次郎「………はぁ」

464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:50:46.50 ID:7drI/x7V0
イリヤ「はっ!?」

ギル「どうした!?」

イリヤ「金ピカさんに話しかけて死ぬ光景を見た気がする…」

ギル「ふん、そうなりたくなければ我の集中の邪魔をしない事だ…しっかりと我に掴まれ」

イリヤ「う、うん…うわぁ!?」ギュン



バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

イリヤ「っっっっっ!!」

ギル「狂犬が…地べたに這いつくばっていればいいものを、誰の許しを得て我と同じ高度に登ろうとしている!」

イリヤ「(凄い勢いで空を飛んでる!?なにこれ、どうなってるの!?)」

ギル「小娘、何が起きたのかは分からないだろうが説明は後だ。我の宝具で貴様への風圧は軽減している…この速度でも死ぬ事はあるまい」

バーサーカー「■■■■■ーーーーー!!」

ギル「チッ、狂犬め…小賢しい」

イリヤ「(ど、どうしよう!?しっかり掴まってないと。でもどうしてこうなってるのかわからないし…)」



2:黙って様子を見る
3:大海魔の方を振り返ってみる

選択安価 安価下2

465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:51:12.76 ID:/HB8h7MKO
2

476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 03:06:28.22 ID:7drI/x7V0
イリヤ「(そ、そういえばあっちで何が起こっているんだろう…)」チラッ




大海魔「ぎしゃああああああああ!!」


イリヤ「ひっ…!」

イリヤ「(な、何あの化物!?あんなの見た事ない…嫌だ、怖い!!)」

ギル「心配はいらん、我の傍にいる限りは安全を保証してやる…飛ばすぞ」ギュオン

イリヤ「っっっっっっ!!」

バーサーカー「■■■■■ーーーーーー!!」

ギル「ちっ面倒な…」

イリヤ「あ、危ない!」

ギル「む…ぬおっ!!」ギュン


大海魔「ぎしゃあああああ…」



ギル「…我としたことが、奴の醜い触手に触れる所であった」

イリヤ「はっ…はっ…」

ギル「(しかしこの小娘…消耗が激しいな。軽減しているとはいえさすがにこのGは負担が大きいか)」

ギル「もう少し我慢しろ、そろそろケリをつける」

ギル「良いものを見せてやろう、狂犬…」スッ

ギル「地面から遠く離れたここでこいつを抜くのは初めてだが…問題はない」

バーサーカー「■■………!!」

ギル「感謝しろ狂犬、我だけの宝具、乖離剣エアを貴様に対して抜いてやるのだからな」ゴゴゴゴゴゴ

イリヤ「(なに、金ピカの人が持ってる棒になんか凄い力が集まってるみたい)」

ギル「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)!!」カッ

バーサーカー「■■ッ!!」バッ














ギル「………チッ、逃げたか」

イリヤ「………終わった、の?」

ギル「そのようだな。向こうも直に終わる」


イリヤ「暇だからキリツグを追いかけて日本に行く」その2