小鳥「またコミケのサークル抽選に落ちたピヨ」

小鳥「コミケスタッフをやればサークルに受かりやすくなると聞いたピヨ」

小鳥「だから先輩に相談するピヨ」

？？？「小鳥、またサークルに落ちたんだって？」

小鳥「そうだピヨ、だからコミケスタッフやって、サークル抽選を有利にするピヨ」

？？？「小鳥、コミケスタッフはほんとうに大変よ？直前になると土日が潰れるわよ？」

小鳥「う・・・そこは・・・」

？？？「それに加えて、いろんな条件があるわよ？」

ここで、コミックマーケットでスタッフ参加するための条件を挙げてみましょう。

・義務教育を修了していること
　（高校生のスタッフも時々います。）
・未成年の場合、保護者、家族の承諾を得ていること
　（親に内緒は不可。）
・「一般参加」、「サークル参加」等「スタッフ参加」以外の形での参加経験があること
　（あの混雑を経験しないとスタッフが務まらないという考えからです。）
・1回のコミケットにつき3回行われる拡大準備集会に最低2回参加できること
　（毎回出たほうがいい。）
・開催日に2日間以上準備会スタッフとして活動できること
　（3日間うちの1日をサークル参加に当てることもできます。）
・部署によっては、上記に加えて、部署固有の条件が付加されることがあります。
　（企業対応部の1日目参加必須とか）
いろんな条件がありますが、コミックマーケットのスタッフを務めあげるうえで、大切なことです。

小鳥「じゃあ、やってみます・・・」（これもサークル抽選のためだもん！）

？？？「じゃあだったら、今度の日曜、午前9時にビッグサイトね。10時に新人集会があるから。
持ち物は、消えない黒のボールペン、ノートかメモ、合宿するんだったら合宿代の2万円ね。」

小鳥「二万円？合宿って？」

？？？「合宿っていうのは、準備会がスタッフの宿泊先をまとめて取ってくれて、
ほんの一部の補助が付いて、最大3泊4日で2万円かかるのよ。」

？？？「自宅から毎日ビッグサイトに通うより、ほんとうに楽よ。」

【解説】私の所感としては都内在住であっても、
3日間自宅からビッグサイトに通うよりかはスタッフ合宿を使ったほうがほんとうに楽でした。
私としてはスタッフ合宿を強くおすすめします。
有明や豊洲のマンションに住んでいるという人でない限り。

小鳥「コミケスタッフってお金もかかるのね・・・」

日曜日

東京ビッグサイト

？？？「おはよう小鳥。これから新人集会だから、しっかり共同代表の話を聞くのよ？」

小鳥「うん・・・」

そこで、新人集会とコミックマーケットのスタッフの仕事について解説します。
新人集会では、共同代表の挨拶、
前回のコミケの記録映像の上映、部署別のPR等が行われます。
新人集会が終わった午後に、拡大準備集会が行われその後に部署別集会へと散らばってスタッフ登録の流れになります。

ここでコミックマーケット準備会の部署の紹介します。

総本部・・・コミケ全体の対応（トラブル対応、いろんなお小言の対応等）を行う部署。基本的に募集は行っていない。

館内担当・・・3500人近いスタッフのうち、1500人が登録する最大の部署。
東1～6ホール、西1,2ホール等に分かれてサークル対応（サークル受付や見本紙のチェック）、
混雑対応などの一般参加者の対応を行う。

受付販売担当・・・準備会販売ブースで次回申込書、紙袋、コミケットプレスの販売、
インフォメーションで問い合わせ対応を行う。落とし物の対応もこの部署。

入口担当・・・ビッグサイト周辺や東駐車場で参加者の列整理を行う部署。
前日の深夜から活動する。逆冷暖房完備。名セリフはこの部署から。

場外救護担当・・・会場の内外で急病人の対応を行う部署。夏が本当に大変。

企業対応部・・・企業ブースの運営、宅配便、ケータリング、画材屋さん等の対応を行う部署。
スーツ着用で1日目の参加必須。1日目がほんとうに忙しい。

場外販売担当・・・逆三角形（ビッグサイト会議棟）の下や、東駐車場でカタログの販売を行う。

搬入部・・・搬入車両の誘導や印刷会社の対応を行う部署。

公共地区担当・・・ガレリアやアトリウム、エントランスプラザの整理を行う部署。

更衣室担当・・・更衣室を運営し、コスプレを行う参加者の対応を行う部署。以前はコスプレ広場の運営も担当していたが、
コスプレエリアに進化したのと同時に館内担当へ移管された。

救護室担当・・・救護室を運営し、傷病者の手当を行う部署。医師、看護師免許保有者のみ。

記録班・・・コミケ会場内を回り、記録映像を撮影している。

国際部・・・海外からの参加者対応を行う部署。ネイティブレベルの語学力が要求される。

取材マスコミ対応・・・取材の申し込みの受付、対応を行う。

小鳥「いろんな部署があるけれど、あの人がいる館内担当にしよっと。」

午後　拡大準備集会

？？？「小鳥、部署は決まった？」

小鳥「そりゃ、あなたと一緒の部署がいいでしょ？一人じゃ不安だし。」

？？？「やっぱりね。いっしょに働きたい人の欄に私の名前を書いておきなさい。合宿先の隣室希望にもよ。」

？？？「この後、打ち上げがあるから小鳥も一緒に来るのよ。オタク仲間が増える絶好のチャンスよ。」

拡大準備集会の後には打ち上げがありますが、別に酒を飲むことを強要はされずに
最初の一杯もちゃんとビールか烏龍茶を取ってくれますのでお酒の弱い人も大丈夫。
オタク仲間を増やす絶好のチャンス。

コミケスタッフの登録は2回目の拡大準備集会で締め切られます。
また、スタッフ登録条件に合わない方は設営や撤収という形で協力してください。

第三回拡大準備集会

コミケ本番の3,4週間前に行われ、午前中は一般、サークルの部が行われコミケ本番に関する報告や
共同代表に配られた用紙で直接質問することができ、会場価格でカタログの販売も行われます。

午後からはスタッフの拡大準備集会が行われ、この時点で配属部署が決まります。

今回音無小鳥は東XホールのX～Xブロックの配属です。
館内担当は2つか3つのブロックに別れ、業務することになります。
（朝のサークル受付や見本紙回収、巡回、混雑対応等）

ブロック長「今回Xブロック長を務めることになった滝田です！好きなジャンルは
ジャンプの球技系です。よろしくね。音無さん。」

小鳥「よ、よろしくおねがいします！」

副ブロック長「副ブロック長の赤羽根です。好きなジャンルはギャルゲー全般です。今回から副ブロック長になり
まだまだ不慣れなことがありますが、よろしくおねがいします。それと、765プロのアイドルの追っかけもやってます！」

星井菜緒「星井菜緒です。教師志望の大学生です。好きなジャンルはジャンプ全般です。よろしくお願いします。」

小鳥「よろしくお願いします。ところで、あの人はどこに行ったんですか？」

>>13
YOU、スタッフ　やらないか？

滝田ブロック長「日高舞さん？日高さんは今回からホール本部に行くことになったんだけど。」

実は、コミケスタッフである日高舞は前回のコミックマーケットで参加者に発見され大混乱を招いたことから、
今回から人目の付かない仕事をすることになったのだ。

小鳥「舞、せっかく希望を出したのに。」

舞「ゴメンゴメン。さっき急にホール長に言われてさ。」

ホール長「今回東Xホール長を務めます錦織です。音無さん、すみません。
その代わり、日高さんと親しい人間と組みましたからそれで勘弁してください。」

小鳥「はい・・・」

さて、小鳥さんの今回の仲間が決まりましたが、その仲間の名前に疑問を持った方がいるかもしれません。
ブロック長の滝田さんは小鳥さんの中の人（声優さん）、副ブロック長の赤羽根さんはPの中の人です。
ホール長の錦織さんはアニマスの監督です。
コミケスタッフには様々な職業の方がいらっしゃいます。学生、ニートもいれば
会社員、公務員、自衛隊員もいれば漫画家や漫画雑誌の編集者、アニメ・ゲーム関係、
日高舞さんのように主婦で子育て中の方もいらっしゃいます。

滝田ブロック長「じゃあ、音無さん。カタログとスタッフIDとそれから紙切れを受け取ってきて。」

滝田ブロック長「スタッフIDは開催日までにしっかりと保管しておく事。それと、あの紙切れをオクに流したら
死んだ方がマシって言えるレベルの恐ろしいことが待っているから絶対しちゃダメよ。」

小鳥「はい！」

【解説】スタッフにはスタッフIDとカタログ、1日につき2枚ずつ合計6枚のあの紙切れが配布されます。
特にあの紙切れはあくまでも見本として配布されるもので、福利厚生ではないとされています。
あの紙切れをネットオークション等で売ったと発覚したら、
それこそ一層のこと殺してくれと言えるような恐ろしいことが待っているのです。
最近、コミケスタッフによる不祥事が起こっていますが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

舞「小鳥、コミケ2週間前の7月X日、直前集会があるから来てね。」

小鳥「はい！」

コミックマーケットのスタッフは3回ある拡大準備集会の他に
部署別のいろんな集会があります。直前集会とか新人勉強会とか。
コミケ直前になるといろんな集会があり、
スタッフはそれに参加しなくてはならない場合もあります。

コミケの設営日（0日目）

設営日は参加者有志で午前に集まり、説明を受けたあと各ホールに散らばり、
椅子や机の設置作業を行います。決して辛い作業ではなく、椅子や机を求めてトラックの前には
列ができています。少しでも構いませんので、設営に協力できる方はご協力を。
例えば、自分の好きなジャンルが配置されるホールに行くという感じでも構いません。
それと、設営に協力できる方は当選・抽選漏れを問わず、自分のサークルの受付番号を
メモした紙を持ってくればいいことがあるかもしれませんよ。

一方、設営日は仕事の音無小鳥は、一刻も早く仕事から上がれるよう仕事に励んでいた。

小鳥「では、プロデューサーさん、律子さん、明日から月曜日までお休みをいただきますので、よろしくお願いします。」

P「いいですよ、音無さん。年に2回のことですから楽しんでいってください。」

律子「まあ、お盆ですから私達も交代で休みをもらいますけれどね。」

P「ところで、今度の日曜日うちのアイドル全員一斉にオフに
してほしいと言ってきたんだけど、何でだ？理由を聞いても答えてくれなかったんだ。」

律子「そういえばプロデューサー殿、今年の1月に春香がコミケで本を出したいと言ってたでしょ？それじゃない？」

P「あはは、まさかね・・・」

小鳥（なんだか嫌な予感が・・・）

小鳥「それじゃ、ホテルに向かいますので、お先に失礼します。」

P　律子「お疲れ様でした～」

東京ビッグサイト東Xホール

舞「小鳥、ここよ～」

小鳥「設営に参加できなくてごめんなさい！」

舞「いいのよ、小鳥。来てくれるだけでも。設営は終わって搬入ももうちょっとで終わるから
もうやることはないわ。」

滝田ブロック長「今日は帽子、腕章とスタッフIDホルダーを渡して終わりね。
帽子と腕章は油性ペンで所属と名前を書いてね。」

小鳥「館内　東Xホール　音無小鳥っと。」ｶｷｶｷ

滝田ブロック長「もうすぐでホテルまでの送迎バスが出るから
ホテルに戻ったらマニュアルとカタログ、コミケットアピールを読みつつゆっくりと休んでね。」

滝田ブロック長「この前の集会で話したように、最低限の持ち物はトートバッグ、
ボールペンと油性ペン、メモ帳、腕時計、マニュアル、コミケットアピール・・・」

滝田ブロック長「もうちょっとでシャトルバスが出るから、これで解散！」

小鳥「はい！」

東Xホールからシャトルバス乗り場までの途中

小鳥「ねえ、星井菜緒ちゃんだよね？もしかして・・・」

星井菜緒「はい・・・星井美希の姉です・・・妹がいつもお世話に。」

小鳥「なんでコミケスタッフなんかに？」

星井菜緒「実は大学1年生の時に先輩に騙されて、コミケに連れられて
訳のわかなんないまま買い物要員になって気がついたらコミケスタッフに。」

小鳥（まるで私と一緒じゃない。）

星井菜緒「妹にはコミケに来てるってことは内緒にしてくださいね。
妹には真面目な姉を演じたいものですので。それに両親が・・・」

小鳥「わかったわ。明日からおもいっきり楽しみましょう！」

1日目

小鳥（コミケスタッフの朝は早い。早い部署は午前1時から動き出す。）

小鳥（私達館内スタッフは午前6時30分集合で、午前5時に起きホテルからシャトルバスに乗る。）

小鳥（ワシントンやサンルートに泊まれるスタッフは朝がほんとうに早いスタッフか責任者で、
私達ヒラのスタッフは会場からちょっと離れたホテルに泊まる。）

解説・・・東京ビッグサイトそばのワシントンホテル、ホテルサンルートに泊まるスタッフは
午前1時から活動を始める入口担当、緊急時いつでも呼び出す必要がある責任者が優先で、
ヒラのスタッフは会場から少し離れたホテルに泊まります。
朝、準備会が用意したシャトルバスで会場へ移動します。

舞「おはよう、小鳥ちゃん、菜緒ちゃん。すぐそこに並んでバスに乗るのよ。」

小鳥　菜緒「はい・・・」

午前6時30分

錦織ホール長「おはようございます！」

ホール員一同「おはようございます！」

高橋智秋副ホール長「今日は・・・」

館内担当では午前6時30分にホール別の朝礼、その後にブロック別の朝礼があり終わったら朝食です。
準備会スタッフはお金は支給されませんが、食事支給・飲み物支給です。
食事はスタッフの権利であり、義務です。スタッフとして務めを果たすには食事は重要です。

滝田ブロック長「食事が終わったら、サークル受付と巡回ね。」

滝田ブロック長「ホール本部でサークル受付一式を持って担当ブロックを回ってね。音無さんは赤羽根くんと回ってね。」

小鳥「はい！」

赤羽根副ブロック長「おはようございます。参加登録カードとコミケット未提出の見本誌をご用意くださ～い」

サークル参加者A「すみませ～んおねがいしま～す。」

小鳥「おはようございます。頒布物を拝見しますね。」

小鳥（参加登録カードは問題なし。頒布物は・・・全年齢向けで問題なしっと。）

赤羽根「ありがとうございました。本日はよろしくおねがいします。」

サークル参加者A「よろしくお願いします。」

サークル参加者B「お願いします！」

小鳥「はい！」

小鳥（参加登録カードは問題なし。頒布物は・・・！！）

小鳥「すみません、赤羽根さん、ちょっと・・・このページ。」

赤羽根「！！」

赤羽根「すみません、私共では判断できない部分がありまして、ちょっとサークル受付に判断を仰いできます。」

サークル参加者B「すみません、どこがダメなんですか？今言ってくだされば修正しますけれども。」

赤羽根「現時点ではお答えできかねますので、
OKなときも修正をお願いするときもスタッフがお知らせしますのでしばらくお待ち下さい。」

サークル参加者B「はい・・・」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

赤羽根「印刷会社と今日の搬入部数、委託の有無をお聞かせ願いませんでしょうか。」

サークル参加者B「今井印刷で今日は500部、委託はありません。」

赤羽根「少々お待ちを。」

ホール本部

赤羽根「高橋さん、ちょっと見てもらえますか。」

高橋副ホール長「どれどれ・・・？」

高橋副ホール長「これは、共同代表に見てもらったほうがいいわね。滝田さん！」

滝田ブロック長「はい！」

高橋副ホール長「このサークルの新刊、共同代表に見てもらうからあれを貼って。」

滝田ブロック長「わかりました。赤羽根くんと音無さんはこのまま業務に戻って。あとは私がするから。」

赤羽根　小鳥「はい！」

結局、このサークルの新刊は共同代表の判断で頒布できることになった・・・

解説・・・サークル受付は参加登録カードとコミケット未提出本の受け取り、頒布物をその場でコミケットの理念・
法令（刑法175条、児童ポルノ禁止法等）に反していないかどうか確認します。
また、グッズや紙袋等同人誌以外の頒布物があればその場でチェックします。
何か抵触しそうな頒布物があれば、印刷会社、当日の搬入量、コミケでの委託の有無（頒布を他のサークルに依頼すること）を
聞き出し、ホール本部に持って行き責任者に見てもらい、判断を仰ぎます。
その結果、共同代表の判断を仰ぐ必要があると判断された頒布物は共同代表のいる総本部まで持っていきます。
その間、サークルの机に頒布停止カードという黄色い紙を貼ります。
このカードが貼られている間は該当の同人誌は頒布できません。（他の同人誌は頒布OKです。）
共同代表が頒布可能と判断した場合、もしくは指示通りの修正がされたと確認された場合に頒布停止カードが剥がされます。

コミックマーケットで頒布できない物として
・法令に抵触するもの（わいせつ物、児童ポルノ、著しく著作権・商標権等知的財産権を侵害する物、薬事法・食品衛生法に抵触する物）
・コミケットの趣旨に反するもの（法人が発行・制作した物、法人主催イベントの入場券）
・燃料を充填した、すぐに発火できる状態の器具
ただし、食品に関しては食品業者が製造したアルコール以外の物、密閉してあるロウソク、
オイルの入っていないライターは頒布可能です。

小鳥（このジャンルは眼中になかったけれども結構面白い同人誌がいっぱいピヨ）

小鳥（暇ができたら買うピヨ）

サークル参加者C「すみませ～ん、おねがいしま～す。」

小鳥　赤羽根「は～い」

解説・・・コミケスタッフは、部署によりますが業務中は腕章、帽子、スタッフIDを外せば同人誌を買うことができます。

9時25分

滝田ブロック長「赤羽根くん、音無さん、もう時間だから青い紙を貼ってね。
この青い紙は遅刻してきたサークル参加者にホール本部に行って
サークル受付を促す文書よ。音無さんは赤羽根くんに教えてもらって書いてきてね。」

小鳥「はい！」

9時30分になると館閉鎖が行われ、ガレリア、アトリウムに出るシャッターが降りて出入りができなくなります。
もうサークル参加者が会場まで入ることはできませんから、その間に午前8時過ぎにできていたダマから形成されていた
サクチケ列がいったんトラックヤードに解放されます。

滝田ブロック長「音無さん、もうちょっとで開場だから、開場したら星井さんと一緒に通行規制をしてね。
ただ両手を大きく広げて走らないでください！と叫ぶだけでいいから。だけどその前に・・・」

9時45分

♪みんなのへいわをみんなでまもるいっせいてんけんのじかんです

♪ゆびさしかくにん、こまかいとこまでなにかをみつかたらほうこくだ
　
♪まえ　うしろ　みぎ　ひだり・・・

この放送は一斉点検放送といって、午前9時45分、午後12時30分、午後3時45分に放送されます。
これは、発火事件や脅迫事件などからコミケを守るために行われるものです。
サークル参加者も、一般参加者も今一度身の回りに不審者、不審物がないか点検してください。

午前10時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これより、コミックマーケット86　1日目を開催いたします。」

小鳥 「走らないでください！」

星井菜緒「走らないでください！」

赤羽根 「走らないでください！」

数分後

滝田ブロック長「ご苦労様！このあとは巡回ね。赤羽根くんは音無さんと、星井さんは私と女子トイレを中心に巡回よ。」

小鳥　赤羽根　菜緒「はい！」

開場後は暫くの間、通行規制が敷かれ、一般参加者はその通行規制に従うことになります。
しばらく経つと順次巡回がありますが、巡回では会場内の安全上に支障をきたすものがないか、
列が伸びて他のサークルの迷惑になっていないか、消防設備に不具合がないか確認します。
特に女性スタッフは女子トイレを中心に巡回することになります。
特に一日目、二日目はジャンルによっては男子トイレが女子トイレに変更になりますので、
その女子トイレ巡回する女性スタッフの確保は重要です。

赤羽根「音無さん、ホール本部に戻ったら飲み物2本もって他のブロックの人とも回ってくれるかい？」

赤羽根「自分のブロックだけではなくて、ホール全体・外周を巡回して。こちらは隣のブロックの長谷川さんだ。」

長谷川「長谷川です。音無さん、一緒に行きましょう。」

小鳥「長谷川さんって、どんなジャンルが好きなの？」

長谷川「そうね・・・私は今は進撃かな！」

小鳥「私は、今はFree!かな。」　

長谷川　小鳥「うふふ・・・」

参加者「すみませ～ん、スタッフさ～ん！急病人です！」

小鳥「大丈夫ですか？」

急病人「すみません、シャッター前の新刊を買って一休みしたら立てなくなってしまって・・・」

長谷川「私、外救テントに行ってくる！」

小鳥「これ、どうぞ」つスポーツドリンク

急病人ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ「すみません、ちょっとは楽になりました。」

小鳥「救護室で少し休みましょうか？」

長谷川「外救連れてきたわよ～！」

解説・・・このように参加者の中には急に体調を崩す方もいますが（特に夏）、
原因に水分・塩分の不足、朝ごはんを食べていない、
暑さ、寒さ対策の不足が挙げられます。対策としては

・夏は水分、塩飴の常備
・朝はなにか食べてくる、もしくは会場近辺のコンビニ等で食料を確保する
・暑さ、寒さ対策を十分に行う（特に夏は帽子のあるなしでは大きく違います。）

ちょっとでも体調がすぐれないと思ったら、自力で歩けるうちに救護室に行ってください。
自力で歩けないほど体調が悪化すると、複数のスタッフが業務を止めて対応することになります。

この他にもいろんな仕事をして、お昼になり・・・

滝田ブロック長「音無さん、お疲れ様！そこでお弁当をもらってきて、食事の時間を含めて2時まで休憩でいいわよ！」

小鳥「はい・・・」

スタッフ休憩室

小鳥「疲れた・・・舞のツテを頼って、買い物を頼んでよかった・・・」

菜緒「音無さん、もし良かったらウチの共同グループで余った本、買いませんか？」

小鳥「何があるピヨ？」

菜緒「艦これと、鉄道擬人化本と、それから企業は・・・」

コミケスタッフの中にはあの紙切れを使って、共同購入部隊を作って同人誌を確保する者もいます。
彼らは事前から綿密な計画を立てて、同人誌を確保しています。
一部ではコミケスタッフの中には大手サークルに取り置きを要求している話がありますが、
もしその要求をされましたら、氏名とスタッフIDを控えてサークル窓口に相談を。
もちろん、サークルさんの中には善意で取り置きを受けているサークルさんもいますが、
取り置きをお願いしたら早めに買いに行くのがマナーです。

やがて、途中で加わった他のスタッフたちとも談笑し、スペースを少し見て休憩時間が終わる・・・

小鳥・菜緒「休憩もらいました～」

滝田ブロック長「じゃあ、このホールだけじゃなくて、両隣ホールの広域巡回に行ってきて。（棒読み）」

滝田ブロック長「こっそり3点セット（帽子・腕章・スタッフID）を外して本を買ってもいいからね。（迫真）」

小鳥・菜緒「は～い（棒読み）」

解説・・・一部淫夢用語が出てきましたが、時には上長のアメがないとコミケスタッフはやっていけません。
ブロック長やホール長といった上長は部下のスタッフが次のコミケットに再びスタッフ登録してもらい、
後継者（自分の代わり）を育てることも仕事です。

一方サークル窓口では・・・

？？？「すみません、ホール長はいらっしゃいますか。」

高橋副ホール長「はい、私がお伺いしますが。」

？？？「じつは、3日目のサークルの件で・・・」

フラグを建てたところで、今日の分は一旦中断します。
この先は何にもできていないので今しばらくお時間をください。（謝罪）

午後4時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これにて、コミックマーケット86　1日目を終了します。お疲れ様でした。」

サークルの撤収が終わり、翌日分の搬入の車両が入ってくるちょっと前に、夕礼を行います。

錦織ホール長「お疲れ様でした！」

ホール員一同「お疲れ様でした！」

錦織ホール長「今日は去年みたいに傷病者をあまり出すことがなく、事故もなく、黄紙対応（わいせつ対応）も少なく、
みなさんの休憩時間を多めに出すことができ、無事に一日目を終わらせることができました！ありがとうございます！」

高橋副ホール長「その楽しかった一日目なんですが、みなさんに楽しくて、悲しいお知らせがあります！」

ﾅﾝﾀﾞ?

ｵｷﾞｽﾀﾉﾄﾘｵｷｼﾃｸﾚﾙﾉｶ？

ﾔｸﾖｳｾｯｹﾝﾉﾄﾘｵｷﾉｵｼﾗｾｶ?

錦織ホール長「じつは、三日目のサークル　シのXXab「BLUE BIRD」さん、
ニコ動でとっても有名な歌い手なんですけど、
これまでは顔出し一切NGで活動してきたのですが、
今回顔出しで参加することになって、先ほど挨拶に来られました。」

ﾏｼﾞ?

ｱﾉﾕｳﾒｲﾅｳﾀｲﾃﾉｶﾞｶｵﾀﾞｼﾀﾞﾄ･･･

ｵｲｵｲ､ﾌｧﾝﾉﾁﾗｼﾃﾞﾒﾝﾄﾞｳﾀﾞｿﾞ?

高橋副ホール長「驚くのはまだ早いわよ～～～じつはその歌い手さんの本名は・・・」










錦織ホール長「あの765プロのアイドル如月千早ちゃんだったのです！！」

ﾌｧｯ?

ﾏｼﾞｶﾖ!!

ﾐｯｶﾒﾉｱｸﾑｶﾞ

ｺｯﾁﾊｺﾊﾞﾔｼﾅﾆｶﾞｼﾃﾞﾀｲﾍﾝﾅﾉﾆ

ｳﾝﾖｳｱﾝﾏﾀﾈﾘﾅｵｼﾀﾞ･･･

錦織ホール長「驚くのはまだ早いです!今回は「BLUE BIRD」さんは
「SMELL OF SPRING」さんとの合体申し込みなんですが、
そのサークル、同じく765プロのアイドル天海春香ちゃんがお菓子本を出すそうです!!」

ｵﾚ､ｼﾝﾀﾞﾜ･･･

ｵｷｬｸｻﾏｶﾞｲｯﾊﾟｲｸﾙｿﾞ･･･

ｼｮｳﾋﾞｮｳｼｬﾃﾞｱﾋﾞｷｮｳｶﾝﾉﾐｯｶﾒｶﾞ･･･

ﾓｳﾅﾆﾓｷｲﾃﾓｵﾄﾞﾛｶﾅｲｿﾞ

高橋副ホール長「今、この時間午後4時45分にツイッターで告知があり、情報が解禁になるそうです。」

錦織ホール長「列整理等は萩原雪歩ちゃんの実家の建設会社の方がやってくれるそうなんですが、
私達も見てあげなくてはいけません。」

高橋副ホール長「皆さんには大変迷惑をかけますが、ご協力おねがいします！」

錦織ホール長「それでは、解散!ブロック別集会に移ってください。」

滝田ブロック長「突然のことで驚いているけど、私達は通常の業務に専念します。」

赤羽根「だけど、僕は応援で行くことになるから、その分みんなの負担が・・・」

滝田ブロック長「大丈夫!私が何とかするから!」

赤羽根「だけど、滝田さん、明日サークルなんじゃ・・・」

滝田ブロック長「大丈夫!友達が全部やってくれるから!休憩中ちょっとスペースに出向くけどね。」

小鳥「滝田さん、どんな本を書いているんですか?」

滝田ブロック長「実は、TV・芸能で765プロのアイドルの百合カップリング本を///」

赤羽根「ジュピターのホモも書いているんじゃ・・・」

滝田ブロック長「もう！赤羽根くんったら///」

小鳥（まるで普段の私ピヨ）

滝田ブロック長「もう、これで解散!///赤羽根くん、後でゆっくり話しあいましょ?」

赤羽根「」

解散後・・・

小鳥「プロデューサーさん、千早ちゃんと春香ちゃん、コミケにサークル参加することを・・・」

電話のP「ああ、実は数時間前に社長から突然話があって、直後に告知だろ?あれ以来事務所にはずっと電話が鳴りっぱなしなんだ。」

小鳥「765プロ的には大丈夫なんですか?」

電話のP「実は、千早が765プロに入るときの面接で歌ってみたCDを出していると話していたみたいで、
その活動は社長しか知らなかったんだ。その辺の契約の問題は全部社長が話を付けて許可していたらしい。」

小鳥「今回は春香ちゃんと一緒にサークルを出すみたいなんだけど?」

電話のP「春香が本を出すのは、社長が春香に薦めたみたいで、それも全く寝耳に水なんだ。」

電話のP「これから電話対応しなくてはいけないから失礼しますよ。」

小鳥「・・・」

舞「今回のコミケは本当に面白くなりそうね。」

解説・・・今回のコミケでは小林幸子さんがサークル参加されましたが、コミックマーケットでは
プロの一線で活躍されている方のサークル参加も可能です。
ただし商業作品ではなく、同人として作者本人の手で発行しなければなりません。
今回のコミケスタッフのように765プロのアイドルの如月千早さんがコミケにサークル参加される
事によって、運用案の練り直しだとか、混雑対応、傷病者対応、お客様（笑）対応に関して
懸念する声が出されましたが、まさにコミケスタッフはドMでなくては務まらない仕事であることがよくわかりますね。

サークル申し込みですが、義務教育が修了していることと、法人ではないこと（法人は企業ブースへ）などが挙げられていますが、
おそらく如月千早さんは母親や友人をサークル代表者にした（如月千早さんの母親との関係を考えると考えにくいですが。）
ことと、郵送先を母親や友人の自宅にすれば、世間バレしないことも考えられます。
（コミックマーケット準備会では、サークル参加者の個人情報を厳重に管理しているので、
仮に如月千早さん本人がサークル応募しても世間バレしないだろうと考えています。）
また混雑するサークルさんも、混雑対応や列の整理はサークル自身で対応することが原則ですが、
実際にはコミケスタッフがお手伝いするという形で混雑対応や列の整理を行っています。

2日目

小鳥（私達腐女子の決戦日の2日目。その日はTV・映画・芸能の日でもある。
TV・映画・芸能とは実在する芸能人を自分の薄い本に登場させて
あーでもないこーでもないことをさせる日でもある。まさか自分が・・・）
※この前のコミックマーケットでは実際のTV・映画・芸能の配置は1日目でした。

錦織ホール長「おはようございます！」

ホール員一同「おはようございます！」

高橋副ホール長「きょうは・・・」

高橋副ホール長「今日はO総統括とサークル統括のSさんに来てもらっています。」

Sさん「早速ですが、報告します。」

Sさん「765プロの如月千早ちゃんと天海春香ちゃんのサークルなんですが、昨日午後4時45分過ぎに告知があった直後に
ネットニュースやまとめサイトに取り上げられたこともあってか、「BLUE BIRD」と「SMELL OF SPRING」の
コミケカタログのページが一気にアクセスが集中しまして、一時課金会員以外は閲覧することができない状態になりました。
頒布物としましては、如月千早ちゃんの歌ってみたCD、天海春香ちゃんのお菓子本の他に菊地真ちゃんもコスプレROM、
萩原雪歩ちゃんのポエム集、我那覇響ちゃんのAV・・・」

ｶﾞﾅﾊﾋﾋﾞｷﾁｬﾝﾉAV???

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

Sさん「AVといってもアニマルビデオで、セットで5000円。バラ売りはしないということです。
紙袋と765プロの12人のアイドルの直筆サイン色紙がランダムで・・・」

ｱﾉﾐｳﾗｱｽﾞｻﾁｬﾝﾉｻｲﾝﾓ･･･

ﾁｹｸﾞﾐﾃﾞｶﾝﾊﾞｲﾀﾞｿﾞ･･･

ｵｸﾃﾞﾄﾞﾚｸﾗｲﾉﾈﾀﾞﾝｶﾞ･･･

O総統括「おはようございます！皆さんには大変ご苦労をお掛けしますが、他のホールからも応援を出しますので、
どうかよろしくおねがいします！じつは、昨日の夕方、総本部で共同代表と一緒に如月千早ちゃんと天海春香ちゃん本人と
話をしたのですが、二人は自分の普段のアイドル活動でできないような表現をしたいと思ってコミケットに
サークル参加されたそうです。
実際にアイドル本人がこういう仕事がしたいといっても、
事務所の方針や世間の需要で我慢せざるを得なかった二人も自分のしたい表現を
自由に表現できるのがコミケットですので私たちスタッフも応援したいと思っています。・・・」

小鳥（千早ちゃんも春香ちゃんも思うところがあったのね。）

錦織ホール長「そういうわけで、今日もよろしくお願いします!ブロック別に移ってください。」

滝田ブロック長「おはようございます！きょうのジャンルは、ジャンプ球技です！私達の決戦日です！
我々女性陣の胸が高鳴る日でもあります！現在のところ外周ブロックから応援要請はありませんが、
巡回中に列が伸びているサークルを見つけたら圧縮をかけつつ、状況を報告すること！」

赤羽根「今日は女性向けですが、成人向けの本の見本誌チェックは慎重に行ってください。
少しでもオヤ？っと思った本は躊躇せずにホール本部まで持って行ってください。」

小鳥　菜緒「はい！」

赤羽根「じゃあ、滝田さん、何時にサークルに抜ける？」

滝田ブロック長「そうね～だいたい弁当配布のある12時ちょっと前に抜けようかしら・・・」

小鳥「滝田さん、滝田さんのサークルってどこですか？」

滝田ブロック長「そ、それは・・・教えられないわ///」

小鳥（腐女子の決戦日の2日目にも私達は見本誌チェックで何サークルか見本誌をホールに持って行き
その内の1サークルの見本誌に修正をお願いする事になったが、割愛する。
あまりにもかわいそうなので。）

午前10時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これより、コミックマーケット86　2日目を開催いたします。」

小鳥たちが担当するブロックは一時お誕生日席に列が伸びたことがあったが、
列を曲げて圧縮をかけて乗り切った。

12時ちょっと過ぎ

赤羽根「じゃあ、音無さん、お弁当を受け取って午後2時まで休憩に行ってもいいですよ。」

赤羽根「それと、滝田さんのサークルは・・・」

小鳥（お弁当はさっさと食べてしまってTV・映画・芸能特に765プロ・ジュピター島を絨毯爆撃するピヨ）

食事後

小鳥（TV・映画・芸能が隣のホールでよかったピヨ）

小鳥（まずはゆきまこだピヨ）

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

小鳥（何だピヨ？空気が一気に変わったピヨ）

小鳥「すみません、しんか・・・」

サークルA「あ、あなたには売れません！！」

小鳥「？」

小鳥「すみません、新刊ください。」

サークルB「はい・・・500円です・・・」

ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

サークルB「う、訴えないでくださいね・・・（切実）」

小鳥「？」

小鳥「すみません、新刊ください。」

サークルC「は、はい・・・もしかしてあなたは765プロの事務員さんですか？（震え声）」

小鳥「は、はい・・・そうですけど・・・」

サークルC「もしかして、調査にいらしたんですか・・・（涙声）」

小鳥「べ、別にそういう訳じゃなくて・・・個人的に本を買いに・・・」

サークルC「く、くれぐれも会社には、報告しないでください・・・な、なんでもしますから！（意味深）」

小鳥「そ、そこまでしなくても・・・」

サークルC「このジャンルはクローズで、本人や事務所の人には絶対に見せてはいけないという掟があるんですよ・・・」

小鳥「個人的に買いに来ているだけから、別に会社には報告しませんよ。」

解説・・・TV・映画・芸能のジャンル、特にジャニーズ事務所関係がJ禁・P禁といってJ禁は事務所、特にジャニーズ事務所や
タレントへの頒布・閲覧禁止、P禁は同人やBLに興味のない一般人への頒布禁止を指します。
個人の趣味でやっているとはいえ、発行責任はサークルさんにあるわけですから、
事務所やファンの反感を買うを避けるために、J禁・P禁の措置を行っているわけです。
今回の場合、音無さんは765プロのライブ等でコアなファンには知られた存在？であり、ほんの短い間アイドル活動を
行っていた様子ですから、サークルさん側が音無さんに過剰に反応してしまったかもしれませんね。

小鳥（ゆきまこのほかにも、はるちは、やよいおり、ちはやよいの百合カップリングの他に、
真ちゃん、涼ちゃんふたなり本、ジュピターのホモ、765プロライブレポ本、生っすかスタジオレポ本、水瀬グループへの就活レポ本など
全部絨毯爆撃をしてみたピヨ。何故か私、音無小鳥の同人、バーでのライブレポ、アナウンスレポ本などもあったピヨ。
やっぱり765プロの事務員である私に念を押すサークルがほとんどだったピヨ）

小鳥（あとは壁だけピヨ・・・）

TV・映画・芸能の壁サークル

小鳥（壁サークルでは、アサミンゴスP先生のサークルのちはやよい本が一番だピヨ）

小鳥（アサミンゴスP先生は千早ちゃんになんだか似ているピヨ）

小鳥（ええと、滝田ブロック長のサークルは・・・シャッター前？）

小鳥「すみません、新刊は・・・」

滝田ブロック長「はい・・・音無さん？何でここがわかったの？」

小鳥「はい、赤羽根さんから・・・」

滝田ブロック長「・・・（あいつ、後でヤキを入れてやる！！）」

小鳥「滝田さんは、どんな本を？」

滝田ブロック長「基本的にオールキャラでやってるわよ？今回の新刊は真、美希、雪歩ちゃんの
修羅場トリオのギャグ本とはるちはの18禁百合本よ？」

小鳥「これください。」

滝田ブロック長「はい、1000円ね。あとは、春コミ、スパコミで出した本もあるわよ？」

小鳥（毎回健全18禁一種類ずつ出してるピヨ）

小鳥「一冊つずつください。」

滝田ブロック長「はい、2000円ね。あと今日は売り切れちゃったけど、2013年の総集編もあるから
とらのあなで委託してるからそっちもよろしくね。」

小鳥「あと、そちらの売り子さんは？」

滝田ブロック長「私の友達の繪里ちゃんよ。」

繪里「どうも、中村繪里子です。よろしく。繪里ってよんでくださいね。」

小鳥「よろしく。いいステージ衣装ね？やっぱり自分で作ったの？」

繪里「じつは、アニメイトで買ってきて・・・えへへ　一応、公式ですよ？」

小鳥（公式のステージ衣装って聞いたことがないピヨ）

小鳥「もう、休憩時間終わりだからホールに戻らなきゃ！」

滝田ブロック長「私もそうだから、音無さん、一緒に戻りましょ？」

午後1時55分　東Xホール本部

小鳥　滝田ブロック長「ただいま戻りました～」

舞「はい、おかえりなさい。ところで滝田さん、音無さん、高橋さんが呼んでいたわよ？」

小鳥　滝田ブロック長「？？？」

高橋副ホール長「ちょうどよかったわ！滝田さん、音無さん、今日の終了後にあのサークルに関する打ち合わせがあるから、
ちょっと残ってくれない？遅くても5時半に終わるようにするから。」

小鳥　滝田ブロック長「？？？」

午後4時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これにて、コミックマーケット86　2日目を終了します。お疲れ様でした。」

2日目が終了すると、一部のブロックの机と椅子が撤去されます。

ある程度のサークル撤収が終わり、搬入が始まるちょっと前の午後4時50分・・・

錦織ホール長「お疲れ様でした！」

ホール員一同「お疲れ様でした！」

錦織ホール長「2日目も無事に終わり、いよいよ明日が最終日ですが、最終日に超大型サークルが来ます！」

ｲﾄｲﾖXﾃﾞｲｶ・・・

ｱｼﾀﾏｼﾞﾃﾞｼﾆﾝｶﾞﾃﾞﾙﾝｼﾞｬﾈｰﾉ

ｶﾞｷﾄﾞﾓﾉﾁﾗｼﾃﾞﾀｲﾍﾝﾀﾞｿﾞ

ﾏｽｺﾞﾐﾉﾀｲｵｳｶﾞ･･･

高橋副ホール長「如月千早ちゃん、天海春香ちゃんが来るのよ？元気出して！」

錦織ホール長「シブロックの皆さんには、シュミレーションとか、運用案の練りなおしとか、
遅くまで残ってもらいましたけれども、これが終われば、美味しいお酒とが飲めることを願って、頑張っていきましょう！」

高橋副ホール長「あしたのシXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」さんなんですが、
当初3000部を搬入したいと申し出だったのですが、
なんとかサークル総括のSさんの交渉により、なんとか2500部での頒布に抑えてくれました。」

高橋副ホール長「あと、今日の段階で取材マスコミ対応には如月千早ちゃんと天海春香ちゃんに取材したいとの申し出が多数あり、
なんとか取材マスコミ対応が取材対応してくださるそうです。」

錦織ホール長「あと、行列対応するサークル側に混雑対応のあの紙切れの交付を決定しました。萩原組の社員の他に、
水瀬セキュリティの私服警備員さんが対応して、我々の負担を軽減する措置を取ってくださるそうです。」

高橋副ホール長「サークルさん側がこう配慮してくださっているのですから、私たちスタッフも全力で楽しんでいきましょう！」

錦織ホール長「それでは、解散！さっき残るように言われた人はブロック別集会のあと、あのサークルに関する打ち合わせがあるので、終わったらホール本部まで！言われていない人も説明を聞きたい人は残ってもよし！いいことあるぞ～」

ブロック別夕礼
滝田ブロック長「私達は赤羽根以外、自分たちのブロック業務に専念します。明日は特に、コミケの事が全くわからない
初心者、お客様（笑）がいっぱい来ると思われるので、注意すること！」

滝田ブロック長「それと、明日の分のあの紙切れなんだけど、ヤフオクでは少なくとも10万円の値が付いているから、
取り扱いには絶対に注意すること！それと、前の晩から徹夜して並んであの紙切れを使った場合も
記録されているから渡す人にはもう一度、コミケットアピールを読み合わせするなりして、
正しい使い方を徹底させること！いいわね？」

ブロック員一同「はい！」

小鳥（舞がそのへんしっかりやってくれているから安心だピヨ）

菜緒（もう一度、後輩にしっかりと言わなくちゃ）

滝田ブロック長「この後、あのサークルに関する打ち合わせがあるので、解散！言われていない人も参加すればいいことがあるかも。
それと、赤羽根！ホテルに戻ったら私の部屋に来なさい！」

赤羽根「はい・・・」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

結局、ホール員全員が如月千早、天海春香のサークル、シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」の打ち合わせに参加した。

錦織ホール長「お疲れ様です！」

ホール員一同「お疲れ様です！」

錦織ホール長「早速ですが、あしたのシXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」の打ち合わせなんですが、
一言で言いますと、あの紙切れを使っても手に入れることが難しいのが私の予測です。」

高橋副ホール長「デジタルその他、特に歌い手さんのサークルはライブの出待ち感覚で頒布物を手に入れても、
そのサークル付近にとどまる事が多く、またコミケットがどんなイベントか理解せずに来ているお客様（笑）が
出ているという状況です。」

錦織ホール長「特に今回、まとめサイトやネットニュースだけではなく既存のマスコミにも一部取り上げられ、
老若男女問わずコミケット初心者、お客様（笑）がいっぱい出ることが十分に予想されます。
っていうか、店長を出せ！っていう台詞がまた聞けるかもしれないぞｗｗｗｗｗｗ」

ホール員一同「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

高橋副ホール長「一方で今日になり、外でカタログを売っている外販や準備会販売ブースの受販から話があって、
カタログが今日、午前中のうちに今日の分が完売になったそうで、受販が恥を忍んでゴミ捨て場から状態のいいカタログを拾って、希望者には森林保護募金と引き換えに渡す処置を行ったそうです。」

錦織ホール長「準備会公式ツイッターでは、カタログを持っていない人用に準備会ホームページからPDFで
カタログの諸注意のページを抜粋して配布している旨呼びかけています。」

高橋副ホール長「話を戻しますが、今日Sさんから話があったとおり、千早ちゃん、春香ちゃんの他に
真ちゃん、響ちゃん、雪歩ちゃんの頒布物があります。ちなみに、先述の三人は書類不備でサークル抽選漏れとなっています。」

ホール員一同「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

高橋副ホール長「実は、千早ちゃんの歌ってみたCDの音源を入手しました。といってもニコ動だけど。気になる人は各自、ニコ動で。」

錦織ホール長「列なんですが、ダマから列に形成されるのは午前8時になるとの予想で、列を外に出すのは、
いつもどおり9時30分となる予定ですが、これは状況次第で早まるかもしれないということです。」

高橋副ホール長「あと、日高舞さんからもお話があるそうです。」

舞「このたびは、私の大後輩が迷惑をかけまして、大変申し訳ありません。」

ｲｲﾖ～ﾍﾞﾂﾆ～

ｵﾚﾀﾁｯﾃﾄﾞMﾀﾞｶﾗﾅ

ﾏｲﾁｬﾝｶﾜｲｲﾖ～

舞「うちの娘とは事務所が違うんですが事務所同士交流があって、竜宮小町のプロデューサーの秋月律子さんのいとこが
うちの娘と一緒にユニットを組んでいまして、765プロさんとは接点があります。」

舞「如月千早さんは、アイドルより歌手としての活動に重きをおいていてアイドル活動はその通過点としていた時期もあったそうです。」

舞「だけど、心ない週刊誌の記事を書かれて歌えなくなってしまった千早さんをまた歌えるようになったのは
天海春香さんを始めとする765プロのメンバーの励ましがあったからなんです。」

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

ｲﾂﾓ7272ｲｯﾃｽﾏﾅｶｯﾀ･･･

ｵｲ､ｺﾉｱﾄｶｲｷﾞﾄｳｵｸｼﾞｮｳﾅ

舞「今では千早さんは一緒に765プロのメンバーとカラオケに行ったり、写真に目覚めたり、母親と和解したりと
だんだんと周りと打ち解けているそうです。」

舞「今回のCDのタイトルは『LOVE FOR YU』ですが、幼くして事故で亡くなった弟の優くんの名前から取ったそうです。」

舞「明日はほんとうに大変ですが、後輩の子とよろしくお願いします。」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

高橋副ホール長「しんみりしたところで、お得なお知らせがあります。」

高橋副ホール長「更衣室担当の原さんから申し出があり、原さんが勤めている765プロの衣装を作っている
某アパレル関係の会社から、我々スタッフに安く765プロの衣装を売ってくださるそうです！しかも公式！」

高橋副ホール長「男性用もあるそうなので、これを機会にぜひ！リアルなお店は秋葉原にもあるみたいで、
今日は午後11時まで営業なさるそうです。」

錦織ホール長「今日はこれで解散！ゆっくり休んで明日に備えてください！」

解散後・・・

菜緒「ねぇ、音無さん。一緒にコスプレしてみない？」

小鳥「わたし？もうコスプレをするような年じゃ・・・」

菜緒「年齢なんて関係ありませんよ。コミケはおもいっきり楽しんだ者勝ちですよ。たとえスタッフであっても。」

小鳥「そうだピヨ！思いっきり楽しむのがコミケだピヨ！男性の女装が認められているのもコミケ以外あまりないピヨ！」

菜緒「そう来なくちゃ。音無さん、あと・・・」

小鳥「なにピヨ？」

解散後　秋葉原のコスプレ専門店

小鳥（やっぱりビッグサイトからアキバまでは遠いピヨ）

小鳥（さっさと買ってホテルに戻るピヨ）

菜緒「小鳥さん、どれにします？アリーナライブの衣装もいいけど、ニューイヤーライブの衣装も捨てがたいですよ。」

滝田ブロック長「あれ？音無さんと、菜緒ちゃんじゃない？もしかして、買いに来たの？」

菜緒「もしかして、滝田さんも765プロのコスプレをするんですか？」

滝田ブロック長「うん！こういう機会はあんまないし。それに私だけじゃないわよ？」

高橋副ホール長「樹里～！アリーナとニューイヤーライブどっちにする？竜宮小町の衣装もあるけど？」

小鳥（見渡すとウチの女性ホール員全員来ているだと・・・？）

小鳥（この衣装、よく見ると765プロ販売許諾済みってタグに書いてあるじゃない？いつの間に？）

じつは、高木社長は衣装を安くデザインしてもらう代わりに、販売許諾を出していた。
ほんの軽い気持ちで販売許諾を出したら765プロの銀行口座に
多額のロイヤリティが振り込まれていたというこぼれ話もあったりする。

高橋副ホール長「暑いけど、みんなでアリーナライブで合わせをしようか！」

一同「賛成！」

店員「いらっしゃいませ。スタッフ証はお持ちですか？」

小鳥「はい」つコミケスタッフ証

店員「ご提示ありがとうございます。お値段からスタッフ証ご提示で30%OFFでXXXX円となります。」

小鳥「はい」つ765プロVISAカード

店員ﾋﾟｯ「こちらレシートとお客様利用控えとなります。
明日がんばってください。ご利用ありがとうございました。」

解説・・・調査兵団、提督といったコミケスタッフのコスプレは有志のスタッフが企画して、
購入希望者を募り自主的にコスプレを楽しんでいて、全額スタッフ自身のポケットマネーで衣装を購入しています。
また、部署によっては浴衣でスタッフ活動していることもあります。
コミケスタッフも業務に支障のない範囲でコスプレを楽しんでいます。
コスプレできる部署とNGな部署がありますが、その辺はご相談を。

また解説・・・「コミケにはお客様はいない」という言葉のとおりにコミックマーケットは
一般参加者、サークル参加者、スタッフ参加者、企業参加者の相互協力で成り立っています。
スタッフだから偉い、といったことはないのです。

またまた解説・・・コミケットでは取材マスコミ対応という部署を設けて国内外の報道機関の取材を受け入れています。
当日所定の場所で受付を行い、取材腕章が貸与されます。なお、取材腕章の色は日替わりです。
参加者は取材を受けることもあるかと思いますが、取材を受ける自由、取材を拒否する権利もあります。
取材を受ける場合は名刺を受け取り、取材者・連絡先を確認して下さい。

3日目

小鳥（とうとう最終日。ホテルに置いてあった荷物を全部持ち出し、ホテルをチェックアウトし、
バスに乗ってビッグサイトに向かう。バスから降りたあと、ファミマで少し買い物した時、
待っている参加者たちが1日目、2日目とは違った雰囲気を醸し出しているような気がする。）

小鳥（1日目、2日目もいろんなハプニングがあったが3日目は言わずもがな！、男性向けの日である。
また、近年のコミケでは評論とデジタル（その他）もセットで配置される。その理由はわいせつ物頒布罪で
逮捕者が出た場合、途中でコミケが中止にならないようにするため、または撤収に男性の人出が必要なためだという噂だ。）

錦織ホール長「おはようございます！」

ホール員一同「おはようございます！」

錦織ホール長「おはようございます！いよいよ最終日、野郎の日、つまり、○○本の日です！我々男の夜のオカズの日です！
そして今回のコミケットは765プロの如月千早ちゃん、天海春香ちゃんがサークルとしてコミケットに来ます！」

ホール員一同「オー」

高橋副ホール長「驚くのはまだ早いです！入口担当から入った情報によると、
765プロのアイドル12人全員がこのコミケットに来るという情報がただいま入りました！」

ﾌｧｯ?

ﾐﾅｾｲｵﾘﾁｬﾝﾆ○○ﾎﾝﾐｾﾃﾍﾝﾀｲ!ﾄﾊﾞﾄｳｻﾚﾀｲ

ﾐｳﾗｱｽﾞｻｻﾝﾉﾑﾈﾆｳｽﾞﾒﾀｲ

ﾌﾀﾐｱﾐﾁｬﾝﾆﾆｲﾁｬﾝﾄﾖﾊﾞﾚﾀｲ

ﾏｺﾄｻﾏ･･･

小鳥（そういえば、今日はアイドル全員オフだったよね・・・）

高橋副ホール長「女性諸君！今日は衣装は持ってきたわね？」

女性ホール員一同「は～い」つ765プロアリーナライブの衣装

高橋副ホール長「朝礼が終わったあと着替えるわよ？参加者を驚かせるわよ！」

錦織ホール長「さあ、みなさん、ブロック別に移ってください！」

滝田ブロック長「今日は最終日です！私達のブロックは評論だから、わいせつ対応はないと思うけど、
しっかりと見本誌は見ること！自分の知らないジャンルを知るチャンスよ！」

赤羽根「ぼ、ぼくは外周ブロックの応援があるから途中で抜けるけどサークル受付している間は
ブロックにいるからいつでもなんかあったら質問してください。」

小鳥（滝田さん、なんだか顔がテカテカしてて一方赤羽根さんはなんだかげっそりしてるような・・・昨日なにがあったんだろう？）

滝田ブロック長「それから音無さん、星井さん、あとで頼むわよ！」

小鳥・菜緒「はい！」

実は昨日の夕方・・・

菜緒「音無さん、私達が765プロの関係者、音無さんは事務員、私は星井美希の姉。そのことを・・・」

小鳥「待って菜緒ちゃん。そのことがホール員にに知られたら周りから文句が・・・」

菜緒「関係無いですよ。765プロの身内だからできることを考えましょう。」

小鳥（765プロ関係者だからできることか・・・）

小鳥「わかりました。高橋副ホール長に話してみましょう。」

小鳥・菜緒「高橋さん、話が・・・」

回想終わり

小鳥（高橋さんは驚いていたけど、錦織さん、滝田さんとも話し合って、サークル受付、完売後の散らしの対応を任せてもらえることになった。）

朝食後、小鳥・菜緒達東Xホール女性スタッフ全員は765プロアリーナライブの衣装に着替える。ただ一人を除いて・・・

小鳥「みんな着替えましたね。」

菜緒「もうすぐでサークルが入ってくるから、サークル受付の準備に・・・」

ホール本部　東Xホール本部では、日高舞は今回のコミケットから本部事務担当として、幅広い雑務をこなしていた。

小鳥「ま、舞？この衣装って、舞の現役時代の・・・」

舞「ええ、昔のステージ衣装よ。ちょっと殺虫剤臭いけど。」

舞「それに、今日に限って千早ちゃん、春香ちゃんのサークル付近に立つことになったわ。どうせしても人が多いからって。」

舞「小鳥、菜緒ちゃん。今日が最終日よ。おもいっきり楽しんでらっしゃい！」

小鳥・菜緒「はい！」

高橋副ホール長「千早ちゃん、春香ちゃんが来たわよ！音無さん、星井さん準備！」

小鳥・菜緒「はい！」

シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」前

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

スタッフ「自分のサークルに戻って！」

スタッフ「ここで立ち止まらないで！」

ｶﾁｬ

スタッフ「無断で撮影するな！」

水瀬セキュリティSP「スタッフさん、周りは私達が・・・」

スタッフ「はい、ありがとうございます。」

ﾊﾙﾙﾝ、ｱｲｼﾃﾙﾖ～

ﾁﾊﾔﾁｬﾝﾉﾋﾞﾆｭｳｶﾞｻｲｺ～

ﾕｷﾎﾁｬﾝｶﾜｲｲﾖ～

ﾏｺﾄｻﾏ～ｱｲｼﾃﾙ～

SP「危険ですので立ち止まらないでください！」

SP「無断で撮影しないでください！」

SP「他のサークルの迷惑に・・・」

高橋副ホール長「アチャーチケ組がこんなに。」

小鳥「うわぁ、人がおもいっきりたまってるピヨ」

菜緒「小鳥さん、SPに入れてもらってサークル受付をしましょう。」

小鳥「すみません。サークル受付なんですが・・・」

SP「これはこれは。765プロの事務員さんに星井美希さんのお姉さまですね。こちらへどうぞ。」

小鳥・菜緒「おはようございます！準備会ですが、見本誌と参加登録カードの準備をおねがいします！」

春香「おはようございます！こ、小鳥さん？美希のお姉さんまで？」

千早「お、音無さん。なんでこんな格好を？」

小鳥「春香ちゃん、千早ちゃんこそ、その衣装は事務所から？」

春香「はい！プロデューサーさんにちゃんとことわって持ってきましたよ。小鳥さんも事務所から？」

小鳥「私はちゃんと秋葉原のコスプレ衣装専門店で買ってたピヨ」

春香「な～んだ、小鳥さんもプロデューサーさんにことわれば貸してくれたと思いますよ？」

小鳥（薄い本14冊分が・・・泣）

千早「この後、うちのアイドルみんなが来てアリーナライブの衣装のコスプレで売り子してくれますよ。」

小鳥「千早ちゃん、みんなの分のサークルチケットは？」

春香「実は、伊織ちゃんが水瀬グループ36万人から余ったサークルチケットを集めてくれたみたいで・・・えへへっ。」

小鳥（水瀬グループマジパネェ）

菜緒「もしかして春香ちゃん、美希もここに来るわけ？」

春香「そうですよ？美希は菜緒お姉ちゃんの頑張ってるとこを見るのと言ってましたよ？」

菜緒（なんで知ってたの？）

高橋副ホール長「小鳥さん、菜緒ちゃん、そろそろ・・・」

小鳥「そうだった！春香ちゃん、参加登録カードと見本誌が・・・」

春香「は、はい！ちょっと待っててください。千早ちゃん！」

一分後

春香・千早「どうぞ」つ参加登録カードと見本誌5種とサイン色紙12種

春香・・・フルカラーお菓子本　「春香のスイーツホーム」20P
千早・・・歌ってみたCD　「LOVE FOR YU」
真・・・・コスROM「まっこまっこり～ん Vol.1」
響・・・・AV（アニマルビデオ）「MY FAMILY Vol.1」
雪歩・・・ポエム集「私の愛する人」

765プロアイドル12人の直筆サイン　12種

小鳥（春香ちゃんのお菓子本、同人にはもったいないクオリティピヨ）

菜緒（真様のまっこまっこり～んコスROMは冊子付きで、男性も納得の内容ね。まるで男の娘みたい。）

高橋副ホール長（響ちゃんのAVは頒布物的に問題なし。冊子付きだけどヘビやワニまで飼ってるの？）

菜緒（千早ちゃんの歌ってみたCDはミニ写真集付きね。なんでやよいちゃんが写ってるの？）

小鳥（雪歩ちゃんのポエム集、事務所的には問題ありそうだピヨ）

高橋副ホール長「あとは、サイン色紙の12枚ですね。あと、頒布物はありますか。」

千早「あとは、紙袋を。」

高橋副ホール長「拝見しますよ・・・はい、結構です。」

小鳥「これでサークル受付は終了です。今日一日頑張ってください。ありがとうございました。」

春香・千早「ありがとうございました！」

？？？「ちょっと待った～」

高橋・菜緒・小鳥「べ、ベルさんに共同代表？」

市川代表「君たちさ、代表抜きであいさつなんてズルくない？」

安[ネ申]表「市川くん、それはないでしょ。どうも、コミックマーケット準備会共同代表その1、安田かほるです。」

筆谷代表「同じくコミックマーケット準備会共同代表その2、筆谷芳行です。」

市川代表「同じくコミックマーケット準備会共同代表その3、市川孝一です。」

ベルさん「前代表米澤嘉博の妻で、コミックマーケット準備会元代表補佐、今は隠居の米澤英子です。」

高橋副ホール長「ベルさん、共同代表、もうサークル受付終わりましたけども・・・」

筆谷代表「だってさ、市川くんがアイドルの顔を見たいって駄々をこねるから。」

市川代表「筆谷さんだって。本業のグラビアの撮影で春香ちゃんに会う機会を逃したといって・・・」

筆谷代表「僕の本業は漫画雑誌の編集長で・・・」

春香「筆谷編集長ですね？その時はどうも☆」

筆谷代表「あの時はね、どうしても外せない用事があってね。ハハハ！」

安[ネ申]表「それはともかくね。普段のアイドルの仕事ではできないような表現を追求できる。それがコミケットだから、よかったら次回もまた・・・」

春香・千早「はい！今度は765プロみんなで！」

ベルさん「トップアイドルがコミケットにサークル参加してくれて天国の米澤も、きっと喜んでくれているでしょうね・・・」

安田・筆谷・市川「ベルさん、泣かせることを・・・」

Sさん「市川代表！　わいせつチェックがたまってるので、そろそろ総本部に戻ってくださ～い！」

市川代表「チッ！空気の読めない秘書め。」

千早「共同代表の皆さん、ベルさん、小鳥さん、菜緒さん、高橋さん。みんなで写真を撮りましょうよ！ほら、Sさんも！」

Sさん「え、僕も・・・？」

SP「はい、撮りますよ！はい、チーズ！」

ｶﾁｬ

春香「はい、ありがとうございました！」

安[ネ申]表「春香ちゃん、千早ちゃん、がんばってね。」

春香・千早「はい！」

一方、東Xホールのトラックヤードへのシャッター付近では・・・

スタッフ「立ち止まらないでくださ～い」

スタッフ「ゆっくり歩いてね～」（ゲス顔）

冬馬（天海の本を買いに来ただけだってのに何だ？このむさ苦しい野郎共は）

北斗（少ないエンジェルちゃんたちも殺気立ってる・・・）

翔太（ジョバちゃんの人脈を使ってサクチケを手に入れたのに・・・）

ジュピター（！！！）

ｵｽﾅ!　ｵｽﾅ!　ｵｽﾅ!

冬馬（チッ！前のポジジョンは確保できなかったか。）

北斗（まあ、完売で買えなくても後で貰えばいいわけだし。）

翔太（みんな765プロの本を買いに？来たのかな？）

東Xホールでは、サークル入場が始まった直後からトラックヤードに出る出口シャッター前には
これほどまでにない多数のダマができており、スタッフが自分のサークルに戻るように促すアナウンスをするが、
チケ組はみんなゆっくりのろのろ歩いていた。
いつもは午前8時過ぎに、スタッフがダマから列形成するのだが、東Xホールは
あまりにも人が集まりすぎて危険なので7時55分に列形成を済ませた。
一方、他のホールや西地区ではあまりチケ組が集まらなかった。
チケ組はみんな、765プロアイドルの同人誌を狙っていたのだ。
一方、ジュピター（冬馬は除く）みたいにコミケ初心者はスタッフに「〇〇はどこに並べばいいか」と
尋ねてもスタッフにサークルに戻るようにと言われるだけというオチもある。

シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」のサークル受付が終わったあと、小鳥と菜緒は本来のブロックでサークル受付に戻った。

小鳥「見本誌と参加登録カードの準備をお願いしま～す」

菜緒「見本誌票と参加登録カードがない方はこちらにありますのでお申し出くださ～い」

？？？「すみません、おねがいします！」

小鳥「は～い・・・」

小鳥「！！！」

小鳥「千早ちゃんのお母さんですよね・・・？なぜこんなところに？」

如月千種「はい、ここが私のサークルです。」

小鳥「千早ちゃんのお母さんも同人誌を・・・？」

如月千種「はい、結婚前はキャプテン翼やセーラームーンで・・・」

小鳥（小鳥の大先輩ピヨ）

如月千種「結婚したあとは評論島で子育てエッセイを出していて優の絵も少し・・・」

如月千種「あの事故があってからすっかり同人から手を離れていたんですが、
千早が歌ってみたCDを出すようになってから私も同人を再開したんです。」

小鳥「千早ちゃんのお母さん、今回の新刊は？」

如月千種「忘れてましたね。こちらです。」つ新刊二種と参加登録カード

小鳥（千早ちゃんの成長のエッセイ本と千早ちゃんの小さいころの写真集ピヨ）

菜緒「小鳥さん、このページ・・・」

小鳥「！！！　千早ちゃんのお母さん、ちょっと判断できない部分がありますので、ホール本部に持って行っても・・・」

如月千種「はい、構いませんけど・・・」（どこが問題なのかしら・・・ちゃんと千早に許可取ってるけど）

ホール本部

小鳥「高橋さん、これなんですけど・・・」

高橋副ホール長「小さい女の子の水浴びしてる写真だけどこれはね・・・児童ポルノと言えるかどうか・・・」

小鳥「サークル主は如月千早ちゃんのお母さんで・・・」

高橋副ホール長「すまわち、この写真は小さい頃の如月千早ちゃんの写真なのね？」

小鳥「はい・・・」

高橋副ホール長「わかった。サークルさんにはこっちから話をしておくから、音無さんと菜緒ちゃんは業務に戻って。」

小鳥・菜緒「はい！」

結局、如月千早の母親、如月千種がサークルで出した写真集は高橋副ホール長の判断で頒布を許可したが、
765プロと契約トラブルになってもコミックマーケット準備会では関与しない旨了承させた。

小鳥「評論も結構面白そうな本がいっぱいだと思わない？菜緒ちゃん」

菜緒「そうですね。私も個人的に欲しい本が。コミケスタッフって自分の知らないジャンルを開拓できるのが良いですよね。」

小鳥「小鳥も艦これの本をいっぱい買ったピヨ」

菜緒「私も、進撃やfree!の本をいっぱい買いましたよ。」

小鳥「もう9時半だからホール本部に一旦戻らなくちゃ。青紙取らないと。」

東Xホールホール本部

小鳥・菜緒「青紙取りに来ました～」

滝田ブロック長「ちょうどよかった！音無さん、菜緒ちゃん。9時50分にホール本部に来て。高橋さんがちょっとやりたいことがあるって。」

小鳥・菜緒「？？？」

菜緒「今日は遅刻サークルがあまりありませんね。」

小鳥「せっかく抽選に通ったのに来ないなんてあんまりだピヨ」

解説・・・コミックマーケットは毎回50000サークルのサークル申し込みがあり、
そのうち35000サークルが当選しています。すなわち当選率は7割。（企業ブースは半分）
せっかく抽選に通ったのですから、当日はちゃんと参加しましょう。
ここだけの話、申し込み代表者本人が来られなくても友人・知人に頼んでも構わないと考えています。
（コミケットアピールはちゃんと読ませてね。）

9時45分

♪みんなのへいわをみんなでまもるいっせいてんけんのじかんです

♪ゆびさしかくにん、こまかいとこまでなにかをみつかたらほうこくだ
　
♪まえ　うしろ　みぎ　ひだり・・・

小鳥「一斉点検の時間です！不審者、不審物がありましたら、最寄りのスタッフまでお知らせくださ～い！」

菜緒「ご協力をお願いしま～す！」

ｵﾚﾀﾁｶﾞ､ﾌｼﾝｼｬ､ﾌｼﾝﾌﾞﾂﾀﾞﾖﾅ･･･

小鳥「もう時間だからホール本部へ戻ろうか！」

菜緒「そうですね！」

9時50分

東Xホール　ホール本部

高橋副ホール長「みんな集まってるわね！」

コスプレしたホール員一同（ちゅーか女子全員と男の娘）「はい！」

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

舞「なんで錦織さんと赤羽根くんもコスプレしてるのｗｗｗｗｗｗ」

錦織ホール長「高橋さんにハメられて・・・」

赤羽根「滝田さんに・・・」

滝田ブロック長　ｷﾞﾛｯ

赤羽根「いえ、何でもありません。」

高橋副ホール長「今日は去年の765プロアリーナライブのステージ衣装でのコスプレに付き合ってありがとう！」

高橋副ホール長「みんな暑いだろうけど、水分補給はこまめにね。」

一同「はい！」

高橋副ホール長「みんな円陣を組んで！右手をを出して！」

錦織ホール長「突然の告知で運用案練り直しがほんとうに大変だったけど」

高橋副ホール長「なんとかアイドルたちを迎えられた。」

錦織ホール長「この経験はみんなの糧になると思う。」

高橋副ホール長「みんな、おもいっきり楽しむわよ！」

舞「死ぬときは家に帰ってからね」

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

高橋副ホール長「コミケットォ」

一同「ファイト～～～！」

その場に居合わせた参加者たち「オー」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

765ﾌﾟﾛｫ　ﾌｧｲﾄｫ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

錦織ホール長「さあ、開場の時間ですから持ち場についてください！」

高橋副ホール長「余裕が出てきたら、トラックヤードで撮影会をしましょう！」

午前10時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これより、コミックマーケット86　3日目を開催いたします。」

小鳥 「走らないでください！」

菜緒「走らないでください！」

赤羽根「走らないでください！」

小鳥（みんな外を目指してるピヨ）

菜緒（みんな765プロを目指してるのかな・・・）

赤羽根（多分、チケ組で完売だろうなぁ）

小鳥（よく見てみると男性も多いけど、小学生や中学生もいっぱい来てるピヨ）

一方、シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」では・・・

千早「すみません、一人一部となります～1限です！」

春香「5000円になります。ありがとうございます！」

千早「中身をよく確認して下さい！」

美希「春香、袋詰めが間に合わないの！」

律子「売れるスピードが思ったより早いわね。」

響「みんなお釣りなく買っていくぞ・・・」

貴音「面妖な・・・」

あずさ「すみません、ちょっと袋詰めが間に合わないので中断します～」

ｲｲﾖ～　ﾐｷﾁｬﾝｻｲｺ～　ｲｵﾘﾁｬﾝﾓｯﾄﾉﾉｼｯﾃ～　

伊織「何なのよ！コミケの客って！」

亜美・真美「いおりん、コミケにはお客様はいないんだYO!」

やよい「みんなお金をポンポン出してきます～」

雪歩「みんな、お茶をどんどん飲んでください」

真「もらうよ、雪歩」ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ

雪歩「真ちゃん・・・」

真美「ひびきんのAVが無いよ！」

律子「こら、真美！アイドルがAVっていうんじゃない！」

響「うがーAVじゃなくてアニマルビデオって言って欲しいぞ」

あずさ「すみません、10人送ってください。」

スタッフ「了解！前から5列の方は手を上げて、後ろは少々お待ちください！」

スタッフ「移動します！」

あずさ「すみません、もう10人送ってくださいますか？」

スタッフ「あいよ！」

O総統括「牛歩か・・・完売は午後12時半てところだな」

錦織ホール長「列が地区の端っこまで伸びてますよ」

O総統括「まあ、サークルさん側が列の整理をしてくれてますし、我々はパケットと傷病者対応ぐらいですかね。」

このように、765プロの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」では、頒布物の袋詰めが間に合わず、ちょくちょく頒布を中断していた。
コミケット参加者はお釣りの無いようにお金を崩して来ており、頒布スピードがおもったより早かったのだ。
（だからといってゲーセンで崩すなよｗｗｗｗｗｗ）

萩原組社員「スタッフ殿、パケット？も我々が。」

スタッフ「え、出来るんですか？」

萩原組社員「ええ、少し見て覚えました。少しのあいだ見て指導してもらえますか。」

スタッフ「はい・・・」

萩原組社員「前から5列は手を上げて、後ろはお待ちください！」

参加者たち　ノ

O総統括　錦織ホール長「」

876プロ編

8月17日朝　コミックマーケット86　3日目　朝7時　りんかい線国際展示場駅前

日高愛「絵理さん、涼さん、こっちだよ～！」

水谷絵理「愛ちゃん、そんなに急がなくても・・・」

秋月涼「そうだよ、愛ちゃん。ぼ・・・私、ローソンに行きたい・・・」

水谷絵理「わたしも・・・ローソンのアニメのグッズを見ておきたい・・・」

日高愛「あたしもよ！朝ごはんと飲み物を買っていこうか！」

朝7時30分　東京ビッグサイト会議棟下

日高愛「絵理さん、涼さん、はい、サークルチケット。」

水谷絵理　秋月涼「はい。」

サークル入場口

スタッフ「はい、どうぞ。」

東Xホール　日高舞のサークルスペース（評論・情報）

日高愛「さあ、着いたよ！ここがママのサークルスペースだよ！」

水谷絵理「愛ちゃん、ここで売り子するの？」

日高愛「そうだよ！あたし、小さい頃から売り子やってるんだ！」

水谷絵理（来年、高校に入ったらサークル出してみようかな・・・）

スタッフ「おはようございます！参加登録カードとコミケット未提出の新刊の準備はお済みですか。」

日高愛「ちょっと待ってて・・・はい、これです！」つ参加登録カードと新刊1冊

スタッフ（さすが、日高愛。娘のアイドルデビューレポ本は傑作だな。）

スタッフ「受付は以上になります。ありがとうございました。今日もがんばってください。」

876プロ一同「ありがとうございました！」

秋月涼「愛ちゃん、ちょっとトイレに行ってきていい？」

日高愛「いってらっしゃい。」

水谷絵理「愛ちゃん、千早さん、春香さんの同人誌って・・・」

秋月涼「律子姉ちゃんがうちの事務所にも配るって言ってたから、並ばなくていいよ。」

日高愛「涼さんがトイレに行ってる間、少し準備して待ってようか。」

東Xホールトイレ前

秋月涼「女子トイレは列ができてるけど、僕は女だという設定だから女子トイレに・・・」

秋月涼「男子トイレに男の娘が何人か入っていくぞ・・・」

その後・・・

秋月涼「ただいま～」

水谷絵理「涼さん、今度は私がトイレに・・・」

日高愛「うん、行ってきて。」

ダンサー組編
8月17日朝　コミックマーケット86　3日目の早朝　東京ビッグサイト東駐車場

矢吹可奈「よいしょっと」

横山菜緒「可奈、何が悲しゅうてこんな暑いとこ来なきゃアカンのや？」

矢吹可菜「何でって今日は天海先輩の本を買いに来たんじゃない？」

北沢志保（お父さんが帰って来てるのに、なんで・・・）

佐竹美奈子「まあ、こっちはお店がお休みだからいいけどね。」

望月杏奈「……暑い…‥です」

箱崎星梨花「杏奈ちゃん、帽子をかぶらなきゃ」

七尾百合子（実は昨日、おとついも来てたなんて言えない‥‥‥）

佐竹美奈子「みんな～、お弁当持ってきたから食べよ～」

ﾊﾟｶｯ　おにぎり（梅）　鶏の唐翌揚げ　たまご焼き　きゅうりの浅漬け　

北沢志保「ごめん、美奈子私食欲が‥‥‥」

横山菜緒「志保、朝ごはんは食べなかアカンで～」

矢吹可菜「そうですよ！食べないと倒れますよ！」

北沢志保「可奈はもう少しダイエットを・・・」

佐竹美奈子「今日は大丈夫ですよ！コミケは戦場だから、食べた分以上のカロリーが・・・」

望月杏奈「……美味しいです……」

箱崎星梨花「鶏の唐翌揚げが最高です！」

七尾百合子（今日は壁じゃなく島中を・・・）

横山菜緒「美奈子、少しいただくわ・・・」

佐竹美奈子「たっぷり作ってきたから、いっぱい食べてくださいね！」

矢吹可奈「食べても食べても痩せていく～♪」

七尾百合子（昨日一昨日で3キロ痩せた・・・）

新幹少女編

8月17日午前0時　コミックマーケット86　3日目　りんかい線国際展示場駅前　

ひかり「のぞみ、何が悲しくてせっかくのオフをビッグサイトで徹夜しなきゃいけないのよ！」

つばめ「まあまあ、せっかくのオフなんだし。」

のぞみ「なんでって決まってるじゃない！真様のコスプレ写真集を手に入れるためよ！徹夜しないと買えないのよ！」

ひかり「なんで私達もついていかなきゃいけないのよ！」

のぞみ「観賞用、保存用、布教用の3つを買うためよ！言わせないでよ、恥ずかしい！」

つばめ「まあまあまあ、ローソンで必要な物を買っていこうよ。」

ひかり「・・・」

東京ビッグサイト東駐車場

ひかり「なんだか、暗くてなにか出てきそう・・・」

つばめ「なんだか、異様な雰囲気だね・・・」

のぞみ「真様・・・」

やがて夜が明けて午前8時・・・

ひかり「もう、最悪！ナンパされるわ、すれ違いざまに体触られるわ、ダフ屋にチケットを売りつけらそうになるわ、
コンビニの飲み物がぬるいし、トイレも1時間待ちで漏れそうになるし、なによりも眠い！」

つばめ「なんだか、私達、臭くない？それにさっき買ったカタログでは、徹夜禁止ってデカデカと書いてるよ？」

のぞみ「真様・・・」

ひかり「のぞみは菊地真の事で頭いっぱいだし・・・」

やがて列が動く時間になり・・・

ひかり「もう、動く気力がない・・・」

つばめ「ほんとにしんどい・・・」

のぞみ「真様・・・」

東京ビッグサイト　東展示棟　ガレリア

午前10時

♪～～～♪～～～♪～～～
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ベルさん「これより、コミックマーケット86　3日目を開催いたします。」

スタッフ「列が動きます！絶対に走らないでください！」

のぞみ「もう、こうなったら時速285キロで走ってやるわ！」

つばめ「のぞみだけにね・・・」

ひかり「帽子持ってきてよかった・・・」

東Xホールトラックヤード

のぞみ「これが、真様の列ね！」ｽｯ

スタッフ「こら、走るな！」

ひかり・つばめ「追いつけない！」ｽｯ

スタッフ「こっちも走るな！」

765プロ列

新幹少女「やっと着いた・・・」

午前11時30分

ところ戻って、シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」前

美希「春香、あと100セットしかないの！」

春香「もうちょっとで完売だね、千早ちゃん。」

千早「完売になったら挨拶しましょう。」

真　響　雪歩「賛成！」

数分後

春香「すみません、完売になりました！申し訳ありません！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

千早「これから私達765プロのアイドルが皆さんにご挨拶に伺います。そのままお待ちください！」

春香「売り切れてごめんなさい！」

参加者「完売おめでとうございます！」

千早「来てくれてありがとうございます！」

参加者「ちーちゃんサイコー」

美希「売り切れてごめんなさいなの！」

参加者「磯くせぇーっ！」

やよい「売り切れてすみません。」

参加者「やよいマジ天使！」

ｸｯ

雪歩「来てくれてありがとう。」

参加者「雪歩さん、ありがとうございます！」

真「のぞみちゃん、来てくれてありがとう。」

のぞみ「真様・・・」ｶﾞﾀｯ

真「あわわ・・・スタッフさーん！」

ひかり「大丈夫？のぞみ、しっかりして！」

亜美・真美「兄ちゃん、来てくれてありがとうね！」

参加者「あみまみサイコー！」

伊織「売れ切れちゃってごめんなさ～い」

参加者「ﾊｧﾊｧﾊｧ､いおりん、マジ最高！」

伊織「何よ、この変態！」

参加者一同「ありがとうございます！」

あずさ「わざわざ来てくれてすみません・・・」

参加者「あずさちゃんの○○○○ﾊｧﾊｧﾊｧ」

あずさ「もう／／／、胸ばかり見ちゃ　メッ！ですよ。」

参加者一同「ありがとうございます！」

貴音「皆様、売り切れててなんと申したら・・・」

参加者「アイドルに会えるだけでいいよ。」

貴音「面妖な・・・」

響「自分のAV、売り切れてすみませんだぞ・・・」

ハム蔵「ｼﾞｭｨ」（済まなかったな。）

参加者「ﾊｧﾊｧﾊｧ､今度は響ちゃんのAV・・・」

響「うがー自分は変態じゃないぞ！」

しばらく経って・・・

春香「お腹が空いたね。なにか買ってこようか？」

千早「と言っても、会場のコンビニは・・・」

律子「みんな、陣中見舞いよ。」

秋月涼「765プロの皆さんこんにちは！春香さん、千早さん、完売おめでとうございます！」

春香「ありがとう、愛ちゃん。」

千早「ありがとう、日高さん。」

日高愛「天むすの差し入れを持ってきましたので、食べてください！」

一同「ありがとうございます！」

律子「それともう一組、陣中見舞いよ！」

ダンサー組一同「春香先輩、千早先輩こんにちは！」

春香「可奈ちゃん！来てくれてありがとう！新刊はもうないけど、関係者向けに送ってあげるね。」

北沢志保「ありがとうございます。」

春香「それと・・・黒井社長のぶんも用意してますからね～！」

トラックヤードの黒井社長　ﾋﾞｸｯ

佐竹美奈子「皆さんに差し入れです。」つ鶏の唐翌揚げてんこ盛り

一同「ありがとうございます！」

午後12時30分　

P「みんな、暑い中頑張ってるな！」

高木社長「ウォッフホン！アイドル諸君、完売おめでとう。」

吉澤記者「本当はもっと来たかったんだが、取材申請に手間取ってね・・・」

春香「社長にプロデューサーさんに、それから吉澤さん！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･　

ｱﾉﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰﾄﾀｶｷﾞｼｬﾁｮｳｶﾞｷﾀｿﾞ･･･

ｻｯｿｸｲﾝﾀﾋﾞｭｰﾀﾞ･･･

ｱｼﾀﾉﾎｳｿｳﾊｷﾏﾘﾀﾞﾅ

レポーター「すみません、フジテレビめざましテレビですが・・・」

レポーター「日本テレビZIP!ですが・・・高木社長、天海さんと如月さんに・・・」

高木社長「今日は765として関与していないから直接彼女たちへ。」

レポーター「ありがとうございます！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

高木社長「大盛況だね～プロデューサー君！」

P「ええ、ステージ衣装も飛ぶように売れているみたいですし。」

高木社長「765プロとしても、思わぬ副収入が入りそうだ。」

春香「やっとインタビューが終わったね・・・」

千早「やっとゆっくり・・・」

高橋社長「すみません、アニメイトの代表取締役の高橋と申しますが・・・」

吉田会長「わたくし、とらのあなの吉田と申しますが・・・」

春香「あわわわ・・・」

一方、小鳥たちは・・・
午前10時15分　東Xホール
小鳥「春香ちゃん、千早ちゃんのサークルは萩原組の人が列整理してくれるから、スタッフが楽だピヨ」

参加者「すみません、春閣下のサークルは・・・」

小鳥「向こうのシャッターを出てください。」

カメラマン「すみません、東スポの大塚と申しますが・・・765プロのサークルは・・・」

菜緒「向こうのシャッターの下ですが、一旦外に出てください。」

カメラマン「ありがとうございます。」

新聞記者「すみません、神奈川新聞の諸星ともうしますが天海春香さんに取材を・・・」

小鳥「取材申し込みが必要ですので、一度ホールを出てもらってずっと右側に行った場所に行けば、
取材申し込みが出来る場所がありますので、そこで取材申し込みしてもらえますか。」

新聞記者「ありがとうございます。」

小学生の親子連れ「すみません、765プロってどこですか？」

菜緒「外に出てもらえば長い列がありますので、そこに並んでいただければ・・・」

母親「765プロって、今から並んでも買えるんでしょうか？」

小鳥「はっきりとは言えませんが、今から並んでも・・・」

親子「・・・」

小鳥「今日は春香ちゃん、千早ちゃんのサークルの質問が多いピヨ」

菜緒「多いですよね。明らかにはじめてコミケに来ましたっていう人が多いし。」

小鳥「担当ブロックは列ができてないからちょっとトラックヤードに出てみない？」

菜緒「そうしましょ。」

東Xホール　トラックヤード

小鳥「男性も多いけど、中学生、高校生も多いピヨ。」

ﾉﾐﾓﾉﾊｲｶｶﾞﾃﾞｽｶｰ

菜緒「765列に飲み物屋さんが飲み物を手売りしてますね。」

小鳥「いろんな屋台も出てるピヨ」

小鳥「一方で「らあめんや」や「デジラバ」、「悲惨亭」といったシャッター前のサークルの列がいつもより列が短いピヨ」

菜緒「音無さん、今度はホール内に入ってみましょ。」

午前10時45分
シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」裏

ｷｬｰﾏｺﾄｻﾏｰ

ｱｲｼﾃﾙｰ

ｵﾝﾅﾄﾞｳｼﾃﾞﾓｶﾜﾏﾅｲｰ

小鳥「真ちゃんファンの女子中高生でいっぱいだピヨ」（あの紙袋を持っているってことはもう買ったんだピヨ）

菜緒「水無瀬セキュリティのSPもタジタジね。」

赤羽根「音無さん、星井さん、調度良かった！散らしに協力して。」

小鳥・菜緒「はい！」

小鳥「ここは通路ですから立ち止まらないでください！」

菜緒「気持ちはわかりますが、他のサークルの迷惑になります！」

赤羽根「立ち止まると危険です！」

ｱ?ｻｲｱｸ

ｺﾉｵﾝﾅ､ﾎｼｲﾐｷﾆﾆﾃﾅｲ?

ﾊﾞｲﾄﾉﾌﾞﾝｻﾞｲﾃﾞ･･･

小鳥　菜緒　赤羽根「・・・」

小鳥「散っていったけど、なんだかピヨ」

菜緒（これだから新参は）

赤羽根（店長を出せというセリフが思い浮かぶ・・・）

午前11時25分

赤羽根「完売になったらアイドルたちがあいさつに出るみたいだから音無さんと星井さんはトラックヤードに出てて。」

小鳥・菜緒「はい！」

午前11時30分すぎ、完売

小鳥「列がさっきより伸びているピヨ」

菜緒「ものを売るっていうレベルじゃないわね。」

ｷｬｰﾏｺﾄｻﾏｰ

ﾊﾙﾙﾝｱｲｼﾃﾙｰ

ｲｿｸｾｰ

ﾁｰﾁｬﾝ

真「あわわ・・・スタッフさーん！」

小鳥「！！」

小鳥「大丈夫ですか？」

のぞみ「真様・・・」

小鳥「もしかして、新幹少女の・・・？」

ひかり「はい、今日はのぞみの付き合いで菊地真の・・・」

菜緒「熱中症っていうわけじゃないよね？これって・・・」

つばめ「たぶん、真さんと握手できたのか緊張の糸が切れて・・・」

菜緒「なんだか、幸せそうね・・・」

小鳥「とにかく、外救テントへ！」

菜緒「はい！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ｼﾝｶﾝｼﾞｮｳｼﾞｮﾉ･･･

ﾉｿﾞﾐﾁｬﾝｯﾃ･･･ﾕﾘﾀﾞｯﾀﾉｶ･･･

ｺﾝｶｲﾉﾏﾝﾚﾎﾟﾊｺﾚﾃﾞ･･･

小鳥「もしかして、徹夜した？」

ひかり「すみません！終電で東駐車場へ・・・」

つばめ「徹夜禁止なんて知らなかったんで・・・」

小鳥（女の子も徹夜するなんて、恐ろしい時代だピヨ）

小鳥「まず、徹夜は絶対にダメ！始発で来ること！朝ごはんを食べる！帽子をかぶる！水分補給をこまめに！女の子なんだから自分の身は自分で守る！」

ひかり　つばめ「はい・・・」

菜緒「外救つれてきたよ～！」

外救スタッフ（あのアイドルののぞみちゃんを救護したのは伝説に残るな）

午後12時15分　東Xホール本部

小鳥・菜緒「帰ってきました～」

滝田ブロック長「お疲れ様！新幹少女ののぞみちゃんを救護したんだって？」

小鳥「はい、しかも深夜来場だったそうです。」

滝田ブロック長「深夜来場するからこうなるのよね～ｗｗｗｗｗｗあとで報告書を書いてね。」

滝田ブロック長「今から2時間、午後2時15分まで休憩ね。日高さんからお弁当を受け取ってね。」

小鳥・菜緒「はい！」

小鳥「音無小鳥です！」

菜緒「星井菜緒です！」

舞「はい、小鳥は？」

小鳥「じゃあ、シュウマイ弁当を・・・」

菜緒「じゃあ、宮内庁御用達の弁当を・・・」

舞「食べ分けはOKね。いってらっしゃい。」

スタッフ休憩室

小鳥「さっさと食べて、春香ちゃんたちに会いに行きましょ！」

菜緒「そうですね・・・妹が待ってるみたいだし。」

シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」前

小鳥・菜緒「みんな、完売おめでとう！」

一同「わ～小鳥さん（ピヨちゃん）だ～」

P「音無さん、3日間ご苦労様。この衣装、似合ってるよ。今度のラ・・・」

小鳥（プロデューサーさん変なこと考えてるピヨ）

高木社長「音無君、三日間大変だったね。突然の話で済まなかったね。」

小鳥「いいえ。雪歩ちゃんの家の人や水瀬セキュリティのSPさんたちも頑張ってくれて、大変楽でしたよ。」

美希「菜緒おねえちゃん、家にいなくて寂しかったの！」

菜緒「美希、なんでコミケスタッフやってるなんてわかったのよ？」

美希「だって、小鳥が読むような本がいっぱいあるんだもん。すぐに分かるの。」

菜緒「///」

律子「音無さんがいなくて本当に大変だっただから！」

小鳥「えへへ、すみませんね。」

春香「小鳥さん、今晩打ち上げがあるんですけど、来ませんか？菜緒さんもどうぞ。」

千早「雪歩の提案で、焼肉屋さんに・・・」

小鳥「春香ちゃん・・・ちょっと遅くなるけど、いいかしら？」

春香「じゃあ、また連絡しますね。」

亜美・真美「ピヨちゃん、薄い本は買わなくてもいいの？エッチいやつとか。」

律子「こら、アイドルがこういうことをいうもんじゃありません。」

美希「さっき、律子・・・さんがエッチな本を買っていくのを見たの・・・確か貴音が出ていたの。」

貴音「律子嬢・・・薄い本とやらを・・・」

亜美・真美「ここにあるYO！」

律子「こら！・・・」

ｶﾞﾊﾞｯ貴音「面妖な・・・あなた様と私が・・・///」

小鳥「この本のサークルってうちのアイドルとプロデューサーさんがエッチをする薄い本を出しているピヨ」

響「他にもあるぞ！・・・うぎゃー！春香と千早が・・・///」

小鳥「この本は奥様はアイドルシリーズだピヨ」

春香「響・・・///プロデューサーさん・・・///」

千早「我那覇さんちょっと・・・プロデューサー///」

あずさ「あらあらあら～ちょっとサークルさんに・・・///」

亜美・真美「あずさお姉ちゃん、亜美（真美）にも買ってきてYO!」

春香・千早「あずささん、私の分も！」

やよい「うっう～！あずささん、私の分も！」

伊織「やよいはまだ早い！あずさ、私の分も！」

真「ボクの分も！」

雪歩「私も・・・」

美希「ミキにも！」

響「自分も！」（ｼﾞｭｲ）

あずさ「じゃあ貴音ちゃん、一緒に・・・」

律子「ストップ！あなた達！アイドルがエッチな本を買いに行くんじゃな～い！あずささんと貴音以外は18歳未満と高校生でしょ！」

亜美・真美「じゃあ、律っちゃんはなんで買ったんだYO！」

律子「そ、それは・・・///」

P　高木社長　吉澤記者（買ったなんて言えない・・・）

小鳥（春香ちゃんたち、菜緒ちゃんと分かれてさっさと本を買いに行くピヨ）

小鳥（本を少し買ったらコスプレエリアに行くピヨ）

如月千種のサークル前

小鳥「こんにちは！」

千種「音無さん、いらっしゃい。」

小鳥「千早さんは来ましたか？」

千種「千早は・・・落ち着いたら来ることになっています。」

小鳥「売れ行きの方はどうですか？」

千種「昔からの読者が来てくれるぐらいで・・・ぼちぼちですね。」

小鳥「新刊二冊ください。」

千種「はい、1,000円ですありがとうございました。」

小鳥（めぼしい○○本、特にウチのアイドルの薄い本も買ったし、コスプレエリアに行くピヨ）

庭園コスプレエリア

小鳥（艦これやラブライブが一番勢いがあるけど、765プロのステージ衣裳のレイヤーもいっぱいだピヨ）

カメ子「すみません、一枚いいですか？」

小鳥「え？私？いいですよ？」

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

カメ子「ありがとうございました。」

小鳥「ありがとうございました。」（小鳥もステージ衣裳を着ているんだったピヨ）

ｽﾐﾏｾﾝ､ｺｯﾁﾓ　ｺｯﾁﾓ　ﾎﾞｸﾓ　ﾜﾀｼﾓ!

小鳥「はい！」（いつの間にか囲まれてしまったピヨ）

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

スタッフ「すみません、混雑してまいりましたのでカウント取らせていただきます。」

スタッフ「5、4、3、2、1、ありがとうございました！」

カメ子達「ありがとうございました！すみません、この写真をネットに・・・」つ名刺

小鳥「え？ネットに？う～ん、大丈夫ですよ？」

カメ子「すみません、連絡のための名刺はお持ちですか？」

小鳥「名刺ですね？はい・・・」つ765プロの名刺

カメ子「・・・ありがとうございます！」（まさか、本物の765プロの名刺じゃないよな・・・）

コスプレイヤー「すみません、一緒に合わせをしませんか？」

小鳥「え？私？菜緒ちゃんも？」

菜緒「いつのまにか、合わせにも参加することになって・・・」

小鳥「せっかくだから一緒に楽しみましょ！」

カメ子「すみません、お願いします！」

ｽﾐﾏｾﾝ､ｺｯﾁﾓ　ｺｯﾁﾓ　ﾎﾞｸﾓ　ﾜﾀｼﾓ!

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

小鳥「また囲まれてしまったピヨ」

菜緒「ネットに載らなきゃいいけど・・・」

スタッフ「すみません、混雑してまいりましたのでカウント取らせていただきます。」

スタッフ「5、4、3、2、1、ありがとうございました！」

カメ子達「ありがとうございました！」

カメ子「すみません、もしかして音無小鳥さんですか？」

小鳥「え？わたし？なんで私のことを・・・」

カメ子「765プロのファンの一部のファンの間で有名ですよ、そりゃ！ここで会えるなんで感激です！」

小鳥「こちらこそ・・・765プロの応援よろしくお願いします！」

カメ子「今度のUnamelaライブにも行かせていだだきます！」

小鳥「その時はよろしくおねがいしますね。」

菜緒「音無さん、もう時間ですからホール本部に行きましょう。」

小鳥「そうするピヨ」

午後2時10分　東Xホール　ホール本部

小鳥・菜緒「帰ってきました～」

高橋副ホール長「お帰り！ちょうど良かった！ちょっとトラックヤードに出てて。」

小鳥・菜緒「？」

東トラックヤード

小鳥「765プロ衣装を着たうちのホール員が集まってるピヨ」

菜緒「もしかして・・・」

高橋副ホール長「みんな集まったわね！ここで合わせをするわよ！」

赤羽根（僕もかよ・・・）

錦織ホール長（未来永劫ネタにされるだろうな・・・）

舞「衣装を着て人前に立つのは10年以上ぶりね・・・」

ｵｲｵｲ､ｽﾀｯﾌｻﾝｶﾞｱﾜｾｦｽﾙｿｳﾀﾞｿﾞ･･･

ｽﾏﾎﾃﾞﾂｨｰﾄﾀﾞ

ｶﾒﾗﾉﾖｳｲﾀﾞ

ｱﾚｯﾃﾋﾀﾞｶﾏｲﾁｬﾝ?

ﾏｻｶﾀﾞﾖﾅ･･･

ｽﾏﾎﾃﾞﾂｨｰﾄﾀﾞ

ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

小鳥（みんな集まってきたピヨ）

菜緒（ネットに公開されたらばみんなにバレるけど、もう関係ない！）

滝田ブロック長（みんなよく頑張ったわね・・・）

錦織ホール長（O総統括にネタにされるぞ・・・）

高橋副ホール長（これでスタッフ希望者殺到まちがいなしね。特に女子の。）

小鳥（だんだん人が集まっているピヨ）

菜緒（人だかりができてる・・・）

スタッフ「すみません、人が集まりすぎたのでカウント取らせていただきます。」

スタッフ「5、4、3、2、1、ありがとうございました！」

カメ子達「ありがとうございました！」

ホール員「ありがとうございました！」

滝田ブロック長「じゃあ音無さん、菜緒ちゃん、巡回に出てて。」

小鳥・菜緒「はい！」

東Xホール内

小鳥「午後2時半を過ぎると会場が空いているピヨ」

菜緒「めぼしいものは完売しましたしね・・・」

小鳥・菜緒「！！！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

ﾁｰﾁｬﾝﾉﾛﾘｵｯﾊﾟｲﾊｧﾊｧﾊｧ･･･

ﾁﾊﾔﾁｬﾝﾉｾｲﾁｮｳｴｯｾｲﾎﾞﾝ･･･

ﾁﾊﾔﾁｬﾝﾉﾁｮｳﾚｱｼｬｼﾝｼｭｳ･･･ｼｶﾓｵｶｱｻﾏﾉ･･･

小鳥「千早ちゃんのお母さんのサークルにダマができてるピヨ・・・」

菜緒「とにかく、列整理を・・・」

菜緒「すみません！他のサークルの迷惑になりますので、列整理をさせていただきます！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

15分後・・・

小鳥「大変でしたね。千早ちゃんのお母さん。」

如月千種「ええ、VIPを見て来ましたと言って来た人がいっぱい・・・」

小鳥（多分、ニュー速VIPだピヨ・・・）

菜緒「でも、完売になってよかったですね。」

如月千種「ええ、次回はもっと本を出そうかなと思います。今度はセーラームーンでも・・・」

午後3時15分ホール本部

小鳥・菜緒　「ただいま戻りました～」

滝田ブロック長「おかえり！音無さんと菜緒ちゃんは着替えがまだったわね？着替えてきて。」

小鳥（もうみんな着替えてるピヨ・・・）

シブロックホール員「大変だ～！765プロのサークルに来てくれ！」

滝田ブロック長　小鳥　菜緒「！！！」

シXXabの「BLUE BIRD」、「SMELL OF SPRING」前 

ｷｬｰﾏｺﾄｻﾏ～

ﾊﾙｶｯｶｱｲｼﾃﾙ～

ﾐｷﾁｬﾝﾀﾞｲｽｷ～

ｳﾗ～

ﾘｭｳｸﾞｳｺﾏﾁｻｲｺ～

ﾘｯﾁｬﾝﾏｼﾞﾒｶﾞﾈ~～

錦織ホール長「なんだこれは！？」

シブロックホール員「閉会前に765プロのアイドルに会いに行こうとファンが多数集まっていまして」

高橋副ホール長「ダマになってるわね・・・」

萩原組社員「すみません！ファンの数があまりにも多くて・・・」

錦織ホール長「やむを得ない！ここのシャッターの机を全部使って握手会をしてもらおう！撤収済みでよかった！」

小鳥・菜緒（単に混雑が激しくて早めに帰ってしまったんじゃ・・・）

高橋副ホール長「春香ちゃん、千早ちゃん！」

春香「はい！」

高橋副ホール長「3つの机を使ってもいいから、ここで握手会をして！このままじゃ収拾がつかない！」

千早「ありがとうございます！」

春香「右の机は竜宮小町と律子さんで真ん中の机は貴音さん、響ちゃん、真、雪歩、真美で左の机は千早ちゃん、美希、やよいと私でいきましょう！」

美希「さあ、位置についてレッツゴーなの！」

一同「オー！」

春香「来てくれてありがとうございます！」
ﾊﾙｶｶｯｶﾏｼﾞｶｯｶ
千早「完売になってすみません！」
ﾁﾊﾔﾁｬﾝﾉﾋﾞﾆｭｳﾏｼﾞｲｲﾖ～　くっ
美希「暑い中来てくれてありがとうなの！」
ﾐｷﾁｬﾝﾏｼﾞｲｺﾞｸｾ～
やよい「うっうー！来てくれてありがとうございますぅ~」
ｳﾗｰ!
貴音「この面妖な会場に‥‥‥」
ﾀｶﾈﾁｬﾝﾏｼﾞｵﾋﾒﾁﾝ
響「自分のアニマルビデオ、次回は自分のサークルで出すからな！」
ﾋﾋﾞｷﾁｬﾝﾉAVﾊｧﾊｧﾊｧ
真「ボクの女の子らしいところを見て下さいね！」
ﾏｺﾄｻﾏ･･･
雪歩「ちょっと恥ずかしいけど、私のポエムを読んで欲しいですぅ~」
ﾕｷﾋﾟｮﾝﾏｼﾞｻｲｺ～
真美「兄ちゃん、姉ちゃん、来てくれてありがとうね！」
ﾏﾐﾁｬﾝﾏｼﾞﾃﾝｼ
あずさ「道に迷わず、来てくださいまして・・・」
ｱｽﾞｻｻﾝｵｵｯﾊﾟｲ･･･
伊織「にひひっ♪暑い中ここに来るなんて飛んだ変態ね！」
ｲｵﾘｻﾏ､ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ!
亜美「兄ちゃん、エッチな本で何をするのかな？」
ﾓﾁﾛﾝﾅﾆｻ!
律子「なんで私まで・‥‥」

小鳥（老若男女問わず握手会に来てるピヨ）

菜緒（日本人だけじゃなくて外国からの参加者もいっぱいね・・・）

やがて・・・

午後4時 

♪～～～♪～～～♪～～～ 
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ 

ベルさん「これにて、コミックマーケット86　3日目を終了します。お家に帰るまでがコミケットです！皆さん、気をつけてお帰りください！お疲れ様でした。また冬で会いましょう！」 

午後4時15分
東Xホール　ホール本部

小鳥・菜緒「ただいま戻りました～」

滝田ブロック長「お疲れ様！音無さん、菜緒ちゃん、もうここも撤収するから、急いで休憩室で着替えてきて。撤収は私達でやっておくから。」

小鳥・菜緒「はい・・・」

スタッフ休憩室

小鳥「3日間ってあっという間だピヨ」

菜緒「なに言ってるんですか！まだ4日目がありますよ？音無さん、明日一緒に秋葉原はいかがですか？」

小鳥「そうだピヨ。まだ買い足りない本があるピヨ」

菜緒「決まりですね！」

午後4時30分
東Xホール

小鳥「あらかた撤収が終わってるピヨ」

菜緒「最近撤収が早いわね。」

小鳥「春香ちゃんたちも終わったらすぐに帰ってしまったし。」

菜緒「ホール本部に行きましょう。」

東Xホール　ホール本部前
赤羽根「音無さん、星井さん。お疲れ様でした！もうあらかた撤収が終わりましたので、まもなく終礼がありますのでしばらく待ってください。それと飲み物が余ってますので、ご自由に。」

小鳥・菜緒「はい・・・」

午後4時45分

錦織ホール長「これから終礼を始めます！みなさん、お疲れ様でした！」

ホール員一同「お疲れ様でした！」

高橋副ホール長「特にきょう、本当に大変だった3日間でしたが、大きな事故もなく、去年と比べて傷病者が少なく、皆さんに多く休憩を回せることもでき、大変有意義だったコミケットだったと思います！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

錦織ホール長「ちなみに、入場者数は1日目、2日目が17万人で、今日の入場者数が21万人と公式では発表していますが、今日のうちのホールを見てみるとね・・・」

ホール員一同wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

小鳥（たしかにうちのホールでは、午後になってもしばらくは混んでたピヨ）

高橋副ホール長「入場者数は準備会、会場、消防で口裏・・・じゃなくて協議した結果出した数字ですから、誤解のないように！それと、昨年と比べて減っているのは、人数のカウントの仕方の変更が・・・」

錦織ホール長「まあぶっちゃけ、入場者数を水増しして発表するイベントはいっぱいあるけど、水増しどころか少なく発表するイベントはコミケットだけ！ジャンプ風に言ってみました。」

ホール員一同wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

高橋副ホール長「それと、大事なお知らせです！8月X日に都内某所で反省会があります！余程のことがない限り来るように！合わせて反省会後に打ち上げがありますので打ち上げだけでも！それと、来るといいことがあるかもしれないわよ～」

錦織ホール長「それと、まだスタッフ証を返却していない人は終礼が終わったら地区本部まで午後6時までに返却しておみやげセットを受け取ってください！午後6時を過ぎますと、総本部まで返却することになりますので、ご注意を！スタッフがはじめての人は各ブロック長におみやげセットの使い方を聞いてからスタッフ証を返却してください！」

錦織ホール長「3日間本当にお疲れ様でした！家に帰るまでがコミケットですので、気をつけて！お疲れ様でした！次回もまた東Xホールでスタッフ登録を！解散！」

ホール員一同「お疲れ様でした！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

滝田ブロック長「音無さん、菜緒ちゃんはスタッフ証返却はまだだったわよね？すぐに地区本部までスタッフ証を返してから帰宅してね。」

小鳥（そういえばみんなIDホルダーからスタッフ証を抜いているピヨ）

滝田ブロック長「音無さんはスタッフははじめてだから、一緒に地区本部まで付き添いするわね。」

小鳥・菜緒「はい！」

東XXX 地区本部

小鳥「東Xホール、音無小鳥です！」つスタッフ証

菜緒「東Xホール、星井菜緒です！」つスタッフ証

スタッフ「はい、音無さん、星井さん。お疲れ様でした。特に3日目。まさか765プロの関係者がスタッフにいるとは思ってもみませんでした・・・」

スタッフ「音無さんは若葉が入っているけど・・・」

滝田ブロック長「青い紙切れの使い方は私が。」

スタッフ「お疲れ様でした。でしたら、おみやげセットね。」つおみやげセット

小鳥・菜緒「お疲れ様でした！」

滝田ブロック長「じゃあ、音無さん、ちょっとここで・・・」

小鳥（この後、滝田さんからおみやげセットの使い方を教わったピヨ）

小鳥（このおみやげセットの使い方はスタッフの守秘義務に関わるのでここに書くことができないことをお詫びするピヨ）

東4ホール前ガレリア

小鳥「あれ？なんだか列ができてるピヨ」

菜緒「これは、反省会の列ですよ。参加の形態問わずに参加できて、共同代表が出て今回のコミケの報告や質疑応答があるみたいですよ。」

小鳥「興味があるからちょっと行ってみるピヨ」

菜緒「音無さん、さっき美希からメールが来て午後8時に新橋駅に集合みたいですよ。私はちょっと漫研仲間と待ち合わせているもんで。」

小鳥「了解だピヨ」

小鳥（このあとの共同代表隣席の反省会は今回のコミケ、特に千早ちゃん、春香ちゃんのサークル参加についての報告を中心に報告があり、765プロの関係者、私、小鳥と、菜緒ちゃんがスタッフをして参加していたことが報告され、参加者の笑いを誘ったピヨ）

小鳥（反省会が終わったあと、ゆりかもめで新橋まで向かい、千早ちゃん、春香ちゃんの打ち上げに参加したピヨ）

新橋　某焼肉バイキング

P「まあ、未成年のアイドルの打ち上げはこうなりますよね・・・」

高木社長「まあ、よかろう。今日はみんな頑張ってくれたんだからな。キミ、明日からまたも大変だぞ。」

P「はい！」

吉澤記者「今日はいい記事が書けそうだ。ところで高木、千早ちゃんたちは追加販売をどうするんだろうか。」

高木社長「天海君、如月君としては追加販売を行いたいと考えているんだがどうするかだね。」

やよい「きょうは千早さんのおごりですよ～」

やよいの弟たち「わ～い」

千早（高槻さん、かわいい・・・）

伊織（キーッ！！くやしいー！今度は私が叙々苑に連れて行ってあげるんだから！）

春香「千早ちゃんのお母さんもコミケでサークル参加を？」

如月千種「ええ、20年以上前からね。晴海も幕張も経験していたのよ。」

春香「今回の新刊って、千早ちゃんの育児エッセイ本と写真集みたいですけど・・・」

如月千種「事前にプロデューサーさんや高木社長にも見てもらってOKをもらっているから問題ないわ。優のスケッチブックの絵も載せたし・・・」

春香「千早ちゃんって、小さい頃から胸が・・・」

千早「くっ」

如月千種「ところで、委託はどうするの？」

千早「あした、アニメイトととらのあなで打ち合わせをすることになっているのよ。」

如月千種「じゃあ、とらのあなの吉田さんによろしく伝えといて。吉田さんとは創業からの付き合いがあるのよ。」

千早「くっ」

春香（なんで悔しがってるんだろう？）

愛「あたしたちも来てよかったのかな？ってママ！飲み過ぎ！」

舞「だって3日間765プロのせいで深夜まで残って打ち合わせしていたから飲めなかったんだもん♪」

涼「律子姉ちゃんだって、問い合わせでてんてこ舞いだったんだよね。」

律子「テレビ局やスポンサーからの問い合わせ、取材申し込みやらアニメイトやとらなんとかかから電話がかかってきてほんとうに大変だったんだから！」

絵理「来年コミケでサークルを出したい・・・」

冬馬「天海達の打ち上げに来ていいのか？俺達。」

北斗「いいんじゃない？765プロのエンジェルちゃん達に招待されたんだし。」

翔太「冬馬くん、北斗さん、肉が焦げちゃうよ！」

ひかり「なんで私達まで・・・」

つばめ「まあ、今回は事務所関係なく楽しんだからね。」

のぞみ「真様・・・」

矢吹可奈「食べても食べても太らない～♪」

横山菜緒「可奈、明日からまたジョギングやな・・・」

北沢志保（コスプレエリアで、お父さんが艦これのコスプレしてる女の子を撮ってるところを見てしまった・‥あさって出港なのになにやってるの？）

佐竹美奈子「汗を流したあとの食事って美味しいね！」

望月杏奈「・・・・・・暑くて食欲が・・・」

箱崎星梨花「気持ち悪い男の人がいっぱいでした。」

七尾百合子（その気持ち悪い男に混じって○○漫画買ってたなんて言えない・・・）

小鳥「次回こそは・・・サークル出してやるんだから！」

菜緒「音無さん、次回もスタッフ登録よろしくお願いしますね・・・」

小鳥「そうだけど、3日間のうち1日をサークル参加に・・・」

舞「小鳥、売り子は愛達にやらせるから、次回も3日間働きなさいね？」

小鳥「はい！」

愛「ママ！勝手な約束しないでよ～！」

絵理「音無さんに委託を頼んでみようかな・・・」

響「貴音・・・食べ放題だからって食べ過ぎだぞ・・・店長さん、大泣きしていたぞ。」

貴音「だって、暑い中売り子をやったからすたみなが切れてしまいまして。」

真「今回のコミケでボクが王子様キャラから脱却できればいいかな～」

美希「真君はミキの王子様なの！」ﾀﾞｷｯ

雪歩「美希ちゃん、真ちゃんは渡さないよ？」

真美「今回の某サークルRはお姫ちんだね、亜美。」

亜美「こっちははるるんに千早姉ちゃんだよ？真美。」

律子「亜美、真美何読んでるのかしら？エッチな本を買っちゃダメだって言ったわよね？」

亜美・真美「」

あずさ「もう！亜美ちゃん、真美ちゃんったら、エッチな本を買っちゃダメでしょ？めっ！」

律子「ちょっと！あずささん、飲み過ぎ！」

亜美・真美「あずさお姉ちゃんだって友美お姉ちゃんにエッチなマンガを買ってきてもらったくせに～」

春香・千早「小鳥さん（音無さん）、ちょっと話が・・・菜緒さんも」

小鳥（何だピヨ？）

小鳥（こんな楽しい765プロの打ち上げで小鳥の3日間は終わったピヨ）

小鳥（4日目を楽しんで数週間後に都内某所で反省会が会ったピヨ）

8月X日　都内某所　反省会

錦織ホール長「まあ、反省内容はこんなところです。高橋さん、お知らせを。」

高橋副ホール長「実は765プロさん、すなわち音無さんのご好意でチケ組で完売となった新刊セットをいただきましたので、ここと打ち上げ会場で1限で販売したいと思います。委託版とは違って、サイン色紙付きですよ！サイン色紙！数に限りがあるのでほしい方は挙手！」

ほぼ全員　ﾉｼ

小鳥（たっぷり数を用意してよかったピヨ・・・）

小鳥（春香ちゃんたちは、アニメイトととらのあなに委託するみたいだピヨ）

錦織ホール長「これで反省会を終了したいと思いますが、なにか申し送り事項は・・・」

滝田ブロック長・赤羽根　ﾉｼ

高橋副ホール長「滝田さん、赤羽根くんなにか？」

滝田ブロック長「実は・・・赤羽根くんと結婚することになりました～」ﾀﾞｷｯ

ﾌｧｯ?ｱｶﾊﾞﾈ､ｳﾗｷﾞｯﾀﾅ!

ｱｶﾊﾞﾈﾄｲｯｼｮﾆｽｺﾞｼﾀﾖﾙﾊﾅﾝﾀﾞｯﾀﾝﾀﾞ

ﾘｱｼﾞｭｳﾊﾞｸﾊﾂｼﾛ!

ﾆｼｷｵﾘ､ﾀｶﾊｼﾆﾂﾂﾞｲﾃﾌﾀｸﾐﾒｶ､ｺﾐｹｯｺﾝﾊ

舞「あらあらあら。結婚は人生の墓場よ～」

小鳥（小鳥、また獲物を逃したピヨ・・・）

小鳥（それよりも錦織さんと高橋さんが夫婦だなんて驚きだピヨ）

錦織ホール長「挙式の日取りは？赤羽根くん。」

赤羽根「コミケの準備のことを考えて、来年の4月か5月に・・・」

高橋副ホール長「さすがコミケスタッフ。空気を読んだわね。コミ1やスパコミは外してね？」

滝田ブロック長・赤羽根「はい！」

その後の打ち上げ・・・

小鳥・菜緒「滝田さん、ご結婚おめでとうございます！」

滝田ブロック長「ありがとう！音無さん、菜緒ちゃん。ほとんど半同棲状態だったからね～」

小鳥・菜緒「！！！」

滝田ブロック長「OLしながら漫画を書いて、コミケスタッフやれば恋愛なんてする時間がないんだよね～だから結婚もコミケスタッフ同士になっちゃうわけ。菜緒ちゃん、教師だってそうでしょ？」

菜緒（私も、同僚と結婚するのかな・・・？）

小鳥（プロデューサーさんはアイドルたちに取られそうだピヨ）

滝田ブロック長「結婚しても、出産してもコミケスタッフを続けているスタッフもいるから、音無さん、菜緒ちゃん、次回以降も登録してね？」

小鳥・菜緒「はい！」

解説・・・
コミックマーケットでスタッフを勤め上げると、スタッフ証返却と引き換えにおみやげセットがもらえます。
中身は守秘義務があるので言えませんが、サークル参加の皆さんにとってはのどから手が出るほどほしい物品とだけ言っておきます。

ほとんどの部署ではコミケット終了後数週間後に都内某所で反省会が行われます。
3日間の間に起こったことを元に次回のコミケットにつなげるために行われています。
また反省会後に打ち上げが行われています。

スタッフの中にはスタッフ同士で結婚するスタッフもいます。
自分の仕事に加え、コミケスタッフとして準備に関わるとどうしても時間がなくなり、
職場以外の人間関係もどうしてもコミケスタッフ同士になってしまいます。
何よりも、同じ趣味を持っていること。それが決め手となって結婚することになると考えています。

お願い・・・コミックマーケット準備会ではコミケットの運営のお手伝いしてくださるスタッフを毎回募集しています。
次回のコミックマーケット87にはもう間に合いませんが、来年夏のコミックマーケット88には十分間に合います。
コミケットアピールやカタログの募集案内を参考に、郵送で案内を請求してください。
また、先述の登録条件（義務教育修了、コミケット参加経験、2回の拡大集会の参加、3日間のうち2日間スタッフ参加）の
条件が合わない方は、飛び込みでも参加可能な設営、撤収の形でもお手伝いいただいても十分に助かりますのでそちらの参加をおねがいします。

またまたお願い

このSSを読んで、コミックマーケットに行きたくなった皆様にこれだけは守っていただきたいことを書いていきます。（あくまでも私個人の見解なので、コミックマーケット準備会公式の見解とは異なることがあります。）

・徹夜および深夜来場は禁止です。
　毎回何千人もいわゆる徹夜組（深夜来場者）が存在しますが、これはコミケットの継続に支障をきたす行為です。
深夜来場者が多数発生することによって、近隣企業からのクレーム、犯罪が発生し、その対策に入口担当のスタッフを前日の深夜から動員したり、
また多額の警備費がかかり、サークル参加費やカタログに転嫁せざるおえない事態になっています。
始発で会場に来てください。

・会場内では走らないでください。
　「一刻も早く、あのサークルの本が欲しい」、「あの企業のグッズがどうしても欲しい」
そういった気持ちはわかりますが、会場内では走らないでください。
転倒してケガをしたら、本が買えなくなりますよ。
（その点、天海春香さんは普通に歩いて転倒するのはなぜなんでしょう？）

・暑さ・寒さ対策と朝食をしっかりと。
　毎回救護室に運ばれてくる参加者の多くは、暑さ・寒さ対策が不十分で朝食を食べていなかった場合が多いような気がします。
特に、夏・冬とも頭を保護してくれる帽子は必須です。例年、会場近辺は夏は暑く、冬は潮風に吹かれて大変寒いという過酷な環境です。特に夏は紫外線対策も重要です。
　また、このような環境のなか、有明での戦いを制するには水分補給と食事は重要です。
会場近辺のコンビニでは人員や仕入れを増やして対応していますので、朝待機列に並ぶ際に食べ物や飲み物を確保してコミケットに参戦してください。
また、混雑を避けたい場合は自宅やお宿近辺であらかじめ確保しておくのもいいかもしれませんね。

・毎回コミケットアピールを読んでください。
　毎回、サークル応募者には抽選の当落問わずに当落通知にコミケットアピールが同封されています。
毎回記載内容が微妙に変わっていますので、サークル参加者、特に申込責任者は当落通知が到着してすぐにコミケットアピールを熟読し、
他のサークル参加者にはコミケットアピールをコピーして配るなどをして熟読させるようにしてください。
また、サークル通行証には「コミケットアピールの熟読を、通行証利用者全員の義務」と記載されています。

以上、お願いでした。絶対に徹夜せずに（大切なことなので2回言いました。）、楽しいコミケットを！

おまけ
このSSでありそうなまとめサイトのタイトル集
【朗報】あの大人気顔出しNG歌い手が765プロの如月千早ちゃんｗｗｗｗｗｗ
【悲報】765プロの如月千早ちゃん、コミケでCDを出す。72やってるんだよｗｗｗｗｗｗ
【朗報】765プロのアイドル、AVをだすｗｗｗｗｗｗ
　我那覇響ちゃんのAVｗｗｗｗｗｗ
　コミケの765プロの列ｗｗｗｗｗｗ
　俺氏、徹夜するも765プロが買えず。
　新幹少女ののぞみちゃん、コミケで救護室送りｗｗｗｗｗｗ
　【悲報】新幹少女の三人、コミケ徹夜でスタッフに説教食らう。
　765プロの事務員ｗｗｗｗｗｗ
　星井美希ちゃんの姉ちゃんｗｗｗｗｗｗ
　如月千早ちゃんの母ちゃんの同人誌ｗｗｗｗｗｗ72やってるんだよｗｗｗｗｗｗ
　【幕張】如月千早の母は俺達の大先輩ｗｗｗｗｗｗ【晴海】
　765プロの新刊セット、オクで10万円ｗｗｗｗｗｗ
【テンバイヤー】如月千早ちゃんの歌ってみたCD、アニメイト、とらのあなに委託決定！【ざまぁｗｗ】

おまけ
シXXabの「BLUE BIRD」歌ってみたCD「LOVE FOR YU」の内容
1.千本桜
2.キラメキラリ
3.おはよう！！朝ごはん
4.蒼い鳥（オーケストラVer）
5.約束　（オーケストラVer）
6.眠り姫（オーケストラVer）
ボーナストラック
乙女よ大志を抱け！！（春香乱入Ver）

これで本当に終了です。ありがとうございました。
1ヶ月に及ぶスレとなりましたが、長い間お付き合いいただき感謝に絶えません。
年末、東京ビッグサイトでお会いしましょう！
サークルさんは原稿頑張ってください！