1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:26:49.32 ID:P3FIkFzV0
春香「うん、良い天気だねー」
響「う、うん、晴れてよかったさー」
響「……」チラ
美希「……」パラ
響「……ね、ねえ美希、それ何読んでるんだ?」
美希「これ?ファッション誌だよ」
響「あ、そ、そうだよねー」
響「……」
春香「……」
美希「……」
響「うう……」
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春香「……」
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THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 01 アイドルマスター ミリオンライブ!
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:29:48.77 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」ペラ
響「う、うう……」
響「……ね、美希、今月号ってどんな感じ?」
美希「んー、もう夏モノのアイテムも乗ってきてるね、気が早すぎってカンジ」
響「へ、へーそうなんだ……」
美希「……」ペラ
響「う、うう……」
響「……ね、美希、今月号ってどんな感じ?」
美希「んー、もう夏モノのアイテムも乗ってきてるね、気が早すぎってカンジ」
響「へ、へーそうなんだ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:35:18.57 ID:P3FIkFzV0
響「……あ、そ、そうだー」
響「ね、ねえ春香」
春香「何?響ちゃん」
響「小物と言えば、この前の新曲に会いそうなアイテム、自分たちでも探してみてってプロデューサーが言ってたでしょ?」
春香「うん、そう言えば言ってたね」
響「だからさ、こんど一緒に買いに行かない?」
春香「いいよ!じゃあ、後でスケジュール合わせようね!」
響「う、うん!」
響「あ、そ、そうだー、良かったら美希も一緒に」
美希「ミキはいいかなー」
響「あ、そ、そっか……」
響「ね、ねえ春香」
春香「何?響ちゃん」
響「小物と言えば、この前の新曲に会いそうなアイテム、自分たちでも探してみてってプロデューサーが言ってたでしょ?」
春香「うん、そう言えば言ってたね」
響「だからさ、こんど一緒に買いに行かない?」
春香「いいよ!じゃあ、後でスケジュール合わせようね!」
響「う、うん!」
響「あ、そ、そうだー、良かったら美希も一緒に」
美希「ミキはいいかなー」
響「あ、そ、そっか……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:37:01.57 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」ペラ
春香「……」
美希「……」ペラ
響「……うう」
美希「……」ペラ
春香「……」
美希「……」ペラ
響「……うう」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:40:00.55 ID:P3FIkFzV0
響「あ!そうだ!」
春香「何?響ちゃん」
響「そう言えば、来月の自分たちのライブ、まだ打ち合わせして無かったじゃないか!」
春香「あ、そう言えば」
響「そうだぞ!自分と春香と美希の3人で出るんだから、ちゃんと打ち合わせしないとダメだよね!」
春香「そうだね」
響「よし!それなら、ちょうど今3人そろってるんだから、打ち合わせするぞ!」
春香「何?響ちゃん」
響「そう言えば、来月の自分たちのライブ、まだ打ち合わせして無かったじゃないか!」
春香「あ、そう言えば」
響「そうだぞ!自分と春香と美希の3人で出るんだから、ちゃんと打ち合わせしないとダメだよね!」
春香「そうだね」
響「よし!それなら、ちょうど今3人そろってるんだから、打ち合わせするぞ!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:42:45.42 ID:P3FIkFzV0
美希「……」ペラ
響「み、美希も大丈夫だよね……?」
美希「うん、ベツにいいよ」パタン
響「よ、よし、それじゃあ……」
響「……」
響「……えーと」
響「……二人とも、なにか意見ある?」
響「み、美希も大丈夫だよね……?」
美希「うん、ベツにいいよ」パタン
響「よ、よし、それじゃあ……」
響「……」
響「……えーと」
響「……二人とも、なにか意見ある?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:47:31.40 ID:P3FIkFzV0
春香「え?う、うーん……」
春香「あ、そう言えば」
春香「私と美希の衣装のイメージが違うから、ちょっと合わせた方が良いと思うんだけど……」
響「お、おお!そうだね!」
響「確かに、春香と美希の衣装ちょっとバラバラだぞ!」
春香「うん、だから、小物を買いに行く前に方向性を決めておきたいよね」
響「そ、そう!その通りだぞ!」
響「ちゃんと足並みをそろえないといけないよね!」
響「春香と、美希の!」
春香「あ、そう言えば」
春香「私と美希の衣装のイメージが違うから、ちょっと合わせた方が良いと思うんだけど……」
響「お、おお!そうだね!」
響「確かに、春香と美希の衣装ちょっとバラバラだぞ!」
春香「うん、だから、小物を買いに行く前に方向性を決めておきたいよね」
響「そ、そう!その通りだぞ!」
響「ちゃんと足並みをそろえないといけないよね!」
響「春香と、美希の!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:50:25.53 ID:P3FIkFzV0
美希「……」
響「よーし、それじゃ、どういう方向性にするか考えないと……」
美希「……」
響「……美希?」
美希「何?」
響「あ、えーと……」
響「だから、春香が美希とのイメージを修正したいんだって……」
美希「うん、いいよ?」
響「よーし、それじゃ、どういう方向性にするか考えないと……」
美希「……」
響「……美希?」
美希「何?」
響「あ、えーと……」
響「だから、春香が美希とのイメージを修正したいんだって……」
美希「うん、いいよ?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:55:07.06 ID:P3FIkFzV0
響「……いいんだよね?」
美希「うん」
美希「ミキ的には、今の路線はちょっと可愛すぎでミキっぽくないから」
美希「もうちょっとクールでカッコイイ感じにしてほしいって思うな」
響「おお!ちゃんと考えてるじゃないか!」
響「確かに、今回は結構ダンスで魅せる場所も多いから、動きやすさもかねてクール系の方がいいかもね!」
美希「うん」
美希「うん」
美希「ミキ的には、今の路線はちょっと可愛すぎでミキっぽくないから」
美希「もうちょっとクールでカッコイイ感じにしてほしいって思うな」
響「おお!ちゃんと考えてるじゃないか!」
響「確かに、今回は結構ダンスで魅せる場所も多いから、動きやすさもかねてクール系の方がいいかもね!」
美希「うん」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:57:06.76 ID:P3FIkFzV0
響「よーし、それじゃ……」
春香「……」
響「……って、春香?」
春香「何?」
響「だから、えーっと……」
響「美希が、今回は可愛い系じゃなくてカッコいい系で行きたいんだって……」
春香「うん、良いと思うよ!」
春香「……」
響「……って、春香?」
春香「何?」
響「だから、えーっと……」
響「美希が、今回は可愛い系じゃなくてカッコいい系で行きたいんだって……」
春香「うん、良いと思うよ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 19:59:37.38 ID:P3FIkFzV0
響「……いいんだよね?」
春香「うん!」
春香「私、最近そう言う路線にも興味出てきたから、楽しみだなー!」
響「そ、そっか、良かったぞ……」
美希「……」
春香「……」
春香「うん!」
春香「私、最近そう言う路線にも興味出てきたから、楽しみだなー!」
響「そ、そっか、良かったぞ……」
美希「……」
春香「……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:02:27.46 ID:P3FIkFzV0
美希「……あ、ちょっとそっちの雑誌とって?」
春香「……」
響「……春香、美希が雑誌とってって」
春香「あ、うん」ヒョイ
春香「はい、響ちゃん」
響「……ありがと」
響「……美希、雑誌だぞ」
美希「うん、響ありがと」
春香「……」
響「……春香、美希が雑誌とってって」
春香「あ、うん」ヒョイ
春香「はい、響ちゃん」
響「……ありがと」
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美希「うん、響ありがと」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:05:57.65 ID:P3FIkFzV0
春香「あ、そう言えば、さっきのスケジュール合わせちゃわないと!」
春香「ごめん、バック取ってくれる?」
響「う、うん……」
美希「……」
響「……美希、春香のバック、美希の後ろにあるんだけど」
美希「え?ああ、うん」ヒョイ
美希「はいなの」
響「うん、サンキュー……」
響「はい、春香……」
春香「ゴメンね、響ちゃん」
春香「ごめん、バック取ってくれる?」
響「う、うん……」
美希「……」
響「……美希、春香のバック、美希の後ろにあるんだけど」
美希「え?ああ、うん」ヒョイ
美希「はいなの」
響「うん、サンキュー……」
響「はい、春香……」
春香「ゴメンね、響ちゃん」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:08:54.47 ID:P3FIkFzV0
春香「……」ゴソゴソ
美希「……」ペラ
春香「……」
美希「……」
響「……」
響(……グスッ)
美希「……」ペラ
春香「……」
美希「……」
響「……」
響(……グスッ)
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:12:40.83 ID:P3FIkFzV0
響「あ、そ、そう言えばさ!」
響「今日春香、クッキーとか作ってきてないの?」
春香「クッキー?」
響「う、うん」
春香「えへへ……実は……」ゴソゴソ
春香「ジャーン!作ってきてるよ!」
響「さ、流石春香!」
響「それじゃ、みんなで……」
美希「あ、ミキはいらないの」
響「え?」
響「今日春香、クッキーとか作ってきてないの?」
春香「クッキー?」
響「う、うん」
春香「えへへ……実は……」ゴソゴソ
春香「ジャーン!作ってきてるよ!」
響「さ、流石春香!」
響「それじゃ、みんなで……」
美希「あ、ミキはいらないの」
響「え?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:18:23.58 ID:P3FIkFzV0
響「い、いらないって、せっかく春香が作ってきてくれたのに……」
美希「でもミキ、もうクッキーはジューブンなの」
響「み、美希!十分ってそんな言い方……」
春香「うん、美希は要らないよね?」
響「春香までぇ!」
響「どうして二人とも……」
響「う、うう……」ジワッ
響「自分、今日はもう帰る!」ダッ
春香「ちょ、響ちゃん!?」
美希「えっ、響!?」
バタン
美希「でもミキ、もうクッキーはジューブンなの」
響「み、美希!十分ってそんな言い方……」
春香「うん、美希は要らないよね?」
響「春香までぇ!」
響「どうして二人とも……」
響「う、うう……」ジワッ
響「自分、今日はもう帰る!」ダッ
春香「ちょ、響ちゃん!?」
美希「えっ、響!?」
バタン
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:24:06.36 ID:P3FIkFzV0
響(うう、どうして二人は仲良くしてくれないんだよー!)ダダッ
響(自分、事務所の皆に仲良くしててほしいのに)カンカン カンカン
響(春香と美希のバカ……!)
ドンッ
響「うぎゃ!」
真「うわっ!」
響「あ、真……」
真「い、痛てて……響か」
真「危ないじゃないか!事務所の階段、そんなスピードで駆け下りてきて!」
響「ご、ごめんだぞ……」
響(自分、事務所の皆に仲良くしててほしいのに)カンカン カンカン
響(春香と美希のバカ……!)
ドンッ
響「うぎゃ!」
真「うわっ!」
響「あ、真……」
真「い、痛てて……響か」
真「危ないじゃないか!事務所の階段、そんなスピードで駆け下りてきて!」
響「ご、ごめんだぞ……」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:28:59.92 ID:P3FIkFzV0
真「気を付けてよね……って、響……」
真「目、赤くない?」
響「え?あ……」
ゴシゴシ
響「へ、へへーん!別に何ともないぞ!自分、完璧だからね!」
真「そ、そう?それならいいんだけど……」
真「……困ったことがあるなら、いつでもいいなよ?」
響「!」
響「だ、大丈夫だぞ!……ホントに大丈夫だから」
真「目、赤くない?」
響「え?あ……」
ゴシゴシ
響「へ、へへーん!別に何ともないぞ!自分、完璧だからね!」
真「そ、そう?それならいいんだけど……」
真「……困ったことがあるなら、いつでもいいなよ?」
響「!」
響「だ、大丈夫だぞ!……ホントに大丈夫だから」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:33:49.93 ID:P3FIkFzV0
真「……まあ、響が大丈夫だって言うなら何も聞かないけど」
響「……」
真「じゃあさ、あの……」
響「……何?」
真「……そろそろボクの上から避けてくれないかな」
響「あ、ご、ゴメン!」
響「すぐ避け……」
千早「……二人とも、階段の踊り場で何やってるのかしら……?」
真「あ、ち、千早……」
響「……」
真「じゃあさ、あの……」
響「……何?」
真「……そろそろボクの上から避けてくれないかな」
響「あ、ご、ゴメン!」
響「すぐ避け……」
千早「……二人とも、階段の踊り場で何やってるのかしら……?」
真「あ、ち、千早……」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:38:17.47 ID:P3FIkFzV0
千早「我那覇さんが真の上に馬乗り……」
真「いや、ちょっとさ、さっきぶつかっ……」
千早「……まあ、何でもいいのだけど」スタスタ
真「ち、千早!何か勘違いしてない!?」
響「……じゃあもう自分行くね」ヒョイ
真「え?あ、うん……」
真「……」
真「何だろう、今ボク、すごく損をした気がする……」
真「いや、ちょっとさ、さっきぶつかっ……」
千早「……まあ、何でもいいのだけど」スタスタ
真「ち、千早!何か勘違いしてない!?」
響「……じゃあもう自分行くね」ヒョイ
真「え?あ、うん……」
真「……」
真「何だろう、今ボク、すごく損をした気がする……」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:43:47.66 ID:P3FIkFzV0
別の日
響「おはようございまーす」ガチャ
ギャアギャア
響「って、あれ?なんか騒がしいぞ……」
伊織「だから、私はアンタのことを心配して言ってやってるんじゃない!!」
亜美「亜美にはそれが余計なおさるさんなんだよー!!」
伊織「だれがサルよ!誰が!」
響「ちょ、二人とも何やってるんだよー!」
響「おはようございまーす」ガチャ
ギャアギャア
響「って、あれ?なんか騒がしいぞ……」
伊織「だから、私はアンタのことを心配して言ってやってるんじゃない!!」
亜美「亜美にはそれが余計なおさるさんなんだよー!!」
伊織「だれがサルよ!誰が!」
響「ちょ、二人とも何やってるんだよー!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 20:57:31.15 ID:P3FIkFzV0
伊織「私がサルだったら、アンタは何?キンギョかしら?」
亜美「それどーいう意味さ!」
伊織「お尻どころか全身真っ赤だからよ」
亜美「全部じゃないもん!2教科はセーフだったもん!」
伊織「変わらないわよ!そんな違い!」
亜美「そんなことないよー!!」
響「や、やめるさー!亜美も伊織も!」
亜美「それどーいう意味さ!」
伊織「お尻どころか全身真っ赤だからよ」
亜美「全部じゃないもん!2教科はセーフだったもん!」
伊織「変わらないわよ!そんな違い!」
亜美「そんなことないよー!!」
響「や、やめるさー!亜美も伊織も!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:02:32.31 ID:P3FIkFzV0
伊織「何よ響!アンタは黙ってなさい!」
亜美「そうだよひびきん!おはよう!」
響「二人とも、何喧嘩してるんだよ!」
伊織「喧嘩じゃないわよ、説教よ、コレは!」
伊織「亜美ったら、この前の期末テスト、8教科中6教科赤点だったのよ、信じられる!?」
伊織「しかも、5教科は全滅!保体だけ満点!」
伊織「だから私が説教してたのよ!」
亜美「そうだよひびきん!おはよう!」
響「二人とも、何喧嘩してるんだよ!」
伊織「喧嘩じゃないわよ、説教よ、コレは!」
伊織「亜美ったら、この前の期末テスト、8教科中6教科赤点だったのよ、信じられる!?」
伊織「しかも、5教科は全滅!保体だけ満点!」
伊織「だから私が説教してたのよ!」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:06:48.43 ID:P3FIkFzV0
響「そ、それは酷いな……」
亜美「で、でも!それはアイドル忙しかったからだし……」
亜美「これからはパパが勉強見てくれるって言ってたから、ちゃんとやるもん!」
亜美「それにほら、見てよひびきん」パラ
亜美「亜美、英語と数学の一番難しいやつ正解してんだよ?」
亜美「それなのにいおりん、亜美がうっかり間違ったところばっかり怒って……」
亜美「いおりんにそんなこと言われる筋合いないもんね!」
亜美「で、でも!それはアイドル忙しかったからだし……」
亜美「これからはパパが勉強見てくれるって言ってたから、ちゃんとやるもん!」
亜美「それにほら、見てよひびきん」パラ
亜美「亜美、英語と数学の一番難しいやつ正解してんだよ?」
亜美「それなのにいおりん、亜美がうっかり間違ったところばっかり怒って……」
亜美「いおりんにそんなこと言われる筋合いないもんね!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:11:48.78 ID:P3FIkFzV0
伊織「何よ、私はあんたのことを心配して言ってあげてるんじゃない!」
伊織「今からこんだけ赤点取ってたら、今後が心配だって……」
亜美「だから、それはいおりんのドーバー海峡なんだってば!」
伊織「それを言うなら老婆心でしょ!!私のドーバー海峡って何よ!?」
ギャーギャー
響「ああ、もう、また……」
伊織「今からこんだけ赤点取ってたら、今後が心配だって……」
亜美「だから、それはいおりんのドーバー海峡なんだってば!」
伊織「それを言うなら老婆心でしょ!!私のドーバー海峡って何よ!?」
ギャーギャー
響「ああ、もう、また……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:20:07.28 ID:P3FIkFzV0
響「と、とにかく、二人とも言い争いは……」
伊織「何!?じゃあ、アンタ、亜美がこれから赤点取り続けてもいいってわけ!?」
響「い、いや、そうじゃなくて……」
亜美「そうだよ!そうなったら困るのは亜美なんだかんね!」
響「いや、だから……」
伊織「何!?じゃあ、アンタ、亜美がこれから赤点取り続けてもいいってわけ!?」
響「い、いや、そうじゃなくて……」
亜美「そうだよ!そうなったら困るのは亜美なんだかんね!」
響「いや、だから……」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:24:57.68 ID:P3FIkFzV0
伊織「だいたい、アンタはどうなのよ響!」
響「え?な、なにが?」
伊織「アンタはちゃんと勉強してるの!?」
響「し、してるけど……」
伊織「うそおっしゃい!アンタ、この前古文がどうのってプロデューサーにこぼしてたらしいじゃない!」
響「うげっ、何でそれを……」
亜美「りっちゃんから聞いたんだよ!」
響「え?な、なにが?」
伊織「アンタはちゃんと勉強してるの!?」
響「し、してるけど……」
伊織「うそおっしゃい!アンタ、この前古文がどうのってプロデューサーにこぼしてたらしいじゃない!」
響「うげっ、何でそれを……」
亜美「りっちゃんから聞いたんだよ!」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:28:51.58 ID:P3FIkFzV0
伊織「アンタね、いくら得意な教科でいい点とったって結局最後にものをいうのは総合点なのよ!?」
響「わ、分かってるぞ……」
亜美「それをひびきんったらまったく……」
亜美「ニガテを何とかしようと思っても、高3でそんな余裕はないんだかんね?」
響「は、はい……」
亜美「今からコツコツ知識つけていかないと、特に古文なんて何が出るか分かんないんだから……」
響「お、おっしゃるとおりだぞ……」
響「わ、分かってるぞ……」
亜美「それをひびきんったらまったく……」
亜美「ニガテを何とかしようと思っても、高3でそんな余裕はないんだかんね?」
響「は、はい……」
亜美「今からコツコツ知識つけていかないと、特に古文なんて何が出るか分かんないんだから……」
響「お、おっしゃるとおりだぞ……」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:31:26.02 ID:P3FIkFzV0
伊織「分かったわね?今日帰ったら、ちゃんと勉強しなさいよ?」
響「うん……」
亜美「精進したまえよ、ひびきん」ポン
響「はい……」
伊織「さ、レッスン行くわよ、亜美」
亜美「ほーい」
バタン
響「……」
響「うん……」
亜美「精進したまえよ、ひびきん」ポン
響「はい……」
伊織「さ、レッスン行くわよ、亜美」
亜美「ほーい」
バタン
響「……」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:33:23.81 ID:P3FIkFzV0
真「おはようございまーす……おっ」ガチャ
響「……」
真「ひーびきっ、おはよう!」
響「……」
真「……響」
響「……」ブワッ
真「……響ぃ!?」
響「……」
真「ひーびきっ、おはよう!」
響「……」
真「……響」
響「……」ブワッ
真「……響ぃ!?」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:36:55.15 ID:P3FIkFzV0
響「真ぉおおお!」
真「ちょ、何で泣いてるのさ、響!」
響「自分、自分……」
真「落ち着いて、ね?」
響「もうどうしていいのかわかんないよぉ!」
真「な、何が……?」
響「うええええん!!」
真「響ぃ!?」
真「ちょ、何で泣いてるのさ、響!」
響「自分、自分……」
真「落ち着いて、ね?」
響「もうどうしていいのかわかんないよぉ!」
真「な、何が……?」
響「うええええん!!」
真「響ぃ!?」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:40:03.31 ID:P3FIkFzV0
……
響「ぐすっ、うっ……」
真「よ、よしよし……」
響「……ヒック」
真「……落ち着いた?」
響「……うん」
響「ぐすっ、うっ……」
真「よ、よしよし……」
響「……ヒック」
真「……落ち着いた?」
響「……うん」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:43:40.78 ID:P3FIkFzV0
真「一体何があったのさ?」
真「ボクでよければ話してみてよ」
響「……」
真「きっと楽になるから、ね?」
響「……」
響「自分、この事務所で上手くやっていける自信が無いぞ……」
真「え?」
真「ボクでよければ話してみてよ」
響「……」
真「きっと楽になるから、ね?」
響「……」
響「自分、この事務所で上手くやっていける自信が無いぞ……」
真「え?」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:47:25.88 ID:P3FIkFzV0
真「な、何言ってるんだよ響!」
響「だって、みんなのことが全然よく分からないんだ……」
真「分からない?」
響「うん」
響「……さっき、亜美と伊織が喧嘩してたんだ」
真「うん」
響「で、自分さ、喧嘩は良くない、って思ったから」
響「二人のことを止めに行ったんだけど……」
真「うん」
響「そしたら、逆にもっと古文の勉強をしろって怒られたんだ」
真「何で!?」
響「だって、みんなのことが全然よく分からないんだ……」
真「分からない?」
響「うん」
響「……さっき、亜美と伊織が喧嘩してたんだ」
真「うん」
響「で、自分さ、喧嘩は良くない、って思ったから」
響「二人のことを止めに行ったんだけど……」
真「うん」
響「そしたら、逆にもっと古文の勉強をしろって怒られたんだ」
真「何で!?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:51:47.40 ID:P3FIkFzV0
響「わかんない、分かんないけど……」
響「話の流れで、何でか自分がお説教されて……」
真「そ、そっか、大変だったね……」
響「なあ真?どうしてなんだ?」
響「あそこは絶対、自分が止めたら二人とも冷静になって」
響「『わ、私も怒鳴ったりして悪かったわよ……』」
響「『うん、亜美も、これからはいおりんが心配しないように勉強頑張るね……』」
響「って流れじゃないのか!?」
響「話の流れで、何でか自分がお説教されて……」
真「そ、そっか、大変だったね……」
響「なあ真?どうしてなんだ?」
響「あそこは絶対、自分が止めたら二人とも冷静になって」
響「『わ、私も怒鳴ったりして悪かったわよ……』」
響「『うん、亜美も、これからはいおりんが心配しないように勉強頑張るね……』」
響「って流れじゃないのか!?」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:55:37.32 ID:P3FIkFzV0
真「ま、まあ、亜美はイタズラ好きだし、会話もちょっと普通にさせてくれない時があるけど……」
真「普通にいい子だと思うよ?」
響「……伊織は?」
真「伊織も、ちょっと怒りっぽい所はあるけど間違ったことは言わないし……」
真「多分、怒ってたってそれは響を心配してるからだと思うけど……」
響「……じ、自分、あの会話でそこまでは分からないぞ」
真「普通にいい子だと思うよ?」
響「……伊織は?」
真「伊織も、ちょっと怒りっぽい所はあるけど間違ったことは言わないし……」
真「多分、怒ってたってそれは響を心配してるからだと思うけど……」
響「……じ、自分、あの会話でそこまでは分からないぞ」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 21:59:14.61 ID:P3FIkFzV0
真「まあ、響はウチに来たばっかりだし、まだちょっとみんなのことが分からないかもしれないけどさ」
真「すぐに分かってくるよ」
響「……でもさ、それにしてもこの事務所、みんなの仲が悪いのか?」
真「え、仲?」
響「だって、いっつも皆喧嘩してるじゃないか」
真「ええ?そうかなあ……」
真「すぐに分かってくるよ」
響「……でもさ、それにしてもこの事務所、みんなの仲が悪いのか?」
真「え、仲?」
響「だって、いっつも皆喧嘩してるじゃないか」
真「ええ?そうかなあ……」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:02:26.31 ID:P3FIkFzV0
響「今日だって亜美と伊織が喧嘩してたし……」
響「それに、この前は真と伊織が喧嘩してたでしょ?」
真「ああ、そう言えばしたかもなあ……」
響「あと、律子もいっつも怒ってたりするし」
真「それは……」
響「自分、折角事務所の仲間になったんだから、みんな仲良しでいたいぞ……」
真「響……」
響「それに、この前は真と伊織が喧嘩してたでしょ?」
真「ああ、そう言えばしたかもなあ……」
響「あと、律子もいっつも怒ってたりするし」
真「それは……」
響「自分、折角事務所の仲間になったんだから、みんな仲良しでいたいぞ……」
真「響……」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:08:11.00 ID:P3FIkFzV0
真「へへっ、響、そんな心配いらないよ」
響「え?」
真「765プロは、皆仲良しだって」
響「で、でもさ……」
真「そりゃ、確かにみんな結構気が強かったり、言い争いしたりするけどさ」
真「それは、みんなお互いを信頼してるからなんだよ」
響「信頼……?」
響「え?」
真「765プロは、皆仲良しだって」
響「で、でもさ……」
真「そりゃ、確かにみんな結構気が強かったり、言い争いしたりするけどさ」
真「それは、みんなお互いを信頼してるからなんだよ」
響「信頼……?」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:11:23.61 ID:P3FIkFzV0
真「うん、みんなお互いにお互いを好きだと思ってるし、信じてる」
真「だから、自分の言いたいことを言うんだよ」
真「この仲間になら、きっと言いたいことが伝わるからってさ」
響「真……」
真「うん、だからさ響も遠慮なくボクに何でも言っていいんだよ?」
真「……ボクが」
ガチャ
千早「おはようございます」
真「ボクが、響の全てを受け止めてあげるからさ……」
真「だから、自分の言いたいことを言うんだよ」
真「この仲間になら、きっと言いたいことが伝わるからってさ」
響「真……」
真「うん、だからさ響も遠慮なくボクに何でも言っていいんだよ?」
真「……ボクが」
ガチャ
千早「おはようございます」
真「ボクが、響の全てを受け止めてあげるからさ……」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:15:53.57 ID:P3FIkFzV0
真「あ」
千早「ま、真、今のセリフは何……?」
真「いや、千早、コレは違うんだってば」
真「ちょうどいいタイミングで、千早が来たってだけで……」
千早「ええ、確かに、丁度いいタイミングで来てしまったみたい」
千早「でも、それには私は邪魔だと思うから、ちょっと時間を潰してくるわ」
真「いや、だからさ、ちょっと待ってよ……!」
バタン
真「……うう、また絶対勘違いされたよ……」
響「全然信頼されてないじゃないか……」
千早「ま、真、今のセリフは何……?」
真「いや、千早、コレは違うんだってば」
真「ちょうどいいタイミングで、千早が来たってだけで……」
千早「ええ、確かに、丁度いいタイミングで来てしまったみたい」
千早「でも、それには私は邪魔だと思うから、ちょっと時間を潰してくるわ」
真「いや、だからさ、ちょっと待ってよ……!」
バタン
真「……うう、また絶対勘違いされたよ……」
響「全然信頼されてないじゃないか……」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:18:55.87 ID:P3FIkFzV0
真「ま、まあとにかく!」
真「響の心配するようなことはこの事務所にはないからさ!」
真「響も、響のままでいればいいんだって!」
響「う、うん」
響「……でもさ」
真「何?」
響「あの、春香と美希はどうなんだ?」
響「どう見ても、仲良しには見えなかったんだけど……」
真「ああ、あの二人は……」
真「響の心配するようなことはこの事務所にはないからさ!」
真「響も、響のままでいればいいんだって!」
響「う、うん」
響「……でもさ」
真「何?」
響「あの、春香と美希はどうなんだ?」
響「どう見ても、仲良しには見えなかったんだけど……」
真「ああ、あの二人は……」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:20:58.54 ID:P3FIkFzV0
……別の日
美希「……」ペラ
美希「……」
ガチャ
春香「おはようございまーす」
美希「……」
春香「……あ、美希」
美希「うん」
春香「……」
春香「……よいしょっと」ストッ
春香「……」
美希「……」ペラ
美希「……」ペラ
美希「……」
ガチャ
春香「おはようございまーす」
美希「……」
春香「……あ、美希」
美希「うん」
春香「……」
春香「……よいしょっと」ストッ
春香「……」
美希「……」ペラ
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:22:51.27 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」
春香「……」
美希「……」
美希「あ、春香」
春香「何?」
美希「これ」スッ
春香「リボン?」
美希「ステージ、それ付ければいいって思うな」
美希「……」
春香「……」
美希「……」
美希「あ、春香」
春香「何?」
美希「これ」スッ
春香「リボン?」
美希「ステージ、それ付ければいいって思うな」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:24:34.19 ID:P3FIkFzV0
春香「ふーん……」
春香「買ったの?」
美希「うん」
春香「じゃあ、お金……」
美希「別にいらないの」
春香「そっか」
美希「うん」
春香「……」
美希「……」
春香「買ったの?」
美希「うん」
春香「じゃあ、お金……」
美希「別にいらないの」
春香「そっか」
美希「うん」
春香「……」
美希「……」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:26:42.13 ID:P3FIkFzV0
春香「……」シュル
春香「……」ゴソゴソ
春香「……」キュッ
春香「……」
美希「……」
美希「……いいんじゃない?」
春香「そう?」
美希「うん」
春香「そっか」
美希「うん」
春香「……」ゴソゴソ
春香「……」キュッ
春香「……」
美希「……」
美希「……いいんじゃない?」
春香「そう?」
美希「うん」
春香「そっか」
美希「うん」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:28:53.27 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」
春香「……」ゴソゴソ
春香「……」スッ
美希「ん」ヒョイ
美希「……」パクッ
美希「……」サクサク
美希「……」
春香「……」ゴソゴソ
春香「……」スッ
美希「ん」ヒョイ
美希「……」パクッ
美希「……」サクサク
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:29:49.15 ID:P3FIkFzV0
美希「……」モグモグ
美希「……いいんじゃない?」
春香「そっか」
美希「うん」
春香「……」
美希「……」ペラ
美希「……いいんじゃない?」
春香「そっか」
美希「うん」
春香「……」
美希「……」ペラ
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:32:19.51 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」
ガチャ
響「はいさーい!」
響「って、春香と美希……」
春香「あ、響ちゃん、おはよう!」
美希「響、おはようなの」
響「う、うん、おはようだぞ……」
美希「……」
ガチャ
響「はいさーい!」
響「って、春香と美希……」
春香「あ、響ちゃん、おはよう!」
美希「響、おはようなの」
響「う、うん、おはようだぞ……」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:34:32.83 ID:P3FIkFzV0
春香「響ちゃんも座りなよー」
響「……う、うん」
美希「……」ペラ
響「お、おじゃまします……」ストッ
春香「……」
美希「……」
響「うう……」
響「……う、うん」
美希「……」ペラ
響「お、おじゃまします……」ストッ
春香「……」
美希「……」
響「うう……」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:36:26.39 ID:P3FIkFzV0
春香「……」
美希「……」
響「……」
響(だ、大丈夫だぞ、自分!)
響(真に教えてもらったじゃないか!)
響(この二人は、ただサバサバした関係なだけで、仲はいいって!)
響(大丈夫、大丈夫なんだ……)
響「……ね、ねえ春香」
美希「……」
響「……」
響(だ、大丈夫だぞ、自分!)
響(真に教えてもらったじゃないか!)
響(この二人は、ただサバサバした関係なだけで、仲はいいって!)
響(大丈夫、大丈夫なんだ……)
響「……ね、ねえ春香」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:40:43.31 ID:P3FIkFzV0
春香「なあに?響ちゃん」
響「あのさ、前言ってた、ステージ用の衣装選びなんだけど……」
春香「あ!ゴメンね響ちゃん、それなんだけど……」
春香「もう大体終わっちゃって……ほら、一番問題だったリボン、いいのが見つかったんだ」
響「え?」
響「あ、そ、そうなんだ……」
春香「ゴメンね?」
響「ぜ、全然いいけど……」
響「あのさ、前言ってた、ステージ用の衣装選びなんだけど……」
春香「あ!ゴメンね響ちゃん、それなんだけど……」
春香「もう大体終わっちゃって……ほら、一番問題だったリボン、いいのが見つかったんだ」
響「え?」
響「あ、そ、そうなんだ……」
春香「ゴメンね?」
響「ぜ、全然いいけど……」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:43:41.18 ID:P3FIkFzV0
響「それにしても、そのリボン、センスいいなー!」
響「どこで買ったんだ?」
春香「ああ、それは……」
美希「知らないの」
響「え?」
春香「ふーん……」
春香「ゴメンね、響ちゃん、知らないみたい」
響「……え?」
響「どこで買ったんだ?」
春香「ああ、それは……」
美希「知らないの」
響「え?」
春香「ふーん……」
春香「ゴメンね、響ちゃん、知らないみたい」
響「……え?」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:47:05.92 ID:P3FIkFzV0
響(……な、なんだ?今の)
響(何で美希が答えたんだ?自分、春香のリボンの話してたんだよね?)
響(え?じゃあなんで美希が?)
響(美希が買ったのか?で、でもそんなことあるのか?)
響(そ、それとも……)
響(『春香のことなんか知らないから会話を終わらせて』ってこと?)
響「う、うーん……」
響(何で美希が答えたんだ?自分、春香のリボンの話してたんだよね?)
響(え?じゃあなんで美希が?)
響(美希が買ったのか?で、でもそんなことあるのか?)
響(そ、それとも……)
響(『春香のことなんか知らないから会話を終わらせて』ってこと?)
響「う、うーん……」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:49:29.48 ID:P3FIkFzV0
響「うーん……?」
春香「……響ちゃん?」
響「はっ、ご、ゴメン!」
響「ちょっとボーっとしてたぞ」
春香「?変な響ちゃん」
春香「あ、それより……」ゴソゴソ
春香「はい、クッキー!おひとつどうぞ!」
響「あ、ありがと……」
春香「……響ちゃん?」
響「はっ、ご、ゴメン!」
響「ちょっとボーっとしてたぞ」
春香「?変な響ちゃん」
春香「あ、それより……」ゴソゴソ
春香「はい、クッキー!おひとつどうぞ!」
響「あ、ありがと……」
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:51:15.51 ID:P3FIkFzV0
響「お、美味しいぞ」
春香「ホント?良かったー」
春香「今日のはちょっと自信あったんだよね!」
響「そ、そうなんだー」
響「……」
響「……ね、ねえ」
響「ミキも、どう?春香の作ったクッキー、美味しいぞ?」
春香「ホント?良かったー」
春香「今日のはちょっと自信あったんだよね!」
響「そ、そうなんだー」
響「……」
響「……ね、ねえ」
響「ミキも、どう?春香の作ったクッキー、美味しいぞ?」
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:52:28.70 ID:P3FIkFzV0
美希「……」
響「……」ドキドキ
美希「いらないの」
響「!!」
響「……」ドキドキ
美希「いらないの」
響「!!」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:54:05.24 ID:P3FIkFzV0
響「み、美希、そんなこと言わないでさ……」
美希「うん、でも」
美希「春香のクッキー、(今日はもう食べたから)ジューブンだって思うな」
響「み、美希!」
春香「うん、美希は(もう食べたから)いらないよね」
響「春香までぇ!」
美希「うん、でも」
美希「春香のクッキー、(今日はもう食べたから)ジューブンだって思うな」
響「み、美希!」
春香「うん、美希は(もう食べたから)いらないよね」
響「春香までぇ!」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 22:59:23.18 ID:P3FIkFzV0
響「や、やっぱり仲悪……」
美希「……あ、春香」
春香「何?」
美希「今度はミキが買い物行くから、次の火曜開けといてね?」
響「!?」
春香「……しょうがないな、じゃあ私、学校お休みするから」
響「!!?」
美希「……あ、春香」
春香「何?」
美希「今度はミキが買い物行くから、次の火曜開けといてね?」
響「!?」
春香「……しょうがないな、じゃあ私、学校お休みするから」
響「!!?」
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:01:22.69 ID:P3FIkFzV0
響「……」
春香「あ、響ちゃんも一緒にどう……」
響「……ぐすっ」
春香「え!?」
響「う……」
響「うええええん!!」
響「もう、意味わかんないよぉぉぉ!!」
春香「あ、響ちゃんも一緒にどう……」
響「……ぐすっ」
春香「え!?」
響「う……」
響「うええええん!!」
響「もう、意味わかんないよぉぉぉ!!」
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:03:14.57 ID:P3FIkFzV0
春香「ひ、響ちゃん!?どうして泣くの!?」
美希「ど、どうしたの?響?」
響「だって、だってええええ!!」
ガチャ
真「おっはようございまーっす!」
響「うえええええええええん!!」
真「……え?」
美希「ど、どうしたの?響?」
響「だって、だってええええ!!」
ガチャ
真「おっはようございまーっす!」
響「うえええええええええん!!」
真「……え?」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:05:21.50 ID:P3FIkFzV0
真「な、何?この状況……」
春香「ま、真!大変だよ!響ちゃんが!」
美希「よく分かんないけど急に泣き出したの!」
真「は、はい?」
響「ま゛ごどぉぉぉぉお!」ギュ
真「ちょ、ひ、響!?」
春香「ま、真!大変だよ!響ちゃんが!」
美希「よく分かんないけど急に泣き出したの!」
真「は、はい?」
響「ま゛ごどぉぉぉぉお!」ギュ
真「ちょ、ひ、響!?」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:07:24.68 ID:P3FIkFzV0
真「どうしたのさ!響、落ち着いて!」
響「自分、自分……」
ガチャ
千早「おはようございます」
響「自分にはもう真しかいないぞぉぉ!!」
真「ちょ!?響!?」
千早「……」
響「自分、自分……」
ガチャ
千早「おはようございます」
響「自分にはもう真しかいないぞぉぉ!!」
真「ちょ!?響!?」
千早「……」
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/24(火) 23:12:11.58 ID:P3FIkFzV0
響「真ぉー!」
真「響、だから……」
千早「……あの、真」
真「え!?ち、千早!いつからそこに!?」
千早「前からずっと言おうと思っていたのだけど……」
千早「私、その……」
真「あのさ、千早……」
千早「……恋愛はどんな形でも自由だと思うし」
真「いや、だからさ……」
千早「たとえ真が……そうであっても私たちが仲間だという事に変わりはないわ」
真「だから違うんだってば!」
千早「……それじゃあ、私、レッスンがあるから」
バタン
真「千早ああああああ!!」
響「真おおおおおお!!」
春香「……えっ、なにこれ」
美希「さあ?」
完
真「響、だから……」
千早「……あの、真」
真「え!?ち、千早!いつからそこに!?」
千早「前からずっと言おうと思っていたのだけど……」
千早「私、その……」
真「あのさ、千早……」
千早「……恋愛はどんな形でも自由だと思うし」
真「いや、だからさ……」
千早「たとえ真が……そうであっても私たちが仲間だという事に変わりはないわ」
真「だから違うんだってば!」
千早「……それじゃあ、私、レッスンがあるから」
バタン
真「千早ああああああ!!」
響「真おおおおおお!!」
春香「……えっ、なにこれ」
美希「さあ?」
完
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