1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 15:59:58.88 ID:Oxk3BmCIo
美希「最終目標はハニーにチョコを届ける事なの」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423551598

引用元: 美希「バレンタインデーが近いから>>3するの!」 

 

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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:03:08.96 ID:C3xBDaFso
材料を買いに行く

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:05:20.63 ID:Oxk3BmCIo
美希「まずは材料を買いに行くの!」

美希「うん」

美希「というわけでスーパーに行ってみるの!」

・・・

美希「……ううん……何買えばいいのかな…あふぅ」

美希「……あ、そうだ……板チョコ、板チョコ」がサガさ

美希「ええと、次は……このハートの型があればいいかな?」

美希「あとは……」

美希「……」

美希「>>7も買ってみようかな」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:06:12.93 ID:gKaaVjvm0
ウィスキーボンボン

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:08:50.86 ID:Oxk3BmCIo
美希「このウイスキーボンボン、ってチョコ、面白い形してるの、あはっ☆」

美希「うん、これに決めたの!」

美希「それじゃ、早くお家に帰って……」

美希「……どうやってチョコを作ればいいんだろ?」

意外!料理のスキルが美希には無かった!

美希「……」

美希「春香に聞いてみようかな」


春香「え?手作りチョコを作りたい?」

美希「うん、その…お、男の人に送りたいんだけど…春香、教えてくれないかな」

春香「>>10」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:13:05.45 ID:DDqzU7I2o
湯煎して型に溶かし入れるのが手っ取り早いよ

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:17:27.14 ID:Oxk3BmCIo
春香「湯煎して型に溶かし入れるのが手っ取り早いよ 」

美希「ゆ、ユセン…?」

春香「お湯であっためるんだよ、暑い日はチョコがとけてべたべたになっちゃうでしょ?」

美希「・・・!」

美希「わかったの!」

春香「お湯の中にチョコを入れるんじゃなくて、チョコを入れた容器をお湯であっためるんだよ、お湯が入らないようにね」

美希「うん!春香!ありがとなの!」ダッ


春香「・・・」

春香「男の人って、もしかして」


美希「……ええと、お湯の中に、もう一個お鍋を入れて、チョコ入れて…」

チッチッチッ…ゴォォォ……

美希「チョコが解けるまで待つの…‥」

美希「……」

美希「……」

美希「あふぅ…zzz」



小鳥「あら?コンロの所に誰かいるわね…」

美希「zzz」

小鳥「美希ちゃん!?何かを火で温めてる間に寝ちゃったみたいね…」

美希「zzz」

小鳥「>>13」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:18:42.37 ID:pczOnbyWO
美希をコンロで焼いてあげよう

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:21:17.42 ID:Oxk3BmCIo
小鳥「このチョコ…‥もしかして……」

小鳥「……美希ちゃんをコンロで焼きましょう」

がしっ!

美希「きゃんっ!?」

小鳥「……あなただったのね、プロデューサーさんを惑わせてるのは…」ギリギリ

美希「こ、小鳥っ!?な、なにするの!?」

小鳥「ふふふふ…顔を大やけどすれば…もうあの人は美希ちゃんを美しいと思わなくなる…」

美希「ひっ!?ま、まさか、コンロの火で!?いやっ!離して!」

小鳥「ふふふふ・・・」

美希「>>16」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:22:33.88 ID:E22vyykwo
人生\(^o^)/オワタ

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:28:29.39 ID:Oxk3BmCIo
美希「うう……死んじゃうの……ミキ……」

美希「いや、っ、なんで、なんで!ミキはハニーにチョコ作ってただけなのに!なんで殺されなくちゃいけないの…!」

小鳥「貴方が知る事ではないわ、地獄の底で私とプロデューサーさんが結ばれるのを見てればいいの」

美希「いやぁぁぁぁぁ・・・!」








「・・・・・・」

「・・・誰かの泣き声・・・がきこえるの・・・」

「誰…?そこの‥人‥…は」

「・・・・・・」

>>20
1.はにー?
2.……わからないの

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:29:18.29 ID:WLiWeO3w0
1

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:36:05.22 ID:Oxk3BmCIo
はにー?

P「……」

P「誰が、こんなことを…」

小鳥「……美希ちゃんの人気を憎んだ、ライバル事務所のアイドルって……警察が言っていました……」

P「……」

P「そうか……」

あはっ‥…髪、撫でてくれた

P「すまなかった…美希…なんていえばいいのかわからない…せめて安らかに…‥」

でも、ね……ごめんね、ハニー

小鳥「プロデューサーさん…‥」

眠るのは‥……まだ、早いの

P「……音無さん……」

ハニー、騙されないで……悪いのは…そいつ……

小鳥「美希ちゃんも……あまり、今の顔を見られたくない…でしょうから……」

天国に行けなくなってもいいの…>>25

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:38:35.33 ID:WLiWeO3w0
ライバル事務所のアイドル961の反証

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:45:17.18 ID:Oxk3BmCIo
悪くない人が……悪くならないように……しないと……

961プロ

黒井「……」

黒井「くっ……私は知らん!いくら憎い765プロであろうと人を殺すなど…!」

黒井「……なぜ私が容疑をかけられなくてはならないのだ!」

美希「……」

黒井「んなあっ!?」

美希「……」

黒井「き、貴様は…知らん!私は知らん!文字通り往生際の悪い765プロの犬め……とっとと地獄へ行け!」

美希「……行くわけにはいかないの」

黒井「ひっ!?」

美希「……小鳥を殺すまではあの世にはイケナイ……必ず…殺してやる……」

黒井「小鳥!?あの音無小鳥か!?……」

美希「……」

黒井「そうか‥…自分を殺した女への憎しみで現世にとどまり続けているのか…‥くく、わざわざ私に会いに来たということは765プロ内では信じてくれる人間がいない…ということだな…」

美希「……」

黒井「>>28」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:51:23.16 ID:5NTxMm+AO
私もお前に協力しよう

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:56:04.65 ID:Oxk3BmCIo
黒井「私もお前に協力しよう、765プロも潰せそうだしな」

美希「・・・・・・」

黒井「どれ、セレブな私が探偵を雇ってあの女になにか怪しいところがないか見つけて来てやろう、すぐに見つかるだろうよ」

美希「・・・・・・」

黒井「なんだ、とっとと行け!幽霊と長々と話しているほど私は暇な男ではない!」

美希「・・・・・」

黒井「やり残したことがあるのだろう?」

美希「・・・」

やり残したことって…>>31

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:57:47.21 ID:0i2O/fJtO
ハニーにチョコを渡す

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:58:32.84 ID:+z2oiTK6O

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:05:20.29 ID:Oxk3BmCIo
ハニーに……チョコ……

……そう、だったの

確か、765プロの、そう

キッチンで、チョコ、とかしてて……




美希「…………」

あれ……?

チョコ……できてる……変なの、まだ、溶けてなかったのに

一緒に買った……ウイスキーボンボンも……赤いリボン……ついてる……

……ま、いっか……持っていかないと……



ハニーの、いえ……どこ……




はにーの家の前

美希「あう……は……に……」

美希「は……にぃ……ひぃぃ……はぁぁぁ……」

美希「いまぁぁ……いく……からぁぁねぇぇぇ……」


いっかい、日が昇って日が沈むまで、かかった

でも、見つけた、ハニーのお家

やっと




美希「う……う……」

感じる、はにーをかんじる


はにーはおうちで、なに、してる?


>>36

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:07:24.74 ID:a4kPRlLko
小鳥さんと愛を育んでいる

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:19:52.33 ID:Oxk3BmCIo
小鳥「プロデューサーさん……せめて、あなたの傷がすこしでも癒えればいいの……」

P「音無さん」

美希「…………!」

コトリ……ナンデはにートイッショニイルノ……?

小鳥「……ふふ……きっとずっと悩んでいたら……美希ちゃんも悲しいでしょうから」

P「……そうかな……」

はにー、はにー?はにー、なにしてるの?はにー

小鳥「そうですよ……だから……もっと私を……感じてください」

そいつをだいちゃダメなの、はにーは騙されてるの、はにーはね、はにーはにーは、そいつにだまされてるの

P「……はい」

なのになんではにーはことりをだいてるの?コトリ?小鳥……こ鳥がハニーをだましたの?

ミキからはにーを奪った人を……はにーは愛してるの?

小鳥「あっ……ああっ……プロデューサーさんっ……!」


小鳥「きもち……」

許せない……


何もかも……もう……


何もかも許せない!


小鳥「いいっ!?」がぐっ!

P「お、音無さん!?大丈夫ですか?」

小鳥「う、うそ……なんで……ナンデ……」

美希「……」

P「何があったんですか?!しっかりしてください!」

小鳥「>>43」


43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:22:23.02 ID:JXGI4an50
ごめんなさい

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:27:50.41 ID:Oxk3BmCIo
小鳥「ごめんなさい……っ……!」

美希「……」

美希「謝ってるつもり?」

小鳥「ひっ……ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」

P「どうしたんですか!?お、音無さん!」

小鳥「ごめんなさい!許して……許して!」

小鳥「ごめんなさいごめんなさいごめんなさ……ひっぐ!?」がぐっ

小鳥「」バダンッ!

P「お、音無さん!?音無さん!」

美希「そいつは死ぬべき人間だったの、だから殺したの……」

P「……!?」

P「う、嘘だ……お、お前は……」

美希「あはっ……また、逢えたね……はにー……」

P「美希……お前……」

美希「はにー……がっかりなの……ミキを殺したやつと付き合ってるなんて……」

P「音無さんが……!?」

美希「そうだよ、小鳥がミキを殺したの……何も知らないふりしてはにーに近づいて……」

小鳥「」

P「あ……ぁぁ……!?」

美希「でも大丈夫、悪い奴は死んだから、そんなことよりさ、ミキね、はにーにプレゼントがあるの」にっこり

P「……なんだ……何を……プレゼントしてくれるんだ……チョコか……?」

美希「ミキの事が大好きなはにー、ミキが大好きなはにーにだけ……」

美希「>>48なの」

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:30:50.33 ID:LAfsXNi+0
ミキの初めてのヒト

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:37:37.77 ID:Oxk3BmCIo
美希「ミキの初めてのヒト……はにーにプレゼント……するよ……」スルスル

P「……ひっ!?」

美希「どうしたの?男の人って……好きな人と子供を作るのが幸せなんでしょ?」

美希「だから、はにーは幸せ、だよね?」にこっ

P「よせ、くるな……俺はお前を愛してるっ……だから……!くるなぁぁっ!」

美希「大丈夫だよ……ちょっと燃えてたくらいで……はにぃならしなないよねえええええ!」

P「う、うわあああああ!」





数日後、とある男性が住んでいるマンションで、一組の男女の死体が見つかった


二人とも心臓発作で、男の方は下腹部のあたりに酷い火傷を負っていたが、事件性を匂わす物は見つからず……彼らを知る人間以外には静かに忘れ去られていった



そして……

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:40:36.85 ID:Oxk3BmCIo
美希「……」

P「あ……ぐ……」

美希「どうしたの?ハニー……」

P「も、う……成仏……させて……くれ……」

美希「だーめ……天国に行ってもつまらないの……」ぎゅぅぅうううう

P「あぎゃぁぁぁぁぁ!?」メキメキメキメキ

美希「ハニー、だーいすき、ずっとこの世界で愛してあげる……壊れるくらいに……壊しちゃう……」

美希「あはっ……愛してるよ……だからね……ずっと、ずーっと……ずっと……離したりしないから……ね」


美希「あはっ☆」みしみし

P「あぁぁぁぁぁぁああああ……!」




…………


ばれんたいんでー、だいせーこー☆