1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 11:58:07 ID:z1zM3p.2


ケンシロウ「鹿目まどかです」



ジャギ「さやかちゃんだぁ」



トキ「あんこ」




ハート「プヒィーッ」




キュゥべえ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ガクガクブルブル

引用元: ラオウ「暁美ほむらです」 

 

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 15:49:56 ID:z1zM3p.2


 4兄弟の家



キュゥべえ「ハッ!?」ガバッ

キュゥべえ「……」キョロキョロ


キュゥべえ「ふぅっ、どうやら夢だったようだね」

ジャギ「おう、やっと起きたか?」



キュゥべえ「おはようジャギ、ところで……」チラッ

ラオウ「どりあぁぁぁぁっ!!」バコンッ


キュゥべえ「どうしてラオウは、岩を殴り壊しているんだい?」

ジャギ「ん? ああ……」チラッ

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 16:02:06 ID:z1zM3p.2


ジャギ「実写版の艦これと、実写版のシンデレラガールズのオーディションが有るからな」

ジャギ「その練習じゃねぇか?」


キュゥべえ「へぇ……」

キュゥべえ「わけがわからないよ」



ラオウ「ぱんぱかぱーん!! 提督、愛宕ですよ!!」グッ

ラオウ「うぬのハート(心臓)に、我の愛(剛拳)をヨーソロォォッ!!!」バコンッ


キュゥべえ「あれで受かるものなのかい?」

ジャギ「さぁ?」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 16:14:05 ID:z1zM3p.2


キュゥべえ「じゃあ、ぼくは首もげイエローの所へ行く事にするよ。またねジャギ」スタタタタ

ジャギ「おう」



ラオウ「プロデューサーさんて、彼女とか居なさそうだよねぇ(笑)」

トキ「わかる(笑)」コクリ



ラオウ「……」

ラオウ「こんなものか……よし、そろそろ出るぞッ!! 準備せい、トキ!! ケンシロウ!!」


ケンシロウ「宿命の刻は来た」コクリ

トキ「うむ」コクリ

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 18:52:51 ID:z1zM3p.2


ジャギ「この時の俺達は、まさか……あんな恐ろしい事件に巻き込まれると、思いもしていなかった」


デデッデー




  名探偵コナン SSスペシャル


 ~~犯人は高山みなみ!!

   世紀末ファミレス殺人事件~~   



デレッデレデッテー

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/28(水) 23:59:48 ID:z1zM3p.2


 ○月×日 AM9:00

 某アトリエ


青山剛昌「もう充分に稼いだ。サンデーの連載も、アニメも終わらせる!!」

高山みなみ「ふざけないで!! そうしたら私の仕事はどうなるのっ!?」


青山剛昌「忍たま乱太郎があるだろ?」

高山みなみ「っ……殺してやる」



青山剛昌「君にできるかな? 喰らえっ、青山剛昌破ッ!!」バッ

高山みなみ「腕時計型麻酔銃(毒針)!!」ピッ


青山剛昌「うっ……」ブスッ

青山剛昌「……」ドサッ

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 09:20:50 ID:YMZV0SXg


高山みなみ「えっ……そんなっ!?」ビクッ

高山みなみ「剛昌? 剛昌ォォォォォッ!!!」


高山みなみ「まさか、揉み合っている間に、不慮の事故で死んでしまうなんて……」ガクッ

高山みなみ「ぅぅっ、うっうー、ごぉしょぅ」ポロポロ


高山みなみ「……」

高山みなみ「でも、私は捕まる訳に行かない。何とかしないと……」キョロキョロ


高山みなみ「ん? これは、剛昌が連載中の探偵マンガの原稿!?」

高山みなみ「そうだ、この漫画に書かれているtrickを使えば……」ゴクリ

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 09:28:21 ID:YMZV0SXg

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 10:54:57 ID:YMZV0SXg


 ○月×日 PM00:30

 カフェ 『パレード』店内


ウーウー

目暮「被害者は、人気漫画家の青山剛昌さん。死因は、腕時計型麻酔銃から発射された毒針」

目暮「そして、偶然現場に居合わせたのが……」チラッ


小五郎「はい、私です警部どのっ!!」ピシッ

目暮「まぁた君かね? しかし、力を貸して貰うよ毛利君!!」



小五郎「お任せください!! この店からは誰も出しておりません」

目暮「では、死体発見時間……店内に居た人達に話を聞いてみよう」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 11:42:26 ID:YMZV0SXg


 厨房


目暮「えー、まずはこの店で働いている皆さんから聞きます」

小五郎「この名簿によりますとぉ……」


小五郎「神谷さん」

神谷「はい。まさか、この店で殺人事件が起こるなんて」



小五郎「東雲さん」

東雲「ウチです。全く気付きませんでしたわ」


小五郎「アスランさん」

アスラン「フハハハハハッ!! 我の名を呼ぶか下界の者よ」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 11:52:47 ID:YMZV0SXg


小五郎「卯月さん」

卯月「俺です。あはっ、疑われてる……とか無いですよね?」


小五郎「最後に、水嶋咲さん」

水嶋咲「あたし、ですけど」シュン



小五郎「これで、働く方々は全員のようですなぁ」

目暮「なるほど、ところで毛利君? 何か備考は無いかね?」


小五郎「はっ!! これによりますと……」

小五郎「この五人はアイドルマスターsideM。315プロの通称『カフェパレード』と言うグループのメンバー。そして来たるべき1月31日より、念願の超絶可愛い水嶋咲初SRイベント『赤ずきん』が開催されるようです。これにより、シンデレラガールズへ離れていたプレイヤーも、多く戻るそうですが……いやはや、SR獲得ボーダーが上がるので、戻って来るのは次イベ以降にして頂きたい」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 13:27:24 ID:YMZV0SXg


 客席


目暮「次は、来ていた客だな」

小五郎「皆さん、失礼ですが、順番に名前をお願いします」





ジャギ「ジャギ」


ケンシロウ「三村かな子」


ラオウ「神崎蘭子」



トキ「アミバ」



小五郎「なるほどぉ」

小五郎「そして……」チラッ

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 13:38:26 ID:YMZV0SXg


天龍源一郎「あ゙ア゙ッーッ」

藤波辰爾「フガフガ」


小五郎「プロレスラーの、天龍源一郎さんと藤波辰爾さん」

小五郎「最後に……」チラッ



高山みなみ「ごぉしょぅ」ポロポロ

小五郎「殺された青山さんの元妻、高山みなみさん」


目暮「青山剛昌さんは、死因から言って他殺は間違いない」

小五郎「つまり、この店の中に居る誰かが犯人……と言う訳ですなぁ」

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 16:26:35 ID:YMZV0SXg


小五郎「うーむ……」

目暮「どうかね毛利君? これは迷宮入りかね?」


小五郎「いえ、一つ気になる事が有るので、それを質問したいと思います」

小五郎「皆さんの注文した品を教えてください」



小五郎「まずは、高山みなみさんからお願いします」

高山みなみ「私は、ココアを……」


小五郎「んん? 相席していた被害者の青山剛昌さんは、何も頼まなかったんですかな?」

高山みなみ「はい。アトリエで既に死んでいたのを、ここまで引きずって来たので……」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 16:33:12 ID:YMZV0SXg


小五郎「なるほど……それでは注文できませんな」

小五郎「続いて、プロレスラーのお二人は?」


天龍源一郎「ブレミアムヂョゴロール゙」

藤波辰爾「ヤテヤルフフンッ」



小五郎「なるほど……」

小五郎「最後に、そちらの四人は何を?」チラッ



ジャギ「アメリカンコーヒー」


ケンシロウ「ストロベリーガールズパフェ」

ラオウ「ストロベリーガールズパフェ」

トキ「ストロベリーガールズパフェ」

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 16:42:18 ID:YMZV0SXg


小五郎「おんやぁあ? オカシイですなぁ……」

目暮「っ!? 何か分かったのかね毛利君!!」


小五郎「はい、警部どのっ!!」

小五郎「この毛利小五郎、灰色の脳細胞にビビビっと来ましたぁ!!」



目暮「そ、それで犯人は!?」

小五郎「焦らないでください……」ニヤリ


小五郎「犯人はこの客の中に居ます!!」

小五郎「そしてぇ、犯人はっ」

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:02:22 ID:YMZV0SXg


小五郎「鉄仮面を被り、ショットガンを所持している……ジャギさん、貴方だ!!」ビシッ

ジャギ「……」


ジャギ「ん?」キョロキョロ

ジャギ「えっ、俺?」



小五郎「あなたぁ、どぉして一人だけ、アメリカンコーヒーを頼んだんですかな?」

ジャギ「コーヒーが好きなんから、いいだろぅが」


小五郎「怪しいですなぁ……他の三人はストロベリーガールズパフェを頼んでいるのに」

小五郎「貴方がアメリカンコーヒーを頼んだのは、犯人だからじゃないんですかジャギさん!?」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:29:24 ID:YMZV0SXg


小五郎「それに聞くところによると、リュウケン氏から、『北斗羅漢撃』なる技を伝授されたらしいじゃないですか?」

ジャギ「あ? それがどぅしたい?」


小五郎「……」

小五郎「フッ、口を滑らせましたな……」



小五郎「北斗羅漢撃にはぁ、含み針を使うバリエーションが有るんですよジャギさん!!」

ジャギ「ッ!!?」ビクッ


小五郎「卑劣にも貴方は、含み針を用いて青山さんを殺したんだ!!!」ビシッ

ジャギ「え゙っ? ちょっ、ちょっと待ってくれい!!」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:38:23 ID:YMZV0SXg


高山みなみ「そんなっ!?」ガクッ

目暮「高山さん、お気を確かに!!」


高山みなみ「返して……返してよっ!! 私のごぉしょぅを返してよぉぉぉぉっ!!!」ポロポロ

ジャギ「えっ、えっ!?」



高山みなみ「ごぉしょぅぅぅぅあぁぁぁぁぁん!!!」ポロポロポロポロ

目暮「ジャギさん、話は署で聞きましょう」ガチャッ


ジャギ「トキの兄者!! 助けてくれよぉ!!」

トキ「私はトキでは無い……アミバだ」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:51:42 ID:YMZV0SXg


ジャギ「ええぇぇぇぇぇぇぇええ!!?」

トキ「許せ、オーディションの時間が迫っている」ガタッ


目暮「どうぞ、他の皆さんはお帰り頂いて結構です」

ラオウ「ならばゆくか……我らが決戦の地へ!!」ガタッ



ケンシロウ「この闘い、是非など問わず!!」ガタッ

ジャギ「お、おいケンシロウ!! 俺を助けろ!!」アセアセ


ケンシロウ「ジャギ……オーディションが終わるまで待て」

ジャギ「助けろバカ!!」

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:58:15 ID:YMZV0SXg


 実写版アイドルマスター ゲロゲロキッチン オーディション控え室


ラオウ「フッ、奇妙な事も有るものだ……まさか、あのような事件に巻き込まれるとは」

トキ「いや、奇妙でも無いだろう」


ケンシロウ「何故だ?」

トキ「サスペンスは、必要なのだ」ニヤリ



ケンシロウ「……」

ケンシロウ「そうかっ!? 愛(マス)は……」



ラオウ「スリル」

トキ「ショック」


ケンシロウ「サスペンス!!」

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 17:58:52 ID:YMZV0SXg



 誰か赤ずきん咲ちゃんください


おわり

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/01/29(木) 18:00:22 ID:YMZV0SXg



うわあああああああああああ!!!


オチを書き込んでから気付いたけど、

愛はスリルショックサスペンスじゃなくて、
恋はスリルショックサスペンスだったよ…


消え去りたい……