悟空「ベジータ、オメエがNo.1だ 前編 

134: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 21:12:58.25 ID:4yxECJmy0
ブルマ「ふーん、正体がばれないように完全な変身をね」

悟飯「はい…何かいい方法はありませんか?」

ブルマ「あるわよ、作ってあげるわ。二時間ぐらい待ってて」

トランクス「悟飯さん!!いつ来たの!?」

悟飯「さっき来たばかりさ!!お父さんに修行してもらってるんだって?」

トランクス「うん!」

ベジータ「悟飯か」

悟飯「あ、ベジータさんこんにちは」

サタン「うぐ…」

悟飯「サタンさん今日も来てたんですか?」

サタン「あ…ああ。今日は西の都で撮影の番組があってな…」

悟飯「大丈夫ですか?」

サタン「す…少し休めば……」

ベジータ「ただの人間の割に根性だけはある奴だ…」

悟飯「あ…あはは」

トランクス「ねえ何やって遊ぼうか!」

悟飯「ん?そうだなあ」


悟飯「この赤い方のスイッチを押せばいいんですね?」

ブルマ「そうよ」

トランクス「いいなあ、お母さんボクにも作ってよ!!」

ピッ

悟飯「あっ!!かっこいいじゃないですか!!うはー!!いい!!凄く良いですよ!!」

ブルマ「でしょ――!!」

トランクス「ボクやっぱりいらない…」


悟飯「どうもありがとうございましたー!!」

トランクス「また来てねバイバ―イ!!」


悟飯「ひゃっほー!!早い早い!!ん?暴走車発見!!もう変身してるけどへんし――ん!!」バッ

「わっ!!このくそったれヤロー死にてえのか!!」

悟飯「そんな無茶な運転はしてはいけない!!
これから町の中ぐらいは安全運転をするとわたしに誓え!!」

「なにもんだてめえは!!」

悟飯「え…なにもの?そうだなあ…えーっと」

「お前今考えているだろ」

悟飯「わたしは正義を愛する者!!グレートサイヤマンだ!!!」

「……ぷっ!!ぐはははは!!だせー!!」

悟飯「ば…バカにするなあ!!」ドゴオッ

悟飯「一生懸命考えた名前だぞ!!」

「ご…ごめんなさい……よく考えたらかっこいい名前でした…安全運転…安全運転…」

悟飯「(わかってくれた…)」

引用元: 悟空「ベジータ、オメエがNo.1だ 

 

135: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 21:14:38.52 ID:4yxECJmy0
翌日

悟飯「それじゃあ行ってきます!!」

チチ「飛行機には気をつけるだぞ」

悟飯「はい」パッ

「やっぱりいいなあー、お兄ちゃんかっこいい!!」

悟飯「だろー?そのうち悟天の分もブルマさんに頼んでやるよ!!
今日から筋斗雲はお前が使っていいぞ――!!」

チチ「兄ちゃん嬉しそうだなー、昨日から何回も変身してよ」

ラディッツ「あ…あれが…かっこいい…のか?」


ピピー

ビーデル「はい!こちらビーデル」

『隣のランドセルタウンで二人組の強盗です!!現在ルート81を山に向かって逃走中!!』

ビーデル「先生ちょっと行ってきます!!」

「ごくろうさま、気をつけてね」

悟飯「ど…どうしたんですかビーデルさん」

イレーザ「あああの子強いからよく警察に頼まれたりすんのよ」

悟飯「ええ!?あの人が?」

シャプナー「ビーデルを甘くみるなよ?ミスター・サタンに匹敵する実力の持ち主さ」

悟飯「(サタンと匹敵…危ないんじゃないか?)
すいません便所行ってきます!!」

悟飯「とう!!…どこだろうルート81って…」

強盗a「ひゃっほー!!」

強盗b「ん?」

ビーデル「武器を捨てておとなしくつかまりなさい」

強盗a「おいあいつミスター・サタンの娘だぜ!!」

強盗b「へえあいつの娘にしちゃ結構可愛いじゃねえか…そら!!」バッ

バキッ

強盗b「ぐっ!!」

悟飯「見つけた彼女の気だ!!」

ガキッ

ビーデル「まだやる気なの!?」

強盗b「当たり前だ!!」

悟飯「へえ驚いた。ほんとに結構強いや…サタンより強いんじゃないかな?」

強盗a「く…くそ―――!!」チャッ

ビシッ

バキバキ

ビーデル「!!」

強盗a「なっ…なななんだてめえは!!」

悟飯「それは…次のレスで教えてやる」

136: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 21:15:45.18 ID:4yxECJmy0
強盗a「も…もう一回聞くぞ!!何者だお前は!!」

悟飯「では約束通り教えてやろう…わたしは……」

ババッ

悟飯「悪は絶対に許さない!!正義の味方!!」バッ

ババババババン!!

バッババッビッ

悟飯「グレートサイヤマンだ!!」

強盗a「…………」

悟飯「(ばっちり決まった!!夕べ二時間も練習したもんね!!)」

ビーデル「か…かっこわるい……」

悟飯「抵抗しても無駄だ!!さあビーデルさんこいつに手錠を」

ビーデル「(わたしの名前を知ってる…やっぱり……)」

強盗a「こんなみっともない奴につかまってたまるか!!」

悟飯「おろかものめ…逃しはせんぞ!!」

ビーデル「と…とんだ!!トリックじゃない!!」

ガンッ

悟飯「ビーデルさんこいつどうしましょう?」

ビーデル「ここに置いとけばいいわ、わたしが連絡しておくから」

悟飯「わかりました」

ビーデル「強いんだねあんた…でやっぱり正体は秘密なわけ?」

悟飯「ええまあ…そうです」

ビーデル「でも孫悟飯君、どうやって授業抜け出してきたの?」

悟飯「便所に行きたいっていって…あ!!」

ビーデル「やっぱり!!あんたの正体は孫悟飯君だったのね!!」

悟飯「し…しまった!!」

ビーデル「ねえ一か月後の天下一武道会あんたも出ない?
前チャンピオンとその前のチャンピオンの子供が闘うってなったら
絶対に面白いと思うんだけど…でなきゃばらすわよ皆に」

悟飯「ええ!?そんなあ!!」

ビーデル「いいじゃないのグレートサイヤマンで出場すればわかんないんだし」

悟飯「だけど…」

ビーデル「ばらすわよ」

悟飯「わかりました…出場しますよ…」

ビーデル「やったあ決まり!!あ、あと空飛ぶの教えなさいよ。フェアじゃないわ」

悟飯「え…あ…はい……まいったなあ」

139: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 23:50:21.99 ID:4yxECJmy0
ブルマ「天下一武道会……懐かしいわねえ
でもどんなに手を抜いてもぶっちぎりで優勝するのがわかってちゃつまんないよね」

ベジータ「そいつはどうかな…そのなんとかって大会…オレも出る」

悟飯「え!?」

ベジータ「七年間貴様を鍛えてやったんだ…どのぐらい腕を上げたか見てやる」

悟飯「そ…そんなあ」

ナッパ「へっへっへ、オレも出るぜ?久しぶりに暴れてやる」

トランクス「すごいや!!パパと悟飯さん、ナッパさんも闘うの!?」

『オラも出るぞ!!』

悟飯「お…お父さん…お父さんの声だ!!お父さん!!そうでしょ!?」

ベジータ「カカロット…!?」

悟空『そうだ!久しぶりだな皆』

悟飯「お元気でしたか!?お父さんっ」

悟空『うん…まあ元気といったら元気だったかな…死んでっけど』

悟飯「本当に…本当に天下一武道会に来られるんですか!?」

悟空『ああ!占いババに頼んで一日だけ戻れる日はその日にする!
悟飯もベジータも出るんだろ!!オラも出るさ!!』

悟飯「やったあ!!バンザ――――イ!!!!」

ベジータ「楽しみにしているぞ…オレは更に腕を上げた」

悟空『オラもだベジータ…じゃあな皆!!天下一武道会で会おうぜ!』

ブルマ「よかったわね悟飯君!!早くお母さんやクリリン君達に伝えてあげなきゃ」

悟飯「はいっ!!」

ベジータ「いいぞ面白くなってきた」

悟飯「そうだベジータさんも正体がばれないようにこういうコスチュームを着ないと」

ベジータ「着るか!!!オレは別にばれてもかまわん!!!!」

サタン「べ…ベジータさんも悟飯さんも出るんですか…?」

ベジータ「死なないように加減はしてやる」

サタン「で…ですよね……」

悟飯「じゃあボク皆に教えてきます!!」

140: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 23:51:17.72 ID:4yxECJmy0
クリリン「悟空も!?ほんとかよ!!」

悟飯「闘わなくなって坊主頭もやめてしまったクリリンさんです」

亀仙人「悟空とはまた久しぶりじゃのう」

クリリン「オレも出ようかな…」

18号「賞金が出るんだろう?出場しろクリリン、わたしも出る」

クリリン「ところでお前、何でそんなダサいかっこしてんだ?」

悟飯「何言ってるんですか、クリリンさんもセンスが鈍りましたね。じゃ」


ピッコロ「そうか…それは確かに面白そうだ」

悟飯「でしょー」

ピッコロ「よし、オレも出てみる。ところで悟飯そのおかしなかっこは何だ」

悟飯「やだなあピッコロさんまで」


悟飯「天津飯さん達はどこにいるのかわからないからなあ…
ヤムチャさんにはブルマさんから連絡が行くと思うし」


チチ「え―――!!悟空さが天下一武道会のためにあの世から帰って来るって!?
そったらビッグニュースなしてもっと早く言わねえんだよ!!!
よかったなー悟天!!お父と一日だけ会えるってよ」

悟天「?」

チチ「まいったなーオラだけトシくっちまってよ。あの世じゃトシくわねえんだろ?」

ラディッツ「カカロットが帰ってくるのか…」

悟飯「あ…あのお母さん…ボクも出ちゃダメかな…天下一武道会…賞金が出るんだけど」

チチ「賞金なんてどうでもいいだ!!悟空さに成長した悟飯ちゃんを見せてやるだよ!!」

悟飯「そのためにあの…ちょっと学校を休んで修行しないと…」

チチ「かまわねえ修行しろ、どうせなら万全の状態でいけ」

悟飯「悟天、伯父さん明日からの修行を手伝ってくれませんか?」

悟天「うん!!」

ラディッツ「良いだろう、どうせならオレも出よう」

141: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 23:52:37.37 ID:4yxECJmy0
悟飯「とりあえず超サイヤ人になっておくかな」

超悟飯「よーし始めるか!!」

悟天「おー!!」

ラディッツ「ベジータやピッコロに修行見てもらってたんだろ?
どうせなら一緒にしたらよかったんじゃないのか?」

超悟飯「ベジータさんとピッコロさんは試合相手ですからね…」

ラディッツ「オレも出るんだけどな…相手にならないか」

超悟飯「あはは…」

悟天「ねえボクも超サイヤ人になっていい?」

超悟飯「え?はははは!そいつは悟天にはちょっとむりかな。超サイヤ人ってのは――」

ボッ

超悟飯「!!…ご…悟天お…お前いつから……」

超悟天「忘れちゃった」

ラディッツ「オレとよく組手やってたからな…その最中に突然」

超悟飯「そ…そうなんだ……ん?あ…あれはまさか……」

ラディッツ「ん?知り合いか?」

超悟飯「空を飛ぶのを教えるの約束してたの忘れてた…」


ベジータ「無理をするなトランクス、お前にこの300倍の重力は無理だ」

トランクス「ゆうべ悟天君から電話があったんだ悟天君も天下一武道会出るって
だ…だからボクも出ようと思って…やっぱきついや超サイヤ人になろっと」

ベジータ「なに!?」

ボウッ

超トランクス「へへへっ、楽ちん楽ちん!!」

ベジータ「あいついつから…冗談じゃない…伝説と言われた超サイヤ人にこうもあっさり」

超トランクス「ほっほほっ」

ベジータ「トランクス、悟飯の弟もなれるのか?超サイヤ人に…」

超トランクス「はい」

ベジータ「…まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな…かかってこい」

超トランクス「え!?いくらなんでも無理だよ、パパ強すぎるもん」

ベジータ「オレに少しでも当てれれば遊園地に連れてってやるぞ」

超トランクス「ほんと!?パパが!?いくよ?」

ベジータ「おもいっきりくるんだいいな!」

超トランクス「だあっ」ブン

超トランクス「だあああああっ!!」

ババババババババッ

ベジータ「くっ!!」ガッ

超トランクス「あ!!お父さん腕でガードした!!当たったよ!!」

ベジータ「約束どおり遊園地には連れて行ってやる…!
それよりどうだ…お前と悟飯の弟はどっちが強いんだ?」

超トランクス「ボクの方がちょっとだけ強いよ、悟天君は一歳年下だしね」

ベジータ「ちょっとだけ…か」

142: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 23:53:30.49 ID:4yxECJmy0
こうして天下一武道会に出場する選手たちは各自修行を行い…
遂に天下一武道会の日となった…

悟空「へへーヤッホ――!!」

ピッコロ「悟空!!」

悟飯「お父さん!!」

悟空「けっこう変わっちまったな皆…でも元気だったか?」

チチ「悟空さ…」

亀仙人「よう帰って来たのう」

占いババ「じゃあ24時間だぞいいか?」

悟空「ありがとう占いババ」

悟空「おめえハゲじゃなかったんか」

クリリン「言ったことあんだろそってるって」

トランクス「死んだ親父さんお前にそっくりだな」

悟天「そう?」

トランクス「凄かったんだろ?そんなふうにあんまり見えないけど
ナッパさんやラディッツさんの方が強そうだ」

悟天「でも兄ちゃんはベジータさん除いたら宇宙一って言ってたよ?」

トランクス「やっぱオレのパパが宇宙一だよなあ」

悟空「あれ?18号!!18号じゃないか!!」

18号「今頃気づいたのかバーカ」

クリリン「武天老師様の家で一緒に住んでんだオレ達…娘も一人いる」

悟空「ひえええ!!おっおでれえた~っ!!!」

「はあいどこから来ました?」

悟空「オラか?あの世からだけど」

「お…おほほご冗談を…あら貴方孫悟空にそっくり!!」

悟空「オラが孫悟空だぞ」

「で…でも孫悟空さんは死んだはずじゃあ…」

悟空「だから頭の上にわっかがあるだろう?」

143: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/30(金) 23:56:03.47 ID:4yxECJmy0
「やや!!君たちは!!久しぶりだね!!セルゲーム以来だ!!ってあれ?
孫悟空君君はセルゲームのときに死んだはずじゃ…?」

悟空「ああ、一日だけこの世に戻ってきたんだ」

「……オーケーオーケー不思議だが君たちなら何でもありだ、死んでても結構!!」


その後悟空達はあっさり予選を勝ち抜き16人の本線出場者が決定した
天下一武道会少年の部では、トランクスが優勝、悟天が準優勝という結果になった

悟空「ん?」

「こんにちは…あなたが孫悟空さんですね?」

悟空「何故オラのことを?」

「噂を聞いたことがありましてね…噂通りいい魂をお持ちだ」

ピッコロ「何者だアイツ…」

悟空「さあわかんね」

本選の対戦順は(>>1によるあみだ)くじで決められた

第一試合 ヤムー    対 クリリン
第二試合 孫悟空    対 ヤムチャ
第三試合 ラディッツ  対 グレートサイヤマン
第四試合 18号     対 キビト
第五試合 スポポピッチ 対 ナッパ
第六試合 シン     対 ベジータ
第七試合 サタン    対 マイティマスク
第八試合 ピッコロ   対 ビーデル

クリリン「良かった…たいしたことない奴だ」

ヤムチャ「げ…いきなり悟空とかよ」

悟空「はは、勝たせてもらうぞ」

悟飯「伯父さんよろしく」

ラディッツ「ああ…」

18号「さっきのわけのわからない奴か…」

ナッパ「なんかでけえがたいしたことなさそうだな」

ベジータ「ち…決勝までたいしたことない奴ばっかか」

サタン「か…勝てる…一回戦は…」

マイティ「(なんだサタンが相手かよー)」

マスク「(準備運動だね)」

ビーデル「あの…顔色悪いですよ?」

ピッコロ「生まれつきだほっとけ」

144: ◆k0aleZFSMjhu 2015/01/31(土) 00:28:40.86 ID:CnDKWLDg0
「まずはヤムー選手対クリリン選手です!!
ヤムー選手は前大会で一回戦で敗退しましたが今回はその雪辱を晴らしにきました
対するクリリン選手は少年時代にこの大会でかなりの高成績を残しており
今回は久しぶりの出場となります!!それでは試合を始めてください!!」

ヤムー「ふーはあーっ!!」ブン

クリリン「遅いぜ」ドカッ

ガンッ

「場外!!クリリン選手の勝ちです!!」

「(いいぞ!!やっぱりさすがだ!!やはり天下一武道会はこうでなくちゃ)」

「続いて第二試合です!!孫悟空選手対ヤムチャ選手!!
孫悟空さんは皆さんご存知世界を救った英雄です!!
今回特別にあの世から参戦してくれました!!
孫悟空選手は過去三回この大会に出場しており優勝と二度の準優勝の成績です!
対するヤムチャ選手は過去三回出場しておりますが全て一回戦敗退です!
今度こそ一回戦を突破できるのでしょうか!!試合開始!!」

悟空「棄権すんのはなしだかんな」

ヤムチャ「はは…手加減してくれよ?」

悟空「はっ!!」バッ

ヤムチャ「うわあっ!!」

「場外!!孫選手触れることなく勝ちました!!ヤムチャ選手4連続初戦敗退です!!」

ヤムチャ「くう…二度と出ねえ……」

「どんどん行きましょう!!第三試合はラディッツ選手対グレートサイヤマン選手!!
両方今大会初の出場です!!さあ一体どんな戦いを見せてくれるのでしょうか!?」

ラディッツ「行くぞごは――」

悟飯「しーっ!!今は正体隠してるんだから!!」

ラディッツ「そ…そうだったな…ではいくぞグレートサイヤマン!!」

悟飯「さあこいっ!!」

ダッ

ガシッズンバッダダダッ

「激しい猛攻が繰り広げられています!!先にこの均衡を崩すのはどちらでしょうか!!」

スポポピッチ「二人共大きいエネルギーだ…ヤムーいつまで伸びている!!」

ラディッツ「はあっ!!」ズオッ

悟飯「魔閃光!!」バッ

「気功波のぶつかり合いです!!」

悟飯「はあっ!!」

ズドオン

ラディッツ「はあ…はあ……オレの負けだ」

「ラディッツ選手降参です!!グレートサイヤマン選手の勝利です!!」

ラディッツ「もうすっかりオレでは敵わなくなったな」

悟飯「いえ、伯父さんも強かったです」

158: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:45:41.40 ID:pc3g/cQq0
「さあてお次は第四試合!!18号選手対キビト選手です!!再び両者初参加となります」

キビト「何者だ貴様…何故エナジーを感じない」

18号「答える義理はないね」ギュンッ

キビト「速い!!ぐ…」

18号「遠慮はしないよ!!でやああっ!!」ブン

キビト「相手のパワーがわからない…ここは避けるしかあるまい!!」ダンッ

ドグン

18号「後ろだよ!!」

キビト「しま――」

ズギャン

キビト「く……」

「場外!!場外です!!18号選手二回戦進出です!!」

18号「次は悟飯か…勝ち目はなさそうだね」

キビト「すみません…油断しました」

シン「どうやらサイヤ人以外にも強い人間がこの星にはいるようですね
エナジーの感じられない人間とは…強さも動きも読めないので仕方ありませんよ
わたしの相手はベジータさんですか…彼はどれほどの強さなのでしょうね」

キビト「サイヤ人の王ですな…ただのサイヤ人ですからフリーザより弱いでしょう。
とても我々の役には立たんでしょうな、孫悟空という者が例外なだけですから」

シン「フリーザを倒した超サイヤ人孫悟空…わたしと近い実力を持ってるのでしょうか」

キビト「貴方様より強いものが下界にいるものですか」

シン「ですがせめてわたしと同じぐらい強いものでないと困るんですよ
む…キビト、次の試合はスポポピッチがでてきますよ……」

キビト「対戦相手のあれは…サイヤ人ですかな?」


「さあて第五試合 スポポピッチ選手対ナッパ選手です!!
スポポピッチ選手は前回一回戦で敗退しましたが大きくイメチェンをして再挑戦です!!
対するナッパ選手は初の参加です!!この巨体からはたしてどのような技が
繰り出されるのでしょうか!!試合を始めてください!!」

ナッパ「へっ、かかってきな。オレの次の相手はベジータなんでな」

スポポピッチ「もう勝った気でいるのか…バカめ!!」

ナッパ「へっお前の相手がベジータにならなくてよかったな!!
もし試合になってたらその額に書いてあるMはベジータを怒らせてたぜ!!」

スポポピッチ「な…なんのことだ!?」

ベジータ「……あいつには後できついお灸をすえてやらんとな」

159: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:47:24.19 ID:pc3g/cQq0
「二人共口論している模様です!!お互いに挑発しあっている
それより筋肉もりもりの大男二人ってなんだか暑苦しいですね…・・」

スポポピッチ「ぬひひひ…はあ!!」バキッ

スポポピッチ「へっ…何だと!?」

ナッパ「軽いな…パンチはこう打つんだ」ドゴオッ

ナッパ「おっといけねえ…殺しちまったか?」

スポポピッチ「ぬぐ……おおお……はあはあ……」

ナッパ「おう生きてたか、殺しちまってたら失格になってたぜ」

スポポピッチ「ぐぬぬ…調子に乗るなあ!!」

ダダダダダダ

「おーっとスポポピッチ選手の激しいラーッシュ!!これはにげきれない!!」

ナッパ「かいいなあ!!」ゲシッ

「あっさり蹴飛ばされた――!!これは場外か…っとスポポピッチ選手浮いた―!!」

スポポピッチ「く…くそお!!」

ナッパ「落ちればよかったのによ、てめえなんかじゃオレに勝てねえぜ」

スポポピッチ「ぐ……ヤム――ッ!!こいつだ―――ッ!!」

バッ

ナッパ「何だてめえは!!」

「おっと二人で闘ってはいけません!!スポポピッチ選手失格です!!」

シン「予定が狂ってしまいましたが彼に犠牲になってもらいましょう…何だって!?」

キビト「どうしました!?」

シン「か…彼にわたしの超能力が通じない!!」

キビト「なんですと!?」

ナッパ「ちっ邪魔だ!!」

ヤムー「くっオレ達は最強の力を得たはずではなかったのか!!」

スポポピッチ「二人がかりでも勝てないだと…!!」

「スポポピッチ選手ヤムー選手!!早く闘いをやめてください!!」

ヤムー「ここは一旦退くぞ!!」

ナッパ「おい何処行きやがる!!逃がすか!!」

シン「我々も追いましょう!!」

「あっちょっと!!どこに行かれるんですか!?
まあナッパさんは勝ちが決定した後なので二回戦までに戻ってくればよしとしましょう
第六試合はシン選手が試合直前でどこかに行ってしまいました…よってベジータ選手、不戦勝です!!」

ベジータ「ふん…つまらん」

160: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:49:29.68 ID:pc3g/cQq0
ナッパ「待てっていってんだ」

スポポピッチ「く…追いつかれた…」

ヤムー「こうなればイチかバチかだ」ギュオッ

キビト「あそこです」

シン「できればアジトにまで行って欲しかったんですが」

ナッパ「くっテメエ今殺る気だったな?ならば遠慮はしねえ…」クン

ズアッ

シン「あ!!」

ナッパ「へ、きたねえ花火だぜ……ん?何だてめえら?やろうってのか」

シン「ゆ…唯一の手がかりが……」

キビト「ど…どうしましょ……」

ナッパ「何だこいつら…?変な奴らだぜ…さて会場に戻るか」


「スポポピッチとヤムーがやられたみたいだねえ」

「使えない奴らですな」

「そうだねえでも一応武道会の会場には強い連中がいっぱいいるみたいだ」

「わたしが行ってまいりましょうか」

「いいや…ボクの魔術で武道会の会場にいる連中が受けたダメージが
エネルギーとして送られるようにするんだ。初めからこうすればよかったよねえ?」

「これで魔人ブウの復活も早まりますな」

「どのぐらい溜まるか楽しみだよねえ」

「き…気をとりなおして第七試合です!!ミスター・サタン対マイティマスク選手!!
ミスター・サタンは皆さんご存知前大会のチャンピオン!!
対するマイティマスクは前大会で惜しくも一回戦で敗れてしまいました!!」

サタン「ふっふっふ…相手が悪かったな(わしも次でやられそうだけど…)」

マイティ「おい悟天、とっとと決めちゃおうぜ」

マスク「うんトランクス君」

サタン「サタンパ――ンチ!!」ダッ

マイティ「でやっ!!」バキイッ

サタン「ぐおっ!!」

「おっと手痛い一撃!!サタン吹っ飛んだ!!これは場外か!?」

161: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:52:45.64 ID:pc3g/cQq0
サタン「いったああ!!」

「何とサタン飛んで場外を回避しました!!しかしかなり痛がっています!!」

ビーデル「う…嘘…なんでパパが飛べるの!?」

マイティ「しつこいなあ…ようし…ばっ!!」ボンッ

サタン「いい!?」

クリリン「あ…あいつたいした威力じゃないが気功波を撃ったぞ!!」

悟飯「あれ…この気は……」

サタン「なるほどな…オレだってだてに七年間しごかれてたわけじゃないぞ!!」バッ

マイティ「悟天あいつなんかしてくるぞ!!」

サタン「はああ…繰気弾!!」

マイティ「あ…あれはヤムチャさんの!!ヤムチャさんともよくいると思ったら!!」

マスク「あの追いかけてくる奴!?」

サタン「とう!!」ブン

マイティ「まずい避けろ!!」

マスク「うわあ!!」バッ

サタン「逃がさんぞ!!」ビッ

ビュッバッボンッ

悟空「あぶね!?あいつ全然コントロールできてねえぞ!?」

ベジータ「あいつは気の制御が下手糞なんだ」

クリリン「運よく観客席の方に行ってないけど下手したら大惨事だぜうわっ!?」

ヤムチャ「浮けるようになったから教えていいかと思って」

マイティ「ま…まずい!!右だ!!」

マスク「え…み右!?」

マイティ「バカそっちは左っ!!」

ビリッ

サタン「へ…?ち…ちぎれてしまった!!トランクス君達は大丈夫か…?」

「おっとマイティマスク選手体がちぎれて…んん?ち…違う!!」

トランクス「バカ!!何でそっちに避けるんだよ!!」

悟天「だってよく見えなかったんだもん!!」

「二人で試合をしてはいけません!!失格!!二人目ですよ!!」

悟飯「あっちゃあ」

トランクス・悟天「「に…逃げろ――!!」」ギュン

ベジータ「おい」バッ

トランクス「う……」

悟天「あ……」

ゴツンバゴッ

トランクス「うわーん!!」

悟天「痛いよ――!!」

チチ「自業自得だべ」

ブルマ「おとなしくしときなさい」

162: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:54:07.44 ID:pc3g/cQq0
「…今度こそ気をとりなおしましょう!!一回戦最後の試合はピッコロ選手対ビーデル選手!!
ピッコロ選手はかつて世界を恐怖に陥れたピッコロ大魔王の息子です!!
その実力は親を超え一度この大会で準優勝を果たしております
対するビーデル選手はミスターサタンの娘さんです!!
全大会の少年の部では優勝した実績を誇ります!!」

「「「「「ビーデル、ビーデル、ビーデル!!」」」」」

悟飯「これは…ビーデルさんには悪いけどピッコロさんの圧勝だな」

ビーデル「さあかかってきなさい!!」

ピッコロ「貴様は悟飯の友人だろう…手荒な真似はしたくない」

ビーデル「降参しろっての!?冗談じゃないわよ!!」

ピッコロ「そうか」トン

ビーデル「え……」フラ

ピッコロ「おっと」

「ビーデル選手気絶!!ピッコロ選手の勝ちです!!これで二回戦進出メンバーが決まりました」

ナッパ「お?もう一回戦全部終わったのか?」

ベジータ「あの二人はどうした?」

ナッパ「消してきたぜ」

ベジータ「そうか」

ピッコロ「悟飯、すぐに目を覚ますだろう」

悟飯「あ、はい」

サタン「ビーデルー!!ピッコロさんもっとましな方法はなかったんですか!?」

ピッコロ「うるさい!!一番ましな方法だ!!」

「さあて二回戦第一試合です!!クリリン選手対孫悟空選手!!
二人は少年時代同じ師をあおぎ育った幼馴染でありライバルです!!
実はこの大会でもこの組み合わせの闘いが昔あり、そのときは孫選手が勝っています
クリリン選手リベンジなるのでしょうか!!それでは試合を始めてください!!」

悟空「クリリン、久しぶりにいっちょやろうぜ」

クリリン「手加減はなしだぞ、お前の本気を見せてくれ」

悟空「ああ、いくぞクリリン!!」

クリリン「こい!!」

163: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:55:26.85 ID:pc3g/cQq0
ダッババッガッ

ドンッ

バッ

スタッ

悟空「へへ…」

クリリン「はは…」

「す…素晴らしい!!速くてよく見えませんでしたが素晴らしい攻防です!!」

クリリン「はあ…バッ」ボッ

ピッコロ「あの技は…」

クリリン「ハアッ!!」

悟空「ピッコロと闘ったときの技か!!はあ!!」ボンッ

クリリン「隙あり!!」

悟空「だあ―」

クリリン「太陽拳!!」カッ

悟空「うわっ!!め…目が!!ちくしょーきたねえぞ!!」

クリリン「気円斬」ブン

悟空「ちょそれしゃれになんね――」

クリリン「何てな!!」ドガッ

悟空「うわああ!!」

「おっと孫選手場外に一直線!!」

クリリン「勝った!!…消えた!?瞬間移動か!!」

悟空「そうだ」

クリリン「ちぇ~きたねえよなあ、それ」

悟空「それおめえが言うか?」

クリリン「あは…」

悟空「へへ…」

クリリン「オレの負けだ悟空、久しぶりにやれて楽しかったぜ!!」

悟空「オラもだ!!」

ガシッ

「おっとクリリン選手の降参!!二人の熱い握手で試合は幕を閉じました!!」

164: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:57:07.10 ID:pc3g/cQq0
18号「クリリン」

クリリン「18号!!わ…悪い勝手に降参しちまって…」

18号「仕方ないよ、相手はあの孫悟空なんだし」

クリリン「18号はどうするんだ?」

18号「わたしに悟飯を倒せるわけないだろう?少し嫌がらせをして降参するさ」

クリリン「嫌がらせって…おいおいほどほどにしてくれよ?」


「さあてお次はグレートサイヤマン選手対18号選手です!!」

悟飯「いきますよ?」

18号「気円斬!!」バッ

悟飯「うわっ!?」

「おっと18号選手の不意打ちでグレートサイヤマンの顔を隠してたものが吹き飛んだ!!
謎のヒーローの素顔があらわに!!ってわたしまだ試合開始って言ってないんですだけど」

イレーザ「ねえあれ悟飯君じゃない?」

シャプナー「ああ間違いなく悟飯だ…あいつあんな強かったのか…」

イレーザ「そりゃ孫悟空の息子だもの!!悟飯くーん!!」

悟飯「げげっ!!ここにきてたなんて…」

「なんとグレートサイヤマンの正体はごはん君?だったのです!!
さあグレートサイヤマンの正体がわかったところで試合かい―」

18号「わたしは棄権するよ」

「え?じゃ…じゃあグレートサイヤマン選手の不戦勝です!!
あの…グレートサイヤマン選手って長いから本名でいいかい?」

悟飯「あ、はい…孫悟飯です」

「孫悟飯ね…あれ?ひょっとして悟空君の?」

悟飯「はい孫悟空はボクの父です」

「そうかあ!! 悟飯君と少年の部順優勝の悟天君が悟空君の息子かあ!!
おっとさあて次の試合はナッパ選手対ベジータ選手です!!」

ナッパ「お手柔らかに頼むぜ?」

ベジータ「それはできんな」

ナッパ「な…何でだよ!?」

ベジータ「貴様さっきオレがM字とかなんとか言ってただろ」

ナッパ「し…審判!!オレは棄権す――」

ベジータ「逃げるな」ドズッ

ナッパ「ぐ…おごお……」

ベジータ「この単細胞が」バキィッ

「ナッパ選手ダウン!!あれは痛い!!起き上がれません!!ベジータ選手の勝利です!!」

悟空「おめえ髪型気にして――なんでもない」

ベジータ「ふん」

165: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:58:48.46 ID:pc3g/cQq0
「さて二回戦最後の試合はミスター・サタン対ピッコロ選手です!!」

サタン「うおおお―――っ!!!!」

「「「「「サーターン!!、サーターン!!、サーターン!!」」」」」

クリリン「さっきからピッコロ完全にアウェーだよな?」

悟飯「あ…あははは」

ピッコロ「おとなしくしてれば痛い目にはあわん」

サタン「そっとね?そーっと」

ピッコロ「…………」ソー

バキィッ

ドゴッ

サタン「が……」ドサッ

「……ミスター・サタン見事な吹っ飛びっぷりで場外です!!」

「流石サタンだぜ!!」

「いいぞ――」

「「「「「サーターン!!、サーターン!!、サーターン!!」」」」」

ピッコロ「……わ…わからない」

「さあてとうとう準決勝です!!第一試合は孫悟空選手対孫悟飯選手!!
何と二人は親子!!さあて試合を制すのは親か子かどっちなんでしょうか!!」

悟空「悟飯、おめえの本気をオラに見せてみろ」

悟飯「いきますよお父さん」

シュンダダッガッ

ブン

バッ

ダン

悟空「波―っ!!」ズン

悟飯「波っ!!」バッ

カッ

悟空「へへ…ちゃんとサボらずに鍛えてたみてえだな」

悟飯「お父さんもあの世でかなり修行してたみたいですね」

悟空「じゃ…本気で行くぞ」ボッ

悟飯「くっ…す…凄まじい気だ!!」

ベジータ「!!」

トランクス「すっげえ…パパと同じぐらいの気だ」

悟天「これがお父さんの実力!!」

超2悟空「さあどうした悟飯、まさか自力でなれねえなんて言わねえよな?」

悟飯「い…いや超サイヤ人は……もういっか。はあ!!」ボッ

超2悟飯「はあ…」シュゴーシュインシュインシュインシュイン

ビーデル「そ…そんな…悟飯君が変身した…」

超2悟空「さあ、第二ラウンドといこうじゃねえか」ゴッ

166: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 06:59:57.35 ID:pc3g/cQq0
ガギイッ

超2悟飯「ぐ…だあっ!!」バギッ

ガッ

ドンッ

ダッ

ガガガガガッ

ドゴオッ

超2悟空「はあああっ!!」ゴゴゴゴゴゴ


「見てダーブラ!!さっきまで全然貯まらなかったのに一気に!!」

「本当ですな…この調子だとすぐに溜まるんじゃないでしょうか」


シン「!!凄まじいエナジーです!!まさかこれが孫悟空さんの!!」

キビト「し…信じられん…」

シン「さあキビト、スポポピッチ達が向かっていたこの方向に必ずあるはずです」

キビト「はい、行きましょう」


超2悟飯「はああっ!!魔閃光!!」ズゴッ

超2悟空「だあッ!!」ギャギン

シュン

超2悟飯「瞬間移動!!そこか!!」ブン

超2悟空「こっちだ!!」ドギャ

ダンッ

超2悟飯「ぐ…」

超2悟空「でやああ!!」ドゴオッ

「ああ…武舞台が……」

超2悟空「ふう…」スッ

悟飯「ぐ…ああ……」

悟空「大丈夫か悟飯?わりいなつい力が入りすぎちまった」

悟飯「はは…やっぱりお父さんは強いや……ボクの負けです」

悟空「おめえも強くなったな悟飯、オラなんだか嬉しいぞ」

「ご…悟空選手の勝利です!!親子対決は父親に軍配があがりました!!」

ピッコロ「大丈夫か悟飯…仙豆だ食え」

悟飯「あ…ありがとう…」

ピッコロ「ほら悟空も」

悟空「サンキュー…まだ仙豆残ってたんだな」

ピッコロ「最近作ってなかったらしいからな、あと一粒だ
これは次の試合に勝った方が食う…万全の状態で闘えるようにな」

ベジータ「貴様にオレが倒せるとでも?」

ピッコロ「超サイヤ人にならないという条件ならオレの方が有利だ」

167: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:00:59.84 ID:pc3g/cQq0
ベジータ「残念だったな、先にカカロットと悟飯がなったぜ?」

ピッコロ「ち…そういやそうだったな」

ベジータ「安心しろ、超サイヤ人を超えたサイヤ人にはならん」

ピッコロ「超サイヤ人にはなるのか」

ベジータ「それは貴様次第だな」

「さあ準決勝二試合目はベジータ選手対ピッコロ選手です!!」

ピッコロ「一気に決めさせてもらう」ゴウッ

ベジータ「少しは楽しめそうだ」バウッ

ブーン

ピッコロ「激烈光弾!!」ダンッ

ベジータ「!!」バッ

ズンっ

ピッコロ「よく避けた…だがこいつは避けられるかな?」

ベジータ「さっきのはこのための陽動か…」

「ベジータ選手の周りに大量の光の球体が浮かんでおります!!あれはいったい……」

ピッコロ「貴様にもう逃げ道はないぞ!!くたばれ!!」バッ

ボボボボボボボボボボッ

ベジータ「ぐ…ぐぉおおおお!!」

ズドドドドドドドド

ピッコロ「はあ!!」

ドグゥオオッ

トランクス「パパ!!」

ピッコロ「はあ…はあ……くそ」

超ベジータ「ふぅ……今のはかなりのダメージを受けたぞ…」

ピッコロ「へ…よくいうぜ…」

超ベジータ「ふ…さあお次はどうする?」

ピッコロ「お前が超サイヤ人になる前に倒せなかった時点でオレに勝ち目はない」

ベジータ「そうか」スタッ

「あの…試合は?」

ピッコロ「オレの負けだ」

「おーっと!!一方的に攻撃をしていたピッコロ選手が降参してしまいました!!
これで決勝への進出者が決定いたしました!!決勝戦は30分の休憩の後に行います!!」

ピッコロ「ベジータ仙豆だ」

ベジータ「ああ」


「エネルギーの吸収が止まった…くっそおあと少しなのに」

「まだ決勝が残ってるようですから…それが終わるころには満タンになりますよ」

「そうだね…ふひひ…楽しみだなあ」


キビト「バビディの宇宙船見つかりませんな」

シン「必ずこの方向にあるはずです!!諦めずにじっくり探しましょう」

168: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:05:44.81 ID:pc3g/cQq0
「さあてお待たせしました!!この試合で遂に天下一の武道家が決定いたします!!
なんと悟空選手とベジータ選手は少年の部の決勝戦で戦った二人の父親なのです!!
悟空選手が悟天君の仇を討つか!!それともベジータ選手が親子揃っての優勝を果たすのか!!
それでは天下一武道会大人の部・決勝戦はじめてくださーい!!!!」

悟空「おめえとやんのも久しぶりだなあ」

ベジータ「決着をつけるぞカカロット!!」

ドンッ

バッ

ガガガガッブンッ

悟空「ふう」

ベジータ「準備運動はこのぐらいでいいだろう」

悟空「だな…最高の力で早く終わらせてもらうぞ」

ベジータ「楽しみだ…あの世での修行の成果とやらを見せてもらおう」

超2悟空「はあッ!!!!」ドンッ

ベジータ「流石だな…あのときの悟飯やセル以上のパワーだ」

超2ベジータ「かあッ!!!!」ドンッ

超2悟空「こりゃあ早く終わりそうにねえな」

超2ベジータ「オレと貴様が初めて闘ったときのことを覚えているか」

超2悟空「ああ…忘れらんねえよ…もしかしてあの時の続きをやる気か?」

超2ベジータ「そうだな…いくぞ!!殺してやるカカロット!!」ギュッ

ダンッ

超2悟空「く……!!」ビリビリ

ダンッ

バチッ

ドカカカカドカッ

ガンッ

超2悟空「く……!!うおりゃ――――ッ!!!」バキィッ

バッ

スタッ

超2ベジータ「くく…」ニッ

超2悟空「へへ…」ニッ


「ふ…フルパワーになった…魔人ブウがフルパワーになったぞ――――!!」

169: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:07:24.97 ID:pc3g/cQq0
超2ベジータ「ビックバン…」ゴゴゴゴゴ

超2悟空「かめはめ…」ブーーーン

超2ベジータ「アターック!!!!」ボンッ

超2悟空「波――――ッ!!!!」ズアッ

カッ

ドグアアアアッ

「……はっ…解説するのを忘れるほど凄まじい攻防です!!これぞ決勝です!!」

バキッ
ドガッ

ガガガッ

ズズーーン

ズゴゴゴゴゴゴ

ダンッ

バッ

超2悟空「ハアッ…ハアッ…」

超2ベジータ「ハアッ…ハアッ…」

超2悟空「信じられねえぜ…オラはあの世で相当な修行をしたつもりだったんだがな…
正直おめえを超えたと思ってた…全くの互角なんてな…おめえも相当修行してたんだな」

超2ベジータ「くくく…ラディッツにすら劣っていた貴様がこのオレと互角とはな…
期待以上だぞカカロット!!あのとき本当に貴様を殺さずに生かしておいてよかった」

超2悟空「結局死んじまったけどな…」

超2ベジータ「おしゃべりはここまでだ…」

超2悟空「ああ…」ダンッ

バババババババ


「出るぞ…出るぞ――魔人ブウがあ!!」


超2ベジータ「はあっはあっはあっはあっ」

超2悟空「はあっはあっはあっはあっ」

超2ベジータ「くそっ!!」ギュオッ

ピタ

超2悟空「はあっはあっど…どうしたベジータ?」

超2ベジータ「はあっはあっか…感じないかカカロット…?」

超2悟空「はあっ…はあっ……!!!?」

「と…突然二人共動きを止めてしまいました…一体どうしたというのでしょうか?」

超2悟空「な…なんだこの凄まじい気は…!!」

超2ベジータ「わからん…だがとんでもなく邪悪な気であることは確かだ!!」

ピッコロ「ベジータや悟空の気を完全に超えている!!何者なんだ!?」

悟飯「ここからかなり離れた場所ですね?」

『ボクの声が聞こえるかな地球人諸君!!ボクはバビディという名の魔導師だよ』

悟飯「なんだこれは!?」

超2悟空「ど…どこだ!?」

170: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:08:19.92 ID:pc3g/cQq0
『おっと探したって見つからないよ、ボクは魔法でお前達の心に話してるんだ
ちょっと目をつぶってみてくれ…これから映像を送ってやるからさ
ボクがバビディ様だ、こいつは家来の魔界の王ダーブラとプイプイ、ヤコン…
そしてもっとも恐ろしい魔人ブウ!!四人ともすっごく強いんだぞ?この町が見えるかな?
今から魔人ブウがこの町の皆を殺しまーす、やれ魔人ブウ!!』

『ほい!みんなアメ玉になっちゃえ!!』ビビビビビ

『この星の皆こうしちゃうよ?そうそう人間がいない街なんてある意味ないよね
しょうがないからお掃除してあげるよ、魔人ブウちゃんと加減するんだよ?』

『オッケーオッケー!』ズバババババババ

『かえって散らかしちゃったかな?ボク達の目的はこの宇宙を恐怖で支配することさ
そうだね…次は天下一武道会という強い連中が集まってるとこを破壊しようかな?
ボク達に歯向かう連中は目障りだからね?逃げても無駄だよ?
5日後には地球そのものを消し去ってあげるからね?それじゃあばいばーい』

超2悟空「ふ…ふざけやがって!!」

バビディ「誰がかな?」

「「「「「!!!!」」」」」

悟飯「邪悪なでかい気…あいつだ!!」

ピッコロ「あの距離を一瞬で!!」

「うわああああ!!」

「逃げろおおお!!」

バビディ「プイプイ、ダーブラ逃がすな」

ダーブラ「は!!」ボッ

ドゴオオッ

悟飯「!!」

プイプイ「へへ」ドッ

ボ――ン

バビディ「ナイスショ―ット」

超2悟空「あ…あいつら!!」

ブウ「なんにしてたべようかな?そうだ!!クッキーになっちゃ――」

超2悟飯「やめろ―――ッ!!」ギュオッ

バキイッ

ブウ「…なんだおまえ……」

超2悟飯「ぜ…全然効いていない……」

ブウ「ジャマだよ…きえちゃえ!」

超2悟飯「……!!くっ!!!!」

バッ

グオオオッ

超2悟空「悟飯ッ!!!」

悟天「兄ちゃん!!よくもお!!」

ラディッツ「待て!!」

171: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:09:29.37 ID:pc3g/cQq0
悟天「離して伯父さん!!兄ちゃんを助けにいくんだ!!」

ラディッツ「悟飯の気は消えた!!」

悟天「嘘だ!!」

ラディッツ「いいか悟天!!チチさんを…お母さんを連れて遠くに逃げろ!!」

悟天「嫌だ!!」

ラディッツ「いう事を聞け!!皆殺されたいか!!」

悟天「!!わ…わかった…」

ナッパ「トランクスお前もだ」

トランクス「な…ナッパさんは?」

ナッパ「オレは残って闘う」

超2悟空「クリリン…皆を頼む!!」

クリリン「あ…ああ…悟空お前も気をつけろ――」

超2ベジータ「だあ!!」ガンッ

悟空「が……」

悟天「あ!!」

トランクス「ぱ…パパ何で…!!」

超2ベジータ「カカロットを連れていけ…そいつは闘わせれん」

悟天「え!?」

ピッコロ「…既に死んでいる者が死ぬと完全に消滅してしまうのだ」

超2ベジータ「トランクス…ブルマを頼んだぞ」

トランクス「え!?」

超2ベジータ「じゃあな…トランクス」ギュオッ

トランクス「ま…待って!!」

ピッコロ「こい!!」

バビディ「逃がすと思ってるのかい?」

ラディッツ「だあっ!!」ズボッ

プイプイ「ぐあ…!?」ボンッ

ナッパ「はあ!!」ズアッ

ヤコン「ぎゃああああ―-」

バビディ「な!?プイプイとヤコンが一瞬で…!!」

超2ベジータ「ここはオレに任せて貴様らも逃げろ」

ラディッツ「オレ達の王子が闘ってるってのに」

ナッパ「家臣のオレ達が逃げれるわけねえだろ?」

超2ベジータ「ふん…バカ共め……」

172: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:10:30.81 ID:pc3g/cQq0
バビディ「ブウあいつらを追いかけろ!!」

ブウ「ブウ―――!!」

超2ベジータ「待て!!このデブ!!」

ブウ「おまえいま悪口いったな…おこっちゃったもーん!!殺しちゃお――!!」

ダーブラ「ではわたしが追いかけます」

バビディ「頼んだよ」

ナッパ「おっと行かせるかよ」

ラディッツ「お前達の相手はオレ達だ」


ピッコロ「神殿に行くぞ!!あそこならしばらくは大丈夫なはずだ!!」


シン「魔人ブウが復活してしまった!!早く会場に戻らなければ…!!」

キビト「界王神様!!危険です一度聖域に!!」

シン「ですが…む!?何か飛んでくる?」

キビト「エネルギーの塊です!!避難を!!」

シン「お待ちなさい!!人が…はあ!!」

キビト「これは…確か孫悟空の息子の…まだ何とか息はありますぞ…」

シン「界王神界に連れて行きましょう!!ひょっとしたら彼なら」

キビト「いけません!!あの聖域に人間を入れるなど!!」

シン「貴方も感じたでしょうあのエナジーを!!さあ急ぎましょう!!」


超2ベジータ「だあっ!!」ビッ

ズボッ

バビディ「ま…魔人ブウ!!」

ムク

ブウ「いまのはちょっと…いたかったぞ……」

超2ベジータ「不死身か…てめえは…」

ブウ「おまえなんか……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ナッパ「ま…まずい!!」

ラディッツ「くっ!!」

ダーブラ「ま…待て…」

ブウ「きらいだ――――ッ!!!!」カッ

バビディ「バッバリヤ―――!!」

ガオッ

超2ベジータ「が……」

ズ――ゥウン

173: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:12:22.42 ID:pc3g/cQq0
ピッコロ「うおっ!?」

トランクス「な…なに今の!?」

亀仙人「なにかが遠くで爆発したのじゃ…」

ピッコロ「天下一武道会の方からだ!!ナッパとラディッツの気が消えた…」

クリリン「べ…ベジータの気もかなりちっさくなってるぞ…し…死ぬ!!」

トランクス「そ…そんなの……嫌だ――――!!」ボウッ

ピッコロ「おいっ!!」

悟天「トランクス君ボクも行く!!」ドンッ

ピッコロ「ち…ちくしょう……!!貴様らは先に神殿に行ってろ!!」ギュン


超2ベジータ「う…うあ……ぐ……な…なんてことだ……
強いうえに不死身じゃ話にもならねえ……くそったれ……」

ブウ「おまえもうおしまい!バイバイ、バイバイ、バイバイ」

超2ベジータ「(カカロットとの闘いと今のでろくに気が残ってねえ……
あ…あの変身ができれば勝てたものを…気が足りん…どうすれば……
くそったれめ…仙豆を残しておけばよかったぜ……)」

ビヨーン

ブウ「へへへ…」

超2ベジータ「気味の悪いヤロウだぜ…何をする気だ…」

ポッ

ベジータ「!!」

ドウッ

シャッ

ブウ「ギュッ!!」

ググッ

超2ベジータ「う!!」

ドサッ

ブウ「ふっふふっふふーん♪」

超2ベジータ「ぐ…く…くそ……」

ブウ「えいっ!!!!」バキイッ

ブウ「ぞくぞくぞくぞく」

グググググ

超2ベジータ「がはっ!!!」

ブウ「どーん」ゴッ

超2ベジータ「がっ!!!!」

ドカッ

ガッ

バキッ

ギューン

バビディ「な…なんだ今の!?」

174: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:14:23.86 ID:pc3g/cQq0
超トランクス「パパ!!」

超悟天「よっと」

ベジータ「はあっ……!!」

超悟天「大丈夫おじさん!?」

超トランクス「パパしっかりして!!」

バビディ「あのチビたちはさっきの…!!わざわざ殺されにきたのか!!」

ピッコロ「魔人ブウも許せんが一番許せんのは貴様だ」

バビディ「き…貴様は!!」

ピッコロ「死ね!!」ザンッ

バビディ「そ…そんな…世界の王となる……このボクが…こんな奴らに……」

ピッコロ「はあっ!!」ズアッ

ベジータ「バカ野郎…何で戻ってきた……」

超トランクス「パパ一人じゃ殺されちゃうよ!!三人でやればきっと勝てるよ!!」

ベジータ「無理だ…あいつには何人でかかってもな……」

超トランクス「そんなことないよ!強いんだぜオレ達!」

超悟天「うん!」

ベジータ「トランクス…お前は赤ん坊の頃から一度も抱いてやったことがなかったな」

超トランクス「え!?」

ベジータ「抱かせてくれ……」

超トランクス「な…何だよパパ!!やめてよ恥ずかしいよ……!!」

超悟天「…………」

ベジータ「元気でな…トランクス」

超トランクス「え?」

ガッ

超悟天「おじさん!何を!!」

ズッ

175: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:15:38.44 ID:pc3g/cQq0
ブウ「さっきボクのことぶったのだれだーそいつかー?」

ベジータ「二人を連れてできるだけ遠くへ離れてくれ急いでな…………頼んだぞピッコロ」

ピッコロ「……貴様死ぬ気だな………」

ベジータ「一つだけ教えてくれ…オレが死んだらカカロットとあの世で会えるか?」

ピッコロ「……そいつは無理だ、貴様は罪もない人々を殺し過ぎた…」

ベジータ「……そうか…残念だ……もういい行ってくれ……急いでな」

ピッコロ「……ああ」ドウッ

ブウ「こら!!逃がさないぞ―――!!」

ベジータ「待て!!魔人ブウ!!」

ブウ「んー?」

ベジータ「そいつはこのオレを倒してからにするんだな!!このみにくいフーセン野郎め!!」

ブウ「また悪口いったな…よわむしのくせに…!!さっさと死んじゃえ」

ベジータ「貴様の片づけ方がわかったぜ…やっとな」

ブウ「え?」

ボウッ

グンンンンンンンーー

超2ベジータ「貴様を倒すには二度と修復できないよう粉々に吹っ飛ばすことだ!!」

ブウ「!!」

超2ベジータ「さらばだブルマ…トランクス……そして…カカロット……!!
うおおおおおお――――――――――――ッ!!!!!」カアッ

ドズン

ブウ「くあああ……あ…………」

ズァオッ

ピッコロ「く…ベジータ!!」

176: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:17:08.89 ID:pc3g/cQq0
ピッコロ「そうか…再生できないほどバラバラにしたのか…ん?
な…なんだ!!魔人ブウの破片が!!あ…ああ……!!何てことだ!!魔人ブウは生きていた!!」


シン「さあキビト、孫悟飯さんに復活パワーを」

キビト「はっ」

悟飯「!!あ…あれ!?え!?ここは……」

シン「界王神界…わたしの世界です」

悟飯「あ…貴方は確か天下一武道会にいた……」

シン「どうもわたしは界王神です」

悟飯「かいおうしん?」

界王神「はい、神の上の界王の上の大界王の上の存在です…」

悟飯「へえ…ええ!?その界王神様がなぜ地球に!?」

界王神「実は魔人ブウの復活を止めにいったのですが間に合わなかったのです」

悟飯「……、あ…あの何でボクをここへ?」

界王神「ゼットソードを使って魔人ブウを倒して欲しいのです」

キビト「ゼットソード!?お気は確かですか!?人間などにあれが使えるはずありますまい!!」

界王神「とにかく試しにいってみましょう、ついてきてください」

悟飯「はあ」


界王神「この剣がゼットソードです。引き抜いてください」

悟飯「引き抜くんですか…なんか昔話でこういうのあったな
このゼットソードっての抜くことができたらどうなるんですか?」

界王神「すさまじいパワーを得ることができると伝えられてます」

悟飯「本当かなあ、すっごくよく切れるってことかな」

キビト「心配するなお前には抜けん」

界王神「キビト黙ってみていなさい」

悟飯「よーしふん!!ぎ…ぎぎぎ…ぶはあダメだびくともしない」

キビト「ふん」

超悟飯「はあ!!ようし」

キビト「超サイヤ人か…まあ同じことだ」

超悟飯「ぬぐぐぐ…」ズボッ

界王神「やった」

キビト「なんだと!?」

悟飯「ふうやたら重いですねこの剣、そんな凄い力あると思えませんけど」ブンブン

界王神「そんなに重たいんですか?そうは見えませんが…」

悟飯「持ってみます?」

キビト「え?わっ…あ…あぎぎぎぎぎぎぎぐぐぐぐぐ!!!…まあまあかな」

177: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:17:55.79 ID:pc3g/cQq0
悟空「ぐ…」

ピッコロ「気が付いたか」

悟空「どうなったんだ?ここは…」

ピッコロ「ここは髪の神殿だ…傷はデンデに治してもらった。実は――」

悟空「ベジータまでやられちまったんか…」

クリリン「でもよ悟空お前が生きてくれたのが不幸中の幸いだよ
悟空がこの世にいられるのは1日だろ?まだ少しは時間が残ってる」

悟空「はっきり言おうオラには無理だ、倒せねえ」

クリリン「え!?」

悟空「ベジータとオラとはそんなに差はねえがどっちかっていうとベジータが上だ
そのベジータが捨て身でやってダメだったんだろ?わりいがどうやっても勝てねえ」

クリリン「そうか…そうだな……」

悟空「ベジータか悟飯の片方だけでも生きてたらまだなんとかなったかもしんねえのに」

ピッコロ「多人数でかかっても無理だっただろう…そういうレベルじゃなかった」

悟空「いやそうじゃなくてフュージョンを使うんだ…」

クリリン「なんだそれ?」

デンデ「融合ですね!メタモル星人の得意な術だ!!」

悟空「知ってんのかデンデ?」

悟天「ボクも知ってるよ!!前に伯父さんが厄介だったって言ってた!!」

トランクス「そうそうナッパさんも戦闘力低いかったのに返り討ちにあったって!」

悟空「そうかおめえ達…そうだおめえ達がフュージョンすればいいんだ!!」

悟天「ボク達が!?」

トランクス「でもオレ達ポーズ知らねえぜ?」

悟空「オラが知ってる、さあそうなったら早速特訓だ!!」

ピッコロ「む…魔人ブウが西の都の近くに――」

ブルマ「ええ!?あそこにはパパとママが!!」

悟空「それはドラゴンボールで何とかできる」

ブルマ「西の都も破壊されちゃうわ!!」

悟空「そんじゃあ神龍に全て元に戻してーで何とかなんねえかな」

ブルマ「違うのよ!!家にドラゴンレーダがあるのよ!!
あれ特殊な部品使ってるから壊されたら二度と作れないわ!!」

悟空「なに?よしトランクスおめえ取りにいけ。オラが魔人ブウを食い止める」

悟天「だ、ダメだよお父さん!!お父さん殺されちゃったら完全に――」

悟空「大丈夫、少しぐらいなら平気だ」ビッ

シャッ

178: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:19:22.36 ID:pc3g/cQq0
悟空「よう」

ブウ「なんだおまえ?」

悟空「よけいな破壊や弱いものいじめはもうやめろ!!」

ブウ「おまえ…よいこみたいできらいだ、どうやって殺そうかな」

悟空「ちぇっ…やっぱそう上手くはいかねえか」ボウッ

ブウ「それ口悪いヤツやってもムダだったろ」

超2悟空「じゃあ超サイヤ人の壁を超えた超サイヤ人を更にもう一つ越えてみっか」

ブウ「?」

悟空「ふ…」

ブウ「なんでもどった?あきらめたか?」

悟空「いやおめえに超サイヤ人についてわかりやすく教えてやろうと思ってよ」

ブウ「?」

悟空「まずこれが普通の状態だろ?」

ボウッ

超悟空「これが超サイヤ人」シュインシュイン

超2悟空「そしてこれがさっき見せた超サイヤ人を超えた超サイヤ人2だ」バチバチ

超2悟空「そして…これが…更に超えた……!!」ゴゴゴゴゴゴゴ


ピッコロ「す…凄いぞ…どんどん気が膨れあがっていく…!!」

天津飯「地球全体が揺れている…」


カッ

ビッーービビーーバチバチーーー

超3悟空「これが超サイヤ人3だ」

界王「やめろ悟空―、そんな異常なパワーを使っては下界にいられる時間がー」

悟飯「この気はまさか父さん…いや違う!」

界王神「そうですよ!!孫悟空さんです!!」


ブウ「こわいカオになったってちっともこわくないぞ」

超3悟空「さっさとやろうぜ」

バッ

ギュオオオオオ

ドザウッ

ブウ「ニッ」

ドドドドドド

超3悟空「!!これはベジータの技だ!!」

ババババババ

超3悟空「かめはめ波!!」ドウッ

ズボッ

ボンッ

超3悟空「まさか……!!」

179: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:20:31.86 ID:pc3g/cQq0
ギャウオッ

超3悟空「ちっ!!」ガンッ

ガンッ

カッ

ズオッ

超3悟空「驚いたぜ…すっとぼけたカオしてっけど天才だ
相手の技を瞬時に見切って自分の技にしちまうなんてよ」

ブウ「えっへん」

超3悟空「(トランクスの気が早く動き始めた…ここまでだな)」フッ

ブウ「おいなぜもどる、おまえとたたかうのおもしろいもっとやるぞ!」

悟空「そいつは光栄だな…だけどオラには時間がねえんだ帰るぜ
いいか?オラよりずっと強い奴が2日後には現れる…それまで無意味な人殺しはよすんだ」

フッ

ブウ「!?」

超サイヤ人3はエネルギーの消費が多すぎて下界にいれる時間が短くなってしまう

悟空に残された時間は30分になってしまい、
チビ達にフュージョンポーズを教えてあの世に帰ってしまった


悟空「閻魔のおっちゃん」

閻魔「悟空か早かったな」

悟空「オラの息子の悟飯来なかったか?」

閻魔「来てないぞ、お前の子供なら覚えてるはずだ。お前の兄ならさっき来たがな」

悟空「そっかあ!!悟飯は生きてる!!でもどこに…ん?これは悟飯の気!!行ってみっか」

シュン

悟空「お?」

悟飯「お父さん!!」

悟空「おめえ何でこんなとこいんだ?あれ?天下一武道会にいた…


悟飯「そうですか…魔人ブウは地球をそんなにめちゃくちゃに」

悟空「これがすげえ力をくれんのか」ブンブン

界王神「ま…またあっさり……」

悟空「なあ界王神様、悟飯がブウと闘うときまでここにいていいかな」

界王神「え…ええどうぞ」

悟空「そんじゃあ悪いけど飯食わせてくんねえかな?」

界王神「では悟飯さんもちょっと休憩にしますか」

悟飯「凄そうですね超サイヤ人3っていうの」

悟空「じゃあちょっと見せてやるよ」ゴウッ

界王神「な…なんて凄まじいエナジーなんだ!!」

超3悟空「やっぱ死んでっと全然疲れねえな」ゴゴゴゴゴ

悟飯「す…凄い…ブウを超えてるんじゃあ」

超3悟空「これなら倒せたんだけどな、時間的に無理だった」

悟飯「そんなに下界じゃ消費が激しいんですか…まあこれほどのパワーですしね」

180: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:21:53.62 ID:pc3g/cQq0
それから一日が過ぎた
悟飯はゼットソードを折ってしまい中から15代前の界王神が現れた
ゼットソードではなくその大界王神がパワーアップの秘密だったのである
悟飯は大界王神によって25時間かけて潜在能力を限界以上に引き出してもらうのだった
悟天とトランクスはフュージョンを完成させたがフュージョン戦士には性格に難があった

そしてその間にある一人の男が立ちあがったのである

ピッコロ「そういえばサタンはどこだ?」

クリリン「そういや見てないな」


サタン「べ…ベジータさんの仇はオレが討つんだ……」

ブウ「なんか用か?」

サタン「こっこんにちは!!はじめまして!いやいやいや…」

ブウ「おまえどんなおかしになってくわれたい?」

サタン「い…いやいやいや!!ちょっとお待ちください!!
魔人ブウ様に素敵なプレゼントがあるんですよ!!高級チョコレートです」

ブウ「こーきゅーってなんだ?」

サタン「すっごく高くておいしいってことですよ!!」

ブウ「ふうん」パク

サタン「(食べたぞバカめ!!そのチョコには猛毒が入ってるんだ!!いくら魔人といえど)」

ブウ「うまいなー」

サタン「え!?」

ブウ「人間のチョコよりうまいぞ」

サタン「そ…そうですか…お次のプレゼントはこれ!!ゲームボーイです!!」

ブウ「むずかしい…」

サタン「(今だ…あれには16号に入ってた凄まじい威力の爆弾が入ってるんだ!!)」ポチッ

ドグオオオオオン

サタン「イエイ!!!ジエ――――ンド!!」

ブウ「おい今のはちょっとおもしろかったぞ」

サタン「そ…そりゃどうも…(しまったー相手はあのベジータさんが勝てない相手だった!!)」

ブウ「おまえおもしろいからけらいにしてやるぞ」

サタン「ど…どうも…」


数時間後

ブウ「またにんげんころしてくる、おまえもいっしょにいくか?」

サタン「え!?い…いえ!!わたしはあの…ここでお食事を作って待ってます」

ブウ「そうか、おまえうまいからたのしみ」

サタン「とびっきりおいしい料理を期待しててください!!」

ブウ「いってくる」

サタン「いってらっしゃーい!!……バッキャロー!!調子に乗ってんじゃねえぞ!!
…だがベジータさんが勝てなかった相手だ…とりあえず飯を作っておくか……」


屑「いえーいっ!!一発で命中!!一度でいいから人を撃ってみたかったんだ!!」

「さすがですなぼっちゃん」

屑「いい気分だこの調子で殺しまくろうぜ!!街にいきゃまだ残ってる連中がいるはずだ!!」

181: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:23:33.50 ID:pc3g/cQq0
サタン「いい!?もう帰ってきやがった!!もっ申し訳どざいません、まだ作ってる最中で…」

「ク…ン」

サタン「ど…どうしたんですかその犬?」

ブウ「こいつビビらないにげない…コトバわからない」

サタン「そいつ足怪我してるじゃないですか、それで逃げないんですよ」

ブウ「なんだそうかケガなおしてやるからビビッてにげろ」ビッ

サタン「あ!」

ブウ「それにげろ、ころしてやる」

「クウン…クウン」

ブウ「なんだこいつ、ケガなおったのににげない」

サタン「はは、そいつ喜んでるんですよ、ブウさん気にいられたんですよ」

ブウ「こいつスキなのか?オレのこと」

サタン「ええそうですよ、尻尾振ってるでしょう?」

ブウ「おまえといっしょだ、おまえもオレがスキ」

サタン「え!?あ…そ、そうです!!」

ブウ「へへ…ちょっとうれしい。チョコくえ」

サタン「だ、ダメですよチョコは…わたしがドッグフードを買ってくるのでここで待っててください」

ブウ「オッケー」

ヒューン

サタン「……嬉しそうだなあいつ…」


サタン「ほらね?よろこんで食べるでしょう?」

ブウ「まずい」

サタン「あの魔人ブウさm…一つお聞きしてもいいですか?」

ブウ「なんだ?」

サタン「何で人間を殺したり…家を壊したりするんですか?」

ブウ「たのしいから」

サタン「そ…それだけ!?」

ブウ「バビディもビビディもそうやってあそぶっていってた」

サタン「誰でしたっけそれ……」

ブウ「オレをつくったいやなヤツたち」

サタン「そんな嫌なヤツ達のいう事聞いちゃいけませんよ!!
だ…ダメですよやっぱり殺したり…壊したりしちゃ…あ…!けっこうです!!
けっこうなんですよ!!たのしいんでしたら!!」

ブウ「おまえやっちゃいけないとおもうか?」

サタン「え…!?え…ええまあ…」

ブウ「じゃあやめた」

サタン「へ!?も…もう誰も殺さないの?」

ブウ「うん」

サタン「どこも壊さない?」

ブウ「うん」

サタン「(や…やったぞ!!ベジータさん!!オレはやりましたよ!!)」

182: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:24:26.70 ID:pc3g/cQq0
「ぼっちゃんこの辺りですよ魔人ブウの家!!」

屑「面白いぜ!!こっちから乗り込んでぶち殺してやる!!」


ブウ「おお!!あははは!!」

サタン「ね?ちゃんとボールもってくるでしょう?」

ブウ「もういっかい!もういっかい!」ヒュッ

「ワンワン」

ダーン

「ギャインッ」

サタン・ブウ「「!!」」


屑「はっは―――!!一匹退治―っ!!」

サタン「な…なんだあのクソバカ共は……」

屑「くたばれ―――っ!!!」バヒュッ

サタン「いっ!?」

ドウンッ!!

屑「はっは――!!バラバラだぜ―――!!!」

ブウ「う…う……」

「動いた!!まだ生きてますよ!!」

屑「くっそー」

バゴッ

屑「!!…て…てめえ!!」

サタン「ゆ…許さん…許さんぞおおおおお!!」

屑「何だと!?死ねえ!!」パパパパパ

サタン「ふん!」シュパパパパ

パラパラ…

屑「な…なんだと!?」

サタン「わたしに銃は効かんぞ!」

屑「くっ!!」

サタン「だあっ!!」ガッ

ドカッバキッ

サタン「てめーなんか…てめーなんか!!消えてなくなれいっ!!」ドガアッ

ドサッ

183: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:25:15.77 ID:pc3g/cQq0
サタン「地球のゴミめ…ちくしょう…可哀相なことを…ん!?
ぶ…ブウさん!!まだかすかに生きてる――――っ!!」

ブウ「!!」ダッ

サタン「はやくはやく!!どうですか!?なおせますか!?」

ブウ「しんでなければなおる」

ムクッ

サタン「やったあ―――っ!!」

ブウ・サタン「「やった・やった・やった」」


ピッコロ「いつの間にアイツ魔人ブウのところに…」

デンデ「も…もしかしたら闘わなくてすむかもしれませんよ!」

ピッコロ「だが…ヤツが危険であることにかわりはない…」


ブウ「あはははは」

サタン「いやあよかったですねえ」

屑「く…くそ…」シュゴッ

ドグォオンッ

サタン「ぐわああ!!」

ブウ「サタン!!」

屑「ははっ!!このままですむと思うなよ覚えてやがれ!!」

ブウ「ぬ……ぬ…ぬ…にいいいい…あ…あぎぎぎぎぎ…」

サタン「はっ…うおおお!助かった!!サンキュー!!」

ブウ「ぎぎぎぎぎぎ…」

サタン「どうしたんですか!?」

ブウ「に…げろ…イヌと……とお…くに…し…しぬ…ぞ…」

サタン「え…死ぬ!?どういうことですか!?」

ブウ「は゛や゛く゛し゛ろ゛―っ!!!!」

サタン「はっはい!!」

魔人ブウの強い怒りによって邪悪な部分と無邪気な部分がわかれてしまった
力の大半を持っていかれてしまった無邪気なブウは邪悪なブウに食べられてしまった
純粋な悪となり戦闘向きなカラダとなった魔人ブウはサタンを残してどこかへ飛びだっていった

184: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 07:26:41.20 ID:pc3g/cQq0
サタン「ブウ…あいつまだ覚えて…!!ブウは神殿に向かってる!!」

ブウ「うへ…うへへへへへ!!ひゃははははは…!!」

ピッコロ「ま…まずい!!今度のブウはオレ達の気を見つけられるぞ――ッ!!」

ブウ「へえ…」

ピッコロ「(こっ殺される!!)」

ブウ「だせ」

ピッコロ「え!?」

ブウ「だせええええ!!」

ピッコロ「ちょ…ちょっと待て!!いったい何を出せというのだ!!」

ブウ「オレとたたかうヤツだせ、やくそくしたぞついパワーここにしかない」

ピッコロ「た…確かにここにいる…だが今は眠っているんだ」

ブウ「おこせたたかうぞ」

ピッコロ「待て!!もう少し眠らせてやってくれ!まだそいつはフルパワーじゃないんだ!!」

ブウ「ダメだオレまつのきらい」

ピッコロ「(く…くそ…やむを得ん…許せ残った人間達よ…!!)
お前は地球人を皆殺しにするって言ってたじゃないか!!まだ地上には随分生き残ってるぞ!!
闘うのはお前が地球人を滅ぼしたあとでいいじゃないか!!」

ブウ「ニヤ」

クリリン「な…なに歩き回ってんだあいつ……」

ヤムチャ「不気味な奴だ…」

クリリン「一周してきたぞ…な…なんだよ!!」

すっ

ピッコロ「!!」

ドンッ

ズドドドドドドドドド

ピッコロ「なっ…!!」

デンデ「あ…ああ……!!」

ドドドドドドドド

ブウ「ちきゅうじんみんなころしたさあたたかうぞ」

ピッコロ「わ…わかった…だが闘う準備をさせてくれ…二時間…いや一時間でいい」

ブウ「1じかん?それはどのぐらいだ」

ピッコロ「この砂時計の砂が全部落ちるまでだ」

ブウ「いやだ!」

ピッコロ「ミスター・サタンの子供も待って欲しいって言ってるぞ!!」

ビーデル「え!?」

ブウ「ホントだ…サタンとニオイにている…よしまってやる
でもじかんになったらみんなころす、サタンのこどもでもころす」


サタン「さ…さっきの大量のエネルギーはブウの気だった……!!
くう…オレの実力じゃ神殿まで一時間はかかる…待っててくれよ…ブウ!!」


ピッコロ「トランクスと悟天を精神と時の部屋に連れていけ…
こっちでは一時間でもあそこなら15日は修行ができるはずだ…」

186: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 19:28:26.97 ID:pc3g/cQq0
界王神「……!!」

悟空「どうしたんだ界王神様?」

界王神「……今地球人はほぼ全滅させられてしまいました…」

悟空「なに!?まさか地球ごと破壊されて!?」

界王神「いえ、地球はほとんど無傷で残ってます……わからない…どうやったのか」

悟飯「……ま…まだですか!?もうとっくに終わってていいころじゃないんですか!?」

大界王神「まだ終わらんということはお前さんの潜在能力がよほど凄いってことじゃろ」

悟飯「いいかげんにしてください!!」ズオオオッ

悟飯「そんないい加減なことでボクが魔人ブウに勝てる…わけ……
な…何だこの湧き上がるようなパワーは…こ…これがボクか……!?」

大界王神「さっさと座れ、余計なことしておるとまたそのぶん時間がなくなるぞ」

悟飯「す…すみませんでした……ほんとにどうも……」

悟空「す…すげえ…ほんとにただのクソジジイじゃなかった……」


ブウ「うおお―――!!もうダメだ―――っ!!もうまたないぞ――――っ!!!!」

ピッコロ「な、なに!?待て!!まだ30分も経ってないぞ!!せめてあと少し…」

ビッ

ブウ「いやだもうまたないたたかう…!」

ピッコロ「わかった…闘わせてやる…ついてこい」

クリリン「ピッコロのヤツ魔人ブウと悟天達を精神と時の部屋で戦わせるつもりか?」

デンデ「あそこならもしトランクスさんと悟天さんがやられてしまったとしても
出入り口を壊してしまえばむこうの世界に閉じ込めることができるからでしょう…」


ピッコロ「(悟天!トランクス!聞こえるか!!オレだピッコロだ)」


悟天「?」

トランクス「え!?」

ピッコロ『今お前達の心に話しかけている…予定より早く魔人ブウと
闘うことになってしまった。今魔人ブウとそっちに向かっている』

悟天「え!?まずいよボク達今フュージョンが終わったばっかなんだから!!」

ピッコロ『そのことは大丈夫だ、わざと遠回りして時間を稼いでいる
そちらの世界であと6時間程は稼げる…今すぐ闘いにそなえて休んでおくんだ』


トランクス「6時間もありゃ十分さ!!」

悟天「ピッコロさんもうばっちり修行ができちゃってるって知ったら驚くよね」

187: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 19:57:30.54 ID:pc3g/cQq0
ピッコロ「ここだ」

ブウ「へんなところだ……」

トランクス「待っていたぜ!!」

悟天「魔人ブウ!!」

ブウ「……あれか?」

ピッコロ「そうだ」

ブウ「あれか…」

悟天・トランクス「「これで終わりだぜ!!!魔人ブウ!!」

ブウ「まってそんした…」

悟天・トランクス「「フゅージョン」」

ピッコロ「な…なぜ超サイヤ人で始めんのだ!!」

悟天・トランクス「「ほいっ」」カッ

ブウ「!?」

ピッコロ「よしいいぞ!!とりあえず合体は完璧だ!!」

「パンパカパーン!!ゴテンクスだ―――!!」

ブウ「おまえか…おぼえているぞまえにオレにぼこぼこにやられたやつだ」

ゴテンクス「ばっかやろう前のオレと同じだと思ったら大間違いだぜ」

ピッコロ「確かに大きくパワーアップしてるが…」

ゴテンクス「ちぇいっ!!うりゃりゃりゃりゃりゃ――!!」

ブウ「…オレもうこうげきしていいか?」

ゴテンクス「(あ…あれ…?はっはーんあいつやせ我慢してるな?)」

ピッコロ「だ…ダメかもしれん……」

ゴテンクス「ふ…ふん!もちろん今のは本気じゃなかったさ今からが本番だ
ダイナマイトキ――ック!!ローリングサンダーパンチ!!イノシシアターック!!
パワータックル!!ミラクルスーパーパンチ!!え…えっとマグナムサンデー!!」

バキイッ

ゴテンクス「うぎぎぎぎ…い…いって……!!」

ピッコロ「超サイヤ人で始めんからだバカめ!!」

ブウ「もうたくさんおまえよわい、おもしろくないからころす」

ゴテンクス「なんだとー後悔しやがれ!!スーパーサイヤ人!!!!」ボウッ

ピッコロ「おおっ!!フュージョンの後でも超サイヤ人になれるのか!!」

超ゴテンクス「もうおわりにしてやるぜ…お遊びはな…くらえ!!ギャラクティカドーナツだ!!」

ブン

超ゴテンクス「にぎぎぎぎぎ…!!!!」グググググ

ブウ「ふん」

バチッ

超ゴテンクス「え!?」

188: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 20:04:27.57 ID:pc3g/cQq0
ブウ「ちぇい!!」ドガッ

超ゴテンクス「ぐふっ!!!」

バキッ

ドゴオッ

ピッコロ「ああ!!」

超ゴテンクス「くっそーこうなったらとっておきの技で終わりにしてやるぜ!!
くらえ!!スーパーゴーストカミカゼアタ―――――ック!!!!!」

ポウポウポウ…

「はあい」

「おばけだぞ~」

ピッコロ「な…なんだあの技は…!!あんなの初めてだ……」

超ゴテンクス「さあいけオバケ達!!」

ブンギュオッ

ブウ「!!」

ズオオオオオ・・・ン

超ゴテンクス「おわった…」

ピッコロ「バカ気を抜くな!!」

超ゴテンクス「え?」

ブウ「ひひひ…いまなんかしたか?」

超ゴテンクス「そ…そんな……」

ピッコロ「おい何か他の大技や秘策はないのか!?」

超ゴテンクス「(くっくっくあるんだよなーとっておきが…でもここはピッコロさんをビビらしちゃお)
だ、ダメだ―――もう大技を出せるようなパワーが残ってないよーおしまいだ―――!!」

ピッコロ「く…」

ブウ「はあっ!!!!」

超ゴテンクス「え!?」

シャッ

超ゴテンクス「わ―――っ!!!!」

ダンッ

ビダン

ドガガガガガ

超ゴテンクス「いって―――もうアタマにきたぞあんにゃろめ―――!!!
みなさんながらくお待たせしました―――ついにお見せしましょう取って置きの技」

ドオオン

超ゴテンクス「へ?」

189: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/02(月) 20:24:58.04 ID:pc3g/cQq0
超ゴテンクス「ピッコロさんそれって…」

ピッコロ「きさまもこれでまでだ魔人ブウ…」

ブウ「?」

ピッコロ「もといた世界とこの世界とのたった一つの出入り口を破壊した
貴様は確かに強い…だがいくら強くてもここから脱出することは不可能だ」

超ゴテンクス「い!?」

ピッコロ「さあオレ達を殺し永遠にここで孤独に暮らすがいい…この何もない世界でな」

ブウ「お…オレのすきなお菓子は……」

ピッコロ「ない」

ブウ「!!」

超ゴテンクス「何でそんな勝手なことすんの!!とっておきの技があったのに!!」

ピッコロ「な…なんだと貴様もう限界だというようなことを言ってたじゃないか!!」

超ゴテンクス「あれは軽いジョーダンだよ!!かわいい嘘ってやつだよ!!」

ピッコロ「アホかー!!こんなときに何がかわいい嘘だ!!このバカ!!」

超ゴテンクス「バカはそっちだよ!!あの家元に戻してよ!!」

ピッコロ「二度と戻せるか―――!!」

ブウ「うあああああああ――――っ」グアッ

ピッコロ「ぬっ!!!」

ブウ「そんなのいやだ―――っ!!!」ドウ――ン

超ゴテンクス「ぴ…ピッコロさんあれは…!?」

ピッコロ「し…信じられん…!!とてつもない気の力で次元に穴をあけやがった」

超ゴテンクス「穴がなくなってく…!!」

ギュオッ

ピッコロ「ぐっ!!」

超ゴテンクス「き…きえた……」

ピッコロ「しまったあ――――っ!!!!」


悟空「ま…魔人ブウの気だ!!あいつ精神と時の部屋から出てきやがった
チビ達のフュージョンした気が感じらんねえ…どうなってんだ…見てえなあ!!」

大界王神「見るか?」

悟空「え?」

大界王神「ほれ」ヒュッ

悟空「すげえ見える見える!!…あ!!ち…ちくしょう…あの野郎……」

悟飯「な…何があったんですかお父さん!!」

悟空「おめえは余計なこと気にすんな…神経を集中して少しでも早く闘えるようになれ」

悟飯「は…はい……」

悟空「(も…もう誰も守る者はいなくなっちまった……
だがなんとかなるはずだ…地球が……ドラゴンボールが残っているかぎり…)」

194: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/04(水) 19:33:56.86 ID:eNcAu+pz0
ピッコロ「だ…ダメだ…針の先ほどの穴もあかない…」

超ゴテンクス「ちぇっ…しょうがねえな…あれを使うか」

ピッコロ「な…なんだというのだ…!?」

超ゴテンクス「ジャジャ―――ン!!!ほっ!!!はあああああああ…!!!!!」ビビ…

バチッバチバチ…

ピッコロ「お…おい…なにを……」

カッ

超3ゴテンクス「イエ―――イ!!」

ピッコロ「な…超サイヤ人3だと!?」

超3ゴテンクス「へへービビったでしょ?めちゃくちゃ強いんだぜ!!だあ―――ッ!!」

ビビッ

超3ゴテンクス「やった!!ピッコロさん早くしないと穴が閉じちゃうよ」

ピッコロ「あ…」バッ

超3ゴテンクス「オラオラオラ魔人ブウ!!オレ達も出てきてやったぜ!!」

ブウ「ほう…よくでてこれたな……あれ?おまえちょっとかわったか?」

超3ゴテンクス「バーカ!ちょっとどころじゃないぜ!すっごいすっごいすご―い強くなってしまったのだ!!!」

ピッコロ「きゅ…宮殿が…き…貴様ここにいた連中をどうした!!!」

ブウ「へへへ…ここだ」

ピッコロ「……!!」

超3ゴテンクス「たっ食べちまったのか!?」

ブウ「チョコにしてな」

超3ゴテンクス「かんっぜんに怒った!!!!」ギュン

ドカ

ドガガガガガ

ブウ「ぎ…」ブン

バッカアッ!!

超3ゴテンクス「おちちちち…!!!!」

ピッコロ「きゅ…宮殿が……」

超3ゴテンクス「な…なんだ!?ボールみたいに丸くなったぞ?」

ギュウウウ!

バゴッドカッドカッ

ピッコロ「な…なんとかしろ!!」

超3ゴテンクス「連続スーパードーナツ!!!」

ボボボボボ

ブウ「!!」

195: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/04(水) 19:34:34.74 ID:eNcAu+pz0
超3ゴテンクス「激突ウルトラブウブウバレーボールだ!!ピッコロさんも手伝って!!」

ピッコロ「わ…わかった!!」

超3ゴテンクス「いくわよ!!」

ピッコロ「う…うむ…」

超3ゴテンクス「違うよ!!『いくわよ』って言ったら『はあ~い』って言わなきゃ!!いくわと――!!」

ピッコロ「は…はあ~~い」

超3ゴテンクス「そーれパース!!」ボン

ピッコロ「と…トース」ポン

超3ゴテンクス「アタ――ック!!!!」ドガッ

ピッコロ「い…今のは別にオレが手伝わなくてもよかったのでは……」

超3ゴテンクス「だっはっは!!まるで隕石が落ちたみたい!!いやーんこわ――い!」

ドズオッ

超3ゴテンクス「うわっ!!!」

ズッゴゴゴゴゴゴゴゴゴオ…

ピッコロ「あ…あんなのをまともに食らったら地球はあとかたなく消し飛ぶぞ…!!!」

超3ゴテンクス「ちっきしょうやりやがったな!!連続死ね死ねミサイルーッ!!!!」

ズドドドドドド

ピッコロ「よせバカ!!ドラゴンボールが壊れてしまったらどうするんだ!!」

超3ゴテンクス「あ、そうか。でも随分やっちゃったから相当弱ってるはずだよ」

ブウ「きひひひひ…」

超3ゴテンクス「よ…よわってねえ!!」


悟空「だ…ダメだ…完全に押されちまってる…!!か…勝てねえ!!」

悟飯「そんな…!!」

大界王神「よし終わったぞ…行って来い!!」

悟飯「やった…どうやったらその戦士に!?」

大界王神「スーパーなんとかに変身するのと同じ要領じゃ」

悟飯「よおし!!はあっ!!!!」ドンッ

悟空「す…すげえ…ホントにすげえや…」

界王神「早く地球へ!!我々が送りますから!!」

キビト「いえわたし一人で送ります、素晴らしい救世主の邪魔になりますから」

悟空「すまねえな悟飯…オラは行きたくてももう無理なんだ。見たかったな近くで…おめえがでっかくなったところをよ」

悟飯「お父さん…」

悟空「これでもう悟飯に会うことはねえ…おめえがあの世に来るまではな…がんばれ!!魔人ブウを吹っ飛ばしてこい!!」

悟飯「はいっ!!」グッ

ポン

悟空「よし行って来い!!」

悟飯「さようなら!お父さん!!」フッ

大界王神「あいつめ…一番頑張ったわしに礼を言うのを忘れていきおった…」

196: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/04(水) 19:35:14.15 ID:eNcAu+pz0
悟飯「キビトさん…お父さんと同じ服にして欲しいんです…ぜひお父さんの胴着で闘いたい」

キビト「おやすいごようだ」

悟飯「ありがとうございます!!」

キビト「わたしは行く。はるか遠い界王神界で偉大なる戦士の勝利を願っておるぞ」

悟飯「さようなら!二人の界王神様にもよろしく!!」

フッ

悟飯「よし行くか!!」ドウッ


超3ゴテンクス「くっそお…だあ!!」ブン

ブウ「おまえよわい…ころす」ボウッ

超3ゴテンクス「!!」

ピッコロ「魔貫光殺砲!!」ビッ

ギュオッ

超3ゴテンクス「ぴ…ピッコロさん!!」

ピッコロ「頼りになるとは思えんがオレも闘う…」

ブウ「……?」

ピッコロ「な…なんだこの気は!?」

ザッ

悟飯「よかったまにあって…」

超3ゴテンクス「兄ちゃん!!」

悟飯「そいつがフュージョンか…」

ピッコロ「悟飯!!お前生きてたのか!!」

悟飯「危ないところを界王神様に助けられたんだ…」

ブウ「なんにんでこようとおなじことだ」ギュン

悟飯「そいつはどうかな」ボウッ

ビシィ

ブウ「が…!!」

ピッコロ「!!」

超3ゴテンクス「お…オレ達より強い!!」

ブウ「はあ…」ドゴッ

悟飯「ぐっ…!!」

ブウ「ずっととおいところでつよいチカラをかんじていた…きたいはずれだ」

ドガッ

バキイッ

ピッコロ「あ…あの悟飯でも勝てないというのか…!!」

超3ゴテンクス「オレ達も闘う!!」

197: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/04(水) 19:35:54.03 ID:eNcAu+pz0
悟空「ま…まずい!!あの悟飯でも魔人ブウには…!!二人がかりで…ちくしょう…あれじゃ負けちまう!!」

大界王神「まさか魔人ブウがあれほどとはのう…しょうがない孫悟空…おまえ手伝いに行ってやれ」

悟空「え?い…いやオラはもう…」

界王神「そうですご先祖様…実は孫悟空はもう二度と現世にはいけないのです」

大界王神「んなこた知っとるわい。わしの命をくれてやる…それでお前は生き返れる」

悟空「だ…大界王神様の命をオラに!?」

キビト「い…いけません!!大界王神様の命をよりによって人間に与えるなど…!!」

大界王神「だったら全宇宙は終わりじゃ、魔人ブウはきっとここにも来るぞ」

界王神「で…ではせめてわたしの命を!!せめてそのぐらい役に立ちたい!!」

大界王神「無理をするなお前はまだ若い…わしはどうせあと千年ぐらいしか生きられん」

悟空「じいちゃん…」


ブウ「どうした…もうおわりか?」

悟飯「ぐ…」

超3ゴテンクス「ちっきしょう!!」バッ

ボン

悟天「あ…あれ?」

トランクス「う…うそ?」

ブウ「おわりだ」ブン

悟飯「ま…まずい!!」

カッ

悟飯「ぐ…ああ…ぁ……」

悟天「兄ちゃん!!」

トランクス「悟飯さん!!」

ピッコロ「ご…悟飯…!!」

ブウ「ぐへへへ…こんどこそおわりだ……このほしもろともきえろ」


大界王神「ではさらばじゃ…ああ!!」

悟空「ど…どうしたんだ!?」

大界王神「だ…ダメじゃ…まにあわん!!」

悟空「なんだって!?ま…まずいブウが地球を…!!」


ブウ「きえてなくなれ―――!!!」

ピッコロ「お…おしまいだ……!!」

198: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/04(水) 19:36:55.33 ID:eNcAu+pz0
サタン「待て――――!!!!」

ブウ「!!」スッ

サタン「ブウ――――!!このわたしが相手だ!!」

ブウ「さ…サタン……」

ピッコロ「サタン!!」

デンデ「悟飯さん今のうちに傷の手当を…」

悟飯「デンデ…ありがとう」

ピッコロ「デンデ!!無事だったのか!!」

デンデ「ポポさんがとっさにボクを下界に放ってくれたんです」

ピッコロ「流石ミスター・ポポだ…素晴らしい判断だ!!」

デンデ「さあ悟天さんとトランクスさんも……」

サタン「オラオラオラどうした魔人ブウ!!」

ブウ「ふっかつした…だがもうやめはしない…サタンでもころす!!」ブン

サタン「ひいっ!!」

「ダブルサンデー!!」ズオッ

ドガアッ

ブウ「!?」

悟飯「い…今の技は…!!」

ラディッツ「どうやらまにあったようだな」

悟飯「伯父さん!!」

ナッパ「オレもいるぜ?」

悟天「ナッパさん!!」

ピッコロ「ふ…二人共死んだはずでは…」

ナッパ「ああ、だが占いババとかに三人共連れてきてもらった…カカロットのようにな」

トランクス「三人…?あっ…パパ!!パパ――!!」ダッ

ベジータ「ふん…今はあの化け物をどうにかすることだけ考えるんだな」

ブウ「おぼえてるぞ…まえのオレにころされたやつらだ……」

ベジータ「超サイヤ人になれないこいつらがいたところで何も変わらんと思うがな」

ナッパ「へっ超サイヤ人3になれねえベジータも同じだろ」

ラディッツ「超サイヤ人3でも倒せないうえに、なったらすぐにあの世に帰るはめになるしな」

ベジータ「一瞬でけりをつければいい話だ」

ナッパ「ま…待てよ!!ここはオレ達に任せるんだな」

ベジータ「なに?」

ラディッツ「超サイヤ人になれなくてもオレ達に闘う術はあるということだ」

ナッパ「ベジータより…いや悟飯よりも強いぜ?魔人ブウも敵じゃない」

ベジータ「何?」

ナッパ「いくぞラディッツ!!」

ラディッツ「おう!!」

ナッパ・ラディッツ「「フュ―――ジョン!!はっ!!!」」カッ

悟天「お…伯父さんたちも!!」

トランクス「フュージョンできたのかよ!!」

222: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:37:19.69 ID:xpbRnjnu0
「へっへっへ…ラディッツとナッパが合体してラナッツってとこだな…」

ブウ「……!!」

ベジータ「す…凄まじい気だ……!!」

ピッコロ「く…!!ゴテンクスでも悟空を超えたんだ!!悟天やトランクスより遥かにパワーが上の二人なら…!!」

ラナッツ「さっさとかかってこいよ魔人ブウ…それともビビッてこれねえか?」

ブウ「なめるなあ!!」ゴウッ

ドオンッ

ラナッツ「おいおい手加減しなくていいんだぜ?ここだここ」

ブウ「ぐぅうううう…があ!!!」ドンッ

ガガガガガがガガガガガ

ブウ「……!!!!」

ラナッツ「くくく…お次はこっちの番だ」フッ

ブウ「ど…どこだ!?」

ラナッツ「後ろだバカめ!!」ドギャッ

ブウ「が…!!がぁ!!」ブン

ラナッツ「おっと危ない」バキィッ

ドガッバギッ

ベジータ「フュージョン…昔攻めてた星で見たことがあったがここまでとは…!!」

ピッコロ「勝てる…勝てるぞ!!」

ブウ「ぐう…!!」

ラナッツ「へっもう終わりか?随分あっけなかったなあ?」

ブウ「……い」

ラナッツ「じゃあそろそろ消えてもらうとするかな」

ブウ「…さない」

ラナッツ「あん?何か言ったか?」

ブウ「おまえだけはぜったいにゆるさない!!」

ラナッツ「許さないだって?はっ今更てめえに何ができるってんだ」

ブウ「ニタァ」

ラナッツ「?」

悟飯「うわあ!?」

ラナッツ「なに!?」

ピッコロ「うあ…っ!!」

デンデ「ピッコロさん!!」

悟天「んぐ…!!」

サタン「ひ…ひいい!!」

トランクス「んん…!!」

ベジータ「トランクス…!!」

ラナッツ「て…てめえ何を!!」

ブウ「いただき――――!!!!」ベチャッ

ラナッツ「!!」

223: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:40:10.16 ID:xpbRnjnu0
ベジータ「まずい!!ナッパ、ラディッツ!!ためらうな!!今すぐブウをやれ!!」

ラナッツ「だ…だが!!」

ブウ「はあ…どうかな?見たまえ素晴らしいだろ?この瞬間こそ最強の魔人の誕生だ」

ラナッツ「汚えぞてめえ…四人を取り込みやがって!!」

ブウ「合体した君が言うのかな?さあ始めようか」


悟空「くそ…ブウの気がとんでもなくアップした…」

大界王神「やはりお前が行ってやるべきだな…ではさらばじゃ…う!」ドサ

悟空「じ…じいちゃん!!す…すまねえ…この命絶対に無駄にはしねえぞ…」

大界王神「よし!!はやくいけ!!ほれほれ!!わしの死を無駄にする気か!!」

悟空「…………あ…ああ…じゃあ行ってきます!!」

大界王神「ちょっと待て!!」

悟空「え!?」

大界王神「行くのはいいがいったいどうやって魔人ブウをやっつけるつもりじゃ?
言っちゃ悪いがお前さん達三人がかりでも勝てるとは思えんがの…」

悟空「え…?フュージョン!!オラとベジータでフュージョンすんだよ!!
オラとベジータでのフュージョンなら勝てる!!絶対にだ!!」

大界王神「魔人ブウがフュージョンの変身ポーズの間待ってくれるとは思えんがの」

悟空「じゃあどうすんだよ!!やっつけてこいって言ったのは界王神様だぞ!!」

大界王神「そこでじゃ…このポタラの片方を左耳につけてみろ」

悟空「え?これをつけっと強くなれんのか?」

大界王神「もう片方をベジータの右耳につけさせるんじゃ。たったそれだけでお前達は合体できる」

悟空「えっ!!ほんと!?」

大界王神「あったりまえじゃしかも効果はフュージョン以上!!これが昔からの界王神のとっておきだったんじゃから」

界王神「し…知りませんでした…」

大界王神「だから界王神のくせに弱っちいんじゃよ、ほれ自分のを使ってお前とキビトで試してみろ」

界王神「は、はい。き…キビトさん…貴方は左耳の方を外しなさい。…わっ!?」

キビト「ぶつか…」

カッ

界王神「ああ!!うおおお!!すっすごい!!凄いパワーですよ!!悟空さんこれならわたしも闘えます!!一緒に行きましょう!!

大界王神「お調子に乗るんじゃない、もともとがたいしたことないんじゃから。ここに残っとれ」

界王神「はあ…」

悟空「こいつは確かにすげえよじいちゃん!!で合体してられるのはどんぐらいなんだ!?」

大界王神「ポタラにそんな弱点はない。永遠にじゃ、二度と元に戻ることはない」

界王神「え!?」

悟空「まいったな…ずっとベジータと合体しぱなっしか…オラあいつと決着つけたかったんだけどな…
しょうがねえか…それしか方法はないんだもんな…もしかして平和になったらブルマ達とも過ごさなきゃいけねえのかな」

大界王神「ぶつぶつ言っとらんとさっさと行け!!ラナッツとベジータが死んでしまうぞ!!」

悟空「あいつら既に死んでんだけどなあ…じゃ行ってきます!!
そうだ!超サイヤ人になってからこれつけた方がいいのかな?」

大界王神「いや…余計なことはせんほうがいい…一度ポタラで合体したらずっとそのままじゃからな
超サイヤ人になるなら合体した後の方がええ…ま、そんなことせんでもお前達の合体なら十分じゃろ」

悟空「じゃ…今度こそ行ってきます!!色々とありがとなじいちゃん!!」ヒュン

 

225: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:44:54.17 ID:xpbRnjnu0
ラナッツ「だああ!!」ブン

超3ベジータ「はあっ!!」ズオッ

ブウ「ふん」バッ

ドゴオッ

ベジータ「ぐ……!!」

パッ

ナッパ「ちっ…もう30分経ったのかよ」

ラディッツ「ま…まずいぞ…!!」

ブウ「雑魚もろども地球ごと消し去ってやる!!何もかも消えてしまえ!!」ブーーン

シャッ

ベジータ「カカロット!?」

悟空「ベジータ今すぐこいつを右耳につけてくれ!!合体できる!!」

ベジータ「何!?早くよこせ!!右耳だな!?」

悟空「言い忘れてたけど一度合体しちまうと二度と戻れねえ!!」

ベジータ「くそ…こんなギリギリで言いやがって!!」

悟空「サンキューベジータ!!」

カッ

ブウ「消えろ―――!!!」ドンッ

「よっしゃ――っ!!ベジータとカカロットが合体してベジットってとこかな…さらに…ちゃっ!!!」

サタン「お…おしまいだ―――!!」

超ベジット「こいつが超ベジット!!」ズァオッ

カッ

ブウ「な…なに!?」

ナッパ「き…気合いだけで掻き消しやがった…!!」

ブウ「ふん…なんだその得意そうなツラは……バカめ!!貴様なんぞに…」

シュパッ

超ベジット「なんだよ…鼻血が出てるぞ、前みたいに鼻がないほうが良かったんじゃないか?」

ブウ「ふん…オレを怒らせれば怒らせる程貴様は苦しんで死ぬことになるぞわかってやってるのか?」

ビシッ

ブウ「ぬっ!!」

シャッ

超ベジット「つおりゃあっ!!!」グオッ

ドザオオオンッ

サタン「つ…強い!!」

ラディッツ「そりゃオレの弟とオレ達の王子が合体したんだ」

ナッパ「しかもライバル同士だぜ?弱いはずがねえだろ」

ザウッ

ズザザッ

超ベジット「どうした?無口になったな…それにしてもこれじゃあちっとも面白くない。もっと本気でやってもらいたいな」

ブウ「ぬぐぐ…ぎ……」

226: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:46:04.96 ID:xpbRnjnu0
超ベジット「…それとも本気でやってこのザマだったのかな?だったら失礼なことを言って悪かった謝るよ」

ズズ

ブウ「くそおっ!!」

ドガッバキッズダダダダダ

ブウ「か……」

超ベジット「はっ!!」ボッ

超ベジット「そのうちこいつを本体にくらわしてやるさ。綺麗さっぱり消えてしまえばもう元には戻れないだろ?」

ブウ「く…ちくしょう…こ…こんな……」

超ベジット「こんなはずじゃなかったか?まあ落ち込むなよオレだって驚いてるんだ、ここまで貴様をこけにできるなんてな」

ブウ「く…くそったれが…こうなったら…くらえ!!スーパーゴーストカミカゼアターック!!」

シャッ

超ベジット「それいいもんやるぞ!!」バッ

ボボボボボン

ブウ「!!」

超ベジット「子供の考えた技だぞ?そんな技が通じるわけないだろう」

ブウ「ぬ…ぬおおおおおお!!」

超ベジット「もうちょっと強いのかと思ったがな…オレに出させてくれよ…本気を」

ブウ「ぎ…うおおおおお―――!!汚いぞ貴様!!合体なんかしやがってー!!」グアッ

ビシッ

超ベジット「よく言うぜ!!自分の方が散々合体しまくったくせによ!ほれほれどうしたてめえなんか足だけで十分だ!!」

ドガッゴゴッガッ

超ベジット「まだよくわかってないようだからハッキリ教えてやろうか?
ムダなんだよオレに勝とうなんて貴様なんかがどう頑張ったってな」

ブウ「……おい…コーヒーキャンディは好きか?」

超ベジット「え?」

ビビッ

パッ

ブウ「いやっ―――!!!ざまーみろバカめ!!不用意に近づくからだッ」ガンッ

アメ玉「残念だったなブウ、どうやら強さは変わってないようだ、どうする?お前の相手は宇宙一強いアメ玉だぞ」

ブウ「な…!?」

ズッガガッドゴッガッ

アメ玉「あらあら申し訳ない、食べさせてあげようと思ったら突き抜けちゃったよ」

ブウ「も…元に戻れ……」

超ベジット「あれ?もうアメ玉はおしまいか?」

ブウ「く……」

227: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:47:16.03 ID:xpbRnjnu0
超ベジット「もう飽きたからそろそろ終わりにするか…10数えてやるからその間にお祈りでもするんだな…1…2…3」

ブウ「……!!」

超ベジット「4…(何やってるんだ早く気付け!!ここまで追い詰められたらすることは一つしかないだろ)」

超ベジット「5…6…」

ブウ「(こうなったらあいつを吸収するしか…だがどうやって…は!!そ…そうださっきあいつに千切られた…)」

超ベジット「7…8…(やっと気づいたか…そのためにわざわざそれを切ってやったんだ)」

ブウ「(よし…ヤツは油断している)」

超ベジット「9…(さあて…果たしてうまくいくか…)」

超ベジット「10!!」

バッ

超ベジット「(よしバリヤ―――!!)」

ギュン

ブウ「はあ―――!!やった…やったぞ!くっくっく…は――――はっはっはっは!!!!」


超ベジット「うるせえな…あのヤローの中にいるからやかましくてしょうがない…
それにしてもバリヤーはうまくいったようだな…吸収されずに済んだ…よしバリヤーをといて…」

バッ

悟空「い!?」

ベジータ「な…!?」

悟空「な…なんで!!ポタラで合体したらもう元には戻れないはずじゃ…」

ベジータ「知るか、だがラッキーだったぜ。貴様との合体なんて二度とごめんだ」

悟空「おい何すんだポタラをとるなよ。ブウから出たらまた合体できると思うぜ」

ガシャッ

悟空「な…何て事を!!二度と合体できないじゃねえか!!それにお前は死んでるんだぞ!!あの世に戻るしかねえじゃねえか!!」

ベジータ「貴様と合体してるよりはましだ…さっさと吸収された奴らを探しにいくぞ」

悟空「ったく知らねえぞ…」

ベジータ「ん?おいカカロット!!こっちだ!!いたぞ!!」

悟空「え!?」

ベジータ「ピッコロだ…」

悟空「いいぞ!死んじゃいねえ!!おいベジータあっち!!悟飯トランクス悟天…!!皆いるぞ!!」


ブウ「無敵となった記念に消してやるぞ…こんな星…」

ナッパ「く…まだ30分経たねえのか!?」

ラディッツ「まだ5分程度だ!!」

サタン「あわわわわわ…」

ブウ「おうっ!?あがっ!!!」

ナッパ「な…何だ?」

デンデ「ブウが元に戻っていく…!!」

ブウ「な…なに!?これは…ま…まさか……!!」

228: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:48:46.97 ID:xpbRnjnu0
悟空「へっへーこれでブウのパワーはかなり落ちたはずだぜ!!さっきと全然気の大きさが違う!!」

ベジータ「よしさっさとここをブッ飛ばして脱出だ」

悟空「待てよ!!いくらブウが元に戻ったって言ってもオラ達にはとてもかなわない強さなんだぞ!!」

ベジータ「じゃあどうしろというんだ!え!?」

悟空「ポタラ以外に一つだけ勝てる方法があるんだよな~」

ベジータ「フュージョンだと言いたいんだろう!!冗談じゃない!!…ん?」

悟空「どうしたんだ?」

ベジータ「おい…こいつはどういうことなんだ?」

悟空「魔人ブウ!!一番最初の奴だ!!」

ベジータ「オレはあの世で見ていた…この魔人ブウからがりがりの魔人ブウが生まれそいつがデブの方をチョコにして食った」

悟空「へえーじゃあ他のチョコにされた皆もどこかにいるかもしれねえな」

ブウ「いない…とくべつあつかいはそいつだけだ……」

悟空「どうなってんだよ…!!」

ベジータ「何で魔人ブウが自分のカラダの中に…!!」

ブウ「せっかくきゅうしゅうしたやつらをよくもはがしたな!!」

ベジータ「ち…ちくしょう…!!や…やばいかもな…」

悟空「だからポタラつけてろって言ったじゃねえか!!外に出て合体さえできりゃこんなヤツ楽勝だったのによ!!」

ブウ「…そうか……おまえたちもうがったいできないのか…」

悟空「え!?」

ベジータ「バカ!!黙ってりゃこいつ知らなかったんだよ!!」

ブウ「うひひひ――そうかあ」

超悟空「よーし来るなら来い!!おめえのこのカラダの中にでっかい穴をあけてやるぜ!!」

ブウ「ニヒ…」

超悟空「あけられねえとでも思ってんのか?」

ブウ「ムリだ」

超悟空「なめんなよ…はっ!!!」ズッ

超ベジータ「…き…きかないのか……」

ブウ「いまのおまえたちノミよりもっともっとちいさいんだぞ」

超悟空「おめえを倒してからどっか出口探すしかないようだな…」

ブウ「いまのおまえたちじゃたおせない…」

超ベジータ「こいつをぶっちぎったらどうなるんだ?少しはこっちに有利になるかな?」

ブウ「!!」

超ベジータ「このデブに戻るのか?それともあのがりがりのヤツになるのか?
…どちらにせよ今よりパワーが落ちることは間違いなさそうだ……」

ブウ「やめろ!!そいつだけはムリにちぎってはオレがオレじゃなくなる!!」

超ベジータ「貴様のいうことなどオレがきくと思うか?」ブチ

ブウ「アグ…カ…クカカカ……」

悟空「え?なんだ…?」

ブウ「お…おああああ…ぐがあああ…お!!!がうおお……あが!!」

超ベジータ「何をしているカカロット!!今のうちに皆を連れてさっさと脱出するんだ!!」

超悟空「お…おう!!」

229: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:50:02.81 ID:xpbRnjnu0
超ベジータ「明かりだ明かりがある…あっちだ!!」

ボン

超悟空「やった!!皆元に戻ったぜ!!」

超ベジータ「とりあえずこいつらを隠せ!!ブウはまだ気づいてない!!」

ナッパ「ベジータ!!オレ達に任せろ!!」

超ベジータ「頼んだぞ、カカロット今のうちに魔人ブウに…!!」

超悟空「お…おいベジータ…これ…気が増えてるんじゃないか…?」


界王神「ま…まずい魔人ブウが戻っている…パワーを減らしてまで手に入れた心が…自制心のない悪そのものに…」


悪ブウ「ウギャギャギャギャオ―――――ッ!!!!」

超悟空「な…なんだあれ…!!」

ドン

超悟空「なっなにを!!」

超ベジータ「ちいっ!!!」ドウッ

ズガオッ

超悟空「あぶねえー…あのヤローいきなり地球をブッ飛ばそうとしやがった…サンキューベジータ」

超ベジータ「おい魔人ブウ!!この星をぶっとばすのは貴様の勝手だがな!!オレ達と闘ってからにしたらどうだ!!」

悪ブウ「ギイ…」ブウーーン

超ベジータ「なっ!?」

超悟空「でけえ…!!嘘だろ…あれをぶっ放すつもりか!?あんなのはねかえせねえぞ!!よせブウ!!」

ブッ

超悟空「み…みんなを…ベジータこっちだ!!皆と瞬間移動する!!」

ラディッツ「カカロット…!!」

サタン「ベジータさん…!!」

超悟空「ダメだどっちもまにあわねえ…!!く…!!ぐぐ…ムリだ!!こんな一瞬じゃ瞬間移動できねえ!!」

ビッ

界王神「え!?あ…!!」

ナッパ「あとは頼んだぜベジータ…」バッ

超ベジータ「お…おい…!!」

カッ

ズザザアッ

大界王神「よ…よかった!!まにあったか…!!」

超悟空「お…オラ達はまにあったが地球やナッパ…兄ちゃんが…!!」

超ベジータ「ナッパとラディッツは既に死んでいた……魂が完全に…!!」

超悟空「くそっ…悟飯達を助けてあいつらだけ…!!」

超ベジータ「ナッパとラディッツがあのとき悟飯達を投げていなかったらこいつらは助からなかった…
だがもう地球も死んだ連中も二度と戻れない…頼みの綱のドラゴンボールはデンデや地球と一緒に消えちまったんだ」

大界王神「な…なに!?ドラゴンボール!?なんで地球にドラゴンボールがあったんじゃ!?」

230: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:53:18.34 ID:xpbRnjnu0
パッ

ドサッ

サタン「あいてっ」

ナッパ「ぐふ…」

ラディッツ「げほっ…」

ベジータ「ナッパ!!ラディッツ!!」

ナッパ「どうやら死にぞこなったみてえだな…」

デンデ「ふぅ…」

悟空「皆!!無事だったんか!!でもどうやって…?」

サタン「ベジータさんに教えてもらった瞬間移動で…はは…なんとか成功してよかったです…」

悟空「サタンおめえが!?」

サタン「は…はい…ベジータさんの気を追って……」

ベジータ「でかしたぞサタン!!」ガシッ

サタン「あいだだだ…!!」

デンデ「話は聞いていました、ボクの故郷のナメック星に行けば新しい最長老様がきっとまたドラゴンボールを作ってるはずです!!」

超悟空「待てよデンデ…ナメック星人達は気はでかくねえし…ちょっと遠すぎる…瞬間移動はムリだ」

界王神「あの…この界王神界と下界の星々との間ならわたしは瞬間移動できますよ?」

悟空「いいぞ!!やったあ!!」

大界王神「待て!!ドラゴンボールなんぞ使っちゃいかん!!あれは大自然の混乱を招くものじゃ!!」

悟空「そんな固いこと言うなよー上手くいったら知り合いの女の子の●●●な生写真あげるからさー」

大界王神「ふんでもそのオナゴは殺されてしまったじゃろ」

悟空「だからドラゴンボールで生き返るんじゃないのー」

大界王神「むう~」

ベジータ「おいカカロット…その女とはまさかブルマのことじゃなかろうな?」

悟空「え!?」

ベジータ「やはりそうか!!貴様勝手に人の妻を!!自分の妻のをやりゃーいいだろうが!!チチの●の写真を!!」

悟空「い…いやそんなことしたらオラ殺されちまうよ……」

界王神「はっごらんなさい!!魔人ブウが復活しますよ!!」

大界王神「おいお前のポタラを悟空達にやるんじゃ!もう一度合体したらあんなの楽勝じゃろ」

界王神「は、はい!!さあっ他の星が破壊されないうちに!!」

悟空「…いやこいつはもういい、かえすよ」

大界王神「え!?」

悟空「やっぱこいつはオラ達向きじゃねえんだ…せっかくだけどさ…
自分一人だけの力で闘いたいんだ悪いなこんなやばいときに…でもあいつももうがったいしてねえし」

大界王神「バカもの!!何を言っとるんじゃ!!お前達はブウと格闘技の試合をしてるわけじゃないんじゃぞ!!」

ベジータ「よく言ったなカカロット、それこそが……サイヤ人だ」

231: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:56:28.84 ID:xpbRnjnu0
悟空「大丈夫だってあいつはここまで来れね――」

シャッ

悪ブウ「ハハア――――ッ!!!」

ベジータ「な…なんであいつがここへ!!」

悟空「そうかあのヤローさっき界王神様やサタンの瞬間移動を見て…あんな一瞬で真似やがったな!!」

ベジータ「まあいい…どっちにしてもやるんだ…ここで終わらせてやる」

悟空「頼む皆を連れてどっかの星へ行っててくれ!!」

界王神「は、はい!!」

ナッパ「オレは残るぜ」

ラディッツ「オレもだ」

サタン「わ…わたしも……」

大界王神「ええい!!しょうがない奴らじゃ!!ここの界王神界はめったなことでは壊れはせん!!おもいっきりやれい!!」

界王神「が、頑張って」ビッ

大界王神「あの調子じゃあいつらフュージョンする気もないみたいじゃぞ…サイヤ人は厄介じゃのう!!」

悟空「よし…なんとかなるかいっちょかましてみっか!」

ベジータ「ああ…どっちからいく」

悟空「決めようぜ」

「「ジャンケンポンッ」」

悟空「よっしゃ――!!イエ――イッ!!!!」

ベジータ「ちっ」


大界王神「アホたれ―――!!一人ずつ闘うつもりか――!!五人で闘わんかい!!」


ナッパ「てめえがどこまでやれるか見ててやるぜ」

ラディッツ「気をつけろよ…」

ベジータ「お前がどこまで力をつけたか見させてもらうぞ」

悟空「それにしても今度のブウの野郎やけにおとなしいな…」

悪ブウ「クークー」

悟空「ね…寝てやがる!!んにゃろーなめやがって!!」ズッ

超3悟空「はああ!!」ドンッ

悪ブウ「ホォ―――ッウホウホウオホホホ―――ッ!!!」

超3悟空「こんなヤツのために皆消えちまったんだ…許せねえ!!」

バッ

ズッ

ドウッ

シャッ

ブウ「キ…ハアッ」バキィ

バババババババ

ズッ

超3悟空「う!!!!」シャッ

232: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/08(日) 22:57:39.65 ID:xpbRnjnu0
バキイ

ズドドドドド

ベジータ「カカロット…凄いヤツだよお前は…なんとなくわかった気がする…

何故天才であるはずのオレにお前が近づけるのか…守りたいものがあるからだと思っていた
守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだと…確かにそれもあるのかもしれんがそれは今のオレにも同じことだ

あいつは勝つために闘うんじゃない…絶対に負けないために限界を極め続け闘うんだ…!!だから相手の命を絶つことにこだわらない…

あいつはついにこのオレとほとんど互角…いやもしかしたらオレ以上の実力を手に入れた…
……アタマにくるぜ…闘いが大好きで優しいサイヤ人なんてよ…!!」

ズドドドドドド

ベジータ「頑張れカカロット…おまえがナンバー1だ!!」

ドアッ

ボンッ

ズオッ

超3悟空「バッキャロ―ッ!!こっちは本場のかめはめ波だ!!…ふう
ちっきしょう!やっぱり同じことをやっててもあのヤローは体力を減らしやがらねえ」

ベジータ「カカロット」

超3悟空「ベジータ…!なんだよもう交代か?もうちょっとやらせてくれよ!はあ…」ゴゴゴ

悟空「くっ…」

ベジータ「やはり生身の姿で超サイヤ人3はムリがあるようだな…気が半分以上減ってるぞ」

悟空「ははは…頼むベジータ」

ベジータ「はあああ!!!」ボウッ

悟空「く……!!」

超3ベジータ「見せてやるぜ…本当の超サイヤ人3の実力をな…」

悟空「死ぬなよベジータ」

超3ベジータ「大きなお世話だ…よし!!!行くか!!!」グアッ

ズドドドドドド

ダンッ

ガギィッ

悪ブウ「ギィ!!」バッ

超3ベジータ「はあ!!」ズオッ

カッ

ドグアアオオンッ

239: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:44:00.44 ID:RyLHLFr60
悟空「へへへ…やっぱすげえやベジータは……

始めてあったときはすげえ嫌なヤツだと思ってた…
でも同時にものすげえヤツだって感じてたんだ…
どんなに修行しても越えられる気がしねえほど底が見えねえ奴だって
あの頃からオラの目標はベジータを追い越すことになったんだ…

セルゲームの前にようやく追い越せたと思った…でもすぐに追い抜かれた…
あの後オラは死んじまって、寝ることなく一日中鍛えれるようになった…
オラはベジータ以上の特訓をベジータより長い時間繰り返した…
それでも結局オラはおめえを超えることできなかった……

ベジータはプライドの塊みてえな奴だ…でもフリーザと闘ったときやセルと闘ったとき…
おめえは皆を守るためにプライドなんかかなぐり捨てて闘った…ブウとの時もそうだ…

おめえは肉体だけじゃねえ…精神もすっげえ強いんだ……、オラ尊敬しちまうよ…」

超3ベジータ「ギャリック砲!!」

ズアッ

悪ブウ「グギギ…ギャアッ」ゴウ

悟空「がんばれベジータ…おめえが№1だ!!」

超3ベジータ「だあッ!!ち…!!地中に潜りやがったか…どこから出てくる気だ?」

悟空「ブウの野郎…何をするつもりだ……?」

超3ベジータ「よけろカカロット!!」

悪ブウ「ギギギ!!!」バッ

超悟空「くっ!?」

超3ベジータ「ちいっ!!」

ドゴオッ

ベジータ「かはっ…」

悪ブウ2「ギヒヒ…」

超悟空「ベジータ!!ぶ…ブウが体を切り離して!?くうっ!!」ブン

悟飯「まずい!!」ボウッ

ナッパ「くそったれ!!」

悪ブウ3「グギャギャ!!」バッ

ラディッツ「ちいっ!!こっちにも…悟飯貴様はベジータ達を!!」

ナッパ「こいつはオレ達に任せろ!!」

悟飯「わかりました!!」ギュオッ

悪ブウ1「シャアッ!!」ドゴッ

悟空「あが…が……」

悟飯「お父さん!!」バッ

悟空「す…すまねえ悟飯…ま…まずいベジータが!!」

悪ブウ2「ハァ――――」ブーーーン

ベジータ「こ…ここまでか……」

悟飯「つ…強い…三体共同じ強さを持っている…ダメだまにあわない!!」

ラナッツ「ベジータ…ちっ邪魔だあ!!」

悪ブウ3「ギャガガ!!」

240: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:44:58.42 ID:RyLHLFr60
サタン「ブウ―――ッ!!」

悪ブウ2「ギ?」

サタン「オラオラオラッ!!黙ってみてたらいい気になりおって!!
ベジータさんの一番弟子で全世界格闘技チャンピオンのミスター・サタン様が相手だ!!」

悪ブウ2「…」スッ

悟飯「ぶ…ブウが一つに戻っていく…」

悪ブウ「シャアッ」ギュオッ

サタン「やっやるかっ!!ひいいいっ!!!やっぱり怖い!!!」

悪ブウ「!!」

サタン「ごっごめんなさい!!」ドゲザー

スカッ

悪ブウ「ガ…!!カカ……ウガガガ……ゴ…ア……!!」

悟空「な…なんだ?ブウが苦しみだして…」

サタン「ひょ…ひょっとしてわたしの気迫で……?」

ナッパ「ベジータ大丈夫か?」

ベジータ「いったいブウはどうなってるんだ…?」

悪ブウ「カアッ」ペッ

ボン

ドサッ

サタン「ぶっブウ!!」

悟空「!!」

ベジータ「!!」

悟飯「ぶ…ブウの中から最初のブウが…」

悪ブウ「ハアア…」バキイ

サタン「があっ……!!あぐ…ああ……い…痛い――!!」

ベジータ「サタン!!」

悪ブウ「ホ―――ッホッホッホ・・・」ドン

ギュン

悪ブウ「!!」キッ

サタン「あ…ぶ……ブウ……」

ブウ「おまえキライだ…サタンいじめるな」

サタン「ブウ…!!」

悪ブウ「シャアッ」

ドカッ

ドッ

ボウッ

悟飯「い…いったい何が…?」

ベジータ「オレ達はあの世で見ていた…あのデブのブウはサタンと仲が良かった…」

ラディッツ「そいつが中にいたから拒否反応で外に吐き出しというわけか…」

ナッパ「……よくわかんねえが運はこっちに向いてきたってわけか」

241: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:45:49.52 ID:RyLHLFr60
ブウ「……こまった…ちょっとかてない…」

悟空「まずいな…あれじゃやられるのも時間の問題だ…」

ベジータ「貴様らはまだフュージョンは使えんのか!?」

ナッパ「あれから何分だ?」

ラディッツ「まだ15分程しか経っておらん!!」

ベジータ「ちい…!!」

悟飯「ボクも闘う…!!勝てるとは思えないけど時間稼ぎぐらいはできるはずだ!!」

悟空「ま…待て!!はやまるんじゃねえ!!」

悟飯「でも!!」

ベジータ「待てよ…界王神達デンデ!!あの玉でこの状況を見てやがるんだろう!?
聞こえるか!?このオレの声が……聞こえたら返事をしやがれ…!!」

大界王神『へ!?聞こえておるが…!?』

ベジータ「よし!じゃあ今すぐ復活したナメック星に行ってドラゴンボールをかき集めてこい!!」

デンデ『あの…いったい…』

ベジータ「ごちゃごちゃ言わずにさっさとしろ!!まにあわなくなるぞ!!」

悟空「ベジータどうすんだよ…まだドラゴンボールを使うには早いぜ…」

ベジータ「カカロット貴様今まで何度地球を救った」

悟空「何だよ急に…さあな…何度ぐらいだったかな…」

ベジータ「たまには地球の奴らにも責任をとらせてやるんだ」

悟空「え!?」


ヒュッ

「どうじゃデンデ…すっかり元通りになったじゃろこの星も…」

デンデ「え!?」

「これはこれは…界王神様もようこそいらっしゃいました…事情は全てわかっております」

デンデ「あっありがとう!!もう集めてくれてたんですね!!」

ピッコロ「く…ここは……」

悟天「あれ…ボク達……」

トランクス「ブウに吸収されたはずじゃ…」

界王神「よかった目がさめたんですね」

デンデ『ベジータさん!!ドラゴンボールはもう七つ全部集まってます!!』

ベジータ「そうか!!早速ナメック星の神龍を呼び出してくれ!!叶えて欲しい願いは二つ!!
まず破壊された地球をもとに戻してほしいこと!!次はあの天下一武道会があった日から
死んだものを極悪人を除いて生き返らせてほしいこと、この二つだ!!」

デンデ『え…!?今すぐですか?』

ベジータ「今すぐだ!!」

デンデ『でもそれはダメです!!』

ベジータ「何だと!?」

デンデ『この神龍の願いで生き返られるのはたった一人なんです!!』

ベジータ「なっ何!?」

242: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:46:43.52 ID:RyLHLFr60
「はっはっは…その心配は無用じゃ。フリーザのことがあってからパワーアップさせておいた」

デンデ「それじゃあ何人でも!?」

大界王神「こいつら自然のなりゆきをメチャメチャにしおって…!!」


デンデ『大丈夫だそうです!!』

ベジータ「よかった…さあ始めておくれ!!」


ポルンガ「さあ願いをいうがいい…どんな願いも三つだけ叶えてやろう…」

デンデ「遠い星地球が破壊され消えてしまいました…もとに戻してください!!」

ポルンガ「オッケー。さあ次だ…二つ目の願いを言うがいい……」

デンデ「魔導師バビディが地球にやってきた日から死んでしまった人たちを生き返らせてください!!うんと悪いヤツを除いて!!」

ポルンガ「わかった…だが少し待ってくれ…数が多いので大変だ…」


ベジータ「やばいぞ…気づいたかカカロット…」

悟空「ああ…」

ベジータ「デブのパワーが減ってきている…ブウ同士だとダメージを受けるんだ…まだか!!まだ願いは叶わんのか!!」

大界王神『そうわめくな、ポルンガも苦労しておるんじゃ』


大界王神「おっ!!」

ポルンガ「待たせたな…二つ目の願いは叶えられた…」


デンデ『ベジータさん!!みんな生き返りましたよ!!』

悟空「あっ!!ベジータとナッパ、兄ちゃんの頭の輪も取れた!!生き返ったんだ!!よかったなおめえら極悪人じゃないと思われてるぞ!!」

ベジータ「はじめるぞ…用意しろ…元気玉の用意だ!!」

悟空「元気玉だって!?それじゃあムリだよ!!ブウが相手じゃいくらちょっとずつ地球人の皆から集めったって…
昔おめえに使ったけど、ほとんどダメージ与えれなかっただろ!?いくらあれからオラが強くなったっていっても…」

ベジータ「言っただろたまには地球の奴らにも責任をとらせろと!少しずつではなくギリギリまで集めさせてもらうんだ!」

悟空「そっか…それなら!!」

悟飯「元気玉を作るには時間がかかるでしょ!?ボク時間稼ぎをします!!」

ラディッツ「悟飯が行くならオレも行くぜ?残っても何の役にも立たんからな」

ナッパ「てめえらだけにいいかっこさせっかよ、オレも行くぜ?」

デンデ『ベジータさんポルンガが三つ目の願いを言えと…』

ベジータ「三つ目はどうでもいい!おい界王神は聞いているか!!地球の連中全員に話がしたい何とかしろ!!」

界王神『え?わ…わたしにはちょっと無理ですよ…』

大界王神『わしも流石にできん』

ベジータ「なっ何だと!?」

『そいつはわしに任せろ得意技じゃ!』

ベジータ「だ、誰だ!?」

悟空「この声は…界王様だろ!?」

界王『あたりじゃ、ベジータ決め技にわしの元気玉を選んだところはナイスじゃ。さあ話せ!地球どころか宇宙中に話ができるぞ!!』

ベジータ「助かったぜ…」

243: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:47:53.54 ID:RyLHLFr60
ベジータ『聞こえるか!!世界の人間共!!オレはあるところからお前達に話しかけている
わかっているだろうがお前達のほとんどは魔人ブウに殺された…だが不思議な力で生き返らせてもらったんだ
街や家なんかもすっかり戻ったはずだ…だが決してこれは夢なんかじゃないぞ!!
今あるところでお前達に代わって魔人ブウと闘ってる戦士がいる…だが正直言って情勢はかなり悪い
魔人ブウの強さはあのセルをも遥かに上回るんだ!!そこでお前達の力を借りたい
手を空にむけて上げろ!!お前達の力を集めてブウを倒すんだ!!さあやれ!手をあげろ!!』

界王「な…なんちゅう頼み方の下手なヤツじゃ…」


ベジータ「よし始めろカカロット!!」

悟空「おう!!やるなベジータ」

バッ

悟空「皆!!オラに可能なかぎり元気をわけてくれ!!頼む!!」


トランクス「わかったよパパ!!」

ピッコロ「ふん…ベジータめ…らしくないマネをしやがるぜ」

クリリン「そらーっもってけもってけー!!」

天津飯「孫……オレの長年鍛えた力…全て持って行くといい!!」


悟空「うおほっきたきた!!いきなりでけえぞっ!!こいつはピッコロ達の気だ!!」

ベジータ「だがまだ完全じゃない……何故だ!!」

『おい手をあげろってよ』

『誰が手なんかあげるかよ』

『そんなことして何になるんだよ』

『夢だよなこれ…』

ベジータ「ち…ちくしょう!!」

悟空「おいっブウを倒すには全然たんねえぞ!!何やってんだ!!オラ達の仲間以外は全然気をくれてねえじゃねえか!!」

ベジータ「わかってる!!誰もオレの言うことなんか信用しやがらないんだ!!」

ベジータ『やい地球人共!!さっさと協力しやがれ!!また魔人ブウに殺されたいのか!!』

『皆!!絶対手を上げるな!!騙されるなよ!!』

『バ―――カ誰がお前のいうことなんか聞くかよ』

『こいつバビディとかいうヤツじゃないのか?』

ベジータ「ち…ちくしょうめ……」

サタン「な…なんで誰も力を貸さないんだ……?」

悟飯「がっ…くそ……」

ナッパ「あが…があ……」

ラディッツ「くっそお――」

ブウ「ぐ…あっ」

ドドドド

ベジータ「まずいぞ…デブの方は死にかけだ…他の三人もまずい!!」

サタン「ちっくしょー!!やめろこの!!」ブン

カッ

サタン「あ…当たっちゃった……」

244: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:48:59.42 ID:RyLHLFr60
悪ブウ「!?」

悟空「く…!!」

ベジータ「くそったれめ…気づかれた!!」

悪ブウ「ハア―――――――!!!!!」シャアッ

ベジータ「カカロット!!オレが何とか時間を稼ぐ!!お前が地球のバカ共を説得しろ!!」

悟空「じ…時間を稼ぐったっておめえは生き返っただけでさっきのダメージがまだ残ってんじゃねえか!!」

サタン「無謀ですよ!!」

ベジータ「ふん折角オレの忠臣共がここまで稼いでくれたんだ…王子のこのオレが無駄にしてたまるか!!」

ビッ

悪ブウ「ハア~」ドズッ

ベジータ「か……」

悟空「ベジータ…!!くっ」

悟空『地球の皆!!頼むから元気をわけてくれ!!皆の助けが必要なんだ!!空に手を挙げてくれ…早く!!!』

『おい今の声は孫悟空さんに似てなかったか?』

『おいおい孫悟空さんはもう死んだだろ?偽物だよ』

『だよな、絶対に騙されるな!!』

悟空「だ…ダメだ!!ちょっと増えただけだ!!何で皆わかってくれねえんだ!!」

ドカッ

バキッ

ドガガガガガ

悟空『早くしてくれ皆―――!!地球も宇宙もどうなってもいいのかバッキャロ――――!!!』

『なんだとバカヤローだと?』

『人にものを頼むのにでかい態度だぜ』

『あんなの無視無視』

サタン『き…貴様らいい加減にしろ―――!!さっさと協力せんか――!!このミスター・サタン様の頼みも聞けんというのか!!!!』

『え…サタン…?』

『確かにサタンの声だぜ…?』

『もしかして魔人ブウと闘ってるって…ミスター・サタンだったんですか?』

サタン『そ…そうだ!!そしてさっきの二人はオレの師匠と孫悟空さんだ!!』

『えっでも悟空さんは死んだはずじゃ…』

サタン『そうだ!!だがオレ達を助けるためにわざわざあの世から闘いに来てくれたんだ!!
既に死んでるはずの悟空さんがオレ達のために闘ってくれているというのに貴様らは協力すらできんのか!!』

『そうだ…オレ達は協力するぐらいしかできないんだ…』

『折角悟空さんが死んでまで闘ってくれてるってのに……』


『ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!』

245: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:50:03.51 ID:RyLHLFr60
ベジータ「ゴフッ…あ……あうう……」

悟飯「ぐ…あぐぅ…ああ……」

ナッパ「が……ぁぁ」

ラディッツ「うぐ……ぁ…」

悟空「こっこらえろ!!こらえてくれ皆!!」

サタン「まっまだか!!まだなのか…!?」

悟空「も…もうダメだ…!!!!きっきた!!!!!!」グオオオオオ…

サタン「お…おおっ!!!」

悟空「離れてろ皆―!!いくぞ――!!」

ベジータ「つかまれ!!」ビッ

悪ブウ「!?」

サタン「え!?あ…瞬間移動……!!」

悟空「くたばっちまえ―――!!!」グアオッ

悪ブウ「ガアッ」ズアッ

バフッ

悪ブウ「!!」

悟空「いっけえ!!」

ゴアッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

悪ブウ「アッアギギッギギギ・・・」

悟空「く…くっそ―――っ!!い…いけっ…いけっ…いけっ!!」

悪ブウ「カッカカカ…!!」

悟空「ち…ちきしょう……ぐ…ぐぐぐ……!!」

ズ・・ズズ・・・

悟空「ち…ちきしょう…!!あとちょっと…あとちょっとなのに……!!」

ベジータ「け…計算が違った…肝心の元気玉を撃つカカロットに体力が足りん!!」

サタン「え!?」

悟飯「そんな…お父さん!!」

ベジータ「ちっ」ビッ

悟空「ベジータ…!!」

ベジータ「オレの体力も少ないが…ないよりはマシなはずだ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

悟飯「だ…ダメだ…二人がかりでも……」

246: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:51:16.40 ID:RyLHLFr60
デンデ「か、界王神様!!ボクを悟空さん達のもとへ連れてってください!!せめて体力を戻してあげれば…」

界王神「す…すまない…今ので体力を使ってしまって…回復するまでムリなのだ…」

デンデ「だったら界王神様をボクが回復してから…」

大界王神「無駄じゃ…いくら地球の神といえどナメック星人では神の回復はできん」

デンデ「そんな…」

ポルンガ「おい最後の願いはまだなのか?ないなら消えさせてもらうぞ」

デンデ「そうだポルンガさん!!今界王神界で闘ってる孫悟空とベジータって人達の体力をもとに戻してあげることってできる!?」

ポルンガ「その者達の体力を通常に戻すだけなら可能だ」

デンデ「よかったすぐにお願いします!!」


悟空「も…もうダメだ……!?」

ベジータ「!!こ…これは…!!」

デンデ「悟空さんベジータさん!!三つ目の願いで二人の気がもとに戻ったでしょ!?」

悟空「戻った…戻ったぞ―――!!サンキュードラゴンボール!!ベジータ!!」ボウッ

超ベジータ「わかってる!!」ボウッ

グオッ

悪ブウ「!?」

超悟空「おめえはすげえよよく頑張った…たった一人でよ……
今度は良いヤツに生まれ変われよ一対一で勝負してえ…待ってるからな……
オラももっともっと腕をあげて…またな!!はあっ!!!!」

悪ブウ「!!!」

ズアオッ

悪ブウ「カ…カカ……」

ヒュウゥゥゥゥ

悟空「ふう…終わった……」

ベジータ「手間どりやがって…」

悟空「はは…」

ベジータ「…ふん」

グッ

サタン『地球の諸君!!格闘技世界チャンピオンのミスター・サタンだ!!
諸君の協力もあって恐ろしい魔人ブウはったった今死んだ!!もう安心だ!!』

『うわああ!! ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!ごーくーう!! サーターン!!』

クリリン「流石悟空とベジータだぜ!!」

247: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 20:52:15.40 ID:RyLHLFr60
大界王神「やれやれ、この頑丈な界王神界をよくもここまで荒らしたもんじゃ…」

デンデ「悟空さん!!」

悟空「悟飯達のケガを先に治してやってくれ…」

デンデ「あ、はい!!」

トランクス「パパ!!」

ベジータ「トランクス…」

トランクス「あれ?パパとナッパさん頭に輪っかがない…生き返ったの!?」

ベジータ「ああ…ナメック星のドラゴンボールでな」

トランクス「やったあ!!」

悟飯「そういえばお父さん、いったいどうやって下界に?」

悟空「ああ、オラ大界王神様の命もらって生き返ったんだ」

悟飯「じゃあまた一緒に暮らせるんですか?」

悟空「ああ、早く帰ってチチの飯を食いてえや」

悟飯「あはは…母さんも喜びますよ」

ピッコロ「よかったな悟飯」

悟飯「はい!!」

サタン「ん?どうしたんだワン公?ん!?ブッブウ!!」

ベジータ「なっ何!?」

サタン「まだ生きてる…頼む神様!!治してやってくれ!!」

ベジータ「ふざけるな冗談じゃない!!どけ!!このオレがとどめを刺してやる!!」

サタン「や、やめてください!!こいつはそんな悪いヤツじゃないんだ!!悪いヤツに命令されてあんなことを…」

ベジータ「貴様わかってるのか!?そいつがまたあのとんでもないブウを生み出したらどうするんだ!!」

サタン「わっ悪いヤツになったのは馬鹿なヤツがこの犬を殺したからなんだ!!わたしが責任を持って保護するから!!」

ベジータ「保護だと…?笑わせるな貴様の力でいったい何ができるというんだ!!」

悟空「ブウを治してやってくれデンデ」

ベジータ「何だと!?貴様正気か!!」

悟空「良いじゃないかベジータ、このブウとサタンがいなかったらオラ達皆やられてたぜ?
それに万一のことがあったらまた闘やいいさ、今度こそ一対一でやっても負けねえように修行しようぜ」

界王神「し…しかし地球で一緒に暮らすのはまずいでしょう…地球人達は皆ブウの恐怖を頭に焼き付けている…」

悟空「なあに地球の神龍に頼んで地球の皆からブウの記憶だけを消してもらやいいさ」

大界王神「やれやれ…またドラゴンボールか……」

ベジータ「ちっ…勝手にしろ!どうなっても知らんぞ」

サタン「ありがとう!!ほんとにありがとう!!」

悟空「さあブウを元気にしたら一緒に地球に帰ろう!!おもいっきし食ってたっぷり寝てえや!」

こうして魔人ブウの脅威から救われ、再び地球に平和が訪れたのである…
だが別の時間軸の地球では…

魔人ブウ編完

249: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/12(木) 21:00:05.91 ID:RyLHLFr60
悟空「おっすオラ悟空!!

いやー久しぶりだけどやっぱ地球はいいな!!
ブウ達との闘いから5年間、破壊神ビルス様が地球に来て地球を破壊しようとしたり
とんでもねえ悪いヤツが歴史を変えて自分の思い通りの世界を作ろうとしたりしたけど
ようやく地球にも平和が訪れたぞ!!まあそれで悟天達はなまけてるけどな!!

え?未来に帰った悟飯達の世界にもブウ達が現れたって?
しかもブウ以外にも厄介な敵がたくさんいんのか…よしオラ達も闘うぞ!!

次回ドラゴンボール
いざ未来へ!恐怖の魔神登場!!

今度の相手は魔神か…オラわくわくすっぞ」


おまけ、次の未来編に行く前に

映画神と神を見てない人のために
超サイヤ人神:五人の正しい心を持ったサイヤ人の力を一人のサイヤ人に送ることによって変身する
神の力を持つ超サイヤ人。超ベジット以上の力を持つ?(神の気は感じられない)がなってられる時間は限られる
破壊神ビルス:破壊の神、超サイヤ人神となった悟空の実力を6とすると10というかなりの実力の持ち主

歴史を変えた悪いヤツの詳細はドラゴンボールゼノバースにて

255: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:53:51.40 ID:oxHOUY7s0
未来編

未来…

「ほう…なかなかの上質なエネルギーだ」

悟飯・トランクス「「!!」」

トランクス「す…凄い気の持ち主だ…」

悟飯「誰だお前は!!」

「今から死ぬ連中に名乗る必要はない」ギュオッ

超悟飯「くっ!!」ボッ

ガシイッ

「ほう…わたしの攻撃を受け止めるか」

超トランクス「はあーっ!!」ブン

ガッ

超トランクス「せ…セル!!な…何故完全体に!!人造人間は破壊したはず!!」

セル「ふはははは素晴らしいパワーだ…これが究極の力というわけか」

超トランクス「く…動かない…」

セル「わたしの真のパワーを試したいところだが…
バビディ様の目的はエネルギーの収集なのでな…」ズボッ

ギュイイッ

超トランクス「が…ああ!!あ……」

超悟飯「トランクス!!」

「ふはははは!!他人より自分の心配をするんだな!!」ドギャッ

超悟飯「ぐあっ!!だあっ!!」ブン

「ヒョオ――――ッ!!」ボウッ

超悟飯「波――ッ!!」ズアッ

カッ

超悟飯「はあ…はあ…つ…強い!!」

セル「エネルギーは存分に頂いた、もうお前には用はない」

トランクス「あ…ああ……」

セル「消えろ」ボッ

ドゴオオッ

超悟飯「と…トランクス!!うわああああっ!!」ゴオッ

256: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:55:16.34 ID:oxHOUY7s0
「何!?」

超2悟飯「貴様らは絶対に許さんぞ……ビックバン・アタック!!」ドンッ

「ぐおおおっおお……だあ!!」カッ

「はあ…はあ…な…何故奴がこれほどのパワーを…」

超2悟飯「はあ――――ッ!!」ギュンッ

ダダダダダダダダダ

「が…あ…うぐっ…!!」

セル「ふん」バキイッ

超2悟飯「ぐわっ!!」

「はあ…はあ…助かったぞセル……」

セル「わたしが孫悟飯の動きを止める…貴様はエネルギーを奪え」

超2悟飯「ぐ…ああ…させて…たまるか!!」

セル「悪いが君の意思は聞いてないのだよ」ガシッ

超2悟飯「何!?ほ…ほどけない…!!」

「よくやったぞセル…」ズン

超2悟飯「うわあああああ!!あああ…あ……あぁ…」

「よおし全て奪い取った…」

セル「ではこいつも消してしまおう…」

「待つんだよ」

「バビディ様!!」

バビディ「よくやったねダーブラ、セル」

ダーブラ「ははっ!!ありがたいお言葉」

バビディ「そいつは大きく役立ってくれたからね、最後にいいものを見せてあげるんだ」

ダーブラ「それはいい案ですな…」ニヤッ

バビディ「思った通りフルパワーになったよ…魔人ブウの復活だ!!」

悟飯「魔人…ブウ……?」

ブウ「ブウ―――――ッ!!!!」ピィーー

悟飯「!!…な…何て気だ…セル達との比じゃない……」

バビディ「さあ魔人ブウ、こいつに地獄を見せてやるんだ!!」

悟飯「や…やめろ……」

ブウ「ニッ」

ドゴオオオオオッ

バビディ「ははは!!良いぞ魔人ブウ!!ん?あいつまだ生きてるぞ?」

悟飯「こ…このことを…ぐぅ……過去の皆に……伝えないと…!!トランクスは生きてる…」ビッ

バビディ「き…きえた!?いったいどこに…」


ブルマ「悟飯君!!トランクスも!!酷い怪我じゃない!!いったいどうしたの!?今すぐ手当を…」

悟飯「そんなことより早く…タイムマシンを……!!」

ブルマ「わ…わかったわ」

悟飯「人造人間達と違って奴らはすぐこの星を破壊するつもりだ…すぐに戦力になる仲間が…
オレ達と同じぐらいの時代の…一緒にセルと闘ったときの時間軸のオレやベジータさんならきっと…」パッ

257: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:55:52.37 ID:oxHOUY7s0
現代、界王神界―

ドガガガガガガガガ

超悟空「波――ッ!!」ズオッ

超ベジータ「だあっ!!」ギュオッ

カッ

超悟空「へへ…」

超ベジータ「ふ…」

ドカッバキッ

ドゴオオッ

ベジータ「ぐ…」

超悟空「今回はオラの勝ちみてえだな!!」

ベジータ「……次は勝つ」

大界王神「全く毎日毎日よく飽きんもんじゃ…」

界王神「でも二人共かなり強くなっていますよ」

悟空「まだまだだ、こんなんじゃビルス様にはまだ勝てねえよ」

大界王神「一体お主らはどこまで強くなったら気が済むんじゃい」

ベジータ「そろそろ地球に帰るぞカカロット」

悟空「そうだな、じゃあな大界王神様、界王神様!!」

界王神「あ、待ってください」

悟空「何だ界王神様?」

界王神「わたしも地球に行きますよ」

ベジータ「何故だ?」

界王神「我々界王神と破壊神ビルス様は1000年に一度会議を行うのですが、今日が丁度前回から1000年なのです」

ベジータ「それで何故地球に来るんだ」

大界王神「元々ここ界王神界でしておったんじゃがな、昔わしとビルス様が喧嘩してから違う星でするようになったんじゃ」

界王神「いつもは破壊されても困らない星で行うのですが、ビルス様がどうしてもプリンが食べたいと…」

悟空「ってことはビルス様にちょっと手合せしてもらおうかな」

ベジータ「前回はゴッドになった貴様が闘っただろ、今回はオレの番だ」

悟空「今の勝負オラが勝ったじゃねえか!!オラが闘ってもらう!!」

超ベジータ「ならもう一度勝負だ!!」ボウッ

超悟空「ようし!!」ボウッ

界王神「ちょ待ってください二人共!!それで地球が破壊されてしまったらどうするんですか!?」

悟空「それもそうだな…んじゃ会議が終わったらここで戦わせてくれよ」

界王神「ここが破壊されてしまったら元もこもありませんよ!!ああもうこんな時間!?とにかく二人共おとなしくしていてくださいよ!!」

258: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:56:36.42 ID:oxHOUY7s0
地球

界王神「び、ビルス様お久しぶりです!!」

ビルス「久しぶり」

悟空「オッス…じゃなくてお久しぶりですビルス様」

ビルス「やあ孫悟空とベジータ…おやそっちにいるのは15代前の東の界王神じゃないか?」

大界王神「お久しぶりですビルス様、今はいなくなってしまった大界王神の代理をしております」

ビルス「Zソードから出られたんだね」

大界王神「おかげさまで…」

悟空「ビルス様はZソードに大界王神様がいるの知ってたんか?」

ビルス「ああ、彼を閉じ込めたのはボクだからね。7500万年程前だったかな?」

大界王神「は、はい…その節はご無礼を……」

悟空「へえ大界王神様を封じ込めた強くて悪いヤツってビルス様のことだったんか」

大界王神「こ、こらっ!!」

ビルス「ふ~ん」

悟空「でもビルス様でも大界王神様の能力は危ないと思ったんだな」

ビルス「能力?何のことだい?」

悟空「ほら、潜在能力を限界以上に引き出すことができるっていう」

ビルス「へえ、そんな力君にあったんだね」

大界王神「あ…はい……」

悟空「知らなかったんか?大界王神様のその能力にビビッて封印されたって大界王神様が――」

大界王神「わ――――っ!!!わ――――!!!」

ビルス「へえ…そんなこと言ってたんだ」

大界王神「あ…ははは…」

ビルス「まあそんなことは今はいいや、取りあえずプリンを食べさせてもらおうじゃないか」

ブルマ「前の約束通りプール一杯に用意してるわよ」

ビルス「おお!!では早速いただくと―――」

パッ

グチャアッ

ビルス「ぷ…プリンが!!」

259: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:57:44.22 ID:oxHOUY7s0
ベジータ「あれは…トランクス達が乗っていたタイムマシン!?」

ウイス「タイムマシン…時間移動の機械ですか…」

トランクス「え!?あれがタイムマシン!?」

ビルス「プリン…何者かは知らんが許さんぞ!!」ゴゴゴゴゴ

悟空「いい!?ビルス様待ってくれ!!」

ウイス「落ち着いてくださいビルス様!!」ガッ

ビルス「うぐっ!?」ドサッ

ウイス「ふう」

悟空「……すげえビルス様を一撃で…」

クリリン「妙だな…誰も降りてこないぞ?まさかセルの卵か!?」

ピッコロ「いやこの気は悟飯とトランクスだ…まずい死にかけているぞ!!デンデ!!」

デンデ「は、はい!!」


未悟飯「う…ありがとうデンデ」

ベジータ「一体何があった、セルを倒したらすぐ連絡に来るのではなかったのか」

未トランクス「何故かセルが完全体で現れたんです、しかもこの時代の復活したセルよりも強力な…」

未悟飯「オレ達の時代で三年以上前に人造人間を倒しているので完全体になれるはずがないんです」

ピッコロ「他の時代から完全体の状態で来たセルということか?」

未悟飯「わかりません」

ベジータ「貴様らセルと闘ったときからまるで強くなってないじゃないか、修行をサボってやがったな?」

未トランクス「す、すみません…ドラゴンボールを復活させたのまでは良かったのですが…」

未悟飯「ドラゴンレーダがなくてドラゴンボールが使えずに、復興に時間がかかってしまって…」

悟空「そういやあれ特別な部品使ってるから簡単には作れねえって言ってたな」

未悟飯「はい…ってお父さん!?死んだはずじゃあ!?」

悟空「ああ、五年前に魔人ブウっていうとんでもなくつええヤツが現れてな、その時に大界王神様の命もらって生き返ったんだ」

ウイス「おや、命を渡したのに生きてるんですか?」

大界王神「そのあとドラゴンボールで生き返ってしまったんじゃ…」

未悟飯「この時代にもブウが!?しかも五年前!?」

悟空「なんだおめえ達の時代にもブウが現れたんか?」

未悟飯「はい、セルとセルに近い実力を持ったダーブラというヤツにオレ達のエネルギーを奪われて…」

ウイス「では貴方達二人は自分達ではブウを倒せないからこの時代に助けを求めて来たと」

未悟飯「はい…貴方は?」

ウイス「申し遅れました、わたくしビルス様の付き人をしておりますウイスと申します」

未悟飯「ど、どうも孫悟飯です」

未トランクス「トランクスです…えっとビルス様というのは…?」

悟空「創世神である界王神様と対をなす破壊神だ」

未トランクス「破壊神?」

260: ◆k0aleZFSMjhu 2015/02/21(土) 22:59:26.25 ID:oxHOUY7s0
ビルス「ボクだよ」

ウイス「おやもう気付かれたのですか?」

ビルス「まあね…で、君達が禁止されてる時間移動をしてボクのプリンを台無しにしてくれたのか」

未トランクス「ぷ…プリン?」

未悟飯「時間移動が禁止されているとはどういうことですか?」

ビルス「言葉通りの意味だよ、時間のコントロールは空間を歪めたりと色々危険だからね」

ウイス「色々と管理が大変になるのですよ」

ビルス「そういやそっちの君は時の界王神のとこにいたヤツじゃないか。時の界王神に色々聞いてるだろ?」

未トランクス「時の…界王神?」

ビルス「何だ知らないのかい?」

ウイス「どうやら違う時間軸の者のようですね。同じ者を雇うと余計面倒になりますから…」

未トランクス「えっと…?」

ビルス「なにこちらの話さ。しかし銀河王とタイムパトロールはしっかり管理してなかったんだね…
よしこのボクが自ら魔人ブウを破壊しに行ってあげようじゃないか」

界王神「ビルス様自らですか!?」

ビルス「ああ、ただしこれを最後にタイムマシンは破壊させてもらうよ」

ウイス「よろしいのですか?」

ビルス「ああ、違う世界とはいえ二度もボクのプリンを台無しにしてくれたからね」

ウイス「やはりそれですか…まあわたしは困らないので別に止めませんが」

ビルス「じゃあ早速君達の時代に行こうか」

悟空「ちょっと待ってくれよビルス様、オラだってブウと闘いてえぞ」

ベジータ「オレの息子の問題だ…オレが行く」

悟空「オラの息子だっているさ」

悟飯「もう一人のボクの時代だよね…他人事とは思えないしボクも行きます」

トランクス「はい!!はーい!!オレも行きたい!!未来の世界っての行ってみたい!!」

悟天「ボクもボクも!!」

未悟飯「君は…?」

悟天「?」

悟空「オラの息子の悟天だ」

未悟飯「お父さんの子供?ってことは…そうか君がボクの弟なんだね?」

悟天「兄ちゃんが二人?何て呼べばいいのかな…」

ビーデル「これが違う世界の悟飯君…」

未悟飯「えっと…」

悟飯「ボクの妻のビーデルと娘のパンです」

未悟飯「別の世界のオレの妻と娘…(オレも人造人間さえがいなかったら結婚したり子供がいたりしたのかな…?)」

未トランクス「悟飯さんの奥さんと娘さんかあ」

ベジータ「……おい、急がなくていいのか」

未トランクス「そ、そうですね。皆さんついて来てください!!」

267: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:43:15.02 ID:QzOSyzfk0
補足、未来に行ったメンバー

現代メンバーの時系列はブウ戦から5年半程、パンが生まれたばかり
未来編の未来の時系列は未来で人造人間二人を倒してから3年、現代ブウ戦から14年後

豆知識だが、未来トランクスが初めてタイムマシンで悟空達の元に向かった年と、原作最終回は同じ年
つまり原作最終回の4年前、パンが生まれた年に未来の悟飯は人造人間に殺された、享年22か23

悟空(33):死んでいたため本来より八歳若い、超サイヤ人神に一度体験しブウ編時の超ベジットより強い地球の英雄
 ビルスとの戦闘の後、ウイスの元で修行を行っている

ベジータ(46):悟空と同等の実力も持つ、弟子にサタンとミスター・ブウがいる。悟空と同じくウイスに鍛えてもらっている

悟飯(22):学者なり立て、妻子を持つ。たまに悟空やベジータと稽古をしているため実力はブウ編時より上

悟天(12):ブウ編時より若干身長が伸びている、実力はブウ編時より多少上がっている

トランクス(13):悟天と同文

ピッコロ(26):実は悟飯と四歳差

ラディッツ(46):悟空の兄、年齢はジャコでの特別編でベジータと同じぐらいだったことから予想

ナッパ(70):ラディッツより実力は上、年齢は地球襲来時に50以上らしいことから予想

未来の悟飯(30):表記未悟飯、三年間の復旧作業のため過去でセルと闘った時と実力は変わらず

未来のトランクス(21):表記未トランクス、以下未悟飯と同文

東の界王神(500万以上):表記界王神、全ての神の頂点に立つ神、無能神とよく呼ばれここでは原作以上の無能

ビルス(7500万以上):破壊神、悟空やベジータより遥かに強い。ブウが誕生した時は寝ていた

ウイス(年齢不明):ビルスの付き人にして師匠、実力はビルスを10とすると15。現在は悟空とベジータの師でもある

268: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:44:51.19 ID:QzOSyzfk0
未来

パッ

悟空「ここが未来の世界かあ」

未悟飯「未来と言っても今のお父さん達の時代と8年程しか変わりませんけどね」

トランクス「何だ、8年経ってもオレ達の時代とそんな変わりはねえんだな」

悟天「でもこの小さい街でこんなに建物立ってるなら、西の都とかは凄く進歩してるかもしんないよ?」

トランクス「そっかあ!!じゃあ行ってみようぜ!!」

未悟飯「ここが西の都だよ」

悟天「ええ!?ここが西の都!?」

トランクス「ほ…本当だ!!小さいけどカプセルコーポレーションって書いてある!!」

未トランクス「これでもだいぶ復興が進んできた方なんですけどね、三年前まで人造人間が暴れていましたから」

ビルス「とにかくブウを探すとしようじゃないか」

悟空「えっとブウの気は…あっちだ!!」

ビルス「じゃあさっさと片付けるとするか」

未悟飯「…何者かが物凄いスピードで近づいてくる…この気はセルだ!!」

セル「孫悟飯…どうやって移動したか知らんがこんなとこにいたのか…む?孫悟飯が二人?それに孫悟空やベジータがいる…」

悟空「確かにオラ達の時代に来たセルより強えみてえだな」

ベジータ「ふん…所詮オレ達の敵ではない」

悟飯「待ってください…セルの額にMの文字が…」

ナッパ「オレがぶっ殺した二匹と同じだな」

ラディッツ「確か最初にブウと闘ったときに周りにいた三匹の額にあったような…」

界王神「あれはバビディの魔術の印です!!バビディに操られてる者にはあの印が付くのです!!」

悟空「バビディ?」

ピッコロ「ブウを復活させたヤツだ、すぐにオレが殺したから覚えていないのも無理はない」

悟空「そういやそんなヤツいたような…」

ベジータ「操られるとは情けのないヤツだ…所詮ただの寄せ集めか」

界王神「バビディの術は相手の心の中や悪や欲につけこんで操るのです…しかもその際にパワーを引き出すことができる」

悟空「パワーアップしたのはそれでか…完全体になったのもバビディってヤツの魔術の仕業か?」

界王神「おそらくは」

悟空「誰がやる?」

トランクス「はいはーい!!オレあいつと闘ったことないから闘いたい!!」

悟天「そんなのボクもだよ!!ボクも闘いたい!!」

未トランクス「き、君達これは遊びじゃないんだよ」

悟空「よし二人に任せてみっか」

未トランクス「ご…悟空さん!?」

ベジータ「良いから黙って見てろ」

未トランクス「父さんまで…」

269: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:45:42.44 ID:QzOSyzfk0
トランクス「よーし一気に行くぞ悟天!!」ボッ

悟天「うん!!」ボッ

未トランクス「ふ…二人共超サイヤ人に!!」

超トランクス「でりゃ――!!」ギュン

超悟天「突撃―――!!」バッ

セル「ふん」

バキッドカッ

超トランクス「いってえ―――っ!!」

超悟天「あたたたた…」

未トランクス「や…やっぱあの二人じゃ無理だ…」

超トランクス「ったくいきなり殴るんだもんなー」

超悟天「大人気ないよね」

ベジータ「ちっ…さっさと真面目にやらんか!!」

超トランクス「は、はい!!久しぶりにやるぞ悟天!!」

超悟天「うん!!」

超悟天・超トランクス「「フュージョンッはっ!!」」カッ

超ゴテンクス「ぱんぱかぱーん!!スーパーゴテンクス様だ――!!」

未トランクス「が…合体した!?」

未悟飯「凄まじい気だ…!!合体でここまでパワーが上がるのか!?」

セル「確かに素晴らしいパワーアップだ…だが」フッ

バキッ

超ゴテンクス「うわあああっ!!」

ドゴオッ

セル「所詮わたしの相手ではないのだよ」

悟空「へー、思った以上にやるみてえだな」

未トランクス「何をのんきに言っているんですか!?助太刀しないと…!!」

悟空「大丈夫だって、ゴテンクスの気は全然減ってねえだろ?」

未トランクス「ほ…ほんとだ…」

超ゴテンクス「お~いちちちちち…やったな~!!」

セル「存外タフじゃないか」

超ゴテンクス「へっ今のでいい気になんなよ!!オレはまだまだ全然本気を出してないんだからな!!」

セル「ほう…なら遠慮はいらん。さっさとその本気とやらを見せてみろ」

超ゴテンクス「なめやがって…後悔させてやるぜ!!はああああ…」ゴゴゴゴゴゴゴ

未トランクス「気がどんどん膨れ上がっていく…」

超ゴテンクス「だあっ!!」カッ

バチバチ

セル「か…変わった…!?」

悟空「超サイヤ人を超えた超サイヤ人を更に超えた超サイヤ人…超サイヤ人3だ」

未悟飯「ま…まさか超サイヤ人にはまだ上があったというのか…」

超3ゴテンクス「これになってられるのは短いんだ…さっさと終わらせてやるぜ!!」

270: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:46:24.53 ID:QzOSyzfk0
セル「なめるな!!」シャッ

超3ゴテンクス「遅いぜ!!くらえ連続超ドーナツ!!」ボボボ

セル「何!?ぬおおお!!」

ググググ

超3ゴテンクス「へっへっへ…動けないだろう?とどめだオバケまとめて10人!!」プウップウッ

未トランクス「何だあの技は…?み…見たことがない!!」

超3ゴテンクス「スーパーゴーストカミカゼアタッ――ク!!!」ビッ

ビュンッ

ドゴオオオオオオオッ

ビルス「へえ、結構面白い技使うね」

セル「あが…あごごご…」

超3ゴテンクス「終わった…」

未トランクス「油断しないで!!セルは復活する!!」

超3ゴテンクス「ええまた?そんなのばっかりだな…だったら連続死ね死ねミサイル――ッ!!」バババババババ

ズドドドドドドドド…

未悟飯「く…やめるんだ!!そんな無差別に撃ったらこの星が!!」

超3ゴテンクス「あ、そっか」ピタッ

悟空「心配すんな悟飯、ちゃんとドラゴンレーダは持ってきたから神龍に直してもらえばいいさ」

未悟飯「確かにドラゴンボールであれば壊れてしまった場所を直すことができるかもしれません
ですがオレは地球を守るために死んだ仲間達のためにもなるべくこの星を傷付けたくないんです」

悟空「そっか…そうだよな。悪かったな悟飯」

未悟飯「いえ」

超3ゴテンクス「セルは完全に消えたかな?」

ピッコロ「いや微かにだがヤツの気を感じる…まだ生きているようだ」

超3ゴテンクス「ちぇっしつこいな~」

セル「ぐ…ぶるああああ!!」ズボッ

超3ゴテンクス「どうやらブウと違って体力は回復しないみたいだな!!今度こそ再生できないぐらい粉々に…」

ナッパ「おい…また何か近づいて来てねえか?ブウの気に似てるが…」

バッ

悟空「ブウ!!」

未悟飯「ブウ!?あれが!?」

ビルス「過去の地球にいたヤツとは見た目が違うね」

未トランクス「細く筋肉質な…より戦闘に特化した姿に…!!」

界王神「あれは過去のブウが変化した時と同じ姿…!?」

悟空「いや…微妙にちげえぞ…誰かを吸収したんだ」

271: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:47:03.75 ID:QzOSyzfk0
ブウ「そう、わたしはバビディとダーブラを吸収してね。少しばかりパワーがあがり魔術も色々使えるようになったのだよ」ビッ

セル「…ふう、助かったぞブウ」

超3ゴテンクス「いい!!セルの気が元に戻った上に大きくなった!!」

ナッパ「死のふちから立ち上がる度に強くなるサイヤ人の特性ってわけか!!」

ラディッツ「12年前に自爆した時と同じってわけか…」

ビルス「ブウがわざわざ出てきてくれたんだ…さっさと破壊してしまおう」

ブウ「破壊神ビルス…お前は厄介だな。ご退場願うとしようか」

ビルス「退場するのは君さ」ブーーン

ブウ「いやお前だ…■■■■■■!!」

界王神「あの呪文は――いけない!!」

ビッ

ビルス「!?」

ギュオオオオ…

悟空「ビルス様!!」

ウイス「いけません!!貴方まで巻き込まれてしまいます!!」

ボン

悟空「び…ビルス様が変な球体の中に……」

界王神「あれはバビディがブウを封じていた呪文です!!ちょっとやそっとじゃ破れない!!」

ウイス「ビルス様なら自力で出れるでしょうが…どうやら中と外では時間の流れがかなり違うようですね」

ブウ「そうだ…中での数秒がこちらでは数年だ。自力で脱出したころにはもう何もかも遅い」

悟空「ブウをさっさと倒して、ビルス様を出させるしかねえみてえだな!!」ゴウッ

ベジータ「そういうことなら話が早い」グオッ

未悟飯「!!」

未トランクス「超サイヤ人になってないのになんという気の大きさだ!!」

ブウ「……やはり今のわたしではお前達に敵わないようだ…だが」

界王神「うわっ!?」

ブウ「いただき!!」ギュオッ

悟空「界王神様!!」

ベジータ「ちいっ!!」バッ

ブウ「ではまた会おう」シュン

ベジータ「瞬間移動か!!…ダメだ完全に気を消してやがる!!」

悟空「…どうやらブウがまた現れるのを待つしかないみてえだな」

悟飯「ではそれまでに何とかしてビルス様の封印を解かないと」

悟空「どうやって封印を解けばいいんだろうな…攻撃して中のビルス様が無事だって保証はねえしな」

ピッコロ「バビディがどうやってブウを封印から解き放ったのかがわかればまだ何とかできるかもしれんが…」

未悟飯「バビディはオレ達からエネルギーを奪い取ってそれを復活に使ってました。どう使ったのかまではわかりませんが」

悟空「そっか…じゃあとりあえず全員のパワーをこの玉に集めてみっか!!」

272: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/02(月) 00:47:44.22 ID:QzOSyzfk0
悟飯「…ダメみたいですね」

悟空「うん…ウイス様、何か別に方法は思いつかねえかな?」

ウイス「そうですね…そうだ、ドラゴンボールで神龍に頼んでみるというのはどうでしょうか?」

悟空「そっか!!その手があった!!願いは三個あんだろ?一つ目の願いでビルス様を助けて、二つ目で地球を直しても一個まだある!!」

悟飯「そういうことなら手分けして集めに行きましょう」

悟空「そうだな、ドラゴンレーダは2つある。二手に分かれよう」

ウイス「それではわたしはここに残ってビルス様をみております」

悟空「そんじゃあどうわかれっかな…」

『悟空ー』

悟空「この声は…界王様!!この時代の界王様か!?」

界王『そうじゃ、生きてるお前さんと話すのは久しぶりじゃのう』

悟空「元気だったか界王様!!」

界王『今はそんな話をしておる場合じゃない!!地獄が今大変なのだ!!悪いが少し手を貸してくれ!!』

悟空「わかった!!ブウが何かしたのかもしんねえ、オラはあの世に行ってくる!!」

ラディッツ「オレもあの世に行くとしよう」

ベジータ「オレとナッパ、そしてこの時代の悟飯とトランクスがこの4つを集めてくる」

悟飯「わかりました、じゃあボクとピッコロさんとで悟天、トランクスで残りの3つを」

悟空「よしそうと決まれば早速出発だ、兄ちゃんオラの肩に掴まれ」

ラディッツ「ああ」

悟空「よし行くぞ!!」ビッ

ベジータ「オレ達も行くぞ。遅れるな」ギュン

未トランクス「は、はい!!」ギュオッ

悟飯「よしボク達も行くか」

悟天・トランクス「「お――!!」」

ピッコロ「悪いが悟飯、最初のドラゴンボールに行く前に神殿に寄ってくれ」

悟飯「え?」

ピッコロ「この時代の神…デンデに何かあってはまずい。連れていく」

悟飯「わかりました、じゃあ行きましょう」

280: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:20:21.19 ID:nAPH+qFK0
悟空「よっ界王様」

界王「おー悟空―って、そ、そいつはお前の兄貴じゃないのか!?何でそいつがここに!?」

悟空「兄ちゃんがここにいんのがそんな驚くことか?」

界王「兄ちゃん!?そ、そうかお前達の時代では兄弟仲は良好なのか…また随分とこの時代と違うのう」

ラディッツ「この時代のオレはカカロットと仲が悪いのか?」

界王「悪いも何もお前さんが地球に来た時以来一度も会っておらん」

悟空「そういや未来の悟飯が、この時代のナッパは地球に来た時にベジータに殺されたって言ってたな」

ラディッツ「この時代のオレはピッコロの攻撃で死んだということか…」

界王「そうじゃ、地球に来たサイヤ人は二人じゃったしの」

悟空「それで界王様、地獄が大変って何があったんだ?」

界王「おおそうじゃった、実はさっきピンクの変な奴が地獄に現れてな。地獄にいる者達に肉体を与えていきおったのじゃ」

悟空「ブウだ!!そっか…界王神様を吸収して界王神様の能力を使えるようになったんだ」

界王「しかも困ったことに肉体を与えられた全員がとてつもなく強くなっていてな…」

ラディッツ「バビディを吸収して得た能力か…」

悟空「ってことは全員操ってるってわけか…オラ何だかわくわくしてきたぞ!!」

ラディッツ「ふん、パワーアップしたところでお前がわくわくするほどの奴はおるまい」

悟空「わかんねえぞ?ひょっとしたらオラが知らねえすっげえ奴がいるかもしんねえじゃねえか!!」

界王「わくわくしてる場合か!!全くサイヤ人という連中はどいつもこいつも…」

悟空「地獄だったらそこの雲に飛び込んだらすぐだ、ひゃっほー!!」バッ

ラディッツ「ちっあいつはいくつになっても…」バッ

界王「ちょっと待て!!地獄にはまだ…あいつら人の話を最後まで聞かんと行きおった」


悟空「へへ、地獄に来るのも久しぶりだなあ」

ゴオッ

悟空「ッ!?」バッ

「ほう…今のをよく避けたな」

悟空「ピッコロ!?おめえドラゴンボールを探しに行ったんじゃ…!?」

ラディッツ「よく見ろカカロット!!頭に輪っかがある!!それに額にMだ、ヤツはブウに操られているこの時代のピッコロだ!!」

悟空「なるほど…だからなんか雰囲気が違うんか」

未ピッコロ「何が起きたのかはわからん…だがそんなことはオレには関係ない、勝負だ孫悟空!!」

悟空「へへ…この時代のピッコロがどれほど強くなってんのか…見させてもらうぞ」バッ

「気円斬!!」

「気功砲!!」

「繰気弾!!」

悟空「なっ!!クリリン、ヤムチャに天津飯も…地獄にいるヤツだけじゃなかったんか!?」

ラディッツ「カカロット後ろだ!!」

悟空「!?」

「波―――ッ!!」ドゴォオオオ

悟空「あっぶねえ…まさかこの時代のオラもいるなんてな…」

未超悟空「違う世界のオラと闘えるなんてな…オラわくわくすっぞ……」

281: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:21:14.66 ID:nAPH+qFK0
悟空「くっ…」

ラディッツ「何をしているカカロット!!ためらわずにやれ!!」

悟空「だけどよ…こいつらは一度死んでんだぞ」

ラディッツ「ちっ…カカロットじゃあいつらを倒せないか」

「おっと君の相手はわたしですよ」

ラディッツ「ふ…フリーザ…」

フリーザ「ふふふ…しかしラディッツごときにこのわたしが相手をする必要もありませんか…やってしまいなさい!!」

「ギニュー特戦隊とう――!!」

ラディッツ「フリーザの手下共!!くそっ数が多い!!」

「何を手間取ってやがる…数なんて関係ねえだろ!!」ブアッ

ラディッツ「ぬおっ!?」

ドゴオオオオオ

フリーザ「何者だ!!」

「久しぶりだなフリーザさんよ…」

フリーザ「き…貴様は…!!」

ラディッツ「親父!?」

バーダック「よう…」シュタッ

悟空「お…オラとそっくりだ…」

バーダック「カカロットもいるのか…二人?」

未超悟空「あいつも強そうだな…いっちょ手合せしてくんねえかな?」

悟空「ん?よく見りゃおめえ額にMついてねえじゃねえか」

未超悟空「はは、わりいな。久しぶりの肉体だかんな、オラは閻魔のオッチャンに頼まれたんだ」

未ピッコロ「孫が二人…?まあいい…まとめてかかってこい!!」

未超悟空「ピッコロ達はオラが何とかする、フリーザはそっちに任せたぞ」ビュン

フリーザ「死んでまで邪魔をするかサイヤ人…!!」

バーダック「でかくなったなカカロット…」

悟空「おめえがこの時代のオラの父ちゃんか…」

バーダック「ラディッツ…少しはマシになったんだろうな?」

ラディッツ「それはこちらの台詞だ、ギニュー特戦隊をまとめて消し去ったところを見ると少しは腕を上げたようだがな」

フリーザ「三人か…ではこちらも三人で行くとするかな」

コルド「ふっふっふ…」

クウラ「さあて、どう料理してあげようか…」

悟空「こりゃまた懐かしい奴らだな」シャッ

ガッ

フリーザ「君も随分腕を上げたようだね」

悟空「へえ…結構やるじゃなねえか」

フリーザ「ボクは君達サイヤ人を倒すためにずっとここで鍛えていたんだ…」

悟空「肉体のねえおめえ達は強くなんねえはずだろ?」

フリーザ「残念だったね…パパやクウラが肉体を取り戻したのは少し前だけどボクは違う!!」ゴウッ

悟空「あ…頭の上の輪っかがねえ!?」

282: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:21:48.77 ID:nAPH+qFK0
フリーザ「ボクは三年前に地球のドラゴンボールで生き返っていたのさ」

悟空「三年前?こっちの時代のドラゴンボールが復活したときか…!!」

フリーザ「ピラフとかいう三匹が偶然七つ揃えていたみたいでね」

悟空「そっか…そういやあいつらもレーダ持ってたな。こっちの時代でも生きてたんか…」

フリーザ「ボクは生まれながらの天才だったからね…君に倒されるまで一度もトレーニングなんてしたことはなかった
だけど生き返ってからの三年間君への復讐のために全力でトレーニングをして潜在能力を引き出してみたんだよ」

悟空「三年間の修行か…どれほど強くなったのか見せてもらうぞ!!はあっ!!」ドンッ

シュゴーシュインシュイン

フリーザ「超サイヤ人か…聞いた通りかなりのパワーアップをしてるようだね…だが…かぁあああ!!」ゴゴゴゴゴゴ

悟空「!?…す…すげえパワーだ…ま…まだ上がっていく…!!」

ラディッツ「こ…この気のでかさは!!悟飯達を吸収したときのブウを遥かに超えている!!」

クウラ「どこを見ている!!」ドグアッ

ラディッツ「がっ…!!」

ドゴォオオオ

コルド「どうだ?わたしの子供たちは…貴様ら猿共とは比べられんほどの――」バギャッ

バーダック「へっ…目の前の敵に集中してねえからだ」

コルド「何かしたかな?」

バーダック「何!?」

コルド「猿の中でも特に低能な連中が調子に乗りおって…特別に帝王の実力を見せてやろう」

超悟空「ぐ…」

フリーザ「どうした超サイヤ人!!止まって見えるぞ!!」

超悟空「…三年修行したっつってもここまで強くなってるとは思わなかったな…でも何で三年も地獄に留まってたんだ?」

フリーザ「留まってなんかいないさ、生き返ってすぐに現世に戻ったからね」

超悟空「じゃあ何で地獄にいんだ?」

フリーザ「さっき魔人ブウに君の存在を聞いてね…君の死に場所にもってこいだと思ったんだ」

超悟空「なるほどな…ブウはおめえのでけえ気を感じ取ってたってわけか…」

フリーザ「彼の思い通りに動くのは気が進まないんだけどね」

悟空「コルドやクウラと違っておめえはブウに操られてねえみてえだな」

フリーザ「何でボクがあんな下等生物に従わないといけないんだい?」

悟空「どうやらおめえは修行だけでブウを超えたみてえだな」

フリーザ「言っただろボクは天才なんだ、それに実力で君を潰さないとボクの気が済まないからね」

悟空「そんなにオラと闘いたかったんか…」

フリーザ「この時代の君は勝手に死んじゃったからね…お喋りはここまでだ…存分にボクの恐怖を教えてあげよう!!」

283: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:22:23.49 ID:nAPH+qFK0
ベジータ「……」

未トランクス「あ、ありましたよ!!三星球です!!」

未悟飯「これで3つ目ですね、向こうも3つ揃えてるみたいだしあと1つです!!」

ナッパ「おいどうしたんだベジータ?」

ベジータ「どういうわけか知らんがフリーザが生きてるようだ…」

ナッパ「この時代のフリーザは生き延びたってわけか?」

未悟飯「そんなはずはありません!!フリーザはこの時代のベジータさんが完全に消しました!!」

ベジータ「だがフリーザの気を感じるだろう…悟飯、界王の星近くを探ってみろ」

未悟飯「界王様の…?……!!何だこの凄まじい気は!!これがフリーザ!?近くにお父さんの気も…」 

ベジータ「カカロットの野郎押されてやがるな…」

未悟飯「すぐに手伝いに行かないと!!」

ベジータ「そうはさせてくれねえみたいだぜ」

未悟飯「え?」

セル「ふふ…」

未トランクス「せ…セル!!」

ナッパ「実力の差がわからなかったみてえだな、おめえはベジータには勝てねえよ!!」

セル「それはどうかな?」ズアッ

ナッパ「な…!?」

ベジータ「…やはりな」

未悟飯「な…何故セルがこれ程のパワーを!?先ほどの闘いからまだ一時間程しか…」

セル「なあに君達もよく知っているだろう…」

未トランクス「オレ達がよく知っている…?」

ナッパ「どういうことだ?」

ベジータ「精神と時の部屋だ…デンデはピッコロ達が連れて行ったはずだからな…神殿はもぬけの殻だ」

未トランクス「そうか!誰もいない神殿なら見つかることなく簡単に精神と時の部屋に入れる!!」

未悟飯「だが中でも15日ぐらいだ…そんな短時間でここまで…」

ナッパ「気がただバカでかくなっただけじゃねえ…気の種類が変わったようにも感じるぜ…雰囲気もよう」

ベジータ「……そうか、ブウはオレ達の時代の界王神を吸収している!!」

ナッパ「そうだけどよ、それがいったいどうしたってんだ?」

ベジータ「ブウは吸収した相手の力だけじゃなく知識や記憶も手に入れる!!」

ナッパ「それがどうしたってんだ…あ」

未悟飯「いったいどういうことですか!?」

ベジータ「簡潔に言うと25時間程で潜在能力を限界以上に引き出す手段が敵にはあるってことだ!!」

未悟飯「潜在能力を…ナメック星の最長老様のようなものということですか」

ナッパ「界王神のヤローの記憶を良いように使われたってことか!!」

セル「そうだ、ブウ様が吸収した知識の中には老界王神の能力の事や超サイヤ人神…そしてお前達の持ってる物についてもな」サッ

未トランクス「え?あっドラゴンボールとレーダが!!」

セル「こいつは頂いていくぞ」

ベジータ「逃がすか!!」ドゥグオッ

284: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:23:08.00 ID:nAPH+qFK0
セル「お前達の相手はこいつらだ」

セルジュニア’s「「「「キキ―!!」」」」

未悟飯「ぐっ!?こいつらセルのパワーアップと合わせてかなりパワーアップしている!!」

ナッパ「一匹一匹が過去のチビブウ以上のパワーを持ってるぞ!!」

未トランクス「それに数が多すぎる…いったい何体いるというんだ!!」

セル「ふははは!!いささか調子に乗って産みすぎたかな?そこでわたしの子供たちに殺されると良い」シュン

ベジータ「ちっ、瞬間移動で逃げやがったか!!」

ナッパ「どうするんだベジータ?」

ベジータ「追うに決まっているだろう!!」

未超2悟飯「だけどこいつらを野放しには…ぐ…!!」ブン

未超トランクス「フィニッシュバスター!!」ギャウッ

ドガアアアンッ

「ウキキ」

未超トランクス「ぜ…全然効いてない…」

ナッパ「くそう、ラディッツの野郎がいたらこんな奴ら一瞬で消してやるんだがな」

ベジータ「……セルの野郎完全に気を消してやがるな」

「キキキーッ!!」ズボッ

未超トランクス「危ない父さん!!」

ドガッ

ベジータ「…邪魔だ!!」ブアッ

ズドォオオオオオッ

未超トランクス「す…凄い…い…一瞬で全て……」

未超2悟飯「凄い…あの一撃を受けて平然としている…超サイヤ人でもないのに……」

ナッパ「流石ベジータだぜ」

ベジータ「ピッコロ達と合流するぞ、あっちのドラゴンボールも狙うはずだ」

ナッパ「そうか!!セルの野郎が気を消していても次に行く場所がわかってりゃ!!」

ベジータ「いくぞナッパ!!」ビッ

未悟飯「ベジータさん!!トランクス、オレに掴まれ!!」ビッ

285: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:23:49.19 ID:nAPH+qFK0
悟空「があ…ぐああああ!!」

フリーザ「どうした孫悟空、もう終わりかい?」ミシミシ

悟空「あ…あぁ……」

フリーザ「終わりのようだね…じゃあ一思いに消してあげよう」ブーーン

ドオオン

フリーザ「……おやおや誰かと思えば」

ラディッツ「くそ…フリーザの野郎がここまでパワーアップしてやがるとは……」

フリーザ「それよりも君がクウラを倒せるまでになったことが驚きだよ」

バーダック「へえ…思ったよりはマシになってるじゃねえか」

コルド「猿ごときが手こずらせおって…!!」

バーダック「しつけえ野郎だ」ボウッ

コルド「ふん!!」ギン

ラディッツ「大丈夫かカカロット…仙豆だ食え」

悟空「んぐ…助かったぜ」

フリーザ「回復したようだね…まあ君が回復したところで何も変わらないと思うけどね」

悟空「参ったな…まるで勝てる気がしねえ。ブウなんかよりずっと厄介だ」

フリーザ「魔人ブウ…あいつはボクの部下にはなってくれなさそうだしね。君達の後にブウと破壊神を消すとしようか」

コルド「もうお遊びはいいだろう…とどめを刺すぞフリーザ」ブーーン

フリーザ「そうだね、この遊びにも飽きてきたよ」ブォオオン

悟空「で…でけえ…あれじゃあ避けれねえ!!」

バーダック「何を弱気でいやがる、押し返せばいいだけだ」スタッ

ラディッツ「やるしかねえのか…」

悟空「全力でやるぞ兄ちゃん、父ちゃん!!」

バーダック「言われるまでもねえ」ブン

悟空・ラディッツ「「か…め…は…め…」」ゴゴゴゴゴ

フリーザ「綺麗な花火になりなさい!!」ギュオオオッ

バーダック「くたばれ――!!」ブオッ

悟空・ラディッツ「「波―――ッ!!!!」」ズアオッ

ドグアッ

悟空「ぎぎぎ…」

ラディッツ「だ…だめだ…押され……」

バーダック「くそ…」

フリーザ「おーほっほっほ!!!」

「情けない奴らだ…はあっ!!」ボッ

ドゴォオッ

フリーザ「なに!?」

悟空「今だ――!!」グアッ

フリーザ「し…しまった!!」

カッ

286: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:25:59.96 ID:nAPH+qFK0
超3ゴテンクス「くっそお何だよこいつら!!」

悟飯「くそっ!!きりがない!!」

ピッコロ「ぐ…が…」

ビッ

ベジータ「ちっ、一足遅かったか!!」

セル「残念だったな、もうブウ様の元に七つ集まった」

未トランクス「空が暗く…あ、あそこに!!」

神龍「さあ願いを言え…どんな願いでも三つだけ叶えてやろう…」

未悟飯「ブウはいったい何を願うつもりなんだ…!!」

ブウ「願う?そんな必要はない…いただき!!」ズオッ

ベジータ「何ッ!?」

悟飯「ま、まさか…!!」

超3ゴテンクス「げえ!?神龍を吸収しやがった!!」

ブウ「ふはははは!!わたしは昔も含め創世神でもある界王神を五人も吸収した
その上神龍を吸収したことによってどんなこともできるようになった…今ここに万能の魔神が誕生したのだよ」

ベジータ「ブウの気が感じられねえ…どうやら神になったってのは本当らしいぜ」

未トランクス「気が全く感じられないというのに何という威圧感だ…」

魔神ブウ「お前達を消すことは簡単だがそれでは面白くないな…
そうだ地獄のわたしの手下達を生き返らせよう、もちろん全員の潜在能力を限界以上に引き出してな」パチン

フッ

コルド「ぐああ…あ?」

悟空「な…!?」

ラディッツ「うおっ!?」

バーダック「何が起こったんだ!?」

フリーザ「……魔人ブウの仕業か…」

魔神ブウ「おやおや、どうやら生きてる者達も連れてきてしまったようだな」

ナッパ「フリーザとコルドじゃねえか…!!」

ベジータ「どうやらそれだけじゃないようだ」

未ナッパ「ベジータ…よくも…よくもぉおお!!」グオッ

ナッパ「あれはこの時代のオレか?この時代のベジータに殺されたっていう…」

ベジータ「失せろ」ブアッ

未ナッパ「ぎゃあああ!!」

ナッパ「……いくら何でも躊躇なさすぎねえか?」

ベジータ「一度も二度も変わらんだろう」

ナッパ「いや…ああ…」

ピッコロ「この時代のオレ達まで…ドラゴンボールで複数人生き返れるのは一年以内に死んだ者だけでは…」

魔神ブウ「神の力を超える願いは叶えられんのであったな、だが今のオレを超える物などない!!」

287: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/15(日) 01:53:25.99 ID:nAPH+qFK0
未超2悟飯「ピッコロさん、クリリンさん、ヤムチャさんに天津飯さん…それにあれは…!!」

未超悟空「お?どうやらオラも生き返っちまったみてえだな」

魔神ブウ「いらぬ者も生き返らしてしまったみたいだな、まあいいどうせすぐに消すんだ」

フリーザ「さっきボクの邪魔をしたヤツはどこに…近くにいたんだから生き返っているはず…」

悟空「そういやさっきオラ達に手を貸してくれたんは…」

未ベジータ「どの時代でも爪が甘いようだなカカロット」

悟空「ベジータ!!」

ベジータ「この時代のオレだと?」

未ベジータ「どうやら貴様らの時代ではナッパもラディッツも生きているみたいだな」

キュイ「べ…ベジータが二人…あ…悪夢だ…」

ベジータ・未ベジータ「「ふん」」ビッ

ボンッ

未ベジータ「相変わらず汚い花火だ」

ベジータ「潜在能力を引き出したとか言っていたが所詮この程度か」

魔神ブウ「折角生き返らせたのにあまりすぐに消さないでもらいたいな」

ベジータ「知るか、さっさとオレと闘え」

魔神ブウ「お前達と闘うのはこいつらだ。オレは先にこの厄介な奴を消さないとな」

ボン

ビルス「ん?わざわざ自分で出したのかい?」

悟空「ビルス様!!」

魔神ブウ「オレが新たな創世神となったんだ。破壊神の貴様には消えてもらう」

ビルス「界王神共を吸収したのか、でも遠慮はしないよ。君を破壊してあげよう」

悟空「気をつけろビルス様!!そいつは神龍も吸収したんだ!!」

ビルス「そんなのどうでもいいよ。君達はその邪魔な連中を片づけていなよ」

ベジータ「おいカカロット、貴様さっきフリーザに苦戦していただろう。オレがフリーザの相手をする」

悟空「あいつすっげえ強くなってんぞ、一人じゃ無理だ!!」

ベジータ「オレを貴様と一緒にするな。他に厄介なのはセルとコルド、ダーブラか」

17号「オレ達を忘れてもらっちゃ困るな」

18号「また殺してあげるよ」

ドォオン

ベジータ「フリーザはオレが片づける!!後は貴様らが何とかしろ!!」

悟空「ベジータ!!」

17号「ようやく孫悟空を殺せるとはな!!」

未ベジータ「てめえの相手はオレだ」

未トランクス「父さん!!」

未ベジータ「トランクス…でかくなりやがって…」

未トランクス「一緒に闘いましょう!!」

未超ベジータ「良いだろう、貴様がどれほど強くなったか見てやる」

未超トランクス「はい!!」

294: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 00:55:30.85 ID:j6myRfzh0
未超悟空「久しぶりだな悟飯」

未超2悟飯「お父さん…ピッコロさん達はどうなっているんですか!?」

未超悟空「ブウに操られてるみてえだ、気絶させようにもさっきまでは死んでたかんな」

未超2悟飯「生き返った今なら気絶させればいいんですか?」

未超悟空「ああ、それで少しの間止められるはずだ。でも皆を元に戻すにはブウを倒す必要があるけどな」

未超悟飯2「ブウを…」

未超悟空「ブウは過去のオラ達に任せるんだ、今はこっちに集中しろ」

未超2悟飯「ごめんなさいピッコロさん、クリリンさん…!!」


ベジータ「フリーザ!!」ビッ

バッ

コルド「貴様の相手はこのわたしだサイヤの王よ…」

ベジータ「テメエに用はない消えろ!!」ボウッ

ドグオッ

コルド「ふっふっふ…」

ベジータ「何!?」

コルド「ブウ様の力でわたしも大幅にパワーアップしたのだよ」

ベジータ「ふん、情けないヤツだ。他人の力で強くなって満足か?」

コルド「何とでも言うがいい!!」

フリーザ「パパ、ベジータは任せたよ」

ベジータ「貴様逃げるつもりか!!」

フリーザ「ふふ…ボクはボクを差し置いて宇宙一とかほざいている目障りな破壊神と魔人を消してくるだけさ」

ベジータ「待ちやがれ――」

コルド「おっと、どうしてもフリーザと闘いたければこのわたしを倒すんだな」

ベジータ「ちっ…だあっ!!」ガッ

コルド「ふん!!はっ!!」ズアッ

ベジータ「くっ!!」

295: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 00:56:28.93 ID:j6myRfzh0
ビルス「さあ、何処からでもかかってきなよ」

魔神ブウ「なめやがって…後悔するがいい!!」ギュオッ

フリーザ「待ちなよ」

魔神ブウ「フリーザ!!」

ビルス「何のつもりだい?」

フリーザ「何を二人で盛り上がってるんだい?君達二人を殺すのはこのボクだよ」

魔神ブウ「神の次元に手を出そうとは…次元が違うとわからないのか?」

フリーザ「神?それがどうしたっていうんだい?宇宙一はこのボクだ!!」

魔神ブウ「良いだろう…二人まとめて相手をしてやる」

ビルス「バトルロワイヤルというわけか…少しは楽しめるかな」


ゴテンクス「もう!!数が多いなあ!!」ドォン

ピッコロ「こいつら全員フリーザの部下か…!!」ババババ

バーダック「ふん、この程度の数で泣き言を言ってんじゃねえ――あ、あれは…!!」

ドドリア「ベジータの野郎はどこに…ん?てめえは…」

バーダック「ドドリア…」

ドドリア「何だてめえも生き返ってやがったのか…まあいい今度こそ殺してやる!!」

バーダック「トーマ達の仇…今度こそとってやる!!」ブオッ

ガシッ

ドドリア「無駄だぜ。オレはブウのおかげでかなりパワーを上げた、昔のオレに勝てなかったてめえが勝てるわけがねえ」

バーダック「さあて…そいつはどうかな?」グググ

ドドリア「な…何!?」

バーダック「だあっ!!」ドゴッ

ドドリア「ぐおっ!?ぐ…うぎぎ……な…何で死んでいたてめえがこれほどのパワーを…」

バーダック「ただ強い連中と闘うことだけを考えた…オレ達サイヤ人は闘う度に強くなる!!」

ドドリア「ふ…ふざけんじゃねえ!!」ブン

ガッ

バーダック「てめえももう終わりだ」スッ

ドドリア「ま…待て!!」

バーダック「あばよ」ズオッ

ドドリア「ま―――」

カッ

バーダック「……へっ」

296: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 00:57:49.26 ID:j6myRfzh0
ラディッツ「はっ!!」バッ

ナッパ「ふん」クン

ズォオオオオ

ラディッツ「この辺りの敵は一掃したか?」

ナッパ「へっ、いくらパワーアップしたって言っても所詮雑魚は雑魚だな。オレ達の敵じゃねえ」

ダーブラ「そいつはどうかな?」ズバッ

ナッパ「ぐっ…!?」

ラディッツ「ナッパ!!ちっ、接近に全く気がつかなかった」ブン

ラディッツ「消え――」

ダーブラ「本物はこっちだ!!」ボウッ

ラディッツ「!!」

ドゴォオオッ

悟空「魔術か…あいつあんなのもできたのか」

セル「余所見をしていていいのかな孫悟空?」シャッ

悟空「ぐっ」

セル「どうした孫悟空、超サイヤ人にならなくていいのか?」

悟空「へへ…おめえなんか超サイヤ人になる必要はねえ」

セル「強がるな孫悟空、貴様は超サイヤ人神に一度なりその力を得たことで超サイヤ人になってもたいしたパワーアップが望めなくなった…違うか?」

悟空「フリーザとの闘いを見てたってわけか…」

セル「そういうことだ…パワーアップしたわたしにお前は勝てん」

悟空「なあにパワーアップの方法は何も超サイヤ人だけじゃないさ」

セル「くだらんはったりなど何にもならんぞ。一瞬で消してやろう…か…め…は…め…」

悟空「はったりなんかじゃねえさ…はあっ!!」バッ

ボウン

セル「無駄なあがきを…」

悟空「だあっ!!」ガギィ

セル「うぐ…はあっ!!」ブン

ズン

セル「あぐ…ぐおお…お…」

悟空「でやああっ!!」バゴォッ

セル「が…ぐぅ!!」ビッ

ドグォオッ

セル「ふ…ふふふ…」

シャッ

セル「な――」

悟空「波―――っ!!!」ドン

セル「し…しま―――」

ドオオオオン

悟空「はあ…はあ…ぐ……はは…やっぱ界王拳は体に無理があるな…皆は大丈夫か?」

297: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 00:58:52.06 ID:j6myRfzh0
ベジータ「はあ…はあ…手こずらせやがって……」

悟空「はは…ベジータぼろぼろだな…」

ベジータ「貴様に言われたくない…」

ナッパ「お?そっちは終わったのか?」

悟空「ナッパ、おめえ斬られたんじゃなかったんか?」

ナッパ「あんなもん不意打ちとはいえダメージなんかねえよ」

ラディッツ「強がりやがって、仙豆がなかったら危なかっただろう」

ベジータ「ダーブラはどうした?」

ラディッツ「ああ、じきに終わるだろう」


ダーブラ「くそお~魔界の王であるこのわたしが地球人ごときに――」

悟飯「終わりだ」ズボッ

ダーブラ「が――」

ボンッ

バーダック「フリーザの手下共は全て倒したぜ」

未トランクス「人造人間も倒しました」

ピッコロ「これで残ってるブウの手下は――」

未悟空「こっちも解決だ」

未ピッコロ「すまない、手間をかけたな悟飯」

未悟飯「いえ」

悟飯「ブウの洗脳が解けてる…ということは――」

悟空「ビルス様がブウを倒したんかな?」


フリーザ「流石破壊神というべきですかね…このわたしと互角以上とは」

ビルス「そういう君も思った以上に楽しめるね。まあそっちには失望したけどね」

魔神ブウ「くそ…何故だ…何故このわたしが破壊神はともかくフリーザごときに――!!」

フリーザ「ふん、ボクごときというのは聞き捨てならないね」

ビルス「君は神をたくさん吸収して確かに神の力を得たかもしれないけどね。所詮界王神を吸収したところで高は知れてるさ」

魔神ブウ「くそ…くそ…(どうやったらこいつらを――)」

ビルス「もう飽きたから終わりにするか、じゃあね」

ウイス「おやビルス様、こんなとこにいたんですか。探しましたよ?」

ビルス「ウイス」

魔神ブウ「(しめた!!界王神の記憶から考えるとヤツを吸収すれば――)」

バッ

298: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 00:59:36.91 ID:j6myRfzh0
ウイス「おや?」

悟空「あぶねえウイス様!!」

ビルス「あれは何だ?ブウの肉片かい?」

悟空「あのままじゃウイス様がブウに吸収されちまう!!」

ビルス「ウイスなら放っておいても大丈夫だよ」

ウイス「おやおやこれはこれは…困りましたねえ」

魔神ブウ「いただき!!」

悟空「あ!!」

ビルス「何をやってるんだあのバカは!!」

魔神ブウ「はあ…なるほど…これは素晴らしいパワーだ」

悟空「う…ウイス様が吸収されちまった…」

魔神ブウ「見たまえ…今ここに未来永劫現れることのない全宇宙最強の魔神が誕生したのだ」

フリーザ「だからこのボクを差し置いて全宇宙最強とか言うなって言ってるだろう?」バッ

悟空「待てフリーザ!!今のあいつはさっきまでとは――」

魔神ブウ「ふん」シャッ

ボン

魔神ブウ「おやおや…軽く素振りしたつもりだったんだがな」

悟空「ふ…フリーザが一撃で……」

ビルス「全く世話がやけるヤツだね」バッ

魔神ブウ「ふん」ブン

ビルス「遅いよ」サッ

魔神ブウ「お前がな」ビッ

ビルス「が…」

悟空「ビルス様!!」

魔神ブウ「おやおや、どうやら強くなりすぎてしまったようだ」

超悟空「ビルス様を離せ!!」

魔神ブウ「無駄だ、破壊神ですら一撃だというのにお前ごときが敵うと思うのか?」

超悟空「やってみないと…わかんねえさ!!」ゴウッ

魔神ブウ「ふん」ドウッ

悟空「ぐわああっ!!」

悟飯「お父さん!!」ギャウッ

ラディッツ「カカロット!!」バッ

ナッパ「くそったれ!!」ダッ

ベジータ「ちいっ」ドウッ

魔神ブウ「全くサイヤ人という連中は」ビッバババッ

ドサドサッ

ピッコロ「つ…強すぎる…」

魔神ブウ「雑魚の相手を一々するのも面倒だな…この星もろともまとめて消し去ってやる!!」ゴゴゴゴゴ

302: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:55:30.81 ID:j6myRfzh0
未悟飯「ま…まずい…」

未クリリン「げえ!?あんなのどうしようもないぞ!!」

未天津飯「む…無念…」

未ベジータ「終わりだ…」

未悟空「…ベジータ、一つだけ何とかする方法がある」

未ベジータ「何?早く言え!!」

未悟空「こいつを右耳につけるんだ」

未ベジータ「こんなのが一体何の役に立つってんだ」

未悟空「それでオラと合体できる!!それしか方法はねえ!!」

未ベジータ「仕方ない!!右で良いんだな!?」

魔神ブウ「じゃあな!!」バッ

未悟空「言っとくけど一回合体したら二度と元に戻れねえからな」

未ベジータ「な…こんなギリギリに言いやがって…これで良いんだろ!!」

未悟空「サンキューベジータ!!」

カッ

未ベジット「ちゃっ!!」ゴウッ

未超ベジット「だああ!!」ドギャウッ

未トランクス「だ…誰?」

魔神ブウ「何!?ぽ…ポタラの合体だと!?」

未超ベジット「貴様が界王神界に来る前に界王神から預かっていたんだよ」

魔神ブウ「ふ…ふはははは!!!」

未超ベジット「?何がおかしい」

魔神ブウ「わたしは貴様らより遥かに強い過去の孫悟空よりも更に遥かに強いウイスを吸収しているんだぞ?」

未超ベジット「だからオレには貴様を倒せないとでもいうのか?」

魔神ブウ「そうだ!!そして過去の貴様がオレの中に入って吸収した奴らを引きはがしたのも知っている。貴様は一瞬で殺してやる!!」

未超ベジット「ならさっさとかかってこいよ」

魔神ブウ「なめやがって!!」ギャウッ

シュパッ

魔神ブウ「ぐ…!!」

未超ベジット「どうした?一瞬でオレを殺すんじゃなかったのか?」

魔神ブウ「はあっ!!」ブン

ガシッ

未超ベジット「でやあああ!!」ブン

ドゴォオオオッ

未トランクス「つ…強い!!」

バーダック「ベジータ王子とカカロットが合体したんだ、弱いはずはねえ…だが」

303: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:56:22.79 ID:j6myRfzh0
魔神ブウ「ふん!!」ビッ

未超ベジット「ぐ…!!」

魔神ブウ「どうしたさっきまでの勢いは?」バガッ

未超ベジット「ぐわああ!!」

未トランクス「あっ!!」

ピッコロ「ブウの強さはベジットをも上回っているというのか…!!」

未悟飯「はっ…デンデは!?」

魔神ブウ「どうしたもう終わりか?」

未超2ベジット「…確かにこのオレ一人では貴様には勝てないかもな。一人ならな」

魔神ブウ「何?」

未超2ベジット「悔しいがオレはただの時間稼ぎさ」

魔神ブウ「時間稼ぎ…?」

悟空・ベジータ「「フュー」」

魔神ブウ「合体!?まずいあいつらでは…、させるか――」

ドンッ

未超ベジット「させねえぜ?言っただろう時間稼ぎだってな」

魔神ブウ「ぐ…!!はあっ!!」ズアッ

未超ベジット「しま――」

悟空・ベジータ「「ジョン!!はっ!!」」カッ

ドグオオオオオッ

シュゥウウウウウ

「……」

未超ベジット「ふう…流石のオレも少しひやっとしたぜ」

魔神ブウ「く…」

トランクス「うわっ、パパ達のフュージョンとかマジかよ!!」キラキラ

悟天「うわあ!!」キラキラ

デンデ「治りましたよ悟飯さん」

悟飯「ありがとうデンデ」

ラディッツ「ゴテンクスと同じ考え方で行くとゴジータってとこか」

304: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:57:21.39 ID:j6myRfzh0
魔神ブウ「が…合体したところで!!」ズオッ

ドガアン

魔神ブウ「ふ…何!?直撃で無傷だと…!?ベジットではない…き…貴様…何者だ…!!」

超ゴジータ「……オレは孫悟空でもベジータでもない。貴様を倒す者だ」

魔神ブウ「ぐ…フリーザ!!セル!!奴を倒せ!!」

フリーザ「!!」

セル「生き返ったというのか」

未超ベジット「邪魔なもん出すなよ」シャッ

ボン

魔神ブウ「くっ、無駄だ何度殺してもまた生き返らせ――何!?」

未超ベジット「最初にオレ達を生き返らせたので一つ、地球に連れて来たので二つ、今ので三つだ。神龍の叶えられる願いは三つだ」

魔神ブウ「くそ…こうなったら――」

未トランクス「!!こっちに来る――」

シャ

魔神ブウ「が…こ…このわたしが…全く見えな――」

超ゴジータ「……」シャッ

魔神ブウ「!!」

ババババッ

魔神ブウ「あぐ…うぎゃぎゃ……」

ドン

ゴッ

超ゴジータ「……」シュオオオ

魔神ブウ「ちくしょ――!!」バッ

超ゴジータ「……」バッ

魔神ブウ「ぐおっ…ぐあああ…ぎぎぎ…」

未超ベジット「今ので勝敗は決したってのに諦めの悪いヤツだな。ファイナル…」

魔神ブウ「ぐうう…こ…こんな技で……ここは一旦…」ギュオッ

トランクス「あっ逃げた!!」

魔神ブウ「そうだ気絶しているビルスなら吸収できr…うぐっ!?な…何が――」

シャッ

未超ベジット「かめはめ波!!」ズァオッ

魔神ブウ「!!しま―――カカ…ァ―――」

ヒュゥウウウ

未超ベジット「おっと美味しいどこ取りになったかな?ま、いいか」

未悟飯「終わった…のか?」

305: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:57:47.54 ID:j6myRfzh0
超ベジット「おいゴジータ」

超ゴジータ「……」

未超ベジット「無口なヤローだな…フュージョンは30分…まだ25分以上あるんだろう?少し手合せしないか?」

超ゴジータ「……良いだろう」

未超ベジット「どっからでもかかってこい!!」

シャッ

ダダダ

超ゴジータ「…!!」ドガ

未超ベジット「ぐっ!!」

シャッ

シュン

未超ベジット「ぐわぁあ!!くっ…」ビッ

超ゴジータ「しまった――」

未超ベジット「だああ!!」ドゴォオ

超ゴジータ「ふ…」

未超ベジット「ふふ…」

シュパッ

悟空「おっ?」

ベジータ「むっ?」

未超ベジット「あれ?もう解けたのか?」

悟空「みてえだな。まあいいや、続きやろうぜ」



悟空「くっそおベジットはつええな。もっかいだ!!」

ベジータ「貴様はさっき闘っただろう。オレの番だ」

バーダック「いやオレの番だ」

未ベジット「良いぜまとめてかかってこいよ」

ビルス「ふわあ…元気だね」

悟空「あ、ビルス様気ついたんか!!」

ビルス「そいつは…そうか。界王神のポタラの合体か。君達は生き返ったままなんだね」

未ベジット「オレ達全員が生き返れたんだ、ブウも悪いことだけじゃなかったな」

未悟飯「でもそれずっと合体したままなんでしょ?」

未ベジット「ん?」

未大界王神「そうじゃ、ポタラの合体は絶対とけん」

306: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:58:45.42 ID:j6myRfzh0
悟空「大界王神様!?未来のか!?」

未大界王神「そうじゃ」

未界王神「二人の悟空さん、ありがとうございます」

界王神「おかげで未来の宇宙は救われましたよ」

悟空「あれ界王神様!?ブウと一緒に消し飛んだんじゃ――」

未ベジット「途中でブウの動きが止まったからな。消される前に引きはがされたんだろう」

ウイス「はい、流石にブウと心中はごめんなので」

ビルス「ウイス…さてはお前わざとブウに吸収されたね?」

ウイス「はて、何のことでしょうか?」

ビルス「とぼけるんじゃないよ、あんなのから逃げられないお前じゃないだろう」

悟空「そうなんか?」

ウイス「まあ…ええ、貴方達のいい修行になるかと。ついでにビルス様にお灸を。まさか合体で倒すとは思いませんでしたが」

悟空「オラ達が合体しずに地球が消えちまったらどうするつもりだったんだ?」

ウイス「その時はその時ですよ。流石にブウは放っておけないので後々消したでしょうが」

悟空「ったくウイス様は人がわりいなあ」

ウイス「ほほほ。それにしてもフュージョンとポタラですか」

未悟飯「お母さんやブルマさんに何て説明したら…」

未ベジット「戻れないものは仕方ないだろう?」

ビルス「何だ?元に戻りたいのかい?そういや君達サイヤ人は他人に力を借りるのは嫌なんだっけ。戻してあげるよ」

未ベジット「え?」

ビルス「ほい」ビッ

未悟空「わっ!?」

未ベジータ「!?」

悟空「ポタラは二度と戻れないんじゃなかったんか…?」

未大界王神「そのはずじゃが…」

ビルス「ボクも一応破壊神だからね。それに君達だって一度合体して元に戻ったんだろう?」

未大界王神「ビルス様元に戻せるんだったらわしも…」

ビルス「嫌だね。さて問題は全部解決したんだし元の時代に帰ろう、タイムマシンもその後破壊させてもらう」

307: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:59:11.77 ID:j6myRfzh0
悟空「じゃあここでお別れだな」

未トランクス「ありがとうございました悟空さん、父さん、皆さん…」

未悟飯「これからは自分たちの力で何とかできるように頑張っていきたいと思います」

悟空「ああ、頑張れ」

未悟空「オラも過去のオラに負けねえぐれえ強くなるさ」

悟空「オラももっと強くなるぞ」

未ベジータ「…トランクスが色々世話になったようだな」

ベジータ「ふん…貴様もせいぜい腕を上げるんだな」

未ベジータ「へっ、てめえに言われるまでもない」

未ピッコロ「貴様、神と合体したのか」

ピッコロ「ああ」

未悟飯「元気でな」

悟天「お兄ちゃんも元気でね」

未悟飯「ああ、一目会えただけでも嬉しかったよ」

悟飯「復興、頑張ってくださいね」

未悟飯「ああ、奥さんと娘さんによろしく」

トランクス「うわあクリリンさんに髪がない!!」

未クリリン「剃ってるんだよ!!ったくこっちのトランクスとは大違いだな。そっちのオレは髪伸ばしてるのか?」

トランクス「うん、奥さんと娘さんもいるんだよ」

未クリリン「何だって!?良いなあ!!なあ、どんな人なんだ?」

トランクス「18号さんだよ」

未クリリン「えっ」

未悟飯「あっちの18号さんはこっちの人造人間と違っていい人なんですよ」

未クリリン「そうは言ってもオレ…あいつに殺されたんだぞ?何か複雑…」

未天津飯「サイヤ人が生きていたり…オレ達とはかなり違うのだろう」

未ヤムチャ「なあオレはどうしてるんだ?」

トランクス「いい歳してふらふらしてるってお母さんが言ってたよ」

未ヤムチャ「そ…そうか」

悟空「よし、それじゃあそろそろ帰っか!!」

未悟飯「本当にありがとうございました」

悟空「元気でな!!」

シュイーン

308: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 17:59:37.96 ID:j6myRfzh0
(以下未来キャラ未抜き)

悟空「行っちまったな」

悟飯「そうですね」

悟空「それにしてもいつの間にか悟飯の方がオラより年食っちまってたんだな」

悟飯「そうですね…お父さんが死んでからもう20年以上経ちましたから……」

悟空「長い間苦労かけちまったな…」

悟飯「いえ…そうだ!お母さんに早く知らせてあげないと!!絶対喜びますよ」

悟空「久しぶりにチチの飯たっぷり食いてえなあ。父ちゃんはどうするんだ?」

バーダック「オレは強いヤツを探しながらフリーザの残党を倒す。まあたまには地球によっても良いかもな」

悟空「いつでも来てくれよな」

バーダック「気が向いたらな」バッ

トランクス「そうだ父さんも生き返ったことを母さんに教えてあげなくちゃ、母さんもきっと喜びますよ」

ベジータ「ふん」

悟空「ベジータ、オラが死んでから数年悟飯が世話になったな。サンキューな」

ベジータ「なっ、か、勘違いするな!!別に貴様のためにやったんではない!!」

悟空「ああ、わかってるって」

ベジータ「ちっ…トランクス!!さっさと帰るぞ!!」

トランクス「!!…はい!!」

デンデ「あのピッコロさん、神殿に住まれてはどうでしょうか?」

ピッコロ「オレが生き返ったということは神…先代の神も生き返ったはずだ。オレは過去のオレと違ってあいつと相いれる気はない」バッ

デンデ「あ…いつかピッコロさんと先代の神様がわかりあえると良いんですけど…」

悟飯「大丈夫さ、きっと近いうちにその日は来ると思うな」

デンデ「悟飯さん…そうですね。ボクもそう思います」

悟空「さ、悟飯。オラ達も家に帰るか」

悟飯「はい、デンデ。送っていくよ。瞬間移動なら一瞬だ」

悟空「ん?おめえ瞬間移動できるようになったんか?」

悟飯「はい、前に過去に行ったときに過去の父さんに教えてもらったんです」

悟空「そっか…」


悟飯「じゃあなデンデ、また」

デンデ「はい、悟飯さん。悟空さんもお元気で」

悟飯「あの、お父さん。家までゆっくり飛んで帰りませんか?色々話したいことが…」

悟空「そうだな、オラがいなくなってからの20年、たくさん聞かせてくれよ」


悟飯「それでその時ベジータさんが…」

悟空「ホントか!?へえー過去のベジータはそんな事を…ん?」

悟飯「どうしました?」

悟空「あんなとこに人が…」

悟飯「ホントだ、降りてみましょう」

悟空「そうだな」

309: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 18:00:44.67 ID:j6myRfzh0
「大丈夫パパ?」

「ああ…」

悟飯「どうしました?」

「きゃっ!?あ、すいません。岩が崩れて父が中に…」

悟飯「そういうことなら…はっ」ドガッ

「ふいい、助かったあ」

「ありがとうございます!!凄いんですね貴方!!」

悟飯「いえ……!!」

「どうしました?」

悟飯「い…いや何でも…」

「そうだお礼をしないと…わたしビーデルって言います」

悟飯「あ、え…そ、孫悟飯です」

ビーデル「悟飯さんですか。あの都合のいい日にここに連絡ください!!お礼しますから」

悟飯「あ、はい」

ビーデル「では、ほら行くよパパ」

悟空「……ははーん、悟飯さてはおめえ…あの子に惚れたな」

悟飯「な…何を言ってるんですか!!ほら早く帰りますよ!!」

悟空「ああ」ニヤニヤ

悟飯「もう!!」


悟飯「ただいま母さん」

チチ「おかえり悟飯ちゃ――」ガチャン

牛魔王「どうしたべチチ――ご、悟空さ!?」

悟空「へへ…色々あってオラ生き返ったんだ」

チチ「ということは…また一緒に暮らせるだべ……?」

悟空「ああ、今まで留守にして悪かったな。ただいまチチ」

チチ「悟空さ…悟空さ――!!」


トランクス「母さん、良いニュースがあるんです!!」

ブルマ「トランクス!!全然帰ってこないから心配した――ってベジータ!?」

ベジータ「……」

トランクス「えっと話せば色々長くなるんですけど…父さん生き返ったんです。悟空さんやクリリンさん達も」

ブルマ「孫君も!?…そう、とりあえずおかえりベジータ」

ベジータ「……ああ」


こうして未来にもようやく平和が訪れた

悟空達も生き返り、辛いだけの人生だった未来の悟飯にもようやく幸せが…ついでに春も訪れたのである


310: ◆k0aleZFSMjhu 2015/03/29(日) 18:01:27.31 ID:j6myRfzh0
おまけ

悟空「おっすオラ悟空!!

長かった闘いもようやく終わったなー

オラとベジータは更なる強さを求めてウイス様に弟子入りしたんだ
え?フリーザがドラゴンボールで復活した?しかも更なるパワーを手に入れてるだって

四か月後に地球に来るのか…オラ久しぶりにわくわくすっぞ!!よしフリーザが来るまで修行だ

バトル挿入歌はマキシマムザホルモンの「F」、主題歌はももいろクローバーZが担当するぞ

亀仙人のじっちゃんが闘ったり、フリーザが新たな変身をしたりで見どころが一杯だ

劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』2015年4月18日(土)から公開だ。映画館に来てくれよな」


長文駄文、最後ぐだぐだでしたが最後まで読んでくれた方ありがとうございました
HTML化依頼出してきます。映画でフリーザが生き返るなら、人造人間に殺された皆も生き返っていいじゃないか