1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:33:20.97 ID:QDuFjXGf0


『アニメネタバレ注意』








モバP「話には聞いてるよ、はやくも大人気らしいね」

武内P「いえ……」

モバP「なに、謙遜することはないさ」

モバP「我々プロデューサーにとっての大先輩である赤羽根Pさん…間島Pさん…俺は君は彼等にひけをとらない逸材だと思っている」

武内P「…恐縮です」

モバP「アニメの1話もなかなか順調な滑り出し…さらにはTwitterのトレンドには君の名前が丸1日入ってたらしいじゃないか」

武内P「私の力ではありませんので…彼女達アイドルのおかげです」


モバP「ほうほう……アイドルのおかげか……」






モバP「調子にのるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」


武内P「!!!?」









SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420907600

引用元: モバP「君が武内P君か」 

 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:34:42.28 ID:QDuFjXGf0




モバP「武内!!!なんだ貴様……たけ……武内ぃぃぃぃ!!!」

モバP「なんだそのキャラの濃さは!!!!」

モバP「びっくりしたわ!!!!俺はじめてお前見たときびっくりしたわ!!!!卯月みたいなグルグルお目目になったわ!!!!」



武内P「……申し訳ございません」ペコリ

モバP「それだよ!!!!」

武内P「…?」

モバP「なんだよその声!!!!!低いわ!!!なのにいい声だなちくしょう!!!!しぶいわ!!!!!17歳!!?うそつけよ!!!!」

武内P「…声が低いのは生まれつきですので」







3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:35:54.25 ID:QDuFjXGf0





モバP「艦これさんのところじゃなぁ!!!提督はいるけど画面にうつらないし声も出さない!!!うちもそうなるのかと思ったよ!!!でも違ったわ!!!普通に出てきたわ!!!しかもすげぇのが!!!」

武内P「……恐縮です」

モバP「ほめてはないんですけど!!!?」


モバP「だいたい武内お前…」

武内P「…?」



モバP「……『身長が高い』『すこしくせ毛』『目がぴにゃこらたに似てる』『無口』」


モバP「なに今まで出てきたプロデューサーのキャラ情報全部もってんだよ!!!!立つ瀬がねーよ!!!俺の立つ瀬がねーよ!!!Pヘッドな俺の立つ瀬がねーよ!!!どうなるの俺!?どうしたらいいの!?」

武内P「……企画中です」

モバP「やかましいわ!!!!!」









4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:38:41.17 ID:QDuFjXGf0



 

モバP「あとなんだお前!!!あの癖は!!!」

武内P「……癖ですか?」

モバP「首さわるやつだよ!!!それイケメンとか男前にしか許されないやつだからな!!!!」

武内P「……以後気をつけます」サワッ

モバP「言ってるそばからテメェ!!!!天然アピールか!!!!」


モバP「なんなんだよお前ほんと……なんでそんな良いキャラしてんだよ……ほんとに俺の立つ瀬がねーよ…俺のよさってんだよ……誰か教えてくれよ……」

武内P「笑顔です」

モバP「見せたことねーよ!!!!」




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:40:37.41 ID:QDuFjXGf0





モバP「まぁ声だのなんだのはいいよ!!!なんだ武内お前!!!その身長!!!でかいわ!!!」

モバP「お前日本人の平均身長なんセンチだと思ってんだ!!!バスケでもやれよそんなでかいなら!!!」

武内P「……スポーツはあまり得意では」


モバP「うるせぇどこぞの愉悦激辛神父みたいな顔しやがって!!!!」

モバP「だいたいなぁ!!!プロデューサーっていうのは添え物なんだよ添え物!!!刺身でいえば大根のツマ!!オムライスでいうならグリーンピースなんだよ!!!表に出ちゃダメなんだよ!!」

モバP「アイドルそっちのけで話題かっさらってんじゃねーよ!!!!」

武内P「……そのようなつもりは」






9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:41:56.74 ID:QDuFjXGf0





モバP「この際だから言わせてもらうけどなぁ!!そもそもお前は……」 



ガチャッ


 

卯月「島村卯月!!ただいま戻りました!!」 


モバP「ん?あぁ卯月か、お疲れさま」

卯月「……え?あ、はい…?」

モバP「どうだった今日のレッスンは?」

卯月「は、はぁ……いつも通りでしたが……?」


モバP「…?おいおい、どうしたんだよ卯月」

モバP「なにをそんな怯えて…」スッ

卯月「…!!」ビクッ







11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:42:30.04 ID:QDuFjXGf0





モバP「え……ちょ、卯月……?」

 
卯月「す…すいません……あ、あの……」





卯月「どちら様でしょうか……?」

モバP「……え?」



モバP「な、なに言ってるんだ卯月…?お前のプロデューサーの………うっ!!?」ズキッ


モバP(な、なんだ…!?急に頭が……!!)

武内P「………」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 01:50:41.78 ID:QDuFjXGf0




卯月「プ、プロデューサーさん……」


武内P「………」




モバP(あれ……?おかしいな……?俺ここに何しにきたんだっけ………ここはシンデレラガールズプロダクション………いや……あれ?)


モバP(ちがう………ここは……346プロ……あれ………?)



モバ●(……俺の名前って………なんだっけ……?)


モ●●(むしろ………俺は一体………誰だっけ……?)



武内P「………心配ありません、彼は私の同業者で近々一緒に仕事をするのでその打ち合わせに来ていただいています」

卯月「あぁ…なんだ、そうだったんですか!私心配しちゃいましたよ!事務所に知らない人がいるって!」



モ●●(同業者……?一緒に仕事……?こいつ何言ってるんだ……?)



武内P「●●●さん……本日はご足労ありがとうございました」





武内P「どうぞ、名刺だけでも受け取ってください」





ー終わりー