1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 05:39:34.09 ID:rQtD1GVAO
引用元: ・赤沢「多佳子の話」杉浦「やめて!」
Another: Complete Collection [Blu-ray] [Import]
posted with amazlet at 15.01.18
Section 23 (2013-07-30)
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 05:50:44.16 ID:rQtD1GVAO
『〇月×日。今日は勅使河原が面白かった。でも文に出来るタイプの面白さじゃないので書けない。便乗した中尾は滑った。あんたは笑いを研究しなさい。アイスはハズレだった。』
『〇月△日。今日はゴキブリデー。教室で二回、廊下で二回、家で一回。教室の二回目は望月が倒した。初めて望月が男だという証拠を掴んだ。一応ゴキブリもチョウチョも同じ昆虫なんだっけ?ピンキリね。人間みたい。アイスはハズレだった。』
『〇月△日。今日はゴキブリデー。教室で二回、廊下で二回、家で一回。教室の二回目は望月が倒した。初めて望月が男だという証拠を掴んだ。一応ゴキブリもチョウチョも同じ昆虫なんだっけ?ピンキリね。人間みたい。アイスはハズレだった。』
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 06:03:44.08 ID:rQtD1GVAO
『〇月●日。今日はついてない。100円を自販機に吸い込まれるし、間違えて当たりつきじゃないアイスを買ってしまうし…。でもランキング上位に食い込む美味しさだった。どうしよう?あ、今日は中尾ウケてた。ちゃんと研究したんだ。…私は元ネタ知ってたけど。』
『□月◎日。今日はいっぱい○○○○杉浦「こらぁぁあああ!!!なに人の日記読んでんのよ!!」
赤沢「だって普通引き出しとかに隠すでしょ…」
杉浦「関係あるか!返して!」
赤沢「はいはい…。…ねぇ多佳子」
杉浦「…なに?」
赤沢「一緒にアイス買いに行く?」
杉浦「一人で行け!」
『□月◎日。今日はいっぱい○○○○杉浦「こらぁぁあああ!!!なに人の日記読んでんのよ!!」
赤沢「だって普通引き出しとかに隠すでしょ…」
杉浦「関係あるか!返して!」
赤沢「はいはい…。…ねぇ多佳子」
杉浦「…なに?」
赤沢「一緒にアイス買いに行く?」
杉浦「一人で行け!」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 06:11:49.94 ID:rQtD1GVAO
~~
杉浦「…また来たの?」
『……』
杉浦「残念ね…私はもう大人になったの。あんたなんかにかまってられない」
『……』ショボン
杉浦「…やめて……そんな目で見ないでっ!」
『……』
杉浦「……もう…ホントに今日だけだよ?」
『……!』ニコニコ
杉浦「…また来たの?」
『……』
杉浦「残念ね…私はもう大人になったの。あんたなんかにかまってられない」
『……』ショボン
杉浦「…やめて……そんな目で見ないでっ!」
『……』
杉浦「……もう…ホントに今日だけだよ?」
『……!』ニコニコ
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 06:20:15.55 ID:rQtD1GVAO
――
久保寺「誰か杉浦さんから連絡はもらってませんか?」
『…』シーン
久保寺「そうですか…分かりました」
小椋 (多佳子、最近よく遅刻するけど…)
綾野 (心配だなぁ…)
赤沢 (またね…通学路変えればいいのに)
――
杉浦 「ねぇ…まだなの?」
犬 「クゥ~ン」スリスリ
杉浦 「もう…また遅刻だ…」
犬 「ワゥ~♪」スリスリ
久保寺「誰か杉浦さんから連絡はもらってませんか?」
『…』シーン
久保寺「そうですか…分かりました」
小椋 (多佳子、最近よく遅刻するけど…)
綾野 (心配だなぁ…)
赤沢 (またね…通学路変えればいいのに)
――
杉浦 「ねぇ…まだなの?」
犬 「クゥ~ン」スリスリ
杉浦 「もう…また遅刻だ…」
犬 「ワゥ~♪」スリスリ
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 06:29:10.40 ID:rQtD1GVAO
~~
赤沢 「私達部活行くから。また明日ね多佳子」
杉浦 「うん…おやすみ…」ウツラウツラ
赤沢 「おやすみじゃなくて…ちゃんと帰りなさいよ?」
杉浦 「……がんばる」カクッ
赤沢 「もう……」
――
杉浦 (ヤバい…結局寝てしまった…もう暗くなってる…)
杉浦 「帰ろ……って誰よこれ?箒はちゃんとしまいなさいよもう…」
杉浦 (……こんな時間だし誰もいないよね?)
赤沢 「私達部活行くから。また明日ね多佳子」
杉浦 「うん…おやすみ…」ウツラウツラ
赤沢 「おやすみじゃなくて…ちゃんと帰りなさいよ?」
杉浦 「……がんばる」カクッ
赤沢 「もう……」
――
杉浦 (ヤバい…結局寝てしまった…もう暗くなってる…)
杉浦 「帰ろ……って誰よこれ?箒はちゃんとしまいなさいよもう…」
杉浦 (……こんな時間だし誰もいないよね?)
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 06:48:28.16 ID:rQtD1GVAO
杉浦 「ゴホン……口づ~けを~かわ~した~日~は~♪」ホウキギター
杉浦 「ママ~の~顔~さえもー♪」ノリノリホウキギター
三神 「こんな時間に誰が残ってるの?」ガラッ
杉浦 「見れ…な……」
杉浦 「……」
三神 「……」
杉浦 「…見ました?」
三神 「…見ました…」
杉浦 「…っ帰ります!忘れて下さい!」ダッシュ
三神 「待って杉浦さん!気にしないで!みんな一度は通る道だから!」ダッシュ
杉浦 「慰めはやめて下さい!ていうか追いかけないで下さい!」スピードアップ
三神 「落ち着いて!…わかった!ほら先生を見て!凄いでしょ早弾き!?こう見えて昔…」スーパーエアギター
杉浦 「知りません!追いかけないで下さい!」スピードノムコウガワ
三神 「そしてとどめの歯ギター!ほら見て!!」スーパーエアハギター
杉浦 「やめてぇええーー!!」ゲンカイトッパ
杉浦 「ママ~の~顔~さえもー♪」ノリノリホウキギター
三神 「こんな時間に誰が残ってるの?」ガラッ
杉浦 「見れ…な……」
杉浦 「……」
三神 「……」
杉浦 「…見ました?」
三神 「…見ました…」
杉浦 「…っ帰ります!忘れて下さい!」ダッシュ
三神 「待って杉浦さん!気にしないで!みんな一度は通る道だから!」ダッシュ
杉浦 「慰めはやめて下さい!ていうか追いかけないで下さい!」スピードアップ
三神 「落ち着いて!…わかった!ほら先生を見て!凄いでしょ早弾き!?こう見えて昔…」スーパーエアギター
杉浦 「知りません!追いかけないで下さい!」スピードノムコウガワ
三神 「そしてとどめの歯ギター!ほら見て!!」スーパーエアハギター
杉浦 「やめてぇええーー!!」ゲンカイトッパ
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 07:03:07.16 ID:rQtD1GVAO
~~
杉浦 「…」ジーッ
松井 「ほら、あーん♪」
金木 「あ~ん♪」
松井 「美味しい?」
金木 「うん♪」
杉浦 (仲良いなぁあの二人…)ジーッ
赤沢 「多佳子…さっきからあの二人見てるけど…」
杉浦 「なに?」
赤沢 「あ~んしてあげようか?」
杉浦 「しなくていいわよ!」
杉浦 「…」ジーッ
松井 「ほら、あーん♪」
金木 「あ~ん♪」
松井 「美味しい?」
金木 「うん♪」
杉浦 (仲良いなぁあの二人…)ジーッ
赤沢 「多佳子…さっきからあの二人見てるけど…」
杉浦 「なに?」
赤沢 「あ~んしてあげようか?」
杉浦 「しなくていいわよ!」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 07:20:48.95 ID:rQtD1GVAO
~~
杉浦 「…」ジーッ
渡辺 (さっきから…杉浦さんめっちゃ見てるんだけど…)
藤巻 (だね…いつか闘う日が来るとは思ってたけど…いくか…)
渡辺 (本気!?私…杉浦さんにだけは勝てる気がしない…)
藤巻 (私だって…。でも女には、負けると分かっててもいくしかない時がある…)
杉浦 (あぁいうのが、ヤンキーってやつなのかな?)ジーッ
赤沢 「多佳子…今度はあの二人ずっと見てるけど…」
杉浦 「…なによ?」
赤沢 「…ついにシメるのね?」
杉浦 「シメないわよ!私一度も人をシメた事ないわよ!!」
渡辺 (あ…そうなんだ)
藤巻 (よかった…本当にっ…よかったっ…!)
杉浦 「…」ジーッ
渡辺 (さっきから…杉浦さんめっちゃ見てるんだけど…)
藤巻 (だね…いつか闘う日が来るとは思ってたけど…いくか…)
渡辺 (本気!?私…杉浦さんにだけは勝てる気がしない…)
藤巻 (私だって…。でも女には、負けると分かっててもいくしかない時がある…)
杉浦 (あぁいうのが、ヤンキーってやつなのかな?)ジーッ
赤沢 「多佳子…今度はあの二人ずっと見てるけど…」
杉浦 「…なによ?」
赤沢 「…ついにシメるのね?」
杉浦 「シメないわよ!私一度も人をシメた事ないわよ!!」
渡辺 (あ…そうなんだ)
藤巻 (よかった…本当にっ…よかったっ…!)
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 07:31:41.30 ID:rQtD1GVAO
~~
―一時間目―
杉浦桜木「……」
―二時間目―
杉浦桜木「……」
―昼休み―
杉浦桜木「……」
―六時間目―
杉浦桜木「……」
―放課後―
杉浦 「…誰も気づかなかったね。はい、メガネ」チャ
桜木 「あ、はい。杉浦さん、私より度が強いんですね」チャ
杉浦 「…黒板見えなかったし、ノート見せてもらっていいかな?」ソウチャク
桜木 「はい、もちろんです」ソウチャク
杉浦 「ありがと」
桜木 「いえいえ♪」
風見 (僕はすぐに気づいたよゆかり…)
―一時間目―
杉浦桜木「……」
―二時間目―
杉浦桜木「……」
―昼休み―
杉浦桜木「……」
―六時間目―
杉浦桜木「……」
―放課後―
杉浦 「…誰も気づかなかったね。はい、メガネ」チャ
桜木 「あ、はい。杉浦さん、私より度が強いんですね」チャ
杉浦 「…黒板見えなかったし、ノート見せてもらっていいかな?」ソウチャク
桜木 「はい、もちろんです」ソウチャク
杉浦 「ありがと」
桜木 「いえいえ♪」
風見 (僕はすぐに気づいたよゆかり…)
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 07:45:55.09 ID:rQtD1GVAO
~~
杉浦綾野 「……」ジーッ
小椋多々良「……」
杉浦 「…どうせあなた達、今の私を見てバカにしてんでしょ?」
綾野 「そうに決まってる…私の事笑いたきゃ笑いなよっ…」
多々良 「…」オロオロ
小椋 「…」アキレ
杉浦 「なによその顔…言いたい事があるなら言えば?」
綾野 「どうせ私の事、頭のおかしいヤツって思ってんでしょ!?」
多々良 「そんな事は…」ワタワタ
小椋 (違う意味でね…)ハァ
杉浦綾野 「……」ジーッ
小椋多々良「……」
杉浦 「…どうせあなた達、今の私を見てバカにしてんでしょ?」
綾野 「そうに決まってる…私の事笑いたきゃ笑いなよっ…」
多々良 「…」オロオロ
小椋 「…」アキレ
杉浦 「なによその顔…言いたい事があるなら言えば?」
綾野 「どうせ私の事、頭のおかしいヤツって思ってんでしょ!?」
多々良 「そんな事は…」ワタワタ
小椋 (違う意味でね…)ハァ
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 08:09:20.85 ID:rQtD1GVAO
杉浦 「ホンット憎たらしい…」
杉浦 「その……綺麗なストレートヘアー!」
―ザァー(そこそこの雨)―
綾野 「どうせ朝頑張ったって…雨が降ればこのざまだよ!ほら!」ピョンピョン
杉浦 「いつかあなた達に…梅雨の怖さを叩きこんでやるんだから!」ビョンビョン
多々良「え…と…。髪がまっすぐでごめんなさい…?」サラッ
杉浦 「聞いた彩!?…もう我慢の限界!ストパーかけに行くわよ!」ビョ~ン
綾野 「生まれ変わった私達を見て度肝を抜いてしまえ!」ピョ~ン
小椋 (どうしようこの子達…)スラッ
有田 (…ピンじゃ駄目なのかな?)フツウ
見崎 (……カタツムリの殻を取ったのがナメクジだとしたら…カタツムリも塩は嫌なのかな?じゃあ逆に砂糖だと大きくなったりして。ふふっ。あ、でも、もし仮説が正しいなら…私はカタツムリを触りきらなくなる。いや…殻だけを持てば……)アホゲ
杉浦 「その……綺麗なストレートヘアー!」
―ザァー(そこそこの雨)―
綾野 「どうせ朝頑張ったって…雨が降ればこのざまだよ!ほら!」ピョンピョン
杉浦 「いつかあなた達に…梅雨の怖さを叩きこんでやるんだから!」ビョンビョン
多々良「え…と…。髪がまっすぐでごめんなさい…?」サラッ
杉浦 「聞いた彩!?…もう我慢の限界!ストパーかけに行くわよ!」ビョ~ン
綾野 「生まれ変わった私達を見て度肝を抜いてしまえ!」ピョ~ン
小椋 (どうしようこの子達…)スラッ
有田 (…ピンじゃ駄目なのかな?)フツウ
見崎 (……カタツムリの殻を取ったのがナメクジだとしたら…カタツムリも塩は嫌なのかな?じゃあ逆に砂糖だと大きくなったりして。ふふっ。あ、でも、もし仮説が正しいなら…私はカタツムリを触りきらなくなる。いや…殻だけを持てば……)アホゲ
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 08:29:25.59 ID:rQtD1GVAO
~~
『☆月◆日。明日から夏休み。ただでさえ暑いのに、最近見崎さんと榊原君がいっつもヌルヌルベタベタ…ポテトチップス食べた手でゲームを触らないで欲しいのに…』
杉浦 「…これなんのセリフだっけ?まぁいいや」
『そういえば中尾が今日はオリジナルネタをしてちゃんとウケてた。勘違いしてお笑い芸人目指さなきゃいいけど。…ポイズンガールバンドくらいにはなれるけど板尾には絶対届かない。』
杉浦 「…Rの女…。ふふっ」
『今日は楽しかったね。明日はも~っと楽しくなるといいね?』
杉浦 「…これもどこかで聞いた気が。なんか今日はパクりばっかり。私らしい事書かないと…。あ、忘れてた」
『☆月◆日。明日から夏休み。ただでさえ暑いのに、最近見崎さんと榊原君がいっつもヌルヌルベタベタ…ポテトチップス食べた手でゲームを触らないで欲しいのに…』
杉浦 「…これなんのセリフだっけ?まぁいいや」
『そういえば中尾が今日はオリジナルネタをしてちゃんとウケてた。勘違いしてお笑い芸人目指さなきゃいいけど。…ポイズンガールバンドくらいにはなれるけど板尾には絶対届かない。』
杉浦 「…Rの女…。ふふっ」
『今日は楽しかったね。明日はも~っと楽しくなるといいね?』
杉浦 「…これもどこかで聞いた気が。なんか今日はパクりばっかり。私らしい事書かないと…。あ、忘れてた」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/26(日) 08:33:31.06 ID:rQtD1GVAO
『今日はアイスが当たった。さい先のいいスタート!』
杉浦 「ふふっ…。うん、これでよし!」
~~終わり~~
杉浦 「ふふっ…。うん、これでよし!」
~~終わり~~
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 05:00:15.06 ID:J7MK1YPAO
~~
前島 「俺はやっぱ剣を使った必殺技だな!見栄えいいし!」
水野 「わかってねぇな~。道具を使わず鍛えた身体で出すから必殺技はかっけぇんだよ」
前島 「バスケは戦える道具がねぇだけじゃん」
水野 「言うな!…で、お前らはどんな必殺技?身体は俺が取ったからパクんなよ?」
米村 「くっ…思いつかねぇ…」
川堀 「諦めんな!なんかあるはずだ…俺達の必殺技…」
<ワーワー!
柿沼 (あはは。男の子っぽい会話だなぁ…)
前島 「俺はやっぱ剣を使った必殺技だな!見栄えいいし!」
水野 「わかってねぇな~。道具を使わず鍛えた身体で出すから必殺技はかっけぇんだよ」
前島 「バスケは戦える道具がねぇだけじゃん」
水野 「言うな!…で、お前らはどんな必殺技?身体は俺が取ったからパクんなよ?」
米村 「くっ…思いつかねぇ…」
川堀 「諦めんな!なんかあるはずだ…俺達の必殺技…」
<ワーワー!
柿沼 (あはは。男の子っぽい会話だなぁ…)
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 05:09:48.44 ID:J7MK1YPAO
柿沼 (…私はなんだろう?……メガネビーム?…ないなぁ)
杉浦 (私の必殺技…)
杉浦 「……メガネビ~ム」ボソッ
柿沼 「!?」ガタッ
杉浦 「え!?なに!?」ビクッ
柿沼 「杉浦さん…もしかしてエスパー?」
杉浦 「え?……私は電気タイプの技だと思うけど…。ビームだし」
杉浦 (私の必殺技…)
杉浦 「……メガネビ~ム」ボソッ
柿沼 「!?」ガタッ
杉浦 「え!?なに!?」ビクッ
柿沼 「杉浦さん…もしかしてエスパー?」
杉浦 「え?……私は電気タイプの技だと思うけど…。ビームだし」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 05:21:08.79 ID:J7MK1YPAO
~~
赤沢 「多佳子って昔からびみょ~にズレてんのよね」
綾野 「あははっ!確かに!たまに変な事するよね」
小椋 「いや、あんたも大概でしょ」
杉浦 「失礼ね…ズレてないわよ」
赤沢 「ズレてないって証拠は?」
杉浦 「う…」
赤沢 「多佳子って昔からびみょ~にズレてんのよね」
綾野 「あははっ!確かに!たまに変な事するよね」
小椋 「いや、あんたも大概でしょ」
杉浦 「失礼ね…ズレてないわよ」
赤沢 「ズレてないって証拠は?」
杉浦 「う…」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 05:33:54.97 ID:J7MK1YPAO
杉浦 「証拠って言われても…あ。ねぇ有田さん、ちょっと来てもらっていい?」
有田 「え?うん」
杉浦 「…このメガネを使って必殺技を出すとすればどんなの?」
有田 「えぇー!?……う~ん…。メガネからビームとか出すかな?」
杉浦 「聞いた!?有田さんと私、考え方一緒よ!これが証拠!」
赤沢 「なにが?」
有田 (…なんとなくバカにされた気がする)←フツウダイヒョウ
有田 「え?うん」
杉浦 「…このメガネを使って必殺技を出すとすればどんなの?」
有田 「えぇー!?……う~ん…。メガネからビームとか出すかな?」
杉浦 「聞いた!?有田さんと私、考え方一緒よ!これが証拠!」
赤沢 「なにが?」
有田 (…なんとなくバカにされた気がする)←フツウダイヒョウ
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 05:47:40.51 ID:J7MK1YPAO
~~
杉浦 「……」
杉浦 (…江『藤』、佐『藤』がいて…)
杉浦 (…辻『井』、和久『井』がいる…)
杉浦 (……)
杉浦 (……井藤はいない……おしいなぁ)
杉浦 「……」
杉浦 (…江『藤』、佐『藤』がいて…)
杉浦 (…辻『井』、和久『井』がいる…)
杉浦 (……)
杉浦 (……井藤はいない……おしいなぁ)
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 06:05:46.95 ID:J7MK1YPAO
~~
杉浦 「…もう一回やり直さない?」
綾野 「だ~め!罰ゲーム決定♪」
小椋 「ゲームに負けたんだから言い訳は無し♪」
赤沢 「ふふふ…明日が楽しみね♪」
杉浦 「…分かったわよ!やればいんでしょ!?…ハァ…」
杉浦 「…もう一回やり直さない?」
綾野 「だ~め!罰ゲーム決定♪」
小椋 「ゲームに負けたんだから言い訳は無し♪」
赤沢 「ふふふ…明日が楽しみね♪」
杉浦 「…分かったわよ!やればいんでしょ!?…ハァ…」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 07:00:24.29 ID:J7MK1YPAO
…
……
猿田 「王子、中島…いい加減落ち着くぞな…」アセアセ
王子 「…落ち着いてるよ?たかが下駄箱の名前が『玉子』になってただけじゃないかっ…」ピキピキ
中島 「そうそう。…私は『中』を『虫』にされてたけど、それくらいで…」ピクピク
猿田 (これ、犯人が見つかったらヤバいぞな…)
杉浦 (……ヤバいめっちゃキレてるじゃん…)ビクビク
赤沢 「……ごめん。ここまでなるなんて思ってなかった…」ヒソヒソ
杉浦 「お願い…助けて…」ガタガタ
赤沢 (……罰ゲーム、確か『玉子』にするだけだったはずよね?)
……
猿田 「王子、中島…いい加減落ち着くぞな…」アセアセ
王子 「…落ち着いてるよ?たかが下駄箱の名前が『玉子』になってただけじゃないかっ…」ピキピキ
中島 「そうそう。…私は『中』を『虫』にされてたけど、それくらいで…」ピクピク
猿田 (これ、犯人が見つかったらヤバいぞな…)
杉浦 (……ヤバいめっちゃキレてるじゃん…)ビクビク
赤沢 「……ごめん。ここまでなるなんて思ってなかった…」ヒソヒソ
杉浦 「お願い…助けて…」ガタガタ
赤沢 (……罰ゲーム、確か『玉子』にするだけだったはずよね?)
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 07:27:44.19 ID:J7MK1YPAO
~~
杉浦 「…彩、あれからいろいろ調べたんだけどね…」
綾野 「…うん」
杉浦 「…どうやら私達自体に水分が足りないから…らしいの」
綾野 「…皮肉だね。水分…か」
杉浦 「…気持ちは分かる。でも夢を叶えるためよ?幸いな事に水分ならすぐ近くにたくさんあるわ…」
綾野 「…どこに?……あっ!この学校にはっ…!!」
杉浦 「…気づいたようね。」
綾野 「うん!」
杉浦 「行くよ!」
杉浦 「…彩、あれからいろいろ調べたんだけどね…」
綾野 「…うん」
杉浦 「…どうやら私達自体に水分が足りないから…らしいの」
綾野 「…皮肉だね。水分…か」
杉浦 「…気持ちは分かる。でも夢を叶えるためよ?幸いな事に水分ならすぐ近くにたくさんあるわ…」
綾野 「…どこに?……あっ!この学校にはっ…!!」
杉浦 「…気づいたようね。」
綾野 「うん!」
杉浦 「行くよ!」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 07:39:19.73 ID:J7MK1YPAO
杉浦 「…江藤さんっ!!」
江藤 「うわ!…なに?」ビクッ
杉浦綾野『…水泳部に入れて下さいっ!!』
江藤 「え!?この時期から!?」
杉浦 「お願い理由はきかないで!」
綾野 「私達の夢のためなの!」
江藤 (…ヤバいなにこの状況!?ピンチ!?)
多々良 (……まだ言ってたんだね)
小椋 (彩、あんた演劇部員じゃん…)
江藤 「うわ!…なに?」ビクッ
杉浦綾野『…水泳部に入れて下さいっ!!』
江藤 「え!?この時期から!?」
杉浦 「お願い理由はきかないで!」
綾野 「私達の夢のためなの!」
江藤 (…ヤバいなにこの状況!?ピンチ!?)
多々良 (……まだ言ってたんだね)
小椋 (彩、あんた演劇部員じゃん…)
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 08:37:12.66 ID:J7MK1YPAO
~~
辻井 「…」ドクショチュウ
杉浦 「…あ、その本知ってる」
辻井 「…本当に!?」
杉浦 「うん」
辻井 「面白いよねこの作者の本!」
辻井 「…」ドクショチュウ
杉浦 「…あ、その本知ってる」
辻井 「…本当に!?」
杉浦 「うん」
辻井 「面白いよねこの作者の本!」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 08:56:33.51 ID:J7MK1YPAO
辻井「幻想的な世界が言葉を見ただけで浮かんでくるんだよ!設定は非現実的なのになぜか『あ、ありそう』って思えるし基本的に登場人物がみんな純粋なんだよ!それにさ、ほかの本だって動物はたくさん出てくるけどさ、うなぎを中心に物語なんてなかなかないよね?いや、犬だって変わってる。指パッチンだよ!?名前が『指の音』だよ!?あ、さっき登場人物が純粋だって言ったけど、特に子供だよ!双子が生き別れてさ、普通だったらひねくれるよ!?なのにあんなに心の綺麗な大人になって…。この人の本を読んで歌を作ったアーティストだっているしね。…途中で作風が変わったってたまに言われてるけど、僕はそうは思わない。根っこの部分はいっしょだしほかにも……」ベラベラベラベラ
杉浦 (……知ってるだけで、読んだ事ないんだけどなぁ…))
辻井 「…あ、僕ばっかり喋ってたね。ごめんごめん。この人何故かあんまり名前が知られてないからつい…。いい本たくさん書くのにね。杉浦さんはこの人の本でどれが一番好き?僕はさっき言った犬が出てくる、『ぶらんこ……」ベラベラ
杉浦 (……助けて)
杉浦 (……知ってるだけで、読んだ事ないんだけどなぁ…))
辻井 「…あ、僕ばっかり喋ってたね。ごめんごめん。この人何故かあんまり名前が知られてないからつい…。いい本たくさん書くのにね。杉浦さんはこの人の本でどれが一番好き?僕はさっき言った犬が出てくる、『ぶらんこ……」ベラベラ
杉浦 (……助けて)
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 11:35:55.45 ID:J7MK1YPAO
~~
佐藤 (みんなから言われるし、自覚もある。…私は感情表現が下手だ)
佐藤 (このクラスの子は明るいとかおとなしいとかの違いはあってもみんな表情が豊か…だからよけい目立つ)
佐藤 (唯一私と同じタイプだと思ってた杉浦さんは…)チラ
小椋 「ドローっ…行けっなんとかドラゴンっ…!//」(エアーデュエル)
杉浦 「くっ…ライフで受けるっ…//」(エアーデュエル)
赤沢 「ヤバいっ…ふっ、この罰ゲームっ…うぷっ、最高っ!…」プルプル
綾野 「あっはっはっは~っ!…多佳子っ…それ多分違うっ!…」ゲラゲラ
佐藤 (友達といるときは意外とあんな感じだし…)
佐藤 (…よし決めた)
佐藤 (みんなから言われるし、自覚もある。…私は感情表現が下手だ)
佐藤 (このクラスの子は明るいとかおとなしいとかの違いはあってもみんな表情が豊か…だからよけい目立つ)
佐藤 (唯一私と同じタイプだと思ってた杉浦さんは…)チラ
小椋 「ドローっ…行けっなんとかドラゴンっ…!//」(エアーデュエル)
杉浦 「くっ…ライフで受けるっ…//」(エアーデュエル)
赤沢 「ヤバいっ…ふっ、この罰ゲームっ…うぷっ、最高っ!…」プルプル
綾野 「あっはっはっは~っ!…多佳子っ…それ多分違うっ!…」ゲラゲラ
佐藤 (友達といるときは意外とあんな感じだし…)
佐藤 (…よし決めた)
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 12:00:53.42 ID:J7MK1YPAO
佐藤 「ねぇ杉浦さん」
赤沢 「腹筋がっ…!…え?あ、多佳子、呼ばれてる」
杉浦 「城之内ファイ……ここで止められると余計恥ずかしいんだけど…//。…珍しいね。なに?」
佐藤 「…感情表現ってどうやって練習したの?杉浦さん、頑張って今みたいになったんでしょ?」
杉浦 「……え?」
佐藤 「…」ジッ
杉浦 (…この目……『感情は爆発だ!』とか適当な事言っても逃げられそうにない…)
杉浦 「…」チラ
赤沢綾野小椋 「…」ソラシ
杉浦 「…」チラ
佐藤 「……」ジ-ッ
杉浦 (……助けて)
赤沢 「腹筋がっ…!…え?あ、多佳子、呼ばれてる」
杉浦 「城之内ファイ……ここで止められると余計恥ずかしいんだけど…//。…珍しいね。なに?」
佐藤 「…感情表現ってどうやって練習したの?杉浦さん、頑張って今みたいになったんでしょ?」
杉浦 「……え?」
佐藤 「…」ジッ
杉浦 (…この目……『感情は爆発だ!』とか適当な事言っても逃げられそうにない…)
杉浦 「…」チラ
赤沢綾野小椋 「…」ソラシ
杉浦 「…」チラ
佐藤 「……」ジ-ッ
杉浦 (……助けて)
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 13:05:08.36 ID:J7MK1YPAO
~~
和久井「あれ?…無くした?…大変だ…」
杉浦 「…もしかしてシュコー?落ちてたよ、はい」
和久井「あ、ありがとう。助かったよ」(どっちかって言うとシュコシュコじゃないかな…?)
杉浦 「…喘息って大変なの?」
和久井「人によるけど、首をロープで縛られて吊るされてるんじゃないかってくらい苦しい時もたまにあるよ」
杉浦 「へぇ。それは大変ね」
杉浦 (……なんでだろう?今昔の事を凄い早さでたくさん思い出した…)
和久井「あれ?…無くした?…大変だ…」
杉浦 「…もしかしてシュコー?落ちてたよ、はい」
和久井「あ、ありがとう。助かったよ」(どっちかって言うとシュコシュコじゃないかな…?)
杉浦 「…喘息って大変なの?」
和久井「人によるけど、首をロープで縛られて吊るされてるんじゃないかってくらい苦しい時もたまにあるよ」
杉浦 「へぇ。それは大変ね」
杉浦 (……なんでだろう?今昔の事を凄い早さでたくさん思い出した…)
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 17:33:16.92 ID:J7MK1YPAO
~~
勅使河原「ホントにお前のとこの別荘でお泊まり会していいのか!?」
高林 「別荘なんて大したものじゃないけど…中学最後の年だから、クラスみんなで楽しい思い出作ろうよ?」
勅使河原「おう!」
杉浦「……高林君」
高林「なに?」
杉浦「いきなり人の家にこんな事聞くなんて、常識知らずなのは分かってるけど…いい?」
高林「…ん?いいよ?」
杉浦「…避難路と消火器の準備はしっかりしてる?」
高林「へ?」杉浦「いきなりで理解してもらえないと思うけど、そういうとこでいざというとき差が出るから。恐いのよ火事?…ってごめん、さすがに失礼ね」
高林「…そんな事ないよ。自分の体面よりもみんなの安全を大切にしてくれるなんて…フェアな人だね!」ニコッ
杉浦「ふふっ…ありがと」ニコッ
赤沢(……なんか多佳子の気持ちが分かる)
勅使河原「ホントにお前のとこの別荘でお泊まり会していいのか!?」
高林 「別荘なんて大したものじゃないけど…中学最後の年だから、クラスみんなで楽しい思い出作ろうよ?」
勅使河原「おう!」
杉浦「……高林君」
高林「なに?」
杉浦「いきなり人の家にこんな事聞くなんて、常識知らずなのは分かってるけど…いい?」
高林「…ん?いいよ?」
杉浦「…避難路と消火器の準備はしっかりしてる?」
高林「へ?」杉浦「いきなりで理解してもらえないと思うけど、そういうとこでいざというとき差が出るから。恐いのよ火事?…ってごめん、さすがに失礼ね」
高林「…そんな事ないよ。自分の体面よりもみんなの安全を大切にしてくれるなんて…フェアな人だね!」ニコッ
杉浦「ふふっ…ありがと」ニコッ
赤沢(……なんか多佳子の気持ちが分かる)
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 18:01:01.29 ID:J7MK1YPAO
~~
<『えー、今までいくつかのストーカーのパターンを挙げましたが、最も怖いのはストーカーをしている自覚のないストーカーであり、これはいずれ…―』
杉浦 「……」ジー
杉浦 「…」ピッピップルルップルルッ
『…もしもし?』ピッ
杉浦 「いきなりごめん榊原君。何かテレビ見てる?」
『え?…うん』
杉浦「悪いけどチャンネルを、えーと、…5チャンに変えてくれる?」
『えぇ!?今小枝探偵の小ネタ集なのに……もう、わかったよ。杉浦さんが言うなら事情がありそうだし』
杉浦 「ありがとう。…変えた?」
『変えたけど…なんでこれ?』
杉浦 「やっぱりその反応。いい、榊原君?自覚のないストーカーが一番怖いのよ!?」
『…え、はぁ……?』
杉浦 「とにかく、あなたは今日これを見ること。わかった?」
『……了解しました』
杉浦 「じゃあ切るから。バイバイ」プッ
杉浦 「……一応風見にも電話するか…」
<『えー、今までいくつかのストーカーのパターンを挙げましたが、最も怖いのはストーカーをしている自覚のないストーカーであり、これはいずれ…―』
杉浦 「……」ジー
杉浦 「…」ピッピップルルップルルッ
『…もしもし?』ピッ
杉浦 「いきなりごめん榊原君。何かテレビ見てる?」
『え?…うん』
杉浦「悪いけどチャンネルを、えーと、…5チャンに変えてくれる?」
『えぇ!?今小枝探偵の小ネタ集なのに……もう、わかったよ。杉浦さんが言うなら事情がありそうだし』
杉浦 「ありがとう。…変えた?」
『変えたけど…なんでこれ?』
杉浦 「やっぱりその反応。いい、榊原君?自覚のないストーカーが一番怖いのよ!?」
『…え、はぁ……?』
杉浦 「とにかく、あなたは今日これを見ること。わかった?」
『……了解しました』
杉浦 「じゃあ切るから。バイバイ」プッ
杉浦 「……一応風見にも電話するか…」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/27(月) 18:13:58.69 ID:J7MK1YPAO
~~
杉浦「……望月の絵は、個性的だけど巧いよね」
望月「……ありがとう」
杉浦「……ムンク好きなの?」
望月「……一番って訳じゃないけどね」
杉浦「……そう。…私はピカソなんて大嫌いっ…!」
望月 「……どうして?」
杉浦 「……みんな私の絵を見てっ…!」ワナワナ
望月(……ゲルニカよりも攻めてる絵だもんなぁ)
杉浦「……望月の絵は、個性的だけど巧いよね」
望月「……ありがとう」
杉浦「……ムンク好きなの?」
望月「……一番って訳じゃないけどね」
杉浦「……そう。…私はピカソなんて大嫌いっ…!」
望月 「……どうして?」
杉浦 「……みんな私の絵を見てっ…!」ワナワナ
望月(……ゲルニカよりも攻めてる絵だもんなぁ)
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 11:55:01.96 ID:McOduUvAO
~~
藤岡 「ねぇ鳴?ポケットを叩くとビスケットが二つって、あれ割れただけだよね!?意味ないじゃん!」スタスタ
見崎 「…でもみんなで分けられるよ」スタスタ
藤岡 「なるほど!…あ、でも大きさでもめちゃうよ!?」スタスタ
見崎 「…もう粉々にすれば?」スタスタ
杉浦 (……見ちゃった)コソコソ
藤岡 「ねぇ鳴?ポケットを叩くとビスケットが二つって、あれ割れただけだよね!?意味ないじゃん!」スタスタ
見崎 「…でもみんなで分けられるよ」スタスタ
藤岡 「なるほど!…あ、でも大きさでもめちゃうよ!?」スタスタ
見崎 「…もう粉々にすれば?」スタスタ
杉浦 (……見ちゃった)コソコソ
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 12:11:40.10 ID:McOduUvAO
…
……
杉浦 「…ねぇ見崎さん?」
見崎 「なに?」
杉浦 「昨日見ちゃったんだけど、隣にいた子って……」ソワソワ
見崎 「……別に隠してたわけじゃないんだけど、…あの子は私のふた杉浦「双子よね!?そっくりだったもん!そうよね!?」ワクワク
見崎 「え?……まぁそうだけ杉浦「やっぱり!実はね、あなた達で三回目の双子だったから昨日いい事がたくさんあったの!ありがとう!」
見崎 「…?」キョトン
杉浦 「だからハイ、お裾分け♪あなたよく食べるらしいからこれ!」クーポンケン
見崎 「え…あ…。ありがとう…?」キョトン
杉浦 「ふふっ。いいのいいの♪」
小椋 「…いるよね。双子見てテンション上がる人」
綾野 「ていうかブラックナンバーじゃなかったっけ?三回のやつは」
赤沢 「…双子は9歳の時多佳子が作ったオリジナル」
……
杉浦 「…ねぇ見崎さん?」
見崎 「なに?」
杉浦 「昨日見ちゃったんだけど、隣にいた子って……」ソワソワ
見崎 「……別に隠してたわけじゃないんだけど、…あの子は私のふた杉浦「双子よね!?そっくりだったもん!そうよね!?」ワクワク
見崎 「え?……まぁそうだけ杉浦「やっぱり!実はね、あなた達で三回目の双子だったから昨日いい事がたくさんあったの!ありがとう!」
見崎 「…?」キョトン
杉浦 「だからハイ、お裾分け♪あなたよく食べるらしいからこれ!」クーポンケン
見崎 「え…あ…。ありがとう…?」キョトン
杉浦 「ふふっ。いいのいいの♪」
小椋 「…いるよね。双子見てテンション上がる人」
綾野 「ていうかブラックナンバーじゃなかったっけ?三回のやつは」
赤沢 「…双子は9歳の時多佳子が作ったオリジナル」
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 12:42:40.96 ID:McOduUvAO
~~
勅使河原(自分をしっかり者だと思ってるし思い込み激しいしメガネだし……)チラ
赤沢(怒ると怖いし棒状の物持つとテンション上がるし……)チラ
勅使赤沢「……」ミツメアイ
勅使河原「俺たち……境遇似てるな…」シミジミ
赤沢「そうね…もっと仲良くなれる気がする…」シミジミ
風見 「なんでかな。今ちょっとイラッとした」
杉浦 「奇遇ね。私も」
勅使河原(自分をしっかり者だと思ってるし思い込み激しいしメガネだし……)チラ
赤沢(怒ると怖いし棒状の物持つとテンション上がるし……)チラ
勅使赤沢「……」ミツメアイ
勅使河原「俺たち……境遇似てるな…」シミジミ
赤沢「そうね…もっと仲良くなれる気がする…」シミジミ
風見 「なんでかな。今ちょっとイラッとした」
杉浦 「奇遇ね。私も」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 14:33:14.92 ID:McOduUvAO
~~
見崎「…届かない」プルプル
中尾「届かないのか?俺にま榊原「はい見崎。これ?」
見崎「…もう少しで自分で取れたのに。…ありがとう」
榊原「強がらないの。どういたしまして」
中尾「……」
見崎「…届かない」プルプル
中尾「届かないのか?俺にま榊原「はい見崎。これ?」
見崎「…もう少しで自分で取れたのに。…ありがとう」
榊原「強がらないの。どういたしまして」
中尾「……」
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 14:34:44.94 ID:McOduUvAO
――
桜木「あれ?ノートがない…」ガサガサ
中尾「探し物か?俺にま風見「あ、ごめん。返し忘れてたね。ノートありがとう」
桜木「あ、そうか…貸してましたね。忘れてた…」
風見「桜木さん字綺麗だね。解りやすかったよ」
中尾「……」
桜木「あれ?ノートがない…」ガサガサ
中尾「探し物か?俺にま風見「あ、ごめん。返し忘れてたね。ノートありがとう」
桜木「あ、そうか…貸してましたね。忘れてた…」
風見「桜木さん字綺麗だね。解りやすかったよ」
中尾「……」
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 14:40:47.68 ID:McOduUvAO
――
中尾 「…もう誰も俺に任せてくれないのかな…」
杉浦「…みんなもう子供じゃないんですから…」
中尾「…そうだな…これが成長なんだな…」
杉浦「…大人になったらちゃんとあなたの事わかってくれますよ…」
中尾「……杉浦。もうやめようぜ、老夫婦ごっこ。俺たちだとシャレになんねぇ…」
杉浦「……そうね。どうせ私達フケ顔だもんね…」
中尾「…杉浦。…今年がない年でよかったな」
杉浦「…そうね。…海とか楽しかったしね」
中尾 「…もう誰も俺に任せてくれないのかな…」
杉浦「…みんなもう子供じゃないんですから…」
中尾「…そうだな…これが成長なんだな…」
杉浦「…大人になったらちゃんとあなたの事わかってくれますよ…」
中尾「……杉浦。もうやめようぜ、老夫婦ごっこ。俺たちだとシャレになんねぇ…」
杉浦「……そうね。どうせ私達フケ顔だもんね…」
中尾「…杉浦。…今年がない年でよかったな」
杉浦「…そうね。…海とか楽しかったしね」
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 15:55:02.32 ID:McOduUvAO
『◇月■日。
〔どうでもいい話〕
中尾が笑いの方向性で悩んでる。頑張ったのは分かるけどあんたにこれ以上シュールは無理。これからは出川よ出川。
〔…悲しい話〕
私がアイスを買ってた駄菓子屋、買いにくる子どもがいなくなったから店をしまうらしい。最近は寒くなったからアイス買ってないけど…また暖かくなってももうあそこで買えないんだなぁ…。なにが少子化よ。世の中にはこんなにできちゃった結婚であふれかえっているのに。
〔いい話!〕
泉美が毎回毎回私の日記を探し出して勝手に見るけど、三國志を参考についに対策発見!そう、これはまるで孔明が使った空城の杉浦「だから見るなああああぁぁぁーー!!」
〔どうでもいい話〕
中尾が笑いの方向性で悩んでる。頑張ったのは分かるけどあんたにこれ以上シュールは無理。これからは出川よ出川。
〔…悲しい話〕
私がアイスを買ってた駄菓子屋、買いにくる子どもがいなくなったから店をしまうらしい。最近は寒くなったからアイス買ってないけど…また暖かくなってももうあそこで買えないんだなぁ…。なにが少子化よ。世の中にはこんなにできちゃった結婚であふれかえっているのに。
〔いい話!〕
泉美が毎回毎回私の日記を探し出して勝手に見るけど、三國志を参考についに対策発見!そう、これはまるで孔明が使った空城の杉浦「だから見るなああああぁぁぁーー!!」
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) 2012/08/28(火) 16:00:29.84 ID:McOduUvAO
赤沢「うわ!びっくりした~…」
杉浦「こっちのセリフよ!なんであんたは毎回毎回っ…!おちおちトイレにもいけないじゃない!」
赤沢「…いや、机の上に『秘密の日記!』ってカラフルにデコってるノートがあったら普通見るわよ。ところで孔明って誰?」
杉浦「…泉美には教えない。ていうかあんたが司馬懿だったら死んでるからこれ」
赤沢「いや、誰だか知らないし私は赤沢泉美だし。…ところで多佳子…」
杉浦「……なに?」
赤沢「アイス買って来たけどいる?」
杉浦「……当たりつき?」
赤沢「もちろん!」
杉浦「……ありがとう」
~~今度こそ終わり~~
杉浦「こっちのセリフよ!なんであんたは毎回毎回っ…!おちおちトイレにもいけないじゃない!」
赤沢「…いや、机の上に『秘密の日記!』ってカラフルにデコってるノートがあったら普通見るわよ。ところで孔明って誰?」
杉浦「…泉美には教えない。ていうかあんたが司馬懿だったら死んでるからこれ」
赤沢「いや、誰だか知らないし私は赤沢泉美だし。…ところで多佳子…」
杉浦「……なに?」
赤沢「アイス買って来たけどいる?」
杉浦「……当たりつき?」
赤沢「もちろん!」
杉浦「……ありがとう」
~~今度こそ終わり~~
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