前回 P「お前たちにはお笑いスキルも足りない!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 22:44:09.71 ID:UnLtE71jO
律子「小鳥さん、収入印紙下さい」

小鳥「あ、私貼っておきますからそこに置いといて下さい」

P「…」

春香「雪歩、そのスカート可愛いね!」

雪歩「ホントに?えへへ。ありがとう春香ちゃん」

P「聞けよぉぉぉぉぉ!!!!!」

伊織「っ…うるっさいわねぇまったく!」

律子「もはや嫌な予感しかしないんですけど」

千早「まさかまた漫才を!?」ガタッ!

P「いや、それはもう勘弁してくれ…」

亜美「じゃあ何なのさ→?」

響「これで三回目だぞ!」

引用元: P「お前らには演技力こそ足りない!」 

 

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 22:49:15.86 ID:UnLtE71jO
P「今回はズバリ、"演技力"だ!」

真「最初にやりませんでしたっけ、それ?」

P「いや、あれはあくまで新しい"萌え要素"を発見するのが目的であって、演技力の向上はついでだ」

貴音「ならば今回は?」

P「純粋に"演技力"を養うことが目的となる」

律子「ふむ…」

あずさ「どうしたんですか、律子さん?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 22:57:02.29 ID:UnLtE71jO
律子「私の知り合いの業界人が言っていたんですけど、アイドルには4つの柱があるんだそうです」

真美「4つの柱?」

律子「えぇ。"歌""ダンス""グラビア"そして"演技"よ」

春香「あぁ、確かにどれも大事ですね」

千早「その中で私たちに最も足りないものは…」

P「そう、"演技"だ」

真「いや、どう見ても律子の説明に便乗してますよね?」

伊織「アンタ、スそんなこと考えてもいなかったんでしょ?」

P「そ、そんなことはない!」

響「プロデューサー、わっかりやすいぞ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:03:19.02 ID:UnLtE71jO
P「というわけで!」

伊織「どういうわけよ」

P「今回は二種類のクジを用意した。一つは"場所"もう一つは"役柄"だ」

律子「2つを組み合わせたシチュエーションを自分で思い描き、そして演じろと」

P「その通り!さすが律子!」

千早「いつもご苦労様、律子…」

小鳥「あの…プロデューサーさん?」

P「何ですか?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:09:08.55 ID:UnLtE71jO
小鳥「愚問かもしれませんけど…律子さんと私は?」

P「ハハハ、何だそんなことですか!小鳥さん!!!」

小鳥「は、はい!」

P「愚問です」

小鳥「…」

律子「わかってたわよ…」

やよい「順番はどうするんですかぁ?」

P「そうだなぁ…今回は、下の名前の五十音順にするか」

あずさ「あら~、では、私が最初ですね?」

律子「じゃあ、最後は私ですね」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:16:39.19 ID:UnLtE71jO
P「では、あずささん。クジを引いて下さい!」

あずさ「は~い。うふふ、何が入っているのかしら?」

P「いや、クジですけど…」

美希「ねぇハニー?役柄ってどんなのがあるの?」

P「まぁ、いろいろだな。だけどそんなに難しいのは無いハズだ。お婆ちゃんとかだとお前らには難易度が高いだろ?」

春香「変なところで気を使いますよね、プロデューサーさんって」

あずさ「引きました~」

P「では、読み上げてみて下さい」

あずさ「【公園(昼下がり)】と【ナース】さんです~」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:22:26.15 ID:UnLtE71jO
律子「プロデューサー」

P「はい」

真「趣味ですよね?」

P「違います」

千早「演技の相手をするのは?」

P「僕です」

伊織「そりゃあ、"お婆ちゃん"とか入れないわけよね、まったく」

P「う、うるさいな!俺は真面目に考えたんだぞ」

美希「真面目にねじ曲がってるの」

P「ほら、早く観覧席に着け!あずささんが待ってるんだから!」

律子「はいはい」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:27:42.47 ID:UnLtE71jO
あずさ「うふふ。では始めますね?よろしくお願いします」

P「はい。よろしくお願いします」

あずさ「いい、お天気ですね、プロデューサーさん」

P「ええ、三浦さん」

あずさ「だいぶ足の具合も良くなりましたね~」

P「はい。三浦さんの看護のおかげかな?」

あずさ「あらあら~、誉めても何も出ませんよ?うふふ」

響「あー。いるいる、こういう感じのナースさん」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:35:13.85 ID:UnLtE71jO
P「だけど…」

あずさ「どうかしましたか?」

P「俺、いつ退院できるんでしょうか?」

あずさ「もう少しですよ、きっと」

P「3年前から同じこと言われ続けてるんですけど!もう少しもう少しって!」

律子「またそうやって難易度を上げる…」

あずさ「そ、それは…えぇっとぉ…」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:39:48.87 ID:UnLtE71jO
P「俺はもうダメなんです…一生このままで…」

美希「ってか、いっそのことハニーが俳優になればいいと思うな、ミキ」

千早「確かにこの演技力は…」

あずさ「そ、そんなことありません!プロデューサーさんが早く良くなるように、私ももっともっと頑張りますから!」

真美「いいナ→スさんだねぇ」

真「ボクもこういうナースさんに看護されたいな」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:47:58.64 ID:UnLtE71jO
P「もう放っておいて下さい…」グスッ

あずさ「あ、あの…」

やよい「2人ともかわいそうですぅ…」

あずさ「プ、プロデューサーさん!」

P「…何ですか?」

あずさ「えぇっとぉ…そんなことを言う弱虫さんは…」

P「…」

あずさ「『めっ!』ですよ~!」

P「めっ?」

あずさ「はい。うふふ。めっ、です」

P「…ハハ」

あずさ「…うふふ。私、叱っちゃいました~」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/21(水) 23:55:03.45 ID:UnLtE71jO
P「叱られてしまいました」

あずさ「またいつでも叱っちゃいますから、だから…」

P「だから?」

あずさ「いつでも吐き出して下さいね?一人で抱え込んではダメですよ?」

P「…はい。ありがとうございます…あずさん」

あずさ「…うふふ、そろそろ戻りましょう」

P「はい」

あずさ「肩、お貸ししますね~」

P「ありがとうございます」

伊織「…2人ともやるじゃない」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:03:26.38 ID:1Fc2D9qmO
春香「お疲れ様です、あずささん」

あずさ「私、上手く演じられたかしら?」

真美「ばっちしだよ、あずさお姉ちゃん!」

あずさ「あらあら~」

P「いいお手本になったと思います。よし、次は亜美!」

亜美「りょ→かい!」ガサガサ

真「職場とかもあるってことかぁ」

亜美「よし、コレにする!」バッ!

真美「何引いたの→?」

亜美「えっとねぇ【部屋(彼の)】と…んっふっふ~【彼女】だよ→ん!」バーン!

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:09:24.40 ID:1Fc2D9qmO
美希「亜美、それはミキに譲るべきなの!」

亜美「やっだよ→だ!」

春香「…」

千早「…」

律子(ま、予想通りの反応ね)

小鳥「……………………」

律子「小鳥さん…」

P「よし、じゃあ始めるぞ!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:14:20.90 ID:1Fc2D9qmO
P「さ、上がってくれよ」

亜美「おっじゃまっしま→す!けっこうキレイにしるんだね→!」

P「ハハハ。亜美が来るから片付けたんだよ」

亜美「んっふっふ~。そういえば兄ちゃ」

P「おっと、亜美」

亜美「へ?どったの?」

P「恋人通し、だろ?」

亜美「う、うん」

P「"兄ちゃん"はおかしいよな?」

亜美「そ、そっか、アハハ…」

響「珍しく亜美が押されてるぞ!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:21:08.54 ID:1Fc2D9qmO
亜美「じゃ、じゃあ…えっとねぇ…」

P「好きに呼んでいいぞ?」

亜美「じゃあ…p君…」※

P「なんだ、亜美?」

亜美「あ、あはは、ははは…」

律子「ふふ、亜美ったら顔真っ赤」

美希「下の名前で呼ぶなんてズルいの!」

伊織「役柄なんだから仕方ないでしょ」


>>0��=プロデューサーの下の名前と解釈して下さい

38: >>34 大丈夫なんじゃないかなぁ? 2012/03/22(木) 00:25:27.42 ID:1Fc2D9qmO
P「何だ亜美、熱いのか?」

亜美「な、なんでさ?」

P「いや、顔赤いからさ」

亜美「だ、大丈夫!」

春香「亜美が一方的に攻められてるね」

真美「レアな場面だねぇ」

P「ハッハッハ!可愛いやつだなぁ」

伊織「相変わらず憎たらしいわねぇ、アイツ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:30:41.98 ID:1Fc2D9qmO
亜美「そ、そういえばp君」

P「どうした?」

亜美「●●●な本とか隠してないよね?」

P「隠してないさぁ」

亜美「ホントかなぁ?普段はどんなの読むの?」

P「は、はい?」

亜美「ねぇねぇ、どんなの→?彼女としては気になるんだよねぇ」

真「逆襲が始まったね」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:36:34.51 ID:1Fc2D9qmO
P「そ、そんな物に興味は無い!俺には亜美が」

亜美「うん、それはこっちに置いといて。んで、どんなのが好きなの?ねぇねぇどんなの→?」

P「ひ、人妻など!」

やよい「白状しちゃいましたぁ」

伊織「ダメねコイツ…」

春香「人妻…」

千早「そういうのが…」

律子(はぁ…こっちはこっちでめんどくさい…)

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:41:31.65 ID:1Fc2D9qmO
P「もう勘弁して下さい…」

亜美「んっふっふ~!亜美の勝ちだねぇ!」

貴音「勝ち負けを争うものだったのですか、これは?」

伊織「もうほっときなさい…」

真美「亜美→!ナイス勝利!」

亜美「兄ちゃんなんてラクショ→だよ→!」

P「はぁ…伊織、次よろしく」

伊織「はいはい、やればいいんでしょ、やれば」ガサガサ


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:47:27.85 ID:1Fc2D9qmO
雪歩「彼女があるってことは、お姉ちゃんや妹もあるのかなぁ?」

響「あるって考えた方がよさそうだぞ」

伊織「…」

やよい「あれ?どうしたの伊織ちゃん?」

伊織「【車の中】…」

P「役柄は?」

伊織「…【娘】」ボソッ

真「…ふふっ」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:50:57.82 ID:1Fc2D9qmO
伊織「な、なに笑ってんのよ!」

真「いや、別にー」

律子「車の中っていうと、会話もかなり限定されるわね」

やよい「伊織ちゃんならきっと大丈夫ですぅ!」

伊織「ぜんぜん大丈夫じゃないんだけど…」

P「よし、さっさと始めるぞ!」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 00:57:05.81 ID:1Fc2D9qmO
P「さて。ウチに帰るか、我が娘よ」

伊織「…」

P「帰り道が渋滞してなければ良いな」

伊織「…」

P「どうした伊織?眠いのか?」

伊織「…別に」ボソッ

P「ハッハッハ!いまどき沢尻の真似か。伊織は時代遅れだなぁ」

美希「また憎たらしい顔になってきたの」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:04:16.16 ID:1Fc2D9qmO
伊織「ア、アンタねぇ」

P「こらこら伊織。パパに向かってなんだ、その口のきき方は」

千早「パ、パパ?」

春香「パパと呼びなさい、ってことだよね、これは」

伊織「ぐ…パ…」

P「パ?」

伊織「パ…パ…」ホゾボソ

P「伊織、パパちっとも聞こえないなぁ」

伊織「パ、パパ!ちゃんと前見て運転してよねっ!」

あずさ「伊織ちゃん、よく頑張りました~」パチパチ

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:10:18.33 ID:1Fc2D9qmO
P「うんうん。ちゃんと前見ないと危ないからな」

伊織「と、鳥肌が…」ボソッ

P「ん?何か言ったかい?」

伊織「な、何でもないわ、パ、パパ…」

貴音「まだ受け入れることが出来ぬ様子…」

真「そりゃあ…ねえ?」

P「はぁ…伊織ももう10歳か」

伊織「は、はぁ?」

律子「何言ってんのよこの人…」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:14:47.43 ID:1Fc2D9qmO
P「10歳だよな?な?」

伊織「…そ、そうよパパ。私、10歳になったわ!」

P「うーん。パパ的には、自分のことは"伊織"って呼ぶべきだと思うな」

美希「そんなことでミキの真似しないでほしいの」

伊織「…伊織、10歳になったの」

やよい「私より年下になっちゃいましたぁ」

律子「あとで頭撫でといてあげなさい…」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:18:55.43 ID:1Fc2D9qmO
P「そのうち、一緒にお風呂に入ってくれなくなるんだろうな…」

響「だから、何言ってんだこの人?」

伊織「そ、そんなことない!ずっと…その…パパと一緒に入って…あげてもいいわよ?」

春香「こんなときまでツンデレなんだね…」

真美「悲しいねぇ…」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:24:06.75 ID:1Fc2D9qmO
P「ハハハ、ありがとう伊織」

伊織「う、うん…」モジモジ

小鳥「伊織ちゃんを見ていると、何かこう…」

律子「ニヤニヤしてきちゃいます?」

小鳥「はい…」

P「でも、いつかは伊織もお嫁さんに…」

千早「誘導尋問に入ったわね…」

雪歩「あのセリフを言わせるつもりだよね、ぜったい…」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:28:24.86 ID:1Fc2D9qmO
伊織「い、伊織…お嫁さんさんになんか、行かないから…」

P「いや、やっぱり女の子の幸せはお嫁さんになることだよ」

小鳥「………………」

律子「だーかーらー!いい加減空気読んで下さい!」

伊織「じゃ、じゃあ…伊織は…その…」

P「何だい伊織?ん?ん?」

美希「さすがのミキも、あの顔にはご立腹しちゃうの」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:33:09.98 ID:1Fc2D9qmO
伊織「い、伊織は…パパの…」

P「パパの?」

伊織「伊織はパパのお嫁さんになるんだからねっ!!!」

やよい「おめでとう伊織ちゃん!」

真「そのリアクションはおかしいからね、やよい」

P「そうか!じゃあパパ、伊織の旦那さんになってあげるからな!ハハハ」

伊織「す、好きにすれば?」プイッ


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:40:40.30 ID:1Fc2D9qmO
春香「良かったよ、伊織」

あずさ「とっても上手でしたよ~」

伊織「なによ!みんなしてニヤニヤしちゃって!」

P「いやぁ、娘もいいもんだなぁ」

律子「誤解を生むような言い方をしないで下さい」

響「次は…ピヨコだぞ!」

小鳥「わ、私?はい!」ガサガサ

真美「何が出るかな、何が出るかな♪」

小鳥「えっと…【夜の砂浜】と…【友達】…」

真「あぁ…」

貴音「まぁ…」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:44:22.43 ID:1Fc2D9qmO
小鳥「…」

P「…」

小鳥「キレイな海だね…」

P「夜だけどね」

小鳥「…」

P「…」

律子「いたたまれない…」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:48:59.66 ID:1Fc2D9qmO
P「他のみんなは?」

小鳥「えっ?えっと…みんな寝ちゃったみたい。飲みすぎたのかしら?」

P「そっか」

小鳥「うん…」

P「小鳥さんは眠くないの?」

小鳥「…うん、平気。p、p君は?」

P「俺もまだ平気」

亜美「おや?何やらよい感じに…」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:53:33.42 ID:1Fc2D9qmO
P「小鳥さんは…」

小鳥「なぁに?」

P「好きな相手とかいないの?」

小鳥「…内緒…ふふ、内緒だよ」

P「そっか、内緒か」

小鳥「うん!なーいーしょっ!!」

真美「真美、ぴよちゃんがすっごく可愛く見えてきたんだけど」

律子「そういうものなのよ、女って」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 01:58:51.26 ID:1Fc2D9qmO
小鳥「p君は?」

P「俺も内緒」

小鳥「そっか」

P「うん」

響「なんか、波の音が聞こえてきそうだぞ…」

P「小鳥さんみたいな人かな?」

小鳥「え?」

P「好きなタイプは」

小鳥「え?え?えっ!?」

真「リアルにテンパってるね、小鳥さん…」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:03:48.39 ID:1Fc2D9qmO
P「さて、俺も寝ようかな」

小鳥「…も、もう一回!もう一回言って!」

美希「リアルにお願いしてるの」

律子「触れないでおいてあげなさい…」

P「もう言いません!ハハハ!」

小鳥「ズルい~!もう一回言って下さいよ~!」

響「素に戻ってるぞピヨコ」

亜美「切ないねぇ…」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:14:06.66 ID:1Fc2D9qmO
小鳥「うふふ…ふふ…」

やよい「小鳥さん旅立っちゃいましたぁ」

千早「しばらく浸らせておいてあげましょう…」

P「いやぁ、青春だなぁ」

律子「自覚がないってホントに罪よね…」

雪歩「次は貴音さんですね!」

貴音「はい。演じ易い役柄を引けると良いのですが…」ガサガサ

P「さて、何が出るかな?」

貴音「【公園(夕暮れ)】と…【めいど】?」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:19:55.64 ID:1Fc2D9qmO
春香「貴音さんのメイドかぁ!」

律子「新鮮ね」

貴音「はて…めいど、とやらは如何なるものなのでしょう?」

伊織「そうねぇ…西洋の女中、かしら?」

貴音「女中?主人に仕えて身の回りの世話などをする?」

伊織「まぁ、そんな感じよ」

真美「お姫ちんとは正反対な役柄だねぇ」

亜美「楽しみだねぇ」

P「夕暮れの公園ってのが難しいかもしれないけど、とにかくやってみよう!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:25:39.21 ID:1Fc2D9qmO
貴音「ご、ご主人様!」

P「…良い」ボソッ

伊織「何がよ」

響「だけど、これは確かに…」

雪歩「ド、ドキドキするね…」

貴音「ご主人様、ここにいらっしゃいましたか」

P「どうしたんだ、貴音?」

貴音「夕餉の支度が整っておりますので、お屋敷にお戻り下さいませ」

P「うん、そうか」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:31:33.29 ID:1Fc2D9qmO
貴音「何を見ていらしたのですか?」

P「散りゆく桃の花を」

貴音「直に咲き始める桜ではなく?」

P「うん。みんなは桜ばかり見ているからね。俺ぐらいは桃を見ていても良いんじゃないかって」

貴音「…ふふ。ご主人様らしゅうございます」

春香「なんか…すっごいマトモだね」

律子「貴音の雰囲気にプロデューサーが引っ張られてるのよ」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:39:17.14 ID:1Fc2D9qmO
貴音「ですが…弥生も終わりに近づいたとはいえ、夕涼みにはまだ早ようございますよ?」

P「風邪を引いてしまうかな?」

貴音「真に」

P「心配してくれているのかい?」

貴音「わたくしは…めいど、でございますから。ご主人様のお身体を気遣うのは、当然の務めだと心得ております」

P「そうか…あくまでメイドとしてなんだね」

雪歩「恋愛要素も入ってきたね…」

響「普通にお金取れそうだぞ、これ…」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:47:15.57 ID:1Fc2D9qmO
貴音「わたくしは…自らの"分"も心得ておりますから…」

P「俺は…」

貴音「なりません!」

P「貴音…」

貴音「それ以上は仰らないで下さい…わたくしは貴方様にお仕えできるだけで…ただそれだけで幸せなのですから」

やよい「うぅ…貴音さん…」グスッ

P「わかったよ、貴音。これ以上言うのは止しておくよ。ただ」

貴音「ただ…何でございましょう?」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:51:59.41 ID:1Fc2D9qmO
P「これからもよろしく頼むと、それだけ言っておくよ」

貴音「…はい、ご主人様。貴音は貴方様にお仕え致します」

P「帰ろうか、貴音」

貴音「お供いたします、ご主人様」

響「貴音ぇ…」グスッ

雪歩「切ないですぅ…」グスッ

春香「普通に見入っちゃった…」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 02:58:52.38 ID:1Fc2D9qmO
貴音「めいどらしく振る舞えたでしょうか…」

響「メイドらしいかどうかは分かんないけど、すっごく良かったぞ!」

真美「うん!真美、ちょっと泣きそうになったよ!」

雪歩「泣いてましたぁ…」

やよい「私もですぅ…」

P「よしよし。今のはかなり良かったな。次は千早だ。お前も頑張れよ!」

千早「は、はい!」ガサガサ

春香「可愛いのが出るといいね、千早ちゃん」

千早「…【部屋(自分の)】と…【妹】です」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:04:46.45 ID:1Fc2D9qmO
春香「妹の千早ちゃんかぁ」

美希「楽しみなの!」

律子「どんな妹っぷりを見せつけてくれるのかしらね」

千早「くっ…これはやはりプロデュースの趣味なのですか?」

P「違うよ!全然違うよ!」

真美「パ→ク・マンサ→だっけ?」

亜美「サ→ク・パンサ→じゃなかったっけ?」

伊織「どっちも違うわよ…」

P「よし、始めるぞ!」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:08:37.68 ID:1Fc2D9qmO
P「ノックノック」

千早「な、何?」

P「入るぞー」

千早「ちょ、ちょっと待って、あの…お…」

P「え?最後聞き取れないぞ?」

千早「ちょっと待って、お…お…お兄ちゃん!」

春香「きゃー!」

あずさ「あらあら~、可愛い妹ちゃんね~」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:12:29.56 ID:1Fc2D9qmO
P「もういいかーい」

千早「えっと…まーだだよー」

小鳥「うふふ…」

律子「伊織のときとは違う意味でニヤニヤしちゃいますね」

伊織「…ふんっ」

P「もういいかーい」

千早「も、もういいよー」

P「お邪魔しまーす」

千早「ど、どうぞ…お兄ちゃん…」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:19:08.84 ID:1Fc2D9qmO
P「で、相談事って何?」

千早「え?そ、相談事…えっと…」

P「分かった、あの事だろ!」

千早「あ、あの事?その…」

P「な?」

千早「…う、うん!あの事よ!さすがお兄ちゃん!」

響「プロデューサーに乗せられちゃったぞ…」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:24:42.75 ID:1Fc2D9qmO
P「ハハハ。テストの点数が悪くて、父さんに怒られないか心配してるんだろ?」

千早「そ、そうなの!」

P「まったく。ちゃんと勉強しないとダメじゃないか」

千早「う、うん…ごめん…」

律子「自分のことじゃないのに、何故か釈然としないわ」

伊織「気にしたら負けよ」

P「仕方ない。俺が一緒に謝ってやるよ」

千早「ほ、本当に?」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:31:08.94 ID:1Fc2D9qmO
P「ああ!それも兄の務めだからな!」

千早「あ、ありがとう…お兄ちゃん。ふふ…」

春香「ひょっとして千早ちゃん、こういうタイプに弱いのかなぁ?」

P「よし、じゃあ俺はこれで」

千早「え?」

響「ん?やけにあっさりしてるぞ」

真「何か狙いがある気がする」

雪歩「うん、間違いなく…」

亜美「兄ちゃん、信用0だね…」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:35:33.38 ID:1Fc2D9qmO
P「言いたいことがあれば言っておきなさい」

千早「と、特には…」

P「千早!」

千早「はい!」

P「優しいお兄ちゃんだろう?」

千早「ま、まぁ…」

P「…」ジーッ

千早「えっと…」

小鳥「あからさまに発言を促してる…」

貴音「言うまで終わりませんよ、如月千早…」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:40:21.86 ID:1Fc2D9qmO
千早「わ、私はその…お兄ちゃんが…」

P「俺が?」

千早「お兄ちゃんは優しくて…たまに変な人だけど…」

伊織「たまにってレベルじゃないわよ」

千早「わ、私は…」

P「千早は?」

千早「お、お兄ちゃんが大好き!」

響「誰が喜ぶんだ、これ?」

春香「たまに変な人じゃないかな…」

やよい「…お兄ちゃんって呼んでみたいなぁ」ボソッ

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:48:10.67 ID:1Fc2D9qmO
美希「お兄ちゃんが大好き!なの」

千早「な、なによ美希」

美希「なんでもないの!」

やよい「お兄ちゃんかぁ…」ボソッ

響「どしたの、やよい?」

やよい「な、なんでもないですぅ!」

P「よし、満足だ。次は春香だな」

春香「はい!頑張ります!」ガサガサ

律子「いまのところ結構いい流れで来てるわね」

春香「えっと…【図書室】と【後輩】です!」

P「お、春香に合いそうな役柄だな。それじゃあやってみよう!」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 03:54:12.49 ID:1Fc2D9qmO
春香「せ、セーンパイっ!」

P「おお、天海か。どうした?」

春香「いえ、センバイの姿が見えたから…ご迷惑でしたか?」

P「いや、ぜんぜん。座ったら?」

春香「はい!天海春香、座っちゃいます!」

P「一応図書室だから、声を控えめにな」

春香「あ、ごめんなさい。えへへ」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:00:58.91 ID:1Fc2D9qmO
P「天海っていつも元気だよな」

春香「はい!元気だけが取り得です!」

P「いや、声大きいから」

春香「あ、ごめんなさい…」

P「悩みとかあるのか?」

春香「悩み…うーん、そうですね…」

千早(無さそうだわ)

真(なさそうだな)

響(なさそうだぞ)

やよい「なさそうですぅ」

伊織「何で声に出すのよ!」

103: >>100 フラグ… 2012/03/22(木) 04:05:31.69 ID:1Fc2D9qmO
P「無いなら無理に答えなくてもいいぞ?」

春香「いえ…えっと…あり…ます」

P「ん?俺で良ければ相談にのるぞ?」

春香「センバイがですかぁ?どうしよっかなぁ」

P「言ってみ言ってみ」

春香「えっと…もしも親友と」

P「親友と?」

春香「同じ人を好きになったら、どうすればいいですか?」

律子「…え?」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:11:12.49 ID:1Fc2D9qmO
P「うーん。難しいなぁ。親友を取るか恋愛を取るか、ってことか」

春香「そこまで深刻ではないですけど…」

P「でも天海なら、親友のために身を引きそうだよな」

春香「はい…たぶん親友も」

P「じゃあ、痛み分けってことで良いんじゃないか?」

律子「この人は一体どこまで…あぁ、もう!」

千早「春香の演技、やけにリアルね」

真「…うん。そうだね」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:15:40.75 ID:1Fc2D9qmO
春香「痛み分け…ですか」

P「ああ」

春香「…ふふ。それが、私たちらしいかもしれませんね」

P「そうなのか?」

春香「たぶん、ですけどね!」

P「まぁ、納得したならそれでいいけどさ」

伊織「毎度毎度甘酸っぱいわねぇ、まったく…」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:22:20.48 ID:1Fc2D9qmO
春香「さてと、私は教室に戻りますね」

P「ん、頑張ってな」

春香「はい。では失礼しまーす」タタタ

亜美「これで終わりなのかな?」

真美「いや、はるるん立ち止まったよ?」

春香「スゥー…センパーイ!!!」

P「な、なんだいきなり!」

響「春香うるさいぞ!」

春香「センパイなんて、大嫌いでーす!!!!!」

P「なんだなんだ!?」

律子「…やれやれ」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:28:36.99 ID:1Fc2D9qmO
千早「春香、最後のは何?」

春香「…んーん、何でもない」

P「ビックリしたじゃないかよ」

春香「えへへ、ごめんなさい。でも、ちょっとだけスッキリしました」

P「なにがだ?」

春香「何でもないでーす」

律子「はいはい、次々。響」

響「オッケー!自分もこの流れにのるぞ!」ガサガサ

P「お!響、もう引いたのか。何が出た?」

響「えーっとね。【リビング】と…」

貴音「…おや?響が固まってしまいましたね?」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:34:37.52 ID:1Fc2D9qmO
真美「どったの、ひびきん?」

律子「代わりに読むわね。えっと…」

P「何て書いてあるんだ、律子?」

律子「…なるほど。固まるのも無理ないわね」

伊織「勿体ぶらずにさっさと言いなさいよ!」

律子「【新妻(新婚ホヤホヤ)】だそうです」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:40:14.35 ID:1Fc2D9qmO
美希「ダメ!それはぜったいダメなの!」

真「仕方ないじゃん、クジ引いたんだから」」

春香「あはは…」

千早「…」

律子「…ほら、響!シャンとしなさい!」

響「…え?あれ、自分、意識が飛んでたぞ」

律子「うん、飛んでたわね」

響「あ、そうだ!クジを引いてから…」

律子「【リビング】と【新妻(新婚ホヤホヤ)】よ」

響「…」

伊織「もう、面倒くさいわね!さっさと始めなさい!」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:44:48.06 ID:1Fc2D9qmO
P「ただいまー」

響「お、おおおかえり!」

真美「メッチャテンパってるね」

P「いやー、今日も疲れたよ」

響「お、お疲れさま…」

P「風呂は沸いてるか?」

響「う、うん…」

P「…」

響「…」

小鳥「この展開はやっぱり"あれ"ですよね?」

律子「ええ、"あれ"ですね」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:49:49.31 ID:1Fc2D9qmO
響「えっと…」

P「ん?」

亜美「…」ドキドキ

真美「…」ドキドキ

やよい「…?」

響「ご飯にする、お風呂にする?それとも…」

P「それとも?」

響「じ、自分…?」

美希「お風呂お風呂!早くお風呂に入るの!!」


真「演技だからね、これ?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 04:57:24.00 ID:1Fc2D9qmO
P「響って言ったらどうする?」

響「え!そ、それは…こ、困るぞ…自分、そういうの平気そうだって思われてるかもしれないけど、自分だってその…お、女の子だし…」ウルッ

伊織「何の話よ」

P「じゃあ…」

響「じゃ…じゃあ?」ウルウル

亜美「ひびきん泣きそうになってるし…」

P「やっぱり響で!」

律子「はい終了ー!!!」

美希「異議なし、なの!!!」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:02:22.58 ID:1Fc2D9qmO
P「何だよ!勝手に終わらすなよ!」

響「ウワーン!プロデューサーのバカー!!」グスッグスッ

貴音「よしよし」ナデナデ

律子「やり過ぎです!」

P「俺はただ人妻…じゃなくて響のために」

伊織「語るに堕ちてるわねコイツ」

美希「ミキなら、最後まで」

律子「アンタはいいの!」

美希「むー」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:07:24.09 ID:1Fc2D9qmO
雪歩「次は真ちゃんだね!」

真「う、うん!」

やよい「うっうー!真さん頑張ってください!」

真(今回こそは…今回こそは!!!)ガサガサ

春香「あんな真剣な顔初めて見たかも」

千早「何かあったのかしら?」

小鳥(大半は千早ちゃんの…)

真「これだぁ!」バーン!


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:13:47.61 ID:1Fc2D9qmO
P「わ、悪かったって」

響「バカァ!」グスッ

律子「あっちは放っておいて、真は何を引いたの?」

真「えっとね…場所は【公園(夜)】」

春香「なかなか良さげだね」

千早「役柄は?」

真「えっと…【魔法少女】…」

真美「あぁ…」

亜美「今回も…」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:17:41.66 ID:1Fc2D9qmO
P「…」

真「…」

P「…」

真「…来る」

P「はい?」

真「闇が」

P「いや、すでに辺りは暗いですけど」

真「深い闇が」

春香「付け足した…」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:21:39.91 ID:1Fc2D9qmO
P「あの、俺は帰っても?」

真「動かないで!」

P「な、何でですか?」

真「…来る」

P「深い闇が?」

真「月の光に導かれて」

伊織「闇なのか光なのかハッキリしてよね…」

貴音「…ほう。月について何かご存知のようですね」ボソッ

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:25:40.46 ID:1Fc2D9qmO
P「あ、あなたは一体何者?」

真「それは言えません…」

P「でも、闇がどうとか」

真「魔法の力です」

P「魔法が使えるんですか!?」

真「それはまだ言えません」

やよい「さっき自分で言っちゃいましたぁ」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:32:09.45 ID:1Fc2D9qmO
真「危ない!伏せて!ドカーン!」

P「え?え?ドカーンって何?」

真「敵の攻撃です!早く逃げて!」

P「だってさっき動くなって」

真「うわぁ!」バターン!

P「ど、どうしました!?」

真「敵の魔法を喰らいました…ゲホッ…」

律子「真もメンタルが強くなったものね…」

伊織「そりゃあ…ね」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:39:30.79 ID:1Fc2D9qmO
真「大丈夫です…だけど、あの敵を倒すにはボク一人じゃ厳しい…」

P「どうすればいいんですか?」

真「…」チラッ

一同「」ビクッ

亜美(や、やめてよねまこちん)

真「…」ジーッ

一同「…」

伊織(勘弁してよね…)

真「小鳥さんの助けが必要です…」

小鳥「わ、私!?なんで?」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:42:45.13 ID:1Fc2D9qmO
P「小鳥さん、早くこちらへ!」

小鳥「え、えっと…」

美希「任せたの」ボソッ

響「頼んだよピヨコ」ボソッ

小鳥「は、はい…」

真「ありがとうございます、小鳥さん」

小鳥「あの…何をすれば…」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:47:06.34 ID:1Fc2D9qmO
真「ボクがこれから呪文を唱えます」

P「ちゃんと聞いといてください」

伊織「何者よアイツ」

真「それを大きな声で繰り返して下さい」

P「分かりましたね?」

小鳥「は、はぁ…」

雪歩「大丈夫…真ちゃんならきっと大丈夫だよぅ…」


138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:52:09.06 ID:1Fc2D9qmO
真「月の光よ」

P「ちゃんとポーズも取って下さいね」ボソッ

小鳥「つ、月の光よ!」バッ!

春香「これは恥ずかしいパターンだね…」

真「私を愛で満たして!」

小鳥「私を…愛で満たして!」サッ!

あずさ「小鳥さん…可哀想に…」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:57:25.36 ID:1Fc2D9qmO
真「私は魔法少女」

小鳥「私は魔法、しょ、少女?」ハバッ!

美希「少女じゃないの」

真「届け、あなたに」

小鳥「届けあなたに!!!」ササッ!

真「ムーンラブ・レーザー!」

小鳥「ムーンラブ・レーザー!!!!」ババーン!!!

P「レーザーなのかよ」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 05:59:52.95 ID:1Fc2D9qmO
真「…」

小鳥「…」

P「…」

一同「…」

真「勝ちました」

小鳥「お、おめでとうございます…」

P「…」

一同「…」


143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 06:03:08.42 ID:1Fc2D9qmO
真「…」パチパチ

小鳥「あ…えっと…」パチパチ

P「…」パチパチ

一同「…」パチパチ

全員「…」パチパチパチパチパチパチパチパチ

雪歩「真ちゃん…とっても格好良かったよ…」パチパチ


144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 06:08:18.32 ID:1Fc2D9qmO
真「…」

小鳥「…」

春香「ふ、2人ともお疲れさまです!」

真美「ま、真美、飲み物買ってくるよ!」

亜美「あ、亜美もいくよ!」

P「次は美希だけど…」

美希「さすがにあれの後すぐにはできないの…」

P「じゃあ、少し休憩するか」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 06:39:33.77 ID:1Fc2D9qmO
真美「兄ちゃんヒドいよ→!次は真美の番じゃんか!」

P「あっ」

美希「なの」

真美「ぶ→!」

P「す、すまん真美!今度甘いもん奢るからさ」

真美「約束だかんね?」ガサガサ

律子「自業自得ですよ、セーンパイ」

P「ぐぬぬ…」

真美「じゃ→ん!【事務所】と【別れた恋人】だよ→!」

春香「社内恋愛だね…」

千早「しかも破局後…」

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 06:45:10.07 ID:1Fc2D9qmO
真美「おはよ→ございま…」

P「おはようご…」

真美「…」

P「…よう」

真美「おはよ→」

P「早いんだな」

真美「朝一の仕事があるから…」

P「そっか。頑張ってな」

真美「うん…」

響「真美の方がまだ引きずってる感じだぞ」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 06:52:00.13 ID:1Fc2D9qmO
P「なぁ、真美」

真美「…なに、兄ちゃん」

春香「プロデューサーさんと真美が実際に付き合ってたって設定なんだ…」

P「いい加減吹っ切れろよ」

真美「もい吹っ切れてるもん!」

P「いやいやいや!まったく仕事に集中できてないじゃないか」

真美「そ、そんなことないもん!」

律子「アイドルに手を出したのね?」

亜美「サイテ→」

155: >>152今回は事前に決めてますよ 2012/03/22(木) 06:57:30.92 ID:1Fc2D9qmO
真美「なにさ!真美のこと弄んだくせに!」

千早「どこでそんな言葉覚えたのかしら?…」

やよい「ねぇねぇ伊織ちゃん。"もてあそぶ"ってどんな遊び?」

伊織「あと3年くらいしたら教えてあけるわ」

P「ひ、人聞きの悪いこと言うなよ!お互いに合意の上だろ!」

春香「どっちにしろ問題ですよね?」

美希「ミキなら構わないの!」


157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:05:32.17 ID:1Fc2D9qmO
真美「なにさなにさ…事務所の中で真美が一番で可愛いとか言ったくせに」グスッ

P「えっと…」

真美「そんな甘い言葉で真美のことたぶらかして」

律子「ホントにどこで覚えたのかしら、そんな言葉…」

亜美「ぴよちゃんに借り薄っぺらいマンガだよ」

律子「そこか…そこだったのね…」

真美「何も知らない真美を部屋に連れ込んで」

P「ストップ!ストーップ!!!」

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:09:49.96 ID:1Fc2D9qmO
真美「なに?」

P「そういう展開は止めようぜ」

真美「何でよ?」

P「いや、真美はアイドルだし」

伊織「どの口が言ってんのよ」

響「何をいまさらだぞ」

真美「リアルっぽい方が盛り上がるじゃんか!」

P「そう…かな?」

真美「続けてもいい?」

P「ど、どうぞ」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:14:41.14 ID:1Fc2D9qmO
真美「真美がシャワーを浴びてる間にコーヒーに睡眠薬を」

P「し、知らないなぁ」

千早「それは恋愛じゃない気がするのだけれど…」

真美「そして…ぐっすり眠った真美の服を」

P「ストーップ!!!」

真美「またぁ?」

P「俺を何年間ブタ箱に入れるつもりだよ」

律子「どうせなら3年くらい入ってて下さい」

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:20:36.89 ID:1Fc2D9qmO
真美「途中で目覚めた真美が暴れたもんだから、ビニール紐でキツく」

律子「ストーップ!!!それ以上はダメ」

真美「え→!ここからが盛り上がるのに」

春香「そういう盛り上げかたはちょっと…」

やよい「ビニール紐で何するの?古新聞紙を束ねるのかなぁ?」

伊織「そうそう、それで正解」


163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:30:07.75 ID:1Fc2D9qmO
真美「つまんない→!」

律子「後で小鳥さんにはキツく言っておきます」

小鳥「…ムーンラブ」ブツブツ

春香「十分罰は受けてるように思えますけど…」

美希「よし、今度こそミキの番なの!」ガサガサ

伊織「やっと先が見えてきたわね」

美希「えっと…【病室】と【ニート】なの!えっ、ニート!?」

響「…似合うぞ」


165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:35:30.03 ID:1Fc2D9qmO
P「入るぞ」

美希「ど、どうぞ、なの」

P「調子はどう?」

美希「ボチボチかなぁ」

P「栄養バランス悪すぎだよ。だから何もしてないのに倒れるんだよ」

美希「ミ、ミキ、倒れても困らないもん!」

P「お前は困らなくても家族は困るんだよ。入院費用とかさぁ」

美希「お兄ちゃん払ってよ。けっこう稼いでるんでしょ?」

律子「あ、そういう関係だったのね」

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:39:53.80 ID:1Fc2D9qmO
P「退院したらちゃんと働けよ?もう何年仕事してないんだよ」

美希「た、たったの3年なの!」

響「うわぁ…」

美希「病室は退屈なの!だからPSP買ってほしいの!」

亜美「ヒドいね…」

P「またそうやって人の金を当てにする!」

美希「家族のお金はミキのお金なの!!」

伊織「最低ランクのニートね」

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:46:10.73 ID:1Fc2D9qmO
P「もう我慢の限界なんだよ!お前に寄生されることにこれ以上耐えられない!!」

美希「お兄ちゃんのケチー!」

律子「あれだけ言われて返す言葉が"ケチ"…」

あずさ「美希ちゃん、将来大丈夫かしら~?」

美希「ミキ、いまはやりたいことを探してるところなの!いつかきっとミキの才能を活かせる仕事が見つかるの!」

春香「典型的なニートだね…」

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:50:32.14 ID:1Fc2D9qmO
P「いい加減にしろ!」

美希「むー、お兄ちゃんの分からず屋!」

P「どっがだよ」

美希「…あっ!ミキ、いいことを思いついたの!」

やよい「しーろーいー、ドレースをー」

伊織「続きを歌わないの!」

美希「お兄ちゃん、女の子にモテないでしょ?」

173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 07:55:51.84 ID:1Fc2D9qmO
P「な、なんだよいきなり」

美希「アハッ。だからね、ミキ、チューくらいならしてあげてもいいよ?」

P「は?な、何を言って」

美希「ほら!チューしよ、お兄ちゃん!」カバッ

P「わっ!コラ!離れろミキ!」バタバタ

春香「は、離れなさい!」バタバタ

美希「チューするのー!」ジタバタ

律子「またこのパターン…」

183: また順番間違えた… 2012/03/22(木) 08:16:53.51 ID:1Fc2D9qmO
春香「はぁ…はぁ…まったく…」 

美希「ぜぇ…ぜぇ…あと5センチだったのに…」 

P「勘弁して下さい」 

やよい「次は私ですぅ!」 

伊織「そうねやよいね」 

やよい「引いちゃいますね」ガサガサ 

律子「まともなのお願いね」 

やよい「えっと…【デパート】と【婦警さん】ですぅ!」 

春香「やよいの婦警さんかぁ」 

響「楽しみだぞ!」

180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:09:19.87 ID:1Fc2D9qmO
律子「…」

P「…」

律子「…どっちでいきます?」

P「…何が?」

律子「園児とお父さん」

P「さすがの俺も園児はきつい…」

律子「じゃあお父さんで」

P「スマンな…」

伊織「アイツにも羞恥心はあったのね」

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:22:06.06 ID:1Fc2D9qmO
やよい「こらぁ!」

P「な、なんですか?」

やよい「ここは駐車しちゃいけない場所ですよぉ!」

千早「デパートよね?」

律子「外の道路?」

春香「そういうこと?」

P「5分くらい構わないじゃないですか!」

やよい「ダメでーっすぅ!!逮捕します!」

P「えっ!」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:29:32.54 ID:1Fc2D9qmO
P「路駐で逮捕っすか?」

やよい「ろちゅう?」

P「道路に勝手に駐車しとくこと」ボソッ

やよい「そうです!ろちゅうは逮捕です!いまは私がガイドブックですよぉ!」

春香「何を案内するの?」

伊織「たぶんだけど…ルールブックって言いたかったんじゃないかしら?」

千早「ああ、なるほど…」

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:35:19.65 ID:1Fc2D9qmO
P「厳しいっすよ!勘弁して下さいよ!」

やよい「ダメれす!手錠をかけさてもらえますか?」

P「いや、お願いされても困るんだけど…」

やよい「うっうー!手錠かけまーっすぅ!」

P「…」

やよい「…プロデューサー」

P「え、なに?」

やよい「少ししゃがんで下さい…」

P「あ、ごめん」スッ

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:38:56.39 ID:1Fc2D9qmO
やよい「やりましたぁ!逮捕完了ですぅ!」

伊織「おめでとう、やよい」パチパチ

千早「お見事だわ、高槻さん」パチパチ

響「やよいはカッコいいぞ!」パチパチ

亜美「いおりんもやよいっちには甘いんだよね→」

真美「一種の親バカだねぇ」

やよい「うっうー!」

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:47:10.11 ID:1Fc2D9qmO
あずさ「お疲れさま、やよいちゃん」

やよい「ありがとうございますぅ!」

響「次は雪歩だぞ」

雪歩「う、うん…」

真「…」チラッ

雪歩「はうぅ…」

律子「ほら、クジを引いて」

雪歩(今回こそは…今回こそは…)ガサガサ

真「オイデーオイデー」チョイチョイ

真美「まこちんがあちらの世界へ手招きしてる…」

雪歩「はわわ…えっと…【キッチン】【姉】ですぅ!やったぁ!!!」

真「…」ガクッ

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:52:48.88 ID:1Fc2D9qmO
雪歩「こーすもーすこっすもっす♪」

P「姉ちゃんご機嫌だね」

雪歩「うん!やっと普通にできるから!」

律子「雪歩も散々だったからねぇ…」

千早「前回もスベってたものね。私たちと違って」

春香「…」

伊織「…」

響「…そうだね」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 08:57:42.86 ID:1Fc2D9qmO
雪歩「極彩色はらりー♪」

P「…姉ちゃんさ」

雪歩「なぁに?」

P「泣いてるより笑ってる方が可愛いよ、やっぱり」

雪歩「え!?ななな…」

P「いや、そんなに驚かなくても…」

貴音「私も同感です」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:04:04.78 ID:1Fc2D9qmO
P「落ち込んでるより姉ちゃんより、楽しんでる姉ちゃんの方が俺は好きだな」

雪歩「おおおお姉ちゃんをからかわないの!まままったくこの子は…」プルプルプル…

春香「人間ってあんなに動揺できるものなんだね」

P「姉ちゃん料理も上手いんだね」

雪歩「え?えっと…そ、それなりにね」

P「姉ちゃんぜったいにモテるはずなんだけどなぁ。勿体無いよなぁ」

雪歩「…男の人怖いんだもん…仕方ないよ…」

204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:07:27.04 ID:1Fc2D9qmO
P「俺は怖くないだろ?」

雪歩「それは…慣れてるから…」

P「他の人にも慣れるよ」

雪歩「そう…かなぁ?私、変われるのかなぁ?」

P「本気で変わる気があればね」

律子「たまにマトモなこと言うのよね」

美希「それがまた憎たらしいの」

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:11:17.39 ID:1Fc2D9qmO
P「料理はこれで完成?」

雪歩「あ、うん…一応」

P「じゃあ運ぼうか」

雪歩「うん!」

P「コースモースコッスモッス♪」

雪歩「…ふふ」

律子(…まさか雪歩まで?)

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:15:57.33 ID:1Fc2D9qmO
雪歩「あの…p、p…君…」

P「どしたの?」

雪歩「えっと…お姉ちゃん…もっともっと頑張るから!」

P「…うん。期待してるよ、姉ちゃん」

雪歩「…えへへ。はい!」

伊織(やれやれ。ますます甘酸っぱくなりそうね、これは)

貴音「雪歩姉上様…などと」ボソッ

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:22:59.34 ID:1Fc2D9qmO
律子「お疲れさま」

雪歩「お疲れさまですぅ」

春香「いい笑顔だね、雪歩!」

雪歩「えへへ」

P「さて、いよいよ次で最後か」

響「キレイに締めてよね、律子」

律子「それはクジ次第ね」ガサガサ

あずさ「最後は何かしら~」

律子「…【会議室】と【新人】」

P「よし、いってみよう!」

212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:28:30.31 ID:1Fc2D9qmO
P「おいっ!」

律子「は、はい!」

P「秋月君、こんなことも出来ないのか。しっかりしてくれ!」

あずさ「あらあら~、聞いたことのあるセリフね~」

律子「す、すみません…」

P「まったく。近頃の新人は口ばかり達者なんだから」

律子「…」

P「おや?何かねその目は?」

律子「いえ、何でもありません…」

春香「演技とはいえ…」

千早「とてもレアな光景ね」

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:35:00.54 ID:1Fc2D9qmO
P「だいたいだねぇ、会社のパソコンでゲームをするなど言語道断だよ!」

小鳥「…」ピクッ

伊織「放心状態なのに反応してるわね」

律子「ゲ、ゲーム?」

P「なんだねこのアンジェリークというのは!」

律子「し、知りませんよ!」

P「言い訳をしない!」

小鳥「…」ピクピクッ

律子「ぐぬぬ…」

216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:43:00.25 ID:1Fc2D9qmO
美希「ミキ、お腹減っちゃったの」

春香「私も~」

伊織「食べに行きましょうか。あの2人はほっといて」

響「賛成だぞ!」

貴音「わたくし、身体がこってりした物を求めているのですが」

亜美「じゃあ中華?」

真美「いいね→!」

雪歩「真ちゃんと小鳥さんは…」

千早「そっとしておいてあげましょう」

やよい「うっうー!みんなでご飯ですぅ!」

あずさ「うふふ、女子会ね~」

ゾロゾロ
バタン

217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 09:46:50.15 ID:1Fc2D9qmO
律子「お言葉ですが!その件はあーなってそーなってこーなるんです!お分かりですか!」

P「あ、秋月君、落ち着いて…」

律子「お・わ・か・り・で・す・か!!!」

P「はい、すみません…」

小鳥「はい、すみません…」




真「オイデーオイデー」チョイチョイ



お し ま い