2: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:18:41.10 ID:67PjJMu90
上条「あ~暇だなぁ」
上条「昼ごはんも食べたことだし」
上条「午後はゆったり過ごしますか~っと」
禁書「ねぇ、おなかすいたんだよとうま」
上条「インデックスさん?今昼ごはん食べたばかりですよ?」
禁書「あれぐらいじゃ前菜にも入らないかも」
上条(イラッ
上条「昼ごはんも食べたことだし」
上条「午後はゆったり過ごしますか~っと」
禁書「ねぇ、おなかすいたんだよとうま」
上条「インデックスさん?今昼ごはん食べたばかりですよ?」
禁書「あれぐらいじゃ前菜にも入らないかも」
上条(イラッ
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3: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:19:31.63 ID:67PjJMu90
上条「と、とにかく、テレビでも見ながr
禁書「お昼ごはんまだなの?とうま」
上条「だぁぁぁぁぁぁうるさい!!ちょっとはうちの財政事情も分かってくださいなインデックスぅ!!」
禁書「そうはいってもさすがにご飯味噌汁だけっていうのは味気ないんだよ」
禁書「もっとこう、デミグラスハンバーグとか、チーズハンバーグとかこってりしたものが食べたいんだよ」
上条「それはこってりというか…ようは肉が食いたいんだなお前は…」
禁書「そういうわけでもないけど」
上条「いや絶対そういうことだろ…そんなに食いたきゃ小萌先生か土御門のところに行けば食わせてくれるんじゃねぇか?」
禁書「あまり人に食事をねだるのはよくないんだよ」
上条「お前が言うか…」ハァ
禁書「お昼ごはんまだなの?とうま」
上条「だぁぁぁぁぁぁうるさい!!ちょっとはうちの財政事情も分かってくださいなインデックスぅ!!」
禁書「そうはいってもさすがにご飯味噌汁だけっていうのは味気ないんだよ」
禁書「もっとこう、デミグラスハンバーグとか、チーズハンバーグとかこってりしたものが食べたいんだよ」
上条「それはこってりというか…ようは肉が食いたいんだなお前は…」
禁書「そういうわけでもないけど」
上条「いや絶対そういうことだろ…そんなに食いたきゃ小萌先生か土御門のところに行けば食わせてくれるんじゃねぇか?」
禁書「あまり人に食事をねだるのはよくないんだよ」
上条「お前が言うか…」ハァ
4: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:20:23.77 ID:67PjJMu90
上条「とにかくうちには今日の晩飯以外の食材はありません!!却下!!」
禁書「でもつまり食材はあるってことなんだよ。あるんなら早く出してほしいんだよ」
上条「あのですね、それだと晩飯がなくなります」
禁書「夕飯はまいかに御馳走になるからそれでいいんだよ」
上条「なんて自分勝手な…しかもさっきと言ってることがまるで食い違ってるぞ」
禁書「ということd
上条「ダメだ」
禁書「うわ~とうまのケチ!ケチケチケチ!!」
上条「ケチケチしないとやってられない生活なもんでしてね」
禁書「もう!!まいかのところに行くんだよ!!」ガタッ
ダダダダ バタン
禁書「でもつまり食材はあるってことなんだよ。あるんなら早く出してほしいんだよ」
上条「あのですね、それだと晩飯がなくなります」
禁書「夕飯はまいかに御馳走になるからそれでいいんだよ」
上条「なんて自分勝手な…しかもさっきと言ってることがまるで食い違ってるぞ」
禁書「ということd
上条「ダメだ」
禁書「うわ~とうまのケチ!ケチケチケチ!!」
上条「ケチケチしないとやってられない生活なもんでしてね」
禁書「もう!!まいかのところに行くんだよ!!」ガタッ
ダダダダ バタン
5: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:21:27.97 ID:67PjJMu90
上条「あっ…行ってしまった」
上条「まぁこの状況ではこれもヨシとしなければ」
上条「おかげで上条さんの晩飯は守られましたとさ」
上条「隣の部屋だし問題ないだろ」
上条「……」
上条「テレビでも見ますか」
ピッ
ガーッ ガッ
上条「え…」
上条「ハハハ…ウソだろ故障なんて…」
上条「ここんところを右に45度の角度で叩けば…」
ガツン
上条「まぁこの状況ではこれもヨシとしなければ」
上条「おかげで上条さんの晩飯は守られましたとさ」
上条「隣の部屋だし問題ないだろ」
上条「……」
上条「テレビでも見ますか」
ピッ
ガーッ ガッ
上条「え…」
上条「ハハハ…ウソだろ故障なんて…」
上条「ここんところを右に45度の角度で叩けば…」
ガツン
6: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:22:29.44 ID:67PjJMu90
…ガーッ ブツン
上条「配線が…切れてる……なぜ…」
上条「そういえばこの間インデックスが『とうま、テレビ見てないで夜ごはん作ってほしいんだよ!!』とか言って…」
上条「インデックスの噛みつき攻撃をとっさにコードで防いだとき…か」
上条「不幸だ…」
上条「配線が…切れてる……なぜ…」
上条「そういえばこの間インデックスが『とうま、テレビ見てないで夜ごはん作ってほしいんだよ!!』とか言って…」
上条「インデックスの噛みつき攻撃をとっさにコードで防いだとき…か」
上条「不幸だ…」
7: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:23:09.64 ID:67PjJMu90
上条「出かけるか…」
上条「インデックスたしか鍵持ってたよな…なら大丈夫だ」
ガチャ
バタン
上条「インデックスたしか鍵持ってたよな…なら大丈夫だ」
ガチャ
バタン
8: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:24:09.96 ID:67PjJMu90
~とある地下商店街~
上条「たまにはこういうところもいいじゃないんでしょうか」
上条「金がないからウインドゥショッピングですけどね」
上条「はぁ…お、あれは」
御坂妹「……」ジーッ
上条「よっす。どうしたんだ?えーと…御坂妹か?」
御坂妹「これはこれはこんにちは、その通り、ミサカです。とミサカは丁寧にお辞儀します」ペコリ
御坂妹「実は、あの大きな時計が少々狂っているように見えまして、とミサカは立ち止まっていた理由を説明します」
上条「ん、あれか?狂ってる…のか?」
御坂妹「はい。他のミサカにも確認しましたが、1分37秒ほどズレています、とミサカは報告します」
9: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:24:47.48 ID:67PjJMu90
上条「へぇ~。確かに地下商店街のシンボルみたいなやつだから、ズレてるのはまずいよな」
御坂妹「はい、ですのでミサカがちょっと電気で直そうと思ったのですが…それをすると横の機器に影響が出るかもしれません、ミサカは心配します」
※大時計(といっても2メートルくらい)のすぐ横には、電光掲示板が置いてある
上条「なるほどな……そこらへんのお店の人に言うしかないんじゃないか?」
御坂妹「……」
上条「ん?」
御坂妹「はい、ですのでミサカがちょっと電気で直そうと思ったのですが…それをすると横の機器に影響が出るかもしれません、ミサカは心配します」
※大時計(といっても2メートルくらい)のすぐ横には、電光掲示板が置いてある
上条「なるほどな……そこらへんのお店の人に言うしかないんじゃないか?」
御坂妹「……」
上条「ん?」
10: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:25:40.18 ID:67PjJMu90
御坂妹「どうやら知能は本当にレベル0のようですね、とミサカは小馬鹿にします」
上条「え?あ…あぁそういうことか。右手で電光掲示板に触れて…」
上条「いいぞ御坂妹」
御坂妹「はい、とミサカは理解が遅い少年にため息をつきつつ時計を直します」ビリッ
カチッ
上条「え?あ…あぁそういうことか。右手で電光掲示板に触れて…」
上条「いいぞ御坂妹」
御坂妹「はい、とミサカは理解が遅い少年にため息をつきつつ時計を直します」ビリッ
カチッ
11: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:26:06.72 ID:67PjJMu90
御坂妹「おそらくこれで正しい時刻のはずです、とミサカは報告します」
上条「おう、よかったな」
御坂妹「手伝っていただきありがとうございました」ペコリ
上条「おう、よかったな」
御坂妹「手伝っていただきありがとうございました」ペコリ
12: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:26:47.69 ID:67PjJMu90
御坂妹「ではそろそろ病院に戻る時間ですので、ミサカはこれで」
上条「そうか、じゃあな御坂妹」クルッ
御坂妹「あ、ちょっと待って下さい、とミサカは呼びとめます」
上条「ん?どうした?」
御坂妹「これをどうぞ」サッ
上条「これは…福引券?」
御坂妹「さっき落ちてたのを拾ったのですが…ミサカには必要ないものですので」
上条「いや、上条さんの不幸体質をバカにしちゃいけませんのことよ。こんなのは上条さんの前ではただの紙切れ同然…」
御坂妹「拾いもので申し訳ありませんが、ちょっとしたお礼です」
上条「いや、お礼されるようなことはしてないしそもそも上条さんの不幸たいs
御坂妹「ちなみに一等は商品券5万円分だそうです、とミサカは補足します」
上条「ありがとう!!御坂妹!!挑戦してみるぜ!!」
ダダダダッ
御坂妹「…分かりやすい人ですね、とミサカは内心ちょっと呆れます」ハァ
上条「そうか、じゃあな御坂妹」クルッ
御坂妹「あ、ちょっと待って下さい、とミサカは呼びとめます」
上条「ん?どうした?」
御坂妹「これをどうぞ」サッ
上条「これは…福引券?」
御坂妹「さっき落ちてたのを拾ったのですが…ミサカには必要ないものですので」
上条「いや、上条さんの不幸体質をバカにしちゃいけませんのことよ。こんなのは上条さんの前ではただの紙切れ同然…」
御坂妹「拾いもので申し訳ありませんが、ちょっとしたお礼です」
上条「いや、お礼されるようなことはしてないしそもそも上条さんの不幸たいs
御坂妹「ちなみに一等は商品券5万円分だそうです、とミサカは補足します」
上条「ありがとう!!御坂妹!!挑戦してみるぜ!!」
ダダダダッ
御坂妹「…分かりやすい人ですね、とミサカは内心ちょっと呆れます」ハァ
13: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:27:34.91 ID:67PjJMu90
------
ダッダッダッ
上条「そうだ、なんでもかんでも不幸のせいにして当たらないって決めつけてるなら…」
上条「まずはその幻想をぶち殺す!!」
上条「はぁ…はぁ…ここか」
ダッダッダッ
上条「そうだ、なんでもかんでも不幸のせいにして当たらないって決めつけてるなら…」
上条「まずはその幻想をぶち殺す!!」
上条「はぁ…はぁ…ここか」
14: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:28:11.33 ID:67PjJMu90
~福引会場~
上条「結構並んでるな…最後尾はっと」
上条「ここだな。よし」
・10分後・
上条「よし、ようやく上条さんの番ですよ~」
係員「では、福引券をいただきます」
上条「あ、ハイ…え~とこれで」サッ
上条「結構並んでるな…最後尾はっと」
上条「ここだな。よし」
・10分後・
上条「よし、ようやく上条さんの番ですよ~」
係員「では、福引券をいただきます」
上条「あ、ハイ…え~とこれで」サッ
15: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:28:43.50 ID:67PjJMu90
係員「はい、では1回分になります」
上条「なるほど、ガラガラタイプの福引か」
上条「よし!!この1回にかける!!」
上条「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガランガランガラン
<ママーアノヒトナニー? シッミチャイケマセン
上条「当たれぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええ!!!!」ガランガラン
ポトッ
上条「なるほど、ガラガラタイプの福引か」
上条「よし!!この1回にかける!!」
上条「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガランガランガラン
<ママーアノヒトナニー? シッミチャイケマセン
上条「当たれぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええ!!!!」ガランガラン
ポトッ
16: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:29:22.54 ID:67PjJMu90
係員「…はい。残念、白ですのでハズレです。こちらティッシュになります」
客A「プッ…w」
客B「ククッ、クッww」
上条(ズーン…)
上条「はぁ…」
上条「やっぱり…やっぱりそうだよな…ハハ…この上条さんなら一等どころか四等だって当たるわけが…」
上条「くそぅ…しかもティッシュって…涙拭けってか?…く、ぅぅぅ」
上条「もう帰ろうかな…」トボトボ
カランカランカラン!!
17: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:30:21.81 ID:67PjJMu90
上条(ビクッ)
係員「おめでとうございます!!赤ですので三等『電化製品限定商品券1万円分』です!!」
黒子「ゲッ(べ、べつにいりませんの…」
上条「……!!」
スタスタ
黒子「これ…どうしましょうか…別に寮の電気機器は異常ありませんし、黒子が今欲しいのは電化製品というよりむしろお姉さまの電撃ぐぅえへぇへえへぃひひひひh
上条「白井じゃないか、すげーなそれ」
黒子「ひょうゎああ!!ゲッ、類人猿…」
係員「おめでとうございます!!赤ですので三等『電化製品限定商品券1万円分』です!!」
黒子「ゲッ(べ、べつにいりませんの…」
上条「……!!」
スタスタ
黒子「これ…どうしましょうか…別に寮の電気機器は異常ありませんし、黒子が今欲しいのは電化製品というよりむしろお姉さまの電撃ぐぅえへぇへえへぃひひひひh
上条「白井じゃないか、すげーなそれ」
黒子「ひょうゎああ!!ゲッ、類人猿…」
19: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:33:08.78 ID:67PjJMu90
上条「おいおいやめてくれよ、ところでそれ…もしかしていらないモノだったりする?いや、しますでせうか?」
黒子(ジーッ
黒子「はぁ…」
上条「え、そ、その露骨にバカにした溜め息はなんなのでしょうか」
黒子「何を言ってくるかと思いきや、おねだりですか。さすが類人猿はものの頼み方もなってませんのねぇ…」
上条「なっ…か、上条さんはもしその生命線にも等しい商品券を貴方様がいらないというのならば代わりに使わせていただこうかと思った次第でありましてですね」
黒子「生命線の意味分かってますの…?これはとーっても大事ですのであなたのような類人猿に差し上げるわけにはいきませんのよ」
上条「え、でもさっきいらないって」
黒子「(声に出してた!?)ど、読心能力でもあるんですの…?って違うそうではなくて!!え、えーと、あの(しまった言い訳が思いつかない…!!)」
上条「図星でせうか」グイッ
黒子「顔が近い!!…クッ、しかしただであげるわけにはいきませんのよ…」
黒子(ジーッ
黒子「はぁ…」
上条「え、そ、その露骨にバカにした溜め息はなんなのでしょうか」
黒子「何を言ってくるかと思いきや、おねだりですか。さすが類人猿はものの頼み方もなってませんのねぇ…」
上条「なっ…か、上条さんはもしその生命線にも等しい商品券を貴方様がいらないというのならば代わりに使わせていただこうかと思った次第でありましてですね」
黒子「生命線の意味分かってますの…?これはとーっても大事ですのであなたのような類人猿に差し上げるわけにはいきませんのよ」
上条「え、でもさっきいらないって」
黒子「(声に出してた!?)ど、読心能力でもあるんですの…?って違うそうではなくて!!え、えーと、あの(しまった言い訳が思いつかない…!!)」
上条「図星でせうか」グイッ
黒子「顔が近い!!…クッ、しかしただであげるわけにはいきませんのよ…」
20: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:34:13.48 ID:67PjJMu90
上条「なんでも聞きますのでくださいお願いします」
黒子「(どんだけ必死なんですの…さすがに寒気がしますわ…)で、ではまずアレですわね」
上条「アレ?」
黒子「人にものを頼み込むときはアレに決まってますの。とんね○ずでもお馴染みですのよ」
上条「え、えーともしかして…『ド』で始まって『ザ』で終わって真ん中に『ゲ』が入るアレでせうか…」
黒子「まんまですの…まぁいいですわ。やってみろですの」
上条「くっ…しかし1万円のため…これさえあればウチの配線切れたテレビもなんとか…」ブツブツ
黒子「なにをブツブツいってますの?」
上条「インデックスさんすみません…初めて(の土下座)はあなたではないようです…」
黒子「そろそろ本当に気持ち悪くなってきましたの…」
上条「では…いざ!!」バッ
orz(想像にお任せします)
黒子「(どんだけ必死なんですの…さすがに寒気がしますわ…)で、ではまずアレですわね」
上条「アレ?」
黒子「人にものを頼み込むときはアレに決まってますの。とんね○ずでもお馴染みですのよ」
上条「え、えーともしかして…『ド』で始まって『ザ』で終わって真ん中に『ゲ』が入るアレでせうか…」
黒子「まんまですの…まぁいいですわ。やってみろですの」
上条「くっ…しかし1万円のため…これさえあればウチの配線切れたテレビもなんとか…」ブツブツ
黒子「なにをブツブツいってますの?」
上条「インデックスさんすみません…初めて(の土下座)はあなたではないようです…」
黒子「そろそろ本当に気持ち悪くなってきましたの…」
上条「では…いざ!!」バッ
orz(想像にお任せします)
21: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:35:16.40 ID:67PjJMu90
黒子「…………」
黒子「……いいものが見れましたの。では」クルッ
上条「っておぉぉぉぉぉぉいいいい!!!!」
黒子「う、うるさいですの!!地下街で大声出さないでくださいまし!!!」
上条「商品券は!?1万円は!?」
黒子「はぁ…あなたのことをこれからは類人猿KOJIKIと呼ばせていただきますわ」
上条「いりませんそんなあだ名!!上条さんの勇気の見返りはないのですか!?」
黒子「ったく…うるさいですの…チェ、持ってけ泥棒!!ですの」ヒュン
上条「おおお、上条さんの勇気の結晶がついに!!愛の結晶がついに!!」
黒子「おぇ…こんなやつのどこがいいんですの…ただの下ネタ連発機ではありませんの…」
上条「下ネタ?」
黒子(意味を知らずに言ってるだと…)
黒子「……いいものが見れましたの。では」クルッ
上条「っておぉぉぉぉぉぉいいいい!!!!」
黒子「う、うるさいですの!!地下街で大声出さないでくださいまし!!!」
上条「商品券は!?1万円は!?」
黒子「はぁ…あなたのことをこれからは類人猿KOJIKIと呼ばせていただきますわ」
上条「いりませんそんなあだ名!!上条さんの勇気の見返りはないのですか!?」
黒子「ったく…うるさいですの…チェ、持ってけ泥棒!!ですの」ヒュン
上条「おおお、上条さんの勇気の結晶がついに!!愛の結晶がついに!!」
黒子「おぇ…こんなやつのどこがいいんですの…ただの下ネタ連発機ではありませんの…」
上条「下ネタ?」
黒子(意味を知らずに言ってるだと…)
22: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:36:01.18 ID:67PjJMu90
上条「ところであれ、商品券は」
黒子「ああ、座標ミスってテレポしておきましたので、あなたの後方10メートルくらいに落ちてるのでは?」
上条「おおぉぉぉぉぉぃぃいいいいいいいいい!!!!!!」ダダダダッ
黒子「地下街では静かにしろと…さすがKOJIKIですわね。呆れてものも言えませんわ」
黒子「ああ、座標ミスってテレポしておきましたので、あなたの後方10メートルくらいに落ちてるのでは?」
上条「おおぉぉぉぉぉぃぃいいいいいいいいい!!!!!!」ダダダダッ
黒子「地下街では静かにしろと…さすがKOJIKIですわね。呆れてものも言えませんわ」
23: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:39:56.96 ID:67PjJMu90
-----
上条「クソッお金を放りなげるなんて…これがお嬢様のすることかっ…!!」
上条「どこだ…どこだ…10メートルってどの辺だぁぁぁぁぁぁ!!」
中年の男「ッハ、なんじゃこりゃ!!ツいてるってやつかぁ!?」
上条「ゲッもしかしてあれは…」
中年の男「歩いてたらいきなりカネが降ってくるたぁ、なんたる偶然だよ、オイ!!」
上条「やっぱり白井の商品券だ…」
上条「あの人やばそうだなぁ…白衣来てるのに刺青してるぞ…」
上条「しかし、これもテレビのため…」グッ
上条「勇気を出して声をかけるんだ上条当麻!!」
上条「あ、あの~」
上条「クソッお金を放りなげるなんて…これがお嬢様のすることかっ…!!」
上条「どこだ…どこだ…10メートルってどの辺だぁぁぁぁぁぁ!!」
中年の男「ッハ、なんじゃこりゃ!!ツいてるってやつかぁ!?」
上条「ゲッもしかしてあれは…」
中年の男「歩いてたらいきなりカネが降ってくるたぁ、なんたる偶然だよ、オイ!!」
上条「やっぱり白井の商品券だ…」
上条「あの人やばそうだなぁ…白衣来てるのに刺青してるぞ…」
上条「しかし、これもテレビのため…」グッ
上条「勇気を出して声をかけるんだ上条当麻!!」
上条「あ、あの~」
24: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:41:09.44 ID:67PjJMu90
中年の男「あん?」
上条「その商品券、私のなんですが…」
中年の男「……あ?」
上条「………」
中年の男「…………」
上条「ですからあの…」
上条「その商品k」
中年の男「で?」
上条「え?」
上条「その商品券、私のなんですが…」
中年の男「……あ?」
上条「………」
中年の男「…………」
上条「ですからあの…」
上条「その商品k」
中年の男「で?」
上条「え?」
25: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:41:40.80 ID:67PjJMu90
中年の男「だからなんだってんだよ。これは俺が拾ったもんだっつの」
中年の男「そもそもお前のものだって証明するもねぇだろうが」
中年の男「KOJIKIはゴミ捨て場でも漁ってな」
上条「なんでそのあだ名広まってるの!?」
上条「とにかく、もとは私のものですから返してください…」
中年の男「だから証明がねぇだろうが。なんだ?指紋認証でもしたらテメェの指紋でも出てくるってか?あぁ?」
上条(しまった指紋すらついてない)
中年の男「そもそもお前のものだって証明するもねぇだろうが」
中年の男「KOJIKIはゴミ捨て場でも漁ってな」
上条「なんでそのあだ名広まってるの!?」
上条「とにかく、もとは私のものですから返してください…」
中年の男「だから証明がねぇだろうが。なんだ?指紋認証でもしたらテメェの指紋でも出てくるってか?あぁ?」
上条(しまった指紋すらついてない)
26: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:42:15.00 ID:67PjJMu90
上条「し、しかし…」
中年の男「残念だったな。今日はこれで夕飯済まそうと思ってたから渡すわけにはいかねぇ。せいぜい頑張れやKOJIKI」
上条「え?」
中年の男「あ?まだなんかあんのかよ」
上条「それ…」
中年の男「はっきり言えやこのKOJIKI!!!」
中年の男「残念だったな。今日はこれで夕飯済まそうと思ってたから渡すわけにはいかねぇ。せいぜい頑張れやKOJIKI」
上条「え?」
中年の男「あ?まだなんかあんのかよ」
上条「それ…」
中年の男「はっきり言えやこのKOJIKI!!!」
27: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:43:04.71 ID:67PjJMu90
上条「それ、電化製品限定でして」
中年の男「あ?」
中年の男「………」
上条「電化製品限定でして」
中年の男「あ」
中年の男(小っせぇ文字で書いてやがる…)
上条「ですからあの」
上条「夕飯には使えないかと…」
中年の男「…………」
中年の男「チッ冷めちまったぜ…」
中年の男「そんじゃこりゃ俺にはいらねぇよ」
中年の男「あ?」
中年の男「………」
上条「電化製品限定でして」
中年の男「あ」
中年の男(小っせぇ文字で書いてやがる…)
上条「ですからあの」
上条「夕飯には使えないかと…」
中年の男「…………」
中年の男「チッ冷めちまったぜ…」
中年の男「そんじゃこりゃ俺にはいらねぇよ」
28: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:43:40.95 ID:67PjJMu90
上条「で、では…」
中年の男「だがなぁ」
上条「え?」
中年の男「人にやるってんなら…」ポイッ
中年の男「こうしたほうがいいわけよ」グリグリグリグリ
上条「あ、あぁぁ…」
中年の男「ケッあばよ」
中年の男「だがなぁ」
上条「え?」
中年の男「人にやるってんなら…」ポイッ
中年の男「こうしたほうがいいわけよ」グリグリグリグリ
上条「あ、あぁぁ…」
中年の男「ケッあばよ」
29: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:44:28.15 ID:67PjJMu90
上条「なんてことだ……」
上条「足でもみくちゃにするなんて…」
上条「うう…しかし破られてはいないから…使えるはず!!」
上条「いざ!!コードを買いに!!」
上条「あ」
上条「その前にポイントカードがあったほうがいいな」
上条「でも財布は家だった」
上条「一回戻るか」
上条「足でもみくちゃにするなんて…」
上条「うう…しかし破られてはいないから…使えるはず!!」
上条「いざ!!コードを買いに!!」
上条「あ」
上条「その前にポイントカードがあったほうがいいな」
上条「でも財布は家だった」
上条「一回戻るか」
30: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:45:20.82 ID:67PjJMu90
~上条さん宅~
上条「我が家なのですよ」
ガチャ
上条「財布は~っと」
上条「あれ?」
上条「まさか泥棒…」
上条「いやまさか…あ、あった」
上条「ん?俺こんなところに財布置いてたっけ」
上条「………」
上条「とりあえず、あそこ閉まるの早いから早く行かないと」
ガチャ
ガタン
上条「我が家なのですよ」
ガチャ
上条「財布は~っと」
上条「あれ?」
上条「まさか泥棒…」
上条「いやまさか…あ、あった」
上条「ん?俺こんなところに財布置いてたっけ」
上条「………」
上条「とりあえず、あそこ閉まるの早いから早く行かないと」
ガチャ
ガタン
31: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:46:04.46 ID:67PjJMu90
~再び地下商店街~
上条「あれ?」
上条「そういえば俺、昼に鍵かけなかったっけ」
上条「さっき鍵かかってなかったような」
上条「気のせいか…?」
上条「え~とコードコード」キョロキョロ
上条「あった」
上条「う~ん…?」
上条「この4500円のやつでいいんじゃないか?」
上条「おおう、4500円もの大金を気兼ねナシに使えるこのブルジョワ感!!」
上条「たまりませんのことよー!!」
上条「あれ?」
上条「そういえば俺、昼に鍵かけなかったっけ」
上条「さっき鍵かかってなかったような」
上条「気のせいか…?」
上条「え~とコードコード」キョロキョロ
上条「あった」
上条「う~ん…?」
上条「この4500円のやつでいいんじゃないか?」
上条「おおう、4500円もの大金を気兼ねナシに使えるこのブルジョワ感!!」
上条「たまりませんのことよー!!」
32: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:46:41.54 ID:67PjJMu90
上条「なにせ1万円ありますからね!!」
上条「でもこれが食費に使えたら…」
上条「いや、食費に使えたらさっきのあのおっさんに取られてた」
上条「というか盗られてた」
上条「レジはっと…」
上条「でもこれが食費に使えたら…」
上条「いや、食費に使えたらさっきのあのおっさんに取られてた」
上条「というか盗られてた」
上条「レジはっと…」
33: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:48:06.19 ID:67PjJMu90
新人会計「4500円になります」
上条「あの、こちらの商品券を使います」
新人会計「はい、では…」
新人会計「会計変わりまして、3500円になります」
上条「え?」
新人会計「え?」
上条「あの、こちらの商品券を使います」
新人会計「はい、では…」
新人会計「会計変わりまして、3500円になります」
上条「え?」
新人会計「え?」
34: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:49:25.27 ID:67PjJMu90
上条「え、あの…1万円分ですよね?」
新人会計「…?1000円のお値引きになりますが」
上条「ちょ、ちょっと」
バッ
上条「あ…」
上条(しわで印刷が薄れて…!!0が一個消えてる!!)
上条「お……」
上条「おォォォォォっさァァァァァァァァァァァン!!!!!」
新人会計「え?え?」
新人会計「あの、私は23です」
上条「あ、いやすみません…違います違います…」
上条「これほんとは1万円分なんですよ」
新人会計「え」
新人会計「…?1000円のお値引きになりますが」
上条「ちょ、ちょっと」
バッ
上条「あ…」
上条(しわで印刷が薄れて…!!0が一個消えてる!!)
上条「お……」
上条「おォォォォォっさァァァァァァァァァァァン!!!!!」
新人会計「え?え?」
新人会計「あの、私は23です」
上条「あ、いやすみません…違います違います…」
上条「これほんとは1万円分なんですよ」
新人会計「え」
35: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:50:07.87 ID:67PjJMu90
上条「ですから…福引でですね」
新人会計「しかしどう見ても1000円分ですが」
上条「あああもう!!ですから…」
店長「お客様、周りの方の迷惑となりますのでこちらのほうで詳しいお話を…」
上条(え?)
上条(いやちょっと待て。ここで連れてかれると不幸な予感しかしない)
上条(警備員に通報とか、上条さんの不幸体質なら十分にあり得る!!)
上条(クソ…でも3500円くらいの出費なら…明日からカップ麺のサイズを一回り下げれば)
上条(なんとかなる…かも)
上条(よし)
上条「すみません、払います」
店長「え」
店長(なんだこの人は)
新人会計「しかしどう見ても1000円分ですが」
上条「あああもう!!ですから…」
店長「お客様、周りの方の迷惑となりますのでこちらのほうで詳しいお話を…」
上条(え?)
上条(いやちょっと待て。ここで連れてかれると不幸な予感しかしない)
上条(警備員に通報とか、上条さんの不幸体質なら十分にあり得る!!)
上条(クソ…でも3500円くらいの出費なら…明日からカップ麺のサイズを一回り下げれば)
上条(なんとかなる…かも)
上条(よし)
上条「すみません、払います」
店長「え」
店長(なんだこの人は)
37: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:50:53.61 ID:67PjJMu90
新人会計「は、はい…では…3500円です」
上条「うう、さらば俺の樋口一葉…」
上条「あれ?」
新人会計「?」
上条「金がない…だと」
上条「え?えぇ?ウソですよね?」
上条「あれ、なんかメモが挟まって」
上条「うう、さらば俺の樋口一葉…」
上条「あれ?」
新人会計「?」
上条「金がない…だと」
上条「え?えぇ?ウソですよね?」
上条「あれ、なんかメモが挟まって」
38: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:51:51.62 ID:67PjJMu90
とうまへ
まいかが夕方から実習に行くらしいから、おやつその2を買うために財布をちょっと借りたんだよ。学園都市のコンビニにはおいしいスイーツが売っててとても素晴らしいんだよ!!中に入ってたお金じゃエクレア27個しか買えなかったけど、また食べたいんだよ。
インデックス
39: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:52:41.70 ID:67PjJMu90
上条(ピキッ
上条「う……う…」
新人会計「え?」
上条「い……」
上条「う……う…」
新人会計「え?」
上条「い……」
40: ◆4L34b8MrkU 2012/03/20(火) 20:53:29.40 ID:67PjJMu90
上条「インデックスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううう!!!!!」
上条「白井ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!」
上条「あとなんかよく分かんない刺青野郎!!!!!」
上条「てめぇらまとめてぶっ飛ばすぅぅぅぅぅぅ!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん」
上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ダダダダダッ
新人会計「あ、お客さん商品券……」
御坂妹「やはりただの紙切れでしたね、とミサカはあの不幸少年を嘲笑います。ププッ」
上条「白井ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!」
上条「あとなんかよく分かんない刺青野郎!!!!!」
上条「てめぇらまとめてぶっ飛ばすぅぅぅぅぅぅ!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん」
上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ダダダダダッ
新人会計「あ、お客さん商品券……」
御坂妹「やはりただの紙切れでしたね、とミサカはあの不幸少年を嘲笑います。ププッ」
62: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:53:41.88 ID:lTvqhqhs0
数日後……
~いつもの自販機前~
上条「ということがありまして」
美琴「へ、へぇ~そう、アンタも相変わらずねぇ…」
上条「それ以来上条さんの家はテレビの付かない静か空間になってしまったのですよ」
美琴「電気代節約になっていいじゃない」
上条「いや、そういう問題じゃなくてですね」
上条「しかも上条さんのメシはうま○棒に水というありさまなのです」
美琴「それはさすがに悲惨ねぇ…」
~いつもの自販機前~
上条「ということがありまして」
美琴「へ、へぇ~そう、アンタも相変わらずねぇ…」
上条「それ以来上条さんの家はテレビの付かない静か空間になってしまったのですよ」
美琴「電気代節約になっていいじゃない」
上条「いや、そういう問題じゃなくてですね」
上条「しかも上条さんのメシはうま○棒に水というありさまなのです」
美琴「それはさすがに悲惨ねぇ…」
63: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:55:29.29 ID:lTvqhqhs0
美琴「というかなんで私にそんなこと言うのよ」
美琴(も、もしかして私のこと…)
上条「え?それはただ単に白井とインデックスのことを共通して知ってるので思いつくのがお前くらいしかいなかったから」
美琴(ピリッ
上条「ちょ、ちょっとお前、電気漏れてるって…」
美琴(あれ?でも『思いつくの』ってことは…コイツの頭の中で少しでも私が…)
美琴「ふにゃぁ~~///」ビリリリ
上条「お、おい!!さらに激しくなってるって!!」ポン
美琴「…ハッ!」
美琴「……///」
美琴(も、もしかして私のこと…)
上条「え?それはただ単に白井とインデックスのことを共通して知ってるので思いつくのがお前くらいしかいなかったから」
美琴(ピリッ
上条「ちょ、ちょっとお前、電気漏れてるって…」
美琴(あれ?でも『思いつくの』ってことは…コイツの頭の中で少しでも私が…)
美琴「ふにゃぁ~~///」ビリリリ
上条「お、おい!!さらに激しくなってるって!!」ポン
美琴「…ハッ!」
美琴「……///」
64: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:56:04.56 ID:lTvqhqhs0
美琴「……で、アンタはどうしたいのよ」
上条「え?」
美琴「べ、別に配線コードぐらい買ってあげたっていいわよ」
美琴「どうしてもって、いうなら……」
上条「いやいやさすがに中学生に金を出してもらうわけにはいかないのですが」
上条「それにこれは俺の問題だしな…」
美琴「じゃあ…」
美琴「仕返しでもしちゃう?」
上条「へ?」
上条「え?」
美琴「べ、別に配線コードぐらい買ってあげたっていいわよ」
美琴「どうしてもって、いうなら……」
上条「いやいやさすがに中学生に金を出してもらうわけにはいかないのですが」
上条「それにこれは俺の問題だしな…」
美琴「じゃあ…」
美琴「仕返しでもしちゃう?」
上条「へ?」
65: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:56:52.15 ID:lTvqhqhs0
美琴「だから、黒子とあのシスターにちょろーっとイタズラでもしちゃえばいいじゃない」
上条「いやいやいやいや」
上条「確かに上条さんは『ぶっ飛ばすぅぅぅぅぅぅ!!!!!」と高らかに宣言しましたが」
美琴(叫んでるだけじゃない)
上条「これくらいのことで他人を殴るほど子供ではないんですのよ、ハハハ…」
美琴「思いっきりイライラしてるように見えるけど」
上条「チクショォォォォォォォォォォ!!!!!」ドゴッ
美琴「はいはい、ということで決定ね」
上条「お前こんなキャラだったっけ?」
美琴「暇だからいいのよ。あ、でも夕方には舞夏に用事あるからそれまでね」
美琴(それにあのシスターはちょっとアレだしね)
上条「いやいやいやいや」
上条「確かに上条さんは『ぶっ飛ばすぅぅぅぅぅぅ!!!!!」と高らかに宣言しましたが」
美琴(叫んでるだけじゃない)
上条「これくらいのことで他人を殴るほど子供ではないんですのよ、ハハハ…」
美琴「思いっきりイライラしてるように見えるけど」
上条「チクショォォォォォォォォォォ!!!!!」ドゴッ
美琴「はいはい、ということで決定ね」
上条「お前こんなキャラだったっけ?」
美琴「暇だからいいのよ。あ、でも夕方には舞夏に用事あるからそれまでね」
美琴(それにあのシスターはちょっとアレだしね)
66: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:57:37.84 ID:lTvqhqhs0
上条「でもですね、御坂さん」
美琴「ふぇ!?な、なによ…」
上条「インデックスにあまり酷いことをするのは……あまりよくないのでして」
美琴「え…なんでよ」
上条「いや、あくまで上条さんの安全上の問題なのですが」
上条「場合によってはワタクシ丸焼きにされてしまいます」
美琴「なに、あの子発火能力者かなんか?」
上条「ではなくてイギr…まぁいいや」
上条(いざとなったら止めればいいだろ)
美琴「?」
美琴「よく分かんないけどレッツゴー!!」
上条「どうしてこうなった」
美琴「ふぇ!?な、なによ…」
上条「インデックスにあまり酷いことをするのは……あまりよくないのでして」
美琴「え…なんでよ」
上条「いや、あくまで上条さんの安全上の問題なのですが」
上条「場合によってはワタクシ丸焼きにされてしまいます」
美琴「なに、あの子発火能力者かなんか?」
上条「ではなくてイギr…まぁいいや」
上条(いざとなったら止めればいいだろ)
美琴「?」
美琴「よく分かんないけどレッツゴー!!」
上条「どうしてこうなった」
67: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:58:20.17 ID:lTvqhqhs0
美琴「どっちから行くー?」
上条「あ、あぁ……えーと」
上条(コイツがどの程度のことをするか分からんから…白井からやらせて酷かったらその場でストップをかけ…)
上条(いや待て、それだとインデックスのために白井を犠牲にすることになる…)
上条(インデックスを先にやらせて…常に右手常備。様子をうかがう…でどうだろうか)
上条(ダメだダメだ、それは白井にも同じことができるわけで…結局インデックスが犠牲になるだけ…)
上条(どうすればいいんだ…)
美琴「なに悩んでんのよ、じゃあシスターのほうからね」
上条「え」
上条「あ、あぁ……えーと」
上条(コイツがどの程度のことをするか分からんから…白井からやらせて酷かったらその場でストップをかけ…)
上条(いや待て、それだとインデックスのために白井を犠牲にすることになる…)
上条(インデックスを先にやらせて…常に右手常備。様子をうかがう…でどうだろうか)
上条(ダメだダメだ、それは白井にも同じことができるわけで…結局インデックスが犠牲になるだけ…)
上条(どうすればいいんだ…)
美琴「なに悩んでんのよ、じゃあシスターのほうからね」
上条「え」
68: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 20:59:31.71 ID:lTvqhqhs0
美琴「ということであの子呼び出してよ」
上条「ちょ、ちょっと待て」
上条(大丈夫か…?)
美琴「なによ、早くしなさいよ」
美琴「携帯くらい持ってるでしょ?」
上条「やっぱりやめよう」
美琴「え?なんでよ」
上条「復讐なんてむなしいだけですって」
美琴「あくまで仕返しね、別に大したことしないわよ」
上条「いやしかし…」
美琴「はい、呼んで」
上条(くそ、もうどうにでもなれ…ビリビリを止めるのは多分無理だ)
上条(無理に止めたら止めたで余計ややこしくなりそうな気がする)
上条「しかたない…」
上条「ちょ、ちょっと待て」
上条(大丈夫か…?)
美琴「なによ、早くしなさいよ」
美琴「携帯くらい持ってるでしょ?」
上条「やっぱりやめよう」
美琴「え?なんでよ」
上条「復讐なんてむなしいだけですって」
美琴「あくまで仕返しね、別に大したことしないわよ」
上条「いやしかし…」
美琴「はい、呼んで」
上条(くそ、もうどうにでもなれ…ビリビリを止めるのは多分無理だ)
上条(無理に止めたら止めたで余計ややこしくなりそうな気がする)
上条「しかたない…」
69: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:00:23.71 ID:lTvqhqhs0
ピッ prrrrrrrr
上条「あ、インデックスか?ちょっと来てほしいんだが…」
上条「場所わかるか?」
上条「そう、あの公園」
上条「おう、じゃあよろしく」
上条「あ、あと一応お祈りしといたほうがいいぞ」
上条「あ、いや大したことじゃない…かもな」
上条「うん、うん…じゃあ」
プツ
上条「一応呼んだ」
美琴「よろしい」
上条「あ、インデックスか?ちょっと来てほしいんだが…」
上条「場所わかるか?」
上条「そう、あの公園」
上条「おう、じゃあよろしく」
上条「あ、あと一応お祈りしといたほうがいいぞ」
上条「あ、いや大したことじゃない…かもな」
上条「うん、うん…じゃあ」
プツ
上条「一応呼んだ」
美琴「よろしい」
70: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:01:01.39 ID:lTvqhqhs0
・10分後・
禁書「とうま~」タタタタ
上条「あ、来たみたいだな」
禁書「いきなり呼び出してなんなの?」
禁書「ってゲッ…なんでたんぱつがいるの?」
美琴「やっほーシスターちゃん、ちょっといいかな?」
禁書「な、なんなのかな」
美琴「突然ですが朗報です」
美琴「あなたにクレープを御馳走します」
禁書「え?」
上条「え?」
禁書「とうま~」タタタタ
上条「あ、来たみたいだな」
禁書「いきなり呼び出してなんなの?」
禁書「ってゲッ…なんでたんぱつがいるの?」
美琴「やっほーシスターちゃん、ちょっといいかな?」
禁書「な、なんなのかな」
美琴「突然ですが朗報です」
美琴「あなたにクレープを御馳走します」
禁書「え?」
上条「え?」
71: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:01:43.29 ID:lTvqhqhs0
禁書「い…いきなりどうしたのかな」
美琴「そのまんまの意味よ」
上条「おい、御坂…」
美琴「ということでついてらっしゃい」
禁書「よく分かんないけど食べ物なら大歓迎なんだよ。最近食べたりなくて困ってたんだよ」
美琴「よ~しオッケー。じゃあ行きましょう」
上条「お、おい御坂!!」
上条「一体何する気だ?」コソコソ
美琴「ふっふーん♪よく聞いてくれました」
美琴「そのまんまの意味よ」
上条「おい、御坂…」
美琴「ということでついてらっしゃい」
禁書「よく分かんないけど食べ物なら大歓迎なんだよ。最近食べたりなくて困ってたんだよ」
美琴「よ~しオッケー。じゃあ行きましょう」
上条「お、おい御坂!!」
上条「一体何する気だ?」コソコソ
美琴「ふっふーん♪よく聞いてくれました」
72: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:02:18.33 ID:lTvqhqhs0
美琴「これよ」ジャン
上条「こ、これは…」
美琴「見ての通り、下剤で~す」
上条「」
上条(てっきりインデックスに電撃でも浴びせるのかと思ったら…)
上条(その程度だったか)
上条(っていやいやいや!!これでも十分嫌がらせですって!!)
上条「な、なんでお前そんなもん持ってるんだ?」
美琴「単純に黒子対策よ」
美琴「まだ使ったことはないけどね」
上条「」
上条(…仕方がない)
美琴「なに変な顔してんのよ」
上条「こ、これは…」
美琴「見ての通り、下剤で~す」
上条「」
上条(てっきりインデックスに電撃でも浴びせるのかと思ったら…)
上条(その程度だったか)
上条(っていやいやいや!!これでも十分嫌がらせですって!!)
上条「な、なんでお前そんなもん持ってるんだ?」
美琴「単純に黒子対策よ」
美琴「まだ使ったことはないけどね」
上条「」
上条(…仕方がない)
美琴「なに変な顔してんのよ」
73: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:03:09.37 ID:lTvqhqhs0
禁書「なにを二人で話し込んでるのかな」
美琴「おっと…なんでもないわよ」
禁書「?」
美琴「そうこう言ってるうちに着いたわよ」
禁書「おお!ここなんだね!!」
禁書「♪~」
美琴「おっと…なんでもないわよ」
禁書「?」
美琴「そうこう言ってるうちに着いたわよ」
禁書「おお!ここなんだね!!」
禁書「♪~」
74: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:03:41.57 ID:lTvqhqhs0
~クレープ屋~
美琴「じゃあ私が買ってくるからそこのベンチで座ってて」
上条「いや、俺も行く」
美琴「え?」
美琴「べ、別にいいわよ私だけで」
上条「いや、お前と行く」
美琴(な、どうしたのよ…///)
禁書「じゃあ私はここで待ってるんだよ」
美琴「…まぁいいわ、行きましょう」
美琴「じゃあ私が買ってくるからそこのベンチで座ってて」
上条「いや、俺も行く」
美琴「え?」
美琴「べ、別にいいわよ私だけで」
上条「いや、お前と行く」
美琴(な、どうしたのよ…///)
禁書「じゃあ私はここで待ってるんだよ」
美琴「…まぁいいわ、行きましょう」
75: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:04:19.76 ID:lTvqhqhs0
・10分後・
店員「はい、ではイチゴチョコクレープ3つになります」
美琴「どうも~」
美琴「っとこれに…」
グリッ
美琴「よしオッケー。入れたわ」
美琴「はい、ついでにこれはアンタの」
上条「お、おう…」
美琴「じゃあ戻るわよ」
店員「はい、ではイチゴチョコクレープ3つになります」
美琴「どうも~」
美琴「っとこれに…」
グリッ
美琴「よしオッケー。入れたわ」
美琴「はい、ついでにこれはアンタの」
上条「お、おう…」
美琴「じゃあ戻るわよ」
76: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:04:55.65 ID:lTvqhqhs0
上条「……」
上条(今だ!!)
上条「御坂!!冷蔵庫が飛んでる!!」
美琴「え?」クルッ
上条(サッ
美琴「ってそんなわけないじゃない!!なに言ってんのよアンタ」
美琴「あれ、なんかした?」
上条「え?い、いいや、なんにも、してないでおじゃるよ」タラタラ
美琴「は…?」
上条(すり替えました。ビリビリには悪いけど、ここは上条さんのお腹に犠牲になってもらいます…)
上条(というか下剤は丸っこいから頑張って見つけて吐き出せば…)
美琴「よく分かんないけどさっさと戻るわよ、まったく」
上条「はい…」
上条(なんで俺はこんなことをしてるんだ)
上条(今だ!!)
上条「御坂!!冷蔵庫が飛んでる!!」
美琴「え?」クルッ
上条(サッ
美琴「ってそんなわけないじゃない!!なに言ってんのよアンタ」
美琴「あれ、なんかした?」
上条「え?い、いいや、なんにも、してないでおじゃるよ」タラタラ
美琴「は…?」
上条(すり替えました。ビリビリには悪いけど、ここは上条さんのお腹に犠牲になってもらいます…)
上条(というか下剤は丸っこいから頑張って見つけて吐き出せば…)
美琴「よく分かんないけどさっさと戻るわよ、まったく」
上条「はい…」
上条(なんで俺はこんなことをしてるんだ)
77: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:06:25.73 ID:lTvqhqhs0
美琴「おまたせ~はい、これあんたの」
禁書「わーい!!待ちわびたんだよ!!」
美琴「じゃあみんなでいっただきまーす」
上条「うん……」
美琴「なにアンタ、顔青いわよ」
禁書「……?」
禁書「とうま」
上条「なんだ?」
禁書「わーい!!待ちわびたんだよ!!」
美琴「じゃあみんなでいっただきまーす」
上条「うん……」
美琴「なにアンタ、顔青いわよ」
禁書「……?」
禁書「とうま」
上条「なんだ?」
78: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:07:00.91 ID:lTvqhqhs0
禁書「とうまのやつのほうがクリームが多いんだよ!!ちょっと交換するんだよ!!」バッ
上条「あっ……!!」
美琴「あぁ!!」
禁書(バクバクバクバク
上条「………!!」
美琴「ちょっとあんた何やってんのよーーー!!!」
禁書(ゲップィ
禁書「おいしかったんだよ!!」
上条「」タラタラタラタラタラタラタラタラ
上条「あっ……!!」
美琴「あぁ!!」
禁書(バクバクバクバク
上条「………!!」
美琴「ちょっとあんた何やってんのよーーー!!!」
禁書(ゲップィ
禁書「おいしかったんだよ!!」
上条「」タラタラタラタラタラタラタラタラ
79: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:07:38.73 ID:lTvqhqhs0
美琴「ちょ、ちょっと、あんたこれも食べなさい!!」バッ
上条「あ、俺の……(というか元インデックスの……)」
禁書「え?とうまくれるの?ありがとう!!」
禁書(バクバクバクバク
上条「」
美琴(よし)
上条「なんたること……」
上条「あ、俺の……(というか元インデックスの……)」
禁書「え?とうまくれるの?ありがとう!!」
禁書(バクバクバクバク
上条「」
美琴(よし)
上条「なんたること……」
80: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:08:22.73 ID:lTvqhqhs0
禁書「たんぱつ、どうもありがとう!!」
美琴「あ、うん」
美琴(まぁ効くまでちょっとラグあるわよね)
美琴「じゃあ、そろそろあんた帰ったほうがいいわよ」
禁書「え?なんで?」
美琴「それはえーと、えーと………」
美琴「きょ、今日は特別な日でね、夕方に家にいるとお菓子が貰えるのよ」
禁書「そうなの!?じゃあ帰るんだよ!!」
禁書「耳よりな情報ありがとうなんだよ!!じゃあねたんぱつー!!」
美琴「なんて扱いやすいの…」
美琴(まぁさすがに私も公共の場で辱めを受けさせるまではしないわよ)
美琴(家なら大丈夫でしょ)
美琴「あ、うん」
美琴(まぁ効くまでちょっとラグあるわよね)
美琴「じゃあ、そろそろあんた帰ったほうがいいわよ」
禁書「え?なんで?」
美琴「それはえーと、えーと………」
美琴「きょ、今日は特別な日でね、夕方に家にいるとお菓子が貰えるのよ」
禁書「そうなの!?じゃあ帰るんだよ!!」
禁書「耳よりな情報ありがとうなんだよ!!じゃあねたんぱつー!!」
美琴「なんて扱いやすいの…」
美琴(まぁさすがに私も公共の場で辱めを受けさせるまではしないわよ)
美琴(家なら大丈夫でしょ)
81: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:09:16.46 ID:lTvqhqhs0
美琴「で、アンタはなに落ち込んでるわけ」
上条「(下剤入りとはいえ)久しぶりに豪華なものを食べられると思ったのに……」ズーン
美琴「……」
美琴「しかたないわね…」ハァ
美琴「ちょっと来て」
上条「え?」
上条「(下剤入りとはいえ)久しぶりに豪華なものを食べられると思ったのに……」ズーン
美琴「……」
美琴「しかたないわね…」ハァ
美琴「ちょっと来て」
上条「え?」
82: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:10:08.65 ID:lTvqhqhs0
~地下商店街~
上条「ここは…」
美琴「御坂さんがここのロールケーキでも奢ってあげるわよ」
上条「ひよこ焼きやってたところか。また新商品出したんだな」
上条「カエルロールケーキ?」
美琴「ゲコ太の形になってるロールケーキよ!!すごいと思わない!?」
上条「……」
上条「周りがみんな子連れなんですが」
美琴(ギクッ
上条「ここは…」
美琴「御坂さんがここのロールケーキでも奢ってあげるわよ」
上条「ひよこ焼きやってたところか。また新商品出したんだな」
上条「カエルロールケーキ?」
美琴「ゲコ太の形になってるロールケーキよ!!すごいと思わない!?」
上条「……」
上条「周りがみんな子連れなんですが」
美琴(ギクッ
83: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:11:51.24 ID:lTvqhqhs0
上条「もしかして一人で買うのがはずかs
美琴「うるさいわね!!あ、アンタがお腹空いてそうだから来てやってんのよ!!」
美琴「ちょっとは感謝しなさいよまったく……」
上条(まぁ本当に買いたいんだろうな)
上条「ありがとうございます御坂様」
美琴「っ…ったくもう……」
美琴「うるさいわね!!あ、アンタがお腹空いてそうだから来てやってんのよ!!」
美琴「ちょっとは感謝しなさいよまったく……」
上条(まぁ本当に買いたいんだろうな)
上条「ありがとうございます御坂様」
美琴「っ…ったくもう……」
84: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:12:24.20 ID:lTvqhqhs0
・5分後・
店員「ありがとうございました~」
上条「じゃあさっそく……」パカ
上条「おお、結構しっかり作ってあるんだな」
美琴「可愛い……」
上条「よっと…おお、うまい…!!」
上条「何日ぶりだろう…この感触…!!」
美琴「結構いいわね~」
美琴(あれ?これってもしかして……で、で、デーt……///)
美琴(ボンッ
上条「なに赤くなってんだ御坂?」
美琴「な、なんでもない!!」
店員「ありがとうございました~」
上条「じゃあさっそく……」パカ
上条「おお、結構しっかり作ってあるんだな」
美琴「可愛い……」
上条「よっと…おお、うまい…!!」
上条「何日ぶりだろう…この感触…!!」
美琴「結構いいわね~」
美琴(あれ?これってもしかして……で、で、デーt……///)
美琴(ボンッ
上条「なに赤くなってんだ御坂?」
美琴「な、なんでもない!!」
85: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:12:57.11 ID:lTvqhqhs0
上条「ごちそうさまでした!!」
美琴「え、は、早いわね……」
上条「まぁ異常なほどの空腹でしたからね」
美琴「ちょっと待って私まだ終わってな
上条「あれ、あそこにいるのは」
美琴「え?」
御坂妹「……」
美琴「え、は、早いわね……」
上条「まぁ異常なほどの空腹でしたからね」
美琴「ちょっと待って私まだ終わってな
上条「あれ、あそこにいるのは」
美琴「え?」
御坂妹「……」
86: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:13:37.57 ID:lTvqhqhs0
上条「御坂妹、どうした?」
御坂妹「おや、また会いましたね」
御坂妹「ここの大時計…撤去されるようです、とミサカは立ち止まっていた理由を説明します」
上条「え?あのズレてたやつか?」
御坂妹「はい、どうやら周辺機器自体に異常があったらしく、新しいものに取り換えられるそうです、とミサカは詳細を説明します」
上条「そうなのか…せっかく直したのにな」
御坂妹「おや、また会いましたね」
御坂妹「ここの大時計…撤去されるようです、とミサカは立ち止まっていた理由を説明します」
上条「え?あのズレてたやつか?」
御坂妹「はい、どうやら周辺機器自体に異常があったらしく、新しいものに取り換えられるそうです、とミサカは詳細を説明します」
上条「そうなのか…せっかく直したのにな」
87: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:14:06.40 ID:lTvqhqhs0
上条「ん…?ちょっと待て」
御坂妹「?」
上条「撤去されるってことはもういらないってことだよな?」
御坂妹「そういうことですが」
上条「よし!!」ダッ
御坂妹「…?いきなりどうしたのでしょう」
御坂妹「?」
上条「撤去されるってことはもういらないってことだよな?」
御坂妹「そういうことですが」
上条「よし!!」ダッ
御坂妹「…?いきなりどうしたのでしょう」
88: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:15:15.48 ID:lTvqhqhs0
タタタタッ
上条「あの~すみません」
管理者「はい?」
上条「これ、もう処理されるんですよね?」
管理者「まぁそうですが…」
上条「テレビにも使える配線コードってありませんかね」
管理者「え?」
上条「じつはウチのテレビがカクカクシカジカでして」
上条「あの~すみません」
管理者「はい?」
上条「これ、もう処理されるんですよね?」
管理者「まぁそうですが…」
上条「テレビにも使える配線コードってありませんかね」
管理者「え?」
上条「じつはウチのテレビがカクカクシカジカでして」
89: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:15:51.40 ID:lTvqhqhs0
管理者「あぁ、そういうことなら…」
ブチッ
管理者「これなら使えるかと思いますが、どうぞ」
※学園都市はコードもハイテクです
上条「ほんとですか!!ありがとうございます!!」
上条「よっしゃぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
管理者「は、はぁ…どうも」
ブチッ
管理者「これなら使えるかと思いますが、どうぞ」
※学園都市はコードもハイテクです
上条「ほんとですか!!ありがとうございます!!」
上条「よっしゃぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
管理者「は、はぁ…どうも」
90: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:16:39.61 ID:lTvqhqhs0
上条「やったぞ!!やったぞ!!」
御坂妹「いったいどうしたのですか、とミサカは大声でぶっちゃけ周りに迷惑なあなたに問いかけます」
上条「配線コードもらえた!!」
御坂妹「そ、そうですか…」
御坂妹「それはそんなに重要なのですか?とミサカは疑問に感じます」
上条「今の上条さんにはとーっても大事なのですよー!!」
美琴「やっと食べ終わった!!ってアンタなにやってんのよ」
御坂妹「これはこれはお姉さま、とミサカは挨拶します」ペコリ
美琴「あ、どうも…で、これは一体どういう状況なのよ」
御坂妹「ミサカにもよく分かりません」
御坂妹「いったいどうしたのですか、とミサカは大声でぶっちゃけ周りに迷惑なあなたに問いかけます」
上条「配線コードもらえた!!」
御坂妹「そ、そうですか…」
御坂妹「それはそんなに重要なのですか?とミサカは疑問に感じます」
上条「今の上条さんにはとーっても大事なのですよー!!」
美琴「やっと食べ終わった!!ってアンタなにやってんのよ」
御坂妹「これはこれはお姉さま、とミサカは挨拶します」ペコリ
美琴「あ、どうも…で、これは一体どういう状況なのよ」
御坂妹「ミサカにもよく分かりません」
91: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:17:17.78 ID:lTvqhqhs0
上条「あ、御坂、白井にはもう何もしなくていいぞ」
美琴「え?」
上条「この通りコード手に入れましたのでね!!」
美琴「アンタそれ…かっぱらってきたんじゃないでしょうね」
上条「まさか、ちゃんと貰ったものでございますよ?」
美琴「ふーん…そうなんだ」
御坂妹「あぁ、なんとなく分かりました。この間買い逃してたコードの代わりですね、とミサカは判断します」
上条「え、お前あれ見てたのか!?」
御坂妹「実は」
上条「な、お恥ずかしい限りで」
御坂妹「とても面白い光景でした」クスッ
美琴「え?」
上条「この通りコード手に入れましたのでね!!」
美琴「アンタそれ…かっぱらってきたんじゃないでしょうね」
上条「まさか、ちゃんと貰ったものでございますよ?」
美琴「ふーん…そうなんだ」
御坂妹「あぁ、なんとなく分かりました。この間買い逃してたコードの代わりですね、とミサカは判断します」
上条「え、お前あれ見てたのか!?」
御坂妹「実は」
上条「な、お恥ずかしい限りで」
御坂妹「とても面白い光景でした」クスッ
92: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:18:10.28 ID:lTvqhqhs0
美琴「あれ、ところで今何時?」
御坂妹「午後4時15分です、とミサカは報告します」
美琴「じゃあそろそろ行かないと」
上条「え、どこに?」
美琴「あれ、言ったじゃない。舞夏に用事があるって」
上条「舞夏って土御門か?」
美琴「そうだけど」
上条「家に用事なのか?」
美琴「うん、本を借りたんだけど、あの子実習に行っちゃってて。今日の4時くらいに寮に帰るって言ってたから返しに行かないとね」
上条「土御門家なら隣だけど…よかったら俺が返しとくか?」
美琴「え、アンタ隣なの!?」
上条「あ、あぁ」
御坂妹「午後4時15分です、とミサカは報告します」
美琴「じゃあそろそろ行かないと」
上条「え、どこに?」
美琴「あれ、言ったじゃない。舞夏に用事があるって」
上条「舞夏って土御門か?」
美琴「そうだけど」
上条「家に用事なのか?」
美琴「うん、本を借りたんだけど、あの子実習に行っちゃってて。今日の4時くらいに寮に帰るって言ってたから返しに行かないとね」
上条「土御門家なら隣だけど…よかったら俺が返しとくか?」
美琴「え、アンタ隣なの!?」
上条「あ、あぁ」
93: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:18:56.75 ID:lTvqhqhs0
美琴「じゃあお願いし…いや待って」
美琴(寮で隣ってことは…同じ部屋組みよね)
美琴(コイツの部屋とかちょっと見てみたいかも…)
美琴「やっぱり自分で行くわ」
上条「え…いいって」
美琴「じ・ぶ・ん・で・い・く!!」ビリッ
上条「ハ、ハイ」
御坂妹「なんだか空気です、とミサカはしょんぼりしてみます」
上条「あ、すまん」
御坂妹「いえ、ミサカもそろそろ病院に戻らなくてはならないので、では失礼します」
上条「あ、そうなのか。じゃあな御坂妹」
美琴(寮で隣ってことは…同じ部屋組みよね)
美琴(コイツの部屋とかちょっと見てみたいかも…)
美琴「やっぱり自分で行くわ」
上条「え…いいって」
美琴「じ・ぶ・ん・で・い・く!!」ビリッ
上条「ハ、ハイ」
御坂妹「なんだか空気です、とミサカはしょんぼりしてみます」
上条「あ、すまん」
御坂妹「いえ、ミサカもそろそろ病院に戻らなくてはならないので、では失礼します」
上条「あ、そうなのか。じゃあな御坂妹」
94: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:19:47.98 ID:lTvqhqhs0
スタスタ
上条(なぜかコイツと帰路を共にしなければならなくなったのですが…)
上条「もうすぐだぞー」
美琴「う、うん///」
上条(なぜコイツは顔が赤いのでせう)
上条「……」
美琴(もうすぐ…)
上条「よし、この階だぞ」
美琴「あれ?」
上条「ん?」
上条(なぜかコイツと帰路を共にしなければならなくなったのですが…)
上条「もうすぐだぞー」
美琴「う、うん///」
上条(なぜコイツは顔が赤いのでせう)
上条「……」
美琴(もうすぐ…)
上条「よし、この階だぞ」
美琴「あれ?」
上条「ん?」
95: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:20:20.32 ID:lTvqhqhs0
美琴「気を紛らわすためにアンタの話を振り返ってたんだけど」
上条(なんの気を紛らわすんだ?)
美琴「アンタ、地下商店街にいる間にあのシスターに財布を使われたって言ってたわよね」
上条「あ、あぁ」
美琴「なんで」
上条(なんの気を紛らわすんだ?)
美琴「アンタ、地下商店街にいる間にあのシスターに財布を使われたって言ってたわよね」
上条「あ、あぁ」
美琴「なんで」
96: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:20:54.80 ID:lTvqhqhs0
美琴「なんでアンタの家の鍵をあの子が持ってるの?」
97: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:21:31.68 ID:lTvqhqhs0
上条「あ」
美琴「どういうこと?」
上条(しまったヤバい)
ガタン
禁書「とうまーーーーーー!!!!」
上条「」
美琴「」
美琴「どういうこと?」
上条(しまったヤバい)
ガタン
禁書「とうまーーーーーー!!!!」
上条「」
美琴「」
98: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:22:25.65 ID:lTvqhqhs0
禁書「大変なんだよ!!下痢が止まらない魔術にかかっちゃったみたいなんだよ!!私の10万3000冊にはこんな魔術無かったんだよ!!」
禁書「打ち消してほしいんだよぉぉ!!」ゴロゴロゴロゴロ
上条「あ、あぁ~それは大変だなぁインデックス……まず…」
美琴「ど……」
上条「ヤバい…ヤバい……!!」
禁書「打ち消してほしいんだよぉぉ!!」ゴロゴロゴロゴロ
上条「あ、あぁ~それは大変だなぁインデックス……まず…」
美琴「ど……」
上条「ヤバい…ヤバい……!!」
99: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:22:55.01 ID:lTvqhqhs0
美琴「どういうことだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ビリビリビリ
チュドーン!!!!
上条「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
上条「上条さんの家がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
チュドーン!!!!
上条「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
上条「上条さんの家がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
100: ◆4L34b8MrkU 2012/03/21(水) 21:23:40.09 ID:lTvqhqhs0
上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
~完~
土御門「第3位に相談したところがすでに間違いだったにゃ~」
~完~
土御門「第3位に相談したところがすでに間違いだったにゃ~」
コメント
コメント一覧 (6)
ここまで糞だとコメディリリーフでは済まないだろー。
可愛いとかそういうレベルではない
ぶっ殺すレベル
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