1: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 14:54:54.51 ID:uIGErv1m0
※このSSには二次創作、インスパイア、トラウマ、グロ要素が含まれます
以上の事に憎悪感を持つ方は戻るを押してください
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引用元: ・セイバー「タコだいすき」
コハエースEX 桜セイバー (1/8スケール ATBC-PVC 製塗装済み完成品)
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2: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:03:36.76 ID:uIGErv1m0
セイバー「シロウ、今日の晩御飯は何ですか?」
士郎「今日はタコの刺身だよ」
セイバー「……え?」
大河「ランサーさんに貰った新鮮なタコよ♪」
セイバー「そう…ですか…」
桜「…もしかして、タコ苦手なんですか?」
セイバー「…はい」
士郎「そうか…すまない」
セイバー「い、いえ!シロウは何も悪くありません!私がタコが嫌いなのが悪いんです!」
大河「でもそっかー…外人さんてタコ苦手な人多いしねぇ」
セイバー「…ごめんなさい」
士郎「今日はタコの刺身だよ」
セイバー「……え?」
大河「ランサーさんに貰った新鮮なタコよ♪」
セイバー「そう…ですか…」
桜「…もしかして、タコ苦手なんですか?」
セイバー「…はい」
士郎「そうか…すまない」
セイバー「い、いえ!シロウは何も悪くありません!私がタコが嫌いなのが悪いんです!」
大河「でもそっかー…外人さんてタコ苦手な人多いしねぇ」
セイバー「…ごめんなさい」
3: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:10:53.94 ID:uIGErv1m0
セイバー「…結局、タコは一口も食べれませんでした」
セイバー「どうしてもあの海魔を思い出してしまう」
セイバー「…シロウも暗い顔でした…」
セイバー「…神よ、私もタコが食べれる様になりたいです、もうあの様なシロウの暗い顔は見たくありません」
セイバー「…お願いします、神よ…」
セイバー「…ふ、こんな事で願いが叶うなら苦労しませんよね…」
セイバー「…おやすみなさい」
その夜、一際大きく輝く星が夜空を照らしていた
セイバー「どうしてもあの海魔を思い出してしまう」
セイバー「…シロウも暗い顔でした…」
セイバー「…神よ、私もタコが食べれる様になりたいです、もうあの様なシロウの暗い顔は見たくありません」
セイバー「…お願いします、神よ…」
セイバー「…ふ、こんな事で願いが叶うなら苦労しませんよね…」
セイバー「…おやすみなさい」
その夜、一際大きく輝く星が夜空を照らしていた
4: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:20:27.59 ID:PDDpdqcM0
セイバー「シロウ、今日の朝ごはん…は…?」
皿の上にはタコ、タコ、タコ! お茶碗にもタコ!
セイバー「シ、シロウ…これは一体…?」
士郎「うん? どうしたんだ?セイバー」
セイバー「どうしたって…これは…」
大河「うーん♪ やっぱり士郎の卵焼きは最高ね!」
セイバー「え?」
大河はタコを摘まながら、そう言った
桜「もう藤村先生、つまみ食いは駄目ですよ」
セイバー「(卵焼き? 卵焼きと言ったのか? これが?)」
士郎「どうしたセイバー、早く座ってくれ」
セイバー「あ、はい、すいません」
「「「「いただきます」」」」
皿の上にはタコ、タコ、タコ! お茶碗にもタコ!
セイバー「シ、シロウ…これは一体…?」
士郎「うん? どうしたんだ?セイバー」
セイバー「どうしたって…これは…」
大河「うーん♪ やっぱり士郎の卵焼きは最高ね!」
セイバー「え?」
大河はタコを摘まながら、そう言った
桜「もう藤村先生、つまみ食いは駄目ですよ」
セイバー「(卵焼き? 卵焼きと言ったのか? これが?)」
士郎「どうしたセイバー、早く座ってくれ」
セイバー「あ、はい、すいません」
「「「「いただきます」」」」
5: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:29:15.99 ID:PDDpdqcM0
セイバー「…卵焼きだ」
士郎「セイバー?何か言ったか?」
セイバー「い、いえ、何も」
セイバー「(どういう事だ…目に見える食材が全てタコに見えるなんて)」
セイバー「(まさか魔術? こんな事をしそうなのはリンかキャスターですが…)」
セイバー「(リンは今時計塔にいますし、キャスターなら味もタコに変える位はするでしょう)」
セイバー「(…まあ美味しいですし放っておきましょう)」
士郎「セイバー?何か言ったか?」
セイバー「い、いえ、何も」
セイバー「(どういう事だ…目に見える食材が全てタコに見えるなんて)」
セイバー「(まさか魔術? こんな事をしそうなのはリンかキャスターですが…)」
セイバー「(リンは今時計塔にいますし、キャスターなら味もタコに変える位はするでしょう)」
セイバー「(…まあ美味しいですし放っておきましょう)」
7: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:44:19.37 ID:PDDpdqcM0
一週間後
セイバー「(タコの見た目もだいぶ慣れました)」
セイバー「(まあ一週間も見続ければ当然でしょう)」
セイバー「(…食べるまで何の料理か分からないのは不便ですが)」
セイバー「(さて、これは何でしょうか(パク)」
セイバー「…?(何でしょうか、コリコリして、噛めば噛むほど味がしみでる…)」
セイバー「(こんな美味しいもの、食べた事ない!)」
士郎「お? セイバー、タコ食べれる様になったのか?」
セイバー「え?」
大河「あら本当に?良かったわねセイバーちゃん♪」
セイバー「(…タコがあそこまで美味しいとは…侮ってました)」
セイバー「(タコの見た目もだいぶ慣れました)」
セイバー「(まあ一週間も見続ければ当然でしょう)」
セイバー「(…食べるまで何の料理か分からないのは不便ですが)」
セイバー「(さて、これは何でしょうか(パク)」
セイバー「…?(何でしょうか、コリコリして、噛めば噛むほど味がしみでる…)」
セイバー「(こんな美味しいもの、食べた事ない!)」
士郎「お? セイバー、タコ食べれる様になったのか?」
セイバー「え?」
大河「あら本当に?良かったわねセイバーちゃん♪」
セイバー「(…タコがあそこまで美味しいとは…侮ってました)」
8: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:51:52.91 ID:PDDpdqcM0
セイバー「(…もしかして、あの時に神が願いを叶えてくれたのでしょうか?いや、そうに違いありません)」
セイバー「(神よ、心から感謝いたします)」
テレビ『見てください!この民族の方は芋虫を焼いて食べてます!』
大河「世の中には変なものを食べる人がいるもんねぇ」
セイバー「どんな味何でしょうね(流石に映像の食材までタコにはなりませんか)」
セイバー「(神よ、心から感謝いたします)」
テレビ『見てください!この民族の方は芋虫を焼いて食べてます!』
大河「世の中には変なものを食べる人がいるもんねぇ」
セイバー「どんな味何でしょうね(流石に映像の食材までタコにはなりませんか)」
9: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 15:57:56.24 ID:PDDpdqcM0
セイバー「今日はいい天気ですね」
士郎「ああ、散歩日和だな」
セイバー「はい、…うん?」
そこには、リードを着けたタコが飼い主らしき人と歩いていた
士郎「どうした?セイバー、犬がどうしたんだ?」
セイバー「い、いえ、何でもありません(犬…だったのか)」
その日から私は、ありとあらゆる動物がタコに見えてしまいました
流石に怖くなった私は、明日誰かに相談しようかと考えながら眠った
士郎「ああ、散歩日和だな」
セイバー「はい、…うん?」
そこには、リードを着けたタコが飼い主らしき人と歩いていた
士郎「どうした?セイバー、犬がどうしたんだ?」
セイバー「い、いえ、何でもありません(犬…だったのか)」
その日から私は、ありとあらゆる動物がタコに見えてしまいました
流石に怖くなった私は、明日誰かに相談しようかと考えながら眠った
11: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 16:10:28.59 ID:ut3qb0wy0
?「セイバー朝だぞ、そろそろ起きてくれ」
セイバー「う、ん…シロウ…?」
寝ぼけ眼で見たのは人位はありそうなタコだった
セイバー「…(おっきなタコ…美味しそう)」
そして私はそのままタコの首元に―
セイバー「いただきます(ガブッ)」
セイバー「…ふう、少々変わった味でしたが、美味でした」
そのまま私は顔を洗い、居間に向かいました
?「あ、セイバーちゃんおはよー」
?「おはようございます」
そこには、テーブルの前に座る二匹のタコが
そして、急にぼやけてタイガとサクラの姿に変わりました
セイバー「あ、ああ…おはようございます、タイガ、サクラ」
桜「あれ? 先輩は?」
セイバー「シロウですか?見てませんが…」
大河「おかしいわねー、さっきセイバーちゃんを起こしに行ったのに」
セイバー「う、ん…シロウ…?」
寝ぼけ眼で見たのは人位はありそうなタコだった
セイバー「…(おっきなタコ…美味しそう)」
そして私はそのままタコの首元に―
セイバー「いただきます(ガブッ)」
セイバー「…ふう、少々変わった味でしたが、美味でした」
そのまま私は顔を洗い、居間に向かいました
?「あ、セイバーちゃんおはよー」
?「おはようございます」
そこには、テーブルの前に座る二匹のタコが
そして、急にぼやけてタイガとサクラの姿に変わりました
セイバー「あ、ああ…おはようございます、タイガ、サクラ」
桜「あれ? 先輩は?」
セイバー「シロウですか?見てませんが…」
大河「おかしいわねー、さっきセイバーちゃんを起こしに行ったのに」
12: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 16:15:55.03 ID:ut3qb0wy0
セイバー「…む?」
思い出すのは先ほど食したタコ
そして先ほどの二人
まさか
セイバー「まさか」
私は一心不乱に自室へと走った
先ほどの二匹のタコはサクラとタイガ
なら自室にいたタコは…!
セイバー「シロウ!!」
そこには
首元と半分消えて中身が見えてる横腹から血を流し、絶命しているシロウがいた
思い出すのは先ほど食したタコ
そして先ほどの二人
まさか
セイバー「まさか」
私は一心不乱に自室へと走った
先ほどの二匹のタコはサクラとタイガ
なら自室にいたタコは…!
セイバー「シロウ!!」
そこには
首元と半分消えて中身が見えてる横腹から血を流し、絶命しているシロウがいた
15: ◆t6JwcLek7k 2012/07/05(木) 16:28:22.97 ID:JvZhpdRJ0
セイバー「うわああああああぁ!!!(ガバッ)」
目を覚ますと、そこは自室でした
セイバー「はぁ…はぁ…夢…?」
ガラッ!
士郎「どうしたセイバー!」
セイバー「シ、シロウ…?」
そこには一切怪我をしていないシロウがいた
セイバー「い、いえ、何でもありません! ちょっと悪い夢を見ただけです!」
士郎「そ、そうか、急に叫び声が聞こえたから何事かと思ったぞ」
セイバー「すいません…」
思い出した、何だか眠くて自室で横になってたら、いつの間にか寝てしまったようだ
セイバー「良かった…夢で…」
士郎「? まあいいか、晩御飯出来たから飯にするぞ」
セイバー「あ、はい」
大河「大丈夫?セイバーちゃん、なんか凄い叫び声が聞こえたけど…」
セイバー「お騒がせしてすいません、悪い夢を見てしまって」
桜「まあ、何事も無くて良かったです」
セイバー「本当にすいません…士郎、今日の晩御飯は何ですか?」
士郎「今日はタコの刺身だよ」
セイバー「…え?」
END?
目を覚ますと、そこは自室でした
セイバー「はぁ…はぁ…夢…?」
ガラッ!
士郎「どうしたセイバー!」
セイバー「シ、シロウ…?」
そこには一切怪我をしていないシロウがいた
セイバー「い、いえ、何でもありません! ちょっと悪い夢を見ただけです!」
士郎「そ、そうか、急に叫び声が聞こえたから何事かと思ったぞ」
セイバー「すいません…」
思い出した、何だか眠くて自室で横になってたら、いつの間にか寝てしまったようだ
セイバー「良かった…夢で…」
士郎「? まあいいか、晩御飯出来たから飯にするぞ」
セイバー「あ、はい」
大河「大丈夫?セイバーちゃん、なんか凄い叫び声が聞こえたけど…」
セイバー「お騒がせしてすいません、悪い夢を見てしまって」
桜「まあ、何事も無くて良かったです」
セイバー「本当にすいません…士郎、今日の晩御飯は何ですか?」
士郎「今日はタコの刺身だよ」
セイバー「…え?」
END?
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