1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 01:44:19.01 ID:T+e9IHEz0
絢辻「あなた程度に出来るのかしら?」
黒沢(キィーッ!この女ぁ!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1327077853(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
黒沢(キィーッ!この女ぁ!)
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引用元: ・黒沢「絶対に橘君を奪ってみせるんだから!」ギリッ
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3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 01:49:30.23 ID:T+e9IHEz0
絢辻「もうあの人は私とあんなことやそんなことまでしてるのよ?」
黒沢「…でも、諦めないんだからぁっ!」
絢辻「そんなに怒ると醜いわね。」
黒沢「グギギギ…なんでこんなのが生徒会長に…!」
絢辻「とりあえず、私と橘君は愛し合ってるの。あなた如きが出て来て変わるような関係じゃないわ。」
??「それは違います!」
黒沢・絢辻「「!?」」
黒沢「…でも、諦めないんだからぁっ!」
絢辻「そんなに怒ると醜いわね。」
黒沢「グギギギ…なんでこんなのが生徒会長に…!」
絢辻「とりあえず、私と橘君は愛し合ってるの。あなた如きが出て来て変わるような関係じゃないわ。」
??「それは違います!」
黒沢・絢辻「「!?」」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 01:52:40.80 ID:T+e9IHEz0
絢辻「あなたは1年の…」
七咲「七咲逢です。」
黒沢「なんであなたが入ってくるのよ?」
七咲「橘先輩と愛し合ってるのは私だからです!」
絢辻「は?何言って…」
黒沢(絢辻が少し動揺してる。これならっ!)
七咲「絢辻先輩はただ一方的に押し付けてるだけなんです。本当に愛し合ってるのは…」
??「私よ!」
七咲「七咲逢です。」
黒沢「なんであなたが入ってくるのよ?」
七咲「橘先輩と愛し合ってるのは私だからです!」
絢辻「は?何言って…」
黒沢(絢辻が少し動揺してる。これならっ!)
七咲「絢辻先輩はただ一方的に押し付けてるだけなんです。本当に愛し合ってるのは…」
??「私よ!」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 01:55:42.95 ID:T+e9IHEz0
黒沢「も、森島先輩!?」
森島「逢ちゃんのも絢辻さんのも嘘の愛よ。本当に愛してる時の橘君は犬になるんだから!」
絢辻「い、犬!?」
黒沢(橘君、何人の女子とイチャイチャしてるのよ…。)
七咲「それだったら私のときだって!」
森島「あれは犬になりきれてないわ。」
??「ふふ、くだらないわね。」
森島「逢ちゃんのも絢辻さんのも嘘の愛よ。本当に愛してる時の橘君は犬になるんだから!」
絢辻「い、犬!?」
黒沢(橘君、何人の女子とイチャイチャしてるのよ…。)
七咲「それだったら私のときだって!」
森島「あれは犬になりきれてないわ。」
??「ふふ、くだらないわね。」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 01:59:36.09 ID:T+e9IHEz0
絢辻「棚町さん?」
棚町「本当の愛って言うのは、耳を噛みあったりできる仲の事よ!」
森島「それだったら私だって膝裏に…」
棚町「私はおへそにキスしてもらいましたけど?」
森島「グッ…。」
絢辻「それくらいの事で愛されてるぶらないで!」
七咲「そうですよ!」
黒沢(え~、私だけ未経験?)
??「純一はそんなことしないよ~。」
棚町「本当の愛って言うのは、耳を噛みあったりできる仲の事よ!」
森島「それだったら私だって膝裏に…」
棚町「私はおへそにキスしてもらいましたけど?」
森島「グッ…。」
絢辻「それくらいの事で愛されてるぶらないで!」
七咲「そうですよ!」
黒沢(え~、私だけ未経験?)
??「純一はそんなことしないよ~。」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:03:39.70 ID:T+e9IHEz0
棚町「隣のクラスの…」
伊藤「桜井梨穂子と伊藤香苗でーす。あ、私は梅原君いるからこの話には加勢しないね。」
桜井「純一は、本当に好きなら何もできないんだよ?」
絢辻「へぇ…。その根拠は?」
桜井「だって純一は鈍感だし、優しいんだよ?そんな変態な事を優しい純一はしないもん!」
黒沢「一理有る…のか…なぁ?」
??「あ、あの…。」
伊藤「桜井梨穂子と伊藤香苗でーす。あ、私は梅原君いるからこの話には加勢しないね。」
桜井「純一は、本当に好きなら何もできないんだよ?」
絢辻「へぇ…。その根拠は?」
桜井「だって純一は鈍感だし、優しいんだよ?そんな変態な事を優しい純一はしないもん!」
黒沢「一理有る…のか…なぁ?」
??「あ、あの…。」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:07:37.69 ID:T+e9IHEz0
七咲「中多さん?」
中多「しぇ、しぇんぱいは○○が好きなんです…。」
絢辻・七咲・黒沢・棚町(ムカッ!)
森島「それだったら私でしょ?」
桜井「私だって胸大きいよぉ!」
中多「わ、私は…先輩を唯一胸キュンさせましたし…。」
黒沢(もう!私が表題なのに出る幕無いじゃない!)
??「ちょっと待って貰えるかな?」
中多「しぇ、しぇんぱいは○○が好きなんです…。」
絢辻・七咲・黒沢・棚町(ムカッ!)
森島「それだったら私でしょ?」
桜井「私だって胸大きいよぉ!」
中多「わ、私は…先輩を唯一胸キュンさせましたし…。」
黒沢(もう!私が表題なのに出る幕無いじゃない!)
??「ちょっと待って貰えるかな?」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:16:49.61 ID:T+e9IHEz0
森島「ひびきちゃん!?」
塚原「実は橘君は私にぞっこんなのよ?」
メインヒロインたち「「「うっせぇサブが!」」」
黒沢(私って…。)
上崎「わ、私が一番橘君を知ってるもん!」
飛羽「私こそ相思相愛。」
夕月「愛歌、それは私の事だろ?」
美也「みゃーがにぃにのこと一番好きだもん!」
高橋「待ちなさい!橘君が惚れてるのはこの私よ!」
田中「私も参加しよっかなぁ。」
黒沢「もぉ!どれだけ増えるのよぉ!!!」
塚原「実は橘君は私にぞっこんなのよ?」
メインヒロインたち「「「うっせぇサブが!」」」
黒沢(私って…。)
上崎「わ、私が一番橘君を知ってるもん!」
飛羽「私こそ相思相愛。」
夕月「愛歌、それは私の事だろ?」
美也「みゃーがにぃにのこと一番好きだもん!」
高橋「待ちなさい!橘君が惚れてるのはこの私よ!」
田中「私も参加しよっかなぁ。」
黒沢「もぉ!どれだけ増えるのよぉ!!!」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:21:40.92 ID:T+e9IHEz0
伊藤「…って事なんだけど。」
梅原「大将…モテモテだな。」
黒沢「梅原君、何かアイデア無い?」
梅原「そんなこと言われたってよ…大将に直接訊くしか。」
純一「ん?梅原ぁ、何してるんだ?」
梅原「ちょうどいいタイミングで現れたな。」
梅原「大将…モテモテだな。」
黒沢「梅原君、何かアイデア無い?」
梅原「そんなこと言われたってよ…大将に直接訊くしか。」
純一「ん?梅原ぁ、何してるんだ?」
梅原「ちょうどいいタイミングで現れたな。」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:25:21.29 ID:T+e9IHEz0
梅原「…で、大将はこの中の誰かと付き合ってるのか?」
純一「え?いいや。」
「「「ハァッ!?」」」
純一「ヒィッ!」
絢辻「私とのあれやそれは何だったの!?」
七咲「私だってしました!」
森島「私も!」
「「「私だって!」」」
梅原「…大将。全員お手付きって事は…無いよな?」
純一「…テヘッ☆」
黒沢(待って、また私だけ未経験!?)
純一「え?いいや。」
「「「ハァッ!?」」」
純一「ヒィッ!」
絢辻「私とのあれやそれは何だったの!?」
七咲「私だってしました!」
森島「私も!」
「「「私だって!」」」
梅原「…大将。全員お手付きって事は…無いよな?」
純一「…テヘッ☆」
黒沢(待って、また私だけ未経験!?)
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 02:28:04.55 ID:T+e9IHEz0
梅原「…大将、自分が紳士だからって、しちゃいけねえ事くらい分かってくれよ。」
伊藤「行こう、梅原君。」
梅原「そうだな、香苗ちゃん。」
黒沢「ちょ、ちょっと!」
棚町「純一?全員お手付きってどういうこと?」
絢辻「ふざけてるの?」
美也「にぃにのたらし!」
純一「え…ええと…。」
黒沢(…もう諦めようかしら。)
伊藤「行こう、梅原君。」
梅原「そうだな、香苗ちゃん。」
黒沢「ちょ、ちょっと!」
棚町「純一?全員お手付きってどういうこと?」
絢辻「ふざけてるの?」
美也「にぃにのたらし!」
純一「え…ええと…。」
黒沢(…もう諦めようかしら。)
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 17:55:31.73 ID:T+e9IHEz0
??「お困りのようだね。」
純一「お前は、ハナヂ王子!」
花園「…。もう助けてやらねえ。」
純一「すみません花園君さん!」
花園「橘…見かけによらずやる男だ…。」
純一「えへへ…。」
花園「で、皆はコイツに何されたの?」
絢辻「あんなことやこんなことまで…。」
花園「…恋のABCで言うと?」
全員「「「B」」」
黒沢「!!!」
花園「…Cまで行かなかった事を今はホットするべきか…。」
純一「お前は、ハナヂ王子!」
花園「…。もう助けてやらねえ。」
純一「すみません花園君さん!」
花園「橘…見かけによらずやる男だ…。」
純一「えへへ…。」
花園「で、皆はコイツに何されたの?」
絢辻「あんなことやこんなことまで…。」
花園「…恋のABCで言うと?」
全員「「「B」」」
黒沢「!!!」
花園「…Cまで行かなかった事を今はホットするべきか…。」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 18:04:29.88 ID:T+e9IHEz0
花園「まさか学校一の美人森島先輩や、真面目な絢辻さんや黒沢さんまで手にかけてたとは。」
黒沢「ちょ、私はまだ何もされてない!」
花園「えっ!?」
黒沢「私からキスしようとはしたけど、橘君とは何もしてない。」
花園「生存者居たのか。」
絢辻「花園君?あなたは何をして橘君を助けようって言うの?」
花園「う~ん。橘争奪戦?」
黒沢「ちょ、私はまだ何もされてない!」
花園「えっ!?」
黒沢「私からキスしようとはしたけど、橘君とは何もしてない。」
花園「生存者居たのか。」
絢辻「花園君?あなたは何をして橘君を助けようって言うの?」
花園「う~ん。橘争奪戦?」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 18:14:50.11 ID:T+e9IHEz0
こうして橘争奪戦が始まったのであった。
~ルール~
・各自は銃と装甲を身に着ける(赤外線銃(音は銃声が鳴る)とそれに反応する装甲)
・撃たれたら(ヘッドキャップのランプが付く)退場
・橘を奪い、Cまですればめでたく橘の彼女となる
・範囲は輝日東高校内
・橘には拒否権や抵抗権は無し
黒沢「ちょっと!Cまでって…。花園君遊んでるでしょ!」
花園「いや、皆の意見なんだけど…。」
黒沢「!!!」
~ルール~
・各自は銃と装甲を身に着ける(赤外線銃(音は銃声が鳴る)とそれに反応する装甲)
・撃たれたら(ヘッドキャップのランプが付く)退場
・橘を奪い、Cまですればめでたく橘の彼女となる
・範囲は輝日東高校内
・橘には拒否権や抵抗権は無し
黒沢「ちょっと!Cまでって…。花園君遊んでるでしょ!」
花園「いや、皆の意見なんだけど…。」
黒沢「!!!」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 18:18:44.08 ID:T+e9IHEz0
【2-B】
黒沢「…どうしてこうなるのよ。」
黒沢(私は橘君をあの女から奪いたいって思ってただけなのに…。)
ガタッ
黒沢「!?」
花園「あ、ごめん。ルール1つ忘れてた。」
・橘は動き、何処にいるかは知らされない
花園「じゃ。」
黒沢「…はぁ。」
黒沢「…どうしてこうなるのよ。」
黒沢(私は橘君をあの女から奪いたいって思ってただけなのに…。)
ガタッ
黒沢「!?」
花園「あ、ごめん。ルール1つ忘れてた。」
・橘は動き、何処にいるかは知らされない
花園「じゃ。」
黒沢「…はぁ。」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 18:25:30.76 ID:T+e9IHEz0
食堂
絢辻(まずは橘君の現在地を知らないと…。)
絢辻「…2-Aね。」
2-B
黒沢「…仕方ないから頑張ろう。さて、橘君を探さないと。」
カツカツカツ
黒沢(!誰か来るっ!)
ガラッ
黒沢(隣の教室に入った?…2-Aってことは橘君かも?)カサッ
??「う~ん。居ないわね。」
黒沢(絢辻!?)ガタン
絢辻「ん?何か隣から物音がしたような…。」
黒沢(ヤバい!!か、隠れないと…。そうだ、掃除用具入れに!)パタン
絢辻(まずは橘君の現在地を知らないと…。)
絢辻「…2-Aね。」
2-B
黒沢「…仕方ないから頑張ろう。さて、橘君を探さないと。」
カツカツカツ
黒沢(!誰か来るっ!)
ガラッ
黒沢(隣の教室に入った?…2-Aってことは橘君かも?)カサッ
??「う~ん。居ないわね。」
黒沢(絢辻!?)ガタン
絢辻「ん?何か隣から物音がしたような…。」
黒沢(ヤバい!!か、隠れないと…。そうだ、掃除用具入れに!)パタン
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 20:13:49.11 ID:T+e9IHEz0
ガラッ
絢辻「…居ない?確かに物音はしたはず。」
黒沢(よりによって、なんでこの女が来るのよ!)
絢辻「橘君は鈍感だから逃げないはず。…さあ、どの女が隠れてるの?」
黒沢(あっ、だんだんこっちに来て…)
絢辻「…まあ、あの低能な女達なら掃除用具入れに隠れるでしょうね。さあ、出てきなさい。」ギロッ
黒沢(ヒ、ヒィッ!)
パァン
絢辻「…居ない?確かに物音はしたはず。」
黒沢(よりによって、なんでこの女が来るのよ!)
絢辻「橘君は鈍感だから逃げないはず。…さあ、どの女が隠れてるの?」
黒沢(あっ、だんだんこっちに来て…)
絢辻「…まあ、あの低能な女達なら掃除用具入れに隠れるでしょうね。さあ、出てきなさい。」ギロッ
黒沢(ヒ、ヒィッ!)
パァン
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 20:22:17.11 ID:T+e9IHEz0
絢辻「っ!こっちはダミーか!」
パンパァン
ピーッ
??「グァァッ!」
黒沢(な、何が起きたの!?)
絢辻「ふぅ、まさか私以外にこんな手を考えれる人が居たなんてね。夕月先輩?」
黒沢(夕月先輩?まさか、絢辻は私に気付いてたけど、そこに運よく夕月先輩が来たの!?)
夕月「な、何の事だい!?それと、何したんだアンタ!」
絢辻「…まさか、運よく私を発見したって言うのかしら。まあいいわ。さっき花園君に聞いたけど、撃たれたら電流が流れるらしいですよ。痛いですか?」
夕月「そんな装置が…。」バタンッ
絢辻「私は、橘君の為にも負けられない。」カツカツ
黒沢(…やっと行ったか。)
パンパァン
ピーッ
??「グァァッ!」
黒沢(な、何が起きたの!?)
絢辻「ふぅ、まさか私以外にこんな手を考えれる人が居たなんてね。夕月先輩?」
黒沢(夕月先輩?まさか、絢辻は私に気付いてたけど、そこに運よく夕月先輩が来たの!?)
夕月「な、何の事だい!?それと、何したんだアンタ!」
絢辻「…まさか、運よく私を発見したって言うのかしら。まあいいわ。さっき花園君に聞いたけど、撃たれたら電流が流れるらしいですよ。痛いですか?」
夕月「そんな装置が…。」バタンッ
絢辻「私は、橘君の為にも負けられない。」カツカツ
黒沢(…やっと行ったか。)
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 20:25:35.76 ID:T+e9IHEz0
3年廊下
塚原「銃声!?」
塚原(もう誰かがやられたのかしら…。気を抜けないわね。)
純一「はあ、なんで僕まで…。」
塚原「た、橘君!?」ダッ
純一「つ、塚原先輩?」
塚原「ふふ、遂に見つけたわ。ちょっとこっちに来なさい!」
純一「え、えええっ!ちょ、ちょっと!」
塚原「銃声!?」
塚原(もう誰かがやられたのかしら…。気を抜けないわね。)
純一「はあ、なんで僕まで…。」
塚原「た、橘君!?」ダッ
純一「つ、塚原先輩?」
塚原「ふふ、遂に見つけたわ。ちょっとこっちに来なさい!」
純一「え、えええっ!ちょ、ちょっと!」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 20:34:33.96 ID:T+e9IHEz0
3-B
塚原「誰も居ない…わね。」
純一「つつつつつ、塚原先輩!?」
塚原「…さあ、私のものになるのよ橘君。」ドサッ
純一(塚原先輩が、上に乗って!?)
塚原「私はね、はるかみたいにモテてはないけど、はるかより男の子が好きなのよ?」
純一「へ、へぇ~。」
塚原「やっと橘君とこういう事ができて嬉しいわ。」サワサワ
純一「っ!///」
塚原「ねえ橘く…っ!」
パァン
塚原「誰!?」
塚原「誰も居ない…わね。」
純一「つつつつつ、塚原先輩!?」
塚原「…さあ、私のものになるのよ橘君。」ドサッ
純一(塚原先輩が、上に乗って!?)
塚原「私はね、はるかみたいにモテてはないけど、はるかより男の子が好きなのよ?」
純一「へ、へぇ~。」
塚原「やっと橘君とこういう事ができて嬉しいわ。」サワサワ
純一「っ!///」
塚原「ねえ橘く…っ!」
パァン
塚原「誰!?」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 20:39:59.60 ID:T+e9IHEz0
??「気付かれましたか。なら倒すだけ!」
純一「り、裡沙ちゃん?」
塚原「あなた、さっき居なかったじゃない!?」
上崎「私はずっと橘君の後ろに居たの。花園君は気付いていたよ。」
塚原「くっ…ストーカーかっ!」タッ
パンパンパン
上崎「それじゃ当たらないっ!」ダッ
パンパパン
塚原「あなたも口ほどじゃないわね。」
パンパンパン
上崎「まだ本気じゃないっ!」スッ
塚原「なっ!速いっ!」
パァン
塚原「アァァァァァ!」
純一(理沙ちゃん…なんだ今の高速移動は!?)
純一「り、裡沙ちゃん?」
塚原「あなた、さっき居なかったじゃない!?」
上崎「私はずっと橘君の後ろに居たの。花園君は気付いていたよ。」
塚原「くっ…ストーカーかっ!」タッ
パンパンパン
上崎「それじゃ当たらないっ!」ダッ
パンパパン
塚原「あなたも口ほどじゃないわね。」
パンパンパン
上崎「まだ本気じゃないっ!」スッ
塚原「なっ!速いっ!」
パァン
塚原「アァァァァァ!」
純一(理沙ちゃん…なんだ今の高速移動は!?)
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:14:26.42 ID:T+e9IHEz0
上崎「私の高速ストーキング術が役に立つ日が来るなんてね。」
塚原「…まさか私がここでリタイアとはね。」
上崎「先輩の為にも私が勝ちます。さ、橘君。」
純一「え、あ、う、うん。」
上崎「どうしたの?」
純一「…ごめん。裡沙ちゃんとはC出来ない。」
上崎「!!た、橘君に拒否権は無いんだよ!?」
純一「僕は、みんなにBしちゃうっていう罪を犯した。でも、僕がCしたい、僕が愛してるのは1人だけなんだ!」
上崎「なっ!?」
純一「僕はアマガミの主人公ってだけで、他の子とBする事を強いられていたんだっ!」
上崎「そ、そんな…。」ガクッ
純一「…拒否権と抵抗権は無い。でも、逃走権ならあるはずだ!」バッ
上崎「橘君!ここ3階なのになんで窓に!?」
バッ
上崎「あっ!」
スタン
タタタッ
上崎「と…飛び降りた…。」
塚原「…まさか私がここでリタイアとはね。」
上崎「先輩の為にも私が勝ちます。さ、橘君。」
純一「え、あ、う、うん。」
上崎「どうしたの?」
純一「…ごめん。裡沙ちゃんとはC出来ない。」
上崎「!!た、橘君に拒否権は無いんだよ!?」
純一「僕は、みんなにBしちゃうっていう罪を犯した。でも、僕がCしたい、僕が愛してるのは1人だけなんだ!」
上崎「なっ!?」
純一「僕はアマガミの主人公ってだけで、他の子とBする事を強いられていたんだっ!」
上崎「そ、そんな…。」ガクッ
純一「…拒否権と抵抗権は無い。でも、逃走権ならあるはずだ!」バッ
上崎「橘君!ここ3階なのになんで窓に!?」
バッ
上崎「あっ!」
スタン
タタタッ
上崎「と…飛び降りた…。」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:24:07.89 ID:T+e9IHEz0
純一(僕には、僕にはあの子しかいない!T+e9IHEz0の言う通りにするもんか!)
純一「どこなんだーっ!」タタタッ
3-B
上崎「どうして…橘君…。」
カチッ
絢辻「上で銃声がすると思ったらあなただったの。」
上崎「あ、絢辻さん…。」
絢辻「一番警戒していた塚原先輩を倒すとはね。あなたはここで仕留めないと危ないわね。」
上崎「…その前に一つだけ。」
純一「どこなんだーっ!」タタタッ
3-B
上崎「どうして…橘君…。」
カチッ
絢辻「上で銃声がすると思ったらあなただったの。」
上崎「あ、絢辻さん…。」
絢辻「一番警戒していた塚原先輩を倒すとはね。あなたはここで仕留めないと危ないわね。」
上崎「…その前に一つだけ。」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:27:49.26 ID:T+e9IHEz0
絢辻「へぇ~。橘君がそんな事を。」
上崎「もう、こんな事をしても無駄なんじゃないかな…。」
絢辻「くだらない。」
上崎「えっ」
絢辻「橘君がだれとCしたいかなんて知らないわ。私は橘君が大好きなの。だから振り向かせるだけ。」
上崎「…。」
絢辻「する前から弱気になってるようじゃダメね。だからストーキングしか出来ないのよ。」
上崎「っ!わ、私の方が橘君の事好き!私だって振り向かせてみせるんだから!」ダッ
パンパパン
絢辻「ちっ、スイッチを押してしまったわね…。」タタッ
パンパンパン
上崎「もう、こんな事をしても無駄なんじゃないかな…。」
絢辻「くだらない。」
上崎「えっ」
絢辻「橘君がだれとCしたいかなんて知らないわ。私は橘君が大好きなの。だから振り向かせるだけ。」
上崎「…。」
絢辻「する前から弱気になってるようじゃダメね。だからストーキングしか出来ないのよ。」
上崎「っ!わ、私の方が橘君の事好き!私だって振り向かせてみせるんだから!」ダッ
パンパパン
絢辻「ちっ、スイッチを押してしまったわね…。」タタッ
パンパンパン
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:32:38.89 ID:T+e9IHEz0
2-A
黒沢「また銃撃戦が始まってる…。」
黒沢(さっき、橘君っぽいモノが上から降って来たような気がするけど、まさかね。)
カタン
黒沢「だ、誰!?」
田中「黒沢さん見ーっけ。」
パァン
黒沢「うわっ!」
田中「も~、避けないでよ。」
黒沢(たしか2-Aの田中恵子。こんな黒そうなやつだったか!?)
黒沢「また銃撃戦が始まってる…。」
黒沢(さっき、橘君っぽいモノが上から降って来たような気がするけど、まさかね。)
カタン
黒沢「だ、誰!?」
田中「黒沢さん見ーっけ。」
パァン
黒沢「うわっ!」
田中「も~、避けないでよ。」
黒沢(たしか2-Aの田中恵子。こんな黒そうなやつだったか!?)
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:38:43.52 ID:T+e9IHEz0
田中「あなたを倒して上で戦ってる子の勝者を奇襲する。橘君は私が奪うの。」
黒沢「くそっ!」タッ
パンパン
田中「当たらないよ~!」
パンパンパン
黒沢(弾が出ないから、何処を狙ってるか分かりにくい!)
田中「ほら、逃げないで犠牲になってよ~。」
パァン
ピーッ
黒沢「くそっ!」タッ
パンパン
田中「当たらないよ~!」
パンパンパン
黒沢(弾が出ないから、何処を狙ってるか分かりにくい!)
田中「ほら、逃げないで犠牲になってよ~。」
パァン
ピーッ
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:40:41.19 ID:T+e9IHEz0
黒沢「!?」
田中「痛ぁ~い!」
黒沢「他に誰かいるのかっ!」
シーン
黒沢「…居ない?」
??「ふふ。」
黒沢「何が起こったか分からないけど、ラッキー。」
田中「痛ぁ~い!」
黒沢「他に誰かいるのかっ!」
シーン
黒沢「…居ない?」
??「ふふ。」
黒沢「何が起こったか分からないけど、ラッキー。」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:45:43.12 ID:T+e9IHEz0
3-B
上崎「はぁ、はぁ、はぁ。」
絢辻「もう限界かしら?」
上崎「ま、まだぁ!」スッ
上崎(この高速ストーキングなら!)
パァン
ピーッ
上崎「えっ!?あ、イヤァァァ!」
絢辻「はっ、そんな程度で私を倒せると思った?」
上崎「はぁ、はぁ、はぁ。」
絢辻「もう限界かしら?」
上崎「ま、まだぁ!」スッ
上崎(この高速ストーキングなら!)
パァン
ピーッ
上崎「えっ!?あ、イヤァァァ!」
絢辻「はっ、そんな程度で私を倒せると思った?」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:53:23.65 ID:T+e9IHEz0
プール
高橋「…何処捜しても橘君いないじゃない。」
チェーンジイーナゴーシュピーン
高橋「何!?」
シュタン
高橋「あなたは誰!?」
??「私は…イナゴマスク!」シュピーン
高橋「イナゴマスク?なんで正義の味方なんかが居るの!」
イナゴ「橘純一と言う少年を、女どもから守るため参上した!」
高橋「はぁ?」
パァン
ピーッ
高橋「!!まさか、あの中のメンバ…キャァァァァァ!」
イナゴ「この程度で倒せるとは。高橋先生って意外と…。」
高橋「…何処捜しても橘君いないじゃない。」
チェーンジイーナゴーシュピーン
高橋「何!?」
シュタン
高橋「あなたは誰!?」
??「私は…イナゴマスク!」シュピーン
高橋「イナゴマスク?なんで正義の味方なんかが居るの!」
イナゴ「橘純一と言う少年を、女どもから守るため参上した!」
高橋「はぁ?」
パァン
ピーッ
高橋「!!まさか、あの中のメンバ…キャァァァァァ!」
イナゴ「この程度で倒せるとは。高橋先生って意外と…。」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 21:59:06.64 ID:T+e9IHEz0
現在の対戦成績
絢辻VS夕月:絢辻
塚原VS上崎:上崎
絢辻VS上崎:絢辻
黒沢VS田中:黒沢?
高橋VSイナゴマスク?:イナゴ
絢辻VS夕月:絢辻
塚原VS上崎:上崎
絢辻VS上崎:絢辻
黒沢VS田中:黒沢?
高橋VSイナゴマスク?:イナゴ
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:01:53.54 ID:T+e9IHEz0
体育館
美也「にぃに~!どこ~!?」
中多「あ、美也ちゃん…。」
美也「あれ~紗江ちゃん!?どうしたの?」
中多「美也ちゃんで良かった…。」
美也「みゃーも良かった。にしししし。」
中多「良かったら、一緒に行動しない?」
美也「うん!その方がみゃーも心強いよ!」
美也「にぃに~!どこ~!?」
中多「あ、美也ちゃん…。」
美也「あれ~紗江ちゃん!?どうしたの?」
中多「美也ちゃんで良かった…。」
美也「みゃーも良かった。にしししし。」
中多「良かったら、一緒に行動しない?」
美也「うん!その方がみゃーも心強いよ!」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:09:41.87 ID:T+e9IHEz0
美也「それにしてもばかにぃには何処に行っちゃったんだろう?」
中多「図書室に行ったけど、居なかったよ。」
美也「う~ん、もしかして外かなぁ?」
パンパンパァン
中多「!!」
美也「ひゃー!怖いねぇ紗江ちゃん!」
中多「うん…」
パァン
ピーッ
中多「え?あ、イヤァァァァ!」ドサッ
美也「…いくら親友でもこんな時に一緒に行動する訳無いじゃん。はっ!」
中多「図書室に行ったけど、居なかったよ。」
美也「う~ん、もしかして外かなぁ?」
パンパンパァン
中多「!!」
美也「ひゃー!怖いねぇ紗江ちゃん!」
中多「うん…」
パァン
ピーッ
中多「え?あ、イヤァァァァ!」ドサッ
美也「…いくら親友でもこんな時に一緒に行動する訳無いじゃん。はっ!」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:17:05.56 ID:T+e9IHEz0
1年廊下
棚町「純一ったら何処に行ったのよ。」
??「!」
棚町「え?」
パァン
棚町「あっぶなーい!」
??「あっ!」ダッ
棚町「待ちなさい!誰か分かってるのよ桜井さん!」
桜井「ば、ばれちゃったかぁ。えへへ~。」
棚町「けっこうアンタ姑息な真似をするのね。物陰から奇襲なんて。」
桜井「だって、激しい動き苦手なんだも~ん。」
棚町「まぁ、そうなんでしょうね。でも、私は容赦しないわ。」
パンパンパン
桜井「ひゃわぁっ!ま、待ってよぉ~!」
棚町「待たない!輝日東の核弾頭の実力見せてあげる!」ダッ
桜井「わ、わぁっ!」
パァン
パァン
棚町「純一ったら何処に行ったのよ。」
??「!」
棚町「え?」
パァン
棚町「あっぶなーい!」
??「あっ!」ダッ
棚町「待ちなさい!誰か分かってるのよ桜井さん!」
桜井「ば、ばれちゃったかぁ。えへへ~。」
棚町「けっこうアンタ姑息な真似をするのね。物陰から奇襲なんて。」
桜井「だって、激しい動き苦手なんだも~ん。」
棚町「まぁ、そうなんでしょうね。でも、私は容赦しないわ。」
パンパンパン
桜井「ひゃわぁっ!ま、待ってよぉ~!」
棚町「待たない!輝日東の核弾頭の実力見せてあげる!」ダッ
桜井「わ、わぁっ!」
パァン
パァン
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:20:05.15 ID:T+e9IHEz0
ピーッ
ピーッ
桜井「キャァァァ!」
棚町「な、なんで…アァァァァァ!」
??「まさに漁夫の利。」
棚町「あ、アンタは茶道部の…。」
飛羽「THE副部長。」
棚町「機を狙ってたなんて…。」バタッ
飛羽「これも作戦の内だ。」
ピーッ
桜井「キャァァァ!」
棚町「な、なんで…アァァァァァ!」
??「まさに漁夫の利。」
棚町「あ、アンタは茶道部の…。」
飛羽「THE副部長。」
棚町「機を狙ってたなんて…。」バタッ
飛羽「これも作戦の内だ。」
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:27:04.52 ID:T+e9IHEz0
グラウンド
森島「ありゃ?誰も居ない。」
??「ど、どこなんだー!?」
森島「あ、橘君!」
純一「え?も、森島先輩。」ハァハァ
森島「やっと会え…湯気が出てるよ!」
純一「ひ、必死に走ってましたから…。それより、ここに他の女子が来ますよ。逃げてください。」
森島「他の女子?」
??「待ちなさい!」
純一「あ、絢辻さん速い!」
絢辻「待ち…も、森島先輩!?」
森島「…もう橘君は私が捕まえたんだぁ♪」ギュッ
純一「え、えええっ!?」
森島「ありゃ?誰も居ない。」
??「ど、どこなんだー!?」
森島「あ、橘君!」
純一「え?も、森島先輩。」ハァハァ
森島「やっと会え…湯気が出てるよ!」
純一「ひ、必死に走ってましたから…。それより、ここに他の女子が来ますよ。逃げてください。」
森島「他の女子?」
??「待ちなさい!」
純一「あ、絢辻さん速い!」
絢辻「待ち…も、森島先輩!?」
森島「…もう橘君は私が捕まえたんだぁ♪」ギュッ
純一「え、えええっ!?」
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:29:45.80 ID:T+e9IHEz0
絢辻「…ふ、ふふふふふ。」
森島「何がおかしいのよ?」
絢辻「先輩、まだCまでしてないじゃないですか。」
森島「こ、これからするのよ!ね、橘君?」
純一「え、あ、その…。」
絢辻「分かってます?Cする前までだったら奪い取ること可能なんですよ?」カチッ
森島「…ううっ。」
森島「何がおかしいのよ?」
絢辻「先輩、まだCまでしてないじゃないですか。」
森島「こ、これからするのよ!ね、橘君?」
純一「え、あ、その…。」
絢辻「分かってます?Cする前までだったら奪い取ること可能なんですよ?」カチッ
森島「…ううっ。」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:35:40.18 ID:T+e9IHEz0
絢辻「ではさようなら森島先輩。」
パァン
絢辻「ちっ!邪魔が入ったか!」
??「やっと見つけたにぃに!」
純一「美也!」
美也「ここで先輩たちを倒しちゃえば、にぃにはずっとみゃーのもの!にしししし。」
??「そうはさせない。」
「「「!?」」」
飛羽「勝つのは私。」
絢辻「ふん。あなたたちに負ける訳無いじゃない。」
??「そう、最後に残るのは私。」
森島「この声はあい…。」
イナゴ「いいえ。イナゴマスクです。」シュピーン
花園(やっかいなのが生存してるな…。念には念を入れとくか。)ピッ
パァン
絢辻「ちっ!邪魔が入ったか!」
??「やっと見つけたにぃに!」
純一「美也!」
美也「ここで先輩たちを倒しちゃえば、にぃにはずっとみゃーのもの!にしししし。」
??「そうはさせない。」
「「「!?」」」
飛羽「勝つのは私。」
絢辻「ふん。あなたたちに負ける訳無いじゃない。」
??「そう、最後に残るのは私。」
森島「この声はあい…。」
イナゴ「いいえ。イナゴマスクです。」シュピーン
花園(やっかいなのが生存してるな…。念には念を入れとくか。)ピッ
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:39:18.72 ID:T+e9IHEz0
絢辻「…どうも生き残ってるのが全員揃ったみたいね。」
飛羽「最終決戦。」
??「ま、待ちなさいよ!」
森島「へ?まだ居たの?」
黒沢「私も居ます!」
イナゴ「ふん、力無きものは去れ。」
美也「イナゴマスクの言う通りだよ!」
純一(こ、このメンツに黒沢さん!?やめろ黒沢さん!)
黒沢「私は…絶対勝つ!」
飛羽「最終決戦。」
??「ま、待ちなさいよ!」
森島「へ?まだ居たの?」
黒沢「私も居ます!」
イナゴ「ふん、力無きものは去れ。」
美也「イナゴマスクの言う通りだよ!」
純一(こ、このメンツに黒沢さん!?やめろ黒沢さん!)
黒沢「私は…絶対勝つ!」
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:45:25.04 ID:T+e9IHEz0
絢辻「黒沢は置いといて、あなたたちはこのままじゃ倒せそうにないわね。」
イナゴ「やっと本気で戦えるのか。」
絢辻「…七咲さん。虚化解きなさい。」
黒沢「ほ、虚!?」
シューン
七咲「やっぱり気付いてましたか。」
絢辻「逆に、なんで気付かれないと思ったの?」
飛羽「ごちゃごちゃうるさい。」パクッ
黒沢(飴?今食べたの飴だよね?)
ドヒュン
飛羽「ふぅ。」
黒沢(え、ええ!?身体が二つに分裂した!?)
イナゴ「やっと本気で戦えるのか。」
絢辻「…七咲さん。虚化解きなさい。」
黒沢「ほ、虚!?」
シューン
七咲「やっぱり気付いてましたか。」
絢辻「逆に、なんで気付かれないと思ったの?」
飛羽「ごちゃごちゃうるさい。」パクッ
黒沢(飴?今食べたの飴だよね?)
ドヒュン
飛羽「ふぅ。」
黒沢(え、ええ!?身体が二つに分裂した!?)
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 22:49:48.14 ID:T+e9IHEz0
森島「ふう。義蓋って案外きついわぁ。」
美也「…みゃーは胸無いもん。」
黒沢(みんな分裂して!?)
絢辻「黒沢さん、ここはあなたの来るところじゃないわ。」
飛羽「死神限定。」
七咲「まだ黒沢先輩は死神になれないんですね。」
黒沢(T+e9IHEz0!BLEACHの死神代行消失編がやっと終わったからって導入しないで!急展開過ぎよ!)
美也「…みゃーは胸無いもん。」
黒沢(みんな分裂して!?)
絢辻「黒沢さん、ここはあなたの来るところじゃないわ。」
飛羽「死神限定。」
七咲「まだ黒沢先輩は死神になれないんですね。」
黒沢(T+e9IHEz0!BLEACHの死神代行消失編がやっと終わったからって導入しないで!急展開過ぎよ!)
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 23:05:57.48 ID:T+e9IHEz0
花園(ふう、念のため空間凍結しててよかったよ。)
純一「皆…ダメだって!」
「「「うるさい!」」」
純一「はい!すみません!」
絢辻「行くわよ!」
黒沢(剣を抜いた!まさか!?)
絢辻「唱えろ!無表裏(むひょうり)!」バーン
七咲「泳げ!黒猫水着(こくびょうすいちゃく)!」バーン
森島「従え!仔犬丸(こいぬまる)!」バーン
飛羽「謎めけ、煎茶美人(せんちゃびじん)。」バーン
美也「買って!特大肉饅頭(まんまにくまん)!」バーン
黒沢(え、えええええええっ!?)
純一「皆…ダメだって!」
「「「うるさい!」」」
純一「はい!すみません!」
絢辻「行くわよ!」
黒沢(剣を抜いた!まさか!?)
絢辻「唱えろ!無表裏(むひょうり)!」バーン
七咲「泳げ!黒猫水着(こくびょうすいちゃく)!」バーン
森島「従え!仔犬丸(こいぬまる)!」バーン
飛羽「謎めけ、煎茶美人(せんちゃびじん)。」バーン
美也「買って!特大肉饅頭(まんまにくまん)!」バーン
黒沢(え、えええええええっ!?)
49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 23:14:16.02 ID:T+e9IHEz0
七咲「さすが、皆さん隊長格だけありますね。霊圧が凄いです。」
森島「逢ちゃんもね♪」
飛羽「1人宣伝があった。」
美也「にしししし。」
絢辻「さて、そろそろ…」
「「「行くわよ!」」」ダッ
黒沢「や、やめて!」
ギュワー
黒沢「こ、この光!もしかして!?」
絢辻「ま、まさか!?」
黒沢「…勝て、議員娘蝶(ぎいんこちょう)!」バーン
七咲「ふ、復活した…。」
黒沢「私が…私が橘君を取る!」ダッ
「「「ウオーッ!」」」
森島「逢ちゃんもね♪」
飛羽「1人宣伝があった。」
美也「にしししし。」
絢辻「さて、そろそろ…」
「「「行くわよ!」」」ダッ
黒沢「や、やめて!」
ギュワー
黒沢「こ、この光!もしかして!?」
絢辻「ま、まさか!?」
黒沢「…勝て、議員娘蝶(ぎいんこちょう)!」バーン
七咲「ふ、復活した…。」
黒沢「私が…私が橘君を取る!」ダッ
「「「ウオーッ!」」」
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 23:17:36.62 ID:T+e9IHEz0
ーーーーー
ーーー
ー
黒沢「…という夢を見たんだけど。」
純一「かなりリアルな夢だね。僕の頭の中にも流れ込んで来たよ。」
黒沢「…私、やっぱり橘君の事好きなのかな?」ボソッ
純一「ん?何か言った?」
黒沢「なーんにも!さ、仕事しないと絢辻に怒られるよ。」
純一「だね。」
ーーー
ー
黒沢「…という夢を見たんだけど。」
純一「かなりリアルな夢だね。僕の頭の中にも流れ込んで来たよ。」
黒沢「…私、やっぱり橘君の事好きなのかな?」ボソッ
純一「ん?何か言った?」
黒沢「なーんにも!さ、仕事しないと絢辻に怒られるよ。」
純一「だね。」
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 23:23:18.17 ID:T+e9IHEz0
絢辻「遅れてごめんねー。」
純一「あ、絢辻さん。僕の仕事は終わったよ。」
絢辻「お疲れ様。黒沢さんは?」
黒沢「書記記帳は書いたよ。」
絢辻「お疲れ様。…2人とも、仕事終わったなら帰って良いわよ?」
純一「でも、絢辻さんを置いとけないよ。」
黒沢「まあね。」
絢辻「心遣いは嬉しいけど、もう6時だし早く帰らないとまずいわよ。」
純一「でも…。」
絢辻「生徒会長命令です。」
純一・黒沢「「は、はいっ!」」
純一「あ、絢辻さん。僕の仕事は終わったよ。」
絢辻「お疲れ様。黒沢さんは?」
黒沢「書記記帳は書いたよ。」
絢辻「お疲れ様。…2人とも、仕事終わったなら帰って良いわよ?」
純一「でも、絢辻さんを置いとけないよ。」
黒沢「まあね。」
絢辻「心遣いは嬉しいけど、もう6時だし早く帰らないとまずいわよ。」
純一「でも…。」
絢辻「生徒会長命令です。」
純一・黒沢「「は、はいっ!」」
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/21(土) 23:50:40.70 ID:T+e9IHEz0
黒沢「ねえ橘君?」
純一「ん?」
黒沢「まだ絢辻とは付き合ってるんだよね?」
純一「うん。今も仲良いよ。この前だって…」
黒沢「…。」
純一「ご、ごめん。」
黒沢「えっ、いや、謝らなくても。」
純一「いや、でも…。」
黒沢「…ねえ、橘君。あの時の私の告白、本気と思ってる?」
純一「えっ?」
純一「ん?」
黒沢「まだ絢辻とは付き合ってるんだよね?」
純一「うん。今も仲良いよ。この前だって…」
黒沢「…。」
純一「ご、ごめん。」
黒沢「えっ、いや、謝らなくても。」
純一「いや、でも…。」
黒沢「…ねえ、橘君。あの時の私の告白、本気と思ってる?」
純一「えっ?」
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/22(日) 17:39:40.36 ID:j24kpS4s0
純一「それって、生徒会選挙の時の?」
黒沢「そう。キスしそうになったあれ。」
純一「本気…じゃないの?」
黒沢「ええ、あの時はね。」
純一「?」
黒沢「でも、あれから私が書記になって生徒会であなたと過ごしてるうち…す、好きになっちゃったと言うか…///」
純一「ええっ!?」
黒沢「迷惑…だよね?」
純一「迷惑じゃないけど…絢辻さんが居るし…ねぇ。」
黒沢「…ばう。」
純一「バウ?」
黒沢「…あの女から橘君を奪ってみせるんだからぁ!!」
純一「え、えええええええっ!!?」
黒沢「そう。キスしそうになったあれ。」
純一「本気…じゃないの?」
黒沢「ええ、あの時はね。」
純一「?」
黒沢「でも、あれから私が書記になって生徒会であなたと過ごしてるうち…す、好きになっちゃったと言うか…///」
純一「ええっ!?」
黒沢「迷惑…だよね?」
純一「迷惑じゃないけど…絢辻さんが居るし…ねぇ。」
黒沢「…ばう。」
純一「バウ?」
黒沢「…あの女から橘君を奪ってみせるんだからぁ!!」
純一「え、えええええええっ!!?」
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/22(日) 17:45:21.36 ID:j24kpS4s0
純一「…走って行っちゃったよ。」
純一(な、なんだったんだ?)
純一(奪うって…そんな…。)
??「ま、あの女には無理でしょうけどね。」
純一「へっ?絢辻さん?」
絢辻「早く仕事を終わらせて来てみれば。で、あなたは奪われたいとか思ってるの?」
純一「ぜ、全然!むしろ絢辻さんに縛られていたい!」
絢辻「縛…っ!」
パシーン
純一「痛いっ!」
絢辻「まるで私が変態みたいじゃない!」
純一「ご、ごめん…。」
絢辻「…そ、そんな困られたら怒れないじゃない。///」
純一(な、なんだったんだ?)
純一(奪うって…そんな…。)
??「ま、あの女には無理でしょうけどね。」
純一「へっ?絢辻さん?」
絢辻「早く仕事を終わらせて来てみれば。で、あなたは奪われたいとか思ってるの?」
純一「ぜ、全然!むしろ絢辻さんに縛られていたい!」
絢辻「縛…っ!」
パシーン
純一「痛いっ!」
絢辻「まるで私が変態みたいじゃない!」
純一「ご、ごめん…。」
絢辻「…そ、そんな困られたら怒れないじゃない。///」
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/22(日) 17:53:26.85 ID:j24kpS4s0
純一「でも、黒沢さんはどうやって僕を奪うんだろう?」
絢辻「どうせ猛烈アタックとかでしょうけど。」
純一「やっぱりそうなのかなぁ。」
絢辻「…ねえ橘君。」
純一「どうしたの?」
絢辻「誓いのキスして。『僕は黒沢さんの誘惑に絶対負けない。』って。」
純一「うん。…僕は黒沢さんの誘惑に負けず、絢辻さんを生涯愛す事を誓います!」チュッ
絢辻「んっ…。さ、最後は余計よ///」
絢辻「どうせ猛烈アタックとかでしょうけど。」
純一「やっぱりそうなのかなぁ。」
絢辻「…ねえ橘君。」
純一「どうしたの?」
絢辻「誓いのキスして。『僕は黒沢さんの誘惑に絶対負けない。』って。」
純一「うん。…僕は黒沢さんの誘惑に負けず、絢辻さんを生涯愛す事を誓います!」チュッ
絢辻「んっ…。さ、最後は余計よ///」
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/23(月) 16:04:19.30 ID:oGmTgW1m0
次の日
棚町「グッモーニン純一!」
純一「朝から元気だな、薫は。」
棚町「乙女は元気が一番よ!」
純一「…どこに乙女が居るんだよ。」
棚町「!!?…そ、そんな…。あんなに愛し合っていたのに…。」オヨヨ
梅原「大将。愛する人を泣かせるたぁ、いけねえなぁ。」
純一「いや、絢辻さん居るし…。」
棚町「それでも乗ってくるのが親友じゃないの?」
梅原「そうだぜ大将。彼女は彼女、親友は親友だって!」
純一「…。」
棚町「グッモーニン純一!」
純一「朝から元気だな、薫は。」
棚町「乙女は元気が一番よ!」
純一「…どこに乙女が居るんだよ。」
棚町「!!?…そ、そんな…。あんなに愛し合っていたのに…。」オヨヨ
梅原「大将。愛する人を泣かせるたぁ、いけねえなぁ。」
純一「いや、絢辻さん居るし…。」
棚町「それでも乗ってくるのが親友じゃないの?」
梅原「そうだぜ大将。彼女は彼女、親友は親友だって!」
純一「…。」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/23(月) 16:10:57.71 ID:oGmTgW1m0
絢辻「おはよう橘君。」
純一「あ、絢辻さん。おはよう。」
梅原「おっと、噂をすれば。」
絢辻「噂って?」
棚町「絢辻さんと純一のラブラブ度についてよ。」ヒヒヒ
絢辻「!!///」
純一「ちょ、薫!///」
梅原「おーっと、俺たちは退散するか!」
純一「…。」
純一「あ、絢辻さん。おはよう。」
梅原「おっと、噂をすれば。」
絢辻「噂って?」
棚町「絢辻さんと純一のラブラブ度についてよ。」ヒヒヒ
絢辻「!!///」
純一「ちょ、薫!///」
梅原「おーっと、俺たちは退散するか!」
純一「…。」
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:12:34.74 ID:oGmTgW1m0
純一「…あ、絢辻さんは僕に何か用?」
絢辻「あ、うん。今日の部長会議の前に確認したい事があってね。昼休み、生徒会室にいい?」
純一「うん、いいよ。」
黒沢「おはよー。」
絢辻「あ、黒沢さん。おはよう。」
純一「おはよう。」
黒沢「う、うん…///」
純一「?」
絢辻「あ、うん。今日の部長会議の前に確認したい事があってね。昼休み、生徒会室にいい?」
純一「うん、いいよ。」
黒沢「おはよー。」
絢辻「あ、黒沢さん。おはよう。」
純一「おはよう。」
黒沢「う、うん…///」
純一「?」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:44:56.54 ID:oGmTgW1m0
昼休み
純一「あれ?黒沢さんは来ないの?」
絢辻「うん。それより…。」ダキッ
純一「!?」
純一(あ、絢辻さんが僕に抱きついて…。)
絢辻「昨日のキスから…ずっと身体がうずいてて…。」
純一「絢辻さん…さすがにここじゃ…。」
絢辻「今なら誰も来ないし。お願い///」
純一(絢辻さん…)
純一「あれ?黒沢さんは来ないの?」
絢辻「うん。それより…。」ダキッ
純一「!?」
純一(あ、絢辻さんが僕に抱きついて…。)
絢辻「昨日のキスから…ずっと身体がうずいてて…。」
純一「絢辻さん…さすがにここじゃ…。」
絢辻「今なら誰も来ないし。お願い///」
純一(絢辻さん…)
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:48:10.07 ID:oGmTgW1m0
黒沢「ったく、絢辻に用があるのに何処行ったのよ?」
ンッ…
黒沢「ん?生徒会室から声が?絢辻でも居るのか?」
アッ…タチバナクン…
アヤツジサン…
黒沢「!!?」
黒沢(なっ…。高校生でそんな事までっ!しかも生徒会室でなんて…)
黒沢「…許せないっ!」
ンッ…
黒沢「ん?生徒会室から声が?絢辻でも居るのか?」
アッ…タチバナクン…
アヤツジサン…
黒沢「!!?」
黒沢(なっ…。高校生でそんな事までっ!しかも生徒会室でなんて…)
黒沢「…許せないっ!」
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:51:04.39 ID:oGmTgW1m0
放課後
絢辻「…では、今日の部長会議は終わります。お疲れ様でした。」
「「したーっ。」」
純一「う~っはぁっ!やっと終わったよ。」
黒沢「も~、どの部活も要望多すぎ~。」
絢辻「でも、2人の御蔭でサクサク進めたわ。」
純一「いや、絢辻さんの指揮の御蔭だよ。」
黒沢「…。」
純一「黒沢さん、どうしたの?」
黒沢「…ちょっといい?」
絢辻「…では、今日の部長会議は終わります。お疲れ様でした。」
「「したーっ。」」
純一「う~っはぁっ!やっと終わったよ。」
黒沢「も~、どの部活も要望多すぎ~。」
絢辻「でも、2人の御蔭でサクサク進めたわ。」
純一「いや、絢辻さんの指揮の御蔭だよ。」
黒沢「…。」
純一「黒沢さん、どうしたの?」
黒沢「…ちょっといい?」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:55:42.34 ID:oGmTgW1m0
絢辻「ど、どうしたの?神妙な面持ちで…。」
黒沢「…見ちゃったの。」
純一「見ちゃった?」
黒沢「ええ。昼の生徒会室の出来事をね。」
純一・絢辻「っ!」
黒沢「…恋人どうしだからしちゃいけないって事は無いけど、まさか学校、しかも生徒会室でねぇ…。」
純一(み、見られてたのか!)
絢辻「…な、何が言いたいの?」
黒沢「実は、写メも撮っちゃってる。スマホだからシャッター音無いしね~。」
純一(や、ヤバいぞこれは!?)
黒沢「…見ちゃったの。」
純一「見ちゃった?」
黒沢「ええ。昼の生徒会室の出来事をね。」
純一・絢辻「っ!」
黒沢「…恋人どうしだからしちゃいけないって事は無いけど、まさか学校、しかも生徒会室でねぇ…。」
純一(み、見られてたのか!)
絢辻「…な、何が言いたいの?」
黒沢「実は、写メも撮っちゃってる。スマホだからシャッター音無いしね~。」
純一(や、ヤバいぞこれは!?)
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 22:57:59.02 ID:oGmTgW1m0
絢辻「あなたはそれを脅しに使おうって言うの?」
黒沢「私だってしたくは無いけど…、生徒会役員として見過ごすわけにはいかなかったから。」フフッ
絢辻「クッ…!」ギリッ
純一「ま、まさか学校に言ったりしない…よね?」
黒沢「それはあなた達の態度次第ね。」
純一「うぅ…。」
黒沢「さあ、どうする?」ニヤッ
黒沢「私だってしたくは無いけど…、生徒会役員として見過ごすわけにはいかなかったから。」フフッ
絢辻「クッ…!」ギリッ
純一「ま、まさか学校に言ったりしない…よね?」
黒沢「それはあなた達の態度次第ね。」
純一「うぅ…。」
黒沢「さあ、どうする?」ニヤッ
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:03:42.01 ID:oGmTgW1m0
絢辻「…分かった。」
純一「えっ?」
絢辻「何でも言うこと聞くわ。」プルプル
純一「絢辻さん…。」
黒沢「ふふっ…。さすが生徒会長、話が早いわ。」
絢辻「それで、あなたは私たちにどんな辱めを受けさせたいのかしら?」
黒沢「そうねぇ…。あ、いいこと思いついた!」
純一「っ!」
黒沢「…別れなさい、あなた達。」ニヤッ
純一「えっ!?」
絢辻「そ、そんな…。」
純一「えっ?」
絢辻「何でも言うこと聞くわ。」プルプル
純一「絢辻さん…。」
黒沢「ふふっ…。さすが生徒会長、話が早いわ。」
絢辻「それで、あなたは私たちにどんな辱めを受けさせたいのかしら?」
黒沢「そうねぇ…。あ、いいこと思いついた!」
純一「っ!」
黒沢「…別れなさい、あなた達。」ニヤッ
純一「えっ!?」
絢辻「そ、そんな…。」
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:12:21.84 ID:oGmTgW1m0
黒沢「ただ別れるだけじゃつまんないし、こうしましょう。3ヶ月間は完全に2人は別れること。ま、生徒会の仕事くらいは接しても良いけど。
私は2人が別れたと言う噂を広める。でも、3ヶ月経ったら2人はまた付き合っても良いわよ。それまで橘君が絢辻さんの事好きならね…。」フフフ
純一「それはどういう…?」
黒沢「橘君って、意外にモテモテなのよ?別れたって聞いたら接近してくる子が何人いるか楽しみね。」
純一「ぼ、僕は絶対3ヶ月後に絢辻さんと付き合う!」
黒沢「それわどうかな?」
絢辻「…。」
純一「絢辻さん…。」
絢辻「もとはと言えば、私がせがんだのがいけなかったの…。さよなら、橘君。」タッ
純一「まっ…」
黒沢「追いかけないで!」
純一「…な、なんでこんなひどい事を…。」
黒沢「…私が橘君の事好きだからよ。」
純一「それでもそんな…。」
黒沢「ばらしてもいいのよ?あなただけじゃなく、大好きな絢辻さんまで傷つく事になるけど。」
純一「くっ…。」
私は2人が別れたと言う噂を広める。でも、3ヶ月経ったら2人はまた付き合っても良いわよ。それまで橘君が絢辻さんの事好きならね…。」フフフ
純一「それはどういう…?」
黒沢「橘君って、意外にモテモテなのよ?別れたって聞いたら接近してくる子が何人いるか楽しみね。」
純一「ぼ、僕は絶対3ヶ月後に絢辻さんと付き合う!」
黒沢「それわどうかな?」
絢辻「…。」
純一「絢辻さん…。」
絢辻「もとはと言えば、私がせがんだのがいけなかったの…。さよなら、橘君。」タッ
純一「まっ…」
黒沢「追いかけないで!」
純一「…な、なんでこんなひどい事を…。」
黒沢「…私が橘君の事好きだからよ。」
純一「それでもそんな…。」
黒沢「ばらしてもいいのよ?あなただけじゃなく、大好きな絢辻さんまで傷つく事になるけど。」
純一「くっ…。」
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:15:20.11 ID:oGmTgW1m0
黒沢「さて、私は噂を広めますか。あ、橘君。明日空いてる?」
純一「絢辻さん…。」
黒沢「空いてるの!?」ドンッ
純一「あ、空いてます!」
黒沢「…じゃあ、デートしてくれない?」
純一「えっ?」
黒沢「デートしてくれたらとりあえず噂を広めないであげる。」
純一「…分かったよ。」
純一「絢辻さん…。」
黒沢「空いてるの!?」ドンッ
純一「あ、空いてます!」
黒沢「…じゃあ、デートしてくれない?」
純一「えっ?」
黒沢「デートしてくれたらとりあえず噂を広めないであげる。」
純一「…分かったよ。」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:19:22.37 ID:oGmTgW1m0
次の日(土曜日)
黒沢「橘君こっち!」
純一(やっぱり現実なのか…。)
黒沢「何よ暗い顔して。ばらされたくないなら笑顔になりなさい!」
純一「は、はいっ!」
黒沢「…私だって、昨日のはやり過ぎたと思ってるんだから…。」ボソッ
純一「え?」
黒沢「なんにも!橘君、3ヶ月で良いから絢辻を忘れて楽しんでね!」ニコッ
純一(…そうだよ、3ヶ月で良いんだ。3ヶ月は我慢するんだ!)
黒沢「橘君こっち!」
純一(やっぱり現実なのか…。)
黒沢「何よ暗い顔して。ばらされたくないなら笑顔になりなさい!」
純一「は、はいっ!」
黒沢「…私だって、昨日のはやり過ぎたと思ってるんだから…。」ボソッ
純一「え?」
黒沢「なんにも!橘君、3ヶ月で良いから絢辻を忘れて楽しんでね!」ニコッ
純一(…そうだよ、3ヶ月で良いんだ。3ヶ月は我慢するんだ!)
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:42:37.92 ID:oGmTgW1m0
純一「…で、遊園地なんだ。」
黒沢「き、来たかったんだからいいでしょ!///」
純一(意外と可愛い所あるんだなぁ…。いけない、僕には絢辻さんが!)
黒沢「ね、ジェットコースター行かない?」
純一「じぇっ!?」
黒沢「ん?…もしかして怖いのぉ?」ニヤニヤ
純一(高いとこは…)
黒沢「さ、行くよ!」ニギッ
純一「ちょ、黒沢さ~ん!!」
??「そんな…。」
黒沢「き、来たかったんだからいいでしょ!///」
純一(意外と可愛い所あるんだなぁ…。いけない、僕には絢辻さんが!)
黒沢「ね、ジェットコースター行かない?」
純一「じぇっ!?」
黒沢「ん?…もしかして怖いのぉ?」ニヤニヤ
純一(高いとこは…)
黒沢「さ、行くよ!」ニギッ
純一「ちょ、黒沢さ~ん!!」
??「そんな…。」
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:50:28.16 ID:oGmTgW1m0
黒沢「…まさか高所恐怖症とは。ごめんね。」
純一「い、いいってことよ…。ちょっと休ませて。」
黒沢「じゃあ、そこのベンチに。」
純一「ふぅ…。」
黒沢「…橘君は、私の事どう思う?」
純一「どう思うって…。」
黒沢「最悪な女だよね。ホントにごめんなさい…。」
純一「…いいんだよ。」
黒沢「え?」
純一「確かに凄く悔しいし、憤りも感じたけど、これは僕の絢辻さんに対する気持ちがどれほどのものか知るテストと思ってるから。」
黒沢「橘君…。」
純一「黒沢さんは、ただあれを見ちゃっただけだし、焦っちゃっただけだと思うよ。」
黒沢「…ごめんね。」ポロポロ
純一「…泣かないで。」
黒沢「…うん。今日だけは、私と楽しんでほしいの。そしたら写メも消すし、月曜にはちゃんと絢辻に謝る。許してもらえるとは思わないけど…。」
純一「ちゃんと気持ちがこもってたら許してくれるよ。」
黒沢「ふふっ、そうね。じゃ、今日は遊びましょ!」
純一「おう!」
純一「い、いいってことよ…。ちょっと休ませて。」
黒沢「じゃあ、そこのベンチに。」
純一「ふぅ…。」
黒沢「…橘君は、私の事どう思う?」
純一「どう思うって…。」
黒沢「最悪な女だよね。ホントにごめんなさい…。」
純一「…いいんだよ。」
黒沢「え?」
純一「確かに凄く悔しいし、憤りも感じたけど、これは僕の絢辻さんに対する気持ちがどれほどのものか知るテストと思ってるから。」
黒沢「橘君…。」
純一「黒沢さんは、ただあれを見ちゃっただけだし、焦っちゃっただけだと思うよ。」
黒沢「…ごめんね。」ポロポロ
純一「…泣かないで。」
黒沢「…うん。今日だけは、私と楽しんでほしいの。そしたら写メも消すし、月曜にはちゃんと絢辻に謝る。許してもらえるとは思わないけど…。」
純一「ちゃんと気持ちがこもってたら許してくれるよ。」
黒沢「ふふっ、そうね。じゃ、今日は遊びましょ!」
純一「おう!」
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:55:45.98 ID:oGmTgW1m0
黒沢「…削除っと。」
純一「…凄いとこ撮られちゃってたな…。これが公開されてたと思うと…。」
黒沢「見てるこっちも恥ずかしかったんだからね!」
純一「もうしません…。」
黒沢「今日は楽しかったよ。じゃあ、月曜日は頑張るね。」
純一「僕も一緒に言うよ。」
黒沢「優しいね。…ねえ、1つだけいい?」
純一「ん?」
黒沢「…き、キス…1回だけしてほしいの///」
純一「!!?」
黒沢「や、やっぱいいよ!ごめんね!じゃあ!」
ギュッ
チュッ
黒沢「えっ…?」
純一「…口はできないけど、和解のデコチュー。」
黒沢「…橘君///」
純一「…凄いとこ撮られちゃってたな…。これが公開されてたと思うと…。」
黒沢「見てるこっちも恥ずかしかったんだからね!」
純一「もうしません…。」
黒沢「今日は楽しかったよ。じゃあ、月曜日は頑張るね。」
純一「僕も一緒に言うよ。」
黒沢「優しいね。…ねえ、1つだけいい?」
純一「ん?」
黒沢「…き、キス…1回だけしてほしいの///」
純一「!!?」
黒沢「や、やっぱいいよ!ごめんね!じゃあ!」
ギュッ
チュッ
黒沢「えっ…?」
純一「…口はできないけど、和解のデコチュー。」
黒沢「…橘君///」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/23(月) 23:57:55.88 ID:oGmTgW1m0
月曜日
純一「おはよう。」
梅原「た、大将!」ガタッ
純一「え?どうしたんだ?」
梅原「どうしたんだじゃねえよ!お前がどうしたんだよ?」
純一「は?」
梅原「…絢辻さんと別れたって本当か?」
純一「え!?」
純一「おはよう。」
梅原「た、大将!」ガタッ
純一「え?どうしたんだ?」
梅原「どうしたんだじゃねえよ!お前がどうしたんだよ?」
純一「は?」
梅原「…絢辻さんと別れたって本当か?」
純一「え!?」
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 00:05:22.23 ID:y8HZVA5X0
純一(黒沢さんは言わないって言ってたよな!?まさか…。)
黒沢「た、橘君!」
純一「黒沢さん!これは…。」
黒沢「私じゃないの!来て!」
純一「え?」
玄関掲示板
純一「こ、これは…。」
黒沢「土曜日の別れ際の写真…。」
純一(しかもよりによってデコチューのシーン…。)
純一「だ、誰がこんなこと!?」
絢辻「…。」
黒沢「絢辻さん!これは…!」
絢辻「…そこまでするのね、この外道。」スタスタ
純一「待って!これは黒沢さんがやったんじゃないんだ!」
絢辻「あなたまでこの女の肩を持つの!?もう幻滅よ!」ダッ
純一「待って!」
黒沢「いったい…だれが…?」
黒沢「た、橘君!」
純一「黒沢さん!これは…。」
黒沢「私じゃないの!来て!」
純一「え?」
玄関掲示板
純一「こ、これは…。」
黒沢「土曜日の別れ際の写真…。」
純一(しかもよりによってデコチューのシーン…。)
純一「だ、誰がこんなこと!?」
絢辻「…。」
黒沢「絢辻さん!これは…!」
絢辻「…そこまでするのね、この外道。」スタスタ
純一「待って!これは黒沢さんがやったんじゃないんだ!」
絢辻「あなたまでこの女の肩を持つの!?もう幻滅よ!」ダッ
純一「待って!」
黒沢「いったい…だれが…?」
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 00:08:06.72 ID:y8HZVA5X0
黒沢「誰かが私たちの秘密を知り、その噂を流した揚句、私まで陥れようと写真を流出した…。」
純一「…。」
黒沢「橘君…。」
純一「ごめん、今日は早退するよ…。」
黒沢「た、橘君!」
純一「…。」
黒沢(そんな…。私があんな事しちゃうから…。もう、橘君には近づかない方がいいのかな?)
純一「…。」
黒沢「橘君…。」
純一「ごめん、今日は早退するよ…。」
黒沢「た、橘君!」
純一「…。」
黒沢(そんな…。私があんな事しちゃうから…。もう、橘君には近づかない方がいいのかな?)
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 00:12:52.62 ID:y8HZVA5X0
夕方
美也『にぃに!入るよ!』
ガラッ
美也「にぃに、なんで別れちゃったの!?絢辻先輩良い人だったじゃん!」
純一「…。」
美也「しかも黒沢先輩と浮気までするなんて!最悪だよバカにぃに!」
純一「…。」
美也「なんでしゃべらないの!?タヌキ寝入りしてる事は分かって…」
純一「うるさいっ!!」
美也「っ!」
純一「僕も!…僕もなんでこんなことになったか分からないんだよ…。」
美也「にぃに…。」
純一「…出て行ってくれ。」
美也『にぃに!入るよ!』
ガラッ
美也「にぃに、なんで別れちゃったの!?絢辻先輩良い人だったじゃん!」
純一「…。」
美也「しかも黒沢先輩と浮気までするなんて!最悪だよバカにぃに!」
純一「…。」
美也「なんでしゃべらないの!?タヌキ寝入りしてる事は分かって…」
純一「うるさいっ!!」
美也「っ!」
純一「僕も!…僕もなんでこんなことになったか分からないんだよ…。」
美也「にぃに…。」
純一「…出て行ってくれ。」
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 00:15:42.62 ID:y8HZVA5X0
純一(あの日は僕と絢辻さんと黒沢さんしかいなかったし、デートも誰にも会わなかった。)
純一(黒沢さんがばらしたなら写真は公開しなくていいはずだし。
純一(一体誰が…。)
純一(…憂鬱だ。)
純一(絢辻さんに完全に嫌われちゃったよ…。)
純一(黒沢さんがばらしたなら写真は公開しなくていいはずだし。
純一(一体誰が…。)
純一(…憂鬱だ。)
純一(絢辻さんに完全に嫌われちゃったよ…。)
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 00:16:12.01 ID:y8HZVA5X0
今日は寝る
また明日~
また明日~
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 12:47:32.14 ID:yzBVPJVo0
ちょっとだけ更新
次の日
美也『にぃに~。朝だよ~?起きてる~?』
ガラッ
美也「…やっぱり押入れに。もしかして寝てないの?」
コクッ
美也「…にぃに。ちゃんと言えば絢辻先輩も皆も分かってくれるって!だからさ、元気出して行こう!にしししし。」
純一「…ありがとう、美也。」
美也「!///み、みゃーはいつもにぃにの味方だもん!」
純一「僕、頑張ってくるよ。」
次の日
美也『にぃに~。朝だよ~?起きてる~?』
ガラッ
美也「…やっぱり押入れに。もしかして寝てないの?」
コクッ
美也「…にぃに。ちゃんと言えば絢辻先輩も皆も分かってくれるって!だからさ、元気出して行こう!にしししし。」
純一「…ありがとう、美也。」
美也「!///み、みゃーはいつもにぃにの味方だもん!」
純一「僕、頑張ってくるよ。」
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 12:51:40.19 ID:yzBVPJVo0
梅原「大将!」
純一「梅原か。」
梅原「なあ!黒沢さん大丈夫なのか!?」
純一「黒沢さん?どうして?」
梅原「大将の家には来てないのか?」
純一「うん。何かあったの?」
梅原「実はな、昨日学校や関係生徒の家を全部回って、誤解を取り消しに行ったそうなんだよ。」
純一「黒沢さんが!?」
梅原「ああ。…絢辻さんのとこは門前払いだったみたいだけど。」
純一「…。」
梅原「でもこれで、3人の誤解は解けたわけだし、黒沢さんにちゃんとお礼言って、絢辻さんと仲良くするんだぞ!?」
純一「黒沢さん…。うん、分かったよ!」
純一「梅原か。」
梅原「なあ!黒沢さん大丈夫なのか!?」
純一「黒沢さん?どうして?」
梅原「大将の家には来てないのか?」
純一「うん。何かあったの?」
梅原「実はな、昨日学校や関係生徒の家を全部回って、誤解を取り消しに行ったそうなんだよ。」
純一「黒沢さんが!?」
梅原「ああ。…絢辻さんのとこは門前払いだったみたいだけど。」
純一「…。」
梅原「でもこれで、3人の誤解は解けたわけだし、黒沢さんにちゃんとお礼言って、絢辻さんと仲良くするんだぞ!?」
純一「黒沢さん…。うん、分かったよ!」
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 12:53:28.95 ID:yzBVPJVo0
純一「黒沢さん!…ってあれ?」
田中「あ、橘君。昨日は大変だったね。でも、みんなちゃんと理解したから。」
純一「それより、黒沢さんは?…絢辻さんも居ない?」
田中「そういえば…まだ来てないよ。」
純一「そんな…。」
田中「あ、橘君。昨日は大変だったね。でも、みんなちゃんと理解したから。」
純一「それより、黒沢さんは?…絢辻さんも居ない?」
田中「そういえば…まだ来てないよ。」
純一「そんな…。」
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 17:43:14.20 ID:p6K338//0
高橋「はーい、席着いて。」
ガラガラッ
高橋「…2人以外居るわね。」
純一「高橋先生、2人は?」
高橋「うん。大したことじゃないわよ。風邪引いちゃったみたいだけだから。」
純一「ほっ…。」
高橋「あと、橘君は職員室に来るように。HR終わり。」
ガラガラッ
高橋「…2人以外居るわね。」
純一「高橋先生、2人は?」
高橋「うん。大したことじゃないわよ。風邪引いちゃったみたいだけだから。」
純一「ほっ…。」
高橋「あと、橘君は職員室に来るように。HR終わり。」
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:10:55.00 ID:p6K338//0
職員室
純一「それで話とは?」
高橋「うん。昨日、黒沢さんが私のとこにも来たの。」
純一「高橋先生もですか?」
高橋「全部話は聞いたわよ。発端はあなたたちの…その…だけど。」
純一「すみません。」
高橋「…本当はいけないんだけどね。反省してるみたいだから良いとしましょう。それで、あなた達の事をばらまいた人だけど…」
純一「分かったんですか!?」
高橋「落ち付いて!…それはまだなの。この行為は悪質だから学校としてもほっとけないのよね。」
純一「そうですか…。」
高橋「あなたは、絢辻さんと黒沢さんの為にも、いつも通り明るく過ごしなさい。いい?」
純一「…はい。」
純一「それで話とは?」
高橋「うん。昨日、黒沢さんが私のとこにも来たの。」
純一「高橋先生もですか?」
高橋「全部話は聞いたわよ。発端はあなたたちの…その…だけど。」
純一「すみません。」
高橋「…本当はいけないんだけどね。反省してるみたいだから良いとしましょう。それで、あなた達の事をばらまいた人だけど…」
純一「分かったんですか!?」
高橋「落ち付いて!…それはまだなの。この行為は悪質だから学校としてもほっとけないのよね。」
純一「そうですか…。」
高橋「あなたは、絢辻さんと黒沢さんの為にも、いつも通り明るく過ごしなさい。いい?」
純一「…はい。」
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:31:02.13 ID:p6K338//0
梅原「大将、なんだって?」
純一「いや…、明るく過ごしなさいだって。」
梅原「よかったなぁ。」
純一「黒沢さんに恩を返しきれないよ。」
高橋(橘君に本当の事言わなくて良かったのかしら…?)
高橋(…まだその時期じゃないわね。)
純一「いや…、明るく過ごしなさいだって。」
梅原「よかったなぁ。」
純一「黒沢さんに恩を返しきれないよ。」
高橋(橘君に本当の事言わなくて良かったのかしら…?)
高橋(…まだその時期じゃないわね。)
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:34:18.28 ID:p6K338//0
棚町「ねえ純一?」
純一「どうした薫。」
棚町「今日バイト休みだからさ、久しぶりに3人で遊ばない?」
梅原「お、いいねぇ棚町!」
純一(…薫も気遣ってくれてるんだろうな。)
純一「うん、いいよ。」
棚町「じゃあ、公園行きましょ。」
純一「どうした薫。」
棚町「今日バイト休みだからさ、久しぶりに3人で遊ばない?」
梅原「お、いいねぇ棚町!」
純一(…薫も気遣ってくれてるんだろうな。)
純一「うん、いいよ。」
棚町「じゃあ、公園行きましょ。」
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:35:54.42 ID:p6K338//0
公園
純一「それにしても、なんで公園なんだ?」
棚町「たまにはかくれんぼがしたいのよ。」
純一「かくれんぼって…。」
棚町「じゃあ、梅原君が鬼ね!隠れるわよ純一!」
梅原「おい、ちょ、棚町!」
純一「はははっ…。」
純一「それにしても、なんで公園なんだ?」
棚町「たまにはかくれんぼがしたいのよ。」
純一「かくれんぼって…。」
棚町「じゃあ、梅原君が鬼ね!隠れるわよ純一!」
梅原「おい、ちょ、棚町!」
純一「はははっ…。」
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:39:07.46 ID:p6K338//0
梅原「7、8、9、10。もういいか?」
純一「いいぞ。」
棚町「オッケー。」
梅原「さぁて、高校生だからって俺は恥ずかしがらないぜ!」
純一(ふふ、このかくれんぼキングこと橘純一を見つけることができるかな?)
棚町「純一!」ボソッ
純一「え、薫?なんでここに?」ボソッ
棚町(声が大きいわよ!…ここが一番見つかりにくいんだもん。)
純一(…同じく。)
純一「いいぞ。」
棚町「オッケー。」
梅原「さぁて、高校生だからって俺は恥ずかしがらないぜ!」
純一(ふふ、このかくれんぼキングこと橘純一を見つけることができるかな?)
棚町「純一!」ボソッ
純一「え、薫?なんでここに?」ボソッ
棚町(声が大きいわよ!…ここが一番見つかりにくいんだもん。)
純一(…同じく。)
100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:43:06.87 ID:p6K338//0
棚町(まさかアンタがここを知ってたとはね。)
純一(かくれんぼキングとは僕の事!)
棚町(…ねえ。)
純一(ん?)
棚町(絢辻さんと…その…やっちゃったってホント?)
純一(なんで知ってるんだ!?)
棚町(…そうなんだ。あ、心配しないで。他の人は知らないはずだから。)
純一(ごめん…。)
棚町(そう言うことは、絢辻さんと黒沢さんに言いなさい。)
純一(かくれんぼキングとは僕の事!)
棚町(…ねえ。)
純一(ん?)
棚町(絢辻さんと…その…やっちゃったってホント?)
純一(なんで知ってるんだ!?)
棚町(…そうなんだ。あ、心配しないで。他の人は知らないはずだから。)
純一(ごめん…。)
棚町(そう言うことは、絢辻さんと黒沢さんに言いなさい。)
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 18:49:03.29 ID:p6K338//0
棚町(やっぱり、絢辻さん大好きなんだよね?)
純一(…うん。)
棚町(ん?どうしたの?)
純一(…昨日、皆の前で振られちゃって…。)
棚町(そうだったの…。)
純一(僕はホントダメだよ…。)
棚町(…アタシは純一の事、良い人と思ってる。)
純一(へ?)
純一(…うん。)
棚町(ん?どうしたの?)
純一(…昨日、皆の前で振られちゃって…。)
棚町(そうだったの…。)
純一(僕はホントダメだよ…。)
棚町(…アタシは純一の事、良い人と思ってる。)
純一(へ?)
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:07:48.90 ID:p6K338//0
純一(それはどういう…)
棚町(良い友達ってことよ。)
純一(な、なんだ…。)
棚町(そりゃ…恋愛方面でも良い人とは思うけど…絢辻さんと付き合ってるしね///)
純一(ふぇ?)
純一(な、なんだ!?薫が…可愛い!?)
棚町(良い友達ってことよ。)
純一(な、なんだ…。)
棚町(そりゃ…恋愛方面でも良い人とは思うけど…絢辻さんと付き合ってるしね///)
純一(ふぇ?)
純一(な、なんだ!?薫が…可愛い!?)
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:15:33.45 ID:p6K338//0
棚町(私は人の彼女を盗るような人にはなりたくないの。)
純一(…。)
棚町(な、何よ黙り込んじゃって…。)
純一(僕は…)
棚町(?)
純一(薫が…)
棚町(え?///)
梅原「大将見つ…棚町も!?」
純一「えっ?ここが分かったのか!?」
梅原「公園で隠れるって言ったら、ここだろ。」
純一「梅原も周知済みだったか…。」
棚町(な、何を言おうとしてたの!?///)
純一(…。)
棚町(な、何よ黙り込んじゃって…。)
純一(僕は…)
棚町(?)
純一(薫が…)
棚町(え?///)
梅原「大将見つ…棚町も!?」
純一「えっ?ここが分かったのか!?」
梅原「公園で隠れるって言ったら、ここだろ。」
純一「梅原も周知済みだったか…。」
棚町(な、何を言おうとしてたの!?///)
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:21:39.72 ID:p6K338//0
自宅
純一(絢辻さんは僕の彼女だ。でも…振られた…んだよな?)
純一(それでも僕は絢辻さんが…。)
純一(…。薫…か。近すぎて分からなかったけど、僕はもしかして…。)
純一(どうすればいいんだ…。)
純一(黒沢さんのせいなのか?)
純一(いや…僕のせいだ。絢辻さんも黒沢さんも。)
純一(2人とも来ると良いな…。)
純一(絢辻さんは僕の彼女だ。でも…振られた…んだよな?)
純一(それでも僕は絢辻さんが…。)
純一(…。薫…か。近すぎて分からなかったけど、僕はもしかして…。)
純一(どうすればいいんだ…。)
純一(黒沢さんのせいなのか?)
純一(いや…僕のせいだ。絢辻さんも黒沢さんも。)
純一(2人とも来ると良いな…。)
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:24:59.02 ID:p6K338//0
次の日
黒沢「あ、橘君。」
純一「黒沢さん!?風邪は大丈夫なの?」
黒沢「微熱だったからね。」
純一「…ホントにありがとう。」
黒沢「聞いたんだ…。私に出来るのはこれ位しかないよ。しかも、絢辻には言えてないし…。」
純一「それでも僕は、前に行く力をもらえたんだ。ありがとう。」
黒沢「…うん///」
純一「…あれ、また絢辻さん来てないの?」
黒沢「え?橘君聞いて無いの?」
純一「何が?」
黒沢「…絢辻さん、自主退学したんだよ。」
純一「なっ!!??」
黒沢「あ、橘君。」
純一「黒沢さん!?風邪は大丈夫なの?」
黒沢「微熱だったからね。」
純一「…ホントにありがとう。」
黒沢「聞いたんだ…。私に出来るのはこれ位しかないよ。しかも、絢辻には言えてないし…。」
純一「それでも僕は、前に行く力をもらえたんだ。ありがとう。」
黒沢「…うん///」
純一「…あれ、また絢辻さん来てないの?」
黒沢「え?橘君聞いて無いの?」
純一「何が?」
黒沢「…絢辻さん、自主退学したんだよ。」
純一「なっ!!??」
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:30:05.88 ID:p6K338//0
黒沢「…正義感が強いしね。それでも、退学までしなくても…。」
純一「絢辻さんは今!?」
黒沢「家には居なかったの…。お姉さんに聞いても分からないって…。」
純一「そんな…。」ガクッ
黒沢「どう謝っても許されないよ…。私も責任をとって…」
ガシッ
黒沢「え?」
純一「…黒沢さんまでそんなことしたら、僕の傷が増えるよ…。一緒に絢辻さんを学校に戻すことを考えよう。」
黒沢「…分かったわ。」
純一「絢辻さんは今!?」
黒沢「家には居なかったの…。お姉さんに聞いても分からないって…。」
純一「そんな…。」ガクッ
黒沢「どう謝っても許されないよ…。私も責任をとって…」
ガシッ
黒沢「え?」
純一「…黒沢さんまでそんなことしたら、僕の傷が増えるよ…。一緒に絢辻さんを学校に戻すことを考えよう。」
黒沢「…分かったわ。」
108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:35:07.17 ID:p6K338//0
絢辻家
純一「ごめんくださーい。」
黒沢「ごめんくださーい。」
縁「あれぇ、詞ちゃんの彼氏さん?ごめんね…今寝てるの。」
黒沢「そうですか…。って橘君!?」
純一「縁さん、すぐ帰るので上がらせてください。」
黒沢「えっ!?」
縁「…お願い。詞ちゃんを元気にしてあげて…。」
純一「ありがとうございます。」
純一「ごめんくださーい。」
黒沢「ごめんくださーい。」
縁「あれぇ、詞ちゃんの彼氏さん?ごめんね…今寝てるの。」
黒沢「そうですか…。って橘君!?」
純一「縁さん、すぐ帰るので上がらせてください。」
黒沢「えっ!?」
縁「…お願い。詞ちゃんを元気にしてあげて…。」
純一「ありがとうございます。」
109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:40:47.19 ID:p6K338//0
ガラッ
純一「絢辻さん!」
絢辻「…帰って。」
純一「いいや帰らない!」
絢辻「帰ってよ人でなし!」
純一「…僕は、確かに人でなしだ。彼女さえ守れないクズだ。それでも…絢辻さんが好きだ!」
絢辻「…。」
純一「絢辻さんが帰って来てくれないと、僕もみんなも悲しむだけんだ!高橋先生だって許してくれたよ!」
絢辻「…分かったわ。」
純一「え!?」
絢辻「…退学するとは言ったけど、まだ届は出して無いの。」
純一「じゃあ!」
絢辻「でも、1つ条件があるわ。」
純一「絢辻さん!」
絢辻「…帰って。」
純一「いいや帰らない!」
絢辻「帰ってよ人でなし!」
純一「…僕は、確かに人でなしだ。彼女さえ守れないクズだ。それでも…絢辻さんが好きだ!」
絢辻「…。」
純一「絢辻さんが帰って来てくれないと、僕もみんなも悲しむだけんだ!高橋先生だって許してくれたよ!」
絢辻「…分かったわ。」
純一「え!?」
絢辻「…退学するとは言ったけど、まだ届は出して無いの。」
純一「じゃあ!」
絢辻「でも、1つ条件があるわ。」
110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:46:06.94 ID:p6K338//0
純一「条件?」
絢辻「ええ。…3ヶ月以内に私以外を彼女にしなさい。」
純一「…それはどういう…」
絢辻「黒沢の作ったルールそのままよ。私は…あなたと居たくない。」
純一「そ、そんな…。」
絢辻「今まで楽しかったわ。じゃあ。」
純一「…3ヶ月後はいいんだね?」
絢辻「え?」
純一「僕は、3ヶ月間絢辻さんの事は忘れる。でも、それでも絢辻さんが好きだったら、一生一緒に居よう。」
絢辻「…///」
絢辻「ええ。…3ヶ月以内に私以外を彼女にしなさい。」
純一「…それはどういう…」
絢辻「黒沢の作ったルールそのままよ。私は…あなたと居たくない。」
純一「そ、そんな…。」
絢辻「今まで楽しかったわ。じゃあ。」
純一「…3ヶ月後はいいんだね?」
絢辻「え?」
純一「僕は、3ヶ月間絢辻さんの事は忘れる。でも、それでも絢辻さんが好きだったら、一生一緒に居よう。」
絢辻「…///」
111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:49:15.16 ID:p6K338//0
絢辻「せっかく、橘君に迷惑をかけたくないからこんなことまでしたのに…。」
絢辻「これじゃ…台無しじゃない。」
絢辻「…橘君、帰ってきてね…。」
純一「絢辻さん、僕は…。」
純一「くそっ、なんでこんな…。」
純一「…絶対帰ってくるから。」
絢辻「これじゃ…台無しじゃない。」
絢辻「…橘君、帰ってきてね…。」
純一「絢辻さん、僕は…。」
純一「くそっ、なんでこんな…。」
純一「…絶対帰ってくるから。」
112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:53:33.65 ID:p6K338//0
次の日
棚町「絢辻さん!良かった来てくれて!」
絢辻「みんな…迷惑かけてごめんなさい。」
棚町「そんなこと無いわよ。とりあえず、ホントに良かった。」
絢辻「…あ、橘君。」
純一「え?」
絢辻「え、じゃないわよ。ちょっといいかしら?」
純一「いいけど…。」
純一(昨日のはどうしたんだ?)
棚町「絢辻さん!良かった来てくれて!」
絢辻「みんな…迷惑かけてごめんなさい。」
棚町「そんなこと無いわよ。とりあえず、ホントに良かった。」
絢辻「…あ、橘君。」
純一「え?」
絢辻「え、じゃないわよ。ちょっといいかしら?」
純一「いいけど…。」
純一(昨日のはどうしたんだ?)
113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/24(火) 22:58:31.80 ID:p6K338//0
絢辻「さて、なんで私はあなたを呼んだのでしょうか?」
純一「…前言撤回?」
絢辻「そうじゃないけど…。1つだけ。」
純一「1つだ…」
チュッ
純一「け?」
絢辻「これでもう未練は無いわ。」タッ
純一(…震えてた。)
純一「…前言撤回?」
絢辻「そうじゃないけど…。1つだけ。」
純一「1つだ…」
チュッ
純一「け?」
絢辻「これでもう未練は無いわ。」タッ
純一(…震えてた。)
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:20:24.15 ID:gGRGr0ZU0
グダグダでも最後まで頑張る所存。
純一(絢辻さん、ホントに僕と別れるのか…。)
??「ありゃりゃ?橘君?」
純一「え、森島先輩?」
森島「どうしたの?そんな困った顔しちゃって。」
純一「実は…」
森島「そう…なんだ。」
純一「僕、どうしたらいいのか…。」
森島「う~ん…でも、その絢辻さんもあなたが悲しんでる姿は見たくないはずよ。」
純一「そう…ですかね?」
森島「ホントに好きならすぐ戻ってきてくれるはずよ。私もあなた達を応援してあげるわ♪」
純一「ありがとうございます、森島先輩。」
純一(絢辻さん、ホントに僕と別れるのか…。)
??「ありゃりゃ?橘君?」
純一「え、森島先輩?」
森島「どうしたの?そんな困った顔しちゃって。」
純一「実は…」
森島「そう…なんだ。」
純一「僕、どうしたらいいのか…。」
森島「う~ん…でも、その絢辻さんもあなたが悲しんでる姿は見たくないはずよ。」
純一「そう…ですかね?」
森島「ホントに好きならすぐ戻ってきてくれるはずよ。私もあなた達を応援してあげるわ♪」
純一「ありがとうございます、森島先輩。」
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:23:22.50 ID:gGRGr0ZU0
純一(そうだよ。あんなに愛し合ってたんだからすぐ戻ってくるさ!うん!)
森島「…橘君、今は付き合ってないのか。」ボソッ
塚原「ん?はるか、何か言った?」
森島「ううん、な~んにも♪」
塚原「まさか、私の事でも言ったんじゃないでしょうね?」
森島「ふふっ、ひびきちゃんはいつになったら彼氏が出来るのかな~って♪」
塚原「はっ、はるか!///待ちなさい!」
森島「…橘君、今は付き合ってないのか。」ボソッ
塚原「ん?はるか、何か言った?」
森島「ううん、な~んにも♪」
塚原「まさか、私の事でも言ったんじゃないでしょうね?」
森島「ふふっ、ひびきちゃんはいつになったら彼氏が出来るのかな~って♪」
塚原「はっ、はるか!///待ちなさい!」
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:37:11.61 ID:gGRGr0ZU0
棚町「…で、本当に別れちゃったと?」
純一「うん…。」
黒沢「…。」
棚町「はぁ…。でも、絢辻さんが言うんじゃぁねぇ…。そっとしとくべきでしょうね。」
黒沢「私のせいで…。」
純一「黒沢さんは関係ないって。」
黒沢「でもっ…」
絢辻「黒沢さん、ちょっと良いかしら?」ニコッ
黒沢「あ、絢辻…さん…。」
純一「うん…。」
黒沢「…。」
棚町「はぁ…。でも、絢辻さんが言うんじゃぁねぇ…。そっとしとくべきでしょうね。」
黒沢「私のせいで…。」
純一「黒沢さんは関係ないって。」
黒沢「でもっ…」
絢辻「黒沢さん、ちょっと良いかしら?」ニコッ
黒沢「あ、絢辻…さん…。」
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:41:24.30 ID:gGRGr0ZU0
梅原「なぁおい、黒沢さんどうなっちゃうんだ!?」
棚町「絢辻さんだから手は出さないだろうけど…。」
純一「そうだよな…。」
ガラッ
梅原「帰って来たっ。」
絢辻「3人とも、急にひっこ抜いちゃってごめんなさいね。」
棚町「絢辻さん、じゅん…」
絢辻「ごめんなさい棚町さん、今ちょっと忙しいの。」
棚町「…そう…なんだ。」
黒沢「…。」
純一「黒沢さん?」
棚町「絢辻さんだから手は出さないだろうけど…。」
純一「そうだよな…。」
ガラッ
梅原「帰って来たっ。」
絢辻「3人とも、急にひっこ抜いちゃってごめんなさいね。」
棚町「絢辻さん、じゅん…」
絢辻「ごめんなさい棚町さん、今ちょっと忙しいの。」
棚町「…そう…なんだ。」
黒沢「…。」
純一「黒沢さん?」
120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:45:27.34 ID:gGRGr0ZU0
黒沢「え?あ、ああ。どうしたの?」
純一「…何かあった?」
黒沢「…逆よ。」
純一「逆?」
黒沢「『これからも、橘君をよろしく』だってさ…。」
純一「…。」
黒沢「これじゃ…何にも解決できないわよっ…。」
純一(絢辻さん…。帰って来るよね?)
純一「…何かあった?」
黒沢「…逆よ。」
純一「逆?」
黒沢「『これからも、橘君をよろしく』だってさ…。」
純一「…。」
黒沢「これじゃ…何にも解決できないわよっ…。」
純一(絢辻さん…。帰って来るよね?)
121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:51:57.62 ID:gGRGr0ZU0
食堂
純一(話しかけても断られちゃったよ…。今日から1人飯か…。)
??「先輩?」
純一「ん?七咲?」
七咲「今日は絢辻先輩と一緒じゃないんですか?」
純一「…実は」
七咲「…そうなんですか。結構複雑ですね…。」
純一「絢辻さんはホントに僕の事が…。」
七咲「それは無いと思います。」
純一「なんで?」
七咲「ちょっと口悪いですけど…かなり目を惹くバカップルぶりでしたから。」
純一「や、やっぱ見られてたのか///」
七咲「学校であんなにイチャついて見つからないと思う方がどうかと思います。」
純一(話しかけても断られちゃったよ…。今日から1人飯か…。)
??「先輩?」
純一「ん?七咲?」
七咲「今日は絢辻先輩と一緒じゃないんですか?」
純一「…実は」
七咲「…そうなんですか。結構複雑ですね…。」
純一「絢辻さんはホントに僕の事が…。」
七咲「それは無いと思います。」
純一「なんで?」
七咲「ちょっと口悪いですけど…かなり目を惹くバカップルぶりでしたから。」
純一「や、やっぱ見られてたのか///」
七咲「学校であんなにイチャついて見つからないと思う方がどうかと思います。」
122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 19:55:41.35 ID:gGRGr0ZU0
七咲「でも、とてもお似合いでしたよ?」
純一「あ、ありがとう。」
七咲「…もしよかったら、私が力になります。」
純一「ホントに?そう言ってもらえるとうれしいよ。」
七咲「はい。先輩は私のす…」
純一「す?」
七咲「すっ、素晴らしい先輩ですから!///じゃあ、私はこれで!」
純一「?」
純一「あ、ありがとう。」
七咲「…もしよかったら、私が力になります。」
純一「ホントに?そう言ってもらえるとうれしいよ。」
七咲「はい。先輩は私のす…」
純一「す?」
七咲「すっ、素晴らしい先輩ですから!///じゃあ、私はこれで!」
純一「?」
123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:03:58.13 ID:gGRGr0ZU0
放課後
??「あれぇ~?純一?」
純一「やあ梨穂子。」
桜井「どしたのこんなところで?あっ、絢辻さん待ちだったかぁ。ごめんごめん、えへへへへ///」
純一「…実は」
桜井「そんな…。」
純一「僕、どうしたらいいのか…。」
桜井「…純一は良い人だから、絢辻さんもそのうち帰ってくるよ~。」
純一「そうかなぁ?」
桜井「私は純一の良い所、いっぱい知ってるもん。」
純一「…梨穂子は良い幼馴染だ。」
桜井「えへへ。私も純一の事応援してるから、頑張ってね。」
純一「ああ。ありがとう梨穂子。」
??「あれぇ~?純一?」
純一「やあ梨穂子。」
桜井「どしたのこんなところで?あっ、絢辻さん待ちだったかぁ。ごめんごめん、えへへへへ///」
純一「…実は」
桜井「そんな…。」
純一「僕、どうしたらいいのか…。」
桜井「…純一は良い人だから、絢辻さんもそのうち帰ってくるよ~。」
純一「そうかなぁ?」
桜井「私は純一の良い所、いっぱい知ってるもん。」
純一「…梨穂子は良い幼馴染だ。」
桜井「えへへ。私も純一の事応援してるから、頑張ってね。」
純一「ああ。ありがとう梨穂子。」
124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:08:33.68 ID:gGRGr0ZU0
純一「ただいま。」
美也「にぃに…。」タッ
純一「ん?どうした美也?」
ギュッ
純一「ふぇ?」
美也「…話、聞いちゃった。」
純一「…そうか。心配かけちゃうな…。ホントにダメ兄貴だよ、僕は。」
美也「そんなことない!にぃにはみゃーの自慢のにぃにだもん!」
純一「美也…。」
美也「だから…その…」
純一「ん?」
美也「…好き。」
純一「っ!?」
美也「にぃに…。」タッ
純一「ん?どうした美也?」
ギュッ
純一「ふぇ?」
美也「…話、聞いちゃった。」
純一「…そうか。心配かけちゃうな…。ホントにダメ兄貴だよ、僕は。」
美也「そんなことない!にぃにはみゃーの自慢のにぃにだもん!」
純一「美也…。」
美也「だから…その…」
純一「ん?」
美也「…好き。」
純一「っ!?」
125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:11:08.89 ID:gGRGr0ZU0
純一「み、美也!?いきなりなんて事を!?」
美也「ホントなんだもん!みゃーはにぃにが大好きなんだもん!///」
純一(な、なんでこんなことに…!?)
美也「ホントは…他の人に渡したくなかったんだから…///」
純一「美也…。」
美也「にぃに。みゃーと付き合って///」
純一「えええええっ!?」
純一(きょ、兄妹愛じゃなかったのか!?これはどうすれば…)
美也「ホントなんだもん!みゃーはにぃにが大好きなんだもん!///」
純一(な、なんでこんなことに…!?)
美也「ホントは…他の人に渡したくなかったんだから…///」
純一「美也…。」
美也「にぃに。みゃーと付き合って///」
純一「えええええっ!?」
純一(きょ、兄妹愛じゃなかったのか!?これはどうすれば…)
126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:14:00.94 ID:gGRGr0ZU0
次の日
梅原「…で、昨日は美也ちゃんから逃げて閉じこもってたと。」
純一「まさか美也があんな事言うとは思わなかったよ…。」
梅原「絢辻さんの方も大変だが、他も大変だな、大将は。」
純一「ああ…。そういえば薫は?」
梅原「まだ来てねえな。ま、あいつの事だから遅刻だろ。」
純一「だな。」
梅原「…で、昨日は美也ちゃんから逃げて閉じこもってたと。」
純一「まさか美也があんな事言うとは思わなかったよ…。」
梅原「絢辻さんの方も大変だが、他も大変だな、大将は。」
純一「ああ…。そういえば薫は?」
梅原「まだ来てねえな。ま、あいつの事だから遅刻だろ。」
純一「だな。」
127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:17:07.95 ID:gGRGr0ZU0
棚町「はぁはぁ…。間にあった…。」
純一「ギリギリだけどな。」
棚町「仕方ないでしょ。だって、純一の為に…」
純一「僕の為に?」
棚町「っ!…な、なんでもないっ!///」
純一「?」
梅原(ありゃ?もしかするとこれは…)
純一「ギリギリだけどな。」
棚町「仕方ないでしょ。だって、純一の為に…」
純一「僕の為に?」
棚町「っ!…な、なんでもないっ!///」
純一「?」
梅原(ありゃ?もしかするとこれは…)
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/25(水) 20:23:44.15 ID:gGRGr0ZU0
休み時間
純一(なんだったんだ薫のやつ?授業終わっても僕から逃げるし。)
純一(もしかして、薫にも嫌われた!?でも、なんで?)
??「せ、先輩…。」
純一「あ、中多さん。」
中多「どうしたんですか…?」
純一「それが…」
中多「先輩、あんなに仲良しそうだったのに…。」
純一「…そういえば、美也は?」
中多「え?みゃーちゃん…ですか?」
純一「うん。朝会ってないんだ。」
中多「変わりは無かったですけど…」
純一「けど?」
中多「授業中寝たんですけど、急に『にぃに!』って叫びだしたりしてました…。」
純一「美也…まさかホントに…。」
純一(なんだったんだ薫のやつ?授業終わっても僕から逃げるし。)
純一(もしかして、薫にも嫌われた!?でも、なんで?)
??「せ、先輩…。」
純一「あ、中多さん。」
中多「どうしたんですか…?」
純一「それが…」
中多「先輩、あんなに仲良しそうだったのに…。」
純一「…そういえば、美也は?」
中多「え?みゃーちゃん…ですか?」
純一「うん。朝会ってないんだ。」
中多「変わりは無かったですけど…」
純一「けど?」
中多「授業中寝たんですけど、急に『にぃに!』って叫びだしたりしてました…。」
純一「美也…まさかホントに…。」
135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 14:43:22.55 ID:1dzRwMEo0
純一「ありがとう、中多さん。」
中多「いえ、私は…その…先輩のお力になれるなら…。」
棚町「あ、純一。」
純一「どうした薫?」
棚町「…ちょっと屋上に来てくれない?」
純一「屋上?」
中多「いえ、私は…その…先輩のお力になれるなら…。」
棚町「あ、純一。」
純一「どうした薫?」
棚町「…ちょっと屋上に来てくれない?」
純一「屋上?」
136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 14:53:40.94 ID:1dzRwMEo0
屋上
純一「どうしたんだよ薫?こんな辛気臭い事、薫らしくないぞ?」
棚町「…あんたを、元気づけようと思って。」
純一「えっ?」
棚町「はい、これ。」サッ
純一「箱?」
棚町「開けていいわよ///」
パカッ
純一「これは…っ!」
棚町「ま、まだ季節じゃないけど…その…///」
純一(ハート形の大きいチョコだ!)
棚町「どう…?」
純一「薫…凄くうれしい!」
棚町「ホント!?///」
純一「どうしたんだよ薫?こんな辛気臭い事、薫らしくないぞ?」
棚町「…あんたを、元気づけようと思って。」
純一「えっ?」
棚町「はい、これ。」サッ
純一「箱?」
棚町「開けていいわよ///」
パカッ
純一「これは…っ!」
棚町「ま、まだ季節じゃないけど…その…///」
純一(ハート形の大きいチョコだ!)
棚町「どう…?」
純一「薫…凄くうれしい!」
棚町「ホント!?///」
137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 14:57:41.58 ID:1dzRwMEo0
純一「でも、なんでハートなんだ?」
棚町「それは…その…///」
純一「?」
棚町「す、好きだからよっ!///」
純一「ええっ!?///」
棚町「アタシはずっと純一が好きだったの。別れたって言うのを聞いて、絢辻さんには悪いけど…チャンスだと思ったの。」
純一「薫…。」
棚町「そりゃ、絢辻さんの事引きずってるだろうけど、アタシは…純一の彼女になりたいの!///」
純一「…。」
棚町「それは…その…///」
純一「?」
棚町「す、好きだからよっ!///」
純一「ええっ!?///」
棚町「アタシはずっと純一が好きだったの。別れたって言うのを聞いて、絢辻さんには悪いけど…チャンスだと思ったの。」
純一「薫…。」
棚町「そりゃ、絢辻さんの事引きずってるだろうけど、アタシは…純一の彼女になりたいの!///」
純一「…。」
138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 15:03:30.67 ID:1dzRwMEo0
棚町「…急にこんな事言って、アタシどうしちゃったんだろ。泥棒猫みたいじゃない。」
純一「…薫。」
棚町「え?」
純一「好きだ。」
棚町「っ!?///」
純一「僕も薫が好きだ。」
棚町「な、何言ってんのよ!真に受けないでよ!」
純一「僕は絢辻さんが好きだ。でも、経緯はどうあれ振られた事には変わりないんだ。」
棚町「純一…。」
純一「こんなすぐ好きな人を変えたら、たらしみたいだけど、それでも薫が好きだ。」
棚町「…てんきゅ。」
純一「…薫。」
棚町「え?」
純一「好きだ。」
棚町「っ!?///」
純一「僕も薫が好きだ。」
棚町「な、何言ってんのよ!真に受けないでよ!」
純一「僕は絢辻さんが好きだ。でも、経緯はどうあれ振られた事には変わりないんだ。」
棚町「純一…。」
純一「こんなすぐ好きな人を変えたら、たらしみたいだけど、それでも薫が好きだ。」
棚町「…てんきゅ。」
139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 15:09:26.23 ID:1dzRwMEo0
??「良いムードになんてさせないわ!」
純一「えっ!?」
棚町「森島…先輩?」
森島「私が…私の方が橘君の事好きよ!///」
純一「ええっ!?」
森島「私も、この子が言うみたいに泥棒猫みたいだから嫌だな~って思ってたけど、やっぱりチャンスだと思うの。」
棚町「急に入ってこないで・・・」
森島「今話してるの!…絢辻さんの代わりにしかなれないかもしれない。でも、それでも橘君と付き合いたい!///」
純一(僕は…どうすれば!?)
純一「えっ!?」
棚町「森島…先輩?」
森島「私が…私の方が橘君の事好きよ!///」
純一「ええっ!?」
森島「私も、この子が言うみたいに泥棒猫みたいだから嫌だな~って思ってたけど、やっぱりチャンスだと思うの。」
棚町「急に入ってこないで・・・」
森島「今話してるの!…絢辻さんの代わりにしかなれないかもしれない。でも、それでも橘君と付き合いたい!///」
純一(僕は…どうすれば!?)
140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 15:15:49.09 ID:1dzRwMEo0
??「待ってください!」
森島「ふぇ?」
純一「七咲?」
七咲「待ってください先輩。私が橘先輩のお役に…いえ、先輩の彼女になりたいんです///」
純一「七咲まで!?」
七咲「私は、先輩のことが大好きなんです。奪うような形になったとしても…それでも、この気持ちがあふれているんです!///」
純一(なんだか…黒沢さんが話してくれた夢みたいだぞ!?てことは…)
??「わ、私も!」
森島「ふぇ?」
純一「七咲?」
七咲「待ってください先輩。私が橘先輩のお役に…いえ、先輩の彼女になりたいんです///」
純一「七咲まで!?」
七咲「私は、先輩のことが大好きなんです。奪うような形になったとしても…それでも、この気持ちがあふれているんです!///」
純一(なんだか…黒沢さんが話してくれた夢みたいだぞ!?てことは…)
??「わ、私も!」
141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 15:22:59.97 ID:1dzRwMEo0
棚町「桜井さんまで!」
桜井「私だって、ずっと純一の事好きだった!だから…ずっと一緒に居たい!///」
純一「梨穂子…。」
??「ちょっと待ってりほちゃん達!」
七咲「美也ちゃん!?」
美也「にぃにのことが一番好きなのは、みゃーだもん!」
??「美也ちゃん…それは違うと思う。」
純一「中多さん?」
中多「先輩の事好きな気持ちは…私も負けません!///」
??「気になって来て見たら…何よこの状況は!?」
桜井「私だって、ずっと純一の事好きだった!だから…ずっと一緒に居たい!///」
純一「梨穂子…。」
??「ちょっと待ってりほちゃん達!」
七咲「美也ちゃん!?」
美也「にぃにのことが一番好きなのは、みゃーだもん!」
??「美也ちゃん…それは違うと思う。」
純一「中多さん?」
中多「先輩の事好きな気持ちは…私も負けません!///」
??「気になって来て見たら…何よこの状況は!?」
142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:22:27.76 ID:1dzRwMEo0
純一「みんな…。」
棚町「1番最初に告白したのはアタシよ!」
森島「それは関係ないでしょ!」
七咲「そうです!私が…!」
桜井「純一の事一番知ってるもん!」
美也「うるさい!みゃーが!」
中多「えと…その…。」
純一「…聞いてくれ!」
「「「!!」」」シーン
純一「…みんなの気持ちはよく伝わったし、とっても嬉しいよ。でも…。」
「「「でも?」」」
棚町「1番最初に告白したのはアタシよ!」
森島「それは関係ないでしょ!」
七咲「そうです!私が…!」
桜井「純一の事一番知ってるもん!」
美也「うるさい!みゃーが!」
中多「えと…その…。」
純一「…聞いてくれ!」
「「「!!」」」シーン
純一「…みんなの気持ちはよく伝わったし、とっても嬉しいよ。でも…。」
「「「でも?」」」
143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:28:52.59 ID:1dzRwMEo0
純一「僕には好きな人が居る。みんなも好きだけど、それ以上にその子が好きなんだ。」
棚町「何よ。さっきのアタシに言った言葉は嘘なの!?」
七咲「やっぱり絢辻先輩を引きずっているんですか!?」
純一「さっきまでのは嘘じゃ無い。ホントにみんな好きだ。絢辻さんも振られちゃったからほとんど諦めてる。」
森島「じゃあ、誰なの?」
純一「…そこに居るんでしょ黒沢さん。出ておいでよ。」
「「「!?」」」
黒沢「ばれちゃってたか…。」
純一「僕が好きなのは…黒沢さん、君だ。」
「「「えええっ!?」」」
黒沢「うそっ!?///」
棚町「何よ。さっきのアタシに言った言葉は嘘なの!?」
七咲「やっぱり絢辻先輩を引きずっているんですか!?」
純一「さっきまでのは嘘じゃ無い。ホントにみんな好きだ。絢辻さんも振られちゃったからほとんど諦めてる。」
森島「じゃあ、誰なの?」
純一「…そこに居るんでしょ黒沢さん。出ておいでよ。」
「「「!?」」」
黒沢「ばれちゃってたか…。」
純一「僕が好きなのは…黒沢さん、君だ。」
「「「えええっ!?」」」
黒沢「うそっ!?///」
144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:37:58.80 ID:1dzRwMEo0
純一「僕は絢辻さんが大好きだ。そして、生徒会メンバーで居る時が大好きなんだ。」
純一「気付いたんだよ、僕は黒沢さんが好きだって事に。でも…一番好きなのは絢辻さんじゃなくて、3人で居る時だって。」
黒沢「…。」
純一「…これじゃ絢辻さんの事諦め切れてないね。ホントダメだよ僕は。しかも、3人でなんて優柔不断過ぎるよ。」
黒沢「…好き。」
純一「?」
黒沢「私も橘君が好き!でも…絢辻が居て橘君が居る時が一番好き。私も、橘君と同じ考えだった。」
黒沢「いつも絢辻から橘君を奪いたいって思ってた。それは絢辻の事が嫌いだからって思ってた。でも…。」
黒沢「実は絢辻も好きだったのよ。もちろんこれは親友としてね。」
純一「黒沢さん…。」
黒沢「…私は橘君と付き合いたい。でも、絢辻にも戻ってきて橘君と仲良くしてほしい。」
純一「…。」
黒沢「だから、今の状況じゃ嫌。」
純一「気付いたんだよ、僕は黒沢さんが好きだって事に。でも…一番好きなのは絢辻さんじゃなくて、3人で居る時だって。」
黒沢「…。」
純一「…これじゃ絢辻さんの事諦め切れてないね。ホントダメだよ僕は。しかも、3人でなんて優柔不断過ぎるよ。」
黒沢「…好き。」
純一「?」
黒沢「私も橘君が好き!でも…絢辻が居て橘君が居る時が一番好き。私も、橘君と同じ考えだった。」
黒沢「いつも絢辻から橘君を奪いたいって思ってた。それは絢辻の事が嫌いだからって思ってた。でも…。」
黒沢「実は絢辻も好きだったのよ。もちろんこれは親友としてね。」
純一「黒沢さん…。」
黒沢「…私は橘君と付き合いたい。でも、絢辻にも戻ってきて橘君と仲良くしてほしい。」
純一「…。」
黒沢「だから、今の状況じゃ嫌。」
145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:41:51.52 ID:1dzRwMEo0
純一「…今から絢辻さんの所に行こう。」
黒沢「え?」
純一「行こう!」ダッ
黒沢「ちょっと待って!」タッ
森島「…行っちゃった。」
棚町「あ~あ。遠まわしに振られちゃった。」
七咲「やっぱり、絢辻先輩と黒沢先輩には敵わないです。」
桜井「3人で居る時は楽しそうだったもんね~。」
美也「…。」
中多「美也ちゃん、元気出して。」
黒沢「え?」
純一「行こう!」ダッ
黒沢「ちょっと待って!」タッ
森島「…行っちゃった。」
棚町「あ~あ。遠まわしに振られちゃった。」
七咲「やっぱり、絢辻先輩と黒沢先輩には敵わないです。」
桜井「3人で居る時は楽しそうだったもんね~。」
美也「…。」
中多「美也ちゃん、元気出して。」
146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:47:18.74 ID:1dzRwMEo0
純一「絢辻さん!」
絢辻「…橘君。何よ。」
純一「好きだ!!」
絢辻「!?何を言ってるのあなたは?あなたは黒沢さんと…」
純一「黒沢さんも好きだ!」
絢辻「はぁ?」
純一「僕は…3人で仲良く生徒会をやってる時が一番好きなんだ。帰って来てよ、絢辻さん。」
絢辻「…。」
黒沢「た、橘君速過ぎ…。」ハァハァ
絢辻「黒沢さん…。」
黒沢「絢辻…お願いだから橘君と縁切らないで。悲しそうな顔を見るのはもう嫌なの。」
絢辻「あなたまで訳のわからない事を…。」
絢辻「…橘君。何よ。」
純一「好きだ!!」
絢辻「!?何を言ってるのあなたは?あなたは黒沢さんと…」
純一「黒沢さんも好きだ!」
絢辻「はぁ?」
純一「僕は…3人で仲良く生徒会をやってる時が一番好きなんだ。帰って来てよ、絢辻さん。」
絢辻「…。」
黒沢「た、橘君速過ぎ…。」ハァハァ
絢辻「黒沢さん…。」
黒沢「絢辻…お願いだから橘君と縁切らないで。悲しそうな顔を見るのはもう嫌なの。」
絢辻「あなたまで訳のわからない事を…。」
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 16:59:37.49 ID:1dzRwMEo0
絢辻「いい?生徒会の仕事はちゃんとするわ。でも、もう橘君と付き合わないって決めたの。」
純一「…。」
黒沢「でも、絢辻たちは…。」
絢辻「あんなに愛し合ってたとでも言いたいの?付き合ってる時は皆そんなものよ。それでも別れる人は別れるの。」
黒沢「…。」
??「なんで黙るのさ、バカにぃに!」
純一「美也?」
美也「絢辻先輩が好きならちゃんと言いなよ!それだから絢辻先輩が困るんだよ!」
純一「美也…。ありがとな。」
美也「みゃーはにぃにの事ずっと好きなんだからね。」
純一「…絢辻さん。僕が間違ってたよ。」
純一「…。」
黒沢「でも、絢辻たちは…。」
絢辻「あんなに愛し合ってたとでも言いたいの?付き合ってる時は皆そんなものよ。それでも別れる人は別れるの。」
黒沢「…。」
??「なんで黙るのさ、バカにぃに!」
純一「美也?」
美也「絢辻先輩が好きならちゃんと言いなよ!それだから絢辻先輩が困るんだよ!」
純一「美也…。ありがとな。」
美也「みゃーはにぃにの事ずっと好きなんだからね。」
純一「…絢辻さん。僕が間違ってたよ。」
148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 17:28:22.61 ID:1dzRwMEo0
純一「黒沢さんも聞いて。」
黒沢「うん…。」
純一「たしかに僕は黒沢さんが好きだ。でも僕は、絢辻さんが大好きなんだ。振られてから頭が混乱してたけど、やっぱり僕は絢辻さんが好きだ。」
黒沢「…やっと言えたじゃない。」
純一「え?」
黒沢「私だって橘君が好き。でもやっぱり、絢辻とイチャイチャしてる橘君を嫉妬するのが私は好きなの。」
純一「なんだそれ…。」
黒沢「さ、橘君が素直になったんだから、絢辻も素直になりなさいよ。」
絢辻「…。」
純一「絢辻さん。」
絢辻「…好きに…大好きに決まってるじゃない!」
絢辻「どんなに嫌いになろうと思っても、無理だった。お願い、もう放さないで!」
黒沢「…ふふ。私は退散ね。」
黒沢「うん…。」
純一「たしかに僕は黒沢さんが好きだ。でも僕は、絢辻さんが大好きなんだ。振られてから頭が混乱してたけど、やっぱり僕は絢辻さんが好きだ。」
黒沢「…やっと言えたじゃない。」
純一「え?」
黒沢「私だって橘君が好き。でもやっぱり、絢辻とイチャイチャしてる橘君を嫉妬するのが私は好きなの。」
純一「なんだそれ…。」
黒沢「さ、橘君が素直になったんだから、絢辻も素直になりなさいよ。」
絢辻「…。」
純一「絢辻さん。」
絢辻「…好きに…大好きに決まってるじゃない!」
絢辻「どんなに嫌いになろうと思っても、無理だった。お願い、もう放さないで!」
黒沢「…ふふ。私は退散ね。」
149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 17:35:21.75 ID:1dzRwMEo0
それから1週間
絢辻「2人とも、今日も忙しいけど頑張りましょう。」
黒沢「はーい。」
純一「うん、絢辻さん。」
絢辻「こら、詞って呼びなさい、純一。」
純一「おっと…詞。」
絢辻「純一。」
黒沢(2人の仲が復活したのは良いけど…やっぱりイライラするわね…。)
黒沢「ちょっと橘君!仕事は!」
純一「そんな怒らなくてもするって。」
絢辻「この後にね。」フフッ
黒沢「キィーッ!私だって一応告られたのに!」
純一「そりゃ、黒沢さんも好きだけど…詞の方がもっと好きだから。」
絢辻「ふふふっ。」ニヤッ
黒沢「…今度こそ絶対に橘君を奪ってみせるんだからぁ!!」
fin
絢辻「2人とも、今日も忙しいけど頑張りましょう。」
黒沢「はーい。」
純一「うん、絢辻さん。」
絢辻「こら、詞って呼びなさい、純一。」
純一「おっと…詞。」
絢辻「純一。」
黒沢(2人の仲が復活したのは良いけど…やっぱりイライラするわね…。)
黒沢「ちょっと橘君!仕事は!」
純一「そんな怒らなくてもするって。」
絢辻「この後にね。」フフッ
黒沢「キィーッ!私だって一応告られたのに!」
純一「そりゃ、黒沢さんも好きだけど…詞の方がもっと好きだから。」
絢辻「ふふふっ。」ニヤッ
黒沢「…今度こそ絶対に橘君を奪ってみせるんだからぁ!!」
fin
159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 23:01:19.50 ID:1dzRwMEo0
追記:
純一「そういえばさ、あの時誰が噂を流したんだろうね?」
黒沢「確かに…。」
絢辻「…あいつか。」
純一「あいつ?」
絢辻「そこに居る人、出てきなさい。」
??「!」
絢辻「名前を言ってほしいの?上崎さん?」
上崎「…なんで分かってたの?」
絢辻「当然よ。」
純一「そういえばさ、あの時誰が噂を流したんだろうね?」
黒沢「確かに…。」
絢辻「…あいつか。」
純一「あいつ?」
絢辻「そこに居る人、出てきなさい。」
??「!」
絢辻「名前を言ってほしいの?上崎さん?」
上崎「…なんで分かってたの?」
絢辻「当然よ。」
160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 23:03:30.39 ID:1dzRwMEo0
絢辻「さて、私たちの仲を引き裂こうとした責任をとって貰おうかしら?」
上崎「うっ…。」
黒沢「私も参加する。」
絢辻「ええ、どうぞ。」
上崎「や…やめっ」
純一「やめてよ2人とも。」
「「「!?」」」
上崎「うっ…。」
黒沢「私も参加する。」
絢辻「ええ、どうぞ。」
上崎「や…やめっ」
純一「やめてよ2人とも。」
「「「!?」」」
161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) 2012/01/28(土) 23:05:51.70 ID:1dzRwMEo0
純一「確かに僕も許せないけど…結果として3人仲良くやってるし、詞と僕は前よりラブラブじゃないか。」
絢辻「…///」
黒沢「確かに…ね。」
純一「その、上崎さん。君の事は許してあげる。でも、二度と僕らの邪魔はしないでね?」
上崎「ごめんなさい…。」
絢辻「もしその時は、ねぇ?」
黒沢「ねぇ?」
上崎「!」ビクッ
fin
絢辻「…///」
黒沢「確かに…ね。」
純一「その、上崎さん。君の事は許してあげる。でも、二度と僕らの邪魔はしないでね?」
上崎「ごめんなさい…。」
絢辻「もしその時は、ねぇ?」
黒沢「ねぇ?」
上崎「!」ビクッ
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