1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/02(金) 21:39:55.97 ID:pPdC68lC0
その日、いつものように凸守と勇太と集まって、不可視境界線を探していた。
それは突然だった。ふっと、我に返るように。
「?どうかしたのか」
勇太の声で我に返った。どれくらいの間、私はぼうっとしていたのだろう。
「あ・・・ご、ごめん」
凸守も私の様子を訝しんでいる。
「マスター?」
「ごめん。用事思い出したから帰るね」
もちろん、用事なんてない。お姉ちゃんは今日も遅いし、今日の為に宿題もやっておいたから。
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それは突然だった。ふっと、我に返るように。
「?どうかしたのか」
勇太の声で我に返った。どれくらいの間、私はぼうっとしていたのだろう。
「あ・・・ご、ごめん」
凸守も私の様子を訝しんでいる。
「マスター?」
「ごめん。用事思い出したから帰るね」
もちろん、用事なんてない。お姉ちゃんは今日も遅いし、今日の為に宿題もやっておいたから。
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/02(金) 21:45:53.15 ID:pPdC68lC0
家に帰り、自分の部屋を見渡す。
河原の石で作ったペンダント。種類も分からないのに買ったエアガン。
黒いマント。アンティークドール。形容しがたい謎の黒い物体。分厚いノート・・・。
ベッドに倒れ込み、自分の頭を布団に叩きつけた。ふと目に付いたはさみを掴み―――――
河原の石で作ったペンダント。種類も分からないのに買ったエアガン。
黒いマント。アンティークドール。形容しがたい謎の黒い物体。分厚いノート・・・。
ベッドに倒れ込み、自分の頭を布団に叩きつけた。ふと目に付いたはさみを掴み―――――
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/02(金) 21:50:44.83 ID:pPdC68lC0
「よう、おはよう!」
月曜日の学校。席に座ると、誠が声をかけてきた。
「おはよう」
「何だ?月曜日の朝だから憂鬱か?」
やけに疲れた返事をしたせいか、誠が聞いてくる。
昨日、あいつが突然帰ったせいで、俺は凸守に遅くまで連れまわされた。
結局家に帰ったのは、12時を回っていた。マスターがいないと、好き放題やるサーヴァントらしい。
「いや。昨日遅くまで起きてて、疲れてるだけ」
「勇太、おはよう」
月曜日の学校。席に座ると、誠が声をかけてきた。
「おはよう」
「何だ?月曜日の朝だから憂鬱か?」
やけに疲れた返事をしたせいか、誠が聞いてくる。
昨日、あいつが突然帰ったせいで、俺は凸守に遅くまで連れまわされた。
結局家に帰ったのは、12時を回っていた。マスターがいないと、好き放題やるサーヴァントらしい。
「いや。昨日遅くまで起きてて、疲れてるだけ」
「勇太、おはよう」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/02(金) 21:54:16.17 ID:pPdC68lC0
「ああ、おはよう…」
―――あれ?何かが変だ…。
「おはよう、一色君」
「おはよう、小鳥遊さん!イメチェン?」
「あ」
イメチェンと聞いてわかった。こいつ、眼帯をしていない。それどころか、カラコンも外している。
「お前、ちょっと来い!」
―――あれ?何かが変だ…。
「おはよう、一色君」
「おはよう、小鳥遊さん!イメチェン?」
「あ」
イメチェンと聞いてわかった。こいつ、眼帯をしていない。それどころか、カラコンも外している。
「お前、ちょっと来い!」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/02(金) 21:59:03.63 ID:pPdC68lC0
廊下に小鳥遊を連れ出す。
「お前、突然どうしたんだ?」
昨日の今日といい、こいつは何かおかしい。いつもおかしいが、厨二病とは違ったおかしさだ。
これじゃまるで、普通の女の子だ。
「何が?」
「何がじゃない。昨日はあの後大変だったんだぞ。凸守に遅くまで連れまわされるし…」
「・・・ごめん」
ますます不気味だ。凸守の話を振ったのに、素直に謝るなんて、不自然すぎる。
「それで、今日はその右目どうしたんだ?邪王真眼は飽きたのか?」
「うん」
「ほう。それじゃあ今回はどんな設定に「やめた」
「お前、突然どうしたんだ?」
昨日の今日といい、こいつは何かおかしい。いつもおかしいが、厨二病とは違ったおかしさだ。
これじゃまるで、普通の女の子だ。
「何が?」
「何がじゃない。昨日はあの後大変だったんだぞ。凸守に遅くまで連れまわされるし…」
「・・・ごめん」
ますます不気味だ。凸守の話を振ったのに、素直に謝るなんて、不自然すぎる。
「それで、今日はその右目どうしたんだ?邪王真眼は飽きたのか?」
「うん」
「ほう。それじゃあ今回はどんな設定に「やめた」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 20:42:09.37 ID:hAXGTmR00
「やめた…?」
言ってることがの意味が解らず、思わず聞き返した。
小鳥遊は小さくうなずく。
「やめたの。不可視境界線も、邪王真眼も全部やめたの」
「・・・お前まさか!」
「もう私は厨二病じゃない!」
言ってることがの意味が解らず、思わず聞き返した。
小鳥遊は小さくうなずく。
「やめたの。不可視境界線も、邪王真眼も全部やめたの」
「・・・お前まさか!」
「もう私は厨二病じゃない!」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 20:47:20.39 ID:hAXGTmR00
小鳥遊六花を見た時、すぐに厨二病だってわかった。
不自然な眼帯に、カラーコンタクト。一度、腕に包帯を巻いてきたこともあった。
結局私は彼女と、そのサーヴァント、もとい後輩に関わることになるのだが―――
「……」
今日の彼女は明らかにおかしい。眼帯も、カラーコンタクトも付けていない。
これもはっきりした根拠は無いのだけど、今までとは空気が違う。
だから、あの子も冷めちゃったんだな、ってすぐに分かった。私もそうだったから。
不自然な眼帯に、カラーコンタクト。一度、腕に包帯を巻いてきたこともあった。
結局私は彼女と、そのサーヴァント、もとい後輩に関わることになるのだが―――
「……」
今日の彼女は明らかにおかしい。眼帯も、カラーコンタクトも付けていない。
これもはっきりした根拠は無いのだけど、今までとは空気が違う。
だから、あの子も冷めちゃったんだな、ってすぐに分かった。私もそうだったから。
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 20:55:54.58 ID:hAXGTmR00
今日はチア部の練習があるけど、サボって昼寝部に行ってみることにした。
富樫君と小鳥遊さんも来るかもしれないし、気になることが一つあった。
小鳥遊さんが普通の子に戻ったら、あのサーヴァントはどうなるんだろう?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あいつは不自然な位、普通の女の子になった。
凸守とネットを通じて仲良くなるくらいだから、本来は社交的なのかもしれない。
今日だけでも、一色や俺の友達と普通に話す様になっていた。
いつもは俺かと一緒か、一人で食べる昼食も、さりげなく人の輪に入って行った。
まだ学校が始まってそれほど経っていないせいか、皆も受け入れたようだ。
「今日は部活に行く。勇太も来て」
「部活?お前にはもう必要ないんじゃないか?」
こいつが部活に行くつもりだとは思ってなかった。厨二病が治ったなら、必要ないはずだ。
「凸守に説明しなきゃいけない」
「……」
富樫君と小鳥遊さんも来るかもしれないし、気になることが一つあった。
小鳥遊さんが普通の子に戻ったら、あのサーヴァントはどうなるんだろう?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あいつは不自然な位、普通の女の子になった。
凸守とネットを通じて仲良くなるくらいだから、本来は社交的なのかもしれない。
今日だけでも、一色や俺の友達と普通に話す様になっていた。
いつもは俺かと一緒か、一人で食べる昼食も、さりげなく人の輪に入って行った。
まだ学校が始まってそれほど経っていないせいか、皆も受け入れたようだ。
「今日は部活に行く。勇太も来て」
「部活?お前にはもう必要ないんじゃないか?」
こいつが部活に行くつもりだとは思ってなかった。厨二病が治ったなら、必要ないはずだ。
「凸守に説明しなきゃいけない」
「……」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 20:59:49.39 ID:hAXGTmR00
「今日はデス、マスター!とダークフレイムマスター!」
いつものように部室に入ると、先に凸守が来ていた。
やたら長いツインテールを、ブンブント振り回している。
「あれ、マスター!その右目…もしや『力』が戻ったのデスかっ!?」
小鳥遊の目に気付いたようだが、新たな演出としか思ってないのだろう。
いつもの調子で聞いてくる凸守に、小鳥遊は短く答えた。
「やめたの」
「やめた?何をデスか?」
「そういうの。私、厨二病を卒業したの」
いつものように部室に入ると、先に凸守が来ていた。
やたら長いツインテールを、ブンブント振り回している。
「あれ、マスター!その右目…もしや『力』が戻ったのデスかっ!?」
小鳥遊の目に気付いたようだが、新たな演出としか思ってないのだろう。
いつもの調子で聞いてくる凸守に、小鳥遊は短く答えた。
「やめたの」
「やめた?何をデスか?」
「そういうの。私、厨二病を卒業したの」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:04:31.45 ID:hAXGTmR00
「……」
「いきなりでごめん。でも、凸守には直接口で言いたいって思って」
凸守は一瞬押し黙った後、いつもの調子で答えた。
「突然何を言い出すのデスか、マスター!?もしや、機関に洗脳されているのデスか!?」
「違うの。本当なの」
「主を正すのは臣下の勤めデス!この闇聖典を以てすれば…」
「やめて!!」
小鳥遊が大声を上げ、凸守も黙る。気まずい沈黙が続いた。
「いきなりでごめん。でも、凸守には直接口で言いたいって思って」
凸守は一瞬押し黙った後、いつもの調子で答えた。
「突然何を言い出すのデスか、マスター!?もしや、機関に洗脳されているのデスか!?」
「違うの。本当なの」
「主を正すのは臣下の勤めデス!この闇聖典を以てすれば…」
「やめて!!」
小鳥遊が大声を上げ、凸守も黙る。気まずい沈黙が続いた。
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:11:25.92 ID:hAXGTmR00
「マ、マスター?」
「その言い方もやめて」
「え…あ…」
凸守は何も言えなくなった。
「そういうの、恥ずかしくなっちゃったの。不可視境界線とか、邪王真眼も」
「・・・・・・」
「だからごめん。私、もう凸守とそういう遊びはできない」
「・・・っ」
「凸守!」
凸守は一瞬歯ぎしりした後、教室を飛び出していった。
「その言い方もやめて」
「え…あ…」
凸守は何も言えなくなった。
「そういうの、恥ずかしくなっちゃったの。不可視境界線とか、邪王真眼も」
「・・・・・・」
「だからごめん。私、もう凸守とそういう遊びはできない」
「・・・っ」
「凸守!」
凸守は一瞬歯ぎしりした後、教室を飛び出していった。
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:15:13.07 ID:hAXGTmR00
「おい!いくらなんでも言い方ってもんがあるだろ!」
小鳥遊の肩を掴み、俺は大声を張り上げた。
「・・・・・・」
「何とか言えよ!」
「あーもう、うっとうしわね」
「丹生谷さん、いたの?」
「途中から教室に入ってきたの!大体の事情は分かってるわ」
「・・・・・・」
「厨二病が嫌になって、そのことをあいつに言ったんでしょ。答えなさいよ」
小鳥遊は、かすかにうなずいた。
小鳥遊の肩を掴み、俺は大声を張り上げた。
「・・・・・・」
「何とか言えよ!」
「あーもう、うっとうしわね」
「丹生谷さん、いたの?」
「途中から教室に入ってきたの!大体の事情は分かってるわ」
「・・・・・・」
「厨二病が嫌になって、そのことをあいつに言ったんでしょ。答えなさいよ」
小鳥遊は、かすかにうなずいた。
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:18:09.07 ID:hAXGTmR00
「ま、厨二病やめられて良かったじゃない」
軽い調子で丹生谷さんは言う。
「これであんたもまともな女の子ってわけ。時々悶え苦しむ事になるけど」
「そんな言い方…!」
「・・・・・・・ごめん。今日はもう帰るね」
そう言うと、小鳥遊も部室を小走りで去っていった。
軽い調子で丹生谷さんは言う。
「これであんたもまともな女の子ってわけ。時々悶え苦しむ事になるけど」
「そんな言い方…!」
「・・・・・・・ごめん。今日はもう帰るね」
そう言うと、小鳥遊も部室を小走りで去っていった。
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:23:15.21 ID:hAXGTmR00
小鳥遊の足跡が聞こえなくなった後、丹生谷さんが言った。
「もしかして怒ってる?」
「・・・・・・別に」
「嘘。怒ってる」
「怒ってない!」
挑発するような丹生谷さんの言い方に、声を荒立ててしまう。
「富樫君はさ、厨二病だった時の友達に、厨二病卒業したって報告した?」
「もしかして怒ってる?」
「・・・・・・別に」
「嘘。怒ってる」
「怒ってない!」
挑発するような丹生谷さんの言い方に、声を荒立ててしまう。
「富樫君はさ、厨二病だった時の友達に、厨二病卒業したって報告した?」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:25:43.28 ID:hAXGTmR00
厨二病だった時、友達は一人もいなかった。周りに引かれて、新しい友達はできなかった。
元々中の良かった男子とも、自然と話さなくなった。女子については、言うまでもない。
「もしかして、友達いなかった?」
そんな様子を見透かされたのか、丹生谷さんに突っ込まれた。
「私もね、友達なんて一人もいなかったよ」
元々中の良かった男子とも、自然と話さなくなった。女子については、言うまでもない。
「もしかして、友達いなかった?」
そんな様子を見透かされたのか、丹生谷さんに突っ込まれた。
「私もね、友達なんて一人もいなかったよ」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:30:59.35 ID:hAXGTmR00
「私も周りに引かれて、いじめられもしなかった。話すのは、せいぜい先生くらい」
「友達といえば、ネットでやり取りしてたあいつくらいね」
「富樫君て、中学の知り合いが誰も来ないから、この学校来たんだよね?」
その通りだ。この学校から俺の町まで、電車を2回乗り換える必要がある。
ここなら中学の俺を知る人間は誰もいないと思った。
「前に行ったと思うけど、私も同じ」
「私と富樫君って、何か似てるよね」
そう言って、丹生谷さんは少し笑った。
「友達といえば、ネットでやり取りしてたあいつくらいね」
「富樫君て、中学の知り合いが誰も来ないから、この学校来たんだよね?」
その通りだ。この学校から俺の町まで、電車を2回乗り換える必要がある。
ここなら中学の俺を知る人間は誰もいないと思った。
「前に行ったと思うけど、私も同じ」
「私と富樫君って、何か似てるよね」
そう言って、丹生谷さんは少し笑った。
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:33:52.60 ID:hAXGTmR00
「でもね、あの子たちは違うの」
あの子たち、おそらく、小鳥遊と凸守のこと。
「違う?」
「あの二人は、厨二病でも友達がいる。それどころか、厨二病でつながってる」
「厨二病で…」
丹生谷さんの表情が真面目になる。
「そう。だから片方が厨二病じゃなくなってら、あの二人は友達じゃいられない」
あの子たち、おそらく、小鳥遊と凸守のこと。
「違う?」
「あの二人は、厨二病でも友達がいる。それどころか、厨二病でつながってる」
「厨二病で…」
丹生谷さんの表情が真面目になる。
「そう。だから片方が厨二病じゃなくなってら、あの二人は友達じゃいられない」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:36:55.79 ID:hAXGTmR00
「そんなこと…」
反論したいが、言葉が出てこない。友達じゃいられない。俺には友達さえいなかった。
「今までは厨二病同士だったけど、これからは普通に仲良くしようなんて、そう簡単に言えない」
丹生谷さんは目を伏せる。
「友達のいなかった私たちが、どうこう言える話じゃない。これは、二人の問題よ」
反論したいが、言葉が出てこない。友達じゃいられない。俺には友達さえいなかった。
「今までは厨二病同士だったけど、これからは普通に仲良くしようなんて、そう簡単に言えない」
丹生谷さんは目を伏せる。
「友達のいなかった私たちが、どうこう言える話じゃない。これは、二人の問題よ」
21: 部活じゃなくて同好会でした。 2012/11/03(土) 21:44:22.33 ID:hAXGTmR00
結局あの後、俺たちは見回りの先生に急かされて、何事も無く帰った。
「・・・・・・」
ベッドに寝転んで、今日の事を考える。
考えても考えても、結論は出そうになかった。
「勇太、お客さんよ」
母さんに呼ばれ、下に降りていく。こんな時間に客?
「・・・・・・」
ベッドに寝転んで、今日の事を考える。
考えても考えても、結論は出そうになかった。
「勇太、お客さんよ」
母さんに呼ばれ、下に降りていく。こんな時間に客?
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:48:28.90 ID:hAXGTmR00
「何があったか、聞かせてほしい」
尋ねてきたのは、十花さんだった。小鳥遊の件だろう。
リビングで、十花さんと向かい合う。重々しい雰囲気に、母親たちは部屋から出て行った。
「・・・あいつは多分、厨二病に冷めてしまったんだと思います」
「君もそうだったのか?」
「・・・ええ、まぁ」
「そうか」
そう呟くと、十花さんは、安心したように微笑んだ。
尋ねてきたのは、十花さんだった。小鳥遊の件だろう。
リビングで、十花さんと向かい合う。重々しい雰囲気に、母親たちは部屋から出て行った。
「・・・あいつは多分、厨二病に冷めてしまったんだと思います」
「君もそうだったのか?」
「・・・ええ、まぁ」
「そうか」
そう呟くと、十花さんは、安心したように微笑んだ。
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:53:14.45 ID:hAXGTmR00
「ずっとこのままじゃないかって、心配だった。けど、もう大丈夫なんだな?」
厨二病が再発する可能性は0とは言えないが、一般には低いだろう。
「そうか、良かった。これからも、六花のことをよろしくな」
十花さんは、頭まで下げて帰って行った。母さんには、「妹が息子さんと仲良くさせてもらっている」と、
説明していた。
厨二病が治るのは、良いことだ。肥大化した自意識が縮小し、あるべき大きさに戻る。
それはある意味では成長だろう。小鳥遊は、分をわきまえた、普通の少女になった。
厨二病が再発する可能性は0とは言えないが、一般には低いだろう。
「そうか、良かった。これからも、六花のことをよろしくな」
十花さんは、頭まで下げて帰って行った。母さんには、「妹が息子さんと仲良くさせてもらっている」と、
説明していた。
厨二病が治るのは、良いことだ。肥大化した自意識が縮小し、あるべき大きさに戻る。
それはある意味では成長だろう。小鳥遊は、分をわきまえた、普通の少女になった。
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 21:58:18.32 ID:hAXGTmR00
ショックだった。最初は冗談かと思った。けど、そうじゃなかった。
『やめて』という言葉が痛かった。何だか、私自身を否定されている気がした。
耐えられなくなって、その場から逃げだしてしまった。これから、どんな顔をして会えばいいんだろう。
そもそも、私はあの部屋に行くべきなんだろうか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ちょっとあんた、付き合いなさい」
朝、高等部のあいつに声を掛けられた。
「あ・・・」
「昨日の事。私も聞いてたの」
モリサマーを名乗る、子供みたいな先輩。だけど、今日は大人びて見えた。
「・・・・・・はい」
『やめて』という言葉が痛かった。何だか、私自身を否定されている気がした。
耐えられなくなって、その場から逃げだしてしまった。これから、どんな顔をして会えばいいんだろう。
そもそも、私はあの部屋に行くべきなんだろうか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ちょっとあんた、付き合いなさい」
朝、高等部のあいつに声を掛けられた。
「あ・・・」
「昨日の事。私も聞いてたの」
モリサマーを名乗る、子供みたいな先輩。だけど、今日は大人びて見えた。
「・・・・・・はい」
26: 原作未読なので、アニメ準拠で書いてます。お許しあれ。 2012/11/03(土) 22:04:22.80 ID:hAXGTmR00
「あんた、今でも厨二病?」
開口一番、嫌な事を聞かれた。そんなこと、自分でもわからない。
「・・・わからない」
「そ。でも、あんたのマスターはもうそうじゃない。それはわかる?」
「…嫌です」
「嫌って言っても仕方ないわよ。私だって、モリサマーはもうごめんだもの」
開口一番、嫌な事を聞かれた。そんなこと、自分でもわからない。
「・・・わからない」
「そ。でも、あんたのマスターはもうそうじゃない。それはわかる?」
「…嫌です」
「嫌って言っても仕方ないわよ。私だって、モリサマーはもうごめんだもの」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/03(土) 22:07:13.93 ID:hAXGTmR00
「・・・・・」
「いい。今日、必ず部室に来なさい」
「…嫌です」
「引っ張っても連れてくわよ。ほら」
先輩は、ハンカチを渡してきた。
「泣きそうな顔してるわよ」
「え…」
「放課後に必ず来ること。いいわね」
そう言い残して、先輩は去って行った。
「いい。今日、必ず部室に来なさい」
「…嫌です」
「引っ張っても連れてくわよ。ほら」
先輩は、ハンカチを渡してきた。
「泣きそうな顔してるわよ」
「え…」
「放課後に必ず来ること。いいわね」
そう言い残して、先輩は去って行った。
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 16:47:32.13 ID:pfKgbYPR0
「来たわね」
部室に来ると、先輩が先に来ていた。どうやら、私たちだけの様だ。
「あんたがあいつに会いたくないのはわかる。でもね、あいつの落とし前の付け方をあんたは見なきゃいけないの」
「小鳥遊六花は、今までみたいにあんたとは遊んでくれない。恥ずかしくって、できるわけがない」
「必ず今日、あいつも部室に来る。不器用な説明だろうけど、きちんとあいつの話を聞いてあげて」
先輩の言葉に、力無くうなずく。元気出して、の一言でも言ってくれればいいのに。この人も、マスターに劣らず不器用だ。
「凸守」
ドアが開き、眼帯もカラーコンタクトもしていないマスターが入ってきた。
部室に来ると、先輩が先に来ていた。どうやら、私たちだけの様だ。
「あんたがあいつに会いたくないのはわかる。でもね、あいつの落とし前の付け方をあんたは見なきゃいけないの」
「小鳥遊六花は、今までみたいにあんたとは遊んでくれない。恥ずかしくって、できるわけがない」
「必ず今日、あいつも部室に来る。不器用な説明だろうけど、きちんとあいつの話を聞いてあげて」
先輩の言葉に、力無くうなずく。元気出して、の一言でも言ってくれればいいのに。この人も、マスターに劣らず不器用だ。
「凸守」
ドアが開き、眼帯もカラーコンタクトもしていないマスターが入ってきた。
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 16:52:34.85 ID:pfKgbYPR0
「凸守、私は…
「いいんです。わかってますから」
「もう、飽きちゃったんですよね?飽きないと思っていても、いつかはその時が来てしまう」
「私は大丈夫です」
「凸守・・・」
「良かったじゃないですか!やっとやめられて!私もそろそろ潮時かなー、って思ってたんですよ」
「え…」
私の言葉が意外だったのか、マスターは目を開いて驚く。そろそろ潮時、嘘を言っているつもりは無い。
「いいんです。わかってますから」
「もう、飽きちゃったんですよね?飽きないと思っていても、いつかはその時が来てしまう」
「私は大丈夫です」
「凸守・・・」
「良かったじゃないですか!やっとやめられて!私もそろそろ潮時かなー、って思ってたんですよ」
「え…」
私の言葉が意外だったのか、マスターは目を開いて驚く。そろそろ潮時、嘘を言っているつもりは無い。
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 16:56:54.49 ID:pfKgbYPR0
不思議と言葉が出てくる。
「マスターって呼び方も、もうおかしいですね。先輩」
「私、これからもここに来ていいですか?」
「これかも、友達でいてくれますか?」
気が付くと、先輩に抱きしめられていた。
「…痛いですよ、先輩」
そっと、先輩の小さな頭を撫でる。先輩の華奢な体がひくついてるのがわかった。
「凸守、ごめんね」
「いいですよ。先輩」
そのまま、私たちはずっと抱き合っていた。
「マスターって呼び方も、もうおかしいですね。先輩」
「私、これからもここに来ていいですか?」
「これかも、友達でいてくれますか?」
気が付くと、先輩に抱きしめられていた。
「…痛いですよ、先輩」
そっと、先輩の小さな頭を撫でる。先輩の華奢な体がひくついてるのがわかった。
「凸守、ごめんね」
「いいですよ。先輩」
そのまま、私たちはずっと抱き合っていた。
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 17:03:14.88 ID:pfKgbYPR0
「ありがとうございました」
廊下で、後輩が頭を下げてきた。他の人はもう帰ってしまった。
「あんたはあれで良かったの?ずっと抱き合ったままだったじゃない」
「いいんです。言葉が無くてもわかるんです。私たち、友達ですから」
―――友達。厨二病なのに友達がいるなんて、正直羨ましかった。
―――こいつは、もしかして。
「あんた、厨二病はどうするの?」
「…それは、もう潮時かなって。これからは、普通に戻ります」
―――やっぱり。
凸守も、友達を失うのが怖かったんだ。友達が厨二病をやめるなら、こいつもやめるしかないんだ。
廊下で、後輩が頭を下げてきた。他の人はもう帰ってしまった。
「あんたはあれで良かったの?ずっと抱き合ったままだったじゃない」
「いいんです。言葉が無くてもわかるんです。私たち、友達ですから」
―――友達。厨二病なのに友達がいるなんて、正直羨ましかった。
―――こいつは、もしかして。
「あんた、厨二病はどうするの?」
「…それは、もう潮時かなって。これからは、普通に戻ります」
―――やっぱり。
凸守も、友達を失うのが怖かったんだ。友達が厨二病をやめるなら、こいつもやめるしかないんだ。
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 17:08:52.94 ID:pfKgbYPR0
「これ、返しますね」
凸守は、カバンから厚いノートを一冊取り出した。
闇聖典。二人のバイブルだった、私の黒歴史。
「元々は先輩のですし。あ、パソコンのコピーも消しておきます」
これを受け取れば、モリサマーは消滅する。自分の黒歴史が消えて無くなる。
私は、闇聖典を凸守に押し返した。
「別に返さなくていいわ。それはもうあんたのだし。好きにしなさい」
「でも…
「私も悪かったわ。あんたにつっかかたりして」
凸守の小さな頭に手を乗せる。
「だからあんたも、元気だしな」
凸守の頭を撫でまわす。上手くできてるかはわからないけど。
「じゃあ、最後にもう一つだけいいですか?」
凸守は、カバンから厚いノートを一冊取り出した。
闇聖典。二人のバイブルだった、私の黒歴史。
「元々は先輩のですし。あ、パソコンのコピーも消しておきます」
これを受け取れば、モリサマーは消滅する。自分の黒歴史が消えて無くなる。
私は、闇聖典を凸守に押し返した。
「別に返さなくていいわ。それはもうあんたのだし。好きにしなさい」
「でも…
「私も悪かったわ。あんたにつっかかたりして」
凸守の小さな頭に手を乗せる。
「だからあんたも、元気だしな」
凸守の頭を撫でまわす。上手くできてるかはわからないけど。
「じゃあ、最後にもう一つだけいいですか?」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/04(日) 17:14:42.12 ID:pfKgbYPR0
次の日も、小鳥遊は普通に部室に行っていた。これからも続けていくようだ。
極東魔術昼寝結社、という意味不明な名前は、そのまま残っている。
小鳥遊が厨二病じゃなくなった今、名前を変えると言い出すと思っていたが、違うらしい。
どうして変えないのか、なんて無粋な事は聞かないでおく。俺の剣と、同じかもしれない。
「こんにちは。先輩」
凸守は、髪をばっさり切っていた。長かったツインテールから、ショートヘアーになっている。
どうやら自分で切ったようだ。所々、髪が不自然になっている。
「凸守」
「大丈夫です。勝手にいなくなったりしませんから」
そう言って、凸守は微笑んだ。昨日までとは違って、その笑みはとても大人びて見えた。
極東魔術昼寝結社、という意味不明な名前は、そのまま残っている。
小鳥遊が厨二病じゃなくなった今、名前を変えると言い出すと思っていたが、違うらしい。
どうして変えないのか、なんて無粋な事は聞かないでおく。俺の剣と、同じかもしれない。
「こんにちは。先輩」
凸守は、髪をばっさり切っていた。長かったツインテールから、ショートヘアーになっている。
どうやら自分で切ったようだ。所々、髪が不自然になっている。
「凸守」
「大丈夫です。勝手にいなくなったりしませんから」
そう言って、凸守は微笑んだ。昨日までとは違って、その笑みはとても大人びて見えた。
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) 2012/11/05(月) 20:18:21.24 ID:Gk8eZTbD0
改めて見ると、凸守の頭は酷いことになっていた。
昨日は上手く切れたと思ったのに、枝毛でボサボサだ。
「こんにちは、先輩」
「ん」
廊下で凸守に遭遇する。昨日から、妙に礼儀正しくなった。牛乳吹っかけられたのは嘘みたいだ。
「厨二病をやめた感想はどう?」
「ううんと、自分でもよくわからないです。ただ…」
「ただ?」
「昨日、自分のノートを見て、『あー』とか思っちゃって…」
「これからも付いて回るわよ、それ。私だって三日に一回はフラッシュバックするし」
そう聞いて、凸守は苦笑いする。
「それじゃ。私は今日チア部があるから」
「…頑張んなさいよ、あんたも」
恥ずかしくなって、すぐに立ち去ろうとした。こういう時、上手いことの一つでも言えればいいのに。
結局、私は不器用なままだ。これも全部厨二病のせいだ。
「先輩!」
「な、何?」
凸守に呼び止められた。
凸守は微笑みながら言った。
「これからも、ここに来てくださいね」
「…うん」
何だか、恥ずかしくって、私も笑ってしまった。
昨日は上手く切れたと思ったのに、枝毛でボサボサだ。
「こんにちは、先輩」
「ん」
廊下で凸守に遭遇する。昨日から、妙に礼儀正しくなった。牛乳吹っかけられたのは嘘みたいだ。
「厨二病をやめた感想はどう?」
「ううんと、自分でもよくわからないです。ただ…」
「ただ?」
「昨日、自分のノートを見て、『あー』とか思っちゃって…」
「これからも付いて回るわよ、それ。私だって三日に一回はフラッシュバックするし」
そう聞いて、凸守は苦笑いする。
「それじゃ。私は今日チア部があるから」
「…頑張んなさいよ、あんたも」
恥ずかしくなって、すぐに立ち去ろうとした。こういう時、上手いことの一つでも言えればいいのに。
結局、私は不器用なままだ。これも全部厨二病のせいだ。
「先輩!」
「な、何?」
凸守に呼び止められた。
凸守は微笑みながら言った。
「これからも、ここに来てくださいね」
「…うん」
何だか、恥ずかしくって、私も笑ってしまった。
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 15:58:40.28 ID:OvkjSel80
帰り道。夕暮れの河原を三人で歩く。
「先輩」
「何、凸守?」
「この風・・・不可視境界線が開きかけていますっ!!」
「や、やめてよぉ」
「ふふ、冗談ですよ」
そう。冗談だ。厨二病なんて人の一生のうちの、冗談のような部分。
後から振り返って、恥ずかしくてたまらないような、ちょっとした恥。
実は、闇聖典のコピーを一部だけ残してある。もちろん、押し入れに封印済みだ。
数年後、数十年後、ふとした拍子に取り出して、過去の自分に悶えるのかもしれない。
でも、それは恥ずかしいことでも何でもない。
「先輩」
「何、凸守?」
「この風・・・不可視境界線が開きかけていますっ!!」
「や、やめてよぉ」
「ふふ、冗談ですよ」
そう。冗談だ。厨二病なんて人の一生のうちの、冗談のような部分。
後から振り返って、恥ずかしくてたまらないような、ちょっとした恥。
実は、闇聖典のコピーを一部だけ残してある。もちろん、押し入れに封印済みだ。
数年後、数十年後、ふとした拍子に取り出して、過去の自分に悶えるのかもしれない。
でも、それは恥ずかしいことでも何でもない。
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 16:03:49.56 ID:OvkjSel80
厨二病で繋がった関係。だから、片方が変わったら関係は終わってしまう。
でも、もう一人も変わってくれたら、また歩き出せる。
凸守は変わってくれた。それだけが不安だった。
「先輩」
「何、凸守?」
「この風・・・不可視境界線が開きかけていますっ!!」
「や、やめてよぉ」
「ふふ、冗談ですよ」
冗談。私はそう思わない。
確かにやってることは子供みたいだったけど、私たちの仲は冗談じゃなかったはずだから。
ありがとう、凸守。
でも、もう一人も変わってくれたら、また歩き出せる。
凸守は変わってくれた。それだけが不安だった。
「先輩」
「何、凸守?」
「この風・・・不可視境界線が開きかけていますっ!!」
「や、やめてよぉ」
「ふふ、冗談ですよ」
冗談。私はそう思わない。
確かにやってることは子供みたいだったけど、私たちの仲は冗談じゃなかったはずだから。
ありがとう、凸守。
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 16:08:24.66 ID:OvkjSel80
最近、六花ちゃんと凸守ちゃんが変わりました。
何というか、急に普通の女の子になった感じです。
今は、部室でトランプやゲームをして、皆のんびりとしています。
もりさまちゃんも時々来て、凸守ちゃんとゲームに熱中してます。
もりさまちゃんも、何となく変わったかな?
六花ちゃんは、お姉さんの所でアルバイトを始めたそうです。
富樫君は…あんまり変わってないかな?少し、優しくなったかも。
それにしても、皆いつになったらお昼寝してくれるんでしょうか?
終わり
何というか、急に普通の女の子になった感じです。
今は、部室でトランプやゲームをして、皆のんびりとしています。
もりさまちゃんも時々来て、凸守ちゃんとゲームに熱中してます。
もりさまちゃんも、何となく変わったかな?
六花ちゃんは、お姉さんの所でアルバイトを始めたそうです。
富樫君は…あんまり変わってないかな?少し、優しくなったかも。
それにしても、皆いつになったらお昼寝してくれるんでしょうか?
終わり
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