1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:26:24.26 ID:bky7I9sX0
シンジ「この感じ…母さんか」 の続編

エヴァのいろんなネタバレあり

Qバレ含む

書き溜め投下

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357997184

引用元: アスカ「この感じ……ママ!?」 

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:26:44.91 ID:bky7I9sX0

リツコ「唐突だけど、新しいチルドレンの真希波マリよ」

マリ「よっろしくにゃー!」

アスカ「この感じ……ママ!?」

リツコ「えっ」

マリ「えっ」

ゲンドウ「ブフゥッ」







3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:27:20.88 ID:bky7I9sX0


マリ「え?」

アスカ「この感じは間違いないもの」

マリ「えっと……」キョドッ



ゲンドウ(またか)ゲンナリ

リツコ「な、なにを言っているのかしら?」

アスカ「とぼけないで、ママと同じ匂いがするのよ!言い逃れはできないわ!」

マリ「お、落ち着いてよー」



4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:27:48.73 ID:bky7I9sX0


ゲンドウ(まずいな。今バレては、後でセカンドの覚醒とかそう言うなにがしに影響が……)

リツコ(関わってることがバレてはまずい。ここはとぼける一択)

マリ(モロバレか……仕方ないにゃー。頑張って誤魔化すとしますか)



アスカ「なんなのよ……」






アスカ「あなた、ママのなんなの!?」



リツコ「!?」

マリ「!!」

ゲンドウ「??」



5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:28:17.85 ID:bky7I9sX0
ゲンドウ(あ、なーんだ。セカンドはただ、

     キョウコさんに似ているだけの人だと思ってるのか)

リツコ(違います、違います司令! 気づいてください!

    アスカはマリという存在が

    『母に似たナニカ』だと認識している。

    もっとも正解に近いんです!)

マリ(あっちゃぁ、ここまでバレちゃヤバいんじゃないの?)


リツコ(ここは、当たり障りなく否定するしか……)





6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:28:46.81 ID:bky7I9sX0




リツコ「いい?アスカ、貴方が母親に対して特別な意識があるのは知ってるけど……」

アスカ「べ、別にそんなんじゃ……」

リツコ「貴方のママは、こんなに幼かったかしら? 背は高いけど、貴方と同い年じゃない」

マリ「そうだよっ! 私まだ未婚だしい」





アスカ「でも、ママの若い頃のクローンかもしれないじゃない」






7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:29:51.99 ID:bky7I9sX0



ゲンドウ(何言っちゃってんのこの子??? 

     何で知ってるの???)グラサンガタガタ

リツコ「司令落ち着いて!!」

マリ アスカ「!?」

リツコ「……ふう、そんな、バカな話あるわけ無いじゃない」カタカタ

リツコ(落ち着くのよ、赤城リツコ……

    アスカが言ってるのはすべてフィーリングの話。

    事実に基づいた話ではないから、論破することは簡単)

リツコ(コーヒーでも飲んで落ち着きましょ)

ゲンドウ(ああ、焦ったが、そうだな、少し冷静になろう。飲むのはホットコーヒーだけど

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:30:17.97 ID:bky7I9sX0





アスカ「でも、わかるの!! だって!!弐号機に乗ったときと同じカンジなんだもん!!」






ゲンドウ リツコ「ブフウー!!」

マリ「きちゃにゃい……」




9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:30:54.56 ID:bky7I9sX0

ゲンドウ(もういやあああ!! なんで?? チルドレン聡すぎ!!)

リツコ(ま、まさか、司令!! 弐号機のこと喋ったんですか!?)

ゲンドウ(しゃしゃしゃ喋ってないよ!! ぜってえ喋ってない!!)

リツコ(……本当?)

ゲンドウ(マジだって!!)

リツコ(だとすると、誰が?)



マリ(やべ、つまりこれって、

   私が弐号機乗ったらアウトじゃない?

   ふつうにシンクロしたらやっぱりまたママって言われるんじゃ……)


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:31:26.21 ID:bky7I9sX0
リツコ「あ、ああああすか? 

    弐号機が母親だなんて、

    なななんの根拠があってててて、いってるのかしら?」ガタガタ

アスカ「だって……」



シュイーン



シンジ「その話をしたのは僕です」

ゲンドウ リツコ(貴様かああ!!!)


11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:32:07.62 ID:bky7I9sX0

シンジ「アスカが、エヴァの中って凄く落ち着くって言ってたから、その事話したんだ」

ゲンドウ(話を、ややこしくしやがって)

リツコ「どういう話を?」

シンジ「……あ、えっと、初号機姉さんのことを話したんだ」

リツコ(その設定引きずるのね)

シンジ「レイ姉ちゃんは感じないらしいけど」



ゲンドウ(く、くそう。俺もユイをお姉ちゃんって呼んで甘えたい!!)

マリ(? 邪念が……)

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:32:43.24 ID:bky7I9sX0
アスカ「……ねえ、マリだっけ?」

マリ「え、あ、うん」

アスカ「貴方は誰なの?ママの何?」

マリ(うーん、まずいかにゃ?とりあえず、反応をあおるか)




マリ「よくわかんないけど、詳しいことはゲンドウ君に聞いたらどうかにゃ?」





シンジ「ゲンドウ」

アスカ「君?」








マリ(あ、しまった)


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:33:18.21 ID:bky7I9sX0
ゲンドウ(キョウコさーん!!??

     何言ってくれちゃってんの??

     息子達の疑念の目が億千万の胸騒ぎだよお!??)

リツコ「あ、あら、マリったら、司令にあだ名で呼ぶのは失礼よ」

ゲンドウ(あ、ナイスフォロー、リツコ。愛してるぞ、たぶん)

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:33:53.35 ID:bky7I9sX0





ゲンドウ「ふふ、まあ構わんよ、キョウコさん」


リツコ「台無しよ!! このヒゲグラスがあ!!」ダン!!









ゲンドウ「あ」







15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:34:31.05 ID:bky7I9sX0

全員「……」





ゲンドウ(ここまで疑われては計画を変更するしかないな)

リツコ(どうします? マリを今は返した方がいいかと)



マリ(うーん、仕方ないかにゃあ。まだネタバラししない方がいいんだょにゃー……)

マリ(ここは、帰るか)




16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:35:17.90 ID:bky7I9sX0

マリ「……ハンッ、ジョーダン。私、親子ごっこに付き合うつもりないから」

アスカ「……」

マリ「私、帰る」

ゲンドウ「……そうか」

リツコ「仕方ないわね。チルドレンの連携がとれない以上、そうした方がいいかも」





アスカ「……」

マリ(ごめんね、アスカ)

カツカツカツ

シュイーン



17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:35:43.65 ID:bky7I9sX0


シンジ「アスカ……」

アスカ「ふん! ママと同じ匂いなんかさせて……偽物がいなくなって清々したわ!!」



ゲンドウ(正直俺も清々してる)

リツコ(半分は貴方のせいです)















シンジ「ウソだよ、アスカ……」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:36:10.06 ID:bky7I9sX0


アスカ「はあ!?」

シンジ「その言葉はウソだよアスカ」

アスカ「私は清々してるわよ!!」

シンジ「じゃあ、じゃあ、何で泣いてるのさ!?」



ゲンドウ(!?)

リツコ(……いやな予感が)





19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:36:39.89 ID:bky7I9sX0
アスカ「な、泣いてなんかないもん!!」

シンジ「アスカ、偽物でも良いじゃないか」

アスカ「良くない!!ママの偽物なんて嫌い!!」

シンジ「でも、アスカも、ママのこと大好きなんでしょ?」

アスカ「……」

アスカ「……」コクン

シンジ「……マリさんさえよければ、甘えても、良かったんじゃないかな?」

ゲンドウ(ん?)

アスカ「だめよ、だって、私……あんたみたいに素直じゃない」




アスカ「グス、私っ……グスン、素直に甘えるなんて、ヒック、できない、よお……」ポロポロ








リツコ(バ ツ が 悪 い)






20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:37:12.44 ID:bky7I9sX0

ゲンドウ(赤城博士、これで良かったのか?)

リツコ(な、何がです?)

ゲンドウ(計画のためとは言え、いたいけな少女に嘘をつき……欺き…)

リツコ(司令……)

ゲンドウ(……)



リツコ(次に何かやらかしたら髭剃りのCMの出演依頼 OKしておきますから)

ゲンドウ(困った)




21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:37:39.45 ID:bky7I9sX0

リツコ(ともかく、最重要はマリが母親と名乗り出ないこと)

ゲンドウ(それに関しては問題ないはずだ。

     何せ、事実は知っていてもマリ自身はアスカを産んではいない

     まだ情が生まれるには早い)

リツコ(そうだと、いいんですけど

    でも今後も、マリという最重要拠点を守る事が先決ですね)


22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:38:27.48 ID:bky7I9sX0



シンジ「アスカ……」

アスカ「ヒッグ……グス……」

シンジ「アスカ! わかったよ……」

アスカ「え?……グス」



シンジ「僕がアスカのママになってあげる!!」


リツコ(ま た そ の 流 れ か)







23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:39:06.61 ID:bky7I9sX0


ゲンドウ(シンジが、ユイの代わり……)ゴクリ

リツコ(何かクソみたいなことを考えている顔ね)






アスカ「は、はぁ!? な、何言ってるのよ。アンタは男でしょ!?」

シンジ「そうだよ。僕は男だ。

    だけど、アスカの服を洗濯しているのも、料理を作っているのも僕だ。

    朝起こしてあげることもあるでしょ?

    僕じゃ、ママになれないかな?」

アスカ「男じゃママにはなれないの! それに、アンタは、私の……」

シンジ「男でもママになれる方法はあるよ!!」

ササッ×2


24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:39:38.91 ID:bky7I9sX0

加持「そうだ、シンジ君。その心意気さえあればママになれる」

ミサト「あきらめないで! シンジ君! 私たちが協力する!」

リツコ「どこから沸いたのかしら?」

加持「ママがダメなら『ママさん』になるしかないだろう?」

ミサト「ええ、そうね。それしかない」

シンジ「ミサト姉……」

ミサト「お姉ちゃんに任せなさい……シンジ君を、立派なママさんにしてあげる」

リツコ「馬鹿馬鹿しい。大体の魂胆は見えたわ

    シンジ君に女装させる気なんでしょう?」


25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:40:04.61 ID:bky7I9sX0

ゲンドウ「っ」ガタッ

冬月「っ」ガタッ

マヤ「っ」ガタッ

初号機「っ」ゴゴゴゴ

零号機「座ってろ」


26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:40:37.45 ID:bky7I9sX0




リツコ「でもね、貴方たち、中学二年生とは言え男の子を女装させるのは至難の業よ

    それも、アスカに母親と思わせるほど美人でなくてはいけない

    それが、貴方達の手で出来るとでも?」


加持「ふふ、りっちゃん。そのセリフ、これを見ても言えるかな?」

リツコ「終わったのね? 見せてみなさい」



ミサト「シンジ君、いえ、シンちゃん。コレで仕上げよ」

シンジ「ん 口紅って、なんか変な感じです……」

ミサト「コレであなたは、立派なママになれる。自信を持って!」

シンジ「はい」


リツコ「……ふぅ」

リツコ(どうせ、二丁目の雰囲気が残った大変な代物になるに決まっている)






シンジ「ど、どうでしょう?」モジモジ



27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:41:18.94 ID:bky7I9sX0

ゲンドウ「YES!」グッ

冬月「YES!」グッ

マヤ「YES!」グッ

加持「YES!」グッ

初号機「YES!」ゴゴッ

零号機「YES!」ゴゴッ

弐号機「もう止めてよぉ……」メソメソ



28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:41:47.45 ID:bky7I9sX0


リツコ「……っ 貴方たち、本気みたいね」

加持「ああ、これが俺たちの答えだ」

リツコ「たしかに、女の子としては完璧よ。私も考えを改める。

    でも、あなたたちは勘違いしてるわ。

    これではただの女の子、そう、足りないのは母性よ!」

加持「母性、そう、母性なんだよな。

   だが、よく考えても見ろ。

   この姿で毎日、アスカの身の回りの世話をしてやるんだぞ?

   甲斐甲斐しく、そして時には力強く……」


29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:42:16.73 ID:bky7I9sX0

シンジ「アスカ?」(裏声

アスカ「!?」



アスカ「……シンジ、なの?」

シンジ「あ、うん」

アスカ「……ばか、きもい」

シンジ「あ、そう、か、な、やっぱり?」

アスカ「……」




ギュッ


アスカ「でも、ありがとう」

シンジ「え」

アスカ「一回だけ呼んであげる」



アスカ「いつも、ありがとね、ママ」










全員「!?」ズキューン!!


30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:42:49.65 ID:bky7I9sX0

シンジ「……アスカ」

アスカ「?」




シンジ「ずっとアスカのママでいさせてください!!」














弐号機「どういう了見だおんどりゃああああああ!!!!??」

初号機「どうどう」

零号機「どうどう」



31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:43:18.15 ID:bky7I9sX0

アスカ「は、はぁ!? 馬鹿じゃないの!?」

ミサト「わ、私もママって呼んでいいのよ!!」hshs

リツコ「いいえ、母性で言ったら私がダントツ」

アスカ「は、はぁ!? キモイって言ってんのよ」モジモジ


32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:43:48.66 ID:bky7I9sX0






加持「俺だってママって呼んでもいいぞ!!」

アスカ「え」ヒキッ

ゲンドウ「いいや俺だってママになる!!」

アスカ「ひっ……」ビクッ

冬月「おばあちゃんでもいいか?」

アスカ「っ―――」プルプル

マヤ「お姉ちゃんも居るわよ!」

アスカ「なんなの、なんなのよ!!?」ガタガタ



33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:44:17.27 ID:bky7I9sX0

初号機「いや、そしたら私だって」

零号機「いやいや、こっちだって」

弐号機「今度こそ私が」

ゲンドウ 冬月 シンジ ミサト 加持 マヤ 初号機 零号機「どうぞどうぞ」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:45:09.24 ID:bky7I9sX0





アスカ「もう、もうこんなのいやぁ……」シクシク






カツカツカツ

ガシャーン!!


マリ「ウチの娘泣かせてんのは誰だああああああ!!!!」

リツコ(最 重 要 拠 点 陥 落)



35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:46:02.69 ID:bky7I9sX0
シーン……


マリ「もう、クローンだとかどうでもいい!!」ツカツカツカ

アスカ「え!? ちょ、なっ」

ガシッッ


アスカ「ちょ、なによ! は、離れなさいよ」モゾモゾ

マリ「アスカ、ごめんね。 私偽者だけど、やっぱり、アスカが泣いてるの見ていられないよ」


アスカ「……え」



36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:46:57.87 ID:bky7I9sX0

マリ「いいの。ゴメンね。イジワルして。

   ねぇ、ママの匂い、する?」ナデナデ

アスカ「う、うん 良い、匂い」ギュッ……

マリ「ちゃんとアスカのママとしてアスカを抱きしめられるのは、私だけ

   だから、私のことママって呼んでいいよ。

   偽者で、悪いけど」スリスリ

アスカ「……ママ、ッママぁ!」ギュゥッ

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:47:25.57 ID:bky7I9sX0

ゲンドウ「いい、話だなぁ……」

リツコ「……ほだされた分、私にも落ち度はあります……

    計画は変更ですね」



ミサト「くっ、匂いがホンモノじゃあ勝てないわね」

加持「俺だってママさんになれば」

冬月「お前では無理だろう」



レイ「一体何の騒ぎ?」

シンジ「あ、レイ姉ちゃん、ウン実は、アスカのママが……」


零号機「流石にエヴァは無理だって、あきらめな」ゴゴゴ

初号機「うう、シンジはおねえちゃんって呼んでくれるのに」メソメソ

弐号機「いやいや、何この流れ」


38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:48:06.93 ID:bky7I9sX0
アスカ「ご、ごめん、マリ……」

他「え?」

アスカ「や、やっぱ、私、アンタと『親子』したくないかも……」



マリ「……」











マリ「や、やっぱにゃー、偽者じゃ、だめかにゃ……」

アスカ「ち、違うの! ちょ、話聞いて!」

マリ「ごめん、やっぱ、私……かえる」トボトボ


39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:48:48.53 ID:bky7I9sX0

アスカ「あ、待ってってば!!もう!」グイッ

マリ「え」


チュッ







ゲンドウ「えぇ?」

リツコ「まぁっ」

マヤ「いいなぁ……」

加持「どっちが?」

ミサト「!?」

シンジ「!!」

初号機「……」

零号機「?」

レイ「?」

弐号機「//////」



40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:51:21.62 ID:bky7I9sX0


マリ「え、え? //////」


アスカ「マリとは、その   

    親子じゃなくて、

    もっと、

    違う、

    カンケイに、

    なりたい」

マリ「そ、それって」 //////

アスカ「うん、その、これから、よろしくね。マリ」ギュッ



41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:52:18.32 ID:bky7I9sX0

マヤ「パターンピンク 百合です!」

冬月「ここにキマシタワーを建てよう」

カヲル「百合はいいね、リリンの生み出した文化の極みだよ」

ミサト 加持「どっから沸いた」

リツコ「貴方たちが言えたことじゃないわよ」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:53:08.31 ID:bky7I9sX0
アスカ「でも、たまには、ママって呼んで、甘えてもいいかな?」

マリ「……」ズキューン!

マリ「いいよ、うん。私も、アスカのこと、大好きだもん」






アスカ「嬉しい、私、マリの娘でいてもいいんだ!」





43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:53:45.46 ID:bky7I9sX0


レイ「おめでとう」

リツコ「え、 おめでとう」

ミサト「おめ、でとう?」

シンジ「おめでとう!!」

加持「おめでとう」

カヲル「おめでとう」

マヤ「おめでとう」

冬月「おめでとう」

初号機 ゲンドウ「おめでとう」

零号機「めでたいなぁ」

弐号機「ちょっと待て」

ペンペン「クェッ!」

弐号機「待ってってば」

マリ アスカ「ありがとう!」

弐号機「え!?」




44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/12(土) 22:54:28.37 ID:bky7I9sX0

百合に、ありがとう 

母に、さようなら 

そして、二人の百合乙女に 

おめでとう




終劇