1: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/07(土) 22:29:50.79 ID:2YZbIVWVO

P「……」

春香「……」

P「お前には、期待してたのに…」

春香「……」

P「…きっと、トップアイドルになれるって…」

春香「……」

P「…俺達、これまでずっと、上手くやってきたよな」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…俺は事務所に来たときに比べてだいぶ仕事も覚えてきた…」

春香「……」

P「…春香も、仕事をよくこなしてくれて、もうAランク…立派な人気アイドルだ」

春香「……」


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引用元: P「…やってくれたな、春香」 春香「…」 

 

6: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/07(土) 22:41:12.11 ID:2YZbIVWVO
P「……」

春香「……」

P「…テレビにも毎週出てるしな」

春香「……」

P「…レギュラー番組も持ってた…」

春香「……」

P「…ラジオだって…」

春香「……」

P「…俺は、いつも言っていたよな」

春香「……」

P「どんな仕事も気を抜かずにしっかりやれって」

春香「……」

P「…言ってただろう…」

春香「……」

11: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/07(土) 23:14:41.13 ID:2YZbIVWVO

P「……」

春香「……」

P「…特に、Bランクになってからは…どんなときも、プライベートでも気を抜かないようにって…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…はぁ…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…春香…」

春香「……」

P「…何か言ったらどうなんだ…?」

春香「……」

P「……」

春香「……」

15: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/07(土) 23:42:01.93 ID:eOsdZAclO

P「……」

春香「……」

P「…だんまりか…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…この着信音、聞こえてるか…?」

春香「……」

P「もうずっと事務所の電話が鳴りっぱなしだ」

春香「……」

P「…小鳥さんも…大変なんだ」

春香「……」

P「……」

春香「……」

17: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 00:08:45.49 ID:vKf1ncfFO

P「……」

春香「……」

P「…なぁ…」

春香「……」

P「…なんとか言ってくれよ…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…私は…」

P「……」

春香「…私は…悪くありません」

P「………なんだと…?」

春香「……」

19: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 00:31:56.80 ID:vKf1ncfFO

P「…なんて言った…?」

春香「……」

P「……なんて言ったんだ」

春香「…私は悪くありません…」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…あれは、事故だったんです」

P「……」

春香「…ただの…事故です…」

P「……」

春香「……」

P「…事故か…」

春香「……」

25: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 01:08:25.75 ID:vKf1ncfFO

P「……」

春香「……」

P「…春香…」

春香「……」

P「…お前は…自分は何もしてないと」

春香「……」

P「…自分は無実だと…そう言うんだな」

春香「…はい」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…春香…」

春香「……」

P「…俺は…知ってるんだ」

春香「…!」

P「……」

春香「……」

29: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 01:43:42.67 ID:0EhQ9t7hO

P「……」

春香「……」

P「…お前がしたこと、全て知ってるんだぞ」

春香「……」

P「…春香…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…あのカメラマンさんに…根回ししてたんだろ?」

春香「……」

P「あの時、あのタイミングに…」

春香「……」

P「あの場所で、自分を…春香を映すように」

春香「……」

P「話をつけてあったんだろ?」

春香「……」

31: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 02:11:53.29 ID:0EhQ9t7hO


P「……」

春香「…だったら…」

P「……」

春香「…だったら何だって言うんですか…?」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…私は別に…」

P「……」

春香「カメラに…多く映りたかっただけですよ」

P「……」

春香「…せっかく可愛い衣装着てますし…」

P「……」

春香「あの歌番組はゴールデンで…視聴率もいいですし…」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…芸能人として…テレビに多く映ろうとして何が悪いんですか?」

34: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 02:39:00.41 ID:0EhQ9t7hO

P「……」

春香「……」

P「…はぁぁ…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…だから言っただろ…」

春香「……」

P「…春香がしたこと、全部知ってるんだ」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…何をした…?」

春香「……」

P「…どうやってあのカメラマンさんを買収した?」

春香「……」

38: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 03:15:55.97 ID:0EhQ9t7hO

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…何も…」

P「……」

春香「…買収なんて…してませんよ」

P「……」

春香「…ただ…」

P「……」

春香「…私の…ファンだそうです」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…だから…手伝ってもらっただけです」

P「……」

春香「……」

42: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 06:57:35.36 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…あのカメラマンさん…」

春香「……」

P「…今は局内でどんな立場になってると思う?」

春香「……」

P「…ずっと社内会議の議題になってるそうだ」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…春香…」

春香「……」

P「…お前に協力したからだ…」

春香「……」

P「…お前があのカメラマンさんの人生を変えてしまったんだ…」

春香「……」

45: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 07:36:10.66 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…俺も、局の人に呼ばれたよ…」

春香「……」

P「…なんてことをしてくれたんだって…」

春香「……」

P「…いろんな人に言われたよ…」

春香「……」

P「…何度も何度も言われた」

春香「……」

P「…泣いてる人だっていた…」

春香「……」

P「…ショックで倒れた人もいた…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…そういうことを…お前はしたんだ、春香」

春香「……」

48: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 08:30:54.88 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…お前のアイドル人生も…もう終わりだ」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…どうするんだ…?」

春香「……」

P「…これまでやってきたこと…」

春香「……」

P「…これまで頑張ってきたこと…」

春香「……」

P「…全部パーだ…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

50: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 09:32:41.06 ID:xFB0/BJCO

P「…理由を…」

春香「……」

P「…理由を聞かせてくれ…」

春香「……」

P「…なんで…あんなことをしたんだ」

春香「……」

P「…なぜあんなことを…」

春香「……」

P「…あんな…あんな……」

春香「……」













P「生放送で転んで、◯◯◯を全国放送するなんて…」

春香「……」

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/08(日) 09:46:36.99 ID:+3EwjZHCo
no title

60: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 10:28:33.51 ID:xFB0/BJCO

P「…なんでなんだ…」

春香「……」

P「…トップアイドルになるって…Aランクにまで頑張ってきたじゃないか…」

春香「……」

P「…どんな仕事でも、プライベートでも気を抜かずにスカートの下にはアンスコを履けと言ったのに…」

春香「……」

P「…なんで…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「……」

春香「…別に…」

P「……」

春香「…別に…いいじゃないですか」

P「…は…?」

春香「……」

67: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 11:30:09.67 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…春香、お前…何を言ってるんだ」

春香「…確かに…」

P「……」

春香「…確かに…小鳥さんは大変みたいですね。」

P「……」

春香「私の◯◯◯◯映像を無限ループさせる編集で…」

P「……」

春香「…カメラマンさん、ずっとお偉いさんに呼び出されてるらしいですね。」

P「……」

春香「よくやった、昇給ものだ、お祝いだって…」

P「……」

春香「…プロデューサーさんと局の人がしてた話、聞こえてました。」

P「……」

春香「…ありがとうありがとうって、局の人言ってましたね。」

P「……」

春香「……」

74: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 14:27:48.10 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「…私のアイドル人生も、もう終わりですね…」

P「…あぁ…」

春香「……」

P「…あの番組の視聴率は、春香の◯◯◯で11%から56%に跳ね上がった…」

春香「……」

P「…日本の半分以上がお前の◯◯◯を見たんだ、春香…」

春香「……」

P「……」

春香「……」

P「…どうするんだ…?」

春香「……」

P「…もう、アイドルではいられない…」

春香「……」

P「…トップアイドルの夢も、もう…」

春香「……」

P「……」

春香「…私…トップアイドルの夢は諦めません」

76: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 15:42:04.93 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…無理だ、もうアイドルとしてトップアイドルには…」

春香「…分かってます」

P「……」

春香「…分かってます…」

P「……」

春香「…アイドルとしてのトップアイドルは…もういいんです」

P「……」

春香「…私…」











春香「…◯◯◯◯アイドルとして、トップアイドルになります」

P「……」

83: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 16:35:07.96 ID:xFB0/BJCO

P「……」

春香「……」

P「…そうか…」

春香「……」

P「…分かった…」

春香「……」

P「…だが…その道は、今までよりも遥かに険しく厳しい道だ」

春香「……」

P「…本当に…いいのか?」

春香「……」

P「…日本中の人に◯◯◯を見せる人生になるんだぞ…?」

春香「…プロデューサーさん…」

P「……」

春香「…私…」











春香「…◯◯◯見られるの、嫌いじゃないです」ゾクゾク


~end~

88: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 17:03:59.31 ID:xFB0/BJCO

ゴールデンの生放送の歌番組で6秒間に渡り全国に◯◯◯をお届けしたアイドル、天海春香

彼女は正統派アイドルから一変、◯◯◯◯アイドルとなった

衣装はすべて超の付くミニスカートとなり

ダンスの振り付けはターンが倍増

スカートの下にアンスコを履くことは禁じられ

下着は自前の物しか履くことは許されない


「…春香、大丈夫か?」

「心配しすぎですよ、プロデューサーさん」

「…よし、行ってこい!」

「はいっ!」


そんな彼女が、正統派でも清純派でもないアイドルとしてトップアイドルとなるのは…また別のお話

91: ◆hWMDndfuJ2 2015/03/08(日) 17:21:06.15 ID:xFB0/BJCO
書きたいものが書けなかったこと

春香ファンと、このSSに期待してくださった方を裏切ってしまったこと

深い後悔が残るSSになってしまいましたが

これからの活動に活かしていきたいと思います

お目汚し失礼しました

…ほんとごめんなさいです


次回 P「…やってくれたな、美希」 美希「……」