1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 22:51:06.79 ID:+w7hU9p70
P「想像しただけでゾクゾクするな」

小鳥「クビってレベルじゃねーぞ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1336312266(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

引用元: P「アイドルたちに平手打ちしてみた」 

 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 22:52:34.41 ID:+w7hU9p70
P「想像しただけでゾクゾクするな」

小鳥「クビってレベルじゃねーぞ」


P「さて、まずはだれから」

春香「おっはようございーす!」

P「」


春香「あっ、プロデューサー、おはようござバチーン

春香「え?」ヒリヒリ

P「(なにがおこったかわからず呆然と頬を押さえてやがる)」ゾクゾク

春香「あ、あれ?おかしいないま誰かにぶたれたみたいな気がバチーン

P「(赤く腫れた両頬と涙目…たまらん…!)」ゾクゾク

春香「あれ、プ、プロデューサーさんしかいないのになんで誰かにぶたれるんでしょうね?おっ、おかしいな」ヒリヒリウルウル

春香「あ、そっか夢かぁ!夢なんですねこバッチーン

P「」ゾクゾクゾクッ


小鳥「春香ちゃん、黙って出ていっちゃったよ」

P「次だな」

小鳥「いや聞けよ」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 22:54:31.82 ID:+w7hU9p70
ガチャッ

千早「おはようございまバチーン

千早「」ヒリヒリ


P「おう、千早おはよう」

千早「おっ、おはようございます」ボーゼン

P「どうした?」ゾクゾク

千早「い、いえ別に」

P「(……状況が理解できずに呆然となるちーたんやべぇ……)」ゾクゾクッ

千早「プッ、プロデューサー、私なにか気に障ることしまいましたか?」

P「いや?別に」

千早「では、どうしてバチーン

千早「なっ、なんなんですか!?私のことが気に食わないなら始めからそう言ってくたさればいいじゃないですか!?」ウルウル

P「そんなことあるわけないだろ?」

千早「じゃあ、どうして」ウルウル

P「俺は千早のこと嫌ってなんかいない。むしろ俺は千早のことが大好きだよ」ギュッ

千早「プ、プロデューサー……っ!」ギュウッ

P「なあ千早」

千早「はい、なんですかプロデバッチーン

千早「」

……………

P「涙目のちーたんヤバすぎwww」

小鳥「あっ、もしもし社長ですか?」

P「次だ!」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 22:58:33.71 ID:+w7hU9p70
真「おはようございまーす!」

P「おう、おはよう」

真「プロデューサー、おはようございます!」

P「真は今日も元気だな」ニッコリ

真「はい!ボク今日もいっぱいがんばっちゃいまバチーン

真「」ヒリヒリ

真「プ、プロデューサー?」

P「どうした、真?」

真「い、いまプロデューサーボクのことバチーン

真「な、なんで」ウルウル

P「どうした?」ニコニコ

真「プ、プロデューサー、ボクバチーン

真「な゛ん゛でっ……エグッ、ウッ」ボロボロ

真「な゛んでぶつんですかぁ?ボク…ヒック なにか怒らせること…エグッ しましたかぁ…ヒック」

P「(普段の気丈な姿から一転して、年相応の女の子らしく泣き出す真……これは……っ!?)」ゾクゾク

P「別に怒ったりしてないぞ?」ナデナデ

真「じゃあ、なんでっ」ヒックエグッ

P「ほら、ハンカチ。折角の可愛い顔が台なしだぞ」

真「か、可愛いって///」カァーッ

P「真は本当に可愛いな」ナデナデ

真「えへへ、ありがとうごさいます。プロデュバッチーン

真「ウワアアアーーン」ダッ

P「」ゾクゾクゾクゾクッ

小鳥「」ゾクッ

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:02:42.22 ID:+w7hU9p70
………………

P「堪りませんな!堪りませんな!」

小鳥「いや……まあ……」

P「次、いってみよう!」

………………

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:03:22.19 ID:+w7hU9p70
響「はいさーい!おはようさー!」

P「おはよう」

響「あれ?今日はプロデューサー以外誰もいないさー?」

P「あぁ、そうみたいだな」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:03:52.57 ID:+w7hU9p70
響「まあ、いいさー。自分、プロデューサーと二人っきりなんて……ちょっとドキドキするぞ?」

P「おい、あんまり人をからかうもんじゃないぞ」

響「ははは……自分、冗談で言ったりしてないぞ?」グッ

P「響……?」

響「あ、あのな……自分……前から……プロデューサーのことバチーン

響「えっ?」ヒリヒリ

響「プロデューサー?い、いったいなんの真似さ?じ、自分なにかバチーン

響「あっ、わかったぞ…自分、アイドルなのにプロデューサーにあんなこと言ったから怒ったんだな?」

響「そっ、そりゃあ、自分はアイドルでプロデューサーはプロデューサーだから本当はこんなこと思っちゃいけないってわかってるぞ」

響「でも自分……本当に……プロデューサーのことバッチーン

響「あ、あははは」

響「自分、今日は帰って頭冷やしてくるさー」フラフラッ

バタン

P「」ビクビクビクッ

小鳥「(こいつ…立ったまま気絶してやがる!?)」


…………

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:05:59.79 ID:+w7hU9p70
律子「おはようございまーす」

小鳥「おはようございます」

律子「小鳥さん、おはようございます」

P「」ビクンビクン

律子「プロデューサーどうしたんですか?」ヒソヒソ

小鳥「大丈夫です。多分すぐに戻ってきますから」ヒソヒソ

律子「そっ、そうですか」

律子「プロデューサー、おはようございます」

P「ハッ 律子か。おはよう」

律子「大丈夫ですか?あまり無茶しないでくださいね?」

P「あぁ、ありがとな」

律子「いえいえ、プロデューサーは我らが765プロのホープですから」ニッコリ

律子「あ、そうだ昨日話してた件なんですバチーン

律子「…け、ど?」ヒリヒリ

律子「いま、プロデューサー私のことぶちました?」

P「え、なんでだ?」

律子「とぼけないでください!いいですかこれは立派な犯ざバチーン

律子「またぶった!?もう頭に来ました!この事は社長にバチーン

律子「いっ、いいかげんにしてください。いくら私でもバチーンバチーン

律子「……」ヒリヒリ

律子「あ、わかりました。この間、私が書類ミスしてプロデューサーに迷惑かけたの怒ってるんですね?それだったら本当にバチーン

律子「あ、あれ違いました?もしかしてご飯食べに行ったときに唐揚げにレモンかけたこバチーン

律子「ヒグッ…ごめんなさい…なんで怒ってるかわからないけど…もうぶたないでぇ……」エグッエグッ

P「(涙を溜めて上目使いの律子……っ!)」ゾクゾク

P「律子」スッ

律子「ひっ!?」ビクッ

P「別に怒ったりしてないよ」ポンポン

律子「え……?」

P「律子がいつも頑張ってるのは知ってるよ。感謝こそすれど怒ったりするもんか」ポンポン

律子「プ、プロデューサー、じゃあさっきはなんでバチーンバチーンバッチーン

………………
小鳥「(律子さん…昼から有給にしとくわね)」

P「みなぎってきたぁ!!」

小鳥「だめだこいつはやくなんとかしないと」

………………

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:28:16.57 ID:+w7hU9p70
P「DONDONいこう!!」

やよい「うっうー!おはようございまーす!」

P「おう、やよい。おはよう」

やよい「プロディーサー!おはようございますぅ!」

やよい「今日もがんばりますバチーン

やよい「ぅ……?」

やよい「プロデデューサー……?」ヒリヒリ

やよい「ど、どうしたんですかぁ、いきなり?びっくりしちゃいましたぁ」オロオロ

P「(動揺してる。動揺してる)」ゾクゾク

やよい「えっと…私なにかプロデューサーおkバチーン

やよい「ぅうっ……」ウルウル

やよい「」ダッ

P「やよい!」ダッ

やよい「うぅっ……ぷ、プロデューサー……」

P「やよい、待て」ガシッ

やよい「わ、私、なんでプロデューサーが怒ってるのかわからなくて……」ウルウル

やよい「わからなくて、泣いちゃいそうで……そんな情けない姿見せたらプロデューサーに嫌われちゃうかなってぇ……」ウルウル

P「……やよい……」

やよい「ウッ…ヒグッ……」

P「やよい」ギュッ

やよい「プロデューサー?」

P「やよいは強いんだな。でも辛くて我慢できない時は…泣いてもいいんだぞ?」

やよい「プロデューサーァ……ウック……ヒグッ……」ギュウウウウウ

P「やよいがいつもがんばって明るく振舞ってくれてるおかげでほかのみんながだってすごく助けられてるんだぞ?」

やよい「ぷ、プロデューサーも……プロデューサーも私のことそう思っててくれますかぁ……?」

P「あぁ、もちろんだとも。やよいは俺にとってかけがえのない存在だよ」

やよい「え、えへへ」

P「お!元気でたか?」

やよい「はい!プロデューサーのおかげでげんkバッチーン

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:29:23.90 ID:+w7hU9p70
……………………
小鳥「……やよいちゃん・・・笑ったまま帰って行っちゃった……」

P「テwンwシwョwンwあwがwっwてwきwたwww」
………………

29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/06(日) 23:49:49.78 ID:+w7hU9p70
貴音「おはようごzバチーン

貴音「……面妖な」ヒリヒリ

P「おう、貴音か。おはよう」

貴音「お、おはようございます」

貴音「あ、あなた様」

P「ん?どうした?」

貴音「何故、あなた様はそのようにお怒りなのでしょうか?」

P「別に怒ってないぞ?」

貴音「それでは何故バチーン

貴音「……面妖な」ウルッ

貴音「あなたsバチーン

貴音「何yバチーン

貴音「いやバチーン……やめバチーン……バチーン

貴音「あ、あなた様……ど、どうかもうこれ以上叩かないでください……」ポロポロ

P「(うおぉぉおお!両頬を真っ赤に染めて泣き崩れる貴音!こっ、これはっ!!)」ビクン

P「」スッ

貴音「ど、どうか私のことを嫌いにならないでください」

P「(……なんだろう……なにか空気が……)」

貴音「あ、あなた様がこういうことを所望されるのであれば……私もその……努力は致します……しかし…その…はじめは…優しくしていただきたいのです//////」

P「(ゑ?)」

貴音「そ、それでは私、れっすんがありますので。失礼いたします」テレテレ

バタン


P「……どうしてこうなった」

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 00:24:18.40 ID:Iw91Z1oq0
伊織「おはようございまーす」

P「」ニヤリ

伊織「プロデューサー?なによ?気持ちの悪い顔sバチン

伊織「て……?」ヒリヒリ

伊織「え?え?いま、あんた……」

P「どうした?」ニコニコ

伊織「い、いま私の顔、あんた、わかってんの!?」

伊織「プロデューサーがアイドルの顔殴るなんて言語道断よ!?」

P「伊織」キリッ

伊織「なっ、なによ?」

P「伊織はなんでぶたれたかわかるか?」

伊織「わっ、わかるわけわないでしょ!?」

P「俺が理由もなく、伊織のきれいな顔を叩くと、おまえは本気でそうおもってるのか!?」

伊織「そっ、・・・・・・そんなこと………」ウルウル

伊織「だって、だってわかんないんだもん!!」ボロボロッ

P「伊織、俺はお前のことが嫌いだから憎いからぶったわけじゃないんだ」

伊織「じゃあ、じゃあなんで!?」ポロポロ

P「お前の為だなんていわない!俺はお前たちのことが、お前のことが大好きで仕方ないから厳しく当たるときだってあるんだ」ギュウウウウッ

伊織「エグッ……ウッ・・・プロデューサー……」プルプルプル

P「わかって……くれるか……?」

伊織「…け…よ」プルプル

P「ん?なんだ伊織よく聞こえnバッチーン

伊織「わかるわけないでしょう!?なんなのよ!?好きだから殴る?あんたバカじゃないのッ!?」バチンバチン

伊織「大体、普段からしてあんたはっ!私がどれだけあんたのことをっ!!」バチンバチンバキッ

伊織「もう!うんざりだわ!!こんな変態につきあってらんない!」ゲシッ

伊織「一回、家畜小屋で頭冷やしてきなさい!この豚っ!!」

バタン


P「」ゾクッゾクッ

小鳥「こいつ、どうしようもねぇな……」

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 00:49:51.41 ID:Iw91Z1oq0
消えたと思ったストックが出てきたので投下。
……ネタが……


雪歩「お、おはようございますぅ」

P「お、雪歩。おはよう」

雪歩「プロデューサー!おっ、おはようごさいますぅ……」

P「雪歩今日はオフじゃなかったのか?」

雪歩「は、はい、そうなんですけど、真ちゃんに頼まれてた本と道具を渡しに来たんですぅ…」

P「へぇ、どんな本なんだ?」

雪歩「こっ、これです…プロデューサーも興味があるならお貸ししますよぅ?」
P「(……世界のツルハシ・スコップ入門編……3分間インスタント生コンクリート入門……な、なんだこれ……?)」

P「き、機会があったらお願いするよ」

雪歩「は、はい…ヨイショ」

P「……その箱は?」

雪歩「え…えっと…生コンクリートですぅ……」

P「……oh」

P「ゆ、雪歩、昨日の撮影、結構ハードだったけど体のほうは大丈夫か?」

雪歩「はっ、はい!前に比べたら体力もバチーン

雪歩「えっ?」ヒリヒリ

雪歩「えっ?えっ?プ、プロデューサー?いま私の事……」

P「どうしたんだ雪歩?」ゾクゾク

雪歩「なっ、なんでこんな酷いことするんですかぁ……」ウルウル

P「(普段から儚げな雪歩が腫れた頬を押さえて涙目になってるとか……)」ゾクゾク

雪歩「なにかプロデューサーの気に障ったならバチーン

雪歩「うっ…ヒグッ……」

P「雪歩」

雪歩「ひっ!?……プロデューサー……?」

雪歩「」バッチーン

雪歩「」フラッ

P「」ゾクゾクッ

小鳥「メデイーック!?」

………………

P「あれだな、ギャップがたりないな」

小鳥「気絶までさせといていうことそれかよ!?」

………………

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 00:53:15.76 ID:Iw91Z1oq0
真美「みんな→おはYO→」

P「真美か。おはよう」

真美「に→ちゃん、おはYO→」

P「真美は元気いいなー」

真美「もちろんだYO→」

P「その喋り方つかれないか?」

真美「……ちょっと」

P「あんまり無理すんなよ」

真美「りょ→かいっ!心配してくれてありがと→ね!」

P「そういえば亜美はどうしたんだ?」

真美「やだなぁ亜美は今日は撮影だバチーン

真美「…YO……」

真美「……兄ちゃん?」ヒリヒリ

真美「ま、真美、にーちゃん怒らせるような事した?」オロオロ

P「別に?」

真美「あ、わかった!この間、にーちゃんのペプシコーラのフタにメントス仕込んだのだね?」オロオロ

真美「あ、あれは出来心っていうかバチーン

真美「…」ヒリヒリ

真美「ちっ、ちがったの?じゃ、じゃあもしかしてにいちゃんのペプシの中身をこっそりメンツユに入れ換えたこバチーン

真美「……」ジンジン

真美「も、もしかして、亜美と一緒に、にぃちゃんの車にフマキラーで火炎放射したこと?でもあのことならもうプロデューサーにもりっちゃんにも怒られたバッチーン

真美「………うっ……ううっ」ポロポロ

真美「ごっ、ごめんなさい……もう、イタズラなんかしないからぁ……ほかにもにいちゃんが気に入らないことがあるならなおすからっ…だから……だから真美のこと嫌いにならないでよぉ……」ポロポロ

P「真美」スッ

真美「ヒッ」ビクッ

P「俺が真美のこと嫌いになるわけないだろ?」ギュッ

真美「にぃちゃん……うっ…うっ…ほんとに?」

P「あぁ、本当に本当だ。確かにイタズラが行き過ぎたときは叱ることもあるけどけど、それは真美のことが好きだからで、真美のことを嫌いなんかならないよ」

真美「ううっ…わかったよぉ…いい子にするからぁ……」

P「あぁ、そうしてくれると助かる」

真美「えへへ……にぃちゃん……大好き///」

小鳥「うぉほん!」

真美「!?なっ、ピヨちゃん!?!?」

真美「こ、これは違うんDAよ!?そ、そうじゃなくて!?」

真美「あ、レッスン!そうだ!レッスンいかなきゃ!!そ、それじゃあ!にいちゃん!……またね///」


バタン


小鳥「なんか真美ちゃんだけに甘くないですか?」

P「気のせいだろ」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 01:25:08.46 ID:Iw91Z1oq0
美希「ふぁ……あ、ハニーおはようなのー」

P「美希!?ずっと事務所にいたのか?」

美希「ん~……そうだよぉ…」

P「じゃあ、さっきまでずっと」

美希「?美希はずっと寝てたからわかんないけど」

美希「……?」

P「……ならいいんだ」

美希「まぁ、ハニーが元気そうだからいいの」ニッコリ

美希「美希はハニーがどんな顔になっても、ハニーのことが大好きなの」

P「どんなでもか?」

美希「もちろんなの!顔だけじゃないよ!美希はハニーがどんなに困った癖を持ってても、それを含めてだーいすきなの!!」

P「ほ、ほんとにか?」

美希「なんども言わせないでほしいの!美希はハニーがだーいsバチン

美希「・・・・・・ハニー?」キョトン

美希「あ、あのねハニー、美希、なにかハニーを怒らせるようなことした?」

P「いいや」

美希「じゃ、じゃあなんで……?」

P「なんでか…正直俺にもわからないんだけどな……そうだな、強いて言うなら」

美希「言うなら」

P「おまえらが大好きだからだ!」

美希「訳がわからないの」

P「こう、困惑した目とか、腫れた頬とか、潤んだ瞳とかっ!!」

P「それだけじゃない!掛替えのない大切な存在を自分の手で傷つけているという背徳感!!相手が傷ついているのに、そんな自分が最低だとわかってるのに、興奮を抑えきれないっ!!」

P「もちろん、俺は最低だ。罰を受けてしかるべきなんだろ。だが、俺はお前らのことが大好きなんだっ!!」

美希「……」

美希「………わかんない」

美希「美希…ハニーがわからないのぉ……」ウルウル

P「美希……」

美希「まって……プロデューサー!!美希!がんばるから!がんばってハニーが好きなこと好きになるから!だからっ!?」

P「……美希」

美希「きらいnバチン

P「そんなことでお前を嫌いになったりするわけないだろ?」

美希「は、ハニバチン

P「」

美希「ハニーがこういうの好きなら美希もがんばって好きになるようになるよ?」ニッコリ

美希「美希、がんばるから!だから……がんばったら…ご褒美…ほしいかなって///」

美希「えへへ、なんちゃって!それじゃあ、美希ちょっと出かけてくるのッ!!」


扉「バタン」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 01:25:46.72 ID:Iw91Z1oq0
小鳥「健気過ぎだろ」

P「いまいちゾクゾクこなかった」

小鳥「おまえほんとクズだな」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 01:56:17.46 ID:Iw91Z1oq0
あずさ「おはようございまーす」

P「おはようございます。あずささん」

あずさ「プロデューサーさん?」

あずさ「その、こういうことを殿方に直接聞くのはどうかとおもうのですけど」

あずさ「ぷ、プロデューサーさんは女性に痛いことをしたりされたりするのがお好きなんですか?」

P「ブッ」

P「そっ、それをどこで?」

あずさ「その、美希ちゃんが入口で「ハニーの為にがんばって女王様になるの!」って呟いてたものですから……」

P「いろいろとおかしいだろ」

あずさ「その…お好きなんですか?」

P「……嫌いと言えばうそになります」

あずさ「じゃあ……」

P「むしろ好きなんでしょうnベチーン

P「え?」ヒリヒリ

あずさ「その…私も美希ちゃんに負けるつもりはないですから……」

あずさ「だからっ!」

P「ちょっと待ベチーン

あずさ「ううっ、やっぱりプロデューサーさんを叩くなんて……」ベチーン

P「やmベチーン

あずさ「で、でもプロデューサーさんが望むなら私もっ!」ゾクゾク

P「すとバッチーン

あずさ「っっっっつつ!?」ゾクゾクゾクゾクゾクッ


イヤァアアアアア バキッメキッ プロデューサーサーン ゾクゾクゾクゾクゾクゾクッ

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 02:04:30.26 ID:Iw91Z1oq0
ガチャッ

P「」ブンッ

?「おはよう」パシッ

小鳥「あ」

P「え?」

社長「おはよう、プロデューサー君」

P「しゃ、社長……?」

P「お!おはようございます!!」ビクッ

社長「話は音無君から聞かせてもらったよ」ズズズ

P「」ギクッ

社長「いやぁー、これまでの映像を見せてもらったんだけど、これはゾクゾクするねぇ!」

P「!?」

社長「実は君に今度の新しいアイドルユニットの企画を任せたいんだが」

P「は、はい!」

社長「うん、それでユニットのコンセプトなんだがねサディスティック&マゾヒスティックで行きたいと思うんだ」

P「そっ、それは!?」

社長「君の働きを見て思ったんだよ!これはいけると!これこそ新時代のトップアイドルになりうる可能性だってね」

P「社長……」

社長「やってくれるね?」

P「はい!よろこん

小鳥「社長?プロデューサーさん?」

社長「なにかね音nバチーン

P「なんです小鳥sバチーン

小鳥「おわれ」


おわる

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/07(月) 23:23:27.26 ID:Iw91Z1oq0
追撃編

P「さて、みんな出て行ってしまったな」ヒリヒリ

P「とりあえず、外をさがすとしようか」


スタジオ

スタッフ「はーい、OKです!おつかれさまでした!」

亜美「ふぅ……やっとおわったぁ…撮影も疲れるなぁ…」

亜美「髪飾りは…げっ、ゴムがきれてるよぉ……」

亜美「しょうがない、事務所に戻って修理するかな」



P「……出てきたはいいものの、さすがにスタジオに乗り込んでいくわけにはいかないしな……」

亜美「あれ?に→ちゃん?」

P「(亜美…だよなたぶん)」

亜美「もしかして、迎えに来てくれたの!!」

P「……(ということは、そうだな)」

亜美「に→ちゃん?」

P「ちょっと、話があるんだけど、いいか?」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 00:10:25.82 ID:+zy7W53k0
カラオケボックス

亜美「それで?わざわざ2人で話ってなにかな?」ドキドキ

P「」スクッ

亜美「どうしたの?に→ちゃバチーン

亜美「え?」ヒリヒリ

P「なんで叩かれたか、わかるよな?」

亜美「え?え?わかんないよ」オロオロ

P「っ」キッ

亜美「!?」バチン

亜美「ウッ…ウウッ…にーちゃん……ごめんなさい…エグッ」ポロポロ

P「……」

亜美「ヒック……私…イタズラしたりするけど…でも…それはみんなが大好きだからで……」

P「………」

亜美「もし…そのことでにぃちゃんが…エグッ…怒ってるなら…ヒック…謝るからぁ……ごめんなさいぃいい……ヒクッ」

P「わかってくれたならいいんだ」ギュッ

亜美「に、にぃちゃん?///」ズズッ

P「さっきはぶったりしてごめんな。痛かっただろ?」サスサス

亜美「う、ううん!平気だよ」エグッ

P「そっか、でもお詫びと言っては何なんだけどな」

亜美「?」

P「その、一つだけ、なんでも言うことを聞く。だからそれで許してほしい」

亜美「なっ!?ななな、なんでもっ!?」マッカッカー

P「あぁ、なんでもだ」

亜美「に、にににに、にぃちゃん!自分のことはもっと大切にしなきゃダメだよっ!!」アタフタ

P「おいおい、オーバーだな。…強いて言うなら、お前が無茶なこと言わないって信用してるからな」

亜美「う、うぅ……それ言うの卑怯だよぉ……」ショボン

P「それで?おれはどうすれば許してもらえるんだ?」

亜美「え、えっとぉ……///」

72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 00:11:38.62 ID:+zy7W53k0
亜美「……しばらく、このままギューってしてたい」

P「そんなことでいいのか?」

亜美「うん」

P「そっか。じゃあ……」ギューッ

亜美「(あ、にいちゃんの匂い……///)」クタァッ

P「なぁ」

亜美「なに?」デコチュッ

亜美「な?なななななな?なにを!?」マッカッカー

P「あんまり可愛い顔で抱きつかれてたから……つい」

亜美「つつつ、ついって!?私!ききき、キスなんて……その…はじめて…だったのに……」カアァ

P「おいおい、はじめてって、大げさな奴だな!」ハハハ

亜美「笑い事じゃない!」プンスカ

亜美「もう…にいちゃんったら……」ギュウ

亜美「…………」ギュウウウッ

亜美「にいちゃん……」スッ

P「なんだ?」

亜美「…その…大好き……」

P「俺も大好きだよ」

亜美「…ほんと!?……ほんとに?」

P「あぁ、本当も本当さ。世界中の誰よりも俺はお前達のことが大切だよ」

亜美「うぅっ……にいちゃんの…バカ……」

P「…でもな、プロデューサーとしてこんなこと思っちゃいけないし、まして口に出しちゃいけないんだが…」

P「その…おまえと一緒にいるとき時、妙に落ち着くんだ」

亜美「え?」

P「いい大人になって自分の気持ちがわからないなんて恥ずかしい話だけどな」

亜美「そ、そんなことないよ!?」

P「でもな、いま、こうしてお前と抱き合っててその気持ちが何なのかわかったような気がするよ」

亜美「に、にぃちゃん?」

P「大好きだ…愛してるよ……真美」

亜美「                」

73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 00:14:48.47 ID:+zy7W53k0

P「……ふぅ」シュボッ

P「やっぱこれだな」フー

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 00:38:37.23 ID:+zy7W53k0
貴音宅

貴音「……とりあえず、響から聞いた店で一通り買い揃えてみましたが……」ガサリ

貴音「ほとんど使い方がわかりませんね……この真珠はなんなのでございましょう……?」ガサガサ

貴音「一先ずは、購入した本を参考に……」ペラ

貴音「っ!?///………め、面妖なっ///」ペラッ

貴音「なっ!?///……何故、そのようなことを……///」

貴音「……あなた様も…私の…このようなあられもない姿に悦んでくださるのでしょうか……///」ドキドキ

貴音「……私も…」ゾクッ ペラッ

貴音「め、面妖なっ!?///」

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:37:21.60 ID:+zy7W53k0
カラオケボックス

ガチャッ

真美「にぃちゃん?どうしたのこんなところに呼び出して?」

亜美「………」

P「真美」スクッ

真美「なんで呼ばれたかわかるよな?」

真美「え…?なんでって……真美わかんないよ」

P「」バンッ

真美「」ビクッ

P「はぁ……亜美」

亜美「な…なぁににいちゃん……?」ビクッ

P「真美をぶて」

亜美「え?ええっ…そ、そんなこと……」

P「」バンッ

亜美・真美「」ビクッ

P「……はぁ…もういい……真美」

真美「な、なに…にぃちゃん…?」

P「亜美をぶて」

真美「そんな…そんなこと…できな」

77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:38:25.93 ID:+zy7W53k0
P「」バンッ

真美「ひっ………でも…そんな…私…」ビクビク

P「……」

真美「ウッ…む、無理だよぉ…亜美をぶつなんて…私には…」

P「……」

真美「な…なんでそんなひどいこと言うの…?さっきにぃちゃん…真美のこと大好きだって……」

亜美「っ!?」

P「………」スッ

真美「わ!わかった!や、やる!やるからぶたないでっ!!」ビクッ

亜美「……真美…?」

真美「亜美……ごめんっ!」ペチン

亜美「っ!?」

P「ふざけるなっ!!」バンッ

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:39:12.44 ID:+zy7W53k0
亜美・真美「!?」ビクッ

P「だれがそんな頬に触るだけだって言った?もっとちゃんとぶてよ!こういう風に」

真美「」バチン

真美「エグッ……ウウッ……ごめんなさい……ちゃんとやるからぁ……」ジンジン

亜美「真美……ッ!?」バチン

真美「ごめん…ごめん…ごめん…」

P「で?」

亜美「……えっ?」ジンジン

P「亜美はぶたれたままでいいのか?」

亜美「え…だって……」

P「悔しくないのか?おまえはかけがえのないお前の分身にたったいま裏切られたんだぞ?」

亜美「………でも……」

P「」バンッ

79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:39:36.73 ID:+zy7W53k0
亜美「真美……」

真美「エグッ…なに…亜美…」

亜美「……ごめん」

真美「っ!?」バチン

真美「……」ヒリヒリ

真美「に、にぃちゃん…これで……もう……」

P「………」

真美「……」

亜美「……」ビクビク

真美「……ごめんなさい…」

亜美「」バチン

真美「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさバチン

亜美「………」

真美「亜…美……?バチン

真美「ちょっと待っバチン

亜美「真美のこと信じてたのに」バチン

真美「エグッ…バチン 亜美ぃ…バチン バチン…ごめバチン」

80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:40:53.26 ID:+zy7W53k0
P「亜美、どうだ?真美を見てなにか感じるか?」

亜美「………」バチンバチン

亜美「…………」バチンバチンバチン

亜美「………」ゾクッ

真美「あ…亜美……?」

亜美「……反省して」

真美「」バチン

真美「エグッ……ごめんなさい……」ボロボロ

亜美「っっっつつ!?」ゾクゾクッ

真美「やめバチン

真美「亜バチンバチン

真美「」バチンバチンバチン

真美「」ゾクッ

81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:41:31.49 ID:+zy7W53k0
カウンター

P「えぇ、フリータイムの料金は先に払っておきますので。はい、102号室はそのままでおねがいします」

P「さて、次は誰かな」

82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/08(火) 19:42:10.12 ID:+zy7W53k0
―――幕間―――

貴音宅

貴音「……こっ、ここの縄をこうして……」

貴音「で…できました……」

貴音「自縛と申しましたか…?自分で自分を縛るというのは…妙な気分ですね…さて…鏡は」

鏡「キッコーシバリ」

貴音「こっ、これは……あ、あなた様もよろこんでくれるでしょうか……」

貴音「つ、次は……このぼんてぇじという物を試してみましょうか……」

貴音「……あなた様……///」



90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/09(水) 18:28:43.50 ID:BOwWOoAs0
響宅

響「うぅ…プロデュサー……やっぱり…自分……」ダキッ

ぬいぐるみ「ギュウウウ」

響「うぅ…でも……でもぉ……」ギュウウウ

響「……好ピンポーン

響「ナナナ!!だ、誰さぁ!?」

P「響?…話を…話をさせてほしいんだ」

響「(ぷ、プロデューサー!?)」

P「響?…留守か…?」

響「(うぅっ…自分…でも…こんな顔みせれないぞぉ……」

響「」ギュウウウ

ぬいぐるみ「トゥットゥルー♪」

響「」ビクッ

P「響?いるのか?」

響「(うぅ…でもこのままだまってれば……)」

P「あれ?鍵空いてる……」

響「(しまったさぁああああああ!?)」

P「入るぞー?」

響「うぅっ…来ないでぇ……」ボソッ

ハム蔵「チュウ(和約 合点承知。曲者じゃ!皆の者、出会え!出会え!!)」

P「わっ!?ワニ!?まて、まって!?おい!響!響っ!?いるなら返事を!?」

P「ぐっ…へ…びが……首…に……」

響「ぷっ!プロデューサー!?!?」


92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 00:55:22.98 ID:EDRMZiHE0
P「」ハッ

P「い、いま起こったことをありのままに話すぜ。俺は響の部屋に来ていた。扉が開いていたので中に入るとなぜかヘビとワニに襲わて意識を失った。何を言っているかわからないと思うが俺もなにをされたのかわからない」ポルポル

響「あ!プロデューサー目が覚めたさ!!……よかったぁ…」ホッ

響「……その…ごめんなさい……」

P「響……」スッ

響「プロデューサー……?」

P「響っ…さっきはすまなかった!!」ドゲザッ!

93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 00:55:51.76 ID:EDRMZiHE0
響「プ、プロデューサー!?」

P「俺…突然の事で動揺しちまって……響に…なんてことを…」グッ

響「プロデューサー……」

響「そうさっ!自分、びっくりしたんだからなっ!」

P「……本当にすまない……」ウウッ

響「(プロデューサー……泣いてるっ!?)」

P「…許してくれなんて言わない…ただ…響に謝らせてほしいんだ……」ワナワナ

響「プ、プロデューサー……か、顔を上げるさー」

P「響……」ポロポロ

響「(あああぁぁああ!プロデューサーの泣き顔っ!こっ、これはヤバイぞ!!)」

響「プ、プロデューサー!えっと……その……ら…ぁ……」カァッ

P「ごめん、響。もう少し大きな声で言ってもらえないか。聞き取れなくて」

響「っ!?その……一つお願い聞いてくれたら…許してあげてもいいさぁ……」マッカッカ

P「聞く!もし響に許してもらえるなら…どんな事だってやる!!」

94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 00:56:18.79 ID:EDRMZiHE0
響「(どっ、どんな事でもっ!?そっ、それは、その、けっ、けけけ、結婚してほしいなんてのもっ!?)」ガクガク

響「(だっ、ダメだぞ自分!こんなことでプロデューサーと…け、結婚なんて…そんなの卑怯だ。他のみんなもだしなにより自分が納得できないぞ)」ブンブン

響「(そうだぞ!まずはお友達から……ってちがうぞー!!)」ワタワタ

P「…響…その、大丈夫か?」

響「だだだだだ、だいじょうぶさー!!」

P「そうか、ならいいんだけど」

P「それで?俺はどんな願いを叶えたら響に許してもらえるんだ?」

響「えっと…そのプロデューサーのおよ…じゃなくて」

響「その…プロデューサー…えっと…見ていてほしいんだぞ」

P「見る?響のいつも一生懸命な姿なら誰よりもみてるつもりだけど……」

響「う、うぅ…そうじゃなくて…それもうれしいけど…」

響「自分、プロデューサーから見てどんな女の子だ?」

P「どんなって…そうだな…響は元気で…明るくて…動物が好きで、優しい女の子…かな?」

響「うぅ…面と向かって言われると恥ずかしいぞ…」テレッ

P「自分から言わせといてそれはないだろ!」

95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 01:02:26.24 ID:EDRMZiHE0
響「あはは、それもそうさー。……それでな……」

響「一生懸命頑張ってるアイドルとしてももちろんプロデューサーにはみてもたいたい」

響「でも、それだけじゃなくて自分、アイドルとしてではなく一人の女の子としても自分のこと見てほしいなって……」

P「響…?」

響「わかってるさ。他のみんな、貴音も、春香も、千早も、真も、美希もほかにもいっぱい、たくさんの人がプロデューサーに見てもらおうとしてる」

響「だから、今日プロデューサーにぶたれたのも実はちょっと罰があたったんじゃないかなって……他のみんなを出し抜いて一人だけ告白しようとしたから……」

P「そんなこと」

響「だから、自分だけを見てなんてことは言わない。ただ、自分のかわいい姿、一人の女の子としての姿もみてほしいなって……他のみんなと同じくらいでいい」

響「もし、プロデューサーが自分以外の女の子を選んでもそれは…悔しいけど…でも自分もすっぱり身を引けるから」

P「響…」

響「あはは、でも自分、負けるつもりも一切ないぞ!」

響「自分の可愛いところ、いっぱい見てほしいさ!!」

P「あぁ、それで響が許してくれるなら。喜んで見させてもらうよ」

響「がんばるさー!!」

96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:00:43.99 ID:EDRMZiHE0
ハム蔵「チュウ(お譲ちゃん、選別だ。受け取りな)」

バサッ

P「ん?なんか落ちたぞ?」

響「え?」

紙袋「ボンテージw」

響「」

P「ゑ?」

響「ちちちち、ちがうさ!プロデューサー!!」

P「ま、まぁ、趣味は……人それぞれだからな」スッ

響「め、目をそらすなぁ!だいたいこれはプロデューサーの為にっ!?」ハッ

97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:01:25.09 ID:EDRMZiHE0
P「ゑ?」

響「…だって…貴音が…プロデューサーがこういうの好きらしいって……」カアアッ

響「わからないから一緒にお店来てほしいって…それで…自分も負けたくなくて……」

響「あ、あははは、へ、変だよな!こ、こんな服自分にも似合わないさー!だからしょ、処分するつもりで……」

P「響」キリッ

響「ひゃいっ!」

P「見たい」

響「…え?」

P「その…響がそれを来てる姿…見たいなって……」ハハハ…

響「こ……」プルプル

P「こ?」

響「この変態プロデューサー!!や、やっぱりプロデューサーは変態さー!」ウガー

P「なっ!?誤解だ!響!!」

響「知らない!そんなの知らないぞ!!」

響「……でも…プロデューサーがどうしてもみたいっていうなら……」

響「ちょっとだけなら着てあげてもいいぞ?」カァツ

P「響……」

響「いっ、いつまでそこにいるさー!?さっさと廊下にでるさー!覗いたら絶対に許さないぞ!?」

98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:01:59.00 ID:EDRMZiHE0


P「響?もういいか?」

響「うぅ…いいぞ…?」

ガチャッ

P「(こ…これは…)」ゾクッ

P「(黒のボンテージに身を包んだ響…)」ゾクッ

P「(肌をなめるように張り付いた黒革が普段は気付きにくいが女性として生長した響の体を浮きださせる)」ゴクッ

P「(さらにボンテージとセットなのであろう、鎖で繋がった手枷と足枷そして首輪は妙な嗜虐心を刺激してやまない)」ゾクゾク

P「(そして極め付けは、この革製のアイマスクだ。響のまだわずかに幼さを残した顔つきと相まってすさまじい背徳感を演出しているぞ)」ゾクゾクゾクッ

P「……綺麗だ……」

響「なっ!?ぷ、プロデューサー!?いきなり何をいうさ!?」

P「あぁ、すまん。つい本音が」

響「うぅっ…本音って…そんなこと言われたら怒れないさぁ……」ボソッ

P「本当に綺麗だよ」

響「うぅ…恥ずかしいさ……」

99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:02:35.06 ID:EDRMZiHE0
カシャッ

響「!?」

響「ぷ、プロデューサー!?いまの音って」

P「こんなに綺麗なんだから、記念にな」

響「き、記念って!?じ、自分そんなの許してないぞっ!?」

カシャッ

カシャッ

P「綺麗だよ。響」

響「うぅ…やめてほしいさぁ……」

P「せっかくだからな。ちゃんと響のかわいい顔も撮っておかなきゃな」

P「なんだか外すのが惜しい気もするけど」

響「んっ…アイマスクとったら眩しいぞぉ…」ヌギッ

カシャッ

響「だから、やめるんだぞ!」

カシャッ

響「このっ!」ジタバタ

響「うわっ!?」バタッ

響「痛っ~…」ゴロリ

P「響!大丈夫か?手足が不自由な状態で暴れるから」

響「う、うるさい!そもそもプロデューサーが撮るのが悪いんさ!!」

カシャッ

響「だから撮るなー!!」

P「そうやって四つん這いの姿勢になってると体の線が綺麗に出るな」

カシャッ

カシャッ

響「プロデューサー、そろそろ勘弁してほしいさ」

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:03:09.96 ID:EDRMZiHE0
カシャッ

P「響?なんだか息が上がってきてるぞ?」

響「え…?そ、そんなことない…ぞ…?」

P「まさかとは思うが、響、おまえ写真に撮られて興奮してるわけじゃないよな?」

響「な、なにをバカなっ!じ、自分はプロデューサーみたいな変態じゃないさ!!」

P「本当にそうか?」

カシャッ

カシャッ

響「(プ、プロデューサーに恥ずかしい姿…それもこんな…動物みたいな恰好……)」カアッ

カシャッ

カャッ

響「(うぅっ…やっぱりこんなの…恥ずかしいだけだぞ……)」

カシャッ

P「響」

響「なにさ?変態プロデューサー?」

P「すごい綺麗だぞ」

カシャッ

響「」ゾクッ

響「(な、なんなんさ!?いまの感覚は!?なんかこう背筋を電気が走ったみたいな……)」

P「本当に綺麗だ」

カシャッ

響「」ゾクゾク

響「(じ、自分…おかしくなっちゃったぞ?こんな恥ずかしいのに……)」

カシャッ

カシャッ

響「」ゾクゾクゾクッ

101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:03:44.52 ID:EDRMZiHE0
響「ぷぷぷぷ、プロデューサー!!」

P「どうした?」カシャッ

響「も、もうこれ以上は無理さぁ!!」ゾクッ

P「そうか、なんだか惜しい気もするけど……」

響「(うぅっ、こんなの絶対変だぞ……)」

響「(こんな変になっちゃったのも全部プロデューサーのせいだっ!!)」

P「大丈夫か?ほら、立てるか?」スッ

響「があっ」ガブリ

P「痛いっ!?」

響「やめてくれって言ったのに辞めてくれないプロデューサーがわるいんだぞ!」ガルルルルル

102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:04:13.11 ID:EDRMZiHE0
P「……」シン

響「プロ…デューサー……?」

P「………」ピッピッ

響「なっ、なにしてるさ!?なんで携帯電話なんかいじってるんだ!?」

P「………」ピッピッピッ

P「……」ピッ

響「プロデューサー……?」

P「響?これ、なんだかわかるよな?」

響「765プロの…ホームページ?」

P「そうだ」

響「そ、それがなんの関係があるさ?」

P「さっきの写真をこのHPに送る」

響「なっ!?」

P「流出画像ってことですぐに消されるだろうけど、一度出回ってしまえばネットの情報なんて二度と抹消することはできないからな」

響「いやっ……それだけは……」フルフル

P「………」

響「ぷっ、プロデューサー!?ごめん!謝るぞ!かみついたりして悪かった!!」

P「………」

響「それとも変態っていったこと怒ってるのか!?でも自分本当に恥ずかしくて!!」ウルウル

P「…………」

響「エグッ…お願い…自分…そんなとされたらもう……ヒック…それだけはっ……」

P「響」

響「プロデューサー……」ヒック

ピッ

「送信中」

「送信完了しました」

響「                          」

103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:20:52.87 ID:EDRMZiHE0
P「(まぁ、送信したのは自宅のパソコンなんだけどな)」

響「あっ…あぁっ……」

P「(当分戻ってきそうにないな)」

P「(765プロのホームページに載せてないってのは後から電話でおしえるとするかな)」

P「さて、次は誰かな」

104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/10(木) 02:23:26.21 ID:EDRMZiHE0
――蛇足―――

ガチャッ

P「ん?」

へび香「シャーシャー」
へび香:正式名称 ボールニシキヘビ
通称ボールパイソン。ペット用としてポピュラーなニシキヘビの仲間。最大長2m。
大型の個体になると危険。太さもふとももくらいあるが、全部が筋肉の塊。普通に人間くらい絞め落とせる。


ハム蔵「チューチュー」
ハム蔵:正式名称 ゴールデンハムスター
げっ歯類。あごの力は強靭で噛まれるとマジで血が出る。
ジャンガリアンのように強烈な症状はないが噛まれるとアナキラフィシーショックを起こすことがある。

モモ次郎「ギーギー」
モモ次郎:正式名称 フクロモモンガ
最近、ペットとして人気のある有袋類。
慣れてないとめっちゃ威嚇しながら噛んでくる。服の上でフンする。慣れててもする。

わに子「フシューフシュー」
ワニ子:正式名称 イリエワニ 
動物界脊索動物門爬虫綱ワニ目クロコダイル科クロコダイル属に分類されるワニ。最大長7m
ワニ


P「」ダラダラダラダラ




ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


To Be Continued?

110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/11(金) 19:15:52.82 ID:mn/VHcuV0
―――幕間―――

千早宅

春香「……千早ちゃん」

千早「春香……いくわよ」スッ

春香「ち、千早ちゃん…その、やっぱり無理だよ」

千早「いまさらどうしたの……?」

春香「だって、その…それ…いつもより長いし…それにいつもより少し太い…やっぱりそんなの入らないよっ」

千早「大丈夫よ、春香。私を信じて」グッ

春香「うぅっ……千早ちゃんがそこまで言うなら……」

千早「ふふっ、ありがとう。春香」

千早「それじゃあ、いくわよ。春香?」

春香「う、うん」スッ

千早「……んっ…やっぱりちょっときついわね……」

春香「あっ…だめっ!千早ちゃん…やっぱり大きすぎだよ…こんなの…・入らないよぉ…」

千早「んっ…あと、もう少し……」

春香「ああっ!大きいよぉっ!む、無理っ!これ以上やったら壊れちゃうよぉっ!?」

千早「あと…ちょっとで…全部……」

春香「ふぁああああ!こ、これ以上はぁっ!!」


111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/11(金) 19:16:25.37 ID:mn/VHcuV0
パリーン

千早「きゃっ!?」

春香「わっ!?」

千早「春香!?怪我なかった!?」

春香「うぅっ、千早ちゃんこそ大丈夫?」

千早「私は大丈夫。ガラス、踏まないように気をつけて」

春香「やっぱり、30wのライトに32wの蛍光管は入らないよ」

千早「そうね…もう一本は返品しにいきましょう」

春香「そうだね。でもその前に掃除しなきゃ」

千早「そうね…痛っ!?」

春香「千早ちゃん大丈夫!?」

千早「大したことないわ。さっき割れた時に少し切ったみたい…」

春香「大変!すぐに救急箱とってくるn」スッテーン

ガシャーン

115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:01:18.02 ID:MUGk0QmU0
ピシッ ピシッ アンアン モットモットー

美希「ふむふむ……なの」

美希「う~ん……ハニーの為にそういうビデオで勉強してみたけど……」

コノミニクイブタガー アリガトウゴザイマスッ

美希「……なにがいいのか全然わからないの……」

イヤヨイヤヨモ ・・・ブツン……

美希「つまんないの…」

美希「あーあ、どうせならハニーが美希に……」

美希「……やっぱりなんでもないの……」テレッ

美希「う~……どうしたらハニーの好みに合わせられるのかなぁ……」

美希「(……美希…ハニーのことが……わかんない……)」ギュッ

美希「(だ、だめなの!諦めたらそこで試合終了だよってハニーもいってたの!!だから美希も諦めないで頑張るの!)」

116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:02:39.91 ID:MUGk0QmU0
~♪~♪

美希「(この着信音は!)」

美希「(ハニーからのメールなの!)」カパッ

美希「っ!?」

美希「な、なんなのこれ……!?」プルプル

美希「(ハニーとやよいが抱き合ってる!?……写真…?)」

美希「(は、ハニーったらどういう意味なの!?)」

美希「(ハニーに直接聞くの!)」ガッ

美希「……」

美希「(……でもなんて聞くの?ハニーにさっきの抱き合ってる写真なにって?ハニーは本当に答えてくれるの?)」

美希「………」グッ

117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:03:20.17 ID:MUGk0QmU0
~♪~♪

美希「!?」ビクッ

美希「(ま、またハニーからなの……今度は……?)」

美希「(っ!?……こ、今度は真美…?と抱き合ってるの!?)」

美希「……ハニー……美希……わかんないよぉ……」ウルウル

美希「ウッ……やなの…ハニーが他の女の子と……恋人みたいにしてるの……いやぁ…なのぉ…」ポロポロ

~♪~♪

美希「っ!?」ビクッ

美希「(ま、またなの……もうこれ以上は……)」

美希「(うぅ……メールを開くのが怖いの……)」

118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:05:06.18 ID:MUGk0QmU0
美希「(だいたい、ハニーはなんで他のみんなと……抱き合ってる……写真なんて……写真?)」

美希「(そういえば、このあいだ、小鳥が「このソフト使ったら写真の合成とかも簡単にできちゃうんですよピヨー♪」とか言ってたの)」

美希「(……ってことはさっきの写真も!?……ハニーにどういうつもりか聞くのっ!)」

119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:05:40.27 ID:MUGk0QmU0
ピッ

美希「(あ、間違ってメール開いちゃったの。……まあ、どうせこのメールも)」

P『大好きだ……愛してるよ……真美』

美希「   」





120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:06:13.15 ID:MUGk0QmU0
美希「」ハッ

美希「い、いまのって」

カパッ

美希「(ビデオなの…映ってるのはハニーと真美…?さっきの写真といっしょなの……)」

美希「(じ、じゃあ、その前の写真も!?本物ってことなの!?)」

美希「(でも……でも……っ!?)」

ピッ

P『……大好きだ……愛してるよ……』

美希「………」ウルッ

121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:06:55.28 ID:MUGk0QmU0
P『真美』

美希「………」ポタポタ

美希「(……なんでっ……なんでハニーは気付いてくれないの?……美希、ハニーのことこんなに好きなんだよ……)」

美希「(……なのに…なんで……)」チラッ

美希「(こ…こんなの…嘘なの……)」

P『……大好きだよ…』

美希「(……ハニー)」キュン

P『…愛してる……』

美希「(美希も…ハニーのこと……)」

P『…真美』

美希「っ!」

122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:07:26.73 ID:MUGk0QmU0
美希「(こんなもの……)」グッ

P『……大好きだよ…』

美希「……」ギュッ

美希「(嫌なのに……もう聞きたくなんてないのに……)」

P『…愛してる…』

美希「(この胸がきゅんってなるのはなんでなの!?胸が苦しくて…苦しくて張り裂けそうなのに……)」

P『…真美』

美希「」ゾクッ

123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/12(土) 00:07:54.32 ID:MUGk0QmU0
美希「(っ!?……そ、そうなの!きっとハニーが愛してるって言ってくれてるからに決まってるの!)」

P『……大好きだ…』

美希「(そうなの!もしかしたら、このビデオだって合成かもしれないの!)」

P『…愛してる……』

美希「(ならきっと、どこかにおかしな点があるはずなの!それを探すの!)」

P『真美』

美希「っ!?」ゾクゾク

美希「(う、うぅ…やっぱり変なの…ハニーが真美の名前を呼ぶ所で背中を電気が走ったみたいになるの……)」

美希「(き、きっと、このあたりにおかしなところがあるの!だ、だからもう一回……)」

P『……大好きだ……愛してるよ……真美』

美希「っっっっつ!?」ゾクゾクゾクッ

131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/13(日) 21:47:58.17 ID:wuwCbI++0
千早宅

春香「じゃあ、千早ちゃん、私そろそろ帰るね」

千早「えぇ」

春香「千早ちゃん……」

千早「なにかしら?春香?」
春香「その…ごめんなさい」

千早「あぁ、トイレのことなら気にしてないから」

春香「うぅ…でも」

千早「明日、業者の人呼んで直してもらうから」

春香「ごめん…修理代あとで払うから」

千早「わかったわ。だからこれ以上は、ね?」

春香「うん……じゃあ、私帰るね」

千早「えぇ」ニッコリ

春香「じゃあね、千早ちゃん。また明日!」

132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/13(日) 21:48:35.02 ID:wuwCbI++0
ガチャン バタン

千早「ふぅ……」

千早「(…朝からあんなことがあったけど春香のおかげで少し元気出たわ)」

千早「(…それにしてもプロデューサー……なんで……)」ウルッ

千早「(あまり考え混んても良くないわね……明日…直接プロデューサーに聞いてみよう……)」スッ

千早「(ん?)」

千早「(春香、ジュース飲みかけて忘れて行ってる……)」

千早「………」ゴクリ

133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/13(日) 21:49:19.96 ID:wuwCbI++0
千早「(な、なにを考えてるの!?ほ、ほら、私はまだ自分のスポーツドリンク残ってるじゃない)」ゴクゴク

千早「(…なくなっちゃった……)」チラッ

千早「(……春香のジュース……)」ゴクリ

千早「(こ、このまま、置いておいても捨てるだけだし…そ、それはもったいないわね!)」

千早「(そ、そうよ!もったいないから!もったいないからよ!そ、それに喉も渇いたしっ!)」スッ

千早「(これって春香と間接キ…)」ググッ

千早「(な、なにを考えてるの!?は、春香は同性なんだから、そんなの気にすることないわっ!!)」ワタワタ

千早「………」グッ

ゴクッ

千早「(……甘い…)」ポッ

千早「……春香…」ボソッ

134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/13(日) 21:49:47.52 ID:wuwCbI++0
千早「……ふふっ」

千早「(なにやってるのかな、私?)」

千早「あー、ばかばかしい」

千早「(……でももう一口くらいなら)」ゴクリ

ゴクッゴクッ

千早「…ふふっ……おいしい」

137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:09:33.47 ID:0zFgg2V/0
千早「……流石に全部飲むと苦しいわね……」

ペットボトル「スッカラカン」

千早「……」

千早「(……トイレに…)」

ピンポーン

P「千早?いるか?」

千早「」ビクッ

千早「(プロデューサー!?)」

千早「(……朝のこと……聞くつもりだったけど……こんないきなり……)」

千早「(……うっ…まだ心の準備が……居留守を使わせてもらいましょう……ごめんなさいプロデューサー……)」

P「千早?留守かな?」

千早「………」

ガチャッ

千早「」!?

千早「(しまったぁぁああ……春香が帰った後ね…閉め忘れてたわ……)」

P「あれ?開いてる。千早ー?入るぞー?」

138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:10:07.31 ID:0zFgg2V/0
グルッ

春香のペットボトル「Hay」

千早「ぷ、プロデューサー!!ま、待ってください!1分!1分間だけそこで待ってください!!」ダッ

P「え?お、おぅ」

千早「左手はっ!」ガシッ

ペットボトル「oh」ブンッ

千早「添えるだけっ!!」ダストシュート!

千早「……ふぅ」ハァハァ

P「千早?1分たったけど、入ってもいいか?」

千早「……どうぞ」

P「おじゃまします」

千早「……」

P「座っても、いいかな?」

千早「……どうぞ」スッ

139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:10:42.62 ID:0zFgg2V/0
P「……」

千早「…あ…それ…」

P「あぁ、これか?近くのコーヒーショップで買ってきたんだ。千早、コーヒー事務所で一緒に飲んだりしてたし」

千早「……ありがとうございます」

千早「」ゴクッ

千早「あ、おいしい」

P「口に合ってよかったよ」

千早「…それで……プロデューサー、私になにか用があるんじゃないですか?」

P「……」

千早「……」

P「千早……今朝の事なんだけどな……」

千早「」ビクッ

P「すまなかった」ドゲザー

千早「な!?」

千早「プロデューサー……?」

千早「(……まずいわ……トイレに行きたいなんて言い出せる空気じゃないわ……)」モジモジ

P「本当にすまなかった!!」

千早「…ぷ、プロデューサー……」モジモジ

千早「(うぅ、意識したら余計につらくなってきたわ……はやく終わらせないと!)」

千早「か、顔を上げてください」モジモジ

P「……千早?」

千早「わ、私、びっくりしたんですからね。悪ふざけにしてもやり過ぎです」モジモジ

P「……本当に、すまない……」

千早「(……くっ、また頭を下げてしまった……早く終わらせないと限界が……)」モジモジ

千早「……なんで…あんなことを……」モジモジ

P「それは……」

P「……すまない…言うのが怖いんだ…本当のことを言うと千早に軽蔑されてしまいそうで……」

千早「そ、そんなことありません!……それに…ちゃんと話してくれないと許すこともできないじゃないですか」ギュッ

140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:12:04.37 ID:0zFgg2V/0
P「千早……」

千早「話してください」モジモジ

P「……その…すごく…かわいかったんだ…」

千早「かわっ!?……なにがですか?」

P「千早が驚いたり、呆気にとられたような顔がどうしようもなくかわいかった。」

P「それで、ずっと我慢してたんだが……我慢…できなくなってしまって……」

千早「……それであんなことを?」

P「っ……すまないっ……」ワナワナ

千早「(プロデューサー…泣いてる!?)」

千早「……わかりました。顔をあげてください」

千早「……は、反省はしてるようですし、泣くほど後悔してるなら…その…もうしないでくださいね……」

P「……千早ぁ…」ボロボロ

千早「(……くっ…限界が…はやく終わらせないと……)」モジモジモジモジ

P「……こんな……こんな俺を許してくれるのか?」

千早「許すも何も、呆れちゃって起こる気もしませんよ」

P「すまない……」

141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:12:31.88 ID:0zFgg2V/0
千早「だから…その……ちゃんと私も…私の歌も…いままでどおり隣で支えてくださいね……?」

P「千早っ!」ガバッ

千早「ひっ!?」ビクッ

P「千早!ありがとう!ありがとう!!」ギュッ

千早「ぷ、プロデューサー!?」カァァッ

P「はっ!?すまん!うれしくてつい」バッ

千早「あっ……」

千早「(びっくりして……少し……漏れ……)」ウルッ

P「千早っ!?ごごご、ごめん!い、嫌だったよな!そうだよな!いきなり俺みたいな男に抱きつかれたら」

千早「ちっ、違います!嫌なんかじゃッ!!」

P「え…でも……その…泣いてるし」

千早「こ、これは……その……」

千早「(…言えないわ…本当のことなんていったら…私…プロデューサーに……)」グスッ

P「その…いやじゃなかったのならいいんだ……すまん」

千早「いえ」モジモジ

142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:13:00.99 ID:0zFgg2V/0
千早「(……うぅっ…もう…限界だわ…ここは話の腰を折ってでも……)」

千早「プロデュ」

P「千早」

P「……もう一回…いいか?」

千早「え?」

P「その…もし、千早が嫌じゃなかったら…もう一回抱き締めさせてほしい」

千早「な!?」

P「い、嫌ならいいんだ!む、無理しないでくれ!!ごめんな急に変なこといいだして」

千早「……ゃ……す……」モジモジ

P「え?ごめん、聞こえなかったよ」

千早「いやじゃ……ないです……」カアァァッ

千早「(うわああぁああ!私のバカっ!もう持たない!でも、こんなチャンスきっと二度と来ないわっ!!)」

P「千早……それじゃあ……」

千早「優しく……してください……」

P「もちろんだ…」ギュッ

143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:13:53.76 ID:0zFgg2V/0
千早「あ…(プロデューサー…すごくいい匂い///)」モジモジ

P「千早……」ギュッ

千早「(!?……抱きしめられたら……圧迫されて……)」

千早「ぷ、プロデューサー…」モジモジ

P「ん?」

千早「そ、そろそろ離してください…その……恥ずかしいです……」モジモジ

P「あぁ、わかった。ありがとうな」

千早「(ぎりぎりセーフっ!危なかったわ……このまま勢いでこの場を離れましょう)」モジモジモジモジ

千早「少し…失礼します」

P「あ、あぁ」

千早「すぐ戻りますので、ゆっくりしていてください」

P「それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ」

144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:14:19.76 ID:0zFgg2V/0
千早「それでは」ビリッ

千早「(痛っ!?…しまった!?足が痺れてっ!)」クラッ

ステーン

P「千早!?大丈夫か!?」

千早「」ジワッ

ジワァアアアアア

P「ち、千早…」

千早「……エグッ…ウゥッ……」

千早「…ヒグッ……もう…やだぁ…エグッ」

P「……だ、大丈夫か……?」

千早「来ないでください!!」

千早「これ以上…ヒクッ……私のみっともないところ…ヒクッ…見ないでください……」

P「千早……」

千早「もう…ウグッ…これ以上…ヒクッ…プロデューサーに…エグッ…・嫌われるの…ウウッ…耐えられませんっ!!」

145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:14:48.60 ID:0zFgg2V/0
P「千早」ギュッ

千早「や!?ぷ、プロデューサー!?き、きたないですよ!?汚れちゃいます!!」

P「あぁ、そうかもな。俺には特殊な趣味はないから千早のものを好きにはなれないと思う」

P「でもな、千早のものだからこそ、触ったり、濡れたりしても嫌だとは感じないよ」

千早「ぷ、プロデューサー……」ギュッ

千早「…ウゥッ…ヒグッ…私……プロデューサーに…嫌われたんじゃないかって……エグッ…」

P「そんなことあるもんか。俺はいつでも千早のことが大好きだよ」

千早「だ、大好きって!?ほ、本当ですか!?」

千早「……じゃあ…その…」

千早「しょ、証拠に……………ぃ…」

P「聞こえないな」

千早「き…キス……してください……」

P「それぐらい、おやすい御用だ」デコチュッ

千早「」プシュー

千早「」フラッ

P「ち、千早!?」

146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/05/14(月) 00:15:38.63 ID:0zFgg2V/0



千早「その…すみません…片づけ手伝わせてしまって///」

P「いや、気にしないでくれ。元はと言えば俺が悪いんだから」

千早「いえ、そんな!」

P「それに恥ずかしくて泣きそうになってる千早のかわいい顔もみれたしな」

千早「なっ!?プロデューサーのバカッ!!」ブンッ

P「うおっ!あぶない、あぶない。でも、本当に可愛かったぞ?」

千早「……ばか」ゾクッ

170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/27(水) 21:46:11.67 ID:ty2QMTWJ0
事務所

やよい「……」チラッ

伊織「……なんなのよ……」ブツブツ

小鳥「(うわぁ…伊織ちゃんずっとあの調子……気まずいわ……」

やよい「うっうー!い、伊織ちゃん、今日もやし祭りをやるんですよ。……だからうちに来ませんか?」

伊織「……ごめん…・いかない」ブツブツ

やよい「……伊織ちゃん……」チラッ

伊織「いいわよ。私は大丈夫だから」

やよい「でも……」チラッ

伊織「それより、早く行かないと特売始まっちゃうわよ」

やよい「え…なんでそれを」

伊織「そりゃ、そんだけ時計をちらちら見てたら嫌でも気付くわよ」

やよい「……ごめんなさいです」

伊織「なんで謝ってんのよ!それにこの伊織ちゃんがあんなことぐらいで立ち直れなくなるわけないでしょ!ほら、ほらさっさと行かないと特売が始まっちゃうわよ!」

やよい「でも」

伊織「でもじゃない!今日はいけないけど、今度たっぷりごちそうになるわ!楽しみにしてるんだからね!にひひっ♪」

やよい「うー……伊織ちゃん、ありがとうです!それじゃあ、行ってきます!!」

伊織「えぇ、いってらっしゃい」

ガチャッ バタン

173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/27(水) 21:57:44.66 ID:ty2QMTWJ0
商店街

ワイワイガヤガヤ

P「あー、うっかりお金をおとしてしまったぞー」チャリン


ガヤガヤワイワイ

やよい「急がないと、特売に間に合わなくなっちゃいます!」

チャリーン

やよい「」ピクッ

やよい「こ、これは」

500玉 ドドドドドドドドドドドドドド

やよい「誰かお金落としましたよー!」キョロキョロ

ワイワイガヤガヤ

やよい「……誰が落としたんでしょう……でも、急がないと特売が」キョロキョロ

やよい「……」

やよい「……」キョロキョロ

チャリン

やよい「あとで交番に届けましょう!」

174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/27(水) 21:58:10.50 ID:ty2QMTWJ0
スーパー

おばちゃん「あら、やよいちゃん」

やよい「あ、おばさん。こんにちはです!」

おばちゃん「やよいちゃんもお買いもの?」

やよい「はい!今日も特売がんばっちゃいますよ!」

おばちゃん「あら、えらいわねぇ…今日はもやしと牛肉が安いのよね。長介君たちも育ち盛りだからお肉はきっと喜ぶわよぉ!」

やよい「え……」

おばちゃん「あら、こうしちゃいられないわ!ほら、特売が始まるわよ!!」

やよい「うー……」

やよい「(お肉……長介喜ぶかなぁ……)」

やよい「だ、だめです!今日はお金余分に持ってきてないんですから!」

チャリン

やよい「……あ」

やよい「(さっき拾ったお金があれば…少しずつですけどみんな分お肉が買える……)」

やよい「だ、だめです!それだけはっ!」

やよい「(でも、ここでお金をいったん借りて、あとで使った分だけ交番に届ければ……)」

やよい「……」

やよい「……」ギュッ

175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/27(水) 21:58:49.47 ID:ty2QMTWJ0
やよい宅

長介「姉ちゃん、今日の晩御飯なにー?」

やよい「え、あぁ、今日はみんなの大好きなものですよ!」

長介「大好きなもの?なになに!?」

やよい「……」

長介「姉ちゃん…?」

やよい「……今日はもやし祭りですよー!!」

長介「やったぁ!もやし祭り大好きだよ!!」

やよい「うっうー!さぁ、みんなも準備手伝ってー!!」


177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:13:09.59 ID:Gzbo2N5t0
事務所


伊織「……」イライライラ

小鳥「(SOS!SOS!だれでもいいから!2人っきりはいやぁああああ!!)」

ガチャッ

P「ただいま戻りました」

伊織「……」チラッ

小鳥「(最悪だぁぁあああああ!?)」

P「伊織、隣、いいか?」

伊織「……嫌」

178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:14:05.76 ID:Gzbo2N5t0

小鳥「わ、私、ちょっと用事を思い出したんで出かけてきますね!プロデューサさん、お留守番お願いしますッ!!」

P「え、俺もずっといるわけじゃ」

小鳥「大丈夫です、プロデューサーさんがいなくなるまで……には戻ってきますから」

P「そうですか。わかりました」

小鳥「それではお願いしますね!」

179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:14:49.77 ID:Gzbo2N5t0
バタン

伊織「……」

P「……」ストン

伊織「……」スッ

伊織「……」スタスタ

P「い、伊織!待ってくれ!」

伊織「……なによ?」

P「話を…話をさせてほしいんだ」

伊織「私はあんたなんかと話たくなんてないんだけど」

P「そこをなんとか……頼むっ!」

180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:18:58.33 ID:Gzbo2N5t0
伊織「……」

伊織「…土下座」

P「ど、土下座すればいいのか?」

伊織「勘違いしないで。まず、土下座しなさいって言ってるの。聞き続ける価値があるかどうかの判断はそのあとよ」

P「ありがとう」ドゲザッ

伊織「……本当にやるなんて…あんたにはプライドってものがないの?」

P「伊織に毛嫌いされるのに比べたら、そんなのいらないよ」

伊織「なっ、なにいってんのよ。……それで話ってのはなに?くだらない事だったら帰るわよ」ストン

P「あぁ…実は……」

182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:34:34.24 ID:Gzbo2N5t0
伊織「……」

伊織「…土下座」

P「ど、土下座すればいいのか?」

伊織「勘違いしないで。まず、土下座しなさいって言ってるの。聞き続ける価値があるかどうかの判断はそのあとよ」

P「ありがとう」ドゲザッ

伊織「……本当にやるなんて…あんたにはプライドってものがないの?」

P「伊織に毛嫌いされるのに比べたら、そんなのいらないよ」

伊織「なっ、なにいってんのよ。……それで話ってのはなに?くだらない事だったら帰るわよ」ストン

P「あぁ…実は……」

183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:36:10.88 ID:Gzbo2N5t0
>>181
とりあえず、免許は悪用される前に警察に届けれましたし、携帯もちゃっかりスマホにできたのでよしとしてますww

……問題は…金がない……(失業保険が入るまで)

184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:37:05.24 ID:Gzbo2N5t0
伊織「」ゴクッ

P「さっき伊織に殴られた時のことなんだが……」

伊織「あれはあんたがあんなふざけた真似してきたからでしょ?当然の報いよ」

P「その…伊織に殴られたり、足蹴にされて……すごくドキドキしたんだ」

伊織「……え?…あんた……本当に……」スッ

185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:37:44.27 ID:Gzbo2N5t0
P「待ってくれ!話を最後まで聞いてくれ」

伊織「殴られてドキドキするなんて……そんな変態にプロデュースされてただなんて最悪だわ!冗談にしても性質が悪すぎるわよ」

P「冗談なんかじゃないんだっ!!」

伊織「」ビクッ

P「俺自身も戸惑ってるんだ。そりゃ、伊織はかわいいし、素直じゃないけど本当はすごく優しい子だってことも知ってる」

伊織「なっ、なにいってんのよ……バカ」カァッ

P「でも、そんな伊織に、その、殴られたり、足蹴にされたり……罵声を浴びせられた時、これまとは違う、背中に電気が流れたみたいになったんだ」

伊織「あんた……」

186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:38:41.97 ID:Gzbo2N5t0

P「ははは…気持ち…悪いよな……すまん……このことは忘れてk ガンッ

伊織「なに勝手に乗って顔上げようとしてんのよ?」

P「い、伊織?」ヒリヒリ

伊織「か、勘違いしないでよね!べつにあんたの為にやってるわけじゃないんだから!ただ、あんたのその腐った目で見られるのに耐えられなかっただけよ!」

P「」ゾクッ

伊織「あーあ…まったく、こんな汚い駄犬を蹴ったせいで靴がよごれちゃったぁ」スッ

P「く、靴をこっちに向けて…どうすればいいんだ?……伊織  ガフッ」ガスッ

伊織「なに呼び捨てにしてるのかしら?伊・織・さ・ま でしょ?それともご主人様のほうがいいのかしら?」

P「い、伊織さま……」ゾクッ

伊織「あははっ、いいわよ。ほら、さっさと綺麗にしなさい」スッ

P「は、はい」

伊織「この駄犬が」ガスッ

187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:39:25.20 ID:Gzbo2N5t0

P「がっ」ジンジン

伊織「なに勝手に、この伊織ちゃんの靴をなめようとしてるわけ?まず、ご挨拶の言葉を述べるのが飼い犬としての礼儀なんじゃないのかしら?」

P「あ、挨拶って…どういえば……」

伊織「そんなことも考えられないの?……はぁ、しかたないわね。一回しか教えてあげないから、よーく聞くのよ」ニヤッ

P「は、はい」ゾクッ

伊織「そうねぇ……『伊織様、伊織様の御靴を汚してしまった、どうしようもないこの愚かな駄犬に、伊織さまの御靴をなめ清めさせてくださいませ』ってところかしら?」

P「い、伊織…様… ガスッ 

伊織「声が小さい!聞こえないじゃない」

P「い、伊織様…伊織様の御靴を汚してしまった……どうしようもない、このお、愚かな駄犬…」

伊織「よく聞こえないわー?」

P「ど、どうしようもないこの愚かな駄犬に…っ…い、伊織さまの御靴をっ……なめ清めさせてくださいっ!!」

伊織「ふふっ、本当に言っちゃうなんて…どうしようもない変態ね?」

188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:40:19.26 ID:Gzbo2N5t0

P「い、伊織様……」ゾクッ

伊織「しょうがないわねぇ。そこまで言われたんなら、なめさせてあげましょうか」

P「は、はい。ありがとうございますっ」

伊織「あ、その前に」

P「え……?」

伊織「なに残念そうな顔してるのよ?安心なさいとりあげたりしないから」

伊織「ただ、その前にあんたにはちゃんと飼い犬らしい恰好が必要だと思っただけよ」

P「犬らしい恰好……ですか……」

伊織「そうよ」スッ

伊織「たしかこの辺に……あったわ」ガサガサ

P「そ、それって……」

伊織「いいでしょう?響が持ってた呼びの首輪。大型犬用のだからあんたでも着けれるわよね?」

P「そ、それは……」

伊織「ほら、犬なら犬らしくさっさとつけなさい」

P「は、はい……」

伊織「……犬の分際で服を着てるってのもおかしいわよね?」

P「え……いや…それは……」

伊織「口答えするんじゃないの!……ふふっ、そうねぇ…さすがにここで全部脱がせるのはまずいでしょうから、下着だけは残しておいてあげる」

P「い、いや…その……」

伊織「ほら!さっさと脱ぎなさい!口答えするなら全部脱がせるわよ?」

P「はっ、はい!」

189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:40:48.70 ID:Gzbo2N5t0



伊織「あらあら、ずいぶん犬らしくなったじゃない?」

P「うぅっ……」

伊織「ほら、ご褒美。なめてもいいわよ?」

P「は、はい」

伊織「ふふっ、本当にうれしそうになめちゃって……どうしようもない変態ね」ゾクゾク

伊織「事務所にいるっていうのに、こんな姿他の誰かに見られたらどうなっちゃうのかしら?」

伊織「ねぇ?プロデューサー?」

P「は、はひっ……」

伊織「もう、そんなになめるのがうれしいの?」ゾクゾクッ

191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:41:27.71 ID:Gzbo2N5t0
伊織「それじゃあ」スッ

伊織「今度は靴越しじゃなくて、直接、この美しい伊織ちゃんの足をなめさせてあ・げ・る」

伊織「ありがたく思いなさい?」

P「は、はいっ!」

伊織「ほうら、あぁ、もう、そんなにがっつくんじゃないわよ」

伊織「本当にどうしようもない変態ね」ゾクゾクゾクッ


192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/28(木) 18:42:35.32 ID:Gzbo2N5t0



ガチャッ

やよい「うっうー!伊織ちゃん!もやし買いすぎちゃったし、やっぱり一緒にもやし祭りしませんかぁ!?」

伊織「……」

P「……」ペロペロ

やよい「……」


やよい「……!ーうっう」


バタン

伊織「ちょっ!?やよい!?なにいまの?逆再生!?」

伊織「じゃなくて、違うの!誤解よ!!やよいーーーーっ!!」

195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/29(金) 21:08:40.35 ID:FcWZmhtf0
薄暗いどこかの密室


プルルルルル

ピッ

小鳥「はい、音無です」

小鳥「あら、あなたでしたか」

小鳥「えぇ、すべて順調ですよ」

小鳥「はい、あなたの思惑通り、というわけですね?黒井社長」

小鳥「えぇ、えぇ、そうです。アイドルたちにそれぞれあなたの注文通りの○○を」

小鳥「そうですね、彼、Pさんはよくやってくれたと思います」

小鳥「はい、それではあなたの企画したアイドルグループ『ウィップテール』の人選ですね」

小鳥「はい、すでに貴音ちゃんに響ちゃん、美希ちゃんにはそちらに移るためのモーションをかけています」

小鳥「焦りは禁物、ですか。そうですね」

小鳥「彼女たちは金の卵を産む鶏。でもまだまだヒヨっこです」

小鳥「えぇ、十分な金を産むことができるまではせいぜい、彼のもとでそだてていただきましょう」

小鳥「それでは失礼します」

ブツッ

ツーツーツー

196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/29(金) 21:09:16.67 ID:FcWZmhtf0

ピッ ピッピッ
プルルルルルル

小鳥「私です」

小鳥「えぇ、黒井社長はあなたの指示通りに動かせます」

小鳥「はい、そうです。これで961プロに所属していなくても彼女たちは裏から支援を受けることができるでしょう」

小鳥「人気が出るまでの、裏からの、支援ですから。えぇ、表立った行動はないかと」

小鳥「託卵したつもりの卵を実は自分が育てさせられていたというわけです」

小鳥「えぇ、その計画に関してもつつがなく」

小鳥「それでは失礼します。高木社長……いえ」

小鳥「ご主人様♪」

ツーツーツー

197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(佐賀県) 2012/06/29(金) 21:09:45.47 ID:FcWZmhtf0
小鳥「ふふっ、とはいっても」

小鳥「すべてあなたの思い通りにさせる私じゃありませんよ?」

小鳥「さて、次はプロデューサーさんにどう動いてもらおうかしら?」

小鳥「楽しみだわ♪」


おわり