穂乃果「気になるあの子の落とし方?」 前編 

417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:26:36.80 ID:sFLGlKfQo
穂乃果「だ、だからなんでそんなところ舐めてるの!?」

海未「いい匂いだったので美味しいかと思いまして……」ヒック

穂乃果「お、美味しいわけないでしょう!?」

海未「いいえ、とっても美味しいですよ?だって穂乃果ですもん」ペロペロ

穂乃果「あ……うう……///」

海未「穂乃果も私の首元舐めてみますか?」ひっく

穂乃果(あっ……舐めたいかも……ってダメダメ!海未ちゃんは酔ってるだけなんだからっ)

海未「むぅ、反応なくてつまらないです……、お仕置きですっ」


引用元: 穂乃果「気になるあの子の落とし方?」 

 

418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:27:50.82 ID:sFLGlKfQo
海未「ちゅっ~っ……んーっ!」

穂乃果「ちょっと海未ちゃんなんで吸ってるの……」

海未「んんんっー、ぷはぁ……。えへへ、できましたよ穂乃果ぁ」

穂乃果「えっ、できたってなにが?」

海未「首元じゃ見えませんでしたね、ふふっ、キスマークですよ♪」

穂乃果「き、キスマーク!?///」

海未「はい、これで穂乃果は私の物ですよ♪」

穂乃果「ええっ///もう!キスマークて中々消えないって聞いたことあるよ!///
どうすんのさっ!」

海未「えっ……?キスマーク消しちゃうんですか……?」

419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:31:17.18 ID:sFLGlKfQo
穂乃果「えっ、だってみんなに見られるし……」

海未「ほ、穂乃果は私の物になるのが嫌なんですか……?」

穂乃果「えっ!なんでそこに行きつくの!?」

海未「やっぱり私のことが嫌いだから消すんですね……」ウルウル

穂乃果「違うって!海未ちゃんのことは大好きだし……その……
本当は穂乃果を海未ちゃんの物にしてほしいって思ってるよ……?///」

海未「本当ですか!?」パァァッ

穂乃果「う、うん……一応ね」

海未「嬉しいです!そーしそーあいですね♪」

穂乃果「あはは……、だといいんだけどね……」

420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:32:28.09 ID:sFLGlKfQo
海未「嬉しいですから、もう一つつけてあげますね。んん~っ」

穂乃果「ちょ、ちょっと海未ちゃん、そこは本当に見えちゃうから……」

海未「……できましたぁ、綺麗につきましたよ♪」

穂乃果「うー、恥ずかしいよぉ//」

海未「明日みんなに自慢しないといけませんね、穂乃果は私の物だって」

穂乃果「な、なに言ってるの!?///」

海未「むぅ?二つじゃだめですかぁ?ならもう一個ですね♪」

穂乃果「あっ……本当にだめだって///」

海未「ちゅぅ~っと!もう遅いですよっ
これで穂乃果は私の物ですよね?」

穂乃果「う、うん。穂乃果は海未ちゃんの物だから……もうキスマークはナシだよ?」

421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:33:54.30 ID:sFLGlKfQo
海未「ええ、わかりました」

穂乃果(ふぅ、どうなる事かと思ったけどこれで…・・・・)

海未「穂乃果とっても綺麗ですよ。このキスマークもとても似合っています……」ジーッ

穂乃果「えっ……?」ジーッ

穂乃果(う、海未ちゃんの瞳に吸い込まれる……目が離せないよ……)ドキドキ

海未「穂乃果……」

穂乃果「あっ……う、海未ちゃん……」

穂乃果(これって……キ、キス……されちゃうんだよね……?)ドキドキ

海未「ほのか……」

穂乃果(酔ってる海未ちゃんとキス……でも……今を逃したら二度とできないかも……)

海未「ほの……か……」

穂乃果(ごめんね、穂乃果弱いから……。今の海未ちゃんを受け入れちゃうよ……)

海未「ほの……」

穂乃果(今だけだから……引きずらないから……ごめんね!――ってあれ?)

海未「ほ……の……」zzz

穂乃果「……ね、寝てる!?」

422: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:34:42.37 ID:sFLGlKfQo




穂乃果(その後、海未ちゃんが起きたのは辺りがすっかり暗くなってからだった)

穂乃果(海未ちゃんにその時の記憶はなく、穂乃果もあのことを言わなかった)

穂乃果(あの時間のことは穂乃果だけの秘密、それが海未ちゃんへの罰だよっ!)

穂乃果(まったく、穂乃果のドキドキや覚悟を返してほしいよね)

穂乃果(でも……海未ちゃんにキスマークつけられちゃった)ナデナデ

穂乃果(穂乃果は海未ちゃんの物……か)ボーッ

423: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 07:35:32.23 ID:sFLGlKfQo



~後日~

海未「穂乃果、なんで練習なのに首まで覆う長袖を着てきてるのですか?
汗だくではないですか」

穂乃果「あはははっ、ちょっと誰かさんのせいで首元が被れててね」

海未「? お肌の管理には気を付けないとだめですよ?」

穂乃果「むっ」イラッ

穂乃果「そうだね、ありがとう海未ちゃんっ!」フン

海未「えっ、ど、どうしたんですかっ!?」

穂乃果「知らないよーだ!」





絵里(何かを隠すような長袖、穂乃果の海未への態度……)

絵里(まさか酔った勢いでまさか穂乃果のこと食べちゃったのかしら……?)

433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 08:53:56.27 ID:BEY4nMd9o
~~~~~
その49 IF 鱈とかレバー

穂乃果「チョコレートくれるの!?」

海未「はい、いつも頑張っている穂乃果へのプレゼントですよ」ニッコリ

穂乃果「もう、それなら先にそういってよ~」スリヨリスリヨリ

海未「こんな時だけ調子がいいんですから……」

穂乃果「えへへ!じゃ早速あけるね」バリバリ

海未「ええ、穂乃果の為に持ってきたチョコですからね」

穂乃果「ありがと!すっごく美味しそうなチョコレートだね。なんて名前なの?」

海未「すみません名前はちょっとわからなくて……」

穂乃果「ふーん、まあ美味しそうだからいいか♪いっただきまーす!」

海未(穂乃果がチョコレートを……これで穂乃果の本心が……)ドキドキ

穂乃果「んーっ♪」モグモグ

海未「ど、どうですか?」

434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 08:55:17.92 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「んっ、とっても美味しいよ!あまり食べたことない味かな?」モグモグ

海未「それはそうでしょうね」

穂乃果「えっ?」

海未「い、いえ!なんでもありませんっ。それよりもっと食べて大丈夫ですよ?」

穂乃果「本当っ!?」モグモグ

海未「ええ、思う存分食べていいですよ」ニヤリ




435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 08:56:18.65 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「うぁーっ///」ボーッ

海未(すっかり回ったみたいですね……、さてと)

海未「穂乃果、大丈夫ですか?」

穂乃果「ひゃい?」ヒック

海未「め、目の焦点が合ってません……、食べさせすぎた……?」

海未「穂乃果!穂乃果!」

穂乃果「う……うみひゃん……?」

海未「そうです!大丈夫ですか?」

穂乃果「うみ……ちゃん……うみちゃん……うみちゃん?」ボーッ

海未「穂乃果……?なんだか雰囲気が……」

436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 08:56:57.67 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「う~ん?うみちゃん、うみちゃん!」

海未「あの、穂乃果?」

穂乃果「うみちゃんとーってもかわいいよぉ!」

海未「な、何を言ってるですかっ///」

穂乃果「かわいいって言っただけだよ?」ヒック

海未「あ……う……///」

海未(酔っているからなのはわかりますが、照れますね……)

穂乃果「う~みちゃんっ!」ギューッ

海未「あっ、穂乃果……」

穂乃果「かわいい!かわいい!かわいい!」ホオスリスリ

海未「あぅぅ……///」

穂乃果「んーっ」スリスリ

海未(……はっ!いけません、私には目的があったはずですっ)

437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 08:58:07.12 ID:BEY4nMd9o
海未(ほ、穂乃果の本心を聞かないと……)ドキドキ

海未「ほ、穂乃果」

穂乃果「なにうみひゃん?」

海未「あの……私のことが可愛いって本心ですか……?」ドキドキ

穂乃果「ひょんとうだよ?」ヒック

海未「本当に、本当に、本当ですか?」

穂乃果「本当だったらー!もう、ぎゅーっとしちゃうよぉ?」

海未「もうしてるじゃないですか……」

穂乃果「えへへ、そうだったね」スリスリ

海未(……どうせ酔ってるのですし、ちょっと遊んでいいですよね)

海未「あの……お願いがあるのですが……」

穂乃果「ふぇ?」

海未「その……もっと可愛いと言ってくれませんか……?」

439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:00:22.62 ID:BEY4nMd9o
海未「だ、ダメだったらいいんです!ただ言ってもらいたいなと思っただけでっ」

穂乃果「……ふふっ、いいよ。うみちゃんかわいいよ」

海未「はうっ!」

穂乃果「かわいいよ、とってもかわいい……」ナデナデ

海未「あっ……」ドキドキ

穂乃果「うみちゃんも……ことりちゃんもえりちゃんもとってもかわいい!」ヒック

海未「えっ……」

海未(そ、そうですよね……私だけなわけありませんよね……)

海未(穂乃果にとってはみんな可愛いいんです……
私だけに向けられたものなわけ……ないですよね……)シュン

440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:01:17.60 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「ほぇ?どうかしたの?」ナデナデ

海未「い、いえ!なんでもないです……」

穂乃果「んー?あっ、わかっちゃったかも?」

海未「へっ?」

穂乃果「……うみちゃん、嫉妬しちゃったんでしょぉ?他の人も可愛いって言ったことにねぇ」

海未「ち、違います!」

穂乃果「そんなこと言ってもわかちゃうよ?」

海未(穂乃果の癖に鋭い!?)

穂乃果「大丈夫だようみちゃん」

海未(ほ、穂乃果の口が耳元に……吐息が……)ドキドキ

441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:02:01.76 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「……穂乃果がね、世界で一番かわいいと思ってるのはうみちゃんだよ」ボソッ

海未「~~~~!?///」ドキドキドキ

穂乃果「ふふっ、顔真っ赤だよ?」

海未「なっ……何を言うんですか!///」ドキドキ

穂乃果「何って穂乃果の気持ちを言っただけだよぉ?」ヒック

海未「き、気持ちって……」

穂乃果「穂乃果はね、海未ちゃんのことが大好きだもん
一番かわいいと思ってるのは当たり前だよぉ?」

海未「だ、大好き……?///」

穂乃果「そう、うみちゃんのことが大好き……」ボソッ

海未「あぅ……///」キュン

442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:03:45.78 ID:BEY4nMd9o
穂乃果「うみちゃんの綺麗な髪の毛も」ナデナデ

穂乃果「うみちゃんのいつも穂乃果を見てくれてる綺麗な瞳も」ジーッ

穂乃果「うみちゃんの柔らかそうな唇も」プニプニ

穂乃果「うみちゃんの小っちゃな耳たぶも」ハムッ

穂乃果「うみちゃんの凛とした綺麗な声も」スリスリ

穂乃果「うみちゃんのすらっとした体も」サワサワ

穂乃果「うみちゃんのいつも穂乃果を叱ってくれるところも」

穂乃果「うみちゃんのその中にある優しさも」

穂乃果「うみちゃんの体も心も全部が大好きなんだよぉ?」

443: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:04:34.66 ID:BEY4nMd9o
海未「なっ……あっ……う……///」ドキドキドキ

穂乃果「ねえうみちゃん、穂乃果の胸を触ってみて」ガシッ

海未「えっ……ええっ!?」

穂乃果「こんなにどきどきしてるんだよぉ?うみちゃんが大好きだから」ドキドキ

海未(これが穂乃果の本心……?)

穂乃果「うみちゃんはどう?ドキドキしてる?」

海未(私のことが好き、その気持ちが穂乃果の……本当の気持ち?)

穂乃果「うみちゃんは……穂乃果のこと好き?」

海未(なら、私の気持ちは……)

444: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:05:39.42 ID:BEY4nMd9o
海未「うっ……わ、私も……穂乃果のことが大好きです……」

穂乃果「本当に?」ヒック

海未「……はい、本当に穂乃果のことが……大好きなんですっ……」

穂乃果「本当!?ならそーしそーあいだよね?」ヒック

海未「ええ、そうなりますね……」

穂乃果「うれしいな……とっても嬉しい……」フラフラ

海未「私も……穂乃果と結ばれてとても嬉しいです」

穂乃果「えへへ……、穂乃果はずっとずっとうみちゃんのことが大好きだったんだよ。知ってた?」

海未「すみません、気づきませんでした……」

穂乃果「やっぱりね。鈍感なんだからぁ」

445: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:06:36.69 ID:BEY4nMd9o
海未「……穂乃果だって私の気持ちに気づいてなかったくせに」ムッ

穂乃果「えー?……確かにそうだね、じゃあそこもそーしそーあいだっ!」ヒック

海未「意味が分かりませんっ」

穂乃果「穂乃果もね、頭がぽかぽかして意味が分からないんだよぉ?」

海未(うっ、アルコールのせいですね……)

穂乃果「今ならなんだってできそうだよ……。そうだ、キスしようか」

海未「へっ?キ、キスですか……?」

穂乃果「うん、だってせっかくそーしそーあいなんだよ?キスしたいもん
……それともうみちゃんはしたくない?」

446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:09:15.95 ID:BEY4nMd9o
海未「わ、私も……してみたいですっ……」

穂乃果「なら、しよ?穂乃果の全部をうみちゃんにあげる
だからうみちゃんの全部を穂乃果に頂戴?」

海未「は、はい……。私も、私の全てを穂乃果にあげます」

海未(例えこの後、穂乃果が忘れてても構いません)

海未(私は、今この瞬間だけだとしても穂乃果が欲しい)

海未(もう、愛おしくて我慢なんてできませんっ……)

穂乃果「ありがとう、うみちゃん大好きだよ」

海未「私も穂乃果が大好きです……」



海未(そして私は穂乃果と――――)

447: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:10:23.40 ID:BEY4nMd9o



~数週間後~

海未(穂乃果は、酔いが冷めた後も酔った後のことを覚えていました)

海未(最初はお互いギクシャクしましたが、次第に元通りになり……)

海未(そして私たちの関係は変わりました)

海未(今思えば、私は間違った方法で穂乃果の気持ちを
引き出してしまったのかもしれません)

海未(ですが、後悔はしてません。ずっとずっと欲しかった言葉が聞けたんですから……)

448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/06(月) 09:13:33.20 ID:BEY4nMd9o




穂乃果「海未ちゃんおはよー!遅れてごめんねっ!」

海未「……デートに遅れるなんてありえませんっ」プイッ

穂乃果「えへへ、デートが楽しみで昨日の夜眠れなくて……ごめんなさいっ」

海未「……反省してるんですか?」

穂乃果「海よりも深く……」

海未「なら、許してあげます。ですが次はないですからね?」

穂乃果「うん!うん!ありがとう海未ちゃんっ!」

海未「まったく、調子がいいんですから」

穂乃果「えへへ、穂乃果は優しい海未ちゃん大好きだよ!」

海未「……優しいところだけなんですか?」ムッ

穂乃果「あっ、違う違う!穂乃果はね」

穂乃果「海未ちゃんの全部が大好きだよっ!」

455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:31:30.49 ID:rsl2nnr9o
~~~~~
その50 マネマネ

~放課後・生徒会室~

ガチャ

海未「すみません遅れてしまい、お待たせしました」

海未「……っていないみたいですね、どこに行ったのでしょうか」

海未「荷物が置いてあるので二人でお手洗いとかですかね」

海未「待っていればすぐに来ますよね」





~20分後~

海未「……戻ってきません」

海未「どこに行ってしまったのでしょうか」

海未「一応メールで連絡しておきましょう」ピッピッピ




456: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:32:28.53 ID:rsl2nnr9o
~さらに20分後~

海未「まだ戻ってきません、メールの返信もなし……」

海未「二人は何をしているんでしょうか……」

海未「……」

海未「一人ですとこの生徒会室も静かですね」

海未「いつもはことりが……そして穂乃果が一緒に居てくれたから気が付きませんでした……」

海未「……穂乃果」ボソッ

海未(そういえば最近は穂乃果と一緒に居る時間が増えてる気がします)

海未(心なしか距離感も前よりも近く……)

海未(そのせいでしょうか?穂乃果がいないと、とても寂しいです……)

海未(……あれ、あそこにあるのは穂乃果のリボン?)




457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:33:23.56 ID:rsl2nnr9o
海未「いつもこれで結んでいるはずですよね、どうしたのでしょうか」

海未「穂乃果はいつもこれで髪の毛を……」ゴクリッ

海未「確かこんな風に右側を」ゴソゴソ

海未「できました、鏡はっと……」パカッ

海未「ふふっ、これで穂乃果とお揃いですね、しかもリボンも一緒です♪」

海未「こうしているだけで穂乃果が傍にいる、そんな気分になれますね」

海未(穂乃果はいつも私にいつも力をくれます)

海未(穂乃果がいるから私が強くいられる、そんな気がするんです)

海未(いつも傍にいてくれてありがとうございます、大好きですよ)




458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:34:19.74 ID:rsl2nnr9o
海未「それにしても真似してみたはいいですが、やっぱりサイドテールが穂乃果が一番似合っていますね」

海未「そうだ、せっかく髪型を真似してるんですし……」

海未「今日もパンがうまい!」

海未「うーん、もうちょっと高い感じでしょうか」

海未「今日もパンがうまいっ!」

海未「こんな感じですね、結構似てるんじゃないでしょうか」

海未「他にはえっと……」

海未「海未ちゃんのイジワル……」

海未「うんうん、こんな感じですね。穂乃果は叱るとすぐイジワルって言うんですから」

海未「別にイジワルしてるわけでもないのですが……」

海未(どうせだったらもっと違う言葉を言ってほしいです、例えばこう……)

459: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:35:22.39 ID:rsl2nnr9o
海未「海未ちゃんだいすk 「たっだいまー!」

海未「きぃ!?」バッ

穂乃果「あれ、海未ちゃんきてたの?」

海未「えっ、あ、う?///」

穂乃果「あれ、そのリボン穂乃果のだよね?それにその髪型……どうしたの?」

海未(き、聞かれてない!?チャンスです!)

海未「そ、その!暇だったのでつい遊んでしまって!」

穂乃果「へぇー、本当かなぁ」

海未「ほ、本当です!他になにがあるんですかっ」

穂乃果「うーん、例えば……」

海未「う……」ドキドキ

穂乃果「穂乃果がいなくて寂しくて真似してたとか!」

海未「~~~~!///」カァァッ

460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:36:10.79 ID:rsl2nnr9o
穂乃果「な~んて、そんなわけ……ってあれ、顔真っ赤だよ?」

海未「き、気のせいです!」

穂乃果「さては本当にそうだったのかなぁ?」ニヤニヤ

海未「知りませんっ///」プイッ

穂乃果「バレバレなんだから素直になっちゃえばいいのに」プニプニ

海未「違いますって!///」

穂乃果「本当に海未ちゃんたら寂しがり屋なんだから」ウププ

海未「や、やめてくださいっ///」

穂乃果「そういえば穂乃果が来た時に鏡に向かって何か言ってたよね?あれって何を……」

海未「そ、そんなことよりもあれです!一時間近くも穂乃果は何をしていたんですか!」

穂乃果「えっ?あーっと……不幸な事故があったといいますか……」

海未「不幸な事故?一体何なんですか?」

461: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:37:40.92 ID:rsl2nnr9o
穂乃果「……言わなきゃダメ?」

海未「駄目です、嘘をついてもわかりますからね」ギロッ

穂乃果「うぅ……怒らない?」

海未「内容にもよります、しかし話してくれないほうが怒りますよ」

穂乃果「その……海未ちゃんって今日来るの遅れるって言ってたでしょう?」

海未「そうですね」

穂乃果「だから海未ちゃんが来るまでお菓子でも食べて待ってようかって話になったんだよ」

海未「……まさか一時間も外でお菓子を食べていたと?」

穂乃果「ち、違うの!お菓子を食べてたんだけど……食べてる途中にふざけ合ってたら
ジュースをぶちまけちゃって……」

海未「……それで?」

462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:38:29.12 ID:rsl2nnr9o
穂乃果「穂乃果は髪の毛に、ことりちゃんは全身にかかっちゃってしょうがないからシャワーを浴びようとなりましてですね……」

海未「そして今に至ると」

穂乃果「深い事情は色々あるんだよ!でも簡単に説明するとそうなるかな……?」

海未「……」ゴゴゴゴ

穂乃果「ちょっと!怒らないでっていったのにっ!」

海未「知りませんっ!サボってお菓子を食べていただけでは飽き足らずに、私に連絡も入れないで一緒にお風呂だなんて!」

穂乃果「お互いベタベタだったし……謝るからっ、本当にごめんね!」

海未「許しませんっ」

穂乃果「そ、そんな海未ちゃん……ごめんってば……」シュン

海未「……反省するまで口を聞きませんから」

穂乃果「してるって!」

海未「……」ツン

穂乃果「う、海未ちゃーん!」




463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:39:06.58 ID:rsl2nnr9o
~帰り道~

穂乃果「うみちゃん……」

海未「……」プイッ

ことり「あはははっ……」

海未(な、何とかごまかせたでしょうか)

海未(これで穂乃果もきっとリボンのことは忘れたはずです)

海未(穂乃果と話せないのはつらいですがこれくらいの犠牲は……)

ことり「ねえねえ、ずっと気になってたんだけど一つ聞いてもいい?」

海未「何ですか?喋らない理由ならことりも知っている通り―――」

ことり「そうじゃなくてね、なんで海未ちゃんが穂乃果ちゃんのリボンつけてるのかなーって気になったの」

海未「あっ……」

ことり「ねえ、なんでなの?気になるなぁ」ニヤニヤ

海未「……」タラタラ

海未「……また明日会いましょう!」ダッ

ことり「あっ!逃げた、穂乃果ちゃん追うよっ」

穂乃果「あっ……ちょっと穂乃果のリボン返してよー!」

464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 19:39:47.51 ID:rsl2nnr9o




海未(結局私はこの後、二手に分かれた穂乃果達に挟み撃ちされて捕まってしまいました)

海未(細部を隠しつつ誤魔化そうとしたのですが、ことりは途中から察しましたね……)

海未(鈍感な穂乃果には全く気付かれなかったのが救いです……)

海未(穂乃果の鈍感さには頭を悩まされますが……、たまには助かることもありますね)

海未(……しかし早く私の気持ちに気づいてもらいですね、穂乃果は鈍感なので無理でしょうが)

486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:05:44.18 ID:5NE+RwnIo
~~~~~
その51 見参
帰り道

穂乃果「ふんふっっふふー♪」

海未「穂乃果、あまりはしゃぐと危ないですよ?」

穂乃果「でも土曜日は久しぶりに三人でおでかけなんだよ?はしゃがずにはいられないよっ」

海未「確かに最近は練習やらで三人で遊ぶ時間も減ってましたからね」

穂乃果「そうでしょ!だからすごく楽しみなのっ」

海未「ですが、だからと言ってそんなに荷物を振り回しては……」

穂乃果「どこ行こうかなっ、前話してたケーキ屋でしょ!新しくできたパン屋にでしょ!
あっ!あそこのケバブ屋も行きたいっ」

海未「食べ物ばかりじゃないですか……」

穂乃果「それだけ楽しみってことだよ、もしかして……海未ちゃんは楽しみじゃないの?」シュン

487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:06:29.27 ID:5NE+RwnIo
海未「ち、違いますっ、私もとても楽しみですよ!」

穂乃果「だったら海未ちゃんも一緒にはしゃごうよ!ほらっ!」ブンブン

海未「鞄を振り回したら危ないですって……本当にいつまで経っても子供なんですから」フフッ

穂乃果「えへへ~……ああっ!」スポーン

海未「えっ?」

穂乃果「ほ、穂乃果のカバンがあぁぁぁっ!」

海未「水路の方に飛んできましたね……落ちてないといいのですが」




488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:07:26.39 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「あった!穂乃果の鞄っ!」

海未「運よく枝みたいなものに引っかかりましたね……」

穂乃果「今にも折れちゃいそうだよっ、早く行かないと!」ダッ

海未「待ってください!」

穂乃果「えっ?でも急がないと鞄が……」

海未「私が取りに行きます」

穂乃果「い、いいよ。穂乃果の鞄だし……」

海未「いえ、さすがにあの位置は危険なので私が」ズイッ

穂乃果「でも危険なのは海未ちゃんだって変わりないんじゃ……」

海未「それでも穂乃果を行かせるよりは幾分か安心かと……」

穂乃果「で、でもさ!」

海未「……穂乃果は私のことが信じられませんか?そんなに……頼りないですか?」

穂乃果「海未ちゃんが頼りないわけないじゃん……、世界で一番信頼できるよ……でも!」

海未「なら見ててください、必ず穂乃果の鞄を取ってきますので」ニッコリ

穂乃果「うぁ……お、お願いね///」ドキッ

海未「はい、任せてくださいっ」

489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:08:16.17 ID:5NE+RwnIo




穂乃果「大丈夫ー?」

海未「は、はい……!もうちょっとで……」ウググッ

穂乃果「あんまり無理しなくても……」

海未「大丈夫ですから、見ててください……っ」

海未(もうちょっと前に出て……腕を伸ばせば……)ググッ

穂乃果「ふぁ、ファイトだよ海未ちゃん!」

海未「うっ……あ……」パシッ

穂乃果「あ!」

海未「取れました!穂乃果っ、鞄です!」ツルッ

海未「えっ?」

穂乃果「う、海未ちゃん!?」

海未(お、落ちるっ……せめて鞄だけは……)シュッ

ドパーン

穂乃果「海未ちゃん!?海未ちゃ!うみちゃーん!!」

490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:09:11.63 ID:5NE+RwnIo



~高坂家~お風呂場

カポーン

海未「うぅ……すみません。お風呂を貸してもらってさらに洗濯まで……」

穂乃果「穂乃果の鞄を取ってくれたのに、あのまま返すわけにはいかないよっ!」

海未「しかしですね……」

穂乃果「あははっ、でもよかったね、水路が浅くて」

海未「はい、服がびしょ濡れになるくらいで済みましたが……」

穂乃果「本当によかったよ……海未ちゃんに怪我がなくて」

海未「心配までかけて……本当にすみません……」

491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:09:47.20 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「だからいいんだって!穂乃果の為に頑張ってくれたんでしょう?」

海未「あんなことを言ったのにこの結果では……」

穂乃果「海未ちゃんは濡れちゃったけど穂乃果の鞄は無事だったんだもん
海未ちゃんはちゃんとやってくれたよ?」

海未「ですが……」

穂乃果「穂乃果は感謝してるんだから元気出してよ!
それにあの時の海未ちゃん、とってもかっこよかったよ?」

海未「本当ですか……?」

穂乃果「うん!惚れ直しちゃったよっ!」

海未「ほ、惚れ直す!?」

492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:10:40.84 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「あっ!……えーっと、そのですね……///」

海未「……///」

穂乃果「うーあ……そう!海未ちゃんの心意気に惚れ直したの!」

海未「こ、心意気……?」

穂乃果「うん!自分の身を挺してまで穂乃果の鞄を救ってくれたその心意気!最高だよっ」

海未「心意気……ですか……」

穂乃果「うん!ナイス心意気だよっ!」

海未「はぁ……そうですよね」ボソッ

穂乃果「どうしたの?」

海未「……なんでもないですっ」プイッ

493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:11:15.27 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「そう?……あっ!洗いっこしようよ!」

海未「え、ええ!?急に何を言い出すんですか!嫌ですっ」

穂乃果「だめだよ!お風呂って言ったら洗いっこだからね♪」

海未「絶対に嫌です!」

穂乃果「ふふっ、ウチのお風呂に入ってる以上は逃がさないよっ!」モギューッ

海未「は、ははは裸で抱き着かないでくださいっ!///」

穂乃果「お風呂なんだから仕方がないって♪ほらほら!」ギューッギュ

海未「うっ……あ……ああ!///」

穂乃果「大人しくなったね、じゃあさっそく洗ってあげるね!」

海未(ど、どうなってしまうんですかっ!?私は!)




494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:11:49.51 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「いいお湯だったね♪」

海未「……はい」

穂乃果「どうしたの?」

海未「別になんでもないです……」

海未(うぅ……いろんなところを穂乃果に……)

穂乃果「あっ、穂乃果が髪の毛を乾かしてあげるね!」

海未「うぅ……もう変なことはしませんか?」

穂乃果「し、しないったら!あれはお風呂のノリでだよ!」

海未「……本当ですか?」ジーッ

穂乃果「本当から!信じてっ」

海未「そこまでいうなら……ではお願いしますね」

穂乃果「うんっ!」




495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 17:13:04.51 ID:5NE+RwnIo
穂乃果「どこかかゆいところがありましたら言ってくださいね~」サスサス

海未「ふふっ、シャンプーじゃないんですよ?」

穂乃果「こういうのはノリが大事だからね!」

海未「そうですか?」

穂乃果「絶対にそうだよ!」サスサス

海未「穂乃果が言うのならそうなんでしょうね」

穂乃果「うんっ!」

海未(ずぶ濡れになったときは散々だと思いましたが、何だかこういうのもいいですね)フフッ

502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:16:58.14 ID:ij+5AVu6o
~~~~~
その52 ダメですか?
~土曜日~

穂乃果「今日は~今日は~♪」

海未「ふふっ、穂乃果ったらすっかり上機嫌ですね」

穂乃果「そりゃそうだよっ、だって今日は久しぶりに三人でのお出かけなんだよ!」

海未「そうですよね、私もとっても楽しみです」

穂乃果「昨日は徹夜して美味しい食べ物屋さんを調べてきたんだ」フンス

海未「一体何をしてるんですか……」

穂乃果「それくらい楽しみだったんだもん!早くことりちゃん遅いなぁ~」

海未「確かに遅いですね……、穂乃果が遅れるならともかくことりですと心配です」

503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:17:42.96 ID:ij+5AVu6o
海未「穂乃果は遅刻しすぎですし」ジトー

穂乃果「うぅ……、でも最近は遅れてないし……」

海未「それが普通なんですっ」

穂乃果「穂乃果だって頑張ってるのに……」

海未「頑張らないでできるようにならないとダメですよ!社会に出たらどうするんですか」

穂乃果「ふぇっ?」

海未「今は寝坊しても私に怒られる程度でも許されます、ですが社会に出たそうはいきませんよ?」

穂乃果「た、確かに……」

海未「一回の寝坊で自分の居場所がなくなるかもしれないんです
ですからそうならないように今からきちんとですね」

穂乃果「うーん……でも……あっ!いいこと思いついた!」

504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:18:40.46 ID:ij+5AVu6o
穂乃果「うーん……でも……あっ!いいこと思いついた!」

海未「いいことですか?」

穂乃果「海未ちゃんは穂乃果と違って寝坊しないんだよね?」

海未「まぁ、穂乃果より寝坊する可能性は低いと思いますが……」

穂乃果「なら将来は海未ちゃんが穂乃果のことを
毎日起こしてくれればいいんだよっ!」

海未「ええっ!?」

穂乃果「だってそうでしょう?そうすれば穂乃果も寝坊しないし!」

海未「い、いや……まぁ確かに寝坊はしませんが……」

穂乃果「えへへ、名案でしょ!」

505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:19:17.99 ID:ij+5AVu6o
海未「な、何を言ってるかわかってるんですか……?」

穂乃果「? 朝起こしてもらうだけだよ?」

海未「だからそれがどういうことかをですね……」

穂乃果「穂乃果の寝坊がなくなるってことじゃないの?」

海未「……はぁ、もう知りませんっ」

穂乃果「えぇ!急にどうしたの!?」

海未「知りません」プイッ

穂乃果「ちょっと海未ちゃん!」

海未「……それにしてもことりは遅いですね」

穂乃果「うーみーちゃーん!」グイッグイッ

海未「離れてくださいっ!」

穂乃果「いーやーだーよー!」グイッ

海未「ええい!もう……んっ、メールですね」ピピピッ

穂乃果「あれ、穂乃果にもメールがきたみたい」メールチュンメールチュン

506: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:20:12.38 ID:ij+5AVu6o




穂乃果「……」トボトボ

海未「穂乃果、元気を出してください……」

穂乃果「でも……」

海未「楽しみにしていたのはわかりますが、ことりにも事情があるんです」

穂乃果「わかってるけど……、久しぶりの三人でのお出かけだったんだもん……」

海未「残念なのはことりや私も一緒ですよ」

穂乃果「そうだけどさ……」

海未「ことりだって言ってたじゃないですか、気にしないで楽しんでほしいと」

穂乃果「だ、だけどことりちゃんが来れないと思うと……」

海未「……もしも穂乃果が、ことりの立場だったらどうしますか?」

穂乃果「どういうこと?」

507: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:21:07.29 ID:ij+5AVu6o
海未「穂乃果がいなくなったばかりに、私とことりは一日を楽しくなく過ごす
後日この話を聞いたらどう思いますか?」

穂乃果「それは……とっても申し訳なく思うかな」

海未「そうです、それは今回のことりだって同じに決まってます」

穂乃果「あっ……」

海未「だから、私たちは今日一日をめいっぱい楽しみましょう
それが来れなかったことりの為でもあるんですよ?」

海未「それとも……穂乃果は私と二人では楽しめませんか?」

穂乃果「違うよ……そんなことないっ」

508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:22:25.94 ID:ij+5AVu6o
海未「なら、二人で一杯楽しみましょう、ことりのことを思うのならそれが一番です」

穂乃果「そっか……よーし!次あった時ことりちゃんに聞かれたら
いっぱいお土産話をしてあげられるくらい楽しむっ!」フンス

海未「ふふっ、その意気ですよ」

穂乃果「ってことで海未ちゃんっ!今日はデートだよ♪」

海未「で、でーと!?」

穂乃果「うん、二人で出かければ、それはもうデートだって穂乃果のみてる本に書いてあった!」

海未「ど、どんな本ですかっ」

穂乃果「それは内緒かな?よし早速いこっ!」ギューッ

509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:23:01.03 ID:ij+5AVu6o
海未「な、なななんで腕を組むんですかっ!///」

穂乃果「えー、デートのときは腕を組めって本に書いてあったんだもん」

海未「一体どんな本を読んでるんですか!」

穂乃果「気にしない気にしない、まずはパン屋で朝ごはんだよっ!」モギューッ

海未「私はもう朝ごはんを食べてきたんですが……」

穂乃果「じゃあ穂乃果のパン少しだけわけてあげるね!」

海未「お腹があまり空いてないのですが……」

穂乃果「大丈夫だよ、穂乃果が食べさせてあげるから!」

海未「で、ですからそういうわけではありませんっ///」

穂乃果「いいからいいから!行くよっ」グイーッ

海未「ああもう!引っ張らないでくださいっ」




510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:23:53.00 ID:ij+5AVu6o
~夕方~

穂乃果「えへへ、今日は色んなところを回ったね!」ギューッ

海未「そうですね……、なんだか飲食店ばかりだった気もしますが」

穂乃果「おかげさまで穂乃果もう夕飯食べれないよぉ……」

海未「あれだけ食べればそうなりますね……」

穂乃果「デートとっても楽しかったねっ」

海未「……ええ、私もとても楽しかったですよ」

穂乃果「今度は三人で来たいなぁ……」

海未「そうですね、でも……」

穂乃果「でも?」

海未「……いえ、なんでもありません」ニッコリ

穂乃果「そっか、じゃあ帰ろうか!」

海未「はいっ」

511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:24:39.17 ID:ij+5AVu6o




穂乃果「何だかんだで、今日はずっと腕を組みっぱなしだったね!」

海未「離してほしいって何度も言ったじゃないですじゃっ!」

穂乃果「えー!だって途中から海未ちゃんも何も言わなくなってたじゃんっ」

海未「穂乃果が離してくれないので諦めたんですっ!」

穂乃果「そういうのはね、先に折れた方の負けなんだよ!」

海未「何を言ってるんですか、もう」

穂乃果「あとね、こーやって海未ちゃんと腕を組んでるとね、海未ちゃんのことをすごく感じられて好きなんだ」

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:25:07.04 ID:ij+5AVu6o
海未「なっ!///」

穂乃果「海未ちゃんだって穂乃果のこと感じられるでしょう?」

海未「た、確かにすごく穂乃果を感じますが……///」

穂乃果「穂乃果を感じるのは嫌い?」

海未「……嫌いなわけないじゃないですか、嫌いだったら一緒にいませんよ」

穂乃果「えへへ、ならいいよね!分かれ道までこのまんまねっ」

海未「今日だけですよ?」

穂乃果「うん、今日だけだよ!」

513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:25:53.11 ID:ij+5AVu6o
~~~~~
夜 海未の部屋

海未「ことりが来れなかったのは残念ですが、今日はとても楽しかったですね」

海未「さっきまで穂乃果が私の腕に抱き着いてたんですよね……」

海未「今日一日……ずっとこの腕に……」

海未「ここに穂乃果が……引きはがそうとしても必死にしがみついて……」スリスリ

海未「まだ、穂乃果の熱が残っている気がします……」

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:26:39.12 ID:ij+5AVu6o
~~~~~
夜 穂乃果の部屋

穂乃果「うー!今日は楽しかったなっ」

穂乃果「ことりちゃんに聞かれたら、今日の話いっぱいしてあげないと!」

穂乃果「それにしても、穂乃果しちゃったんだ……デートを!」

穂乃果「完全に勢いで言っちゃったけど……デートしちゃったんだ……」

穂乃果「それに腕まで組んじゃったし……もう完全にデートだよ!」

穂乃果「海未ちゃんとってもいい匂いだったなぁ、柔らかかったし」

穂乃果「って穂乃果は何を考えてるの!?これじゃあただの変態だよっ」

穂乃果「も、もしかしたら海未ちゃんも腕組んじゃったことに引いてたりしたのかな!?」

穂乃果「内心ドン引きだったとか……そしたら穂乃果は……うわ……うわぁぁぁっ!」ジタバタジタバタ

穂乃果「うぅーっ……ううー!///」バタバタバタ

穂乃果「……」ピタッ

穂乃果「でも、やって良かったな」

穂乃果「えへへ、まだ海未ちゃんの熱が残ってるや」

515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:27:36.30 ID:ij+5AVu6o
~~~~~
次の日 朝

ことり「穂乃果ちゃん!海未ちゃんっ、おはよう~」

穂乃果「おはようっ」

海未「おはようございます」

ことり「昨日はごめんね……、急に用事が入っちゃって……」

穂乃果「気にしないで大丈夫だよっ」

海未「そうですよ、また今度三人で出かけましょう」

ことり「うん!ありがとう。ところで昨日は楽しかった?」

穂乃果「うん、結局二人で色々遊んでたんだ」

ことり「いいなぁ……、その話聞かせてよ!」

海未「もちろんですよ、ですが立ち話をしてると遅れてしまうので、話しながら行きましょうか」

ことり「そうだねっ」

穂乃果「よし、じゃあ行こうっ」モギューッ

海未「はいっ」スタスタ

ことり「……ねえ、一つ聞いていい?」

516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:28:04.22 ID:ij+5AVu6o
海未「どうしたんですか?」

ことり「今日は手つなぎじゃなくて、腕を組んで歩くんだね」ニヤッ

ほのうみ「……」

ほのうみ「ああっ!」パッ

ことり「ふーん、昨日色々あったみたいだねぇ」ニヤニヤ

穂乃果「こ、これは別にその!ね!」

海未「べ、別に何もありませんでしたよね?」アセアセ

穂乃果「そ、そうだよ!デートだって言い出して遊んだりもしてないしっ」

海未「ほ、穂乃果!?」

ことり「デートかぁ、これは昨日何があったのかゆっくり聞かないとね♪」

ほのうみ「ひいいっ!」

ことり「じゃあいこ、二人とも♪」

517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/16(木) 23:29:13.88 ID:ij+5AVu6o
※この二人は付き合ってませんし、お互い片思いしてると思ってます

535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 04:54:34.76 ID:7E5ApavPo
~~~~~
その53 今日は何の日?

穂乃果「おっはよー!海未ちゃんっ」

海未「お、おはようございます、今日は朝から特に元気ですね」モジモジ

穂乃果「えへへ、やっぱりわかっちゃう?今日は何と言ってもあの日だからね!」

海未「あ、あの日……ですか?」ソワソワ

穂乃果「そうだよっ。11月11日と言ったらあの日に決まってるよ!」

穂乃果(そう!今日はポッキーの日、これで自然と海未ちゃんとぽっきーゲームを……)

穂乃果(あわよくばそのまま……ち、ちゅぅとかしちゃったりして!?)キャーッ

穂乃果(そ、その場合は事故だし!しょうがないことだよねっ!……えへへ)ニヤニヤ

海未「……」ブツブツ

536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 04:55:43.48 ID:7E5ApavPo
穂乃果「あ!おっといけない……、それでね今日は何の日かって話だよ!」

海未「今日ですか?あ、えっと……うーん……だ、第一次世界大戦停戦記念日ですか?」

穂乃果「ち、違うよ!もっと穂乃果達にとって身近にある事の日だよ!」

海未「そ、そうですよね!私ったら何を言ってるんでしょうか……」

穂乃果「しょうがないなー、穂乃果が教えてあげるね、今日はなんと「か、介護の日!介護の日ですね!」

穂乃果「……はい?」

海未「11月11日と言えば介護の日です!なぜ私はそのことを忘れていたのでしょうか!」

537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 04:57:09.54 ID:7E5ApavPo
穂乃果「あの、海未ちゃん?穂乃果が言いたいのはその日じゃなくてですね」

海未「穂乃果の家にはおばあちゃんもいますし、確かに身近なことの日かもしれませんね」

穂乃果「確かにおばあちゃんいるけど、今日はそうじゃなくて……」

海未「私ですら中々気づかなかった介護の日を知ってるなんて……見直しましたっ!」

穂乃果「えっ?」

海未「おばあちゃんのことを大切に思ってるからこそ、介護の日が身近に感じれるんですよっ」

穂乃果「あ、あの……」

海未「さすが穂乃果ですっ!まさに優しさの塊!私たちのリーダーなだけはあります!」

穂乃果「いや……その……」

538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 04:57:58.88 ID:7E5ApavPo
海未「……それとも違っていましたか?穂乃果なら介護の日だと思ってたのですが」

穂乃果「うっ……そ、そう!その通り!介護の日なんだよ!」

海未「やっぱりそうでしたか!さすが穂乃果ですっ」

穂乃果「で、でっしょー?あははっ……」

穂乃果(な、なんかすごい勘違いされてるし、もうポッキーの日なんて言い出せないよ……)

海未「では、何の日かわかったところで学校に行きましょう!ダッシュです!」ダッ

穂乃果「ちょ、ちょっと海未ちゃん!?なんでダッシュ!?」

海未「な、なんでもです!」タッタッタ

穂乃果「ま、待ってよー!」

539: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:00:20.56 ID:7E5ApavPo




海未(今年も、無理でした……)

海未(ポッキーもちゃんと買ったのに……恥ずかしくて……強引に流してしまいました……)

海未(ぽっきーげーむ……穂乃果と……)

海未(あ、うう///絶対無理ですっ!無理っ!///)

穂乃果「待ってよー!朝から全力ダッシュなんて無理だよっ!」

海未「保健委員で先に行ってることりも待ってますからっ!ほらっ!」

穂乃果「だ、だからって全力ダッシュはぁ……はぁはぁ……」

海未(ごめんなさい……、でも他にいい方法が思い浮かばなかったんです)

海未(穂乃果とのポッキゲームを考えて、真っ赤になってしまっている、私の顔を隠す方法が……)

540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:13:42.32 ID:7E5ApavPo
~~~~~
その54  逆ギレ……?
帰り道

穂乃果「……」テクテク

海未「……」テクテク

ヒュゥゥゥ

穂乃果「うー……」ブルブル

海未「最近、寒くなりましたよね。大丈夫ですか?」ギュッ

穂乃果「本当に寒いよ……。手だけは暖かいのに……」

海未「もう少し厚着をした方がいいのかもしれませんね……」

穂乃果「そうだよね……うーん。あ!そうだっ!」

海未「どうしたんですか?」

穂乃果「ねえねえ、二人で抱き合って帰れば暖かくなるんじゃないかなっ」

541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:14:40.45 ID:7E5ApavPo
海未「だ、抱き合うっ!?な、何を言ってるんですかっ///」

穂乃果「えへへ、名案でしょ!ほら、穂乃果に抱き着いて暖まろうよっ」バーッ

海未「こ、こんな道の真ん中でなんて……イヤですっ!」

穂乃果「えー!だって暖かくなれるのになぁ……
前もことりちゃんに抱き着いたらとっても暖かかったんだよ!」

海未「っ……!」

穂乃果「懐かしいなぁ、何年前だろ……確か海未ちゃんが風邪をひいて休んでいた大雪の日のことで……って!」

海未「……」スタスタ

穂乃果「い、いつの間にかあんなに前に!?待って、待ってよ海未ちゃんっ!」

海未「……」スタスタ

穂乃果「無視しないで!待ってっー!」タッタッタ




542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:15:20.02 ID:7E5ApavPo
穂乃果「ご、ごめんね海未ちゃん、冗談だったんだよぉ……」

海未「……知りません」フンッ

穂乃果「うぅ、抱き着くのなんていつものことなんだから、そんな怒る事ないじゃん……」

海未「……そこじゃないです」ボソッ

穂乃果「えっ?何か言った?」

海未「知りませんっ!」

穂乃果「えぇ!?なんでさらに怒ってるの!?」

海未「怒ってませんっ!」

穂乃果「う、うそだ……」ブルブル




543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:17:07.87 ID:7E5ApavPo
穂乃果「海未ちゃーん、穂乃果の手が冷たいよぉ……」

海未「……」

穂乃果「抱き合うのはいいから、せめていつもみたいに手を繋ぎたいなーって!」エヘヘ

海未「……穂乃果は、すぐ人に抱き着きますよね」

穂乃果「ようやく反応してくれたっ!でもそれがどうかしたの?」

海未「どうしてすぐに抱き着きたがるのですか?」

穂乃果「え?うーん……暖かいからかなぁ」

海未「暖かいから……ですか」

穂乃果「そうだよ、ほら」ギュッ

海未「あっ!」

544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:18:26.57 ID:7E5ApavPo
穂乃果「海未ちゃんもこうやって穂乃果と手を繋ぐと暖かいでしょ?それと一緒!」

海未「……一緒なんですね」ズキッ

穂乃果「うんっ!……あ、でもね」

穂乃果「ほ、穂乃果は色んな人に抱き着けど、海未ちゃんとこうやってる時が一番暖かいかな///」

海未「えっ!?い、今……」

穂乃果「な、なんてね!あはははっ!わ、わすれて!///」

海未「へ、変な冗談はやめてくださいっ///」ドキドキ

穂乃果「……本当なんだけどね」ボソッ

海未「うん?すみません、よく聞こえませんでした……」

穂乃果「えへへ、内緒っ!ほら、いこう」ギュッ




545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:20:02.78 ID:7E5ApavPo
穂乃果「やっぱり手を繋いでると暖かいね」

海未「ええ、とても暖かいですね」

穂乃果「……さっきはごめんね、怒らせちゃって」

海未「あ……、違うんです。穂乃果が悪いわけではなくて……」

穂乃果「でも、海未ちゃんが怒るときは大抵穂乃果が何かしちゃた時だし……」

海未「こ、今回ばかりは本当に違うんですっ!私が勝手に怒ってしまったと言いますか……」

穂乃果「う、うん?」

海未「勝手にモヤモヤしちゃったと言いますか!えーっと、気にしないでくださいっ!」

穂乃果「う、うん?それならいいけど……」

穂乃果「あれ、でもそれだと穂乃果は勝手に怒られた被害者ってこと……?」

546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:21:36.36 ID:7E5ApavPo
海未「えっ?い、いやですね、勝手に怒ったのは確かですが、穂乃果も悪いみたいな……?」

穂乃果「そっかー、穂乃果は海未ちゃんの逆ギレに付き合わされたのかぁ……」

海未「ぎゃ、逆ギレ!?そんな言い方は……」

穂乃果「穂乃果はあの時本気で焦ったのになぁー」

海未「で、ですから、穂乃果にだって多少はですね……」

穂乃果「どこが悪かったのか必死で考えてたのになー」

海未「うぅ……あの……すみませんでした……」

穂乃果「言葉だけじゃ許してあげないよっ」

海未「そんな……ではいったいどうすれば……」ワナワナ

穂乃果「それはね……こうだよっ!」モギューッ

海未「ほ、穂乃果っ!?ですから抱き着きは……///」カァァッ

547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:23:40.07 ID:7E5ApavPo
穂乃果「だーめ♪じゃないと許してあげないよ?」

海未「で、ですが……」

穂乃果「四の五の言わないっ!―――えへへ、やっぱり海未ちゃんは一番暖かいね」

海未「うぅ……///」ドキドキ

穂乃果「よしっ、あの曲がり角までこのままねっ」

海未「そ、それはっ!///」

穂乃果「駄目っ、じゃないと許してあげないもん」

海未「うっ……で、では曲がり角までですからねっ……」

穂乃果「うん!じゃあ行こう♪」ギューッ

海未「は、はい……」ドキドキ

穂乃果「あっ!海未ちゃん歩くペースが速いよっ!」

海未「き、気のせいです。それに穂乃果こそゆっくりすぎます!」

穂乃果「それこそ気のせいだもん。罰として次の次の曲がり角までに変更ね!」

548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/12(水) 05:27:25.63 ID:7E5ApavPo
海未「と、遠すぎますよっ!あ、あそこは人通りも増えますし……」ドキドキ

穂乃果「だめっ!じゃないと許してあげないからっ」プイッ

海未「わかりましたから……、そんなに怒らないでくださいよ……」

穂乃果「次はちゃんと穂乃果の速さに合わせないとダメだからね?」

海未「はい……、ほ、本当に次の次の曲がり角ですからね」

穂乃果「うんっ、じゃあ出発!」





穂乃果「海未ちゃん」

海未「な、なんですか?///」

穂乃果「とってもやっぱり暖かいねっ!」

海未「……は、はい、そうですね。……本当にとても暖かいです」

穂乃果「だよねっ」モギューッ

穂乃果(穂乃果は、いろんな人に抱き着くけど、特別は海未ちゃんだけなんだよ)

穂乃果(こんなに暖かくなるのも、こんなにドキドキするのも、海未ちゃんだけなんだよ?)

穂乃果(でも……)ジーッ

海未「ど、どうしたんですか?そ、そんなに見つめられると……距離も近いですし///」

穂乃果「えへへ、秘密だよ///」

穂乃果(海未ちゃんが気づいてくれるのは、まだまだ先になりそうだね……)

558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:52:05.84 ID:CC1rTHJPo
~~~~~
その54 冬といえば
~穂乃果の部屋~

穂乃果「う~ん、やっぱり冬といえばアイスだよね♪」モグモグ

穂乃果「炬燵に入りながら食べるアイス……、夏とはまた違った良さがあるよねぇ……」ヌクヌク

穂乃果「こんなところ海未ちゃんに見られたら怒られちゃうよね」

穂乃果「『たるんでますっ!』って言われて、そのまま雪山にでも連れてかれそうだよ……」ブルブル

穂乃果「こわいこわい……、おっとそれよりもあの本で次の作戦を考えなきゃねっ」

穂乃果「なんだか久しぶりに見た気がする、何かいい作戦はないかな」ペラペラ

穂乃果「んっ……、『気になるあの子にプレゼント大作戦!』」

穂乃果「『貴方の想いも一緒にプレゼント!』」

穂乃果「こ、これだああっ!」ドタッ




559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:53:05.20 ID:CC1rTHJPo
次の日 休み時間

穂乃果(よーし、今回はプレゼント大作戦だよっ)

穂乃果(そのためにもさりげなく、海未ちゃんの欲しい物を聞きださないとね)

穂乃果(よし、ファイトだよっ!)スタスタ


海未「で、そん時の穂乃果がですね―――」

ことり「へぇ~、そんなことあったんだねぇ」ニコニコ

海未「ことりからも今度言ってあげてくださいっ」

穂乃果(よし、二人一緒だね。さりげなく……さりげなく……)トコトコ

ことり「あっ!ホノカチャン!」

海未「噂をしていれば……どこにいってたんですか?」

穂乃果「え、あ……、ちょっと飲み物を買いに行ってたんだ!」アタフタ

560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:54:29.27 ID:CC1rTHJPo
海未「一人で行くなんて珍しいですね」

ことり「言ってくれれば一緒に行ったのに……」

穂乃果「た、たまには一人でと思ってね!それよりさ、二人に聞きたいことがあるんだっ」

ことり「聞きたい」

海未「ことですか?」

穂乃果「ふ、二人は最近欲しい物とかあるのかなーって思ってみたりして!」

海未「欲しい物ですか?なぜ急に……」

穂乃果「な、なんとなくだよ!ふと思っただけで別に全然意味なんてないよ!」

海未「……なんだか怪しいです」ジトー

穂乃果「本当だって!それよりほら、何かあるでしょ!キーホルダーとかシールとかパンとか!」

561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:57:21.23 ID:CC1rTHJPo
海未「ラインナップに偏りを感じますね……」

ことり「う~ん、……あっ!あれが欲しいかも!」

穂乃果「何々!?ことりちゃんは何が欲しいのかなっ?」

ことり「最新型のミシン!」

穂乃果「み、みしん……?衣装作りに使ってるやつだよね?

ことり「そうだよ、とっても高性能のミシンが新しくでたのっ」

穂乃果「……あの、お値段の方は?」

ことり「3万円くらいかなぁ」

穂乃果「さ、さんまんえん……」ブルブル

穂乃果(ごめんね……、ことりちゃんにも渡したいけど3万円は無理だよ……)

562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:58:31.65 ID:CC1rTHJPo
海未「そういえば、前に雑誌を食い入るように見ていましたよね」

ことり「うん!とっても欲しいんだけど三万円はさすがに手が出なくて……」

穂乃果「あはは……そうだよね……、三万円は無理だよね……」ガックリ

穂乃果(ことりちゃんには、穂乃果が選んだプレゼントをあげよう……あとは)チラッ

海未「ことりはミシンですか……私は……」

穂乃果(ど、どうか海未ちゃんは高価な物ではありませんようにっ!)

海未「……マフラーですかね」

ことほの「マフラー?」

563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 10:59:50.78 ID:CC1rTHJPo
海未「最近寒くなってきたので、もうそろそろ買おうと思ってるんです」

ことり「あれ?でも去年まで使ってたやつあるよね」

海未「あれは古くなってしまって……、今年は買い直そうかと」

穂乃果(よかったマフラーで……そんなに値段もしないよね)

穂乃果(そうだ、手編みのマフラーなんてあげてもいいかも!うん、その方が絶対いい!)

穂乃果(えへへ、手編みのマフラーで海未ちゃんと一気に距離を縮めてそのまま……)キャーッ

ことり「あっ!それなら私が編んできてあげようか?」

穂乃果「!?」

564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:00:58.21 ID:CC1rTHJPo
海未「本当ですか?それなら是非―――「ダメダメダメ―!」

海未「えっ?」

ことり「ど、どうしたの穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「うっ……こ、ことりちゃんは衣装作りもあるし大変かなーって……」モジモジ

ことり「別にマフラーくらいなら大丈夫だよ?そうだ、どうせなら穂乃果ちゃんの分も作ろうか?」

穂乃果「あの、それは嬉しいけどそうじゃなくて……」

海未「穂乃果?どうしたんですか急に……」

穂乃果「そ、そのですね!穂乃果にも色々考えがあったり……」

ことり「考え?」

565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:01:37.28 ID:CC1rTHJPo
穂乃果「う、うん……色々と計画がですね……」

海未「計画?何のことですか?」

穂乃果「そ、それは……内緒というか……」

海未「内緒?……もしやまた何か企んでるんですかっ!?」

穂乃果「ち、違うよ!というかなにその企んでるって!?」

海未「穂乃果には色々前科があります!この前だって―――」

穂乃果「うっ……お説教が始まる予感が……」



ことり(……考え?……急に欲しい物を聞く、計画……内緒……)ムムッ

ことり(……あ!)ピコーン

566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:03:15.08 ID:CC1rTHJPo
海未「この前も穂乃果の思いつきの計画で私はですねっ!」クドクド

穂乃果「うぅ……あの時のことは反省してるって……」シュン

海未「いいえ!まだ反省が足りませんっ。本当に反省してるなら「ああっ!そうだ!」

穂乃果「ことりちゃんっ!?」

海未「ことり!?」

ことり「そういえば仕上げなきゃいけない衣装溜まってたんだったぁ!」

穂乃果「えっ?」

ことり「ごめんね海未ちゃん、ちょっとマフラー編むのは無理かも……」

海未「そうですか……。マフラーは元々買う予定でしたし、無理しないで大丈夫ですよ」

ことり「そういってもらえると助かるよ、あっもうそろそろ授業が始まるし席に戻ろうか」

海未「むっ、もうそんな時間でしたか……」

穂乃果「た、助かったぁ……」

穂乃果(本当色んな意味で助かった……)

穂乃果(憂いもなくなったしあとはマフラーを編むだけだね、ファイトだよ!)




567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:05:24.87 ID:CC1rTHJPo
~放課後~
手芸屋

穂乃果「とは言ったものの……」

穂乃果「マフラーなんて編んだことないし、どうすればいいかわからないよっ!」

穂乃果「とりあえずこの棒みたいのと、毛糸買えばいいのかな……」

穂乃果「うー!毛糸もいろいろ種類があるしどうすればいいの……」

穂乃果「あんごらとかあるぱかとかわからないよ……」

穂乃果「とりあえずこのもへあ?とか言う糸を買ってみよう……」

ことり「うーん、マフラーならモヘアよりこっちの方がいいと思うなぁ」ヒョイッ

穂乃果「えっ?こっち?」

568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:08:23.41 ID:CC1rTHJPo
ことり「うんっ、モヘアはチクチクしやすいんだ。だからカシミヤが無難だと思うよ」

穂乃果「へぇー、なるほど!さすがことりちゃんだ……ね……?」

ことり「ふふっ、それほどでもっ!」

穂乃果「な、なななななんで!なんでことりちゃんがいるのっ!?」

ことり「くすくす、こっそり後をつけてきたんだよ?」

穂乃果「ど、どうして穂乃果の後なんてつけて来たのっ!?」

ことり「どうしてって……だって穂乃果ちゃんだけじゃあマフラー編めないでしょ?」

穂乃果「穂乃果がマフラーを編もうとしてること知ってるの!?」

569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:09:55.78 ID:CC1rTHJPo
ことり「急に欲しい物を聞いたり、あの反応したり……さすがにばればれだよ?」

穂乃果「う、うそ……。だいぶさりげなく聞いたはずなのに……」ブルブル

ことり「気が付かないのなんて海未ちゃんくらいだよ……
さすがというかなんというか……」

穂乃果「うぅ……このことはどうか海未ちゃんには内緒に……」

ことり「もちろんだよ、海未ちゃんのことを驚かせてあげたいんでしょう?」

穂乃果「うん、そうなんだよね」エヘヘ

ことり「うんうん、わかるよその気持ち!ここは私がひと肌脱いであげるっ」

穂乃果「本当に!?」

571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:17:58.10 ID:CC1rTHJPo
ことり「うん、じゃあ一緒に買い物をしてことりの家に行こうか
マフラーの作り方、教えてあげるね!」

穂乃果「こ、ことりちゃん……ありがとう……本当にありがとう……」ジーン


ことり「友達だし当然だよ!それに頑張るのは穂乃果ちゃんなんだからね」

穂乃果「うん。頑張ろう……ファイトだよ!」

ことり「その意気だよ!それでどんなマフラーをあげたいの?」

穂乃果「えっとね、ちょっと長めで首にくるくるっと巻けて……」

穂乃果「色は……青かな?うん、海未ちゃんと言ったらやっぱり青!」

ことり「青のロングマフラーだね、毛糸の量が少し多くなっちゃうけど大丈夫?」

穂乃果「うん!毛糸くらいなら大丈夫だよ。」

ことり「じゃあさっそく選ぼうか、毛糸にはねさっき言ったように色々種類があって―――」

572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:19:13.18 ID:CC1rTHJPo




~夜~
穂乃果の部屋

穂乃果「材料もそろったし、作り方も教えてもらって準備は万端だね」

穂乃果「編み物の本も読んでみたけど、よくわからない記号ばっかだったし
本当にことりちゃんが居てくれてよかった……」

穂乃果「手伝ってくれたことりちゃんの為にも、絶対に良い物を作り上げなきゃねっ!」

穂乃果「えっと、まずは作り目を……」


~数時間後~

穂乃果「で、できたぁ……」グッタリ

穂乃果「うぅ……、一段目からこんなに苦戦するなんて……」

穂乃果「この先のことを考えると眩暈が……とりあえず今日はこの辺りにしよう」

573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:20:34.26 ID:CC1rTHJPo




~次の日~
放課後

穂乃果(よしっ、練習も終わったし帰って編み物の続きしないとね)ソワソワ

ヒュユウウゥ

穂乃果(うぅ……寒いなぁ……んっ)


絵里「お疲れ様海未、最近この時間になると一気に冷えるわね」

海未「お疲れ様です、本当ですね。寒さ対策が必要な時期になってきましたね……」

絵里「そうね……。海未はマフラーとか似合いそうだし巻いてみたら?」

穂乃果(!?)ピクッ

574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:21:54.57 ID:CC1rTHJPo
海未「マフラーですか……、実は少し古くなってしまって買い替えようと迷ってるんです……」

絵里「そうなの?早めに買った方がいいわよ。風邪をひいてからじゃ遅いしね」

海未「確かにそうですね……、今度の休みにでも見に行きますか……」

絵里「うんうん、それがいいわよ。なんなら誰かとデートでもして選んでもらえば?」ニヤニヤ

海未「な、何を言ってるんですかっ!///」

絵里「ふふ、冗談よ。じゃあまた明日ね」

海未「まったく、絵里は何を言ってるんですかね……」



穂乃果(ほ、本当だよ!海未ちゃんがマフラー買う気マンマンになっちゃったじゃん……)

穂乃果(い、急がなきゃ……!)




575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:23:25.30 ID:CC1rTHJPo
~夜中~

穂乃果「……」チクチク

穂乃果「……」モクモク

穂乃果「……」チクチク


~数時間後~


穂乃果「よしっ、だいぶ進んだ……って!」

穂乃果「すっかり明るくなってる……、今は……6時半!?」


穂乃果「て、徹夜しちゃった……」

穂乃果「うー、でもこうでもしないと完成しないし……」

穂乃果「……睡眠は学校でいいよね」




578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:25:57.74 ID:CC1rTHJPo
~数日後~

穂乃果「……」フラフラ

海未「―――から今度の休みの日に―――」

穂乃果(あと20%くらいで完成かな……、今日は金曜日だし週明けには……)フラッフラッ

海未「――果?――穂乃―?」

穂乃果「……」ウトウト

海未「穂乃果っ!もう、話ちゃんと聞いていましたか?」

穂乃果「んぁ……、ごめん、なんだっけ……?」ボーッ

穂乃果「なんか頭がぼーっとするんだよね、あはは……」フラフラ

海未「……大丈夫ですか?目の下も隈がひどいですが」

穂乃果「うん、だいじょーぶ。ここは動物園じゃないしね」

海未「ど、動物園……?」

579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:34:52.39 ID:CC1rTHJPo
穂乃果「それで何の話……だっけ?」

海未「そうでした!そのですね、明日一緒に遊びに行きたいなと思ってるんですが……」モジモジ

穂乃果「うん、明日ね。OKだよ……じゃあ穂乃果は寝るか……んっ?」

穂乃果「あ、明日!?」バッ

海未「ど、どうしたんですか急に!?」

穂乃果「明日って、明日だよね!?出かけるって……まさかマフラー……?」

海未「は、はい……、マフラー関係のことで、穂乃果に来てほしいなって」モジモジ

穂乃果(明日マフラー買うつもりなんだ……!)

海未「い、嫌ならいいんですよ!?でも、できれば穂乃果に……」モジモジ

穂乃果(も、もう時間がないよ……こうしちゃいられない!)

穂乃果「明日ね!OKだよっ、じゃあ穂乃果寝るからお休み!」

海未「えっ?ほ、穂乃果?」

穂乃果「ぐぅ……ぐぅ……」zzz

海未「……いったいどうしたんでしょうか」

580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:41:45.85 ID:CC1rTHJPo




~穂乃果の部屋~

穂乃果「よし……、今日は徹夜だよ!」

穂乃果「なんとしても明日までに完成させなきゃ!」

穂乃果「そうと決まれば!ファイトだよっ!」






穂乃果「海未ちゃんに穂乃果のマフラーつけてもらうんだもん」チクチク



穂乃果「色々教えてくれたことりちゃんの為にも頑張らなきゃ……」チクチク



穂乃果「もうちょっと……」チクチク



穂乃果「頑張らないと……」モクモク



穂乃果「ファイト……一発……」チクチク



穂乃果「うみ……ちゃん……」



穂乃果「……」





581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:43:54.67 ID:CC1rTHJPo
ちゅんちゅんちゅんゆん

穂乃果「海未ちゃん……だめだよ……」ムニャムニャ

穂乃果「遭難したからって……裸はまずいよぉ……」ムニャムニャ

穂乃果「穂乃果、まだ心の準備がぁ……うぐっ……?」

穂乃果「う……あれ、雪山は?海未ちゃんは……?」

穂乃果「何だ夢か~、そうだよね。あの海未ちゃんが穂乃果に裸で迫ってくるわけ……って」

穂乃果「夢!?ほ、穂乃果寝ちゃってたの!?」バッ

穂乃果「マフラーはどうなったの!?」キョロキョロ

穂乃果「あっ……」

穂乃果「で、出来上がってる!」

穂乃果「良かったぁ……、目が覚めた時はどうなることかと……」

穂乃果「おっと、こうしちゃいられない!早く準備しなきゃ!」ゴソゴソ




582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 11:49:07.97 ID:CC1rTHJPo
~待ち合わせ場所~

穂乃果(うー、いざ渡すとなると緊張する……)ドキドキ

穂乃果(市販のよりちょっと形も悪いし……)

穂乃果(迷惑じゃないよね……)

穂乃果(も、もしも突き返されたりしたら!?)

穂乃果(……海未ちゃんがそんなことするわけないよね)

穂乃果(うん、海未ちゃんなら喜んでくれるはずだよっ)

穂乃果(楽しみだな、早くこないかな)ソワソワ



海未「あっ穂乃果、先に来ていたんですね」

穂乃果「海未ちゃ――」

海未「おはようございます。先に居るなんて珍しいですね」フフッ

585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:05:48.80 ID:CC1rTHJPo
穂乃果「お、おはよう……その、海未ちゃんそれって……」

海未「これですか?……実は一昨日買っちゃったんです」

穂乃果(なんで……)

海未「今日初めて巻いてみたんです……ど、どうですか?///」ソワソワ

穂乃果(なんで……なんで海未ちゃん、マフラーしてるの……?)

海未「学校にしていこうかと思ったんですが、その……はじめては穂乃果だけに見てもらいたいなって……///」

穂乃果(間に合わなかったんだ……)

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:11:02.50 ID:CC1rTHJPo
海未「ふ、深い意味はないんですよっ!穂乃果って一番私のことを知ってるじゃないですか!
ですから穂乃果から見てどうなのか気になっただけなんですっ!」

海未「あの……どうですかこのマフラー。似合ってますか……?」モジモジ

穂乃果「あっ……う、うん。とっても似合ってると思うよ!」

海未「本当ですかっ」パァァッ

穂乃果「本当だよっ!海未ちゃんってオレンジってイメージあまりなかったけど似合うね」

海未「はいっ、いつもはもっと落ち着いた色を選ぶんですが。今年はオレンジがいいなと思いまして……」モジモジ

『色は……青かな?うん、海未ちゃんと言ったらやっぱり青!』

穂乃果(……)ズキッ

587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:12:33.32 ID:CC1rTHJPo
海未「似合ってると言われて安心しました……、本当に買ってよかったです」

穂乃果「うん、本当にそのマフラ―似合ってるね。綺麗でぴかぴかで暖かそう!」

穂乃果(穂乃果のと違って……)

海未「色のせいでしょうか、なんだから太陽に包まれてる感じがして暖かいんです」

穂乃果「……そ、そっか。本当に、暖かそうで……よ、良かったね!」ブルブル

海未「穂乃果?どうしたのですか、少し様子が……」

穂乃果「な、なんでもない。なんでもないけど……ごめんねっ!」ダッ

海未「えっ?穂乃果?ど、どこに行くんですかっ!」

穂乃果(……)

588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:17:26.72 ID:CC1rTHJPo
~~~~~
その55 かげの

海未(一体穂乃果に何があったんでしょうか……)テクテク

海未(電話もメールも出てくれませんし……)

海未(まさかマフラーが似合ってなかったのでしょうか!?)

海未(そのせいで穂乃果にダサいと思われて嫌われた!?)

海未(……って穂乃果がそれくらいで人を嫌うわけないですよね)

海未(まさか最近体調が悪そうでしたしそのせいで……)

ことり「あれ、海未ちゃん?」

海未「あっ、ことり……」

ことり「あれ、穂乃果ちゃんとお買いものだったんじゃ……って!そ、それは……!」

589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:20:13.75 ID:CC1rTHJPo
海未「それ?何のことですか?」

ことり「く、首に巻いてる物だよ!」

海未「マフラーですが……?」

ことり「なんで海未ちゃんがマフラーしてるの!?今日買いに行くはずだったんだよねっ」

海未「ま、マフラーは一昨日に買ったんですが……どうしたんですか急に」

ことり「……ねえ、もしかしてもう穂乃果ちゃんに会ったの?」

海未「会ったには会ったのですが……急にどこかに走って行ってしまって……」

ことり(あーあ……やっちゃったんだね……)

590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:23:02.73 ID:CC1rTHJPo
海未「体調でも悪かったんでしょうか?
これから穂乃果の家に様子を見に行こうと思ってるんですが、よかったらことりも一緒に……」

ことり「はぁ……、本当に海未ちゃんもにぶちんだよね」

海未「はい?にぶ……ちん……?」

ことり「わかってたことだけどさ……
まずは穂乃果ちゃんの家に行く前に、どうして穂乃果ちゃんがそうなったのか説明してあげるね」

海未「えっ、ことりは知っているんですか?」

ことり「うん、話してあげるからちゃんとその意味を考えてね?」

ことり(だから私が頑張ってあげないとね!)

591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:26:08.44 ID:CC1rTHJPo
~~~~~
その56 ふりだしにもどる

穂乃果(……なんで逃げちゃったんだろ)

穂乃果(マフラーのことなんて気にしないで、いつも通り振舞えばそれで終わりだったのに)

穂乃果(勝手に作ったマフラーで、落ち込んで海未ちゃんに迷惑までかけて……)

穂乃果(最低だよね……でも……)

穂乃果(海未ちゃんには穂乃果のマフラーしてほしかったんだもん……)ギュッ

穂乃果「海未ちゃんの……ばか……」ボソッ

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:29:01.27 ID:CC1rTHJPo
海未「穂乃果に……馬鹿って言われたくはないですね……」ゼハァゼハァ

穂乃果「う、海未ちゃん!?」

海未「まったく、探しましたよ?家にもいないと思ったら、まさか学校の屋上にいるなんて……」

穂乃果「な、なんでここが!?」

海未「偶然ヒデコが穂乃果が学校に行くのを見ていて、教えてもらったんです」

穂乃果「そうだったんだ……」

海未「まったく、急にいなくなったら心配するじゃないですか」

穂乃果「あっ……ご、ごめんね。色々あって、そのつらくて……」

海未「それにこの寒空の下でじっとしてるなんて……」ピトッ

穂乃果「あっ」

海未「体もこんなに冷たくなっていますよ。これではまた風邪をひいちゃいますよ?」

穂乃果「うっ……だって、その……」

593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:31:28.59 ID:CC1rTHJPo
海未「こんな寒い日はきちんと厚着しないとダメですよ?ほら、これあげますから」マキマキ

穂乃果「えっ!?これって海未ちゃんの……」

海未「ふふっ、やっぱりオレンジは穂乃果が一番似合いますね」

穂乃果「う、海未ちゃん?なんで……」

海未「寒そうにしてる穂乃果が悪いんです……でも今度は私が寒くなってきましたね……」

穂乃果「穂乃果なら大丈夫だからこのマフラー使っても……」

海未「ダメです、そのマフラーは穂乃果にあげたんですからっ」

穂乃果「う、海未ちゃん……?」

海未「とっても寒いです、このままだと今度は私が風邪をひいちゃいますね」

穂乃果「ど、どうして……」

594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:35:15.47 ID:CC1rTHJPo
海未「風邪をひいたら穂乃果の宿題を手伝うことも、ノートを貸すこともできません
……穂乃果はそれでもいいんですか?」

穂乃果「そ、それは嫌だよ。海未ちゃんが風邪ひいちゃうなんて……」

海未「それなら……どこかにもう一個マフラーがあればいいんですが……」

穂乃果(あっ、そっか……そういうことなんだ……)

穂乃果「……海未ちゃん、ありがとう」

海未「……なんのことですか?」キョトン

穂乃果「なんでもない!それよりこれ、よかったらこれっ」ガサゴソッ

海未「これは……」

595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:38:22.34 ID:CC1rTHJPo
穂乃果「えへへ、マフラーだよ!ちょっと形は変かもしれないけど、頑張って作ったから……」

穂乃果「た、多分とっても暖かいから!よかったら、巻いて欲しいなって……」

海未「ふふっ、当然じゃないですか。穂乃果が一生懸命作ってくれたんですから」

海未「むしろ私の方こそ本当にもらってもいいんですか……?」

穂乃果「うん、海未ちゃんの為に頑張って作ったものだから
海未ちゃんにもらってほしい、海未ちゃんに使ってほしいの」

海未「ありがとうございます、では大切に使わせてもらいますね」

穂乃果「うんっ!」



596: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:40:11.03 ID:CC1rTHJPo
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。マフラー暖かい?」

海未「はい、とっても暖かいですよ」

穂乃果「ちくちくしたりしない?」

海未「肌触りもとてもいいです」

穂乃果「こ、この穂乃果にくれたマフラーと比べるとどうかな……?」

海未「……確かに見た目はそのマフラーの方がいいですね」

穂乃果「う……やっぱりそうだよね……」シュン

海未「ですが、私は穂乃果のくれたマフラーの方が暖かい気がします」

穂乃果「ほ、本当!?」

海未「はい、マフラーに込められた気持が感じられて……とっても暖かいんです」

穂乃果「う、海未ちゃん……///」

597: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:43:06.85 ID:CC1rTHJPo
海未「ですから私はこちらのマフラーの方が好きです
それに色は青の方が落ち着きますね」

穂乃果「あっ」ドキッ

海未「オレンジはやっぱり穂乃果の色ですね」

穂乃果「えへへっ、……来年はもっといいマフラー作ってあげるね」

海未「本当ですか?」

穂乃果「来年だけじゃなくて再来年も、その次もマフラー作ってあげるね!」

海未「約束ですよ?穂乃果がマフラーをくれなきゃ私は風邪ひいちゃいますからね?」

穂乃果「うんっ!約束だよっ」


穂乃果(だから海未ちゃん)

穂乃果(ずっと穂乃果と一緒に居てね!)

598: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:43:53.98 ID:CC1rTHJPo



~後日~

海未(まさか穂乃果が私に手編みのマフラーをくれるなんて思いませんでした……)

海未(手編みですよっ?それに私にだけです!)フフン

海未(まさか穂乃果も私のことを……///)ドキドキ

穂乃果「あ、ことりちゃーん!」

海未(んっ?)

ことり「穂乃果ちゃん!どうかしたの?」

穂乃果「あのね、プレゼントがあるの!はい、これっ」

ことり「うわぁ、ありがとう!開けてもいい?」

穂乃果「うん!いいよ」

ことり「これは……手袋?」

穂乃果「この前のお礼だよ、頑張って作ってみたんだ」

海未(……)ピキッ

599: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 22:45:01.31 ID:CC1rTHJPo
ことり「ありがとう!大切に使うね」

穂乃果「そういってくれると嬉しいよっ、……あ!そうだっ!」

穂乃果「海未ちゃーん!宿題教えて欲しいんだけど……」

海未「知りませんっ!」

穂乃果「へっ?」

海未「もう穂乃果なんて知りませんっ!自分で考えてください!」

穂乃果「ど、どうしたの?」

海未「飲み物を買ってきますので、宿題は一人で頑張ってくださいね」ニッコリ

穂乃果「そ、そんな……海未ちゃん!海未ちゃん!うみちゃーん!」


海未(まったく、私より穂乃果の方がよほどにぶちんじゃないですかっ)

海未(穂乃果のせいで、変な勘違いまでしちゃいました……)

海未(本当に穂乃果は馬鹿ですっ……)

おわり

662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:32:02.99 ID:g/vRalDzo
~~~~~
その57 あけましておめでとうございました

穂乃果の部屋

穂乃果「て~んてて~んて~♪」ペタパタ

穂乃果「うーん、海未ちゃんを落とす為のいい手段ないかなぁ?」ペラペラ

穂乃果「手軽にできて、さっくり落ちてラブラブなのがいいかなぁ……」ペラペラ

穂乃果「って、そんな方法があったら苦労しないか……」ハァ

663: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:35:44.51 ID:g/vRalDzo
穂乃果「はぁ……色々頑張ってはいるものの海未ちゃんが落ちる気配はないよね……」

穂乃果「……やっぱり海未ちゃんって穂乃果の何も思ってないんじゃ」

穂乃果「だ、ダメダメ!そんな弱気じゃっ!きっと努力が足らないだけだよね」

穂乃果「もっと頑張らなきゃ!」フンス

穂乃果「それにしてもこの本にもだいぶお世話になってるよね」ペラペラ

穂乃果「でもいまだに海未ちゃんを落とせてないって、もしかして意味ないんじゃ……」

ガラララッ

穂乃果「ん?」

664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:38:27.91 ID:g/vRalDzo
雪穂「お姉ちゃん、お母さんがお店手伝ってだってよ」

穂乃果「えー!?この前手伝ったばかりだよ!?」

雪穂「イベントも近いし色々忙しいみたいだよ」

穂乃果「はぁ……和菓子屋のつらいとこだね……ん?イベント?」

雪穂「もうすぐハロウィンなの忘れたの?」

穂乃果「あー、そういえばそうだったね……」エヘヘ

雪穂「ウチも一応お菓子屋だしね」

穂乃果「また今年もカボチャあんみつとか出すの?」

雪穂「今年はカボチャ煎餅だってよ」

穂乃果「か、かぼちゃせんべい……?ま、また挑戦的なメニューを作るね」

雪穂「うん……。まあ売れ残っても近所の子供たちがもらいにきてくれるしね」

665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:39:57.85 ID:g/vRalDzo
穂乃果「夜になると仮装した子供たちが来るもんね、『いたずらしちゃうぞー!』って」

穂乃果(んっ……?いたずら……いたずら……?)ブルブル

雪穂「お、お姉ちゃん?」

穂乃果「こ、これだあああああああっ!」バンッ

雪穂「!?」ビクッ

穂乃果「ちょっと用事できたから!店番はまた今度ねっ!」ダッ

雪穂「えっ?ちょ、ちょっと!?お姉ちゃん!」




666: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:41:55.69 ID:g/vRalDzo


穂乃果「ハロウィンと言えばTRICKorTREAT」ダッダッダ

穂乃果「海未ちゃんはどうせ穂乃果の体重を気にしてお菓子なんてくれない」

穂乃果「つまり合法的に悪戯し放題!」

穂乃果「あんなことやこんなこともできるってことだよっ……!」

穂乃果「そうと決まれば早速仮装の準備をしないと……」ピッピッピ

穂乃果「あっ、ことりちゃん!今大丈夫?―――うん、ちょっと手伝ってほしいことがあって……」

穂乃果(待っててね!海未ちゃんっ)

668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:42:59.84 ID:g/vRalDzo
~~~~~
その58 園田は見た!

海未「……」タッタッタッ

海未「……」タッタッタッ

海未「……ふぅ、だいぶ走りましたね。少し休憩しますか」フキフキ

海未(今はだいたい11時頃でしょうか……、もうそろそろ穂乃果が起き始める頃ですかね)

海未(いえ、穂乃果のことですしお昼過ぎまで寝てる可能性もありますね)

海未(休みの日だからと、あまりだらだら寝過ぎるのも体に毒になるのですが……)

海未(って!な、なんで穂乃果のことばかり考えてるんですかっ///)

670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:44:23.16 ID:g/vRalDzo
海未(う……っ、こ、これもだらしない穂乃果が悪いんですっ!)

海未(こうなったら次の休日のロードワークには穂乃果も誘いましょう!)

海未(そうすれば穂乃果のことを考える必要もですね……んっ?)

穂乃果『ハロウィンと言えば―――』タッタッタ

海未(穂乃果……?)

穂乃果『―――お菓子――――』

海未(あんなに急いでどこかに行くんでしょうか……)

穂乃果『そうと決まれば早速仮装の準備を―――』

海未(断片しか聞き取れませんでしたが、お菓子……仮装……ハロウィンの準備ですかね?)

海未(今年は仮装するつもりなんでしょうか……?)

海未(……懐かしいですね。昔は毎年仮装した穂乃果が、ウチにお菓子をもらいにきてましたね)

海未(お菓子を渡さないと私に悪戯をしてきて……くすぐられたりしましたね)

海未(……仮装するなら、久しぶりにウチにくるんでしょうか?)

海未(そうですね、なら……)

671: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:52:05.99 ID:g/vRalDzo
~~~~~
その59 恋愛補正

穂乃果「よいしょ……よいしょ……」

穂乃果「ふぅ……、ようやく海未ちゃんの家の前に着いたよ……」

穂乃果「でもやっぱりこの年齢で仮装はちょっと恥ずかしいね」

穂乃果「でも海未ちゃんに悪戯するためだもんね!えへへ、楽しみだなぁ」

ピーポーン
海未『はい?どちら様ですか』

穂乃果「あっ、海未ちゃん!穂乃果だよっ
ちょっと用事があるんだけど、出てきてもらっていいかな?」

海未『……今行きますね』

穂乃果「待ってるね!」

穂乃果(ふふ!まずは仮装で驚かせて……それからお菓子を請求して悪戯だねっ!)

穂乃果(ことりちゃんと協力して作ったこの仮装、きっとびっくりするはずだよねっ)

ガチャッ

673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:53:37.05 ID:g/vRalDzo
海未「お待たせしまし……た……?」

穂乃果「がおおおおおおおおっ!」

海未「……」

穂乃果「がおおおっ!ゾンビだよっ!」

海未「……」

穂乃果「ぐおおおおっ!……あれ?」

海未「ほ、穂乃果……?」

穂乃果「ち、違うよ!今の穂乃果は穂乃果だけど穂乃果じゃないの!
ゾンビザウルスなんだよ!」

海未「ゾンビザウルス……?」

穂乃果「きょ、恐竜のゾンビだよ!怖いでしょ!?がおおおぅっ!」

海未「い、いえ怖いというかどちらかと言うと……」

海未(とても愛くるしいですね……)

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:54:41.19 ID:g/vRalDzo
穂乃果「おかしいなぁ……ことりちゃんは怖がってくれたんだけど……」

海未(絶対に楽しんでましたね……)

穂乃果「まあいっか。それでね海未ちゃん!今日何の日かわかる!?」

海未「今日ですか?それはもちろん「遅いよっ!今日はハロウィンなんだよっ!」

海未「むぅ……今言おうとしたのですが……」

穂乃果「えへへ、ってことでTRICKorTREAT!お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞっ!」

海未「……はい、お菓子ですよっ」スッ

穂乃果「ありがとっ!じゃあ早速悪戯を……あれ?」

海未「お菓子ですって!きちんと話を聞いてください」

穂乃果「お、お菓子!?海未ちゃんがっ!?」

海未「もう、何をそんなに驚いてるんですかっ」

穂乃果「だ、だってお菓子なんて食べたら穂乃果太っちゃうよ!?」

海未「そうしたらまた一緒にダイエットですね」フフッ

穂乃果「うぅ……」

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 23:09:00.95 ID:g/vRalDzo
海未「……それに豆乳とおからのクッキーなので大丈夫ですよ」

穂乃果「へぇ……そうなんだ」

海未「はい、お砂糖も抑えていますのでカロリーはだいぶ低いです」

穂乃果「あれ?こ、これってもしかして海未ちゃんの手作りだったり……!?」

海未「ま、まぁ……ちょうど!たまたま!クッキーを作っていたら穂乃果がやってきてですね!」

穂乃果「……その割には綺麗にラッピングしあるような……真っ赤なお花の袋でさ」

海未「そ、それもたまたまです!―――ちなみにその花はあ、アネモネと言う花でして……」

穂乃果「お花は穂乃果詳しくないからなぁ……、ねね!食べてもいいかなっ」

海未「こ、ここで食べるんですか!?」

676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 23:18:02.73 ID:g/vRalDzo
穂乃果「ダメなの?穂乃果にくれたんだよね?」

海未「い、いえ!そういうわけではないんですが……
初めて作ったクッキーなので味が心配でして……」

穂乃果「へぇー、初めてなんだね。それじゃあなおさらここで食べて感想言ってあげなきゃっ」ニヤニヤ

海未「うぅ……」

穂乃果「ふふふっ!じゃあいっただきます!」パクッ

海未「……」ドキドキ

穂乃果「もぐもぐ……ごっくん」

海未「あの、どうですか……?」

穂乃果「……これ、本当に海未ちゃんが作ったの?」

677: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 23:20:23.24 ID:g/vRalDzo
海未「は、はい。私が作ったものですが……」

穂乃果「これ……美味しいっ!すっごく美味しいよっ!」

海未「ほ、本当ですかっ!?」

穂乃果「うんっ、初めてとは思えないくらい!」モグモグ

海未「ほっ……、よかった……」

穂乃果「お店のクッキーに負けてないよ!ウチで出したら売れそうなくらいっ」モグモグ

海未「い、言いすぎです!」

穂乃果「ええー?そんなことないよ」モグモグ

海未「う……そ、それに私のクッキーは穂乃果だけ……」ゴニョゴニョ

穂乃果「んーっ……もぐもぐ……んっ?何かいった?」

海未「……な、なんでもないです!そ、それよりもっとクッキーがあるんですが
あがっていきませんか?」

穂乃果「本当!?あがってく!あがってく!」

海未「ふふっ、お茶も淹れますね」

穂乃果「うん、お邪魔しますっ!」




681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:31:19.37 ID:uhgIIqxho
穂乃果の部屋

穂乃果「えへへ!まさか海未ちゃんの手作りクッキーが食べれるなんて思わなかったよ!」

穂乃果「最高のハロウィンだったね、あれ、でも何かを……」

穂乃果「あっ!結局悪戯できなかった!?」

穂乃果「うぅ……あんなことやこんなことをする計画が……」

穂乃果「……でも、海未ちゃんのクッキーとっても美味しかったからいいかな」

穂乃果「えへへ、来年もまた仮装していこう!」

穂乃果「お菓子がなかったら今度こそ悪戯しなきゃねっ!」

682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:33:00.74 ID:uhgIIqxho
~~~~~
その60 1日5日

穂乃果「海未ちゃん問題です!今日は何の日でしょうっ」

海未「な、なんですか急に……」

穂乃果「いいからいいから、ほらほらっ」グイグイ

海未「なんでそんなにくっつくんですかっ///」

穂乃果「そんなのいつものことじゃん。で、なんの日でしょう!」モギューッ

海未「普段と比べてねちっこいというか、積極的だというか……何かおかしいですっ!///」

穂乃果「気のせいだったら!それよりも早く答えないと、もっと過激なことをしちゃうよ?」ホッペスリスリ

海未「か、過激なことですか……?///」ドキドキ

683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:34:47.47 ID:uhgIIqxho
穂乃果「えへへ、気になっちゃう?例えばね……耳をかぷかぷしたり」スリスリ

海未「み、耳をかぷかぷ……」ドキドキ

穂乃果「首にちゅーしたり」

海未「く、首に、き、キス……」ドキドキ

穂乃果「他にもっともっといっぱいあるよっ
……あれ、もしかしてしてほしかったり?」ニヤニヤ

海未「ち、違いますっ!別に全然してほしいなんて思ってませんっ」

穂乃果「そっかぁ、なら答えないとね。今日は何の日でしょうっ!」

海未「えっと……今日は1月5日なので……」

684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:35:30.70 ID:uhgIIqxho
穂乃果「ほら~、早くしないとお耳食べちゃうよ?」フーッ

海未「っ……わ、わかりました!いちごです!今日はイチゴの日ですっ」

穂乃果「ちぇっ……もっといろいろしたかったのに……。残念ながら大正解だよ」ゴソゴソ

海未「ほっ……、まったくいったいなんでこんなことを……」

穂乃果「ってことで見事正解の海未ちゃんには、穂乃果からのご褒美ですっ!……はむっ」カプッ

海未「へっ?」

穂乃果「んっー!」

685: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:36:16.87 ID:uhgIIqxho
海未「な、何をしてるんですかっ///」

穂乃果「ふぇ?ひひごのひだから、ひひごだよ?」(イチゴの日だからイチゴだよ?)

海未「イ、イチゴはわかります!で、ですが……なんで口でくわえてるんですかっ//」

穂乃果「ほほうびのひひごをはへるはえだよ?」(ご褒美のイチゴをあげるためだよ?)

海未「あ、あの……まさかとは思いますが……口で……?」

穂乃果「ふん、ふひうふひはほっ!」(うん、口移しだよっ)

海未「なっ!い、いりませんっ///」

穂乃果「だーめ、逃がさないよっ」ガシッ

海未「ほ、穂乃果!?///」

穂乃果「穂乃果の甘いイチゴを一杯味わってね」ンーッ

海未「駄目です!ダメですっ!ほ、穂乃果……ほの……んっ」

穂乃果「えへへ、いっぱい食べさせてあげるからね?ちゃんとお味の感想教えてね」

海未「う……ぁ……」トローン




686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:37:25.60 ID:uhgIIqxho
<アサダヨーオキテーファイトダヨッ!

海未「うぅ……穂乃果……甘いです……」zzz

<アサダヨーオキテーファイトダヨッ!

海未「もっと……ほのかぁ……」zzz

<アサダヨーオキテーファイトダヨッ!

海未「おいしい……ふぁいと……?んんっ……?」バサッ

<アサダヨーオキテーファイトダヨッ!

海未「……」ポチッ

<アサダヨーオキ

海未「……はい?」




687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:38:44.09 ID:uhgIIqxho
穂乃果「でね!その時雪穂が―――」

海未(今日は朝から変な夢をみてしまいました……)

穂乃果「ちょうど亜里沙ちゃんもいてさ―――」

海未(まったくなぜあんな夢を……。穂乃果にやましい気持ちなど抱いてないのですが……)

穂乃果「あれ?そういえば今日って―――」

海未(……も、もちろんキスしてみたくないわけでもないですし
どんな味がするのかを考えたこともありますが、あんな夢を見るほどではっ!)ブンブン

688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 01:39:58.30 ID:uhgIIqxho
海未(はぁ……まったく私は何を考えてるんでしょうね……)チラッ

穂乃果「海未ちゃん問題です!」

海未「は、はいっ!?」ドキッ

海未(このセリフ最近どこかで……)ドキドキ

穂乃果「今日は何の日でしょうっ!」

海未「っ―――!は……は……」

穂乃果「えへへ、なんと今日は穂乃果の大好きな―――」

海未「は、ハレンチですっ!!!」タッタッタッ

穂乃果「えっ?」

ポツーン

穂乃果「……」

穂乃果「い、イチゴってハレンチだったのかな……」

731: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 20:57:14.89 ID:xN7ybD9Do
~~~~~
その61 好きなタイプ

穂乃果「すごい……」ペラペラ

海未「穂乃果?」

穂乃果「かっこいいなあ……」ペラペラ

海未「何を見ているんですか?」

穂乃果「あっ、海未ちゃん!えへへ、これ見てたんだ」サッ

海未「『月刊スクールアイドル綺羅ツバサ特別号』……?」

穂乃果「ツバサさん特集と聞いて買っちゃったんだ。やっぱりかっこいいよね!」

海未「そうですか?」

穂乃果「うん、憧れちゃうよ……」ペラペラ

海未「……」

732: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 21:04:09.66 ID:xN7ybD9Do
穂乃果「ツバサさんすごいなぁ……」ウットリ

海未「……穂乃果は綺羅さんみたいなタイプが好みなんですか?」

穂乃果「へっ?そういうわけじゃないよ!」アセアセ

海未「……その割には夢中になって見ていましたね」ジトー

穂乃果「そ、それはその、憧れ的な奴だよっ!いつかこんな感じになりたいなって!」アセアセ

海未「ふーん……、そうなんですか」

734: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 21:09:16.98 ID:xN7ybD9Do
穂乃果「そ、そうだよ!あはははっ……」

穂乃果(な、なんだろう……怒られてるわけでもないのに変な威圧感が……)ガクブル

海未「……なら穂乃果はどんな人がタイプなんですか?」

穂乃果「へっ?……ええええっ!?穂乃果の好みのタイプ!?どうしたの急に!?」

海未「い、いえ!気になっただけで特に深い意味などは……」

穂乃果「そ、そっか!びっくりしちゃったよ」

海未「それにたまにはこういう話もいいじゃないですか
……それでどんな子が好みなんですか?」グイッ

穂乃果「ほ、穂乃果の好みなタイプか……うーん……う」

海未「う?」ドキドキ

735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 21:38:29.55 ID:xN7ybD9Do
穂乃果「う……嘘をつかない人とか!」

海未「嘘をつかない人ですか……」

穂乃果「う、うん!やっぱり嘘をつかれるのは嫌だもんね」アハハ

穂乃果(海未ちゃんって言おうとして慌てて変えたんだけどね……
言えるわけないし……)

海未「……他には、他にはどんな人がいいんですか?」グイッグイッ

穂乃果「他は……うーん……」

穂乃果(……ちょっと頑張ってみようかな)

海未「はいっ、性格でも外見でもなんでもいいので!」

736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 21:40:20.41 ID:xN7ybD9Do
穂乃果「えーっと……外見は落ち着いた感じの人かな?」ドキドキ

海未「落ち着いた感じの人……」

穂乃果「わ、和風みたいな雰囲気の人かな!大和何とかみたいな感じのさっ///」チラッ

海未「なるほど……、穂乃果のことですからもっとキラキラした人が好みだと思ってました……」

穂乃果(むぅ……反応が薄い……それならっ!)

穂乃果「あと性格は真面目な人がいいかな?///」ドキドキ

海未「真面目な人……ですか?」

穂乃果「う、うん!穂乃果ってちょっと抜けてるから
しっかりとした人にフォローしてもらいたいなぁって!」チラッチラッ

海未「……」ムッ

穂乃果(あ、あれ……?)

737: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 22:04:24.06 ID:xN7ybD9Do
海未「それなら私が……他の人なんて……」ボソッ

穂乃果「海未ちゃん?どうかしたの?」

海未「い、いえ別に!」ブンブン

穂乃果「そ、そう?……そ、それでその……以上が穂乃果の好みのタイプなんだけど……///」モジモジ

海未「あ……はい、結構意外で驚きました」

穂乃果「えへへ、そうかな?なんだかちょっと恥ずかしいね///」

穂乃果(き、気づかれちゃったかな?どうしようっ)ドキドキ

738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 22:04:58.18 ID:xN7ybD9Do
海未「落ち着いた和風なしっかりとした人ですか……」

穂乃果「う、うん。近くにそういう人が居てくれれば穂乃果メロメロなんだけどねっ!」ドキドキ

海未「うーん……色々考えましたが私たちの周りにはいなさそうですね……」

穂乃果「え……ええっ!?」

穂乃果(ここまで言ってダメなの!?)

海未「今は欧米化で和風な人も減っていますからね……。和風なスクールアイドルもあまり居ませんし」

穂乃果(いるじゃん目の前に!)

739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 22:06:02.93 ID:xN7ybD9Do
海未「それに穂乃果のフォローは結構大変なんですよ?中々できる人はいません」フフン

穂乃果(なんで無駄に勝ち誇った感じなの!?鈍感!鈍感だよっ!)

海未「ふふっ、どうやら穂乃果はしばらくこのままみたいですね」

穂乃果(まさかここまでとは思わなかったよ……、頑張ったのに……
こうなったら……)

海未「でも大丈夫ですよ。そのですね、あの……えっと……穂乃果のフォローなら
私がしっかりと、し、しますし……」モジモジ

740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 22:12:04.43 ID:xN7ybD9Do
穂乃果「……ってことで次は海未ちゃんの番だね!」バーンッ

海未「えっ、なにがですか?」

穂乃果「何がって好みのタイプの話に決まってるじゃん」

海未「は、はい?それよりもですね……」

穂乃果「ほらほらっ!こういう話はお互いがし合うもんだよ?穂乃果も言ったんだしねっ」

海未「ちょ、ちょっと待ってください!す、好きなタイプを言うなんてそんなことっ」ガタッ

穂乃果「あれれ~?穂乃果には聞いたのに?」ジトー

海未「うっ……」

穂乃果「海未ちゃんはどんな子が好みなのかなぁ?じっくり穂乃果にお話し聞かせてくれるよねぇ?」ガシッ

海未「ほ、穂乃果?」

754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 19:53:22.81 ID:Gsiyzh8eo
~~~~~
その62 愉悦

穂乃果「それで海未ちゃんはどんな子が好みなの?」

海未「い、いえ!好みなんてそんな……別に……」モジモジ

穂乃果「何かあるでしょ?こんな感じがいいとかさ、漠然としたもので良いから!」

海未「そんなこと言われましても……。と、とにかく嫌ですっ!」

穂乃果「まだそんなこと言ってるの?
穂乃果に言わせたんだから海未ちゃんだって言わないとダメだよっ!」

海未「べ、別に無理やり言わせたわけではっ!」

穂乃果「変な威圧感まで出してたくせに……よく言うよ……」ジトー

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 19:59:15.98 ID:Gsiyzh8eo
海未「な、なんのことですかね?」プイッ

穂乃果「むっ……あっ!じゃあ好きなタイプとかじゃなくていいからさ
一緒に居ると楽しいタイプとかでもいいよ?」

海未「一緒に居て楽しいタイプですか?」

穂乃果「うん、こんな子だったら時間を忘れて楽しんじゃうみたいな!
それだったら大丈夫だよね?」

海未「そうですね。それくらいでしたら……」

穂乃果「まったくもう……。それで海未ちゃんはどんな子がいいの?」ドキドキ

756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:01:28.41 ID:Gsiyzh8eo
海未「えっと……そうですね……一緒に居ると楽しいタイプ……」

穂乃果「うんうん、別に好きなタイプでもなんでもないし気軽に答えてね!」

穂乃果(なーんてね!一緒に居ると楽しいタイプなんて好きな子と同じだよ!
これで海未ちゃんの好きなタイプを聞きだして、後は穂乃果が頑張れば……)ニシシ

海未「例えば……明るい子ですかね」

穂乃果「明るい子?」

757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:08:48.79 ID:Gsiyzh8eo
海未「私は積極的な方ではないので
明るくてどんどん引っ張ってくれる子と一緒だと楽しいですね」

穂乃果「そっか、明るい子なんだね~」

穂乃果(明るい子!?穂乃果ってどちらかと言えば明るいよね!?
もしかして……脈あり!?)グゥッ!

海未「ほ、穂乃果?」

穂乃果「あっ。ご、ごめんね!それで他には他には!?」

海未「ほ、他ですか?」

759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:36:41.10 ID:Gsiyzh8eo
穂乃果「なんでもいいからもう一個だけお願いっ!」

海未「うーん……面倒の見買いがあるタイプとかですかね?」

穂乃果「面倒見買い……?」

海未「楽しいとはちょっと違うかもしれませんが、ついつい他の人の面倒を見てしまうので
そういう人と一緒に居ると時間を忘れちゃいますね……」

穂乃果「なるほどなー……」

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:38:50.54 ID:Gsiyzh8eo
海未「せ、世話を焼くのが多分肌に合ってるんだと思うんですが、どうしても放っておけないと言いますか……
そういう人が身近にいると言いますか……」モジモジ

穂乃果(んっ……?明るくて……面倒見買いがあって……身近にいる……)

海未「べ、別に好きなタイプってわけではないですが、そういうタイプが私に会ってるんじゃないかなって思うんですよ!」

穂乃果(あれ……あ……れ……?)

海未「って!別に好きなタイプの話じゃありませんでしたねっ。あくまで楽しい人ですから!」アワアワ

穂乃果「あはは、そ、そうだよね!あはははっ……」

穂乃果(これって……まさか……まさか……)




761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:45:19.27 ID:Gsiyzh8eo
その夜 そのだけ

海未「今日は穂乃果といろいろ話しましたね……」

海未「す、好きなタイプの話とかも……してしまいました!」

海未「そういえば楽しいタイプを聞かれたときに、無意識に穂乃果の特徴ばかり言ってしまった気がします……」

海未「大丈夫ですよね……穂乃果は鈍いですし……」

海未「はぁ……」ションボリ




762: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 20:47:07.13 ID:Gsiyzh8eo
数日後 学校!

穂乃果「……」ジーッ

凛「……!?」ブルッ

穂乃果「……」ササッ

凛「……」キョロキョロ

凛「なんだろう誰かに見られてる気が……」

凛「気のせいかにゃ……?」



穂乃果(ふぅ……ばれてないみたいだね)

穂乃果(まったく……まさか海未ちゃんの一緒に居ると楽しいタイプが凛ちゃんだっととはね……)

穂乃果(ショックで数日間パンも喉を通らなかったよ……)

穂乃果(でもいつまでも落ち込んでてもしょうがないもんね!)

穂乃果(あくまで楽しい人であり好きな人ではないって言ってたし、まだまだチャンスはあるはず!)

穂乃果(凛ちゃんをみっちり研究して、海未ちゃん好みの女の子にならなきゃ!)

穂乃果「……」ジーッ

凛「!?」ビクッ

穂乃果(……)サッ

凛「!?」キョロキョロ

穂乃果(悪いけど海未ちゃんは渡せないよ……!)

808: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:10:15.71 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その63 虫歯の原因は

穂乃果「もうすぐついにあの日が……」ゴクリ

穂乃果「今年はこそこの気持ちを海未ちゃんに……」

穂乃果「っと、早く材料を買いに行って練習しないとね!」

穂乃果「少しでも美味しい物あげたいもんねっ」

穂乃果「うぅ、今からドキドキするなぁ……」




809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:10:49.72 ID:EclWq5ULo
次の日 放課後

穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん、帰ろ―――あ!」

海未「どうしたんですか?」

ことり「穂乃果ちゃんかえろ?」

穂乃果「えっ……いや~、穂乃果ちょっと用事があるんだったんだよね!」アハハ

海未「用事ですか?」

穂乃果「う、うん!」

ことり「お買い物?それなら私たちもついていくけど……」

穂乃果「買い物!?ち、違う違う!それとはもっと別の用事……かな!」アセアセ

海未「何をそんなに焦ってるんですか?」

穂乃果「あ、焦ってなんてないよ?う、海未ちゃんたらやだなぁ!」

ことり「別の用事って何かあるの……?」

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:12:58.96 ID:EclWq5ULo
穂乃果「え?ああ!えっと……そう!病院に行くんだよねっ」

海未「病院!?」

ことり「まさか何かの病気とか……?」

穂乃果「!? ち、違うよっ!えっと……そう!虫歯になっちゃったんだよね」アハハ

海未「なんだ虫歯ですか」ホッ

ことり「えへへ、大変な病気なんじゃないかって心配しちゃった」

穂乃果「ご、ごめんね!ただの虫歯だから、二人とも気にしないで大丈夫だよっ」

海未「まったく……甘いものばかり食べているから虫歯になるんですよ?」

穂乃果「う……虫歯は地雷だったかも」ボソッ

811: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:13:51.80 ID:EclWq5ULo
海未「これからは甘いものを減らして、寝る前にしっかり歯を磨いて―――」

穂乃果「あぁ!予約の時間になっちゃうから!またねーっ」タッタッタ

海未「あっ!ちゃんと歯磨きはしないと駄目ですよっ!いいですね!」

ことり「あははっ……すごい勢いで行っちゃったし聞こえてないかもね」

海未「むぅ、しょうがないので寝る前に電話で注意しますか……」

ことり「くすくす、お手柔らかにね」

海未「まったく、虫歯なんてたるんでますっ」

812: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:14:33.61 ID:EclWq5ULo
ことり「でもそれにしては様子がおかしかったなぁ……あ!」

ことり(この時期……もしかして)チラッ

海未「どうしたんですか?」

ことり「くすくす、何でもない!帰ろうか海未ちゃん」ニヤニヤ

海未「? ええ、そうですね」

ことり(当日が楽しみだね)





穂乃果「ふぅ……危なかったぁ」

穂乃果「いつもの癖で一緒に帰ろうとしちゃったよ」

穂乃果「そのおかげで怒られそうになるし……虫歯なんかじゃないのにっ」プンプン

穂乃果「さてとチョコの材料買いに行ってっと……ファイトだよっ!」

813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:17:42.62 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その64 行列のできる園田さん
バレンタイン当日

穂乃果「……」ズドーン

絵里「……ねえ、穂乃果はどうしたの?」ヒソヒソ

ことり「ほら今日バレンタインだよね?だから……」ヒソヒソ

絵里「あら、海未の為にチョコを作ってたんじゃないの?」ヒソヒソ

ことり「そうみたいなんだけど……」ヒソヒソ

絵里「もしかして家に忘れたとか……?」ヒソヒソ

814: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:18:57.67 ID:EclWq5ULo
ことり「海未ちゃんって人気あるでしょ?それで朝から色んな人にいっぱいもらってて」ヒソヒソ

絵里「ああ……なるほどね。それで自分のが渡しにくくなっちゃったのね」ヒソヒソ

ことり「そうみたい……」ヒソヒソ

絵里「くすくす、穂乃果も意外にそういうところがあるのね」ヒソヒソ

ことり「うん、穂乃果ちゃんも変なところ奥手だからね」ヒソヒソ

絵里「伊達にここまで告白できてないだけあるわね」ヒソヒソ

ことり「最後には何とかしちゃうのも穂乃果ちゃんなんだけどね」

絵里「まあ、見守ってあげましょうか。新鮮で面白いし」ニヤニヤ

ことり「うんっ!」ニッコリ


穂乃果「はぁ……」トボトボ

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:23:23.95 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その65 アイドルの代償
バレンタイン 放課後 帰り道

海未「っと、今年は結構多いですね……持って帰るのが大変です」

穂乃果(はぁ……結局渡せないままここまできちゃった……)

海未「スクールアイドルを始めた影響でしょうか……穂乃果も結構もらいましたね」

穂乃果「うん……海未ちゃんほどでもないけどね……」

海未「そうですか?」

穂乃果(そうですかじゃないよっ!だって……)




816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:25:07.04 ID:EclWq5ULo
回想 朝

穂乃果『うわーっ!遅れる遅れる!』タッタッタッ

穂乃果『うぅ……ラッピングの手直ししてたらいつの間にかギリギリだよ……』

穂乃果『前日見た時は完璧だと思ったんだけどなぁ……』

穂乃果『でもこれで海未ちゃんが喜んでくれるならいっか!』

穂乃果『えへへ、朝イチで渡して驚かせちゃおうかな―――って
待ち合わせの場所に人だかりが……!?』

ガヤガヤガガヤ

海未『穂乃果っ!今は来ては―――』

ことり『穂乃果ちゃんっ!気を付けて!』

穂乃果『ふぇ?』

<あー!穂乃果さんも来たわよ!

<チョコ受け取ってください!

<私のを先に!

<私も!

穂乃果『ええええええ!?』




817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:26:00.16 ID:EclWq5ULo
穂乃果(そんなこんなで渡すどころじゃなかったし
学校に着いてからも似たような感じで……)

穂乃果(さすがに放課後は落ち着いたけど……
でも今更穂乃果のチョコなんているかなぁ)チラッ

海未「それにしても本当沢山もらいましたね……食べきれるでしょうか」ドッサリ

穂乃果(はぁ……絶対いらないよね……あげても迷惑だろうし……)ションボリ

海未「穂乃果も食べ過ぎて太らないように気を付けてくださいね?」

穂乃果「あ……うん。そうだね」ハァ

穂乃果(このチョコは穂乃果が食べよう……)

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:27:59.25 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その66 理解者
穂乃果の家

穂乃果「ただいまー……」

雪穂「おかえりお姉ちゃ―――って!チョコ凄っ!」

穂乃果「海未ちゃんや絵里ちゃんほどじゃないよ……はぁ……」グッタリ

雪穂「あの二人はこれ以上なんだ……、少しもらってもいい?」

穂乃果「いいよ。穂乃果一人じゃあ食べきれないし……最近チョコばっかり食べてたしね」

雪穂「そういえば海未さんへのチョコを毎日練習してたよね。で……どうだったの?」

穂乃果「……」

819: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:29:23.59 ID:EclWq5ULo
雪穂「そ、その反応……まさか失敗したんじゃ……」

穂乃果「うぅ……」

雪穂「え……、本当に?まさか酷評されたとか……?」

穂乃果「う、海未ちゃんはそんなこと言わないよっ!」

雪穂「じゃ、じゃあなんで……」

穂乃果「――なか―た―だよ……」ボソッ

雪穂「え?」

穂乃果「あげられなかったんだよぉ……」

雪穂「え……え……ええええええっ!?あげなかったのに!?毎日あんなに頑張ってたのに!?」

穂乃果「うぅ……だって海未ちゃん他の子からいっぱいもらってたし……」

雪穂「そんなこと考えてたの……?お人よしすぎるよお姉ちゃん……」

820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:30:42.05 ID:EclWq5ULo
穂乃果「これ以上あげたら迷惑になりそうだったんだもん……」

雪穂「海未さんに限ってお姉ちゃんのチョコでそれはないと思うけど……」

穂乃果「そういうことだから……あ、よかったらこのチョコも食べてもいいよ」ハイッ

雪穂「はぁ……お姉ちゃんはそれでいいの?」

穂乃果「でも……海未ちゃんだって食べきれないだろうし……」

雪穂「……海未さん取られちゃうかもしれないよ?」

穂乃果「と、取られる!?だ、誰に!?」

821: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:31:55.10 ID:EclWq5ULo
雪穂「だってそんなにチョコもらったんでしょ?
誰か一人くらい本気の子がいてもおかしくないよ」

穂乃果「う……っ」

雪穂「お姉ちゃんはその時に後悔しない?もっとアタックしとけばよかったとかさ」

穂乃果「ほ、穂乃果は……」ブルブル

雪穂「それに海未さんの為のチョコでしょ?本人にあげなきゃチョコだって可哀そうだよ」

穂乃果「……まだ、間に合うかな」

雪穂「今からでも遅くないと思うよ。ほらっ、お姉ちゃんもアタックしてきなって」

穂乃果「うん……そう、だよね……。よしっ、ありがとう雪穂」

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:32:43.55 ID:EclWq5ULo
雪穂「お礼はいいよ。チョコもらうから」ニシシ

穂乃果「駄目っ!穂乃果の為のチョコだもん。やっぱり全部穂乃果が食べるから!」

雪穂「ええ!?ケチ!太るよっ」

穂乃果「冷蔵庫にある穂乃果の作った試作品なら食べていいから!じゃあいってくるねっ!」ダッ

雪穂「はぁ……まったくウジウジ悩んでるなんてらしくないのにね」ヨイショット

雪穂「お姉ちゃんを悩ませる海未さんもなんというか……」ゴソゴソ

雪穂「本当世話のかかるお姉ちゃんだよね」アッタアッタ

雪穂「ま、たまにはいっか」モグモグ

雪穂「んー♪甘いっ」

823: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:35:11.32 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その67 意外な流行
園田家

海未「はぁ……このチョコどうしましょうか」

海未「嬉しいのですが……量が……」

海未「ですが、きちんと食べないと駄目ですよね……」

海未「……」ゴクリッ

海未「が、頑張りましょう!まずはことりの配っていたチョコから……」ゴソゴソ

海未「……穂乃果は今年もチョコくれませんでしたね」

海未「いつも通りなんですが……やはり期待してしまいますよね……」ハァ

海未「私からあげれれば一番なんですが……で、ですがそんなことはっ///」

海未「はぁ……食べましょう。いただきま―――」

<ピーポーン ウミチャー! ウミチャー!

824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:37:14.40 ID:EclWq5ULo
海未「……穂乃果?ってそんなわけが」

<ウミサーンホノカチャンガキテルワヨ

海未「ほ、本物!?い、いまいきますっ!」

海未「と、とりあえずチョコをまとめて……今行きますー!」






825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:38:35.29 ID:EclWq5ULo
海未「どうぞあがってください」

穂乃果「えへへ、お邪魔します~……。ってやっぱりチョコ凄い量だね」

海未「ええまあ……で、どうしたんですか?何か急用ですか?」

穂乃果「急用と言いますか忘れ物と言いますか……」

海未「忘れ物?えっと……何かありましたっけ?」

穂乃果「相変わらず海未ちゃんはにぶちんだなぁ……。問題です!今日は何の日でしょうっ」

海未「今日……ですか?」

穂乃果「そうです!ヒントですが、ちなみにそのせいで穂乃果達は一日中大変でした!」

海未「バレン、タインデー……?」

穂乃果「えへへ、正解だよっ!ってことでハイこれっ」

826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:39:49.87 ID:EclWq5ULo
海未「え……あの、これって……」

穂乃果「え、えへへ。一応……チョコみたいなやつかな?」

海未「わ、私にですか!?」

穂乃果「ここには穂乃果と海未ちゃんしかいないじゃんっ!……それともいらないかな?」

海未「ち、違います!少し驚いただけで……いります!欲しいですっ」

穂乃果「えへへ、良かった!じゃあこれあげるねっ///」

海未「あ、ありがとうございますっ!///」

穂乃果「あんまり美味しくなかったらごめんね」

海未「な、何言ってるんですかっ!いつも美味しいお弁当作ってくれてるじゃないですか!
それに穂乃果のでしたら……」ゴニョゴゴニョ

穂乃果「お饅頭なら自信あるんだけど……チョコは初めてだから……えへ、えへへ///」

海未「っ/// は、はい///」




827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:41:34.51 ID:EclWq5ULo
海未「……///」

穂乃果「……///」

海未(う……会話がないです……何とも言えない空気が……)

穂乃果「……///」

海未「……///」

海未(うぅ……私から声かけるべきでしょうか……でも何を言えば……)

穂乃果「う、海未ちゃんはもうチョコ食べたのかな?」

海未「わ、私ですか!?ま、まだです、これから食べようかと……」

828: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:42:23.71 ID:EclWq5ULo
穂乃果「じゃ、じゃあさ……穂乃果のチョコから……食べるとかどうかな?」

海未「ほ、穂乃果のをですか!?」

穂乃果「うん……ダメならいいんだ!別に他のやつからでもっ!」

海未「だ、駄目じゃないです!本当に食べていいんですか……?」

穂乃果「う、うん……海未ちゃんの為に作ったチョコだから……海未ちゃんに食べて欲しいな」

海未「わ、わかりました……では、いただきますね」ドキドキ

穂乃果「うんっ」ドキドキ

海未「あむっ……もぐもぐ……」

穂乃果「えへへ、やっぱり一口目って緊張しちゃうね」

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:43:28.80 ID:EclWq5ULo
海未「……んっ。……ふふっ、緊張なんてしないで大丈夫ですよ
とっても美味しいですから」

穂乃果「よかった……」ホッ

海未「それに……私は穂乃果の作ってくれた物でしたら、なんだって美味しいって言う自信がありますから」

穂乃果「っ……///」カァァァツ

海未「あ!勿論穂乃果のチョコは本当においしいですよ!?
何時もお弁当を作ってくれてる信頼感のことを言ってるのであって」アワアワ

穂乃果「もう……そこじゃないよニブチンだなぁ」ボソッ

830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:45:25.82 ID:EclWq5ULo
海未「いつも穂乃果の作る物は美味しいですから!だから何でも美味しいんだろう
と言う確信が私の中にあってですね!」アセアセ

穂乃果「……ふふっ。大丈夫だよわかったからっ」

海未「ほ、本当ですか?」パァァッ

穂乃果「うん!海未ちゃんは穂乃果の作る物だったらなんでもいいってことがねっ」ニヤニヤ

海未「た、確かにそうなんですが……そういうわけではなくて……あのですねっ」アタフタ

穂乃果「あはははっ!海未ちゃん面白いっ!」

海未「ほ、穂乃果ぁ!」




831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:47:10.39 ID:EclWq5ULo
穂乃果の部屋

穂乃果「ふぅ……えへへ、海未ちゃんにチョコ渡せてよかったぁ……」

穂乃果「雪穂には感謝だね……今後ケーキでも買ってきてあげよう!」

穂乃果「海未ちゃん穂乃果のチョコ美味しいって言ってくれたなぁ……」

穂乃果「チョ、チョコあげた意味も気づいてくれたかな?」ドキドキ

穂乃果「もしかして明日から急接近しちゃったりして!///」

穂乃果「えへ……えへへ……明日からが楽しみだなぁ」




832: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:49:32.36 ID:EclWq5ULo
一方その頃

海未「……穂乃果からチョコをもらってしまいました」

海未「穂乃果からチョコを……」

海未「もらってしまいましたっ!嬉しいです!」

海未「毎年期待しては落とされていたチョコをついにっ!」

海未「もしかして穂乃果も私のことを……?」ドキドキ

海未「だ、ダメです!期待しては……また落とされるかも……」

海未「で、ですがもしかしたらっ!っ……少しテレビでも見て落ち着きますか……」ピッ

『今日はバレンタインデー!今年大流行の友チョコ特集です!』

海未「友チョコ?」

833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:50:16.33 ID:EclWq5ULo
『友チョコとは友達同士であげるチョコで―――』

『日頃の感謝の気持ちを込めて―――』

『今年からあげ始めた人が大幅に増加し―――』

海未「……」

海未「友……チョコ……?」ガックシ




834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:51:33.63 ID:EclWq5ULo
次の日 朝

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんおはよう!」

海未「おはようございます穂乃果」

ことり「おはよう穂乃果ちゃん!」

穂乃果「今日も一日頑張ろうね!」

ことり(この調子だと穂乃果ちゃんチョコ渡せたみたいだね。良かったねっ)

海未「穂乃果、昨日はありがとうございました」

穂乃果「そんな改まらないで大丈夫だよっ」

ことり(うんうん、めでたしめでたし……かな?)

835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:52:45.53 ID:EclWq5ULo
海未「美味しかったですよ。穂乃果の友チョコ」

穂乃果「……ふぇ?」

ことり(!?)

海未「来年は私も二人に渡しますね。では行きましょうか」

ことり「え?う、うん……」

ことり(穂乃果ちゃんは……)チラッ

穂乃果「……」チーン

ことり(し、死んでる……っ!?)

海未「穂乃果?どうしたんですか急に……ほらっいきますよ」ギュッ

グイグイッ

穂乃果「……」チーン

ことり(あははっ……ほ、穂乃果ちゃんファイトだよ!)

836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:54:10.71 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その68 改めてなおす
園田家

海未「ふぅ……いいお湯でした」

海未「さてと……早く髪の毛を乾かしてっと……んっ」チラッ

海未「……そういえば最近測ってませんでしたね」

海未「久しぶりにっと――!?」

海未「あ、ありえません……そ、そうです!髪の毛が少し濡れてるのできっと……」

海未「ですがそれだけでここまでは……さすがに」

海未「穂乃果ではあるまいしまさか、こんなこと……はっ!」

海未「そういえば最近はチョコばかり……まさかそれが……!?」




837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:56:01.39 ID:EclWq5ULo
お昼休み

穂乃果「はい、海未ちゃんお弁当だよっ」

海未「いつもありがとうございます。……あの今日のお弁当なんですが」

穂乃果「今日の?から揚げとタコさんウインナーと卵焼きとアスパラの肉巻きに
プチトマトだよっ!あ、もちろんデザートのほむまんもあるよっ!」

海未「うっ……お弁当なんですがその……半分こしませんか?」

穂乃果「ふぇ?半分?」

ことり「あれ、もしかして体調が悪いの?」

海未「そういうわけではないのですが……」

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:57:38.67 ID:EclWq5ULo
穂乃果「じゃ、じゃあもしかして穂乃果のお弁当が駄目とか!?」ガーン

海未「いえ……そのですね……」

ことり「ち、違うよ穂乃果ちゃん!きっと今日はたまたま……」

穂乃果「この前は穂乃果の作る物なら、何でも美味しいって言ってくれたのに……」グス

海未「その……―――しまっ――です……」

穂乃果「本当にダメだったら改善する!だからはっきり言ってくれて大丈夫だよっ……!?」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん落ち着いて!まだそうと決まったわけでも……」

海未「で、ですからっ……あの……」

839: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:58:23.87 ID:EclWq5ULo
穂乃果「で、でも海未ちゃんがお弁当を残すなんてっ!」

ことり「た、確かにあのお饅頭期間も全部食べてけど……」

穂乃果「うぅ……きっと穂乃果のお弁当が……」グスッ

海未「ちゃ、ちゃんと話を聞いてくださいっ!――て―まったんですよ……」ゴニョゴニョ

穂乃果「えっ……?」

ことり「今なんて……?」

海未「くぅ……で、ですからっ!ふ、太ってしまってダイエット中なんですよっ!」

穂乃果「……」

ことり「……」

海未「……」

穂乃果・ことり「え……ええええええええっ!?」




840: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 20:59:11.73 ID:EclWq5ULo
海未「昨日、久しぶりに体重計に乗ったら悲惨なことになってしまっていて……」

ことり「全然気づかなかった……」

穂乃果「でも確かに触るとちょっとぷにぷにしてるかも……」プニプニ

海未「っ……!触らないでくださいっ///」

穂乃果「えー?なんだか気持ちいいんだもん」プニプニ

海未「や、やめてください!///」ジタバタ

穂乃果「えぇー……」ションボリ

841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:00:51.23 ID:EclWq5ULo
ことり「海未ちゃんが太っちゃうなんて……、何かあったの?」

海未「実は少々チョコを食べ過ぎてしまいました……多分それが原因で……」

ことり「もしかしてあの量を全部一人で……?」

穂乃果「うわぁ……。穂乃果達よりも多かったもんね」

海未「普通のチョコならゆっくりでよかったのですが
手の込んでる物になると、早く食べないといけない物が多くて……」

ことり「今ってちょっと手の込んだもの送るのがブームだもんね」

穂乃果「……」ウーン

842: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:03:04.25 ID:EclWq5ULo
海未「はい……。ですので申し訳ありませんが、お弁当の量を少し減らしていただけると……」

穂乃果「そっかぁ……。よし!じゃあ穂乃果も頑張らなきゃだね!」

海未「えっ……?」

穂乃果「だって前にさ、穂乃果のダイエットの時は海未ちゃんも付き合ってくれたんだもん!
だから次は穂乃果の番だよっ」

海未「ほ、穂乃果……いいんですか?」ウルウル

穂乃果「もちろんっ。一緒に頑張ろうねっ!」

海未「はいっ!穂乃果頑張りましょうっ!」




穂乃果(しめしめ。これで海未ちゃんの穂乃果への評価が一気に上がったはずだよっ!)ニヤッ

843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:03:46.51 ID:EclWq5ULo
海未「感激です……まさか穂乃果が付き合ってくれるなんて……」

穂乃果(もちろん恩返しってのもあるけど……。まあいいよねっ!)

海未「では穂乃果、明日は朝迎えに行きますねっ!」

穂乃果「……え。なんで?」

海未「さっそく明日から運動しましょうっ!」

穂乃果「で、でも明日って朝練があったような……」

海未「もちろんその前にですよ!いつもと同じではダメですからっ」

844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:04:47.12 ID:EclWq5ULo
穂乃果「え……そ、そこまで頑張るの!?あはは……や、やっぱり穂乃果は―――」

海未「穂乃果が付き合ってくれるんですから、絶対に成功させなければ……ファイトです私!」ウキウキ

ことり「頑張ってね二人とも!あ。二人の分のタオルとドリンク用意しとくね♪」

穂乃果(うっ……今更断りづらく……)

海未「では頑張りましょうねっ!」ウキウキ

穂乃果「お、おー……頑張るぞー……」

穂乃果(うぅ……大変なことになったかも……)

穂乃果(でも海未ちゃん嬉しそうだし……いいかな?)




845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:06:07.24 ID:EclWq5ULo
次の日早朝

穂乃果(……いいかな?とか昨日は思ったけどさ)

海未「どうしたんですか?早く走りださないと日が昇ってしまいますよっ」ウキウキ

穂乃果(全然よくないよっ!なんでこんなに朝早いの!?)

海未「あっ、もしかして寒いんですか?それなら……」ゴソゴソ

穂乃果(うぅ……穂乃果の安眠の為にもさすがにクレームを……んっ?)

海未「はいっ。私の手袋貸してあげますね」

穂乃果「ふぇ?」

海未「寒いんじゃなかったんですか?――私は大丈夫ですから。穂乃果が着けてください」ニコ

穂乃果「え……あ、ありがとう///」キュン

846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:08:08.05 ID:EclWq5ULo
海未「では行きましょうか」

穂乃果「う、うん!頑張ろうねっ///」

海未「はいっ!」


穂乃果(はぁ……海未ちゃんもたまに卑怯だよね……)

穂乃果(惚れた弱みってやつだね……しょうがない、ファイトだよっ!)

847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:09:42.81 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その69 あるあるある
教室

穂乃果「ぐぅ……海未ちゃ……ん……」zzz

ミカ「ちょっと穂乃果!もうそろそろ起きなよっ」グイグイ

穂乃果「うう……海未ちゃん……?」モジモジ

ミカ「残念でした。私だよ」

穂乃果「んぁ……ミカ……?あれ、みんなは……?」

ミカ「次体育だよ?みんな移動済み。ほらほら穂乃果も寝てないで早く着替えにいくよっ」

穂乃果「うー……?そうだっけ……あれ、海未ちゃんとことりちゃんも?」

ミカ「二人なら生徒会のことで生徒会室行ったよ。
穂乃果があまりにも気持ちよさそうにしてたから放っておいたみたいよ」

848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:10:16.87 ID:EclWq5ULo
ミカ「しょうがないから私が面倒見てるってわけ。ほらしゃきっとする!」

穂乃果「うん……」ウツラウツラ

ミカ「ああもうっ!ほら目やにが」

穂乃果「うー……?」

ミカ「動かないで、じっとして!」ソーッ

穂乃果「うん……」

ガタンッ

穂乃果(んっ……?廊下から……)

ミカ「はいとれたっ、じゃあいこっか」

穂乃果「あ……うん!ありがとミカ!」




849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:12:12.63 ID:EclWq5ULo
穂乃果「よし、体育だ!やるぞー!」

ことり「くすくす、元気だね穂乃果ちゃん」

海未「……」

穂乃果「うん!体育は大得意だから」フンス

海未「……」

ことり「海未ちゃん?どうしたの?」

海未「……あ、いえ……別に……」

穂乃果「あ!今日の柔軟は穂乃果と海未ちゃんのがペアの番だよねっ!」

ことり「そうだねっ、じゃあ私は……」

海未「……いえ、ことり私とやりましょう」

穂乃果「ふぇ?」

ことり「え……?」

850: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:13:14.68 ID:EclWq5ULo
海未「駄目ですか?」

ことり「駄目じゃないけど……でも」チラッ

穂乃果「あ、あれ今日は穂乃果と海未ちゃんの番じゃ……」

海未「……穂乃果は、ミカと組んで来ればいいじゃないですか」

穂乃果「え……ミカと?」

海未「っ……!やりますよっ」

ことり「え……あ、う、うん」

穂乃果「……?」ポツン

ことり「ご、ごめんね穂乃果ちゃん……」ボソッ




851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:14:06.42 ID:EclWq5ULo
お昼休み

穂乃果「さっきの海未ちゃんどうしたんだろ……」

穂乃果「お腹すいてたのかな……うん!きっとそうだよっ!」

穂乃果「よしっ、ならきっと穂乃果特製お弁当で海未ちゃんの機嫌も直しちゃおう!」

穂乃果「二人ともごはんに―――」

海未「すみません。体調がすぐれないので、保健室にいってきます。では」タッタッタッ

穂乃果「へぇ……?」




852: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:15:26.56 ID:EclWq5ULo
放課後 練習中

穂乃果「うぅ……お昼休みもダメだったけど練習の時間なら!」

海未「――――」

真姫「――――」

穂乃果「いたいた、よーし!海未ちゃーん!ちょっと今―――」

海未「……すみません。今は真姫と新曲のことで話てるので」

穂乃果「あ!それなら穂乃果も手伝うよっ!」

海未「……今はまだその段階じゃないので。すみません」ピシャリ

穂乃果「えぇ……」

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:16:08.46 ID:EclWq5ULo
真姫「ちょ、ちょっと!いいんじゃない穂乃果の意見を聞いてあげても」

海未「……自分の中でもまだ固まっていない部分があるので、キチンを固めてからと思いまして」

真姫「まあ、それもありかもしれないけど……でも」チラッ

穂乃果「……あ、あはは……じゃあ穂乃果あっちで柔軟してくるね!」タッタッタッ

海未「それで歌詞なんですが―――」




にこ「ねえ、またあの二人喧嘩したの?」ヒソヒソ

ことり「そんなはずないと思うんだけど……」

854: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:17:27.36 ID:EclWq5ULo
希「見てた限りだと海未ちゃんの方から、一方的な冷戦って感じやね」

にこ「一緒に居たんだし、なんかあったかしらないの?」

ことり「うーん?いつも通りだったと思うけど……」

希「んー、じゃあなんやろね……穂乃果ちゃんが浮気したとか?」ニヤニヤ

ことり「ほ、穂乃果ちゃんに限ってそれはないよ!」

にこ「まあ今日は個人練習だからいいけどね」

希「ダンス練習の時までに仲直りしてもらわんとなあ」

絵里「そうね……ねえ、ことりちょっと相談が――」




855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:18:14.95 ID:EclWq5ULo
放課後 空き教室

海未「……なんですか、こんなところに呼び出して」

絵里「んー。まあ色々あってね。それより穂乃果達と帰ろうとしてたのに
呼び出してごめんなさいね」

海未「いえ、今日は一人で帰る予定でしたので……」

絵里「あら、穂乃果と喧嘩でもしたの?」

海未「っ!違いますっ!」プン

絵里「珍しいわね……海未がここまで怒るだなんて」

海未「べ、別に怒ってなんか……ないです!喧嘩もしてませんっ!」

856: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:20:02.62 ID:EclWq5ULo
絵里「ふふっ、恋ってホント人を変えるわね……」ニヤニヤ

海未「ち、違います!いい加減なこと言うのはやめてくださいっ!」

絵里「ふーん、まあいいけど……。穂乃果とても悲しそうだったわ」

海未「……」

絵里「喧嘩もしてないならなおさらよ。大切なんじゃないの?」

海未「……はい」

絵里「ならちゃんと話あったほうが―――「ですが」

海未「ですが、穂乃果はきっと私のことなんて別に大切じゃ……」

絵里「……え?」キョトン

海未「な、なんですか?」

絵里「はぁ……穂乃果も報われないわけね」ボソッ

海未「は、はい?」

857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:21:36.40 ID:EclWq5ULo
絵里「まあ私が言いたいのはちゃんと話した方がいいってことね」

海未「私だってわかってるんです……ですが……」

絵里「何があったのかは知らないけど……じゃない後悔しても知らないわよ?」

海未「……」

絵里「穂乃果だって、案外モテるんだしね」

海未「っ……!」ガタッ

絵里「穂乃果なら生徒会室らしいわよ!」

海未「……」タッタッタッ


絵里「本当に世話が焼けるバカップルね……」クスクス




858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:23:28.71 ID:EclWq5ULo
生徒会室

穂乃果「はぁ……ことりちゃん遅いなぁ……」

穂乃果「よるとこってどこなんだろ?別に穂乃果も一緒に行ったのに……」

穂乃果「一人だと暇だし……一人だと……うぅ……」

穂乃果「海未ちゃん……」

穂乃果「……穂乃果何かしちゃったのかな、嫌われちゃったのかな」

穂乃果「うぅ……普通に寝てただけのはずなのに……っ!」

ガラララッ

穂乃果「あっ!ことりちゃんおっそ―――う、海未ちゃん!?」

海未「穂乃果……」ハァハァ

穂乃果「ど、どうしたのそんなに息切らせて!?とりあえず座る……?」

海未「い、今はそんなこといいんです……それよりも!」ガシッ

ドンッ

859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:24:46.57 ID:EclWq5ULo
穂乃果「え?ちょ……う、海未ちゃん!?」ビクッ

穂乃果(う、腕捕まれて……後ろ壁で……え?え?……ええええええっ!?)

海未「……聞きたいことがあるんです」

穂乃果「な、何々!?ど、どうしたの……?///」

穂乃果(か、顔近いよ……///)ハワワ

海未「……体育の前、ミカと二人で何をしていたんですか?」

穂乃果「え……?体育の前……?」

穂乃果(うぅ、近すぎて海未ちゃんの匂いが……って!それどころじゃ!///)

860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:25:57.30 ID:EclWq5ULo
海未「はい。二人で、教室にいましたよね。あの時……何をしていたんですかっ」ギリッ

穂乃果(ち、力強い……。どうしちゃったの海未ちゃん!?)

海未「教えてください穂乃果!」

穂乃果「え……えっと、あの時は……ミカに起こしてもらって……」

海未「それからです。そのあとのことを……!」ギリリッ

穂乃果(う、海未ちゃん……)

穂乃果「そ、そのあとは……一緒に更衣室いって……」

海未「違いますっ!その前です。嘘は……つかないでください」ジーッ

穂乃果「え?ほ、他に……?えっと……えっと……」

海未「お願いします……教えて欲しいんです……」ジーッ

861: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:26:42.14 ID:EclWq5ULo
穂乃果「で、でもあの時他には……あ!ミ、ミカに目やにをとってもらったの!」

海未「……め、目やに……?」

穂乃果「う、うん!」

海未「……他には?」

穂乃果「そ、それだけだよ!」

海未「ほ、本当ですか……?私の目を見て言ってください」ジーッ

穂乃果(うぅ……いつみても綺麗な目……じゃななくて!)

穂乃果「本当だよ!堅くて一人で取れなかったから……
ほらっ、今みたいに顔近づけてもらってとってもらったの!」

862: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:27:35.48 ID:EclWq5ULo
海未「……じゃ、じゃあキスは……」

穂乃果「え?きすって?」

海未「嘘は……言ってないみたいですね」

穂乃果「海未ちゃんに嘘なんてつくわけないじゃん!」

海未「……よかったぁ」ホォッ

穂乃果「え?え?ええ?」

海未(ああもう!勘違いだったんですねっ。驚いちゃいました!)

海未(本当に良かったです……本当に……)

穂乃果「……あの、何がいいのかわからないけどさ……もうそろそろどいて欲しいなっ
か、顔も近いし……///」

863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:28:21.82 ID:EclWq5ULo
海未「え゛!?す、すみませんっ!」パッ

穂乃果「ベ、別にいいんだけどね!あはっ、あははっ!///」ドキドキドキ

海未「ほ、本当にすみません!つい我を忘れて……」ドキドキ

穂乃果「うんうん!いいっていって。それよりも穂乃果はさ、なんであんなことしたか説明してほしいんだけど……」

海未「あ……」

穂乃果「体育の時から冷たかったのと関係あるのかな?」

海未「っ!」ギクッ

穂乃果「お昼の時もそうだよね……」

海未「あっ!そ、そういえばお昼まだでしたね……えっと、今食べてもいいですか……?」アセアセ

穂乃果「うんいいよ!ゆっくりお話ししながらねっ!」ゴゴゴ




864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:29:21.44 ID:EclWq5ULo
園田家 その夜

海未「ふぅ……とても疲れました……」

海未「ミカのことも、そしてその後誤魔化すのも……大変でした……」

海未「私としたことが……今思えばなんであそこまでやってしまったのでしょうか……」

『ふふっ、恋ってホント人を変えるわね……』

海未「……本当、そういうことですよね」

海未「絵里にあとでお礼のメールをしておきますか……」

海未「はぁ……でもまさか、こんなにもだったとは……」

海未「きちんとコントロールできないといつか嫌われてしまいそうで怖いですね……」

海未「そうですね……頑張りましょう」

海未「だって、絶対に嫌われたくはないですからね」

終わり

865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:30:17.62 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その70 女の子の夢

穂乃果「海未ちゃんてさ」

海未「ん?どうかしたんですか?」

穂乃果「んー、お雛様でいうとお内裏様だよね」

海未「は、はい?どうしたんですか急に……」

穂乃果「いやー、もうそろそろひな祭りでしょ?だからなんとなくさ!」

海未「なるほど、そういうことですか。……そんなにお内裏様っぽいですか?」

穂乃果「うん。きりっとしてるし、弓道もやってるし」

866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:32:24.04 ID:EclWq5ULo
海未「弓道は関係ないのではないでしょうか……」

穂乃果「そういうイメージなの!――うん、絶対に似合うよ!」

海未「そうですか……?」

穂乃果「うんうん!そうだっ、いっそのことひな祭りの日にお内裏様のコスプレしてみるとかは?」ウププ

海未「な、何を言い出すんですか!」

穂乃果「ほらっ!ファンサービスとかの一環でちょうどいいと思うよ!」

海未「た、確かにファンサービスとしてはいいかもしれませんが……」

867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:33:18.24 ID:EclWq5ULo
穂乃果「その時についでにプロマイドとか作ってさ!みんなに配ったりしてさ」

海未「ん……まあありかもしれませんね」

穂乃果「意外と乗り気!?じゃあさっそくみんなに提案を――」

海未「その時はもちろんお雛様は穂乃果がしてくれるんだよね?」

穂乃果「え゛!?」

海未「ひな祭りの主役はお雛様なんですから、お内裏様だけでは駄目じゃないですか」ニッコリ

穂乃果「ほ、穂乃果がお雛様?/// そ、その辺りはにこちゃんあたりに……」ゴニョゴニョ

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:33:57.09 ID:EclWq5ULo
海未「ダメです。言い出したのは穂乃果なんですから。私と一緒にやってくれますよね?」

穂乃果(う、海未ちゃん何言ってるかわかってるのかな……///)

海未「ふふっ、少しは振り回される方の気持ちもわかりましたか?私はいつもですね―――「じゃ、じゃあやろうか!///」

海未「え?」

穂乃果「お、お雛様とお内裏様をだよっ!早速みんなに連絡しとくね!」タッタッタッ

海未「ちょ、ちょっと待ってください!そんなつもりでは!は、話を聞いてくださいっ!穂乃果ぁ!」




869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:34:34.13 ID:EclWq5ULo
穂乃果「ううんっ……ふたりで…」zzz

穂乃果「ぐぅ……ぐぅ……がんばろー……」スヤスヤ

穂乃果「んっ……ぅぁ……んっ?」ガバッ

穂乃果「……」

穂乃果「……夢?」

穂乃果「はぁ……そうに決まってるよね……」

穂乃果「はぁぁぁっ……」ズドーン

バシンッ

870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:35:44.30 ID:EclWq5ULo
海未「見つけましたよっ!早く来てくださいっ」グイグイ

穂乃果「え、海未ちゃん?その恰好は……!?」ゴシゴシ

海未「もうすぐ始まるというのに……言い出したのは穂乃果なんですからっ
しっかりしてください!」

穂乃果「ま、まさか夢じゃなかったの……!?」

海未「何を言ってるんですか……。ほらっ!早く着替えに行きますよっ」

穂乃果「う、うんっ!あっ……」ジーッ

海未「まったく……んっ?どうしたんですか」

穂乃果「……えへへ、やっぱり海未ちゃんのお内裏様とっても似合うなって!」

海未「な、何を言ってるんですかっ/// もうっ!早く行きますよっ」

穂乃果「はーい!」

おわり

871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:37:09.40 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その71 ねえ?

海未(今日は私の誕生日ですね。穂乃果は私に何かプレゼントしてくれるんでしょうか……)

海未(って、毎年してくれるんですから今されな心配ですよね
では何をくれるんでしょうか……?)

海未(……私が欲しいのは穂乃―――って何を考えているんですか私はっ!///まったく……)

穂乃果「あー!海未ちゃん顔真っ赤だよっ」

海未「穂乃果っ!?いつの間に!?」

穂乃果「えー?さっきからいたよ?」

海未「えっ……、考え事をしていて気が付かなかったみたいです」

穂乃果「むっ、せっかく穂乃果が居るのに気づかないなんて……」プンプン

海未「す、すみません!」

穂乃果B「まあまあ、許してあげようよ。だって今日はさ―――」

海未「ほ、穂乃果!?」

872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:37:37.37 ID:EclWq5ULo
穂乃果A「そっか、今日は―――」

海未「穂乃果が……二人……?」

穂乃果A&B「「海未ちゃんの誕生日だもんねっ!おめでとう!」」

海未「な、なんで穂乃果が二人……いったいどうなってるんですか……?」

穂乃果B「それでねプレゼントなんだけど―――」

穂乃果A「どっちの穂乃果が海未ちゃんは好きかなっ?」

海未「!?」




873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:38:18.80 ID:EclWq5ULo
穂乃果B「ねえ、海未ちゃんはこっちの穂乃果の方が好きだよね?」グイッグイッ

海未「ほ、穂乃果……その……胸が……当たって……///」ムニムニ

穂乃果B「ふふっ。当ててるんだよ?どうかな、気持ちいい?」

海未「は、破廉恥ですっ!///」

穂乃果B「そんなゆるだ顔で言われても説得力ないよ?
すきでしょ?こういうセクシーな穂乃果もさっ」ぷにぷに

海未「わ、私は……べ、別にそんなっ///」

穂乃果A「それ以上はダメーっ!」グイッ

穂乃果B「あ!ちぇっ……良いとこだったのに」

874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:39:35.85 ID:EclWq5ULo
穂乃果A「ダメだよ海未ちゃん!あんなのにたぶらかされちゃっ!」プンプン

海未「あ、あんなのってあっちも穂乃果じゃないんですか……?」

穂乃果A「そ、そうだけどさ……。で、でも海未ちゃんが好きなのはこっちの穂乃果だよねっ!」

海未「こ、こっちの……?」

穂乃果A「そうだよっ!海未ちゃんはあんなによりさ、こっちのキュートな穂乃果の方がいいよねっ」

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:40:28.01 ID:EclWq5ULo
穂乃果B「くすくす、自分で言っちゃってるよ!かわいーっ!」ニヤニヤ

穂乃果A「う、うるさいっ! ねね、海未ちゃんは絶対こっちの方がいいよねっ!」スリスリ

海未「や、やめてくださいっ///穂乃果の、ほ、ほっぺがっ」ムニムニ

穂乃果A「ん~。海未ちゃんの頬っぺたすべすべだぁ……」ホオスリスリ

海未(な、なんなんですかこの状況はっ……!)

穂乃果B「あーん、こっちの穂乃果も忘れちゃだめだよ?」ハムッ

海未「ひゃっ!み、耳!?///」

876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:42:01.79 ID:EclWq5ULo
穂乃果B「はむはむっ……どうかな海未ちゃん?やっぱりこっちの穂乃果の方が好きでしょ!」

海未「ま、待ってくださいっ///耳は……耳は……///」

穂乃果B「ふふっ、かわいーっ!」あむあむ

海未「きゃっ!ちょ、ちょっと……本当に……///」

穂乃果A「だ、だめだよ!そんなのにデレデレしちゃ!海未ちゃんはこっちの方がいいよねっ!」すりすり

海未(本当に……なんなんですかこれは……)

877: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:43:08.28 ID:EclWq5ULo
穂乃果B「海未ちゃん!」はむはむ

穂乃果A「う、海未ちゃん!」ぎゅーっ

海未(一体……なぜこんなことに……)

穂乃果A&B「……」ピタッ

海未「えっ、止まった……?」

穂乃果A「えっ、なんでこんな風になってるかまだ気づいてないの……?」

穂乃果A「もうっ!鈍感だなぁ」

穂乃果B「まあまあ、それも海未ちゃんらしいよねっ」

海未「い、意味が分かりませんっ!」

879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:44:01.41 ID:EclWq5ULo
穂乃果B「ふふっ、じゃあ教えてあげるね。なんでこんなことになっているかはね……」

穂乃果A「それはね……」

穂乃果A&B「「海未ちゃんのことが大好きだからだよっ」」

海未「は……はいっ!?///」カァァァッ

穂乃果A「海未ちゃんのことが大好きだから、海未ちゃんの誕生日に
海未ちゃんの好きな方の穂乃果をプレゼントしたいんだ」

海未「わ、私の好きな方の穂乃果……?」

穂乃果B「そう、だから選んで。このセクシーな穂乃果か」

穂乃果A「このキュートな穂乃果」

穂乃果A&B「海未ちゃんはどっちの穂乃果が好き?」

海未「私は……私は……私は……私は―――」プツンッ




881: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:47:06.69 ID:EclWq5ULo
海未(んっ……んん……わた……しは……私は……)

穂乃果「~~~~♪」ナデナデ

海未「りょ、両方ですっ!」ガバッ

穂乃果「!?」ビクッ

海未「あれ……穂乃果が一人に……?」

穂乃果「び、びっくりしたぁ……。急に起きないでよ!……えへへ、おはよう海未ちゃんっ」

海未「貴方はキュートな穂乃果ですか……?それともセクシーな……?」

穂乃果「きゅーと?せくしー?……もしかして海未ちゃん寝ぼけてる?」ウププ

海未「は、はい?……って!」バッ

海未(ほ、穂乃果にっ!ひ、ひ膝枕されていました……///)

882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:48:00.06 ID:EclWq5ULo
穂乃果「海未ちゃんたら誕生日会の終わり際に寝ちゃったんだよ?覚えてるかな」

海未「誕生日の終わり際に……?」

穂乃果「うん、あまりにぐっすり寝てるから、起こすのも悪いかなって
それで穂乃果が代表で残ることになったんだよ」

海未「そ、そうでした……。すみませんでした……」

穂乃果「えへへ、今日はいっぱいはしゃいだもんね!
それに海未ちゃん朝からちょっと寝不足みたいだったし」

海未(……確か昨夜はみんなのプレゼントが気になって……そ、そういえばっ!)

穂乃果「それに穂乃果も二人きりになりたかったし……ちょうどよかったり」ゴニョゴニョ

883: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:48:37.99 ID:EclWq5ULo
海未「あの!そ、そういえばなんですが……まだ穂乃果のプレゼントだけもらった覚えが……」

穂乃果「えへへ、やっぱり気になるよね!」

海未「も、もちろん催促してる訳じゃないんですよっ!
た、ただ毎年もらってましたからっ……その……」アセアセ

穂乃果「大丈夫っ、ちゃんとあるからね。ただちょっとみんなの前で私のが恥ずかしくって……」

海未「みんなの前で渡すのが恥ずかしい?―――あっ」

『海未ちゃんはどっちの穂乃果が好き?』

海未(そ、そんなわけありませんっ!まさか本当にだなんて……
ええい!破廉恥ですっ!)ブンブン

884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:49:30.13 ID:EclWq5ULo
穂乃果「でね、プレゼントなんだけど……」ゴソゴソ

海未「は、はい!」ゴクリ

穂乃果「誕生日おめでとう!これあげるねっ!」

海未「あ、ありがとうございますっ!――これ……開けてもいいですか?」I

穂乃果「もちろんっ!」

海未「天然石のブレスレットですか……?とっても綺麗です……」

穂乃果「えへへ、よかった~。気に入ってくれなかったらどうしようかとドキドキだったよっ」

海未「プレゼントされて喜ばないわけないじゃないですかっ。
……本当にありがとうございます」

886: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:50:16.90 ID:EclWq5ULo
穂乃果「うんうん!ねね、早速つけてみてよっ」

海未「はいっ……っと。どうですか?」

穂乃果「うんっ、やっぱりとっても似合うね!穂乃果の目に狂いはなしだね!」フンス

海未「ありがとうございます。大切にしますね」ニコッ

穂乃果「あ!でもちゃんとつけてこなきゃだめだよ?」

海未「ふふっ、わかりましたよ。……でもなんでこれをみんなの前で渡せなかったんですか?」

887: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:51:53.55 ID:EclWq5ULo
穂乃果「えっ!?あー……まあ色々あったの!気にしないで!」

海未「そうですか……?」

穂乃果「希ちゃん辺りは詳しそうだし……」ボソッ

海未「うん?」

穂乃果「あ!あははっ!なんでもないよっ。そ、それより暗くなってきたし帰ろうか」アセアセ

海未「あ……そうですね。では帰りましょうか」

穂乃果「うん!」ギュッ




888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:52:57.47 ID:EclWq5ULo
園田家

海未「今日はとても楽しい一日でした……。プレゼントまでもらってしまいましたし」

海未「穂乃果からもきちんともらえましたしね」ジーッ

海未「やっぱりとっても綺麗です……そういえばなんて石なんでしょうか」ガサゴソ

海未「こういうのって箱に説明の紙が入っていたりするのですが……ないですね」

海未「あ!商品名に……『アクアマリンとペリドット』ですか」

海未「なんだか見ていると元気になってきますね」

海未「ふふっ、まるで穂乃果が傍にいるみたいですね」

終わり

889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:54:13.87 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その71 真意

穂乃果「~~~~~♪」テクテク

雪穂「おかえりお姉ちゃん……あれ、なんだか気持ち悪いほど上機嫌じゃない?」

穂乃果「そう?そう?やっぱりわかっちゃう?♪」フフフーン

雪穂「うっ……気色悪い……」ドンビキ

穂乃果「もうっ!ユッキーたら酷いなぁ♪」ニヤニヤ

雪穂「どうしたんだろ……ウチのバカ姉は……」

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:55:16.56 ID:EclWq5ULo
穂乃果「知りたい?知りたいのかなっ?よし、じゃあヒントからね!今日は何の日でしょう♪」フーンフ

雪穂「あっ!そっか今日は15日だから海未さんからお返しか」

穂乃果「大正解っ!我が妹ながら賢いね!」

雪穂「全然嬉しくないどころかムカツク……」

穂乃果「ってことで穂乃果これから海未ちゃんのお返し食べるからっ!邪魔しないでね!」スンスンスーン

雪穂「邪魔って……。はぁ、くっ付く前からバカップルとか聞いたことないよ……」




892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:56:24.77 ID:EclWq5ULo
穂乃果「よいしょっと……じゃーん!海未ちゃん特製クッキーだよっ!」

穂乃果「前ももらったけど、やっぱりホワイトデーにもらうってなんか特別な気分……///」

穂乃果「渡すときの海未ちゃんも可愛かったなぁ……」ニヤニヤ

海未『こ、これ!お返しですっ!と、友チョコでも、その……嬉しかったですからっ!///』

穂乃果「うぅ……思い出しただけで震えが……」ブルブル

穂乃果「もう穂乃果の見立てが正しければ」

『穂乃果は友チョコでしたが、私はラヴなんですっ!受け取ってください!』

穂乃果「みたいな感じだったよね~!絶対そうだよっ!」

穂乃果「えへ……えへへ……海未ちゃん……///」

893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:57:14.52 ID:EclWq5ULo
穂乃果「食べるのがもったいないなぁ……」

穂乃果「……でもとっても美味しそう」ジュルッ

穂乃果「海未ちゃん補正ってやつかな!やっぱり食べなきゃだめだよね!うん、きっとそう!」

穂乃果「えへへ、じゃあ海未ちゃん食べちゃうねっ!えへ、いただきますっ!」アンムッ

穂乃果「んー♪おいしっ!なんだか海未ちゃんの味がするみたい……///」

穂乃果「きっと気合い入れて作ってくれたんだろうなぁ……」

894: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:58:05.30 ID:EclWq5ULo
『このクッキーで穂乃果を落としますっ……!最高に美味しく作らなければっ!』

『そうです!……しかし……いえ、恥ずかしがってる場合ではありませんね……』

『お、おいしくな~れ!萌え萌えきゅんっ!』

穂乃果「きっとこんな感じに……なんてね」

穂乃果「でもこうだったらいいなあ……ああもうっ!」ジタバタジタバタ

ピッ

穂乃果「あわわっ!手が当たってパソコンで変なサイト開いちゃったっ!……んっ?」

895: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 21:59:10.94 ID:EclWq5ULo
『実は知られてない?ホワイトデーのお返しに込められた意味!』

穂乃果「お返しの意味?ん……」フムフム

穂乃果「へー。キャンディーは好き、マカロンは特別な人、マシュマロは嫌いとか
あげるお菓子で意味なんてあったんだね」

穂乃果「じゃあクッキーはどれどれ」

『友達のままでいたいです』

『サクっとドライな関係です』

穂乃果「……」

穂乃果「……」バタッ




896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:00:05.55 ID:EclWq5ULo
次の日

海未「あ!おはようございます穂乃果」

穂乃果「おはよ、海未ちゃん……」

海未「あの……昨日のクッキーどうでしたか?」

穂乃果「!?」

海未「お口にあってればよかったのですが……」

穂乃果「美味しかったよ……とっても」

海未「本当ですか!?あの、実はローズマリーを入れてみたんですがわかりましたか……?」

穂乃果「うん……美味しかったよ……涙が出るくらい」ジワッ

海未「ほ、穂乃果?」

897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:00:43.72 ID:EclWq5ULo
穂乃果「海未ちゃん……、穂乃果諦めないから……諦めないからねっ!」タッタッタッ

海未「ほ、穂乃果!?どこに行く気ですか!穂乃果!?」

穂乃果「うわぁぁぁんっ!」タッタッタッ


海未「……?そんなにおいしかったのでしょうか」





穂乃果「うぅ……諦めない……絶対に諦めないからっ……!」

穂乃果「よしっ、次の策考えなきゃっ……」

穂乃果「ふぁ……ファイトだよっ!」グスッ

898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:02:06.31 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その72 何とか効果

穂乃果「うぅ……まさかゼロからの再スタートだなんて……」

穂乃果「いや。むしろマイナスなんじゃ……いやいや!嫌われてはないはずだもんねっ!」

穂乃果「うんうん!友達のままがいいってだけだもんね!今はまだ、ねっ!」

穂乃果「……頑張らなきゃ」

穂乃果「ってことで久しぶりにこの本で――」ペラペラ

穂乃果「今まで通りじゃなくてなんか新しいやつ―――」ペラペラ

穂乃果「いつもよりちょっと過剰な奴で……んっ、吊り橋効果?」ナニナニ

899: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:02:45.29 ID:EclWq5ULo
穂乃果「『恐怖や緊張、羞恥によるドキドキを感じると、恋愛感情と勘違いし
お互いいつの間にか恋に落ちる』こ、これとかいいかもっ!」

穂乃果「でも恐怖って言っても……この辺りに吊り橋なんてないし……」ウーン

穂乃果「緊張……海未ちゃんと二人で路上ライブをするとか……
うーん、海未ちゃんがやってくれるわけないよね」ウウン

穂乃果「穂乃果一人で強引に進められることにしないと……」ウーンウーン

穂乃果「……あ!これなら一人で強引に……
んー……。ちょっと恥ずかしいけど……」

穂乃果「でも……こうなった以上はぐいぐい押さなきゃ!」

穂乃果「よし、早速お洋服買いに行って、海未ちゃんにも連絡をして……」ピッピッピ

穂乃果「よしっ!ファイトだよっ!」タッタッタッ

901: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:04:58.67 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その73 死語
土曜日 

海未「約束の時間ですが……穂乃果は……」

穂乃果「おーい!海未ちゃんー!」ブンブン

海未「あっ!穂乃……か……?」

穂乃果「お待たせっ!ギリギリセーフかな?」

海未「ほ、穂乃果……?な、なんですかその服装は……?」

穂乃果「えっ、これ?穂乃果の私服だよ!」

海未「し、私服……?だ、だってそれって……」

穂乃果「えへへ、この前買ったばかりなんだけど……似合うかなっ!」

海未「似合いますが……で、ですがっ!」

穂乃果「えへへ、ありがと!じゃあいこっ!」ギュッ

海未(な、なんで私とおんなじ恰好なんですかっ!?)




902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:06:20.29 ID:EclWq5ULo
穂乃果「今日はとりあえずお買い物からいこっ!そのあと映画でも見ようよ」ギュッ

海未「ええ……いいですけど……」

穂乃果「楽しみだな~♪何見ようかな」

海未(一体穂乃果は何を考えてるんでしょうか……私と同じ服に、髪までおろして……
これでは……その……)

「ねえねえ、見てあそこの女の子達。ペアルックだよ」ヒソヒソ

「くすくす、手まで繋いじゃって。すごく仲良いんだね」ヒソヒソ

「あっつあつだね」ヒソヒソ

海未「~~~~~!///」カァァァッ

904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:07:25.31 ID:EclWq5ULo
海未「ほ、穂乃果!一体何でっ……」チラッ

穂乃果「……///」カァァッ

海未(な、なぜ穂乃果が赤くなってるんですかっ!?)

穂乃果「えへへ、早くいこっ!」ギュッ

海未(うぅ……なんなんですかいったい///)ドキドキ

海未(穂乃果はどういうつもりで……)ドキドキ




905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:09:58.42 ID:EclWq5ULo
穂乃果「えへへ、お買い物楽しかったね!」

海未「はい……。ですが、その……やはり視線がですね///」ドキドキ

穂乃果「気にしない気にしない!」

海未「本当になんでそんな恰好をですね!」

穂乃果「さてとっ!次は映画だよっ。あれみようよ」

海未「あっ!またはぐらかそうと……って!?あれを見るんですか!?」

穂乃果「そうだよっ!ほらほらっ」グイッ

海未「ま、待ってください!あれは恋愛映画ですよ?」

穂乃果「ふぇ?それがどうしたの?」

906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:11:29.30 ID:EclWq5ULo
海未「穂乃果は途中で寝てしまうじゃないですかっ!」

穂乃果「だ、大丈夫っ!今度は起きてる自信あるから」

海未「そ、それに破廉恥ですし……。あっちのアクション映画にしませんか?」

穂乃果「ダメダメ!もうチケット買っちゃったし今日はこっち見るのっ!」グイグイ

海未「なっ!いつの間に……。ご、強引ですっ!引っ張らないでくださいっ!」

907: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:12:18.55 ID:EclWq5ULo
「ねえ、お姉ちゃんあそこにいるのって……」

「ぷっ!?くっ……くく……何やってるのかしらあの二人は」ププッ

「恋愛映画見るみたいだね……お揃いの恰好で……すっごい仲いいんだね」

「ぷぷっ、そ、そうね。くすくす……わ、笑いがっ……。写真撮っておきましょう」パシャッ

「あ!私も後で雪穂に見せてあげようっ!」パシャッ

海未「うぅぅぅ……///」ドキドキ

海未(振り向きませんあっちは見ません。この声は幻聴です幻聴です幻聴です!)

「送信っっと!はーっ、面白かった。じゃあ行きましょう」

「声かけるのもかわいそうだもんねっ!」

海未(だ、だった写真も撮らないでくださいよっ!うぅ……知りませんっ///)




908: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:13:25.47 ID:EclWq5ULo
~夕方~

穂乃果「ふぅー!今日は楽しかった!ねっ、海未ちゃん!」

海未「あっ……は、はい。そうですね」

穂乃果「うんうん!」

海未「あの……結局その服装は……?」

穂乃果「え、これ?もうっ!だから何でもないって!」アハハ

海未「う、嘘です!前まで穂乃果はその服は持ってなかったはずですしっ!」

穂乃果「んー……じゃあなんでだろうね!」エヘヘ

海未「は、はい?」

909: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:13:52.00 ID:EclWq5ULo
穂乃果「あっ!もうこんな時間だ……穂乃果帰るからっ!まったねー」タッタッタ

海未「ま、待ちなさい!ちゃんと話してくださいっ!」

穂乃果「海未ちゃんが自分で考えてねー!ばいばいー」ダッ

海未「うぅ……いったいなんなんですかっ!」モンモン




910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:14:57.47 ID:EclWq5ULo
夜中 園田家

海未「まったく、今日の穂乃果はなんだったのでしょうか……」

海未「私と全く同じ恰好で……遊びに行って……何がしたかったんでしょうか」チラッ

海未「……あのカーディガン、穂乃果も来ていたんですよね……穂乃果も」

海未「……///」カァァッ

海未「周りの人から見たら……お、お揃いみたいなものじゃないですかっ///」

海未「もうっ!本当に何考えてるんですか!///」ドキドキドキ

海未「これじゃあ眠れないじゃないですか……///」ドキドキト

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:15:32.72 ID:EclWq5ULo
~~~~~
その75 穂乃果は知らない
夜中 穂乃果の部屋

穂乃果「えへへ、今日の羞恥作戦は成功だねっ!」

穂乃果「海未ちゃんのことだから、お揃いなら相当恥ずかしがると思ったけど
あぁ!海未ちゃんかわいかったなぁ~」

穂乃果「ことあるごとに顔真っ赤になっちゃって!うぅ……写真とっておきたかったよっ」

穂乃果「まあ……穂乃果も結構恥ずかしかったんだけどね」

穂乃果「でもこれで海未ちゃんが少しでもドキドキしてくれたなら嬉しいな……」

穂乃果「えへへ、大好きだよ海未ちゃんっ!」

913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/29(日) 22:16:30.39 ID:EclWq5ULo
穂乃果(この時の穂乃果はまだ知らなかった)

穂乃果(写真は既にメンバー全員にばら撒かれてていることを……)

穂乃果(そして二人そろってしばらくからかわれ続けることになることを……)

穂乃果(穂乃果はまだ知らなかった……)

おわり

955: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:27:02.89 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その76 最近

穂乃果「うぅ……もうすっかり春だね……」ダラダラ

海未「ええ、桜も咲いて……とても綺麗ですね」

穂乃果「うん……。でも……熱い……あっついよぉ……」

海未「まったく、なんでまだ冬服なんですかっ」

穂乃果「うー……だって衣替えするのがめんどくさかったんだもん……」

海未「去年も同じことを言ってたのを忘れたんですか?」

穂乃果「あれ……。そうだっけ?」

956: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:27:49.93 ID:XN8Q32C/o
海未「そうですっ!衣替えを手伝ったの覚えていないんですか!?」

穂乃果「あー……そういえばそんなこともあったような……なかったような……」

海未「ありましたっ!もうっ、大変だったんですから忘れないでください!」

穂乃果「じょ、冗談だよ!海未ちゃんとのことを忘れるわけないじゃんっ」アセアセ

海未「っ……///」

穂乃果「ってことで良かったら今回も衣替えを付き合ってもらえるとですね……」チラッ

海未「……いいですよ」

穂乃果「も、もちろんタダじゃなくてほむまんを……えっ、いいの?」

957: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:29:27.11 ID:XN8Q32C/o
海未「別に対価もいりませんよ。もう冬服も必要なさそうですしね」

穂乃果「ほ、本当に!?」

海未「ほ、本当ですよっ!何をそんなに疑ってるんですか……」

穂乃果「だって去年は頼んだら『だらしがないから――』『もっと計画的に前もって―――』
とかお説教されたんだもん」

海未「うっ……」

穂乃果(それでもやってくれるのが海未ちゃんなんだけどね!)

海未「ま、まあ最近は穂乃果に色々お世話になっていますし……
そのお礼も兼ねて衣替えくらいは……」

958: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:30:00.00 ID:XN8Q32C/o
穂乃果(!? これってあの本の効果……?う……う……)ブルブル

穂乃果「う……う……海未ちゃん!ありがとうっ!」モギューッ

海未「なっ―――!こ、衣替えくらいで大げさですっ!///」

穂乃果「他にもいろいるあるもん!」ギューッ

海未「は、はい?なんですかそれはっ!」

穂乃果「えへへ、秘密だよっ!じゃあ穂乃果の部屋いこっ!」ギュッ

海未「な、なんなんですかもうっ!」




959: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:30:40.54 ID:XN8Q32C/o
穂乃果の部屋

海未「この服はさすがに暑そうですね……閉まってっと……」

穂乃果「ああー!まってその服は可愛いからダメっ!」

海未「えっ……?でもさすがにもう熱くないですか?」

穂乃果「でもお気に入りだからっ!ダメったらダメなの!」

海未「穂乃果が言うのでしたら……ではこっちを……」

穂乃果「あ!それもダメっ!」

960: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:31:25.68 ID:XN8Q32C/o
海未「こ、これもですか!?……ではこっちのを」

穂乃果「ダメ!」

海未「ええっ!?で、では……」

穂乃果「メッ!」

海未「……」ニッコリ




穂乃果「追い出された……」

961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:32:13.33 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その77 それぞれの闘い

穂乃果「はぁ……そういえば去年も追い出された気が……」

穂乃果「暇だぁ……。海未ちゃんのとこ戻っても、また追い出されるだろうし……」

穂乃果「かといって遊びに行くのもさすがに……そうだっ!」

穂乃果「お礼の特製ほのまんを作って、お茶出してあげようっ!」

穂乃果「てきざいてきしょ?ってやつだよね!ウンウン」

穂乃果「よーしっ!やるぞ!」




962: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:32:49.00 ID:XN8Q32C/o
一方その頃

海未「これはしまう方に……」テキパキ

海未「これは残して……」テキパキ

海未「これも残して……ふぅ」

海未「穂乃果には悪いですが、やはり一人の方が捗りますね……」

海未「暇してないといいのですが……、早く終わらせて遊びにでも行きますか」

海未「っと、これ……は……!?」

海未「こ、この前穂乃果が来ていた私とお揃いの服です……」

海未「穂乃果が来ていた私とお揃いの……」

海未「な、何を考えてるんですか!?これもきちんとしまう方に……あっ」

963: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:33:46.38 ID:XN8Q32C/o
海未「私と同じ服なのに穂乃果の匂いが……っ!」

海未「だ、ダメです!こんなことを考えては!」ブンブンブン

海未「あ、改めてこれはしまう方に―――バタンッ

海未「ひゃぁぁっ!?」

穂乃果「海未ちゃーん!お茶持ってきたから休憩に……って、どうしたの大声だして?」

海未「な、なんでもありませんっ!///」

穂乃果「?」

964: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:34:15.73 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その79 変化

穂乃果「今テーブル出すから待っててねっ」ヨイショヨイショ

海未「……?なんですかこれ?」

穂乃果「んっ。あぁ、参考書だよ!」

海未「は、はい!?今なんて言いましたか!?」

穂乃果「だーかーらー!参考書だったらっ!」

海未「ほ、穂乃果が……参考書……?」

穂乃果「なにその反応は」ジトー

海未「だ、だって穂乃果が参考書ですよ!?あの赤点星人の穂乃果が……」

穂乃果「な、何さ赤点星人って!」プンプン

海未「あ……い、いえ!それは置いといてください」

965: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:34:53.29 ID:XN8Q32C/o
穂乃果「もうっ!この前一緒の大学に行こうって言ってたの忘れたの!?」

海未「お、覚えていますが……まさか参考書まで買っているとは思わなくて……」

穂乃果「だって落ちたら元もこうもないし、早くやる分にはいいでしょ!」

海未「そ、そうですが……あの穂乃果が……」

穂乃果「穂乃果だってちゃんと色々考えてるんだよっ!」プンプン

海未「す、すみません……」

穂乃果「まったく、こっちは海未ちゃんと一緒に居たくて必死なのにっ!」

海未「えっ……///」

穂乃果「あ……///」

966: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:35:22.97 ID:XN8Q32C/o
穂乃果「……///」

海未「……///」

穂乃果(うぅ……変な雰囲気だよぉ……。思わず凄いこと口走っちゃった気がする……)

海未(私と一緒に居たくて……?まさか……、いえ深読みすすぎ……ですよね?)

ほのうみ「……///」

穂乃果「ぅ……ぉ……お茶とほのまんのお代わりもってくるねっ!」

海未「あ、は、はい!ちょうど追加欲しいと思ってたんですっ!」

穂乃果「でしょでしょ!じゃあ行ってきますっ!」

海未「い、行ってらしゃい!」


バタンッ

穂乃果「ふ……ぅ……」

穂乃果「……」ドキドキドキ

穂乃果「ゆっくりお茶入れよう……。うん、そうしよう」

967: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:37:42.21 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その80 園田は見た

海未「ふぅ……」ドキドキ

海未「動悸が収まりませんね……」ドキドキ

海未「穂乃果が変なこと言いだしたせいですっ……。まったく……」ドキドキ

海未「でも、あの穂乃果が参考書を……そんなにも穂乃果は……んっ?」スタスタ

海未「……よく見れば本棚にも参考書が……。この辞書だって前来た時にはなかったはずです」

海未「高かったでしょうに……穂乃果、貴方は本当に……」ドキドキ

海未「んっ、この二冊だけカバーが……確か前はありませんでしたね」

海未「よく見るとこの二冊だけいたるところに付箋が。タイトルは……」ペラ

海未「気になるあの子の落とし方?」

968: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:39:33.64 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その81 ネタバラシ

海未「こ、これは……いわゆる恋愛の指南書……?」

海未「しかも相当読んだ後が……穂乃果が……?」

海未「まさか意中の相手が……?そん……な……」クラッ

海未「……う、そです……。嘘です……」

海未「そ、そうですっ!きっと全部穂乃果のドッキリです!」

海未「参考書だってきっと、このための布石で……そうっ!中を見ればドッキリだって書いてあるはずですっ!」ペラペラ

969: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:40:15.74 ID:XN8Q32C/o
『好きな人との待ち合わせは常に10分前行動!』←成功!海未ちゃんに褒められた!

『日常のさりげないチラ見でスキスキアピール!』←失敗……授業に集中しすぎ!

『授業中の手紙交換で好感度もアップ!?』←先生に怒られたよ……

海未「あ……こ、これ……私の名前が……?」

海未「それに……これって……」ペラペラ

970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:41:39.42 ID:XN8Q32C/o
『愛妻!?お弁当であの子をGET作戦』←ほむまん弁当で大成功!←じゃなかったよっ!

『距離の近さはそのまま心の近さ!』←成功!海未ちゃんドキドキだったね!

『一夜を共にすることで身も心もメロメロに!』←あまり効果なし……。でもほの得!

海未「す、全て覚えが……」ペラペラ

971: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:42:36.50 ID:XN8Q32C/o
『恋愛心理学であの子をゲット!』←髪の毛サラサラ♪

『気になるあの子にプレゼント大作戦!』←マフラー・ブレスレット辺り?迷うっ

『吊り橋効果作戦』←同じ洋服で成功っ!でも……二度目はないかも

海未「これも!プレゼントも、洋服も!全部覚えがあります……っ」

海未「で、では……穂乃果が好きなのは……もしかして……わ、私?」

バタンッ

海未「あ……」

972: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:48:00.12 ID:XN8Q32C/o
穂乃果「海未ちゃんただい……ま……」

海未「ほの……か……」

穂乃果「ね、ねえ……何みてるの……かな……?」

海未「あ、あの……これは……」

穂乃果「あ……っ!」ダッ

海未「ち、違いますっ!どこに行くんですか!?穂乃果!話を……話を聞いてくださいっ!」




973: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:53:09.32 ID:XN8Q32C/o
穂乃果(見られた、見られた、見られちゃった!)タッタッタ

穂乃果(なんであんなところに置いといたの!?もっと隠しとけばよかったのにっ!)タッタッタ

穂乃果(バカバカバカ!穂乃果の大バカっ!)

穂乃果(全部ばれちゃった)

穂乃果(きっと変に思われた、嫌われちゃったかも……)

穂乃果「……もう、おしまいだよね」グスッ

974: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:55:01.85 ID:XN8Q32C/o
~~~~~
その82 無駄遣い禁止
公園

穂乃果「ぐすっ……ぐすっ……」

海未「……穂乃果」

穂乃果「……」ビクッ

海未「ここにいたんですね。見つけましたよ」

穂乃果「……」

海未「子供の時、かくれんぼでここに隠れるのが好きでしたよね」

穂乃果「……ごめんね」

海未「なんで謝るんですか?」

穂乃果「……」

海未「謝るなら私の話を聞いてから……「聞きたくない!」

穂乃果「聞きたくないもん……」

975: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 20:59:18.24 ID:XN8Q32C/o
海未「穂乃果……」スタスタ

穂乃果「っ……」ビクビク

海未「……」ギュッ

穂乃果「うみ……ちゃん?」

海未「私、ちょっとだけ怒ってることがあるんですよ」

穂乃果「ぅ……」ビクッ

海未「……なんで参考書を買ったんですか?
勉強なら私が全部教えますから。大丈夫ですよ」ナデナデ

穂乃果「え……参考書?」

海未「他にもです。あの、落とし方とかいう本もです」

穂乃果「っ……」ビクッ

海未「洋服だってそうです、安くなかったでしょうに……無駄遣いが激しすぎます」

976: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:00:36.84 ID:XN8Q32C/o
穂乃果「ご、ごめん、なさい……」

海未「ちゃんと私の方を見てください」

穂乃果「う、うん……でも……」

海未「でもじゃないです。……こっちを向いてください」

穂乃果「う、うん……んっ!?」

ちゅっ

海未「本も服も、あんなの必要ないんです」

海未「だって―――私はとっくに穂乃果に落とされてるんですから」

海未「大好きです、穂乃果」

977: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:02:06.20 ID:XN8Q32C/o
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その83 エピローグ

~十数カ月後~

海未「穂乃果、荷造りは終わりましたか?」ガララッ

穂乃果「待ってー!もうちょっとっ!」

海未「っ!まだ終わってないんですか!?一体何してたんですかっ!」

穂乃果「うぅ……予想以上に持ってく物が多くて……」アセアセ

海未「もう、私も手伝いますからやってしまいますよ?」

穂乃果「うんっ!」




979: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:04:39.44 ID:XN8Q32C/o
海未「だいたい終わりましたね……あとは……」

穂乃果「あ!あそこの漫画もっ!」

海未「駄目です!本は置いておくって話したじゃないですか」

穂乃果「ええ……でもでも……」

海未「駄目ですっ!広くないんですよ?
本があったら寝る場所がなくなってしまいます」

穂乃果「うぅ……じゃ、じゃあこの三冊だけ!」

海未「それは……。まあそれだけなら///」

穂乃果「うん♪、ありがとっ!」

980: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:05:10.55 ID:XN8Q32C/o
海未「もう……あとはしまい忘れはありませんね?」

穂乃果「うんっ!大丈夫だよ。手伝ってくれてありがとう海未ちゃんっ!」

海未「ふふっ、いつものことじゃないですか」

穂乃果「えへへ、そしてこれからもよろしくね!」

海未「こちらこそ、よろしくお願いしますね」

穂乃果「ずっと、一緒に居ようね!」ギュッ

海未「はい、もちろんです」ギュッ

おわり

1000: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/31(火) 21:29:15.52 ID:XN8Q32C/o
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その???

?年後

「――?―――?どこにいったんですか?」キョロキョロ

「よいしょ……よいしょ……」ゴソゴソ

「あっ、見つけましたよ!ほら、もう寝る時間ですよ?」

「ちょっと待って!今いいとこだからっ!」ペラペラ

「うん? 何を見てるんですか……それは―――」

「えへへ、お母さんたちのお部屋漁ってたら見つけたんだっ!
今いいとこだからもうちょっとだけ……」ペラペラ

「ダメです!もう寝る時間ですしまだこの本を読むには早いです。没収です!」パッ

「ええ三冊あるんだから一冊くらいいいじゃん……ケチ……」

「ケチ……?」ゴゴゴゴ

「ひいっ!?お、お母さんが怒った……?た、助けてー!」ドタドタドタ

「助けなら寝室にいますよ。あ!ちゃんと歯を磨くんですよーっ!……ふぅ」



「ふふっ、あの子も言うようになりましたね。誰に似たんだか……。
まあ一人しかいませんよね」

「それにしても……この本……また懐かしい物を……」

「ちょっと焼けちゃってますね……」

<ウミチャーン、デンキケシチャウー

「はーいっ!」

「とりあえず棚に隠しておきますか……、あの子にはまだ早いですし」チラッ

『気になるあの子の落とし方1・2』 『好きなあの子と―――』

<オカアサンハヤクー

「今行きますねー!」ゴソゴソ

バタンッ



おしまい