1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 18:03:30.39 ID:Qefj5fQa0
プリズマ☆イリヤのssです。

勢いで書いただけなのと、
一部fate本編の設定も混ざっているので、
ツッコミどころ満載だと思いますが予めご了承ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415005400

引用元: 切嗣「愛する娘に会うためにお父さんは家に帰ってきたゾ!」 

 

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:31:56.37 ID:+GLnQwrr0
衛宮家・玄関前

切嗣「ただいまー」ガチャ

セラ「え・・・?旦那様!?どうなされたのですか、突然帰って・・・」

切嗣「セラ。イリヤの顔が見たくなってね」

セラ「イリヤさんなら先に帰られた奥様とどこかへ出かけたようですが」

切嗣「なに、アイリに取られただと・・・?仕方ない、それなら士郎はいるか?」

セラ「士郎でしたら自室にいますよ」

切嗣「そうか。・・・お邪魔するよ」

セラ「・・・」

セラ(今夜のメニューは豪華なものにしなくちゃ)

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:32:56.68 ID:+GLnQwrr0
切嗣「士郎、いるかー?入るぞ」ガチャ

クロ「ふふふ、お兄ちゃん。気持ちいいでしょ・・・?」

士郎「クロ・・・ああっ・・・そこはらめぇ・・・」

切嗣「」

士郎「」

クロ「え・・・、おとーさん?」

切嗣「士郎、これはどういうことだ?」

士郎「えっと、誤解だって!」

切嗣「イリヤよりもその子を選ぶなんて!」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:33:48.81 ID:+GLnQwrr0

士郎「そっちかよ!! てか、そういう問題じゃないって!」

クロ「パパ、私はお兄ちゃんにマッサージしてただけよ。勘違いしないで」

切嗣「なんだ、そうだったのか。ええっと、君がアイリが言っていたクロエちゃんだね」

クロ「そうよ、おとーさん。一応あなたの子なんだから、ちゃん付けでいいわ」

切嗣「そうか、ならそう呼ばせてもらおう。君にはいろいろとすまないことをしたな」

クロ「もういいわ。私はここではイリヤの従妹として暮らしているんだから」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:35:17.44 ID:+GLnQwrr0
切嗣「そうか・・・」

切嗣(イリヤもいないし、ちょうどいいな。この子と少し仲良くなっておくか)

切嗣「クロ、良かったらお父さんとこれから遊びに行かないか?」

クロ「ほんと!?・・・もちろんいくわ!!」

士郎「待ってくれ、親父!俺も行くよ」

士郎(久しぶりの親父だ!男女比が少しでも変わった今、少しでも親父のそばにいたい!)

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:40:38.18 ID:+GLnQwrr0







士郎「親父とクロと公園にやってきた」

雀花「ふふっ……」

那奈亀「ほんとそういうの好きよね」

龍子「なになに?それおもしろいの?」

美々「あれ?クロちゃんと、士郎さん?それに隣にいるのは・・・」

クロ「イリヤのお父さんよ」

切嗣「どうもこんにちは。君たちはイリヤとクロの友達かい?」

美々「はい」

切嗣「そうか・・・。イリヤのこと、これからもよろしくたのむよ」

美々「まかせてください!えっと、それでおじさんと士郎さんはどんな関係ですか?」

切嗣「え?」

士郎「え?」

クロ「やれやれね」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:41:19.92 ID:+GLnQwrr0






切嗣「ここは士郎やクロが通っている学園か」

クロ「そうよ、さっきの子達もここに通っているわ」

桜「あれ、先輩?」

士郎「桜。あれ、今日部活あったっけ?」

桜「いいえ、自主練の帰りですよ」

士郎「そっか、桜は真面目だなぁ」

桜「あの。先輩、その子とその方は?」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:41:48.51 ID:+GLnQwrr0

士郎「ああ、この子は俺の妹の従妹のクロエで、こっちは俺を引き取ってくれた親父、切嗣だ」

クロ「こんにちは」

切嗣「こんにちは。君は士郎の部活の後輩ってことでいいのかな?」

桜「はい、弓道部の間桐桜です」

士郎「桜、今度自主練するときは俺も付き合うよ。また声かけてくれるか?」

桜「もちろんです!先輩が練習につきあってくれるなんて、うふふ・・・」

切嗣(なんかちょっとヤバイ感じの子に見えるなぁ)

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:42:30.59 ID:+GLnQwrr0





切嗣「士郎はああいうのがタイプなのか?」

士郎「ぶぶぅ!!な、なにを言い出すんだよ、親父!」

切嗣「随分と仲がいいなって思ってさ」

クロ「は、お兄ちゃんはやっぱりああいうボインな人が好きなのね!?」

士郎「クロまで何言ってるんだよ。桜はただの弓道部の後輩だよ、それ以上の関係なんて・・・」

凛「あら、桜がなんですって?」

士郎「と、遠坂!」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:43:11.66 ID:+GLnQwrr0







切嗣「・・・」

凛「はぁ、衛宮くんの主人公属性にはほんと呆れるわ。それでそちらは?」

士郎「親父だよ。親父、同級生の遠坂だイリヤやクロのことでいろいろ世話になってもらっているらしい・・・」

凛(私がイリヤをあんなことに巻き込んだとは言えないわね)

凛「衛宮くんのお父様。初めまして、遠坂凛です」ペコリ

切嗣「どうも。士郎の父親、切嗣です。遠坂さんはクロのことをご存知で?」

クロ「ご存知も何も元はいえば全部こいつのせー」モガモガ

凛「あはは、まあ大体の事情は聞いてますわ」

切嗣(なるほど、彼女がイリヤやクロのことで深く絡んでいそうだな。まああまり深く問い詰めるのはやめておこうか)

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:44:51.58 ID:+GLnQwrr0








クロ「ねーねー、おとーさん!おやつ買ってよ!」グイグイ

切嗣「うん?こんなところにスーパーマーケットが出来ていたのか」

士郎「ここ安いからセラのお気に入りのお店なんだ」

切嗣「なんだ、お金に困っているのか?言ってくれれば仕送り増額するのに」

士郎「いや、そうじゃなくてさ、余計な出費を出したくはないだろ?安く済むなら安く済ませる方がいい。セラはお金のこともちゃんと考えてくれているんだ」

切嗣「なるほど、さすがアインツベルンに仕えるメイドだけあってしっかりしているな」

クロ「お菓子買ってよー、おとーさん!」

切嗣「ははは、まったくしょうがないなー」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:45:26.39 ID:+GLnQwrr0
士郎「イリヤだけでなくクロにも甘いんだな、親父は」

切嗣「士郎、お前もお菓子買っていんだぞ?」

士郎「いや、俺はいいよ・・・」

ルヴィア「・・・あら?シェロ!こんなところでなにをしていますの!?」

士郎「ルヴィア!俺は・・・見ての通りさ」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:45:58.00 ID:+GLnQwrr0
ルヴィア「あら、なんですの?その辛気臭いオヤジは?シェロに不幸が移りそうですわ」

切嗣「」

クロ「これ、私のおとーさん」

士郎「ルヴィア・・・、この人、俺の親父なんだ・・・」

ルヴィア「へぇ、シェロのおとうさ・・・・・ええ!?シェロのお義父さん!!」

クロ「おい」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:46:25.21 ID:+GLnQwrr0
ルヴィア「まあなんてダンディな方!さすがシェロのお義父さん!大人のオトコって雰囲気を感じますわね、オホホホ」

切嗣「士郎・・・お前の友達はなんというか・・・変わってるな」ボソボソ

士郎「おかげで退屈しないけどさ」シクシク

クロ(お父さんがルヴィアの義理の父親になっていることには2人ともつっこまないのね)

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:47:09.89 ID:+GLnQwrr0







切嗣「それにしてもイリヤとアイリ、どこにもいないな」

士郎「映画でも観に行ったんじゃないのか?」

クロ「多分、夕方まで帰ってこないんじゃない?」

士郎「それはそうとクロ。なんでおまえ、親父に肩車してもらっているんだよ?」

クロ「えーいいじゃん、おとーさんに肩車されるの、一度経験してみたかったんだー」エヘヘ

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:47:45.92 ID:+GLnQwrr0

切嗣「あはは、どうだクロ。お父さんの肩の上は高いだろう!?」

クロ「うん、おとーさん!これが親子なんだね!」

切嗣「・・・ああ!」

士郎「まったく・・・」

切嗣「あ、わかったぞ!さては士郎、お前も肩車して欲しいんだな!?」

士郎「なんでさ」

クロ「あ、ゲームセンターだ!ねえ、おとーさん!ゲーセン行こっ?」ニコニコ

切嗣「ああ、クロ・・・」ニコニコ

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:50:52.28 ID:+GLnQwrr0
士郎「やれやれ」

一成「おや、衛宮じゃないか。そちらは、いつしか話していたお前の父親か?」

切嗣「士郎の友達か?」

士郎「ああ、そうだけど」

一成「衛宮、すまんが来週生徒会室に来てくれるか?」

士郎「雑務か?」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:51:20.60 ID:+GLnQwrr0
一成「ああ、先週生徒会休むやつが多くてちょっと手に負えない状態になっているんだ」

士郎「分かった、それじゃあまた手伝いに行くよ」

一成「すまんな、ほんとお前には感謝してもしきれん」

士郎「それじゃあまた学校で」

一成「ああ、またな」スタスタ

切嗣(士郎は僕とちがって友達が多いんだな)

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:51:52.75 ID:+GLnQwrr0







ギャーギャーワーワー

切嗣「ゲームセンターってところはうるさくてどうも落ち着かない。クロは1人でどっか行っちゃったしなぁ」

美遊「うーん」バンバン

士郎「あれ、美遊?」

切嗣「なんだ士郎。あんな子どもとも友達なのか?」

士郎「俺のというよりは、イリヤの友達だよ」

切嗣「なるほど。・・・僕の仕事仲間を幼くしたらあんな感じになるのかな」

士郎「え、なんだって?」

切嗣「いや、なんでもない。忘れてくれ」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:52:41.44 ID:+GLnQwrr0
美遊「さすがにこれ以上はダメね・・・。あ、士郎さん・・・とその方は?」

士郎「俺とイリヤ、それからクロの親父だよ」

美遊「お父さん・・・?」

士郎「ああ、俺、養子だから血は繋がってないんだけどな」

美遊「そうですか」

士郎「どうかしたのか?」

美遊「いえ・・・。あ、そうだ。おじさんはガンシューティングって得意ですか?」

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:53:13.28 ID:+GLnQwrr0
切嗣「え?ああ、まあ・・・」

美遊「それなら私と一緒にあのゲームで遊んでくれませんか?」キラキラ

士郎「あれは銃でゾンビを撃ち[ピーーー]ゲームか」

切嗣「ああ、いいよ」

ウー バンバンバン

士郎「すごい、最終ステージだ」

美遊「おじさんって本当に銃の使い上手ですね!」

切嗣「それほどでもあるよ。ほら、まだラスボスがいるじゃないか」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:54:42.89 ID:+GLnQwrr0
ヨノナカヲ…ウッ…ガエダイ! バンバンバン ウアア

士郎「なんだ、ラスボス倒したけどまだクリアじゃ・・・あ、ジャンボ機が飛んでる」

美遊「あれには大量のゾンビとウイルスが乗っているんです。あれをロケットランチャーで撃ち落としたらクリアです!」

切嗣「え、そうなのかい?」

美遊「はい、一発しかないんで外したらそこでゲームオーバーです」

士郎「小さな的だなぁ・・・」

切嗣(・・・)

切嗣(ああ、思い出すな・・・)

切嗣(・・・でも!)

ヒュー ドカーン ゲームクリアデス!

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:55:09.65 ID:+GLnQwrr0








美遊「今日は本当にありがとうございました」ニコニコ

切嗣「僕も楽しかったよ」

美遊「それじゃ!」タッタッタ

士郎「親父、まるで子どもみたいだったな」

切嗣「そうか?あはは、イリヤがいなくてよかった」

士郎「俺の前ではいいのかよ」

切嗣「ははっ、士郎。僕がゲームセンターで夢中になって遊んでいたことは、イリヤには内緒だぞ。男と男の約束だ」

士郎「・・・ったくしょうがないなぁ」

士郎(親の威厳なんて最初から無いのに・・・)

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:55:44.55 ID:+GLnQwrr0
クロ「口封じはお兄ちゃんだけでいいのかしら?」

切嗣「クロ!いつからそばにいたんだ?」

クロ「ゾンビのゲームをするあたりから?」

士郎「美遊と遊び始めた頃からずっと見られていたみたいだな」

切嗣「」

クロ「おとーさんも可愛いところあるんだね♪」

切嗣「ああ、父親の威厳が・・・」

士郎(だから最初からないって。今更何を言っているんだろう・・・)

29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:56:16.80 ID:+GLnQwrr0








スタスタスタ カーカーカー

カレン「すっかり遅くなったなぁ。街を歩けば、ダルマ状態にされた人間や首から上が吹き飛んだ人だったもののひとつやふたつ見れるかと思ったのに」

カレン「つまらないわね」

クロ「あ、エセ保健の先生」

カレン「あら、あなた達は・・・」

士郎「ん、初等部の保健室の先生か。こんにちは」

切嗣「ど、どうも」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:56:46.73 ID:+GLnQwrr0
カレン「あら、あなた、今にも死にそうな顔ね」

切嗣「」

カレン「あなたなら首が真っ二つになったり腕がちぎれたりしそうね、12回ぐらい」

士郎「12回!?」

カレン「ま、期待しているわ、それじゃ」スタスタ

切嗣「なあ、あれ、本当にクロの学校の先生なのか?」

クロ「おとーさん、気にしない方が身の為だと思うわ」

切嗣「最近の学校の先生は怖いなぁ」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:57:21.29 ID:+GLnQwrr0








ガチャ

リズ「あ、おかえりー。遅かったね」

切嗣「リズ、イリヤとアイリは?」

リズ「まだ帰ってきてないよ」

切嗣「どういうことだ・・・?」

士郎「親父、イリヤと母さんが遅くまで遊び歩いたことなんて別に珍しくないだろ?」

切嗣「いや待て!もしかしたら、ヤバイ感じの男に捕まって蟲の餌食とかになっているかもしれん!」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:58:02.64 ID:+GLnQwrr0
クロ「おとーさん、きっとヤバイ感じの小説の見過ぎね」

士郎「また始まったよ、親父の無駄な心配性」

リズ「おりゃー」ガツーン

切嗣「あひんっ!」バタリ

クロ「あ、中華鍋で殴った」

士郎「まあパニックに陥った親父をおとなしくさせるにはこれが一番だけどさ」

セラ「ちょっと、何の音ですか・・・って旦那様!?一体なにが!!」

切嗣「きゅ~」

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:58:49.22 ID:+GLnQwrr0
リズ「シロウ、あとは任せた」ヒョイ

士郎「え、あ、ちょっと!」

セラ「シロウ!あなた、まさかそれで自分の父親を・・・!あなたは自分が拾われた身であることを忘れているのではないですか!」

士郎「ちょっと誤解だって!クロ!助けて!」

クロ「じゃあこうしちゃえばいいじゃない」ヒョイ

士郎「えっ?」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:59:31.20 ID:+GLnQwrr0
クロ「せーの!」ガツン

セラ「ひんにゅっ!」バタリ

士郎「クロ、さすがに気絶させるまでしなくても良かったんじゃ・・・」

クロ「いいのいいの。興奮したセラを食い止めるのはこうするしかないよ、お兄ちゃん」

士郎「仕方ない、晩御飯は俺が準備するか」スタスタ

リズ「つんつん」

切嗣「きゅ~」

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 18:59:57.97 ID:+GLnQwrr0








イリヤ「ただいまー!」

アイリ「ただいまーってキリツグ!?どうしたの!?」

切嗣「う~ん、あれ?僕はどうしてたんだ?」

セラ「きゅ~」

アイリ「セラは気絶しているみたいね。まあ裏庭にでも置いときましょ。よいしょっと」ドサッ

イリヤ「ママ、それはさすがに可愛そうだよ・・・」

アイリ「だって、こんなところで寝られたら邪魔だもん」

切嗣「あはは、アイリは相変わらず容赦がないな~」

イリヤ「せめてベットにねかせてあげてよー!」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:00:39.34 ID:+GLnQwrr0








イタダキマース

士郎「今日は親父と母さんが帰ってきたから、夕食はいつもよりも豪華にしてみたんだ」

クロ「わぁ~、おいしそう!お兄ちゃん大好き!」ギュッ

士郎「ちょ、ちょっと、クロ!!」

イリヤ「あーこら!お食事中でしょ!?お兄ちゃんに抱きつくの禁止!」

クロ「ふふふ、イリヤ羨ましいんでしょ?悔しかったらイリヤも抱きついてみたらー?」

イリヤ「ぐぬぬ・・・」

アイリ「こら、お兄ちゃんが困っているでしょ?やめてあげなさい?分かってるわよね?」ゴゴゴ

クロ「はい・・・」

クロ(なんなの、この見えない恐怖・・・)

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:01:18.74 ID:+GLnQwrr0

ルビー「あーもう、せっかくおもしろそうな場面だったのに。空気が読めませんね、アイリさんは」

アイリ「そういえば、明日はなんのゴミの日だったかしらー?」

ルビー「クロさんもイリヤさんも士郎さんとイチャつくのはご飯食べてからにしましょうね」アセアセ

イリヤ「ルビーですらママの圧力には屈してしまうのね・・・」

リズ「もぐもぐ」

セラ「ちょっと、リズ!あなたさっきから肉ばっかり取りすぎですよ!」

リズ「だっておいしいんだもん」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:01:52.81 ID:+GLnQwrr0
セラ「ああ、アインツベルンのメイドとあろうものが、こんな欲望のままに肉にむしゃぶりつくなんて・・・」

アイリ「肉ならいっぱいあるから遠慮しなくていいわよ」

リズ「わーい」

セラ「奥様!」

アイリ「まあまあ」

切嗣「・・・ふふっ」

切嗣(平和だなぁ・・・)ポロポロ

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:02:33.14 ID:+GLnQwrr0
イリヤ「おとーさん?」

士郎「なんだよ、また泣いているのか」

切嗣「え?ああ、鍋が美味しすぎて涙がね・・・」

クロ「おとーさん、なら私がお肉食べさせてあげる。ほら、あーんして?」

切嗣「あーん・・・」パク モグモグ

切嗣「うっ・・・ぐすん・・・娘の味がする・・・」グスン

クロ「」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:03:07.29 ID:+GLnQwrr0
イリヤ「もうおとーさんはほんと泣き虫なんだから。ほら、私からもお豆腐食べさせてあげるね。あーん」

切嗣「あーん」パクッ モグモグ

切嗣「・・・うっ、なんて、おいしんだ!こんなおいしい鍋は食べたことない!」シクシク

士郎「まったく、親父は本当に家族の団欒に弱いんだな」

切嗣「クロ、イリヤ、後で3人で一緒にお風呂入ろうな」

クロ「それはいや」

イリヤ「ごめんね、おとーさん」

切嗣「」

アイリ「あらあら、2人とも年頃ねぇ」

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:03:35.53 ID:+GLnQwrr0







チャポン アーイイユダナー

士郎「・・・で、なんで親父は俺と一緒に風呂入っているんだ」

切嗣「狭い風呂に息子と一緒。親子の絆も深まるってもんだ」

士郎「はぁ、まあいいけどさ」

切嗣「なあ士郎」

士郎「なんだよ?」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:04:26.35 ID:+GLnQwrr0
切嗣「士郎・・・『衛宮』になって、楽しいか?」

士郎「・・・そんなの、答えるまでもないだろ」

切嗣「それもそうか」

士郎「・・・あのさ、親父。ありがとな、その・・・俺を養子として迎え入れてくれて」

切嗣「・・・ぐすん・・・シロォ・・・それは反則だぞ・・・」グスン エッグ

士郎「ああもう、いちいち泣くなよ親父・・・」

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:04:59.64 ID:+GLnQwrr0







切嗣「風呂上がりの裏庭は涼しいな・・・」

切嗣「ふう・・・やっぱり僕は家族というものに弱いみたいだな・・・」

??『ケリィはさ、どんな大人になりたいの?』

??『世界を変える力、だよ。いつかキミが手に入れるのは』

切嗣「・・・遠い記憶、か」フッ

クロ「イリヤの記憶を封じて得られた平和がそんなにも幸せなものなのね」

切嗣「クロ・・・やっぱり君は・・・そのことを根に持っているのかい?」

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:05:25.19 ID:+GLnQwrr0
クロ「そんなのもうないわよ。今は衛宮家という居場所がある。それに・・・私、今の生活も悪くないと思っている」

切嗣「そうか」

クロ「アインツベルン家で魔術師として育っていたらどうなっていたか私には分からないけど・・・」

クロ「・・・だけど、イリヤがいてお兄ちゃんがいて、セラやリズ達がいる今の生活がとっても楽しいの」

切嗣「やっぱり、あのときのアイリの判断は間違いじゃなかったんだろうな」

クロ「・・・おとーさん、寝るならちゃんと布団に行ってよ?」

切嗣「ああ、大丈夫だよ」

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:05:59.57 ID:+GLnQwrr0
クロ「? どうしたの、おとーさん?」

切嗣「クロ・・・お父さんな、子どもの頃は正義の味方に憧れていた」

クロ「憧れてた? 諦めちゃったの?」

切嗣「うん、残念ながらね。大人になると、名乗るのが難しくなるんだ」

切嗣「そんなこと、もっと早くに気づけばよかった」

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:06:27.95 ID:+GLnQwrr0
クロ「そう、おとーさんは正義の味方になりたかったんだ。それじゃあしょうがないよね」

切嗣「そうだね、本当にしょうがない・・・」

クロ「うん、しょうがないから、正義の味方のことはもう忘れちゃいなよ」

切嗣「ん?」

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:07:00.16 ID:+GLnQwrr0
クロ「おとーさんは大人だからもう無理だけど、その代わり家族の味方になら今からでもなれるじゃない」

切嗣「家族の・・・味方・・・?」

クロ「そうよ、正義の味方なんて大きな夢は無理だったけど、今はもっと大事なものがこんなに近くにあるじゃない!」

切嗣「・・・そっか、そうだったね」グスン

クロ「あ、もう、ほらまた泣いて・・・。もう、しょうがないんだから」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:07:38.76 ID:+GLnQwrr0
ガラガラ

切嗣「んっ?二階の窓が開いた?」

イリヤ「あーっ!クロとおとーさんがなんかちょっといい感じになってるー!お兄ちゃんのみならず、今度はお父さんまで攻略するつもりなのー!?」

ルビー「イリヤさん!これはピンチですよ!」

クロ「うふふ、羨ましかったらイリヤもなんかしてみたらー?」

アイリ「あらあら、私というものがいながら娘に手を出すなんて、うふふ」

セラ「お母様!そんなに身を乗り出したら落ちますよ!」

リズ「キリツグはロリコン?」

士郎「親父ー!クロー!風邪引く前に戻って来いよ!」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:08:38.81 ID:+GLnQwrr0
ワイワイ ガヤガヤ



切嗣「ふふっ、今夜はなかなか寝られそうにないな」

切嗣(ああ、家族って、本当にいいもんだな・・・)

切嗣(――、もし君が生きていたら今の僕を見て、一体どんな顔をするだろうね。僕は、正義の味方にはなれなかったけど、その代わりもっと大切なものの味方になったんだ)

切嗣(これでも、良かったよな。なあ、――・・・。)

おわり

50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:09:05.95 ID:+GLnQwrr0








~おまけ~

切嗣(なんだ、これは夢か・・・?)

??「来い、人形・・・」

イリヤ「嫌だっ!」

切嗣(あれは、どういうことだ・・・?)

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:09:44.82 ID:+GLnQwrr0
??「ふん・・・」グサッ

イリヤ「うっ・・・!あ・・・」

切嗣「――はっ!」ハアハア

切嗣「なんだ・・・イリヤが殺される夢を見た・・・。・・・午前2時か・・・」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:13:13.76 ID:+GLnQwrr0






コンコン

切嗣「イリヤ・・・いるか・・・?」

イリヤ「んっ・・・なあに、おとーさん・・・」ムニャムニャ

切嗣「一緒に寝ないか・・・」

イリヤ「えっ・・・?」

切嗣「すまん、イリヤが・・・いなくなりそうな気がしてな」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:17:01.68 ID:+GLnQwrr0
イリヤ「私はいなくならないよ・・・。でも、一緒に寝たいんならいいよ・・・」ゴロゴロ

切嗣「ありがとう、イリヤ・・・」ゴソゴソ

切嗣「イリヤ・・・温かいな・・・」

切嗣「ああ、このぬくもりをいつまでも守っていきたい」

切嗣「僕は、正義の味方にはなれなかったが、家族の味方にはなれたんだからね・・・」

イリヤ(暑苦しい・・・)

おわり

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:17:43.73 ID:+GLnQwrr0











~おまけ2~

切嗣「士郎、たまには一緒に鍛錬しないか」

士郎「鍛錬?」

切嗣「ランニングだ。まさか士郎、筋トレしかしてないんじゃないだろうな」

士郎「いや、さすがに走ったりもするけどさ、いいのか?」

切嗣「もちろん」

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:21:54.77 ID:+GLnQwrr0
コケコッコー

切嗣(夜明けだ・・・。息子相手だから手加減はできんな)

士郎「よし、行くぞ親父」タッタッタ

切嗣「タイムアルター・・ダブルアクセル!!」ピュー

士郎「待て親父!それは反則だって!!」

切嗣「息子相手に手加減はできないんだ、すまないな、士郎!」ピュー

士郎「なんでさ!この外道!!」

切嗣「ははは・・・あ」プップー ガシャン

士郎「親父が死んだ!」

57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:24:39.00 ID:+GLnQwrr0









~おまけ3~

クロ「ねえおとーさん、ここの問題教えてくれない?」

切嗣「え?ああ、いいよ。ええっとここの問題はね・・・」

カキカキ

クロ「あ、ほんとだ!これで解けるのね!ありがとう、おとーさん!」

切嗣「いえいえ、これくらいはお安い御用だよ・・・くっ」グスン

クロ「ちょっと、なんで泣くのよ」

切嗣「だって、ひっく、こうやって宿題教えられるのも親子ならではだなぁって思うと、涙が・・・ね・・・」グスン エッグ

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:25:48.09 ID:+GLnQwrr0






クロ「ねえ、イリヤ」

イリヤ「なにー?」

クロ「おとーさんってさ、なんであんなに涙もろいの?」

イリヤ「んー、よく分かんないけど、なんか昔いろいろあったらしいよ」

切嗣『クロ・・・お父さんな、子どもの頃は正義の味方に憧れていた』

クロ「ふ~ん」





クロ「・・・おとーさんにどんな過去があるか、詳しくは知らないけどさぁ」

切嗣「家族ってイイナアアアアアアアアア↑↑↑アァン!!!!!!アゥッアゥオゥウア゛アアアアアアアアアアアア!!」ウエーン

クロ「これはひどい」

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:27:50.95 ID:+GLnQwrr0







~おまけ4~

士郎「今日の朝食は目玉焼きにしよう」ジュー

士郎「洗濯物に掃除・・・と」サッサッ

士郎「お昼の買い出しは・・・よし、今日はここへ行こう」スタスタ

士郎「洗濯物を取り込んで、畳んで・・・」

セラ「ちょっと待ったああああああああ!!」

士郎「わっ、なんだよセラ。今日は1日俺に仕事させてくれるって言ったじゃないか」

セラ「それ以上はダメです!なんというか、私のメイドとしての立場がなくなります!」

セラ(まさかシロウがここまで家事万能キャラになるとは・・・)

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:29:43.85 ID:+GLnQwrr0

切嗣「ん、何をしているんだ、セラ」

セラ「あ、旦那様。いえ、私ってこの家のメイドとして本当に必要なんでしょうか?」

切嗣「え?・・・ああ、そういえばセラはこの家のメイドだったな」

セラ(旦那様に忘れられたー!?)

切嗣「まあアインツベルン城にいた頃とは違うんだから、もっと肩の力を抜いてもいいんじゃないか。リズぐらいに」

リズ「fate/zeroおもしろい」ボリボリ

セラ「あれは肩の力を抜きすぎでは?」

切嗣「・・・・・・」

63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:30:25.01 ID:+GLnQwrr0







~おまけ5~

士郎「遠坂、それ・・・!」

遠坂「ど、どうして衛宮くんが屋上に・・・!?」

士郎「いや、それよりも手に持ってるそれって・・・」

士郎「○○○じゃないか・・・」

遠坂「・・・」

遠坂(まずい、見られた!このままじゃ衛宮くんに嫌われる!)

士郎「遠坂、おまえって・・・」

遠坂(もうダメ・・・!)

士郎「欲求不満だったんだな!」

64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:30:59.54 ID:+GLnQwrr0







士郎「・・・」シュウウウウウ

遠坂「つい勢いあまって、ヤム○ャみたいな状態にしちゃったわ」

桜「先輩!!」

遠坂「げ、またアイツ・・・!」

士郎「さ、桜・・・」

桜「あれ、この○○○・・・もしかして先輩も買ったんですか?」

遠坂(しまった、あれ落としてきちゃった!)

士郎「え、これ俺のじゃ・・・」

桜「うふふ、私もそのゲーム買ったんですよ」

士郎「桜が?」

桜「それってストーリーがいいんですよね」

士郎「え、そうなのか?」

桜「先輩、そのゲーム遊んだらまた感想聞かせてくださいね」

士郎「え、あ、ああ・・・」

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:31:38.83 ID:+GLnQwrr0







遠坂(結局、あの後ゲームは返してもらったけど、どうやら衛宮くんのお父さんがゲーム持ってたらしい)

遠坂(衛宮くんはお父さんからゲームを借りて遊び、間桐桜と会話する時間が増えたらしい)

遠坂「ううっ・・・」

美遊「ねえ、そのゲームっておもしろいの?」

遠坂「子どもはまだだめだからね!?」ヒョイ

美遊「え?あ、はい・・・」

66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:32:43.47 ID:+GLnQwrr0






~おまけ6~

リズ「キリツグ、何をしているの?」

切嗣「Twitterだよ。誰とも話せないとき、こうやってぽちぽち独り言を呟くとすっきりするんだ」

リズ「フォロワー少ないね」

切嗣「僕は友人は数より質だと思っているんだ。ほら、この人とはよく絡んでいる」

『トッキー@常に優雅たれ』

切嗣「あとはこの人とかこの人とか」

『アハトたそ@寂しいなう』

『タイガっち@JK3』

切嗣「Twitterってニックネームで絡めるから、これがまたFacebookよりも利用しやすいんだ」

切嗣「トッキーはなんだか気が合うし、アハトはなんか家族に逃げられてさみしいらしいし、タイガは元気な女子高生っぽいんだ」

リズ「ふーん」

リズ(何も見なかったことにしよう)

67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:34:09.17 ID:+GLnQwrr0





イリヤ「・・・・・・」

『愉悦部公式アカウント』

『イリヤ@JS5さん。貴様に愉悦とは何たるかを教えようではないか。』

イリヤ「なに・・・これ・・・?」

68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:35:02.37 ID:+GLnQwrr0
~おまけ7~

雀花「あー温泉行きたいなぁ」

龍子「温泉!!いいねぇ!!混浴風呂で男たちと相撲やりたい!!」

那奈亀「やめろー!なんていうか、相撲取らされたほうの人生が終わりそうだから!!」

美々「温泉でゆっくりするのもいいよね」

美遊「ルヴィアさんに頼めば多分連れて行ってくれるよ?」

雀花「まじで!うへへ、やっぱ持つべきものは友だねぇ」

龍子「げへへ、俺、今すっげえ気分がいい。イきそうだ!」

那奈亀「タッツンはもう黙ってなよ」

美々「あはは・・・」

美遊「あなたたちといつ友達になったの?」

美々「美遊ちゃんもいつもの反応だね・・・」

イリヤ「温泉かぁ」

クロ「ちょうどおとーさん帰ってきてるし頼んでみる?」

イリヤ「あーでもおとーさん、あんまり開放的な場所とか好きじゃなさそう」

クロ「あー分かる。なんかおとーさんってこそこそしてそうな人だよね。台所の冷蔵庫の隅にいるゴキブリみたいな」

イリヤ「うん、そのたとえはちょっとどうかと思うけどね」アセアセ





切嗣「温泉?いいね、行こう」

イリヤ(おとーさんは即答でした)

切嗣(貸切風呂のあるところ予約すればイリヤと一緒にお風呂に入れるな)ウヘヘ

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:38:54.75 ID:+GLnQwrr0
以上で終わりです

またなんか思いついたら続けて書くかもしれないので

このスレはしばらくこのまま残しておこうと思います

ここまで読んでくれた方ありがとうございました

82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:06:23.94 ID:1tx0EuMQ0
某カラオケ店

切嗣「光をかざしてェー!ためらいを消したァー!!」

切嗣「あげたかったのは、みーらーいーでェー!!」

アイリ「うふふ」シャカシャカ






続き書いたので少しずつ更新します

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:06:55.18 ID:1tx0EuMQ0
イタダキマース

士郎「温泉旅行?」

切嗣「そうだ、今朝アイリと旅行会社に行って旅館を手配してきた」

切嗣(全てはイリヤとクロと一緒のお風呂に入るために!)ムフー

士郎「へえ、いいじゃん。親父も母さんも海外では大変な思いをしているようだからたまにはこういう息抜きも必要だと思うよ」

アイリ「シロウも行くのよ」

士郎「俺は部活があるから今回はいいよ」

セラ「シロウ、残念ながらこれは強制のようです。私たちもメイドの身分でありながら、奥様達の旅行に同行させていただくことになったのです」

アイリ「勝手に全員分予約しちゃった、てへっ」

士郎「そ、そう。ありがと、母さん、親父」

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:08:19.23 ID:1tx0EuMQ0
クロ「ねー、家族風呂って普通の風呂とどう違うの?」

アイリ「簡単にいうと家族で混浴ってことかしらね」

イリヤ「こ、混浴ウウウウウウウ!?」ガタンッ

士郎「い、イリヤ?」

イリヤ「そ、そんな、だって私も一応年頃の女の子だし、そ、そりゃまだ育つところ育っていないかもしれないけど、でもお兄ちゃんと同じ湯につかるなんて、なんてご褒美というか、天国というか・・・」

クロ「なんだ、嬉しいんじゃない」

イリヤ「ち、違うよ!恥ずかしいんだからね!」

アイリ「あらあら、イリヤもすっかり年頃ねぇ」

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:33:50.06 ID:1tx0EuMQ0
士郎「てか、セラやリズはいいのか?」

リズ「別にシロウやキリツグに見せるくらいなんでもない」

セラ「奥様がみんなでお風呂入る気満々なら私から申し上げることはなにもありません」

士郎「セラ、無理するなよ。アイリやリズの前じゃセラは女としての自信が・・・」

セラ「あら、シロウの股間に明日の朝ごはんが実ってますね」ジャキン

士郎「わああああ!!悪かった!!俺が悪かったから!!」

切嗣「ああ、家族っていいなぁ」グスン

ルビー「ほんとにぎやかですねぇ」

87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:52:08.22 ID:1tx0EuMQ0






ポチャン イイユダナー

切嗣「ふう、生き返るぅ~」

切嗣「そういえば、イリヤを連れて旅行に行くのは久しぶりだなぁ」

切嗣「ま、海外で仕事してたらなかなかイリヤの相手もしてやれないな」

ガラガラ

切嗣「ん?」

クロ「あ」

切嗣「」ムクムク

クロ「ま、いっか。おとーさんだし」

切嗣「って、いいのか!」ボッキーン

88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 21:54:07.64 ID:1tx0EuMQ0







ジャー

クロ「~♪」

切嗣(まずいな、僕のジャイアントディルドが完全にたってしまったようだ)

切嗣(いくらクロとはいえ、娘の身体に欲情しただなんて知られたらきっと幻滅するだろうな・・・)

クロ「ふんふ~ん♪」

切嗣(俺は・・・娘との絆を守るためなら手段を選ばん!)

切嗣「タイムアルター・・・トリプルアクセル!!」シコシコシコシコシコ

切嗣「うっ・・・!・・・あ、はあはあ」ドゴーン ドゴーン

クロ「おとーさん、どうかしたの?」

切嗣「はあはあ、な、なんでもないよ」

切嗣(命の危機を感じたせいか、いつもより早く出てくれた。ちんぽも萎えたし、これならクロに嫌われることもないだろう)

プカプカ

クロ(なんか浮いてる・・・。入浴剤が固まったのかな?)

89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:09:43.71 ID:1tx0EuMQ0






ガラガラ

切嗣「あー、いい湯だった」

イリヤ「・・・」

切嗣「あ、イリヤ。どうしたんだい?」

イリヤ「おとーさん、クロとお風呂に入ってたの?」

切嗣「ああ、クロから入ってきたんだ」

イリヤ「もうクロったら!おとーさんを困らせるようなことをして!」

切嗣「どこへ行く気だ?」

90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:10:27.08 ID:1tx0EuMQ0
イリヤ「決まってるでしょ!クロにガツンと言ってやらなくちゃ!」

切嗣「なっ・・・もったいないことをするな!!」

イリヤ「え・・・?」

切嗣「あ、いや・・・、せっかくリラックスできる入浴タイムを邪魔するのはお父さん感心しないぞ。言うならお風呂から出てからにしなさい、イリヤ」

イリヤ「そ、それもそうだね。ごめんなさい、おとーさん」

切嗣(ふう、危なかった。クロがイリヤの言うこと真面目に聞いたらもう僕とお風呂に入ってくれなくなるところだった・・・)

93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:31:11.13 ID:1tx0EuMQ0





イリヤ『おとーさん、大好きー♪』

切嗣『イリヤぁ~♪』

イリヤ『だから、私の身体好きなようにしてもいいよ?』

切嗣『イリヤは実の娘・・・。だが、許可が下りたならヤるしかないな』ガバッ

イリヤ『その代わり・・・死んでね、キリツグ?殺っちゃえ、―――』

??『■■■■―――!!!!』

バキッ ドカ グシャ

切嗣『ぐはっ・・・!イ、イリヤ・・・何故・・・?』ドサリ






切嗣「・・・はっ!夢か・・・」

シュッシュ

切嗣「・・・おほー、なんか僕のちんぽが気持ちいいんだが」

アイリ「おはよう、キリツグ」シュッシュ ピュッピュ

切嗣「おはよう、アイリ。で、これは一体どういうことかな?」

アイリ「昨日、深夜番組で男の人が喜ぶ行為にこれが含まれていたの」シュッシュ ピュッピュ

アイリ「でも朝からお口でするのは抵抗あったから手でさせてもらうことにしたのよ」シュッシュ ピュッピュ

切嗣「あの・・・分かったからそろそろやめてもらえるかな?出しすぎて僕の鉄パイプが悲鳴をあげているんだが」シュッシュ ピュッピュ

94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 22:32:14.61 ID:1tx0EuMQ0







那奈亀「え、イリヤんとこ旅行行くことになったの?」

イリヤ「そうなんだ、今週末なんだけどね」

龍子「イリヤ、旅行にゴムは欠かせないらいいぞ!」

イリヤ「ゴム?ヘアゴムならいつも持ってるけど」

龍子「違う違う、これだって」ヒョイ

イリヤ「これがゴム?なんか袋に入ってるけど・・・」

雀花「そんなもん学校に持ってくんなああああああ!!」ガシッ ポイッ ヒュー

龍子「あー、俺のゴムがああああああ!!」

95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:02:03.63 ID:1tx0EuMQ0
ヒュー

クロ「あはは、それでね、昨日ママったら――」

美々「うふふ」

ピトッ

美々「きゃっ!なんか落ちてきた!」

クロ「なにこれって・・・」

クロ「」

美々「なぁに、この袋。中に入ってるのは風船?」

大河「ちょっとそこの二人!何を学校に持ってきてるの?」

美々「え?」

大河「ミミちゃん・・・。先生、ミミちゃんはもっと純粋な子だと思っていたのに、まさか友達にそれを見せるほどヤることヤってたなんて・・・」

クロ「先生、最近のJSはヤることヤってるんですよ。ほら、先生なんかまだ男とキスすらしたことないでしょ?」

大河「う・・・うあーん!クロがいじめるー!私の初めて奪ったくせにィー!」ピュー

美々「えっと・・・もしかして私、とんでもない勘違いされた?」

クロ「強く生きるのよ、ミミ」

96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:18:56.46 ID:1tx0EuMQ0












夜・衛宮家

切嗣「なあ、イリヤ達。温泉以外にどこ行きたい?」

イリヤ「私、動物園!」

クロ「やっぱここは遊園地でしょ!」

士郎「俺はどこでもいいかな」

セラ「私もどこでもかまいません」

リズ「アニメイト」

アイリ「地元の観光名所巡るのもいいわね」

切嗣「なるほどな」

イリヤ「おとーさんは行きたいところある?」

切嗣「うーん、お父さんは銃扱っている店に行きたいな」

士郎「それはさすがにないと思うぜ、親父」

切嗣「なんでさ」

士郎「それ、俺の台詞・・・」

98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:34:18.94 ID:1tx0EuMQ0








翌日の昼・学校屋上

凛「え?衛宮くん、旅行行くの?」

ルヴィア「本当ですの?てか、シェロと弁当!?」

士郎「ああ。イリヤが行きたいって言ったら親父があっさり承諾したんだ」

凛「衛宮くんのお父さんって娘に甘そうだもんね」

士郎「まあな・・・」

ルヴィア「苦労してるのですね。てか、シェロと弁当!?」

凛「ふーん、まあ、お土産よろしくね」

士郎「ああ、分かったよ」

ルヴィア「まあシェロのお土産なんて楽しみですわ。てか、シェロと弁当!?」

凛「あんた、さっきからうっさいわよ」

99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:37:24.35 ID:1tx0EuMQ0







放課後・弓道部

桜「え、旅行に行かれるんですか?」

士郎「家族で急に行くことになったんだ」

桜「そうですか、それじゃあ土曜日の部活はお休みですか?」

士郎「ああ、悪いな、桜。練習に付き合ってやれなくて」

桜「そんな、私の心配なんかしなくていいんですよ。それよりも決して近親相姦とかに走らないでくださいね。先輩ならやりかねませんから。うふふ」

士郎「なんでさ!?」

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 23:38:12.54 ID:1tx0EuMQ0






夕方・エーデルフェルト家

ルヴィア「シェロが温泉旅行・・・。いいですわねぇ」

凛「なによ、あんたも温泉行きたいの?」

ルヴィア「それですわ!私たちも今週末温泉旅行に行きましょう!」

美遊「今から予約取れるの?」

ルヴィア「問題ありませんわ。いざとなれば裏でちょっとあれこれしますもの」オホホ

美遊(悪い人の目だ・・・)

101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:02:31.46 ID:VE+fesNK0







旅行前日・イリヤの部屋

イリヤ「明日は旅行かぁ。クロ、荷造りはもう出来たの?」

クロ「んーまだよ」

イリヤ「何でそんな時間かかってるの?」

クロ「旅行に行くってことはお兄ちゃんとのハプニングイベントがあるわけじゃん?だから、下着何にしようか迷ってるの」

イリヤ「もう!そういうことばっかり考えて!そんなの何でもいいじゃん」

クロ「いや、これは重要よ。だってあのお兄ちゃんだよ!○○○の主人公並にフラグ立てるあのお兄ちゃんだよ!」

クロ「転んだ拍子にパンツが見えるかもしれないし、浴衣がはだけて上半身をさらけ出すかもしれないじゃない!」

イリヤ(クロがなんか熱く語り始めたー!?)

クロ「イリヤの下着も見てあげるわ」ゴソゴソ

イリヤ「勝手に見ちゃだめー!!」

クロ「・・・クマのプリントパンツって」

イリヤ「だから見ちゃダメだって言ったのに」

クロ「最近の○○○でもクマのプリントパンツの○○CGなんかあんまりないわよ」

イリヤ「もう! お兄ちゃんを○○○の主人公みたいに扱うのやめてよね」

クロ「・・・え、ごめん。ちょっと何言ってるのか分からないわ」

102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:03:03.30 ID:VE+fesNK0







リビング

セラ「リズ、何をしているのです?」

リズ「旅行の準備」ゴソゴソ

セラ「あなたゲームや漫画ばかりではないですか!旅行先にゲームや漫画を持ってきてはいけません!」

リズ「・・・修学旅行?」

士郎「セラ、あんまりけちけちするなよ」

セラ「シロウ・・・」

士郎「リズもゲームや漫画はほどほどにしなよ。荷物が多いと、お土産とか買って帰れなくなるぞ」

リズ「そっか。ならそうする」ゴソゴソ

セラ「シロウの言うことは素直に聞くんですね・・・」

士郎「あはは・・・。さて、俺も準備しないとな」ワクワク

103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:03:49.56 ID:VE+fesNK0






衛宮夫婦の部屋

アイリ「うーん、うーん」

切嗣「どうした、アイリ」

アイリ「本屋さんで観光地のパンフレット買ってきたんだけど、どこに行こうか迷っちゃうわね」

切嗣「どれどれ・・・はは、確かに気になるところがいっぱいあるな」

アイリ「ほんとよね、それにやっぱり仕事で旅するのとはまた違うわね」

切嗣「そうだな、イリヤや士郎達を連れてどこかへ旅行に行くのは特別な感じがするな」モワンモワン



イリヤ『あははー』

アイリ『うふふー』

士郎『なんでさ』

クロ『はははー』

リズ『・・・』

セラ『こらこら』

ワハハ ワハハ



切嗣「うっ・・・ひっく・・・家族っていいなぁ」ウエエエン

アイリ「あらあら、また泣いちゃって。ほら、こっちへいらっしゃい。頭、なでなでしてあげるね」ナデナデ

切嗣「ひっく、アイリ。僕は幸せだよ。こんなクズな僕にこんなにも暖かく大切な家族が出来るなんて・・・。僕は・・・僕は・・・」エッグ グスン

アイリ「ふふっ、私も幸せよ、キリツグ。やっぱり、私の判断に間違いはなかったのよ」ナデナデ

切嗣「ああ、本当に、そうだね・・・アイリ・・・」グスン

104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:16:20.99 ID:VE+fesNK0







モワンモワン

切嗣(・・・夢か?)

士郎『ある日あるところに切嗣じいさんとアイリばあさんがいました』

切嗣(なんか士郎が解説し始めた)

士郎『ある日、アイリばあさんが川から桃を拾ってきてみじん切りに切りました』

カカカカカカ

アイリ『あらあら、なんか引っかかってみじん切りに出来ないわ』

士郎『なんと桃の中から1人の女の子が出てきたのです』

イリヤ『おぎゃーおぎゃー(棒)』

切嗣(全裸のイリヤだ。やっべ、鼻血でそう・・・)プシュー

士郎『イリヤはすくすくと育ちました』

105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:16:59.45 ID:VE+fesNK0

士郎『ある日、イリヤは鬼ヶ島の鬼達に村人達が苦しめられていることを耳にします』

イリヤ『私、鬼退治に行って来る!』

アイリ『ならこのきびだんごを持って行きなさい!魔力を回復できるわ!』

イリヤ『ありがとう、ママ!』

士郎『イリヤは旅に出ました。その道中でイヌ・サル・キジに出会います』

切嗣(イリヤが1人で旅なんてそんなの無茶だ!))

美遊『わんわん、おこしにつけたきびだんごはいらないので、あなたのキスをください』

クロ『魔力供給しなきゃうっきー。イリヤの唇ちょうだいね?』

ルビー『そりゃ私飛びますが、いくらなんでもこれは配役が雑ですよ』

切嗣(なんか、見ていて微笑ましいなぁ。てか、きびだんごとはなんだったのか)

106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:17:33.47 ID:VE+fesNK0


士郎『なんだかんだでイリヤ達は遂に鬼ヶ島にやってきました』

凛『ふはははー!そこを動くなー!こいつがどうなってもいいのかー!』

美々『きゃー、助けてー』

切嗣(原作以上に下種な鬼だ)

イリヤ「くっ・・・卑怯な!」

クロ「まさかミミが人質に取られるなんて!」

美遊「どうでもいい。とりゃー」バコーン

凛「きゅー」バタリ

美々「」

切嗣「」

士郎『こうしてイリヤ達は無事に鬼を始末してじいさんとばあさんの下へ島の宝を持ち帰りましたとさ』

凛『ああ、せっかくバイト代で買った宝石達が・・・』

士郎『めでたしめでたし』

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 00:18:49.25 ID:VE+fesNK0


切嗣「・・・はっ!」バッ チュンチュン

切嗣「やっぱり夢か。なんともカオスな夢だった」

アイリ「」zzz

コンコン

セラ「奥様、旦那様。朝食の用意が出来ておりますので、そろそろ起きられてはいかがでしょうか?」

切嗣「ああ、分かった!そうする」

切嗣「・・・さて、いよいよ旅行だな。家族と楽しめる今を僕はいつまでも大切にしていこう」

おわり