1: イチバンニ 2012/08/14(火) 16:37:11.26 ID:F/CDbtra0
注意事項

・これは安価スレ

・安価でルルーシュの行動や運命を決めてブリタニアをぶっ壊そう!

・アニメ第一話のクロヴィス親衛隊に追いつめられている所からのスタート

・クロスオーバーネタ禁止

・それ以外はわりとフリーダム

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1344929830

引用元: ルルーシュ「安価でブリタニアをぶっ壊す!」 

 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 16:38:21.23 ID:F/CDbtra0
親衛隊隊長「テロリストの最期に相応しいロケーションだな」

ルル「……お前等」

隊長「ま、学生にしては良く頑張った。流石はブリタニア人だ。しかしお前の未来は、今終わった」バァン

ルル「っ!」

C.C.「殺すな!」

ルル「おい!」

隊長「フン...出来れば生かしておきたかったが、上にはこう報告しよう。我々親衛隊は、テロリストのアジとを見つけこれを殲滅、しかし、人質は既になぶり殺しにあっていた。どうかね、学生君?」

ルル(何だこれは……スザクも…この子も…そして終わるのか……俺も)

ルル(…何一つ出来ないまま……あっさりと……ナナリー!)

C.C.(終わりたくないのだな、お前は)

ルル(な、何だ?)

C.C.(おまえには生きるための理由があるらしい)

ルル(さっきの女か? まさか……)

C.C.(力があれば生きられるか?これは契約。力をあげる代わりに、私の願いを一つだけ叶えてもらう。契約すれば、お前は人の世に生きながら、人とは違う理(ことわり)で生きる事になる。異なる摂理、異なる時間、異なる命。王の力はおまえを 孤独にする。その覚悟があるのなら……)

???(ラグナレクを接続。神話の、再びの始まりか!)

ルル(――っ!いいだろう。結ぶぞ、その契約!)


ルルが手に入れたギアス能力>>6
ちなみにギアスは『人の精神のみに作用する力』。

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/08/14(火) 16:43:55.77 ID:5XRLl1Pm0
>>5

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/14(火) 16:43:22.37 ID:dJLg5IhX0
解除可能同じ人間にも複数回使用可能な
絶対遵守

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 16:50:44.64 ID:F/CDbtra0
ルル「なぁ、ブリタニアを憎むブリタニア人は、どう生きればいい?」ニヤリ

隊長「貴様、主義者か? ん?」

ルル「どうした?撃たないのか?相手は学生だぞ。それとも気付いたか? 撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだと」

隊長「な、何だ……?」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様達は……死ね!」キュィィィン

隊長「グククククククッ」ニヤァ

隊長「イエス、ユア・ハイネス!」

隊長「『撃て!』」バンッ

ルル「邪魔な親衛隊は消えたか。しかしこれから――――」

ヴィレッタ『そこで何をしている!?』

ルル(――――っ! サザーランド、ブリタニアの第五世代型KMFか。パイロットは女)

ルル「……そのKMFから降りろ。今すぐに」

ヴィレッタ『貴様。何様のつもりだ?』

ルル(効かない? 成程。直接目を見なければ効果がないということか)

ルル「>>9」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 17:01:45.21 ID:8JWgmyYro
原作通りに外に誘導して、ギアス掛けで機体を強奪

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:06:05.38 ID:F/CDbtra0
ルル「私はアラン・スペイサー。父は公爵だ。胸ポケットにIDが入っている。確認したのち保護を頼みたい」

ヴィレッタ『公爵? …………手を後ろに組め』シュゥ

ルル(良し。やはり一般兵士にこの子のことは知られていない)

ヴィレッタ「妙な真似はするなよ」

ルル(残念だったな。お前が外に出た時点でお前はチェックメイトなんだよ)

ルル「寄越せ。貴様のKMF」キュィィィン

ヴィレッタ「分かった」

ルル(これでKMFは手に入った。これから>>13でもするか)

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 17:06:50.25 ID:/zNScFFDO
この女で 処理

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:10:33.88 ID:F/CDbtra0
ルル(ブリタニアに反逆する前になんだかム ム してきたな)

ヴィレッタ「はっ! 私はなにを! 貴様、どうして私のKMFに乗っている!」

ルル(試してみるか)

ルル「おいお前、俺の●●を処理しろ」キュィィィン

ヴィレッタ「……分かった」

ルル「ほう。同じ人間に二度かけられるのか。便利な力だ。……それ以上に、底知れなくはあるが」

ヴィレッタ「それで私はどうすれば?」

ルル「そうだな。先ずはキスでもしてもらおうか? こういうのは手続きが必要だろう?」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:14:12.41 ID:F/CDbtra0
ルル「ふぅ。溜まってるものを吐きだせた」スッキリ

ヴィレッタ「な、何故私は服を脱いでいるのだ! 貴様は一体私になにw」

ルル「ここであったことは全て忘れろ!」キュィィィン

ヴィレッタ「……了解した」

ルル(いけないな。こんな力が手に入ったせいで随分と下衆な真似をしてしまった。これではあの男と同じ。今後は自重せねば)

ルル「●●も発散した。早速>>20をしよう」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/14(火) 17:19:56.69 ID:TxXl+k4I0
クロヴィスとデュエルし、母の事を聞き出す

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:40:42.55 ID:F/CDbtra0
――――――G1ベースにて


ルル「御久しぶりですね兄上」

クロヴィス「なっ! お前はルルーシュ! 生きていたのか!?」

ルル「そうです兄上。地獄の底から蘇って参りました。全てを変えるために」

クロヴィス「バトレーは! 衛兵はなにを……?」

ルル「その疑問に答える必要があるのですか。これから死にゆく兄上に」

クロヴィス「止めろルルーシュ! 腹違いとはいえ実の兄だぞ!」

ルル「命乞いですか……あなたが殺したイレヴンもしていた。しかし俺も鬼ではありません、兄上にチャンスをあげましょう」

クロヴィス「チャンス?」

ルル「俺とデュエルだ。俺に勝てば兄上は見逃す。ただし負ければ話して貰おう、母さんを殺した者の正体を」

クロヴィス「デュエル?」

ルル「そうですデュエルです。といってもいつも俺の勝ちでしたけど」

クロヴィス「……いいだろう。私とてこの十年間ただ遊んでいた訳ではない。私のタクティクスをお前に魅せる時がきたようだな!」

ルル&クロヴィス『デュエル!』

クロヴィス「私の先k」

ルル「サレンダーしろ」キュィィィン

クロヴィス「私の負けだルルーシュ」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:48:27.30 ID:F/CDbtra0
クロヴィス「あれ? 私はどうしてデッキの上に手を置いて……」

ルル「覚えてないんですか兄上。兄上は俺のデッキに恐れを無し戦う前からサレンダーしたんですよ」

クロヴィス「そ……そんな……?」

ルル(流石にデュエルでギアスを使うのはやり過ぎだっただろうか。しかし今の世の中、エキストラデッキにカードが勝手に加わったり、ドローカードをその場で作りだしたり、好きなカードをドローできたりなんていうのが当たり前だからな)

ルル(まぁ今後は少しはマナーを守るか。俺はデュエルよりチェスの方が好きなんだが)

ルル「では約束だ」

クロヴィス「違う! 私じゃないぞ! 私は殺していない!」

ルル「それはこれから分かることだ。俺の質問に答えろ。母さんを殺した奴は誰だ?」キュィィィン

クロヴィス「……第二皇子シュナイゼルと第二皇女コーネリア。彼等が知っている」

ルル「シュナイゼルとコーネリア! 二人が犯人なのか?」

クロヴィス「…………」

ルル「知らないのか。もういい」

クロヴィス「はっ! 私は一体なにを」

ルル(クロヴィスはもう用済みだ。さてどうするか?)

>>33

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 17:52:30.00 ID:8DnhfhLSo
>>32

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 17:52:19.48 ID:uK4YvMCzo
クロヴィスを傀儡としてエリア11を陰から支配する

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 17:57:24.01 ID:F/CDbtra0
ルル(そうだ。なにもクロヴィスを殺す必要などない)

ルル(クロヴィスが死んでもまた新しい総督が派遣されてくるだけ)

ルル(それよりもクロヴィスを陰で支配しこのエリア11での地盤を固めた方が効率も良い)

ルル(なによりクロヴィスはそれなりにナナリーとも親しかったしな)

ルル「兄上。命を見逃してもいいですよ」

クロヴィス「ほ、本当か!?」

ルル「ええ。その代わり」

ルル「お前は今後、この俺に従え!」キュィッィィン

クロヴィス「分かった。私はお前に従う」

ルル(クククククッ、これでエリア11は俺の支配下だ!)

ルル(待っていろシャルル・ジ・ブリタニア。ここで力を蓄え、貴様の大切ななにもかもをぶち壊してやる!)

ルル「フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:03:58.22 ID:F/CDbtra0
――――――クラブハウスにて

ルル「ただいまナナリー。ごめん遅くなって」

ナナリー「お兄様、おかえりなさい。今日はどうかなされたんですか?」

ルル「新宿ゲットーが封鎖されたってニュースは訊いたかい? あれに居合わせてね」

ナナリー「ゲットー?」

ルル「ああ。なんだかテロリストが毒ガスを盗んだとか軍の連中が騒いでたよ」

ナナリー「毒ガスっ。……お兄様にお怪我はないのですか?」

ルル「ああ。別に事件に巻き込まれたわけじゃないからね」

ルル(本当は思いっきり巻き込まれたが……流石にこのことをナナリーに言う訳にはいかないな)

ルル「それよりご飯にしよう。今日はナナリーの好きなものを作るよ」

ナナリー「はいっ!」

ルル(ナナリーの為にも必ず優しい世界を創ってみせる。そして母さんの死の真相を突き止め、シャルル・ジ・ブリタニアを倒す)

ルル(明日からは『総督』として働かなければな。手始めに>>43でもしよう)

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 18:18:13.96 ID:17o+WYFro
>>42

連投だがスマン
人少ないみたいだし

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/14(火) 18:10:30.47 ID:GdLk3cs80
市民の声を隠蔽無しで集めて、ブリタニアに反する意見を持つものを集める

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:26:33.06 ID:F/CDbtra0
――――――総督府にて

ルル「そうだな。最初に市民の生の声を聴くとしようか」

ルル「ブリタニア貴族、ブリタニア平民、名誉ブリタニア人の富裕層と平均と貧民層、イレヴン、テロリスト」

ルル「この辺りから聞けば十分だろう。勿論嘘が吐けないようギアスを掛けて、だが」

ルル「……しかし、ただ呼び出すのも芸が無い」

ルル「おい、クロヴィス。俺は別室で待機しているから、お前はこの小型無線機で俺の指示通り動き喋れ」

クロヴィス「了解した」

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:31:06.68 ID:F/CDbtra0
クロヴィス「よくぞ集まってくれた。私が第三皇子クロヴィス・ラ・ブリタニアである」

クロヴィス「今日は君達に意見を出しあってもらう」

クロヴィス「最初に……貴族A」

貴族A「ハッ!」

クロヴィス「お前は今のエリア11の現状についてどう思う?」

貴族A「クロヴィス殿下が無能なお蔭で汚職し放題の横流しし放題で最高でございますとも! このエリア11では沢山の利益をあげさせてもらいました。クロヴィス殿下万々歳でございます」

クロヴィス「そうか。お前はもう黙ってていい」

貴族A「イエス、ユア・ハイネス」

ルル(……この貴族Aは後で洗い浚いのことを喋って貰おうか。法廷でな)

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:41:41.68 ID:F/CDbtra0
クロヴィス「次はブリタニア平民A」

平民A「はい」

クロヴィス「今のエリア11について何か意見があるかな?」

平民A「と、特にはありません。エリア11は世界一のサクラダイト埋蔵量を誇る場所ですから、本国にいた頃よりも給料は良いですし」

クロヴィス「そうか」

平民A「ですがまだ日本解放戦線とかいうテロリストがいるのが不安です。先日も新宿ゲットーで事件がありましたし」

クロヴィス「成程。つまり現状に特に不満はないが、強いていうならテロリストがいて物騒なのが嫌だというのだな?」

平民A「はい」

ルル(……ブリタニア人は特にこの統治に問題は抱いていない、か。この辺りは分かっていたことだ。問題はここからだ)

クロヴィス「名誉ブリタニア人富裕層A、お前はなにか意見はあるか?」

富裕層A「少しブリタニア人にペコペコしなければいけないのに腹は立ちますが、今のところは戦前と余り変わらない生活をさせて貰っているのでありがたいことです」

ルル(元々その国の支配層だった人間を抱き抱え間接的にナンバーズを統治していくのがブリタニアのやり方だからな。富裕層は問題なし。だがそれは一部のものだけだ)

クロヴィス「では名誉ブリタニア人平均A、お前は?」

平均A「大いに不満だらけですとも! 日本がブリタニアの植民地となって以来、外国への移動は厳しく制限され、ブリタニアの悪口を言おうものなら虐げられ、どれだけ働こうと決してブリタニア人より下の給料しか貰えない」

平均A「一応普通のイレヴンより待遇あ良いので名誉ブリタニア人となりましたが『名誉』とは名ばかり」

平均A「奴隷にしては上等というだけで実質はなにも変わりません」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:48:17.46 ID:F/CDbtra0
ルル(やはり日本人たちの殆どは今のブリタニアに不満をもっている)

ルル(別に全員が全員ブリタニアに対して武力抵抗をしている訳ではないが、それは単に命が惜しかったり、暴力による革命に反対する者であったりというだけで、現状への不満は溜まりに溜まっている)

クロヴィス「……名誉ブリタニア人貧民層A、お前はどう思うのだ?」

貧民A「奴隷から人間扱いして貰えると聞いて頑張って名誉ブリタニア人になれるよう勉強しました」

貧民A「得意じゃないブリタニア語(現実で言うと英語)だって必死に覚えましたし、ブリタニア人からの理不尽な暴力や暴言にも耐えました」

貧民A「だけど、どんなに頑張っても給料は低いし周りは日本人っていうだけで差別するし」

貧民A「たまに日本人にも差別しないブリタニア人もいるんですが俺の職場にはそういう人はいなくて」

貧民A「もう死にたいんですが、妻は病気で子供はまだ小さいし死にたくても死ねません」

クロヴィス「そうか。よく分かった」

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:54:23.40 ID:F/CDbtra0
クロヴィス「ではイレヴンA、お前は?」

イレヴン「ゲットーは整備もされないで荒れ放題。病気になっても満足な治療もできないし、レジスタンスと軍隊との争いだってしょっちゅうある」

イレヴン「文字の読めない子供だって多いし、腹いっぱい食べられることも少ない」

イレヴン「もう嫌だ……あの頃に戻りたい……もう嫌だ……」

クロヴィス「最後に先日新宿ゲットーで捕まえられたテロリスト。お前の意見を聞きたい?」

玉城「はん! ブリキの総督がこの玉城真一郎様相手に頭が高ぇんだよ! このヘタレ!」

クロヴィス「…………」

玉城「いいか? ここは日本なんだ! お前達ブリキはさっさと日本から出ていきやがれってんだ! 鼻くそ喰らえ!」

クロヴィス「………………」

ルル(下品な男だ)

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 18:58:10.50 ID:F/CDbtra0
クロヴィス「今日はすまなかった。君達の意見は今後の参考にさせて貰おう」

集まった人達『イエス、ユア・ハイネス』

ルル(より正しくは今後参考にするのは俺だがな)

ルル(さて。多くの意見は聞けた)

ルル(クロヴィスの統治がアレだったせいでエリア11には汚職は数多い)

ルル(そういった寄生虫を消すのも必要だし、名誉ブリタニア人やイレヴンの待遇改善も始めなければならない)

ルル(しかし余りにも急激な変革をすれば本国から不審に思われるしクロヴィスの帝国内での地位も危うくなる)

ルル(仕方ない。最初は>>61だ)

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) 2012/08/14(火) 19:05:26.48 ID:M7hnL5Iw0
>>58

58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 19:02:19.36 ID:uK4YvMCzo
まずは汚職貴族の粛清、それで空席になった地位に有能な名誉ブリタニア人を据える。
ゲットーを再開発し貧困層に職を与えて生活水準を引き上げる。
(ここでクロヴィスが更迭されちゃ元も子もないしね)

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 19:33:40.60 ID:F/CDbtra0
ルル「邪魔な汚職貴族を粛清……しかし余りに派手にやり過ぎても反感を買う」

ルル「不当な方法でその地位についたものの、そこで能力を発揮しているものは処分を保留」

ルル「それ以外の明らかな寄生虫はギアスで証拠を暴露させ合法的に始末。その中間層は降格などにしよう」

ルル「空いた席には優秀な実力を示している名誉ブリタニア人や出来るだけ差別意識の少ないブリタニア人を雇用しよう」

ルル「とはいえ余りにも高い地位にはつかせられないがな。今は」

ルル「ゲットーの再開発も急務だ。崩壊した新宿ゲットーを始めとしてゲットーはもう人の住める場祖でなくなっているところもある」

ルル「だがブリタニア人のことも疎かには出来ない」

ルル「あんまりイレヴンに媚びた政策をとったら、今度はブリタニア人に背後から刺されるからな」

ルル「差別意識の強いブリタニア人の反感を抑えるためには、あくまでもブリタニア人の待遇を名誉ブリタニア人やイレヴンより上とした状態で改革を進めなければな」

ルル「まったく。総督というのも楽じゃない、レジスタンスとして真っ向から反逆しない分リスクは少ないが、それ故に余り派手な動きもできん」

ルル「理想としては断崖的に名誉ブリタニア人とイレヴンの待遇を良くしていき、ブリタニア人の意識も変え、最終的にはブリタニア人や名誉ブリタニア人、イレヴンとの区別がなくなることだが」

63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 19:42:04.46 ID:F/CDbtra0
ルル「……と。ここまで今後の政治戦略を考えはしたが」

ルル(これは明らかに『今までの』クロヴィスと違うやり方だ)

ルル(勘の良い奴はこの『違和感』に気付くかもしれない)

ルル(いやあの男、シャルル・ジ・ブリタニアや帝国宰相シュナイゼルなら確実に気付く)

ルル(少なくとも俺があの二人なら気付くだろうからな)

ルル(この問題をクリアするにはどうすれば。良い知恵はないものだろうか……知恵……そうだ)

ルル「クロヴィスに誰か知恵袋がいればいい」

ルル「表向きその知恵袋がクロヴィスに助言していることにすればクロヴィスの政策転換にも説明がつく」

ルル「その知恵袋役にはギアスをかければ問題もない」

ルル「しかしある程度は人は選ばなければな」

ルル「知恵袋とするだけの価値があり、ブリタニア人も納得し、周りへの説得力も高い人物」

ルル「>>68にしようか」

68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 19:44:35.84 ID:pX7z69Qzo
ジェレミア

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 19:58:56.54 ID:F/CDbtra0
ルル「……ジェレミア・ゴットバルト」

ルル「爵位は辺境伯。純血派のリーダーを務めている、か」

ルル「地位は問題ない。この男ならばクロヴィスの知恵袋に抜擢されたとしてもおかしくはない」

ルル「問題は純血主義者のこいつが名誉ブリタニア人やイレヴンに温情的な政策を具申するかどうかだが」

ルル「その辺りは適当な『エピソード』でも追加してやればいい」

ルル「危ない所を日本人に助けて貰った、とかな」

ルル「クロヴィス、ジェレミアを呼び出してくれ」

クロヴィス「分かった」

77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 20:15:02.55 ID:F/CDbtra0
ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト、参上いたしました」

クロヴィス「よくきたジェレミア」

ジェレミア「突然の召還命令。如何なご命令でしょうか殿下。このジェレミア・ゴットバルト、ご期待には全力で!」

ルル「君に用があるのはクロヴィスではない」

ジェレミア「誰だっ!」

ルル「ふふふっ」

ジェレミア「お、お前は……いや、貴方は……もしや」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。お前は――――」

ジェレミア「ルルーシュ殿下! ルルーシュ殿下ではありませんか! 生きておられたのですね、ルルーシュ殿下ァ!」

ルル「は?」

ジェレミア「敬愛するマリアンヌ皇妃がご遺児。ずっとこのエリア11でお亡くなりになったと思い……」

ルル「待て。お前は母さんと面識があるのか!?」

ジェレミア「直接の面識はございません。ですがマリアンヌ様は我等ブリタニア軍人全ての憧れ。私もまたマリアンヌ様を深く敬愛しておりました」

ジェレミア「そして私はあの日、マリアンヌ様が凶弾に倒れたあの日、アリエス宮の警備についていたのです」

ジェレミア「ですが警備の兵を下げるよう命令が下り、その隙に賊にみすみすとマリアンヌ様を……」

ルル「警備を下げるよう、命令が下った……だと?」

ジェレミア「はい。その日の警備責任者であるコーネリア殿下がマリアンヌ様に警備の兵を下げるよう頼まれたとかで」

ジェレミア「殿下! あの日、貴方様の御母上を守れなかった責任はこのジェレミア・ゴットバルトにもあります!」

ジェレミア「お許しくださいとは言いません! しかしこのジェレミア・ゴットバルトは――」

ルル「もう良いジェレミア。お前の忠義はこの俺によく伝わった。そして願わくば今後は俺とナナリーのために生きてくれるだろうか?」

ジェレミア「イエス、ユア・ハイネス!」

81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 20:29:07.24 ID:F/CDbtra0
ジェレミア「それでルルーシュ殿下が生きておられることを知ったクロヴィス殿下は、ルルーシュ殿下を助言者に共にこのエリア11をよくしていこうとしたと」

ルル「そうだ。母さんの死の真相を知るには帝国内でそれなりの地位が必要だ。最低でもコーネリア程度の地位と名声がな」

ルル「しかし急にクロヴィスが政策を180度転換しては本国に妙だと思われる」

ルル「そこでお前がクロヴィスの助言者となったということにするのだ」

ジェレミア「なるほど。クロヴィス殿下が政策を変更したのは私が知恵袋となったから、とするのですね」

ルル「理解が早くて助かるよ」

ジェレミア「勿体なきお言葉!」

クロヴィス「…………」

ジェレミア「ですが殿下、名誉ブリタニア人とイレヴンを優遇するような政策というのは」

ルル「ジェレミア。俺は日本という名前で呼ばれていたエリア11に人質として送られた際、日本人の友人に多くを助けて貰った。ブリタニア人の誰も助けてくれなかった俺をその友人は助けてくれたんだ」

ルル「お前はそんな日本人を虐げろというのか?」

ジェレミア「滅相もありません殿下! 分かりました。今後は我が純血派もイレヴンと名誉ブリタニア人を差別せぬ誇り高き団体となっていきましょう!」

ルル「そ、そうか」

ルル(それはもう純血派といえるのか?)

ルル(まぁいい。ジェレミアが俺の事を知っていたのは誤算だったが、悪くない方の誤算だ)

ルル「当面のエリア11の政策はこれでいいとして…………うん、これは!」

ルル「枢木スザクの特別派遣嚮導技術部(特派)への移動要請……そうか、スザク。生きていたのか!」

ルル「良かった、生きていて。……今後はスザクを名誉ブリタニア人の象徴として改革を進めて行こうか」

ルル「なんにしても良かった。>>87でもしよう」

87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 20:36:47.04 ID:FXwV3i+z0
アッシュフォード学園に転校してきたマオを生徒会に誘う

89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 20:49:33.90 ID:F/CDbtra0
――――――アッシュフォード学園

ルル(エリア11の影の支配者と学生の二重生活にも慣れたな)

シャーリー「ねぇルル、知ってる。今日転校生がくるらしいよ」

ルル「転校生?」

リヴァル「嘘っ! マジかよそれ! で、その転校生は可愛い子?」

シャーリー「男の子だよ」

リヴァル「なーんだよ、男かぁ」

ルル「なにをガッカリしてるんだお前は」

先生「おーいコラ、席に就けお前等! 転校生のマオくんだ」

マオ「初めまして。短い間になるか分からないけど宜しく頼むよ」シャカシャカ

ルル(なんだあいつ? ブリタニア人には見えない。それにヘッドフォンをつけているとは。学校を舐めているのか?)

???(総督と学生の二重生活したり、サボりの常習犯かつ賭けチェスなどをしていたお前が言うな)

ルル(……誰かにツッコみを入れられた気がする)

先生「ルルーシュの隣の席が空いているな。マオ君はルルーシュの隣だ」

マオ「はい先生」

ルル(……! あいつルルーシュという名前だけで俺の所に真っ直ぐ来た!? どういうことだ……こいつは俺のことを知っているのか?)

マオ「宜しく。ルルーシュ?」

92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 20:54:56.59 ID:F/CDbtra0
ルル(……あれから数日。マオという転校生、やはり俺のことを監視している気がする)

ルル(一体あいつは何なんだ?)

マオ「やあルル、ここにいたのか」

ルル(馴れ馴れしいな。だが何故かこいつはサングラスを常時つけているせいでギアスを掛けることも出来ない)

ルル(ここは正攻法で調べるか)

ルル「なぁマオ。お前まだ部活に入っていなかっただろう?」

ルル(アッシュフォード学園は原則どれか一つの部活動に所属しなければならない。そしてこいつが生徒会に入れば俺の目で監視もできる)

マオ「ああ。そうだよ、それじゃあ生徒会にでも入れてもらおうかな」

ルル「!」

ルル(まさかこいつの方から切り出すとは。だが余りにもタイミングが良い。まさか心を読んだ? そんな馬鹿な事が)

マオ「正解だよルル」

ルル「なに?」

マオ「僕は心が読めるんだ。そういうギアスなんだよ」

ルル「なに!?」

93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:01:20.34 ID:F/CDbtra0
ルル「お前もギアスを持っている? まさかあの女に――――」

マオ「ああそうだ。僕はね君にその能力を与えたC.C.を見つけるために此処に来たんだ」

マオ「C.C.は僕のなのに、C.C.はどこかに行っちゃったんだ。C.C.だけが僕にとっての本物なのに、C.C.の心だけが静かなのに」

ルル(まるで意味が分からんぞ)

マオ「僕は心が読めるって言っただろう。だけど僕のギアスは常時発動している」

ルル(……心が読めるギアス能力者、そして心が静か。ギアスが常時発動……まさかC.C.という女はギアスが効かない、のか)

マオ「もし君がC.C.を僕から奪ったのなら殺そうと思ったんだけどね。C.C.は君にその力だけあげて捨てたみたいだから見逃してあげるよ。ただし」

ルル(俺にそのC.C.を探すのに強力しろと、そういうことか)

マオ「そうだよ」

ルル「>>96」

96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 21:08:46.94 ID:okCWR2oC0
>>94

94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/14(火) 21:04:56.93 ID:UgQL0lll0
構わないが、今とある改革を行う計画をしていてな、それに協力して欲しい(そうしてればアイツから顔を見せるだろう)

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:22:03.60 ID:F/CDbtra0
ルル「構わないが、今とある改革を行う計画をしていてな、それに協力して欲しい」

ルル(そうしてればアイツから顔を見せるだろう……たぶん)

マオ「へぇ。クロヴィスを傀儡にしてエリア11で権力を蓄えてブリタニアに反逆。それで母親の死の真相を突き止めるねぇ。僕には理解できないけど、そのガッツは認めるよ」

ルル(お前のギアス。表層意識だけでなく深層心理まで)

マオ「でも足りないよルル。君はね僕のC.C.からその力を貰ったんだ。なら僕にその分のお返しをするのは当然だよねぇ?」

ルル(こいつは俺の情報を全て知っている。もし拒否すれば)

マオ「今君が考えている通りで間違いないよ」

ルル(くそっ!)

マオ「凄い凄い! 今の会話だけで僕を対処する58通りの方法を思いついたね。でもさ、幾ら君が頭がよくても全部がお見通しじゃ意味ないんだよ」

ルル(……こいつの望みは)

マオ「僕の要求は一つだ。C.C.を探し出してC.C.と二人だけの世界で過ごす事。他の奴等は邪魔なんだよ」

ルル(ここは従うしかない)

ルル「…………いいだろう。俺にとってC.C.などどうでもいい存在だ。お前がC.C.を探し出したその後は好きにするがいいさ。俺の邪魔をしたいのなら」

マオ「オーケイだよルル。それじゃ宜しく。あと一応生徒会にも入っておくよ。下手な部活に入ったら声が五月蠅そうだしね」

101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:29:48.01 ID:F/CDbtra0
――――――エリア11総督府


ルル「くそっ! ここにきてもう一人のギアス能力者だと!?」

ルル「イレギュラーにも程がある。事が事だけにジェレミアを頼る訳にもいかない」

ルル「C.C.といったか。あの緑色の髪をした女は」

ルル「あいつは俺に力をやる代わりに願いを一つ叶えろと言った」

ルル「つまり……いつか必ずあいつの方から俺の所にやってくる可能性が高い」

ルル「そしてマオ」

ルル「あいつは俺の計画にとって邪魔者だ。心を読む能力は便利だが……生かして置くリスクが高すぎる」

ルル「俺のギアスが永続的に効果を発揮するという確証だってない」

ルル「なにかの拍子にギアスが解けてしまうということもある」

ルル「クロヴィスならどうとでもなるが、心を読めるギアス能力者とクロヴィスでは遥かにマオが厄介だ」

ルル「なんとしても消さなければ」

ルル「そのためには一刻も早くC.C.とかいう女を探し出しマオを出しぬかなくては」

ギアスの掛かった奴隷A「ルルーシュ様、ご報告が」

ルル「どうした?」

奴隷A「C.C.らしき女が見つかりました」

ルル「何処だ?」

奴隷A「>>105です」

105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/08/14(火) 21:33:50.20 ID:l1LBP+zAO
スザクの家に居候してる

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:40:56.02 ID:F/CDbtra0
奴隷A「なんでも枢木スザク准尉の宿舎に転がりこんでいるとかで」

ルル「なんだと!?」

ルル(理由は分からんがスザクとあの女を対面させるのは不味い)

ルル「……たしか今日はジェレミアが埼玉ゲットーのテロリストを討伐しにいく前だったな。……よし。特派にクロヴィスの名で枢木スザクを含めた特派を埼玉ゲットー駆逐作戦に参加させるよう命令を出せ」

ルル(これでスザクはこの東京租界から外へ出る。ジェレミアもスザクが俺の友人だったことは知っているから悪い扱いはしないだろう)

ルル「そして無人の家にいるであろうC.C.を確保する」

108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:54:10.52 ID:F/CDbtra0
――――――枢木スザクの宿舎

ルル「これがスザクの宿舎、か」

奴隷A「はっ!」

ルル(友の家に勝手に入るのには罪悪感がある。すまないスザク、しかし俺にはやることがある)

奴隷A「どうぞ。鍵でございます」

ルル「ああ。…………入るぞ」

C.C.「やっと来たのか。遅かったなルルーシュ」

ルル「…………お前がC.C.で間違いないな」

C.C.「どこで私の名を知ったかは知らないがその通りだ」

ルル「何故お前がスザクの家にいる?」

C.C.「質問ばかりだな」

ルル「答えろ!」

C.C.「やれやれ血気盛んな坊やだ。まぁいい教えてやろう。蘇生した後、お前のことを探して歩き回っていたら丁度腹が減ってな」

ルル「クロヴィスの話によると不老不死だそうだが腹は減るんだな」

C.C.「端折るな。まぁそれで丁度街中に美味そうなピザをもってるやつがいたから」

ルル「いたから?」

C.C.「腹が減ったから寄越せと言ったんだ。そいつがここの家主の枢木スザクでな。行く場所もないしお前の家に一時的に住まわせろと言ったんだ」

ルル「馬鹿かお前は?」

C.C.「そしたらスザクもいいよとか言ってだな」

ルル「スザクも馬鹿だ」

C.C.「というわけで。私はここで枢木スザクの極潰しとして生活しながらお前のことを探していたわけだ」

109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 21:58:11.60 ID:F/CDbtra0
ルル「ええぃ兎に角、少し総督府に来て貰おうか」

C.C.「美女を口説くにしては随分と荒々しいな。それともそういう年頃か坊や」

ルル「黙って言うことを聞け」キュィィン

C.C.「無駄だ。私にギアスは効かない」

ルル(やはりか)

ルル「お前の意志はどうでもいい。俺には強引にお前を総督府に連れて行くこともできる。だが腹立たしくはあるがお前には借りがある。俺もそういうやり方は好きじゃない」

C.C.「条件だ。今日の夕食はピザだ。そうしなければ梃子でも動かん」

ルル「…………まぁ、いいだろう」

110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 22:11:10.14 ID:F/CDbtra0
C.C.「…………話はわかった。そうかマオのやつが……」

ルル「マオのギアスの舎弟範囲はどれくらいだ。能力を与えた人間なら分かるんだろう?」

C.C.「500mだ。ただこれはあくまで最大射程。一人の人間の深層心理を読み取っている間はその範囲は狭まる」

ルル「そうか。で、お前はマオにいつ能力を与えた?」

C.C.「答えたくない」

ルル「お前の本名は」

C.C.「答えたくない」

ルル「お前の願いは? お前の目的は? お前はどうしてマオに追われている?」

C.C.「答えたくない」

ルル「そればっかりだな」

C.C.「答えたくないのだから仕方ないだろう。あとピザを持って来い」

ルル「>>114」

114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 22:14:17.91 ID:FXwV3i+z0
(マオに渡そうコイツ)

118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 22:17:32.39 ID:F/CDbtra0
ルル「決定だ。お前の身柄をマオに引き渡す」

C.C.「……ほう」

ルル「やれっ!」

奴隷軍団『イエス、ユア・ハイネス!』

C.C.「…………」

ルル「これで全ての条件はクリアされた」

125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 22:33:08.29 ID:F/CDbtra0
――――――東京租界某所


マオ「やあルル。C.C.を連れて来たって本当?」

ルル「ああ。あそこだよ」クイッ

マオ「…………トラック」

ルル「おい出せ」

奴隷A「はっ! お前達C.C.を出せ」

C.C.「ええぃ、一人で歩ける」

マオ「C.C.! やっと会えたねC.C.! 寂しかったんだよ僕はずっと一人で」

C.C.「マオ」

マオ「だけど許してあげる。オーストラリアに家を買ったんだ。そこで二人で暮らそう! あの時みたいに!」

ルル「約束は果たした。これでお前は――――」

マオ「五月蠅いなルル。僕とC.C.の久しぶりの再会に邪魔しないでくれない?」

ルル(重要なことだ)

マオ「人の恋路の邪魔をするやつは馬に蹴られるって知らないの? …………ま。一応君のお蔭でC.C.が僕のところに戻ってきたんだし約束してやるよ。もうお前とは関わらないしお前の邪魔も一切しない」

ルル「そうか」スッ

奴隷A「撃てぇー!」

奴隷軍団『イエス、マイ・ロード!』バンバンバンッ

マオ「が、がぁぁぁああ!」

ルル「――ああ、そういうことか。残念だったなマオ。これでチェックだ」

マオ「ど……どうして、お前の心の声は……お前のそんな行動を……なにも」

ルル「俺のギアスを忘れたのか? 恐らく俺は俺自身のギアスを俺自身に掛けた、お前との会話に区切りがついた時、手を挙げろとな」

ルル「そしてギアスを掛けられた人間は自分がギアスをかけられたことを覚えていない。俺がお前との話が終わった途端に手を上げることをお前は知らなかった」

ルル「後は簡単だ。俺の奴隷であるこいつらに『俺が手をあげたら』お前を撃てと命じればいい。ギアスが発動しお前を殺そうという殺意が湧き上がるのは俺が手をあげた瞬間」

ルル「幾らお前でも記憶を読んでから弾丸を躱すなんて芸当はできなかったようだな」

マオ「そ……そんな……」

ルル「最後だ。お前のもつ俺に関わるあらゆる情報を破棄した後、自害しろ」キュィィィイン

マオ「……了解した」

128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 22:42:40.34 ID:F/CDbtra0
唯でさえギアス無制限なのにマオまで仲間にしたらぬるげー過ぎるからこうなりました。


C.C.「マオ……許せとは言わない。恨んでも構わない。先に待っていろCの世界で」

ルル「これで邪魔者は消えたな。……マオ、か」

ルル(俺にとってのナナリーがあいつにとってのC.C.だったのかもしれんな)

C.C.「さあ。夜も遅い、お前の家に帰るか」

ルル「そうだな……って待て。どうしてそんなことになる!」

C.C.「お前と私は共犯者だ。それに私が好き勝手出歩いたらお前も迷惑だろう?」

ルル「し、しかし! クロヴィスやお前を研究していた連中は既に俺の支配下に……」

C.C.「私を狙うのがクロヴィスだけだと思うのか?」

ルル「それは……」

C.C.「宜しく頼むぞ坊や」

ルル「>>131」

131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) 2012/08/14(火) 22:46:10.15 ID:KSwQZNaAO
スザクにお礼を言っておけ。話はそれからだ

134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 22:54:26.30 ID:F/CDbtra0
ルル「スザクにお礼を言っておけ。話はそれからだ」

C.C.「いいのか? 私と枢木スザクが接触しても?」

ルル「お前は枢木スザクに自分のことをなんと説明した?」

C.C.「特にしてない。ただC.C.という名前と行く場所がないとだけ」

ルル(どこまでお人好しなんだスザク!)

ルル「そうか。ならお前はブリタニアの総督付き秘書官でテロリストに襲撃され頭を強打。記憶喪失になっていた……ということにしておこう」

C.C.「秘書官?」

ルル「それなら総督府にも入れるだろう?」

C.C.「友達には優しい坊やだな」

ルル「何とでも言え」

ルル(取り敢えずマオのことは解決した。>>139をしよう)

139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/08/14(火) 22:58:13.56 ID:l1LBP+zAO
2人でスザクに今後の事を聞こう

142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 23:07:20.91 ID:F/CDbtra0
――――――枢木スザク宿舎


スザク「あれ? チャイムかな」

スザク「どちら様ですか?」

ルル「スザク、俺だ」

C.C.「私もいるぞ」

スザク「ルルーシュ! それにC.C.まで! どうして二人が一緒に……」

ルル「実はC.C.は俺がブリタニアにいた頃の母さんの友人でな。このエリア11ではクロヴィス直属の秘書だったんだ。その縁もあって俺には便宜を図ってもらっていた。ナナリーは知らないがな」

C.C.「それで私はゲットーの見回りをしていたらテロリストの襲撃に会い頭を強打、記憶喪失になり彷徨っていたというわけだ」

スザク「……大変でしたね」

ルル(あっさり信じ過ぎだスザク!)

ルル「久しぶりに再会したんだ。今度家に来い、ナナリーも喜ぶ」

スザク「ありがとう。明日は夕方まで軍の仕事があるから夜からになっちゃうけど」

ルル「いつだって構わないさ。ところで実は相談があるんだ」

スザク「相談?」

C.C.「……」

ルル「このC.C.が今後このエリア11をどういう風に変えていけばいいだろうかと俺にアドバイスを求めてきてな」

ルル「それなら枢木首相の息子で日本人のお前なら良い意見をくれるのではないかと思って」

スザク「そうだったのか」

ルル「お前はどう思う? 今後について」

スザク「>>149」

149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) 2012/08/14(火) 23:16:57.05 ID:saPmoXYjo
もし君が僕と一緒に戦ってくれるなら言いたい事がある

152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 23:21:58.22 ID:F/CDbtra0
スザク「もし君が僕と一緒に戦ってくれるなら言いたい事がある」

ルル「言いたいこと?」

スザク「ああ」

ルル「俺達友達だろ。何でも言ってくれ。俺に出来ることなら手を貸すさ」

スザク「>>158」

158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) 2012/08/14(火) 23:30:37.02 ID:l1LBP+zAO
僕は今日付けでユーフェミア様の騎士になった

160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 23:32:25.62 ID:F/CDbtra0
スザク「僕は今日付けでユーフェミア様の騎士になった」

ルル「なん……だと……?」

スザク「本当だ。嘘じゃないよ」

ルル「馬鹿な。ユフィはクロヴィスやコーネリアのように特に国外で活動したことはないはず。一体どうやって知り合った?」

スザク「>>167」

167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/14(火) 23:41:58.94 ID:vPJBtTSDO
偶然お忍びで来たときに知り合って

171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/14(火) 23:56:15.04 ID:F/CDbtra0
スザク「偶然お忍びで来たときに知り合って」

ルル「お忍び?」

スザク「うんコーネリア殿下も一緒に。なんでも……その」

ルル「どうした?」

スザク「ルルーシュとナナリーのお墓参りにって」

ルル「!」

スザク「いいお姉さんと妹だね」

ルル「……ああ、本当に俺なんかには勿体ない」

スザク「僕がルルーシュとナナリーと友達だったって説明すると、二人とよく遊んだ場所とかを案内してくれって命じられて。ユフィとはその時、日本のこととかを話し合ったんだ」

ルル「そんなことが」

スザク「これはまだエリア11の誰にも秘密なんだけど、ユフィがこのエリア11副総督として就任することを皇帝陛下に具申しているところなんだ」

スザク「もし上手くいけばユフィがこのエリア11にきてくれる。コーネリア殿下の腹心のダールトン将軍も一時的にコーネリア殿下の元を離れてユフィの補佐につくって」

スザク「そのためにユフィは今もブリタニアで自分の同志を増やそうとしている」

スザク「ブリタニア人もブリタニア至上主義者ばかりじゃないからね」

ルル「そうか」

ルル(スザク、ユフィ…………二人も俺の知らないところで頑張っていたんだな)

ルル(ならば俺は>>177をしよう)

177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 00:07:28.54 ID:NBWs3TW2o
レジスタンス、総督府から有能な者を平和的に(状況によってはギアス頼り)引き抜き、全体的な組織強化

181: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 00:18:42.07 ID:3GvNtTEx0
ルル(俺は戸籍も名前も出生もなにもかもが嘘で固められた男だ)

ルル(ならせめて二人を影から支えよう。より正しくはクロヴィスという仮面をつけた上で、な)

ルル(スザク達がブリタニアを中から変えるにしてもそれは難しい)

ルル(幾らユフィとスザクに意志があっても二人は謀略などには疎いだろうしな)

ルル(……人材も集める必要がある。駒を増やす必要もある)

ルル(そしてユフィの勢力と融合させ……出来ればコーネリアも仲間につけたい)

ルル(第三皇子クロヴィス、第二皇女コーネリア、第三皇女ユーフェミア。この三人が味方にいればシュナイゼルにも早々負けないだけの勢力となる)

ルル「スザク。お前の話は分かった。実を言うと俺はこのC.C.を通して間接的にクロヴィスに助言を与えている」

ルル「だからユフィが来たら二人でブリタニアを変えていこう」

スザク「勿論だよ! 君と僕、二人が揃えば出来ないことなんてなかったんだしね」

ルル「ああ」

ルル(そしてシャルル・ジ・ブリタニアを玉座から引きずりおろし、母さんの死の真相を洗い浚い吐かせてやる!)

ルル「っと今日は遅い。そろそろ俺は帰るよナナリーも心配しているし」

スザク「うん。ナナリーにも宜しく……明日でいいかな、会いに行くのは」

ルル「明日は空けておくよ」

C.C.「もういいのか話は?」

ルル「五月蠅いぞ」

ルル(少し疲れたな流石に。早く帰って>>187しよう)

187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 00:23:14.52 ID:NBWs3TW2o
魔女と共にピザでも食そう

188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 00:26:19.09 ID:3GvNtTEx0
ルル「……一緒にピザでも食おうか」

C.C.「なんだ藪から棒に」

ルル「好きなんだろうピザ」

C.C.「……妹が心配してるんじゃないのか?」

ルル「ふむ。そうだな、だがお前は俺の家までついてくるんだろう?」

C.C.「そうだが」

ルル「お前の部屋にピザを持って行ってやる」

C.C.「いきなりどういう風の吹き回しだ。気持ちが悪いぞ」

ルル「……答えを言ってるじゃないか。風の吹き回しだ」

C.C.「……………」

189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 00:29:27.40 ID:3GvNtTEx0
――――――ルルーシュの部屋


ルル「で。お前はどうして俺の部屋にいるんだ?」

C.C.「お前の家で暮らすと言っただろう」

ルル「そうじゃない! どうして俺の家の俺の部屋にいるかと聞いているんだ! 他に空いている部屋はあるだろう!」

C.C.「誇り臭かったんだ。ベッドもなかったしな」

ルル「待て。それは俺のベッドだ」

C.C.「男は床で寝ろ」

ルル「なんて傲岸不遜なやつなんだ」

C.C.「いや。私も彼のギルガ○ッシュには劣るぞ。うん」

ルル「何の話をしているか訳が分からん」

C.C.「にしてもピザは美味い」ホクホク

190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 00:34:43.73 ID:3GvNtTEx0
C.C.「ふぅ。久しぶりに鱈腹食べた。枢木スザクの家じゃあんまり食えなかったからな。給料日前とかで」

ルル「……あいつにしっかりピザ代を払っておけよ」

C.C.「頼んだぞ」

ルル「待て。お前が払うべきだこれは!」

C.C.「共犯者のピザ代を払うのは500年前からのお約束だ」

ルル「そんな約束はない!」

C.C.「なら一億年前」

ルル「そんな果てしなく下らない約束を一億年前にしてたまるかっ!」

C.C.「ルルーシュ……お前ケチだろう?」

ルル「なんだと?」

C.C.「そんなんだから何時まで経っても恋人の一人もできないんだ」

ルル「そ、そんなことはない。俺だって恋人くらいは……」

C.C.「なら証明しろ。>>194でな」

194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 00:38:20.78 ID:NBWs3TW2o
私をドキドキさせるような仕草、言葉、行為

196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 00:48:10.77 ID:3GvNtTEx0
C.C.「私をドキドキさせるような仕草、言葉、行為 をしてみろ」

ルル「お前を……ドキドキだと?」

ルル(待て。それは難易度が高すぎるだろう。こんな面の皮が常人の一万倍はありそうな魔女をドキドキさせるなど、プレイボーイという人種でも難しいぞ)

ルル(こうなったら禁制の薬物を投与……馬鹿か俺は! そんな下衆な手が使えるか!)

ルル「いいだろう。お前をドキドキさせればいいんだな」

C.C.「ああ」

ルル「よし」

ルル「なぁC.C.」

ルル「や ら な い か」

C.C.「……お前、そんなので本気で私がドキドキするとでも思ったのか?」

ルル(ええぃこうなれば! スザクが感動したアニメの告白台詞でも引用してやる!)

ルル「俺が結婚してやんよ!」

C.C.「は?」

ルル「俺がしてやるよ!俺が結婚してやんよ!これが、俺の本気だ!現実が、生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ!もしお前がどんなハンデを抱えてても!どんなハンデでもっつったろ!!歩けなくても!立てなくても!もしも、子供が産めなくても!それでも……俺はお前と結婚してやんよ!ずっとずっと、そばにいてやんよ!ここで出会ったお前は、C.C.の偽物じゃない、C.C.だ!どこで出会っていたとしても!俺は好きになっていた筈だ!また60憶分の1の確立で出会えたら、そん時もまたお前が動けない体だったとしても……お前と結婚してやんよ!」

C.C.「長すぎる。おまけに口調がいきなり変わって気色悪い」

ルル「なっ! そ……そんな俺の完璧なる作戦が……」

C.C.「やはりお前のような坊やが恋人を作るなんて1000万年早い」

ルル「黙れ魔女」

C.C.「はぁ。そんなに言うならもう一度チャンスを与えてやろう」

C.C.「今度は>>200でな」

199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 00:50:35.47 ID:NBWs3TW2o
私の誘惑に耐えられるかの勝負

200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 00:51:16.62 ID:5TdmzuGV0
うえ

202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 01:26:05.99 ID:3GvNtTEx0
すみません。なんだか一時的にこのスレだけでなく他の全部のスレが見れなくなったのですが理由が分かる方いますか?



C.C.「私の誘惑に耐えられるかの勝負だ」

ルル「楽そうなオーダーだな」

C.C.「ほう」

ルル「お前程度の誘惑に耐えるなど造作もないことだ。フハハハハハハハハ!」

C.C.「」シュルル

ルル「おいC.C.……なにを突然服を脱いでいるんだ?」

C.C.「誘惑するからに決まっているだろう。それとも興奮でもしたか坊や」

ルル「ば、馬鹿なことを。お前如きの全裸に俺は興奮などしない」プイ

C.C.「ではどうしてそっぽを向く。興奮しないのだろう? なら正面から見ることができるはずだ」

ルル「俺が興奮しなくても! そのような破廉恥な真似は――――」

C.C.「新宿ゲットーでヴィレッタとかいう女とギアスでアレコレしていたのは私の見間違いか?」

ルル「………………あれは……若気の至りだ」

C.C.「その若いお前は、私のこの身体に興奮しないのか。それはショックだな……それ」ムニュ

ルル「ほわぁ!」

ルル(こいつ胸を押し付けてきた! 不味い理性が……!)

ルル(男としての欲望がこいつを押し倒せと命令している。しかしこんな魔女の挑発にホイホイとのるなど俺のプライドが許さない!)

ルル(……そうだ)

ルル(>>206をすれば誘惑に負けずに済む)

206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 01:31:45.78 ID:TyFEye0io
クリアマインド

209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 01:46:51.63 ID:3GvNtTEx0
ルル「クリアマインド!」

ルル「レベル8、スターダスト・ドラゴンにレベル2、フォーミュラー・シンクロンをチューニング!」

ルル「集いし夢の結晶が、新たな進化のトビラを開く。光射す道となれ!」

ルル「アクセルシンクロ!生来せよ、シューティング・スター・ドラg」

C.C.「ふっ」フゥ

ルル「ほわぁぁぁぁぁぁあ! お、お前! 耳に息を吹きかけるだと!?」

C.C.「クリアマインドも私のバーニングソウルの前には形無しだな」

ルル「なにがバーニングソウルだ。なにもバーニングではないぞ! それに何故お前がクリアマインドのことを知っている!」

C.C.「淑女の嗜みだ」

ルル「……いつのまにクリアマインドは淑女の嗜みになったんだ」

C.C.「そろそろ私は眠い。寝るぞ」

ルル「なに? ということは勝負は俺の勝利ということでいいんだな」

C.C.「ああ。寝る前に良い暇潰しにはなった」

ルル「き、貴様。まさか俺を弄んだというのか!」

C.C.「乙女みたいな言い方するな気持ち悪い」

ルル「俺は気持ち悪くない!」

C.C.「いいや。いい年こいて妹のために世界を壊すとか嘯いている厨二病は十分に気持ち悪いだろう」

ルル「それを言ってはおしまいだ! なにもかもが、おしまいだ!」

C.C.「お休みルルーシュ」

ルル「おい待て」

C.C.「……」クークー

ルル「もう寝てる。野比の○太のような速度の早寝だな」

ルル「…………寝顔は普通の女だというのに」

ルル「俺も寝るか。そして明日はスザクが来るまで>>213でもしよう」

213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 01:49:11.51 ID:IR2MupVUo
歓迎会の準備

215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:00:36.11 ID:3GvNtTEx0
ルル「いい朝だ」

ルル「今日はスザクが家に来る日だ。歓迎会の準備をしないと」

ルル「あいつが驚くような歓迎会にしてやろう!」

C.C.「お前わりと友達思いだな」

ルル「俺は最初から友達思いだ!」

ルル「いいかC.C.。お前がこの部屋にいることは内緒なんだからな。くれぐれも外にはでr」

ナナリー「お兄様。どうしたのですか、こんなに朝から騒いでいらして」

ルル「!」

C.C.「おはようナナリー」

ナナリー「おはようございますC.C.さん。今日も良い天気ですね。私は目は見えませんがぽかぽかとした感じは分かります」

ルル「待ってくれ。ナナリー、C.C.のことを知っているのか?」

ナナリー「お母様のお友達でしょう。今はクロヴィスお兄さまの秘書官になっていて、私達に陰ながら便宜を図って下さっていると。私はそのことを知らなかったので驚きました」

ルル「え、その」

ナナリー「昨日は夜までこの日本のことについてC.C.さんの相談にのっていらしたんでしょう」

ルル「そ、そうだったね。うん」

お兄様も意地悪です。C.C.さんのこと教えて下さってくれれば良かったのに」

ルル「あー、その」

ルル(おいC.C.)

C.C.(なにをカリカリしてる。しっかりお前に都合の良い話を吹き込んでやったじゃないか。これで私が此処にいても問題ないだろう?)

ルル(この話は後だ!)

ルル「ところでナナリー。実は――――」

217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:06:37.67 ID:3GvNtTEx0
ナナリー「そうですか。スザクさんが今日ここに来るのですか」

ルル「ああ。だから歓迎会の準備をしようと思うんだ。スザクには十年前、かなり助けられたから」

ナナリー「良いお考えだと思います」

ルル「ありがとう。ナナリーならそう言ってくれると思ったよ」

ナナリー「そうだ。咲世子さんにも手伝って貰うようお願いしてみたらどうでしょう? 咲世子は同じ日本人ですしスザクさんの好きそうな歓迎会の案があると思います」

ルル「咲世子さんか」

咲世子「お呼びでしょうかルルーシュ様」シュタ

ルル(なんだ気配を感じなかったぞ!)

ルル「あ、ああ。実は十年前の日本人の友達と久しぶりに会うことになったから歓迎会の準備をしたいだが、何か装飾やプレゼントなどに良い案があるだろうか?」

咲世子「>>221」

221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 02:08:52.72 ID:TyFEye0io
日本料理をお出ししましょう

222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:13:52.48 ID:3GvNtTEx0
咲世子「日本料理をお出ししましょう」

ルル「日本料理?」

咲世子「ええ。話によれば枢木スザク様は軍属でいらっしゃるとのこと。軍属では日本食を食べる機会は少ないでしょう」

C.C.「ああ。あいつはヌードルやらカロリーメイトばかりで日本食なんて精々おにぎりくらいしか食ってなかったぞ」

ルル「日本料理、か。だが俺は日本料理は余り詳しくない」

咲世子「では料理は私が担当させて頂くとしてルルーシュ様は装飾をお願い致します」

ルル「分かった」

咲世子「それとナナリー様。私も日本料理を作るのは久しぶりなのでお手伝い頂けませんでしょうか」

ナナリー「はいっ! 私に出来ることでしたら喜んで!」

ルル(…………ありがとう、咲世子)

咲世子「どうかしましたか?」

ルル「なにも。ところで装飾はどうしたらいいだろうか?」

咲世子「>>225」

225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 02:21:09.22 ID:rIqMzOMZo
控え目に飾り付け致しましょう

227: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:26:58.77 ID:3GvNtTEx0
咲世子「控え目に飾り付け致しましょう」

ルル「そうだな」

ルル(あんまり派手にしたらスザクのことだ。逆に委縮してしまうかもしれない)

ルル「さてC.C.。飾り付けお前にも手伝って貰うぞ」

C.C.「そ……そんな。私には惰眠を貪るという使命が」

ルル「言う事を聞かないなら一週間ピザ抜きだ」

C.C.「……お前はそんなにしてまで私を働かせたいか?」

ルル「ニートと呼ばれたくなければ働け」

C.C.「やむをえない」

ルル「オペレーション・スザク始動だな」

228: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:29:44.31 ID:3GvNtTEx0
――――――夜

スザク「お、お邪魔しまーす」

ゼロ「フハハハハハハハハハ! 待っていたぞ枢木スザク!」

スザク「…………どちら様?」

ルル「すまん。咲世子さんがインパクトが大事だというものだからつい」

スザク「あの。言っちゃ悪いけどその仮面とマントのセンスはないと思うよ」

ルル「そ、そうか。俺は結構格好良いと……ええぃそうじゃない! 上がってくれ、歓迎会に準備をしているんだ」

スザク「本当かい!? 嬉しいな、ありがとうルルーシュ」

229: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:36:25.00 ID:3GvNtTEx0
ナナリー「お懐かしいですスザクさん」

スザク「ナナリーも久しぶり。二人とも見違えたよ、十年前と比べてとっても大きくなってたし」

ルル「おいおい。お前だって大きくなってるじゃないか。大体あの頃のまま成長が止まっていたら不老不死の魔女だよ。性格も捻くれる」

スザク「魔女? 面白い例えをするね」

C.C.「…………………………」

スザク「あ。C.C.も来てたのか」

C.C.「私はルルーシュと将来を誓い合った女だからな」ドヤァ

スザク「は?

ルル「おいお前!」

スザク「えーと、おめでとう?」

ルル「お前も本気にするな! こいつは嘘吐きの捻くれ者の傲岸不遜にして唯我独尊な魔女だからこいつの言うのは全部ウソだ!」

C.C.「酷いぞルルーシュ。流石の私も傷つく」

スザク「そうだよルルーシュ、言い過ぎだ!」

ナナリー「C.C.さんに謝ってください!」

ルル「俺がいけないのか!?」

咲世子「皆さま。久方ぶりの再会で話が弾むのはお分かりになりますが料理が冷めてしまいます。続きは食事の席で如何でしょう?」

ルル(上手いぞ咲世子! ナイスだ!)

咲世子(感謝の極み)

232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:44:26.60 ID:3GvNtTEx0
スザク「美味しかった。こんなに美味しい日本食なんて本当に食べたの何年振りだろう?」

ナナリー「スザクさんは……その軍ではどのようなものを食べておられるのですか?」

スザク「大抵は売店のヌードルとかレトルトとかだけど。偶に上司の人が差し入れをくれるんだ」

ルル「へぇ。軍の上司といったらブリタニア人だろう。差別とかはないのか?」

スザク「うん。今いる部署は責任者の人が変わり者でね。あんまりそういうことは気にしない性質なんだ。軍自体もジェレミア卿が主導になって方針転換してくれたお蔭で待遇も良くなってきてるしね」

ルル(どうやらジェレミアは上手くやってくれているようだな)

ナナリー「上司の方はどんなものを差し入れして下さるんですか?」

スザク「それは……おにぎりとか……お寿司、だね」

C.C.「ん? それじゃ日本食を食べるのは久しぶりじゃないんじゃないのか?」

スザク「――――――そのお寿司やおにぎりの中身、ブルーベリーやイチゴジャムなんだよ」

ルル「…………」

ナナリー「…………」

C.C.「…………」

スザク「いや悪気はないんだよセシルさんにも! ただ味覚とかセンスが普通の人と外れているだけで!」

ルル「スザク、この刺身。もっとくえ」

ナナリー「この焼き魚ももっと食べて下さい」

スザク「ありがとう、二人とも。……ああ。優しさが腹に染み渡る」

C.C.「苦労してるんだな、お前も」

234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 02:47:58.83 ID:3GvNtTEx0
ルル「そうだ。お前にプレゼントを用意したんだ」

スザク「プレゼント?」

ルル「ああ」

ナナリー「私とお兄様の二人で選んだんですよ」

ルル「受け取ってくれないか」

スザク「勿論。ありがたく受け取るよ」

ルル「そうか。ええと日本ではツマラナイモノデスガと言うんだったか」

スザク「……いや、それは単なる習慣で」

スザク「あっ。これは>>237じゃないか」

237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 02:51:05.22 ID:bjPoUBgBo
御守り

239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 03:00:43.28 ID:3GvNtTEx0
スザク「これは御守り」

ルル「本当に効果があるかは分からないがな」

スザク「そんなことないよ! ありがとう、一生の宝物にする!」

ルル「そんな大げさな」

スザク「いいや。僕にとってはそれだけ嬉しいんだ!」

ルル「……スザク」

ルル(こいつも変わらないな。昔から)フッ

スザク「それじゃ僕はそろそろ」

ルル「ああ気を付けて帰れよ」

ルル(さて。明日は>>245でもしようか)

244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 03:05:51.51 ID:Kcoji6nuo
クロヴィスにスザクの幼い頃の写真を描かせて、秘密経由でユフィに送らせる

245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 03:07:40.17 ID:bavBBkqvo

251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 03:21:53.66 ID:3GvNtTEx0
ルル「クロヴィスにスザクの幼い頃の写真を描かせて、秘密経由でユフィに送らせよう」

ルル「クロヴィスは芸術"だけ"は俺より卓越してるからな。適任だろう」

ルル「おいクロヴィス、この写真の絵を描け」

クロヴィス「……これは、日本人のようだが」

ルル「上手く書けよ。妹の恋路がかかってる」

クロヴィス「!」

ルル(……かもしれない)

クロヴィス「任してくれルルーシュ。妹の恋路のためならクロヴィス・ラ・ブリタニア、協力は惜しまないぞ」

ルル「頑張ってください兄上」

クロヴィス「そういえばルルーシュ。妹のユーフェミアが来週このエリアに副総督として派遣されてくるそうだ」

ルル「ほう。来週ですか」

ルル(随分と早かったな。まあいい、これで幾つかの手順を省略できる)

ルル(今日やる分の仕事は全て終わった)

ルル(ゲットーの再開発も進んでいるし、イレヴンや名誉ブリタニア人の待遇も改善されてきている)

ルル(この分ならこのエリアが衛生エリアに格上げされるのも遠くはないだろう)

ルル(そろそろ本格的にテロリストの駆逐を始めようか。それとも今日は休みにして他のことをしようか)

ルル(>>255だなここは)

255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 03:27:42.63 ID:cOotqHm5o
テロリスト及び日本解放戦線について情報収集

257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 03:36:09.42 ID:3GvNtTEx0
ルル「テロリスト及び日本解放戦線について情報収集をしよう」

ルル「正直、日本解放先生以外のテロリストはレジスタンスとは名ばかりの不良少年の集まりみたいなもの」

ルル「まともな軍隊経験者もいない。はっきりいって烏合の衆の雑魚だ」

ルル「しかし金の卵というやつはそういった烏合の衆の中に潜んでいたりするものだからな。それに何処かの馬鹿が貴族の子弟が通うアッシュフォード学園に自爆特攻でもしてナナリーが傷つくことは許せない」

ルル「そしてある程度の情報を収集し終え、ザコなテロリストを消した後は」

ルル「最後の集大成として日本解放戦線を潰す」

ルル「あそこを潰してしまえば日本の反抗勢力は瓦解。過激派や強硬派の粋は潜め、中道派や穏健派の声が強まるだろう」

ルル「先ずはユフィが来るまでに日本解放戦線を除いたテロリストの大掃除をしておくか」

258: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 03:52:50.40 ID:3GvNtTEx0
――――――1週間後


ユフィ「ユーフェミア・リ・ブリタニア、本日から副総督としてこのエリア11に着任しました。こちらが私の補佐としてついてきてくれたダールトン将軍です」

ダールトン「アンドレアス・ダールトン、コーネリア姫殿下よりユーフェミア様の補佐を仰せつかりました。今後はクロヴィス殿下とユーフェミア殿下のためこの身を粉にして働く所存です」

ユフィ「そして私の騎士の枢木スザク」

スザク「宜しくお願い致します。クロヴィス殿下」

クロヴィス「うむ。話には聞いていたが本当にナンバーズを騎士にしたんだねユーフェミア」

ユフィ「はい」

クロヴィス「私も紹介しよう。かねてよりこの私の参謀として腹心として働いてくれているジェレミア・ゴットバルトだ。彼は純血派という誇り高きブリタニア軍人が集まった団体のリーダーもしていてね。頼りになる男だ。君達もなにかあれば頼ると良い」

ジェレミア「ユーフェミア殿下。もしお困りのことがあれば、このジェレミア・ゴットバルト。全力で事に当たらせて頂きますぞ」

ユフィ「お噂は耳にしていますジェレミア卿。たしか名誉ブリタニア人とイレヴンの待遇改善にも大きく関わっているとか」

ジェレミア「はっ!」

ユフィ「私も日本人……いえナンバーズとは融和政策をとっていきたいと思っています。至らぬ所はあるかもしれませんがお願いしますね」

ジェレミア「勿体なきお言葉」

クロヴィス「ところでユーフェミア。これから日本最大の抵抗組織である日本解放戦線の討伐にいこうと考えている」

ユフィ「日本解放戦線の、討伐?」

クロヴィス「そうだ。日本解放戦線はブリタニアからの独立を望むナンバーズにとっては精神的主柱なのだよ」

クロヴィス「その主柱を折ればナンバーズも武力抵抗による独立を目指す過激派から、現状の待遇をよくしていこうという穏健派に傾いていくだろうからね」

クロヴィス「だが私はこのエリア11でやるべき政務がある。君には日本解放戦線討伐軍の司令官をして貰いたい」

ダールトン「お待ちくださいクロヴィス総督。失礼ながらユーフェミア殿下は未だ部隊の指揮経験がございません」

クロヴィス「分かっている。なにもユーフェミアに全権をゆだね指揮させよと申しているのではない。実際に指揮をとるのはジェレミアだ。ユフィ、君は戦闘というものを生で見て経験を積むんだ。それはきっと君の為になる」

ユフィ「分かりました、クロヴィス兄さま……いえ総督」

259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 03:59:06.88 ID:3GvNtTEx0
ルル「計画通りだ」

ルル「実際に指揮をするのはジェレミア……に無線で指示を出す俺だが、表向きの指揮官はユフィ。これでユーフェミアにも日本解放戦線討伐という軍功ができる」

ルル「ユフィはまだまだ名声が足りないからな。これで名声も少しは上がるはずだ」

C.C.「裏でコソコソと忙しい奴だな。ギアスは王の力なのだからお前が表だって動けばいいだろうに」

ルル「何を言う。俺は単なる学生だよ。アッシュフォード学園二年生のルルーシュ・ランペルージだ」

ルル「皇族としての権威と名声と地位の失墜したルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの名は役に立たない」

ルル「自分の名前が役立たずなら他の名前を使う。それだけだ」

ルル「俺は寝るよ。日本解放戦線との戦いのために英気を養わなければいけないからな」

269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:04:27.77 ID:0WHHk+In0
――――――成田


奴隷A「ルルーシュ様。ナリタ連山の包囲が完了しました」

ルル「ああ」

C.C.「今回は小難しい作戦をしなくていいのか?」

ルル「数、質、装備、士気。あらゆるものでこちらが圧倒しているからな。クロヴィスがイレヴンに対しての融和政策をとり始めたせいで間接的に日本解放戦線への支持も低下している」

ルル「そして相次ぐ他テロリストグループの壊滅と今回の包囲網」

ルル「日本解放戦線のアジトではお通夜のムードが漂ってるだろう」

C.C.「悪い奴だ」

270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:10:07.15 ID:0WHHk+In0
ジェレミア「降伏勧告から一時間。まだ日本解放戦線側の反応はないか?」

ヴィレッタ「はい、ジェレミア卿」

キューエル「しかし降伏勧告などに意味があるのか? 日本解放戦線が降伏するとは思えんが」

ユフィ「それでも、です。確率は低くとも万が一降伏してくれれば無意味な犠牲を防ぐことはできます」

ジェレミア「聞いての通りだ二人とも。エリア11が平穏を取り戻しつつあるというのにこれ以上我等の同胞を傷つけることもないだろう。無意味だった訳だが」

ダールトン「だが降伏勧告が無視された今、もはや手心を加えてやる必要もありますまい」

ジェレミア「……ユーフェミア殿下」

ユフィ「分かりました。全軍、状況を開始して下さい!」

ブリタニア軍『イエス、ユア・ハイネス!』

271: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:18:31.04 ID:0WHHk+In0
C.C.「暇そうだな。前線じゃ日本解放戦線の奴等が死にもの狂いで戦ってるというのに」

ルル「実際やることがないんだ。あらゆる条件下でこちらが圧倒している以上、こちらはただ力押しをするだけで良い。奇襲や奇策に警戒した上で、な」

ルル(もし俺が敵指揮官ならここは土砂崩れなどの自然災害を意図的に引き起こし混乱を誘ってから、敵の司令官を一気に急襲する作戦をとっていただろう)

ルル(だがそれに対しての対策は完璧。これならクロヴィスでも勝てる戦だ)

ルル(ギアスで得た情報によると奇跡の藤堂と謳われる男はキョウトに新型KMFを取りに行っているとかで留守だそうだし)

ルル「イレギュラーでも発生しない限り特に問題h」

奴隷A「ルルーシュ様! 後方より未確認KMF五機が我が方のKMFを破竹の勢いで駆逐しながらG1に迫っております!」

ルル「…………」

274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:23:53.60 ID:0WHHk+In0
藤堂「これが純日本製KMF、紅蓮弐式か。凄まじい機動力だ」

眼鏡『キョウトも良い物をくれましたよね。この無頼改もいいですけど、藤堂さんの紅蓮には負けますよ』

千葉『我等四聖剣がきたからには貴様等の暴虐もこれまでだブリタニア!』

仙波『ぬぉぉぉお!』

卜部『飛天御剣流! 龍槌閃!』

ブリタニア兵士『ぎゃああああああああああ!』

276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:31:03.92 ID:0WHHk+In0
ルル「ええぃ! このミラクル・トゥードゥーめ! 戦略が戦術に覆されてたまるかっ!」

C.C.「しかしガン○ムとかのSFアニメでは一人のエースパイロットが戦局を覆すことなんてよくあるじゃないか」

ルル「リアルではそんなものはない! ルー○ルがいてもドイツは戦争に負けただろうがっ! 局地戦で勝っても対極で負けたら意味がないんだよ!」

C.C.「このナリタ連山包囲作戦は局地戦だろう」

ルル「…………そういえばそうだ」

ジェレミア『ルルーシュ様、ランスロットの枢木スザク少佐が出撃要請を出しておりますが』

ルル「スザクが?」

ルル(……昔から人間を止めた身体能力を持っていたスザクならイレギュラーとも対抗できる……と思う)

ルル「分かった。精鋭部隊を引き攣れてイレギュラー五機に当たらせろ」

ジェレミア『はっ!』

ルル「そうだ慌てる必要はない。五機のKMFが来た事にはほんの少しばかり肝を冷やしたが全体ではこちらが圧倒している」

ルル(このタイミングでの本陣への奇襲。噂に聞く藤堂がこんな程度で本当に敵司令官を倒せると考えているとは思えん。狙いは恐らくブリタニアを一時的に混乱させ、その機に乗じて本隊を逃がすこと。この手でいくか)

278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:43:49.38 ID:0WHHk+In0
ルル「おい、ジェレミア」

ユフィ『もしもし。私はユーフェミア・リ・ブリタニアです』

ルル「……ッ! な、何故お前が出る! ジェレミアは何処へ行った!?」

ユフィ『ジェレミア卿ならご自身の率いている純血派を率いて私の騎士スザクと共に五機のKMF部隊の迎撃にいきましたけど』

ルル(なっ! ジェレミアめ、精鋭部隊をイコールで純血派部隊と認識したのか。ここでもイレギュラーだ、まさかユフィが代わりに出るとは)

ルル「…………」

ルル(ここは多少ギャンブルになるか)

ルル「ジェレミアは作戦に関しては俺の指示に従う様にと言っておかなかったか」

ユフィ『はい。絶対に信じられるからと……』

ルル「ならばユーフェミア。ポイントB7を手薄にしてくれ」

ユフィ『そこは日本解放戦線の本部から近い場所。そんなところを手薄にしては――――』

ルル「安心しろ。俺を信じろユーフェミア。勝たせてやる」

279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:48:20.45 ID:0WHHk+In0
藤堂『片瀬少将! 我々が敵司令部へ特攻をかけている間にお逃げください! もうナリタはもちません!』

片瀬「すまんな藤堂。お前も我々が脱出した後に直ぐに脱出してくれ。生き延びてくれよ藤堂。お前は日本人の希望なのだから」

藤堂『…………承知』

解放戦線A「片瀬少将! 乙南の敵兵が手薄です」

片瀬「よし。では全部隊でそこを突破する」

片瀬「なんとしても生き延びるぞ。我々がやられたならば日本の抵抗運動はお仕舞いぞ!」

280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:52:30.92 ID:0WHHk+In0
――――――ポイントB7

片瀬「思った通り。ここは敵部隊が手薄だ。ここから逃げられ」

ダールトン『待っていたぞ片瀬』

片瀬「な……なんだこのブリタニア軍の数は!? ここは手薄だったのではないのか!」

ダールトン『それは貴様たちを誘き寄せるための罠。この程度の誘いにのるとは日本解放戦線も堕ちたな』

片瀬「おのれ」

ダールトン「最後通告だ。片瀬、降伏しろ。さもなければここにいる全員が死ぬ事になる」

片瀬「……分かった」キュィィィン

281: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 13:56:27.33 ID:0WHHk+In0
奴隷A「片瀬が降伏しました」

ルル「分かった。流石はギアス、狙い通りだな」

C.C.「やっぱり妙な策を張り巡らせていたらしい」

ルル「日本解放戦線が勇敢なる玉砕を遂げたりなどしたら過激派の勢いが収まらないかもしれないからな」

ルル「そうしない為には片瀬には惨めな命乞いをして日本人の期待を裏切って貰う必要がある」

ルル「予め片瀬には二度目の降伏勧告の後にその勧告を受け入れよというギアスをかけておいた

ルル「そして藤堂、主君を失った貴様はどうするんだろうかな」

282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 14:16:13.57 ID:0WHHk+In0
スザク「藤堂さん! 日本解放戦線は降伏、他の四聖剣も捕縛しました! もう貴方も降伏して下さい」

藤堂「わ……私が降伏すれば……私が降伏すれば……ほ、本当に私の命は助けてくれるのか」

スザク「ええ約束します。あなたの命と引き換えのギブ&テイクです。早く降伏を」

藤堂「だが断る」

スザク「!」

藤堂「この藤堂鏡士郎が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…」

スザク「ならばッ! 陽昇流誠壱式旋風脚! 別名、くるくるキック!」

藤堂「ご、ごはっ!」

スザク「藤堂さん!」

藤堂「……さらばだ、スザクくん」

スザク「駄目です! 貴方にはまだやることがある!」

藤堂「私の一番怖い事は……弟子に「さよなら」を言う事すら考えられなくなる事だった。だが……最後の最後に……それを考える事ができた」

藤堂「フフフ…この『痛み』こそ『生』のあかし。この『痛み』あればこそ『喜び』も感じることが出来る。これが人間か…。奇妙な安らぎを俺は今感じる。もう世への恨みはない…こんな素晴らしい男に、こんな暖かい人間に最後の最後に出会えたから…我が同胞の下へ旅立とう…」

藤堂は風になった――
スザクが無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった――
涙は流さなかったが、無言の男の詩があった――
奇妙な友情があった――

289: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 14:23:48.21 ID:0WHHk+In0
ルル「作戦は終了したなユーフェミア」

ユフィ『……聞かせてください。貴方は誰なのですか?』

ルル「一週間後。アッシュフォード学園クラブハウス。スザクとジェレミアのみを伴って来てくれ。そこで生き別れとなった君の兄と妹に会わせる」

ユフィ『兄と妹……まさかっ!』

ルル「また会おう、ユフィ」ピッ

C.C.「兄妹ごっこは終わりか」

ルル「ごっこじゃない。俺とユフィは紛れもなく兄妹だ。半分だけしか血は繋がっていないがな」

ルル(片瀬と四聖剣は捕縛。藤堂は戦死。これで日本解放戦線は完全に壊滅。エリア11も静かになるだろう)

ルル(明日は>>294をしよう)

293: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 14:29:29.11 ID:j1xvsDd/0
コーネリアを引き入れる(ギアスで重度のブラコンにする)

294: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 14:29:55.95 ID:bMDnPcsv0

298: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 14:57:29.90 ID:0WHHk+In0
ルル「コーネリアをこちら側に引き入れよう」

ルル「コーネリアは本国でも確固たる地位と銘仙を確立しているのみならず専任騎士ギルフォードを始めとした部下も優秀」

ルル「得難い人材だ」

ルル「たしかコーネリアは先日中東を平定しエリア11に視察にくることになっていたな」

ルル(しかしいきなり俺に従わせるというのも違和感が浮き彫りになりそうだ)

ルル(ギアスである程度俺の好感度を上げさせ、間接的に味方につけようか)

ルル(……姉上に余り酷いことはしたくないしな)

299: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 15:04:09.39 ID:0WHHk+In0
――――――エリア11

コーネリア「もう直ぐエリア11に到着、か」

コーネリア「ユフィは上手くやっているだろうかな」

ルル「失礼する」

コーネリア「何者だ! 入る事を許可した覚えはないぞ!」

ルル「おや。私の顔をお忘れですか姉上」

コーネリア「姉上、だと? …………。……その黒い髪と目の色、お前まさか」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴女は重度のブラコンになれ! 俺限定で」キュィィィン

コーネリア「生きていて、本当に良かった。顔を良く見せてくれ」ウルウルウルッ

ルル「え、ええ」

コーネリア「私はお前がエリア11で死んだと聞き……心配したのだぞ。だがもう心配するな。今の私には地位も名誉もある。もうお前を苦しませたりはしない」

ルル(も、元々身内に甘い人だったがギアスのせいで俺の扱いがユフィと同レベルくらいまで上昇したみたいだな)

302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 15:15:35.46 ID:0WHHk+In0
ルル「それで私はクロヴィスやユフィと一緒にナンバーズとブリタニア人の垣根をなくそうと苦心しているのです」

ルル「姉上もどうか協力してくれませんか?」

コーネリア「ルルーシュ。……お前がその枢木スザクというイレヴンに世話になりナンバーズをもっと豊かにしたいという気持ちは分かる」

コーネリア「しかしブリタニア人とナンバーズを区別するのは我がブリタニアの国是だ。これに逆らうということは」

ルル「私があの皇帝の定めた国是などに従うとでも」

コーネリア「……お前の気持ちは分からなくはない。もし私がお前と同じ立場となれば同じように父上に反抗したかもしれん」

コーネリア「だがな。中華連邦やEUに虎視眈々と狙われていたブリタニアを混迷の時代から救い上げ一大強国としたのは紛れもなく父上の手腕。それは父上のやり方にある種の正しさがあったからだろう」

ルル「今のブリタニアの全てが悪いとまでは俺も言いませんよ」

ルル「実際ブリタニアは血統主義というよりは徹底した弱肉強食の実力社会。その冷酷な体制が今の強いブリタニアを生み出したといえるかもしれない」

ルル「生まれは平民でも実力で爵位を手に入れ伸し上がっていった者も多い。私の母もそうですしね」

ルル「ですが弱者だからといって一方的に切り捨てるのは間違っている」

コーネリア「………………」

ルル「根本からブリタニアを変えるのは大変でしょう。しかしそれを簡単に為せる地位が一つだけある」

コーネリア「ルルーシュ! お前はまさか皇帝になるつもりなのかっ!」

ルル「俺自身が皇帝にならずとも俺と同じ考えのユフィやクロヴィス(傀儡)が皇帝についてくれればそれで構わない」

ルル「無論皇帝になるのは並大抵のことじゃないでしょう。ですが姉上が私の味方になって下さればオデュッセウス派やシュナイゼル派にも対抗できる」

コーネリア「……いいだろう。お前とユフィ、二人の頼みというのなら私も協力しよう」

ルル(これであらゆる条件はクリアされた)

304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 15:23:37.90 ID:0WHHk+In0
――――――アッシュフォード学園

ルル(それなりに有能な人材を引き抜いたお蔭で学生と総督の二重生活にも慣れたな)

ルル(名誉ブリタニア人のスザクがユフィの騎士として働き、そして名誉ブリタニア人とイレヴンの賃金格差がある程度是正されたことでエリア11は静かになってる)

ルル(もうテロリストグループもKMFを持ってるような所は数える程)

ルル(キョウト六家もこちらに尻尾を振って来てる)

ルル(このままいk)

リヴァル「おいルルーシュ!」

ルル「な、何だリヴァル。いきなり大声を出すな。驚く」

リヴァル「いきなりじゃないよ本当。さっきから声掛けてるじゃないか」

ルル「そ、そうなのか?」

リヴァル「しっかりしてくれよ。副会長なんだからさ」

ルル「すまない。今は……学園祭のクラス出し物を決めてるのか」

リヴァル「そうだよ、何処まで寝ぼけてたんだか。ルルーシュは学園の出し物について提案ある?」

ルル「>>309」

309: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) 2012/08/15(水) 15:26:40.58 ID:gNFehheAO
>>305

305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/08/15(水) 15:24:33.29 ID:E5f4XMc1o
魔法少女喫茶

315: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 15:53:36.19 ID:0WHHk+In0
ルル「魔法少女喫茶とかはどうだ」キリッ

リヴァル「…………お前、本当にルルーシュ?」

ルル「俺は大真面目だ!」

リヴァル「…………魔法少女のコスプレを際どいものにすればアリだな」

ルル「だろう? そしてゲストにナナリーを……駄目だな。ナナリーの魔法少女姿を見ていいのは俺だけだ」

リヴァル「お前も男だったのかルルーシュ」

ルル「なにをいまさら?」

リヴァル「最近の魔法少女といえばまどマギと劇場版放映中のリリなのか」

ルル「フェイト・テスタ○ッサさえ完備してくれればノープロブレムだ俺は」

リヴァル「…………」

リヴァル「んじゃ魔法少女喫茶で良いと思う人は挙手~」

男子一同『異議なし!』

女子一同『全力で異議を申し立てる!』

リヴァル「賛成23、反対20。賛成多数で魔法少女喫茶で決定だな」

男子一同『ヴィクトリィィィィィィィイィ!!』

女子一同『女子の総数が男子より多ければ』アンビリーバボー

317: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 15:57:29.48 ID:0WHHk+In0
ルル(我ながら呑気なものだな。ブリタニアに対する生来的戦略を考える傍らで学園祭の準備とは)

――――――PIPIPIPIPIPIPI

ルル(なんだ仕事用の電話に? ジェレミア?)

ルル「どうしたジェレミア。余り学校にいる時は連絡するなと伝えたはずだが」

ジェレミア『大変でございますルルーシュ様。シュナイゼル殿下がこのエリアを視察しに来ることに――――』

ルル「なんだとっ!?」

319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 16:09:03.04 ID:0WHHk+In0
シュナイゼル「フム。にしても他エリアに比べてエリア11の発展はめぐるましいね」

カノン「既に衛生エリアに昇格する旨が総督府に伝えられているようですわ」

シュナイゼル「しかし奇妙だ。私の知る限りクロヴィスはここまでの能力はなかった筈なんだが」

カノン「報告によるとジェレミア卿という人物が知恵袋となっていると」

シュナイゼル「ジェレミア卿がね……たしかジェレミア卿は十一年前のアリエス宮で……」

シュナイゼル(……成程。もしあの二人が生きているのなら……だけどこの勢力の広がり方は彼の頭脳だけでは難しい)

シュナイゼル(なにか私の知らない『力』が働いている)

シュナイゼル「一度エリア11に視察に行こうか」

カノン「直ぐに準備いたしますわ」

シュナイゼル「エリア11で>>327でもしよう」

カノン「そういえばシュナイゼル殿下、どうして皇帝陛下と謁見して以来、サングラスなどお掛けになっているので?」

シュナイゼル「虹彩異常を補うために少しね」

326: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 16:20:03.64 ID:ZS7ll7fIo
シュナイゼル秘蔵の芸術品を提供して展覧会を開催する
エリア11の総督・高官を招待する大々的な式典を行おう

327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 16:20:42.77 ID:xE5AvsVio

329: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 16:26:45.09 ID:0WHHk+In0
シュナイゼル「私の秘蔵の芸術品を提供して展覧会を開催しようか。クロヴィスは芸術に明るかったしね」

カノン「殿下の秘蔵の品ですか。興味深いですわ」

シュナイゼル「エリア11の総督・高官を招待する大々的な式典にしないと」

シュナイゼル(ユフィ、ジェレミア、クロヴィス。この三人は必ず招待しなければ)

330: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 16:29:30.79 ID:0WHHk+In0
――――――帝都ペンドラゴン宮廷


シャルル「エリア11に赴くそうだな」

シュナイゼル「はい。彼の地は世界一のサクラダイト埋蔵量を誇るのみならず、中華連邦に対する軍事基地的側面ももつ地」

シュナイゼル「帝国宰相として一度見て回りたいと思っておりましたので」

シャルル「良かろう。その旨を良しとする。励むがいい」

シュナイゼル「感謝します父上」

シャルル「だが念のために>>334を連れて行け」

334: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 16:33:32.86 ID:c/fL3UHa0
アーニャ

346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 16:44:39.45 ID:0WHHk+In0
シャルル「我が騎士アーニャ・アールストレイムをお前に同行させる。異論はないな?」

シュナイゼル「一騎当千のラウンズが一角が共に来てくれるというのならば頼もしい事この上ありません」

シャルル「アーニャ、聞いての通りだ。お前はシュナイゼルと共にエリア11へ赴け。後はお前の判断に任せる」

アーニャ「……イエス、ユア・マジェスティ」

シュナイゼル(これは楔をうたれた、ということかな。どうやら父上もエリア11には感心があるようだ)

シュナイゼル(それさえ分かれば良い)

347: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 16:59:29.72 ID:0WHHk+In0
ルル「くそっ! 明日にはシュナイゼルがエリア11にくる」

ルル「しかもエリア11高官を招いてでの展覧会だと?」

ルル「おまけにラウンズの一人まで同行しているときた」

ルル(シュナイゼルがなにを考えているのか掴めん)

ルル(いっそシュナイゼルとラウンズにギアスをかけて……ええぃ駄目だ)

ルル(たしかにギアスを無差別にかけていけば何の問題もないが)

ルル(そんなギアスのみに頼る反逆などこの俺のプライドが許さない!)

C.C.「荒れてるなルルーシュ」

ルル「ピザでも食ってろ! こうなれば>>351で対抗するしか」

350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 17:05:41.59 ID:Nq1t8iPB0
敢えて開かせてシュナイゼルの部下の中に反乱者を混ぜて暴れさせてシュナイゼルの株を下げる

351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 17:06:48.90 ID:laoCVXbjo

352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 17:14:21.40 ID:0WHHk+In0
ルル「敢えて開かせてシュナイゼルの部下の中に反乱者を混ぜて暴れさせてシュナイゼルの株を下げてやる」

C.C.「結局ギアスか」

ルル「黙れ魔女。お前は俺にギアスを使わせたくないのか?」

C.C.「そんなことない」プイ

ルル「まぁいい。シュナイゼルの評価が下がれば相対的にこちら側の評価は上がる」

ルル「自らの信頼する部下に裏切られて絶望しろ兄上」

353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 17:18:24.74 ID:0WHHk+In0
――――――展覧会当日、展覧会別室にて。


ルル「フフフフフ。やっているな」

ルル「これから部下に反逆されるとも知らずに」

ルル「…………おかしい」

ルル「そろそろシュナイゼルの部下が騒ぎ出す頃なのに何のリアクションもない」

ルル「どうなってるんだ? 俺は間違いなくシュナイゼルの部下達40人にこの日にシュナイゼルに反逆せよとギアスをかけた」

ルル「これは……」

シュナイゼル「部下に反逆させる、か。面白いことを考えたモノだねルルーシュ」

ルル「なっ! お前はシュナイゼル! どうして此処に!?」

シュナイゼル「>>358」

358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 17:22:22.63 ID:xuy9fH4k0
(君の後ろにいる私の部下となったスザク君が全て知っている)

359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 17:25:26.11 ID:0WHHk+In0
シュナイゼル「君の後ろにいる私の部下となったスザク君が全て知っている」

ルル「なんだと?」

スザク「ルルーシュ」カチャ

ルル「どういうことだスザク! 俺を、俺を裏切ったのか!?」

スザク「>>365」

363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 17:29:27.56 ID:CpR8eFSV0
ルルーシュ、これも作戦の内なんだ
敵を騙すには先ず味方からってね(シュナイゼルに銃口を向ける)

365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 17:30:28.01 ID:O2ppEKIEo
>>363
隠しながら

367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 17:38:09.08 ID:0WHHk+In0
スザク「……ルルーシュ、これも作戦の内なんだ。敵を騙すには先ず味方からってね」ボソッ

ルル(スザク、シュナイゼルに銃口を向けた。やはりお前は俺の味方なんだな)

スザク「殿下。殿下はルルーシュをこの手で殺めれば日本を開放し他エリアでもナンバーズとブリタニア人との差別を是正すると仰いました」

シュナイゼル「そうだよ枢木スザク少佐。一人の犠牲と多くの人々の自由と平等。どちらが重いかなど」

スザク「それでも間違ったやり方で得た結果に意味はないと思うから」

シュナイゼル「私を裏切るのかい枢木少佐。そしてその悪魔の力――――ギアスを持つ男につくのかな?」

ルル「シュナイゼルッ! 貴様ッ!」

ルル(どうなっている? 何故シュナイゼルがギアスのことを!)

シュナイゼル「驚いているねルルーシュ。ギアスのことは>>374に聞いたんだよ」

374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 17:43:00.73 ID:A9hvVhoDO
シャルル

376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 17:49:50.24 ID:0WHHk+In0
シュナイゼル「父上に聞いたんだよギアスのことをね」

ルル「まさか皇帝もギアス能力者だというのか!?」

シュナイゼル「それは私には分からない。そうなのかもしれないし違うかもしれない。一つ分かることは君達はここで退場するということだ」

シュナイゼル「どうかな。大人しく降伏してくれるのなら私も命だけは助けてあげられるよ」

ルル「断る。やれスザク!」

スザク「イエス、ユア・ハイネス!」

シュナイゼル「甘いね。私が無策で一人でここに来たと思うのかい?」

ルル「!」

シュナイゼル「私もまたV.V.と名乗る少年によってギアスを与えられたのだよ」

シュナイゼル「しかも君の持つ絶対遵守と違い相手の目を見る必要のない力だ」

ルル(シュナイゼルはサングラスをかけている! 俺のギアスは効かない!)

シュナイゼル「私のギアスは>>386だ」

386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 18:01:22.95 ID:l/urexxl0
相手のプロフィールがわかりそうでわからない

409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 18:22:06.58 ID:0WHHk+In0
シュナイゼル「相手のプロフィールがわかりそうでわからない非絶対暴露の力だよ」

ルル「……分かりそうで分からないのでは余り意味がないのでは?」

シュナイゼル「そうでもないよ。最初は何処かの宇宙を守る超能力者のような微妙過ぎる性能だった私のギアスも、使い続けることにより成長。今ではほぼ完璧に相手のプロフィールを読み取ることができるんだよ」

シュナイゼル「そして私が見るプロフィールにはギアスにかけられたか否か、どのようなギアスが掛けられているのかも読み取れる」

シュナイゼル「この私のギアスで君にギアスに掛けられた者を特定し一時的に監禁したというわけさ」

ルル「だとしても。この場では余り意味がない。やれスザク!」

スザク「分かった。シュナイゼル殿下、無礼は承知で拘束させて頂きm」

シュナイゼル「そうはいかないよ」ドゥン

スザク「がはっ。そ、そんな僕の捕縛術に正確なカウンターを」

シュナイゼル「こう見えても腕力には自信があるんですよ」

スザク「貴方如きにやられる僕ではない」

シュナイゼル「いざ」

スザク「勝負!」

―――――アタタタタタタタタ! ホワタァ! アチョー!

ルル「おかしい。こんなの俺のジャンルじゃない」

ルル「今の内に逃げよう」

ルル「現状を打開するために>>415しよう」

415: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 18:26:11.56 ID:xuy9fH4k0
5分前にエリア11を侵略してきた中華連邦軍をどうにかする

419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 18:32:58.06 ID:0WHHk+In0
ジェレミア『ルルーシュ様! 大変でございます!』

ルル「今度はなんだ!?」

ジェレミア『五分ほど前に元内閣の一員の澤崎とかいう男を旗頭に中華連邦義勇軍が九州ブロックに侵攻してきましたっ!』

ルル「この忙しい時にか!」

ジェレミア『この忙しい時にでございます!』

ルル「ええぃシュナイゼルのことは後回しだ! 中華連邦の対処をする!」

カノン「それは私達の役目ですわルルーシュ殿下」

ルル「お前はシュナイゼルの腹心の」

カノン「ルルーシュ殿下。貴方はただの『学生』でしょう。それに皇籍を剥奪されている貴方に中華連邦軍を対処する権限はないはず。違いますか?」

ルル(くっ! 表向きの俺の立場はただの学生。俺の手駒のクロヴィスは俺以外の指示では動かない。つまり俺の指示がなければ簡単に遣り込める。しかもカノンとそれに従う兵士。ぞれのギアスのことを知っているのか全員がサングラスをつけている)

ルル(チェックをかけられたのは俺の方だというのか……馬鹿な!)

ルル(どうすればいい。俺はどうすればいい!)

ルル(>>423)

423: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 18:38:33.40 ID:fDW73kSB0
連投だけど>>416

416: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 18:27:16.21 ID:7ORrj3J10
とりあえず超人スザクを信頼し、ユフィ を連れて安全な所まで一緒に避難する

429: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 19:02:36.26 ID:0WHHk+In0
ルル(超人のスザクならなんとかなるだろう)

ルル(ここはスザクに任せてユフィと一旦離脱するしかない)

ルル(俺にはギアスがある。巻き返しは可能だ)

カノン「あら。何処へ行くんですルルーシュ殿下」

ルル「……学生なんだろう俺は? 帰って宿題でもするよ」

カノン「それはいけませんわ。貴方にはここで大人しくして貰わなければいけないのですから」

ルル「どういう法のもとで俺を拘束する?」

カノン「帝国宰相閣下への不敬罪はどうでしょう? 学生を拘束する理由にしては十分ですわ」

ルル「スザク!」

シュナイゼル「枢木少佐を頼ろうとしても無駄だよ」ブゥン

スザク「うぅ」グッタリ

ルル「馬鹿な。スザクがやられるなど」

シュナイゼル「流石は『守護者』の血筋だけある。少し危なかったが……私を殺せばユフィが死ぬというハッタリ一つで拳を緩めるあたり修行が足りなかったね」

ルル「シュナイゼル、貴様ァ! おいジェレミア、援軍を――――」

無線『……………』

カノン「お生憎ですが通信は予め遮断して貰いましたわ」

シュナイゼル「ルルーシュ。覚えていなかったかい? 君はいつだってチェスや腕力……他のものでも私に勝つことが出来なかった」

ルル「まだだ! シュナイゼル!」

ルル「>>437」

437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 19:09:41.16 ID:GRRt2D4F0
>>436

435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 19:06:50.89 ID:DQ9/daQ60
!?(向こうの窓からナイトメアが突っ込んでくる!?)

436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 19:08:53.88 ID:5qc7h2q4o
>>435+ジェレミアの差金か?!
まさかアイツははこの俺に小型の発信機を忍ばせていたとでも

442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 19:25:13.70 ID:0WHHk+In0
ルル「向こうの窓からKMFが飛び込んでくる!」

シュナイゼル「まさか……あのオレンジ色のパーソナルカラーのサザーランドは」

ルル「そうかジェレミアだな! そういえばこのジェレミアからもらったオレンジのキーホルダー。これは小型発信機!?」

ジェレミア『ルルーシュ様! このジェレミア・ゴットバルト! 二度と主君はやらせはしない!』

シュナイゼル「KMFが相手では私も分が悪いな」

カノン「目には目を、ですわね。アールストレイム卿!」

アーニャ『イエス、マイ・ロード』

ジェレミア『そ、そのKMFは!? ランスロット……しかし色が赤い?』

アーニャ『シュナイゼル殿下が特派に開発させたランスロットのプロトタイプの一つ。余りにも操縦性が劣悪過ぎて廃棄されそうになったのを殿下が引き取っていた』

ジェレミア『むぅ。だが如何に第七世代KMFとラウンズが相手であろうと、このジェレミア・ゴットバルトのオレンジ・サザーランドとて改造に改造を重ねたワンオフ機!』

ジェレミア『負けはせん!』ウォォォォォオォォ

アーニャ『……良い腕。ラウンズにも匹敵する技量をもってる。でも……期待性能の差は歴然』

ジェレミア『ま、まだまだぁ!』

ルル(――――っ! シュナイゼル達が撤退している? 今なら逃げられる)

ルル「スザク」

スザク「うぅ……大丈夫。体中は痛むけど……動けないほどじゃ、ない」

ルル「良し早く逃げるぞ。そしてシュナイゼルに対抗するため>>450だ」

450: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 19:39:42.06 ID:g2Nz+XkD0
サザーランドを自爆させる(オレンジは脱出させる)

453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 20:05:02.58 ID:0WHHk+In0
ルル「ジェレミア! コマンドWHだ!」

ジェレミア『イエス、ユア・ハイネス!』ガシッ

アーニャ『っ! 絡みついて!』

ジェレミア『爆散!』

アーニャ『ぐっぅぅ!』

ジェレミア「そして私自身は全力で脱出! 任務完遂!」

ルル「よくやったジェレミア! 逃げるぞ!」

ジェレミア「はっ!」

ルル「さぁ。早く本隊と連絡をとって――――」

???「そうはいかないよ」

ルル「お前は>>458!」 

458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 20:11:45.46 ID:bMDnPcsv0
リヴァル・カルデモンド

460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 20:16:44.88 ID:0WHHk+In0
リヴァル「やあルルーシュ。この立場で会うのは初めてだな」

ルル「お前はリヴァル! リヴァルじゃないか!」

ジェレミア「ルルーシュ様、お知り合いで?」

ルル「俺の学校のクラスメイトだ。どうしてこんなところに。ここは危ない早く逃げ」

リヴァル「逃げるのは止めろよルルーシュ。現実を見ろ。ただの学生がこのタイミングにこんな場所にくるとでも本当に思っているのか?」

リヴァル「俺はね。>>465の命令でお前を監視していたんだよルルーシュ」

465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 20:20:09.75 ID:NExGSDpIO
ギアス教団

467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 20:28:45.10 ID:0WHHk+In0
リヴァル「俺はギアス嚮団の命を受けお前を監視していたんだよルルーシュ」

ルル「ギアス嚮団?」

リヴァル「ああ。元々世界各地にギアス能力者――――より正しくはその大本であるコード……『神』を信仰するようなものはあちこちにあったんだけど。科学の発達に伴う交通網の発達により世界各地の嚮団が融合、今のギアス嚮団になったんだよ」

ルル「その嚮団がどうして俺を。俺がギアスを手に入れたのはお前とクラスメイトになる前だぞ」

リヴァル「簡単さ。お前の近くにいればあの女……嚮団の前教組であるC.C.を捕えることができると踏んだからさ」

ルル「C.C.!」

リヴァル「あいつのコードと教組V.V.のコード、その二つを使い『神』を殺し人々の嘘を壊す、それが嚮団。いいや皇帝陛下とV.V.様の悲願なのさ」

ルル「皇帝が……ギアス関係者、それも嘘を壊すだと!?」

ルル(訳が分からない。だがなんなんだ。この掌で踊らされていた気分は)

ルル「くっ。リヴァル、お前は」

リヴァル「おぉっと! ギアスは使わせないぜルルーシュ! ほらお前のギアスの天敵サングラスだ」カチャ

ルル(どいつもこいつもサングラスばかり……ええぃ! サングラスさえなければ!!)

リヴァル「ルルーシュにはC.C.をおびき寄せるための餌だが他の奴等はいても仕方ないな」

リヴァル「喜べよ。お前達二人は俺のギアスで仕留めてやる。俺の>>473のギアスでな!」

473: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 20:34:25.03 ID:+P3UXELs0
1ミリだけ浮ける

482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 20:48:54.80 ID:0WHHk+In0
リヴァル「喜べよ。お前達二人は俺のギアスで仕留めてやる。俺の1ミリだけ浮けるギアスでな!」

ルル「すまん。何処が凄い力なんだ?」

ジェレミア「てっきり世界を止めるだとか時間を消し飛ばすとか、そういう力が出てくるのかと」

スザク「期待外れだね」

リヴァル「お、おれを舐めるなよ! うぉりゃあああああああああ!」

ルル「やれジェレミア!」

ジェレミア「イエス、ユア・ハイネス!」バンバンバンッ

リヴァル「無駄無駄ァ! 銃弾なんて効かん!」

ルル「馬鹿な! 弾丸を足の裏で受け止めた!」

リヴァル「俺の能力は1ミリだけ浮けるギアス! それはあらゆるものから体を1ミリ浮く力!」

リヴァル「俺の浮く力は『重力』だろうと『銃弾』だろうと無意味にする! これが俺の絶対防御だァ!」

ルル「ならば……ジェレミア、リヴァルのサングラスを狙え!」

ジェレミア「はっ!」バンバンバンッ

リヴァル「し、しまった!」

ルル「お前に攻撃が通じずともお前のサングラスには通じる! そしてサングラスがなくなったのならお前は無防備」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。死ね!」

リヴァル「イエス、ユア・ハイネス……あ、銃を貸して下さい」

ジェレミア「ほら」

リヴァル「それではリヴァル、逝きまーす!」バンッ

ルル「むっ。リヴァルが死んだ途端にリヴァルの足から銃痕が」

ルル(ギアスは人の精神のみに作用する力。どうやらリヴァルのギアスは自分を含めた周囲の人間に1ミリ浮けるという錯覚を見せるギアスだったようだな)

ルル(なんて使えない能力だ。シュナイゼルといいリヴァルといい)

ルル(……もしかして俺とマオはギアス能力者としてかなり凄いんじゃ)

ルル「今度こそ邪魔者は消えた。早く総督府に戻って>>487をしよう」

487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 20:51:23.71 ID:+P3UXELs0
ギアスのレベルアップ

495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 21:12:17.29 ID:0WHHk+In0
――――――総督府にて

ルル「くそっ! 先手をとられた! まさかシュナイゼルがギアスのことを掴んでいて皇帝もギアス関係者だったとは!」

ルル「しかも先程から妙に目が痛む」ズキズキ

C.C.「大変だな」

ルル「他人事ではないっ! お前は知っていたのか! 皇帝がギアス関係者であることを! シュナイゼルがギアス能力者であることを!」

C.C.「ああ」

ルル「何故言わなかった?」

C.C.「言いたくなかったからだ」

ルル「ええぃ話にならん! お前は俺に土下座でもして謝るべきだ!」キュィィィィン

スザク「分かった。ごめんなさいルルーシュ」

ルル「待て。どうしてお前にギアスが」

ジェレミア「申し訳ございませんルルーシュ様!」

ルル「お前までどうした!?」

C.C.「ギアスの暴走……それに伴うレベルアップが起きたんだ」

ルル「なんだと?」

C.C.「お前のギアスはもう視覚だけでなく聴覚でも作用するしONとOFFの切り替えもできない。面倒なことになったな」

ルル「それじゃコイツ等はずっと土下座したままなのか?」

C.C.「落ち着け。お前のギアスには解除能力があるだろう」

ルル「そ、そうだった。おいギアスを解除する」キュィィィン

スザク「ハッ! 僕は何を……」

C.C.「今はまだ解除ができるが、力が高まっていけば最終的に解除もできなくなるかもしれんな」

ルル「そ……そんな……」

ルル「>>500」

500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:18:59.26 ID:g2Nz+XkD0
いや、これはチャンスだ!

503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 21:27:10.29 ID:0WHHk+In0
ルル「いや、これはチャンスだ!」

ルル「シュナイゼルは俺のギアスが視覚からでも効果を発するようになったことを知らない」

ルル「今ならシュナイゼルにギアスを掛けられるかもしれない!」

ルル「そしてシュナイゼルにギアスを掛けた後、邪魔な中華連邦を掃除。このエリア11を手中に収める!」

シュナイゼル『残念だがそう上手くはいかないよルルーシュ』

ルル「は?」

スザク「そ……そんな。戦艦が空を浮かんでいる?」

シュナイゼル『特派が極秘裏に開発したフロートユニットを採用した初めての浮遊航空艦アヴァロンだ。そして』

カノン『私が殿下と共に騎乗しているのは試作型KMFガウェイン。ハドロン砲は捕縛したラクなんとかとかいう女に完成させたわ』

シュナイゼル『これでチェックだよ。新世界創生のため消えてくれルルーシュ』

ルル「>>510」

510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:36:34.59 ID:Gcf304pMo
笑った後に>>504

504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:30:36.55 ID:5qc7h2q4o
俺が何のために有能な者を引き抜いてきたと思っている!!
俺がとある合図をすればそいつらが全員現れる様になっているんだよ!!

さぁ現れろ!!

515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 21:43:40.86 ID:0WHHk+In0
ルル「フハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

ルル「俺が何のために有能な者を引き抜いてきたと思っている!!」

シュナイゼル『なに?』

ルル「俺がとある合図をすればそいつらが全員現れる様になっているんだよ!!」

ルル「さぁ現れろ!!」

ルル「カモン! 我が忠実なるしもべよ!」


ルルーシュの有能なるしもべの皆さん。
>>518
>>520
>>521
>>524
>>525
>>527
>>530
>>533
>>535

518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:45:07.91 ID:g2Nz+XkD0
ビスマルク

520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 21:46:13.23 ID:+P3UXELs0
改造ジェレミア(ギアスキャンセラー付き)

521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:46:23.97 ID:Gcf304pMo
ルキアーノ・ブラッドリー

524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:46:38.56 ID:fAwk5R7bo
カレン

525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:46:41.78 ID:BkDunm2DO
ヴィレッタ

527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 21:47:00.45 ID:+BZU4pgD0
ナイトメアナナリー

530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:48:21.39 ID:Gcf304pMo
千葉

533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 21:49:19.44 ID:fAwk5R7bo
四聖剣

535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 21:49:28.04 ID:+P3UXELs0
神虎に乗ったシンクー

540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 21:56:48.80 ID:0WHHk+In0
千葉と四聖剣で被っているので一つだけ再安価。
これの下。

541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 21:57:28.03 ID:+P3UXELs0
マリアンヌ

547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 22:05:10.82 ID:0WHHk+In0
ビスマルク「ルルーシュ様。ナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインが援軍に馳せ参じましたぞ!」

一皮剥けたオレンジ「イチバンニの突貫工事により四十秒で改造人間になりましたぞ!」

ルキアーノ「シュナイゼル。お前の欲しいものはなんだァ!?」

カレン「中からでも良い。必ず日本を取り戻す!」

ヴィレッタ「ここで功績をあげて私は本物の貴族になる!」

ナイトメア・ナナリー「お兄様のためなら海の中山の中、平行世界の壁なんてパンチ一発で粉砕玉砕大喝采です!」

四聖剣「「「「ルルーシュ様のために!!」」」」

星刻「天子様への恋愛相談にのってくれた恩は忘れない! ついでに九州の中華連邦軍は私が軽く撃滅しておいた!」

マリアンヌ(見た目アーニャ)「自分の息子って言うのもいいと思うのよね。スリルがあって」ポッ

シュナイゼル『え? ちょ、まってお前』

ルル「やれぇ! 総攻撃だ!」

全員『オール・ハイル・ルルーシュ!!』

シュナイゼル『うわああああああああああああああああああ!!』

ルル「悪は滅びた」フッ

C.C.「これもう反則だろう」

554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 22:14:32.85 ID:0WHHk+In0
ルル「シュナイゼル、我が前に現れた強敵よ。さらばだ」

スザク「待ってくれルルーシュ! 北海道ブロックからの報告だ! ここに皇帝が率いた総勢1000万の軍勢が迫っていると!」

ルル「なんだと!?」

スザク「なんでもクロヴィス殿下がシュナイゼル殿下と共謀してエリア11で本国への反逆を企んでいるとかで」

ルル「そ……そんな。行動が早すぎる」

C.C.「一千万か。小国の総人口より上だな。日本の人口の十二分の一くらいだな」

ルル(不味い。こちらにギアス世界最強候補ナンバーワンの母さんやビスマルクにルキアーノといったラウンズ。そして平行世界の壁を突き破ったナナリーとその他がいるとはいえ一千万だと!?)

ルル(俺が現在自由に動かせる軍の総数はどれだけ多くても一万が精々)

ルル(一万で1000万に勝てるのか? それもシャルル・ジ・ブリタニアの率いる精鋭に)

スザク「ちなみに此処にいる以外のラウンズも全員参戦してるらしい」

ルル「……………………」

ルル「>>560しかない」

560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 22:17:51.39 ID:D2SXiAGfo
電撃作戦で本丸を叩く

566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 22:34:43.46 ID:0WHHk+In0
ルルーシュ「電撃作戦で本丸を叩くぞ!」

スザク「そんな作戦で大丈夫か」

ルルーシュ「大丈夫だ。問題ない」

ルルーシュ「これよりオペレーション・エンペラーダストを開始する!」

ルル「全員、全力で任務に当たれ!」

一同『イエス、ユア・マジェスティ!』

一同『オール・ハイル・ルルーシュ!』

569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 22:50:02.04 ID:0WHHk+In0
――――――太平洋上空


嚮団A「皇帝陛下っ! 十四騎のKMFが本艦に迫っております」

シャルル「ほう。一千万の軍勢を率いていながら十四騎程度のKMFが倒せんのか?」

嚮団B「そ……それがギアスに洗脳されたヴァルトシュタイン卿やブラッドリー卿もおられるので」

シャルル「良い。俗事は任せる」

シャルル「儂は黄昏の間にて最終調整を行う」

嚮団C「警護は?」

シャルル「いらぬ」

シャルル「もう直ぐ始まるのだ。ルルーシュやナナリーも夢見た優しい世界の扉がな!」

570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 22:54:23.75 ID:0WHHk+In0
ルル「クククククッ。やはりラウンズを味方につけたのは正解だ」

ルル「今度はまさか俺が戦術で戦略を覆そうとするとはな」

C.C.「だがこれは余り長く保たんぞ。幾らラウンズ級ばかりといってもいずれ限界がくる」

ルル「そんなことは理解しているさ。だからこそ高速で皇帝を始末する必要があるんだ」

スザク『ルルーシュ! 見つけた、あれが皇帝御座艦のグレート・ブリタニアだ!』

ルル「よくやったスザク。これで……消えろ! シャルル・ジ・ブリタニアッ! シュナイゼルから奪い取ったガウェインのハドロン砲をな!」

C.C.「ハドロン砲」

ルル「発射ァ!」

シャルル『――――――まだまだよな、ルルーシュゥ』

ルル「!」

574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 23:03:28.15 ID:0WHHk+In0
――――――黄昏の間


シャルル「よくきたなルルーシュ。我が息子よ」

ルル「シャルル・ジ・ブリタニアッ! …………成程。ここが話に聞いていた黄昏の間か」

シャルル「お前の操ったマリアンヌより聞き出したのか」

ルル「そうだ。そしてお前の目的も知っている。二つのコードを使い神を殺し人々の意識を死者と生者の垣根なく融合させる」

シャルル「然り。神が死した時、あらゆる嘘はなくなり真実のみが世を覆うのだ。そのためにはC.C.! お前のコードが必要だ」

C.C.「…………」

ルル「ククククッ、違うな。間違っているぞシャルル・ジ・ブリタニア。お前の計画は破綻している。俺の目にはギアスを遮る特殊なコンタクトレンズがある」

ルル「俺がこれをつけている以上、視覚作用型のギアスは俺に効果はない」

ルル「お前が記憶改変のギアスをもっていることはお見通しなんだよ」

C.C.「マリアンヌに教わってな」

ルル「少し黙っていろ」

シャルル「ほう儂にギアスをかけるか?」

ルル「ああ。お前は十一年前に俺を道具として日本に送ったな。今度はお前が俺の玩具になる番だ」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様は私の奴隷となれ!」キュィィィン

シャルル「断る」

ルル「!!!??」

シャルル「甘いぞぉ! ルルーシュゥ! これを見よ!」ドン

ルル「んなっ! ぎ、ギアスの刻印!? お前まさかコードを!」

シャルル「左様。もう銃でも槍でも、ギアスでも儂を倒すことはできん!」

ルル「チッ! 答えろシャルル! お前はどうして世界の嘘を破壊しようとする!」

シャルル「>>583」

582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 23:09:36.84 ID:lpEBzY/Mo
嘘が原因で我妻、マリアンヌが逝ったと言えば貴様はどうする?

583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 23:10:00.24 ID:dwnEWF/Uo

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 23:17:55.04 ID:0WHHk+In0
シャルル「嘘が原因で我妻、マリアンヌが逝ったと言えば貴様はどうする?」

ルル「……そんなこと、母さんは一言たりとも」

シャルル「敢えて言わなかったのだろうなマリアンヌは」

ルル「有り得ない。俺はギアスを掛けていて」

シャルル「マリアンヌが言わないのは至極当然。何故ならこの儂がギアスをもってマリアンヌの記憶を改竄したのだからな」

ルル「…………たしかに、お前のギアスで記憶を変化させられていては、ギアスで情報を吐かせても偽りのデータしか出てこない」

ルル「なら母さんの死の原因はなんだったんだ!?」

シャルル「>>592」

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/15(水) 23:28:46.31 ID:jGitxwDko
>>587

587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 23:24:01.18 ID:dkBKcfV50
マリアンヌが撃たれた際、実はまだ死んでは無く何とか生きていたのだ
しかし、その時にマリアンヌを見た医者があまり貴族を好まなかったのだ
その医者は即死だったと嘘を付いてマリアンヌを殺したのだ

594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 23:35:00.22 ID:0WHHk+In0
シャルル「マリアンヌが撃たれた際、実はまだ死んでは無く何とか生きていたのだ しかし、その時にマリアンヌを見た医者があまり貴族を好まなかったのだ その医者は即死だったと嘘を付いてマリアンヌを殺したのだ」

ルル「な……なら、どうしてテロリストの仕業などと」

シャルル「当初は儂もそのようなこと気付かなんだ。アーニャに憑依したマリアンヌの話を聞き漸く判明したのだ」

シャルル「だが時既に遅くお前達は日本にあり医者は自害して果てておった。マリアンヌを殺めた兄さんの指示によりその事実は歴史の闇に葬られることとなったのだ」

ルル「本当なのかC.C.?」

C.C.「少なくとも。記憶を改竄される前のマリアンヌは私にそう言っていた」

ルル「ば、馬鹿な……」

シャルル「マリアンヌは嘘によって死んだ。我が父や母……それに親しくしてきた親族の多くが嘘によって命を散らした」

シャルル「故に儂は嘘を憎む。この世全ての嘘を破壊する。それがラグナレクの接続。神を倒すアーカーシャの剣」

シャルル「刻限はきた。C.C.。お前のコードを儂に。これでお前の死にたいという願いも叶う」

C.C.「……ああ」

ルル「待て」

ルル「>>599」

599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/15(水) 23:42:43.43 ID:KtD8CGJJ0
実は俺、ポニーテール萌なんだ

605: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/15(水) 23:53:48.67 ID:0WHHk+In0
ルル「実は俺、ポニーテール萌えなんだ」

C.C.「何をいきなり馬鹿なことを言ってるんだ。私は願いを叶える。そのためには」

ルル「お前の意志など関係ない。ポニーテール萌えの俺はポニーテール姿のお前を見るまでお前を失いたくない」

ルル「俺の為に生きろC.C.!」

C.C.「そ、そんなアホらしい口説き方をされたのは生まれて初めてだ!」

ルル「レアじゃないか。産まれてから数百年で初めてのことだったんだろう?」

C.C.「だがそれなら私の願いはどうなるんだ?」

ルル「踏み躙るさ。死にたいというお前の願いを蹂躙して、お前を心の底から生きたいと思わせてやる」

ルル「俺はまだ全然お前に借りを返せていないんだからな」

ルル「生きろC.C.!」

C.C.「る、ルルーシュ。お前は……」

シャルル「C.C.。儂を……いや儂とマリアンヌ、兄さんの夢を裏切るのか?」

C.C.「すまんな。シャルル……我ながら愚かだと思うが、数百年を生きながら私は生きてみたくなったらしい」

シャルル「……C.C.」

ルル「チェックメイトだ、シャルル・ジ・ブリタニア。お前の望みはもう叶わない」

シャルル「戯言を申すな! お前のギアスは儂に通じず、この黄昏の間にあるのは儂ら三人のみ」

シャルル「こうなれば力ずくでもC.C.のコードを奪ってみせよう!」

ルル「>>614」

614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/16(木) 00:02:58.30 ID:xp+8QFEH0
ならばデュエルだ!狩らせて貰おうか、貴様の魂ごと!!

625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 00:22:28.42 ID:ArmoHq5u0
遊戯王はクロスじゃない。チェスや将棋と同じゲームの一種……という解釈で認めます。
ただし以後は遊戯王も禁止です、はい。

628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 00:41:44.73 ID:ArmoHq5u0
ルル「ならばデュエルだ!狩らせて貰おうか、貴様の魂ごと!!」

シャルル「ほう考えたな。確かに剣でも銃でも……ギアスでもこの儂を倒すことはできん」

ルル「だがカードなら不老不死のお前を倒すことができる! 幾ら不老不死でもライフは無限じゃないからな!」

シャルル「しかし一つ条件がある」

ルル「なにがだ?」

シャルル「お前と違い儂はデュエルから離れて久しい。故に儂のデッキはその当時の禁止制限が抜けておらん。デュエルというのなら儂はその当時の禁止制限に則ったデッキを使わせて貰う」

ルル「そのデッキにその当時より後になって登場したカードは入っているのか?」

シャルル「否! シンクロ・エクシーズなど惰弱の極みよ! 我がデッキにはそのような脆弱なカードは入ってはおらぬ!」

ルル「現在と過去との変則デュエルか。いいだろう――――面白い」

ルル&シャルル『デュエル!』



『特別ルール』

ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
2012年9月施行されるであろう禁止・制限に則ったデッキ。エキストラデッキの上限は15枚。
ブリューナグ及び未来融合は禁止カードとする。

シャルル・ジ・ブリタニア
2003年10月15日当時の禁止・制限に則ったデッキ。ただしそれ以後に発売されたカードは投入されておらず融合デッキの枚数は無制限。 

ライフポイントはお互いに4000ポイント。
先に0になった方が敗北。引き分けの場合は再デュエル。
シングル戦。サイドデッキは不必要。

639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:12:35.63 ID:ArmoHq5u0
悪夢のガリス1KILLで華麗に始末しようと思ったけど流石に止める。
アレは余りにも台無しにするし。


ルル「先行は俺だ!」

シャルル「良かろう」

ルル「俺は暗黒界の尖兵ベージを召喚!」

ルル「更にフィールド魔法、暗黒界の門! このカードはフィールドの悪魔族モンスターの攻守を300上げ1ターンに一度、自分の墓地に存在する悪魔族モンスターをゲームから除外することで、手札から悪魔族モンスターを選択して捨て、デッキからカードをドローすることができる」

ルル「この効果で暗黒界の尖兵ベージの攻撃力は1900になる」

ルル「俺はカードを二枚セット。ターンエンドだ」

シャルル「儂のターン。儂は魔道戦士ブレイカー召喚。このカードは召喚された時、魔力カウンターを一つ乗せ、攻撃力はカウンターの数×300アップする」

シャルル「これでブレイカーの攻撃力は1900になる。そしてカウンターを一つ取り除き効果発動。暗黒界の門を破壊する」

ルル「フン。この程度、痛くも痒くもない」

シャルル「これだけでは終わらんぞルルーシュ。儂は悪戯好きの双子悪魔を発動」

ルル「クッ」

シャルル「1000ポイントのライフを支払い、ルルーシュ。お前の手札を二枚捨てる」

ルル「クッフハハハハハハハハハ!!」

643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:26:05.46 ID:ArmoHq5u0
シャルル「なにが可笑しい? 手札とはデュエリストの生命線。そのうち二枚が墓地へ送られることの意味が分からない訳ではるまいに?」

ルル「そうかシャルル・ジ・ブリタニア。お前は知らないのか? 俺の暗黒界デッキはハンデスに滅法強いということに!」

シャルル「なんとっ!」

ルル「俺の手札は二枚! よって俺はこの二枚を捨てることになる」

ルル「俺の捨てた暗黒界の狩人ブラウのモンスター効果、このカードが手札から墓地に捨てられた時、カードをドローする」

ルル「更に墓地に捨てたグラファの効果。このカードが相手プレイヤーによって墓地へ捨てられた際、相手フィールドのカードを一枚破壊し相手の手札をランダムに選択。そのカードがモンスターだった場合、特殊召喚できる」

シャルル「そんな効果が……」

ルル「お前の手札にあるのは……混沌の黒魔術師。今は禁止のカードじゃないか」

ルル「ラッキーだな。これで俺は禁止カードを使える訳だ」

ルル「俺は混沌の黒魔術師を召喚。その効果で墓地の暗黒界の門を手札に加える」

シャルル「ぬぅ。カードを二枚セット、ターンを終了する」

ルル「その前に邪魔な伏せカードには退場して貰おうか。サイクロン! 左の伏せカードを破壊だ」

シャルル「わ、儂の聖なるバリアが……」

ルル「ミラーフォースなどフリーチェーンではないが故に使い難さを露呈した元制限カードなんだよ」

644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:31:23.89 ID:ArmoHq5u0
ルル「俺のターン! ドロー!」

ルル「暗黒界の門を再び発動する。更にその効果で墓地のブラウを除外し暗黒界の術師スノウを捨て、一枚ドロー! そして暗黒界の術師スノウの効果を発動!」

ルル「デッキより暗黒界と名のつくカードを一枚手札に加える」

ルル「俺は二枚目の暗黒界の龍神グラファを手札に」

ルル「暗黒界の龍神グラファはフィールドの暗黒界と名のつくモンスターを手札に戻すことで墓地から特殊召喚できる」

ルル「俺はフィールドの尖兵ベージを手札に戻し暗黒界の龍神グラファを特殊召喚!」

ルル「暗黒界の門の効果を受けグラファの攻撃力は」

シャルル「攻撃力3000のモンスターだと!?」

ルル(この分だと次元幽閉は無駄になりそうだな)

ルル「俺は暗黒界の龍神グラファでダイレクトアタック! ドラゴネス・ダーク・バースト!」

ルル(相手フィールドにモンスターはゼロ。攻撃が通れば俺の勝ちだ!)

シャルル「甘いぞルルーシュ。罠カード発動、攻撃の無力化! モンスターの攻撃を無効にしバトルフェイズを終了させる」

646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:42:06.35 ID:ArmoHq5u0
ルル「ふっ。命拾いしたなシャルル・ジ・ブリタニア。しかし次で終わらせる」

ルル「俺はターンエンドだ」

シャルル「そ れ は ど う か な」

シャルル「終わらせるのはお前ではない。この儂の方だ」

ルル「なに?」

シャルル「見せてやろう。デュエルモンスターズに暗黒時代を齎せし最強の二体のモンスターを!」

シャルル「儂のターン! 天使の施しを発動、三枚ドローし二枚捨てる。そして強欲な壺でカードを二枚ドロー」

ルル「禁止カードのオンパレードだな」

シャルル「禁止、禁止と喧しいぞルルーシュ。儂が現役だった時代に禁止カードなどという概念は存在せぬ」

シャルル「さて。準備は全て整ったぞ」

ルル「――――っ!」

シャルル「儂は墓地の光属性、聖なる魔術師と闇属性、魔道戦士ブレイカーをゲームより除外」

シャルル「デュエルモンスターズに終焉を齎せし最強のドラゴンが楔より解き放たれた」

シャルル「出でよ! 混沌帝龍―終焉の使者―!」

ルル「デュエルモンスターズ史上最強とまで謳われた環境を破壊し尽くしたモンスター! ということは」

シャルル「そうだ! 儂は魔法カード死者蘇生でえ黒き森のウィッチを蘇生!」

シャルル「そして混沌帝龍の効果を発動! 1000ポイントのライフを支払い互いのフィールド及び手札のカードを全て墓地へと送る! 相手プレイヤーは墓地に送ったカードの枚数×300ダメージを受けるのだ!!」

シャルル「1000ポイントのライフを支払いセメタリー・オブ・ファイヤ!」LP3000→2000

シャルル「ルルーシュ、合計で3000ポイントのダメージだ!」

ルル「ぬぅぅ!」LP4000→1000

シャルル「更に黒き森のウィッチの効果、デッキより八汰烏を手札に加える。そして八汰烏を攻撃表示で召喚」

ルル「相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した時、相手の次のドローフェイズをスキップするモンスターか」

シャルル「然り! 今のお前の手札とフィールドは0! 八汰烏の効果でドローフェイズがスキップとなれば最後、もはや何もすることはできなくなる」

シャルル「止めだルルーシュ。八汰烏で相手プレイヤーを直接攻撃」

649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:50:55.78 ID:ArmoHq5u0
ルル「させない! 俺は墓地のネクロ・ガードナーの効果を発動、このカードを除外することで一度だけバトルを無効にする」

シャルル「な、なに!? 墓地から発動する効果だと!? そんなものは儂は知らん!」

ルル「…………シャルル。いつまで過去にしがみ付いている気だ?」

シャルル「!」

ルル「確かに過去は素敵だ。俺も……母さんがいて、ユフィがいて、ナナリーがいて。全てが幸福だったあの頃に戻れたら、どんなにいいか」

ルル「だが歴史の針は戻らない。時計の針は後ろにだけは動いてくれない」

ルル「デュエルモンスターズも同じさ。俺だって好きだったカード、大事なカード、思い出深いカードが禁止カードという監獄に入れられて何度も泣いた」

シャルル「そうであろう。だからこそ過去や未来などの意味をなくすラグナレクの接続が必要なのだ」

ルル「そうじゃない! 確かに失ってきたものはある! だがそれ以上に新しい出会いがあった!」

ルル「シンクロやエクシーズは最初は受け入れがたかったが……それでもその新しいシステムは俺に新しい楽しさを教えてくれた!」

ルル「現実だってそうじゃないか」

ルル「もし俺が皇子のまま安穏と過ごしていたら枢木スザクという掛け替えのない親友を得ることはなかった! アッシュフォードの皆と会うこともなかった! C.C.と会うこともなかった!」

ルル「未来は過去よりも悪くなるかもしれない。だが俺はそれでも未来が欲しい! 未来を捨て過去を生きるなどは御免だ!」

シャルル「ならばカードをドローするが良い! もしお前が未来を望むというのなら、その未知に挑むが良い!」

ルル「望むところだ! 俺はこのドローに全てを掛ける!」

ルル「俺のターン! ドロー!!」

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 01:58:58.69 ID:ArmoHq5u0
シャルル(八汰烏はスピリットモンスター。エンドフェイズと共に手札に戻る)

シャルル(儂のフィールドはがら空き。もしルルーシュが召喚可能なモンスターを引き当てれば一気に儂が不利になろう)

シャルル(しかし彼奴とてそれは同じこと。もしも次のドローで使えないカードを引けば最後、次の儂のターンの八汰烏の攻撃でドローをロックされ詰む)

シャルル(だがなんだというのだ? ルルーシュのやつ、この鉄火場において汗の一つもかいておらん)

シャルル(不確定な……何が起こるのか分からない未来が恐ろしくないというのか)

ルル「――――――シャルル・ジ・ブリタニア」

シャルル「……っ」

ルル「俺は未来への願い(ギアス)を引き当てたぞ」

ルル「俺の引いたカードは暗黒界の狂王ブロン」

シャルル「なんと……それは」

ルル「暗黒界の狂王ブロンを召喚、そして墓地の暗黒界の龍神グラファのモンスター効果」

ルル「蘇れ我が龍神よ。俺が……俺達の未来を掴むために」

ルル「さらばだ。我が父シャルル・ジ・ブリタニア」

シャルル「…………」

ルル「ドラゴネス・ダーク・バーストッ!」

シャルル「儂の……敗北か」LP2000→0

657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 02:13:51.15 ID:ArmoHq5u0
ルル「……シャルル」

シャルル「ふ、ふふははははははは。ルルーシュめ、何時の間にやらこんなにも立派になりおって。儂も老いるわけよ」

ルル「勝ったのは俺だ。お前もデュエリストならば――――」

シャルル「……はぁ!」キュィィン

C.C.「シャルル! お前、私のコードを!」

ルル「貴様、この期に及んでまだラグナレクの接続をしようというのか!」

シャルル「…………そうではない」

ルル「なら何故C.C.のコードを奪っ…………なんだ、お前。足が消えて、いっている?」

シャルル「黄昏の間でデュエルに敗北するとはこういうことだ。その存在は消え――もしかしたら魂すら消滅するやもしれん」

ルル「まさかお前は全てのコードを一人で背負って、勝手に消えるというのか」

シャルル「ふっ。聡過ぎる子は可愛げがないぞ」

ルル「ふざけるなっ! 俺はまだお前には言いたいことが山ほどある! ナナリーにも詫びさせていない! こんな所で勝手に死ぬな!」

シャルル「……儂はもう十分に生きたよ。ルルーシュ、お前は若い。まだ二十も生きていないではないか。お前が業を背負う必要などない。不老不死の業は儂があの世へもっていく」

ルル「勝手な、ことを!」

シャルル「C.C.。お前は儂に"生きたい"と言うたな。ならば生きるといい。不老不死の魔女ではなく唯人として生きると良い。倅はなにかと危なっかしい。お前が支えてやってくれ」

C.C.「シャルル……お前は、人々を幸せにするというギアス(願い)にかかって」

シャルル「ははははっ。いいものだな息子に泣かれて逝くというのは……」

ルル「泣いてなどいないっ! 誰がお前などのために涙を流すものか!」

シャルル「時間だ。ルルーシュよ、お前の未来を……その、手……に」スッ

ルル「シャルル! おい、起きろ! シャルル! 親父ぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいいいい!!」

660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 02:29:06.10 ID:ArmoHq5u0
――――――終戦から一週間後エリア11


ルル(あれから一週間。皇帝の死に伴いゴタゴタしていたブリタニアも漸く平穏を取り戻してきた)

ルル(シャルルやシュナイゼル亡き後、新しい皇帝にはユフィやクロヴィスの協力もありコーネリアがついた)

ルル(オデュッセウス派やギネヴィア派との政治抗争もありはしたが、俺がコーネリアにギアスと頭脳を貸して協力したことでどうにか穏便に解決することができた)

ルル(その後、俺もなんだかんだでクロヴィスやユフィに助言をしていた功、そして政治抗争を勝利に導いたということで新しい帝国宰相に任じられてしまった)

ルル(…………はずなのだが)

C.C.「お前も分からない奴だな。帝国宰相のポストを蹴ってまでこのアッシュフォード学園に留まるとは」

ルル「別に地位が欲しくて戦ってた訳じゃないからな。優しい世界……それさえあれば、俺は十分なんだよ」

ルル「ナナリーだってアッシュフォード学園で過ごしたいだろうしな。なにより学園祭を放り出して宰相になんかなったら会長に怒鳴られそうだ」

C.C.「だからといって第三皇女ユーフェミアや枢木スザクまでアッシュフォードに転校というのは少しやり過ぎじゃないか」

ルル「本人の希望なんだから仕方ないだろう。まぁ会長も乗り気だし問題はないさ」

ルル「このエリア11も差別は撤廃されたし……いつかはブリタニアから独立する日も遠くはないだろう」

ルル「それよりお前も明日からは忙しくなるから覚悟しろよ」

C.C.「は? 私が? どうしてだ?」

ルル「お前もアッシュフォード学園に転校するからな」

C.C.「……聞いてないぞ」

ルル「魔女ではなく唯人として生きるんだろう?」

C.C.「む、むぅ。お前がどうしてもというのなら……してやらんこともないが……」

ルル「良い答えだ」

ルル「早速、行こうか。これから忙しくなる」

662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 02:33:40.43 ID:ArmoHq5u0
――――――学園祭当日

ミレイ「遂に来たわね学園祭」

ルル「ええ来てしまいました」

ミレイ「まさかルルーシュが皇族に復帰してユーフェミア殿下……いえユフィやスザクくんまで一緒にこうして学園祭を楽しむことになるとはねぇ~」

ミレイ「本当、人生は分からないものだ」ウン

ルル「未来なんて不確定ですから。でもだからこそ楽しい……そう俺は思いますよ」

ミレイ「ルルーシュにしては気の利いたセリフじゃない」

ナナリー「こうして私達がなにに怯えることもなく生きていけるようになったのも、お兄様やユフィ姉様たちのお蔭です」

ルル「ありがとう。それじゃナナリー、学園祭開幕の挨拶を頼むよ」

ミレイ「今や皇女殿下直々の合図だからね。盛り上がるわよ」

ナナリー「で、では……」

ナナリー『にゃー!』

アッシュフォード生徒一同『うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!』

ルル「さて。俺は>>665と学園祭を回ろう」

665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/16(木) 02:39:19.08 ID:arYXnwWko
スザク

666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 02:50:59.64 ID:ArmoHq5u0
ルル「スザク、折角だし一緒に回らないか?」

スザク「勿論だよ」

ルル「思えばお前にも世話になったな。お前はユフィの騎士だというのに……かなり無茶をさせた」

スザク「水臭いじゃないか。僕達、友達だろ? それにルルーシュっていう縁があってユフィとも知り合えたんだからいいさ」

ルル「……そうか」

スザク「ルルーシュは卒業した後はどうするんだい?」

ルル「姉上は最小のポストはいつでも空けておくと言ってくれている。もしかしたら……そのポストに就くことになるかもしれない」

スザク「そしたら君は僕にとって天の上の存在だ」

ルル「冗談なら笑えないぞ」

スザク「ごめんごめん。……あっ」

ユフィ「スザク! ここにいたのですか! ルルーシュも一緒に?」

スザク「うん。色々話したいことがあってね」

ルル「……。俺は行く。二人で楽しんで来い」

スザク「え?」

ルル「馬に蹴られて地獄に堕ちたくないしな」

ルル(あの二人も仲睦まじいことだ。この分だと歴史上初の皇族と外国人のハーフが生まれるかも……まったくコーネリアが五月蠅そうだ)

C.C.「お、おい! ルルーシュ!」

ルル「なんだC.C.。いきなり後ろから声をかけるなと何度言え―――――なんだその髪形?」

C.C.「何だとはなんだ! お前が黄昏の間でポニーテール萌えだとか言ったからこの日のために髪を整えたというのに」

ルル「そ、そうなのか?」

ルル(正直、勢いだけで言ったから何一つ覚えていない。俺はそんなことを)

C.C.「で。似合ってるか?」

ルル「>>669」

669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/16(木) 02:58:14.62 ID:QQ9tKw0mo
萌えキュンポイント60点だな

670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 03:01:41.95 ID:ArmoHq5u0
ルル「萌えキュンポイント60点だな」

C.C.「少ないだろそれは。150点は確実な可愛さだと……私は自負しているぞ」

ルル「自分で言うなそれを」

C.C.「謙遜はしない性分でな」

ルル「そういえば。この際だからお前に言うことが……伝えたいことがある」

C.C.「伝えたいこと?」

ルル「ああ」

ルル「>>672」

672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/16(木) 03:04:52.36 ID:yT/OepL8o
一緒に学園祭を回らないか?

673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/08/16(木) 03:13:46.70 ID:ArmoHq5u0
ルル「一緒に学園祭を回らないか?」

C.C.「…………お前。ヘタレただろ」

ルル「う、五月蠅い! 元々俺はお前と一緒に回ろうと思っていたんだ!」

C.C.「これだから坊やは。女心というやつが何一つ分かってない」

ルル「お、お前な……」

C.C.「だから私が教えてやるさ」

ルル「は?」

C.C.「お前の親父から直々に頼まれたからな。お前のことを支えて欲しいって。私をこの世に留まらせたのはお前だからな。しっかり責任はとれよ」

ルル「勝手にしろ」


 明日は今日よりも良い日になるかどうか、それは明日にならなければ分からない。
 だが明日を今日より良い日にするための努力はできる。
 これからも自分達はどうなるか分からない『明日』を目指して『今』を生きるのだろう。

ルル「C.C.。一度しか言わないぞ」

C.C.「うん?」

ルル「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。俺を愛せ、代わりにお前を愛してやる」




――――――FIN――――――