1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:33:41.41 ID:OScax2ZP0
希「えっ?」
ことり「だからぁ・・・凛ちゃんに懐かれちゃったのぉ」
希「仲良くなれたってことやろ?それっていいことやん?」
ことり「嫌ではないけど・・・急に懐かれるようになったからちょっと怖くて・・・」
ことり「だって、今までことりと凛ちゃんって、ある程度の距離感があったよね?」
希「たしかに、二人で仲良く遊んでるっていうイメージはあんまりないかもなぁ」
ことり「それが、最近休み時間にも毎日ことりの教室にくるようになって・・・」
希「・・・たしかに急展開やね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417599211
ことり「だからぁ・・・凛ちゃんに懐かれちゃったのぉ」
希「仲良くなれたってことやろ?それっていいことやん?」
ことり「嫌ではないけど・・・急に懐かれるようになったからちょっと怖くて・・・」
ことり「だって、今までことりと凛ちゃんって、ある程度の距離感があったよね?」
希「たしかに、二人で仲良く遊んでるっていうイメージはあんまりないかもなぁ」
ことり「それが、最近休み時間にも毎日ことりの教室にくるようになって・・・」
希「・・・たしかに急展開やね」
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引用元: ・ことり「凛ちゃんに懐かれた」
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:35:01.25 ID:OScax2ZP0
希「穂乃果ちゃんや海未ちゃんには相談してないん?」
ことり「一応相談したんだけど・・・穂乃果ちゃんはおめでとうって冷やかしてきて・・・」
ことり「海未ちゃんは仲良くなれたのならいいことではないですか。としか言わないから・・・」
希「あーなるほど、だからウチに相談しにきたんやね」
ことり「うん、希ちゃんなら何かわかるかなって思って・・・」
希「うーん、ウチもちょっとわからんなぁ」
ことり「昨日まではテスト期間だったから部活はなかったけど、今日から部活が始まるから、みんなにも変な勘違いとかされたらどうしようって思って・・・」
希「せやなぁ・・・」
希「よし!じゃあウチがさりげなく凛ちゃんに探りを入れてみるわ」
ことり「ほんと?ありがとう希ちゃん!」
ことり「一応相談したんだけど・・・穂乃果ちゃんはおめでとうって冷やかしてきて・・・」
ことり「海未ちゃんは仲良くなれたのならいいことではないですか。としか言わないから・・・」
希「あーなるほど、だからウチに相談しにきたんやね」
ことり「うん、希ちゃんなら何かわかるかなって思って・・・」
希「うーん、ウチもちょっとわからんなぁ」
ことり「昨日まではテスト期間だったから部活はなかったけど、今日から部活が始まるから、みんなにも変な勘違いとかされたらどうしようって思って・・・」
希「せやなぁ・・・」
希「よし!じゃあウチがさりげなく凛ちゃんに探りを入れてみるわ」
ことり「ほんと?ありがとう希ちゃん!」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:36:05.61 ID:OScax2ZP0
ガチャッ
凛「ことりちゃーん!」ダキッ
ことり「ふわぁっ!?り、凛ちゃん!」
凛「教室にいないと思ったら先に部室に来てたんだね!」
ことり「う、うん・・・」
ことり「あのね凛ちゃん。希ちゃんもいるし、ちょっと離れてもらってもいいかな・・・?」
凛「嫌だにゃ!」
ガチャッ
穂乃果「練習だぁー!」
穂乃果「っとと!ことりちゃんと凛ちゃん!今日もお熱いねー」
ことり「ち、ちがうんだってぇ!」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:37:12.75 ID:OScax2ZP0
海未「穂乃果、あまりからかってはいけませんよ」
穂乃果「あははっごめんごめん」
穂乃果「でも穂乃果は二人のこと応援してるよ!」
凛「にゃっ♪」
ことり「そ、そうじゃなくってぇ・・・」
にこ「あんたら、真っ昼間からイチャイチャするんじゃないわよ・・・」
花陽「こ、こんにちはっ!」
真姫「はぁ・・・希、これはいったいどういうことよ?」
希「なんでウチに聞くん?」
真姫「希のことだし、どうせ何か知ってるんでしょ?」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:38:37.47 ID:OScax2ZP0
絵里「はいはい、テストが終わって浮かれるのもわかるけど、練習するわよ」
ことり「ほらっ、凛ちゃん。練習がはじまるよぉ」
ことり「屋上に行かないと・・・だから離れて、ね?」
凛「・・・だっこしてにゃ!」
ことり「えっえぇっ?」
凛「凛、もう少しこうしていたいもん」ギュッ
希「はいはい凛ちゃん。あんまりことりちゃんに迷惑かけたらあかんで?」ヒョイッ
凛「あー希ちゃん!」
希「ワシワシされたくなかったら、早く屋上に行くんやでぇ、ニヒヒッ」
凛「・・・それは嫌だよ!!」ダッ
希「ふー・・・」
ことり「・・・ね?」
希「うーんたしかに。様子がおかしいね」
ことり「うぅっ・・・ことり、やっていけるかなぁ・・・」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:42:44.39 ID:OScax2ZP0
絵里「はい、じゃあストレッチをするから二人組になって」
ことり「海未ちゃん、いっしょにや」
凛「ことりちゃん!凛といっしょにやるにゃ!」
ことり「えっ?でも・・・」
海未「いいですよ、ことり。私は他の人とやりますので」
ことり「う、海未ちゃぁん・・・」
絵里「じゃあ花陽は私とやりましょうか」
花陽「お、おねがいします・・・!」
凛「ことりちゃんはやくはやく!」
ことり「はぁ・・・」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:43:45.46 ID:OScax2ZP0
凛「じゃあ背中を押すね」
ことり「うん」
凛「えいっ!」グイッ
凛「ことりちゃんすごく柔らかいにゃ!」
ことり「あははっ、柔軟は得意かな」
凛「いやそっちじゃなくて背中の肉付きのことにゃ」
ことり「も、もう///」
絵里「はい、じゃあちょっと休憩しましょうか」
穂乃果「疲れたぁ!」
にこ「今日はいつもよりハードね・・・」
ことり「あれっ・・・?」
海未「どうしました?」
ことり「ことり、タオル忘れちゃったよぉ・・・」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:45:09.37 ID:OScax2ZP0
凛「ことりちゃん♪」
ことり「・・・!!な、なにかな・・・?」
凛「凛のタオル貸してあげるにゃ!」
ことり「え?で、でも汗が・・・」
凛「凛の汗がついてちゃ、嫌かにゃ・・・?」ウルウル
ことり「そ、そうじゃなくてぇ・・・」
海未「・・・ことり」ボソッ
ことり「わ、わかったよぉ・・・じゃあ貸してもらっていいかな?」
凛「はい、どうぞ♪」
ことり「あ、ありがとう・・・」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:48:51.76 ID:OScax2ZP0
ことり(他人のタオルを使って汗を拭くなんて嫌だけど・・・)
ことり(あんな目をされたら断れないよぉ・・・)
ことり「凛ちゃん、ありがとう・・・タオル、返すね?」
凛「どういたしましてにゃ!」
凛「ことりちゃんの汗と凛の汗が合体しちゃったね♪」
ことり「や、やめてよぉ!」
――
絵里「今日の練習はおしまいよ。みんな、寄り道せずに帰るように」
絵里「じゃあ解散よ」
穂乃果「お疲れ様!」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:49:55.14 ID:OScax2ZP0
ことり(凛ちゃんにつかまる前にさっさと帰っちゃおっと・・・)ソソクサッ
真姫「ことり、なにこそこそしてるのよ?」
ことり「えっ!?」ビクッ
穂乃果「ことりちゃん着替えるの早いね、どうしたの?」
ことり「い、いや・・・その・・・」
凛「ことりちゃーん!一緒に帰ろー?」
ことり「あ、うん・・・」
ことり(もう、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんのばかぁ・・・!)
穂乃果「じゃあ穂乃果と海未ちゃんは寄り道して帰るから、ここでバイバイだね!」
ことり「えっ?」
穂乃果「海未ちゃんはやくはやく!あんまり邪魔しちゃいけないよっ!」
海未「ちょっと穂乃果!すみません凛、ことり。また明日」
ことり「えっちょっとぉ!」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:58:11.60 ID:OScax2ZP0
凛「二人っきりになっちゃったね♪」
ことり「そ、そうだね・・・あははっ・・・」
凛「ことりちゃん、手つないでほしいにゃ!」
ことり「えっ?どうして・・?」
凛「ダメかにゃ・・・?」ウルウル
ことり「わ、わかったからその目はやめてよぉ!」
ギュッ
凛「えへへっことりちゃんの手、あったかいにゃ♪」
ことり「じゃ、じゃあ早く帰ろっか・・・」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 18:59:25.11 ID:OScax2ZP0
ことり「あの・・・凛ちゃん?」
凛「どうしたにゃ?」
ことり「凛ちゃんの家、あっちじゃなかったっけ?」
凛「今日はことりちゃんの家までついていくにゃ!」
ことり「えぇ?でも寄り道したらダメって絵里ちゃんが」
凛「ことりちゃん!早く行くにゃ!」
ことり「だ、ダレカタスケテー・・・」
ことり「ことりの家、ついたよ?」
凛「うん!」
ことり「えっと、凛ちゃん。じゃあことりは家に入るから、気を付けて帰ってね?」
凛「えっ・・・?」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/04(木) 01:44:32.52 ID:MvsJvHwE0
ことり「ど、どうしたの?」
凛「凛は入れてくれないの・・・?」
ことり「えっ?」
凛「凛、今日はことりちゃんのお家に泊まりたいな・・・」
ことり「そ、そんなの急に言われても無理だよぉ!」
凛「・・・ことりちゃん、お願い」ウルウル
ことり「で、でもぉ・・・」
凛「・・・」ウルウル
ことり「はぁ・・・わかったよぉ・・・」
ことり「でも朝には帰ってね?明日も学校があるし」
凛「わかったにゃ!」
凛「ことりちゃん、ありがとう♪」ギュッ
ことり「は、はやく入ろうよぉ・・・」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:53:56.43 ID:MvsJvHwE0
ことり(こういう日に限って家に誰もいないなんて・・・)
凛「ことりちゃんの部屋、良い匂いするにゃ♪」
ことり「は、恥ずかしいこと言わないで・・・」
凛「凛、お腹すいたにゃ・・・」
ことり「うーん、インスタント食品でも食べよっか」
凛「うん!」
ことり「はい、カップラーメンどうぞ」
凛「わぁー!おいしそうだにゃ!」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:54:48.21 ID:MvsJvHwE0
ことり「じゃあ、いただきます」
凛「・・・はっ!?」
ことり「ど、どうしたの・・・?」
凛「このカップラーメン・・・!!」
ことり「う、うん・・・」
凛「ことりちゃんの匂いがするにゃ」
ことり「ごちそうさま」スタスタ
ことり「じゃあ凛ちゃん、お風呂先に入っていいよ」
凛「ことりちゃんからでいいよ!凛、もう少しゆっくりしていたいにゃ」
ことり「そうなんだ・・・じゃあ先に入っちゃうね」
凛「うん」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:55:46.85 ID:MvsJvHwE0
ことり「・・・」チャポンッ
ことり(なんだかようやく一人になれた気がするよぉ)
ことり「はぁ・・・お風呂が一番幸せかも・・・♪」
ガララッ
凛「とつげきー!!」
ことり「わぁぁ!り、凛ちゃん!?」
凛「凛もいっしょにお風呂に入るにゃー!」
ことり「ちょっちょっとぉ・・・!」
ザバーン
凛「えへへっ♪」
ことり「もう・・・」
ことり(せっかく一人でゆっくりできると思ったのに・・・)
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:56:34.23 ID:MvsJvHwE0
凛「さっぱりしたにゃ♪」
ことり「じゃあ今日はもう寝よっか」
ことり(疲れたし早く寝ちゃおう)
凛「うん♪」
ことり「じゃあ電気消すね?」
凛「あっ!」
ことり「今度は何!?」
凛「このパジャマ、ことりちゃんの匂」
ことり「おやすみ」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:57:21.47 ID:MvsJvHwE0
――
ことり「っていうことがあったの・・・」
希「ほぅ・・・そんなことが・・・」
ことり「あそこまでべったりされると、逆に嫌いになっちゃいそうだよぉ・・・」
希「うーん、それは困ったもんやな」
希「よしっ、ウチに任せとき!」
ことり「希ちゃぁん、お願いだよぉ・・・」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:58:37.11 ID:MvsJvHwE0
――
希「凛ちゃん、こっちこっち」ヒョイヒョイッ
凛「希ちゃん・・・?」
凛「何か用かにゃ?凛、今から行くところがあるんだけど・・・」
希「それってことりちゃんのところやろ?」
凛「な、なんでわかったにゃ!?」
希「まぁそれはおいといて・・・」
希「凛ちゃん、最近ことりちゃんにべったりしすぎやない?」
凛「えっ?そんなことないよ?」
希「嘘ついたって無駄やで。ことりちゃんのことが好きなんやろ?」
凛「・・・うん」
希「それはどういう意味の好きや?」
凛「・・・」
希「友達として好き・・・とかじゃないんやろ?」
凛「・・・凛は」
凛「ことりちゃんのことが・・・好きだよ。一人の女の子として」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:59:48.77 ID:MvsJvHwE0
希「ふふっ素直でよろしい」
希「ほんで、ことりちゃんにアプローチしようとしてるんやね?」
凛「うん、だってことりちゃんと凛って、今までそんなにお話したこともないから・・・」
凛「これぐらいしないと、凛の気持ちが伝わらないと思って・・・」
希「ふふっ、その気持ちはいいことや」
希「でもな、やりすぎたらそれは迷惑なことになってしまうんや」
凛「・・・」
希「たしかに自分の気持ちを伝えることは大事や」
希「でも今の凛ちゃんを相手にするのは、ことりちゃんにはちょっとしんどそうやで」
凛「そ、それは・・・」
絵里「あらっ?二人で何をしてるの?」
凛「え、絵里ちゃん・・・」
希「なんでもないよ、じゃあ凛ちゃん。また放課後な」
絵里「・・・?」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:01:03.56 ID:MvsJvHwE0
穂乃果「今日は休み時間に凛ちゃん来なかったね」
ことり「そ、そうだね」
穂乃果「あれあれ?もしかして昨日何かあったのかな?」
海未「穂乃果!」
穂乃果「冗談だって!海未ちゃん怒らないでよぉ!」
ことり「・・・」
――
にこ「はー今日も練習疲れたわね」
凛「・・・」
凛「かよちん、一緒にかえろっ?」
花陽「えっ?う、うん・・・」
ことり「・・・」
穂乃果「ことりちゃん、凛ちゃんと何かあったの・・・?」
穂乃果「練習中も一言も会話してなかったし」
ことり「べ、べつに何もないよぉ・・・」
海未「穂乃果、あまり詮索するものではありません」
穂乃果「う、うーん・・・」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:01:51.94 ID:MvsJvHwE0
――
ことり「希ちゃん、昨日何かしてくれたの・・・?」
希「あぁ、昨日言っといたよ」
希「ことりちゃんが迷惑してるって」
ことり「そ、そんな!それは言い過ぎだよぉ・・・」
希「えっ?実際ことりちゃん、凛ちゃんに付きまとわれて迷惑してたんやろ?」
ことり「そ、それはそうだけどぉ・・・」
希「・・・凛ちゃんの気持ち、もう気づいてるんやろ?」
ことり「・・・」
希「やったら、早く返事してあげてや」
希「凛ちゃん、きっと寂しがってるから」
ことり「・・・」
ことり「うん・・・」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:03:13.60 ID:MvsJvHwE0
凛「ことりちゃん、お昼休みに呼び出して・・・凛に何か用かにゃ・・・?」
ことり「・・・えっと」
凛「・・・ことりちゃん、ごめんね?」
ことり「えっ・・・?」
凛「凛、ことりちゃんに振り向いてほしくて・・・でも、どうやって切り出せばいいかわからなくて」
凛「結局、迷惑かけて終わっちゃった・・・」
ことり「・・・ううん」
ことり「ことり、本当は寂しかったの」
凛「えっ・・・?」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:04:01.85 ID:MvsJvHwE0
ことり「ことりは特別に仲がいい人ってあんまりいなかったから・・・」
ことり「穂乃果ちゃんと海未ちゃんとは幼馴染だけど、ことりは二人についていくのがやっとだったし・・・」
凛「・・・」
ことり「だから、凛ちゃんがことりのところに来てくれたときは、寂しさが吹っ飛ぶ感じがしたの」
凛「ことりちゃん・・・」
ことり「まぁ、ちょっとやりすぎだったけどね・・・」
凛「ご、ごめんなさいにゃ・・・」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:04:50.30 ID:MvsJvHwE0
ことり「・・・凛ちゃん、ことりに何か言いたいこと、あるんじゃないかな・・・?」
凛「・・・!!」
ことり「ことり、気づいちゃったけど、凛ちゃんの口から直接言ってほしいな」
凛「・・・凛は」
凛「ことりちゃんのことが好き・・・よくわからないけど、たぶんこれって・・・」
凛「恋・・・ってやつだと思うの」
凛「だからことりちゃん、凛と・・・」
凛「お付き合いしてください」
ことり「・・・」
ことり「ことりは頼りないけど・・・でも」
ことり「凛ちゃん、ことりのことをよろしくお願いします」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:06:19.17 ID:MvsJvHwE0
――
にこ「ねぇ、穂乃果。やっぱりあの二人おかしいわよ」
穂乃果「ことりちゃんと凛ちゃんのこと?」
にこ「そうよ、だってつい最近まであんなにイチャイチャしてたのに」
穂乃果「たしかに、最近は二人で会話しているところすら見ないもんね」
希「んっふふっ。詮索はよくないんとちゃうか?」
にこ「ひっ!でたっ!」
希「それ以上は、お仕置きするで?」
穂乃果「ご、ごめんなさい!」
にこ「ほらっ穂乃果!さっさと帰るわよ!」
穂乃果「うん!」
ダッ
希「ことりちゃん、どうやらうまく言ったみたいやね」
ことり「うん、希ちゃんのおかげだよぉ」
希「っで、結局付き合ったんやろ?そのわりには、今日の練習中もまったく会話してないようやったけど・・・」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:07:47.45 ID:MvsJvHwE0
ことり「えへへっ、ことり、気づいちゃったの」
希「えっ?」
ことり「やっぱりことりと凛ちゃんは、これぐらいの距離感があった方がいいかなって♪」
希「ふぅん・・・」
希「でも恋人になったんやったら、もう少し凛ちゃんに構ってあげてもいいんちゃう?」
ことり「もちろん、凛ちゃんにはちゃんと構ってあげるよぉ」
ことり「お家でゆっくりとね♪」
凛「ことりちゃーん!いっしょに帰ろうにゃ!」
end
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