1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:20:09.30 ID:8ZGMwvbAO
学校
士郎「」
アーチャー「よかったのか?」
凛「いいのいいの」
ランサーに殺された士郎を治療した凛は士郎の体調が安定したのを確認してその場を立ち去った。
士郎「っ・・・」バッ
意識が戻る。士郎は自分が刺された胸を確認。
士郎「夢じゃなかった・・・」
とりあえず生きててよかったと思い士郎も家に帰った。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358166009
士郎「」
アーチャー「よかったのか?」
凛「いいのいいの」
ランサーに殺された士郎を治療した凛は士郎の体調が安定したのを確認してその場を立ち去った。
士郎「っ・・・」バッ
意識が戻る。士郎は自分が刺された胸を確認。
士郎「夢じゃなかった・・・」
とりあえず生きててよかったと思い士郎も家に帰った。
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引用元: ・士郎「アサシン呼んだら聖杯戦争easy過ぎワロタwww」
figma Fate/stay night 衛宮士郎
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:25:39.37 ID:8ZGMwvbAO
家に着き、自分の部屋で血まみれの制服から私服に着替える。
ガタン!!
士郎「!?」
誰かが家に入って来た。
士郎(ここで来るのはやっぱりさっきのヤツか・・・!!)
手元のポスターを拾い、強化してゆっくり部屋を出た。
ガタン!!
士郎「!?」
誰かが家に入って来た。
士郎(ここで来るのはやっぱりさっきのヤツか・・・!!)
手元のポスターを拾い、強化してゆっくり部屋を出た。
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:28:39.51 ID:8ZGMwvbAO
ランサー「お、いたか。まさか生きてたとはな」
廊下には紅い槍を持った男がいた。
ランサー「そらっ!!」
士郎「ぐあっ!!」
槍一突きで強化したポスターをへし折り士郎を玄関まで吹き飛ばした。
士郎「ぐっ・・・!!」
廊下には紅い槍を持った男がいた。
ランサー「そらっ!!」
士郎「ぐあっ!!」
槍一突きで強化したポスターをへし折り士郎を玄関まで吹き飛ばした。
士郎「ぐっ・・・!!」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:33:11.54 ID:8ZGMwvbAO
玄関を出て、家の正門を空けて外に出ようとする。
ランサー「残念」
玄関から一飛びで外の正門に先回りしていた。
士郎「うわあああああ!!!!」
士郎は慌てて何を考えたのか土蔵に隠れ、扉の鍵を閉じた。
ドン!!
だがランサーは扉を蹴り開けた。
士郎「嘘だろ・・・」
ランサー「残念」
玄関から一飛びで外の正門に先回りしていた。
士郎「うわあああああ!!!!」
士郎は慌てて何を考えたのか土蔵に隠れ、扉の鍵を閉じた。
ドン!!
だがランサーは扉を蹴り開けた。
士郎「嘘だろ・・・」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:37:14.56 ID:8ZGMwvbAO
ランサー「ここまでだ。悪いが目撃者は始末しろって言われててな」
士郎「あ・・・」
ランサーが歩み寄って来る。
死を覚悟したその時―――
ランサー「何っ!?」
士郎「えっ」
士郎の前に魔法陣が現れた。
ランサー「そうかこいつが―――」
焦り気味に外に出て槍を構える。
士郎「あ、え・・・」
士郎「あ・・・」
ランサーが歩み寄って来る。
死を覚悟したその時―――
ランサー「何っ!?」
士郎「えっ」
士郎の前に魔法陣が現れた。
ランサー「そうかこいつが―――」
焦り気味に外に出て槍を構える。
士郎「あ、え・・・」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/14(月) 21:44:54.78 ID:8ZGMwvbAO
だが、
ランサー「・・・何もない」
確かに魔法陣は出たがそこから何かがあるわけではなかった。
ランサー「偶然か・・・。驚かしやがって―――」バタ
士郎「な、何なんだよ・・・!!」
ランサーはいきなり倒れ消滅した。
?「大丈夫か小僧」
士郎「え、あ、あんたは?」
目の前にいたのは中華の武術家然とした服装の男だった。
?「うむ、その様子なら大丈夫みたいだな。その手を見れば分かるが一応やっておこう―――」
アサシン「問おう。主が儂のマスターか?」
ランサー「・・・何もない」
確かに魔法陣は出たがそこから何かがあるわけではなかった。
ランサー「偶然か・・・。驚かしやがって―――」バタ
士郎「な、何なんだよ・・・!!」
ランサーはいきなり倒れ消滅した。
?「大丈夫か小僧」
士郎「え、あ、あんたは?」
目の前にいたのは中華の武術家然とした服装の男だった。
?「うむ、その様子なら大丈夫みたいだな。その手を見れば分かるが一応やっておこう―――」
アサシン「問おう。主が儂のマスターか?」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:07:30.18 ID:NKVX+7CAO
士郎「な、何だよこの痣・・・しかもマスターって・・・」
アサシン「もしかして何も知らぬのか?聖杯戦争について」
士郎「あ、ああ」
アサシン「参ったな・・・。む、外に敵がいるな」
士郎「さっきみたいなのが来るのか・・・?」
アサシン「ああ。だからとりあえずここを出よう。何かあったら儂が速攻で仕留める」
士郎「わ、分かった・・・」
アサシン「もしかして何も知らぬのか?聖杯戦争について」
士郎「あ、ああ」
アサシン「参ったな・・・。む、外に敵がいるな」
士郎「さっきみたいなのが来るのか・・・?」
アサシン「ああ。だからとりあえずここを出よう。何かあったら儂が速攻で仕留める」
士郎「わ、分かった・・・」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:13:18.15 ID:NKVX+7CAO
アサシンの言葉を信じて土蔵を出る士郎。
凛「え、衛宮君!?」
士郎「遠坂・・・!?」
そこにいたのはクラスは違うが同じ学校で同級生である遠坂凛だった。
士郎「な、なあ何が起きてるんだ?」
凛「何が起きてるって・・・」
アサシン(ま、大丈夫か)
アサシン「この小僧は聖杯戦争について何の知識もないのだ」
凛「え、衛宮君!?」
士郎「遠坂・・・!?」
そこにいたのはクラスは違うが同じ学校で同級生である遠坂凛だった。
士郎「な、なあ何が起きてるんだ?」
凛「何が起きてるって・・・」
アサシン(ま、大丈夫か)
アサシン「この小僧は聖杯戦争について何の知識もないのだ」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:19:12.88 ID:NKVX+7CAO
凛「さ、サーヴァント!?」
アサシン「安心せい。こちらは戦う気はあらんよ」
凛「え、そう・・・?でもアーチャー!!」
アーチャー「ああ・・・」
赤い外装の男が出て来る。
凛「で、知識がないってどう言うこと?」
士郎「え、えっと・・・」
アサシン「ふむ、小僧。魔術については分かるか?」
士郎「ああ・・・。一応少し出来る・・・」
アサシン「安心せい。こちらは戦う気はあらんよ」
凛「え、そう・・・?でもアーチャー!!」
アーチャー「ああ・・・」
赤い外装の男が出て来る。
凛「で、知識がないってどう言うこと?」
士郎「え、えっと・・・」
アサシン「ふむ、小僧。魔術については分かるか?」
士郎「ああ・・・。一応少し出来る・・・」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:25:59.53 ID:NKVX+7CAO
アサシン「つまり。半人前の魔術師がたまたま何かしらの手違いで儂を呼んでしまったということだな」
士郎「そうなるのかな・・・」
凛「面倒なことになったわね・・・」
士郎「とりあえず、中入ろう?」
凛「それもそうね」
アーチャー「罠かもしれんぞ?」
凛「大丈夫でしょう。衛宮君からは魔翌力が全く感じないし」
アーチャー「君がそう言うなら・・・」
士郎「そうなるのかな・・・」
凛「面倒なことになったわね・・・」
士郎「とりあえず、中入ろう?」
凛「それもそうね」
アーチャー「罠かもしれんぞ?」
凛「大丈夫でしょう。衛宮君からは魔翌力が全く感じないし」
アーチャー「君がそう言うなら・・・」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:32:17.51 ID:NKVX+7CAO
士郎は遠坂とサーヴァント達を家に入れて、リビングで凛から聖杯戦争について話を聞いた。
士郎「そんなものが・・・!!」
凛「信じられないでしょうが全部本当。どうする?戦いたくないならその令呪を破棄して教会に逃げればいいわ」
士郎「いや、俺は戦う・・・!!こんな戦いおかしい!!」
等と話をして、結果的に士郎と凛は停戦し一時的に協力することになった。
士郎「そんなものが・・・!!」
凛「信じられないでしょうが全部本当。どうする?戦いたくないならその令呪を破棄して教会に逃げればいいわ」
士郎「いや、俺は戦う・・・!!こんな戦いおかしい!!」
等と話をして、結果的に士郎と凛は停戦し一時的に協力することになった。
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:40:26.08 ID:NKVX+7CAO
凛「ところでサーヴァントは西洋の英霊が呼ばれるのが基本だけどアナタって・・・」
アサシン「まあそういう手違いもあるだろう。儂の場合、セイバーのクラスで召喚されたにも関わらず中はアサシンだからな!!」
凛「つまり・・・セイバーと言う名のアサシンってことね」
アサシン「そういうことだな」
士郎「よく分からん・・・」
その後、士郎に説明した後教会に顔を出すことになった。
アサシン「まあそういう手違いもあるだろう。儂の場合、セイバーのクラスで召喚されたにも関わらず中はアサシンだからな!!」
凛「つまり・・・セイバーと言う名のアサシンってことね」
アサシン「そういうことだな」
士郎「よく分からん・・・」
その後、士郎に説明した後教会に顔を出すことになった。
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:45:30.94 ID:NKVX+7CAO
道中を歩きながら改めて士郎とアサシンは自己紹介した。
士郎「衛宮士郎。よろしくアサシン」
アサシン「うむ。よろしくな、士郎」
呼び方は本来のスペックであるアサシンで統一することにした。
教会
言峰「―――であり」
言峰から説明を受け帰路に着く。
だが―――
士郎「衛宮士郎。よろしくアサシン」
アサシン「うむ。よろしくな、士郎」
呼び方は本来のスペックであるアサシンで統一することにした。
教会
言峰「―――であり」
言峰から説明を受け帰路に着く。
だが―――
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 09:49:42.38 ID:NKVX+7CAO
イリヤ「はじめまして」
凛「マスターね・・・」
少女は自らを『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』と名乗りそのサーヴァントを呼び出す。
イリヤ「やっちゃえバーサーカー!!」
バーサーカー「――――――!!」
少女のサーヴァントは2メートルをも越える巨漢だった。
凛「マスターね・・・」
少女は自らを『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』と名乗りそのサーヴァントを呼び出す。
イリヤ「やっちゃえバーサーカー!!」
バーサーカー「――――――!!」
少女のサーヴァントは2メートルをも越える巨漢だった。
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 11:35:53.47 ID:NKVX+7CAO
アーチャー「下がれ凛!!」
凛「アーチャー!!」
アーチャーが双剣を取り出しバーサーカーの一撃を受ける。
アーチャー「ぐぅ・・・がは!!」
だがバーサーカーの力に耐え切れずアーチャーごと吹き飛ばされ電柱にたたき付けられた。
凛「アーチャー!!」
士郎「アサシン!!」
士郎はアサシンを呼んだ。
凛「アーチャー!!」
アーチャーが双剣を取り出しバーサーカーの一撃を受ける。
アーチャー「ぐぅ・・・がは!!」
だがバーサーカーの力に耐え切れずアーチャーごと吹き飛ばされ電柱にたたき付けられた。
凛「アーチャー!!」
士郎「アサシン!!」
士郎はアサシンを呼んだ。
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 11:39:02.46 ID:NKVX+7CAO
士郎「いない!?」
凛「ちょっとアナタのサーヴァントは!?」
士郎「い、いないんだよ!!」
凛「はあ!?」
驚く二人を見てイリヤは、
イリヤ「あはは!!サーヴァントに逃げられるなんて哀れね!!」
アサシン「いや、ここにいるぞ」
イリヤ「え―――」バタ
凛「ちょっとアナタのサーヴァントは!?」
士郎「い、いないんだよ!!」
凛「はあ!?」
驚く二人を見てイリヤは、
イリヤ「あはは!!サーヴァントに逃げられるなんて哀れね!!」
アサシン「いや、ここにいるぞ」
イリヤ「え―――」バタ
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 11:49:26.12 ID:NKVX+7CAO
士郎「アサシンいつの間に!!」
凛「そっか気配遮断を使って回り込んだのね・・・」
アサシン「まあそういうことだ」
アサシン(正確には少し違うが)
バーサーカー「―――――!!!!」
アサシン「おっと、主はまだ生きてたか」
バーサーカー、イリヤを守り切れなかった故の怒りをアサシンにぶつける。
凛「そっか気配遮断を使って回り込んだのね・・・」
アサシン「まあそういうことだ」
アサシン(正確には少し違うが)
バーサーカー「―――――!!!!」
アサシン「おっと、主はまだ生きてたか」
バーサーカー、イリヤを守り切れなかった故の怒りをアサシンにぶつける。
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 11:56:59.71 ID:NKVX+7CAO
アサシン「アーチャー!!儂が的になるから仕留めてくれ!!」
アーチャー「分かった」
アーチャーは弓と矢を出しバーサーカーを射抜いていく。
そして―――
バーサーカー「―――・・・」
バーサーカーが沈黙し消滅するには一分も掛からなかった。
消滅間際にどこからともなく「すまない」と聞こえた気がした。
アーチャー「分かった」
アーチャーは弓と矢を出しバーサーカーを射抜いていく。
そして―――
バーサーカー「―――・・・」
バーサーカーが沈黙し消滅するには一分も掛からなかった。
消滅間際にどこからともなく「すまない」と聞こえた気がした。
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 20:28:16.17 ID:NKVX+7CAO
アサシン「終わったな。助かったぞアーチャー」
アーチャー「構わないさ。早いうちにバーサーカーを始末出来たのはこちらとしても好都合だ」
アサシン「む、どうした二人とも」
士郎「な、なあ。あの子、死んだんだよな?」
アサシン「うむ。確かに仕留めたぞ」
アサシンは士郎の様子を察した。
アサシン「もしや、殺しを生で見るのは初めてだったか?」
士郎「ああ・・・」
アーチャー「構わないさ。早いうちにバーサーカーを始末出来たのはこちらとしても好都合だ」
アサシン「む、どうした二人とも」
士郎「な、なあ。あの子、死んだんだよな?」
アサシン「うむ。確かに仕留めたぞ」
アサシンは士郎の様子を察した。
アサシン「もしや、殺しを生で見るのは初めてだったか?」
士郎「ああ・・・」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 20:31:52.21 ID:NKVX+7CAO
その後、遠坂と別れ家に帰った。
士郎「なあアサシン」
アサシン「どうした?」
士郎「こう言っちゃ悪いんだけどさ・・・。俺は、この戦いはおかしいと思う。だから止めようと思うんだ」
アサシン「うむ、良いではないか」
士郎「えっ、でもサーヴァントって叶えたい願いがあってこの戦いに参加してるんじゃないのか?」
士郎「なあアサシン」
アサシン「どうした?」
士郎「こう言っちゃ悪いんだけどさ・・・。俺は、この戦いはおかしいと思う。だから止めようと思うんだ」
アサシン「うむ、良いではないか」
士郎「えっ、でもサーヴァントって叶えたい願いがあってこの戦いに参加してるんじゃないのか?」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 20:41:27.22 ID:NKVX+7CAO
アサシン「儂に悲願は特にない。あえて言うなら格闘家の性と言うべきか強敵との戦い、だな」
士郎「そうか・・・。あ、後マスターを狙った戦い方も何とか出来ないか?」
アサシン「構わんよ」
士郎「い、いいのか?アサシンのクラスってマスターの暗殺を得意とするクラスって聞いたけど・・・」
アサシン「儂の『圏境』があればサーヴァントにも遅れを取ることはないはずだ」
士郎「そうか・・・。あ、後マスターを狙った戦い方も何とか出来ないか?」
アサシン「構わんよ」
士郎「い、いいのか?アサシンのクラスってマスターの暗殺を得意とするクラスって聞いたけど・・・」
アサシン「儂の『圏境』があればサーヴァントにも遅れを取ることはないはずだ」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 20:47:53.25 ID:NKVX+7CAO
士郎「け、『圏境』?」
アサシン「そうだ。気配はおろか姿までも消すスキルだ。
ま、『圏境』がなくてもある程度戦えるとは思っているがね」
士郎「ごめんな・・・我が儘ばっかで」
アサシン「そういう善意もまた良しだ。ではまとめるとマスター不殺で最終目標は聖杯戦争に終止符を打つ、という方針で良いな?」
士郎「ああ!!」
アサシン「そうだ。気配はおろか姿までも消すスキルだ。
ま、『圏境』がなくてもある程度戦えるとは思っているがね」
士郎「ごめんな・・・我が儘ばっかで」
アサシン「そういう善意もまた良しだ。ではまとめるとマスター不殺で最終目標は聖杯戦争に終止符を打つ、という方針で良いな?」
士郎「ああ!!」
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:13:35.07 ID:NKVX+7CAO
翌日
士郎「これから学校だけど日中はどうするんだ?」
アサシン「基本的には『圏境』を用いての護衛だな。敵はいつ仕掛けて来るのか分からんからな。用心せよ」
士郎「了解だ」
学校
慎二「衛宮」
士郎「どうした慎二?」
慎二「放課後に二人で話がしたいんだけどいいかな?」
士郎「これから学校だけど日中はどうするんだ?」
アサシン「基本的には『圏境』を用いての護衛だな。敵はいつ仕掛けて来るのか分からんからな。用心せよ」
士郎「了解だ」
学校
慎二「衛宮」
士郎「どうした慎二?」
慎二「放課後に二人で話がしたいんだけどいいかな?」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:23:26.54 ID:NKVX+7CAO
士郎「分かった。放課後な」
慎二「場所は道場の奥だ。遅れるなよ」
アサシン(こいつ・・・)
昼休み、士郎は屋上で昼食を取ることにした。アサシンが話したいことがあるそうだ。
士郎「で、どうした?」
アサシン「士郎、先程の慎二という男に注意しろ。サーヴァントがいる」
慎二「場所は道場の奥だ。遅れるなよ」
アサシン(こいつ・・・)
昼休み、士郎は屋上で昼食を取ることにした。アサシンが話したいことがあるそうだ。
士郎「で、どうした?」
アサシン「士郎、先程の慎二という男に注意しろ。サーヴァントがいる」
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:30:59.15 ID:NKVX+7CAO
士郎「マジかよ・・・」
アサシン「うむ。思うところがあるだろうがそういうことだ。どうするかは士郎が決めるがよい」
士郎「ああ、ありがとう。アサシン」
放課後
士郎「俺、行くよ」
アサシン「うむ。では一層周囲を警戒しよう」
そして士郎とアサシンは待ち合わせ場所に向かった。
アサシン「うむ。思うところがあるだろうがそういうことだ。どうするかは士郎が決めるがよい」
士郎「ああ、ありがとう。アサシン」
放課後
士郎「俺、行くよ」
アサシン「うむ。では一層周囲を警戒しよう」
そして士郎とアサシンは待ち合わせ場所に向かった。
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:35:17.84 ID:NKVX+7CAO
一方、士郎が一人で来るのを確認した慎二とライダーは
慎二「衛宮の周囲にサーヴァントはいないんだな?」
ライダー「ええ、気配は感じられませんでした」
慎二「よし、じゃあ衛宮を捕らえて縛り上げろ」
ライダー「・・・分かりました」
慎二「衛宮の周囲にサーヴァントはいないんだな?」
ライダー「ええ、気配は感じられませんでした」
慎二「よし、じゃあ衛宮を捕らえて縛り上げろ」
ライダー「・・・分かりました」
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:43:53.44 ID:NKVX+7CAO
士郎「慎二、来てるか?」
慎二を呼び掛ける。
ライダー「・・・」シュ
士郎の後ろにライダーが現れ釘を投げた。
キィン!!
士郎「え―――」
ライダー「何っ・・・!?」
投げた釘を見えない何かに弾かれた。
ライダー「が―――」バタ
一体何が起こったのか分からないままライダーは倒れ、消滅した。
慎二を呼び掛ける。
ライダー「・・・」シュ
士郎の後ろにライダーが現れ釘を投げた。
キィン!!
士郎「え―――」
ライダー「何っ・・・!?」
投げた釘を見えない何かに弾かれた。
ライダー「が―――」バタ
一体何が起こったのか分からないままライダーは倒れ、消滅した。
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 20:32:39.38 ID:e+ZbagyAO
士郎「え、サーヴァント!?」
アサシン「儂が倒した。安心せい」
圏境で姿を消しているアサシンが答えた。
アサシン「ほれ!!ライダーのマスターよ、さっさと失せろ!!場所はもう見えてるぞ!!」
ガサ
慎二「ひいいいいいいい!!!!」
慎二は茂みから出て全速力で逃げた。
アサシン「儂が倒した。安心せい」
圏境で姿を消しているアサシンが答えた。
アサシン「ほれ!!ライダーのマスターよ、さっさと失せろ!!場所はもう見えてるぞ!!」
ガサ
慎二「ひいいいいいいい!!!!」
慎二は茂みから出て全速力で逃げた。
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 20:39:36.06 ID:e+ZbagyAO
凛「あ、生きてた」
士郎「なんでさ。あ、アサシンがサーヴァント倒したぞ」
凛「ってことは後はキャスターとアサシンか。何か実感ないなあ、大半はアサシンが倒しちゃったし」
アサシン「呵々々々!!まあそう言うなて。敵はまだいるだろう?」
凛「まあいっか・・・」
その後士郎と凛は衛宮家にて会議を行うことに。
士郎「なんでさ。あ、アサシンがサーヴァント倒したぞ」
凛「ってことは後はキャスターとアサシンか。何か実感ないなあ、大半はアサシンが倒しちゃったし」
アサシン「呵々々々!!まあそう言うなて。敵はまだいるだろう?」
凛「まあいっか・・・」
その後士郎と凛は衛宮家にて会議を行うことに。
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 20:46:56.65 ID:e+ZbagyAO
衛宮家
凛「ねえ、みんな。今夜奇襲を掛けない?」
アーチャー「実は昨日、サーヴァントがいると思われる場所を見つけてな」
士郎「場所は?」
アーチャー「流洞寺だ」
アサシン「成る程。確かにその手の場所ならキャスターにしてはうってつけだな。もしかしたら儂を恐れて向こうは組んでるかもしれんぞ」
凛「ねえ、みんな。今夜奇襲を掛けない?」
アーチャー「実は昨日、サーヴァントがいると思われる場所を見つけてな」
士郎「場所は?」
アーチャー「流洞寺だ」
アサシン「成る程。確かにその手の場所ならキャスターにしてはうってつけだな。もしかしたら儂を恐れて向こうは組んでるかもしれんぞ」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 20:57:58.39 ID:e+ZbagyAO
凛「まあステータス的にアーチャーもいるし五分五分でしょう」
士郎「じゃあ・・・今夜で最後か・・・」
凛「二日で終わる聖杯戦争か・・・」
夜 流洞寺
士郎「着いたな・・・」
凛「ええ・・・。罠もたんまりあるでしょうね」
アーチャー「ぱっと見で何か見えないか?」
凛「ダメね。やっぱり向こうが上手か」
士郎「じゃあ・・・今夜で最後か・・・」
凛「二日で終わる聖杯戦争か・・・」
夜 流洞寺
士郎「着いたな・・・」
凛「ええ・・・。罠もたんまりあるでしょうね」
アーチャー「ぱっと見で何か見えないか?」
凛「ダメね。やっぱり向こうが上手か」
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 21:04:17.04 ID:e+ZbagyAO
アサシン「では儂が先陣を切ろう。少し上がったら残りも上がってくれ」
士郎「大丈夫なのか?」
アサシン「まあよほどのことがない限り圏境は破られないだろうしな」
と、アサシンは石段を上がった。
士郎達もアサシンに続いて上がってく。
士郎「大丈夫なのか?」
アサシン「まあよほどのことがない限り圏境は破られないだろうしな」
と、アサシンは石段を上がった。
士郎達もアサシンに続いて上がってく。
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 21:10:11.11 ID:e+ZbagyAO
踊り場まで登り切ると、
キャスター「来たわね」
アサシン「みたいだな」
頂上で二人のサーヴァントが待ち構えていた。
アーチャー「向こうから出て来るとは」
アサシン「呵々々々!!それも良かろう。二人共、下がっておれ」
士郎「負けるなよ・・・!!」
凛「私も後方から援護するわ」
キャスター「来たわね」
アサシン「みたいだな」
頂上で二人のサーヴァントが待ち構えていた。
アーチャー「向こうから出て来るとは」
アサシン「呵々々々!!それも良かろう。二人共、下がっておれ」
士郎「負けるなよ・・・!!」
凛「私も後方から援護するわ」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/17(木) 00:00:00.94 ID:lelbyYfAO
アサシン(行くか―――)
アーチャーの一撃に紛れてキャスターに近づいた。
その時―――
アサシン「ぬおっ!?」
突如、アサシンの『圏境』が解けた。
キャスター「掛かったわね・・・」
キャスターは階段に罠を仕掛けたのではなく自身の周囲にありとあらゆるアンチトラップを仕掛けていた。
アーチャーの一撃に紛れてキャスターに近づいた。
その時―――
アサシン「ぬおっ!?」
突如、アサシンの『圏境』が解けた。
キャスター「掛かったわね・・・」
キャスターは階段に罠を仕掛けたのではなく自身の周囲にありとあらゆるアンチトラップを仕掛けていた。
74: 順番ミス 2013/01/17(木) 00:00:55.03 ID:lelbyYfAO
凛「アーチャー!!出し惜しみは無しよ!!」
アーチャー「ああ。我が骨子は捻れ狂う―――」
弓を取り出し呪文を唱えると、一本の螺旋状の剣が現れそのまま矢に姿を変えた。
アーチャー「カラドボルグ!!」
アサシンとキャスターの間に矢を撃ち込んだ。
キャスター「防ぐわ!!」
キャスターが前に出て矢を防いだ。
キャスター「ぐっ・・・これは―――!!」
アーチャー「ああ。我が骨子は捻れ狂う―――」
弓を取り出し呪文を唱えると、一本の螺旋状の剣が現れそのまま矢に姿を変えた。
アーチャー「カラドボルグ!!」
アサシンとキャスターの間に矢を撃ち込んだ。
キャスター「防ぐわ!!」
キャスターが前に出て矢を防いだ。
キャスター「ぐっ・・・これは―――!!」
75: 一応もう一度 2013/01/17(木) 00:02:11.40 ID:lelbyYfAO
アサシン(行くか―――)
アーチャーの一撃に紛れてキャスターに近づいた。
その時―――
アサシン「ぬおっ!?」
突如、アサシンの『圏境』が解けた。
キャスター「掛かったわね・・・」
キャスターは階段に罠を仕掛けたのではなく自身の周囲にありとあらゆるアンチトラップを仕掛けていた。
アーチャーの一撃に紛れてキャスターに近づいた。
その時―――
アサシン「ぬおっ!?」
突如、アサシンの『圏境』が解けた。
キャスター「掛かったわね・・・」
キャスターは階段に罠を仕掛けたのではなく自身の周囲にありとあらゆるアンチトラップを仕掛けていた。
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/17(木) 00:02:51.66 ID:lelbyYfAO
その数ある罠の一つにアサシンの『圏境』を破る罠があったのだ。
士郎「あ、アサシン!!」
アサシン「大丈夫だ。にしても我が『圏境』が破られるか!!くはははははははは!!!!いや面白い、実に面白いぞ!!!!」
キャスター「っ・・・アサシン!!さっさとやっちゃいなさい!!」
小次郎「承知!!」
キャスターの前に出てアサシンに切り掛かる。
士郎「あ、アサシン!!」
アサシン「大丈夫だ。にしても我が『圏境』が破られるか!!くはははははははは!!!!いや面白い、実に面白いぞ!!!!」
キャスター「っ・・・アサシン!!さっさとやっちゃいなさい!!」
小次郎「承知!!」
キャスターの前に出てアサシンに切り掛かる。
77: アサシンと小次郎で使い分けます 2013/01/17(木) 00:10:36.82 ID:lelbyYfAO
アサシン「おっと」
ジャンプで回避。
アーチャー「私を忘れないでほしいな」
小次郎「ぐっ!!」
アサシンがジャンプしたすぐ後ろに双剣を持ったアーチャーが切り掛かった。
そして着地したアサシンが一発拳を打つ。
小次郎「がっ・・・」バタ
ここまで約数秒。アーチャーとの連携が上手く決まった。
ジャンプで回避。
アーチャー「私を忘れないでほしいな」
小次郎「ぐっ!!」
アサシンがジャンプしたすぐ後ろに双剣を持ったアーチャーが切り掛かった。
そして着地したアサシンが一発拳を打つ。
小次郎「がっ・・・」バタ
ここまで約数秒。アーチャーとの連携が上手く決まった。
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/17(木) 00:21:03.85 ID:lelbyYfAO
アサシン「みすみすとアサシンを突っ込ませたのはまずかったな」
キャスター「黙りなさい!!」
高速神言を使った大魔術の連打。
アーチャー「ここは私が―――」
アーチャーが二人の前に立ち、盾を展開した。
キャスター「その盾は!?さっきのといいアナタは一体―――」
魔術を防ぎ切ったアーチャーに言う。
アーチャー「私のことより自分のことを気にした方がいいぞ」
キャスター「え―――」
キャスターはここに来てアサシンがいないことに気づいた。
キャスター「黙りなさい!!」
高速神言を使った大魔術の連打。
アーチャー「ここは私が―――」
アーチャーが二人の前に立ち、盾を展開した。
キャスター「その盾は!?さっきのといいアナタは一体―――」
魔術を防ぎ切ったアーチャーに言う。
アーチャー「私のことより自分のことを気にした方がいいぞ」
キャスター「え―――」
キャスターはここに来てアサシンがいないことに気づいた。
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/17(木) 00:38:06.49 ID:lelbyYfAO
後ろから一発。
キャスター「しまっ―――」バタ
アサシン「む、少し反らされたな」
キャスター「あ、なんで・・・スキルは消したのに・・・それにあんな一撃で・・・」
アサシン「確かに『圏境』は使えなくなったがアサシン特有の『気配遮断』というスキルもあってだな。それにあの一撃こそが我が宝具だ」
キャスター「くっ・・・」
アサシン「にしてもこの状況、いつぞやの女狐を思い出すな。同じ轍を踏んで―――ないな。よかった」
と、呟いてる間にキャスターは完全に消滅していた。
キャスター「しまっ―――」バタ
アサシン「む、少し反らされたな」
キャスター「あ、なんで・・・スキルは消したのに・・・それにあんな一撃で・・・」
アサシン「確かに『圏境』は使えなくなったがアサシン特有の『気配遮断』というスキルもあってだな。それにあの一撃こそが我が宝具だ」
キャスター「くっ・・・」
アサシン「にしてもこの状況、いつぞやの女狐を思い出すな。同じ轍を踏んで―――ないな。よかった」
と、呟いてる間にキャスターは完全に消滅していた。
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 21:15:11.75 ID:Xt6MFvcAO
アサシン「さて、後残すはお主らのみとなったが」
アーチャー「ほう、ではここで決着を着けるか?」
アサシン「儂はそれでも構わぬが・・・む?」
士郎「な、なんか空が赤黒くなってる・・・?」
凛「あれは・・・教会の方ね」
アーチャー「どうする?」
凛「一応行きましょう。管理人として放っておけないわ」
アーチャー「ほう、ではここで決着を着けるか?」
アサシン「儂はそれでも構わぬが・・・む?」
士郎「な、なんか空が赤黒くなってる・・・?」
凛「あれは・・・教会の方ね」
アーチャー「どうする?」
凛「一応行きましょう。管理人として放っておけないわ」
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 21:22:50.03 ID:Xt6MFvcAO
士郎「俺達も行こう!!」
アサシン「ああ。しかも見ず知らずの気配もあるしな」
アーチャー「みたいだな。しかもかなりの強敵と見た」
凛「って、これ結構ヤバイ・・・のんびりしてられないわね!!この際仕方ない!!令呪を使うわアーチャー!!」
アーチャー「分かった!!」
士郎「アサシン!!俺も令呪を使うぞ!!」
アサシン「おうよ!!」
二人は令呪の力を借りてその発信源へ向かった。
アサシン「ああ。しかも見ず知らずの気配もあるしな」
アーチャー「みたいだな。しかもかなりの強敵と見た」
凛「って、これ結構ヤバイ・・・のんびりしてられないわね!!この際仕方ない!!令呪を使うわアーチャー!!」
アーチャー「分かった!!」
士郎「アサシン!!俺も令呪を使うぞ!!」
アサシン「おうよ!!」
二人は令呪の力を借りてその発信源へ向かった。
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 21:28:24.04 ID:Xt6MFvcAO
教会
士郎「着いたな・・・ってあれは!?」
凛「アインツベルンの!?」
着いた先にあったのは黒い球体とイリヤの死体だった。
言峰「どうだね、聖杯は」
士郎「こ、これが聖杯だってのかよ!!」
言峰「そうだ。この醜悪の呪いの泥こそが聖杯の中身だ。君達二人にはこの呪いを受け取る権利がある」
凛「そんなものいらないわよ!!さっさと破壊するわ!!アーチャー!!」
アーチャー「ああ!!」
士郎「着いたな・・・ってあれは!?」
凛「アインツベルンの!?」
着いた先にあったのは黒い球体とイリヤの死体だった。
言峰「どうだね、聖杯は」
士郎「こ、これが聖杯だってのかよ!!」
言峰「そうだ。この醜悪の呪いの泥こそが聖杯の中身だ。君達二人にはこの呪いを受け取る権利がある」
凛「そんなものいらないわよ!!さっさと破壊するわ!!アーチャー!!」
アーチャー「ああ!!」
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 21:35:27.85 ID:Xt6MFvcAO
言峰「こんな素晴らしいものをいらないと切り捨てるか・・・」
士郎「ふざけるな!!アサシン!!」
アサシン「おう、いつでも行けるぞ!!」
言峰「残念だ・・・。出て来い、ギルガメッシュ。こいつらを始末しろ」
ギルガメッシュ「いいだろう・・・」
士郎「ふざけるな!!アサシン!!」
アサシン「おう、いつでも行けるぞ!!」
言峰「残念だ・・・。出て来い、ギルガメッシュ。こいつらを始末しろ」
ギルガメッシュ「いいだろう・・・」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 21:40:44.55 ID:Xt6MFvcAO
ギルガメッシュ「では消えるがいい」
ギルガメッシュは指を鳴らし、大量の剣を向けた。
アーチャー「トレース・オン!!」
それに合わせてアーチャーもギルガメッシュと同じく剣を展開した。
ギルガメッシュ「はっ。これは・・・贋作か。偽物が本物に敵う訳がない!!」
アーチャー「どうだかな、やってみるがいい」
ギルガメッシュ「減らず口を!!」
ギルガメッシュは指を鳴らし、大量の剣を向けた。
アーチャー「トレース・オン!!」
それに合わせてアーチャーもギルガメッシュと同じく剣を展開した。
ギルガメッシュ「はっ。これは・・・贋作か。偽物が本物に敵う訳がない!!」
アーチャー「どうだかな、やってみるがいい」
ギルガメッシュ「減らず口を!!」
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 23:02:27.70 ID:Xt6MFvcAO
互いの剣を撃ち合うが結果は相打ち。そして―――
アーチャー「見せてやろう、これが私の世界だ!!」
アーチャーを中心に世界が塗り替えられた。
大量の刀剣や槍が突き刺さった荒野が広がる世界。
凛「こ、固有結界・・・心象風景の具現化・・・」
アーチャー「これらは全て偽物。だが偽物が本物に劣るとは限らんだろう?」
ギルガメッシュ「貴様・・・!!」
アサシン「・・・」
一方でアサシンはその大量の武器の中の一本の槍を見つめていた。
アーチャー「見せてやろう、これが私の世界だ!!」
アーチャーを中心に世界が塗り替えられた。
大量の刀剣や槍が突き刺さった荒野が広がる世界。
凛「こ、固有結界・・・心象風景の具現化・・・」
アーチャー「これらは全て偽物。だが偽物が本物に劣るとは限らんだろう?」
ギルガメッシュ「貴様・・・!!」
アサシン「・・・」
一方でアサシンはその大量の武器の中の一本の槍を見つめていた。
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 23:34:53.75 ID:Xt6MFvcAO
ドドド!!
アーチャー「そろそろ終わりだ!!」
ギルガメッシュ「こ、こんなことがあっ!!」
追い詰められたギルガメッシュは螺旋状の剣を抜いた。
アーチャー「その剣は・・・!!」
ギルガメッシュ「我の―――」
スパン―――ボト
言葉を言い切る前にギルガメッシュの首が切り落とされた。
そしてその首と胴体は消滅した。
アーチャー「そろそろ終わりだ!!」
ギルガメッシュ「こ、こんなことがあっ!!」
追い詰められたギルガメッシュは螺旋状の剣を抜いた。
アーチャー「その剣は・・・!!」
ギルガメッシュ「我の―――」
スパン―――ボト
言葉を言い切る前にギルガメッシュの首が切り落とされた。
そしてその首と胴体は消滅した。
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 23:44:09.20 ID:Xt6MFvcAO
パリン!!
何かが砕ける音と共にアサシンが姿を現した。
アサシン「む、もうダメになったか」
アーチャー「・・・成る程、ランサーの適性もあってその宝具を使用したのか」
アーチャーは結果を解除する。
アサシン「そういうことだ。槍を持った儂は姿も得物も消すことが出来る。あ、ついでにアイツも仕留めといたぞ」
言峰「」
言峰は首を一突きされ死んでいた。
何かが砕ける音と共にアサシンが姿を現した。
アサシン「む、もうダメになったか」
アーチャー「・・・成る程、ランサーの適性もあってその宝具を使用したのか」
アーチャーは結果を解除する。
アサシン「そういうことだ。槍を持った儂は姿も得物も消すことが出来る。あ、ついでにアイツも仕留めといたぞ」
言峰「」
言峰は首を一突きされ死んでいた。
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 23:49:19.17 ID:Xt6MFvcAO
凛「姿と気配を消せるランサーとか怖すぎるわ」
アサシン「呵々々々!!」
士郎「ってことは後はあれを破壊するだけ?」
アサシン「そうさな。だが儂にはあれを破壊出来るような力はない。済まぬが頼めるか?」
アーチャー「ああ。我が骨子は捻れ狂う―――」
流洞寺で使った弓と変化させた矢を取り出し―――
アーチャー「偽・螺旋剣!!」
矢を放ち聖杯を破壊した。
アサシン「呵々々々!!」
士郎「ってことは後はあれを破壊するだけ?」
アサシン「そうさな。だが儂にはあれを破壊出来るような力はない。済まぬが頼めるか?」
アーチャー「ああ。我が骨子は捻れ狂う―――」
流洞寺で使った弓と変化させた矢を取り出し―――
アーチャー「偽・螺旋剣!!」
矢を放ち聖杯を破壊した。
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/21(月) 23:55:55.07 ID:Xt6MFvcAO
士郎「終わった・・・のか?」
凛「終わったわね・・・」
アーチャー「そしてさよならだ」シュー
凛「そうね、ありがとう。アーチャー」
士郎「え、どういうことだよ!?」
アサシン「サーヴァントは聖杯の支援なしには現界出来ぬ存在だ。短い間だったが楽しかったぞ、士郎」
士郎「なあ・・・最後に真名教えてくれないか?」
アサシン「む?そういえば教えてなかったな。儂は―――」
凛「終わったわね・・・」
アーチャー「そしてさよならだ」シュー
凛「そうね、ありがとう。アーチャー」
士郎「え、どういうことだよ!?」
アサシン「サーヴァントは聖杯の支援なしには現界出来ぬ存在だ。短い間だったが楽しかったぞ、士郎」
士郎「なあ・・・最後に真名教えてくれないか?」
アサシン「む?そういえば教えてなかったな。儂は―――」
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/22(火) 00:03:43.11 ID:e6v6fgUAO
アサシンとアーチャーが消滅したことで聖杯戦争は終わり、俺達は元の日常に戻った。
そして―――――
凛「ランサーが近いわね・・・。アーチャー、気をつけて」
アーチャー「君の方こそ」
確かここでアサシンと契約したかつての私が・・・。
バッ
アーチャー「むっ!?」シュ
セイバー「はあっ!!」
アーチャー「えちょ―――」ザク
凛「アーチャー!!」
アーチャー(コイツ誰だよ・・・)
終わり
そして―――――
凛「ランサーが近いわね・・・。アーチャー、気をつけて」
アーチャー「君の方こそ」
確かここでアサシンと契約したかつての私が・・・。
バッ
アーチャー「むっ!?」シュ
セイバー「はあっ!!」
アーチャー「えちょ―――」ザク
凛「アーチャー!!」
アーチャー(コイツ誰だよ・・・)
終わり
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